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03月20日-03号

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  1. 王寺町議会 2018-03-20
    03月20日-03号


    取得元: 王寺町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-20
    平成30年  3月 定例会          平成30年第1回定例会                         平成30年3月20日                         午前10時 開議議事日程日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 (議第3号)平成30年度王寺町一般会計予算について                  (当初予算審査特別委員会付託案件)日程第3 (議第4号)平成30年度王寺町国民健康保険特別会計予算について                  (当初予算審査特別委員会付託案件)日程第4 (議第5号)平成30年度王寺町後期高齢者医療特別会計予算について                  (当初予算審査特別委員会付託案件)日程第5 (議第6号)平成30年度王寺町下水道事業特別会計予算について                  (当初予算審査特別委員会付託案件)日程第6 (議第7号)平成30年度王寺町介護保険特別会計予算について                  (当初予算審査特別委員会付託案件)日程第7 (議第8号)平成30年度王寺町水道事業会計予算について                  (当初予算審査特別委員会付託案件)日程第8 (議第9号)平成29年度王寺町一般会計補正予算(第7号)について                    (総務文教常任委員会付託案件)日程第9 (議第10号)平成29年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について                   (くらし環境常任委員会付託案件)日程第10 (議第11号)平成29年度王寺町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について                   (くらし環境常任委員会付託案件)日程第11 (議第12号)平成29年度王寺町下水道事業特別会計補正予算(第2号)について                   (くらし環境常任委員会付託案件)日程第12 (議第13号)王寺町宿泊施設の誘致に関する条例の制定について                    (総務文教常任委員会付託案件)日程第13 (議第14号)王寺町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の制定について                   (くらし環境常任委員会付託案件)日程第14 (議第15号)指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について                   (くらし環境常任委員会付託案件)日程第15 (議第16号)王寺町印鑑条例及び王寺町手数料徴収条例の一部を改正する条例について                   (くらし環境常任委員会付託案件)日程第16 (議第17号)王寺町附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例について                    (総務文教常任委員会付託案件)日程第17 (議第18号)一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について                    (総務文教常任委員会付託案件)日程第18 (議第19号)王寺町税条例の一部を改正する条例について                    (総務文教常任委員会付託案件)日程第19 (議第20号)王寺町学童保育所条例の一部を改正する条例について                   (くらし環境常任委員会付託案件)日程第20 (議第21号)王寺町介護保険条例の一部を改正する条例について                   (くらし環境常任委員会付託案件)日程第21 (議第22号)王寺町国民健康保険条例の一部を改正する条例について                   (くらし環境常任委員会付託案件)日程第22 (議第23号)王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について                   (くらし環境常任委員会付託案件)日程第23 (議第24号)王寺町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について                   (くらし環境常任委員会付託案件)日程第24 (議第25号)王寺町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について                    (総務文教常任委員会付託案件追加議事日程日程第25 常任委員会の閉会中の所管事務調査及び議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査について日程第26 議会改革特別委員会の閉会中の継続調査について日程第27 義務教育学校の設置検討調査研究特別委員会の閉会中の継続調査について          王寺町議会会議録      平成30年第1回定例議会(第3日)開会日時    平成30年3月20日         午前10時00分閉会日時    平成30年3月20日         午後2時25分場所      王寺町議会議場出席議員(議席順)  1番  北村達夫   2番  嶋内晴三  3番  小山郁子   4番  大久保一敏  5番  伊藤隆明   6番  沖 優子  7番  松岡成行   8番  鎌倉文枝  9番  中川義弘  10番  楠本 勝 11番  幡野美智子 12番  西本集一欠席議員 なし地方自治法第121条の規定により出席した者 町長        平井康之     副町長       平岡秀隆 教育長       梅野満雄     理事        中野 衛 総務部長      古川義富美    住民福祉部長    浅井克矢 地域整備部長    植野善信     水道部長      井関 勇 教育次長      中井一喜     地域整備部理事   渡邉義明 総務部参事     清川 実     住民福祉部参事   森田眞弓会議に従事した事務局職員      吉川事務局長        山内書記 ○議長(楠本) 皆さん、おはようございます。 本日、第1回定例会3日目です。 ただ今の出席数は12名で定足数に達しています。よって、第1回定例会3日目は成立しましたので開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 平井町長、挨拶を願います。 ◎番外1番(平井町長) 議長。(発言の挙手) ○議長(楠本) はい、平井町長。 ◎番外1番(平井町長) さて、本日は第1回定例本会議の最終日でございます。議員の皆様方のご出席をいただき、まことにありがとうございます。 本定例会にご提案申し上げました案件につきまして、それぞれご審議をいただき、承認あるいは委員会において可決すべきものと決していただいき、まことにありがとうございます。 どうか慎重審議を賜り、ご議決いただきますことをお願い申し上げまして、開会に当たりましての挨拶といたします。よろしくお願いします。 ○議長(楠本) 本日の議事日程を議会運営委員長より報告を願います。 中川委員長、登壇の上、報告を願います。 ◆議会運営委員長(中川) 登壇 中川です、9番。 本日、議事日程及び議案の取り扱い方法についてご報告申し上げます。 日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、議第3号、平成30年度王寺町一般会計予算について、付託案件。日程第3、議第4号、平成30年王寺町国民健康保険特別会計予算について、付託案件。日程第4、議第5号、平成30年度王寺町後期高齢者医療特別会計予算について、付託案件。日程第5、議第6号、平成30年度王寺町下水道事業特別会計予算について、付託案件。日程第6、議第7号、平成30年度王寺町介護保険特別会計予算について、付託案件。日程第7、議第8号、平成30年度王寺町水道事業会計予算について、付託案件。日程第8、議第9号、平成29年度王寺町一般会計補正予算(第7号)について、付託案件。日程第9、議第10号、平成29年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、付託案件。日程第10、議第11号、平成29年度王寺町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、付託案件。日程第11、議第12号、平成29年度王寺町下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、付託案件。日程第12、議第13号、王寺町宿泊施設の誘致に関する条例の制定について、付託案件。日程第13、議第14号、王寺町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の制定について、付託案件。日程第14、議第15号、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、付託案件。日程第15、議第16号、王寺町印鑑条例及び王寺町手数料徴収条例の一部を改正する条例について、付託案件。日程第16、議第17号、王寺町附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例について、付託案件。日程第17、議第18号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、付託案件。日程第18、議第19号、王寺町税条例の一部を改正する条例について、付託案件。日程第19、議第20号、王寺町学童保育所条例の一部を改正する条例について、付託案件。日程第20、議第21号、王寺町介護保険条例の一部を改正する条例について、付託案件。日程第21、議第22号、王寺町国民健康保険条例の一部を改正する条例について、付託案件。日程第22、議題23号、王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、付託案件。日程第23、議第24号、王寺町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について、付託案件。日程第24、議題25号、王寺町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について、付託案件。日程第25、常任委員会の閉会中の所管事務調査及び議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査について、即決。日程第26、議会改革特別委員会の閉会中の継続調査について、即決。日程第27、義務教育学校の設置検討調査研究特別委員会の閉会中の継続調査について、即決。 以上のとおりでございますが、日程第2、議第3号から日程第24、議第25号までの当初予算審査特別委員会及び各常任員会に付託された案件については、それぞれ委員長からの一括報告とし、質疑、討論及び採決については各議案ごとに行います。 以上のように議会運営委員会において決定いたしましたので、よろしくお願いいたします。 以上をもって報告を終わります。 ○議長(楠本) お諮りします。議事日程等については、ただ今の議会運営委員長の報告どおり決定したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、ただ今の委員長の報告どおり決定しました。 これより、日程外ですが、会期中の行政報告及び教育行政報告に入ります。 町長より、会期中の行政報告を願います。 平井町長、登壇の上、報告を願います。 ◎番外1番(平井町長) 登壇 それでは、私のほうから会期中の行政報告をさせていただきます。 3月10日でございます。白鳳短期大学の卒業証書、学位記授与式並びに専攻科の修了式が行われております。 同日、王寺町笑いでつくるまちづくりシンポジウム文化福祉センターで開催し、私もパネラーとして参加をさせていただきました。このシンポジウムでは、王寺町子ども落語教室の10周年記念事業として、子ども落語を初め、大喜利や子ども落語教室講師の桂九雀さん、桂福丸さんと、ゲストでお越しいただきました春風亭昇太さんによる落語会が披露されまして、満員となったホールは終始笑いであふれておりました。 11日でございます。奈良県立大学と王寺町観光協会の連携事業として、「聖徳太子ゆかりの里フォトロゲ2018~雪丸が1400年をナビゲート~」を開催し、好天の中、東京都や愛知県等からの遠方からの参加者を含む149名の方々が、チェックポイントとなっている町内外の観光スポットをめぐられました。また、王寺駅北エリア活性化モデル事業として、雪丸おさんぽフェスタ王寺らーめんトライアル、さらに王寺マルシェを同時開催し、町中全体の回遊効果を図り、にぎわいを創出いたしたところであります。 14日でございます。奈良県町村会の定期総会が開催されておりまして、自治功労者表彰等が行われております。 15日でございます。町内2中学校の卒業式が行われております。王寺中学校が104名、南中学校が79名、合計183名の皆さんが卒業されました。 16日でございます。町内の3幼稚園の卒園式が行われております。王寺幼稚園が38名、王寺北幼稚園が19名、王寺南幼稚園が38名、合計95名の園児たちが卒園式を迎えられました。 同じく16日でございます。王寺町社会福祉協議会の理事会が開催されておりまして、平成30年度事業計画と予算等が承認されております。 17日でございます。町内3小学校の卒業式が行われております。王寺小学校が94名、王寺北小学校が52名、王寺南小学校が44名、合計190名の小学校生の生徒の皆さんが卒業されました。 18日でございます。歴史リレー講座「大和の古都はじめ」を地域交流センターで開催いたしております。第42回として三輪明神大神大社の権禰宜の山田浩之氏に「神まつりの祖形と展開-大和・三輪山を中心に-」をテーマに講演をいただきました。町、県内外から208名の方の参加をいただきました。 私のほうから以上でございます。 ○議長(楠本) 次に、教育長より会期中の教育行政報告を願います。 梅野教育長、登壇の上、報告を願います。 ◎番外(梅野教育長) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(楠本) はい、梅野教育長。 ◎番外(梅野教育長) 登壇 それでは、私のほうから会期中の教育行政報告をいたします。 3月12日、平成29年度王寺町寺子屋塾、雪丸サポートスクール中学生の部の閉講式を開催しております。また、13日火曜日には、小学生の部の閉講式を開催しております。小学校、中学校それぞれの閉講式では、子どもたちから1年間を振り返った作文の発表があり、スタッフの方々からは励ましのメッセージを送っていただいております。