王寺町議会 > 2012-09-03 >
09月03日-01号

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  1. 王寺町議会 2012-09-03
    09月03日-01号


    取得元: 王寺町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-20
    平成24年  9月 定例会          平成24年第3回定例会                         平成24年9月3日                         午前9時30分開議議事日程日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 一般質問日程第4 (議第35号)王寺町固定資産評価審査委員会の委員の選任同意について日程第5 (議第36号)王寺町教育委員会の委員の任命同意について日程第6 (議第37号)王寺町功労者表彰の同意について日程第7 (発議第8号)平成23年度王寺町決算特別委員会の設置について日程第8 (発議第9号)平成23年度王寺町決算特別委員会の委員の選任について日程第9 (議第38号)平成23年度王寺町一般会計歳入歳出決算の認定について日程第10 (議第39号)平成23年度王寺町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第11 (議第40号)平成23年度王寺町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第12 (議第41号)平成23年度王寺町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第13 (議第42号)平成23年度王寺町墓地取得特別会計歳入歳出決算の認定について日程第14 (議第43号)平成23年度王寺町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第15 (議第44号)平成23年度王寺町水道事業会計決算の認定について日程第16 (議第45号)平成24年度王寺町一般会計補正予算(第2号)について日程第17 (議第46号)平成24年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について日程第18 (議第47号)平成24年度王寺町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について日程第19 (議第48号)平成24年度王寺町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について日程第20 (議第49号)平成24年度王寺町介護保険特別会計補正予算(第1号)について日程第21 (議第50号)平成24年度王寺町水道事業会計補正予算(第1号)について日程第22 (議第51号)王寺町住居表示審議会条例の一部を改正する条例について日程第23 (議第52号)王寺町災害対策本部条例の一部を改正する条例について          王寺町議会会議録      平成24年第3回定例議会(第1日)開会日時    平成24年9月3日         午前9時30分散会日時    平成24年9月3日         午後5時50分場所      王寺町議会議場出席議員(議席順)  1番  小山郁子   2番  清水 勉  3番  大久保一敏  4番  伊藤隆明  5番  沖 優子   6番  松岡成行  7番  三村征史   8番  鎌倉文枝  9番  中川義弘  10番  楠本 勝 11番  幡野美智子 12番  西本集一 13番  小泉 強  14番  千葉忠春欠席議員 なし地方自治法第121条の規定により出席した者 町長        保井伸介     副町長       北 義次 教育長       出井 徹     総務部長      中野 衛 住民福祉部長    浅井克矢     建設部長      内山清三 水道部長      乾  清     教育次長      平岡秀隆会議に従事した事務局職員     宮木事務局長         平野書記 ○議長(小泉) 皆さん、おはようございます。本日、告示第76号をもって第3回定例会を招集されましたところ、ただ今の出席議員は14名で定足数に達しております。よって、平成24年第3回定例会は成立いたしましたので開会をいたします。 これより本日の会議を開きます。 保井町長、招集のあいさつを願います。 はい、町長。 ◎番外1番(保井町長) 皆様おはようございます。 本日、第3回定例会を招集いたしましたところ、全議員の皆様方のご出席をいただきました。 本日、提案を申し上げます案件につきましては、人事案件が2件、表彰の同意が1件、平成23年度の決算認定が7件、平成24年度の補正予算が6件、条例の一部改正が2件、合計18案件でございます。どうか慎重、審議をお願いいたしまして、開会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小泉) これより日程外ですが、閉会中の諸般の報告をいたします。 閉会中の議員派遣の件について報告いたします。 7月3日でございますが、正副議長研修会へ私、小泉と幡野副議長が出席いたしております。 7月4日でございますが、監査委員研修会へ楠本議員が出席されております。 7月5日でございますが、新人議員研修会へ小山議員、清水議員、大久保議員が出席されております。 8月1日でございますが、議員人権研修会へ清水議員、西本議員が出席されております。 派遣場所はいずれも奈良県市町村会館でございます。 以上で閉会中の諸般の報告を終わります。 これより日程外ですが、保井町長より閉会中の行政報告を願います。 保井町長、登壇の上、報告を願います。 ◎番外1番(保井町長) 登壇 閉会中の行政報告を行います。 平成24年6月14日から平成24年9月2日までの間でございます。 6月14日、王寺町地域ぐるみ児童生徒健全育成推進協議会推進委員会が開催されております。 7月11日、差別をなくす強調月間事業として、差別をなくす町民集会が開催されております。 7月14日、河川愛護月間及び大和川クリーンデーにちなんで王寺町「水と緑のまちづくり」町民運動を実施しております。 7月30日、王寺町交通防犯対策協議会総会が開催されております。 7月31日、王寺町児童虐待等防止ネットワーク会議が開催されております。 8月23日、1日ファミリー大会を開催し、コカ・コーラウエスト京都工場の見学等を行っております。 8月28日、西和消防組合議会の第2回定例会が開催されております。 8月29日、奈良県葛城地区清掃事務組合議会定例会が開催されております。 9月2日、選挙管理委員会が開催され、定時登録者数が決定されております。登録者数は、男性8,803名、女性9,925名、合計18,728名であります。 以上で閉会中の行政報告を終わります。ありがとうございました。 ○議長(小泉) 次に、教育長より閉会中の教育行政の報告を願います。 出井教育長、登壇の上、報告を願います。 ◎番外(出井教育長) 登壇 ただ今、議長のお許しをいただきましたので、閉会中の教育行政についてご報告申し上げます。 6月15日、6月定例校園長会を開催いたしました。 6月20日、王寺町青少年指導委員会を開催いたしました。 6月21日から22日にかけて、教育委員会視察研修を行い、福井県吉田郡の永平寺中学校を訪問し、清掃活動の取り組みから見えるもの、規範意識の向上について視察研修を行い、6月定例教育委員会を開催いたしました。 7月1日から8月31日にかけて、王寺町営プールを開場いたしました。入場者数は、泉の広場プールが5,380人、舟戸プールが8,788人でした。内訳といたしまして、子どもが10,050人、大人が4,118人、合計14,168人でした。 7月3日、7月定例校園長会を開催いたしました。 7月11日、王寺町青少年指導委員会を開催いたしました。 7月19日、社会教育委員兼公民館運営審議会を開催いたしました。 7月23日より、社会教育団体、幼稚園、小中学校PTA教職員の方々のご協力により、夏休み巡回指導を10回行いました。 7月27日、7月定例教育委員会を開催いたしました。 8月3日から5日にかけて、小中学生野外活動事業国立淡路青少年交流の家で開催し、児童生徒40名の参加がありました。 8月23日、王寺町青少年指導委員会を開催いたしました。 8月29日、8月定例教育委員会を開催いたしました。 以上でございます。 ○議長(小泉) ただ今の町長及び教育長の閉会中の行政報告に対する補足説明を求められる方、ご発言願います。 ◆8番(鎌倉) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、鎌倉議員。 ◆8番(鎌倉) 8番、鎌倉です。 町長の報告の中で、7月31日、児童虐待等防止ネットワーク会議というのが行われたというご報告がありましたが、これはどういうメンバーで、どのようなことが話し合われたのか、補足説明をお願いいたします。 ◎番外(浅井住民福祉部長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、部長。 ◎番外(浅井住民福祉部長) 住民福祉部の浅井でございます。 7月31日に実施されました児童虐待ネットワークのまずメンバーでございますが、幼小中の園長、校長並びに保育所の園長、それと民生児童委員会の会長、自治連合会長、あと人権擁護委員さん、これは1名参加していただいております。あと町の医師会の会長、それとあとは行政のほうですが、高田のこども家庭相談センターの所長、中和福祉事務所の課長、葛城保健所、あと三室病院、西和消防署所長、西和警察署長等が参加していただいております。 それと内容でございますが、内容につきましては、平成23年度の町内の虐待件数受付状況の報告等をさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(小泉) はい、ほかにございますか。 ◆11番(幡野) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、幡野議員。 ◆11番(幡野) 教育長にお尋ねいたします。 この間、通常のように定例教育委員会が行われているわけでございますが、その行われておりましたそれぞれの主な議題は何か、補足説明をお願いいたします。 ◎番外(平岡教育次長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、次長。
    ◎番外(平岡教育次長) 教育委員会の平岡でございます。 それぞれの教育委員会の開催いたしました内容につきましてでございますが、まず7月の定例教育委員会の内容でございます。7月につきましては、小中学校、幼稚園と、それぞれの夏休みに向けましての子どもたちへの指導内容等の協議をしていただいております。これが主な内容でございます。 続きまして、8月定例教育委員会におきましては、また逆に、2学期が始まります。これについての各学校、園での取り組み等につきましてを議題といたしまして開催いたしております。 以上でございます。 ○議長(小泉) はい、ほかにございませんか。 ◆5番(沖) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、沖議員。 ◆5番(沖) 5番、沖です。 教育長に1点お伺いいたします。 6月21日、永平寺小学校のほうに視察に行かれたと報告をいただきましたけれども、行かれたメンバーと王寺町内の小学校に対して、どのように生かせる点などがあったのかどうか、ちょっと内容について補足説明をお願いいたします。 ◎番外(平岡教育次長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、次長。 ◎番外(平岡教育次長) 教育委員会の平岡でございます。 まず、参加いたしましたメンバーでございますが、教育委員の方全員が参加していただきました。そして、教育長及び教育の指導主事、そして私、次長が一緒に参加させていただいております。 それで、参加いたしました、また研修いたしました内容を王寺町の各小学校や中学校の中でどのようなというお話でございますが、永平寺中学につきましては、ここにもちょっと書いておりますように、子どもたちがみずから時間を決めて清掃活動を非常に短時間で効果的にやっておったということを目の当たりにさせていただきました。これにつきましては、説明いただきました永平寺中学校の教頭先生からもお話がございましたが、今すぐにできるものではなく、我々は、諸先輩、今までの校長先生や各学校の先生方が積み重ねてこられたこういう活動が子どもたちに浸透し、子どもたちがみずからこのようにしなくてはならないというふうに計画を立ててやっておるのだと、このように研修を受けました。 さらに、我々が目の当たりにしましたのが、子どもたちがちょうど帰る時間帯でもございましたので、その場に居合わせまして、1人1人全員が皆、学校の校門の前で、自転車に乗っている子は自転車を降り、徒歩の子は徒歩の状態で、学校の校舎に対して一礼をすると、このような形で下校しておるというのを目の当たりにしました。 このようなことを今後、やっぱり王寺町の中でもよいことは取り入れてやっていきたいなとこのように考えますので、校園長会等でも研修内容を報告して、また取り組みをしていただきたいなと、このような形でご報告をさせていただいております。 以上です。 ○議長(小泉) はい、ほかに。 はい、清水議員。 ◆2番(清水) 2番、清水です。 7月1日から8月31日、町営プールを開催されたとのことでございますが、昨今、事故等について余り報道がございませんけれども、監視体制についてどのようにされていたのかお伺いしたいと思います。 ◎番外(平岡教育次長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、次長。 ◎番外(平岡教育次長) 教育委員会、平岡でございます。 監視体制につきましては、例年どおり民間の業者のほうへ委託をいたしておりますが、この配置人数等につきまして、またその中での責任者という者につきましても、そういう資格を持った者等を配置いたしまして、事故のないように事前事前の対応ということを強く指導いたしまして、今年も問題なく終わらせていただいたというのが状況でございます。 以上です。 ○議長(小泉) はい、ほかにございませんか。     (なしの声) ○議長(小泉) 以上をもって、町長及び教育長の閉会中の行政報告を終わります。 続きまして、常任委員会等の委員長の閉会中の報告に入ります。 議会改革特別委員会から、委員会審査報告書の提出がありましたので、委員長報告を願います。 千葉委員長、登壇の上、報告を願います。 ◆議会改革特別委員長(千葉) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、千葉委員長。 ◆議会改革特別委員長(千葉) 登壇 議長のお許しをいただきましたので、議会改革特別委員会の報告を申し上げます。 当委員会は、去る6月18日、7月27日、8月24日の3回開会をいたしました。その審査の主な協議経過と内容についてご報告をいたします。 6月18日の議会改革特別委員会の協議事項といたしましては、案件1、委員長、副委員長の互選については、全員賛成で委員長、副委員長ともに再選をいただき、引き続き、委員長は私、千葉、副委員長に鎌倉委員ということに決定をいたしました。 次に、案件2、議会議員が各種委員を兼ねる場合の受け取る報酬の重複支給の是非については、9月の定例会前の7月に再度、議会改革特別委員会を開会し決定することで継続案件となりました。 次に、案件3、議員報酬についてですが、これは案件2と関係しますので、案件2が決まっていませんので、これについても継続案件となりました。 次に、案件4、その他についてはなしということで、6月18日の議会改革特別委員会は閉会いたしました。 続きまして、7月27日の議会改革特別委員会の協議事項といたしましては、案件1、議会議員が各種委員を兼ねる場合の受け取る報酬の重複支給の是非についてですが、審査の結果、まず重複支給を受けるか受けないかの採決を行い、挙手多数により、受け取らないことに決定をいたしました。また、施行日を平成24年10月1日付か平成25年4月1日付につきましては、議長と理事者と協議を行っていただき、議長一任ということに決定をいたしました。なお、条例の内容につきましては、次回、委員会で施行日とともに決定することになりました。 次に、案件2、委員報酬についてですが、審査の結果、正副議長、各議員の報酬については、任期までは今のままでいくことに決定いたしました。 次に、案件3、王寺町議会議員政治倫理条例についてですが、6~7人が専門部会を設置し、問題点等を委員会に提案し、その提案を全員で審査したらどうかとの意見もありましたが、専門部会は設置しないと決定し、継続案件となりました。 次に、案件4、その他についてはなしということで、7月27日の議会改革特別委員会は閉会いたしました。 続きまして、8月24日の議会改革特別委員会の協議事項といたしましては、案件が1件、特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてですが、これは、前回の委員会で施行日を平成24年10月1日付か平成25年4月1日付にするかを議長と理事者と協議を行い、議長一任ということで、議長報告により、平成25年4月1日から施行することに決定をいたしました。 また、条例の改正の内容ですが、第1条に次の1項を加え、第1条第2項として、「前項の規定にかかわらず議会の議員が特別職の職員を兼ねるときは、その兼ねる特別職の職員として受けるべき報酬は支給をしない。ただし、監査委員として受けるべき報酬についてはこの限りでない。」とすることに決定をいたしました。 なお、この条例の一部を改正する条例については、最終日に委員会発議として、議案を提出いたします。 以上、議会改革特別委員会の委員長報告といたします。 以上です。 ○議長(小泉) なお、議会運営委員長の報告は、日程第2、会期の決定において報告をいただきますので、省略させていただきます。 ただ今より、委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。     (なしの声) ○議長(小泉) ないようですので、質疑を打ち切ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第115条の規定により、議長において、5番、沖議員、6番、松岡議員を指名します。 日程第2、会期の決定を議題といたします。 去る8月24日と本日開会前に議会運営委員会を開会していただいております。議会運営委員長より、会期等について報告を願います。 中川委員長、登壇の上、報告を願います。 ◆議会運営委員長(中川) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、委員長。 ◆議会運営委員長(中川) 登壇 議長のご指名でございますので、去る8月24日と本日開会前に議会運営委員会を開会しております。その審議結果をご報告申し上げます。 本定例会の会期につきましては、本日から14日までの12日間と決定させていただきました。 次に、会期日程でございますが、本日3日、本会議、4日、休会、5日、決算特別委員会、午前9時30分から、6日、決算特別委員会、午前9時30分から、7日、総務文教常任委員会、午前9時30分から、8日から9日まで休会、10日、厚生環境常任委員会、午前9時30分から、11日、建設水道常任委員会、午前9時30分から、12日から13日まで休会、14日、本会議最終日、午前9時30分からでございます。 次に、本日の議事日程及び議案の取り扱い方法についてご報告申し上げます。 日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定。日程第3、一般質問。日程第4、議第35号、王寺町固定資産評価審査委員会の委員の選任同意について、即決。日程第5、議第36号、王寺町教育委員会の委員の任命同意について、即決。日程第6、議第37号、王寺町功労者表彰の同意について、即決。日程第7、発議第8号、平成23年度王寺町決算特別委員会の設置について、即決。日程第8、発議第9号、平成23年度王寺町決算特別委員会の委員の選任について、即決。日程第9、議第38号、平成23年度王寺町一般会計歳入歳出決算の認定について、決算特別委員会付託。日程第10、議第39号、平成23年度王寺町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、決算特別委員会付託。日程第11、議第40号、平成23年度王寺町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、決算特別委員会付託。日程第12、議第41号、平成23年度王寺町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、決算特別委員会付託。日程第13、議第42号、平成23年度王寺町墓地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、決算特別委員会付託。日程第14、議第43号、平成23年度王寺町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、決算特別委員会付託。日程第15、議第44号、平成23年度王寺町水道事業会計決算の認定について、決算特別委員会付託。日程第16、議第45号、平成24年度王寺町一般会計補正予算(第2号)について、総務文教常任委員会付託。日程第17、議第46号、平成24年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、厚生環境常任委員会付託。日程第18、議第47号、平成24年度王寺町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、厚生環境常任委員会付託。日程第19、議第48号、平成24年度王寺町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、建設水道常任委員会付託。日程第20、議第49号、平成24年度王寺町介護保険特別会計補正予算(第1号)について、厚生環境常任委員会付託。日程第21、議第50号、平成24年度王寺町水道事業会計補正予算(第1号)について、建設水道常任委員会付託。日程第22、議第51号、王寺町住居表示審議会条例の一部を改正する条例について、総務文教常任委員会付託。日程第23、議第52号、王寺町災害対策特別条例の一部を改正する条例について、総務文教常任委員会付託。 以上のとおりでございますが、日程第9、議第38号から日程第15、議第44号までは一括議題といたします。 日程につきましては、以上のように当委員会において決定いたしておりますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、当委員会におきまして決定をいたしました議会運営の事項について報告をいたします。 まず、決算特別委員会の設置及び委員の選任につきましては、本日の議長発議の提案議題として取り扱いいたします。委員の選任につきましては、議長及び議会選出の監査委員を除く決算特別委員会の委員7名を選出していただく予定でございます。なお、選出に当たっては、平成23年8月9日に開会されました第2回議会改革特別委員会で決定されましたとおり選任願うことといたしております。 続きまして、監査委員の報告につきましては、平成23年度各会計歳入歳出決算に対する監査委員の報告は、決算特別委員会において委員会審査に入る前に議会選出監査委員より報告をいただき、報告に対する質疑は受けない旨、当委員会において決定いたしております。 以上、議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(小泉) お諮りします。会期等については、ただ今の委員長の報告どおり決定したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、会期は委員長の報告どおり、本日から14日までの12日間と決定いたしました。 日程第3、一般質問に入ります。 それでは、7番、三村議員、登壇の上、質問を願います。 ◆7番(三村) 議長。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、三村議員。 ◆7番(三村) 登壇 ただ1問だけでございます。 任期満了に伴う保井町長の2期目の出馬について、議長のお許しをいただきましたので、一般質問させていただきます。 今回の内容につきましては、ただ1つ、保井町長の2期目に向けての出馬についてでございます。早いもので、保井町長が就任されて3年半が経過いたします。来年の2月が1期目の任期となり、町長選挙がとり行われるものと思います。 保井町長は、今日まで選挙時に掲げられましたマニフェストを着実に1つ1つ実現されてこられました。また一方、全国的に厳しい環境におかれる地方財政ではありますが、王寺町では財政健全化の取り組みを進められ、健全で安定した町政運営となっているところでございます。 こうした中で、保井町長が掲げられておられる全国一豊かで文化の薫り高い都市に向け、当然引き続いて行政を担当していただけるものと思いますが、まずは、来年の町長選挙には再度の出馬をいただけるものか、そのご意思をお伺いしたいと思います。 よろしくご答弁賜りますようにお願いいたします。 ○議長(小泉) 理事者、答弁を願います。 はい、保井町長。 ◎番外1番(保井町長) ただ今、三村議員から私に対する2期目に向けて所信をとのことで、励ましと心強い激励に対して、まずは御礼申し上げます。 私は、住民サービス、福祉、医療、教育等のすべての生活基盤を見直し、きめ細かに改革、改善を行うことを公約に掲げ、今日までひたすら忠実に取り組んでまいりました。そして、この間、議員皆様のご協力のもと、1つ1つ実現できましたことを感謝申し上げるところでございます。 今、地方行政は、国の制度改革、長期の景気経済の低迷の中で厳しい運営を強いられているところでございますが、こうした中でも王寺町は、歴代の町長初め議会の先人、先輩方、そして住民が一体となったまちづくりの中で、ゆるぎない町政基盤を堅持できていることに深く感謝申し上げるとともに、これからも堅実、安定なまちづくりに、より一層邁進いたしたいと考えているところでございます。 私たちの王寺町が、全国一豊かで文化の薫り高い都市となることを目指し、引き続き2期目に向けしっかりと取り組み、住民皆様のご期待にこたえてまいりたいと決意を申し上げまして、出馬要請に対するお答えとさせていただきます。 ありがとうございます。 ◆7番(三村) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、三村議員。 ◆7番(三村) 7番、三村でございます。 ただ今、保井町長から2期目に向けての力強い出馬の表明をいただきました。保井町長も申しておりますとおり、今、地方行政は厳しい状況下にございます。こうした中で、全国一豊かで文化の薫り高い都市を目指し、夢のあるさわやかなまちづくりのためご活躍いただきますことをご祈念申し上げまして、私の質問にかえたいと思います。 どうか健康にも十分ご留意いただき、期待にこたえるべく、万全の体制でしっかり頑張っていただきますようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(小泉) 暫時休憩します。再開は、10時30分からお願いいたします。よろしくお願いしておきます。     休憩 午前10時10分     再開 午前10時30分 ○議長(小泉) 休憩を解いて再開いたします。 ここで副議長と交代いたします。     (議長交代) ○副議長(幡野) 議長を交代いたしました。 次に、4番、伊藤議員、登壇の上、質問を願います。 ◆4番(伊藤) 登壇 それでは、ただ今議長の許可をいただきましたので、一般質問、1問さし上げます。 ちょうど私、5年目になるんですが、22回一般質問をさせていただいて、これが50問目ということでございます。特に、今から詳しく申し上げますが、本当に国民の命を守るということからこのことについては、私もがん教育を含めて、特にがんのことについては5回質問をさせていただいておりますので、今回6回目ということでよろしくお願いしたいと思います。 まず、がん検診受診率向上についてということで申し述べたいと思います。 がん医療の進歩により、がんが不治の病から治る病気になりつつあります。我が国のがん患者全体の5年相対生存率(治療でどれくらい生命を救えるかを示す指標)は57%と年々上昇しており、がんの種類によっては9割近い生存率があります。しかしながら、がんは1981年より日本人の死亡原因の第1位が続いています。 今回の新しい基本計画には、がん対策を進める方向性として、がん患者を含む国民が、がんを知り、がんと向き合い、がんに負けることのない社会を目指すとあります。 