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平成21年決算特別委員会(平成20年度決算) 本文 開催日: 2009-09-08

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    平成21年決算特別委員会(平成20年度決算) 本文 開催日: 2009-09-08


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    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成21年決算特別委員会(平成20年度決算) 本文 2009-09-08 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 186 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  松尾高英委員長 選択 2 :  松尾高英委員長 選択 3 :  竹森衛委員 選択 4 :  松尾高英委員長 選択 5 :  保険医療課長 選択 6 :  竹森衛委員 選択 7 :  保険医療課長 選択 8 :  竹森衛委員 選択 9 :  松尾高英委員長 選択 10 :  市長 選択 11 :  松尾高英委員長 選択 12 :  竹森衛委員 選択 13 :  松尾高英委員長 選択 14 :  税務局次長 選択 15 :  竹森衛委員 選択 16 :  松尾高英委員長 選択 17 :  保険医療課長 選択 18 :  竹森衛委員 選択 19 :  保険医療課長 選択 20 :  竹森衛委員 選択 21 :  保険医療課長 選択 22 :  竹森衛委員 選択 23 :  保険医療課長 選択 24 :  竹森衛委員 選択 25 :  保険医療課長 選択 26 :  松尾高英委員長 選択 27 :  竹森衛委員 選択 28 :  松尾高英委員長 選択 29 :  保険医療課長 選択 30 :  竹森衛委員 選択 31 :  保険医療課長 選択 32 :  竹森衛委員 選択 33 :  松尾高英委員長 選択 34 :  竹田きよし委員 選択 35 :  松尾高英委員長 選択 36 :  税務局長 選択 37 :  竹田きよし委員 選択 38 :  税務局次長 選択 39 :  竹田きよし委員 選択 40 :  松尾高英委員長 選択 41 :  松尾高英委員長 選択 42 :  竹森衛委員 選択 43 :  松尾高英委員長 選択 44 :  保険医療課長 選択 45 :  松尾高英委員長 選択 46 :  松尾高英委員長 選択 47 :  竹森衛委員 選択 48 :  松尾高英委員長 選択 49 :  松尾高英委員長 選択 50 :  松尾高英委員長 選択 51 :  松尾高英委員長 選択 52 :  松尾高英委員長 選択 53 :  竹森衛委員 選択 54 :  松尾高英委員長 選択 55 :  松尾高英委員長 選択 56 :  松尾高英委員長 選択 57 :  松尾高英委員長 選択 58 :  竹森衛委員 選択 59 :  松尾高英委員長 選択 60 :  保険医療課長 選択 61 :  松尾高英委員長 選択 62 :  竹森衛委員 選択 63 :  松尾高英委員長 選択 64 :  松尾高英委員長 選択 65 :  松尾高英委員長 選択 66 :  松尾高英委員長 選択 67 :  竹森衛委員 選択 68 :  松尾高英委員長 選択 69 :  長寿介護課長 選択 70 :  竹森衛委員 選択 71 :  長寿介護課長 選択 72 :  竹森衛委員 選択 73 :  長寿介護課長 選択 74 :  竹森衛委員 選択 75 :  長寿介護課長 選択 76 :  松尾高英委員長 選択 77 :  竹田きよし委員 選択 78 :  松尾高英委員長 選択 79 :  長寿介護課長 選択 80 :  竹田きよし委員 選択 81 :  長寿介護課長 選択 82 :  竹田きよし委員 選択 83 :  長寿介護課長 選択 84 :  竹田きよし委員 選択 85 :  松尾高英委員長 選択 86 :  竹田きよし委員 選択 87 :  松尾高英委員長 選択 88 :  森下みや子委員 選択 89 :  松尾高英委員長 選択 90 :  長寿介護課長 選択 91 :  森下みや子委員 選択 92 :  長寿介護課長 選択 93 :  松尾高英委員長 選択 94 :  竹森衛委員 選択 95 :  松尾高英委員長 選択 96 :  長寿介護課長 選択 97 :  竹森衛委員 選択 98 :  長寿介護課長 選択 99 :  松尾高英委員長 選択 100 :  健康局長 選択 101 :  松尾高英委員長 選択 102 :  竹森衛委員 選択 103 :  松尾高英委員長 選択 104 :  松尾高英委員長 選択 105 :  松尾高英委員長 選択 106 :  松尾高英委員長 選択 107 :  樫本利明委員 選択 108 :  松尾高英委員長 選択 109 :  会計管理者 選択 110 :  樫本利明委員 選択 111 :  会計管理者 選択 112 :  樫本利明委員 選択 113 :  会計管理者 選択 114 :  松尾高英委員長 選択 115 :  副市長 選択 116 :  樫本利明委員 選択 117 :  松尾高英委員長 選択 118 :  会計管理者 選択 119 :  松尾高英委員長 選択 120 :  竹森衛委員 選択 121 :  松尾高英委員長 選択 122 :  竹森衛委員 選択 123 :  松尾高英委員長 選択 124 :  下水道施設整備課長 選択 125 :  竹森衛委員 選択 126 :  松尾高英委員長 選択 127 :  下水道施設整備課長 選択 128 :  松尾高英委員長 選択 129 :  松尾高英委員長 選択 130 :  竹森衛委員 選択 131 :  松尾高英委員長 選択 132 :  松尾高英委員長 選択 133 :  松尾高英委員長 選択 134 :  松尾高英委員長 選択 135 :  松尾高英委員長 選択 136 :  竹森衛委員 選択 137 :  松尾高英委員長 選択 138 :  都市整備部次長 選択 139 :  松尾高英委員長 選択 140 :  松尾高英委員長 選択 141 :  松尾高英委員長 選択 142 :  松尾高英委員長 選択 143 :  松尾高英委員長 選択 144 :  松尾高英委員長 選択 145 :  森下みや子委員 選択 146 :  松尾高英委員長 選択 147 :  市民協働課長 選択 148 :  松尾高英委員長 選択 149 :  松尾高英委員長 選択 150 :  竹森衛委員 選択 151 :  松尾高英委員長 選択 152 :  松尾高英委員長 選択 153 :  松尾高英委員長 選択 154 :  松尾高英委員長 選択 155 :  松尾高英委員長 選択 156 :  松尾高英委員長 選択 157 :  竹森衛委員 選択 158 :  松尾高英委員長 選択 159 :  松尾高英委員長 選択 160 :  松尾高英委員長 選択 161 :  松尾高英委員長 選択 162 :  松尾高英委員長 選択 163 :  竹森衛委員 選択 164 :  松尾高英委員長 選択 165 :  環境事業部次長 選択 166 :  松尾高英委員長 選択 167 :  松尾高英委員長 選択 168 :  松尾高英委員長 選択 169 :  松尾高英委員長 選択 170 :  松尾高英委員長 選択 171 :  松尾高英委員長 選択 172 :  松尾高英委員長 選択 173 :  松尾高英委員長 選択 174 :  松尾高英委員長 選択 175 :  松尾高英委員長 選択 176 :  松尾高英委員長 選択 177 :  竹森衛委員 選択 178 :  松尾高英委員長 選択 179 :  水道局総務課長 選択 180 :  松尾高英委員長 選択 181 :  松尾高英委員長 選択 182 :  竹森衛委員 選択 183 :  松尾高英委員長 選択 184 :  松尾高英委員長 選択 185 :  松尾高英委員長 選択 186 :  松尾高英委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:   日程第1 認第2号 平成20年度橿原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について                   午前10時2分 開会 ● 松尾高英委員長 日程第1、認第2号、平成20年度橿原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法はまず歳入を一括で行い、次に歳出を一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 2: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。それでは歳入の質疑をお願いいたします。ページ数は250ページから259ページでございます。質疑ありませんか。竹森委員。 3: ● 竹森衛委員 最後でもよろしいんですけど。まず歳入に関してですけども、国民健康保険の条例の改正について昨年12月16日に国保の運営協議会が答申を行いました。その答申とは反して、国保の税率はそのまま据え置かれて国保税の値上げはされなかったわけですけれども。これは今後この答申があっても、歳入の関係でいえば税率はそのまま動かさずに置かれようとしてるのか、それが1点です。それからもう1つ、ことしの6月29日付けで国民健康保険税の減免の取扱要綱が変わりました。これについて、担当課としてはこれを市民に周知すべきであると思っているんですけども、その要綱の内容の変更、それからこれまでの平成20年度の減免の申請の結果と、この新しい変更された要綱の変わった点、それをまず答弁をしていただきたいと思います。 4: ● 松尾高英委員長 はい、保険医療課長。 5: ● 保険医療課長 委員お述べのように、昨年12月に運営協議会で保険税率の改正についての答申をいただきました。そのときの問題点としては税額の確保、それと資産割を外した3方式への変更、それと政令減免を6割、4割から7割、5割、2割減免にするということが課題になるということで答申をいただいております。その中で20年度の最終決算が黒字になるという見込みの中で、税率改正については21年度では行わず先送りするということになったというのが流れであります。ただ現在の税率のまま22年度以降も行くかといいますと、やはり医療費の伸びによりまして収入が足らない場合についてはやはり税率改正を、それとあわせまして資産割りの問題と政令減免、軽減の拡大という課題を残していますので、今後とも医療費の伸びを見守っていきたいと思っております。以上です。 6: ● 竹森衛委員 今保険医療課長が答えられましたけど、その歳入、歳出の推移を見て、市長も税率改正の答申、当時満場一致で答申をするということを、それは答申はそうであっても現況から見て国保税を上げないという、そういう結論に達せられたわけですから、今後そしたらその推移を見て22年度も上げる必要がなければ今の税率で進めるということですね、22年度も。なぜかといいますと、資料を見たら所得階層別の比較表をことしの8月の国保審議会で、所得金額のない人が2億円も納めてるわけですわ。33万円以下の人が6,200万円、そして33万円から100万円の人が2億8,400万円、それから100万円から200万円以下の方が9億円と、いわゆる所得200万円以下の方がそれだけの税額を納付してるわけです。当然率が上がればこの低所得者の負担が増えるわけですから、さまざまな国保税を上げない、歳入を確保というのは当然必要ですけども、これらも含めていえば精査をして国保税を上げないようにしなければ、毎年毎年2億円以上の未納者が生まれるわけですから。その点に関して、担当課はもちろんこの書類を作成されたわけですからそれを認識されてると思いますけど、その点に関しては推移を見てことし20年度は黒字であったから21年度は税率改正をしないということですけども。それは22年度もそれを続けるという、そうしてほしいわけですけども、低所得者に対しての負担の重さというのはすごいもんですから。