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令和 6年第 1回定例会−03月19日-付録
令和 6年第 1回定例会−03月19日-05号

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  1. 原村議会 2024-03-19
    令和 6年第 1回定例会−03月19日-05号


    取得元: 原村議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 6年第 1回定例会−03月19日-05号令和 6年第 1回定例会          令和6年第1回原村議会定例会第5日目会議録 1 日  時  令和6年3月19日(火) 2 場  所  原村議会議場 3 出席議員  1番  芳 澤 清 人     2番  半 田   裕         3番  平 出 敏 廣     4番  森 山 岩 光         5番  村 田 俊 広     6番  小 松 志 穂         7番  宮 坂 早 苗     8番  百 瀬 嘉 徳         9番  佐 宗 利 江    10番  中 村 浩 平        11番  松 下 浩 史 4 欠席議員  なし 5 地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席を求めた者は次のとおりである。   村長       牛 山 貴 広    副村長      清 水 秀 敏   教育長      古清水   巌    総務課長     秋 山 雄 飛   会計管理者    平 出 甲 貴    住民財務課長   鎌 倉 丈 典   商工観光課長   小 池 恒 典    保健福祉課長   伊 藤 宏 文   消防室長     小 林 伸 司    子ども課長    百 瀬 則 夫   生涯学習課長   五 味 武 彦
    6 職務のため出席した事務局職員   事務局長     清 水   晃    書記       小 松 昌 人 7 本日の日程        1)会議録署名議員の指名        2)議案審議          議案第4号から議案第25号まで及び陳情第1号と陳情第2号           「委員長報告・質疑・討論・採決」        3)追加議案審議          議案第26号から議案第28号及び発委第2号と発委第3号           「上程・説明・質疑・討論・採決」        4)諸般の報告        5)委員会の閉会中の継続調査 8 地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、長から提出された議案は次のとおりである。  1.議案第26号 和解及び損害賠償の額の決定について 9 地方自治法第149条第1項の規定により、長から提出された議案は次のとおりである。  1.議案第27号 令和5度年原村一般会計補正予算(第14号)について  2.議案第28号 令和5年度原村農業者労働災害共済事業特別会計補正予算(第1号)について 10 原村議会会議規則第14条第3項の規定により、委員会から提出された議案は次のとおりである。  1.発委第 2号 「刑事訴訟法の再審規定(再審法)」の改正を求める意見書案の提出について  2.発委第 3号 八ヶ岳を望む美しい景観を次世代に引き継ぐための決議案の提出について                            午後 2時00分 開議 ○議長(松下浩史) 皆さん、こんにちは。ただいまの出席議員は11人であります。定足数に達しておりますので、これより令和6年第1回原村議会定例会第5日目の会議を開きます。  日程に入る前に、さきに行われた一般質問で、牛山村長が欠席のため答弁ができなかった質問に対して、3名の議員が答弁を希望しておりますので、3名の議員の質問を許します。  まず、小松志穂議員の質問を許します。小松議員。 ◆6番(小松志穂) お願いします。通告番号6番、小松志穂です。私からのお答えいただきたい質問は、一般質問大項目三つ目、暮らしのDX推進による住民サービスの向上についてという項目の一つ目です。村長の今後注力したい事業として、新聞報道等で「DX推進に力を入れ、住民サービスにも活用する」とありました。DXの推進には、特にリーダーシップと庁内における推進意識の醸成が鍵だと言われております。若手村長として、牛山村長のビジョンをお聞かせください。 ○議長(松下浩史) 牛山村長。 ◎村長(牛山貴広) 村長としてのビジョンということで、お答えします。まず、DX推進を力強く進めていくために、未来への道筋を明確にしていく必要は感じています。AIが人知を超えてくる技術的特異点が2040年頃には到達すると予想される中において、人間がAIを使いこなすスキルが必要になってきます。うまく使いこなす人、使わない人、仕事の内容にもよりますが、その仕事量の差というのは、あっという間に広がっていってしまうという時代になっていくと思います。  また、加えて、人口減少による地方の自治体が一番最初に直面する課題、今は職員の成り手不足と言われております。このまま人口減少が進んだとして、老年人口がピークを迎える2040年には、今の半分の職員で支えなければいけない状況になるとも予測されております。職員不足に備えるということ、またもう一つは、事務作業時間の短縮によって生まれた時間を住民サービスの向上や職員の創造的な仕事に使える側面もあると考えております。  現在、原村の行政業務は多岐にわたり、複雑な法律や規則に基づいた膨大な文書を踏まえた上でアウトプットを生み出す作業には、高度な知識とともに多大な労力と時間を要してきました。この部分において、自然言語の解析と生成は、まさに生成AIが得意とする分野になります。ですので、行政の事務全般、または計画策定などにおいて、現段階で使える技術やツールは積極的に活用していく前向きな姿勢で考えていきたいと思っております。  先ほども申し上げましたが、生成AIを取り入れることで一人一人のパフォーマンスは向上すると考えています。現在の時代の流れは速く、間違いなく共生していくことは必要になってくると考えております。ですので、まずはチャットGPTなどの勉強会を通じて学び、活用事例など理解していきながら、少しずつ使いながらスタートを切っていきます。また、長野県DX推進課との意見交換を通じて、県の人材派遣事業が始まると聞いております。原村としても積極的に検討していきたいと思っております。  最後に、ビジョンとしてになりますが、先ほども申し上げましたが、職員不足に備えて一歩ずつでもスタートを切っていくこと、そして、生成AIを活用して職員を単純作業から解放し、より創造的な業務に集中できる環境を整えていくことも考えております。国や県、民間企業と連携しながら、これからもDX推進を進めていきたいと思っております。以上です。 ○議長(松下浩史) 次に、半田裕議員の質問を許します。半田議員。 ◆2番(半田裕) お願いいたします。通告番号7番、半田裕です。質問項目1番目にありました、地域と共に子どもたちの健全な育成を考えた放課後の過ごし方の支援をについて、質問をさせていただきます。  原っ子広場の廃止後、令和6年度より廃止が決定しておりますけれども、子供たちの放課後の過ごし方が大きく変わります。村長の立場として、村の子供たちがどのような環境や大人のまなざしの中で過ごすことが望ましいと考えているかをお聞きできればと思います。  こちらは、村が単独で行うということではなくて、現時点でできるできないは別として、こういったビジョンがある、思いがあるというところをお聞かせいただければ、それをお聞きして、地域がどう共に実現していくのか、我々住民も考えていくことができますので、村長としてのお考えをお聞きできればと思います。お願いいたします。 ○議長(松下浩史) 牛山村長。 ◎村長(牛山貴広) 子供たちの放課後の過ごし方が大きく変わる中、村長としてどのようなものが理想と考えているかについて、お答えします。何を理想と考えているか、一言で言えば、地域全体の大人たちが子供たちを支え、夢や目標を大人が全力で応援する、そのことによって地域全体が活性化していく、そんな原村になっていくことが理想だと思っております。  少し私が体験してきたスポーツの世界の話になりますけれども、以前はプレイヤーズ・ファーストという考えがありました。これは、アスリート、中心になる人を第一に考え、その周りがサポートしていくということになります。しかし、ではセカンドは誰か、サードは誰か、コーチなのかドクターなのか、そういうような議論があって、現在スポーツ界で推し進めているのがプレイヤーを中心に据えるプレイヤーズ・センターという概念があります。それは、プレイヤーを取り巻く、ここで取り巻くというのは、競技環境を整備し、アスリートがパフォーマンスを最大限発揮できるように連携、協力する、そんな関係者です。