▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時 開議
◯委員長(津田 清君)[ 294頁]
おはようございます。ただいまから
予算決算委員会・全体会を開会いたします。
議案第49号「令和3年度
諫早市一般会計補正予算(第3号)」を議題とし、これより各
分科会長の報告を求めます。
まず、
総務分科会長。
2
◯総務分科会長(
森多久男君)登壇[ 294頁]
総務分科会長報告をいたします。
現地調査につきましては、
高来運動公園(高来町小船津)及び
本明川ボート練習場活用促進事業(川内町)におきまして、調査を実施いたしました。
当分科会が審査した議案及び結論につきましては、提出された
関係資料を基に慎重審査した結果、議案第49号「令和3年度
諫早市一般会計補正予算(第3号)」のうち歳入全般、歳出中関係分及び
地方債補正につきましては、分科員より議案に対する修正案が提出されたため、
賛否確認の結果、議案に対する修正案については
全会一致により可決すべきとの結論に至り、続いて、修正分を除く原案についても
全会一致により可決すべきとの結論に至ったところです。
修正案の内容は、歳出、2
款総務費、2項
秘書広報費、
情報発信事務のうち
市報発行事務に係る予算額490万6,000円を減額し、歳入、19
款繰入金、1項
基金繰入金で同額を減額するものです。
修正案の
提出理由としましては、
コロナ禍の中、なぜ今この時期に年度途中で
フルカラー化するのか理解できないこと、
コロナ禍の影響が依然として収束しない状況において、生活に困窮する市民や事業者への直接的な支援等が今後も必要と考えられる中で、なぜ今
フルカラー化に対し、限られた財源から支出をしなければならないのか。合併当初の平成17年3月から全ページ
フルカラーでスタートしたものを、平成22年9月号から
行財政改革の一環で表裏表紙のみ
フルカラーに変更されたことについて、その際にも十分精査され変更されたにもかかわらず、なぜ今、元に戻すに至ったのか理解できない。市民から
フルカラー化の要望が多いとの説明であるが、
フルカラー化を望んでいる人数の詳細は不明であることから、改めて市報に対して市民が何を望んでいるのか調査・集約し、その結果を基にした対応を十分検討する必要があると考える。
以上が修正案の
提出理由です。
主な意見及び提言として、議案第49号「令和3年度
諫早市一般会計補正予算(第3号)」歳出中関係分、3
款政策振興費、1項企画費、
本明川ボート練習場活用促進事業、予算額493万円において、本事業は
ボート競技の合宿等の誘致を推進する事業だが、今回、現地を確認した際、艇庫に収まり切れないボートが確認された。市として、艇庫を増やす予定はないのか、との質疑に対し、市としても艇庫の必要性は感じている。また、過去に県の
ボート協会からも艇庫の整備について要望があっていたので、県と市と一緒に取り組むよう協議をしている、との答弁がありましたが、分科会として、
ボート競技の合宿の聖地にしたいということであり、コースとしては申し分ないが、艇庫の増設などの
環境整備について、県と連携して検討を進めるよう求める、との意見がありました。
3
款政策振興費、4項
地域振興統計費、いさはや
生活実現事業、予算額1,965万円において、
移住支援金については令和元年度、令和2年度とも実績が0件であり、
PR不足が懸念されるが、制度を拡充するに当たり、事業のPRについてはどのように考えているのか、との質疑に対し、
ホームページへの掲載や
庁内各課、各支所や市の
東京事務所からチラシの配布を行うほか、また、連携している県の
移住サポートセンターからも情報を発信していただくよう考えている。
また、ユーチューブへの
PR動画の掲載や他自治体の
PR実績を参考にしながら、できる限りの工夫を行い、PRの拡充を図っていきたい、との答弁がありましたが、分科会として、本事業の実績の向上が、すなわち市の人口増に直結するものであるので、事業の拡充に当たっては、自治体間の競争に負けないようさらなる積極的な事業のPRに取り組むよう求める、との意見がありました。
3
款政策振興費、4項
地域振興統計費、
コミュニティ助成事業、予算額190万円において、本事業のPRはどのように行っているのか、との質疑に対し、PRの方法は、県から通知があったときに庁内の
