香芝市議会 > 1995-06-14 >
06月14日-01号

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  1. 香芝市議会 1995-06-14
    06月14日-01号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    平成 7年第4回 6月定例会          平成7年第4回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成7年6月14日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員  (20名)   1番 吉 川 政 重 君        2番 黒 松 康 至 君   3番 中 川 廣 美 君        4番 長谷川   翠 君   5番 吉 村 完 治 君        6番 大 倉 勝 彦 君   7番 藪   善 男 君        8番 川 村   治 君   9番 奥 山 博 康 君        10番 藤 本 みや子 君   11番 萬 慶 芳 貞 君        12番 西 里 晴 昭 君   13番 高 谷   廣 君        14番 小 川 正 晴 君   15番 辰 已 亘 弘 君        16番 田 中 信 好 君   17番 飛 鳥 誠 市 君        18番 田 中   保 君   19番 長谷川 芳 治 君        20番 岸   為 治 君4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     瀬 田 道 弘    市長公室長  奥 山 誠 次   総務部長   西 野 武 弘    市民生活部長 松 浦 輝 男   福祉部長   岡 田 紀 郎    都市整備部長 堀 川 泰 弘   産業建設部長 竹 嶋   将    教委事務局長 吉 田   治   水道局長   城   守 一6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                     議会事務局長 辻 本 勝 茂                       〃  書記 松 原 秀 典7 会議の事件は、次のとおりである。   報第6号 平成7年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の報告について   報第7号 平成6年度香芝市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について   報第8号 平成6年度香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について   報第9号 平成6年度香芝市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について   報第10号 平成6年度香芝市水道事業会計建設改良費繰越し繰越計算書の報告について   議第25号 香芝市議会議員及び香芝市長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の制定について   議第26号 香芝市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正することについて   議第27号 香芝市税条例の一部を改正することについて   議第28号 香芝市自転車駐車場条例の一部を改正することについて   議第29号 香芝市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについて   議第30号 香芝市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正することについて   議第31号 香芝市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正することについて   議第32号 平成7年度香芝市一般会計補正予算(第1号)について8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。   5番 吉 村 完 治 君        6番 大 倉 勝 彦 君                              開会 午前10時40分 ○議長(田中信好君) おはようございます。 6月議会が招集されまして、議員の皆さん方には何かとご多忙の中ご出席をいただきまして、まことにご苦労さまでございます。 本定例会に予定されております案件につきまして、皆様方のご協力をいただきながらスムーズに議会が運営できますように、開会に先立ちましてお願いを申し上げます。今日から23日までの予定でございますけれども、慎重にご審議をいただきますようにお願いをいたしまして開会のあいさつとさせていただきます。 開議に先立ちまして、4月の臨時議会におきまして選任承認をいただきました固定資産評価審査委員さんのご紹介をお受けいたします。 ◎総務部長西野武弘君) ご紹介をさせていただきます。 去る4月11日の臨時議会におきましてご選任を賜りました本市固定資産評価審査委員平井久光氏でございます。 ◎固定資産評価審査委員平井久光君) ただいま紹介していただきました平井でございます。 私も今まで4期、12カ年間事なく勤めさせていただきましたように、なお一層委員として頑張ってまいる所存でございます。どうかよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(田中信好君) 平井委員さんにおかれましては、本日ご多用の中ご出席いただきまして大変ご苦労さまでございました。 委員さんには税制を初め香芝市政の推進のためご尽力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ご苦労さまでございました。 市長招集あいさつ。 ◎市長(瀬田道弘君) 皆さんおはようございます。 本日ここに第4回定例市議会を招集をさせていただきましたところ、議員各位には何かとご多用の中ご出席を賜りまして、まことにありがとうございます。 さて、本定例会におきましては、繰越計算書報告議案を初め、13議案のご審議をお願いを申し上げるものでございます。何とぞよろしくご審議をいただきまして原案に承認あるいは可決を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げまして、開会に当たりましてごあいさつにかえさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田中信好君) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより第4回定例香芝市議会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○議長(田中信好君) 署名議員でございますが、議長より指名させていただいてご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、5番吉村完治君、6番大倉勝彦君。よろしくお願いします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 会期・議事日程の決定(議会運営委員長報告) ○議長(田中信好君) 続きまして、本定例会の会期及び日程を議題といたします。 議会運営委員会で会期及び日程についてご審議を願っておりますので、議会運営委員長から報告を求めます。 田中保委員長。 ◆議会運営委員長(田中保君) おはようございます。 議長の許可をいただきまして、過日議会運営委員会を開会いたしました。運営委員全員出席の中で、会期、議事日程付託議案等々について審査をいたしました。その審査の経過と結果について、運営委員会を代表してご報告を申し上げる次第であります。 まず、会期でありますけれども、14日本日から23日までといたします。議員の皆さんには、あらかじめ配付をいたしております。本会議、総務文教委員会民生水道委員会、17日、18日、土日は休会であります。19日建設経済委員会、20日休会、21日、22日一般質問、23日が最終の本会議でございます。 なお、一般質問の通告期限でございますが、19日月曜日の5時、このようにさせていただきました。 なお、議事日程につきましては、議長あいさつ、市長のあいさつが終わりましてから、日程、会議録署名議員の指名、会期議事日程の決定、私の報告の後、議長諸報告、西名阪問題特別委員長報告総合福祉会館建設特別委員長報告都市計画特別委員長報告土地開発公社問題特別協議委員長報告市長行政報告議案一括上程、提案理由の説明、総括質疑、委員会付託、5時に散会、このように決めさせていただきました。 なお、付託議案でございますが、総務文教委員会に付託をいたされますのが報第7号、報第9号、議第25から議第32号、民生水道委員会、報第6号、報第10号、建設経済委員会、報第8号、以上でございます。 なお、本日の運営委員会の中で、それぞれ委員会に付託をされる案件に対する問題も審議されたわけでありますけれども、先般行いました議会運営委員会のとおり決すると、こういうことで確認をいたしたわけでございます。 