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  1. 平戸市議会 2003-09-01
    09月22日-05号


    取得元: 平戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成15年 9月定例会                  午前十時五分 開議 ○議長西川克己君)  出席議員定足数以上であります。 これより議事日程第五号により本日の会議を開きます。 遅刻の届け出尾崎議員より参っておりますので、御報告申し上げます。 それでは、これより日程に従い議案審議を行います。 まず  日程第一  議案第四六号 平成十五年度平戸一般会計補正予算(第四号)中総務委員会に属する分  日程第二  議案第六八号 長崎県市町村総合事務組合を組織する組合市町村数の減少について  日程第三  議案第六九号 長崎県市町村総合事務組合を組織する組合市町村の増加と組合市町村数の増加と組合市町村数の増減に伴う規約の変更についてを一括議題といたします。 これに対する総務委員長審査報告を求めます。 ◆総務委員長川渕喜代美君) 登壇 おはようございます。ただいま議題となりました総務委員会関係分につき、審査の概要と結果を御報告申し上げます。 今回付託を受けました議案三件につきましては、異議なく、原案どおり可決いたしました。以下、審査内容につきまして、概略御報告いたします。 議案第四六号 平成十五年度平戸一般会計補正予算(第四号)中、企画財政課所管歳入全般の中で、長引く景気の低迷により、地方消費税交付金を初め自動車取得税交付金などが減額補正され、さらには地方交付税においては前年度比五・三%の減額が見込まれており、今後の景気の動向と三位一体の改革がもたらす影響は、本市財政計画を大きく左右する要因であることを再認識したところであります。 歳出面では、情報通信費として七百三十三万七千円の追加補正がなされております。 これは、総合行政ネットワーク、いわゆるLGWAN構築費であります。このLGWANとは、中央省庁都道府県庁市町村役場間を通信回線でつなぎ、これまで紙がベースだった官公庁からの文書を電子メールでやりとりする新しい行政システムであります。将来的には、このシステムにより、住民が行政側に対して、各種の申請、届け出などの手続をインターネットを通じて行うことが可能となるとの説明でありました。 次に、文化交流課関係では、六月議会の折に指摘しておりました南安市との交流の件でありますが、これまで南安市からの訪問団は政府の要人のみが来平し、市民レベルでの交流がなされておりませんでしたが、今回十月六日から訪れる訪問団のメンバーは、初めて民間人二人を含む九名が予定されております。このことは、当委員会としても一歩前進したものととらえております。また、現在、市町村合併協議会においても、各市町村国際交流あり方について論議が交わされているところでありますので、オランダとの交流を含め、国際交流あり方について十分研究、検討をいただくよう強く要望いたしました。 なお、本委員会IT社会に対応した電子自治体について所管事務調査を行いたいので、閉会中の委員会に付託をしていただきますようお願いいたします。 以上、簡単ではありますが、総務委員会審査報告を終わります。 ○議長西川克己君)  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  それでは、質疑を終結いたします。 これより討論、採決を行います。 なお、議案第四六号は、他の委員会との関連により後に回して討論、採決を行いますので、御了承をお願いいたします。 議案第六八号及び六九号の討論を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  討論がありませんので、採決いたします。 以上の二件に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、議案第六八号及び六九号は原案のとおり可決することに決しました。 なお、ただいま委員長報告にありましたとおり、IT社会に対応した電子自治体について所管事務の調査を行いたいので、閉会中の委員会に付託していただきたいとの報告であります。本件を閉会中の総務委員会に付託することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、IT社会に対応した電子自治体について所管事務の調査を閉会中の総務委員会に付託いたします。 それでは、次  日程第四  議案第四四号 平成十四年度平戸水道事業会計決算認定について  日程第五  議案第四六号 平成十五年度平戸一般会計補正予算(第四号)中産業建設委員会に属する分  日程第六  議案第五〇号 道路の路線廃止について  日程第七  議案第五一号 道路の路線認識について  日程第八  議案第五二号 字の区域の変更について  日程第九  議案第五三号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について  日程第一〇 議案第五四号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について  日程第一一 議案第五五号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について  日程第一二 議案第五六号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について  日程第一三 議案第五七号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について  