長崎市議会 2021-02-22
2021-02-22 長崎市:令和3年建設水道委員会-2 本文
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◯永尾春文委員長 出席委員は半数以上であります。
ただいまから
建設水道委員会を開会いたします。
本日の委員会は、
新型コロナウイルス感染症対策のために、特に急を要する
補正予算である第3号議案の審査を行うために開催したものです。
議案の審査に当たりましては、本日中に議決しようとするため、簡潔かつ分かりやすい説明と質疑についてご協力いただきますようお願いいたします。また、
新型コロナウイルス感染症対策として、これまでの換気などに加えて、今回から感染対策のパーテーションも設置することとなりましたので、皆様のご協力とご了承をよろしくお願いいたします。
〔
審査日程について協議した結果、
審査日程
(案)のとおり審査することに決定した。〕
2
◯永尾春文委員長 それでは、議案審査に入ります。
第3号議案「令和2年度長崎市
一般会計補正予算(第18号)」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。
〔審査方法について協議した結果、原則、各項ご
とに説明・質疑を行った後、討論・採決を行うこ
とに決定した。ただし、第8
款土木費第5項都市
計画費については、
理事者交代もふくそうするこ
とから、第6目公園費とその他の目に分けて審査
を行うことに決定した。なお、審査の順序につい
ては、別添の「
歳出審査早見表」のとおり進める
ことに決定した。〕
3
◯永尾春文委員長 それでは、第8
款土木費第2項
道路橋りょう費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
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◯森尾中央総合事務所理事 第8
款土木費第2項
道路橋りょう費における
総合事務所所管分の
補正予算についてご説明いたします。
予算説明書の26、27ページをお開きください。中段の第3目
道路橋りょう新設改良費において、説明欄の1.【補助】
道路新設改良事業費(
社会資本整備総合交付金)について、
国庫補助事業の内示増に伴い、増額しようとするものでございます。次に、
繰越明許費の補正についてご説明いたします。
予算説明書の36、37ページをお開きください。上段の第3目
道路橋りょう新設改良費の【補助】
道路新設改良事業費(
社会資本整備総合交付金)、
道路構造物等補強の
繰越補正をお願いしようとするものでございます。
なお、詳細につきましては、
総合事務所提出の
委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。
私からの説明は以上でございます。
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◯菊川地域整備1課長
総合事務所提出の
委員会資料に基づきご説明いたします。
資料1ページをお開きください。【補助】
道路新設改良事業費(
社会資本整備総合交付金)、
道路構造物等補強、補正額1億1,400万円の増額をお願いするものでございます。1.概要でございますが、国の3次補正に伴い、
道路メンテナンス事業補助を活用し道路等の災害を防止するため、
道路構造物等について法に規定された5年に1回の
定期点検や緊急性に応じた補修・補強を行うものでございます。2.
事業内容につきましては、各
総合事務所の内訳は表に記載のとおりで、
定期点検を40か所、
橋梁詳細設計を5橋、
橋補修工事を6橋の予定で、1億1,400万円の補正をお願いするものでございます。3.財源内訳は表に記載のとおりでございます。
2ページをお開きください。
補正箇所の位置図でございます。
3ページから8ページにかけては
工事箇所の位置図となります。続きまして、
繰越明許費についてご説明いたします。
資料9ページをご覧ください。
先ほど説明させていただいた【補助】
道路新設改良事業費(
社会資本整備総合交付金)、
道路構造物等補強ですが、繰越事由として、国の3次
補正予算に伴う
経済対策に係る事業が年度内に完了しない見込みであるため、繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は1億1,400万円で、令和3年12月に完了予定でございます。
説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
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◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。
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◯毎熊政直委員 道路構造物等補強の補正額、今説明がありましたが、まず今回の国の3次補正、この
社会資本整備総合交付金、これは総額がこれぐらいしか国から来なかったということですか。
それともう1つ、橋梁はここを選んだ説明をしてある。まだ古くなった橋梁なんてたくさんあると思う。これだけを選んだ基準は何なのか。まだまだ、本当はもう少し国の補正を利用して、まだ古くなった道路の橋梁を早く直さなければならないところ、補強なりをしなければならないところがたくさんないのかどうか、そこら辺は何を基準として、今回の補正でこれだけしか橋梁を選ばなかったのか、そこの理由を教えてください。
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◯菊川地域整備1課長 橋梁の点検につきましては、毎年1年に1回点検を行い、それで補修の計画を立てていきます。令和3年度予定のものを前倒しして、今年度やるように考えております。その中で、例えば支障物件でできないとか、そういうのは後回しにして、早急にできるやつを3次補正に上げさせていただいたということになります。
以上です。
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◯森尾中央総合事務所理事 委員ご指摘の、まず3次補正の総額ですけれども、すみません、私たちのほうで今把握しているのは、
道路橋梁の部分と、あと舗装の補修、これらの予算を計上させていただいています。それ以外にも、この後、お話があると思いますけれども、ほかの所管でも事業的には3次補正で組まれている部分もございます。すみません、全てをご説明できなくて申し訳ありません。
先ほどの橋梁の点検から補修のお話ですけれども、委員ご指摘のとおり、橋梁の補修箇所というのはまだございます。橋梁の点検をした上で、1から4まで危険度に応じて判定いたしまして、まず4については全て終わっております。3が
予防保全ということで、できるだけ早く、5年以内に対策するようにというものでございますが、これについても3年ぐらいを1つのめどに対策を完了しようということで進めております。その後は、本当の
予防保全、2とか1については、あとの予算の範囲の中で、そのときそのときで補修をしていこうということで、まずレベル3までをこの3年ぐらいを1つのめどに対策しようということにしております。
以上です。
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◯毎熊政直委員 この国の
社会資本整備総合交付金というのは、
経済対策の意味も入っての補正だから、そうした場合、あなたたちが説明するときに、これは実は令和3年度にこれだけの橋梁の補強なり補修なりをする予定でしたと。それを今回、国の補正がついたものだから、それを前倒しで準備を今年やってきて、例えば4月に発注できるというのが、今説明しているこれだけの橋梁ですよと。それだけの分を早く発注できるようにこれだけを選んで、発注できるように1億1,400万円という数字を出しましたと。そういうきちんとした説明がないと、何かこの橋梁だけかと。たくさん市民から、うちの近所の橋も老朽化している、手すりが腐れているとか、いろんな要望が自治会の要望も含めて市民から多く来ていると思うさ。だから、これだけの
工事箇所を選んだという裏づけをきちんと説明してくださいと。そして、これはもう4月にすぐ発注できますと。そうしないと、12月完成なんてできやせん。これ、繰越しの繰越しになったらどうするね。だから、そこら辺がないような選定の仕方でこの箇所を選んできたんですよと。それに合わせて、総額も橋梁分で1億1,400万円、そういう説明もきちんとしてくれんば、漠然と何を基準にこの
工事箇所を決めたのかも説明しない。例えばまだたくさん市民要望があるから、あと5か所ぐらい、工事がすぐ4月、5月にも取りかかれるようであれば、予算要求を
企画財政部にしてでも、やれるあれがあったんですけれども、これだけしか予算がつかなかったものだから、予算の金額に合わせてこれだけの箇所しか選ばなかったんですよというような説明をきちんとしてくれなければ、漠然と選んできました、これだけをやりますと。12月完成なんて言うけど、本当に準備がぴたっとできているのかどうかも、そこら辺も委員会でちゃんと説明してくれんばね。そうせんと、我々、その裏づけが理解できんたい。それをもう1回、よく説明してください。
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◯森尾中央総合事務所理事 説明が足らなくて申し訳ございません。
まず、3次補正で上げさせていただいたものは、景気対策というのが大きな目的でございます。ですから、来年度予算で計上していたものを前倒しで行うというのが大原則でございます。その中でも、先ほどもちょっと説明がございましたけれども、様々な支障がなくて、すぐにでも発注できるものをまず選定しています。ですから、今、事業として上げているものについては準備をして、すぐ起案できる状況まで全てしているところです。まず、それが1つです。
あと、説明の中で、3次補正をできるだけ早くということで、私たちも心がけています。これは、次にお話しする遊具についても同じなんですが、地元のほうと若干、まだ調整が残っているところがありますけれども、もうそれ以外については、発注準備が今ほとんど終わっているような状態でして、できるだけ早く公告できるように、そこは対応しておりますので、そこの説明が足らなかったところは申し訳なかったと思います。
以上です。
12 ◯吉原 孝委員
高度成長期に、特に橋梁も含めてですが、集中的に建設されて、その劣化がどんどん進んで、補修の時期になっているということじゃないかなと思います。
今、お話があったんですが、私も初めて聞いたんですが、1から4までの検討という形の中での分類がされているということですが、今、お話があった、4はもう済んでいるという認識でいいのかどうか。