関係各課に照会をかけている。また、
ホームページにも
実施要綱等を公表している、との答弁がありましたが、分科会として、本事業の情報を得ていない
自治会等もあると思われるので、全ての自治会及び市民に情報が届くように周知の方法を見直すよう求める、との意見がありました。
11
款消防防災費、1項防災費、
防災機器整備事業、予算額2,400万円において、
エフエム諫早に対しては
防災放送の観点からも必要であるので、今後も今回の
発電機設備や無
停電電源装置等の大型の設備に関しては、更新も含めて市が全額支出し、備品等は貸付料とするが、減免するという考えでいいか、との質疑に対し、
エフエム諫早には災害時の
緊急放送業務を委託しており、その内容は、
緊急告知防災ラジオで放送されている。災害時には、市の防災上の拠点基地として重要な機能を担っていただいていることから、そのために必要な機材等については、今後も市で更新をしていく、との答弁がありましたが、分科会として、
エフエム諫早の
放送内容について、災害が発生したときや、ある
警戒レベルを超えたら
通常番組を
特別番組に切り替え、終日、市の状況や
防災情報を放送することができないか検討することを提言いたします。
以上で
総務分科会長報告を終わります。(降壇)
3
◯委員長(津田 清君)[ 295頁]
次に、
教育厚生分科会長。
4
◯教育厚生分科会長(
湯田清美君)登壇[ 295頁]
教育厚生分科会長報告をいたします。
現地調査につきましては、
学童クラブの
ルンビニー東小クラブ、(仮称)ききつ
ルンビニー保育園におきまして、調査を実施いたしました。
当分科会が審査した議案及び結論につきましては、提出された
関係資料を基に慎重審査した結果、議案第49号「令和3年度
諫早市一般会計補正予算(第3号)」のうち、歳出中関係分については、いずれも
全会一致により原案どおり可決すべきとの結論に至ったところです。
主な意見として、議案第49号「令和3年度
諫早市一般会計補正予算(第3号)」歳出中関係分、5
款健康費、1項
健康予防費、
骨髄等移植ドナー支援事業、予算額42万2,000円において、本来ならば国が行う事業ではないのか、また
支援内容の周知はどう行っていくのか、との質疑に対し、この事業は、白血病などの病気で
骨髄等移植を必要とする患者を一人でも多く救うため、
骨髄等移植を提供しやすい
社会環境づくりを整えるための支援であり、本来ならば国が支援するような制度になればいいと考えている。既に30都府県で取り組んでおり、本市においても
ドナー支援のための取組を開始したいと考えている。また、県においては、
全国衛生部長会を通じて、国に対する
ドナー支援への要望を行っているところである。
ドナー支援に関する周知については、
市ホームページ及び広報誌による周知や、パンフレットを作成し、
献血車等で配布ができないか考えている。そのほかの周知方法については、県内既に実施している他市の取組事例を参考にしたい、との答弁がありました。
分科会として、
骨髄等提供者の不足については、十分なPRの下で提供者の不安・
負担軽減の理解を求める必要があると思われる。市が窓口となって
申請事務やPRをするのは分かるが、やはり本来ならば国が実施する事業であるので、財政面で全額国が補助し、全国一律で骨髄等を提供しやすい
環境づくりを整えていく必要があるため、国等に働きかけるよう求める、との意見がありました。
5
款健康費、1項
健康予防費、
産婦健康診査事業、予算額520万円において、産後うつに関する
相談件数は増加しているのか、その
相談体制は、との質疑に対し、
相談件数は特に昨年から今年にかけて、コロナの影響もあり増加している。相談はすくすく広場などで実施している各種健診時や
赤ちゃん訪問時などでも相談を受けている。また、産後うつや新生児への
虐待予防等を図るため、産後の初期段階における母親への支援が望ましいことから、産婦人科、助産院、
母子保健推進員とも連携しながら、
支援体制を整えていきたい、との答弁がありました。
分科会として、産後
ケア事業と連携して、
訪問指導やすくすく広場等での
相談支援など、産後の母子への切れ目のない支援につなげていただくよう求める、との意見がありました。
7
款市民生活環境費、1項環境費、