日程第一四 議案第五八号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について  日程第一五 議案第五九号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について  日程第一六 議案第六〇号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について  日程第一七 議案第六一号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について  日程第一八 議案第六二号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について  日程第一九 議案第六三号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について  日程第二〇 議案第六四号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について  日程第二一 議案第六五号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について  日程第二二 議案第六六号 公有水面埋立免許出願に係る意見について  日程第二三 議案第六七号 公有水面埋立免許出願に係る意見についてを一括議題といたします。 これに対する産業建設委員長報告を求めます。 ◆産業建設委員長川上茂次君) 登壇 おはようございます。ただいま議題となりました当委員会関係分につき、審査の概要とその結果を御報告いたします。 今回付託を受けました案件のうち、議案第五〇号から六七号までの十八件につきましては、すべて現地に赴き、確認の上、原案のとおり可決いたしました。 議案第四四号 平成十四年度水道事業会計決算でありますが、平成十四年度における経営収支は、総収益五億九千七百九十四万四千円に対し、総費用六億百四十七万九千円で、単年度収支は三百五十三万五千円の純損失となっております。これは、職員の希望退職による退職金の増と、市民病院水道使用料還付による特別損失が主な要因でありますが、異議なく認定いたした次第であります。 ただ、本市の給水原価は他市町村に比べ非常に高く、これはダムの給水に依存していることと、地形的に非常に施設整備に多額の経費を要することなどが原因であります。 今後、阿奈田川ダムが完成いたしますれば、多額の償還金が伴ってまいりますので、経営も非常に苦しくなり、水道料金値上げにつながるのではないかとの懸念がありましたが、十五年度以降は減価償却費並び起債償還の減少が見込まれるので、収益は十分確保できるとの見通しを立てており、現在のところ、値上げの考えはないとのことでありました。 次に、議案第四六号 平成十五年度一般会計補正予算でありますが、まず商工観光課関係では、にぎわいづくり支援事業外各種補助金四百万円が補正されております。 皆様も十分御承知のとおり、本市産業の柱の一つである観光振興に向けて、いろんな施策が展開されております。今回の補正にも、山頭火フォーラムの開催や観光協会が自主的に企画されましたキリシタン紀行に対する補助金が計上されておりますように、観光協会を中心として観光客誘致のための、さまざまな取り組みが展開されております。 当委員会としましては、さきに行いました観光協会との懇談会における議論も踏まえ、観光の振興について協議を行いました。最近は民間主導による事業を展開し、それを行政が補佐していくという形ができつつありまして、行政平戸市に頼らず自分たちの手で観光客の誘致に頑張ろうという機運が高まってきております。自分たちで企画し、行動していこうということで渡海人まつり城下雛まつりなど、大きな成果を上げてきております。 しかし、まだ本当に定着したとは言えず、やはり、ある程度の期間がたたなければ目に見える成果は出てこないため、非常に経費の捻出に苦慮しているところも事実であります。平戸市の補助金も三年で打ち切りとなるため、継続できなくなるケースも多く見られます。関係住民の熱意は高まってきておりますので、観光協会商工会議所等とも、できる限り自力でやっていきたいということで努力はしておりますが、今が過渡期だと考えております。ここで頑張らなければ、せっかくのやる気をそぐことになりかねませんので、観光振興に対する補助金については実情に合わせた抜本的な再検討が必要だと思います。金額もさることながら、三年の打ち切り補助あり方についても見直しを行い、短期、中期、長期にわたり、それぞれの実情に合った支援をお願いする次第であります。 次に、建設課関係でありますが、都市計画費まちづくり支援事業開発計画策定委託料が計上されております。これは、長崎県が進めている二十一世紀まちづくり総合事業重点支援地区として指定を受けるために、その申請に必要な基本計画の策定をするものであります。対象地域は旧町部の商店街とその周辺地域でありますが、県としては、余り枠にこだわらず、自由で独創的な発想を促し、柔軟に対応したいとの意向であり、例えば先進地視察町並みづくり空き店舗等、その活用などにも対応できるということでありまして、商店街振興には効果的な施策であると思われますので、十分な活用をお願いいたしました。 次に、水産課関係では、磯焼け対策として、藻場回復のための海藻礁設置費が補正されております。海藻の種となる胞子を供給するための人工的な海藻群落を造成するものでありますが、委員会では試験的に設置した海藻礁追跡調査結果について、その写真により報告を受けました。非常に生育は良好でありまして、海藻が発生したことにより、魚類も多く集まってきておりました。