平成 4年第5回12月
定例会 平成4年第5回
香芝市議会定例会会議録1
招集年月日 平成4年12月9日2
招集場所 本市役所5階議場3
出席議員 (19名) 1番 奥 山 博 康 君 2番 吉 原 正 一 君 3番 松 村 睦 夫 君 4番 藤 本 みや子 君 5番 廣 瀬 哲 臣 君 6番 萬 慶 芳 貞 君 7番 西 里 晴 昭 君 8番 高 谷 廣 君 9番 小 川 正 晴 君 10番 角 田 博 文 君 11番 辰 已 亘 弘 君 12番 浜 口 藤 次 君 13番 田 中 信 好 君 14番 清 水 一 雄 君 15番 田 中 保 君 16番 吉 田 久 雄 君 17番 飛 鳥 誠 市 君 18番 欠 員 19番 西 村 忠 一 君 20番 岸 為 治 君4
欠席議員 な し5
地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。 市長 瀬 田 道 弘 助役 先 山 昭 夫 収入役 仲 田 武三朗 教育長 奥 嶋 岩 一
市長公室長 奥 山 誠 次
総務部長 西 村 昭 一
民生部長 岡 田 紀 郎
都市事業部長 堀 川 泰 弘
産業建設部長 竹 嶋 将
教委事務局長 吉 田 治
水道局長 城 守 一6 会議の記録・書記は、次のとおりである。
議会事務局長 辻 本 勝 茂 〃 書記 高 垣 政 範7 会議の事件は、次のとおりである。 議第46号 香芝市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正することについて 議第47号 香芝市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正することについて 議第48号
企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正することについて 議第49号 平成4年度香芝市
一般会計補正予算(第3号)について 議第50号 平成4年度香芝市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)について 議第51号 平成4年度香芝市五位堂駅前
北土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について 議第52号 平成4年度香芝市
土地取得特別会計補正予算(第1号)について 議第53号 平成4年度香芝市
水道事業会計補正予算(第1号)について 請願第2号 香芝市
ラブホテル建設等規制条例制定に関する
請願書8 議長は、
会議録署名議員に次の者を指名した。 1番 奥 山 博 康 君 2番 吉 原 正 一 君 3番 松 村 睦 夫 君 開会 午前11時23分
○議長(
田中信好君) おはようございます。 開会の時間が少々遅れましたが、開会前に
運営委員会等でいろいろとご審議をいただいておりましたので、ただいまの時間になりましたが、本日第5回
定例議会が招集されましたところ、
議員諸兄には師走で何かとご多忙の中、
浜口議員が午前中少し病院に行っている関係上、遅くなるという連絡が入っておりますが、そのほか全員ご出席をいただきまして、ご苦労さまでございます。 本
定例議会に提案されております議事に対しまして十分ご審議をいただくよう、お願いをいたします。 なお、岸為治君が本年4月に
藍綬褒章を受章されました。 続いて、10月16日に
議会議員として在職35年以上ということで、全国で最少の年齢で受章されたということが新聞等で報道されました。心からお祝いを申し上げる次第でございます。 我々議会のかがみとして、今後もますますご研さんをいただき、
地方自治発展のためにご協力をいただきたいと、このように思う次第でございます。 それでは、ただいまから会議に入りたいと思います。 それでは、
市長招集の
あいさつ。
◎市長(
瀬田道弘君) 皆様おはようございます。 本日ここに第5回12
月定例議会を招集させていただきましたところ、
議員各位におかれましては、ご多用の中ご出席を賜りましてまことにありがとうございます。厚く御礼を申し上げる次第でございます。 また、先般
自治大臣より
議会議員勤続35年の
感謝状を受けられました岸議員には、永きにわたる
議会議員としてのご尽力、心から敬意を表しますとともに、お祝いを申し上げる次第でございます。 今後ともご健康に気をつけられまして、ますますご活躍いただきますよう心よりお願いを申し上げる次第でございます。 さて、本
定例会におきましては、平成4年度香芝市
一般会計補正予算並びに各
特別会計補正予算を初め8議案のご審議をお願い申し上げるものでございます。何とぞよろしくご審議をいただきまして、原案可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
議員各位におかれましては、本日まことにご苦労さまでございます。 開会に先立ちまして、ご
あいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(
田中信好君) 会議に先立ち、
自治大臣から
感謝状をお受けになりました岸為治君に、その伝達を行います。 なお、本
市議会から記念品を贈りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
感謝状。奈良県香芝市、岸為治殿。 あなたは、35年以上の永きにわたり
市議会議員として
地方自治の
振興発展に寄与され、
住民福祉の向上に尽くされた功績は、まことに顕著であります。よって、ここに深く感謝の意を表します。 平成4年10月16日。
自治大臣塩川正十郎。代読。 おめでとうございます。(拍手)
◆20番(岸為治君) 大変こうした議場で伝達式をしていただきまして、市長初め皆様方にお祝いの言葉をいただきましてありがとうございました。(拍手)
○議長(
田中信好君) ただいま
出席議員が定足数に達しておりますので、これより第5回
定例香芝市議会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
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△日程1
会議録署名議員指名
○議長(
田中信好君)
署名議員でございますが、議長より指名してご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(
田中信好君) ご異議ないようですので、1番
奥山博康君、2番
吉原正一君、両名にお願いをいたします。
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△日程2 会期・
議事日程の決定(
議会運営委員長報告)
○議長(
田中信好君) 続きまして、本
定例議会の会期及び日程を議題といたします。
議会運営委員会で会期及び日程について審議を願っておりますので、
運営委員長から報告を求めます。
西村運営委員長。
◆
議会運営委員長(
西村忠一君) 指名をいただきまして、12
月定例議会の会期並びに日程についてご報告いたします。 12月1日、
議会運営委員会を開きました。そして、本日、開会までに再度開いたわけでございます。その点につきまして、ご報告申し上げます。 会期は、本日9日より18日までの10日間ということに決定いたしました。 そして、本日の日程でございますが、ただいまより議長の諸報告を受けます。この諸報告の中に、過日各
常任委員会が視察研修していただきました点につきまして、
委員長から報告を受けるべきでございますが、時間の関係上、お手元に配付してあります
報告書によってかえさせていただくように決定したのでございます。 なお続きまして、
特別委員長報告、
西名阪並びに
都市計画の
委員長報告を受けます。 続きまして、市長の
行政報告、そして議案の
一括上程、
提案理由説明、
総括質疑、
委員会付託、こういう順序になっております。 11番目に、請願第2号香芝市
ラブホテル建設等規制条例制定に関する
請願書を上程したいと思います。 なお、
運営委員会の中で、そのほかに請願2件出てまいりましたが、
議会運営委員会の中でいろいろと協議いたしました。議会に対しての
意見書を求める請願でございますが、
請願者が1名であり、かつまた
意見書を求める請願というものの今後の乱発を阻止するために、今後は
議員各位におきましても、このような請願の
