○議長(
永田公由君) 質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。議案第2号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は
原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号を議題といたします。
福祉教育委員長の報告を求めます。 8番
山口恵子さん。
◆
福祉教育委員長(
山口恵子君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、
福祉教育委員会に付託されました議案第3号について、当委員会の審査結果及び経過について御報告いたします。 当委員会は12月19日に開催し、
慎重審査の結果、議案第3号について、
全員一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。議案第3号 塩尻市
奨学資金貸与条例の一部を改正する条例につきましては、塩尻市
奨学資金制度を利用する者の利便性を向上し、
人材育成を図るための
制度見直しであり、
奨学資金の種類を
就学資金及び入学一時金とし、その貸与を受けた者が就職し、市内に一定の期間引き続き住所を有した場合に、
就学資金の償還の一部を免除するものであるとの説明を受けました。 委員より、償還の減免率について、25%の根拠や開始時期について質問があり、諏訪市や岡谷市、飯田市の減免率を参考にし、市内に少しでも長く居住し納税をしていただくためにも、開始時期は初年度からではなく、大学であれば5年目以降からの減免にしたい。また、当初からだと
繰上償還をして転出することも考えられるなどの点を考慮したとの説明を受けました。 委員より、
事故防止のために誓約書だけでは効果がないのでは、
借用証書の扱いをどうするのか、手続の時期についての質問があり、
法律相談を受けた結果、
借用証書の手続は債権が確定してからとし、誓約書の内容も今までより厳しくしたとの答弁がありました。 委員より、この制度は市内に住居を置くことが条件となっているが、職場の転勤などでやむを得ず転出しなくてはならなくなってしまった場合、
減免制度では配慮してもらえるのかとの質問に対し、市内に住所がなければ対応できないとの説明を受けました。 委員より、
奨学資金について、大学生の
自宅外通学の場合は額が少なく、増額できないかとの質問があり、
学生支援機構の考え方を採用し、
自宅通学者との差額1万円を増額している。いろいろな制度を利用してもらうための受け皿の一つとして用意したとの答弁がありましたが、
自宅外通学の場合は生活が厳しいので、今後さらに検討してほしいと要望をし、これを了承しました。 以上を申し上げまして、
福祉教育委員会の
審査報告とします。
○議長(
永田公由君) 質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。議案第3号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は
原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号から第7号までの4件を
一括議題といたします。
経済建設委員長の報告を求めます。 12番
永井泰仁さん。
◆
経済建設委員長(
永井泰仁君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、
経済建設委員会に付託されました議案第4号、議案第5号、議案第6号及び議案第7号について、審査の結果及び経過について御報告いたします。 当委員会は12月15日に開催し、
慎重審査の結果、
全員一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。議案第4号 塩尻市
楢川地区定住促進住宅条例の一部を改正する条例については、塩尻市
大字木曽平沢2228番地89に建築した
宮下団地1の老朽化に伴い、用途を廃止し、
木曽平沢2228番地72
宮下団地2の建物を
宮下団地に名称を変更するものとの説明を受け、委員より、
建物解体後は何を予定しているのかとの質問に、駐車場に利用したいとの話もあり、
楢川支所長を通して
地元要望を確認するとの答弁があり、委員より、この用地は無償譲渡か、賃貸かとの質問に、解体後は
普通財産となるため、財政課の担当になり、賃貸の場合は評価額の6%基準によるとの答弁があり、これを了承しました。 議案第5号
塩尻インキュベーションプラザ条例の一部を改正する条例については、厳しい
経済状況の中で
操業支援や
人材育成を行う環境の充実を図るため、第7条中、2年を超えない範囲内で
利用期間を更新する部分を、市長の承認を得て
利用期間を延長するに改め、別表第11条関係のオフィス1平方メートルにつき1カ月利用料1,100円の部分を、備考で、
利用期間の
延長許可を得た場合はその額に200円を加えた額にするとの説明があり、委員より、
入居期限の延長後は何年でも入居してよいのかとの質問に、1年ごとに
入居延長が適切か審査を行い、延長の可否を決定するとの答弁があり、委員より、これまでインキュベーションオフィスを退去した事業者で、市外に移転立地した事業者はいるのかとの質問に、市外に退去した
事業者動向は把握していないが、市内に用地を取得し立地を予定している業者や、
市内立地の事業者は把握しているとの答弁に、
追跡調査をしっかりやってほしいとの要望があり、委員より、原則3年間という
入居期間は起業間もない業者には短過ぎる。長くはならないかとの質問に、県内の同様な施設では3年、5年、あるいは期限の定めのないところもあるが、今回の改正は延長を可能とするものであり、今後検討していきたいとの答弁があり、これを了承しました。 議案第6号 塩尻市
企業立地の促進等のための
固定資産税の課税の特例に関する条例については、
企業立地の促進等による地域における
産業集積の形成及び活性化に関する法律に基づき、
地方税法第6条第1項の規定及び塩尻市税条例第16号による
固定資産税の
課税免除に定めるもののほか、県から
企業立地に関する
計画承認を受けた事業者が市内に設置する
対象施設の
固定資産税を、3カ年
度課税免除をし、
企業立地の促進、産業の集積化、雇用の創出を図り、
企業負担を軽減するため新たに
