以上の理由により、
消費税10%への増税は必要と判断するものであります。よって、この陳情を不採択とする
委員長報告に賛成をいたします。
議員皆様方の御賛同をいただきますようお願いを申し上げ、私の討論を終わりとします。
○議長(
白澤富貴子君) 他に
賛成討論はありますか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
お諮りします。報告第4号について、ただいまの
委員長報告どおり不採択とすることに賛成の方は起立願います。
(起 立 多 数)
○議長(
白澤富貴子君) 起立多数。よって、本案は
委員長報告どおり不採択にすることに決しました。
続いて、報告第5号
子ども・障がい者等の
医療費窓口負担無料化を求める県への
意見書の提出を求める陳情についての
委員長報告を求めます。
社会福祉文教常任委員長。
◎
社会福祉文教常任委員長(
勝家尊君) (報告)
○議長(
白澤富貴子君)
委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 質疑なしと認めます。これで
委員長報告を終わります。
これから討論を行います。
反対討論はありますか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君)
賛成討論はありますか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
お諮りします。報告第5号について、ただいまの
委員長報告どおり採択とすることに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
白澤富貴子君)
起立全員。よって、本案は
委員長報告どおり採択とすることに決しました。
続いて、報告第6号
年金積立金の安全かつ効率的な運用に関する
意見書の採択を求める
陳情書についての
委員長報告を求めます。
社会福祉文教常任委員長。
◎
社会福祉文教常任委員長(
勝家尊君) (報告)
○議長(
白澤富貴子君)
委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 質疑なしと認めます。これで
委員長報告を終わります。
これから討論を行います。
反対討論はありますか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君)
賛成討論はありますか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
お諮りします。報告第6号について、ただいまの
委員長報告どおり採択とすることに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
白澤富貴子君)
起立全員。よって、本案は
委員長報告どおり採択とすることに決しました。
続いて、報告第7号 国に対し、
消費税率10%への
増税中止を求める陳情についての
委員長報告を求めます。
総務産業建設常任委員長。
◎
総務産業建設常任委員長(
矢口あかね君) (報告)
○議長(
白澤富貴子君)
委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 質疑なしと認めます。これで
委員長報告を終わります。
これから討論を行います。
反対討論はありますか。
上田議員。
◆12番(
上田治美君)
反対討論を行います。
安倍総理は、
消費税10%への
引き上げを2年半延期すると表明をいたしました。表明に当たって理由をいろいろと述べておりますが、
日本経済の実態を見るならば増税できないのは明らかであります。
消費税増税に頼り続ける政策の失敗は明らかであります。2014年4月に
消費税5%から8%に
引き上げて以来、
個人消費は冷え込みを続けております。
個人消費が2年連続して
マイナスになったのは、戦後初めてのことであります。
個人消費のこの落ち込みに対して、
安倍総理は
国会答弁の中で、予想以上に落ち込み、予想以上に影響が長引いていると答弁せざるを得ませんでした。これほど
日本経済に深刻な影響を与えているわけであります。
麻生財務大臣も8%への増税で、1
世帯当たり18万4,000円、1人当たり8万1,000円の
負担増となっておると答えております。また、同大臣は
記者会見で、
日本経済で一番の問題は国内総生産の6割を占める
個人消費が伸びていない、このことを挙げております。他方で、
アベノミクスの3年半で、大企業は空前の利益を上げる一方で、
実質賃金は5年連続で
マイナスとなっております。結局のところ、大企業と
中小企業、大金持ちと庶民の格差が大きく広がった、格差の是正が今現在大きな社会問題となっているわけであります。
アベノミクスと
消費税増税路線の失敗は明らかであります。
消費税を増税しなければ
社会保障の財源が確保できない、こういう考え方があります、見解もあり。しかし、
社会保障と
消費税をリンクさせる考え方をそろそろ改めようではないか、こういう意見が一方で広がってきております。その主な内容は、税金は所得に応じて応分の負担をするという基本を守ること、行き過ぎた大企業への減税でなく
中小企業と同じ税率に戻すこと、所得が1億円を超えると税率が下がる現状を正して応分の負担をしていただき富裕層の
税逃れを正すことであります。そして、一番大きく問題にされておりますのが、
タックスヘイブンによる
税逃れの問題であります。全体で100兆円とも言われているこの
タックスヘイブンによる
税金逃れ対策は、一刻も放置することはできません。こうした点を改めれば、国の税収もふえ、
消費税増税に頼らなくても
日本経済を再生をすることができる、こういう見解が広がっているわけであります。8%増税の影響は、
日本経済に深刻な影響を与え続けているだけでなく、
アベノミクスで格差が広がっており、10%への
引き上げができる状態ではありません。もし強行するならば、負の影響はさらに広がります。
消費税は先延ばしではなく、きっぱりと中止すべきであります。
消費税10%への
増税中止を求める陳情を不採択とすることに反対を表明して、反対の討論といたします。
○議長(
