5
◯中谷尚敬議長 これより本日の
会議を開きます。
本日の日程は
議事日程のとおりとなりますので、ご了承おき願います。
~~~~~~~~~~~~~~~
日程第1
議会運営委員会委員の選任について
6
◯中谷尚敬議長 日程第1、
議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
お諮りいたします。
議会運営委員会委員の選任については、
委員会条例第6条第1項の規定により、
竹内ひろみ議員を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
7
◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、
議会運営委員会委員に
竹内ひろみ議員を選任することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
日程第2
議案第64号 平成25年度
生駒市
一般会計補正予算(第3回)
8
◯中谷尚敬議長 日程第2、
議案第64号、平成25年度
生駒市
一般会計補正予算(第3回)を議題といたします。
この際、
委員会の
審査報告を受けます。
予算委員会委員長、20番
下村晴意議員。
(20番
下村晴意議員 登壇)
9 ◯20番
下村晴意議員 おはようございます。
ただ今から
予算委員会の
審査報告を行います。
当
委員会は、9月24日から27日に
委員会を開催し、本
会議から審査の付託を受けました
議案第64号、平成25年度
生駒市
一般会計補正予算(第3回)につきましては、
委員から一部
修正案が提出され、原案と併せて審査いたしました結果、
質疑等があったものの、その後、
当該修正案については、改めて新たな
修正案を本
会議に提出するため、撤回の申出があったことから、
委員会で撤回を承認した後、原案を採決した結果、異議なく原案のとおり可決することに決定しました。
以上、
予算委員会の
委員長報告を終わります。
10
◯中谷尚敬議長 以上をもちまして
委員会の
審査報告を終わります。
この際、
ただ今の
委員会の
審査報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」との声あり)
11
◯中谷尚敬議長 ないようでございますので、これにて
委員会の
審査報告に対する質疑を終結いたします。
本案に対しては、
吉村議員ほか12名から修正の動議が提出されており、所定の
発議者がありますので、動議は成立いたしております。
この際、
発議者の説明を求めます。
1番
吉村善明議員。
(1番
吉村善明議員 登壇)
12 ◯1番
吉村善明議員 おはようございます。それでは、
議案第64号、平成25年度
生駒市
一般会計補正予算(第3回)に対する
修正案について、
提案理由を説明いたします。
今回提案しました
修正案は、平成25年度
生駒市
一般会計補正予算(第3回)の原案のうち、
スマートコミュニティ推進事業奨励金と
生駒駅前
にぎわい創出拠点施設の設置に係る両
予算に対して異議があることから、その
予算を削除するものです。
まず、
スマートコミュニティ推進事業奨励金につきましては、今年3月にも5,000万円の
予算が計上されましたが、
要綱に基づく
補助金であり、また
要綱そのものについても市長の裁量が大きなものとなっている、
事業者に対する交付では
住宅購入者に確実に
メリットが反映されるかどうかの保障がないなどの理由により認めませんでした。
議員から
ボタンの
かけ違いを指摘したわけです。
ボタンの
かけ違いを解消するためには、一度かけ違えた
ボタンを外し、かけ直すことが必要です。しかしながら、
予算委員会都市建設分科会において、
理事者から、
要綱の11条2項は
ミサワホーム白庭みなみ丘を想定した条文である、
ミサワホームとの
信頼関係を確保するために期待に応えることが大切であるととれる発言をされています。正しく、かけ違えた
ボタンを外すことなく、かけ違えたまま体裁を整えているとしか思えません。低
炭素社会の実現に向かって行政が主導することは、今の時代では必要不可欠であるということは理解できますし、しっかりそのことに取り組むことが大切だと思います。だからこそ、一度、白紙に戻し、つくり直すことが必要だと考えます。
次に、
生駒駅前
にぎわい創出拠点施設の設置についてですが、この
予算は、
ベルテラスいこま内の
店舗予定地を購入し、
地域振興と
環境啓発を目的とした
ショップを設置するための一連の費用であります。その趣旨には賛同するものの、
予算委員会環境文教分科会において、
ショップ運営主体となる
関係団体との協議などが不十分かつ不明瞭であるという
委員からの指摘がありましたが、その後、
