松浦市議会 2020-09-01
令和2年9月定例会(第1号) 本文
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時 開会
◯ 議長(久枝邦彦君)
おはようございます。
出席議員は全員であります。
これより令和2年9月
松浦市議会定例会を開会いたします。
ここで、
今期定例会の議事運営について協議のため、去る8月28日及び本日開会前に
議会運営委員会が開催されましたので、その結果について
議会運営委員長の報告を求めます。
2
◯ 議会運営委員長(和田大介君)(登壇)
おはようございます。
今期定例会の議事運営について協議のため、去る8月28日及び本日開会前に
議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果を御報告いたします。
会期日程につきましては、本日から9月16日までの13日間といたしております。
今期定例会に提出されます案件は、条例4件、補正予算10件、その他の議案2件、報告1件、認定3件の合計20件となっております。
本日は、会期の決定、
会議録署名議員の指名、議長の報告、
広報特別委員会委員の定数変更について、市長の
市政概況報告、
特別委員会の中間報告を行います。
続いて、市長提出の諸事項報告、
市長提出案件の上程・説明・質疑及び
主管委員会への審査の付託を行います。
明日5日と6日は土曜、日曜のため、7日は過去最大クラスの台風10号が接近、または上陸するおそれがあるため、台風への対応を優先させるため、休会といたしております。
市政一般質問は
質問通告者が11名であり、8日、9日及び10日の3日間といたしております。
質問要領につきましては、質問時間は答弁を含めて1人60分以内とし、関連質問は本質問者と同一会派に属する議員にのみ認めるものとし、本質問者の時間の範囲内で1人当たり5分以内、今会期中1回限りといたしておりますので、よろしくお願いいたします。
なお、10日の
市政一般質問の次に、
市長提出案件として補正予算1件、その他の議案1件の合計2件の追加上程・質疑及び
主管委員会への審査の付託を行います。
11日、14日及び15日は各
常任委員会を開催することといたしております。
12日、13日は土曜、日曜のため休会といたし、16日を最終日といたしております。
最終日には、各
常任委員会付託案件について
委員長報告・採決を行うとともに、
市長提出案件として同意案1件、諮問4件及び認定12件の追加上程と
議員提出議案1件の上程を行います。
なお、追加案件の同意案1件、諮問4件及び
議員提出議案1件につきましては、
委員会付託を省略して全員審査とすることといたしております。
また、決算認定12件につきましては、
決算審査特別委員会を設置し、審査を付託することといたしております。
以上、
議会運営委員会の協議結果を御報告いたします。(降壇)
3 ◯ 議長(久枝邦彦君)
これより議事日程第1号により本日の会議を開きます。
日程第1 会期の決定
を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から9月16日までの13日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、
今期定例会の会期は、本日から9月16日までの13日間と決定いたしました。
なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付しております会期日程表によることといたしますので、御了承を願います。
次に、
日程第2
会議録署名議員の指名
を行います。
会議規則第87条の規定により、
会議録署名議員に
5番 川下議員
6番 神田議員
を指名いたします。
日程第3 議長の報告
につきましては、報告書を各議員に印刷配付いたしております。
また、
関係資料等は事務局に備えておりますので、御参照いただききたいと思います。
日程第4
広報特別委員会委員の定数変更に
ついて
を議題といたします。
お諮りいたします。
広報特別委員会委員の定数を7名に変更し、川下議員を追加指名することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、
広報特別委員会委員の定数を7名とし、川下議員を追加指名することに決定いたしました。
日程第5 市長の
市政概況報告
について説明を求めます。
4 ◯ 市長(友田吉泰君)(登壇)
おはようございます。
本日、ここに令和2年9月
市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御出席を賜り、厚くお礼申し上げます。
令和2年7月豪雨災害では熊本県を中心に甚大な被害が発生したところですが、その
災害復旧支援のため、これまでに消防職員を含め9人の職員を現地に派遣しております。
また、同じく7月豪雨災害による本市の被災状況については、さきの
市議会臨時会でその概要を報告しておりましたが、8月4日現在、道路9か所、河川9か所、農地6か所及び
農業用施設5か所となっており、被害額は約2億1,000万円と推計しております。
今議会に
復旧関係予算を計上しており、早期の復旧を図ってまいりたいと考えております。
さて、
新型コロナウイルス感染症による感染者数は、都市圏をはじめ全国的に依然として増加しております。長崎県内においても感染者は増加しており、最新データでございますが、9月3日現在、これまでの感染者数は234人となっております。松浦市での感染者は4月上旬にお一人が確認され、それ以降確認されておりませんが、気を緩めることなく感染予防を働きかけてまいります。
また、
新型コロナウイルス感染症は、市民生活や経済活動に様々な影響を及ぼしていることから、これまで
感染予防対策や事業継続のための緊急的な対応を中心に予算化し、実施してまいりました。
今後は、引き続き事業継続や雇用維持を図るとともに、経済回復のための支援も必要であることから、今議会に関係予算を追加提案させていただきますので、御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
それでは、開会に当たり、前回の定例会以降の市政の重要事項と今後の取組につきまして概況を報告いたします。
1.学び育てるまち
鷹島地域小中学校の学校整備については、校舎及び共有棟の工事が順調に進捗しており、学校内における生徒の安全を確保しながら、年度末の完成に向け整備を進めてまいります。
なお、屋内運動場の改修工事については8月21日に完了したところです。
学校ICT整備については、国が進める「
GIGAスクール構想」の実現に向け、
学習用コンピューターの購入に係る関係議案を今議会に提案しております。
学校教育については、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期しておりました
松浦市中学校総合体育大会球技武道大会を7月5日・26日の両日に、
陸上競技大会を7月29日に実施しました。県、九州、全国大会が中止となる中、生徒たちはこれまで一生懸命に練習してきた集大成の場となる大会で、仲間とともに最後まで全力を尽くし、見ている人たちに大きな感動を与えてくれました。
また、7月30日に松浦市文化会館において、中学生による
生徒代表者会議を開催しました。生徒たちは、各学校の特色ある活動を紹介し合うとともに、
ネットトラブルを防ぐための望ましい
メディア利用の在り方やいじめ防止などについて意見を交わし議論する中で、各学校で課題解決の取組に向け、さらに機運を高めました。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた
ひとり親世帯の生活支援については、8月1日からの
児童扶養手当現況届に合わせ、
ひとり親世帯臨時特別給付金事業の支給手続を実施しております。
また、
ひとり親世帯の生活を支援するため、小物づくりなどを楽しむ親子のふれあい講習会を8月8日に開催しました。今後、未就労者の自立に向けた就労支援にも取り組むこととしております。
調川保育所の民営化については、7月1日から17日まで
事業候補者の募集を行った結果、1団体からの申請を受け付け、松浦市
保育所民営化選定委員会を設置して、8月7日・17日の両日に審査を行いました。審査結果については今月中に公表することとしており、引き続き民営化に向けた取組を進めてまいります。
児童の療育支援については、障害を持つ子どもの子育てについて保護者が情報交換などを行う県のペアレントメンターキャラバンを7月13日に
すこやか青プラザで開催し、22人が参加しました。今後も
保護者同士のつながりや相談しやすい
環境づくりを行ってまいります。
電源立地促進対策交付金を活用して整備を進めている
調川公民館新築工事については、工事内容などの変更が生じたため、
契約変更関係議案を今議会に提案しております。
2.誇れるまち
この秋に予定されておりました様々なイベントについては、
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、大きな影響を受けております。