2006年にがん対策基本法が制定され、翌年6月制定された第一次基本計画で重点的に取り組んできたのは、日本のがん医療でおくれていた放射線療法や化学療法の充実、がんと診断されたときからの緩和ケアの推進、最近この緩和ケアという言葉もサポーティブケアとか、余り患者さんにも意識しないような言葉が少し出てきておりますが、いずれにしてもそういったことの推進、がんになった人を治し、いやすための対策が推進されてきました。そこから、学校や職域でのがん教育の普及、予防への取り組み、早期発見に力を入れるとともに、今回の第二次基本計画では、新たに働く世代や小児へのがん対策の充実、国による5年以内のがん登録の法制化、がん予防の柱にたばこ対策、成人喫煙率引き下げ目標の設定などが盛り込まれました。 2007年の前基本計画、5年間の進捗状況、本年の新基本計画につきましては、次々ページに参照ということで、ちょっと1ページくっていただいて、表をおあけいただきたいと思います。 ここに、今申し上げました前基本計画、そして今の状況、そして今回定められました新基本計画ということで、表にさせていただいております。これは国全体のことでございますので詳しくは申し上げませんが、全体計画、拠点病院の整備、放射線療法・化学療法の推進、今申し上げましたサポーティブケア、がん検診受診率、がん登録、働く世代や小児へのがん対策の充実ということで、特にこの中で、後ほども理事者側からご答弁があるかと思いますが、がん対策検診受診率におきましては、対象年齢の方を含めて50%以上の大人ということで進めましたが、現状を全国的に見ましても20%から30%である。これを再度、がん検診受診率50%、国民2人に1人が検診を受けていただこうということにしている。その中で、胃がん、肺がん、大腸がんは、当面40%を目的にするということでございます。 それと、がんの登録に関しましても、やはり亡くなった原因ががんのどのがんかということを国全体として掌握して、がんのどういった部分をどうするかということが一番大切になりますので、この法制化を国のほうにおいても検討されることでございます。後はもう省略します。 もう一度、1ページに戻っていただきまして、この表に明らかなように、本推進計画の大きな目的は、がんによる死亡率を10年間で20%減少させることであります。そのため、がんの早期発見、早期治療を目指し、現在推奨されている胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんの5つにおきましては、受診率が、乳がん、子宮頸がん以外は、余り受診率は上がっていませんが、女性特有のがんである乳がん、子宮頸がんは、2009年の無料クーポンの実施が大きく貢献し、また子宮頸がんワクチンの昨年春からの無料接種が効果を発揮していると考えます。数字のほうは後ほどあるかと思いますので、このとおりになっているかはどうかはちょっと数字を聞かないとわかりませんが。 いずれにしましても、今回また新推進計画では、小児がん対策が大きく取り上げられています。小児がんは、子どもの病死原因の第1位であり、年間2,000人から3,000人の方が発症しています。小児がんは、白血病、脳腫瘍、悪性リンパ腫などが多く、治療した場合でも後遺症による発育、発達障害や臓器障害に加え、二次がんを発症することもあり、今後、患者や家族に対して安心して適切な医療を受けられるための対策も急務であります。 そこで、今回の新5カ年がん対策推進基本計画の策定を受け、我が町として、どのように取り組まれるのかをお伺いいたします。 1番、本町の5つのがん検診受診率の実態、前年との対比。これは以前の質問のときにも、その年度のときにお聞きしたと思いますが、直近のところでお願いします。 2番目、乳がん、子宮頸がんワクチン検診無料クーポンの果たした役割と今後の方策。 小児がん対策については、我が町はどのように取り組まれるのか。 本町がベッドタウンとしての要素が多い地域であることを踏まえ、今後の検診受診率向上についてどのように取り組まれるのか。 今回の新がん対策推進基本計画の中で、我が町として、特にどの点に対して重点的に取り組まれるのか。 以上でございます。(拍手) ○副議長(幡野) 理事者、答弁を願います。 ◎番外1番(保井町長) 伊藤議員のご質問にお答えします。 まず、1点目のがん検診受診率のご質問でございますが、地域特性から被扶養者が人間ドック等、まちの検診以外で受けられた場合の受診者は把握できない側面がありますことをまずご理解いただいた上で、平成22年度は、胃がん検診9.8%、肺がん検診7%、大腸がん検診14.1%、乳がん検診25.3%、子宮頸がん検診21.1%でした。平成23年度は、胃がん検診9.3%、肺がん検診6.8%、大腸がん検診14.7%、乳がん検診23.4%、子宮頸がん検診20.0%でした。この結果、平成22年度と平成23年度の受診率を比較いたしますと、ほぼ横ばいであるというのが現状です。 次に、2点目の女性特有のがん検診推進事業のご質問ですが、無料クーポン券導入前と比べますと、受診者もふえ、受診率は伸びております。平成24年度からは、同様に大腸がん検診の無料クーポン券の発行も追加し、今後も国や県の補助動向を見ながら迅速に対応してまいります。 3点目の小児がん対策のご質問でございますが、国の新計画でも述べられているように、小児がんは希少で多種多様ながんで、小児がん拠点病院を整備し、中核的な機関の整備を目標とされているところです。このようなところから、小児がん対策を町レベルで実施できることは、乳幼児健診等で何らかの異常を見つけ精密検査を勧めるなど、そのフォローをしっかりしてまいりたいと考えております。 4点目及び5点目の受診率向上及び重点的な取り組みのご質問でございますが、身近で検診を受けられるよう、今後も重点的に取り組む特徴的な方策は、セット・レディース集団検診で、現在も大好評でございます。平成24年度からは国民健康保険加入者を対象とした特定健康診査の際に、新たに大腸がん検診等を同時に受けられるように検診項目に追加いたしました。また、集団検診の日程が合わなかった場合、町医師会のご協力のもと個別検診も実施しております。 今後とも王寺町では、がんの早期発見、早期治療の第一歩はまずがん検診であるということを住民の方々に繰り返し啓発し、1人でも多くの方にがん検診を受けていただくよう努めてまいります。 以上でございます。 ◆4番(伊藤) はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) はい、伊藤議員。 ◆4番(伊藤) 4番、伊藤でございます。 今ご答弁いただきましたが、数字的には後ほど詳しく申し上げますが、いずれにしましても、日本の場合、我が王寺町だけではなく国全体として受診者が非常に少ない。その中で今、特に最近、私も新聞見たらいろいろ気をつけておるんですが、がん対策協会のいろんな新聞の記事、皆さんよく御存じだと思いますが、こういったものが非常に今多くなってきております。 国もまたこういったがん対策協会、そして今お話がありましたように行政、お医者さん、また保健所等、さまざまな方たちが進めておられるんですが、それでもやはりもう一歩なかなか進まないということで、1つは、私はポイントは以前にもご質問したんですが、小さいときにぜひこういった教育をしていただく。いわゆるがん教育です。これは、以前に教育長のほうからも、たしか健康教育、これをトータルでしておるから、その中で一貫としてやっていきたいというご答弁をいただきましたが、それはそれで私も非常にいいと思うんですが、せんだって、9月1日の防災の日もありましたから改めて、うちは津波はありませんけれども、いわゆる釜石の奇跡という片田教授のいろんなことが報道もされております。やっぱりその原因も、防災教育も、私は小さな子どもさんたちに意識変革を図り、そして行動も変えていただく、このことが一番肝要ではないかと思います。 先ほど、平岡次長が永平寺中学校でしたかご見学に行かれたということで、まさにそういったこともおっしゃっておられたと思いますので、そのことに関して、今回の質問とは直接関係ないんですが、ぜひ、がんの学校教育、こういったものに今後どういう形で取り組んでいかれるのか、このことについて再度お尋ねをさせていただきたいというふうに思うわけでございます。 それともう1点、先ほどお話がございましたように、4番目、5番目の私の質問に対して、るるお答えをいただいたんですが、私が議員になりましてから資料をいただいているので、例えば胃がん検診とかいうのが平成18年の行政実績報告書では1,127件あったんですが、先ほどのご答弁いただいたのでいきますと、胃がんが、おそらく直近でいきましても500~600じゃないかなと思うんですね。これはなぜ減っているのかということと、それと子宮頸がん、乳がんに関しては、今の法的措置がとられましたので増加をしておるんですが、それでもまだ20から25%ぐらいということは、子宮頸がんそのものを今、後半で町長のほからお話がありましたが、子宮頸がんワクチンを接種したからといって100%これは治るわけじゃないんですが、やはり対象年齢の中学1年生から今高校1年生までですが、その女子の方がされた場合に、大体70%ならないという確率が言われております。それをあとフォローするという意味でのこの女性の検診だと思いますので、そういったものにターゲットを絞って、王寺町としては、すべてするのが一番いいんですが、特にこういった点について進めていく、そのための方策について2点、ちょっとご質問をもう一度させていただきたいと思いますので、お願いいたします。 ○副議長(幡野) 理事者、答弁を願います。 ◎番外(平岡教育次長) はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) はい、教育委員会。 ◎番外(平岡教育次長) 教育委員会、平岡でございます。 がん教育の推進と取り組みということでございますけれども、各小学校、中学校等での取り組みは、今現在、まず第1点に挙げられるのは、命を大切にするという教育をさせていただいております。この中で、やはりそういう自分の体を大切にしていくという意味合いでの教育も現在も進めておりますが、こういうことをさらに踏み込んだ形での教育というものを考えていかなくてはならないと、このように考えます。 それともう1点は、食育という形で、やはり食べる物をしっかり勉強することで、体の大切さとかそういうものを十分理解をしていただけるとこのように考えておりますので、このような2点を今現在進めておりますが、さらに今申し上げましたように、がん教育というものにどのような踏み込んだ形で教育できるのかを今後検討してまいりたいと、かように考えております。 以上です。 ◎番外(浅井住民福祉部長) はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) 浅井部長。 ◎番外(浅井住民福祉部長) 住民福祉部の浅井でございます。 先ほど町長のほうから答弁がありました4点目、5点目の今後の取り組みということでございますが、本町の場合は、セット・レディース検診、また無料クーポンという形での取り組みを随時進めてきております。 受診率の向上に向けましては、この辺を継続的にといいますか、さらに続けていくということと、検診ごとに啓発に努めていく、住民の方に啓発を加えていくということが重要かというふうに考えておりますので、今後もさらにセット検診、また無料クーポン等々、継続的に実施するとともに、その中での啓発に取り組んでいきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆4番(伊藤) はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) はい、伊藤議員。 ◆4番(伊藤) 学校教育につきましては、本当にそういう意味でぜひよろしくお願いをしたいと思います。防災教育も先ほど言いましたように、何もそういったことを恐れるということではなく、それに立ち向かっていくとそういった観点から教育をぜひお願いしたいと思います。 私は、特にぜひ考えていただきたいということで以前も申し上げたんですが、町ももちろんセット・レディース検診もされているし、今、対象の年齢の人には通知も郵送でされておるし、そういった面ではかなり手をいっぱい打たれておるんですが、やはりそれでも5人に1人というこの現実があるわけでございますので、防災じゃないですが、自分の命は自分で守るんやから、そらもう来んやつはしゃあないなということにはなりますが、やはりこれからの将来のことを考えた場合に、今の高齢化社会がますます進展します。医療費もどんどん大きくなってきます。そういった社会保障費全体のこともあるし、同じ生きるんやったら健康で生きたほうがいいわけでありますので、それをするためにどうしたら一番いいのかというのが、私は一番キーポイントではないかなと思います。 以前も電話での勧誘もしているということもお聞きしましたが、やはり行政コストの問題もありますけれども、がんの指導員といいますか、フェイス・トゥー・フェイスで対象の方に毎年毎年は行けませんかもしれませんけれども、そういった推進員をぜひお願いしたいと思います。 それでちょっと具体的に、よそのことはよそのことなんですが、ええことはどんどん私はしたほうがええと思いますので、例えば富山県なんかの場合、以前も申し上げましたが、がん対策推進員という方が、これは会社をリタイアした方とか普通の方なんですが、そういった方に教育をして、そして具体的にフェイス・トゥー・フェイスで検診受診率アップに努められていると。 それと、今から言うのは市なんですが、長野県の飯田市、ここは環境政策でも非常に進んでおる市なんですが、ここは2011年から、がん検診申込書を全世帯に郵送されて、ここは過去からの受診率のちょうど倍上がっておるということで、その申込書には20歳以上の女性、35歳以上の男性の名前と1人1人がどの検診、やっぱり不安なのがありますから、先ほど言った胃がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がん、肺がん、こういったものであなたはどれが一番対象ですよと、男性に子宮がん、乳がんというても、これやむを得ない話ですから、そういったこともきめ細かくされて本当に受診率が大幅にアップしまして、1万1千人だったのが、もう既に2万人以上受けられて、本年度最終的には2万3千人から2万5千人済んでおるというようなことで、市全体としてそういったものを進めておられるということがございます。 それと、先ほどのがん教育のことの中で、これは子宮頸がんだけなんですが、8月5日の朝日新聞に、ビジットドクターということで、高校1年生の女の子のところに女性のお医者さんとそれをサポートする女子大生3人ほどが行って、直接検診のこと、また子宮頸がんのことをるる説明をされて、その後フリートークをして、こんなこと知らなあかんねんということも含めてされておるわけです。 ですから、私は、今、王寺町がされていることそのものも非常にいいんですが、もう一歩進んで、ぜひそういったがん推進指導員とか、まあそれだけでなくてもいいんですけれども、もう少し役割を広くしていただくというようなお考えはないのかどうか、そういったことも含めてご答弁をお願いしたいと思います。 ○副議長(幡野) 理事者、答弁を願います。 ◎番外(浅井住民福祉部長) はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) 浅井部長。 ◎番外(浅井住民福祉部長) 住民福祉部の浅井でございます。 今、伊藤議員がおっしゃった他府県の取り組みというのも本町のほうで、担当のほうは把握しておる状況でございますが、がん対策指導員という形のものを今後、受診率の状況を見ながら、どういうふうに取り組んでいくのかということは検討していかなければならない状況であります。すぐにというわけではございませんが、この辺は、まずはいかに受診率を、現状で取り組みを行っている事業で受診率を上げる形でまだまだないのかということも、センターのほうで検討いたしまして取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、指導員という形は、現状ではちょっと今考えておらない状況でございます。 以上でございます。 ◆4番(伊藤) はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) はい、伊藤議員。 ◆4番(伊藤) 4番、伊藤でございます。 いずれにしましても、根本はいずれかは亡くなるわけでございますが、皆さんよく御存じのように、先ほども言いましたように、がんが、今、死亡原因の第1位であるということ。大体2人に1人がかかって、今、日本では年間35万人の方が亡くなっておるというような状況でございます。 一方では、今お話がございましたように、国のほうでも新たに5カ年のがん対策を決めて、県のほうでも、ついこの前の新聞にもがん対策に県民目線をということで、県としての推進計画をまとめて、また我々地方自治体のほうにも出てくると思いますが、そういったことも当然勘案もしなければいけませんが、その中でも私は、この中に従来から違うのは公募委員、そういった方たちも県のがん対策推進協議会の中に入れていこうというそういった考え方が出てきておるというのは非常に評価すべきことじゃないかと思います。そういったところも踏まえて、自治体としても待たなければいけないとは思いますが、いずれにしても、王寺町全体としてやらなければならないこともある。 それと、冒頭に言いましたように、国も本腰を入れて本気になってこのがんの法制化、そして先ほども町長のお話にありましたように、勤めている人の受診率もわからんというようなそんなええ加減なことをいまだにやっているから、受診率そのものもなかなかもう1つパンチ力がないと。こんなものは全体でばしっとわかれば、私はできることが多々、医療また介護等にもあるかと思いますので、ぜひそういった面でも町としてやれる範囲のことに全力投球でやっていただきたいということを要望いたしまして、質問を終わらせてもらいます。 ありがとうございます。 ○副議長(幡野) 次に、8番、鎌倉議員、登壇の上、質問を願います。 ◆8番(鎌倉) 登壇 議長のお許しを得ましたので、私は今回2問、ご質問させていただきます。 1問目は、特色ある王寺のまちづくりについてということについて、提案やら要望やらしたいと思っています。 先ほど町長は、また次期出馬するという表明も伺いました。今後、王寺町のまちづくりにかかわっていく上で、私は次の提案をしたいと思っています。 教育を核とした魅力あるまちづくりを提案したいと思っています。かねてから町長は、住んでいることを誇れる町、だれもが住みたいとあこがれる町と、それの実現のために教育、福祉、医療の充実というのを常に述べられております。子育て中の親たちが最も望むことは、その中でも医療と教育なのですが、中でも今注目されるべきは、子どもたちが心身ともに充実できる環境づくり、いじめ問題も含まれてくると思いますが、そういった環境づくりが大切だというふうに考えています。 例えば、ある町では、発達障害などというそういった診断、もしくはそれに近い何か補助を与えなければならないという子どもたちに対して、多分これは特別支援学級というふうなことになると思いますが、そういったことに対してその教諭だけに任せることなくスタッフの数をふやして十分な手当てをされているというのを聞いております。ですから、そこに引っ越そうというふうに言っておられるという若い世代のお話も聞いています。真に本当に住みたくなるまちづくりを教育の観点から考えてはどうでしょうか。行政だけではなくて、官民一体となって考えていくということも視野に入れるべきです。こういった考え方について、保井町長のお考えをお伺いいたします。 それと関連いたしまして、学校地域支援事業について、出井教育長にお伺いいたします。 このことについては前回も質問はしていますが、余り私が受け取った様子では進んでいないというふうに受け取っています。その後、いろいろ各学校の動きも私も耳にはいたしておりますが、王伸でメニューの一部が紹介されていました。この事業こそ各校区、しっかりと取り組むことができれば、まちづくりの核の1つとなるのではないかと考えます。コーディネーターは、この事業の重要な担い手です。先般は、コーディネーターのお名前とか、設置状況とかいうこともはっきりわかりませんでしたので、今回、コーディネーター、事業のメニューなど今後の体制についてお伺いしたいと思って質問をいたしました。以上です。 それから、2問目ですが、これは同僚議員もよく質問もしておりますし、私もかつて質問したことがありますが、168号拡幅工事についてであります。 これは、行政のほうには非常に簡単に、1、2ということで質問状を出しておりますが、進捗状況と今後の予定をわかっている範囲で今教えていただきたいと思います。何か全然進んでいかないような気もしますし、少し動いているような感じもしております。 それから、2番目ですが、その拡幅した道路に自転車道の整備はできないのか。これは多くの住民の方が、せっかく新しい道路ができるんだから、自転車の生活がもう少し安全にできるように配慮してもらいたいという意見をよく聞きます。この点についてお伺いいたします。 以上2点、よろしくお願いします。 ○副議長(幡野) 理事者、答弁を願います。 ◎番外(出井教育長) はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) はい、出井教育長。 ◎番外(出井教育長) ただ今、鎌倉議員から2つのご質問をいただきましたが、1点目につきましては私のほうから、2点目につきましては町長のほうからお答えしたいと思います。 まず、1点目の特色ある王寺のまちづくりについてでございますが、王寺町は、福祉、医療、教育の3本柱の充実を図るべく積極的な事業展開を行っております。とりわけ学校教育では、「希望に向かって輝け瞳 明日を担う王寺の子ども」をスローガンに掲げ、確かな学力、豊かな人間性、たくましい心身を育成する指導に重点を置き、取り組んでおります。 また、学校地域連携事業の平成24年度の各学校の取り組みについてでございますが、御存じのとおり王伸8月号に、現在各学校が行っている内容の一部を紹介させていただきました。現状は、各学校が当初予定した内容を鋭意実施されており、定期的に学校現場の現状の報告を順次行っていただいております。学校地域連携事業でのコーディネーターの役割は、学校から依頼のあった活動の企画運営の中心となって学校や地域、地域の団体等との総合的な調整等を行っていただいています。 各学校の今後の体制については、当初予定した項目で順調に進めていただいており、変更のある場合はその都度、計画変更届を提出することとなっておりますが、今のところは変更はございません。なお、当該事業についての今後の取り組みについては、この補助金制度にのっとり進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(幡野) はい、町長。 ◎番外1番(保井町長) 鎌倉議員の2点目の168号線の拡幅工事についてのご質問でございますが、1番目の国道168号進捗状況については、御承知いただいておりますとおり、王寺小学校以南の360メートル区間の工事は現在順調に工事が進んでおり、この区間の完成は来年3月末だと奈良県から伺っております。 また、県道桜井田原本王寺線交差部までの今後の予定につきましては、用地買収について89%の進捗となっており、その買収の状況に合わせ、まず交差点部までの完成を目指していきたいとのことであります。 2番目の自転車道の整備につきましては、歩道敷内に電線共同溝の整備が新たに加わるなど、幅員の確保が難しく、新たな用地を取得しなくてはならず、現時点では考えていないとのことでございます。 以上でございます。 ◆8番(鎌倉) 議長、私の1問目なんですが、町長にも質問しているんですけれども、そのことについてお答えはいただけないんでしょうか。 ○副議長(幡野) 鎌倉議員、町長にお答えいただくのは特色あるまちづくりというところでの答弁ですね。 ◆8番(鎌倉) 提案について、町長にお伺いしているんですけれども、そのことについては町長からはお答えをいただかないんでしょうか。 ○副議長(幡野) いかがですか、町長、答弁願えますか。 出席を要求する理事者のところで、保井町長及び出井教育長ということで要請をしておられますので、まちづくりとの部分でお答えいただけたらと思います。     (発言する者あり) ○副議長(幡野) 鎌倉議員、教育を核とした魅力あるまちづくりを提案しますというふうに言われております。教育を核としたということで、出井教育長から今お答えがあったと思いますが、それではだめでしょうか。 ◆8番(鎌倉) そうではなくて、町長に対して、まちづくりのまあいろいろ考えておられますよね、福祉とか教育とか。今まで教育の中で、医療、教育と並べておっしゃっていたんですけれども、特に王寺町のまちづくりについて、この教育ということを主にということで一応質問したつもりなんです。 じゃあ、再質問にいきます。 ○副議長(幡野) はい、そうしたら再質問してください。はい、どうぞ、鎌倉議員。 ◆8番(鎌倉) こんなところで時間とっていてもしょうがないので、再質問に行きます。 私のつもりでは、この1問目については、今、出井教育長がすごく簡単に希望に向かってとか確かな学力とかというふうに、そんなことは当たり前のことでして、そうではなくて私は今回、いつも具体性がないからそのことは言ってなかったといわれるので、他町の例も引用しながら、王寺町に行きたい、誇れるまちにしたいということですから、王寺町に引っ越していきたいというふうに思ってもらう核を教育ということに置くことはできないのかと、それを考えていくという手だてはないのか。 これはっきり言って、近隣というのは三郷町の例なんですが、そういった少し障害のある方とか、そういった児童に対してということではないけれどもあそこは3校ということですが、各校に4名の講師が陣容として配置されていて、それによって今の現職、先生がいろんな意味でその子どもたちにかかわり合う時間がふえたり、いろいろ考えていく時間がふえたりということで、とても陣容的に有効だというようなお話で、それを聞いた若い子育て世代の方は、それだったらその三郷町に引っ越そうかなといっている人がいるぐらいというふうに聞きました。 そういうような観点で、王寺町が何か教育ということについて、さっき出井教育長が言われたのはそんなことはどこでもやっていることで当たり前のことで、学校教育の目標ということにあれば当然のことだと思うわけです。 その中で、1つ私は、北小から王小に行かれた加藤校長がおやめになって、やっぱり学校を核とした何かがしたいという強い思いでおやめになったという事実もあります。この事実について、王寺町長としてはどのように考えておられるのかということも1つお伺いしたいです。 それから、この間、町長は加藤スクールという講演会のときにもお出でになっていましたが、最後に来て多分ごあいさつをされただけだと思います。そのごあいさつが、何か期待するというようなあいさつであって、じゃあ行政がどう考えるのか、どう一緒にやっていこうと思うのかというようなお話は全く受け取れませんでした。だから、さっき私は官民共同というような考え方というのも申し上げましたが、そんなことについて、やっぱり私、これは町長にこれからの方針としてお答えをいただきたいです。もうこのことは教育委員会からはお答えはいりません。 それから、次の支援事業のことですが、この地域支援事業ということについても、何かいまいち、予算の範囲でこなしていくというような話なんですね。これも私が申し上げたように、これが本当に充実すれば、まちづくりの核の1つとなるというふうにも私は考えています。そのことについて、もう一歩踏み込んだお答えがいただきたいと思います。 それから、168の拡幅工事についてですが、進捗状況は今、お伺いしましたが、いずれにしても、何か県がやっていることだからそのように聞いていますというようなお答えなんですけれども、王寺町としては、この王寺町を通っている168号線、もちろん工事を勝手にやったりとかすることはできませんし、そんなことは私も承知しておりますが、その自転車道についてです。ときどき歩道を広くして自転車も供用してもいいよという王寺でもそういう看板を目にすることがありますが、そのような方向に持っていけるのか。できれば自転車道が欲しいというのが住民の要望ですけれども、これは王寺町が勝手にするわけにはいけないですけれども、働きかけというのはできるのではないかというふうに考えています。 以上、再質問でお願いいたします。 ○副議長(幡野) はい理事者、答弁をお願いします。 はい、町長。 ◎番外1番(保井町長) 先ほどの鎌倉議員の質問も合わせまして、少々お答えさせていただきます。 さまざまなまちは、さまざまな考え方で特色ある政治、いわゆる政策を行っておるんですけれども、当王寺町といたしましては、学童保育を、私、公約どおり無料とさせていただきました。おかげさまで今、王寺町立の3小学校ではかなりの人数の方が学童保育を受けていただいております。 そして、今年からでございますけれども、ゼロ歳から中学校までの入院医療費無料とさせていただきました。これに関して、またご質問もあろうかと思いますけれども、私自身も私ごとながら私の息子も実は幼児期に一月ほど入院した経緯がございます。やはりめったにそんな入院などないということは決してございませんで、そういったときに家庭のご負担が少しでもないように全額公費負担ということ、これは王寺町独自の特色でございます。 