原村議会 > 2024-06-25 >
令和 6年第 2回定例会−06月25日-付録
令和 6年第 2回定例会−06月25日-05号

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  1. 原村議会 2024-06-25
    令和 6年第 2回定例会−06月25日-05号


    取得元: 原村議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 6年第 2回定例会−06月25日-05号令和 6年第 2回定例会          令和6年第2回原村議会定例会第5日目会議録 1 日  時  令和6年6月25日(火) 2 場  所  原村議会議場 3 出席議員  1番  芳 澤 清 人     2番  半 田   裕         3番  平 出 敏 廣     4番  森 山 岩 光         5番  村 田 俊 広     6番  小 松 志 穂         7番  宮 坂 早 苗     8番  百 瀬 嘉 徳         9番  佐 宗 利 江    10番  中 村 浩 平        11番  松 下 浩 史 4 欠席議員  なし 5 地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席を求めた者は次のとおりである。   村長       牛 山 貴 広    副村長      清 水 秀 敏   教育長      古清水   巌    総務課長     秋 山 雄 飛   住民税務課長会計管理者        企画財政課長   鎌 倉 丈 典            平 出 甲 貴   農林課長     小 池 恒 典    商工観光課長   小 池 典 正   保健福祉課長   伊 藤 宏 文    建設水道課長   清 水 英 夫
      消防室長     小 林 伸 司    子ども課長    百 瀬 則 夫   生涯学習課長   五 味 武 彦 6 職務のため出席した事務局職員   事務局長     清 水   晃    書記       小 松 昌 人 7 本日の日程        1)会議録署名議員の指名        2)議案審議          議案第29号から議案第34号、請願第1号及び陳情第3号から陳情第5号            「委員長報告・質疑・討論・採決」        3)追加議案審議          同意第1号、議案第35号、発委第5号から発委第7号、発議第1号及び発議第2号            「上程・説明・質疑・討論・採決」        4)諸般の報告        5)委員会の閉会中の継続調査 8 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、長から提出された議案は次のとおりである。  1.同意第 1号 原村教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 9 地方自治法第149条第1項の規定により、長から提出された議案は次のとおりである。  1.議案第35号 令和6年原村一般会計補正予算(第4号)について 10 原村議会会議規則第14項の第3項の規定により、委員会から提出された議案は次のとおりである。  1.発委第 5号 訪問介護費引き下げ撤回と、介護報酬引き上げの再改定を早急に行うことを求める意見書案の提出について  2.発委第 6号 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書の提出について  3.発委第 7号 さらなる少人数学級推進と教員増のための教育予算確保を求める意見書案の提出について 11 原村議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により、議員から提出された議案は次のとおりである。  1.発議第 1号 「へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率近隣県並みの水準に戻すこと」を求める意見書案の提出について  2.発議第 2号 国による補充的な指示の慎重な運用を求める意見書案の提出について                            午後 2時00分 開議 ○議長(松下浩史) 皆さん、こんにちは。ただいまの出席議員数は11人であります。定足数に達しておりますので、これより令和6年第2回原村議会定例会第5日目の会議を開きます。  農林課長及び総務課長から、一般質問の答弁について訂正の申出がありましたので、これを許可いたします。小池農林課長。 ◎農林課長(小池恒典) すみません。一般質問の答弁の訂正ということで、お願いします。中村議員より質問のありました通告番号3の2の4、県が作り村に移管された畑かん施設の改修等についてということで、管路について、村と受益者との所有権の境はどこかということで、回答のほうを、管路の所有と維持管理のほうは組合になりますということで答弁したんですが、管路の所有にありましては村になりますので、村に訂正をお願いします。すみませんでした。 ○議長(松下浩史) 秋山総務課長。 ◎総務課長(秋山雄飛) それでは、6月6日の百瀬嘉徳議員の質問に対する答弁につきまして、訂正をお願いしたいと思います。質問事項の2番目、災害時避難所(一次避難所)の増加についての要旨の1番であります、各地区の公民館等への指定状況はという質問に対しまして、答弁としまして、指定避難所として指定されている館は、八ッ手公民館払沢公民館柏木公民館菖蒲沢公民館中新田公民館南原公民館やつがね公民館上里公民館の8施設とお答えしましたが、正しくは、今の8施設に大久保公民館を加えて9施設でありましたので、訂正をさせていただきます。申し訳ございませんでした。以上です。 △1 会議録署名議員の指名 ○議長(松下浩史) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は会議規則第127条の規定により、8番百瀬嘉徳議員、9番佐宗利江議員、10番中村浩平議員を指名します。 △2 議案審議 ○議長(松下浩史) 日程第2 議案審議を行います。  議案第29号から議案第34号、請願第1号及び陳情第3号から陳情第5号を議題とします。  付託案件について、委員長の報告を求めます。  まず、社会文教常任委員長の報告を求めます。平出委員長。 ◎社会文教常任委員長(平出敏廣) お願いいたします。令和6年6月25日、原村議会議長、松下浩史様。