条例制定をするものとの説明を受け、委員より、
課税免除の該当になる企業への補助金も交付するのかとの質問に、市では交付している
企業立地にかかる補助金と
課税免除の
対象施設がダブらないよう、補助金にかかわる
交付要綱を改正するとの答弁があり、委員より、
課税免除より補助金のほうが企業にとっては有利ではないかとの質問に、
課税免除は当該部分について3年間100%課税されないことに対し、現行の
補助制度は、
工場用地取得事業を例に挙げると2年、3年、5年目の補助率が下がるので、企業は
課税免除のほうが有利であるとの説明があり、委員より、
課税免除した
税額減収分の75%が
普通交付税で補てんされるが、いつごろ補てんされるのかとの質問に、
課税免除となった翌年になるとの答弁があり、委員より、
課税免除の対象は新設の企業だけか、建てかえ等も対象になるのかとの質問に、増設、新設、建てかえも、法等の要件を満たし、県知事の承認を得れば
課税免除の対象になるとの答弁があり、委員より、この条例を効果的に活用するためには、新たな新
産業団地の造成を行い
企業誘致に努めてほしいとの要望もあり、今後、
候補地等の研究を進めていくとの答弁があり、これを了承しました。 議案第7号 塩尻市
北小野地区若者定住促進住宅条例については、
北小野地区に若者が定住し、人口の増大や活性化を図ることを目的に、塩尻市
大字北小野2885番地4に、木造2階建て12戸、2LDK、床面積68.62平方メートルの設置や管理等にかかわる必要な事項を定める条例で、主な内容は、入居者の公募方法、資格、期間、選定、
入居手続、家賃、敷金、修繕費用の負担、住宅の
明け渡し請求、
駐車場管理及び使用料、
立ち入り検査等について、新たに条例を制定するものとの説明を受け、委員より、条例中、12条、13条の2項に規定する
暴力団員であるときは承認しない旨の記載は重複と思われるがどうかとの質問に、第6条は当初の入居に関すること、第12条、第13条は、同居・入居の継承に関する事項を、第1項は入居者が管理者に対して
承認願いを、第2項は管理者が入居者に対して
承認許可をするという手続に従って規定してあり、他の
市営住宅条例でも同様の規定をしているとの答弁があり、委員より、
入居期間を5年と定めているが、子供がいれば5年たったから途中引っ越しというわけにもいかないと思うが、最終的に定住するための土地造成が必要と考えるがとの質問に、
若者定住という意味で、地元の熱意が高いので、いろいろと協力していただけると思うし、その都度検討していきたいとの答弁があり、委員より、
入居申し込みは二、三倍の
申し込みと見ているのかとの質問に、地元からの
申し込みを第一に確認し、募集の範囲を拡大していきたいとの答弁があり、委員より、条例に
年齢条件があるが、対象は世帯主だけか、全員か。また
年齢制限を超える親の同居も考えられるがとの質問に、世帯主と配偶者が対象で、親の同居も可能との説明があり、委員より、第11条1項の
連帯保証人について、
市営住宅など、滞納があっても
連帯保証人に支払ってもらえないケースもあるようだが、
連帯保証人には滞納があったら即請求するようにとの指摘に、入居時には、契約書、
連帯保証人の請書を提出していただくが、そこに
連帯保証人の内容について細かく記載しているとの説明があり、委員より、第22条に、周辺の環境を乱し、または他の者に迷惑を及ぼしてはならないと定めているが、
市営住宅などでは、ごみ屋敷が問題になっているが、ごみの処分について義務や本人が処分しないときは市がかわりに撤去する項目を特記する必要があると思うがとの質問に、入居者には地元の区に入り、行事等も参加してもらう計画をしており、規制も作成するので、問題があれば厳格に対応するとの答弁があり、これを了承しました。 以上申し上げ、
経済建設委員会の報告といたします。
○議長(
永田公由君) 一括して質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。議案第4号、第5号、第6号及び第7号を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は、いずれも
原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、以上4件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号から第12号までの4件を
一括議題といたします。
総務環境委員長の報告を求めます。 14番
青柳充茂さん。
◆
総務環境委員長(
青柳充茂君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、
総務環境委員会に付託されました議案第9号、議案第10号、議案第11号及び議案第12号について、当委員会の審査結果及び経過について御報告いたします。 当委員会は12月16日に開催し、
慎重審査の結果、
全員一致をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。議案第9号
松本広域連合の処理する事務の変更及び
松本広域連合規約の変更について、
松本広域連合長から協議を求められた同
広域連合の処理する事務及び規約の変更について、
地方自治法第291条11の規定により議会の議決を求めるもので、
松本広域連合の処理する事務のうち、旧
伝染病舎の管理に関する事務を、旧
伝染病舎跡地の管理に関する事務に改めるものとの説明を受け、委員より、財産の状況や、
松本病院と
中信松本病院の統合の状況についてただしたのに対し、財産の現状は、土地が3,307平米、建物が1,185平方メートルであるが、更地にして貸し付けをする予定であり、統合の状況については、
松本病院への
一体化整備により、5階建て及び6階建ての病棟を25年度までに整備し、20
診療科目に統合する計画と聞いているとの答弁があり、これを了承しました。 議案第10号 塩尻・
朝日衛生施設組合の解散について、同組合を平成24年3月31日をもって解散することについて、
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものとの説明を受け、これを了承しました。 議案第11号 塩尻・
朝日衛生施設組合の解散に伴う