来年度も今まで以上に学習する力をつけるよう、引き続き雪丸サポートスクールへの参加を呼びかけております。 以上でございます。 ○議長(楠本) ただ今の町長及び教育長の会期中の行政報告に対する補足説明を求められる方、ご発言願います。     (なしの声) ○議長(楠本) ないようですので、以上をもって会期中の行政報告を終わります。 続きまして、日程外ですが、会期中の各委員長報告に入ります。 総務文教常任委員会から委員会審査報告書の提出がありましたので、委員長報告を願います。 鎌倉委員長、登壇の上、報告を願います。 ◆総務文教常任委員長(鎌倉) はい。(発言の挙手) ○議長(楠本) はい、鎌倉委員長。 ◆総務文教常任委員長(鎌倉) 登壇 8番、鎌倉です。 議長のご指名でございますので、委員長報告を申し上げます。 総務文教常任委員会の報告を申し上げます。 まず、付託外案件1、王寺町新総合計画策定の進捗状況について報告を受けております。 最新の住民ニーズを把握するため、平成29年10月に実施した住民アンケート調査結果と4年前に実施した同様のアンケート結果との比較分析をされたとのことです。分析の結果、主な特徴として町の施策に対する住民の満足度を指標化したスコア値について4年前のものと比較したところ、施策・取り組みに対する満足度が上昇していたとの報告を受けております。また、王寺町の課題やそれに対する取り組みなどについて語っていただく住民参加型のワークショップ、未来会議を平成29年11月25日、12月2日、12月9日の3回にわたり開催し、公募の住民15名、学生5名、職員5名、ファシリテーター5名の合計30名が参加され、まちづくり目標をテーマにグループに分かれ議論されたとのことです。未来会議で出された課題や取り組みについては、取りまとめて今後基本計画への反映を検討していくとのことです。 また、総合計画策定に関する今後のスケジュールについて説明があり、今後、基本計画の加筆・修正の後、本年7月から9月に庁内で検討し、基本計画(案)を総合計画審議会で審議の後、9月に総合計画全体のパブリックコメントを実施、11月に総合計画の最終的な案を総合計画審議会に諮り、本年12月定例会で議会へ報告されるとの説明を受けております。 次に、付託外案件2、王寺町防災拠点施設(第5分団屯所)整備工事について報告を受けております。 まず、第5分団屯所の建て替えについては、28年度に緊急防災・減災事業債を活用して予算計上を行いましたが、国道168号の道路拡幅計画線の確定が延びたことから29年度に繰越明許を行い、その後、道路拡幅計画線が確定し、29年度に工事を実施されたとのことです。建物は2階建て、1階に詰所、車庫、トイレ、2階に会議室、湯沸かし室、物置、トイレで総床面積147.5平方メートル、敷地面積259.52平方メートルとなっております。駐車場地下に容量40トンの防火水槽を備え、建設費は4,341万6千円との報告を受けております。 なお、委員会終了後、現場視察を行っております。 次に、付託外案件3、達磨寺方丈保存修復事業について報告を受けております。 奈良県指定文化財である達磨寺方丈が1667年の建立から350年以上が経過し、建物が全体的に傾斜していることから、半解体修理を実施されるとのことです。 事業計画では、平成29年度から31年度までの3カ年で実施するもので、事業費として2億1千万円を見込まれております。この事業費の60%が県補助金、20%が町補助金、残りの20%が所有者負担となり、町の補助金については、ふるさと寄附金を原資とした町文化財保護基金を充てられるとの説明を受けております。 次に、付託外案件4、(仮称)泉の広場防災センター新築工事の進捗状況について報告を受けております。 全棟のくい工事が完了し、防災センター棟、体育館棟の地中ばりが完成し、体育館棟では1階柱と1階柱壁の型枠工事を完了しており、工事の進捗率は15.0%で、予定どおり進捗しているとのことです。また、今後の工事の状況としては、体育館棟ではキャットウオーク、倉庫及びエントランス部分の2階のはりの型枠設置工事の後、鉄筋組み立て工事を施工し、防災センター棟は1階柱の鉄筋組み立て工事を施工中で、配筋検査が完了した部分から型枠設置工事を施工するとの報告を受けております。 次に、その他所管事項といたしまして、委員より、昨今、多発している詐欺について、役場としての対応はどのようにされているのかとの質疑があり、王寺町を含む西和警察署管内で役場職員や金融機関の職員を名乗り、還付金等があると言ってお金をだまし取る詐欺が多発している。警察と情報共有しながら、町としては引き続き安全安心メールで注意喚起を促していくとの回答がありました。 以上、総務文教常任委員会の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(楠本) 続きまして、くらし環境常任委員会から委員会審査報告書の提出がありましたので、委員長報告を願います。 小山委員長、登壇の上、報告を願います。
    くらし環境常任委員長(小山) はい。(発言の挙手) ○議長(楠本) はい、小山委員長。 ◆くらし環境常任委員長(小山) 登壇 3番、小山です。 それでは、くらし環境常任委員会の報告を申し上げます。 まず、付託外案件1、平成29年度王寺町公共下水道事業及び上水道事業の進捗状況について報告を受けております。 まず、下水道事業の進捗状況について説明があり、本町総合ポンプ場電気設備更新工事については、債務負担行為による2カ年工事であり、平成29年度分の機器製作は完了し、進捗率については約25%とのことです。 本町総合ポンプ場緊急遮断弁更新工事については、機器を工場で製作期間中であり、進捗率については約30%とのことです。 汚水1-27号線管渠築造工事については、平成29年12月20日に入札を行い、株式会社楠本工務店王寺営業所が落札し、進捗率については約80%とのことです。 花山マンホールポンプ設備工事については、先ほどの汚水1-27号線管渠築造工事とともに入札を行い、株式会社第一テクノ関西支店が落札し、進捗率については約50%とのことです。 汚水21-3号線管渠築造工事については、平成30年1月24日に入札を行い、北川工務店が落札し、進捗率については約90%とのことです。 次に、上水道事業の進捗状況について説明があり、中央監視制御設備更新工事については、県営水道100%へ向けた関連工事であり、水道部事務所移転にあわせて監視制御設備及びテレメータ盤を本格稼動させており、進捗率については約90%とのことです。 県道畠田藤井線配水管改良工事については、配水管布設工事は完了しており、進捗率については約90%とのことです。 国道168号配水管布設工事(その1)(その2)については、奈良県が施工する道路改良工事の進捗に合わせて平成30年度に発注を予定しているとのことです。 次に、付託外案件2、平成30年度王寺町公共下水道事業及び上水道事業の計画について報告を受けております。 まず、下水道事業について、本町総合ポンプ場電気設備更新工事については債務負担行為による2カ年工事であり、引き続き電気・計装設備の更新を行い、平成30年度末に完成を予定しているとのことです。 次に、11-8-3号線管渠築造工事については、公共下水道未普及区域を整備する工事であり、下期に発注を予定しているとのことです。 次に、上水道事業について、第一浄水場西側法面補強工事については、現在あるのり面の吹つけモルタル補強工事であり、下期に発注を予定しているとのことです。 次に、県道畠田藤井線配水管改良工事については、老朽管更新計画に基づく平成27年度からの継続事業で、上期に発注を予定しているとのことです。 次に、中区連絡管布設工事については、低区配水範囲を中区配水範囲に切り替えのできる連絡管を布設する工事であり、上期に発注を予定しているとのことです。 次に、藤井2丁目地内配水管改良工事については、平成28年度の継続工事であり、下期に発注を予定しているとのことです。 次に、国道168号配水管布設工事(その1)(その2)については、奈良県が施工する道路改良工事の進捗に合わせて、上期に発注を予定しているとのことです。 委員から、老朽管改良工事について、老朽管とはどの程度の年月がたったときに老朽管とみなすのか、1年間で計画される老朽管の改良工事の必要度は毎年継続されるのか、災害のとき配水管がどの程度の震度に対応ができるのかとの質問があり、まず、老朽管の定義は、耐用年数40年を経過した管路を老朽管とし、配水管の持つエリア等で優先度を決めているとのことです。また、災害時には、第2浄水場の配水池に緊急遮断弁があり、震度5強以上になれば自動で閉まり、水の確保ができるようになっているとの説明を受けております。 次に、付託外案件3、県域水道一体化について報告を受けております。 奈良県が現在進めている県域水道一体化の内容について、本年3月県議会での説明資料に基づき説明を受けております。 内容については、県域水道一体化の構想の概要、今後の検討体制とスケジュールの説明があり、県域水道一体化検討会が設置され、情報収集に努められるとのことです。本構想にあっては、王寺町にメリットがあるのか見きわめ、一体化への参画も含め、今後も当委員会にて進捗の説明を行うとのことです。 次に、付託外案件4、平成29年度町内要望土木工事の進捗状況について、資料に基づき12月以降の進捗説明を受けております。 要望の進捗率は、道路新設改良費、道路維持費、水路費とも100%執行しているとの説明を受けております。 次に、付託外案件5、台風21号に係る災害復旧の現状について、資料に基づき説明を受けております。 清川五番館付近の葛下川堤防の復旧については、河川管理者である奈良県において復旧作業が進められ、3月中に大型土のうを積むことで出水期に備え、抜本的な河川改修についての検討業務も開始されたとのことです。 次に、藤井地区について説明があり、グランデージ王寺裏の大和川堤防の復旧については、国庫補助事業として堤防のり面の復旧及び盛り土工事に着手されており、復旧工事は町で実施され、間もなく完了するとのことです。藤井墓地の裏山土砂崩れの復旧については、県の補助金を受け、砂防堰堤をつくることで土砂災害に備えるとのことで、工事費を平成30年度の予算に計上しているとのことです。 また、大和川及び葛下川の河川改修における国の平成29年度補正予算の状況についての報告があり、大和川藤井地区河川改修については、国の直轄事業として総額8億1千万円が計上され、河道掘削が近畿地方整備局により実施される予定で、葛下川河川改修については、国費配分額として総額2億9,600万円が計上され、奈良県において大和川水系葛下川・広域河川改修事業として実施される予定であるとの説明を受けております。 次に、付託外案件6、国道168号事業進捗について説明を受けております。 国道168号の取り組み状況については、今年度に補償調査や金額提示を実施したものが述べ件数で21件。そのうち用地の契約を締結できた件数が3件。また、工事については、本町4丁目地内で約170メートルの区間において、歩道整備や電線類の地中化の工事に着手しているとの報告を受けております。 次に、付託外案件7、王寺町都市計画マスタープラン及び王寺町立地適正化計画の策定について、資料に基づき説明を受けております。 両計画については、3月1日に王寺町都市計画審議会において承認されたとのことです。 委員から、畠田駅前広場の整備の必要性について質問があり、畠田駅周辺の銀行やスーパーなどを利用される人や、駅を利用される人と車が交錯する危険な状態であるため、安全対策が重要であると考えている。また、公共交通においても王寺町は北葛4町の窓口であるため、畠田駅からバスにより各町への乗入れも検討したいと考えているとの回答を受けております。 次に、付託外案件8、大和都市計画公園王寺東公園の区域の変更及び王寺1丁目公園の追加について、資料に基づき説明を受けております。 都市計画公園の変更については、地元説明会を3回開催され、平成30年1月22日から2月5日の間で計画案の公告・縦覧を実施されたところ25件の意見書の提出があり、3月1日に王寺町都市計画審議会において承認されたとのことです。 委員から、追加する王寺一丁目公園の形状について質問があり、現況道路のある南側が公園への入り口となるとの回答を受けております。 次に、付託外案件9、王寺駅周辺地区まちづくり基本構想(案)について、資料に基づき説明を受けております。 2月18日に久度地区自治会長を対象とした意見交換会を開催されたとのことです。今後は3月16日から30日の間でパブリックコメントを実施し、基本構想を策定するとのことです。 次に、付託外案件10、空き家等対策の取り組みについて、資料に基づき説明を受けております。 まず、適正管理について、平成27年に実施した調査で把握した物件293件を対象に、平成29年度に再調査したことや、所有者等へ適正管理を行うよう助言を行っていること。また、空き家の所有者等へ利活用の意向調査を実施したこと。 さらに、新規事業として平成30年度から老朽化した空き家に対して除却補助を実施していきたいといった報告を受けております。 次に、付託外案件11、王寺ミラクル100事業について、資料に基づき説明を受けております。 女性のライフステージに応じた取り組みとして、起業したい女性には、起業講座や王寺マルシェを開催、また就職したい女性には、ウオーミングアップ講座やキャリアアップ講座等を開催、地域貢献したい女性には、女性交流会を通じて情報交流できる場づくりに取り組まれているとの報告を受けております。 また、王寺町女性活躍支援センターの設置により、テレワークで働ける環境づくりにも取り組んでいるとの報告を受けており、さらに町での取り組みのほかにも奈良県労働局と連携しながら女性の就業しやすい環境づくりに取り組んでいると説明を受けております。 事業の継続性についての質問があり、財源確保をしながら王寺ミラクルが組織化できるような環境づくりに取り組んでいきたいとの説明を受けております。 次に、付託外案件12、王寺駅北エリア創業支援制度検討業務について、資料に基づき説明を受けております。 この事業については、昨年度から現状調査やアンケートなどを実施し、抽出された課題に対して、平成29年度は北エリアの住民、事業主等によるワークショップを開催されたとのことで、これらをもとに3月11日に王寺駅北口で実証実験するとの報告を受けております。 当日は、駅北口広場で雪丸おさんぽフェスタ王寺らーめんトライアルを開催するなど、にぎわい創出の検証を行うとの説明を受けております。また、当日はこの事業以外にも王寺マルシェ、フォトロゲイニングを同時開催し、にぎわい創出を図る取り組みを行っているとの説明を受けております。 今後の事業の継続性について質問があり、財源の確保をしながら創業支援を行い、にぎわいを創出することで、駅北エリアの活性化を図るとの説明を受けております。 次に、付託外案件13、2市2町広域観光ルート整備事業について、資料及び図面に基づき説明を受けております。 この事業は、大阪府柏原市、奈良県香芝市、三郷町、王寺町の2市2町が連携して広域の観光ルートの設定を行い、エリア内の観光資源の整備方針やルートの課題抽出を行い、平成30年度には広域ルートマップを作成し、ホームページでも検索できる環境をつくるとの説明を受けております。 また、お土産等の販売場所の設定についての質問については、各ルートは鉄道の駅を起点、終点にしており、駅周辺での販売等を行うことでエリア内の消費が期待されるとし、また万葉歌碑の設置の考え方についての質問については、明神山から見渡せる万葉集の里に歌碑を整備し、そのルートをめぐるコースの整理を行っていくとの説明を受けております。 最後に、この整備事業のうち王寺町単独実施分として、明神山自然の森山頂の南西にあるあずまや周辺の整備については、散策の支障となっている樹木の枝払いや遊歩道の丸太階段の補修等を行うとの説明も受けております。 