社会文教常任委員会委員長、平出敏廣。令和6年第2回原村議会定例会委員会審査報告書。本委員会に付託された案件を審査し、下記のとおり決定したので、原村議会会議規則第77条の規定により報告します。  (以下委員長報告朗読) ○議長(松下浩史) 議案第33号 令和6年度原村国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。村田議員。 ◆5番(村田俊広) 反対の討論をいたします。そもそもマイナンバーカードと保険証を統合することに反対であります。紙の保険証を廃止することを進める施策には、反対いたします。  この案によって、資格証の発行が可能になるということですけれども、資格証の発送に、これまで普通郵便で送られていた保険証に加えて特定郵便を利用するとプラス160円になるということであります。ますます国の紙の保険証廃止が無駄な施策であることが明らかになってきていると思います。この補正案に反対するとともに、紙の保険証の存続を強く求めて、討論を終わります。 ○議長(松下浩史) そのほか討論はありますか。宮坂議員。 ◆7番(宮坂早苗) 賛成の立場で討論をいたします。既にマイナンバーカードは、村の中では人口比73%の取得率となっております。また、国保の保険者も59%という取得率であります。このシステム改修の中には資格確認書発行システム改修も含まれており、この資格確認書が発行されないと困る方も多くなるのではないかということは予想できます。よって、この議案第33号の補正予算に賛成をいたします。 ○議長(松下浩史) そのほか討論はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより議案第33号 令和6年度原村国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (多数起立) ○議長(松下浩史) 起立多数です。よって、議案第33号 令和6年度原村国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第34号 令和6年度原村水道事業会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより議案第34号 令和6年度原村水道事業会計補正予算(第1号)についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第34号 令和6年度原村水道事業会計補正予算(第1号)については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、請願第1号 訪問介護費引き下げ撤回と、介護報酬引き上げの再改定を早急に行うことを求める請願書の質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより請願第1号 訪問介護費引き下げ撤回と、介護報酬引き上げの再改定を早急に行うことを求める請願書を採決します。  お諮りします。この請願に対する委員長の報告は、採択です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、請願第1号 訪問介護費引き下げ撤回と、介護報酬引き上げの再改定を早急に行うことを求める請願書は、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。  次に、陳情第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める陳情書の質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより陳情第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める陳情書を採決します。  お諮りします。この陳情に対する委員長の報告は、採択です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、陳情第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める陳情書は、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。  次に、陳情第4号 さらなる少人数学級推進と教員増のための教育予算確保を求める陳情書の質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより陳情第4号 さらなる少人数学級推進と教員増のための教育予算確保を求める陳情書を採決します。  お諮りします。この陳情に対する委員長の報告は、採択です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、陳情第4号 さらなる少人数学級推進と教員増のための教育予算確保を求める陳情書は、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。  次に、陳情第5号 「へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率近隣県並みの水準に戻すこと」を長野県知事に求める陳情書の質疑を行います。質疑はありませんか。
     (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。まず、この陳情を採択することに反対者の発言を許します。中村議員。 ◆10番(中村浩平) 反対討論をいたします。まず、本村の区域がここに書かれている僻地に該当しないことを、ここにいる全員の方が正しく認識をお願いいたします。その上で、今回の陳情は、本村と独立した団体の給与の一部である手当額に関する内容です。  この2点を正しく認識した上で、議員のバイブルとも言われている全国町村議会議長会が編集し発行されている議員必携には、陳情、請願についてこうあります。読みます。町村行政なり議会の権限に属しない事項に係るものは、不採択とするほかないとあります。まさにこのとおりで、これ以上は説明する必要はないと思います。以上で、反対討論を終えます。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。小松議員。 ◆6番(小松志穂) 賛成の立場から討論いたします。県内公立小中学校の教員の欠員は、5月1日時点で36人と、統計開始以降過去最多であるとの報道がされております。