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  1. 生駒市議会 2013-06-17
    平成25年第3回定例会 都市建設委員会 本文 開催日:2013年06月17日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 開会 ◯樋口清士委員長 おはようございます。ただ今から都市建設委員会を開催いたします。  本日の会議につきましては、次第に基づき調査を行います。  報道、市民の傍聴を許可しておりますので、ご了承いただきますようお願いします。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯樋口清士委員長 それでは、今から調査を行います。  調査事項ですけれども、まず、第1番目、スマートコミュニティ推進奨励金交付事業に関する検討状況と今後の取組についてということなんですが、この事業につきましては、3月定例会に予算議案の中で審査、審議して、本事業に係る予算を減額修正したという経緯がございます。その後、本事業についての取扱いあるいは再検討等の状況がどうなっているのか、これについて理事者から説明を求めたいと思います。よろしくお願いします。山本部長。 3 ◯山本昇都市整備部長開発部長 おはようございます。  それでは、調査事項の1番目でございます。スマートコミュニティ推進奨励金交付事業に関する検討状況と今後の取組について、ご説明を申し上げます。  スマートコミュニティの推進のために、再生可能エネルギーの導入及びエネルギー使用戸別表示等により、環境に配慮した住宅及び地域の整備を推進し、持続可能な地域社会を形成すること。それから、各住宅への再生可能エネルギーの整備による自立電源の確保の他、地震に強く、長期に使用できる住宅の建設、災害時を想定したインフラの整備等により、安全で安心なまちづくりを実現すること。それから、ごみの削減及び緑化の推進等に関する取組を進め、地球温暖化防止及び景観に配慮したまちづくりを実現すること。4つ目といたしまして、公園、集会所及び共同菜園等の効果的な配置及び利用により、住民の交流が自然に促進されるコミュニティを形成することという、この4つの項目の内容を目的といたしまして、生駒市スマートコミュニティ推進奨励金交付要綱を制定し、昨年11月12日に施行したわけでございます。  このことにつきまして、同月19日の全員協議会で事業の内容を説明させていただいた後、20日付けで、ミサワホーム近畿株式会社が生駒市上町地内で計画している事業に対しまして、全体計画の認定を行いました。そして、先ほど委員長からも話がございましたように、平成25年度予算といたしまして、スマートコミュニティ推進事業奨励金として予算5,000万円を計上いたしましたが、この予算につきましては、3月議会において承認を得ることができなかったところでございます。  このため、これまでの市議会のご意見等を踏まえまして、生駒市スマートコミュニティ推進奨励金交付要綱の改正を前提といたしまして、現在、内容を精査、検討中でございます。9月議会で補正予算の提案を考えて進めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 4 ◯樋口清士委員長 以上、説明を受けましたけれども、これにつきまして、何か質疑等ございませんでしょうか。塩見委員。 5 ◯塩見牧子委員 今、要綱改正することを前提に検討しておいでということなんですけれども、まだ具体的に要綱のどの部分をどう変えるかというようなところの検討にまでは至っていないということでしょうか。 6 ◯樋口清士委員長 山本部長。 7 ◯山本昇都市整備部長開発部長 そのとおりでございます。私が4月に人事異動で参りまして、まず、その名前からして余り知らなかったこともございます、HEMSあるいはスマートメーター等も含めまして。ということもございまして、実際にそのものの確認等からスタートをしまして、現在、要綱の細目のところをいろいろ検討いたしておる最中でございます。 8 ◯樋口清士委員長 塩見委員。 9 ◯塩見牧子委員 私も修正案の方に賛成したわけなんですけれども、そのときの討論におきまして、こういう奨励金、補助金を要綱で規定するのはどうかと。特定の民間事業者に対して支払われるようなものについては条例で規定すべきというようなことを申し上げたんですけれども、にもかかわらず、やはり要綱でいくという方針でしょうか。 10 ◯樋口清士委員長 山本部長
    11 ◯山本昇都市整備部長開発部長 基本的に今回のようなこういう奨励金の交付ということを考えますと、要綱が妥当というふうに考えております。現在このような制度に関しましては刻々と変わっておりまして、例えば、今考えておって、非常に目新しく、そして非常に効果があるような施策であっても、1年後、2年後にはそれが普通の状態に陥ったりというようなこともございます。ですから、臨機応変な対応ができるということを踏まえると、要綱の方が妥当なのではないかというふうに考えております。以上でございます。 12 ◯樋口清士委員長 塩見委員。 13 ◯塩見牧子委員 確かに、どのような条件を備えたものに対して支出していくかというような、そういうかなり変動的な部分につきましては要綱でもいいかと思うんですけれども、根幹に関わる部分と言いますか、そういったものはやはり条例できっちりと定めていくべきだと考えておりますので、もう一度ご再考いただければと思います。 14 ◯樋口清士委員長 山本部長。 15 ◯山本昇都市整備部長開発部長 ただ今、3月の議会あるいは委員会の中でもおっしゃっておられた条例での位置付け等、あるいは上位計画との整合性ということもございます。まずは、環境基本条例の方で、実は、今般、6月議会で改正が出されていますけれども、この中でも、新たに第7条のところで入れておりますが、第7条4号中ということで、「資源及びエネルギーの利用等における物質循環」を「廃棄物の減量化及び資源の循環的な利用」に改め、同条に次の1号を加えるということで、「地球温暖化の防止等に資する再生可能エネルギーの普及及びエネルギーの効率的な利用が促進されること」ということで、新たに追加をさせていただいております。  それから、この環境基本条例、これはちょっとうちの委員会の所管ではないんですけれども、現在、環境政策課の方と打合せもしまして、今年度からエネルギービジョンの検討も行うというようなこともございますので、その中でもきちっとその事業等の位置付けをしていきたいというふうに考えております。 16 ◯樋口清士委員長 塩見委員。 17 ◯塩見牧子委員 今、エネルギービジョンという言葉が初めて出たわけなんですけど、ちょっと何か所管が変わってくるのかな。エネルギービジョンというのは、いつ頃、どのようなものが示される予定なんでしょうか。 18 ◯樋口清士委員長 ちょっと所管が微妙にずれてきていますので、都市整備部に関わる部分で、答えられる範囲で答えてください。山本部長。 19 ◯山本昇都市整備部長開発部長 今、お話がございましたように、ちょっと所管が変わってまいりますので、我々の所管する部署で言いますと、住宅等の省エネルギー改修補助が入ってまいります。今回の、今現在進めておりますスマートコミュニティも、この中の一つとして入ってくるのではないかというふうに考えております。以上でございます。 20 ◯樋口清士委員長 塩見委員。 21 ◯塩見牧子委員 じゃ、ちょっと質問の趣旨を変えまして、今、認定事業になっている対象のミサワホーム白庭みなみ丘、そのミサワとの関係はどうなっているのかというところをお聞きしたいんです。と申しますのは、市の方はホームページの広告のバナーも消しております。けれども、ミサワホームの方は、まだホームページ等におきまして認定事業という名称をお使いなんですけれども、その後どうなったのか、その辺をお聞かせいただけますでしょうか。 22 ◯樋口清士委員長 山下市長。 23 ◯山下真市長 3月議会で予算が承認されなかったことについては、私、自ら出向いて事情をご説明いたしまして、一応のご理解はいただいております。しかし、今回、市からの奨励金が出ないということで、もしそれが今後とも予算が付かないということであれば、かなり会社的には厳しいという話は聞いておりまして、あのプロジェクトだけ極めて利益率が低いか、場合によっては赤字ということも考えられるということで、社内の監査の方からの指摘があり得るということは聞いておりますが、いずれにいたしましても、これにつきましては、ミサワホームさんとしては市の対応に委ねる他はないということで言っていただいております。ただ、少なくとも市が認めた今回の要綱で定めた認定基準、それはクリアしたプロジェクトだということで、その認定基準自体は廃止しないでほしいというようなことを聞いております。 24 ◯樋口清士委員長 よろしいですか。塩見委員。 