それから、今回、補正で上げられた3の部分が全て前倒しされることによって、補修が行政のほうで完了したと、そういう認識を持っているのかどうか。
それから、後でいいですけれども、1から4までの現在ある橋梁が何橋、それぞれ危険度があるのかという資料を頂ければと思うんですけれども、どうですか。
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◯菊川地域整備1課長 まず、判定基準ですが、1から4までで1が健全、2が
予防保全段階、3が
早期措置段階、4が
緊急措置段階であります。4の分については、もう既に終わっております。それから、3の
早期措置段階、これは今から約2年か3年ぐらいで大体全部終わってしまう予定にしています。それから、2の
予防保全段階というふうに入っていきたいと考えております。
それから、
早期措置段階は今すぐに資料がありませんので、後ほどお渡しします。
14 ◯吉原 孝委員 今の説明で了としたいと思います。時々、劣化の検査がなかなか行き届かなくて、思わぬ事故が起こったりするときがありますよね。だから、そういうことがないように、今後、特に今お話があっている4は非常に危険だということで、3が若干危険度が高いという形で今、補修をされているようですけれども、2でも3に近い2もあるかもしれないということですので、今申し上げましたように、資料を頂けるということであれば、後で結構ですから、長崎市内の橋梁の危険度がそれぞれどのぐらいあるか、数だけでいいですから、後で教えていただければと。
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◯山本信幸委員 まず最初に、
定期点検は毎年1から4の分についての見直しをしっかり行っていって、そのすみ替えをずっとやっているかどうか、お答えください。
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◯菊川地域整備1課長 毎年、
定期点検を行い、それに準じて見直しを行っているところでございます。
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◯山本信幸委員 そうであれば、逆にここで最初から
詳細設計、また
補修工事というのが今回上がっているわけです。これ、最初から上げる段取りで
詳細設計と工事を積み上げている。それ以外の分については、
補修工事のみで上がっているわけです。
先ほど説明の中で、緊急性が高いものであれば、3から4の状況について、緊急なのか、
早期措置なのかといったら、上の緊急が終わったならば、
早期措置の分が緊急になるわけやけん、その辺の全体の見方を見直さんばいかん。やはり緊急なものがなくなったら、最初から緊急なものはないという点検方式なのか。
早期措置というのは、二、三年というなら、その見直しの仕方自体のそもそものの形を、この1年以内にやらんばいかんとかいうものが変わったのであれば、その見直しからせんばいかんと思うんですよ。こういうときに補正がついて、さあ、やってくださいということであれば、それは早期に進めんばいかん話であるわけですから、その意味で、そういう見直しをやって対応していくと、そういう形をもっと進めんばいかんと思うんですが、いかがですか。
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◯森尾中央総合事務所理事 橋梁の
長寿命化はなかなか厄介なもので、5年に1回、絶対橋梁の点検を行います。それは毎年毎年、5回に分けて行うんですが、そのときに、極端に悪くなったところも確かにあります。そういうものは見つけた時点で、次の年には補修設計して、またその次の年に工事をするということは、それをずっとつながりの中で作業をしているというのが1つです。ですから、
長寿命化の修繕計画も同じなんですけれども、毎年毎年
ローリングをかけながら、本当にするべきところをちゃんと抽出して、次の年から予算を上げていくというのを心がけながらやっているというところです。
今回上げたところで、工事しか上がっていないところは設計を事前にしていたり、あと点検の中で簡単な設計を上げて、それを基に自前で設計した分と両方ございますけれども、基本的に悪いところはすぐ見つけてやっていくというものでございます。
以上です。
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◯山本信幸委員 だから、これ最初の
詳細設計、
補修工事が出とるところは、
ローリングして緊急性を確認したところを今回上げたと。それを来年度予算で上げるよりも、今回の分を上げんばいかんし、
経済対策にもつながっていくから、それを上げました。下の分について、
詳細設計が入っていないところは自前でもできますし、その分は十分に設計もありましたと、測量もありましたということでやっておりますと。さっきあった5年に1回が全体の計画ならば、それはもっと詰めて、
経済対策にも応じて、お金もつくことも考えれば、もっと詰めて詳細に
ローリングをしっかりやって、対応をしていくような形をとってください。
以上です。
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◯中西敦信委員 1つは、1ページのところにある
定期点検のことで、るる答弁があったように、
定期点検というのは5年ごとということになっているという話でしたけれども、これは要は
補正予算なので、今回補正の中に
定期点検が入れられている理由、当初とかではなくて、今回、こういう第3次の国に伴う部分で入っている理由について説明を求めたいというのと、あと7ページのところで、野母町2号線(向川橋)ですかね。現況写真からでは橋の様子が分からないんですけれども、補修、補強ということで工事をされるということですが、どういう工事になるのか分からないので、説明をいただければと思います。
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◯菊川地域整備1課長 まず、
定期点検をなぜ上げたかということでございますが、
詳細設計、
補修工事と上げておりますが、少しでも
定期点検も前倒しでしようということで上げております。
それから、7ページに写真が載っているんですが、赤と白のポールが2本あるのがお見えですか。実をいうと、この部分の真っすぐ延長したところにボックスカルバートが地下に埋まっていまして、そのところを下のほうに潜ってみると、鉄筋が露出して非常に危ない状況ということで、ここに写真を掲載すればよかったんですが、見えづらくて申し訳ございません。
以上でございます。
22
◯中西敦信委員 分かりました。向川橋のところは箱みたいな形で入れられているということですけれども、地元の人は多分、暗渠というか、下が川になっているというのはご存じかもしれないんですけれども、急に崩れたりとかしたら大変なことになると思うので、工事をされるということで、そういう安全をしっかり確保するという点で、すぐに進めていただければと思います。
以上です。
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◯梅原和喜委員 橋梁の修繕、
緊急点検のときに、それぞれ構造がコンクリートとかあると思うんですけれども、その中で例えば水道管とか、同じ橋に布設しているところがあると思うんですけれども、その
あたり緊急性の工事の中で、例えば水道管に接する工事があるとか、橋だけの工事なのか、それとも橋の中で水道管の埋設とか、追加の布設とか、その辺の区分けというのはできているんですか。
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◯菊川地域整備1課長 橋梁の添架については全て把握しております。橋梁添架の添架物、例えばNTT、水道とか、そういうのは把握しております。
今回、実を申しますと、後のほうになるんですが、NTTの補償とか、そういうのも上げさせてもらっていたんですが、補償がなくなって、
あと工事を移設後にやるとか、そういうものもございます。
以上です。
25
◯森尾中央総合事務所理事 委員ご質問の、まず水道管とか汚水管があった場合は、それはもう管理者が全て行いますので、私たちのほうから情報提供して、もし悪いところがあれば、お話をしながらやっていくということで、私たちがするのは道路の橋の補修というのが主な目的ですから、それを行っているものでございます。
以上です。
26
◯梅原和喜委員 長崎の橋の工事とは若干違うんですが、以前、瀬戸内海で航行中の船が橋の欄干の水道管を破損して、周防大島町というところがしばらく水が来なかったということがあるんですけれども、工事の中で、業者の方といわゆる
KYミーティング、
危険予知ミーティングとかするときには、しっかり
理事者側も工事をする人もこの橋にはこういった配管がありますよ、こういった布設管がありますということをぜひ周知しながら、工事にミスがないように進めていただきたいと思います。
以上です。
27
◯永尾春文委員長 ほかにございませんか。
それでは、質疑を終結します。
次に、第8
款土木費第5項
都市計画費第6目公園費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
28
◯森尾中央総合事務所理事 第8
款土木費第5項
都市計画費における
総合事務所所管分の
補正予算についてご説明いたします。
予算説明書の26、27ページをお開きください。上から3段目の第6目公園費の【補助】
公園等施設整備事業費について、
国庫補助事業の内示増に伴い増額しようとするものでございます。
次に、
繰越明許費の補正についてご説明いたします。
予算説明書の36、37ページをお開きください。上から3段目の第6目公園費の【補助】
公園等施設整備事業費の
繰越補正をお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましては、表に記載のとおり国の3次補正に伴う
経済対策に係る事業が年度内に完了しない見込みであるためでございます。
なお、詳細につきましては、
総合事務所提出の
委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。
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◯菊川地域整備1課長
総合事務所提出の
委員会資料に基づきご説明いたします。
資料10ページをお開きください。【補助】
公園等施設整備事業費、都市公園、補正額1億2,160万円の増額をお願いするものでございます。1.概要でございますが、
社会資本整備総合交付金(防災・安全交付金)を活用し、都市公園において
長寿命化計画に基づく老朽化した施設の改築、更新を行い、市民が安全・快適に過ごせる公園環境を整えるものでございます。2.