近隣県や民間企業への人材の流出も生じているという実情もあり、本陳情で求められているような教員の労働条件の整備は不可欠であると考えます。  当村は僻地該当ではありませんが、県の教員不足がこのまま続いたり、より悪化するようなこととなれば、当村への教員配置にも影響が出る可能性は否めません。よって、本件に賛成いたします。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに反対者の発言を許します。反対討論はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。討論はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより陳情第5号 「へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率近隣県並みの水準に戻すこと」を長野県知事に求める陳情書を採決します。  この採決は、起立によって行います。この陳情に対する委員長の報告は、採択です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (多数起立) ○議長(松下浩史) 起立多数です。よって、陳情第5号 「へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率近隣県並みの水準に戻すこと」を長野県知事に求める陳情書は、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。  次に、総務産業常任委員長の報告を求めます。百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) それでは、お願いします。令和6年6月25日、原村議会議長、松下浩史様。総務産業常任委員長、百瀬嘉徳。令和6年第2回原村議会定例会委員会審査報告書。本委員会に付託された案件につき、審査の結果下記のとおり決定したので、原村議会会議規則第77条の規定により報告します。  (以下委員長報告朗読) ○議長(松下浩史) 議案第29号 原村行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより議案第29号 原村行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第29号 原村行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第30号 原村企業版ふるさと納税基金条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり)  議長 これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより議案第30号 原村企業版ふるさと納税基金条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第30号 原村企業版ふるさと納税基金条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第31号 原村レストハウス樅の木荘条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) 質疑の前に、答弁は委員長の私見を入れないようにお願いします。  そこでお聞きしますが、まずこの後我々は表決するわけですが、一番大事な部分を聞きます。それは、なぜ執行部がこの案を出すに至ったかです。今回、議会から資料請求していますが、その経緯を記録した公文書はないとの回答があり、大変驚いています。執行部は、会議や打合せをしたら必ず参加者等を記載した複名書を作らないといけないことになっております。  そこでお聞きしますが、この案は一体誰から出てきた話ですか。指定管理者ですか、村長ですか、それとも職員の発案ですか。答弁をお願いします。 ○議長(松下浩史) 百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) この条例改正案につきましては、村長から(同日「指定管理者のほうから」の訂正あり)出されたものであります。それを議会で審査しました。 ○議長(松下浩史) 暫時休憩します。                            午後 2時36分 休憩                            午後 2時37分 再開 ○議長(松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) それでは、訂正をお願いしたいと思います。そういったこの金額的に出てきたものは指定管理者のほうということで、出どころといいますか、出どころはそういうことであります。  付け足します。指定管理者から出てきたものを村長がまとめて、提出したということです。 ○議長(松下浩史) そのほか、質疑はありますか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) 条例案の内容を聞いているわけじゃないんです。どういう経過でこの話が出てきたかということで、では、最初の話があった指定管理者のほうからまず話があったと。分かりました。  二つ目の質問をしますが、新館の例でちょっとお話しします。宿泊料は、今回ゼロ円から10万円の間だったら、あとは指定管理者にお任せしますという内容になっているんですけれども、このような条例はちょっと私聞いたことがないんですが、同じような宿泊施設を持つ他市町村の条例はどんなふうになっていましたか。当然調べたと思いますので、答弁をお願いします。 ○議長(松下浩史) 暫時休憩します。                            午後 2時39分 休憩                            午後 2時39分 再開 ○議長(松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) 他市町村の条例については、委員会では調査しませんでした。 ○議長(松下浩史) そのほか、質疑はありますか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) あの部屋の広さで、あの眺望で1人1泊10万円の上限は、あまりにも法外な宿泊料だと思います。一体どこからこの金額は算出されたものですか。答弁願います。 ○議長(松下浩史) 暫時休憩します。                            