△日程第9 専決第13号
専決処分事項報告について(千曲
市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例)
○議長(
和田英幸君) 日程第8、専決第12号及び日程第9、専決第13号、以上、
専決処分事項報告2件についてを一括議題といたします。 両議案に対する提案説明を求めます。 内田副市長。 〔副市長 内田雅啓君 登壇〕
◎副市長(内田雅啓君) ただいま議題となりました、専決第12号、第13号の
専決処分事項報告について一括して提案理由を御説明申し上げます。 はじめに、専決第12号 千曲市長等の給料の減額に関する
条例制定について説明いたします。 本案につきましては、
新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中にあって、深刻な影響を被っている市民、事業者の皆様の状況、また、経済・雇用情勢の悪化を踏まえ、市長、副市長及び教育長の給料月額を減額するため、本条例を制定したものであります。 具体的には、令和2年12月から令和3年3月までの間、市長については給料月額の10%を、副市長及び教育長については、給料月額の5%を減額するものでございます。 次に、専決第13号 千曲
市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する
条例制定について御説明申し上げます。 本案につきましては、10月の人事院勧告に基づき、一般職の職員及び一般職の任期付職員の給与について、期末手当を年間0.05月分引き下げるため、関係条例の一部を改正する条例を制定したものでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
和田英幸君) 日程第8、専決第12号について質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
和田英幸君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 専決第12号については、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
和田英幸君) 異議なしと認めます。よって、専決第12号は、原案のとおり承認することに決しました。 日程第9、専決第13号について質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
和田英幸君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 専決第13号については、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
和田英幸君) 異議なしと認めます。よって、専決第13号は、原案のとおり承認することに決しました。
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△日程第10 議案第57号 令和元年度千曲
市一般会計歳入歳出決算認定について
△日程第11 議案第58号 令和元年度千曲
市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第12 議案第59号 令和元年度千曲
市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第13 議案第60号 令和元年度千曲
市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第14 議案第61号 令和元年度千曲
市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
△日程第15 議案第62号 千曲
市国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定について
△日程第16 議案第63号 千曲
市税外収入金に対する手数料及び
延滞金徴収条例の一部を改正する
条例制定について
△日程第17 議案第64号 千曲
市特定環境保全公共下水道事業受益者分担に関する条例を廃止する
条例制定について
△日程第18 議案第65号 千曲
市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する
条例制定について
△日程第19 議案第66号 令和2年度千曲
市一般会計補正予算(第7号)の議定について
△日程第20 議案第67号 令和2年度千曲
市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について
△日程第21 議案第68号
大池森林総合施設の
指定管理者の指定について
△日程第22 議案第69号 千曲
市市民交流センターの
指定管理者の指定について
△日程第23 議案第70号 白鳥園の
指定管理者の指定について
△日程第24 議案第71号
埴生児童センター外8施設の
指定管理者の指定について
△日程第25 議案第72号
