原村議会 > 2023-09-29 >
令和 5年第 3回定例会-09月29日-付録
令和 5年第 3回定例会−09月29日-05号

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  1. 原村議会 2023-09-29
    令和 5年第 3回定例会−09月29日-05号


    取得元: 原村議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 5年第 3回定例会−09月29日-05号令和 5年第 3回定例会          令和5年第3回原村議会定例会第5日目会議録 1 日  時  令和5年9月29日(金) 2 場  所  原村議会議場 3 出席議員  1番  芳 澤 清 人     2番  半 田   裕         3番  平 出 敏 廣     4番  森 山 岩 光         5番  村 田 俊 広     6番  小 松 志 穂         7番  宮 坂 早 苗     8番  百 瀬 嘉 徳         9番  佐 宗 利 江    10番  中 村 浩 平        11番  松 下 浩 史 4 欠席議員  なし 5 地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席を求めた者は次のとおりである。   村長       牛 山 貴 広    副村長      清 水 秀 敏   会計管理者    平 出 甲 貴    住民財務課長   鎌 倉 丈 典   農林課長     小 池 恒 典    商工観光課長   小 池 典 正   保健福祉課長   伊 藤 宏 文    建設水道課長   清 水 英 夫   消防室長     小 林 伸 司    子ども課長    百 瀬 則 夫   生涯学習課長   五 味 武 彦
    6 職務のため出席した事務局職員   事務局長     秋 山 雄 飛    書記       小 松 昌 人 7 本日の日程        1)会議録署名議員の指名        2)議案審議          議案第37号から議案第46号まで、認定第1号から          認定第5号まで及び陳情第4号から陳情第7号まで           「委員長報告・質疑・討論・採決」        3)追加議案審議          議案第47号、発委第5号及び発議第3号           「上程・説明・質疑・討論・採決」        4)諸般の報告        5)委員会の閉会中の継続調査 8 地方自治法第149条第1項の規定により、長から提出された議案は次のとおりである。  1.議案第47号 令和5年度原村一般会計補正予算(第8号)について 9 原村議会会議規則第14条第3項の規定により、常任委員会から提出された議案は次のとおりである。  1.発委第 5号 3歳未満児保育料と育休退園の見直しを求める決議案の提出について 10 原村議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により、議員から提出された議案は次のとおりである。  1.発議第 3号 現行の「健康保険証」廃止の延期を求める意見書案の提出について                            午後 1時30分 開議 ○議長(松下浩史) 皆さん、こんにちは。ただいまの出席議員は11人であります。定足数に達しておりますので、これより令和5年第3回原村議会定例会第5日目の会議を開きます。  ここで御報告申し上げます。古清水教育長から本日の会議を欠席する旨の届けが出ておりますので、御報告いたします。 △1 会議録署名議員の指名 ○議長(松下浩史) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員会議規則第127条の規定により、10番中村浩平議員、1番芳澤清人議員、2番半田裕議員を指名します。 △2 議案審議 ○議長(松下浩史) 日程第2 議案審議を行います。  議案第37号から議案第46号まで、認定第1号から認定第5号まで及び陳情第4号から陳情第7号までを議題とします。  付託案件について、委員長報告を求めます。  まず、社会文教常任委員長報告を求めます。平出委員長。 ◎社会文教常任委員長平出敏廣) それでは、社会文教常任委員会報告をいたします。原村議会議長松下浩史様。令和5年9月29日、社会文教常任委員会委員長平出敏廣。令和5年第3回原村議会定例会委員会審査報告書。本委員会に付託された案件を審査し、下記のとおり決定したので、原村議会会議規則第77条の規定により報告します。  (以下委員長報告朗読) ○議長(松下浩史) すみません、暫時休憩とします。                            午後 1時44分 休憩                            午後 1時45分 再開 ○議長(松下浩史) 再開します。 ◎社会文教常任委員長平出敏廣) (以下委員長報告朗読) ○議長(松下浩史) 議案第39号 原村特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第39号 原村特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長報告は可決です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第39号 原村特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第40号 原村家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第40号 原村家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長報告は可決です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第40号 原村家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第41号 原村重度心身障害者福祉年金条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第41号 原村重度心身障害者福祉年金条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長報告は可決です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第41号 原村重度心身障害者福祉年金条例の一部を改正する条例については、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第43号 令和5年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算(第2号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより議案第43号 令和5年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長報告は可決です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第43号 令和5年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計補正予算(第2号)については、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第44号 令和5年度原村水道事業会計補正予算(第2号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。森山議員。 ◆4番(森山岩光) 議案第45号 令和4年度原村水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてでありますけれども。質疑回答の中に、給水原価事業内容に左右されているのであり、第2配水池内の改修工事電気料の高騰などで経費の増大に伴い高騰しているということでありますが、私の聞く限りでは、ここ十何年、20年近く水道料金値上げをしていないと。現状維持できているということでありますけれども、この辺の整合性についての話はあったのかどうかお願いします。 ○議長(松下浩史) 平出委員長。 ◎社会文教常任委員長平出敏廣) 整合性というか、値上げに関しては確認をしております。当面は大丈夫ですが、このままの状態、いつかは上げる予測はあるということは聞いております。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第44号 令和5年度原村水道事業会計補正予算(第2号)についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長報告は可決です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第44号 令和5年度原村水道事業会計補正予算(第2号)については、委員長報告のとおり可決されました。  次に、認定第2号 令和4年度原村国民健康保険事業勘定特別会計決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより認定第2号 令和4年度原村国民健康保険事業勘定特別会計決算の認定についてを採決します。