紹介議員にならないようひとつお願いをしておきたいと、こういうことでございます。 なお、
付託議案でございますが、
総務文教委員会には議第46号、47号、49号、
民生水道委員会には議第48号、議第53号、
建設経済委員会には議第50号、議第51号、第52号を
付託議案としたいと、このように決まったわけでございます。 なお、
委員長の
報告漏れ等がございましたら、各委員の方からよろしく
補足説明をお願いいたします。 終わります。
○議長(
田中信好君) ただいまの
議会運営委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。
松村睦夫君。
◆3番(
松村睦夫君) 今報告を受けましたが、
佐川急便疑惑徹底究明の
要請書、
意見書を求める
請願書、これが議運によりまして請願を
受け付けないということになったという報告がございました。そして、保険でよい入れ歯の
要請書、
意見書を求める
請願書、これも同じく取り上げないという要望に対しまして請願を
受け付けない。これは市民が請願を出してきた。それを今後
要請書とか
意見書が乱発のために
受け付けない。こういうことをいつ議運で決められるのでしょうか。法律のどこに
請願書を
受け付けないという項目があるか、はっきり私にご説明願いたい。この
請願書というのは、
民主主義の根本でございます。これを議運が取りつけないと、
受け付けをしないと、こういうことがあっていいのでしょうか。私たちは
日本国憲法とか法律に基づいてしますので、ですからどのような法律の条文でもってこの請願を
受け付けなかったかという答弁を求めるものです。
○議長(
田中信好君)
議会運営委員長。
◆
議会運営委員長(
西村忠一君)
受け付けないということではなしに、
受け付けはいたしております。受理しないということでございますので、誤解のないように。 ただ、
請願書というものは、この
請願書を見ましたときに、1人の
請願者であり、かつまた
紹介議員が2名だと、
意見書というものは、議会の8分の1以上の賛成があれば、
意見書はいつでも提出できるわけでございます。この
意見書を出してくれという請願、これが一体どこに
請願書として出せるという
法的根拠があるのか、これを逆に聞きたいと思います。
○議長(
田中信好君)
松村睦夫君に申し上げます。 まだまだ発言の許可をしておりません。
議会運営委員会で各会派の代表者出ていただいて、この問題に対し、長時間協議をしてもらっております。これらのいきさつ、また
書類不備に対する今後の対応、それ等は
藤本議員に
十分お話をしておりますので、その辺は
同僚議員の
藤本議員に十分聞いていただきたいと思いますので、ほかに質問ありませんか。 (発言する者あり)
藤本議員に申し上げます。
運営委員会で
十分審議をしておきながら、本会議で質疑をするとは何事ですか。慎んでください。 ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
田中信好君) ないようですので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本
定例会の会期は、本日9日から18日までの10日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(
田中信好君) ご異議ないようですので、
議会運営委員長報告のとおり本
定例会の会期は、12月9日本日より12月18日までの10日間と決します。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配付の
議事日程のとおりでご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(
田中信好君) ご異議ないようですので、お手元の
日程案どおり本日の
議事日程とすることに決します。
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△日程3 議長諸報告
○議長(
田中信好君) 監査及び
現金出納検査の結果
報告書が提出されておりますので、その写しをお手元まで配付いたしておきましたから、ご了承願います。 次に、
議会閉会中において各
常任委員会の
所管事項に関して、それぞれ調査されましたその結果について各
委員長から報告がありましたので、その写しをお手元に配付いたしておきましたから、ご報告いたします。
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△日程4
西名阪問題特別委員長報告
○議長(
田中信好君) 日程に従いまして、
西名阪問題特別委員長の報告を求めます。
奥山西名阪委員長。
◆
西名阪問題特別委員長(
奥山博康君) 議長のお許しを得ましたので、
西名阪問題特別委員会を代表いたしまして、
委員会の報告をさせていただきたいと思います。 去る12月1日に開催いたしました
西名阪問題特別委員会の審議の経過と内容について、
委員会を代表して報告いたします。 まず最初に、
理事者から前回の
委員会から今日まで
用地買収状況、また
ユニオン産業前の
交差点処理についての報告を受けました。それによりますと、
用地買収状況は平成4年8月25日から平成4年11月25日までの間に766平方メートル買収しており、
権利者数は3人、筆数は4筆、建物は2戸であります。全体から見ますと、平成2年8月から平成4年11月25日までの
買収面積は1万97平方メートル、率にして70.03%、
権利者数47人、率にして63.51%、筆数54筆、率にして47.79%、建物18戸、率にして54.55%完了しております。 また、
ユニオン産業前の
交差点処理については、県とも協議いたしましたが、
ユニオン産業の
用地買収をしないと
交差点処理は難しく、平野川の橋の
拡幅工事もあり、部分的な考えでは直線、右折の区間が取れないとの
協議内容であります。県も地元と調整をとりながら、一日も早く
用地買収をして工事の完成を目指し、そのためにも市も協力して対処していきたいとの説明に対し、委員から、土地の単価が下落しているが、
用地買収を進める中で、今後どのように考えているのかただされ、土地の単価が下落し、今後単価を下げる方向で考えており、年明けに
新規鑑定を行い単価決定し、新年度からその単価で実施していきたいとの答弁がありました。 それに対し委員から、単価の下落率について、また単価が下がると
用地買収が困難になるのではないかと考えられるが、今後どう対応していくのかただされ、下落率については
住居地域で15%から20%であり、各
権利者にはその旨を今年中に口頭で理解を求め、年明けに文書通告して対処していきたいとの答弁がありました。 また、委員から、未
買収部分の
用地買収の
進捗状況についてただされ、市の未
買収地は3件あり、
用地協力については了解していただいているが、税の問題、歩道橋の足の部分の面積が確定しない。公団の未
買収地は12件あり、
建物補償の問題、
代替地の問題があり、難航しております。 JRから葛下川の間の未
買収地は5件ありますが、
建物調査をしている家もあり、残りの分は近日中に再度交渉に行く予定でございます。 県の
施行部分については、
用地面積も確定しておらず、測量をし地元へ入りたいとの答弁がございました。 また、委員から、市の
土地開発公社が所有する
代替地はどこに何区画あるのかただされ、西名阪の
周辺事業に対し、
旭ケ丘区画整理組合事務所から
道路公団所長名で10区画提供してもらっている。そのうち6区画、
代替地として渡しており、現在4区画残っておりますとの答弁がありました。 また、委員から、未
買収部分で一番ネックになっているのが
代替地のようであるが、
沿道サービス業については旭ケ丘で確保するより、それに適した
代替地を確保できないのかとただされ、現在ガソリンスタンドの東側に店舗があり、その横に土地2筆分を取得し、田中氏、
大和ビル、花房の3件の
代替地とした。
レンタルビデオ店については、この付近で
代替地を希望されておりますが、取得は難しいとの答弁がございました。 また、委員から、
ユニオン産業前の
用地買収単価は、道路公団、県、市が連携を取り、単価提示するようにとの意見がありました。 最後に、
理事者から、去る11月12日から13日に実施されました
西名阪自動車道香芝高架橋騒音低
周波空気振動等測定調査の報告がありました。 以上で当
