令和 2年 9月
定例会安曇野市告示第359号令和2年
安曇野市議会9月定例会を、次のとおり招集する。 令和2年8月20日 安曇野市長 宮澤宗弘1 期日 令和2年9月1日(火)2 場所
安曇野市議場 ◯応招・不
応招議員応招議員(21名) 1番 小林陽子 2番 臼井泰彦 3番 遠藤武文 4番 林 孝彦 5番 坂内不二男 6番 井出勝正 8番 一志信一郎 9番 松枝 功 10番 増田望三郎 11番 中村今朝子 12番 竹内秀太郎 13番 平林 明 14番 藤原陽子 15番 猪狩久美子 16番 宮下明博 17番 平林德子 18番 小林純子 19番 内川集雄 20番 小松洋一郎 21番 小松芳樹 22番 召田義人不応招議員(なし) 令和2年
安曇野市議会9月
定例会議事日程(第1号) 令和2年9月1日(火曜日)午前10時開議第1
会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 議案第67号
安曇野市個人情報保護条例 議案第68号
安曇野市情報公開条例の一部を改正する条例 議案第69号
安曇野市情報公開・
個人情報保護審査会条例 議案第70号
安曇野市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例 議案第71号
安曇野市手数料条例の一部を改正する条例 議案第72号
安曇野市保育に関する
審議会設置条例を廃止する条例 議案第73号
安曇野市かじかの里公園の設置及び管理に関する条例 議案第74号
安曇野市都市公園条例の一部を改正する条例第5 議案第75号 令和2年度
安曇野市一般会計補正予算(第4号) 議案第76号 令和2年度
安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第77号 令和2年度
安曇野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第78号 令和2年度
安曇野市介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第79号 令和2
年度安曇野市上川手山林財産区
特別会計補正予算(第1号) 議案第80号 令和2
年度安曇野市北の沢山林財産区
特別会計補正予算(第1号) 議案第81号 令和2
年度安曇野市有明山林財産区
特別会計補正予算(第1号) 議案第82号 令和2
年度安曇野市富士尾沢山林財産区
特別会計補正予算(第1号) 議案第83号 令和2
年度安曇野市穂高山林財産区
特別会計補正予算(第1号) 議案第84号 令和2年度
安曇野市産業団地造成事業特別会計補正予算(第1号) 議案第85号 令和2年度
安曇野市有明荘特別会計補正予算(第1号)第6 議案第86号 令和元
年度安曇野市一般会計歳入歳出決算の認定について 議案第87号 令和元
年度安曇野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第88号 令和元
年度安曇野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第89号 令和元
年度安曇野市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第90号 令和元
年度安曇野市上川手山林財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第91号 令和元
年度安曇野市北の沢山林財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第92号 令和元
年度安曇野市有明山林財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第93号 令和元
年度安曇野市富士尾沢山林財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第94号 令和元
年度安曇野市穂高山林財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第95号 令和元
年度安曇野市産業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第96号 令和元年度安曇野市有明荘
特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第97号 令和元
年度安曇野市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 議案第98号 令和元
年度安曇野市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について第7 報告第17号 令和元年度決算に基づく
安曇野市健全化判断比率について 報告第18号 令和元年度決算に基づく
安曇野市産業団地造成事業特別会計資金不足比率について 報告第19号 令和元年度決算に基づく
安曇野市有明荘特別会計資金不足比率について 報告第20号 令和元年度決算に基づく
安曇野市水道事業会計、
安曇野市下水道事業会計資金不足比率について 報告第21号 令和元
年度安曇野市水道事業会計継続費の精算について第8 議案第99号 市道の廃止について 議案第100号 市道の認定について
---------------------------------------出席議員(21名) 1番 小林陽子 2番 臼井泰彦 3番 遠藤武文 4番 林 孝彦 5番 坂内不二男 6番 井出勝正 8番 一志信一郎 9番 松枝 功 10番 増田望三郎 11番 中村今朝子 12番 竹内秀太郎 13番 平林 明 14番 藤原陽子 15番 猪狩久美子 16番 宮下明博 17番 平林德子 18番 小林純子 19番 内川集雄 20番 小松洋一郎 21番 小松芳樹 22番
召田義人欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長 宮澤宗弘 副市長 中山栄樹 教育長 橋渡勝也 総務部長 金井恒人 政策部長 上條芳敬 財政部長 宮澤 修 市民生活 山田真一 福祉部長 野本岳洋 部長 保健医療 髙橋正子 農林部長 高嶋雅俊 部長 商工観光 都市建設 鎌﨑孝善 坪田浩昭 部長 部長 上下水道 久保田剛生 教育部長 平林洋一 部長 会計 代表 細萱 賢 川上則文 管理者 監査委員 政策経営 総務課長 丸山一弘 野口武史
課長---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長 細田昌伸 次長 青木規素 議事係長
山田なつ子---------------------------------------
△開会及び開議の宣告
○議長(召田義人) 開会に当たり申し上げます。 今定例会も議場内における上着の着用は、適宜対応をお願いいたします。 また、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、議場内では
マスク等着用とし、会議中の発言も
マスク等着用のままとしますので、お願いいたします。 それでは、ただいまより令和2年
安曇野市議会9月定例会を開会いたします。 ただいまの出席議員数は21名で、定足数に達しております。 よって、直ちに本日の会議を開きます。 (午前10時00分)
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△議事日程の報告
○議長(召田義人) 最初に、議事日程の報告を申し上げます。 本日は、市長より報告5件、議案34件が提出されております。あらかじめ皆様に御配付申し上げてあるとおりでございます。 本日の議事は、お手元の議事日程第1号により進めてまいります。
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△
会議録署名議員の指名
○議長(召田義人) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員には、会議規則第81条の規定により、11番、中村今朝子議員、12番、
竹内秀太郎議員、13番、平林 明議員を指名いたします。
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△会期の決定
○議長(召田義人) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日9月1日から9月29日までの29日間といたします。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(召田義人) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日9月1日から9月29日までの29日間と決定いたしました。
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△諸般の報告
○議長(召田義人) 日程第3、諸般の報告をいたします。 市長から、地方自治法第243条の3第2項の規定により、
株式会社ファインビュー室山第23期
決算報告書、令和2年度営業計画及び予算、
株式会社ほりでーゆ~第25期
決算報告書、第26期経営方針と施策及び令和2年度予算、
一般社団法人豊科開発公社第34期
決算報告書、令和2年度事業計画及び収支予算書、
株式会社三郷農業振興公社第19期
決算報告書及び第20期事業計画及び予算が、また、教育委員会からは、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定により、令和元
年度教育委員会の事務の管理及び執行状況の点検及び評価報告書がそれぞれ議会に提出されております。 また、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定により、
例月現金出納検査報告書が議会に提出されております。 なお、議長の諸
会議等出席状況は、お手元に御配付申し上げてあるとおりでございますので、御承知お願いいたします。
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△市長挨拶
○議長(召田義人) それでは、ここで、市長から発言を求められております。これを許します。 宮澤市長。 (市長 宮澤宗弘 登壇)
◎市長(宮澤宗弘) 皆さん、おはようございます。 本定例会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 本日、令和2年
安曇野市議会9月定例会を招集させていただきましたところ、議員各位におかれましては、御出席を賜り、ありがとうございます。 安倍首相が、8月28日、突然辞任する意向を表明し、第2次内閣発足から約7年8か月に及ぶ長期政権が幕を閉じることとなりました。コロナ禍で戦後最大の難局に直面をしている中ではありますが、健康悪化によるやむを得ない決断だと捉えております。 安倍政権下では、金融緩和などにより、経済政策や対米外交、
環太平洋パートナーシップ協定、消費税増税などの政策が実行されてきた一方、森友学園・加計学園問題や桜を見る会など、忖度やおごり、モラルを欠く政治との批評もありました。 次期政権下においては、喫緊の課題である
新型コロナウイルスの
感染防止対策や経済回復のほか、外交問題、
東京オリンピック・パラリンピックの開催、東京を中心とした大都市一極集中の是正、地方創生の推進など、引き続き課題解決に向けた積極的な政策推進を望むものであります。 さて、初秋を迎えたとはいえ、残暑厳しい日々が続いておりますが、顧みますと7月の
梅雨前線長期停滞により、九州や長野県南部に甚大な豪雨被害をもたらしました。本市では、7月8日に犀川氾濫の可能性が高まったため、
明科南陸郷地区と七貴地区に対しまして避難勧告を発令いたしました。市内全域に避難所5か所を開設しましたが、明科公民館には延べ23世帯、57名の避難者があり、市全体では床下浸水2棟、市道被害25件の発生が確認されております。 また、8月22日には、堀金三田・烏川地区から三郷地域において、突風及びひょうによる農業被害がございました。
パイプハウス倒壊などの被害が18件、
キュウリ・セルリー・リンゴ・ニホンナシ等の生産物被害が13ヘクタールで発生したと報告を受けております。これらの被害額が約4,600万円と報道をされましたが、現在、JA及び共済組合が調査中であります。被災された皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、迅速な対応に努めてまいります。 これから
台風シーズンを迎えるに当たり、一層防災体制の充実を図るため、7月31日には、北安曇郡松川村と災害時
相互応援協定を締結し、また、8月24日には、
戸田フーズ株式会社安曇野工場様と、災害時における食品等の供給協力に関する協定を締結させていただきました。加えて9月6日には、
新型コロナウイルス感染症対策に特化した
避難スペースを設けた指定避難所の開設などを含む防災訓練を実施する予定であります。 今後も防災対策・減災対策に万全を期してまいります。 次に、依然として世界中で猛威を振るう
新型コロナウイルス感染症は、終息のめどが立っておらず、7月以降再び都市圏を中心として全国的に感染者数が増加傾向にあります。市内では、7月に5人、8月に4人の感染者が確認をされております。このため、市では、8月3日から本庁舎及び支所における
新型コロナウイルス感染拡大防止のための
ガイドラインに基づき、来庁者の皆様にマスクの着用・手指消毒・検温等への協力をお願いし、来庁者の皆様及び職員の
感染防止対策に努めております。 また、このほど県が作成した
新型コロナウイルス感染症対策県民手帳は、ウイルスの存在を意識しながら日常生活を送る上で必要な事項が取りまとめられています。コロナ禍における感染防止に向けて、市では全戸に配布をいたしましたので、ぜひ御活用くださるようお願いいたします。
感染拡大防止策と
地域経済回復の両立という難しい局面を迎えておりますが、市では、市民の皆様の生命・暮らしを守り、そして、事業者の皆様を支えるため、各種支援策を実施しております。この実施状況について報告を申し上げます。 簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行うことを目的とする
特別定額給付金の申請受付についてですが、8月25日で終了をいたしました。25日時点での
給付対象世帯数は4万206世帯、
給付済み世帯数は4万57世帯で、給付金額97億2,560万円、給付率は99.6%となっております。 続いて、子育て世帯を支援するため、対象児童1人につき2万円を支給する本市独自の
安曇野市子育て世帯支援臨時給付金は、8月26日現在、7,316世帯へ2億4,276万円を支給いたしました。