土谷棚田の火祭り、
鷹島モンゴルまつり及び
福島ふるさと祭りについては、いずれも本年度の開催を断念されることとなりました。
また、例年10月末に開催している
松浦水軍まつりについては、第20回となる節目の開催を計画しておりましたが、現状では記念行事としての開催が難しいとの判断に至りました。そのため、第20回
松浦水軍まつりは来年度に延期とし、本年度は国のガイドラインに沿って、各地域の特色を行かしつつ、地域ごとに分散して開催する案が示されたことから、各
地域関係者との協議を進めているところです。
体験型旅行事業については、
新型コロナウイルスの感染拡大が進む地域からの
修学旅行生受入れに対する懸念など、会員から慎重な姿勢を求める意見が多く、
まつうら党交流公社の理事会で今後の対応を協議されたところです。その結果、約170校、おおむね2万5,000人を見込んでいた全ての本年度中の
修学旅行受入れを断念されました。
松浦市福島町
観光宿泊施設「つばき荘」については、本年度末をもって平成23年度の開設後10年間にわたる指定管理の満了を迎えることとなります。そのため、9月末から約1か月間、
次期指定管理者の募集を行うこととしており、その準備を進めているところです。
蒙古襲来の歴史を生かした交流事業については、「元寇サミット」を11月8日に松浦市文化会館において開催することとしております。主な内容として、
トークショーや対馬市、壱岐市との3市長による会談、交流宣言などを予定しております。
鷹島海底遺跡については、平成29年度から令和元年度にかけて行った鷹島西側及び北側海域の
海底地形調査を基に、音波探査による
地層断層調査に着手することとしております。
また、市内の児童生徒を対象とした
埋蔵文化財センター体験学習会などを開催し、鷹島中学校、
福島養源小学校及び御厨小学校の児童生徒が
鷹島海底遺跡について学びました。今後も、海底遺跡の価値や郷土の誇りある歴史を伝える取組を進めてまいります。
ふるさと納税については、7月末現在の寄附額が約1億4,696万円で、対前年度比約86%となっております。
また、
インターハイなぎなた競技大会の中止に伴い、「なぎなたのまち」として全国の高校の
なぎなた部員に思い出に残る記念品を配布しようと、8月19日から
ふるさと納税制度のガバメントクラウドファンディングを活用し、全国に寄附を呼びかけております。
空き家バンクについては、本年度3件の登録があり、
協力事業者と連携し、現在8件を仲介しながら再利用を進めているところです。
3.仕事をつくるまち
伊万里湾における赤潮対策については、4月から県及び漁協と連携しながらプランクトンの監視を行っていますが、今シーズンはこれまでにカレニアミキモトイの赤潮は発生しておりません。今後も10月頃まで監視を継続してまいります。
水産物の新商品開発については、
漁協水産加工場が水産物新
商品開発支援事業を活用して、ブリの「みりん干し」や「西京漬け」、マダイの「茶漬け」や「アラ」などを開発、製造し、営業、販売を行っております。
また、工場直売も開始し、現在
インターネット通販システムの整備が進められております。
漁業就業者の確保については、平成29年度に星鹿町青島で漁業研修を開始し、青島に定住されている方が国や県の制度を活用した
リース事業によって漁船を導入し、7月から採貝・採藻漁業を開始されております。
松浦魚市場再整備事業の進捗状況については、7月初旬からお
さかなドームの改修工事に着手するとともに、継続して
荷捌き所II・III工区の建設工事を順調に進めているところです。
また、並行して施設備品の導入にも着手しており、今後も
魚市場関連事業者の御理解と御協力をいただきながら、関係者が一丸となり、来年4月の
全面供用開始に向け計画的な事業推進に努めてまいります。
水産加工団地の新たな用地造成については、
松浦魚市場を核とした加工・物流拠点の整備などを図るため、庁内において昨年12月に
プロジェクトチームを発足し、現在まで4回の会議を開催し検討を進めております。
また、用地造成の実現方法を検討するよう、本年5月に県に対して要望書を提出し、現在、県との事前協議を重ねているところです。
本年の米の作柄については、
米穀データバンクの発表によりますと、7月末現在の全国の作況指数が98の「やや不良」となる見込みです。
なお、長崎県の作況指数は95の「やや不良」と見込まれており、本市においても多雨と日照不足が続いたことによる作柄への影響が懸念されているところです。
中
山間地域等直接支払制度及び
多面的機能支払制度については、集落協定に基づく
農業生産活動などの現地確認を10月に実施する予定としております。今後も集落及び組織における活動の継続によって、農業が持つ多面的機能が発揮されるよう支援してまいります。
有害鳥獣対策については、捕獲対策において、7月末までに対前年比254.3%増となる659頭を駆除しましたが、農作物への被害の拡大が懸念されているところです。
また、防護対策においては、
国庫補助事業を活用した
ワイヤーメッシュ柵を25集落で2万6,488メートル整備するための入札を実施する予定です。
林業振興については、
森林環境保全直接支援事業などを活用し、栢木地区において約9ヘクタールの搬出間伐を実施しております。今後は、稗木場地区における約9ヘクタールの
搬出間伐実施に向けて地元との調整を進めてまいります。
企業誘致については、
新型コロナウイルス感染症の影響によって誘致活動の取組が大きく制限されておりますが、長崎県
産業振興財団と連携し、リモートを活用した企業面談など新しい形で取り組んでまいります。
地場企業の
人材確保支援については、
長崎県立松浦高等学校の就職希望の3年生20人を対象とした
企業見学バスツアーを6月16日に実施いたしました。
また、7月4日には
高校生向け企業説明会及び
合同企業面談会を実施いたしました。
高校生向け企業説明会には、
松浦高等学校、
鹿町工業高等学校及び
北松農業高等学校の57人の生徒が参加し、14社の企業と面談しております。
合同企業面談会は9社の企業が参加し、
一般求職者31人と面談を実施しております。
再生可能エネルギーの導入推進については、6月29日に第1回協議会、7月21日に第1回
太陽光分科会、7月31日に第1回
陸上風力分科会を開催し、「松浦市
再生可能エネルギー導入推進計画」策定に向け取り組んでおります。
新型コロナウイルス感染症拡大によって影響を受けた市内経済の回復を図るため、「青の
まち松浦プレミアム付商品券」の販売を7月1日に開始しました。40%のプレミアムの効果は大きく、想定を上回る売れ行きとなり、7月20日に2万セットを完売しました。
なお、8月24日現在、7,277万3,000円が換金されており、その換金率は51.98%となっています。
また、松浦市
経営維持支援金については、給付対象を市内で事業を営んでいる全業種の
中小事業者などへ拡大し、416事業者に7,851万3,458円を給付いたしました。
市の産品活用を図り、地域が潤う
産業づくりのための「松浦市産品戦略」については、7月29日に
大手デパートのバイヤーなどの委員16人による
産品戦略推進会議を開催し、
松浦アールスメロンなど農産品から3品目、アジなど水産品から3品目、おさんじなど加工品から6品目を戦略産品に選定いたしました。今後は、戦略産品の愛称を募集するとともに、物産展や商談会を実施し、戦略産品を中心に松浦市全体の産品の販路拡大につなげてまいります。
経済産業省が7月3日に表明した非
効率石炭火力発電所の段階的な休廃止については、松浦火力発電所で稼働する4基のうち2基が休廃止の対象となる可能性があるため、
電力事業者との意見交換を行い、県内の
火力発電所立地自治体や
九州地方電源地域連絡協議会と連携しながら、今後の対応について検討してまいります。
4.未来へ続くまち
母子保健事業については、安心して子育てができる支援体制を確立するため、出産後の母子への心身のケア及び
育児サポートを行う産後ケア事業を10月1日から実施します。心身の不調や育児不安があり支援が必要な産婦に対して、医療機関でのショートステイ、デイサービスや訪問ケアなどのきめ細かい支援を実施し、安心して妊娠、出産及び育児ができるまちづくりの実現に努めてまいります。
木育の推進については、今福の四季の森石倉において、市内の小学校低学年児童を対象とした「森林・
木工体験教室」を8月22日に開催し、親子100人の参加がありました。
松浦商工会議所青年部や
長崎北部森林組合など関係団体の協力の下、森林の働きやサイクルを学習し、木製ラックや手作り箸の製作を体験するなど、木の魅力やその活用を広める取組を行いました。
長崎県立松浦高等学校における「
まつナビ・プロジェクト」については、1年生を対象に総合計画の説明会及び地域の特色について考えるワークショップを6月16日・23日に行いました。
また、2年生を対象に市内企業や商店街などを調査研究するフィールドワークを7月30日に行っております。
この
プロジェクトが
県内高校教育のモデルとなるよう、授業に対する支援に加え、この取組を支援する共同体「コンソーシアム」による