     お諮りします。本案に対する委員長報告は認定です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、認定第2号 令和4年度原村国民健康保険事業勘定特別会計決算の認定については、委員長報告のとおり認定されました。  次に、認定第3号 令和4年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより認定第3号 令和4年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計決算の認定についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長報告は認定です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、認定第3号 令和4年度原村国民健康保険直営診療施設勘定特別会計決算の認定については、委員長報告のとおり認定されました。  次に、認定第5号 令和4年度原村後期高齢者医療特別会計決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより認定第5号 令和4年度原村後期高齢者医療特別会計決算の認定についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長報告は認定です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、認定第5号 令和4年度原村後期高齢者医療特別会計決算の認定については、委員長報告のとおり認定されました。  次に、議案第45号 令和4年度原村水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第45号 令和4年度原村水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長報告は可決及び認定です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第45号 令和4年度原村水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定については、委員長報告のとおり可決及び認定されました。  次に、議案第46号 令和4年度原村下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての質疑を行います。  暫時休憩します。                            午後 1時56分 休憩                            午後 1時57分 再開 ○議長(松下浩史) 再開します。  暫時休憩します。                            午後 1時57分 休憩                            午後 1時58分 再開 ○議長(松下浩史) 再開します。  次に、議案第46号 令和4年度原村下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第46号 令和4年度原村下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長報告は可決及び認定です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第46号 令和4年度原村下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定については、委員長報告のとおり可決及び認定されました。  次に、陳情第5号 原村保育所保育料徴収金基準額表見直し引き下げ陳情書の質疑を行います。質疑はありませんか。半田議員。 ◆2番(半田裕) 2点質問をお願いいたします。一つ目が、僕も基本的には子ども子育て施策の充実を望んでいるわけではあるんですが、村の予算は限られている中で、子ども子育て施策として、本件の優先度について何か委員会内で議論があったかという点が1点。  2点目が、今回これによって保育料、村への歳入が少し減ってしまうかということが想像できるんですけれども、保育の質の向上をさせていくことについて影響はないか。反対に、村のほうでその分予算が削られて、質の低下につながるのではないかという不安があるんですけれども、その点について質の低下にならないというところを村のほうに確認されたかどうか、この2点についてお願いいたします。 ○議長(松下浩史) 平出委員長。 ◎社会文教常任委員長平出敏廣) 暫時休憩を求めます。 ○議長(松下浩史) 暫時休憩します。                            午後 2時00分 休憩                            午後 2時01分 再開 ○議長(松下浩史) 再開します。  平出委員長。 ◎社会文教常任委員長平出敏廣) ただいまの質問について、限られた予算の中で子ども子育て施策として、本件の優先度について何か議論があったかという質問ですが、回答内容に当たるような議論はありませんでした。  また、2番の保育の質の向上に影響はないか、質の低下につながらないかについても、確認をしておりません。以上です。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。芳澤議員。 ◆1番(芳澤清人) 2点お願いいたします。この陳情書を見ますと、真ん中の辺に、「収入が低い若い世代にとって月額60,000円前後の保育料は相当な重荷です。」とありますけれども、6万円というのは、この階層区分の中の6と7の間くらい、かなり収入が高い世代だと思います。この辺の議論はされたんでしょうか。これが1点。  もう1点は、この中に7から8階層の賛成討論の中に、3、4階層については他の子育ての先進と言われている自治体で細かく設定がされているということなんですが、本村の場合、大体未満児は60人いると言われているんですが、3、4階層については何人くらいいるのか議論されたでしょうか。 ○議長(松下浩史) 平出委員長。 ◎社会文教常任委員長平出敏廣) 1番の6万円は高いという部分の質問ですけれども、この陳情書にあります月額6万円前後の保育料の重荷という部分については、意見交換会をされたときに、陳情者のほうから、6万円前後の保育料というのは、原村に移住された方、その方が以前住まわれていたところの補助率が高かったということの中で、原村に来たら6万円に上がってびっくりしたというような内容でお聞きしております。  そのことについては、委員会の中で特段しておりませんけれども、6万円の保育料というのは、これは国の基準の中から示されているものであるので、ここの部分については、収入の面から見れば特段調整する必要もないのではないかという先ほどの意見でございます。  それと、何名というところについては、ちょっと人数把握はしておりません。多いということだけは分かっておりますけれども、特段どこの部分に何名、何名という部分は確認しておりません。 ○議長(松下浩史) 芳澤議員。 ◆1番(芳澤清人) 私が質問したのは、6万円の重みということ。これは収入が大体300万円以上ですか、所得が。その若い世代にとって、比較的収入が低いというのはちょっとおかしいんじゃないかという、そういう質問です。 ○議長(松下浩史) 平出委員長。 ◎社会文教常任委員長平出敏廣) 若い世代と6万円の部分については切り離してしておりますので、若い方が6万円以上を払う部分について云々ということは、特段議論しておりません。6万円についての保育料という部分では、討議をしております。以上です。 ○議長(松下浩史) 小松議員。 ◆6番(小松志穂) 補足の説明になります。先ほどの3階層、4階層の人数のところですが、委員会内で資料の共有はしておりまして、令和5年度8月時点のものになりますが、保育標準時間で、その階層の対象者6名、保育短時間で6名、すみません、今ぱっと計算したので、少しずれはあるかもしれませんが。ボリュームゾーンとしては、5階層、6階層あたりが多いというような認識をしております。 ○議長(松下浩史) 芳澤議員。 ◆1番(芳澤清人) 3、4階層が6名とおっしゃいましたね。ということは、大体10分の1ではないですか。 ○議長(松下浩史) 小松議員。 ◆6番(小松志穂) 保育標準時間で6名、短時間で6名です。計12名です。ただ、変動がありますが、令和5年8月分の数値として課から頂いた資料になります。 ○議長(松下浩史) 中村議員。 ◆10番(中村浩平) 委員長答弁の補足をさせていただきます。先ほど、保育料徴収金基準額6万円というお話が出たんですけれども、委員会の内部で議論したときに、では大体これはどのくらいの年収になるんだという話が出まして、おおむね1,000万円超くらいの方がこの6万円に該当するというような前提で議論が進んだことを御報告させていただきます。以上です。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑はありますか。森山議員。 ◆4番(森山岩光) 原村保育所保育料徴収金基準額表見直し引き下げ陳情書について質問をいたします。この陳情書を見ますと、昨年4月に認可外保育所として開園した八ヶ岳風の子保育園は、これは例えば、八ヶ岳風の子保育園のことを聞きますけれども、保育料を一律3万5,000円にしましたと。そして認可後の今年度の保育料は原村の基準が適用になり、その結果、多くの家庭で1万円から3万円もアップしましたと。こういうふうに陳情の中には書いてあるんですけれども、現状1万円から3万円という方は何名くらいおるのかということが1点。  それから、基本的なことを聞きますけれども、この陳情は、原村保育所保育料徴収金基準額表見直し引き下げ陳情書とありますけれども、見直しが優先なのか、それとも見直しと同時に引下げをするのか、すぐ引下げをしてほしいのか、その2点を伺います。 ○議長(松下浩史) 平出委員長。 ◎社会文教常任委員長平出敏廣) この件については、6月5日でしたか、全員で陳情者をお呼びし、意見交換をしております。その中で出されておればですけれども、特段、委員会の中で陳情者を呼んで質疑をしておりませんので、ということはお伝えしておきます。  また、先ほどの部分でありますけれども、何人であったかというような部分について、私のほうでは確認しておりません。  ほかに何かありましたか。(発言する者あり)見直し、または引下げといった陳情書ではございますが、委員会としては、3ないし4階層のところが非常に利率的に大きい金額になっているのではないかということで、この部分の見直しをしていただいたらいかがかと。そして、先ほども報告いたしました7階層、8階層以上の方の収入分を加味しますと、その辺りは3階層から5階層までの分よりも若干安くなっていくというか、利率が低くなっているということで話し合ってはおります。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありますか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) 採択に反対の討論をさせていただきます。私自身も過去に年少、年中、年長と保育料を複数年納めてきました。若い時分であったので、結構支払いが大変だったのを今でも覚えています。  さて、本件は、それ以下の未満児保育料の減額を求める陳情ですが、本村においては既に国の基準より低い金額に設定されており、これ以上の減額は受益者負担の原則から外れてしまうとも考えられます。  皆さん、思い出してみてください。県が村内で行った基盤整備事業事業参加者は何十万円と受益者負担金を納めましたよね。人によっては100万円を優に超えていました。また、下水道受益者負担金、区域内の方は、宅地部分だけではなく屋敷の面積まで加算され、これは何十万円も負担しました。  同様に今回の未満児保育料は、あくまでサービス利用者が負担するものであり、例えば、義務教育期間給食費等とは異なり、住民全員に関係するものではありません。なので、これを減額すると、間接的にはほかの方に負担させることになってしまいます。本村では、まだそこまでの住民合意が得られていないと私は考えます。  よって、当事者の気持ちはよく分かりますが、本陳情には反対とさせていただきます。以上です。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。小松議員