次に、付託外案件14、第4次王寺町母子保健計画について報告を受けております。 本計画は、5つの章から成り、第1章、計画の概要では、計画の趣旨、計画の位置づけ、計画期間について、第2章では、王寺町の母子保健の現状と課題について掲載されているとのことで、第3章、計画の基本理念は「地域の愛につつまれて すくすく子育て 親育ち」とし、王寺町の基本的な方向性は「親育ち」であると報告を受けております。また第4章では、課題と解決に向けての目標及び取り組みについて重点的なものの説明を受け、最後の第5章、計画の推進では、各種関係機関と連携を図りながら取り組むこと、また子育て家庭でも課題解決に向けた行動を実践すること等、報告を受けております。 次に、付託外案件15、子どもの未来応援アンケート調査について、概要版に基づいて報告を受けております。 この調査の目的は、子育て世帯の生活環境や経済状況、また生活実態や学習状況等を把握することで、経済的支援等のニーズや効果を分析するために実施されており、相対的貧困率については、全国の15.6%に対し、王寺町は7.4%であったとのことです。 アンケート調査の結果では、子どもの健康や保護者の生活に関する悩み、また家計において負担に感じる経費や子どもにとって必要な支援、さらに、現在王寺町で行われている子育て支援サービスの認知度等の検証や、公設学童保育所の時間延長の希望の有無、また今後行ってほしい施策について報告を受けております。 次に、付託外案件16、王寺町第3期障害者計画及び第5期障害福祉計画について、概要版に基づいて報告を受けております。 「人と人がふれあい みんなでつくる やわらぎのまち」を基本理念に「障害のある人を取り巻く、地域における全ての人や組織が一体となって、地域共生社会の実現に向けて取り組むまち」を目指し、障害者計画については、平成30年度から6年間にわたる障害者施策全般の基本的な方針や取り組みを定めるもので、具体的な施策として、障害者雇用における町内優良企業への支援や、ふるさと納税を活用した補助犬支援の仕組みづくりなど、町独自の新規事業を中心に説明を受けております。 また、障害福祉計画については、平成30年度から3年間における障害福祉サービスや障害児支援サービスの目標値を定めるもので、福祉施設入所利用者の地域生活への移行促進や福祉施設から一般就労への移行促進、また障害児支援サービスの提供体制の整備など、国の基準に基づき障害福祉サービスの提供量と提供体制の充実に向けて取り組む計画との説明を受けております。 次に、付託外案件17、第7期王寺町介護保険事業計画及び高齢者福祉計画について、概要版に基づき報告を受けております。 本計画の趣旨として、これまで取り組んできた高齢者施策を継承しながら、中長期的な視点に立った目標とそれを実現するための具体的な施策を明らかにするとともに、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みをさらに進めることを目的とし、計画期間については、平成30年度から32年度までの3年間で、基本目標である「住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らせるまち」の実現を目指していくとのことです。 また、施策を展開する上で3つの施策の方向性として、介護保険制度の適切な運営、地域における包括的な支援体制づくり、高齢者の健康と生きがいづくりへの支援を掲げておられます。 委員から、介護つき有料老人ホーム誘致はいつかとの質疑があり、平成32年度に誘致する計画であるとのことです。さらに、第7期の第1号被保険者の介護保険料については、保険料段階を現行の14段階から17段階へとさらに細分化しているとの説明を受けております。 次に、付託外案件18、静香苑法要室の整備について説明を受けております。 静香苑では、利用者の利便性の向上と斎場の効率的な運用を図るため、初七日法要のための法要室の整備を新年度予算に計上し、組合議会において承認されたとのことです。この法要室の整備によって告別式の後に同じ式場で当日に通夜式が行え、式場のあき待ちを少なくできるとの説明を受けております。 次に、法要室の整備概要について説明を受けております。 待合ホールの南側半分をパーティションで仕切ることによって、約70平方メートル、40席の法要室となるとのことです。工事は、比較的利用の少ない夏ごろに行い、10月からの使用を予定しているとのことです。 また、多様化する利用者のニーズに対応するため、少人数家族葬などの式場としても利用できるよう法要室単独での使用料を構成町内の方の場合1時間2千円と設定し、静香苑斎場条例の一部を改正したと報告を受けております。 次に、その他所管事項では、香芝・王寺環境施設組合一般廃棄物処理施設整備・運営事業に係る入札について、資料に基づき説明を受けております。 平成29年7月18日に実施方針の公表、9月11日に入札公告、10月23日から27日において入札参加表明書及び参加資格審査申請書類の受け付けを行い、その中で数社から参加表明書の提出があり、11月10日に参加資格審査結果通知を行ったとのことです。1月29日に、第3回審査委員会を開催し、提案書審査の進め方等について審議し、2月1日に入札・提案書の受け付けを行った結果、残念ながら参加資格が確認された参加業者から辞退届が提出され、入札者がいない状況になったとのことです。 現在、組合において辞退要因等を精査し、今後の再入札公告に向け作業を進めているところで、当初の予定より事業がおくれる形となりますが、変更後の事業者選定スケジュール等が決まり次第、報告されるとのことです。 以上、くらし環境常任委員会の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(楠本) 続きまして、当初予算審査特別委員会から委員会審査報告書の提出がありましたので、委員長報告を願います。 鎌倉委員長、登壇の上、報告を願います。 ◆当初予算審査特別委員長(鎌倉) はい。(発言の挙手) ○議長(楠本) 鎌倉委員長。 ◆当初予算審査特別委員長(鎌倉) 登壇 8番、鎌倉です。 当初予算審査特別委員会の報告を申し上げます。 王寺町土地開発公社の平成30年度予算書の提出を受けるとともに、公社所有地の箇所数、所有面積、簿価などの説明を受けております。 以上、当初予算審査特別委員会の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(楠本) 続きまして、義務教育学校の設置検討調査研究特別委員会から委員会審査報告書の提出がありましたので、委員長報告を願います。 中川委員長、登壇の上、報告を願います。 ◆義務教育学校の設置検討調査研究特別委員長(中川) 登壇 はい、9番、中川です。 去る、3月14日に開催の第6回義務教育学校の設置検討調査研究特別委員会について委員長報告をいたします。 (仮称)王寺義務教育学校(北)建設における基本計画(案)について、まず2月25日から27日までの3日間にわたり実施されたタウンミーティングについて説明があり、参加者アンケートでは72%の方が「理解が深まった」と回答されたほか、参加者からの「建設中の生徒への配慮など」の質問や回答についても報告を受けております。 本基本計画(案)は、既に当委員会で説明済みの内容に加え、現状の課題、案に至った施設配置の考え方や建築、設備、給食施設及び工事計画、概算工事費など詳しく織り込んだ本基本計画(案)の最終版を用いて説明を受けております。 次に、教育課程概要(案)について、王寺町義務教育学校推進委員会の教育課程プロジェクト会議をこれまで8回開催され、教育課程の内容について調査・研究が行われたところです。義務教育学校における小中一貫教育の考え方として、子どもたちの心身の発達段階に応じた4・3・2制の教育課程を編成することで、9年間を見通した系統的・継続的な教育活動が可能となり、学校組織力の向上、学習効果の向上、生徒指導の充実が期待できるとの説明を受けております。 また、特色ある教育として、英語科カリキュラム概要(案)、(仮称)ふるさと科カリキュラム概要(案)などについて説明を受けております。 英語科カリキュラム概要(案)として、9年間を見通した英語教育の実施により、小学校で中学校の英語科担当教員による指導ができ、より専門性の高い指導と系統性のある指導が可能になるとの説明を受けております。 また、(仮称)ふるさと科カリキュラム概要(案)として、1年生から9年生までの異学年交流による学習内容、学習方法、育てたい力について、それぞれ検討されているとの説明を受けております。 また、新学習指導要領でプログラミング教育を含めたICT教育が重視されていることから、ICT教育の充実も具体的に検討していくとの説明を受けております。 その他報告事項として、基本計画(案)についてパブリックコメントを実施した後、3月28日の王寺町総合教育会議において決定し、4月には学校、園において保護者説明会を開催し、理解を広めたいとのことです。 委員からは、住民への説明の機会を多く実施されるよう要望がありました。また、当委員会としても、町側の説明を聞くだけでなく、能動的に王寺の義務教育学校について研究し、議論をしなければならないとの意見がありました。当委員会としても、町側の説明内容を十分掌握した上で、意見や提案、議論を重ねていきたいと考えております。 以上、義務教育学校の設置検討調査研究特別委員会の委員長報告といたします。 ○議長(楠本) ただ今より、各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第122条の規定により、議長において1番、北村議員、2番、嶋内議員を指名いたします。 次に、日程第2、議第3号、平成30年度王寺町一般会計予算についてから日程第24、議第25号、王寺町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてまでを一括議題とします。 本議案は、当初予算審査特別委員会及び所管の各常任委員会に付託されておりますので、各委員長の報告を求めます。 初めに、平成30年度当初予算審査特別委員長の報告、引き続き、総務文教常任委員長の報告を一括して求めます。 鎌倉委員長、登壇の上、報告を願います。 ◆当初予算審査特別委員長・総務文教常任委員長(鎌倉) はい。(発言の挙手) ○議長(楠本) 鎌倉委員長。 ◆当初予算審査特別委員長・総務文教常任委員長(鎌倉) 登壇 8番、鎌倉です。 当初予算審査特別委員会に付託されました議第3号から議第8号までの付託案件について、審議結果をご報告申し上げます。 本委員会は、去る3月12日に開催され、審議の冒頭において委員長及び副委員長の互選が行われ、委員長には私、鎌倉が、副委員長には嶋内委員がそれぞれ選任されました。 まず、議第3号、平成30年度王寺町一般会計予算については、歳入歳出予算を総額86億7千万円、前年度より7億2千万円の減額、内容について理事者より補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「義務教育学校の設置について、住民への説明が不足しており認識が深まっていない中で進められており、取り下げを求めたいとのことから本予算には反対する」という意見がありました。 賛成意見としては、「厳しい財政状況にあっても、将来にわたって活力ある社会を維持していくために、4つの政策から成る『人とまちがきらめく和のふるさとづくり』の実現に向けて、財源確保に努めながら積極的に新規事業を計上されている本予算に賛成する」との意見がありました。 以上、審議の結果、議第3号、平成30年度王寺町一般会計予算については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第4号、平成30年度王寺町国民健康保険特別会計予算については、歳入歳出予算の総額をそれぞれ25億3千万円、前年度より4億3,100万円の減額とされており、内容について理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「国保の県単位化に伴い、保険税が上がる世帯が43.2%、下がる世帯が26.3%で上がる世帯が多く、全体として保険税の値上げである。高い保険税を引き下げてほしいという被保険者の切なる願いがあるにもかかわらず、なかなか実現されない。よって、この予算案に反対する」という意見があり、賛成意見としては、「国民健康保険は、年齢構成と医療費水準が高く、所得水準が低いといった構造的な課題を抱えている。高齢化の進展、医療の高度化による医療費の増加、少子高齢化の進展により保険運営が一層不安定になることが予想される。そのため国民健康保険制度が県単位化され、都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業の確保など国保運営に中心的な役割を担い、制度が安定化されることになった。このような中、今回の予算案は、歳出では新たに第2期データヘルス計画を策定し、被保険者の健康保持増進につながる事業や生活習慣病の予防を目的とした特定健康診査や人間ドック健康診査費用の一部助成も継続的な取り組みとして予算計上されている。また、歳入では、被保険者の負担の公平化を図るため、同じ所得・世帯構成であれば、県内どこに住んでも保険税が同じとなる保険税水準の統一化に向けて資産割と介護分の平等割を廃止されるなど、平成36年度の県内統一保険税水準を目指した計画的・段階的な予算となっている。よって、本予算案に賛成する」との意見がありました。 以上、審議の結果、議第4号、平成30年度王寺町国民健康保険特別会計予算については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第5号、平成30年度王寺町後期高齢者医療特別会計予算については、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億4,320万円、前年度より2,120万円の増額とされており、内容について理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「保険料について、これまで一部の被保険者に適用されていた特例措置が見直され、負担がさらに大きくなる。また、被保険者の中には低所得者が多く、月々5万円にも満たない年金で暮らしている。そのような中、今の保険料は高い状況にある。よって、この予算案に反対する」という意見があり、賛成意見としては、「後期高齢者医療制度は、都道府県単位で設置されている後期高齢者医療広域連合が主体となって事業運営されている。平成30年度は、2年に1度の保険料改定の年で、改定内容は所得割率0.03%の減、均等割額が400円の増となり、特に低所得者への影響は限定的である。また、王寺町の責務として、安定した事業運営のため保険料の適正な納付を維持していくこと、また、被保険者の健康維持と医療費の適正化を目指して、生活習慣病の早期発見に有効な健康診査や人間ドック診査費用の一部助成も本予算に計上されている。よって、本予算案に賛成する」との意見がありました。 以上、審議の結果、議第5号、平成30年度王寺町後期高齢者医療特別会計予算については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第6号、平成30年度王寺町下水道事業特別会計予算については、歳入歳出予算総額をそれぞれ8億8,870万円とし、内容について理事者より補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第7号、平成30年度王寺町介護保険特別会計予算について、介護保険事業では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ19億4千万円、前年度より9,700万円の増額、介護サービス事業では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ314万5千円、前年度より49万1千円の増額とされております。