• "水道事業会計繰出金内訳表"(/)
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  1. 長崎市議会 2004-03-15
    2004-03-15 長崎市:平成16年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 田村委員長 出席委員、半数以上であります。  ただいまから、建設水道委員会を開会いたします。  それでは、議案審査に入ります。  第55号議案「平成16年度長崎市一般会計予算」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査の方法について協議した結果、原則とし て各項ごとに理事者から説明を受け、質疑を行 い、説明・質疑がすべて終結した後に、討論・ 採決を行うことに決定した。  また、審査の順序については、別添の「歳出 審査早見表」のとおり進めることに決定した。〕 2 田村委員長 それでは、第2款総務費第1項総務管理費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 3 増崎都市計画部長 第55号議案「平成16年度長崎市一般会計予算」につきまして、予算説明書により事業の概要をご説明いたします。  予算説明書の98ページ、99ページをお開きください。  第2款総務費第1項総務管理費のうち、都市計画部所管といたしましては、第7目企画費の予算額6,171万7,000円のうち、説明欄の8.土地対策費の219万1,000円でございます。  内容につきましては、国土利用計画法に基づく土地取引の届け出受付に係る事務費で、経費の一部につきましては、県から交付金が交付されるものでございます。  また、このほか、県からの委託事務であります土地取引規制基礎調査に要する事務費でございます。  以上でございます。
    4 溝口道路公園部長 第2款総務費第1項総務管理費のうち、道路公園部所管についてご説明いたします。  予算に関する説明書104ページから107ページでございます。  まず、予算説明書104ページから105ページ第14目街を美しくする運動推進費でございますが、予算総額1億1,939万2,000円のうち、道路公園部所管は説明欄1.緑化推進費5,710万円、説明欄3.事務費22万8,000円、及び説明欄4.(単独)緑のゾーン整備事業費2,100万円の合計7,832万8,000円でございます。前年度と比べまして、866万2,000円の増となっております。  次に、第15目交通安全対策費4,337万8,000円のうち、道路公園部所管につきましては、説明欄1を除いた予算説明書107ページ、説明欄2から説明欄12までの計3,903万4,000円を計上いたしております。前年度と比べまして16万1,000円の減となっております。  続きまして、予算説明書318ページから319ページをお開きください。  債務負担行為の設定をお願いしております。一番下の行のあじさい育成委託費2,800万円でございます。これは、長崎市観光2006アクションプランの一環として開催するあじさいまつりのための事業費で、長崎市の市花であるあじさいを育成などを進め、主要な観光施設等を彩るキャンペーンを展開するための委託料の設定をお願いするものでございます。  なお、第14目街を美しくする推進事業費の主要な事業につきまして、担当課長から説明させていただきます。 5 山口みどりの課長 それでは、主な事業の詳細につきまして、お手元の道路公園部から配付をしております委員会資料に基づいてご説明をさせていただきます。  まず、資料の1ページをごらんください。  花のあるまちづくり事業費3,900万円でございますが、これは、安らぎと潤いのある生活環境の創造と魅力的な観光都市づくりを目指しまして、年間を通じて楽しめる四季折々の花、これは資料の3ページにも掲載しておりますが、春から夏用の8種類と、秋から冬用の8種類、合計16種類花がございます。これらを中心市街地の主要な観光ルート等道路植栽帯に植栽をするものでございまして、これは平成9年度から実施をしております。  平成16年度は、4路線6カ所、面積にいたしまして100平方メートル実施箇所をふやす予定でございます。これによりまして、国道・県道・市道合わせて27路線177カ所、面積にいたしまして2,080平方メートルの花壇を花で彩るということになります。それから、資料の4ページには、箇所図をつけておりますので、ご参照くださいませ。  次に、資料の5ページでございます。  あじさい育成推進事業費でございますが、これは、長崎市観光2006アクションプランに関連する事業でございまして、あじさいキャンペーンを展開し、あじさいまつりを実現するための経費でございます。  あじさいを2万株、グラバー園出島和蘭商館跡シーボルト記念館、また、あぐりの丘や主要観光ルートに植栽をするため、平成16年度にあじさい植栽の育成委託を行いまして、平成17年度のプレイベント及び平成18年度の本イベントに向け、それぞれ納品していただく予定でございます。この委託に当たりまして、期間を要しますので、平成16年度に債務負担行為として2,800万円の委託として設定をお願いをしております。  資料の6ページに、実施計画書を記載をしております。  育成委託2万株のうち、4,500株を平成17年度のプレイベント時に納品してもらい、残り1万5,500株を平成18年度の本イベントに納品する予定でございます。プレイベント、また、本イベントで使用いたしましたあじさいは、イベントが終了しました後も、市の花あじさいを広めるために、それぞれ神の島公園ほか各公園に地植えをいたしまして、皆様の目を楽しませる予定としております。  なお、平成16年度予算計上しております300万円は、間伐材でつくったフラワーポット1,500基の分でございます。  次に、資料の7ページをごらんください。  (単独)緑のゾーン整備事業費2,100万円でございますが、これは、市街地における緑のオープンスペースの保全・創出を図り、都市緑化を進めるため、道路植栽帯や公園、河川等に高木などを植栽をいたしまして、資料の8ページにゾーンの位置図を添付しておりますが、全体の18のゾーンを設定をしておりますが、各ゾーンごとに整備を行うものでございます。  平成16年度は、まず、そこに表にあります3番目の岩屋橋交差点付近、それから4番宝町公園などにつきまして整備を行いまして、その後適宜他のゾーンについても整備を実施していく予定にしております。このうち、長崎駅周辺地区につきましては、平成15年度予算で一部着工をしております。     〔プロジェクターによる説明〕 6 山口みどりの課長 ちょっとプロジェクターで、今までの概要をちょっと説明をいたします。  これは、緑のゾーン計画のうちの、これは花のあるまちづくり事業の位置図、お手元に配付しております資料の中と同じものです。ちょっとごらんにくい点がありまして、小さくて申しわけないんですが、全体これが27路線、国・県・市道ですね、27路線177カ所の花壇につきまして、年間を通じて四季折々の花を飾っていくというふうな位置図でございます。  これは、先ほど申しました、全部で16種類ですね、これが上の方が春から夏用、インパチェンスとかペチュニアとか、メランポジュウム、これが春から夏用が8種類あります。それから、下の段が秋から冬用、プリムラとかクリサンセマム、パンジーなどですね、これも8種類。全体で16種類の花を、四季に応じてこれを植えていくというふうに計画をしております。  これは、先ほど添付したあじさい育成推進事業実施計画ということで、一番左側の平成16年度でございますが、これはあじさい2万株を一応育成委託ということで債務負担行為でお願いをしております。それから、真ん中の平成17年度につきましては、プレあじさいまつりということで4,500株、グラバー園に3,000株と出島に1,500株、合わせて4,500株をプレあじさいまつりに使うということでございます。プレあじさいまつりが終わったあじさいは、神の島公園に地植えをいたします。  それから、一番右側の平成18年度でございますが、これが一応2万株ということで、2006あじさいまつりということで、グラバー園3,000株、出島1,500株、あぐりの丘、シーボルト記念館等ですね、これを1万5,500株、それから神の島公園に4,500株地植えしたことがありますから、合わせて2万株ということになります。  それから、緑のゾーンの位置図なんですが、これは市内18のゾーンに設定をいたしまして、それぞれ各ゾーンごとに整備を行うものでございます。  これは、整備前と整備後の状況、イメージ図なんですけども、上の方の写真が着工前と、下の段にケヤキ類を3本植わった状態をしておりますが、こういったイメージになるということですね。  これは、岩屋橋交差点付近、左の方の上下が、着工前と施工後になりますけど、左手の写真の方が大橋公園の付近ですね。ちょっと薄くて見ずらいんですけども、そこにケヤキ、あるいはクスの木を植えた状態のイメージをあらわしております。それから、右側の上の段が施工前ですけど、これはコンクリート建物がもろに見えるところに4本、下の方の写真に4本木を植えた状態のイメージをあらわしております。  これは、宝町公園なんですが、ちょっとバスが今とまっておりますが、そこに木がないということで、ここにケヤキ類を植えたら、こういうふうなイメージになって、下の方の写真ですね、こういうふうになりますということです。  これが、長崎駅周辺地区でございます、上の方が今の現状の写真でございます。ちょっとばらばらで、ちょっと締まりのない状態ですが、これを整備を済んだら、こういったイチョウとかクスノキとかケヤキですね、こういったことで植栽しますとこういうふうなイメージになりますということです。  以上でございます。 7 田村委員長 それでは、これより質疑に入りたいです。 8 中野委員 1点ご質問いたしますが、このあじさい育成推進事業、もう何年も前から「長崎の花はあじさいなのに長崎はないじゃないか」と本会議でも問題になってた。これ2006にあわせてあじさいまつりをするということ、おくれてるんですが、まあ仕方ないかなと思いますが、これどうしてわざわざこれを、植えかえをしたり、神の島公園にしたり、あるいは終わった後に各公園に移すという形をとるんですか。そのままの場所で、植えた場所でいいんじゃないかなと思いますが、どうなんですか。グラバー園とか出島とかあぐりの丘に植えたのを、わざわざまた各公園にすべて終わった段階で移しかえるというのはどういうあれがあるんですか。  もう一つお聞きをいたしますが、これとは直接関係ありません。というのは、こういうふうに僕が何で移しかえるのかなと意味がよくわかんない。出島にも日蘭400周年のときは、オランダからもらったチューリップがあるじゃないですか、あの花はどこ行ったんですか。あの花が400年のためにもらってるはずですよ。植えました、植えましたで、どこにじゃチューリップ植えてるんですか。それがあるから、何でわざわざこんなして移しかえるのかなと気がするんです。 9 山口みどりの課長 中野委員の、なぜグラバー園、出島に植えたのを移しかえするのかということでございますけど、これは、あじさいまつりなんかにあわせるように咲かせるには一応3年、あじさいが苗から3年たつということで、これは、グラバー園、出島については、もう既に地植えをしているところもあります。  それで、私たちが今考えてるのは、一応その例えば平成17年度プレまつりのときに、すぐ咲くような花を想定いたしておりまして、これは、鉢物をフラワーポットに3基入れて、そこに場所を選定して、そこにセットをするというふうに考えております。そこに飾った、要するにポットで1つのフラワーポットに3つ入るんですが、これが終わった後は、そのまま神の島公園、あるいは平成18年度のあじさいまつりに使ったのは、それぞれ各公園に地植えをするということで、いわゆる、私たちが今考えてるのは、ポットに咲いた花を飾るというふうに考えております。地植えじゃなくてですね。  以上でございます。 10 中野委員 それちょっとテクニックの問題で、フラワーポットだとどこにでも置けるからという形かもしれません。だけど、長崎の花だとうたいながら、山形県の酒田に土門拳の写真記念館があるんです。あそこには2万株のあじさいが植えてあるんです。それを十何年前から、それからずっと言ってるけど、あなたたち1回もやってないじゃないですか。それで、今、県会議員になられてる渡辺議員さんも、長崎駅から汽車で走って来たって、汽車で出て行ったって、どこにもないよって、あじさいを植えてみたらどうだと言われてたんです。  僕は、ここで思うんですが、実はこれはプレあじさいまつりのために、フラワーポットでどこでも自由に動かせるというためにそういうふうにして、終わったらどこかへ植えかえろ、地植えをするという形なんですが、現実的に、私がなぜこれを今言うかというのは、あなたたちはこういうふうなイベントがあった後は、ほったらかしじゃないですかと言うんですよ。だったら、日蘭400周年のチューリップのあの400本はどこ行ったんですか。  せっかく2万株も植えて、各公園にやっても、おのおのの地域の公園でずっとそれだけ今まで見てらっしゃるところ多いですか。そのままほったらかしがあるじゃないですかと言ってるんです。だから、そしたら、それよりも僕はわざわざ植えかえをしなくても、こういうプレあじさいやるところに、直接植えるこることはできないのかなと気がするんです。じゃそれはそのままずっと残しとっていいじゃないですか。  ましてや、この平成18年度のシーボルト記念館とあぐりの丘入れて1万1,000株。シーボルト記念館はほかの花全部外して、全部あじさいでもいいじゃないですか。シーボルトは「おたくさ花」で、これは世界的に有名にしたところですから。だから、そういうところはどうなのかなと思いますが、何かありましたら。 11 溝口道路公園部長 ただいまのご質問にお答えいたします。  地植えに関しましては、私どもが、今、3年物の苗を買って債務負担行為をとって、そして今から苗を育てて、プレもしくは本番に備えるということのほかに、実は、グラバー園グラバー園として、また別途に3,000本程度、今300本植えておりますけども、別途に3,000本を地植えで事前に植えております。  私どもが、今フラワーポットでやるというのは、そのほかの、例えば通路の空間のないところとか、いろんなもっと盛り上げるところか、そういうのをメーンとして4,500株ですか、出島とグラバー園、そういうものを現在計画をしております。  ただ、それをいつまでもそこにおけるかといいますと、まだどんどん育っていきますので、当然フラワーポットの中では育成できないということで、その苗については、その役目を終わった段階で、それぞれ神の島もしくはあぐりの丘とか、いろんな場所に配置計画を今立てておりますので、それに沿ってずっと植えていくというふうな計画でおります。  当然、地植えは必要だということもわかっておりますし、それについては別途にまた別の側面から地植えを計画を進めております。  以上でございます。 12 田村委員長 先ほど、オランダからもらったチューリップは今どうなってますか。 13 桐谷みどりの課副主幹 オランダからもらったチューリップは1回植えて、基本的にチューリップは3年ぐらいはもつんですよ、掘り上げて乾燥させておけばもつんですけど、2年目はそのオランダからもらったやつは、干して白鳥で乾燥させて使ったんですけど、3年目になったときに、その球根自体が、やはりどうしても市の施設の分にしてたときにもうほとんど少なくなって、現状としては、今、役所の前から駅前までとか、今ちょうど出てきてますけど、そういう形の中で使ってます。大体3年ぐらいしたら前の球根は大体今なくなってるのが現状みたいです。 14 中野委員 それは、こういうふうに平成2年、だから僕が質問したのは平成4年ぐらいだったと思います。そのときもそういうあれ、これはもてないからと。だけど、日蘭交流400周年で400本もらったんですから、その数は絶対に絶やさないように努力しますと言いながら、3年しかもてなかったら、ずっと継ぎ足していって400本というのは、必ずやはり僕はきちんとしとくべきだと思うんです。それやってないでしょう。 15 桐谷みどりの課副主幹 チューリップは、今、駅前もそうですし、稲佐のロータリーもそうですし、今年そういう形で言われた、当初日蘭の期間に植えた分のチューリップは現状として、今、市民病院の前までとかあの辺に植えてるので、もう少ししたら多分咲くような形になろうかと思います。 16 中野委員 ぜひ、そういうふうにして、400周年という特別の年度にオランダからもらったんですからミデルブルグ市から、それをきちんとやはり継続をしていくというのは、これは友好都市としてきちんと私はすべきだと思います。ぜひそれは守ってください。  それともう一つ、ここでお聞きをしますが、緑のゾーンの整備で、こういうふうにナンキンハゼ、ケヤキとかってずっと植えられてますよね。この種類の中で、樹木の中で結構枯れていくものがありますね。あそこの通りだって、何とかの木というのを3本植えてるけど2本全部枯れてるんですね。本古川通りというのはね。ああいうのは、やはりそういう植栽を、木のあれを見ていくと、そういうふうになかなか根づかないというのはあるんですから、こういうふうな緑のゾーンの整備事業を進める中で、こういうふうに計画の木の種類が書いてありますが、そういうのはどういうふうな形で選ばれてるのかなって気がいたします。  それから、常盤町交差点とか、あるいは飽の浦町の交差点が桜となってますが、桜は大きくなっても切っちゃいけないんでしょう。交差点に桜やっていいのかなと気がするんですけど。滑石の団地のところに桜を植えて、県が植えて切ってますよね。桜切るばか梅切らぬばかですか。梅は切ってもいいんだけど、桜は切っちゃだめなんでしょう。それを、こういう交差点のところに桜を植えたらどうなのかなと気がしてるんですが、その辺はどうなんですか。 17 山口みどりの課長 先ほどの交差点に桜はどうかというご指摘なんですけど、これは交差点そのものじゃありませんで、これは交差点付近ということで、その位置図をあらわしておりますので、すみませんがよろしくお願いしたいと思っております。  それから、先ほど本古川町の枯れたハナミズキだったと思うんですけども、これにつきましては、合うのか合わないのかちょっと検証をいたしまして、そこに成長できる木については、もう一度、きちんと選定をしたいと思っておりますのでよろしくお願いします。 18 麻生委員 さっき、まちづくりの件で、2万本の3年ものがありますと話が出て言われてますけど、3年前からじゃ事業計画があったんですか。それで、事前に提案をされておったんですか。その件が1点と。  あと1点は、維持管理の関係で、地元自治会とか企業、事業所、一部直営等と書いてありますけど、これについては地元自治会の了解とかそういうお願いをされたんでしょうか。これは、一部有償でしてもらうんですか、それとも無料ですか。それとあわせて一部直営となってますけど、どこがされるんですかね、これ教えてもらえませんか。 19 山口みどりの課長 まず1点目のあじさいのことでございますけども、これは今から始めるわけでございまして、花を、あじさいの花が咲くのは苗から育てて約3年かかると、それで今から育成のお願いをして、3年後に花が咲く状態のやつを納品してもらうということですので、これは、今まではやっておりません、今から始めるものでございます。  それから、もう1点が花のあるまちづくり事業で、企業とか自治会とか、これ有償でということなんですけど、これボランティアでですね、企業の方の前にある、前とか付近にある企業の方にお願いをいたしまして、水やり等をお世話をしてもらってます。すべてボランティアでやってもらっております。  直営につきましては、私たちの花パトロール班とおりますから、これが随時パトロールしまして、街路樹、花、水やりとかですね、こういうお世話をしております。  以上でございます。 20 鶴田委員 すみません、1点はですね、先ほどのあじさい育成推進事業費のことですが、3年がかりぐらいでこの育成を図るということですけれども、このあじさいの育成をやるための委託先というのは市内にどの程度ぐらいあるんですか、どういったところ考えられてるんですか、それが1点と。  それから、もう一つは、この花のあるまちづくり事業費ですけれども、これは結構まちの中に花が最近生えてて、本当に美しいなという感じというか、そういうのがするんですけれども、何となく手入れするときに見といて、えらい交換時期が早いのかなと率直にそういう気もするんです。  