今後、この技術を生かした魚礁の開発や、アワビ等放流事業にも活用できるよう研究していきたいとのことでありましたので、大いに期待しているところでございます。 漁場環境保全整備水産行政の最重要課題でありますので、今後とも、このような施策について取り組んでいただきますようお願いいたしました。 以上、審査の結果、異議なく原案どおり可決いたしました。 最後に、本委員会は六月定例会に引き続き、魅力あるまちづくりについて及び体験型農業を含めた地産地消の取り組み商業活動商店街活性化等について所管事務の調査をいたしたいと存じますので、閉会中の委員会に付託していただきますよう、よろしくお願いいたします。 以上をもちまして、産業建設委員会審査報告を終わります。 ○議長西川克己君)  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  それでは、質疑を終結いたします。 議案第四四号の討論を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告どおり認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、議案第四四号は認定することに決しました。 次、議案第五〇号から六七号までの十八件に対する討論を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  討論がありませんので、採決いたします。 以上の十八件に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、以上の十八件については原案のとおり可決することに決しました。 なお、ただいま委員長報告にありましたとおり、魅力あるまちづくり及び体験型農業を含めた地産地消の取り組みについて所管事務の調査を行いたいので、閉会中の委員会に付託していただきたいとの報告であります。本件を閉会中の産業建設委員会に付託することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、魅力あるまちづくり及び体験型農業を含めた地産地消の取り組みについて所管事務の調査を閉会中の産業建設委員会に付託いたします。 次  日程第二四 承認第 二号 専決処分の承認を求めることについて  日程第二五 議案第四五号 平成十四年度平戸病院事業会計決算認定について  日程第二六 議案第四六号 平成十五年度平戸一般会計補正予算(第四号)中文教厚生委員会に属する分  日程第二七 議案第四七号 平成十五年度平戸国民健康保険特別会計補正予算(第一号)  日程第二八 議案第四八号 平成十五年度平戸老人保健特別会計補正予算(第一号)  日程第二九 議案第四九号 平成十五年度平戸介護保険特別会計補正予算(第一号)  日程第三〇 請願第 二号 一般廃棄物処理浄化槽清掃業業者指定に関する請願書一括議題といたします。 これに対する文教厚生委員長審査報告を求めます。 ◆文教厚生委員長濱田忠明君) 登壇 おはようございます。ただいま議題となりました文教厚生委員会における審査の概要並びに結果を御報告申し上げます。 今回、本委員会に付託を受けました案件は承認一件、議案五件、請願一件でありますが、請願第二号については不採択とし、他はいずれも承認及び認定並びに原案可決いたしました。 以下、審査いたしました主な事項について概略御説明いたします。 まず、議案第四五号 平成十四年度病院事業会計決算認定についてでありますが、病院事業経営状況につきましては、総収益十五億三百三十一万二千四百二十九円に対し、総費用十四億九千九十六万六千七百五十円で、収支差し引き千二百三十四万五千六百七十九円の純利益を生じております。 医療保険制度の改革と医療を取り巻く環境に大変厳しい状況下にあって、こうした利益を生じたことは病院当局経営努力のたまものとして評価いたしますが、反面、未収金は近年大幅に増加している状況にあり、また企業債残高も二十四億円余を抱え、経営は必ずしも楽観視できない実態にありますので、今後も引き続き経費の節減に努めるとともに、収納率向上対策等にも、なお一層の努力を要望いたした次第でございます。 次、議案第四六号 平成十五年度一般会計補正予算(第四号)中本委員会関係分でありますが、三款民生費において三世代いきいき交流事業補助金四十八万円が計上されております。これは高齢者社会活動を促進するため、児童・生徒、保護者高齢者との三世代交流を通じ、高齢者生きがい対策、あわせて児童・生徒の学習経験の機会の場の提供等を図るものであり、本年度老人クラブクラブ事業を実施することに対し、助成措置を講じようとするものであります。その主な活動内容としては、伝統文化の伝承、農業体験スポーツ交流等が計画されております。委員会としては、核家族化が進む中で、まことに当を得た施策であろうと思考いたしますので、担当課におかれましては、本事業が円滑に推進されるよう協力、支援等、積極的な対応を要望いたしました。 その他の事項として、市民生活課に対し、清掃業に係ることについて、特に許認可の緩和が進む中で、合併浄化槽の普及が、この数年倍増していることや、貯留槽の容量も増大しているなど、要件の緩和もあっているなどから、業者の許認可については十分考慮、指導されていくようなどの要望、意見等を出してお願いしたところでございます。 次、請願第二号 一般廃棄物処理浄化槽清掃業業者指定に関する請願書でありますが、許認可の権限は市長の専権事項であります。議会は市長が決定した許認可の事項について、その内容を審査する権限がないため、請願の趣旨に沿うことはできません。また、本請願は一企業の利害にかかわる事項であり、これを議会の総意として決定することはできないなどの理由から、請願第二号は不採択と決定いたしました。 なお、本委員会は生涯学習の推進について所管事務調査を行いたく、本件を閉会中の委員会に付託していただきますようお願いいたします。 以上で、文教厚生委員会審査報告を終わります。 ○議長西川克己君)  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  それでは、質疑を終結いたします。 承認第二号の討論を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長報告は承認であります。委員長報告どおり承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕
    議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 次、議案第四五号の討論を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告どおり認定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、議案第四五号は認定することに決しました。 次、議案第四六号から四九号までの討論を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  討論がありませんので、採決いたします。 以上の四件に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、以上の四件は原案のとおり可決することに決しました。 次、請願第二号の討論を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  討論がありませんので、採決いたします。 本件に対する委員長報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。 本件について採択することに賛成の方の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長西川克己君)  起立なしであります。よって、請願第二号は不採択とすることに決しました。 なお、ただいま委員長報告にありましたとおり、生涯学習の推進について所管事務の調査を行いたいので、閉会中の委員会に付託していただきたいとの報告であります。本件を閉会中の文教厚生委員会に付託することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、生涯学習の推進について所管事務の調査を閉会中の文教厚生委員会に付託いたします。 次  日程第三一 議案第七〇号 平戸固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて  日程第三二 議案第七一号 平戸教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、本日市長より提出された追加議案でありますので、直ちに上程し、理事者からの提案理由の説明を求めます。 ◎総務課長松山久與君)  皆さんおはようございます。それでは、議案第七〇号 平戸固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてでございますが、前委員立石正春さんが今月三十日付をもちまして任期満了になりますため、新たに選任をお願いするもので、地方税法第四百二十三条第三項の規定により議会の同意をお願いするものでございます。選任する委員川上岩三さん、昭和三十二年一月十三日生まれ、住所は平戸市魚の棚町二八一番地一でございまして、現在、自宅にて司法書士事務所を開設されております。任期は平成十五年十月一日から平成十八年九月三十日までの三カ年でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 次に、議案第七一号 平戸教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてでありますが、前委員近藤善三さんが今月三十日付をもちまして任期満了になりますため、新たな委員の同意をお願いするものであります。お名前が染川英二さん、昭和二十三年三月二十七日生まれ、住所は平戸市津吉町七九一番地一一でございます。染川さんは、現在染川電気店を経営されており、市少年センター補導員市公民館運営審議会委員をされております。任期は平成十五年十月一日から平成十九年九月三十日までの四年間であります。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第一項の規定により議会の同意をお願いするものでございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長西川克己君)  説明を終わり、以上の二件に対する質疑を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  それでは、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま質疑を終結しました議案第七〇号及び七一号は委員会付託を省略し、一審議をもって行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、以上の二件は委員会付託を省略することに決しました。 議案第七〇号及び七一号の討論を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  討論がありませんので、採決いたします。 以上の二件を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、以上の二件は原案のとおり可決することに決しました。 