事業内容につきましては、各
総合事務所の内訳は表に記載のとおりで、遊戯施設の更新や管理施設の更新を、19公園の予定で1億2,160万円の補正をお願いするものでございます。3.財源内訳は表に記載のとおりでございます。
11ページをご覧ください。19公園の
事業内容の一覧になります。下段の方に一部の遊具の状況写真を掲示しておりますので、ご参照ください。この公園の補修につきましては、先ほどお話しさせていただいた中で、地元と話がついたものとか、そういうものを掲載させていただいております。
12ページは予定公園の位置図になります。
続きまして、
繰越明許費についてご説明いたします。資料13ページをご覧ください。
先ほど説明させていただいた【補助】
公園等施設整備事業費、都市公園ですが、繰越事由として国の3次
補正予算に伴う
経済対策に係る事業が年度内に完了しない見込みであるため、繰越しをお願いするものでございます。なお、補正後の予算現額1億7,660万円から令和2年度補正第19号で予定している当初内示額の減額分を差し引き、繰越額は1億5,730万円となります。令和3年12月に完了予定でございます。
説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
30
◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。
31
◯毎熊政直委員 今度の2月補正が1億2,100万円、当初5,500万円ということは、今までは今度の
社会資本整備総合交付金がつかなければ、遊具の更新は半分もしなかったと。これ、補正がつきましたから、おかげさまでようやくできるようになりましたと判断していいのか。それとも、もともと全くこういう公園の遊具の更新なんて考えていなかったけど、補正がついたから慌てて、じゃこのお金で公園の遊具を更新しようかと話が至ったのか、どっちなんですか。
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◯森尾中央総合事務所理事 この遊具の
長寿命化計画につきましては、実を言うと、2年ほど前から計画策定の費用を予算で計上させていただきました。それで、昨年度初めに計画ができまして、それから予算要望を始めたということでございます。それで、たまたま3次補正で防災安全として遊具の
長寿命化というのがメニューに乗ってきましたので、そのメニューに乗せて、来年度予算の分から前倒しして今回計上したということです。ですから、全体的な計画は
長寿命化計画というのがあったんですけれども、恥ずかしながら、それがなかなかそのとおり進んでいなかったということで、一昨年、計画を全て見直しして、実効性が高い計画に今回は変えて、予算要望をしたというものでございます。
以上です。
33
◯毎熊政直委員 せっかく国のほうが緊急的にこういう交付金を支出してくれているんだから、それはそれで今の内容で悪いとは言わんけど、もう少し親切な説明をしてよ。これ、11ページに写真が出ているでしょう。これ、現況写真でしょう。先ほど地元自治会と話はちゃんとしていますからという説明があったけど、こういうものがどういう遊具になるのか。今の子どもたちが喜ぶような遊具になるのか、それとも高齢者が自分の健康維持のために健康遊具も欲しいという声が地域でなかったのか、そうすれば、子どもたちだけではなくて、高齢者も自分の健康を守るために簡単な運動施設とか、そういうものを公園に設置してくれれば、非常に自分の健康管理のために助かるという声もたくさんお聞きするんですよ。そして、ただ予算がついたからこうしますと、この遊具をどういうふうに改善しようとしているのか、そこを委員会では示してくれんと、我々はこれを見て、今の遊具はこれですよ、これをどう更新するんですかと、そういう中身が分からんで審査しろなんて、全く審査できないじゃないですか。これは不親切ですよ。
ですから、これをより子どもたちに危険性がないように、プラスチック製の滑り台に変えるとか、いろんな発想もあっていいはずですよね。そういう過程が全然、今の説明の中で見えてこない。単純に予算がついたから、思いつきでこれだけ公園の遊具をやりましたとしか聞こえないんですよ。だから、そこら辺は例えば今、子育て支援というような政策も大きく打ち出しているんだから、こども部とも、そして市民健康部とかもっと協議をして、せっかく国から出していただいた交付金だから、子どもたちが喜ぶように有効活用する。そして公園でより多くの子どもたちが親も一緒に来れば子育ての面から見ても助かるじゃないですか。高齢者の健康促進から見ても、そういうせっかくついた予算だから有効活用しようという協議がされて、こうして今の予算議案を出してこられたのか、そこが知りたいんですよ。
34
◯森尾中央総合事務所理事 施設の
長寿命化事業というのは、基本的に、今ある施設の安全性を高めるというのが大きな目的でございます。
それとは別に、全ての公園の中で、施設を全て取り替えて改築するというのはまた別のメニューで今、私たちも進めているところですので、今回の
長寿命化事業については、基本的には今ある施設というのを安全にしていくということが大きな目的です。ただし、ここに書いている複合遊具みたいなものがやはり新しいものに変わっていくというときには、自治会の方々あるいは周りの方と、どういう使い方がいいのかというのは協議をさせていただいていますが、例えばベンチとかブランコを作るというものについては、同じようなものをそのまま取付けていくということになると思います。ただし、先ほど言った複合遊具については、そこの使い方というのもちゃんと視野に入れながら、計画を立てていこうと思っております。
以上です。
35
◯毎熊政直委員 役所の都合だけの問題じゃないと思う。あなたたちは、
長寿命化だから遊具を変えるつもりはないですよ、これは安全性を保つために補修をするだけの予算ですからと。遊具というのは、子どもなり、高齢者も含めてだけど、市民の人たちが楽しむために設置するのが目的でしょう。修理をするために設置したわけじゃないんだから、せっかくこれだけの予算がついたなら、使わなくなった遊具よりも今新しいものを、そういうふうに予算の使途基準を自分たちが模索してでも、やはり子どもたちが喜んで、市民の方が喜んでくれる、今はやりというか、そういう遊具を研究するのが当たり前じゃないですか。補修だけしかこれはお金が使えないんですよと、そういうことはないはずですよ。もう老朽化した使わないものにいくらお金をかけても一緒でしょう。今のを変えてでも、より多くの子どもたちが使うような遊具を、どうせこれだけの予算がついたなら、そういうものに更新しようという考えがあって当然だと思うんだけど、やはりこの予算は修理だけしか使われんとね。
36
◯森尾中央総合事務所理事 この補助事業については、修理ではなくて今の機能をそのまま安全に使うというもので作るものですから、この施設自体は新たに作り直します。ただし、例えばブランコだったらブランコを作り替えるようなものを事業として進めていくと。ただし、今、使い方が30年、40年前の施設とはやはり違いますので、それについては、先ほどの複合遊具みたいに当時とは大分違う形になっているものについては、やはり使われる方と話をしながら、それで施設自体は決めていっているというものでございます。
以上です。
37
◯毎熊政直委員 平均的に今まで年間5,000万円という遊具の予算というのが、長崎市の財政上はそれぐらいしかつかなくて、それでずっと修理したり、更新したりやってきているわけでしょう。それを1億2,100万円も今度、国のほうからついたということになれば、国の今度の第3次補正の内訳は補修しかできないということですか。これ、言っている意味は分かるやろ。どうせ補修に何年もかけて金を使うより、みんなが喜んで使ういいものに変えたほうが本当の目的は達成できるんじゃないかという考え方さ。そういう考え方というのは、予算上はそういうふうに使ってはいけないですよというルールになっているんですか。
38
◯森尾中央総合事務所理事 先ほどお話ししたとおり、遊具自体がその時々に合わせて変わっていくというのは、それに対して、この事業が使えないというわけではありません。ただ、大きな目的としたら、
長寿命化ですので、今ある施設を安全に使っていくというのが大原則です。その中で、若干仕様が変わったり、あと、その当時あったものと使い方が変わってくるものがありますので、それは地域の方とお話しながら、そのときに合った遊具に変えていくというところは委員ご指摘のとおりだと思います。
それ以外に、例えば公園全体を再構築するような、今、魚の町公園なんかをしていますけれども、ああいうふうに全体的に見直す工事というのは、また別にメニューを私たちは作っています。今回の分は、公園遊具施設の
長寿命化でお金がついているので、そちらのほうにこのお金を使わせていただいている。それ以外に、必要な再整備があれば、それはそれでまた別の予算を計上しながら進めていくようになると思います。
以上です。
39
◯毎熊政直委員 予算の有効利用という観点で言えば、遊具はメーカーが持ってきて設置するだけでしょう。その工事期間が長くかかるわけでもないし、今年の12月までに完成予定ならば、それぞれの公園を利用される子育て世帯とか、高齢者世代とか、例えば小学生、中学生でも構わない、そういう関与した人たちの意見を広く聞いて、せっかくこれだけの予算がついたから、今、子どもが選ぶような遊具に変えてはどうですかと市は考えているんですけど、皆様方のご意見はないですか、今頃こういう遊具があるんですよとカタログでも見せて、それで予算の有効利用をしたほうが、その公園を使う人たちはそっちのほうがはるかに喜んでいただけると思うよ。やはりせっかくついた予算だから、自分たちの帳面上でぽんぽんと補修・補強で変えていきましょうというよりも、はるかに地域にとっては喜ばれる事業になると思うんだけど、それが12月まであるなら、地元の意向調査だけで1か月もあれば済むんじゃないですか。そういうことを考えるべきだと思うんだけど、できない理由を教えてください。
40
◯森尾中央総合事務所理事 地元と話しながら進めていくのは、それは私たちも否定するつもりは全くないし、それが大事だと思っています。ですから、例えば
風頭公園なんかは、補正では取らせてもらったんですけれども、若干協議を進めて、今ある施設じゃなくて、今の時代に合ったような施設に変えていくという視点から話を進めていこうというところもあります。ただ、ほとんどの施設があまり広くないところに遊具がついているものですから、計画上は同じような機能をそこに作るしかないのかなと私たちは思っています。それ以外に、大きなところで全体的に見直しが必要なところについては、この予算とは別に再整備という事業予算を立てて、その中で公園全体を見ながら計画を立てていくということで、今後も進めていきたいと思っています。