なお、幼児期から外国人講師を招いて外国の方が何かしゃべりに来られても、逃げたりまた戸惑ったりしなくてもいいようなそんな精神風土を、幼児期からこの王寺町では宿していきたいなという思い、これも王寺町独自の政策でございます。それぞれの政策をその町々が一生懸命に考えてやっていることだと思います。 そして、加藤スクールのことにつきまして少し触れられましたけれども、事前に加藤先生がお見えになりまして、こういったことをするのでぜひあいさつをということで、私快く、時間的にちょうど美しケ丘夏祭りがございましたので、その後駆けつけて、加藤スクールに対し、私の気持ちを実は十分に述べたつもりです。 その内容と申しますのは、行政、そしてまた教育委員会も行政組織がございます。なかなか国の法によって縛られて、その中でもできるだけ拡大解釈をして、住民の方々のためにやっていきたいと。ほかのいろんなことも拡大解釈をしながら、これまではいけるだろうか、この部分までは大丈夫だろうかと思いながらも一生懸命に今、行政として取り組んでおります。ただ、その枠が超えたところについては、いわやる官、民という形で、何か官民というと官僚と民衆と変な意味合いにとられますけれども、加藤先生のほうに関しましては、いわゆる保護者のつながり同士、また1つの官、いわゆる行政を脱して、行政のできないところを補おうと。行政と行政でない部分がさまざまにこれから今後は話し合いをしながら、よりよい王寺町を行政とそして住民の力でつくっていこうじゃないかというあいさつを私、自分自身、非常に熱を込めて話したつもりでございます。 そんなことで、アクティブ加藤、いわゆる加藤先生のやられていますことも、私十分に真摯に考え、今後のことですから検討して行政に反映できるものならして、私自身、応援してまいりたいとはっきりと200人の聴衆の前でも申し上げました。そして、その責任は、私、負っております。 そういうことで、いろいろご質問いただきましたけれども、総括してお答えとさせていただきます。 ありがとうございました。 ○副議長(幡野) はい、内山部長。 ◎番外(内山建設部長) 建設部長の内山でございます。 2点目の168の関係でございますけれども、初めにおっしゃられました、県がやっているからというようなご質問でございますけれども、決して県がやっているからどうのこうのということではございません。過去にいろんなメンバーが担当しまして、10年近くかかって1期目の工事がやっとこさ供用開始できたということがございます。 また、その後、本年につきましても、先ほど町長述べられたとおり、25年3月を目標として、今現在、工事を着実に進めていただいております。その中ではございますけれども、桜井田原本王寺線交差点部までの俗に言います920メートル区間におきましても89%というほぼもう90%に近いような形の買収も行われております。それとあと、その交差点付近の買収だけが残っておおむね買収のほうも終わっております。それもすべて町職員と県職員と合同になって買収に努めているというようなことでございますので、決して県がやっているからということではございません。説明の中での表現につきましては、県から伺っている、当然、行政主体が町ではございませんので、そういう形の表現で説明はさせていただいております。 今後も、町長が桜井田原本王寺線の交差点以南についても、昨年暮れから今年の初めにかけて、荒井知事に直接ご要望されて、できるだけ早い時期に完成をしていただきたいという要望も行っていただいておりますし、それも高田土木のほうでは御承知もいただいているところでございます。 それと、自転車道の件でございますが、御存じのとおり、この168の拡幅につきましては相当前から計画決定がなされて、上位道路であります県のほうで、4車というような形で決定をしていただいて事業が進んできております。 自転車道につきましては、ここ1~2年の中でそういう法整備がされたということで、国道につきましてできる場所からということで、県内でも幾つかの場所で自転車道の設置、町においても25号線の部分、一部やっていただいているようなところはございますけれども、基本的にはもう先行されて買収されて供用開始されている部分もございますので、それ以上の形では県のほうでは現時点では考えていないという報告をいただいておりますので、先ほどご報告をさせていただきました。 以上でございます。 ◆8番(鎌倉) 支援事業について。 ○副議長(幡野) 鎌倉議員、挙手をお願いいたします。 ◆8番(鎌倉) 支援事業についてのお答えをもらってないんですけれども。いや、手を挙げたら再々質問になってしまうので。 ○副議長(幡野) 支援事業について。 ◎番外(平岡教育次長) はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) はい、平岡次長。 ◎番外(平岡教育次長) 教育委員会の平岡でございます。 学校地域連携事業のご質問の中で、補助事業内での事業をやっているんじゃないか、もう一歩踏み込んだ形で回答をというご質問でございますけれども、前回もご報告させていただきましたように、各小学校、中学校におきまして、この補助事業の範囲の中でというふうな形でご報告しているとおり、今現在もその範囲の中でというふうになっておりますが、実際のところ国、県からのこの事業の予算につきましては、1カ所当たり50万円という形での提示でございます。 当然、当初、その50万円というものをめどとして計画をしておりました。しかしながら、今現在は、国のほうもその50万円は50万円であろうが、補助額についてはその2分の1というてる部分でありましたが、実際には2分の1以下での補助額が決定しております。ということは、当初計画されておった各小学校が50万円で、25万円の補助金が出ますよと、残りは申しわけございません、県と町と国とで分けますけれども、ところが国のほうは補助金が減ったというふうな形が実際に来ております。そういう場合、じゃ50万円という頭を削ったのかというんじゃなしに、その50万円は維持して、足らずの部分については町が負担をしてでもこの事業を進めてくれというスタンスで今現在行っております。その辺のことも十分ご理解をいただきたいなとこのように考えます。 それと、各小学校、中学校の個々の事業をお聞きしたいということなんでしょうか。それとも、今申し上げたような形での考え方で進めているということでよろしいでしょうか。 ◆8番(鎌倉) 今、それは予算のこともそうですけれども、その事業のことも、それは再質問でいきますわ。はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) 鎌倉議員。 ◆8番(鎌倉) はい、8番、鎌倉です。 まず、町長のご回答いただきまして、私は、初めから町長のご回答をその前半ではいただく予定にしておりましたので、ちょっと、あらどうしたことというふうに思って、再度質問の中でさせていただきました。 いろいろ独自にやっているというお話ですが、学童保育が無料で3校で行われていると。私は前から、これについても王寺町として、延長保育というのは考えられないかというのは質問をしたことがございます。多少有料であっても延長保育ができないのかというふうに。例えば、今5時で終わるものを6時とか6時半まで延長するというような考え方はないのかというふうにお聞きしたことがありますが、以前は、民間の保育所でも事業はされているのでというようなことで、公的なところの延長は考えていないという話でしたが、公の教育の中で子育てをサポートしていくということであれば、この公教育の中での学童保育の延長というのも考えるべきではないのかなと。それも王寺町として独自のことではないのかなというふうに思いますが、この件について再度お伺いします。 それから、子育ての入院公費負担というのがありましたが、これは、入院は王寺町独自かもしれませんが、さまざまな町がさまざまな方法で考えているというお話でしたが、中学生まで、外来医療費も無料というところもあります。ですから、入院が公費になったからといって、そんなに王寺町が自慢できる制度ではないというふうに私は考えております。 それから、外国人講師のことも、ほかの町村でも保育園、幼稚園からしているところは多々ございます。そういうことをやっておられることを披瀝されただけなんですが、今後、何か考えていこうと、私が質問した中でもいいですし、今、延長保育についてでもいいですし、今後、王寺町として何か考えていこうというふうに思われていることについて、このまちづくり、特に教育を核としたまちづくりについて、考えておられることがあれば、もう今度は町長でも教育長でも結構です、一言お答えをいただきたいと思います。 それから、168号の拡幅なんですが、現状のことはわかりました。それから、交差点部までの予定も、大体予定というか、どのような状況かということはわかりました。 王寺町の方、私はさっきすごい証言をしたんですけれども、県が言っている、県が言っているというお話だったので、王寺町の職員の方がすごくこの用地買収にもかかわって苦労してきておられるということは十分承知をしております。ですが、何か県がやることだからというようなお答えだったので、それは非常に不満でした。 それから、共同溝などで道幅が狭くなるので、現実的には自転車は考えていないという話だったんですが、これは王寺町の要望として、先ほど言いましたように、何かどうでもいいような分離帯があったりなんかしているようにも思いますので、そういうようなところで、妥協点としては歩道を少しでも広くして、そこを自転車も走ってもいいよというふうな施策がとられれば自転車は安全に通行できるんじゃないかと。今の状態だと、車道を走らないといけないんですよね、法律変わりましたから。ですから、その辺を踏まえて、再度この辺をお伺いしたいと思います。 ○副議長(幡野) はい、理事者。 ◎番外2番(北副町長) はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) はい、副町長。 ◎番外2番(北副町長) はい、副町長、北でございます。 町長か教育長かということでございますので、私のほうから、その辺を一括してお答えしたいと思います。 まず、先ほど町長のいわゆる重点施策と申しますか、医療、教育、福祉というふうな形で取り組んでおるこの教育の中で、いろんなことを町長が申されました。今、2問目の質問、3問目の質問の中で議員は、そのことについて本来の質問とは直接外なんですが、学童も答えられましたので学童について再度ご質問いただきました。 学童につきましては、王寺町は学校施設を利用して放課後から5時まで、これは公的な機関の学童保育の施設として運営していこうと。それから、さらなる延長については、今、民間の社会福祉法人が2つございます。そこでいろんな形で付加価値をつけた学童保育というのをやられておると。これをすべて官でやるというのはやっぱり、いわゆる民間の力をお借りして、そういう充実した学童の内容を運営していっている現状から考えまして、公の学校施設を利用してやる学童については5時までというふうな形でお互いにすみ分けと申しますか、お互いの力を一番発揮できる体制が今の体制やということで、議会にも報告申し上げながら現在の運営になっておるというのが学童でございます。 それから、医療の問題についても、中学校まで、いわゆる学齢時の医療をできるだけ緩和するという中で、王寺町がやれる一番適切な範囲はどこまでなんだろうかといろんなことを検討して、この4月から、議会にもご提案申し上げて実施してきたのが入院の医療費無料化と。通院に対しては、これは医療費を1つは抑制する意味もございますし、もう1つは、何でもかんでも医者にかかったらただやというふうな形のことも医療にかかるその基本的な考え方、こういったこともやっぱりきちんとすべきであると。入院というのは、やっぱり先ほども答弁の中でも申されましたように、入院に当たるようなことになれば、そこのご家庭にとってもお金の負担だけでなしに、心配ないろんな心の負担も含めてあるでしょうし、また入院しますと学校にもしばらくの間は通学できない、こんないろんな状況がございますので、この辺はやっぱり負担の軽減を図るべく、入院に対しては公的な機関がそういう手を差し伸べて入院負担の軽減を図っていこうというのが、先に説明して皆さん方にもご理解いただいて実施した制度でございます。 そういうふうないろんな形でやってきている内容でございまして、先ほど申されました168号線の自転車道の問題につきましても、これは県がという形だけでそういうことでもございません。ただ、県にいろんな形で協議している中で、県の方針、これを聞いていることをお答えの中では申し上げておりますが、今、168号線は新たな道路というのは4車の道路です。4車線の道路というのは、道路にはいろんなつくる構造の基準がございます。4車線の道路になりますと、中央分離帯を設けてそれぞれの安全を図らなければならないというのがございます。交差点部につきましても、中央分離帯があったら右左折には制限が加わります。左折はできても右折はできない、こういう状況もございます。 道路をつくる側としましては、やっぱり高規格というのか大きな道路ですから、その通行の安全を第一に考えるのが道路管理者の範囲です。ところが、使っている側というのか、今までのその道路を使いながら、現状の2車の道路を使いながらやる地域の方々につきましては、本当に生活道路、どっちにも便利にいけるのが現状です。広くなってよくなるという中ですけれども、やっぱり左折しかできないというのは、これは不便やなと感じることもあるわけです。その辺が安全と地域の生活の中での利便性とをどうしていくのかということになるわけです。 私どもは当然、それぞれの交差点に信号をつけてやってほしいということを、右左折できるようにしてほしいというのは要望をやって、また地域の方から意見もいただいていますが、なかなかやっぱり道路管理者、また最終的には信号をつける公安、こういったことで障害があることも確かです。しかしながら、1つでも改良できたらということで、今いろんな形で協議しております。 おっしゃるように、自転車道もです。今、自転車道をさらにそれにつけようとしますと、議員は、中央分離帯の幅あるんやさかい自転車道つけたらええやないかと、こういう簡単な問題でもございません。これはやっぱり道路の基準、こういった道路をつくるなりの安全基準もあるわけですから、そういうわけにはいかないわけです。じゃ、車道の一部をゆがめてというかいじめて自転車道をつくれるかといいますと、今のこの道路の幅の中ではできない。じゃ、歩道をいじめてという形のものができるかとなりますと、先ほども答弁の中でお答えしておりますとおり、歩道プラス歩道の下には電線共同溝というのを入れると。こういうようなこともあります。また、歩道の中には水道が入り、下水が入りとかいろんな形で今現に町も工事をやらせてもらっている、そういうのもご理解いただいていると思います。 そういうような形で、なかなかやっぱりそのご要望どおりにはいかない。いかないけれども、我々も要望としてはやっぱりそういう道路ができるときには、地域の人が安全で、さらにまた便利でという原則でいろんな形で要望をやっております。すべてが県のほうで、それを織り込んだ道路になるかどうかというのは、やっぱりこれは問題でありますので、今お答えさせてもらっているような状況ですというのだけはご認識いただいておきたいなと。 そやからというて、いろんな形で、県の道路やさかいに何もせんとほっておくねんとこんな形では一切ございませんし、先ほど部長も答弁の中で言いましたように、用地買収に当たっても、町が県と一緒になって行っているというのは王寺だけです。この168号線で隣に行きますと、直接何らかかわっていないでということもございます。しかしながら、やっぱり用地を提供してくださる方に関して、うまく移転できて、うまく生活の再建ができる、こういうことも町ではそういう思いを持って担当していますので、そういうこともご理解いただきながら、よろしくお願いしたいなというふうに思います。 以上です。 ◆8番(鎌倉) はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) 鎌倉議員。 ◆8番(鎌倉) まず、その168の件ですが、さっきも申しましたけれども、職員の方が本当にここのところずっと最初から、用地買収とかかかわっておられて非常に苦労しておられるということは、私は十分承知もしているつもりですし、それはわかっているつもりです。でも、この自転車道について、あの道を自転車で生活道路として使っている方が非常にたくさんありまして、その車道を走るのは怖いと。せっかくできる道路なんだから、自転車が何とかならないかというのも1つの論理だと思うんです。 先ほども申し上げましたように、歩道を少し広めにして標識が、人が歩くのと自転車と両方書いた標識を見ます。それができるような幅の歩道の確保というのをぜひ、その自転車道としてはとれないのであれば、その確保を考えていっていただきたいし、要望していっていただきたいというふうに思いまして、これは168号拡幅に対する要望といたします。 それから、特色ある王寺のまちづくりの教育を核としたという部分ですが、私たちは今度、東京の三鷹市というところが非常にその教育のまちというか、市全体が地域、学校協働で市づくりをされたというモデルのような市だというふうに聞いております。そこに研修にも行ってまいりますので、その後またどのような取り組みがしていけるのか、個々でも私の活動としてもやっていきたいというふうに考えます。 とにかく、王寺町はこれだけやっているんだから大丈夫ではなくて、王寺町でなければというようなことが何か考えられないのか。よその町は町で、それはそれぞれの考え方だという話ですが、そうなら特に、王寺町として、何かこれはほかにはないというようなことが考えられないのかということを、やっぱり今もなお思っております。 この支援事業につきましても、予算は、国が減っても切ることなくやっていくんだということなんですが、やっている町は文科省の予算が切れても、23年度も引き続き小さな町で予算を200万ぐらい組んで続けているという、それは地域との連携が非常に大切なものだという認識ができて定着したからなんだという、決して潤沢にある町費ではないけれども、予算を組んで23年、24年と続けてきているという町もあります。 ですから、王寺町の場合もそこら辺をしっかり考えて、お金は使うべきところで使っていただきたい。そして、これは王寺町が本当に王寺町でなければないんだというようなものを私たちも含めてですが、みんなで考えていきたいというふうにも考えています。 この前、町長もちょっと来られた加藤スクールでの三重県知事の話なんですが、みんな当事者たれというお言葉がありました。だれかがやるだろうとか、だれかにやってくれとかいうことでは何も進まない。やっぱりみんなが、それぞれが当事者と考えて活動していかなければいけないんだという、幾つかお話をされた中で、私はそれが非常に印象に残っております。これは、県であろうと市であろうと町であろうと、本当にみんながそれぞれが当事者と考えて頑張っていくと。考えていく、それを連携していくというのが大切なことだというふうに思っておりますので、これからもこの王寺町でなければという教育のこと。 それから、今度、三鷹市に行きますとコミュニティスクールという研修をしてまいりますが、三重県ではもう既に県の何十%かそういうことを実現している町があるということで、4~5年後にはそれを全県に広げたいというようなお話もありました。これは、首長の意思があればできることではないかというふうにも思っておりますので、今後もこれについては私も考えていきますが、王寺町当局、教育長、教育委員会、それから王寺町としてもしっかりと考えて、これが王寺町でなければということをやっていっていただきたいというふうに思います。 それから、これはもう本当に蛇足ですが、ついこの間の新聞に、学校芝生化の、以前私たちも研修に行き、それから王寺町で少しでも取り組めないかということをやったことがありますが、もうそんなのはできるわけはないということで一蹴されて、全くそのことについては検討も何もされませんでしたが、今もなお頑張っている学校がありまして、生保の協会ですね、これは。その頑張っている学校に管理のための補助金を出すというようなことも続いております。このことについても学校を核としたという問題で、この芝生化にするということは、子どもたちの環境教育にも役立っているというふうにも聞いておりますので、そのようなことも含めてこれから考えていっていただきたいですし、私も考えてまいります。 どうも、今日はありがとうございました。 ○副議長(幡野) それでは、まだ午前の時間はございますが、これにて休憩をとりたいと思います。午後は1時から再開いたします。     休憩 午前11時45分     再開 午後1時00分 ○副議長(幡野) 休憩を閉じて再開いたします。 3番、大久保議員。 ◆3番(大久保) 登壇 3番、大久保でございます。議長のお許しをいただきましたので、一般質問を1つ述べさせていただきます。 住民の安全と安心のための道路行政について。 香芝王寺線の橋梁部分の完成により、町内の循環道路は一応完成を見ました。さらに、引き続き168号線の拡幅工事を進めていただいており、安全・安心・防災の観点からも一日も早い完成に向けて、強力に推し進めていただきたいと考えております。 しかし、議会において質問しているように、地元の住民の皆様の意見や要望も反映した施行が必要と考えております。また、道路行政システムは所管によってさまざまでありますが、現行の生活道路や狭隘道路、すなわち4メートル未満の狭い道路の交通安全対策は十二分とは思えません。 放置されてきたとは思いませんが、自動車、単車、自転車等の通行により歩行者、特に登下校時の子どもたちの交通安全上の問題や安全・安心の観点から、道路照明の必要性など、多くの住民の皆様が危険を感じながら暮らしているのも事実であり、安心して利用できる道路の整備が必要と考えております。 私や多くの同僚議員が指摘している道路の改良や交通安全対策、また所管は違っても王寺町でできる地域や現状を見たときに、すぐにでも対応できる道路行政を推進すべきであり、その方策があるのではないかと感じる次第です。公共事業を取り巻く環境が厳しい中ではありますが、地域のニーズにこたえられる道路整備に努めていくことが、今求められているのではないでしょうか。 以上、住民の安全と安心のための道路行政について、町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○副議長(幡野) 理事者、答弁を願います。
    ◎番外1番(保井町長) はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) はい、町長。 ◎番外1番(保井町長) 大久保議員のご質問にお答えいたします。 道路行政につきましては、主要幹線であります都市計画道路を計画決定し、優先順位や費用対効果を考え、順次施行してまいりました。王寺駅周辺の基盤整備も住民の安全と安心を基本に快適性や利便性等、総合的な整備を行ってまいりました。生活道路と言われる町道は、ほとんどが長い歴史と生活環境から狭隘な道路が多くあることから、今までも各自治会のご協力をいただき、その要望にはほぼ100%こたえ、安全対策や道路管理を行ってまいりました。 今後も、国道168号線の促進や計画決定を行っている都市計画道路を含め、社会環境の変化に対応するよう安全で安心できる道路整備を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆3番(大久保) はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) はい、大久保議員。 ◆3番(大久保) 3番、大久保でございます。 それでは具体的に、先ほど鎌倉議員からもありましたが、重複するところは省いていただいて結構です。 国道168号線の拡幅工事に伴う信号機及び横断歩道等の安全対策、今こそ強く働きかけ、信号機と適切な横断歩道を考えていただきたい。 2番目、町道小黒送迎線の信号、ちょうどアイワガスの前なんですけれども、そこの設置と速度規制標識の進捗状況について。 3番目、香芝王寺線橋梁部本線と側道の合流部の安全対策。 4番目、町道香芝王寺線の明神1丁目交差点、ちょうどスカイヒルズのところですか、そこのT字路における通学路安全対策。 5番目、国道25号線における藤井元町間の通勤・通学道路の夜間道路の照明対策。 そして次、町道畠田4丁目における郵便局から山上公民館、そして国道168号に行く通学路の安全対策。 そういうところを、またひとつお答え願いたいと思います。 ○副議長(幡野) 理事者、答弁願います。 はい、内山部長。 ◎番外(内山建設部長) 建設部、内山でございます。 総論的には、先ほど町長が述べましたとおりでございますけれども、具体的なご質問ということで、まず1点目につきましては、先ほど鎌倉議員からのご質問の折にるる詳細にわたって、私からも、副町長からもご説明をさせていただいたとおりでございます。 2点目の小黒送迎線のアイワ前の信号機並びに速度規制ということでございますけれども、信号機につきまして、前々からご答弁させていただいているとおり、公安のほうは大変難しいというようなご回答をいただいておりまして、速度規制につきましては、西和警察のほうから本年度中に標識をつけるというようなご回答をいただいております。 次に、香芝王寺線の橋梁部本線との側道の合流部の安全対策ということでございますけれども、橋梁部の設置の折に、警察とも公安とも協議をいたしまして、当初設置したわけでございますけれども、その後、供用開始後、利用していただいていて、もう一度、警察とも協議いたしまして、今現在90度に近い形の乗り入れというような形になってございますけれども、90度に近い形のほうが乗り入れで安全に進入できるというような警察の判断で今現在の形でございます。 続きまして、香芝王寺線の明神1丁目交差点T字路でございますが、これは過去から再三ご要望いただいておりまして、公安、警察等と協議もいたしておりますけれども、今の交通量等でございますと信号の設置はできないという回答をいただいております。しかしながら、通学の関係で、いろんな形で地元からご要望もいただいておりまして、違った形で看板の設置であるとか、違う形の標識も設置させていただきました。今回の人形型の標識、これは大変、全国的にも好評であるということから、今回そういう形で設置もさせていただいてございます。 それと、国道25号線の藤井元町間の夜間照明ということでございますが、通学につきましては、夜間はほとんど通学されないということでございますけれども、過去に地元から道路照明がなくて安全対策上、何とかお願いしたいということでございまして、管理しております奈良国道事務所のほうに参りまして要望を再三させていただきました。その折に、1基だけ設置をしていただいたという過去の経緯がございます。本年度も地元から要望もいただいてもおりますし、今回もまた奈良国道のほうに、地元の要望書をつけまして設置要望をさせていただいております。それ以外につきましては、皆さん御存じのとおり防犯灯という形で、防犯に対する防犯灯は補助金を交付させていただいて、各自治会で防犯灯の設置をお願いしているところでございます。 最後の、畠田4丁目地内、山上公民館から郵便局の安全対策ということでございましたけれども、昨年の12月、小山議員から同じ内容の質問をいただいておりまして、同じ回答になるわけでございますけれども、進入禁止という形で南側から入ると大きな看板がございます。時間の規制で、たしか7時半から9時ぐらいだったと思うんですけれども、一部規制をされております。また、その規制だけで解消する問題ではございませんので、先ほど副町長も生活用道路の扱い等、いろいろ話をされたわけでございますけれども、地域の方々というのは、当然、右にも左にも行きたいわけでございますので、規制を100%やりますと生活がなかなかできないというような形にもなりますので、地元の方々の理解を得られる範囲内で規制を過去にしていただいて、部分的には一方通行もございますし、そういう形で規制をさせていただいて安全を確保させていただいているということ。 規制以外で交通安全対策としまして、今日もそうですけれども、啓発を王寺町の交通安全の日として、1日、15日並びに交通安全週間とか、いろんな形で地域の方々に啓発のご協力をいただきながら、安全に対する取り組みもさせていただきながら安全には取り組んでまいっておりますので、ご理解のほうをよろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。 ○副議長(幡野) 大久保議員。 ◆3番(大久保) 3番、大久保でございます。 まず1番目、国道168号の拡幅工事に伴います信号機並びに横断歩道ですけれども、ちょうど写真を撮ってきたんですけれども、こういう状態なんです。これ見ていただいたらわかりますけれども、これ、やはり先ほど鎌倉議員のほうは完成時の自転車道ですか、そういうことを言っておりましたが、今現在走っていただければわかりますけれども、工事をしておりまして本当に歩く場所がない。もちろん自転車が通る場所がない。こういう工事の期間中に仮の舗道をちょっと整備していただいて、国道を外れて、そういう用地はあると思いますので、そういうところにコンクリート、アスファルトを引くなり、何らかのことも考えていただきたいと思います。 