平成１４年 ６月 定例会 平成１４年
塩尻市議会６月
定例会会議録 第１
号－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－平成１４年
塩尻市議会６月定例会が６月３日午前１０時
塩尻市役所議場に招集された。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 平成１４年６月３日（月曜日
）－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 議事日程（第１号） 平成１４年６月３日午前１０時開議第１．
会議録署名議員の指名第２．諸般の報告第３．会期の決定第４．表彰状の伝達第５．
提案理由総括説明及び各
議案説明 議案第１号
塩尻市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例 第２号 塩尻市
住宅新築資金等貸付条例の一部を改正する条例 第３号 塩尻市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例 第４号 塩尻市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 第５号 塩尻市
大野田育英基金条例等の一部を改正する条例 第６号
教育委員会委員の任命について 第７号
公平委員会委員の選任について 第８号
固定資産評価審査委員会委員の選任について 第９号 市道路線の廃止及び認定について 第10号 平成１４年度塩尻市
一般会計補正予算（第１号） 第11号 平成１４年度塩尻市
水道事業会計補正予算（第１号） 報告第１号 塩尻市税条例の一部を改正する条例の
専決処分報告について 第２号 平成１３年度塩尻市
一般会計補正予算（第６号）の
専決処分報告について 第３号 平成１３年度塩尻市
国民健康保険事業特別会計補正予算（第４号）の
専決処分報告について 第４号 平成１３年度塩尻市
老人保健事業特別会計補正予算（第３号）の
専決処分報告について 第５号 平成１３年度塩尻市
下水道事業特別会計補正予算（第５号）の
専決処分報告について 第６号 平成１３年度塩尻市
農業集落排水施設特別会計補正予算（第４号）の
専決処分報告について 第７号 平成１３年度塩尻市
介護保険事業特別会計補正予算（第４号）の
専決処分報告について 第８号 平成１３年度塩尻市
繰越明許費繰越計算書について 第９号 平成１３年度塩尻市
水道事業会計予算繰越計算書について 第10号 平成１４年度塩尻市
土地開発公社の
経営状況を説明する書類の提出について 第11号 平成１４年度
財団法人塩尻市
文化振興事業団の
経営状況を説明する書類の提出について
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－◯出席議員（２６名） １番
古厩圭吾君 ２番 備前光正君 ３番 中村 努君 ４番 丸山寿子君 ５番 柴田 博君 ６番 伊藤秀文君 ７番 吉江弘紀君 ８番 永原高雄君 ９番 小口利幸君 10番 塩原政治君 11番 三村博孝君 12番 小松章二君 13番
中野長勲君 14番 太田茂実君 15番 永田公由君 16番 樋口光久君 17番
青柳喜美男君 18番 中村 平君 19番
小松千万蔵君 20番 青柳哲夫君 21番 田中 剛君 22番
白木俊嗣君 23番 米窪千加代君 24番
笠原和晃君 25番 中原輝明君 26番 岩垂 武君
◯欠席議員（なし）◯欠員（なし）
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－◯説明のため出席した者 市長
三沢光広君 助役 酒井 泉君 収入役 岩垂好隆君
教育委員長 佐倉酉一君
代表監査委員 中野 學君 教育長 藤村 徹君 総務部長 西窪道夫君
企画財政部長 青木俊英君
市民環境部長 塩原 博君
健康福祉部長 松崎宏征君
経済部長 鈴木一美君
建設部長 藤原 強君 教育次長 飯田正弘君
上下水道局長 上野敏勝君 生涯
学習部長 庶務課長 落合 功君
秘書担当課長 中野達郎君
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－◯事務局職員出席者 事務局長 小野貞雄君
事務局次長 白木 進君
議事係長 小松一彦君
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 本日の会議に付した
事件議事日程（第１号）記載事件のとおり 午前１０時０１分 開会
○議長（
古厩圭吾君） 皆様おはようございます。これより平成１４年
塩尻市議会６月定例会を開会いたします。ただいまの
出席議員は２６名で定足数を超えておりますので、直ちに会議を開きます。 お手元の
議事日程により議事に入ります。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△日程第１
会議録署名議員の指名
○議長（
古厩圭吾君） 日程第１
会議録署名議員の指名をいたします。
会議規則の定めるところにより、１７番
青柳喜美男君、１８番 中村 平君、１９番
小松千万蔵君を指名いたします。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△日程第２ 諸般の報告
○議長（
古厩圭吾君） 日程第２ 諸般の報告をいたします。
事務局長から報告させます。
◎
事務局長（