委員会の
審議内容についての報告を終わりますが、私の
報告漏れ等がございましたら、所属各委員の
補足説明をお願いいたしまして、私の
委員会の報告といたします。
○議長(
田中信好君) ただいまの
委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
田中信好君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。
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△日程5
都市計画特別委員長報告
○議長(
田中信好君) 日程に従いまして、
都市計画特別委員長の報告を求めます。
清水都市計画特別委員長。
◆
都市計画特別委員長(
清水一雄君) おはようございます。 それでは、議長のご指名によりまして、去る12月4日に開会いたしました香芝市
都市計画特別委員会の模様を
委員会を代表いたしましてご報告申し上げます。 去る12月4日に開催いたしました
都市計画特別委員会の審議の経過と内容についてでございますが、
都市計画全般について質疑を求めたところ、委員から
高田バイパスの
進捗状況について、磯壁・
新在家線の今後の計画についてただされ、
高田バイパスについては、当初平成4年度を
完成予定として
陣容計画を進めていたが、香芝区域内で4件ほどの
用地買収に難航しており、徐々に解決しているものの、その中の
香芝食堂については、
どんずる峯の近くの
香芝食堂でございますが、移転先としての
代替地の要求があり、経営を存続しながら立ち退きに協力という面で、建設省、市も
用地交渉に当たってきたが、平行線をたどっているということでございます。最終的には
収用手続をもってしてでも臨んでいく計画であり、平成5年度に完成の予定であるとのお答えでございます。 また、磯壁・
新在家線の今後の計画については、168号、
下田地区の拡幅が80%から90%程度進まなければ、磯壁・
新在家線に入っていけないということであるが、県とも協議し、できるだけ早い時期に入れるよう取り組んでいきたいということでございます。 また、
計画決定では良福寺の六差路から100メートルほど西へ行ったところが進入口であり、
地元住民から六差路から入るよう要望があり、四交差が基本であるが、例外として六差路を生かした中で進めていきたいと
警察本部とも協議しており、例がないということから難航しているが、6年度あたりから入っていきたいという考えを持っているということでございます。 これに対しまして、委員から5年度から測量に入るとも聞いていた中で、6年度からというのは余りにも遅いので、5年度から入れるよう計画してもらいたいとの要望が出ました。 また、委員から
中和幹線の買収の
進捗状況と香芝・太子線の
用地買収状況についてただされたわけでございますが、
中和幹線については、
県道下田・上中線より
近鉄大阪線まで5,500平方メートルある中で、平成3年度までに約5,000平方メートルを、平成4年度今日までに1,000平方メートルを取得しているということでございます。今交渉しているのが建物で4件と田で1,000平方メートルを交渉しており、これで買収率10%強となるということで、非常に少ないパーセンテージでございます。 今後の
買収めどといたしましては、平成14年が
供用開始という予定があることから、平成10年、11年をめどとして
用地買収が終了できるよう努力を重ねていきたいということでございます。 また、香芝・太子線につきましては、延長1キロ、幅員が8.75メートルであり、平成2年度に測量等が終わり、平成3年度に一部
用地買収をし工事に入っており、平成4年度も引き続き
用地買収に入っているが、地籍図の
混乱地域であり、県とも
地図訂正の協議を進め、買収と並行して進めていくということでございますが、今後も一日も早く県と交渉を詰め、処理に当たっていきたいとの答弁がありましたということでございます。 続いて、委員から
志都美地区において
風俗施設の計画があると聞いているが、
都市計画上における位置づけと
地元対策についてただされ、
香芝インター周辺の整備も含めての問題である。
権利意識の強化から
禁止条例、
規則規制条例などで取り組んでいる自治体もあるが、
土地利用の規制等も関連しており、土地の利用者が合法的に進めていることのはざまに入った問題である。しかし、
野放し状態では青少年の
健全育成の
問題等から、
環境悪化を招く問題に発展する状況であることから、現行法の熟知とこれから市としての方向づけも必要なことから、ラブホテル的なものについては全市的に対応していくべきものであると考えているとの答弁がありました。 また、委員から
どんずる峯の
総合公園の早急に完成を目指しての取り組み方についてただされ、いろいろと複雑な問題を含んだところであるが、それらを早急に解決して総合的な計画を積極的に取り組んでいきたいとの気持ちは十分持っているとのお気持ちを聞かせていただきました。 今後も一層の毅然とした統制のとれた
都市計画をもって
まちづくりを進めていってもらいたいという
委員会からの要望をもって、以上
委員会が閉じたわけでございますが、私の
報告漏れ等がございましたら、
委員諸侯の
補足説明を心からお願いいたしまして、私のつたない
委員長報告といたします。 終わります。どうもありがとうございました。
○議長(
田中信好君) ただいまの
委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
田中信好君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 以上で
特別委員長報告を終わります。 午前11時55分 休憩 午後2時10分 再開
○議長(
田中信好君) それでは、休憩を閉じて再開いたします。
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△日程6
市長行政報告
○議長(
田中信好君) 本日の日程に従いまして、市長の
行政報告をお受けします。 市長、登壇願います。
◎市長(
瀬田道弘君) それでは、議長のお許しを得まして
行政報告をさせていただきます。 さきの9月
定例市議会から3カ月を経過いたしましたので、この間の主な事項についてご報告を申し上げます。 まず、
民生部門でございます。
住居表示関係につきましては、積極的に推進すべく、現在
北今市周辺地域を
地方自治法第260条の
町境町名の変更の方向で、
地元北今市及び
周辺地域について実施に向け進めているところでございます。今後、市民及び関係者、
関係機関のご理解とご協力により、これがまとまり次第、
市住居表示審議会、
市議会を経て実施してまいりたいと考えております。 次に、福祉面でございますが、さきの9月議会で補正をお願いいたしました
福祉タクシー助成制度につきましては、これは聴覚及び
上肢障害を除く
障害程度が1・2級の人、また
療育手帳Aの認定を受けた人で本市に居住されている人を対象に、本年10月1日から実施しておりますが、
利用券交付者数は10月が27人、11月が13人となっており、今後多くの重度の
心身障害者の皆様方にご利用いただけるものと予想されております。 次に、衛生面でございますが、さきの6月議会で補正をお願いいたしました
コンポスト容器による生ごみの減量化及び
資源回収等の事業に対する助成でございますが、11月末現在で130リットル処理器が155基、180リットル処理器が84基、焼却炉70リットルが55台の利用をいただいております。今後におきましても、全市的なごみの減量化、
資源化運動を展開してまいりたいと考えております。 次に、
都市事業関係でございますが、
中和幹線につきましては、国道165号線のバイパス的役割を果たす中和都市間の連絡道路として、関係市町と早期全線開通に向かって目下建設中でございます。本市におきましても早期完成をめどに、補助事業費の追加を強く要望してきたところ、このたび国における総合経済対策として、公共事業に直接必要な事業用地の先行取得を推進する事業費が追加措置されることになり、
