安曇野市議会 > 2013-12-20 >
12月20日-06号

  • "同時多発テロ"(/)
ツイート シェア
  1. 安曇野市議会 2013-12-20
    12月20日-06号


    取得元: 安曇野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    平成25年 12月 定例会          平成25年安曇野市議会12月定例会議事日程(第6号)                 平成25年12月20日(金曜日)午後2時開議第1 委員会審査報告    議案第144号 安曇野市税条例の一部を改正する条例    議案第145号 安曇野市防災広場条例    議案第146号 組織改編に伴う関係条例の整備に関する条例    議案第147号 安曇野市霊園施設整備基金条例の一部を改正する条例    議案第148号 安曇野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例    議案第149号 安曇野市資金積立金条例の一部を改正する条例    議案第150号 安曇野市福祉基金条例の一部を改正する条例    議案第151号 安曇野市三郷堆肥センター等条例の一部を改正する条例    議案第152号 安曇野市長峰山森林体験交流センター条例の一部を改正する条例    議案第153号 安曇野市温泉健康交流施設条例    議案第154号 安曇野市保養センター長峰荘条例の一部を改正する条例    議案第155号 安曇野市営宿舎事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例    議案第156号 安曇野市営住宅条例の一部を改正する条例    議案第157号 安曇野市公共下水道条例の一部を改正する条例    議案第158号 安曇野市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例    議案第159号 安曇野市水道事業給水条例の一部を改正する条例    議案第160号 安曇野市水道事業分担金等の徴収に関する条例の一部を改正する条例    議案第161号 安曇野市博物館条例の一部を改正する条例    議案第162号 平成25年度安曇野市一般会計補正予算(第5号)    議案第163号 平成25年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)    議案第164号 平成25年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(第3号)    議案第165号 平成25年度安曇野市下水道事業特別会計補正予算(第3号)    議案第166号 平成25年度安曇野市水道事業会計補正予算(第2号)    議案第167号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市豊科ささえあいセンター)    議案第168号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者活動支援センター)    議案第169号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 豊科たんぽぽ)    議案第170号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 穂高わたぼうし)    議案第171号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 三郷すみれの郷)    議案第172号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 堀金かえでの家)    議案第173号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 明科ふきぼこの家)    議案第174号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市豊科デイサービスセンター)    議案第175号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市三郷デイサービスセンター)    議案第176号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市堀金デイサービスセンター)    議案第177号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市明科デイサービスセンター)    議案第178号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市三郷福祉センター安曇野市三郷屋内ゲートボール場)    議案第179号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市長峰山森林体験交流センター)    議案第180号 公の施設の指定管理者の指定について(臼井吉見文学館)    議案第181号 市道の廃止について    議案第182号 市道の認定について    議案第183号 松本広域連合の処理する事務の変更及び松本広域連合規約の変更について    請願第11号 三郷公民館講堂反響板設置について    請願第12号 特定秘密保護法制定をしないことを政府に求める請願    陳情第5号 安曇野市穂高牧地区所在の放置建物に関する陳情書第2 議案第184号 安曇野市等公平委員会委員の選任について第3 議案第185号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて第4 議員提出第17号 安曇野市特別職の職員等の給与等に関する条例の一部を改正する条例第5 議員提出第18号 ホテル・旅館等建築物の耐震化の促進に関する意見書第6 議員提出第19号 特定秘密保護法の適正な運用方法を早急に検討することを求める意見書第7 議員提出第20号 特定秘密保護法廃止を求める意見書第8 議員提出第21号 議員派遣について第9 選挙管理委員及び補充員の選挙---------------------------------------出席議員(25名)   1番  松枝 功       2番  坂内不二男   3番  林 孝彦       4番  井出勝正   5番  一志信一郎      6番  宮澤豊次   7番  黒岩豊彦       8番  増田望三郎   9番  竹内秀太郎     10番  藤原正三  11番  中村今朝子     12番  山田幸与  13番  平林 明      14番  小松洋一郎  15番  荻原勝昭      16番  猪狩久美子  17番  藤原陽子      18番  内川集雄  19番  小松芳樹      20番  召田義人  21番  松澤好哲      22番  小林純子  23番  濵 昭次      24番  平林德子  25番  宮下明博欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長     宮澤宗弘     副市長    村上広志  教育長    須澤真広     総務部長   宮田 聡  企画財政            市民環境         藤松兼次            小倉勝彦  部長              部長  健康福祉         飯沼利雄     農林部長   山田宰久  部長  商工観光            都市建設         大内善司            飯森正敏  部長              部長  上下水道            会計         中野 純            小林 弘  部長              管理者  教育次長   北條英明     総務課長   平川淳朗  企画政策         等々力素己  課長---------------------------------------事務局職員出席者  事務局長   古幡 敬     次長     曽根原悦二  次長補佐兼         望月利彦  議事係長--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(宮下明博) ただいまの出席議員数は25名で、定足数に達しております。 よって、直ちに本日の会議を開きます。                              (午後2時00分)--------------------------------------- △発言の取り消し ○議長(宮下明博) ここで、内川集雄議員から発言の取り消しの申し出がありました。これを許します。 内川議員。 ◆18番(内川集雄) 18番、内川集雄です。 発言の取り消しをさせていただくお願いをいたします。 私、12月11日、2課題について一般質問を行いました。その際の発言の取り消しをお願いするものでございます。取り消しをお願いする部分でございますが、1問目の質問を終わり、2問目の質問に移る際の発言でございます。質問に無関係の発言であり、不適切な発言でありました。お配りいたしました用紙の網かけの部分について取り消しをお願いするものでございます。おわびして取り消しのお願いをするものです。 以上です。 ○議長(宮下明博) ただいま取り消しの理由説明が終わりました。 お諮りいたします。この取り消しの申し出を許可することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 異議なしと認めます。 よって、内川集雄議員からの発言の取り消しの申し出を許可することに決しました。--------------------------------------- ○議長(宮下明博) それでは、報告事項を申し上げます。 本日は、議案40件、請願2件、陳情1件、追加議案2件、議員提出議案5件、また選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。 本日の議事は、お手元の議事日程第6号により進めてまいります。--------------------------------------- △議案第144号から陳情第5号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(宮下明博) 日程第1、委員会審査報告、議案第144号から議案第183号まで及び請願第11号、請願第12号、陳情第5号の以上43件を一括議題といたします。 ただいま一括議題といたしました43件につきましては、常任委員会に付託をしてあります。 よって、各委員会の委員長より審査結果の報告を求めます。 最初に、総務委員会委員長、濵 昭次議員。     (総務委員長 濵 昭次 登壇) ◆総務委員長(濵昭次) 23番、濵 昭次です。 それでは、総務委員会の審査報告を申し上げます。 本日提出、安曇野市議会議長、宮下明博様宛てでございます。 平成25年12月12日、本委員会に付託された事件は、12月13日、審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告をいたします。 審査報告。 議案第144号 安曇野市税条例の一部を改正する条例。 審査結果。特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 議案第145号 安曇野市防災広場条例。 審査内容といたしまして、条例第4条第4号の禁止行為に規定されている政治活動及び宗教活動を行うことの具体的な運用を規則等で示していただくことという要望意見がございました。 審査の結果。上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 議案第146号 組織改編に伴う関係条例の整備に関する条例。 審査内容。原案に反対の意見がございました。市民は支所で大半の用が済み、本庁に行く人は少ないとのデータがある。行政が市民から遠ざかってしまい、支所が出張所になってしまうという観点から反対である。福祉と医療は区別できない。人が大事にされる社会でなくてはならない。それが地方自治の本旨である。また、ブランド情報の発信、政策部と総務部の関係など、提案には反対である。 審査結果。上記のような原案に反対の意見がありましたが、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 議案第162号 平成25年度安曇野市一般会計補正予算(第5号)(総務委員会所管事項)。 審査結果。特に異議はなく全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 議案第183号 松本広域連合の処理する事務の変更及び松本広域連合規約の変更について。 審査結果。特に異議はなく全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 次に、請願第12号 特定秘密保護法制定をしないことを政府に求める請願。 審査内容といたしまして、採択に反対の意見がございます。請願事項である国会で審議されている本法案の制定をやめることを求めるものであり、既に法律が制定されている。現時点では状況が変わっており、不採択にするべきである。 採択に賛成の意見。請願が提出された時点での状況と、その法律が制定された今の状況において、議会が緊急に対応する必要と、議員は市民とともにあることを大事にすることが議会として重要である。市民からいただいた請願に対してしっかりと対応する。本法律が公布されれば、直ちに行われることもある。請願者の願意を妥当とし、これは緊急課題であり、賛成である。 審査の結果。上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、願意は認められないとする意見多数で不採択とすべきものと決定をいたしました。 なお、この請願第12号、特定秘密保護法は日本人の将来にとって非常に重要な役割を果たしていくべき法律だと思います。そこで、私は議会基本条例にのっとり、各委員間の意見交換の場を設けさせていただきました。全員の委員から次のような意見がございましたので、御紹介を申し上げます。 請願については不採択になったが、法律そのものが詳細に規定されていないなど、アンケートなど修正を希望する方が過半数であり、また82%の方がもっとよく審議してと言われている。 この請願の採決だけで終えることなく、市民の負託を受けて行動する安曇野市議会として慎重審議を求める。総理大臣、衆参両院議長に要望なり、意見書なりを安曇野市議会として行動を起こすことを要望する。 市政や市民にもかかわってくる問題である。廃止すべく意見書を議会として出すべきであり、市民の世論を喚起して廃止につなげていきたい。 議会として意見書等を出すことは賛成である。その趣旨について、廃止か慎重審議を求めるものにするかだと思う。 情報を出すことは必要だ。適正な運用方法を求める意見書がよい。 法律は制定されており、慎重審議の段階ではなく、この法律の廃止または停止という内容にするべきである。そして、廃止後においてしっかり審議すべきである。 きょう公布されるので、慎重審議はあり得ないので、法律の廃止だ。 総務常任委員会の発議ではなくして、安曇野市議会全体として討論する中で行動を起こしていくことがよいと思う。 総務委員の中でも意見書の文案が分かれているが、会期中の最終日には何か行動が起こせるよう対応すべきである。 以上のような各委員の意見がございましたので、その後、議長にお願いをいたしまして、全員協議会という場を設けた中で、議員間の意見交換の場所を設けていただきました。そして、きょう議員提出として意見書の提出が行われる予定です。皆様よろしくお願いをいたします。 以上で報告を終わります。 ○議長(宮下明博) 続いて、環境経済委員会委員長、内川集雄議員。     (環境経済委員長 内川集雄 登壇) ◆環境経済委員長(内川集雄) 18番、内川集雄です。 それでは、環境経済委員会報告をさせていただきます。 平成25年12月20日、安曇野市議会議長、宮下明博様。 環境経済委員長、内川集雄。 平成25年12月12日、本委員会に付託された事件は、12月16日審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告をいたします。 環境経済委員会報告。 議案第147号 安曇野市霊園施設整備基金条例の一部を改正する条例。 審査結果。特に異議はなく、全員賛成で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第148号 安曇野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例。 審査内容、原案に反対の意見。汚水処理等は市民生活に直結しているものであり、消費税8%を見込んでの改正には反対する。 原案に賛成の意見。消費税8%になることは国で既に決まっていることであるため、今回の条例改正は賛成する。 審査結果。上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第151号 安曇野市三郷堆肥センター等条例の一部を改正する条例。 審査結果。特に異議はなく、全員賛成で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第152号 安曇野市長峰山森林体験交流センター条例の一部を改正する条例。 審査内容。原案に反対の意見。消費税は来年4月から8%ということになっているが、それを見越しての条例改正と考える。消費税の改正に基づいた条例改正には反対する。 原案に賛成の意見。消費税が来年から8%になることは国で既に決まっていることであり、それに伴う条例改正であるため、今回の条例改正には賛成する。 審査結果。上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第153号 安曇野市温泉健康交流施設条例。 審査内容。原案に反対の意見。この事業は多額の予算を使う事業であり、市民にとって必要なものであるかと思う。しゃくなげ荘は現地に改修していくべきではないか。天然温泉の施設を観光の入り口とするならば、イベント湯などについては観光の入り口になるのか。また、地産地消で食を提供するということであるが、ビフ穂高との競合など、まだ検討が不十分ではないかと思うため、このような図面上だけで判断しなければならない施設条例には反対する。 原案に賛成の意見。しゃくなげ荘の宿泊施設については、長年検討を経てきたものである。市民の声を聞いて、市民の健康を考えて、温浴施設として計画が進んでいるわけである。今まで多くの検討を重ねてき、そしてこの条例が今後の建築に向けての申請手続の中で必要であるということであるので、この条例には賛成する。 審査結果。以上のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。 議案第154号 安曇野市保養センター長峰荘条例の一部を改正する条例。 審査内容。原案に反対の意見。消費税の増税分は市民に負担をさせるべきではないと考え、消費税8%を見込んでの改正には反対する。 原案に賛成の意見。消費税が8%になることは国で既に決まっていることであり、それに伴っての条例改正であるため、賛成をする。 審査結果。上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第155号 安曇野市営宿舎事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例。 審査内容。原案に反対の意見。消費税の増税分を市民に負担させるべきでない。消費税8%を見込んでの改正には反対する。 原案に賛成の意見。消費税が8%になることは国で既に決まっていることであり、それに伴っての条例改正であるため、賛成をする。 審査結果。上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 議案第162号 平成25年度安曇野市一般会計補正予算(第5号)(環境経済委員会所管事項)。 審査内容。要望。凍霜害の後にひょうの被害もあったため、品質の問題などよいものができなくて出荷量が下がっている状況である。凍霜害とあわせて対策をしてほしい。 審査結果。上記のような要望を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 議案第163号 平成25年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)。 審査結果。特に異議はなく、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 議案第179号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市長峰山森林体験交流センター)。 審査結果。特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上でございます。環境経済委員会の報告をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下明博) 次に、福祉教育委員会委員長、小松芳樹議員。     (福祉教育委員長 小松芳樹 登壇) ◆福祉教育委員長(小松芳樹) 19番、小松芳樹です。 それでは、福祉教育委員会の審査報告をいたします。 平成25年12月20日、安曇野市議会議長、宮下明博様。 福祉教育委員長、小松芳樹。 委員会審査報告書。 平成25年12月12日、本委員会に付託された事件は、12月17日、審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告いたします。 別紙をお願いします。 福祉教育委員会審査報告。 議案第149号 安曇野市資金積立金条例の一部を改正する条例、議案第150号 安曇野市福祉基金条例の一部を改正する条例、議案第161号 安曇野市博物館条例の一部を改正する条例。 以上3件の審査結果ですが、以上の議案については、特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第162号 平成25年度安曇野市一般会計補正予算(第5号)(福祉教育委員会所管事項)。 