その点に関しては保険医療課は実際の事務を扱っていて、21年度の推移というのはどういうふうに考えてらっしゃいますか、今現在。インフルエンザ等はやったらいろんな状況が発生すると思いますけども、医療費の伸びから言うたら。 7: ● 保険医療課長 医療費の伸びに関しましては、21年度まだ3カ月の実績の中で前年並みという伸びをしておるのは現状であります。ただインフルエンザの関係上、これからの医療費がどのように伸びるかというのは全く未知数でありますので、その辺は推移を見守りたいと思っております。それとあわせまして、委員がおっしゃっておられました低所得者の対策につきましては、先ほど言いました政令減免、軽減につきまして6割、4割から7割、5割、2割の減免に広げるということで低所得者の方に対してはより有利になるという数字も出ておりますので、税率云々につきましては今後の医療費等の推移を見守りたいと思っております。以上です。 8: ● 竹森衛委員 市長にお聞きしたいんですけども、市長は国保審議会の答申を受けて21年度はその税率で歳入の確保を図ると、それを見込めるということですけども。21年度のお金の動きから見て、この答申はあっても引き続き税率を据え置くという考え方は当然市長にはあるんでしょうね。負担を、低所得者ほどたくさんの未納者があるわけですわ。今保険医療課の課長が7割、5割、2割と、それは別に制度としては悪くないわけですけども、しかしその制度があっても2億円以上の未納が生まれてるわけですわ、全体として。監査委員の審査の意見書でも2割7分を占めてるわけですわ、国保の未納に関しては。だからそれに関しては市長が税率を、答申を当時の20年12月16日の国保運営協議会の答申はこう出たけれども、そのまま税率を動かさなかったというのは数字的にも黒字になったからですけども、推移を見て次年度22年度も税率を変えないということも、当然市長は頭の中に考えてらっしゃると思うんですけど、いかがですか。 9: ● 松尾高英委員長 市長。 10: ● 市長 もちろん可能性としてはあると思います。ただ負担割りも含めて低所得者により負担のかからないような負担割り、そして高所得者に対しては負担をいただくような負担割りに今回は意識的にさせてもらったところもあります。現状を踏まえて、このままの税率でいければもちろんこのままの税率でいきたいなというのが本音ではございますが、インフルエンザ等々のこともありますので、何が起こるかわかりませので、約束はできないところでございます。 11: ● 松尾高英委員長 はい、竹森委員。 12: ● 竹森衛委員 減免の申請の状況と結果と、それからことしの6月29日に減免要綱の取り扱いが変わりましたけども、これに関して答弁ください。 13: ● 松尾高英委員長 税務局次長。 14: ● 税務局次長 今委員お述べの減免取扱要綱の改正でございますねんけども、ことしの4月に離職者にかかる保険料の減免の推進についてということで、いわゆる国保被保険者の非自発的な離職等について必要に応じて保険税の分割納付や徴収猶予、減免を行うなど、適切な配慮を行うというような内容の通知が厚労省の国民保険課長から出ました。それに対応するべく、要綱の見直しを6月29日に行いまして告示をしたところでございます。市のホームページに掲載をさせていただいているところですねんけども、内容といたしましては前年度所得、一人世帯120万円以下とかいろいろあったんですが、それを基準を廃止させていただきました。申請の件数ですねんけども、平成20年度におきましては疾病による所得のない方1件、火災により重大な損害を受けた方1件、生活保護を受けることとなった方が2件の合計4件、金額にいたしまして38万9,600円の減額を行ったところでございます。それから21年度につきましては8月末現在ですねんけども、今言いました非自発的な離職者の方4件、72万2,200円の減免を行ったところでございます。9月に入りまして1件の申請が出ている状況でございまして、今後も減免の申請が出てくるものというふうに思っております。以上でございます。 15: ● 竹森衛委員 前年度の総所得金額を全部とっぱらったという解釈をさせていただきますけども、ただその世帯全員の総所得が申請時点で皆無であるときという内容が、今年度この決算のところでは20年度ではあるわけですから、それも皆無ということではまだまだ減免の申請の制度としての広がりが不十分だと思いますから、その辺は前年度の総所得金額はなくなったということは悪くないわけですけども、今後もう少し今の生活実態にかんがみてやっぱり減免の申請の枠を広げていただきたいと思います。なぜかといいますと、今の労働者の働く条件が極めて劣悪です。宇都宮健児さんが最近出された書物で、日弁連が非正規労働の生活保護のホットラインというのをやったときに、自分の結婚式のために有給を取ったところ、結婚式当日に「もう来なくていいよ」という電話があった。3カ月の派遣なのに1カ月たった時点で「もう来なくていいよ」という電話があった。もうそれこそ、そういうことが働く現場でまかり通ってますから、その辺はもう少し減免の要綱の拡充を今後図っていただきたいと思います。それが1点。
     それともう1つ、国保証のことでまず最初に数字を述べていただいて、短期保険証、それから資格者証、そして留め置き、この数字を挙げていただきたいんです。それでその後、次の質問に答えていただきたいわけですけれども。新型インフルエンザにかかわる発熱外来の受診時における被保険者資格証明書の取り扱いについてというのがことしの5月18日に厚労省の保険局から出されています。感染防止のために役所の窓口などには立ち寄らず受診しろと、資格証明書は一般保険証とみなすと、それが国会で中学校まで短期保険証を発行するということは全会一致で国会で通ったわけですけれども、今回最初に起こったインフルエンザ、それからその後夏でも高校生中心に広がっています。小中学生は言うまでもなく、無保険をなくす対象を広げていかなければならないですけども、当面新型インフルエンザにかかわる厚労省の通知をどのように考えてらっしゃいますか。実際の運用についてどういうふうな処置を考えてらっしゃるか、答弁してください。 16: ● 松尾高英委員長 はい、担当課、保険医療課長。 17: ● 保険医療課長 証の発行につきましては、特に短期者証でありましては6月に送付させていただいてるのが361件で、留め置きとしては367件になっております。その前に6カ月証として発行してますのが3月末に1,180件送付しております。それで新型インフルエンザの関係で5月18日に厚生労働省から「資格者証の扱い」という通知が来ておりますが、本市におきまして資格者証の認定につきましては、毎年度10月1日に認定する段になっておりまして、今の中で資格者証交付選定委員会の中で候補者としては今8名挙がっております。その8名につきましてはすべて単身の方で、二十歳以下の家族はいないという状況であります。ただ、委員がおっしゃるようにインフルエンザに関しましては私どものほうも保険医療課も対応を課内で協議しておりまして、ちょうどこの9月で短期者証の留め置き等が有効期限が切れまして、10月に向けて納税相談の通知書を送る段取りをしてるところであります。インフルエンザにつきましては9月末から10月にかけてピークを迎えるという情報を得ておりますので、まず留め置きの方につきましても、納税相談の通知を送るときに保険証を交付することで今準備をしてるところであります。10月以降につきましては留め置きの方に、あくまでも留め置きの方につきましては善良な納税者との差別化と言うんか、納税相談、滞納対策のためにいかにして滞納されてる方と面接するかという課題の中でやっております。そのことを維持するためにも、10月以降につきましても問題があるんですけども、インフルエンザのために一応システム上どのような形でやっていくかを今考えて対応しようとしてるところであります。以上です。 18: ● 竹森衛委員 今資格者証を発行してるのが8名と、この方々が仮に、いろんな行政としては8名をそういう形で選定委員会の対象やというふうに言うてはりますけども、仮にインフルエンザに本人がかかったんではないかと思ったときに行かないと、受診率が53.1%です、一般の保険加入者より。これ、堺市は既に5月18日に4,098世帯に資格者証を発行してる市らしいですけども、6月末までに短期保険証を発行することを決めて、19日には簡易書留で発送してるわけですわ。そういう8名と考えてらっしゃる方に対しても、本来ならばもう短期保険証を発行すべきやと思うんですけど、それはどうでしょうか。今現在資格者証しか持ってない人は何世帯ですか。 19: ● 保険医療課長 資格者証を発行するのは毎年度10月1日付けで発行させていただいております。 20: ● 竹森衛委員 それは、全員短期保険証ですかね。 21: ● 保険医療課長 はい、今現在は全員短期保険証の留め置きになっております。ですので、その留め置きの方については一たん9月で切れる分については発送する準備を今してるところであります。 22: ● 竹森衛委員 367件はつまり留め置きやから、家には保険証がないということですな。 23: ● 保険医療課長 367件につきましてはこちらのほうで保管しております。 24: ● 竹森衛委員 この世帯の方がインフルエンザにかかるという可能性はあるわけですわな。だから堺市のように、感染が拡大したら、もちろん命にもかかわる問題もありますから、その処置というのは担当課としてはどう考えてるんですか。 25: ● 保険医療課長 先ほども言いましたように、納税相談の通知を出すときにこの367世帯につきましては一応9月までの保険証を発行することで今準備をしてるところです。以上です。 26: ● 松尾高英委員長 ほかに、よろしいでしょうか。はい、竹森委員。 27: ● 竹森衛委員 そのときに何か、納税相談のときに新型インフルエンザのことも踏まえて文書を工夫されるとかね。本来ならばもうインフルエンザにかかってると思ったら、もうそのまま立ち寄らんと行けという、こういう具体的に言えば厚労省の通達ですわ。せやけど、保険証がなかったら行きませんわ、やっぱり。何か納税相談、そらきちんと納めてらっしゃる方の不公平が生じないようにということですけども、まあ言うたらこういう病気にかかったら大変やからということで367件の留め置きされてるところにね、もう少し市民の命を守るという観点から、こういう通達が出たということで市役所に来やすいような文書をつくって、やっぱり留め置くということがいいとは担当課も思ってらっしゃらないと思いますし、367件全部市役所へ来てもらうのが基本的には歳入に関してかかわってくることですから。それに対する工夫というか、そういうのをこの通知が出て考えてらっしゃいますか。 28: ● 松尾高英委員長 保険医療課長。 29: ● 保険医療課長 大変申しわけないんですけど、今納税相談の通知を送るのはもう毎年今やってるんですけども、その中に今留め置いてる保険証を同封して送る準備をしてるということで、今367件にはすべて保険証を送る予定をしております。 30: ● 竹森衛委員 それは簡易書留ですか。 31: ● 保険医療課長 普通郵便で送る予定をしております。 32: ● 竹森衛委員 居所不明やったら、返ってくるということですな。所在不明であれば。 33: ● 松尾高英委員長 はい、竹田委員。 34: ● 竹田きよし委員 251ページ、歳入の分野でございますけども。非常に国民健康保険自体が、全国のシステムが非常に7割、8割がもう赤字やという崩壊の状態に陥ってるという、そういう環境にあるわけですけども。そんな中で我が市の状態を見ますと、65歳から74歳の方までも国民健康保険に後期高齢者の区分けの中で入ってきてると。75歳以上が後期高齢者というような、これは非常に収入とかいろんなことにかかわってくる問題ですので、そこから入って説明をしてるわけなんですけども。そんな中で、医療費の伸びは平成15年から見ますと30%伸びてる状態になってるわけですね。今20年度の決算をいろいろ振り返ってみますと、医療費が15年度からしたら30%の伸び、もちろん会員数は今3万4,800人余りということで。こんな中で税収の調定額が453億7,249万322円と、こういう調定額で出ておるわけですけども。その一番右端に収入未済額と、滞納累計ですね、これは言うならば。滞納累計、これが見ますと調定額に対して27%を占めてるわけです。非常にまじめな者が税金を払って、それで不納欠損が1億5,000万円余りを今回も不納欠損が出てるわけですね。