財産処分について、同組合の土地は、塩尻市と朝日村の共有財産として帰属し、その他の財産は松塩筑広域施設組合に帰属するもの。解散に伴う事務は塩尻市が承継し、決算調整後の剰余金は、平成23年度運営費の負担割合で案分して当該市村へ返金するものとの説明を受け、委員より、旧最終処分場の管理状況についてただしたのに対し、旧最終処分場に建物はなく、土地は平らに整地されてあるが、閉鎖にはなっていないので、当分の間管理が必要で、新組合が管理するものとし、費用は塩尻市と朝日村が負担するとの答弁がありました。 委員より、ごみ処理施設整備事業債の未償還の元利償還にかかわる債務についてただしたのに対し、債務は新組合が承継するが、その負担は塩尻市と朝日村で行い、約8億円の債務を、ほぼ1年間に1億円ずつ返済して、平成32年に終了する予定との答弁がありました。 委員より、決算調整後、剰余金が出る見込みか、不足することはないかとただしたのに対し、今のところ剰余金が出る見込みとの答弁があり、これを了承しました。 議案第12号
松塩地区広域施設組合への加入について、平成24年4月1日から規約を定め組合に加入するもので、松本市、塩尻市、山形村及び朝日村の2市2村で組織し、議員の定数は17人で、松本市が9人、塩尻市が4人、山形村、朝日村それぞれ2人で、組合の共同処理する事務のうち、塩尻市にかかわるものは、ごみ処理施設、余熱利用施設、運動施設及びこれに附属する周辺施設とするものとの説明を受け、委員より、最終処分場の管理についてただしたのに対し、松本市、山形村がそれぞれ持っている処分場をそれぞれ管理しており、塩尻・朝日は組合で管理してきたので、管理は新組合が引き継ぐが、費用は塩尻市と朝日村で負担するものとの答弁がありました。 委員より、管理運営費の塩尻市負担について、塩尻市の搬入するごみを減らすことが負担を減らすことになるので、このことを市民によくお知らせすべきではとただしたのに対し、来年1月末から実施予定の各区説明会等で対応するとの答弁があり、これを了承しました。 以上申し上げ、
総務環境委員会の
審査報告といたします。
○議長(
永田公由君) 一括して質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。議案第9号、第10号、第11号及び第12号を一括採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は、いずれも
原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、以上4件はいずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号及び第13号の2件を
一括議題といたします。
福祉教育委員長の報告を求めます。 8番
山口恵子さん。
◆
福祉教育委員長(
山口恵子君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、
福祉教育委員会に付託されました議案第8号及び議案第13号について、当委員会の審査結果及び経過について御報告いたします。 当委員会は、12月19日、22日の両日開催し、
慎重審査の結果、議案第8号及び議案第13号について、いずれも
全員一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。議案第8号
塩尻トレーニングプラザの
指定管理者の指定については、
地方自治法第244条の2第6項の規定によるもので、指定の相手方は平成23年12月1日付で財団法人から
公益財団法人体力つくり
指導協会と名称を変更し、新法人設立登記がなされたものであり、指定の期間は平成24年4月1日から5年間であるとの説明を受けました。 委員より、名称変更により事業内容での変更点は何かとただしたのに対し、非課税対象となる公益事業を50%以上行わなければならないことが認定の基準として定められているとの説明を受けました。 委員より、指定管理については、条例第3条において、審査会において審査を行うこととあるが、実施状況についてただしたのに対して、11月1日、実施しているとの答弁がありました。 また委員より、平成22年、市のモニタリング評価表によると、利用者の苦情等への対応が5段階のうち3であったが、この点について理由と対応についてただしたのに対し、細かな点での対応が欠けていたが特段の指摘はなかったとの説明を受けました。 委員より、雇用状況についてただしたのに対して、17名のうちマネージャー1名以外は地元雇用であるとの答弁であり、労務管理の面で問題があるとの声もあるため十分留意するようただしたのに対し、十分留意し、しっかり対応していきたいと説明を受けました。 委員より、建物の設備管理、安全性についてただしたのに対し、大きな課題は特になく、目視でも問題はない、水道や灯油などのメーター管理やチェックはしっかり実施していきたいと説明を受け、委員より、事故の対応や責任についてただしたのに対して、誘導等などについての責任は指定管理側であり、建物の支障によって起きたものは市にかかってくるが、今のところ想定はしていないとの答弁がありました。 委員より、
指定管理者の選定は非公募であったが理由は何か。審査会のメンバーについて、外部メンバーの登用について考えをただしたのに対し、今までの実績から瑕疵行為のないので指定をしたい。審査会のメンバーについては、職員以外にも外部を検討しなくてはいけないが、利用者をメンバーとするかについてはもう少し考えさせてほしいとの答弁でありましたが、以上の説明を受け、これを了承しました。 議案第13号
損害賠償の額の決定については、
地方自治法第96条第1項第13号の規定により、宗賀小学校内に駐車中の工事関係者2名のそれぞれの自動車の破損による
損害賠償額が合計162万3,632円であるとの説明を受けました。 委員より、学校敷地内での事故であり、安全管理対策の面から考えると余りにも理解しにくく、枯れた木にも気がつかなかったことが不思議でならない。樹木の管理や責任はどのようになっているのかとただしたのに対し、倒れたニセアカシアの木は、根本から高さ4メートルぐらいまではスポンジ状になっており、外からはわかりにくかった。日ごろの注意が不足していた。今後は学校の先生と庭師などの専門家としっかり安全管理を行いたい。環境整備委託料の予算の中で、年次的に1校3年から4年に1回となるが、危険な樹木は優先的に整備していきたいとの説明がありました。 委員より、今回の事故は夏休み中であり、児童がいなかったことが幸いであったが、学校関係者の対応が非常に悪かったとただしたのに対し、誠意のない対応だったと認識しており、その後の事情聴取を行った。相手方にはおわびをしたが、示談締結後に改めておわびをしたいとの説明を受け、これを了承しました。 以上申し上げまして、
