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  1. 長崎市議会 2020-06-08
    2020-06-08 長崎市:令和2年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前9時57分= ◯筒井正興委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。  なお、永尾春文委員より欠席する旨の届け出が出ておりますので、ご了承お願いいたします。  まず、皆様にお知らせがあります。今定例会の委員会におきましては、前回に引き続き新型コロナウイルス感染症対策として委員会室前にアルコール消毒液を設置するとともに、休憩中など、適宜書記において部屋の換気やマスク等のアルコール消毒を行いたいと考えておりますので、皆様のご協力とご了承をよろしくお願いいたします。  本日は12時30分から議会運営委員会が開催されますので、審査の途中でありましても12時には終わりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  先日の総務委員会での審査において、当初提出した委員会資料の内容が不足していたために委員会審査を中断し、追加資料による説明が必要となる事態が生じたことを受けまして、円滑な審査のため委員に十分な情報をわかりやすく提供する必要があることから、本日予定しております第93号議案「長崎市二輪車等駐車場条例の一部を改正する条例」及び第79号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」の建築部所管分につきまして、理事者から追加資料の提出があります。お手元に配付しておりますのでご確認をお願いいたします。もう1つは、契約の報告につきまして理事者から追加の提出があります。お手元に配付しておりますのでご確認をお願いいたします。 〔審査日程及び審査の方法について協議を行った。  その結果は次のとおりであった。 1 審査日程については、審査日程(案)のとお  りに決定した。 2 第93号議案及び第94号議案の2件については、  同種施設であり説明が重複する部分があること  から、一括議題として審査を行うことに決定し  た。 3 新型コロナウイルス感染症防止策として、会  議時間を短縮し3密を避けるため、例年6月に  行っている所管事項調査のうち、組織及び分掌  事務等及び基本構想・基本計画等作成調につい
     ては資料配付のみとすることに決定した。〕 〔建設水道委員会担当の総務部総務課及び企画財  政部財政課の職員が自己紹介を行った。〕 2 ◯筒井正興委員長 これより議案審査に入ります。  まず、第92号議案「長崎市駐車場条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 3 ◯松浦土木部長 それでは、第92号議案「長崎市駐車場条例の一部を改正する条例」についてご説明いたします。  議案書は51ページから54ページでございます。改正の理由でございますが、議案書54ページの中ほどに記載のとおり茂里町地内に再整備中の駐車場が近く完成し、長崎市茂里町仮設駐車場を移転することに伴い、その名称及び位置を変更したいのと、当該移転後の駐車場の管理について利用料金制による指定管理者制度を導入したいので、この条例案を提出するものでございます。  詳細につきましては、土木部から提出しております委員会資料に基づき土木企画課長よりご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 4 ◯谷口土木企画課長 それでは、第92号議案「長崎市駐車場条例の一部を改正する条例」につきまして、土木部提出の委員会資料に基づき説明させていただきます。  表紙をめくっていただきまして1ページをごらんください。まず、1.条例改正の理由でございますが、今回2つの理由により改正しようとするものでございます。1つ目の理由としましては、長崎市茂里町地下駐車場の再整備により設置する長崎市茂里町駐車場の供用に際しまして、現在、代替施設として供用しております長崎市茂里町仮設駐車場を廃止することと、新たに設置する長崎市茂里町駐車場について当該条例に所要の事項を定める必要があること、2つ目の理由としましては、この長崎市茂里町駐車場の管理におきまして、令和3年度から指定管理者制度を導入するに当たり当該条例に所要の事項を定める必要があることから条例改正をしようとするものでございます。次に、中ほどの2.条例改正案の概要につきましてご説明いたします。まず、1つ目の理由である(1)長崎市茂里町仮設駐車場の廃止及び長崎市茂里町駐車場の設置でございますが、ア.長崎市茂里町駐車場の概要につきまして、かいつまんで申しますと、まず設置目的ですが、この長崎市茂里町地下駐車場は地下機械式として供用開始いたしましたが、その構造から維持管理費が高額であること、出庫に時間を要するなど利便性が低いことから採算が合わない運営が続いており、また機械主要部品の老朽化に伴い大規模な交換の時期を迎えていたことから、運営状況等を踏まえまして、利便性が高く維持管理費が低廉な平面自走式駐車場として再整備を行うこととしたところでございます。供用開始日は令和3年2月1日で、供用日等につきましては、無人による管理のため24時間365日の供用としております。  2ページをお開きください。駐車料金につきましては通常料金と回数駐車券の2種類があり、現在再整備期間中の代替施設として供用しております茂里町仮設駐車場と同額の料金となっております。駐車場の構造につきましてはゲート式精算システムの平面自走式駐車場で、収容台数は135台を予定しております。施設の管理につきましては供用を開始する令和3年2月1日から3月31日までの2カ月間は業務委託による直営管理、令和3年度以降はこの後ご説明させていただきますが、指定管理者による管理を予定しております。次に、イ.条例改正案の主な内容でございますが、長崎市茂里町仮設駐車場を削除し、長崎市茂里町駐車場の名称及び位置を追加しようとするものでございます。次に、ウ.施行期日につきましては供用開始予定日である令和3年2月1日としております。  3ページをごらんください。長崎市茂里町仮設駐車場と長崎市茂里町駐車場の位置図でございます。  4ページをお開きください。上段は長崎市茂里町仮設駐車場の平面図で、下段は長崎市茂里町駐車場の平面図でございます。  5ページをごらんください。続きまして、2つ目の理由である指定管理者制度の導入につきましてご説明いたします。まず、ア.指定管理者制度の導入方針のうち(ア)指定管理者の導入でございますが、長崎市茂里町地下駐車場の再整備により設置します長崎市茂里町駐車場の管理に当たり、民間の能力やノウハウを活用することで、市民サービスの向上や行政コストの削減、さらには事務の効率化などが期待できることから、令和3年度から指定管理者制度を導入しようとするものでございます。次に、(イ)利用料金制でございますが、指定管理者の自律的な経営努力を発揮しやすくし、より効率的な運営を行い、施設の効用を高めることを目的としまして、施設の利用に係る料金を直接指定管理者の収入として収受させる利用料金制を適用することとしております。次に、(ウ)指定期間につきましては、本施設はブリックホールに隣接しており、その利用者の多くがブリックホール入館者であることから、両施設を一体的に管理することで施設間の連携による利用者サービスの向上や事務の効率化が期待できますので、次回の指定管理者の更新においてはブリックホールとの一体管理を行うことを前提としまして、現在のブリックホールの指定管理期間の終了時と最後をそろえまして4年間としております。下段には管理方法の経緯を表に整理しておりますが、長崎市茂里町地下駐車場は平成18年度から指定管理者制度を導入しておりましたが、令和2年度においては再整備期間中の代替施設として供用しております茂里町仮設駐車場と、再整備により設置する長崎市茂里町駐車場を直営により管理し、令和3年度からは再整備前と同様に指定管理者制度の導入を予定しております。下段はこれまで説明しました指定管理者制度の概要を表に取りまとめたものでございます。  6ページをお開きください。上段は平成28年度からの収支の推移を表に取りまとめたものでございます。平成31年度までは長崎市茂里町地下駐車場が供用しておりまして、保守点検などの維持管理費が高額であったことなどから収支が赤字となっておりましたが、令和2年度においては地下式から平面自走式となり維持管理費を抑えることができ、黒字に転換する見込みでございます。次に、イ.条例改正案の主な内容でございますが、主な項目ごとに現行と改正案を表に取りまとめております。まず1つ目の管理につきましては、これまで直営管理を行っておりましたが、改正後においては本市が指定する指定管理者が管理を行うこととなります。2つ目の料金につきましては、これまで条例で定める額としておりましたが、改正後においては条例に掲げる額を基準として、指定管理者が市長の承認を受けて定めるということになります。3つ目の料金収入につきましては、これまで使用料として全て市が収受しておりましたが、改正後においては指定管理者の収入として収受させることとなります。4つ目の料金の減免については、これまで条例施行規則で定める自動車を対象として減免を行っておりましたが、改正後においては指定管理者が市長の承認を受けて定める基準に基づいた自動車を対象に利用料金を減免することとなります。5つ目の入出庫時間については、これまで条例施行規則で定める時間としておりましたが、改正後においては指定管理者が市長の承認を受けて定める時間となります。次に、ウ.施行期日につきましては指定管理者による管理・運営を開始する令和3年4月1日としております。  7ページをごらんください。次に、エ.指定までのスケジュールでございますが、本議会において条例改正議案をご承認いただけましたら、7月から指定管理者の候補者の公募を開始し、9月から10月にかけまして指定管理者候補者選定審査会におきまして指定管理者候補者の選定を行う予定でございます。なお、この指定管理者候補者選定審査会の開催に要する経費につきましては、別途第81号議案で補正予算を計上させていただいております。その後、11月議会において指定管理者の指定議案の審査、2月議会において当初予算議案の審査を経まして、指定管理者との協定を締結し、令和3年4月より指定管理者による管理を開始する予定でございます。その下には平成28年度から平成31年度までの茂里町地下駐車場における駐車台数の推移を表に取りまとめておりますのでご参照ください。  8ページをお開きください。最後に、3.条例新旧対照表についてご説明いたします。8ページから9ページにかけましては令和3年2月1日に改正する新旧対照表となりますが、左側が現行、右側が改正案で、変更する箇所を青文字で表示しております。  10ページをお開きください。10ページから最後の16ページにかけましては令和3年4月1日に改正する新旧対照表となりますが、左側が令和3年2月1日に施行する改正案、右側が令和3年4月1日に施行する改正案で、変更する箇所を赤文字で表示しております。  説明は以上でございます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 5 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 6 ◯五輪清隆委員 今回、135台が駐車できるような駐車場なんですけど、従来の地下駐車場は何台収容できていたのか。収支の推移を見たときに、多いときは約900万円の赤字なんですけど、この赤字の大きな要因というのは何だったのかについてお伺いします。 7 ◯谷口土木企画課長 まず茂里町地下駐車場でございますが、156台でございました。今回平面自走式ということで135台でございますけれども、別途ブリックホールの周りに荷さばきの駐車場が30台ほどありますので、全体としては165台確保できるということでございます。  続きまして2点目の赤字の要因でございますが、維持管理費の主な項目としましては、機械式駐車場でございますので、そういった機器類の維持管理費、メンテナンス費用ということで、3,000万円のうち約1,700万円がこの維持管理費ということでございます。それに老朽化しておりますので、修繕費もほかの駐車場に比べて高いということが管理委託費が大きな額になっている要因かと考えております。  以上です。 8 ◯五輪清隆委員 赤字の要因は機器管理費ということですけれども、私が思うには料金収入があって、管理委託費ですから、その管理委託費の中にそういう費用も入っているんですか。私は6ページを見て言っているんですけれども、例えば平成30年度を見たときに収入が2,430万5,000円で管理委託費が3,258万9,000円ですから、その中で収支が828万4,000円ということで赤字という記載がされているんですけれども、その中で先ほど土木企画課長が、赤字になっている大きな理由は機器管理費ということで言われたんですけれども、こういう機器管理費というのはいろんな保守点検とか、大きな修理についてはここから出すんですか。それとも何か市のほうが別立てして出すんじゃないかなと私は思ったんですけれども。というのが、当然地下ですから管理人がいらっしゃって、私はそういう管理人の費用が結構かかっとったんじゃないのかなということで理解していたんですけど。まずはそういう機器管理費については、そこまで言うならば平成28年度に機器管理費として幾らかかったのか、もう終わったことと言いながらでも一応数字として出ているものですから、そこがわかれば教えてください。考え方はそういう状況なんですか。 9 ◯谷口土木企画課長 まず茂里町地下駐車場につきましては、平成27年から平成31年までの5年間、これは指定管理者制度で管理を行っております。ただ利用料金制は非適用でございますので、料金収入については100%長崎市に入ってきますし、その施設の管理運営費を管理委託費として指定管理者にお支払いをしていたというやり方でやっておりました。  管理委託費の内訳でございますが、令和元年度の決算見込みで申しますと、先ほどの説明で少し不足しておりましたが、人件費が約1,300万円、管理費が約1,700万円、これが大きな要因ということで、修繕費につきましてはこれまで大体200万円程度あったんですけれども、最後の年ということで令和元年度は修繕費は少なかったんですけれども、大きな経費の内訳としては人件費、管理費というのが大きな要因と。この管理費の内訳としては機械の日常的な保守点検とか、当然そこにかかる光熱費ですから大規模な修繕のお金はここには入っていません。別途大規模な修繕があればその分は予算をとってやっている状況でございます。  以上です。 10 ◯五輪清隆委員 わかりました。今回の利用料金制度となったときに、令和2年度の実績として直営でやっている関係でも約1,300万円の黒字が出ているんですけれども、利用料金制度でよくわからないのは、例えば結構な料金が収入として出てくると思うんですけれども、そうなったときに公募を受けて受注した会社というのは人件費の関係とか、夜間のいろんな連絡網とか含めてするんでしょうけれども、ゲートが壊れたとかいうものについては、公募して指定管理を受けたところが修理とか、中身はわかりませんけれども、白線とかそこらあたりをするんですか。あとは市はある程度ノータッチということで理解していいんですか。 11 ◯谷口土木企画課長 この茂里町以外の桜町とか市民会館地下とかの既存の駐車場につきましては、令和2年度から5年間指定管理を導入しておりまして、利用料金制を初めて適用しております。そういった中で、いわゆる修繕費的な部分なんですけれども、これは契約のときに一定額見ておりまして3月末に清算して額を確定させるというやり方をしておりますので、この茂里町につきましても同じようなやり方を考えております。  以上でございます。 12 ◯五輪清隆委員 私が思うには、ああいうゲート式ですから、まずないんでしょうけど車をぶつけたとか、結構な費用がかかってくると思うんですけれども、そこらあたりは民間駐車場であれば当然保険に入ってするんでしょうけど、そういうことが起きたときに管理をしている会社が修理をするのか。過去にあったかどうかはわかりませんけれども、それともそれについては長崎市が保険に入っとってからその保険から支払いをするのか。例えば私が応募する会社であると思えば、そこはどがんなっとっとかなと思うんですけれども、現状はどういう状況なんですか。 13 ◯谷口土木企画課長 今年度から新たに指定管理をした駐車場におきましても当然保険には入っておりますので、何かあったらその保険での対応ということになろうかと思いますし、動かなくなったとかちょっとしたことなら機器の保守点検業務委託、定期的にやっておりますし、何かあればその業務委託の中で対応するということになりますので、そういったところも含めて今回指定管理者を公募したときに提案額の中にそういった業務委託費も盛り込まれて提案されていくと思っております。  以上です。 14 ◯柿田 正委員 まず、先ほどの6ページの収支のところで教えていただきたいんですけれども、平成31年度、令和元年度までは赤字で、令和2年度、先ほどもありましたとおり、直営にして黒字に変わりましたと。この先の令和3年度についてはどのように考えていらっしゃいますか。これがまた赤字になっていくのか、黒字のまま推移するのか、そこら辺の見通しはどうでしょうか。 15 ◯谷口土木企画課長 令和3年度以降の見通しでございますが、当然料金収入については主にブリックホール利用者の方の利用とかハートセンターの方の利用が多いんですけれども、ブリックホールのイベント数などによって前後はするかと思いますが、一定この2,000万円を超えるような収入があるのではないかと。