内容について理事者より補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「自立支援の取り組みが重視され、国が指標を定め評価し、交付金を支給する仕組みが導入され、改善が見込まれない人には、サービス提供を拒否されることになってくると思われる。一律・画一化的に標準化した取り組みで、介護費を削減・抑制することや介護保険料が全ての保険料段階層において値上がりになったことから反対する」との意見がありました。 また、賛成意見としては、「保険給付費について、介護予防事業の強化を視野に入れ、安定的な財政運営ができる予算編成をされている。また、地域支援事業費では、町内で新設される特別養護老人ホーム内の地域交流スペースを活用した介護予防事業等に取り組まれ、さらに認知症の方の増加に伴い、認知症相談窓口や認知症初期集中支援チームの活動の推進など、地域包括ケアシステムの構築に向けた適切な予算の計上が行われているため賛成する」との意見がありました。 以上、審議の結果、議第7号、平成30年度王寺町介護保険特別会計予算については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第8号、平成30年度王寺町水道事業会計予算について、まず収益的収支予算の収入では、総額5億8,896万5千円、前年度より1億7,760万9千円の減額、また支出では、総額5億8,423万2千円、前年度より3億222万円の減額とされております。 次に、資本的収支の収入では、総額3,682万6千円、前年度より378万6千円の減額、また支出では、総額3億3,925万6千円、前年度より6,640万5千円の減額とされております。内容について理事者より補足説明を受けた後、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「王寺町の水道料金が近隣水道料金と比較して高いことや新設加入金を収益的収入に受け入れていないことは是正されるべきである。以上のことから本予算に反対する」という意見がありました。 賛成意見としては、「さまざまな経済状況の中、今日まで独立採算制をもとに王寺町の地域の現状に見合った料金体系で、新設加入金を財源として老朽配水管路の更新や施設改修等の建設改良を実施され、安全・安心な飲料水を安定して供給できる上、県営水道100%切り替えなどで最小限の経常経費に抑えるなど健全な財政運営を図った予算案となっていることから賛成する」との意見がありました。 以上、審議の結果、議第8号、平成30年度王寺町水道事業会計予算については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、当初予算審査特別委員会の委員長報告とさせていただきます。 引き続きまして、総務文教常任委員会に付託されました議第9号、議第13号、議第17号から19号、議第25号の6案件について、審議いたしました結果を一括してご報告申し上げます。 まず、議第9号、平成29年度王寺町一般会計補正予算(第7号)については、歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,562万円を減額し、総額99億3,312万7千円とされており、内容について理事者より補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「明神山のアクセス道路の整備など環境破壊につながり、王寺町にとって得策ではないと考えることから本補正予算には反対する」という意見がありました。 賛成意見としては、「本補正予算には、自主財源の確保に努めるとともに、少子高齢化や公共施設の老朽化対策などの財政需要に備えて基金を積み立てられ、国庫補助事業については、事業計画に基づき補助決定額に応じて優先順位や地域の要望を勘案しながら予算執行をなされていることから、本補正予算に賛成する」との意見がありました。 以上、審議の結果、議第9号、平成29年度王寺町一般会計補正予算(第7号)については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第13号、王寺町宿泊施設の誘致に関する条例の制定については、王寺町を基点とした宿泊滞在型の観光客確保のため推進しておられる王寺町内への宿泊施設誘致について、王寺町内での宿泊施設の新設を促進することを目的に、宿泊施設を新設する事業者に対して講じる奨励措置を規定するため、新たに条例を制定するものであるとの説明を受けております。 なお、事業者が奨励措置を受けるに際しての審査等事務手続の詳細については、今後検討するとの説明を受けております。 また、本条例は今後事業者の募集を予定されておられる王寺東公園の一部を用地とした宿泊施設誘致事業のみを対象とするものではなく、王寺町全域における宿泊施設の新設を対象とした条例であるとの説明を受け、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「本条例は、当面、王寺東公園への宿泊施設誘致を対象とするものであり、公園が削られるという問題があること、また暴力団関係者による宿泊施設の利用は、完璧に排除できない問題があることなどから反対である」という意見がありました。 賛成意見としては、「近年、全国的に少子高齢化が進み、人口減少時代に入っている中、王寺町においても王寺町総合戦略を策定され、宿泊施設の誘致を初め、観光産業を活性化させる取り組みを推進するとされている。また、2020年の東京オリンピックを初めとした大きなイベントが複数控えており、アクセス関係においても、今後JRおおさか東線の全線開業、リニア中央新幹線の開業が予定されているなど千載一遇の好機である。宿泊施設の新設当初における事業者の経済的負担は大きいことから、開業から期間を限定して経済的支援を実施することは、進出意欲の向上などにおいて有効な施策と考えられる」との意見がありました。 以上、審議の結果、議第13号、王寺町宿泊施設の誘致に関する条例の制定については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第17号、王寺町附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例については、地域に点在する文化財を的確に把握し、文化財をその周辺環境まで含め保存・活用するための構想を策定する王寺町歴史文化基本構想策定委員会を設置するため、関係する例規について所要の改正を行うものとの説明を受けました。 以上、審議の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第18号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、現級別職務分類表に定められている職務について、補職の明確化を図るため、「主査」を廃止することに伴い、本条例について所要の改正を行うものとの説明を受けました。 以上、審議の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第19号、王寺町税条例の一部を改正する条例については、地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い本条例の一部を改正するもので、主な内容として、地方税法において、配偶者控除の適用要件が変更されたことに伴い、条例で規定する町民税所得割の非課税の範囲について、これまでと同様になるよう条文中の「控除対象配偶者」の文言を「同一生計配偶者」に変更するものとの説明を受けました。 以上、審議の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第25号、王寺町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例については、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、政令で定められている損害補償の算定の基礎となる額の扶養親族加算額及び加算対象区分が改定されたことから、政令に準じる本条例においてもこれに対応するため、所要の改正を行うものとの説明を受けました。 以上、審議の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、総務文教常任委員会に付託されました案件の委員長報告といたします。 ○議長(楠本) 次に、くらし環境常任委員長の報告を求めます。 小山委員長、登壇の上、報告を願います。 ◆くらし環境常任委員長(小山) はい。(発言の挙手) ○議長(楠本) 小山委員長。 ◆くらし環境常任委員長(小山) 登壇 3番、小山です。 くらし環境常任委員会に付託されました議第10号から12号、議第14号から16号、議第20号から24号の11案件について、審議いたしました結果を一括してご報告申し上げます。 まず、議第10号、平成29年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,298万7千円を減額し、歳入歳出それぞれ29億2,393万2千円とするもので、補正の内容について詳細な説明を受け、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第11号、平成29年度王寺町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、歳入歳出予算の総額にそれぞれ505万3千円を増額し、歳入歳出それぞれ3億3,167万6千円とするもので、補正の内容について詳細な説明を受け、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第12号、平成29年度王寺町下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,281万8千円を減額し、歳入歳出それぞれ11億912万1千円とするもので、補正の内容について詳細な説明を受け、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第14号、王寺町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の制定については、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律による介護保険法の一部改正により、居宅介護支援事業所の指定権限が都道府県から市町村へ移管されることから、本町においてその基準条例を定める必要があるため、新たに条例を制定するものとの説明を受けました。 以上、審議の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第15号、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令において関係省令が改正されたことにより、介護保険法の規定により、市町村の条例で定めることとされている指定地域密着型サービス、指定地域密着型介護予防サービス、指定介護予防支援の運営基準を改正するため、条例を制定するものとの説明を受けています。 条例案の考え方としては、王寺町において関係省令の改正内容と異なる内容を定める地域性は認められないことから、関係省令の改正内容どおりとされており、内容について理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「医療、介護一体的改革の流れの中、地域包括ケアを構築し、国にとって効率的な医療介護提供体制づくりが推進されている。慢性期病床、療養病床削減のための新たな受け皿として介護医療院が、さらに高齢者と障害者、障害児のサービスを複合化させた共生型サービスが創設された。この共生型サービスの基礎となっているのが我が事・丸ごと地域共生社会の構造であり、共生の名のもとに地域福祉や社会保障に対する公的責任を縮小、解体させていく新たな方策であることから反対する」という意見がありました。 賛成意見としては、「今回の改正は、関係省令の一部改正が行われたことに伴い、本町においても関係する3つの条例について一部改正を行う必要があり、オペレーターの配置基準の見直し、身体的拘束等の適正化、医療機関等との連携強化を盛り込む等、切れ目なく利用できるサービスに配慮した改正となっております。また、介護保険サービス等の整備の促進、利用者の処遇の向上、適切な事業の運営確保の観点から、町内の実情を踏まえた条例改正となっていることから賛成する」との意見がありました。 以上、審議の結果、議第15号、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第16号、王寺町印鑑条例及び王寺町手数料徴収条例の一部を改正する条例については、平成30年3月31日をもって住民票の写し及び印鑑登録証明書の自動交付機を廃止することに伴う関係条例の整備を行うとともに、国から示されている印鑑の登録証明に関する全国統一基準との整合性を図るため、所要の整備を行うものとの説明を受けました。 以上、審議の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第20号、王寺町学童保育所条例の一部を改正する条例につきましては、保護者の多様な働き方のニーズに対応するため、希望する者について延長保育を実施することから、本条例について所要の改正を行うものとの説明を受けました。 以上、審議の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第21号、王寺町介護保険条例の一部を改正する条例については、3年を1期とする介護保険事業計画を策定し、3年ごとに事業計画内容を見直されるものであります。 また、介護保険料についても、3年ごとに事業計画に定めるサービス費用見込み額等に基づき、3年間を通じて財政の均衡を保つよう設定するため改正されるものとの説明を受けました。内容について理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「今回の条例改正では、保険料率の段階を14段階から17段階に改定された。しかし、各段階において保険料が増額されており、所得に対する割合が低所得者層は高所得者層よりも高く、公平感に欠けることから反対する」とありました。 賛成意見として、「第7期の介護保険料の設定に当たり今回も4回の策定委員会を開催し、十分な議論を重ね、事業計画の内容と保険料について見直しをされている。介護保険料については、サービス費用見込み額等を慎重に精査し、3年間を通じて財政の均衡を保つよう設定され、保険料率については、国が示している標準9段階に対して17段階の保険料段階を設定されるなど、各所得階層に細分化した介護保険料の負担を求めるように見直され、財政を均衡に保つ上で必要となる条例であることから賛成する」との意見がありました。 以上、審議の結果、議第21号、王寺町介護保険条例の一部を改正する条例については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第22号、王寺町国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、国民健康保険法施行令の一部が改正されたことにより、国民健康保険運営協議会の名称及び委員の任期を変更するため、本条例において所要の改正を行うものとの説明を受けました。 