審査内容。意見、要望が出ました。南部多目的運動広場付近にある中信射撃場との関係について、運動広場の計画当初、この射撃場の存在については配慮がなかったため、いろいろ心配な声や気がかりなことを聞いている。最初の計画段階から今日に至るまで、もう少し早目に対応しておくべきことがあったのではないか。既に着工しているので、できる限り安全に配慮して、市民への説明責任を果たしてほしい。また、今回のことは縦割り行政の弊害だと思うので、今後は早い段階から横の連携をとってほしい。 審査結果。上記のような意見や要望を踏まえ、採決を行った結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第164号 平成25年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(第3号)。 審査結果。特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第167号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市豊科ささえあいセンター)、議案第168号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者活動支援センター)、議案第169号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 豊科たんぽぽ)、議案第170号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 穂高わたぼうし)、議案第171号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 三郷すみれの郷)、議案第172号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 堀金かえでの家)、議案第173号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 明科ふきぼこの家)。 審査結果。以上の議案については、特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次ページをお願いします。 議案第174号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市豊科デイサービスセンター)、議案第175号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市三郷デイサービスセンター)、議案第176号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市堀金デイサービスセンター)、議案第177号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市明科デイサービスセンター)。 審査内容。意見として、指定管理者制度の導入に関しては、基本的には賛成ではない。本来、自治体が担うべき公共サービスや公的責任を外部に投げ出すというもので、自治体の本旨から見てもそぐわない内容だと思う。 審査結果。上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第178号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市三郷福祉センター安曇野市三郷屋内ゲートボール場)。 審査結果。特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第180号 公の施設の指定管理者の指定について(臼井吉見文学館)。 審査結果。特に異議はなく、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、請願第11号 三郷公民館講堂反響板設置について。 審査内容。意見が出ました。三郷公民館だけでなく、市内の音響効果の悪い施設で持ち回りで使えるような機材はないか探してみた。その中には有効に活用できるだろうと考えられるものがあるので、これを機に、市全体の施設で市民が使える音響板をそろえることは必要だと思う。費用はかかるが、有効に利用されればよいのではないかと思う。 審査結果。上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、全員が願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしました。 なお、この請願第11号において、福祉教育委員会全員で三郷公民館講堂を現地視察したことを申し添えます。 以上で終わります。 ○議長(宮下明博) 次に、建設水道委員会委員長、召田義人議員。     (建設水道委員長 召田義人 登壇) ◆建設水道委員長(召田義人) 20番、召田義人でございます。 それでは、建設水道委員会から報告いたします。 本日提出、安曇野市議会議長、宮下明博様。 建設水道委員長、召田義人。 委員会審査報告書。 平成25年12月12日、本委員会に付託された事件は、12月18日、審査の結果、別紙のとおり決定しましたので、会議規則第103条の規定により報告いたします。 別紙をごらんください。 建設水道委員会審査報告。 議案第156号 安曇野市営住宅条例の一部を改正する条例、議案第157号 安曇野市公共下水道条例の一部を改正する条例、議案第158号 安曇野市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例、議案第159号 安曇野市水道事業給水条例の一部を改正する条例、議案第160号 安曇野市水道事業分担金等の徴収に関する条例の一部を改正する条例。 審査結果を申し上げます。以上の議案については、特に異議なく、全員賛成で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、議案第162号 平成25年度安曇野市一般会計補正予算(第5号)(建設水道委員会所管事項)。 審査結果を申し上げます。特に債務負担行為補正の所有権確認請求事件については、資料をもとに経過等詳細な説明を受け審査した結果、特に異議なく全員賛成で可決しました。 続きまして、議案第165号 平成25年度安曇野市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第166号 平成25年度安曇野市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第181号 市道の廃止について、議案第182号 市道の認定について。 審査の結果を申し上げます。以上の議案については、特に異議なく、全員賛成で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 続きまして、陳情でございます。陳情第5号 安曇野市穂高牧地区所在の放置建物に関する陳情書でございます。 審査内容を申し上げます。意見として、現地の建物は、内部はもとより外部も焼け焦げております。また、屋根の一部には既に穴があいて崩落しており、大変危険な状態になっております。早急に対策が必要であるとのことで賛成する。 また、道路沿いに建っていて、景観の問題だけではなく、誰でもが内部に入ることができる状態であり、空き家の防犯面に関しても対策が必要と考えております。 陳情には、空き家対策について、強く行政に働きかけてほしいと書かれており、早急な対策を講じるよう市に働きかけることに賛成である。 以上を踏まえまして、審査結果を申し上げます。上記の意見を踏まえ、採決を行った結果、全員が願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしました。 なお、この審査前に委員全員で現地を視察してまいりましたことを報告申し上げます。 以上でございます。 ○議長(宮下明博) 以上で、委員長の審査結果の報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑、討論を行い、採決をいたします。 議案第144号 安曇野市税条例の一部を改正する条例から議案第161号 安曇野市博物館条例の一部を改正する条例までの以上18件の議案については一括して質疑に入ります。 それでは、質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結をいたします。 これより討論に入ります。 ただいま議題となっております議案第144号、議案第145号の以上2件については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結をいたします。 これより議案第144号 安曇野市税条例の一部を改正する条例、議案第145号 安曇野市防災広場条例、以上2件の議案を一括して採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数)
    ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第144号、議案第145号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第146号 組織改編に伴う関係条例の整備に関する条例に反対の討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤でございます。 この議案第146号、総務委員会の委員長報告にも3点記されているとおりでありますけれども、新庁舎建設に当たって組織編成をしていくという状況だと思うんですが、私幾つかあるんですが、主に問題になるのは政策部門です。私、平林市政のときからこの問題を取り上げてきています。いわゆる安曇野のブランドは何なのか、売りは何なのか、こういうことを平林市政のときはブランド室を設けていました。しかし、宮澤市政になってからこれはなくなってきているわけですね。部門の中に吸収されちゃっている。 この合併してまだ8年、9年目です。そして、安曇野市の売りというのはたくさんあるわけです。そして、そこを中心にした安曇野市のまちづくりというのがあると思うんです。こういう点を政策部の中にしてしまうということはどうなのか。まさに安曇野市の未来、そこに集約されていく。そしてまた発展させて全国に「おひさま」ではないが、発信していく。こういう意味で、小さく小さくまとまっていってしまう。大きく大きく発展させる。ここの部門がない。僕は市長室の隣に設けたっていいと思ってるんです。市長と同じくらいの位置づけでという点が1つであります。 それから、もう一つは、医療と福祉の問題であります。こういう形がいいのか、今度の組織編成ですね。これは私ども宮城県の涌谷町の視察をして、何名もの議員もそうですし、視察をした結果、あの災害にも対応できている。鎌田 實さんがそこを基地にしてやっていった。そして、そこへ入れば医療と福祉が一致している。無駄を省く意味じゃないんです。市民に対して効率的な医療と福祉を一致していく。1人の人間の体は医療と福祉に分かれません。それをあえてこういうぐあいにしていくということについては、未来の構造として大問題だと言わざるを得ません。ですから、日赤を中心にしたり、福祉と一緒になってこれは対応していく、こういう組織こそこれから重要になってきます。 そして、この民生費というのはどんどんお金がかかっていく部門です。そして、安曇野市は後でも言いますけれども、27%の高齢化率になってきているわけです。これは当然1人の人間として両方が対応する。それが先ほど出ましたけれども、縦割り行政じゃないんです。1人の人間は福祉も医療も同じなんです。そういう立場から行政もこの組織はきちっとすべきである。一体化して見ていくべきだというぐあいに考えてますし、既に日赤の名前を出しちゃいけないかもしれませんけれども、こういう点では医療と福祉、今出てきています。全国的にも医療機関が福祉に対応していく、こういう時代になってきているんです。そういう時代になってきているときに逆行する、分けていく。まさに問題点がある。市民の立場に立っているのかどうかと、この組織のあり方という点が2つ目です。 そして、3つ目は、2条の1ですね、総合支所を支所に改めるというわけであります。豊科は新しい庁舎に持ち込まれるとしても、ほかのところは7名から15名、27名なんですね。こういう形の職員も少なくなる。そういう中で、この支所機能にさせていってしまう。松本のようになれば、出張所になっていっちゃうわけですね。これが合併のときも信大の教授がたしか3名だと思うんですが、調査しています。そういう中で、90%以上は支所で対応できる。そこに行く。それは高齢化率が高くなっていけば高くなっていくほど地域に支所がある。総合支所がある。そこへ行って総合的な対応ができるということが重要だと思うんです。ますますこれでは本庁機能に行かざるを得ないような行政機構のあり方。市民から遠のく行政。本庁舎建設がそういう結果を生み出した。初めから言っていたわけですが、合併によってこうなる。合併、庁舎建設前からこの点は提案したんですが、こういう点でなってきていると、まさに合併の弊害がここにも出てきているという点で、これは市民サービスを後退させていくという点から、私はこの組織編成に反対であります。 以上。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。 召田議員。 ◆20番(召田義人) 20番、召田義人でございます。 議案第146号 組織改編に伴う関係条例の整備に関する条例について賛成討論を申し上げます。 第1次総合計画に掲げた施策を確実に実行することを視点に、市の将来像であります「北アルプスに育まれ共に響き合う田園産業都市安曇野」の具現化が期待できる。具体的に申し上げます。1つとして、地域主権の改革の対応。2番目として、健全財政の堅持。3番目として、危機管理体制の確立等でございます。特に政策部の設置により、政策立案機能の強化とともに、自治体間の競争を勝ち抜くためにも期待ができると思われます。 以上であります。 ○議長(宮下明博) それでは、ほかに討論はありますか。ありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議案第146号 組織改編に伴う関係条例の整備に関する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第146号は原案のとおり可決されました。 次に、ただいま議題となっております議案第147号については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結いたします。 これより議案第147号 安曇野市霊園施設整備基金条例の一部を改正する条例を採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第147号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第148号 安曇野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 16番、猪狩久美子議員。 ◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩久美子です。 議案第148号 安曇野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について反対の討論をいたします。 来年4月より消費税率が8%に改正されることに伴っての条例改正です。消費税増税は伸びる社会保障費への対応と繰り返し安倍首相は言っております。しかし、その言葉とは裏腹に社会保障の削減計画を次々に今打ち出してきています。介護保険部会でも、例えば要支援1・2は介護保険給付対象から外すという内容が示されました。また、特養の入所は例外と認める場合以外は要介護3以上とする。医療費についていえば、70歳から74歳の医療費の窓口負担を1割から2割に引き上げる。年金支給開始年齢のさらなる引き上げが待っています。年金支給額はこの10月から段階的に2.5%削減ということになっております。生活保護世帯への保護費削減もこの8月から始まっております。 一方、大企業には復興特別法人税の前倒し廃止ということや、法人税減税、また交際費を経費として認めるなどの優遇策をとっていまして、消費税増税が法人税減税の財源になることは明らかです。こんなにも使い方が明瞭になっている消費税増税には反対せざるを得ませんし、私たちの暮らしの中でいえば、日々欠かせない食料品や日用品、電気、ガス、水道、あらゆるものに消費税増税がされていきます。支出ばかりがふえ、暮らしが立ち行かなくなるような厳しい状況は目に見えています。国が決めたことだからというのではなく、それがこうした市民の日常生活に大きな影響を及ぼすことであれば、市民に寄り添った対応を考えるべきです。 よって、今回の値上げには賛成できません。 以上、反対討論といたします。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。 藤原陽子議員。 ◆17番(藤原陽子) 17番、藤原でございます。 議案第148号 安曇野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例につきまして原案に賛成の立場で討論をいたします。 消費税の改正は国で決めたことであります。議案の改正は、消費税が上がれば自治体としても値上げをしなくてはならないというのは極めて常識的なこととして受けとめております。市民生活に寄り添わないと申されましても、値上げをしなければ市で負担をするということになります。その場合、財源はどうするのかという問題が発生してしまいます。市税も市民の税金であることを踏まえ、消費税改正による原案に賛成といたします。 以上です。 ○議長(宮下明博) ほかに討論はありますか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結をいたします。 これより議案第148号 安曇野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第148号は原案のとおり可決されました。 次に、ただいま議題となっております議案第149号から議案第151号までの以上3件については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結いたします。 これより議案第149号 安曇野市資金積立金条例の一部を改正する条例、議案第150号 安曇野市福祉基金条例の一部を改正する条例、議案第151号 安曇野市三郷堆肥センター等条例の一部を改正する条例の以上3件の議案を一括して採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第149号、議案第150号、議案第151号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第152号 安曇野市長峰山森林体験交流センター条例の一部を改正する条例に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 16番、猪狩久美子議員。 ◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩です。 議案第152号 安曇野市長峰山森林体験交流センター条例の一部を改正する条例について反対の討論をいたします。 議案第148号で述べた内容に準じて反対討論といたします。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。 松枝議員。 ◆1番(松枝功) 1番、松枝です。 議案第152号 安曇野市長峰山森林体験交流センター条例の一部を改正する条例の委員長報告に賛成の立場で討論いたします。 消費税改正は国の民主主義のルール、手続にものっとって決定されたものであり、国はこの改正が経済や市民生活への影響を緩和するために、既に5.5兆円に上る補正予算を編成し、そのうち低所得者対策としては5,000億円を盛るという現実があるというのが1点であります。 それからもう1点、本条例、この条例の改正につきましては、長峰山森林体験交流センター天平の森の指定管理者が収受する利用料金の範囲について、消費税改正の範囲で改正するものであり、協定に基づき円滑に指定管理を継続いただくためにも、この料金改定は妥当であり、この条例の改正はやむを得ないものがあると考えております。 以上で賛成討論を終わります。 ○議長(宮下明博) ほかに討論はありますか。ありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議案第152号 安曇野市長峰山森林体験交流センター条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第152号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第153号 安曇野市温泉健康交流施設条例に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 4番、井出勝正議員。 ◆4番(井出勝正) 4番、井出勝正です。 議案第153号 安曇野市温泉健康交流施設条例に反対する立場で発言します。 安曇野しゃくなげの湯のまずは実態が見えないということで反対の大きな理由です。全員協議会で図面が確かに示されました。その図面の内容も、以前のものとは幾つか変更がありますということで、全員協議会では業者の方も同席されて説明がありました。薪ボイラーの導入ですとか、イベントの湯、炭酸泉など、図面だけでは判断ができません。また、暖らんの湯、有明の間、どのように使われるか、どういうふうに利用できて、実際にこの料金ってどうなのだろうということも実態がないのでわかりません。それが大きな理由です。 2つ目、当施設を第1条では健康増進並びに地域の活性化につながる観光振興に寄与する施設というふうにしてあります。