福祉教育委員会の
審査報告といたします。
○議長(
永田公由君) 一括して質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。議案第8号及び第13号の2件を一括採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は、いずれも
原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号及び第21号の2件を
一括議題といたします。
総務環境委員長の報告を求めます。 14番
青柳充茂さん。
◆
総務環境委員長(
青柳充茂君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、
総務環境委員会に付託されました議案第14号及び議案第21号について、当委員会の審査結果及び経過について御報告いたします。 当委員会は、議案第14号については12月16日に、議案第21号については本日開催し、
慎重審査の結果、
全員一致をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。議案第14号 平成23年度塩尻市
一般会計補正予算(第3号)について、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,122万7,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ269億8,413万5,000円とするものなどの説明を受け、当委員会に付託された部分について、委員より、塩尻情報プラザネットワーク事業の営繕修繕料について、中電の電柱建てかえなのに、なぜ市で支障移転費が発生するのかとただしたのに対し、市が電柱を借りて市所有の光ケーブルを引いており、必要により移転が生じた場合は、市において支障移転費を負担することになるとの答弁がありました。 委員より、若者のクレジット詐欺などの被害相談はあるかとただしたのに対し、出会い系サイトを利用し、動画をクリックしているうちに、知らない間に有料サイトに接続されたとして、高額な請求をされたといった相談がしばしばある。手口が巧妙で悪質な場合が多く、ホームページなどで被害防止について情報発信しているとの答弁があり、委員より、若者の場合、多重債務問題についてもなかなか窓口に相談に行かない傾向があるので、PRをしっかりしてほしいとの要望が出されました。 委員より、高齢者インフルエンザワクチンの接種で、希望者が接種を断られる事態が生じているという話を聞いたが、不足状況はどうかとただしたのに対し、例年4ルートで提供されていたワクチンが、ことしは1ルートがだめになり、3ルートで開始した影響で、病院によっては一時不足ぎみの状況があったが、現在はその1ルートも再開され、不足状況は解消したものと認識しているとの答弁がありました。 委員より、原発事故で市が支出した額はどれくらいかとただしたのに対し、放射線測定器、下水汚泥測定費等が281万8,000円余、震災対策融資に対する信用保証料として1,482万円を支出したほか、被災者の家賃を36万7,000円余り減免しているとの答弁がありました。 また委員より、生活保護扶助費と中国残留邦人生活支援費の状況をただしたのに対し、景気の悪化により、前年9月対比で、241世帯から253世帯へ12世帯の増加となった。中国残留邦人生活支援は5世帯である。市の負担は4分の1だが、
普通交付税で措置されているとの答弁があり、これを了承しました。 議案第21号 平成23年度塩尻市
一般会計補正予算(第4号)については、国の平成23年度第三次
補正予算が成立したことにより、社会資本整備総合交付金による道路橋梁補助金を活用して、平成24年度に予定していた事業を前倒しして行うためのもので、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,800万円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ270億5,214万5,000円とするものなどとの説明を受け、これを了承しました。 以上申し上げ、
総務環境委員会の
審査報告といたします。
○議長(
永田公由君) 質疑を行います。ありませんか。
----ないので、次に、
福祉教育委員長の報告を求めます。 8番
山口恵子さん。
◆
福祉教育委員長(
山口恵子君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、
福祉教育委員会に付託されました議案第14号について、当委員会の審査結果及び経過について御報告いたします。 当委員会は12月19日に開催し、
慎重審査の結果、議案第14号について、
全員一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。議案第14号 平成23年度塩尻市
一般会計補正予算中、当委員会に付託された部分につきまして、民生費について、委員より、児童福祉費の嘱託員報酬1,367万円についてただしたのに対し、保育士191人分のうち不足分であり、4月からの増員9人分の補正であるとの説明を受けました。 委員より、こども広場事業について、備品購入費についてただしたのに対し、木製大型遊具県内産の木を使用した滑り台や、木育コーナーをつくるためのパーテーションなどの備品である。木育事業に関しては10分の10県費で実施するとの答弁がありました。さらに、こども広場の利用状況についてただしたのに対し、11月現在、登録家族数は3,243件であり、7万5,000人以上の利用があり、市内60%、市外40%であるとの説明がありました。 教育費について、委員より、就学援助費が増加しているが年度途中でも対応できるのか。支援がされているケースはよいが、家計が厳しい現状であるが実態は把握されているのか。先生方の協力も得ながらこの制度のPRをし、子供たちの教育がしっかりとなされるよう、必要な家庭への手だてができるようにしなければいけないがどうか、とただしたのに対し、就学援助は年度途中でも対応はできるとした上で、学校不適合は家庭の経済的な要因もあるので、年度当初はPRをし、申請していただけるようにしているが、相談のあった場合もしっかりと対応をしていきたいとの答弁があり、これを了承しました。 以上申し上げまして、