以上です。
41
◯毎熊政直委員 では、お尋ねしますけど、令和3年度の新年度予算で公園の再整備の予算はどれぐらい計上してあるんですか。
42
◯森尾中央総合事務所理事 今、補助事業で採択されているのが、魚の町公園が9,000万円、今年度までですけれども、今のところ大きな事業はそこだけでございます。
以上です。
43
◯毎熊政直委員 大きな公園、遊具が何千万円もするところは、立山公園だって複合遊具を以前、設置した。それでもいろいろ賛否両論で出たんだけど、要するにこれは魚の町の大型公園も遊具は複合遊具でしょうけど、せっかく1億2,100万円、これだけ今回の臨時交付金で国からついたんだから、有効利用してもらってはどうかと。箇所がこれだけ多いんですよ。補修だけじゃなくて、同じ金額の中で遊具を変えるとか、そういう観点はないのかとお聞きをしているんだけど、その観点はもう全くないわけですね。
44
◯森尾中央総合事務所理事 すみません、私の説明の中で、
長寿命化という安全安心を図るための事業というお話をさせてもらいましたけれども、この補助事業でする分は、ほとんど取替えです。ですから、例えばブランコがあったら、安全なブランコに替えていくという取替えですので、そのときに地域の方からのお話は聞いて、どういうものを作っていくかというのは話を伺った上で、工事を進めていこうと思っていますけれども、全体的に大きくバランスを変えるというところまでは、今回、抽出している公園については今のところ考えていないということです。
以上です。
45
◯毎熊政直委員 今度はひもつきの予算で、この新しい予算は使えませんよと。箇所を半分にしてでも今回、1つの公園に1つでもみんなが希望するような遊具に変えてやって、そうすれば喜ぶじゃないですか。それで公園を使う、公園に行く回数が増えるというのが本来の目的じゃないですか。補修だけで、この滑り台を補修したところで、子どもはまた来ますか。ブランコを補修したところで、またブランコに乗りに来ますか。やはり本当にせっかくの予算だから、そういうふうにして子どもたちなりが集まりやすい、回数が増える、魅力のある遊具というものを選考するのが本当の費用対効果じゃないですか。私はそう考えるんですけど、それが今回補修しかできないとおっしゃるわけですね。
46
◯森尾中央総合事務所理事 補修ではなくて、取替えです。補助ですので。ですから、例えばブランコを作るということは、ブランコを
長寿命化するために修繕するんじゃなくて、今回取り替える、更新するというのが補助事業のメニューになります。ですから、当時、例えば鉄棒がいっぱい並んでいたから、じゃ鉄棒をそのままするかという話ではなくて、鉄棒をちょっと減らして、別のところにそれと同等程度の規模の施設を造るということに対しては全く問題はないので、それについては皆さんから話を聞きますけれども、大きく再整備という形では、今回の安全安心というメニューの中からは
長寿命化という1つの視点で予算づけしておりますので、そこからあまり逸脱しないような形で事業は進めていこうと思っています。ですから、修繕といいながら更新です。取替えというのが今回の補助のメニューでございます。
以上です。
47
◯毎熊政直委員 観点は、使わんものを
長寿命化しても、今こういう遊具で遊ぶ子どもの数が減ったでしょう。だから、逆に要らないものを撤去してでも必要なものを置いて、せっかく臨時交付金がついた、国からのお金がついたから、この際、全般的に見直して、箇所はこんな多くなくていいですよ。年次計画で今年は今でもある程度利用が多い、子どもたちの多い公園から順番に新しい遊具に変えていけば、子どもたちから見たら、遊ぶほうから見たら魅力が出るじゃないですか。ブランコを修理したって、子どもたちの目には映らない。そうすると、それしかできないとおっしゃるけど、予算がそこまで縛りがあるのか分からないけど、目的はやはり子どもたちがより公園に寄りつくように、遊びに行ってくれるようにするのが目的でしょう。今、ブランコを
長寿命化して、滑り台を
長寿命化して、これは行政のための予算措置じゃないですか。使う人たちの、市民のための視線に立ったこういう予算配分というのはやはり考えられないということですね。
48
◯森尾中央総合事務所理事 私たちは、公園はやはり子どもたちとかお年寄りの方が使う施設ですから、それを考慮しないということは基本的にはあり得ません。ですから、今回の
長寿命化というのは、この遊具自体が市内全域を見たときに、悪いところがいっぱいあるものですから、それが今のまま使ったら安全安心が確保できないということで、緊急に悪いところを直していくというのが大きな目的です。ですから、不必要なものを作るつもりは全くございませんけれども、今ある施設をちゃんと安全に使えるようにしていくという、そういう視点から、今回の計画も立てさせてもらっていますので、ただ、使わないようなものについては、事前に地元と話をして、ちょっと機種を変えるなりということはできますので、そこのところは市民の皆さんの利用というのはちゃんと考えながらやっていくということで考えています。
以上です。
49 ◯吉原 孝委員 今の毎熊委員の議論、よく理解をいたします。ただ、これは老朽化した施設の改築・更新と書いてありますよね。こっちは改築に力を入れている、でも、あなたは更新もするということを言っているわけでしょう。であるなら、1から19までの公園のそれぞれの
事業内容について、予算要求をして、1億2,100万円になっているという積算の根拠があると思うんですよね。であるなら、その中で、もう既にあなた方が現場を見られて、この施設が改修しなければいけないのか、あるいは更新をしなければいけないのか、もう既に分かっているんじゃないですか。そのあたりはどうですか。分かっているなら、どれが更新、どれが改築というようなことを言えるんじゃないの。そのあたりはどうですか。
50
◯森尾中央総合事務所理事 委員会資料の11ページに記載しておりますけれども、ここに各公園ごとに施設の更新という書き方をしています。これは例えば末広公園であれば、複合遊具ほかというのは、複合遊具と別の施設なんですけれども、基本的には更新です。ですから、1番から19番までは遊戯施設の更新ということで、新たに取り替えるというのが大きな目的です。
51
◯中西敦信委員 11ページのところに書いてある部分でお尋ねをしたいんですけれども、都市公園の一覧が今回、施設を新しくするものが並んでいますが、都市公園といっても街区公園とか、近隣公園とか、もうちょっと広い利用に資する公園があると思うんですが、ずっと都市公園という区分けというか一覧で載っていますが、先ほど言われていた
長寿命化計画の中でも、やはり街区公園にこそ、そういう子どもたちが遊ぶ遊具の整備が求められているんじゃないかなと思うんですよね。
それと、長崎市総合運動公園のことだと思うんですけれども、スプリング遊具を新しくするのは必要だと思うんですが、かきどまりまで近くの人は行くと思うんですけれども、そういう総合運動公園というのは大は小を兼ねるみたいな形で、街区公園の機能も兼ねるみたいな公園なのか、要はそういう実際に使われている方の利用に資する
長寿命化計画なのかなという点をお尋ねしたいのと、それと公園について、私らにもいろんな要望が来る中では、街区公園が地域で点在化していて、1個1個がどうしても小さくて使いにくいと。集約化して大きいものを作ってほしいとか、そういう要望もあるんですが、そういうのは
長寿命化計画とは別に、公園全体のプランニングをどうしていくのかみたいなのは別に持たれているのかどうか、お尋ねしたいと思います。
52
◯菊川地域整備1課長 まず、2点目の全体の計画からですが、これは公園の数というのは、都市公園が500近く、それから遊園が300近くで、両方合わせると800近くの公園があります。それが小さいものから大きいものまでありますが、小さい公園については子どもが遊んでいないというのもありまして、そこら辺の見直しというのは今後、進めていく予定にしております。
それから、
長寿命化の計画の策定についてですが、全部で都市公園が506か所あります。そのうちコスト縮減が期待できるような施設、トイレとかもあるんですが、そのような公園を対象として90か所ということで、
長寿命化計画を令和元年度に策定したということでございます。
以上でございます。
53
◯中西敦信委員 公園の遊具の管理を市役所のほうでもしっかりしていくというのは大事だと思うんですけれども、そういう
長寿命化計画の中で、市のほうでこれは更新が必要だとするだけじゃなくて、やはり利用されている方、更新に当たってはいろんな話は聞くけれども、そういう段階じゃなくて、公園の在り方そのものについても幅広く意見を聞いて、子どもから高齢者まで使えるような公園をどう造っていくのかという点で、500ちょっとある都市公園の中でも、公園については数は多いけど、本当に何か角っこにあるような狭い街区公園、どういう人が使うのかなみたいなのも公園とされているところもあるし、どうやって集約を図るのかというのは本当に大変な課題かと思いますけれども、1個1個の遊具の更新だけじゃなくて、そういう公園行政そのものも、よりいいものにしていっていただきたいなとお願いしておきたいと思います。
以上です。
54
◯山本信幸委員 先ほど令和元年に
長寿命化計画が完了したということでありますけど、その
長寿命化計画をつくったときに、これは全体の再整備を含めて、どういう部分が必要か必要でないか、どの遊具が必要か必要でないかということを、
長寿命化計画の中でそれも含んで、これをなくすということも
長寿命化計画に入ってくるはずですから、そういうところを含んで検討したかどうか、お答えください。
55
◯菊川地域整備1課長 506公園のうち、先ほど申しましたコスト縮減が期待できる施設がある公園90か所を設定して、その
長寿命化計画を立てております。その中で、園路・広場が15とか、休養施設が30、遊戯施設が415とか、そのようなもので合計675の施設の
長寿命化ということで、なくすという概念は入れておりません。
以上でございます。
56
◯山本信幸委員 今、結局、論議になってきているのが、
長寿命化計画で、それが必要かどうか、全体のいわゆる再整備の中でどういった形がいいのかというのが分かっていれば、そもそもこれは使わんとやけん、地域の人たちがなくしても大丈夫よというのに予算をつけて整備する必要はないだろうという論議もあるわけです。そういうのを含んだところで全体を考えていくと、今回、財源が確保されたのであれば、この遊具だけ直していけば効果が出るというのを検討して、今回つけてきたものと我々は理解している。そうなると、でき上がった遊具はどんな遊具が