収支を見ますと、今回の単年度収支が3,000万円の黒字やと、こういう収入と支出、収支を大きく見ますとそういう状態にはまってるわけですね。こういう中でやっぱり不納欠損を、要するにロスですね、だれも喜ばないロスをいかにこういったことを下げていかなければ、これ以上国民健康保険料もなかなか上げることもできないし、上げれば上げるほど不納欠損処理をしなければならない環境にはまるんじゃないか、累計滞納が多くなるんじゃないか、こういう非常に難しい環境に今はまっておるわけで、と思います。そういうことでこういった取り組み、あるいはこれの保険料を払う基礎となる例えば固定資産税割が何パーセントと、あるいは均等割が何パーセント、所得割が何パーセント、こういう12市の状況を見ますと、固定資産税割はもう12市のうち半分が除外してるわけですね、固定資産税割は。だからそういう、1つは税の徴収の基礎となるものの見直しを、固定資産税のやつをどうするのかということを1つ答えてもらいたいということ。それからもちろんこの見直しというのか、これについては3年に1回じゃなしに毎年国保の見直しというのをこの分野については毎年見直しながら税の何を図っていくと、こういうほど難しいと言うんか、逆に見直ししなきゃならない、そのことしなんかでもインフルエンザって言うたら、これは来年度は決算大変やなという思いが先に走るわけなんですけども。そういう状況と見たときに、75歳の人の1人の医療費が82万円かかってるわけですな、75歳の医療費が。それから65歳から74歳までの人たちが31万円かかってる。今トータルの平均がここに出てるように21万7,000円と、トータルで医療費が21万7,000円。こういう、言うてみたらここに占める人口の割合と言うんか、全部の3万4,000人余りの加入者、会員さんの割合は大体4割近くもう高齢者の割合に突入しとるということで。ゆくゆくは、何年か前のように3億円が注入した事態もはまったわけなんですけども、こういったことは今後一般会計で何を倹約しても、ここが非常にトータル的な経営上非常に難しい。こういったところに足を引っ張られたと言うたら言葉はなんですけども、大変な状況に陥る。5年向こうを見たときに大変そういう状況になるのと違うかなと、こういう思いをいたします。そういうことからしますと、まさにこの不納欠損をどのように、毎年一般会計のきのうやりました不納欠損、何百、何倍の規模の不納欠損と、この割合を見ても取扱量が少ない。しかしその不納欠損の額はその割合が非常に大きいんですよ。このことについて日ごろから徴収には努力されておるわけですけどもこういうことも見ながら、今後も見ながら、どういうようなことに持っていったらいいかというのは、ここを押さえなければ到底前へ進むことができないと思いますので、総括的にこれの答弁できる人をお願いしたいです。 35: ● 松尾高英委員長 はい、税務局長。 36: ● 税務局長 ただいまの竹田委員さんの不納欠損と、また今後の国保税等についてのご説明をさせていただきます。まず不納欠損におきましては、19年度は2億863万9,389円、今年度は1億5,050万2,496円で若干約5,000万円ほど不納欠損額は少なくなっております。今後の税率等改正で、先ほど国保税の課税におきましては応益割と応能割の関係で課税しております。応能割におきましては所得割、資産割、応益割は均等割、平等割の4つの方式で課税しておるわけでございまして、資産割につきましては竹田委員さんがご指摘のとおり、今後においてもなじまない一つの課税の方式であるかとは思われます。ただし、資産割をなくすことによって応益割のほうに負担がかかるということもありますので、今後先ほど医療課長も申しましたように医療費を見据えながら歳入、歳出の収支を精査した中で一応、毎年国保税の税率を改正していくというのもいかがなものかと思いますけども、一応そういうのを精査した中で国保運営協議会等々にも諮りながら、一応3年をめどにして見直していきたいと思うんですが、その際にはできるだけ納税者に負担がかからないような形で考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。以上でございます。 37: ● 竹田きよし委員 それで言うてますようにね、収支見ますと3,000万円です。不納欠損1億5,000万円、情けないな。わかる?それを説明してください。説明というより対策や。 38: ● 税務局次長 不納欠損額につきましては先ほど税務局長のほうから申し上げたところでございますが、現実的な話といたしまして、現在例えば現年度の収入未済は国保税の場合は2億9,000万円ほどございまして、件数的に3,400件ほどございますけども、その中の大体88%、90%弱の方が所得200万円以下の方と、こういうふうな形でございます。それで国民健康保険税につきましては相互扶助と言うんですか、応益負担ということもございますので、納税資力の低い方に対しましてもきめの細かいと申しますんですか、納税者の方に保険料のご負担をお願いするという形での原資的な納付の仕方についてきめの細かな納税相談、これをねばり強くやっていきたいと、こういうふうに考えております。基本的に大きな話といたしまして、不納欠損を少なくするという方法につきましては、滞納が発生いたしました段階でできるだけ早い時期にお声をおかけする、まあ言うたら催告、督促をさせていただいて、その後納税相談をさせていただいて、できるだけ短い期間に解決を図るということが1つの方法であろうかと思いますが、現実的に非常に難しいところもございますけども、職員全員が納税者の方と実情を踏まえながら取り組んでいきたいと、こういうふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 39: ● 竹田きよし委員 それは今言わんかて、説明新たに聞かんかて、それはいつもやってますやんか。違いますのん。改めて私の答弁に答えてもらうような状態と違いますやん。もっと突っ込んでこれをどうしたらいいかって、もうパンクしてしまって何でやねんって、原因は不納欠損が多くて、そしたらまじめに支払いしてる者がばかを見たんかって、いうてほんでつぶれたんかって、こんな説明できない。だからそのためには、やはり税を上げるまでにこれを減らすということをやらんと、ここを改善して、例えば目標が税上げるのが3%や、あわせて滞納も5%改善すると、こういう道を今まで言うてないわけですよ。上げることだけで滞納の改善に努めるということも、数値目標も何も立ててないわけ。だからもっとしっかり、本当に自分の経営という思いで1億5,000万円、どこも喜べないで損失に当てるということほど情けないことないですやん。ただでやったほうが相手があって喜ばれるわけなんですから。だからそういう思いを、本当に経営に対する思いがそれはみんなの税金で何してるという、ここにロスを起こしてるって。今言いましたその税金も低所得者は低所得者の税金の払うそれなりの税金ですやんか。だからそれはいろいろの状況も踏まえての税金の分配の仕方と言うんか、そういうことがなってますのでね。どっちにしても、それだけを払えるという中でかけてるわけなんですから。橿原市だけは滞納が多いというのはどうしても納得いかないわけですから、特にここをしっかりと21年度はこれをどんだけアップするかということを肝に銘じて取り組んでもらいたいと思いますけど。要望です。 40: ● 松尾高英委員長 はい、要望でございますのでよろしくお願いいたします。ほかに歳入。歳入の質疑。 41: ● 松尾高英委員長 それでは以上をもって歳入の質疑を終わります。  次に歳出の質疑を願います。ページ数は260ページから271ページでございます。歳出の質疑、ございませんか。はい、竹森委員。 42: ● 竹森衛委員 ことしの平成20年度の予算の審議の中で、特定健診の事業について掘り下げた議論があったんですけども、この説明書では19%にとどまっています。いただいた特定健診の実施計画では35%まで目標としては引き上げたいと、それで健診に来られる方が当然それに満たしてないということで、平成21年度から腎機能の検査、血清クレアチニンを項目として増やされてるわけですけれども、今後24年度まで65%にまで特定健診の検査については引き上げなければならないという数値目標を設定されているわけですけども、担当課としては当然いろいろ工夫をし、苦労をされて進めてらっしゃるわけですけども。これは今後どういうふうに受診率を高めるための手だてというか、この平成20年度の数値を踏まえてどのようにお考えですか。 43: ● 松尾高英委員長 はい、保険医療課長。 44: ● 保険医療課長 委員おっしゃるとおり、20年度の実績で特定健診につきましては19.2%と計画の35%よりは大きく下回ってるのは現状であります。その中の反省点として、今まで基本健康診査を実施してたときにつきましては、がん検診等々の受診票を同時に送付しておりましたので、その点について不便であるというお声をたくさんいただきました。それを21年度は同時に送付するというように変更させていただいたのが1つの施策でやっております。その点につきましては受診率、去年の当初のシステムの問題などで受診率が低かった分とありますが、年度当初としては受診率の伸びは順調に進んでるという状況であります。それとあわせまして、8月の中頃に昨年度受診されなかった方にアンケートを送らせていただいて、今アンケートの集計、なぜ受けなかったか、どのようなところに問題があるかというようなアンケートをして集計をしているところであります。以上です。 45: ● 松尾高英委員長 ほかに歳入の質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 46: ● 松尾高英委員長 以上をもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。はい、竹森委員。 47: ● 竹森衛委員 認第2号、平成20年度橿原市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論いたします。  もともと地方自治体の国保財政を逼迫させる、担当課が必死になってその運営をしようとしても、1980年代中曽根内閣の時代に国庫負担率を大幅に引き下げたために、国保会計のやりくりは当然厳しくさせてるわけです。それを改善するためには、当然国庫負担を引き上げることは言うまでもありません。今回留め置きの短期保険証を郵送するということで、インフルエンザ対策でその改善は見られています。しかし特定健診の検査項目、それをさらに平成19年度時点に戻して市民の命と健康を守るための充実を図っていただきたいと思います。保険税の引き上げの中止、据え置きは無論のこと、国保一部負担金の実施などで低所得者への保険税減免要綱をさらに拡充をすることを提案して反対討論といたします。 48: ● 松尾高英委員長 ほかに討論ございませんか。これをもって討論を終わります。  これより本件について起立により採決いたします。本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (起立する者あり) 49: ● 松尾高英委員長 起立多数であります。よって、これを認定すべきであると決定されました。    日程第2 認第3号 平成20年度橿原市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について 50: ● 松尾高英委員長 次に日程第2、認第3号、平成20年度橿原市老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は歳入歳出一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 51: ● 松尾高英委員長 異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは歳入歳出一括で質疑をお願いいたします。ページ数は278ページから283ページでございます。質疑ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 52: ● 松尾高英委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。はい、竹森委員。 