児童手当支給対象世帯には支給がほぼ完了しております。 次に、
新型コロナウイルス感染症の影響により、市税等への納付が困難な納税者に対する納税猶予の特例の7月末までの適用状況につきましては、固定資産税を中心に94件、猶予税額は8,479万7,000円となっております。 続いて、事業者への資金繰りを支援する
新型コロナウイルス対策特別資金は、4月・5月の月100件を超える
あっせん申し込み状況からは若干落ち着いておりますが、7月末までの
融資あっせん件数は434件、
あっせん総額は54億円に上がっております。3か月から半年の運転資金の借入れが多数を占めていることから、年末に向けてこれまでと同規模の資金需要が見込まれ、今後も融資枠を確保してまいります。 また、事業者に対する給付金等の支給状況ですが、長野県と連携して取り組んだ県の休業要請等に関連した事業者へは、407件、5,340万円を支給いたしました。この連携事業の対象とならない市内事業者に対する
感染拡大防止対策協力金事業も7月から開始し、8月26日時点で2,107件の申請を受け付け、総額で6,300万円の給付が完了しております。受付は9月30日までとなっておりますので、まだ申請をされていない事業者の皆様には、期日までに申請をお願いいたします。 次に、8月1日から開始した安曇野市ささえあい
プレミアム商品券につきましては、発行総数5万セットに対し、発行総数を超える5万1,960セットの応募があったことから、抽せんにより購入者を決定させていただきました。商品券は8月26日までに98%の引き換えが完了しております。利用期限は11月15日までとなっておりますので、取扱店舗を利用した消費拡大に御協力をお願いいたします。 次に、観光関連では、山小屋の営業や国の
GoToトラベルキャンペーンが開始されましたが、7月の市内の主な観光施設への入り込み者数は、速報値で昨年度に比べて57.6%の減、延べ23万400人となっております。
市内宿泊施設に対して、8月1日から
宿泊施設応援券助成事業を始めたほか、各事業者の
感染拡大防止策の取組が市民や観光客の皆様に分かるよう、安全・安心をPRする安曇野3
安宣言ポスターなどを配付いたしました。併せて観光客に向けて、安曇野市の開放的な風景とともに、マスクの
着用等感染症予防を励行する動画などを、9月末までに観光協会と共同で作成し、SNS等で発信をする予定であります。 次に、農産物の市場での需要の落ち込みを解消し、農家の
独自販売ルートの開拓を支援するため、
農産物等通販サイト出店補助事業を実施しております。この補助事業は、既存の通販サイトを利用し、農産物等を販売する際、必要となる販売手数料について、15万円を上限に助成するものであります。現在までに15件の申請を受け付け、191万9,000円の交付決定をさせていただきました。この補助事業の実施期間は12月31日までですので、来年の1月には販売実績により補助金額を確定する予定であります。 続いて、
市内小規模建設業者及び
小規模事業者への支援としまして、河川及び公園の維持・修繕工事の早期発注に努めた結果、8月末までに2,106万円、27社と契約をいたしました。契約率は105.3%となっております。 次に、
感染症拡大防止対策について、市民の皆様方から善意のマスクの寄附をお寄せいただきました。
市役所本庁舎のほか、各支所や
交流学習センターなど、市内11か所に
回収ボックスを設置させていただき、6月8日~8月末までに4,281枚の寄附を頂戴いたしました。お寄せいただいたマスクは介護施設や福祉施設に配付をさせていただき、各施設の
感染防止対策に御活用いただいております。 次に、市内の小・中学校では、6月の学校再開以来、
感染防止対策の一環として、児童生徒が触れる箇所の消毒作業を毎日教職員が実施しておりますが、7月6日から、
市社会福祉協議会に
ボランティアで、児童生徒の下校後に消毒作業のお手伝いをしていただいております。教職員の負担軽減につながると学校からも感謝の声をお聞きしておりまして、改めて
ボランティア参加の皆様方に感謝と御礼を申し上げます。 また、学校における暑さ対策につきましては、小学校では既にエアコンが稼働しておりますが、中学校では
エアコン設置の工事中のため、緊急措置として市内7校で103の普通教室に
気化式冷風機を1台ずつレンタルにより設置し、子供たちの熱中症予防、あるいは感染防止に配慮をさせていただきました。 以上、
新型コロナウイルス感染症対策の実施状況について報告をさせていただきました。今後も予断を許さない状況が継続する中で、市民の皆様方の生活を守り、事業者の皆様を支えるために、必要な追加支援策を国や県の動向を注視しつつ、機を逃すことなく財政出動を行い、迅速かつ臨機に実施してまいります。 なお、3密回避のため、毎年開催されている安曇野花火は中止となりましたが、
安曇野花火実行委員会では、
新型コロナウイルス感染拡大の終息と来年の開催を願い、
悪疫退散花火として、8月14日に市内3か所で5分程度の花火を打ち上げました。一刻も早い事態の終息を切に願うものであります。 次に、感染症対策以外の市政の主な事業への取組状況を報告させていただきます。 初めに、高齢者福祉の充実につきましては、高齢者・障がい者の孤独死等の未然防止や徘回による事故防止・早期発見に向けて適切かつ速やかに対応するため、このほど新たに
株式会社デリシア様、
第一生命保険株式会社 松本支社様、
NTPトヨタ信州株式会社 穂高店様、
株式会社長野銀行 豊科支店様の4団体と、8月21日に安曇野市地域見守り活動に関する連携協定を締結いたしました。市内では24団体が活動に参加をいただくこととなり、地域全体で助け合い、支え合って、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせることができるよう取り組んでまいります。 続いて、出産・子育て支援の充実についてであります。
三郷西部認定こども園の方向性に関して、昨年6月26日に地元の皆様から、将来の
認定こども園の姿を記した検討報告書を頂戴いたしました。その後、慎重に検討を重ね、運営方針などを一部変更して、小学校入学までの児童を受け入れることや、公設民営により運営することといたしました。これに伴い、8月には
市立認定こども園民営化中長期ビジョンを一部見直し、民営化に御理解をいただけるよう、保護者会及び地元の皆様に説明を重ねてきたところであります。園舎の整備方針につきましては、
現地建て替えにより令和4年度中の供用開始を目指し、必要な手続を進める所存でございます。 次に、移住・定住の促進について、6月から受付を開始しました
空家対策補助事業は、好評をいただき、7月初旬には予算額に達する申請がございました。予算額の75%が解体補助、残りの25%が空き家の利活用につながる
リフォーム関連補助となっております。空き家の解消、
利活用希望者の需要の掘り起こしにつながったものと考えております。 また、8月29日には、空き家の発生防止や利活用を考える講演会を市役所で開催し、市民約40名が参加をいたしました。今後も補助事業による
空き家有効活用をPRするとともに、移住促進のための
空き家バンク物件情報の充実を図り、空き家の増加を抑制し、一層有効利活用が進むよう事業を進めてまいります。 次に、
スポーツ活動の充実について、新
総合体育館建設事業は、国土交通省からの
新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインに基づき適切に工事を行い、現時点では直接的な影響を受けることなく順調に工事が進捗しております。8月末には地下部分のコンクリートの打設がほぼ終了いたしました。引き続き適切な管理を行い、令和3年10月の竣工を目指してまいります。 また、新総合体育館の管理運営につきましては、
指定管理者制度の導入を予定しておりますが、8月12日に
指定管理業者選定前の
サウンディング型市場調査を実施し、民間事業者と意見交換をする中で、公募に関わる諸条件等を確認いたしました。指定管理者の募集につきましては、
指定管理者審査委員会に諮り進めておりますが、施設の魅力を最大限に引き出していただけるような指定管理者を選定してまいります。 続いて、自転車を活用した
まちづくり事業の一環としまして、9月5日~10月31日まで全5回、堀金地域の
啼鳥山荘周辺において、初心者を対象にした
マウンテンバイク親子教室を開催いたします。小学校3年生~6年生の子供とその保護者を対象に、
アトランタオリンピック女子マウンテンバイク日本代表の小林可奈子さんから、自転車の点検方法や安曇野の山道を走る
サイクルスポーツの楽しみ方を学びます。今後も市民の皆様が安全かつ楽しみながら自転車に乗るための技術を身につけていただけるよう、また、日常的に自転車に親しむ
きっかけづくりを行いながら、自転車人口の普及拡大を図ってまいります。 次に、農林業の振興について、人と農地の課題を話し合う「人・
農地プラン検討会」を、7月13日~17日にかけて5地域でそれぞれ開催し、各地域のプランを見直しました。昨年実施した
農業経営意向調査結果を反映した地図を検討会での資料とし、70歳以上の方が経営する農地、今後規模縮小する方の農地などの情報共有を図りました。また、新たに地域の中心的な経営体として、19経営体の掘り起こしを行い、地域の農業の担い手を明確化しました。今後は各集落での話合いをサポートし、実質化した人・農地プランを推進してまいります。 その他の報告事項といたしまして、平成21年5月に市内の廃棄物処理事業者に対して許可をした一般廃棄物処理業許可処分に対して、許可の取消しを求め提訴された事件についてであります。令和元年7月11日付で最高裁判所に上告されていたところですが、令和2年7月21日付で上告を棄却する旨の決定調書が最高裁判所から送付され、7月29日付で受領したことを報告いたします。 次に、令和3年2月竣工予定の穂高広域施設組合新ごみ処理施設ですが、国土交通省からの
ガイドラインに基づき感染拡大防止対策を図りながら、順調に工事が進められております。現在の進捗状況としては、全体のおおむね90%の建築、プラント設備工事が終了しており、施設の外構工事以外は仕上げの段階に入っております。穂高広域施設組合では、新ごみ処理施設の完成前見学会を10月25日に開催し、ごみを受け入れる前のピットなど、稼働後では見ることのできない箇所を見学していただけるよう計画を進めております。また、11月下旬にはごみの受入れを開始し、12月1日から実際にごみを焼却しながら試運転調整を行い、性能試験の検査を受けた後、来年3月の本格稼働に向け準備をいたします。現時点では未定でありますが、工事の節目に当たる火入れ式や竣工式につきましては、規模を縮小して実施してまいりたいと考えております。 続いて、8月28日に、県教育委員会が主催をする高校改革実施方針住民説明会が、豊科公民館で開催されました。市内には4つの県立高等学校がございますが、県の説明では、職業高校を統廃合し、総合技術高校の設置の検討など、市内専門高校の具体的な再編計画の方向性が示されています。県には地域住民の意見をしっかりと受け止めていただき、4校を存続した上で、魅力ある学校に向けた取組を進めていただきたいと考えております。 続いて、8月30日に、松本糸魚川連絡道路の第7回説明会を開催し、懸案であった新設区間の最適ルート帯にAルート帯が決定されました。松糸道路につきましては、平成30年11月に地域の意見を取りまとめ、私と市議会議長の連名で県の建設部長に要望書を提出し、ルートの再検討を要望したものであります。県ではこれを受け、県と市の共催で全体を5段階に分けて説明会を開催し、多くの皆様方から御参加をいただきながら、意見交換を重ねてきたところであります。決定したルート帯につきましては、市が要望した7項目について、整合が図られたルート帯であると考えております。これまで説明会に参加をしていただいた多くの市民の皆様方に厚く感謝を申し上げますとともに、今後は県と協力をして地域の皆様の理解と協力を得ながら事業を促進し、松糸道路を最大限に活用できるよう取り組んでまいります。 続いて、第1回国勢調査が行われてから100年目を迎える本年、令和2年国勢調査が実施されます。国勢調査は国の最も基本的な重要な統計調査として、自治体の各種行政施策を立案するための基礎資料として用いられるほか、幅広い分野で利用されております。9月中旬から市内655調査区におきまして調査票を配付し、10月1日現在の状況を調査いたしますので、市民の皆様方の御協力をお願い申し上げます。 続いて、安曇野市は、平成17年10月1日に新設合併し、本年で15周年を迎えました。この記念すべき節目を祝うべく、10月4日日曜日に、豊科公民館ホールにおいて、安曇野市制施行15周年記念式典を挙行いたします。誠に残念ながら、今般の
新型コロナウイルス感染防止のため、式典の内容、参加者を市内の関係者に絞り、大幅に縮小し、感染防止に最大限の配慮を行い開催いたします。議員の皆様方には改めて御案内させていただきますので、御出席をお願いいたします。 以上、主な事業への取組状況を報告させていただきました。 さて、本定例会に付議を予定しております案件は、報告事項5件、議案は条例関係8件、補正予算11件、決算の認定13件、その他市道の廃止等2件、合計39件であります。 一般会計補正予算(第4号)につきましては、7億800万円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ548億7,800万円とするものであります。主な内容は、普通交付税の交付額決定による増額や、決算に伴う財政調整基金への余剰金の積立て、また、地域経済牽引企業工場用地取得に対する補助金と、新たな補助金制度としてスタートした空き家対策事業の補助金を増額するものであります。 一方、
新型コロナウイルス感染症対策に関わる主な補正内容としましては、保育園・幼稚園や小・中学校、避難所における感染対策用品の購入を追加補正いたします。また、新たな取組として、妊婦を対象としたインフルエンザ予防接種の助成を行います。 次に、令和元年度一般会計の歳入歳出決算状況について、万円未満を切り捨てて申し上げます。 まず、歳入決算額は429億7,813万円、歳出決算額は421億6,641万円で、令和2年度への繰越財源を控除した実質収支額が7億6,007万円、一般会計と10の特別会計を含めた実質収支額の総額は10億592万円で、全ての会計において黒字決算となりました。 財政指標につきましては、財政構造の弾力性を判断する経常収支比率は86.5%で、平成30年度決算時に比べて0.7ポイント上昇いたしました。また、財政力指数は0.550、財政健全化判断比率における実質公債費比率は9.5%、将来負担比率は10.4%となり、平成30年度決算時に比べて財政力指数は0.007ポイント、実質公債費比率は0.2ポイント上昇いたしましたが、将来負担比率は2.4ポイント改善しましたので、引き続き健全な財政運営が堅持できるものと捉えております。 以上、よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