ただいま議案第七一号において任命の同意を受けられました染川英二氏が議場にお見えになっておりますので、ごあいさつをお受けいたします。 ◎教育委員会委員染川英二君)  ただいま御紹介いただきました津吉町の染川英二と申します。このたびの平戸市の教育委員として推薦、そして御承認をただいまいただきましたが、私は畑違いで、そして勉強不足ではありますが、平戸市の教育方針に従いまして、一生懸命努力、勉強していきたいと思いますので、皆様方の御指導をよろしくお願いいたします。簡単ですが、あいさつにかえさせていただきます。(拍手) ○議長西川克己君)  どうもありがとうございました。 それでは、議会運営委員会開催のため暫時休憩いたします。                午前十時三十五分 休憩                ~~~~~~~~~~~                午後一時  零分 再開 ○議長西川克己君)  休憩中の本会議を再開いたします。 次は  日程第三三 議案議第三号 道路特定財源の確保に関する意見書  日程第三四 議案議第四号 道路整備予算の確保に関する意見書の二件を議題といたします。 これに対する提案理由の説明を求めます。 ◆十番(川渕銀君) 登壇 ただいま議題となりました議案議第三号 道路特定財源の確保に関する意見書及び議案議第四号 道路整備予算の確保に関する意見書の二件を所定の賛成者を得て提出いたします。いずれの議案地域道路整備のため、道路予算の確保を図ろうとするものであります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 以上、提案理由の説明を終わります。 ○議長西川克己君)  説明を終わり、以上の二件に対する質疑を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  それでは、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま質疑を終結いたしました議案議第三号及び四号は委員会付託を省略し、一審議をもって行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、以上の二件は委員会付託を省略することに決しました。 議案議第三号及び四号の討論を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  討論がありませんので、採決いたします。 以上の二件を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、以上の二件は原案のとおり可決することに決しました。 次  日程第三五 平戸市議会議員政治倫理条例の件を議題といたします。 これに対する議員政治倫理条例検討特別委員長審査報告を求めます。 ◆議員政治倫理条例検討特別委員長(下川雅通君) 登壇 それでは、平戸市議会議員政治倫理条例の件につきまして御報告を申し上げます。 本特別委員会は、去る六月十六日に設置され、以降十回にわたり見直し作業を進めてまいりました。 さらに、八月六日には福岡市に赴き、政治倫理九州ネットワークの顧問をしておられます九州大学名誉教授の斉藤文男先生の御指導もいただいてまいりました。 審査の進め方といたしましては、さきに県の方から関係法律等に照らし、不適切と思われる部分があるとして指摘されていた事項について逐条的に協議を行ってまいりました。 結論から申し上げますと、話し合いはつかず調整ができませんでした。まことに残念であり、皆様方に対し、大変申しわけなく思っております。 以下、審査の過程につきまして概略御説明を申し上げます。 まず、条例第三条の倫理基準の中で、第六項に規定している補助金等を受けている団体の役員に就任しないことと規定していた条文につきましては、議員は住民の信託を受けて議員として活動している以上、議員活動を最優先しなければならない義務があり、諸種の団体役員に就任することによって、議員活動が圧迫されることがあってはならない。したがって、役員等の就任は辞退すべきであるという意見もありましたが、先ほど申し上げました斉藤教授の御指導も踏まえ、補助金を受けている団体であろうと、受けていない団体であろうと「市職員の職務執行を妨げるような行為をしてはならない」という条文を設けることで不正行為は防止できること。また少額の補助金を受けてボランティア的な活動をしている実態がほとんどであり、そのような活動まで排除するのは好ましくないということで協議がまとまり、この六項は「市職員の職務執行を妨げ、その権限または地位による影響力を不正に行使するよう働きかけないこと」という文言に改正することで意見が一致しました。 次に、第四条の請負禁止の規定でありますが、地方自治法第九十二条の二の規定によりまして、議員が経営する企業は市との請負が禁止されておりますが、この条例をクリアするため名義だけを配偶者や親族に変更し、実態は議員が支配しているという事例が多く見られること。さらに、全国的に議員の贈収賄等の事件が後を絶たず、住民の不信を招いている状況があります。そのような実態を是正するため、ここに議員だけではなく範囲を広げて、議員以外の者にも請負についての制限を加えていこうとするものであります。 しかしながら、この条項は一般住民の生活圏に入り込む問題でありますので、慎重な取り組みが必要であります。委員会でも多くの時間を割いて協議を詰めてまいりました。請負辞退の範囲については二つありまして、一つは議員の配偶者及び親族が経営する企業、二つには議員が実質的に支配力を及ぼしている企業であります。実質的に支配力を及ぼしている企業を制限していくことについては、意見は一致いたしましたが、親族の制限について意見が分かれました。 