53: ● 竹森衛委員 平成20年度、橿原市橿原市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論いたします。  70歳以上の高齢者の方に対してこれまで数々の医療制度の改悪により、医療費の自己負担の割合は2割、3割まで引き上げられました。およそ社会保障制度とは、その充実した国家とはかけ離れた制度改悪を実施されてきました。入院給食費などの負担も重い、この高齢者に対する負担の軽減を図る施策が不十分なために反対をいたします。以上です。 54: ● 松尾高英委員長 はい。ほかに討論ありませんか。  これをもって討論を終わります。これより本件について起立により採決いたします。本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (起立する者あり) 55: ● 松尾高英委員長 はい、起立多数であります。よって、これを認定すべきであると決定されました。  日程第3 認第4号 平成20年度橿原市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定について 56: ● 松尾高英委員長 次に日程第3、認第4号、平成20年度橿原市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は歳入歳出一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 57: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは歳入歳出一括で質疑をお願いいたします。ページ数は290ページから297ページでございます。質疑ありませんか。はい、竹森委員。 58: ● 竹森衛委員 新政権のもとで撤廃されると願ってますけども、この資格者証の発行についての基準が国保新聞などで詳しく掲載されてるわけですけども。今現在後期高齢者医療連合のもとでどういうふうな進め方がされてますか。 59: ● 松尾高英委員長 はい、保険医療課長。 60: ● 保険医療課長 今現在保険者証の発行につきまして前年に滞納額が2分の1以上ある方につきましては6カ月の短期者証を発行することになっておりまして、本市の場合は現在66人が該当しております。それ以降の納税の努力のあとで、それでも納めない方については市のほうから広域連合のほうに資格者証に該当する方について情報を提供することになりまして、その後広域連合のほうの審査会で資格者証の発行について選定されるということになっております。以上です。 61: ● 松尾高英委員長 はい。ほかに質疑ございませんか。これをもって質疑を終わります。これより討論に入ります。討論ありませんか。はい、竹森委員。 62: ● 竹森衛委員 先ほども質問のところで述べましたけれども、当然この後期高齢者医療制度は撤廃以外にはないと考えています。それは国民皆保険制度のもとで、こともあろうに国民を75歳以上、そして74歳以下という年齢によって医療機関にかかれる診療内容を差別するような保険制度です。ですから、もう医療保険制度そのものに対してはその時点、特別会計のいろんな収支がありますけれども、後期高齢者医療制度というこのひどい保険制度そのものに反対しておりますから、この特別会計には反対の立場で、以上討論といたします。 63: ● 松尾高英委員長 ほかに討論ありませんか。これをもって討論を終わります。これより本件について起立により採決いたします。本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (起立する者あり) 64: ● 松尾高英委員長 はい、起立多数であります。よって、これを認定すべきであると決定されました。    日程第4 認第5号 平成20年度橿原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 65: ● 松尾高英委員長 次に日程第4、認第5号、平成20年度橿原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は歳入歳出一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 66: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは歳入歳出一括で質疑をお願いいたします。ページは304ページから323ページでございます。質疑ありませんか。はい、竹森委員。 67: ● 竹森衛委員 歳入とかかわって質問をいたします。まず本年3月31日まで、それまで要介護認定のやり方については介護保険の要介護度を決める、それによって介護給付を受ける、そういうことになるわけですけども。その制度が4月1日から実態と合わないように制度改悪がされました。国民のいろんな大きな世論で8月7日に厚生労働省が要介護認定の方法についての見直し、それを行いました。その中で4月1日から既に制度改悪された要介護認定の実務を担当課はされてるわけですけれども、それが実態に合わないということで10月1日から43の基準は見直すということですけれども。本年4月から9月の新規の要介護度認定の申請を行った、その場合について厚労省からは特段の配慮をお願いしたいと、こういうふうにクエスチョン・アンド・アンサーの中で質問6のところでそれが明記されてますけれども、担当課としては要介護認定の扱いについてはどのように進めていかれますか。 68: ● 松尾高英委員長 はい、長寿介護課長。 69: ● 長寿介護課長 委員さんがお述べになりましたように、8月7日付けで厚生労働省よりの要介護認定の方法の見直しについての通達が出ておりまして、竹森委員さんがご紹介していただきましたように、本年4月から9月までの新規の要介護認定を行った方についての対応につきましては、認定結果が実情と一致しない趣旨の相談がありました場合には、区分変更申請や再申請を促すなどの特段の配慮をお願いしたいという通知でございます。これを受けまして新規申請の場合に、今回の認定の見直しで軽度に判定される傾向があるという方法で認定を受けられました方々につきまして、その結果が非該当等、認定されなかったというケースが出てまいりますけれども、そういった方々についてやはりサービスがどうしても必要であるというふうに申し立ててこられます申請者の方に対しましては、10月1日以降の新しい認定システムでの審査を受けていただくように区分変更申請、あるいは再申請を促すなどのことを窓口で説明してまいります。 70: ● 竹森衛委員 4月1日からの実際の要介護度認定の申請をされた方は、8月6日までは私どもは悪く変えられた要介護度認定で申請をされてるわけですけれども、実際に8月7日以降、いやいや、そんなん実態に合わへんやんと、区分申請を変更申請や再申請、それを実際にされてる高齢者の方、申請者の方はいらっしゃるんですか。 71: ● 長寿介護課長 4月から8月末時点で新たに4月以降の認定を受けられました方は総数で1,414人の方がいらっしゃいまして、そのうち変更申請は117件、そして更新申請は958件で、新規の申請が339件となっております。そして更新申請につきましては経過措置が設けられますので不利益はございませんけれども、問題は新規申請の方につきまして経過措置が適用されないということで、ご質問のような心配があるということでございますけれども。竹森委員ご質問の新規申請で現状の判定に不服として再申請された方が何人いらっしゃるかということは小生は把握しておりませんので、ご了解よろしくお願い申し上げます。 72: ● 竹森衛委員 新規の399件の方は、この新しい基準に変わったということは知ってらっしゃるんでしょうか。改めてまた変えられたと、そういう周知はされてるんでしょうか。 73: ● 長寿介護課長 新規申請の場合に8月7日以降10月から新しく申請が行われるということになりますということは、その時点以降からはお知らせさせていただいておりますけども、それ以前の方につきましてあえてその方々に向けてご変更がありますということの周知まではしておりません。 74: ● 竹森衛委員 それは担当課としては、こういう形に変わったということはしてあげていただきたいと思います。当然介護福祉課はこういうものを持ってますけども、私もいただきましたけど、一般的にはこんなものは持ってないわけですわ。変わったということもその時点で、4月1日から申請された方はご存じないわけですわ。ここにはクエスチョン・アンド・アンサーもちゃんと書かれてるわけですし、厚労省は、まあ税金の無駄遣いと言いますか、4冊ほど本をつくって、また新たにこういう介護認定のこんなテキストをつくって、調査員のこんなんつくって、また修正版つくって、またこれに基づいて同じ冊子をつくるわけですわ。無駄遣いの、自分のお金と違うさかいこれはつくれるんでしょうけども、それでもこれに基づいて、やっぱり自分が実際にきちんとした要介護認定されてるかどうかをやっぱり知らせてあげてほしいわけですわ。それで来られる方、来られない方いろいろあると思いますけども、少なくとも43の基準は見直されて、それに基づいて各地方自治体に老人保険課から厚労省の来てるわけですから。それはちょっと気遣いをしてあげていただきたいと思うわけですけども、いかがでしょうか。 75: ● 長寿介護課長 竹森委員さんのご質問の趣旨につきまして、一応どのような対応をするかということは県内各市に照会いたしましたところ、一応あえて従前の人にまで周知するという対応をするところはございませんでしたけれども、ただいまのご質問を受けまして検討させていただきたいというふうに思います。 76: ● 松尾高英委員長 はい、竹田委員。 77: ● 竹田きよし委員 介護サービスを受けられてる方で、在宅介護と施設入所介護、2つに分かれるわけなんですけども。ここの重要施策の成果、予算、実績表をちょっとご覧いただいたらと思いますけども、99ページ。99ページの上のほうには介護1から介護5まで1,325人ということが今出てるわけですけども、21年3月現在。そしてア、イ、ウ、施設介護受給者21年の3月現在同じ状況で、特養、老健、それから療養型ということで利用者が特養が326人、老健が236人、療養型が50人、612人が利用されてるって。普通こんだけ利用されてるねんなっていうことしか、決算で見たらなるわけなんですけども。何を言いたいかといったら、介護保険をかけてるのはもちろん、この保険自体が社会全体で支えなければならないということで2000年に介護保険制度ができあがったわけですけども。そんな中で老人が老人を介護しなきゃならん、いろんな場面がその中で事件というか、自殺というのか、そういうことも起こっておるわけです。一つは我が市にとってすべてこういった格好で、希望するならば全部入れる状態になってますか。まず一つお尋ねします。施設ごとに何床ありますか、トータル。 78: ● 松尾高英委員長 はい、長寿介護課長。 79: ● 長寿介護課長 特別養護老人ホームですけれども、現在市内にございます4カ所の施設の定員の総数は294床でございます。施設入所を希望される方が利用できているかというご質問につきましては、なかなか……。(「何床あるのか聞かしてえな」「214床やろ」と竹田委員呼ぶ)  はい、そうです。施設ごとですね。橿原の郷が50床です。 80: ● 竹田きよし委員 トータルで。4カ所のトータルはいくらあるのか。