長寿命化計画で検討されて、どういう遊具に変わるかというのが
長寿命化計画で検討されていると思うので、それに対してはこういう予算規模でつくから、1個当たりこれだけお金がかかるから、これだけ予算がついているという理解で我々は審査しよるんですよ。だから、その分が出てこないから、今、皆さんの意見の中で分からないと思うんですよね。そういうところは明確に出しているんですか。
57
◯菊川地域整備1課長 まず、公園の中で危険な遊具とか危ないものは使用禁止にして、ロープで張って使えないように使用禁止にしております。これを更新するというときに、地元に入りまして、実際、使われていない遊具については、地元のほうの自治会とか、あと地元の人たちと話し合いながら削っていくというような作業はしております。
以上です。
58
◯山本信幸委員 分かりました。そうしたら、まだ今後もこういう計画はあるわけですから、そういうのをしっかりと
長寿命化計画の中で再度もっと詰め直して、またどういう遊具に変えていくべきなのかというのももっと詰めてから、これはやっていくべきだと私は思いますので、そこについてはどうですか。
59
◯森尾中央総合事務所理事 長寿命化計画と先ほどの公園の施設の集約化とか利用の改善というのはとてもリンクしている事業であります。私たちが更新をする前に、本当に必要かどうかというのは、さっき言ったとおり、地元とお話はしていきます。ですから、そこで要らないようなものについてはするつもりは全くございません。要望があって、やはりそのまま残すというのが大前提です。ただし、本当に使わないというのも確かにございますので、それについては取り止めて、ほかのところにするというのは、実際、今、施設を全部抽出して、それを何年ごとに更新していくかというのを今、
長寿命化計画の中で策定していますので、実際その公園がどういう使い勝手で、地域がどういうふうに利用したいかというのも、その中に入れ込んで再度確認をしてみます。その中で、ちょっとグレードを上げたり場所を変えてもできるようなものがあれば、
長寿命化計画の中で対応できるようであれば、その中に反映させていければと思います。
以上です。
60
◯毎熊政直委員 盛んにさっきから
長寿命化計画と、それをベースにして予算を立ててきていると言っているけど、確かに、今度の国の第3次
補正予算が先月末ぐらいに国会審議が終わって、予算が国のほうでついたばっかりだから、こういう準備をするいとまがなかったということで一定理解はできるけど、先ほどから言うように、使わないものを
長寿命化するよりも、使ってもらうものに考え方を変えないと、一向に長崎の公園が新しく、子どもたちが魅力を感じるような遊具に変わらない。それで、せっかくこれだけの国の
補正予算がついたから、これは
長寿命化計画にのせないで、別に本来の公園の魅力を高める、そして子どもたちがこのコロナ禍でも外で、わざわざよそにいかんでも近くで遊べると。せっかくついた予算だから考え方を変えて、そういう魅力ある公園を造るために、やはりこういう遊具の新規更新とか、そうしたほうがより公園の魅力が上がると思うんだけど、どうしても
長寿命化計画じゃないと予算消化はできんということですね。
61
◯森尾中央総合事務所理事 長寿命化の計画の中になぜ入れたのかというと、まず1つは、安全安心を早く確保するというのがまず1つ、それ以外にも、これは財源の話なんですけれども、先ほど5,500万円という話が出ましたけれども、新規に改修する分というのが、公園についてはほとんど補助率が半分ぐらいしかついてきていません。道路については8割以上ついてきていますから、ある程度、事業を進められていくんですが、公園については半分ぐらいしかかかっていないと。ただ、今回、
長寿命化ということで予算要望をしたら、ほとんど100%ついてきたということもあるので、私たちは悪いところを速やかに直すというのは第一条件ですけれども、それと併せて、委員ご指摘のとおり、要らないものを私も作るつもりは全くございませんので、そこの地域住民との話し合いというのは並行して進めながらやっていければと思っています。
以上です。
62
◯毎熊政直委員 自治会長たちはもうほとんど高齢の方ですよ。だから、本当に公園の子ども用の遊具とかいうのは、子育て世代、その方々の両親とか子どもそのものに聞いて、やはり公園の遊具というのは基本的に考えていかなければ、今あるものを
長寿命化したって、魅力のないものをずっと置いたって、遊びに来る子どもたちも決して増えやしないと思うんです。だから、そこら辺はよくよく考えて、せっかくこれだけの予算がついたんだから有効利用しようと。これは長崎の公園を少しでもたくさん市民が集うように魅力を高めていこうという発想を持って、12月まであるんだから、それは遊具は発注すればできるわけだから、もう1回考えられるならば考えていただきたい。これは工事じゃないんだから、やはりそういう発想を持ってやってもらわないと、令和元年に立てた
長寿命化計画、それをするだけしか、そのレールの中から外れませんというような答弁だから、それではせっかくついた交付金が有効的に利用できないと私は聞き取れたから、そこら辺は再考していただきたいと思う。
63
◯森尾中央総合事務所理事 先ほどから委員ご指摘のとおり、地域の皆さんに再度、話を聞いて、その施設の必要性について確認をさせてもらいます。特にこの
長寿命化事業というのは今から先、毎年ずっと予算を計上させていただきますので、地域の皆さん、特に自治会というより子どもを扱うところに実際の話を聞いてみて、どういうものが必要なのか、それを計画策定する中でも、見直す中でも協議していきたいと思います。
以上です。
64 ◯奥村修計委員 公園施設の中で、私のほうで考え方が違ったらいけませんので、確認させていただきます。
今回の予算につきましては、現在19か所ある公園のブランコとかいう施設を新しく更新するわけですね。そのための予算ですよね。修繕とか何かじゃなくて、改めて新しいものに入れ替えるんだということですね。そういうふうに理解していいんですか。
65
◯森尾中央総合事務所理事 今回の補助の
補正予算については全て、基本的に更新を行います。ただ、令和3年度の予算の中では、やはり修繕で
長寿命化できる遊具もございますので、修繕でできる部分は修繕で予算措置を単独事業ということで上げさせてもらうように考えています。
以上です。
66 ◯奥村修計委員 そうしますと、今回100%予算がついていますので、この19か所については新しく、地元の意見で同じようなものを希望されれば、それを更新していくと、新しく替えていくと。あと、次の年度の場合は、それについて予算が100%つくかどうか分かりませんけれども、ふだんはつくのが50%ですか。ですから、できるだけ補助がつく範囲内で、やはり取替えをしていく。
もう1つ言いたいのは、本当にこの19か所の中で、自治会がこういうブランコが必要なのか。さっきそれを言われましたけど、もう1回確認をされて、うちの日見公園の背伸ばしベンチとか、これは何か役立つとですかね。最近は新しくなっとるかもしれませんけど、そういうことも確認をしてやっていただかないと、せっかく予算を使う上で、100%予算がついていますけれども、いいものを作っていただかないと意味がないと思いますので、これはぜひ調査して、自治会の住民の方々が納得できるような形に更新していただきたいということを要望しておきたいと思います。
67
◯森尾中央総合事務所理事 委員ご指摘のとおり、再度、地域のほうに入らせていただいて、個別に確認をさせていただきます。
以上です。
68 ◯土屋美紀委員 1つ、お尋ねいたします。18番と19番になるのですが、三京中央公園のこちらの更新の遊具というのは、具体的にどのようなものか教えていただけますか。
69 ◯伊東北
総合事務所地域整備課長 今、ご質問の三京中央公園、これはマリンヒル三京、団地の中にある一番大きな公園でございまして、その複合遊具を更新しようと考えております。〔「複合遊具って分からん」と言う者あり〕例えば
委員会資料の11ページのさくらの里西公園でございますように、こういう滑り台があったりとか、ドラムのようなものが付いていたりとか、遊具が複合されたものを複合遊具と言っております。
今、ご質問の三京中央公園につきましては、滑り台とか踏み台がいろいろ何台か付いているような、そういう複合遊具の改修というか、更新を行う予定でおります。
以上でございます。
70 ◯土屋美紀委員 ありがとうございます。すみません、もう少し具体的に、三京中央公園の遊具は、写真にありますさくらの里公園とほぼ同じような複合遊具を新しく変えるということ、更新ということですか。もしよろしければ、予算とかも分かれば教えていただければと思います。
71 ◯伊東北
総合事務所地域整備課長 三京中央公園のほうは支柱が鉄製で、さくらの里西公園のほうは木材で支柱が作られています。三京中央公園のほうは、金属の部分が結構劣化が激しくて、その部分がもう補修では間に合わないということで、今回更新という格好にさせていただいております。
それと、地元の自治会とか実際利用されている方に当然、ご意見を聞いておりますが、今からまた密に話を聞いて、よりよいものに更新していきたいと考えております。
予算のほうは三京中央公園のほうが470万円でございます。さくらの里西公園のほうは850万円でございます。さくらの里西公園の場合は850万円という金額になりますが、これは既存の遊具の撤去から遊具の制作・設置までを含めておりますので、このような金額になってしまったということでございます。
以上でございます。
72
◯永尾春文委員長 それでは、質疑を終結します。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後2時10分=
=再開 午後2時20分=
73
◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8
款土木費第5項
都市計画費第1目都市計画総務費及び第7目県施行事業費負担金の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
74 ◯松浦土木部長 それでは、第8
款土木費第5項
都市計画費における
補正予算のうち、土木部所管分についてご説明いたします。
予算説明書は26ページ、27ページをお開きください。26ページ中ほどから記載の第8
款土木費第5項
都市計画費は1億8,990万円の増額補正を計上しておりますが、そのうち土木部におきましては2,200万円の増額補正をお願いしようとするものでございます。
土木部所管分の内容としましては、26ページ下段に記載の第7目県施行事業費負担金で、内容は27ページの一番右の説明欄に記載の1.
都市計画費負担金、1.