中和幹線の事業用地取得費として1億円が追加となりました。 また、補助金とは別枠であります都市整備にかかる用地先行取得資金としての都市開発資金2億2,100万円の貸し付けも受けることになりました。本議会におきまして、一般会計及び土地取得特別会計において補正予算として計上させていただいておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 次に、下水道関係でございますが、6月発注に引き続いて11月に管渠築造工事、補助工事、磯壁地区1本、単独工事、志村地区外6本を発注いたしました。 また、国の経済対策として6月補正に引き続いて、さらに補助事業枠1億1,000万円を追加し、本議会におきまして補正予算として計上させていただいておりますので、よろしくお願いをいたします。 今後も河川の水質汚濁の防止と快適な生活環境の確保に努力してまいりたいと存じております。 その他の二上駅前線、関屋駅前の尼寺・関屋線、穴虫・田尻線の街路事業、五位堂駅前北土地区画整理事業と組合施行による旭ケ丘土地区画整理事業、また県施行による国道168号線志村地区内の道路改良工事につきましても、早期完成に向かって鋭意努力をいたしているところでございます。 次に、産業建設関係でございます。 西名阪植樹帯設置工事及び周辺整備事業につきましては、早期完成に向けて
用地買収に鋭意努力を重ねているところでございます。 また、県関連事業でございますが、県道香芝・太子線改良事業は、引き続き
用地買収の交渉中であります。 また、河川につきましても、竹田川改修事業の近鉄橋梁部分の工事と一部河川改修工事を発注する準備をいたしており、さらに葛下川改修事業につきましても、今年度の発注も済み工事に着手いたしております。 次に、
高田バイパス事業につきましては、一部舗装を残して年度内完成に向けて工事を進められております。 また、市が施行する道路、水路等の工事発注も終わりまして、工事着手の準備をし、完成に向けて進めております。 次に、ため池整備事業につきましては、小規模ため池改修として鎌田、角田池、畑、新池、磯壁、米山池、穴虫、ミヨコ池の4カ所、施設維持管理適正化事業のため池改修として尼寺、菰池の1カ所と県単独土地改良工事として狐井、城池の1カ所の工事を発注いたしまして、地域の防災を推進いたしたいと存じております。 次に、教育関係でございます。今日の教育改革の実施に伴って、児童・生徒が社会において主体的、創造的に生きることができる資質、能力の育成という新しい学習指導要領の趣旨を実現するため、教職員の資質向上に鋭意努力を重ねているところでございます。 特に、教育課程の内容につきましては、人間愛と思いやりを基調に、新しい学力間のもと、知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな児童・生徒の育成を願い、人づくりを目指しております。このたび心豊かにして、たくましく創造的に生きる子供の育成を主目的に、この9月から月1回の学校週5日制がスタートし、第2土曜日が休業となりました。本市におきましても、学校週5日制推進
委員会を設け、研究検討を重ね、学校開放を中心に情報交換を通じまして、各学校での行事や催し物もスムーズに実施されました。 また、市内で準備いたしました行事、催し物や学校開放などに参加した児童・生徒は約750人に達し、各種行事や催し物のお知らせにより、多くの家庭や友達の参加を見ました。 今後は、学校週5日制の定着によって休業日となる第2土曜日に、子供たちが主体的に遊びやスポーツ及び文化活動などに参加できるよう配慮しながら、学校、家庭や地域社会に応じて、それぞれの役割と教育のあり方に大いに期待してまいりたいと考えております。 次に、工事関係でございますが、下田小学校の屋内運動場大規模改造工事につきましては、去る9月末日をもちまして工事が完了いたしました。 また、真美ケ丘東幼稚園園舎増築工事につきましては、現在擁壁工事及びくい打ちを終了し、基礎工事に着手しており、当初の工程表に基づき順調に進んでおります。 次に、社会教育、公民館の関係でございますが、10月下旬より11月末にかけて香芝市文化祭を開催いたしました。社会教育として第1回二上文化センター祭りを催し、二上山博物館では秋季特別展、弥生人の鳥獣戯画等の展示、図書館ではパネルシアターお話会、ハイビジョンでは「裸の大将」等の上映会並びに第2回香芝市美術展覧会を実施し、市民が盛大に集い、成功裏に終了することができました。 また、本年4月にオープンいたしました二上文化センターにハイビジョンを導入したことにより、ハイビジョンシアターのシステムが評価され、通産省のハイビジョンコミュニティー構想モデル都市に選ばれ、去る11月16日に神奈川県相模原市におきましてハイビジョンコミュニティーフォーラムが開催され、本市のハイビジョンの取り組みについて報告を行ってまいりました。 今後は、郷土の歴史についての理解や文化振興に活用し、新しく飛躍する町のイメージアップに役立ててまいりたいと考えております。 次に、中央公民館では去る10月25日から11月30日までの約1カ月間にわたりまして第16回公民館祭りを開催し、本館においては日ごろの活動の成果を展示するとともに、公開学習会、文化講演会が催され、またモナミホールにおいては映画会や音楽会等が行われ、延べ6,000人の市民が集い、盛大のうちに終了いたしました。 次に、水道関係でございますが、水道事業につきましては収益的収入、いわゆる第3条予算の上半期において、その他の営業収益で順調な伸びがございました。 内容といたしましては、給水申し込みの件数が昨年同期に比べ大幅に増加し、平成3年度末決算で328件であったものが、本年10月末では既に352件の申し込みがございました。 今後の見通しとしては、平成4年度末におよそ530件程度、率にして対前年度比で60%前後の伸び率が見込まれております。 一方、4条予算の建設改良工事では、11月末現在、当初予定しておりました工事の約82%を消化し、順調な進捗を見ております。 なお、今般国の総合経済対策、いわゆる予算の前倒しによる補助事業の促進により、旭ケ丘地区及び
高田バイパス関連の165号線穴虫地区整備事業地内に新たに配水管布設工事を追加することといたしました。この予算につきましては、本議会において7,760万円の追加補正をお願いするものでございます。 なお、私、市長に就任いたしましてはや半年余りが経過いたしましたが、今後におきましても職員ともどもさらに研究を重ね、魅力あふれる
まちづくりを目指して邁進してまいりたいと存じております。どうぞ
議員各位におかれましては、今後とも絶大なるお力添えを賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上、
行政報告とさせていただきます。どうもありがとうございました。
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△日程7 議案
一括上程
○議長(
田中信好君) 日程に従いまして、議案の
一括上程をいたします。 事務局から議案の目次朗読をさせます。
◎
議会事務局長(辻本勝茂君) 議第46号香芝市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正することについて、議第47号香芝市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正することについて、議第48号
企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正することについて、議第49号平成4年度香芝市
一般会計補正予算(第3号)について、議第50号平成4年度香芝市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、議第51号平成4年度香芝市五位堂駅前
北土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、議第52号平成4年度香芝市
土地取得特別会計補正予算(第1号)について、議第53号平成4年度香芝市
水道事業会計補正予算(第1号)について。 以上。
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△日程8
提案理由説明
○議長(
田中信好君) 続いて、
理事者から議案の提案理由の説明を求めます。
理事者、
提案理由説明。
◎市長(