戸倉老人コミュニティセンター外2施設の
指定管理者の指定について
△日程第26 議案第73号 千曲市
戸倉地域福祉センターの
指定管理者の指定について
△日程第27 議案第74号 千曲市
更埴デイサービスセンターの
指定管理者の指定について
△日程第28 議案第75号 千曲市
屋代デイサービスセンターの
指定管理者の指定について
△日程第29 議案第76号 千曲市あんずの
里スケッチパークの
指定管理者の指定について
○議長(
和田英幸君) 日程第10、議案第57号から日程第29、議案第76号まで、以上20議案を一括議題といたします。以上は日程に従いまして、理事者の提案説明のみにとどめます。各議案に対する提案説明を求めます。 大内総務部長。 〔総務部長 大内保彦君 登壇〕
◎総務部長(大内保彦君) ただいま議題となりました、議案第57号 令和元年度千曲
市一般会計歳入歳出決算認定についての主な内容について御説明いたします。 はじめに、歳入の状況について申し上げます。 決算書5ページ、6ページを御覧いただきたいと思います。 市税につきましては、市民税で個人所得や企業の売上げが増加したことなどにより前年度比2.0%の増収、固定資産税で家屋の課税棟数及び床面積の増加などにより前年度比0.6%の増収、軽自動車税で税制改正による税率の引上げ対象車両の増加などにより前年度比4.7%の増収となり、市税全体では前年度比1.3%増の総額77億3,761万4,315円となりました。 地方譲与税につきましては、自動車重量譲与税の増額及び森林環境譲与税の新設などにより、総額で前年度比1.5%増の1億9,878万8,019円となりました。 各種交付金につきましては、地方消費税交付金が減収となったことなどにより、総額で前年度比4.9%減の12億5,750万5,680円となりました。 続きまして、7ページ、8ページの関係でございます。 地方交付税につきましては、普通交付税は、前年度より0.1%の増、特別交付税は災害分が措置されたことなどにより144.8%の大幅増となりました。地方交付税全体では12.0%増の79億483万1,000円となりました。 分担金及び負担金は、幼児教育無償化に伴う保育所運営費保護者負担金が減額となったことなどにより前年度比24.8%減の総額2億3,304万2,853円となりました。 使用料及び手数料は、前年度比6.0%減の総額2億4,104万750円となりました。 国庫支出金は、前年度比11.4%増の総額29億8,531万2,240円となりました。 県支出金は、前年度比14.0%増の総額14億8,044万7,731円となりました。 財産収入につきましては、基金運用益などにより8,621万5,723円となりました。 寄附金につきましては、ふるさと千曲市応援寄附金及び災害寄附金で、前年度比12.8%増の総額2億3,609万2,238円であります。 繰入金は、魅力ある
まちづくり基金、新庁舎建設基金などの特定目的基金からの繰入れを行い、総額で4億4,366万8,889円となりました。 続きまして、9ページ、10ページを御覧ください。 諸収入は、中小企業金融対策貸付金元利収入や学校給食費納入金など、総額で16億5,343万8,648円となりました。 市債につきましては、新庁舎等建設事業にかかる合併特例事業債が減額となったことなどにより、総額では前年度比13.9%減の41億2,568万4,000円となりました。 次に、歳出につきまして、各款ごとに説明をいたします。 11ページ、12ページを御覧ください。 まず、議会費につきましては、議会の運営並びに議会活動に要した経費など、総額2億3,110万6,569円であります。 総務費につきましては、施設管理費、新庁舎等建設事業費、運輸通信対策事業費、防災対策費、情報化推進事業費など、総額76億4,972万837円であります。 民生費につきましては、障害者援護費、老人福祉費をはじめ、福祉医療給付費、
子育て支援に係る児童福祉費、生活保護費などのほか、国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計への繰出金、長野県後期高齢者医療広域連合への負担金など、総額80億3,508万5,691円であります。 衛生費につきましては、各種検診や予防接種事業費、地域医療対策推進事業費、ごみの減量・資源化と一般廃棄物の収集や災害廃棄物の処理、広域焼却施設対策に要した経費などのほか、葛尾組合、長野広域連合等の一部事務組合負担金など、総額17億5,934万6,452円であります。 労働費につきましては、勤労者福祉に要した経費、雇用対策事業費など、総額2,488万2,803円であります。 農林水産業費につきましては、農業委員会の運営経費、農業振興費、土地改良事業費、農業用施設等維持事業費、地籍調査事業費、松くい虫防除対策事業費など、総額で6億1,608万9,764円であります。 商工費につきましては、商工業振興事業費、中小企業金融対策事業費、プレミアム付商品券発行事業費などのほか、観光施設管理事業費、
観光振興事業費、シティプロモーション推進事業費などで、総額13億3,336万8,958円であります。 土木費につきましては、生活関連道路の維持補修費のほか、