社会資本整備総合交付金事業費で、国の3次補正に伴い、県が行う補正に合わせ、増額の補正をしようとするものでございます。
次に、
繰越明許費の補正についてご説明いたします。
予算説明書は36ページ、37ページでございます。
予算説明書36ページの事業名で、上から4つ目に記載の第8
款土木費第5項
都市計画費第7目県施行事業費負担金の
都市計画費負担金、
社会資本整備総合交付金事業費について
繰越明許費の補正をお願いしようとするものでございます。繰越しの理由といたしましては、37ページの右端、繰越事由の欄に記載いたしております。
詳細につきましては、土木部提出の
委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
私からの説明は以上でございます。
75 ◯谷口土木企画課長 それでは、土木部提出の
委員会資料をご用意ください。土木部提出の
委員会資料の1ページのほうをお開きいただきたいと思います。それでは、私からは第7目県施行事業費負担金の
補正予算につきましてご説明いたします。
都市計画費負担金、
社会資本整備総合交付金事業費としまして、2,200万円の補正を行うものでございます。1.概要でございますが、都市計画道路の整備促進を図るために、県が施行する
社会資本整備総合交付金事業に対しまして地元負担金を支出しておりますが、今回、
国庫補助事業の国の3次
補正予算に伴いまして必要な予算を補正しようとするものでございます。次に、2.
事業内容及び財源内訳でございますが、表の左側のほうから順に図面番号、路線名、事業費、その財源内訳をそれぞれ記載しております。なお、財源内訳の括弧内には国、県、市それぞれの負担割合を記載しております。今回の
補正予算では下段の図面に記載のとおり、都市計画道路滑石町線の大神宮交差点付近におきまして用地補償2件が予定をされております。
2ページをお開きください。続きまして、第7目県施行事業費負担金の
繰越明許費につきまして、ご説明いたします。これは、
先ほど説明いたしました国の3次
補正予算に伴う県施行事業が年度内に完了しない見込みでありますので、本市の負担金につきまして、表に記載のとおり
補正予算額と同額の2,200万円の繰越しをお願いするものでございます。下段には繰越箇所の位置図をお示ししておりますので、後ほどご参照ください。
私からの説明は以上でございます。
76 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8
款土木費第5項
都市計画費の
補正予算のうちまちづくり部所管分についてご説明いたします。
予算説明書は26ページから27ページをお願いいたします。まず、増額の
補正予算についてご説明いたします。26ページの下段のほう、第1目都市計画総務費でございますが、27ページの説明欄にございます1.都市交通対策費の1.公共交通確保支援金につきまして4,630万円を増額しようとするものでございます。これは公共交通事業者に対し、緊急的に除菌などに係る費用について支援を行うものでございます。
次に、
繰越明許費の補正についてご説明いたします。恐れ入ります、
予算説明書の36ページ及び37ページをお願いいたします。36ページの項の欄の5.
都市計画費の第1目都市計画総務費の都市交通対策費、公共交通確保支援金でございます。繰越事由につきましては37ページに記載のとおりでございます。
詳細につきまして、まちづくり部提出の
委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。
77 ◯赤倉都市計画課長 次に、まちづくり部提出の
委員会資料の1ページをお開きください。第1目都市計画総務費のうち、都市計画課所管分につきましてご説明いたします。
公共交通確保支援金といたしまして、4,630万円を計上しております。まず、1.事業概要ですが、公共交通はポストコロナの社会においても必要不可欠な社会基盤ですが、利用者が急減し早期の回復が見込めない中、今後も新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努めつつ、引き続き市民生活の足として運行の確保に努める公共交通事業者に対し緊急的に支援を行うものでございます。2.
事業内容ですが、ア.概要に記載のとおり、車内の除菌や消毒等に係る費用に対して支援を行うものでございます。イの対象者は長崎市内に本社を有する乗合バス、路面電車及びタクシー事業者とし、ウの申請要件は記載のとおりでございます。エの予算内訳につきましては、バス、路面電車、タクシーそれぞれの対象台数に、令和3年度中に必要と見込まれる経費を乗じて算出しており、単価設定に当たっては各事業者に対しヒアリングを行った結果に基づき設定をしております。各事業者とも車内の除菌費用や消毒液、マスクの購入等に係る費用を計上しておりますが、長崎電気軌道においては乗客に対するビニール手袋の配布・回収や運転手の感染拡大防止を図るため、運転手控室を別途設置するといった対策も併せて行われておりますので、これらも含めた費用としております。なお、路線バスの台数につきましては、長崎市内の一般道路を運行している台数のみを対象とし、空港バスや高速バスは対象から除外しております。また、本議会に商工部からご提案をさせていただいております中小事業者等一時金につきましても、本予算と併せて受給することができるようにしております。次の3.財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。
次に、2ページをご覧ください。参考といたしまして、令和元年と令和2年の4月から10月までの7か月間における各交通事業者の利用人員を掲載しております。乗合バスにつきましては、対前年率で8割程度、路面電車とタクシーにつきましては対前年率で6割程度しか回復しておらず、各事業者とも非常に厳しい状況にございます。
次に、3ページをご覧ください。
繰越明許費の補正についてご説明いたします。今回の予算は国の3次補正に伴うものであり、事業が年度内に完了しない見込みであることから4,630万円の繰越しをお願いするものでございます。完了予定時期につきましては、令和3年5月末を見込んでございます。
説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
78
◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。
79
◯中西敦信委員 土木部のほうで出されている予算についてお尋ねをしたいと思うんですけれども、県道の拡幅というか、用地補償に伴う補正ということですが、要は2ページのところの黄色で書かれているところがこれから道路拡幅が進んでいくと思うんですが、用地補償を終えてから道路を広げていくのか、それともララなめしのところまで広がっていますけれども、大神宮交差点までは一定もう道路を広げられる準備としては進んでいると思うんですが、要は区切りとして大神宮交差点まで広げられるところを先に広げて、そこから先、用地の買収も進めながら工事も進めていくのか、それとも用地買収が全部終わってから黄色のところの工事をされるのか、そのあたり、1つお聞きしたいなと思います。
80 ◯谷口土木企画課長 提出資料の2ページの図面をご覧ください。下段のほうの図面でございます。滑石町線ということで、延長が長いものですから、当然、工区を分けましてやっております。今現在、青色で着色しているところ、横道工区でございますが、こちらのほうは既に完成しております。残りの黄色で着色しているところ、こちらのほうは大神宮工区ということで、令和6年度までの事業認可期間で鋭意施工を行っているというところでございます。
そういった中で、特に黄色の部分の真ん中付近に道路拡幅に伴いまして、支障物件が多数ございまして、ここの部分を集中的に用地買収を行っているところでございます。今現在、十八銀行であったりとか、法人のタクシー会社であったりとか、その辺は既にもう終わりまして、解体されている状況でございますけれども、残りの部分のほうを鋭意用地交渉を進めて、一定めどが立てば当然、次のステップとして道路拡幅工事に入っていくという流れかと思っております。
以上です。
81
◯中西敦信委員 交差点のところの市道部分だったかもしれないですけれども、最近まで橋の架け替えで迂回路も作って、道路が非常に混雑しているというのが去年の10月ぐらいまで1年ぐらい続いていたので、また道路拡幅に伴ってそういう交通事情が悪化となれば、工事する上で仕方ないんですけれども、今非常に流れもよくて、大神宮交差点も右折帯もできて、非常にいいなという声も聞くんですけれども、実際、工事が進んでいく段階ではまた地元説明会なんかも、その都度、県のほうでされていますので、なされるのかなとは思いますけれども、前広に進捗について地元のほうにも説明の機会を持っていただきたいなとお願いしておきたいと思います。
それと、この道路にかかわって、青色の既に終わったところで、市道に入っていく部分、星野管工設備がある通りに入っていく入り口を広げるというのが市道のところでされていたかと思うんですけれども、用地の買収は終わっていると思うんですが、なかなか拡幅の工事がずっとされていないのかなと見る感じでは思うんですけれども、そのあたり、市道の準備はされるんでしょうか。
82 ◯谷口土木企画課長 ただいま中西委員からのご質問の市道の件でございますが、申し訳ございません、
総合事務所の所管でございますので、また改めてご説明のほうに参らせていただければと思っております。
以上でございます。
83
◯中西敦信委員 道路が広くなれば、交通もスムーズになるんですけれども、そういう市道に入っていく部分でやはり出入口が狭くて、またここで混雑してしまえば、何のための拡幅なのかなということにもなりかねないと思いますので、ずっと五、六年前から用地そのものが買われている、あとは実際広げる、橋の工事もあるのでなかなか大変なのかなと思いますけれども、そのあたりもやはり所管が前は土木部のほうでされていたものでお尋ねしたんですけれども、今は違うと、
総合事務所のほうということで、私のほうからも状況については確認をしていきたいなと思います。
以上です。
84
◯毎熊政直委員 まず、今回の補正ですけど、全額繰越しということで、用地交渉のめどは立っているんですか。県のほうと、そこの協議はどうなっているんですか。これ、用地交渉やったら、令和4年3月までに繰越箇所は完了予定となっているけど、用地交渉は現時点でもある程度、下話はもう済んでいると理解していいんですか。
85 ◯谷口土木企画課長 今回、
補正予算で予定をしております用地補償2件でございますけれども、1件が道路上の支障となりますNTTの関連事業者ということで聞いておりまして、今現在、NTT本体の建物も支障になりまして、付近に今、建て替えを行っております。今聞いているところによりますと、令和3年度には完成するということを聞いておりますので、そこへ入居するということになろうかと思いますので、そういった部分で、1件のNTTの関連事業者との交渉は順調に進んでいると聞いております。