    81: ● 長寿介護課長 特別養護老人ホームは4カ所で総数294床でございます。老人保健施設は3カ所で定員が240床でございます。療養病床は1カ所で22床でございます。 82: ● 竹田きよし委員 そこでね、戻りますけども。保険料払ってても施設に入れないという事態が今起こってますねん、現実にね。これは病院から始まってるわけです。病院はなかなか思うように病院へ入院できないというところ、病院から始まって、出るときには早く出ていかなきゃならない、行くところがない。その行くところというのは今言うてるこの3つの施設へ行くところがないって、こういうことに今現実論はまってるわけなんですよ。そういうことからしたら、介護保険料を払いながら入れないということは、言葉は悪いですけども何か詐欺にかかったんか、ペテンにかけられたんかなっていう思いをされてるわけです。これが滞納や何やっていう引き金が、そういう格好になってくる要因にもなるわけなんですけども。そういうことで、この今の状況と今現在の実績があるわけ、利用してる実績なんですよね。で、よく見ておかなければならないのは、こういう状況で果たして満足な状況にはまってるかということを検証しなきゃいかんわけ。で、現にどこへ行っても入れないんですよ。今言うた4カ所、特養が4カ所あるところへ行っても入れない、すぐに。それから老健も入れない。療養型22床、これも入れない。そしたらその手当は、行政としてどういう入れるような努力を今日までしてきたのかということを答えてもらいたい。お手伝いをどういうように、しゃあないですなで終わってるのか、どういうことを、そしたら地区外にあります、そこもみんな周辺満員なんです、どこも。そういう対策をどのように考えておるのか、これを聞きたいです。 83: ● 長寿介護課長 竹田議員がお述べのように、介護保健サービスには施設サービスと居宅サービスの2種類がございますが、確かに家庭での介護力の低下を補うために介護サービスがございます。施設サービスにつきましてはただ入りたいというニーズに対しまして供給が必ずしもそれに伴って増えてはおりません。それは厚生労働省のほうも施設サービスにつきましては計画的に整備していくという考えがございまして、施設サービスにつきましては都道府県を通じた許可が必要になってまいりますので、そういった都道府県が定めますところの介護保険事業支援計画の中の計画にのっとって整備がされていきます。そういった中で施設サービスの利用者が必ずしも希望どおりに施設に入所できない場合には、その間施設に入所できるまでの間はやはり在宅でその部分を補いなさいということが基本になっておりまして、実際橿原市も施設サービスの入所者は在宅サービスを利用しながら何とか家族の方の介護力を補っているというのが現状でございます。しかしながら平成18年度以降地域密着型サービスという新しい形態のサービスができまして、これは市内に所在しますところの事業所の利用者は市内の住民に限られるというふうにこれまでの他のサービスと違う形態を持っておりまして、これですと例えばグループホームというサービスがそれに該当いたしますが、認知症高齢者の方の介護は大変でございますけれども、その受け皿としてこのグループホームが大変有効なサービスとなっております。地域密着型サービスでありますところのグループホームの整備につきましては、橿原市は今回の第4期介護援助計画でもそのニーズに見合いますように4ユニットを整備したいという考えで計画を定めておりまして、施設サービスを望んでおられます認知症高齢者を抱えられます家族の方々の介護を補う意味では大変効果的かというふうに考えておりまして、こういった地域密着型サービスの募集とともに、それに応じていただきます事業者に対しては定期的にその開設をお願いしていくというふうに考えております。以上でございます。 84: ● 竹田きよし委員 今一つは新たにグループホームということを言われましたけれども、グループホームとは認知症の方が入るところだと思いますけども、これも介護度が1、2の人を大体対象にするわけでございますけども、これもいっぱいなんですよ。それで、一方で在宅を中心に、それは厚生省もそういうことで市を責めても「うちは国のとおりの指示に基づいて」、こういうことを答弁したいと思うんですけども。基本的に介護度の見直しが非常に厳しくなって、在宅介護をするにもサービスが、厳しいために介護度2のものが1に落とされたりって、そういうこととかあるいは家族がいてたら対象外やって、最初のスタートから2000年にできたときから非常にそういった格好が逆に厳しくなっている。需要は逆に増えてきてるわけなんです、そういう対象者が。増えてきてるわりに厳しくなって。それは厳しくないって言うたら、財源でその介護を左右するという方針なんですね、現実論からしたら。お金の具合で開け閉めをするという状況が入ってる、真心がこもってないわけですわ。だからそういうところを、せめてそういうところをどのようにして我が市として手当をしていくかっていうことをやっぱりやっていかんと、ほかの市もいろいろ思いがあると思いますけども、そこら辺のところを、一番困るのはもちろん認知症の何も困りますけども、3以上の人たちが特養へ入る、そういう人がどうしても家でやってて、何年かやっててもう限界に来ておるという中で、たまりかねて施設へ入るという内容があるわけなんですよ。在宅で皆おさまるねんやったら問題ないわけ、自分の住み慣れた家でそれに越したことはないんですよ。しかしもう80歳や90歳の人がもう一緒に助け合いしてやらんなんというの、もうこれも限界やって、もう自分も死んだほうがましやっていうような世の中になってきてるわけです。そういうたまりかねての施設に入るところがないというのが、今実情にはまっておるわけなんですよ。そういうことで見かねるわけなんですよ。そういうことをちょっと言うてください。 85: ● 松尾高英委員長 これは答弁要りますか。 86: ● 竹田きよし委員 要望にしとくわ。 87: ● 松尾高英委員長 はい、要望で。はい、森下委員。 88: ● 森下みや子委員 319ページの高齢者の虐待の件でちょっとお尋ねしたいんですけれども。これは高齢者虐待防止ネットワーク会議委員という形で、ちょっとメンバーを教えていただきたいのと、それと虐待を受けておられる方の人数が177件というふうなことも書いておられるんですけれども、ちょっと数年前からの過去からの人数的なことも教えていただきたいと思います。 89: ● 松尾高英委員長 はい、長寿介護課長。 90: ● 長寿介護課長 虐待防止ネットワーク会議の委員構成でございますけれども、基本的に各関係機関の代表者の方に参加していただくという趣旨で医師会、歯科医師会、それから薬剤師会、そして市内の介護施設事業主の方々、それからさらに虐待防止の対応のために法的な措置を相談したいという考えから弁護士の先生にもお入りいただいておりますし、それから警察、消防の公共機関の関係者の方々にもご参加いただいております。主な委員構成は以上のようになっておりまして。虐待防止の相談は、これは地域包括支援センターで20年度1年間に受け付けました相談件数が総数177件となっておりますが。現在20年度の資料しか持ち合わせてございませんが、昨年度の相談件数につきましてもおおよそ似たような数字だというふうに思います。すみません、以上でございます。 91: ● 森下みや子委員 今年度の数も教えていただきたいのと、それと昨年19年度、20年度もほぼ変わらないというふうに答弁されてるんですけれども、これからどんどんと高齢社会という形になってきておりますしね、やはりこういった虐待も増えてきていると思うんです。そういった中で対策と言うんですか、そういう対応策を会議を開いていろいろ対応していただいてると思うんですけれども、よりこれからも増えてくると思いますのでね、対策を進めていただきたいと思います。ちょっと21年度の人数も教えていただけますか。 92: ● 長寿介護課長 すみません、21年度4月から8月の実績があるはずでございますけども、ただいま資料を持ち合わせておりませんので、また後で届けさせていただきます。よろしくお願いします。 93: ● 松尾高英委員長 はい、ほかにございませんか。はい、竹森委員。 94: ● 竹森衛委員 数点質問させていただきます。  まず316ページから317ページの、居宅介護福祉用具もしくは介護予防福祉用具の購入の件なんですが。今介護ベッドで事故が多発しています。手すりに首が挟まって亡くなると、2年間で事故が25件、死亡が10人という形で起こっていますけれども、この介護ベッドは当然要介護度に基づいて使用されるわけですけれども、現在その点に関して担当課としてはその状況、そういうことで怖い目に遭ったとか、そういう実例を把握されてますか。 95: ● 松尾高英委員長 はい、長寿介護課長。 96: ● 長寿介護課長 介護サービスの提供の際に生じました事故につきましては、市町村に対して事業者から届け出の義務がございますので届けていただいておりますけれども、現在のところベッドによって事故が発生したという報告は聞いておりません。 97: ● 竹森衛委員 今後そういうことがないように、まず介護用の手すりなどの隙間に体の一部を挟み込むということで重大な事故が起こっていますので、その点はふだんから事業所に対しても実際にそういうことが起こってまして、メーカーはそれに基づいて対策の強化を当然するわけですけれども、ことし1月に起きた事故というのはパラマウントベッドKA-16という、このベッドになってますから、その辺はふだんからちょっと担当課としては心がけていただきたいと思います。それから、318ページから319ページの特定高齢者把握事業費なんですが。これは実績の報告書の中でどういうことを基本チェックリストとか、それから生活機能チェック等々、生活機能検査などを含めて高齢者の中で選んで把握をされてると思うんですけども。実際これを事業をやって、今後どういう形に第一号保険者に対してこれをどういうふうに生かそうと今後考えてらっしゃるのか、それが1点。  それから引き続き言いますわ。家族介護者交流事業委託料、320ページから321ページですけども。ここで聞きたいことというのは今もちろん介護というのは男性も女性もするわけですけれども、現役世代の男性介護者もしくは男性介護者が3割になっています。先日もテレビで放送されましたけれども、極めて厳しい状況にあって、その方々が唯一心のよりどころになってるのはそういう男性の会があるみたいですね。そこへ集まってやっぱりいろんな自分の厳しい状況を説明をされて、そしてくじけそうになるというか、私も聞いてますけども、本当に一緒に死にたいなとか、このまま寝てる間に残酷やけど首を絞めたいなと、そういう思いに駆られるということを吐露してはるわけですわ。実際にさまざまな地域福祉政策の中で、私も白橿町の地域福祉政策の中で12回にわたっていわゆる抱きかかえをしてベッドに移動させるとかそういうのをやってますけども、当然それは男性であろうが女性であろうが、やるほうは非常に労力を費やすわけです。この交流事業というのは家族介護者ですけれども、男性中心の交流の形に進めて、今これはどういう内容でやられてるのか事前に聞くべきでしたんですけど、申しわけないですけど、男性介護者に対してのケアですわ。それに対しての交流の場、それをしなければならない時点に追い込まれてますので、それをどう考えてらっしゃるのか、これが2点。  それから3点目に、今回の補正予算によって基金を積み立てられるようになりました。3年間の合計、そのうち3億円は21年度から介護保険料の軽減をされてますけども、それに基づいて21年度から6段階から8段階に区分をされてますけども、将来例えば10段階、12段階という形で所得区分をしていわゆる保険料の幅を広げると、この基金を生かして幅を広げるということを考えてるのかどうか、それを答弁してください。 98: ● 長寿介護課長 まず初めに、特定高齢者把握事業の方法についてご紹介申し上げます。まず20年度に行いました特定高齢者把握事業につきましては、これは対象者は第1号被保険者全員の2万1,350人の方でございますので、この方々にチェックリスト、25項目からなりますそれぞれの機能が低下してるかどうかを判断する指標となりますチェックリストを送付させていただきまして、それをチェックしていただいてご返送いただきましたのが1万3,444人の方がいらっしゃいまして、そのチェックリストのチェックの結果から特定高齢者の候補者というのを選定いたします。その方が4,293人の方がいらっしゃいまして、この方々はチェックリストの結果から生活機能の低下の傾向がうかがわれる方でございますので、これらの方々に対しましてそれぞれの診療所で生活機能評価を受けていただきますための受診票を発送いたしまして、それを受けて橿原市が契約しております市内の各診療所で生活機能評価を受けられた方が835人いらっしゃいました。それでこの方々の生活機能評価の結果を受けまして、私どもはその方を特定高齢者というふうにみなしますので、特定高齢者の方々につきましては橿原市、私どもが実施いたします介護予防事業を受けていただきまして、衰えている身体機能の回復等をしていただくというのが目的でございます。  2点目の、家族介護者交流事業についてご質問がございました。家族介護者交流事業につきましてはまた健康局長のほうからご答弁させていただきまして、3点目にご質問がございました基金、多額の基金が積み上がっておりますものの使い方について。まずこの多額の保険料剰余金が生じました理由についてでございますが。