13
◯小紫雅史市長 まず、
ジモティーのような
サイトにああいうものを上げられるということ
自体が非常に遺憾という方がまずはございます。もちろん1年目でございますので、利用できる選択肢はありますとか、今回の
債務負担もそういう
趣旨ですが、より使いやすい形に
改善していくのはもちろんなんですけども、まずはああいう
ところにせっかく
税金を使ってやっている
クーポンを上げて売買されるということ
自体がやはり非難されるべきだというふうに思いますし、
あとは我々としてはもちろん
改善していきますが、あのような形の
行為が今後も続いていくようであれば、そもそも
生きいきクーポンというようなやり方がどうなのかということはまた考えていかなきゃいけないと思いますけども、しっかり我々としてはこういうことがないようにしていただきたいし、
クーポンの
改善もしていくということでございます。
14
◯惠比須幹夫委員長 吉村副
委員長。
15
◯吉村善明副
委員長 そしたら、その
改善の
方法なんですけど、例えば今まででしたら、
スルッと
KANSAIというので
市民の方、非常に便利だ、便利だと言うて喜んでおられたんですけども、この
スルッと
KANSAIをもう一遍復活させてくれというのはちょっと無理な話だと私も
理解はさせてもらいますけども、それに代わる
ICOCAという
カードがあるんですけども、そこにチャージすることはなぜできないんでしょうか。
16
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
17
◯島岡伸康高齢施策課長 ICOCAにつきましては、
交通機関でご利用いただける反面、
電子マネーとしての
機能もございます。
クーポンを
交付させていただいている
理由については、やはり
社会参加をしていただきたい。また、健康の
維持や増進をしていただきたいということでお配りしておりますので、
電子マネーとしての
機能がある
ICOCAについては、採用はしておりません。
18
◯惠比須幹夫委員長 吉村副
委員長。
19
◯吉村善明副
委員長 言われることは分からなくはないですけども、元々それをもらわれた方の
健康維持であったりとか、やっぱり
喜びであったりとか、私は極端な話、それを例えば
お孫さんとかにちょっと
ICOCAあるから、使ってきいやと言うても、私はいいと思う。それがその方の
喜びになったら、それはその人の健康にもつながってくることなんじゃないかな。極端な話ですよ。(発言する者あり)ただ、しかし
ICOCAにチャージはしていただけるように
近鉄にお願いすることは可能ですか。
20
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
21
◯島岡伸康高齢施策課長 交付させていただいている
趣旨が、先ほど申し上げたような
趣旨でございますので、
近鉄の方に
ICOCAが使えるかということをお話をしていることはございませんので、ちょっとその辺は分からない
ところでございます。
22
◯惠比須幹夫委員長 吉村副
委員長。
23
◯吉村善明副
委員長 是非、今
スルッと
KANSAIに代わるものとして、そういう
ICOCAということに考えていただくということも不可能ですか。
24
◯惠比須幹夫委員長 小
紫市長。
25
◯小紫雅史市長 先ほど申し上げた、
電子マネーでございますので、例えばコンビニエンスストアでおにぎりとか、食べ物を買うとか、もちろんそれでいい形で使っていただければ、同様の効果はあるんですが、当然今回
ジモティーの件もそうですけども、今までの
生きいきカードもそうですが、孫さんにそのまま渡してたとか、そういうような事例がかなりあるということで、いろいろ
制度改正をして、今回の
生きいきクーポンになったものでございます。
スルッと
KANSAIがあれば、もちろんそういうふうな形での
交付は可能だったと思いますが、
ICOCAであれば、やはり実際の
健康づくりとか、趣味のために外出するという以外の活用の
方法も当然ございますので、これについては現時点ではなかなか
検討も難しいかなと思っています。
26
◯惠比須幹夫委員長 吉村副
委員長。
27
◯吉村善明副
委員長 ならば、使いやすいようにするために何を改正されるんですか。どう考えておられるんですか、今。何かを変えようとされてるんですか。
28
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
29
◯島岡伸康高齢施策課長 窓口ですとか、お
電話でもたくさんご