そして、これに付随してよくあるんですけれども、隣の香芝市では、中和幹線、これは県道になるんですけれども、中和幹線の完成に伴って非常に信号機がたくさんついております。だから、この168号におきましても横断歩道、要するに中央分離帯、これも今のような中央分離帯であれば非常に中途半端と思います。だから、法的にちょっと私もわかりませんが、もう少し幅を短くして、そして同じ立てるんだったら真ん中にフェンスを入れると。そういう形のんでやれば、先ほど言っておりました用地の面で、ひょっとすれば自転車道をつくることもできるんではないかと考えます。そういう意味におきまして、県の事業ではありますけれども、その辺を本当に働きかけていただいて、工事中であっても安全なまちづくりというのを考えていただきたいと思います。 そして2番目、小黒送迎線の信号です。ちょうど、この写真の、この場所になります。ここは、なぜ信号がいつまでたってもできないか、それを、私、県警本部、また奈良県の土木課、また西和警察にも聞きに行きまして、私、以前質問したとき、信号機に関しては、23年度は10基、24年度は5基という町長からの回答をいただきましたが、その数はおそらく警察がつける数であって、単なる、例えば168とか県道につける信号機の数は予算に入っておりません。そういう意味におきまして、ここは残念ながら、アイワの前は今から数十年前、30年ほど前開発されて、当時、文福もなければ中学校もなかったと。だから、交通量という問題において、信号機というのは考えられなかったと思います。 だから、そういう意味において4番目の、ちょうど明神1丁目ですね。ここも交通量だけでいきますと、このままほっておけば5年、10年、15年たってもきっとつかない。やはり警察に対して、かなり強く要望して、その必要性というものを訴えなければ、アイワガスの前のように、おそらく私が議員になる前の先輩議員諸氏も、かなりこういう議会で訴えていると思うんですけれども、現状いまだに設置されていないと。やはり世間、要するに町の状態も変わっておりますので、その辺を本当につけていただきたいと思います。 そして、2番目に戻りますが、速度標識。 今現在、こういうスピード落とせというのは1本立ってあるだけです。それで、私、非常に残念なのは、先ほど建設部長がおっしゃった速度規制の看板が設置されますと、当初40キロで私要望していたと思いますけれども、50キロにというのは西和警察に聞きました。しかし、そういう状況を町のほうに回答があれば、やはり40じゃないけれども50で設置されますよと。あと予算が完全について、それも時間待ちやと、そういう情報をやはり質問者に対して回答していただきたいと。これは、申しわけないが、職務怠慢の一部じゃないかと考えております。そして、そういうことによって、今現在、標識は立ってないけれども近々立ちますよということを町民の方にアピールできるので、やはりそういう情報は必ず言っていただきたいと思います。 それと同時に、これは専門の方は御存じですけれども、減速マークと言いまして、この写真はちょうど王寺の駅から高架に上がるところのこの車線ですね。要は道路を狭くする方法の車線です。そして、これは元町から上がっていったときの車線です、減速マーク。そして、これも同じところですね。こういう減速マークというものは、道路管理者である町が、町の判断でできます。決して、公安とかあるいは警察の許可ということじゃなしに、警察のほうで聞きました。これは道路管理者ができることだと。そういうことであれば、やはり小黒送迎線におきましても、こういうマークをつくることができると思うんです。だから、そういうことをやはりやっていただいて、少しでも事故が起こらないように考えていただきたいと思います。 それと、この3番目の合流部分ですね。 これ本当に見ていただいたらわかるように、ここを走れば、走っておりるのはまだいいとしても、入るというのは本当に危険な状態です。これをすっと90度で、警察はどう言っているのかわかりませんけれども、やはりもう少し考えていただいて、入りやすい状態、例えば名阪国道であれば小倉のインターチェンジ、大阪方面に入るとき非常に短かったです。それが今、長くなっております。だから、非常に入りやすくなっております。それと、もう1つは坂をおりてきてレストランありますね、あそこのところも非常に短かったけれども、今は長くなって入りやすくなっています。だから、もちろん物理的なものがありますけれども、こういうのもやはり入りやすい、運転しやすい状態のものに改良していただきたいと考えております。 それともう1つ、25号線の道路照明。 これは、本当は自治会でやればいいんですけれども、残念ながらあの場所は人家がほとんどありません、御存じのように。だから、設置はしても、今度あと維持管理という面において、電気代や何やかになりますとなかなかできない。だから、やはり国道の管理者である国に対して、照明器具をもうちょっと少しつけていただけないかと考えております。これは、ぜひとも町のほうで働きかけていただきたい。 それともう1つ、嫌なことばかり言いますけれども、畠田郵便局から山上の公民館、そして国道168号、これ写真見ていただいたらわかりますように、せっかく、これ私が質問状出したときはまだやってなかって、返ってきたらちょうど白線の塗装、これは通学路だったら別に白でなくても、ほかの色でもできるんです。ところが、畠田郵便局からずっとやって、ほんならどこまでやってくれるんですかと聞いたんですね。畠田の駅から西に上がったところの交差点のところ、それのちょっと先までやっていますけれども、先がこの部分です。ただ、山上の公民館があって、この間、本当に30メートルか50メートルです。そして、山上の公民館から国道までもせいぜい50メートル。調べましたところ、お隣の大阪の柏原市の入札の工事によりますと、白線というのは15センチの幅であれば1メートルで360円なんです。だったら、なぜついでにできないかということを、私考えていたんです。本当に、例えば、せっかく途中まで町のあれでやっていただいて、小山議員が言った結果です。それで、あとここもほとんど消えております。ここを例えば追加でやったところで、せいぜい1万、2万のものなんです。これ新たにやるとなったら、また相当金かかりますので、その点はやはり行政側として有効に予算を使っていただいて、生きた形で白線を塗っていただきたいということです。 それと、今までさんざん嫌なことばかり言いましたが、ここですね。これはJRの東側で、ちょうど葛下川と農道が分離したところですね。ちょうど畠田1丁目のところなんです。これ昨年、いや今年の最初ですかね、ちょうど阪奈自治会の方が、ここで交通事故で骨を折られたんです。たまたま自治会長と建設のほうにお願いしたところ交差点注意ということで、こういうふうに書いていただいています。 だから、こういう速やかに建設部で対応していただいてやっていただくこともありますので、ぜひともスピーディな形で行政を進めていただいて、まさに安全・安心のまちづくりのために頑張っていただきたいと考えております。その辺、これに関してだけ、ちょっとお答えいただけますか。ここ御存じですね、塗った場所、白線。もうちょっとなぜ塗れなかったかと、ちょっとお答え願えますか。 ○副議長(幡野) はい、内山部長。 ◎番外(内山建設部長) 今、るる、再質問の1点目から6点目まで話をしていただいて、再々質問で各6項目の中で、いろんな形でもう一度ご質問されたわけでございます。 先ほど町長が答弁しましたように、各自治会から毎年要望をいただいていて、建設水道常任委員会でもご報告をさせていただいております。ほぼ100%、要望にはおこたえをさせていただいております。各自治会から出てきた要望につきましてはできる範囲内で、ほとんどできるというような判断のもとで執行はさせていただいております。今、議員がおっしゃられた内容につきましては過去からの懸案、またいろんな問題等々ございます。 ほかにも町道の道路行政についてできる部分、できない部分、権利の問題であったり、過去からの経緯であったりというようなことがございます。今おっしゃられているような白線につきましては、予算にも示しておりますとおり、おおむね交通安全対策としまして、毎年500万近くの予算を国からもいただいて、それを執行させていただいて、白線、カーブミラー、ガードレール、防護さく等々、自治会から要望もいただいて、危ないところにつきましては緊急でも設置もさせていただいて、ほとんど対応をさせていただいております。 白線につきましては、先ほど議員がおっしゃられたとおり1メートルあたり三百数円というような話をされましたけれども、1メートルにつきますとそういう単価になるわけでございますけれども、ある一定の延長をすることが望ましいというような判断もしております。毎年でございますけれども、要望いただいた中で、また道路パトロール等を行った中で、一定の延長をやれる部分については白線の施行もさせていただいておりますので、この年度内にやれる場所についても施行のほうはしてまいりたいと、このように考えておりますのでご理解のほうよろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。 ○副議長(幡野) はい、大久保議員。 ◆3番(大久保) 3番、大久保です。 私が聞いた答えには、ほとんどなっていないと思うんですが。要は改めてやると、例えば1メートル360円余りでできるとは考えておりません。結局、これぐらい短い距離であれば、ついでのときにやるという形にきっとなると思います。だから、ここまでやっているんだったら、なぜあともう少し。両方足しても100メートル以下です。であれば、なぜここまで現地を見てやってもらえないのかなという素朴な疑問です。これはわかっていただけると思います。 それで、当然、御存じやと思うけれども町でできる、例えばいろいろな道路管理にしましても、県の予算でできる、先ほど申し上げました県道ですね。また、町道内における信号機、6基のついたやつで約500万ぐらいらしいです。押しボタン式であればもうちょっと安くはなります。もっと複雑なものは高くなります。平均大体500万ぐらいらしいんですけれども、町道における信号機というのは警察の予算でやると。 そして、ただ私がやっぱり言いたいのは、町でできる範囲の安全対策というのは、できるだけ早くやっていただきたい。ということは、例えば自治会、子ども会でできるのは、よく黄色いマークで止まれとか、子ども会がよくやっております。これは自治会の、子ども会の方もよくやっております。やはり、町でできるのは減速マークであるとか、スピード落とせと飛び出し注意であるとか、交差点注意、こういうものはやる気になれば大した予算を使わなくてできると思いますので、その点を本当に、安全は本当に大事ですから、その辺をよくよく考えてやっていただきたいと思います。 以上です。 ○副議長(幡野) それでは次に、12番、西本議員、登壇の上、質問を願います。 ◆12番(西本) 登壇 議長のお許しを得ましたので、質問、2点をさせていただきます。 まず、1点目でございますけれども、いじめ問題に対する取り組みについて。2点目は安心・安全な水道水の確保について、この2点でございます。 いじめ問題につきましては、毎日のようにテレビとか新聞等々で報道されております。先般、滋賀県大津市の男子中学生が自殺した問題は、教育現場に警察が踏み込まざるを得ない異常事態に発展しました。奈良県内でも桜井市立中学の女子生徒が同級生からいじめを受けていたことが表面化するなど、全国的各地でいじめに対する被害は後を絶ちません。王寺町においても、程度の差はあるにしても、非常に気がかりであります。 文部科学省も、県においても、そして潜在化するいじめ問題により踏み込んで具体的に取り組もうとしておられますが、そこで王寺町においては、どのような取り組みをしようとしておられるのか、またしておられるのか、次の2点についてお伺いいたします。 1つ目は、王寺町の小中学校における実態はどうなのか。 2点目は、今後はこの問題について、いじめ問題にどのように対応・取り組みをしていくと思っておられるのか。以上、このいじめ問題についてお伺いいたします。 2番目の安心・安全な水道水の確保についてでございます。 私たちの日常生活において命を支えてくれる水、私たちの日常生活においてなくてはならないものは水です。町長は平成24年、施政方針の中で水道事業について、新年度において継続事業である老朽管の更新や国道168号の拡幅事業の進捗にあわせて配水管の整備等を掲げられております。そこで、次の2点についてお伺いいたします。 1点は、その掲げられております進捗状況は今どうなのか。 2点目は、家庭の水道蛇口から突然、茶褐色の水が出てくるそういう原因と対応についてでございます。これは7月16日、本町地区の一部で発生したものでございます。これについて、よろしくご答弁をお願いいたしたいと思います。 よろしくお願いいたします。 ○副議長(幡野) 理事者、答弁を願います。 ◎番外(出井教育長) はい。(発言の挙手) ○副議長(幡野) はい、出井教育長。 ◎番外(出井教育長) ただ今、西本議員より2問のご質問をいただきました。 1点目につきまして私のほうから、2問目につきましては町長のほうからお答えしたいと思います。 まず、1問目のいじめ問題に対する取り組みについてでござございますが、ご質問の1点目でございますが、王寺町の小中学校における実態につきましては、学校訪問や調査の実施などを通して的確な把握に努めており、現時点では既に早期の段階で解決できております。 次に、2点目でございますが、いじめはどの学校でも、どの子でも起こり得る問題であることを十分認識し、各公園では日ごろから児童生徒等が発する言動の変化を見逃さない鋭い感性を身につけ、問題解決に当たる取り組みを重ねることや、心の教室相談員、スクールカウンセラーの活用などにより学校における相談機能を充実させ、児童生徒等の悩みを積極的に受けとめることができるような体制も整備しており、いじめの早期発見に努めております。 以上でございます。 ○副議長(幡野) はい、町長。 ◎番外1番(保井町長) 西本議員の2点目の安全・安心な水道水の確保についてのご質問にお答えいたします。 まず、質問1点目の事業の進捗でございますが、老朽管更新については、本年度は葛下2丁目地区の配水管の改良を予定しており、発注時期については、建設水道常任委員会でも説明しておりますが、下期を予定しております。 また、国道168号配水管布設工事につきましては、奈良県発注の道路改良工事の進捗に合わせて布設工事を実施しており、本年度の工事については、一部、西側歩道部の除却の済んでいない区間以外はすべて完了しております。なお、除却が済んでいない区間についても、除却が完了次第、布設工事を実施いたします。 次に、2点目の蛇口から茶褐色の水が出てくる原因と対応についての質問ですが、原因については、県発注の道路改良工事者がガス管布設工事時に配水管を破損させ、急激な水圧の変化が生じ、赤水が発生したものです。緊急にドレンからの赤水抜き等で対応いたしました。 一方、現在更新の配水管は樹脂塗装管を使用しており、順次、赤水発生の抑止対策を講じているところでもございます。 よろしくお願い申し上げます。 ○副議長(幡野) 西本議員。 ◆12番(西本) はい、12番、西本です。 今、教育長から早期の段階で取り組んでおると、こういうようなご回答がございました。早期の段階で取り組んでおると。具体的にどのように取り組んでおられるのかなと。非常に、このいじめ問題につきましては、やはり先般の奈良県におきまして、文部科学省高等教育局長の坂東局長さんの講演がありまして、行政のほうからも何人かお見えになっておられました。そして、また議員の中からも何人か出席されていたようです。 そこで、このいじめ問題というのは、やはり一時期に比べて、と申しますのは、平成8年ぐらいが最近ではピークだったようですけれども、だんだん下がってきて、そして少なくなってきていると、横ばいよりちょっと上がり気味かなというようなことです。そういう中で、文部科学省の見解としましては、やはり内容が変わってきたというような、そういうような表現をしておられました。 そういう中で、内容が変わってきた中で、先ほど教育長がご答弁ありましたように早期の段階で取り組むと、これもそうだと思うんです。いじめの問題が発生すれば、とにかく、いかに早く取り組むかと、これが一番大切なようでございます。しかし、それじゃ、具体的にどうしてどういうふうな格好で取り組んでおられるのかなと。 先ほど、ほかの議員も教育の問題について発言していました。先般も、先ほど話出ていましたですけれども、三重県の鈴木知事さんがお見えになったときに、そのときもいじめというのは、この防止というものは、いじめは人が生活している中から出てくることでなくならないものだと、こういうようにおっしゃっていました。いかに早く見つけるか、いかに多くの人がそれを見つめるかというところに問題があるんじゃないだろうかというようなこともおっしゃっていました。それだけ、いじめというものが難しい。日々の中での、やっぱりいかに教育というものが大切かというように思われるわけです。 そういう中で、今、早期に取り組んでいるということでございますけれども、具体的にどのように取り組んでおられるのか。これを1点お聞きいたしたいと思います。 それから、2番目の7月16日、水道水より茶褐色の水が出てきた。それで、ちょうど私が気がついたのが6時30分ごろでした、夕方のです。そして、水道のほうへ連絡させてもらったら、何か昼ごろ業者が管をひっかけて、そのようで、その関係違いまっかというような返事でした。じゃ、どないしたらええねん。いや、どこかの濁った水を抜きますからというような返事をいただきまして、それであればありがたいなと思っておったんですけれども、一向に夜の10時、12時ごろになりましても、もとのような水に戻らないというような現状です。 そこで、1つお伺いいたしたいんですけれども、1にお伺いしたいんですけれども、水道管を設置される場合には、やはり1つの取りかえ期限というものがあると思うんです。新設管の、いわゆる対応年数というんですか、そういうものが40年というように聞いておりますけれども、それじゃ、その間、40年の間、点検はどうしておられるのか等々、ここらをお聞きしたいなと。 今、久度地区はほとんど石綿管から取りかえて今の新しい物に変わっておるようでございますけれども、ほか鋳鉄管のそういう取りかえがどうなのか。そして、VPと言われるそういうパイプはどうなっているのかなと、それも40年ごとかなと。その間、点検というものは、どういう具合にしておられるのか、そこらの点についてお伺いいたしたいと思います。 よろしくお願いします。 ○副議長(幡野) はい、平岡次長。 ◎番外(平岡教育次長) 教育委員会の平岡でございます。 まず、1点目のいじめについての質問をお答えさせていただきます。 早期段階でのということでの具体的な事例はというお話でございましたが、まず事例といたしましては、王寺町でもやはり少なからず、それにいじめというふうに発展しかねるような状況の事案はございました。しかしながら、これの具体的な例といたしましては、非常に仲のよい2人、男子の子どもたちでございますが、そういう子どもたちが例えば遊びに行く、2人で遊びに行こうかと、こういう話になったときに、相手方から、お金を何ぼか出してくれというふうな話が出てくる。しかし、そのことに対して、子どもらはいろいろな形で抵抗したりとか、いろんな話をするわけでございますけれども、しかしその中で、やはりその親御さんなりご家庭の方、または学校の先生方が、そういうことを少しでも耳にした段階でこれはおかしいぞということで、やはりこれは子どもたちを呼び、ほんまにこういうことがあったんかということの話も聞き、さらにご家庭のほうへも確認をさせていただいて、これはいじめに発展するから、今後はこういうふうなことはだめなんだということを2人の生徒に話をして理解をさせるというふうな形の具体例もございました。 ですから、取り組みの、また対策をどのようにするかといいますのも、今、私申し上げたように、一番に考えておりますのは学校と家庭、これが常に連携をし合うと。ちょっとしたことであっても、常に校長先生に親から伝えてもらったりとか、また逆に学校内であったことは、これはおかしいなと考えれば親御さんに連絡をしてというふうな形で、双方が協力し合いながら早い段階で芽を摘みとると言うんですか、そういうふうな形をしていきたいと思っています。今もそのような形でやっております。 いじめというのは、一気にその内容が変化するものではなく、初めは、お金にしたら50円、100円、1千円というふうに、どんどん膨れ上がっていくと、こういうふうなものが出てまいりますので、その段階で親御さんとの協力をしながら進めていくと。 さらに、王寺町のほうではスクールカウンセラーがあり、また教育指導というふうな形での者も配置しておりますので、その者たちのほうで子どもから直接相談がある場合もございます。そういう場合には、そこで聞き流すのではなく、すぐに、先ほど申し上げましたように校長なり、また校長が判断して親御さんへ連絡するとか、そういうふうな素早い対応というものをさせていただいておるのが現状でございます。 それとまた、これに関連いたしまして取り組みの具体例ということでございますが、王寺町の各小中学校では、仲間づくりという形を考えましてソーシャルスキル教育やいい先輩になろうだとか、いろんな形での取り組みをさせていただいております。また、命に触れる取り組みというのもさせていただいております。例えば、小学校のほうでしたら、植物を育てることで命を大切にするんだと、植物も生きておるんだというふうな観点から、命を大切にしていこうとかいう形での運動もさせていただいております。 そして、先ほどちょっと触れましたが、学校内の相談体制は町費での配置もさせていただいております心の相談員や、また教育相談の設置、また県の教育委員会からもスクールカウンセラーを王寺町のほうには2名派遣していただいております。以上が具体的な形でございます。 以上です。 ○副議長(幡野) はい、乾部長。 ◎番外(乾水道部長) 水道部、乾でございます。 先ほどの西本議員の水道管に対する点検、あるいは対応年数等についてでございますが、確かに鋳鉄管、鉄管の場合は法定対応年数が一応40年という決まりがございます。 王寺町におきましても老朽管、40年以上過ぎている水道管はまだございます。そういうところにつきましては、王寺町全域でございますが、4年に一度、王寺町全域で漏水調査というのを行っております。これで漏水している箇所につきましては、早急に工事をするという形をとらしていただいております。 鋳鉄管につきましては、300とか大きい管につきましては、鋳鉄管、鉄管を使用させていただいておりますが、50ミリ以下の各家庭へ配水する水道管につきましては、VP管と申しましてビニールパイプで配管させていただいております。この辺につきましても漏水調査等で漏水がないか確認させていただき、漏水がある場合は、早急に対処する体制をとらせていただいております。 以上でございます。 ○副議長(幡野) 西本議員。 ◆12番(西本) はい、西本です。 先ほど、今、平岡次長と、それから乾部長が回答していただきました。 教育については難しゅうございます。今、具体的にどう取り組んでいるんですかといえば、いろいろ聞かせていただいた。それで、要は今、次長も触れられましたけれども、教育・家庭・地域、これがやっぱり一体的なものでなかったら、いろいろ対応できないだろうとも言われております。 今、また詳細にわたってこういう取り組みもやっていますよということでお聞かせ願ったわけですけれども、先ほど、ほかの議員がこれに関する質問というのか、そのときにちょっと出てきた言葉に児童虐待防止ネットワーク会議というものをやっているよということを先ほどちょっと耳に挟みました。それには園長、校長さん、小中、それから民協会長、行政職、警察、消防等々、また役場の担当の方たちも出てそういう会議をやっておられるようですけれども、その中で23年度に虐待件数というのがどのくらいあったんかなということをひとつ教えていただきたいなと。 要は、やはりスクールカウンセラー、いろいろ必要です。それで、やっぱり教育というのがまちづくり、これも盛んに先ほど紹介させてもらいました諸先生方が盛んにおっしゃっている。笑いもできないけれども、この間も町内の役員会の席でこんなことおっしゃったんです。王寺工業が立派ですねと。いわゆる最近また特に立ちどまってあいさつしてくれると。その前にいいなと言われて、自転車でがーっと上からおりてきよるから、また上がっていくから危ないということがあって、ちょっと学校のほうへ自治会から申し込まれた。それから、また一段と礼儀が正しくなってきたということで、やはり言わなければいかんなと。 信号のところで王寺工業高校おりて、ちょうど中学の下の文房具屋の前あたりで信号ででも、生徒はびしっと止まっていると。自治会の人が、もう車も来えへんから走ろと思うけれども、生徒が止まっているから走られへんなと、こういう笑い事というよりも現実に起こりそうな話をしておられた。ということは、やはりいかに教育がまちをつくっていくかという1つのあらわれでもあるなと。その中で、やはり現場の先生方が何人か厳しくやる人がなかったらあかんと。 ちょっと話ずれますけれども、この間テレビで、何で阪神タイガースこんだけ弱いねんという話が出ていました。その中で前の監督が、そら阪神あきまへんと。何でやねん。何かあれば監督が悪い、何かあったらコーチが悪い、選手が悪いと言うて、問題はそこ違いまんねん、甘やかしでんねんと、こういうようでありました。 これは非常に難しいですけれども、地域社会の中で一体となって、やはりそういうことをより強力に進めていただきたいなと。やはり、先ほど加藤先生というのが話に出ました。今、自分の立場、学校におったその立場にいろいろ規制があると。これはやはりいろんな規制があります。その中ではできないから、やはり一歩踏み込んで地域の中でやろうという、そういう方たちが多く出てくれば出てくるほど、すばらしいまちづくりというものもできるんじゃないだろうかなということも考えさせられております。そういうようなことでより一層、1つの例にすぎないですけれども、ひとつ参考までにご承知おき願いたいなと思います。 それから、水道水の件です。今、水道というのは40年耐久年数であっても、もつものはもたしていいんです。必要以上、お金かける必要ないと思うんです。ただ、その中で茶色い水出てきたときにどうするんやと。これについて、香芝の水道局とか周辺の水道局、聞いてみた、行ってみて。それは、やはり水道というものは水の流れの中で鉄管に赤さびはつくものです。これはしゃあないでっせ。これは言われるもなく、私も承知しております。そしたら、どないするねんと。この中で1つ、2つの方法が、やっぱり考えられると思うんです。1つは、水道のことです。水ですから、どこかで滞る。いわゆる、どんつきのところでは、そこへそれ以上、水流れないわけやから。汚い水だってそこの家へ出ます。これ、循環式にできへんのかな。これも費用かかるやろうけれども、これも1つの例やろと、こういう点が1つ。 それから、この色の問題ですけれども、やはり早く対応というけれども、この日、夕方の6時ですね。このときに水道のほうでお願いして水質検査の結果、検査出してもらったんです。これは、西和衛生試験センターで。もろもろのあります。まず、色が5度以下であるんやけれども、6時のときに28。汚れているのが2以下であるのが12。それから、夜の11時になって、それが5度以下のところがやっと4.9。それから、濁りが2以下のところが1.9というようなことで、あくる日の朝も測ってしてもらったんですけれども、やっぱり汚い水やと。 それで、水道の人に聞きますと、この茶色い水飲んでいて大丈夫かいと聞きますと、1日に20リットルぐらい飲んで1カ月したら、ひょっとしたら何か出るやわかりまへんなと。これ簡単にそう言われるけれども、1日に自分が飲もうと思い、蛇口広げて、そうしたら茶色の水出て、そんなんわからなかったらどうしますか。 これ、私ここへこれ持ってきてんねん、これ。当日の付近ですわ。この水飲めと言いますか。乾部長、飲めますか。だから、私やっぱりそこらの気持ちを察してほしいと。どこかの蛇口あけた。汚い水がそこから出ると。出ることによって、またほかのところまで動くわけ。そしたら、やっぱり労を惜しまず、やっぱり地域の人たちに、こうこうしかじか、ここで業者が管をひっかけよったと、ということぐらいはやっぱり言うてほしいし、飲み水気いつけなはれやと。これは、ほかのまちでやっています。そういうのを私聞いたから、そう申し上げているわけ。そして、またそれなりの対応をしている。 今回、私のいろいろ調べていただいた結果、今、数字で申しましたけれども、やっぱり水道が直ったら直った、もとにちゃんとしたよと。いつになってこれを私、今、数字を、そのときの4本ほど水道へ持っていって検査してくれと言うたわけですけれども、これしてない人は知らんと飲んでいますよ。不安で飲めるのかなと、やっぱりいろいろと危惧していると思うんです。何か起こったときには、そういう面で飲み水です。一番大切な、我々の命を預けている水です。そこらについて、もう一度ご所見をお願いしたいと。 ○副議長(幡野) 浅井部長。 ◎番外(浅井住民福祉部長) 住民福祉部の浅井でございます。 虐待防止ネットワーク会議の、先ほど23年度の報告という形で会議後なされておりますが、その内容でございます。 23年度中に、これは新しく、ご相談も含めてですけれども、6件ご相談がございました。内容的には、いわゆる身体的な虐待が1件、ネグレクト、いわゆる育児放棄が3件、心理的な虐待というのが2件、計6件のご相談が入ってきております。 