それで、よく中にぽつぽつぽつぽつ枯れていってるんです。それを何か抜き取ったりとか、何かそういう作業をしてるのか、そのときにある程度、全部交換してしまってるのか、その辺がよく、そういったのって周期というのがあるのかどうなのかわかりませんけれども、ただ私が感じるのはですね、水をかけるときのやはり対応というのは、十分にいってないんじゃないのかなと気がして、何かしょっちゅう植えかえというのがあるように感じてるんですけれども、この辺についての植えかえ時期、いわゆるそういった業者に結局お願いするわけでしょう。この花を持って来るときに、そこら辺のいわゆる契約内容というか、そういうのはどういうふうになってるんですか、その辺ちょっと教えてください。 21 野中みどりの課緑化推進係長 1点目の委託先でございますけども、長崎市内にもグリーン協会とか、そういう花専門に扱ってる業者がたくさんいますので、委託先はそういうところと委託したいと考えております。市内の業者とですね。 22 山口みどりの課長 もう1点の、花の植えかえ時期等についてのご質問なんですけども、一応基本的には、花の植えかえは年に3回やるようにしております。それから、できるだけ花を長く咲かせようって、期間を長く咲かせるためにいろいろ水やりとかやるんですけども、確かにその花の中に枯れる花もあります。それは、一応抜き取って補植という形で補って、常に花が咲いてる状態にはしているつもりなんです。  以上でございます。 23 鶴田委員 年3回植えかえをするということですよね。  あと1点ですね、この緑のゾーンの整備事業費の中の樹木の種類の中に幾つかあるわけですけれども、この中にイチョウの木というのがありますね。このイチョウの木は時期になると枯葉が落ちてですね、いろんなところから処理に対する苦情というのも私たち聞いてるんですけれども、その辺についての検討というのは何かなされておりますか。 24 山口みどりの課長 イチョウの木は、確かに冬場になりますとかなり枯葉が多いんですけども、ただ、イチョウを私ども今考えてるのは、長崎駅周辺とか、住民の方に直接余り影響のないところに何とか植えたいなということで計画してるわけですけれども、そういったことをご指摘ありましたんで、もう一度その辺ちょっと検討いたしまして、樹種については選定をしていきたいと思っております。よろしくお願いします。 25 野中みどりの課緑化推進係長 今のにちょっと補足させていただきますけども、おっしゃるように、イチョウの葉っぱというのは、非常に皆さんにも迷惑をかけてるとか、例えば車が滑りやすいとかいうものがありますので、なるだけ広いところ、さっき課長が言いましたように、駅周辺の手入れをせんでもいいようなところに植えるようにしております。緑道の中ということで、直接直営でもできるというようなところです。 26 鶴田委員 今ですね、ちょっと補足でご説明があったんで、ぜひそういうところについて配慮していただきたいなと思いますけども、ただ冒頭の答弁の中で、ちょっと余りその辺についてはお話聞いてないということがあったんですけども、やはりそういった苦情というのはあっておりませんか、これまで。 27 池田道路維持課長 今、鶴田委員の方からお話があった件でございますが、特に滑石地区におきまして、イチョウの木が非常に多く植えられておりまして、イチョウの木が、今、先ほど課長から話があったと思いますが、秋から冬にかけまして一斉に落ちます。この落ちた後に雨が降ったりした場合におきまして、歩行者が滑ったり、車が滑ったりいろいろしておりまして、道路を維持管理する立場としては、非常に難的な樹種だというふうには思っておりますが、現在、イチョウの木というのは紅葉がきれいですし、都市部においてはいい樹種ではあろうと思いますが、なるべく住民の方にご迷惑をおかけしないような形での清掃作業というのが望まれておりますので、私どもも落ちかかったとき、ある一定落ちたときに目いっぱい清掃をしていくことしか方法はないのかなというふうに思っておりますが、いずれにしても落ち葉の問題といいますのは、都市景観上潤いがあるまちづくりをつくる一方で、その落ち葉がいろんな歩行者に迷惑をかけるという表裏一体のものでございますので、なるべくいいものについてはそういう落ち葉の問題がございますので、清掃作業を十分やっていきたいというふうに思っております。  以上です。 28 鶴田委員 そういった落ち葉によって、先ほど話ありましたかね、ちょっと足を滑らしてけがをしたりとか、そういった事故というのを発生してるということ聞いておりますから、ぜひただこういった樹木を植えるときには、やはり後の処理も含めて、やはりきちっと検討して対応していただきたいなということを要望をしておきます。 29 緒方委員 長崎の花はあじさい、木はナンキンハゼですね。ナンキンハゼにけちをつけるわけじゃないんですけど、このナンキンハゼを見て、なぜ長崎市の樹木になったのかなという気がするんですよね。どこから見てもあんまりよか木じゃなかと思うんですよね、一時期は発がん性の問題も指摘をされましたけど、この長崎市の花とか木というのは、魚もありますけど、ずっと変えられんもんかですよ。  これは、本当、先ほど落ち葉の件が指摘をされましたけども、葉は落ちるし、木自体も何というかな、変なすずめの踊ったごたる格好になるでしょう。どこから見ても、私はこの文化都市長崎の木にふさわしくないと思うんですが、ずっと変えられんもんか。  そして、私はこの街路樹なんかをやっていただくのは結構なんですけれども、先ほどの落ち葉の問題とあわせて、滑石団地なんか、先ほど中野委員からも指摘があったように、桜の木を植えて、これは道路を持ち上げるんですね。歩道をね。そしたら、歩道だってあなた方はきちんとしてないでしょう。指摘があったところぐらいでしょう、やってるのは。あれ1回パトロールしてですね、ちゃんとしてくださいよ。  そして、桜というのは、上の電線なんかつかえると切ってますよね。そして、あれシロアリが大変なんですよ。どうしてあなた方は皆さん方に嫌われる木ばっかり植えるのかなと。先ほどのイチョウも同じですけどね。イチョウだってほとんど掃除してないでしょう。あなた方の潤いのあるまちづくりとかなんとか言うんであれば、ちゃんと後始末もしなさいよ。植えっぱなしで全然手入れがしてないでしょう。  答弁してください。 30 溝口道路公園部長 ただいまのご指摘のナンキンハゼについてまず第1点。  私も、ナンキンハゼというのは葉っぱが大きくて清掃も非常にしにくい、少しにおいもするというふうなお話も伺っております。ただ、長崎市の木ということに指定を一応されておりますので、これ変えられるか変えられないか、この辺十分調査をしてみたいと思います。ただ、現在かなりの数が植えられておりますので、ある一定の場所枯れてどうのという話については、適した木、植樹帯等をまた考えて植えていくということは可能かと考えております。その辺は十分調査を詳細に進めて調査をしたいと思っております。  パトロールにつきましては、確かにおっしゃるとおり、なかなかパトロールの手が回らないという点についてはおわびをしたいと思っております。特に、植樹帯については、だんだん木が大きくなるにしたがって持ち上げていくというふうな難点がございます。そういうこと踏まえまして、今後十分その辺を注意して進めていきたいというふうに考えます。よろしくお願いします。 31 緒方委員 やはり今まで経験されてですよ、片方では潤いのあるまちづくりとかと言いながら、片方ではものすごく弊害が出てきとるところがあるんですよね、正直申し上げて。私もイチョウの葉とか、桜の木切ってシロアリとかで往生してるんですよ、1回みどりの課長にも相談しましたけど。  やはり、今後植えるのは常緑樹がいいのかどうかわかりませんけど、余り住民がしょっちゅうしょっちゅう掃除ばせんでよかごと、常緑樹にするとか、そういうのはもっと根本的に検討してください。  長崎市の木がナンキンハゼという割には、ここの表に書いてありますように、いろんな木が、本当に長崎市の木がナンキンハゼやろうかというぐらい、いろんな多種多様な木が植えてありますけど、これ私は、私自身はナンキンハゼは余り好ましいと思ってないですから、これはそれとしてですね、やはりイチョウにせよ、桜にせよですね、あんなのを街路樹なんかに植えられたら住民は迷惑なんですよ、本当迷惑な話なんですよ。  いや、管理をしていただくということであればいいですよ。しかし、植えっぱなしでしょうほとんどがですね。したがって、常緑樹も含めて、もっと抜本的に検討をしていただきたい、これは要望しておきたいと思いますが、見解ありますか。 32 山口みどりの課長 今、緒方委員さんの方からご指摘を受けた件につきましてはですね、確かに街路樹、落ち葉とかなんとかですね、付近の住民の方が大変なことはこちらも承知はしております。ただ、今、植えております街路樹を植えかえというわけなかなかいきませんので、枯れた木につきましては、余り迷惑かからないような、しかも街路樹にふさわしいような気を植えていきたいと思っております。 33 溝口道路公園部長 街路樹の種類等につきましては、十分今後検討を加えていきたいというふうに考えております。 34 緒方委員 もう一つ言っておきたいと思いますが、街路樹を植える場合ですね、例えば道路沿いの山近くの道路沿いですね、右側例えば山としますね、わざわざ街路樹が植えてあるんですよね、全然あなた方の発想がわからんのですけど、これもぜひそこの場所と調和をとれたような形で街路樹を植えてもらわんと、右側いっぱい山で、そしてさらに歩道をえぐったようにして街路樹を植えとるところがあるんですよ、いっぱいありますよこれは。  こういうのも画一的にやるんじゃなくて、そこの状況に応じて、やはり植栽をせんと、市役所の人はばかじゃなかかと言う人もおりますから。山の中に木ばまた街路樹ば植えよるもんですよね。だから注意してください。 35 野口(達)委員 緑のゾーンのところは今、私も緒方委員が言われたように、やはり樹木の種類の選定を考えた方がいいかなと思います。僕は、道路端に住んどらんもんですから、落葉樹見たら非常にきれいになって嬉しいんですけどね。でも、やはり今お聞きしたところでは、緑葉樹というか、その辺が主体がいいんじゃないかなと思います。ただ、そこの中で、やはりクスの木は実が落ちて汚れたりですね、やはりいろいろされますから、そこのところ考えていただきたいと思います。  それから、花のあるまちづくり、ここの中で、この花の説明の一番下に、サルビアから始まってムスカリまでは、江戸期のオランダより渡来して長崎を通じて全国に広がった種類ということで書いてあり、僕は初めて知ったんですけれども、これを植えられるときに、こういう説明書きみたいなのはされるのかどうかお尋ねをいたします。 36 溝口道路公園部長 この件につきましては、一般質問の中でもご質問がございまして、この花のあるまちづくり事業に関して、名札とか、由来とかつくるあれはないのかということでお答えしたんですけども、ただ数が多うございますので、ルートを決めてとか、学校に近いところとか、そういうことで、まずある一定の区域を決めて、ちょっとやってみたいなという気はしております。  ただ、あればいいことには限りないですけど、すべてのフラワーポットにといいますと、今回も上げておりますけれども、一千何百個とかですね、もう既に昨年の高総体の中でも何千基とつくっておりますので、その辺は教育的に一番効果のあるようなところを含めましてやってみたいなと考えております。 37 野口(達)委員 フラワーポットごとにというよりも、地区地区に全部こういった花の小さな写真を入れて、説明書きをした立て札といいますか、そういうものを置けばいいんじゃないか。やはり、僕も全然知らなかったですもんね、このムスカリとかマリーゴールドが長崎を通じて広がったというのはですね。多分、やはりほかの市民の方も知らない人が多いんじゃないかと思いますんで、やはり自分たちの長崎を知る意味で、そういうふうにお願いをしたいと思います。 38 毎熊副委員長 簡潔に2点ほどお尋ねします。  まず、あじさい育成推進事業、これはもう単なる2006アクションプランに向けた一過性のものですか。そういう考えで、3年後に向けてやろうと考えておられるのか、それがまず1点。
     それともう一つ、そして、この中でフラワーポット製作を間伐材で行うと2,740基、このゆめ総体のときもそうだったんですけど、木製のフラワーポット、間伐材を使ったフラワーポット見たときですね、本当にこれは間伐材を使ってつくってるんだろうかと、仕上がった製品を見てですね、だから、長崎市よりの間伐材を使おうという趣旨やったんですけど、この例えば2,740基つくるのに何本ぐらい間伐材が消費できるのか、そこら辺の目安が立っているのかですね。  それと、緑のゾーンの、先ほどから各委員からいろいろご質問が出てますけど、もう長崎市も、こういう街路樹事業を緑のゾーン整備事業とするならば、もうそろそろはっきり地区住民の方に、近隣の方に長崎市の街路樹はこういう方法で、例えばこの時期は極力常緑樹でいきますと、そして夏場はこれくらいまで刈り込みますとか、これくらいまで枝を伸ばしますとか、そういう基本的なことを、きちんと維持管理まで含めて、もうきちんとマニュアルを出さなきゃならない時期に来てるんじゃないかと思うんですよね。特にこういうふうにゾーンを今から拡大されていくならば、そこら辺のお考えないのか、以上教えてください。 39 山口みどりの課長 第1点目のあじさいまつりは、あじさい植えるのは一過性のものかということなんですけども、これは、一過性ではございませんで、せっかく2万株という長崎市のあじさいを購入するわけですから、これは先ほど言いましたように、終わったら神の島とか、あと本イベントが終わった後も、各公園にそれを地植えをいたしまして、それで2万株を常に長崎市内の公園のどこかにあるという状態にはしておきますので、決して一過性にはさせないようにやりたいと思います。  それから、2点目のフラワーポットの製作についての間伐材が何本要るのかって、ちょっと本数が何本ってちょっとわかりませんけども、いずれにしましても、これ市の市有林から出た間伐材を使って製作を、高総体のときもそうだったんですけども、今回も長崎市で発生した間伐材を利用してやりたいと思っております。 40 溝口道路公園部長 緑のゾーンのこの計画を機して、今後そういうふうなマニュアル的なもの、市の基本的な姿勢についてどうかというお尋ねですけれども、ぜひこれを機にそういう考えを持って進めていきたいというふうに考えております。 41 野中みどりの課緑化推進係長 今の間伐材の問題ですけれども、一応、市有林とか出た間伐材を利用して、それをつくってる業者の方で十分対応できる数字でございます。市内でそれをつくってる業者が、間伐材を利用した業者がおります。 42 毎熊副委員長 最後にしますけど、先ほど中野委員の質疑の中にもありましたように、それチューリップが3年しかもてないとかなんとかという話から、もう今の多分400周年事業のときに、そういうオランダからチューリップが来たということをほとんどの市民の方は知らない。そうすると、今、皆さんもそう言われたけど、あとまた5年、6年たったときには、あじさいがあのころアクションプランのときはたくさん公園で咲いてたけど、あと5年したときはほとんど見かけなくなったということがないように、ひとつぜひ継続していただくことを要望して終わります。 43 野口(達)委員 先ほど、中野委員が言われたシーボルト記念館とか、そういうところすべてあじさいで統一するというか、そういうお考えはないのか。  というのは、やはり僕らがいつもきれいねと思うのは、2万株、1万株バッと植わっとるからきれいに見えるんですね。そして、そこに例えば県外、市内のお客さんも来るわけですよ、県内もですね。それだけでも観光名所になるから、公園にちょこちょこやるよりも、管理も花が終わったら枯れてあれしますから、できたら先ほど言われたように、シーボルト記念館、ゆかりの地ですから、そこにもう花は全部極端に言ったらあじさいだけにするとか、そういうお考えはなかとですか。 44 山口みどりの課長 野口(達)委員のご指摘なんですけども、私どもは、全部で2万株一応購入するようにしております。ただ、実際に今、グラバー園とかシーボルト記念館にはございます。ただ、もっとこのイベントのときには、もっとあじさいの花で飾ろうということで、先ほども申しましたように、間伐材でつくったフラワーポットに3ポット置いて、それをどういうふうに目立つような置き方をするか、演出の仕方をするのかというのを、これからPRどうすれば一番効果があるのかというのを含めまして、今からその飾りつけといいますか、市民とか観光客の皆さんに印象づけするための演出をやっていきたいと思います。  これは、シーボルト記念館じゃなく、主要観光ルートもそうです。ポットをあじさいの花で飾って観光客の皆さんをお迎えするということもありますので。 45 野口(達)委員 終わった後の流用の段階ですね、流用の段階でそういうふうなあっちこっちに置くよりももう一つところにですよ、今シーボルト記念館なんかもいろんな木や草が生えてますよね、花とかですね。それを、極端に言ったらやめて、そこにあじさい一色にもっていくとするような考えはないのか。 46 山口みどりの課長 せっかくですから、シーボルト記念館のゆかりの記念館ですから、できればあじさいにかえたい、だけど、ただ、あじさいが、花が1カ月しかもたないということで、後は枯れた状態なんですよね。非常に寂しいということもありますので、すべてあじさいということになれば、逆にあじさいが咲かないときはまた寂しいんじゃなかろうかということがありますんで、その辺をちょっといろいろ考えて配置したいと思います。 47 中野委員 課長、そういうあれ発想やめてくださいよ。だって、鎌倉のあじさい寺見てくださいよ、全国ニュースになるじゃないですか。あの時期だけで何十万人って観光客来るんですよ。僕も言うし、野口(達)委員も言ってるのは、このあじさいという花を、おたくさの花というシーボルトが全国的にも、世界的にも広げた人でしょうが、ですから僕らは、せっかくこういうふうに2万株近くも神の島に4,500株、残りのやつなんかは今、野口(達)委員が言われるようにあそこをすべて僕らはをあじさいにしてやったらどうだと言ってるんですよ。  だって、あじさい寺って鎌倉行ってみんですか、全国放送でやるじゃないですか。何十万人て観光客、たったその期間だけでも来るじゃないですか。今みたいに、あじさいが1カ月くらいで、それがなかったら寂しいんじゃないかってそれわかりますけれども、現実的にそれでやってるじゃないですか。山形県の酒田市の土門拳写真記念館だって2万株植えてるんですよ。そこだってその時期だけに何十万人来ますか。あじさい見に。  、シーボルトというのは、おたくさ花として全国、世界にあじさいを広めた人じゃないですか。  私は、やはりもう一度そういう意味で、野口(達)委員が言われるように、私もさっき言ったようにシーボルト記念館にわざわざそういうふうにして置くならば、わざわざそれを地植えにして各公園に戻さずに、そこでやってみたらどうだと言ってるんですよ。  僕はそういう考えじゃ、やはり長崎市の花となってるあじさいが、どこかのその辺の公園か、あっちこっち全地域に散らばったって、僕は長崎の花という意識は市民は持たないと。私はそういう意味で、ぜひそれは検討を僕は要したいというふうにお願いをしておきたいと思います。 48 溝口道路公園部長 確かにおっしゃるとおり、以前は現在のシーボルト記念館の裏にずっと生えてたと、今、随分枯れてしまったということもございますので、そういうことを踏まえまして、できるだけそのような方向で検討を加えてみたいと考えております。 49 田村委員長 それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午前10時58分=           =再開 午前11時5分= 50 田村委員長 委員会を再開します。  次に、第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 51 増崎都市計画部長 予算説明書の116ページ、117ページをお開きください。  第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費第2目住居表示整備費についてご説明いたします。  予算総額は1,354万1,000円で、前年度当初予算1,109万6,000円に対し、244万5,000円の増となっております。  これは住居表示の整備に要する経費でございます。