関係団体にお聞きしましたところ、
指摘どおりであったことが確認できました。
そこで、現在までの
協議内容などを改めて再協議した上で、購入に関連する
予算を提案するべきであると考え、この
補正予算についても認めるわけにはいかないことから、本
修正案を提出いたします。
議員各位には、ご理解とご賛同を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
13
◯中谷尚敬議長 説明は終わりました。
本案について、これより質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。
これより
議案第64号の原案と
修正案について一括して討論に入ります。
討論の通告がございますので、発言を許可いたします。
18番
角田晃一議員。
14 ◯18番
角田晃一議員 それでは、
発言通告書に基づき、
議案第64号、平成25年度
生駒市
一般会計補正予算(第3回)、以下、
議案第64号と言います、に賛成する理由を5つ述べさせていただきます。
まず、
1つ目です。
議案第64号は、市長のマニフェストの大きな5項目に
バランスよく配分されていますが、この点から、この
議案第64号が
若年層から
高齢者層に至る全世代にまんべんなく配慮がなされていると考えています。具体的には、
子育て支援の充実、
学校教育の充実、生涯学習の
推進のために、
保育所、幼稚園、小中学校の
施設整備事業等を行うとしていますが、その中にあって、
保育士等処遇改善臨時特例事業補助金は、
次世代育成支援後期行動計画を実行するものとして評価したいと思います。
2つ目です。
議案第64号は、安心・安全な
まちづくりとして、水道、消火栓や
道路橋梁といった
日常生活に欠かせぬ
インフラ等の整備を行い、
高齢者の生活を支える
サービスの実施では、小規模多
機能型居宅介護施設への補助、また、障がい者の生活を支える
サービスの実施としましては、障がい
者支援事業に対する
予算配分を行うなど、いつでも安全、いつまでも安心して暮らせるまちへの取組をきめ細かく行っている点を評価したいと思います。
3つ目です。
議案第64号は、
環境配慮型社会の構築として、
スマートコミュニティ推進事業奨励金、
家庭用燃料電池、
通称エネファーム設置補助金などに
予算配分を行っていますが、これは
環境No.1自治体を目指した先進的な取組として評価したいと思います。特に
スマートコミュニティ推進事業奨励金は、今回、その
交付要綱を改正し、
利用者に分かりやすい
ポイント制を導入しており、一定、工夫の跡が見られ、
事業の
推進に効果を発揮するものと考えております。
また、商業、工業の振興として、
生駒駅前
にぎわい創出拠点施設の設置に約4,500万円が計上され、
ショップの
位置付けとしましては、
地域活性化、
地産地消、環境、観光を掲げています。このうち、
観光面で考えますと、当市は、京都や奈良の大
観光地にはない
生駒市独自の
観光資源を発掘し、新しい
観光施策の構築を行うべきと考えます。この
ショップは様々な
活用法が考えられますが、行政、市民、
事業者の一体となった取組を大いに期待したいと考えております。
4つ目です。先ほど述べました
生駒駅前
にぎわい創出拠点施設の設置における
ショップの
運営についてであります。この点に関しましては、これまでるる議論もありますが、まずやってみて、それから考えてみることも時には必要であります。大きなリスクがあるのならともかく、先日の市長の
委員会答弁にありますように、まず問題はないと理解しております。今回は、
大阪商人のやってみなはれでいくべきではないかと考えております。これまでの観光についてなされてきたいろいろの試みを考えますと、今回は行政が一歩踏み込んで
観光施策に取り組むものと考えられ、大いに評価したいと思っております。
最後に、
5つ目ですが、
議案第64号は市債の
繰上償還として10億7,142万円を計上していますが、ご承知のように、
市債残高は、
市長就任後、約8年間で約75億円、率にしまして2割弱縮減されております。その結果として前年度の
経常収支比率が9年ぶりに90%を割ったことは大いに評価したいところですが、それ以上に、
財政健全化に取り組む姿勢を高く評価したいと思います。
議員各位におかれましては、
ただ今の討論にご理解、ご賛同をいただきますようにお願い申し上げます。
以上で、
議案第64号に対する
賛成討論を終わります。
15
◯中谷尚敬議長 14番
樋口清士議員。
16 ◯14番
樋口清士議員 ただ今より、
議案第64号、平成25年度
生駒市
一般会計補正予算(第3回)に対する
修正案について、賛成の立場から討論を行います。
今回提案されました
