△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(二條孝夫君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第89条の規定により、議長において4番、
傳刀健議員、5番、
堀堅一議員を指名をいたします。
△日程第2 会期の決定
○議長(二條孝夫君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 本6月定例会の
会期等議会運営につきましては、去る5月29日に
議会運営委員会を開催し、御審議願っておりますので、
議会運営委員長に報告を求めることといたします。
議会運営委員長。 〔
議会運営委員長(傳刀 健君)登壇〕
◆
議会運営委員長(傳刀健君) おはようございます。去る5月29日に
議会運営委員会を開催し、本6月定例会の
会期日程等につきまして審議をいたしておりますので、審議の概要について御報告を申し上げます。 本定例会の会期は、本日6月5日から6月27日を最終日とする23日間であります。 本定例会に付議されております案件は、
報告案件1件、人事案件1件、事件案件2件、条例案件4件、予算案件1件の計9件であります。 次に、市政に対する
一般質問は、6月15日、16日、19日の3日間としております。
全員協議会は6月8日に開催を予定しております。 また、会期中に追加案件が予定されておりますとともに、長野県
後期高齢者医療広域連合議会の
議員選挙、長野県
地方税滞納整理機構議会の
議員選挙について、日程に追加される場合があります。
議会運営委員会では、これらを了承しております。 以上であります。御賛同のほどよろしくお願いいたします。
○議長(二條孝夫君) ただいまの
議会運営委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本定例会の会期につきましては、
議会運営委員長報告どおり本日6月5日から6月27日までの23日間とし、
議会運営につきましても、
議会運営委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日6月5日から6月27日までの23日間と決定をいたしました。
△日程第3 議長諸報告
○議長(二條孝夫君) 日程第3 議長諸報告を行います。 去る5月29日に、
都市センターホテルにおいて、
全国自治体病院経営都市議会協議会第79回理事会及び第51回定期総会が開催され、出席をいたしました。 会議では、令和4年度
事務報告及び決算、令和5年度事業計画、予算等について審議が行われ、いずれも
原案どおり認定、可決されました。 また、財政措置の拡充や経営基盤の安定化を図るとともに、医師の確保、医師偏在の解消を図ることなど、国に対する要望が決議されました。 以上で、議長諸報告といたします。
△日程第4
市長あいさつ
○議長(二條孝夫君) 日程第4
市長あいさつを受けることといたします。市長。 〔市長(牛越 徹君)登壇〕
◎市長(牛越徹君) おはようございます。本日ここに、令和5年
大町市議会6月定例会が開会されるに当たり、一言御挨拶を申し上げます。 今議会は、
大町市議会議員一般選挙後、初の定例会であります。議員各位におかれましては、これからの4年間、市民の代表として、市政の発展と市民福祉のさらなる向上のために御活躍されますことを心より御祈念申し上げます。 初めに、国内の
経済状況につきまして、政府が先月25日に発表しました5月の
月例経済報告では、景気の全体判断を緩やかに回復していると上方修正しております。この景気判断は、2020年2月の報告以来3年3か月ぶりのもので、
コロナ禍で低迷しておりました個人消費などの持ち直しが反映されたものと考えられます。 また、先行きにつきましては、雇用、所得環境の改善の下で、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、物価上昇、
金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があるとしております。 国は、3月22日、令和4年度予算の予備費1兆2,000億円を活用し、エネルギー・
食料品価格等の
物価高騰の影響を受けた生活者や事業者に対し、地方自治体が地域の実情に合わせ必要な支援をきめ細かく実施できるよう、電力・ガス・
食料品等価格高騰重点支援地方交付金の増額を図るとともに、低所得世帯への支援のための低
所得世帯支援枠を措置しました。 コロナが落ち着き、
社会経済活動の正常化は進みつつありますものの、一方で
物価高騰により家計への負担が大きくなっており、市としましても引き続き効果的な施策を検討し、速やかに実施に移すことといたします。
北アルプス国際芸術祭につきましては、4月26日に開催された
実行委員会総会におきまして、3回目となる芸術祭の基本的な方向性を示す基本計画が承認され、会期も来年9月13日より11月4日までの53日間と決定いたしました。 詳細につきましては、5月
臨時会全員協議会において御説明申し上げましたが、今後、
実行委員会の構成員や
アートサイトの公募、ボランティアの募集のほか、
地域セミナーの開催などにより、地域を学び、多様な人々が関わり協力し合う協創の力により、多くの市民の皆様に芸術祭に御協力いただきますよう、様々な参画の機会の創出に取り組んでまいります。 八坂・美麻両地域において進めてまいりました過疎対策につきましては、これまで令和3年4月1日に施行されました、
過疎地域持続的発展支援特別措置法において、過疎地域の指定が従来の八坂及び
美麻地域から市全域に拡大されたことに伴い、新たな計画を策定し、地域の活性化の充実強化を図る各種施策を積極的に展開しております。 これに加え、有利な財源であります
辺地対策事業債を活用した、八坂及び
美麻地域の公共施設の整備を推進することとし、辺地での
公共的施設の総合的、計画的な整備を図る財政上の特別措置を定める辺地法に基づく、大町市
辺地総合整備計画(案)を本定例会に上程いたしております。 次に、本年度の主な事業の進捗状況及び主要な施策につきまして、第5次総合計画に定めた5つの
まちづくりのテーマに沿って、順次御説明申し上げます。 1番目のテーマは「ふるさとに誇りを持つひとを育むまち」であります。 4月7日、新校の開校を祝うかのように満開の桜の中、
大町中学校と
八坂小中学校がスタートいたしました。
大町中学校では、一中、仁中の教育目標であります「自立した学び手となる」を継承し、友の声に耳を傾け、協力し合い探求する学習、いわゆる協働の学びをさらに進めるとともに、これまで長きにわたり両校で育まれてきました校風や建学の精神を受け継ぎ、時代にふさわしい新たな伝統を築いていくことを期待しております。 また、
八坂小中学校は、これまでの
八坂小学校、
八坂中学校の両校校舎をそのまま活用する、県内初の校舎分離型の
義務教育学校となりました。「広げ、深め、高め合う」の教育理念の下、対話を基盤とした多様性と個性を認め合い、新たな価値を創る力を育む
学校経営ビジョンを進め、地域にふさわしい学びやとして限りない発展を遂げることを期待いたします。
学校再編基本計画におきましては、令和8年度に大町地区の4つの小学校を再編し、新たな小学校2校を開校することとしており、これに向けた
小学校再編準備委員会が今月発足し、再編に向けた準備がスタートしました。本年度中には新たな学校名を決定し、
関係条例の整備を進めるとともに
施設整備等に着手いたします。
新型コロナウイルスへの対応につきましては、先月8日
新型コロナウイルス感染症法上の位置づけが、これまでの2類相当から
季節性インフルエンザ等と同等の5類へ移行しましたが、
ウイルスはなお根絶しておらず、
感染リスクが残っており、引き続き健康観察をはじめ、清掃や換気の確保、手洗いや
せきエチケットを平時の対応として継続するとともに、単に
コロナ禍以前に戻るのではなく、これまで制約されてまいりました教育活動のうち、真に必要なものを見極め、新たな学びの在り方の確立を目指してまいります。 中学生の代表による、立川市との
姉妹都市中学生サミットにつきましては、来月15日、16日の2日間、当市で開催することとしており、両市の中学生が集い、親睦と相互理解を深めるとともに、この交流を通じて
子どもたちの健やかな成長と、両市の一層の親善が図られることを期待しております。 また、
新型コロナ感染症の影響により、5年ぶりの実施となりました
メンドシーノ姉妹都市交流につきましては、先月12日からの8日間、
美麻小中学校の生徒27人と団長の矢花副市長を含む引率者12人、合計39人の訪問団が同地を訪れ、次代を担う
子ども同士の交流を通じて異なる文化に触れ、友好親善を深めてまいりました。 実施に際し、御尽力いただきました