プレイヤーを支援する関係者自身、先ほどの関係者ですが、指導者、保護者、トレーナー、ドクター等が当たります。それぞれが良好で幸福な状態、それを目指しながらプレイヤーをサポートしていくという考え方になります。センターにプレイヤーがいて、その周りの関係者たちも含めポジティブにスパイラルしていくという構図を築いていくということです。  この構図は、全体が高まり成長していくという全体像になっています。日本ではまだまだ浸透していない概念かなと思っておりますが、スポーツを愛する全ての人がその場を形成する当事者として、それぞれ得意な分野で役割を分担して最適なスポーツの場をつくっていくために行動する、そんな良好な関係ができている、全体が盛り上がって成長しているチームやクラブを海外で実際にこの目で見てきました。  今回の質問に少し戻りますが、子供たちの環境ということで、スポーツにおけるプレイヤーズ・センターの概念は、地域とともに子供たちの放課後の環境、大人の関わり方に通じるものがあると思います。地域全体で子供たちの成長を見守るための概念が育っていくことが理想の形を生むと考えています。子供たちを中心に据えて、それを取り巻く学校、保護者、行政、民間等、関係者は誰もが負担と思わない、犠牲になっていると思わない。場の一部となって楽しみながら、全体で成長しながら過ごしていける、そんなスパイラルを生んで、全体が高まり成長していけるようになることが、私は理想だというふうに考えております。以上です。 ○議長(松下浩史) 次に、佐宗利江議員の質問を許します。佐宗議員。 ◆9番(佐宗利江) 通告番号9番、佐宗利江です。八ヶ岳スポーツクラブについてお聞きいたします。村の回答では、クラブとは協力関係であるとのことでした。今後の展開も含めた村長の思いをお聞かせください。 ○議長(松下浩史) 牛山村長。 ◎村長(牛山貴広) 私の今後の展開を含めた村長の思いということについて、回答いたします。現在の地域総合スポーツクラブは、人数が増えていまして、サッカー40人、スケートが三十何人、ダンスも30人ほどと、現在も増えている状況になっております。健康体操教室もありますが、これも人気で定員があるんですが、満員ぐらいということで、それ以外にも、今新しい部門として二つほど新しい競技のスポーツを検討しているということもありますし、文化系の部も、音楽とかそういうようなところも検討していると聞いております。  このクラブ、もう一つの活動の理念として、中学校の土日の部活動の移行を支えていきたいというところがあります。この中学校の部活動の地域移行についても、地域に根ざして民間で活動しているクラブというのは、今後も大きな力になっていくというふうに私は信じております。それは、やはりスピーディーな対応をしなければいけないときというのは、民間ですとかなりさっと動けるときがあります。そういった意味でも、行政と民間が連携していくということは、とても大事なことだというふうに考えております。  先ほども言いましたが、人口が減少していく中で学校単位の部活動は、やはりもう待ったなし、継続していくことはできないということで、早急に取り組むべき課題だというふうに捉えているので、引き続き協力関係はしっかりとつくっていきたいというふうに思っております。 ○議長(松下浩史) 佐宗議員。 ◆9番(佐宗利江) もう1点。イベントの開催についてお聞きいたします。中学生議会において、ワインイベントの開催要望があったわけですが、担当課長の回答は、可能であれば、新たな観光の一部になるとしています。中学校から始まった原村ワイン特区は、ストーリー性もあり品質もいい、魅力は多いと思いますが、実現性はどの程度かお聞かせください。 ○議長(松下浩史) 牛山村長。 ◎村長(牛山貴広) ワインイベントの開催が実現していくかどうかということだと思いますが、例えば銀座NAGANOでのイベントだったり自然文化園でのイベント、八ヶ岳西麓でのワインバレーの中でのイベント、可能性があるものについてはしっかりと検討していき、おっしゃるとおり魅力も多いと思いますので、実現性はあるというふうに考えております。  また、村内にはワインの貯蔵事業者やグループでワインを生産されている方がいらっしゃいます。八ヶ岳西麓ワインバレーの認定もあり、今後は八ヶ岳西麓ワインの認知度を高めていく必要があると思っております。以上です。 △1 会議録署名議員の指名 ○議長(松下浩史) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は会議規則第127条の規定により、3番平出敏廣議員、4番森山岩光議員、5番村田俊広議員を指名します。 △2 議案審議 ○議長(松下浩史) 日程第2 議案審議を行います。  議案第4号から議案第25号まで及び陳情第1号と陳情第2号を議題とします。  付託案件について、委員長の報告を求めます。  まず、社会文教常任委員長の報告を求めます。平出委員長。 ◎社会文教常任委員長(平出敏廣) では、お願いいたします。原村議会議長、松下浩史様。社会文教常任委員会委員長、平出敏廣。令和6年第1回原村議会定例会委員会審査報告書。本委員会に付託された案件を審査し、下記のとおり決定したので、原村議会会議規則第77条の規定により報告します。  (以下委員長報告朗読) ○議長(松下浩史) 議案第8号 原村児童クラブ設置条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより議案第8号 原村児童クラブ設置条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第8号 原村児童クラブ設置条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第9号 原村特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより議案第9号 原村特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第9号 原村特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第10号 原村国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。村田議員。 ◆5番(村田俊広) 本議案に反対の討論を行います。国保財政は黒字ということで報告されております。基金にも余裕があるようにも思います。他の医療保険制度に比してもともと高い保険料をこの状況で値上げすることは、住民としては納得できないものだと思います。したがって、この値上げにつながる議案については反対いたします。以上です。 ○議長(松下浩史) ほかに討論はありますか。小松議員。 ◆6番(小松志穂) 賛成の立場から討論いたします。令和9年度までに二次医療圏での医療費指数の統一や応益割額の標準化に近づけないといけない中、段階的な保険料率の改定はやむを得ない状況であること、また資産割については、令和9年度廃止に向けて引き下げられていることから、今回の改正は、全ての世帯が負担増となるわけではないことが主な理由です。  村には基金が1億1,400万円程度あり、被保険者の負担が大幅に増加する際には、基金の投入も必要であると考えます。実際、近隣市町でも村よりも大きな増加となり、基金を投入している自治体もあります。  しかし、現在は、県から二次医療圏統一の影響を大きく受ける当村に激変緩和措置として繰入金が入っていますが、今後この繰入金がどうなるか分からないことや、令和10年度以降は納付金の算定が医療費指数を反映しない納付金ベースになることが示されており、今後被保険者のさらなる負担増も懸念されることから、基金の活用方法については、その在り方を含め先を見据えた検討が必要であり、現段階においてはその検討が十分ではないことから、今後基金の在り方やその活用をしっかりと検討することや、保険税率統一の影響が大きい村として、県に適正な対応を求める働きかけを続けることを求め、今回の改正には賛成いたします。以上です。 ○議長(松下浩史) そのほか討論はありますか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) 反対討論をさせていただきます。長いこと仕事に関われば見えてくるものって、皆さんありますよね。芳澤議員も教員のお仕事を長いことされたことで見えてきたものは、たくさんあったと思います。  実は、私自身も長いこと税金の関係の仕事をした中で見えてきたものがありました。それは、住民の手元に残るお金がどんどん減っているときには、決して増税してはならないということです。例えば、お米の不作が続いているときに、年貢米を増やしたらどうなるか。皆さんだって容易に想像ができると思います。これは、飢饉のときだったら死人が出てしまいますよね。  さて、今回の案は、1人当たり年間で990円の増税になると説明がありましたが、今無理に税率改正しなくても、国保の基金、お蔵の中には1億1,000万円あるんです。凶作が続く年には、これを使えば増税しなくても解決できる話です。消費税もそうですが、一度増税したら、もう元には戻りません。  最後としますが、議員各位に尋ねたいです。皆さんは納税する住民側の代表者ですか、それとも執行部側の代表者ですか。皆さんの良識ある判断をお願いして、反対討論を終わりにします。 ○議長(松下浩史) そのほか討論はありますか。宮坂議員。 ◆7番(宮坂早苗) 賛成討論といたします。今回は県が保険者です。保険者によって、4方式から3方式、資産割というものをなくして3方式に変えていくという移行措置期間になっております。資産割を少なくしていく、そして廃止することによって、税額が下がる方も上がる方もいるというような状況だと思います。
