○議長(
松下浩史) ほかに討論ありますか。
(なしの声あり)
○議長(
松下浩史) これにて討論を終結します。
これより議案第35号 令和5年度
道路メンテナンス事業補助村道2011号線D−2−4橋架替
工事請負契約の締結についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(多数起立)
○議長(
松下浩史) 御着席ください。起立多数です。よって、議案第35号 令和5年度
道路メンテナンス事業補助村道2011号線D−2−4橋架替
工事請負契約の締結については原案のとおり可決されました。
次に、議案第36号 令和5年度
原村一般会計補正予算(第6号)についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。清水副村長。
◎副村長(
清水秀敏) それでは、議案第36号 令和5年度
原村一般会計補正予算(第6号)について。
(以下
提案理由説明)
○議長(
松下浩史) これより質疑を行います。質疑は
歳入歳出一括で行います。質疑はありませんか。
中村議員。
◆10番(
中村浩平) 15ページを開いていただいていいですか。まず、私は常々言っています。予算書は住民のために作る。だから、予算書を見て住民が分かりやすいように、できれば中学生ぐらいが読んで分かるように作ってもらえれば一番ありがたいんですけれども。
今回の給付金は、2種類あります。1人当たり3万円のものと2万円のもの。世帯に出るのかな。そこで、15ページのほうは、1
世帯当たり3万円のものです。この名称です。
子育て世帯、子供がいる世帯の
生活支援特別給付金、これは読めば私も分かります。
それで、1枚前に戻ってください。13ページの支援金、予算では450万円ですか、これは1
世帯当たり2万円のほうですよね。この
価格高騰特別対策支援金は、何の
価格高騰ですか。これは全然分からないです。車ですか、家賃ですか。こういうところ、なぜ何の
価格高騰特別対策支援金とできないのですか。答弁願います。
○議長(
松下浩史)
伊藤保健福祉課長。
◎
保健福祉課長(
伊藤宏文) お答えいたします。ただいま、議員より
価格高騰特別対策支援金の関係の御質問をいただきました。御質問の趣旨は、見てその支援金の目的が分かるような名目になぜしないのかという趣旨であったと思います。
これに関しまして、まず目的につきましては、電力・灯油・食料品等の
価格高騰に直面する世帯、具体的には
市町村民税所得割
非課税世帯がこれに該当するわけでございますけれども、家庭の電力はもとより、おっしゃられた御自宅で使う自動車、そういったものもそこには含まれてくるということでございます。
御指摘のとおり、この
タイトルでちょっとぱっとああそういう支援金ねということは、住民の中で理解いたしかねる方もいらっしゃるということは御指摘のとおりでございます。一つは包括的な住民の
世帯単位で困窮される方を支援するという主目的があるということで、ちょっと名目上はぼやけているようにも見受けられますけれども、趣旨はこの
タイトルでこの目的というのは表すことが適切であると認識しております。以上になります。
○議長(
松下浩史)
中村議員。
◆10番(
中村浩平) であれば、せめて
食品等価格高騰特別対策支援金というふうにすればよかったんです。これは
交付要綱をもう作ってありますよね。各課長さんは、全員決裁しているんでしょう。1人くらいそういうところに気づく人がいないものですか。皆さん、
事務吏員ですよね。だから、日本語をすごい大切にしなければいけないんじゃないですか。ぜひそういうところは今後気づいてもらいたいと思います。
それで、今説明がありましたけれども、
個人住民税所得割
非課税世帯に支給するというお話がありました。なぜそこで線を引くんですか。住民税をちょっと払っている人たちだって、すごく苦しいわけです。県がそういう制度にしたからとか言うと思うんですけれども、そうではなくて、市町村で上乗せして制度変更できるわけです。なぜそこで線引きしたのか、説明をお願いします。
○議長(
松下浩史)
伊藤保健福祉課長。
◎
保健福祉課長(
伊藤宏文) お答えいたします。今、議員に御指摘いただいたとおり、県の100%助成という中での
制度設計になっておるわけでございますが、当然、村でのプラスアルファとして、県のほうは所得割
非課税世帯というところがございますけれども、それを拡大して所得割非課税まで行かなくとも、もう一歩踏み込んでという、そういう
制度設計も、市町村の自由な範疇で自主財源を使っての
上乗せ補助ということは可能か可能ではないかというと、可能ということになります。
しかしながら、県のところがベースになっているところと、あと村内の状況を総合的に鑑み、また、限りある村の財政、こういったものも考えながら、結論的には県の支援する事業にのっとった