実行委員会をはじめ、関係者の皆様に感謝申し上げますとともに、異文化を肌で体感した貴重な経験が生徒たちにとり、今後の人生での大きな糧となり、相互の親善交流のかけ橋として大きな役割を果たすことを願うところでございます。 文化、芸術の振興につきましては、今月10日文化会館において、第22回
北アルプス雪形まつりの
ステージ発表が行われます。
北アルプスに現れる様々な雪形は、雪に閉ざされて冬を過ごす私
たち大町市民にとりまして春の象徴であり、この名を冠した
雪形まつりは、待ち焦がれた季節の到来を喜び、郷土に対する誇りと愛着を醸成する催しであります。 本年度は「
吉丸一昌生誕150周年早春賦の世界」と題して、「早春賦」をテーマとした
雪形ステージを披露するほか、例年より多くの作品を応募いただいた
子どもたちの詩や絵画、短歌や俳句を発表し、大勢の市民の皆様の御参加により、大いにイベントを盛り上げていただきたいと考えております。
市立大町山岳博物館では、現在、夏の企画展「ホネ展」を開催し、博物館が収蔵する哺乳類、鳥類、両生類や爬虫類の骨格標本を展示をしております。 生き物の活動や、生命の維持と密接な関わりを持つ骨について、ふだん観察する機会が少ない実物の骨格標本の展示を通して、生き物が生き残るためにたどってきた進化の過程や、体の中の構造とその機能について紹介しております。
スポーツの振興につきましては、先月31日、市民の健康増進や日常的な
スポーツの習慣化、地域の活性化に向けた
きっかけづくりを目的として、住民総参加型の
スポーツイベント「
チャレンジデー」を開催し、市民の皆様はじめ市内に勤務される方など、約4,700人に御
参加いただき盛会裏に終了いたしました。 また、例年開催しております
市民スポーツ祭は、先月5日、約200人の参加により開催した
ゴルフ大会を皮切りに、来月2日からはソフトボール、バドミントン、テニスなど夏の競技16種目による大会を開催いたします。参加される市民の皆様の体力向上はもとより、
スポーツを愛する仲間同士がチームを超えて親睦を深める、笑顔と元気あふれる大会となりますことを期待しております。 これらの大会等に加え、世代に応じた様々な
スポーツ教室やイベントを開催し、市民の健康増進と
競技力向上に努めてまいります。 2番目のテーマは「活力あふれる産業と地域の魅力を活かしたにぎわいのあるまち」であります。 地域の労働、雇用環境につきまして、
ハローワーク大町が発表しました大北管内の4月の
有効求人倍率は1.28倍で、前月から0.03ポイント減少しておりますが、昨年同月と比較しますと0.16ポイント増加しております。 市内の経済、雇用につきましては、
新型コロナウイルス感染症や
物価高騰の影響を大きく受け、引き続き厳しい状況が見込まれますことから、今後も動向を注視していくことが必要と認識しております。 このため、令和2年4月、
経済関係機関、団体との
情報交換の場として設置し、これまで17回にわたり開催してまいりました、大町市
新型コロナウイルス感染症に係る
経済対策連絡会議につきましては、
感染症法上の指定が引き下げられたことを受け、名称を大町市
経済対策連絡会議に改称し、引き続き
地域経済に係る
情報交換に努めてまいります。 また、
物価高騰等に対する
市民生活への支援と、長引く
コロナ禍により疲弊しておりました市内経済の回復を目指し、昨年度実施しました
プレミアム付地域商品券「がんばろう!
大町応援券2022」につきましては、最終的な換金率は99.7%、金額にして2億2,700万円余となりました。 引き続き本年度も、国の交付金を活用して昨年度と同様に100%の
プレミアム付商品券を販売することとし、これに係る所要の経費を
補正予算に計上し、本定例会に上程いたしております。市としましては、国や県の動向を注視しながら、
地域経済と産業の回復に向けた効果的な支援に力を尽くしてまいります。 次に、昭和54年にスタートした
大町やまびこまつりは、
新型コロナの影響によりこの3年間、開催の中止を余儀なくされてまいりましたが、本年は、8月5日に4年ぶりに開催することといたしました。大町の夏の風物詩として、今回45回の節目の年を迎えますことから、
やまびこまつりの開催をきっかけに、市民の皆様が元気を取り戻し、
コロナ禍前の活力あふれる日常生活を踏み出す第一歩となりますよう、準備を進めてまいります。
林業振興につきましては、令和元年度に
森林経営管理法が施行され、
森林環境譲与税の交付が始まる中で、地域の
森林管理や
林業振興における市町村の役割が、ますます重要になっております。市では、これまで
森林環境譲与税を活用し、
居谷里水源周辺の民有林等の
森林整備をはじめ、
林業従事者の安全機材、装備等に対する助成や
市役所市民ホールの
木製記載台の製作等を実施してまいりました。 本年度は、
森林整備や木材の利活用をより効果的に進めるため、圏域の5市町村で構成する、
北アルプス森林林業活性化協議会におきまして、
森林林業における広域的な課題を把握し、計画的に対策を進める指針となる、
北アルプス森林林業基本計画を策定することといたしました。 観光振興につきましては、4月15日に全線開通した
立山黒部アルペンルートの入り込み数が先月31日現在、累計で22万333人となり、昨年同期に比べ約2倍と大きく増加し、
コロナ禍前と比較しましても約8割まで回復しており、中でも台湾を中心とする
インバウンドの回復が目立っております。 こうした動きが加速する中、市が助成する
インバウンド貸切りバスツアーは、先月7日から市内5つの宿泊施設において受入れが始まっており、今月末までの2,800人の定員枠の予約がほぼ埋まっており、好調な滑り出しとなりました。 さらに昨年度、民間企業との連携により地域課題を解決する、県のお
ためし立地チャレンジナガノ事業におきまして、当市が
重点推進枠に選定されました。この事業によりマッチングした企業と連携し、今後の
インバウンドの誘客先として大きな可能性を持つ、
シンガポール等の英語圏への誘客宣伝を強化することとし、所要の経費を
補正予算に計上いたしました。
立山黒部アルペンルートでは、雪の大谷終了後の
インバウンドの誘客が課題となっており、今後、黒部ダムの
観光放水や秋の紅葉の魅力を発信するとともに、冬期の
スノーアクティビティ等を素材として磨き上げ、通年の誘客に結びつけてまいります。 本日6月5日、黒部ダムは完成60周年の節目を迎えました。先月の
定例記者会見において発表いたしましたが、関西電力の特段の御配慮により、本日から
シーズン終了の11月末まで、市民限定の料金割引が実施されます。扇沢、黒部ダム間の
電気バス料金は片道500円、往復1,000円と大幅な割引となっており、今月26日からは、迫力満点の
観光放水が始まりますことから、多くの市民の皆様にも御来場いただき、国内最大の高さを有する黒部ダムと、
北アルプスの大自然が織りなす壮大な景観を体感することにより、改めて、ダム建設の歴史と当市とのつながりを再認識いただく機会になることを期待しております。 二次
交通対策につきましては、夏の
観光シーズンに向けて、周遊バスぐるりん号に加え、来月15日から裏銀座への登山バスの運行を新たに開始いたします。信濃大町駅から高瀬渓谷七倉駐車場を結ぶバス路線を開設し、登山客等の利便性の向上を図るとともに、観光地としての大きな可能性を秘める高瀬渓谷の魅力発信に努めてまいります。 市内での滞在時間の延長や、周遊につなげる
観光周遊促進事業につきましては、昨年度から実施しております観光拠点のライトアップなどに加え、本年度は来月から9月末までの間、JR東日本による
臨時特急列車の運行や
リゾート列車との接続改善などにより、利便性の向上が図られることになりました。これに併せ、市において県の
地域発元気づくり支援金を活用し、夏の観光資源が豊富な木崎湖へ、
無料シャトルバスを運行することとし、所要の経費に係る
補正予算を先月12日付で専決処分いたしました。引き続き今後も、JRと連携した観光誘客に取り組んでまいります。 昨年6月に移転して開設しました、立川市
アンテナショップ信濃大町アルプスプラザが1周年を迎えますことから、先月26日から本日まで記念フェアを開催しております。 当市の新鮮な野菜や八坂産のタケノコのほか、信濃大町パンマルシェとして人気店のパンや焼き菓子などを販売しており、引き続き委託業者との緊密な連携を図り、首都圏における当市の特産品振興と観光情報発信の拠点として、充実強化に努めてまいります。 3番目のテーマは「だれもが健康で安心して暮らせるまち」であります。
新型コロナウイルス感染症につきましては、