25 ◯塩見牧子委員 はい。 26 ◯樋口清士委員長 ほか、これについて質疑等ございませんか。中浦副委員長。 27 ◯中浦新悟副委員長 ちょっと戻りまして、要綱を、今、改正を目指して進めているということなんですけども、その方向性だけでもちょっと確認させていただけたらなと思います。  議会で3月、その前でしたら12月でしたか、一般質問もあり、3月でもいろいろ議論しましたけども、まずは奨励金の出し方についてどういうふうに考えていかれるのか。個人なのか、業者なのか、その点について、今どういった考え方で要綱を定めようとしているのか、教えてください。 28 ◯樋口清士委員長 山本部長。 29 ◯山本昇都市整備部長開発部長 議員さんからのご指摘ということは十分理解いたしております。個人に払うべきじゃないかという意見の方が非常に多かった。企業に対しての奨励金でもいいというご意見の方もいらっしゃったと思いますけれども、圧倒的に、個人というよりも、生駒市民に払うべきじゃないかという意見が多かったことは承知いたしております。ただし、方向性につきましては、今、これのところを調査中でございまして、まだ結論を出しておりません。 30 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 31 ◯中浦新悟副委員長 あと、併せて、要綱自体において、市長裁量がやはりかなり大きいという部分に対しても一定以上の意見が出ていたと思うんですけど、その点に関しては、またどういうふうにお考えなのか、示せるんでしたらお答えいただけたらと思います。 32 ◯樋口清士委員長 山本部長。 33 ◯山本昇都市整備部長開発部長 文言の要綱の中に、市長が定めるという項目はちょっと多かったとは思います。ただし、この要綱の場合においては、どちらかと言うと、やっぱり市長裁量というものはあってしかるべきというふうにも考えております。ただし、文言的なところはきちっと精査をいたしまして、今度、新たな要綱の改正に努めてまいりたいと思っております。 34 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 35 ◯中浦新悟副委員長 補正予算自体は9月というふうに先ほど説明がありましたけども、要綱自体はいつ頃完成する、完成と言いますか、要綱が完成というのが正しいのか分からないですけど、要綱が定められるというふうに考えておられますか。 36 ◯樋口清士委員長 山本部長。 37 ◯山本昇都市整備部長開発部長 要綱の案につきましては、来月には上げないと、9月議会に間に合わないというふうに思っております。要綱の案をつくりましたら、当然その案を議会の皆様方にもご説明させていただきたいというふうに思っております。 38 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 39 ◯中浦新悟副委員長 あえて確認しておきますけど、議会に報告していただいて、そこで何らかその要綱に対して意見が出たら、絶対的に踏まえろというわけじゃないですけども、踏まえる検討をしていただけるということは確認しておいていいんですよね。もう当たり前だと思うんですけども。 40 ◯樋口清士委員長 山本部長。 41 ◯山本昇都市整備部長開発部長 そのとおりでございます。内容によると思います。 42 ◯樋口清士委員長 山下市長。 43 ◯山下真市長 もちろん議会のご意向を尊重したいと思いますが、全議員が一様に同じ考えを持っているというわけでもないと思いますので、全ての議員さんの意向を100%くみ取れるものかどうかは分かりません。この点は足りないという、ある議員さんにとってはこの点は不満だというようなものはあるかもしれないと思っております。 44 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 45 ◯中浦新悟副委員長 採決をとれるものでもないですから、要綱に関してはね、条例じゃないですから。何でしょう、半分以上だ、半分より少ない、1人なのか2人なのか、その意見それぞれあって分からないとこはあると思いますけど、その点は、議会と行政の関係においてどういうふうに進めていくべきかということはしっかり考慮していただきたいということは言っておきます。  あと、続けて、新しい要綱で進めるということは、新規の事業を目指していくということでよろしいですよね。新規の事業を進めるために新しい要綱に変えるということですよね。違うんですか。 46 ◯樋口清士委員長 石倉課長。 47 ◯石倉睦弘建築課長 現在認定している事業につきましても、その要綱を適用していけるような見直しをしていこうと考えております。 48 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 49 ◯中浦新悟副委員長 先ほど、市長もそういったことをにおわせることを言われていたんですけども、既に今、何割なのか分からないですけど、ミサワさんのホームページを見ていると、10軒、15軒ほどしか残っていない、ほとんど売れている事業なんですよね。それに対して後付けで奨励金を出していくということを考えておられるということですか。 50 ◯樋口清士委員長 山下市長。 51 ◯山下真市長 後付けでというのは、元々は予算が承認されればそういうことにはならなかったわけでございますので、今、結果的に既に成約済みのものについてはそういうご指摘のような形になろうかと思いますけれども、元々はそういうことは想定していなかったわけでございます。  それと、当然、当該事業白庭みなみ丘だけを排除するという、そういう積極的な必要とか理由もございませんし、これは市としての対外的な信義にも関わるものでございますので、特定の事業を排除するというような必要も理由も全くないと考えております。 52 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 53 ◯中浦新悟副委員長 特定の事業を排除するという意味合いじゃなくて、元々、この奨励金を交付する要綱に基づいて、今、みなみ丘という事業が認められたんですよね。ただ、奨励金を交付する要綱に基づいてその事業を認定したと市は言うけども、それは予算の裏付けが一切無い状態で奨励金交付要綱に基づいて認定するわけですよね。3月の予算において、奨励金を出すことを議会としては認めないという結果になったということは、その要綱に基づいた事業自体を認めていないということになるんじゃないですか。 54 ◯樋口清士委員長 山下市長。 55 ◯山下真市長 ちょっと今のご質問は誤解があると思うんですけれども、例えば保育所とか特別養護老人ホームにも補助を出します。例えば特別養護老人ホームなんかに関しては、これまで市独自の補助ということでやってきました。その要綱は、予算が付いていない段階から存在するわけですね。その要綱に基づいて、一応、事業者にもし予算の承認が得られればこれぐらいの補助金を出しますというようなことは事前にお伝えをして、しかる後に予算の議決を受けるということでこれまでもやってきましたので、予算を取ってからでないと要綱を施行しないというようなことは、これまでのケースにもなかった。つまり、必ず予算の裏付けをとってから要綱を施行するというようなやり方はこれまでもやってきていませんので、そこはちょっと誤解があると思います。 56 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 57 ◯中浦新悟副委員長 保育園とスマコミのこの事業を全て同一視して考えなければいけないのかと言うと、ちょっとそこには、私、疑問には思うんですけども、今後、市がどういう要綱を作成してこられるのか分からない段階でどうなんだということを話していても、ちょっと詰め切れないというのはあると思うので、今ここで一概に全部否定するわけじゃないですけども、奨励金を事業者に出すという前提の要綱だったわけですよね、例えば、議会では市民に出すという意見が多かったので、そういうふうに変えましたとした場合、新しい要綱だと、買われた方、新しく市民になられた方に対して奨励金を出すということの意味合いがぐっと変わってくると思うんですよね。そもそも論、ミサワホームさんが、先ほど来、市長も言われたけども、一定かぶって、そこに奨励金が付くと、事業者に奨励金が付くから、その前提で売りに出している。買われた方は、安く買われているわけですよね。そこに対して奨励金を付けていくとなったならば、市民の方、大きく得することになりますよね。ほんで、逆に言ったら、事業者の方、ミサワホームさんでいったら損したままとなり得ますよね。そういうふうに考えると、ミサワホームさんの事業が認定されますと、今後も奨励金の対象になりますと言われても、どうも今ぴんと来ないですね。  ですから、今後どういった要綱で示してこられるのか分からないですけども、議会として一定言ってきたことはきちんと踏まえていただきたい。