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  1. 生駒市議会 2017-12-14
    平成29年第5回定例会 予算委員会(厚生消防分科会) 本文 開催日:2017年12月14日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午後4時0分 再開 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、ただ今から予算委員会を再開いたします。  市民及び報道の傍聴を許可しております。  それでは、次第に基づき、審査いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後4時0分 開議 2 ◯惠比須幹夫委員長 審査事項議案第68号、平成29年度生駒一般会計補正予算(第3回)の厚生消防分科会所管分を議題といたします。  なお、議案内容については、過日の議案説明会における所管部長からの説明及び議案説明書の配布並びに本会議において市長からも説明を受けたとおりでありますので、直ちに質疑に入ります。  本案について分科会委員による質疑に入ります。  質疑ございませんか。吉村委員長。 3 ◯吉村善明委員長 生きいきクーポン券のことに関してですけども、30年度の使用期間を延長するということで債務負担行為ということで出されてきてるわけなんです。これに関しては一定の理解もさせていただきます。ですが、この生きいきクーポン券システム自体にちょっと二、三質問させてもらいたいなというふうに思うんですが。その前に、ネット上で物品を売買するジモティーというサイトがあるんですが、そこに生きいきクーポン券が出品されていたということはご存じですか。 4 ◯惠比須幹夫委員長 影林部長。 5 ◯影林洋一福祉健康部長 承知しております。 6 ◯惠比須幹夫委員長 吉村委員長。 7 ◯吉村善明委員長 それに関して、どのようにお考えですか。 8 ◯惠比須幹夫委員長 影林部長。 9 ◯影林洋一福祉健康部長 こちらの方から掲載をやめるように依頼をしております。 10 ◯惠比須幹夫委員長 吉村委員長。 11 ◯吉村善明委員長 掲載をやめるようにというよりも、私自身、あれを見たときに、よっぽど使い勝手が悪いんだろうなというふうに思って、もっと使い勝手のいいような方法を考えるべきなんじゃないかなというふうには、私は感じたんですけども、そのようには感じられなかったですか。 12 ◯惠比須幹夫委員長 小紫市長
    13 ◯小紫雅史市長 まず、ジモティーのようなサイトにああいうものを上げられるということ自体が非常に遺憾という方がまずはございます。もちろん1年目でございますので、利用できる選択肢はありますとか、今回の債務負担もそういう趣旨ですが、より使いやすい形に改善していくのはもちろんなんですけども、まずはああいうところにせっかく税金を使ってやっているクーポンを上げて売買されるということ自体がやはり非難されるべきだというふうに思いますし、あとは我々としてはもちろん改善していきますが、あのような形の行為が今後も続いていくようであれば、そもそも生きいきクーポンというようなやり方がどうなのかということはまた考えていかなきゃいけないと思いますけども、しっかり我々としてはこういうことがないようにしていただきたいし、クーポン改善もしていくということでございます。 14 ◯惠比須幹夫委員長 吉村委員長。 15 ◯吉村善明委員長 そしたら、その改善方法なんですけど、例えば今まででしたら、スルッKANSAIというので市民の方、非常に便利だ、便利だと言うて喜んでおられたんですけども、このスルッKANSAIをもう一遍復活させてくれというのはちょっと無理な話だと私も理解はさせてもらいますけども、それに代わるICOCAというカードがあるんですけども、そこにチャージすることはなぜできないんでしょうか。 16 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 17 ◯島岡伸康高齢施策課長 ICOCAにつきましては、交通機関でご利用いただける反面、電子マネーとしての機能もございます。クーポン交付させていただいている理由については、やはり社会参加をしていただきたい。また、健康の維持や増進をしていただきたいということでお配りしておりますので、電子マネーとしての機能があるICOCAについては、採用はしておりません。 18 ◯惠比須幹夫委員長 吉村委員長。 19 ◯吉村善明委員長 言われることは分からなくはないですけども、元々それをもらわれた方の健康維持であったりとか、やっぱり喜びであったりとか、私は極端な話、それを例えばお孫さんとかにちょっとICOCAあるから、使ってきいやと言うても、私はいいと思う。