意見、ご
要望を頂いておりますので、できる範囲の中で
改善はしていきたいというふうに思っておりまして、今回の
債務負担行為の
補正予算につきましても、今年は4月からできるだけ早く
交付をさせていただくということで
準備は進めたんですけれども、やっぱり8月になってしまっておりますので、これは
使用期間をもう少し長くしてほしいというご
要望もたくさん頂きましたので、6月ぐらいから
交付できるような形で
準備を進めたいということで、この
債務負担行為の
補正予算を組ませていただいている
ところです。
あと、またいろいろとご
要望を頂いておりますので、その辺は実現できる
ところは今現在関係の
ところと話をさせていただきまして、また来年度は使いやすいような形で
交付させていただきたいなというふうには今考えている
ところでございます。
30
◯惠比須幹夫委員長 吉村副
委員長。
31
◯吉村善明副
委員長 交通手段の
ICOCAに関しましては、またちょっと私もしっかりもう一遍考えさせていただきますけど、もう
一つ、
介護物品の
購入にも使えるというふうになっておりましたけども、そのお店というのが
枚方の1
業者、
セレクトでしたっけ、その1
業者限定なわけなんですね。例えば、
紙おしめのことだけを言わせてもらいましても、
市内でも
紙おしめ売ってる
とこ、たくさんあるんですけども、これは
枚方限定されてる
理由は何なんでしょうか。
32
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
33
◯島岡伸康高齢施策課長 この
生きいきクーポンの
交付については、
業者に
委託をしておりますけれども、
プロポーザルをさせていただきまして、
クーポンの運営、それから印刷、こういう
介護用品、それぞれその
プロポーザルに応募されました
業者の方が
共同で
提案をしていただいている
ところで、今回
日本旅行ビジネスソリューションズという
ところに
委託しておりますけれども、こちらがその
セレクトさんと、
セレクトさんの実績も勘案されて
提案をされてこられましたので、それで採用させていただいているという
ところでございます。
34
◯惠比須幹夫委員長 吉村副
委員長。
35
◯吉村善明副
委員長 私の母が、父の弟が今障がい者でその
クーポン券をもらえる。その
クーポン券で、母にしたら義理の弟ですけども、その叔父さんに
介護用の靴を何かそれで買うて、本人がもうてるやつですから、その障がい者の人がもうてるやつですから、それで靴を
購入したろと思ったんですね。そして、
市内の
介護用品を扱ってる
とこに行って靴を見たんですて。でも、それは使えませんと。この
クーポン券はうちでは使えないんですよと。何でなんですかとなって、市に問合せしたら、その
業者に連絡してくれと、その
業者に連絡したら、靴って見てから買いたいんですけどと言ったら、
市役所に置いてますからというふうに返答されたそうなんですけども、母にしたら、やはり
市内の
業者でしっかり市の
税金で作った
クーポン券を
市内の
業者でしっかり使わなあかんやろうなというふうに母は考えたらしい。でも、実際それが使えなかったと。それを見に行くにしても、
市役所まで靴を見に行かな買えないと。こんなん、
市内の
業者で使えるようにしたらええんちゃうのと、私も同感でございます。市の
税金を使って配ってる、配ってると言うたら、失礼なおかしな話かもしれませんけど、配布してる
クーポン券を
市内の
業者で使えるようにすることは不可能ですか。
36
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
37
◯島岡伸康高齢施策課長 市内の
業者さんもたくさんございますので、この
介護用品につきましては、お
電話でどういった
内容のものがいいかというご相談もお受けしておりますし、それから注文の受付をさせていただいて、ご自宅までお届けをすると、一括して請け負っていただくということはなかなかちょっとその
業者さんも、経験も必要やと思いますし、費用もかかってまいりますので、今は
委託業者と
共同でやっている
セレクトでやるのが有効かなというふうには思っておりますので、
平成30年につきましても、また
プロポーザルは実施いたしますけれども、同じような形でやっていきたいなとは思っております。
38
◯惠比須幹夫委員長 吉村副
委員長。
39
◯吉村善明副
委員長 極端な話ですけども、
生駒市内で
薬局を営んでおられる方の家族の中に
紙おしめが必要な方がおられたとしましょうよ。その方も