健康施設と観光の目玉、入り口になるものと、これが並立の関係で十分な運営ができるのでしょうか。そのあたりも賛成できない大きな理由になります。 私、委員会の中でも質問させていただきましたけれども、どのような積算根拠でこのような施設がつくられるのか、年間25万人利用するということでつくられるということでした。現在のしゃくなげ荘と最高期の利用が年間20万人ということでしたので、これでは本当に運営できるのかなということ。それから、一般質問の中でも市長さんの答弁の中に、老人健康センターのほうもしばらくは使ってやっていくんだという答弁もございました。だとするならば、今このような段階で果たしてこの条例でいいのかなということを大きく感じたところが2点目です。 3点目は、委員長報告のところにも載せていただきましたが、しゃくなげ荘の現地改修を進め、財源の問題もあります。少ない費用で抑えていくこの今の時期ではないか。条例では新しい施設をそれまで指定管理をされていた業者さんといいますか、指定管理者に引き渡す、引き続きやっていただくというような内容になっておりますけれども、年度途中でそのような継続、新しくなったものにということができるのでしょうか。そのあたり大事な、大切なお金を使ってつくられる新施設、そのままでいいのかということにも疑念があります。 最後に、今平成25年12月20日の段階です。この条例の附則第1のところは、安曇野しゃくなげの湯については、平成27年7月1日から施行されるとあります。この時期に何年か先のことを決めるということは不適切ではないかというふうに考え、以上の4点からこの条例に反対いたします。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。 濵議員。 ◆23番(濵昭次) 23番、濵 昭次です。 私はこの議案第153号 安曇野市温泉健康交流施設条例にあえて賛成の立場で討論させていただきたいと思います。 といいますのも、このしゃくなげ荘周辺整備については、恐らく私が一番行政に向かっていろいろの投げかけをしてきたのではないかと自分でも思っているからです。今の段階で行政が費用対効果を見込んだスクラップ・アンド・ビルドで穂高の3施設を集約しようとするこういう住民福祉の立場からということもございますが、もちろんこのことに私は反対をしてませんし、ただ、市長が掲げる西山観光を含んだ観光産業の創出の拠点にするということからしますと、まだまだ今井出議員のおっしゃるとおり、私にとりましても不十分で、消化不良の部分がございます。 しかし、今ここで手をつけて、ようようその施設をつくり出したとしても、今、井出議員の理解でいきますと、なぜ27年度の云々だというくだりはありますけれども、もう軽くでき上がって運営をするには、その時期までかかってしまうということが1つございますし、今の指定管理をもう決めているような話がございましたけれども、これは湯多里山の神との併設になっておりまして、湯多里山の神も芙蓉さんの指定管理でございます。こちらはそのままずっと継続して運営ができるという理解に私はとっておりますが、そういったことからしまして、私は安曇野市に合併以来、穂高地域にあのしゃくなげ周辺の整備をどうするかという検討委員会や地域審議会があったことを存じ上げております。それで、穂高町の土地開発公社が先行取得したあの土地を何としても安曇野市になった以上、1つの土地開発公社にするために買い戻さなければいけない事情も知ってます。 そういった中から、市が買い戻したあの土地を何とか有効利用しようとするところからスタートしたこの問題、今ここでスピード感を持って、私はまず住民福祉の立場でもいいです。それで、私がこういう立場にいさせていただく間に、それが本当に観光拠点の1つのもとになるか、それを私自身の立場で検証させていただくように、一刻も早くこれを制定して前に進んでほしいんです。本当に私が望んでいるのは、住民福祉もですが、本当に安曇野市の将来にわたった観光産業の創出の拠点になっていることを見届けたいんです、私は。 以上です。 ○議長(宮下明博) ほかに討論はありますか。 荻原議員。 ◆15番(荻原勝昭) 15番、荻原です。 私は濵議員のそういう行政に対する理解、十分理解するところですが、このしゃくなげ荘を日帰り入浴施設に絞るということで、これは穂高地域でも何度か検討委員会等がありまして、日帰り入浴だけでなく宿泊施設もという、そうした答申等がありました。しかし、そうしたことで、私は日帰り入浴が果たして観光の拠点になるかということで、これは大いに疑問があります。日帰り入浴の関係は市内の住民に対するそうした保健事業であります。保健事業は行政でやる行政サービスですので、これは大いにやっていただくということで私は大賛成なんですが、その中で観光のほうの拠点ということでは、日帰り入浴はその観光の玄関口というような考え方をしているようですけれども、やはり観光の拠点ということでの市長の見解からすれば、私は日帰り入浴ではそうした役目を果たせないというように思います。 さらにまた、料金の関係ですが、保健事業ということで住民に対する行政サービスという面からすれば、現状400円ですが、700円という料金は高いのではないかというように思いまして、この関係については反対をするものであります。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。 松枝議員。 ◆1番(松枝功) 1番、松枝です。 賛成の立場で討論させていただきます。 ただいま日帰り入浴施設では観光の拠点にはなり得るのかというお話がございましたが、私は決してそうではないと。やはりこういったものの仕掛けの仕方、運用の仕方、そういったものであると思っております。かなり今までに綿密な議論がされたものと思っておりますし、それなりの経緯の中に組み立てられた計画でありますので、進めていただきたい。 それから今、料金のお話がありましたが、これは上限という認識だと思っております。たしか指定管理が決まる中で、きちんとほかの施設等の関係、バランス等をとって決めていただくわけですので、その辺についても今後の課題ではあるとは思いますが、進めていただくべきものだと思って賛成させていただきたいと思います。 ○議長(宮下明博) それでは、次に原案に反対の討論はありますか。 21番、松澤議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 この提案は、今回の問題ではなくして、合併前からの穂高地区の問題でありますし、そもそもは銀行資本によってPFIで対応しようというぐあいに決まってきたけれども、それができなかったといういきさつがあります。そして、私は観光の拠点にすることには賛成でありますけれども、一番初めに言った組織の問題とあわせてブランド化していく、ここの住民のサービスのためにこの施設があるのも大事です。しかしながら、安曇野市の売りをしていくには、こういう形の建設が本当にふさわしいのか。もっと研究をし、そして検討していく必要があるんではないか。組織のところでも小さく小さくまとまっていってしまう。そして、お金を分散、分散してしまうから、結局は集約されていかないということになるんじゃないかと思うんですね。 僕はしゃくなげの問題は非常に中房温泉との関係で売りだというぐあいに思ってます。あそこの長くあったまる問題を含めて、これはもし中房温泉の十分な利用をしていくというならば、僕は日赤のかけ湯みたいに、日赤の整形とも組むとか、ちゃんとした宿泊施設も組むとかいうもっと根本的なプランの見直しが必要だ。条例改定は私反対しませんけれども、条例をつくることは大事ですけれども、じゃなくて、もっとつくるからには、その基本構想、もっとコンセプトが大事なんですよね。この点が全く抜けていると言わざるを得ません。 そして、もう一つは、このずっと長い間穂高からやってきた問題が、PFIがだめになって、今度はビフの隣につくっていく、似たようなものを。こういうことが本当に地域の住民のコンセンサスがとれているのか。こういうところで、同僚議員も言いましたけれども、地域審議会上がってくればいいという問題じゃないんですよ。長い間懸案かけて、なかなか実現できなかったということは、それなりきの問題があるからです。意見が分かれているからです。そこを意見を集約して1つにしていくということが行政のトップの仕事だと思うんですね。庁舎を建てればゴールが1つになるなんていうことはないんです。こういう問題を1つにしていく能力がないならば、問題は1つにはなりっこない。 それから、もう一つは財政問題です。本当に安曇野市が889億円、平成24年度の連結決算で借金があるときに、次々に借金して建てていく。こういうあり方が本当に費用対効果も考えた市民のための施設なのか。そういう点から考えて、私は不十分だと。そして、十分検討すべきだ。そして、もっと地域住民も含めて検討し直すべきだという点で、この案には反対するものであります。 ○議長(宮下明博) それでは、次に、原案に賛成の討論はありますか。 小松議員。 ◆19番(小松芳樹) 19番、小松芳樹です。 私はこの原案に対して賛成の立場で討論いたします。 私もしゃくなげ荘の問題に関しては、一般質問で3度ほどさせていただきました。周辺住民の方からよく聞かれるのは、あのしゃくなげ荘よくなればいい、そういう話をよく聞いていたからであります。前議員の畠山議員も同じくらいやったと思うんですが、その中でもいろいろ私の提案としても、過去にいろいろ勉強させていただきました。穂高町時代の議事録等も取り寄せたりして一般質問したわけです。 その中で、当時私の心の中ではPFI事業がなぜとんざしたのかなというのが一番疑問でありました。この事業はいいことじゃないかと思っていろいろ研究させていただいたんですけれども、成功例を言いますと、PFI事業というのはやっぱりどうしても都会の中の駅前の駐車場であるとか、そういうところに民間投資するとか、そういうところに対しては大変成功例がありますが、なかなかこういう温浴施設とか宿泊施設には失敗例が数多くあります。その意味からも、慎重にしていくべきだという形で方向転換したわけです。 じゃどうするのがいいかということで注目したわけですけれども、現在プロポーザルが行われております。今回の条例改正においても、既にプロポーザルが始まっているわけですし、全くこの条例自体に関しては反対する部分は一切ありませんので、今回はこの議案に対して賛成の討論といたします。 以上です。 ○議長(宮下明博) それでは、次に原案に反対の討論はありますか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結をいたします。 これより議案第153号 安曇野市温泉健康交流施設条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第153号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第154号 安曇野市保養センター長峰荘条例の一部を改正する条例に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 16番、猪狩久美子議員。 ◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩久美子です。 議案第154号 安曇野市保養センター長峰荘条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論をいたします。 これも消費税増税に伴う改正ということです。議案第148号で述べた内容に準じて、市民に負担を負わせるようなこの条例については反対です。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議案第154号 安曇野市保養センター長峰荘条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第154号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第155号 安曇野市営宿舎事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 16番、猪狩久美子議員。 ◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩久美子です。 議案第155号 安曇野市営宿舎事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について反対の討論をいたします。 これも消費税率が来年4月より8%に改正されることに伴っての条例改正です。議案第148号で述べました内容に準じて、市民に負担を負わせるようなこの条例に反対です。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議案第155号 安曇野市営宿舎事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第155号は原案のとおり可決されました。 次に、ただいま議題となっております議案第156号については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結いたします。 これより議案第156号 安曇野市営住宅条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第156号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第157号 安曇野市公共下水道条例の一部を改正する条例に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 16番、猪狩久美子議員。 ◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩久美子です。 議案第157号 安曇野市公共下水道条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論をいたします。 これも消費税率が上がることによって改正される内容のものです。議案第148号で述べました内容に準じ、市民に負担を負わせるような条例に反対をいたします。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) それでは、討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第157号 安曇野市公共下水道条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第157号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第158号 安曇野市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 16番、猪狩久美子議員。 ◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩久美子です。 議案第158号 安曇野市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論をいたします。 これも来年4月より消費税率が8%に改正されることに伴っての条例改正です。議案第148号で述べました内容に準じ、市民に負担を負わせるようなこうした条例には反対です。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) それでは、討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第158号 安曇野市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第158号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第159号 安曇野市水道事業給水条例の一部を改正する条例に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 16番、猪狩久美子議員。 ◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩久美子です。 議案第159号 安曇野市水道事業給水条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論をいたします。 これも来年4月より消費税率が8%に改正されることに伴っての条例改正です。議案第148号で述べた内容に準じて反対をいたします。市民の暮らしになくてはならない水です。市民に負担を負わせるようなこうした条例には反対です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) それでは、討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第159号 安曇野市水道事業給水条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第159号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第160号 安曇野市水道事業分担金等の徴収に関する条例の一部を改正する条例に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 16番、猪狩久美子議員。 ◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩久美子です。 議案第160号 安曇野市水道事業分担金等の徴収に関する条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論をいたします。 これも消費税率が8%に改正されることに伴っての条例改正ですが、議案第148号で述べました内容に準じて市民に負担を負わせるようなこうした条例には反対です。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) それでは、討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第160号 安曇野市水道事業分担金等の徴収に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおりに決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第160号は原案のとおり可決されました。 次に、ただいま議題となっております議案第161号については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結いたします。 これより議案第161号 安曇野市博物館条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第161号は原案のとおり可決されました。 議案第162号 平成25年度安曇野市一般会計補正予算(第5号)から議案第166号 平成25年度安曇野市水道事業会計補正予算(第2号)までの以上5件の補正予算議案については、一括して質疑に入ります。 質疑ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮下明博) それでは、御質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 次に、ただいま議題となっております議案第162号から議案第166号までの以上5件については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結いたします。 これより議案第162号 平成25年度安曇野市一般会計補正予算(第5号)、議案第163号 平成25年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第164号 平成25年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(第3号)、議案第165号 平成25年度安曇野市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第166号 平成25年度安曇野市水道事業会計補正予算(第2号)の以上5件の議案を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第162号、議案第163号、議案第164号、議案第165号、議案第166号は原案のとおり可決されました。 議案第167号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市豊科ささえあいセンター)から議案第183号 松本広域連合の処理する事務の変更及び松本広域連合規約の変更についてまでの以上17件の議案については、一括して質疑に入ります。 質疑ありますか。 松澤議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 委員長に質疑するわけであります。3点にお聞きするわけであります。 1点は、安曇野市の障害者福祉政策についてどのような審議がされたか。福祉者政策が充実に向かっていく提案がなされたのかが第1点であります。 2点目は、障害者支援法との関連でどのような審議がなされたのか。また、この支援法の弱点を補うための市の施策効果について提案がされ、審議されたのか。あるいは議員から提案がされ、この障害者福祉を充実させていくような議論がされたのかどうなのか。 そして、3番目は、社会福祉協議会の皆さんがやりやすい、あるいは受けやすい提案がされ、審議されたんでしょうか。地域福祉の立場から受けざるを得なかったのではないでしょうか。たくさんの応募があり、社協が担っていく、受けていくという形になったんでしょうか。そして、この指定管理者により社協、障害者、特に就労センターと利用者の皆さんは以前に増して充実したサービスが受けられるようになって指定管理者に出したんでしょうか。この点について3点お聞きするわけであります。 ○議長(宮下明博) 小松議員。 ◆福祉教育委員長(小松芳樹) 19番、小松芳樹です。 