白澤富貴子君)
賛成討論はありますか。
梨子田議員。
◆4番(
梨子田長生君) 国に対し、
消費税10%の
増税中止を求める陳情については、不採択に賛成の立場で討論を行います。
消費税の目的は、国の財政を健全化するとともに、年金、医療、介護、
子育て支援を初めとする
社会保障制度の維持、強化にあります。将来まで安心できる
社会保障制度を維持、充実させるため、
財源確保という観点から
消費税率の
引き上げはやむを得ないと考えています。
消費税の
引き上げには
増税分は全て
社会保障に向けられ、将来世代への
負担軽減に充てられます。
食料品など
生活必需品には、その他の商品よりも低い税率を適用して
消費者の負担を軽減し、10%の
引き上げと同時に
軽減税率制度も導入されます。よって、
委員会の決定である不採択に賛成します。皆さんの御賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
白澤富貴子君) その他討論はありますか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
お諮りします。報告第7号について、ただいまの
委員長報告どおり不採択とすることに賛成の方は起立願います。
(起 立 多 数)
○議長(
白澤富貴子君) 起立多数。よって、本案は
委員長報告どおり不採択とすることに決しました。
続いて、報告第8号 TPPに関する
情報開示の徹底と持続可能な
農業経営の実現に向けた
農業政策の確立を求める
陳情書についての
委員長報告を求めます。
総務産業建設常任委員長。
◎
総務産業建設常任委員長(
矢口あかね君) (報告)
○議長(
白澤富貴子君)
委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 質疑なしと認めます。これで
委員長報告を終わります。
反対討論はありますか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君)
賛成討論はありますか。
(「なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
お諮りします。報告第8号について、ただいまの
委員長報告どおり採択とすることに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
白澤富貴子君)
起立全員。よって、本案は
委員長報告どおり採択とすることに決しました。
△日程第2
議会運営委員会の閉会中の
所管事務調査について
○議長(
白澤富貴子君) 日程第2
議会運営委員会の閉会中の
所管事務調査についてを議題とします。
議会運営
委員長から、
松川村議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りします。議会運営
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査にすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 異議なしと認めます。よって、議会運営
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
△日程第3
議員派遣の件について
○議長(
白澤富貴子君) 日程第3
議員派遣の件についてを議題とします。
お手元に配付の
議員派遣の件を
事務局に朗読させます。
事務局長。
◎
事務局長(
宮澤大介君)
議員派遣の件
平成28年6月24日
当議会は、地方自治法第100条第13項及び
松川村議会会議規則第127条の規定により、次のとおり議員を派遣するものとする。
1 池田町・
松川村議会議員交流会
(1)目 的 池田町、松川村の議員の意見交換と交流
(2)派遣場所 池田町
(3)期 間 平成28年7月4日
(4)派遣議員 全議員
2 長野県町村議会議員研修会
(1)目 的 議員の職務遂行に必要な知識及び情報を提供し、もって議会の活性化を図り、住民福祉の向上に資する
(2)派遣場所 松本市
(3)期 間 平成28年7月21日
(4)派遣議員 全議員
以上です。
○議長(
白澤富貴子君) 諮りします。お手元に配付の資料のとおり、
議員派遣することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
白澤富貴子君) 異議なしと認めます。よって、お手元に配付の資料のとおり、
議員派遣することに決定しました。
なお、次期
定例会までに急を要する場合は、
松川村議会会議規則第127条の規定により、議長において議員の派遣を決定しますので、申し添えます。
これで付議された日程は全部終了しました。
△日程第5
村長あいさつ
○議長(
白澤富貴子君) 村長挨拶を願います。村長。
◎村長(平林明人君) 閉会に当たりまして、一言御礼の御挨拶をさせていただきます。
6月16日から本日まで9日間にわたり、提出案件、御熱心に御審議をいただきまして、そして全案件とも原案どおりお認めをいただきましたことに感謝を申し上げたいというように思います。
この
定例会、特別に松川村で2人目となります名誉村民の提出をさせていただきました。この件に関しましても、快く皆様の議決をいただいたことに、さらに感謝を申し上げたいというように思います。名誉村民になります黒柳様には、ますます御活躍をいただきまして、そしてまた松川村の名前が世界に知れ渡るようなことになればというように期待をしているところでございます。
また、一般質問でいただきましたそれぞれの御意見につきましては、大変貴重な御意見でありました。この中で特に情報等などについては、今後さらにしっかりと見ていかなければいけないなというように思っております。またぜひ村がおくれているなというようなことがございましたら、お知らせをいただけたらありがたいというように思います。
それから、企業誘致に関しまして、ただいま1社と中身の濃い協議をさせていただいております。できることならば一日も早く皆様に朗報がお届けできたらというように思っているところでありますが、これからも頑張ってまいりたいというように思います。