感染症法上の位置づけが5類に移行し、いよいよ様々な分野で平常に戻る取組が進められております。これまで、医療、介護従事者等の皆様には感染症対策の最前線で、昼夜を問わず市民の命を守る活動に御尽力いただき、また、市民の皆様には、感染防止の様々な対応において御協力いただきましたことに、改めて深く感謝申し上げます。 今後、感染対策は個人の選択に基づく、市民の皆様の自主的な取組が基本となります。しかしながら、感染力の強さや高齢者、基礎疾患のある方の重症化リスクが高いことなど、
ウイルスの特性が変わることはなく、ワクチン接種をはじめ、必要に応じ基本的な感染対策を心がけていただくことが、なお重要です。 こうした中、ワクチンの接種につきましては、先月22日より医師会の御協力をいただき、65歳以上の方や基礎疾患をお持ちの方、医療機関や福祉施設の運営に従事されている方々を対象に、オミクロン株対応ワクチンによる春開始接種を行っております。 申込み状況は、対象人口のほぼ5割に当たる約4,900人が予約されており、先月末時点で約1,000人の方が接種を終了しております。現在、感染状況は落ち着いておりますが、御自身や御家族の体調を考慮し、接種を御検討いただきますようお願いいたします。 市立大町総合病院におきましては、4月より、初期研修医2名を含む7名の医師が新たに着任いたしました。このうち、昨年度常勤医の退職に伴い、週3日の診療となっておりました皮膚科につきましては、新たに信州大学より常勤医を派遣いただき、週5日の診療を再開しております。引き続き、臨床研修医の受入れを通じた若手医師の確保や、専門医の招聘等により、医療機能の充実を図ってまいります。 病院の経営状況につきましては、令和4年度の決算見込みにおいて、
新型コロナへの対応を中心とした、高額医薬品や衛生材料の使用量増加による材料費の増額に加え、石油等の高騰に伴う光熱費などの支出が大幅に増加しておりますが、
新型コロナ感染症の患者をはじめ、入院、外来の積極的な患者受入れ等による収益確保の取組により、現在のところ、約4億2,000万円余の黒字を見込んでおります。 なお、本年度からは市立大町総合病院経営強化プランに基づき、経営改善の新たな取組に着手し、引き続き職員一丸となり健全経営の維持、継続に取り組んでまいります。
新型コロナ感染症への対応につきましては、大町病院を受診される患者のうち60歳以上の方々の占める割合が外来で約7割、入院では約8割と極めて高く、また多くの方は慢性疾患があり、重症化リスクが高いため、5類移行後につきましても院内の感染拡大防止を目的として、発熱外来を継続するなど移行前とほぼ同等の診療体制を維持しております。 大町病院は、大北圏域唯一の感染症指定医療機関として、引き続き、市民の皆様へのワクチン接種や新興感染症に対する態勢を堅持し、市民の皆様が安心して受けることができる診療体制の継続に努めてまいります。 消防団活動につきましては、昨年度、組織再編による団員定数の見直しと報酬額等の改善を図る条例改正を行い、本年4月より新たな体制がスタートいたしました。 年度当初の4月には、消防団の火災出動が5件ありましたが、団の再編に伴う新たな消防計画に基づき、人的にも充実した機動力を発揮し、迅速かつ円滑な消防活動を遂行いたしました。被災された皆様にお見舞い申し上げますとともに、人的被害に至らなかったことに安堵いたしております。 今後も、消防団による巡回や広報活動を継続的に実施し、一層火災予防の啓発に努めますとともに、安心して暮らせる安全な
まちづくりに向け、力を尽くしてまいります。 災害に強い
まちづくりにつきましては、国による優遇措置が継続しております住宅建築物耐震改修等に係る補助制度において、本年度から新たに、倒壊の危険性が高いと診断された住宅の除却工事が対象となりましたことから、この制度の一層の活用を図り、危険空き家等の解体撤去の促進に努めるとともに、倒壊のおそれのあるブロック塀等の撤去など、町なかの減災対策について積極的に推進してまいります。 4番目のテーマは「豊かな自然を守り快適に生活できるまち」であります。 先月6日から7日にかけての豪雨により、被災した八坂野平揚水機場につきましては、農業用施設災害復旧事業による復旧を計画しており、この概要につきまして、本定例会
全員協議会において御説明申し上げることとしております。 地域高規格道路松本糸魚川連絡道路につきましては、本年2月にオープンハウスを開催し、会場を訪れていただいた延べ532人の来場者を対象に、実施したアンケート調査に504人の皆様から回答をいただいたところでございます。 アンケートの結果といただきました御意見等につきましては、既に大町建設事務所のホームページに掲載されておりますが、本定例会
全員協議会において、改めて県から御報告いただくとともに、現在進められております幅の細い3つのルート帯案の、比較評価の進捗状況につきましても御説明いただくこととしております。 また、先月27日には市民有志の皆様により、松糸道路の早期建設推進を要望する大会がJA大北会館で開催され、趣旨に賛同する100名を超える皆様が御参加され、現在佐久穂町で活動する、佐久穂女性道の会の皆様から、中部横断自動車道の開通によって地域にもたらされた効果や体験の紹介に加え、当市内の製造業をはじめ、観光や農業、防災やUターンの子育て世代の方など、各方面で活動される皆様から、道路の必要性について意見発表が行われました。 大会の結びとして、参加者相互の強い結束の下、今後も建設推進の取組を積極的に進めていくことが宣言され、市民の皆様の道路建設に向けた機運が、さらに高まりつつあることを強く感じたところでございます。 市といたしましても、ルート帯案の早期の絞り込みに向け、引き続き県と連携し、より多くの皆様に御理解いただけますよう取組を進めてまいります。 上下水道事業につきましては、
市民生活に直結する上下水道サービスを将来にわたり、安定的に提供していくことを視野に、それぞれの事業運営の一層の効率化と経営基盤の強化に向け、昨年度から上下水道課の組織体制の見直しとともに、窓口業務の一部民間委託等について検討を進めております。なお、現在の検討状況につきまして、本定例会
全員協議会において御説明申し上げることとしております。 ごみ処理広域化に伴う、社地区の旧大町市環境プラントの解体工事につきましては、契約者を守谷商会及び市内の相模組からなる共同企業体とする契約案件が、先日の広域連合議会で承認され、年度内の完了を目指し解体工事に着手することとなりました。 地元地区の皆様には、施設を昭和63年度に供用開始して以来、平成12年度にはダイオキシン類対策のため緊急停止するなど、大変御心配をおかけしてきており、これまでの御労苦と御協力に深く感謝申し上げます。 なお、解体工事につきましては、広域連合において万全の環境対策を講じ、周辺地区の環境に影響を及ぼすことのないよう、十分配慮して進めることとしております。 常盤泉地区における臭気対策につきましては、昨年来、事業者が実施した対策の効果が現れてきており、地元対策委員会におきましても臭気問題の解決に向け、大きく前進しているとの認識も示されるようになっております。 市としましては、事業者による臭気対策工事の完了から半年が経過したばかりであり、当面は臭気パトロールなどにより、監視、調査を継続してまいります。 再生可能エネルギーの普及促進につきましては、昨年太陽光発電設備の工事業者において、市の要綱に定める手続に沿わない不適切な事例があったことを踏まえ、要綱の見直しを図り、本年4月から施行しております。 見直しを行いました要綱改正の概要につきましては、本定例会
全員協議会において御説明申し上げることとしております。 良好な住宅と住環境の形成につきましては、これまでの住宅リフォーム補助制度の後継として、本年度新たに、ゼロカーボン住宅推進リフォーム補助制度を創設し、4月より申請を受け付けております。 従前の制度では、住宅リフォーム工事と防災減災型外構工事について20万円としておりましたそれぞれの交付限度額を、昨年度策定した大町市立地適正化計画に基づく、居住誘導区域内では10万円を上乗せし30万円とし、カーボンニュートラルの推進と災害に強い
まちづくりの形成に向け、市民の皆様の機運の醸成を図ってまいります。 ニホンライチョウの飼育、研究につきましては、現在、山岳博物館において雄4羽、雌4羽の合わせて8羽を飼育するとともに、ニホンライチョウの近縁種スバールバルライチョウの雄2羽を飼育しております。 本年度におきましても、ニホンライチョウについて、環境省及び日本動物園水族館協会の保護増殖事業と連携して人工繁殖を行うとともに、新たに、ひなに人工飼料に替えて高山植物を与える取組に着手するなど、飼育下での個体群の維持と飼育繁殖技術の向上に取り組んでまいります。 5番目のテーマは「市民の参画と協働でつくるまち」であります。 市民の参画と協働による
まちづくりにつきましては、市民の自主的な
まちづくり活動を支援する、ひとが輝く