福祉教育委員会の
審査報告といたします。
○議長(
永田公由君) 質疑を行います。ありませんか。
----ないので、次に、
経済建設委員長の報告を求めます。 12番
永井泰仁さん。
◆
経済建設委員長(
永井泰仁君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、
経済建設委員会に付託されました議案第14号 平成23年度塩尻市
一般会計補正予算(第3号)について、及び議案第21号 平成23年度塩尻市
一般会計補正予算(第4号)について、審査の結果及び経過について御報告いたします。 当委員会は、議案第14号については12月15日に開催し、議案第21号については本日開催いたしまして、
慎重審査の結果、
全員一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。議案第14号中、農林水産業費の農作物等被害対策事業費112万円については、有害鳥獣防除対策の電気牧さくの補助金と有害鳥獣駆除従事者確保にかかわる補助金で、わな免許や銃に関する支援を行うもので、土地改良事業設計委託料54万6,000円は、四沢ダムしゅんせつに伴う土質調査を実施する費用との説明でした。 委員より、しゅんせつ土量はどのくらいを予定しているのかとの質問に、来年度から年1,000万円をかけ2カ年で実施したいが、堆積している土砂が軟弱であり、どの程度しゅんせつできるかははっきりわからないとの答弁があり、農業農村基盤整備工事359万1,000円は、諏訪洞ため池斜樋の油圧ゲートの取りかえ工事にかかわるものとの説明でした。 商工費の木曽漆器振興事業費524万6,000円については、楢川支所南側にある漆器修復工房の改修工事で、作業場の内壁改修と、塗り直した長尺物部材の乾燥用室の設置が主な工事内容との説明を受け、委員より、今後の文化財修復の受注見通しについての質問に、これまで善光寺や上野東照宮など約50件の修復を手がけており、このたび名古屋城本丸御殿修復事業は、総事業費が約150億円と言われる事業の一部を担当するもので、漆職人の産地を挙げての文化財修復事業は、産地振興のビジネスモデルとして、知名度を高めながら受注拡大を図っていきたいとの答弁でした。 委員より、観光費の旧観光案内所現状回復工事費負担金44万円について、返還後はどのようになるのかとの質問に、旧こあしおじり内に店舗を構えていた野田屋が出店すると聞いているとの答弁でした。 土木費の輸送対策費410万4,000円については、地域振興バスの市内全域のバス停時刻板の改修と、新路線の北小野線バス停設置にかかる経費との説明があり、
広丘まちづくり計画策定事業の業務委託料100万円について、委員より、支援業務委託の相手先についての質問に、業務委託は指名競争入札随意契約といった方法があるが、本年度、まちづくり勉強会で意見交換の講師を依頼しているコンサルタントも候補の一つになるのではと考えているとの答弁があり、委員より、支援業務の範囲についての質問に、広丘のまちづくりは市北部地域のまちづくりであり、その拠点として広丘駅周辺地区を考えているとの答弁があり、これを了承しました。 議案第21号は、国の第三次
補正予算成立に伴い、全国防災社会資本整備総合交付金事業を導入し、橋梁の
長寿命化を図るため、土木費の新設道路改良費6,800万円を計上し、市内8カ所の補修工事を実施するもので、堅石橋ほか7カ所を計画し実施するとの説明があり、委員から、白石橋の改修はどのようなものか。また工事費は幾らかとの問いに対し、上部工にひび割れがあり、雨水の浸入があるための改修を行うものであり、工事費は約200万円であるとの答弁がありました。 また委員から、耐震工事だけかとの問いに、今回は補修工事を行う予算であるとの回答がありました。工事はどのようになるのかとの問いに、年度内に発注を行い、随時工事を行っていきたいとの答弁を受け、これを了承しました。 以上申し上げ、
経済建設委員会の報告とします。
○議長(
永田公由君) 質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。議案第14号及び第21号を一括して採決いたします。 お諮りいたします。各委員長の報告は、いずれも
原案可決であります。各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。 この際、午後1時10分まで休憩いたします。 午後0時09分 休憩
---------- 午後1時10分 再開
○議長(
永田公由君) 休憩を解いて再開いたします。 次に、議案第17号を議題といたします。
総務環境委員長の報告を求めます。 14番
青柳充茂さん。
◆
総務環境委員長(
青柳充茂君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、
総務環境委員会に付託されました議案第17号について、当委員会の審査結果及び経過について御報告いたします。 当委員会は12月16日に開催し、
慎重審査の結果、
全員一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。議案第17号 平成23年度塩尻市
国民健康保険楢川診療所事業特別会計補正予算(第1号)について、人事院勧告による一般職手当等を引き下げるもので、歳入歳出それぞれ13万3,000円を減額するものとの説明を受け、これを了承しました。 以上申し上げ、
総務環境委員会の
審査報告といたします。
○議長(
永田公由君) 質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。議案第17号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は
原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号を議題といたします。
福祉教育委員長の報告を求めます。 8番
山口恵子さん。
◆
福祉教育委員長(