セレクトでないと、その
クーポン券が使えないですよね。自分
とこの
薬局、
紙おしめを扱っている
とこでも買えないということですよね、使えないということなんですよね。
40
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
41
◯島岡伸康高齢施策課長 それは使えませんけれども、
紙おむつは他でも
販売されておりますので、それは
介護用品も
紙おむつに限定しているということではありませんので、
紙おむつは違うお店で買っていただいて、違う
ところにその
クーポンを使っていただければなというふうに考えております。
42
◯惠比須幹夫委員長 山本副
市長。
43
◯山本昇副
市長 現行の
制度と言うか、
現行のその取組に基づいて、一応、
プロポーザルで今の
業者さんがとられた
内容での
説明ということであるわけなんです。新たに、ですから元々今回の
議案というのはもっと早くに、今年度から一応
検討をして、来年度できるだけ早くから、この
制度を使えるようにしようというのが一番の目的でございます。ですから、今おっしゃってるような
点等のいろんなご
意見はたくさん市の方にも頂いております。ですから、できるものに関しては極力対応しようというふうに考えておるわけでございますけども、例えば今のその
制度設計の中に
市内の
業者さんである程度そういったことができる
業者さんがあるのかどうかとか、いろいろ聞き取り等をする中で本当にその家まで
配達をしてもらう形じゃなしに、
販売店だけの
販売でええのかと。
販売店だけの
販売にしたときに、一番の問題、去年もいろいろ
検討した中では、やはり
市内で行くんやったら、
業者の限定というのは余りできないから、かなりたくさんの方々に声をかけていかなければいけないというちょっと初年度で時間的な猶予もなかったというようなこともございました。それらも含めて、去年の中では今の形が一番いいという
方法になったわけでございます。ですから、ちょっと今頂いたご
意見等も含めまして、変えられる
ところはきちっと変えて、
プロポーザルをする段階までに決めて対応したいというふうには思っております。
44
◯惠比須幹夫委員長 影林部長。
45
◯影林洋一福祉健康部長 付け加えさせてもらって申し訳ないんですけども、今回こういった形にしたのは、やはり老々
世帯とか、老々で1人
世帯とかいうのが1万
世帯ございます。そうしますと、
介護の認定を受けておられる方というのはやっぱりなかなか
移動もできませんので、今回こういった形にさせていただいたと。
あともう
一つは、
薬局とかではもちろん買ってもらってもいいんですけれども、そうするとドラッグストアですと、そういう
介護用品以外のものも
購入ができると、そういったことも含めて、今回はそういった経緯がありましたので、こういう形にしております。もちろん
市内で今申しているようなそういうスキームの中で対応できるような
業者がいらっしゃったら、もちろん今度
プロポーザルするときに入っていただいても、それは別に構いませんし、
市内外、それは構わないと思いますけれども。
46
◯惠比須幹夫委員長 吉村副
委員長。
47
◯吉村善明副
委員長 今言われたように老老
介護であったりとか、お一人暮らしでの方で
移動もなかなかしにくいと、そういう
意味で
枚方の
セレクト、
配達もしてくれるという
意味ではすごく分かるんです。でも、そういう家庭ばっかりじゃなくて、子どもさんとか、息子さんとか、
お孫さんとかおって、車でほんだら、おじいちゃん、おばあちゃんの
おしめを買うてくるわと言うて、
市内の
とこへ行くことも可能なので、これから
改善すると言うていただけてるので、本当に期待したいとは思うんですが、その
改善するときでも、例えば先ほどの
ジモティーじゃありませんけども、そういう
とこに、そういう
人たち、行政が不本意だと思われる使い方をされている
市民の方を向くんじゃなくて、きちっとちゃんと使っている
市民の方が大半だと思いますので、そういう
人たちの方を向いて、その
人たちが更に使いやすいようにするように
改善していただけるように
要望しておきます。是非お願いしたいと思います。
48
◯惠比須幹夫委員長 それでは、この
生きいきクーポンに関連した
予算で他に質問ありましたら。
樋口委員。
49
◯樋口清士委員 先ほど、
ICOCAに関しては
現金化ができるからやめたという話がありましたけれども、
ジモティーの話は確認されていますと。
奈良交通の
バスカードにいったん替えて、それを