それがその方の喜びになったら、それはその人の健康にもつながってくることなんじゃないかな。極端な話ですよ。(発言する者あり)ただ、しかしICOCAにチャージはしていただけるように近鉄にお願いすることは可能ですか。 20 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 21 ◯島岡伸康高齢施策課長 交付させていただいている趣旨が、先ほど申し上げたような趣旨でございますので、近鉄の方にICOCAが使えるかということをお話をしていることはございませんので、ちょっとその辺は分からないところでございます。 22 ◯惠比須幹夫委員長 吉村委員長。 23 ◯吉村善明委員長 是非、今スルッKANSAIに代わるものとして、そういうICOCAということに考えていただくということも不可能ですか。 24 ◯惠比須幹夫委員長 小紫市長。 25 ◯小紫雅史市長 先ほど申し上げた、電子マネーでございますので、例えばコンビニエンスストアでおにぎりとか、食べ物を買うとか、もちろんそれでいい形で使っていただければ、同様の効果はあるんですが、当然今回ジモティーの件もそうですけども、今までの生きいきカードもそうですが、孫さんにそのまま渡してたとか、そういうような事例がかなりあるということで、いろいろ制度改正をして、今回の生きいきクーポンになったものでございます。スルッKANSAIがあれば、もちろんそういうふうな形での交付は可能だったと思いますが、ICOCAであれば、やはり実際の健康づくりとか、趣味のために外出するという以外の活用の方法も当然ございますので、これについては現時点ではなかなか検討も難しいかなと思っています。 26 ◯惠比須幹夫委員長 吉村委員長。 27 ◯吉村善明委員長 ならば、使いやすいようにするために何を改正されるんですか。どう考えておられるんですか、今。何かを変えようとされてるんですか。 28 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 29 ◯島岡伸康高齢施策課長 窓口ですとか、お電話でもたくさんご意見、ご要望を頂いておりますので、できる範囲の中で改善はしていきたいというふうに思っておりまして、今回の債務負担行為補正予算につきましても、今年は4月からできるだけ早く交付をさせていただくということで準備は進めたんですけれども、やっぱり8月になってしまっておりますので、これは使用期間をもう少し長くしてほしいというご要望もたくさん頂きましたので、6月ぐらいから交付できるような形で準備を進めたいということで、この債務負担行為補正予算を組ませていただいているところです。あと、またいろいろとご要望を頂いておりますので、その辺は実現できるところは今現在関係のところと話をさせていただきまして、また来年度は使いやすいような形で交付させていただきたいなというふうには今考えているところでございます。 30 ◯惠比須幹夫委員長 吉村委員長。 31 ◯吉村善明委員長 交通手段ICOCAに関しましては、またちょっと私もしっかりもう一遍考えさせていただきますけど、もう一つ介護物品購入にも使えるというふうになっておりましたけども、そのお店というのが枚方の1業者セレクトでしたっけ、その1業者限定なわけなんですね。例えば、紙おしめのことだけを言わせてもらいましても、市内でも紙おしめ売ってるとこ、たくさんあるんですけども、これは枚方限定されてる理由は何なんでしょうか。 32 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 33 ◯島岡伸康高齢施策課長 この生きいきクーポン交付については、業者委託をしておりますけれども、プロポーザルをさせていただきまして、クーポンの運営、それから印刷、こういう介護用品、それぞれそのプロポーザルに応募されました業者の方が共同提案をしていただいているところで、今回日本旅行ビジネスソリューションズというところに委託しておりますけれども、こちらがそのセレクトさんと、セレクトさんの実績も勘案されて提案をされてこられましたので、それで採用させていただいているというところでございます。 34 ◯惠比須幹夫委員長 吉村委員長。 35 ◯吉村善明委員長 私の母が、父の弟が今障がい者でそのクーポン券をもらえる。そのクーポン券で、母にしたら義理の弟ですけども、その叔父さんに介護用の靴を何かそれで買うて、本人がもうてるやつですから、その障がい者の人がもうてるやつですから、それで靴を購入したろと思ったんですね。そして、市内介護用品を扱ってるとこに行って靴を見たんですて。でも、それは使えませんと。このクーポン券はうちでは使えないんですよと。