都市計画道路千曲線等の道路新設改良事業費や河川整備費、下水道事業会計への繰出金、公園管理事業費、屋代地区土地区画整理事業費、市営住宅の維持管理経費などであります。 これらを合わせました土木費全体の決算額は、総額29億7,537万5,767円であります。 続きまして、13ページ、14ページを御覧ください。 消防費につきましては、消防団活動に係る経費のほか、消防施設管理事業費、千曲坂城消防組合負担金など、総額で8億7,668万110円であります。 教育費につきましては、特別支援教育に要する経費、小中学校の管理運営事業費や学校教育振興事業費、空調などの施設整備事業費のほか、社会教育施設の管理運営事業費、文化財保護事業費、体育施設の管理事業費、学校給食センター管理運営事業費などであります。 これらを合わせました教育費全体の決算額は、総額30億7,688万138円であります。 災害復旧費につきましては、令和元年度東日本
台風災害で被害を受けた農地などの災害復旧に要した経費で、総額2億6,669万8,063円であります。 公債費につきましては、長期債の元利償還に要した経費28億9,540万4,483円であります。 以上が、歳出の主な内容でございます。 続きまして、392ページを御覧ください。 決算の総額について申し上げますと、実質収支に関する調書に記載してありますとおり、歳入総額が311億9,873万9,552円、歳出の総額が297億7,018万3,635円となりました。 歳入歳出差引額は14億2,855万5,917円で、翌年度へ繰り越すべき財源として9億5,739万5,982円を控除しますと、実質収支額は4億7,115万9,935円の黒字となりました。 このうち2億4,000万円を地方財政法の規定により財政調整基金へ積立てをしたところでございます。 なお、目区分による歳入歳出決算の事項別明細書につきましては、41ページから390ページまでに記載してあるとおりでございます。御参照いただければありがたいと思います。 一般会計については以上でございます。
○議長(
和田英幸君) 続いて、荒川
健康福祉部長。 〔
健康福祉部長 荒川愛子君 登壇〕
◎
健康福祉部長(荒川愛子君) 続きまして、議案第58号 令和元年度千曲
市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 決算書の19ページ、20ページを御覧ください。 まず、歳出から御説明いたします。 保険給付費につきましては、前年度比0.7%増の38億8,725万4,848円となりました。 県全体の保険給付費の財源となります国民健康保険事業費納付金につきましては、前年度比1.7%増の15億606万2,120円となりました。 保健事業費につきましては、前年度比5.4%減の3,703万6,975円となりました。 次に、歳入についてでございますが、17ページ、18ページをお願いします。 国民健康保険税につきましては、前年度比4.5%減の11億4,362万6,994円となりました。 県支出金につきましては、前年度比0.8%増の39億3,609万3,342円となりました。 一般会計等からの繰入金につきましては、法定の繰入金のほか、福祉医療費給付金の一部現物給付化による国庫支出金減額措置に対する財源補填分としまして52万5,000円を繰り入れ、前年度比3.2%減の総額3億7,876万1,065円となりました。 決算総額につきましては、歳入が56億4,512万9,772円、歳出が55億1,952万9,894円となり、歳入歳出差引額1億2,559万9,878円につきましては、令和2年度に繰り越すことといたしました。 次に、議案第59号 令和元年度千曲
市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 決算書の25ページ、26ページを御覧ください。 まず、歳出から説明いたしますが、住宅新築資金等の新たな貸付けはなく、これまでの借入金の償還で、総額91万7,604円となりました。 次に、歳入でありますが、23ページ、24ページを御覧ください。 歳入は、貸付金の元利収入と繰越金で、総額1,491万2,483円であります。歳入歳出差引額1,399万4,879円につきましては、令和2年度へ繰り越すことといたしました。 なお、貸付金の収納確保につきましては、鋭意努めているところでございます。 次に、議案第60号 令和元年度千曲
市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 決算書の31ページ、32ページを御覧ください。 まず、歳出から御説明いたします。歳出の大半、9割近くを占めます保険給付費につきましては、介護
サービス等の諸費、高額介護