管理委託費につきましては、当然令和3年度から指定管理者を導入しますので、今後指定管理者からこのぐらいの維持管理費でできますよという提案がなされると思うんですけれども、基本的には令和2年度は直営で管理を行っておりますので、この額を超えるということはないのではなかろうかと判断しておりますので、令和3年度以降も黒字で経営できるものと考えております。  以上です。 16 ◯柿田 正委員 私もそう考えていてお聞きしたんですけれども、そうなったときに今度指定管理に出して、かなりな収益を上げることが可能な指定管理案件になるのかなと思うんです。となったときに、結局機械式のときの駐車料金をそのまま移行して、そのままの金額にしているんですけれども、先ほど言われましたとおり、ブリックホールを使われる方とか、ハートセンターを使われる方は一般市民の方が多くて、その中で例えば習い事もそうだし、ハートセンターだったら当然ながらリハビリ等を時間をかけながらそこでやらないといけないんですね。ここの駐車料金を少し下げるとかいうことは考えられなかったんでしょうか。 17 ◯谷口土木企画課長 駐車料金につきましては、いわゆる設備投資、維持管理費にかかったコストを利用目標台数、どのぐらいとまるかという台数で割り戻して、ある程度使用料の算定をしていくという考え方がありまして、それで出しますと今設定しているような額になって、これは仮設駐車場も同じ料金ですし、それと同額の料金を考えております。当然市民サービスの一環ということで例えばブリックホールを利用する、あるいはハートセンターを利用する方たちには割引をするということにつきましては当然指定管理者のほうの自主事業も考えられますので、基本となる料金というのは今回条例でうたわせていただきますが、指定管理者はこの条例で定める額を基準にして料金設定ができるということになりますので、大体今のところ条例で定める額でどの駐車場でもやっているんですけれども、条例上は条例で定める額を基準にして指定管理者が提案できる、その提案した額を市が承認すればそれでできるということになりますので、そういった指定管理者の裁量という部分はあるのかなと思っております。  以上です。 18 ◯松浦土木部長 少し補足をさせていただきますと、市営駐車場というのは公共駐車場ということになりますので、基本的な考え方として周辺の民間駐車場に余り影響を与えないような料金設定をしなさいということを法で定められておりますので、極端に料金を下げるというのは非常に難しいと思っております。  今回上限額という形で条例では設定させていただきますが、これはやはり周りの民間の駐車場に影響を与えない額を上限として、あとは指定管理者でいろんなサービスというのが出てくるかもしれませんけれども、その辺は今度指定管理者を選ぶ段階で、提案を受けた内容を審査して適切な管理者を選ぶという形になってこようかと思います。  以上です。 19 ◯柿田 正委員 それもよくわかるんです。地域の実情に合わせて周りの駐車場の金額に合わせてというのもわかるんですけれども、現状でその金額が高くてなかなか長時間そこに滞在できないということも起こっているんです。その地域の周りの駐車場の金額がもしかしたら反対にこの市の金額に合わせている。市が合わせているつもりですけれども、市がそれだけ取っているから周りもそれだけ取っていいんだという形になっている可能性もあるんですね。市としてやはり市民生活、特に今回のこの駐車場は先ほども言いましたとおりブリックホール、特にハートセンターの方とかは本当に必要で来られて、そこでリハビリだけでも1時間、もしかしたら前後にプラスアルファもう少しゆっくり話をしたいとか、そういう時間をするに当たって駐車料金がどんどん上がっていくことが結局滞在時間を短くしてしまうんです。これは長崎市内のほかの駐車場もそうなんですけれども、よく聞くんです。例えば浜町近隣の駐車場の料金が高いので、本当だったらもう少し長くいたいけれども、そこに滞在できないで本当に必要なところでしか滞在できない。長崎市は他都市と比べて少し高いところも散見されるので、それがこの市の駐車場が市民のための駐車場だという考え方だとしたら、もう少し市民に寄り添った形での考え方をしてもいいんじゃないかなと思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 20 ◯松浦土木部長 先ほども少し申し上げたんですけれども、やはり一般公共駐車場という位置づけをされております。すなわち不特定多数の方が利用する駐車場ということになります。今委員がおっしゃるようにハートセンターとかブリックホールの方が多く利用しているという実態はございますけれども、それはやはりほかの利用者もいるということですので、やはり平等な料金設定をすべきものと考えております。ただ、例えば施設側で少し割引をするといったことは、当然施設利用者の観点からそういった割引制度を設けるということもあるかと思いますが、私どもは一般公共駐車場を管理している立場ということからすると、やはり平等に料金設定をすべきものと考えております。  なお、先ほど課長が説明しましたとおり、今度4年後にブリックホールと一体管理をしようとしておりますので、そこら辺で周辺施設との関係を見ながら、適切な料金設定を検討していきたいと考えております。  以上でございます。 21 ◯柿田 正委員 企業の経営の中で料金を下げるというのは、要は収入を減らす話になるので、今言われた形で例えばハートセンターを使ったりとかブリックホールを使った方に対しての減免を指定管理者のほうからわざわざ自分の収入を減らすがためのことを提案するとは私は思えないんですけれども。それを先に長崎市としてはこういうところも考えてくれとか、そういうところも上乗せした上での話になるんだったらまた違うと思いますけれども。でも言われるとおりブリックホールハートセンターの結構な方が使われていて、ほかの方も使われる可能性があるからほかと一緒にするんですね。私が思うのは市民生活としてブリックホールの方も定期的に来られていますし、ハートセンターにも定期的に来られている方たちがどうしてもとめざるを得ない、そこの負担を少しでも軽減していこうという考え方を持つのは長崎市としては当然のことだと思うんですけれども。それで収支がつかないんだったらそういうお話はしませんけれども、収支のところで黒字に転換できるという話ですよね。その中でどこまで下げられるのかというのは当然あるかなと思うんですけれども、何でそこのところをほかの一般公共駐車場と一緒のレベルで話をしないといけないのかなというのが少し理解できないんですけれども、そこのところはいかがでしょうか。〔「委員長、議事進行」と言う者あり〕 22 ◯五輪清隆委員 この駐車場の関係については、公募のやり方として、あくまでもそこがこういうふうにやりますということですから、今まで減額しなさいとかしたことなかですよ。それをしてしまえば1年前にした関係についても何でそうしなかったのかとなりますから。やりとりの中でハートセンターの方が結構利用しているという状況ですけれども、それは本当に利用しているんですか。私はハートセンターの人はほとんど利用していないように感じるんですけど。そこは把握できないでしょう。それぞれ利用した人がどこに来ているんですかとかできないはずですよ。特にあそこについては、例えば車椅子の関係も含めて今まで駐車場がなかったわけですから、本当にその人たちが利用しているかといえば、公共バスとかで来ているはずですから。これは1年後に出たやつですから、駐車場の指定管理についてはこうなっていますよというのを一度出してやって、そうせんと要望として言ったけんが、何でしなかったのかという関係になりますから、一度整理したらどうですか。 23 ◯筒井正興委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前10時36分=           =再開 午前10時57分= 24 ◯筒井正興委員長 委員会を再開いたします。 25 ◯柿田 正委員 収支の状況等を考えたときに、利用料金等も下げることも可能かもしれませんので、それについて要望としてお話させていただきます。  以上です。 26 ◯浅田五郎委員 この資料の説明をいただいたんだけれども、赤字がたくさんあるんだけれども、平成28年度から平成30年度までの赤字、ほかのところは今までは全部黒字だったのかなと思うんだけれども、数字を今すぐに出してといってもなかなか出ないんだろうけれども、ここ10年ぐらいでこの状況はどうだったのかを収支のバランスだけでも教えていただきたい。今すぐやればいいですよ、平成27年度はこうでした、平成26年度はこうでしたと10年ぐらい遡って出るならば教えてちょうだい。 27 ◯谷口土木企画課長 今の浅田委員のご指摘は茂里町地下の過去10年間ということでよろしかったでしょうか。  すみません、手元には資料がございませんので調べてから出させていただきますが、基本的には赤字ではあろうかと思っております。  以上です。 28 ◯筒井正興委員長 その件に関しては、後ほど資料でも提出してください。 29 ◯松浦土木部長 先ほどの柿田委員からのご要望がございましたけれども、それに関して少しご答弁さしあげたいと思います。私どもが駐車場特別会計で扱っている、いわゆる一般公共駐車場でございますけれども、これはやはり一般市民の方に広く平等に使っていただくという観点と、それからもう1つは周辺の民間駐車場の経営を圧迫しないという観点から料金の設定をさせていただいております。柿田委員のご要望については、それぞれの施設の管理者、指定管理等ございますけれども、そういった方々に申し入れをさせていただきたいと思いますし、駐車場側としては上限を設定するということでございますので、これは今度指定管理を実際に受けてもらえる管理者のほうで提案があれば、そういったことで審査をさせていただこうかと思っておりますが、あくまで私どもとしては一般公共の用に供する駐車場という観点で管理をさせていただいているということをお伝えしたいと思っております。  以上でございます。 30 ◯西田実伸委員 5ページのウ.指定期間のところで伺いたいんですが、今回ブリックホールとの一体管理を行うということが出ています。この根拠をもう1回教えてください。 31 ◯谷口土木企画課長 今回の茂里町駐車場につきましては、令和3年から4年間ということで4年間の指定期間としております。一方ブリックホールにつきましては、令和2年から令和7年度の5年間でことし4月から指定管理を始められているということなんですけれども、やはりブリックホールと茂里町駐車場、茂里町駐車場の主たる利用者というのはやはりブリックホールの入館者であるということが想定されますので、利用施設を一体的に管理するということで利用施設間の連携による利用者のサービスの向上、事務の効率化、特にブリックホールの利用促進が図られればその分駐車場の利用促進にもつながるということで、やはり両施設の一体管理が望ましいのではなかろうかという考え方から、ブリックホールの現在の指定管理期間が令和7年3月31日で終わりますので、そこに合わせて茂里町駐車場の指定管理の最終年を合わせて4年間としたというところでございます。  以上です。 32 ◯西田実伸委員 根拠はわかりました。けれども、この指定管理は今度のは公募ですか、それとも非公募ですか。 33 ◯谷口土木企画課長 令和3年から導入を予定している指定管理者は公募を予定しております。 34 ◯西田実伸委員 なぜこの質問をしたかといったらブリックホールは指定管理でしょう。ここで一体化とすれば、私はもうブリックホールの指定管理者にありきかなという誤解を受けているわけです。そうしなければブリックホールがここまで4年間、駐車場も4年間といえば、そこが連携をとれんばできないでしょう。そういうもくろみのあるとかなと思って。どうですか。 35 ◯松浦土木部長 設定については、ブリックホールの指定管理の設定がちょうど終わるところで、一体的な指定管理にしようと考えておりますので、その時点で改めて公募という形になりますので、どの事業者が入ってくるかというのは現時点ではわかりません。あくまで次回の公募に当たっては、茂里町駐車場とブリックホールを一体とした形でその2つをあわせた指定管理を公募するという形になろうかと思います。 36 ◯西田実伸委員 この質問は推測も入っているのでたくさんは言いませんけれども、ただブリックホールがやっている行事のための駐車場と言うならば、ブリックホールの大きい行事はそんなにないじゃないですか。そうしたらその利用になるのかなというのが1つだったんです。  それと、さっき柿田委員が言っていたように、横にハートセンターが並立しているので、そういう面の2つの施設に対しての配慮ができる駐車場なのかなと思ったものですから。そういう面での今度の指定管理者というのはブリックホールの方々、それと横に並立している建物の方々というような考え方で市としては思っているのかなと思ったんですが、私の考え過ぎですかね。答弁をいただきたいんです。 37 ◯松浦土木部長 当然施設の利用としてはブリックホールがかなり多いという実態を把握しておりますが、当然ハートセンターの方も利用しているとお聞きしております。指定管理に当たっては、そういったところについては指定管理者のほうからご提案があるところもあろうかと思いますし、今後指定管理者の選定に当たっては、そういった指定管理者からの提案を審査しながら、管理者を決定していきたいと思っております。長崎市としても、やはり長崎市としての施設の運営がございますので、一体的によりよい指定管理の方向に持っていければと思っております。  以上です。 38 ◯西田実伸委員 わかりました。ぜひお願いします。  先ほどお互いいろんな意見を交わしながら、1つ心配しているのは平成になってものすごく利便性がよくなったんですよね。ご承知のとおりココウォークに入る車がずっと縦列する日があります。そういう面でブリックホールの本来の目的が、その方々のほうに集中してしまうということをなくせるような運営ができないかなと思うわけです。必要な人が使えるような。そこは今回、指定管理費が議案に上がっていますが、市としても申し入れてもらえればなということでお願いにかえさせていただきます。  以上です。 39 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。ないようでしたら、これで質疑を終了いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第92号議案「長崎市駐車場条例の一部を改正する条例」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 40 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時7分=           =再開 午前11時13分= 41 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第93号議案「長崎市二輪車等駐車場条例の一部を改正する条例」及び第94号議案「長崎駅西口自動車整理場条例の一部を改正する条例」の2件を一括議題といたします。  理事者の一括説明を求めます。 42 ◯松浦土木部長 それでは、第93号議案「長崎市二輪車等駐車場条例の一部を改正する条例」と第94号議案「長崎駅西口自動車整理場条例の一部を改正する条例」の2議案について、関連がございますので一括してご説明いたします。第93号議案の議案書は55ページから58ページ、第94号議案の議案書は59ページから63ページでございます。  議案書の58ページをお開きください。第93号議案「長崎市二輪車等駐車場条例の一部を改正する条例」の改正の理由でございますが、中ほどに記載のとおり、1点目は尾上町地内に整備中の二輪車等駐車場が近く完成するのに伴い、その名称、位置、駐車料金等を定めたいこと、2点目は長崎市二輪車等駐車場の管理について指定管理者制度を導入するに当たり指定管理の対象となる無料の二輪車等駐車場の名称、位置等を定めたいこと、3点目は長崎市二輪車等駐車場の管理について利用料金制による指定管理者制度を導入したいこと、以上の理由により、この条例案を提出するものでございます。  議案書の63ページをお開きください。次に、第94号議案「長崎駅西口自動車整理場条例の一部を改正する条例」の改正の理由でございますが、下段に記載のとおり長崎駅西口自動車整理場の管理について利用料金制による指定管理者制度を導入したいので、この条例案を提出するものでございます。  詳細につきましては、土木部から提出しております委員会資料に基づき土木企画課長よりご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からの説明は、以上でございます。 43 ◯谷口土木企画課長 それでは土木部より提出しております委員会資料としまして、第93号議案と第94号議案の2種類の資料があるかと思いますが、まず第93号議案の資料をご用意ください。