進め方にも大きな問題があったわけですよね、説明する時期というのもあったんでしょうし、事業として認定する時期うんぬん、ほんで、後々になって予算が付くか付けへんのかという問題になって、結局付かなかったからこうなってきているわけで。今新たに考え直そうと、改正していこうと考えるんだったら、先ほど言ったように、議会にきちんと報告してほしいですし、じゃ、どのように業者を選定していくのか、そして、どういう形で予算を求めていくのかということを順序立てて、議会も納得しやすい形で出してきていただきたい、これはあえて言っておきます。 58 ◯樋口清士委員長 山下市長。 59 ◯山下真市長 企業に対して、予算の裏付けなしで、要綱に基づいて奨励金を交付するということは、今回が初めてではございません。企業誘致の奨励金につきましては条例化いたしましたが、その条例化する以前は、要綱に基づいて運用をしておりました。市の要綱に合致する企業に対しては、この要綱に合致しますので、市から奨励金が幾ら幾ら出ますよということを内示して、その上で予算を計上して、議決が得られれば執行するということでございましたので、今回のケースがすごく特殊のように言われるんですけれども、これまでも事業者に対して要綱に基づいて予算の裏付けなしに奨励金の交付を内示するということはやってまいりましたので、そこはご理解をいただきたいというふうに思います。  それと、個人に対して支給するのか事業者に対して支給するのか、そこはまだ決まっておりませんけれども、いずれにいたしましても、先ほど事業者を選定するという表現を言われましたが、事業者を選定するために要綱をつくるのではなくて、一般的に市がスマートコミュニティとしてこれぐらいの仕様は設けてほしいという、市が望むべき姿、理想形を示した上で、それに合致する事業を認定していくという、そういうことでございますので、特定の事業を選ぶために要綱をつくっているわけではないということはご理解をいただきたいと思います。 60 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 61 ◯中浦新悟副委員長 事業誘致、先ほど保育園というのも言われましたけども、どうあれ、事前に、議会としてはどういう方向性でどういう要件に基づいて補助金を出そうということを行政から報告いただいていたと思います。企業誘致であったならば、第2工区、第1工区においてこういう要件に基づいて企業を誘致したいと思っていますという報告があり、結果、こういう企業が来ました、いいですかという話やと思うんです。前回の場合は、スマコミの場合は、11月12日に要綱を決めました、議会に報告するとほぼ同時にミサワホームさんとここでやります。何か事業と要綱とがほぼ一体化で報告をされ、もう議会がどうこう言おうと、そのルールでいきますということで進められたんですよね。だから、段取りよく、別に予算の裏付け、私はあるべきやというふうに考えますけども、要綱を考え、議会に報告し、そして事業者を選び、どういうふうな選定をするのか、それはまた行政サイドで考えたり議会からも意見があるかもしれませんけど、業者を選び、事業を進めていく、そういう議会も納得しやすい形で進めていただきたいというふうに先ほど言ったまでなので、市長がそこをこの場合はこれなんだ、この場合はこれなんだというふうにしてくると、また議会としても納得しづらい部分が出てくるかもしれませんので、一度もめたんだから、今度はそういったことがないようにしましょうねということをあえて言っているだけです。  後もう1点、ミサワホームさんの今ある事業を奨励するために要綱を改正するわけじゃないですよね。 62 ◯樋口清士委員長 山下市長。 63 ◯山下真市長 ですから、先ほど申しましたとおり、あくまで市としてスマートコミュニティとしての備えるべき仕様というものを示して、それに合致するものを認定していくという趣旨でございます。ただし、先ほど山本部長も答弁しましたけれども、ハウスメーカーによっても仕様が違ったりする場合もありますし、また技術の進歩とともにどんどん変わっていくものですから、ある程度そういったものも包含できるような、そういう定め方の要綱にならざるを得ないという点はあろうかというふうに思います。全て細かく細かくきちっきちっと決めていって、全く裁量の余地がないものであれば、それこそそれに合致するような事業がなかなかなくて、毎回毎回変更していかなきゃいけないというようなことにもなりますので、それは事務作業も増えますし、要綱としての魅力も薄れていきますので、その辺はご理解をいただきたいと思います。  もちろん議会のご理解も得ながら進めていくという姿勢で言っておりますけれども、私が申し上げたかったのは、要綱を施行してから初の認定案件の期間が短かったのは確かですけれども、ただ、それ以外の点に関しては、これまでの、市の、例えば先ほど紹介したような企業誘致に関する奨励金と同様の手続きは踏んできたというつもりでございますので、そこはご理解をいただきたいと思います。 64 ◯樋口清士委員長 塩見委員。 65 ◯塩見牧子委員 ちょっとご答弁を伺っていてふに落ちないんですけれども、先ほど、保育事業等と同じだというようなことをおっしゃったわけなんですけれども、やはり、保育なんていうのは国からちゃんと補助金も下りてくるので、これと一緒にするのはどうなのかという気がいたします。  それと、企業誘致に関しては、かつて要綱でやってきたときもあるということなんですけれども、とは言え、条例にしたということの意義をちゃんとお認めになってそれを条例化しているわけですから、この件に関しても、同じようになぜ条例にしないのかというところは理解し難いんですけれども、いかがでしょうか。 66 ◯樋口清士委員長 山下市長。 67 ◯山下真市長 企業誘致に関して言いますと、なぜ条例化したかと言うと、他自治体で、要綱じゃなくて条例にしているところが結構多いわけです。企業誘致に関して言いますと、ある意味、誘致合戦というようなところがございますので、市としての積極的な姿勢を企業に対してPRするためには、そういう市としての積極性をPRをするために他の自治体と同じように条例化した方がいいだろうと、そういう判断です。中身は要綱の段階と条例の段階とほとんど全く変わっていないので、要するにむしろ積極的にPRするという意味で、今回、条例化したわけです。  基本的に、補助金とか奨励金というのは、原則としてこれまでも要綱で対応してきまして、積極的にPRするとかいう政策目的がある場合に限って条例化するというような仕組みにしておりました。と言いますのも、補助金でございますので、当然、予算として一般会計予算に計上されますので、その段階で議会のチェックを受ける機会はあるわけですね。ですから、今回に関しても、要綱ですけれども、予算が承認されなければ執行できないということで、議会のチェックを受ける機会はございますので、そういう点で、企業誘致に関しての条例化とスマートコミュニティについての要綱という違いはそういうことでございます。  なお、確かに保育園につきましては国の補助金等はございますけれども、企業誘致に関しては国の補助金等はございませんので、そういう点ではスマートコミュニティと一緒かなと思っております。 68 ◯樋口清士委員長 塩見委員。 69 ◯塩見牧子委員 積極的にPRしたいときには条例がとおっしゃったんですけれども、この事業は積極的にPRしたくないんですか。 70 ◯樋口清士委員長 山下市長。 71 ◯山下真市長 こういう要綱を持っている自治体自体がまだ少数でございますので、こういう要綱を持っているということ自体でPRになるわけです。企業誘致に関しては、多くの自治体で同様の制度を設けており、要綱の段階にとどまっている団体と条例化している団体と、2つに分かれておりましたので、より企業誘致に熱心だということをPRするために企業誘致の場合は条例化したんですけれども、こちらについては、こういう要綱を持っていること自体が既にPRになっておりますので、条例化までは必要はないということと、先ほど来申し上げているとおり、刻々と変わっていきますし、メーカーによっても仕様が違いますので、やはり柔軟に対処するための必要性というのがございますので、今回、要綱にとどめておるところでございます。  なお、新聞報道によれば、東京都三鷹市におきましても、生駒市の例をまねて、同様のスマートコミュニティを支援するための要綱をつくられたというふうに聞いております。 72 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 73 ◯中浦新悟副委員長 条例だ要綱だというのに関して口を挟むわけでもないんですけども、条例であったならば議会も口を挟みますし、要綱であっても、議会が予算のときに認める認めないという機会があるやないかということをおっしゃられて、そのとおりの部分もあると思います。