広陵町議会 2018-12-17
平成30年第4回定例会(第5号12月17日)
○
議長(
堀川季延君) ほかに
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
本案について、
反対者がありますので、
起立により
採決します。
議案第64号を
原案のとおり可決することに
賛成の
職員の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
議長(
堀川季延君)
起立10名であり、
賛成多数であります。
よって、
議案第64号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第65号、
特別職の
職員で
常勤のものの
給与及び
旅費に関する
条例の一部を
改正することについてを
議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
13番、
八尾議員!
○13番(
八尾春雄君)
反対の
立場で
討論をいたします。
特別職ですから、
労働基本権があるわけではございませんで、その
剥奪の
代償として
人勧を
準用するということ自体が誤りなわけですから、これはもうやめにしてもらいたい。極めて非論理的な対応でございます。
それから
二つ目に過去、
特別職の
報酬審議会というのが設置をされまして、その方々は今解任をされておりますけれども、その方々に対して
討論をお願いする、検討をお願いするということは今回はなされておりません。
人勧が出たからそれを
準用するということでやっておりますが、少し安易なのではないか。私は、
町長の
給料についても、また
退職金についてもいろいろな
議論があるということをきちんと
認識すべきだというふうに思っております。毎日乗っております軽トラの横に
町長の
退職金1,700万円は2分の1以下にしろということで
ステッカーを張って毎日行動しておりますが、この間も當麻のほうへ行ったときに、赤信号でとまっておったら、隣の車のおっちゃんが、「おい、その
ステッカーは何や」と声がかかりましたので、簡単に事情を説明しました。
町長というものは4年に1回
退職金を受けとることができるそうで、葛城市の市民の方でしたから、「
山下市長ももらってはりますやろ」と言ったら、えっと驚いておりましたけれども、そういう問題はやっぱり
住民の
理解もきちんとしなければいけないし、共感も得なければいけない。そりゃそうやで、あれだけ一生懸命働いているのにちゃんとしたらあかんがなという声を聞いているんだったら私は
賛成しますけれども、残念ながらそういうことにはなっておりません。
よって、
反対をいたします。
○
議長(
堀川季延君) ほかに
討論ありませんか。
12番、
笹井議員!
○12番(
笹井由明君)
議案第65号に
反対討論がありましたので、
賛成の
立場で
討論をさせていただきます。
特別職は、
常勤の
地方公務員でございます。当然ながら
特別職の
報酬審議会の諮問が今回についてはなかったという
指摘もあろうかと思いますけれども、長年の
人事院勧告によって、この
一定の
判断基準をもって
改正がなされるということにつきましては、諮問を割愛し、そしてまた
住民合意が図れるものと私は判断させていただいております。
ほかの理由については、先ほどの
議案第64号についてと同様でありますので、
異議なく
賛成をいたしたいと思います。以上です。
○
議長(
堀川季延君) ほかに
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
本案について、
反対者がありますので
起立により
採決します。
議案第65号を
原案のとおり可決することに
賛成の諸君の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
議長(
堀川季延君)
起立11名であり、
賛成多数であります。
よって、
議案第65号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第66号、
教育長の
給与、
勤務時間その他の
勤務条件に関する
条例の一部を
改正することについてを
議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
13番、
八尾議員!
○13番(
八尾春雄君) この
議案に対して、
反対討論を行いたいと思います。
議案第64号と第65号で
反対討論をるる述べました。同じ趣旨でございます。
以上です。
○
議長(
堀川季延君) ほかに
討論ありませんか。
12番、
笹井議員!
