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  1. 島原市議会 2011-06-01
    平成23年6月定例会(第7号) 本文


    取得元: 島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-18
    2011-07-13 : 平成23年6月定例会(第7号) 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                午前10時開議 議長(濱崎清志君)  おはようございます。  会議に入ります前に、今回、全国市議会議長会から北浦守金議員大場博文議員が議員として勤続15年以上の表彰を受けられましたので、その表彰状の伝達を行いたいと思います。御了承をお願いいたします。     〔表彰状伝達〕 2 議長(濱崎清志君)  受賞されました議員の皆様方、まことにおめでとうございます。  これより本日の会議を開きます。  しばらく休憩して、議会運営委員会を開催していただきたいと思います。委員長よろしくお願いします。                              午前10時4分休憩                              午前10時48分再開 3 議長(濱崎清志君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第1.第20号議案から日程第5.請願第3号まで、以上5件を一括議題とし、各委員長の審査報告を求めます。  総務委員長。 4 総務委員長本田順也君)(登壇)  おはようございます。7月1日の本会議において、総務委員会に付託されました第20号議案、第21号議案及び請願第3号の3件の議案について、4日に本委員会を開き審査いたしましたので、その概要について御報告いたします。  まず、第20号議案 島原市有明福祉センター条例の一部を改正する条例については、島原市有明福祉センターについて、指定管理者に管理を行わせることができるよう所要の整備を図るため、この条例を改正しようとするものであります。  主な質疑としては、休館日に関する質疑には、公の施設であるので、12月29日から翌年の1月3日は休みにしているが、指定管理者と協定を結ぶ中で弾力的な運用をしていただき、開館時間、開館日等は地域住民の人たちの要望に対応できるような内容で対応していくということを考えているとの答弁。  福祉センターの中で指定管理を行わせる範囲についての質疑には、専用許可で使用料を徴収して貸している島原市社会福祉協議会有明支部デイサービスセンターまごころ、島原市地域包括支援センター及びボランティア室を除く1階部分と2階の全部であるとの答弁。
     専用許可で徴収している使用料は幾らなのかとの質疑には、平成22年度決算額で年間であるが、島原市社会福祉協議会有明支所及びデイサービスセンターまごころについて約450万円、島原市地域包括支援センター分は平成23年度からの専用許可なので、年間約25万円であるとの答弁。  約1,800万円の維持管理費用がかかっているようだが、指定管理を行わせる場合、どれくらいの経費削減を考えているのかとの質疑には、今回の場合、現在でも経費を絞るだけ絞っているので、ほとんど変わらない経費はかかると思う。今回は一つの行革の一環で民でできるものは民でという方針で進めている。民の意識で市民サービスの面でもっと改善できるところは改善していただき、今後の運営のやり方によって収入をふやしていただければ市の経費が減ってくると考えているとの答弁。  指定管理者に移行したとき、今現在雇用している9名の方の処遇に関する質疑には、指定管理者を募集する際には、継続雇用をしてもらうようお願いするなど、ある程度条件を入れた上で募集したいと思っているとの答弁。  現状の建物の管理については、職員はどの程度携わっているのかとの質疑には、かぎの施錠については嘱託職員にお願いしている。職員は基本的に毎日行くようにしており、故障、トラブル、苦情等についても職員が対応するようになっている。担当職員はほかの事務もしながらだが、半分強以上は福祉センターの業務に携わっているとの答弁。  トレーニングルームの機材のメンテナンスに関する質疑には、搬入業者と毎年、維持管理と整備について委託契約を結んでメンテナンスをお願いしているとの答弁。  福祉センター全体で一部を除いた変則的な指定管理を行わせる場合は、管理がどこまで及ぶか範囲を明確にしていないとトラブルが起きると思う。協定書で明確にしておくことの要望がなされております。  討論では、利用時間は、美人の湯とその施設以外ぐらいは別々に設定すべきだと思う。説明を聞いた範囲では、指定管理にするメリットがないように感じた。反対である。  指定管理を行わせることができるようにする条例の改正では、今までも市長が特に必要と認める場合はということで部分で対応していた。今回も今条例にそのようにうたってやっていくということでもある。今後は、指定管理者事業実績報告をしてもらうということをお願いして、賛成である。  開館時間を夏季時間とそれ以外に分けてもらいたいのが1つ。それと、市が負担している約1,800万円が何%かでも削減できるのであれば指定管理を行わせる意味があるが、説明の中では余り削減にはつながらないとのことなので、反対である。  挙手採決の結果、可否同数となりましたので、委員長において第20号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第21号議案 財産の取得については、島原市営人工芝グラウンド(仮称)の備品を購入するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を経ようとするものであります。  主な質疑としては、約2億円の予算が、この安価で購入できた理由についての質疑には、当初予算は、業者の見積もりを参考にして予算を組んでいる。競争入札の結果、PRといった面もあったのかわからないが、今回の価格で落札していただいたとの答弁。  安いことは結構だと思うが、品物として品質的には問題ないのかとの質疑には、落札した業者は全国でもかなり施工実績もある。長崎県内のサッカー場で人工芝を張るのは本市が初めてであり、PRの部分も多分に含まれているのではないかと思っているとの答弁。  今後の工事の予定と供用開始の予定についての質疑には、工事の予定としては、人工芝が決まったので、芝を張る路盤の工事、防球ネット工事夜間照明工事クラブハウス工事観客席工事進入道路舗装工事クラブハウス前の駐車場の工事などがあるが、すべてを今年度中には完成して、来年4月以降に供用開始したいと考えているとの答弁。  契約の相手方の表示がおかしいのではという意見が出され、理事者において検討された結果、お手元に配付のとおり訂正の申し出がなされましたので、委員会としてはこれを承認の上、審査いたしました。  別に異議はなく、第21号議案は原案を妥当と認め、可決することに決定いたしました。  次に、請願第3号 原子力発電を止め再生可能な自然エネルギーへの転換を求める請願であります。  紹介議員からは、人間と共存できるエネルギー源ではなく非常に危険である。一たん事故が起きると、現在のところコントロールできる能力はない。政府では安全であると盛んに言っているが、事故が発生すれば、国民はどこに行けばいいのかという状況を福島原発で経験した。ぜひ趣旨を理解してほしいという補足説明がなされております。  国、関係機関への6つの要望事項に関する質疑には、きょう、あしたとめてほしいというものではない。一定の期間を置きながら、社会の仕組みを変えながら、よりクリーンに使用するエネルギーの使い方、人口減少時代エネルギーはどうあるべきなのかということも含めて、年月かけながら徐々に減らしていこうということであるとの紹介議員からの答弁。  今、原子力発電をとめた場合、かわりになるエネルギーは何を考えているのかとの質疑には、今言われているのは、波を利用した発電、風力発電、太陽光発電、水力発電、火力発電などであるとの紹介議員からの答弁がなされております。  原子力に頼るよりも自然エネルギーにしていただきたいというような請願の趣旨は認めるが、実際、原子力発電をとめることができるかどうかという部分で、今の社会情勢からも考えて、いいのか悪いのかという部分でまだわからないということで、請願第3号は趣旨採択とすることに決定いたしました。  以上で総務委員会の報告を終わります。 5 議長(濱崎清志君)  教育厚生委員長。 6 教育厚生委員長(島田一徳君)(登壇)  7月1日の本会議において、教育厚生委員会に付託されました請願第2号につきまして、6日、本委員会を開き審査いたしましたので、その概要について御報告いたします。  請願第2号 安心でおいしい主食を保育所の3歳児・4歳児・5歳児に提供することに関する請願は、県内すべての認可保育所の3歳児から5歳児に温かい主食を提供することを県に求めるとともに、保育所運営費国庫負担金の保育単価の算定根拠を公表し、3歳以上児の補助単価を3歳未満児と同額にするよう国に求めるものであります。  主な質疑としては、自分の実体験からこういう問題に遭遇したことはなかったのは、その地方団体において、この制度が保障されていたということなのかとの質疑には、ほとんどの場合、主食については保護者がお米を持ち寄ったり、別途、主食の代金を出費してフォローしてきているが、これがなかなか知られていないのが実態のようであるとの紹介議員の答弁。  主食の提供の有無が2歳児と3歳児で分けられている法的根拠は何かとの質疑には、公的保育制度が発足した当時は食糧事情が厳しかったということもあり、何とか2歳児までは国で面倒を見ようという発想のもとにスタートした制度だと思うとの紹介議員の答弁。  請願の要旨に、多くの認可保育所が主食費が算定されていないことを理由に主食を提供していないと書かれているが、島原市の実情はどうかとの質疑には、島原市の場合、月に1,200円を集金して主食を提供していると聞いており、一月を25日で換算すると、1食につき48円程度の計算になるとの紹介議員の答弁。  請願の前段だけを見ると、法制度の改正を要望されていると受け取っていたが、後段になると、主食費をすべて補助してほしいという内容になっている。この制度には、3歳未満までは国が保障するが、3歳からは家庭の責任で育てなければならないという趣旨が含まれていると思う。もう少し家庭の役割の部分を論議すべきだと思うがどうかとの質疑には、この制度は、小さな子供たちを社会的に、あるいは国が責任を負うということで児童福祉法に基づいて行われてきた制度である。だから、3歳になった途端に主食を切ってしまうのではなくて、3歳未満児と同じような保障をしてほしいという願いが最初から最後まで貫かれている。また、政府に保育単価の算定根拠を明らかにしていただきたいというのも請願の趣旨であるとの紹介議員の答弁。  長崎県がしなくても島原市は主食を提供してもいいと思う。そのためには財源が必要であり、いずれはその財源確保の議論も出てくることになるのではないかと考えているが、島原市に3歳から5歳の児童は何人いるのかとの質疑には、本年4月1日現在で、3歳以上の入所児童数は882人であるとの答弁。  この請願には幼稚園のことも含まれているのか。また、幼稚園は弁当で、保育園だけにこのような制度があるのはおかしいと思うがどうかとの質疑には、幼稚園は文部科学省の所管であり、国のシステムそのもの縦割り行政になっているので、そういう弊害が至るところで出てきているとの紹介議員の答弁。  討論では、まずこの制度がおかしいのであれば、なぜ改正の要望がないのか疑問点である。主食費を補助してほしいとの要望があるが、根本的な法制度の改正を行えば、そういう要望もクリアされると思う。また、どうして2歳と3歳で分けられているのか、そういう法的根拠がはっきりしない中での判断は難しいので、現時点では賛同しかねる。反対であるとの討論。  これは請願であり、現場の声が伝えられている。当事者が不都合を感じ、それに対する要望があれば受けて伝えるべきではないかと思う。予算や平等性の問題、あるいは法的根拠の判断は請願を受ける側の立場だろう思うので、賛成であるとの討論があっております。  挙手採決の結果、請願第2号は採択することに決定いたしました。  以上で教育厚生委員会の報告を終わります。 7 議長(濱崎清志君)  予算審査特別委員長。 8 予算審査特別委員長永尾邦忠君)(登壇)  おはようございます。7月1日の本会議において、予算審査特別委員会に付託されました第22号議案 平成23年度島原市一般会計補正予算(第1号)について、8日、本委員会を開き審査いたしましたので、その概要について御報告いたします。  平成23年度島原市一般会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ2億1,741万2,000円を追加し、予算の総額を233億8,341万2,000円とするものであります。  各分科会からの報告の主なものでありますが、まず総務分科会からは、歳出について、予備費の500万円の財源についての質疑には、平成22年度の繰越金を充当しているとの答弁。  東日本大震災の支援に充当した額についての質疑には、被災地支援のために約1,000万円を充用しているとの答弁。  歳入では、東日本大震災の支援に対する財源に関する質疑には、財源は特にないが、特別交付税での措置を考えているとの答弁がなされたとの報告。  次に、産業建設分科会からは、農林水産業費農村漁村活性化プロジェクト支援交付金について、市からの補助はないのかとの質疑には、平成23年度、平成24年度の2カ年計画であり、今年度に建屋部分を建設し、来年度に内部を整備する計画である。