実際、要綱において、議会は3月において認めないとなったわけですよね。でも、今、まだ認めている事業になっているんですよね。先ほど、最初の塩見委員が質問された、今、ミサワさんのホームページとか広報紙では生駒市認定事業という形でうたわれているわけですよね。議会で認めなかった事業に対して、でも、まだ認めている、その理屈がどうにも理解ができないんですね。今後また新しい要綱になったら新たに認め直すというんやったら、そのときにまた認めるということになるんでしょうけど、今はまだ議会が修正した段階ですよね、新たな議案も出てきていないし、補正予算で付いたわけでもない。その議会において、生駒市認定事業という形で広報紙を配り、住宅販売が行われるという行為に、すごい私は違和感を覚えるんです。となったら、じゃ、他の民間の開発会社さんと言ったら変ですけども、そういった住宅販売会社さんとかとの公平性はどうなってしまうんだろう。極論、要綱で定めさえして、市が認めさえしたら、どんなことでも認めたきりになってしまうのか、そんなことはなかなか認められないだろうなと思いますので、市としては、そこはきちんと議会が否決したという重みを感じて、いったんは認定事業じゃなくなるべきであるというふうに私は考えるんですけど、その点、市長、もう一度ご答弁いただけますか。 74 ◯樋口清士委員長 山下市長。 75 ◯山下真市長 ですから、今回のは、市が求める基準はクリアしているという意味で、要するに、一応、公の団体、地方公共団体が認定する基準をクリアしているという意味で要綱に合致しているけれども、要綱に合致していれば本来はもらえるはずの奨励金がもらえていないという状況でございまして、ですから、今の要綱を改定していない段階で、例えば本要綱に合致しているような開発の案件の申請が来れば、審査を始めなければならないという状態にございます。例えば、国の制度ですけど、長期優良住宅とか低炭素住宅とか、そういう制度がございます。その場合は、長期優良住宅に認定されればこういう特典があるとか低炭素住宅として認定されればこういう特典があるというのはございますけれども、本件の場合は、国のそういう基準ではないですけど、市が定めた基準には合致していると。ただ、議会で承認が得られなかったので、予算が付いていないと、奨励金だけ交付できないという、そういうイレギュラーな状態に置かれていると、そういうことでご理解をいただきたいと思います。 76 ◯樋口清士委員長 よろしいですか。  本件については、まだ検討中と、今いろいろ問題提起はされたということですので、その部分を受け止めて、また、今後、報告あるいは議案として出されるということがありますので、その出されたものを見ながら、ちょっと今は何もない状態ですから、そこでまたご判断いただければというふうに思います。  では、ほか、これについてはございませんか。              (「なし」との声あり)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 77 ◯樋口清士委員長 なければ、2つ目の調査事項に移りたいと思います。  (2)集中豪雨等への対応方策についてということです。  昨今、梅雨どきあるいは秋にかけて、集中豪雨というのが発生する確率が非常に高くなってきております。昨年度も、集中豪雨による被害というのが出てきたわけでございます。これについて、都市整備部、建設部、上下水道部、それぞれの所管で、恐らく、道路、下水、河川、緑地、こういったところに集中豪雨等あれば被害が想定されるのかなというふうに思うんですけれども、どういう被害が想定されていて、それに対してどういう対応あるいは体制で臨もうとされているのかというところについて、まず、ご説明をいただきたいというふうに思います。  各所管から順番にいきたいと思うんですが、都市整備部からでもよろしいですか。山本部長。 78 ◯山本昇都市整備部長開発部長 この案件、都市整備部と思っていませんでしたので。  それで、都市整備部といたしましては、やはり基本的に公園の倒木あるいは街路樹の倒木があると思います。公園の倒木に関しましては、基本的に公園管理課の方で対応をいたしております。街路樹につきましては、緊急性を要する場合においては、一応、どちらかと言いますと、道路管理者の方で道路に支障があるという場合においては、そちら側での対応もしていただいておるという状況でございます。以上でございます。 79 ◯樋口清士委員長 それでは、寺西課長。 80 ◯寺西清幸土木課長 それでは、建設部の方からご説明申し上げます。  まず、昨年、24年度に発生しました災害についてでございますけども、6月から8月にかけましての台風それから梅雨前線や発達した低気圧によるものの他、局所的な集中豪雨、いわゆるゲリラ豪雨というものによりまして、数多くの災害が発生しております。  その発生しました被害の状況でございますけども、道路では、路肩の崩壊、路面の陥没、また、河川、水路では、溢水による宅地等への浸水と、その他では、住宅の法面や石積みなどの擁壁の崩壊などが発生しております。  次に、こういった災害等への備えについてでございますけども、まず、防災の資機材等についてでございます。市内に4カ所の水防倉庫がございまして、そこに、土のう、それからバリケード等の資材を備蓄しております。また、排水ポンプやチェーンソー等の作業用の機材につきましても、点検や整備を行っているところでございます。それから、備蓄している土のうの一部につきましては、5月に新規職員等を対象としました土のう作成研修を実施しておりまして、そのときに約800袋の土のうを作成していただいております。また、この土のうを使いまして、5月26日には水防実務講習会も実施しております。  それから、災害についての人員等の体制についてでございますけども、本市水防計画に定められた水防本部体制に基づき活動することになりますけども、本部体制以前の初期の対応について別途定めております水防活動実務マニュアルによりまして体制を整え、現場パトロールの実施や、災害が起こった場合は、その現場に出向き、応急の対応を行っているところでございます。  また、5月に、全職員に向けまして、台風、大雨及び地震等に伴う災害の備えについてというタイトルで、災害予防に万全を期するよう、文書も発信しております。  今年も既に梅雨のシーズンでございまして、これからは、また台風や真夏の局所的な集中豪雨が発生するシーズンが近付いておりまして、これらにつきまして万全の体制で対応に当たっていきたいと考えております。以上でございます。 81 ◯樋口清士委員長 では、山本課長。 82 ◯山本喜久治下水道管理課長 下水道管理課が所管することでございますが、想定されるものといたしまして、マンホールぶた、これの浮上が1つ考えられます。もう1点、下水としましては、管理しております施設、処理場とかポンプ場、またマンホールポンプに流入する汚水、これの増加に対する対応が必要かと考えております。その中で、昨年の豪雨によりまして施設に流入した汚水が多くございまして、特に、山田川浄化センター、北田原第1ポンプ場、南田原ポンプ場におきまして、処理能力を超えるような汚水が流入したことによりまして、すぐさま、マンホールぶた、古いマンホールぶたにつきましては、穴が開いておりまして、汚水管に流入する汚水以外の不明水と言うんですか、それの原因の一つになりますので、これにつきましては、即座に職員の手でコーキング剤みたいなものを詰めて、3地区の988カ所、1,000カ所弱のマンホールぶたの穴の封印と言うんですか、対策を実施、昨年いたしております。今年度につきましては、それをある程度恒久的なものにするがために、ボルトであったり、そういうもう少し恒久的な対応を採るべく作業を進めようとしております。以上でございます。 83 ◯樋口清士委員長 説明は終わりました。  これについて、何か質疑等ございませんでしょうか。中浦副委員長。