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△議案第67号から議案第74号の一括上程、説明
○議長(召田義人) 直ちに議事に入ります。 日程第4、議案第67号から議案第74号までの以上8件の条例議案を一括議題といたします。 これより、議案8件について、提案説明に入ります。 最初に、議案第67号、議案第68号、議案第69号、議案第70号の以上4件について、一括して提案理由の説明を求めます。 金井総務部長。
◎総務部長(金井恒人) それでは、議案第67号から70号まで、一括して提案説明をさせていただきます。 それから、提案説明に先立ちまして、議案第67号に議案の誤りがございました。訂正をさせていただきたく、御確認をお願いしたいと思います。 議案第67号の5ページ目になります。 5ページ目の上に第10条がございまして、その第2項でございます。第2項の4行目ですが、「項において同じ。)」、その後に、「自ら利用することができる」ということでございますが、自ら」の前に、一文字「を」を追加してください。 議案の誤りがございましたので、訂正ということでお願いいたします。 なお、議案につきましては、直ちに差し替えを行わせていただきます。誠に申し訳ございません。よろしくお願いいたします。 それでは、議案第67号
安曇野市個人情報保護条例について御説明させていただきます。 内容でございます。 国の個人情報保護関係の法律の規定に準じ、現行条例の全部改正を行うものでございます。主な内容としましては、個人情報の範囲を生存する個人に限ること。定義規定につきましては、公文書の表記を法に準じたものに見直すとともに、個人識別符号・要配慮個人情報についての規定を追加すること。罰則を設けること。利用及び提供の制限、開示等の手続、非開示情報について、法の規定に準じたものとするもの。その他としましては、開示請求の期間の見直し、口頭による閲覧請求についてを規定するものでございます。 附則でございます。令和3年4月1日からの施行でございます。なお、この施行に併せまして経過措置を定めるとともに、本条例を引用しております条例の改正も行うものでございます。 本日提出、市長名でございます。 続きまして、議案第68号
安曇野市情報公開条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 改正内容でございます。 個人情報保護条例の改正に伴いまして、公文書の定義、開示の適正な請求、開示請求の期間の見直し、不開示情報について見直すものでございますが、このほか目的規定ですとか部分開示規定の見直し、さらには情報提供施策の充実についてを条文化するものでございます。 附則でございます。令和3年4月1日からの施行に合わせましての経過措置を定めるとともに、本条例を引用しております条例の改正を行うものでございます。 本日提出、市長名でございます。 議案第69号
安曇野市情報公開・
個人情報保護審査会条例について御説明いたします。 経過といたしましては、個人情報保護条例の全部改正、それから情報公開条例の一部改正によりまして、審査会の規定について新たな条例を設けるものでございます。 内容でございます。 審査会の設置、審査権限、審査の手続、意見陳述機会の付与等を規定しまして、審査会については5名以内と定めるものでございます。 附則でございます。令和3年4月1日からの施行と、現在の審査会委員の残任期間等の経過措置を定めるものでございます。 本日提出、市長名でございます。 続きまして、議案第70号
安曇野市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について御説明させていただきます。 経過でございます。 現在の安曇野市消防団の定員は、合併時の旧町村の団員数を基準として定められております。ところが、少子高齢化、就業構造の変化等から、団員数の減少傾向にあったということでございまして、市長からの諮問、組織の見直しに対する答申時の団員数につきましては1,000人と答申したところでございます。しかしながら、その後も団員数の減少がありまして、消防力の整備指針等を参考にし、今回、改正について提案させていただくものでございます。 改正は、第2条、団員定数1,090人を950人に改めるものでございます。 附則でございます。この条例は、令和2年10月1日から施行する。なお、施行日につきましては、災害補償等掛金の基準日に合わせるということでございます。 本日提出、市長名でございます。 説明は以上です。
○議長(召田義人) 次に、議案第71号について、提案理由の説明を求めます。 山田市民生活部長。
◎市民生活部長(山田真一) それでは、議案第71号
安曇野市手数料条例の一部を改正する条例について提案理由を御説明いたします。
安曇野市手数料条例別表第9項におきまして、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」に関する事務を掲げておりますが、このうち、「法第7条の規定に基づく通知カードの再交付」について、法改正により、「通知カード」が令和2年5月25日をもって廃止され、再交付が行われなくなったことから、当該事務に係る手数料の規定を削るものであります。 附則として、この条例は、公布の日から施行する。 本日提出、市長名でございます。 説明は以上であります。
○議長(召田義人) 次に、議案第72号について、提案理由の説明を求めます。 野本福祉部長。
◎福祉部長(野本岳洋) それでは、議案第72号
安曇野市保育に関する
審議会設置条例を廃止する条例について御説明をいたします。 本条例は、合併時に旧豊科町で設定されていたものを引き継いだものでありますが、平成26年3月に子ども・子育て支援法に基づく「安曇野市子ども・子育て会議条例」が制定され、その会議で審議する事項に、本条例で審議する事項が含まれていることから、今回、附属機関の整理、スリム化を図る観点で見直し、本条例の廃止を提案するものでございます。 附則でございます。この条例は、公布の日から施行する。 本日提出、市長名であります。 以上です。
○議長(召田義人) 次に、議案第73号について、提案理由の説明を求めます。 鎌﨑商工観光部長。
◎商工観光部長(鎌﨑孝善) 議案第73号
安曇野市かじかの里公園の設置及び管理に関する条例について御説明申し上げます。 まず、条例設置の目的及び制定理由であります。 本公園は、昭和61年に国の「村おこしモデル事業」を活用しまして、かじかの養殖等を通じて住民の水質向上に対する意識の醸成、河川美化を目的に造られた公園でございます。その後、下水道の普及等も相まって水質向上に対する市民意識の向上等の目的はおおむね達成されたことから、現在はキャンプ場や水遊びなど市民の皆様の憩いの場として、また、キャンプなど市外の方も多く利用され、観光振興に寄与する公園となっております。 現在は、安曇野市公園条例の中で位置づけておりますが、公園利用者は市外の皆様も多数利用され、ここを拠点として市内観光に出かける皆様も増えており、ほかの公園と設置目的が異なっていることから、新たな条例を設置するものであります。 条例の主な内容につきましては、第1条で設置の目的、第3条禁止行為、第4条キャンプ場の利用期間、第7条・8条はキャンプ場等の使用料と使用料減免について規定をしております。また、第12条~第15条では、公園の維持管理に
指定管理者制度を導入することができることとし、その業務内容について規定をしております。
指定管理者制度の導入により、利用者満足度と集客力向上につなげ、観光振興の拠点として充実を図ってまいりたいと考えております。 附則1、本条例は、令和3年4月1日から施行する。附則2、安曇野市公園条例からかじかの里公園を削除し、同公園条例の字句等の整理を行う。附則4として、指定管理者の指定等に必要な手続は、条例施行の前にできるものとしております。 本日提出、市長名でございます。 以上であります。
○議長(召田義人) 次に、議案第74号について、提案理由の説明を求めます。 坪田都市建設部長。
◎都市建設部長(坪田浩昭) 議案第74号
安曇野市都市公園条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。 安曇野市総合体育館の令和3年度供用開始に伴い、利用者の利便性の向上、公園全体のさらなる活用等を考え、体育館を含む豊科南部総合公園を指定管理者による管理を行うこととするため、所要の条例事項を規定するものであります。 今回の改正の趣旨としましては、安曇野市総合体育館を豊科南部総合公園の有料公園施設として位置づける条文の追加、指定管理者による管理を行うことができる旨の条文の追加、指定管理者に管理を行わせる場合の利用料金及び諸規定について、議会の議決を求めるものです。 主な改正内容としましては、現在の第22条を第27条とし、第19条から第21条までを5条ずつ繰り下げ、第18条の次に新たに第19条で、豊科南部総合公園を指定管理者に行わせることができる旨を加えます。 第20条で、指定管理者の行う業務を加えます。 第21条で、利用料金について加えます。 第22条で、指定管理者による許可の取消し等を加えます。 第23条で、豊科南部総合公園の管理を指定管理者に行わせる場合の読替規定の条文を加えます。 次に、別表第2、豊科南部総合公園の項を改め、安曇野市総合体育館を有料公園施設として加えます。 次に、別表第5の3、豊科南部総合公園施設使用料を改め、8月26日の全員協議会において御説明させていただいた「公の施設の使用料のあり方」に基づいて算定した安曇野市総合体育館の料金表を加えます。 附則については、1、施行期日として、体育館の供用開始日が確定していないため、今後、規則で定める日から施行するものとし、2、準備行為として、指定管理者の指定等に必要な手続は条例施行の前にできるものとしております。 本日提出、市長名でございます。 以上であります。
○議長(召田義人) 以上で、議案第67号から議案第74号までの説明は終わりました。
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△議案第75号から議案第85号の一括上程、説明
○議長(召田義人) 日程第5、議案第75号から議案第85号までの以上11件の補正予算議案を一括議題といたします。 これより議案11件について提案説明に入ります。 最初に、議案第75号についての提案理由の説明を求めます。 宮澤財政部長。
◎財政部長(宮澤修) 議案第75号 令和2年度
安曇野市一般会計補正予算(第4号)について御説明いたします。 今回の補正は、
新型コロナウイルス感染症対策により速やかに実施が必要となる事業や、現時点での予算執行状況を的確に分析し、令和2年度の後期に必要な経費を積算した上で、予算の過不足が生じることが予測される経費等について、補正予算を編成したものでございます。 それでは、議案書により御説明いたします。 令和2年度安曇野市の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億800万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ548億7,800万円とする。 2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 第2条 債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」による。 第3条 地方債の変更、廃止は、「第3表 地方債補正」による。 本日提出、市長名であります。 それでは、2ページをお願いいたします。 予算額の増減につきまして、その主な内容を「第1表 歳入歳出予算補正」で御説明をいたします。 初めに、歳入でございます。 10款地方特例交付金は、1,843万1,000円の増額であります。個人住民税、自動車税、軽自動車税、それぞれの減収補填に係る特例交付金の交付額決定によるものでございます。 11款地方交付税は、6億1,275万5,000円の増額であります。普通交付税の交付額決定によるものでございます。 13款分担金及び負担金は、7,000円の増額であります。突発長時間保育料滞納繰越金によるものでございます。 14款使用料及び手数料は、48万5,000円の減額であります。自動販売機設置使用料の確定による減額などが主なものでございます。 15款国庫支出金は、1億1,010万4,000円の増額であります。地方創生臨時交付金の増額計上などが主なものでございます。 16款県支出金は、6,133万2,000円の減額であります。市内事業者が実施するワサビ加工施設の建設計画が延期となったことによる減額などが主なものでございます。 17款財産収入は、238万9,000円の増額であります。県による道路改良に伴う財産売払収入が主なものでございます。 18款寄附金は、80万9,000円の増額であります。 19款繰入金は、2億9,618万5,000円の減額であります。財政調整基金の繰戻しなどが主なものでございます。 20款繰越金は、7億1,007万9,000円の増額であります。前年度決算に伴う余剰金の計上であります。 21款諸収入は、5,860万円の減額であります。