それでは、お答えします。 まず1点目、2点目の障害者福祉政策についてと、また2点目の障害者支援法についての議論がなされたかというお尋ねであったんですけれども、この部分については、各委員から意見も出ずに議論をすることはなく終わりました。 また、3点目の社会福祉協議会の件でございますが、この件に関しましては、議員から書いてある以外の意見が出まして、こんな意見でした。社協は市からの指定管理者というところで、いろんな施設を管理運営しているわけだけれども、負担が大きくなっているのではないかと感じる。運営状況を詳しく教えてほしいということがありました。 また、デイサービスなどは職員の専門性が高いものと要求されているので、身分保証はしっかりされているのかという質問もあったんですけれども、一応利用者の満足度等も上がってきているということで執行部側からお話がありました。 また、定期的に職員と会議を持っているかどうかということも御質問、意見があったんですけれども、その辺に関しても定期的に持っているということで、執行機関からはお話がありまして、社協に関しては以上のような意見交換といいますか、意見が出ていた次第で、議員間で意見という形ではほかにはありませんでした。 以上です。 ○議長(宮下明博) 松澤議員。 ◆21番(松澤好哲) 松澤です。 1、2については議論がなかったと、意見も出なかったということであります。後でも述べますけれども、障害者が人間らしく生きるということは非常に重要なんです。こういうところに福祉が、あるいは行政が温かく手を差し伸べるということが基本だと思うわけですが、3番目のところは社協の負担がどうなっているか、多くなっているんじゃないか。じゃ多くなっているなら、そこに指定管理者にして同じようにやってオーケーになるのか。サービスが向上するのかということについてはなぜ議論にならなかったんですか。 それから、デイサービスの向上というのは当然です。それについて向上しているかしないか。向上するために指定管理者に出すんじゃないですか。その点についての議論はされたんですか。重要な問題です。 ○議長(宮下明博) 小松議員。 ◆福祉教育委員長(小松芳樹) 言葉足らずで申しわけありません。19番、小松芳樹です。 先ほどの負担が大きくなっているというのは、これは議員の中の意見でありまして、議員が感じるという感じということで、決して大きくなっているというように執行機関のほうで、行政のほうで認めたわけではありません。 また、デイサービスの件に関しても同じく、専門性が高いものを要求するということも議員の中からの意見でありました。 以上、申し添えます。 ○議長(宮下明博) 松澤議員。 ◆21番(松澤好哲) 3問目ですから終わりますけれども、じゃそういう意見が出たらちゃんと調査をする。調査をして福祉が向上されているか、障害者が向上されているのか、向上した上で指定管理者に出すのかということをなぜ議論しなかったんですか。お聞きして終わります。 ○議長(宮下明博) 小松議員。 ◆福祉教育委員長(小松芳樹) 委員の中からほかにも意見がなく、今回は社協に対して指定管理するということが妥当だという意見にはまとまったわけですけれども、その中でも社協との連絡協議会を持っているとか、そういう報告事項もありましたので、委員の中では納得した、このように私は理解しております。 以上です。 ○議長(宮下明博) ほかに質疑はありますか。ありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) それでは、御質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 議案第167号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市豊科ささえあいセンター)に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) ここの第167号議案から第180号議案までは共通点でございます。そして、私は障害者と福祉のデイサービスのほうを分けて考えるわけですが、このささえあいあるいは支援活動センターも同じですけれども、地方自治の本旨は福祉にあると思います。障害者の事業も責任を持った行き届いた住民サービスを行う、そういう福祉の原点から言って、本旨から言って、任務が市にあるというぐあいに考えます。そしてまた、障害者福祉は福祉の原点だというぐあいに私は考えております。そして、私も学生時代から障害者の問題をずっと扱ってきた関係から、福祉に入ってきているわけですが、自分の生き方として。この点が原点だろうというぐあいに思っています。 安曇野市は障害者に優しいまちづくりをするならば、安曇野市がその任務を引き受けて、憲法に保障された人間らしく生きる権利のためにも、行き届いた住民サービスを行う必要があります。私は決して社会福祉協議会の存在を軽く見たり否定するものではなく、重要な役割を持っているということは重々認識しています。これからますます社協の役割も大きくなっていくでしょう。地域福祉との関係で。しかし、安曇野市の社会福祉をやっていく上でのパートナーとして重要でありますけれども、ここに投げ出すのではなくして、やはりこの障害者の問題、福祉の問題というのは、先ほど言った地方自治の本旨の福祉からいって、これはきちっと安曇野市が行政として受けとめて対応していく。そして年々向上させていく。ピンハネをしているとは言いませんけれども、軽くして仕事を多くして社会福祉協議会に出すのは、社会福祉協議会の支援を弱めていくことだし、逆に強めていかなければならない。私どもはずっとこの間、毎年予算要求をしているわけですが、社会福祉協議会の充実、強化を求めてきました。そして、指定管理者に投げ出すなんていうことはとんでもないことであります。 地域福祉が充実する立場から、自治体がこの障害者の問題を充実させていく。そしてまた、この後に出てくるデイサービスも同じです。ここは行政が引き受けるべきだと。私たちも前回の議会でインとアウトの問題で議論しました。インの問題、中で引き受けてやっていく。このことこそが大事です。民生費がどんどん重なっていってしまうから、障害者福祉の問題はこっちへ置いていってしまう。ここにこそ力を入れるべきなんです。自治体の本旨として。そういう点から、この問題については、指定管理者に出していくことについて反対の立場です。決して社会福祉協議会をないがしろにするものではない。ここを充実しながら、市が補っていくということが大事だ。社会福祉協議会への支援、援助というのは別の形から幾らでもできるわけです。やることはいっぱいあるわけです。 この2つの点から、私はこの点について指定管理者に出すことについて反対であります。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。 小松洋一郎議員。 ◆14番(小松洋一郎) 14番、小松洋一郎でございます。 議案第167号についてでございます。公の施設の指定管理者の指定についてで、安曇野市豊科ささえあいセンター、これの原案に賛成の立場で討論いたします。 今質問されたというか、反対意見ありましたけれども、このささえあいセンターは71団体が登録されて自主的に運営されているボランティア団体であります。ボランティア活動の活性化、コーディネート等については、市の社会福祉協議会の重要な事業に位置づけられております。また、市の災害時対応におけるボランティアの活動分野については、市社会福祉協議会が担っておるわけであります。 また、豊科ささえあいセンターは社会福祉協議会豊科支所の隣に位置する建物でございます。非公募により一体的に管理運用することは、ボランティア活動の活性化を図っていくためにも最も重要であると考えております。したがって、社会福祉の充実は十分行われていると、このように考えております。 また一方、福祉教育委員会でも全員の賛成を得ておりますので、委員会の審査結果を尊重し、私は賛成討論としたいと思います。 以上です。 ○議長(宮下明博) それでは、ほかに討論はありますか。ありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第167号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市豊科ささえあいセンター)を採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第167号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第168号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者活動支援センター)に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤でございます。 この点では議案第167号でも基本の考えはお話ししました。そして、先ほど委員長にも幾つか御質問をしました。そして、この委員長報告を見ても、特に異議なく全員が賛成、原案どおり可決ということでございます。じゃこの安曇野市の障害者に対する問題はどうなのかという点での議論がきちっとされてない。指定管理者に出すに当たっても、その向上のことはない。よくなっていくということはない。年々よくなっていかなければならないんですよ。障害者の問題は福祉の原点だとするならば。これを委員会で議論されなかった。そして、議論されなく、上の障害者問題はずっとなかった、指定管理者についても。全員賛成だった。討論もされない、議論もされない、行政からも聞かない。そして社協の問題は負担が大きくなっているんじゃないかという調査もしない。こういうことで委員会で決定しましたということはどういう委員会なんでしょうか。わかっているからって、こういうことを審議しないって、審議して向上するということが当たり前だと思うんです。ですから、私はこの問題について反対です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありますか。ありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) それでは、討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第168号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者活動支援センター)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第168号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第169号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 豊科たんぽぽ)に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤でございます。 基本的な考えはお話ししました。議案第169号については、地方自治の本旨は福祉である立場から、障害者の事業も自治体が責任を持って行き届いた皆さんにサービスしていく任務がある。そして、就労支援は指定管理者に出すべきではなく、人間らしく生きる権利をきちっと保障していく。そのために就労が十分対応できる。同時にまた、就労は民間企業なら障害者を雇うことによって税金の削減、あるんですね。こういう意味で地方自治はそこまで行ってません。そういう意味で先進的な、もしこの障害者の問題を重要視するなら、こういう点でも市の施策が重要だという点から議論をされなかったということであります。提案もされなかったということでありますので、反対であります。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第169号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 豊科たんぽぽ)の採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第169号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第170号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 穂高わたぼうし)に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 私は穂高のわたぼうし施設がどうこうではなくして、ここが充実されていく。前回の指定管理者におろしたときよりも、今回指定管理者をおろしていくときのほうが充実されていく。何が充実していくのか。どういう要望があって、どう充実していくのか。ここが議会からの支援だというぐあいに考えます。そういう意味では、この議論がされなかったり、特に異議なしというような形でされることについては、私は異議ありです。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第170号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 穂高わたぼうし)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第170号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第171号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 三郷すみれの郷)に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 今、幾つかの問題で議論してまいりましたけれども、この点でも社協に丸投げするというんではなくして、ちゃんと充実した形で支援を指定管理者におろす場合でもすべきだという点から、議論されなかったし、提案もされなかったということで、よくなる方向ではないんじゃないかと、前よりかも。福祉というのは向上されるべきだというぐあいに思ってます。際限なくとは言いませんけれども。そういう点から反対です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第171号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 三郷すみれの郷)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第171号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第172号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 堀金かえでの家)に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 私も就労センターは幾つか視察をしています。その中でも、堀金かえでの家は村会議員のときから対応してきているわけです。この職員の皆さん、指定管理者がない以前のときでも、職員の皆さんは仕事を探したり、対応したり、本当に暇なく頑張るわけです。労働時間にしたら大変なことであります、賃金払っていったら。そういう皆さんの状況に対して指定管理者で外に出し、そして前よりかも充実していかない。職員が苦労する一方だ。指定管理者を受けたものの。全員でやる人たちが多い。ボランティアに近い形でやる人も多い。こういうところに就労センターを置いておいていいんだろうかと。ここにこそ市政の温かい手が差し伸べられる。そして、人間らしくより生きられるように援助していくということが私は現場をずっと見てきてそう思うわけです。ここにこそ行政の温かいまなざしだけじゃなくて、温かく手を差し伸べていく、温かく支援を差し伸べていくということが人間としても当然だろうという点で、この指定管理者の指定については反対するものであります。大いにかえでの家は頑張っていただきたい。その中でも私もできるだけの支援はしていきたいと思ってます。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。     (発言する声なし)
    ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第172号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 堀金かえでの家)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第172号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第173号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 明科ふきぼこの家)に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤であります。 この就労センターのところはこの項で議論が終わると思いますので、先ほど委員長に質問しました障害者支援法との関係、どうなっているかと。この障害者支援法ができたことによって、金を払って障害者が就労の技術を身につけていかなければならない。何やったってお金になかなかならない。逆に家族が持ち出すほうが大きい。これが障害者支援法ができてからの問題なんです。ここのところを取り除くということが行政ができないならば、議会が行政にさせる。仮に指定管理者におろすにしても、充足するというのは当たり前じゃないでしょうか。私は本来は行政がインという形でやるべきだと思いますけれども、ますます障害者がこの障害者支援法によって置き去りにされてしまう。憲法に保障された人間らしく生きる権利が奪われてきてしまっている。だからこそここを国の制度でそうするならば、地方自治の制度で温かく支援していくということが障害者の就労支援の重要な問題だという点で、私はこのやり方には反対であります。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。 小林議員。 ◆22番(小林純子) 22番、小林です。 ただいまの議案第167号から続いております公の施設の指定管理者の指定に関する議題でございますが、これについて全てにわたって反対討論がなされました。しかしながら、その内容は大きく2つに分かれると思うんですが、1つは、福祉教育委員会がきちんと議論して結論を出したかというそういう問題と、もう一つは、社会福祉協議会が指定管理者となることについての問題、直営ですべきではないか、あるいは充実させる、そういうことを反対討論として述べておられると思いますが、本議案第173号に限らず、これまでの反対討論に関連して賛成討論という立場で申し上げたいと思いますが、福祉教育委員会は決して十分な検討、議論をしなかったということではありません。これまでに引き続き指定管理するという中では、過去の運営状況について、指定管理の状況についてモニタリングであるとか、アンケート調査などのデータを見ながら、その評価を見て心配な点があれば、それについて質疑をいたしましたし、それぞれの意見が述べられ、行政からの答弁にも配慮しながら、今回の指定管理については結論を出してまいりました。 また、指定管理の中身についてですけれども、さらに向上し、よりよいサービスを提供し、喜ばれる指定管理になっていくようにということで、委員会のほうでしっかりと議論されたかと、されていないじゃないかという反対討論がございましたけれども、これについては、今回の議案そのものは、その中身についてということよりも、この指定管理者がふさわしいかというところで結論を出しております。その中身について、福祉の向上にかかわる部分では、今回のこの委員会の議論だけでなく、常に委員会としてその福祉の向上についてはきちっと毎回毎回取り上げ、さまざまな問題があれば、それに対応してこういった指定管理者の指定にかかわっての議論になったときに、きちんと対応できるようにやってきているというのが私の委員会としての賛成の意見です。 したがって、反対討論にありましたように、松澤議員なり、議員個々に問題があるという認識がおありであるならば、それは事前に同じ議会として市民に対応する中で、きちっと伝えていただければ、問題についてそれなりの対応をし、議論をし、問題があれば検討し、回答を出していくという立場でやっております。 したがって、委員会としての議論、対応、不十分であったという発言については、ここでまとめて反論いたしますとともに、この指定管理者の指定については賛成討論といたします。 ○議長(宮下明博) ほかに討論ございますか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第173号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市障害者就労支援センター 明科ふきぼこの家)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第173号は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩をいたします。 再開時間は午後4時5分からといたします。                              (午後3時53分)--------------------------------------- ○議長(宮下明博) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後4時05分)--------------------------------------- △発言の訂正 ○議長(宮下明博) 松澤議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 先ほど討論している中で、議案第153号ですが、討論の際に発言で不十分な点がありましたので、訂正させていただきます。温泉については、中房からの温泉という形に訂正させていただきます。 ○議長(宮下明博) ただいま松澤議員から発言の訂正の申し出がありました。特に発言の趣旨を変更するものではありませんので、議長において許可をいたします。