○12番(
笹井由明君)
議案第66号について
反対討論がございましたので、
賛成討論をさせていただきます。
教育長につきましては、
平成26年の
地方教育行政の組織及び
運営に関する法律によって、
教育長と
教育委員長が
一つとなっている関係で、現在
常勤の
特別職としての
地方公務員とされました。内容につきましては、
議案第64号及び第65号と同様の理由で
賛成とさせていただきます。
以上です。
○
議長(
堀川季延君) ほかに
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
本案について、
反対者がありますので
起立により
採決します。
議案第66号を
原案のとおり可決することに
賛成の諸君の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
議長(
堀川季延君)
起立11名であり、
賛成多数であります。
よって、
議案第66号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第67号、
一般職の
職員の
給与に関する
条例の一部を
改正することについてを
議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
お諮りします。
議案第67号は
委員長の
報告のとおり
原案可決することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第67号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第68号、
一般職の
任期付職員の
採用に関する
条例の一部を
改正することについてを
議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
お諮りします。
議案第68号は
委員長の
報告のとおり
原案可決することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第68号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第70号、
平成30年度
広陵町
一般会計補正予算(第4号)を
議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
11番、
谷議員!
○11番(谷 禎一君) 質問をさせていただきます。
先ほどの
委員長の
報告の中で
グリーンパレス内で
小規模保育を実施するに当たりということで、要は
現地調査ができていなかったということで、今年度中に行うということで聞いておりますが、その当時、
委員会では各部長が答えられております。この建物自体は実際どこが管理しているのか。といいますのは、今後
調査していってもらうのに当たって、その建物を実質的に管理しているところの部長なり、その現場の方がきちっと管理していってもらわないかんというふうなこともありまして、実際に
グリーンパレスとかの管理というのは、これは福祉のほうが管理するんですか。それとも企画のほうが管理するんですか。どこが管理するんですかということでお尋ねしたいと思います。
○
議長(
堀川季延君)
奥本総務文教委員長!
○
総務文教委員長(
奥本隆一君) 今の
谷議員の質問に対しましては、
理事者側の部長のほうから回答願いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○
議長(
堀川季延君) 奥田企画部長!
○企画部長(奥田育裕君) お答えをさせていただきます。
現在、
グリーンパレスにつきましては、所管は生活部の所管となってございます。
○
議長(
堀川季延君)
谷議員は総務文教委員でしたので、この案件は
総務文教委員会で
議論されて十分
審議を尽くしたはずなので、その辺を御
理解いただいた上での発言をよろしくお願いしたいと思います。
11番、
谷議員!
○11番(谷 禎一君)
総務文教委員会では、私の質問に関して各部長が答えなかったので、
町長が誰も答えないのであれば私が答えましょうということで手を挙げた経緯があります。実際に各施設を今後管理していく中で、施設の監督者というのがやっぱり責任を持って今後対処していっていただきたいという意味もありまして、今質問をさせていただきました。今回の
グリーンパレスに関して、生活部ということなので、生活部長、今回のこの分に関してどういうふうに考えているのかということもあわせて今お答え願えたらありがたいと思います。
○
議長(
堀川季延君)
奥本総務文教委員長に一応返しますけれども。
○
総務文教委員長(
奥本隆一君) 生活部長から
答弁してくれということですので、よろしくお願いいたします。
○
議長(
堀川季延君) 北橋生活部長!
○生活部長(北橋美智代君)
委員会のほうでお答えできなかったので、こちらのほうで答えろということなので、お答えをさせていただきますが、今後の管理云々につきましては、指定管理等が今検討されておりますので、そちらのほうで検討をしていただけるものというふうに
理解をしております。今現在起こっておりますものにつきましては、
議員皆様御承知のとおり、現職に私、今つきましたのは10月1日でございます。その時点ではまだ小規模をされるということで問題なく進めておられるというふうに聞いておりました。ただ、10月1日就任してすぐぐらいに利用者の方から講座室のほうが使えなくなるので代替案が欲しいというふうなことで館長のほうから説明を受けまして、どういうふうにすればいいのかというふうなことを検討はさせていただいておりました。
今、増築されているという部分につきましては、私が
認識しましたのは、全員協
議会が終わりまして、小規模の保育施設をつくるに当たり、再度申請するに当たって現場等を確認された段階で全然増築されているのではないかということで相談を受けたので、その時点で
認識させていただきましたので、10月末ぐらいに
認識をさせていただきました。
小規模保育施設をどうしてもというか、4月に開園したいという強い意向のほうがありましたので、どうすればいいのかということで、現場としては何らかの理由で増築をされているので講座室等もなくなることから、できれば現存のまま使いたいという意向もありましたが、なかなかそれも復旧をさせる12条の構成を出すのも少し無理な事例も出ましたので、どうにか解体ということでさせていただいたというのが現実でございます。ただ今後の
グリーンパレスにつきましては、
公共施設の利用の再計画というところで、企画のほうで検討をしていただいているところではございます。
以上です。
○
議長(
堀川季延君) 松井副
町長!