新型コロナウイルス感染拡大に伴うほりでーゆ~四季の郷・ファインビュー室山の利用料の減額などが主なものであります。 22款市債は、3億2,997万2,000円の減額であります。衛生債に係る借換債の発行の取りやめによる減額などが主なものであります。 以上が歳入の概要となっております。 続きまして、3ページからの歳出をお願いいたします。 主なものに限り説明をさせていただきます。 1款議会費は、502万8,000円の減額であります。議員共済給付費の負担金率の確定などによる減額が主なものであります。 2款総務費は、5億5,845万3,000円の増額であります。繰越金額の確定に伴う財政調整基金への積立金の増額などが主なものとなります。 3款民生費は、1億710万3,000円の増額であります。昨年度実施したプレミアム付商品券事業の確定による返還金の増額などが主なものであります。 4款衛生費は、1,419万5,000円の増額であります。貸館業務で必要となる感染症対策用品の購入の増額などが主なものでございます。 5款労働費は、25万8,000円の増額であります。今年度解体を予定しております穂高勤労者福祉センターの粗大ごみ処理の委託費になります。 6款農林水産業費は、1億411万9,000円の減額であります。市内事業者への6次産業化交付金の減額などが主なものであります。 7款商工費は、5,988万3,000円の増額であります。地域経済牽引企業工場用地取得における補助金の増額などであります。 8款土木費は、2,367万1,000円の増額であります。橋梁点検修繕に対する国庫補助金の対象事業費の増額などが主なものであります。 9款消防費は、1,194万8,000円の増額であります。避難所が設置された場合における感染症対策用品の整備などの増額が主なものであります。 10款教育費は、4,163万6,000円の増額であります。感染症対策用品を市内の小・中学校に配付することによる増額などが主なものであります。 12款公債費は、借換債の取りやめによる財源変更を行うものであります。 以上が歳出の概要でございます。 続きまして、一般会計全体におけます職員給与関係の補正内容について御説明をさせていただきます。 補正予算説明書の84ページを御覧いただきたいと思います。 特別職については、議員共済給付費の負担金率の確定により、252万8,000円の減額です。 一般職ですが、報酬・給料が減額、職員手当・共済費が増額であります。合計では245万円の減額でございます。 続いて、お戻りいただきまして、議案の5ページ、「第2表 債務負担行為補正」を御覧いただきたいと思います。 7事業を追加設定するものであります。本庁舎総合管理業務や社会就労センターなどの指定管理に係るもの、また、工場用地取得に対する補助金交付に関するものについて、債務負担行為を設定するものであります。 続きまして、6ページの「第3表 地方債補正」を御覧ください。 変更と廃止をお願いするものでございます。 変更では臨時財政対策債など4件について、市債の借入限度額の変更をお願いするものであります。 廃止につきましては借換債(衛生債)の取りやめを含む2件の廃止をお願いするものでございます。 以上によりまして、市債の補正額は3億2,997万2,000円の減額となり、補正後の発行予定額は58億6,002万8,000円となります。 説明は以上でございます。
○議長(召田義人) 次に、議案第76号、議案第77号、議案第78号の、以上3件について、提案理由の説明を求めます。 髙橋保健医療部長。
◎保健医療部長(髙橋正子) 議案第76号 令和2年度
安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明をいたします。 令和2年度安曇野市の国民健康保険
特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,532万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ98億9,543万円とする。 以下、記載のとおりでございます。 本日提出、市長名であります。 それでは、議案書の2ページ、「第1表 歳入歳出予算補正」の歳入から御説明をいたします。 事項別明細書は10ページからとなります。 1款国民健康保険税は、1,938万8,000円の減で、
新型コロナウイルス感染症の影響による保険税減免見込みによる減額であります。 3款国庫支出金は、1,163万3,000円の増で、1款国民健康保険税の減額見込みのうち、10分の6を特例補助金として補助を受けるものでございます。 4款県支出金は、775万5,000円の増で、同じく国民健康保険税の減額見込みのうち、10分の4を特別調整交付金として交付を受けるものでございます。 6款繰入金は、103万8,000円の増額であります。 7款繰越金は、6,428万6,000円の増で、令和元年度決算による前年度繰越金であります。 続きまして、議案書の3ページ、歳出となります。 事項別明細書は12ページからとなります。 1款総務費は、8万2,000円の増であります。 3款国民健康保険事業費納付金は、財源変更であります。 4款保健事業費は、95万6,000円の増、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、特定健診を全て個別健診に振り替えたことによる経費の増額であります。 5款積立金は、基金への積立金で3,300万円の増であります。 8款予備費は、3,128万6,000円の増額で、歳入歳出の予算調整によるものであります。 議案第76号は以上でございます。 続きまして、議案第77号 令和2年度
安曇野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明をいたします。 令和2年度安曇野市の後期高齢者医療
特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,780万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億7,502万1,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 本日提出、市長名であります。 それでは、議案書の2ページ、「第1表 歳入歳出予算補正」の歳入から御説明をいたします。 事項別明細書は10ページからであります。 5款繰越金は、2,780万円の増額であります。昨年度の出納整理期間中に収納した保険料は繰り越し、本年度納付金として支払うことになりますので、計上するものであります。 続きまして、議案書の3ページ、歳出となります。 事項別明細書は12ページであります。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、2,780万円の増で、歳入で繰越金として見込んだ保険料を広域連合へ納付するための増額であります。 議案第77号は以上であります。 続きまして、議案第78号 令和2年度
安曇野市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明をいたします。 令和2年度安曇野市の介護保険
特別会計補正予算(第2号)は次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,382万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ95億9,835万5,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 本日提出、市長名であります。 それでは、議案書の2ページ、「第1表 歳入歳出予算の補正」の歳入から御説明をいたします。 事項別明細書は10ページからとなります。 4款支払基金交付金は、1,194万8,000円の増額。 5款県支出金は、1,902万8,000円の増。どちらも介護給付費負担金等の前年度精算による過年度分の増額であります。 8款繰入金は、3,090万5,000円の減額であります。主な内訳は、2項基金繰入金が3,101万5,000円の減、県等から負担金等の追加交付を受け、減額をするものであります。 9款繰越金は、1億3,375万4,000円の増で、令和元年度決算による前年度の繰越金であります。 続きまして、3ページの歳出となります。 事項別明細書は12ページからとなります。 1款総務費は、23万9,000円の増で、システム改修委託料の増額によるものでございます。 2款保険給付費は、前年度の介護給付費負担金、交付金等の精算金確定による財源振替であります。 5款基金積立金は、8,807万6,000円の増、令和元年度決算に伴う剰余金を基金に積み立てるものでございます。 7款諸支出金は、4,551万円の増、令和元年度の介護給付費と地域支援事業の国庫負担金、県費等の精算により、返還金を増額するものでございます。 議案第76号から78号は以上でございます。
○議長(召田義人) 次に、議案第79号、議案第80号、議案第81号、議案第82号、議案第83号の以上5件についての提案理由の説明を求めます。 高嶋農林部長。
◎農林部長(高嶋雅俊) 議案第79号から議案第83号の各山林財産区
特別会計補正予算について説明いたします。 今回の補正予算は、令和元年度の決算に基づく令和2年度の繰越金を調整し、これに基づく基金積立金を調整することが主な補正理由となります。 それでは、議案第79号からお願いいたします。 議案第79号 令和2
年度安曇野市上川手山林財産区
特別会計補正予算(第1号)。 令和2年度安曇野市の上川手山林財産区
特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ131万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ290万1,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 本日提出、市長名です。 予算書により説明させていただきます。 2、3ページをお願いいたします。 1款1項財産運用収入の補正は、歳出の基金積立金の増額に伴う基金利子2,000円の増額です。 2款1項繰越金は、前年度の決算によるもので、131万7,000円を増額いたします。 歳出、1款1項総務管理費の補正は、基金積立金及び基金利子積立金131万9,000円を増額するものです。 次に、議案第80号 令和2
年度安曇野市北の沢山林財産区
特別会計補正予算(第1号)をお願いいたします。 令和2年度安曇野市の北の沢山林財産区
特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ15万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ103万7,000円とする。 以下、記載のとおりでございます。 本日提出、市長名です。 予算書の2ページ、3ページをお願いいたします。 歳入、1款1項財産収入の補正は、基金積立金の増額に伴う基金利子5,000円の増額です。 2款1項の繰越金は、前年度決算によるもので、14万9,000円を増額するものです。 歳出、1款1項総務管理費の補正は、基金積立金及び基金利子積立金15万4,000円の増額となります。 次に、議案第81号 令和2
年度安曇野市有明山林財産区
特別会計補正予算(第1号)をお願いいたします。 令和2年度安曇野市の有明山林財産区
特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ119万8,000円とする。 以下、記載のとおりです。 本日提出、市長名です。 予算書の2ページ、3ページをお願いいたします。 歳入、1款1項管理分担金は、分担金の減少が見込まれるため、3,000円を減額するものです。 2款1項財産収入は、基金利子の再算定による基金利子7,000円の増額です。 3款1項繰越金は、前年度の決算によるもので、2,000円を増額いたします。 歳出、1款1項総務管理費の補正は、基金積立金の減額及び基金利子積立金の増額により6,000円を増額するものです。 次に、議案第82号 令和2
年度安曇野市富士尾沢山林財産区
特別会計補正予算(第1号)をお願いします。 令和2年度安曇野市の富士尾沢山林財産区
特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ101万1,000円とする。 以下、記載のとおりです。 本日提出、市長名です。 予算書2ページ、3ページをお願いいたします。 歳入、1款1項分担金は、管理費分担金の減額が見込まれるため、1,000円を減額します。 2款1項財産運用収入は、基金利子の再算定による基金利子1,000円の増額です。 3款1項繰越金は、前年度の決算によるもので、1万円を減額いたします。 歳出、1款1項総務管理費の補正は、基金積立金の減額及び基金利子積立金の増額により、基金積立金1万円を減額するものです。 次に、議案第83号 令和2
年度安曇野市穂高山林財産区
特別会計補正予算(第1号)をお願いいたします。 令和2年度安曇野市の穂高山林財産区
特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ101万7,000円とする。 以下、記載のとおりです。 本日提出、市長名です。 予算書2ページ、3ページをお願いいたします。 歳入、1款1項分担金は、管理費分担金の減額が見込まれるため、4,000円を減額いたします。 2款1項財産運用収入は、基金利子の再算定による基金利子の増額2,000円です。 3款1項繰越金は、前年度の決算によるもので、7万3,000円を減額いたします。 歳出、1款1項総務管理費の補正は、基金積立金の減額及び基金利子積立金の増額により、7万5,000円を減額するものです。 以上になります。
○議長(召田義人) 次に、議案第84号、議案第85号の以上2件について、提案理由の説明を求めます。 鎌﨑商工観光部長。
◎商工観光部長(鎌﨑孝善) 議案第84号 令和2年度
安曇野市産業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。 令和2年度安曇野市の産業団地造成事業
特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 本日提出、市長名でございます。 次のページを御覧ください。 歳入であります。 令和元年度決算により繰越金が確定したことから、3款繰越金を12万8,000円増額し12万9,000円に、2款の一般会計からの繰入金を12万8,000円減額し、426万7,000円とするものでございます。したがいまして、歳入歳出予算の増減はございません。 続きまして、議案第85号 令和2年度
安曇野市有明荘特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 令和2年度安曇野市の有明荘
特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 本日提出、市長名でございます。 次ページを御覧ください。 歳入であります。 令和元年度決算により繰越金が確定したことから、3款繰越金を7,000円増額し、8,000円にするとともに、2款諸収入362万円を減額し、1款一般会計から繰越金を差し引いた361万3,000円を増額するものであります。 2款諸収入の減額理由でありますが、この諸収入につきましては、指定管理者からの納付金であります。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のための休業要請等により、4月~6月の営業収入が全くなく、このままでは事業継続が難しい状況にあることから、本年度の納付金を全額減免し、本年度予定している事業を執行するため一般会計から繰り入れるものでございます。したがいまして、歳入歳出予算額の増減はございません。 以上であります。
○議長(召田義人) 以上で、議案第75号から議案第85号までの説明は終わりました。
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△議案第86号から議案第98号の一括上程、説明