    ◆6番(小松志穂) 賛成の立場から討論いたします。村の未満児保育料は国の基準内で設定されておりますが、第4階層においては、国が上限とする基準と同額の設定となっているなど、比較的所得が低い世帯においては、所得に対する保育料負担率は大きくなっています。  未満児保育は、園児1人当たりの保育に要する費用が非常に多い中、国・県、また村の負担によって利用者の負担が軽減されているということは認識しておりますが、国が公表している各種の調査によれば、理想の子供の数を持てない最大の理由は、子育てや教育にかかる経済的負担であるという結果が出ており、特に若い世代ほどその割合が大きくなっています。  先日の新聞社の調査でも、県内で少子化対策に効果を感じにくいと感じる自治体が多い中、効果を感じている施策があると回答した自治体には、未満児保育料を当村よりも低く設定している自治体が多く存在しています。  両保育園の保護者会長らにより提出された本陳情は、村の子育て世代の声を表したものであり、地域として子供を育てていく中で、新村政における子ども子育て施策の方向性が問われているものかと考えます。  保育料見直しが実施されていない当村において、定期的に保育料見直しがなされることが望ましく、またさきに述べた、特に負担率の大きい階層においては、階層区分の細分化や保育料引下げの検討も同時になされることが望ましいと考えます。よって、本陳情に賛成いたします。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに反対者の発言を許します。討論はありますか。森山議員。 ◆4番(森山岩光) この陳情書に反対の立場で討論いたします。この陳情書を見ますと、先ほども私は質疑をいたしましたが、原村の3歳未満児保育料の減額を陳情しますと。昨年4月に認可外保育所として開園した八ヶ岳風の子保育園は、保育料を一律3万5,000円にしましたということです。風の子保育園の陳情でありますので、具体的に申し上げます。  私は、過日の懇談会の席でもこの件について質問をいたしました。保育料をなぜ一律3万5,000円にしたのか。それで保育園の経営をしてきたのか。私が思うに、保育料を一律にするということがそもそも間違いではないかと。  村の徴収基準は、所得によってそれぞれ徴収をしております。それをあえて一律3万5,000円にしたということは、懇談会の席では、東京都の最低賃金とこちらの最低賃金を基準にしたということで決めたという話を聞きました。それも結構なことでしょうけれども、まず物価が違います。だから、それを基準にすること自体が私は間違っているんじゃないかと、こんなふうに思います。  先ほども言いましたけれども、認可された途端に1万円から3万円もアップしたと。これではとてもやっていけないということのようでありますけれども、私は時期尚早ではないかと思います。先ほども中村議員のほうから討論しましたように、関わらない多くの住民の方々にこの内容を示したときに、果たして我々が説明責任を果たせるのかどうか、非常に疑問です。村の財政状況も決して裕福ではありません。その辺のところはもっとしっかり詰めてから進めていくという立場で、この陳情については反対をいたします。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。宮坂議員。 ◆7番(宮坂早苗) 賛成の立場で討論をいたします。私はまず、少子化対策をしない自治体には未来はないと思っております。親の働く環境も大きく変わってきています。その親を支える対策を取らない自治体というのが持続可能な自治体と言えるのかどうか、それは疑問に感じます。  今までと違って、親の働く環境は大きく変わり、また、子育ての環境も大きく変わっております。今しっかりと少子化対策をして、持続可能な自治体となることが望ましいと思われますので、私はこの陳情に賛成をいたします。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに反対者の発言を許します。ありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより陳情第5号 原村保育所保育料徴収金基準額表見直し引き下げ陳情書を採決します。  この採決は起立によって行います。この陳情に対する委員長報告は採択です。委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。  (同数起立) ○議長(松下浩史) お座りください。賛成・反対が同数です。したがって、地方自治法第116条第1項の規定によって、議長がこの陳情に対して裁決します。  陳情第5号 原村保育所保育料徴収金基準額表見直し引き下げ陳情書は、議長は不採択と裁決します。よって、陳情第5号 原村保育所保育料徴収金基準額表見直し引き下げ陳情書は、不採択することに決定しました。  理由を述べます。討論の中でありましたように、この議論については、議会の中でもしっかり議論をする必要があり、圧倒的多数でない限り、議会の意思としては、やはり今後審議を続けながらこの件については進めていくということで、現状維持を取るということで不採択とさせていただきます。以上です。  次に、陳情第6号 下の子の育児休業中に上の子(3歳未満児)の保育所入所の継続を認めることの陳情書の質疑を行います。質疑ありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。まず、この陳情を採択することに反対者の発言を許します。討論ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより陳情第6号 下の子の育児休業中に上の子(3歳未満児)の保育所入所の継続を認めることの陳情書を採決します。  お諮りします。この陳情に対する委員長報告は採択です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、陳情第6号 下の子の育児休業中に上の子(3歳未満児)の保育所入所の継続を認めることの陳情書は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。  次に、総務産業常任委員長報告を求めます。百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) 令和5年9月29日、原村議会議長松下浩史様。総務産業常任委員会委員長、百瀬嘉徳。令和5年第3回原村議会定例会委員会審査報告書。本委員会に付託された案件のうち、審査の結果下記のとおり決定したので、原村議会会議規則第77条の規定により報告します。  (以下委員長報告朗読) ○議長(松下浩史) この際、暫時休憩します。休憩の後、質疑、討論、採決に移りたいと思います。再開は2時40分とします。よろしくお願いします。                            午後 2時31分 休憩                            午後 2時40分 再開 ○議長(松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を再開します。  議案第37号 原村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第37号 原村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長報告は可決です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第37号 原村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例については、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第38号 原村ふるさと寄附金条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第38号 原村ふるさと寄附金条例の一部を改正する条例についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長報告は可決です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第38号 原村ふるさと寄附金条例の一部を改正する条例については、委員長報告のとおり可決されました。  次に、認定第4号 令和4年度原村農業者労働災害共済事業特別会計決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより認定第4号 令和4年度原村農業者労働災害共済事業特別会計決算の認定についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長報告は認定です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、認定第4号 令和4年度原村農業者労働災害共済事業特別会計決算の認定については、委員長報告のとおり認定されました。  次に、陳情第4号 「健康保険証」の存続に関する意見書の提出を求める陳情書の質疑を行います。質疑はありませんか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) お願いします。質疑の前に委員長さんにお願いなんですけれども、宛名を含めてこれは「はらそんぎかい」と読みますので、訂正は求めませんが、今後ともよろしくお願いします。  まず二つお聞きします。この報告書の中の質疑、陳情について質疑、回答とあるんですけれども、質疑は誰に対してしたものですか。あと、回答というのは誰がしたものか、説明をお願いします。  それともう一つ、マイナ保険証の制度、これは総務産業常任委員の皆さんが、具体的に病院に行ってどういう手続をするのかというのをしっかり理解した上で議論されましたか。そこを教えてください。 ○議長(松下浩史) 百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) 1点目について報告します。質疑の関係でありますが、質疑したのは議員であります。回答の部分であります。回答の部分は陳情者であります。  もう一つ、病院に行って確認したかということでありますが、その部分についてはやっておりません。 ○議長(松下浩史) 暫時休憩します。                            午後 2時44分 休憩                            午後 2時46分 再開 ○議長(松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を再開します。  百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) マイナンバーカードの関係でありまして、持っている人と持っていない人がおりまして、持っている人は理解しているということであります。(同日「委員会として共通の理解を持っていない」の訂正あり)以上です。 ○議長(松下浩史) 暫時休憩します。                            午後 2時46分 休憩                            午後 2時47分 再開 ○議長(松下浩史) それでは、会議を再開します。  佐宗議員。 ◆9番(佐宗利江) すみません、発言のほうを訂正させていただきまして、委員会として共通の理解を持っていないということでお願いいたします。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) この陳情を見ますと、最後のところです。健康保険証の廃止は行わずに、現在の健康保険証の存続を求めるとありますよね。これに対して皆さんは、いやこれ駄目だぞと判断したわけですよね、簡単に言うと。例えば高齢者の方、例えば80歳を過ぎたような方が病院に行って、今までは保険証を出せばよかったんですよね。ただ出せばよかったんですよね。  今度マイナカードになると、自分で顔認証とか暗証番号とか入れたりしなきゃいけないんですよね。それを議員の皆さんは全員できる、大丈夫だと判断したんですか。お願いします。 ○議長(松下浩史) 百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) マイナンバーカードに一本化ということで、来年の秋以降なんですけれども、そういうことでなるわけでありますけれども、マイナンバーカードで病院に行って、申請時にお年寄り等がうまくやれるかということでありますが、その部分は協議していなくて、マイナンバーカードと保険証の並立は事務の混乱になるということで、その部分は協議してあります。 ○議長(松下浩史) 中村議員。 ◆10番(中村浩平) 私が総務産業常任委員会のほうから頂いた資料が手元にあるんですけれども、今、67%に何らかのトラブルがありましたと病院関係者が言っているわけですよね。それなのに、一本化で大丈夫だと判断した理由は何だったんですか。教えてください。 ○議長(松下浩史) 暫時休憩します。
                               午後 2時50分 休憩                            午後 2時52分 再開 ○議長(松下浩史) 会議を再開します。  半田議員。 ◆2番(半田裕) ただいまの質問についてお答えします。一本化することについてということでしたけれども、現在、紙とマイナンバーカードの両方が併用されているという状況なんですけれども、こちらの両方が併用されていることによって、現場の負担が大きいという点、また、マイナンバーカードと保険証が両方あることによって不正利用にもつながりやすいということで、どちらかの形に一本化をする必要があるというような点が委員会の中で議論されております。以上です。 ○議長(松下浩史) 質疑ありますか。平出議員。 ◆3番(平出敏廣) 先ほど中村議員のほうからありましたけれども、今、マイナカード、またマイナ保険証、ちょっと意味合いが本来は違うものであると理解しておるわけですが、マイナンバーカードを持っていない方が全国の中でまだ3割以上いる。その数字を見れば、村内も同等ぐらいの数字になっているのではないかというふうに思います。ですから、7割の方が持っていて3割の方がまだマイナンバーカードを持っていないというようなことの中で、来年秋までに100%になるのかならないのか、その辺のことは検討されたのか、また100%になる確率というか、方法等は検討されたのか確認します。 ○議長(松下浩史) 百瀬委員長。 ◎総務産業常任委員長(百瀬嘉徳) ただいまの来年の秋までに100%になるかということでありますが、その部分、100%という数字については協議してありません。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。まず、この陳情を採択することに反対者の発言を許します。討論ありますか。半田議員。 ◆2番(半田裕) 反対の立場で討論をいたします。先ほど、質問の中でも一部回答でお答えはしたんですけれども、現状、紙の保険証とマイナンバーカードが並列で利用されていることによって事務の煩雑さが出ているという声、こちらも医療機関のほうからお聞きしています。なので、どちらかの形に一本化をする必要があるというふうに考えています。  現状、ミス等が事務上に起きているんですけれども、そちらは事務に慣れていくため、しっかりと事務の手続を行っていただくというところが必要なわけであって、その期間も含めて、国のほうは5年間の資格確認証の猶予期間を設けているわけであります。5年間設けている中で、しっかりとこの制度の確立をしていって、一本化は必ずするべきだというふうに思っておりますので、この陳情には反対の立場を取らせていただきます。以上です。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。ありますか。村田議員。 ◆5番(村田俊広) 健康保険証が廃止されることに対して、国民は世論調査でも70%以上とかの反対の調査結果も出ております。一般質問でも行いましたが、県内においても、存続を求める自治体、意見を発している自治体も多くあります。多くの国民、自治体が不安を抱える中で、保険証を廃止するという方向に持っていくことは、正しくないと、合理的でないと思います。  したがって、この陳情には合理的な理由があると思いますので、採択すべきだと思います。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに反対者の発言を許します。芳澤議員。 ◆1番(芳澤清人) この陳情に反対の立場で申し上げたいと思います。このマイナ保険証というのは、マイナカードと連結して、いわゆるデジタル化、省力化につなげるためのマイナ保険証であります。薬や特定健診などのデータに基づく最適な医療が受けられるなど、メリットが幾つかあります。政府の方針、施策に従って本村でもマイナ保険証の取得を進めております。  私自身、マイナ保険証のトラブルを防ぐために、今まで慎重に慎重を重ね進めるべきであったと感じるところではありますが、紙ベースの今使っている保険証でもトラブルがあるということは聞いております。  マイナカードのトラブルを踏まえて、国民がマイナ保険証と資格確認証のどちらでも選択できる、そういった環境を整え、不安を解消できる方策を取っております。したがって、この陳情には反対いたします。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。ありますか。平出議員。 ◆3番(平出敏廣) 陳情に賛成いたします。マイナンバーカードの取得は、最初から強制ではなく任意とされているものです。私は、持ちたい人が持てばよいと思っていますので、今回はマイナンバーカードそのものに言及をいたしませんが、多くの方が特段不便さを感じていない、そして国民健康保険法の国民皆保険制度で義務づけされている現状の健康保険証を廃止し、一方的にひもづけすることに違和感があります。  私の周りの年配者には、様々な理由でマイナンバーカードを持っていない方々がおります。この方々が継続して安心して医療が受けられるよう願いますので、健康保険証の存続に関する意見書の提出を求める陳情に賛成といたします。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに反対者の発言を許します。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより陳情第4号 「健康保険証」の存続に関する意見書の提出を求める陳情書を採決します。  この採決は起立によって行います。この陳情に対する委員長報告は不採択ですが、採決は原案に対して行います。なお、本案について起立されない議員については、原案に反対するものとみなします。  陳情第4号 「健康保険証」の存続に関する意見書の提出を求める陳情書を採択することに賛成の方は起立願います。  (少数起立) ○議長(松下浩史) お座りください。起立少数です。陳情第4号 「健康保険証」の存続に関する意見書の提出を求める陳情書は、不採択とすることに決定しました。  次に、陳情第7号 「マイナ保険証」への一本化中止を求める意見書提出を求める陳情書の質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。まず、この陳情を採択することに反対者の発言を許します。ありませんか。芳澤議員。 ◆1番(芳澤清人) 「マイナ保険証」への一本化中止を求める意見書提出を求める陳情書に反対いたします。先ほどと同じになってしまいますが、マイナ保険証は、マイナカードとともに省力化するためのマイナ保険証であり、薬や特定健診などのデータに基づく最適な医療が受けられること、転居等による保険証の切替えや更新が不要であること、手続なしで高額医療費の限度を超える支払いが不要などのメリットがあります。  マイナ保険証に絡むトラブルを防ぐチェック体制や機能と整えるなど、人的エラーをなくすための慎重さは必要だったと感じますが、既にこの施策は開始されており、当村でもマイナ保険証を進めております。  マイナ保険証がなくても、資格確認証により保険証と同等の資格が得られます。マイナ保険証一本化の中止は、現在進んでいる施策に対し逆行するものであり、さらに住民の混乱を来すおそれがあります。したがって、この陳情書には反対します。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。村田議員。 ◆5番(村田俊広) 先ほども言いましたが、マイナカードの保険証について、不安、廃止を求める声は、医療従事者の中でも多く出ております。窓口で混乱するということもおっしゃいましたが、現在の紙の保険証で混乱するということはあまり考えられないと思います。  一方で、マイナカード保険証による認証システム、これについては、子供たちや高齢者に負担をかける。そこにおいての事務の混乱は発生するかと思いますので、マイナカードを一本化するのに私は反対ですので、この陳情については採択されることを求めます。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに反対者の発言を許します。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。中村議員。 ◆10番(中村浩平) 賛成討論をいたします。マイナンバーカードへの一元化は、決して悪いことではありませんが、まだ国民に十分このカードが普及してない。また、使い方が浸透していない以上、時期尚早であることは間違いありません。よって、本陳情に賛成とさせていただきます。以上です。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに反対者の発言を許します。ありませんか。森山議員。 ◆4番(森山岩光) 先ほど来、いろいろと討論されておりますけれども、私は、このマイナンバーカードの一本化については反対(同日「この陳情に対して不採択」の訂正あり)をいたします。と申しますのは、現在の紙の保険証、そしてマイナンバーカード、そうは言っても、マイナンバーカードについては作成をされている方が多く出てきております。