     それでは、長崎市二輪車等駐車場条例の一部を改正する条例につきましてご説明します。1ページをごらんください。まず、条例改正の理由でございますが、今回2つの理由により改正しようとするものでございます。1つ目の理由としましては、長崎駅周辺のJR長崎本線高架施設の下に新たに長崎駅二輪車等駐車場を設けるに当たり、当該条例に所要の事項を定める必要があること。2つ目の理由としましては、この長崎駅二輪車等駐車場も含めまして長崎市二輪車等駐車場は22カ所ございますが、このうち築町、松原町、八千代町、八千代町第2を除く18カ所の二輪車等駐車場の管理におきまして令和3年度から指定管理者制度を導入するに当たりまして、当該条例に所要の事項を定める必要があることから条例改正をしようとするものでございます。次に、2.条例改正案の概要についてご説明します。まず、1つ目の理由である(1)長崎駅二輪車等駐車場の設置でございますが、ア.長崎駅二輪車等駐車場の概要につきまして、かいつまんで申しますと、設置目的は長崎駅周辺において二輪車等の放置及び路上駐輪を防止し、良好な交通環境を確保することを目的に設置しようとするものでございます。供用開始日は令和2年8月1日で、供用日等は無人による管理のため24時間365日の供用としております。駐車料金は長崎市が管理するほかの二輪車等駐車場と同様の料金体系となっております。施設の構造はゲート式精算システムの平面自走式で、収容台数は88台を予定しております。  2ページをお開きください。施設の管理につきましては、供用を開始する令和2年8月1日から令和3年3月31日までは業務委託による直営管理、令和3年度以降はこの後ご説明させていただきますが、指定管理者による管理を予定しております。次に、イ.条例改正案の主な内容でございますが、条例中の有料の二輪車等駐車場の一覧に長崎駅二輪車等駐車場の名称及び位置を追加するものでございます。次に、ウ.施行期日につきましては供用開始予定日である令和2年8月1日としております。  3ページをごらんください。長崎駅二輪車等駐車場の位置図でございますが、在来線高架下の赤色の実線で囲んだ部分となります。  4ページをお開きください。長崎駅二輪車等駐車場の平面図でございます。左側が浦上川方面、右側が国道202号方面で、二輪車等駐車場の出入り口は左側の都市計画道路長崎駅西通り線からとなっております。  5ページをごらんください。続きまして2点目の理由である(2)指定管理者制度の導入につきましてご説明いたします。まず、ア.指定管理者制度の導入方針のうち(ア)指定管理者の導入でございますが、長崎市二輪車等駐車場の管理に当たり民間の能力やノウハウを活用することで市民サービスの向上や行政コストの削減、さらには事務の効率化などが期待できることから、令和3年度から指定管理者制度を導入しようとするものでございます。なお、管理形態が類似します長崎駅西口自動車整理場については、現在長崎市二輪車等駐車場とともに直営による一体管理を行っており、今回指定管理者制度の導入に当たりましても、一体管理をすることとしております。この長崎駅西口自動車整理場へ指定管理者制度を導入することにつきましては、この後第94号議案でご説明させていただきます。次に、(イ)利用料金制でございますが、指定管理者の自律的な経営努力を発揮しやすくし、より効率的な運営を行い、施設の効用を高めることを目的として施設の利用に係る料金を直接、指定管理者の収入として収受させる利用料金制を適用することとしております。次に、(ウ)指定期間につきましては5年間としております。下段はこれまで説明しました指定管理者制度の概要を表に取りまとめております。  なお、ここで先ほど追加資料としてお配りしました右上に追加資料土木部と記載した資料をご用意ください。1枚物の追加資料でございます。本議案の審議に当たりまして、現在の二輪車等駐車場全体の管理方法等を説明する上で、今回提出した委員会資料のみでは十分ではないと判断し、追加資料を用意させていただきました。本来なら事前に配付します委員会資料に盛り込むべき内容でございましたが、追加資料という形になってしまい大変申しわけございませんでした。  それでは、追加資料につきましてご説明いたします。長崎市二輪車等駐車場はことし8月1日に供用開始予定の長崎駅二輪車等駐車場を含めまして有料12施設、無料10施設の合計22施設ございますが、これらの施設の令和2年度における管理体制を表に取りまとめたものでございます。まず、指定管理分としましては築町二輪車等駐車場の1施設のみとなりますが、この施設はメルカつきまち本体と構造上一体となっており、分割して管理することが非効率であるため、ことし4月1日から令和7年3月31日までの期間で非公募により長崎つきまち株式会社を指定管理者に指定し、管理を行っております。次に、直営管理分としましては、先ほど説明しました築町二輪車等駐車場を除く二輪車等駐車場の全部を業務委託により直営で管理を行っております。このうち一番下の段、6)になりますけれども、松原町二輪車等駐車場につきましては地元自治会へ管理を委託し、単独で管理を行っておりまして、令和3年度以降も同様の方法で管理を行うこととしております。残りの二輪車等駐車場でございますが、まず1)の管理業務委託によりまして、有料11施設、無料9施設、合計20施設を一体的に管理しております。なお、右側の対象施設の欄のその他に記載のとおり、本業務委託では長崎駅西口自動車整理場と茂里町仮設駐車場も含めて業務を委託しているところでございます。このうち有料の二輪車等駐車場11施設と長崎駅西口自動車整理場、茂里町仮設駐車場につきましては、2)の業務委託によりまして使用料の徴収事務等を行っており、また3)、4)、5)の業務委託により機器類の保守点検を行っているところでございます。この一体管理を行っております施設のうち八千代町、八千代町第2二輪車等駐車場は長崎駅周辺土地区画整理事業の道路整備により支障となりますので、令和2年度末での廃止を予定しております。  再度、提出資料の5ページにお戻りください。中ほどに記載のとおり令和3年度からは長崎市二輪車等駐車場のうち築町、松原町、八千代町、八千代町第2を除いた有料11施設と無料7施設の合計18施設に管理形態が類似する長崎駅西口自動車整理場を加えた合計19施設について、指定管理者による一体管理を行おうとするものでございます。  6ページをお開きください。上段は二輪車等駐車場と長崎駅西口自動車整理場の合計の平成28年度からの収支の推移を表に取りまとめたものでございます。表に記載のとおり毎年料金収入が管理委託費用を上回っており黒字となっております。次に、イ.条例改正案の主な内容でございますが、主な項目ごとに現行と改正案を表に取りまとめております。1つ目の管理につきましては、これまで直営管理を行っておりましたが、改正後においては本市が指定する指定管理者が管理を行うこととなります。2つ目の料金については、これまで条例で定める額としておりましたが、改正後においては条例に掲げる額を基準として指定管理者が市長の承認を受けて定めることになります。3つ目の料金収入については、これまで使用料として全て市が収受しておりましたが、改正後においては指定管理者の収入として収受させることになります。4つ目の料金の減免については、これまで条例施行規則で定める者を対象として減免を行っておりましたが、改正後においては指定管理者が市長の承認を受けて定める基準に基づいた者を対象に利用料金を減免することとなります。5つ目の入出庫時間については、これまで条例施行規則で定める時間としておりましたが、改正後においては指定管理者が市長の承認を受けて定める時間となります。次に、ウ.施行期日につきましては、指定管理者による管理、運営を開始する令和3年4月1日としております。  7ページをごらんください。次に、エ.指定までのスケジュールでございますが、先ほど、ご審議いただきました第92号議案において説明したスケジュールと同じですので説明は割愛させていただきます。なお、9月から10月にかけて指定管理者候補者選定審査会において候補者の審査を行う予定でございますが、この選定審査会の開催に要する経費につきましては、別途この後、第79号議案で補正予算を計上させていただいております。  8ページをお開きください。指定管理者制度を導入する施設の概要でございますが、上段には今回指定管理者制度を導入する二輪車等駐車場18施設の名称、所在地、供用日等、施設内容について表に取りまとめております。下段は有料の二輪車等駐車場の駐車料金でございます。  9ページをごらんください。上段には駐車台数の推移、下段に料金収入の推移をそれぞれ掲載しております。  10ページをお開きください。10ページと次の11ページは二輪車等駐車場の位置図でございます。赤色の丸印が有料、青色の丸印が無料の二輪車等駐車場で、赤色の実線で囲んだ二輪車等駐車場に指定管理者制度を導入しようとするものでございます。  12ページをお開きください。最後に、3.条例新旧対照表についてご説明いたします。左側が現行、右側が令和3年4月1日に施行する改正案でございます。  資料が飛びますが16ページをお開きください。16ページの上段に別表第2ということで、有料の二輪車等駐車場の名称と位置を規定するものになりますが、青文字で表示した長崎駅二輪車等駐車場、長崎市尾上町の部分が令和2年8月1日に施行する改正案で、それ以外の赤文字で表示されたものが令和3年4月1日に施行する改正案ということになります。  以上が、第93号議案についての説明となります。  続きまして、第94号議案の資料をご用意ください。引き続き長崎駅西口自動車整理場条例の一部を改正する条例について説明いたします。  表紙をめくっていただき、1ページをごらんください。1.条例改正の理由でございますが、令和2年3月28日に供用開始しました長崎駅西口自動車整理場の管理におきまして、令和3年度から指定管理者制度を導入するに当たり、当該条例に所要の事項を定める必要があることから条例改正しようとするものでございます。次に、2.条例改正案の概要につきましてご説明します。まず、(1)指定管理者制度の導入方針のうちア.指定管理者の導入でございますが、長崎駅西口自動車整理場の管理に当たり、民間の能力やノウハウを活用することで、市民サービスの向上や行政コストの削減などが期待できることから令和3年度から指定管理者制度を導入しようとするものでございます。なお、指定管理者制度の導入に当たりましては、先ほど第93号議案で説明しました長崎市二輪車等駐車場18施設と一体管理することとしております。次に、イ.利用料金制でございますが、指定管理者の自律的な経営努力を発揮しやすくし、より効率的な運営を行い、施設の効用を高めることを目的としまして利用料金制を適用することとしております。次に、ウ.指定期間につきましては5年間としております。下段にはこれまで説明してきました指定管理者制度の概要を表に取りまとめたものでございます。  2ページをお開きください。上段は長崎駅西口自動車整理場と二輪車等駐車場の平成31年度と令和2年度の収支の推移を表に取りまとめたものでございます。次に、(2)条例改正案の主な内容でございますが、主な項目ごとに現行と改正案を表に取りまとめております。1つ目の管理につきましては、これまで直営管理を行っておりましたが、改正後においては本市が指定する指定管理者が管理を行うこととなります。2つ目の料金については、これまで条例で定める額としておりましたが、改正後においては条例に掲げる額を基準として、指定管理者が市長の承認を受けて定めることとなります。3つ目の料金収入につきましては、これまで使用料として全て市が収受しておりましたが、改正後においては指定管理者の収入として収受させることになります。4つ目の料金の減免については、これまで規定を設けておりませんでしたが、改正後においては指定管理者が市長の承認を受けて定める基準に基づいた自動車を対象に利用料金を減免することとなります。5つ目の料金の不徴収については、これまでは本施設は道路法に基づく道路附属物であることから道路法の定めにより道路交通法に規定される緊急自動車などについては料金を徴収することができないため、料金の不徴収の項目において、これら車両を規定しておりました。改正後においては利用料金制の適用になりますので、これに伴い条例の組み立て上、料金の不徴収に関する項目がなくなるため、上記の減免規定の中にこれら緊急自動車に関する減免基準を盛り込むこととしております。6つ目の入出庫時間については、これまで条例施行規則で定める時間としておりましたが、改正後においては指定管理者が市長の承認を受けて定める時間となります。次に、(3)施行期日でございますが、指定管理者による管理、運営を開始する令和3年4月1日としております。  3ページをごらんください。次に、(4)指定までのスケジュールにつきましては表に記載のとおりでございます。次に、(5)指定管理者制度を導入する施設の概要でございますが、3ページの下段から4ページの上段にかけまして長崎駅西口自動車整理場の施設概要、駐車料金、駐車台数、料金収入等をそれぞれ記載しておりますのでご参照ください。  5ページをごらんください。長崎駅西口自動車整理場の位置図でございます。  6ページをお開きください。長崎駅西口自動車整理場の平面図でございます。左側が浦上川方面、右側が国道202号方面で、赤色で着色した部分となります。  7ページをごらんください。長崎駅西口自動車整理場は連続立体交差事業による鉄道の高架切りかえにあわせまして、ことし3月28日に左側の図面のように収容台数18台で供用を開始しました。今後、長崎駅周辺土地区画整理事業が進捗し、東口駅前交通広場が整備された後には右側の図面のように収容台数が9台になる予定でございます。  8ページをお開きください。最後に、3.条例新旧対照表でございますが、8ページから12ページにかけまして新旧対照表を記載しておりますが、左側が現行、右側が令和3年4月1日に施行する改正案で、変更する箇所を赤文字で表示しております。  説明は以上でございます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 44 ◯筒井正興委員長 これより一括質疑に入ります。 45 ◯浅田五郎委員 駐車場で有料と無料がありますが、その区分した基準、無料はこういう理由、有料はこういう理由だと。これが1つ。  それから、例えばここに築町二輪車等駐車場、松原二輪車等駐車場の予算が出ているんだけれども、松原二輪車等駐車場は無料なんだけれども、これは管理費はどうするのかということ。予算の中でどの程度組んでいるのか、それを見せていただきたい。  それから管理体制の直営管理部分の中で、株式会社城保安警備、こういった会社の内容等が全然わからないで名前だけなんですね。本社がどこにあるのか。それからアマノマネジメントサービス株式会社福岡支店と株式会社富士ダイナミクス福岡営業所と2カ所あるんだけれども、こういうご時世で地元の業者に公募してでもなかったのかどうか、どうして福岡の会社を指定したのか、そういった理由がどこにあるのか、それをお尋ねいたします。 46 ◯谷口土木企画課長 まず有料、無料の考え方でございますが、長崎市におきましては路上駐車の防止を図るということで、平成元年ごろから道路残地等を活用して二輪車等駐車場の整備を進めてまいりました。当時は全て無料でした。ただ長時間の駐車であったりとか、あるいは放置車両が多く、管理面で問題があったということから、利用者の方に一定受益者の負担をいただくということで、迷惑駐輪をなくす、それと多くの方々に利用していただくということから、平成20年ごろから市の中心部に位置する駐輪場につきまして随時有料化を図ってきているということでございます。基本的には二輪車等の駐輪需要が高いと判断される場所であったりとか、あるいは実態としまして通勤、通学、あるいは買い物で利用されている駐車場から有料化を行ってきたところでございます。ただ無料の部分もございますけれども、無料の駐車場につきましては、どちらかといえば郊外部に位置しているということで、周辺住民の方の車庫がわりとして利用されている実態も見受けられるところもありますけれども、仮に有料化したとしても駐輪需要が余り見込めないということで、基本的には郊外部の駐輪場につきましては、現在無料のまま管理をしているといったところでございます。  それと追加資料としてお出ししましたA4、1枚物のペーパーの二輪車等駐車場の契約の相手方でございますが、まず株式会社城保安警備でございますけれども、こちらは警備会社ということで市内業者でございます。本社は住吉の付近だったと思います。次の3行目からの3)、4)、5)、これは二輪車等駐車場のゲートであったりとか、個別にロックするといった機器類の保守点検を行うということで、どうしてもこれが機器類のメーカーに随意契約をしているということで、アマノマネジメントサービス株式会社福岡支店、トーマス株式会社、株式会社富士ダイナミクス福岡営業所、こちらが県外の業者ということでございます。  それから最後に、松原町二輪車等駐車場は地元の自治会に委託しておりますけれども、今年度の委託費としては資料に書いてありますように約6万6,000円でございます。  以上でございます。 47 ◯浅田五郎委員 無料、有料というのはいろいろわかったんだけれども、無料の人たちの、例えば松原町の自治会が無料でも管理運営しているわけだけれども、全く管理費まで無料なのか、その辺も聞きたい。  それからもう1つは保守管理があるからということでメーカーと直結しているということで福岡の業者がなっているわけなんだけれども、じゃほかの城保安警備のやつ、要するに有料の11施設がありますが、そこは全く保守管理はやらないでいいの。その辺もお尋ねしたい。 48 ◯谷口土木企画課長 松原町の二輪車等駐車場がございますけれども、無料の駐輪場でございまして、当然利用者は無料でとめられるわけなんですけれども、地元自治会に管理業務を委託しているのは場内の定期的な巡視とか清掃であったりとか、あと利用台数の調査、こういった業務を業務委託ということで地元の自治会に委託しているというところでございます。 49 ◯浅田五郎委員 だからどの程度予算を組んでいるのか、その説明はないわけですか。自治会にお金をやっておりますと言って、幾らやっているかわからないじゃない、それも聞きたい。  それからもう1つ一番聞きたいのは業者の問題、もう1回それをよく聞きたい。 50 ◯谷口土木企画課長 松原町自治会への管理業務委託費は令和2年度、現に今契約をしておりますけれども、6万5,604円でございます。  