     資産割のことについては、固定資産税が算定基礎となることへの二重負担の負担感というのが色濃く残っているのではないかなと思います。ですので、二重に負担しているということは、やはり早くなくしていかなくてはいけない。  また、この移行期間の間の経過を見ながら、今残っている基金を移行期間が終わったときにどういうような負担額になるかということに注視しながら、基金の使い方も考えていく必要があるのではないかなと思っています。  ですので、税金が上がる方だけではない、下がる方もいるということで、今回の移行期間はしっかりと研究をしながら、移行期間終了後には基金の活用も検討していくというようなことを考えるべきだと思っております。賛成意見とします。 ○議長(松下浩史) そのほか討論はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより議案第10号 原村国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (多数起立) ○議長(松下浩史) 起立多数です。よって、議案第10号 原村国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  暫時休憩します。                            午後 3時02分 休憩                            午後 3時04分 再開 ○議長(松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  村田議員。 ◆5番(村田俊広) 議案第10号に関わる附帯決議を提出いたします。 ○議長(松下浩史) ただいま村田俊広議員より、議案第10号 原村国民健康保険税条例の一部を改正する条例に対する附帯決議案の提出がありました。  お諮りします。附帯決議案について、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第10号 原村国民健康保険税条例の一部を改正する条例に対する附帯決議案の提出についてを議題とすることに決定いたしました。  これより議案第10号 原村国民健康保険税条例の一部を改正する条例に対する附帯決議案の提出についてを議題とします。  趣旨説明を求めます。村田議員。 ◆5番(村田俊広) 提案いたします。原村議会議長、松下浩史様。令和6年3月19日。発議者、原村議会議員、村田俊広。賛成者、同上、宮坂早苗議員。同上、小松志穂議員。  (附帯決議案朗読) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) お願いいたします。発議者が村田議員ということなんですけれども、村田議員は、この条例案に先ほど反対しておきながら、それに附帯決議をつけるというところが、ごめんなさい、私がちょっと分からないので、そこを教えてください。 ○議長(松下浩史) 村田議員。 ◆5番(村田俊広) 議案に反対いたしましたが、反対したがゆえに条例がよく運営されるように附帯決議を付するということで、提出させていただいております。よろしくお願いいたします。 ○議長(松下浩史) そのほか質疑はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて質疑を終結します。  これより討論を行います。まず、原案のとおり決議することに反対者の発言を許します。中村議員。 ◆10番(中村浩平) お願いします。反対討論をいたします。私は、先ほど議案第10号に反対をしましたので、反対したものに附帯決議をするというところが、ちょっと私の中ではないと思っていますので、反対とさせていただきます。以上です。 ○議長(松下浩史) そのほか討論はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより議案第10号 原村国民健康保険税条例の一部を改正する条例に対する附帯決議案の提出についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決議することに賛成の方は起立願います。  (多数起立) ○議長(松下浩史) 起立多数です。よって、議案第10号 原村国民健康保険税条例の一部を改正する条例に対する附帯決議案の提出については、原案のとおり決議されました。  次に、議案第11号 原村営住宅管理条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第11号 原村営住宅管理条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第11号 原村営住宅管理条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第12号 原村水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第12号 原村水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第12号 原村水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第13号 原村給水条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第13号 原村給水条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第13号 原村給水条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第14号 原村水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第14号 原村水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第14号 原村水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第15号 原村道路線の廃止及び認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) 反対討論をいたします。まず、最初に出てくる廃止路線のほうですが、村は所有権と使用権限を取得していないまま道路として供用開始していると説明がありました。これは財産権の侵害です。よって、当然廃止すべきではあります。しかし、新たに認定しようとしている4路線は、全て未舗装であり、必要な道路構造を有していません。しかも、今回認定する路線のほとんどが袋小路です。道路幅員についても、整理番号2番は180センチメートル、整理番号3番については80センチメートル。これでは救急車も通れません。はっきり言って、個人の木戸先のようなところです。こんなところを道路だなんて言って認定し供用開始していたら、本当に他の自治体から笑われてしまいます。議員の皆さん、本当にもう目を覚ましてください。  道路法の道路とは、役所が24時間、365日管理をしなければならない一般通行の用に供する道のことです。よって、本案に賛成すると一般通行者及びその車両を危険にさらすことになるので、本案に反対いたします。以上です。 ○議長(松下浩史) そのほか討論はありますか。宮坂議員。 ◆7番(宮坂早苗) 賛成討論をいたします。現在、村は多くの個人の財産を認定している状況です。ですので、個人の財産は、いち早く村道の認定を外して是正すべきだと考えております。  外した後の残った部分についての使い方、活用の仕方ですけれども、それについては、周辺の住民とよく協議をする必要があり、またそれには時間がかかることと思います。ですので、今は、まずは個人の財産を村の財産と誤って登録していることから、認定していることから早く外して、その後に周辺住民としっかり協議を行いながら、村の村道をもう一度それで認定するかどうかということは、協議をする必要があると思っております。  とにかく、今は個人の財産を村道として認定している場所が多くあります。いち早くその認定を外して、しっかりと個人の財産は個人の方に戻すべきだと考えております。 ○議長(松下浩史) そのほか討論はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第15号 原村道路線の廃止及び認定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (多数起立) ○議長(松下浩史) 起立多数です。よって、議案第15号 原村道路線の廃止及び認定については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第17号 令和5年度原村国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第3号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。