まず、親族の制限は必要ないとの意見といたしましては、一つに議員が実質的に影響力を及ぼしている企業としておけば親族の範囲が狭かろうと広かろうと、また、他人が経営する企業であろうと、議員がかかわっていればすべて制限することになるので、あえて一親等とか、二親等とかの規定を設ける必要はない。二つ、この条項を努力義務規定に置きかえたとしても、実際には大きく影響を及ぼすことになるため、議員の親族であっても、その生活権を脅かしかねない。三つ、政治倫理というのは、議員としての社会上のモラルを規定するものであり、その規定を全議員が守ることによって初めて効力を発する条例であるので、厳しくすればいいというものではなく、議員全員が守っていける条例でなければならない。四つ、住民のだれしもが議員として立候補できる形、つまり住民の被選挙権を実際上は制限するような条項は置くべきでないという意見であります。 次に、親族の範囲は必要であるという意見といたしましては、一つに議員は議員として当選したときから住民の負託を受けた公職者としての責任が生ずる。したがって、住民に対し、議員のすべてはオープンでなければならず、議員と関係の深い親族は一心同体である。この点の透明性に欠けているため、全国的に議員の汚職事件が多発している。二つに、議員に対する住民の目は非常に厳しくなっている。議員は市民から疑惑の目を向けられることのないよう、厳しく自分を律していかなければならないし、透明性を保っていかなければならない責務がある。そのためには、せめて二親等の範囲までは請負辞退をすることによって、その透明性を保つ必要がある。三つ、全国の自治体で設置されている倫理条例を見ると、当初は配偶者及び一親等以内の親族としている事例が多かったが、それでも不法行為が後を絶たず、最近はほとんどの自治体が二親等まで広げている。したがって、配偶者、二親等以内の親族、同居の親族までを入れるべきであるとの意見であります。 以上のような意見が出され、調整が難航いたしました。両方の意見を酌んで、委員長としての調停案を作成し、折衝もいたしましたが、歩み寄ることができませんでした。 委員会の見直し作業は、さきの議会運営委員会におきまして、九月定例会までに結論を出していただきたいとのことでありましたが、九月議会に入りましても調整がつかない状態であります。見直しをすべき条項は、まだ、たくさん残っておりますが、今の状況では進展は見込めないと判断し、無念の思いで審査を終了いたしました。 ただ、委員会として合意に至った事項といたしまして、一つに倫理審査会の位置づけでございます。地方自治法の規定により、議会には附属機関を設けることができません。したがって、市長部局に審査会を設置していただき、そこで議会の審査をお願いするという形をとるのが最良の方法であるということで意見が一致いたしました。そうすることで、市民の審査請求権も付与できますし、第三者機関による公平な審査ができると考えます。しかし、市の倫理審査会を設置するまでの間は、どのように取り扱うかというところまでの協議はいたしておりません。 二つに、市長等の倫理条例制定の件であります。これは時代の要請でもあり、他の自治体もほとんどが市長などの条例が制定されております。議会の条例と両々相まって、より整備された条例となり、効果も生み出すものと思いますので、市長及び助役、収入役、教育長に対する倫理条例をできるだけ早く制定すべきであるということで意見が一致しました。 今後、議会の中で検討が加えられていくものと思いますが、以上の二点については十分御配慮賜りますようお願い申し上げ、特別委員会報告といたします。 ○議長西川克己君)  ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  それでは、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については、委員長報告どおりこれを了承することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、本件については委員長報告どおり、これを了承することに決しました。 これをもちまして、政治倫理条例検討特別委員会は解散となります。委員皆様方には熱心に御協議いただきありがとうございました。 それでは、議会運営委員会を開催のため暫時休憩いたします。                 午後一時十五分 休憩                 ~~~~~~~~~~                 午後二時三十分 再開 ○議長西川克己君)  休憩中の本会議を再開いたします。 お諮りいたします。本日の日程議事日程第五号の一を追加したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程議事日程第五号の一を追加することに決しました。 それでは  日程第三六号 議案議第五号 平戸市議会議員政治倫理条例の全部改正についてを議題といたします。 本案に対する提案理由の説明を求めます。 ◆十二番(下川雅通君) 登壇 ただいま議題となりました議案議第五号を所定の賛成者を得て提出いたします。 改正の主な点といたしましては、まず、請負辞退の範囲を議員の配偶者、一親等以内の親族、同居の親族が経営がする企業と議員が実質的支配力を及ぼす企業といたしました。また、倫理審査会は従前どおり議会に置くこととしておりますが、これは法的に認められた審査会ではありませんので、その権限等は必要最小限度にとどめております。審査ができる範囲は条例第三条の倫理基準違反のみとし、任期も審査を行う間だけにしております。この倫理審査会は、市の方で設置されれば、そちらの方に委ねることとし、議会の中の審査会は廃止することを前提に、それまでの間の暫定的な審査会というように御理解いただきたいと存じます。