    84 ◯中浦新悟副委員長 最初に、ハザードマップじゃないですけど、総合防災マップとかは市民に配られていますけども、こういう地域的な広い範囲での広報じゃなくて、例えば職員さんが日々予防するためにパトロールしていると思います。マンホールであったりとか、危険はないのか、側溝、道路は問題ないのかということを日々点検されていると思うんですけど、そういった点において、例えば北地区で、南地区で、中地区で、昨年と同様レベルの集中豪雨が降った場合、ここが危険やなという点的な箇所がありましたら、ちょっと報告いただけたらなと思います。 85 ◯樋口清士委員長 寺西課長。 86 ◯寺西清幸土木課長 まず、北地区におきましては、北田原町の穴虫川が集中豪雨によりあふれるというようなことが起こっております。  それから、中地区につきましては、谷田町の竜田川沿い、ちょうど近鉄線の北側ぐらいになるんですけども、その辺りの部分と、それから、本町地内なんですけども、山下川という水路がございますねんけども、そちらの方に、これはそこに以前から市の方のポンプを付けておりまして、点検とか、そういったものもございまして、パトロールに行っているというとこでございます。それから、東菜畑で、菜畑駅からちょうど帝塚山の方へ上がっていく道路沿いに川があるんですけども、その川で一部あふれるとこが以前あったというような箇所がございます。  それから、南地区につきましては、南生駒駅の周辺、竜田川を含めまして、東側の水路があふれたりといったものが今までございます。それから、もう1カ所、南側では、小平尾町のちょうど川田橋という歩道橋がかかっているとこなんですけども。 87 ◯樋口清士委員長 小平尾南の体育館に入っていくとこら辺ですね。寺西課長。 88 ◯寺西清幸土木課長 そうです、体育館の方へ入っていく。あの辺りが、ちょっと、河川が、結構、道路の近くまで上がってくるというような場所がございますので、そういった箇所につきまして、雨が降ったときにパトロールに行ったりというようなことを実施しております。 89 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 90 ◯中浦新悟副委員長 川の周辺というのはやっぱり危険であるとは思うんですけども、生駒は坂のまちですよね、登ったり降りたり。言うたら、谷であったり山であったりですけども。やっぱり水は谷で行く方がかなり危険も増してくるとは思うんですけども、そういった、川周辺じゃなくても、これは何と言うんですか、内水と言うんですか、大雨における川周辺じゃないところに関しての危険箇所というのは、今のところ見当たらないというふうなことですか。と言いつつも、去年は例えば路肩の崩落があったりとか、大なり小なりいろいろ被害があったわけですよね。その辺の対策は打っているとは思うんですけども、そういった川周辺じゃない部分においては、どういうふうな、何らか危険箇所は無いですかね、想定できていないですかね。 91 ◯樋口清士委員長 寺西課長。 92 ◯寺西清幸土木課長 川以外で、今言われた坂道で大雨が降ったときに水が一遍にあふれて流れ出すというような箇所は、ちょっと、今、具体的にどこどこというあれは整理できていないですけど、実際によく起こる箇所はやっぱりございます。そういったとこにつきましては、やはり、ごみとかそういったものが詰まっていないかとか、そういった点検も含めまして、それから、必要によりましてはちょっと改修工事を行ったりとか、そういうようなもので対応していきたいと考えております。 93 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 94 ◯中浦新悟副委員長 同じくマンホールの方もそうなんですけど、高いところにあるより低いところにあるマンホールの方が危険なのかなと。当然、管にしても、管の中を流れる水というのは下の方へ行けば行くほど増えるでしょうし。となってくれば、低いところにあるマンホール、課長の言い方でいったら浮上と言うんですか、そういった危険箇所に対しては、市内、どんだけ対処できているんですかね。 95 ◯樋口清士委員長 では、山本課長。 96 ◯山本喜久治下水道管理課長 マンホールの中にも、大雨が降ったりすることによりまして、管路の中の圧力が増加しまして浮上するところもございますし、また、今おっしゃられるように、雨水等が寄ってきて、処理能力を上回ってマンホールぶたが上がるということもございますので、飛散防止型安全マンホールぶたというのもございまして、これにつきましては、既に市内の9カ所に設置しております。これは、ふた自体に自動弁が付けられておりまして、強制的に、エアとか中の水、これが出ていくという。ほんで、またそれが収まったときには元に戻るという構造でございまして、市内の9カ所、そのうち、汚水につきましても、1カ所、既に設置しております。その他、ロック式のマンホール、これでございますが、これは平成9年から採用しておるのでございますが、市内に汚水のマンホールが1万4,494枚、雨水が、こちらは738枚、これは平成23年度末のマンホール数でございます。その中で、汚水系で約5割、雨水系で約3割のマンホールがロック式のものに替わっております。現在、年間に100枚前後のものを切り替えているという状況でございます。 97 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 98 ◯中浦新悟副委員長 集中豪雨なんてどこで起こるか分からないので、どこを集中的にという話はできないので、今、足りているやないか、足りていないやないか、5割や3割やと、足りている、足りていない、分からないんですけども、できる範囲のことをやっているということなんでしょうけど、何でこんなことを聞くかと言うと、去年、集中豪雨があったときに、マンホールがかたかたかたかた言っている音なのか、怖いなというのは、やっぱり何カ所か見ました。別に外れるわけじゃないけども、もうちょっと雨が強かったら外れてしまうのかなと。外れてしまったら、人がはまってもかなわんですし、雨がひどいと、やっぱり歩いていても視界悪いですし、車に乗っていたらなおのことですわね。そういったことも含めて、できる限りの対処はしておいていただきたいなというふうには考えていたんです。  あと、ちょっと続けて。道路の方なんですけども、道路の側溝とか、正に道路自体の管理というのは日々行われていることやと思うんですけど、例えばそこには民地が絶対接しているわけですよね。昨年も民地の土砂崩れというのがありましたね。民地に対して、何らかチェックというのはできているんですかね。道路だけチェックしていてもあかんわけで、民地が、ここ、崩れそうやなというのも含めて、ふだん、チェックとかはされているんですかね。 99 ◯樋口清士委員長 石倉課長。 100 ◯石倉睦弘建築課長 基本的には民地は個人管理だと考えておるんですけれども、あと危機管理課が発行しました総合防災マップの中にあったと思うんですけれども、土砂災害警戒区域、そういうところは、まず大規模な雨が降ったときに危ないのではないかという啓発ということをするようなところぐらいだと考えております。 101 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 102 ◯中浦新悟副委員長 市が手だてはできないんですよね。だから、所有者の方に指導なりして、対処しておいていただかないといけないというふうには思うんですよ。かといって命令でここを何とかしなさいということにはできないですけども、道路に被害が及ばないようにという理由になるとは思います、指導、管理としてね。そういったところもきちんと含めて、日々チェックしていっていただきたいなと。もし、そういった箇所が見当たる、ここが民地やからどうこうじゃなくて、ここ、危険やなと、大雨が降ったら、これ、崩れるんちゃうかなと、ちっちゃなところであったとしても、気付いたとしたら、そういった情報を庁内でどういうふうに管理しているのかというのが次の問題になってくると思うんですよ。例えば、通学路だったら、登校時、下校時うんぬん、その道を通らないようにしましょうね、ここ、川があふれそうだから、帰りはここを通らないようにしましょうねなどなどの情報共有ということがあって、学校サイドで物を考え、ここは教育の所管じゃないので、今は質問しませんけど、そういった情報共有というのがきちんとできているのかということだけ確認したいんですけども。現場で気付いたことを周りにも共有してくれていますかということだけ確認したいんです。 103 ◯樋口清士委員長 寺西課長。 104 ◯寺西清幸土木課長 そういった実際に民地の法面とか擁壁のところが危ないとか、例えば石が落ちてきているとか、そういったことに関して、例えばそこが通学されている方が結構多いというような道路につきましては、やはり、迂回をしてもらうとか、一時、幾らか道路を狭めて、ここは危ないですから反対側を通ってくださいとか、そういった部分につきまして、やはり、そういう、通学路でしたら学校関係、教育委員会の部署の方へまた連絡も取っておりますし、これからもそういったことで連携を図ってやっていきたいなとは思っております。 105 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 106 ◯中浦新悟副委員長 ちょっと別のところで、さっき、土のうという話が出ていて、土のうを作られて、準備万端に整えていただけているんだなというふうには思ったんですけども、この土のうって、例えば市民の方が土のうを求められた、水が入ってくるから土のうが欲しいねんと求められたら、これは取りに来いなんですか、それとも持っていきますなんですか。 107 ◯樋口清士委員長 寺西課長。 108 ◯寺西清幸土木課長 基本的には取りに来ていただいているというのが現実のところでして、被害がもう起こってんねんと、そういうようなことで市の方から持っていって、そこへ置いたりとか。