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  1. 桜井市議会 2017-03-17
    平成29年産業建設委員会 本文 開催日:2017年03月17日


    取得元: 桜井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    2017年03月17日:平成29年産業建設委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) ○午後1時30分開会 ◯工藤行義委員長 ただいまより産業建設委員会を開会いたします。  去る13日の本会議において産業建設委員会に付託を受けました案件についてでございます。ご審議いただきたいと思います。  その前に、なお、工藤将之議員傍聴申し出がございますので、ご承知おき願います。  それでは、理事者側よりご挨拶を受けることにいたします。 ◯笹谷清治副市長 委員の皆様、こんにちは。  本日は、3月13日の本会議におきまして付託されました議案第14号、桜井市ホテル及び旅館の誘致等に関する条例の制定につきまして、産業建設委員会皆様方のご審議を賜り、適切なるご議決をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ◯工藤行義委員長 それでは、発言される際には、そちらの上のマイクのスイッチを入れてから発言くださいますよう、よろしくお願いいたします。  それでは、議案第14号、桜井市ホテル、旅館の誘致に関する条例の制定について質疑に入ります。質疑ありませんか。 ◯金山成樹委員 委員長、ありがとうございます。では、2点質問させていただきたいと思います。  おおむね私は一般質問でも申し上げさせてもらったとおり、基本的な考え方として、定住をやはり優先すべきだという立場でございますけれども、この今回のホテル等誘致について、まず1点目お聞きしたいのは、どういう経緯でこのホテル等誘致についてのこの条例が上程される経緯になったのか、これについてまず聞きたいと思います。  私が理解していたところでは、私のときの質問の答弁にもありましたように、宇陀や天理、橿原のほうでホテル等ができることにあわせて、桜井でも先んじてほかよりも少し有利な条件ででもホテルを誘致しないといけないというふうに、答弁だったか事前の打ち合わせだったか忘れましたけれども、伺っていたと思うんですけれども、13日の議案審議におきまして、工藤将之議員質問で、市長は、向こうからオファーがあったとおっしゃっておられました。どちらが正しいのか、私の理解が間違っているのかどうかお聞きしたいと思います。  やはり、ちょっと唐突感が拭えないなと個人的には思っておりますので、できれば理解できるようにご説明いただくとありがたいなと思っております。できれば時系列で、こういうことがあってこうなったとわかる範囲で、言える範囲でおっしゃっていただければありがたいと思います。  2点目ですけれども、こちらは、吉田議員でしたか、おっしゃっておられましたけれども、ホテル等誘致について、既存のホテルの業者に対してどうするのかというところで質問がありました。これが決まってから、議会で決まってからご説明に当たるというふうにご答弁されたと思うんですけれども、やはり、市政の基本として公平性が強く求められると思うんですけれども、公平性という意味でどういうふうな考えでこれを進めていこうとされているのか、この2点、お聞かせください。 ◯清水孝夫まちづくり部長 ただいまの金山委員さんのご質問お答えさせていただきます。  まず、ホテル誘致条例を出させていただいた経緯でございますけれども、これにつきましては、議案審議質問等でもお答えさせていただいておりますが、担当課といたしましては、私がまちづくり部長になりました3年前から、幾つか市内でもホテル進出の動きがございました。しかしながら、その当時、市のほうとして条件面が十分整わない中で、立ち消えになっておったというふうな状況がございました。その間、まちづくり部のほうでも、桜井市にホテル進出できる可能性あるのかということで、照会もかけさせていただいた経緯もあるんですけれども、その当時は桜井市のみならず、奈良県の中和地域におきましては、観光客が来るけれども、ホテルとして年間営業するだけのそういった需要はないというふうなことでの回答もいただいておった経緯もございます。  ただ、昨年ぐらいから急速に県内でのホテル進出の動きが出てまいりました。これは、県のほうで外資系ホテルを誘致されたというのもありますし、全国的にインバウンド、2,000万人目標、それを達成して、次、2020年に4,000万人というふうなことの中で、奈良県自体がそのホテル空白地域になっておると。しかしながら、そういう歴史資源はたくさんあるというふうなことで、中和地域でもお隣の橿原市初め、天理、明日香、宇陀とこういうふうなところでもホテル誘致が進んできているというふうなことでございます。担当課のほうとしましても、こういった動きを受けまして、昨年秋以降、ホテル誘致についての具体的な動きをさせていただきました。  一定そういう中で、中和地域に進出しようという動きもあるということですので、先進事例も全国で誘致成功しておられる事例を調査させていただいて、一定、誘致条件が整えば考慮するというふうな事業者さんもありましたので、1月に政策会議においてホテル等の誘致の方針を確認させていただきました。  条例をつくるに当たりましては、誘致するだけではなくて、市内に既存のホテル事業者もございますので、そういったホテル事業者さんの支援にもなるような条例ということで、建てかえ等も含めての条例ということで検討させていただいたところでございます。  そういう中で、2月には全国の展開されているホテル事業者40社に対しまして、出店意向の調査もさせていただきました。その中で複数の事業者から前向きな答えもいただきましたので、実際にそういったホテル事業者さんにも当たらせていただいたということで、その中では、具体的なこちらからの提案とか、実際に桜井市の状況を見ていただいて、難しいなというふうな答えもありましたんですけれども、思い切って出ようかというふうなお答えもいただいたところもございます。その辺が市長がオファーがあったというふうなことで答弁させていただいたところだというふうに思っております。
     そういうことで、今回の条例につきましては、駅前へのホテル誘致と、それから市内全体での建てかえも含めた奨励制度というのをつくらせていただいたところでございます。  2点目の既存のホテル事業者さんとの分でございます。今回の条例の中身に基づいて、事前にホテル事業者さんを回らせていただいたということはしておりません。この間の市内のホテルの状況を見ますと、この1年ぐらいでも宿泊をやめられる、あるいは、閉業されるというふうなところも出てきておりまして、非常に厳しい状況があるというのは認識しておるところでございます。  そういう意味で、市内ホテルにも旅館事業者にも支援できる内容ということで、今回の条例もつくらせていただき、これにつきましては、議会のご審議を経た上で、改めてホテル事業者さんのほうにはお話をさせていただきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯金山成樹委員 ご答弁ありがとうございます。  確認なんですけれども、そうしたら、市長が13日の議案審議オファーがあったとおっしゃったのは、今、部長がおっしゃられた40社近くのホテルのほうへの可能性調査をされた反応を見ての言葉というふうに理解してよろしいんでしょうか。 ◯清水孝夫まちづくり部長 再度の質問お答えさせていただきます。  調査させていただいて回答をいただきました。そこに対して、市長から、条例を出す以上は具体的な進出の意向があるのかということで、その辺確認もせよということでの指示を受けて、させていただいたところでございます。 ◯金山成樹委員 これで最後の質問にします。ありがとうございました。そういうふうに理解させていただきます。その上で、やはり、今、部長のもとで定住促進も一生懸命やっていただいていると思うんですけれども、一生懸命やっていただいている中で、まだ実を結んでいるとは言い難い状況にあると思います。