午後 2時40分 休憩                            午後 2時41分 再開 ○議長(松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) お答えします。この金額につきましては、いろいろな宿泊プラン等を加味して、総合的な判断で出てきた数字ということで聞いております。以上です。 ○議長(松下浩史) そのほか質疑はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) 反対討論をします。大きく2点あります。1点目として、まずほかの近隣の宿泊施設の状況を注視し、宿泊料を定期的に見直すことは、とても大切なことであると考えています。しかし、この条例案を見ますと、例えば10畳の部屋です。1人当たりの宿泊料は、ゼロ円から10万円とあります。なので、金額については指定管理者が決め、村長はそれを承認するかしないかのどちらかしかを選ぶことしかできません。  皆さんよく御存じのとおり、税金の税率もそうですが、公共施設の使用料は議会が議決しなければなりません。議会が議決することで、結果的に住民みんなで決めたことになるからです。しかし、この案では、議会による指定管理者並びに村長への白紙委任です。実際、今より料金が上がるのか下がるのか、議員の皆さんは誰一人分からないではありませんか。表決する議員でさえ宿泊料が一体幾らになるのか分からない、そんな無責任な案を認めるわけにはまいりません。  2点目として、樅の木荘の現在の宿泊料は、過去に議会で議決されたものですので、結果としては住民がみんなで決めたことになっています。今回の指定管理者は、この料金を十分把握した上で名のりを上げ、800万円を村からもらえば運営できるとプロポーザルをし、村と協定書を交わしたわけです。なのに、スタートしたらすぐに宿泊料を上げるように村に打診し、執行部はそれを受け入れ、その複名書や内部で話し合った記録を全く残さず今回の案を出してくる。はっきり言いますが、住民をばかにしていませんか。こんな筋の通らない話はありません。  以上から、私は住民に説明責任を果たすことができませんので、本案に反対いたします。 ○議長(松下浩史) 次に、賛成者の発言を許します。討論はありませんか。芳澤議員。 ◆1番(芳澤清人) 賛成の立場で討論したいと思います。これはあくまでも上限であって、必ずしも10万円にということではない、そういうことで理解しております。今回の上限を決めて、その中で体験プランだとかいろんなプランを努力しながら適正な価格を決めたいということです。その価格については、樅の木荘と村長と協議して、村長が承認して料金を決めると。これは、この条例に掲げてあります。よって、議会がそれを議決しなくてもいいと、そのように理解しております。よって、賛成討論といたします。 ○議長(松下浩史) 次に、反対者の発言を許します。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、賛成者の発言を許します。討論はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより議案第31号 原村レストハウス樅の木荘条例の一部を改正する条例についてを採決します。  この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (多数起立) ○議長(松下浩史) 起立多数です。よって、議案第31号 原村レストハウス樅の木荘条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、一般会計予算特別委員長の報告を求めます。村田委員長。 ◎一般会計予算特別委員長(村田俊広) 報告いたします。令和6年6月25日、原村議会議長、松下浩史様。一般会計予算特別委員会委員長、村田俊広。令和6年度第2回原村議会定例会委員会審査報告書。本委員会に付託された案件につき、審査の結果下記のとおり決定したので、原村議会会議規則第77条の規定により報告します。  (以下委員長報告朗読) ○議長(松下浩史) 議案第32号 令和6年度原村一般会計補正予算(第3号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより議案第32号 令和6年度原村一般会計補正予算(第3号)についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
     (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第32号 令和6年度原村一般会計補正予算(第3号)については、委員長の報告のとおり可決されました。  この際、暫時休憩します。再開は午後3時10分とします。                            午後 2時54分 休憩                            午後 3時10分 再開 ○議長(松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  村長、委員会及び議員から議案が提出されましたので、お手元に配付してあります。提出議案は、村長提出2件、委員会提出3件及び議員提出2件です。  ここで、6月21日、議会運営委員会を開催し、追加議案の取扱いについて協議していますので、議会運営委員長の報告を求めます。半田委員長。 ◎議会運営委員長(半田裕) 報告いたします。6月21日に議会運営委員会を開催し、本日の追加議案について協議しましたので、報告します。  本日の追加議案は、村長提出2件、委員会提出3件、議員提出2件の計7件です。委員会付託を省略し、本日直ちに本会議で審議を行いたいと思います。以上です。 △3 追加議案審議 ○議長(松下浩史) 追加議案については、議会運営委員長報告のとおりこれを日程に追加し、議題にしたいと思います。御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。追加議案を日程に追加し議題とすることに決定しました。  日程第3 これより追加議案を審議します。  同意第1号 原村教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。牛山村長。 ◎村長(牛山貴広) 同意第1号 原村教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて。  