何でなんですかとなって、市に問合せしたら、その業者に連絡してくれと、その業者に連絡したら、靴って見てから買いたいんですけどと言ったら、市役所に置いてますからというふうに返答されたそうなんですけども、母にしたら、やはり市内業者でしっかり市の税金で作ったクーポン券市内業者でしっかり使わなあかんやろうなというふうに母は考えたらしい。でも、実際それが使えなかったと。それを見に行くにしても、市役所まで靴を見に行かな買えないと。こんなん、市内業者で使えるようにしたらええんちゃうのと、私も同感でございます。市の税金を使って配ってる、配ってると言うたら、失礼なおかしな話かもしれませんけど、配布してるクーポン券市内業者で使えるようにすることは不可能ですか。 36 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 37 ◯島岡伸康高齢施策課長 市内業者さんもたくさんございますので、この介護用品につきましては、お電話でどういった内容のものがいいかというご相談もお受けしておりますし、それから注文の受付をさせていただいて、ご自宅までお届けをすると、一括して請け負っていただくということはなかなかちょっとその業者さんも、経験も必要やと思いますし、費用もかかってまいりますので、今は委託業者共同でやっているセレクトでやるのが有効かなというふうには思っておりますので、平成30年につきましても、またプロポーザルは実施いたしますけれども、同じような形でやっていきたいなとは思っております。 38 ◯惠比須幹夫委員長 吉村委員長。 39 ◯吉村善明委員長 極端な話ですけども、生駒市内薬局を営んでおられる方の家族の中に紙おしめが必要な方がおられたとしましょうよ。その方もセレクトでないと、そのクーポン券が使えないですよね。自分とこ薬局紙おしめを扱っているとこでも買えないということですよね、使えないということなんですよね。 40 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 41 ◯島岡伸康高齢施策課長 それは使えませんけれども、紙おむつは他でも販売されておりますので、それは介護用品紙おむつに限定しているということではありませんので、紙おむつは違うお店で買っていただいて、違うところにそのクーポンを使っていただければなというふうに考えております。 42 ◯惠比須幹夫委員長 山本市長。 43 ◯山本昇市長 現行制度と言うか、現行のその取組に基づいて、一応、プロポーザルで今の業者さんがとられた内容での説明ということであるわけなんです。新たに、ですから元々今回の議案というのはもっと早くに、今年度から一応検討をして、来年度できるだけ早くから、この制度を使えるようにしようというのが一番の目的でございます。ですから、今おっしゃってるような点等のいろんなご意見はたくさん市の方にも頂いております。ですから、できるものに関しては極力対応しようというふうに考えておるわけでございますけども、例えば今のその制度設計の中に市内業者さんである程度そういったことができる業者さんがあるのかどうかとか、いろいろ聞き取り等をする中で本当にその家まで配達をしてもらう形じゃなしに、販売店だけの販売でええのかと。販売店だけの販売にしたときに、一番の問題、去年もいろいろ検討した中では、やはり市内で行くんやったら、業者の限定というのは余りできないから、かなりたくさんの方々に声をかけていかなければいけないというちょっと初年度で時間的な猶予もなかったというようなこともございました。それらも含めて、去年の中では今の形が一番いいという方法になったわけでございます。ですから、ちょっと今頂いたご意見等も含めまして、変えられるところはきちっと変えて、プロポーザルをする段階までに決めて対応したいというふうには思っております。 44 ◯惠比須幹夫委員長 影林部長。 45 ◯影林洋一福祉健康部長 付け加えさせてもらって申し訳ないんですけども、今回こういった形にしたのは、やはり老々世帯とか、老々で1人世帯とかいうのが1万世帯ございます。そうしますと、介護の認定を受けておられる方というのはやっぱりなかなか移動もできませんので、今回こういった形にさせていただいたと。あともう一つは、薬局とかではもちろん買ってもらってもいいんですけれども、そうするとドラッグストアですと、そういう介護用品以外のものも購入ができると、そういったことも含めて、今回はそういった経緯がありましたので、こういう形にしております。もちろん市内で今申しているようなそういうスキームの中で対応できるような業者がいらっしゃったら、もちろん今度プロポーザルするときに入っていただいても、それは別に構いませんし、市内外、それは構わないと思いますけれども。 46 ◯惠比須幹夫委員長 吉村委員長。 47 ◯吉村善明委員長 今言われたように老老介護であったりとか、お一人暮らしでの方で移動もなかなかしにくいと、そういう意味枚方セレクト配達もしてくれるという意味ではすごく分かるんです。