○議長(召田義人) 続いて、日程第6、議案第86号から議案第98号までの以上13件の決算議案を一括議題といたします。 これより議案13件について提案説明に入ります。 最初に、議案第86号について提案理由の説明を求めます。 細萱会計管理者。
◎会計管理者(細萱賢) それではお願いします。 議案第86号 令和元
年度安曇野市一般会計歳入歳出決算の認定について御説明いたします。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元
年度安曇野市一般会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 本日提出、市長名でございます。 歳入から御説明をさせていただきます。 決算書は2ページ、3ページになります。 事項別明細書は10ページ、11ページからになります。 なお、金額につきましては1万円単位で、1万円未満は切捨てとし、主な内容について説明申し上げます。 1款市税です。歳入全体の29.1%を占めておりまして、個人市民税の給与所得納税者などの増加による増額や、法人市民税の製造業などの申告納税額減少による減額、また、固定資産税の新・増築家屋の増加などによる増額などにより、市税全体では収入済額は125億940万円となりました。 2款地方譲与税は、収入済額4億9,075万円でございます。 以後、少し飛びます。 6款地方消費税交付金は、収入済額17億1,227万円でございます。 8款自動車取得税交付金は、令和元年10月から自動車取得税が廃止となったことなどから減額となり、6,803万円となりました。 9款環境性能割交付金は、自動車取得税交付金廃止に伴い新設されたものであります。 10款地方特例交付金は、子ども・子育て支援臨時交付金が創設されたことなどから、前年度比較で増額の4億2,321万円となりました。 11款地方交付税は、旧合併特例事業債の繰上償還などにより、前年度より増額の110億3,513万円となりました。 13款分担金及び負担金は、収入済額4億8,254万円で、保育児童保育料が令和元年10月から幼児教育・保育の利用料が無償化されたことなどにより減額となったものであります。 4ページ、5ページをお願いいたします。 事項別明細書は20ページ、21ページからになります。 15款国庫支出金は、収入済額42億1,147万円となりました。新規事業であるプレミアム付商品券事務費、事業費補助金や、社会資本整備総合交付金、繰越明許分のブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金などが増額となっております。 16款県支出金は、収入済額22億5,526万円で、前年度事業であった長野県地域医療介護総合確保基金事業(介護施設等整備分)補助金が、繰越明許分合わせて減額となりました。 17款財産収入は、収入済額8,666万円となりました。前年度における豊科デイサービスセンターの譲渡に関わる不動産売払い収入などが減額となっております。 18款寄附金は、収入済額9億8,512万円で、指定寄附であるふるさと寄附金が増額となりました。 19款繰入金は、収入済額13億6,766万円で、ふるさと寄附基金繰入金が繰越明許分と合わせて増額となっております。 21款諸収入は、収入済額13億7,752万円となりました。明科南
認定こども園建設事業の契約解除に伴う違約金が増額となりましたが、
新型コロナウイルスの感染症などの影響により、ほりでーゆ~施設利用料などが減額となりました。 22款市債は、収入済額47億809万円となりました。臨時財政対策債が12億4,119万円に、また、民生債は前年度における保育所建設関係の旧合併特例事業債や施設整備事業債に関わる借換債が減額となり、7億6,700万円となりました。 衛生債は、穂高広域施設組合の新ごみ処理施設建設事業に関わる旧合併特例事業債が前年度より増額となり、15億7,980万円に、また、土木債は公共事業等債が減額となりましたが、市道新設改良事業や体育施設整備事業など、旧合併特例事業債が増額となるなど、8億9,460万円となりました。 以上、一般会計収入済額の総額は429億7,813万円でございます。不納欠損額は4,578万円、収入未済額は4億9,962万円となりました。 続きまして、6ページ、7ページになります。 歳出でございます。 事項別明細書は54ページ、55ページからになります。 1款議会費は、支出済額2億3,639万円となりました。 2款総務費は、支出済額54億8,368万円でございます。ふるさと寄附基金積立金やふるさと寄附返礼品が前年度より増額となりましたが、財政調整基金を初めとする財政4基金積立金が減額となっております。 3款民生費は、支出済額131億2,347万円でございます。プレミアム付商品券事業や子どものための教育・保育給付費負担金が増額、ハード事業では、明科南
認定こども園建設事業工事請負費が増額となりましたが、たつみ
認定こども園建設事業工事請負費などは減額となっております。翌年度繰越額は3,577万円、うち繰越明許が1,626万円、事故繰越が1,951万円で、内訳は、繰越明許が1項社会福祉費の社会福祉総務費でございます。事故繰越は2項児童福祉費の公立
認定こども園整備費でございます。 4款衛生費は、支出済額38億4,287万円でございます。穂高広域施設組合新ごみ処理施設建設事業負担金が増額となっております。 5款労働費は、前年度とほぼ同額でございました。 6款農林水産業費は、支出済額16億484万円でございます。安曇野の里改修事業やファインビュー室山改修事業、さらにほりでーゆ~改修事業では、基金積立金をはじめとする事業費が減額となっております。翌年度繰越額は事故繰越627万円で、3項耕地費の市単土地改良事業でございます。 7款商工費は、支出済額16億846万円でございます。前年度終了の事業であるしゃくなげの湯周辺整備事業や企業助成事業が減額となっております。 8款土木費は、支出済額54億84万円でございます。街路整備事業工事請負費や都市再生整備計画事業、明科駅周辺補償金、さらに、新
総合体育館建設事業工事請負費が増額となりましたが、前年度終了の三郷文化公園大規模改修事業工事請負費が減額となりました。翌年度繰越額は1億5,543万円、うち繰越明許が1億4,639万円、事故繰越が903万円で、内訳は繰越明許が2項道路橋梁費の除雪対策費2,255万円と、4項都市計画費の都市再生整備計画事業(都市整備分)1億2,384万円でございます。事故繰越は、4項都市計画費の新
総合体育館建設事業でございます。 8ページ、9ページをお願いします。 事項別明細書は186、187ページになります。 9款消防費、支出済額14億6,509万円でございます。松本広域連合市町村負担金常備消防分が増額となりました。 10款教育費は、支出済額39億9,903万円でございます。穂高南小学校施設改修事業工事請負費や、繰越明許の小学校冷房設備等整備事業工事請負費が増額となりましたが、前年度終了の穂高西中学校施設改修事業工事請負費や、公式スポーツ施設整備基金積立金及び利子積立てが減額となりました。翌年度繰越額は5億7,706万円、うち繰越明許が5億7,178万円、事故繰越が528万円で、内訳は事故繰越は2項小学校費の小学校施設維持修繕事業でございます。また、繰越明許は3項中学校費の中学校冷房設備等整備事業でございます。 11款災害復旧費は、支出済額6,421万円でございます。台風19号による倒木処理業務委託料及び道路災害復旧事業工事請負費が増額となりましたが、林道災害復旧事業や耕地施設災害復旧事業工事請負費及び設計監理委託料などが減額となりました。 12款公債費は、支出済額52億7,685万円でございます。 13款予備費はゼロでございます。 以上、歳出の支出済額合計は421億6,641万円でございます。翌年度繰越額の合計は7億7,453万円でございます。 最後に、事項別明細書239ページをお開きください。 実質収支に関する調書について御説明いたします。 歳入総額429億7,813万円、歳出総額421億6,641万2,000円、歳入歳出差引額8億1,171万8,000円、歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源であります繰越明許費繰越額3,853万4,000円と、事故繰越し繰越額1,310万5,000円を合計しました5,163万9,000円を差し引いた実質収支額は7億6,007万9,000円の黒字決算となっております。 以上で説明を終わります。
○議長(召田義人) 次に、議案第87号、議案第88号、議案第89号の以上3件について、提案理由の説明を求めます。 髙橋保健医療部長。
◎保健医療部長(髙橋正子) 議案第87号 令和元
年度安曇野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元
年度安曇野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 本日提出、市長名でございます。 初めに、歳入であります。 決算書は242ページ、事項別明細書は246ページからとなります。 なお、金額につきましては、議案第87から89号、いずれも収入済額及び支出済額を万円単位、1万円未満切捨てで主な内容について申し上げます。 1款国民健康保険税は、収入済額20億1,716万円で、不納欠損額は2,554万円、収入未済額は2億4,334万円であります。 2款使用料及び手数料は、120万円であります。 3款県支出金は、70億2,936万円で、主な内訳は、医療費等の支払いに対する普通交付金が69億2,154万円、保険者努力支援分が4,898万円などであります。 4款財産収入は、147万円であります。 5款繰入金は、9億8,757万円であります。主な内訳は、1項の他会計繰入金が6億5,757万円で、一般会計からの繰入金であります。 6款繰越金は、9,275万円であります。 7款諸収入は、1億493万円であります。 8款国庫支出金は、32万円であります。 以上によりまして、歳入合計は収入済額で102億3,479万3,083円でございます。 続きまして、決算書244ページの歳出となります。 事項別明細書は252ページからとなります。 1款総務費は、支出済額3,327万円であります。 2款保険給付費は、69億7,213万円であります。主な内訳は、1項の療養諸費は60億4,973万円で、医療費の保険者負担分として、療養給付費や療養費等となっております。 3款国民健康保険事業費納付金は、28億5,725万円であります。県の国民健康保険事業に要する費用に充てるため納付をするものでございます。 4款保健事業費は、1億8,088万円であります。主な内訳は、2項の特定健康診査等事業費は1億7,023万円で、特定健診の委託料と人間ドックの補助が主なものとなっております。 5款積立金は、4,847万円であります。 7款諸支出金は、7,448万円であります。 以上によりまして、歳出合計は、支出済額101億6,650万6,099円でございます。 続きまして、267ページの実質収支に関する調書となります。 1,000円単位となりますが、歳入総額が102億3,479万3,000円、歳出総額が101億6,650万6,000円で、歳入歳出差引額及び実質収支額は6,828万6,000円となりまして、翌年度に繰り越すこととなります。 議案第87号は以上でございます。 続きまして、議案第88号 令和元
年度安曇野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元
年度安曇野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 本日提出、市長名でございます。 初めに、歳入であります。 決算書は270ページ、事項別明細書は274ページからとなります。 1款後期高齢者医療保険料の収入済額は9億3,650万円、不納欠損額は57万円、収入未済額が383万円であります。 2款使用料及び手数料は、12万円であります。 3款繰入金は、2億7,375万円、一般会計からの繰入であります。主なものは、保険基盤安定繰入金2億4,084万円であります。 4款繰越金は、2,537万円であります。 5款諸収入は、47万円であります。 以上によりまして、歳入合計は、収入済額で12億3,623万9,268円でございます。 続きまして、決算書の272ページの歳出となります。 事項別明細書は276ページとなります。 1款総務費は、支出済額430万円、事務的経費でございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、12億352万円、保険料及び事務費、基盤安定に係る負担金であります。 3款諸支出金は46万円であります。 以上によりまして、歳出合計の支出済額は12億829万7,125円でございます。 続きまして、281ページの実質収支に関する調書となります。 1,000円単位となりますが、歳入総額が12億3,623万9,000円、歳出総額が12億829万7,000円で、歳入歳出差引額及び実質収支額は2,794万2,000円であります。 議案第88号は以上でございます。 続きまして、議案第89号 令和元
年度安曇野市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元
年度安曇野市介護保険特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 本日提出、市長名でございます。 初めに、歳入からであります。 決算書は284ページ、事項別明細書は288ページからとなります。 1款の介護保険料は、収入済額20億8,234万円、不納欠損額は134万円、収入未済額は1,481万円であります。 2款の使用料及び手数料は、32万円であります。 3款国庫支出金は、21億3,425万円であります。主な内訳は、介護給付に対する国庫負担金が15億6,832万円であります。 4款支払基金交付金は、23億5,700万円。2号被保険者の保険料であります。 5款県支出金は、12億5,289万円。主な内訳は、1項の介護給付費に対する県負担金が11億9,453万円であります。 6款サービス収入は、1,929万円であります。 7款財産収入131万円であります。 8款繰入金は、12億5,073万円。一般会計からの繰入金であります。 9款繰越金は、2億1,240万円であります。 10款諸収入は、94万円であります。 以上によりまして、歳入合計は収入済額で93億1,151万9,729円でございます。 続きまして、決算書の286ページ、歳出についてとなります。 事項別明細書は294ページからとなります。 1款総務費は、支出済額1億8万円であります。主な内訳は、介護認定審査会費8,349万円となっております。 2款保険給付費は、84億1,383万円。主な内訳は、1項介護サービス等諸費が79億6,714万円であります。 3款地域支援事業は、4億2,135万円であります。主な内訳は、3項介護予防・日常生活支援総合事業は3億1,321万円、総合事業に関する負担金等でございます。 4款介護サービス事業費は、1,741万円であります。 5款基金積立金は、1億2,814万円でございます。 7款諸支出金8,609万円は、国庫負担金等を翌年度精算して返還したものなどであります。 以上によりまして、歳出合計は、支出済額で91億6,693万3,691円でございます。 続きまして、307ページの実質収支に関する調書となります。 1,000円単位となりますが、歳入総額が93億1,151万9,000円、歳出総額が91億6,693万3,000円で、歳入歳出差引額及び実質収支額は1億4,458万6,000円となり、翌年度に繰り越すこととなります。 議案第87号から89号の説明は以上でございます。