○副
町長(松井宏之君) 全体的な
公共施設の管理につきましては、一応所管の部署のほうで、その施設をそれぞれ管理するという形では進んでおります。ただ、
谷議員御
指摘のように、
公共施設、当初の確認申請から今の
グリーンパレスのように変更がされているというような施設がほかにも見受けられるという部分がございますので、御
指摘ありましたように、
公共施設については、全体的に見直すということで、今のような状態でいらうようになってからもその変更が出てくるというんじゃ
なしに、従前からの当初から変更されているという施設を確認させてもらって、何かいらうときには必ずそういう12条の是正をしていかなければならないということで、今後は
公共施設の見直しという形で進ませていただきたいと思います。
○
議長(
堀川季延君) ほかに
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
13番、
八尾議員!
○13番(
八尾春雄君) きょうの本
会議で
採決をした
議会議員の報酬、それから
町長、副
町長の報酬、
教育長の報酬、いずれも納得のできない
提案がこの
補正予算の中に入っておりますので、
反対します。
○
議長(
堀川季延君) ほかに
討論ありませんか。
5番、山村
議員!
○5番(山村
美咲子君)
賛成の
立場で意見を述べさせていただきます。
この
補正予算の中には、
待機児童を出さないための
小規模保育を実施するため、
グリーンパレスの改修をするための
予算が含まれており、また台風被害に遭われた農家に対する補助金も含まれておるところでございます。
住民の方々に対して重要な
補正予算の内容でございますので、
賛成とさせていただきます。
○
議長(
堀川季延君) ほかに
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
本案について、
反対者がありますので
起立により
採決します。
議案第70号を
原案のとおり可決することに
賛成の諸君の
起立を求めます。
(
賛成者起立)
○
議長(
堀川季延君)
起立11名であり、
賛成多数であります。
よって、
議案第70号は
原案のとおり可決されました。
次に、
日程2番、
議案第69号、第71号及び第72号を
議題とします。
本案について、
厚生建設委員会委員長より
委員会の
審査の結果について、
報告願うことにします。
坂野厚生建設
委員長!