山口恵子君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、
福祉教育委員会に付託されました議案第15号について、当委員会の審査結果及び経過について御報告いたします。 当委員会は12月19日に開催し、
慎重審査の結果、議案第15号について、
全員一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。議案第15号 平成23年度塩尻市
介護保険事業特別会計補正予算について、歳入歳出予算にそれぞれ2,939万2,000円を追加し、歳入歳出それぞれ45億4,044万6,000円とするものである。内容につきましては、介護予防サービスの増額等であるとの説明を受けました。 委員より、居宅介護住宅改修費116万円についてただしたのに対し、介護が必要なときの手すりや段差解消のための給付費であり、1人につき20万円限度額で、うち1割分は本人負担となるもの。昨年4月から10月は44件に対し、本年度は同時期で55件の実績であるとの説明を受け、これを了承しました。 以上申し上げまして、
福祉教育委員会の
審査報告といたします。
○議長(
永田公由君) 質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。議案第15号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は
原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号、第18号、第19号及び第20号の4件を
一括議題といたします。
経済建設委員長の報告を求めます。 12番
永井泰仁さん。
◆
経済建設委員長(
永井泰仁君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、
経済建設委員会に付託されました議案第16号、議案第18号、議案第19号及び議案第20号について、審査の結果及び経過について御報告いたします。 当委員会は、12月15日に開催し、
慎重審査の結果、
全員一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。議案第16号 平成23年度塩尻市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)については、総予算額から歳入歳出それぞれ59万円を減額し、歳入歳出
予算総額をそれぞれ1億1,135万2,000円とするもので、主な補正内容は、国道19号桃岡橋橋梁拡幅に伴う水管橋の添架にかかわる設計委託料の増額、浄水施設等の整備点検委託料、管路補修等工事の実績や実績見込みによる減額、並びに人事異動・人事院勧告に伴う人件費の補正が主なものとの説明を受け、委員より、国道19号拡幅にかかわる桃岡の水管橋の事業費を含めた簡易水道施設建設事業費の総事業費はどの程度になるかとの質問に、本年度策定した実施計画では11億2,000万円となっているとの説明があり、これを了承しました。 議案第18号 平成23年度塩尻市
水道事業会計補正予算(第2号)については、第2条業務予定量の配水施設整備事業は、既決予定額に600万円を追加し1億4,673万3,000円に、片丘浄水場移設更新事業は、既決予定額から1,048万5,000円を減額し2億2,895万5,000円に、基幹施設耐震化推進事業は、既決予定額から191万6,000円を減額し6,308万4,000円に、第3条収益的支出の第1款水道事業費用は既決予定額に56万4,000円を追加し14億8,772万5,000円に、第4条資本的収入は既決予定額に22万5,000円を追加し1億7,985万円に、資本的支出は既決予定額から1,601万7,000円を減額し8億3,662万5,000円に、第5条議会の議決を経て流用する職員給与費は、既決予定額に409万5,000円を追加し1億5,699万1,000円とするもので、主な補正内容は、工事請負費等の減額や、長野国道事務所の要請による国道19号北拡幅関連の配水管改良工事にかかわる事業費組みかえ、並びに人件費は人勧等の補正が主なものとの説明がありました。 委員より、開発費の事業用システム開発費1,285万7,000円が減額となっているが、開発費の内容と発注方法について質問があり、事業用システム開発は、現行の水道料金徴収システムが5年経過し、事務処理効率の低下や、データ処理も不安定で不具合が発生していることから、新たな料金徴収システムを導入することとし、平成23、24年の2カ年をかけてシステムを更新を図るもの。開発費は、上水道事業、下水道事業のそれぞれから負担するものであり、業者の決定方法は企画提案方式、いわゆるプロポーザルにより、9業者から企画提案を受け、一次審査の書類選考、二次審査のプレゼンテーションにより業者を決定し、見積もり合わせにより開発費を決定した。開発費の補正は、見積もり合わせの結果と、本年度業務の履行状況による出来高により減額するものとの答弁があり、委員より、事業用システム開発は、下水道使用料の賦課漏れに対応するシステムかとの質問に、適正なデータ処理や事務処理効率の向上を目的とした水道料金システムの更新であり、直接的に使用料の賦課漏れに対応したものではないとの説明があり、委員より、庁内全般のシステム更新は、既存のシステムを利用した更新となっているのかとの問いに、庁内全般のシステム更新もおおむね5年目を目途に更新し、既存システムの利用は考えず、プロポーザル方式などによる新システムを導入しているとの説明があり、委員より、庁内全般のシステム更新は職員の削減につながるのかとの質問に、職員の削減はこれまで進めてきているので、新システムになっても減ることは考えにくいが、技術進歩により機器が安価になっていることや、維持管理コストの低減により更新費用は低廉な傾向にあるとの説明があり、これを了承しました。 議案第19号 平成23年度塩尻市