それの経緯につきましては、そのうちの4件につきましては、2名の方が町内から転出をされておられますので、王寺町のほうから転出先のほうに、こういうご相談があってこういうような形でという形の報告はさせていただいておりますが、町内からはもう転出されたというものが、まず2件あります。 それと、これは学校の協力、それと子どもセンターのほうの所員の方のご協力というか介在していただきまして、虐待の疑いがなしというふうに判断されたのが2件ございました。6件のうち4件が転出、それいから疑いなしと判断されて、あと2件につきましては、これは継続的に関係機関で様子を、経過を観察中、これも学校も含めましてですが、観察中というような形になっております。 以上でございます。 ○副議長(幡野) はい、乾部長。 ◎番外(乾水道部長) 水道部、乾でございます。 この間の事故で赤水を出してしまいました。不愉快な思い、並びに腹立たしい思いをさせてしまいましたことを、まことにおわび申し上げます。 町といたしましては、今後こういう事故のないような形で業者に再度事故防止の指導をするとともに、どうしてもこういう事故が発生いたしますと、水道の中の水が、水の水量、あるいは圧力がかかりますと、どうしても赤水、濁りを発生する物質が水道管の中を浮遊するわけでございますが、町といたしましても、できるだけ住民の方々の蛇口から赤水が出ないような形でドレン、並びに消火栓等で徐々に汚い水を本管の外へ出すという作業はさせていただきますが、やっぱりどうしても赤水を出してしまう場合がございます。ここら辺につきましても、今後、万が一こういう事故がありまして赤水が出るおそれがある場合には、近隣の皆様に一言、赤水が出るおそれがございますという形でお知らせをさせていただく等、そのケース、ケースで考えてまいりたいと思いますので、今後ともよろしくご理解のほうお願いいたします。 以上でございます。 ○副議長(幡野) 西本議員。 ◆12番(西本) はい。いろいろと質問に対するご回答ありがとうございました。 くどいようですけれども、やはり教育。先ほど平岡次長から、るる説明していただきました。そういうように向かっての、要は地域の人々が学校に入ってくるような場づくり、やっぱりそういうようなもの。やはり、学校というものは地域によって支えていくんだという、そういうものをより一層推進していただくことをお願いしときます。 そしてまた、水道水につきましては、私はよく住民から言われるんです。王寺の水はどうですかと。ああ、ええ水やでと。県水と自己水とあって、それはええ水やねと自慢しているんです。そしてまた、3丁目のところのポンプも傷む前にちゃんとやってもらっているんやと。私、今申し上げた、この水については極力、地域では押さえているんです。そんなん言うてもいろいろあるがなと。業者やりよってんと、こういうように言うているけれども、そういうものじゃないわけやから。 こういう1つのことがきっかけになって、より前向きに、よりいいまちづくりに取り組んでいただけますことをお願いして、私の一般質問を終わります。 以上です。ありがとうございました。 ○副議長(幡野) 休憩します。再開は2時15分といたします。     休憩 午後2時00分     再開 午後2時15分 ○副議長(幡野) 休憩を閉じて再開いたします。 議長を交代します。     (議長交代) ○議長(小泉) それでは、議長を交代いたしました。 次に、2番、清水議員、登壇の上、質問を願います。 ◆2番(清水) はい、2番、清水です。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、清水議員。 ◆2番(清水) 登壇 質問に入ります前に、昨年9月3日、台風12号による紀伊半島南部の集中豪雨で発生いたしました大規模な土砂災害により亡くなられた方々、いまだ行方不明の方々に対し、心より哀悼の意を表します。また、避難生活を強いられ、仮設住宅に住まわれている方々も多く、今朝の奈良新聞によりますと、170世帯、346人の多くの方々が避難生活をされております。避難されている方たちに対し、心よりお見舞いを申し上げます。特に十津川村、こちらは王寺町ゆかりの片岡八郎公を通して親交が厚い村でもございます。 そして、本日、定例会開催日、9月3日は、くしくも昨年の紀伊半島大規模土砂災害からちょうど1年目でもございます。この災害では、奈良県内で死者14名、行方不明者10名、合わせて24人という人的被害がありましたことは、皆様ご承知のとおりでございます。また、今年は昭和57年8月に発生しました大水害から30年の節目の年でもございます。防災に対して、住民意識の高揚を図る必要があると私は思っております。 では、議長のお許しを得ましたので、1問、質問をさせていただきます。 平成23年6月定例会における私の一般質問で、耐震対策事業の実施予定がない学校教育施設、これは王寺南小学校、そして王寺南中学校でございます。それと、教育施設以外の施設に対するリスク検討内容、それから既存木造住宅耐震対策支援事業の現状と見通し、要介護度4、5の方に対する耐震シェルター助成、この3点に質問をいたしましたところ、質問順序とは相前後いたしますが、教育施設以外の施設である役場本庁舎につきましては、昭和46年の建設であるが、今後、有利な財源により耐震診断を行う予定であり、耐震診断を行っていないのでIs値も不明である、こういうご答弁でございました。 Is値につきましては、皆さんご承知のとおりでございますが、構造耐震指標のことでございまして、国土交通省の基準では0.6未満の建物は震度6強の地震で崩壊、倒壊する危険性があるとされ、0.3未満なら危険性が非常に高いとこうされております。また、地震の際、学校は避難場所になることから、文部科学省では学校の建物については0.7以上のIs値を求められているものでございます。 そして、中央公民館については、昭和49年の建設であり耐震については満足していないが、地域交流センターもあることであり、今後の検討で耐震対策の計画を行うと、こう答弁をいただきました。そして、既存木造家屋の耐震対策支援事業にあっては、対象家屋が1,200戸を想定しているが、平成18年の事業開始から耐震診断の実績は32件で、同制度による耐震改修済み家屋は3件、今後、新しく検討する耐震対策事業は、国や県の補助金による有効な特定財源の確保を十分に勘案し検討すると、こうご答弁をいただいております。 次に、耐震シェルターの補助事業の質問に関連して、寝たきり状態の方々の現状把握についての回答では、当時の数字でございますが、要介護度4の方は89名、要介護度5の方は105名、合計194名で、在宅介護者は118名、施設利用者が76名であるが、昭和56年以前の建物かどうかは把握はしておりませんと、こういうご回答でございました。 以上の中で再確認をいたしたい項目は、まず1点目、役場本庁舎は当然のことではございますけれども、防災対策本部機能を持つはずでございます。役場本庁舎の耐震診断に対しては、補助事業の有無にかかわらず、どの程度の震度まで耐え得るのか、これらを知るためにも早期に耐震診断をすべきであると考えております。中央公民館よりも建設年度が3年古い昭和46年度であり、その予定はいつを考えておられるのか、明確な時期を伺いたい。また、建て替えが必要なのか、あるいは耐震補強工事で可能なのか、これも耐震診断をしなくては判断できないわけですが、せめて非構造部材の窓ガラスの飛散防止対策、天井の落下防止対策、ロッカーなどの転倒防止対策に先に取り組むべきと私は考えておりますが、いかがでしょうか。 次、既存木造家屋の耐震対策支援事業において、平成23年度中に増加した内容の報告と想定対象家屋1,200戸に対し、非常に少ない件数しか診断改修がなされていないこの現状から、家屋台帳あるいは登記簿などをもとに、昭和56年以前に建築し登記された家屋の特定をされ、これは固定資産台帳、その他の役場保管書類からも調査が可能だと私は思います。個別に減災に対する必要性と補助制度の説明を実施されたかどうかお伺いしたい。 3番目です。今後、新しく耐震対策を行う施設にあっては、有効な特定財源を確保して検討するとの答弁でございました。 今年度、予定されております中央公民館の建て替え基本計画の財源は、当初予算書によりますと一般財源と記載されております。新しく計画する物件は、特定財源を確保して実施すると、こうご回答をいただいておりました。しかしながら、中央公民館建て替え基本計画だけ一般財源で実施するのか、その理由をお伺いしたいと思います。また、その他、計画的に実施予定とされている社会教育施設の耐震対策実施の順位と特定財源は何なのか、特定財源の確保ができない限り調査も行わないのかお伺いをしたいと思います。 そして、耐震シェルター補助事業に関連する回答で先ほども述べましたが、要介護度4の方が89名、要介護度5の方が105名、合計194名で、在宅介護者は118名、こうご回答をいただきました。これらの方々が昭和56年以前の建物かどうかを把握していないとのご回答でしたが、平成24年3月末で災害時要援護者台帳の整備が完了すると、この3月定例議会で報告をいただいております。 私の質問から1年以上が経過しております。台帳整備により在宅での要介護者は特定できていると、私はこう思っております。先ほどの既存木造家屋の耐震対策支援事業と同様に、家屋台帳などにより、昭和56年以前の建物と対象者を特定できているとこう思いますので、昭和56年以前に建築された建物に要介護度4、5対象の方が現在何人住まわれているのかご回答をいただきたいと思います。言いかえれば、大規模地震時において、寝たきり状態にあり倒壊する危険のある家屋の中で助けを必要とされている方を特定されたのかどうかお伺いをしたいと思います。 次に、平成23年9月定例会で、学校施設の非構造部材の耐震化推進について質問をいたしましたところ、点検の結果、問題がないので実施予定はなく、平成21年度の経常収支比率が99%という厳しい数字のため、最優先として耐震補強工事を実施しているとの答弁でございました。平成22年度の決算の経常収支比率は91.5%。職員皆さんの努力で財政的にも大きく改善している、こう思っております。来年度以降に特定財源のある学校施設の非構造部材の耐震推進事業に取り組む計画をされているのかどうかお伺いをしたいと思います。既に調査は完了していると、こういうご答弁でございましたので、積算さえできれば補助申請は可能であると、かように思っております。 次に、平成24年3月定例会で、防災機能向上の施策について種々質問をさせていただきました。この中で、資料の持ち合わせなかったものについていまだ回答を得ておりませんので、再度質問をいたします。地震時などにおいて大規模な火災の可能性があり、重点的に改善すべき密集市街地は、王寺町においては2地区15ヘクタールであり、その地区における不燃領域率が40%を超えているか、この質問に対する回答をいただきたいと思います。 ここで、1つ例を出してお話をさせていただきます。想定外という言葉でございますが、中央防災会議のメンバーであり、立命館大学教授、歴史都市防災研究センター長、土岐憲三先生がサイエンスポータルサイトに寄稿された論文の中に、「想定値を超えたときの知恵」としての記載がございますので、ご紹介をさせていただきます。 「今回の大地震や津波被害の行動の中で、想定外という言葉をよく耳にされたと思います。この想定外というのは、想定値を超えた被害や災害、事象が起きたということですが、想定値というのは超えることもあるのです。目標を定めなければ何もできないから、とりあえず想定値を定めておく。そして、想定値を大きくしておけば安全度は高まるが、そうすると施策や施設に膨大なお金がかかるので、社会的な合意が得られません。 想定値は、社会的合意が得られるであろうという目標値でしかない、つまり間違いなくそれを超える事象が起こり得るということです。例えば、国などが想定値を設けるときに、想定値を超えたときにはこうしなさいとは言わない。想定値はここまで、これが想定値ですと示すだけです。だからといって、そこまでやっておけばいいのだと防災や災害の関係者が考えてはいけません。国が想定値を際限なく大きくするわけにはいかないから、どこかでとめているのであって、それを超える可能性があることを知った上で、実際に想定値を超える事態が起きたときにどうするか、これを知恵で補っておかなければならないのです。」こうおっしゃっております。 私は、この知恵の1つが減災対策として何をするかと、こういうことだと思います。王寺町防災の日を設けて各自主防災会、自治会、諸団体、企業、消防団、消防署、警察署、行政の協力による総合防災訓練を行うことによって、住民皆さんに防災面における自助・共助の大切さを認識していただくことも、その知恵の1つだと思います。 同僚議員からも、総合防災訓練について提案されています。私も定期的な取り組みで、防災意識を常に持っていただき、想定を超えるときがあるということを知っていただきたく知恵として、ぜひとも多くの皆さんが参加する総合防災訓練が必要だと思います。この取り組みに対する考えについて、再度お伺いをいたします。 次に、今後必要となる耐震対策事業において、各施設の現状と検討されている方向性及び緊急時の危機管理対策マニュアルの有無と策定の必要性などの考えについて質問をいたします。 大規模地震発生時においては、王寺町だけでなく広範囲で停電となり、多くの機能が停止することは容易に想像がつきます。避難所となる10カ所の学校や社会教育施設に必要な自家用発電機などの非常用電源は設置されているのか。設置されている場所での運転可能時間はどれぐらいなのか。もしも設置されていないとすれば、設置予定はいつごろなのか。また、緊急用の飲料水の確保が既にできているのかお伺いをいたします。 次に、同じく災害対策本部となる役場本庁舎に自家用発電機は設置されているのか、また運転可能時間はどれぐらいなのか。そして、防災行政無線は非常用バッテリーを備えていると思っておりますが、バッテリーでの防災無線の使用時間はどの程度なのか。また、ライフラインである上下水道施設、雨水ポンプ場には発電機があるのはよくわかっておりますので、それら以外に自家用発電機は設置されているのか。その運転可能時間はどの程度あるのかお答えをいただきたいと思います。 そして、複合災害が発生した場合、これ一例を挙げますが、大規模地震発生後に大水害が起こり大規模な浸水被害が起きたと、こう想定した場合でございますが、この場合の連絡手段、これは衛星携帯電話のみと考えられますが、対象となる避難所に衛星携帯電話及び電源は常備されているのかお伺いいたします。 また、各部署であらゆる危機を想定して作成されていると思います緊急時危機管理対策マニュアルがあれば、それぞれの所管委員会に提出をしていただきたいと思いますので、まず有無についてお答えをいただきたいと思います。 多くの質問事項がありましたので、町長答弁に漏れがあった場合には担当部長より補足してご答弁いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上で壇上からの質問を終わります。 ○議長(小泉) ただ今、清水議員から、かなりの盛りだくさんな幅広い質問が出ております。鮮明にご回答願いたいと思います。 はい、理事者、答弁願います。 町長から、はい。 ◎番外1番(保井町長) 清水議員のご質問にお答えいたします。 事前にご通告いただけなかった部分もございますので、できるところを私がお答えいたしまして、なお各部門に渡る部分については、後ほど各部長からお答えいたします。 本庁の耐震・減災対策につきましては、まず学校教育施設については、平成23年度にすべて完了しました。また、それ以外の施設につきましては、現在、第2浄水場の耐震・劣化補強工事を進めており、また中央公民館は久度地区の防災拠点として有効に活用できるよう改築に向けて財源の研究とともに、基礎調査を行っております。 橋梁及び上下水道施設につきましては、点検業務を経過年数や重要度に応じて実施し、年次的に計画を立てて改修、更新を行いたいと考えております。おっしゃるようなその他の施設につきましても、施設の状況も考慮しながら、補助金等の有効な特定財源の確保を十分勘案し、検討してまいります。 以上です。 ○議長(小泉) 各部署の部長のほうからご回答願います。 はい、部長。 ◎番外(中野総務部長) 総務部、中野でございます。 事前の中で詳細、ご質問がございませんでしたので、一部漏れ落ちがあるかもわかりませんが、今お聞きした範囲の中で順次ご説明を申し上げたいと思います。 まず、一番最初に本庁舎の耐震に対する今後の診断等の時期についてでございますが、これにつきましては再三ご答弁申し上げていますように、今後いろいろな補助制度につきまして、有利な財源を見ながらということで考えております。 今現在、既にご承知のように、先ほどのご質問の中でも一部ございましたが、いまだ経常収支比率に王寺町の場合、まだまだ余裕があるという状況ではございません。今、昨年度91.5%でございましたが、今後の23年度の決算におきましては94.4%、経常収支比率についてもまだまだ厳しいのが状況の中で、この確かに役場等々、いろいろな施設についての今後の耐震化というのは当然実施してまいりたいと考えておりますが、その財源の確保を図っていくこと自体が、住民の方にとっての本来あるべき姿かと認識しておりますので、あらゆる方法の中での有利な財源手当をとった上で、そういうふうな事業を考えてまいりたいというふうに考えておりますので、時期については明言することはできかねます。 続きまして、木造家屋等の個人のそれぞれの個別対応についてでございますが、議員も御存じのように、当然、税務課で持っております資料につきましては、これは当然、税務課としてのその税徴収に当たる賦課に係る資料でございます。これを耐震化等々の資料に安易に利用できるかというと、これはたとえ庁舎内で持っておる資料でございましても、個人情報の制限に係るものでございます。まずは個人の方から、そういうそれぞれの取り組みの中で王寺が町としてできることをサポートしていくというのが、これが一義的な順序かというふうに認識いたしております。その中で、今後そういうふうな合議制が得られる中で、そういう情報について共有し、今後そういう段階が来ることも想定されますが、現段階で税務資料をもってそのような個人の情報を利用するということは、今現在行っておりません。 続きまして、中央公民館の建て替えに対する財源についてのご質問でございますが、これについては今現在、県とも有効な財源手当を協議中でございます。今現在のところ、減災対策事業ということで県とは調整をいたしておるところでございますが、これにつきましても、今後の事業の成り行きにより、その方向性については考えてまいりたいというふうに考えております。今のところ、できるだけ有利な財源の中で方向性を探ってまいりたいというところでございます。 また、役場の非常発電機についてでございますが、役場の非常発電機につきましては、今現在、御存じのように役場自体が古い、昭和46年度の建築でございますので、それ自体に対する発電設備は兼ね備えてございません。ただし、町全体の中で備蓄倉庫におきまして、非常発電装置、自家発電装置については持っております。これを有効な場所に有効な段階で配置を考えていくものでございます。 また、各避難所施設等のことであるかと思いますが、衛星の携帯電話等でございます。これにつきましては、通信手段をどういうふうな方法でやっていくかということで、種々いろいろ、今持ち合わせております施設等を考えながら、今整備を進めておるところでございますが、その中でも特に県におきまして、県と王寺町との衛生回線を使いました防災行政無線が、県とのホットラインが今現在、設置されております。これにつきましては非常電源がございますので、電源供給がなくても非常時の場合でも県と町とのラインが確保されます。 同時に、このラインに合わせまして、町独自の防災行政無線のラインで、各避難施設と王寺町役場の間で防災行政無線のラインがございます。町の総務課から防災行政無線を通じまして、各施設との通信が可能となってございますので、無線施設を通じまして、その通信ラインの確保をいたしておるところでございます。ただ、衛生ラインということではございませんので、その辺、その費用の限界がございますので、現在のところ、そういう内容での運用となってございます。 以上でございます。 ◎番外(浅井住民福祉部長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、部長。 ◎番外(浅井住民福祉部長) 住民福祉部の浅井でございます。 24年の3月末に、いわゆる要援護者の台帳、そういうシステム整備のことで3月末に完成するという形で答弁させていただいておりますが、それにつきましては要援護者台帳という形で整備が終了いたしております。まず、これにつきましては、65歳以上の方のデータ、これをすべて整備いたしております。基本的には要介護、要支援、その方々のデータ等が入っておりますが、ひとり暮らしの高齢者の方のデータ、それと今言いましたように介護をメインにしておりますので、どういう介護のサービスを利用されているかという形のデータ等、あと主治医の関係のデータ、そういういわゆる基本的な介護のデータを整備いたしました。 これにつきましては、3月末に完成し、現在65歳以上の方すべて入力し、日々これ更新、状況変わりますので、月一遍更新をかける形で、今現在、運用をしております。また、これにつきましては、地図データとリンクさせてもらっておりますので、位置的な部分につきましても、この台帳で把握できるというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(小泉) はい、次長。 ◎番外(平岡教育次長) 教育委員会の平岡でございます。 まず、学校の非構造部材の補助事業は今後どのようにというご質問でございますが、これにつきましては議員からも今おっしゃったように、目視による各小中学校の状況は担当、我々のほうでやりました。しかしながら、この状況で構造部材の補助事業をやるとなれば、もう少し踏み込んだ形での調査というものが必要になります。当然、その中で、そのためには文部科学省のほうで、これに対する補助というものが確かにございます。しかしながら、文科省のほうでは、その年度で調査をし、そしてその工事を完了さすと、こういうふうな形での今は補助体系となっております。 御存じのとおり、王寺町のほうでも小中学校合わせまして5つございますので、それぞれをどれからやっていくのが一番効果的なんかとかいうことを考えますと、我々といたしましては、すべての学校をまず調査をする。そして、その調査の結果が出て、まず一番先にやらなくてはいけないのは、どこなのかというふうな形での順番とか、計画というものも必要になってまいります。そういうことを我々としてはしたいわけでございますが、今の補助制度上はそういうふうな形にはなっておりません。 調査をすれば、そこをやりなさいと、このような形になっておりますので、今現在の補助体系では、うちのほうとしてもなかなかやっていきたいなと、こういうふうな思いはありましても、補助としての中身がちょっと難しいなということで、今現在のところは着手したいとは考えておりません。できるだけ、何とか我々が考えておるような補助体系に国のほうも考えていただいた上でやっていきたいなと、このように考えております。 それと、続きまして中央公民館以外の他の社会教育施設の問題でございますが、これについて特定財源がなければ調査もしないのかというふうなご質問でございましたが、これにつきましても、やはりできるだけ有利な財源というものを国や県と協議をいたしまして、その見つけるというのは、まず第一の作業でございます。そういうことをやりながら、順次リニューアルというものを検討していきたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長(小泉) はい、水道部長。 ◎番外(乾水道部長) 水道部の乾でございます。 上下水道施設に自家発電装置はあるのかと。ある場合は、どれくらいもつのかというご質問でございますが、現在、下水道のマンホールポンプ施設に1基の自家発がございます。これは常時稼動するわけでございません。満タンになればポンプが稼動するという形になりますので、燃料でございますので、継ぎ足す限り継続は可能だと考えております。上水道施設にはございません。 以上でございます。 ○議長(小泉) はい、建設部長。 ◎番外(内山建設部長) 建設部、内山でございます。 建設部が担当します中で、防災の関係につきましては橋梁のほうがございまして、今現在、重要橋梁と言われる橋梁が10橋ございます。そのうち、先ほど町長も答弁で申し上げましたとおり点検業務を本年度で6橋を行います。その後、検討を重ねてまいりたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(小泉) はい、先ほど清水議員の質問の中で、総務部長のほうで防災の日を定めるのは好ましくないかという質問が出ましたけれども、それについて。 ◎番外(中野総務部長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、部長。 ◎番外(中野総務部長) 防災の日についてでございますが、これは国が9月1日ということで、関東大震災の教訓をもとにということで、その日が定められてございます。先日も9月1日に奈良県におきまして総合防災訓練が天理で行われたところでございます。町といたしましても、このような大きな防災訓練につきましては、そういうような中で参加をしながら、また王寺町でも順次開催いただくときには、全面的な協力をもって王寺町で開催をするという形になってくるかと思います。 ただ、王寺町といたしまして、全町的な防災訓練につきましては、再三ご説明申し上げておりますが、まずは今実施いただいております自主防災組織における地道な地域での防災活動の中でのそういう訓練並びに学習を町として支援をしてまいることが、今現在のところは一番大切な事案であると考えておりますので、そのような方向で進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(小泉) はい、清水議員。 ◆2番(清水) あと、不燃領域率。 ○議長(小泉) 漏れてあったか。 ◆2番(清水) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、清水議員。 ◆2番(清水) 2番、清水です。 ちょっと時間がもったいないので、再質問させていただきます。 まず、質問通告にないから質問に対する答えができないという声が今ございましたけれども、私の通告書をよく読んでいただいたら、それぞれの議会での私の一般質問、それらに対する回答というのは皆さんも御存じのはずです。多分、読み込まれてないんじゃないのかなというふうに私は思います。我々議員は住民さんに成りかわって質問をさせていただいている、そのことをよく皆さんが理解をしておいていただきたい。 質問に対する回答漏れがあるということは、本来でしたら黙っていればわからないというふうになってしまうんですよね。ましてや行政としてやるべきことを議会の議員にも伝えていない、そして住民さんにも伝わらないということになってしまいます。もう少し真剣に質問通告書の中身を読み込んでいただきたいというふうに思います。決して私は通告書にない質問はしておりません。 それと、もう1点ですが、この質問通告に当たって、各担当部署から、この質問に対する内容の確認、もしくは質問はどなたもされませんでした。どこまでを質問をされるのですかということがどなたもなかったんですね。私も何回か一般質問をさせていただいていて、その一般質問に対する答弁漏れがあるというのを何度か読んでいくと、私自身が気がつくこともあったわけです。今回、ちょっと質問の形式を変えさせていただいて、過去のことも踏み込んで質問をさせていただきました。 特に、財源の問題等々についてですが、役場庁舎、昭和46年建設ですか、非常に古いこの建物が、先ほども質問の中で申しましたが防災対策本部になる。防災対策本部として、もしも機能しないことがあるかもしれない。先ほど立命館大学の先生のお話をちょっとさせていただきましたけれども、想定を超えることというのは起こり得るということなので、もしもの上にもしもをやっぱり考えた上で行政は考えていかないと、非常に危機に対して不足した管理になるんじゃないかと思います。 皆さんも読まれていると思いますので、8月30日の新聞紙、9月1日が全国防災の日でしたので、それにあわせて南海トラフ巨大地震の津波想定が変わったというのは皆さん御存じだと思います。これに伴って、この南海トラフ巨大地震での想定震度も、奈良県も変わっております。従来からの想定震度、奈良県東縁部、そして金剛生駒、そのときに震度6強という最大震度をとらえられていますので、最大震度そのものには変わりはないんですけれども、この南海トラフ巨大地震のときは震度5強の設定だったと思います。 ですので、一番危険度の高い南海トラフ巨大地震、これを30年以内に発生すると、こう言われているわけですよね。そのときに震度6強が来るという報道がなされています。いろんな学者さんも、いろんなことを備えてそれぞれの部署で危機管理に対して今まで以上のことをしてくださいと、こういう警告を鳴らしているわけです。 先ほど来、答えをいただいているんですが、財源ができたらしますよとか、有効な財源を求めてから実施しますということでは、ひょっとすると遅きに至る可能性があるわけです。