なお、私の報告の漏れ、あるいは質問に対する答弁漏れ等々がございますれば、委員各位の補足をよろしくお願いを申し上げます。 以上が運営委員会の経過と結果の報告でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田中信好君) ただいまの議会運営委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長から報告ありましたとおり、本定例会の会期は本日14日から23日までの10日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、議会運営委員長報告どおり、本定例会の会期は6月14日より6月23日までの10日間と決します。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配付の議事日程のとおりでご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、お手元の日程案どおり本日の議事日程と決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 議長諸報告 ○議長(田中信好君) 続きまして、諸般の報告をいたします。 監査及び現金出納検査の結果報告が来ておりますので、その写しをお手元まで配付いたしておきましたから、ご了承願います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 西名阪問題特別委員長報告
    ○議長(田中信好君) 日程に従いまして、西名阪問題特別委員長から報告を求めます。 川村委員長。 ◆西名阪問題特別委員長(川村治君) おはようございます。 議長のお許しを得まして、西名阪問題特別委員長の報告をさせていただきます。 去る5月25日に開催いたしました西名阪問題特別委員会の審査の経過と内容につきまして、委員会を代表いたしましてご報告申し上げます。 当日、西名阪問題についてを案件とし、役員改選後初の委員会でありますので、理事者から低周波公害訴訟の和解に伴う説明を受けた後、西名阪自動車道香芝高架橋周辺整備事業の今日までの進捗について説明を受けました。 それによりますと、用地買収状況は平成7年4月30日現在で買収済面積が1万2,611.39平方メートル、率にして81.58%、権利者数で70人、率にして76.09%、筆数にして81筆、80.23%、建物では25戸、率にして78.13%が完了しているとの説明を受けました。 これに対して、委員から公団との和解内容では、平成4年度に事業完了することになっていたが、現在買収率等が約80%であり、事業の延長等に関する協定はどのようになっているのかと質され、平成2年から3年間で可能な限り速やかにという和解条件で公団と香芝市において事業の協定を結んだが、3年間は事業期間として大変短く、その延長について公団と協議しているが、その期間については明確にしていない、との答弁がございました。 委員から、ガソリンスタンドの隣の未買収地について、最近店舗のシャッターがおりているが解決したのか。また、その西側の12平方メートルの未買収地の取り組みについて質され、2件の店舗が残っていたが契約が終わり、現在はこの用地買収の交渉中で、近々に契約の見込みと聞いている。また、西側の12平方メートルについては、以前から民民境界で公団も仲立ちをしているが、前向きになっていない。これらの買収が完了すると、暫定工事を実施したいと公団から報告を受けている、との答弁がありました。 委員から、168号線から西側の3店舗と工場の交渉について質され、公団は鋭意努力しているが補償問題等でなかなか前向きしないのが実情である、との答弁に対し、委員から店舗と工場が残った場合でもインター線の店舗まで暫定工事は可能であるが、168号線のユニオンとステーキハウスの前の工事についてはどうなるのかと質され、角地の工場がネックであり、県もそこまで広げてきても交通安全対策上危険ということで、県も公団に対し角地の工場の移転を強く要望しているとの答弁に対し、委員から交通安全の問題もわかるが、用地買収を一刻も早くということの理解を得るために、国道及びインター線の工事を早く進めてもらいたいとの要望がありました。 また、委員から、インターの入り口で左折部分として用地買収が進んでいるが、県や公団の買収費用の負担について、さらにその工事の時期について、また168号線の平野側で右折車が一、二台とまると、直進車が青でも通れなくなり、渋滞が続く状態があり、この部分だけでも早く買収して右折車線をつくることができないのかと質され、香芝インター入口手前の左側の土地の費用負担については、再三県や公団に要望しているが、難しい状況にある。しかし、工事については県は実施していくとの回答であり、その工事の時期を明確にし、早急に行うよう県に要望する。 また、168号線のユニオン産業前について、地主には買収金額についての了解を得ているが、代替地の関係で買収できていないとの答弁に対し、委員からステーキハウス前の買収済みの部分だけでも直進車線右折車線を分けるよう再度県に強く交渉してもらいたいとの要望がありました。 委員から、前回交通量騒音等調査をしたが、これを恒久的に行うのか、その計画について質され、今回平成7年5月10日と11日の2日間24時間測定を行ったが、今後における測定計画は現在のところ具体化していないとの答弁に対し、委員から測定のための自動測定器の設置について公団に要望するよう意見がありました。 以上で当委員会の審査内容についての報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、所属委員各位補足説明をお願いいたしまして、報告を終わりにします。 ○議長(田中信好君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 総合福祉会館建設特別委員長報告 ○議長(田中信好君) 続いて、日程に従いまして総合福祉会館建設特別委員長から報告を求めます。 飛鳥委員長。 ◆総合福祉会館建設特別委員長(飛鳥誠市君) それでは、報告をさせていただきたいと思いますが、昨日から歯痛が起こりまして、報告させていただくこの報告の中で聞き取れない部分がありましたらよろしくご理解のほどを、今でもちくちくと歯が痛んでおりますので、その点議員諸侯、また理事者皆さん方もよろしくお願いいたしたいとかように思います。 それでは、総合福祉会館建設特別委員長報告をさせていただきたいと思います。 去る5月26日に開催いたしました第10回総合福祉会館建設特別委員会の審議の経緯と内容について、委員会を代表いたしましてご報告申し上げたいと思います。 当委員会は、総合福祉会館建設についてを案件として、前回から今日までの経緯についての理事者から説明を求めたのであります。 それによりますと、福祉会館建設予定地の二又池の造成工事については、平成7年3月9日の指名競争入札により株式会社福井組が落札し、地盤改良工事暗渠排水工事を終了し、現在盛土の搬入、敷地ならし及び転圧工事を行っているとのことであります。この造成工事については、平成6年度に工事完了を予定していたが、本造成工事に必要な進入道路用地買収交渉が予定外の日数を要し、工事着工が遅れ、また付近住民への対応及び降雨等による工事に予定外の期間を要し、当初予定より約3カ月遅れが生じ、年度内に工事費用の執行が終わらないため、事故繰り越しとして取り扱い、平成7年度に繰り越しを執行したいということでございます。 また、福祉会館での温泉掘削工事については、平成7年5月25日に温泉源泉調査及び温泉掘削許可申請業務を手がけた特殊プラント工業株式会社随意契約により契約を行い、温泉掘削工事を着手したい。 また、設計業者の選定については、設計業者選定懇談会昨年2回開催をしていただき、十分に検討を重ねた結果、株式会社類設計室に決定したということでございます。 また、事業規模については、福祉5法を取り入れた規模で、延床面積約8,000平方メートル、事業費として約30億円程度を考えているということでございます。 以上、理事者からの説明に対し、委員から二又池の造成工事請負金額と、契約期間、また進入路と事業敷地用地買収状況について質されたのであります。 造成工事請負契約金額については、消費税込みで1億2,926万5,000円であり、契約期間は平成7年3月9日から平成7年3月31日までとしたが、その後7年6月20日に工期の変更契約した。 また、進入路の用地買収については、市道では1件、農道では1件が未買収であり、現在交渉中である。 敷地については、1件だけが税の関係で未買収であるが、それ以外は全部買収したとの答弁があったのであります。 また、委員から進入路と事業敷地買収金額と造成費について質されたのであります。 買収金額については進入路が約4億円であり、事業敷地が約13億1,000万円である。また、造成費については進入路が1億円、事業敷地が1億3,000万円であり、用地買収と造成で約20億円かかるとの答弁がありました。 また、委員から福祉会館基本構想について質され、福祉会館の構想としては高齢者、障害者、生きがいを持って暮らせるような在宅福祉サービス事業の拠点、また子供から大人までのすべての人々が集い、交流できるような施設という構想のもとに、主な内容としてはデイサービス事業、またホームヘルプサービス事業等在宅福祉の拠点、また高齢者、障害者等が集える世代間交流のできる施設、またボランティア等で市民が参加できる施設というような福祉5法を取り入れた中での福祉活動の拠点としての施設を考えているとの答弁があったのであります。 