事業推進会議やワーキンググループへの参加など、側面的な支援も行ってまいります。
松浦港(御厨地区)埋立地の緑地整備については、本年度県が行う設計業務に向けて、
地域住民皆様との
意見交換会を5月28日・7月29日の両日に開催しました。この緑地は、
御厨星鹿地域の憩いの場やにぎわいの基盤となるものと考えており、
地域住民皆様の意見ができるだけ反映されるよう、県に要望してまいりたいと考えています。
国勢調査については、8月24日から9月1日まで
国勢調査指導員及び調査員への説明会を開催し、10月1日を基準日として行われる国勢調査へ向けた準備を進めております。
マイナンバーカードの普及促進については、7月末現在で交付件数4,557件、交付率は対前年比6.72%増の19.84%となっております。カード利用時に必要な
マイキーID設定、マイナポイントの予約操作など、申請の際に窓口で行っている支援について今後も周知を図り、多くの市民皆様に申請していただける体制を整え、さらなる
マイナンバーカードの普及促進に努めてまいります。
地域情報化基盤整備事業については、
光ファイバーケーブルを用いた
民設民営方式で整備を進めており、福島・鷹島地域に係る
補助金交付決定を事業者に対し7月に行いました。来年4月からの
サービス提供開始を目指し、引き続き事業者と連携しながら事業の推進に努めてまいります。
5.安心、幸せのまち
独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)による(仮称)
松浦中央病院建設については、本年11月1日開院、11月2日診療開始に向けて順調に整備が進められております。本市としましても、松浦市
医療再編計画に掲げる
中核的医療機関としての病院運営を行っていただくため、引き続きJCHOと連携し取り組んでまいります。
市民の
健康づくり事業については、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期をしておりました住民健診の振替日程を決定し、12月から開始することで準備を進めております。
なお、本年度の住民健診については、健診日数を十分に確保することが困難なことや、健診会場での3密を回避する必要があることから、4月に健診予約をされていた方のみを対象とし、時間予約制で実施します。健診日程、実施方法などについては市報9月号において周知を図るとともに、健診予約者には個別通知によって詳細をお知らせしております。
健康ポイント事業については、
ポイント対象事業の実施延期に伴い、同様に延期しておりました
ポイントカードの申請受付を10月から開始することとしております。
高齢者福祉については、本市の65歳以上は8月1日現在8,189人で、高齢化率は36.8%となっております。そのうち70歳以上の高齢者6,142人を対象に、
敬老行事補助金の申請受付を8月3日から14日まで本庁及び各支所で行い、各地区施設など105件の申請を受理しました。現在、本市の最高齢は108歳、夫婦の最高齢では合計197歳になられております。敬老の日を迎えられる皆様には、今後も末永くお元気でお過ごしいただきたいと願っております。
わくわく・おでかけ支援事業については、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、交付時期を例年より一月延期し、6月8日から外出支援券と施設利用券の交付を開始しました。7月末現在、対象者約6,700人に対し3,977人、おおむね60%の利用申請があっております。
介護保険事業については、令和2年度第1回
介護保険事業計画策定委員会を7月9日に開催し、第8期
介護保険事業計画の策定に向け準備を進めております。昨年実施した「健康とくらしの調査」の結果からしっかり高齢者の実態を見極め、被保険者のニーズに応じたサービスの提供に取り組みます。
また、第1回松浦市
在宅医療介護連絡協議会を7月31日に開催しました。医療、介護の専門職と市民との協働で昨年制作した人生会議をテーマとしたDVDを視聴するとともに、
市内在宅医療介護の現状報告を行いました。今後も関係機関が一体となり
在宅サービスが提供できるよう、連携を強化してまいります。
鷹島地域における
認知症高齢者グループホーム「グループホームたからじま」については、
介護保険法に規定する
事業所指定を7月1日付で行いました。
なお、8月1日現在、定員18人に対し14人が入居されております。
更生保護については、7月の社会を明るくする
運動強調月間に合わせ、例年、保護司会や
更生保護女性会をはじめ、関係団体による
啓発パレードを松浦、福島及び鷹島の3地域で行っておりましたが、本年度は
新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。
特別定額給付金については、8月7日の申請期限までに、給付対象1万163世帯に対して1万131世帯(99.69%)から申請があり、総額22億2,610万円の振込を完了しました。
また、
特別定額給付金の基準日(令和2年4月27日)時点で妊娠されていた母親の胎児を対象とする市独自の
新生児等応援特別定額給付金については、8月14日から申請の受付を開始しております。引き続き給付事務の速やかな執行に努めてまいります。
消防・救急業務については、本年1月から8月末まで火災件数1件、救急件数694件であり、対前年比は火災件数で10件の減、救急件数で9件の減となっております。
熱中症については、6月1日から8月31日現在までに、疑いを含め27人の方を救急搬送いたしました。今後も、市民皆様に対する熱中症への注意喚起に努めてまいります。
松浦市国土強靭化地域計画については、関係課からの意見集約や庁内協議を重ね、計画素案を策定いたしました。今後、パブリックコメントを実施し、市民皆様からの御意見を整理した上で、9月末の策定を目指し取り組んでまいります。
令和元年8月豪雨で発生した公共土木施設災害復旧事業のうち、特に被害が大きかった今福町浜ノ脇地区の災害については、7月に災害査定を終え、事業の決定を受けました。現在、仮契約の手続を進めており、関係議案を今議会に追加提案することとしております。
西九州自動車道松浦佐々道路については、志佐町白浜地区において松浦1号トンネルの安全祈願祭が7月9日に行われ、8月下旬から掘削工事に着手されております。引き続き工事に伴う地元調整など積極的な事業推進に取り組んでまいります。
市道整備については、県の補助事業を活用し、新たに平野半島線舗装改修事業の工事を発注いたしました。
また、起債事業としては市道鷹島中学校線改良事業の工事を一部発注しており、その他の事業についても計画的な発注に向けた準備を進めております。
志佐地区洪水対策事業については、8月末に丹花橋下流の左岸側に建設中の丹花2号雨水ポンプ場が完成し、9月1日から供用を開始しております。
また、本年度から着手しております松浦市文化会館南側の松浦鉄道沿いに建設する立町雨水ポンプ場については、8月21日に機械設備工事を契約したところであり、併せて土木工事の発注準備を進めております。
公共下水道事業については、調川小中学校付近の管渠実施設計、工業用水道事業については岸浜・黒潮貯水槽連絡管の仕切弁設置工事をそれぞれ発注いたしました。
犯罪被害者に対する支援については、本市と松浦警察署が相互に協力連携の下、犯罪被害者などの権利保護を図ることを目的として、「犯罪被害者等支援の連携協力に関する協定書」の調印式を8月7日に執り行いました。犯罪被害者等基本法及び松浦市犯罪被害者等支援条例などに基づき、犯罪被害者などが受けた被害からの回復及び軽減を図るため、引き続き必要な施策を総合的に推進してまいります。
6.皆でチャレンジするまち
第2次松浦市総合計画については、7月に市内8地域で住民説明会を開催しました。集中豪雨に伴う警報発令によって当初の予定を延期した地域もありましたが、新しい総合計画の策定経過、基本理念及び6つの将来像などの説明を行い、市民皆様から御意見、御質問をいただきました。さらに、計画に掲げる将来像を実現する手法の一つとして、協働によるまちづくりについても説明を行ったところです。
また、対話によるまちづくりを進めるため、住民説明会と同様に、市内8地域で8月5日から21日まで開催した地域版未来会議では、昨年度の未来会議の折に市民皆様から出された各地域の課題などをテーマに対話形式による話合いを行いました。
市政功労者表彰については、長年にわたり地方自治の振興及び市の発展に寄与されるなど市政に功労のあった個人、団体、徳行などを対象とした表彰式を11月に開催する予定としています。この表彰式は、これまでそれぞれの分野ごとに表彰していたものを一本化し、功労者の功績をたたえるとともに、感謝の意を表することによって市政の発展につなげていくことを目的としており、今議会に関係予算を計上しております。
7.補正予算について
今回の一般会計補正予算については、前年度繰越金、普通交付税の決定による補正額、令和2年7月豪雨に係る災害復旧費などの計上であり、主なものを巻末に資料として添付いたしております。