これは市政の問題ですので、先ほどの中でも私言いましたが、災害時の弱者、お子さんであったり、家の中で動けない方、その方々に対してどういう対策をとるのか、こういうことが行政に問われていることだと、かように思います。 前の質問のときにも、住民福祉部長もお答えをいただいた要介護度4、5の方々の症状というのは、ほとんど介護ベッドの上で1日を生活される、そういう方々がほとんどだというふうに思います。その方々に対する補助、大した補助ではないんですけれども、とにかく命を守る政策をやっていただきたいということで耐震シェルターどうですかという問いをさせていただいているわけです。 そしてもう1点、子どもですね。子どもは学校の中で体育館、あるいは教室で1日の大半を過ごすわけですから、そこでけががあってはならないと、そのために非構造部材に対する補助申請を早くしてくださいという質問をさせていただいております。実際にその費用がどれぐらいかかるのかというのは、算定をしないとわからないわけですけれども、先ほども申しましたように有効な財源ができたらするということであれば、いつまでたってもできない可能性があるんです。そうではなくて、単独費を使ってでもやりますよというぐらいの答弁をしていただきたい。子どものことも真剣に考えていない、災害時弱者、要介護度4、5の方の命を守る政策すらできない、そんなことでは私は情けないというふうに思います。 この南海トラフ巨大地震、想定ですけれども、県内の死者1,700人から超えると、こういう答えが出ています。ひょっとするとそれ以上かもしれないんです。その中に先ほど言いましたように要介護度状態によって命を亡くされる方がいると、私はそういう状態自身、想像したくもないわけです。ですので、何とかそういうところに費用を優先的に配分するおつもりがあるのかどうか、もう1点お伺いしたいと思います。再度、お伺いしたいと思います。 それと、答弁いただけなかったんですが、地震時の大規模な火災の可能性があり、重点的に改善すべき密集市街地2地区15ヘクタールですね。この不燃領域率が40%を超えているかというのを前にも質問をさせていただきました。これ24年の3月です。このときも明確な答弁がございませんでした。これは超えているか、超えていないかだけのことですので、過去に書類を出していればすぐに答弁ができると思いますので、この点についてよろしくお願いいたしたいと思います。 それから、ちょっと1点、総務部長から答えがなかったんですが、防災行政無線はバッテリーで使用可能なのか、単独で。その辺もちょっとお伺いしたい。 それと、危機管理マニュアルをつくられているかどうか。これ有無だけですので、あればそれぞれの所管の委員会に出していただきたいということですので、あるかないかもお答えいただきたいと思います。 以上、お願いいたします。 ○議長(小泉) はい、部長。 ◎番外(中野総務部長) 総務、中野でございます。 まず最初に、防災行政無線のバッテリー、先ほど申された内容でございますが、防災行政無線につきましては、すべてバッテリーを通しての電源供給となってございます。という意味で、防災行政無線につきましては電源供給が断たれた場合でも、そのバッテリーにより無線の交信は可能でございます。なお、これにつきましては、時間的に申しますと通話時間が約2時間ぐらいの想定でございますので、交信内容によりましてその中身は変わってくるわけでございますが、その中でバッテリーで電源確保をいたしております。 また、危機管理マニュアルについてでございますが、これにつきましては県のアクションプランに基づきまして、今現在、町といたしましても関係機関とその中身について協議中でございます。今現在はございません。 以上でございます。 ◎番外2番(北副町長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、副町長。 ◎番外2番(北副町長) 副町長、北でございます。 今、耐震関係についていろいろお尋ねがございましたので、全般的に基本的な考えだけ私のほうからお答えいたしたいと思います。 先般の新聞でも、今、議員おっしゃるように、南海、東南海、いろんな形での複合した巨大地震の発生したときの被害想定、こういったものも出ておりました。いろんな形で想定はされております。実際、それぞれの地域で、どれだけのそういったことに対する耐震対策をとって住民の安心・安全のために対応していくのかということでございます。その中で、先ほど庁舎の問題が出ました。役場庁舎は、もちろん建設年度も古いですし、実際、耐震についてはどれだけになるのかということも、当時の基準でいきますと、やっぱり56年以前の建物ですので、現在調査すれば早期のIs値なり、いわゆる安心度というのが得られないだろうという想定はいたしております。 しかしながら、今日まで耐震対策というのは、まずは教育施設をやっていこうと、児童生徒の大半が学校でおられるんですから、これのいわゆる主体構造物についてはきちんと補強していこうということで対応してまいりました。これからは中央公民館も含め、出先の社会教育施設、いわゆる人が集まる施設、住民が集会されるこういった施設をまず建て替えだけじゃなしに、その時代、時代に合ったような形での利用促進できるようなということで、リニューアル改修も含めて取り組んでまいろうということは申し上げているとおりでございます。 そうした中で、庁舎でございますが、庁舎もそういう、いわゆる耐震基準の問題のある中でございますが、通常やっぱり、いわゆる住民の集会機能とかそういうことから考えますと、庁舎は最後になるんかなと。やっぱり庁舎だけ安心・安全な状況において、ほかはということもまいりません。すべてを一緒にできるならよろしいですが、そういうこともできないですし、また財源についても、いっときについてくるわけでございます。順次そういう有利な財源を探しながら適正な時期を考えたい。 そうした中で、庁舎の一番危険なのは耐震でございます。それ以外につきましては、さきの水害に関しましては、当時はやっぱり庁舎にも水が入りましたけれども、現状では堤防のかさ上げ等も終わり、そうした中では以前よりか強固なものでございます。それ以外の防災拠点としては、有効に働くわけでございます。一番弱点が耐震やということでございます。もし、そういう地震のとき、極端に言いますと、本部機能がなくなるのかと言いますとそうではなしに、引き続き隣にはやわらぎ会館もございます。 いろんな形で本部機能を継続できるような非常時対応は、これはソフトな部分でもやっていけるわけでございますので、そういうことも勘案しながら庁舎もいずれはやっぱりやらないかん施設ではございますが、まず先にこの役場からというような議論には、私どもはならないんだろうということで、できるだけ庁舎も早くいらえるような状況になればいいんですが、まずはやっぱりそういう住民が直接使われる、そういった施設からということで今日まで説明してきている手順どおりでやりたいなというふうに思っております。 それから、学校の施設の中で主体構造物は、学校はすべて完了いたしておりますが、非構造部材ということでございます。これも先ほど担当の部長が説明いたしておりますとおりでございます。すべていろんな形ででき得れば一番いいんですが、そうした中でやっぱり有利な財源を使いながらということで、所管でいろいろ研究してもらっておりますので、そういうことの条件が整えば、順次そういうことも検討いたしたいというふうに思います。 いずれにしても、耐震関係と言いますと、やっぱり一言で耐震といっても、かなり幅広いものでございます。また、限度をどうもっていくのかということになりますと、これもやっぱり大きな財源のものでございます。どの程度まで段階的に充実していくのかということも考えながら町の財源を有効に、また国・県の助成措置も有効に使いながら耐震については考えていきたい。もちろん、皆さんの心配のないようにはしたいというふうには思いますが、そういう中でいっときにできないものでありますから、その辺だけは十分ご承知おきいただきたいなというふうに思います。 以上です。 ○議長(小泉) はい、清水議員。 ◆2番(清水) 2番、清水です。 どうしてもお答えいただけないのが1個あるみたいですけれども、おそらく答えがわからないということだと思いますので、これについては私個人的にでも結構ですので、不燃領域率が何%、40%超えているのか、超えていないのか、この程度はお答えいただきたいというふうに思います。 それと今、種々、副町長からもご答弁いただきました。当然のことながら、それぞれの事業について財源が必ず必要になります。これはよく承知をいたしておるわけですけれども、先ほども申しました減災に対する知恵、そして少ないお金でも取り組めることというのは結構あるわけなんですよね。 例えば、補助事業でないとやらないのかというと、実際はそうではないですよね。王寺町でも単独事業というのは多く執行されております。いろんな団体に対してですけれども、単独の補助事業として1億6千万程度、補助事業として今現在執行されておるわけです。それらを減らしてやりなさいということではありませんけれども、財源組み替えを何とかして、今年はこういうことに取り組みましょうかということを皆さんでいろいろ考えていただいて、住民さんにもそれを広くお知らせをしていただく、こういう方法が必要だと思います。 自家発の話をしだしますと、それぞれの部署で要るのか、要らないのか、あったほうがいいというのは絶対答えは決まっていますので、あったほうがいいやつを幾ら言っても、当然のことながら全体の事業費の枠でこれから検討しますという答えしか、おそらくならないと思います。 1点だけ、特に一番問題になるのが、私は水道事業が一番問題だと思っていますが、水道施設に自家発電機が全然ない。これは、私もおりましたのでよくわかっております。もしも被災した場合に、停電したときに水が流せなくなる状態、これが発生するわけですね。 あと5分しかありませんので、5分の間で回答をいただけるようにしますが、単独費でもできるだけ、先ほども言いましたように、いろんな仕掛けでできる。それと事業計画の中で、大きな枠組みの中でこの順番をつけていくというのは本当に大切な話だと思います。 仮に、今すぐ、この瞬間に震度6強の地震が来て、この建物が倒壊するというふうなことになれば、我々も生きているかどうかわからない。役場の本庁舎、ここに勤めている人間が一番多いわけですから、そこで被害が起きると非常に大きな遅れが生じるというのは、これはだれが考えてもわかるはずですので、せめて耐震診断だけでもして優先順位をどうつけるのか、そういうことを議会にもつまびらかにしていただきたい、こういうふうに思います。そうしなければ、住民さんに対してもどのような説明をしたらいいのか、我々自身も困ってしまうわけですよね。 例えば、耐震診断してIs値0.3しかない、水平震度に対しては0.5しかないとかというふうになると、その他の施設よりもひょっとすると先にしないといけないかもしれないわけです。そうなってからでは遅いですので、ぜひとも耐震診断だけは積極的な取り組みを今後ともやっていただきたいと、かように思います。 それと、知恵の1つですが発電機、メーカー名は伏せますけれども、ガスボンベで動く発電機もあるわけですよね。ガスボンベ、家庭用のガスコンロのボンベですよ。それぞれのご家庭で10本、20本、そんなことはないかもしれない、5本や10本は保管されている。そういう発電機を各学校に備えれば相当の時間数発電ができるということにもなります。ましてや、学校は避難所になっているわけですので、そういう取り組みも考えていただきたい。この発電機10万ぐらいしかしない。安い物ですので、そういうことも取り組んでいただきたいというふうに思います。 ちょっと、もう時間が参りましたので、今後とも積極的に防災対策について、いろんな知恵を出していただいて、住民の皆さんがけがをされることのない、リスクを必ず下げるという取り組みを積極的にやっていただきたいと、こういうふうに思います。今後とも、このことについては所管の委員会で、また尋ねたいと思います。先ほど質問した中で答弁漏れは、後、時間が終わった後でも結構ですし、今回の定例会中でも構いませんので、私に報告をお願いしたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(小泉) はい、次に1番、小山議員、登壇の上、質問を願います。 ◆1番(小山) 登壇 1番、小山です。議長のお許しが出ましたので、2問質問させていただきたいと思います。 まず、1つ目ですが、乳幼児医療費助成制度の通院費用の中学校卒業までの無料化の実施を。 今年4月1日から町独自の施策として乳幼児医療費助成制度、これは子どもの医療費助成制度に名称が変わりました、以後、子どもの医療費助成制度と申し上げます、拡大し、ゼロ歳から15歳、中学校卒業までの子どもの入院費用が全額公費負担となり、無料化の実現となりました。子育て中の住民の皆さんには、子育て支援として、とてもありがたい施策だと思います。しかし、入院はまれなことであります。やはり通院費用の中学校卒業までの無料化が切望されています。町長の公約であります、住んでいることを誇れる町、だれもが住みたいとあこがれるまちづくりに向け、ぜひこどもの医療費助成費制度の通院費用の中学校卒業までの無料化の実施をしていただきたいと思います。 2問目ですが、国民健康保険の一部負担金の申請減免制度を通院にも実施を。 今年4月1日から、病院で診察を受けるときに窓口で支払います一部負担金、通常、医療費の3割負担の申請減免制度が実施されました。しかし、今回の申請減免制度は入院に限定されております。通院にも申請減免制度の実施をしていただきたいと思います。 以上、2問です。 ○議長(小泉) はい、町長、答弁願います。 ◎番外1番(保井町長) 小山議員の2つのご質問にお答えします。 まず、1点目でございます。 将来を担う子どもたちを大切に思い、元気な子どもであっても、いつどんな病気やけがで入院するかもしれないことから、子育て家庭の精神的、経済的負担を軽減するため、本年の4月1日から乳幼児から中学校卒業までの子どもを対象に入院医療費を全額公費負担で助成させていただいております。本町の医療費の財政状況も踏まえて拡大させていただいたところであり、当面は現制度の継続を考えております。 2問目のご質問でございますが、国民健康保険における一部負担金の減免制度は、国の一部負担金の取り扱いに係る通達の一部改正を受け、県下で市町村が早期に減免制度を確立できるよう統一された基準が示されたことから、王寺町におきましても本年4月に要綱を制定したところであり、まずは現行の制度を安定して実施していくことが重要と考えており、今のところ制度の見直しについては考えてはおりません。 以上でございます。 ◆1番(小山) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、小山議員。 ◆1番(小山) 1番、小山です。 子どもの医療費の助成制度のことですが、住民の皆さん、特に若い住民の皆さんの強い要望であります子どもの医療費無料化拡充で、県の制度に上乗せしています市町村が多くなっております。2012年8月実施を含めまして、県の入院・通院とも小学校就学前までに対しまして、通院では、山添村は高校卒業まで無料になっております、を含めまして16市町村。入院におきましては、これも山添村の高校卒業までをトップに、32市町村が上乗せを実施しております。 入院のほうは王寺町も、この32町村に含まれております。しかし、一部負担金の通院・入院とも撤廃しているのは、39市町村の中、14市町村、王寺町のように入院のみ一部負担金を撤廃しているところも、一部負担金を撤廃しているのは王寺町と宇陀市となっております。これは、今、奈良県のことを申しました。 今、この子どもの医療費助成制度の全国のことを申しますと、全国47都道府県、1,750市区町村すべてで、条件の違いはありますが、子どもの医療費への助成制度の実施は行われております。都道府県での実施状況では、東京都、群馬県は入院・通院、神奈川県、愛知県、兵庫県は入院について中学校卒業までの医療費助成制度が実現しております。また、奈良県におきまして、通院の助成制度が県の助成制度の上乗せをしているのは16市町村で、県全体の41%になっております。全国で見ますと、データは2010年4月1日現在のものですが、50%の市町村が県の助成制度の上乗せとなっております。奈良県よりも多いんですが、小学校卒業まで助成制度の実施は12%、中学校卒業までの実施は28%、奈良県は小学校卒業までの助成制度の実施はわずか5%ですが、中学校卒業の助成制度の実施は33%となり、全国を上回っております。このようなデータの結果、ぜひ王寺町も中学校卒業までの助成制度の実現に向かってほしいと思っているところです。 国保の一部負担金の実施のことですが、医療費の窓口負担が重いために、受診回数を減らすなどの受診抑制が深刻な社会問題となっています。自治体は深刻な受診中断、受診抑制の現実を直視し、この問題を解決していかなければなりません。2009年12月24日、人口問題研究所の2007年社会保障実態調査結果の概要が公表されました。その調査報告の中の医療機関の利用状況調査では、過去1年間の間に医療機関に健康ではなかったが行けなかったとした人の行くことができなかった理由について、自己負担の割合が高いと答えた人が38.4%にも上っています。 また、日本医療政策機構アンケート調査、これも2007年ですが、所得の低い人ほど受診抑制があり、年収300万円未満の世帯では、4割の人が具合が悪くとも医者にかかれないと深刻な実態が公表されています。現在、窓口負担を軽減し、貧困のために医療を受けられない人をなくすことは日本医師会を初め、医療機関関係団体がそろって要求する国民的課題であります。 また、2008年7月10日、医療機関の未集金問題に関する検討会、これ事務局が厚生労働省になっております、この報告が公表されました。検討会の報告では、現在、医療機関の未集金が増加し、累積未集金額が膨大な額になっていること、またその要因といたしまして、一番に挙げられているのが、生活に困っており、医療費を支払う資力がないであります。これらの未集金を減らしていくための一番効果があるのは、窓口の一部負担金減免制度の周知と活用だと指摘されております。 王寺町では、入院に限ってですが4月1日から実施されましたが、どのような形で広報されたのか。また4月1日から実施されて申請の減免制度を活用された件数があったら教えていただきたいと思います。 お願いします。 ◎番外(浅井住民福祉部長) はい、議長。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい。 ◎番外(浅井住民福祉部長) 住民福祉部の浅井でございます。 国民健康保険の一部負担金の申請状況でございますが、4月から実施させていただきまして、現在のところはございません。 それと、広報のPRの関係でございますが、要綱の中にもうたっておりますように、この制度につきましては一時的に支払いが困難であるというふうな形で、ごく限られた形の方が要綱的には対象となっておる状況であります。そういうことから、今現在、住民さんからの問い合わせ等、それから病院からの問い合わせ、これのご相談によりまして、詳しく説明させていただくという形で、かなり制度もややこしい制度となりますので、詳しく説明させていただくというような形で対応をさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(小泉) はい、小山議員。 ◆1番(小山) 1番、小山です。 広報はされていないということなんですけれども、やっぱり知らないとなかなか使えないと思います。例えば、子どもの医療費の入院の中学校卒業までの広報とイコカカードなんかは週報にも大きく出ましたし、王伸にもはっきりとされていました。6月議会で私たちもこの減免制度を知ったんですが、それ以後、週報にも知らされていないので、ぜひ広報していただきたいと思います。 申請減免のことですが、検討会議によりますと、国保の一部負担金減免制度を設けています市町村は、日本全国で1,003市町村です。設けていない市町村は815、これは2008年のデータです。奈良県では2012年6月8日現在、39市町村中36市町村で実施されております。入院のみがほとんどですが、通院も含むのは4市町村です。通院も含めて実施しているのが奈良市、五條市、大淀町、黒滝村でございます。広陵町は、通院は徴収猶予となっています。現在、この制度がありません三宅町、下北山村、上北山村も、今年度中には実施に向けての準備中だと聞いております。 申請の要件には、市町村によって違いはあると思いますが、奈良県すべての市町村で実施されることになると思います。王寺町では、具合が悪くてお医者さんにかかれない人がないように、ぜひ通院にも国保の一部負担金減免制度を実施していただきたいと思います。 それともう1つ、子どもの医療費のことですが、去年の9月にも質問させていただきましたが、近隣の自治体では、斑鳩町が通院・入院が中学校卒業までの助成制度を実施、広陵町も今年8月から実施されました。それぞれ予算もお聞きしておりますが、そんなに王寺町とは変わらない予算でされております。特に、広陵町と比較いたしますと、広陵町は今年8月から中学校卒業まで通院・入院されたんですが、これは半年分の予算ですが、2,900万円の予算で小学校、中学校の無料費の予算を組んでおられます。 それから、上牧町は、王寺町に比べまして財政状態が本当に厳しい中、この8月から小学校3年生までに拡充されました。小学校1年生、2年生、3年生分で650万円の予算を組まれております。王寺町の場合、規模的に上牧町と余り変わらないと思います。王寺町も若い子育て世代の人が安心して多くの人たちに住み続けてもらえるように、ぜひ通院も中学校卒業までの助成制度の実施の実現をお願いいたしまして、私の質問とさせていただきます。 ○議長(小泉) はい、ご苦労さんでした。 ここで暫時休憩をしたいと思います。3時45分から再開いたします。よろしくお願いいたします。     休憩 午後3時30分     再開 午後3時45分 ○議長(小泉) 休憩を閉じて再開いたします。 次に11番、幡野議員、登壇の上、質問を願います。 はい、幡野議員。 ◆11番(幡野) 登壇 3点につきまして一般質問をいたします。 まず、第1点でございます。県消防広域化は王寺町民と町行政にとってメリットがあるのかという点でございます。 消防広域化についての是非を判断する基準は、住民と町行政にとってメリットがあるかどうかだと考えます。前回質問以後、奈良市と生駒市が今年1月に脱退し、人口90万人を管轄する体制が示されております。西和消防は署所数、各種装備は国基準を100%充足しており、職員数のみ80%でありますが、生駒、奈良が脱退した今では、充足率は県下トップとなっております。ちなみに全国平均は75%、これは職員数のことでありますが、全国平均75%、奈良県平均が63%、こういう状況だそうでございます。 消防や救急にとって、初動の一刻、これが何より重要で、地元の地理と事情をよくわかっている隊員の充実こそ必要と言えますが、県広域化の動機がスケールメリットと称する経費削減にあるもとでは、消防力の平準化が図られ、西和消防としては現在の消防力の低下が生じるのではないかと危惧するところでございます。協議会がスケールメリットとして主張している6点につきまして、西和消防との関連で具体的にメリットとはどういうものか明らかにしていただきたいと思います。 2点目でございます。中央公民館の建て替えについてでございます。 中央公民館は、耐震、エレベーター、トイレなどバリアフリーの問題で改善が必要であり、建て替えの方針が打ち出されたところであります。 まず1点といたしまして、これら問題の解決を仮に建て替えということではなく、改修の方向で進めるとすれば、どの程度の費用がかかるのか算出されたのかどうか、示していただきたいというふうに思います。 2つ目といたしまして、建て替え計画の策定業務が進められていると思われますが、奈良県産木材の活用でぬくもりのある優しい木の建物で町をアピールすることを提案いたします。公共建築物への支援制度としては、補助率2分の1とされております。県産木材の利用推進は、森林の有する多面的機能の持続的な発揮や山村その他の地域の経済の活性化、雇用の確保の実現など、その意義は国家的なもので、奈良県民にとってその振興は夢と希望を大きく抱かせてくれるものではないかと思います。 県においては、国の基本方針を受けて、平成24年3月に公共建築物における奈良の木利用推進計画が策定され、木材利用の効果と費用を総合的に考慮し、可能な限り県産材の利活用を推進するとの考え方のもと、市町村及び民間等への建築物の利用拡大を図るなど、利用方針のポイントが示されているところであります。中央公民館建て替えに、ぜひこの制度活用をすべきと考えます。見解を伺います。 3点目でございます。人間として大切にされる学校づくりをという点でございます。 いじめ問題克服のために、今、王寺町の教育行政として何をなすべきかという点につきまして、質問をしたいと思います。 いじめによる自殺が社会問題となっていることを受けて、文科省は、いじめ自殺など児童や生徒が事件・事故に巻き込まれたとき、対応に当たる学校や教育委員会に助言などを行う、子ども安全対策支援室を発足させ、政府においては2007年に策定された自殺総合対策大綱を見直し、教育委員会や学校による調査に限界がある場合は、第三者による実態把握も必要としています。どの学校にもいじめはあり、ないのは見えていないだけとの認識が社会的に共有されてきました。以下の点についてお尋ねいたします。 本町におけるいじめの実態の把握はされているのか。 2つ目、大綱見直し案では、きめ細かな地域レベルの取り組みを中心とする自殺対策への転換を図るとしているが、本町において、どのような取り組みが必要とされているのか。 3つ目、いじめ問題の克服のためには、人間として大切にされる学校づくりを進めなければなりません。先生がいじめをいじめととらえ、何があったのかきちんと聞き、保護者と力を合わせて課題に立ち向かうことが必要で、率直に論議、協力し合える教職員集団が不可欠であります。そのためには、教職員の長時間労働の解消や30人学級の実現など教育条件の改善とともに、いじめが表面化せずに深刻化している大きな原因が学校評価や教員評価の制度にあると考えられることから、これらの見直しを図ることが必要と考えますが、見解はいかがでしょうか。 以上について、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(小泉) はい、理事者、答弁願います。 はい、町長。 ◎番外1番(保井町長) 幡野議員のご質問にお答えします。 1点目は私が、2点目、3点目につきましては教育長から、答弁させていただきます。 まず、1点目につきまして、冒頭、西和消防組合に対するお褒めのお言葉をいただきまして、私、管理者として心より御礼申し上げます。ありがとうございます。 さて、消防の広域化についてでございますが、災害の大規模化や高齢化に伴う救急搬送の増加等、消防を取り巻く環境の変化に的確に対応するため、奈良県消防広域化協議会において検討が進められております。 スケールメリット6点についての西和消防との関連につきましては、広域化により大きな消防組織として再編されることで、指令の一元化、重複業務の解消、組織の有効活用等々が図られることにより、メリットとされる初動・増援体制の充実、現場到着時間の短縮、現場要員の増強、専門要員の養成、財政規模拡大に伴う高度施設整備、無線デジタル化経費削減の6点が見込めるとのことであり、町としてその実態については、十分に検証を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(小泉) はい、教育長。 ◎番外(出井教育長) 続きまして、2問目の中央公民館の建て替えについてでございますが、まず1点目の既存建物に耐震及びバリアフリーのための改修工事をすればどの程度の費用がかかるのか示されないかについてですが、中央公民館は建築後38年が経過し、躯体そのものの老朽化も進み、内部の空調や電気を初めとする設備も限界にきています。 また、現在では、元来中央公民館に求められておりました機能の大半を地域交流センターに移しており、今後も同等規模の建物を改修し、継続・維持することにつきましては、必要性に欠けると判断します。 このようなことから新設により、現在の利用状況に合った間取りや効率のよい設備を備えたコミュニティー施設の計画立案をしてまいります。したがいまして、改修による費用の試算は行っていません。 次に、2点目の建て替えに際しての奈良の木利用推進事業活用の提案でございますが、現時点では、建て替え後の施設の規模は未定であり、木造建築で対応可能かども判断できません。また、奈良県の公共建築物における奈良の木利用促進方針によりますと、木材利用の課題といたしまして、構造強度、耐火・耐久性の確保、調達時間、価格面等で不利になる場合があると言及されています。いずれにいたしましても、新しい施設の機能や規模を考えていく上で、可能な限り広い視野で国や県の支援を活用できるように検討してまいります。 続きまして、3問目の人間として大切にされる学校づくり、いじめ問題克服のためにでございますが、ご質問の1点目でございますが、さきに西本議員に回答したとおりでございます。 次に、2点目でございますが、まず子どもの自殺の多くは、さまざまな原因からなる複雑な現象であることを忘れてはなりません。