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  1. 生駒市議会 2013-10-09
    平成25年第4回定例会(第6号) 本文 開催日:2013年10月09日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 再開 ◯中谷尚敬議長 ただ今から平成25年生駒市議会第4回定例会を再開いたします。  本日の会議につきましては、報道関係者事務局職員による写真、映画等の撮影を許可しておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯中谷尚敬議長 これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、議事日程のとおりとなりますので、ご了承おき願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第1 議案第64号平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)に係る再議につい        て 3 ◯中谷尚敬議長 日程第1、議案第64号平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)に係る再議についてを議題といたします。  10月7日に議決した議案第64号、平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)は、市長から、地方自治法第176条第1項の規定により、再議に付されました。  市長から再議に付した理由の説明を受けます。山下真市長。              (山下真市長 登壇) 4 ◯山下真市長 それでは、10月7日に修正議決されました議案第64号、平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)に対する再議の理由を述べたいと思います。  まず第1に、生駒駅前にぎわい創出拠点の設置に係る修正部分についてでございますが、生駒駅前にぎわい創出拠点は、生駒駅前北口第二地区市街地開発事業の保留床を活用して整備を図るものであり、地域活性化、地産地消の推進、観光の振興、環境啓発といった目的を具現化する上で重要な施設でございます。通常、施設等の整備工事を実施する際、工事期間が複数年の大規模工事や、施工用地の取得から始まる工事などは、設計費用のみ又は用地取得費用のみなど、会計年度独立の原則に基づきまして、当該年度において実施可能な範囲の費用のみを予算化しておるところでございます。しかしながら、比較的小規模な工事で、当該年度内に十分完成する見込みがある場合については、設計費の施工から工事費の執行まで、円滑に切れ目なく実施し、できる限り早く工事を完成させ、工事完成に伴う効果を市民に早期に還元するため、設計費、工事費とも同時に予算化しておるところでございます。例えば、平成25年度当初予算の学童保育施設分割工事におきましても、設計費から工事費まで一括して予算化しておるところでございます。予算委員会で述べましたとおり、工事費のみ9月議会で予算計上せず、それを12月議会で計上することになれば、設計は終わったにもかかわらず、スムーズに工事に着手できず、いたずらに工事費の議決を待つだけの空白期間が生じることになり、ベルテラスいこまの平成26年4月オープンに間に合わなくなる可能性がございます。また、本会議で内装工事費予算計上し、議決を得たとしても、詳細な設計に合わせて工事費をより具体的に積算し、予定価格を決め、入札執行すれば、何ら予算執行の無駄は生じないものであり、あえて予算計上を12月議会に先送りする積極的な理由は何ら見当たらないものでございます。  以上の理由から、公有財産購入費及び内装工事設計費を復活させ、内装工事費のみを削る修正案第3号には異議がございます。  次に、スマートコミュニティ推進事業奨励金修正部分についてでございます。  修正案第3号の提案理由といたしまして、スマートコミュニティ推進事業は、1)特定事業者を利するものであること、2)運用困難な要綱に基づくものであること、3)市長の裁量が大きいものであることといった理由が述べられました。しかし、既に修正案第2号に対する再議の理由で述べましたとおり、特定事業者を利するものであることという点は全く理由のない一方的な主張でございます。また、運用が困難な要綱に基づくものであることという点につきましては、予算委員会で答弁したとおり、運用に何ら支障はなく、一方的な言い分であると言わざるを得ません。3)市長の裁量が大きいものであることについても、要綱の改定案ではポイント制を採用するなど、明確な補助基準を設けており、市長の裁量は極めて少ないものでございます。そもそも補助金の交付は要綱がなくとも可能であり、市長の裁量は元来大きいものでございます。しかし、今回はその裁量を最小化しており、これでも市長の裁量が大きいと言われるのは、市長の裁量権の趣旨を理解していないと言わざるを得ません。予算の編成、執行の過程においては、編成権及び執行権を有する市長に一定の裁量が認められるのは当然であり、その裁量が乱用に及んでいなければ、特に問題はないと考えます。今回、市長の裁量をできる限り少なくし、乱用のおそれのない本要綱案をもってしても、市長の裁量が大きいと言われるのは理解できません。その他、スマートコミュニティ推進事業奨励金を減額する部分についての異議は、修正案第2号に関して述べたとおりでございます。  最後に、市議会の皆様方にお願いがございます。私は、政治は妥協であるというふうに考えております。異なる立場、異なる考え方の人間が集まり、議論をして物事を決めていく上で一定の妥協がなければ、物事は前に進んでいかないと思っております。そのような考えから、3月議会でご指摘を頂いたスマートコミュニティ推進事業奨励金の制度につきましては、議会の意向を受け入れ、そして大きく要綱案を改定したものでございます。
     また、駅前のショップにつきましても、先般の予算委員会におきまして、私自身が関係団体の調整に責任を持って当たり、しかるべき時期に議会の皆様方に成案をお示しするということを申し上げさせていただきました。私は、そういった意味で、市議会の意向を真摯に受け止め、一定の譲歩と言いますか、妥協をしているつもりでございます。そうしたことから、今回につきましては、是非、市議会の皆様に妥協をお願いしたいというふうに思っております。  アメリカ合衆国におきましては、国民皆保険制度をめぐって、オバマ大統領と野党、共和党の対立が抜き差しならないものになり、暫定予算案が成立せず、アメリカ合衆国連邦政府が閉鎖され、連邦政府の職員が自宅待機をしたり、あの自由の女神ですら見学できないといったことで、アメリカ合衆国国民生活に影響が及んでいるというふうに報道をされております。そうした事態をアメリカ国民は冷ややかな目で見ているという報道もございます。是非、政治は妥協であるということをご理解いただきまして、今議会におきまして、何らかの決着をしていただきたく、私から改めて伏してお願いするものでございます。 5 ◯中谷尚敬議長 再議に付した理由の説明は終わりました。  本件について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 6 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  本件について、これより討論に入ります。  発言については、会議規則第56条の規定により、交互に行います。  まず、反対討論はございませんか。18番角田議員。 7 ◯18番 角田晃一議員 生駒駅前にぎわい創出拠点の設置に係る修正案についてでありますが、修正案第3号は、修正案第2号で削除した公有財産購入費及び内装工事設計費を復活させておりますが、内装工事費用は削っています。先ほどの再議書の理由第1に述べられておりますように、通常、小規模な工事で当年度内に完成する見込みがある場合については、設計費の執行から工事費の執行まで円滑に切れ目なく実施し、できるだけ早く工事を完成させ、工事完成に伴う効果を早期に市民に還元するため、設計費、工事費とも同時に予算化していることから、設計費と工事費を分離する修正案第3号には異議があります。  もう1点ございます。スマートコミュニティ推進事業奨励金は、低炭素型社会構築のための第一歩であり、早期に実現することが市民福祉の向上につながると考えておりますので、今議会で成立させるべきとの考えから、修正案第3号に反対するものであります。  よって、修正可決することを可とすることに反対するものであります。以上です。 8 ◯中谷尚敬議長 次に、賛成討論はございませんか。1番吉村議員。 9 ◯1番 吉村善明議員 それでは、議案第64号、平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)に対する修正可決に対し、賛成の立場から討論いたします。  今回の修正案は、平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)の原案のうち、スマートコミュニティ推進事業奨励金に係る予算の削除と、生駒駅前にぎわい創出拠点施設の設置に係る予算を減額するものです。  まず、スマートコミュニティ推進事業奨励金につきましては、先の修正案提案理由説明で、ボタンのかけ違いと表現させていただきました。それに対し、市長はボタンのかけ違いは修正できていると言われました。確かに、要綱上は奨励金を住宅購入者に交付するものと記載されていますが、委員会において、事業者との信頼確保であるとか、事業者の期待に応えることが大切と言われています。なぜ、事業者が期待されているのでしょうか。私の言うボタンのかけ違いは、正にその部分であります。議会で承認されるまでに事業者に期待を持たせること自体がボタンのかけ違いなのです。本来ならば、事業者は購入者に対し、この地域は生駒市がスマートコミュニティを認定していますので、様々なエコ対応機器の設置に対し奨励金が交付されますので、設置されませんかと営業すればいいのです。当然、認定されていない地域よりも売りやすくなるはずですし、売れることで事業者は販売価格が上がるというメリットがあります。事業者は購入者に対し、奨励金相当額の値引きをする必要はないのです。  以上のことから、原案を賛成するわけにはいかないことら、修正可決に賛成いたします。  次に、生駒駅前にぎわい創出拠点施設の設置に係る予算ですが、先日の予算委員会で、委員から関係団体との協議等が不十分かつ不明瞭との指摘に対し、市長も現状に不安を感じられたから、これから私が協議に参加し、責任を持って調整すると言われたのでしょう。正に、現状に不安があり、不確定であることが浮き彫りになったのではないでしょうか。今後、しっかり運営に関して調整できてから提案していただきたいと考え、修正可決に賛成いたします。 