各条ごとの説明は省略いたしますが、議員各位御了承の上、御賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明を終わります。 ○議長西川克己君)  説明を終わり、本案に対する質疑を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  それでは、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま質疑を終結いたしました議案議第五号は委員会付託を省略し、一審議をもって行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 ◆二十一番(宮本利男君)  この一審議ということであれば、委員会には付託せずにやるということですもんね、そうでしょう。そうすると、この議案の内容というのは、全然どこででも検討されていないんですよね、それは、ここである程度質疑はあると思いますけれども。私はこのような重要な、かつどの委員会でも審議しないような形の中でこれを議決するということはいかがなものかなと。というのは、もう議決は仮に審議しても提案者が非常に多うございますから、最終的にはこれは上がっていくと思うんですよ、可決されると思うんですよ。 ただ、審議だけは、やはり一つの手順を踏んだ中でやるのが、私は議会のルールじゃないかと思いますし、やはり我々がこのようなことで賛成した、反対したという理由づけもある程度知ってなければ、簡単に反対、賛成という表示もできないと思うんですが、そういう意味で、私は、これは一審議でというよりも一応委員会として、委員会に付託していただきたいと。その中で協議をした中で、最終的に委員長報告に基づいて賛否を問うのが常道だと思います。これについて議長に答弁してくれと言ったって、あれだと思うが、事務局の方でどうですか。 ○議長西川克己君)  ちょっと、二十一番お座りください。 先ほどの議会運営委員会で一審議をもって行う、質疑を省略するということで皆様の賛同を得ておりますので、御了解いただきたいと思います。 ◆二十一番(宮本利男君)  そうすると後で、これについての賛成とか反対の討論はやりますね。いいですか。 ○議長西川克己君)  はい。 お諮りいたします。ただいま質疑を終結いたしました議案議第五号は委員会付託を省略し、一審議をもって行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 議案議第五号の討論を行います。 ◆二十一番(宮本利男君)  私は今、この提案をしていただきまして、ちょっとしか目を通していないわけで、具体的にどこがどうこうということについては控えたいと思いますが、今言った審議のあり方とか、あるいはこの重要性にかんがみまして、十二月に議決されたのが半年程度しかたっていない、今九月ですから九カ月でありますけど。そのような朝令暮改的なような、いわゆる条例でいいのかどうか。しかも、それではどうだろうかということで特別委員会までつくって審議をした。それがなかなかまとまらなかった。それを、数の暴力とかなんとかという言葉は控えたいと思いますが、これには提案者がたくさんいらっしゃる。だから、当然、これは幾ら議論しても通ることは通ると思いますが、やはり、こういう議案については最終的に形が決まっていても慎重に審議し、それで、その中で議論は戦わせたけれども、やはり改正すべきであるというような考え方を市民に、あるいはほかの自治体にでも、やはりモデルになるような、そういう形の中で結果は明らかであってでも、私はすべきであると。そういう意味で議会制民主主義とか、あるいは議員がいわゆる市民の代表である、代弁者であると、そういうことから、言論の府がややもすれば閉ざされたような形になりつつあるということを非常に憂えますので、そこら辺を私は考えまして、この議案は、やはり委員会付託等をした上でやるべきであるということで、これは反対でございます。 ○議長西川克己君)  ほかに討論ございませんか。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  討論を終結し、採決いたします。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長西川克己君)  起立多数であります。よって、議案議第五号は可決することに決しました。 次、  日程第三七 議案議第六号 イラクへの自衛隊派遣の中止を求める意見書を議題といたします。 本案に対する提案理由の説明を求めます。 ◆十番(川渕銀君) 登壇 議案議第六号を所定の賛成者を得て提出いたします。 提案理由は、議案に明記しておるとおりでございますので、よろしく御賛同を賜りますようお願いいたします。 以上、報告を終わります。 ○議長西川克己君)  説明を終わり、本案に対する質疑を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  それでは、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま質疑を終結いたしました議案議第六号は委員会付託を省略し、一審議をもって行いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 議案議第六号の討論を行います。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  討論がありませんので、採決いたします。 本案を原案のとおり可決することに異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、議案議第六号は原案のとおり可決することに決しました。 