子どもが経験しているストレス、心の病、家庭的な背景、独特の性格傾向、衝動性などといった背景があり、特に学校と家庭の綿密な情報交換を大切に取り組んでおります。 次に、3点目でございますが、いじめ問題も子どもの自殺も決して別ものではなく、どちらも必ず助けのサインを発します。このサインは教師だけの問題ではなく、保護者、学校、友達、地域社会等が見逃がさず協力して敏感に察知し、早急に対応することがいじめ・自殺という不幸な出来事に至るのを防ぐ、必ず防ぐことができると確信しておりますので、議員がおっしゃる学校評価などの制度に大きな問題があるとは考えておりません。 今後も王寺町では、命を大切する教育、友達づくりを積み重ねることが確かな土台になると確信し、特にいじめ問題では、学級担任等の特定の教員が抱え込むことなく、学校全体で組織的に対応することが重要であると認識し、学校等からいじめの報告があったときは、その実情の把握を迅速に行うとともに、学校への支援や保護者等への対応を適切に行ってまいります。 以上でございます。 ○議長(小泉) はい、幡野議員。 ◆11番(幡野) 1点目の県消防広域化でございますが、このメリットに西和消防にとってどういうメリットがあるのかという点につきまして、協議会が言っております6つの点について検証をしていくというお考えを申されました。結局、まだこの点につきましては、分析がなされていないということかというふうに思います。 協議会で出されておりますこの方針につきましてですけれども、例えば西和消防の消防力、これは大変、中では上位にあると、トップだということでございますけれども、この全体統合後の割合、あるいは職員配置割などでございますが、こういう案分方法を使いバランスのとれた負担方法とするというふうに言われておりますが、結局これは消防力の低下ということにつながっていくのではないかというふうに思いますし、西和消防の広域化の目的、これは現場消防力の向上、それから組織全体の合理化という県の広域化の目的はこの2つだというふうに前提として言われておりますけれども、西和消防の独自の位置と申しますか、この消防力が、結局、現場消防力、また組織全体、こういう全体の合理化ということで、やはりこういう面でも低いところに流れていくといいますか、そういう西和消防の消防能力の低下が危惧されるというふうに私は思います。 いろいろ申し上げたいことはありますが、端的に、今回は簡単にしておきたいと思いますけれども、協議会の中で述べられております財産の取り扱いにいたしましても、土地は無償貸与、それから建物や重機などは譲渡ということでありまして、債務はずっと自治体が抱えていくということでありますが、貸借同等の扱いにすべきなのではないかなというふうに思います。 結局、装備につきましても、何につきましても、そういう借金をしまして充実させてきたということがあるわけですから、それは譲渡だと、しかし、債務は自治体で負担していってもらうということは、少しおかしいのではないかないうふうに思いますし、また統合後の消防署所の再編・統廃合、こういうことも当面は消防署所が存続するということでありますけれども、平成33年の全体統合をしていった後、再編・統廃合消防署所の統廃合などが行われるということでございますが、結局、現在より低下にならないかということもございます。 今、危惧されておりますのは直下型の地震、あるいは南海トラフということが、新たに発表されましたけれども、同時多発のそういう災害ということが大変今危惧をされているところでございます。そうしますと、西和消防の地元の救援、防災、そういう活動が非常に重要になってくるわけでありまして、そういう点でも西和消防の充実こそ図ることが大切だというふうに思います。 また消火栓です。実情でありますけれども、密集地域では王寺でも40ミリ口径のところがあるのではないかないうふうに思いますが、基準は65ミリということであるようですので、接続できないというようなことも考えられるのではないかと。広域になりましたら、こういう地域の特殊な事情、こういうことが実情、こういうことが本当にうまく回っていくのかということも心配されるところであります。 いずれにいたしましても、今の西和消防を県の消防広域化に持っていくということは、かなり無理がある。住民と町行政にとって、メリットとデメリットを考えれば、メリットは少ないというふうに考えられるのではないかというふうに思いますので、12月、町長が運営計画の調印ということがスケジュールで言われておりますけれども、これはやはりもっと住民にも公開し、そして論議を尽くして、本当にこの消防広域化が住民にとっていいものかどうか、このことを大いに論議を起こしていくこういうことも必要なのではないかというふうに思います。 それから、中央公民館の建て替えについてでございますが、可能な限り、国や県の支援を求めて考えていくということでございます。結局、この補助事業を適用しようと思いますと、奈良県の建築物構造木質化推進事業、こういうことに乗らない、乗せないということのお考えなのかなというふうに思います。この補助対象事業が、こういう事業でやる場合に補助対象事業が、補助の2分の1が出るのかというふうに考えておられるのかなというふうに思いますが、そのあたり、もう一度見解をお尋ねいたします。 それから3点目でございますが、いじめの問題ですが、大津のいじめによる自殺のことが大きな問題になりまして、今社会問題になってきているわけでありますけれども、いじめによる自殺と申しますのは、確かにおっしゃるように、1つの要件、原因だけでなるとは私も思いません。しかし、子どもが現実に、大津の場合でしたら、学校の現場でいろいろ陰湿ないじめを受けて結局自殺に追い込まれたということは、今検証されているわけでありますけれども、そういうことがもう大きな要因になっているということは、ほぼ間違いないだろうというふうに思うわけであります。 家庭と学校の連絡、これはもう言うまでもなく重要なことでありますけれども、いじめの現場が学校というようなことで、繰り返しこういうことがあってはならない、これは学校の町の行政の、自治体の教育行政の問題でありますから、そこはやはり特にそういう面についてどうなのかと、先生たちの労働条件はどうなのかと、本当に現場の教員たちが問題に気づいて、その情報を共有する機会を持てているのか、また教師たちが毎日子どもと生き生きとかかわる時間を豊かに保障するそういうことができているのか、子どもに寄り添いそういうしっかりと話を聞いてあげるそういう状況は、教師に余裕が必要でありますけれども、そういうことになっているのかと、教育行政はやはりそこのところをしっかりと見ないといけないというふうに思うんです。そういう点につきまして、王寺町の教育行政は、この点について今どういう現状にあるのか、その点についての考えをお聞かせいただきたい。認識をお尋ねしたいというふうに思います。 本町におけるいじめの実態の把握ですが、緊急度が高いケース、それから潜在化しているケース、こういう把握、先ほどの議員の質問で回答がされていたと思いますけれども、もう一度この緊急度の高いケース、それから潜在化するケースの把握、こういうことは今後どういうふうにされているのか。現在もどういう状況になっているのか、その点についてお尋ねをしたいと思います。 ◎番外(平岡教育次長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、次長。 ◎番外(平岡教育次長) 教育委員会の平岡でございます。 まず、2問目の中央公民館の建て替えについての再質問でございますが、議員おっしゃっておられます建築物木造化推進事業という件でございます。     (ちょっと聞こえにくいの声) ◎番外(平岡教育次長) はい、わかりました。 県が実施しております建築物木造木質化推進事業というのがございます。これについて、今、単純に2分の1の補助があるというふうにおっしゃいました。私のほうでもこのことについては十分調査研究もいたしまして、県の担当者ともお話をさせていただきました。 この結果、この事業というのは補助率2分の1といいますが、しかしながらこれは、あくまでも奈良県材を木造にするその木材の費用に対して2分の1とこういうふうなものでありますので、施設を建てた全体を2分の1というものではございません。購入した奈良県材を買った部分の2分の1を補助としていきましょうと、このような形でなっておるというのが現状でございます。 しかしながら、今も回答いたしましたように、今現在、中央公民館建て替えにつきましては、るる研究等を行いまして、どのような形で建てていくか、またどのような規模にするかというのを今現在計画を立てている最中でございますので、当然その計画の中に、今提案されておりますこういう奈良県材の利用ということも使える部分があるならば使っていきたいということも視野に入れながら、今は計画を立てておるという状況でございます。 続きまして、3点目のいじめと自殺という問題でございますが、今、議員のほうから、教員が余裕を持って生徒と接していると、どの状況ですかというお話と、それから現状緊急度は、また潜在化というお話がございますが、本町における学校では、不定期的にまず、いじめのアンケートをとったりとか、また奈良県の教育委員会から状況報告をしなさいという形のものもございますので、それによって毎年報告をさせていただいておりますが、緊急性や、また潜在的ないじめというものは今のところはございません。 ただし、先ほども西本議員に申し上げましたように、全くゼロではなく、数件ありましたが、それについては、事前事前の学校と家庭との協力によって解消していっているという状況であるということを申し上げておきます。 それと、教員の方々の問題でございますが、先ほどの教育長からの答えにもありましたように、王寺町といたしましては、教育委員会も学校教育現場も隠さずに皆でこの問題に対処していくという形を決めた中で行動いたしておりますので、すべての学校の先生方、また我々教育委員会におきましても、小さなことから報告をいただき、それに対して確実に的確に迅速に対応していくと、このような形をとっておりますので、今のところ、ご心配なされております学校の先生方との云々という形については問題はないというふうに判断をいたしております。 以上です。 ○議長(小泉) はい、幡野議員。 ◆11番(幡野) 県の消防広域化については、スケジュールが、私は非常にどんどん進んでいくということを心配しているものでありまして、町長の調印が12月ということですので、その点についてはどういうふうにお考えか、それについてお尋ねをいたしたいというふうに思います。 それと、教職員集団の意思疎通とありますが、そういうことも現状できているということであります。 2番目、②で言っております大綱見直し案では、きめ細やかな地域レベルの取り組みを中心とする自殺対策への転換を図るというふうに文科省の大綱ではこういうふうに変更がされているわけですけれども、本町においてはどのような取り組みが必要とされているのかという点につきまして、今、教育次長が言われました何もかも包み隠さずオープンにしていくということがそういうことなのか、その点につきましてもう少し踏み込んで、この対策、どういうふうに考えておられるのかお尋ねをしたいというふうに思います。 ○議長(小泉) はい、部長。
    ◎番外(中野総務部長) 総務部、中野でございます。 今後のスケジュールについてでございますが、議員ご質問のように、今後、この12月に町長の調印を各それぞれの首長、37市町村の首長が調印ということが予定されておるわけでございますが、それ以前にスケジュールの中にあります広域消防運営計画というのが定められることになっております。これが、12月に示されまして、広域化協議会のほうから示されます。その中身を十分熟慮した上で、今後さらに広域化に向け進めていくかどうかの判断をし、このスケジュールに沿ってできますればこのメリットを十分に生かすべく、王寺町としてもその検討を重ねてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(小泉) はい、次長。 ◎番外(平岡教育次長) 教育委員会、平岡でございます。 自殺の問題、自殺総合対策大綱の見直しと閣議決定があって、平成20年10年30日一部改正、この部分でおっしゃっておると思うと解釈いたしておりますが、王寺町といたしましても、自殺は孤立の病と呼ばれておりますように、いじめも自殺も同じところから発生がしているというふうに考えておりますので、先ほども申しましたように、必ずサインを発しておりますので、そのことを親や教師や友だち、地域社会が見逃さずに敏感に察知すると。そしてそれを、保護者と学校、地域がいち早く協力するという体制を王寺町ではつくっておりますので、できるだけ細かい事例からでも必ずそれに対して素早く対応するというふうな形、これを最重点という形で考えております。 以上です。 ○議長(小泉) はい、幡野議員。 ◆11番(幡野) 1、2、3とそれぞれ申し上げましたけれども、1につきましては、運営計画をしっかりと検討いたされまして、住民にとって本当に最善の方法を考えていただきたいというふうに思います。 それと、中央公民館の建て替えでございますが、これも県産材、木造のそういう温かいぬくもりのある建物というのは、大いに王寺町をアピールするというふうに思いますので、もちろん木材についての補助だというのはわかっております。そういうことでの大いにそれも採用されまして、お願いをしたいというふうに思います。 いじめ問題の克服につきましては、本当に子どもの状況をよくわかる、そういう変化を見逃さずに、先生が機敏にキャッチするそういう学校をつくっていただきたい。人間として大切にされる学校づくりをということを重ねて強調いたしまして質問を終わりたいと思います。 ○議長(小泉) 以上をもって一般質問を終わります。 日程第4、議第35号、王寺町固定資産評価審査委員会の委員の選任同意についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 理事者、提案説明を願います。 はい、町長。 ◎番外1番(保井町長) 登壇 王寺町固定資産評価委員会の委員の選任のご同意についてでございます。 王寺町固定資産評価委員会の委員の大西芳範氏が平成24年8月31日付で辞職されたため、大西勉氏を後任の委員として選任いたしたく同意を求めるものでございます。 固定資産の評価に関しましては、納税者が固定資産評価に求める精度は一段と高く、厳しいものとなっております。 このような状況の中、財務技官として長らく造幣業務に貢献され、本年、春の叙勲に瑞宝単光章を受章されるなど、豊かな経験を有する大西勉氏に、新たに固定資産評価審査委員会の委員をお願いするものでございます。 以上、よろしくご審議いただき、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉) お諮りします。ただ今、議題となっております議第35号については、これに同意することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、議第35号については、同意することに決定しました。 日程第5、議第36号、王寺町教育委員会の委員の任命同意についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 理事者、提案説明を願います。 はい、町長。 ◎番外1番(保井町長) 登壇 王寺町教育委員会の委員の任命同意についてでございます。 王寺町教育委員会の委員の尻懸智氏と長屋洋子氏が平成24年9月30日付で任期満了となるため、尻懸智氏につきましては引き続き委員として、また、巽彰氏を新たに委員として任命いたしたく同意を求めるものでございます。 尻懸智氏は、教育に対する高い識見を持たれており、引き続き教育行政の推進にその手腕を発揮いただけるものと確信いたしております。 また、巽彰氏は、現在、人権擁護委員、心配ごと相談員としても活躍しておられ、教育行政に対しても貴重なご意見やご指導をいただけるものと確信いたしております。 以上、よろしくご審議いただき、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉) お諮りします。ただ今、議題となっております議第36号については、これに同意することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、議第36号については、同意することに決定しました。 ○議長(小泉) 日程第6、議第37号、王寺町功労者表彰の同意についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 理事者、提案説明を願います。 はい、町長。 ◎番外1番(保井町長) 登壇 王寺町功労者表彰の同意についてでございます。 本案につきましては、それぞれの功績に対し、王寺町表彰条例及び王寺町表彰規定に基づき、被表彰者として決定をいたしたく同意を求めるものでございます。 いずれも長年、郷土の発展、振興に寄与され、いまなお町行政にご協力をいただいている方ばかりでございます。 功労者表彰者として、表彰内容の具体的事由を申し述べますと、岡村茂氏につきましては、農業委員歴、自治会長歴、農政協力員歴を、尻懸智氏につきましては、教育委員歴、保護司歴を、堀内道男氏につきましては、自治会長歴、保健衛生指導委員歴を、藪田清貫氏につきましては、民生児童委員歴、保健衛生指導委員歴を、吉田賢太郎氏につきましては、選挙管理委員会委員歴、自治会長歴、保健衛生指導委員歴、消防団員歴を事由といたしております。 以上の方々は、いずれも人格高潔、功績顕著であり、功労者表彰を行うに当たりまして、議会のご同意を賜りたく、ここに提案させていただくものでございます。 以上、よろしくご審議いただき、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉) お諮りします。ただ今、議題となっております議第37号については、これに同意することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、議第37号については、これに同意することに決定しました。 日程第7、発議第8号、平成23年度王寺町決算特別委員会の設置についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 本案については、平成23年度王寺町決算特別委員会を設置し、平成23年度決算の審査をこれに付託したいと思います。 お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、発議第8号については原案どおり可決されました。 日程第8、発議第9号、平成23年度王寺町決算特別委員会の委員の選任についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 本案につきましては、さきに可決されました決算特別委員会の委員の選任を行うものです。 お諮りします。委員の選任については、委員会条例第5条の規定に基づき、議長及び議会選出監査委員を除く7名を委員に選任したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、議長及び議会選出監査委員を除く7名を平成23年度王寺町決算特別委員に選任することに決定しました。 事務局長、委員の発表を願います。 ◎番外(宮木事務局長) 平成23年度決算特別委員会の委員、議席番号1番、小山郁子議員、議席番号3番、大久保一敏議員、議席番号4番、伊藤隆明議員、議席番号6番、松岡成行議員、議席番号9番、中川義弘議員、議席番号12番、西本集一議員、議席番号14、千葉忠春議員。 以上です。 ○議長(小泉) ただ今発表させました7名を、平成23年度王寺町決算特別委員会の委員に選任することにご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、ただ今発表させました7名を、王寺町決算特別委員会の委員に選任することに決定しました。 ここで暫時休憩いたします。再開は4時45分からお願いいたします。よろしくお願いします。     休憩 午後4時30分     再開 午後4時45分 ○議長(小泉) 休憩を閉じて再開いたします。 ただ今、時間は4時45分です。本日の会議時間は午後5時までですが、議事の都合により、本日の日程が終了するまで時間延長したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は、本日の日程が終了するまで延長いたします。 日程第9、議第38号、平成23年度王寺町一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第15、議第44号、平成23年度王寺町水道事業会計決算の認定についてまでを一括議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 理事者、一括して提案説明を願います。 ◎番外2番(北副町長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、副町長。 ◎番外2番(北副町長) 登壇 ただ今上程になりました議第38号、平成23年度王寺町一般会計歳入歳出決算の認定についてから議第44号、平成23年度王寺町水道事業会計決算の認定についてまでを一括してご説明申し上げます。 まず、議第38号、平成23年度王寺町一般会計歳入歳出決算は、歳入総額71億5,220万9,864円、歳出総額70億5,393万2,893円で、収支額は9,827万6,971円となり、本年度においても黒字決算を維持することができました。 次に、経常的な経費は、公債費や人件費の抑制に努めた結果、前年度より2.0%の削減となりましたが、臨時財政対策債、地方交付税など経常的な収入の減により、経常収支比率は、前年度に比べて2.9%増の94.4%となりました。 また、財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率につきましても、実質赤字比率、連結実質赤字比率は黒字となり、実質公債費比率及び将来負担比率は、財政健全化措置が必要とされる基準値以下となっております。 町政の運営につきましては、本年度も、住んでいることを誇れる町、だれもが住みたいとあこがれる町の実現に向け、安全で安心して暮らせるまちづくりを基本に福祉・医療・教育の充実に取り組んでまいりました。 そのような中、本年度も黒字決算を維持することができましたことは、議員各位並びに住民皆様方の深い理解とご協力のたまものと厚く感謝を申し上げるものでございます。 それでは、歳入決算の主な内容についてご説明申し上げます。 まず、町税につきましては、29億1,927万5,003円の収入で、歳入全体の40.8%を占めており、前年度より1,343万6,365円、0.5%の増額となりました。 主な内容といたしまして、町民税では、前年度より2,769万4,960円減額の14億5,768万5,387円、固定資産税につきましては、前年度より1,925万4,251円増額の11億2,288万7,831円の収入となっております。 町税の徴収率につきましても、現年課税分で99.57%、滞納繰越分を含めて98.4%と高水準を維持することができましたことは、厳しい社会情勢が続く中、住民皆様のご理解とご協力のたまものと感謝するものでございます。 地方譲与税では5,616万9,068円、利子割交付金は1,679万5千円、地方消費税交付金は1億8,303万1千円、自動車取得税交付金は1,451万8千円、地方特例交付金は3,403万9千円の収入となっております。 次に、地方交付税につきましては、歳入全体の24.7%を占めており、普通交付税で14億6,966万5千円、特別交付税は2億9,516万円、全体では前年度より4.1%、7,614万6千円減額の17億6,482万5千円の収入となっております。 分担金及び負担金の児童福祉負担金は、保育料収入で1億914万9,600円、また使用料及び手数料では、各自転車駐車場や南駐車場及び町営住宅等の使用料などで3億3,485万74円の収入でございます。 国庫支出金では、子ども手当交付金や学校教育施設に対する安全・安心な学校づくり交付金、地域活性化・住民生活に光をそそぐ交付金などで6億2,360万447円の収入となっております。 県支出金は、子ども手当負担金や保険基盤安定負担金、ワクチン接種に係る予防費補助金、緊急雇用創出事業費補助金などで4億2,763万2,123円の収入でございます。 また、財産収入では、町有財産の貸付収入や基金利子などで2,545万1,540円、諸収入では5,841万6,824円の収入でございます。 町債につきましては、臨時財政対策債、学校等施設耐震補強事業債で3億5,260万円の収入でございます。 次に、歳出決算の主な内容を科目別にご説明申し上げます。 議会費では、議員報酬のほか会議録作成委託料など、決算額1億3,054万5,461円を支出いたしております。 次に、総務費は、決算額10億6,023万4,598円で、歳出全体の15.0%を占めております。 総務管理費では、8億7,946万8,845円の支出で、主なものといたしまして、一般管理費では、文書管理システム等に係る委託料710万4,300円、顧問弁護士委託料735万円でございます。 人事管理費では、退職手当に係る負担金などで6,768万4,262円、財産管理費では、庁舎及び町有地等の管理委託料などで6,155万5,197円を支出しております。 また、企画費では、郡町村会への負担金や非核平和の啓発看板設置などで379万5,932円を支出しております。 IT推進費では、主に電算システムの経費などで6,298万6,342円を支出しております。 また、各基金費においては、将来においても健全な財政運営を維持するため、3億5,230万5,484円を積み立てております。 広報広聴費では、王伸の発行経費、町勢要覧作成委託料などで1,018万7,662円を支出いたしております。 また、自治振興費では、自治連合会運営補助金等で1,203万6,130円を、コミュニティー施設費では、自治会集会所改築工事補助金等で968万8,441円を支出いたしております。 水と緑のネットワーク事業費では、町民運動やCCC活動など推進経費として1,097万3,816円、自転車駐車場費では、管理委託経費などで5,449万1,266円、王寺駅南駐車場費では1,542万6,327円を支出しております。 徴税費では、1億560万5,011円の支出で、税務総務費では、主なものといたしまして、税額更生等に伴う過年度還付金で1,277万3,552円を、賦課徴収費では、固定資産路線価算定業務等の委託料で1,068万9,689円を支出しております。 また、戸籍住民基本台帳費では、戸籍電子情報処理システムに係る管理経費などで6,034万9,544円を、選挙費では、知事・県議会議員選挙及び町議会議員選挙等に伴う執行経費などで1,346万3,206円を支出いたしております。 続きまして、民生費は、決算額18億5,125万3,786円で、歳出全体の26.2%を占めております。 社会福祉費では10億7,267万4,890円で、主な支出といたしまして、社会福祉総務費では、各社会福祉団体等への補助金のほか、後期高齢者医療療養給付費負担金で1億6,627万400円、国民健康保険など特別会計への繰出金として1億9,686万6千円を支出いたしております。 心身障害者福祉費では、障害者自立支援事業としての介護給付費及び訓練等給付費で、2億1,659万5,069円、また医療費助成等を4,536万7,932円支出いたしております。 老人福祉費では、老人無料運賃補助金、老人無料入浴補助事業等で5,227万3,425円を支出するなど、高齢者の健康増進及び生活支援の充実に取り組みました。また、介護保険特別会計の繰出金として1億8,646万225円を支出しております。 児童福祉費では、7億7,845万1,613円の支出で、児童福祉総務費では、主に学童保育事業に係る経費として2,412万4,356円を支出しております。 児童振興費では、主に保育所への助成金、特別保育事業に対する助成金などで4,421万8,700円、保育所運営補助金として2億7,671万8,710円、子ども手当として3億7,841万6千円を支出しております。 次に、衛生費は、決算額7億972万8,712円で、歳出全体の10.1%を占めております。 保健衛生費では2億9,333万5,216円で、主なものといたしまして、生活習慣病対策費で各種がん検診に係る委託料などで1,622万5,637円を支出しております。 予防費では、各種予防接種に係る委託料などで7,014万2,846円を支出しております。 また、環境衛生費では、衛生試験センター、静香苑環境施設組合への分担金などで1億1,696万798円を支出しております。 健康づくり推進費では、Get元気21の活動費を初めとした健康づくり事業に関する経費のほか、妊婦一般健康診査に係る経費などで6,991万5,214円を支出しております。 次に、清掃費では4億1,639万3,496円を支出しております。主なものといたしまして、清掃総務費では、香芝・王寺環境施設組合への分担金1億9,388万8千円のほか、ごみ減量化対策として再生資源集団回収助成金等で583万6,845円を支出しております。 