小野貞雄君） ご指名がございましたので報告いたします。 ３月定例会において可決されました
建設資材廃棄物の
適正処理に関する意見書及び私立高校に対する大幅助成を求める意見書の２件の意見書につきましては、それぞれ
内閣総理大臣はじめ
関係機関に提出をしておきましたので、ご了解願います。 次に、お配りしてあります書類について申し上げます。
議事日程、６月定例会及び
審議日程案、本定例会に説明のため議会に出席を要求した者の氏名並びに陳情の
処理方針でございます。
報告関係では、２月２５日から６月２日までの
事務報告並びに
議長会関係報告でございます。以上でございます。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△日程第３ 会期の決定
○議長（
古厩圭吾君） 日程第３ 会期の決定についてを議題といたします。
議会運営委員長の報告を求めます。
◆
議会運営委員長（
小松千万蔵君） 〔登壇〕 皆さんおはようございます。ご指名がございましたので、
塩尻市議会６月定例会の
議会運営につきまして、
議会運営委員会の報告を申し上げます。 過ぐる５月２７日付け、塩尻市告示第４１号により、６月定例会が本日６月３日に招集されることが告示されました。よって、５月２７日、
議会運営委員会を開催し、本定例会の会期及び
審議日程について協議をいたしました。 本定例会に理事者より提案されました議案は、
条例案件５件、人事案件３件、
事件案件１件、
予算案件２件、
報告案件１１件の計２２件であります。したがいまして、会期は６月３日から６月１８日までの１６日間と決定いたしました。 次に、
審議日程について申し上げます。本日３日は
提案理由、
総括説明及び各議案の説明を受け、明日４日より６月９日までは議案調査のため休会といたします。１０日に本会議を再開し、１０日、１１日、１２日は
一般質問及び各議案に対する質疑を行います。１３日、１４日は各
常任委員会の審査を行い、１５日から１７日までは委員長の
審査報告取りまとめのため休会といたします。１８日に本会議を再開し、各
常任委員長の
審査報告、質疑、討論、採決という日程で６月定例会の
議事運営をしてまいることに決定いたしました。 なお、
質問通告書の提出につきましては、明日６月４日午後３時までとしましたので、
議員各位のご協力をお願い申し上げます。 以上を申し上げまして、
議会運営委員会の報告といたします。
○議長（
古厩圭吾君） お諮りいたします。本定例会の会期及び
議事運営については、
議会運営委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（
古厩圭吾君） ご異議なしと認めます。よって、本定例会は本日より６月１８日までの１６日間として
議事運営をしてまいることに決しました。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△日程第４ 表彰状の伝達
○議長（
古厩圭吾君） 日程第４ 表彰状の伝達をいたします。 過ぐる４月２５日、金沢市において開催された第７７回
北信越市議会議長会定期総会、並びに５月２８日東京都において開催されました第７８回
全国市議会議長会定期総会におきまして、
議員在職１５年以上の
特別表彰を
白木俊嗣議員、
米窪千加代議員、
笠原和晃議員の３名が受賞されましたので伝達を行います。お三方はそれぞれ前においで願います。 表彰状 塩尻市
白木俊嗣殿 あなたは
市議会議員として在職１５年、よく市政の発展に努められ、その功績はまことに顕著なものがあります。よって、第７７回
定期総会に当たり、
本会表彰規定により表彰をいたします。平成１４年４月２５日
北信越市議会議長会会長 金沢市議会議長 川 紘一 代読（拍手） 表彰状 塩尻市 米窪千加代殿 あなたは
市議会議員として在職１５年、よく市政の発展に努められ、その功績はまことに顕著なものがあります。よって、第７７回
定期総会に当たり、
本会表彰規定により表彰をいたします。平成１４年４月２５日
北信越市議会議長会会長 金沢市議会議長 川 紘一 代読（拍手） 表彰状 塩尻市
笠原和晃殿 あなたは
市議会議員として在職１５年、よく市政の発展に努められ、その功績はまことに顕著なものがあります。よって、第７７回
定期総会に当たり、
本会表彰規定により表彰をいたします。平成１４年４月２５日
北信越市議会議長会会長 金沢市議会議長 川 紘一 代読（拍手） 表彰状 塩尻市
白木俊嗣殿 あなたは
市議会議員として１５年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第７８回
定期総会に当たり、
本会表彰規定により表彰をいたします。平成１４年５月２８日
全国市議会議長会会長 小泉昭男 代読（拍手） 表彰状 塩尻市 米窪千加代殿 あなたは
市議会議員として１５年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第７８回
定期総会に当たり、
本会表彰規定により表彰をいたします。平成１４年５月２８日
全国市議会議長会会長 小泉昭男 代読（拍手） 表彰状 塩尻市
笠原和晃殿 あなたは
市議会議員として１５年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第７８回
定期総会に当たり、
本会表彰規定により表彰をいたします。平成１４年５月２８日
全国市議会議長会会長 小泉昭男 代読（拍手）
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