お諮りいたします。本定例会において議決されました各案件について、その条項、字句、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第四十二条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長西川克己君)  御異議なしと認めます。よって、本定例会において議決された案件の整理について、これを議長に委任することに決しました。 以上をもって本定例会における全日程を議了いたしましたので、閉会に当たり、市長のごあいさつをお願いいたします。 ◎市長(白浜信君) 登壇 それでは、閉会に当たりまして一言ごあいさつ申し上げます。 去る九月八日から開会いたしました今期定例会におきまして、一般会計補正予算を初め企業会計決算認定議案その他各種の重要案件につきまして、原案どおり承認並びに議決をいただきまして、まことにありがとうございました。 今期中、議員各位から種々賜りました御意見、御要望につきましては、十分これを尊重し、検討いたしまして、市政の運営に遺憾なきを期しますとともに、今後予算の執行につきましても慎重を期してまいる所存でございます。 さて、注目の自民党総裁選挙は、圧倒的な支持を得た小泉純一郎氏が再選されたことを受け、二十六日、臨時国会召集、テロ対策特別措置法改正案を成立させ、衆議院解散、十一月の総選挙という政治日程が現実味を帯び、政局は一層慌ただしさを増そうとしております。 しかし、今、国民の一番の関心事は、一刻も早い景気の回復と安定であります。 九月日銀の金融経済月報が公表され、景気については輸出環境などに改善の兆しが見られるものの、全体としては、なお横ばい圏内の動きを続けているとし、景気判断を二カ月ぶりに上方修正されておりますけれども、実態は依然として雇用不安や所得関係の悪化が続いており、抜本的な景気対策を切望するものであります。 ところで、十九日、大島村で開催されました平戸市・生月町・大島村合併協議会の第三回会合では、基本協定項目の一つとされます新市名称の選定方法について協議がなされ、各市町村が独自で三つまでの提案をし、合併協議会で最終決定することを全会一致で確認しました。また、生月町議会が三市町村合併の是非を問う住民投票条例を否決し、実施時期を来春とした同住民投票を議員発議で行うことを申し合わせたことについて、会合の冒頭、生月町議会議長から経緯の説明がありました。町議会では住民の声に耳を傾けるために合併の可否を問う住民投票を行う。合併情報や将来のビジョンを十分示せば、合併に多くの賛成が得られるとの内容でしたが、合併期日も確認し、協議を進めている中での今回の決定でありますので、大島村とも協議しながら、今後の動向を見つつ対応してまいらなければならないと考えております。 申しおくれましたけど、今月十日夕刻、東シナ海を北上し、本市に最接近した台風十四号は普通期の水稲など農産物に被害をもたらしました。 しかし、心配された人命に係る土砂災害など大きな被害もなく安堵をいたしておりますが、今後、本格的な台風シーズンを迎えることから、防災対策に万全を期してまいらなければならないと考えております。 一方、秋の気配が深まる中で、本市では、これから盛りだくさんのイベントが開催されようとしております。 早速、昨日までの二日間、全国ハイヤのルーツと言われる平戸田助ハイヤ節をメーンとした民謡と現代風にアレンジした曲と踊りの競演を行う第二弾の秋の陣が開催されました。今回も遠くはYOSAKOIソーラン祭りの本場北海道や高知からの参加をいただき、過去最多の五十二チームの踊り子たち千五百人の参加がございました。 来月五日には、千六百名を超すランナーを集め、平戸大橋マラソン&ウォーク2003大会、十九日には平戸市福祉健康祭り、また二十五、二十六日の両日には漂泊の俳人種田山頭火をたたえる第十二回全国山頭火フォーラムがゆかりの地平戸で開催されます。 また、新型肺炎SARSの影響から来日を見合わせておりました中国福建省南安市からの友好訪問団は来月六日に南安市副市長を団長とする一行九名が来平し、八日間にわたる現地視察や情報交換を行うなどの交流を深めることにいたしております。 十一月に入りますと本年十七回目を迎えます平戸市産業まつりを平戸よかよか自慢市と銘打ち、昨年と同様、地場産業の活性化を目的として平戸港交流広場におきまして十一月十六日に開催いたしますので、議員各位におかれましても御協力をお願い申し上げます。 九月も彼岸を迎え、これから秋も深まりまして何かと御多忙のことと存じますけれども、議員皆様には一層の御自愛の上、御健勝にて御活躍いただきますよう御祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。ありがとうございました。 ○議長西川克己君)  平成十五年九月定例会も本日をもって閉会の運びとなりました。皆様方の御協力に対して、厚くお礼申し上げます。 これから、本格的な観光シーズンを迎えるとともに、平戸大橋ハーフマラソンを初め大型のイベントがメジロ押しとなっております。昨日開催されました風人まつり「秋の陣」におきましても多数の集客があり、大盛会のうちに終了いたしました。 一般質問でも観光ボランティアガイドや体験型観光メニューの開発など、本市観光の振興策についての質問がなされましたが、健康で活力にあふれ、文化の薫りがする観光保養都市を標榜する本市にとって、市民総参加によるもてなしの心を育てていくのは、私たち行政、議会に課せられた大きな課題であります。今後とも理事者と一体となって、本市発展のため御尽力を賜りますようお願い申し上げ、平成十五年九月平戸市議会定例会を閉会いたします。                午後二時四十七分 閉会...