松井市長は選択と集中とよくおっしゃっておられますけれども、あれもこれもやるのでは選択にも集中にもならないと私は考えますので、やはり、しっかりと全体の戦略の中で、こういうホテル事業があるならば、私も理解できますし、そう信じるところなんですけれども、本当にこれもまた町の形が駅前決まってしまうことですので、ぜひやる以上は一生懸命頑張っていただきたいと思います。返答結構です。  以上です。 ◯工藤行義委員長 ほか、質疑ありませんか。 ◯大西 亘委員 何点か質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  全体の話というか、条例本体の話ということではないということですけども、第3条に示されています奨励金の内容について、少しお伺いをしたいと思います。この3条で示されている奨励金のうちの上下水道奨励金というところに絞って、今、お話をさせていただきたいなというふうに思います。  私の理解しているところでは、新しく建てたホテルについては、上限を250万円として、使用料の半分以内で奨励金としてお渡しをする。既設の場合は前年度の水道料金、既設から増築とか改築とかという形でふえた分については、前年度の水道料金ベースにして、そこからふえた分で同じような適用をするということで、奨励金を出すということで、こちらには書いてあります。  この出し方なんですけど、当然、水道料金は一旦水道料金としてお支払いをいただいたうち、最後精算をして、奨励金とした形でその業者に市からお渡しをするという内容として理解をしております。  これらのことが、全体協議会であったりとか、また、その中の説明で、この料金については、一旦市が奨励金として負担をした後、その後、水道の会計から市の一般財源のほうに繰り入れをするという形で、最終的な負担は水道が持つという形でご説明を受けたところですが、これについては、今の私の考えているというか理解している内容で合っているかどうか、まず確認をさせていただきたいと思います。 ◯植本政徳上下水道部長 ただいまの大西委員さんのご質問お答えいたします。  今の奨励金の後での水道会計の負担の仕組みについては、委員おっしゃるとおりで結構でございます。 ◯大西 亘委員 ありがとうございます。  この議会中に、全体協議会の中でも、今回、桜井市の水道事業経営戦略であったりとか、公明党の代表質問においての答弁では、水道事業独立採算制という話であったりとか、また、平成32年度あたりから料金の改定ということにもさまざま言及をされています。そういう状況の中で、独立採算水道事業をやっているよと、水道利用者の方から利用料をいただいて、その中で水道というのは事業を賄っているんやと、そういう認識と、32年度あたりから管路の改修であったりとか、入れかえのところで多くの負担がまた出てくるというところで、広く市民の方々にも料金として負担をしていただかないといけないという状況が今あるという説明を我々受けさせていただきました。  これって、一方では、料金を32年度あたりから値上げをするよという話、市民に負担をお願いする話、もし一方では、ホテルには最終的には水道の会計の中から、最高で250万円というお金を、言い方が正しいかわかりませんが、減免をするような形で、市民が負担していただいた水道料金の中からホテルに渡しますよと、そういう中で値上げもしますよと言ったときに、本当に市民の方々に対して、例えば値上げの説明をされようとするときに、一方ではそういうところにその利用料が減免の措置について出ていくと。一方では値上げをしてもらうという話で、将来的に水道の負担ということについて市民の方々にほんとうに説明ができるんかなというのが一番の疑問点でございます。この点についてどのように今お考えかを再度ご質問させていただきます。 ◯植本政徳上下水道部長 ただいまのご質問お答えいたします。  まずは、この誘致条例によりましての新たな水需要に対する水道事業建設投資はございません。それで、奨励金の負担を差し引きましても増収となるのは間違いございません。奨励制度につきましては期間限定でありますし、上限も定められていますことから、中長期的に見れば結果的に水道事業に有益な大口需要者が増えることとなります。経費をかけてでも収入先の拡大を図るということで、これは結果的に安定的な水道事業の経営に寄与ができるものではないかと考えております。現状のままですと水道料金は何も上がってこないんですが、この誘致条例ホテルが来ますと、必ず収入は奨励金の分は差し引いても上がることになりますので、この点でご理解をいただければと思います。  以上です。 ◯大西 亘委員 水道利用料が増えるということは、当然使われるわけですから理解ができます。ただ、水道をつくるに当たって当然原水を買う、取水するとかいう費用がかかって、上水をするのに費用がかかってというところのもともとの費用のベースですね、そこはやっぱり水道の会計に残した上で、増える分というか、もうかる分については当然そういう形で還元はするという形があってもいいとは思うんですけど、少なくても水道の原価という言い方をしたらいいのかわかりませんけど、その水道供給することについて必要な部分、利益以外の部分についてはやっぱり水道に残すべきやと思うんですね。それがないとやはり値上げのときに、我々がまたこの値上げの話が出てきたときに、市内に出ていくとやっぱりさまざまな方からこの値上げに、将来あるとすればですよいう話について説明を求められるわけですね。そのときに少しでもこういう話があるとやっぱりなかなか説明をしにくいという状況にもありますので、一定限譲るとしても、水道のところから戻すお金について、市民からいただいた利用の収入を充てないというところぐらいの限界というところがあると思うんですね。500万使っていただいて250万戻すということで、そこになるというふうには思えないので、絶対250万も利益があるわけではないと思うので、その辺をじっくり計算していくと、500万円までの利用料、マックスになったときにも250万返しちゃうと絶対赤になると思うんです。その部分だけでも残しておくというお考えになれないのかなと。一般会計で出しゃあええやんかと私は思うんですけども、何でその水道のところだけ、水道水道だけが今のところ見かけは利益があるように見えますけども、将来にわたって厳しいというお話をこの前、私たちは説明を受けたばかりじゃないですか。その中でほんとうにそれでいいのかなというのを、もちろん副市長も含めてご答弁をいただきたいと思います。 ◯笹谷清治副市長 先ほどから水道の部長のほうが申し上げているとおりでございます。ただ、将来やはり県水も導入いたしまして、値上げのほうも含めまして、やっぱり検討の材料というのが今後、水道のビジョンの中で今市のほうでも方針を立てております。そういう関係上、制度の開始当初につきましては今の方法でいかせていただきたいというふうに考えております。ただ、将来につきまして、水道事業会計決算状況、当然出てまいります。また、県水の導入等の時期も出てまいりますので、今のところ考えておりますのが31年ぐらいということで今検討しておりますが、その時期の決算状況を見まして、その時点で一般会計十分調整をしまして、改めてその時点で判断をしたいというふうに今のところ考えておりますので、それでご理解いただきたいと思います。以上です。 ◯工藤行義委員長 本件に関する発言は既に3回に及びましたが、会議規則第53条ただし書きのとおり発言を許します。 ◯大西 亘委員 ありがとうございます。  それで理解せえということで今副市長のほうからも話をいただきましたけども、なかなか納得いかんというか、当初から、この条例には別にそんなことは何も書いてないわけですわ。どこでどんなお金の使い方をしてどう出すというようなことは書いていないので、この条例自体が特に何か問題があるとかいうことではないんですけど、やっぱりお金の出どころということを我々は説明を受けたので、受けてなかったら私どももわからん話です。後々、どういう形で水道料金の、その料金がどういう形で支出されるかなんかわからん話やったですけども、わざわざ説明していただいたわけですね。