火葬場施設補修改善事業、予算額650万円において、
小ケ倉斎苑の今回の
設備更新や補修に至った経緯は、との質疑に対し、
空調機器については老朽化が進み、冷媒や部品の製造が中止され、入手困難となるため、更新を行うものである。また、
照明設備については、施設内の照明の
集中制御を行う制御盤に数年前より不具合が発生し、
集中制御ができなくなったため、修繕するものである。
空調機器は毎年点検を実施しているが、その他設備についても、動作の状況等を把握し、故障が発生した場合には迅速に対応していく、との答弁がありました。
分科会として、機械や
電気設備などは年数の経過とともに部品の入手が困難となるおそれもある。また、一部を新品に交換したとしても、他の部品に悪い影響を及ぼし、再度の故障、不調の原因となることも考えられる。修繕を繰り返すよりも、先を見据えて、新しい設備に取り替えたほうが、結果としてコストを抑えられる場合もあるため、設計時にはそのような点を踏まえ、十分な検討を求める、との意見がありました。
12
款教育費、2項
学校施設費、
学校施設環境改善事業、予算額870万円において、
学校トイレの
洋式化改修についての今後の進め方は、との質疑に対し、トイレの洋式化については、整備率を60%以上として国の
補助事業等を活用しながら実施する計画である。改修に当たっては、社会で普及している
洋式トイレを小学期から経験させる教育的な
意味合いと、心情的に
洋式トイレが使用できない
児童生徒にも配慮する必要があるため、全てを洋式とせず一部に和式を残すこととしている、との答弁がありました。
分科会として、今回の
トイレ改修については、
子どもたちのことを一番に考え、時代に合った使い勝手の良いものとなるよう
環境改善に努めるよう求める、との意見がありました。
12
款教育費、3項
学校教育費、
地域学習支援事業、予算額30万円において、この事業の内容は何か、との質疑に対し、県からの新規の
委託事業であり、本市では農業、商業、漁業といった地域性に着目し、
小野中学校、
喜々津中学校、
小長井中学校の3校をモデル校として実施するものである。
生徒たち自らで地域の課題を見つけ、その解決に向けた
活性化策や
魅力発信などを目的とした
研究テーマを掲げ、地域の人たちと連携しながら2年間の活動を行う。研究成果は県が主催する発表会で発表することになっている、との答弁がありました。
分科会として、この事業は
起業化精神を育む
キャリア教育の一環として進められていたものに、地域の課題解決・
魅力発信活動も追加されているようだが、2つの目的の両立は非常に難しいのではないか。県からの
委託事業ではあるが、学校の成果、生徒の充実感・達成感が最も重要であり、市の独自性のもと、諫早市として
子どもたちのための事業という姿勢を持ってテーマを決めていただくよう求める、との意見がありました。
以上で、
教育厚生分科会長報告を終わります。(降壇)
5
◯委員長(津田 清君)[ 296頁]
次に、
経済建設分科会長。
6
◯経済建設分科会長(
北坂秋男君)登壇[ 296頁]
経済建設分科会長の報告をいたします。
1、
現地調査につきましては、治山・
治水施設整備事業(高来町善住寺)、
県営正久寺地区畑地帯総合整備事業(正久寺町)、
有害鳥獣被害防止緊急対策事業(福田町)、市営香田(2)地区急
傾斜地崩壊対策事業(福田町)、諫早駅(
自由通路管理事務及び
諫早駅東地区第二種市街地再
開発事業)(永昌町)、
南諫早産業団地関連道路整備事業及び
南諫早産業団地整備事業(栗面町、平山町)におきまして、調査を実施いたしました。
2、当分科会が審査した議案及び結論につきましては、提出された
関係資料を基に慎重審査した結果、議案第49号「令和3年度
諫早市一般会計補正予算(第3号)」のうち、歳出中関係分、
繰越明許費補正及び
債務負担行為補正につきましては、分科員より議案に対する修正案が提出されたため、
賛否確認の結果、議案に対する修正案については、
全会一致により可決すべきとの結論に至り、続いて
修正部分を除く原案についても、
全会一致により可決すべきとの結論に至ったところです。
修正案の内容は、歳出において、9
款商工振興費、1項商工費、
新型コロナウイルス感染症対策事業のうち、
赤ちゃん応援給付金事業に係る予算額9,550万円を減額、歳入において、19