10 ◯中谷尚敬議長 反対討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 11 ◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。11番塩見議員。 12 ◯11番 塩見牧子議員 それでは、議案第64号、平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)の修正案第3号の可決に対する賛成討論を行います。  議案第64号の修正案第3号は、一昨日の賛成討論でも述べましたとおり、事業計画が明確に示されていない状態で所有床を購入することは、議会としてにわかに認め難いものです。しかし、予算が認められれば、市長の責任において事業コンセプトを明らかにすべく、12月定例会までに一定の成果を出すという旨が表明されたことと、議会が問題なしとしている残余の予算に係る事業を執行しなければ、市民生活に大きな影響が生じることから、苦渋の選択として譲歩、妥協して賛成したものです。それに対して、市長は再度、再議に付してきたわけですけれども、その理由の中で、工事費のみ12月議会で計上することになれば、設計は終わったにもかかわらず、スムーズに工事に着工できず、いたずらに工事費の議決を待つだけの空白期間が生じることになり、ベルテラスいこまの平成26年4月オープンに間に合わなくなる可能性があると述べておられます。しかし、一昨日の予算委員会で、内部の設計に10日間、金額設定に10日間、入札に2週間、設計に2カ月半要すると答弁されており、その答弁に従えば、来年1月いっぱいまで設計にかかることになり、工事費用は12月議会に計上しても十分スムーズに工事に入れると判断しての修正案です。工事に係る予算計上を12月議会に先送りにする積極的な理由は何ら見当たらないとのことですが、今定例会に予算計上しなければならない積極的な理由も見当たらず、再議の理由の妥当性をここに見いだすことはできません。  また、スマートコミュニティ推進事業奨励金に関しては、運用が困難な要綱であるとの議会の指摘について、運用に何ら支障はなく、反対のための一方的な言い分と理由で述べておいでです。確かに、現認定開発地においては支障なく運用できると考えますが、要綱は特定開発地のみを対象に制定されるものではないことは十分にご承知のことと思います。今後、別の開発地に要綱を適用させるに当たり、第4条の認定条件において運用に支障が生じ兼ねないことを予算委員会で指摘させていただいており、精査を求めての修正案であることを再度ご確認いただきたいと思います。  さて、一般的拒否権が市長に認められているとは言え、生駒駅前にぎわい創出拠点設置については行政の対応の遅れを、スマートコミュニティ推進事業奨励金については行政の勇み足の尻拭いを議会にさせようとするもので、その両事業の根底に横たわる問題は無計画な行政運営ということです。その問題を指摘し、改めさせるのが我々議会の責務でありますが、最も市民生活に影響のない形で、否決ではなく、修正という形を採っているにもかかわらず、自らの事務執行のまずさを棚に上げ、議会の正当な権利である修正権を乱用などと称し、再議という強権を振りかざして、市民の代表機関である議会の議決を否定することは民主主義そのものを否定することに他なりません。安易な再議の行使は、今後、厳に慎まれることを切にお願いして、修正案第3号の可決に係る賛成討論を終わります。 13 ◯中谷尚敬議長 反対討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 14 ◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。10番浜田議員。 15 ◯10番 浜田佳資議員 それでは、議案第64号、平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)の修正可決に対する賛成討論を行います。  まず、生駒駅前にぎわい創出拠点の設置に係る修正についてですが、修正は、事業の進行を遅らせることなく、かつ議会としてのチェック機能を十分に果たすためのものとなっております。この点、再議書では他の事業での例を挙げ、修正内容を否定していますが、再議書の理由に書かれていることはあくまでも事業内容が十分に検討され、確定している一般的な場合であり、この案件のように、行政の対応のまずさでごたごたがあり、事業内容の十分な検討が行われているとは言い難い、いろいろと変更があり得るものに単純に当てはめることは相当ではありません。一連の流れがスムーズに進んでいる一般的な場合とは状況が異なります。したがって、今後、事業内容が十分に検討され、スムーズに行われることを担保するために工事費の予算を9月議会で見送ることは十分意義があることと考えられるのであります。12月議会では間に合わないという判断であれば、もっとも先ほど塩見議員の方から、12月議会でも、スケジュール上、間に合うという発言がありましたが、間に合わないという判断をもしされた場合であっても、臨時議会を招集し、補正予算を上程すれば足りる話であります。予算案をいつ出すかは確かに行政の権限ではありますが、そうであるからこそ、その判断、権限行使の判断が問われるのであり、権限内であるから何をしてもよいというのではないことは、権利の乱用を否定することから明らかであります。状況に応じたベストの選択が求められるのであります。こうして、市長が軸になって取りまとめた成案を議会に提出し、理解が得られれば工事はスムーズに行うことが可能であり、修正案を否定する根拠とはなりません。こういった選択肢があるにもかかわらず、それを選択の対象と考えず、9月議会にこだわることにより、工事がスムーズにいかない状況をあえてつくり出して修正案を否定するということは、正に権利の乱用であります。  次に、スマートコミュニティに係る点でありますが、市長の裁量について認めないとは言いません。裁量が一定あるというのは当然のことだと考えます。ただ、今回の場合、白庭みなみ丘において、公園が北の端にあり、地域内の中心にあるとする要綱と全く反するにもかかわらず、裁量で認めています。この条件は重要事項であるにもかかわらず、この状態であります。要綱をつくった時点での状況からやむを得ないとされています。しかし、要綱の重要な条件を満たさないのであれば、認定しないという判断もあり得たはずですが、認定しているわけであり、結局のところ、裁量は狭くないのであります。裁量が狭いポイント制の部分をピックアップして、市長の裁量が狭いと言われても、説得力に欠けます。全体的評価の問題なのです。  さて、スマートコミュニティの推進で生駒の人口が増えるということが市長や議員の中から言われていますが、果たしてそうでしょうか。まず、スマートコミュニティの適用住宅の面積が広く、該当する宅地が少ないし、価格が高くなり、購入層も限定されます。環境No.1というブランドでと言いますが、転入で重視する環境というのは、自然環境生活環境であり、これとは異なります。また、働き盛りの世代の転入促進であれば、子育て環境や交通の利便性が大きな要素になります。したがって、効果が0とは言いませんが、スマートコミュニティで人口が増えると声高に言うほどのものではないというのが実態ではないでしょうか。このことは、市が作成し、9月20日付けで議員に配布された主に市内の不動産業者に配布しているこの定住促進リーフレット「育マチ、生駒」この中身を見ても明らかであります。これ、ちなみに市が作ったものですからね。行政や政治の世界では、ともすれば、自分が進めたいものを過大評価し、結果、全国で様々な破綻が生じていることは皆さんもご承知のことと思います。事業は冷静、的確に分析し、効果に対応した評価をすべき。  次に、予算修正権と再議の問題ですが、再議に関しましては、議員の皆さんが持っていますこの議員必携によりますと、時と場合によっては、二元代表制という制度が正常な形で円滑に運営されず、議会と長との間に対立、抗争を生ずる場合がある。その場合の救済策としてあるというふうなことが書かれております。ところが、今回の場合は別にそういった異常な状態ではなく、通常の手続き、10月3日の本会議において、補正予算について通常の手続きに従い、修正案が可決されたにもかかわらず、再議に付したということが、今回の再議に関する一連の流れの発端であります。再議書の理由の3において、修正案の乱用であるとかいうことが書かれておりますが、このどこに議会の予算修正権や議決権の乱用があると言うのでしょうか。また、修正というのは、できるだけ合意を得ようとする政治としての本来の在り方であります。こういったことを乱用と言い、自らの再議権の行使は権利の当然の行使というのは、とどのつまり、自分は何をやっても権利の行使、相手は権利の乱用という実に一方的な自己中心的、ご都合主義、自分勝手な主張と言わざるを得ないのであります。  また、これを再議書の理由によると、理念がないとか、政治的目当てとかしか理解できないようなことを書いておりますが、それは結局、自らがその程度の発想でしかないことの表れでしょうし、市長の発想が市長就任から約8年たつにもかかわらず、行政の長としての政治家の発想ではなく、議会の場を法の解釈、適用で白黒つける裁判所であるかのごとき感覚であることの表れと言わざるを得ないのであります。  先ほどの再議の理由では、市長は、政治は妥協であるということを言いました。しかし、そこでは市議会に妥協をお願いするだけであります。市長が議会の修正に対して妥協せずに再議を出したのが、今回のこの事態の発端ではないでしょうか。政治は妥協と言うのであるならば、自らそれに反することはやめればよい、それだけのことであります。今回、議会は妥協したからこそ、修正案を2回出したのであります。また、更にこの再議書の理由で重大と言うか、異常なのは、再議権を市長が行使せずとも済むように市の最終意思決定機関である市議会がその権限と権威にふさわしい行動をとることを主張し、それを再議の理由としていることであります。市長が再議権を行使する場合として、予算や条例に関する議案が否決されたことが前提ですから、これでは議会が否決しなければよい、常に可決せよと言っていることと同じで、行政のチェック機関としての議会の役割を事実上否定するものとして、二元代表制議会民主主義の実質的な否定につながるものであります。これは行政の長として決して言ってはならないものでありますが、そのことを理解していないのではないでしょうか。どこぞの某市長とそっくりですね。  さて、再議についての表決に当たり、重要なのは修正案の内容のみならず、再議そのものが問われております。先日の修正案の裁決時と異なる事情が付け加わっております。それゆえ、表決行動が変わることもあり得るものです。その際、市民生活関連予算を人質に取った今回の再議の在り方そのものや、二元代表制を否定するかのごとき主張をどう評価するか、これこそが問われています。