説明していただいて、おかしいなと私は思うというところであるので、その時点、そこのところを今のままで、その説明いただいた分を今のままでいこうとすると、やっぱりこの本体自体にもなかなか賛成をしにくいということに私自体なりますので、ちょっと私の考え方が突出してしまっているのかもわかりませんので、委員長、できれば私の考え方が、ほんとう皆さん委員さんがたくさんいらっしゃる中でちょっと違うんかなということも自分の中で整理をしたいので、皆さん質問が終わった後で自由討議という形で時間をいただけないかなというふうに、動議というか、提案をさせていただきたいと思います。それ以外の質問はございません。以上です。 ◯工藤行義委員長 答弁よろしいか。よろしいか。 ◯植本政徳上下水道部長 先ほどの質問お答えさせていただきます。  原価を下回っているんやないかというお尋ねでしたが、確かに原価を下回ってしまいますが、こちらのホテルが来ますとかなり大口需要者となります。大口需要者となりますと料金単価の高いところを使っていただけますので、この下回った部分は5年たった後、回収はすぐできると考えておりますので、その点の説明は市民の皆さんにも納得できるような、もしも料金改定があるときにはその辺も含めて説明はさせていただきます。かなり大口需要家となるので、そんなに利益は私どもにもたくさんあると思いますので、その点はご理解をいただきたいと思います。  以上です。 ◯工藤行義委員長 ただいま、大西委員から自由討議の動議が出されました。この点に関しまして、自由討議をすることにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。それでは、ただいまから自由討議を行います。理事者側皆さん、申しわけございません。退席を求めます。    (「ほかの方の意見を聞いてから」と呼ぶ者あり) ◯工藤行義委員長 ほか、質疑ありませんか。 ◯藤井孝博委員 すみません、何か最近出てくるこういう案件というのが全部不自然に思えてならへんのは僕だけなんかなと思うんですけど、当然ホテル誘致ということで、そういうのが桜井市内に今は大きい規模のというのはないので、宿泊していただけるようなことができればいいなというのはありますねんけども、これに関連して、例えば市が、私は常々、市が収益を上げる事業をしてほしいということで申し上げてきたと思うんですけども、市独自で例えばこういう事業はできるけどこういう事業はできないとかいうものって、もしあればまずお聞かせいただきたいなと思います。 ◯笹谷清治副市長 行政ですので、やっぱり営利を伴う事業というのは基本的には禁止をされておりますので、それはできないということになっております。それ以外のことで、住民の福祉であるとか、いわゆる法律に基づいて行政が行わなくてはならないことについては行政が行うことができますが、特にやっぱり営利の問題についてはできない。それから、ステージ的なことも含めてですけれども、この辺については禁止されておりますので。ちょっと抽象的な言い方になっていますけども、そういうことになろうかと思います。 ◯藤井孝博委員 ごめんなさい、今の副市長のお答えで、市営駐車場がどういうふうになるのかとか、ちょっと僕もその辺の扱いがわからへんのですけど、例えばこれ、初年度以降の直接効果というのが約13億と試算されてますよね。これの根拠というのがどこから出ているのか。ほんで、例えばこれだけあるのであれば、先ほどの大西委員の話ではないですけれども、そこまで補助なり奨励金なりというものを出す必要があるのかという部分で、そのホテルとしては当然採算ベースに合えばオーケーであろうことやと思うんですけど、当初の固定資産税も10年間は無償でいくと。これだけでも相当な部分のメリットではあろうかと思うんですね。それプラス水道をまだ持ってこないといけない。当然、その後、まだ雇用に関しての問題もあろうかと思うんですけれども、そこまで整えないと企業って来ないもんであるとお考えなのか、その部分をお聞かせいただきたいと思います。 ◯清水孝夫まちづくり部長 ただいまの藤井委員のご質問お答えさせていただきます。  今回、ホテルが進出することによる経済効果ということでお示しさせていただいた数字というのが、一応初年度建設事業に伴う効果、それから2年目以降のホテル営業に伴う効果でございます。建設に伴う部分については約7億円と。これは建設単価事業費、面積に掛けた部分でございます。それから、2年目以降につきましてはホテル従業員による消費支出ホテル宿泊者による消費支出ということで、これがトータル合わせて13億3,500万余りという計算になっておるところでございます。  ただ、これは一般質問お答えさせていただいたように、ホテルが建つことによっての効果でございますので、そのうち桜井市内に何億落ちるかというのはまた別の話でございます。1つホテルが100室以上建ちますと、宿泊者が使います宿泊費参加費交通費飲食費土産物代、その他含めまして、全国から来られるという中では1人当たりが5万近くになって、それが高いか低いかという問題もありますけれども、そういうことで計算をさせていただいていると。私どもとしたら、それをできるだけこの桜井市内で落としていただけるように、いろんな土産物の開発とか、あるいは近所に料理を出せるところとか、いろんなことでそれをできるだけ地元へ落としていただきたいなというふうに考えているところでございます。  それから、2つ目の、誘致策としてここまでする必要があるのかというふうなことでございますけれども、工場とか商業施設につきましては工場誘致条例、それから中和幹線の商業施設の誘致条例をしておるところでございますが、これについてもなかなか、誘致条件はつくっていますが厳しいというところがございます。  ホテルにつきましてはいろいろ聞き取りをさせていただいて、先ほども申し上げたとおりですけれども、中和地域の観光といいますのは春と秋だけの観光ということで、なかなか年間を通してのホテル事業というのが非常に厳しいという回答を多くのところからいただいております。また、駅前ビジネスについてはビジネスマンの利用というのがあるわけですけれども、桜井市の工場の工業製品出荷額等を見ますと非常に小さいということで、なかなかそういった点からも厳しいのではないかということでございます。  そういうことで、成功されました先進事例をお伺いさせていただいても、数倍の工場団地とか持っておられるところでも固定資産以外にも水道とか下水道等の誘致条件をつけておられたというふうなことでございますので、市としてできるところということで今回の誘致条件にさせていただきました。 ◯藤井孝博委員 ありがとうございます。  わかるようでわからんような、僕の中ではそうなんですけど、どちらにしても、先ほどの初年度以降の直接的な効果で13億の中に関しても、実際には市内で落ちるかどうかもわからん部分のお金というか、その5万という算出の中には旅費も当然入ってきているわけですよね。ほんで、これ、100室以上、単純に100室で計算しても、1部屋7,000円でも2億5,500万ぐらいにしかならへんわけですよね、ホテルとして落ちる部分。それに対しての従業員に対する給料が幾らやという部分まで考えていったら、それは幾らでも数字って拾えると思いますねんけど、ただ、具体的にこういうことを運営していくためにこの条件を整えんならんと。なぜこれを、詳細までまだ決まってないような状況の中であるにもかかわらず、こんなに急がなあかんのかなというのがどうもひっかかってくるところなんですね。  今回この議案を提出されていて、先ほどの大西議員の話もございましたけれども、やはりどこか不自然な部分であったり、まだその説明の中が十分でない部分というのもあろうかと思うので、その辺に対して、これ、今決まっていることというのを中心に進めていこうと考えてはるのやろうなとは思うんですけれども、これって、正直言って、その企業からの提案ですか、この条件は。これ、最後に答えだけ聞かせてもらっていいですか。 ◯清水孝夫まちづくり部長 再度のご質問お答えさせていただきます。  この誘致条件につきましては、先ほども言いましたように、全国の誘致条例をつくっておられるところを参考にさせていただいて、また、その担当者にもお聞かせいただいてつくらせていただいたと。これで一応の条件をつくって、全国の40社ほどのホテル事業者に、こういう条件をつけますが来ていただけますかというふうなことで照会をかけさせていただいた中で手を挙げていただいているということでございます。 ◯工藤行義委員長 その他、質疑はありませんか。 ◯札辻輝已委員 先ほどからいろんな意見が出てますけども、もう1つ、原点に戻ってちょっと質問させていただきますけども、私がいつ質問したかという日にちのほうは、再度、確認せんとわかりませんけども、この件については、私も駅前のあの土地については何回も質問しているはずですので、そのときに質問した内容としては、行財政の改革の中で行政のスリム化ということで、行政が持っている土地で行政が使用する目的がないやつについてはできるだけ民間に売っていったらどうやということを質問させていただいたと思うんですけど、そのときに、質問するだけで、今後、そういうふうに検討しますという程度の返事しか理事者側のほうからもろうてなかったと思うねんけど、今回、このホテルの話が出てきたときには、私は急にホテルが出てきたなということで、あそこにホテルを誘致するというようなことは全然出てきてなかったと。その中で、民間に売るのか、それとも市が優先してホテルを誘致するのか、ITを誘致するのかということについては、どっちを選択されるのかなという気はしていましたし、あの桜井市の行政が持っている一等地を、財政上の仕組みで、あのまま、金網のままほっとくのかなという懸念も持っていましたけども、今回、ホテルという話が出てきたけども、このホテルの話が出る前にこういう質問をしてるわけやから。  あそこにホテルを誘致しようという話に行き着くまでに、あの土地を、桜井市の財政仕組みの中で、やっぱり将来に残していかなあかんのと違うのかという話が出たのか、そういう検討もあって、そして、これは必要もないというのやったら、これは民間に売ろうという、そういう話も出たのか、それからホテルの話が出てきたのかということになると思うねんけども、これは10年間、無償で貸すわけやから、それは藤井議員も言われましたように、10年間、無償で貸すということまでやってホテルを誘致しようという話がどうしてなってきたんかと。それまでに、そしたら、民間にあの土地を売っていこうやないかという話が検討されたのか、その辺をちょっと聞かせていただきたい。 ◯井上雅史総務部長 ただいまの札辻議員の質問お答えいたします。  当該土地につきましては、議員ご指摘のとおり、以前より有効利用ということも含めまして、売却なり賃貸借なり、有効利用ということは、再三、指摘をしていただいておりました。ただ、やっぱり一等地でもございますし、まちづくりも始まる中で、その使途について、内部ではいろいろ検討はしておったわけですけども、今回、先ほども清水部長のほうからもありました、ホテル誘致という話が出てまいりましたので、その中で、休遊地の、先ほどから出ています、いわゆる税相当分の奨励金とか上下水道の相当分の奨励金等々を合わせまして、賃貸借契約による11年間の無償貸与ということも、その中で出てきたことでございます。  以上です。 ◯札辻輝已委員 そしたら、市がかかわって、無償で10年間貸して、水道料金の50%も持っていこうやないかというぐらいの、今、ここに条例が出ているいろんな面で誘致条件事業者側に非常に有利な企業誘致をやると。そのぐらいやらんと、また企業は来てくれないことはよう理解していますからそれはわかるねんけども、そのときに、やっぱりあの土地をそうして市もかかわっていくということになったとき、私は、あそこでビジネスホテルを建てても何しても、桜井市の駅前の一番中心になる建物やから、あそこの1階を桜井市が利用できるような、観光案内所でも、また、いろんなそういうものも、やっぱりあそこで利用できるようなものをつくってやるというような考え方は一切なかったのか、その辺をちょっと聞かせてほしいのと、それから、この条例には駐車場とかの問題は一切出ていませんけども、ホテルを誘致した場合に、あそこは電車で来る客もかなりおると思うんですけど、どうしても自動車で来る人もおると。そのときの駐車場については、そしたら、将来、ホテルを誘致したときに、民間との駐車場の話が出てくると思うねんけども、そのときには、また譲歩して駐車場は無償で貸しましょうとか、そういう話になるのと違うの。必ず駐車場の話は出てくると思うので、その辺もちょっと聞かせてよ。 ◯清水孝夫まちづくり部長 ただいまの札辻委員のご質問お答えさせていただきます。  まず、1点目でございますが、駅前の一等地ということで、そういう意味で、ホテルが具体的に進出されていく場合に、そういう観光案内所等の部分でございますけども、今のところ公募型のプロポーザルを予定しておりますので、その事業者と、具体的にこういうふうにというのは今の段階ではしておりません。ただ、公募をするに際しましては、当然、景観の部分であるとか地域貢献の部分でご提案をいただくというふうな内容で募集をさせていただこうというふうに思っておりますので、議員お述べのような部分についても、案内所という形をとるかどうかというのはわかりませんけれども、そういった内容の提案をしていただくということは十分可能だと思いますので、公募に向かってはそういうことも考慮させていただきたいというふうに思います。 ◯西村光司都市建設部長 お答えいたします。  駐車場の件に関してお答えいたしますけれども、現在、北口の駐車場に関しましては、収容台数は140台ということで、定期利用も、今、68台かけております。パーク・アンド・ライド、また、身障者のスペースも必要と考えられます。  ホテルの誘致に関しましては、まだその条件整備は今やっておりませんけれども、先ほど清水部長が言われたように、プロポーザルみたいな形でかけると思いますので、今後の条件整備は整理していかなあかんと思っております。  以上でございます。 ◯札辻輝已委員 これからプロポーザルをかけていくということで答弁いただきましたけど、先ほど藤井議員もその辺のことでちらっと言うたと思うねんけども、この条例が出てくる前、出てくる前ですよ、出てくる前に私は、これは確かな情報ではありませんので私の聞いた範疇を言うてるだけで、それは正式に書類で出した正式な話ではないねんけども、私がそういう話を聞いたのは、既に、ビジネスホテルが建つ、そして、そのビジネスホテルも大体ここやというところまで聞こえてきたわけや。だから、それは理事者側が出しているのか、誰が出しているのか、それはうわさの範疇で聞こえてきているのか、そいつはわからんけども、そういう話が聞こえてきた中でこういう話が出てきたと。既に業者ありきに決まっとるやないかと。ほんで、あらゆるこういう市の奨励の話もそこらで業者とやってるのかなと。そして、この条例が出てきたのかなと。業者との話の中でこんなあれが出てきたのかなという気が、そういう話をちらっと聞いたらそう思うわけや、俺は。そういうふうに思っとったんや。せやから、非常に不信を持ってるわけやねんけどな。せやけど、40社に当たって、その中から桜井へ出ていってもええよという業者がおりそうやから、条例をつくって、そのうち何社かからプロポーザルをかけて希望者を上げるという話やから、それはそれで信用しますけども、我々にしたら、そういう話が前から聞えてきとるから、ほんで、業者まで聞こえてきとるわけや。そしたら何やと。話、既にその業者と市とで談合できたあるのかというような気がしてしまうやんか。今言うた情報については、これは確かに、私が聞いた情報だけで、確かな確認はとってませんのではっきりしたことは言えませんけど、そういうことが聞こえてくるわけ。そういうことはまずないと思うのやけど、これから業者を決めていくということやけど、当然、これもプロポーザルをかけて決めていくねんけども、そこである程度、業者と話は進んでるのかなというような気がしてならんねんけども、そういうことはないとは思うねんけど、確認のために、一遍、その辺は聞きたい。  それから、駐車場の話やけど、駐車場についてもこれから話をするわけや、そのプロポーザルの話で受けるけど。それは全体が決まって、駐車場もただにしまっせということでのプロポーザルをかけるのか、駐車場はこれだけありますよ、せやから、これについては、今後、料金については話ししましょうという話になっていくのか知らんけども、当然、駐車場については、やはり来たホテル側でしっかりと確保してもらうと。それについて、市営駐車場が空いてあったら、それはきちっとした料金をもらってもらうというのは、私は当たり前の話やと思うねんけど、こういうのもその中でどういう話になっていくのか、半額にしようやないか、無料にしたろうやないかという話でするのか、その辺も、今、はっきりとできるのやったら聞かしといてもらいたいし。  