支援体制が最も現状として適切ではなかろうかという判断の下、このような
支援事業をつくらせていただいたという次第でございます。以上になります。
○議長(
松下浩史)
中村議員。
◆10番(
中村浩平)
住民財務課の窓口で配っているものがあります。住民税のしおりを読ませていただきました。皆さんは、住民税は
地域社会の会費ですと書いて配っているんです。ということは、会費を払わない人にはお金をあげますという、この制度の本質的な問題がありますよね。確かに弱者救済はとても大切なことなんですけれども。
これを議員の皆さんがよく理解しているか分からないんですけれども、収入と所得は全然違います。所得は幾らでも
コントロールできます。例えば、収入が1,000万円あっても、経費を1,000万円にすれば所得はゼロです。だから、
個人住民税所得割非課税というのは、
コントロールしてできちゃうんです。
先ほども言いましたけれども、住民税を少し払っていても、皆さんは大変今苦しい状況で、スーパーへ行っても思うようには買えません。そういった中で、本当はこういう制度もいいんですけれども、もっと市町村に払うお金、税金等を減らしたり、
社会保険料を減らしたり。今、村の予算もどんどん膨れ上がっていますよね。本当はそういうところを見直した施策が必要ではありませんか。お願いします。
○議長(
松下浩史) 暫時休憩します。
午前 9時32分 休憩
午前 9時32分 再開
○議長(
松下浩史) 再開します。
清水副村長。
◎副村長(
清水秀敏) 私のほうからお答えをさせていただきます。議員がおっしゃることも分かるんですが、今回のこの
補助事業につきましては、県に100%補助していただくということで、それに合わせて県内ほとんどの自治体が同じような県の要綱に基づき補助をつくっております。そこに対して上乗せをするというような自治体もちょっと聞いてはおりませんので、多分今回は、本村と同じような要綱を作って給付金をしていくと思います。
先ほど、収入と所得の話をいたしました。所得は
コントロールができるというようなことでありましたが、収入から経費を引けば所得になるわけで、
コントロールができるというのはどういうことなのかもちょっと難しいところもあるわけです。そこに対して補助ができれば本当はいいかと思いますが、かかる税金だとか保険料だとか、そういうものを減額することができれば、それは一番いいと思いますが、それはそれなりの減免規程を設けながら、そういう人を対象に減免をしているので、今回は県の制度を使いながら、県の100%補助の範囲内で、村は同じ要綱の中で支援していくというように決めております。以上でございます。
○議長(
松下浩史) ほかに質疑ありますか。
百瀬議員。
◆8番(
百瀬嘉徳) ただいまいろいろ議論が出ているようでありますが、今回は低所得者ということで限定されておりまして、金額は2万円とか3万円でありますが、今は物価等が高騰しておりまして、限られたちょっと一番苦しい状況の人たちを救うというのが目的だと思います。
それで、質問なんですけれども、これが今ここで決定しますと、いつ頃給付できますか。
○議長(
松下浩史)
伊藤保健福祉課長。
◎
保健福祉課長(
伊藤宏文) お答えいたします。まず、
価格高騰特別対策支援金のほうにつきまして、私のほうから御説明させていただきます。こちらは2万円の助成の関係でございますけれども、ここで本日お認めいただけましたら、すぐに担当のほうで
準備事務段階に入るわけですけれども、今月中に
情報センタ、6
市町村統一の
システムに対応する
システムの改修を図り、見込みとしては、うまく進めば来月中には皆様のところに。こちらのほうは、所得割非課税がこちらの
システム上で事前に把握できる方につきましては、確認書というものを配付させていただき、それは今年の12月15日までの
提出期限を切らせていただいておるんですが、それまでに御提出いただいて、要件等を全て把握し、口座も把握できた段階において、順次支払いができるように準備させていただきたいと思います。
今は、何日に一斉に支払うとかそういった形ではなく、皆様から確認書を提出いただいて、
確認作業が全て終了した方から順次支払いを進めてまいりたいと思います。こちらの支援金は以上になります。
○議長(
松下浩史)
百瀬子ども課長。
◎
子ども課長(
百瀬則夫)
子育て世帯生活支援特別給付金のほうでありますけれども、抽出のほうを10月中くらいで行いたいというふうに思っております。10月下旬にお知らせする通知を発送いたしまして、決定通知のほうを11月上旬くらいをめどに考えております。それが出てからということで、支給については11月中旬以降くらいでできればと思っております。
あと、申請については随時受け付けて、それに対して支払いという形になると思います。以上です。