まちづくり事業の助成団体を選定する公開審査会を、4月15日に文化会館において開催しました。 本年度も、地域の魅力を高める取組を行う13団体から申請をいただき、審査員8名による厳正な審査の結果、地域課題や市民の要望に沿った取組を行う、「ひろげよう
まちづくり活動」の7団体に898万円、また、市が提案するテーマに沿った活動に取り組む、「地域創生活動」の4団体に135万円、合わせ11団体に1,033万円余の助成が決定しました。 このほか、身近な地域の課題などに取り組む、「はじめよう
まちづくり活動」の3団体と、花づくりを通じて地域のコミュニティづくりと環境美化に取り組む、「花づくり活動」の21団体、合計24団体に265万円余の助成を決定いたしました。 ウィズコロナからアフターコロナへの移行に伴い、こうした市民の皆様による
まちづくり活動により、市民参加と協働の
まちづくりの機運が一層高まりさらに活動が広がることを期待しております。 以上、第5次総合計画で定めた各施策の進捗状況と、今後の執行方針について御説明申し上げました。 年度中盤に向け、本年度計画いたしましたそれぞれの事業が円滑に推進できますよう、今後も全力で取り組んでまいりますので、議員各位をはじめ、市民の皆様の一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 本定例会に御提案申し上げます案件は、
報告案件1件、人事案件1件、事件案件2件、条例案件4件、予算案件1件の合計9件でございます。それぞれの議案につきましては、上程の際、説明いたしますので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。ありがとうございました。
○議長(二條孝夫君) 会議の途中ですが、ここで11時ちょうどまで休憩といたします。
△休憩 午前10時43分
△再開 午前11時00分
○議長(二條孝夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
△日程第5 議案の上程、説明、質疑、
委員会付託又は討論、採決
○議長(二條孝夫君) 日程第5 議案の上程、説明、質疑、
委員会付託又は討論、採決を行います。 報告第12号を議題として、説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました専第19号 令和5年度大町市
一般会計補正予算(第2号)につきましては、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和5年5月12日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 1ページを御覧ください。 第1条、予算の総額ですが歳入歳出それぞれ4,384万7,000円を追加し、総額を175億3,151万円とするものであります。 8ページを御覧ください。 歳入について御説明いたします。款15項2国庫補助金3,151万3,000円の増は、ひとり親世帯とその他世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金であります。 款16項2県補助金233万4,000円の増は、
地域発元気づくり支援金補助金であります。 款19項1目2基金繰入金1,000万円の増は、本補正の財源調整としての財政調整基金繰入金であります。 次に、歳出について御説明いたします。10ページを御覧ください。 款2項1目1一般管理費25万9,000円の増は、子育て世帯生活支援特別給付金を実施するための会計年度任用職員の報酬であります。 款3項2目1児童福祉総務費3,125万4,000円の増は、食料品等、
物価高騰に直面し影響を特に受ける低所得の子育て世帯に対し、国の特別給付金を支給することによりその実情を踏まえ、生活の支援を行うためのひとり親世帯生活支援特別給付金事業及び子育て世帯生活支援特別給付金事業に係る交付金や委託料などの諸経費であります。 12ページを御覧ください。 款7項1目3観光振興費245万3,000円の増は、県の
地域発元気づくり支援金の採択を受けましたライトアップイベント及びグリーンシーズン送迎バスの実施に係る委託料などの諸経費であります。 款11項1目1農業施設災害復旧費600万円の増は、5月6日及び7日に発生しました豪雨により、犀川に設置しました野平揚水場を囲む石積み護岸が侵食され、崩落しましたことからこの復旧工事のための測量試験及び設計業務委託料であります。 款13項1目1予備費388万1,000円の増は、歳入と歳出を調整するものであります。 14ページは給与費明細書であります。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) 12、13ページの観光資源活用事業、委託料でグリーンシーズン送迎バス委託料118万円余、ライトアップイベント設営及び送迎バス委託料65万9,000円余が計上されていますが、それぞれ積算根拠の説明をお願いします。
○議長(二條孝夫君)
観光課長。
◎
観光課長(志賀一夫君) お答えいたします。 まず、グリーンシーズン送迎バス委託料につきましては、
無料シャトルバスの運行に係る経費ということで、1日当たり4万円の運行経費がかかるわけですが、そちらを27日間運行するということで計画をしております。運航日は、7月から9月18日までの土日祝日ということで、総額税込みで118万8,000円となるものでございます。 続いて、ライトアップイベントの設営に係る費用につきましては、当初の予算計上しておりました仁科神明宮及び霊松寺の展示に追加いたしまして、霊松寺会場におきまして、日展の作品展を実施するということでそのライトアップ費用ということで、その経費としまして総事業費が176万7,590円、それから送迎バスにつきましては、夜間の開催ということで温泉郷等の宿泊者を送迎するために運行するもので、こちらの運行経費が1回当たり3万五、六千円になるわけですが、そちらを10日間運行する予定で費用が39万円としております。 以上であります。
○議長(二條孝夫君) 大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) 後段のライトアップイベント事業の設営及び送迎バス委託料というのは、両方とも委託をされるわけですけれども、委託先というのは、業者というのはもう決まっているんですか、こういった業者のリストというのは複数あるんですか。
○議長(二條孝夫君)
観光課長。
◎
観光課長(志賀一夫君) お答えいたします。 ライトアップイベントとそれから送迎バスの委託の関係につきましては、それぞれ業者選定等を経まして、入札を行う予定でございます。こちらの事業につきましては、仁科神明宮が9月、霊松寺が10月後半からということで、こちらの関係につきましては、元気づくり採択を受けたということで計上を改めて出させていただいております。 以上ございます。
○議長(二條孝夫君) 他に質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第12号は報告どおり承認されました。 次に、議案第35号
監査委員の選任についてを議題といたします。 本案につきましては、中牧盛登議員の一身上に関する事件でありますので、
地方自治法第117条の規定により、中牧盛登議員を除斥することといたします。 中牧盛登議員の退席を求めます。 〔12番(中牧盛登君)退席〕 提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長(牛越 徹君)登壇〕
◎市長(牛越徹君) 議案第35号
監査委員の選任につきまして、提案理由をご説明いたします。 選任いたしたい方の氏名は、中牧盛登氏でございます。略歴につきましては、お手元に資料をお配りいたしましたので御覧いただきたいと存じます。 中牧氏は、長年の議員経験を有し、この間には市議会議長をはじめ、副議長及び
常任委員会委員長などを歴任され、地方自治や地方行政に明るく、まさに人格・識見とも兼ね備えた適任者でございますので、ここに御提案申し上げる次第でございます。 よろしく御同意いただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、
委員会付託並びに討論を省略して、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、直ちに採決いたします。 議案第35号
監査委員の選任については、原案に同意することに御賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって、議案第35号