○議長(召田義人) 次に、議案第90号、議案第91号、議案第92号、議案第93号、議案第94号の以上5件について、提案理由の説明を求めます。 高嶋農林部長。
◎農林部長(高嶋雅俊) 山林財産区特別会計5件について説明をさせていただきます。 議案第90号 令和元
年度安曇野市上川手山林財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元年度上川手山林財産区
特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 本日提出、市長名です。 決算書310ページ、311ページをお願いいたします。 金額については1,000円単位で読み上げさせていただきますのでお願いいたします。 歳入、1款1項財産運用収入の収入済額は178万8,000円で、土地貸付収入及び基金利子となります。 1款2項財産売払収入の収入済額は45万6,000円で、立木売払収入になります。 2款1項基金繰入金の収入済額は、41万8,000円です。 3款1項繰越金の収入済額は62万8,000円となります。 歳入合計は、収入済額283万1,000円となります。 歳出、決算書の312ページ、313ページをお願いします。 1款1項総務管理費は、支出済額60万8,000円で、管理会の委員報酬、事務事業委託料、基金積立金等であります。 2款1項林業費は、支出済額64万8,000円で、造林に係る負担金です。 歳出合計は、支出済額125万6,000円であります。 続きまして、318、319ページをお願いします。 歳入歳出差引残額は157万5,000円となりました。なお、繰越し等はございません。 次に、議案第91号 令和元
年度安曇野市北の沢山林財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元年度北の沢山林財産区
特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 本日提出、市長名です。 決算書322、323ページをお願いいたします。 歳入です。 1款1項財産運用収入の収入済額は198万6,000円で、土地貸付収入及び基金利子となります。 4款1項繰越金は、87万円です。 歳入合計、収入済額は285万6,000円であります。 続きまして、歳出、決算書の324、325ページをお願いいたします。 1款1項総務管理費は、支出済額185万6,000円で、管理会の委員報酬、基金積立金等であります。 歳出合計は、支出済額185万6,000円となります。 330ページ、331ページをお願いいたします。 歳入歳出差引残額は99万9,000円となります。なお、繰越し等はございません。 議案第92号 令和元
年度安曇野市有明山林財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元年度有明山林財産区
特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 本日提出、市長名です。 決算書334、335ページをお願いいたします。 歳入です。 1款1項分担金の収入済額は23万8,000円で、管理費分担金です。 2款1項財産運用収入は257万6,000円で、基金利子及び土地貸付収入になります。 4款1項繰越金は、107万2,000円です。 歳入合計は、収入済額388万6,000円であります。 歳出、お願いいたします。 決算書336、337ページとなります。 1款1項総務管理費は、支出済額298万4,000円で、管理会の委員報酬、旅費、保険料、基金積立金等であります。 歳出合計は、支出済額298万4,000円となります。 続いて、342、343ページをお願いいたします。 歳入歳出差引額は90万2,000円となりました。なお、繰越し等はございません。 議案第93号 令和元
年度安曇野市富士尾沢山林財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元年度富士尾沢山林財産区
特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 本日提出、市長名です。 決算書346、347ページをお願いします。 歳入、1款1項分担金の収入済額は31万5,000円で、管理費分担金です。 2款1項財産運用収入は7,000円で、基金利子になります。 4款1項繰越金は、92万1,000円です。 歳入合計は、収入済額124万3,000円であります。 続きまして、歳出、決算書348、349ページを御覧ください。 1款1項総務管理費は、支出済額が55万3,000円で、管理会の委員報酬、保険料、基金積立金等であります。 歳出合計は、支出済額55万3,000円となります。 354、355ページをお願いします。 歳入歳出差引額は69万円となり、繰越し等はございません。 議案第94号 令和元
年度安曇野市穂高山林財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元年度穂高山林財産区
特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 本日提出、市長名です。 決算書358、359ページをお願いします。 歳入、1款1項分担金の収入済額は29万3,000円で、管理費分担金です。 2款1項財産運用収入の収入済額は5,000円で、基金利子となります。 4款1項繰越金は、99万9,000円です。 歳入合計は、収入済額129万8,000円であります。 歳出、決算書は360ページ、361ページをお願いいたします。 1款1項総務管理費は、支出済額57万6,000円で、管理会の委員報酬、保険料、基金積立金等であります。 歳出合計は、支出済額57万6,000円となります。 366ページ、367ページをお願いいたします。 歳入歳出差引額は72万2,000円となり、繰越し等はございません。 以上になります。
○議長(召田義人) 次に、議案第95号、議案第96号の以上2件について、提案理由の説明を求めます。 鎌﨑商工観光部長。
◎商工観光部長(鎌﨑孝善) それでは、議案第95号 令和元
年度安曇野市産業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元
年度安曇野市産業団地造成事業特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 本日提出、市長名でございます。 別冊の決算書により説明をさせていただきます。 事項別明細書374、375ページを御覧ください。 以下、1,000円単位で説明をさせていただきます。 歳入でございます。 1款繰入金47万7,000円は、一般会計からの繰入金。 3款繰越金23万1,000円は、前年度の繰越金。 4款市債1,870万円、地方開発事業債であります。 次に、376、377ページを御覧ください。 歳出は、総額で1,927万9,000円となりました。 あづみ野産業団地拡張事業に伴う測量設計・基本設計等の事務事業委託が主なものであります。 379ページを御覧ください。 実質収支に関する調書でございます。 歳入総額1,940万8,000円、歳出総額1,927万9,000円で、歳入歳出差引額及び実質収支額ともに12万9,000円でございます。 続きまして、議案第96号 令和元年度安曇野市有明荘
特別会計歳入歳出決算の認定について、説明を申し上げます。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和元年度安曇野市有明荘
特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 本日提出、市長名でございます。 それでは、別冊の決算書により説明をさせていただきます。 事項別明細書386、387ページを御覧ください。 歳入でございます。 1款繰入金440万3,000円、一般会計からの繰入金。 2款諸収入362万円、指定管理者から市への納付金。 3款繰越金8,000円、前年度繰越金でございます。 次に、事項別明細書388、389ページを御覧ください。 歳出の総額は、802万3,000円となりました。 主な内容につきましては、14節賃借料148万1,000円は、有明荘敷地の借地料として、中部森林管理局への支払い、15節工事請負費につきましては、排水管等修繕及び照明機器のLED化工事であります。 391ページを御覧ください。 実質収支に関する調書でございます。 歳入総額803万1,000円、歳出総額802万3,000円、歳入歳出差引額及び実質収支額とも8,000円となっております。 以上でございます。
○議長(召田義人) ここで昼食のため暫時休憩といたします。 再開時間は午後1時からといたします。 (午前11時56分)
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○議長(召田義人) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 (午後1時00分)
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△発言の訂正
○議長(召田義人) ここで、宮澤市長より発言を求められていますので、これを許します。 宮澤市長。
◎市長(宮澤宗弘) 大変申し訳ありませんが、午前中、冒頭の挨拶で発言の誤りがございましたので、訂正をさせていただきます。 報告事項の中で、市内の廃棄物処理事業者に対し許可した一般廃棄物処理業許可処分に対しまして、許可の取消しを求めて提訴された事件についてでございますが、最高裁判所から送付されました上告を棄却する旨の決定調書について、7月21日付と申し上げましたけれども、正しくは7月28日付でございますので、訂正をさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(召田義人) ただいまの発言訂正については、議長において許可いたします。 続いて、高嶋農林部長より発言を求められておりますので、これを許します。 高嶋農林部長。
◎農林部長(高嶋雅俊) 議案第90号 令和元
年度安曇野市上川手山林財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について、発言に誤りがありましたので訂正をさせていただきます。 歳入、3款1項繰越金の収入済額を62万8,000円と説明いたしましたが、正しくは62万5,000円でございます。訂正し、おわびさせていただきます。
○議長(召田義人) ただいまの発言訂正については、議長において許可いたします。
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○議長(召田義人) それでは、午前中に引き続き、議案第97号、議案第98号、以上2件について、提案理由の説明を求めます。 久保田上下水道部長。
◎上下水道部長(久保田剛生) それでは、議案第97号、第98号の2議案について説明申し上げます。 説明に当たりまして、別冊となっております令和元年度
安曇野市水道事業会計決算書、安曇野市下水道会計決算書を御用意いただきたいと思います。 初めに、議案第97号 令和元
年度安曇野市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について。 地方公営企業法第32条第2項の規定により、令和元年度安曇野市水道事業剰余金処分計算書のとおり、利益の処分について議会の議決を求めるとともに、同法第30条第4項の規定により、令和元年度
安曇野市水道事業会計決算を別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 本日提出、市長名でございます。 別冊水道事業会計決算書により御説明をいたします。説明は万円未満切捨てとさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 水道事業決算書の2ページ、3ページをお願いいたします。ここでの金額は、消費税を含んだ額となります。 1 収益的及び支出で、(1)収入の第1款水道事業収益は22億9,891万円、(2)支出の第1款水道事業費用は、18億516万円であります。 続きまして、2 資本的収入及び支出であります。 (1)収入の第1款資本的収入は4億4,658万円、主に1項企業債は9,300万円、4項出資金は2億7,910万円で、一般会計出資金、豊科・明科地域整備事業にかかわります合併特例債であります。 次に、(2)支出になります。資本的支出は18億5,811万円、1項建設改良費は12億8,718万円で、3年目となる豊科・明科地域整備事業工事費、また、導・配水管の布設替え工事等であります。 4ページをお願いいたします。 ここからが経営状況を明らかにするための財務諸表で、決算額は消費税を除いた額となります。 では、損益計算書をお願いいたします。 1 営業収益は18億6,557万円、2 営業費用は16億2,735万円となり、営業収益から営業費用を引いた営業利益は2億3,822万円となりました。 次、5ページ、営業収益と営業外収益を足した収益から、営業費用と営業外費用を足した費用を引いた経常利益は、3億8,441万円となりました。 当年度純利益でありますが、前年度に比べ2,738万円減少しましたが、3億8,447万円の黒字となりました。減少の主な要因は、給水収益が3,043万円減少したためであります。 次に、6ページ、7ページの剰余金計算書をお願いいたします。 先ほどの令和元年度末の未処分利益剰余金8億6,540万円のうち、8億6,450万円については、6ページ下段にあります令和元年度安曇野市水道事業剰余金処分計算書(案)により処分したく、議会の議決をお願いする内容であります。 処分額8億6,450万円の内訳でございますが、水道ビジョンによる今後の建設改良工事の財源とするため、3億8,450万円を建設改良積立金に積み立てます。また、令和元年度補填財源とした積立金を資本金へ戻すため、4億8,000万円を資本金への組入れを行い、処分後の残高90万円を翌年度に繰越しするという内容でございます。 8ページが貸借対照表であります。資産合計は267億1,673万円、負債合計は125億9,164万円、資本合計は141億2,508万円となります。 令和元年度、負債は、企業債償還により前年度比7億346万円減少し、また、前年度決算で取り崩した建設改良積立金と一般会計出資金を資本金に組み入れたため、前年度に比べ資本金は増加しました。 10ページ以降は、決算事業報告、業務の決算比較、財務諸表の内容をお示しするための資料でございます。 水道事業会計決算書の説明は以上でございます。 続きまして、議案第98号 令和元