住居表示の実施につきましては、昭和55年に議決をいただいた実施計画区域について、年次計画により整備を進めてるところでございます。平成16年度は、計画区域の中から岩見地区の住居表示の実施を予定しております。  また、計画区域以外でありますが、大型開発団地におきまして、町界がふくそうしておりますので、早期に町界町名変更及び住居表示の実施が必要となってまいりますので、三重地区にあります豊洋台地区、それから木鉢地区にありますみなと坂地区、東長崎にありますオナーズヒル長崎新山手地区の3地区を予定しております。住居表示の実施につきましては、早期実施に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 52 田村委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結します。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午前11時7分=           =再開 午前11時9分= 53 田村委員長 それでは、委員会を再開します。  次に、第4款衛生費第4項上水道費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 54 栗原業務部長 議案書の176ページ、177ページ、第4款衛生費第4項上水道費第1目上水道費の1.水道事業会計繰出金についてご説明いたします。  これは、地方公営企業である本市の水道事業の経営の健全化を促進し、その経営基盤を強化するため、国が定めた繰出基準などにより、一般会計が水道事業会計へ繰り出しを行うものでございます。  委員会資料につきましては、企画部・水道局作成の公益水道整備事業費の資料の次に、水道局作成の水道事業会計繰出金の資料がございます。その後の方の資料に基づいてご説明いたします。  資料1ページをごらんください。  資料1ページは、水道事業会計繰出金内訳表でございます。表の見方は、一番左の欄が対象事業名等で、次が出資金または補助金の区分及び繰出額、そして、右の欄が繰出基準等でございます。  まず、出資金でございますが、一番上の南部地区配水施設整備事業につきましては、災害対策の観点から行う送・配水管の相互連絡管等の整備事業であることから、繰出基準である安全対策事業に該当するため、事業費の4分の1である4億6,800万円を繰り出すものでございます。  次の上水道統合整備事業につきましては、上の段が、長崎県施行の長崎水害緊急ダム建設事業の国庫補助対象となる水源開発に係る費用の3分の1である60万円を繰出基準により繰り出すものでございます。  下の段は、長崎県施行の長崎水害緊急ダム建設事業に伴い水道局の負担が生じる経費について、一般会計から任意に2,100万円繰り出すものでございます。  次の未給水地区無水源簡易水道事業につきましては、平成16年度から施工する見崎地区の給水人口が100人以下であるため、繰出基準外となりますが、未給水地区の解消を図るという趣旨から、任意に事業費の3分の1を繰り出すもので、その額は1,720万円でございます。  次に、企業債償還金につきましては、上の段は、平成元年以前に国庫補助の対象となった水源開発に係る企業債償還元金の3分の1、建設時に出資をしている分については30分の7、額にして1億9,566万2,000円を繰出基準により繰り出すものでございます。  中段は、ただいま申しました水源開発に係る建設仮勘定分でございます。建設仮勘定と申しますのは、建設が完成するまでの間、建設途中の資産の管理をするための勘定科目でございます。  平成元年度の長崎水害緊急ダム建設事業の負担金が繰出基準に該当するため357万7,000円を繰り出すものでございます。  下段は、統合前の簡易水道事業に係るもので、太田尾・飯香浦地区の簡易水道建設のため借り入れた企業債に係る元金償還金の2分の1を繰出基準により繰り出すもので、その額は113万1,000円でございます。  次の企業債利息につきましては、ただいま申しました企業債償還金の利息分で、基準により1億133万5,000円を補助金として繰り出すものでございます。  最後に、児童手当でございますが、地方公営企業職員に係る、3歳から小学校就学前の児童手当に要する経費で、繰出基準により125万円を補助金として繰り出すものでございます。  この結果、水道事業会計への繰出金は、出資金7億717万円、補助金1億258万5,000円、合わせまして8億975万5,000円となります。  以上でございます。 55 石本企画理事 企画部長が総務委員会の方に出席をいたしておりますので、私の方から説明をさせていただきます。  第4款衛生費第4項上水道費第1目上水道費のうち、企画部所管に係る分についてご説明をいたします。  予算に関する説明書の176ページ、177ページでございます。  第1目上水道費のうち、企画部所管分は、説明欄2の広域水道整備事業費の(1)長崎県南部広域水道企業団繰出金2,730万円で、そのうち負担金が1,654万5,000円、出資金が1,075万5,000円でございます。  次に、委員会資料、企画部とそれから水道局から連名で出しております委員会資料をごらんいただきたいと思います。  1ページをお開きいただきたいと思います。  1の負担金でございますが、企業団におきましては、水道用水供給開始までの期間におきまして、収益が生じないため、本市を含む構成団体2市6町が、企業団の議会費、一般管理費及び監査委員費を負担しようとするものであります。  (1)の負担金の額及びその算出根拠でございますが、構成団体負担金6,153万5,000円に、本市の受水割合26.887%を乗じて得た額1,654万5,000円が本市の負担金の額でございます。  次に、2の出資金でございますが、企業団におきましては、平成14年度から長崎県南部特定広域化施設整備事業を実施しており、本市を含む構成団体2市6町が、地方公営企業繰出基準に基づき出資を行うものであります。  (1)の出資金の額及びその算出根拠でございますが、補助対象事業費の3分の1であります構成団体出資金4,000万円に、本市の受水割合26.887%を乗じて得た額1,075万5,000円が本市の出資金の額でございます。  なお、出資債の借り入れに係る元利償還金につきましては、償還の都度2分の1が普通交付税で措置されることとなっております。  次に、平成16年度長崎県南部特定広域化施設整備事業費の内訳でございますが、(2)の表に記載のとおり、多良見町内に口径500ミリ送水管布設工事を1,240メートル行うこととしております。  平成16年度の送水管布設工事の予定箇所につきましては、地域住民の方々への影響を最小限に抑えるため、他事業と並行して実施可能な場所を選定をし、あわせて工事費の軽減等を図ることとしております。  資料の2ページには、長崎県南部広域水道用水供給事業計画一般平面図を添付をいたしております。平成16年度予定の送水管布設工事箇所を赤い線で表示をいたしております。  以上でございます。 56 田村委員長 これより質疑に入ります。 57 中野委員 南部広域水道企業団は2市6町ですね。これは当初予算ですが、来年の1月4日以降合併でこの組合変わりますね。そういうあれはどういうふうな見通しになるんですか、この2市6町の。それによっての負担金、あるいは出資金が補正を組まなくちゃいけなくなるのかどうか。これはこのままでもう平成16年度はすべていく予定なのかどうか、その辺はいかがでしょう。 58 立本企画管理課長 合併の件でございますけれども、2市6町につきましては、本市に係る分については、香焼町が影響してくるかと思います。しかしながら、合併につきましての水需給というのではなくて、広域水道企業団そのものは2市6町で構成されているものでございますので、合併するからということで変わるものではないと認識しております。  以上でございます。 59 峯水道局長 ちょっと説明が不足してると思いますけど、今、2市6町でやっておりますが、例えば長崎市の場合、香焼町が入ってきます。そのときは長崎市が一緒になってやると。あと多良見町、飯盛町がございますけど、またこれも合併のいかんによりましては、どちらかの市に入るとか、あるいはそのままいくとかいう形になります。  それから、問題は琴海町、時津町、それから長与町がございますけれども、これは今まだわかっておりませんけども、仮になったとしましたら、3市ぐらいに集約されますので、そのときは議会にはまたお諮りして、そういった区分の仕方をやるということになろうかと思います。現在、平成16年度につきましては、このままの状態ということでご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 60 田村委員長 ほかに、何かありませんか。ありませんね。  それでは、質疑を終結します。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午前11時23分=           =再開 午前11時24分= 61 田村委員長 それでは、委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第1項土木管理費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 62 中嶋建設管理部長 それでは、平成16年度当初予算説明をさせていただきます。第8款土木費第1項土木管理費第1目土木総務費における建設管理部所管の予算についてご説明申し上げます。  一般会計予算206ページから207ページをごらんいただきたいと思います。  206ページ、第1目土木総務費のうち、建設管理部所管の予算は4,886万8,000円でございます。  予算内容につきましては、207ページ説明欄の2の交際費81万円のうちの27万円、5の入札・契約制度適正化推進事業費3,352万1,000円、及び10の事務費1,949万5,000円のうち1,507万7,000円でございます。  前年度予算に対しまして3,177万9,000円の増となっております。  増となりました主な内容は、電子入札を平成16年度より実施することにより、システム維持管理及び改修費を計上したこと並びに不良・不適格業者を排除するために行う実態調査費を計上したことが主な内容でございます。  詳細につきましては、資料に基づき契約課長及び入札管理室長から説明させていただきます。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 63 原野契約課長 私の方から、前年度予算に対しまして増になった主な内容について説明させていただきます。  資料の1ページをごらんいただきたいと思います。  まず、入札・契約制度適正化推進事業費3,352万1,000円でございますが、この中に電子入札システムの維持管理及び改修費として2,975万5,000円を計上いたしております。  電子入札システムにつきましては、本年度中にシステムの構築を完了し、4月から運用を開始する予定でございます。  予算の内容でございますが、まず、1)維持管理費といたしまして、電子入札システム保守委託料1,172万1,000円でございます。これは、電子入札システムの安定稼動を図るために、システムの保守や機器の保守を行うものでございます。
     次に、電子認証及び公証システムの共用分担金でございますが、これは、本市が横須賀型の電子入札システムを導入するに当たりまして、横須賀市が所有しております認証・公証システムを共用する方式を採用しております。これに伴います横須賀市への分担金でございます。  次に、2)の改修費でございます。これは、電子入札システムの登録機能を本市の契約管理システムの機能と連携させるためのシステムの一部改修に係る経費でございます。  続きまして、3)の業者説明会経費ほかでございますが、電子入札の適用範囲を拡大することに伴いまして、新たな対象業者向けの説明会開催経費などを計上したものでございます。  続きまして、事務費におきまして、新たに新年度から有資格業者の情報を把握するために、2名体制で事業所の実態調査を行います。このための調査費として247万9,000円を計上いたしております。  資料の5ページをごらんいただきたいと思います。  事業所の実態調査の内容でございますけれども、本市に本店、支店等の事業所を有する建設工事の有資格業者を調査対象といたしまして、警察OB1名を含みます2名体制で事業所を訪問して、調査を実施することといたしております。  調査項目といたしましては、本市の競争入札参加資格審査申請書に記載されております事項に虚偽や、または変更がないかどうか、それから、営業に関する帳簿が備えつけられているかどうか、また、事業所のその他の実態の調査や、それから技術者の雇用の状況などについて調査を行うものでございます。  調査に当たりましては、あらかじめ調査対象に調査票を送付いたしまして、その回答をもとに立ち入りによる調査の対象業者を抽出いたします。それから、事業所を訪問し調査を行うことといたしております。  また、調査後の対応でございますが、調査の結果、登録内容と相違があるとき等につきましては、改善指導を行いまして、再調査をいたしまして、また改善がなされないときには、必要に応じた措置を講じることといたしております。  なお、本調査に当たりましては、建設業の許可、監督行政庁であります長崎県と連携を図りながら実施してまいりたいと考えております。  以上が、予算の主な増の内容でございます。  次に、2ページの入札制度改革と連動しておりますので、制度改革及び電子入札システムの概要につきましては、入札管理室長より説明させていただきます。 64 武田入札管理室長 それでは、資料2ページによりまして、まず平成16年度の入札制度改革についてご説明いたします。  これは、入札制度の抜本的見直しということで、平成14年の11月に発表いたしました8項目の対策のうち、平成15年度以降に実施するとされたものが3項目ございまして、それが1から3に記載している項目でございます。それから、それ以外の取り組みとして4に記載をいたしております。  まず、1.指名競争入札から制限付一般競争入札への移行でございます。制限付一般競争入札と申しますのは、資料の中に括弧で参考ということで記載をいたしておりますが、入札参加資格要件を公告で示して、その要件を満たす企業はだれでも入札に参加できるという制度でございまして、指名競争入札に比べて透明性、公正性、競争性の高い入札制度でございます。  平成15年度はAランク工事の一部を対象といたしまして、2月末公告までで33件を実施をいたしております。平成16年度につきましては、対象工事をBランク工事まで拡大することによりまして150件程度を実施する予定にいたしております。  次に、2.電子入札システムの導入でございます。これにつきましては、先ほど契約課長の方から説明をいたしましたとおりでございます。  その次の3?業者情報の的確な把握、これにつきましても、先ほど契約課長が説明いたしました有資格業者の実態調査でございます。  次に、4.適正な企業評価の実施でございます。適正な入札・契約を行うためには、有資格業者を適正に評価することが非常に重要となります。このため、平成17年度の新たな業者登録に向けまして、格付要件を見直すとともに、本市の独自評点である主観点数の見直しを平成16年度に行うことというふうにいたしております。  以上が、平成16年度の入札制度改革の概要でございます。  次に、電子入札システムの概要について簡単にご説明いたしますので、資料の3ページをごらんいただきたいと思います。  まず、電子入札とはどういうものかということで申しますと、1に記載しておりますとおり、コンピュータとインターネットを用いて、競争入札に参加する場合の資格の確認、申請、それから入札、入札結果の公開までの一連の作業をすべて行うことのできるシステムでございます。これは、制度改革とあわせて導入することによりまして、透明性、公正性、競争性を向上させることができるというシステムでございます。  次に、2.導入目的でございますが、制限付一般競争入札を順次拡大するに当たりまして、この制度を効率的に運用するために電子入札システムを導入するものでございます。  なお、電子入札のメリットは行政側だけではなくて、入札参加者にとりましても、役所まで出向くことなく、また、都合のよい時間に入札手続ができるようになりますので、移動にかかる時間、それからコストの縮減を図ることが可能となります。  次に、3の電子入札の流れにつきましては、後ほどご説明いたします。  次に、4.適用対象工事につきましては、資料記載のとおりでございます。適用対象は制限付一般競争入札による案件を対象といたしております。  次に、少し飛びまして、7に2月末に開催をいたしました業者説明会の出席状況を記載しております。今回のAランク・Bランク業者さんの市内業者さんですね、対象業者数438社ございまして、このうち90%に当たる397社が出席いただいております。  なお、都合で出席できなかった業者さんにも、その後資料等配付をいたしております。  このときの説明会におきまして、質疑応答がございましたけども、特に制度、それから電子入札に対する批判的なご意見等はございませんでしたので、電子入札の導入につきましては一定ご理解いただいてるのではないかというふうに感じたところでございます。  次に、9それから10に記載しておりますが、3月22日から模擬案件による業者練習を実施するようにいたしておりまして、本番につきましては、早い案件で4月下旬ごろには公告ができるのではないかというふうに考えております。  それ以外の内容につきましては、それぞれ資料の方をご参照いただきたいと思います。  それでは、資料の4ページをお開きいただきたいと思います。  電子入札システムの全体イメージを記載しておりますので、簡単に申し上げれば、左側にまず有資格者がございまして、右側の方に長崎市というふうになっております。  これで、有資格者と長崎市の間で入札に関するデータ、これが工事案件情報の公告・閲覧、それから入札参加申請や入札書の送付、それから開札結果の公開・閲覧等でございますけども、こういった入札に関するデータをインターネットでやりとりするという仕組みになっております。  そういったデータの中で、入札参加申請、それから入札書の送付、こういった重要なデータのやりとりにつきましては、中央部分の下の方に横須賀市という枠がございまして、こちらに公証局、認証局というふうに記載をいたしております。そういった重要なデータにつきましては、横須賀市が所有しております認証・公証システムを経由いたしまして、本人確認、それから事実認定を行うことにより、公正性、安全性を確保するという仕組みになっております。  また、資料の右下の方に記載しておりますけども、業者情報や案件情報につきましては、既存の契約管理システムとの間でデータのやりとりをするようになっております。  なお、電子入札で行う工事の案件情報、それから入札結果につきましては、市民の皆様もインターネットで見ることができるようになっております。  説明は以上でございます。 65 溝口道路公園部長 第8款土木費第1項土木管理費のうち、道路公園部所管につきましてご説明いたします。  予算に関する説明書は206ページから207ページでございます。  道路公園部所管の予算額といたしましては、第1目土木総務費のうち、説明欄2.交際費81万円のうち27万円、説明欄3.九州自然歩道管理受託費、説明欄6.長崎県道路協会負担金、説明欄7.長崎県市町村道整備促進期成同盟会負担金、説明欄9.法定外公共物譲与申請事業費、説明欄10.事務費1,949万5,000円のうち103万3,000円、説明欄11.単独私道整備助成事業費の合計9,579万7,000円でございます。  前年度に比べまして、4,339万6,000円の増となっておりますが、これは主に説明欄9の法定外公共物譲与申請事業費の増でございます。平成13年度より債務負担行為の設定をお願いいたしまして、事業を進めておりますが、地方分権一括法により、里道及び水路の財産管理を国から移管することに伴い、譲与申請を受けるための図書及び電子データの作成委託料が最終年度となりまして、前年度に比べ増加するものによるものでございます。  以上でございます。 66 光冨建築住宅部長 それでは、第8款土木費第1項土木管理費のうち、建築住宅部所管についてご説明いたします。  予算に関する説明書206ページから207ページの土木管理費12億9,160万1,000円のうち、建築住宅部所管に係る予算は第1目土木総務費でございまして、予算額12億7,017万3,000円のうち465万5,000円でございます。  