事前にやはり予防のためにちょっと土のうを置いておきたいねんという方につきましては、やっぱり取りに来ていただいてしていただいているという現状でございます。 109 ◯樋口清士委員長 中浦副委員長。 110 ◯中浦新悟副委員長 これ、ここの所管と言えないかもしれないので、違っていたらちょっと申し訳ないんですけども、広報にも大雨・台風に備えるというふうに載せてくれているんですけど、又は過去被害があったら、土のうというのを市が準備しているんだというのを浮かぶと思うんですけど、通常、普通に生活していて、土のうがどこにあるかなんか、一般市民は理解していないですよね。だから、そういった形で、例えば、先ほど言いましたけど、ちょっと地形的に低いところに住んでいらっしゃる方とか、可能性があるところ、危険があるところに対して、ちょっとそういった物品、物的支援できますよと、ここへ来てくださいねという周知ができたら有り難いなという点だけ言っておきます。ちょっと所管が外れるかもしれないので、それは要望だけしておきます。  あと、人的支援なんですけど、例えば、これ、端的に言いますけど、8月19、20日、閉庁日ですよね。土日を合わせると4連休になるんですよね。当然、対策は打っていると思うんですけど、職員さんもその4連休を使って、様々、旅行なり行かれること、あると思います。そういった際に、すっと災害対策が、いざというときの対策が採れるようになっているのか。現場サイドでどういうふうに人的フォローができるのかというのは、きちんと踏まえられているんですかね。 111 ◯樋口清士委員長 寺西課長。 112 ◯寺西清幸土木課長 その辺につきましては、日々、土曜、日曜とか連休とかがございます。そういったときの対応、災害時と言うか、大雨とかはいつ起こるか分かりませんので、そういったものに対応できるように、今、建設部ではそういったマニュアルも作っておりまして、それによりまして体制をつくっているところです。ですから、休みのときですので、いてない職員、遠いとこにおる職員も、そら、確かにおりますねんけども、やはり最低人数を確保できるように連絡体制とかをきちっととりまして、体制を整えたいと考えております。 113 ◯樋口清士委員長 よろしいですか。  ほか。塩見委員。 114 ◯塩見牧子委員 先ほど、5月26日に水防の実務講習会を開催されたとあったんですけれども、対象となった職員さんは、建設部関係だけなのか、それとも水防に関係する部署全員なのか、具体的にどのような講習会が行われたのか、もう少し詳しくご説明いただけますでしょうか。 115 ◯樋口清士委員長 増田課長。 116 ◯増田剛一事業計画課長 5月26日の水防の訓練ですけれども、中身といたしましては、水防工法の講習会という中身をとってございます。参加者といたしましては、生駒市につきましては、建設部長、企画財政部長、消防長、それ以下、建設部の職員、それから危機管理課、それから経済振興課の職員が来ております。それ以外に、当然、消防署の方も、各部の中隊の方、それから非番の方も来ていただいております。それから、市内にあります4分団、消防団の方々にも来ていただきまして、合計で約110名になります。それ以外にも、県の郡山土木事務所の方から4名来ていただいております。  具体的には、もし河川があふれたということを想定しまして、堤防に土のうを積み立てるようなことを想定しまして、3種類ぐらいの土のう積立ての講習をさせていただきました。  講習の指導者といたしましては、大阪の柏原市の方になるんですけれども、大和川の右岸水防事務組合さん、それから柏原分団さんの方から8名来ていただきまして、それぞれ講習を行ったということでございます。  水防の積立て、午前中で終わったんですけれども、それ以外にも、資材関係が残っておりましたので、残っている土のうの作成、200袋ほど、それも講習会後に水防団の方のご協力をいただいてやっていただいたということでございます。以上でございます。 117 ◯樋口清士委員長 よろしいですか。塩見委員。 118 ◯塩見牧子委員 はい。 119 ◯樋口清士委員長 ほか、ございませんか。              (「なし」との声あり)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 120 ◯樋口清士委員長 それでは、質疑等ないようでございますので、これにて質疑を終結いたしまして、次の3つ目の調査事項に移ります。  ボランティア組織による緑地管理に対する支援等についてということですが、市の緑地管理について、現在、ボランティア団体等に委ねている部分というのがあろうかというふうに思います。また、市としても今後こういった部分を拡大していく方向にあるんだろうなというふうに、これは思うわけなんですけれども、今、ボランティアグループの一部の方から、今の制度がちょっと使いにくいというようなご意見もありましたものですから、あえてこの場で、現状として緑地管理に係るボランティアの活動状況と、それに対しての支援策、どういうものでバックアップしているのかというところについての説明をいただきたいというふうに思います。山本部長。 121 ◯山本昇都市整備部長開発部長 それでは、調査事項の3番目でございますボランティア組織による緑地管理に対する支援等について、ご説明を申し上げます。  現在、市内の森林ボランティアといたしまして、5つのグループの緑地整備に携わっておられるボランティアを掌握いたしております。都市公園内あるいは民地の緑地において整備活動を行っておられます。具体的な活動場所といたしましては、鹿ノ台の都市緑地、12号緑地、北大和の第3緑地の整備、イモ山公園、真弓どんぐり公園内の森林地の整備、市内の小中学校林の整備の他、広く民用緑地の整備活動をされておられます。これらの団体への支援といたしましては、活動の場所の提供支援といたしまして、都市緑地や公園林などの公共用地の提供の他、平成23年度から、樹林地バンク制度を運用いたしまして、貸してもよい又は手入れを必要としている樹林地の所有者との間を市が仲介いたしまして、活動の場を提供する制度を実施いたしております。また、技術的な知識がなく、自主的なボランティア活動ができないとの声を受けまして、昨年度から、緑に特化した「花とみどりの楽校(里山づくり編)」を開講いたしまして、人材の育成による人材面での支援をいたしております。加えまして、活動資金面での支援といたしまして、奈良県が平成18年に森林環境を守るために導入しました森林環境税を活用した、奈良県地域で育む里山づくり事業の活用支援を実施し、併せて、民間会社等の資金補助制度もございますので、これらの情報提供に努めております。  今後も、生駒市の緑による住環境整備には森林ボランティアの皆様の活動が不可欠と考えておりまして、市とボランティアの方々と協働して緑保全に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。 122 ◯樋口清士委員長 説明は終わりました。  これについて、どなたか質疑等ございませんでしょうか。              (「なし」との声あり) 123 ◯樋口清士委員長 では、この際、ちょっと私の方から質問、質疑等をしたいと思いますので、この間、中浦副委員長に委員長の職務を代わります。 124 ◯中浦新悟副委員長 それでは、私が委員長の職務を行います。  樋口委員長。 125 ◯樋口清士委員長 それでは、先ほどご説明いただいた県の事業、地域で育む里山づくり事業、これは補助金だと思いますが、この補助金の交付時期というのは、いつになっていますでしょうか。 126 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 127 ◯中井宏みどり景観課長 県から交付決定をちょうだいいたしまして、それ以降に交付の方をさせていただいております。 128 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 129 ◯樋口清士委員長 要は、団体さんが事業を行うときには、そのお金が既にあるという状態は担保されているんですか。 130 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 131 ◯中井宏みどり景観課長 事業開始時期に担保はされておりますが、現金と言うか、お金の交付は、毎年でしたら9月ぐらいの交付決定になりますので、それ以降の交付ということになります。 132 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 133 ◯樋口清士委員長 交付は市に下りてくるんですよね。それがボランティア団体に渡されるのが9月になるということなんですか。 