現在の委員であります須藤陽子氏の任期満了に伴い、下記の者を原村教育委員会委員に任命したいから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求める。                    記  住  所 原村18370番地  氏  名 日達 博文  生年月日 昭和31年2月9日  令和6年6月25日提出、原村長牛山貴広。  なお、任期は令和6年7月23日から4年間です。以上よろしくお願いいたします。 ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより同意第1号 原村教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。  お諮りします。本案はこれに同意することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、同意第1号 原村教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに決定しました。  次に、議案第35号 令和6年度原村一般会計補正予算(第4号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) それでは、私のほうから議案第35号について、提案説明をさせていただきます。令和6年度原村一般会計補正予算(第4号)について。  (以下提案理由説明) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。初めに、歳入についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、歳出についての質疑を行います。質疑はありませんか。小松議員。 ◆6番(小松志穂) お願いします。保健体育費、総務費のスポーツ普及事業費の減額の部分について、確認をさせていただきたいです。63万3,000円の減額ということで、当初予算の説明では、教員の先生方にまずお願いするという趣旨の説明であったかと思います。富士見町と協議中ということで、まだ具体的な部分はないかと思いますが、現時点で、当初予定が4部活4名分という想定であったと認識しておりますが、1部活分は残っているというところで、どの部活が対象となっているのかという確認と、また今後指導員の残りの期間分については予算継続されていると思うんですけれども、今後の指導員の対象の想定と確保の見込みについてはどうなっているか、教えてください。 ○議長(松下浩史) 古清水教育長。 ◎教育長(古清水巌) お願いいたします。部活動のほうでございますけれども、指導員ということで、今、陸上のほうに先生入っていただいております。その方につきましては、陸上というところの職務に加えまして、地域的なコーディネーターという立場としてもお願いしているというような状況でございます。そのほかの部活動につきましては、まだ十分な形で指導者が見込めていないような状況ではございますけれども、周知をさせていただく中で考えていきたいという、そんな段階でございます。以上でございます。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑はありますか。芳澤議員。 ◆1番(芳澤清人) 中学校の部活移行について、今、副村長から説明がありました。部活動地域移行協議会を構成するメンバーですが、スポーツ団体、文化団体の代表、それから学校関係、保護者関係、村、その他教育委員会というようなことなんですが、私の認識だと、いわゆる学校関係は先生、保護者関係はPTA、村関係はスポーツ協会、その他スポーツクラブ等あるわけなんですが、その中にはスポーツ審議会等も入っておられるわけでしょうか。その辺をちょっと確認したいと思います。 ○議長(松下浩史) 五味生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(五味武彦) 私のほうから、そうしましたら構成の関係でお答えをさせていただきます。地域のスポーツ団体、文化団体の代表ということで、スポーツ協会それから審議会のほうの中に構成していただく予定で進めております。以上です。 ○議長(松下浩史) 清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) すみません。4番目は村職員ということでございますので、私が言い間違えていましたら、訂正をお願いいたします。 ○議長(松下浩史) 芳澤議員。 ◆1番(芳澤清人) 今の4番目は村の関係と、私のちょっと勘違いだったかもしれません。  そんなわけで、部活動地域移行協議会が15名のメンバーで発足するわけなんですが、この次に4月から6月まで部活の指導員が確保できずに不用となったとあるんですが、私の思いはこんなふうに思っているわけなんですが、まだまだスポーツ協議会等発足しないで、大まかな詳細な面がはっきりしなかったと。そんなわけで、結局4月から6月まではいわゆる不用になったと。その中で、今後はスポーツ協議会を立ち上げて、関係するこういった団体、それから近隣の市町、そういったところと連携を取りながら細かいところを調整して、今後そういった指導員のいろんなことも詳細を決めていくと、そんなようなことで理解してよろしいでしょうか。 ○議長(松下浩史) 古清水教育長。 ◎教育長(古清水巌) ありがとうございます。本当に今後だというふうに思っておりますけれども、明日でありますけれども、6市町村集まりましての会議を設ける予定になっております。その中で指導員の確保だとか各市町村の問題点等々確認をする中で、どんな形でいったらいいのかというところを諏訪全体の中で考えていきたいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(松下浩史) そのほか質疑はありますか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) お願いします。私は、今の説明の中でとんでもない発言があったと感じています。執行部の外部機関です。外部機関なのに何で要綱をつくるんですか。要綱というのは内部でしか適用されません。  これは、誰がどう考えたって地方自治法第138条の4第3項ですか、審査会、審議会、調査会等、調査のための機関というのは、もう明らかです。だから、これは必ず条例を設置しなきゃいけないわけです。  もしそうでないと言うのであれば、では、地方自治法の何条に基づく組織ですか。要綱をつくるわけですから、当然法が関係してくるわけです。説明をお願いします。 ○議長(松下浩史) 清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) お答えいたします。