瀬田道弘君) それでは、ただいま提案になりました全議案について順を追って提案理由の説明をさせていただきます。 議第46号香芝市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正することについてでありますが、本案は人事院勧告に基づき国家公務員の給与を平成4年4月にさかのぼり2.87%引き上げる勧告をされたことにより、本市といたしましても国家公務員に準拠して一般職の職員の給与を改定いたしたく、本条例の一部改正をお願いするものであります。 改正の内容といたしましては、扶養手当の支給対象年齢の引き上げ、調整手当の支給率の引き上げ、住居手当、通勤手当、宿日直手当及び常直手当の改正、次に管理職員特別勤務の手当の新設、さらに給料表の改正であります。 施行日は規則で定める日から改正をお願いし、第7条の3第2項、第14条第1項、第2項及び第14条の2の改正規定は、平成5年1月1日からお願いするものでございます。 続きまして、議第47号香芝市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正することについてでありますが、本案は香芝市職員の
特殊勤務手当に関する条例第2条に掲げる手当中、じんかい処理作業に専任する職員の手当額、公園の清掃作業に専任する職員及び土木作業に専任する職人の手当額を平成5年1月1日より改正するものであります。 続きまして、議第48号
企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正することについてでありますが、本案は人事院勧告に基づき国家公務員に準拠して
企業職員の給与に関する条例の改正をいたしたく、本条例の一部改正をお願いするものであります。 改正の内容といたしましては、扶養手当の支給対象年齢の引き上げの改正と、次に管理職員特別勤務手当の新設であります。 施行日は規定で定める日から改正をお願いし、第11条の2の改正規定は平成5年1月1日からお願いするものであります。 続きまして、議第49号平成4年度香芝市
一般会計補正予算(第3号)についてでありますが、本案は歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億9,595万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ181億2,719万7,000円に補正を行いたいのでございます。 補正の内容は、本年度の本市職員の給与改定を本年4月1日から実施する人件費と総務費では財産管理費において平成4年度普通交付税に算入されました基金費として、地域づくりの推進と地域福祉の推進、財政健全化の推進や公共用地先行取得費が交付されましたので、これらを財源として積立金で財政調整基金に1億50万円、公共施設整備基金に2億5,490万円、減債基金に3億9,510万円、高齢者福祉基金に1億1,350万円、土地開発基金に2億640万円を積み立て、農林商工費では農業振興費において畜産経営総合整備補助金で1,250万円、農地費において県単独土地改良事業で650万円、土木費では
都市計画総務費において下水道事業特別繰出金で1,420万円、街路事業費において
中和幹線街路用地費で1億円の補正であります。 これらの財源といたしましては、地方交付税、国県支出金、前年度繰越金、市債などの増額に求めたものでございます。 また、第2表の地方債の補正につきましては、住宅宅地関連公共施設整備事業での起債の限度額の増額と利率の変更をお願いするものでございます。 続きまして、第50号平成4年度香芝市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、本案は歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,760万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億6,760万円に補正を行いたいのでございます。 補正の内容は、本年度の本市職員の給与改定を本年4月1日から実施する人件費と公共下水道事業の国庫補助事業額が6億1,000万円から7億2,000万円に増額されたことによる補正であります。 これらの財源といたしましては、国庫補助金、繰入金、市債の増額に求めたものであります。 また、第2表の地方債の補正につきましては、公共下水道事業での起債の限度額の総額と利率の変更をお願いするものであります。 続きまして、議第51号平成4年度香芝市五位堂駅前
北土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ200万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億9,800万円に補正を行いたいのでございます。 補正の内容は、本年度の本市職員の給与改定を本年4月1日から実施する人件費であります。これらの財源といたしましては、前年度繰越金の増額に求めたものであります。 続きまして、議第52号平成4年度香芝市
土地取得特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億5,134万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億4,474万3,000円に補正を行いたいのであります。 補正の内容は、諸支出金の財産取得費におきまして平成4年度普通交付税に算入されました公共用地先行取得のための土地開発基金費などを財源として、公有財産購入費で3億3,034万3,000円と都市開発資金事業費の
中和幹線事業用地取得費として2億2,100万円の補正であります。 これらの財源といたしましては、繰入金、前年度繰越金、市債の増額に求めたものであります。 また、第2表の地方債の補正につきましては、都市開発資金事業での起債の限度額2億2,100万円の起債の方法と利率及び償還の方法を定めております。 続きまして、議第53号平成4年度香芝市
水道事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は収益的収入及び支出予算の補正といたしまして、支出総額に350万円を追加して支出総額を13億8,106万9,000円に改めたいのであります。 また、資本的収入及び支出予算の補正としまして、収入総額に7,382万8,000円を追加し、収入総額を2億6,173万6,000円、支出総額に7,860万円を追加し、支出総額を3億6,336万3,000円にそれぞれ補正をお願いするものでございます。 この他予算第5条に定めた職員給与費2億281万6,000円を2億381万6,000円に改めるとともに、今回の補正の財源として3,000万円の起業債を起こしたいと考えております。 以上の補正額に対する主な内容につきましては、収益的収入及び支出、いわゆる第3条予算の支出では、路面復旧費の増額補正をお願いするものであります。 また、第4条予算では、建設改良費のうち送・配水管新設工事費で旭ケ丘地区内の配水管布設工事として1,300万円、小規模開発に伴う受託工事として2,500万円を予定いたしております。 また、国道165号線穴虫地区配水管布設工事を起債事業として3,500万円を今回新たに追加をお願いするものであります。 この他委託料で高山台基本計画作成委託料460万円を予定いたしております。 以上の財源といたしまして、資本的収入の起業債で3,000万円、工事分担金で4,382万8,000円を見込んでおります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額については、当年度損益勘定留保資金等で補てんさせていただきたいと思います。 以上をもちまして提案理由をさせていただきます。慎重ご審議の上、原案可決いただきますようよろしくお願いを申し上げまして、終わります。ありがとうございました。
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△日程9
総括質疑
○議長(
田中信好君) 続いて、日程に従いまして、これより
総括質疑に入ります。 なお、各
委員会に付託を予定しています議案については、所属
委員会の各議員の質疑はできるだけご遠慮願います。 それでは、
総務文教委員会に付託を予定しております議第46号、議第47号、議第49号について
総括質疑をお受けいたします。
松村睦夫君。
◆3番(