年度安曇野市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について。 地方公営企業法第32条第2項の規定により、令和元年度安曇野市下水道事業剰余金処分計算書のとおり、利益の処分について議会の議決を求めるとともに、同法第30条第4項の規定により、令和元年度安曇野市下水道事業会計決算を、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。 本日提出、市長名でございます。 それでは、下水道事業会計決算書により御説明をいたします。 安曇野市下水道事業決算書の40ページ、41ページをお願いいたします。 1 収益的収入及び支出で、(1)収入の第1款下水道事業収益は44億2,242万円、(2)支出の第1款下水道事業費用は37億2,030万円であります。 続きまして、2 資本的収入及び支出であります。(1)収入の第1款資本的収入は7億1,296万円、1項企業債は4億1,810万円で、資本費平準化債として3億6,210万円借入れをしております。 次に、(2)支出になります。資本的支出は23億8,804万円、1項建設改良費は6,660万円で、主には汚水ポンプ施設整備等と、流域下水道事業建設負担金であります。 42ページをお願いいたします。 損益計算書であります。 1 営業収益は16億3,971万円、2 営業費用は29億7,814万円となり、営業損失は13億3,843万円となりました。3 営業外収益は26億4,679万円、4 営業外費用は5億9,845万円となった結果、経常利益は7億990万円となりました。 当年度の純利益でありますが、前年度に比べ3,346万円減少しましたが、7億990万円の黒字となりました。 次に、44、45ページの剰余金計算書をお願いいたします。 令和元年度末の未処分利益剰余金14億5,347万円のうち14億5,330万円を、下段の表、令和元年度安曇野市下水道事業剰余金処分計算書(案)により処分したく、議決をお願いする内容であります。 処分額14億5,330万円の内訳でございますが、今後の企業債償還に充てる減債積立金へ7億990万円を積み立て、令和元年度補填財源とした積立金7億4,340万円を資本金へ戻すための組入れを行い、処分後の残高17万円を翌年度に繰越しするという内容でございます。 46ページから貸借対照表であります。 資産合計は621億4,531万円、負債合計は538億9,161万円、資本合計は82億5,369万円となります。 48ページ以降は、決算事業報告、業務の決算比較、財務諸表の内容をお示しした資料でございます。 2議案の説明は以上でございます。
○議長(召田義人) 以上で、議案第86号から議案第98号までの説明は終わりました。
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△監査委員の審査意見の説明
○議長(召田義人) ここで監査委員より、議案第86号から議案第98号までの、以上13件の決算について、審査意見書の説明を求めます。 川上代表監査委員。
◎代表監査委員(川上則文) 監査委員の川上則文でございます。 令和元年度の決算審査意見書の説明をさせていただきます。 説明事項は、各審査意見書の「審査の結果」並びに「むすび」を中心に説明をさせていただきます。 なお、意見書に掲げてございます各指数、決算額につきましては、意見書の提出時点の数値でございますので御了承いただきたいと思います。 それでは、一般会計・
特別会計歳入歳出決算及び基金の運用状況審査意見書より説明をいたします。 恐れ入りますが、4枚おめくりいただき、1ページを御覧いただきたいと思います。 まず、第1の審査の対象でございますが、令和元
年度安曇野市一般会計歳入歳出決算、以下10会計の決算でございます。 2ページをお願いします。 まず、第4の審査の結果より進めさせていただきます。 審査に付された各会計歳入歳出決算書及びその附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、計数等は関係諸帳簿及び証書類と照合した結果、適正であるものと認められました。 また、各基金の運用状況を示す書類の計数は、関係諸帳簿と符合し正確で、運用状況についても適正であると認められました。 予算執行状況は、その目的に沿っておおむね適正に執行されているものと認められました。 続きまして、第5のむすびを御覧いただきたいと思います。 当年度予算は、財政計画の財政規模を基本に、昨年度に引き続き「一般財源枠配分」を設定し、行財政のスリム化に向けた取組を全市一丸となって進め、行政運営経費の削減を第一とし、経費の一律的削減のみならず、事務事業の見直し・廃止による効率化なども目指し編成されました。 当年度の一般会計・特別会計を合わせた総決算額は、歳入総額が638億円、歳出総額が627億4,200万円となっており、平成30年度に比較すると、歳入で25億8,400万円、歳出で26億3,200万円それぞれ増加しました。 決算収支では、歳入歳出差引額(形式収支)から翌年度への繰越財源となる一般財源を控除した実質収支額は、一般会計で7億6,000万円、特別会計で2億4,500万円となり、総額で10億500万円の黒字決算となりました。 次に、財政指標についてみると、地方公共団体の財政力を示す指数で、数値が高いほど財源に余裕があるとされる財政力指数は0.550で、前年度の0.557と比較して0.007ポイント下降しています。 財政構造の弾力性を示す比率で、この比率が低いほど財政構造が弾力的であるとされる経常収支比率は86.5%で、前年度の85.8%と比較し0.7ポイント上昇しています。 また、歳入構造の弾力性を示し、100%を超える度合いが高いほど経常一般財源に余裕があるとされる経常一般財源比率は97.9%で、前年度の96.8%と比較し1.1ポイント上昇しています。 形式収支から翌年度への繰越財源を控除した実質収支が赤字となった会計はなく、全ての会計で黒字となっています。 健全化判断比率は、実質公債費比率が前年度9.3%から当年度9.5%に上昇(悪化)しましたが、将来負担比率は前年度の12.8%から10.4%に下降(改善)するなど、いずれも早期健全化基準は下回り、財政状態は健全な段階にあることが示されています。 市債の発行額は47億800万円で、前年度決算の44億5,700万円と比較すると、2億5,100万円の増加となっていますが、市債の残高については、前年度に比べ3億9,900万円減額の403億4,200万円で、市債の財政負担指標である将来負担比率も改善されています。 市の財政運営上の主要な財源である普通交付税は103億8,700万円で、前年度の98億3,300万円と比較すると5億5,400万円の増加となりました。しかしながら、合併特例加算措置分の段階的縮減が行われているため、当年度の普通交付税交付額のうち、縮減後の合併特例加算措置分は4億3,300万円で、前年度比2億5,200万円の減となっており、翌年度もこの加算分はさらに減額されます。 本庁舎建設以来である新総合体育館や新ごみ処理施設の整備事業など大型事業が進められ、財政負担の増加が見込まれます。人口減少や少子高齢化、さらには
新型コロナウイルス感染拡大により経済活動に大きな影響が出ることから、税収入への影響は避けられないと思われます。今後も厳しい財政状況が続くことが予想されますので、経常経費の計画的な削減に取り組み、効果的かつ効率的な行財政運営に努めてください。 また、事務処理等の軽微な改善事項については、審査実施時にそれぞれ部等へ口頭により指示をしました。 なお、個別の要望事項につきましては次のとおりでございまして、4ページを御覧いただきたいと思います。 1として、税・料金等の収入未済額の縮減についてであります。表とグラフにより表示してありますので、御参考にお願いします。 5ページをお願いします。 当年度末の一般会計及び特別会計を合計した収入未済額は、過誤納金還付未済額を考慮すると7億6,400万円で、前年度と比較して1億1,100万円減少しています。この主な要因は、市税等3,800万円及び国民健康保険税6,000万円の減少です。これで収入未済額は10年連続の減少になりました。これは、具体的な取組として、機能別収納体制の確立による現年度徴収体制の強化、納税コールセンターによる電話催促、財産調査予告、差押予告通知による催告等により、市税の現年度分の収納率のアップを図ったほか、滞納繰越分については、長野県地方税滞納整理機構との連携、差押え等の滞納処分、インターネット公売の実施等の施策により効果が現れたものと思われます。 不納欠損額は7,300万円で、前年度と比較してほぼ横ばいです。 今後とも関係部局との連携の下、適切な対応によって未収金を縮減するとともに、不納欠損処分については、これまで同様慎重かつ厳正な取扱いに努めてください。 次に、2として、
新型コロナウイルス感染症の影響による指定管理者(宿泊施設)納付金の全額減額についてであります。 各課から、
新型コロナウイルス感染症の影響についてヒアリングを行いましたが、感染症の県内発生が年度末に近かったため、令和元年度については、市が直接実施する事業はほぼ影響なく行われたと説明を受けました。 しかし、ほりでーゆ~四季の郷、ファインビュー室山、ビレッジ安曇野の3つの公共施設については、感染症の影響により指定管理者の経営状況が悪化し、翌年度の資金繰りの悪化も懸念されたため、市は基本協定の変更を行い、指定管理者が市に支払う納付金の全額、合計で8,100万円を減額しています。特別な事情により公共施設の指定管理者の経営が悪化した場合、その事情に応じ、市は必要な支援を行うべきものと考えられます。この場合、一般的には、特別な事情により当年度に発生した損失相当額の精査を行った上で、納付金の減額水準を決定すべきと思われますが、今回のケースにおいては、市は精査に必要な十分な時間の確保に優先して、支援の緊急性に重きを置いたことから、納付額全額の減額という対応を取りました。 3施設は宿泊観光という感染症の影響を強く受ける事業を営んでおり、かつ事業規模も大きく、赤字の絶対額も多額となるため、その支援には適時性が必要であり、これらの施設に優先的に支援を実施した背景は理解できますが、感染症の影響の広がりは大きく、市が保有するほかの指定管理施設や民間施設への公的支援とのバランスにも十分な配慮が必要です。 令和2年度において、これら3施設の指定管理者に対して、減額した納付金の水準が適切であったかどうかの検証を行うことが重要であり、検証結果に応じ同年度の納付額の調整を行う必要があります。現段階では他の指定管理者との協議も開始されているということですが、民間事業者への対応も含め、
新型コロナウイルス感染症に関する市の公的支援の公平性の確保に留意するよう要望いたします。 次に、3として、随意契約における業者選定についてであります。 地方自治法施行令第167条の2第1項第1号等に規定された随意契約による請負工事(工事金額100万円以上130万円以下の工事から18件を抜粋)について審査をしましたところ、おおむね適正に執行されていました。 しかしながら、質問聴取の中において、工事見積りを依頼する際に見積り業者を選定する合理的な理由を示す記録のない事務処理が見受けられました。市は、契約事務の適切な遂行に関する理解を深めるとともに、関係法令の遵守及び綱紀保持に関する意識向上を図るために、「官製談合防止のための手引き」を作成していますが、この手引の中で、「公平、公正な業者選定の徹底」として、以下が示されています。 ①地元業者等の受注機会にも配慮し、特定の業者に偏らないよう公正な選定に努めること。②業者選定を明確に説明できるよう、合理的な基準に基づき選定を行うこと。③合理的理由を示す記録を残すなど工夫するよう努めること。工事請負の見積りを依頼する業者の選定に当たっては、手引に従い、その合理的理由を記録に残す事務処理に努めるよう検討をしてください。 以上で、第5のむすびは終わりますが、次以下の7ページ~50ページまでは審査に関係しました各決算書並びに附属書類などを基に、決算の総括といたしましてまとめたものでございます。参考にしていただき、説明は省略をさせていただきます。 次に、令和元年度公営企業会計決算意見書につきまして、むすびを中心に説明をさせていいただきます。 恐れ入りますが、3枚おめくりいただき、1ページを御覧いただきたいと思います。 まず、第1 審査の対象は、令和元年度
安曇野市水道事業会計決算及び令和元年度安曇野市下水道事業会計決算でございます。 次に、第4 審査の結果でございます。審査に付された