修正案は、平成25年度
生駒市
一般会計補正予算(第3回)の原案のうち、
スマートコミュニティ推進事業奨励金に係る
予算2,365万円並びに
生駒駅前
にぎわい創出拠点設置に係る
予算4,532万3,000円を削除するものです。
まず、
スマートコミュニティ推進事業奨励金につきましては、今年3月
定例会において5,000万の
予算が計上されましたが、様々な理由により反対されたことは周知のとおりでございます。今回の
補正予算では、
ポイント制として他の施策との
バランスに配慮され、また、
交付対象を
事業者から
住宅購入者に変更することにより、その
メリットが確実に
住宅購入者に還元されるようにするなど、一定の改善がされたことについては評価をいたします。しかしながら、
要綱において
奨励金が
事業者に支払われる
可能性があり、市長の裁量により交付の
必須要件とも言える事項さえも緩和される
可能性を持たせており、特定の
事業者ミサワホームに必要以上に配慮した
要綱となっております。また、認定の時期、
認定要件が確認できる時期、
奨励金の
交付申請時期、交付時期等の
整合性に問題があり、実際の運用が困難、あるいは実際に運用するためには市長の裁量が必要となるといった問題をはらんでおります。特定の
事業者が行う
事業を前提として
要綱が作成され、また、運用困難な
要綱を前提として
奨励金を交付することを認めるわけにはまいりません。
次に、
生駒駅前
にぎわい創出拠点設置につきましては、私自身、駅前に
中心市街地の
活性化を目的とした
にぎわい創出拠点を設け、
生駒の
情報発信や
にぎわい創出のための取組を進めていくことについては、多いに賛同するところでございます。しかしながら、現在、
理事者で考えられている当
拠点において展開される
事業が、特定の
事業者が発意し、先導するものであり、あるいは、また、特定の
事業者に負担を強いるものであること、さらには、現在想定されている
運営体制について、その柱の一つである
観光協会の参加の同意が得られていないというような、
実現性がないといったようなことが、先の
予算委員会環境文教分科会での
質疑応答の中で明らかとなりました。
このように、当
拠点で展開される
事業に対して不透明、不確定な状況を確認しておきながら、当
拠点設置のための
床購入費、
内装設計工事費を認めることとなっては、議会、
議員の責任を放棄しているとのそしりを免れません。よって、前提となる
事業がより
透明性のある確実なものと認められるまでは、当
拠点のための
予算を認めるわけにはまいりません。
以上のことから、
スマートコミュニティ推進事業奨励金、
生駒駅前
にぎわい創出拠点設置の両
事業に係る
予算を削除する本
修正案に対し賛成をいたします。
なお、
スマートコミュニティ推進事業奨励金につきましては、現在進行中の新
エネルギービジョンの
策定等に併せて、
環境配慮型の住宅あるいは
住宅地の普及、拡大を目指した体系的かつ総合的な
取組方針を示し、
位置付けを明確にした上で、公正な
事業実施ができるよう
要綱を見直し、その上で改めてご提案いただきますよう、また、
生駒駅前
にぎわい創出拠点設置については、再
開発ビルのオープンに合わせた
拠点開業を目指し、早期に
ベルテラス及び
拠点施設の
活用方針及び
実施体制を明らかにし、改めて床の購入、整備に係る
予算をご提案いただきますよう申し添えまして、私の
議案第64号に対する
修正案に係る
賛成討論を終わります。
17
◯中谷尚敬議長 11番
塩見牧子議員。
18 ◯11番
塩見牧子議員 それでは、
議案第64号、平成25年度
生駒市
一般会計補正予算(第3回)に対する
修正案について、
賛成討論を行います。
本
修正案は、
都市計画総務費における
スマートコミュニティ推進事業奨励金2,365万円と
商工振興費の
生駒駅前
にぎわい創出拠点再
開発ビル区分所有床購入費及び
施設整備工事請負費とその
設計委託料4,532万3,000円を減額修正するものです。
まず、
スマートコミュニティ推進事業奨励金につきまして、私は、3月
定例会におきまして、
補助金等の支出は
地方自治法に定める公益上必要がある場合に認められるものである以上、特に
民間事業者に交付する場合は、
補助金を受ける者の権利を制限する部分及び
補助金等を受ける者の義務を課する部分においては条例で厳格に規定すべきであるとして、当
奨励金予算の減額に賛成いたしました。
今回の補正に当たり、
奨励金の
交付対象が、従来の
事業者から、基本、
住宅購入者に改定されたことから、条例ではなく、
要綱で対応することは致し方がないと考えるものの、新たな
要綱では、この
交付対象の改定と併せて、
奨励金の金額も従来の
定額制から