松村睦夫君) この議案は8月7日の人事院勧告によります案で、ベースをアップを条例として出してきているわけです。香芝市は毎年のごとくこのように人事院勧告のもとに今回は2.87%、9,072円で、これもあくまで平均の国のベースですけれども、これでもってしているということが当たり前のようにして通っているという問題ですが、聞きたいのですが、なぜ人事院勧告をいつもこのように同じ様にしているのか。をもとに香芝の職員の給料をしているのか。 例えば、国と市町村の市とは違うという点。また、香芝市は組合というものが職員の中には今のところございません。ですので、賃金の要望、それらが反映されない。 また、人事
委員会も人口が15万未満ですので、それもできないという点。 そしてさらには、香芝が1年前に市になったと。近くとの市、例えば高田市との給料との差、これはもちろん歴史的な問題もあるので、何も私は同じというのを求めているわけではないですけれども、そのあたりの問題について香芝の独自性すら全く考慮に入れないと、事務的に。人事院勧告をそのままスライドさせてしているという点ではどうなのか。 また、職員の賃金に対する要望をどのように今回反映させているのかということについて答弁を求めるものです。
○議長(
田中信好君) 公室長、答弁。
◎
市長公室長(奥山誠次君) 職員の勤務条件は、給与等につきましては情勢に適応して改正される情勢適応の原則というものがあるわけでございまして、そうした中で人事院は従来から社会情勢全般の動向を踏まえつつ、公務員給料を民間給与に均衡させることを基本として、本年も公務員給与に関する判断材料を得るために、民間起業の給与を的確に把握することに努め、幅広く各界から意見を聴取し、これらを多角的に検討した結果、先ほどおっしゃいました8月7日に人事院によって勧告をされたわけでございます。 私どもの給料は、そうした人事院の関係と国家公務員の給料等をラスパイレスによって均衡をとりつつ今日まで進んできたわけでございまして、そうした関係上、そうした人事院勧告に基づく改定に準拠させていただくことは最も適切であり、市民の理解を得るものであるという判断のもとに、このような改定をお願いするものでございます。
○議長(
田中信好君)
松村睦夫君。
◆3番(
松村睦夫君) あなたは国の人事院が民間ベースと公務員とのラスパイレス方式でもって比較をし、それで適正に出してきていると言いますけれども、例えばまずその民間との差額を査定するいろんな点があるのですけれども、例えばそういうような民間にしている企業といいますと100人以上の規模でしていると、ですからこれは公務員という一定の大きな何千人、何万人の基準とは合わないと、ですから少なくとも1,000人ぐらいの規模ですべきだといっている点とか、いろいろこれは申せばいろいろな内容自体もいろいろ問題があると、またおたくの言ったように、いわゆるラスパイレス方式、これは民間の企業の人数の構成の比率で基準でもってやってきているというので、例えばあなた方も中高年層の職員の給料がこれですると不利だということで、ここの点では2.87、平均が2.87ですけれども、その点については幾らか上積み、上積みといいますか、比率を上げるということをみずから認めているわけです。 ですので、そういう意味では人事院勧告そのもの、またラスパイレス方式そのものも非常に問題があって、公務員、官庁関係のパーシェイ法資金とチェックをしながら、なおかつ香芝市は市になりましたし、大和高田の方のことも調べて、やはり適正なベースアップ等を香芝市としてはとっていかないと、香芝は先ほども申し上げましたように、労働組合的なものも、まあ補助的なものはあるか知りませんが、いわゆる全くないと、ですので、いつも市になっても賃金がやっぱり不十分だという点があると思うのです。 ですので、賃金という問題は確かに一方では難しい問題がありますけれども、やはり仕事の能力に応じて、仕事のそういう面に応じてやはり適正な金額を決めるということでは、今回町から市になったという面にはやはり考慮する必要が大いにあると思うのです。そのあたりを全く考慮に入れないと、いつも人事院勧告、またそれの中で問題のあるラスパイレス方式でもってやっているという点は今後どうするのか。いつもどおり、今までどおり人事院勧告そのままもってきてるのですけれども、今後どうするのか。方向づけについてはどうなのか、答弁を求めたいと思います。
○議長(
田中信好君) 奥山公室長。
◎
市長公室長(奥山誠次君) 現時点の方法をもって人事院勧告に基づく職員の給与を人事院勧告に準拠して進めていきたいという考えは今も今後も変わっていかないだろうと思うわけでございますが、ラスパイレス等によって私の方が国と比較をいたしているわけでございますが、これにつきましても常に職員の適正な給与を、また勤務条件を図るべく、常にその諸情勢の変化に即応していけるような体制で常に調査を進めながらまいりたいというように思うわけでございます。
○議長(
田中信好君) ほかにございませんか。 廣瀬哲臣君。
◆5番(廣瀬哲臣君) 議第49号ですか、一般会計の補正予算が出ているわけですけれども、この中で地方交付税11億42万4,000円、これの出てきた背景、ご承知であれば少し言っていただきたい。 それから、金額的におおよそこれらを消化すべく財産管理費でいろいろな積立金なさっているわけですけれども、この取り崩しの見通し、これについてもご答弁願いたいと思います。
○議長(
田中信好君)
総務部長、答弁。
◎
総務部長(西村昭一君) この交付税の件でございます。この件につきましては、9月議会でしたか、少し申し上げていたわけでございます。確定なった金額が普通交付税でございますが25億42万4,000円、当初予算に計上しておりましたのが14億円、その差が11億42万4,000円でございます。 これの計算の基礎と申し上げますと、特に4年度の交付税につきましては、ここに計上しておりますように、この算定の基礎の中で土地開発基金、また地域福祉基金、それから臨時財政特例債基金、これは減債基金ですけれども、こういった各々特例基金の積立金として4年度は特に多額の金額が算入になっております。そういったことで、この金額を実は9月議会で出したかったわけでございますが、今回になったわけでございます。 また、あと特別交付税につきましては、年度明けにならないと決まらないと思いますので、それはまた3月議会におきまして補正をお願いすると思っております。 そういった先ほど申し上げましたこの算入の計算になった理由は、そういうことでございます。しかし、この基金につきましても、今、国の方でいろいろと審議されておりまして、5年度におきましては、これらのうちで減債基金とか高齢者の福祉基金、それから土地開発基金等におきましては4年度限りの措置とするというような審議もされているようでございます。そういったことで、なおさらこれにつきましては、この額を今年度積み立てさせていただきまして、来年度以降の財源にしていきたいと、こういう考え方でございます。 それから、この積み立てました基金につきましての今後の考え方でございます。これも9月議会で5年度の予算規模等につきまして若干の資料を議員方にお渡ししたわけでございます。あの内容を見ていただきましたら、かなり事業費におきまして何十億単位の財源が必要でございます。そういった中で、先ほど申し上げましたように、毎年の基金の積立費としての交付税の算入は恐らく来年度以降はほとんど限定されたもの以外はつかないという予測もされますので、この積み立てしました金額等につきましては、特にこの土地開発基金は4年度の今補正に出させていただきました土地取得特別会計の方にそのまま取り崩しをさせていただいております。 あとは地域高齢者の福祉基金、それから減債基金、減債基金はご存じのようにその年度年度によって償還額が決まってまいります。それに充てていかなければならない。 それから、ほかの基金につきましては、事業費としてかなり取り崩しをしていかなければ予算組みはできないという現在の考え方でございますので、財政調整基金また公共施設整備基金につきましては、かなり取り崩しをしていきたいと、こういう現在の考え方でございます。
○議長(
田中信好君) 廣瀬哲臣君。
◆5番(廣瀬哲臣君) そういうことがなければいいのですけれども、これをこういう積立金ではなくして、今年度中に事業をするのと来年度からそういう事業をしていくのでは、補助金の対象的な形のものが、相当本市においてマイナス要因でないかいうことを危惧するわけですけれども、もちろんこうして出してくる限りは、これが一番ベターだという形で出てきてると思うけれども、その辺の見通しについて市長はどう思っておられるのか。そこら踏まえておられた上でこういう形をとられたのか、その点についてだけ。 マイナス要因いうのがないというのやったらそれでいい。