現金に精算するというようなことが結構やられてると聞いてるんですけど、この事実は確認されてますか。
50
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
51
◯島岡伸康高齢施策課長 私は聞いておりますけれども、実際にそれをされているかというのは、確認はしておりません。
52
◯惠比須幹夫委員長 樋口委員。
53
◯樋口清士委員 奈良交通の
窓口に座っておられる方が、そういうことがあると。
一つの駅の
窓口だけじゃなくて、他所の
窓口、例えば
生駒駅なんてもっとたくさんやっているというようなことを。(「もっと詳しく」との声あり)要は、まず
クーポンで
バスカード1万円分、
カードなのか、
ICカードを買って、それをもう使わないので精算しますと言うたら、手数料270円ぐらいで、だから9千なにがしのお金になってしまうという。ひどい人は、もうその場で
換金という、買って
換金という。もう
現金を渡してるみたいなものになっていると。そういうことをやってて、それは当初から心配されてて、やっぱりあったというようなことになっていると。こういう事実があるんであれば、それが遺憾であるということでいっても、そういうものを対象に買えますという
クーポンなんだから、仕方がないと僕なんか思っちゃうんだけど、それだったら、もっと使いやすい
ICOCAにチャージさせるということで、別に問題がないんじゃないのかなと。より使いやすくなることで、より目的に沿った利用に促すことができるんじゃないかというふうに思うんですね。
近鉄さんとの交渉というのは、また後ほどの話だと。まず、
現金化という
ところでとどまっているということのようですから、ちょっとそこはこういう事実関係があるということを認識してもらった上で、再度
検討をしていただく必要があるんじゃないのかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
54
◯惠比須幹夫委員長 小
紫市長。
55
◯小紫雅史市長 ちょっと私も聞いてましたけれども、そのような事例が本当に数件じゃなくて、何十件も何百件もあるとかというような話であれば、その
生きいきカード、
生きいきクーポン自体も難しいなという結論になるんだと思います。そういう事例がたくさんあるから、
ICOCAの方がましなんかというような論理構成には恐らくならないんだと思っておりまして、だから
ICOCAというようなものを活用して、どんどん
ICOCAというのを活用して、本当にもとから申し上げているような目的達成につながるということであれば、もちろんそれでいいんですけども、お渡しして、何十件も
現金化するような方がいらっしゃるのであれば、
ICOCAにして、先ほど申し上げたような形で
現金として使われる可能性も同じようにあるということでありますから、その辺につきましては、非常に好ましくない使い方をされている件数がどのぐらいあるかというのは、改めてきちんと我々も正確なデータをとりまして、どのような形で今後やっていくのかを抜本的に考えていかなきゃいけないというふうに思います。今のおっしゃったようなことが本当に非常に多くの件数としてあるのであれば、もうそのレベルの話なのかもしれないというふうに思っております。
56
◯惠比須幹夫委員長 樋口委員。
57
◯樋口清士委員 多分これ、数字として把握することは無理だと思うんです。というのは、その
バスカードを
現金化するというのが、その
クーポンで買ったものなのかどうかという、そこは紐付けされてませんのでね、多分把握はできない。ただ、
窓口の感覚として結構多いよということは聞いているということです。だから、そこは多分市として分析は不能なんだろうなというふうに思いますね。だから、どうなんだという
ところはまた判断していただければ、結構かと思いますけれども、こういう状況でそういう交通費助成的なものを続けるということであれば、
ICOCAというのが
一つやっぱりツールとしては一番適切なものなのではないかということだけ申し上げておきます。
それと、当初から
交付・配布のコストが相当目立つわけですね。当初は、高齢者に限れば2億円の交通費助成額に対して、隠れたコストは当然あるんでしょうけれども、ただ非常に軽いもの、コンパクトなものを配布するということで、職員の手で一定できたと言うこともあって、かなりコストを抑えることができてたのではないかと。それが、高齢者が増えると3億円超えてしまうということで、そこを何とか抑えるためにということで
制度改善を
スルッと