また、委員から、設計業者類設計室に決定した理由について質されたのであります。 理事者の報告では類設計業者については全国的な大手の設計業者であり、技術力も優れ平面計画においてよく整合されており、デザインでも斬新で魅力的な提案をされている。また、公園等周囲計画においても、その空間等が非常によく工夫されており、意欲的に意見提言されていると思うとの答弁がありました。 また、委員から福祉会館内への設備、備品関係についてはどのような計画があるかと質されたのであります。 今後、設計を進めるについて、基本設計案の中で面積、内容等十分検討してもらうようにし、現在具体的に検討していないが、附帯設備的なものについては、設計の中に入ってくると思うので、その時点において委員会で検討していただきとの答弁がありました。 また、委員から駐車場を会館の地下にする場合と会館の隣接地につくった場合とでは、どちらの方が多く経費がかかるかと質されたのであります。 仮に車100台の駐車面積で比較したとき、地下の場合は約7億5,000万円から約8億円かかり、地上の場合は用地費、工事費を含めて3億円であり、地下駐車場の方が約5億円多くかかるとの答弁がありました。 それに対して委員から、駐車場については当初の地下駐車場の計画を取りやめ、福祉会館の隣接地にされ、約5億円の節約になった。また、規模についても本市の財政に見合った規模ということで、今後福祉会館建設に当たっては調査研究し、むだを省き、少ない金額で建設できるよう努力していただきたいとの意見があったのであります。 また、委員から、理事者は設計業者に対し少ない予算で最大の効果があがるような設計をするよう指導してほしい。 また、福祉会館建設に当たっては、地元業者を育成するという観点から、大手業者地元業者による共同企業体及び地元業者の下請の取り入れを検討してほしいとの旨の意見があったのであります。 以上で福祉会館建設特別委員会審議内容についての報告を終わりますが、私の報告漏れ等がありましたら、所属委員さんの補足説明をよろしくお願いを申し上げまして、委員長報告を終わりたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(田中信好君) それでは、ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 藤本議員。 ◆10番(藤本みや子君) 設計業者を類設計に決定したということでございますけれども、これは類設計で決定するということは、議会にかけるのかどうか、全体の議会にこれを承認するかどうかをお伺いしたいことと、それと先ほど斬新なデザインと言っておりましたけれども、私は形とかそういうふうなんは斬新でよろしいけれども、やはり働きやすい、また使いやすい福祉会館という形にしていただきたいんです。そういうふうな面で、余りデコレーション的にならないようにしていただきたいということなんですけれども、その点についてどのように話されたのかどうかお伺いいたします。 ○議長(田中信好君) 飛鳥委員長答弁。 ◆総合福祉会館建設特別委員長(飛鳥誠市君) 設計業者選定について、設計、先ほど私の委員長報告の中で懇談会を2回開かせていただきました。8人構成ですかね。議会側が4名と市長及びその当時は助役さんもおりましたけど、2回開いてその結果、後はこれは議員が我々がその業者をこうしなさい、ああしなさいと言うんじゃなしに、あくまでもこれは市長、理事者が決定されることであって、今あなたの言われるような議会が承認するというようなことは聞いたことがないですが、これは当然理事者が決定されることであって、それはご理解を願いたいと思います。 それから、もう一つは、デザインとかどうだとかいうより、去年の11月か12月ごろに6社によって……。 藤本議員、聞いときなさいあんた。私が話してるのに。こんな失礼なことないでしょう。人に質しておいて話しするというのはどういうことや、本当に。真剣になって答弁しとんのや。 デザイン的と言われるけど、6社でしたかね、……。 ○議長(田中信好君) 飛鳥委員長に申し上げます。 質問者は斬新なデザインということで決定されたけれども……。 ◆総合福祉会館建設特別委員長(飛鳥誠市君) はい、そこで、これも理事者が6社の設計図を見て十分検討して、デザイン的にも、またその空間的、また中身について十分検討されて決定されたことであって、これで私はよかったなあと私思っております。後は理事者がお決めになることであって、これも議会側がどうやこうやという筋合いのもんでもないというふうに思っております。 以上です。 ○議長(田中信好君) 藤本議員それで了解できますか。 はい、藤本議員。 ◆10番(藤本みや子君) プロポーザル方式では決まったら議会承認は要らないというふうな方式になっているんでしょうか。やはり指名競争入札でも議会承認をしてると思うんですけれども、その点についてちょっとわからないんですけれど。 ○議長(田中信好君) 飛鳥委員長、そのことは委員会で審議されたかどうか。 飛鳥委員長。 ◆総合福祉会館建設特別委員長(飛鳥誠市君) そういうことは一切審議をしておりません。 以上です。 ○議長(田中信好君) ほかにございませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ないようでございますので、質疑を打ち切ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程6 都市計画特別委員長報告 ○議長(田中信好君) 続いて、日程に従いまして都市計画特別委員長から報告を求めます。 小川正晴委員長。 ◆都市計画特別委員長小川正晴君) それでは、去る5月31日に開催いたしました都市計画特別委員会の審議の経過と内容について、委員会を代表して報告いたします。 なお、都市計画の事業については、今現実に多岐にわたって非常に進展させなければならない状態でありますので、内容が非常に広く時間をいただかないと説明できませんが、できるだけ簡略して時間範囲内で報告させていただきますので、議員諸侯にはよろしくご理解のほどお願い申し上げておきます。 公共下水道事業については、平成7年度公共下水道工事の予定については、前年度に引き続き事業認可区域内の汚水幹線の延長、また枝線等の面整備を行い、事業費は補助事業で9億3,000万円、単独事業で1億2,200万円、合計で10億5,200万円を予定しております。 主な工事予定箇所は、国道168号線の阪本石油店南側から西の方へ、延長250メートルを予定し、次に香芝第1汚水幹線ですが、北今市御陵北側から逢坂方向へ延長約500メートルを予定しています。 次に、香芝第2汚水幹線では、逢坂のせいか幼稚園前から南の方へ延長約250メートルを予定しております。 次に、旧下田小学校校門からJRまでの間、延長約150メートルを予定しております。 次に、下田西四丁目内で延長約200メートルを予定し、次に下田の国道168号線のニチイ付近から東の方向へ、延長約200メートルを予定しています。 次に、磯壁三丁目内で約250メートルを予定し、次に磯壁汚水幹線の味苑前交差点から南へ延長約300メートルを予定しております。 次に、磯壁四丁目内で延長約200メートルを予定し、次に別所地域ですが、延長約400メートルを予定しております。 その合計は、約2,700メートルとなりますが、今年度平成7年度の予定工事でございます。 なお、平成6年度に整備した区域内17.6ヘクタールでありますが、平成7年7月に供用開始を行う予定であり、これを含めた人口普及率は23.3%になる予定であるとの説明がありました。 続いて旭ケ丘特定土地区画整理事業については、昨年の4月に奈良地裁で判決のあった仮換地指定の取り消し訴訟について、現在大阪高裁で審議されています。また本年度の補助対象工事としては、補償問題が解決した部分のところで区画道路の築造、さらには宅地整地工事を行い、残る補償問題の解決に向けて鋭意努力を重ね、早期完成に向けて全力で取り組んでいただくことになっております。 また、高山台特定土地区画整理事業については、伐採及び粗造成工事を行い、竹田川並びに近鉄線沿いの区画道路の道路擁壁工事を行い、本年度についても昨年に引き続き、宅地の粗造成工事や竹田川並びに近鉄線沿いの道路のブロック積み擁壁、L型擁壁を行っていく予定をしています。 また、当組合では懸案である仮換地指定を今年度中に指定できるように鋭意取り組んでいただくことになっております。 また、旭ケ丘近隣公園の補助について、この近隣公園については公共施設管理者負担金ということで補助金をいただいており、該当箇所は旭ケ丘街区公園の2号公園と7号公園、そして昨年の残工事に当たる5号公園の3カ所の児童公園を整備する予定であるとの説明がありました。 続きまして、五位堂駅前北土地区画整理事業の概要については、まず平成7年度事業の第1次施行区域15.1ヘクタールの事業については、残事業としての区画道路、整地、地区外の取りつけ道路等の工事、残っている建物移転等の執行に全力を挙げております。 また、仮換地指定取り消し請求事件の大阪高裁での控訴審の経過は、昨年の7月控訴から、昨年の10月第1回公判以来、現在のところ進展がありません。 また、五位堂駅前土地区画整理事業の未施行地区については、基本計画案の概要書に基づき、関係地区の下田、狐井、またそれ以外の権利者に対して説明会を開催いたしました。