以上、審議の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第23号、王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、平成30年4月から国保の県単位化による納付金の算定方法の規定を設けるほか、税率と賦課方式の改正を行うものであります。内容について理事者から補足説明を受けた後、質疑を行い、慎重審議を行いました。 質疑の後の討論では、反対意見として、「今回の納付金算定に係る税率の改正及び資産割の廃止により保険税の引き上げとなり、被保険者にとっては負担増になってしまう。また、国保の県単位化により、まずは地域の医療資源を平準化させることが大事で保険税の水準の統一が先にあるべきではない。よって、この条例案に反対する」という意見があり、賛成意見としては、「国保は高齢化の進展、医療の高度化により医療費がふえており、将来的に国保財政が急激に悪化するおそれがある。そのため国保が県単位化され、都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業の確保など国保運営に中心的な役割を担い、制度が安定化されることになる。今回の条例改正案では、被保険者の負担の公平化を図るため、保険税水準の統一化に向けて資産割と介護分の平等割の廃止など、平成36年度の県内統一保険税水準を目指した計画的・段階的な改正となっている。よって、本改正案に賛成する」との意見がありました。 以上、審議の結果、議第23号、王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、挙手採決により賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第24号、王寺町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例については、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正により、後期高齢者医療被保険者の住所地特例の取り扱いが見直しされたことに伴い、本条例において所要の改正を行うものとの説明を受けました。 以上、審議の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、くらし環境常任委員会に付託されました案件の委員長報告といたします。 ○議長(楠本) 以上、各委員長の報告を受けました。 日程第2、議第3号、平成30年度王寺町一般会計予算について、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、発言を願います。 ◆3番(小山) はい。(発言の挙手) ○議長(楠本) 小山委員。 ◆3番(小山) 登壇 3番、小山です。 議第3号、平成30年度王寺町一般会計予算案についての反対討論を行います。 まず、反対の第1の理由は、義務教育学校整備事業としての基本設計業務として9,700万円、実施設計業務として2億1,200万円が計上されています。合計3億900万円のうち特定財源として1億9,080万円が地方債です。残りの1億1,820万円は公共施設整備基金からの繰入金です。 本町が進めようとしている義務教育学校は、王寺中学校、王寺北小学校、王寺小学校を1つの施設一体型義務教育学校(北)、王寺南中学校と王寺南小学校を当面、分離型義務教育学校(南)として統合、再編するものです。 2022年、平成34年4月開校を目指し、義務教育学校(北)については、2017年、平成29年度に設計業務の基本計画案が出されました。建設予定地には、急傾斜地崩壊警戒区域、土石流警戒区域に一部指定されているところが含まれています。 第6回義務教育学校の設置検討調査研究特別委員会では、この場所を県の建設許可がおりるように整備すると言われていますが、児童生徒の通う学校施設の場所としては危険で不適切と考えます。また、1,000人を超える大規模校になります。文部科学省の手引の大規模校の問題点として、1、学校行事等において、係や役割分担がない子どもがあらわれ、一人一人が活躍する場や機会が少なくなる。2、教員集団として、児童生徒の一人一人の個性や行動を把握し、きめ細やかな指導を行うことが困難であり、問題行動が発生しやすい。3、児童生徒の1人当たりの校舎面積、運動場面積等が著しく狭くなった場合、教育活動の展開に支障が生じる。4、特別教室や体育館、プールなどの利用に当たって授業の割り当てや調整が難しくなる等の指摘がされています。 小中一貫義務教育学校は、全国的に2016年、平成28年に始まった制度です。本町の公共施設等総合管理計画の対象施設として学校が上げられていますが、義務教育学校としての計画は本町に合わないものと考え、中止を求めます。 次に、観光振興費として雪丸啓発推進事業が250万円、雪丸実行委員会事業が400万円計上されています。観光振興事業として6,912万1千円が計上されています。主なものは、王寺町観光協会補助金4,500万円です。4,500万円のうち特別事業が3,900万円、その主な事業は、第2回首都圏PRイベント1千万円、雪丸いぬ年プロモーションとしての2,130万円です。 2013年度、平成25年度から2016年度、平成28年度の3年間の決算と2017年度、平成29年度の当初予算の合計で雪丸啓発推進事業は811万7千円、雪丸実行委員会が2,592万3千円です。観光振興事業費は1億5,156万3千円となっています。5年間でおよそ1億9千万円の投資がされたことになります。これに30年度予算を含めますと、およそ2億5千万円になります。今までの観光への投資に対する効果や王寺町にどれくらいの観光客が訪れ、にぎわいがどうであったかだけでなく、その結果、今後どうしていくべきなのか、冷静な判断が必要と考えます。5年間の費用対効果を分析することなく進めていくことには、反対といたします。 最後に、まちづくり基本計画策定業務委託で1,600万円、県からの補助50%が計上されています。奈良県と王寺町とのまちづくりに関する包括協定に基づき、王寺駅周辺の地区を対象にまちづくりの基本方針や基本となる取り組みを整理したまちづくり基本構想をもとに、より具体的な計画となるまちづくり基本計画を策定するとあります。 本年、2月18日に久度地区13自治会長を対象とした意見交換会が開催され、3月16日からパブリックコメントも実施されています。今後、どのようなスケジュールになっているのか、この計画には住民参加がどのように考えられているのか、地域、地区住民への直接対話が必要と考えます。例えば、地区懇談会などです。住民への情報公開も必要と考えます。まちづくり基本計画策定業務についての進め方について提案を述べ、反対討論を終わらせていただきます。 ○議長(楠本) 次に、本案に対する賛成の意見の発言を許します。 ◆7番(松岡) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(楠本) 松岡議員、登壇の上、発言を願います。 ◆7番(松岡) 登壇 はい、7番、松岡です。 それでは、議第3号、平成30年度の一般会計当初予算についての賛成意見を述べさせていただきます。 平成30年度予算の編成におかれましては、将来にわたって活力ある社会を維持していくため、4つの政策から成る「人とまちがきらめく和のふるさとづくり」の実現に向けて現状の課題と真摯に向き合った政策を計上されております。 王寺町の平成28年度経常収支比率は97.1%と全国平均の92.5%を上回り、依然として厳しい財政状況ではございますが、財源確保に努めながら積極的に新規施策を計上されております。 まず、1つ目の安全・安心のまちづくりでは、浸水から住居などを守る浸水対策用止水板等設置補助、また緊急断水時に対応するための応急給水設備の整備、また31年1月にオープン予定の泉の広場防災センターへの防災備蓄品の配備など、地域の防災力を高め、住民の安心・安全につながる施策を展開されております。 また、2つ目に住み続けたいまちづくりでは、バス停へのベンチの設置やごみの飛散防止のためにごみ集積所の管理機材の購入補助、JR畠田駅前の整備などを行う畠田駅前線の整備など、住民ニーズに対応した施策や都市基盤を充実する施策などを積極的に計上されております。 次に、3つ目の未来を担う人づくりでは、交通安全や経済的負担を軽減するために、幼児2人用同乗用自転車購入補助や学童保育室の整備及び保育時間の延長、9年間の一貫した教育を実現するため、平成34年4月の開校を目指した義務教育学校の整備など、保護者のニーズに対応する施策や子どもたちの学習環境の整備に向けた取り組みを展開されております。 最後に、4つ目の住民に開かれた自立したまちづくりでは、王寺町の目指す将来像と目標を明らかにした総合計画の策定や全国に王寺町の魅力を発信する観光プロモーション事業、また王寺駅周辺商業活性化・起業家支援事業など観光振興による地方創生により、まちの活力向上のためにさらに注力されております。 これらの予算は、平井町長が真に王寺町の未来を実行し、住民の声を幅広く反映されてものであり、本予算に賛成するものでございます。 ○議長(楠本) ほかに討論はありませんか。     (ございませんの声) ○議長(楠本) これをもって討論を終結します。 これより議第3号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(楠本) ありがとうございます。起立多数です。よって、議第3号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第3、議第4号、平成30年度王寺町国民健康保険特別会計予算について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 ◆11番(幡野) はい。(発言の挙手) ○議長(楠本) まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 幡野議員、登壇の上、発言を願います。 ◆11番(幡野) 登壇 11番、幡野です。 議第4号、平成30年度王寺町国民健康保険特別会計予算について反対討論を行います。 平成30年4月から都道府県が国保の保険者となり、市町村の国保行政を統括、監督する仕組みとして、国保の都道府県化がスタートいたします。新たな制度により、奈良県においては、国保財政の流れは県が国保事業に必要な費用を各市町村に納付金として割り当て、市町村は住民から保険料を賦課徴収し、集めた保険料を県に納付し、県は保険給付に必要な財源を交付金として市町村に拠出することになります。 今回の国保改革では、保険者努力支援制度が新設されました。この制度は、医療費削減や収納率向上の努力を国が判定し、成果を上げていると判断した自治体に予算を重点配分する仕組みです。これは、既に平成28年度から調整交付金の配分に傾斜をつけるという形でスタートしているものでありますが、制度として新たに設けられました。 政府は、国保の都道府県化に向けた措置として、毎年約3,400億円の公費投入を行うこととしており、平成27年度から国保税の法定減額適用者の数に応じて市町村に公費を配分する低所得者対策に毎年1,700億円を投入してきました。 30年度予算では、1,664億円を投入することとしています。残りの1,700億円については、財政調整機能の強化として、財政調整交付金の実質的増額や自治体の責めによらない要因による医療費増、負担への対応、例えば精神疾患、子どもの被保険者数、非自発的失業者などに800億円、高額医療費への対応に約60億円を計上し、医療費削減の努力をした市町村に予算を重点配分していく保険者努力支援制度に約840億円を計上しております。 一方、財政安定化基金残高は1,700億円で、30年度には300億円積み増すとしており、基金の総額は200億円になります。国保の財政管理と国保行政の指導、医療給付金の総額抑制、基準病床数の認定と管理、病床機能の再編淘汰、介護基盤の整備、これらの権限を全て都道府県に集中させ、国の指導のもとで給付費抑制を一体的に推進させる、これが医療介護改革の核心と言えます。 県は、新たに財政安定化基金を設置し、納付金を完納できない市町村に貸し付けを行い、市町村はその返済、償還が義務づけられています。 さて、県単一化により事業費納付金の算定方法が変わりました。その結果、前年度に比べ保険税が引き上げとなる世帯は、王寺町では1,337世帯で43.2%、引き下げとなる世帯は815世帯、26.3%、変わらないが943世帯、30.5%とのことです。高過ぎる国保税のさらなる値上げが43.2%の世帯に上ることについても認められません。 以上の理由によりまして、反対といたします。 ○議長(楠本) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 大久保議員、登壇の上、発言を願います。 ◆4番(大久保) 登壇 4番、大久保です。 議第4号、平成30年度王寺町国民健康保険特別会計予算について賛成意見を述べさせていただきます。 国民健康保険は、年齢構成と医療費水準が高く、所得水準が低いといった構造的な課題を抱えており、高齢化の進展、医療の高度化により医療費がふえており、将来的に国保財政が急激に悪化するおそれがあり、全国的に小規模な保険者が多いため、少子高齢化の進展による保険運営が一層不安定になることが予測されております。そのため、平成30年4月から国民健康保険制度が県単一化され、都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業の確保など、国保運営に中心的な役割を担い、制度が安定化されます。 そんな中、今回の予算案は、歳出では新たに第2期データヘルス計画を策定し、これまでの保健事業の取り組みを評価、検証を行い、今後も被保険者の健康保持増進につながる事業を展開する予算となっております。 さらに、生活習慣病の予防を目的とした特定健康診査や人間ドック健診費用の一部助成も継続的な取り組みとして予算計上されております。また、歳入では、過去の精算金が多額であったことにより現行の保険税率の水準を維持した形での予算をなっており、被保険者の負担の公平化を図るため、同じ所得、世帯構成であれば、県内どこに住んでも保険税が同じとなる保険税水準の統一化に向け、資産割と介護分の平等割を廃止されるなど、平成36年度の県内統一保険税水準を目指した計画的・段階的な予算となっております。 さらに、今回の改正による影響は、保険税の値下げや増減なしの世帯が全体の過半数を占めるものとなっております。よって、本予算に賛成するものでございます。 ○議長(楠本) ほかに討論はありませんか。     (ございませんの声) ○議長(楠本) これをもって討論を終結します。 これより議第4号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(楠本) 起立多数です。よって、議第4号については委員長の報告どおり可決されました。 暫時休憩させていただきます。午後は1時から再開させていただきます。     休憩 午前11時58分     再開 午後1時00分 ○議長(楠本) 休憩を閉じて再開させていただきます。 日程第4、議第5号、平成30年度王寺町後期高齢者医療特別会計予算について委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 小山議員、登壇の上、発言を願います。 ◆3番(小山) 登壇 3番、小山です。 議第5号、平成30年度王寺町後期高齢者医療特別会計予算についての反対討論を行います。 2008年、平成20年4月に後期高齢者医療制度が始まりました。対象者、被保険者は75歳以上、一定の障害のある場合は65歳から74歳の人です。この75歳以上の人を国民健康保険や健康保険などから引き離し、高齢者だけの別保険として高い保険料を押しつけるものです。 保険料は2年ごとに改定され、奈良県は後期高齢者医療制度が開始されました2008年、平成20年度の被保険者1人当たりの平均保険料月額は5,308円だったものが、2年ごとに引き上げられ、2016年、平成28年度には5,960円になり、今年度、2018年、平成30年度には6,210円に引き上げられる予定です。 所得割を負担する人のうち所得の低い人、所得が58万円、年金収入211万円までの被保険者については、特例的に5割軽減されていました。しかし2017年、平成29年度は2割軽減になり、2018年、平成30年度以降は廃止される予定です。 均等割額は2017年、平成29年度は7割軽減、2018年、平成30年度は5割軽減となり、2019年度以降は加入後2年間は5割軽減ですが、3年目以降は軽減なしとなります。 高齢者の生活が苦しい中での軽減措置の廃止は許されません。社会保険は、憲法25条の生存権を国が保障する社会保障です。大型開発や年間5兆円を超える軍事費の無駄を削り、大企業や富裕層への優遇税制を正せば社会保障の財源は確保できます。 国が定めた制度を実施するのが広域連合の責務だと言われますが、広域連合の根拠法は地方自治法第291条7第1項です。同法は、第1条2で地方公共団体は住民の福祉の増進を図ることを基本としています。後期高齢者医療制度は、この精神に反すると考えます。 以上の理由で反対といたします。 ○議長(楠本) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 ◆12番(西本) はい。(発言の挙手) ○議長(楠本) 西本議員、登壇の上、発言を願います。 ◆12番(西本) 登壇 12番、西本です。 議第5号、平成30年度王寺町後期高齢者医療特別会計予算について賛成意見を述べさせていただきます。 後期高齢者医療制度は、都道府県単位で設置されている後期高齢者医療広域連合が主体となって事業運営されています。 平成30年度は2年に1度の保険料の改定の年でありますが、所得割率は0.03%の減、均等割額につきましては400円の増ということで、特に低所得者への影響は限定的であると考えられます。 また、今回見直される保険料の特例措置については、本来の軽減措置にさらに上乗せされた措置であり、一定の所得のある被保険者について、2年から3年かけて段階的に本来の軽減措置の水準に戻すものであります。 これによって、後期高齢者医療制度が将来的にわたって持続可能なものになると考えられます。よって、本予算に対して賛成するものであります。 以上です。 ○議長(楠本) ほかに討論はありませんか。     (ございませんの声) ○議長(楠本) これをもって討論を終結します。 これより議第5号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(楠本) 起立多数です。よって、議第5号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第5、議第6号、平成30年度王寺町下水道事業特別会計予算について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第6号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、議第6号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第6、議第7号、平成30年度王寺町介護保険特別会計予算について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言を願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 ◆11番(幡野) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(楠本) まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 幡野議員、登壇の上、発言を願います。 ◆11番(幡野) 登壇 11番、幡野です。 議第7号、平成30年度王寺町介護保険特別会計予算について反対討論を行います。 国においては、介護報報酬改定で特養、訪問看護でみとりや夜間、早朝の医師の体制拡充、ケアマネの退院支援を評価するなど、医療から介護へ、病院施設から在宅への流れを一層強めており、介護保険を利用しない状態をつくる自立支援を重点的に評価するものとなっています。 自立支援については、国が指標を定めて評価し、交付金を支給する仕組みが導入され、平成30年度予算では200億円が計上され、10億円弱が都道府県に、190億円程度が市町村に配分をされます。 国の介護保険部会で示されました評価指標案は、市町村59項目、都道府県20項目です。それぞれの項目に点数を配分、マルかバツかで評価、獲得点数の高い順に交付金が配分される仕組みです。 介護保険からの卒業の強要や介護認定の厳格化、窓口での門前払いなどに自治体が積極的にならざるを得ない状況になりかねません。また、総合事業で多様なサービス、通いの場への参加率を評価するなど、給付抑制に誘導する指標が組み込まれています。 総合事業、介護予防・日常生活支援事業は昨年4月から全市町村で実施され、要支援者が利用する訪問・通所介護は保険給付ではなく市町村事業の対象となりました。現行相当サービスのほか、無資格による基準緩和型、ボランティアによる支援などを自治体の裁量で実施しますが、事業所への報酬引き下げが大きな問題になっています。 本年度、当予算案は平成30年度から32年度の第7期事業計画に基づいて作成され、介護保険料については月額基準額5,460円から5,600円に値上げされました。 介護は、一人一人違う条件のもとで、その人らしい生活が実現するよう尊重し、支援すべきものです。個別性が強い介護労働が、機能訓練に偏重した改定で一律・画一的な標準化した取り組みの強制で自立を促され、介護費を抑制することは本来の介護とは言えません。よって、本予算に反対をするものでございます。 ○議長(楠本) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 嶋内議員、登壇の上、発言を願います。 ◆2番(嶋内) 登壇 2番、嶋内です。 議第7号、平成30年度王寺町介護保険特別会計予算について賛成意見を述べさせていただきます。 今回、3年間を1期とする第7期介護保険事業計画を策定されており、平成30年度については本計画のスタートの年であり、3年間の介護保険事業に必要な給付費等を見込んだ上で、本年度の予算を計上されており、当初の予算額は19億4千万円で、前年度より9,700万円の増額とされております。 保険給付費の伸び率については、今後の介護予防事業の取り組みの強化を視野に入れ、第6期期間内である平成28年度と29年度見込みの給付費総額の平均伸び率の1.0235倍を適用とし、保険給付と費用負担をしっかりと見込んだ安定的な財政運営ができる予算編成をされております。 なお、今後ますます高齢者がふえ続ける中で、安定した保険料の収入と介護保険サービスを提供するためにも、介護保険制度は必要不可欠であります。 また、地域支援事業費では、町内に新設される特別養護老人ホーム内の地域交流スペースを活用した介護予防事業等に取り組まれ、ちゃれんじデラックス教室や秋の明神山ふれあいワゴン等の事業も実施されます。 さらに、認知症の方の増加に伴い、認知症相談窓口や認知症初期集中支援チームの活動の推進など、地域包括ケアシステムの構築に重要となる医療と介護の連携等にも適切な予算の計上をされております。よって、本予算に賛成するものであります。 ○議長(楠本) ほかに討論はありませんか。     (ございませんの声) ○議長(楠本) これをもって討論を終結します。 これより議第7号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(楠本) 起立多数です。よって、議第7号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第7、議第8号、平成30年度王寺町水道事業会計予算について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ありませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、発言を願います。 ◆3番(小山) はい。(発言の挙手) ○議長(楠本) まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 小山議員、登壇の上、発言を願います。 ◆3番(小山) 登壇 3番、小山です。 議第8号、平成30年度王寺町水道事業会計予算についての反対討論を行います。 平成28年度公営企業の経営比較分析表が本年、平成30年2月末に総務省と奈良県市町村振興課のホームページに公表されました。 各事業団体の経営状態が過去5年間分をグラフでわかりやすく表記され、同規模の団体と比較できるようになっています。これを見ると王寺町の水道事業は、類似団体区分では給水人口規模1.5万人以上3万人未満のA6に分類され、奈良県では五條市、御所市、宇陀市、平群町、三郷町、上牧町、河合町、大淀町のグループに属します。 このグループでの王寺町の給水区域面積は、上牧町に次ぐ2位の狭さで給水人口密度は1位です。平成28年度決算値で見ると、経営の健全性、効率性の指標である経常収支比率は上牧町に次ぐ2位、支払い能力を示す流動比率では、蓄えた預金で断トツの1位です。残高を示す企業債残高対給水収益比率は、県水100%受水の上牧町に次ぐ2位、料金水準の適正性を示す料金回収率においては、同規模平均値102%のところ、王寺町は120%の1位で、給水原価を大きく上回る料金設定と同規模1位の有収率96%のおかげで、極めて健全な経営を行っているのがわかります。 これらのすばらしい経営指標値は、自己資本構成比率95%にもあらわれています。県水100%受水の上牧町でも91%、大半の団体は80%台です。 総務省の経営指標の自己資本構成比率の解説には、事業経営の安定化を図るためには、自己資本の造成が必要である。自己資本のうち剰余金等の内部留保の構成率が高いほど資本構成の安全性が高いと言えるが、起債の借り入れを抑制するために、建設投資の財源は料金を源泉とする利益剰余金に過度に求めているような場合においては、自己資本構成比率は高い数値となるものの、世代間の負担の公平化が損なわれるといったことも考えられるため、留意する必要があると書かれています。 王寺町の水道事業は、さきに述べた原水価格を大きく上回る料金設定は、施設の耐震化に多額の資金が必要とのことで、水道料金を過去20年間据え置かれ、多額の利益剰余金をため込んできましたが、県水100%受水決定後、料金改定が行われましたが、下げ幅が少なく、その後も資金はふえています。現在も企業債を借りることなく、自己資金で建設投資を行っています。 今後の給水原価の内訳である減価償却費は、建設投資費用を耐用年数で分割して次世代の利用者に負担してもらう費用です。県水100%受水後の給水原価の内訳は、県からの受水費が上がる一方、設備投資が減るので減価償却費が下がらなければなりません。人件費や動力費、薬品費等も下がります。ところが、投資費用を過去に高い水道料金でため込んだ自己資金を使い、取得した資産の償却費を含めると、さきの総務省の解説で述べられているとおり、世代間の負担の公平性が損なわれます。 次に、平成30年度王寺町水道事業会計予算書13ページの29年度予定損益計算書では、1億1,500万円の赤字決算見込みとなっていますが、29年度は現金を伴わない浄水施設の固定資産除却関連収支が含まれており、実際は予算執行に困らない余裕予算なので、実質平成28年度決算並みの黒字決算になると考えられます。 平成30年度予算では、業務の予定量である給水戸数や年間総配水量も、平成28年度決算値よりも少なく収入を見積もっているにもかかわらず、平成30年度予定貸借対照表を見ると、差し引き894万3千円の黒字決算が計上されています。 また、平成30年度予定貸借対照表の投資の欄に、投資有価証券が3億5千万円計上されています。29年度より1億円ふえています。その財源は新設加入金の収入や利益剰余金だと思われますが、今後の資本投資のため経理処理されています。しかし、この処理は、さきの経営指標である流動比率を低く見せ、もうけ過ぎを隠すことになっているのも事実です。 今日、公営企業の経営は、保有する資産の老朽化に伴う大量更新期の到来や人口減少等に伴う料金収入の減少等により、経営環境は厳しさを増しており、不断の経営健全化の取り組みが求められ、総務省からは経営戦略策定ガイドラインが示されています。 しかし、王寺町の水道事業は給水区域面積も狭く、給水人口密度も高く、交通の利便性から人口減少や料金収入の減少等の影響も少なく、県水100%受水の波にも乗れ、過去からの高い料金設定による利益剰余金の計上によって、経営状態は極めて安定しています。 しかも、今後の施設維持管理費用も他市、他団体のように多額の資金を準備する必要がありません。県域水道一体化に備え、公平で適正な水道料金設定を維持できるよう水道料金を見直し、住民に還元できるよう水道料金の引き下げを求め、反対討論といたします。 ○議長(楠本) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 ◆7番(松岡) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(楠本) 松岡議員、登壇の上、発言を願います。 ◆7番(松岡) 登壇 7番、松岡です。 それでは、議第8号、平成30年度王寺町水道事業会計予算について賛成の意見を述べさせていただきます。 本予算につきましては、収益的収支予算において、収入の水道料金では宅地開発による人口の増加はあるものの、利用者の節水意識の定着などにより使用水量が減少し、料金収入は去年度に比べ若干の減額になっております。 しかし、支出におきましては県営水道100%の切り替えなどにより、経常経費をできるだけ最小限に抑えられるなど、収入の範囲内で必要な事業を効果的に実施するため、事業会計として健全な運営を図った予算編成とされております。 また、水道事業会計はさまざまな経済状況の中、今日まで独立採算制をもとに、王寺町の地域の現状に見合った料金体系とともに、新設加入金を財源の1つとして老朽管更新計画に基づく老朽配水管路の更新や施設整備を実施されるなど、安全・安心な飲料水を安定して供給できるよう、計画的な財政運営がなされております。 今後も地方公営企業の基本原則であります企業の経済性を発揮し、さらなる企業努力に努められ、効率的な経営をより一層図られることを期待し、平成30年度王寺町水道事業会計予算は適正なものと認めます。よって、本予算に賛成するものであります。 ○議長(楠本) ほかに討論はありませんか。     (ございませんの声) ○議長(楠本) これをもって討論を終結します。 これより議第8号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(楠本) 起立多数です。