KANSAIがなくなったという事実もありながら、そこの
ところで
制度改善をということで行った結果として、いきなり今回でも2億8,000万円、9,000万円と。障がい者の区分を除いても、2億円軽く越える額がぽんと出てきたと。そのうちの給付額というのとコストのバランスを考えると、余りにもやっぱりコストって高すぎるんじゃないか。これは3月にもご指摘したとおりで、そのときに初年度なので、例えばコールセンターの開設時期が延びるので高くついてしまうと、いずれこれが抑えられていくんだと、その言葉を信じて賛成もさせてもらった
ところはあるんですけれども、これ、次年度2億9,000万円ほどですけど、このうちの
交付コストというのが実際今年度幾らで、この30年度実施の分のコストというのはなんぼなのか、これをまず教えてもらえますか。
58
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
59
◯島岡伸康高齢施策課長 今年度の事務費については、4,344万8,455円でございます。
債務負担行為で上げさせていただいている金額のうち、事務費として見込んでおりますのは、3,988万5,000円でございます。
60
◯惠比須幹夫委員長 樋口委員。
61
◯樋口清士委員 あんまり画期的には、劇的には減っていないと。これ、同じことを続けていくと、大体同じ額がかかってくるということですか。
62
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
63
◯島岡伸康高齢施策課長 クーポンの作成にかかる費用ですとか、お知らせガイド、ご利用ガイドの作成費用、また郵送でお送りをいたしますので、毎回必ず要る費用というのは発生してまいりますので、
あとはコールセンターであったり、作成に向けての事務費、人件費であったりということの削減はできますけれども、やはり一定の事務費はかかってくるというふうに考えております。
64
◯惠比須幹夫委員長 樋口委員。
65
◯樋口清士委員 どれぐらいと見込んでいますか。
66
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
67
◯島岡伸康高齢施策課長 金額は今年度より来年度については、350万円ほど減らしております。ただ、これ以上大きく減るということはちょっと難しいかなというふうには思っております。金額的には幾らというのは、ちょっと今申し上げることはできません。
68
◯惠比須幹夫委員長 樋口委員。
69
◯樋口清士委員 ということは、大体4,000万円弱がどうしてもかかってしまうということですよね。ということは、2億4,000万円の給付に対して4,000万円のコストがかかると、非常にこれ、ある
意味もったいない話やなと思うんですね。それだけのお金があったら、4,000万円のお金があったら、結構いろんなことができますよね。今、年齢で削っていってる
ところに実は結構配分できるという話もあって、誰のための施策なのかなと、要は事
業者に向けての施策になってしまわないのという
ところが、すごく気になる
ところですわ。それがまずは大きなこの施策、事業の問題点だろうと。これから給付する対象者が年齢を切っていくので、どこかまでは減るのかな、あるいは一定水準ということになったときに、要はこの事業をこれからずっと続けていくと考えておられると思うんですが、そうする
とこの事業にどれぐらいの金をかけることが適正だというふうに考えておられるんですか。結構もう最近赤字出してるでしょ。その中でやっている事業じゃないですか。黒字出して、ゆとりがあってやってるものじゃなくて、非常に財政的にはしんどいと、これからもしんどなるという予測を立てながらこの事業をやってるわけで、そこに一体トータルでどれぐらいのお金をこれからずっと使い続けるんだと、そのつもりなんだと、この2億8,000万円を使い続けるという覚悟でいてはるということですか。
70
◯惠比須幹夫委員長 小
紫市長。
71
◯小紫雅史市長 今回の
クーポンに切り替えるときに、とりに来ていただいて交通事故が起きたり、事故が起きたりというような話もあったので郵送にしたとか、そういう一定増加する要因もありますけれども、今ご指摘がございましたように、コールセンター等の費用は正直、もう少し下がっていくかなというふうに思っていましたが、やはり一定まだまだ問合せがあるだろうというようなこと、新たに受給する方も出てきますので、そんな大幅にやっぱり減らないということで、コールセンターの費用は減ってはいきますけれども、そんなに大きく減らないというようなことでございます。元々、大体2億数千万円の支給であったものを大きく上回らないような形で今後も