外部機関と内部機関というようなところでありますが、外部機関というような認識がちょっと私の中にはないということと、地方自治法のどこに規定をしているんだというようなところですけれども、地方自治法第138条の4の第3項には該当しないというところでありますので、特に地方自治法だとかの法律に規定をされている機関ではないというふうに認識をしております。以上であります。 ○議長(松下浩史) 中村議員。 ◆10番(中村浩平) 私は、前から何度も皆さんに教示しています。執行機関の附属機関たる性格のものであれば、名称のいかんを問わず、また臨時的、早急を要する機関であっても、全て条例によらなければならないと。だから、条例を制定しないと、委員にお金を払えないんです。分かっていて地方自治法違反をするのですか。答弁願います。 ○議長(松下浩史) 清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) お答えいたします。先ほどの地方自治法の条文のところには該当しないということで説明をさせていただいております。繰り返しになりますが、この審議会は、地方自治法で言っている附属機関には当たらないということで、執行機関の長が意思決定をするに際し、学識経験者などから有用な意見の提供を求める機関、審議会であるということであります。特に時限的に設置しているものであるので、今回は私的諮問機関というところに該当するということで解釈をしておりますので、要綱で制定をしております。  また、先ほども説明をいたしましたが、全国の自治体のほとんどの自治体が要綱で設定していて、ほとんどの自治体が自治法違反だとはちょっと理解が苦しむところでありますので、特に今回の要綱制定は誤りではないというように理解をしております。以上でございます。 ○議長(松下浩史) 中村議員。 ◆10番(中村浩平) 先ほど再三説明がありましたが、条例をちゃんとつくっている自治体はあるじゃないですか。では、そこが逆に間違っているんですか。執行部の思惑で、私的諮問機関なんて勝手につくれるんですか。だったら、何でもできるじゃないですか。要綱で執行部の好きな会をつくって、執行部の好きな人を集めて、お金を払う。そんなことできるわけないじゃないですか。予算は住民のお金ですよ。  もう一度、設置の法的根拠をしっかり説明してください。あと、自治法における協議会というのは何か。そこの2点をお願いします。 ○議長(松下浩史) 清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) お答えをいたします。自治法で定めている協議会はどこに該当するかというようなことでありますが、自治法で言っている第138条の4の第3項には該当しないということで、私的な諮問機関、有識者等から意見を聞くというような機関でありますので、これについては自治法で定めている協議会等ではないということであります。  最初に言われましたが、条例でつくっているところは、ちょっと私が調べる中では5団体ありましたが、そちらが間違っているということではありません。そちらの条例等を確認いたしましたが、しっかりしたうちの要綱、設置目的とは違うような形で、所掌事務といたしましても、諮問をするというようなことでしっかりうたわれているのが条例で定めておりました。ほかの要綱で定めているところにつきましては、うちがつくっているような要綱とほとんど同じようなつくりをしておりました。以上でございます。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑はありますか。半田議員。 ◆2番(半田裕) すみません。今のところ関連して教えていただければと思います。私自身の認識でいくと、報酬が支払われるようなものは条例でしっかりと定められていて、報酬等についても、当村で言えば特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例等に幾ら幾らというのが載っていくのかなというふうに思っています。  今回の要綱は、我々が議決するべきものじゃないんですけれども、会議1回当たり幾ら幾ら支払われますというようなところは、要綱に中に載るということでよろしいのかという件。あとは今回予算が確保されています。これが15名分ですけれども、この予算の根拠として、1回幾ら幾らで何回の会議が予定されているかですとか、この予算の根拠になるものを教えていただければと思います。 ○議長(松下浩史) 清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) 最初に私のほうから。今回この要綱で制定したものについては、報酬ではなく報償として予算計上してあります。ほかのものに関しましても、条例・規則等で定めたものは報酬、その他のものについては報償というようなことで、謝金みたいな形で支出をするような予算の組立てをしております。  今回27万円積算をしておりますが、その内訳については、生涯学習課長のほうで説明をいたします。 ○議長(松下浩史) 五味生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(五味武彦) それでは、私のほうから積算の根拠のほうを回答させていただきます。今回、会議時間は約2時間を想定しております。ですので、通常ですと謝礼のほうは6,000円とかいうのが基本になる金額で、予算要求のときにも明確にされている部分ですが、その6割程度の金額、3,600円の15名掛ける5回の開催を予定しているものになります。以上です。 ○議長(松下浩史) 半田議員。 ◆2番(半田裕) 先ほど来の中村議員の質問等の答弁とかを含めても、要綱で定めることに問題はないというようなところで理解はするんですけれども、本村のほかの協議会、この協議会に類するようなもので、報償として支払われていて要綱で設置されているような協議会等というのがほかに課内にあれば教えていただければと思います。すみません。 ○議長(松下浩史) 清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) それでは、要綱で定めているようなものでありますが、たくさんあるんですけれども、要綱で設置してあるもの、例えば、原村美しい村づくり推進委員会設置要綱、また、原村公共交通あり方検討会議設置要綱、その他例規を見ていただくと、要綱で設置してあるものについては、今回の協議会と同じような取扱いでやっております。以上であります。