○議長(
松下浩史) ほかに質疑ありますか。
(なしの声あり)
○議長(
松下浩史) これにて質疑を終結します。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声あり)
○議長(
松下浩史) これにて討論を終結します。
これより議案第36号 令和5年度
原村一般会計補正予算(第6号)についてを採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長(
松下浩史) 異議なしと認めます。よって、議案第36号 令和5年度
原村一般会計補正予算(第6号)については原案のとおり可決されました。
皆様にお伝えします。あと二、三分ほどで訓練の放送が流れますので、答弁中の方等々、その場合は中断をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
次に、発委第4号
一般会計予算・
決算特別委員会の設置についてを議題とします。
趣旨説明を求めます。
半田委員長。
◎
議会運営委員長(半田裕) (発委第4号朗読)
○議長(
松下浩史) 暫時休憩とします。
午前 9時40分 休憩
午前 9時41分 再開
○議長(
松下浩史) それでは、再開します。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(なしの声あり)
○議長(
松下浩史) これにて質疑を終結します。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声あり)
○議長(
松下浩史) これにて討論を終結します。
これより発委第4号
一般会計予算・
決算特別委員会の設置についてを採決します。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(異議なしの声あり)
○議長(
松下浩史) 異議なしと認めます。よって、発委第4号
一般会計予算・
決算特別委員会の設置については原案のとおり可決されました。
暫時休憩します。
午前 9時42分 休憩
午前 9時46分 再開
○議長(
松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
委員会条例第8条第2項の規定により、
一般会計予算・
決算特別委員会の委員長及び副委員長が互選され、議長に報告がありました。委員長、
佐宗利江議員。副委員長、
村田俊広議員であります。
次に、議案第37号から議案第46号及び認定第1号から第5号までを一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。清水副村長。
◎副村長(
清水秀敏) それでは、議案第37号から議案第43号までお願いします。
(以下
提案理由説明)
○議長(
松下浩史)
清水建設水道課長。
◎
建設水道課長(
清水英夫) それでは、私のほうから議案第44号の説明をさせていただきます。
(以下
提案理由説明)
○議長(
松下浩史) この際、暫時休憩します。午前10時40分に再開します。
午前10時26分 休憩
午前10時40分 再開
○議長(
松下浩史) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
説明の続きをする前に、清水副村長から発言の訂正と資料配付の許可を求められておりますので、これを許したいと思います。清水副村長。
◎副村長(
清水秀敏) すみません。それでは、発言の訂正をお願いしたいと思います。議案第42号の19ページ、予算書のほうお開きいただきたいと思います。2款1項11目街づくり・人づくり事業費のところであります。説明のところで、0017事業、エネルギー対策推進事業のところです。地球温暖化対策推進委員会ということを、地域というようなことで読み間違いをしておりましたので、改めて地球温暖化対策推進委員会ということで訂正をさせていただきたいと思います。申し訳ございませんでした。
それと資料に誤りがございましたので、差し替えをお願いしたいと思います。誤っている箇所につきましては、議案第38号
原村ふるさと寄附金条例の一部を改正する条例であります。議案書には誤りはなかったわけですが、新旧対照表3ページに誤りがありました。一番最後の行でございますが、第2号返礼品の贈呈などふるさと納税制度というようなことで書いてありますが、ふるさと寄附金制度の誤りでありました。参考資料でありますので、差し替えをお願いしたいと思います。以上でございます。
○議長(
松下浩史) それでは、引き続き議案の
提案理由の説明を求めます。平出
会計管理者。
◎
会計管理者(平出甲貴) 私からは令和4年度会計の決算の認定につきまして、認定第1号から認定第5号の