--------------------------------------- ○議長(宮下明博) それでは、議案第174号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市豊科デイサービスセンター)に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 前の支援センターの議論の中でもそうですし、委員長の質問でも委員会が何もしなかったということで質問してきたわけでありませんし、これからも質問するつもりはありません。いかに向上していくか。そういう中で提案して審議をしていくかということが大事だろうという点から、内容を一番初めに委員長に聞き、そしてこのふきぼこの家までの議案第173号まで討論をしてきたいきさつがあります。 さて、ここからは、議案第174号からはデイサービスの問題でございます。こういう議論の仕方がどうかということで、前の議会でも出させていただきましたし、今回も議運の委員長等に御相談しているんですが、1件別に審査するということでありますので、1件別に言わざるを得ない点があります。できることなら就労センターなら就労センターの指定管理者、あるいはデイサービスならデイサービスの指定管理者ということで一括してまとめていただければ、私も2問で済むところでございますけれども、今回は仕方ないのでこういう形で一問別にさせていただくわけであります。 それでは、議案第174号でございますけれども、これもデイサービスは今どうなっているんだろうかと。個々の問題はそういった趣旨で言いませんけれども、これも地方自治の本旨は福祉であるという立場ですし、自治体が高齢者の問題について住民サービスを十分していく、そういう責務がある。 そしてまた、安曇野市の高齢化率も27%を超えようとしている、こういう状況でございます。高齢者に優しく、人間らしく高齢者が生きていけるということが大事だろうと思いますし、その中で、今回の場合の指定管理者でございますけれども、今多機能の問題もそうですし、過去行ってきた8名、10名、11名、12名というようなこのデイサービスのところですね。この市内だけではなく、全国的に大変な状況があります。それは介護保険が生まれて10年たって、年々改定、改定で、あの措置から介護保険料、お金を払って受けるという制度になってから、まさに社会福祉がここからどんどん後退して、そして介護保険そのものでもこの10年で後退していく。そして、安曇野市では27年度から要支援1・2が外に投げ出されようとしている。国は全国の反対の運動の中でそれはしないという方向に戻ったわけです。でも、安曇野市はこの間の質問の中でしていこうというわけです。 それだけではありません。今、全国のこの問題を議論している委員の1人からこの間はお聞きしました。名前は言いませんけれども、女性の方ですが、これからはこのデイサービスやこれがサテライト型になっていく。サテライト型になっていくということは、どんどん小規模が立ち行かなくなっていく。ですから、大きなところがまとめていく。こういう時代に入ろうとしている、この介護保険制度がですね。 そういう中で、デイサービスが本当に市が受けないで指定管理者に出していくことに意義があるんだろうか。そして、そこを充実させていかないでいいんだろうかという観点から、私はこの議案第147号から始まってずっと指定管理者のデイサービスについては異議ありという立場で、この議案第147号にも賛成できない旨を述べるわけであります。 ○議長(宮下明博) それでは、原案に賛成の討論はありませんか。 小松議員。 ◆14番(小松洋一郎) 14番、小松洋一郎でございます。 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市豊科デイサービスセンター)について原案に賛成の立場で討論をいたします。 今、反対者からも出ておりますが、議案第174号から第177号まで同じようなことだと思いますので、よろしくお願いします。 反対理由はサービスがうまくいっているのかというようなお話でございますけれども、もともと指定管理は業者による市場原理によるサービスの向上が図られ、効率的な経営や、それから業者の経営手腕が生かされ、管理経費の削減などが期待できるものであります。また、利用者である市民にとっても、開所時間の延長とか、自由にその設定ができるなど、利用者のニーズに即したサービスが効率的かつ弾力的に行えるため、市民益につながるものと考えております。 指定管理者の募集方法と選考方法についても、募集は公募方式により市内外から応募し、指定管理者審査委員会において厳正な審査が行われているわけであります。指定管理決定後は、先ほど同僚議員が申し上げているように、モニタリング評価などにより適切かつ確実なサービスが市民に提供されているか、こういった状況把握は行政部門にもお願いをしておきたいなと、こんなふうにも思っております。そういう意味で、そこがまた委員会等々でそういう内容のキャッチボールをできることを期待したいなと思ってます。 そんな以上の観点から、私は賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(宮下明博) ほかに討論はありますか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第174号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市豊科デイサービスセンター)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第174号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第175号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市三郷デイサービスセンター)に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 議案第175号について討論するわけであります。これは議案第177号まで出してありますので、同じ考えでございます。先ほども介護保険によってサービスが行き届くようになっているのかと。基本的には全国的に同じ状況です。しかし、それは同じ状況でサービスが十分行っているということにはならないというぐあいに私は考えるからです。先ほど言われましたけれども、市場原理は競争原理であります。いかにして利益を上げていくかということになるわけであります。福祉に競争原理、市場原理は必要ない。福祉は行政が温かく見ていくということが基本だというぐあいに思います。 そして、デイサービスが自由に利用できる。これは利用者のために当たり前です。行政がやっても、社協がやっても当たり前のことです。ここがそもそもの福祉の大事なところなんですね。市民益になる。利用者の利益になる。ですから、先ほどの賛成討論者も言われましたけれども、こういうところに行政が温かく対応していけば、私は反対討論なんかしなくて済むんです。指定管理者に出すにしたって、よりよく出していくならば、指定管理者だってだめだということはないんですよという意味で、この点に討論に参加して反対討論とします。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第175号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市三郷デイサービスセンター)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第175号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第176号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市堀金デイサービスセンター)に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 堀金のデイサービスセンターでございます。年々充実させていただくというのが一番ありがたいわけでありますが、私も現場を知らないわけではありません。そして、ボランティアの皆さんも含めて幾つかの行事を行ったり、幾つかのボランティアの皆さんと協働したり、この現場は大変な思いをしています。そういうところに前回の指定管理者よりも今回のほうが温かく対応できる。職員が苦労しなくて済む。こういうところが福祉の原点であり大事だという立場で、私は堀金ですから、よく見てます、ずっと。この市になってからの違いもよくわかります。 そういう点から、安上がりの福祉でなく、こういうところに我々もどなたも利用せざるを得ない時代が来る可能性があるわけです。27%の高齢化率がこれでとまるということはないでしょう。高齢化率が30%、35%となった場合に、3分の1はここに御厄介にならざるを得ない、福祉関係のというところなんです。ですから、今からここでちびってやるんじゃなくて、ちゃんとした市の施策を持ってこういうところの1つ1つ対応していく、十分な。だから、政治的な施策は長期の展望とビジョンが必要なんです、福祉は。民生費はかかっていく一方になります、これは。どちらにしても。だから、政治的施策が求められるんです。 以上を述べまして、この点は賛成できない旨を述べます。 ○議長(宮下明博) それでは、原案に賛成の討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第176号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市堀金デイサービスセンター)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第176号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第177号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市明科デイサービスセンター)に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 これもずっとデイサービスのところで議論してきた議案第177号でございますけれども、私、社会福祉協議会の存在は、一番初めのところでも言いましたけれども、非常に重要だというぐあいに考えております。そして、社会福祉協議会とのおつき合いもさせていただいたわけですし、また現場もたくさん見させていただきました。この14年間。そういう意味で、ここの点が充実されることが安曇野市の福祉の原点になっていくだろうというぐあいに考えるわけです。こういうところに行き届いたサービス、そして仮に私、指定管理者を全部否定するわけじゃないんです。ここが充実されていけばいいんです。そこの職員がやっぱりやりやすくなっていく。そして、それを享受する皆さんがよくなっていけばいいことなんです。そこに同じような形で指定管理者に出されていくということに問題があるわけなんですね。という点で、ここの社協も充実し、そして安曇野市の福祉が充実していくという立場から、この問題には賛成できないと、こういう状況ではということで、私の意見を述べさせていただきます。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第177号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市明科デイサービスセンター)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第177号は原案のとおり可決されました。 次に、ただいま議題となっております議案第178号、議案第179号の以上2件については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結いたします。 これより議案第178号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市三郷福祉センター安曇野市三郷屋内ゲートボール場)、議案第179号 公の施設の指定管理者の指定について(安曇野市長峰山森林体験交流センター)の以上2件の議案を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第178号、議案第179号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第180号 公の施設の指定管理者の指定について(臼井吉見文学館)に反対討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番でございます。松澤です。 この委員長報告を見ますと、特に異議なく賛成多数ということは、全員賛成とは違うので、意見があったんだろうというぐあいに、討論されたんだろうというぐあいに委員長報告から受けるわけであります。 この臼井吉見館でございますけれども、この隣にあるわけですが、小説「安曇野」で私たち安曇野の先人を描いて世に出したと言ってもいい点がたくさんあります。そしてまた、名称的にも安曇野市になるんですね。この点でも合併のときの名称でも大きな寄与をしたんではないかというぐあいに考えております。 このような事業は、逆に自治体が誇り、責任を持って市民に対応していくということの施設として私は重要だと。堀金出身者だからということではなくしてですね。この前回までの評価を聞きますと、Cだったというぐあいにお聞きするわけですが、しかも前回の指定管理者の聞くところでは、半数の人たちが今度新しい組織をつくって、そして「ほたるぶくろ」の会ですね、その運営する皆さんがどういうことで分かれたかわかりませんけれども、人数が減って、新しい組織をつくって、ここで指定管理者を受ける。ここに若干の疑問を感ずるわけであります。 また、こういう先人の評価継承、顕彰という活動は大事ですし、郷土の誇りにすべきものであります。貞享義民も初めとしてですね。そういう意味でここに積極的な指導をして、支援をしていく必要があると思いますけれども、こういう関係の団体がどんどん小さくなって、そしてそこに指定管理者にしていく。新しい組織をつくって、大きな組織で強力な組織をつくっていくのはいいんです。私もこの吉見の会に入ってますので、それぞれの記念行事には出たり、援助したり、いろいろしているわけでありますけれども、そういう意味では大事な行事をしています。でも大変なんですよ。こういうところを指定管理者にしていくことに私は疑問を持ちます。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議題のうち議案第180号 公の施設の指定管理者の指定について(臼井吉見文学館)を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第180号は原案のとおり可決されました。 次に、ただいま議題となっております議案第181号から議案第183号までの以上3件については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結いたします。 これより議案第181号 市道の廃止について、議案第182号 市道の認定について、議案第183号 松本広域連合の処理する事務の変更及び松本広域連合規約の変更について、以上3件の議案を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第181号、議案第182号、議案第183号は原案のとおり可決いたしました。 続きまして、請願第11号 三郷公民館講堂反響板設置について質疑に入ります。 質疑のある方ありますか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 御質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 ただいま議題となっております請願第11号については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結いたします。 これより請願第11号 三郷公民館講堂反響板設置についてを採決いたします。 委員長の報告は採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、請願第11号は採択されました。 続きまして、請願第12号 特定秘密保護法制定をしないことを政府に求める請願について質疑に入ります。 質疑ありますか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 御質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 請願第12号に賛成討論の通告がありますので、発言を許します。 21番、松澤好哲議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 この問題は総務委員会でも相当議論をいたしました。また、委員長もそうですが、総務委員会のところで私も議長が参加しておりましたので、提案して昨日の議員間討論というところになった重大な問題です。そういう意味では、これが私85年と言うんですが、歴史的な戦後の大問題と言わざるを得ないし、問題で済まされる問題ではない。これは特定の人だけでなくて、全部が全国民がここに関係してしまうという重大な法律でございます。 この特定秘密法に賛成した人はこの特定秘密法で共謀罪や強要や煽動罪に問われないかということはないんですよ。賛成した人もこれにひっかかる。そして、宗教団体も宗教家も、これはクリスチャンとか日蓮宗とか関係なく、政治活動をしている人だけじゃないんですね、全部。これは世界の歴史から見ても、何回も世界の歴史でありました、近代の中でも。日本でもあったわけであります。こういう希代の悪法というぐあいに今マスコミは言ってますけれども、まさにこの悪法です。 そして、この請願の今国会というような問題がありますけれども、実際の内容は法案が決められて進んでいくわけであります。何と何が秘密か。その秘密がわからない。わからないから、これを秘密だと言えば秘密になってしまうという恐ろしき法律です。ですから、憲法に保障された21条の知る権利が保障されなくなるということで、60%以上の人たちが審議の模様も入れるならば、8割の人が疑問あり、問題ありというものが一気に出されたということがあります。 先ほど言いましたように、知らぬ間に話し合っていたら共謀になる。他人に勧めたら強要になる。大勢の人にちょっと呼びかけたら煽動になる。市長、この問題出せ、出せと3回ぐらい言ったら、私も後ろから公安が来て連れていかれる可能性がある。前にいるかもしれないですね、戦前だったら、そこにいるわけですから。そういう状況になる。弁護士とも話を聞きましたけれども、裁判に行くのに検事に具体的にどうだこうだと聞いたら大変になっちゃう。そして、裁判官がそれを聞いたら、もう言えなくなってくる、知る権利ですから。こういう公正な裁判も行われない。いつの間にか公安によって知らない間に監視されていく。この間の集会を監視したかどうかは別として、そういうことが起きてくるわけですね。 そして、これはいつか来た道。日本の自衛隊が海外で戦争できる。そのための口どめをしていく。知らせない。だから、結局戦前の戦争も大本営発表ということで信じ切っていたわけですよ。だからああいう悲惨な戦争になっていった。入り口は口封じです。そして、知る権利を奪っていったことです。そういう意味からいって、この先ほど言った今国会の問題はあるにしても、この問題は何としても請願を通して、そして市長の言うように世論でこの問題を葬っていかなければならないというぐあいに考えるわけです。 ですから、この請願には私は賛成するわけであります。 ○議長(宮下明博) 次に、本件に反対の討論はありませんか。 坂内議員。 ◆2番(坂内不二男) 2番、坂内です。 請願第12号 特定秘密保護法制定をしないことを政府に求める請願について反対の立場で討論を申し上げます。 当市議会の運営のために幾つかのルールがありまして、その1つに市議会先例があります。この先例に請願や陳情に関することが定められておりまして、第73項に請願や陳情の採択、不採択の判断基準が設けられております。この判断基準では、採択すべきものとは、願意が妥当であり、かつ実現の可能性があると認められるものであります。また、不採択とすべきものは、願意が適当でないもの。また、願意が適当であっても実現の可能性が認められないものとなっていまして、実現の可能性が認められるか、認められないかが大きな判断基準となっているのが現状であります。 今回の請願は、請願事項として、今国会で審議されている特定秘密保護法に関する法律の制定をやめることを求めることの市議会での決議と意見書の提出であります。総務常任委員会の開催されました12月13日現在では、特定秘密の保護に関する法律が既に衆参両議院で可決され、公布をされそうな情勢の中での判断でありました。 請願の趣旨は理解できるものでありますが、請願事項であります今国会で審議されている法律の制定をやめること、このことについては既に衆参両議院で可決された後であり、国会も閉会をしていましたので、判断基準である実現の可能性において、苦渋の選択ではありますけれども、不採択として判断せざるを得なかったというのが実情であったというふうに思います。 現時点での議会運営に関しますルールに沿って、審議時点での情勢の中での判断でありましたので、私はこの請願に反対をするものであります。 以上であります。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の討論はありますか。ありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより請願第12号 特定秘密保護法制定をしないことを政府に求める請願について採決をいたします。 委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決をいたします。 原案について採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立少数) ○議長(宮下明博) 起立少数であります。 