また、後年度の健全な財政運営を確保する観点から、令和元年度決算剰余金の2分の1を財政調整基金へ積み立てることとしております。
補正前の額 235億9,472万1,000円
今回補正額 10億9,605万9,000円
計 246億9,078万円
となります。
以上、市政概況を申し上げましたが、議員皆様には一層の御支援、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。(降壇)
5 ◯ 議長(久枝邦彦君)
次に、
特別委員会の中間報告を行います。
日程第6 西九州自動車道整備促進特別委員
会の中間報告について
を議題とし、特別委員長の報告を求めます。
6 ◯ 西九州自動車道整備促進特別委員長(崎田廣美君)(登壇)
おはようございます。
西九州自動車道整備促進
特別委員会の中間報告を行います。
令和2年6月定例会以降における本
特別委員会の活動経過について、下記のとおり報告をいたします。
7月22日、平戸市において、伊万里・平戸・松浦・佐世保市議会・佐々町議会西九州自動車道建設促進協議会総会が開催されました。今回は
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から規模が縮小され、正副委員長及び議長が出席し、西九州自動車道の早期完成に向けた令和2年度の活動計画等を決定するとともに、「道路整備予算の確保等に関する決議」を全会一致で採択し、政府及び関係機関へ決議文を送付いたしました。
8月27日、協議会の活動計画に基づき、正副委員長及び議長により、佐賀県知事及び佐賀国道事務所長並びに長崎県知事、長崎県議会議長及び長崎河川国道事務所長に対し、伊万里道路、伊万里松浦道路、松浦佐々道路の事業促進と早期完成、道路整備予算の安定的な予算確保を要望いたしました。
各機関とも予算確保が重要であり、地元自治体と一致協力して取り組んでいきたいとの回答をいただきました。
以上、西九州自動車道整備促進
特別委員会の中間報告といたします。
7 ◯ 議長(久枝邦彦君)
これより
委員長報告に対する質疑を行います。
8 ◯ 4番(山崎誠也君)
御厨のほうでも田代地区でどんどんと西九州道の工事が進んできていて、自分たちが思っていたよりも早くできて、あそこのインターが早くできるのかなとすごく感じております。
そのことでなんですけど、江迎と田平と御厨の合い中にできるそこのインターの名称については、何か情報があればお示しください。
9 ◯ 西九州自動車道整備促進特別委員長(崎田廣美君)
ただいまお尋ねになったようなインターの名称等々についての質疑とか、そういったものについては協議をいたしておりません。
10 ◯ 議長(久枝邦彦君)
よろしいですか。ほかにございませんか。──なければ、質疑をとどめます。
(崎田西九州自動車道整備促進特別委員長 降壇)
お諮りいたします。
ただいまの西九州自動車道整備促進特別委員長の中間報告については、これを了承することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、西九州自動車道整備促進特別委員長の中間報告については、これを了承することに決しました。
日程第7
鷹島海底遺跡保存活用
特別委員会
の中間報告について
を議題とし、特別委員長の報告を求めます。
11 ◯
鷹島海底遺跡保存活用特別委員長(宮本啓史君)(登壇)
鷹島海底遺跡保存活用
特別委員会の中間報告をいたします。
令和2年6月定例会以降における本
特別委員会の活動経過について、下記のとおり報告いたします。
8月4日に委員会を開催し、議会と市との意識共有を目的として、市側から
鷹島海底遺跡に係るこれまでの取組と現況について説明を受け、あわせて、本委員会の今後の活動方針について協議を行いました。
本市の取組は昭和55年から学術調査が始まり、40年の間、着実に実績を積み上げてきており、これは国も認めているところでありますが、より一層推進していくために、このことを広く市民へ周知し、機運を盛り上げていく必要があるとの意見がありました。
また、行政との連携はもとより、文化財的価値をどう観光的分野で生かすかなど市民の視点を取り入れることも重要であるとし、「鷹島神崎遺跡の保存と活用についての請願」を提出された市内8団体との
意見交換会を行うことといたしました。
以上、
鷹島海底遺跡保存活用
特別委員会の中間報告といたします。
12 ◯ 議長(久枝邦彦君)
これより
委員長報告に対する質疑を行います。ありませんか。──なければ、質疑をとどめます。
(宮本
鷹島海底遺跡保存活用特別委員長 降壇)
お諮りいたします。
ただいまの
鷹島海底遺跡保存活用特別委員長の中間報告については、これを了承することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、
鷹島海底遺跡保存活用特別委員長の中間報告については、これを了承することに決しました。
次に、市長提出の諸事項報告を行います。
日程第8 報告第10号 令和元年度決算に基
づく松浦市健全化判断比率及び資
金不足比率の報告について
を議題とし、理事者の報告を求めます。
13 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)
報告第10号「令和元年度決算に基づく松浦市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」御説明いたします。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を次のとおり報告するものでございます。
次のページをお願いいたします。
1番目の健全化判断比率(法第3条関係)でございます。
健全化判断比率とは、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率という4つの財政指標の総称でございますが、まず、実質赤字比率につきましては、一般会計等が対象となり、決算統計で用いる普通会計という区分で算定いたしますが、令和元年度決算において実質収支は黒字であり、該当数値はございません。
連結実質赤字比率につきましては、公営企業会計を含む全会計が対象となりますが、連結対象会計の決算は黒字であり、該当数値はございません。
実質公債費比率につきましては、全会計に加えて一部事務組合、広域連合が対象となります。その中で一般会計が負担する公債費等の比率を3か年平均で示すものでございますが、12.3%となっております。これは平成29年度から令和元年度の数値を平均したものでございます。前年度と同率でございまして、早期健全化基準が25.0%、財政再生基準は35.0%でありますので、財政の健全化を図るべきという基準を下回っているところであります。
次に、将来負担比率につきましては、地方公共団体が将来負担すべき実質的な負債を指標化したものでございますが、83.2%となっております。前年度から3.8ポイント上昇しておりますが、早期健全化基準は350.0%でありますので、財政の健全化を図るべき基準を下回っているところであります。
続きまして、2の資金不足比率(法第22条関係)でございます。
これは公営企業会計ごとに資金の不足額を事業の規模と比較して指標化するものでございますが、水道事業会計以下、工業団地造成事業特別会計まで、いずれの会計も令和元年度決算において資金不足は生じておらず、該当数値はございません。
なお、別紙にて監査意見書を添付いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。
以上でございます。御了承賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
14 ◯ 議長(久枝邦彦君)
これより報告第10号について質疑を行います。
15 ◯ 10番(安江結子君)
財政健全化計画が平成30年度まであって、その後の令和元年度のことですけど、財政健全化計画から出された意見というか、後のことですので、それの成果というのがどういうふうに令和元年度はあったのかというところは、どんなふうに見られていますか。
16 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)
平成30年度までの財政健全化計画でございますが、そのときの分の目標として、財政の健全運営ということで掲げておったわけですが、健全化判断比率、数値等のことで目標値を表していたわけではございませんので、令和元年度決算に基づく先ほど説明しました数値がどうだったのかというふうな評価はいたしていないところでございます。
ただ、毎年、健全化判断比率を出す上では将来的な見込みも立てておりますので、今後の数値がどのように推移していくかということについては常に注意をしているところでございます。
17 ◯ 議長(久枝邦彦君)
ほかにありませんか。──なければ、質疑をとどめます。
報告第10号については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定に基づいて報告されたものでありますので、先ほどの報告によって御了承を願います。