款繰入金、1項
基金繰入金で同額を減額、併せて
債務負担行為補正を削除するものです。
修正案の
提出理由としましては、本市の厳しい
財政状況を鑑みるとき、この限られた財源の中で実施される
地域経済の
活性化対策については、市民及び
市内事業者の状況を見渡した上で、より厳しい状況にある
支援対象者を見極め、かつ、より大きな効果が生じる方法により行われるべきである。昨年度からの継続とも言える本事業について、今年度は県からの支援がないことから、多額の
一般財源を投じる必要がある上、さらに効果が限定的であることから承認することができないというものです。
3、賛否に関わる議員間の討議、意見では、議案第49号「令和3年度
諫早市一般会計補正予算(第3号)」歳出中関係分、9
款商工振興費、1項商工費、
赤ちゃん応援給付金事業、予算額9,550万円の中で、昨年度から同様の事業を実施しているが、今年度は昨年度と異なり、国・県からの支援がなく、多額の
一般財源を投じる必要があるため財政的な負担が大きい。
地域経済の活性化、つまり
経済対策として実施するのであれば、より厳しい状況にある
支援対象者を見極める必要があるのではないか。考えられる
経済効果として、
紙おむつの購入や新生児に関する用具の購入があると説明を受けたが、この給付金が消費の押上げに直接つながるかどうか不明である。また、消費の押上げにつながったとしても効果は限定的なのではないか。給付金が市内での消費につながるかどうか不明であり、
地域経済の
活性化策としては
波及効果に疑問がある。現在のところ、県内の他市で同様の事業を実施しているところはないとのことであり、先行して実施する必要があるのか。現時点で
新型コロナウイルス感染症の収束が見通せているとまでは言えない状況であることをもって、昨年度に引き続き給付金を支給するという考えは一定理解できる。一方で、
新型コロナウイルスワクチンの希望者への接種は本年10月から11月には完了する見込みであり、その後、感染が急速に収束する可能性があることを考慮する必要もあるなどの意見がありました。
以上で、
経済建設分科会長の報告を終わります。(降壇)
7
◯委員長(津田 清君)[ 297頁]
質疑受付のため、しばらく休憩いたします。
午前10時28分 休憩
午前11時10分 再開
8
◯委員長(津田 清君)[ 297頁]
休憩前に引き続き、全体会を開きます。
これより、各
分科会長の報告に対し一括して質疑に入ります。
9
◯相浦喜代子君[ 297頁]
それでは、
教育厚生委員長に御質問いたします。
委員長報告の2ページ上段部分の5
款健康費、1項
健康予防費、
産婦健康診査事業の分です。
議案質疑のときに質問させていただきました。その際、1回の費用は5,000円で2回となっていますので、1人2回行ったとして1万円で、計算すると520名分ということになるのかなと、予算に関しては思ったりしていたのですが、質問の中に、産後うつに関する
相談件数は増加しているのかという質問があります。この件数について、どのように数字を把握しているのか。これは、そもそも予算上では520名分となりますが、この予算を立てるに当たっての根拠として出てくる数字であると思うので、お尋ねします。
また、この問題については、大きな重大事項が一つ起きるには、ヒヤリハット300の要件があると言われるハインリッヒの法則というのがありますので、今うつの
相談件数が何件あるかによって重大なことにつながっていくのではないかと思いますので、委員会でどのように数字等が把握されているのかお尋ねします。
10
◯教育厚生分科会長(
湯田清美君)[ 297頁]
相浦議員の質問についてお答えいたします。
審査におきまして、産後うつの
相談件数の分なのですけど、まだ年度途中であり具体的な数は把握していませんが、昨年度よりも明らかに
相談件数は増えているとの答弁がありました。この試算に当たっては、年間の出産数を踏まえての試算だということで当局から答弁がありました。
11
◯相浦喜代子君[ 297頁]
年間出産数ということでいけば、昨年度は950名、本年度が大体6月までで460人ということになるので、そうするとその半分ぐらいは受診するということでの根拠が、予算としては出てきたという認識でよろしいのでしょうか。
12
◯教育厚生分科会長(