従来から市の補助金は建物には上乗せ補助はしていないので、来年度の選果機や冷蔵庫等の設備に市から5%の上乗せ補助を予定しているとの答弁。  鳥獣被害防止総合対策事業補助金について、申請の状況と申請された分はすべて認められているかとの質疑には、今回の補正予算で4カ所の事業となる。実行組合長を通じて要望を取りまとめ国に上げてきたが、要望どおりの配分がなかったため、その後の調整の中で取り下げがあったり、防護さくの短縮等の整理があっているとの答弁。  要望があったところだけではなく、年次的な計画での対策を考えているのかとの質疑には、イノシシ被害が想定される区域について計画的に実施したいが、地元負担の理解を得る必要があるので、できるだけ多くの皆さんに呼びかけをしながら対応していきたいとの答弁。  近年のイノシシ被害の状況と損失額、捕獲頭数はどうなっているのかとの質疑には、被害額は平成22年度が約271万円、平成16年度の530万円から被害額は低減している状況である。捕獲頭数は平成22年度で241頭、過去4年間も230頭から270頭程度の幅で捕獲されているとの答弁。  行政が被害額として出したものと実際に農家が思っている被害額とは差があると思うがどうかとの質疑には、被害額はあくまでも被害に遭った実際の面積、収量で積算する形であり、それが放置された場合には被害額にカウントされていないとの答弁。  戦略作物生産拡大関連基盤緊急整備事業の予算内訳はどうなっているのかとの質疑には、深底ため池土砂しゅんせつ工事が2,682万8,000円、野田地区農業用用排水路整備工事が1,150万円、設計業務委託料が300万円、合計4,132万8,000円という内訳になっているとの答弁。  ジオアワビ試験養殖業務委託料事業内容と目的についての質疑には、場所は現在実施しているトラフグの養殖施設の一部スペースを利用し、緊急雇用創出事業を活用して2名の新規雇用を予定している。最近の漁獲類の価格低迷の中でアワビは高級食材として注目されており、ジオの恵みであり昔から地元で盛んに養殖が行われているワカメ、昆布をアワビに与え、本市の環境条件の中でアワビの生育試験をし、ジオアワビとして今後市の特産品として開発できないかという目的で、今回、事業に取り組もうとしているものであるとの答弁。  アワビの陸上養殖を実施し、商品化、販売まで結びつけているところがあるのか、また、本市の見通しについてはどうかとの質疑には、県内では平戸市で2カ所、南島原市南有馬町で養殖を行っており、キロ5,000円程度で販売されている。今回の本市の養殖試験では2万個を導入する計画で、商品化までの生育期間3年間での生存率は6割程度を見込んでいるとの答弁。  商工費の島原からのおくりもの支援事業についてどのような事業内容かとの質疑には、現在、市ホームページ紹介コーナーで約40社の特産品の紹介している。そのうち半分の約20社は独自に自社ホームページを開設し、特産品の紹介を行っているが、ホームページ未開設の業者に対してホームページ開設の支援をしていこうというものであるとの答弁がなされたとの報告です。  次に、教育厚生分科会からは、民生費の被災地児童招致事業委託料の内容に関する質疑には、この事業は、東日本大震災による被災地の子供たちや引率者を含めた約30名を4泊5日程度で本市へ招待し、市内の子供たちとの交流やジオパーク関連施設など観光施設の見学を通じ、心身のリフレッシュをしていただくという事業である。まだ相手方は決まっていないが、詳細については、今後、相手方が決まり次第、相談しながら詰めていきたいとの答弁。  島原は過去に災害を経験し復興したことから、被災地の子供たちからすると、自分たちの未来を見るような気持ちで島原に来ると思うので、ただのリフレッシュだけじゃなく、ぜひ希望が持てるような、自分たちも島原みたいになるんだという安心を持って帰れるような事業にしていただきたいと思うがどうかとの質疑には、事業を詰めていく中で、相手方の意向も取り入れながら、そのようなことも念頭に置きながら事業内容を練っていきたいとの答弁。  放課後児童クラブ送迎支援事業補助金に関して、本年度の補助対象はどこか、また、過去の実績はどうなっているのかとの質疑には、この事業は、平成22年度から始まった県の安心こども基金を使った事業で、平成22年度は5クラブが実施している。また、今年度は4クラブを予定しており、今回の補正予算は、おさなご園とひかわ第一幼稚園が実施する放課後児童クラブの分であるとの答弁。  奨学金貸付基金繰出金に関して、奨学金の貸付状況についての質疑には、基金の平成22年度末残高が1億800万円程度になっており、平成22年度は37名に870万円を貸し付け、そのうち新規の対象者17名に390万円を貸し付けている。17名の内訳は、高校生が10名、専修学校等が5名、大学生が2名であるとの答弁。  奨学金の償還に対する滞納額及び回収方法に関する質疑には、平成23年3月末現在の滞納額は80人分の1,060万円で、適宜通知や訪問による面談等を行っている。また、22件については和解が成立し、このうち償還が終了した方も11名いるとの答弁がなされたとの報告です。  以上の各分科会主査の報告に対する質疑の後、総括質疑を行いましたので、その主なものについて御報告をいたします。  民生費では、被災地児童招致事業委託料400万円の内訳はどうなっているのかとの質疑には、子供25名、引率者5名の30名の旅費、宿泊費等の委託料であるが、航空券代が約127万円、新幹線代が約76万円、送迎等のバスが約60万円、宿泊代の約90万円が大まかな内訳であるとの答弁。  この事業はどのような形で行うのか、また、招致する児童・生徒の選定方法はどのように考えているのかとの質疑には、この事業については、東京在住の島原半島会の皆さんから、自分たちが寄附を集めるので、南島原市、雲仙市、島原市3市一体となった共通の事業をやったらどうかという話があっている。3市がそれぞれに被災地の自治体にアプローチを行い、その中で市から選抜されるのか、1校に絞られるかは相手方の都合によって対応していきたいと考えているとの答弁。  被災地では、避難生活等の影響で夏休み、冬休みを返上しての授業が予想されるが、年度内に実施できなければ次年度へ繰り越すという考えもあるのか。また、半島3市の実施規模に違いはあるのかとの質疑には、島原半島会のほうで寄附を集めていただき計画をした事業なので、どうしても年度内に実施できない場合は翌年度に繰り越すことになるかもしれない。場合によっては別の事業に振りかえることもあるかもしれないが、できるだけこの事業を実現できるよう努力していきたい。実施規模は3市とも同程度になるとの答弁。  現地との打ち合わせに要する旅費について、被災地支援で派遣されている職員が現地での打ち合わせに当たれば、その旅費は不要になるのではとの質疑には、被災地支援のために派遣している職員については県からの要請に基づいて派遣をしている。被災地児童招致事業については明確な実施日程も決まっていない状況なので、もし日程調整が可能ならば対応できると考えているとの答弁。  教育費では、奨学金について、今まで何人の方が借りて、現在何人の方が償還中なのかとの質疑には、これまでの貸与人数は1,341人、約3億8,000万円である。その中で、現在償還中の債権は174件、約7,700万円であるとの答弁。  農林水産業費では、深底ため池整備事業について、土砂1万8,000立米に対して、今回、1万立米のしゅんせつを行うということだが、来年度も予算づけをし、今年度分を繰り越してでも一気に済ませるほうが経済的にも効果的だと思うがどうかとの質疑には、今回は戦略作物生産拡大関連基盤緊急整備事業で1万立米分のしゅんせつを緊急的に実施し、残りの8,000立米は土地改良事業団体連合会の事業で行うように計画している。一度に全部取ったほうが効率的であることは認識しているが、財源についてはできるだけ国費、県費の補助制度の中で実施していきたいと考えており、今後できるだけ効率的なしゅんせつに努めていきたいとの答弁。  ジオアワビ試験養殖事業について、こういったものを広めると価格が暴落してしまうおそれはないのかとの質疑には、県内において養殖場がふえている状況ではないと認識しているとの答弁。  事業の委託先と緊急雇用創出事業による作業員の募集の方法についての質疑には、委託先は島原市漁協を予定している。作業員の募集方法については、緊急雇用創出事業による雇用の場合、ハローワークに求人を出すことが条件となっているとの答弁。  緊急雇用創出事業は単年度事業だと思うが、養殖事業は数年続くような事業なのかとの質疑には、3年間での商品化を目指しており、2年目以降は委託先で継続的に飼育をしていただくよう考えているとの答弁。  採決の結果、第22号議案は原案を相当と認め、可決することに決定いたしました。  以上で、予算審査特別委員会の報告を終わります。 9 議長(濱崎清志君)  ただいま議題となっております第21号議案 財産の取得については、お手元に配付のとおり、理事者より訂正の申し出があっております。  お諮りいたします。これを承認することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 10 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、訂正は承認されました。  これより総務委員長報告に対する質疑を行います。 11 6番(清水 宏君)  総務委員長報告についてお尋ねをいたします。  請願第3号 原子力発電を止め再生可能な自然エネルギーへの転換を求める請願について、趣旨採択というやや耳なれぬお言葉を使われたと思うんですけれども、これについて、その説明とその根拠と申しますかね、そこについてもう少し詳しく御説明をお願いいたします。 12 総務委員長本田順也君)  今回の趣旨採択についてですけど、趣旨採択の内容については、請願について願意は妥当であるが、実現性の面で確信が持てないといった場合に、不採択とすることもできないとしてとられる請願に対する決定の方法のことをいうというような解釈でされております。  それとまた、趣旨採択になった経緯でありますけど、今回の場合は、原子力に頼るよりも自然エネルギーにしていただきたいというような趣旨を認めますが、実際、この原子力発電をとめることができるかどうかという部分で、今の社会情勢からも考えて、それが日本にとっていいのか悪いのかという部分で、まだわからないというような論議で、今回は趣旨採択でしたほうがよいのではないかというような、委員会で諮らせていただいて、趣旨採択というような形に決まりました。  よろしくお願いします。 13 6番(清水 宏君)  ということは、内容というよりも、その趣旨採択ということなんですが、それは何というかな、成熟した言葉、根拠のある言葉なんでしょうか。 14 総務委員長本田順也君)  今回の場合、その趣旨採択について、よその事例からも考えて、趣旨採択について、趣旨はわかるということで、ほかの場所からいえば、趣旨採択をされて喜ぶ場合もあります。趣旨採択で、ちょっとそれはまだまだ趣旨がわかっていないのかというような感じで受けとめられる場合もありますけど、実際、趣旨採択ということで、この委員会でははっきりとわかったというような結論でありました。 15 6番(清水 宏君)  要するに、その趣旨採択ということなんですが、それはもう確定した一つの概念というか、言葉としてこれからも通用させると、島原市議会だけでなくて、どういうふうな内容をもってそれをおっしゃったか、もう一度お願いします。 16 総務委員長本田順也君)  趣旨採択についてですが、法的に認められた趣旨採択という形でありますので、島原市議会でもされるのではないかというような感じで言われておりますけど、その点については、今後、委員会の中でも検討されると思われます。 17 10番(馬渡光春君)  3回でございますので。  私も趣旨採択て何かなと一応疑問に思ったわけでございますけれども、議会用語にはちょっとあるようでございますけれども。  今、この請願は、もう日本全国で一番話題になっております原子力問題のことでございまして、国民が一番興味を持っている原子力発電の取り扱いについてでございます。すべての産業、すべての自分たちの生活においても電気がなければどうにもならないし、節電であろうが、自然エネルギーであろうが、大変興味のある請願であったと思っております。  その中で、今、国会においてもストレステストとかなんとかいろいろあっておりますけれども、いろんな論議の中でですよ、ちょっと結果を出すのは早いから、継続審査にすべきじゃないかという意見は出なかったんでしょうか。 18 総務委員長本田順也君)  継続審査にしたらどうかというようなことは質疑の中で出ませんでした。討論の中で出ましたので、今回、討論という形ですので、継続審査ということはできないという内容でしたので、ほかの委員の中から趣旨採択にしてはどうかというような意見がございました。