134 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 135 ◯中井宏みどり景観課長 奈良県地域で育む里山づくり事業補助という形で、この交付先は生駒市になっておりますので、生駒市に下りてくるわけなんですが、担保なしに生駒市の方から交付することができませんので、交付決定の後に今の事務扱いはさせていただいております。 136 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 137 ◯樋口清士委員長 要は、ボランティア団体が動くときには、既にお金がある状態はつくれているんですかということなんですよ。市が立て替えるか何かしながらでも、お金があって、ちゃんと動けるという状態があるのかどうかということなんですけど。 138 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 139 ◯中井宏みどり景観課長 生駒市で予算は組んでおりますので、お金自身は用意させていただいております。 140 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 141 ◯樋口清士委員長 あと、金額的には、大体そのボランティア団体が活動するに十分なお金というのは担保できているというような制度になっているんでしょうか。 142 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 143 ◯中井宏みどり景観課長 全く100%の補助というのは望めませんが、里山づくり事業補助に関しましては、結構、細部にわたる補助がございまして、人的な補助もございますので、ある程度は賄っていけるんじゃないかと考えております。 144 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 145 ◯樋口清士委員長 この県の事業なんですけど、県のことなので、どこまでお答えいただけるか分かりませんけれども、例えばその事業をもっともっと使いたいという団体さんが出てくる、今5団体ということですが、団体が増えるということもありますし、1団体が守備する範囲が拡大するということもあると思うんですけれども、そういった場合に、この事業というのは、できるだけ活動に合わせて取っていけるようなスキームになっているんですか。 146 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 147 ◯中井宏みどり景観課長 活動をされる面積というのが1ヘクタール以上ということで定めがございますので、1ヘクタール以上活動していただけるということでしたら、私どもの方を通じまして、県の方に補助申請を上げていきたいと考えております。 148 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 149 ◯樋口清士委員長 上限というのは特にないということで考えておけばよろしいということですね。 150 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 151 ◯中井宏みどり景観課長 金額の上限でございますね。一応、県の要綱では幾ら以内という制限がございますので、上限は決まっております。 152 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 153 ◯樋口清士委員長 その上限というのは、生駒市に対しての上限枠というのがあるということですか。 154 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 155 ◯中井宏みどり景観課長 活動内容によってですので、上限はございまして、その活動で、その度、県が精査しての補助でございます。 156 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 157 ◯樋口清士委員長 あと、この補助金というのが、いつから始まって、いつまでという期限が決められているのかどうかというところはいかがですか。 158 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 159 ◯中井宏みどり景観課長 最終、環境税の方が27年でございますので、それを利用しての補助ということでございますので、今のところ、27年度ということでございます。 160 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 161 ◯樋口清士委員長 ということは、将来的にはちょっとその辺がよく分からないという状況があるということですよね。こういうスキームとは別に、アダプト制度というのがたしかありますよね。これは、今、市内では、実績というのはありますか。 162 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 163 ◯中井宏みどり景観課長 アダプト制度の制度化はいまだいたしておりませんので、実績はございません。 164 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 165 ◯樋口清士委員長 要は、国なりあるいは他の自治体ではこれを制度として実施しているところありますよね。生駒市では、こういうことをやりたいと言っても、今はまだ制度がないのでできませんということ、そういう状態にあるということですか。 166 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 167 ◯中井宏みどり景観課長 そのとおりでございますが、アダプトプログラムの後ろ盾になります生駒市まちをきれいにする条例も施行されておりますので、今後、事業によりましては制度化も必要かなというふうには考えております。
    168 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 169 ◯樋口清士委員長 ということは、何かニーズがあってから制度を考えましょうという、そういう、今、状態にあるということですか。 170 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 171 ◯中井宏みどり景観課長 このアダプト制度を使っての事業と言いますと、やはり持続可能な事業ということになってまいりますし、負担の少ない業務、例えましたら美化プログラムというところからスタートしておりますので、道路清掃や、うちで言いましたら、花の管理、家の周りの花の管理ぐらいが、アダプトプログラムには適した内容かなとは考えております。ですから、そういう需要がございましたら、制度化をして、実施をしていきたいとは思っておりますが、これ、いかんせん、里親制度ということでございまして、私どもも道路部局や公園部局から土地を借りましての事業でございますので、私どもが里親に出すということはなかなか難しゅうございますので、その辺はご理解をいただきたいと思います。 172 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 173 ◯樋口清士委員長 要は、先ほど、県の事業が平成28年度以降はよく分からないと。ただ、先ほど、最初の部長のお話ですと、できるだけボランティアに継続的に緑地管理というのをやっていただきたいし、またそれを拡大していきたいという意向はあるということですよね。それを担保する制度というのが、今、実はないのではないのかと、要は継続的にという部分でですね。だから、そこはちょっと考えておかないといけないんじゃないのかなと。アダプトに関しては、森林と言うか、緑地の管理という部分では、対応できるものかどうかというのがちょっとペンディングの部分があるというお話ですよね。となると、何か別の、例えば公園のように管理委託というような方法というのも具体的には考えられるんじゃないかというふうに思うんですが、この辺りはどのようにお考えでしょうか。 174 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 175 ◯中井宏みどり景観課長 先ほど部長からも説明がございましたように、樹林地バンク制度、これは市が仲介するだけなんですが、もう1個、市民の森事業というのを進めてまいりたいと思っておりまして、これにつきまして、いろいろまた中身の方を、まだ残念ながら候補地が見付かりませんで、今、事業を進めておるところでございますが、それができましたら、その辺のところをいろいろ考えて、運用してまいりたいというふうに考えております。 