その主な内容は、葛下川改修計画の事業主体、幅員、ルート等について、また生産緑地の換地上の考え方について、また建物つき宅地の減歩率及び補償について、また葛下川の計画河川の公共管理者負担金の内容について、また本地域は都市計画決定の網を外すことができないかどうか。また、国道に面している土地を区域から外せないのか。また、線路沿いに区画道路を東側の事業区域に接続すべきである。また、減歩率を下げてほしい、以上のような質問、意見、要望がありました。 今後は、各権利者のアンケート調査等、また説明会での意見や問題点を十分検討し、多数の権利者の理解が得られましたら、早期事業化を図っていきたいとの説明でありました。 続きまして、街路事業の進捗状況について。 まず、尼寺・関屋線の用地買収については、平成6年度で大半用地取得は終わり、7年度については1億円の内示を受け、原川に橋をかける工事を計画しております。 また、穴虫・田尻線は、全体の用地買収面積5,678平方メートルのうち、買収済み面積は1,789平方メートル、率にして31.52%であります。7年度においても2,000万円の内示を受け、用地買収を進めていきます。 また、近鉄下田南側駅前広場でありますが、香芝南廻り線事業については、平成6年3月に事業認可を受け、平成8年度で事業を完成するという予定でありますが、地下の駐輪場とあわせて工事を行う関係で、一、二年程度事業が延びる見込みであります。なお、南廻り線については用地買収が主であり、平成5年度861.54平方メートル、平成6年度で180.14平方メートル、合計で1,041.68平方メートルの買い戻しの買収をしています。残り78.67平方メートルを7年度で2,000万円の内示を受け、用地の買い戻しをする予定であります。 また、近鉄下田南側駅前広場の自転車等地下駐輪場でありますが、平成6年8月に事業認可を受け、8年度で事業を完成する予定で進めています。これも用地買収の買い戻しが主であり、全体の用地取得面積は1,400平方メートルで、平成6年度683.25平方メートル、率にして48.8%の買い戻しとなった。残りについては平成8年度以降で用地を買い戻しする予定であります。平成7年度は地下に1階部分を掘り下げ、穴を掘った状態で壁をつくる工事を考えております。 また、磯壁・新在家線については、良福寺の五差路から高田バイパスの間約910メートルであり、平成7年度で1億円の事業枠を得て、起債事業として1億円の内示を受け、7年度の事業としては、良福寺の五差路から磯壁に入る現在の市道認定されている約340メートルの区間を実施区間として認められた。今後は、全体の910メートルに広げ、道路現況測量等、用地買収を進めたいと考えております。 また、二上・田尻線でありますが、平成5年10月に事業認可を得て、5年度では橋脚工事をし、6年度で面積255平方メートルを5,000万円で用地買収をしました。平成7年度では2億円の内示を受けており、用地買収に鋭意努力していきます。 また、二上駅前線については、市道4─98号線から二上駅前線広場まで仮設道路をつくり、工事用進入路として工事を進めていましたが、使用期限が5月末で終わり、本線からの工事用通路については地元対策協議会と交渉し、駅前広場だけが工事ができる状態になった。今後も地元対策協議会と交渉を重ね、一日も早く完成するよう努力を重ねていく。 また、二上駅前の土地所有権移転登記抹消事件の訴訟についての経過は、4回の公判が行われており、第5回目は6月8日に行われるが、現在準備書面等の状況書類の調査中であり、今後の進展を見守りたい。現在継続裁判中でございます。工事は裁判中であっても続行する考えであるとの説明がありました。 続きまして、平成7年度の中和幹線事業については、高山地区1億円、穴虫地区2億5,000万円を合わせた3億5,000万円を住宅宅地関連公共施設整備促進事業として補助決定を受け、また逢坂地区についても2億8,000万円を街路通常事業として補助決定を受けているが、補助額の増額要望をし、あわせて用地先行取得事業として4億9,500万円の都市開発資金の貸付決定を受けております。 事業内容としては、高山地区については、引き続き土地区画整理区域内において道路構造物の築造工事と橋台工事を予定しており、早期に工事発注ができるよう調整を行っています。本年度末には土地区画整理区域内の中和幹線延長約700メートルの築造工事が終了するので、翌年度の埋設管等の工事に取りかかる予定であり、平成9年度末には土地区画整理区域内の中和幹線の建設工事が完了するよう進めております。 また、穴虫地区及び逢坂地区の用地等買収費として約8億4,000万円を用地測量及び高架区間延長720メートルの詳細設計等の調査費として約1億5,000万円を予定し準備をしております。 中和幹線の平成6年度末における用地買収状況は、香芝市施行区間では用地約6万5,900平方メートル、進捗率約66.8%、家屋35軒、進捗率約48.6%の買収を行っており、奈良県施行区間では用地約3,400平方メートル、進捗率11.4%、家屋8軒、進捗率約20.5%の買収を行っています。香芝市、奈良県を合わせた進捗率は、用地で約54%、家屋で38.7%になっております。 以上の説明に対し、委員から質疑を受けました。 委員から、旭ケ丘の近隣公園等は供用開始できないのかと質され、旭ケ丘の近隣公園等は換地処分ができていないので、現在のところ供用開始はできないとの答弁があり、また委員から五位堂駅前北土地区画整理事業であるが、地権者の中で2件ほど未解決であるが、解決の見通しについて質され、現在残っている2件のうち1件は借地権つき建物ということであり、土地所有者との関係は見通しがつき、また最近になって土地所有者と借地者とも基本的には合意されたことから、今年度中に執行できるようお願いするつもりでおります。また、残る1件については係争中であり、裁判の経過を見た中で対処していきたいとの答弁でありました。 また、委員から五位堂駅前土地区画整理事業の未施行地区についての事業手順について質され、基本計画案をもって説明会を開いた中で下田地区の一部で区域除外の要望もあり、その要望にどこまでこたえられるか検討中であります。また、アンケート調査を実施するため、現在その内容について検討中であり、できるだけ早くアンケート調査を実施し、その結果によって再度説明会を開くか、また代表者選出していただいて協議するのか判断し、具体化していきたいとの答弁でありました。 それに対し委員から、借地権者また新しく来れられた住民に対し、別に説明会を開く等十分理解してもらえるよう配慮してもらいたいとの要望がありました。 また、委員から二上駅前整備について、代替地を市に返されているが、その代金が宙に浮いている。市としてどのように解決していくのかと質され、話し合いに応じてほしいと当事者の方へ何回となく訪問しているが、なかなか話し合いに応じてもらえない。協力いただいた地権者の方に大変ご迷惑をかけることから、工事を行うこととあわせて、金銭の授受については受け取りがない場合は法務局へ供託し、文書通告してできるだけ早い時期に工事に入っていきたいとの答弁でありました。 それに対して委員から、本市においてはあちらでも裁判、こちらでも裁判を起こされ、行政能力がないと世間に言っているのと同じである。こういうことが起こらないよう行政努力をすべきであるとの厳しい意見もありました。 また委員から、最近竹田川の穴虫地域で水害が起こり、区画整理で山の木を伐採されているが、水害の原因と責任はどこにあるのかと質され、区画整理で山の木を伐採したということでも多少の原因はあるかと思うが、調整池も整備した中で事業を進めているので一概には言えず、大雨のために水害が起きたという考え方をしております。また、その補償問題については、市、県、組合等が協議し、対処したいとの答弁がありました。 また委員から、大雨があれば水がつき、そのところだけ改修するという繰り返しであるが、都市計画事業上、市全体の河川について雨量等の数値を出す機関があるのか。また、まちづくりのため雨水計画が必要である考えを質されました。 県は開発指導要綱の中で流出係数を把握しており、その係数に基づき開発指導がなされています。市としても雨水計画については必要であるという認識を持っているので、関係課と調整した中で前向きに検討していきたいとの答弁がありました。 以上で当委員会の審議の内容についてご報告申し上げましたが、私の報告漏れ等ございましたら、所属委員補足説明をよろしくお願い申し上げまして、終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(田中信好君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程7 土地開発公社問題特別協議委員長報告 ○議長(田中信好君) 続いて、日程に従いまして土地開発公社問題特別協議委員長から報告を求めます。 岸委員長。 ◆土地開発公社問題特別協議委員長(岸為治君) 議長の許可を得まして土地開発公社問題特別協議委員会の報告をさせていただきます。 本委員会は6月2日開会いたしまして、土地開発公社問題特別協議委員会の審査結果の報告ということであるわけでございますが、大変熱心に審議をしていただいたわけでございますが、一々質問あるいは答えとこのように報告をさせていただくのが本意でございますが、簡潔に報告をさせていただきたいと思うわけでございます。 ただし、法文に従ったような部分がございますので、厳しい問題もあります。