でも、そういう家庭ばっかりじゃなくて、子どもさんとか、息子さんとか、お孫さんとかおって、車でほんだら、おじいちゃん、おばあちゃんのおしめを買うてくるわと言うて、市内とこへ行くことも可能なので、これから改善すると言うていただけてるので、本当に期待したいとは思うんですが、その改善するときでも、例えば先ほどのジモティーじゃありませんけども、そういうとこに、そういう人たち、行政が不本意だと思われる使い方をされている市民の方を向くんじゃなくて、きちっとちゃんと使っている市民の方が大半だと思いますので、そういう人たちの方を向いて、その人たちが更に使いやすいようにするように改善していただけるように要望しておきます。是非お願いしたいと思います。 48 ◯惠比須幹夫委員長 それでは、この生きいきクーポンに関連した予算で他に質問ありましたら。樋口委員。 49 ◯樋口清士委員 先ほど、ICOCAに関しては現金化ができるからやめたという話がありましたけれども、ジモティーの話は確認されていますと。奈良交通バスカードにいったん替えて、それを現金に精算するというようなことが結構やられてると聞いてるんですけど、この事実は確認されてますか。 50 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 51 ◯島岡伸康高齢施策課長 私は聞いておりますけれども、実際にそれをされているかというのは、確認はしておりません。 52 ◯惠比須幹夫委員長 樋口委員。 53 ◯樋口清士委員 奈良交通窓口に座っておられる方が、そういうことがあると。一つの駅の窓口だけじゃなくて、他所の窓口、例えば生駒駅なんてもっとたくさんやっているというようなことを。(「もっと詳しく」との声あり)要は、まずクーポンバスカード1万円分、カードなのか、ICカードを買って、それをもう使わないので精算しますと言うたら、手数料270円ぐらいで、だから9千なにがしのお金になってしまうという。ひどい人は、もうその場で換金という、買って換金という。もう現金を渡してるみたいなものになっていると。そういうことをやってて、それは当初から心配されてて、やっぱりあったというようなことになっていると。こういう事実があるんであれば、それが遺憾であるということでいっても、そういうものを対象に買えますというクーポンなんだから、仕方がないと僕なんか思っちゃうんだけど、それだったら、もっと使いやすいICOCAにチャージさせるということで、別に問題がないんじゃないのかなと。より使いやすくなることで、より目的に沿った利用に促すことができるんじゃないかというふうに思うんですね。近鉄さんとの交渉というのは、また後ほどの話だと。まず、現金化というところでとどまっているということのようですから、ちょっとそこはこういう事実関係があるということを認識してもらった上で、再度検討をしていただく必要があるんじゃないのかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 54 ◯惠比須幹夫委員長 小紫市長。 55 ◯小紫雅史市長 ちょっと私も聞いてましたけれども、そのような事例が本当に数件じゃなくて、何十件も何百件もあるとかというような話であれば、その生きいきカード生きいきクーポン自体も難しいなという結論になるんだと思います。そういう事例がたくさんあるから、ICOCAの方がましなんかというような論理構成には恐らくならないんだと思っておりまして、だからICOCAというようなものを活用して、どんどんICOCAというのを活用して、本当にもとから申し上げているような目的達成につながるということであれば、もちろんそれでいいんですけども、お渡しして、何十件も現金化するような方がいらっしゃるのであれば、ICOCAにして、先ほど申し上げたような形で現金として使われる可能性も同じようにあるということでありますから、その辺につきましては、非常に好ましくない使い方をされている件数がどのぐらいあるかというのは、改めてきちんと我々も正確なデータをとりまして、どのような形で今後やっていくのかを抜本的に考えていかなきゃいけないというふうに思います。今のおっしゃったようなことが本当に非常に多くの件数としてあるのであれば、もうそのレベルの話なのかもしれないというふうに思っております。 56 ◯惠比須幹夫委員長 樋口委員。 57 ◯樋口清士委員 多分これ、数字として把握することは無理だと思うんです。というのは、そのバスカード現金化するというのが、そのクーポンで買ったものなのかどうかという、そこは紐付けされてませんのでね、多分把握はできない。ただ、窓口の感覚として結構多いよということは聞いているということです。だから、そこは多分市として分析は不能なんだろうなというふうに思いますね。