内容としましては、説明欄2の交際費81万円のうち27万円、8の第56回全国建築板金業者長崎大会開催費補助金の100万円及び10の事務費1,949万5,000円のうち338万5,000円でございます。  説明欄8の第56回全国建築板金業者長崎大会開催費補助金でございますが、これは例年各県で開催されておりまして、平成16年度は本市で開催となっております。これは、技能、技術、経営に関する情報の交換を行うことを目的としまして開催されるもので、約4,000名の参加が予定されておりまして、そのうち約3,000名の本市での宿泊が見込まれております。  なお、長崎県においても、同大会に200万円の開催補助金を平成16年度予算計上しております。  以上でございます。 67 増崎都市計画部長 予算説明書の206ページ、207ページをお開き願います。  第8款土木費第1項土木管理費のうち、都市計画部所管についてご説明いたします。  まず、第1目土木総務費のうち、都市計画部所管の事項といたしましては、207ページの説明欄の4.災害危険区域標柱等設置事業費30万円で、前年度と同額を計上いたしております。  この事業は、県が指定します急傾斜地崩壊危険区域に連動して、長崎市が指定します災害危険区域に標柱や標示板を設置するものでございます。  続きまして、第2目建築指導費についてご説明いたします。  予算総額は2,142万8,000円で、前年度当初予算2,746万7,000円に対し603万9,000円の減となっております。  減の主な理由といたしましては、平成13年度から3カ年事業で実施しておりました用途地域指定基準調査が、平成15年度で完了したことにより調査委託費が減となったこと、及び建築確認システム等の借上料が減になったことによるものでございます。  予算の内容につきましては、207ページの説明欄の1から4に事項を記載しておりますが、建築審査会の開催に要する経費及び建築基準法に基づく建築確認や建築許可等に要する事務費でございます。  以上でございます。 68 田村委員長 これより質疑に入ります。 69 板坂委員 2、3お尋ねいたしますが、まず、建設管理部に交際費27万円要るんですか。これ後からちょっと答えてください、どういうのに使うのか。道路公園部とか建築住宅部、これはわかるんです、いろんな会合があるでしょうから、これわかるんですが、建設管理部に同じように交際費が要るのかな、これが1点。  それと保守委託料、当然ですね、私は保守委託料、電子システム改修委託料とか、ほかにもう一つ、契約管理システム改修委託料、これ恐らく1つの業者だろうと思うんですが、どういう方法でこの委託業者を決めたのか、これが2点目です。  それと、業者情報の的確な把握ということで2名体制でやられてますが、うち1名は警察OB、これ警察OBじゃないとだめなんですか。  それともう一つ、指名競争入札から制限付一般競争入札への移行、これは150件程度ということですが、全部やったらどうですか、全部制限付一般競争入札に。というのは、今現在も工種の確かに届け出は、今、7工種ですかね、やっとるから、工種の届け出はやっとるけど、全然工事ができない業者が、今、指名の中に入っとるじゃないですか。これは指名競争入札をやって、要するに星取表をつくってるからこんななるんじゃないですか。よく状況を把握しないで指名をするから。  といいますのは、例えば2級の施工管理技師を持っとったら、9つぐらいたしか工種資格取れますよね。今の長崎市は7工種まで登録をしてくださいと、こういうふうになっとると思うんですが、例えば造園屋さんが2級施工管理技師を持っとったら、それは5つも7つもやりますよ。実際は造園だけしかできないとか、設備屋さんは実際は設備だけしかできないけど、指名には入るということが、今現在あっとるじゃないですか。  私は、ここはもう大変だと思いますよ、大変だと思いますが、透明性、公正性をはっきりするためには制限付一般競争入札で全部やった方がいいと思いますよ。どうですかね、答弁求めます。 70 武田入札管理室長 まず、1点目の保守の委託料でございます。  これは、業者をどのように決めたのかというご質問でございますけれども、本市が採用いたしておりますシステムは、横須賀市が採用してるシステムの標準パッケージを使ってるということで、そのシステムを開発いたしました業者と随意契約をやっております。  それで、平成15年度は既に契約いたしまして、現在、システムを構築中と、もうすぐでき上がります。そういった中で、保守につきましても、システムにつきましては開発業者しか保守ができないということから、同じ業者に随意契約で発注する予定にいたしております。  それから、制限付への移行を一気に全部やってもいいんじゃないかというご質問でございます。それで、私たちも入札制度の抜本的見直しの方向性の中で、指名競争入札から制限付への移行ということで、これにつきましては、できるだけ早めに移行はしたいというふうに私たちも思っております。  そういった中で、制限付への移行が、今までと違いまして、結構大きな業者さんにとっても環境変化になるということから、一定そこら辺の影響を検証する必要があるということから、来年度はABランクまで拡大いたしますけども、半分は指名競争入札を残して、激変緩和をとるということで考えております。  その後は、そういった状況を見ながら、できるだけ早めに、委員さんおっしゃるように制限付へ移行したいというふうに考えております。  以上でございます。 71 原野契約課長 交際費27万円の件でございますけども、確かに私どもの部では、部長交際費27万円計上させていただいておりますけども、これは全部局の交際費ということで、一応定額27万円ということで計上させていただいております。 72 中嶋建設管理部長 3点目のペーパーカンパニーに対する警察OBと市OBと2人でペアをつくってやるんですが、警察OBが必要かどうかという点でございます。  ご存じのように、ペーパーカンパニーの調査、不良・不適格者の調査につきましては、長崎市の権限といたしましては、いずれも建設業法の許可が県でございますので、原則論的にこういう調査をするというのは行政指導の範囲内でございます。強制力は全くありません。  そのときに、そういう業者を訪ねて行って、どこまでが行政指導範囲なのか、そういう業者に対してどこまでを書類を出しなさいとか言えるのか、そういう微妙なところがございますので、そういうものにある程度たけてる、業務の執行とはどこまでなのかとか、そういうことある程度たけてる警察OBの方にお願いして、そこのところを市の職員がするよりもよりベターではないかと思って警察OBを適用するようにしております。  それから、こういう調査について、全国的に調査をしましたが、こういう調査につきましては、どこの土地においても警察関係を1人入れながら、そういう調査をしておりますので、万一のことも想定したときに、そういうペアをつくらせて、よその都市と同じような取り扱いをしようというのが、入れるという理由でございます。  以上でございます。 73 板坂委員 この保守委託料、まあ思ったとおりの答弁なんですよ。そうしかないでしょう、同じとこでね。逆にですね、そしたらこれ予算は幾らだったんですか。随契をしたときの予算は幾らだったんですか、これ。 74 武田入札管理室長 昨年の9月議会の補正におきまして、予算を議決をいただいております。そのときの構築費でございますけども、構築費全体で約5,700万円でございます。 75 板坂委員 ちょっと待って、僕はそんなこと聞きよらん。保守委託料の1,172万1,000円でしたと、これで契約をするわけでしょう。これが実効予算ですか。 76 武田入札管理室長 今回予算を上げております1,172万1,000円でございますけども、これにつきましては、業者の方からの見積もりに基づきまして財政の方の予算査定を受けております。そういった中で、査定の中で若干減額があったということもございます。  それで、今後保守を実際に契約するときに、業者の方と保守の内容等をもう一回緻密に詰めまして、できるだけこの予算につきましては、いくらかでも圧縮をしたいということで考えております。  以上でございます。 77 板坂委員 1社だけしか見積もりとってないんでしょう。ということは、この業者の言いなりで予算を取ったということですか。 78 武田入札管理室長 確かに、保守委託につきましては、業者の方でしか見積もりができないということがございまして、ただ、私たちの方で、業者の見積もりが適切なのかどうなのかということにつきましては、他都市との比較において検証をいたしております。  ちなみに、横須賀型システムを採用している都市が長崎市を含めまして7都市ございます。そういった中で、例えば横須賀市におきましては、来年度の保守委託料が、予算ですけども3,400万円、それから下関においては3,100万円、福井市2,300万円、松阪1,900万円、その他あと2市ございますけども、こういったことで長崎市の保守委託の金額につきましては、保守の内容が若干異なりますので、一律比較はできませんけども、妥当な金額ではないかというふうに考えております。  以上でございます。 79 板坂委員 この横須賀方式を採用してるメーカーといいますか、この業者といいますか、横須賀方式はここしかできませんよという業者は何社おるんですか。 80 武田入札管理室長 このシステムを開発いたしました業者は1社でございます。 81 板坂委員 ということは、もうメーカーといいますか業者の言いなりで、もうこれだけですよということで、それで仕方なく予算を取ったということじゃないですか。そういう判断ですか。 82 武田入札管理室長 確かに、業者の言いなりというわけじゃございませんで、業者から出ました見積書を精査いたしまして、その中で財政の方に予算を要求して査定を受けたということでございます。  以上でございます。 83 板坂委員 わかりました、これいつまでやっても同じ答弁しか出てこんのでしょうから、まあおかしいと思いますし、仕方ないのかなと逆にまた思う面もありますけど。 84 中野委員 すみません、板坂委員の、今の委託料について関連をいたしますが、これはここだけの部の問題じゃないんですね。全庁的に私は問題があると思います。  というのは、教育費の中で、学校にコンピュータを置いてまして、生徒のために授業をさせると、そのときだって委託料をちゃんと保守委託があるけど、三百何十万円て大体年間変わらない。こういうのが、そこに入れてる業者にさせる。  だけど、現実に年間三百何十万円も保守委託料が要るのかと、そんなぼろっちいコンピュータだったらかえればいいじゃないかと僕言ったことあるんですよ。これ今、たまたま板坂委員は、このシステムは横須賀システムをつくったとこでしょうから、ここ1社しかないかもしれませんが、これに限らず長崎のすべてのコンピュータ等に関する保守委託はすべてそこにしかやらせてないじゃないですか。  そして、それが本当に必要なのかというのが私はこれ全庁的に考えていただきたいと思うんですよ。できれば、教育委員会なり、あるいは特に教育委員会なんて学校にコンピュータ置いてますから、その年間の委託料。じゃ現実的に1年間のデータを出してみてもらいたいな。本当にそれだけ保守委託をしなくちゃいけないのかと。そうすると、そういうふうなすべてを三百何十万円の金が年間必要ならば、翌年は別の業者だって契約をやりかえてもいいんじゃないかというふうな気を僕もいたします。  ぜひ、その点は今の板坂委員の、この問題だけじゃなくて、私は全庁的にこのコンピュータの保守点検委託については見直しをですね、というか検討を私もお願いをしたいと思いますが、これはどこが所管するんですか。ぜひ、それは全庁的に話し合って、その方向を議会の方に、私は出していただきたいと思います。 85 中嶋建設管理部長 私ども、去年の決算委員会のいろんな各委員会の申し出といいますか、理事者に対する宿題の中で、業務委託の内容の見直しについて検討いたしました。今、調査委員会で、私ども報告させていただきますが、一部ですが、その中で保守点検の問題、確かにその見直しの検討委員会の中で、各課、課長11名ですが論議をいたしました。
     そして、あるいは特に保守点検の場合に、今コンピュータの保守点検でございますが、これ以外に、例えばコピーの保守点検とか、エレベータの保守点検とか、そういう保守点検がございます。それで、一番有力な意見といいますか、例えば設備課の課長あたりの意見でですね、これエレベータとか、そういうもののあれなんですが、現実問題としては設置したメーカーが、いろいろそれぞれ自分たちの開発した機能でもって保守点検を、その社でないとできないという要素が確かにあると。  そして、また一面では、これ私どもの情報でございますけども、全国的に例えばエレベータの保守点検を特定の業者が部品を納入しないということで、公正取引委員会の方でそういうことはまかりならんということで、部品を供給するような事例もあっております。  それで、長崎市内の、例えばこれは今のエレベータ関係の保守点検の業者が確かにいるのかどうかという調査をいたしまして、確かにいることはいるんですが、それが果たして100%任せられるのかどうなのかということから、例えばその会社の大きさ、数社しかいませんので、例えば私どもが持ってるエレベータに限っても、施設自体も数カ所ございます。それが万一の場合、そういう1社か2社で対応できるのかという問題、そういう問題がございまして、検討委員会の場では、保守点検につきましては、今設置したメーカーに頼らざるを得ないのではないかという結論に現状はなっておりますけども、しかし、そういう業者がおるということは確かですので、市内の業者としては2社ぐらいしかいませんので毎年入札をやって、そういう業者が安く落とした場合はそこにしようと。しかし、それも恐らくその1社では先ほど申しましたように、会社の大きさ、従業員の数から数カ所は恐らく受けることはできないだろうと。  しかし、受け皿としては毎年競争入札をしようという方向で一応結論は出しております。それと同じように、このコンピュータの問題につきましても、そこを確かに、今、ご指摘のあるように、行う業者が市内に何社かおるのかということになりますと、現状ではちょっと難しいんではないかというのが、今、結論的出てますけども、これは引き続き、これで終わるんではなくて、全国的に調査をかけながら、競争入札に合うような形でできないものか、それは探っていこうということで検討委員会の結論は出しております。  以上でございます。 86 板坂委員 業者情報の的確な把握ということで、私は、先ほど部長の答弁でありました、警察OBの方を1人入れてと、万が一のことがあったらいかんからと、それはそれで理解をいたしますが、ただ調査方法として、業者への事前通知とか、こういうのはやっぱりおかしいですよ。そしたらきれいにやりますよ、どこの業者も。やっぱり行って、「すみません長崎市ですが、これとこれとこれを見せてください」ということでぽっとその場でやらんと。そうせんと調査じゃないですか、これは、事前に通知したら。やっぱり、この調査の方法も検討をしていただきたい、そういうふうに思います、それは要望にしときます。  この制限付一般競争入札への移行、先ほどの答弁では「早めに移行をしたい」「急にやれば業者に影響が出る」、私の聞き間違いじゃなかったらそういうふうな答弁でしたが、これはおかしいですよ、一発でやるべきですよ、制限付一般競争入札に全部するべきですよ。  今現在、逆に指名競争入札だから影響が出とるじゃないですか。実際工事ができん業者が指名に入りよるじゃないですか。一般競争入札とは、要するに透明性、公正性、競争性の高い入札制度であるということで、あなたたちは認めとるわけでしょう、こうするべきですよ。  今どのくらいの件数があるかわかりませんけど、150件程度をそういうふうにやりたいということですけど、私は、全部やるべきですよ。この方がよっぽど公正な入札じゃないですか。そう思いますがね、答弁求めます。 87 中嶋建設管理部長 制限付を拡大を早くするべきではないかというご質問でございますが、現在、これは平成14年度の工事数でございますが、全体で随契等々を除きまして、主要な6工種で大体830件ほど工事がございます。この中でAランクで大体100件程度、Bランクで200件程度、Cランクで450件程度、Dランク、これは建築ですが46件程度、この中の来年度がAランクの半分、Bランクの半分をやろうとしております。  そして、早急にできない理由といたしましてインターネット、ほとんどAランク、Bランクぐらいまでは、ほとんど現在もインターネットを各業者さん持っているというデータはとっております。あとCランクあたりでそれがどうなのかというのもございますので、現在、私ども考えているのは、先ほど申し上げましたように、Aランクは半分程度にしまして、Bランクを半分程度、合わせて150件、こういう状況でございますので、この結果を見ながら残りを一気にやるべきなのか。類似都市、ほかの都市の先ほど電子入札を行っている横須賀は別格といたしまして、ほかの都市においても一定それぞれ足踏みをするようなところもございます。それはなぜかといいますと、先ほど申しましたインターネットの問題とか、業者さんがすぐついていけるのかという問題とか、いろんな要素があるようでございますので、そこのところを検証しながら、ぜひ早い機会にはやりたいと思っておりますので、ご了解のほどよろしくお願いいたします。 88 板坂委員 私はですね、部長ね、電子入札をすぐやんなさいと言いよるんじゃないんですよ。制限付一般競争入札をやった方がいいんじゃないですかと、指名競争入札はやめなさいと。というのは、指名競争入札というのは、行政の意向が入るじゃないですか。それが入らんようなシステムを、この際ですからやったらどうですかと私は言いよるんですよ。 89 武田入札管理室長 今、部長が説明いたしましたのはですね、制限付一般競争入札を拡大するに当たりまして、この制限付一般競争入札といいますのは、非常に参加業者数がふえるということもございまして、事務量が非常にふえるということから、その事務の効率化もありまして、電子入札をあわせて導入するということにいたしております。  ですから、制限付一般競争入札で実施する案件につきまして、すべて電子入札で実施するということでございます。そういった中で、先ほど部長が言いましたように、業者の方のそういったパソコンとかインターネット環境の整備状況ですね、そういったものを一定考慮に入れる必要があるんじゃないかというのが1点ございます。  それと、制限付一般競争入札につきましては、基本的に入札参加条件を、業者が持ってます総合数値、これは客観点数に長崎市の主観点数を加えました業者の評価点でございますけども、これを基本的に採用するということの中で、これにつきましては業者の工事成績であるとか、施工状況、そういったもろもろの主観事項を見直しをいたしまして、より適正な企業の評価ができた後に、拡大した方がより工事品質を確保できるんじゃないかと、そういった途中のほかの部分の見直しも含めまして、段階的にやりたいということでありますので、ご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 90 中嶋建設管理部長 ご質問の中で、何で制限付をこれ以上といいますか、拡大しないのかといいますと、指名競争入札の場合は、通常大体10社前後、これが制限付になりますと20社あるいは30社、数が多くなります。そしたら、当然事務量がふえるんです。そしてふえた段階でこれを全部制限付にするとなったら、今の人員体制ではとてもじゃないですけども、今は150件しましたけども、これくらいが精いっぱいでですね、これをまた150件手作業でするとなると、ちょっと人員的な問題が出てきます。  そういう意味から制限付をするためには、結局、電子入札で簡略化してしようというのが、電子入札が登場する、使う理由でございますので、手作業でするとなるとちょっと無理ではないかと認識しております。  以上でございます。 91 板坂委員 事務量がふえるのは当たり前じゃないですか。しかし、透明性、公正性、競争性の高い入札制度を、これをあなたたちは目指しよるわけでしょうが。今の人間を3倍にしてもいいじゃないですか、私はそう思いますよ。  さっきも言いましたけど、今現在の指名競争入札制度というのは、行政の意向が入っとるじゃないですか。そうじゃなくて、行政の意向が全然入らんように、どこからの意向も入らんように制限付一般競争入札にしたらどうですかと。そのかわり、ここで制限をつけたらどうですか。