176 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 177 ◯樋口清士委員長 管理物件と言うか、公共用地を提供したり樹林地バンク制度を使って提供したりということは、これは分かるんですが、実際、管理しようと思うと、資機材が要る、あるいは、実際、人が動かんといかんというところで、経費がかかってくるというところで、経費的な部分をどう補うかということをやっぱり考えておかないと、全てをただでやってくださいというのは、なかなか難しい話だと思うんですね。今、それは県の事業を使って補っているところがあるけれども、それが期限が見えているという中で、じゃ、具体的にその先どうしますかということは、ちょっと考えておかないといけないんじゃないかなと。団体によっては、管理だけでもよしというところもあれば、利活用までしたいとか、いろいろ事業のニーズというのはあると思うんですね。だから、それに対して、多分いろんなスキームを考えて、要は管理ニーズに対応したスキーム制度をつくっていって、どれかをお選びいただくというようなことも考えていかないといけないんじゃないかなと思うんですけれども、この辺り、こうしたい、ああしたいという部分でも結構なんですけども、何か考えておられることというのはあるんですか。 178 ◯中浦新悟副委員長 中井課長。 179 ◯中井宏みどり景観課長 やはり、生駒の特徴であります緑の保全をしていくには、そういうボランティア活動というのは相当重要でございますので、消耗品的なのこぎり、鎌の補助なんていうのはやはり考えておかないといけませんし、活動に対する消耗品的な補助を中心にその辺のところは考えてまいりたいというふうに考えております。 180 ◯中浦新悟副委員長 樋口委員。 181 ◯樋口清士委員長 そういう資機材の提供というとこでいけば、多分、アダプト制度的なものということになりますよね。それは一つの制度のスキームだと思います。それが今はまだ要綱も多分できていないということだと思いますので、そういうところも、早急に、こういうやり方があるでしょうと、そこにどういうものを支援していきましょうかというところを幾つか組み立てて、具体的に準備はされて、ニーズがあったときにすぐ対応できるような取組はすぐにとっておいていただきたいなというふうに思います。私からは以上です。 182 ◯中浦新悟副委員長 樋口清士委員長の質疑等は終わりました。  委員長である樋口清士委員と交代いたします。 183 ◯樋口清士委員長 それでは、ほか、これについて質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 184 ◯樋口清士委員長 では、質疑等がないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。  調査事項については以上で終了いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 185 ◯樋口清士委員長 次に、2番目、閉会中の継続審査についてです。  本件は、生駒市議会委員会条例の改正に伴い、当委員会に所管事項が追加されたことから、追加された所管事項について、閉会中において緊急的に審査する必要が生じた場合に、当委員会で審査できるよう対応するため、閉会中の継続審査について協議するものです。  本件は、当委員会として、建設部、都市整備部、開発部及び上下水道部の所管に属する事項について、期間を平成26年4月30日までとし、理由を閉会中もなお審査を必要とするためとして、会議規則第108条の規定により、議長に申し入れることでよろしいでしようか。              (「はい」との声あり) 186 ◯樋口清士委員長 それでは、そのようにいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 187 ◯樋口清士委員長 次に、3番目、テーマ別調査についてです。  過日の議会運営委員会において、テーマ別調査の実施については各常任委員会で協議することとなりましたので、当委員会での実施などについてご協議願いたいと思います。  まず、テーマ別調査を実施するかどうかというところで、ご意見ございますか。中浦副委員長。 188 ◯中浦新悟副委員長 実施していく方向で考えています。 189 ◯樋口清士委員長 では、テーマ別調査を都市建設委員会として実施することでよろしいですか。              (「はい」との声あり) 190 ◯樋口清士委員長 それでは、次に、テーマについて、何かご提案ございましたらお願いします。中浦副委員長。 191 ◯中浦新悟副委員長 委員長から提案をいただいているので、説明をいただければと思います。 192 ◯樋口清士委員長 特段なければということでご用意させていただいたんですけれども、では、ペーパーに基づいて説明をさせていただきます。  まず、テーマ、市民協働のまちづくり手法についてということで、こういう書き方をすると、いわゆる参画と協働というかなり幅広の話に見えてしまう部分があると思いますが、あくまでもこれは都市建設委員会での手法ということで、まちづくり手法ということで、この目的のところに書いていますように、今、宅地開発等で周辺住民とのあつれきを生じたりというようなことがあって、住民の合意形成の手続き、どうしていくんだということが課題になっている部分がございます。また、都市計画制度の中でも、地区計画とか、あと、都市計画提案とか、住民主体でまちづくりをやっていきましょうという部分での手法というのが様々に準備されてきているという状況もあります。これ、時代がかなり変わってきたということを象徴する部分ですけれども、特に、近年、物的なまちづくりを市民協働で進めるために、土地利用調整に係る条例体系を整備したり、あるいはまちづくり条例の制定というものを制定したりという動きが見られるようになってきておりますので、自治基本条例を制定し、また参画と協働のまちというのを基本計画の一つの柱にしているこの生駒市においては、都市計画分野に係る市民協働のルールづくりについて検討する時期に来ているんじゃないかなというふうに思うわけです。  このことから、いわゆるまちづくり条例の制定を視野に入れて、まちづくり手法について調査・検討をしていってはどうかというご提案でございます。  調査手順については、現状と課題の整理、先進事例調査、まちづくり手法の検討ということで、こういう流れで進めていってはどうかなというふうに考えているところでございます。  もし他にテーマ等ございませんでしたら、こういう形で進めていってもいいかというところをまたご協議いただきたいと思います。  まず、ほか、テーマ、ありますでしょうか。ございませんか。              (「なし」との声あり) 193 ◯樋口清士委員長 では、委員長から提案をいたしましたこのテーマで進めるということでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 194 ◯樋口清士委員長 この中に先進地視察を含めて調査するということで書かせていただいていますけれども、これはこれで進めさせていただいてよろしいですか。              (「はい」との声あり) 195 ◯樋口清士委員長 それでは、市民協働のまちづくりの手法についてを調査事件名として、期限を平成26年3月定例会まで、理由は閉会中もなお調査を必要とするためとして、議長に対し閉会中の継続調査の申出をすることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 196 ◯樋口清士委員長 次に、先進地視察の実施に伴い、委員の派遣についてご協議願います。  お諮りいたします。  開会中の継続調査に伴い、議長に対し委員派遣承認要求を行うこととし、派遣委員、日時、場所、目的、経費等の手続きにつきましては委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。              (「異議なし」との声あり) 197 ◯樋口清士委員長 ご異議なしと認め、視察を実施する場合、議長に対する委員派遣承認要求の手続きを委員長にご一任いただくことに決定をいたしました。  視察先は、提案いたします自治体を基本に調整をさせていただきたいというふうに思いますので、また、これは別途、提案をさせていただいて、皆さんにお諮りしたいというふうに思います。  以上で当委員会での調査事項は全て終わりましたので、これにて閉会をいたします。              午前11時20分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               都市建設委員会委員長   樋 口 清 士               都市建設委員会副委員長  中 浦 新 悟 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....