よって、議第8号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第8、議第9号、平成29年度王寺町一般会計補正予算(第7号)について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、発言を願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 小山議員、登壇の上、発言を願います。 ◆3番(小山) 登壇 3番、小山です。 議第9号、平成29年度王寺町一般会計補正予算(第7号)についての反対討論を行います。 明神山アクセス道路整備調査業務費として、600万円の繰越明許費が計上されています。車道道路、バイパス道路整備の可能性の調査や頂上に駐車場整備、また民間資本の活用で体験施設の建設なども考えられています。 しかし、このようなことは明神山の自然破壊につながります。山間部の道路整備では、昨今のゲリラ豪雨で崖崩れが多く発生しています。今後、道路整備や維持管理に多額の費用がかかると予想されます。このような道路は必要ないと考えます。よって、調査そのものも必要ないと考え、以上の理由により反対といたします。 ○議長(楠本) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 ◆7番(松岡) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(楠本) 松岡議員、登壇の上、発言を許します。 ◆7番(松岡) 登壇 7番、松岡です。 議第9号、王寺町一般会計補正予算(第7号)について賛成の意見を述べさせていただきます。 本補正予算は自主財源の確保のため、徴収率の向上などによる税収の確保に傾注されるとともに、将来の少子高齢化対策や公共施設の老朽化対策などの財政需要に対応するため、基金に積み立てるなど健全財政の堅持に注力されております。 また、公園遊具長寿命化事業や畠田駅前線整備事業など国庫補助事業につきましては、事業計画に基づき、補助決定額に応じて、優先順位や地域の要望も十分に勘案しながら予算編成をされております。今後もできるだけ早期に事業が遂行できるよう、国庫補助額の確保に向けて強く国に要望し、努力されるとのことでございます。大いに期待しております。 以上のことから議第9号、王寺町一般会計補正予算(第7号)に賛成するものでございます。 ○議長(楠本) ほかに討論はありませんか。     (ございませんの声) ○議長(楠本) これをもって討論を終結します。 これより議第9号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(楠本) 起立多数です。よって、議第9号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第9、議第10号、平成29年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第10号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、議第10号については、委員長の報告どおり可決されました。 日程第10、議第11号、平成29年度王寺町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第11号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、議第11号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第11、議第12号、平成29年度王寺町下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第12号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、議第12号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第12、議第13号、王寺町宿泊施設の誘致に関する条例の制定について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 ◆11番(幡野) 議長。(発言の挙手) ○議長(楠本) まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 幡野議員、登壇の上、発言を願います。 ◆11番(幡野) 登壇 11番、幡野です。 議第13号、王寺町宿泊施設の誘致に関する条例の制定について反対討論を行います。 本条例案は、町への宿泊施設誘致を促進するために制定するものとされています。本条例提案は、当面王寺東公園を対象としたものであります。子どもの遊び場、まちの緑地空間、防災空間、災害時の避難場所など多様な機能を有する普遍的価値のある都市公園の半分を廃止し、その場所に宿泊施設を誘致することは到底認められません。 以上の理由で反対といたします。 ○議長(楠本) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 ◆1番(北村) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(楠本) 北村議員、登壇の上、発言を願います。 ◆1番(北村) 登壇 1番、北村です。 私からは議第13号、王寺町宿泊施設の誘致に関する条例の制定について賛成意見を述べさせていただきます。 平成26年5月、増田寛也元総務大臣を座長とする有識者会議「日本創成会議」の報告を契機として、人口減少対策が大きな行政テーマとなり、国においては平成26年11月28日にまち・ひと・しごと創生法が公布され、少子高齢化進展への対応や将来にわたって活力のある社会を維持していくため、その具体的施策を定めたまち・ひと・しごと創生総合戦略が策定されました。 王寺町においても、人口減少克服、地方創生という課題に対し、産官学金言の各分野の有識者、または町民の意見を参考にしながら有効な施策を盛り込んだ王寺町総合戦略が、平成27年度に制定されたことは御承知のとおりであります。 王寺町総合戦略では、基本的方向の1つとして王寺を基点とした周遊型観光の推進を位置づけており、その拠点となる宿泊施設の誘致を初め、観光関連事業者と連携した観光産業を活性化させる取り組みを推進することとされています。 今後、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2021年の関西ワールドマスターズゲームズ、2022年の聖徳太子1400年御遠忌、また2025年には大阪での万国博覧会の開催も期待されるなど、外国人観光客も見込める大きなイベントが複数控えております。 また、アクセス面においても、平成30年度末におけるJRおおさか東線久宝寺-新大阪間の全線開業、2037年ごろに見込まれるリニア中央新幹線奈良市付近駅の開業が予定されているなど、今この時期は宿泊施設の誘致において逸することのできない好機ではないかと考えます。 そして、宿泊施設の新設に際しては、事業者における当初の経済的負担が大きいことから、開業から期間を限定した上で経済的な支援を実施することは、進出に対する意欲を向上させ、継続的な事業実施を支援する観点から有効な施策であり、提案された借地料に対する助成、固定資産税に対する助成、雇用促進のための助成は実効的な措置であると考えます。 以上のことから、議第13号、王寺町宿泊施設の誘致に関する条例の制定について賛成するものであります。 以上でございます。 ○議長(楠本) ほかに討論はありませんか。     (ございませんの声) ○議長(楠本) これをもって討論を終結します。 これより議第13号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立)
    ○議長(楠本) 起立多数です。よって、議第13号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第13、議第14号、王寺町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等に関する条例の制定について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第14号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、議第14号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第14、議第15号、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 ◆11番(幡野) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(楠本) まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 幡野議員、登壇の上、発言を願います。 ◆11番(幡野) 登壇 11番、幡野です。 議第15号、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についての反対討論を行います。 厚労省の2018年度介護報酬改定の方針の主たるものとして、地域包括ケアシステムの推進が掲げられています。地域包括ケアシステムとは、1947年から49年ごろに生まれたいわゆる団塊の世代が75歳以上になる2025年に向けて、重度の要介護状態になっても住みなれた地域で暮らせるよう、医療、介護、介護予防、住まい及び自立した日常生活の支援が包括的に確保される体制をつくることだと政府は説明しています。 しかし、その最大の狙いは、安倍政権の社会保障費自然増削減路線のもと、医療、介護の公費支出を抑制するため、医療施設に入っている中重度の要介護者の在宅ケアへの移行を促すとともに、軽度の要介護者を介護保険の対象から、保険外のサービスや地域住民同士の助け合いの仕組みに押し出す体制づくりにあります。 地域包括ケア推進のために今回の報酬改定で示されたのは、医療ニーズへの対応強化、介護医療院の新設、共生型サービスの推進などです。 医療ニーズへの対応では、中重度の要介護者の在宅移行推進のため、訪問看護の体制強化やたんの吸引などの医療的な対応ができる介護職員の配置強化などが打ち出されました。しかし、在宅介護の現状は深刻な人手不足と厳しい経営状況にあり、中重度者の在宅復帰は家族の介護負担をさらに重くしかねないと指摘されております。 介護医療院は、平成29年度末に廃止が予定されておりました介護療養病床と医療療養型病床の転換先となる新たな介護施設です。平成29年5月に成立した改定介護保険法で、医療費の伸びを抑制するため新設が盛り込まれました。 在宅での介護が困難で長期療養が必要な要介護者に対し、医療、介護を一体的に提供するとしています。しかし、医師の配置が手薄になることから、医療的なケアの必要性が高い要介護者への対応ができるのか、職員の負担が重くなるのではないかとの懸念が残されたままであります。 介護医療院とともに新設されたのが共生型サービスです。介護保険、障害福祉、いずれかの指定を受けた事業所が他方の制度の指定を受けやすいように基準を緩和し、高齢者介護と障害児、障害者の両方に対応できるようにするものです。 少なくない障害者が要支害援1、2などの軽度者として要介護認定されており、ボランティアや有資格者による総合事業の対象になります。地域共生社会の実現のかけ声のもとで、障害者に対する専門サービスを総合事業に押し流すことで、公的責任が曖昧にされます。 住みなれた地域で安心して自分らしく暮らせるまちの実現を目指し、町の運営の中でよりよいものにしていく余地はあるものと思いますし、そうしていかなくてはならないと考えますが、本条例は厚労省令に定められた基準に準拠して制定されるもので、本則に問題が多いことから反対といたします。 ○議長(楠本) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 嶋内議員、登壇の上、発言を願います。 ◆2番(嶋内) 登壇 2番、嶋内です。 議第15号の賛成討論をさせていただきます。 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、賛成意見を述べさせていただきます。 今回の改正は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令において、関係省令の一部改正が行われることに伴い、本町においても関係する3つの条例、王寺町指定地域密着型サービス、王寺町指定地域密着型介護予防サービス及び王寺町指定介護予防支援等の事業において、一部改正が必要となったためであります。 1つ目として、王寺町指定地域密着型サービスの人員、設備及び運営に関する基準につきましては、定期巡回・随時対応型訪問介護看護などのオペレーターの配置基準の見直しや、介護・医療連携推進会議の開催頻度について緩和される内容となっております。 2つ目として、王寺町指定地域密着型予防サービスの介護予防認知症対応型共同生活介護などの施設において、身体的拘束等の適正化を図るために講じなければならない処置について、具体的に定められております。 3つ目として、王寺町指定介護予防支援等の事業において、利用者の意向を確認した上で、医療機関等との連携強化を図る内容を盛り込むなど、切れ目なく利用できるサービスに配慮した改正となっております。 また、今回の改正は介護保険サービス等の整備の促進や利用者の処遇の向上、適切な事業運営の確保の観点から、町内の実情を踏まえた改正となっております。 さらに、共生型サービスにおいては、現在本町でも取り組まれている我が事・丸ごと事業による地域共生社会の推進にも寄与するものとなっております。 以上のことから、議第15号、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について賛成するものであります。 以上です。 ○議長(楠本) ほかに討論はありませんか。     (ございませんの声) ○議長(楠本) これをもって討論を終結します。 これより議第15号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(楠本) 起立多数です。