市民の代表としての議員、二元代表制の一翼を担う議会の一員としての判断が議員に求められます。かかる観点からは、再議に関する一連の手法、理由は大きな問題を有するものとして容認することはできず、修正可決に対して賛成するものであります。以上です。 16 ◯中谷尚敬議長 反対討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 17 ◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。14番樋口清士議員。 18 ◯14番 樋口清士議員 それでは、議案第64号、平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)に係る修正可決に対する賛成討論を行います。  この補正予算につきましては、10月7日の本会議において修正可決されましたが、即日、市長により再議が求められました。最初の理由について見てまいりますと、まず第1、生駒駅前にぎわい創出拠点の設置に係る修正案に対する異議の理由として、設計終了後のスムーズな工事着工が困難となり、議決を待つ空白期間が生じる、平成26年4月オープンに間に合わなくなる可能性があるといった理由が示されておりますけれども、先の予算委員会において、内装工事の期間については、工事発注から工事完了まで3カ月程度ということで説明もあり、4月までに完了可能ということは確認済みであります。  また、比較的小規模な工事で当該年度に十分完成する見込みがある場合、設計費の執行から、工事費の執行まで円滑に切れ目なく実施し、できる限り早く工事を完成させ、工事完了に伴う効果を市民に早期に還元するため、設計費、工事費とも同時に予算化するとのことですけれども、今回は、工事完了に伴う効果を市民に還元できるのは平成26年4月のベルテラスの開業時である。工事が早くできたからと言って、早く還元できるものではありません。さらに、本事業に関しては、そもそも7月24日に床が購入できることを確認してから後、担当部局の手際の悪さから、その拠点での事業展開の方針、運営体制づくりがうまくいかず、予算の前提条件が整わず、結果、オープンまでのスケジュールがタイトになってしまっているという状況がございます。議会のチェックがなければ、うやむやのうちに問題のある事業スキームのまま、参加団体の足並みがそろわない状況のままに事業に邁進し、結果として時間には間に合わない、あるいは間に合いはしたが、誰も納得しない事業になっていた可能性もあります。今後、市長が先頭に立って、12月までに予算の前提条件を整えるということでありますが、ただこのこと自体が既に手順が後回しになっているということの査証であります。ただ、ここは市長の言を信用いたしますが、これまでの経緯からも、手放しで全てを預けられる状態にはなく、議会が適宜チェックを入れていかざるを得ない状況にあることはご認識いただきたいと思います。  次に、第2のスマートコミュニティ推進事業奨励金の修正案に対する異議について。  この中で特定事業者を利するものであるという点は全く理由のない一方的な主張であるとありますけれども、私は提案説明の中で、利するということではなくて、必要以上に配慮したという言い方をしておったと思いますけれども、例えば要綱第11条の第2項において、住宅購入者に交付すべきものを事業者に交付できることにしている1点をもってしても、特定事業者に必要以上に配慮していると言えるのではないでしょうか。事業者がこれまで負担したものを住宅購入者から回収するについては、本来、市の要綱に記載すべき事項ではなく、事業者と住宅購入者との話合いで解決されるべきことと考えます。また、認定の必要条件として、公園の位置を地域内の中心にとしておきながら、市長裁量によってこれを緩和している事実をもってしても、特定事業者に必要以上に配慮したものとなっていると言えます。  次に、運用が困難な要綱に基づくものであることは予算委員会で答弁したとおり、運用に何ら支障はなく、反対のための一方的な言い分であると言われておりますけれども、認定の時期はスマートハウスが開発地の4分の3を超えた時点であり、土地を購入して家を建てないまま置かれ際に、どのような運用がされるのか、要件を満足したことを確定し、交付するまでに何年もの歳月を要するケースもあり得るのではという疑問に対しては、市長から、事業者が建て売りで対応するといった都合のよい説明がありましたが、これは建て売り分譲を前提とした白庭みなみ丘のケースだけを想定した回答であり、土地分譲を先行する場合には全く当てはまるものではなく、全く納得できる答弁ではありませんでした。つまり、現状では運用困難なケースは解消されていないという状態にあるということです。また、これを市長裁量で乗り切ろうとすると、4分の3以上という根本的な要件をも緩和する形で運用することとなります。  以上、述べたことからも、最も重要な要件すらも簡単に緩和できてしまう、あるいは緩和せざるを得ない要綱となっている点からも、市長の裁量が大きな、不十分な要綱と言えるのではないでしょうか。  最後に、第3、市議会の予算修正権の乱用についてという部分でございますが、全く理由のない一方的な主張をもって予算案を修正することはもはや市議会の予算修正権の乱用とまで評価され兼ねないとありますけれども、以上、述べましたように、予算修正の理由は明確であり、議会は一方的な主張をしているということではなく、逆に市長が都合のよい理屈で説明したことをもって、議会の理解を得られるはずと勘違いされての一方的な主張であると言わざるを得ません。また、再議によって当該修正案が否決されるや否や、その日のうちにそれらを復活させる修正案を提出するなど、正に何らの一貫性も理念もない、単なる政局目当ての予算の修正権の乱用と言わざるを得ない行為であるとありますけれども、10月7日開催の予算委員会の中で、先に行われておりました9月26日開催の予算委員会での虚偽のと言いますか、いろいろ誤った情報が報告され、全く異なる事実がその10月7日に明らかになったということから、改めて現状を踏まえて取り除かれた問題、これも市長が先の約束をそこでされたということだけなんですけれども、これに対応した修正案を提出することによって、議会として執行部に対しての歩み寄りを示したのであって、一貫性も理念もないということには全く当たりません。  問題があるものに対して問題があるとして、議会として真っ当な対応をしているにもかかわらず、その対応に対して、政局目当てというおっしゃられようは全く理解ができません。間違っていることを間違っていると述べることに対して政局目当てと言われるのなら、議会は議会の役割を果たせないと考えます。自分の考えに沿う意見には耳を傾けるが、沿わない意見に対しては一方的な主張だと、議会に問題があるとあおる。このことの方がよっぽど政局目当ての発言ではないでしょうか。さらには、再議権を市長が行使せずとも済むように、市の最終意思決定機関である市議会がその権限と権威にふさわしい行動をとっていただきますことを切にお願いするとありますが、これには全くもって驚きました。この言葉が意味するところは、市長が再議権を行使せずとも済むように議会は市長の考えに沿う議決をするべきである、あるいは、議会が市長の考えに沿わない議決をするならば、議会の指摘する市長の考えに沿わない問題を無視し、市長は再議権を行使するということに等しいと考えます。これで果たして議会は議会の役割、責務を果たすことができるでしょうか。自ら市議会の権限、権威と言いながら、これは市議会の権限、権威を全く無視し、二元代表制を否定する発言ではないでしょうか。  以上、この再議書に挙げられている理由は、全くもって市長の一方的な言い分であり、到底理解ができないものであることから、また、理由第3を含む再議書を是として議決結果に反対する行為は議会議員としての責務を放棄するに等しいと心得ることから、10月7日の当補正予算に係る議決結果を尊重すべきであると考えます。  以上、賛成討論を終わります。 19 ◯中谷尚敬議長 反対討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 20 ◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 21 ◯中谷尚敬議長 ないようでございますので、これにて討論を終結し、本件を採決いたします。  この採決は起立によって行います。  なお、起立しない者は反対とみなします。  この場合、先の議決のとおり決定することについては、地方自治法第176条第3項の規定によって、出席議員の3分の2以上の同意を必要といたします。  ただ今の出席議員は23名です。その3分の2は16名であります。  お諮りいたします。  本件を10月7日の議決のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) 22 ◯中谷尚敬議長 ただ今の起立者は3分の2に達しません。よって、日程第1、議案第64号平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)に係る再議については、10月7日の議決のとおり決定することについて否決されました。  議案第64号平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)に係る再議については、10月7日の議決のとおり決定することについて否決されましたので、改めて修正前の原案を審議することにいたします。  暫時休憩いたします。              午前10時36分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前11時28分 再開 23 ◯中谷尚敬議長 休憩を解いて、引き続き会議を行います。  修正前の原案について、これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。              (「なし」との声あり) 24 ◯中谷尚敬議長 ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  修正前の原案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ありませんか。              (「異議なし」との声あり) 25 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、修正前の原案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  修正前の原案について、これより討論に入ります。  発言については、会議規則第56条の規定により、交互に行います。  まず、反対討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 26 ◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。