第3期介護保険事業計画につきます計画値と、そして決算額との乖離が原因でございますが、その状況は3年間平均いたしまして82%程度の計画値に対します執行率でございましたことが、このような毎年2億円から2億5,000万円の基金積立額を生じました原因でございます。主に計画値の違いが大きかったものは、施設サービスの利用者とそして地域密着型サービスの利用者見込みが少し計画値が甘かったということが原因になっております。このような基金に積み上げました保険料の剰余金は、基本的に保険料を納めていただきました被保険者の方々にお返しするというのが基本でございますので、介護保険料を見直します3年ごとの見直しの際には、今年度第4期保険料の見直しにつきましては積み上がった基金から3億円を取り崩すということで保険料を設定いたしましたが、次期の平成23年度におきます第5期の見直しの際にはやはり基金を取り崩して保険料を引き下げる、あるいは被保険者の方々にそういった形で還元するという方法を講じたいと思います。それから今回保険料の所得段階を6段階から8段階に設定いたしましたが、基本的に保険料は応益負担が原則でございまして、あまり細かな所得累進制の設定はなじまないというふうな考え方がございますけれども、やはり所得に応じた負担というものも考えることによりまして保険料の負担をなだらかにすることができますので、そういったことも次回の見直しの際には当然検討してまいりたいというふうに思っております。以上でございます。 99: ● 松尾高英委員長 はい、健康局長。 100: ● 健康局長 ただいまの竹森委員さんの2番目の質問にお答えをさせていただきます。家族介護者の関係で、男性介護者の会というのか集まりをつくってはどうかというふうなご質問であったと思いますが、今現在社協のほうに委託をさせていただいて、家族介護者の会というところで集まりをつくって、月に1回、サロン風なものも月に1回開かれて、年に1回は県外のほうへ研修に行かれたりされております。ただ、集まっていろんな研修を受けてらっしゃっていろんな活動をされているわけですが、その中に男性の介護者も3人か4人おられまして、一緒にいろんな話、介護の辛さとか、皆さんと話してやっておられますが、なかなか男性の方は厳しい状況がありまして、自分の実態をそこで素直に話されないという状況がありますので、今おっしゃっていただいていた中で、また男性ばっかりで集まるというふうな取り組みについても検討する方向で話をさせていただこうと思っております。よろしくお願いいたします。以上でございます。 101: ● 松尾高英委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。はい、竹森委員。 102: ● 竹森衛委員 平成20年度橿原市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について反対の立場で討論させていただきます。  平成18年度から20年度まで介護保険料が大幅に引き上げられて、市民負担は増えました。21年度から基金の一部3億円を活用して、すべての所得分において引き下げられると。それは改善点でございます。しかし、本来の負担軽減措置、それは従来のままでさまざまな厳しいクリアをしなければならない要件、それを拡充することは実施されておりません。今後、今担当課長の答弁もございましたけれども、基金を計画的に活用して、保険料の軽減や、橿原市として横出しの給付の実現など、それを拡充することを図ることを提案して反対討論といたします。以上です。 103: ● 松尾高英委員長 ほかに討論ありませんか。これをもって討論を終わります。  これより本件について起立により採決いたします。本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成諸君の起立を求めます。                  (起立する者あり) 104: ● 松尾高英委員長 起立多数であります。よって、これを認定すべきであると決定されました。  日程第5 認第6号 平成20年度橿原市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 105: ● 松尾高英委員長 次に日程第5、認第6号、平成20年度橿原市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は歳入歳出一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 106: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは歳入歳出一括で質疑をお願いいたします。ページは330ページから339ページでございます。質疑ありませんか。はい、樫本委員。 107: ● 樫本利明委員 330ページの歳入のとこでね、基金のことばっかり聞くけども、この基金運用収入20万計上、これは多分当初予算やから予算に計上して、それから調定額で22万2,567円、まあ当初の予定よりかはちょっと運用益が上がったということやと思うけど。この基金運用益ということは、この何ぼやったかな、340ページの財産に関する調書のとこで基金って書いてある、この8,850万円の運用やと思うけど。これどっかに、きのうの続きの話でんねんけど、どっかへ運用しとると思うけど。これ、きのう副市長に聞いたら、もう一つ思うとるような答え返ってけえへんかったから、これ会計責任者て書いてある会計管理者の山本管理者にちょっと聞きますけどね。これどっかへ運用しとると思うけど、どういう運用しているの。 108: ● 松尾高英委員長 はい、会計管理者。 109: ● 会計管理者 きのうからいろいろ本市の公金の資金運用と、こういったことについてお尋ねが出ておりました。そういったことで私、一応公金を預かっている立場でございますので総体的なお話をさせていただきたいと思います。本市の資金規模でございますけれども、これにつきましては平成20年度、今回の決算が出ておりますように、一般会計では約360億、また特別会計におきましては約350億といったことで全体で約710億という公金、これが1年間で動いているところでございます。これに議員お述べの基金、これも全体で、この水洗便所も含めまして70億ほどの基金がございます。こういった大変な多くの公金を管理することになっておりますので、我々としては、その責任大変重要と、このように考えておりまして、日々の公金の適正な管理運営、運用と、こういったことに努めているところでございます。  私のところの全体の流れと言いますと、日々の公金の流れということで、支払基金のいろいろ運用もございますけども、一般的に本市の場合、日々の流れの中で歳入が超過する場合がございましたら、また資金が不足すると、こういったことが生じることがございます。したがいまして、その時々の状況に応じまして資金の運用を図り、対応しているところでございますけども。本市の場合、当然12の基金がございます。これにつきましては、先ほど言いました約70億程度の資金がございますので、当然支払資金不足、こういったことが生じた場合につきましては、これらの一部を運用するとして対応しておりまして、ここ数年間はこういった多くの基金がございますので、銀行からは高利な一時借り入れ、こういったことについては行っておりませんので、こういったことから効率的な運用には努めているところでございます。また、余裕資金があった場合につきましては、少しでも効率的で有利な定期預金等を行っておりまして、こういった形の中で運用を図っておるところでございまして。したがいまして、きのうも質問が出ておりましたような、一部国債等については購入をしておりますけども、今現在本市ではリスクの高い民間での有価証券等への運用、こういったことについては現在行っておりませんので、今日言われています大変な金融危機、こういったことについては、あまり影響がないということで、安全に運用を図っているところでございます。したがいまして、先ほども言いました、今のご質問の水洗便所基金、こういったことも含めまして12の基金を資金運用を図る中で運用しておりますので、これらの基金についても民間等へのそういう運用、こういうことは一切行っておりませんので、より効率的な運用を図っているところでございます。  さっきの質問の中で、そういった基金等の運用が決算に出ておらないというようなご質問もございました。これについては、確かに決算上では運用等については出ておりませんけども、これはその時々に応じて、当然私ども、また財政当局とも十分協議する中で、より安全で効率的な運用を図っておりまして、それらにつきましては毎月の監査の例月出納検査、こういったことにつきましても報告をさせていただく中で、本市の大変な公金の適正な管理、こういったものに努めさせていただいているところでございます。ちょっと答えになっているかどうかわかりませんが、以上でございます。 110: ● 樫本利明委員 答えになってとる。いや、実はきのう、そういうことを僕は聞きたかってんけど、一番副市長がそういうことをよう知っとると思うとってんけど、帰ってからよう考えたら、やっぱりこれは一遍会計管理者に聞くほうがええかなと思って、きょう聞きましてん。  そしたら、副市長ね、今、山本会計管理者が言うとるように、きのう副市長、そういう運用はやってませんと。まあ言うたら普通預金か定期か何かそういうふうに僕はきのうは受け止めたわけですわ。ところが今聞いたら、現実一般会計の基金のところへ出てくるのは、そんな国債買うたある、そんなん一切出てきてないですわ。ほんでまあ、きのうそういうややこしいところへは手染めてませんよと、それはまあ聞いた。今後そういうことはしません、それはそのとおりやと思います。せやけど、もし今、会計管理者が言うように国債違ごうて、きのう言うたような問題のあるようなとこへ、そんなリスクの高い投資しとったかって、これわからへんことになりますやろ。ほんで僕は監査で、毎月例月の出納で報告見たかって、そんなん国債買うてまっせとか、そんなんわかれへんわけや。俺の見方が悪いかどうか知りまへんで。だからその辺で、もしリスクの高いところへ投資しとったら、何やふた開けてみたら、えらい穴開いてとったというような話にならんように、やっぱり監査でもそういうセーフティネットというか、こんなんそういうとこへ投資しとったら、すぐわかる、毎月の例月の出納報告のときにすぐわかりままっせということをきのう聞きたかってんけども。まあちょっとこっちの思慮不足もあります。  ほんでね、そこでちょっと一つ、これまあ副市長に聞きまんねんけどもね、きのう公金を何か運用協議会か委員会かある言うてましたやん。それはメンバーは、まあそんな具体的にはよろしいですけども、何人ぐらいでやってまんの。管理者。 111: ● 会計管理者 これにつきましては、ちょうど3年前のペイオフが解禁になりました。このときの一つの対策といたしまして、当時は収入役がおられましたので収入役が委員長ということで、メンバーにつきましては職員、一部部長級の職員と、あとは外部からの専門の方3名とで構成している公金管理検討委員会を開催しておりまして、そこで私ども公金を預金したりいろいろしますので、当然常に各金融機関等の経営状況、こういったことを含めまして常に把握していく必要がございますので、そういったことでのランク調査等も行っております。そういった調査をもとに検討委員会で諮って、いろんなご指導なり助言をいただくと。こういったことで3年前から開催しておりまして、ことしもまたこの秋ごろに、また開催する予定をしております。以上でございます。 112: ● 樫本利明委員 ほんならね、会計管理者、もう具体的に、まあ収入役おれへんかったらという職員も入っておる。まあそれはそれで外部から何人か入っとる。その中でね、ほんなら弁護士か何かは入ってまんのんか。 113: ● 会計管理者 弁護士さんは入っておりません。税理士さんなり、また東京の金融機関のそういった専門の方、また以前行政に携わっておられたOBの方と、そういったメンバーの方でございます。あと職員では、主な担当部長、総務部長なり、企画調整部長なり、そういった部長も入っていただく中で、現在は私が委員長という形の中で会議は進めさせていただいております。以上でございます。 114: ● 松尾高英委員長 はい、副市長。 115: ● 副市長 ちょっと私のほうから補足して。