よって、請願第12号は不採択と決しました。 続きまして、陳情第5号 安曇野市穂高牧地区所在の放置建物に関する陳情書について質疑に入ります。 この件につきまして質疑ありますか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 御質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております陳情第5号については、期限までに討論の通告がありません。 よって、これにて討論を終結いたします。 これより陳情第5号 安曇野市穂高牧地区所在の放置建物に関する陳情書について採決いたします。 委員長の報告は採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、陳情第5号は採択されました。--------------------------------------- △議案第184号の上程、説明、採決 ○議長(宮下明博) 次に、追加議案の審議に入ります。 日程第2、議案第184号 安曇野市等公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(宮澤宗弘) 議案第184号 安曇野市等公平委員会委員の選任について。 下記の者を安曇野市等公平委員会委員に選任したいから、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 住所、安曇野市穂高北穂高2276番地15。 氏名、和田 博、昭和23年11月15日生まれ。 住所、安曇野市明科七貴5814番地6。 氏名、唐澤武志、昭和18年8月20日生まれ。 住所、安曇野市豊科高家3652番地2。 氏名、曽根原幸人、昭和17年1月9日生まれ。 本日提出、市長名であります。 よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下明博) お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事案件でございます。先例により、質疑、委員会付託及び討論を省略して採決したいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御異議なしと認めます。 よって、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。議案第184号 安曇野市等公平委員会委員の選任については、原案のとおり同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第184号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。--------------------------------------- △議案第185号の上程、説明、採決 ○議長(宮下明博) 日程第3、議案第185号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(宮澤宗弘) 議案第185号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。 下記の者を人権擁護委員として推薦をしたいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。 住所、安曇野市豊科田沢5447番地。 氏名、藤原和子、昭和18年5月20日生まれ。 本日提出、市長名であります。 よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下明博) お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、人事案件でございます。先例により、質疑、委員会付託及び討論を省略して採決したいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御異議なしと認めます。 よって、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決をいたします。 お諮りいたします。議案第185号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、原案の者を適任とすることに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議案第185号は原案の者を適任者と決定をいたしました。--------------------------------------- △議員提出第17号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮下明博) 次に、議員提出議案の審議に入ります。 日程第4、議員提出第17号 安曇野市特別職の職員等の給与等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案者からの提案説明を求めます。 小松洋一郎議員。     (14番 小松洋一郎 登壇) ◆14番(小松洋一郎) 14番、小松洋一郎でございます。 議員提出第17号。 本日提出、安曇野市特別職の職員等の給与等に関する条例の一部を改正する条例。 地方自治法第112条及び安曇野市議会会議規則第14条の規定により、安曇野市特別職の職員等の給与等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり提出する。 安曇野市議会議長、宮下明博様。 提出者、安曇野市議会議員、小松洋一郎。 賛成者、安曇野市議会議員、松澤好哲、同一志信一郎、同黒岩豊彦、同荻原勝昭、同内川集雄、同小松芳樹、同濵 昭次。 提案理由、本市の一般職の職員の給与については、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律に基づく国家公務員の給与減額支給措置を踏まえ、各地方公共団体において速やかに国に準じて必要な措置を講ずるよう要請を受け、関係条例を改正し、この10月から減額されております。また、常勤の特別職である市長、副市長及び教育長の給与についても、この11月から減額されております。 この10月に議員選挙が執行され、第3期の安曇野市議会の体制が整い、この議員報酬の減額について協議した結果、一般職の職員及び常勤の特別職の職員とともに、議員報酬についても減額を行うこととし、平成26年1月から同年3月までの間における議員報酬月額の減額を提案するものです。減額の率については、他の市議会の状況や減額期間等を考慮し、議長10%、副議長8%、議員5%とするものです。 別紙、安曇野市特別職の職員等の給与等に関する条例の一部を改正する条例。 安曇野市特別職の職員等の給与等に関する条例(平成17年安曇野市条例第40号)の一部を次のように改正する。 附則に次の1項を加える。 (平成26年1月1日から平成26年3月31日までの間における議会の議員報酬月額の特例) 6 平成26年1月1日から平成26年3月31日までの間における議会の議員報酬月額は、第6条第1項の規定にかかわらず、議員報酬月額から、議長にあっては当該議員報酬月額の100分の10、副議長にあっては100分の8、議員にあっては100分の5に相当する額を減じて得た額とする。 附則、この条例は平成26年1月1日から施行する。 以上でございます。 ○議長(宮下明博) これより議員提出第17号について質疑に入ります。 質疑ありますか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出第17号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。 ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議員提出第17号 安曇野市特別職の職員等の給与等に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議員提出第17号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出第18号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮下明博) 日程第5、議員提出第18号 ホテル・旅館等建築物の耐震化の促進に関する意見書を議題といたします。 提出者からの提案説明を求めます。 内川議員。     (18番 内川集雄 登壇) ◆18番(内川集雄) 18番、内川集雄です。 それでは、議員提出第18号。 提出は本日付でございます。ホテル・旅館等建築物の耐震化の促進に関する意見書。 地方自治法第112条及び安曇野市議会会議規則第14条の規定により、ホテル・旅館等建築物の耐震化の促進に関する意見書を別紙のとおり提出する。 安曇野市議会議長、宮下明博様。 提出者、安曇野市議会議員、内川集雄。 賛成者、安曇野市議員、宮澤豊次、同井出勝正、同増田望三郎、同竹内秀太郎、同小松洋一郎。 宛先、内閣総理大臣、財務大臣、国土交通大臣であります。 別紙のほうをごらんいただければと思います。 意見書の要旨でございます。 3・11東日本大震災以降、東南海トラフの巨大地震や首都直下型地震などが想定されております。被害想定においては、死者や建築物被害がこれまでの想定や東日本大震災を大きく上回る非常に厳しいものとなっております。住民も避難意識の高揚など対応が必要ですが、自治体においても可能な限り被害を最小限に抑止する防災・減災対策を早急に進めていく必要があります。 このような中、国会においても、建築物の耐震改修の促進に関する法律の一部を改正する法律が成立しました。法律では、ホテル、旅館等の建築物で床面積が5,000平方メートル以上の大規模なもの及び地方公共団体が指定する緊急輸送道路等の避難路の沿道の建築物などについては、建物の耐震診断の実施及びその結果を平成27年度末までに所管行政庁に報告することが義務づけられました。 現在、我が国の経済は穏やかに持ち直しつつありますが、温泉地の観光産業、特にその中核を担っているホテル・旅館等の経営環境等はなお厳しい状況にあります。地方自治体においては、住民の生命、身体、財産を守るため、耐震診断等に対する財政支援を行っているところでありますが、耐震化の一層の向上を図るには、その財源確保が不可欠であります。 よって、国においては、温泉所在地のホテル・旅館等の建築物の耐震化を迅速かつ円滑に推進をするために必要な財政支援措置の充実をされることを強く要望するものでございます。 以上、よろしくお願いを申し上げます。--------------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(宮下明博) この際、申し上げます。 本日の会議時間は午後5時までに終了しない見込みのため、あらかじめこれを延長いたします。--------------------------------------- ○議長(宮下明博) それでは、これより質疑に入ります。 質疑のある方、発言を許します。ありますか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出第18号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略をしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。 ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 討論を終結いたします。 これより議員提出第18号 ホテル・旅館等建築物の耐震化の促進に関する意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議員提出第18号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出第19号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮下明博) 日程第6、議員提出第19号 特定秘密保護法の適正な運用方法を早急に検討することを求める意見書を議題といたします。 提出者からの提案説明を求めます。 小松洋一郎議員。     (14番 小松洋一郎 登壇) ◆14番(小松洋一郎) 14番、小松洋一郎です。 議員提出第19号。 本日提出、特定秘密保護法の適正な運用方法を早急に検討することを求める意見書。 地方自治法第112条及び安曇野市議会会議規則第14条の規定により、特定秘密保護法の適正な運用方法を早急に検討することを求める意見書を別紙のとおり提出する。 安曇野市議会議長、宮下明博様。 提出者、安曇野市議会議員、小松洋一郎。 賛成者、安曇野市議会議員、内川集雄、同小松芳樹。 宛先、内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長。 別紙をお願いします。 特定秘密保護法の適正な運用方法を早急に検討することを求める意見書。 地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出します。 平成25年12月13日公布された特定秘密保護法は、「防衛」「外交」「特定有害活動の防止」「テロリズムの防止」の4分野に限定し、行政機関の長が「特定秘密」を指定し、漏えいした職員等に厳罰を科すというものです。 政府が安全保障の枠組みを強化し、諸外国と情報交換・共有を進めるためには、国が持つ情報を適切に管理し安易に機密事項が漏えいしない体制を整備する必要が高まっていることは十分に理解できます。 一方で、本法は特定秘密の定義と範囲が曖昧なために、公務員に限らず関係する民間人も対象にした罰則規定が盛り込まれるなど本法が報道の自由を制約する可能性があるとの指摘もされています。 また、本法には法曹界、マスメディア、文化・芸能人、広範な団体などから本法の問題点を指摘し反対の声明が発信され、今のところは、多くの世論調査で「反対」が「賛成」を上回っています。このため本法の適正な運用方法を早急に確立していくことが求められています。 よって、国会及び政府においては、特定秘密の指定における恣意性を排除し国民に安心感を与え、その適正な運用に資するため、独立した立場で特定秘密を検証する第三者機関の設置等の重層的な仕組みの具体的な内容について、本法の施行までに早急に検討し、国民へ説明責任を果たすことを強く要請します。 以上でございます。 ○議長(宮下明博) それでは、これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。 荻原議員。 ◆15番(荻原勝昭) 15番、荻原です。 ここに表現されている適正な運用方法というのは、具体的にはどのようなことを指すのでしょうか。お答えいただきたいと思います。 ○議長(宮下明博) 小松議員。 ◆14番(小松洋一郎) 14番、小松です。 適正な運用方法というのは、防衛関係とか、先ほど申し上げました4項目にわたる防衛、外交、特定有害、テロリズムもありますけれども、その4分野に関係いたしまして、非常に中身が詰まってないというか、一般市民にわからないと、こういうことでございまして、その中身をもっと明確にしていただけないかと、そういう趣旨でございます。 ○議長(宮下明博) 荻原議員。 ◆15番(荻原勝昭) 言ってることは、言葉の上ではそのとおりかもしれませんけれども、中身が何が秘密かがはっきりしてないと、秘密は際限なく指定できるような仕組みになっていると、こういう欠陥の条文であるわけですね。それはもう成立したわけです。そうすると、それをどうやってやるんですか。改正するんですか。あるいはきちんとした条文にして間違いがないようにするようにという、そういう表現にはならないと思うんですが、どうですか、その点は。 ○議長(宮下明博) 小松議員。 ◆14番(小松洋一郎) 14番、小松です。 確かに御指摘の点は多少わかるわけでございますが、今政府が約束している内容は、国民の知る権利を尊重すると言ってるんですけれども、その尊重する中身ですね、この辺のところを今政府はよくわかりませんが、近々にその内容をお示しするようなことも聞いております。そういった意味で、今私がこれこれこの件についてはこうだということは一々申し上げられないんですけれども、そのように受けとめております。 以上です。 ○議長(宮下明博) 松澤議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 関連です。この文章上、後でも議論しますけれども、かなり共感を得るところもないわけではありません。しかし、その方法ですね。じゃこの特定秘密法、この第1章から第2章、第3章、第4章、第5章、第6章、第7章、罰則、そして附則、そのほか別表まであるわけですが、これをどう変えたら国民に説明責任が果たせるんでしょうか。もうこれは決まっちゃったんじゃないですか。12月6日の11時30分に。決まっちゃったのを、じゃ皆さんこの案でどこをどう変えると言うんですか。不備であるなら、これは直す以外にないんじゃないですか。何をどうするかがわからないで、適正な運用だとか、説明責任を果たす。説明責任を果たすということは、これがいいということじゃないですか。違いますか。お聞きします。 ○議長(宮下明博) 小松議員。 ◆14番(小松洋一郎) 14番、小松です。 厳しい御指摘だと思いますが、私はこの何条かになっているこの原本を読みまして、なかなか一般国民として、市民としても、当然理解できないことが多々あると思います。この辺をやはり文章の中身といいますかね、これはどういうことを言ってるんだということをお示しいただけると、このように理解しております。 以上です。 ○議長(宮下明博) 松澤議員。 ◆21番(松澤好哲) もう1点質問します。先ほどちょっと私読んで、その他というところが36カ所出てくると思うんです、この1章から附則まで含めて。じゃこの36章のその他というのはどういうふうにお考えされているんですか。法律にその他なんていうことあるんですか。その他ということが拡大解釈してどんどん行ってしまうということなんですよ。法律には、総務委員会でもちょっと行政の担当者から言われましたけれども、経験ある人から、そこなんですよ。法律はそこないんですよ。法律を曖昧にしたら、何でも曖昧になっていっちゃう。法律は曖昧じゃないんです。私たち議員も法律をつくる人なんです、地方議会で。そういう人たちが曖昧なものを認めていっていいんでしょうか。つくって結果が出ちゃった。だから、後から説明責任を果たせばいいということなんでしょうか。その他の36についてもお聞きしたいんですが。 ○議長(宮下明博) 小松議員。 ◆14番(小松洋一郎) 14番、小松です。 ここまで突っ込まれますと、私もいかがかなと思うんですけれども、その他の項ということも、やはり先ほど申し上げたような内容になろうかと思うんですが、いずれにしても、国が定めてこれからしっかり中身のほうを国民に説明するという、定めたんですけれども、その中身を説明すると言ってるんで、そこはしっかりお聞きして、その次のステップでそういうことが可能じゃないかなと。今現在では、私としては国の定めたものであるから、しっかりその内容について説明をしていただきたいと、こういうことだけでございます。もしほかに賛成の方がいれば、御意見賜りたいところですが、私はそういう考えでございます。 以上です。 ○議長(宮下明博) 松澤議員。 ◆21番(松澤好哲) これで質問終わりますけれども、この特定秘密法は理解できないものである。多くの問題があり、不十分であるというぐあいに解釈してよろしいですか。