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) 反対討論をします。先ほど来よく分かっていない方もいますので、また説明しますけれども。要綱をつくるということは、執行部の事務なわけです。だから、この会は当然執行部の内部組織になるわけです。報償と報酬、皆さん、違いが分かりますか。報償は、報いて償を与える。報償というのは、外部の方に基本支払う謝礼です。講師等の謝礼、弁護士の弁護料、原稿料ですね。それに対して、報酬については、附属機関である委員等の委員及びその他の委員の報酬です。だから、内部である以上、当然これは報酬で支払わないといけません。  その上で、これまで私は執行部に対して何度も審議会や調査会等を設置するには、条例が必要であると教示してきました。ところが、また今回も脱落しています。先ほども言いましたが、執行部が好きな会をつくって、好きなメンバーをそろえて、その方たちに報酬、報償を支払う、そんなことはできないのです。議会が条例を議決する。結果、住民がその会の設置を認めることで、初めて委員に対し報酬を支払うことができるのです。  議員の皆さん、どうか理解してください。この予算を認めると、議員が行政の違法行為を知っていて目をつぶることになるんです。それで、どうやって住民に説明することができますか。私は、一議員として違法行為を認めるわけにはいきません。  重ねて申し上げますが、審議会、調査会等を設置するには条例が必須です。速やかに臨時会を開催し、その条例案と今回の予算案を報酬に直して再度提出するよう要請して、反対討論を終わりにします。 ○議長(松下浩史) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  議案第35号 令和6年度原村一般会計補正予算(第4号)についてを採決します。  この採決は、起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。  (多数起立) ○議長(松下浩史) 起立多数です。よって、議案第35号 令和6年度原村一般会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決されました。
     次に、発委第5号 訪問介護費引き下げ撤回と、介護報酬引き上げの再改定を早急に行うことを求める意見書案についてを議題とします。  趣旨説明を求めます。平出委員長。 ◎社会文教常任委員長(平出敏廣) (発委第5号朗読) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより発委第5号 訪問介護費引き下げ撤回と、介護報酬引き上げの再改定を早急に行うことを求める意見書案についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、発委第5号 訪問介護費引き下げ撤回と、介護報酬引き上げの再改定を早急に行うことを求める意見書案については、原案のとおり可決されました。  次に、発委第6号 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書案の提出についてを議題とします。  趣旨説明を求めます。平出委員長。 ◎社会文教常任委員長(平出敏廣) (発委第6号朗読) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより発委第6号 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書案の提出についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、発委第6号 義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書案の提出については、原案のとおり可決されました。  次に、発委第7号 さらなる少人数学級推進と教員増のための教育予算確保を求める意見書案の提出についてを議題とします。  趣旨説明を求めます。平出委員長。 ◎社会文教常任委員長(平出敏廣) (発委第7号朗読) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより発委第7号 さらなる少人数学級推進と教員増のための教育予算確保を求める意見書案の提出についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、発委第7号 さらなる少人数学級推進と教員増のための教育予算確保を求める意見書案の提出については、原案のとおり可決されました。  次に、発議第1号 「へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率近隣県並みの水準に戻すこと」を求める意見書案の提出についてを議題とします。  趣旨説明を求めます。村田議員。 ◎5番(村田俊広) (発議第1号朗読) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) お願いします。まず、長野県と本村は独立した普通地方公共団体です。そして、今回のこの手当は、長野県議会が議決したものです。であれば、当村議会が、この率が高いから下げろとか、低いから上げろとか、知事や県議会に意見するのは、地域のことは自分たちで決める地方自治の精神に反しませんか。お願いします。 ○議長(松下浩史) 村田議員。 ◎5番(村田俊広) 県のことでありますけれども、それに伴って村に影響を及ぼす事案について、村議会が意見を言うことに矛盾はないと思います。 ○議長(松下浩史) 中村議員。 ◆10番(中村浩平) 意見書案の中で、ちょっと本質のすり替えを感じる部分があります。教員の内定不足を本気で解消させるのであれば、それが意見書の目的であれば、もっと基本給を上げろという意見書を出すのが筋ではありませんか。答弁願います。 ○議長(松下浩史) 村田議員。 ◎5番(村田俊広) 陳情に基づく意見書であります。そこを求められておりませんでしたので、基本給については言及しておりませんが、機会があればそうした意見も出す必要があるかと思いますが、あらゆる手だてを取って教員確保に努めることが必要であると考えて、意見書は作成しています。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありますか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) 本件は当村議会の権限に属しない事項に係るものなので、不採択とするほかないと考えます。