それから1)の業務委託、こちらはあくまでも表の右から2つ目に書いてありますように場内の巡視だったりとか点検、清掃、あるいは駐車券とかそういった消耗品がなくなったときの補充であったりとか、もし何かあれば緊急時の対応であったり、利用台数の調査、こういったところを1)の業務で行っております。これが右側にありますように対象施設として有料11施設、無料9施設ということでございまして、この有料11施設につきましては、別途有料ですから毎日前日の駐車料金を徴収して銀行へ払い込んでもらうといった業務委託を2)でやって、3)、4)、5)ではこの有料の11施設のうち9施設についてはアマノマネジメントサービス株式会社福岡支店、1施設についてはトーマス株式会社、1施設については株式会社富士ダイナミクス福岡営業所ですけれども、機器の保守管理であったりとか、定期点検、トラブルがあったときの対応、こういった業務を大きく3つに分けてやっているというところでございます。  以上です。 51 ◯浅田五郎委員 保守点検をするから業者と提携しているようなところだというところで福岡の業者に対する説明はそれが主であったような説明だったわけね。しかし、少なくとも全部保守点検をやらないといけないことははっきりしているわけでしょう。だからやはり私は今後どういう形になるかわからないけれども、地元業者を優先してぜひやってほしいなと。特に新型コロナウイルスの問題等で地元の方々に対する財政的な融通というものを考えてみると、私はこの程度のことは地元業者で十分やっていけるだろうと思うんです。福岡じゃないといけないということはないだろうと思うので、その辺だけはなぜだとかどうこういろいろ言わないけれども、とにかく地元業者を優先させることだけは念頭に置いて今後やっていただきたいということだけは強く要望しておきます。  終わります。 52 ◯谷口土木企画課長 日常的な管理業務委託であったりとか使用料の徴収事務委託、こういったところは当然市内業者にお願いしているところでございますが、3)、4)、5)につきましては駐車場の機器類の保守点検ということで、どうしてもメーカー側でないとできない部分もございまして、随意契約によりメーカー側に委託をしているというのが実情でございます。  以上でございます。 53 ◯柿田 正委員 1点だけ質問です。この先の話なんですけれども、今回5年間の指定管理の期間で令和8年までなんですが、こちらに書いてあるとおり令和4年ぐらいに長崎駅東口の構内ができて、そちらのほうも駐車場ができると思うんですけれども、そちらのほうはまた別な形での指定管理等を考えていらっしゃるんでしょうか。 54 ◯谷口土木企画課長 東口の駅前交通広場でございますが、当然自動車整理場であったりとか、バス乗り場であったりとか、タクシー乗り場であったりとか、いろんな交通施設が入るかと思うんですけれども、整備のほうは土地区画整理事業の一環で整備をするんですけれども、管理のほうは引き続き長崎県がすると聞いておりますので、今のところ西側にあります今回指定管理をするところと合わせるということは考えておりませんけれども、いずれにしても今回ご承認いただきましたら令和8年度までは同じ指定管理者になりますので、その次につきましては当然駅周辺にはいろんな施設ができますので、そういったところを踏まえまして考えていく必要があると思っております。  以上です。 55 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結します。  討論、採決は議案ごとに行います。  まず、第93号議案「長崎市二輪車等駐車場条例の一部を改正する条例」についての討論に入ります。何かご意見ありませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第93号議案「長崎市二輪車等駐車場条例の一部を改正する条例」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 56 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第94号議案「長崎駅西口自動車整理場条例の一部を改正する条例」について討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第94号議案「長崎駅西口自動車整理場条例の一部を改正する条例」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 57 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時47分=           =再開 午前11時48分= 58 ◯筒井正興委員長 委員会を再開いたします。 〔審査日程について協議した結果、あす予定して いる第83号議案以降の審査を順次本日の日程に繰 り上げることに決定した。〕 59 ◯筒井正興委員長 暫時休憩します。           =休憩 午前11時49分=           =再開 午後1時0分= 60 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  それでは、第83号議案「令和2年度長崎市水道事業会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 61 ◯野瀬上下水道局長 第83号議案の説明に入ります前に、本日出席しております上下水道局の課長級以上の職員を紹介いたしたいと思います。         〔職員紹介〕 62 ◯野瀬上下水道局長 引き続きまして、議案の説明に入らせていただきます。第83号議案「令和2年度長崎市水道事業会計補正予算(第1号)」につきましてご説明いたします。今回の議案は国の補助内示に伴う国庫補助事業費その他について予算の補正をしようとするものでございます。  議案書をお願いいたします。議案書の1ページでございます。まず、第2条の業務の予定量でございますが、これは主要な建設改良事業について補正後の欄に記載のとおり浄水施設事業について10億9,512万1,000円に、配水施設事業について10億912万7,000円にそれぞれ増額しようとするものでございます。  次に、議案書の2ページをお願いいたします。第3条でございますが、これは資本的収入及び支出の予定額を補正しようとするものでございます。まず、上の表の収入でございますが、第1款資本的収入について補正予定額の3段目、第2項出資金を160万円、その2つ下、第4項補助金を389万2,000円それぞれ増額し、資本的収入の総額を合計欄に記載のとおり7億296万3,000円にしようとするものでございます。次に、下の表の支出につきましては、第1款資本的支出の補正予定額の欄に記載のとおり第1項建設改良費を1,013万9,000円増額し、資本的支出の総額を57億5,724万円にしようとするもので、この収入及び支出の補正に伴いまして資本的収支の不足額に対する補填財源につきましても第3条本文記載のとおり改めようとするものでございます。  なお、議案書の4ページから12ページにかけましては、予算に関する説明書として補正予算実施計画、予定損益計算書、予定貸借対照表、予定キャッシュ・フロー計算書などを掲載いたしておりますのでご参照いただきますようにお願いいたします。  私からの説明は以上でございますが、詳細につきましては事業部長から説明させていただきます。 63 ◯中村事業部長 それでは、私から委員会資料に基づきご説明させていただきます。  資料の1ページをお開きください。今回の補正の概要ですが、配水池及び浄水場といった基幹水道構造物の耐震化事業について、国庫補助金の内示増があったことに伴い事業の進捗を図るため、必要な事業費を増額補正するものであります。  恐れ入りますが、委員会資料の2ページをお開きください。まず、4.生活基盤施設耐震化等交付金の内示状況についてご説明いたします。令和2年度における生活基盤施設耐震化等交付金のうち今回増額補正しようとする基幹水道構造物の耐震化事業については国が防災・減災、国土強靭化のための3カ年緊急対策の1つとして、平成30年度から令和2年度までの期間において重点的に実施することとしています。上下水道局においても耐震化計画に基づいた国への要望額を当初予算として計上しておりましたが、今回要望以上に内示があったことから一部前倒しを行い増額補正により対応しようとするものです。なお、内示率の推移については中央のグラフに示しておりますとおり平成27年の創設時から平成29年度までの内示率はおおむね70%程度となっておりましたが、議会の要望活動によるご協力などもあり、国の緊急対策を受け、平成30年度及び令和元年度は100%の内示率となっており、令和2年度においては要望額以上の102%の内示率となっております。また、下段には要望額と内示額の推移を掲載しておりますのでご参照ください。  1ページにお戻りください。増額補正の内容についてご説明いたします。2.内容でございますが、(1)補正額といたしまして基幹水道構造物の耐震化事業に係る資本的支出の建設改良費を1,013万9,000円増額しようとするものです。(2)計画の変更でございますが、今回の国庫補助金の内示増を受け、黄色で着色している部分、女の都配水池につきましては令和3年度予定の事業を令和2年度に前倒しし、樫ノ久保第1減圧槽につきましては事業内容の見直しを行うことで計画を変更するものです。また、今回の補正に伴い、太枠線内に表示しております事業につきまして、1年ずつ前倒しを行うこととしております。次に、3.補正予算額及び財源内訳ですが、上段の太枠線内の第1款資本的支出第1項建設改良費第1目浄水施設費が934万8,000円及び下段の太枠線内の第1款資本的支出第1項建設改良費第2目配水施設費が79万1,000円増額となったもので、増額補正に係る財源内訳としましては一番下の太枠線内の事業費1,013万9,000円のうち一般会計から繰り出しをいただくことによる出資金が160万円、国庫補助金が389万2,000円、自己資金が464万7,000円となっております。  資料の3ページをお開きください。女の都配水池に係る位置図、平面図、現況写真を掲載しております。女の都配水池につきましては女の都小学校の東側に位置しており、浦上浄水場から送水された水を主に女の都地区などに配水しております。下段の平面図のとおり2槽の配水池で構成しており、耐震診断の結果に基づき耐震化を要することから令和3年度に実施設計を行った後、補強工事を行うこととしておりましたが、国からの補助の内示増に伴い、実施設計を令和2年度に前倒しして実施するものです。  資料の4ページをお開きください。樫ノ久保第1減圧槽に係る位置図、平面図、断面図、現況写真を掲載しております。樫ノ久保第1減圧槽につきましては琴海地域センターの南西側の西海町に位置しており、樫の久保地区に配水しております。当該減圧槽につきましては耐震診断の結果及び計画に基づき下段の断面図の右側に記載のとおり、令和2年度に底版コンクリート増打、底版・側壁の防水塗装を行うこととしておりましたが、国からの補助の内示増に伴い、施設の長寿命化及び今後の維持管理を考慮し、屋上と天井部分の防水塗装を追加するものです。  資料の5ページには補正予算第1号の総括表を添付しておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。 64 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。
     第83号議案「令和2年度長崎市水道事業会計補正予算(第1号)」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 65 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第79号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」のうち本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査方法について協議した結果、原則、各項ご とに説明・質疑を行った後、討論・採決を行うこ とに決定した。なお、審査の順序については、別 添の「歳出審査早見表」のとおり進めることに決 定した。〕 66 ◯筒井正興委員長 それでは、第4款衛生費第3項上水道費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 67 ◯濱田業務部長 それでは、議案書の予算に関する説明書24ページ及び25ページをごらんください。第79号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」のうち、第4款衛生費第3項上水道費第1目上水道費、説明欄の1.繰出金、1.水道事業会計繰出金について160万円増額補正しようとするものでございます。  恐れ入りますが、上下水道局提出の委員会資料の1ページをお開きください。まず、1.概要でございますが、本補正予算につきましては先ほどご審議いただきました第83号議案「令和2年度長崎市水道事業会計補正予算(第1号)」でご説明しましたとおり、国の補助内示増に伴い基幹水道構造物の耐震化事業に係る事業費を増額するため、その財源となる一般会計繰出金を増額しようとするものでございます。参考として基幹水道構造物の耐震化事業に係る事業費の増額について記載しております。表の中ほどの一般会計出資金、市負担の4分の1、160万円が今回の補正額でございます。次に、2.財源内訳でございますが、今回の補正額160万円の財源は全て一般会計出資債でございます。  続いて、2ページには繰出金内訳表を掲載いたしておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。 68 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。  質疑を終結いたします。  理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時12分=           =再開 午後1時14分= 69 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第8款土木費第3項河川海岸費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 70 ◯森尾中央総合事務所理事 説明の前に中央総合事務所の課長級以上の職員を紹介いたします。         〔職員紹介〕 71 ◯森尾中央総合事務所理事 それでは、第8款土木費第3項河川海岸費における総合事務所所管分の補正予算についてご説明いたします。予算説明書の28ページ、29ページをお開きください。第2目河川改良費において、29ページの説明欄に記載の1.【単独】自然災害防止事業費の1.急傾斜地崩壊対策について、県費補助事業の内示増に伴い、増額しようとするものでございます。  なお、詳細につきましては総合事務所提出の委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。  私からの説明は、以上でございます。 72 ◯出口地域整備2課長 それでは、中央総合事務所提出の委員会資料1ページをお開きください。第2目河川改良費、【単独】自然災害防止事業費、急傾斜地崩壊対策について1,000万円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要でございますが、本事業は急傾斜地の崩壊による被害から市民の生命と財産を守るため、急傾斜地崩壊対策工事を実施するものでございます。補正の理由としましては、市施行において県費補助事業の内示増に伴い事業の進捗を図るため、予算を増額するものでございます。2.事業内容でございますが、中央、東、南の各総合事務所の地区ごとに事業内容及び事業費の当初と補正後を記載しており、右端には補正額を記載しております。補正額分につきましては、小峰(1)地区に追加することで、今年度に事業を完了したいと考えております。  2ページをお開き下さい。3.財源内訳は記載のとおりでございます。また、参考として急傾斜地崩壊対策事業の採択要件を記載しておりますのでご参照ください。  3ページをごらんください。補正後の予定箇所の全体位置図をお示ししております。赤字で示している部分が増額箇所でございます。  4ページをお開きください。増額する小峰(1)地区の箇所図と現場写真でございます。下側の写真は小峰公園から急傾斜地を見た状況でございます。赤枠が令和2年度に工事を行う箇所で、現場吹付法枠工法で延長14メートルを施工します。なお、青枠は令和元年度に工法検討などの業務委託を行ったことを示しております。  私からの説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 73 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。  それでは質疑を終結いたします。  理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時18分=           =再開 午後1時22分= 74 ◯筒井正興委員長 それでは委員会を再開します。  次に、第8款土木費第6項住宅費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 75 ◯山北建築部長 議案の説明に入ります前に、本日出席しております建築部の課長級以上の職員を紹介させていただきます。         