ここで暫時休憩といたします。
午前10時53分 休憩
───────── ◇ ─────────
午前11時5分 再開
18 ◯ 議長(久枝邦彦君)
再開いたします。
休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、
市長提出案件の上程・説明・質疑・
主管委員会付託を行います。
日程第9 議案第86号 松浦市税外収入金の
督促手数料及び延滞金に関する条
例の一部改正について
から
日程第27 認定第3号 令和元年度松浦市下
水道事業の決算認定について
まで、以上19件を一括して議題とし、理事者の説明を求めます。
19 ◯ 税務課長(宮崎直人君)(登壇)
議案第86号「松浦市税外収入金の督促手数料及び延滞金に関する条例の一部改正について」御説明いたします。
松浦市税外収入金の督促手数料及び延滞金に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案理由でございますが、地方税法等の一部を改正する法律(令和2年法律第5号)の一部が令和3年1月1日から施行され、延滞金に係る特例基準割合が見直されることに伴い、松浦市税外収入金の督促手数料及び延滞金に関する条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。
次のページをお願いいたします。
松浦市税外収入金の督促手数料及び延滞金に関する条例の一部を改正する条例。
松浦市税外収入金の督促手数料及び延滞金に関する条例の一部を次のように改正するものでございます。
改正内容につきましては新旧対照表で御説明いたしますので、恐れ入りますが、新旧対照表をお開きください。
下線を引いている部分が改正箇所でございます。
第4条、延滞金の徴収でございます。
特例基準割合を延滞金特例基準割合に改めるほか、規定の整理を行うものでございます。
延滞金特例基準割合は平均貸付割合に1%を加算した割合で、これまでの計算方法に変更はございません。
改正本文にお戻りいただき、附則でございます。
施行期日、この条例は、令和3年1月1日から施行する。
経過措置といたしまして、改正後の松浦市税外収入金の督促手数料及び延滞金に関する条例第4条の規定は、施行の日以後の期間に対応する延滞金について適用し、同日前の期間に対応する延滞金については、なお従前の例によるといたしております。
御審議いただきますようよろしくお願いいたします。(降壇)
20 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)
議案第87号「松浦市課設置条例の一部改正について」御説明いたします。
松浦市課設置条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案理由でございますが、松浦市立中央診療所及び市民プラザ整備推進室を廃止すること並びに分掌事務を整理することに伴い、条例の一部を改正するため本案を提出するものでございます。
次のページをお願いいたします。
松浦市課設置条例の一部を改正する条例。
松浦市課設置条例の一部を次のように改正するものでございます。
改正内容につきましては新旧対照表で御説明いたしますので、次のページをお願いいたします。
第2条で課の分掌事務を規定しておりますが、第6号、健康ほけん課のエを中央診療所から市立診療所に改め、同号オ及びカを削るものであります。これは中央診療所を廃止すること及び本庁組織と市立診療所の分掌事務を整理することによるものでございます。
次に、同号キを削るものであります。これは健康ほけん課に置いている市民プラザ整備推進室を廃止することによる改正でございます。
改正本文に戻りまして、附則、この条例は、公布の日から起算して二月を超えない範囲内において、規則で定める日から施行する。ただし、第2条第6号キを削る改正規定は、令和2年10月1日から施行するものでございます。
御審議方よろしくお願いいたします。(降壇)
21 ◯ 健康ほけん課長(瀬戸 守君)(登壇)
議案第88号「松浦市立中央診療所の設置及び管理に関する条例の廃止について」御説明いたします。
松浦市立中央診療所の設置及び管理に関する条例を別紙のとおり廃止するものでございます。
提案理由でございますが、
独立行政法人地域医療機能推進機構松浦中央病院(仮称)が開院することに伴い、松浦市立中央診療所を廃止するため、本案を提出するものでございます。
次ページをお願いいたします。
松浦市立中央診療所の設置及び管理に関する条例を廃止する条例。
松浦市立中央診療所の設置及び管理に関する条例は、廃止するというものでございます。
附則でございます。施行期日、1項、この条例は、公布の日から起算して二月を超えない範囲内において、規則で定める日から施行するものでございます。
経過措置でございます。2項、この条例の施行の際、廃止前の松浦市立中央診療所の設置及び管理に関する条例第13条に規定する事業報告書の提出につきましては、なお従前の例によるということでございます。
よろしく御審議賜りますようお願いいたします。(降壇)
22 ◯ 子育て・こども課長(土谷由子君)(登壇)
議案第89号「松浦市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び松浦市子ども・子育て支援対策地域協議会設置条例の一部改正について」御説明いたします。
松浦市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び松浦市子ども・子育て支援対策地域協議会設置条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案理由でございますが、子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、条例の一部を改正するため、本案を提出するものでございます。
本文をお願いいたします。
松浦市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び松浦市子ども・子育て支援対策地域協議会設置条例の一部を改正する条例。
それぞれの条例の一部を次のように改正するものでございます。
改正内容につきましては、次のページの新旧対照表で御説明いたします。
新旧対照表の1ページ、2ページ、それぞれの条例の現行下線部、法第43条第3項を法第43条第2項に改めるものです。
この子ども・子育て支援法第43条第2項には地方公共団体に対する義務づけが規定されておりましたが、このたびの改正で見直され、2項が削除されたことにより項ずれが生じ、よって、引用する文言の改正が必要となったものです。
本文に戻っていただきまして、附則でございますが、この条例は、公布の日から施行し、改正後の松浦市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び松浦市子ども・子育て支援対策地域協議会設置条例の規定は、令和2年9月10日から適用するといたしております。
以上、御審議賜りますようお願い申し上げます。(降壇)
23 ◯ 総務課長(宮原宗尚君)(登壇)
議案第90号「令和2年度松浦市一般会計補正予算(第6号)」について御説明いたします。
令和2年度松浦市の一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ10億9,605万9,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ246億9,078万円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
(債務負担行為の補正)
第2条 債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」によるものでございます。
(地方債の補正)
第3条 地方債の追加・変更は、「第3表 地方債補正」によるものでございます。
今回の補正の主なものにつきましては、歳入においては前年度繰越金を計上するほか、普通交付税の決定による補正等を行うものであります。
歳出では、令和2年7月豪雨により被災した農地
農業用施設、公共土木施設の災害復旧費や令和元年度決算剰余金に係る財政調整基金への積立金などを計上しております。
また、強い農業担い手づくり総合支援事業として、ライスセンターの再編整備事業に対する補助金を計上しております。
このほか、福島町
観光宿泊施設「つばき荘」の指定管理者の募集に向けて、補助金の債務負担行為を設定するものであります。
次のページ以降に各表の内訳及び事項別明細書等を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
24 ◯ 健康ほけん課長(瀬戸 守君)(登壇)
議案第91号「令和2年度松浦市青島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。