湯田清美君)[ 297頁]
それでいいと思います。
13
◯松永隆志君[ 297頁]
経済建設分科会長にお尋ねいたします。
赤ちゃん応援給付金事業ですけれども、これそもそも10万円の発端というのが、国の
コロナ禍で国民全部頑張りましょうということで10万円スタートしたと思うのです。それがあのときは
日本国民全員と同時に、国内に在住する外国の方も含めての給付があり、その後、期限が区切ってあったものだから、新しく
コロナ禍で生まれた子に対してもやはり応援していきましょう、同じ
日本国民としてということで、昨年国の事業がなくなったので、県・市5万円ずつという形で去年一年間見てきた。その延長上にこれはあるわけで、これについて例えば昨年の県・市の5万円のこの
赤ちゃん、このときは
赤ちゃん応援ではないですけど、この事業に対して本当に必要だったのか、必要でなかったのか、効果はどうだったのかという検証の下に今年の事業はというのが、当然委員会の中で討議があったと思うのですけれども、その辺のところの検証とか何かの言及はあったのかお尋ねいたします。
14
◯経済建設分科会長(
北坂秋男君)[ 298頁]
松永隆志議員の質問にお答えいたします。
多分、事業の評価はどうだったのかということだったろうと思っております。本当に必要だったのか、必要でなかったのかですね。それで私は理解をいたしております。その点について何ら深掘り、ついては議論が出ませんでした。しかし、考えられる
経済効果として、当局から
紙おむつや新生児に関する用具購入の説明はありました。こういったことで効果が出てきますよということでございます。
15
◯中野太陽君[ 298頁]
同じく
経済建設分科会長報告について質問いたします。
まず、私今回この
赤ちゃん応援給付金事業というものには二つの側面があると思います。1つ目は、
プレミアム付き商品券のような
経済効果を狙う部分、それと
緊急経済対策の
支援事業など、困っている人に対する給付金の事業、この二つの側面があると思います。
議論の中で
経済効果や経済の
活性化策、こういった議論は述べられているのですけれども、給付金、いわゆる
経済的支援についての
意味合いというものがどのような議論がされたのか。本会議の中では、
所得制限などなぜ考えなかったのかというような話もあっておりますけれども、こういった給付金という形での
経済的支援の観点からの議論というものはどのようなものがあったのか、お答えいただきたいと思います。
2つ目ですが、県内の他市で同様の事業を実施しているところはないとありましたが、町では、小値賀町がおなかの
赤ちゃん支援金というものをされています。これは同様の事業です。これについての説明はなかったのか、説明というか、紹介とかなかったのか伺います。
3点目なのですが、
コロナ禍で今、出産数というのが非常に減ってきています。諫早市内でこの出産数というものが問題にされたのか。出産が減ってきていますよという紹介などあったのか。まずこの3点伺います。
16
◯経済建設分科会長(
北坂秋男君)[ 298頁]
ありがとうございます。たくさん質問をしていただきまして、光栄に存じております。
中野議員からの質問でございます。まず、1点目、去年まで
継続的支援については議論はあったのかということですね。例えば
所得制限とか、そういったものについてありましたかということでございましたけども、その点についてはあまり議論はありませんでした。
そして、2番目ですね、
経済的支援はどう考えたのかと。他市に、そういった事例はございません。しかし、佐世保市近くの小値賀町にはこの支援制度があるということは説明は受けました。そして、
所得制限ですね、そこら辺はどうだったのかというそういう質疑はちょっと出たようでございます。
そして、3番目ですね。コロナによる出産の減少の議論があったのかということでございました。それについては、あまり議論はありませんでした。
17
◯中野太陽君[ 298頁]
出産数についてなのですが、2018年、年間で1,047人、月平均で87.25人でした。2019年、1,032人、平均で86人、2020年で956人、79.7人。そして、2021年今年1月から6月までの合計数が462人、平均すると77人、月平均で10人減っているのですよ。コロナ以前から比べて。やはり厳しい状況の中で子どもを産んだ人に対する給付金、