当村においても、約五十二、三%でしたか、保険証へのひもづけがされております。  基本的にこれは国の施策であり、これは、国がデジタル化社会に向けての前段の一つの事業ということで進めておるわけであります。国のほうでもお金もそこそこかかっておる。税金を使っておる。間接的には私たちの税金も使われておるわけでありますので、ここまで来て、また一本化でなく紙のカードとマイナ保険証との並行使用については、かえって現場、それから医療にも混乱を招くおそれがあると考えます。よって、一本化に私は賛成をいたします。以上です。 ○議長(松下浩史) 暫時休憩します。                            午後 3時07分 休憩                            午後 3時07分 再開 ○議長(松下浩史) それでは、会議を再開します。  森山議員より発言の訂正を求められておりますので、これを許可したいと思います。森山議員。 ◆4番(森山岩光) 大変失礼をいたしました。私はこの陳情に対して、先ほど賛成ということを言いましたけれども、不採択ということで訂正をお願いいたします。 ○議長(松下浩史) それでは、会議を続けます。  次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。平出議員。 ◆3番(平出敏廣) 私はこの陳情に対して賛成の立場で申し上げます。先ほど来、紙の保険証でも問題があったと言われておりますけれども、半田議員から5年間延長をかけたと。5年間延長をかけて、あと1年残ったところでまだこの現状なんです。ですから、一旦中止をし、国の政策そのものであるかもしれませんが、実際、このマイナンバーカードの在り方、そしてマイナンバーカードにひもづくICチップの利用、このICチップのほうに健康保険証がひもづいていくわけです。そして今、国のほうで行われているのが、ICチップの拡大。今の容量では小さいということで、どんどん広げるというようなことも検討されていると聞いております。  そうしたことの中での利用の危険性というのが、やはりまだ全国に、またはカードを持たない人たちの、そういった不安を払拭できる材料になっていないということであります。ですから、私は先ほどの陳情のときにも申しましたけれども、まだまだ紙の保険証については必要であるということを感じておりますので、この陳情に賛成といたします。 ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに反対者の発言を許します。ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、この陳情を採択することに賛成者の発言を許します。ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより陳情第7号 「マイナ保険証」への一本化中止を求める意見書提出を求める陳情書を採決します。  この採決は起立によって行います。この陳情に対する委員長報告は不採択ですが、採決は原案に対して行います。なお、本案について起立されない議員については、原案に反対するものとみなします。  陳情第7号 「マイナ保険証」への一本化中止を求める意見書提出を求める陳情書を採択することに賛成の方は起立願います。  (少数起立) ○議長(松下浩史) 起立少数です。陳情第7号 「マイナ保険証」への一本化中止を求める意見書提出を求める陳情書は、不採択とすることに決定しました。  次に、一般会計予算・決算特別委員長報告を求めます。佐宗委員長。 ◎一般会計予算・決算特別委員長(佐宗利江) 令和5年9月20日、原村議会議長松下浩史様。一般会計予算・決算特別委員長、佐宗利江。令和5年第3回原村議会定例会委員会審査報告書。本委員会に付託された案件につき、審査の結果下記のとおり決定したので、原村議会会議規則第77条の規定により報告します。  (以下委員長報告朗読) ○議長(松下浩史) 議案第42号 令和5年度原村一般会計補正予算(第7号)についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより議案第42号 令和5年度原村一般会計補正予算(第7号)についてを採決します。  お諮りします。本案に対する委員長報告は可決です。委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第42号 令和5年度原村一般会計補正予算(第7号)については、委員長報告のとおり可決されました。  次に、認定第1号 令和4年度原村一般会計決算の認定についての質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。村田議員。 ◆5番(村田俊広) 決算に反対の立場で討論いたします。委員会でも申しましたが、コロナ対応の臨時特別給付金において、木曽郡の大桑村の例を紹介いたしました。大桑村ではこの資金を使って、小中学校の給食費の無料化を実施しました。県内におきましても、複数の自治体でそのような事業を行っております。しかるに、本村におきましては、そうした無償化についての議論が高まらなかったというような認識です。  給食費無料化は、憲法が義務教育を無償とした権利としても重要な事案でありますので、そのことについて深く検討されなかった状況を見ますと、この決算に対して反対せざるを得ないと思います。以上です。 ○議長(松下浩史) ほかに討論ありますか。芳澤議員。 ◆1番(芳澤清人) この決算に賛成いたします。村田議員は、給食の無償化がなされなかったということについて特記しているわけなんですが、国の新型コロナウイルス感染症に対する地方創生臨時交付金は、配分額17億5,000万円という大きな交付金でありました。全部で47事業に及ぶ、広くかつ細やかな事業を展開してきました。中でも小学校のエアコン設置、無償化にはなりませんでしたが学校給食の補助、子育て世代の臨時特別給付金、第2弾農業者緊急支援給付金、第5弾がんばろう!原村応援商品券など、住民の生活に直結し大変役に立ちました。これらのことから、私は賛成といたします。 ○議長(松下浩史) ほかに討論ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  これより認定第1号 令和4年度原村一般会計決算の認定についてを採決します。  この採決は起立によって行います。本案に対する委員長報告は認定です。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (多数起立) ○議長(松下浩史) 起立多数です。よって、認定第1号 令和4年度原村一般会計決算の認定については、委員長報告のとおり認定されました。
     この際、暫時休憩します。再開は午後3時40分とします。                            午後 3時23分 休憩                            午後 3時46分 再開 ○議長(松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  村長、委員会及び議員から議案が提出されましたので、お手元に配付してあります。  提出議案は、村長提出1件、委員会提出1件、議員提出1件です。  ここで、9月25日議会運営委員会を開催し、追加議案の取扱いについて協議していますので、議会運営委員長報告を求めます。半田委員長。 ◎議会運営委員長半田裕) 報告します。9月25日に議会運営委員会を開催し、本日の追加議案について協議しましたので報告します。  本日の追加議案は、村長提出議案1件、委員会提出議案1件、議員提出議案1件の計3件です。委員会付託を省略し、本日直ちに本会議で審議を行いたいと思います。以上です。 △3 追加議案審議 ○議長(松下浩史) 追加議案については、議会運営委員長報告のとおり、これを日程に追加し、議題にしたいと思います。御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。追加議案を日程に追加し、議題とすることに決定しました。  日程第3 これより追加議案の審議を行います。  議案第47号 令和5年度原村一般会計補正予算(第8号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) それでは、議案第47号について説明いたします。令和5年度原村一般会計補正予算(第8号)について。  (以下提案理由説明) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。初めに、歳入についての質疑を行います。質疑はありませんか。小松議員。 ◆6番(小松志穂) お願いします。防災備蓄倉庫拠点整備事業の最後、起債の部分になります。追加工事3種が地方債の起債見込みということで説明をお聞きしております。説明資料の2番目、原消防署下水管切り回し工事についてですが、こちらの土地は防災倉庫の建設地ではありますが、設備が消防署のものであるかと思います。防災備蓄倉庫建設の起債の対象にならない可能性があるという懸念があるのですが、どういった理由で起債対象としているのかを教えてください。 ○議長(松下浩史) 暫時休憩します。                            午後 3時56分 休憩                            午後 3時59分 再開 ○議長(松下浩史) 会議を再開します。  鎌倉住民財務課長。 ◎住民財務課長(鎌倉丈典) 起債の対象ということですが、県の市町村課のほうに確認したところ、消防署の設備であるため対象外ということになると思います。起債の対象にはならない。下水の関係です。 ○議長(松下浩史) 発言は挙手をもってお願いします。小松議員。 ◆6番(小松志穂) 全協の説明では、(1)から(3)の工事に対しては起債見込みで計上しているという説明をお聞きしておりますので、対象外であれば、(4)の工事と一緒に対象外とすべきものかと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(松下浩史) 暫時休憩します。                            午後 4時00分 休憩                            午後 4時02分 再開 ○議長(松下浩史) 会議を再開します。  清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) それでは、私のほうからお答えいたします。起債の対象になるかならないかという最終的な判断で、県のほうには確認をしているんですけれども、予算に計上しておかないと、もしなった場合に対象にならないというような。計上していないものに対してはならないので、予算計上の段階では、確実にまだならないと判断できていないので、予算的には起債の対象として計上させていただいてあります。  