塵芥処理費では、収集業務委託経費などで8,646万8,343円を支出、し尿処理費では、主に葛城地区清掃事務組合への分担金で1億1,994万1千円を支出しております。 農林商工費では、決算額1億1,007万5,122円で歳出全体の1.6%となっております。 農林業費では、農業委員会の運営費などで2,498万7,282円を、商工会の商工業振興費では、王寺町商工会などに対する補助金908万6千円を、緊急雇用創出事業では、新たな雇用に係る賃金などで6,862万4,034円を支出しております。 土木費では、決算額5億6,555万6,665円で、歳出全体の8.0%を占めております。 土木管理費では6,761万9,929円の支出で、主なものといたしまして、土木総務費では、町道・水路等の維持補修工事費として1,397万775円を、施設管理費では、公園などの各施設の維持管理費で1,507万5,900円を支出しており、都市計画費では、主に下水道事業特別会計への繰出金として4億1,571万6千円を支出いたしております。 住宅費では2,173万7,132円の支出で、主に町営住宅の結露対策工事費等で535万円を支出しております。 次に、消防費では、決算額2億7,906万6,341円で、歳出全体の4.0%を占めております。 まず、非常備消防費では、消防団の活動経費として2,129万6,426円を、消防施設費では、西和消防組合の分担金として2億4,416万円を、防災対策費では、自主防災組織に対する運営補助金などで745万6,321円を支出しております。 教育費では、決算額9億6,176万9,757円で、歳出全体の13.6%を占めております。 まず、教育総務費では、1億2,005万4,601円の支出で、主なものといたしまして、事務局費で、特色ある教育を展開するため新指導要領推進事業交付金、体力向上支援事業交付金など309万6,897円を支出しております。 次に、幼稚園費では1億8,541万9,137円の支出で、主に幼稚園管理費で、王寺幼稚園の耐震補強事業費等で4,760万7千円を、小学校費につきましては、主に、各小学校の管理経費として9,957万9,226円を支出しております。 また、中学校費では1億9,210万5,949円の支出で、主に王寺中学校の耐震補強工事費等で9,958万8,300円を支出しております。 本年度も学校教育におきましては、現在社会問題になっている不登校やいじめなど諸問題を解決する方策として、教育相談、ふれあいフレンド、心の教室の事業等を実施いたしました。 次に、社会教育費では、3億1,099万4,843円の支出で、主なものといたしましては、社会教育総務費で、成人式や文化祭開催などに伴う経費のほか、地域ぐるみ健全育成事業などで6,810万1,470円を支出しております。 図書館費では、図書購入など運営経費のほか、本年度は図書館のリニューアル工事を行うなど5,674万6,487円を支出しております。 また、文化芸術振興費では、個性的で質の高い芸術・芸術鑑賞の機会の提供として907万5,955円を支出しております。 保健体育費では、各種スポーツ大会の実施や体育施設の管理などで5,361万6,001円を支出しております。 次に、公債費では、定時償還のほか一部繰上償還を行い、決算額13億8,570万2,451円で、歳出の19.6%を占めております。 続きまして、性質別の経費についてご説明申し上げます。 義務的経費である人権費、扶助費、公債費の総額は、起債の一部を繰上償還したことにより、昨年度より4.5%増の35億1,764万8,125円で、歳出全体の49.9%を占めております。 また、投資的経費である普通建設事業費では、王寺幼稚園、王寺中学校の耐震補強工事など、昨年度より17.8%減の2億1,866万9,915円で、歳出全体の3.1%を占めております。 以上のとおり、一般会計の決算の概要を説明申し上げました。 今後もしっかりと時代の流れを見据え、内部経費の支出の抑制に努めることで、単年度の収入で支出を賄うことのできる安定した財政運営を努めてまいる所存でございます。 続きまして、議第39号、平成23年度王寺町国民健康保険特別会計歳入歳出決算は、歳入総額22億3,369万7,953円、歳出総額22億2,692万134円、歳入歳出差し引き677万7,819円の健全決算となっております。 主な内容につきましては、まず歳出でございますが、総務費は1億600万1,424円で、主に、人件費と基金への積立金でございます。保険給付費は15億2,519万3,995円と歳出全体の68.5%を占め、前年度より約1,915万円の増となっており、主なものとして、療養給付費で13億6,144万4,927円、高額療養費で1億5,378万6,128円となっております。 次に、後期高齢者支援金等では、2億4,454万9,511円、介護納付金は9,717万2,881円、共同事業拠出金は2億434万9,583円となっております。 保健事業費は1,405万3,805円で、主に特定健康診査の実施に係る費用でございます。また、諸支出金は3,487万2,927円で、主に国庫負担金等の精算による返還金でございます。 次に、歳入でございますが、国民健康保険税は、5億4,077万7,642円で、歳入総額の24.2%でございます。 国庫支出金は、4億5,655万6,379円となっており、特別調整交付金におきましては、保険税の収納率向上など本特別会計の経営努力が高く評価され、交付金が増額されております。 次に、療養給付費交付金は1億2,896万2千円、前期高齢者交付金は6億4,932万3,569円となっております。 県支出金は9,998万495円となっており、国庫支出金と同様、特別調整交付金が増額されております。 共同事業交付金は1億9,766万6,166円、繰入金は低所得者の保険税軽減に伴う保険基盤安定分など、一般会計から1億5,398万5千円の繰り入れを行っております。 以上が主な内容でございますが、平成24年度におきまして、国庫負担金等の精算に伴い、約3千万円の返還が生じ、医療費が伸びている現状を考え、今後も健全経営に向け努力してまいります。 続きまして、議第40号、平成23年度王寺町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算は、歳入総額2億3,249万9,931円、歳出総額2億3,106万5,097円、歳入歳出差し引き143万4,834円の決算となっております。 主な内容といたしましては、まず歳出でございますが、総務費は387万5,184円、後期高齢者医療広域連合納付金は2億2,403万1,700円、保険事業費は、健康診査実施に係る委託料として307万7,813円、諸支出金は8万400円となっております。 次に、歳入でございますが、後期高齢者医療保険料は1億8,416万6,700円で、内訳といたしましては、特別徴収保険料で9,496万8千円、普通徴収保険料で8,919万8,700円となっております。繰入金は4,288万1千円、諸収入は375万1,798円で、主に、広域連合からの健康診査実施に係る委託金でございます。 以上が平成23年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の主な内容でございます。 続きまして、議41号、平成23年度王寺町下水道事業特別会計歳入歳出決算は、歳入総額8億5,257万6,711円、歳出総額8億4,938万2,755円で、歳入歳出差し引き額は319万3,956円となり、黒字決算となっております。 主な内容といたしましては、地域性・投資効果を踏まえ、汚水面整備工事を継続的に行い、供用開始累積面積は333.6ヘクタール、平成23年度末の整備済み人口は2万1,916人で、年度末の普及率は約96.2%となっております。 まず、歳出でございますが、下水道総務費では、ポンプ施設管理経費並びに流域下水道維持管理負担金が主なもので、1億7,577万2,394円を支出しております。 下水道建設費は、汚水の整備工事が主なもので6,126万8,471円を支出しております。 流域下水道費では、奈良県第2浄化センターでの建設費に対する負担金等で1,695万7,622円を支出しております。 また、公債費では、元利償還金として5億9,538万4,268円を支出しております。 次に、歳入でございますが、使用料及び手数料では2億5,870万3,040円で、下水道使用料が主なものであります。 また、国庫支出金は2,197万7千円、繰入金は4億1,571万6千円、町債では1億4,620万円であります。今後も住民皆様に理解を求めながら、下水道事業特別会計の健全運営を図ってまいる所存でございます。 続きまして、議第42号、平成23年度王寺町墓地取得特別会計歳入歳出決算は、歳入総額89万2千円、歳出総額87万2千円、歳入歳出差し引き額2万円の決算となっております。 まず、歳出でございますが、基金への繰出金として87万2千円となっております。 次に、歳入でございますが、財産売払収入87万2千円、繰越金が2万円となっております。 続きまして、議第43号、平成23年度王寺町介護保険特別会計歳入歳出決算は、まず、介護保険事業につきましては、歳入総額13億9,644万6,975円、歳出総額13億9,518万8,322円で、歳入歳出差し引き125万8,653円の決算となっております。 歳出の主な内容につきましては、総務費が2,211万6,031円、保険給付費は12億8,819万7,470円で、歳入歳出総額の92.3%を占めております。 次に、地域支援事業費では、主に包括支援センター業務に係る事務経費として2,453万981円を支出しております。 また、諸支出金では、6,001万4,127円を支出しており、主に、グループホーム建設に係る交付金でございます。 続きまして、歳入の保険料では、2億3,188万2,701円で、歳入総額の16.6%を占めております。 次に、国庫支出金が2億8,555万3,416円で、歳入総額の20.5%を占め、内訳といたしまして、国庫負担金が2億3,366万2,166円、財政調整交付金を含む国庫補助金で5,189万1,250円となっております。 次に、支払基金交付金が3億9,097万円で、歳入総額の約28%となっております。 県支出金は2億4,629万9,297円となっております。 次に、繰入金では、2億4,028万6,263円となっており、一般会計及び基金積立金から繰り入れております。 以上が介護保険事業の主な決算内容でございます。 続きまして、介護サービス事業の決算額は、歳入総額786万8,330円、歳出総額666万1,199円で、歳入歳出差し引き120万7,130円の健全決算となっております。 まず、歳出でございますが、総務費で177万7,740円、サービス事業費で488万3,459円となっております。 次に、歳入の主な内容につきましては、サービス収入で665万280円となっております。 以上が介護サービス事業の決算の内容でございます。 続きまして、議第44号、平成23年度王寺町水道事業会計決算についてご説明申し上げます。 収益的収入の部、水道事業収益では5億9,984万4,821円、支出の部、水道事業費用では5億1,570万9,742円で、収入、支出額より消費税を差し引いた結果、8,321万6,618円の決算をいたしております。 まず、収益的収入では、水道事業使用料で給水収益に伴う有収水量は242万7,661立法メートルで、金額では5億8,888万2,670円となっております。 次に、収益的支出では、県水受水費で2億1,609万円、修繕費、動力費及び減価償却費などで1億5,237万9,368円であります。 また、支払利息では、企業債償還分として650万7,599円を支出しております。 地方公営企業会計制度の改正に伴い、水道事業会計余剰金計算書等の様式が変更となっております。内容といたしましては、収益的収支で得られました純利益に繰り越し分を含めた未処分利益余剰金が1億2,830万4,126円となり、その使途については、500万円を減災積立金として積み立て、また建設改良積立金には、将来の施設改良に備え、5千万円を積み立て、残額7,330万4,126円は、翌年度繰越利益剰余金として提案させていただいております。 続きまして、資本的収入では、総額3,558万7,500円で、内容につきましては、新設加入金で3,295万9,500円、中高区配水池耐震補強及び劣化補修工事の国庫補助金として262万8千円となっております。 次に、資本的支出では総額6,625万9,149円で、主なものとしまして、浄水施設改良費委託料で808万5千円、中高区配水池耐震補強及び劣化補修工事費として1,835万4千円、配水設備改良費で2,625万円となっております。 また、企業債償還金では、1,242万5,801円を支出しております。 なお、資本的収入が資本的支出に対して不足する額、3,067万1,649円につきましては、損益勘定留保資金等で補てんいたしております。 大きな収益の増加は見込めない中、施設の耐震化を含め老朽化した浄水場や配水本管等の更新など多くの課題に取り組むべく、今後とも健全なる経営努力を図ってまいります。 以上、議第38号から議第44号までを説明申し上げました。 よろしくご審議いただき、認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉) なお、監査委員さんの報告につきましては、決算審査等意見書がついていますので報告にかえさせていただきます。 お諮りします。ただ今、議題となっております議第38号から議第44号までについては、会議規則第36条第1項の規定により決算特別委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) ご異議なしと認めます。よって、議第38号から議第44号までについては決算特別委員会に付託することに決定いたしました。 日程第16、議第45号、平成24年度王寺町一般会計補正予算(第2号)についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 理事者、提案説明を願います。 ◎番外2番(北副町長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、副町長。 ◎番外2番(北副町長) 登壇 ただ今上程になりました議第45号、平成24年度王寺町一般会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。 本案につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億8,833万円を増額し、総額75億5,133万円とするものです。 まず、歳出の補正の主な内容ございますが、特に人権費について、異動、昇任等に伴い、科目間の過不足を補うため、全般にわたる補正により195万9千円を増額いたしております。 総務費では、882万1千円を減額いたしております。主な内容につきましては、人権費の減額のほか、コミュニティー施設費で、自治会へのコミュニティー補助250万円を増額しております。 民生費では、1,687万5千円を増額しております。主な内容につきましては、社会福祉総務費で、平成23年度の国及び県からの補助金等の精算に伴う返還金716万5千円、心身障害者福祉費で介護給付費・訓練等給付費等で191万8千円をそれぞれ増額いたしております。 衛生費では、人権費の増額のほか、予防費で、ポリオワクチンの不活化に伴う1人当たりの接種単価、回数の増などにより、1,702万5千円を増額しております。 農林商工費では、人権費、緊急雇用創出事業費で1,518万1千円を減額しております。 土木費では、236万5千円を増額しております。主な内容につきましては、人権費の増額のほか、町営住宅の維持補修費で100万円を増額、下水道事業特別会計繰出金で558万3千円を減額しております。 教育費では、主に、人権費の補正により125万5千円を増額しております。 公債費では、後年度の公債費の負担軽減を図り、経常経費の削減と財政の健全化に資するため繰上償還するもので、2億7,573万8千円を増額しております。 次に、歳入の主な内容でございますが、町税では、調定見込みにより個人町民税3,417万5千円、地方交付税の普通交付税で6,967万9千円を増額しております。 県支出金では、障害者自立支援特別対策事業費補助金など194万7千円を増額しております。 繰入金では、起債の繰り上げ償還財源として基金繰入金1億6,300万円を増額しております。 繰越金については、平成23年度決算に伴い、9,826万6千円を増額いたしております。 諸収入では、コミュニティー助成など320万6千円を増額しています。 町債では臨時財政対策債の借り入れ見込みにより8,230万円を減額しております。 以上が補正予算の主な内容でございます。 よろしくご審議いただき、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉) お諮りします。ただ今、議第45号については、会議規則第36条の第1項の規定により総務文教常任委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、議第45号については総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 日程第17、議第46号、平成24年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 理事者、提案説明を願います。 ◎番外2番(北副町長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、副町長。 ◎番外2番(北副町長) 登壇 ただ今上程になりました議第46号、平成24年度王寺町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 本案につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,123万2千円を増額し、歳入歳出それぞれ22億8,923万2千円としております。 補正予算の主な内容につきまして、歳出では、諸支出金で前年度の保険給付費等の実績の確定に伴い、国庫負担金等の精算による返還金3,132万2千円を増額いたしております。 次に、歳入では、療養給付費交付金で2,145万9千円を、前期高齢者交付金で308万3千円をそれぞれ増額いたしております。 繰越金では、前年度が黒字決算となったことから、676万7千円を増額いたしております。 以上、よろしくご審議いただき、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉) お諮りします。ただ今、議第46号については、会議規則第36条第1項の規定により厚生環境常任委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、議第46号については厚生環境常任委員会に付託することに決定しました。 日程第18、議第47号、平成24年度王寺町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 理事者、提案説明を願います。 ◎番外2番(北副町長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、副町長。 ◎番外2番(北副町長) 登壇 ただ今上程になりました議第47号、平成24年度王寺町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 本案につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ142万4千円を増額し、歳入歳出それぞれ2億5,932万4千円としております。 補正予算の主な内容につきましては、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金で、142万4千円を増額しております。 次に、歳入では、繰越金で、前年度が黒字決算となったことから142万4千円を増額いたしております。 以上、よろしくご審議いただき、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉) お諮りします。ただ今、議第47号については、会議規則第36条第1項の規定により厚生環境常任委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、議第47号については厚生環境常任委員会に付託することに決定いたしました。 日程第19、議第48号、平成24年度王寺町下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 理事者、提案説明を願います。 ◎番外2番(北副町長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、副町長。 ◎番外2番(北副町長) 登壇 ただ今上程になりました議第48号、平成24年度王寺町下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 本案につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ70万円を増額し8億5,610万円とするものでございます。 まず、歳出では、人権費を143万円増額し、下水道事業費を2億5,144万3千円といたしております。 また、公債費における元利償還額の確定に伴い、元金で30万1千円増額、利子で103万1千円減額し、公債費を6億405万7千円といたしております。 次に、歳入では、一般会計繰入金で558万3千円減額、繰越金で318万3千円増額、町債における資本費平準化債で310万円増額いたしております。 以上、よろしくご審議いただき、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉) お諮りします。ただ今、議第48号については、会議規則第36条第1項の規定により建設水道常任委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、議第48号については建設水道常任委員会に付託することに決定しました。 日程第20、議第49号、平成24年度王寺町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 理事者、提案説明を願います。 ◎番外2番(北副町長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、副町長。 ◎番外2番(北副町長) 登壇 ただ今上程になりました議第49号、平成24年度王寺町介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 本案につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ829万7千円を増額し、14億5,709万7千円といたしております。 まず、歳出の補正の主な内容につきましては、諸支出金の償還金で、保険給付費等の過年度分の精算による返還を行うため、826万1千円を増額いたしております。 次に、歳入の補正の主な内容でございますが、繰入金の介護給付費準備基金繰入金で701万3千円を増額いたしております。また、繰越金では、平成23年度からの繰越金として124万8千円を増額いたしております。 続きまして、介護サービス事業につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ119万7千円を増額し、799万7千円といたしております。 まず、歳出では、総務費の一般管理費の賃金で50万円を増額いたしております。 また、サービス事業費の居宅介護サービス事業費で69万7千円を増額いたしております 次に、歳入では、繰越金で、平成23年度からの繰り越しとして119万7千円を増額いたしております。 以上、よろしくご審議いただき、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉) お諮りします。ただ今、議第49号については、会議規則第36条第1項の規定により厚生環境常任委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、議第49号については厚生環境常任委員会に付託することに決定しました。 日程第21、議第50号、平成24年度王寺町水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 理事者、提案説明を願います。 ◎番外2番(北副町長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、副町長。 ◎番外2番(北副町長) 登壇 ただ今上程になりました議第50号、平成24年度王寺町水道事業会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 本案につきましては、収益的収支の支出の部、水道事業費用で920万8千円を減額し、総額5億1,941万円といたしております。 補正の内容につきましては、人事異動に伴う原水及び浄水費、配水及び給水費、受託工事費及び総係費の給料等の増減により、総額920万8千円を減額いたしております。 以上、よろしくご審議いただき、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉) お諮りします。ただ今、議第50号については、会議規則第36条第1項の規定により建設水道常任委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、議第50号については建設水道常任委員会に付託することに決定いたしました。 日程第22、議第51号、王寺町住居表示審議会条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 理事者、提案説明を願います。 ◎番外2番(北副町長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、副町長。 ◎番外2番(北副町長) 登壇 ただ今上程になりました議第51号、王寺町住居表示審議会条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。 本案につきましては、郵政民営化法等の一部を改正する法律等の施行により、郵便局株式会社と郵便事業株式会社の2社が合併し、日本郵便株式会社へと名称変更されたことに伴い、また、日本電信電話株式会社の本町における管轄営業所の変更に伴い、当該条例の規定について、所要の改正を行うものでございます。 以上、よろしくご審議いただき、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉) お諮りします。ただ今、議第51号については、会議規則第36条第1項の規定により総務文教常任委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、議第51号については総務文教常任委員会に付託することに決定いたしました。 日程第23、議第52号、王寺町災害対策本部条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 事務局長、議案の朗読を願います。     (事務局長朗読) ○議長(小泉) 理事者、提案説明を願います。 ◎番外2番(北副町長) はい。(発言の挙手) ○議長(小泉) はい、副町長。 ◎番外2番(北副町長) 登壇 ただ今上程になりました議第52号、王寺町災害対策本部条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。 本案につきましては、災害対策基本法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、法律の条文に条項ずれが生じましたので、同法の条項を引用している本条例につきまして、所要の改正をさせていただくものでございます。 以上、よろしくご審議いただき、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小泉) お諮りします。ただ今、議第52号については、会議規則第36条第1項の規定により総務文教常任委員会に付託したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、議第52号については総務文教常任委員会に付託することに決定しました。 お諮りします。以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。本日は、これをもって散会したいと思います。ご異議ありませんか。     (異議なしの声) ○議長(小泉) 異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって散会することに決定いたしました。     散会 午後5時50分 上記会議の次第は、書記の記載したものであるが、内容が正当であることを証するために署名する。          議会議長          議会副議長          署名議員          署名議員...