13番中浦議員。 27 ◯13番 中浦新悟議員 それでは、討論を行います。  平成25年度一般会計補正予算(第3回)は極めて程度の低い議案内容であると言わざるを得ません。生駒駅前にぎわい創出拠点整備において、市は委員会で虚偽ともとれるいい加減な答弁を繰り返し、都合のよいことだけを並べ立て、議会審議をないがしろにしました。議会では、真実を述べていただかないと、審議そのものが成り立ちません。そして、スマートコミュニティ推進事業に関する今回の補正予算については、市長の先走りによる失策の尻拭い予算としか思えません。この事業は市長の独断で唐突に作成された補助金交付要綱により、特定事業者を市の認定事業者とし、予算措置もされぬまま事業を進め、3月の25年度当初予算では16人の議員が反対の意思を示しました。本来、要綱に基づき、市が認定したとしても、予算措置ができるまで事業を実施すべきではありません。事業が既に進捗している開発を認定したのは、あくまでも市の都合であります。  議会は、昨年11月、12月と3月議会で当初予算が出てくる以前から進め方や内容に問題があると指摘しています。当時のその要綱に基づいて進められてきた事業を、この度、3月議会で議論された内容を踏まえ、議会の意向に沿った新要綱に修正したから予算を認めろと言うが、結局、事業が既に完了している当該開発地に沿ってつじつまを合わせていることは、要綱第11条第2項からして明白であります。それを市長はたまたま合致したと言い切る。私には市長の思考が理解できません。  そして、もし市の言うとおり、当該事業者が100万円安く販売していたとしたら、その物件を購入した方は既に100万円得をしています。その購入者に対し、更に65万円を税金で補助するということになります。当該事業者が100万円安くしていなければ、それはかなり問題のある事業となります。もはや、つじつまが合っていない事業となっているのではないでしょうか。なぜ、こういう事態になるのか、それは正に先の要綱で進めてきた事業であるからです。それを市は、既に認定した事業なのだから議会は予算を認めるべきであると言います。  また、再議の理由に市の対外的信用の確保のためとも言います。それは市長の対外的信用のための間違いではないでしょうか。予算も付いていない状態で特定業者に補助金を出しますと約束をしたが、議会で予算が認められなかった、法的手段に出られたらどうしよう。市長は6月の都市建設委員会で、当該事業者は極めて利益率が低い、場合によっては赤字ということも考えられるといった答弁をしていることからも、私にはそういうように見えてなりません。  この度の状況を市長は議会の議決権、修正権の乱用と言います。議会はその権限と権威にふさわしい行動をとれと言います。私には、市長の再議権の乱用にしか見えませんし、市長の尻拭いのために税金を投入することを認めることが議会の権威ある行動であるとは到底思えません。  これら2つの予算内容に議会の過半数を超える議員が反対の意を表明しています。つまり、民意のない内容に対し、税金を費やす内容であるということです。とは言え、市民生活に重要な他の予算内容に対し、影響が出ることから、やむなく本予算に賛成いたします。 28 ◯中谷尚敬議長 反対討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 29 ◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。10番浜田議員。 30 ◯10番 浜田佳資議員 議案第64号、平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)の原案に対する賛成討論を行います。  本議案に対しては、この間の修正案に対する再議に関する議論の中でるる述べましたように、様々な問題があります。また、同時に市民生活に関わる予算も多く、その点については認めてきました。  そこで、その市民生活に関わる予算のみを整理させ、他は慎重審議することを目指してきましたが、二度の再議と修正可決に対する議員の3分の2以上の賛同を得られず、このままでは原案、修正案、いずれも不成立となり、市民生活に悪影響を及ぼす状況となりましたので、市民生活を人質に取った市長の再議及びそれを評価してきた一部の議員に対しては強い憤りを感じるものでありますが、附帯決議が提案されていることもあり、市民生活を守るため、やむを得ず苦渋の選択として原案に賛成するものであります。以上です。 31 ◯中谷尚敬議長 反対討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 32 ◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。18番角田議員
    33 ◯18番 角田晃一議員 原案に対する賛成討論を行います。  原案は、環境配慮型社会の構築として、スマートコミュニティ推進事業奨励金、家庭用燃料電池設置補助金などに予算配分を行っていますが、これは環境No.1自治体を目指した先進的な取組として評価したいと思います。特に、スマートコミュニティ推進事業奨励金は、今回その交付要綱を改正し、利用者に分かりやすいポイント制にしており、一定、工夫の跡が見られ、同時に市長の裁量の余地が少なくなっている点も評価したいと思います。  また、商業、工業の振興として、生駒駅前にぎわい創出拠点施設の設置の予算が計上されておりますが、ショップの位置付けとして、地域活性化、地産地消、観光、環境を掲げており、これらが成功するか否かはこのショップの活用にかかっていると考えております。行政、市民、事業者の一体となった取組を大いに期待したいところであります。  なお、ショップの運営についてでありますが、市及び市職員が構成員として設立、運営に直接関与することは行わず、施設、事業場所の提供等により、民間主体の取組を側面から支援するとしている点も評価しております。前に申しましたが、まずやってみて、それから考えてみることも、時には必要であります。市長も先日の議会答弁で、今後、自らも本事業に積極的に関わって行く旨、明言されております。今回は、大阪商人の「やってみなはれ」で行くべきではないかと考えます。  それ以外の予算について、簡単に述べます。  原案は、市長のマニフェストの大きな5項目にバランスよく配分されており、市民生活の隅々に配慮し、当面必要不可欠な施策を網羅していることをまず評価したいと思います。  具体的には、保育士等処遇改善臨時特例事業補助金は、次世代育成支援後期行動計画を実行するものとして評価したいと思います。また、安全・安心なまちづくりとして、水道消火栓や道路、橋梁といった日常生活に欠かせぬインフラ等の整備を行い、高齢者や障がい者にも行き届いたサービスを実施するための予算配分を行うなど、いつでも安全、いつまでも安心して暮らせるまちへの取組をきめ細かく行っている点を評価したいと思います。  最後に、10月3日に財政課から提出されました9月補正予算可決成立へのお願いに触れておきます。  本予算が執行されない場合として、来年4月以降に延びた場合の消費税の負担額は73万2,000円及び市債の繰上償還ができなくなることでの利子軽減、約9,600万円が図られなくなれば、現役世代、将来世代への負担が軽減できないことになり、市民の福祉向上を図らねばならない議会議員の職務に反することになります。よって、原案に賛成するものであります。  以上で賛成討論を終わります。 34 ◯中谷尚敬議長 反対討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 35 ◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。14番樋口清士議員。 36 ◯14番 樋口清士議員 それでは、議案第64号、平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)に対する賛成討論を行います。  スマートコミュニティ推進事業奨励金、生駒駅前にぎわい拠点設置に係る予算については、これまでも指摘してきたとおり、問題を感じております。スマートコミュニティ推進事業奨励金については、環境配慮型の住宅地の普及、拡大という大きな方向性に異論はないものの、市長の勇み足を端緒として、制度の整備運用の手順を誤ったことから、制度の改善は行われているものの、スタート段階での事業者との関係性に引きずられる形で制度がいびつなものとなり、いまだに制度の問題点が解消されない状況にあります。生駒駅前にぎわい拠点設置については、中心市街地のにぎわい創出、そのための拠点形成に対しては異論はないものの、7月24日に床の購入が可能となって以降、執行部の事業の進め方のつたなさ、関係団体等との調整不足により、いざ予算を審査するという段階で、事業内容、運営体制の見直しを余儀なくされる状況にあります。しかも、その状況を正しく認識し、正しく議会に報告することもせずに、予算を通そうとしていたその姿勢には大いに疑問を感じるところでもあります。  これら、各事業の現状における問題、この問題を抱えるこの状態というのは、全て執行部の責に帰するものです。にもかかわらず、自治体と事業者との信頼関係が損なわれる、開業までに時間がないなどを理由に挙げて、議会はこれら事業に係る予算を可決すべきというおっしゃりようは、議会の責務、役割を放棄せよということに等しいことです。議会としては、各事業の執行部の責に帰す今ある問題を指摘し、その改善を求めることこそが役割であり、その役割を果たすため、他の市民生活に直結する予算に影響のないよう、修正案を提出してまいりました。しかしながら、市長はこのことに対し、再議権を行使し、市民生活に直結する予算を取引材料として予算可決を迫るだけでなく、過半数の議員にとって理解不能な一方的な理由で議会としての当然の対応に対して修正権の乱用なる言葉で批判さえもしています。市長に議会の声に耳を傾ける姿勢がない以上、このまま議会が議会としての責務を果たそうとすれば、再議権を引き続き行使し続けられることになり、市民生活に直結する予算が道連れとなり、執行できない事態に陥ることが容易に想像できます。いつまでも自らの主張を通そうとして、子どもじみたとも映る対応をとり続けることは市民不在の政治とのそしりを受け兼ねません。市民生活への影響を及ぼさないよう、今回は議会が大人の対応をとらざるを得ないと考えます。  ただし、議会はその責任を果たすため、問題点の改善に向けて最後まで最善を尽くす必要があると考え、問題改善を求める附帯決議を提案することを前提として、不本意ながらも、当予算原案に賛成をいたします。以上です。 37 ◯中谷尚敬議長 反対討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 38 ◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 39 ◯中谷尚敬議長 他にないようでございますので、これにて討論を終結し、修正前の原案を採決いたします。  