サービス等費が増額となり、また、地域支援事業費、介護保険事業を運営するに当たっての総務費などで、歳出総額51億9,737万8,290円となりました。 次に、歳入でございますが、29ページ、30ページを御覧ください。 第1号被保険者の保険料、また、負担割合が定められております国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び繰入金等が主なものでございますが、歳入総額は53億4,820万5,415円となりました。 32ページを御覧ください。 以上によりまして、歳入歳出差引残額1億5,082万7,125円につきましては、令和2年度に繰り越すことといたしました。 次に、議案第61号 令和元年度千曲
市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 決算書の37ページ、38ページを御覧ください。 まず、歳出から御説明いたします。歳出のほぼ大部分を占めます後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、前年度比3.3%増の8億393万18円となり、総務費等を合わせた歳出増額は8億965万5,127円となりました。 次に、歳入でございますが、35ページ、36ページを御覧ください。 後期高齢者医療保険料につきましては、前年度比5.4%増の6億2,354万7,956円となりました。 一般会計からの繰入金を合わせた歳入総額は8億2,163万1,951円となり、38ページにありますとおり、歳入歳出差引額1,197万6,824円につきましては、令和2年度に繰り越すことといたしました。
○議長(
和田英幸君) ここで、議案第57号から議案第61号まで、以上5議案について代表監査委員から監査結果の報告を求めます。 横尾代表監査委員。 〔監査委員 横尾浩美君 登壇〕
◎監査委員(横尾浩美君) ただいま提案説明がありました令和元年度各会計の決算審査を実施しましたので、監査委員を代表して、その結果を報告させていただきます。 市長から審査に付されました議案第57号から議案第61号までの一般会計及び各特別会計の決算書及び附属関係書類並びに定額基金の運用状況を示す書類は、いずれも関係法令に基づいて作成されており、計数についても関係諸帳簿と照合した結果、正確であると認めました。 なお、決算審査について若干審査意見を付させていただきましたので、その概要を述べることといたします。 それでは、お手元の資料、千曲市決算審査等意見書の9ページを御覧ください。 1点目は、財政健全化への取組であります。(1)財政調整基金についてでありますが、昨年の東日本台風では、災害復旧関連にかかる経費として一時的に財政調整基金からの繰入れにより財源手当てをしたところでありますが、今後も大規模災害・
新型コロナ対策等による緊急的な財政需要に備え、一定額以上の財政調整基金の保有に努められるよう要望いたしました。 次に、(3)行政改革の推進についてでありますが、合併による特例措置であります普通交付税の合併算定替えが平成30年度に終了し、普通交付税が減額となったものの、第4次までの行政改革大綱に伴う特別対策プランの実行に伴う経費削減により、適正な財政運営が行われたことについては評価したところであります。 今後は、公共施設等総合管理計画による公共施設の再編による経費削減などが行政改革の中心となってくることと思われますが、計画に掲げた総量の13%縮減に努められるよう要望したものであります。 次に、10ページを御覧ください。 2点目の市税等の徴収対策の一層の推進でありますが、令和元年度の市税及び国民健康保険税の徴収実績は、現年分及び滞納繰越分を合わせ、合併後最高の徴収実績となっており、職員の皆様の御努力に対し評価したところであります。 なお、自力執行権のない私債権については、裁判所への支払督促の申し立てなどの法的措置を取り一定の効果を上げていることから、今後も未納額の解消に努められるよう要望いたしました。 以上、審査意見の一部を述べましたが、詳細につきましては、配付されている資料を後ほど御覧いただきたいと存じます。
○議長(
和田英幸君) 続いて、議案第62号から議案第76号までの15議案について、引き続き理事者の提案説明を求めます。 内田副市長。 〔副市長 内田雅啓君 登壇〕
◎副市長(内田雅啓君) ただいま議題となりました、議案第62号から議案第76号について一括して提案理由を御説明申し上げます。 はじめに、議案第62号 千曲
市国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定についてでございます。 本件は、本年9月4日に地方税法施行令の一部を改正する政令(令和2年政令第264号)が公布されたことに伴い、本条例中で準拠している部分を改正するものでございます。 具体的には、国民健康保険税の軽減判定を行う際の所得基準額の見直しと、それに伴う規定の整備でございます。 次に、議案第63号 千曲
市税外収入金に対する手数料及び
延滞金徴収条例の一部を改正する
条例制定について御説明申し上げます。 本案につきましては、地方税法等の一部を改正する法律の施行により、地方税法の一部が改正されたことに伴い、千曲
市税外収入金に対する手数料及び
延滞金徴収条例について、地方税法に準拠して延滞金の特例等を規定していることから、引用している用語の改称等、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第64号 千曲