それから、もう1つは、今も既にこの話はあの近辺には全部行き渡ってます。この話はほとんど出てます、ホテルが建つということで。そしたら、あの駅前について、既にやられている業者がおるわけです。それで生活をされている業者がおる。これについて、今後、市長も地域の人と話をして了解をとっていくという話をしてましたけど、これについても、その地域の人の話をちらちらっと私が聞くところによると、無償でそのように手厚くホテルを誘致して我々の企業を圧迫していくのやったら、我々は固定資産税、10年間、払わへんと。雑談の中でやけども、こういう話も出てきているわけや。せやから、民間とその周辺の方との話は、やっぱりよっぽど腹をくくって、納得してもらえるように話をしてもらわないかんと思うし、その辺で、前もってそういうような話が出回ってあるけども、それは事実無根の話かどうか、ちょっとそれを副市長のほうから話を聞かせてもらうのと、ほんで、都市建設部長のほうからは、そういう駐車料の話が出てきたときには、無料で貸すとかそういう話にはならんというのかどうか、その辺もちょっと確認させていただきたい。  ついでに、その周辺の対応、しっかりと対応、どういうふうにしていくのかと。その辺だけちょっと答えてください。 ◯笹谷清治副市長 今、札辻委員のほうからうわさ等の話が出てまいっておりますけれども、決してそういうことはなかったというふうに思っております。粛々と、この分については、先ほど来、時系列で説明いたしましたとおりやらせていただいておりますので、誤解のないようにお願いしたいと思います。  あと、地元の旅館業者等の問題でございますが、これにつきましては、本当に遺憾のないように、十分説明してまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ◯西村光司都市建設部長 お答えいたします。  これから駐車場の条件整備なんですけれども、札辻議員おっしゃるように、市民に迷惑がかからないような形で、今後、プロポーザルの条件も十分考えていただいて、先ほど申しましたように、定期の利用者もあることですので、これから検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯工藤行義委員長 その他、質疑はありませんか。  質疑を終結いたします。  先ほど大西議員から自由討議の動議が出されましたので、ただいまから自由討議を行います。  理事者側の退席を求めます。 ○午後2時10分休憩 ○午後2時15分再開 ◯工藤行義委員長 それでは、休憩前に引き続き、自由討議が出されました。この件に関しましては、ただいま、今回に対する質問の全ての自由討議を行いたいと思います。よろしくお願いします。 ◯大西 亘委員 じゃ、私が動議を出させていただいた内容について、全体のことについてということで、今、委員長の方からも提案をいただきましたので、それも含めまして、私が思っているところを少しお話させていただいて、皆さんの、いや、それは違う、それはええん違うかというようなご意見を聞かせていただいて、私の論点の整理をさせていただきたいというふうに思います。  まず、先ほどもやりとりをさせていただきましたけども、一番の感覚的なところは、奨励金という形で桜井市が出しますよという、この条例の中身はもうそれだけしか書いていないわけですよね。当然、どこからお金を出すとか、どういうふうなことにするとかいうことは一切書いていないので、この条例自体がどうのこうのという私の判断はないんです。ただ、全体協議会の中でも説明をされたとおり、この水道料金については、一旦市が、一般財源か何かわかりませんが、市が奨励金として出した後に水道の会計の方からこっちへ繰り入れをすると。ということは、水道が負担をするということをおおむね決めておられるわけですよね、資金の出し方というのを。  それは、そういう説明を受けなかったら我々もわからなかったんですけど、そういう説明を受けたので、それと同時に、平成32年にはそこら辺をめどに料金を上げますよというお話も受けたわけなんです。料金も上げる、でも、こちらでは減免をする、部長おっしゃったとおり、大きな需要をされる方がふえるわけですから、将来的にはそれは利益にもつながっていく、当たり前の話です。今のなくてもふえていくわけですから、それはそれとして、一義的に上げるというタイミングで一方では上げる、一方では減免をするということが同時に行われているということがあって、どれぐらいの金額か試算は私もしていないからわかりませんけど、たとえ50万でも、60万でも、100万でも、そういう状況がある中で水道料金を上げるということになったときに、私はそれが公になっていれば、市民の皆様に説明をしにくいと思うんです。私はしにくいです。皆さんはどうかわかりません。  部長がおっしゃった答弁では、いや、将来はようけ使うようになって水道料金は上がってくんねんと。いや、それは普通でも上がってくるでしょうと、それがなかったら、それ以外の議論になりますけど、ホテルの誘致がほんまにでけへんという判断でやっているのかどうかもちょっとよくわかりませんけど、その一点だけを捉えて、なかなかそこだけをね、せめて水道をつくる原価、配水する原価だけは水道に残してあげて、赤になっていないよという説明やったらまだ市民の方にも説明できるという趣旨で、こんなことを私だけが考えているのか、皆さんもそのことについて、いや、そんなことぐらいええの違うのと思ってはるかいうことを討議の中でご意見として聞きたいなということです。  以上です。 ◯工藤行義委員長 ほかにないですか。 ◯大西 亘委員 それについてもしあれば。 ◯我妻 力議長 大西委員さんの件については、要するに売り上げと違うて利益率の話ですよね。 ◯大西 亘委員 そうそう。 ◯我妻 力議長 だから、実際今、我々も結局、利益率もわかっていないんですよね。だから、何ぼになったら損益分岐点。数字の持ち合わせがないので、それは一度ちょっと聞いた方がいいと思うんですけど。それがあって初めて値段を出しますので。 ◯大西 亘委員 多分、500万を上限ですよね、使っていただいたとして、マックスの状態で例えば250万を返した場合、これ、ホテル来て、どんなホテルできるかもわからへんから、今幾ら使うなんていうようなこともわかりません。例えば、2,000万円を使ってもらって、250万円返すのやったら利益は出るでしょう。だから、今の市の想定では68%のどうのこうのと言っていて、2,100トンぐらいの使用量とかいうのが、おおむね何かそういう話はありました。  だから、それで計算すると、多分五、六十万ぐらいのものじゃないかなというのは、元水道にいてはった人にちょっとだけ計算してもらって話は聞いたんですけど、具体的に下水道部長がもしその数字を持ってはんのやったら、今お伺いしてもいいかもわかりません。 ◯工藤行義委員長 ちょっと整理したいんやけど、私、先ほどの大西委員質問を聞いとったら、特別会計からの歳出がおかしいのではないかと、これは市からの歳出でやるべきではないのかと、やっぱり特別会計いう形の中で水道をやっているので。それではなかったんですか。 ◯大西 亘委員 基本的には、水道会計から出すのじゃなしに、市が奨励金として出すのやったら市が負担をするべきやというふうに思うんです。大前提はそこなんです。でも、今、市の財政が厳しい状態にあるから、水道も少し協力をしてほしいというのであれば、最低限水道には利益は置いておけとは言わへんけども、水道が赤字にならないように、市民の水道利用料からそこへ少しでもお金が入らない状態ぐらいまでにとどめておいてほしいと。例えば、それが50万になるのか、100万になるのかわかりませんけど、最低限そこは守ってほしいと。本当は市が出すべきやというふうに考えています。 ◯札辻輝已委員 大西君、ちょっと理解できやんとこあんねんけども、行政側の説明では、必ず水道を使うてもらうからやな、そやから水道料金は上がると、そのうちの50%やわな、100分の50やから、50%は市が負担するということは、水道料金をまけますよということやろうな。どういう形で金を出していてもまけますということや。  せやけど、そしたら先ほどの説明にもあったように、あそこにホテル建つための供給する水道については一切経費かかりませんと言うとるわけです。 ◯大西 亘委員 管についてはね。 ◯札辻輝已委員 そうやろ。 ◯大西 亘委員 管をつないだりすることについては経費はかかりません。