お諮りいたします。  修正前の原案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) 40 ◯中谷尚敬議長 起立多数であります。よって、議案第64号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第64号 平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 41 ◯中谷尚敬議長 ただ今、樋口清士議員他12名から、議員提出議案第9号、議案第64号平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)に対する附帯決議についてが提出されました。  お諮りいたします。  この際、議員提出議案第9号を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 42 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第9号を日程に追加し、追加日程第1として、直ちに議題とすることに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~   追加日程第1 議員提出議案第9号 議案第64号平成25年度生駒市一般会計補正予算                    (第3回)に対する附帯決議について 43 ◯中谷尚敬議長 追加日程第1、議員提出議案第9号、議案第64号平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)に対する附帯決議についてを議題といたします。  本案について、提出者の説明を求めます。14番樋口清士議員。              (14番 樋口清士議員 登壇) 44 ◯14番 樋口清士議員 それでは、ただ今より、議案第64号平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)の適正な執行を求める附帯決議の提案理由説明を行います。  今回、この附帯決議を提出するに至った背景につきましては、これまでも討論の中で申し上げましたとおり、また附帯決議の本文に記載しているとおりでございますので、あえて繰り返しません。先ほどの予算原案の賛成討論の際に申し上げましたとおり、市民生活に影響を与えないため、予算原案を問題のあるまま、やむを得ず可決したところですが、議会がその責任を果たすため、問題点の改善に向けて最後まで最善を尽くすために本附帯決議案を提案いたします。なお、本附帯決議では、これまで指摘した問題解決のみならず、これから実施される施策をより充実するための事項も求めることといたしております。  それでは、本文を朗読させていただきます。  議案第64号平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)については、二度にわたり、スマートコミュニティ推進事業奨励金及び生駒駅前にぎわい創出拠点設置に係る予算について、議会は問題点を指摘した上で修正案を提出し、可決したにもかかわらず、再議が求められ、議会の議決が翻されるに至った。市長に権限が認められているとは言え、他の問題のない事業に係る予算を利用して、問題のある事業に係る予算を、その問題を解決することのないままに可決に導こうとする今回の市長の姿勢には大いに疑問を感じる。また、過半数の議員が問題点を指摘している予算原案を可決させることにより、市民から、議会はその責務を果たしていないという批判を受け兼ねないことは承知している。しかしながら、予算に係る審議をいたずらに長引かせることが市民生活に及ぼす影響の大きさを考慮するならば、予算原案を可決することは不本意ではあるが、やむを得ない選択である。  そこで、今回の市長の姿勢に対し、強く抗議するとともに、予算原案を可決するに際し、その予算執行に関して、以下を実行することを強く求める。  1、スマートコミュニティ推進事業奨励金について。  (1)既に生駒市においては、太陽光パネルの設置補助を始め、自然エネルギーの活用に係る補助制度が整備されているが、本奨励金を含む各施策を位置付ける基本的な方針がなく、総合的、体系的な施策となり得ていない。そこで、新エネルギービジョン等の総合的、体系的な施策体系を早期に構築すること。その中で、新たに集合住宅を対象としたスマートコミュニティ推進のための制度、個別住宅を対象としたスマートハウス推進のための制度を創設すること。  (2)現在のスマートコミュニティ推進事業奨励金交付要綱は、特定事業者の存在を大前提として整備されているほか、市長裁量の範囲も大きく、更にその運用には困難を伴うなどの問題が指摘できる。そこで、以上のような問題を解決するべき要綱を抜本的に見直すこと。その際、市長の裁量に関して、その範囲を明確化するとともに、運用に際して市長裁量を極力抑制すること。また、特定事業者のみを優遇することのないよう、公平・公正に制度運用を行うこと。  2、生駒駅前にぎわい創出拠点(以下、にぎわい創出拠点と言う)設置について。  (1)平成26年4月のベルテラスいこまのオープンに合わせて、にぎわい創出拠点を開業するとのことであるが、その活用方針等の協議は始まったばかりであるとともに、いまだ運営体制については参加団体等の協力が得られていない状況にある。そこで、ベルテラスいこまのオープンと同時に、にぎわい創出拠点が開業できるよう、にぎわい創出拠点の工事の前提となる施設の活用方針及び事業計画を早期に協議し、決定するとともに、運営体制を構築すること。運営体制の構築に当たっては、公益的な団体を中心としたものとするとともに、その後の施設運営に際して、特定の企業の負担あるいは利益を伴うものとならないこと。  (2)にぎわい創出拠点が市所有の公益的な施設となることから、駅周辺のにぎわい創出、活性化がベルテラスいこまだけのものとならないよう、生駒駅南側も含めた生駒駅周辺地域全体のにぎわい創出、活性化に資するよう努めること。  以上、決議する。平成25年10月9日、生駒市議会。  議員各位には、この内容につきまして、ご理解とご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして、私の提案理由説明とさせていただきます。 45 ◯中谷尚敬議長 説明は終わりました。  本案について、これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。              (「なし」との声あり) 46 ◯中谷尚敬議長 ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略することにご異議ありませんか。              (「異議なし」との声あり) 47 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  本案について、これより討論に入ります。  発言については、会議規則第56条の規定により、交互に行います。  まず、反対討論はございませんか。18番、角田晃一議員。 48 ◯18番 角田晃一議員 議員提出議案第9号に対する反対討論を行います。3点ございます。  まず、第1点ですが、予算を利用して問題のある事業に関わる予算をうんぬんという記述でございますけれども、正にこれは、市長及び執行部の予算にかける真摯な姿勢を冒とくするような表現であり、到底容認することはできません。  2つ目、スマートコミュニティ推進事業奨励金の1についてでありますけれども、2行目、3行目に関わる部分ですが、この施策を実行することで、総合的、体系的な施策につながると。結果として、低炭素型社会の構築ができると考えておりますので、この指摘は当たらない、その意味で反対します。  3つ目、2番目のスマートコミュニティ推進事業奨励金交付要綱についての記述でございますが、市長裁量の範囲は大きくと指摘しておりますが、要綱を改正し、市長裁量が非常に狭められていることは明らかであります。したがって、これについても反対します。その下の要綱を抜本的に見直すということも、その必要は全くないと考えておりますので、反対をいたします。  以上で反対討論を終わります。 49 ◯中谷尚敬議長 次に、賛成討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 50 ◯中谷尚敬議長 反対討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 51 ◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 52 ◯中谷尚敬議長 ないようでございますので、これにて討論を終結し、本案を採決いたします。  なお、起立しない者は反対とみなします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) 53 ◯中谷尚敬議長 起立多数であります。よって、議員提出議案第9号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議員提出議案第9号 議案第64号平成25年度生駒市一般会計補正予算(第3回)に対する              附帯決議について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第2 報告第 6号 平成24年度決算に基づく生駒市健全化判断比率の報告について        報告第 7号 平成24年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について        議案第63号 平成24年度生駒市病院事業会計決算の認定について        議員提出議案第8号 地方税財源の充実確保を求める意見書について        議案第54号 平成24年度生駒市一般会計決算の認定について        議案第56号 平成24年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算の認               定について        議案第57号 平成24年度生駒市介護保険特別会計決算の認定について        議案第58号 平成24年度生駒市国民健康保険特別会計決算の認定について        議案第59号 平成24年度生駒市後期高齢者医療特別会計決算の認定について        議案第68号 生駒市住民基本台帳カード利用条例及び生駒市手数料条例の一部               を改正する条例の制定について