ただ、場合によっては、起債の対象にならない場合もあり得るということで御理解いただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、歳出についての質疑を行います。質疑はありませんか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) 15ページをお願いします。一番下の表が土木費の関係ですよね。14番が工事請負費、そこのところの説明欄に、村道4555号線砕石敷均工事73万円取ってあるんですけれども。場所についてはこの前もう説明がありました。株式会社イツミの隣ということなんですけれども、村内の各区は、自分たちで砕石敷きならしを今やっています。そういった中で、村がここだけやる。何か私はすごい不公平にまず1点感じるのと、ここだけ村がやると区から苦情が来ますよ、大丈夫ですか。その辺のお考えをお聞かせください。 ○議長(松下浩史) 清水建設水道課長。 ◎建設水道課長(清水英夫) お答えいたします。今、議員のほうから各区の関係というようなお話をされましたけれども、私の認識だと、あそこら辺の対象になるのが払沢区であったり、室内区ということが考えられるんですけれども、あそこにつきましては、各区の作業で特に作業を行っていない路線ではないかと認識しております。  それにつきまして、整備する団体、区等がありませんので、こちらのほうで手を入れるということも必要ではないかな、こういう認識でおります。以上です。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありませんか。村田議員。 ◆5番(村田俊広) 防災倉庫の整備の関係ですけれども、その個人の場所において産廃が出てきたという御報告ですけれども、どうしてそこに産廃があるのかというような経緯は分かっておられるのでしょうか。 ○議長(松下浩史) 清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) ちょっといつの段階での産廃なのか、建築ブロックを壊したときのものなのかということが把握ができておりません。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。半田議員。 ◆2番(半田裕) お願いします。15ページのスクパスアプリ使用料お願いいたします。今回の補正予算、ふるさと寄附金、ふるさと納税ということで、多額の寄附を頂いたことにまずもって感謝を申し上げるわけなんですけれども、子ども子育てに使ってほしいという寄附者の思いもあって、今回こういった事業が多く出てきています。  その中で、やはり頂いたものを有効に活用する必要があるというふうに思うんですが、このスクパスアプリを、先ほど説明で5か月間ということで試験的に導入をするということかと思うんですけれども、こちらを試験的に導入して効果の検証の方法であったりですとか、どういった成果があったら本格導入するのかというところは決まっているのかというところをお聞かせいただければというふうに思います。  これまでも村で様々な事業で試験導入ということがあったんですけれども、やはり評価の方法が決まっていなかったり、その後どうするかということがなかったために、残念ながら、無駄になってしまったのではないかというような使い方もあったというふうに思っておりますので、こちらの確認させていただきたいと思います。 ○議長(松下浩史) 百瀬子ども課長。 ◎子ども課長(百瀬則夫) お答えします。本稼働につきましては、スクパスのほうで吸い上げデータが出るかちょっと分かりませんけれども、例えば保護者からのアクセスの件数であったり、利用者頻度であったりというデータ、またアンケート調査等により有効にできるかということは、それに対して継続するかというのは、そこで判断をしたいと考えております。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。宮坂議員。 ◆7番(宮坂早苗) お願いします。15ページの保育所費のところです。保育所施設管理費として、工事請負費として、保育園の北駐車場の舗装工事ということで上がっていますけれども、この土地については、以前、土地収用で子ども子育て支援センターの用地として取得をしたものだと理解しております。そのため、子ども子育て支援センター用地として、一時的に駐車場として使用していたというような認識はありますけれども、この土地について、駐車場としての用途変更は可能なのかどうか、その辺について確認されているかどうかお聞きしたいと思います。 ○議長(松下浩史) 百瀬子ども課長。 ◎子ども課長(百瀬則夫) お答えいたします。まず、取得ですけれども、平成25年3月に行われております。そのときですけれども、公共事業用資産として、今、議員おっしゃられたんですけれども、子育て支援センターではなく、収用証明につきましては、保育所給食棟異学年交流ランチルーム、未満児専用運動広場建設事業ということで、それに供するものとして収用証明が出ております。  翌年の平成26年度に給食棟を建てるに当たり、事業計画の変更により駐車場となりましたけれども、そこにつきましては、長野税務署に確認したところ、計画変更については問題がないという返答をいただいております。以上です。 ○議長(松下浩史) 清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) ちょっと追加で私のほうで少し説明をさせていただきます。御存じのとおり、収用等の課税の特例に当たるかどうかというのは、収用の用地買収の時点で決まるというようなことで、国税庁のほうの見解であります。  仮に、用地買収後に事業を行う地方公共団体等の財政事情等によって事業計画が変更された場合、当初の事業計画のために買収された用地が、その計画のとおりの用途に使用されなくなったとしても、そのことによって収用等の課税の特例が遡って適用できなくなるということはないということで、国税庁のほうからは確認をしております。以上でございます。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。小松議員。 ◆6番(小松志穂) お願いします。同じく15ページの保育所の施設管理費舗装工事の件です。寄附者の御意向が子ども子育てのための予算にということでお聞きしており、執行部との話合いの中でこの使途を決定したという経過をお聞きしておりますが、子ども子育てのための施策はほかにも多く考えられる中で、検討の話合いの段階で、ほかの使途はどのような候補があったのか、また、あったのであれば、数あるほかの用途の中で1,600万円という大きな予算が駐車場の整備に決まった理由を教えていただきたいです。 ○議長(松下浩史) 清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) お答えいたします。こちらももう御存じだと思いますが、企業版ふるさと納税は、寄附者の思いというか、どんな目的に使うかということを選んでいただいて事業を実施していくようになっております。  また、その中で、意向を聞きながら事業を決めました。幾つかの事業の中で、単年度で完了しなければならないというようなことを特に考えながら検討いたしました。また、課題であった予算がつかなくてできなかった事業として、1,600万円で保育所北駐車場の舗装工事というのは長年の懸案事項でもあったということで、2,000万円のうち金額が大きいんですが、この事業に使わせていただきたいということで決定をした次第であります。以上でございます。 ○議長(松下浩史) 芳澤議員。 ◆1番(芳澤清人) 15ページの保育園北駐車場の寄附者のプレートのことなんですが、どのようにして埋め込むのか、立てるのか、それから長さは横1メートル掛ける縦50センチメートルということは聞いておるんですが、経年によってだんだん劣化して誰も見ないようなことでも困るし、その辺、きれいというか見た目もよく、ちょっと場所も考えてしっかりやっていただきたいという要望です。以上です。 ○議長(松下浩史) 清水副村長。 ◎副村長(清水秀敏) 要望として聞き留めるということでお願いいたします。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。小松議員。 ◆6番(小松志穂) お願いします。すみません、もう1点だけお願いします。17ページす。同じく企業版ふるさと納税寄附金を活用しました総合型地域スポーツクラブ補助金の件です。想定の団体が1団体であるとの説明を聞いておりますが、単年度で1団体にこの金額というのは大きな金額かと思います。こちらも寄附者の方の御意向であるという点はもちろん確認していて、かなえばという部分なんですけれども、寄附者の方から金額の設定まではないことかと思いますが、運営に対する経費であるとの説明でしたが、どういった費用を想定して1団体300万円というふうな設定をされたのか、その部分を教えてください。 ○議長(松下浩史) 五味生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(五味武彦) それでは、お答えいたします。1団体、想定の段階でありますけれども、300万円を上限としまして、今年度限りの交付というような形になります。  総合型の地域スポーツクラブにつきましては、文部科学省のほうでも第3期のスポーツ計画の中に、地域のスポーツを推進する意味で非常に重要な位置づけというような形の中で、子供だけではなく、高齢者も含めてスポーツをする場を提供できるようにというような形で設定されたものになります。  こちらのほうに、村を基本に住所がある法人に対して、今回補助をするというような形を想定しておりますが、内容的には運営に関するものというようなことでしております。例えば講師の育成や講師の派遣、それから今話が出ております中学校の休日の部活の移行、それから今回の総合型のスポーツクラブには、クラブマネジャーという存在が不可欠なものになります。クラブマネジャーの育成、それから放課後の部活であったり、大人向けのそういったスポーツ教室等を開催するための器具の整備等、本当に運営に関する全般の費用を今回見込んでいるところであります。以上です。 ○議長(松下浩史) 小松議員。 ◆6番(小松志穂) 関連して、講師の育成や確保の費用にということだったんですが、別の地域とかで施行しているところを見ると、講師の育成・確保というのは、継続的にずっと続いていくような課題になるかとは思います。  今、回答の中に今年度限りというお話がありましたが、対象となる団体は、令和5年4月1日以前に設立された非営利法人になるとお聞きしています。今年度限りということは、来年度以降は自立した運営を促していくというような、来年度以降も補助をしていくような想定があるのかという部分をお聞かせください。 ○議長(松下浩史) 五味生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(五味武彦) それでは、お答えいたします。今年度限りという形で今回補助をさせていただく内容になります。