よって、議第15号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第15、議第16号、王寺町印鑑条例及び王寺町手数料徴収条例の一部を改正する条例について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第16号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、議第16号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第16、議第17号、王寺町附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第17号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、議第17号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第17、議第18号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第18号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、議第18号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第18、議第19号、王寺町税条例の一部を改正する条例について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第19号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、議第19号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第19、議第20号、王寺町学童保育所条例の一部を改正する条例について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (なしの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第20号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、議第20号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第20、議第21号、王寺町介護保険条例の一部を改正する条例について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 ◆11番(幡野) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(楠本) まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 幡野議員、登壇の上、発言を願います。 ◆11番(幡野) 登壇 11番、幡野です。 議第21号、王寺町介護保険条例の一部を改正する条例について反対討論を行います。 3年ごとの改定で、第7期介護保険料が設定されました。反対の理由は、6期保険料の月額基準額5,460円から7期では5,600円と140円アップされたことによるものです。 保険料段階は14段階から17段階とより細分化されましたが、所得に対する保険料負担率は第7段階、これは所得120万から160万の方ですが、この段階で負担率が5.8%、17段階、これは所得2千万以上の方ですが、そこで0.8%の負担率となっております。 非課税世帯は全体の55.7%でありまして、これは6期と比べますと6期では55.5%でありました。6期より104人ふえ、率も0.2%増となっております。保険料は応能負担を基本とする考え方を進めるべきと考えます。 以上の理由で反対といたします。 ○議長(楠本) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 ◆2番(嶋内) はい。(発言の挙手) ○議長(楠本) 嶋内議員、登壇の上、発言を願います。 ◆2番(嶋内) 登壇 2番、嶋内です。 議第21号の賛成討論をさせていただきます。 王寺町介護保険条例の一部を改正する条例について賛成意見を述べさせていただきます。 第7期の介護保険料を設定するに当たっては、今回も4回の策定委員会を開催され、十分な議論を重ねた上で事業計画の内容と保険料について見直しをされております。 介護保険料につきましては、サービス費用の見込み額等を慎重に精査し、3年間を通じて財政の均等を保つよう設定されております。 一方、介護予防事業に取り組み、重度化防止に向けて支援が必要な方へのサービスの充実を図るほか、高齢者の自立支援や地域リハビリテーション体制等による介護予防事業も推進され、また認知症対策事業等にも積極的に取り組んでおられます。 なお、保険料率については、国が示している標準9段階に対して、現行14段階からさらに細分化した17段階の多段階に設定され、各所得階層に応じた保険料の負担を求めるよう配慮されております。 以上のことから、議第21号、王寺町介護保険条例の一部を改正する条例について賛成するものであります。 以上です。 ○議長(楠本) ほかに討論はありませんか。     (ございませんの声) ○議長(楠本) これをもって討論を終結します。 これより議第21号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(楠本) 起立多数です。よって、議第21号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第21、議第22号、王寺町国民健康保険条例の一部を改正する条例について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第22号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、議第22号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第22、議第23号、王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (なしの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 ◆11番(幡野) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(楠本) まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 幡野議員、登壇の上、発言を願います。 ◆11番(幡野) 登壇 11番、幡野です。 議第23号、王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について反対討論を行います。 平成30年度から国保の都道府県化が始まり、町が住民にどれだけ保険税を課すかは、町が県からどれだけ納付金を割り当てられるかに左右されることになりました。 町の納付金負担額は、町の医療費水準、被保険者の所得水準、被保険者数を指標に県が算定します。町の医療費水準は高齢者数などによって大きく変わりますが、それら年齢構成の相違による差は事前に調整し、年齢調整後の医療費水準をはじき出した上で指標にするというのが厚労省の説明です。医療給付費がふえれば保険料負担にはね返るという給付と負担の関係を一層明確にするのが政府の狙いと言えます。 町は納付金の100%完納が義務づけられ、できなければ貸し付けを受けなければなりません。こうした仕組みが滞納者への差し押さえや保険証の取り上げなど収納対策の強化につながることは明らかではないでしょうか。 国保では、加入者は貧困なのに保険料は高いという構造的矛盾が深刻となっています。現在の加入者の職業構成は、厚労省資料で年金生活者などの無職や非正規労働者で8割近くを占めています。平均所得は130万円代にまで落ち込みました。その一方、1人当たり国保料は1980年代3万円から4万円であったものが、2000年代以降では8万円から9万円と上がり続けています。 高過ぎる国保税を抜本的に引き下げるには、1つには国庫負担割合をかつての給付費の6割という水準を回復することであります。国庫負担増の必要性は、全国知事会が政府に1兆円の国庫負担増を要求するなど幅広い共通認識となっています。 2つ目は、恒常的な低所得に対する免除制度が必要であります。フランスでもドイツでも、貧困に陥った加入者の保険料を国が肩がわりする制度が整備されています。保険証取り上げや差し押さえはありません。 3つ目といたしまして、子育て支援の観点から、子どもに係る保険税、均等割の軽減が必要だと思われます。 滞納者を一律に悪質と扱う発想を改め、国保税の収納活動を貧困把握の入り口と位置づけ、生活困窮者には積極的に減免制度や福祉施策につなげる方向へ行政を転換すべきではないでしょうか。 本条例は資産割を廃止し、その分所得割を医療分0.5%、後期分0.8%、介護分0.5%をそれぞれアップし、介護分の平等割を均等割に加算する改定が行われ、43.2%の世帯が値上げとなる。そして26.3%が引き上げとなる保険税となっております。高過ぎる保険税にさらなる値上げが43.2%の世帯に及ぶことは認められません。よって、反対といたします。 ○議長(楠本) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。 ◆5番(伊藤) はい。(発言の挙手) ○議長(楠本) 伊藤議員、登壇の上、発言を願います。 ◆5番(伊藤) 登壇 王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして賛成意見を述べさせていただきます。 国民健康保険は、年齢構成と医療費水準が高く、所得水準が低いといった構造的な課題を抱えており、高齢化の進展、医療の高度化により医療費がふえており、将来的に国保財政が急激に悪化するおそれがあり、全国的に小規模な保険者が多いため、少子高齢化の進展による保険運営が一層不安定になることが予想されております。 そのため、平成30年4月から国民健康保険制度が都道府県単位化され、都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業の確保など、国保運営に中心的な役割を担い、制度が安定化されます。 これを受けまして、今回の条例改正案では過去の精算金が多額であったことにより、現行の保険税率の水準を維持した形での改正となっており、被保険者の負担の公平化を図るため、同じ所得、世帯構成であれば、県内どこに住んでも保険税が同じとなる保険税水準の統一化に向けて、資産割と介護分の平等割を廃止されるなど、平成36年度の県内統一保険税水準を目指した計画的、段階的な改正となっております。さらに、今回の改正による影響は、保険税の値下げや増減なしの世帯が全体の過半数を占めるものとなっております。 以上のことから、議第23号、王寺町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について賛成するものであります。 ○議長(楠本) ほかに討論はありませんか。     (ございませんの声) ○議長(楠本) これをもって討論を終結します。 これより議第23号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(楠本) 起立多数です。よって、議第23号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第23、議第24号、王寺町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第24号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、議第24号については委員長の報告どおり可決されました。 日程第24、議第25号、王寺町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について、委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言を願います。     (ございませんの声) ○議長(楠本) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第25号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、議第25号については、委員長の報告どおり可決されました。 日程第25、常任委員会の閉会中の所管事務調査及び議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査についてを議題とします。 各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第72条の規定によって、所管及び所掌事務調査について閉会中の継続調査の申し出がありました。 お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 日程第26、議会改革特別委員会の閉会中の継続調査についてを議題とします。 議会改革特別委員長から、会議規則第72条の規定によって、所管事務調査について閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 日程第27、義務教育学校の設置検討調査研究特別委員会の閉会中の継続調査についてを議題とします。 義務教育学校の設置検討調査研究特別委員長から、会議規則第72条の規定によって、所管事務調査について閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) 異議なしと認めます。よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 これをもって、本会議に付議された案件の審査は全て終了しました。よって、平成30年王寺町議会第1回定例会を閉会したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(楠本) それでは、閉会の前ではございますが、今年度末をもって勇退されます梅野教育長、井関水道部長に対しまして、議会を代表して、一言お礼の言葉を申し上げます。 梅野教育長においては、教育振興ビジョンの策定を初め、本町教育行政全般にわたり、豊かな識見と手腕を発揮され、本町の発展に寄与されました。今後とも本町の教育行政を見守っていただきたいと思います。本当にありがとうございました。 また、井関水道部長におかれましては、長きにわたり町政の運営に専心努力され、本町の発展のために多大な貢献をされました。このたび退職されるに当たり、そのご功績をたたえ、感謝の意を表します。どうか、今後とも町政のよき理解者として努力いただきますようお願い申し上げます。 お二人のご健勝とご多幸を心から祈念し、お礼の言葉といたします。ありがとうございました。(拍手) 次に、この年度末をもって、本町への派遣が解かれる古川総務部長、渡邉地域整備部理事に対しまして、議会を代表して一言お礼の言葉を申し上げます。 お二人におかれましては、本町と県との連携を図りながら、本町の発展のために注力されました。県に戻られてもその手腕を十分に発揮され、頑張っていただき、王寺町の発展のために引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。感謝の言葉といたします。ありがとうございます。(拍手) それでは、平井町長、閉会の挨拶を願います。 ◎番外1番(平井町長) 議長。(発言の挙手) ○議長(楠本) 平井町長。 ◎番外1番(平井町長) 本定例会の閉会に当たりまして、一言御礼を申し上げさせていただきます。 ご提案いたしました全ての案件につきまして、原案どおり可決、承認を賜りました。 また、議長から、この3月末で退職または異動いたします職員に対しまして、過分なるお言葉を賜りましたことに対しまして、心より御礼を申し上げます。 今後とも、安心で美しく活気に満ちた暮らし満足度県内トップの生活空間の実現を目指して、我々職員一同、一丸となって取り組んでまいる所存でございます。 最後に、王寺町のさらなる発展をともに祈念申し上げ、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(楠本) これをもって、平成30年王寺町議会第1回定例会を閉会します。     閉会 午後2時25分 上記会議の次第は、書記の記載したものであるが、内容が正当であることを証するために署名する。          議会議長          署名議員          署名議員...