令和2年度松浦市の青島診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ249万5,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ3,775万4,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
今回の補正の主な内容につきましては、青島診療所におきます医療用機器、薬剤の自動分包機を購入することとしております。
また、令和元年度のへき地医療対策費県補助金の精算によります返還金を計上いたしております。
次ページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
議案第92号「令和2年度松浦市福島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。
令和2年度松浦市の福島診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ515万4,000円を減額し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ2億4,287万6,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
補正の主な内容につきましては、令和元年度の決算に伴います繰越金の計上及び4月1日付の人事異動などに伴います人件費の調整が主な内容となっております。
次ページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
議案第93号「令和2年度松浦市鷹島診療所事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。
令和2年度松浦市の鷹島診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,648万6,000円を減額し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ1億1,514万円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
今回の補正の主な内容につきましては、鷹島診療所の介護療養病床の廃止について、当初予算では9月末を廃止予定として予算計上しておりましたけれども、6月末で入所者が全て退所されたことに伴い、歳入歳出予算の調整を行うものでございます。
次ページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
25 ◯ 長寿介護課長(大久保美樹子君)(登壇)
議案第94号「令和2年度松浦市介護保険特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。
令和2年度松浦市の介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,914万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ28億6,065万9,000円とするものでございます。
第2項 サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ35万5,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ1,118万3,000円とするものでございます。
第3項 保険事業勘定及びサービス事業勘定の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
今回の主な補正は、前年度精算に伴います歳入歳出予算の補正でございます。歳入では前年度繰越金、歳出では国、県、一般会計等への返還金等でございます。
次ページ以降に関係資料を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。(降壇)
26 ◯ 水産課長(鈴木正昭君)(登壇)
議案第95号「令和2年度松浦市
松浦魚市場特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。
令和2年度松浦市の
松浦魚市場特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億4,789万5,000円を減額し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ1億9,790万9,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
(地方債の補正)
第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」によるものでございます。
今回の補正は、前年度繰越金の計上及び魚市場再整備事業のうち連絡通路新設の中止に伴う事業費の減額などによるものでございます。
次のページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
27 ◯ 地域経済活性課長(福守尚美君)(登壇)
議案第96号「令和2年度松浦市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。
令和2年度松浦市の工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入予算の補正)
第1条 歳入予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入予算の金額は、「第1表 歳入予算補正」によるものでございます。
今回の補正は、前年度の繰越額の確定による予算の調整を行うもので、歳入歳出総額に変更はございません。
次ページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようお願いいたします。(降壇)
28 ◯ 上下水道課長(近藤寿一君)(登壇)
議案第97号「令和2年度松浦市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。
令和2年度松浦市の下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ221万7,000円を減額し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ9,446万5,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
今回の主な補正につきましては、歳入につきましては一般会計からの繰入金の減額、前年度繰越金の計上。歳出につきましては、人事異動に伴う人件費の減額等でございます。
次ページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
続きまして、議案第98号「令和2年度松浦市水道事業会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。
令和2年度松浦市水道事業会計補正予算(第2号)。
第1条 令和2年度松浦市の水道事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。
第2条 令和2年度水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。
収入につきましては、第1款.水道事業収益を32万9,000円増額しまして、計を6億1,221万5,000円とするものでございます。第1項の営業収益で29万9,000円、第2項の営業外収益で3万円の増でございます。
支出につきましては、第1款.水道事業費で1,247万3,000円を増額し、計を6億2,341万3,000円とするものでございます。
次のページをお願いいたします。
第3条 予算第7条に定めた経費の金額を次のように改めるものでございます。
第1号の職員給与費を763万1,000円増額し、計を1億1,390万6,000円とするものでございます。
第4条 予算第8条中一般会計からこの会計へ補助を受ける金額2億2,048万3,000円を2億2,051万3,000円に改めるものでございます。
今回の補正につきましては、収益的収入においては一般会計からの負担金の増、支出においては人事異動に伴う人件費の増、施設修繕費の追加等でございます。
次のページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照いただきまして、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
続きまして、議案第99号「令和2年度松浦市下水道事業会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。