○厚生建設
委員長(坂野佳宏君) 厚生建設
委員会は、10日の本
会議において付託されました、3
議案につきまして、13日に
委員会を開き、慎重に
審査しましたので、その結果を御
報告申し上げます。
まず初めに、
議案第69号、
広陵町
地区計画区域内における
建築物の制限に関する
条例の一部を
改正することについては、馬見南5丁目の地区計画に関しての
条例を制定するに当たり、都市計画審
議会で承認されたが、議決を得て町では何ができるのか。また、該当地域にお住まいの
住民からの
賛成を100%得なければならないのではないかとの
質疑に対し、
議会の承認を得ることで、都市計画法と建築基準法の整合性が図れ、地区計画の規制を確実に進めることができる。地域アンケートでは90%以上の
賛成があり残りの10%は
反対ではなく、さらに厳しい地区計画を要望する意が込められたものであるとの
答弁がありました。
その他、各委員から
質疑があり、適正な
答弁を受け、
反対意見もなく、
採決の結果、何ら
異議なく、
全員一致で、可決すべきものと決しました。
次に、
議案第71号、町道の
路線認定については、笠29号線の幅員のみ最小4.45メートルとなっているが、町道認定するにおいて制限があるのではないかとの
質疑に対して、1,000平米以下35メートル以内は4メートルで許可が可能である。町は、6メートル以上幅員をとっていただくよう指導をしているとの
答弁がありました。
その他、各委員から
質疑があり、適正な
答弁を受け、
反対意見もなく、
採決の結果、何ら
異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
次に、
議案第72号、山辺・
県北西部広域環境衛生組合の規約変更については、
質疑及び
反対意見もなく、
採決の結果、何ら
異議なく、
全員一致で可決すべきものと決しました。
以上、簡単ではありますが、厚生建設
委員会の
審査の結果
報告といたします。
○
議長(
堀川季延君) ありがとうございました。
ただいまの
委員長報告に対し、各
議案ごとに
審議します。
それでは、
議案第69号、
広陵町
地区計画区域内における
建築物の制限に関する
条例の一部を
改正することについてを
議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
お諮りします。
議案第69号は、
委員長の
報告のとおり
原案可決することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第69号は、
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第71号、町道の
路線認定についてを
議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
お諮りします。
議案第71号は、
委員長の
報告のとおり
原案可決することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第71号は、
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第72号、山辺・
県北西部広域環境衛生組合の規約の変更についてを
議題とします。
先ほどの
委員長報告に対し、
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
お諮りします。
議案第72号は、
委員長の
報告のとおり
原案可決することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第72号は、
原案のとおり可決されました。
次に、
日程3番、
議員提出議案第13号、
認知症施策の推進を求める
意見書については、
坂野議員から提出され、所定の
賛成者があり、成立しておりますので、これより
議題とします。
朗読させます。
局長!
○
議会事務局長(田村 猛君) 朗読
○
議長(
堀川季延君)
本案について、
提案趣旨の説明をお願いします。
6番、
坂野議員!
○6番(坂野佳宏君) それでは、朗読いたします。少し長いですが、ゆっくりと読ませていただきます。
認知症施策の推進を求める
意見書。
世界に類例を見ないスピードで高齢化が進む我が国において、認知症の人は年々ふえ続けている。2015年に推計で約525万人であったものが、2025年には推計で700万人を突破すると見込まれている。認知症は、今や誰でも発症する可能性があり、誰もが介護者となり得るため、
認知症施策の推進は極めて重要である。また、
認知症施策の推進に当たっては、認知症と診断されても、尊厳をもって生きることができる社会の実現を目指し、当事者の意思を大切にし、家族等も寄り添っていく姿勢で臨むことが重要であるとともに、「若年性認知症」など、これまで十分に取り組まれてこなかった課題にも踏み込んでいく必要がある。さらに、
認知症施策に関する課題は、今や医療・介護だけでなく、地域づくりから生活支援、教育に至るまで多岐にわたっている。よって政府におかれては、
認知症施策のさらなる充実、加速化を目指し、基本法の制定も視野に入れた、下記の事項に取り組むことを強く求める。
1.国や
自治体を初め企業や地域が力を合わせ、認知症の人やその家族を支える社会を構築するため、
認知症施策を総合的かつ計画的に推進する基本法を制定すること。
2.認知症診断直後は、相談できる人がいないといった人が多く存在しており、診断直後の空白期間が生じている。この空白期間については、本人が必要とする支援や情報につながることができるよう、認知症サポーターの活用やガイドブックを作成することによる支援体制の構築を図ること。
3.若年性認知症の支援については、若年性認知症支援コーディネーターの効果的・効率的な活動を推進するため、コーディネーターに対する研修など支援体制を整備するとともに、本人の状態に応じた就労継続や社会参加ができる環境の整備を進めること。
4.認知症の全国規模の疫学
調査と疾患登録に基づくビッグデータの活用を通し、有効な予防法や行動・心理症状に対する適切な対応など
認知症施策の推進に取り組むこと。また、次世代認知症治療薬の開発・早期実用化や最先端の技術を活用した早期診断法の研究開発を進めるとともに、認知症の人の心身の特性に応じたリハビリや介護方法に関する研究を進めること。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
平成30年12月17日 奈良県
広陵町議会。
宛て先、内閣総理大臣、厚生労働大臣、衆議院
議長、参議院
議長。
以上です。
○
議長(
堀川季延君) これより
本案について
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
お諮りします。
議員提出議案第13号は、
原案のとおり可決することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第13号は、
原案のとおり可決されました。
次に、
日程4番、
議員提出議案第14号、
寡婦控除等の
適用対象を未婚の
ひとり親世帯まで拡大することを求める
意見書については、
奥本議員から提出され、所定の
賛成者があり成立しておりますので、これより
議題とします。
朗読させます。
局長!