     これより議案第17号 令和5年度原村国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第3号)についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第17号 令和5年度原村国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第3号)については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第18号 令和5年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算(第4号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第18号 令和5年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算(第4号)についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第18号 令和5年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算(第4号)については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第20号 令和6年度原村国民健康保険事業勘定特別会計予算についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。村田議員。 ◆5番(村田俊広) 議案第20号の予算に反対する立場で討論いたします。議案第10号の値上げを求める議案にも反対しましたとおり、国保税は非常に高いものです。他の健康保険制度に比して非常に高い保険料をさらに値上げする内容を含んだ歳入については、賛成することができません。よって、議案第20号にも反対いたします。 ○議長(松下浩史) ほかに討論はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第20号 令和6年度原村国民健康保険事業勘定特別会計予算についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。  (多数起立) ○議長(松下浩史) 起立多数です。よって、議案第20号 令和6年度原村国民健康保険事業勘定特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第21号 令和6年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計予算についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第21号 令和6年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計予算についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第21号 令和6年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第23号 令和6年度原村後期高齢者医療特別会計予算についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第23号 令和6年度原村後期高齢者医療特別会計予算についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第23号 令和6年度原村後期高齢者医療特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第24号 令和6年度原村水道事業会計予算についての質疑を行います。質疑はありませんか。森山議員。 ◆4番(森山岩光) 現在の検針員の1基当たりの単価を県に合わせた単価にすることと、検針員が不足していることから、外部に業務を委託することも踏まえて200万円の増額ということになっていますけれども、具体的に何名ほどを増員するという内容の話はありましたか。 ○議長(松下浩史) 平出委員長。 ◎社会文教常任委員長(平出敏廣) 何名という部分ではなく、現状検針員が減少する中で、職員が検針業務を行っているところがある。そういったことの中で、報告にも出しましたが、委託業務に依頼しているということです。 ○議長(松下浩史) 中村議員。 ◆10番(中村浩平) 委員長に代わって補足説明させていただきます。今現在の検針の単価が1軒当たり130円だそうです。これを170円に値上げするものです。なお、外部機関に委託した場合については、個人の委託料とは違いまして、220円にするということで説明がありました。以上です。 ○議長(松下浩史) 森山議員。 ◆4番(森山岩光) では、ここに書いてあることが不足していることから、外部に委託することも踏まえて増額するということで、人がいれば検針を頼む、こういう二通りの考えで当面見ていくことでよろしいですか。 ○議長(松下浩史) 平出委員長。 ◎社会文教常任委員長(平出敏廣) 今の中村議員の補足説明を含め、すみません、現在一般法人も含めて8人おります。そして、1人が不足している。不足は係で対応しているという先ほどの説明のとおりでした。  そうしたことの中で、今後検針員が不足していく要素もあるということで、外部委託を踏まえて計上したということです。 ○議長(松下浩史) そのほか質疑はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第24号 令和6年度原村水道事業会計予算についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第24号 令和6年度原村水道事業会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第25号 令和6年度原村下水道事業会計予算についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第25号 令和6年度原村下水道事業会計予算についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第25号 令和6年度原村下水道事業会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、陳情第2号 八ヶ岳中央農業実践大学校(大学校)及び周辺域の景観、環境、歴史、文化を次世代に繋ぐ施策推進の陳情書の質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。中村議員。 ◆10番(中村浩平) 陳情第2号に対する趣旨採択の動議を提出させていただきます。 ○議長(松下浩史) ただいま中村議員より陳情第2号 八ヶ岳中央農業実践大学校(大学校)及び周辺域の景観、環境、歴史、文化を次世代に繋ぐ施策推進の陳情書に対する趣旨採択の動議がありました。  お諮りします。趣旨採択について、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、陳情第2号 八ヶ岳中央農業実践大学校(大学校)及び周辺域の景観、環境、歴史、文化を次世代に繋ぐ施策推進の陳情書に対する趣旨採択についてを議題とすることに決定しました。  これより陳情第2号 八ヶ岳中央農業実践大学校(大学校)及び周辺域の景観、環境、歴史、文化を次世代に繋ぐ施策推進の陳情書に対する趣旨採択についてを議題とします。  趣旨説明を求めます。中村議員。 ◆10番(中村浩平) お願いします。  (以下趣旨説明) ○議長(松下浩史) これより提案者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。本案に対する委員長報告は、原案可決ですが、趣旨採択の報告がありました。  討論の順序について、あらかじめ申し上げます。最初に原案に賛成の方の発言を、次に原案及び趣旨採択に反対の方の発言を、3番目に原案に賛成の方の発言を、4番目に趣旨採択に賛成の方の発言を、以下、最初に戻りまして、原案に賛成の方から順次繰り返します。  それでは、最初に原案に賛成の方の発言を許します。宮坂議員。 ◆7番(宮坂早苗) 原案に賛成の立場で討論をいたします。一部大学校という企業の名前が入っておりますけれども、八ヶ岳を臨む景観については、この大きな敷地を有している大学校を抜かしては考えられないと思っております。住民の心を癒やす景観でもあるということを考えると、村でもしっかりとこれについては考えていかなくてはいけないと思っております。  また、大学校の敷地は、村だけではなく茅野市にもまたがっております。茅野、原、富士見で共同宣言等をしておりますけれども、また定住自立圏の中では北杜市も含まれております。  八ヶ岳というものが周辺の住民にとってとても大切な景観であり、また心を癒やす、生活・暮らしを豊かにする景観であると考えております。ですので、この広大な敷地を住民がみんなで協議をして今後どうあるべきかと考えることは、今必要なときではないかと思いますので、この陳情に賛成をいたします。 ○議長(松下浩史) 次に、原案及び趣旨採択に反対の方の発言を許します。ありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。小松議員。