下水道事業会計補正予算(第2号)については、第2条業務予定量の公共下水道事業は、既決予定額から6,590万円を減額し6億6,571万8,000円に、第3条収益的支出の第1項下水道事業用費用は、既決予定額に574万7,000円を追加し20億4,735万5,000円に、第4条資本的収入は、既決予定額から9,430万円を減額し14億1,456万4,000円に、資本的支出は、既決予定額から7,985万2,000円を減額し21億9,493万2,000円に、第5条企業債は、下水道事業債の限度額を8億2,120万円を7億6,210万円に、第6条議会の議決を経て流用する職員給与費を、既決予定額から478万4,000円を減額し7,889万9,000円に補正するもので、主な内容は、管路施設の老朽化や管路埋設後の舗装の劣化などによる修繕費の増額、及び国の公共事業予算の5%留保に伴う社会資本整備総合交付金の決定額の減額に伴い、浄化センター改築工事費、施工委託料、環境工事費等の減額、並びに人件費の補正が主なものとの説明を受け、これを了承しました。 議案第20号 平成23年度塩尻市
農業集落排水事業会計補正予算(第2号)については、第2条収益的支出の第1款農業集落排水事業用費用の既決予定額から27万4,000円を減額し3億1,778万3,000円に、第3条議会の議決を経て流用する職員給与費を既決予定額から24万円を減額し843万9,000円にするもので、主な内容は人勧等の人件費の補正との説明を受け、これを了承しました。 以上申し上げ、
経済建設委員会の報告とします。
○議長(
永田公由君) 一括して質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。議案第16号、第18号、第19号及び第20号の4件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は、いずれも
原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、以上4件は原案のとおり可決されました。 次に、議会第1号を議題といたします。
総務環境委員長の報告を求めます。 14番
青柳充茂さん。
◆
総務環境委員長(
青柳充茂君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、
総務環境委員会に付託されました議会第1号について、当委員会の審査結果及び経過について御報告いたします。 当委員会は12月16日に開催し、
慎重審査の結果、
全員一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。議会第1号
防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見書について、議案提出者より、国の防災基本計画には、政策決定過程における女性の参加が明記され、また東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震津波対策に関する専門調査会の報告においても、女性の視点を取り入れることへの配慮が盛り込まれているが、その反映が、これまで必ずしも十分とは言えない状況であることを踏まえて、意見書を提出したいものとの説明を受け、これを了承しました。 以上申し上げ、
総務環境委員会の
審査報告といたします。
○議長(
永田公由君) 質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。議会第1号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は
原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、議会第1号は原案のとおり可決されました。
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△日程第6 請願
○議長(
永田公由君) 日程第6 次に、
請願平成23年12月第1号を議題といたします。
福祉教育委員長の報告を求めます。 8番
山口恵子さん。
◆
福祉教育委員長(
山口恵子君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、
福祉教育委員会に付託されました
請願平成23年12月第1号
当事者総意に基づく「
障害者総合福祉法」制定をめざし、国に対し
意見書提出を求める請願について、審査の結果及び経過について御報告いたします。 当委員会は、12月19日に開催し、
慎重審査の結果、
全員一致をもちまして、採択すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。委員より、総合福祉法について、どういう利点があるのかとの質問に対し、請願者より、
障害者自立支援法では制度を選べないことや制限があり、障害によってサービスが限定されている。昨年1月、司法の席で自立支援法は違憲であるという結果が出され、新しい法律を提案したものであり、本人の希望によりサービスが選べるようにしてほしいとの説明を受けました。 委員より、現在厚労省で検討中であり、法制定に向け進行中であるのに、改めて請願を出された理由についてお聞きし、請願者より、当事者や家族の意見や思いを反映した内容にし、財源を確保していただくことが、制度の実現につながるものであるので、大事な点をしっかり伝えていき、よい法律を定めていただきたいとの説明を受けました。 委員より、総合福祉部会構成員55人が、それぞれの立場の違う方がまとめた骨格なので、希望に添って採択すべきとの意見が出されました。 以上申し上げ、
福祉教育委員会の
審査報告といたします。
○議長(
永田公由君) 質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。
請願平成23年12月第1号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は採択とするものであります。委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり決定いたしました。
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△日程第7 閉会中
継続審査及び調査の申し出
○議長(
永田公由君) 日程第7 次に、
総務環境委員長、
福祉教育委員長及び
経済建設委員長から、現在各委員会において審査及び調査中の事件について、会議規則第77条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の