△日程第５
提案理由総括説明及び各議案に対する説明
○議長（
古厩圭吾君） 日程第５
提案理由総括説明及び各議案に対する説明を受けます。 議案第１号から第１１号まで並びに報告第１号から第１１号までの２２件を一括議題といたします。件名につきましては、お配りの
議事日程に記載してあるとおりです。 これより市長から
提案理由の説明を求めます。
◎市長（
三沢光広君） 〔登壇〕 本日ここに平成１４年
塩尻市議会６月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には時節柄何かとご多用のところ、このようにご参集賜り厚くお礼を申し上げます。 まず、冒頭に申し上げたいと存じますが、
次期市長選挙につきまして、議員並びに市民の皆様に多大なご心配をおかけをいたしましたが、先月１１日の記者会見のとおり、政治にかかわる者の出処進退は自らが決すべしとの信念のもと、かねてから熟慮を重ねてきた結果、この９月の任期をもって締めくくりとし、
次期市長選挙には出馬しないことを表明させていただきました。 その後は、市民の皆様が自主的かつ主体的に選出される方に市の将来を託し、新たな発展を願うことが最も適切だとして判断をいたした次第であります。何とぞ深いご理解を賜りますようお願いを申し上げます。 顧みますと、市民総参加により策定いたしました第三次塩尻市
総合計画の前期・
中期計画は議会並びに市民の皆様のご理解、ご支援、ご協力により、ほぼ計画どおり達成でき、現在
後期計画の２年目を迎えるとともに、３期１２年を締めくくる重要な仕上げの時期でもありますので、残された４か月の任期を今以上に粉骨砕身、そして誠心誠意、市長としての職務を全うすべく努力いたしてまいる所存でありますので、引き続き絶大なご支援、ご協力を賜りますよう重ねてお願いを申し上げます。 さて、本年は例年になく春の訪れが早く、農作物の生育が早まっていることから、４月早々に塩尻市凍
霜害対策本部を立ち上げ、
関係機関と連携協力して、凍霜害への警戒を呼びかけるとともに、予防に万全を期してまいったところでありますが、心配された大きな凍霜害もなく、９月末に
対策本部を解散いたしたところであります。 また心配になります景気動向につきましては、先月の
月例経済報告では、景気は依然厳しい状況にあるが、底入れしているとしておりますが、先行きについては依然として不透明で厳しい雇用状況と、この
経済環境に懸念があるということも言われておるところであります。 こうしたことから、政府は底入れしている景気の動きを民需主導の持続的な経済の成長につなげるために、引き続き積極的な対策を構造改革を断行しつつ、
デフレ阻止に向けて、さらなる対応をするという決意をしておるとしております。 このため、本市においても、一刻も早い景気の回復を願い、昨年度に引き続き種々の施策に積極的に取り組むとともに、新
年度予算につきましては、早期に、かつ適宜適切な執行に万全を期してまいりたいと考えております。 一方、
男女共同参画社会の推進における懸案かつ待望の
女性農業委員は、この度の改選で
一般選挙、また市議会からの
推薦議員を含め４人が誕生をいたしました。
農業委員会にさわやかな風が流れ、食料・農業・
農村基本法のかけがえのない農地を守り、力強い農業をつくるという、そういう
基本理念のもと、農業・農村の再構築に向けて、
男性農業委員ともどもご活躍されますことを大いに期待をしておるところであります。 市民の安心と安全の確保は、それぞれの自治体においては大きな課題であり、そのための
危機管理体制の整備は急務であります。特に、災害等緊急時における
情報伝達体制の整備につきましては、あらゆる角度から検討してまいりましたが、先月２４日に
株式会社テレビ松本ケーブルビジョンと災害時における
テレビ放送要請に関する協定を締結いたしました。これにより緊急時には、本市の光幹線や無線設備を活用した災害
情報の提供、あるいは収集提供ができることと相なり、既に実施をしております
緊急メール配信システムと併せ、関連
情報を映像や文字放送によりまして、即時に提供できることから
市民生活の安全確保が一層図られるものと期待をしておるところであります。 それでは以下当面の
重要事業及び本年度の主要施策の状況について簡潔に申し上げます。 生涯学習の推進につきましては、昨年度策定いたしました生涯
学習推進プラン後期計画に沿って、市民の皆さんが健康で生き生きとした生活を送りながら、生涯にわたり、みずから学び、ふれあい、その成果を地域社会に生かしていく、ともに学び合う
まちづくりの活動を推進してまいります。 そこで、学校と地域の融合を図り、学社連携を進めるため、今月１日、
塩尻西小学校の
特別教室部分を夢広場として一般開放いたしましたので、生涯学習の拠点として大いに活用されることを期待をしておるところであります。 塩尻市の
塩尻西小学校屋内運動場の
建設事業につきましては、本年２月に着手し、５月末、
基礎工事のくい打ちがほぼ終了いたしましたので、今後は
建屋工事に向け進めてまいります。 なお、プールの
建設工事につきましては、
国庫補助の内示を受け次第、発注できるよう進めてまいります。 また、各
中学校普通教室などへの
コンピュータ整備事業につきましては、夏休みを利用して、
校内ＬＡＮの
配線工事を行い、休み明けの２学期から利活用できるよう進めてまいります。 次に、スポーツの振興につきましては、