もう1件が同じく沿線にございますガソリンスタンドでございます。こちらのほうは、まだめどといいますか、鋭意交渉されているということで聞いているところでございます。
以上でございます。
86
◯毎熊政直委員 それとこの都市計画道路滑石町線、これはやはり交通量も多いし、北部の重要路線と理解しているんだけど、この工事が始まった黄色い部分、完成のめどは県のほうからいつ頃とお聞きしているんですか。
87 ◯谷口土木企画課長 黄色で着色をしているところ、大神宮工区でございますけれども、延長は850メートル、今現在の事業認可期間としまして、平成23年度から令和6年度までが事業認可期間ということで、今、この事業認可期間での完成に向けて事業が鋭意進められているというところでございます。
以上です。
88
◯毎熊政直委員 今年が令和3年ですよね。この青色と黄色と比較してみて、事業の進捗状況を見たら、とても令和6年度までに完成するようには見えないんですけど、令和6年度までに本当に完成するんですか。
89 ◯松浦土木部長 先ほど課長が申し上げましたように、事業認可期間ということで令和6年度ということでございます。それに向けて、県のほうは鋭意努力をされているということでございますが、おっしゃるように、果たして令和6年度にしっかり完成できるのかといったところはやはり気になるところではございますけれども、あくまで事業認可期間ということで、もしできなければ、次の5年間の更新という形になるんですが、今、私どもが県から聞いている中では、令和6年までの期間でやりたいという目標は立てられているようですが、それ以上のことは今のところ回答いただいていないという状況でございます。
以上でございます。
90
◯毎熊政直委員 県施行だからあまり口を出せないということでしょうけど、ただ、しかし市も1割負担しているんだから、やはりこの事業期間というのは極力守ってもらうように毎年毎年の事業を努力してもらうと。これは工事するのが目的じゃないんですよ。道路を広くして交通渋滞の緩和ができるようにと、そしてまた周辺のいろんな土地利用とか、そしてまたこの集客に、人が集いやすいようなゾーンをつくるのが目的ですから、工事期間をずっと延ばして延ばしてというのは、あながちほとんどそうなってしまっているんだけど、やはり定めた目標は守ろうと。それまでにという意識はやはり県にしても市にしても持っていただくように、それは全職員、そういうふうにぜひ今後も意識は植え込んでいただくように要望しておきます。
それと、もう1つの公共交通確保支援金、これは数字を見せてもらったら、ものすごい利用者の減、これは経営も大変だろうと思いますね。今回の支援金といったって、これは消耗品をやるだけと。消毒液とか、マスクか知らんけど、そういうものを配るだけでそれで経営支援になるとね。これだけバス当たりの利用者が減っている。タクシーもそうだけど、長崎電気軌道もそうだけど、本来ならば経営の支援金をあてて、国のほうのいろんな臨時補正あたりを利用して支援してやらんと、公共交通機関は市民の足として、これだけ減って頑張ってもらっているのに、そこはしてやらないと大変じゃないですか。このままではまた路線が減ったり、料金が高くなったりせざるを得ないとなったら、最終的に市民が一番困るんですよ。やはりそこまで考えられないんですか。今回の国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、これはそういう公共交通機関の経営が圧迫しているところに補助を支援するということは、用途が認められていないんですか。
91 ◯赤倉都市計画課長 まず、今回、財源といたしました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、公共交通の維持確保という形の支援は認められておりまして、今年度も4月、6月それぞれ国の支援金があった際には、こういった立てつけで公共交通の支援をさせていただきました。
今回、私どもとしてもどういった支援ができるかということを内部で協議をいたしましたが、やはりこれだけ収支が悪化しているという状況の中で、経営の合理化といったものを事業者それぞれが既になされている状況にございますが、経営の合理化が市民の方の感染防止策まで削減されてしまうという事態になっては、市民の方々が安心して公共交通機関を利用できないという事態になりますので、まずその影響を避けるために、何とか行政側で支援ができないかといった考え方に基づいております。ただ、路線の維持については非常に厳しい状況にあるというのもお聞きしておりますので、路線の維持、今後の在り方に関しましては、後ほど当初予算でもご説明いたしますが、公共交通の再編の実施計画といったものをつくって、事業者とお話をしながらつくり上げて、効率的かつ市民の方々の足を守れるような実施計画というものも令和3年度にしっかり取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
92
◯毎熊政直委員 今回の臨時交付金にそういう公共交通機関を支援したらだめだというルールはないということだったら、やはり一番困っているときに今してやらないと。長崎バスは二、三年後には東長崎からも撤退するというようなうわさを聞いていますよ。そうすると、また今度、その路線が県営バスだけになったら、運賃が必ず上がりますよ。競合するところがないものだから。そういうことをやはりできるときに支援をしてやって、市民の足として、行政も協力してやるんだから、何とか赤字路線も頑張ってくださいというような要請をするのがまた行政の役目であると思うんだけど、今回、こういう消耗品だけにしか出せないということで、これはバス1台につき3万円、それは消耗品だけでしょう。1年間、消毒液だろうけど、これでは本当の支援になっていないと思うから、そこら辺はぜひ行政当局もいろいろ関連があるとかもしれんけど、ちょっと努力した姿を事業者にも見せてやらないと、相手からの信頼が得られませんよ。相手も経営だけのことを考えることになってしまいかねないから、そこら辺は十分な意見交換を事業者と、長崎電気軌道も一緒だけど、そういう協議はやっておられるんですか。
93 ◯片江まちづくり部長 まず、今回の金額に関しましては、国からの臨時交付金の長崎市への配分額といったものに一定枠があって、その中で、困られているのは交通事業者だけではなくて、本当に飲食業をはじめ、いろんなところの方々が困られているという中で、やはりそことのバランスも考えながら手当をしていかないと、なかなか公共交通だけに特化するというのは非常に厳しい状況であったということでございます。
あと、先日新聞にも出ましたように、まず県営バスのほうの収支が一定報告されておりまして、20億円ぐらいの起債を借りないと回らないような状況になっている。これはたまたま県営バスが新聞に出ただけであって、ほかの民間の事業者も同じような状況じゃないかなと思っております。そういった中におきましては、確かに委員がおっしゃられたように、一時金として支援をするということも当然できれば一番よろしかったんですけれども、話を聞き置けば、今抜本的に経営体質を改善しなければ、もともとから続いてきた人口減少による利用者の減少、ここにコロナ禍が上乗せになってきたという状況を、今後将来の経営の中で乗り越えることができないという状況が見えてきて、これは一時金の多い少ないの問題ではないということが分かってまいりました。
そこで、先ほど課長からありましたように、今回の当初予算の中で、公共交通の維持計画をきっちり法定のものをつくるということに既に取りかかっております。それが、実際に計画づくりが完成しますと、これにつきましては、例えば他都市の事業者がいいとこ取りで入ってくることも一応阻止できるとか、あるいはその計画があるからこそ国の補助採択が得られるような事業もあったりとかするものですから、そういうことで経営体質の改善、それから経営環境の保全、こういったものを手がけていくということをまず我々としては抜本的な対策として取り組んでいきたい。ただし、事業者だけでそれをやるというのは非常に難しいといいますか、実際にはもう利害関係者だけで話をするのは当然ながら難しい話ですので、我々が旗振り役となって仲介をとっていくということでやっていきたいということで、今、委員のご指摘のことはもっともで、私もできればと思っておりますけれども、限られた財源の中で、事業者間のバランス等も考えていく中では、まずはこれでとにかく市民の感染防止だけはしっかり対応していただく中で、経営改善のほうは別途また並行して取り組んでいくという対応をとっているところで、ご理解いただきたいと思っております。
以上でございます。
94
◯毎熊政直委員 この業界のバランスのことをおっしゃったけど、これはバスに乗る人であればバスの中の消毒とか、マスクの着用とか、これは事業者も徹底してやっていますよ。バスの中でもし感染したとかいう話になったら大変なことになるから。だから、こういう消耗品として配給するというのは最低限の当然の支援とは思うんだけど、やはり抜本的に事業者の全体のバランスと、しかし、これは人口減少だったらバス会社のせいではないし、タクシー会社のせいでもないんですよ。そういう中で、今度、新型コロナウイルスという大きな災害が全国、全世界で起きている中で、そういう国の補助メニューがあって、その期間だけに、それだけに限定したものだから、できるのであれば、今年度1回になるかもしれんけど、できるんだったら、やはり考えてやるのが行政としての当然の支援策じゃないかと私はそう考えます。今、それができない理由があったんだろうから、それはもうそれ以上聞かんけど、でもやはりそこら辺はきちんと公共の足として、なるべく経営改善をしてでも運行してもらわないと、最終的に一番、路線がなくなったりしたら非常に苦しむのは市民ですから、そこら辺は重々留意して協議をしていただくよう要望しておきます。
以上です。
95
◯山本信幸委員 県負担金なんですが、これはちょっと確認で、平成23年度からとなっているんですけど、用地補償の当初の計画件数と進捗率について分かりますか。
96 ◯谷口土木企画課長 用地補償の件数のほうは、すみません、手元にございませんけれども、用地の進捗率でございますけれども、令和元年度末現在で用地取得率は約75%というところでございます。
以上でございます。
97
◯山本信幸委員 これは工事自体は用地が済めばスムーズにいくんですよ。今、件数が分からないと言ったけれども、負担金であってもやはりそういうところをちゃんと把握した上で、進捗率だけじゃなくて、どこがどう問題の箇所なのかを把握した上で当然すべきことであって、そのために今回の分も補正でここが一番問題だからということで上げてきているわけでしょうから、その辺はしっかり今後とも把握していただきたいと思いますけど、いかがですか。
98 ◯谷口土木企画課長 申し訳ございません、件数としては手元に資料がございませんけれども、あと残っておりますのが、先ほど申しましたように、ガソリンスタンドとNTTの建物、それと1階に滑石地域センターが入っている、県の住宅供給公社の建物がございます。その3件でございます。
それから、終点部分になりますけれども、寺川内交差点の先に個人の宅地を買収するところが出てくるというところが今現在、残っているというところでございます。
以上でございます。
99