    19 10番(馬渡光春君)  趣旨採択ということは、形式的には採択というとり方でいいのかどうか、それも1つ質問をしたいと思います。  それと、島原市議会の会議規則の中に、請願の審査報告、第132条の中に、「委員会は、請願について審査の結果を次の区分により意見を付け、議長に報告しなければならない」、1つ、採択すべきもの、2つ、不採択とすべきもの、この2つに限られておりますけど、あとが審査がまだ結果が早いというときには継続審査という仕方もあると思いますけれども、その点の取り扱いは、この整合性はどのように考えておられるのかお尋ねをしたいと思います。  それと、請願でありませんけれども、有明町の福祉センターの条例改正でございますけれども、市からの持ち出しの1,800万円は、余り経費の削減はできないということでございますけれども、お金の問題でメリットはなくても、民にした場合、官から民に管理を委託した場合、何かのメリットはどういうものがあるのかという質疑なんかは出なかったんでしょうかお尋ねをします。  それと、特殊な施設でございます。福祉施設、福祉センターでございますけれども、指定管理を受ける団体というのはある程度限られてくるんじゃないかなと思いますけれども、どのような団体の名前が出たのかお尋ねをしたいと思います。 20 総務委員長本田順也君)  指定管理者にどのような業種の選定がなったのかと、委員会の中でどのような団体が手を挙げそうなのかというような議論ですけど、今回、理事者側からそのようなことは出ませんでしたけど、委員の中からは、今、社会福祉協議会が入っているが、その社会福祉協議会が入るのではないかというような意見もあり、理事者から、そういう形にもなるかもしれないというような議論はされております。  それと、メリットにつきましてですけど、メリットにつきましては、委員会の中で、副市長の答弁の中で、メリットについては今は余り変わらないが、しかし、新しいタオルを貸すとか、そのタオルを貸すことについて自動販売機でできるとか、ほかのタオルを持ち込むとか、そういった形になれば、そのタオルを今配布されている方の人件費が減るのではないかというようなこともまた考えられるのではないかというような意見がございました。  それとまた、趣旨採択についてですが、先ほど論議の中で2通りしかないというような意見でありましたけど、この場合、趣旨採択については、請願に対する議会の意思決定は論理的には採択か不採択かの2種類しかない。しかし、議会としては請願の願意について十分に理解できるが、地方公共団体の財政事情等から、当分の間は願意を実現することが不可能である場合等に、便宜的に趣旨には賛成であるという意味の議決をすることがあるというようなことで確認されております。 21 10番(馬渡光春君)  まず、福祉センターのことでございますけれども、経費的にコスト削減は余り期待できないと。しかし、官から民にした場合、サービスの向上とかいうことの論議はなかったんでしょうか。例えば、コスト削減だけだったら、民にした場合はサービスの向上がどこかで図られるんじゃないかという、そのような論議がなかったのかと思います。ちょっとそれをお尋ねしたいと思います。  それと、趣旨採択の件でございますけれども、これは島原市議会の規則でございまして、採択すべきものか、不採択にすべきものかという、どちらに決定と。あとは継続審査とかいうこともありますけれども、今の場合は、結果でございますけれども、私は継続審査にすべきじゃなかったんじゃないかなと思っております。  それとですよ、形式上の採択というとがこの趣旨採択じゃないかなと。それは願意に賛同ならば採択じゃないかなと。ここに6項目の請願の項目がありますけれども、この部分のどれが採択部分で、採択じゃなし、どれが趣旨を入れたのか、文面についてお尋ねをしたいと思います。6項目の中で、幾つかできれば一部採択というやり方もあったんじゃないかなと思っておりますけれども、ひとつそこもお願いします。  それとですよ、これは委員長報告に対して賛成か反対かをとらなければならないわけでございますけれども、趣旨採択に反対した場合は、採択すべきという人も反対せいにゃいかんわけですね。不採択にしたいという者も反対せいにゃんわけです。私はどちらに立てばよかっかなと。例えば、もう趣旨採択じゃなくして、採択だと、これは採択すべきだという人も委員長の報告に対しては反対ばせいにゃんわけですね、私たちは。私はその採択のほうじゃありませんけど、そのほうは私たちはどちらをとらえて言えばいいんですかね。不採択とする人も反対でしょう。しかし、採択すべきという人も、委員長報告は趣旨採択ですから、それには反対だと。採択をするという人も反対せにゃならんし、不採択にしたいという意思のある人も反対をしなければならないということでございますが、どのような形で採決をとられるんでしょうかね。  もう3遍目ですので、一応そこんにきをちょっとお尋ねしたいと思います。 22 総務委員長本田順也君)  趣旨採択については、委員会の中で諮りましたけど、その趣旨採択の後というのは議会のほうでするような形で、委員会としては趣旨採択という結果だけでとどめております。それから以降につきましては、議運のほうでも話があるのかなというような思いでおります。  それと、先ほどサービスとか、そういうのがないかというような感じでおられました。タオルの部分で話をされた部分の内容を引き出してみますと、内部ではタオルサービスがいいのか悪いのか、その辺の経費を考えて、なくして自動販売機などでタオルの販売をするというようなやり方もいいんじゃないかというような話も、そのあたりを指定管理者あたりが決まりますと、そういうことを協議していきたいと。それだけ削減できると、それも指定管理料に含まってきますので、その辺は今後の協議の中で。そうすると結局、サービスの低下になると。もし自動販売機で販売するような形態をとるのであれば、そういうふうになるというような形であります。  それと、民でするのは民でというような形で言われたのは、議会の委員会に付託されました前の議会の中でそのような話でされておりました。あとは、この委員会の中では論議されておりません。 23 4番(林田 勉君)  第20号議案、島原市有明福祉センター、いわゆる有明の美人の湯を民間の業者に指定管理をさせようということですけど、先般の議案質疑のときにも申しましたけど、指定管理にするということは、市の経費の節約、もう1点は、市民サービスの向上、大体この2点で民間のほうへ移譲しようということだというふうに私は理解しております。  そういった中で、先ほど委員長の報告の中で、経費が1,800万円、いわゆる市からの持ち出しが1,800万円ほどございますということと、現在も経費はかなり切り詰めた中でやっていますということだったんですけど、現在の美人の湯の総事業費ですね、収入と支出、その差がありながら1,800万円の赤字が出ているということだったんですけど、例えば指定管理にする場合、その1,800万円、いわゆる赤字部分もそのまま移譲するのか、それとも、赤字分は市として補てんをしながら民間のほうへ移譲するのか、そういう議論があったのかお尋ねいたします。 24 総務委員長本田順也君)  赤字といいますか、島原市から出す財源については、今後も指定管理者になった場合も、そのまま移すというような形で聞いております。 25 4番(林田 勉君)  移すということだから、市から補てんするということですかね。それとも、その部分は除外して、民間の経営努力の中でしますということなのか、そこを1点また再度お尋ねしたいと思いますし、もしそのまま赤字分は除いて補てんをしなくて移譲しますよということになれば、逆に市民サービスの低下とか、島原の湯と同じように、少し料金アップをしようということで移譲になるのかなというふうに思いますけど、そういった議論はありましたでしょうか。 26 総務委員長本田順也君)  委員の中から、そのような料金の関係で言われた部分もありましたが、その点については、今のままでいくというような話で聞いております。  それと、あとはもう市長と指定管理者、管理を受ける側と協議の中で話し合うというような形で聞いております。  それと、経費につきましては、先ほども申しましたけど、民間にゆだねて、それから民間の力で削減できれば、そのようなメリットが出てくるのではないかというようなことで聞いております。 27 4番(林田 勉君)  3回目ですので、最後ですけど、どうも、現在も経費は精いっぱい切り詰めながらやっているしということだったので、経費についてはどうなのかなというふうに思いますし、例えば、サービス向上で先ほどタオルが云々とか言われたんですけど、現在、温浴施設のサービスでどこが不都合なのか、もしくは、今後もし民間に移譲した場合はどういったところで改善していただきたいのか、そういう議論があったらお答えいただきたいと思います。どうもなかなか私たちも指定管理、民間移譲ということで、経費の削減とか、もうそういうのばっかり先に来て、なかなかサービス自体というのを何か少し置き去りにした部分も本当はあるのかなという部分もありますので、ぜひそういった議論がありましたら、ちょっと明確な回答をいただいて判断したいと思いますけど、現在のところでは、何か経費的なメリットも既にもうないということだし、市民へのサービスも果たして今後どうなるのか、余りよく議論を尽くされていないみたいですので、そこらの御回答をよろしくお願いします。 28 総務委員長本田順也君)  サービスについてですけど、今回、条例の中では正月とかあけないというような感じで書いてありますけど、実際、その指定管理者になった場合、指定管理者と市長との協議の中で、あけるというような要望があれば、そういう方法にゆとろぎの湯と合わせていきたいというようなことで聞いております。  それとまた、夏時間についても、今回、条例の中では書いておりませんが、要望があれば、指定管理者のほうと市長との協議の中で話し合い、時間も延長したいというようなことで聞いております。 29 1番(草野勝義君)  先ほど請願第3号の趣旨採択について質問したいと思います。  調べたところ、採択、一部採択、趣旨採択、また不採択、また継続審査というような項目が生まれてはおるんですが、趣旨採択と継続審査ではどちらが重みがあるんでしょうか。 30 総務委員長本田順也君)  今回の場合、継続審査というのは、質疑の中で出していただければ継続審査になったのかなと思いますけど、今回、もう討論に移っておりましたので、戻るということは今までの例にないことでしたので、戻ることはできませんでした。そういう観点から、今回は趣旨採択ということで委員の中から出ましたので、趣旨採択にさせていただきました。  どっちがいいのか悪いのかという点については、私もわかりません。 31 1番(草野勝義君)  例えば、趣旨はわかりましたけど、何も変わることがない、周りにも伝えることがない。逆に、採択は国に皆さんの意見を伝える役割が議会としてあるというような形があるので、やはりこの辺で逆に継続審査はまた今後勉強して、また再度採択になるかならないかという流れがあると思うんですけど、その辺で今後趣旨採択というのがふえていかないようなことが求められるんですけど、どうでしょうか、委員長の考えは。 32 総務委員長本田順也君)  その点については、私も要望という形でも聞いても、私に答えろと言うても答え切るのは難しいのかなと思います。  それと、趣旨採択について先ほど申されましたけど、何がいけなかったのか、もう大体、今回の場合は、原子力発電を止め再生可能な自然エネルギーへの転換を求める請願というような、請願の一番頭に来ております文面について、これが本当にできるのかどうかというようなことで、今回の場合は、紹介議員からも言われました、趣旨についてわかってほしいというような感じで紹介議員の説明がございましたので、その意見について、趣旨はわかるというような形で、趣旨採択にするのが妥当かなと私も思いました。よろしくお願いします。 33 1番(草野勝義君)  3回目です。  とにかく今日の置かれているこの原発の問題というのを改めてまた皆さんと協議していくことをお願いし、終わります。  以上です。 34 21番(島田一徳君)  趣旨採択という問題に皆さんこだわっていただいております。委員長の説明ですと、この趣旨採択というのは、ほかのところもやっているよと、やっているところもあるよという話のようですが、その趣旨採択をする理由というのが、先ほど委員長の説明によりますと、地方自治体の財政的な問題が関連するんだと。例えば、住民からいろんな要望が出されたと。そして、これ趣旨はわかるけれども、お金がないよという意味だろうというふうに思うんですね。住民の皆さんの気持ちはわかりましたと、議会として。それはやらにゃいかんと思いますと。しかし、今すぐと言われてもという意味の答弁がなされたと思うんですね。  しかし、これは、原子力発電を「とめ」と読まれたですが、これは「やめ」と読んでいただきたいと思うんですね。原子力発電を止め再生可能な自然エネルギーへの転換を求める請願書と私は御紹介申し上げたつもりなんですけれども、読み違いがあるようです。  ですから、こういった財政的な問題というのは、ほかに何か理由はないんですかね。これは当てはまらないような気がするんですね。先ほど委員長の御説明によりますと、話を聞いておって当てはまらないような気がしたものですから、再度お伺いをしておきたいと思います。  それから、第20号議案についてお伺いをいたします。  経費は変わらないと、だれがやったっちゃ変わらないと、もう最低ぎりぎりのところでやっているんだという論議がなされたようです。そうしますと、もちろんこれは福祉会館で、あそこにも書いておりますが、営利を目的とした施設ではございませんと。おふろに行った方、皆さん目にとまっているはずだと思うんですね。そういう中で、あえて指定管理をしようということなんでありますけれども、この指定管理料というのは幾らぐらいになるのかという論議はなされたのかどうか、これが2点目です。  それから、あとタオルの問題、今、よそにないような、有明町当時、レジオネラ菌、こういった病気の蔓延、危険性というのを防ぐために、きちんと責任持って洗濯もし、消毒をしたタオルを使っていただこうと、これは健康増進のねらいが非常に強くあったわけなんです。  ところが、今の委員長の話ですと、タオルの持ち込み、自動販売機にしてみたり、それぞれが持ってきたらいいじゃないかという話も論議されたように伺っておりますけれども、こういったタオルの持ち込みで、これまでのタオルの補充というのはあったと思うんですけれども、これが年間幾らぐらい補充されているのか、そういったところの論議はなさいましたでしょうか、これが質問の第3点になりますね。  