継続審査及び調査の申し出があります。 お諮りいたします。各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査及び調査することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査及び調査することに決定いたしました。
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△日程第8
議員提出議案審議
○議長(
永田公由君) 日程第8 これより、議員提出議案の審議を行います。 お諮りいたします。議会第2号は、
委員会付託を省略し、即決したいが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、議会第2号は、
委員会付託を省略し、即決することに決定いたしました。 議会第2号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 8番
山口恵子さん。
◆8番(
山口恵子君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、議会第2号
障害者総合福祉法(仮称)の
早期制定を求める意見書について、
提案理由を申し上げます。 議会第2号については、
請願平成23年12月第1号
当事者総意に基づく「
障害者総合福祉法」制定をめざし、国に対し
意見書提出を求める請願が採択されたことに伴い、議会第2号を国に対し意見書を提出しようとするものです。 我が国では、障害のある人も、ない人とともに地域社会で生活できるために、平成18年4月、
障害者自立支援法が施行されましたが、さまざまな問題点が指摘されており、その抜本的な見直しが求められています。 障害の種類や程度にかかわらず、みずからが選んだ地域で自分らしく暮らせる社会を実現するためには、推進会議総合福祉部会が取りまとめた提言を最大限尊重し、反映させること、制度を実現するために地方自治体の財源を十分確保することが重要であります。 よって、以上の点から、早期実現できますよう強く願い、意見書を提出するものです。 以上申し上げ、
提案理由の説明といたします。議員皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
永田公由君) 補足説明はありますか。
----ないので、質疑を行います。ありませんか。
----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。
----ないので、討論を終わります。議会第2号を採決いたします。 お諮りいたします。議会第2号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、議会第2号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。議会第1号及び議会第2号の意見書が可決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するもの、また意見書の提出先等については、議長に一任願いたいが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田公由君) 御異議なしと認めます。よって、意見書の処理については議長に一任と決定しました。 以上をもって、本定例会の日程は全部終了いたしました。 この際、申し上げます。市長からあいさつしたい旨の申し出がありますので、これを許します。
◎市長(
小口利幸君) 〔登壇〕 それでは、閉会のごあいさつを申し上げます。 去る12月1日に招集いたしました12月定例会は、本日をもって閉会となりますが、
追加議案を含めまして、御提案申し上げました各議案につきましては、慎重かつ御熱心に御審議を賜り、いずれも原案のとおりお認めをいただき、お礼を申し上げる次第でございます。 代表質問並びに一般質問及び
委員会審査等でいただきました、市政全般にわたっての御意見・御提言につきましては、今後の市政運営の中において、でき得る限り反映してまいる所存でございます。 本年は、3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震、翌12日に発生いたしました長野県北部地震による未曾有の大災害、また6月30日に発生いたしました長野県中部地震など、全国に大きな災害が発生した年でありました。 そして、震災後の夏、原子力発電所事故に伴う電力不足への対応として、市民の皆様方に節電の御協力をいただいておったところでございます。さらにこの冬も、引き続きまして、でき得る限りの節電をお願いしているところでございます。 来る新年は、被災地の復興が進み、災害がなく安心して暮らすことができますよう、心から祈念するものであります。私ども行政は、市民の皆様方が安全・安心で快適な生活を送ることができるよう、最大限の努力をすることが使命であると考えております。住みなれた地域において、安心して穏やかな生活を送ることができますよう、積極的な行政運営に取り組んでまいりたいと考える次第であります。 市民の皆様方の信頼と期待にこたえながら、引き続き説明責任を果たしながら、開かれた市政経営を基本に、本市の目指す都市像「ともに築く 自立と創造の田園都市」の実現に向け、渾身の努力をいたすとともに、未来への責任を果たすべく、今まで以上に誠心誠意、職務を遂行してまいる所存でございますので、議会並びに市民の皆様方の一層の御指導、御協力を、心からお願い申し上げる次第でございます。 本年も残りわずかとなりました。寒さもいよいよ本格的になってまいります。議員の皆様方には、健康に一層の御留意をいただき、今後ますます御活躍をお祈り申し上げ、本年1年のお礼のごあいさつとさせていただきます。大変1年間ありがとうございました。大変また御苦労さまでございました。
○議長(
永田公由君) 以上をもちまして、過ぐる12月1日から22日間の会期をもって開催されました平成23年
塩尻市議会12月定例会は、これをもって閉会といたします。まことに御苦労さまでございました。 午後1時38分 閉会
------------------------------ 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成23年12月22日
塩尻市議会議長
永田公由 塩尻市議会議員
金田興一 塩尻市議会議員
永井泰仁 塩尻市議会議員
森川雄三...