    ◯札辻輝已委員 水かてやな、余ってはんのやろ、余ってはんのかそれは知らんけど、それで足らんでと、余計に貯水せんならんのやったら別として。そやから、県水を入れて、それから、金屋のあそこからも入れとると思うんやけども、その水がやな、普通、そしたらホテルが建たんでも、あそこへ供給する分もやな、あそこへ供給するから余計に貯水をして、余計に水をせんなんと、経費がごっつかかんねんという問題が、俺はあそこで使うぐらいの程度やったら、現在、水道で経費もかけんと持っている水をあそこへ供給するぐらいは何も金かからへんと思うわ。 ◯大西 亘委員 そこは一回ちょっと説明を受けた方がいいと思うんですけども、経費はかかるということなんです。それがふえることによっての経費は、水はただじゃないので、もともと絶対お金はかかっているということなので、ゼロでできるわけではないという。それでできるのやったらもっと水道料金を下げろという話にもつながってくるわけで、そうじゃないという。 ◯札辻輝已委員 俺が思うのはゼロではないと思うんやけどな、そやけど、取っているやんか。それで、あそこに水は十分あるわけや、そやからあそこにホテルが建ったらその分だけようけ送らんなんねんけども、その分は、県水を買うたら県水の金を払わんなんわけや、だからどっちにしたってそれは経費はかかるやろ。そやけど、それについては料金は100分の50はもらうわけやから、水道局はもらうわけやろ。その範疇でいけたらやな。 ◯大西 亘委員 いけたらいいですよ。 ◯札辻輝已委員 いけたらいけんねんや。そやから、いけたら何も水道は余計にやな、いけるわけや、その辺です、私。 ◯大西 亘委員 いけないということで聞いているんです。マックスの状態ね、500万分使ってもらって、250万円を返すと水道は赤になるということなんですよ。だから、原価が割れるということなんです。なので、本当はもういいじゃないですか、一般会計から出したら、水道の特別会計、独立採算と言うてるところから出さんでも、一般会計からなぜ出さないのと、苦しいからやと。それやったら、百歩譲って赤になる部分は赤にならんように、その部分だけはここへ、250万プラスアルファ、赤にならんものは残しておいたらええん違うのということを私は言っているだけの話なんです。 ◯工藤行義委員長 大西委員、ご承知おきや思うんですけど、今、県水を買う値段よりもうちは水道料金が安いんです。そやからその負担は水道がやっておるんです、差額、もうご承知おきや思うけど。だから、そこら辺も踏まえてこの話はちょっとまた煮詰めていただいたらありがたいと思います。 ◯我妻 力議長 要するに売り上げが上がって純利益が出るという計算なんでしょう、根本的には。だから、その辺の赤字になる、せめてとんとんに持ってくる分の補填だけぐらいせえということですから簡単ですよ。だから、ある意味もうこれ赤字になったらこれは企業会計ですから、これは原価を割ってみんな、だから企業というんですけども。その企業自身のこれは存立の根幹にかかわる話という感じで多分、大西委員は言うてると思うんです。  ですから、これに関しては数字が全てですから、一旦は参考人で一遍その辺の数字を聞くというのが、この話の論点が一番わかりやすくはなると思うんだけどね。具体的に例を出していただくのが。まず、そこからしかちょっとこの話は次へ進んでいかない。 ◯工藤行義委員長 わかりました。理事者側に聞く前にもう少し皆さんで討議をしていただいたらあれだと思います。 ◯井戸良美委員 今、いろいろ意見は出ておりますけども、最終的には何か原価が何ぼかかるかということでっしゃろ、水道。だから、その原価の分だけはもらえということやから、部長に原価はどれぐらいかかるのやと、今やったら50%の原価ですやんか、それが60%かかるのやったら10万差額はもう一般会計から出すか、それか、60万もらえということやな。 ◯工藤行義委員長 大西委員、今、井戸委員質問に対して、そこら辺の方に話を持っていくのかどうか、もう一度発言してください。 ◯大西 亘委員 10万をもらえというか、水道に250万円を返すのじゃなしに、250万円を返しても黒字になるんやったらそれで、最終的にはもういいかなと思うんですけど、それが赤字にならないようにだけしてほしいということで言っているつもりなんですけど、多分赤字になるんでしょう。だから、そこはもう一回精査して聞いてもらうしかないと思うんですけど、マックスの場合ですよ、もっと使ったら違ってくると思いますよ。そこのところを一度確認だけしていただいて、最後、私はもうそれで聞いた上で自分で賛否については判断をするということに。 ◯工藤行義委員長 すいません、大西委員、そしたら、大西委員は特別会計から歳出するのはおかしいと、市が負担するべきやと。やむを得ん場合は、そこら辺が赤字にならないような取り組みに持っていくんやということでよろしいかな、まとめて。 ◯大西 亘委員 おっしゃるとおりです。 ◯工藤行義委員長 はい、わかりました。  ほか、討議ないですか。 ◯金山成樹委員 先ほど来お話を聞かせていただきまして、大西先生がおっしゃるのはよくわかるなという部分は私もあります。  要は、先ほどの赤字出す、出さんの部分以前に、やはり水道料金値上げする中で、市民にそれを納得いただけるのかというところも大きな論点だと思います。そこは非常に私もそのとおりだなと思うんですけれど、私は上下水道部長がおっしゃっていた、将来的にもうかるんだとおっしゃっている根拠がいまひとつよくわからない部分がございまして、先ほど議長もおっしゃっていましたけど、じゃ、稼働率が何%でそれだけたくさん入ってくるのかと。  3パターンが考えられると思うんです。めでたくホテルができて、6割8分ですか、以上の稼働率で回る場合、いやいや、20%、30%で回る場合、あえなく潰れてしまう場合、この3パターンがあると思うんですけども、その3パターンとももうかる、たくさん入ってくる想定でいらっしゃるのかどうかは非常に気になるなとは思いました。  ちょっとまとまりないですけど、そんな感じです。 ◯大西 亘委員 条例の中には途中で頓挫した場合は、戻さなあかんとか、奨励金の許可をなくすとかいうような内容も入っているので、もう途中であかんようになったら、それは逆に回収、頓挫したところから回収できるのかどうかわかりませんけど、そういうルールにはなっているように理解はしていますので、その辺は多分大丈夫だと思うんですけど、それは長く使っていただいたら、高額利用なんで利益率は一般の家庭の方が使うより高くて、将来的にそれをずっと続けていけば、そこは戻してこれるよということはわかるんですけど、その瞬間を捉えてちょうど値上げをするタイミングというのが一番気にかかるというところです。 ◯工藤行義委員長 わかりました、それで金山委員、納得していただけますか。 ◯金山成樹委員 はい、ありがとうございます。 ◯工藤行義委員長 そしたら、大西委員が今言われた話の、先ほど私問い合わせて、そのとおりいう形の中で、そしたら、次、皆さんにお諮りしたいんですが、藤井委員も、札辻委員も、金山委員も質疑をされたので、そこら辺に対してまた何か討議があるのならば、まだいきます、大西委員の。 ◯大西 亘委員 いや、私はもうそれでやります。 ◯札辻輝已委員 自由討議やからいろいろなことを言うたらええのやけどな、そやけど、私らがさっき質問したことについては答弁をもらったしやな、それで何も文句はないです。 ◯藤井孝博委員 僕、先ほどいろいろ話をお聞かせいただいていたら、もともとかかってくる原価であったり、経費であったりという部分の数字は出ると思うんです、お話の中で。この条例の書き方にしているからややこしいのであって、当初5年間は原価経費のみは見ていただくというような形やったら、今言うてるどこの会計から出さずとも、最低限必要な部分というのは業者からもらえると。ただ、そのときには、利益としてはいただきませんよということで、かかった分だけ見てくださいという形やったら、一番ややこしくないんじゃないのかなとふと思ったんですけど、どうでしょう。 ◯工藤行義委員長 藤井委員、それもよくわかるんです。ただ、今、行政が求めているのは、いかにして企業に来てもらえるか、そこら辺の意味合いを強く発言されていると思うんです。