○議長(
田中信好君) 市長、答弁。
◎市長(
瀬田道弘君) この件につきましては、マイナス要因はないと考えております。目的資金として考えておりますので、マイナス要因はないと思います。
○議長(
田中信好君) 廣瀬哲臣君。
◆5番(廣瀬哲臣君) でしたらあとはいろいろとまだ
委員会で、そういった形のものについて特に十二分に審議していただきたいということにしておきます。
○議長(
田中信好君) ほかにございませんか。
松村睦夫君、議第何号の何かということでお願いをします。
◆3番(
松村睦夫君) 議第49号で積立基金が10億ですか、9月末ぐらいは32億ぐらいあったと思うのですが、それプラスこれ10億ですかね、積立残高が。9月末は30億ぐらいの残高があったと思うのですが。 総額で。そのぐらいですね。そうしますと、30億とかいう、40億のこれしていると、これ使う側から積立金、悪い方ではないという問題も聞くわけですけれども、181億ぐらい、総額ね。そうしますと20%超えるのですかね。仮に40億だとしますとね。20%ぐらいですね。そうしますと、国の方はいろいろ交付金やそういう形で補助金、これ難しいと、
地方自治体が積立金があるというような名目でこういうようなことで交付金だとか補助金を切るような問題もあって、そういう問題についてはどのように考えておられるのか、答弁を求めます。
○議長(
田中信好君)
総務部長。
◎
総務部長(西村昭一君) 回答する前に、まず先ほど基金の総額で30億余りと、松村議員おっしゃってましたけど、この基金の合計では当初予算の段階、要するに9月末の段階では27億ほどございます。しかし、この中には職員の退職手当基金というのが10億余りございます。9億幾らございます。それと児童・生徒福祉基金、その他のこれらの基金もございますので、これが果たして今言われるような基金の中に入るかどうかいうことがまず問題かと思います。 そういったことで、まあ今回の補正で出させていただいた分で概算の数字で申し上げますと、ですから今現在の数字でございます、補正を入れて。財調で11億余りと、駅前の整備基金で7,000万円ほど、それから公共施設の方で7億ほど、そのあとは減債基金にしましても高齢者福祉基金にしましても、ここらはそれぞれ目的を持っておりまして、事業に使うにしても限定されると思いますので、一緒に話をしますとかなり難しくなるのではないかという解釈をいたします。 (3番
松村睦夫君「いや、だからそういうのも含めても国の方は
地方自治体は余裕があると……」との声あり)
○議長(
田中信好君) まだ答弁中ですので。
◎
総務部長(西村昭一君) 国の方は、そういう見方をするというにつきましては、これはあくまでも特定目的基金につきましてはそういう判断をいたしません。あくまでも財調関係の基金をとらまえていう話でございますので、その方はそれでしたらこういう多額な基金の交付税算入措置はないはずでございますので、それはあれでございます。しかし、先ほど申し上げましたように、5年度につきましては3つの基金につきましては恐らく無効がないだろうという見通しでございます。ですから、その点は余り心配要らないかと思います。
○議長(
田中信好君) ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
田中信好君) ないようですので、質疑を打ち切ります。 続いて、
民生水道委員会に付託を予定しています議第48号、議第53号について
総括質疑をお受けします。 藤本みや子君。
◆4番(藤本みや子君) 議53号の件でございますけれども、水道設備で高山台基本計画作成委託料360万円というような形で進めているのですけれども、今バブルがはじけて宅地が余り売れなくなっているというようなことでも、先ほども議会の控室でもいろいろ出てたのですけれども、そういうような中で家などが売れない状況の中で、さらに高山台、水道設備工事をするということは、開発を進めていくというようなことになるのですけれども、これ委託料として入っているのですけれども、今、旭ケ丘ができているのですけど、まだ余り売れてまだ丸坊主のままで……。
○議長(
田中信好君)
藤本議員に申し上げます。議案に関連したことだけお尋ねをいただきたいと思います。
◆4番(藤本みや子君) はい。そういうような中で水道工事を進めていくというふうなことは、この委託料にしましても今の段階では早過ぎるのではないかと思うのですけれども、その点について。
○議長(
田中信好君) 城
水道局長、答弁。
◎
水道局長(城守一君) ただいまのご質問についてご答弁申し上げます。 もちろん水道の事業の基本計画でありまして、工事ということとは全く別な問題でございます。本件につきましては、既に高山台の区画整理事業の中で計画されております組合からの委託を受けましての事業でございますので、区画整理の事業の進捗に合わせまして基本計画ぐらいは当然その何年か前にやって今後の水道事業の計画に充てていきたいと、このような考え方で今回基本設計を実施したいと、このように考えております。
○議長(
田中信好君) 藤本みや子君。
◆4番(藤本みや子君) 区画整理の段階の中で進めていくというようなことなのですけど、段階が早まるということにもなりかねますので、意見この委託の関係でする場合でも、要望としておきますけれども、余り早く進めないで……、要望ですから……。
○議長(
田中信好君)
藤本議員に申し上げます。
総括質疑でございますので、要望、意見は差し控えていただきたいと思います。
◆4番(藤本みや子君) はい。私は民生に入ってませんので、そういうようなことで、
理事者に言うことは今のところ言えませんので、ここでしか。もう次は
委員会において行われますので、ここで言わせてもらわないと言えないので、その点で、是非そういうような点で、開発を余り進めないというようなことで……。
○議長(
田中信好君) それはまた一般質問でやっていただいたらいいと思いますので。 岸為治君。
◆20番(岸為治君) 議第53号、ページ数で27ページ、水道企業の特別会計で資本的収入及び支出、この中に補正で7,382万8,000円という額が計上されておりまして、その資本的収入に工事分担金と、かくありますが、今度支出で建設改良費、これによく似た金額が出ております。これらの絡み合いについて、どこをどのように負担金をいただいて工事されるのか、この辺を少し明確に回答いただきたい。 続いて、同じ28ページで今度収益的収入及び支出の第3条予算でございますが、この中で少ない金額ではありますが、350万円ですか、これが舗装復旧費と、こういうことに出ているわけですが、これらはどういうために使われるのか、お尋ねしたい。 あえて、まあまた意見を述べねばいけないわけですが、尋ねております点は、最近老朽化された水道管があって、非常に水漏れ、あるいは漏水、そういう事故も多いようでありますので、それらをすべてを直そうとする計画のもとに出されているものなのか、一部的にやらなければならない、ここに出ております予算があります。すなわち旭ケ丘区域内の配管とか、こういうのは全く新しいものになると思いますが、旧施設の改修工事等が含められているのか。 以上、2点についてお尋ねしたいと、かように思います。
○議長(
田中信好君)
水道局長、答弁。
◎
水道局長(城守一君) 第1点目の工事分担金の歳入の内訳でございますが、この件につきましては、旭ケ丘地区におきます工事で約1,300万円、それから小規模開発等で受託事業として行います工事で2,500万円、これを今回歳出の方でお願いしておりますけれども、この金額につきましては、およそ100%、各受益者負担でちょうだいいたすことになっております。 そのほかに、なおこの工事につきましての通水試験費、それから事務費等約15%それにプラスいたします。なお消費税等を追加いたしましての金額でございますので、それでお願いしたいと思います。 なお次に、3条予算の350万円の舗装復旧費の内訳でございますけれども、この件につきましては、道路管理者との折衝の中で、舗装を断ち割った場合の影響幅は今回から両側に60センチずつ、大きく影響幅をとって舗装の復旧をやりましょうという関係で、多少予定しておりましたより舗装の面積が増えるだろうという見解のもとで、このような補正をとらせていただきましたので、ご了解いただきたいと思います。