この言葉につきましてもあいまいな点があろうかと思いますが、何分この特別協議委員会におきましては開発公社全体の問題と、現在葛城地方裁判所におきまして提訴されました問題との関係について審議をいたしたわけでございまして、この訴訟を起こされた問題が、一番に取り上げられました。 開発公社について、案件として4月3日に土地開発公社が民事訴訟を起こした件について理事者からの報告を受けたものでございます。それによりますと、平成6年12月26日付で香芝市の顧問弁護士を通じて相手方に対して土地取引契約に公序良俗違反ないし虚偽表示のあるいは錯誤であり、無効であり、現状回復の措置を請求し、現状回復が困難であれば司法に解決の場をゆだねる旨、との通知文到達後3週間以内に相手の意向及び考え方を連絡いただく旨を記載した通知文書を書留内容証明郵便物として送付された。その公社からの申し立てに対して平成7年3月24日に相手方及び代理弁護士より、香芝市と土地開発公社の代理人である弁護士に対し、香芝市と、香芝市土地開発公社の主張に対しては、具体性に欠け、抽象的なものにとどまっており、承服できない旨の書留内容証明郵便物で回答がありました。そこで平成7年4月3日付で奈良地方裁判所葛城支部に対して、売買契約無効確認の訴訟を提起した。原告は香芝市土地開発公社の現在の職務代理者、被告は長谷川芳治氏と田中節子氏であるという説明を受けたのでございます。 このことに対しまして、委員の中から、開発公社にはいろいろの諸問題がある。この諸問題を解決するに対して、行政的にいろいろと配慮をしないままになぜこの問題だけを取り上げて訴訟に持って入ったのかということのお尋ねがあったわけでございます。裁判にするについても、裁判することそのものが果たして早く解決することになるのか。市長がもっと気を配って、もっと努力をして、この開発公社の諸問題を解決する気になっておれば、このような裁判にしなくてもいいのじゃないか。あるいはこれを裁判ということになって、民事で争うということになれば、市長の任期中にはっきりとした解決ができるのかどうか。あるいは、その裁判をすることによって、現在理事者が果たしてその当時の関係者としておられる中に、このことについて自信持って、確信持って、このやってきたことに対して間違いなかったということが言えるのかと。市長が、これらを危ぶむならば、民法的にも、またいろいろの法律で、市長はこの開発公社の解散までもできる権限を持っておるのにもかかわらず、なぜそのことをしないで民事に持ち込んでいたのであるかと。こういう問いがあったわけでございますが、理事者の説明では、これを一つの契機として、後々残る問題はその後出てきたことによって随時また訴訟にももっていきたいという意向が話されたわけでございます。 じゃあ、この問題について今役員が10名とされておる中で、現在欠員もできておる。監事もおらなかった。その中に訴訟をしたではないかということであるわけでございます。また、開発公社の定款には、監事2名は収入役及び教育長を充てるということになっておるが、これ2人もおらない中にどうして裁判までもっていったのか。代理人はだれであるのかということに対して、監事は充て職であって、現在2人で欠員になっておるので、常務理事ということで総務部長が代表者で裁判の代表者となっておるということでございました。 また委員から、この裁判をする前に、既にこのことについては刑事問題として取り上げられてしたこともあるではないかと。しかし、その刑事問題も定かじゃないけれども、おおむね棄却されたというような問題、上申書で終わってあるという中に、今なおこれを起こしたことはどのような考え方でこの提訴したのかという問いがあり、あるいはこれを厳しくやっていくと、むしろ今本市においては三役が欠員しておると。その三役について今後もしその職員の中から、部長の中からということになれば、その三役人事にまでこれを訴訟に争うことによってまたその人にまで傷ついて、三役人事にまでも影響してくるようなことになってくるのではないかという尋ねもあったわけでございます。 また、委員からこの提訴するに当たってなぜ委員会を持たなかったのかということでございますが、理事者はそれなりのことは12月にその委員会に諮っておるということでございましたが、結論的なものは出ておらないままに終わっておるのでございます。 また、その民事については、この民事問題これだけで終わるのかということであったわけでございますが、先ほど報告いたしましたようにこのことを契機にして、契機というわけじゃございません。このことを基準にして次の段階に進めてまいりたい。 じゃあ、もしこの部長、あるいはこの開発公社の役員の中からいわゆる職員にかかる問題が出てきたときに、市長はどう考えるのかと。そのときはそのときで私としての措置をしたいとこういう回答があったわけでございます。 また、中でも、ではその理事の中で、このことについて訴訟することについて、十分に明快に私はこのことではっきりと自信持って誤ったことはしたという気持ちはないのかあるのかということに対して、二、三の部長に、特に名前は伏しておきますが、問われたわけでございますが、軽率であったという答弁、あるいはまた知らなかったと、私は当時まだ理事になっておらなかったと、こういう答弁。また、疑わしい、反省をしますというような答弁をしなければならないような部長もおられたことは事実でございまして、大変この訴訟そのものが大きく香芝市の今後の土地開発公社の問題として尾を引きそうな気がするわけでございますということの中に、この裁判のことで提訴された問題につきましては終わったわけでございます。 引き続きまして、今後の開発公社の問題ということに質問がありました。今香芝市でどれぐらいの公社が土地を所有しておるのか。あるいは90億円の負債を持って進めておるが、90億円だけのこの土地に価値があるのかどうかということに尋ねがあったわけでございますが、一応決算書におきましてはそれなりの評価はあるが、このバブル崩壊後いろいろの諸問題があって、なかなか難しい問題であると。したがって、今後市長としては、あるいは開発公社としては、適切にもう売買する土地であれば売買し、そして早くやはり正常な、健全な運営をできるようにしなければならないと、このように思っておるというところの理事者の答弁があったわけでございます。 また、委員からバブル崩壊で高く買った土地もある。それが現在帳簿価格でいくと、いわゆる簿価でいくということになれば、それでは通らないところもある。それらはどのように考えていくのかということでありましたが、理事者はまたそれにつきましては、時間をかけ、また委員会とも相談をして、この開発公社の運営がスムーズに、できるだけ正常に戻るように努力をしたいということで終わっております。 以上が、簡単でございますが、委員長報告にさせていただきます。また、私の委員長報告に不備な点が多々あったと思いますが、補足説明をまた委員の方からお願いします。 終わります。 ○議長(田中信好君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 以上で特別委員長の報告を終わります。 暫時休憩いたします。            午前11時45分 休憩            午後2時30分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 先ほど休憩中に議会運営委員会を開いていただきましたので、委員長より報告を求めます。 田中保委員長。 ◆議会運営委員長(田中保君) 議長の許可をいただきまして今議会の休憩中、先ほど運営委員会を開かせていただきました。 本議会が終了後、速やかに全体協議会を開会をさせていただくとこういうことが決まりました。中身は、北中学の問題でございます。どうぞよろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程8 市長行政報告 ○議長(田中信好君) それでは、本日の日程に従いまして、市長の行政報告をお受けします。 ◎市長(瀬田道弘君) それでは、さきの3月定例市議会以後の行政報告につきましてその概要をご報告を申し上げたいとかように思います。 まず、市長公室でございますが、さきの阪神・淡路大震災に対する被災地への支援活動につきましては、市民の皆様方の温かいご支援のもと、各種の支援活動を行うことができました。ここに協力をいただきました皆様方に心からお礼を申し上げたいと存じます。 救援物資につきましては、毛布等を初めとする日用品は約30トンにも及び、またお寄せいただきました義援金は1,003万6,650円となりました。これは日赤を通じまして被災地に届けをさせていただきました。 一方、本市へ転入されました被災地の方々には見舞い金や学用品等の支給を初めとし、各種の免除措置を行ってまいりました。 また、このたびの震災は、私たちに突発的な災害の発生時における対応の難しさを改めて認識をさせるものでございました。本市の地域防災計画につきましても再検討に着手いたしたく、これに関連する補正予算を本議会に提案をさせていただいておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 次に、平成4年度から発刊しておりますグラフ誌「香芝遊学」につきまして、本年もこの5月22日に第4号を発行しましたが、より一層本市のグラフ誌として定着するよう、市民が紙面づくりに参加できることを目指し、「タウンウォッチャー」というモニターを募集いたしております。 