だから、どうなんだというところはまた判断していただければ、結構かと思いますけれども、こういう状況でそういう交通費助成的なものを続けるということであれば、ICOCAというのが一つやっぱりツールとしては一番適切なものなのではないかということだけ申し上げておきます。  それと、当初から交付・配布のコストが相当目立つわけですね。当初は、高齢者に限れば2億円の交通費助成額に対して、隠れたコストは当然あるんでしょうけれども、ただ非常に軽いもの、コンパクトなものを配布するということで、職員の手で一定できたと言うこともあって、かなりコストを抑えることができてたのではないかと。それが、高齢者が増えると3億円超えてしまうということで、そこを何とか抑えるためにということで制度改善スルッKANSAIがなくなったという事実もありながら、そこのところで制度改善をということで行った結果として、いきなり今回でも2億8,000万円、9,000万円と。障がい者の区分を除いても、2億円軽く越える額がぽんと出てきたと。そのうちの給付額というのとコストのバランスを考えると、余りにもやっぱりコストって高すぎるんじゃないか。これは3月にもご指摘したとおりで、そのときに初年度なので、例えばコールセンターの開設時期が延びるので高くついてしまうと、いずれこれが抑えられていくんだと、その言葉を信じて賛成もさせてもらったところはあるんですけれども、これ、次年度2億9,000万円ほどですけど、このうちの交付コストというのが実際今年度幾らで、この30年度実施の分のコストというのはなんぼなのか、これをまず教えてもらえますか。 58 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 59 ◯島岡伸康高齢施策課長 今年度の事務費については、4,344万8,455円でございます。債務負担行為で上げさせていただいている金額のうち、事務費として見込んでおりますのは、3,988万5,000円でございます。 60 ◯惠比須幹夫委員長 樋口委員。 61 ◯樋口清士委員 あんまり画期的には、劇的には減っていないと。これ、同じことを続けていくと、大体同じ額がかかってくるということですか。 62 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 63 ◯島岡伸康高齢施策課長 クーポンの作成にかかる費用ですとか、お知らせガイド、ご利用ガイドの作成費用、また郵送でお送りをいたしますので、毎回必ず要る費用というのは発生してまいりますので、あとはコールセンターであったり、作成に向けての事務費、人件費であったりということの削減はできますけれども、やはり一定の事務費はかかってくるというふうに考えております。 64 ◯惠比須幹夫委員長 樋口委員。 65 ◯樋口清士委員 どれぐらいと見込んでいますか。 66 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 67 ◯島岡伸康高齢施策課長 金額は今年度より来年度については、350万円ほど減らしております。ただ、これ以上大きく減るということはちょっと難しいかなというふうには思っております。金額的には幾らというのは、ちょっと今申し上げることはできません。 68 ◯惠比須幹夫委員長 樋口委員。 69 ◯樋口清士委員 ということは、大体4,000万円弱がどうしてもかかってしまうということですよね。ということは、2億4,000万円の給付に対して4,000万円のコストがかかると、非常にこれ、ある意味もったいない話やなと思うんですね。それだけのお金があったら、4,000万円のお金があったら、結構いろんなことができますよね。今、年齢で削っていってるところに実は結構配分できるという話もあって、誰のための施策なのかなと、要は事業者に向けての施策になってしまわないのというところが、すごく気になるところですわ。それがまずは大きなこの施策、事業の問題点だろうと。これから給付する対象者が年齢を切っていくので、どこかまでは減るのかな、あるいは一定水準ということになったときに、要はこの事業をこれからずっと続けていくと考えておられると思うんですが、そうするとこの事業にどれぐらいの金をかけることが適正だというふうに考えておられるんですか。結構もう最近赤字出してるでしょ。その中でやっている事業じゃないですか。黒字出して、ゆとりがあってやってるものじゃなくて、非常に財政的にはしんどいと、これからもしんどなるという予測を立てながらこの事業をやってるわけで、そこに一体トータルでどれぐらいのお金をこれからずっと使い続けるんだと、そのつもりなんだと、この2億8,000万円を使い続けるという覚悟でいてはるということですか。 70 ◯惠比須幹夫委員長 小紫市長。 