監査委員の選任については、これに同意することに決しました。 ここで、中牧盛登議員の除斥を解きます。 〔12番(中牧盛登君)着席〕 議長から、中牧盛登議員に申し上げます。
監査委員の選任については、ただいま中牧盛登議員の選任に同意されましたので、その旨をお伝えをいたします。 次に、議案第36号 大町市
辺地総合整備計画の策定についてを議題として提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第36号 大町市
辺地総合整備計画の策定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 お手元に配付しました政策等形成過程説明資料を併せて御覧ください。 本案は、大町市
辺地総合整備計画の策定について、辺地に関わる
公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 この法律は、辺地を包括する市町村において、当該辺地に関わる
公共的施設の総合的かつ計画的な整備を促進するために、必要な財政上の特別措置等を定め、辺地とその他の地域との間における住民生活、文化水準の著しい格差の是正を図ることを目的として制定されました。 八坂・美麻両地域が辺地としての要件を満たしているため、辺地債を活用しながら公共施設の整備を促進し、地域の活性化等の取組を積極的に推進するため、本計画を策定するものであります。 大町市
辺地総合整備計画の策定の概要について申し上げます。 本計画の基本的な考え方といたしましては、第5次総合計画基本構想に定める基本理念である「郷土や文化に誇りを持ち 心から地域を愛するひとを育てる」と市の将来像の「未来を育む ひとが輝く 信濃おおまち」を柱とし、基本構想に定める5つの
まちづくりのテーマに基づき、八坂、美麻の両地域の辺地対策の取組を進めることとしております。 計画期間は、令和5年度から令和7年度までの3年間とし、具体的な取組につきましては、道路維持管理事業、八坂診療所移転新築事業、公営簡易水道施設整備事業、CATV網光化対策事業など、本辺地における生活文化水準の格差是正及び
市民生活の安定向上のための事業に取り組むこととしております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) 初めに、2点質問します。 1点目、この中で総合整備計画において、八坂・
美麻地域が対象になっているはずですが、この地域の中心地が、八坂野平となっている理由について説明いただきたいと思います。 2番目は、公共施設の整備計画で最も効果が期待される事業について、説明をいただきたいと思います。
○議長(二條孝夫君)
企画財政課長。
◎
企画財政課長(三原信治君) ただいまの御質問に順次お答えいたします。 まず、1点目の野平が中心点と言いますか、基準点となった理由でございますけれども、こちらの辺地に関わる
公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律、いわゆる辺地法の施行規則におきまして、辺地とするエリア、地域の選定におきましては、施行規則において要件が定められております。その要件の中で、今回は字地域、字としておりますので、八坂という1つの字の中で一番地価の高い場所、こちらが中心点というふうに捉えるようになります。この中心点として、一番地価の高いのが野平であったということで、野平を中心点として捉えております。 2点目の最も効果のある事業という御質問でございますけれども、八坂・
美麻地域におきまして様々な事業、現在も計画されておるところでございます。 今年度につきましては、来年度から工事を予定しております八坂・
美麻地域のケーブルテレビ網の光化ですとか、また、八坂地区の診療所建設等々にこちらの
辺地対策事業債を活用できないかということで、現在県のほうにも協議をさせていただいているところでございまして、これらの大型の事業について、有利なこの財源を活用していくことによって、効果が得られるものというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) 美麻・八坂地域と同様な地域は、ほかの地域でも周辺部ではあるということです。そういうところの対応はどうするのかということになるわけですけれども、市長挨拶の中では、過疎地域の指定は大町全域に拡大していると、このような中で新たな計画を策定し、各種施策を展開するという挨拶がありました。この新たな計画というのは、どんな内容になるのか、概要を説明いただけますか。
○議長(二條孝夫君)
企画財政課長。
◎
企画財政課長(三原信治君) ただいまの御質問にお答えいたします。 市長挨拶でも申し上げましたとおり、市内全域が過疎地域ということで、全過疎に指定されております。 このため、市内全域で過疎債という有利な財源を活用しながら、整備を進めていくというのが、これまで令和3年度以降進めてきているところでございますが、これに加えて、今回御提案申し上げておりますこちらの、いわゆる辺地計画と呼ばれるこちらの計画によりまして、八坂・
美麻地域におきましては過疎債のほか、こちらの辺地債も活用していけるということで、こちらの計画について、新たな計画として活用していきたいというふうに申し上げたところでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) 過疎債と辺地債を比較した場合、辺地債のほうが有利かと思うんですが、どの程度有利というふうに見ているのか、説明ください。
○議長(二條孝夫君)
企画財政課長。
◎
企画財政課長(三原信治君) ただいまの御質問にお答えいたします。 過疎債、辺地債ともに充当率は100%というところでございますけれども、交付税措置率におきまして、過疎債は70%、辺地債は80%となっているところでございます。ですが、辺地債におきましては、ハードに限定されております。過疎債におきましては、ソフト事業等にも活用できるところでございまして、この辺の使い分け等々しながら、活用をしていきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 他に質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第36号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第37号 市道路線の廃止及び認定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。
建設水道部長。 〔
建設水道部長(古平隆一君)登壇〕
◎
建設水道部長(古平隆一君) ただいま議題となりました議案第37号 市道路線の廃止及び認定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 お手元に配付の説明資料路線の位置図につきましても併せて御覧ください。 今回御提案申し上げます市道の廃止及び認定を行う路線は、廃止が2路線、認定が3路線となります。また位置図では、廃止路線は青色、認定路線は赤色でそれぞれ表示してございます。 初めに、資料1ページ廃止路線位置図を御覧ください。 廃止する路線、上一住宅1号線及び同2号線は、昭和40年代に行われた県営住宅上一団地の建設事業に併せて築造されました延長436.5メートルの道路で、昭和61年に市道として認定されております。 続きまして、資料2ページ認定路線位置図を御覧ください。 今回、市道として認定する3路線につきましては、県が平成29年度より進めております、県営住宅常盤上一団地の建て替え事業に伴い、事業敷地内におけます団地の配置や形状等に変更が生じますため、これらに合わせ、市道の付け替え等が必要となりますことから、先ほど御説明いたしました既存の市道2路線を廃止し、資料に赤色で表示した3路線、延長410.0メートルにつきまして、新たに市道認定するものでございます。 なお、本路線が廃止及び新たに認定をされますと、市道路線数は合計で1,625路線、総延長は865キロメートル余となります。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第37号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第38号 大町市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第38号 大町市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 併せてお配りいたしました新旧対照表を御覧ください。 本改正は、市議会5月