講師につきましては、当然、そのまま教室等を継続して行っていただくような形になりますので、引き続き、必要というか確保をしていかなければいけない部分ではありますけれども、今回はこういった形で寄附金を頂き、する中で、強力に推進する必要があるために、一時的な形で組織をしっかりと立てていただきたいという思いの中で、そういった費用を含んで今回の補助金というような形になっております。以上です。 ○議長(松下浩史) 中村議員。 ◆10番(中村浩平) 同じく、ここでお願いします。総合型地域スポーツクラブ補助金300万円。これまで執行部は、補助金については費用対効果が大事だとか、年数を区切ってやることだと説明してこられました。今後、この補助金交付事業は何年間やる予定なのかお願いします。 ○議長(松下浩史) 五味生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(五味武彦) 今回の補助金、それから効果というお話、年数の御質問かと思います。年数につきましては、先ほどもちょっと説明をいたしましたが、今年度、単年度で交付するものになります。  それから、効果につきましては、先ほど来ちょっと述べておりますけれども、原村の地域で総合型の地域スポーツクラブを育成することを目的としております。ですので、ここの交付する団体が中心になり、総合型の地域スポーツクラブというのは、文部科学省のほうでは各地域に一つの団体を目指して推進をしているところであります。ですので、今年度限りではありますけれども、こちらのほうで交付をいたしまして、強力に推進していただきたいと、そういった思いであります。以上です。 ○議長(松下浩史) 牛山村長。 ◎村長(牛山貴広) すみません、ちょっと補足になりますが、国のほうでtotoの補助金を活用して地域総合スポーツクラブの基盤整備事業というものがあります。それが5年から7年、約300万円補助が出ると。国が進めているものですので、国のほうでもそういうスタートアップの地域総合スポーツクラブには出すということが決まっていますので、そちらのほうを活用していただければ、来年度以降も国からになりますけれども、そうした補助を受けながら、この地域のスポーツを推進、地域に落として地域で見ていくということはできるのではないかというふうに思います。以上です。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑はありますか。中村議員。 ◆10番(中村浩平) 3回までとなっていますので、最後の質問にいたします。17ページの一番上、説明欄、教育施設周辺道路環境整備費150万円、これははらっぱ周辺だということで御説明ありました。内容的にもグリーンゾーン、グリーンラインを引くというお話があったんですけれども、判断するのに必要ですので、もうちょっと具体的に、どんなふうにこの150万円を使って道路環境整備をするのか教えてください。 ○議長(松下浩史) 清水建設水道課長。 ◎建設水道課長(清水英夫) お答えいたします。先日、教育関係の方々、議員さんもおられましたけれども、その方とお話しして、現地を確認していろいろ考えてございます。具体的には、放課後児童の移動が中心に考えられたんですが、校庭周辺、あと社会体育館周辺から子供が歩いて移動していくという中で、駐車場の中を通ったり、あと道を横断したりして、最終的には子ども子育て支援センターのほうに行く児童も多いというようなお話を聞いております。  その中でグリーンラインを引いてというお話になるんですけれども、社会体育館の前辺りから駐車場を通って、まずは道に出るわけですけれども、中央公民館前辺りまでまずはグリーンラインを引いて、車道といいますか、駐車場内と歩くゾーンの明確化を図りながらラインを引いていくと。そこに行きますと歩道がありますので、そこから子ども子育て支援センターのほうに移動する生徒は、歩道を通って、あれは小学校のプールですかね、プールの交差点のところまで歩いていただく。  今、一時的に横断歩道ができるかできないかというような議論をして、警察にも照会をしているところですが、ちょっと今のところまだ結論は出ていません。今のところ、あそこに足跡マークなどをつけて、一応ここを渡りましょうねみたいな誘導はしているんですが、単にそれだけで、あまりはっきりとした表示はしていないわけでございますが、そこを渡るようなラインを緑色で引きまして、支援センターの玄関方向に誘導するというような、子供の移動ラインを全体的に考えたグリーンラインの施工、そちらのほうを考えております。以上です。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。森山議員。 ◆4番(森山岩光) 同じく15ページでございますけれども、先ほど、こども食堂の実施補助20万円掛ける5者の見積りという説明がありました。昨日の全協の席でもこれをお聞きしました。20万円掛ける5団体、その中で申出があったのが2者、あと3者はまだ未定ということであります。  先ほど来、この企業版ふるさと寄附金については、1年限りでという話のようですけれども、これは今後も継続して続けていく予定でいるのかどうか。それとも、今回の1回限りの補助金でおしまいにするということなのか、その辺の方針はどのように考えているのか聞かせていただきたい。 ○議長(松下浩史) 百瀬子ども課長。 ◎子ども課長(百瀬則夫) お答えします。ふるさと納税の関係でやる補助自体は、これは1回限りという形になると思います。ですけれども、そういう団体が増えてくるという話であれば、それに対する補助事業というのは国・県のほうにもありますので、その辺を利用してという形で進めていきたいと考えております。以上です。 ○議長(松下浩史) 森山議員。 ◆4番(森山岩光) 予定の5者という応募があれば、継続してやっていくということですか。それとも2者なら、2者でも今後も継続してやっていくということですか。その辺をちょっと。
    ○議長(松下浩史) 百瀬子ども課長。 ◎子ども課長(百瀬則夫) その辺につきましても、今回のをやってみた段階での検討という形になると思います。以上です。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。平出議員。 ◆3番(平出敏廣) 15ページの工事請負費、一番下の交通安全対策費についてですが、先ほど中村議員のほうからもありました。歩道をグリーンラインにするということ、これについては、安全がある程度確保できるというか、自動車を運転する人に意識づけできる部分ではあるのかなと思いますけれども、横断部分についてグリーンのベルトをつけることによって、本当に安全確保ができるのかどうなのかというところがちょっと気になるんですが、その辺いかがお考えですか。 ○議長(松下浩史) 清水建設水道課長。 ◎建設水道課長(清水英夫) 確かに議員おっしゃるとおり、道路交通法等の諸法の規制は受けないものですから、果たしてラインを引くことがいいのか悪いのかというようなところは確かに判断に迷うところではあります。それがあるために、逆にそこを渡っていた児童に事故が起こるかというような可能性も考えられないわけではないんですけれども。  グリーンラインは、認識としましては、恐らくちょっと想像の部分もありますけれども、グリーンのラインは青だったりそういうのがありますけれども、そういうものは自動車側から見て、歩行者がある程度歩くというような認識は持たれているような感じがございます。そういうものを引くことによって、歩くほうとしては、そこをできるだけ歩きましょう、自動車側からしてみれば、そこに人が歩く、渡るというような意識を持たせる、こういう効果があるのかなと考えてございます。以上です。 ○議長(松下浩史) 平出議員。 ◆3番(平出敏廣) 認識の問題だけなので、非常にちょっと危険性もあるのではないかなと。通常、これがあるなしにかかわらず、あの道路を非常にスピードを出して走る車がいる等々を考えれば、逆に、これは子供さんたちにここを渡りなさいということですよね。渡りなさいというか、このところは歩いて通行してくださいという指示の下なんですけれども、そこを車で通行する人たちにどう知らせるのか。そして、ここのところは確実に徐行してくださいみたいなことがなければ、なかなかちょっと難しいような気がするんです。  これはちょっと全協のときにも申し上げましたが、交通安全の関係でやられている方は、本来は安全を求めるという人たちは、あそこに横断歩道を作ってくれということなんですけれども、そういったことの中で、安全協会で昨日、おとといですか、ちょっと協会の中で話したわけじゃありませんけれども、そういったことの中で、本当にやられるとするなら、村の本気度、やる気、その辺が必要ではないかというようなことを言われておりますので、その辺をどう進めていくのか。これだけで対策しましたでは、ちょっとおぼつかないと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(松下浩史) 清水建設水道課長。 ◎建設水道課長(清水英夫) お話しいたします。今回行うことについては、今の段階でできること、このように考えてございます。先ほど、先日、現地に出て話をしたというようなお話もしましたけれども、その中で上がったのは根本的な解決、そこがやはり求められている。村としても、そういう方向で進んでいこう、そういう方針で進んでいこうというような確認がなされました。  具体的には現地、地元に住んでいらっしゃる方とかがいますので、ここら辺の計画の見通しというのははっきりしないところがありますけれども、道路改良、歩道つきの道路改良をして、車道も広くしつつ歩く空間もきちっと確保する。ついては、横断歩道、これはさっき警察の関係もと言いましたけれども、そこら辺も確実にできる方向で進められればいいなとは考えております。以上です。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。半田議員。 ◆2番(半田裕) お願いします。15ページの保育所施設管理費で、保育園の北駐車場の舗装工事なんですけれども、こちら工期をどれぐらい見込んでいまして、その間の保育園の送り迎えの駐車場の代替地をどのように考えているかというところ。  現時点でも、あの通りは、先ほど質問でも出ているように安全対策は必要な中で、駐車場が使えないというふうになると、より車の通行が煩雑になっていくのかなという部分を思うんですけれども、その点、保護者会の方とともに何か検討する御予定があるかどうか、その辺りをお聞かせいただければというふうに思います。 ○議長(松下浩史) 百瀬子ども課長。 ◎子ども課長(百瀬則夫) お答えします。工期につきましては、3月まで取る予定では考えております。(2番「何月から」の発言あり)11月の入札にかける予定ですので、11月から3月までという形になると思います。  その間の駐車場というふうなことですけれども、その辺につきましては、白線ラインも含めまして、保護者会との協議の中で進めていきたいと思っておりますので、そういう理解でお願いします。 ○議長(松下浩史) 半田議員。 ◆2番(半田裕) 要望になってしまう部分もあるんですけれども、3か月間って割と長い期間になりますが、スタートが12月ということで、まだ今からですと2か月ほどあるので、直前になって保護者の方に周知というふうにならないように、保護者会の方と連携をしながら、安全に利用できる方法の検討をしっかりと進めていただきますようお願いいたします。