○議長(
田中信好君) 岸為治君。
◆20番(岸為治君) お尋ねしたのは、新設に対するいわゆる工事費であって負担金であると、私が先ほど申し上げましたように、老朽された配管もあるというところの新しい入れ替えといいますか、伏せかえというようなものは余り見られていないということですが、その辺はまた
委員会等でいろいろ審議していただきたいと思います。 しかし、ここで一般質問的になるかもしれませんが、火災が起きたときに配管が小さいために消火に役立たないというような配管施設が市内には残っていることが事実でございますので、それらの改修工事等も含めて考えてもらうようよくお願いしたいと、かように思います。
○議長(
田中信好君) ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
田中信好君) ないようですので、質疑を打ち切ります。 続いて、
建設経済委員会に付託を予定しています議第50号から議第52号について
総括質疑をお受けします。
松村睦夫君。
◆3番(
松村睦夫君) 25ページの歳出で3億3,000万円ということについて。
○議長(
田中信好君) 堀川
都市事業部長。
◎
都市事業部長(堀川泰弘君) この予算につきましては、土地取得費についてはこれから先行していく土地、例えば
中和幹線、また名阪のバッハゾーンの買収等に充てるものでございまして、どこそこに充てるという予算ではございません。
○議長(
田中信好君) ほかにございませんか。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
田中信好君) ないようでございますので、質疑を打ち切ります。
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△日程10
委員会付託
○議長(
田中信好君) 日程に従いまして、
委員会付託を行います。 議第46号、議第47号、議第49号については
総務文教委員会、議第48号、議第53号については
民生水道委員会、議第50号から議第52号については
建設経済委員会にそれぞれ付託することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(
田中信好君) ご異議ないようですので、それぞれ各
委員会に付託することに決します。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程11 請願第2号
○議長(
田中信好君) 続いて、日程に従いまして請願第2号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。
◎
議会事務局長(辻本勝茂君) 請願第2号香芝市
ラブホテル建設等規制条例制定に関する
請願書。平成4年12月9日提出。
請願者、平野自治会長、香芝市平野499、代表者北井茂則外350名。
紹介議員、
奥山博康、
吉原正一、萬慶芳貞、角田博文。 以上。
○議長(
田中信好君) 続いて、
紹介議員から趣旨説明をお受けいたします。
奥山博康君。
◆1番(
奥山博康君) 議長のお許しを得まして、請願第2号香芝市
ラブホテル建設等規制条例制定に関する
請願書の趣旨説明をさせていただきたいと思います。 皆さんもよくご存じだと思いますけれども、西名阪香芝インターチェンジは、香芝市内の中でも8番目の駅と言われているところでございます。当然、交通の要衝として香芝北部地域では重要な位置を占めていることは皆様もよくご存じだと思います。本日は、この香芝インターチェンジ付近に年々増えているビジネスホテルという名のもとのビジネスホテルの名をかりた実質ラブホテルがたくさん建てられている事実がございます。香芝市は市制施行1年2カ月が過ぎました。伸びやかなすばらしい田園地帯、そして住宅地、学術都市的な立地条件から多くの人々が香芝を魅力的な町であろうということで、香芝に住み移ってきていただいているのも事実でございます。香芝は伝統的な歴史のある町であります。その香芝市内の北部地区に夜あの近辺を通っていただければよくわかると思いますけれども、すごいネオン、ある人は非常にきれいではないかと言われる方もございます。遠くから見てたら、あのネオンはきれいなのかもしれません。しかし、周辺住民及び子供たちの教育環境等には非常に悪影響を及ぼしているのも事実でございます。
請願書にも書いてはございますけれども、ビジネスホテルの名をかりたラブホテルに行く人々の衛生用具、溝によく捨てられております。今までに何回かはみだらな本当に恥ずかしい女性の姿が近くの民家に男の人に追いかけられながら飛び込んできている事実もございます。ましてや服を着たままの女性が逃げてきて「電話を貸してください」「電車はどこですか」という事実は本当によくございます。 こんなこともございました。登下校の小学生の子供たちが、ラブホテルの、いやビジネスホテルの名をかりたラブホテルの広告マッチを家に持って帰った。これはひょっとして「今日は300個、あなたの担当でこのマッチを処分してきなさい、宣伝してきなさい」ということであろうかとは思いますけれども、残念ながらその近くを通る子供たちに渡している事実もございます。非常に考えられないような口に言いあらわせないような事実も発生しているのも今の現実なのです。 しかし、ビジネスホテルということでの申請、現実ではあれがビジネスホテルという人は何人聞いても一人もいないと私は確信しております。しかしながら、ビジネスホテルという名で建設をどんどんしていく。香芝市が、いや香芝町から香芝市になり、名実ともに市になったのであれば、少なくともラブホテルの建設規制条例を是非制定していただいて、これから増えないように歯どめに防波堤にしていただきたいなと、住民総意で私は聞いております。他人ごとではなく、香芝の北部地域だけの問題ではなく、香芝全体の教育環境問題から、この問題を真剣に考えていただきたいと思います。 いわんや北部地域で中学校も早期に建設しようと、この話はいつも出ております。しかし、いつもこのビジネスホテルの名をかりたラブホテルがあるがために、やれ通学路がどうだ、こういう所を通したらだめではないかと、結果的にはなかなか用地も見つからないというのも事実ではないですか。私は、これ以上増やしてほしくない。今現在12軒のビジネスホテルの名のもとのラブホテルが建っております。きっと、え、それだけ建っているのかと思われる方もおられるかもしれません。昭和60年から7軒ぐらいは既に建っているのも事実でございます。香芝市は教育環境的にも非常に厳しい条例を持っているということを防波堤にすれば、必ずビジネスホテルの名をかりたラブホテルも、これだけたくさん建設されなかったのではないかと想像をいたしております。 どうか議員の皆さん、香芝市
ラブホテル建設等規制条例制定に関する請願の趣旨説明ということで終わらせていただきますけれども、どうか議員の方々、深いご理解をお願いして趣旨説明とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
田中信好君) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けします。 〔「なし」との声あり〕
○議長(
田中信好君) 質疑ないようですので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 請願第2号について
建設経済委員会に付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声あり〕
○議長(
田中信好君) ご異議ないようですので、請願第2号については
建設経済委員会に付託することに決します。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 明日10日は
総務文教委員会、11日
民生水道委員会、14日
建設経済委員会となっております。議員諸侯には各
委員会の付託の付託案件について慎重審議、よろしくお願いをいたします。 また、16日及び17日は一般質問が日程になっておりますので、議員諸侯の格段のご協力をお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 閉議 午後3時19分...