ＮＰＯ法人塩尻市体育協会が去る４月１日発足いたしまして、４月２０日には、盛大な記念式典が開催をされました。今後法人化に踏み切った趣旨を踏まえて、一層行政と連携して
市民スポーツの振興に寄与されることを期待しておるところであります。 また、先月１９日に開催いたしました
アルプス展望ロードレースｉｎ塩尻は、県内外から７００人の参加をいただく中で１０年
連続出場者には記念品を、それから協賛企業には感謝状を贈るなど、記念すべき１０回大会を盛り上げるとともに、参加者は新緑の
しののめ東雲の道を思い思いの走りで大会を楽しみ、盛大に開催することができました。
全国短歌フォーラムｉｎ塩尻につきましては、去る４月１７日に
実行委員会を開催し、１６回目を数える
フォーラムが多くの人々に感動を与えられるよう準備に入っております。 なお、第１回から第１３回まで選者として大変なお世話になり、厳しい中にも温かみのある選評をいただいておりました
斎藤史先生が去る４月２６日に９３歳でご逝去され、先月の８日に長野市でお別れ会が開催されました。
現代短歌界における偉大な女流歌人を失ってしまったことはまことに残念であり、本市に賜ったご厚情に感謝しながら、本市を代表して衷心よりご冥福をお祈り申し上げた次第であります。 次に、
環境対策につきましては、平成１１年度に作成した
環境基本計画に基づき、人と自然とが共生し、持続的な発展を目指す５つの環境像の実現に向けて取り組んできておるところであります。 そこで、環境への負荷を減らす
資源循環システムを構築し、ごみの減量化を図るため、この４月から事業所の
ごみ指定袋によるところの、その収集を開始するとともに、来月から
収集許可業者と収集契約を結んでいない市内の
集合住宅、アパートへも、この
指定袋制度を導入するなど、昨年作成しました
一般廃棄物処理基本計画を実行に移してまいります。 庁内のＩＳＯ１４００１の取り組みにつきましては、昨年１１月から運用を始め、本年３月１４日に認証取得をいたしましたので、今年度は全職員が
環境方針の推進に向け、継続的に改善を進め、
市内事業者等の環境に対する方向性を見出すことができる取り組みを行ってまいります。 次に、市民要望の強かった庭木の剪定木の収集を民間業者に委託し、先月から市内全域で実施した結果、約１６トンが収集され、堆肥化を図ることができましたので、今後
計画どおり月２回の収集により資源化を一層図ってまいりたいと考えております。
不法投棄の対策につきましては、本年度から
不法投棄の
回収事業エコスイーパーを発足させ、市内の巡回並びに回収業務をスタートさせたところであります。 なお、この事業は緊急雇用の
創出事業として取り組み、
シルバー人材センターに委託したものであり、現在までのところ、大きな
不法投棄はなく成果が上がっているものと考えております。 また、郵便局の
集配業務員の皆さんが、各地区の衛生班長や
衛生部長や役員の皆さんのご協力を引き続きいただき、
監視活動と市内の
環境美化を推進してまいります。 次に、道路網の整備につきましては、
幹線道路及び
生活道路の整備を計画的に進めており、国道１９
号拡幅改良工事は吉田地籍約５００メートル間の家屋移転が終了し、今年３月に４
車線化工事が発注され、
上下水道工事と併せた電線類の
地中化工事にも着手され、順調に進んでおります。 また先月２５日には、国道１９号拡幅の
塩尻地区の
整備促進協議会の総会を開催するなど、
関係機関や
関係役員及び地権者の理解を得る中で、
国土交通省の
予算付けを含め、積極的なこれからの対応を進めていきたいと考えております。 一方、県事業としての県道御
馬越塩尻停車場線につきましては、芦ノ
田浄水場付近から小曽部橋の間が本年３月末に完了し、交通安全などからも十分効果があらわれておるものと考えます。 また、本年度から５か年計画の
新規事業として、
まちづくり総合支援事業は
都市基盤整備を目的に大門地区と
シンボルゾーンを中心とした２２０ヘクタールを設定し、その中で当面の
重点事業として進めている
都市計画道路、
高校北通り線、郷原跨線橋架け替え、塩尻駅
バリアフリー化の３
重点事業につきましては、ＪＲと協議も順次進み、今年度事業に向けて順調に進めております。
住宅政策につきましては、この４月から建設部に
建築住宅室を設置をいたし、
建築確認事務等を行っておりますが、これらに関する申請はこの２か月で１２０件あり、
審査期間の短縮に努めると同時に、建築に関する相談に応ずるなど
市民サービスの充実に努めておるところであります。 次に、
水道事業につきましては、
施設整備では
漏水防止対策として、老朽管の
布設替え工事を
下水道事業に合わせて早期に発注し、現在既に施工中であります。 また、
国庫補助事業の
老朽石綿管布設替え工事につきましては、補助金の内示を受けましたので、発注に向けた準備を進めておるところであります。 また、緊急時の
バックアップ体制の一環としての
松塩水道用水の
導水トンネルの湧水利用に伴う
送水管布設工事は、
国土交通省と連携を図りながら現在施工中であります。 なお、平成１２年度から実施しております
浄水場集中監視設備の
更新工事につきましては、
中央監視盤等の向上政策及び
通信用光ケーブルの
架設工事も
予定どおりに進み、現在
情報プラザ及び
関係施設と調整中であり、本年度末完成に向けて順調に進んでおるところであります。 次に、
下水道事業につきましては、公共下水、
農業集落排水、
合併処理浄化槽の
設置事業を含めた
下水道普及率が、事業の積極的な推進により３月末現在で８９．８パーセントに達し、１４年度の早い時期に９０パーセントの大台を突破する見通しであります。 本市の