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 討論を終結します。  議案第47号 令和5年度原村一般会計補正予算(第8号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第47号 令和5年度原村一般会計補正予算(第8号)は原案のとおり決定されました。  お諮りします。本日の会議時間は議事の都合により、この際あらかじめこれを延長したいと思います。これに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は延長することに決定しました。  次に、発委第5号 3歳未満児保育料と育休退園の見直しを求める決議案の提出についてを議題とします。趣旨説明を求めます。小松議員。 ◎社会文教常任副委員長小松志穂) 委員長に代わって代読いたします。初めに字句の訂正をお願いいたします。本文のほうです。1の文末です。「保育料徴収金の引き下げの検討を求める。」の「引き下げの検討」の部分を「見直し」に訂正し、「保育料徴収金の見直しを求める。」への訂正をお願いいたします。  (発委第5号朗読) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。佐宗議員。 ◆9番(佐宗利江) すみません、お聞きします。第3階層から第5階層を細分化して保育料徴収料の見直しをということですが、その場合、もし税収減、村の収入源が発生した場合は、それは代わりにどのような形を取ろうと考えていらっしゃいますか。 ○議長(松下浩史) 平出議員。 ◎社会文教常任委員長平出敏廣) お答えいたします。3階層から5階層においての部分でございますけれども、例えば、3階層から4階層の前までというのは、当村では1万7,500円という保育料になっております。本来これを細かくしていけば、4階層手前の方が幾分か値上げになる部分もあろうかというふうに思います。そして、4階層については、現在3万円でございます。そして、5階層の方が4万2,000円でございます。そうしたことの中を分けていけば、幾分か値上げになる方もあろうかと思いますので、ならしていけば、村の徴収金そのものがあまり大きく変わる部分ではないかというふうな推測でございますけれども、思っております。以上です。 ○議長(松下浩史) 佐宗議員。 ◆9番(佐宗利江) 実際やってみないと、これがマイナスになるのかプラスになるのか分からないというところもあるかもしれませんが、収入がもし減った場合、代わりにどうするかという検討は必要かなと思います。 ○議長(松下浩史) 平出議員。 ◎社会文教常任委員長平出敏廣) 今、質問者にも申しましたが、これ自体、本当にやってみなければ分かりません。また、保育所を利用される方々が、どういった階層の方々が多くなるのか少なくなるのか、その辺も現在の委員会としては判断ができません。ですので、減収になったらどうするかというところは、当然ながら公立の部分で負担をいただくようになると思います。以上です。 ○議長(松下浩史) 佐宗議員。 ◆9番(佐宗利江) 最後にすみません。単純な引下げではなく、見直しという理解でよろしいですか。 ○議長(松下浩史) 平出議員。 ◎社会文教常任委員長平出敏廣) 先ほども代読いただきました小松議員のほうからありました。保育料徴収金の見直しという部分です。負担率の高い第3階層から第5階層の細分化、それから保育料徴収金の見直しを求めるものでございます。以上です。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。まず、原案に反対者の発言を許します。討論ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより発委第5号 3歳未満児保育料と育休退園の見直しを求める決議案の提出についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、発委第5号 3歳未満児保育料と育休退園の見直しを求める決議案の提出については原案のとおり可決されました。  次に、発議第3号 現行の「健康保険証」廃止の延期を求める意見書案の提出についてを議題とします。趣旨説明を求めます。村田議員。 ◎5番(村田俊広) (発議第3号朗読) ○議長(松下浩史) これより質疑を行います。質疑はありませんか。半田議員。 ◆2番(半田裕) お願いします。こちらは、本定例会に陳情で出されたものに関連しての意見書になるかというふうに思うんですけれども、確認ですが、本定例会に出された陳情者の中では、マイナ保険証の一本化の中止を求める、また、保険証を存続させ続けてほしいという要望がありました。という中で、この意見書は廃止の延期を求める意見書というふうになっております。  私は、先ほどの反対討論でも述べたように、一本化を将来的にはすべきというふうに思っておりますが、現時点で来年の秋の廃止が可能なのかというところになると、疑問を感じる部分ではあるんですけれども、こちらの意見書の趣旨としては、廃止をあくまでも延期ということで、将来的に中止することに反対する内容ではなく、あくまでも延期をして、しっかりと安心して医療を受けられる体制が整ってから中止というような趣旨でよろしいかというところを確認をお願いいたします。 ○議長(松下浩史) 村田議員。 ◎5番(村田俊広) 現時点において、国民や医療機関にとって、非常に不安のある制度設計になっていると言わざるを得ませんので、廃止の延期を求めております。延期の末に中止になるかどうかというのは、その制度の信頼回復の程度にもよると思いますので、中止まで見通して意見書を作っているわけではありません。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。森山議員。 ◆4番(森山岩光) 一つ質問をいたします。廃止の延期を求める意見書でございますけれども、来年の保険証廃止を延期することを強く求めますと書かれておりますが、今回の暫定期間が5か年ございますが、この期間内を想定しているのか、それとも大体どのくらいの延期を強く求めておるのか伺います。 ○議長(松下浩史) 村田議員。 ◎5番(村田俊広) 申し述べましたように、この制度自体は、現在、かなりトラブルを抱えているということであります。それが解消され、国民の不安が払拭される、その期間を5年というふうには、私には言い切れません。様々な施策によって不安が解消されるまで、廃止を延期すべきだと考えています。 ○議長(松下浩史) ほかに質疑ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 質疑を終結します。  これより討論を行います。まず、原案に反対者の発言を許します。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) 次に、原案に賛成者の発言を許します。平出議員。 ◆3番(平出敏廣) この意見書に賛成をしております。先ほど、陳情のところでもこれに若干触れておりますけれども、マイナカード、保険証の利用率が7月時点で5%ぎりぎり、8月の利用率がもうすぐ出るということでございます。けれども、国会内において厚労省の担当者が、今のままでは国民の不安が払拭できるかどうか、大変厳しい状況と認めざるを得ないと言っている、そういうふうに聞いております。これは国会議員に昨日、電話で確認をしております。  医療のデジタル化は、着実に進める前提で誰一人取り残されない制度を目指し、一定の条件が整うまで、現状の健康保険証廃止については延期が望ましいと考えますので、意見書に賛成としております。以上です。 ○議長(松下浩史) ほかに討論ありますか。  (なしの声あり) ○議長(松下浩史) これにて討論を終結します。  これより発議第3号 現行の「健康保険証」廃止の延期を求める意見書案の提出についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、発議第3号 現行の「健康保険証」廃止の延期を求める意見書案の提出については原案のとおり可決されました。 △4 諸般の報告 ○議長(松下浩史) 日程第4 諸般の報告を行います。  例月出納検査結果報告書(令和5年8月分出納)、諏訪南行政事務組合議会議会報告書、一般財団法人原村振興公社令和4年度事業・決算報告書の提出がありましたので、お手元に配付しておきました。 △5 委員会の閉会中の継続調査 ○議長(松下浩史) 日程第5 委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。  総務産業常任委員長社会文教常任委員長、広報広聴常任委員長、議会運営委員長、議会改革特別委員長から、会議規則第75条によってお手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りします。委員長の申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) ○議長(松下浩史) 異議なしと認めます。よって、委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。  ここで、村長から挨拶があります。牛山村長。 ◎村長(牛山貴広) 令和5年第3回定例議会の閉会に際し、挨拶を申し上げます。  本定例会に提出した各議案について、慎重な審議をいただき、それぞれ認定及び議決をいただき議了できたことに心から感謝を申し上げます。  議会と行政は、二元代表制を担う車の両輪とも言われています。公的な場で議員の皆様から御意見をいただき、実りある議論の下、よりよい方向性を見つけていけることを期待しています。
     本定例会での一般質問や議案審議を通じていただいた貴重な御意見等については、今後さらに検討を深め、課題の解決に取り組んでまいります。本村のさらなる発展に努めてまいりますので、引き続きの御支援をお願い申し上げます。  最後に、第20期議員の皆様をはじめ、関係者の皆様の一層の御活躍と御健勝を祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(松下浩史) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  これにて令和5年第3回原村議会定例会を閉会します。お疲れさまでした。                            午後 4時57分 閉会 以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。         令和5年9月29日              原村議会議長  松 下 浩 史              原村議会議員  中 村 浩 平              原村議会議員  芳 澤 清 人              原村議会議員  半 田   裕...