だから、あらゆる条件を乗り越えて、財政のつらい中で企業に来ていただきたいという思いの中でこれはやっている、その議論やと思うんですよ。  藤井委員の言うてるのはようわかるんやけども、そこら辺が、どこまでそしたらやっていいのか、そこら辺の討議をしますか。 ◯大西 亘委員 私の私見ですけど、もし、このままいくのであれば、できれば、例えば、水道料金の出所については、水道の原価以上の負担を水道にはさせないということを条件にこのまま条例では、条例の中身が別に何も傷つくものではないので、市の中の手続だけの話を附帯か何かにつけてもらった上でしていただくのが、私としては一番ありがたいですけど、そんな必要も皆さんがないとおっしゃるのであれば、もうこのままでいっていただいてもいいです。 ◯工藤行義委員長 というような発言がありましたけど、どうでしょう、皆さんは。 ◯札辻輝已委員 自由討議やから自由に物を言わせていただきますけども、私は市水道局がホテル誘致のために、この奨励金を、水道の場合は半分を5年間持つということやと思うんやけど。  私自身は、そんな5年間を持ってもやな、そんな大して赤字は出んと思う。何もそれについてのあらゆる経費が変わる、ただ、水を買うて水を送るというだけのことやからな、それはそんな大して金はかからへんと思うわ。そやけど、その辺のところが100分の50でいくのか、100分の60までしたらな合わへんのかとか、そういうことにはなんねやけども、せやけど、金自体は、今言うてるように、その辺の経費をちゃんと見ないと、出してもらわなわからへん。俺はまだそのぐらいであったらいけるのかなという気はしているわけや。そやけどわからへんから、水道のことについてはな。  せやけど、将来的にもうかるという話についてはな、やっぱり協力していかなあかんやろ。 ◯工藤行義委員長 わかります、わかります。大西委員が言うてるのは、そこやなしに、特別会計からの歳出で、最後、言うてはるのは、落としどころの話やと、私はそういうように理解しとるんやけど、大西議員、どうやろ。 ◯大西 亘委員 1回ちょっと、じゃ、500万円を使ってもらって、250万円でどれぐらいの中身になって、それが10万か20万かというところを1回聞いてもらって……。 ◯我妻 力議長 先、ちょっとその前に1点いいですか。  今回、あくまでもこれは企業会計の話なんです。だから、この条例。企業会計、これ、赤字になっている。これ、非常に大事な話だと思うんです。だから、市の一般会計じゃなくて、あくまでも企業会計となる。ですから、大西さんもこれだけ一生懸命になって……。 ◯工藤行義委員長 いや、赤字にならん言うてるやん。 ◯我妻 力議長 いや、それが……。 ◯札辻輝已委員 今までからでも、水道会計みたいなん、赤字になってるときは値上げしてきとんねやん。 ◯我妻 力議長 ちょっと待って。そもそもこの議論というのは、そういうふうな存続の部分で非常に大事な議論ということだけは、僕はそう思うんです。 ◯札辻輝已委員 値上げしてきとるやん。 ◯我妻 力議長 また、その意味でも、多分、意見でね。だから、この議論いかんによったら、私、経営にほんまにかかわることなので、ですから、再度ちょっと、一遍、数字もしっかりもろたほうがいいと思う。大体、アバウトにはできない話なのですね。皆さん、商売してる方もおると思うけども、やっぱり数字が全てですから、その辺やっぱり、一度ちょっと説明をもらったほうがいいと思う。 ◯工藤行義委員長 暫時休憩します。 ○午後2時35分休憩 ○午後2時45分再開 ◯工藤行義委員長 暫時休憩前に戻りまして、ただいまより休憩を解いてまた始めます。よろしくお願いします。 ◯大西 亘委員 すいません、申しわけないです。  今、この条例の中で、500万円がマックスの状態で使用されたという場合で250万円になったときの、水道の原価というか、どういう言い方をしていいのかわかりませんけど、どれだけの経費があればこの500万円分の水道が製造できて、250万円返した場合にそれでも黒字になるのか赤字になるのかというところだけ言って……。赤字になって、額がどれぐらいになるかを教えていただきたいなと。 ◯植本政徳上下水道部長 ただいまの質問お答えいたします。  平成27年度の決算ベースで言いますと、うちの場合、水道1立米つくるのに165円かかっております。それを幾らで売っているかというのは、平均単価192円で売っております。この差が利益となっているわけでありますが、ここのホテルの、事前にこれぐらい使うであろうという水量をいただいておりまして、うちで計算いたしましたら、1立米につき、そこは288円で料金として返ってくることになりますので、これの半分を返すとなれば144円。給水原価が165円でしたので、それを144円で売っていることになりますので、確かに原価は割っていることになってしまいます。  ですが、5年たちまして、同じだけ水量を使っていただきますと、288円で、かなり利益率の高い物件となりますので、例えば1年で20円ずつの原価割れが起こっておりましても、192円で平均で売っているところを288円で回収できますので、これも90円ぐらい、1年少しで回収できるという計算になりまして、あとは、ちょっと下世話な言い方の、先ほど言いましたように、利益率のかなり高いもの。というのは、うちは、水道料金は逓増制、たくさん使っていただくところは単価を高くしております。その分、一般家庭で使われている分は低く抑えて、全体で何とか経営ができるようになっておりますので、たくさん使わはるところの単価が高いので、こういう料金になって……。 ◯工藤行義委員長 部長、ちょっと二、三、聞きたいねんけど、そしたら、そのホテルの使用量に対して、給水管の準備はもうできてるわけですか。  それと、県水の……。これ、うちの市の水道料金やね。 ◯植本政徳上下水道部長 はい。 ◯工藤行義委員長 県水で買ってる分は、もうひとつ高いやん。 ◯植本政徳上下水道部長 はい。 ◯工藤行義委員長 そこらも含めての、これ、値段というふうに理解していいのかな。 ◯植本政徳上下水道部長 今、北口の件でうちは試算しておりますけども、あそこにはもう既に管は入っておりますので、引き込みについては事業者負担になりますので、先ほども言いましたように、うちの建設投資はございませんし、あそこが水がふえるからといって、うち、浄水場を強化する必要も、余力はありますので、全く建設投資はございません。 ◯工藤行義委員長 ちょっと待てよ。引き込みというか、宅内までの引き込みは市でするべきやんか。 ◯植本政徳上下水道部長 工事はやりますけど、お金は負担していただきます。工事はうちでやります。 ◯工藤行義委員長 何ミリが入ってあるの、今。 ◯植本政徳上下水道部長 75やったと思います。 ◯工藤行義委員長 75が入ってるの。 ◯植本政徳上下水道部長 はい。 ◯工藤行義委員長 ほな、問題ないな。 ◯植本政徳上下水道部長 はい。 ◯工藤行義委員長 わかりました。  ほか。 ◯植本政徳上下水道部長 すいません、もう1つ。  先ほど言わせていただいた給水原価165円というのは、県水も入れて165円になっております。 ◯金山成樹委員 部長が先ほどおっしゃっておりました水量の推定なんですけども、ホテルから提供いただいたとおっしゃっていましたけれど、私の理解では、40社の調査結果でまだどこか決まっていないと思うんですけど、どこから提供いただいたのか。 ◯植本政徳上下水道部長 すいません、そこはホテルからいただいたものではなくて、まちづくり部の商工振興課から、どれぐらい試算、うちも幾らまけるかわからないので、同等ホテルで調べていただきましたので。 ◯金山成樹委員 同等のホテルですか。 ◯植本政徳上下水道部長 はい。多分、それぐらいの規模でお使いになっている先進地に聞かれたんやと思います。だから、事業者じゃなくて市に、先進やったと思いますけど、そこのところは、ちょっと私、責任を持ったことはお答えできませんので、申しわけありません。 ◯工藤行義委員長 大西委員、どうですか。 ◯我妻 力議長 僕、よろしいですか。  これ、5年間の中で、この数字で5年間した場合、一体どれぐらいの赤字のボリュームになるのか。その経営の中のパーセンテージ、大体どれぐらいのパーセンテージ。この赤字率というか。 ◯植本政徳上下水道部長 水道料金の年間売り上げが、今、税込みで12億ほどありますので、そのうちの250万円、マックスですよね、マックスで250万円ということになりますので、その占める率が高いのか低いのか、それはちょっと受け手の印象で、こっち、そんな私のほうから大したことないよなんてとんでも言えませんけれども、現実としては、12億円の売り上げの中の250万円ということで、その辺はご判断いただければと思います。 ◯我妻 力議長 いや、パーセンテージ。これ、企業会計だから、この赤字の分というのは何%ぐらいになるというのか、それを聞いてるんです。 ◯工藤行義委員長 それ、議長の意見。 ◯我妻 力議長 いや、だから、今、自由討議をしています。 ◯植本政徳上下水道部長 費用としては全くかかりませんので、何といいますか、今、半分まけても250万円の収入だけが上がるという状態になります。 ◯我妻 力議長 それは売り上げの話やろ。 ◯植本政徳上下水道部長 いや、費用は同じことになります。うちとしては、ホテルが来たのでそれだけ水をつくらなければならないという量ではありません、600万トンほどの配水量がありますので。 ◯我妻 力議長 じゃ、余った水でそれをする……。 ◯植本政徳上下水道部長 余った水という……。十分、今の供給能力の中でしまいができる量であると考えておりますので。 ◯工藤行義委員長 部長、ありがとうございます。 ◯札辻輝已委員 金かかるやん。 ◯工藤行義委員長 札辻委員、ちょっと待って。  わかりました。今、議長の発言もあったけど、今、私、自由討議していただきたいのは大西委員の発言に対してであって、大西委員、そこら辺、納得されたのかどうか、再度。 ◯大西 亘委員 金額の多い少ないということを私は言っているつもりはなくて、要は、市民の心情というところだけの話で、給水量がたくさんあって、ほかしてる水ぐらいを回してんねんぐらいの話なのかもわかりませんけど、表に出てくるという部分については水道局の一般会計から250万円を市に戻していますということなので、その点だけの話で、なおかつ、全体の水道をつくっている料金で平均して考えたときに、赤になる部分まで戻してるということだけを言っているだけで、その金額ベースが大きいとか少ないとか、そんな話ではなしに、その考え方自身が本当にそれでいいのと。桜井市が条例としてつくってお金を出すのに、一般財源から250万円出したらええやん、何で水道のところから戻そうとするのと。いいじゃないですか、それでもうけた部分は、逆に言うたら、たくさん利用量が上がってくる市民に還元できる話になってくるのに、それでええやないのと思うんですけど、なぜ水道から戻さなあかんねやという、その1点が本来のところなんですけど、それでも誘致したほうが水道にとっても将来的にはいいということはもう十分わかっていますし、その1点だけ。 ◯工藤行義委員長 わかりました。  ほな、もう一度聞きますけど、大西議員、もう水道局長、上下水道部長はよろしいか。 ◯大西 亘委員 いいです、いいです。もう大丈夫です。 ◯工藤行義委員長 それで、この件に関してどのように諮っていきたいのか、私は理解できない。 ◯大西 亘委員 いや、もうあとは私が賛否を明らかにするだけで大丈夫です。皆さんもそれで賛否を明らかにしていただいたら結構です、このまま。 ◯工藤行義委員長 わかりました。ほな、それはまた話します。
     ほか。 ◯大西 亘委員 いや、反対するつもりは、言うたらあきませんけど、ないです。もう議論さえできて、そういうことを考えてるのがおるということがわかっていただければ、それでいいです。 ◯工藤行義委員長 ちょっと待ってくれ。もう大西議員は、それで、一応そういう方向で決まりましたので……。 ◯大西 亘委員 もうそれで私は、はい。 ◯工藤行義委員長 私、問いたいのは、自由討議の中で藤井議員も札辻議員も金山議員も質問されている中で、各議員はよろしいかどうか聞きたいんです。 ◯金山成樹委員 私は大丈夫です。 ◯工藤行義委員長 藤井委員は。 ◯藤井孝博委員 僕は結構ですよ。 ◯札辻輝已委員 はい。 ◯工藤行義委員長 どうしますか。もうほな、これ、自由討議、終わりましょうか。 ◯大西 亘委員 はい、大丈夫です。 ◯工藤行義委員長 わかりました。それでは、自由討議、これで終了いたします。よろしく。  ちょっと休憩しましょうか、もう一遍。もうしんどいわ。  将之議員、発言いいですか。 ◯工藤将之委員外議員 はい、僕はいいです。僕はいいです。 ◯工藤行義委員長 委員外議員からの発言申し出、待ってんねんけどやな。 ◯工藤将之委員外議員 いや、いいです、いいです。全然いいです。 ◯工藤行義委員長 ええか。 ◯大西 亘委員 どうしましょう。 ◯工藤行義委員長 いや、それは、大西議員、もう一遍、諮る言うてるから。だから、もう中へ入ってもらって再開したらええやん。 ◯大西 亘委員 もうこれ以上やってもですね……。 ◯札辻輝已委員 大西議員、聞くけど、それやったら、あなたの意見は、その出し方やな、まず。 ◯大西 亘委員 そうです。だから……。 ◯札辻輝已委員 会計の処理の仕方を言うてるわけやろ。 ◯大西 亘委員 この条例自体に私は反対じゃないので、この条例は賛成……。 ◯札辻輝已委員 処理の仕方やな、会計のな。 ◯大西 亘委員 そうです、そうです。それだけを、例えば一言でも、そこを鑑みて、考えて検討してやります、ぐらい出てきたらよかったけど、もう突っぱねて、絶対それはもうこれでやるんやという話やったからこだわっただけのことで。 ◯工藤行義委員長 そやけど、俺も言いたいけども、そんなもん、特別会計の予算を使うというのは、これはおかしいんや、絶対に。あくまでも企業誘致、市としての受け入れ体制やから、市からの歳出にするべきなんや、これ。それでよろしいか。  ほな、すいません、入ってもろてください。  もう採決に入りますよ、大西君。どうしますか。 ◯大西 亘委員 いいです。もうこれ以上やってもあれなので、私、もう賛成で……。 ◯工藤行義委員長 いや、これ、全体の採決でよろしいか。 ◯我妻 力議長 提案。附帯事項とか。 ◯大西 亘委員 提案というか、もうあれでしょう、皆さん、そんなに、ええのと違うのと思ってはる中で、私が附帯事項をつけてくれと言っても、多分それに賛成される方もいらっしゃらないと思うので、もうこのまま採決いただいて、賛成の立場で。 ◯工藤行義委員長 よろしいか。はい、わかりました。 ◯大西 亘委員 もうそれでやっていただいて大丈夫です。 ◯工藤行義委員長 理事者側皆さんに対しては、自由討議ということで退席していただきまして、長い間お待ちいただきありがとうございます。  それでは、これから議案第14号について採決に入りたいと思います。よろしくお願いします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。  議案第14号について、原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  ご異議なしと認めます。よって議案第14号は、原案どおり可決すべきものと決しました。  委員長報告は、いかがいたしてよろしいか。    (「一任」と呼ぶ者あり)  委員長一任ということで、委員長において作成いたします。  以上で、本委員会に付託されました議案についての審議は終わりました。最後まで慎重ご審議ありがとうございました。  それでは、閉会に当たり、理事者側よりご挨拶を受けます。よろしくお願いします。 ◯笹谷清治副市長 委員の皆様、慎重なるご審議をいただきまして、ありがとうございました。また、付託されました案件につきまして、原案どおり可決すべきものと決定をいただきまして、心から御礼を申し上げます。本日、委員の皆様からいただきましたご意見を踏まえまして、今後、市政運営に当たってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ◯工藤行義委員長 ありがとうございました。  これをもって閉会いたします。ありがとうございました。 ○午後3時00分閉会 このサイトの全ての著作権は桜井市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) SAKURAI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....