また、近畿全体の官民共同のプロジェクトであります県の新総合計画にも取り上げられております「歴史街道構想」に、本市といたしましても本年度から推進協議会の会員となりました。これらに参画することによりまして、今後のまちづくりの一助といたしたいと考えております。 また、文化振興財団におきましては、カルチャー教室において受講生も300人を超え、昨年度からスタートした「サタデーナイトシネマ」の会員も100名に達するなど、それぞれの文化事業が着実に市民に浸透しつつあります。 次に、市民生活の関係でございますが、社会的、経済的変化に伴う廃棄物の増大や、質の多様化による環境保全の必要性が叫ばれている中にありまして、本市におきましても集団資源回収や、空き缶回収及び生ごみ処理容器等によりますごみ減量の促進を行っておりますが、年々増え続けるごみの排出量により、処理能力も限界に近づきつつあります。新設炉の建設が迫ってきている現状であります。 こうした状況から、ごみの減量化、再生資源の有効利用について積極的に取り組んでいくために、本年9月より4種分別収集を実施する予定をいたしております。 また、それとともに生ごみを発酵させて堆肥として使用するリサイクル方法のモニターを募集する計画もいたしております。 次に、火葬場でございますが、機器全体の老朽化と、火葬対象の高発熱化によります再燃炉ダクトの改修工事及びコンクリートの経年劣化によります補修工事もあわせて工事発注を行っております。 次に、福祉関係でございますが、(仮称)総合福祉会館の建設に伴う二又池の造成工事につきましては、去る6月12日に完了をいたしました。 なお、この造成工事につきましては、平成6年度において完了の予定をいたしておりましたが、進入路用地の買収交渉等により工事着工が遅れましたので、本議会に事故繰り越しとして報告をさせていただいております。 また、温泉掘削工事につきましては、5月25日に契約を行い、着工をいたしております。 次に、設計業者の選定につきましては、設計業者選定懇談会においていろいろご高見を拝聴し、これらを踏まえ十分に検討を重ねまして、株式会社類設計室に決定をさせていただきました。 事業規模につきましては、延べ面積8,000平米で、事業費といたしまして約30億円程度を考えております。今後、基本設計及び実施設計を行ってまいりますので、議員各位のご協力とご理解を何とぞよろしくお願いを申し上げたいと存じます。 次に、老人保健特別会計につきましては、交付金や公費負担の補助基準額となります医療費は、実績月の最低補助基準額により算出され、その上、年度後半による医療費の増加により、平成6年度において2,484万8,000円の財源不足が生じております。平成7年度予算からの繰上充用金で補てんをさせていただきました。 なお、この不足額につきましては、平成7年度において交付されますが、今後とも増加傾向にある老人医療費の適正な執行に努めてまいりたいとかように考えております。 次に、都市整備事業の関係でございますが、国に要望しておりました補助事業につきまして、ほぼ要望どおりの内示をいただきましたので、本年度の事業に取りかかるべく作業に入っております。 まず、磯壁・新在家線につきましては、地権者のご理解並びに協力をいただくべく近く地元説明会を予定をいたしております。その他の街路事業につきましては、引き続き早期完成及び供用を目指し事業に取り組んでまいるとともに、連続して買収できたところから工事に着工する考えであります。 次に、五位堂駅前北(西地区)土地区画整理事業につきましては、5月上旬に区域内の地権者に説明会を開催し、基本計画案を提示させていただきました。今後は、アンケート調査等によりまして、地権者の意向を把握した中で多数のご理解並びにご協力が得られるようであれば、早期の事業化を図ってまいりたいとかように考えております。 次に、下水道事業につきましては、引き続き管渠築造工事の延長及び認可区域の拡大を図りつつ、住環境の改善に努めてまいりたいと考えております。 また、平成6年度に面整備を行いました17.6ヘクタールの区域につきましては、7月初旬に供用開始の予定でございます。 次に、産業建設の関係でありますが、西名阪周辺整備事業につきましては、国道168号線の改良事業を初め、早期完成に向けて用地買収に取り組んでおります。県道香芝・太子線の県関連事業につきましても、買収済みの箇所から工事が進められており、残りの用地買収に努力を重ねておるところでございます。 また、国道165号線高田バイパス建設事業につきましては、7月末に暫定的に供用開始の予定でございます。残工事につきましても、早期完成に向け取り組んでおります。 次に、河川事業につきましては、葛下川・すがる川及び原川の改修計画を進めております。竹田川の改修事業につきましては、近鉄大阪線の橋梁部から五月ケ丘まで本年度に着工完了の予定でございます。その上流につきましても、本年度工事として一部着工の予定でございます。 次に、市道6─28号線(高村線)のJR踏切拡幅工事につきましては、JR西日本支社と協議を進め、本年度に着工できるよう努力を重ねております。 また、その他の道路新設改良並びに河川改修につきましても、各自治会からの要望等を踏まえながら、計画的に実施してまいりたいと考えております。 次に、池整備につきましては、小規模ため池として五位堂の長池、県単独土地改良事業として良福寺の新池を予定しております。国費等の事業枠の見通しがつきましたので、地元との協議に入っております。 次に、教育関係でございますが、施設の整備につきましては、年次的に学校環境並びに施設や設備の充実を図っております。 本年度におきましては、建築後20年を経過しております関屋幼稚園大規模改造事業と下田小学校大規模改造事業を施工いたしたく、現在事務を進めております。なお、(仮称)香芝北中学校の新設事業でございますが、現在関係者の協力を得ながら用地の取得に努力を重ねておるところでございます。 次に、二上山博物館におきまして、4月29日から6月18日までの期間二上山山麓の石にスポットを当てた第7回特別展を開催しておりました。特に、今回は市内の小学6年生の授業の一環として利用をいただいております。今後とも生涯学習施設として、また教材として利用促進に努めてまいりたいとかように考えております。 次に、水道事業でございますが、この3月31日をもって平成6年度の決算を試算いたしました結果、県水受水量は740万8,080立方メートルで、これに対し有収水量は679万9,112立方メートルでございまして、有収率は91.7%となる見込みでございます。 なお、事業収支につきましては、収入で約13億4,823万円で、支出につきましては約16億4,123万円となり、差し引き約2億9,300万円の純損失が出る見込みでございます。 また、平成7年度事業の給配水管布設工事につきましては、早期完成をめどに測量及び設計に取り組んでおるところでございます。 次に、例年6月1日から7日までの1週間実施されております全国水道週間にちなみ、本市の上下水道協同組合の協力をいただきまして、ひとり暮らしのお年寄りの家庭を対象に、給水装置の無料点検を実施いたしました。なお、一般家庭につきましても、申し込みによる無料点検を並行し実施させていただきました。 以上、申し上げましたのが3月定例市議会以降の行政報告の概要でございますが、議員各位には市政の推進に格段のご協力をいただいておりますこと厚く御礼を申し上げるところでございます。 今後におきましても、職員ともどもさらに研究、研さんを重ねまして、市政を推進してまいりたいと考えております。 どうか議員各位におかれましては、今後とも絶大なるお力添えを賜りますようお願いを申し上げまして、私の行政報告とさせていただきます。どうもありがとうございました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程9 議案一括上程 ○議長(田中信好君) 続いて、日程に従いまして議案の一括上程をいたします。 事務局から議案の目次朗読をさせます。 ◎議会事務局長(辻本勝茂君) 報第6号平成7年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の報告について、報第7号平成6年度香芝市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報第8号平成6年度香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報第9号平成6年度香芝市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について、報第10号平成6年度香芝市水道事業会計建設改良費繰越し繰越計算書の報告について、議第25号香芝市議会議員及び香芝市長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の制定について、議第26号香芝市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正することについて、議第27号香芝市税条例の一部を改正することについて、議第28号香芝市自転車駐車場条例の一部を改正することについて、議第29号香芝市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについて、議第30号香芝市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正することについて、議第31号香芝市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正することについて、議第32号平成7年度香芝市一般会計補正予算(第1号)について。 