こういうタオルの持ち込みをしようじゃないか、補充はやめようじゃないかという話も、合併した当時、出されたことがあったんです。しかし、理事者の皆さんと詰めた話をしながら、それじゃ出しましょうよというふうになって、今日があるんですね。そういうのを承知の上でこういう論議がなされたのかどうか、レジオネラ菌、衛生上の問題かれこれ含めてね。  それから、このタオルの補充というのは幾らぐらいなるのか、そういう論議をなさったのかどうか。  それからもう1つは、出たり引っ込んだりで大変議会は迷惑したんですけれども、この休館日の話でございます。  12月29日から翌年の1月3日、暮れと正月をお休みにしますと。もちろん火曜日はお休みにしますよという、この項目なんですけれども、正月期、つまり暮れからお正月にかけての営業、やってもいいよとか、何か、なんとんつくれん話があるものですからあえて聞くんですけれども、こういうことは実現可能なのかどうなのか。  それから、開館時間の問題です。今、朝10時から午後の9時、夜の9時まで、一年じゅうというか、基本的にそういう運営をやっているんですね。それで、昨年は夏季時間の設定をしてほしいということで、子供たちの夏休みに合わせて10時までと、1時間延長がたしかあったと思うんです。こういう要望というのは非常に強いんですけれども、そういった内容の保障といいますか、論議と保障というのはどのようになっておりますでしょうか。この点についてもお伺いをしておきます。  それから、第21号議案 財産の取得についてでございますけれども、若干訂正もありましたが、当初予算では、委員長の説明ですと、今後、進入道路とか観客席とかという話があったわけですけれども、当初予算では、たしか観客席は金もかかるし、そういうのはよしにしようという説明をたしか受けたような気もするんですね。2面つくると。そこのところの論議がどのようにやられたのか、そこのところについても御説明をいただきたいと思います。  以上、お願いします。 35 総務委員長本田順也君)  一番最初に趣旨採択について、その財源とか云々とか、その項目で言いますと、今回の場合は、その趣旨については妥当であるが、実現の面で確信が持てないといった場合、不採択とすることができないとして、請願に対する決定の方法ということで趣旨採択という形をとりました。その中で、やはり自然エネルギーに変えるという部分で、いろんな原発をやめて火力発電とか、そういう紹介議員の中から出ましたけど、火力発電にしても、問題は今、CO2削減とか、燃油の高騰とか、そういう部分もあります。それとまた、風力についても東北のほうではされていますけど、現在、そういう風力について音がうるさいというような話も聞いております。そういう観点から、自然エネルギーにすぐ変えるということは難しいのではないかというようなことで、今回は趣旨は採択という形で、趣旨採択にされたというようなことで話を聞いております。  それとまた、福祉センターについてですけど、経費は幾らぐらいになるのかというような感じで言われましたけど、今回の場合は削減するというような話はされておりません。年間の運営費は幾らかというような部分で、理事者の答弁の中では1,800万円に対して、委員からの質問で、内容については、金額自体は理事者からは答弁はございませんでした。  それとまた、タオルの部分について、レジオネラ菌がというような問題があったのかというような話で、タオルのサービスについても、今回、理事者のほうからは、そういうサービス面でもそういう意見がございますというような感じで話がありましたので、その点についての話ということで、今回の場合はレジオネラ菌とか、そういう問題についての論議はなされておりません。  それと、タオルの補充をするというような話でおりましたけど、今回、そういう論議はなされておりません。  それと、休館日についての話ですけど、先ほども申しましたけど、休館日については、今回、議運の中でも話をされたと思いますけど、今、福祉センターには社会福祉協議会とか包括支援センターとか入っております。それとまた、その中で休館日にした場合、そういったところもあけなければいけないような条例になっておりますので、一部分という形でするというような形なので、市長と指定管理者との協議の中で休館にするというような話ができるというような議論がされております。  それとまた、開館時間につきましても、市長と指定管理者との間で話し合いがなされ、協議をされるというような感じで聞いております。  サッカー場の観客席について、先ほど島田議員が言われた中で、話はあったのかというような論議でしたけど、私たち委員の中では、する前提で話を聞いておりましたので、そういう論議はなされておりません。 36 21番(島田一徳君)  この原発問題から入っていきたいと思いますけれども、2遍目でございます。  請願第3号ですね、ここのところでちょっとお伺いしておきたいんですけれども、趣旨はわかるというような話もあったんですが、エネルギーをどうするかという問題は確かに重要なんですね。  それといま1つは、もっと大事なのは、今、人が死に瀕する状況があるんだということなんですよ。要するに、人間とこの原子力のエネルギーというのはまだ制御ができないわけですから、人間というのは。福島原発をごらんなさい。収束のめども立っておらんでしょう。つまり、一たん暴走したら、とめることができないんです。そういう技術をまだ人間は持ち合わせないんですよ。そういう中で、人の命をどう守るのかということがやっぱり論議されてしかるべきだと思うんだけれども、そういった論議がなされたのかどうか。  それから、この福島原発問題で、きのうのテレビでやっておりましたが、逃げ出さざるを得ないと、我が生まれ故郷を離れざるを得んという人が11万人いるというんですね。11万人余り帰れないんですよ。そういう状況が、一たび事が起きるとそういう状況が蔓延してくる、そういうことがあるわけですから、これは趣旨はわかるけれども、そこの先どうなるかわからんというよりも、趣旨がわかれば賛成て素直に言ったらどうなのと思うんだけれども。人が生きるか死ぬかの瀬戸際よ、極端な言い方をすると。それで、先ほど馬渡君だったかな、言いよったけれども、ストレステストをやるんだと今政府が言い出しましたけれども、これもいいかげん。電力会社にやらせるわけだから、電力会社のコンピューターでシミュレーションしなさいよ、それをうのみにする。財界の重鎮もこういうばかなことを何で思いつくんだみたいな話まで最近報道されているんですね。 37 議長(濱崎清志君)  島田議員、簡潔にお願いします。 38 21番(島田一徳君)続  はい、わかった。  だから、そういう状況というのを踏まえた上での趣旨採択なのかと。この趣旨採択というのは、先ほど委員長、なかなか苦しい答弁なさっていましたけれども、採択というふうに理解していいのか、さっき馬渡議員と一緒だと思うんですね。これ請願に賛成だと思う人も、趣旨採択てこれ何ねて、私がこれ賛成したらどがんなっとね、反対の人はこれに賛成したらどがんなっとねて、そこのところ判断に困るというふうに言っているんで、そこのところの解明をもう少し委員長のほうでしていただけると大変助かると思うんですが、ひとつよろしくお願いいたします。  それから、タオルの問題とか──ごめんなさい、第20号議案のところです。第20号議案で、指定管理料は幾らかというふうに、これ大変大事な問題だと思うんですね。林田君もちょっと言っておりましたけれども、あと削るというたらタオルぐらいじゃないの。それなくしたらさ、理事者の皆さんやりにくいから、民間に委託してタオルば出さんごとさせるて、この程度の話でしょう。さっき質問しておったけど、回答なかったけれどもさ、このタオル代というのは一体幾らね。そういう論議したと。タオルの持ち込みぐらいで、これがメリットだという話がさっきちょろっと委員長のほうからあったんだけど、これはメリットじゃなくて、サービスの低下というの、こういうのは。じゃないの──と思うんだけど、そこのところはどのように委員会として考えておられたのか。  それからもう1つは、この条例が通りますと、これまでなかったのが、休館日の12月29日から翌年の1月3日まで、つまり、暮れから正月の間までお休みにしますよと条例でうたうわけですね。  今度はこれに対して、じゃ指定管理者と相談して出勤するようにしましたと。それは住民の皆さんは喜びます、確かに。私も喜びます。  しかし、そこで働く人たちの賃金はどうすんのという問題が出てくるわけさ。月給制じゃけん、変わるもんかないと言うとかさ、それとも、きちっと休日手当を出しますよというふうな論議がなされているのかどうか。大事なところなんだよ、これは。労働条件の向上──今ですら低賃金労働なんですよ。理事者の皆さん、答えていただいたら、11万円そこそこと。そういうのもはっきりしているわけだから。だから、そこのところの、そこで働く人たちの労働条件の向上というのは、総務委員会でどのような論議がなされたのか御説明をいただきたいと思います。 39 総務委員長本田順也君)  先ほど一番最初の原発の問題についてですけど、その中で、委員会の中でオブザーバーとして島田議員もおられました。そういう中で、紹介議員という形でされました。議論はされたのかどうかというようなことで聞いておりますけど、実際おられた人なのでわかるかなと思いますけど、今回、委員の中から、やはり原発については、みんなが危険だというような感じで思っております。その点について、やはりみんなそれは原発についてはよくないというような感じで思われております。  しかし、それと原子力発電をとめて、今実際、社会生活ができるかというような感じで問われたときに、国会でも議論されておりますけど、その点について、まだまだ審議内容は定かではありませんので、私たち委員の中でも、原発は危険というのはわかっているが、それを出したところで何の解決になるかというような感じで思いましたので、今回の場合は、国のほうの方向性を見ながら、趣旨はわかるということで、趣旨採択という形で委員会でされました。  それとまた、タオルサービスについての後の論議でございますけど、その点については、先ほども言いましたけど、なされておりません。  あと休日と、また開館時間については、先ほども述べたとおりでございます。 40 議長(濱崎清志君)  しばらく休憩いたします。午後1時まで休憩いたします。                              午後0時2分休憩                              午後1時  再開 41 議長(濱崎清志君)  休憩前に引き続き会議を再開します。 42 21番(島田一徳君)  第20号議案に関連したところですが、これで、第2条の2の1項というんでしょうかね、休日というふうに位置づけると、12月29日から1月3日までの間を。それと毎週火曜日、これ従前どおりなんですけれども、これを暮れからお正月にかけての休館日を設定したときに、この休日日の出勤ということになりますから、そこで働く人たちの割り増し賃金とか、賃金体系とかというのは論議されたのかどうなのか、これ大事なことだと思いますね。ですから、そこのところがどのような論議がなされたのか御説明をいただきたいというのがもう1つございます。
     それから、タオルのことは理事者から出たわけじゃないというようなニュアンスのことを言われたんですけれども、総務委員会で、理事者も持ち出さないような、持ち出せないような話を、委員会で委員がサービスの低下を招くような論議がなされたのかどうなのか、もう少し確認の意味でお聞かせをいただきたい。理事者も口にできんような話をさ、だれが言ったかて、名前まで言えとは言いませんけど、昔、議席番号でよかけん言えと言う人もおりましたですが、名前は言わんちゃよかけんて言う人もおりましたですが、そこまでは申しませんが、そういった論議が実際やられたのかどうか。私は、住民にとってはサービスの低下につながるというふうに思うんですよ。だから、そういった認識があるのかないのかということも含めてお伺いをしておきたいと思います。 43 総務委員長本田順也君)  休日の賃金についてですけど、その内容につきましては、今回の委員会では論議されておりません。  それと、タオルについて、先ほども言いましたけど、今、タオルサービスとかいう話がありますけれども、そういうので人員が削減できるのかと、その分は、それは指定管理にしようと直営でやろうと同じことなんですけれども、今よりは少し経費が減ってくるというふうに思います。  ただ、やっぱり何で指定管理にするのかというメリットというよりも、一つの方針で、まずは行革の一環で民でできるものは民でと、同じようにゆとろぎの湯ももう最初から指定管理者にしています。いかにサービスを落とさないようにして指定管理者にしていただくか、そしてさらに、その中で指定管理の中でいろいろ運用面で努力していただいて、多くの皆さんに利用していただくかということを期待しているというような答弁でございます。タオルの部分につきましては、先ほど言った中のことと、タオルサービスがいいのか悪いのかというようなことを理事者のほうから言われておりますが、内容につきましては、それだけの部分しか言われておりません。 44 議長(濱崎清志君)  総務委員長報告に対する質疑をとどめ、教育厚生委員長の報告に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 45 議長(濱崎清志君)  教育厚生委員長報告に対する質疑をとどめ、予算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 46 議長(濱崎清志君)  予算審査特別委員長報告に対する質疑をとどめ、各委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより第20号議案 島原市有明福祉センター条例の一部を改正する条例について討論を行います。 