○
議会事務局長(田村 猛君) 朗読
○
議長(
堀川季延君)
本案について、
提案趣旨の説明をお願いします。
10番、
奥本議員!
○10番(
奥本隆一君) この件に関しましては、先日、国会においても答えが出されておるんですけれども、
広陵町議会から提出されたと考えるもので、
意見書の朗読をもってかえさせていただきます。
寡婦控除等の
適用対象を未婚の
ひとり親世帯まで拡大することを求める
意見書。
配偶者と死別または離婚した後、再度婚姻せずに子供を養育する者は、所得税法上の寡婦控除または寡夫控除(以下「
寡婦控除等」という)の適用により、
一定の所得控除を受けることができるが、当初から未婚のまま子供を育てている
ひとり親世帯には適用されていない。未婚の
ひとり親世帯は、
寡婦控除等が適用される世帯と同収入であっても、課税の基準となる所得金額が高くなるため、所得税及び
住民税の負担が重くなる。
また、所得金額は公営住宅の家賃や保育料等の算定の基準とされており、
寡婦控除等が適用されない未婚の
ひとり親世帯には不利な扱いとなっている。このような中、一部の地方公共団体では、保育料等の算定において
寡婦控除等のいわゆる「み
なし適用」を独自に行う軽減措置を講じており、国も、
平成28年に公営住宅の家賃、本年9月からは保育料の算定基準においてみ
なし適用を実施しているところであり、所得税等においても負担の不均衡の解消が求められている。
よって、本
議会は、国会及び政府において、子育てを行っているひとり親に対する
制度的な公平性を確保するため、早期に法律を
改正し、
寡婦控除等の
適用対象を未婚の
ひとり親世帯まで拡大するよう強く要請する。
地方自治法第99条の規定により、上記のとおり
意見書を提出します。
平成30年12月17日 奈良県
広陵町議会。
衆議院
議長 大島理森様、参議院
議長 伊達忠一様、内閣総理大臣 安倍晋三様、総務大臣 石田真敏様、財務大臣 麻生太郎様、厚生労働大臣 根本匠様。
以上でございます。
○
議長(
堀川季延君) これより
本案について
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
質疑がないようですので、
質疑を打ち切り、
討論に入ります。
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
討論がないようですので、
討論を打ち切り、
採決します。
お諮りします。
議員提出議案第14号は
原案のとおり可決することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
堀川季延君)
異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第14号は、
原案のとおり可決されました。
以上で、本日の
議事日程は、全て終了しましたので、これで
会議を閉じます。
本
定例会に付議されました事件は、全て終了しました。
平成30年第4回
定例会は、これにて閉会します。
(A.M.11:10閉会)
以上、
会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。
平成30年12月17日
広陵町議会議長 堀 川 季 延
署名
議員 吉 田 信 弘
署名
議員 山 田 美津代...