◯山本信幸委員 そういう説明を求めたんじゃなくて、公共の部分については、もうこれは補償がいけるというのは分かっているわけですから、公共以外の部分についてはどういうふうな課題があって、今現在、ここの2件については一番課題のところだから、今回の
補正予算がつくと一番に行って、用地補償に関してはある程度これで片がつきますよとか、見通しがつきますよとか、この計画年度で終わりますよとか、その辺の説明をしっかりした上で予算を計上してもらわないと、負担金であっても分からないんですよ。
最後に、ここが令和6年までというのは、そういうところが見えると、工事で2年かかりますとか3年かかりますというのは分かった話だから全体が見えてくるので、そういう説明の仕方をちゃんとやってくださいよ。そうしないと分からないでしょう。いいですか。
100 ◯松浦土木部長 今回の補正にもございますけれども、この後、19号補正と、それから当初予算でも滑石町線は県施行負担金で計上させていただいておりますので、当初予算のほうで今ご質問があった件も含めて、詳細にご説明をしたいと思います。よろしくお願いいたします。
101
◯山本信幸委員 よろしくお願いします。
そして、次に公共交通確保支援金のほうなんですが、これについて先ほどから維持計画の話が出とるんですが、これは一番課題が維持計画というのがもう分かっている話なんですけど、新型コロナウイルスの課題がいろいろ出てきているのに、維持計画のほうが今まで何で早期にできてこなかったか、その理由をお答えください。
102 ◯赤倉都市計画課長 説明が不足しておりまして申し訳ございません。実は路線の維持に係る計画につきましては、もう今年度、既に着手をしております。昨年の11月に法定協議会というものを立ち上げいたしまして、既に協議を進めているところでございます。この計画が大きく2本に分かれておりまして、基本的な将来の維持の形態を決める計画を今年度から来年度の初頭にかけて策定し、令和3年度に予定をしておりますものについては、それを具体的な路線ですとか、運賃だとか、時刻表といったものに落とし込むような実施計画を策定する予算を令和3年度に上げさせていただいておりますので、現状といたしましては、既に計画策定に着手しているという状況でございます。
以上でございます。
103
◯山本信幸委員 そんなことを言っているのではなくて、要はそれで着手していて見えている話ならば、逆に次の段階のステップをもっと前倒ししていって進めんといかんでしょうという話を言いたくて、こういう質問をしているんです。だから、そこの部分は、今は来年度予算に計上していると言うけれども、そういうところは何でこの4,600万円の中にその分の予算が入れられなかったのか。もっと前倒しして何でその分はできなかったのか。分かっているから前倒しでどんどんできるじゃないですか。それが何でできなかったんですかという話をしているんです。
104 ◯赤倉都市計画課長 令和3年度に予定している実施計画の策定経費につきましては、この新型コロナウイルスの関係の予算とは別に、国のほうからの補助メニューがございましたので、そちらで上げております。ただ、スピード感を持ってというお話もございます。令和3年度に予算が認められてから動くということでは私どもとしても遅いと思っておりますので、その下準備となります交通事業者との協議につきましては、今年度から既に進めている状況でございます。
以上でございます。
105
◯山本信幸委員 先ほどからの論議を聞いておりますと、維持計画が非常に大きなポイントと思っております。ぜひ、これを先に今後とも詰めていただいて、少しでも早く、予算づけは来年度にしても、これが早期に完了して、早く手だてが打てるようにすることを要望いたします。
106
◯梅原和喜委員 公共交通確保支援金の中で、対象の路線バス、路面電車、タクシーそれぞれ台数を記載しておりますけれども、それぞれ792台、68台、1,302台。これは保有率それから在籍の数、どのぐらいの割合になるんでしょうか。例えば50%なのか、80%なのか。これは全部に行き渡りますよということなのか、そのあたりを説明してください。
107 ◯赤倉都市計画課長 順番に申し上げますが、まず路線バスのうち民営、いわゆる長崎バスに関しましては、空港バス、高速バスも合わせ547台ございますが、そのうち空港バス、高速バスにつきましては、県のほうから支援が出るということでしたので、一般路線バスである533台を対象としております。公営バス、長崎県営バスにつきましては、全体で343台ございますが、そのうち同じく高速バスを除いた259台を対象としております。
それから、路面電車につきましては全体で72台ございますが、そのうちイベント系で使っている電車につきましては一般には使用することがありませんので、一般に使っている68台を計上しているという状況でございます。
以上でございます。
108
◯梅原和喜委員 路線バスの中で、例えば戸町の新戸町団地とか、それから国分町とか、それから香焼三和線のいわゆるコミュニティバス、このあたりは対象にならなかったんですか。
109 ◯赤倉都市計画課長 ご指摘の路線を走っているバスについても、今回、対象となっております。
以上でございます。
110
◯梅原和喜委員 分かりました。
先ほど来から、交通事業者に支援金を支給するということで、いわゆる公共交通というのは、先ほど来からありますように、特に南部、それから東長崎、人口減少が続いておりまして、バスの間引きとか、バス会社の撤退とか、何か地域の方が懸念するような心配の声が上がっていますので、こういった事業を通じて、お互いに風通しのいいような、相手方と定期的な意見交換をぜひ進めていただきたいと思います。
111 ◯吉原 孝委員 ここに資料として出ているのは、それぞれ利用客の数だけですよね。利用客がいくら減ったという形なんですが、この中で見ますと路線バスと路面電車、タクシーについては、なるほど路面電車、タクシーは観光客減による、そういう大きな要因で、一般の乗合バスと比べては減ったんだなと。それだけ観光客が減したことが大きな理由で、ほかは2割なのに、ここは4割減っているということではないかなと思います。それだけ観光客減が大きな影響を与えるということではないかと思っています。
ここでは、説明にありましたように、新型コロナウイルスの感染拡大防止に係る車内の殺菌や消毒などの費用だから、乗客の安全安心を守るためのその分の費用を公が負担するということになっておりますが、このほかに経済支援策として、売上が減したら一定の支援金がありますよとか、それから雇用安定の資金もありますよとか、いろいろほかのメニューがあるんじゃないかなと思うんですよね。あなた方は自分たちの土木関係の予算だけを見て、これが我々には全てだという印象を受けますけれども、そうでなくて、それ以外の支援策があると思うんですよね。そういう点についても、県営バスは半ば公務員でしょうけど、でも長崎バスとかそのほかの交通機関については、やはり一定の売上減があれば、それに対する対応が国としてもされたんじゃないかなと思うんですが、それは当然、受ける権利があったと思うんですが、そういうものに対する手当に関しては、我々は関知しないとあなた方が言われればそれまででしょうが、商工部なんかは、そちらはそちらのほうで一定の理解をしているんじゃないかなという気がするんですが、そのあたりはどうですか。
112 ◯赤倉都市計画課長 新型コロナウイルスに関しましては、経営の影響の度合いに応じて、過去、国のほうでは事業持続化給付金、それから長崎市においても飲食・小売以外の事業持続化支援金をそれぞれ支給しておりまして、事業者の方にもそれぞれのツールを使いながらご紹介をして、事業者も受給をされているとお聞きしております。
今回の議会のほうにも、商工部のほうから20万円ないし30万円の支援金という形の予算を計上させていただいておりますが、こちらについても、公共交通の支援金とは別に、売上の状況に応じて支給ができると確認がとれておりますので、商工部とその辺は連絡を取り合いながら、支援の体制を整えているところでございます。
以上でございます。
113 ◯吉原 孝委員 今言いましたように、公が
新型コロナウイルス感染症対策としてやったのは、安全安心のための車内の除菌と消毒に対する費用の補助だということです。それ以外の経済面の補助はまた別にあるという、そういう認識でいいわけですよね。分かりました。
114
◯永尾春文委員長 ほかにございませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
討論に入ります前に、
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後3時2分=
=再開 午後3時3分=
115
◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。
これより、第3号議案「令和2年度長崎市
一般会計補正予算(第18号)」のうち、本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。何かご意見はありませんか。
116
◯毎熊政直委員 ただいま議題となっております第3号議案「令和2年度長崎市
一般会計補正予算(第18号)」について、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。
第8
款土木費第2項
道路橋りょう費及び第5項
都市計画費第6目公園費について、いずれにしてもこれは今現在のコロナ禍の中での
経済対策の意味も含めておりますので、1日も早く着工できるように準備を怠りなく整えていただきたい。併せて第6目公園費、これは説明がありましたけど、まだまだ地域への説明、そしてまた公園の有効利用、そして市民ニーズというものを十分把握していない部分がありますので、ぜひとも長く子どもたちなり高齢者が公園で遊べるように、そういう公園を目指して、ぜひ事業を進めていただきたいということを要望して、賛成の意見とさせていただきます。
以上です。
117
◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。
討論を終結します。
これより採決いたします。
第3号議案「令和2年度長崎市
一般会計補正予算(第18号)」のうち、本委員会に付託された部分について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
118
◯永尾春文委員長 ご異議ないと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
それでは、これをもちまして本日の委員会を散会いたします。
次回の委員会は、2月25日木曜日の午前10時から、当委員会室で開会いたします。
なお、この後の本会議の再開時間は、後ほど事務局からお知らせしますので、会派控室にて待機をお願いいたします。
=散会 午後3時6分=
長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。
建設水道委員長 永尾 春文
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