    ◆6番(小松志穂) 原案に賛成の立場から討論いたします。村は幸福度ランキング1位を獲得しました。住民の幸福度にも寄与しているであろう村の景観や環境の保全が必要なことは、共通認識ではないかと思います。  大学校及びその周辺域の自然環境、景観等、環境の保全について考える際には、大学校の敷地だけを切り離して考えることは難しいですし、保全のために、茅野市など周辺自治体や八ヶ岳山麓景観育成重点地域景観計画を規定する県との情報共有や協議も必要だと考えます。村でも、現在ある環境保全審議会のほか新たに景観推進委員会が立ち上がる予定になっています。こうした審議会や委員会がよりよい景観や環境づくりにしっかりとその機能を果たし、また連携していくことも重要であると考えます。村ができ得る働きかけに努めることを議会が求めることに、何ら異論はないと考えます。  委員会の中でも、一法人の権限についての議論もありましたが、農村更生協会は公益財団法人、つまり公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律に基づいて設立された法人であり、一般的な法人とはその性質が若干異なります。公益財団法人の主な目的は公益目的事業であり、公益目的事業とは、学術、技芸、慈善その他の公益に関する別表各号に掲げる種類の事業であって、不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与するものとされています。  なお、別表各号に掲げる事業には、地球環境の保全又は自然環境の保護及び整備を目的とする事業があり、本陳情の景観や環境の保全は、公営財団法人のなすべき事業であるとも解釈できます。  また、趣旨採択ではなく原案に賛成する理由としては、執行部の事務ではないというような議論もありましたが、陳情者は村長にも既に要望書を上げており、執行部が法的な部分を理解していないわけがなく、その事務の範囲を逸脱した行為をするとは考えられません。議会としてこの趣旨に賛同するのであれば、執行部にその事務の可能な範囲で最大限の努力を求めることに何ら異論はないと考えます。  また、先ほど2項目めに関して、特定の法人に関する機関の設置とありましたが、陳情は、特定の法人に対する機関の設置を求めているわけではないと捉えております。  また、地方自治法第89条により、我々議員は住民の負託を受け、誠実にその職務を行わなければならないと規定されていますし、議員必携においては、議員の職責として、評決において投ずる1票は、住民の立場に立っての真剣な1票でなければならないとされております。執行部には執行部の責務があります。執行部の事務ではないというような執行部側の立場に立ったかのような考えではなく、住民の代表として住民の立場から判断すべきものであると考えます。以上の理由から、本陳情の原案に賛成いたします。 ○議長(松下浩史) 次に、趣旨採択に賛成の方の発言を許します。ありませんか。半田議員。 ◆2番(半田裕) 趣旨採択に賛成の立場で討論を行います。こちらの陳情を読ませていただきまして、この陳情者の求めているところについては、非常に共感する部分であります。私も、こちらの対象となる地域も含め、この周辺の景観がとても私自身の心のよりどころでもあり、それを守っていくということは、私は住民の立場としても、また議員としても非常にこちらを守っていくために活動していかなければならないというふうに感じているところであります。  その中で、この記以下の部分について、村に求めている、執行部のほうに求めていく内容が記されておりますが、私自身は、これを執行部に求め、執行部を中心に進めていっていただくのではなく、先ほど申したように、住民として、議員として、議会として、我々この地域に住むみんなで考えていかなければならない問題だと思っています。その音頭を執行部が執っていくということではなく、どう我々住民が行っていくかというところを考えていきたいと思っております。  そういった中から、こちらの陳情の趣旨、求めている部分については賛同をいたしますが、執行部のほうにお願いをしていくという部分につきましては、そこまで執行部のほうに求めるべきではないというふうに私は判断しますので、趣旨採択とさせていただきます。以上です。 ○議長(松下浩史) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。村田議員。 ◆5番(村田俊広) 趣旨に賛同されるという方もいらっしゃいます。記以下におきましても、村と議会と提案者である継承する会が協力して、この景観を守るためにでき得る限り協力していくことを求めている陳情だというふうに捉えます。以上、陳情の採択に賛成いたします。 ○議長(松下浩史) 先ほど反対討論がなかったので、以降、原案賛成、趣旨採択賛成の順番で進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、趣旨採択に賛成の方の発言を許します。ありませんか。佐宗議員。 ◆9番(佐宗利江) 趣旨採択に賛成の立場で発言をいたします。村の権限が及ぶのかどうか、これは分からない部分で考える必要があるということもあり、この陳情の思いは十分伝わってまいりますので、趣旨採択という点について賛成したいと思います。 ○議長(松下浩史) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。平出議員。 ◆3番(平出敏廣) 賛成討論をいたします。国土利用計画、第3次原村計画、平成28年3月ですが、国土利用計画の中では、原村の土地は、「現在及び将来における住民のための限られた資源であるとともに、生活及び生産を通じた諸活動の共有の基盤であり、さらにその優れた自然や景観は住民にとって貴重な財産です。土地の利用にあたっては、先人たちの努力によって築かれた輝かしい郷土であることを認識し、公共の福祉を優先させ、豊かな自然環境と美しい景観の保全を図りつつ、」、「文化的で住みよい生活環境・自然環境の確保と村土の均衡ある発展を図ることを基本理念」と考えているとうたっています。  その中で、34ページにあります交流サテライト、小さな拠点の中で、ア、イ、ウ、エと、四つのことがうたわれておりますが、そのウの部分に八ヶ岳ファームサテライトという項があります。「八ヶ岳中央農業実践大学校を中心とした一帯を「八ヶ岳ファームサテライト」とし、自然の恵みを楽しみ享受できる場と位置づけ、学校と村が情報を共有し、協力し合いながら農業体験や自然学習のできる拠点として発展を図ります。」とうたっております。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〔発言取り消し〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうしたならば、先ほどの八ヶ岳ファームサテライトの項にうたっていますように、しっかりと村が積極的に関わりを持つことは当然になってくると思います。  景観については、今後、協議会がきちんと発足され、活動することを視野に入れ予算づけもされております。そのようなことを考えれば、早急に前に進んでいただき、県などとも協議を進めることは可能と考えますので、この陳情に賛成するべきと考えますので、賛成いたします。 ○議長(松下浩史) 次に、趣旨採択に賛成の方の発言を許します。芳澤議員。 ◆1番(芳澤清人) 趣旨採択に賛成の立場から、話させていただきます。私もこの環境保全、今までの周辺域の歴史、文化、自然環境と景観の環境を守る、これを保全すること、これは本当に賛成いたします。しかし、この陳情書の中には具体性がない。大体大まかなことは賛成です。賛成ですが、具体的にどうするからどのようにしてという具体性がない。