47 19番(中川忠則君)  私は、反対をいたします。その理由を今から申し述べます。  まず第1点目に、今回は理事者側の答弁が、現在の役所の経営と指定管理者にした場合にメリットがないという答弁がなされました。過去の指定管理者の場合に、これは議会事務局の調査係を通じて調査をしてもらいましたけれども、例えば島原文化会館では、指定管理前の決算と指定管理後の決算では1,600万円浮いており、節約をしております。そしてまた、島原復興アリーナと島原市営平成町多目的広場も1,228万円少なくなっております。そして、島原市有明文化会館におきましても1,290万円ぐらい経費が安くなっております。島原市の有明プールにおきましても775万円安くなっております。今まで指定管理をしてきた分には私もすべて賛成をいたしました。それは、今述べましたように、この指定管理をした合計額は5,600万円経費が安くなっておるという結果が出ております。今回の理事者の答弁には、それがメリットはほとんどないという答弁だったように思います。  それから2点目に、1,800万円の赤字であるという説明がされております。この1,800万円の赤字もそのまま指定管理に出すということであります。そうなっていきますと、せっかくの税金を使うわけですから、市民の皆さんの健康増進のために使うという目的がはっきりするのは、現在の制度のほうがわかりやすいわけであります。  それから3点目に、指定管理をどこまで場所的にするかという範囲の問題があります。委員長報告にもありましたように、現在の建物は有明の社会福祉協議会と医師会の地域包括支援センターが借っております。それは指定管理ができないわけであります。非常に構造的に区切らなければ、指定管理権がどこからどこまでかという範囲がわからないというのが3点目であります。  そして4点目に、現在も運営は臨時職員でされて、もう本当に切り詰めるところまで切り詰められておるわけであります。収入をふやすとなりますと使用料を上げなければなりません。そしてまた、経費を削減するとなりますと、現在の臨時職員の方たちの賃金を下げなければならないということになろうかと思います。財団法人島原市教育文化振興事業団は昭和61年に規程をつくりまして、第2条に、「職員の給与は、事業団の財政事情に応じ島原市の「一般職の職員の給与に関する条例」の規定を参考として理事長が定める」という規定になっておりますが、数年間のうちにいろんな給与の支払いがされまして、10年たってでもほとんど給料が上がらないという職員もおられます。私は、この事業団を設立されたときの課長にその当時の意見も聞いてまいりました。指定管理をしますと、現在の臨時職員の待遇はまだまだ悪くなろうかと思いますので、同じ人として働いておって、少しはやはりプラスになっていくような賃金体系にならなければならないと思いますので、以上の理由によりまして、初めて指定管理に反対をするものであります。 48 5番(松坂昌應君)  賛成討論もないようですので、反対いたします。  今回、非常にわかりやすいというのも変ですけれども、条例で、年末年始は休みにするというふうにきちんと明記された提案がされました。  ところが、その提案がされたときの本会議でも、年末年始はあけたがいいんではないかとか、あけることをきちんと明記するべきではないかという意見が出ておりました。そのことは委員会でも盛んに出ました。既に出ているゆとろぎの湯の条例のほうは、その年末年始については休業ということはうたい込んでおりません。だからこそ、年末年始は休業にするという条例は入れなくていいではないかという、ただそういうことなんですけれども、それを何が何でも通すと。そして条例の文章を見ますと、その後に、ただし、市長が相談をしてあけることもできるというような趣旨のことが書いてあるんですけれども、それならば、逆に年末年始は開館をすると。ただし、市長と事業者が相談をして、その辺は調整できるというふうにするのが本来であって、全く本末転倒の条例案を提案しております。  総務委員会の話でもそうなんですけれども、実際、そういうやりとりがあった中で、最終的に市長は私たちの言い分を受けた形で、一たんそれを訂正したいというようなことまで申し入れをしております。ところが、その訂正の仕方が議会のルールを守らなかったがために却下されたと。(発言する者あり) 49 議長(濱崎清志君)  松坂議員、簡潔にお願いします。 50 5番(松坂昌應君)続  そういうことで、私は、この条例の中にきちんと年末年始は開館をする、もしくは休館をしないということを明記するべきだということ。  そしてあと1点、今まであるゆとろぎの湯にしても、有明のプールにしてもそうですけれども、指定管理にした場合、その1年間の業務報告をきちんと議会のほうに報告せよと。これは口約束ではありましたけれども、実際に履行されておりません。だから、条例にきちんとうたい込んで、その報告をするということも、これも条例の中に入れていただきたい。それを現実にはやります、やりますと口では言って、やっていなかった。そういう前科がありますので、今回もきちんと休館のことについては条例にうたい込むべし、そして報告義務もきちんと載せるべし、その2点を盛り込むことを提案して、今回は反対いたします。 51 議長(濱崎清志君)  討論を終結し、採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  御異議がありますので、起立により採決いたします。  第20号議案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 52 議長(濱崎清志君)  起立多数であります。よって、第20号議案は原案が可決されました。  次に、第21号議案 財産の取得について討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 53 議長(濱崎清志君)  討論を終結し、採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長報告どおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 54 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、第21号議案は原案が可決されました。  次に、第22号議案 平成23年度島原市一般会計補正予算(第1号)について討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55 議長(濱崎清志君)  討論を終結し、採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長報告どおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 56 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、第22号議案は原案が可決されました。  次に、請願第2号 安心でおいしい主食を保育所の3歳児・4歳児・5歳児に提供することに関する請願について討論を行います。 57 9番(山本由夫君)  私は、請願第2号について反対の立場で討論いたします。  理由は、次の3点です。  1つ目は、本請願の要旨に、多くの認可保育所が3歳以上児に食を提供していませんと書いてありますけれども、先ほど委員長報告にもありましたとおり、本市におきましては、22の保育園のうち、21の保育園で実費、または現物を負担してもらって主食を提供しているということで、請願にあります背景と本市の実情が合っていないのではないかというのが1点目です。  それから2つ目が、今回の請願の対象となっているのは3歳児、4歳児、5歳児ということですけれども、幼稚園児については、これも報告にもありましたけれども、給食ではなくて、昼食代自体は家庭の負担になっているということで、これらとの公平性の点で問題があるのではないかと。  さらに言いますと、義務教育である小学校、中学校においても、給食については材料費相当分を家庭の負担で行っているというところとの公平性の点で問題があるのではないかと思うこと。  それから、3点目ですけれども、保育園の当事者である、いわゆる保育3団体と言われているところからこのような請願というのを調べてみましたけれども、見当たらない。また、私自身が保育園の保護者の方であるとか、保育園の関係者の方にお話を伺っている限りにおきましても、全く問題ないというわけではないかもしれませんけれども、一応現状が受け入れられているというふうな印象を持っております。したがって、将来的には子育てを国としてどう考えるのかということは議論の余地があるかと思いますけれども、現時点での採択はできないかなと考えまして、反対をいたします。 58 21番(島田一徳君)  反対者がおりましたので、私は賛成の立場で討論を行っておきたいと思います。  戦後間もないころにできたこの給食制度なんですけれども、これが歴代自民党政治のもとで、貧弱なまんまずっと変えられることもなく続けられてきていると。委員会の中でも御説明いたしたわけですけれども、基本的には法改正が必要だとおっしゃる方もいらっしゃいました。確かにそうなんです。  しかし、この請願人の趣旨を酌み取りますと、法改正をしなければ、この子供たちに対する変わりのない、3歳未満児と同じような給食のとり方というのができないわけです。同僚議員の皆さんにいろいろお話を聞きましたけれども、先ほど反対者は、父兄の皆さんが大した問題はないんじゃないかというような趣旨のこともおっしゃいましたけれども、こうした仕組みそのものがよく知られていないというのがあるようです。同僚議員の皆さんにも話を聞きましたら、おお、そういうのがあったのかと、子育てやってきたけれども、そういうところまで気づかなかったよという話もございました。つまり、知られていないというのが大きな原因ではないかというふうにも思います。子供は国の宝、地域の宝とか申します。少子・高齢化社会というのが社会的に大きな問題になっている中で、やっぱり子育てというようなところにもっともっと力を入れるべきではないか。そういう請願者の思いを酌んで、同僚議員の皆さんがこの請願に賛同いただきますようにお訴えしながら、賛成討論といたします。 59 14番(永尾邦忠君)  反対の立場で討論させていただきます。  趣旨はほとんど山本議員がおっしゃっていただきましたけれども、子供たちに対する平等性という意味で言いますと、現在、ゼロ歳から2歳児502人、3歳児から5歳児25人、合計527人の方が保育園、幼稚園等に行かずに御自宅で過ごされているという現状もございまして、この方たちだけに、今言っておられる2歳児、それから、3歳児、5歳児の方に食糧費を与えるという部分になりますと、この行っていない527人の方々にも平等性を欠くのではないかというふうに思いますし、義務教育ではない部分でありますので、もう一回考えていただいて、この平等性をどうするのか、幼稚園、保育園に行っておられない子供さんたちも平等に保つべきではないかというふうに思いますし、島原市としても、いろいろな3人目からの子供さんに対しては補助をしておりますし、もう少しこの主食代の部分だけにこだわるのではなくて、もっと大きな観点で子供さんたちを育てるという意味で、もっとすばらしい案を出していただきたいなということを望みながら、反対したいと思います。 60 議長(濱崎清志君)  御異議がありますので、起立により採決いたします。  請願第2号は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 61 議長(濱崎清志君)  起立少数であります。よって、請願第2号は不採択と決定いたしました。  次に、請願第3号 原子力発電を止め再生可能な自然エネルギーへの転換を求める請願について討論を行います。(「議長5番、議事進行について」と呼ぶ者あり) 62 5番(松坂昌應君)  ちょっと議事進行で申しわけないですけれども、先ほど趣旨採択という話なんですけれども、私も総務委員会に出ておったんですけれども、結局、これは委員長報告どおりに賛成をすれば、この意見書は提出されるんでしょうか、されないんでしょうか。ちょっとその辺が本当にわからないので、もう賛否しかねるというか、私は基本的には賛成の立場できちっと意見書を出してほしい、この請願を採択してほしいという立場なんですけれども、その趣旨採択とやらできちんと意見が反映して意見書が提出されるのであれば、妥協もありかなと考えておるんですけど、その辺はどうなんでしょう。 63 議長(濱崎清志君)  議事進行についての御意見でありますけど、このまま委員長報告どおり採決するかしないか、討論をしていただきたいと思います。(「議長21番、議事進行について」と呼ぶ者あり) 64 21番(島田一徳君)  皆さん非常に混乱しているんで、ちょっと整理する意味で提案なんですが、確かに総務委員会の報告というのは趣旨採択ということで、非常に皆さん混乱が起きているようです、頭の中で。ですから、委員会としては、委員長報告としては趣旨採択と。これについて、請願の本体について決をとられたらいかがでしょうか。そうすると、委員長報告は趣旨採択と、それと、請願の本体のところについて採決をされたら、何かすかっとするんじゃありませんか。