以上。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程10 提案理由説明 ○議長(田中信好君) 続いて、理事者から提出議案の提案理由説明を求めます。 ◎市長(瀬田道弘君) それでは、平成7年6月定例議会に提出させていただいております議案の提案理由を申し上げます。 まず、報第6号平成7年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の報告について申し上げます。 本案は、平成6年度香芝市老人保健特別会計の収支不足額を本年度予算の繰上充用金で補てんするため、地方自治法第179条第1項の規定により平成7年5月31日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求めるものでございます。 補正の内容は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,484万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ26億484万8,000円とする補正でございまして、その財源には諸収入を見込んでおります。 慎重ご審議の上、原案ご承認賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 続きまして、報第7号平成6年度香芝市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について提案理由を申し上げます。 本案は、本年の3月議会に繰越明許費として議決をいただきました各事業につきまして、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。 内容につきましては、中和幹線街路事業、逢坂で2,250万円の議決に対し、実質翌年度へ繰り越す額は2,231万2,000円となりました。また、中和幹線街路促進事業高山台・穴虫で4,400万円の議決に対しまして、実質翌年度へ繰り越す額は4,302万円となりました。次に、二上駅前線街路促進事業で2億2,000万円の議決に対し、実質翌年度へ繰り越す額は2億1,744万6,000円となりました。なお、これらの財源といたしましては、国庫支出金、地方債及び一般財源でございます。 以上のとおり報告をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。 続きまして、報第8号平成6年度香芝市五位堂駅前北土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について提案理由を申し上げます。 本案は、本年の3月議会に繰越明許費として議決をいただきました区画整理事業につきまして、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。 内容につきましては、区画整理事業に伴う移転補償に係る繰越額で1,000万円であり、財源といたしましては国庫補助金で550万円、一般財源で450万円でございます。 以上のとおり報告をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 続きまして、報第9号平成6年度香芝市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について提案理由を申し上げます。 本案は、地方自治法第220条第3項ただし書きの規定により、事故繰り越しをいたしましたので、同法施行令第150条第3項の規定により報告するものでございます。 内容につきましては、総合福祉会館新設費の会館用地造成工事として1億2,926万5,000円で執行してきましたが、工事進入路用地の交渉の遅れ等により、平成6年度内に執行できなかった1億346万5,000円を翌年度に繰り越すものでございまして、その財源は地方債で4,240万円、一般財源で6,106万5,000円でございます。 また、旭ケ丘小学校新設費の歩道橋設置工事として3,802万6,000円で執行してきましたが、震災による工事材料の入手困難により、平成6年度内に執行できなかった1,302万6,000円を翌年度へ繰り越すものでございまして、この財源は一般財源でございます。 以上のとおり報告をさせていただきましたので、よろしくお願いをいたします。 続きまして、報第10号平成6年度香芝市水道事業会計建設改良費繰越し繰越計算書の報告について。 本案は平成6年度事業として予定しておりました二上駅前線配水管布設工事で1,755万7,380円、高山台送水管布設工事で1億2,360万円の、合計1億4,115万7,380円を建設改良費繰り越しとして、地方公営企業法第26条第1項の規定により平成7年度に繰り越しをいたしましたので、同法第26条第3項の規定により報告するものでございます。 内容につきましては、二上駅前線配水管布設工事につきまして、都市計画道路二上駅前道路建設工事に同調して行う工事であり、この工事の遅延により着工がおくれたものでございます。 また、高山台送水管布設工事につきましては、地元との設計協議の調整及び天候不良等によるものでございます。 以上のとおり報告をさせていただきましたので、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議第25号香芝市議会議員及び香芝市長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の制定について理由を申し上げます。 本案は、香芝市においての選挙運動公費負担については、香芝市の議会議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例及び香芝市の議会議員及び長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例により対応しておりますが、公職選挙法の一部を改正する法律が平成6年12月25日に施行され、また公職選挙法施行令が平成7年3月10日に一部改正されたことにより、条例の変更並びに自動車の使用単価及びポスターの作成単価が引き上げられました。これらに伴い条例整備が必要となり、現在の2つの条例の整理簡素化を図るため現条例を廃止し、新たに香芝市議会議員及び香芝市長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例を制定するものでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議第26号香芝市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正することについて提案理由を申し上げます。 本案は、昨年の12月定例議会及び3月定例議会においてご指摘いただきました職員の不祥事に対しての処分について適性を欠くとのご意見をいただきまして、これらを踏まえ、みずからの責任を十分認識し今後の戒めとするため、市長の給料1カ月について10分の1の減額をすべく、条例の改正でございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようお願いを申し上げます。 議第27号香芝市税条例の一部を改正することについて。 本案は、最近における社会経済情勢等にかんがみ、住民負担の軽減等を図るとともに、阪神・淡路大震災の被災者の負担の軽減を図るべく、地方税法の一部を改正する法律並びに租税特別措置法の一部を改正する法律が公布されたことに伴う条例の改正でございます。 内容につきましては、特定株式投資信託に係る収益の分配を証券投資信託の収益の分配から除き、総所得金額に算入するとともに、配当控除の適用対象とされることになりました。 次に、固定資産税につきましては、このたびの大震災により損壊した家屋・償却資産に係る特別措置及び従前、住宅用地であった土地を住宅用地と見なす特例措置が創設されることになりました。 また、個人の土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の課税については、特別控除後の譲渡益4,000万円以下の部分について、市民税を5.5%の税率により課税することとし、平成7年1月1日以後に行う土地等の譲渡について適用されることになりました。 なお、平成8年1月1日以後に土地等の譲渡をする者が、その前年に土地等に係る長期譲渡所得を有する場合における税額の特例が設けられることになりました。この条例は平成8年4月1日から施行するものでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、議第28号香芝市自転車駐車場条例の一部を改正することについて提案理由を申し上げます。 本案は、学生利用者の負担の軽減を図るために、学生割引制度を実施するに伴い、条例の一部改正をお願いするものでございます。 改正の内容は、別表で定めております使用料に、学生使用料金を追加するものでございまして、割引額は一般使用料金と比較して自転車で1カ月200円、ミニバイクで1カ月300円の割引でございます。