臨時会全員協議会で御説明しましたとおり、長野県観光地域づくり重点支援事業補助金におきまして、不適切な事務処理により補助金の一部が不交付になったことに対しまして、市長及び副市長の管理監督責任として、給料の一部を減額措置するものであります。 附則第17項としまして、令和5年7月に支給する市長及び副市長の給料を、別表1に規定する給料月額から、それぞれ100分の10の額を減ずることを規定するものであります。 附則において、施行期日を公布の日としております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第38号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第39号 大町市
手数料条例の一部を改正する
条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第39号 大町市
手数料条例の一部を改正する
条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 今回の改正は、行政不服審査法に基づき、審査請求人等が審議員や行政不服審査会に対して提出された資料等の写しの交付を受ける場合の交付手数料について、大町市個人情報の保護に関する法律施行条例及び大町市情報公開条例における開示請求等に関わる写しの交付に関わる規定との、整合性を図るため大町市
手数料条例の一部を改正するものであります。 改正案の内容につきましては、お手元の議案第39号説明資料新旧対照表を御覧ください。 新旧対照表1ページを御覧ください。 別表、第11項手数料の額の欄におきまして、文書または図面の写し及び電磁的記録による交付の媒体に関わる規定について所要の整理を行い、用紙に複写または出力したもの、光ディスクに複写したもの、これらによらない場合に区分し、それぞれ手数料の額を規定しております。 議案書に戻りまして、附則において、施行期日を公布の日としております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第39号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第40号 大町市
公民館条例の一部を改正する
条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。教育次長。 〔教育次長(太田三博君)登壇〕
◎教育次長(太田三博君) ただいま議題となりました議案第40号 大町市
公民館条例の一部を改正する
条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 今回の改正は、大町公民館分室に新たに空調設備、エアコンを設置したため、エアコンの冷暖房使用料につきまして規定を改定するものでございます。 議案説明資料、新旧対照表を併せて御覧ください。 改正内容は、別表2の大町公民館分室の使用料につきまして、区分に講堂1・2空調設備による冷暖房(1台当たり)の文言を追加し、1時間当たりの使用料金を550円と定めるものでございます。 使用料金設定の根拠としましては、市内公民館等で同規模の部屋の広さ、おおむね150平方メートル以上の部屋の使用料を例に、料金設定の状況を勘案し550円とするものでございます。 附則としまして、施行日を公布の日からとするものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第40号は、社会文教委員会に付託をいたします。 次に、議案第41号 大町市
文化会館条例の一部を改正する
条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。教育次長。 〔教育次長(太田三博君)登壇〕
◎教育次長(太田三博君) ただいま議題となりました議案第41号 大町市
文化会館条例の一部を改正する
条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 今回の改正は、サン・アルプス大町の和室研修室の空調設備につきまして、設置されている2台の空調設備を同時に利用することを想定した料金区分になっておりますが、1台ずつの使用を希望する利用者が多いことから、規定を改めるものでございます。 議案説明資料、新旧対照表を併せて御覧ください。 改正内容は、別表の3、冷暖房使用料のうち空調設備による冷暖房使用料の和室研修室について、これまでの1室200円を1台当たり100円に改めるものでございます。 附則としましては、施行日を公布の日からとするものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第41号は、社会文教委員会に付託をいたします。 次に、議案第42号 令和5年度大町市
一般会計補正予算(第3号)を議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第42号 令和5年度大町市
一般会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 1ページを御覧ください。 第1条、予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ3億6,234万5,000円を追加し、総額を178億9,385万5,000円とするものであります。 第2条につきましては、4ページを御覧ください。 お手元にお配りしました、議案第42号説明資料を併せて御覧ください。 第2表、地方債補正につきましては、B&G海洋センター体育館照明設備LED化工事に、体育施設整備事業債を活用しますことから、その上限額を定めるものであります。 歳入について主なものを御説明いたします。 10ページをお願いいたします。 款15国庫支出金2億4,313万5,000円の増は、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2億4,134万8,000円が主なものであります。この交付金につきましては、エネルギー・
食料品価格等の
物価高騰の影響を受けた生活者や事業者に対し、地域の実情に合わせて、必要な支援をきめ細やかに実施できるよう電力・ガス・
食料品等価格高騰重点支援地方交付金の増額と、低所得世帯への支援のための低
所得世帯支援枠が措置されたものであります。 款16県支出金2,043万円の増の主なものは、項2目2総務費県補助金のUIJターン就業・創業移住支援事業補助金1,105万円、項2目6農林水産業費県補助金、畑地化促進事業補助金506万1,000円、項2目10教育費県補助金の
地域発元気づくり支援金補助金106万9,000円などであります。 款19繰入金6,818万円の増は、財源調整としての財政調整基金からの繰入金4,000万円、退職手当基金からの繰入金2,000万円、令和4年度ふるさと応援寄附金の確定に伴うふるさと応援基金からの繰入金818万円であります。 款21諸収入2,470万円の増は、項5目5節2総務費雑入、自治総合センターコミュニティ助成金1,770万円と市町村振興協会コミュニティ助成金430万円などであります。 12ページをお願いします。 款22市債590万円の増は、B&G海洋センター体育館照明設備LED化工事の財源とするための体育施設整備事業債であります。 次に、歳出について主なものを御説明申し上げます。 14ページをお願いします。 款2総務費8,710万9,000円の増のうち主なものは、項1目1一般管理費、条例改正に基づく特別職人件費14万6,000円の減、退職手当2名分として2,698万4,000円の増、目3企画費、定住促進事業の就業者等移住支援金1,640万円の増、目9情報化推進費、DX推進事業のホームページリニューアル支援業務委託料134万円。 16ページ中段になりますが、項2目1税務総務費、賦課徴収費の償還金利子1,300万円などであります。 款3民生費1億316万8,000円の増のうち主なものは、項1目1社会福祉総務費の電力・ガス・
食料品等価格高騰重点支援地方交付金事業1億201万8,000円で、
物価高騰の負担感が大きい低所得者世帯3,300世帯に対し、1世帯当たり3万円の支援をするための所要額を計上するものであります。 18ページを御覧ください。 款3項1目3高齢者福祉費45万円の増は、高齢者補聴器購入助成事業補助金を新たに予算計上するものであります。 款6項1目3農業振興費806万1,000円の増は、畑地化促進事業補助金506万1,000円と農地利用効率化等支援交付金300万円であります。 20ページをお願いします。 款7商工費1億4,570万6,000円の増は、項1目1商業振興費、がんばろう!