きのうの答弁は、あくまでの委員さんの質問が仕組債ということを前提にされているというようなことを念頭に置いてご答弁させていただきましたので、若干わかりにくいということがあったかわかりませんが、もう少し基本的なことを。  基金は大きくは積立基金と運用目的とした基金が設置できることになっております。例えば積立基金は、代表例を申し上げますと、退職手当基金のように一度にたくさんの退職があった場合に、非常に財政運用上困るということで一定の積み立て、これは積立基金でございます。その積立基金は安全有利な形で当然保管して、利子については会計のほうへ戻していく、決算で。それともう1つは運用基金をすることができる。例えばこの公共下水道のようにある一定金額を一般会計からその基金へ出し、その基金の中から貸し出しする。また返還されたお金もその基金へ返ってくるという形の中で、いわゆるそういう意味の運用基金でございます。樫本議員さんがご心配と言うんですか、されてるような、その運用を……、そういうまあ国債は一部、徴税課のほうだけでございますが、一部しておるぐらいであって、国債自体もそれ以外は全部買っておりません。基本的には市の内部の本来、本来と言うより、足りなかったら南都銀行等々借り入れしなければならない分を一切基金のお金等々でやりくりをしていると、こういうところでございまして。おっしゃってるような、そういう……、結果はほんならどこでセーフティネットがあるかと、こういうことになるわけなんですが、一つはやはり長が確実と考え、それを会計管理者がチェックをする権限があります。さらに最終は監査がございます。さらにそれの最終が議会がございます。こういう形でいろいろチェックをしていただくというのが最終的なセーフティネットというふうに考えていただきたいと、このように思います。よろしくお願いします。 116: ● 樫本利明委員 どっちにしたかってね、まあそれはきのうから副市長が答弁してくれるように、まあややこしいことを、まあ国債ぐらいやったら、だれが聞いても、まあそれぐらいやったらなと思いますわ。せやけどそのセーフティネットについては、ほんなら僕はきのう、あれたまたま週刊誌の例で挙げましたけど。あんなんやっぱり予算組んで、決算やって、監査やって、それでもあんな穴開きまんねんやろ。もうどっかでそれをやれるということって僕はそう思うわけですわ。ほんなら今も聞いたら、一般会計の基金のところへは、そんなん国債買うてまっせという、それ何にも出てきてまへんやん。ほんで監査にそうやって、僕も昔、監査させてもらいましたけど、日常そんなん、もう現金がこう動いとるから、そこまで監査も目が届くかどうかという、まあまあそんなことですわ。まあそれはそれで議会もあるさかい監査もあって、予算もあって、決算もあって、監査も、最後議会という、まあそれはそれで何ぼかセーフティネットあると、まあそれはその話しとしてね、ほんで会計管理者に聞きまんねんけど、ことし秋にあると言いましたやんか、公金の運用、3,000万円からやっとる。それは例えば情報公開やってね、傍聴できるとか、それはどうか知りませんけど、そういう記録とかは残っとって、あとで情報開示請求したら、それはできまんのか。 117: ● 松尾高英委員長 はい、会計管理者。 118: ● 会計管理者 当然公な会計でございますので、議事録もちゃんと作成しておりますので、当然傍聴も含めまして、また情報公開を通じても開放はできると思います。 119: ● 松尾高英委員長 ほかにありませんか。竹森委員。 120: ● 竹森衛委員 都市水環境整備事業費のことで……。 121: ● 松尾高英委員長 何ページですか。 122: ● 竹森衛委員 ページ、336ページから337ページです。それでこの予算の概要では、20年3月末で、処理区内の人口が約8万1,000人、水洗化人口が6万9,000人ということで設定をされてます。都市計画マスタープランや第3次総合計画で、それぞれの地域で要望が出されている中で下水道の整備というのは非常に大きな比率を占められています。当面今普及率は64.5、水洗化率は85.7ですけども、処理区内の人口が8万1,000人で、水洗化人口が6万9,400人ですから、約1万1,700人、そのいわゆる水洗化を進めるのにどれぐらいのスパンで下水道課としては考えられてますか。大体1年に2%から3%ぐらいの普及率の、財政的な面も含めてです。だから単純に言えば、水洗化率のこの85.7で言えば、5年から7年というふうに見るのが妥当だと思うんですけども。中長期的な計画はどのように立ててらっしゃいますか。 123: ● 松尾高英委員長 はい、下水道施設整備課長。 124: ● 下水道施設整備課長 大体方針といたしましては、年1%というのが今の目標になっております。去年の今時分で64%と言っておりましたが、1%、まあ0.9%ですけども、1年で0.9。時期的に言いますと、今で大体5月、7月は1回目の前年度工事の終わる時分で、今の普及率は大体65.8%になっております。7月時点です。今後も市街化区域中心に整備を進めていきたいと思っておりますが、費用対効果のほうも考えながら進めていっているわけですけども、どうしても粗なところと密なところも生じまして、うまくいくように考えてはおるんですけども、1%前後が今のところの結果となっております。以上です。 125: ● 竹森衛委員 区域内の処理人口全体を満たすのに、そしたらまあ少なくとも10年以上は、20年ほどかかりますか。大体でどうなんですか。 126: ● 松尾高英委員長 はい、下水道施設整備課長。 127: ● 下水道施設整備課長 今ちょっと見直している最中ですけども、大体今現在、認可面積が1,540ヘクタールぐらいありまして、面的には1,190ヘクタール現在整備して済んでおります。市街化区域は1,740ヘクタールほどありまして、市街化区域だけで年間大体平均30ヘクタール整備、今、済んでいってるわけですけども、過去のデータから年間30ヘクタールぐらいですけども。家の建っているところだけ、市街化区域だけで言うとやっぱり10年、20年はかかると思っております。以上です。 128: ● 松尾高英委員長 ほかにございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 129: ● 松尾高英委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。竹森委員。 130: ● 竹森衛委員 平成20年度橿原市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について反対の立場で討論いたします。  従来から申してますように、収入のない方、低所得者ほど負担割合の高い消費税が転嫁をされているために反対といたします。以上です。 131: ● 松尾高英委員長 ほかに討論ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 132: ● 松尾高英委員長 これをもって討論を終わります。  これより本件について起立により採決いたします。本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成諸君の起立を求めます。                  (起立する者あり) 133: ● 松尾高英委員長 起立多数であります。よって、これを認定すべきであると決定されました。 日程第6 認第7号 平成20年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について 134: ● 松尾高英委員長 次に日程第6、認第7号、平成20年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は歳入歳出一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 135: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認め、このようにいたします。  それでは歳入歳出一括で質疑をお願いいたします。ページ数は346ページから349ページでございます。質疑ありませんか。はい、竹森委員。 136: ● 竹森衛委員 349ページの公園用の先行取得事業費で、これは植山古墳、3,293平米、それを3億1,700万円で購入してらっしゃるわけですけども、今後この歳出の部分で、この公共用地の先行取得をする事業計画は、例えば3年なら3年、5年なら5年、これ、これ、これと示せますか。 137: ● 松尾高英委員長 はい、都市整備部次長。 138: ● 都市整備部次長 この現在計上されております用地につきましては、植山古墳公園の東側エリアについては既にもう整備が終わって供用開始をしております。現在ここに載せております分は、西側部分と言われる古墳本体のある部分でございます。それにつきましては、既にもう工事のほうにも着手して一部完成している部分がございますが、まだ供用開始はしておりませんが、今後約3年ぐらいで、大体公園部分については終わる予定で進んでおります。ただ、古墳本体がございます丘の上の部分とその周辺部につきましては、文化財のほうとも協議いたしまして、まだちょっと時間がかってくるかもわかりませんので、一応事業認可等を延伸させていただきまして、できるだけ公園の補助金をいただいて、古墳部分ともマッチするような公園の形態をつくっていきたいと思っております。一応現在の計画では25年度ぐらいでほぼ終わる予定で進んでおります。以上でございます。 139: ● 松尾高英委員長 ほかに質疑ございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 140: ● 松尾高英委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 141: ● 松尾高英委員長 これをもって討論を終わります。本件はこれを認定すべきであると決定することにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 142: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認めます。よって、本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。
      日程第7 認第8号 平成20年度橿原市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について 143: ● 松尾高英委員長 次に日程第7、認第8号、平成20年度橿原市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は歳入歳出一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 144: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは歳入歳出一括で質疑をお願いいたします。質疑ありませんか。森下委員。 145: ● 森下みや子委員 これ駐車場で自転車の件なんですけれども、ちょっと関連で質問させてもらいます。今、子ども連れの3人乗り自転車ということで、ちょっと自転車が高額な自転車でありますので、市民の方から要望なんですけれども、何か市のほうで補助的なものをしていただくとか、何か考えていただきたいというふうな声を何人かの方々からいただいておりますので、少し質問させていただきますが、ちょっと答弁をよろしくお願いいたします。 146: ● 松尾高英委員長 はい、担当課、お願いします。 147: ● 市民協働課長 一応各市の状況を見ながら検討していくという形でお願いしたいと思います。以上でございます。 148: ● 松尾高英委員長 要望という形でございますので、よろしくお願いいたします。  ほかに質疑ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 149: ● 松尾高英委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。竹森委員。 150: ● 竹森衛委員 平成20年度橿原市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について反対の立場で討論いたします。  まず、担当課から駐車場の収支の状況をいただいてます。