市特定環境保全公共下水道事業受益者分担に関する条例を廃止する
条例制定について御説明申し上げます。 公共下水道のうち、主として市街化区域以外で設置されている特定環境保全公共下水道は、平成12年度から中原・桑原地区で整備が開始されましたが、平成21年度の公共下水道事業計画の認可変更により公共下水道へ統合されました。 よって、現在の千曲市においては、特定環境保全公共下水道は存在しておらず、今後の整備計画の予定もないことから、当該条例を廃止するものでございます。 また、併せて当該条例の廃止に伴い、関連する千曲市下水道条例及び千曲市公共下水道施設の構造の技術上の基準等に関する条例の条文中の特定地域に係る字句を削除するものでございます。 次に、議案第65号 千曲
市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する
条例制定について御説明いたします。 地方税法等の一部を改正する法律による地方税法の改正により、延滞金及び還付加算金の特例規定等について改正がありました。 当市において、個別法に基づく延滞金等の徴収に係る条例については、地方税に準ずる形で条例に定めていることから、当該延滞金等に係る規定について地方税と同様の改正を行うものでございます。 また、千曲市特定環境保全公共下水道受益者分担に関する条例の廃止に伴い、同条例の規定によりなされた分担金などの処分、手続その他の行為は、条例廃止後においても有効であるよう、所要の規定を追加するものです。 次に、議案第66号 令和2年度千曲
市一般会計補正予算(第7号)の議定について御説明いたします。 このたびの補正は、行政運営上緊急に必要な経費の追加など、総額4億7,700万円の追加をお願いし、歳入歳出それぞれ352億7,700万円とするものでございます。 以下、その主な内容について歳出から順次御説明申し上げます。 予算書の14ページを御覧ください。 まず、各款に計上の職員人件費につきましては、職員の異動に伴う給与費の調整など、総額368万5,000円の減額でございます。 総務費では、ふるさと千曲市応援寄附金の増加に伴う返礼品等の経費及び魅力ある
まちづくり基金への積立金のほか、
新型コロナウイルス感染拡大の影響により事業活動に大きな影響を受けている公共交通運行事業者に対する補助金・支援金など、総額3,163万1,000円の増額でございます。 民生費では、障害者の方への介護
サービスや就労支援費、障害児の放課後等デイ
サービスなどの利用増に伴う給付費及び国の
特別定額給付金の支給対象とならなかった新生児の保護者に対する新生児
特別定額給付金など、総額1億8,584万6,000円の増額でございます。 衛生費では、上水道事業の県営水道との統合に向けた検討業務委託料など1,276万8,000円の増額であります。 農林水産業費では、棚田の保全団体等の交流拠点となる施設等の取得費及び
令和元年東日本台風で揚水機場が被害を受けた西部土地改良区に対する補助金など1,337万5,000円の増額であります。 商工費、土木費では、職員人件費のみの増減で、それぞれ27万2,000円の減額と101万9,000円の増額であります。 教育費では、教師用指導書等購入費のほか更埴図書館が災害復旧工事の期間中、図書館の機能の一部を移転して運営するための経費など2,763万3,000円の増額であります。 災害復旧費では、令和元年度からの繰越事業であった埴科頭首工等の災害復旧工事請負費について国土交通省と協議した結果、繰越予算については年度内の完了が見込めないため不執行とし、本年度予算に改めて計上することで調整が取れたため2億500万円の増額をするものでございます。 12ページを御覧ください。 歳入ですが、歳入につきましては、歳出補正に伴う国・県支出金及び地方債等を充当するほか、交付決定のあった普通交付税を増額補正するものであります。 4ページを御覧ください。 第2表繰越明許費につきましては、情報化推進事業費、これは、市のホームページ更新事業でございますが、など、全10事業について年度内の完成が見込めないため、繰越明許費により次年度への予算の繰越しをお願いするものでございます。 5ページを御覧ください。 次に、第3表債務負担行為補正につきましては、市立施設の指定管理に係る協定、ごみ収集運搬等委託料等、全9件を追加し、来年度当初からの業務に支障を来すことのないよう、後年度負担をお願いするものでございます。 6ページを御覧ください。 第4表地方債補正につきましては、防災対策事業債等の追加及び過年補助災害復旧事業債等の起債限度額を変更するものでございます。 以上が、一般会計補正予算(第7号)の概要でございます。 次に、議案第67号 令和2年度千曲
市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について御説明を申し上げます。 このたびの補正は、歳入歳出とも276万7,000円の追加をお願いし、総額を歳入歳出54億9,760万1,000円とするものでございます。 歳出の内訳といたしましては、介護報酬改定等に伴うシステム改修費として276万7,000円をお願いするものでございます。 歳入の内訳といたしましては、国庫支出金及び一般会計からの繰入金を充てるものでございます。 次に、議案第68号から議案第76号までの9議案については、