ただ、村にやってほしいというのであれば、執行部でもとても困るんじゃないかなと思います。  先ほど話されたとおり、やはり一法人であります。その一法人がやはり村に対してぜひ協力してお願いしたいという、その辺の意思表示もまだ見られていない。よって、村にやってほしいというのは、ちょっと村も困るんじゃないかな、執行部もちょっと戸惑うんじゃないかなと思いまして、全体的な環境保全、維持するということは賛成。ところが、やっぱり具体性に欠けるということで趣旨採択に賛成です。 ○議長(松下浩史) 次に、原案に賛成の方の発言を許可します。ありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、趣旨採択に賛成の方の発言を許可します。森山議員。 ◆4番(森山岩光) 私もこの陳情を読ませていただきました。周辺域の景観、環境、歴史、文化、非常に幅広い内容が盛られております。私も村に住んでいる以上は、この美しい村の自然環境は守っていかなければならないとは思います。この内容については、十分私も理解をしております。  しかし、記の1、2を見ますと、先ほど言いましたが、内容がちょっと広域過ぎて何を具体的に陳情しているのかというのが見えないわけではありませんけれども、見えません。大きな読み方をすると分かります。よって、趣旨採択が妥当ではないかということで賛成をいたします。 ○議長(松下浩史) そのほか討論はありませんか。百瀬議員。 ◆8番(百瀬嘉徳) 私は、趣旨採択に賛成の立場から討論したいと思います。あの地域は、皆さん御存じの文化園に始まりまして、そういう原村の観光のメイン地帯になっております。その中で、環境保全等は非常に大事なことで、今後原村の環境を考えれば、どうしてもあそこは現状のままから良好な環境を保つという方向を保っていくのが、原村の将来に非常にいいことだと私は思っております。  たまたまその中に農業実践大学校ということがありまして、この陳情にはこの一部分、農場の部分も踏まえたような陳情があります。その部分で、農場につきましては、民有地というか原村から言えば権限が及ばないというか、そういう土地でありますが、原村の村有地であれば、そういう部分はかなり村のほうでも執行できるとは思うんですけれども、そういう権限のない部分もありますので、私はこの際、将来、環境保全条例等をまた考える部分もあるとは思いますが、今の段階では、全面的に賛成ではなくて趣旨採択ということでいけばいいと思っておりますので、趣旨採択に賛成します。 ○議長(松下浩史) そのほか討論はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  暫時休憩します。                            午後 3時51分 休憩                            午後 3時55分 再開 ○議長(松下浩史) それでは休憩前に引き続き、会議を開きます。  平出議員。 ◆3番(平出敏廣) 先ほど賛成討論の中で、不適切な箇所があったということです。その部分を削除、訂正をお願いいたします。 ○議長(松下浩史) それでは、続けます。  これより陳情第2号 八ヶ岳中央農業実践大学校(大学校)及び周辺域の景観、環境、歴史、文化を次世代に繋ぐ施策推進の陳情書に対する趣旨採択についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、可決すべきものです。  まず、提出の趣旨採択について採決します。提出の趣旨採択に賛成の方は、起立願います。  (多数起立) ○議長(松下浩史) 起立多数です。よって、提出の趣旨採択は可決されました。よって、陳情第2号 八ヶ岳中央農業実践大学校(大学校)及び周辺域の景観、環境、歴史、文化を次世代に繋ぐ施策推進の陳情書は、趣旨採択とすることに決定しました。  この際、暫時休憩します。午後4時15分に再開します。                            午後 3時57分 休憩                            午後 4時15分 再開 ○議長(松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、総務産業常任委員長の報告を求めます。百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) 令和6年3月15日、原村議会議長、松下浩史様。総務産業常任委員長、百瀬嘉徳。令和6年第1回原村議会定例会委員会審査報告書。本委員会に付託された案件につき、審査の結果下記のとおり決定したので、原村議会会議規則第77条の規定により報告します。  (以下委員長報告朗読) ○議長(松下浩史) それでは、議案第4号 原村犯罪被害者等支援条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) お願いします。これはさきの本会議でも同じ、幾つか執行部に質問を求めたんですけれども、執行部側ではっきりと分かる答弁がなかったので、教えてください。  まず、ここで出てくる犯罪被害者という言葉なんですけれども、いつの時点で犯罪被害者になるのか、教えてください。 ○議長(松下浩史) 百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) 犯罪被害者がいつの時点かということでありますが、審議の過程の中では、いつからという説明はなかったとあります。 ○議長(松下浩史) 中村議員。 ◆10番(中村浩平) 第5条のところを開けますか。 ○議長(松下浩史) 暫時休憩します。                            午後 4時26分 休憩                            午後 4時27分 再開 ○議長(松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  中村議員。 ◆10番(中村浩平) お願いします。第5条のところは住民の役割のところです。よろしいですね。住民の役割。その中に、「2次被害が生じることのないよう十分配慮する」ということで、住民に義務づけているんです。1次被害が直接、2次被害が2次的なものと読み取れるんですけれども、これ、住民は犯罪被害者をどうやって知り得るんですか。十分配慮しろと言われたって、犯罪被害者が分からなければ配慮しようがないと思うんですけれども、その下の事業者の役割も同じです。事業者は、「2次被害が生じることのないよう十分配慮する」。相手が分からないのに、どうやって配慮すればいいんですか。そのところの議論はされましたか。 ○議長(松下浩史) 暫時休憩します。                            午後 4時28分 休憩                            午後 4時29分 再開 ○議長(松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) ただいま質問にありました住民等の役割の第5条の関係でありますが、この部分については審議がしてありません。 ○議長(松下浩史) 中村議員。 ◆10番(中村浩平) 最後といたします。これは、支援する金額等が条例に全く書いてありません。その辺のところを全部村長にお任せで、議会としてよろしいんでしょうか。お願いします。 ○議長(松下浩史) 百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) 執行する要綱等がありまして、その中に詳しく状況に応じた支援金等が載っております。要綱等については執行部のほうということで、具体的には審査はしてありませんが、要綱等にそれぞれの支援金、補助金の額が載っています。以上です。 ○議長(松下浩史) そのほか質疑はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第4号 原村犯罪被害者等支援条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第4号 原村犯罪被害者等支援条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第5号 内部組織の改編に伴う関係条例の整理に関する条例についての質疑を行います。質疑はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第5号 内部組織の改編に伴う関係条例の整理に関する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第5号 内部組織の改編に伴う関係条例の整理に関する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第6号 原村職員定数条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) お願いします。以前の定例会でも執行部に指摘していますが、条例は、誰が読んでも共通の理解ができるようにしなければならないということで言っております。この定数条例の第2条職員の定数、定められた数ですね。「職員定数は次に掲げるとおりとする。」というところが今回変更になるんですけれども、この定数というところが問題で、我々議会だって議員の定数を定める条例というものがあって、そこで11名となっているわけです。ですので、これは欠員が出たら補充しなければいけないんですけれども、そうではなくて、この条例の第2条は、定数の上限と書かなければいけないと思うんですけれども、その辺の議論はしていただけましたか。 ○議長(松下浩史) 百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) ただいまの質問にありました定数の上限ということでありますが、その質疑については審査してありません。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑はありますか。
     (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第6号 原村職員定数条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第6号 原村職員定数条例の一部を改正する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第7号 督促手数料の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより議案第7号 督促手数料の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第7号 督促手数料の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第22号 令和6年度原村農業者労働災害共済事業特別会計予算についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第22号 令和6年度原村農業者労働災害共済事業特別会計予算についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第22号 令和6年度原村農業者労働災害共済事業特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、陳情第1号 国に対し、「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を求める陳情書の質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。まず、この陳情を採択することに反対者の発言を許します。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより陳情第1号 国に対し、「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を求める陳情書を採決します。  お諮りします。この陳情に対する委員長の報告は、採択です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、陳情第1号 国に対し、「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を求める陳情書は、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。  皆様にお諮りします。本日の会議時間は、議事の都合により、この際あらかじめこれを延長したいと思います。これに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、本日の会議時間を延長することに決しました。本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長します。  それでは、次に、一般会計予算特別委員長の報告を求めます。小松委員長。 ◎一般会計予算特別委員長(小松志穂) お願いいたします。原村議会議長、松下浩史様。一般会計予算特別委員長、小松志穂。令和6年第1回原村議会定例会委員会審査報告書。本委員会に付託された案件につき、審査の結果下記のとおり決定したので、原村議会会議規則第77条の規定により報告します。  (以下委員長報告朗読) ○議長(松下浩史) 議案第16号 令和5年度原村一般会計補正予算(第13号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第16号 令和5年度原村一般会計補正予算(第13号)についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第16号 令和5年度原村一般会計補正予算(第13号)については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第19号 令和6年度原村一般会計予算について、質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。村田議員。 ◆5番(村田俊広) 反対の討論を行います。反対の理由は、加齢性難聴者の補聴器購入補助に対して何ら前進が見られない点です。一般質問でも取り上げましたが、執行部の答弁は、購入補助の住民要求が酌み取れないということでした。  この補助の要求につきましては、2022年に120筆余の署名を添えて、菊池元村議とともに五味前村長に手渡したものです。私も住民の声を聞いて選挙公約として掲げたもので、要求がないということは認められません。  諏訪6市町村で見ても、来期諏訪市実施となれば、半分の自治体が実施することとなります。予算案の給食費の値上げに対する補助は、他市町より手厚いとも思われますが、補聴器購入補助に対しては、原村は遅れていると思われても仕方のない事態です。実施自治体もそれほど大きな予算ではありません。切実さを認識して実施しています。個別の課題ではありますが、重要な人権の問題です。補聴器の重要性の認識を高めて、補助の早期実現を促進するために本案に反対いたします。以上です。 ○議長(松下浩史) ほかに討論はありますか。芳澤議員。 ◆1番(芳澤清人) 賛成の立場として討論いたします。ただいまの補聴器の問題ですが、村の高齢者福祉計画を進める中で、現状を把握するためにアンケートを取った。それで補聴器が必要という意見がなかったということを聞いております。  村が高齢者の普通の日常生活をどうフォローしていくか、そんなことを考えたときに、村がどこまで関与して、何が必要かということを考えたと思います。その点、私は生活習慣病の予防、高齢者のインフルエンザワクチンの予防接種、新型コロナ感染者のワクチン接種など、高齢者が特に優先的に考慮してきた今時を考えると、補聴器の購入補助が予算に盛り込めなかったことは理解できます。  しかし、今後、実態の把握を見ながら、国の動向を見極めながら、補聴器については前向きに検討していくと、私も包括医療審議会の一員として述べさせていただきました。  今予算は、村長の公約である原村5策に沿い、子育て、教育、農業生活経営支援、村道改修工事、重層的支援体制など、必要なところは増額し、また新しい要素を組み入れた46億1,600万円の予算編成に賛成いたします。以上です。 ○議長(松下浩史) そのほか討論はありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第19号 令和6年度原村一般会計予算についてを採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は、可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (多数起立) ○議長(松下浩史) 起立多数です。よって、議案第19号 令和6年度原村一般会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  この際、暫時休憩します。                            午後 5時01分 休憩                            午後 5時02分 再開 ○議長(松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  小松議員。 ◆6番(小松志穂) ただいま原案可決となった議案第19号 令和6年度原村一般会計予算に対する附帯決議案を提出いたします。 ○議長(松下浩史) ただいま小松志穂議員より、議案第19号 令和6年度原村一般会計予算に対する附帯決議案の提出がありました。  お諮りします。附帯決議案について直ちに議題とすることに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第19号 令和6年度原村一般会計予算に対する附帯決議案の提出についてを議題とすることに決定しました。  