大町応援券事業1億4,154万9,000円と目3観光振興費、シンガポール向けプロモーション業務委託料330万円が主なものであります。 款10教育費2,197万2,000円の増のうち主なものは、項4目1社会教育総務費のコミュニティ振興対策事業補助金584万1,000円。 22ページになりますが、目3生涯学習推進費の常盤公民館講堂の照明設備LED化改修工事等343万5,000円、項5目2体育施設費のB&G海洋センター体育館照明設備LED化工事900万円であります。 24ページからは給与費明細書であります。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) 何項目かにあるんですけれども、最初に歳入のところで
新型コロナは、感染症対策地方創生臨時交付金2億4,134万8,000円の収入見込みとなっておりますけれども、これがそれぞれ経費に振り分けられているんですが、どの事業に幾ら振り分けられているのか、改めて説明をいただきたいと思います。 それから、続きまして歳出ですけれども、最初に総務費の一般管理費で、コロナ対策臨時交付金258万9,000円、会計年度任用職員の報酬として計上されていると思うんですけれども、どんな業務につくのか説明ください。 続いて、県の補助金についてですが、就業者等移住支援金の主な財源となっている11件の根拠というのは何になるのか説明ください。 それから、情報化推進費のところで、ホームページリニューアル支援業務委託料134万円が計上されていますが、このうちクラウドウェブマスター3契約、12か月で3つという内容ですけれども、この3つの契約というのはどれに該当するのか説明ください。 それから、18ページで、農林水産費ですけれども、農地利用効率化支援費県補助金300万円から、それから畑地化推進事業県補助金506万円というのがありますけれども、これについて具体的な内容を改めて説明いただきたいと思います。 続きまして、商工費20ページ、21ページですけれども、この関係で、がんばろう!
大町応援券事業委託料、このうち人件費の積算根拠、それから消耗品備品費の積算根拠について説明ください。それから、委託先については、どんな予定にしているのか説明をいただきたいと思います。 以上です。
○議長(二條孝夫君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(三原信治君) まず、私からは、国庫補助金、
新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金の歳出への充当につきましてお答え申し上げます。 予算書のまず、14ページを御覧ください。 総務費、総務管理費、一般管理費の補正額の財源内訳というところを見ていただければ、一番分かりやすいかと思いますが、こちらのほうにまず先ほどの、がんばろう!
大町応援券事業また低所得者向けの支援金の給付等々の会計年度任用職員ということで、こちらでまず258万9,000円を充当しているところでございます。 また、16ページ、17ページ最下段でございますけれども、款3民生費のところにおきまして、社会福祉総務費の中で、先ほど申し上げました低所得者向けの支援給付金ということで、こちらで1億271万8,000円を充当しております。 さらに20ページ上段でございます。款7商工費におきまして、がんばろう!
大町応援券事業におきまして1億3,604万1,000円を充当しているところでございます。 私からは以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
まちづくり交流課長。
◎
まちづくり交流課長(坂井征洋君) 私からは、就業者等移住支援金についての御質問にお答えいたします。 この補正額につきましては、合計で11件の申請の相談による内訳の合計額を積算をしております。内容によって、単身世帯では60万円、御夫婦の場合は100万円、子どもがいる場合には1人につき100万円の加算というふうになっておりますけれども、それぞれ御相談を受けておりますので、金額の積算がはっきりしておりますので、その金額を補正したものであります。 私からは以上です。
○議長(二條孝夫君) 農林水産課長。
◎農林水産課長(降籏貴紀君) 私からは、農林水産課所管事項の議案書の19ページ最下段、農業推進支援事業の御質問にお答えをいたします。 まず初めに、畑地化促進事業補助金506万1,000円でございます。こちらは、水田を畑地化して、畑作物の生産に取り組む農業者さんに対しまして、畑地化に伴い土地改良区に支払いが生じます、土地改良区決算金を助成する事業でございます。 当市には、2つの土地改良区があるわけでございますが、2つの土地改良区合わせまして、19.5ヘクタール分の506万1,000円でございます。 次に、農地利用効率化等支援交付金でございますが、人・農地プランに基づきまして、地域が目指す将来の集約化に重点を置いた農地利用を進めるために、経営改善に取り組む農業者に対しまして、必要な農業用機械や施設に対する助成事業でございます。 今回の対象事業は、コンバインの購入でございます。総事業費の10分の3、限度額300万円ということで、300万円の補正をお願いしているところでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
情報交通課長補佐。
◎
情報交通課長補佐(鷲澤久志君) 私からは、4点目のホームページリニューアル支援事業につきまして御説明いたします。 まず、こちらの事業なんですが、昨年度、県のお
ためし立地チャレンジナガノ事業というもので、地域課題に対し、県外事業者の課題解決策とマッチングするというような事業なんですが、そちらのほうに地域コンテンツの発信力強化という市の課題を応募しまして県の審査等を受けまして、企業等のウェブ戦略を手がける事業者とマッチングを受けたものでございます。 その3契約という部分につきましては、この事業者の月額の費用と言いますか、月4時間までの支援を1単位というふうな形で提示されまして、市のホームページにつきましては、サイトの構成等ボリュームがあるということで、1単位ではなくて3単位となったものであります。 あと、この事業につきましては、市のホームページだけではなくて、市内の事業者においても展開されておりまして、市内の事業者のウェブ支援につきましても、1単位の金額は同じであるというような形になっております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 商工労政課長。
◎商工労政課長(竹村光江君) ただいまの御質問についてお答えします。 商工費、がんばろう!
大町応援券事業につきまして、業務委託の内訳についてということの御質問にお答えいたします。 委託料のうち人件費につきましては、この後、委託をさせていただくようになりますが、委託業務に従事する3名分の給与、手当、福利厚生費になります。あと、消耗品備品費等になりますが、こちらにつきましては小切手帳を購入して換金を行いますので、この小切手帳の購入代になります。 委託先につきましては、これまで4回ほど応援券事業をしております、全て大町商工会議所に委託しておりますので、今回につきましても、大町商工会議所を予定しております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) それでは、2回目ですけれども、最初に歳入の関係です。 先ほど説明のありました
新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金、この臨時交付金というのは何でも使えるものなんでしょうか。もし、要件があるとしたらどんな要件、使えないものはどんなものなのか、例示をしていただければと思うんですけれども、改めてその点を説明お願いしたいと思います。 それから、就業者の支援金でしたっけね、説明がありました。11名の予定をしているという説明がありましたけれども、事前にもう相談に来ている件数を積算根拠にしているという説明がありました。この11件というのは、近年の傾向の中ではどんな傾向と担当のほうでは見ているのか、改めて説明いただきたいと思います。 それから、情報化推進費の委託料の件なんですけれども、今、3契約と言いましたけれども、クラウドウェブマスター3契約というのは、1単位を3単位やるとそういう意味なんでしょうか。 資料によれば、令和5年度作業の範囲については、およそ10項目を超える作業が載せられていますけれども、この中の事業を指定して予算に入れているんではないということなんでしょうか、改めて説明ください。 それから、農林水産費の農地の効率化と畑地促進事業費についてですけれども、このコンバイン等の購入対象事業、この対象事業の事業を受けられる事業者の要件というのはあるのかどうか、これについて説明ください。 続きまして、がんばろう!