下水道事業は建設の時代から、いよいよ維持管理の時代へと移行し、今後長期にわたる
下水道事業の安全かつ健全な運営が最大の課題となってまいりました。 そこで
下水道使用料が平成１２年４月の改定以来３年目を迎えたことから、現在この
見直し改定について準備を進めているところであり、年内には議会と十分相談しながら
下水道事業運営審議会に諮って、所定の手続を進めてまいる考えであります。 次に、農業の振興につきましては、農業・畜産業の従事者の高齢化や担い手が不足しつつある折、ＢＳＥ問題や
農畜産物の
産地偽装表示の問題など諸課題を抱えておりますが、
農畜産物の生産は消費者との連携や
消費者ニーズに的確に対応することが必要とされ、本市では
関係機関と連携し、その
環境整備を計画的に進めておるところであります。 また、本年は２年連続の大雪に見舞われ、環境の変化など低温による影響が心配されたところでありますが、３月からの暖かな天候に恵まれ、農作物は順調に生育し、野菜、果樹とも例年より１週間から１０日ほど早く出荷されるなど、本年度の
農作物等における生産農家の経営安定に期待をしておるところであります。 県営中
山間地域総合整備事業、宗賀地区につきましては、
地元関係者のご理解とご協力により順調に進められ、昨日
地元推進委員会により、地域に愛され、親しまれる公園としての願いを込めた植樹祭が、日出塩桜ノ丘公園で行われ、子供も育成会の児童など、１００人有余が参加をいたしまして、桜の苗木を植えたところであります。 なお、公園は県
関係機関のご協力によりまして、本年度末の完成を大幅に繰り上げて１０月に完成する予定であります。 加えて、まちの農村公園の工事に着手する運びとなりましたので、農業生活
環境整備や交通施設の基盤整備など順次進められ、本年度では事業費ベースで約４０パーセントが完了する予定であります。 林業の振興につきましては、森林の持つ多面的な機能への理解と森林に対する愛着を次代へ引き継ぎ、緑あふれる地域づくりを進めるために、新緑の去る４月２７日に信州塩尻農業公園チロルの森周辺において、平成１４年度松本地区植樹祭と第６回塩尻市民の森づくりが松本地方事務所、塩尻市市民の
まちづくり実行委員会など、各種の団体により開催され、当日は両小野中学校全校生徒の課外授業での参加や、北小野保育園園児のアトラクション、地元北小野地区ふるさとづくり
実行委員会などのご協力をいただき、北小野財産区有林の間伐された松林２ヘクタールにモミジ、カエデなどの広葉樹１，６００本の苗木が植えられたわけであります。早く成長して、見事な複層林が形成され、森林の持つ多面的な機能が発揮されることを願うところであります。 次に、工業振興につきましては、前段申し上げましたような景気動向の中で、市内製造業は受注引き合いが改善され、景気回復がやや感じられる状況もあるものの、厳しいコストダウンを迫られるなど依然収益の改善になかなかつながらないという状況であります。このため市場ニーズを把握しての特化した技術、それから新規の取引先の開拓、高付加価値生産だとか、あるいは多種少量製造への対応、経営の再構築など懸命な取り組みがなされておるところであります。 市におきましては、厳しい経済状況を踏まえて、昨年７月以降、関係団体などの意見を聞くとともに、議会のご理解を得る中で、金融、受注、消費、雇用など、でき得る限りの対策を緊急経済対策として取りまとめ実施をしてまいりました。 その取り組み状況は、既に議会にも報告をいたしましたが、特に金融対策としての市の制度資金のあっせんは、約２７億４，４００万円、前年度対比２．６倍で、このうち経営安定資金は、見込みを大幅に上回る１１．３倍の２０億６，２００万円の利用があったのでありまして、今定例会に融資のあっせん資金の追加をお願いいたしたく、そして利子補給にかかわる補助金の追加補正をお願いしておるところであります。 また、商工会議所などと連携して取り組んでいる塩尻製造業受注連絡協議会により、市外からの受注確保に努めておりますが、市内の企業間の連携を高め、一層の受注拡大につなげるために、市内の企業のデータベース化について研究するとともに、テクノコーディネーターを１人増員して、経営技術相談、それから受発注
情報など各種の
情報提供の充実に努めてまいります。 なお、新たな産業創出に向けて、大学や、あるいは県の試験場などの公的研究機関との連携や異業種の交流の促進としての新産業の創造研究会などに取り組んでおりますが、引き続き議会、商工会議所、商工業振興審議会のご意見を聞いて、この対策をさらに進めてまいることとしております。 雇用対策につきましては、松本公共職業安定所、それから中信労政事務所など
関係機関と連携して、夏季の労働大学を開催することをはじめ巡回労働相談、それから労働なんでも相談、あるいは設備、施設等にかかわる相談会の開催などにより、雇用の確保に取り組んでまいります。就職にかかわる直接相談などを行いまして雇用対策に取り組んでまいると、かような考えであります。 商業振興につきましては、緊急経済対策としての総額２億円のプレミア付きの商品券は好評のうちに完売をして、市内における消費拡大につなげることができました。 また、先月５日には、本年３月に整備をいたしましたにぎわい広場で大門商店街振興組合、地元育成会、商工会議所などによるところのわいわい祭りが開催され、大勢の市民でにぎわいました。今後産業振興等について意見交換をするため県と連携をして、