これより議案第19号 令和6年度原村一般会計予算に対する附帯決議案の提出についてを議題とします。趣旨説明を求めます。小松議員。 ◆6番(小松志穂) お願いいたします。案文の朗読により趣旨の説明に代えさせていただきます。原村議会議長、松下浩史様。原村議会一般会計予算特別委員長、小松志穂。  (附帯決議案朗読) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。まず、原案のとおり決議することに反対者の発言を許します。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、原案のとおり決議することに賛成の方の発言を許します。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第19号 令和6年度原村一般会計予算に対する附帯決議案の提出についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決議することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第19号 令和6年度原村一般会計予算に対する附帯決議案の提出については、原案のとおり決議されました。
     この際、暫時休憩します。                            午後 5時09分 休憩                            午後 5時25分 再開 ○議長(松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  村長及び議員から議案が提出されましたので、お手元に配付してあります。  提出議案は、村長提出3件、議員提出2件です。  ここで、3月14日及び本日議会運営委員会を開催し、追加議案の取扱いについて協議していますので、議会運営委員長の報告を求めます。半田委員長。 ◎議会運営委員長(半田裕) 報告します。3月14日及び本日、議会運営委員会を開催し、本日の追加議案について協議しましたので、報告します。  本日の追加議案は、村長提出3件、議員提出2件の計5件です。委員会付託を省略し、本日、直ちに本会議で審議を行いたいと思います。以上です。 △3 追加議案審議 ○議長(松下浩史) 追加議案については、議会運営委員長報告のとおり、これを日程に追加し、議題にしたいと思います。御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。追加議案を日程に追加し、議題とすることに決定しました。  日程第3 これより追加議案を議題にします。  議案第26号 和解及び損害賠償の額の決定についてを議題とします。  提出者の説明を求めます。清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) それでは、議案第26号 和解及び損害賠償の額の決定について。  (以下提出理由説明) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第26号 和解及び損害賠償の額の決定についてを採決します。  お諮りします。本案はこれに決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第26号 和解及び損害賠償の額の決定については、可決することに決定しました。  次に、議案第27号 令和5年度原村一般会計補正予算(第14号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) それでは、お願いいたします。議案第27号 令和5年度原村一般会計補正予算(第14号)について。  (以下提案理由説明) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第27号 令和5年度原村一般会計補正予算(第14号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第27号 令和5年度原村一般会計補正予算(第14号)については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号 令和5年度原村農業者労働災害共済事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) それでは、お願いいたします。議案第28号 令和5年度原村農業者労働災害共済事業特別会計補正予算(第1号)について。  (以下提案理由説明) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第28号 令和5年度原村農業者労働災害共済事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第28号 令和5年度原村農業者労働災害共済事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。  次に、発委第2号 「刑事訴訟法の再審規定(再審法)」の改正を求める意見書案の提出についてを議題とします。  趣旨説明を求めます。百瀬議員。 ◆8番(百瀬嘉徳) お願いします。  (発委第2号朗読) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより発委第2号 「刑事訴訟法の再審規定(再審法)」の改正を求める意見書案の提出についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、発委第2号 「刑事訴訟法の再審規定(再審法)」の改正を求める意見書案の提出については、原案のとおり可決されました。  次に、発委第3号 八ヶ岳を望む美しい景観を次世代に引き継ぐための決議案の提出についてを議題とします。  趣旨説明を求めます。平出委員長。 ◎社会文教常任委員長(平出敏廣) お願いいたします。  (発委第3号朗読) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより発委第3号 八ヶ岳を望む美しい景観を次世代に引き継ぐための決議案の提出についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決議することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、発委第3号 八ヶ岳を望む美しい景観を次世代に引き継ぐための決議案の提出については、原案のとおり決議されました。 △4 諸般の報告 ○議長(松下浩史) 日程第4 諸般の報告を行います。  監査委員から、例月出納検査結果報告書、令和6年1月分出納、定期監査報告書、令和5年第3回諏訪広域公立大学事務組合議会定例会報告書の提出がありましたので、お手元に配付しておきました。 △5 委員会の閉会中の継続調査 ○議長(松下浩史) 日程第5 委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。  総務産業常任委員長、社会文教常任委員長、広報広聴常任委員長、議会運営委員長、議会改革特別委員長から、会議規則第75条によってお手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りします。委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。  ここで、村長から挨拶があります。牛山村長。 ◎村長(牛山貴広) 令和6年第1回定例議会の閉会に当たりまして、一言お礼の挨拶を申し上げます。本定例会に上程いたしました各議案に対しまして、それぞれ慎重審議を賜り、原案どおり議了いただきましたことに対しまして、お礼を申し上げます。今後とも原村のさらなる発展のために、調和の取れた魅力ある村づくりを推進してまいりたいと考えております。議員各位におかれましては、今後ともお力添えのほどをお願い申し上げます。  結びになりますが、議員各位の一層の御活躍と御健勝を祈念申し上げ、閉会の挨拶とします。ありがとうございました。 ○議長(松下浩史) 以上で、本日の日程は全部終了しました。  これにて令和6年第1回原村議会定例会を閉会します。大変お疲れさまでした。                            午後 5時52分 閉会
    以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。         令和6年3月19日              原村議会議長  松 下 浩 史              原村議会議員  平 出 敏 廣              原村議会議員  森 山 岩 光              原村議会議員  村 田 俊 広...