(「議長、同じ趣旨で議事進行」と呼ぶ者あり) 65 5番(松坂昌應君)  私は、この趣旨採択という意味が、やはり法律にも規定されていないような言葉で言うものですから困っておるんですけれども、これは修正案であると考えれば、この修正案を私の場合は否決をして、本案に戻って、本案で採択に賛成をしたいと思っておるんですけれども、修正案ではないんですね。  だから、これでいわゆる趣旨採択をすれば、もうそれですべて終わり。反対すれば、反対しても終わりなんですか。だから、意見書は出せるんですか、出されんとですか。きちんとこれは議会事務局のほうでも確認をしてくださいよ。 66 議長(濱崎清志君)  しばらく休憩いたします。                              午後1時45分休憩                              午後2時21分再開 67 議長(濱崎清志君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。 68 16番(大場博文君)  ただいま議題となっております請願第3号 原子力発電を止め再生可能な自然エネルギーへの転換を求める請願につきまして、この際、動議を提出いたしたいと思います。  この件につきましては、今、政府におきましても、ストレステストを含み、統一見解等がまだ揺れ動いております。そういった意味におきまして、本議会におきましても、再度、慎重審議が必要ではないかというふうに考えております。よりまして、会議規則第46条の規定によりまして、総務委員会に再付託されんことを望みます。  以上でございます。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 69 議長(濱崎清志君)  ただいま大場博文君から、請願第3号 原子力発電を止め再生可能な自然エネルギーへの転換を求める請願の件については、総務委員会に再付託をされたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。  本動議を直ちに議題といたします。  お諮りいたします。本動議のとおり決することに御異議ございませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 70 議長(濱崎清志君)  御異議がないものと認めます。請願第3号 原子力発電を止め再生可能な自然エネルギーへの転換を求める請願の件については、総務委員会に再付託することに決定いたしました。  しばらく休憩いたします。  休憩中に総務委員会を開催して審査をお願いします。                              午後2時22分休憩                              午後2時40分再開 71 議長(濱崎清志君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ただいまお手元に配付しております申し出書のとおり、会議規則第101条の規定により、閉会中の継続審査の申し出があっております。  お諮りいたします。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 72 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、総務委員会委員長からの申し出のとおり、請願第3号については、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  日程第6.議第2号議案を議題とし、提出者の説明を求めます。 73 21番(島田一徳君)(登壇)  議第2号議案 保育所運営費国庫負担金の補助単価の増額及び保育単価の算定根拠の公表を求める意見書について、上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条第1項の規定により提出します。平成23年7月8日、提出者は島原市議会議員、島田一徳、賛成者は島原市議会議員、林田勉、島原市議会議員、清水宏、島原市議会議員、園田智也ということでございます。  保育所運営費国庫負担金の補助単価の増額及び保育単価の算定根拠の公表を求める意見書(案)でございます。  現在の公的保育制度におけるゼロ歳から2歳児の給食に係る保育所運営費国庫負担金の一般生活費については、主食と副食費が提供される基準となっております。  しかしながら、3歳以上児に対しては、制度発足以来62年が経過し、少子化対策、子育て支援、女性の社会進出などが声高に叫ばれている今日においても、依然として、副食しか提供しない基準となっており、子どもたちの健やかな発達や食育の向上を図る観点からも、3歳以上児に対しても主食を提供できる基準とすることは重要な課題であります。  また、保育所においては、規制緩和によって、短時間保育士等の非正規職員の割合が4割から5割を占める状態となっておりますが、保育所運営費国庫負担金における保育士等の人件費の算定根拠が公表されておらず、どのような保育内容・保育の質を前提にしてあるのかが明確にされておりません。  よって、国におかれては、次の事項について実現されるよう強く要望いたします。             記  1.保育所運営費国庫負担金の一般生活費における3   歳以上児の補助単価を3歳未満児と同額とすること。  2.保育所運営費国庫負担金の保育単価の算定根拠を   公表すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成23年7月13日                 島 原 市 議 会  ということでございます。どうぞよろしく御審議いただきながら、御可決を賜りますようにお願いいたします。 74 議長(濱崎清志君)  これより議第2号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75 議長(濱崎清志君)  質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 76 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより議第2号議案 保育所運営費国庫負担金の補助単価の増額及び保育単価の算定根拠の公表を求める意見書について討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77 議長(濱崎清志君)  討論を終結し、採決いたします。  本件については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 78 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、議第2号議案は原案が可決されました。  日程第7.議第3号議案を議題とし、提出者の説明を求めます。 79 21番(島田一徳君)(登壇)  議第3号議案 長崎県の責任で、安心でおいしい主食を保育所の3歳児・4歳児・5歳児に提供することを求める意見書について、上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条第1項の規定により提出します。平成23年7月8日、提出者は島原市議会議員、島田一徳、賛成者は島原市議会議員、林田勉、島原市議会議員、清水宏、島原市議会議員、園田智也。  意見書の案文でございます。長崎県の責任で、安心でおいしい主食を保育所の3歳児・4歳児・5歳児に提供することを求める意見書(案)。  戦後構築された公的保育制度は、1948年に3歳以上児を保育する制度として発足しました。この時代は食糧事情が厳しく、子どもたちの安全と発達を保障する児童福祉施設である保育所でも給食は副食のみの提供で、主食は各家庭から持参することになりました。  その後、社会の発展とともに女性の社会進出が進み、2歳児保育や産休明け保育が制度化され、これに伴いゼロ歳から2歳児の給食では、主食と副食が提供されるようになりました。しかし、3歳以上児については公的保育制度が発足してから62年を経過するのに、1948年当時の基準のままで副食しか提供しない基準となっています。このような給食基準では、子どもたちの健やかな発達や食育が保障されるのか心配です。  実際に、保育所では、夏の暑い時期には3歳以上児の持参した主食を集めてクーラーのある部屋で腐食しないように管理したり、冬の寒い時期にはカチカチになった冷たいご飯に箸が上手に使えなかったりで、ご飯嫌いになる子どもが出たりするという話もあります。  2歳児までは保育所で炊いたアツアツの温かいご飯を食べていた子どもたちが、3月31日から4月1日になってクラスが2歳児クラスから3歳児クラスになっただけで、冷たいご飯を食べなくてはいけないのでしょうか。多くの認可保育所が、国の保育所運営費国庫負担金の保育単価に3歳以上児の主食費が算定されていないことを理由に、3歳以上児に主食を提供していません。  その原因は国の保育所運営費国庫負担金の基準の貧しさにありますが、国の基準の見直しがあるまでの間は、長崎県の責任で長崎県内のすべての認可保育所の3歳児から5歳児にあったかい主食を提供するよう強く要望いたします。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成23年7月13日                 島 原 市 議 会  以上の内容でございますが、よろしく御審議いただき、御可決賜りますようにどうぞよろしくお願いいたします。 80 議長(濱崎清志君)  これより議第3号議案に対する質疑を行います。 81 10番(馬渡光春君)  提出者にちょっとお尋ねをしますけれども、実際に保育所で夏の暑い時期に持参した主食を集めてクーラーの中に入れたり、冬の寒いときにカチカチになった冷たい御飯にはしが上手に使えなくなったという実例が挙がっておりますけれども、島原市内に保育園が23ぐらいあると思いますけれども、どのような保育園でやるのか。私、保育園の関係者とちょっと話をする機会があったので話をしましたけど、そういう保育園があるんですかというちょっと指摘を受けましたけれども、どのようなところを調査されたのか、ちょっとお尋ねをしたいと思います。 82 21番(島田一徳君)  そういう時期もあったということでございます。 83 10番(馬渡光春君)  やっぱり意見書に書くときには、そういう時期があったということを明記しなければ、やっぱり保育園は保育園で栄養管理とか、衛生管理とか、一生懸命努めておられます。やっぱりこういう文言をちょっと使用していただければ、一生懸命になって保育をして、健やかな成長を願って、保育士、園長一緒になって頑張っている保育園に対して、ちょっと不愉快というかな、不快感を与えるような文章になっておりますので、そこんにきはやっぱりそういう時期があったという逃げ方じゃなくて、ありますと、どこがこういうことですという実例をされたがいいのかなと思っております。こういうことが私はないと思っておりますので、その点、十分調査をされてから文面に載せていただければなと思っております。 84 議長(濱崎清志君)  質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより議第3号議案 長崎県の責任で、安心でおいしい主食を保育所の3歳児・4歳児・5歳児に提供することを求める意見書について討論を行います。 86 16番(大場博文君)  本請願について反対の立場で討論をいたします。  2歳児、3歳児未満までと3歳児以上からの主食に対する見解でございますが、先ほど本請願にあって発言がありましたとおり、同僚議員の中でも言葉がありましたとおり、現状としては、どうしても現状と差がある。主食としてはきちんと給食費という形で提供されているのが実情であって、このような現状というのは見られないというのが1点。  それともう1つ、やはり給食費という形でもありますが、子育てという部分での家庭の子育ての部分をしっかりとした形で、これは義務として私は育てるべきだというふうに思っております。そういった観点が2点目でございます。  そして、最終的には、現在、この保育園ないしそういった施設に入れない子供たちへの配慮、もしくは幼稚園でのこういった公的支援の格差、こういったものがさらに広がるおそれがあるのではないかというふうに考えられます。そういったものを含めて、この意見書に対しては賛同することはできませんので、反対をいたします。 87 議長(濱崎清志君)  討論を終結し、採決いたします。  御異議がありますので、起立により採決いたします。  議第3号議案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 88 議長(濱崎清志君)  起立少数であります。よって、議第3号議案は原案が否決されました。  日程第8.第23号議案を議題とし、提出者の説明を求めます。 89 市長(横田修一郎君)(登壇)  それでは、第23号議案 島原市副市長定数条例の一部を改正する条例について御提案を申し上げます。  提案の内容はお手元にあるとおりでございますが、提案の理由としましては、副市長の定数を1人とするため、この条例を改正しようとするものでありますが、実はこのたび、谷口副市長から、本年の7月31日をもって都合により退職したい旨の辞職願が私あてに提出をされました。任期途中であることからも慎重に検討いたしましたが、万やむを得ないものと判断をし、辞任届を受理することといたしました。  このことから、市政運営の補助執行体制のあり方として、この際、私も検討させていただきました。島原市の社会経済情勢、市の行財政改革上の課題、それから、合併当時からの副市長2人制に係る諸論議、こういうことを総合的に勘案し、この際、副市長1人体制とし、補助執行体制として部長職初め、そういう形でこの市政運営をさせていただきたいと考えたところでございます。  以上でございます。 90 議長(濱崎清志君)  これより第23号議案に対する質疑を行います。 91 5番(松坂昌應君)  谷口副市長におかれましてはお疲れさまでした。  私も前期からずっとこの副市長については、島原の自治体規模であれば、類似都市と比較してみても1人で十分やっていけるのではないかというふうな提案をしておりました。今回、市長がそれを英断されるということで、今まではその提案をするたびに、市長は島原市は2人必要なんだというふうに言っておられましたけれども、それが1人で、結果的に谷口副市長がおやめになるからという部分もあるかと思いますけれども、1人でやっていけるという判断をされた背景を教えていただければ。  だから、僕はここで新しい副市長の提案が今までの考え方であれば出るのかなと思っていましたけど、そうではなく、むしろ1人でやるというふうに決められた。特に先ほど説明の中にもありましたけれども、私も前から申し上げていましたとおり、せっかく部長制をしいて、市長から末端まで命令系統を含めていくときに、部長が入って、また副市長がという形よりは、もう直で部長をどんどん使ってやるという形のほうがよかろうかと思っておりました。その辺についての考え方も教えてください。