71 ◯小紫雅史市長 今回のクーポンに切り替えるときに、とりに来ていただいて交通事故が起きたり、事故が起きたりというような話もあったので郵送にしたとか、そういう一定増加する要因もありますけれども、今ご指摘がございましたように、コールセンター等の費用は正直、もう少し下がっていくかなというふうに思っていましたが、やはり一定まだまだ問合せがあるだろうというようなこと、新たに受給する方も出てきますので、そんな大幅にやっぱり減らないということで、コールセンターの費用は減ってはいきますけれども、そんなに大きく減らないというようなことでございます。元々、大体2億数千万円の支給であったものを大きく上回らないような形で今後も制度を継続していくという発想でスタートいたしました。その上で郵送代とかが当然上乗せになっていくというのは織り込み済みではありましたけれども、今回出した2億8,900万円というところから、少しでも下げていくような努力はしなきゃいけないというようなことは考えております。  いずれにしても、いろいろタウンミーティング等もして、今回クーポンというような形でお認めをいただいてスタートした事業でございますので、先ほどございましたように、使いやすいような工夫というのは、とにかくしっかりともうしばらくやらせていただきたいというふうに現時点では思っておりますけれども、今日この場でご指摘いただきました、非常に我々としても、心から残念な運用の使われ方というようなことが非常にたくさん出てきたような場合については、いろんな委員の皆様から頂いたようなご意見、議員の皆様からのご意見も踏まえて、この制度自体をどういうふうにしていかなきゃいけないのかというのは考えていかなきゃいけないと思います。額としては、一番初めに申し上げたように、2億数千万円で、プラス幾らかというような形で考えてましたけれども、予定よりも、今、実際思っていたよりもかかっているというのは事実でございます。何とかここを少し効率的に頑張っていきたいということで考えていきたいと思います。 72 ◯惠比須幹夫委員長 樋口委員。 73 ◯樋口清士委員 問題はそのコストの話と、やっぱり我々、これを9月の定例会の中でも言いましたけれども、使いにくい、使えないという声が圧倒的に多いと、聞く声がですね。当然、使えてる人もいるんでしょう。そういう方は文句言わないでしょうけども、やっぱりエリア、エリアで使い勝手が悪くなってると。電車なら使えるけど、回数券みたいな精算を伴うようなことはしたくないというのがどうも抵抗になってるみたいかなというふうに思うんですね。先ほどのICOCAの話に戻りますけど、やっぱりそういうツールがあれば、使いやすくなる。使いやすくなれば、換金というのも減ってくるということもあるわけですよね。だから、今の使いにくさがいろいろ問題起こしているというのは、これは確かな話だし、印刷物、クーポン券あるいはカタログという非常にボリュームをアップさせてしまっているがために、外注でやらざるを得ないというような事情がでてきたりとか、その交付コストを引き上げてしまっていると。だから、そういう意味で抜本的にそこは見直さないと、逆に変な使われ方してる、コストが高くなってるというとこに、要はその制度の組み立てそのものがそっちへ向かわせてしまっているんじゃないのかなというふうに思うわけです。そういうところを少し反省していただいて、なおかつ財政的に今どうなんだという財政事情を見ながら、じゃ、どんだけ使えんねんと。その中に収まる方法を考えていったときに、実はもっと使い勝手のええコストの低いものが見えてくるかもしれないし。だから、このできるとこからやっていきますとかという非常に曖昧な言葉で、この中身が私には全く見えなくて、今ある問題だけが来年度も残ってくる。そういう状況で同じようなお金が出ていくということについては、非常に問題を感じますね。  期間延長という話が今ありましたけれども、それを望む声はあるんでしょう。あるんでしょうけど、制度そのものがこんでええのかという疑義が出てる中で、同じことをやりますと、一つの満足度だけを求めていきますという話ではいかんのと違うかなと。これ、債務負担行為として出てきてる。だから3月以降に具体的にこうしますということをお示しいただいた上で、予算に上げていただくということも一つの手なんじゃないのかなというふうには思うんですね。やっぱり抜本的に見直すべき部分があるというふうに私は思います。 74 ◯惠比須幹夫委員長 意見でいいんですか。  他に関連しての質疑がありましたら、よろしいですか。              (「なし」との声あり) 75 ◯惠比須幹夫委員長 よろしいですか。じゃ、生きいきクーポン予算以外で質問ございましたら。              (「なし」との声あり) 76 ◯惠比須幹夫委員長 よろしいですか。  それでは、他に質疑がないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございますか。浜田委員。 77 ◯浜田佳資委員 先ほど生きいきクーポンの事務費の件なんですけど、来年度は71歳に引き上がる年ですよね。したがって、これは初めてと言う人は、生駒に引っ越してきて71歳になったという極めて少ない人で基本的にはもう今年経験してますという人やと思うんですよね。そうなりますと、コールセンターの費用は激減できるんじゃないかと思うんです。この事務費の中で一番お金のかかってるのは何でしょうか、まず。 78 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 79 ◯島岡伸康高齢施策課長 一番お金のかかっておりますのは、クーポンの発送に関する費用が一番高くなっております。 80 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。 81 ◯浜田佳資委員 それで幾らぐらいになってますか。 82 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 83 ◯島岡伸康高齢施策課長 発送とあと届かなかったときの管理や、あとクーポンの封入を入れまして1,261万1,000円でございます。 84 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。 85 ◯浜田佳資委員 となると、コールセンターはどれぐらいかかって、29年度と30年度の予定はどれぐらいでしょうか。 86 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 87 ◯島岡伸康高齢施策課長 すいません、ちょっと訂正いたします。見ているところが間違っておりました。郵送代は1,238万3,000円でございます。コールセンターについては922万7,000円でございます。 88 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。 89 ◯浜田佳資委員 350万円減る内訳は、そこの部分が減るというような、大体どこの分が多く減ると予定しているんでしょうか。 90 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 91 ◯島岡伸康高齢施策課長 コールセンターにつきましては、今年は8月からでございますけれども、来年度は6月から交付の予定をしておりますので、開設する期間が延びますので、大体金額的には余り変わらないような形になっております。減っておりますのは、クーポンの作成であったり、ご利用ガイドの作成であったりの費用、それから換金に伴います費用、それから事務局で対応していただいてます職員の方の費用、この辺で合計で300万円ほどの減になっているところでございます。 92 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。 93 ◯浜田佳資委員 コールセンターがほとんど同じというのが、皆さん、2回目になるということも含めて、ちょっとどうなのかなと思いますので、そこら辺はまたよく精査する必要があると思いますが、ただ樋口委員が言われたように、そもそもこれをどうするのかという議論がありますが、そういった議論は別にいつするとかいう話は何も考えてないんでしょうか。 94 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 95 ◯島岡伸康高齢施策課長 今のところ、今年と同じ形で実施をしてまいりますけれども、改善できるところについてはできるだけ改善をした形で実施したいというふうに考えております。 96 ◯惠比須幹夫委員長 浜田委員。 97 ◯浜田佳資委員 ということは、基本的に改善できるとこ改善して、来年度1年間はやらせてくれと、その中でその状況を見ながらしっかりと議論していきたい、こういった腹があるんでしょうか。 98 ◯惠比須幹夫委員長 島岡課長。 99 ◯島岡伸康高齢施策課長 改善するところは改善をさせていただいた上で、またその実施状況も見させていただいて検討をさせていただきたいと思います。 100 ◯惠比須幹夫委員長 他に質疑はございませんか。              (「なし」との声あり) 101 ◯惠比須幹夫委員長 では、質疑等ないようでございますので、以上で議案第68号の厚生消防分科会所管分に対する質疑を終結いたします。  以上で、本会議から付託された厚生消防分科会の議案質疑は全て終了いたしました。
     次の委員会は、明日15日、市民文教委員会終了後に再開をいたします。  本日はこれにて散会をいたします。              午後4時36分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....