〔職員紹介〕 76 ◯山北建築部長 それでは、第79号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」のうち第8款土木費第6項住宅費についてご説明いたします。  予算説明書の30ページ及び31ページをお開きください。まず、一番上の表の第1目住宅管理費の右端、31ページの説明欄の1.市営住宅管理費の1.維持補修費2,278万1,000円及び、その下の2.指定管理費3,355万8,000円を増額補正するものでございます。今回の補正予算は新型コロナウイルス感染症の影響から受注が減少している建設業界に対しまして、長崎市が公共工事を速やかに発注することで建設業界の受注機会を創出し、市内経済の回復に寄与しようとするものでございます。  詳細につきましては、建築部提出の委員会資料に基づき住宅課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 77 ◯植坂住宅課長 それでは、建築部提出の委員会資料及び追加資料に基づきましてご説明させていだきます。  まず最初に、資料の10ページをごらんください。今回の新型コロナウイルス感染症による建設業界への影響につきまして、ことしの3月から5月にかけ長崎県中小建設業協会ほか15団体にヒアリングした結果の資料を添付させていただいております。上の表の3月下旬から4月上旬にヒアリングした結果でございますけれども、建設工事、管工事、電気工事の建設業界における主な影響といたしまして公共工事などの大規模工事では影響はなく、引っ越し減による畳、ふすまなど、内装関連工事が停滞、それから住設機器を主とする中国生産資材の納期が未定、またマスク等の感染防止資材の確保が困難な状況になっておりまして、さらに不動産業界におきましては引っ越しなど人の動きが低迷している状況にあるということでございました。その後、5月上旬に改めてヒアリングした結果をその下の表に記載しておりますけれども、建設業界における主な影響といたしましては、公共工事など大規模な工事では依然として影響はなく、民間工事において資材調達遅延による工期のおくれと、これに伴う支払いの遅延が見受けられ、中小建設業におきましては民間工事の受注量が2割から3割減少していること、また建設資材の流通は落ち着きつつあるという状況でございました。さらに不動産業界では賃貸や売買の取引量が減少している状況にあるということでした。以上のような状況を踏まえまして、建築部における建設業界への対策といたしましては、一番下に記載しておりますけれども、中小建設業が受注可能な多岐にわたる業種への即効性のある修繕等の発注により、受注機会の創出を行うことが現時点では必要ではないかと考えております。以上の内容を踏まえまして資料のご説明をさせていただきます。  改めまして資料の1ページをごらんください。今回補正をお願いいたします維持補修費2,278万1,000円でございます。補正の理由につきましては2に記載のとおり新型コロナウイルス感染症拡大に伴う建設業界への影響を考慮し、市営住宅の修繕等を速やかに発注することで同業界への受注機会を創出し、市内経済の回復に寄与するためでございます。3の事業内容及び事業費につきましては、表に記載がありますように市営住宅の団地集会所の外壁や屋根の塗装、畳、ふすまの取りかえ、また駐輪場の塗装や遊具の撤去を予定しております。  ここで、追加資料の1ページをごらんください。今回の修繕の対象となります団地の集会所は、ここの表にありますように1の女の都集会所から下の須浜第1住宅集会室まで25団地ございまして、表には集会所名と設置年度を記載しております。それぞれの団地ごとに修繕の対象箇所を記載しております。(1)の外壁塗装につきましては、アスベスト調査を必要としないもので現地調査によって劣化が進んでいるもの、これは2カ所を対象としております。(2)の屋根塗装に関しましては現地調査により劣化の進んでいる4カ所を対象としております。それから(3)の畳がえ、(4)のふすまがえにつきましては、経年劣化しているものを対象として、畳がえで20カ所、ふすまがえで17カ所を対象としております。  追加資料の2ページをごらんください。団地外構に関する修繕ですけれども、表に記載の団地につきまして、駐輪場の塗装が90カ所と遊具の撤去を21カ所予定しております。駐輪場の塗装に関しましては、駐輪場の鉄板屋根が経年劣化によりさびていることから塗装改修を行うものです。それから、遊具の撤去に関しましては、経年劣化によって破損しているもの、さびていて現在使われていないものを対象としまして撤去を行うものです。撤去後に新たに遊具を設置するかどうかにつきましては、今後団地自治会の皆様と協議を行っていきたいと考えています。  それでは、委員会資料の1ページにお戻りください。3の事業内容ですけれども、先ほど説明いたしました団地を対象として修繕等を行うに当たりましては、表に記載のとおり合計30件の発注を予定しております。なお、発注に当たりましては工事の早期発注を実現するために、長崎市契約規則に基づき入札を必要としない規模の修繕工事として随意契約、つまり見積もり合わせによる発注を考えております。また、速やかな発注を行うため、市の職員で対応するものです。見積もりの際には、少しでも多くの業者が受注機会を得られるよう市に登録している有資格者の中から、発注場所と業者の地域性を考慮しながら進めてまいります。4の財源内訳については記載のとおり全額一般財源としております。  次に、2ページをお開きください。ここには施工対象の例の写真を添付しておりますのでご参照ください。2ページには集会所の外壁や屋根の状況、畳、ふすまの状況、それから3ページに関しましては駐輪場や遊具の状況の例を示しております。  また、4ページには今回対象とする団地の位置図を添付しておりますので、この中の施工対象が市内各所となっているところは追加資料とあわせてごらんください。維持補修費のご説明は以上でございます。  次に、5ページをごらんください。指定管理費で補正額3,355万8,000円でございます。補正理由につきましては先ほどの維持補修費と同様でございますが、2の記載にありますように市営住宅の空き家修繕を速やかに追加発注するもので、あわせて新型コロナウイルス感染症の影響による減収等により住宅に困窮している方への住宅の提供など市営住宅に対する今後のさらなる需要に速やかに備えるためでございます。3の事業内容といたしましては、表に記載の女の都住宅ほか14の住宅で、指定管理のA地区とB地区それぞれ15戸で合計30戸を対象として、発注件数としては50件を予定しております。市営住宅の空き家修繕は年間6回行っている入居者の定期募集において入居が可能な状態に修繕を行うものですけれども、これとは別に追加で新たに30戸の修繕を行うものです。対象30戸のうち1戸当たりの修繕費が平均して100万円ほどとなっております。今回の空き家修繕の住戸選定に当たりましては、設備機器の取りかえなどが必要で、修繕費が通常のものより高額になって、これまでに修繕が終わっていない住戸を対象としております。なお、発注に当たりましては、先ほどの維持補修費と同様、工事の早期発注を実現する必要がございますけれども、その業務量を考慮しますと市の職員で対応することが困難であることから、設計コンサルタントなど外部に委託せざるえないものです。空き家修繕業務に関しましては、外部のコンサルタントよりも通常業務で行っている指定管理者のほうがノウハウがあり、より効率的に業務を行えることで工事完了までの期間を短くできるということですので、今回の補正では指定管理者に追加で委託するものです。ほかの空き家修繕と同等レベルを維持しまして、かつ3カ月をめどとして速やかに全件を完了させ、支払いにつなげたいと考えています。発注の仕方といたしましては、そもそも1つの住戸を修繕する場合、建築関係、塗装関係、管・設備関係、電気関係、建具関係など、おおむね5工種に分けて発注する必要がございます。そこで、およそ3住戸分をひとくくりとしまして、建築関係なら建築関係だけで見積もり合わせをして業者決定を行い、速やかに修繕の実施に着手したいと考えております。今回、戸数が30戸で各住戸で5工種あると考えますと、150件の工事を3住戸分でまとめて発注を50件の予定としております。なお、発注に当たりましては、少しでも多くの業者が受注機会を得られるよう発注場所と業者の地域性を考慮しながら進めてまいります。次に、4の事業費ですが、現在のA地区、B地区の各指定管理者に記載の補正額において委託するものです。  次に、6ページをごらんください。5の事業費内訳につきましては空き家修繕料や追加で必要となる人件費など記載のとおりでございます。6の財源内訳につきましては、記載のとおり全額一般財源としております。  次に、7ページをごらんください。このページから次の8ページにかけまして施工対象の例を添付しております。主な設備機器の取りかえの例となります。  また、9ページには今回の修繕対象団地の位置図を添付しておりますので、あわせてご参照ください。  説明は、以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 78 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 79 ◯西田実伸委員 指定管理でお聞きしたいんですが、今回の空き家修繕を30戸から50戸、20戸上げたんですが、このことと今後の住宅募集に対する影響を教えてください。 80 ◯植坂住宅課長 先ほどの質問ですけれども、現在年に6回定期募集をしておりまして、そのうちで大体年間200件定期募集で出していますけれども、それとは全く別で、追加で今回30件としておりますので、通常の定期募集とは切り離して考えていますので影響はないと考えております。  今回に関しまして、追加で出している以外では定期のものに関しては通常どおり行うということで、数としては通常のものに追加でふえる形で考えています。 81 ◯西田実伸委員 すみません、私の言い方が悪かったです。ちょっと整理しましょう。要は工事は工事でいいんです。ではなくて、通常の募集があるじゃないですか。今回は修繕したところがふえたということは、次住めるような状況になると私は判断しとるもんやけんが、その20戸ふえたのが今後の募集でどのようになっていくんでしょうかと。するのかせんのかというのも含めながらです。それを聞きたかったんです。 82 ◯植坂住宅課長 定期募集のタイミングがございますので、タイミングと今回のやつがうまく合えば、それも当然追加になりますけれども、もしタイミングがずれた場合に関しましては別途追加するような形になろうかと思います。  以上でございます。 83 ◯山北建築部長 この30戸につきましてはアフターコロナの話も1つございます。当然都心から来られる方の受け皿が1つと、もう1つは私どもが借り上げ公営住宅というのを松が枝と戸町で89戸ぐらいございます。それが来年度中に終了しますので、その受け皿というのも含めて、この30戸を使わせていただきたいと思っておりますので、通常の募集枠ではなくて、そういう目的を持った活用を今回させていただきたいと考えております。  以上でございます。 84 ◯西田実伸委員 もう1つ、せっかくこのように新型コロナウイルス対策をやっているんですが、またこれで助かる業者の方々ってどれぐらいあるんですか。 85 ◯植坂住宅課長 今回、全部で工事件数を80件と考えておりまして、それに例えば見積もりが3者と考えますと240者が対象になろうかと思いますが、実際に長崎市の有資格者が600者ちょっとありますので、それに対して先ほど言いました240者、4割弱ぐらいに影響があると思っております。  以上です。 86 ◯五輪清隆委員 7ページ、8ページの写真を見て、ひどかなと思うんですけど、通常退去する場合には当然ご本人が立ち合った中でするんですけど、例えば8ページであれば風呂釜と浴槽でしょうから多分長崎市が設置したと思うんですけれども、これは大体どれぐらいたっとるとですか。7ページと8ページを含めて何年ぐらい。退去するときにこういうものについて交換しとかんと何かのときに入ることができんとじゃなかですか。 87 ◯植坂住宅課長 この流し台、レンジフード、浴槽に関しましては設置しまして20年ぐらいたっているようなものもございますので、使い方によるところも大きいと思うんですけれども、結構傷んでいるものがあります。ここに関しては20年、物によっては30年近くたっているものもあります。  以上です。 88 ◯五輪清隆委員 多分、写真やけん特別ひどかとば載せたんでしょうけれども、当然10年も20年もすればいろんな頻度があるんでしょうけど、入居する人が風呂釜をつけたやつについては、退去するときに5年以上たてば取っ払わんばいけんわけですね。少なからずとも8ページば見れば次に入る人なんか市営住宅といえども余りにもひどかごたるよ。今回新型コロナウイルスだけじゃなくして、そういう空き住宅を含めてチェックとか、当然募集があって2カ月後ごろに入居という関係でするんでしょうけれども、いざどういうところですかと見学に行かれたときにきれいかところを見せるんでしょうけど、少なくともこの際点検ば含めて指定管理の人がおるわけですから、そこの団地に行ったときの空き部屋の点検とか、そこらあたりをしてもらったらどうですか。 89 ◯植坂住宅課長 確かに委員がおっしゃるように、状態がひどいものもありますので、今後は指定管理者とも協働していきながら状況の確認に努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 90 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  ないようでしたら、質疑を終結いたします。  理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時42分=           =再開 午後1時51分= 91 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  次に、第8款土木費第5項都市計画費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 92 ◯松浦土木部長 第8款土木費第5項都市計画費のうち、土木部所管分についてご説明いたします。  予算説明書の28ページ及び29ページをお開きください。下段の第1目都市計画総務費でございますが、29ページの説明欄の一番上にあります1.指定管理者候補者選定審査会費の1.二輪車等駐車場につきまして7万8,000円を増額しようとするものでございます。次に、3.繰出金の1.駐車場事業特別会計繰出金につきまして1,209万7,000円の補正を行うものでございます。これは第81号議案「令和2年度長崎市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」において、駐車場管理運営費として松が枝町駐車場と平和公園駐車場の施設の維持管理に要する経費を補正するものですが、その財源として一般会計から繰り出すものでございます。  詳細につきましては、土木部から提出しております委員会資料に基づき土木企画課長より説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 93 ◯谷口土木企画課長 それでは、土木部より提出しております委員会資料の1ページをお開きください。第5項都市計画費第1目都市計画総務費のうち土木部所管の補正予算につきましてご説明いたします。指定管理者候補者選定審査会費、二輪車等駐車場としまして7万8,000円の補正を行うものでございます。1.概要でございますが、事業目的としましては築町、松原町、八千代町、八千代町第2を除く長崎市二輪車等駐車場と長崎駅西口自動車整理場について令和3年度から指定管理者による一体管理とするため、指定管理者候補者の選定を行うものであり、補正予算の理由としましては、その候補者を選定するための指定管理者候補者選定審査会の開催に要する経費を補正するものでございます。次に、2.事業内容でございますが、(1)指定管理者候補者選定審査会の概要につきましては、委員数は5名、開催回数は5回を予定しております。(2)補正予算額でございますが、審査会開催に要する経費としまして23万3,000円を見込んでおりますが、今回設置します審査会におきましては長崎市二輪者等駐車場と長崎駅西口自動車整理場で1つの指定管理者候補者を、また長崎市茂里町駐車場で1つの指定管理者候補者を選定することになります。このように会計が異なる施設の指定管理者候補者を同一の審査会において審査することになりますので、経費を案分することとし、一般会計負担分としましては記載のとおり7万8,000円を計上いたしております。次に、3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  2ページをお開きください。4.指定までのスケジュールにつきましては表に記載のとおりでございます。  3ページをごらんください。5.指定管理者制度の概要でございますが、表に記載のとおり長崎市二輪車等駐車場と管理形態が類似します長崎駅西口自動車整理場において指定管理者による一体管理を行おうとするものでございます。なお、下のほうには参考までに長崎市茂里町駐車場の指定管理者制度の概要を記載しております。  4ページをお開きください。6.指定管理者制度を導入する施設の概要でございますが、4ページには二輪車等駐車場18施設と長崎駅西口自動車整理場について名称や所在地、供用日等についてそれぞれ表に取りまとめております。  次の5ページ上段は同じく二輪車等駐車場18施設と長崎駅西口自動車整理場の駐車料金を、その下には平成28年度からの収支の推移を表に取りまとめたものでございます。  6ページをお開きください。6ページと次の7ページは二輪車等駐車場の位置図でございます。赤色の実線で囲んだ二輪車等駐車場に指定管理者制度を導入しようとするものでございます。8ページをお開きください。長崎駅西口自動車整理場の位置図でございます。  私からの説明は以上でございます。