           議案第55号 平成24年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定につい               て        議案第60号 平成24年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定について        議案第61号 平成24年度生駒市自動車駐車場事業特別会計決算の認定につい               て        議案第62号 平成24年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定に               ついて        議案第69号 生駒市生涯学習施設条例の一部を改正する条例の制定について        議案第70号 生駒市自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について        議案第72号 生駒市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について        議案第66号 平成25年度生駒市自動車駐車場事業特別会計補正予算(第1回)        議案第67号 平成25年度生駒市水道事業会計補正予算(第2回)        議案第73号 北田原南北線道路整備工事(第1工区)請負契約の締結について        議案第74号 たけまるホール増築・改修及び耐震補強工事請負変更契約の締結               について        議案第75号 財産の取得について        議案第76号 財産の取得について        議案第77号 ベルテラスいこま自動車駐車場の指定管理者の指定について 54 ◯中谷尚敬議長 日程第2、報告第6号、平成24年度決算に基づく生駒市健全化判断比率の報告についてから、議案第77号、ベルテラスいこま自動車駐車場の指定管理者の指定についてまでの以上24件を一括議題といたします。  この際、一括して委員会の審査報告を受けます。  まず、企画総務委員会委員長、20番下村晴意議員。              (20番 下村晴意議員 登壇) 55 ◯20番 下村晴意議員 ただ今から企画総務委員会の審査報告を行います。  当委員会は、9月27日に委員会を開催し、本会議から審査の付託を受けました2議案について審査いたしました結果、まず、議案第76号、財産の取得については、質疑等があったものの、異議なく原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議員提出議案第8号、地方税財源の充実確保を求める意見書については、質疑等があり、一部委員から可決することに異議があったものの、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上、企画総務委員会の委員長報告を終わります。 56 ◯中谷尚敬議長 次に、市民福祉委員会委員長、21番上原しのぶ議員。              (21番 上原しのぶ議員 登壇) 57 ◯21番 上原しのぶ議員 ただ今から市民福祉委員会の審査報告を行います。  当委員会は、9月25日に委員会を開催し、本会議から審査の付託を受けました議案第68号、生駒市住民基本台帳カード利用条例及び生駒市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第70号、生駒市自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について、議案第72号、生駒市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第77号、ベルテラスいこまの自動車駐車場の指定管理者の指定についての以上4議案について審査いたしました結果、質疑等があったものの、いずれも異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上、市民福祉委員会の委員長報告を終わります。 58 ◯中谷尚敬議長 次に、環境文教委員会委員長、15番白本和久議員。              (15番 白本和久議員 登壇) 59 ◯15番 白本和久議員 ただ今から環境文教委員会の審査報告を行います。  当委員会は、9月26日に委員会を開催し、本会議から審査の付託を受けました議案第69号、生駒市生涯学習施設条例の一部を改正する条例の制定について、議案第74号、たけまるホール増築・改修及び耐震補強工事請負変更契約の締結について、議案第75号、財産の取得についての以上3議案について審査いたしました結果、質疑等があったものの、いずれも異議なく原案のとおり可決することに決定しました。  以上、環境文教委員会の委員長報告を終わります。 60 ◯中谷尚敬議長 次に、都市建設委員会委員長、14番樋口清士議員。              (14番 樋口清士議員 登壇) 61 ◯14番 樋口清士議員 ただ今から都市建設委員会の審査報告を行います。  当委員会は、9月24日に委員会を開催し、本会議から審査の付託を受けました議案第73号、北田原南北線道路整備工事(第1工区)請負契約の締結についてを審査いたしました結果、質疑等があったものの、異議なく原案のとおり可決することに決定をしました。  以上、都市建設委員会の委員長報告を終わります。 62 ◯中谷尚敬議長 次に、予算委員会委員長、20番下村晴意議員。              (20番 下村晴意議員 登壇) 63 ◯20番 下村晴意議員 ただ今から予算委員会の審査報告を行います。  当委員会は、本会議から審査の付託を受けました議案第66号、平成25年度生駒市自動車駐車場事業特別会計補正予算(第1回)、議案第67号、平成25年度生駒市水道事業会計補正予算(第2回)の以上2議案を審査いたしました結果、質疑等があったものの、いずれも異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上、予算委員会の委員長報告を終わります。 64 ◯中谷尚敬議長 最後に、決算審査特別委員会委員長、22番井上充生議員。              (22番 井上充生議員 登壇) 65 ◯22番 井上充生議員 ただ今から決算審査特別委員会の審査報告を行います。  当委員会は、本会議から審査の付託を受けました各会計決算認定議案等12件について、9月24日から27日に委員会を開催し、審査いたしました結果、まず、報告第6号、平成24年度決算に基づく生駒市健全化判断比率の報告について、報告第7号、平成24年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についての以上2件については了承するとともに、議案第61号、平成24年度生駒市自動車駐車場事業特別会計決算の認定については、質疑等もなく、異議なく原案のとおり認定することに決定しました。  次に、議案第55号、平成24年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定について、議案第60号、平成24年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定について、議案第62号、平成24年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての以上3議案については、質疑等があったものの、いずれも異議なく原案のとおり認定することに決定しました。  最後に、議案第54号、平成24年度生駒市一般会計決算の認定について、議案第56号、平成24年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算の認定について、議案第57号、平成24年度生駒市介護保険特別会計決算の認定について、議案第58号、平成24年度生駒市国民健康保険特別会計決算の認定について、議案第59号、平成24年度生駒市後期高齢者医療特別会計決算の認定について、議案第63号、平成24年度生駒市病院事業会計決算の認定についての以上6議案については、質疑等があり、一部委員から認定することに異議があったものの、採決の結果、いずれも賛成多数で原案のとおり認定することに決定しました。  以上、決算審査特別委員会の委員長報告を終わります。 66 ◯中谷尚敬議長 以上をもちまして委員会の審査報告を終わります。  この際、一括してただ今の委員会の審査報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」との声あり) 67 ◯中谷尚敬議長 ないようでございますので、これにて委員会の審査報告に対する質疑を終結いたします。  なお、報告第6号、平成24年度決算に基づく生駒市健全化判断比率の報告について、報告第7号、平成24年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についての以上2件は承りおき願います。  22議案について、これより一括して討論に入ります。  討論の通告がございますので、まず、議案第63号について発言を許可いたします。  13番中浦新悟議員。 68 ◯13番 中浦新悟議員 では、議案第63号、平成24年度生駒市病院事業会計決算の認定について、反対の立場から討論いたします。  私は、この病院事業の当初より、様々な問題について議会で指摘してきたところであります。多くの問題がありましたが、中でも重要なものが、指定管理者である徳洲会の信頼性の問題でありました。基本設計の随意契約をめぐり、百条調査も実施しました。そこで問題となった設計業者は、徳洲会により推薦された業者であったわけですが、その後、同じ業者の入札における不正も発覚しました。そして、本年2月、徳洲会をめぐる様々な疑惑の報道であります。経営者一族の不当に高額な給与など、医療法人の私物化ともとれる行為や、徳洲会元理事長であった徳田虎雄氏の次男、徳田毅衆議院議員の女性問題をめぐるトラブルとその解決に要したとされる金銭の問題、徳洲会役員と暴力団との関係、その他病院建設に伴うキックバックや政治家への不正献金問題、職員が選挙応援にかり出されていた問題などであります。私は、機会あるごとにこれらを議会で取り上げ、市あるいは市長に適切な対応を求めてきたところであります。しかしながら、これまでの対応は、徳洲会への信頼を強調するばかりで、何一つ疑念を払拭することなく、無為無策で時間のみ経過してまいりました。そこに今日の事態であります。事件の全容はいずれ司直の手により明らかにされるでしょうが、現在、報道されている内容や多くの徳洲会病院長らの報道からすると、これは事実であって、徳洲会による組織ぐるみの犯罪が常に行われてきていたと言っても過言ではないでしょう。先日の病院事業特別委員会において、市長は、徳洲会の容疑は医療行為に直接影響しない、よって、指定管理者としての適格性に問題はないという見解を示しました。