なお、学生割引の対象は、学校教育基本法に規定する学校、専修学校、各種学校及びこれに類するものとし、市長が認める施設に通学、または通園しているものでございます。 この条例は平成7年9月1日から施行するものでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、議第29号香芝市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正することについて提案理由を申し上げます。 本案は、非常勤消防団員等に対する損害補償の充実を図るため、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令が改正されたことに伴い、本条例の一部改正をお願いするものであります。 改正の内容は、補償基礎額の最低額を8,700円に、最高額を1万4,000円に引き上げるとともに、その範囲内で団員から団長までの各階級について別表第1のとおり平均0.91%引き上げるものでございます。 また、一般職の職員の給与に関する法律の一部改正に伴いまして、扶養加算対象となる扶養親族のうち、満15歳から22歳までの間にある子に係る加算額を1人につき67円に引き上げるものでございます。 なお、この条例は公布の日から施行し、これらの措置は平成7年4月1日以後に支給すべき事由の生じた損害補償並びに同日前に支給すべき事由の生じた障害補償年金及び遺族補償年金で、同日以後の期間について支給すべきものに適用するものでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 続きまして、議第30号香芝市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正することについて。 本案は、非常勤消防団員の処遇改善を図るため、消防団員等公務災害補償等共済基金法施行令が改正されたことに伴い、本条例の一部改正をお願いするものでございます。 改正の内容は、非常勤消防団員退職報償金の最高額を132万円に引き上げるとともに、団員から団長までの各階級について、平均1.93%引き上げるものでございます。 本条例は公布の日から施行し、改正後の退職報償金支給額表については、平成7年4月1日以後に退職した非常勤消防団員について適用するものでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願いいたします。 続きまして、議第31号香芝市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正することについて。 本案は、賞じゅつ金制度の趣旨等を考慮し、消防団員等の処遇改善を図るため、消防表彰規程が改正されたことに伴い、本条例の一部改正をお願いするものでございます。 改正の内容は、殉職者賞じゅつ金の最高額を2,520万円にし、障害者賞じゅつ金の最高額を2,060万円にし、殉職特別賞じゅつ金を3,000万円にそれぞれ引き上げるほか、功労及び障害の程度に応じて支給される各段階の賞じゅつ金もあわせて改正するものでございます。 この条例は公布の日から施行し、平成7年4月1日から適用するものでございます。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 最後になりますが、議第32号平成7年度香芝市一般会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,679万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ200億5,379万8,000円とするものでございます。 歳出の内容は、消防費の災害対策費におきまして、防災計画見直作業委託料等で1,679万8,000円の補正でございます。これらの財源につきましては、繰越金を見込んでおります。 慎重ご審議の上、原案可決賜りますようお願いを申し上げます。 以上提案理由を申し上げましたので、何とぞよろしくご審議をいただきますようお願いいたします。 ○議長(田中信好君) ご苦労さまでございました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程11 総括質疑 ○議長(田中信好君) 日程に従いまして、これより総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定しています議案については、所属委員会の各委員の質疑はできるだけご遠慮願います。 それでは、総務文教委員会に付託を予定しています報第7号、報第8号、議第25号から議第32号について質疑をお受けします。 質疑ございませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ないようでございましたら、質疑を打ち切ります。 続いて、民生水道委員会に付託を予定しています報第6号、報第10号について総括質疑をお受けします。 質疑ございませんか。 藤本議員。 ◆10番(藤本みや子君) 報第10号の件でございますけれども、水道事業会計の建設改良事業の繰越金1億4,000万円ほどですけど、ほとんどこれ残っているんですけれども、やはりこれについてはいろいろと地元の調整とかそういうふうな形で遅れてるということなんですけれども、やはりこれについてはいろいろ裁判等の関係があると思うんですけれども、これに対しての、遅れに対して、やはり何らかの対処っていうんですか、やはり地元の方たちに対して合意なり納得いくような形でやれば、もっと早くできたんじゃないかと思うんですけれども、合意の内容についてどういうふうに持っていっておられるのか、その点お伺いしたいことと、それからやはりこういうふうな裁判の問題についての遅れについては、いろいろ新聞でもにぎわせてますし、やはり助役とか収入役また三役のいないことが、やはり大きな原因となっていると思うんですよね。この点で、こういうふうな問題を早く早急に解決するためにも、市長として助役なり収入役なりをどのように早急に決めていこうとなさっているのか、その点についてもお伺いいたします。 ○議長(田中信好君) ただいまの質疑に対して答えが適当という範囲内で結構でございますので、水道部長答弁。 ◎水道局長(城守一君) ただいまのご質問の中で、ちょっと訂正させていただきたいんですけども、全体の1億4千幾らという金額の中で、今議員さんがご質問なされた部分につきましては、786万円の工事費の部分だとご解釈をいただきたいと思いますので、その辺よろしくお願いを申し上げます。 なお、このおくれました原因につきましての根本的な問題につきまして、できますれば都市計画部長の方からご答弁願えたらと思いますけども。 ○議長(田中信好君) 都市整備部長答弁。 ◎都市整備部長(堀川泰弘君) 藤本議員さんのご質問にお答えいたしたいと思います。 二上駅前線工事につきましては、以前からご説明申し上げておりますように、地元説明会を行った中で、事業を現在用地買収も完了し、事業を進めさせていただいておるわけでございます。 事業のおくれにつきましては、地元のご理解、ご協力を得るべく現在も努力しつつ、一日も早く工事を完成させなければならないという意気込みで進んでおるわけでございますけれども、いまだご理解に至らないのが現状でございまして、一日も早くご理解をいただいた中で工事を進めていきたいと。 現在は、駅広工事についてやらせていただいておるわけでございまして、さきに出ておりました裁判問題についてでございますけれども、これにつきましては、あくまで工事と切り離した形で裁判訴訟問題については扱っているのが現状でございますので、もうしばらくの間ご理解をいただきたい、かように思います。 ○議長(田中信好君) ほかにございませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 続いて、建設経済委員会に付託を予定しています報第8号について総括の質疑をお受けいたします。 質疑ございませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程12 委員会付託 ○議長(田中信好君) 日程に従いまして、委員会付託を行います。 報第7号、報第9号、議第25号から議第32号については総務文教委員会、報第6号、報第10号については民生水道委員会、報第8号については建設経済委員会にそれぞれ付託することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、それぞれ各委員会に付託することに決しました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 先ほど議会運営委員長から報告をいただきましたように本会議終了後全体協議会が予定されておりますので、格段のご協力をお願いいたします。明日15日は総務文教委員会、16日は民生水道委員会、19日は建設経済委員会となっております。議員諸侯には各委員会の付託案件について慎重にご審議をいただきますようよろしくお願いいたします。 また、21日、22日の両日は一般質問が日程となっておりますので、議員諸侯の格段のご協力をお願いいたします。 それでは、本日は、これにて散会いたします。ご苦労さまでございました。                              閉議 午後3時15分...