    94 ◯片江まちづくり部長 説明に入ります前に、本日出席しておりますまちづくり部の課長級以上の職員を紹介させていただきます。         〔職員紹介〕 95 ◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は28ページ及び29ページをお願いいたします。第1目都市計画総務費の29ページの説明欄にあります2の都市交通対策費の1.公共交通新型コロナウイルス感染症対策費につきまして、2,449万4,000円を予算計上させていただくものでございます。  詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき担当課長から説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 96 ◯赤倉都市計画課長 まちづくり部提出の委員会資料1ページをお開きください。第1目都市計画総務費のうち都市計画課所管分として公共交通新型コロナウイルス感染症対策費、予算額2,449万4,000円を計上しております。まず、1.事業概要でございますが、新しい生活様式の定着を図りつつ域内経済の循環を促進していく中で、今後も新型コロナウイルスの感染拡大防止に継続して取り組み、市民が安心して利用できる移動手段の確保に努める公共交通事業者に対し支援を行うものでございます。次に、2.事業内容でございますが、ア.概要に記載のとおり、車内の除菌や消毒などに係る費用に対して支援を行うものでございます。イ.対象者は長崎市内に本社を有する民間の乗り合いバス、路面電車及びタクシー事業者とし、ウ.申請要件として1)平成30年分以前の市税を滞納していないもの、2)暴力団、暴力団員及び暴力団関係者でないものとしてございます。エ.予算内訳につきましてはバス、路面電車、タクシーそれぞれの対象台数に、今年度中に必要と見込まれる経費を乗じて算出しており、単価設定に当たっては資料下段の経費一覧に記載のとおり事業者ヒアリングに基づいて設定しております。  次に、2ページをお開きください。3.財源内訳につきましては表に記載のとおりでございます。  最後に、4.公共交通機関の利用者減少率の参考値といたしまして、各公共交通機関の3月から5月のゴールデンウィーク明け時点での前年同月比の値を記載しておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。 97 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 98 ◯西田実伸委員 二輪車の指定管理のこと、分担金でお聞きしたいんですが、今回の予算額の3分の1、7万8,000円というのを割り振りしているじゃないですか。次の第81号議案の駐車場事業特別会計が出ているでしょう。よくわかるようでわからないのでもう少し詳しく説明してほしいのは、会計が異なる施設の同一審査ということで、ここをもう少し説明してください。 99 ◯谷口土木企画課長 まず、長崎市二輪車等駐車場につきましては、当然管理であったり、建設であったりの会計につきましては一般会計で処理をしております。一方、今回の茂里町駐車場も含めまして桜町駐車場、長崎駅西口自動車整理場といった駐車場については駐車場事業特別会計を設けておりまして、そこで会計処理を行っているということでございます。そういった中で令和3年度から二輪車等駐車場、これは一般会計でございます。それと特別会計である長崎駅西口自動車整理場、これを1つの指定管理者を選定するということ。それともう1つが茂里町の駐車場、こちらは特別会計になっておりますので、この会計が異なる施設を同じ審査会で審査することになるものですから、合計としては23万3,000円の経費を要しますけれども、それを単純に二輪車等駐車場、西口自動車整理場、茂里町駐車場、3つの施設があるという判断のもとで3分の1相当額を一般会計から、3分の2相当額を特別会計から負担するといったことで予算計上させていただいております。  以上です。 100 ◯西田実伸委員 中身はわかりましたけれども、また理解できないのが第81号議案に引っかかるからですね。でも同じことを言うので、なぜ3分の1と3分の2なのかというところが私はよくわからないということと、将来的に5年後、次の指定管理者のときにもそうやっていくんですかね。せっかく駐車場事業特別会計があるのに、それにまとめるということは考えられないんですかね。 101 ◯谷口土木企画課長 今回の経費の案分率の考え方でございますが、繰り返しの答弁になりますが二輪車等駐車場18施設ございますが、それも1つの施設と捉えまして、西口自動車整理場を1つ、それと茂里町駐車場で1つと、大きく3つの施設があるという中で二輪車等駐車場が一般会計ということで3分の1を一般会計から、3分の2を特別会計からという割合で経費を出しております。  また今回、令和3年から5年間の指定管理を行うということで、当然次も同じような形で指定管理ということを視野に入れておりますけれども、委員からご指摘がありましたように、四輪と二輪の違いはあれども基本的には駐車場ということになりますので、二輪車等駐車場も例えば会計を一般会計から特別会計にするという考え方もありますので、その件につきましては今後検討させていただきたいと思っております。  以上です。 102 ◯西田実伸委員 案分の件は幾らここで言っても一緒のことなので突き詰める気はないんだけれども、最後のほうでやはり駐車場だからそれなりの整理というのは必要じゃないかなと思います。第81号議案のところでも本当は同じことを言いたいんだけれども、ここでまとめて言いますと、今回はこのように一般会計と特別会計と分かれていますけれども、取り扱い上こんなにややこしくする必要はないと私は思います。ですから今後検討していただきたいということです。 103 ◯五輪清隆委員 まちづくり部の委員会資料の1ページの下の関係です。予算内訳ということでバス、路面電車、タクシーということで1台当たりの経費も書いてあるんですけれども、事業者ヒアリングによって決定されていますけれども、バスとタクシーは消毒費だけで、路面電車は消毒費から乗客用の手袋代とか回収費とか、そこの差があるんですけれども、何でこういう差があるんですか。 104 ◯赤倉都市計画課長 今回、支援の対象としようとしたものは、あくまで利用者の方々、市民が安心して利用できるような環境をつくるということに主眼を置きまして、それぞれ事業者にどういった作業をやっているかを確認いたしました。その結果、バスとタクシーに関しては車内の消毒をやられているということ、それから路面電車に関しても同じように車内の消毒をされているほかに、路面電車に関してはどうしてもつり革に触りたくないというような乗客の方々のニーズがあるということで、入り口のところに透明のビニールの手袋を配りまして、その配付したビニール手袋を今度は降りた電停側で回収するという取り組みを独自にやられております。これについて、それの経費ですとか、あるいは回収に係る人件費等がかかっておりますので、この部分を見させていただいたということでございます。  以上でございます。 105 ◯五輪清隆委員 路面電車はそういうことをやっていますけどということで、タクシーは人数的にようけ乗らんでしょうけど、バスについてもそういうとはしよるとじゃなかですか。 106 ◯赤倉都市計画課長 聞き取りをしたところ、バスに関しては手袋の配付まではしていないということは確認しております。  以上でございます。 107 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  ないようでしたら、質疑を終結いたします。  討論に入ります前に、理事者交代のため暫時休憩いたしますが、土木部の所管事項調査「訴訟の現況について」につきまして、理事者からの追加資料の提出があっております。お手元に配付しておりますので、ご確認をお願いいたします。  それでは、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時7分=           =再開 午後2時9分= 108 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  これより、第79号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」のうち、本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第79号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」のうち、本委員会に付託された部分について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 109 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 〔審査日程について協議した結果、6月10日に予 定している第81号議案以降の審査を順次本日の日 程に繰り上げることに決定した。〕 110 ◯筒井正興委員長 理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時10分=           =再開 午後2時12分= 111 ◯筒井正興委員長 委員会を再開します。  それでは、第81号議案「令和2年度長崎市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 112 ◯松浦土木部長 第81号議案「令和2年度長崎市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」についてご説明いたします。  予算説明書の2ページ及び3ページをお開きください。今回の補正額といたしましては、記載のとおり歳入、歳出において、1,290万7,000円の増額補正をお願いしようとするものでございます。補正予算の理由でございますが、歳出予算につきましては令和3年度から茂里町駐車場と長崎駅西口自動車整理場の管理を行う指定管理者の選定に当たり、指定管理者候補者選定審査会の開催に要する経費と、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により一定期間施設の全部または一部を休止した松が枝町駐車場及び平和公園駐車場について、施設の維持管理に要する経費を補正するものでございます。また、歳入予算につきましては、そのための財源として一般会計からの繰入金を受け入れようとするものでございます。  詳細につきましては、土木部から提出しております委員会資料に基づき土木企画課長よりご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 113 ◯谷口土木企画課長 土木部提出の委員会資料の1ページをお開きください。第1款駐車場費第1項駐車場総務費第1目駐車場管理費の補正予算につきましてご説明いたします。今回、2つの事業について補正を計上しておりますが、まず、1つ目としまして、駐車場管理運営費1,290万7,000円の補正予算を行うものでございます。1.概要でございますが、(1)事業目的としましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休止の対応を行ったことに伴い施設の利用者が減少したことから、利用料金収入が減少し、運営経費が不足する状況となっております。そのため、新型コロナウイルス感染症による施設運営への収支への影響額につきまして指定管理者へ支出しようとするものであり、今回支出する額につきましては年度末に収支の実績を見て精算することとしております。次に、(2)補正予算の理由でございますが、市営駐車場のうち、松が枝町駐車場と平和公園駐車場は新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、ほかの市営駐車場に比べ利用者数が大きく落ち込み、松が枝町駐車場につきましては、4月18日から5月31日まで、平和公園駐車場の地下部分につきましては5月4日から5月31日まで休止したところでございます。このため、休止中においては収入がなく、また再開後においても経済活動の回復に時間を要し、収入が見込めない状況が続くものと予想されることから、この2つの駐車場の維持管理に要する経費を補正しようとするものでございます。下段は市営駐車場における指定管理者制度の導入状況を表に整理したものでございます。  2ページをお開きください。上段は各駐車場の駐車台数につきまして、過去3カ年の月平均と令和2年4月実績を表に整理したものでございますが、松が枝町、平和公園の各駐車場におきましては4月の実績は過去の実績に比べ大きく落ち込んでおります。次に、2.事業内容でございますが、今回の補正予算の考え方としましては、休止した松が枝町駐車場と平和公園駐車場の地下部分について、休止中及び業務再開後に備えた指定管理者の人件費確保等のための維持管理に要する経費を指定管理者へ支出する、対象とする経費は現行の管理運営体制を維持するために必要となる人件費、光熱費、委託料などの経費を全て計上する、その対象期間は、令和2年5月から9月までの5カ月間とするとしまして、この考え方に基づき算定した予算額を表に整理しておりますが、松が枝町駐車場が601万9,000円、平和公園駐車場の地下部分が688万8,000円の補正予算を計上いたしております。  3ページをごらんください。次に、財源内訳につきましては表に記載のとおりでございますが、財源としましては一般会計からの繰入金を予定しております。その下の4.指定管理の状況につきましては、平成27年度から令和元年度までの指定期間における駐車台数、料金収入等々につきまして、駐車場ごとに表に整理したものでございます。  4ページをお開きください。市営駐車場の位置図でございますが、赤文字で表示した3)松が枝町駐車場と5)平和公園駐車場が今回の補正予算の対象となる駐車場でございます。  5ページをごらんください。次に、2つ目の事業としまして指定管理者候補者選定審査会費、市営駐車場15万5,000円を増額し、あわせて駐車場施設整備基金積立金から同額を減額する補正を行うものでございます。1.概要でございますが、事業目的としましては長崎市茂里町駐車場及び長崎駅西口自動車整理場につきまして令和3年度から指定管理による管理とするため、指定管理者候補者の選定を行うものであり、補正予算の理由としましては、その選定審査会の開催に要する経費を補正するものでございます。次に、2.補正内容でございますが、指定管理者候補者選定審査会の概要につきましては記載のとおりでございます。(2)補正予算額でございますが、先ほどの第79号議案でご説明したとおり会計が異なる施設の指定管理者候補者を同一の審査会において審査することになりますので、経費を案分することとしまして、特別会計負担分としましては記載のとおり15万5,000円を計上いたしております。次に、下段の3.財源内訳でございますが、(1)指定管理者候補者選定審査会費と、次の6ページ上段の(2)駐車場施設整備基金積立金の財源内訳につきましては、それぞれ表に記載のとおりでございます。次に、4.事業収支表でございますが、駐車場事業特別会計の歳入、歳出ごとの予算額を表に取りまとめておりますので、後ほどご参照ください。  7ページをごらんください。次に、5.指定までのスケジュールにつきましては表に記載のとおりでございます。  8ページをお開きください。次に、指定管理者制度の概要でございますが、上段の(1)に長崎市茂里町駐車場、下段の(2)に長崎駅西口自動車整理場と二輪車等駐車場の指定管理者制度の概要をそれぞれ表に取りまとめております。  9ページをごらんください。7.指定管理者制度を導入する施設の概要でございますが、(1)長崎市茂里町駐車場の施設概要、駐車料金、収支の推移はそれぞれ記載のとおりでございます。  10ページをお開きください。次に、(2)長崎駅西口自動車整理場でございますが、施設概要、駐車料金、収支の推移をそれぞれ記載しておりますのでご参照ください。  11ページをごらんください。現在供用しております長崎市茂里町仮設駐車場と令和3年2月1日から供用開始予定の長崎市茂里町駐車場の位置図でございます。  12ページをお開きください。上段は長崎市茂里町仮設駐車場の平面図で、下段は長崎市茂里町駐車場の平面図でございます。  13ページをごらんください。長崎駅西口自動車整理場の位置図でございます。  14ページをお開きください。長崎駅西口自動車整理場の平面図でございます。  15ページをごらんください。長崎駅西口自動車整理場の左側に現状、右側に最終形を対比した図面でございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 114 ◯筒井正興委員長 これより質疑に入ります。 115 ◯柿田 正委員 2ページになりますけれども、この補填の算定の期間が令和2年5月から9月までの5カ月とした理由はどういう形だったんでしょうか。 116 ◯谷口土木企画課長 5カ月の根拠でございますが、先ほども説明しましたように松が枝町駐車場につきましては4月18日から休止しております。