一般会計及び特別会計の決算について一括して御説明させていただきます。
それでは、お配りいたしました決算書を基に、歳入歳出それぞれ主な内容について御説明いたします。
(以下
提案理由説明)
◎
会計管理者(平出甲貴) 続きまして特別会計の御説明をさせていただきます。
(以下
提案理由説明)
○議長(
松下浩史)
清水建設水道課長。
◎
建設水道課長(
清水英夫) それでは、私のほうから議案第45号、議案第46号について説明させていただきます。
(以下
提案理由説明)
○議長(
松下浩史) ここで、
監査委員から決算審査の報告をお願いします。津金代表
監査委員。
◎代表
監査委員(津金敏三) それでは、
監査委員を代表しまして、決算審査の報告をいたします。
地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定により審査に付された令和4年度
原村一般会計及び特別会計の歳入歳出決算及び附属書類並びに基金の運用状況について、7月5日から20日までの間、森山
監査委員と審査を行いました。
審査に当たっては、法令に規定された様式により作成されているか、予算執行上、計数に誤りがないか、各会計の予算はそれぞれ予算議決の趣旨に沿い、かつ、関係法令に基づいて適正に処理されたか、財産管理は適切に行われているかといった点に主眼を置いて、
会計管理者及び関係課長等から説明を聴取し、審査いたしました。
審査に付された各会計の歳入歳出決算書、歳入歳出事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び各基金の運用状況を示す書類は、いずれも関係法令に規定された様式により作成されており、歳入歳出関係諸帳簿及び諸書類と符合し、その計数は正確であると認められました。
また、各会計の決算内容及び予算執行状況についても、おおむね適正であると認められました。
次に、地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された令和4年度原村水道事業会計及び下水道事業会計の決算に関する証書類、
事業報告書、キャッシュ・フロー計算書、収益費用明細書、固定資産明細書及び企業債明細書について、法令に規定された様式により作成されているか、企業の経営成績及び財政状況を適正に表示しているか、関係法令等に基づき適正に処理されたか、財産管理は適切に行われているかといった点に主眼を置き、企業出納員及び関係課長等から説明を聴取し、審査を行いました。
審査に付された各会計の
決算報告書、財務諸表及び決算附属書類は、地方公営企業関係法令に準拠して作成されており、その計数も誤りなく、令和4年度の経営成績及び財政状態を適正に表示し、事業の経営は法に求められた基本原則に基づいて運営されているものと認められました。
決算の概要につきましては、ただいま説明がございましたので省かせていただきます。
村の財政状況については、令和4年度においても、令和元年度から継続して財政調整基金からの繰入れがなく、実質単年度収支額も4年連続で黒字となりました。
一方、
新型コロナウイルス感染症については、感染症法上の扱いが季節性インフルエンザと同じ5類に移行されましたが、依然として収束には至っておりません。引き続き、状況を注視し必要に応じた対策を講じていただくことをお願いします。
また、令和4年度に発覚及び発生した原村国民健康保険直営診療所の過年度消費税未申告の件についてと、中山間地域等直接支払交付金及び農地流動化補助金の交付誤りについては、担当課から経過と対応方法の説明を受け、今後の対策について確認を行いました。これらの発生した事象を重く受け止め、内部でのチェック体制を強化するなど再発防止の対策を講じ、住民からの信頼回復に努められることをお願いします。
最後に、健全な財政を維持しつつ、より充実した住民サービスを提供するためには、真に必要な事業を精査し、事業の実施に当たっては、事業の目的や効果等を十分に検討することが必要です。最少の経費で最大の効果が得られるよう、創意工夫を持って取り組まれることを願って、決算審査の報告といたします。
○議長(
松下浩史) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
来る9月4日月曜日は休会し、5日、火曜日は午前9時から本会議を開き、
提出議案に対する質疑を行い、委員会に付託します。
本日はこれにて散会します。お疲れさまでした。
午前11時55分 散会
以上会議のてん末を記載し、
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和5年9月1日
原村議会議長 松 下 浩 史
原村議会議員 百 瀬 嘉 徳
原村議会議員 佐 宗 利 江
原村議会議員 中 村 浩 平...