例えばBクラスが、Bクラスが今工事を1件持ってると、これは3カ月は指名に入れないとか、そういう制限をつける、それが制限付でしょう。そういう細かい制限をつけたら、そんな私は大変なことじゃないと思いますよ。  私が一番言いたいのは、今の指名競争入札は、工種登録はやってるけど、実際仕事ができないという業者が指名競争入札に入っとるじゃないですか、これが問題ですよと。本当にやれるとこばっかりが指名に入っとけばいいんですよ。  私は、極端な言い方したら、星取表をつくりよるだけ。工種登録をしてる、その星取表をつくってるだけとしか見えんのですよ。そしたら、それはもうやめてしまいなさいと。制限付一般競争入札に全部変えたらどうですかと。  そして、人間が事務量がふえますから、人間が足らんなら、それは総務と相談をしながら、人間をもっと建設管理部に置いて、そして公正にやったらどうですかと私は言いよるんです。これは、もう要望にしときますけどね、それはもう大変でしょうけん、答弁が大変でしょうから、要望にしときますけど、私は早くそういうふうな方向に持っていった方がいいと思いますよ。 92 田村委員長 ほかにありませんか。  暫時休憩します。           =休憩 午後0時10分=           =再開 午後1時0分= 93 田村委員長 委員会を再開します。  午前中に引き続き、第1項土木管理費の審査を続けます。  質疑はありませんか。 94 緒方委員 午前中の板坂委員と関連をいたしますけれども、ちょっと質問をさせていただきたいと思います。  このいわゆる制限付一般競争入札への移行に当たって、事務量がふえるとかですね、あるいは業者にとっては激変緩和を避けるというご答弁があっておりましたけれども、私はいずれもこれは理由にならんのじゃないかなというふうに思っております。このいわゆる制限付一般競争入札というのは、今々検討された問題じゃなくて、もうずっと以前から検討されよったわけですね。それに対して事務量がふえるとか、そんなのは理由にならんと思いますし、変わったら変わったで業者の方はすぐ対応できると思うんですよ。  例えば、パソコンにふなれだというところは確かにあると思いますよ、初めてやることですから。しかし、これが新年度からやるのと、あるいは今年度やるのと比べてどうなのかと。そしたら、例えば2年後は事務量がどうなっていくのかということを考えたら、新年度からやっても何も差し支えないじゃないですか。あなた方勝手に自分たちの都合のいい解釈で、そんな答弁してもらったら困りますよ。  例えば、指名競争入札で、今いろんな問題が指摘をされております。午前中は板坂委員の方からも指摘をされましたけれども、いろいろなさまざまな問題があるわけでしょう。談合の問題だってあるわけでしょう。極端に言ったら、談合だって防ぎきらんわけでしょう。そしたら、やはりそういうものを払拭をする、そして一部には、官製談合じゃないかということもあなた方は言われとるはずなんですよ。  そして、これは、実績を調べればわかるんでしょうけれども、いわゆる指名回数でもですよ、あるいは入札回数でも、いろんなばらつきがあると思うんですよ。そして、逆に余り得意ではない分野の業種に指名があったりというのは、これは日常茶飯事あってきたことなんですよ。  そしたら、もっとどうせやるなら体制固めをして、やはり全般的にそういう今までの反省に立って、これを施行していくというのが、やはり私は本来の姿だと思うんです。それを事務量がふえるとか、業者の激変緩和があるからって、そんなのは口実ですよあなた方の。もう少しぴしゃっとした答弁をしてくださいよ。 95 中嶋建設管理部長 まず、整理させていただきますと、まことに申しわけございませんけども、先ほど申し上げましたように、指名競争入札の場合は多くても10社前後、制限付の場合は大体30社程度が申し込みがあります。これを、事務をするときに、実績として今年度、平成15年度が30件程度ございました、制限付がですね。来年度は150件するようにしております。150件するに当たって、電子入札で処理して事務の効率化を図りたいということです。  それから、一般的に申しますと、指名の件につきましては、先ほど私ども申しましたように、来年度の資格審査に向けまして、確かに最大1業者7工種まで申請できるようになっているのを、もっと狭めまして専門性がある職種をそれぞれ希望を出していただきまして、1社当たりの登録、有資格者数を減らそうと思っております。  これは、先ほど指摘があっております、余り得意でない業者の方が、そちらの方に登録してそういう業務を行っていると実態も確かにあります。それはもう去年そういう有資格者制度ということで長崎市がある程度の約束をしております。  これを、やはりやめるためには、次の有資格者からそれを完全に整理した形、その一環の流れの中で、不適格業者についてもあわせて調査しながら、登録者数の減とか、そういうその適切じゃない業者の排除までして、来年にもう少しスリム化した形の登録業者にしようと。  そうなりますと、先ほど申しました、来年度は150件、その次には一定整理された有資格業者の中からの応募ということでございますので、もっとすんなりした会社が、それぞれ落札するようになるんじゃないかということを考えておりますので、ぜひ来年度は150件を試験的に電子入札させていただいて、その後本格的にやらせていただきたいと思っております。  以上でございます。 96 緒方委員 的確な答弁が返ってきておりませんけれども、建設管理部の方では、もう数年前から人を配置してこういう準備をしてきたと思うんですよ。してきていながら、まだ階段を一歩上がったくらいの答弁しかできんわけですか。 97 中嶋建設管理部長 資料でご説明いたしましたように、入札制度の改革方針というものを平成14年度の11月に出しまして、平成15年度、今度平成16年度でございますが、その過程の中で、それぞれ部門部門ごとに部内でプロジェクトをつくりまして、例えば先ほど申し上げました、来年の入札制度に向けて主観点数、例えば従業員数とか、あと等級のランクづけに一定の要件を加えるとか、例えば土木とか建築にAランクの場合は5名必要だとか、そういうものをよその都市、長崎県の状況等を調査しながら、いい方向にということで毎日私どもやっておりますが、ひとつ来年度に向けて電子入札を導入させていただいて、なおかつ来年の資格審査に向けて頑張っていきたいと思っておりますので、どうぞその辺をよろしくお願いいたします。 98 緒方委員 今言ってもできんようですから、できんことは言われんですけれども、そしたら、このいわゆる導入に当たっての完全実施までのスケジュールはあるんですか。 99 中嶋建設管理部長 今までの経過をご説明させていただきますと、当初は大体300件程度予定をしておりました。しかし、業者の人たちへの説明会とか、今置かれている、先ほどの登録業者の実態とか、そういうものを合わせたときに150件程度で、それぞれのAランク、Bランクの半分程度はまずやってみようということでしておりますので、早い時期に全部を適用するような方向でやりたいと思っております。  現時点では、来年度は150件だからその次が2倍の300件になるのか、あるいは600件になるのか、最終的には、先ほど申しましたように平成14年度実績で主要6工種で850件程度ございますので、早い時期にやりたいと思ってますが、今の時点ではそういう様子を見ながらやりたいと思っておりますけども、早急にやりたい方向で検討していきたいと思っております。  以上でございます。 100 緒方委員 あなたがたは、自分たちの事務量と相談しながらやるということでしょう、要するに。やりきらんやったら委託に出さんですか、委託に。自分たちでやりきらんやったら。その方がよっぽと早く進みますよ。この自分たちの事務量のこと言うんであればせん方がましですよ。  しかし、片方では必要性をうたいながら、片方では事務量を言ってね。ましてや、業者にとっては激変緩和とか、そんなとってつけたこと言うてですよ。要するに、自分たちが対応できないんでしょう。委託に出したらどうですか。 101 中嶋建設管理部長 すみません、ちょっと誤解のないようにもう一言申し添えますけれども、私どもの事務量の問題につきましては、制限付一般競争入札を手作業でしたときの事務量が大変だということで、これを電子入札に変えるということは、電子入札は件数自体はそう事務処理的には時間はかかりませんので、電子入札にしたら手間もそうかからないということで、ただ先ほど申し上げておりますように、初めてのことですので、とりあえず150件。  県内の佐世保においても1億円以上をまず当面やるということでございますので、私ども自体は事務量が多くなるから、あるいは忙しくなるからということで150件という件数を出したつもりではございませんので、そこをひとつよろしくご理解のほどをよろしくお願いいたします。 102 板坂委員 諸岡理事、あなたが指名の責任者でしょう。今の指名競争入札をやって、これが本当に公正か、透明性があるか、あなたのちょっと考えを言ってくださいよ。 103 諸岡建設管理監 昨年の4月から、私ども入札管理室の方で指名一元化ということで建設工事、それから業務委託にかかわる指名をさせていただいております。基本的には、Aクラス、Bクラス、Cクラス、Dクラス、いろんなランクがあって、当初は随分職員自体も戸惑いもありました。しかし、現実といたしましては、非常に公平、公正ということを目標に置きながら、基本的には厳正な立場の中でスムースにやられていると私どもは判断をしております。  それから、確かに指名する際には、技術的特性とか、不誠実な行為、いろいろ人的な要件等も、それから手持ちの状況等を確かめ、それから工事成績等が求められるわけですけれども、そんなことを含めまして、現在、指名をやってるということで、現在、私どもといたしましては、厳正の中に、どういうふうに表現すればいいかちょっとあれですけれども、粛々とやっているところでございます。  以上です。 104 板坂委員 それはあなたが思ってるだけで、企業の方は違いますよ、企業の方は。というのは、あなたはたしか建築が専門ですよね。土木のことはわかりますか、下水道のことがわかりますか。  僕は、まず原課で案をつくって、そして建設管理部でチェックをする、これが公平な指名競争入札のやり方じゃないですかということで、前々からずっと言ってきとったんですが。今、あなたは建設が専門で、そういう水道のことであるとか、それはわからんと思いますよ。それが公平です、それあなたの考えですよ。企業の方、業者の方違いますよ。そんな判断はしてませんよ。全然やりきらん業者が、その工種を登録しとるだけに指名になっとる物件がたくさんあるじゃないですか。 105 諸岡建設管理監 確かに指名については多種多様にわたって、大変我々も難儀してるところも事実でございます。しかしながら、指名に当たりましては、土木の担当、それからもちろん建築もですが、それから機械設備、いわゆる6工種の特に土木一式とか、水道施設とか、管工事、電気工事、それぞれに確かに件数も重なってくるときもございます。  そのような中で、特に特殊なものとか、あらゆる問題につきましては、所管の方から情報提供という形の中で、技術情報提供書等も、特に我々で不明な点につきましては、各所管の方と綿密な協議をやりながら、事実そういったことに対してどうなのかという厳正な仕組みでやっております。そういうことから言って、大きな混乱もなく現在までやってきているものというふうに考えております。  以上です。 106 板坂委員 あなたはね、自分たちは絶対間違いないですよと言いよるけど実際は違うんですよ。だから、私が言いよるのは、もうこの際ですから制限付一般競争入札に移行したらどうですかと。そしたら行政の意向も入らん、これが本当に公明じゃないですか。  例えば、小さな2,000万円以下の工事、それは恐らく土木で言えばCクラスでしょう。そういうとこは手持ち工事、それから地域性、そういうのを制限をつけてやってしまえば、私はそんな難しい仕事じゃないと思いますよ。今の体制でやれると思いますよ、私はそう思いますがね。  部長ね、これはすぐやりますとは言えんのでしょうけど、これだけはもう公平にやりましょうよ、みんな公平にやりましょうよ。皆さん方がね、議員だけ悪いように言いますけどね、官製談合と言われとるじゃないですか、今いろんな意味で。マスコミ等では、これは官製談合をやったとかやらんとかいう話もあるわけですから、行政の意向も入らん、どこの意向も入らんようなシステムをやりましょうや。ちょっと部長まとめてください。 107 中嶋建設管理部長 制限付競争入札につきましては、電子入札を速やかに導入して、早い時期に全職種やりたいと思ってます。  以上でございます。 108 中野委員 すみません、事業所の実態調査についてちょっとご質問をいたしますが、247万9,000円の予算をつけて、ただこの説明のときに、部長の方からペーパーカンパニーをなくすため、僕はこういう言葉が理事者側から出てくること自体がおかしいなというふうに思ってます。僕らの方からこういう実態があることはペーパーカンパニーなんでしょうと言うのだったらいいと思うですが。つまりそれだけ、理事者側はもう把握をしてらっしゃるんじゃないかなというふうに僕はとりました。  それで、これを年間実施件数はどのくらいやる予定なのか。それと、ここの調査項目の1)の中に、長崎市建設工事競争入札参加資格審査申請書に記された事項と書いてありますが、つまり、これは2年かないし3年に長崎の入札資格をとるために出される書類のことでしょう。何でこのときチェックができないんですか。そういうのがチェックができてれば、改めて事業所実態調査をする必要ないんじゃないですか。  ただこの場合は、出されたのを全部受けるだけなんですか、入札資格を与えるのは。私は、やはりそこのところがね、この最初の機能がきちんとしとけば、改めてこういうことをする必要ないんじゃないかなと気がいたします。その辺はどうなんですか。  もう1点、4番の調査方法の中の1)対象業者の調査票の送付なんて書いてありますが、3番目の1番をきちんとしとけば、4番はわざわざ調査票を送付することないじゃないですか、と私は思います。  そして、この4番の調査方法の3)業者への事前通知、これは、先ほど板坂委員も午前中に言いましたように、これやれば意味ないですよ。何でこれがこの調査方法の中に、これが業者への事前通知が入ってるんですか。その辺をお答えをいただきたい。 109 中嶋建設管理部長 失礼しました。ペーパーカンパニーという言葉は、業者、新聞等々でそういう言葉が表現されとるもんですから、私の表現としては不適切でございました。  それから、実施件数でございますが、これは、県も今年度から予算を積んで2班つくりましてするようになっとりますので、県と連絡をとりながら、例えば市内の業者がダブらないようにとか、いろんなやり方等々も連絡しながらやりたいと思っております。  それから、審査申請書の件でございますが、審査申請書自体が、うちの審査申請書が建設業法の国の申請書を使っております。それから、その中身の審査自体を、許可行政の県自体が審査をするんですが、この審査自体は実態調査に基づく審査でございませんので、書類審査ということで書面審査主義ということで受け付けております。  したがって、うちの方はその書面を調査するというのは、先ほど申しましたように、行政指導の範囲内で行為になるという面もありますので、先ほど申しましたように、どこまでが本当にできるのかということを、うちの方針としては決めております。先ほど申しましたように、書類を調べるとか、それを拒否された場合にどこまでうちができるのか。それは、こういうふうに許可を権限を持たない、例えば松山とか熊本とか、そういうところが実際行っておりますので、そういうものを参考にしながら、あるいは県と一体になって調査したら、我々もその書類が見ることができるようなことも考えられますので、そこのところ連絡しながらやろうと思っております。  それから、事前通知につきましては、これはあくまでも通知書自体は出して、その後で業者を選定して、具体的に行くときには恐らく、恐らくと言うか、相手方に通知をしないままにこちらが行くこともあると、しなければならないと思っております。  以上でございます。 110 中野委員 建設業の監督行政庁が長崎県であるならば、長崎県にこの分はお任せすればいいじゃないですか。  だって、私がわからないのは、長崎の資格を取らせるために、2年か3年の決められたときに、きちんと書類を国の申請書に基づいて出すわけでしょう。それを実際、調査ができないと、長崎市の権限じゃないと言うならば、あえて長崎市はこの事業所実態調査をする必要なくて、すべて県にお任せしていいじゃないですか。長崎市がここまでやろうとするならば、長崎は中核市と独自でやっていただいて、県にわざわざこういうふうに通知、監督行政庁の長崎県の方に通知をしなくて、長崎市の判断で指名をとりやめるとかなんかって、そういうできなければ、これやったって意味ないじゃないですか。私はどうもその辺のところはまだ理解ができません。  それと、対象業者への調査票の送付をしたり、業者の調査をするのに、わざわざ前もって教えるというのは、何のためにこんなことをしなくちゃいけないのかと。私はこの辺のところがやる意味がないんじゃないかななんて気がしてなりません。出されたものの中で、そうして自分のところがこれを調査をしててちょっと不満、ちょっとおかしいなと思ったところに調査票を送って回答が来て、それでもまだわかんなかったら行くとかというんなら、そのくらいだったらいいと思うんですが。  何か業者への事前通知して、じゃいつからいつまでおたくの会社に調査に入りますよなんて、そこまでわざわざする必要があるのか。そういうこと考えてみれば、247万9,000円という金は実際的に必要ないんじゃないかな。こんなのわざわざ長崎市が改めてする必要ないんじゃないか。監督官庁である長崎県に任せて、長崎県の方からの通知によって長崎市は行動すればいいんじゃないかなという気が今でも思ってますが、今のご説明ではまだまだよくわからないんですが。  その長崎市に出す申請書、先ほど国の申請書に基づいて、そしてそれは実態じゃないと、何でしたっけ、何とか言われましたね、もう一度そこのところ、長崎市が2年が3年にとるときの、書類を出されて資格審査をするんでしょう、しないの。ただ受け付けるだけですか。そしたら、長崎市が受けてるあれはなんですか。ちょっとその辺がよくわかんないです。 111 中嶋建設管理部長 まず、建設業法の申請がございます。建設業法の申請は1年7カ月間が有効期限でございまして、1年7カ月間ごとに建設業法の申請を県に対して行っております。この建設業法の申請書を、うちの方の有資格者登録申請書としております。こういう意味で、同じ書類を使っております。  そして、先ほど申しましたように、県自体が申請書を受け付けて、県の審査自体は書類で書いてあることの裏の調査はしないままに審査をします。ということは、それは普通、行政の書類自体は、実態調査をしないで書いてあることが正しいということで、うその申請をしないということで受け付けて行う、これが書面審査という言葉で使われておりますが、これは通常の行政手続はほとんどそういう手続きになっております。  したがって、例えば今、私前おりました選管あたりも、本当にそういう人がおるのかという実態の調査をする係というのが昔ございました。そういう意味での審査主義ということの、書面審査主義という言葉を今使ったんですが、そういう意味でございます。  それから、なぜ長崎市がそこまでして、県の情報をもらうようにしたらいいのかというご質問でございますが、許可自体は、都道府県内の業者は県に届けます。あともう一つが、うちの準市内の業者とか、事務所があって全国的に展開している業者は国土交通省の申請になっております。  そういうふうに、業者の中でいろんな申請自体がありまして、そして長崎市に、例えば準市内として届けて本当にそこに書いてあるとおりの人間がおるのかどうか、これは入ってみないと。例えば1年何カ月の間の審査の中で、それが何かのあれでもう一人しかいなかったとか、そういうものございますので、そういうところの調査とか、あるいは本当にそこに行ったら、これは市内の業者も、例えば同族会社とか、そういうものがございます。看板を2枚掲げて、実質的には同じ業者だったと。そういうふうな調査とか、そういうものをひっくるめて調査をしたいと思っておりますので、よろしくご理解のほどをお願いいたします。 112 原野契約課長 不良・不適格業者の実態調査につきましては、ちょっとここ数年来議会からご指摘もありまして、例えばこの前の政治倫理検討特別委員会におきましても、委員さんの方からそういった対応についてご質問をちょうだいした折に、本市では従来書面での調査という方法でやっておりますけども、実態調査という形ではまだいたしておりません。  