病院事業は巨額の建設費を投じ、将来何十年にもわたり、生駒市の中核医療を担う、生駒市立の冠を掲げた事業であります。その運営を担う法人の資質は大変重要であります。遵法意識のない法人が公の施設の指定管理者にふさわしいわけはありません。  本来、市がなすべきことは、2月に報道されたその時点で速やかに徳洲会の反社会的行為について、その事実があったのか、あるいはなかったのか、即座に調査、確認することだったはずです。にもかかわらず、これを怠った市は責任放棄と言わざるを得ません。市の責務を放棄し、漫然と事業を進めてきた本決算に賛成するということは、行政監視をすべき議会として、議員としての職責を放棄することであります。よって、本会計決算に賛成するわけにはいきません。以上です。 69 ◯中谷尚敬議長 次に、議員提出議案第8号について発言を許可いたします。  10番浜田佳資議員。 70 ◯10番 浜田佳資議員 議員提出議案第8号、地方税財源の充実確保を求める意見書について、反対討論を行います。  まず、地方税財源の充実確保の必要性は同感であり、意見書の多くの点については賛同し得るものであります。しかし、この意見書には到底容認することのできない次の問題点があります。  第1に、2の(4)の法人住民税の均等割の税率を引き上げることというのは、中小企業への負担増になることです。この法人住民税の均等割は会社の資本金、従業員数に応じて税額が決まっており、利益に関係なくかかる税金です。提案者の樋口議員の委員会答弁によりますと、法人税は減る方向にあるが、均等割はその影響を受けないので、法人税の減った分をここで確保しようとしているとのことであります。これでは中小企業への影響が大きいとの指摘には、「企業規模による傾斜的なことも考えられるのかなということもありますし」と述べ、中小企業への悪影響があり得ることを前提に一定の配慮があり得る旨のことを述べています。悪影響がなければ、配慮は要らないからです。これは、結局、経営が大変な中小零細企業にしわ寄せが行き、地方経済を冷え込ませることになるおそれが高いことを意味しています。このようなことを進めよということは、住民福祉の向上に努めなければならない地方自治体の議会として選択すべきではないものと考えます。  また、「傾斜的なことも考えられるかなということもありますし」と極めて曖昧な発言をしていますが、意見書というものはその文言から一義的に解釈されるものでなければなりません。このような曖昧な、しかも、「考えられるかな」という内容が意見書に含まれるのか、含まれないのか分からないことを内容とすべきではないと思います。  次に、2の(1)において、消費税の充実などうんぬんと書かれていることは消費税増税につながることが含まれるものとして大いに問題ありと考えます。樋口議員の委員会答弁では、「この趣旨というのは、国と地方の税源配分を5対5にするということにあるということでございます」と述べていますが、それならば、あえて議論のある消費税をその際、「地方消費税の充実」などと書く必要があるのかということが問われます。また、「上げるということも一つの手立てだと思いますけど」と、消費税増税が含まれ得ることを前提に、「それだと全体の税が上がっていくと、いわば税金が上がるということになるのですが、そうしなさいと別に言っているわけではなくて、消費税そのものの割合が、例えば減るということを前提に、地方消費税の税率を上げる、そして全体として一定額を維持するという考え方もあろうかと思うんです」と述べています。地方税を上げないということは一つの考え方にすぎないということで述べているという意味になります。しかも、「あろうかと思うんです」と、これまた先に述べた法人住民税の場合と同様、極めて曖昧な表現となっています。これでは、結局この意見書が消費税増税を含むのか、含まないのかが、その文言から一義的には決まらないことを表明していることを意味します。つまり、消費税増税もあり得るものとなっているわけです。違うというのであれば、あえて消費税うんぬんを書く必要性はないし、それを書くなら、「消費税増税を前提としないもの」という文言なりを入れるべきであります。  意見書はその文言から一義的に解釈されるものでなければなりません。あれもとれる、これもとれるでは駄目なのであります。そうであるならば、ここの場合、充実と書き、その後に、財源の偏在性が小さく、税収が安定的につなげていることは、消費税を地方税財源確保のための手段として評価していることを意味し、消費税を評価して、税財源の確保と言えば、それは消費税増税を意味します。充実に拡充を含まないという解釈はないのであります。  以上から、この意見書は、提案者の主観はさておき、客観的に見れば、消費税増税につながることを容認していることであります。  さらに、2の(2)で個人住民税の政策的税額控除の導入を否定していることも問題です。個人住民税の政策的税額控除は住民福祉に資する面もあります。にもかかわらず、政府が勝手に住民への税控除をすることは地方自治体の金が減ることを意味するので、否定するとのことは、地方税財源の確保という点からは、気持ちは分かりますが、住民福祉の向上という点から問題があることを考えます。  以上、述べましたように、地方税財源確保という目的は正当であっても、そのための手段や意見書としての表現が不明確なものであってはなりません。  以上から、本意見書に反対するものであります。 71 ◯中谷尚敬議長 これにて討論を終結し、22議案を分割して採決いたします。  まず、議案第63号、平成24年度生駒市病院事業会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) 72 ◯中谷尚敬議長 起立多数であります。よって、議案第63号は認定することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第63号 平成24年度生駒市病院事業会計決算の認定について    原案どおり認定確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 73 ◯中谷尚敬議長 次に、議員提出議案第8号、地方税財源の充実確保を求める意見書についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) 74 ◯中谷尚敬議長 起立多数であります。よって、議員提出議案第8号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議員提出議案第8号 地方税財源の充実確保を求める意見書について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 75 ◯中谷尚敬議長 次に、議案第54号、平成24年度生駒市一般会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立)
    76 ◯中谷尚敬議長 起立多数であります。よって、議案第54号は原案のとおり認定することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第54号 平成24年度生駒市一般会計決算の認定について    原案どおり認定確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 77 ◯中谷尚敬議長 次に、議案第56号、平成24年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) 78 ◯中谷尚敬議長 起立多数であります。よって、議案第56号は原案のとおり認定することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第56号 平成24年度生駒市生駒駅前市街地再開発事業特別会計決算の認定について    原案どおり認定確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 79 ◯中谷尚敬議長 次に、議案第57号、平成24年度生駒市介護保険特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) 80 ◯中谷尚敬議長 起立多数であります。よって、議案第57号は原案のとおり認定することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第57号 平成24年度生駒市介護保険特別会計決算の認定について    原案どおり認定確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 81 ◯中谷尚敬議長 次に、議案第58号、平成24年度生駒市国民健康保険特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) 82 ◯中谷尚敬議長 起立多数であります。よって、議案第58号は原案のとおり認定することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第58号 平成24年度生駒市国民健康保険特別会計決算の認定について    原案どおり認定確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 83 ◯中谷尚敬議長 次に、議案第59号、平成24年度生駒市後期高齢者医療特別会計決算の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) 84 ◯中谷尚敬議長 起立多数であります。よって、議案第59号は原案のとおり認定することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第59号 平成24年度生駒市後期高齢者医療特別会計決算の認定について    原案どおり認定確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 85 ◯中谷尚敬議長 次に、議案第68号、生駒市住民基本台帳カード利用条例及び生駒市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) 86 ◯中谷尚敬議長 起立多数であります。よって、議案第68号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第68号 生駒市住民基本台帳カード利用条例及び生駒市手数料条例の一部を改正する          条例の制定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 87 ◯中谷尚敬議長 次に、議案第55号、平成24年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定についてから、議案第77号、ベルテラスいこま自動車駐車場の指定管理者の指定についてまでの以上14議案を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  14議案に対する委員長の報告はいずれも認定又は可決であります。