4月の休止期間が13日で月の半数に満たなかったということで、一応5月から対象にしたということと、あと6月1日から営業の開始をしておりますが、やはりまだ経済活動の回復が見通せない、今後新型コロナウイルスの状況がどうなるかわからないという中で、仮に次に補正予算をするタイミングとしては9月議会になってしまうということもございまして、5月から9月までの5カ月間を対象期間として算定したということです。ただ、先ほど申しましたように、あくまでも今回支出する額につきましては年度末に収支の状況を見て清算していこうと考えております。  以上です。 117 ◯柿田 正委員 ということは9月議会でも、もしかしたら補正を出す可能性もあるということでしょうか。 118 ◯谷口土木企画課長 先ほど申しましたように、新型コロナウイルスの今後の動向であったりとか、あるいは特に松が枝町駐車場とか平和公園駐車場は主に観光客の方が利用されていますので、そういった経済活動の回復状況がなかなか見通せないという中で、仮にこういった状況が続くのであれば、また不足分を9月議会で補正するということもあり得るのかなと思っております。 119 ◯柿田 正委員 もう1点だけ教えていただきたいところがあるんですけれども、3ページの平成27年からの松が枝町駐車場の利用者数がどんどん減っていって、10万8,000台あったのが令和元年では8万5,000台。行政としてどういう要件で減っていっていると考えていらっしゃるのかだけ教えていただければ。 120 ◯谷口土木企画課長 3ページの中ほどに松が枝町駐車場と松が枝町第2駐車場、これは1つの指定管理者でございますけれども、平成27年度からのデータを記載しておりますが、確かに駐車台数が右肩下がりで減ってきております。どちらかと言いますともちろん周辺にお勤めの方の市民の利用があるんですけれども、やはりバスも含めた観光事業に対応した駐車場ということで、こういった状況を見る限りではやはり観光客の方の利用が減ってきているのかなと思っているところでございます。 121 ◯浅田五郎委員 要するに補正だから、例えばここにデンケングループがどうであるとか、司コーポレーションは会社なんだろうけれども、決定したときにはそこの会社の概要とかなんとか報告していると思うんです。こういう会社があって、公募がどのぐらいあって、ここに決まりましたというのがあったと思うけど。これ補正だからそういうことを省略していると思うけれども、我々が初めて見る会社なのよ。そこが1,290万円からの補正があるけど、ただ帳面消しだけのものじゃないと思うので、やはり既に決定された会社であろうとも、どの程度の会社があって、このときは公募がこれぐらいあったんですよというような親切心のある説明を我々にしていただいたほうがありがたいなと思うんですよね。今後9月にひょっとしたら補正があるかもわからないし、どういう会社なのかということを知りたいし、会社を選ぶときの審査会ではちゃんとやっているわけだから、我々もそれが正しいかどうかということを客観的に感じて私たちは賛否をするわけだから、ぜひそういうことをよろしくお願いしておきます。 122 ◯谷口土木企画課長 資料1ページの下段に令和2年度から5年間の指定管理者市営駐車場6カ所の指定管理者制度の導入状況を記載しておりますけれども、当然昨年度、令和元年度に同じように指定管理者の選定審査会を立ち上げて、5回の審査を経てこの指定管理者に決まったという経緯がございます。ちなみにですけれども桜町駐車場につきましては3者から応募がございました。市民会館駐車場も3者から応募がございました。松が枝町駐車場と松が枝町第2駐車場については2者から応募がございました。平和公園駐車場は2者から応募がございました。松山町駐車場については3者から応募がございました。そういった中で先ほどの審査会の中でご議論いただいて、最終的にこの1ページの下段の指定管理者の業者に決まったという経緯がございます。  以上でございます。 123 ◯浅田五郎委員 それはいいけど、ただ私は、じゃデンケングループはどの程度の株を持った会社なのか、どの程度の規模の会社かわからんですよ。そういうことをきちっと教えていただいたほうがよい審査ができるんですよと言っているわけですから。そういうことでぜひお願いしたいと思います。 124 ◯西田実伸委員 補正予算額のことなんですけれども、理由はわかっています。補填もしなければいけないとわかっています。ただ補正予算額の中で、人件費から委託料までというのが通常要りますもんね、消費していくんだから。人件費はまともに雇っているんでしょう。事務費も要る、一般管理費も要る、光熱費も要る、委託料も出しているから要る、ただ気になったのは修繕料なんですよ。修繕料というのは大体指定管理のところにある程度決めている中身じゃないのかなと思うわけです。そこでこういうふうに計上されているんだけれども、私は修繕料まで見る必要はないんじゃないかなと思うわけです。というのは小規模の修繕は指定管理者でするという約束事はなかったかな。私はそういう記憶があったけどね。なぜこれを項目に上げたのかなと。あと上の5項目はわかります。こういうのは最初の取り決めで指定管理を出すときにあるんじゃないかな。答えてください。 125 ◯谷口土木企画課長 まずは、松が枝町駐車場につきましては、松が枝町駐車場と松が枝町第2駐車場で1つの指定管理をしておりまして、計画では年間70万円ぐらいの修繕費を見ておりまして、9月までなので半分の経費ということで、かつ松が枝町の第1駐車場と第2駐車場、第2駐車場のほうはまだ営業しておりますので、今回の補正というのは休止をした松が枝町駐車場に対する支出ということになりますので、その第1駐車場と第2駐車場と案分しまして、9月までにかかるであろうと思われる修繕費を計上させていただいたということでございます。  同じく平和公園駐車場につきましても、計画では年間120万円ぐらいの修繕費を見ておりまして、9月までにかかるであろうということで見ておりまして、ここも地上と地下、あくまでも休止したのは地下の部分なので、地下と地上を案分して、かかるであろうと想定される経費を上げさせていただいたところでございます。 126 ◯西田実伸委員 どうも答弁に私の認識がないような感じなんだけど。要は新型コロナウイルスで休止をしたからいろんな費用が発生するというのは理解しています。だからこう組まれたと。ただ、指定管理者の契約でいろんな項目を出すじゃないですか。その中で修繕費というのは別個で上がっていないのかな。別個で上がっていないのだったらわかる。そこのところをお聞きしているんですよ。だから4年なら4年の指定管理者の契約費の中にそういう項目がなかったらこういうのを見てあげてもいいと思う。でもあったらちょっと違うんじゃないかなと思うんです。上げるなと言っているんじゃないです。そちらの考え方を質しているだけです。 127 ◯松浦土木部長 あくまで利用料金制度ということで、料金が入ってくるのを前提にそれで賄っていくということになりますが、料金が入ってこないとなりますと修繕にしても、委託にしても、光熱費にしても、全く払えなくなってしまうという状態をつくらないために、今回かかる費用を5カ月分計上させていただいたということでございます。したがって、これがまた回復して利用料金が入ってくれば、それをこちら側に充てて差額で最後清算をしてもらうということですので、少し余裕を持ってといいますか、かかる費用を全て計上させていただいて、最終的には利用料金で相殺して、必要な分で清算をしていただくということで今回の補正を上げさせていただいたということでございます。 128 ◯西田実伸委員 深く論議する中身ではないんですけれども、部長がそうおっしゃるならば、それで了としながら、ただやはり指定管理料というのがあるので、そのお金は契約でいろんなやりとりがあっている中で見てあげるところと、いずれ返してもらわなきゃいけないけれども見てあげるところと、そこはまた違うんじゃないかなというところがあったものですから質問させていただきましたので。これで了といたします。 129 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  ないようでしたら、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第81号議案「令和2年度長崎市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 130 ◯筒井正興委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時36分=           =再開 午後2時37分= 131 ◯筒井正興委員長 委員会を再開いたします。
     次に、土木部の所管事項調査を行います。  理事者の説明を求めます。 132 ◯松浦土木部長 説明に入ります前に、まだ紹介が済んでいない土木部の課長級以上の職員を紹介いたします。         〔職員紹介〕 133 ◯松浦土木部長 それでは、土木部から所管事項調査としてお手元に配付しております資料、所管事項調査2)及び本日追加資料で提出しております所管事項調査3)の訴訟の現況について、それから総務部と連名で作成し、配付しております資料、令和元年度指定管理者制度の状況のモニタリング状況についてご説明いたします。所管事項調査2)の訴訟の現況につきましては、土地売買契約等の解除に伴う前払い金の返還及び遅延損害金の支払いを求めるため、所管事項調査3)の訴訟の現況につきましては、時効取得を原因とする所有権移転登記手続を求めるため、記載のとおり訴えを提起したものでございます。  請求の趣旨等の詳細につきましては、それぞれ担当課長よりご説明させていただきます。  私からの説明は以上でございます。 134 ◯川添用地課長 所管事項調査、訴訟の現況、原状回復請求事件についてご説明させていただきます。委員会資料、所管事項調査2)の1ページをお開きください。事件名は令和2年(ワ)第1385号原状回復請求事件でございます。相手方、本市の担当弁護士は記載のとおりでございます。本件は土地売買契約等の解除に伴う前払い金の返還及び遅延損害金の支払いを求める訴えを提起するため、令和2年2月議会に議案を提出し、ご承認いただいたものであります。一審の進行状況でございますが、令和2年5月29日に長崎地方裁判所に提訴しており、第1回目の口頭弁論につきましては7月10日金曜日を予定しております。請求の趣旨でございますが、被告は長崎市に対し、前払い金である1,447万円及び遅延損害金として、前払い金の受領日である平成30年10月11日から前払い金を返還するまでの利息を年5分の割合で支払うこと。訴訟費用は被告の負担とすること。以上の判決及び仮執行宣言を求めるものでございます。事件の概要でございますが、都市計画道路銅座町松が枝町線(銅座工区)道路改良事業の用地取得のため、地権者である被告と締結した土地売買契約と物件移転(除却)補償契約について、契約期限までに履行されず、契約解除したことに伴いまして、既に支払い済みである前払い金の返還と、遅延損害金の支払いを求めるものでございます。契約内容の詳細については、記載のとおりでございます。  資料2ページをごらんください。本件土地売買契約等の締結から訴状の提出までの経緯を記載しておりますのでご参照ください。  次に、資料3ページをごらんください。本件、当該地の位置図を記載しておりますのでご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 135 ◯竹内土木総務課長 資料は、ただいま追加で提出させていただきました土木部提出の所管事項調査3)訴訟の現況について、持分移転登記請求事件でございます。  それでは、資料の1ページをお開きください。これは2月の所管事項調査の中でもご説明させていただいておりますが、1番上の事件名は持分移転登記請求事件でございます。2行目の一審の提訴年月日ですが、先週の金曜日でございますが令和2年6月5日に長崎市が提訴したものでございますことから、今回改めて説明させていただくものでございます。表の真ん中の請求の趣旨につきましては、現野母崎総合運動公園敷地内に(仮称)長崎恐竜博物館を建設するに当たり、用地の整理を行っていたところ、建設予定地周辺に個人名義の土地が存在していることが判明いたしました。このことについて、時効取得を原因とする所有権移転登記手続を行うため提訴したものでございます。その下の事件の概要につきましては2ページ以降にてご説明させていただきます。  資料の2ページをお開きください。3ページもあわせてごらんください。まず、3ページの上段が位置図でございます。下段が配置図になっておりますが、この配置図もあわせてご参照ください。この配置図の中で上のほうに青く囲っているところが恐竜博物館の建設地でございますが、その左下あたりに黒の斜線と赤の網かけがございます。博物館を建設するため建設地周辺の登記名義人の確認を行っていたところ、長崎市名義でない土地が存在することが判明いたしました。このうち黒の斜線部分の3カ所につきましては登記簿上の所有者や相続人の同意を得て、長崎市へ名義変更が完了しております。残りの赤の網かけ、この土地につきましては筆は2筆ございますが、野母崎総合運動公園の整備前の昭和49年12月25日に売買によって長崎市が取得した経緯がございます。しかしながら登記名義が長崎市に移転登記されていない状態となっております。  2ページにお戻りいただきまして、中段ですけれども、この登記名義人は亡くなられておりまして、その相続人が75名いらっしゃいます。また、この野母崎総合運動公園は昭和52年11月に開設しておりまして、市民に利用される公園として42年が経過していることから、時効取得の要件を満たしておりますので、時効取得を原因とする所有権移転登記手続請求の訴えを提起いたしました。次に、2.被告でございますが、登記名義人の相続人75名でございます。次に、3.請求の趣旨でございますが、昭和52年11月13日時効取得を原因とする所有権移転登記手続を求めるものでございます。4.訴訟対象地でございますが、長崎市野母町字田原577番1及び577番2でございます。この2つの土地はともに2名の共有名義でございました。お一人が持分2分の1で、その相続人が4名いらっしゃいました。この方々につきましては、所有権移転の同意確認について文書を送付した後、地元に居住する相続人のお一人と接触することができましたので、そのお話をさせていただいた結果、長崎市への所有権移転について、相続人4名の皆様から了承を得ることができましたので、長崎市への所有権移転登記が完了しております。もう一人の方が持分2分の1で、この方につきましては相続人が75名いらっしゃいます。この相続人の方々に対しても所有権移転の同意について確認の文書を送付いたしましたが、75名中57名の方におきましては同意をいただきましたが、残り18名の方から返事がなく同意の確認がとれませんでした。したがいまして、75名全員の同意がとれなかったことから、やむを得ず時効取得という手続をとるために、同意をいただいていた57名の方も含めまして75名全員を訴訟の対象者として訴えの提起を行ったものでございます。  資料4ページ以降につきましては、訴訟対象地の登記簿謄本を添付いたしておりますのでご参照ください。  私からの説明は以上でございますが、引き続き、土木企画課長から説明いたします。 136 ◯谷口土木企画課長 それでは引き続き私からは令和元年度指定管理者制度の状況についてということで、総務部各所管部局連名の資料をご用意ください。表紙の裏面に目次を記載しておりますので、こちらをごらんください。資料の構成でございますが、1.指定管理者の状況についてとしまして、総括的な状況を取りまとめたものを1ページから12ページに記載し、2.モニタリング状況についてとしまして、当委員会所管の各施設の状況を13ページから30ページに掲載しております。このうち1.指定管理者の状況についてにつきましては、説明の方は割愛させていただき、2.モニタリング状況についてのうち、土木部所管分につきまして、ご説明させていただきます。  それでは資料の13ページをごらんください。こちらは桜町駐車場のモニタリングチェックリストでございます。施設管理、人員配置、会計の各分野ごとに評価しておりますが、おおむね良好な状況でございます。次の14ページをお開きください。桜町駐車場のモニタリング状況報告書でございます。1は利用者からの意見に対する主な対応状況でございます。2は現地調査等の実施状況で、長崎市と各指定管理者での運営協議会開催のほか、個別調査を行い、利用状況や管理上の問題点など情報を共有し管理運営に反映させております。あわせまして、担当職員が随時駐車場に出向き、日誌等の確認や業務状況等を目視により確認しております。3のその他のモニタリング状況につきましては、利用状況や機器設備の状況、問題点などについて、毎月報告書の提出を受けております。また、4のサービスの向上や利用者増加への取り組み状況につきましてはイベントに伴う営業時間の延長を行っております。下段には総括コメントでございますが、適正な管理運営がなされているものと考えております。  同じように資料の15ページから24ページまでは、その他の駐車場のモニタリングチェックリストと状況報告書を、また25ページから26ページまでは築町二輪車等駐車場のモニタリングチェックリストと状況報告書をそれぞれ添付しておりますのでご参照ください。駐車場の利用につきましては外的要因に大きく影響されますが、各指定管理者はアンケート結果の反映や接遇研修等を行い、利便性向上に努めているところでございます。今後も周辺施設の動向や利用者の状況把握等に努め、さらなる利便性の向上や利用促進に努めてまいりたいと考えております。  土木部からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 137 ◯竹田雄亮副委員長 ただいまの説明に対しご質問等はございませんか。 