制度を継続していくという発想でスタートいたしました。その上で郵送代とかが当然上乗せになっていくというのは織り込み済みではありましたけれども、今回出した2億8,900万円という
ところから、少しでも下げていくような努力はしなきゃいけないというようなことは考えております。
いずれにしても、いろいろタウンミーティング等もして、今回
クーポンというような形でお認めをいただいてスタートした事業でございますので、先ほどございましたように、使いやすいような工夫というのは、とにかくしっかりともうしばらくやらせていただきたいというふうに現時点では思っておりますけれども、今日この場でご指摘いただきました、非常に我々としても、心から残念な運用の使われ方というようなことが非常にたくさん出てきたような場合については、いろんな委員の皆様から頂いたようなご
意見、議員の皆様からのご
意見も踏まえて、この
制度自体をどういうふうにしていかなきゃいけないのかというのは考えていかなきゃいけないと思います。額としては、一番初めに申し上げたように、2億数千万円で、プラス幾らかというような形で考えてましたけれども、予定よりも、今、実際思っていたよりもかかっているというのは事実でございます。何とかここを少し効率的に頑張っていきたいということで考えていきたいと思います。
72
◯惠比須幹夫委員長 樋口委員。
73
◯樋口清士委員 問題はそのコストの話と、やっぱり我々、これを9月の定例会の中でも言いましたけれども、使いにくい、使えないという声が圧倒的に多いと、聞く声がですね。当然、使えてる人もいるんでしょう。そういう方は文句言わないでしょうけども、やっぱりエリア、エリアで
使い勝手が悪くなってると。電車なら使えるけど、回数券みたいな精算を伴うようなことはしたくないというのがどうも抵抗になってるみたいかなというふうに思うんですね。先ほどの
ICOCAの話に戻りますけど、やっぱりそういうツールがあれば、使いやすくなる。使いやすくなれば、
換金というのも減ってくるということもあるわけですよね。だから、今の使いにくさがいろいろ問題起こしているというのは、これは確かな話だし、印刷物、
クーポン券あるいはカタログという非常にボリュームをアップさせてしまっているがために、外注でやらざるを得ないというような事情がでてきたりとか、その
交付コストを引き上げてしまっていると。だから、そういう
意味で抜本的にそこは見直さないと、逆に変な使われ方してる、コストが高くなってるという
とこに、要はその
制度の組み立てそのものがそっちへ向かわせてしまっているんじゃないのかなというふうに思うわけです。そういう
ところを少し反省していただいて、なおかつ財政的に今どうなんだという財政事情を見ながら、じゃ、どんだけ使えんねんと。その中に収まる
方法を考えていったときに、実はもっと
使い勝手のええコストの低いものが見えてくるかもしれないし。だから、このできる
とこからやっていきますとかという非常に曖昧な言葉で、この中身が私には全く見えなくて、今ある問題だけが来年度も残ってくる。そういう状況で同じようなお金が出ていくということについては、非常に問題を感じますね。
期間延長という話が今ありましたけれども、それを望む声はあるんでしょう。あるんでしょうけど、
制度そのものがこんでええのかという疑義が出てる中で、同じことをやりますと、
一つの満足度だけを求めていきますという話ではいかんのと違うかなと。これ、
債務負担行為として出てきてる。だから3月以降に具体的にこうしますということをお示しいただいた上で、
予算に上げていただくということも
一つの手なんじゃないのかなというふうには思うんですね。やっぱり抜本的に見直すべき部分があるというふうに私は思います。
74
◯惠比須幹夫委員長 意見でいいんですか。
他に関連しての
質疑がありましたら、よろしいですか。
(「なし」との声あり)
75
◯惠比須幹夫委員長 よろしいですか。じゃ、
生きいきクーポンの
予算以外で質問ございましたら。
(「なし」との声あり)
76
◯惠比須幹夫委員長 よろしいですか。
それでは、他に
質疑がないようでございますので、これにて
分科会委員による
質疑を終結いたします。
次に、分科会外委員による
質疑に入ります。
質疑等ございますか。浜田委員。
77 ◯浜田佳資委員 先ほど
生きいきクーポンの事務費の件なんですけど、来年度は71歳に引き上がる年ですよね。したがって、これは初めてと言う人は、