まちづくりの車座集会などを開催することとしております。 観光振興につきましては、県全体の観光客が昨年度前年対比２．５％の減ということになっておる状況の中で、本市においてはゴールデンウイークに信州塩尻農業公園チロルの森をはじめ市内の生涯学習施設など１０施設を中心に、約８万４，０００人の入り込みがあり、昨年とほぼ同様の状況でありました。今後一層の誘客を図り、地場産業につながるよう、チロルの森の無料入場券を今月１日から配布する一方、信州塩尻農業公園と振興連絡協議会と連携しながら、昨年好評をいただきました市民音楽祭なども開催して対処してまいりたいと考えております。 次に、市民の健康づくりにつきましては、健康づくりを総合的かつ効果的に推進するための（仮称）塩尻健康２１の策定に当たり、市民の生活状況等の実態を把握するため、保健補導員のご協力をいただき、市民４００人の総合健康調査を進めるとともに、肝炎ウィルスによる健康障害が多発しているという厚生労働省の指摘に基づき、肝炎ウィルス検診を本年度は試行をして、誕生日検診に併せて４０歳から７０歳までの５歳間隔の方々及び広範な外科的な処置を行った方などを対象に検診を行ってまいります。 また、開講３年目を迎えました塩尻ロマン大学も学習プログラムの充実を図るとともに、本年度から一般市民への公開講座を計画し、生きがいづくり事業の充実に努めております。 次に、高齢者福祉につきましては、高齢者いきいき保健福祉計画の見直しを行い、住みなれた家庭や地域で、その人にふさわしい生活が送れることを支援するために、介護サービスの供給体制や社会基盤整備の充実、さらには保健、医療、福祉サービスを総合的かつ一元的に推進してまいります。 本年４月、塩尻東地区に開所いたした老人福祉センター及びデイサービスセンターみどりの郷では生きがい講座等を開催し、高齢者の健康の推進、増進、教養の向上及びレクリエーションの拠点として連日盛況であります。 またデイサービスセンターは、虚弱高齢者の福祉の増進及び自立の促進や家族の身体的、精神的な負担の軽減を図るため、おおむね塩尻東地区、北小野地区を範囲として、現在介護認定を受けた約６５人が契約し、ケアプランのもとにそれぞれサービスを受けておる状況であります。今後も複合施設のメリットを最大限に生かし、高齢者とそれから園児の世帯間交流を図るなど、特徴ある施設づくりに取り組んでまいります。 障害者福祉につきましては、本年４月に長年の念願でありました手をつなぐ親の会の共同作業所マシュマロが大門並木町に開所し、保健福祉センター内の喫茶を含め、それぞれ５人が技能取得や社会生活での適応性を高めるため元気に通所をしておるところであります。 また、先月２５日には、恒例のすみれの丘祭りが開催され、日ごろ閉じこもりがちな仲間がお互いの交流を深めるとともに、模擬店あるいはチャリティーバザー、お楽しみショーなど、様々なイベントを楽しみながら、共に働き、共に生きる喜びを感ずるふれあいの集まりとなりました。 介護保険につきましては、４月末までの要支援、要介護認定の者は１，４９５人で、４月末のサービス利用者は１，２１０人であり、認定者の８１パーセントとなっております。満額徴収による介護保険料の納入実績は４月末現在で９９．３４パーセントと順調な状況であります。 平成１５年度の見直しによる第２期介護保険事業計画の策定に当たり、高齢者の現状と将来推計を基に、高齢者保健福祉施策を基盤整備目標など基本的な方針や介護サービス料の見込みなど、中間取りまとめをしておるところであります。 次に、児童福祉につきましては、少子化時代を背景とした幅広い育児ニーズに対応するため、塩尻市子育て支援プランに沿った事業の展開を図っております。保育園
施設整備では、本年度新たに開設した塩尻東保育園は、快適な保育環境の中で利用者の立場に立った保育内容の充実を図るとともに、ふれあいセンターみどりの郷との複合施設として、高齢者との世代間交流などの特色ある地域活動事業として充実をさせるために取り組んでおるところであります。 こうした中で、去る４月２６日に保育園児とともに、保護者や地域関係者の参加をいただき、給食試食会を実施をいたしました。この試食会におきましては子供たちに合わせた味付け、調理方法、またおいしさといった点でも大変好評をいただきました。今後も保育園給食を食教育として保育の大きな柱に位置付けて運営をしてまいりたいと考えております。 また、（仮称）宗賀中央保育園の
建設事業につきましては、平成１５年度以降での
建設工事に向けて、現在実施設計を進めております。なお、平成９年度に策定しました市立保育園
施設整備の計画は、その後の社会情勢等の変化を勘案し、本年度において議会との協議のもとに現状に即した計画内容の見直しを行ってまいりたいと考えております。 放課後児童対策につきましては、今月１日に開設した塩尻東児童館は、市内４か所目の児童館として児童の健全育成の向上のために、さらに充実を図ってまいりたいと考えております。 次に、平成１３年度一般会計の決算見込みについて申し上げます。本市においては景気の低迷を受け、法人市民税の減収があったものの、固定資産税等の伸びにより、市税全体では前年度をやや上回る収入となるほか、国の構造改革を積極的に推進するための補正予算に対応するなど、有利な補助事業だとか、あるいは起債事業を積極的に取り入れ、財源確保に最大の努力をした結果、予期した以上の収入を確保することができました。 一方、歳出につきましては、行政改革大綱に沿い、経費の節減や合理化、公共工事のコスト縮減などに努めるとともに、社会資本の整備、福祉・教育の充実、