それで、不良・不適格業者の排除というのは、いわゆる公共工事の入札及び契約の適正化への促進に関する法律の指針の中で、公共工事の適正な施工の確保を図るためには、各県市においてもそういった具体的に実施するということで指針が出ているんですけれども、長崎市におきましては、今までのところ技術力とか施工力を持たない、要するに技術者につきましては、書面で技術者の名簿をいただくんですけれども、それが現にその方がいらっしゃるのかどうかというところがなかなか、部長が先ほどから申しましたように書面での審査をやっております。  そこで、私どもも長崎県がそういうふうな形で、平成16年度から実施するということをお聞きいたしましたので、何とか一緒の形でやっていきたいということで予算計上させてもらったわけでございます。  経緯につきましては、以上でございます。 113 池本委員 これは、特に大体地元の業者を対象にして、透明性、公正性、言っておりますが、今年度の予算を見ても公共工事通しても17%減ですよね。大変だんだんだんだん下がってきてる。そういう中で、大手も含めたところで、例えばプラントなんか、あれなんかもっと簡単に、僕は制限付の公募型のいいのに、ほとんどが指名型になってるわけですね、指名型に。  それから、設計なんかもそうですね、どちらかというと指名型。こういうふうに、ある意味で地場の業者だけを、何かこうある程度公明性、透明性と言ってるけども、もっと金額の大きい、そういうものはどちらかというと指名制になっとるんですね。そこら辺はどうなってるのか、まさしくそこが官製談合と言われてるんですよ、今は。  設計も含めてですね、そこら辺は、例えば、私は、水道、消防、いろいろな部署があります。そういう中で、補正でもいろいろ出ておりましたが、12月の補正ですね。そういうものの中でも、何でこの設計事務所が2回も入らんばいかんとと、そういうことがありますね。  そういうことを含めて、先ほどから諸岡管理監が、一生懸命公明性、透明性をうたっておられますが、そこら辺の整理というか、含めてちょっとこの際お尋ねしておきます。 114 武田入札管理室長 ただいまのご質問いただきました制限付の対象範囲でございますけども、制限付一般競争入札の一番大きなメリットは、参加業者数がある程度確保できるということで、競争性が高いということが一つございます。  そういった中で、当面の制限付の対象範囲といたしまして、市内業者の方が施工できるような一般的な工事でございますけども、こういった工事を当面対象といたしまして、できるだけ業者数を確保したいというところで、そこら辺からスタートをいたしております。  それでは、ご質問の中にありましたプラント工事等につきましては、市内業者で施工できないような特殊な工事というようなものが多うございますので、そこら辺につきましては、現時点では対象から外しております。ただ、将来的には、そこら辺まで順次取り込んでいきたいということで考えております。  それから、設計業務につきましても、当面制限付の対象を建設工事ということにいたしておりまして、業務委託につきましては、また一つ先の検討事項ということで考えております。
     以上でございます。 115 池本委員 まさしく、そこがあなたたちが官製談合を築く基礎をつくってるわけですよ。よその都市では、例えば設計を例とすれば、どれくらいのボリュームであれば、どういうスタッフがおって、どういう経験があって、そしてその金額のボリュームを経験を何件したとか、どういう工種の設計をしたとか実績したとか、そういうセレクションをしていけば、おのずと限られてくるわけですよ。  そういう中ですれば、何も特定のある程度片寄るような、そういう設計事務所になることもないし、ましてプラントなんかもこういう工種でこういう実績をしたと、そういうのをどうかと。だから、従来のよく言われる、重電7社とか、プラント何とか、ほとんど毎年のように談合談合と言われてるですたい。  私は、そういう噂のあるところからまず徹底的にやるべきでしょう。全然そういうふうなことする、全く非常に地元の経済に影響のある、地元の業者の対象になるばっかりで、これはあなたたちの政治姿勢そのものを問われるよ。このやり方しよけば。  私は、この際、こういうふうなある意味では、こうした公平な入札の見直しをやろうというなら、もっとまずは大きなものからしていかんばいかん。弱者いじめのこういうやり方はないと思うよ。この際、もう一回管理部長、そこら辺の見解を今後どういうふうにしていくか、そういうこと含めて答弁いただきたい。 116 中嶋建設管理部長 先ほど、予算の私どもの提出資料の中でご説明申し上げましたように、制限付競争入札を手作業から電算処理に移行する場合において、順序といたしまして、まず工事からやってみようと。工事が件数が多いもんですから、まず工事のそれぞれAクラスを半分、Bクラスを半分。それから、将来的には業務委託、設計等々の業務委託、あるいは一般的な保守点検の業務委託をやってみようと思っております。  何せ初めて市内ですることですので、一番モデルケースとしては横須賀でございますが、横須賀においても当初は工事をまずやった後、来年度から業務委託に入るということでございます。  まず、こういう初めてすることでございますので、間違いあったらならないということで、そういう方法でやろうと思っています。工事が済んだ後には、ぜひ業務委託についてもやるような方向で現在は考えております。  以上でございます。 117 池本委員 業務委託と違うんですよ、私が言うのは。現実にプラントなんかも業務委託じゃないんですね、工事なんです、あくまでも工事なんですこれは。それとか、これからPFIも長崎市で取り入れようとしてますよね。他都市においては、例えばPFIを取り入れる業者を選考するまでの過程において、こういう基準で、こういう手続きの中で業者を決定しましたということを明確にそういう手続きの中でしながら、そうした業者の公募をして、そして決定をしていくと、そういうふうなことをなされてるわけですね。  そういうことも、私はこの際そういうのもやはり建設管理の方で、そういう基準というか、そういうものを含めたところのものは、やはり持っとくべきだろうと思うし、プロポーザルの決定においても、例えばこれを第三者機関を入れてこういう形の中で、例えばプロポーザルのそうしたいろいろな形のものを決定する場合は、そういうシステムを皆さん構築しとるわけですよ。  どこのどこでだれがどう決めたかわからんようなプロポーザルの決定であってはならんし、そういうことを含めて、やはり今後、私はこれはただ単なる公共工事の入札だけじゃなくして、やはり市から発注されるそれぞれの工事なり、そういうものの契約の決定と過程についても、やはりこの際示すべきじゃないか、検討すべきじゃないかなと思いますが、所見があれば賜っておきたいと思います。 118 中嶋建設管理部長 PFIにつきましては、一応PFIを進める上で内部の組織をつくって、PFIの所管は企画が所管になって、それぞれの事業課から一定のルールにのっとって審査をしながら実現するように今現在なっております。  それから、プロポーザルの件につきましても、一定所管の方が検討しながら、その場合、建設管理部も一定そういう考え方の中で参画しながらやるようにしておりますので、こういう方法で今後ともやりたいと思っております。  以上でございます。 119 毎熊副委員長 最後に1点お尋ねいたします。  今、各委員からいろいろなご質問がありましたけど、まず、事業所実態調査についてお尋ねしますけど、これは、要するに調査はするけど、結局何の指導力もないと、指導力はあっても権限はないわけですよね。だから、調査をした後で、例えばその企業が「いやここら辺は訂正しますから従来どおりお願いしますよ」と、ついついそういうふうな流れになっていくだろうと私は予測します。  というのは、皆さんが一番わかってるんです、各事業部が今まで工事をこの何十年発注してきてるでしょう。その企業がどういう仕事をしたか、どういう技術者を持ってるか、そして仕事に対する地区住民との対応とか、そういうものは皆さん全部知っとるはずです、皆さんが一番わかってるはずですよ。各所管部局に聞けば、担当者の方が、そこの仕事、会社の実態は一番わかってるはずなんですよ。それでチェックするのが一番早いじゃないですか、わざわざこういうことして。  それですれば、自分たちのところでなぜそういう判断基準をしたか、判断基準を示してくれと言われるから、やっぱり警察OBを含めたところで、一部外部的なものを入れてすることによって、役所に対する風当たりが少なくなるんじゃないかなと、こう考えておられるんじゃないかと私は勝手に予測するんですけど。  ただ、しかし、これも事前に通告したりなんかすれば、何の調査の効果というのが、僕はほとんど望めないと思うし、だからそういうなら、各所管部局にきちんと各企業の、こういう企業について皆さんどうかということは、庁内で調べれば一番的確なことがわかるしですよ、実際仕事をやられた経緯があるんですから。それを調べようとせずに、こういう単にとってつけたような事業所実態調査で、本当にですね、僕はその企業の経営者が今、本当に1年間の仕事の、うちは今年はどれくらいの仕事ができるだろうか、そういうのが全く把握できないような状態に陥っていっている。  そして、先ほど板坂委員からも出ましたけど、指名競争入札から制限付一般競争入札に本当に移行してもらいたいと。というのは、皆さんがどういう指名基準で、うちの企業を指名をしてくれてるんだろうかと、その指名の基準そのものが一つだけわかってるのが手持ち工事を持ってると、だから外れたと、それだけはっきり企業も、ほとんどの企業はそれだけわかっておられるわけですよ。あとの指名基準というのは全くわからない。  そして、どういう手法でとか、いろんな範囲とかなんかあるけど、そういうことが全くまだまだ全然、それこそ透明性、公正性という部分が理解をされてないわけです業界の方々が。だから、非常に疑問が残ってるわけなんですよ。さっき諸岡理事は十分自信がと言われましたけど、指名を受ける方が理解できずにおって、それがどうあるもんかと思うんですよね。  だから、そういうことよりも、こういう実態調査よりも、僕は皆さんにこの制限付一般競争入札のこの制限をどの制限の枠があるか、制限をつけるとすれば、本当に透明性、公平性があるというならば、この制限の条件を各業界がきちんとわかるように、企業の経営者がこういう条件でうちは外されたんだなと、うちは入ったんだなと。この条件の中身をきちんと精査していくのが、こんな実態調査は、先ほど中野委員からの質問の中でも、国、県のペーパーを今までずっとチェックしてただけですと。それをまた再度やったところで、そう大して効果は僕は出てこないと思うんですよ。  だから、庁内にきちんと仕事の実態、そしてあと一つは制限という部分を本当に長崎市の企業の経営者が、こういう制限でということがわかりさえすれば一番透明性、公正性があると思いますけど、所見があれば。 120 中嶋建設管理部長 まず、不適格業者の排除の件でございますが、不適格業者の排除をする、この業務についてが行政指導の範囲内だということであって、その実態として、例えば虚偽の申請をしていたとか、実際5名技術者がおるのに、実際は3人しか雇用してなかったとか。これがわかった時点では、指名停止要綱というのがございまして、この中で虚偽の申請をしたときには、指名停止何カ月というのが具体的にあっておりますので、こっちの方で指名停止にしようとか。著しい場合は、これは建設業法の違反になる場合には、県と連絡をとりながら、登録の抹消とか、そういうものも具体的にはできる場合もございます。  それから、指名の方法は、確かに言われるようにもう一つ具体性を、指名につきましても入契法の中で、指名する方法について明らかにするようになっております。これをもう少し、来年度からは具体的な明らかな方法をとれないのかというのも現在検討しておりますので、今ご指摘を受けた件につきましては、再度平成16年度からどういう形でできるのかというのもあわせて検討をしながらやりたいと思います。  以上でございます。 121 田村委員長 ほかにありませんか。それでは、質疑を終結します。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後1時46分=           =再開 午後1時50分= 122 田村委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第2項道路橋りょう費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 123 溝口道路公園部長 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち、道路公園部所管についてご説明いたします。  予算に関する説明書210ページから213ページでございます。  道路公園部所管分の予算総額は41億3,484万8,000円で、前年度に比べまして3億8,180万5,000円の増となっております。これは、主に第3目の道路橋りょう新設改良費の増などによるものでございます。  各目の予算内容の詳細につきましては、道路公園総務課長の方から説明させていただきます。 124 松尾道路公園総務課長 それでは、予算に関する説明書210ページから211ページをごらんいただきたいと思います。  第1目道路橋りょう総務費でございますが、予算総額8億7,406万円のうち、道路公園部所管は、説明欄1.職員給与費を除いた1億1,249万8,000円で、前年度に比べまして1,106万円の増となっております。これは、説明欄2.道路管理費におきまして、市道敷地内私有地整理事業に係る委託料などの増によるものでございます。  続きまして、第2目道路橋りょう維持費でございますが、予算総額6億8,135万円のうち、道路公園部所管は6億6,635万円で、前年度に対し4,734万5,000円の増となっております。これは、説明欄4.生活道路環境改善費におきまして、市道、里道等を良好に保つため維持補修費を前年度に比べまして4,602万円増額したことによるものなどでございます。  なお、生活道路である市道の調書、それに維持補修状況、及び自治会施行の実施状況、さらに街路灯新設設置状況につきましては、お手元の委員会資料9ページから11ページに記載しておるところでございます。  次に、予算説明書212ページから213ページをお開きいただきたいと思います。  第3目道路橋りょう新設改良費でございますが、予算額は31億8,600万円で、前年度に対し3億6,340万円の増となっております。  その主な内容といたしまして、まず、説明欄1と2、これは道路新設改良事業費の補助と単独分でございますが、合わせて1億6,600万円の減となっております。これは、三原町浜平町線の事業変更及び上戸石町戸石町線の完了に伴う1億8,000万円の減などによるものでございます。  次に、説明欄3.(単独)緊急地方道路整備事業費におきまして、1億2,500万円の増となっておりますが、これは銅座町新地町1号線及び出島町2号線の電線類地中化事業費の増、また新たに出島町籠町1号線を施行することなどによるものでございます。  続きまして、説明欄4.(単独)地方特定道路整備事業費におきましては、1億7,000万円の増となっております。これは、前年度路線の進捗状況を勘案し、対象路線の事業費が増となったことによるものでございます。  続きまして、説明欄5.(単独)臨時地方道整備事業費におきまして、4億4,960万円の減となっておりますが、これは片淵鳴滝線及び片淵近隣公園への取り付け道路に係る事業が完了したことなどによるものでございます。  説明欄8.(単独)自然災害防止事業費につきましては、前年度と同額の8,000万円を計上いたしております。  続きまして、第4目交通安全施設費でございますが、予算額は1億7,000万円で、前年度に対し4,000万円の減となっております。これは説明欄1及び2が、愛宕飯香浦町線の補助及び単独分の道路整備事業費となっておりますけれども、当該路線の事業費の減少によるものでございます。  続きまして、予算説明書322ページから323ページをお開きいただきたいと思います。  下から5行目でございます。債務負担行為の設定をお願いいたしております。  臨時地方道整備事業費におきまして、平成16年度設定の債務負担行為として、平成17年度に2億5,000万円を支出する予定でございます。これは市道の改良等、市民の要望に早急に対応し、あわせて工事の平準化を図ろうとするものでございます。  なお、主要路線の進捗状況等につきましては、委員会資料の12ページから13ページに記載しております。  事業内容の詳細につきましては、それぞれ担当の課長の方から説明をさせていただきます。  以上でございます。 125 池田道路維持課長 道路公園部提出資料に基づきまして、道路維持課分についてご説明を差し上げたいと思います。  道路公園部提出資料の10ページをお開きいただきたいと思います。  ここでは、市道の維持補修及び自治会施行の実施状況を掲載いたしております。  左の欄は市道の維持補修に係るもので、市民や地元自治会などからの要望を受けて実施したもので、比較的小規模な路面補修、側溝補修、手すりの設置などを行っております。  直営欄につきましては、東部と北部に現場事務所がございますので、そこで施行したもので、1月31日現在の件数といたしましては4,088件となっております。また、ちょっと規模が大きいものについては請負工事として出しておりますが250件で、合計で4,338件を実施しているとこでございます。  一方、右の欄は自治会施行の状況でございます。自治会施行は、里道など不特定多数の人が利用し、地元の協力が得られるものについて自治会からの要望を受けて実施するもので、一番下の欄でございますが、市内789自治会のうち350自治会から要望を受けております。645件の要望件数に対しまして517件実施したところでございますが、3月末になりますと、もう少しふえるものというふうに考えております。  次に、11ページをごらんいただきたいと思います。  近年の街路灯の申請数と設置数を掲載いたしております。平成16年度は、街路灯の新設事業費として1,000万円をお願いしておりますが、今回は210基程度設置したいというふうに考えております。  それから、道路公園部提出資料の29ページをお開きいただきたいと思います。  道路公園部提出資料の29ページにおきましては、臨時地方道整備事業のうち、道路維持課が実施する比較的規模が大きな舗装工事や側溝工事などの予定箇所を掲載しております。  また、31ページにつきましては、自然災害防止事業として実施する箇所等を掲載いたしております。臨時地方道整備事業、自然災害防止事業とも、緊急に整備が必要なものも年度途中で出てまいりますので、事業箇所を変更する場合もございますが、その点ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。  続きまして、第3目道路橋りょう新設改良費のうち、銅座町新地町1号線、出島町2号線及び出島町籠町1号線につきまして、プロジェクターによりご説明をさしあげたいと思います。     〔プロジェクターによる説明〕 126 池田道路維持課長 提出資料でいきますと23ページからでございます。  電線類地中化事業でございますが、本市におきましては、道路交通の円滑化、都市景観の向上を図ることを目的に、昭和61年度より都心部を中心に電線類の地中化に取り組んでいるところでございます。  前面に図面を張っておりますが、整備済み箇所につきましては、現在までに9路線、5,700メートルを整備しているところでございます。また、国道、県道につきましては、国土交通省、長崎県において、国道34号、202号、206号、それから県道昭和馬町線などで地中化を実施しているところでございます。  さて、市道銅座町新地町1号線ほか2路線につきましては、国指定の史跡和蘭商館跡や新地地区があるなど、観光地区に位置しておりますが、道路沿線は、電力や通信などの架空線が張りめぐらされており、景観が損なわれている状況にございます。  そのようなことから、道路交通の円滑化、都市景観の向上を図るため、また、出島第2期工事と呼応して、本3路線の電線類の地中化を図ろうとするものでございます。  まず、銅座町新地町1号線でございますが、ここで書いております黒く塗ってあるところがその対象区域でございます。  図面の一番左側が中央橋でございます。