生駒に引っ越してきて71歳になったという極めて少ない人で基本的にはもう今年経験してますという人やと思うんですよね。そうなりますと、コールセンターの費用は激減できるんじゃないかと思うんです。この事務費の中で一番お金のかかってるのは何でしょうか、まず。
78
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
79
◯島岡伸康高齢施策課長 一番お金のかかっておりますのは、
クーポンの発送に関する費用が一番高くなっております。
80
◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
81 ◯浜田佳資委員 それで幾らぐらいになってますか。
82
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
83
◯島岡伸康高齢施策課長 発送と
あと届かなかったときの管理や、
あとクーポンの封入を入れまして1,261万1,000円でございます。
84
◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
85 ◯浜田佳資委員 となると、コールセンターはどれぐらいかかって、29年度と30年度の予定はどれぐらいでしょうか。
86
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
87
◯島岡伸康高齢施策課長 すいません、ちょっと訂正いたします。見ている
ところが間違っておりました。郵送代は1,238万3,000円でございます。コールセンターについては922万7,000円でございます。
88
◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
89 ◯浜田佳資委員 350万円減る内訳は、そこの部分が減るというような、大体どこの分が多く減ると予定しているんでしょうか。
90
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
91
◯島岡伸康高齢施策課長 コールセンターにつきましては、今年は8月からでございますけれども、来年度は6月から
交付の予定をしておりますので、開設する期間が延びますので、大体金額的には余り変わらないような形になっております。減っておりますのは、
クーポンの作成であったり、ご利用ガイドの作成であったりの費用、それから
換金に伴います費用、それから事務局で対応していただいてます職員の方の費用、この辺で合計で300万円ほどの減になっている
ところでございます。
92
◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
93 ◯浜田佳資委員 コールセンターがほとんど同じというのが、皆さん、2回目になるということも含めて、ちょっとどうなのかなと思いますので、そこら辺はまたよく精査する必要があると思いますが、ただ
樋口委員が言われたように、そもそもこれをどうするのかという議論がありますが、そういった議論は別にいつするとかいう話は何も考えてないんでしょうか。
94
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
95
◯島岡伸康高齢施策課長 今の
ところ、今年と同じ形で実施をしてまいりますけれども、
改善できる
ところについてはできるだけ
改善をした形で実施したいというふうに考えております。
96
◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。
97 ◯浜田佳資委員 ということは、基本的に
改善できる
とこは
改善して、来年度1年間はやらせてくれと、その中でその状況を見ながらしっかりと議論していきたい、こういった腹があるんでしょうか。
98
◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。
99
◯島岡伸康高齢施策課長 改善する
ところは
改善をさせていただいた上で、またその実施状況も見させていただいて
検討をさせていただきたいと思います。
100
◯惠比須幹夫委員長 他に
質疑はございませんか。
(「なし」との声あり)
101
◯惠比須幹夫委員長 では、
質疑等ないようでございますので、以上で
議案第68号の
厚生消防分科会所管分に対する
質疑を終結いたします。
以上で、本会議から付託された厚生消防分科会の
議案の
質疑は全て終了いたしました。