以上です。 ○議長(松下浩史) 次に、原案に賛成者の発言を許します。宮坂議員。 ◆7番(宮坂早苗) 賛成の立場で討論いたします。村内の学校では、多くの県の職員の方が働いております。子供たちの教育の場にて多くの教職員の方が働いていると理解しております。これが村の公益に関係ないということを常々おっしゃる気持ちもあるかと思います。しかし、これだけ多くの県の職員の方たちが村内で働いていることを考えると、村の公益には大きく関係することとして捉えて問題はないと思っています。以上、賛成討論といたします。 ○議長(松下浩史) そのほか討論はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより発議第1号 「へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率近隣県並みの水準に戻すこと」を求める意見書案の提出についてを採決します。  この採決は、起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (多数起立) ○議長(松下浩史) 起立多数です。よって、発議第1号 「へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率近隣県並みの水準に戻すこと」を求める意見書案の提出については、原案のとおり可決されました。  次に、発議第2号 国による補充的な指示の慎重な運用を求める意見書案の提出についてを議題とします。  趣旨説明を求めます。中村議員。 ◎10番(中村浩平) (発議第2号朗読) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより発議第2号 国による補充的な指示の慎重な運用を求める意見書案の提出についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、発議第2号 国による補充的な指示の慎重な運用を求める意見書案の提出については、原案のとおり可決されました。 △4 諸般の報告 ○議長(松下浩史) 日程第4 諸般の報告を行います。  株式会社レパストの令和5年度事業報告書、社会福祉法人原村社会福祉協議会令和6年度事業計画及び予算書の提出がありましたので、お手元に配付しておきました。 △5 委員会の閉会中の継続調査 ○議長(松下浩史) 日程第5 委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。  総務産業常任委員長社会文教常任委員長、広報広聴常任委員長、議会運営委員長、議会改革特別委員長から、会議規則第75条によってお手元に配付した申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りします。委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。  ここで、村長から挨拶があります。牛山村長。 ◎村長(牛山貴広) 令和6年第2回定例議会の閉会に当たりまして、一言挨拶を申し上げます。  原村議会におかれましては、本会議にまた各委員会におきまして慎重なる御審議を賜り、誠にありがとうございました。また、一般質問におきましては、村政の各分野につきまして多数の御質問をいただきましたが、いずれも厳粛に受け止め、現状並びに課題の所存を十分に認識し、村政発展のため努めてまいる所存でございます。  次に、幾つか御報告させていただきます。  初めに、昨年度久保地尾根西墓地内に建設を行いました合葬式墓地について申し上げます。本年4月1日から申込受付を開始いたしまして、現在個別埋葬場所に7件、共同埋葬場所に27件の受付状況であります。順調にスタートしたと感じております。  次に、ふるさと寄附金等(子育て教育施設応援分)について申し上げます。この事業は、村内の学校や幼稚園、保育園などの良好な教育環境の整備を推進するため、ふるさと寄附金等(子育て教育施設応援分)を始めました。これは、ふるさと版ふるさと納税(原村ふるさと寄附金)や企業版ふるさと納税をしていただく際に、子育て教育施設応援分として、学校等を指名して村に寄附をしていただきますと、指定した学校等が実施する事業に対して、村が寄附額の95%の額を補助金として交付する制度です。残りの5%は、本村の子育て教育振興事業に充当いたします。この事業で、本村の子育て・教育環境の向上へつながることを期待しております。  次に、八ヶ岳中央農業実践大学校経営再建に向けた新たな取組について申し上げます。八ヶ岳中央農業実践大学校では、7月5日から、これまで小中学生や高校生を対象に実施してきた農業体験プログラムを親子連れなどの一般向けに拡充されます。体験ワークショップメニューは六つありまして、牛の暮らしに潜入!酪農体験、植樹を体験!自分たちで森をつくろう、とれたて野菜をパクっ!畑づくり体験、生みたての卵を触ってみよう!養鶏体験、スリル満点!木のぼり林業体験、自然の甘みを感じよう!野菜のジャムづくり等であります。  新型コロナウイルスの影響で、学習旅行などの農業体験の受入れが落ち込むなど、大学校は経営難に直面していましたが、昨年より農業体験は回復傾向にあるとのことです。経営再建に向けた新たな事業として観光客の受入れを拡大し、大学校の魅力発信を図ることは、本村にとっても期待するところであります。今後、大学校と連携を図りながら住民への情報発信やプロモーション等を積極的に行い、本村の観光振興を推進していきたいと思います。  終わりに、梅雨に入り体調を崩しやすい時期でもあります。議員の皆様におかれましては健康に御留意されますます御活躍されますよう御祈念申し上げて、令和6年第2回原村議会定例会閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(松下浩史) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  これにて令和6年第2回原村議会定例会を閉会します。皆様、お疲れさまでした。                            午後 4時20分 閉会
    以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。         令和6年6月25日              原村議会議長  松 下 浩 史              原村議会議員  百 瀬 嘉 徳              原村議会議員  佐 宗 利 江              原村議会議員  中 村 浩 平...