決算報告書及び附属書類はいずれも法令に準拠して作成されており、決算計数は経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認められました。 また、予算の執行状況はその目的に沿って適正に執行されているものと認められました。 なお、事業の概要、予算の執行状況、経営成績及び財政状態に対する意見につきましては、3ページ~15ページにまとめましたので、御参考にしていただき、説明は省略をさせていただきます。 それでは最初に、水道会計のむすびの説明をいたします。 16ページを御覧いただきたいと思います。 5のむすびを御覧願います。 当年度末の給水人口は9万6,417人で、前年度に比べ213人減少しました。また、年間総有収水量は958万8,482立方メートルで、前年度に比べ16万3,692立方メートル減少しました。 総収益は21億4,749万3,000円で、前年度に比べ3,855万円、総費用は17億6,301万3,000円で、1,116万3,000円それぞれ減少し、この結果、純利益は2,738万7,000円減少し、3億8,448万円となりました。 なお、企業債は拠点配水池へ接続する導・送水管並びに指定避難所等重要給水施設への給水ルートの耐震化工事の財源として9,300万円を新たに借入れし、一方で、5億7,092万5,000円の元金償還により、年度末残高は前年度比4億7,792万円減の61億2,565万5,000円となりました。 また、町村合併以来の懸案事項であった水道料金の統一が令和元年10月から実施され、市内全域の料金が同一となりました。大きな混乱もなく実施できたのは、各地域での市民説明会や周知方法が適切であったためと思われます。 収入未済額に関しては5,380万1,000円で、前年度より394万7,000円減少しました。今後とも税等の関係部局、また、料金徴収委託業者との連携の下、適切な対応によって未収金を縮減するよう要望いたします。 次に、下水道会計について説明いたします。 30ページ、5のむすびを御覧いただきたいと思います。 当年度末の水洗化人口は7万6,411人で、前年度に比べ546人増加し、年間総有収水量は826万9,208立方メートルで、前年度に比べ1万3,577立方メートル減少しました。また、普及率は92.0%で、0.1ポイント上昇しています。なお、水洗化率は85.3%で、前年度に比べ0.7ポイント上昇しているものの、他自治体に比べるとまだ低い水準であるため、さらなる改善が必要です。 総収益は42億8,650万4,000円で、その主な内容は、下水道使用料16億1,308万6,000円、他会計負担金17億4,670万2,000円、長期前受金戻入8億1,614万円となっています。総費用35億7,659万6,000円の主な内容は、減価償却費19億1,525万6,000円、管きょ費8億8,552万9,000円であり、当期純利益は7億990万8,000円となりました。 資本的収支の収入は、企業債4億1,810万円と、負担金2億9,486万円で、7億1,296万円となりました。支出は、企業債償還金23億2,144万4,000円、建設改良費6,660万5,000円など、23億8,804万9,000円となっています。 下水道使用料等の収入未済額は1億651万7,000円であり、前年度に比べ1,281万8,000円減少しました。なお、受益者負担金の収入未済額は4,863万9,000円であり、前年度に比べ867万9,000円減少しました。今後とも、税等の関係部局、また、料金徴収委託業者との連携の下、適切な対応によって未収金を縮減するよう要望いたします。 以上で、令和元年度の決算審査意見書の説明を終わります。ありがとうございました。
○議長(召田義人) 御苦労さまでした。
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△報告第17号から報告第21号の一括上程、説明
○議長(召田義人) 日程第7、報告第17号から報告第21号までの以上5件の報告を一括議題といたします。 これより順次所管の部長に報告を求めます。 最初に、報告第17号についての報告を求めます。 宮澤財政部長。
◎財政部長(宮澤修) 報告第17号 令和元年度決算に基づく
安曇野市健全化判断比率について説明をいたします。 本日提出、市長名でございます。 初めに、実質赤字比率、連結実質赤字比率でございますが、決算がともに黒字であるため算定されておりません。実質公債費比率は9.5%、将来負担比率は10.4%であります。 次に、早期健全化基準についてでございます。実質赤字比率が12%、連結実質赤字比率が17%、実質公債費比率が25%、将来負担比率が350%であります。 以上でございます。
○議長(召田義人) 次に、報告第18号、報告第19号の以上2件について報告を求めます。 鎌﨑商工観光部長。
◎商工観光部長(鎌﨑孝善) 報告第18号 令和元年度決算に基づく
安曇野市産業団地造成事業特別会計資金不足比率について御説明申し上げます。 本件について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、別紙監査委員の意見を付けて次のとおり報告する。 本日提出、市長名でございます。 令和元年度決算により実質収支額が12万9,112円となり、資金不足比率の算定基礎となります資金不足額が生じておりません。したがいまして、資金不足比率は算定されません。 続きまして、報告第19号 令和元年度決算に基づく
安曇野市有明荘特別会計資金不足比率について御説明申し上げます。 本件について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、別紙監査委員の意見を付けて次のとおり報告する。 本日提出、市長名であります。 令和元年度決算により実質収支が8,291円であり、資金不足比率の算定基礎となります資金不足額が生じておりません。したがいまして、資金不足比率は算定されません。 以上でございます。
○議長(召田義人) 次に、報告第20号、報告第21号、以上2件について報告を求めます。 久保田上下水道部長。
◎上下水道部長(久保田剛生) それでは、報告第20号、報告第21号を御説明いたします。 報告第20号 令和元年度決算に基づく
安曇野市水道事業会計、安曇野市下水道事業会計資金不足率について御説明いたします。 本件について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、別紙監査委員の意見を付けて次のとおり報告する。 本日提出、市長名でございます。 資金不足比率は、
安曇野市水道事業会計、安曇野市下水道事業会計とも算定されませんでした。 なお、備考欄の数値は事業規模でございます。 続きまして、報告第21号 令和元
年度安曇野市水道事業会計継続費の精算について。 本件について、令和元年度に継続年度が終了したため、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により、別紙のとおり報告する。 本日提出、市長名でございます。 次のページの表をお願いいたします。 1款1項主要管路耐震化事業、最下段の全体計画の年割額の計3億6,246万2,000円に対し、実績の支払義務発生額の計3億710万9,400円で、年割額と支払義務発生額との差は5,535万2,600円となりました。 差額の主な発生理由につきましては、豊科地区主要管路整備において、真々部配水場内の第2水源系送水管の耐震化を予定しておりましたが、場内にはほか水源からの導・送水管及び配水管が埋設され、管が密集しており、工事を行うに当たって大変高度な技術及び事前の綿密な調査が必要であることが分かりまして、配水場内の工事を取りやめ、事業を縮小したものであります。 なお、先送りしました配水場内の導・配水管及び配水管の耐震化工事につきましては、現在耐震工事をすべく事前の調査・準備等を行っております。 以上でございます。
○議長(召田義人) 以上で、報告第17号から報告第21号までの報告は終わりました。 報告につきましては、これをもって終結いたします。
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△監査委員の審査意見の説明
○議長(召田義人) ここで監査委員より、報告第17号から21号までの以上5件について、審査意見書の説明を求めます。 川上代表監査委員。
◎代表監査委員(川上則文) それでは、令和元年度の決算に基づきます健全化判断比率及び資金不足比率の審査意見書に基づきまして説明をさせていただきます。 最初に、健全化判断比率の審査意見書について御説明をいたします。 2枚おめくりいただきまして、1ページを御覧いただきたいと思います。 まず、第3 審査の方法から説明をさせていただきます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された健全化判断比率が適正に算定されているか、これらの算定基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかを主眼とし、関係諸帳簿及び証拠書類の照合を行うとともに、関係職員からの説明を聴取し審査をいたしました。 続きまして、第4 審査の結果でございます。 審査に付された下記健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。 安曇野市の令和元年度決算に基づき算定された健全化判断比率は次の表のとおりでございますが、詳しくは次の2ページで説明をさせていただきます。 2ページをお願いします。 個別事項として、1 実質赤字比率についてでございます。令和元年度の一般会計等の実質収支額は7億6,007万9,000円の黒字であるため、実質赤字比率は算定されません。参考までに、黒字額の比率で算出すると2.88%となります。 2 連結実質赤字比率についてでございます。令和元年度の全会計を対象とした連結実質収支額は47億8,424万3,000円の黒字であるため、連結実質赤字比率は算定されません。参考までに、黒字額の比率として算出すると18.14%となります。 3 実質公債費比率についてでございます。実質公債費比率の算定は3か年の平均であり、令和元年度の比率は9.5%となっており、前年度と比較すると0.2ポイント悪化しています。 4 将来負担比率についてでございます。令和元年度の将来負担比率は10.4%となっており、前年度と比較すると2.4ポイント改善しております。 次の3ページに参考資料といたしましてつけさせていただきました、将来負担比率に伴う地方債残高に対する交付税算入見込額を御説明させていただきます。 1 一般会計の状況については、市債の当年度末現在高は403億4,299万2,000円であり、このうち交付税算入見込額は360億4,108万9,000円です。 このため、自主財源から返済が必要な市債高は43億190万3,000円となります。 2 企業会計の状況については、企業債の当年度末現在高は351億8,604万5,000円であり、このうち交付税算入見込額は156億5,322万3,000円でございます。 このため、使用料等から返済が必要な企業債高は195億3,282万2,000円となります。 次に、資金不足比率審査意見の説明をさせていただきます。 5ページを御覧いただきたいと思います。 まず、第3 審査の方法でございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定された資金不足比率が適正に算定されているか、これらの算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかを主眼とし、関係諸帳簿及び証拠書類の照合を行うとともに、関係職員から説明を聴取し、審査をいたしました。 続きまして、第4 審査の結果でございます。 審査に付された資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。令和元年度においては、全ての公営企業会計とも資金剰余であり、資金不足比率は算定されませんでした。 令和元年度決算に基づき算定されました各会計の資金不足比率は次表のとおりでございますが、詳しくは6ページで御説明をさせていただきます。 6ページをお願いします。 個別事項といたしまして、1 水道事業会計は、資金の剰余額が28億1,185万5,000円であるため、資金不足比率は算定されません。 2 下水道事業会計は、資金の剰余額が9億7,148万7,000円であるため、資金不足比率は算定されません。 3 有明荘特別会計は、資金の剰余額が8,000円であるため、資金不足比率は算定されません。 4 産業団地造成事業特別会計は、資金の剰余額が1,870万円であるため、資金不足比率は算定されません。 以上で、健全化判断比率及び資金不足比率の説明を終わります。ありがとうございました。
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△議案第99号及び議案第100号の一括上程、説明
○議長(召田義人) 日程第8、議案第99号、議案第100号の、その他議案2件を一括議題といたします。 これより議案2件について提案説明に入ります。 議案第99号、100号の以上2件について、一括して提案理由の説明を求めます。 坪田都市建設部長。
◎都市建設部長(坪田浩昭) 議案第99号 市道の廃止について御説明いたします。 道路法第10条第1項の規定により、下記のとおり市道路線を廃止したいので、議会の議決を求めるものです。 本日提出、市長名でございます。 別紙1ページの市道廃止路線調書を御覧いただきたいと思います。 今回の廃止路線は1路線でございます。 路線の位置につきましては、2ページの廃止路線位置図を御覧いただきたいと思います。 整理番号1の豊科1536号線につきましては、現在、商工労政課で進めておりますあづみ野産業団地拡張事業に伴い、市道廃止を行うものであります。 以上であります。 続きまして、議案第100号 市道の認定について御説明いたします。 道路法第8条第2項の規定により、下記のとおり市道路線を認定したいので、議会の議決を求めるものです。 本日提出、市長名でございます。 別紙1ページの市道認定路線調書を御覧いただきたいと思います。 今回の認定路線は3路線でございます。 路線の位置につきましては、2ページ~4ページの認定路線位置図を御覧いただきたいと思います。 2ページの整理番号1、豊科3616号線につきましては、先ほど市道廃止で説明をさせていただきましたあづみ野産業団地拡張事業で新たに新設する道路でございまして、市道として管理すべき道路でありますので、市道認定するものであります。 3ページの整理番号2、堀金1783号線につきましては、宅地造成により構築された道路でございまして、市道として管理すべき道路でありますので、市道認定するものであります。 4ページの整理番号3、明科4305号線につきましては、合併前の明科町時代にJR明科駅の東西連絡通路として整備した歩道橋、通称スカイドームです。現在まで公共物として観光交流促進課で管理しておりましたが、市道認定を行った上で市道橋の長寿命化計画に加え、今後の老朽化に備えるために市道認定するものであります。 以上であります。
○議長(召田義人) 以上で議案第99号、議案第100号の説明は終わりました。
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△散会の宣告
○議長(召田義人) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。 ここで、今後の日程につきまして御報告申し上げます。 明日9月2日から9月10日までは議案調査、また決算説明会のため、本会議を休会いたします。 9月11日は一般質問を行いますので、午前10時までに御参集ください。 なお、一般質問をされる方は、所定の通告書に記載の上、9月2日、明日正午までに、また、議案質疑をされる方は、所定の通告書に記載の上、9月9日午前10時までに提出をお願いいたします。 本日はこれをもって散会いたします。 大変御苦労さまでございました。 (午後1時47分)...