ポイント制に改定されております。このことによって、
奨励金交付の受付から認定、金額の決定及び
エネルギー使用に関する
調査等に要する市の
事務量は膨大になることが予見されます。本市が
職員定数適正化計画を進める中で、この改定は無理があるものと考えます。
また、
予算委員会でも指摘いたしましたように、新たな
要綱では、
奨励金交付認定要件として、
開発行為地内の4分の3以上の住宅をいわゆる
スマートハウスとして整備、実施することを
事業者に求めていますが、この条件の設置により、事実上、
建て売り住宅でなければ不都合や混乱が生じる危惧がございます。さらに、
対象地域も1ヘクタール以上の
戸建て住宅地に限定されており、1
開発地内でマンションと
戸建て住宅が一体となって計画されているような場合は除外となるとのことですが、
スマート仕様は、
集合住宅に適用されてこそ、その
CO2削減効果は期待でき、今後、更に制度設計し直されることを求め、本費目の
予算を削減することに賛成いたします。
次に、
生駒駅前
にぎわい創出拠点再
開発ビル区分所有床の
購入等につきましては、
予算委員会でも指摘されておりましたが、その
予算の根拠となる
事業運営主体の
一般社団法人の
設立経緯も不透明であり、法人の
構成員となる団体の意思と市の説明とに食い違いが見られ、現段階では、
法人設立の
実現性が明確ではありません。また、
ECO-net、
商工会議所、
観光協会で構成する
一般社団法人でありながら、そこで展開される
事業は
エコ商品の販売が主であり、
商工会議所、
観光協会の具体的な関わり方や他の
事業展開が不明確な状態です。さらに、自ら
事業所の家賃を支払い、公益的な
事業を
運営する
一般社団法人もある中で、市が1法人の
事業場所を無償提供することも
公平性を欠いております。このような理由から、アンテナ
ショップの
運営主体の在り方を熟考された上で再度ご提案いただくことを願い、本
事業予算を削減する
修正案に賛成するものです。
以上、
議案第64号に対する
修正案に係る
賛成討論を終わります。
19
◯中谷尚敬議長 これにて討論を終結し、本案を採決いたします。
まず、
修正案について、起立によって採決いたします。
なお、起立しない者は反対とみなします。
お諮りいたします。
議案第64号は、
修正案のとおり可決することに賛成の
議員の起立を求めます。
(
賛成者起立)
20
◯中谷尚敬議長 起立多数であります。よって、日程第2、
議案第64号は、
修正案のとおり可決することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
議案第64号 平成25年度
生駒市
一般会計補正予算(第3回)
原案を
修正案どおり修正可決確定
~~~~~~~~~~~~~~~
21
◯中谷尚敬議長 したがいまして、修正可決した部分を除く原案について採決いたします。
お諮りいたします。
修正可決した部分を除く部分を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
22
◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、
議案第64号は、修正可決した部分を除く部分を原案のとおり可決することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
議案第64号 平成25年度
生駒市
一般会計補正予算(第3回)
修正可決した部分を除く部分を
原案どおり可決確定
~~~~~~~~~~~~~~~
(「議長、発言がございます」との声あり)
23
◯中谷尚敬議長 暫時休憩いたします。
午前10時24分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~
午後4時29分 再開
24
◯中谷尚敬議長 休憩を解いて、引き続き
会議を行います。
本日の
会議につきましては、議事の都合により、あらかじめ延長いたします。
暫時休憩いたします。
午後4時29分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~
午後5時30分 再開
25
◯中谷尚敬議長 休憩を解いて、引き続き
会議を行います。
お手元に配布いたしましたとおり、休憩中に市長から
議案第64号の修正可決に対する再議書が提出されておりますので、ご
報告いたします。
お諮りいたします。
この際、会期の延長についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
26
◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決定いたしました。