    ○議長(宮下明博) 小松議員。 ◆14番(小松洋一郎) 14番、小松です。 いや、それは国のあれですので、私としては特にわかりません。 以上です。 ○議長(宮下明博) ほかに質疑ありますか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出第19号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略をしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。 井出議員。 ◆4番(井出勝正) 4番、井出です。 今の議員さんたちの質疑をお聞きしまして、こういう意見書を出さざるを得ないような欠陥の法案であるからこそ、小松議員さんを初めこのような意見書を上げるべきだというふうに考えられたかと思うんです。適正な運用方法を早急に検討する。欠陥がある法案なのでこのような意見書になるわけで、小松議員さんの説明の中にも、このような分野に当たって特定秘密というか、そういうものはあっても当然だろうという意見もございます。この前の、昨日の全員協議会といいますか、検討委員会の中でもそういう御意見もありました。それを認めた上で、認めてもなお国のつくった法に欠陥があり、問題があるとするならば、このような法案だからこそ、あとは廃止するか撤廃してもらって検討してもらうと、国にきちんと。国民に不安が起きないようなものをつくってもらうと、そういう方向に持っていくべきではないでしょうか。そういう立場から、このような意見書に反対します。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。 ありませんか。 小松議員。 ◆19番(小松芳樹) 19番、小松芳樹です。 本案に対して賛成の立場で討論いたします。 私、昨日の段階で一応慎重な対応といいますか、意見書自体は出さなくていいんじゃないかなという方向もありました。ただし、いわゆる法律の解釈の適用の中で、昨日も話しましたが、21条の関係です。国民の知る権利の保障に資する報道または取材の自由に十分配慮しなければいけない。また、出版または報道の業務に従事する者の取材行為については、不当な方法によるものと認めない限りは、これを正当な業務による行為とするものとすると書かれております。先ほどこの提案の質疑の中で、どのようなのが適正な運用方法かと質問がありました。私はここの部分だと思います。こういう部分を適正に運用していく、そのための意見書であるので、私は今回賛成いたしました。 そして、もう1点は、一番最後に書かれております国民への説明責任であります。いわゆる世論調査では、確かにまだこの法に対しては反対の意見が多いというところで、やはりしっかりとした説明責任がなされてないという部分がありますので、今後、与党内においてもしっかりと説明責任を果たしていただいて、また特にプロジェクトチームを公明党は立ち上げておりますが、その中でも第三者機関を通じて、どのような第三者機関にするのか等も含めてしっかりと議論をしていただきたい、そういう要望を踏まえて、今回は意見書に対して賛成といたします。 以上です。 ○議長(宮下明博) それでは、次に、原案に反対の方の発言を許します。 小林議員。 ◆22番(小林純子) 22番、小林純子です。 議員提出第19号 特定秘密保護法の適正な運用方法を早急に検討することを求める意見書に対して反対討論をいたします。 意見書の内容については、重大な欠陥を持っているこの法について、私とも意見は変わりはございません。けれども、その対応として適切な運用方法を検討することでいいのかというところに大きな疑問があります。 一例を挙げれば、秘密指定をしたものは、それが国民の利益があるかないかにかかわらず、この秘密を守ることに専念してしまいます。国民の利益のために秘密を守るのではなく、自分たちの失敗を隠すために秘密を守ろうとする、そういう役人であるとか、政治家であるとか、こういった役目を担った人たちの陥る問題というのが必ずあります。これは個別の問題ではありません。こういう仕組みとして、必ずそういった問題が起こります。 ですから、この運用する人の裁量に期待するというような今回の意見書では、到底この法律、悪法に対して対抗することはできないと思います。どんな人が運用しても、国民の利益になるような法律にしなくてはいけないと思います。有識者会議とか、独立した第三者機関という設置が検討されていますけれども、実はどんなものであるかというのは、私この原発事故の対応で身にしみております。とても信用できるものではないという、これは国民の多くの皆さんも同じだと思います。 こういった観点から、このような重大な欠陥を擁したこの法律に対して意見書を上げるのであれば、廃止、撤廃といった観点で上げるべきと考えますので、こちらの適正な運用方法をという意見書に対しては反対をいたします。 ○議長(宮下明博) それでは、次に、原案に賛成の方の発言を許します。 内川議員。 ◆18番(内川集雄) 18番、内川集雄です。 私は今回、この提出に関して賛成の立場で意見を述べさせていただきます。 先ほど来いろいろ反対される方々の意見をお聞きする前に、私は日本国民として、まずこれは必要である。本来だったらこのようなものは出さなくてもいいという考えでございましたが、やはりいろいろ調べていきますと、これは出さなければいけない。先ほど来から聞いてると戦前のことを持ち出して、相も変わらず戦争回帰、いつか来た道論を述べたり、それから国家が信用できない。その前にちょっと立ち返ってみてください。私たちが海外へ行くときには、パスポートには日本国民として私たちを海外で守ってくれているじゃないですか。その日本国に対して信用できないなんていうことは毛頭言えないはずです。日本国がパスポートの中で保証して、海外の中で取材活動もでき、仕事もでき、観光もできる。それは当然のことじゃないですか。国家を信用しないなんて、そんなことは私はおかしいと思います。 また、大本営発表というようなことも出ておりました。相当当時、大本営発表に多くのマスコミの皆さんは大本営発表ということで記事を書いてました。それだったら、大本営の発表に対して、マスコミとしてこれは間違う、戦争はだめだと言い続けて書き続けたらどうなんでしょうか。そういう記事は私は見ていません。 ですから、私は日本国を信用しなければいけない。そんな思いでございましたが、ただ、実は若者たちのこれはJ-CASTニュースです。の中のインターネット上で見たら、国でもって特定秘密法案が通ったことに賛成するという意見も多うございました。よくわかってない国民が多うございます。ですから、私はそういう意味も含めて、やっぱりしっかり国民に対して説明責任をしなければいけない。 それともう一つは、有名な精神科医のこれはインターネットでつぶやいたあれです。秘密法案に反対している人たちがみんな嫌いだ、嫌いだと言う法律ですから、きっといい法律じゃないんでしょうかという意見もネットで見られると。だから、反対する人たちに対して逆効果な結果が出ているんじゃないでしょうかというようなこともつぶやいていることがあります。 ですから、私は日本国民にもう少し知ってもらわなければいけない。そういう意味で、これは適正な運用をしながら、やっぱり国民に説明責任を果たしていただきたい。そういうことで提出することに賛成をいたします。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に反対の方の発言を許します。 猪狩議員。 ◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩久美子です。 この特定秘密保護法の適正な運用方法を早急に検討することを求める意見書に反対の立場で討論をいたします。 この意見書の内容については、私も非常に同感するものでもあります。しかし、この第三者機関の設置等というところで、ちょっと私も気になりますし、適切な運用という文言にも気になるものがありますので、これについて述べたいと思います。 政府はこうしたチェック機関を複数設けるというようなことを打ち出してきております。また、こうしたここにもありますような第三者機関の設置ということも言われているわけですけれども、官僚の身内の組織であったりするものもありますし、一部そうやって第三者機関ということで外部の方たちで構成する組織もあるわけですけれども、果たして何が秘密かわからないような法律の中身ですね、秘密に果たして触れることができるのでしょうか。この中身に触れて審議できるのでしょうか。これは中身に触れるようなことはできないと私は思っております。中身がわからないのであれば、適正に運用などもとてもできるものではありませんし、またこの法律の危険な本質というのは何ら変わりはないと思っております。 ですので、この適正な運用ということはあり得ず、廃止しかないと考えて、この意見書には反対をいたします。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。 松枝議員。 ◆1番(松枝功) 1番、松枝です。 特定秘密保護法の適正な運用方法を早急に検討することを求める意見書に賛成の立場で討論いたします。 まず、この意見書ですけれども、基本的には先ほど総務委員長の報告にありましたように、今議会に提出された請願、先ほど不採択になったんですけれども、それについて不採択するに当たり、やはり安曇野市議会として意見書を出そうということで、市議会として出すということで発案されたものでございます。 いろんな御意見ありますし、懸念、危惧があることは承知しております。ただ、私は比較的こういう問題、なるべく単純に率直に考えようといつも思っているわけでございますが、その意味で、私はこの法律自体の第1条にございます目的については賛成をいたしておる次第です。そして、この法律は既に公布になっているという現実があります。その中で、この法律について欠陥があるという御指摘が今までなされておりますけれども、確かに不十分なところはあらを探すような読み方をすれば出るかもしれませんが、私は国の専門家がつくり、きちんと議論がされて公布された法律でございますので、ある意味きちんとした法律になっているという認識はしております。 そして、私ども法治国家日本がつくってきたのは、こういった法律の不備とか、そういったものは確かにあったかもしれないけれども、そういう中で公務員が陥ったわなみたいなものもあったかもしれません。しかし、それをきちんと法律を改正するなどしてこの法治国家が成り立っているわけです。そういった私は国を信頼する中で、安曇野市議会の議員として今どうすべきかということを考えた場合には、やはり意見書を出すということは賛成です。そして、その意見書の趣旨としましては、やはりこの法律の適正な運用方法を早急に確立していくこと、そして説明責任をきちんと国に求めていくこと、これが私どもが意見書として国に提出する内容であろうし、この辺が私どもの責務だろうと思います。 その内容で、私はこの意見書に賛成したいと思います。 以上です。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に反対の方の発言を許します。 増田議員。 ◆8番(増田望三郎) 8番、増田です。 私は国の政治も地方の政治も信頼が大前提だと思っています。その意味で、現在の国の政治に対して私は信頼感を持っておりません。これはとても残念で悲しいことです。自己否定にもつながります。しかし、福島原発の汚染水の対応について、安倍首相は問題ないとオリンピックの誘致のためにそう発言しました。しかし、実際は汚染水は海にどんどん流れていた。そして、今回の国会での強行採決、十分な議論をした上で数の力で決めていくならばいざ知らず、その進め方がないままあのような形で採決したことに対しては、私は看過できません。信用できません。一度この法案を廃止にし、国民も納得する形で国が守らなければいけない情報は何なのかということを明確に議論した上で、それをまた守る法律をつくればいいという思いです。まず廃止ありきということで意見を述べたいと思います。 以上です。 ○議長(宮下明博) それでは、次に、原案に賛成の方の発言を許します。 中村議員。 ◆11番(中村今朝子) 11番、中村今朝子でございます。 私はこの特定秘密保護法の適正な運用方法を早急に検討することを求める意見書に対しまして賛成の討論をさせていただきます。 本来、特定秘密保護法は国の安全と国民の生命、身体、財産を守るために必要な情報だけを特定秘密として指定し、それを政府内で保護、活用する法律となっております。しかし、まだ国民の皆様、私も含めてですが、わからない部分、不安に思っている部分がたくさんありますので、ぜひとも国民への説明責任をしっかり果たしていただきたく、今回のこの検討することを求める意見書を提出させていただくものでありますので、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に反対の方の発言を許します。 松澤議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 先ほど提案者の説明をお聞きしましたし、そして私もこの質問をしたわけであります。この提案された幾つかの点に私も賛意を表するものです。一方、本法は特定秘密の定義と範囲が曖昧なために、公務員に限らず関係する民間人も対象にした罰則規定が盛り込まれるなど本法が報道の自由を制約する可能性があると指摘もされています。先ほど21条のことを言われた人もいますけれども、皆さんの賛成していることはこう書いてあるんですね。これ21条のことです。 また、本法は法曹界、マスメディア、文化・芸能、広範な団体などから本法の問題点を指摘し、反対の声が発信され、今のところは多くの世論調査で反対が賛成を上回っています。まさにそのとおりです。だとするならば、適正な運用ではなく、これは廃案にして戻して審議するしかないんじゃないんでしょうか。 そしてまた、国民が安心感を与え、わざわざ書いているわけです。これはこの特定秘密法は安心を与えないから書いてあるんです。読めば。与えないから、説明責任を果たしてもらいたい。ということは、これは不十分で理解できないということなんですよね。だったら廃止しかない。しかも質問したらわからない、理解ができない、不十分だと。だったらこれは責任を果たすよう要請するとかいうことじゃなくて、もともとの案がだめだということを言ってるんじゃないですか。だったら廃止するしかないと。私はそういう意味で、この案には、特定秘密法も不十分で理解できないし、秘密というのが秘密がわからない。この文章も不十分でわからないと説明者が言っている以上、わからないし、理解できないし、不十分だったら不十分にしかならないということだと思うんです。 そういう意味で賛成できません。もうちょっときちっとしたことが大事だと思いますし、書かれることが。議会ですから。そして廃止しかないと。この文章を読んでも廃止しかないと言わざるを得ません。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。     (「なし」の声あり) ○議長(宮下明博) ほかに討論はありませんか。 荻原議員。 ◆15番(荻原勝昭) 15番、荻原です。 先ほど小松芳樹議員のほうで知る権利の関係ですが、知る権利には配慮と、そしてまた著しく不当な方法でなければ取材行為は処罰しないということで、これは安心だというようなことを言っていますが、余りにもこれは漠然としていて用をなさないというのがこの場合の条文からの受け取りなんですね。 ですから、知る権利は憲法の21条の表現の自由がもとであるわけですけれども、そうしたことを保障してないと。そしてまた、取材した者も罰せられる可能性もありますよと、報道したのも罰せられる可能性がありますよということは、また石破幹事長も言いました。二度目の発言ですけれども、そういうように言っているわけですね。ですから、これはそういうように条文に配慮するとか、処罰しないとかというように書いてあるけれども、実際的には用をなさない、そうしたことだというように私は理解しております。 そしてまた、そのような問題であればこそ、この適正な運用方法を早急に確立というのと、そしてまた、特定秘密を検証する第三者機関というようなことを書いてあるわけですが、もともと問題のある条文の本文を適正な運用をするということはほとんど不可能だというように私は思います。言葉の上では適正な運用という言葉はあるでしょうけれども、条文の内容からすれば適正な運用は不可能です。欠陥の多いそうした基本的人権、あるいは平和主義等を侵す、そうした内容であるということからすれば、この適正な運用方法ということでは私は不十分だと思います。やはりこれは廃止しなければいけないという方向で進めていくべきではないかというように思います。 いろいろとこの中に上がっている根拠等からすれば、最後の段階での詰めといいますか、行動を求めることについて私は不十分だと思うので、反対をいたします。 ○議長(宮下明博) それでは、ほかに討論ありますか。     (「なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 討論を終結いたします。 これより議員提出第19号 特定秘密保護法の適正な運用方法を早急に検討することを求める意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議員提出第19号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出第20号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(宮下明博) 続きまして、日程第7、議員提出第20号 特定秘密保護法廃止を求める意見書を議題といたします。 提出者からの提案説明を求めます。 増田望三郎議員。     (8番 増田望三郎 登壇) ◆8番(増田望三郎) 8番、増田です。 議員提出第20号。 本日提出、特定秘密保護法廃止を求める意見書。 地方自治法第112条及び安曇野市議会会議規則第14条の規定により特定秘密保護法廃止を求める意見書を別紙のとおり提出する。 安曇野市議会議長、宮下明博様。 提出者、安曇野市議会議員、増田望三郎。 賛成者、安曇野市議会議員、小林純子。同荻原勝昭、同猪狩久美子、同井出勝正、同松澤好哲。 宛先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣。 別紙をお願いします。 特定秘密保護法廃止を求める意見書。 地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出します。 去る12月6日深夜、特定秘密保護法が国会で可決されました。 しかし、この特定秘密保護法は「何が秘密かも秘密」というものです。政府が秘密と判断すれば秘密、行政機関の長が秘密事項は指定でき、秘密の範囲は拡大される恐れがあります。公務員のみならず一般市民までもが処罰の対象となりうる中身です。多くの国民のなかに批判と不安がたかまっています。 また、日本国憲法で保障される国民主権や国民の知る権利など基本的人権が侵されることになります。 マスコミの取材や報道の自由が奪われ、国会議員の監視や調査、チェックや発言が制限されるとするならば、国権の最高機関である国会が機能を果たせず、日本の民主主義は危機に瀕することになります。 多くの国民が反対の声を上げ、日本弁護士連合会、学者、表現者、ジャーナリストなど、各界で活躍する人々や団体が、特定秘密保護法の廃止を求めています。 もともと、強行採決で無く慎重審議をすべきでした。安曇野市長も深く憂慮しています。安曇野市議会特定秘密保護法を廃止するよう求めます。 以上でございます。 ○議長(宮下明博) それでは、これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。 藤原議員。 ◆17番(藤原陽子) 17番、藤原です。 ただいま廃止をする意見書でございますが、これに関しまして、廃止にされた後はどうなるかはお示しになってませんもので、国家機密はどのように守っていかれるかお示しください。 ○議長(宮下明博) 増田議員。 ◆8番(増田望三郎) まず、現状の法律でこれまでもやってきたわけですので、それをしっかりと使っていくということが1つ。それでも足りないならば、改めてどういう情報があり、どうすればそれを保護できるのかということを改めて話し合えばいいと思っています。 ○議長(宮下明博) ほかに質疑ありますか。 小松議員。 ◆19番(小松芳樹) 19番、小松芳樹です。 提出者にお伺いします。先ほど議員提出第19号により特定秘密保護法の適正な運用方法を早急に検討することを求める意見書が可決されました。議会の運営上、先に提出したというか、提出順番でこのような審議になったわけです。これについて、その次にこのように廃止を求める意見書を出されました。これが今から審議されるわけですけれども、この段階でまず1点これを取り下げる意思はあるのかどうか。ないですね。ないというのであれば、この意見書を今から審議する意義はどういう意義があるのかお教えいただきたい。 それともう1点、一番最後に書かれている安曇野市議会特定秘密保護法を廃止するよう求めます、この意味がよくよく読むとよくわかりませんので、この部分をもう1回御説明願います。 ○議長(宮下明博) 増田議員。 ◆8番(増田望三郎) 大事な案件ですので、何度でも話し合えばいいと私は思っています。 最後の1文、安曇野市議会特定秘密保護法を廃止するよう求めます。わかりませんかね。議会としてということですね。     (発言する声あり) ○議長(宮下明博) 松澤議員、私語は慎んでください。 ◆8番(増田望三郎) 安曇野市議会としてということです。 ○議長(宮下明博) ほかに質疑はありますか。 藤原議員。 ◆10番(藤原正三) 10番、藤原です。 この意見書について提案者に質問いたします。仮に市議会で廃止の意見書を提出した場合、その後廃止の手続ですね、どういったことが予測されるかお答えいただきたいと思います。 ○議長(宮下明博) 増田議員。 ◆8番(増田望三郎) すみません。質問の確認なんですけれども、議会としてどういう手続を踏むかということですか。 ○議長(宮下明博) 藤原正三議員。 ◆10番(藤原正三) 藤原です。 これが参議院、衆議院、あるいは内閣総理大臣宛てに出された後、国政のほうで廃止の手続がどのようにこの直近で行われるか、どう予測されるか、それをちょっとお答えいただきたいと思います。 ○議長(宮下明博) 増田議員。 ◆8番(増田望三郎) 申しわけありません。ちょっとそこまで認識しておりません。 ○議長(宮下明博) 藤原正三議員。 ◆10番(藤原正三) 藤原です。 提案したところが、その先が見えないということであれば、提出しても無力であるということになります。適正な運用を求めていくというほうが継続的であろうかと思いますので、この意見書にもし予測性があればそれを。 ○議長(宮下明博) 藤原議員、討論でもう1回お願いします。質疑でありますので。 ◆10番(藤原正三) 予測性を説明していただきたいと思ったんですが、できないと思うので。 ○議長(宮下明博) ほかにございますか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) なければ、御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出第20号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。 藤原正三議員。 ◆10番(藤原正三) 10番、藤原正三です。 先ほどの続きになってしまいますが、廃止の意見書を提出した結果が何も手続が進まないということであれば、意見書を提出しても無駄であり無力であるということです。適正な運用というのは、法に不備があるということが出ておりますけれども、最初に制定され施行された法は、そのほとんどは不備と感じるものではありますけれども、この中に本法もそうですけれども、21条に詳細なものについては施行令で政令で定めるということであります。ですから、その政令が適切なものであるのかどうか、国民にとってどういうものであるか、見えるのか見えないのか、その辺まで監視しながらいくことができるという意味では、適正な運用を求める意見書ということで継続性のあるものを提出すると。 したがって、廃止を求める意見書については提出は反対であります。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。 小林議員。 ◆22番(小林純子) 22番、小林純子です。 議員提出議案第20号 特定秘密保護法廃止を求める意見書に賛成討論をいたします。 まず、先ほどの藤原議員の反対討論に関してですけれども、廃止を求めるということです。これは廃止を求める声が全国津々浦々から上がっていけば、国会で与党か野党かわかりませんけれども、当然ながらその声に押されて法律の廃止の案が上がってくるはずです。