大町応援券の件です。一応商工会議所を予定しているという説明でありました。この仕様書等はまだ作られていないと思うんですけれども、一応ちょっと人件費の件ですが、これは会計年度任用職員3名分ということですが、これ商工会議所が採用する3名の人件費ですよね、臨時職員という意味なんでしょうか。期間はどのくらいを見積もって設定しているのか。 それから、2点目は、前回のときもそうでしたが、いわゆる商工会議所が会員になることを条件に、この交付金の取扱いをするというような点を前、指摘したことがありますけれども、今回仕様書の中では、その点はどのように考えているのか改めて説明ください。
○議長(二條孝夫君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(三原信治君) ただいまの御質問に私のほうからは、地方創生臨時交付金の使途の制限等についての御質問にお答えさせていただきます。 今回の臨時交付金につきましては、全体的な交付金の要綱、メニューがこの
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金となっておりますが、今回の交付金につきましては、この中の、一つのメニューでございます電力・ガス・
食料品等価格高騰重点支援地方交付金、こちらの重点交付金が交付されてくるものでございます。 この重点交付金につきましては、国からも
物価高騰への対応等々推奨事業メニュー、または今回御提案させていただいております、低所得者向けの支援枠分ということで、ある程度メニューと言いますか、支援できる項目が示されておりまして、その中から今回、当市としても当市に一番必要とされる支援について予算化をさせていただいたところでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
まちづくり交流課長。
◎
まちづくり交流課長(坂井征洋君) 私からは、就業者等移住支援金についての傾向についてのお尋ねにお答えいたします。 この助成金につきましては、令和元年に創設をされましたけれども、2年、3年度がそれぞれ1件、令和4年度が2件という状況です。令和5年度になりまして11件というようなことで、コロナの影響であるか、地方回帰の傾向が高まっているというようなことも考えられますけれども、今後の動向をまた注視していかないといけないなというふうに考えております。 一応、相談件数によって積み上げをしておりますけれども、なかなか移住にこぎ着けるには、やはり半年からほぼ1年とか、あと、お子さんがいる場合には、進学のタイミングの年度末というようなところもありまして、そういう中で、ほぼ今回の見込みでいけるものだというふうには、考えております。 私からは以上です。
○議長(二條孝夫君)
情報交通課長補佐。
◎
情報交通課長補佐(鷲澤久志君) 私からは、先ほどのホームページリニューアル支援事業の単位の考え方につきましてお答えいたします。 この支援事業の業務内容につきましては、アクセス解析だとか、既存コンテンツの整理、新ホームページの戦略策定というような業務になっておりますが、その全ての業務を行うのに全部で36単位、12か月でやろうとすると3単位の12か月で36単位となっておりますが、こちらのほうちょっと、当初予算への計上が間に合わなかったものですから、今回補正をいたしまして、例えば7月から3月の9か月でやるとすると、業務量については変わらないため、4単位の9か月の全部で36単位というような考え方となっております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 農林水産課長。
◎農林水産課長(降籏貴紀君) 農地利用効率化等支援交付金の対象者の御質問にお答えをいたします。 助成対象者につきましては、人・農地プランの目標地図に位置づけられた農業者で、認定農業者、認定就農者、集落営農組織に加入している農業者が該当になるものでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 商工労政課長。
◎商工労政課長(竹村光江君) それでは、がんばろう!
大町応援券の委託料のうちの人件費の内訳につきまして、先ほど大和議員から会計年度任用職員についてお話がありましたが、私どもとしては、大町商工会議所のほうへ委託業務をお願いする中で、会計年度任用職員さんというこことはうたっておりません。 調整している中で、お聞きしている中では3人予定しておりまして、お一人については、これで委託が始まりましたら、最後の完売まで、業務の委託が終了するまでの3月までの9か月間でお一人、あと販売が10月中旬を考えておりますが、それから販売業務が終了までを、お2人ということでお聞きしております。 応援券の利用に当たって、会議所の会員になる、ならないの件につきましては、これまでもしてございませんし、今回の仕様書にも入れる予定はございません。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) ほかによろしいですか。大和幸久議員。
◆16番(大和幸久君) 先ほどの、農機具のコンバイン等の購入支援要件、これ説明のとおり認定農業者等、一定の市が認めていない農業者は対象にならないということなんですが、近年の中では、いわゆる中小農家、家族経営農家、この苦境も非常に大きいわけです。 今までも、市長には要請をしておりますけれども、やはりこういった中小農家については、農機具の故障等が農業断念、継続断念の引き金になるというのが、本当、近年増えてきております。 やはり、こういった中小農家への支援というのは、極めて重要な時期になっているというふうに考えているわけですけれども、市長はこの点どう見ておられるのか、できれば市長会等通じて、国に、こういった中小農家への支援、具体策を早急に実施するように要請してほしいと思うんですけれども、この点についての市長の見解を伺っておきたいと思います。
○議長(二條孝夫君) 市長。
◎市長(牛越徹君) 足りない点がありましたら、また担当課長等から補足をいただきますが、まず私自身も、大町市の営農形態を見ますと、本当に、中小の農業者がしっかり支えていただいている、特に最近目立つのは一旦お勤めを定年等で辞めて、そして実家の農業を継ぐと、そうした人たちにとりましては、自分の家の農地を直接耕すという非常に大きな役割を担っていただいております。 先般は、土地改良区、長野県土地改良事業団体連合会の理事会があり、そしてその足で、知事、当日は副知事対応、そして県議会の議長、副議長さんにも陳情申し上げました。 その中でもやはり、こうした農地とともに農業を営むための様々な手段が大事だということは、席上話が出ております。そうした中でやはり、農業、農地を守ること、そして農業を守ることは地域社会、集落を守ることであり、その延長線上に、きっちり地域社会を守ることにつながっております。 そういったことにおいて、大町市には特にそうした大きな課題がありますので、これも今お話がありましたように、全国市長会を通じて国に要請する、様々な方法で、営農が継続できますよう取り組んでまいりたいと思います。 一昨年策定しました農業振興計画、市の計画の中でもそういった観点で、考え方が織り込まれております。そうした観点からしっかりと取り組んでまいりたい、このように考えます。 以上です。
○議長(二條孝夫君) 他に質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第42号は、各
常任委員会に付託をいたします。
△日程第6 請願・
陳情文書報告
○議長(二條孝夫君) 日程第6 請願・
陳情文書報告を議題といたします。 請願・陳情は配付の文書表のとおりであります。 配付の付託表のとおり、所管の
常任委員会に付託することといたします。
△日程第7
土地開発公社経営状況報告、
財政事情公表、
公営企業業務報告、
例月出納検査報告(1月、2月、3月)
○議長(二條孝夫君) 日程第7
土地開発公社経営状況報告、
財政事情公表、
公営企業業務報告及び
例月出納検査報告を取り扱います。
土地開発公社経営状況報告、
財政事情公表、
公営企業業務報告につきましては、お手元に配付されている資料のとおりであります。 また、
例月出納検査報告が
監査委員から提出されております。これについて何か御発言はありませんか。 〔発言する者なし〕 御発言ありませんので、この件は以上で終了といたします。
△日程第8
特別委員会の設置について
○議長(二條孝夫君) 日程第8
特別委員会の設置についてを議題といたします。 令和4年度決算審査並びに事務事業についての調査及び評価のため、先例に倣い、
特別委員会を設置したいと考え、さきの
議会運営委員会で承認していただいているところであります。 ここでお諮りいたします。
特別委員会の名称、付議事件、委員定数をお手元に配付の文書のとおりとし、
特別委員会を議会内に設置することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、
特別委員会の設置については、以上のとおり決定をいたしました。 続いてお諮りいたします。決算審査
特別委員会は、その目的が達成するまで閉会中の継続審査を認めることにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、決算審査
特別委員会の閉会中の継続審査を認めることに決定をいたしました。 なお、本日の本会議終了後、
大町市議会委員会条例第6条の規定による正副委員長の互選を行うため、決算審査
特別委員会を開催をいたします。 以上で、本日の日程は全て終了をいたしました。 本日はこれをもって散会といたします。御苦労さまでした。
△散会 午後0時03分...