情報化の推進、景気対策など、多様化する市民要望にこたえてまいったところであります。 また今後厳しさが予測される財政状況を勘案して、利率の高い起債の繰り上げ償還に努めた結果、前年度並の決算となる見込みであります。なお、事業の執行につきましては、国の第１次及び第２次補正予算に対応したことにより、
塩尻西小学校建設事業及び地域イントラネット基盤
施設整備事業の前倒し事業を中心に８件が繰り越しになりますが、残りはすべて当初の計画どおり執行することができました。 厳しい経済情勢の中で、このような結果が得られましたのは、議会をはじめ市民皆さんのご協力のたまものであり、心から感謝を申し上げるとともに、今後も引き続き健全財政に努めてまいりたいと考えております。 以上申し上げまして
総括説明といたしますが、今定例会に提案申し上げました各議案の説明につきましては、助役から申し上げますので、何とぞよろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 先ほどですね、塩尻市凍
霜害対策本部の解散を９月末と申し上げましたが、先月末でありますので、ご訂正ををお願いいたします。以上であります。
○議長（
古厩圭吾君） この際１０分間休憩いたします。 午前１０時３６分 休憩 －－－－－－－－－－－ 午前１０時５３分 再開
○議長（
古厩圭吾君） 休憩を解いて再開いたします。 次に、各議案について説明を求めます。
◎助役（酒井泉君） 〔登壇〕 ご指名をいただきましたので、本議会にご提案いたしました各議案につきまして、その概要をご説明いたします。 議案は、
条例案件５件、人事案件３件、
事件案件１件、
予算案件２件、
報告案件１１件の計２２件でございます。なお、各議案の内容につきましては、議案関係資料に申し上げてありますので簡潔に申し上げます。 まず
条例案件につきましてご説明いたします。 議案第１号
塩尻市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例につきましては、地方自治法等の一部を改正する法律が、本年４月１日に施行され普通地方公共団体の事務に関する調査などのために、議員を派遣できる規定が新たに加わり、条例で引用している箇所が繰り下がったことに伴い、必要な改正をするものであります。 議案第２号 塩尻市
住宅新築資金等貸付条例の一部を改正する条例につきましては、住宅改修資金の貸付利率を年２．５％から年１．５％に引き下げることに伴い、必要な改正をするものであります。 議案第３号 塩尻市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例につきましては、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部が、本年３月２５日に改正されたことに伴い、
非常勤消防団員の階級及び勤務年数に応じて定められている
退職報償金の支給額を改めるため必要な改正をするものであります。 議案第４号 塩尻市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例につきましては、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律が本年４月１日から施行されたことに伴い、当該法律名に該当する箇所を改めるものであります。 議案第５号 塩尻市
大野田育英基金条例等の一部を改正する条例につきましては、金融機関が破綻した場合に備え、預金と借入金を相殺することのできる繰り替え運用規定のない４つの基金条例について規定を加えることに伴い、必要な改正をするものであります。 次に人事案件につきましてご説明いたします。 議案第６号
教育委員会委員の任命につきましては、委員５人のうち百瀬道能氏が、この６月２１日に任期満了になることに伴い、再び同氏を適任者と認め任命しようとするものであります。 議案第７号
公平委員会委員の選任につきましては、委員３人のうち中村典夫氏がこの６月に任期満了となることに伴い、新倉正雄氏を適任者と認め、新たに選任しようとするものであります。 議案第８号
固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、委員３人のうち赤堀重人氏がこの６月３０日に任期満了になることに伴い、町田慎三氏を適任者と認め、新たに選任しようとするものであります。 次に、
事件案件につきましてご説明いたします。 議案第９号 市道路線の廃止及び認定につきましては、１路線を廃止し、新たに２路線を認定することについて道路法第８条第２項及び第１０条第３項の規定により議会の議決をお願いするものであります。 次に、
予算案件についてご説明いたします。 議案第１０号 平成１４年度塩尻市
一般会計補正予算（第１号）につきましては、４月の人事異動に伴う人件費、急を要する事業及び補助事業の内示に伴うものを主とした補正予算であります。補正額は歳入歳出ともに５億３，８９８万５，０００円を増額して、予算総額を２２３億１，８９８万５，０００円とするものであります。 歳出では、民生費で県の要綱改正に伴い、宅老所開設補助金を増額するほか、老人保健法の改正による医療費受給者証の一斉更新に伴う経費を新たに計上するものであります。 また、農林水産業費では、県の食・農教育補助事業の内示に伴い、小学校１校分の事業費を新たに計上するものであります。 商工費では、前年度の緊急経済対策の結果、中小企業の融資あっせん申し込みが大幅に増加したことに伴い、利子補給金を増額するとともに、金融機関への預託金が当初の額では不足したため、必要経費を増額するものであります。 消防費では、消防団員の