14議案は、委員長の報告のとおり認定又は可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」との声あり) 88 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第55号から議案第77号までの以上14議案は、原案のとおり、いずれも認定又は可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第55号 平成24年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定について    議案第60号 平成24年度生駒市下水道事業特別会計決算の認定について    議案第61号 平成24年度生駒市自動車駐車場事業特別会計決算の認定について    議案第62号 平成24年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について    議案第69号 生駒市生涯学習施設条例の一部を改正する条例の制定について    議案第70号 生駒市自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について    議案第72号 生駒市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について    議案第66号 平成25年度生駒市自動車駐車場事業特別会計補正予算(第1回)    議案第67号 平成25年度生駒市水道事業会計補正予算(第2回)    議案第73号 北田原南北線道路整備工事(第1工区)請負契約の締結について    議案第74号 たけまるホール増築・改修及び耐震補強工事請負変更契約の締結について    議案第75号 財産の取得について    議案第76号 財産の取得について    議案第77号 ベルテラスいこま自動車駐車場の指定管理者の指定について    原案どおり認定又は可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第3 常任委員会の閉会中における継続調査について 89 ◯中谷尚敬議長 日程第3、常任委員会の閉会中における継続調査についてを議題といたします。  お諮りいたします。  企画総務委員会、市民福祉委員会及び環境文教委員会の閉会中における継続調査については、閉会中継続調査申出一覧表のとおりとすることにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 90 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、企画総務委員会、市民福祉委員会及び環境文教委員会の閉会中における継続調査については、申出一覧表のとおりとすることに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第4 病院事業特別委員会の審査報告 91 ◯中谷尚敬議長 日程第4、病院事業特別委員会の審査報告を行います。  病院事業特別委員会委員長、21番上原しのぶ議員。              (21番 上原しのぶ議員 登壇) 92 ◯21番 上原しのぶ議員 ただ今から病院事業特別委員会の審査報告を行います。  当委員会は、10月2日に委員会を開催し、徳洲会グループが運動員の買収による公職選挙法違反や政治資金規正法違反の疑いで東京地検特捜部から強制捜査を受けているとの9月中旬以降の一連の報道を受けて、医療法人徳洲会が本市の市立病院の指定管理者であることに対する市の見解をただすため、質疑等を行いました。  市からは、市として一連の報道の推移を注視するものの、医療法人徳洲会が市立病院の指定管理者としての管理運営にグループ全体で取り組むことを既に確認している旨の説明を受けました。その後の委員による質疑では、現在、東京地検特捜部による捜査中であること、監督官庁等が保険医療機関としての指定の取消し等の処分を現時点では行っていないことから、捜査を見守るべきとの意見があった一方、公立の病院として、法令遵守の観点から、法律違反を犯した今回の事件は看過できない、医療法人徳洲会に対して事実関係を確認すべき、医療法人徳洲会による市立病院の管理について、市民の信用を失墜させたり、信頼を低下させたりすることがないよう、市として役割を果たすべきなどといった意見が出されました。  そのため、委員からの申出により、委員間で市立病院の指定管理者の変更及び工事の休止についてをテーマとする自由討議を行い、市立病院が公立の病院である以上は、法令が遵守されているか否かについてはこだわるべきであるとの意見や、市立病院の病床数や診療科目は既に定まっており、リニアック室などの設備は市立病院の指定管理者が変更されても活用できるものであるため、今回の事件を受けて、工事を休止することによって、これ以上市立病院の開院時期を遅らせるべきではないなどといった意見が出され、委員会としての一定の方向性は確認できなかったことから、今後の捜査の進捗状況等を勘案し、必要に応じた委員会の開催において市の見解をただしていくとともに、今後も病院事業に対して注視していくことといたしました。  以上、病院事業特別委員会の委員長報告を終わります。 93 ◯中谷尚敬議長 以上をもちまして病院事業特別委員会の審査報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第5 議員の派遣について 94 ◯中谷尚敬議長 日程第5、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  ただ今、議題となっております本件については、配布しております資料のとおり派遣することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 95 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、議員の派遣については、配布しております資料のとおり派遣することに決定いたしました。  なお、この際、お諮りいたします。  ただ今可決いたしました議員の派遣については、派遣期間、派遣議員等について、その後、事情により変更が生じた場合、議長に一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり)
    96 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、ただ今可決しました議員の派遣については、その後の事情により変更が生じた場合、議長に一任願うことに決定いたしました。  以上で今期定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。  よって、今期定例会はこれにて閉会したいと思います。  閉会に当たり、市長より挨拶がございます。  山下真市長。              (山下真市長 登壇) 97 ◯山下真市長 本定例会におきましては、提案いたしました議案を慎重にご審議、ご議決いただき、ありがとうございました。  さて、開会日に今回の台風18号による主な被害状況などを報告したところでございますが、現時点での被害状況を改めてご報告いたします。  まず、道路・河川関係の被害でございますが、道路陥没3件、路肩崩壊10件、道路排水不良3件、河川溢水2件、水路溢水3件、床下浸水1件、樹木倒木10件、土砂災害15件、その他7件の合計54件でございました。  また、市民の皆様方にご不便をおかけしておりました富雄川の護岸の崩落による県道枚方大和郡山線、市道九頭神線、市道小森畑線の通行止めは、郡山土木事務所による護岸仮復旧工事によりまして、9月25日には通行可能となっております。さらに、生活道路におきまして、道路陥没、路肩崩落、土砂災害等によりまして、通行の支障となっております箇所は16件発生いたしましたが、うち8件は既に復旧工事が完了しております。また、水路の通水機能が支障となっている箇所が4件発生いたしましたが、うち1件は既に復旧工事が完了しています。農地等の災害については、法面の崩落など、125件の被害が発生し、応急的に防水シートで崩落防止等の対応を行い、今後、稲刈り後の本復旧に向け、所有者と協議していくこととしております。  さらに、現在も災害の復旧に向け、引き続き工事発注や関係機関との調整などに鋭意取り組んでいるところでございます。また、改めまして、今回、被害に遭われました皆様方に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。  なお、先ほども報告がございました病院事業特別委員会で市立病院の指定管理者であります医療法人徳洲会グループの公職選挙法違反容疑事件についてご審査賜ったわけでございますが、議員各位も既にご存じと思いますが、昨日、医療法人徳洲会の徳田虎雄理事長が事件の責任をとって、同会の理事長職を含みますグループ6法人組合の、6つの法人及び組合の全ての代表を近く退任する意向を明らかにいたしました。  徳田虎雄氏は声明文の中で次のように述べております。「公職選挙法違反の捜査を真摯に受け止め、捜査には全面的に協力するつもりです。今回の事態に至った責任の所在については、基本的には理事長である徳田虎雄の責任であることは間違いありません。新しい執行部のもとで、徳洲会の『生命だけは平等だ』の理念と、組織の発展が私の心からの願いです」、このように声明文で述べております。これによりまして、徳洲会グループの組織の正常化がこれから進んでいくものと私は考えておりまして、いろいろと病院事業特別委員会ではご心配いただきましたが、今後、新しい執行部に代わって、引き続き、「この生命だけは平等だ」の理念のもとで、確実に医療行為が展開されていくものと確信をしております。  以上、ご報告申し上げました。  甚だ簡単ですが、私の閉会の挨拶とさせていただきます。 98 ◯中谷尚敬議長 挨拶は終わりました。  これにて平成25年生駒市議会第4回定例会を閉会いたします。              午後0時26分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               生駒市議会議長   中 谷 尚 敬               署 名 議 員   山 田 耕 三                  〃      樋 口   稔                  〃      西 山 洋 竜 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....