    92 市長(横田修一郎君)  これは副市長がおるわけですから、今までと変わりございませんので、御理解いただきたいと思います。 93 5番(松坂昌應君)  いや、だから、副市長が1人でよいという判断の根拠ですね、私は1人でよいと申し上げておりましたけれども。 94 市長(横田修一郎君)  先ほどから申し上げているのが、私の判断という意味でございます。 95 議長(濱崎清志君)  質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 96 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより第23号議案 島原市副市長定数条例の一部を改正する条例について討論を行います。 97 5番(松坂昌應君)  反対はないと思います。私も賛成いたします。  1つ要望というよりもですね、例えば商店街とか、いろんな会合があります。そんなときに、いろんな会合のたびに、ぜひ市長来てくださいということで、市長に対する招待とか、来賓の案内とかがよくあるわけです。そのときに、市長が来られんとやったらね、副市長来てくれんやろうかとかいうような、そんなことを市民の方は望んだりするわけです。でも、自分の会からすれば、ぜひ市長にも副市長にも来てほしいと思うんでしょうけれども、島原にはたくさん団体があります。そういった人たちのところに全部市長が走り回っていくというようなことをしておったらば、とてもじゃないけど、本来の業務の部分が分散してしまうというような部分があります。そういった意味で、ぜひ市長、今も続けておられる交際費の公開とかも含めて、市長及び副市長の一連の動きをきちんと情報公開していく中で、この2人の体制できちんとやっていっているんだということを市民に開示していくということをお願いして、賛成いたします。 98 議長(濱崎清志君)  討論を終結し、採決いたします。  本件については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 99 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、第23号議案は原案が可決されました。  しばらく休憩いたします。                              午後3時2分休憩                              午後3時12分再開 100 議長(濱崎清志君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第9.第24号議案 島原市監査委員の選任についてを議題といたします。  本件については、地方自治法第117条の規定により、除斥の必要がありますので、大場博文君の退場を求めます。     〔大場博文君退場〕 101 議長(濱崎清志君)  提出者の説明を求めます。 102 市長(横田修一郎君)(登壇)  第24号議案 島原市監査委員の選任について説明申し上げます。  議会の議員のうちから選任する島原市監査委員に、島原市緑町8229番地31、大場博文氏を選任いたしたいと存じますので、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  大場博文氏は、島原市議会議員として16年余にわたり本市の発展に御尽力いただいており、本市監査委員として適任であると存じます。  履歴につきましては、お手元に配付いたしておりますので、省略させていただきます。  御審議いただき、御同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 103 議長(濱崎清志君)  これより第24号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 104 議長(濱崎清志君)  質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 105 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより第24号議案について討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 106 議長(濱崎清志君)  討論を終結し、採決いたします。(「議長、6番」と呼ぶ者あり) 107 6番(清水 宏君)  先ほどは失礼しました。  人事案件につき、無記名投票をお願いいたします。 108 議長(濱崎清志君)  この採決は無記名投票をもって行います。  議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 109 議長(濱崎清志君)  ただいまの出席議員は18人であります。  投票用紙を配付させます。     〔投票用紙配付〕 110 議長(濱崎清志君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 111 議長(濱崎清志君)  配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。     〔投票箱点検〕 112 議長(濱崎清志君)  異状なしと認めます。  念のために申し上げます。本件を可とする議員は賛成、否とする議員は反対と記載の上、順次投票をお願いいたします。  なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第72条第2項の規定により、否とみなします。  投票をお願いいたします。     〔投  票〕 113 議長(濱崎清志君)  投票漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 114 議長(濱崎清志君)  投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。     〔議場開鎖〕 115 議長(濱崎清志君)  開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に本多秀樹議員及び種村繁徳議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いをお願いいたします。     〔開  票〕 116 議長(濱崎清志君)  投票の結果を報告いたします。   投票総数18票  これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち   賛成12票   反対6票  以上のとおり賛成が多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。  大場博文君の入場を求めます。     〔大場博文君入場〕 117 議長(濱崎清志君)  日程第10.第25号議案 島原市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とし、提出者の説明を求めます。 118 市長(横田修一郎君)(登壇)
     第25号議案 島原市固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明申し上げます。  島原市固定資産評価審査委員会委員、山崎黄洋氏が平成23年7月31日をもって退任することに伴い、その後任として、島原市崩山町6822番地、本田裕章氏を選任いたしたいと存じますので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の御同意を求めるものでございます。  本田裕章氏は、昭和60年に青山学院大学大学院を修了後、税理士事務所の勤務を経て、平成20年2月に本田裕章税理士事務所を開業されております。また、島原市立第三小学校育友会会長、島原市PTA連合会会長、島原市社会教育委員を歴任されております。  人格、識見ともにすぐれ、本市固定資産評価審査委員会委員として適任の方であると存じます。  履歴につきましては、お手元に配付いたしておりますので、省略させていただきます。  御審議いただき、御同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 119 議長(濱崎清志君)  これより第25号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 120 議長(濱崎清志君)  質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 121 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより第25号議案について討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 122 議長(濱崎清志君)  討論を終結し、採決いたします。  第25号議案については、これに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 123 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、第25号議案はこれに同意することに決定いたしました。  日程第11.第26号議案 島原市固定資産評価員の選任についてを議題とし、提出者の説明を求めます。 124 市長(横田修一郎君)(登壇)  第26号議案 島原市固定資産評価員の選任について御説明申し上げます。  島原市固定資産評価員、本多敏治君の辞任に伴い、その後任として、島原市城内二丁目1707番地5、鐘ヶ江保親君を選任いたしたいと存じますので、地方税法第404条第2項の規定により、議会の御同意を求めるものでございます。  鐘ヶ江保親君は、平成23年4月1日の人事異動により、市民生活部市民生活グループ長から総務部税務グループ長として就任、その職務に鋭意努力いたしております。  履歴につきましては、お手元に配付いたしておりますので、省略させていただきます。  御審議いただき、御同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 125 議長(濱崎清志君)  これより第26号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 126 議長(濱崎清志君)  質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 127 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより第26号議案について討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 128 議長(濱崎清志君)  討論を終結し、採決いたします。  第26号議案については、これに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 129 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、第26号議案はこれに同意することに決定いたしました。  日程第12.島原地域広域市町村圏組合議会議員の選挙について。  これより組合議会議員の選挙を行います。  本件は、島原地域広域市町村圏組合規約第5条第1項の規定により、本市議会議員の中から5人を選挙するものであります。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 130 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  島原地域広域市町村圏組合議会議員に大場博文君、馬場勝郎君、北浦守金君、中川忠則君及び濱崎清志君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました5人の議員を当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 131 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました5人の議員が島原地域広域市町村圏組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました大場博文君、馬場勝郎君、北浦守金君、中川忠則君及び濱崎清志君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による当選の告知をいたします。  