経済的支援というふうに考えた市の説明並びにそういった考え、この事業の
意味合いというものを私は非常に大切な部分ではないのかなと思います。御意見の中で、今回の給付金についての一定理解できるという言葉がございます。
4点目の質問になりますが、例えばこの事業を精査し直す、もしくは考えを少し変える、そういった意味も含めての9月議会以降に出し直してはどうかと、提案し直してはどうかという、そういった議論というものはあったのかどうか伺います。
18
◯経済建設分科会長(
北坂秋男君)[ 299頁]
中野議員の質問にお答えいたします。
非常にこの給付金、大事な給付金になるかと思っております。いろいろ我々もそれは議論いたしました。今、
中野議員から2018年からずっと出産の数を言っていただいて、
中野議員も先伸ばしてする提案はされたのかということだったろうと思いますけども、そこら辺については具体的に先延ばしをしたらどうなのかということは、議論はありませんでした。
19
◯委員長(津田 清君)[ 299頁]
ほかになければ、これをもって質疑を終結いたします。
これより順次採決に入りますが、討論はこの後の本会議で行いますので、本委員会では省略いたします。
議案第49号「令和3年度
諫早市一般会計補正予算(第3号)」について採決いたします。本議案につきましては、
総務分科会長報告及び
経済建設分科会長報告にありましたとおり、両分科会において修正案が可決されましたので、まず、
総務分科会長の修正案、次に経済建設分科会の修正案、その後、可決した修正案の
修正部分を除く原案について、順に採決いたします。
まず、総務分科会修正案について採決いたします。議案第49号の修正案に対する
総務分科会長報告は修正案可決であります。
分科会長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
20
◯委員長(津田 清君)[ 299頁]
異議がありませんので、議案第49号の総務分科会修正案は可決されました。
次に、経済建設分科会の修正案について採決いたします。議案第49号の経済分科会修正案に対する
経済建設分科会長報告は修正案可決であります。
分科会長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議あり」と言う者あり)
21
◯委員長(津田 清君)[ 299頁]
異議がありますので、挙手により採決いたします。
経済建設分科会長の報告どおり決定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
22
◯委員長(津田 清君)[ 299頁]
挙手多数、よって議案第49号の経済建設分科会修正案は可決されました。
次に、ただいま修正議決された部分を除く原案について採決いたします。
修正部分を除く部分については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
23
◯委員長(津田 清君)[ 299頁]
異議がありませんので、議案第49号の修正議決した部分を除く原案は可決されました。
以上により議案第49号は修正可決されました。
お諮りいたします。
予算決算委員会報告につきましては、委員長に御一任いただくことで御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
24
◯委員長(津田 清君)[ 299頁]
異議ありませんので、そのように取り計らいます。
次に、
予算決算委員会において議決されました案件について、条項、字句、その他の整理を要するものがありました場合、その整理を委員長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
25
◯委員長(津田 清君)[ 299頁]
異議ありませんので、これら整理を要するものにつきましては、委員長に委任することに決定いたしました。
これをもって、
予算決算委員会・全体会を閉会いたします。
午前11時26分 閉議
上記、会議録を調製し署名する。
予算決算委員長 津 田 清
Copyright © ISAHAYA City Assembly All rights reserved. ページの先頭へ...