指定管理者の指定に係る議案でございますので、一括して御説明を申し上げます。 これらの議案は、令和3年度からの
指定管理者を指定することについて、施設ごとに千曲市公の施設の
指定管理者の指定手続等に関する条例第3条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 以下、各施設の
指定管理者の団体名、指定の期間等について申し上げます。 議案第68号は、
大池森林総合施設の
指定管理者を株式会社森選組とし、指定期間を3年とするものでございます。 議案第69号は、千曲
市市民交流センターの
指定管理者を特定非営利活動法人エリアネット更埴とし、指定期間を5年間とするものでございます。 議案第70号は、白鳥園の
指定管理者を山崎建設株式会社とし、指定期間を5年間とするものでございます。 議案第71号は、
埴生児童センター外8施設の
指定管理者を社会福祉法人千曲市社会福祉協議会とし、指定期間を5年間とするものでございます。 議案第72号は、
戸倉老人コミュニティセンター外2施設の
指定管理者を社会福祉法人千曲市社会福祉協議会とし、指定期間を5年間とするものでございます。 議案第73号は、千曲市
戸倉地域福祉センターの
指定管理者を社会福祉法人千曲市社会福祉協議会とし、指定期間を3年間とするものでございます。 議案第74号は、千曲市
更埴デイサービスセンターの
指定管理者を社会福祉法人千曲市社会福祉協議会とし、指定期間を3年間とするものでございます。 議案第75号は、千曲市
屋代デイサービスセンターの
指定管理者を社会福祉法人大志会とし、指定期間を3年間とするものでございます。 議案第76号は、千曲市あんずの
里スケッチパークの
指定管理者を特定非営利活動法人あんずの里振興会とし、指定期間を5年間とするものでございます。 なお、これら
指定管理者の指定に当たりましては、議案第68号から議案第72号までの、
大池森林総合施設、千曲
市市民交流センター、白鳥園、
埴生児童センター外8施設と
戸倉老人コミュニティセンター外2施設は公募による選定を行い、議案第73号から議案第76号までの施設は、地域の公共的団体の活力により事業効果が期待できる等の理由により、特定非公募による選定を行ったものでございます。 以上、一括して提案理由の説明を申し上げましたが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。
---------------------------------------
△日程第30 議案第77号
教育委員会委員の任命について
○議長(
和田英幸君) 日程第30、議案第77号
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 議案に対する提案説明を求めます。
小川市長。 〔市長
小川修一君 登壇〕
◎市長(
小川修一君) ただいま議題となりました、議案第77号
教育委員会委員の任命について説明をいたします。 本案につきましては、武井音兵衛さんが12月4日をもって任期満了となりますので、後任の委員を任命するため、御提案するものです。
教育委員会委員は、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する者のうちから、市長が議会の同意を得て任命することとなっております。 提案いたしました松田祐子さんは、人格、識見ともに優れており、最適任者であると認め、任命いたしたいので、よろしく御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
和田英幸君) これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
和田英幸君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。 お諮りいたします。 議案第77号については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
和田英幸君) 異議なしと認めます。よって、議案第77号は、原案のとおり同意することに決しました。
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△日程第31 議案第78号 令和元
年度台風19
号豪雨災害復旧事業五十
里川排水機場ポンプ復旧工事変更請負契約の締結について
△日程第32 議案第79号 令和2年度
国補災害復旧事業上山田中央緑地復旧工事第1工区
変更請負契約の締結について
△日程第33 議案第80号 令和2年度
国補災害復旧事業上山田中央緑地復旧工事第2工区
変更請負契約の締結について
△日程第34 議案第81号 令和2年度
国補災害復旧事業上山田中央緑地復旧工事第3工区