日程第13.県央県南広域環境組合議会議員の選挙について。  これより組合議会議員の選挙を行います。  本件は、県央県南広域環境組合規約第5条第1項第1号及び同条第2項の規定により、本市議会議員の中から3人を選挙するものであります。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 132 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  県央県南広域環境組合議会議員に林田勉君、馬渡光春君及び園田智也君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました3人の議員を当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 133 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました3人の議員が県央県南広域環境組合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました林田勉君、馬渡光春君及び園田智也君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による当選の告知をいたします。  日程第14.長崎県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について。  これより広域連合議会議員の選挙を行います。  本件は、長崎県後期高齢者医療広域連合規約第8条第1項及び同条第2項第4号の規定により、本市議会議員の中から1人を選挙するものであります。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 134 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  長崎県後期高齢者医療広域連合議会議員に永尾邦忠君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました永尾邦忠君を当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 135 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました永尾邦忠君が長崎県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。  ただいま当選されました永尾邦忠君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による当選の告知をいたします。  日程第15.長崎県病院企業団議会議員の選挙について。  これより組合議会議員の選挙を行います。  本件は、長崎県病院企業団規約第7条第1号の規定により、本市議会議員の中から1人を選挙するものであります。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 136 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  長崎県病院企業団議会議員に種村繁徳君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました種村繁徳君を当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 137 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました種村繁徳君が長崎県病院企業団議会議員に当選されました。  ただいま当選されました種村繁徳君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による当選の告知をいたします。  日程第16.島原市農業委員会委員の推せんについてを議題といたします。
     本件については、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、農業委員として学識経験を有する者を議会において推薦方の依頼が市長よりあっておりますので、これより推薦決定をいたしたいと思います。  お諮りいたします。本件については、議長において指名推選いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 138 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、議長において指名推選することに決定いたしました。  島原市農業委員会委員に、島原市北門町1514番地4、生田忠照君、島原市有明町湯江丁2932番地、林田勉君、島原市洗切町丙1449番地、北浦守金君、島原市大下町丁2436番地8、園田智也君、以上4人を推薦したいと思います。  なお、推薦決定に当たっては、地方自治法第117条の規定により、除斥の必要がありますので、まず、生田忠照君の退場を求めます。     〔生田忠照君退場〕 139 議長(濱崎清志君)  お諮りいたします。ただいま指名いたしました生田忠照君を本市農業委員会委員に推薦することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 140 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、生田忠照君を推薦することに決定いたしました。  生田忠照君の入場を求めます。     〔生田忠照君入場〕 141 議長(濱崎清志君)  次に、林田勉君の退場を求めます。     〔林田 勉君退場〕 142 議長(濱崎清志君)  お諮りいたします。ただいま指名いたしました林田勉君を本市農業委員会委員に推薦することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 143 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、林田勉君を推薦することに決定いたしました。  林田勉君の入場を求めます。     〔林田 勉君入場〕 144 議長(濱崎清志君)  次に、北浦守金君の退場を求めます。     〔北浦守金君退場〕 145 議長(濱崎清志君)  お諮りいたします。ただいま指名いたしました北浦守金君を本市農業委員会委員に推薦することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 146 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、北浦守金君を推薦することに決定いたしました。  北浦守金君の入場を求めます。     〔北浦守金君入場〕 147 議長(濱崎清志君)  次に、園田智也君の退場を求めます。     〔園田智也君退場〕 148 議長(濱崎清志君)  お諮りいたします。ただいま指名いたしました園田智也君を本市農業委員会委員に推薦することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 149 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、園田智也君を推薦することに決定いたしました。  園田智也君の入場を求めます。     〔園田智也君入場〕 150 議長(濱崎清志君)  日程第17.委第6号議案を議題とし、提出者の説明を求めます。 151 7番(永田光臣君)(登壇)  ただいま議題となりました委第6号議案 島原市議会会議規則の一部を改正する規則について御説明いたします。  地方自治法第100条第12項の規定に基づき、島原市議会会議規則第154条別表に定めた協議等の場について、全員協議会や会派代表者会議などの協議の場の招集権者は議長となっておりますが、改選後においては議会の構成が決定していないため議長が決まっていない状況にあります。改選後の議会運営を円滑に進めるため、協議の場の招集について、招集権者の議長について、「(改選後最初に開かれる会議の招集は議会事務局長が行うことができる。)」を追加するため、この規則を改正しようとするものであります。  なお、附則で、この規則は、公布の日から施行するとしております。  本議案は、先般の議会運営委員会におきまして、議会運営委員の皆様の御賛同を得て提案するものでございます。  議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 152 議長(濱崎清志君)  これより委第6号議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 153 議長(濱崎清志君)  質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会に付託しないことにいたします。  これより委第6号議案 島原市議会会議規則の一部を改正する規則について討論を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 154 議長(濱崎清志君)  討論を終結し、採決いたします。  本件については原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 155 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、委第6号議案は原案が可決されました。  日程第18.常任委員会の閉会中の継続調査について及び日程第19.議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを一括議題といたします。  本件については、各常任委員会の委員長及び議会運営委員会の委員長から、所管事務について、お手元に配付の一覧表のとおり、閉会中の継続調査の申し出がなされております。  お諮りいたします。各常任委員会の委員長及び議会運営委員会の委員長からの申し出のとおり、調査終了まで閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 156 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、各常任委員会の委員長及び議会運営委員会の委員長からの申し出のとおり、調査終了まで閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。  なお、本日可決されました意見書については、議長において関係先に提出いたしますので、御了承をお願いいたします。  次に、この際、市長から発言の申し出があっておりますので、これを許します。 157 市長(横田修一郎君)  先ほど谷口副市長がこの7月31日をもって退任することになりましたということを御報告申し上げましたけれども、本人は昭和43年に入庁以来、市の職員として、また平成17年から助役、副市長として大任を果たしていただきました。この際、皆様にお許しを得て、本人からごあいさつの機会を与えていただければありがたいと思っております。よろしくお願いを申し上げる次第でございます。 158 副市長(谷口英夫君)  お許しをいただいて、ごあいさつをさせていただきたいと思います。  ただいま市長からお話がありましたように、今月末をもって副市長を退任させていただきたいということになりました。任期途中ではありますけれども、どうか御理解を賜りますようお願いいたします。  昭和43年に市役所に入りまして、今、43年になります。中でも、この議場に出席させていただいて17年を経過しました。その間、市議会議員の皆様、そして多くの皆様に御支援、御協力を、また御指導を賜りまして、心から感謝を申し上げたいと思います。何とかこれまでやってこれたのも皆様方のおかげだというふうに感じております。  一身上の都合ということで退任させていただきますけれども、どうか横田市長、濱崎議長を先頭に、市議会の皆様、それに市の職員一体となって島原市発展のために、今後さらに御努力いただければというふうに思っております。  長い間本当にありがとうございました。(拍手) 159 議長(濱崎清志君)  以上で今期定例会に付議されました案件はすべて議了いたしましたので、本日の会議を閉じ、6月定例会を閉会いたします。  引き続き全員協議会を開催しますので、会議室に御参集をお願いいたします。                              午後3時42分閉会  上記会議録を調製し署名する。              島原市議会議長   濱 崎 清 志              島原市議会臨時議長 清 水   宏              島原市議会議員   草 野 勝 義              島原市議会議長   島 田 一 徳 Copyright © Shimabara City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...