それから、長久橋がございまして、十八銀行本店がございまして、銅座川がありまして、長崎バスターミナルが一番右側の方に見えてるかと思います。市道銅座町新地町1号線の電線地中化につきましては、中央橋の付近から十八銀行本店を通りまして長崎バスターミナル前までの区間でございます。  これが中央橋方面から南側を見た部分でございまして、向こう側に見えるのが十八銀行の本店でございます。  これが中間部でございますが、長久橋付近、築町電停付近でございます。  これが、オランダ橋付近でございます。  これが、終点部長崎バスターミナルの方から北側を見た部分でございます。この部分の地中化を図ろうとするものでございます。  平成14年度から平成17年度を予定しておりまして、全体事業費といたしましては4億7,000万円を予定しております。平成16年度におきましては、事業費として8,400万円をお願いしようとするものでございます。  次に、出島町2号線についてご説明いたします。  これが出島町2号線の図面でございまして、赤で区切っておりますのが出島町2号線の地中化をする区域でございます。北側の方に史跡出島和蘭商館跡がございますし、南側につきましてはNIB、あるいはNTT等などが立地してるところでございまして、道路と電車が併用する道路となっている区域間でございます。  これが、国道499号から長崎バスターミナルの方を見た部分でございます。  これが、ちょうど中間部でございまして、左側の方に内外倶楽部が見えるかと思います。  これが、終点部分を逆の方から見た部分でございまして、国道499号側を見たものでございます。  以上、この区間につきまして、電線類の地中化を図ろうとするものでございますが、事業期間といたしましては、今年度、平成15年度から平成16年度を予定しておりまして、全体事業費といたしましては2億7,000万円でございます。今回事業費としてお願いしますのは、平成16年度分といたしまして7,600万円をお願いしようとするものでございます。  次に、出島町籠町1号線についてご説明いたします。  ここでいきますと、ブルーで着色している部分、ブルーで囲っている部分が対象路線でございます。  出島町2号線より分岐したところより、オランダ橋までの間、160メートルを地中化したいというふうに考えております。  これが、出島町2号線と分岐する部分でございまして、内外倶楽部、出島の木が見えてるかと思います。  これが、終点部分がオランダ橋のところになりますが、ここから起点の方に向かって地中化を図ろうというものでございます。  平成15年度から平成17年度を予定しておりますが、全体事業費は7,000万円で、今回は3,500万円をお願いしようとするものでございます。  次に、センターポール化について、あわせてご説明を差し上げたいと思います。  出島町2号線につきましては、先ほどご説明したとおり、センターポール化もあわせて、地中化とあわせて実施するようにしておりまして、ちょっと見づらいんですが、赤で印をつけている部分がセンターポール化のポールが立つ位置でございまして、ここの部分につきましても、地中化とあわせて、地中化をしたとしても電車の軌道の架線が張りめぐらされているのは景観上好ましくありませんので、この部分を地中化しようとするもので、繰り返し言いますが、この赤の部分がおおよそセンターポール化の位置でございます。  これが、センターポール化の大体の概要でございますが、道路幅員が国道202号とか206号に比べるとちょっと幅員も狭いもんですから、一番左側のところに地中化の管路を埋め込みたいと思ってます。それから、真ん中に書いてありますのがセンターポール化でございまして、その下の部分につきましては、センターポール化に係る埋設管等をここに収容しようかというふうに考えておるところでございます。これも同じような格好で平成17年度いっぱいまでには完成したいというふうに思ってます。  説明は以上でございます。 127 円能寺道路建設課長 道路建設課分の主要事業9路線の概要について説明をさせていただきます。  道路建設課提出資料の12ページと13ページ、これに主要事業の進捗状況、それから14ページから22ページでございますが、主要事業の位置図を掲載しております。この提出資料に基づきましてプロジェクターにて順次説明をさせていただきます。     〔プロジェクターによる説明〕
    128 円能寺道路建設課長 初め江平4号線でございますけれども、お手元の資料14ページを拡大したものでございます。  当路線は、三原町浜平町線より分岐をいたしまして、江平地区の市街地を経由しまして江平バス停までを整備するものでございます。  事業メニューといたしましては、国庫補助とそれから地方特定道路整備事業、起債事業でございますけれども、これを組み合わせたものでございます。  事業期間でございますけれども、平成9年から平成18年を予定をしております。全体の延長が1,080メートルございます。幅員が10メートルでございます。平成15年度の事業の進捗率の予定でございますけれど、24%でございます。平成16年度の予定箇所を赤で印をしておりますけれども、これは、主に用地買収、それから建物の補償を予定をしております。平成15年度までの整備済みの部分、黒はございません。平成17年度以降の整備予定箇所でございますけれども、これは用地買収、補償、工事等が対象となります。  これは、江平4号の起点となるところの江平バス停のところでございます。  これが、全体のところでございますけれども、上の方が金比羅山の公園でございます。手前が起点ということで、延長が1,080メートルございます。  次は、中川鳴滝3号線でございます。お手元の資料15ページを拡大したものでございます。この路線につきましては、中川鳴滝地区におけますまちづくりの一環として整備を進めておるものでございます。事業メニューといたしましては、国庫補助事業で整備を進めております。  事業の概要でございますけれども、延長が1,200メートルございます。基本幅員が10メートルございます。事業の施行年度でございますけれども、平成12年から平成22年度を予定をしております。平成15年度末の進捗率の予定ですけれども4%でございます。平成16年度の予定箇所は赤色部分で示しておりますけれども、これも用地買収と建物補償を予定をしております。  これが全体の中川鳴滝線の写真でございますけれども、手前の国道34号、中川2丁目の方が起点となっております。途中県立高校の鳴滝校グラウンドの横を経由いたしまして、最終は片淵中学校の方につなぐ路線でございます。  これは、片淵中学校の方から見たところでございます。真ん中奥の方に鳴滝高校が見えます。これも同じく左手の方が片淵中学校でございます。こちらの方が終点となります。  これが、起点部の方でございます。手前が国道34号でございます。右の方から鳴滝高校の方に向かってまいります。  これは、途中の狭いところでございます。  これが、終点部の片淵中学校につなぐところでございます。  次が、花丘町住吉町線でございます。お手元の資料16ページを拡大したものでございます。当路線は、地区の幹線道路でございまして、バス路線、また通学路でもございます。現況幅員が狭いということから整備をするものでございます。特に、これは都市計画道路の住吉高田郷線の改良に伴い交通量が見込まれるということで、現道の拡幅を行うものでございます。  事業メニューといたしましては、これは補助事業で行うように考えております。事業の起点でございますけれども、これは、住吉高田郷線から分かれまして、昔の外語短大のところでございます。それから、泉町公園の前の延長にして110メートル、幅員を9メートルとして拡幅改良するものでございます。  事業の施行予定でございますけれども、平成16年度から平成18年度を考えております。平成16年度の事業予定は、赤色部分でございますけれども、予定としましては、延長110メートルの用地測量を予定をしております。  これが、左手の手前の下の方が黄色の点線がございますけれども、これが住吉町高田郷線の都市計画街路でございます。ここの方が終点となりまして、起点が109メートル住吉よりの方に下った方になります。この間を拡幅改良するものでございます。  油木町西町線でございます。お手元の提出資料17ページを拡大したものでございます。当路線は小江原地区と、それから西町地区を結ぶ生活道路、緊急道路として、また長崎北校への通学路として整備をするものでございます。  事業メニューにつきましては、緊急地方道路整備事業交付金の交付を受けるものでございます。それと、地方特定道路整備事業を組み合わせて行うものでございます。全体の延長が1,480メートルございます。幅員が10メートルでございます。  事業の期間でございますけれども、平成3年から平成19年度を予定しております。平成15年度末の進捗率の予定でございますけど、70%でございます。  平成16年度の予定箇所は赤色部分でございますけれども、これは主に工事と用地買収を予定しております。それから凡例の黒の部分でございますけれども、西町の長崎大学国際交流センターから約600メートルほど、これは整備済みでございます。用地補償、工事も整備済みということで終わっております。それから、青色部分につきましては、まだ対象工事、一部用地買収と工事が残っているということでございます。  これが、油木町西町線の全体の写真でございます。これは、起点部の油木町の、いわゆる谷間に、県道に接するところでございます。  これは、終点部の左奥の方が長崎大学の国際交流センターでございます。  これは、県道側の油木町西町線の起点の部分になるところの現況の写真でございます。  これが、谷間を見まして盛土したときの完成のイメージ図でございます。  三原町浜平町線、お手元の資料18ページを拡大したものでございます。金比羅公園の西側一帯にかけましての生活道路、防災道路として整備を進めているものでございます。  事業メニューといたしましては、地方特定道路整備事業、起債事業で予定をしております。平成15年度につきましては、補助事業を当初予定をしておりましたけれども、三原台ニュータウンの開発の規模が縮小されまして、これが補助対象から外れるということで、今回は地方特定道路事業のみということになっております。  なお、この補助事業の最終的な収束の手続きは、今年の秋ごろに、長崎県の公共事業評価委員会にて決定をされる予定でございます。しかし、補助事業は外れますけれども、この路線につきましては、本市の第三次総合計画の30分交通都市圏の重要な路線として位置づけをしておりますので、事業そのものは継続をして進めていくということで考えております。  事業の施行予定でございますけれども、平成2年から平成19年度を予定しております。全体計画が3,220メートル、それから基本幅員が10メートルでございます。平成15年度末の進捗率が61%でございます。平成16年度の事業予定箇所は赤色部分でございまして、浜平側の方の用地買収、工事を予定をしております。  なお、平成15年度までの整備済みにつきましては、三原台ニュータウンにかかわる部分でございまして、約1キロメートル整備が済んでおります。残りの青色部分につきましては、用地補償、工事が残っております。  これが、三原町浜平町線の起点と終点をした部分でございます。終点側が浜平、それから起点の方が三原の県道昭和馬町線につなぐ部分でございます。  これが、起点が、手前の道路が県道でございます昭和馬町線でございます。  途中の完成した区間でございます。  これが、三原台ニュータウンの開発にかかわったところの一番終点のところでございます。  これは、浜平側の方の終点でございまして、こういうことで既に一部土工事をしております。  次は、神ノ島町線でございます。お手元の提出資料19ページを拡大したものでございます。これは、先日の埋め立ての議案でも一部説明しておりますけれども、いわゆる神ノ島教会の下の方から神の島運動公園を結びます延長800メートルでございます。この当区間は非常に現道が狭いということ、それから大型車、緊急自動車が入らないということで、これを整備を図ろうとするものでございます。  この路線につきましては、長崎県の海岸保全事業ふるさと海岸整備事業と本市の道路事業を合併をして行うものでございます。工事そのものは長崎県が施行いたしまして、本市は道路事業の費用の負担をするものでございます。事業メニューといたしましては、地方特定道路整備事業でございます。  施行予定期間でございますけれども、平成13年から平成23年度を予定しております。平成15年度末の進捗率の予定でございますけれども、22%を予定しております。  それから、平成16年度の予定箇所でございますけれど、赤色部分で示しております。左側の突堤の部分でございます。突堤の工事と、それから右側の赤の部分、護岸の工事を予定しております。平成15年度までの整備済みの黒の部分は、突堤工事の部分が85メートルほど終わっております。  これが、神ノ島町線全体を見たところで、神ノ島教会の斜め下の方が起点になります。左側の終点、この奥の方が神ノ島の運動公園の方になります。  こういうことで、非常に道路も狭いということで、波返し等も老朽化してるということでございます。  途中の状況でございますけれども、黄色にかかわる部分までが道路が守備範囲でございます。それから、赤の部分が海岸保全のところでございます。県施行でございます。断面図でございますけれども、県施行と市施行の部分の守備範囲を書いております。黄色の部分が道路事業、長崎市の受け持ちの分、それから橙色の部分が長崎県が受け持つということでございます。  次、虹が丘町西町1号線でございますけれども、お手元の提出資料20ページでございます。  当路線は、市道油木町西町線より分岐をいたしまして、虹が丘までの道路の新設をするものでございます。  事業メニューといたしましては、ふるさとづくり事業でございます。全体の計画1,950メートルでございまして、幅員が10メートルでございます。  事業の予定期間でございますけれども、平成9年から平成22年度を予定をしております。平成16年度の事業予定箇所、赤色の部分でございますけれども、これは用地買収と工事を予定しております。一部平成15年度までの整備済みでございますけれども、これは油木町西町線と分岐するところ、一部工事をかかっております。  これが、虹が丘町西町1号線の全体の現況の写真でございますけれども、起点は虹が丘町、これは道ノ尾病院の先の方になりますけれども、これが起点でございます。終点が、油木町西町線と交錯するところでございます。  これが、起点の方でございますけれども、青色で点々、トンネルということで書いております。トンネルの出口のところのちょうど下の方に道ノ尾病院がございます、起点部でございます。これは、少し拡大したところでございます。道ノ尾病院の先の方がトンネルの出口ということで、起点でございます。  これは、油木町西町線とちょうど分岐するところでございます。こういうことで、一部工事にかかって、虹が丘町西町1号線は一部工事にかかっております。手前が油木町西町線の工事が整備が済んでるところでございます。  出雲17号線でございます。お手元の資料21ページでございます。  当路線は、都市計画道路の小ケ倉蛍茶屋線より分岐をいたしまして、出雲浄水場跡地へ連絡を図るものでございまして、当市街地の居住の環境の整備を図るものでございます。  事業メニューは、ふるさと事業ということで、起債事業でございます。延長が486メートル、幅員が8.75メートルでございます。  事業の施行予定期間が、平成15年から平成17年度を予定しております。平成15年度末の進捗率の予定でございますけれども、17%を予定をしております。平成16年度の事業予定箇所、赤色部分でございます。これは主に用地買収、工事を予定をしております。  これは、全体の概況の写真でございますけど、中ほど上の方に都市計画道路小ケ倉蛍茶屋線が通っております。それから、写真中央に、浄水場跡地でございます。ここに連絡する間、486メートルを整備するものでございます。  これが、都市計画道路の起点部分のところでございます。こういう形で、下の浄水場跡地の方におりてまいります。  これは、終点部分のところでございます。浄水場跡地の終点部分ということでございます。右手の方が浄水場跡地になります。  愛宕飯香浦町線でございます。お手元の資料22ページでございます。  本路線はバス路線でございますが、非常に幅員が狭小ということで、生活道路あるいは通学路として整備を図るものでございます。  事業メニューといたしましては、緊急地方道路整備事業ということで、交付金の交付を受けるものでございます。それと、地方特定道路整備事業をあわせて整備を進めるものでございます。延長が640メートルございます。六本松のバス停、六本松の交差点でございます。ここから飯香浦町方面に進みまして田手原でございますけど、中の谷バス停間、640メートルでございます。  事業の予定年度でございますけど、平成15年から平成19年度を予定をしております。平成16年度の事業予定箇所、赤色部分でございますけれども、用地買収、それから移転補償、それと工事を予定しております。赤色部分でございます。  それから、次に、お手元の提出資料28ページをごらんくださいませ。  道路建設課の施行予定の臨時地方道整備事業施行予定箇所がございます。これについて説明をさせていただきます。  牧島町10号線ほか13路線を計上しておりますが、これはあくまでも予定でございます。変更あるいは追加の可能性があるものでございます。特に、用地買収や、それから移転補償を伴う路線につきましては、最終的な協力をいただけるかどうかの不確定な要素もございますので、あくまでも予定の路線として計上しているものでございます。  資料の説明は以上でございます。 129 佐藤まちづくり部長 予算に関する説明書210ページから211ページの第8款土木費第2項道路橋りょう費第2目道路橋りょう維持費につきましてご説明いたします。  予算額6億8,135万円のうち、まちづくり部に係る予算は説明欄4の生活道路環境改善費4億8,844万6,000円のうち、1,500万円でございます。  この金額は、平成15年度実績を参考に予算計上をしたものでございます。  次に、まちづくり部から提出しております委員会資料の1ページをお開きください。  この生活環境改善費は、アの事業の目的といたしまして、平成14年4月に制定した長崎市斜面市街地の整備促進に関する条例に基づく整備促進区域におきまして、まちづくり協議会等から生活道路等改善要望に速やかに対処し、住環境向上を図ることを目的といたしております。  また、イの事業の対象といたしましては、記載のとおり、まちづくり協議会を経由して要望がなされた箇所とし、項目といたしましては、密集住宅市街地整備促進事業の補助対象外の道路や水路等、また、緊急な地元要望箇所である側溝整備や手すり設置等維持補修的なものや、そのほか環境の改善が図られるものといたしております。  以上でございます。 130 田村委員長 それでは、これより質疑に入ります。 131 陣内委員 道路公園の資料の11ページ、街路灯の新設あるいは設置状況という形で表がございますが、しめて今まで平成15年度末現在で大体何カ所あるのか。それと、単年度の電灯料ですね、それについてお教えいただきたい。  それと、ルクスメーターをつけて明るくなったら切れると、暗くなったらつくというふうな形になってると思うんですが、もう昼間もついてるような箇所が何カ所かあるんです。そういうやつの点検といいますか、そういうのをルクスメーターで自動消灯するようになってるわけでしょうけども、そこら辺の状況をちょっとお聞かせいただきたい。 132 池田道路維持課長 最後の方からお答え差し上げたいと思います。  街路灯につきましては、夜になりまして暗くなった段階で点滅装置がつくことになりますが、少しちょっと表現悪いんですが、ばかになったものがございまして、ちょっと早目につくというところがございます。  それは、例えば家の陰になったりとか、そういうところとか、あるいは周りがガソリンスタンドなんかで電気がこうこうとしてるところについてはつくのがおそくなったりとか、いろいろするわけですが、基本的にはつかないのが一番問題でして、少し早目につく分についてはご了承いただきたいなというふうには思っております。  なお、つかないものについては、原因を究明しまして、地元の方から上がりますので、早急に対応したいというふうに思っております。  それから、街路灯の新設及び設置状況でございますが、11ページに記載のとおりに、平成15年度は379件の要望がございまして、現在設置数といたしましては308件ほど設置できるというふうに思っております。  