138 ◯五輪清隆委員 訴訟の関係は2月も説明等いろいろお聞きしたんですけれども、その後ご本人と何か連絡とかとれたんですか。 139 ◯川添用地課長 ご本人から一度連絡がございまして、訴訟になるということはご本人にも伝えてあるんですが、このご本人がアメリカでまだ取引があって、近々お金が入るので延ばしてほしいという申し出がございました。ただ私どもとしては、これは粛々と進めていかなければいけませんので、その後、約束をしていた期日にまた連絡が来ないという同じような状況でございますので、このまま裁判ではっきりさせるような形になろうかと考えております。  以上でございます。 140 ◯五輪清隆委員 はっきり言って無理と思うんですよ。大橋に自宅が、マンションがあるとでしょう。あそこに住んでいるんですか。個人情報やけん聞かれんとやろうばってんが。例えば電話口であれば、アメリカに行く、次にまた帰ってくるかどうかわからんけれども、そうなったときにここの建物は根抵当に入っとるとでしょう。最終的には裁判がいつまでかかるかわからんけれども、前に進まんじゃなかですか。電話に出ないと言っても毎日電話せんね。こういう状況の中でアメリカには確実に行っとるとですか。やはりそれぐらいしつこくせんば、お金もそうけど工事が進まんじゃなかですか。そこについて、もう2月に腹いっぱい言ったのでもう言う気はなかったんですけれども、せっかく出ましたから、今後どういう対応をしていこうとしているのか、これについてお聞かせください。 141 ◯川添用地課長 確かに契約を解除する前にも随分やりとりをしたということでございますが、実際に契約自体は解除させていただいた中で、あとは何度も払うという約束を反故にされている状態の中では、もう裁判で結審いただき、そして差し押えをするしかないのではないかと考えております。実際にやりとりをしましても、なかなか約束を守っていただけないということもございます。先ほどのアメリカにいるのかというのは、ほとんど東京におられて連絡は来るんですけれども、実際にアメリカでご商売されているということはお聞きしたんですが、あちらに行っているというのは確認はとれていない状態でございます。 142 ◯五輪清隆委員 財産があればご本人のを差し押さえると言っていますけれども、そういう財産なんかは把握しとるとですか。これに見合うような金額を持っているんですか。そこまで調査しているのかをお聞かせください。 143 ◯川添用地課長 裁判所ではっきりしましたら、それから財産について調査ができる。今の段階では我々がどれだけの財産があるかは調査できない状態でございますが、今回訴えを提起したことで、その裁判で結審されたそのときに、そういった財産の状況等も調査できるものと考えております。  以上でございます。 144 ◯五輪清隆委員 当然これが終わらなければ工事ができないんでしょうけれども、今の計画から考えたときに、どれぐらいおくれる計画になるんですか。最大いつまでにこのことを解決しなければいけないのか、それについてお伺いします。 145 ◯平野土木建設課長 今回のこの事件において工事への影響がどのぐらいかということだと思いますが、今私どもが考えていますのは、今回の相手方に100%の責があるということを考えまして、今から収用法等に入っていくと思うんですけれども、約1年間ぐらいかかるかと思っております。今回のこの事業が令和6年度までの工事でございますので、今回の件が原因で工事がおくれるとは考えておりません。  以上でございます。 146 ◯西田実伸委員 もう1つの訴訟、野母崎のやつですが、気になっとるとですけど、せっかく同意をいただいた方々、ここに75名中57名の同意をいただいたと。こういうふうにまた訴訟になったときに、この方々が何と言うか。どうしてとか逆に思ったりしないんですか。  それとこれはこの同意をもらうのに相手側に費用がかかることなんですか。 147 ◯竹内土木総務課長 まずこの訴訟に入ります前に、私どもはほかに4件あったとご説明いたしましたけれども、ほかのところで同意をもらうに際しましても、もう相続で代がかわられているものですから、遠く北海道とかにいらっしゃる方もいらっしゃいまして、そんな土地があったんだと、知らなかったというような方もいっぱいおられました。そういった中で、実は野母崎の総合運動公園にそういう土地があって、今回恐竜博物館を建設するに当たって、丸尾様の名義であることがわかって、その相続人である誰々について同意をいただきたいというようなご説明をさせていただいておりました経緯がございます。そういったことも踏まえまして、今回訴訟の前に75名の皆様にまず同意をいただけないですかということで文書をお送りしたところ、57名の方からは同意をいただきましたが、残り18名の方はいただけなかったという中で、その後、提訴の前に今回やむを得ずこのような状況なので、時効取得による取得をさせていただくために裁判をさせていただきますよと。ただし、もし何も異議がない場合には裁判には来られなくても構いませんと。ただどうしてもそこは自分の土地だからというようなご異議があられるような場合には、裁判に出てきていただいて、その主張をしてくださいというような文書を発送させていただいております。ですので今回、何も時効取得で問題ないよということでございましたら、今回訴えさせていただいた75名の方々につきましては、特に費用というものはかかりません。  以上でございます。 148 ◯西田実伸委員 今の説明で中身がわかりました。ひどくこじれるのかなと思ったんですね。前回も同じ説明。ただ課長、今のことまで言わんばですよ。そうせんば要するにこれは見通しのつく問題なのか、見通しがつかないのかという判断がつかないじゃないですか。ということは今の説明では全員裁判に来なかったら全員が同意で、この裁判はもう結審するんだということの理解でよろしいんですか。 149 ◯竹内土木総務課長 委員がご指摘のとおり、全員が出てこなければ私どもの主張がそのまま認められるという形になりますので、時効取得が認められるということになります。ただし、仮に誰か1名でも異議を申し立てる方がいらっしゃいましたら、またしばらく裁判の中で双方がそれぞれ主張していくという形になっていくことになると考えております。  以上でございます。 150 ◯西田実伸委員 わかりました。1つ気になるのは旧町時代からの話でしょう。行政悪いですもんね。行政がそのことをしなかったことでこういうふうにこの方々に迷惑をかけている。特に本人ではなくて、子どもとか孫とか、裁判所からそういうのが来たり、そういうことになっているので、その人たちも大変ですよね。だからそういう面では穏便にしていただきたいなという面があるわけですね。行政も汗をかいて結審に近づいたということで安心しました。  もう1つは、指定管理者ですけれども、全部同じこと。駐車場で現地調査の実施状況とその他のモニタリング状況というのがあるわけですね。それは全部内容は同じなんですよ。全部同じ文章。モニタリングというのは、指定管理をしたときに、なかなかわからないから議会にどういう状況か説明してくださいというのがそもそものモニタリングを始めた状況だと私は記憶しているんですね。何か特記事項の見解もないじゃないですか。駐車場事業というのは、こう見たときに、市のほうが本当に管理をしているのかなと私は疑問に思うわけですよ。もう預けっぱなしじゃないんですか。だからこそいろんな意見も集約していないんじゃないですか。いろんな方々から朝出たような、この駐車場の割引も含めて、そういう話があるじゃないですか。そういうのも全然載っていない。本当に真面目にやりよるとですか。見解ください。 151 ◯谷口土木企画課長 確かに提出させていただいておりますチェックリスト、あるいは状況報告書について、各駐車場の現地調査等の実施状況であったりとか、モニタリングの状況、基本的には各駐車場とも同じようなことをやっておりますので、同じような表現で記載させていただいているという部分はあろうかと思います。確かに市営駐車場の場合、指定管理者に管理運営をお願いしておりますけれども、当然毎月上がってくる報告書であったりとか、場合によっては職員が現地のほうに出向いて意見交換をするとか、そういうことをやっておりますので、全て指定管理者のほうに丸投げといいますか、そういったことはないと思っております。  以上でございます。 152 ◯西田実伸委員 課長、言っているのは、同じ文章はなかでしょうと言いたかだけですよ。ということはあなた方がこういうふうに書けばよかとよって、そういうことを言いよるとじゃなかですかと思われるわけですよ。くどい言い方じゃないですけれども、このモニタリングを始めたのは議会の報告のためですよ。ひどくばかにされている感じがするわけですよ。今までの流れで指定管理者は何年していますか。ずっとしているでしょう。皆さん形骸化しているんじゃないですか。そんな中でいろんな提案をしてくるけれども、本当に中身がわかってしているんですか。こういうことを見れば第81号議案なんて何なのと私は言いたい。せっかくいろんな補填をしているのに、どうですかね部長、今回こういうのではなくて独自のものを出さないとと思うわけですけれども、いかがですか。 153 ◯松浦土木部長 ご指摘のとおり、この指定管理者のモニタリングの状況報告書を見れば、非常に全部同じような書き方をされていますし、もう少し丁寧にといいますか、形骸化しない形でやっていることはきちんと報告をすべきものと思いますので、今後はこういったところをしっかり担当者と指定管理者がもう少し連携を図って、きちんとした報告書になるように努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 154 ◯西田実伸委員 ぜひお願いしたいです。こんなことを言うのは、あるところでモニタリングで丸をしているのに全然していないことも丸をしているわけですよ。そういう状況を知っているでしょう。それを総務部に言いましたよ。そのときの総務部長の見解はそういうことはないようにしますと。特に指定管理者のモニタリングは当初にかえってやりますと、あるところでもらっているんですから。文書だってもらっているんですよ。それをこういう書き方で。本当に今後、せっかく市民の駐車場ですから、ちゃんと管理していただきたいという要望で終わります。よろしくお願いします。 155 ◯柿田 正委員 質問なんですけれども、この市営の駐車場の値段のことで午前中にあったのでなんですが、この松が枝町駐車場が1時間300円で一番高いんですよね。例えばきょう話にあった茂里町駐車場は30分130円で、桜町駐車場が140円なんですけれども、この松が枝町のところが高い理由は何があるんですか。 156 ◯谷口土木企画課長 松が枝町駐車場、松が枝町第2駐車場も同じなんですけれども、こちらのほうの普通車の料金体系でございますが、最初の1時間まで300円ということで、いわゆる30分刻みじゃなくて最初から1時間ということで最初の1時間が300円。ただ桜町であったりとか市民会館地下であったりとか、ある程度短時間駐車が想定されるようなところは最初の30分が140円で、以後30分ごとにまた130円ずつ加算されるということで、その違いで最初の1時間で300円という料金体系になっているというところでございます。  以上です。 157 ◯柿田 正委員 知りたかったのは松が枝町なので大浦地区なんですけれども、あそこの大浦天主堂あたりなんですけれども、そこの駐車料金が高い理由というか、この市役所あたりとか茂里町はあれかもしれないですけれども、平和公園駐車場よりも高い理由というのがどこにあるのかなというのをお聞きしたかったんです。 158 ◯松浦土木部長 午前中にも少し申し上げましたけれども、やはり近隣の駐車場を調査した中で一定の料金設定というのをさせていただいておりまして、松が枝町駐車場についても周りの駐車場の状況を見た上でこの設定にさせていただいているということが基本でございます。  以上でございます。 159 ◯柿田 正委員 松が枝の大浦地区の、特に大浦天主堂の周りの駐車場は結構高いんですね。これは利用者数の減少にもかかるかどうかあれなんですけれども、例えば滞在時間というのが駐車料金が高いことによって短くなる可能性もあって、その中で例えばゆっくり見ていただいて、ゆっくり買い物をしていただいて、ゆっくりご飯を食べていただきたいなと思うところが、多分あそこのところは観光がメーンにあるので、その辺があるのではないかなと思うですが、全体的な民間の駐車場も高いんですよね。なので観光客の滞在時間というのがすごく短くなっていないかなというのが心配なところです。それで実際にそこでお仕事をなさっている方がしっかりとお仕事ができているかなと。例えば平和公園の場合は上限金額があるので上限以上になればある意味ゆっくりとできるかなと思うんですけれども、そういう設定がこの松が枝町駐車場にはないという形が、観光で一番長居していただきたいところに、そういう設定をされているので、これは要望ですけれども、できればそういう観光で長くいていただきたいところの駐車場の料金等は勘案していただければいいのかなと思うので、それは要望とさせていただきます。  以上です。 160 ◯梅元建治委員 関連して。先ほどの料金に対する土木部長のご答弁だったんですけれども、大通りを渡った県の松が枝ターミナルの駐車場代金は30分50円です。どうして市が近隣の中に含めないのか、もう1回調査をする必要があると思います。というのは、今、柿田委員が言われたように、余りにも高い民間の駐車場が存在していて、かなり周りとふつり合いというか、金額を引っ張られてしまう状態にあるので、そのあたりをもう1回調べる必要があるんじゃないかなと思います。 161 ◯松浦土木部長 観光客の駐車場としてグラバー園に一番近いのは松が枝駐車場なんですが、ここは基本的にはバスの駐車場がメーンで、普通車というのは台数的には少なくなっています。私たちの考え方としては、パークアンドライドということで、松山地区に大きな駐車場がございますので、そこで1日幾らという設定をさせていただいておりますので、そこでできれば降りていただいて、電車を使って観光していただくというのが基本的な考え方として持っておりますので、観光客に近いところはやはりキャパシティーの問題もありますし、そこで長時間とめられると今度は満車になってなかなかはけなくなってしまうという問題もございますので、今こういう料金設定をさせていただいております。基本的にはやはりパークアンドライドという形で、松山地区の駐車場をぜひ使っていただきたいということで考えております。  以上でございます。 162 ◯梅元建治委員 それはまた別のマーケティングとか、どうやって都市を選んでもらうのかという話になるので、ぜひ土木部と文化観光部とか商工部とかと駐車場の料金体系については少し整理をしたほうがいいんじゃないかなと思います。せっかく指定管理者制度、今のモニタリングの話もそうですけれども、やはり一定見直しの時期にきているんじゃないかなと私は思います。そういった意味で、先ほどの話にもありましたけれども、利用者目線でこれをやっていかないと、この長崎市が観光地としても選ばれなくなるんじゃないかなと思いますので、またこの議論はこの所管だけではなくて、横断的に調査をしていただくことを要望します。 163 ◯筒井正興委員長 ほかにありませんか。  ないようでしたら、これで土木部の所管事項調査を終了いたします。  理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午後3時14分=           =再開 午後3時16分= 164 ◯筒井正興委員長 委員会を再開いたします。 〔陳情活動について協議を行った。その結果は次 のとおりであった。 1 陳情項目  (1) 道路事業に関する要望   ア 道路事業の予算確保について   イ 道路事業の整備促進について  (2) 街路事業に関する要望   ア 街路事業の予算確保について   イ 街路事業の整備促進について  (3) 社会資本整備総合交付金に関する要望   ア 暮らし・にぎわい再生事業の予算確保に     ついて   イ 都市計画道路事業等の予算確保について   ウ 長崎駅周辺土地区画整理事業の予算確保     について   エ 都市公園事業の予算確保について   オ 市街地再開発事業等の予算確保について   カ 公営住宅建替事業等の予算確保について   キ 下水道事業の予算確保について  (4) 都市構造再編集中支援事業に関する要望   ア 都市構造再編集中支援事業の予算確保に     ついて  (5) 松が枝国際観光船埠頭2バース化の整備    に関する要望  (6) 九州新幹線西九州ルートの整備に関する    要望  (7) 九州新幹線西九州ルートの整備促進と事    業実施時の地元業者活用等に関する要望  (8) 九州新幹線西九州ルートの整備に関する    要望  (9) 九州横断自動車道(長崎IC~長崎芒塚    IC)の早期完成と事業施工時の地元業    者活用等に関する要望
    (10) 地方創生道整備推進交付金事業に関する    要望   ア 地方創生道整備推進交付金事業の予算     確保について 2 要望の形式及び要望書の案文については、   正副委員長に一任する。〕 165 ◯筒井正興委員長 これをもちまして本日の委員会を散会いたします。  次回の委員会ですが、あすの午前10時から追加議案上程のための本会議が開催されますので、本会議終了後、当委員会室で開会いたします。           =散会 午後3時25分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。         建設水道委員長 筒井 正興 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...