退職報償金の改定及び退職者の確定に伴い、必要経費をそれぞれ増額するものであります。 歳入では市税、国庫支出金、県支出金及び諸収入をそれぞれ増額するものであります。 議案第１１号 平成１４年度塩尻市
水道事業会計補正予算（第１号）につきましては、収益的収入及び支出のうち、支出で１，２２５万１，０００円を追加して、支出総額を１７億３，６３８万８，０００円とするものであります。 また、資本的収入及び支出のうち支出で４５３万円を減額して、支出総額を１６億４，７８２万８，０００円とするものであります。 内容はいずれも４月の人事異動に伴う人件費の追加または減額であります。 次に、
報告案件につきましてご説明を申し上げます。 報告第１号 塩尻市税条例の一部を改正する条例の
専決処分報告につきましては、地方税法の一部が改正されたことに伴い、
個人市民税の負担の軽減措置などについて改めるため、塩尻市税条例の一部を改正する条例を去る３月３１日に専決処分いたしましたので報告し、承認を求めるものであります。 報告第２号 平成１３年度塩尻市
一般会計補正予算（第６号）の
専決処分報告につきましては、歳入歳出ともに４億２，１８２万５，０００円を増額して、予算総額を２５１億３，８４１万３，０００円としたものであります。 内容は、歳出で総務費を増額し、民生費及び土木費などをそれぞれ減額したものであります。 歳入では、地方譲与税、利子割交付金、特別交付税及び市債などを増額し、自動車取得税交付金などを減額したものであります。 第２表 繰越明許費補正は、事業費の確定に伴い変更及び追加したものであります。 第３表 地方債補正は、事業費の確定により限度額を変更したものであります。 報告第３号 平成１３年度塩尻市
国民健康保険事業特別会計補正予算（第４号）の
専決処分報告につきましては、歳入歳出ともに１億７３８万４，０００円を増額して、予算総額を３８億９１万１，０００円としたものであります。 内容は、歳出では予備費を増額し、診療報酬保険者負担金などを減額したものであります。 歳入では、財政調整交付金などを増額し、第三者納付金などを減額したものであります。 報告第４号 平成１３年度塩尻市
老人保健事業特別会計補正予算（第３号）の
専決処分報告につきましては、歳入歳出ともに１億３，７２９万９，０００円を減額して、予算総額を５０億８，９９２万３，０００円としたものであります。 内容は、老人保健事業の確定に伴う計数整理が主なものであります。 報告第５号 平成１３年度塩尻市
下水道事業特別会計補正予算（第５号）の
専決処分報告につきましては、歳入歳出とも１，８８１万円を増額して、予算総額を５２億９，７５２万円としたものであります。 内容は、歳入で受益者負担金及び使用料などを増額し、歳出では計数整理の結果、予備費を増額したものであります。 第２表 地方債補正は、事業費の確定により限度額を変更したものであります。 報告第６号 平成１３年度塩尻市
農業集落排水施設特別会計補正予算（第４号）の
専決処分報告につきましては、歳入歳出ともに９７９万８，０００円を減額して、予算総額を９億４，０５５万３，０００円としたものであります。 内容は、事業の確定に伴い計数整理をしたものであります。 第２表 地方債補正は事業費の確定により限度額を変更したものであります。 報告第７号 平成１３年度塩尻市
介護保険事業特別会計補正予算（第４号）の
専決処分報告につきましては、歳入歳出ともに８２６万６，０００円を増額して、予算総額を２１億７，８７０万４，０００円としたものであります。 内容は、介護保険事業の確定に伴い、剰余金を基金へ積み立てるとともに計数整理をしたものであります。 報告第８号 平成１３年度塩尻市
繰越明許費繰越計算書につきましては、平成１３年度の一般会計及び
下水道事業特別会計の繰越明許にかかわる歳出予算の経費を平成１４年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第１４６条第２項の規定により報告するものであります。 内容は、一般会計及び特別会計合わせて１０件でありますが、国の第１次及び第２次補正予算に対応したこと並びに大雪の影響などにより年度内の完成ができなかったため、事業費を繰り越したものであります。 報告第９号 平成１３年度塩尻市
水道事業会計予算繰越計算書につきましては、年度内に支払い義務が生じなかった経費を平成１４年度に繰り越しましたので、地方公営企業法第２６条第３項の規定により報告するものであります。 内容は、建設改良費及び営業費用において同時施工する長野県事業の電線共同溝事業、市の公共下水道
建設事業及び
国土交通省の国道１９号塩尻工区拡幅事業が年度内の完成ができなかったため事業費をそれぞれ繰り越したものであります。 報告第１０号につきましては、平成１４年度の塩尻市
土地開発公社の
経営状況を説明する書類を、報告第11号につきましては平成１４年度の
財団法人塩尻市
文化振興事業団の
経営状況を説明する書類を地方自治法第２４３条の３第２項の規定によりそれぞれ提出するものであります。 訂正をお願いしたいと思いますが、議案第２号のところで貸付利率を年２．５パーセントから年１．５パーセントに引き下げると申しましたが、年２．５パーセントから年１．８パーセントに引き下げるものでございますので訂正いたします。 以上が各議案の概要でありますが、何とぞよろしくご審議賜りますようお願いいたします。以上でございます。