そうしたことについて、これは決して無意味な意見書ではないということで、最初に申し上げて私の討論に入りますが、日本が国家安全保障上秘密にしなければならないことは当然あると思います。しかし、国家の安全保障のためという目的をはるかに超えた曖昧で広範な裁量権を認めてしまってよいのでしょうか。国民の知る権利はどこまで守られるのか、秘密の範囲や秘密指定、解除に関する懸念など、十分とは言えない法案審議の中からでも多くの疑問点が出てきました。国民が不安、不信を感じるのは当然のことだと思います。 さて、この法案が提案され、成立するきっかけになったこととして、1つのエピソードがあります。これは2001年の9・11同時多発テロ事件の際、外務大臣であった田中真紀子氏がアメリカからの機密情報を記者団にしゃべってしまったという、この事件です。政府の要職につく者の危機管理意識のレベルが低過ぎるということに起因して、この法律が準備されたという、こういうエピソードですが、そうであるとするならば、既にある法律の不備を見直せば事足りることです。 ところが、この特定秘密保護法は国家安全保障会議設置とセットで進められたことでも明らかなように、一般的な秘密の保全というよりは軍事的な側面が強いものです。テロ対策として一般人をも監視対象となることや、共謀、教唆だけで捜査を可能としています。思い起こせば、昨年4月に公表された自由民主党の日本国憲法改正素案には、国防軍の創設とともに、この機密保持法制の整備が明記されていました。秘密保護法の制定は政府与党自民党の軍事大国化を目指す流れの中で、かねてから制定が熱望されていたものでした。気づくのが遅かったと私自身悔やんでおります。この国の形を変えるほどの法案にもかかわらず、余り関心を持ってこなかったことを反省しています。 しかし、想像力を働かせてみてください。国を左右する大きな出来事について、国から何も知らせられないとしたら、突然ある日いきなり戦争が起こったり、原発事故が起こったり、理由もわからずに逮捕されたりするかもしれない。特定秘密保護法はそういう危険をはらんだ法律です。そんなことはあり得ないと言う人は、国民の耳と口を塞ぎ、戦争へと突き進ませた治安維持法を思い出していただきたい。政府は思いのままに解釈を拡大し、取り締まりを強化し、数々の弾圧を生んだその歴史に学ばなければなりません。何が秘密なのか秘密である、この言葉がこの法案の全てを象徴しています。 また、国会審議から強行採決に至るまでの過程は、民主主義の崩壊、破壊の何ものでもなく、空恐ろしいものを感じました。特定秘密保護法は廃止するしかありません。 よって、特定秘密保護法の廃止を求める意見書提出に賛成の討論といたします。 ○議長(宮下明博) 次に、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) ほかに討論。 松澤議員。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 ほかに討論というので賛成討論します。 さっきの適正な運用を早急に検討するというのは可決をされたわけであります。この中で、不備がいっぱいあったわけですね、この出す中で。それは不備があるということは、この法案でなく法律が不備だったということなわけです。不備なものを法律にしておくことはあり得ません。国際法上もあり得ないわけです。そういう世界に向かっても法律として体をなさないものを法律にして、そして不備な点は後から直せばいいじゃないか、説明させればいいじゃないかということでこの議会は、森大臣は行ったり来たりしたんです、答弁が。 その裏には何があったんでしょうか。これは信毎の11月13日号に載っているんですが、特定秘密の4分野の担当省庁、分野では、防衛は防衛省、外交は外務省です。スパイ活動防止、テロ活動防止、警察庁、公安調査庁、ここがこの法律の裏にあったから、森法務大臣が行ったり来たりする。毎日報道が変わっていっちゃう。答弁が変わっていっちゃうという状況が生まれたんです。公安警察の肥大化のおそれというぐあいに信毎が書いてます。そのとおりなんですね。 こういうところに防衛や外交じゃなくして、国民の知る権利や発言する権利や、こういうものの先ほど出た憲法21条が侵されていくということがここに書かれているわけなんですよ。この曖昧な中に。しかも36というその他ということで、どんどん拡大解釈されていってしまうということなんです。 これはいつか来た道と言われましたけれども、そのとおりです。いつか来た道なんです、これは。ジャーナリストが反対すればよかったじゃないかと言われましたけれども、反対したら投獄されて殺されてしまったんですよ、戦前は。そこなんです。それが治安維持法なんです。じゃ戦後どうしたかというと、この治安維持法は、決めた法律は内容を変えていくことはできないわけではありません。明治憲法は変えました。治安維持法は変えました。国民の世論で時代が変われば変わるんです。それが市長の言った世論だと思うんですね。 そういう意味で、今国民はこの先ほどの適正な運用を出された中でも、反対が上回っているというわけじゃないですか。反対が上回っているなら、反対して廃案にして、そして入り口からやり直す。今の法律の不備を直せばいい。そういうところにあると思うんですね。ですから、この議会として、議会人として廃止をするということは当然の道だというぐあいに考えるわけです。ですから、当然の道をこの議会も当然として歩み、そして国民の信頼を得ていく、あるいは市民の信頼を得ていく議会にすべき必要があるということで、この提案されました特定秘密保護法廃止を求める意見書に賛成するものであります。 ○議長(宮下明博) ほかに討論はありませんね。     (発言する声なし) ○議長(宮下明博) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより議員提出第20号 特定秘密保護法廃止を求める意見書を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (起立少数) ○議長(宮下明博) 起立少数であります。 よって、議員提出第20号は否決されました。 この際、お諮りいたします。ただいま意見書等が可決されました。その字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御異議なしと認めます。 よって、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。--------------------------------------- △議員提出第21号の上程、説明、採決 ○議長(宮下明博) 日程第8、議員提出第21号 議員派遣についてを議題といたします。 提出者からの提案説明を求めます。 小松洋一郎議員。     (14番 小松洋一郎 登壇) ◆14番(小松洋一郎) 14番、小松洋一郎です。 議員提出第21号。 本日提出、安曇野市議会議長、宮下明博様。 提出者、安曇野市議会議員、小松洋一郎。 賛成者、安曇野市議会議員、坂内不二男、同増田望三郎。 議員派遣について。 地方自治法第100条第13項及び安曇野市議会会議規則第160条の規定により、下記のとおり、議員派遣をしたいので、議会の議決を求める。 記。 議会運営委員会研修。 期日、平成26年2月13日。 研修地、岐阜県高山市。 研修目的、1、地域別市民意見交換会及び分野別市民意見交換会について。2、政策討論会及びその政策提言について 交通機関、公用車。 経費、議員旅費。 参加者、議会運営委員会委員、正副議長、議会事務局職員。 続きまして、議会広報特別委員会研修。 期日、平成26年2月3日から4日。 研修地、埼玉県深谷市、埼玉県鴻巣市。 研修目的、読みやすい議会広報について、議会広報の編集に関する研修。 交通機関、公用車。 経費、議員旅費。 参加者、議会広報特別委員会委員、議会事務局職員。 さらに、議員研修でございますが、2カ所に行かれます。 期日は平成26年1月14日から15日。 研修地、滋賀県大津市。 研修目的、市町村議会議員研修参加のため。 交通機関、鉄道。 経費、議員旅費。 参加者、増田望三郎、荻原勝昭、小林純子。 さらに、もう1カ所は 期日、平成26年1月16日から17日。 研修地、千葉県千葉市。 研修目的、市町村議会議員研修参加のため。 交通機関、公用車。 経費、議員旅費。 参加者、坂内不二男、林 孝彦、一志信一郎、宮澤豊次、黒岩豊彦、増田望三郎、竹内秀太郎、藤原正三、中村今朝子、山田幸与、平林 明、小松洋一郎,藤原陽子、内川集雄、小松芳樹、召田義人、濵 昭次。 以上でございます。 ○議長(宮下明博) お諮りいたします。     (「議長、ちょっとお尋ねしてよろしいですか」の声あり) ○議長(宮下明博) 内川議員。 ◆18番(内川集雄) 18番、内川集雄です。 ちょっとお尋ねしたいんですが、よろしいでしょうか。 ○議長(宮下明博) はい。 ◆18番(内川集雄) 議員研修の市町村議会研修のため、これ私の認識では滋賀県か千葉県かのどっちかということで伺っているわけですね。増田議員が両方行くようになってますが、これは特例か何かで認められているわけですか。ちょっとお聞きします。 ○議長(宮下明博) 暫時休憩をいたしまして、事務局のほうから説明をいただきます。 暫時休憩をいたします。                              (午後6時02分)--------------------------------------- ○議長(宮下明博) それでは、休憩前に引き続き会議を始めます。                              (午後6時08分)--------------------------------------- ○議長(宮下明博) お諮りいたします。ただいま議題となっております本案は、先例により、質疑及び討論を省略して採決したいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御異議なしと認めます。 よって、本案は質疑及び討論を省略することに決しました。 直ちに採決をいたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数であります。 よって、議員提出第21号 議員派遣については原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △選挙管理委員及び補充員の選挙 ○議長(宮下明博) 続きまして、日程第9、選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により,指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 それでは、発表します。 選挙管理委員には、中田正志さん、上條弘子さん、竹内 勲さん、丸山くみ子さん、以上の方を指名をいたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名をいたしました4名の方を選挙管理委員の当選人と定めることに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしましたとおり当選をされました。 続いて、選挙管理委員補充員を指名いたします。 宮下博文さん、中村守良さん、布山 弘さん、山﨑秀治さん、以上の方を指名いたします。 なお、補充員の順位は指名の順序のとおり定めることにいたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました4名の方をそれぞれ指定した補充員の順位のとおり、選挙管理委員補充員の当選人と定めることに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(宮下明博) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしましたとおり当選をされました。 以上をもって、今定例会に提出をされました事件の審議は……     (「動議」の声あり) ○議長(宮下明博) 小松議員。 ◆19番(小松芳樹) ありがとうございます。19番、小松芳樹です。 動議を申し上げます。 3点ほどあったんですけれども、時間も時間ですので、1点だけ絞って動議させていただきます。 福祉教育委員会の委員長報告の後、委員会討論の中で、松澤議員の発言の中で、当福祉教育委員会に対して議論されていない、また委員会自体の尊厳を損ずるような発言がございましたので、ぜひともその部分については取り消しを願いたい、こんなふうに思います。 以上です。 ○議長(宮下明博) ただいま動議が出されました。 暫時休憩といたします。                              (午後6時12分)--------------------------------------- ○議長(宮下明博) 再開をいたします。                              (午後6時13分)--------------------------------------- ○議長(宮下明博) 動議におかれましては、2人の賛成者が必要であります。 よって、動議に賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(宮下明博) 動議が成立をいたしました。 ここで、暫時休憩といたします。                              (午後6時13分)--------------------------------------- ○議長(宮下明博) 議会を再開します。                              (午後6時16分)--------------------------------------- ○議長(宮下明博) それでは、訂正を求める議員の起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) 起立多数でございます。 それでは、松澤議員、説明をお願いします。 ◆21番(松澤好哲) 21番、松澤です。 本来だったらテープ起こしをしたり、この問題について私の発言のどこが不適切かという問題を議論する必要があると思います。そして、私もこの討論の中でこの問題に触れました。休憩があったために、意見があったために。そこで既に述べていることであります。にもかかわらず、委員長からそういう問題が出されたということについては、私は必ずしもオーケーとしませんけれども、議会の時間が迫ってきているところであります。そして、次の予定もあるところでありますので、不適切な発言だということで、この取り扱いについては議長に一任をいたします。よろしくお願いします。 ○議長(宮下明博) ただいま議長に任せるということでございます。 訂正につきましては、不適切な部分におきましては、議長に一任をさせていただきたいというふうに思います。よろしいでしょうか。一任することに賛成の方の起立を求めます。     (起立多数) ○議長(宮下明博) それでは、議長に一任をさせていただきます。--------------------------------------- △市長挨拶 ○議長(宮下明博) 以上をもって、今定例会に提出されました事件の審議は全て終了をいたしました。 市長より挨拶したい旨の申し出がございます。これを許します。 市長。     (市長 宮澤宗弘 登壇) ◎市長(宮澤宗弘) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げさせていただきます。 今定例会は先月の28日に開会をし、本日まで23日間の長きにわたり、議員各位におかれましては、各案件につき慎重審議をいただいてまいりました。追加を含め上程をさせていただきました議案などにつきまして、それぞれ原案のとおり承認、決定を賜りました。このことに対し心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。 また、代表質問、一般質問などを通じていただきました御提案等に関しましては、庁内で十分に検討させていただき、今後の施策及び平成26年度当初予算編成等に反映をしてまいりたいと考えております。 さて、特定秘密保護法につきましても、代表あるいは一般質問で答弁をさせていただきましたが、既に法律が成立をいたしております現況においては、法律が施行されるまでの間に法の趣旨、目的、運用に関する詳細な説明責任を果たすことはもとより、さらなる国会審議を重ね、報道の自由や国民の知る権利が保護され、国会の監視機能が十分発揮できるよう、国民の不安感払拭に努めていただきたいものであります。 さて、既に政府の平成26年度予算編成の基本方針が示されますとともに、来年度の税制改正では、法人住民税の一部国税化が示され、地方の自治体にとりましては有利なものでありますが、財政力の高い大都市の自治体などからは、地方分権の流れに逆行するものではといった見方も出ております。地方行財政に直結する改正でもありますので、今後、政府の動向に注視しつつ、前例踏襲を廃し、そして「入るを量りて出ずるを為す」という故事に倣いまして、まず歳入を推し量り、その上でさらなる財源確保にも努めつつ、生活者の視点に立った施策展開とともに、健全な財政運営を心がけてまいります。 早いもので、ことしもあと10日ほどを残すのみとなりました。1年を回顧するいとまもなく、26年度の当初予算編成に取り組むことになりますが、ことしは議会そして市民の皆様方の御支援、御協力によりまして、合併以来の懸案事項でありました新本庁舎の建設に着工することができました。工事は順調に進んでおりまして、平成27年5月予定の新庁舎の開庁により、これまで9カ所に分散をしておりました本庁機能を1カ所に集約し、市民サービスの向上とともに、行財政改革を進め、地方自治の根幹をなす拠点施設として、あわせて市民のための貴重な財産として有効に活用させていただくこととなります。 また、各総合支所においては、本会議の冒頭で申し上げましたとおり、地域審議会や総合支所等整備検討市民会議からの提言を尊重し、複合施設としてそれぞれの機能が発揮できるよう整備方針を決定し、お示しをさせていただいたところであります。5町村が合併して以来、ようやく市の一体感醸成へのステージが整いつつあるとの思いであります。 さらに、平成27年には市制施行10周年記念の年を迎えます。新本庁舎の完成とともに、合併してよかったと感じられるよう、さらなる一体感の醸成に向けまして、市民の皆様方からのアイデアもいただき、企画立案し、さまざまな記念行事を計画、展開をすることで、市民参加による盛り上がりを図ってまいりたいと考えております。議会の皆様方にもぜひ御協力をお願いを申し上げる次第でございます。 ところで、政府は昭和45年に本格導入した減反政策を5年後をめどに廃止するという農政政策の大転換とも言える方針を決定をいたしました。これまで決定的な打開策がないまま、増加傾向にありました市内の遊休荒廃農地につきましては、市の農業・農村振興基本条例の施行により、新たな取り組みをしてまいったところですが、減反政策廃止の方針を受けまして、特に中山間部の農地を中心に荒廃化が危惧をされております。さらに、来年1月再開予定のTPP交渉の行方によっては、国内の農業が崩壊してしまうのではといった懸念さえ広がっております。 今後とも農業振興を図り、田園とすばらしい自然環境を守るため、安曇野農産物の販路拡大や担い手育成等に取り組んでまいります。 また、松くい虫による被害拡大に対する懸念とともに、春にはもえ出る新緑、そして秋には目の覚めるような鮮やかな紅葉といった自然を誇りとし、自然とともに生きる安曇野の原風景の消失へとつながり、田園産業都市を目指す市の将来を思うとき、我が身を削られるほどの思いであります。市民を挙げての駆除に取り組んでいく必要があります。 いずれの課題も住民の皆様の御協力なくしては解決できないものであり、新たな発想や中・長期的な構想の中でさまざまなアイデアをいただきながら、まさに協働で進めるプロジェクトとして、ピンチのときこそ慣習や慣行を破りプラスに変えていく好機ととらえて、柔軟な発想を大切に取り組んでまいりたいと思っております。 さて、来年は午年であります。たくましく野を駆け、力強く躍進する、まさに当市にふさわしい1年となりますよう願うものであります。 結びに当たり、議員各位におかれましては、健康に十分御留意をされますとともに、今後とも市民の皆様方の代表としてますますの御活躍を御祈念申し上げまして、本定例会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。---------------------------------------
    △議長挨拶 ○議長(宮下明博) 私からも一言御挨拶を申し上げます。 11月28日に開会しました12月定例会、代表質問4会派、一般質問16人で有意義な提案、また質問が行われました。26年度の予算編成に生かしていただきたいというふうに思います。 また、今回初めて議会基本条例により認められた反問権が行使されました。反問された議員からは、大いに利用してほしいというコメントがあったとお聞きをしております。 また、条例第15条に基づく重要な課題に対しての政策討論会の位置づけで、特定秘密保護法に関する意見交換会を全員協議会で行い、議論されたことは大変有意義だったと思います。 今議会では議案40件、請願2件、陳情1件、追加議案2件、議員提出議案5件が慎重審議され、予定どおり本日閉会を迎えることができました。皆様方の御協力に心から感謝とお礼を申し上げます。 ことしも残すところあとわずかとなりました。寒さますます厳しい折、健康には十分御留意をしていただき、輝かしい新年が迎えられますように心より御祈念を申し上げまして、本定例会の閉会の御挨拶とさせていただきます。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(宮下明博) 以上をもちまして、平成25年安曇野市議会12月定例会を閉会といたします。 長期間、大変御苦労さまでございました。                              (午後6時28分)以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  平成25年  月  日         安曇野市議会議長  宮下明博         安曇野市議会議員  井出勝正         安曇野市議会議員  一志信一郎         安曇野市議会議員  宮澤豊次...