なお、残りの六、七十件につきましては、30件ほどが正規の基準でいきますとつけたいと思うんですが、予算の関係上で来年度に回したということです。  残りの40件程度につきましては、整備基準に合致しておりませんので、これについてはつけられないということで、地元の自治会の方には逆にご回答をしているところでございます。  それから、街路灯に係る維持管理費でございますが、年々団地開発に伴いまして街路灯の設置数が、私たちがつくる分以上にふえてきてる状況にございます。電気料も、平成15年度では9,900万円ぐらいだったんですが、平成16年度今年度の予算では1億400万円程度になっております。  これは、私どもが二、三百基つける分以外に、旧来団地開発を行ったときに、団地開発の中で街路灯を設置いたしまして、5年間分の電気代はいただいておるわけですが、6年目に差しかかったものについては私どもがお払いしなければいけないものですから、その分が若干ふえてきてるということでございます。  以上でございます。 133 陣内委員 実際に、平成15年度までに灯数、平成15年度末での灯数、全体のそれわかりますか。 134 池田道路維持課長 平成14年度末現在の灯数につきましては、2万8,859灯という形になっております。 135 鶴田委員 先ほどの説明の中での出島町2号線の電線類の地中化の件ですけれども、写真を見せていただいてかなり電線が、写真を見てああこんなに集中しとったのかなと思ったんですが、この地中化の事業、これまでもずっともう数年前からやってきておりますけれども、地域選定の基準ということについてはどのようになってるんですか。  それで今後の計画は、地域はどのように決まってるんですか。それがわかったら教えてください。 136 池田道路維持課長 電線類地中化につきましては、先ほどお示しいたしました市内の地図でお示ししている9路線5,700メートルを長崎市分としてやっておりまして、あと国道、県道をやっております。  一番大きな基準、基準の大きな根本なところは、道路幅員の問題でございます。歩道に地上機器を置く関係上、歩道幅員が2.5メートル以上必要だというのが一番大原則だと思ってます。  その次に、NTTだとか九州電力だとかが、地下埋をするのに維持管理費がかかりますので、地下埋をすることに対して電力需要、あるいはNTTの需要が見込めるかどうか、この2つが一番大きな要素だと私どもは考えております。  それから、3番目といたしましては、景観上地中化することによって大分大きく貢献するというものが3番目ぐらいにくるのかなというふうに思ってます。  一番問題になるのは、道路幅員の問題、歩道幅員があるかどうか、地上機器が置けるかどうか、電力需要があるかどうか、その2点が一番大きいところだというふうに考えております。  それから、今後地中化をするところにつきましては、国が定めます電線類地中化5カ年計画にそれぞれ乗せていかなければならない問題になっておりまして、今回、出島地区3路線以外につきましては、今、県を通じまして国と協議をやってるところでございます。  特に、湊公園周辺、それから附属小学校の付近、それからちょっと個々には覚えてないんですが、あと事業を今やっております歴史文化博物館の入り口の付近、そういうところを今考えておるところでございます。  いずれにしましても、電線類の管理者でございます九電とかNTTとかの協議も必要ですし、国との調整も必要ですので、正式に5カ年計画の中に位置づけられたら、またご公表を差し上げたいというふうに思っております。  以上です。 137 鶴田委員 そうすると、きょう示されたいわゆる場所、出島町2号線のところですけども、これはこのこれまでの5カ年計画の中での最終年度ということで受けとめてよろしいんですかね。  それと、いわゆるNTTあるいは九電との協議をしながら、そして、その道路幅の幅員の問題等が一定の条件が必要だということですけども、この辺はそうすると、NTTとか九電あたりといろんなそういった協議会というようなことを設置をして、そして、この場所の選定というのは当たっていってるわけですかね。そういった協議会的なものがあるんですか。 138 池田道路維持課長 道路公園部提出資料の25ページをちょっとお開きいただきたいんですが、25ページの方に電線類地中化の5カ年計画で実施してきた路線が書いております。
     今、ご指摘のとおり新電線類地中化計画ということで、一番最後の部分に平成11年度から平成15年度、これがちょっと若干平成17年度までかかりますので少し出てまいりますが、松が枝地区を中心に、現在、出島地区までおってきたという状況でございます。  なお、次期の新電線類地中化計画につきましては、先ほど申しましたように県と国と、あるいは電線管理者と一堂に会しまして、路線の選定あるいは問題点等を調整してまいるような会議を別途設けておりますので、その中で決まっていくというふうに考えております。  以上です。 139 陣内委員 出島町2号線の地中化と併設してセンターポール化がありますね。このセンターポール化について、長崎電気軌道の方との調整あるいは補助の基準とか、そういったものをお聞かせいただきたいんですが。  それと、あとどのくらいセンターポール化の計画があるのか、そこら辺を教えていただきたいと思います。 140 池田道路維持課長 出島町2号線の電線類地中化につきましては、長崎電気軌道と十分協議をやりまして、協議が調ったことから着工しようというふうになりまして、平成16年度からやっていきたいというふうに思っております。  なお、センターポール化にかかります電気軌道側の負担につきましては、従来やらなければいけない部分を差っ引きますと、残りの部分については、補助事業として認められるということですので、レールのやりかえの部分だとか、基本的な部分以外は、大部分が補助事業として見込めるというふうに考えております。  センターポール化の状況でございますが、ごらんのとおり、大体センターポール化は終わっておりまして、今、県の方で南の方に向かって駅からずっと進んできておりますが、一部中島川にかかる出島のちょっと北側にあります橋、あのかけかえが考えられてまして、そこと出島を結ぶところが若干おくれてると、今、検討中だということで、これ以外につきましては、一応、電線類地中化事業としては大体終わっているというか、計画としては終わるのかなというふうには思っております。  なお、市の方もセンターポール化いろいろやらなければいけないぐらいのところもございますが、地中化を先に先行した関係上、あるいは道路幅員の問題等があって、やれる分についてはやっていきたいなと思ってます。市の分としては出島町2号線の地中化、それから、県の方では出島の和蘭商館跡の西側の部分の一部が残ってるという状況でございます。 141 田村委員長 ほかにありますか。それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後2時39分=           =再開 午後2時52分= 142 田村委員長 それでは、委員会を再開します。  初めに、委員の皆さんにお諮りしたいと思いますが、本日の審査は第8款土木費第4項港湾費までにとどめて、続きはあす審査することにしたいと思っておりますが、それでよろしいでしょうか。  そのようにさせていただきます。  それでは、第8款土木費第3項河川費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 143 溝口道路公園部長 第8款土木費第3項河川費についてご説明いたします。  予算に関する説明書214ページから215ページをお開きください。  まず、第1目河川総務費でございますが、予算総額1億5,930万1,000円のうち、職員給与費を除いた道路公園部所管分といたしましては、5,927万7,000円で、前年度に対し説明欄2.河川維持管理費などの増に伴い、52万6,000円の増となっております。  続きまして、第2目河川改良費でございますが、予算額2億5,400万円で前年度に対して7,500万円の減となっております。これは、説明欄3.(単独)臨時河川整備事業費において5,000万円の減、説明欄5.(単独)急傾斜地崩壊対策事業費において2,500万円の減によるものでございます。  続きまして、予算説明書の322ページから323ページをお開きください。  下から4行目でございますが、債務負担行為の設定をお願いをしております。  臨時河川等整備事業費において、平成16年度設定の債務負担行為として、平成17年度に3,000万円を支出する予定でございます。  これは、普通河川の改良工事等、市民の要望に早急に対応し、あわせて工事の平準化を図ろうとするものでございます。  なお、主要事業の進捗状況につきましては、委員会資料の32ページに記載しております。事業の内容につきましては、担当課長の方からプロジェクター等で説明させていただきます。 144 松尾河川課長 主な事業につきまして、プロジェクターを使用してご説明をいたします。  なお、位置図等につきまして、お手元の資料33ページ以降に記載しておりますので、ご参照ください。     〔プロジェクターによる説明〕 145 松尾河川課長 まず、国庫補助事業であります都市基盤河川江川川改修事業は、総延長2,530メートルで、昭和56年度から改修工事に着手し、平成15年度までに1,540メートルを施工いたしております。平成15年度末での進捗率は72%でございます。平成16年度の施工箇所は、堂ノ元橋の下流付近で、河川拡幅に伴います橋りょうのかけかえと護岸約20メートルを予定しております。赤で示しておりますところが平成16年度に施工する箇所でございます。この写真は、施工箇所を下流側から撮影したものです。  こちらは、赤で示しているところが平成16年度に施工する部分でございます。  次に、同じく国庫補助事業であります大井手川改修工事事業は、総延長2,150メートルで住宅市街地総合整備事業として平成13年度から行っております。平成15年度までに約460メートルを施工しており、その進捗率は3%でございます。平成16年度の施工箇所は、道ノ尾駅付近を120メートル予定をいたしております。また、用地買収として、県営滑石団地の一部を平成15年度に引き続き590平米を買収する予定であります。  こちらは施工箇所の平面図でございます。黄色の線のところの断面図がこちらで、赤で着色しているところが平成16年度に施工する部分でございます。  内容といたしましては、既存の箇所を掘り下げ、掘り下げた箇所の両護岸を石積みで施工することといたしております。この写真は、施工箇所を上流側より撮影をいたしております。  暗いんですが、ごらんのとおり三面張りで河床はコンクリートで何の変化もないような河川になっておりますが、こういうところを河床を、今年度工事をしております川床が写っておりますから、河川内に車が入っております。そういうことで、こういうところを数カ所、魚などがすむように生息できるような深みなどを設けるようにしております。  この写真は用地買収を行う予定箇所の写真でございます、現況写真でございます。今後、整備をされる予定をされております北陽公園に隣接をする土地でございます。  次に、急傾斜地崩壊対策事業についてご説明申し上げます。  平成16年度は3カ所を予定をいたしております。  まず、木鉢地区についてでございますが、木鉢町2丁目、木鉢双葉園裏の急傾斜地を平成14年度からの継続工事でありまして、平成15年度までの進捗率が81%で、平成16年度での完成を予定をいたしております。  こちらは工事箇所の写真でございます。赤い屋根の建物が木鉢双葉園で、その裏側を施工をいたしております。  続いて、泉3丁目地区につきましては、元外語短大付近の急傾斜地を、平成16年度から平成17年度までの2カ年で施工予定をいたしております。  こちらがその施工箇所の写真でございます。写真見られたように、崖上下とも民家が迫っておるような状況でございます。  続いて、目覚地区につきましては、目覚町交差点付近の急傾斜地を、新規に平成16年度から平成18年度までの3カ年で施工予定であります。  こちらが施工箇所の写真でございまして、先ほどの泉町と同様に、崖上崖下に民家がぎしっと建ち並んでいるような状況の場所でございます。  以上でございます。 146 田村委員長 これより質疑に入ります。 147 板坂委員 急傾斜地なんですが、これは長崎市の土地ですか。 148 松尾河川課長 現在はそれぞれ個人の所有者がおられます。それを工事をするために、提供していただいて、長崎市の土地ということになります。  以上でございます。 149 板坂委員 私の認識間違いかもわかりませんが、あくまでも個人の土地はその所有者がやると、私はそう思っとったんです。というのは、無償で結構ですよ、長崎市にやりますからということであれば、長崎市がやらざるを得んのですか。 150 松尾河川課長 急傾斜地の考え方といいますのが、確かにおっしゃるように個人のものは個人でするのが原則ですよね。  ところが、費用もかなりかかりますし、それでは個人ではなかなか危険な状態を脱するということにはなかなか難しいことがあるから、そこで行政が手を差し伸べようということでお手伝いをして、しかし、その土地は市に寄附していただくという、それと、さらに地元負担はありますよと、その地元負担というのは、それぞれ整備をすることによって恩恵を受ける人がおるわけですから、その人たちと一緒になって負担をしていただく。長崎市の個人の地元の負担が5%程度という形になっております。  以上でございます。 151 板坂委員 そういうことであれば、これたくさん出てくると思いますよ。そういう制度といいますか、そういう方法があるということを市民の皆さんはよく知らんのじゃないですか。  私どもにもよく話が来ます、話が来るんですよ。そこの土地はどこの土地なんですかと、いや実はだれだれさんの土地なんだと。そりゃもう本人がせんとだめですよということで、私どもはけっとるんですよ。議員さんいっぱいおられますけど、私はそういう話はたくさんあると思いますよ。  その判断を長崎市がやって、地元負担といいますか、それは5%で、あと長崎市に全部無償で譲ってくれれば自分たちでやりますよという、そういう僕はあんまり、特にこの長崎の地形で、そういうことをやりよればたくさん出てくると思いますよ。それは申請が出た時点で検討されるんですか、みんな。 152 松尾河川課長 急傾斜地法というものは、災害から国民の生命を保護するために法律ができとるわけですが、長崎市がする事業と、長崎県がする事業と2つに分かれます。  それで、基準がございますので、まず地元からそういう要望がございますと、まず私どもが現地を見に行って、それが急傾斜地対策事業に該当するかどうかを判断をいたしまして、さらに、県市が先ほど言いましたように区轄になりますから、県の長崎土木事務所の方にお願いしまして現地を見に行っていただいて、そこで判断をしてどっちになるかということで進めていきます。  そして、今、各方面から確かにおっしゃるようにたくさんの要望が来てございますが、皆さんの同意をとるのにかなり時間がかかり難しい問題があるし、また、本人さん以外の、要するに所有権以外の権利がかかった分がございますので、そういう方も全部同意をもらわんといかんということから、かなり進むのが難しい部分がございまして、今、長崎市全体で30何カ所か待機をしてる部分がございます。  実際できるのが数が少ないんですが、そういう状況で私どもなるだけ行政の方もお手伝いをして、事業ができるように努力はしておりますが、なかなか同意をもらうということで難しい部分があっております。  以上でございます。 153 板坂委員 そしたら、状況として、申請はたくさんありますと、ただ地元の同意が、地主さんはおられます、地元の同意がとれませんので、申請はたくさんあるんですが、工事施工に至っておりません、そういう施工するという判断に至っておりませんという理解でいいんですか。 154 松尾河川課長 今おっしゃったような状況で現在進んでおります。それで、地元に金融機関なんかなかなか同意をもらえることが難しい部分がありますので、その分については行政もお手伝いをして、地元と一緒になって同意をもらうような働きかけをしております。  以上でございます。 155 陣内委員 江川川の件でですが、堂ノ元橋のところの費用が入っているようですけども、設計費だけですかね。お聞きしたいことは、国道499号との調整をどのように図っておられるかということで、わかれば教えてください。 156 松尾河川課長 江川川の整備をするにおきましては、隣接の国道499号の改良が切っても切れない話の状況の中で、平成16年度に計上いたしております橋りょうの工事も、道路管理者の長崎県と協議を進めながら実施設計をし、今後の方針についても協議を進めながら事業を進めております。  以上でございます。 157 中野委員 住宅市街地総合整備事業の大井手川に係る問題で、昨年から続けて、県営滑石団地のところの用地買収をするということでしょう。今の説明の中で、ちょっと確かめたいんですが、ここで用地買収をして、最終的に公園をつくるとか何とか言われましたね、これはどういう目的なんですか。 158 松尾河川課長 私の説明が悪かったのかしら、公園は公園でまた別につくります。私ども590平米を買うのは河川敷内でございます。 159 中野委員 恐れ入ります、じゃ昨年も買収をしたわけでしょう、平成15年も。それで幾ら買収なさったんですか、すべてこれ。ここは滑石の県営団地の中を通ってる川であって、長崎市としては、この河川の改修にだけつぎ込めばいいと僕は思うんですが、何でそこに公園を、北陽公園建設予定地と書いてあるんですかなと思ったんです。これは河川改修をすると同時に、あわせて公園をつくらなくちゃいけないような、何か条件的なものがあるんですか。 160 松尾河川課長 この滑石地区のこの整備は、住宅市街地総合整備事業という事業を立ち上げまして、住宅団地も含めて河川等の公共施設、河川、道路、公園も含めて整備をしましょうという事業でございまして、国道の改良工事、それから河川の改良、それにあわせて住宅の建て替え、それからそれに伴って北陽公園などの整備も含めた一体的な事業をやろうというのが、補助事業で住宅市街地総合整備事業としてやってる事業の中の河川の部分でございます。 161 溝口道路公園部長 実は、住宅地総合整備事業の中で、県営滑石団地の今度改修が、今、建て替えが始まっております。それに伴いまして、北陽公園をつくりかえると、そして県営住宅の位置を配置計画をやって、今の北陽公園から若干東側にずらすということで、ほぼ面積は同程度の面積で公園の築造をやるということでございます。  これは、都市計画費の5項の中で、この事業費を計上してありますので、そのときに改めてお話をしたいと思っております。具体的な内容につきましてですね。今の中では、委員のご質問の中では、公園についてはつくりかえをやると、それに伴って河川も一緒に用地買収をして、その親水性の高い公園をつくるということでございます。 162 田村委員長 ほかにありませんか。それでは、質疑を終結します。  次に、第8款土木費第4項港湾費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 163 溝口道路公園部長 第8款土木費第4項港湾費についてご説明いたします。  予算に関する説明書216ページから217ページをお開きください。  第8款土木費第4項港湾費第1目港湾管理費の予算総額1,307万8,000円のうち、職員給与を除いた道路公園部所管分といたしましては687万3,000円で、前年度に対し17万1,000円の減となっております。これは、説明欄2.茂木港船客待合所管理費、及び説明欄6.事務費の減によるものでございます。  以上でございます。 164 田村委員長 質疑に入りたいと思います。何かありますか。  ないようでございますので、質疑を終了いたします。  それでは、本日の審査はこの程度にとどめまして、引き続きあすの委員会にて審査することといたします。  あすは、午前10時から開会いたします。  本日の委員会は、これで閉会いたします。           =閉会 午後3時11分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。  平成16年5月27日  建設水道委員長    田村 康子 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...