八木駅や、それから駅前北、橿原神宮前駅東、JR畝傍駅前等々は当然黒字で収支を示しているわけですけれども。畝傍御陵前駅東の駐車場は313台収容できて、収入が1,562万9,500円、支出が4,657万9,125円で、合わせて3,000万円の赤字が生み出されています。これは平成11年度から供用開始になって今日まで億単位を超える赤字を生み出す箱モノでございます。これは橿原市の行政にとって今後教訓となる建物ですし、やっぱり8億を超える施設を計画して、そしてそれに対しての供用開始する場合は、今後きちんとした事前事後の審査を行って、せっかく一般会計から4,000万円繰り出すことができていますけれども、この赤字がなければ7,000万円、一般会計から繰り出すことができます。そういう建物であるということをちゃんと認識して、今後行政のこの運営に当たっていただきたいと、そのことを提案して反対討論といたします。 151: ● 松尾高英委員長 ほかに討論ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 152: ● 松尾高英委員長 これをもって討論を終わります。  これより本件について起立により採決いたします。本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (起立する者あり) 153: ● 松尾高英委員長 起立多数であります。よって、これを認定すべきであると決定されました。 日程第8 認第9号 平成20年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について 154: ● 松尾高英委員長 次に日程第8、認第9号、平成20年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は歳入歳出一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 155: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは歳入歳出一括で質疑をお願いいたします。質疑ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 156: ● 松尾高英委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。はい、竹森委員。 157: ● 竹森衛委員 平成20年度の予算のときにも言ってますけれども、これは住宅資金の貸し付け等の未納額というのは年々増えてまして、平成20年度では1億6,100万円にのぼっています。一方、事務処理に対して、当然優遇措置はあるわけですけれども、2,479万9,000円、住宅新築資金管理組合に対して負担をしています。当然行政側としては新たな滞納を生まない取り組み、強化も、債権回収に行っているといって報告ももらってますけども、その負担金を費やすに見合うだけの債権の回収でなくって、逆に未納額がどんどん、平成16年12月に移行したときには1億600万、平成20年度には1億6,100万と、これだけの未納額が増えてますから、当然この負担金に見合うだけの効果は表れていないということで、この歳入歳出決算に対して反対をいたします。以上です。 158: ● 松尾高英委員長 ほかに討論ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 159: ● 松尾高英委員長 これをもって討論を終わります。  これより本件について起立により採決いたします。本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (起立する者あり) 160: ● 松尾高英委員長 起立多数であります。よって、本件はこれを認定すべきであると決定されました。   日程第9 認第10号 平成20年度橿原市墓園事業特別会計歳入歳出決算認定について 161: ● 松尾高英委員長 次に日程第9、認第10号、平成20年度橿原市墓園事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は歳入歳出一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 162: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは歳入歳出一括で質疑をお願いいたします。はい、竹森委員。 163: ● 竹森衛委員 歳出のほうで20年度予算で合葬式墓地検討事業、これが盛り込まれています。当然担当者はいろんなところに現在実施されているところに出向いて、その実態を把握努力をされていると思いますけれども、何カ所ぐらい実際に行かれて、橿原市のこの市営斎場及びその周辺の面積も含めて、今後どういう具体的なことを図っていって願ってらっしゃる……、まあ合葬式の墓地がほしいということを願ってらっしゃる市民のニーズに応える準備をされてるでしょうか。 164: ● 松尾高英委員長 はい、環境事業部次長。 165: ● 環境事業部次長 合葬式墓地につきましては、本年度予算で基本構想ということでコンサルにかけて現在業務を遂行しております。視察にどういうところへ行ったんかというところでございますけれども、今まで大阪の飯森霊園、それから四国の高松、高松は去年行っております。ことしの予定でございますけれども、近々関東のほうの市川市、それから習志野市、今年度この2カ所の予定をしております。何分にも今年度、申しましたように、まず基本構想から入りまして、来年度実施計画、実施設計、まあ財政上もございますので、その次に建設、それから使用していただくと、そういう段取りで運びたいと思っております。よろしくお願いします。 166: ● 松尾高英委員長 ほかに質疑ございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 167: ● 松尾高英委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 168: ● 松尾高英委員長 これをもって討論を終わります。本件はこれを認定すべきであると決定することにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 169: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認めます。よって、本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。  日程第10 認第11号 平成20年度橿原市共有財産処分特別会計歳入歳出決算認定について 170: ● 松尾高英委員長 次に日程第10、認第11号、平成20年度橿原市共有財産処分特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は歳入歳出一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 171: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは歳入歳出一括で質疑をお願いいたします。質疑ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 172: ● 松尾高英委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 173: ● 松尾高英委員長 これをもって討論を終わります。本件はこれを認定すべきであると決定することにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 174: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認めます。よって、本件はこれを認定すべきであると決定いたしました。     日程第11 認第12号 平成20年度橿原市上水道事業会計決算認定について 175: ● 松尾高英委員長 次に日程第11、認第12号、平成20年度橿原市上水道事業会計決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明は既に本会議で終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑の方法は一括で行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 176: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。  それでは一括で質疑をお願いいたします。質疑ありませんか。はい、竹森委員。 177: ● 竹森衛委員 橿原市の水道ビジョンというのが、ことしの2月に議員もいただきまして、その中で市民の皆さんにそれぞれ質問をされて、その集計結果が出ております。節水についてということで、やっぱり水道料金が高いからと。ここ、34ページと35ページ、これを見させていただいたら書かれてます。今後水道料金に対しての値上げの計画はないと思いますけれども、今後どういう形で考えておられるのか。  実は、大阪の生活と健康守る会というところが、生活保護世帯にアンケートをとりました。そしたらやっぱり入浴回数を減らすと。やっぱりまあ3回以下と。水道料金の負担もそれは大変なんでしょうけども。そういうことで言えば、市民にとって、こういう節水をする理由がそういうふうに答えとして返ってます。特に58%ですね、節水の理由については水道料金が高いからと。今後のこの水道料金の単価についての考え方ですね、それを管理者のほうからよろしくお願いいたします。 178: ● 松尾高英委員長 はい、水道局総務課長。 179: ● 水道局総務課長 水道局といたしましては、平成20年度におきましても約8,000万の利益を出しておりまして、これから先も収支均衡を保ってる状況が続くだろうと思います。と言いますのは、自己水等が今の状況で取水できるとか、今の条件が満たしておれば、そのまま推移すると考えておりますので、近い将来、更新事業等が重なってくるわけなんですけども、そこまでは一応現行の水道料金で頑張っていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 180: ● 松尾高英委員長 ほかに質疑ございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 181: ● 松尾高英委員長 これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。竹森委員。 182: ● 竹森衛委員 今、実態等を示させていただきましたけれども、収入のない方、低所得者の方ほど逆進性が強く負担割合の高い消費税が転嫁されているために反対をいたします。以上です。 183: ● 松尾高英委員長 ほかに討論ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 184: ● 松尾高英委員長 これをもって討論を終わります。
     これより本件について起立により採決いたします。本件はこれを認定すべきであると決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (起立する者あり) 185: ● 松尾高英委員長 起立多数であります。よって、これを認定すべきであると決定されました。  以上で本特別委員会に付託されていた案件の審査はすべて終了いたしました。報告につきましては全文委員会録とし、委員長にご一任願いたいと思いますが、これに異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 186: ● 松尾高英委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。  これをもって決算特別委員会を閉会いたします。本日はどうもご苦労さまでございました。                   午後0時10分 閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...