第1条 令和2年度松浦市の下水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
第2条 令和2年度下水道事業会計予算第2条に定めた業務の予定量を次のように改めるものでございます。
第4号 主な建設改良事業の(イ)公共下水道整備事業といたしまして91万1,000円を減額しまして、合計を2億3,043万4,000円とするものでございます。
第3条 予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。
収入といたしまして、第1款.下水道事業収益といたしまして13万円を減額し、計を3億1,066万2,000円とするものでございます。これは第2項の営業外収益でございます。
支出としましては、第1款.下水道事業費用といたしまして13万円を減額しまして、計を3億478万円とするものでございます。これも第1項.営業費用でございます。
次のページをお願いいたします。
第4条 予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。
収入につきましては、第1款.資本的収入といたしまして91万1,000円を減額し、計を2億8,414万9,000円とするものでございます。第1項の企業債から90万円、第2項の補助金で1万1,000円を減額するものでございます。
支出といたしまして、第1款.資本的支出といたしまして91万1,000円を減額し、計を3億9,113万3,000円とするものでございます。これは第1項の建設改良費でございます。
第5条 予算第6条に定めた起債の限度額を次のように改めるものでございます。
起債の目的としましては、過疎対策事業費を、補正前が5,980万円を補正後5,890万円といたすもので、計が補正前が1億1,960万円を補正後1億1,870万円とするものでございます。
第6条 予算第9条に定めた経費の金額を次のように改めるものでございます。
第1号の職員給与費を14万1,000円減額し、計が4,162万3,000円とするものでございます。
第7条 予算第10条中一般会計からこの会計へ補助を受ける金額2億1,425万2,000円を2億1,411万1,000円に改めるものでございます。
今回の主な補正につきましては、収益的支出で制度に伴う人件費の増減、資本的支出では過疎債の減額に伴う減でございます。
次ページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照いただき、御審議方よろしくお願いいたします。
以上です。(降壇)
29 ◯ 会計管理者(橋本真一君)(登壇)
議案第100号「財産の取得について」であります。
松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定によりまして、次のとおり財産を取得することについて、議会の議決を求めるものでございます。
まず、取得する財産ですけど、学習者用コンピューター一式。
契約予定金額が7,241万9,160円。
契約の相手方、長崎県長崎市田中町585番地5、扇精光ソリューションズ株式会社代表取締役、濱口晴樹氏でございます。
契約の方法としましては、随意契約となっております。
これにつきましては、長崎県内の12の市町の学習者用コンピューターの調達方法としまして、長崎県市町村行政振興協議会が主体となりまして一般競争入札を行いました。その結果に応じまして、調達物品に係る契約を各市町が落札者との間で締結する方式としたために随意契約となっておるところでございます。
提案理由、公立学校情報機器購入事業に伴いまして、学習者用コンピューター一式を取得するため、本案を提出するものでございます。
次ページ以降に物品売買仮契約書等を添付しておりますので、御審議方よろしくお願いいたします。(降壇)
30 ◯ 生涯学習課長(松永秀樹君)(登壇)
議案第101号「調川公民館整備事業 新築工事 建築主体工事請負契約の変更について」御説明いたします。
令和2年3月11日、請負契約を締結した調川公民館整備事業 新築工事 建築主体工事について、下記のとおり請負契約の内容を変更したいので、松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
契約の目的、調川公民館整備事業 新築工事 建築主体工事。
契約金額、2億872万5,000円を2億1,150万3,600円に変更するものでございます。
契約の相手方、長崎県松浦市御厨町里免818番地9、春藤建設有限会社代表取締役、春藤源司氏でございます。
提案理由でございますが、工事内容の変更に伴い、契約を変更するものでございます。
次のページ以降に変更仮契約書の移しと変更理由書を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
31 ◯ 上下水道課長(近藤寿一君)(登壇)
認定第1号「令和元年度松浦市水道事業の決算認定について」御説明申し上げます。
地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき令和元年度松浦市水道事業の決算を、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。
恐れ入りますが、13ページを一度お開きください。
令和元年度松浦市水道事業報告書でございます。
1.概況、(1)総括事項といたしまして、前段を読み上げます。
令和2年3月末現在、給水件数は1万487件で、年間総配水量362万946立方メートル、有収水量303万4,033立方メートルで、有収率83.8%でございました。
では、1ページに戻っていただきまして、御説明申し上げます。
令和元年度松浦市水道事業決算報告書でございます。
(1)収益的収入及び支出、収入の部でございます。
第1款.水道事業収益でございますけども、予算額が、2ページ目の上にございますけども、合計としまして6億2,207万円でございます。決算額が7億6,098万5,161円ということで、予算額に比べ決算額の増減が1億3,891万5,161円でございます。項につきましては記載のとおりでございます。
次、支出でございますけども、第1款.水道事業費、予算額につきましては、次のページの上のほうでございますが、合計6億8,479万5,000円、決算額が6億4,970万9,796円ということで、不用額が3,508万5,204円でございます。項については記載のとおりでございます。
次のページをお願いいたします。
(2)資本的収入及び支出のほうでございますが、収入の部ですけども、第1款.資本的収入、予算額、次ページの上ですが、合計1億6,956万円、決算額が1億7,220万4,340円ということで、予算額に比べ決算額の増減ですが、264万4,340円の増でございます。
支出でございますが、予算額、第1款.資本的支出といたしまして、合計額が3億1,976万3,000円、決算額が3億798万2,380円でございます。翌年度繰越額はゼロ円、不用額といたしまして1,178万620円でございます。
次ページ以降に関係資料をつけておりますので、御参照いただきまして、御審議方よろしくお願いいたします。
続きまして、認定第2号「令和元年度松浦市工業用水道事業の決算認定について」御説明いたします。
地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき令和元年度松浦市工業用水道事業の決算を、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。
令和元年度の責任使用水量制に基づく工業用水道の給水量は580万1,100立方メートルで順調に給水をいたしたところでございます。
1ページをお願いいたします。
令和元年度松浦市工業用水道事業決算報告書でございます。
(1)収益的収入及び支出、収入の部でございます。
第1款.工業用水道事業収益、予算額につきましては、次のページの上ですが、4億4,466万5,000円、決算額4億4,768万8,394円、予算額に比べ決算額の増減といたしまして302万3,394円の増でございます。
支出でございますが、予算額、第1款.工業用水道事業費用、合計、右側の上ですが、4億7,522万4,000円、決算額は4億2,440万4,543円、地方公営企業法第26条第2項の規定による繰越額が1,096万円。よって、不用額が3,985万9,457円となります。
次のページをお願いいたします。
(2)資本的収入及び支出でございます。
収入はございません。
支出ですけども、予算額、第1款.資本的支出、合計が5,001万9,000円、決算額が464万6,160円、地方公営企業法第26条の規定による繰越額が4,400万円。よって、不用額が137万2,840円でございます。
次ページ以降に関係資料をつけておりますので、御参照いただき、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
続きまして、認定第3号「令和元年度松浦市下水道事業の決算認定について」御説明申し上げます。