変更請負契約の締結について
○議長(
和田英幸君) 日程第31、議案第78号から日程第34、議案第81号まで、以上4議案を一括議題といたします。 以上は、日程に従いまして、理事者の提案説明のみにとどめます。 各議案に対する提案説明を求めます。 内田副市長。 〔副市長 内田雅啓君 登壇〕
◎副市長(内田雅啓君) ただいま議題となりました、議案第78号から議案第81号まで一括して提案理由の御説明を申し上げます。 はじめに、議案第78号 令和元
年度台風19
号豪雨災害復旧事業五十
里川排水機場ポンプ復旧工事変更請負契約の締結について説明をいたします。 本案につきましては、令和2年6月の第2回
市議会定例会で請負契約締結の承認をいただいた、五十里川排水機場ポンプ復旧工事について変更があったことから提案をするものでございます。 本工事は、令和元年10月の台風19号豪雨災害により千曲市大字雨宮の五十里川排水機場が浸水被害を受け、1号ポンプ原動機・減速機等の更新や1号・2号のポンプ等のオーバーホールを実施するものでございます。 当初設計では、現況復旧を原則としておりましたが、関東農政局との協議により、災害復旧の対象となる浸水対策として1号ポンプ及びエンジン架台等を今回の浸水水位までかさ上げする改良工事が認められましたので、本工事に併せて実施するため、増額変更をするものでございます。 また、ポンプの撤去作業に伴い、地下ポンプ槽内を調査したところ、大量の土砂が流入し、ポンプの運転に支障があることから、本工事に併せてこの土砂の搬出を実施するため、総額5,313万円を増額し、契約金額を4億4,869万円とするものでございます。 本変更契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定による議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 なお、参考までに、本災害は激甚災害であることから、補助率の割増しが行われ、通常65%の補助率が96.6%に引き上げられております。 次に、議案第79号 令和2年度
国補災害復旧事業上山田中央緑地復旧工事第1工区
変更請負契約の締結について説明をいたします。 昨年の東日本
台風災害被災箇所復旧工事である、令和2年度
国補災害復旧事業上山田中央緑地復旧工事第1工区について、堆積土砂量が災害査定時の試掘より多大であることが判明しました。そこで、当該部分の工事費を5,908万1,000円増額し、契約金額2億632万7,000円とするもので、増額の財源は交付税措置のある災害復旧事業債を充当いたします。 本変更契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定による議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 次に、議案第80号 令和2年度
国補災害復旧事業上山田中央緑地復旧工事第2工区
変更請負契約の締結について御説明申し上げます。 昨年の東日本
台風災害被災箇所復旧工事である、令和2年度
国補災害復旧事業上山田中央緑地復旧工事第2工区について、堆積土砂を撤去したところ、流水による破損や土石の食い込みなど、芝生の被災が広範囲に確認されたことから、芝生の復旧工事を増やす必要があるため、当該部分の工事費3,876万4,000円を増額し、契約金額を1億5,011万7,000円とするものでございまして、財源は第1工区と同様に災害復旧事業債を充てます。 本変更契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定による議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 最後に、議案第81号 令和2年度
国補災害復旧事業上山田中央緑地復旧工事第3工区
変更請負契約の締結について御説明申し上げます。 昨年の東日本
台風災害被災箇所復旧工事である、令和2年度
国補災害復旧事業上山田中央緑地復旧工事第3工区について、堆積土砂量が災害査定時の試掘より多大であることが判明したため、当該部分の工事費3,598万1,000円を増額し、契約金額を1億7,017万円とするもので、増額の財源は災害復旧事業債を充てます。 本変更契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定による議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 以上、一括して提案理由の説明を申し上げましたが、よろしく御審議の上、御決定を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
和田英幸君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。 これをもちまして、本日の会議を散会といたします。御苦労さまでした。 午前11時12分 散会
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