地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき令和元年度松浦市下水道事業の決算を、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付するものでございます。
恐れ入りますが、14ページのほうをお願いいたします。
令和元年度松浦市下水道事業報告書。
1.概況、(1)総括事項といたしまして、前段を読み上げます。
公共下水道事業は、生活環境の改善、公共用水域の水質保全などを目的とし、松浦市公共下水道基本計画に基づき、平成15年度から下水道の整備を開始いたしました。その後、平成23年度及び平成30年度に基本計画の見直しを行い、整備を継続しております。
本年度は、管渠布設工事9件、延長で974.1メートルを施工し、令和2年3月31日に0.2ヘクタールを供用開始いたしましたので、本年度末における供用開始面積は191.5ヘクタール、供用開始人口は4,860名となっております。
また、本年度末における排水設備設置戸数は1,619戸であり、今後も積極的に広報活動を行い、水洗化率の向上と有収水量の増加に努めてまいります。
では、1ページのほうをお願いいたします。
令和元年度松浦市下水道事業決算報告書。
(1)収益的収入及び支出でございます。
収入、予算額、第1款の下水道事業収益でございますが、合計が3億710万7,000円、決算額3億1,513万7,534円、予算額に比べ決算額の増減は803万534円の増でございます。項につきましては記載のとおりでございます。
支出の部、予算額、第1款.下水道事業費用、合計3億1,492万3,000円、決算額3億757万4,997円、不用額734万8,003円でございます。項は記載のとおりでございます。
次のページをお願いいたします。
(2)資本的収入及び支出でございます。
収入、予算額、第1款.資本的収入、合計2億9,605万6,000円、決算額2億7,154万600円、予算額に比べ決算額の増減は2,451万5,400円の減でございます。項につきましては記載のとおりでございます。
支出の部、予算額、第1款.資本的支出、合計が4億227万7,000円、決算額3億6,650万393円、地方公営企業法第26条の規定による繰越額2,093万円。よって、不用額1,484万6,607円となっております。項につきましては記載のとおりでございます。
次ページ以降に関係資料を添付しておりますので、御参照いただきまして、御審議方よろしくお願いいたします。
以上でございます。(降壇)
32 ◯ 議長(久枝邦彦君)
以上で理事者の説明が終わりました。
これより議案質疑に入りますが、質疑に当たっては簡潔明瞭に、また、議題以外の問題、あるいは賛成・反対を表明するなど自己の意見は避けていただき、できるだけ事項に関する根本となる内容など大綱的に質疑し、細部にわたっての審査は各
常任委員会に一任することとなっておりますので、議事進行に御協力をお願いいたします。
それでは、議事の整理上、まず、日程第9.議案第86号から日程第12.議案第89号までの条例4件について一括して質疑を行います。ありませんか。──なければ、次に、日程第13.議案第90号「一般会計補正予算(第6号)」について質疑を行います。
33 ◯ 7番(徳田詳吾君)
36ページ、道路新設改良費の市道改良舗装工事費、減の6,900万円、それから、39ページ、14の工事請負費、減の1,307万8,000円、これについてどういうことで減額するのか、お願いします。
34 ◯ 建設課長(中村桂一郎君)
まず、36ページの道路新設改良費の工事請負費の減額でございますが、対象路線といたしましては市道鷹島中学校線でございます。
財源としております過疎債が減額配分されたことによりまして、この予算書でお願いをしております債務負担行為での発注に切替えをするため、来年度に予算を持っていくという形での減額でございます。そのことによりまして事業の計画そのものが変わっていくということではございません。
35 ◯ 防災課長(小熊 盛君)
39ページの減額のことについて御説明を申し上げます。
9款1項4目の災害対策費で、今回1,893万9,000円を減額計上させていただいております。
財源としまして、その他のところで、同額なんですが、これは当初予算で原子力災害避難道路等整備支援金ということで、諸収入を財源として整備を計画いたしておりました。実は6月の補正予算で
国庫補助事業を受けまして、原子力災害対策事業費補助金ということで、今年度に測量設計業務を計画いたしておりましたけれども、この事業について7月に事業採択になりましたものですから、今回、当初予算で予定しておりました整備工事につきまして減額をさせていただいて、今年度、あと来年度までかけて工事をすると、
国庫補助事業を受けて整備をするというふうに変更したいと考えております。
以上です。
36 ◯ 議長(久枝邦彦君)
ちょっと待ってください。(発言する者あり)委員会が……(発言する者あり)
よろしいですね。それは委員会の中で質疑してください。
ほかにございませんか。──なければ、次に、日程第14.議案第91号から日程第20.議案第97号までの特別会計補正予算7件について一括して質疑を行います。
37 ◯ 10番(安江結子君)
議案第94号、介護保険特別会計補正予算(第2号)、7ページの償還金が4,288万7,000円ですけど、これの償還の理由というのは、どういうことで償還でしょうか。
38 ◯ 長寿介護課長(大久保美樹子君)
7ページの6款.諸支出金の償還金で4,288万7,000円を今回計上させていただいております。
これにつきましては、介護保険の介護給付費が、国の分が約3,800万円ございます。それ以外に県の分の補助金があります。おおむね大きいものは国に返す分でございます。
これにつきましては、昨年度の交付申請の折に、国のほうが平成29年度の実績を基に伸び率を掛けた金額を交付申請額とするということで、年内の、基本は変更交付申請が平成30年度まではあっていたんですが、それをやらないということで、あと、精算については翌年度精算をというような形になりましたので、結果的には給付費自体が予算よりも減額になっておりますので、多く受け入れたものを今回多くお返しをするというようなことで、ちょっと金額が多くなってしまったところでございます。
39 ◯ 議長(久枝邦彦君)
よろしいですね。ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第21.議案第98号から日程第22.議案第99号までの企業会計補正予算2件について一括して質疑を行います。ありませんか。──なければ、次に、日程第23.議案第100号から日程第24.議案第101号までの2件について一括して質疑を行います。
40 ◯ 10番(安江結子君)
議案第100号について、この
GIGAスクール構想実現のためには、あと今後必要なものはどれぐらい、何かという点。
それから、説明資料の調達仕様書に書いてある実施要件の中の1番目、「本調達の範囲は末端の納品までとし、その後の設置及び設定作業は含まない」とあるんですけど、そこのところはどうするのかということを2点伺います。
41 ◯ 教育総務課長(石黒修子君)
予算は教育費でございますので、教育総務課でお答えをいたします。
まず1点目ですけども、あとの
GIGAスクール構想のためには、今度9月10日に予算の計上をする予定にしておりますけど、その中でオンラインをする経費とか、それからあとは、GIGAスクールサポーターの配置とかについて予算計上を予定しております。
それから2点目ですけども、設置につきましては6月の補正予算で委託料をお願いしておりましたので、設置の業者につきましてはその分でもう一度入札を行いまして設置業者の選定をいたします。
以上でございます。
42 ◯ 10番(安江結子君)
そうしますと、その納期限が令和3年1月29日で、子どもたちがこの
GIGAスクール構想で動き始めるのは来年、3年度になってからしか動けないということになるんですか。
43 ◯ 教育総務課長(石黒修子君)
納期は1月29日でございますので、それ以降速やかに設置を行いまして、2月末ぐらいにでも設置ができたらいいかと思っております。
44 ◯ 議長(久枝邦彦君)
よろしいですか。ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第25.認定第1号から日程第27.認定第3号までの認定3件について一括して質疑を行います。ありませんか。──なければ、以上で質疑をとどめます。
これより
市長提出案件の
主管委員会付託を行います。
日程第9.議案第86号から日程第27.認定第3号まで以上19件を、お手元に配付いたしております
委員会付託一覧表のとおり、それぞれ所管の委員会へ審査を付託いたします。
以上で本日の日程を終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。
午後0時1分 散会
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