△日程第1
会議録署名議員の
指名---------------------------------------
○議長(二條孝夫君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第89条の規定により、議長において、7番、
山本みゆき議員、9番、
宮田一男議員を指名をいたします。
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△日程第2 会期の
決定---------------------------------------
○議長(二條孝夫君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 本6月定例会の
会期等議会運営につきましては、5月16日に
議会運営委員会を開催し、御審議願っておりますので、
議会運営委員長に報告を求めることといたします。
議会運営委員長。 〔
議会運営委員長(大厩富義君)登壇〕
◆
議会運営委員長(大厩富義君) おはようございます。去る5月16日に
議会運営委員会を開催し、本6月定例会の会期日程等につきまして審議をいたしておりますので、審議の概要について報告をいたします。 会期日程案は、本日5月23日から6月14日を最終日とする23日間であります。 付議されております案件は、報告案件11件、条例案件3件、予算案件1件の計15件であります。また、会期中に追加議案が予定されております。 市政に対する一般質問は、6月2日、3日、6日の3日間とします。 全員協議会は、5月26日に予定しております。 また、長野県
地方税滞納整理機構議会の議員選挙について、日程に追加される場合があります。
議会運営委員会では、これらを了承しております。よろしく御賛同の上、お願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) ただいまの
議会運営委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本定例会の会期につきましては、
議会運営委員長報告どおり本日5月23日から6月14日までの23日間とし、議会運営につきましても、
議会運営委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日5月23日から6月14日までの23日間と決定をいたしました。
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△日程第3 議長諸
報告---------------------------------------
○議長(二條孝夫君) 日程第3 議長諸報告を行います。 去る4月21日に、石川県金沢市において、第97回
北信越市議会議長会定期総会が開催され、副議長とともに出席をいたしました。会議では、令和3年度会務報告及び
歳入歳出決算報告の後、令和4年度
歳入歳出予算及び長野
県市議会議長会提出の2議案を含む各
県市議会議長会提出の18議案の審議が行われ、全て可決されました。 また、
議員特別表彰では、在職15年以上で不肖私が表彰を受けました。 5月16日には、
全国自治体病院経営都市協議会議会第50回定期総会が
都市センターホテルにおいて開催され、出席いたしました。会議では、令和3年度事務報告及び決算、令和4年度
事業計画予算等について審議が行われ、いずれも原案どおり承認可決されました。 また、財政措置の拡充や経営基盤の安定化を図るとともに、医師の確保、医師偏在の解消を図ることなど、国に対する要望を決議いたしました。 なお、当市は、令和4年度、5年度と協議会理事となっております。 以上、議長諸報告といたします。
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△日程第4
市長あいさつ---------------------------------------
○議長(二條孝夫君) 日程第4
市長あいさつを受けることといたします。市長。 〔市長(牛越 徹君)登壇〕
◎市長(牛越徹君) おはようございます。本日ここに、令和4年
大町市議会6月定例会が開会されるに当たり、一言御挨拶を申し上げます。 初めに、
新型コロナウイルス感染症につきましては、3月21日に
まん延防止等重点措置が解除されて以降、県では
医療アラートについて病床利用率35%以上の場合に発する
医療特別警報を新たに設けるとともに、
感染警戒レベルの
新規陽性者数の基準につきましても見直しが行われ、当地域では、先月25日に
感染警戒レベル3の警報に引き下げられております。 しかし、現在、当市におきましては、新規陽性者が連日確認されており、また、
北アルプス圏域及び木曽圏域以外の県下8圏域は
感染警戒レベル5の状況が続いております。引き続き市民の皆様に対し、きめ細かな情報提供に努めるとともに、感染された方に対して差別や誹謗中傷を絶対に行わず、市民一人一人が思いやりの心を持ち、支え合いの輪が広がりますよう周知・広報に力を尽くしてまいります。 また、
ワクチン接種につきましては、今月19日現在で3回目接種が終了した方は1万7,167人、既に予約済みの方を含めますと1万7,968人となり、接種率は73%を超える見込みとなっております。接種の推進に御協力いただいております医師会をはじめ、地域の医療従事者の皆様に深く感謝申し上げます。 また、60歳以上の高齢者及び基礎疾患をお持ちの方への4回目の
ワクチン接種につきましても、これまでと同様に希望される方が速やかに接種できますよう、接種体制の確保に努めてまいります。 市では、令和2年8月、
新型コロナ感染症等の非常事態にも決して負けない持続可能な
社会経済構造を実現するため、市民生活及び産業等への継続的な支援を行うとともに、地域社会、経済の回復を目指す「
新型コロナ克服戦略おお
まち再生プラン」を策定し、プランに掲げた119項目のうち、109項目が着手済みとなりました。こうした中、計画策定から間もなく2年が経過し、
ワクチン接種も進むなど、コロナをめぐる社会情勢は日々変化しておりますことから、国・県の政策動向や地域経済の状況を踏まえ、計画内容の見直しを進め充実を図ることとし、この方針につきまして本
定例会全員協議会において御説明申し上げます。 内閣府が先月21日に発表しました
月例経済報告によりますと、景気は
新型コロナ感染症による厳しい状況が緩和される中で、個人消費や設備投資、生産は持ち直しの動きが見られるものの、輸出は横ばいであり、企業の業況判断についても足踏みが見られるとしております。 また、先行きについては、
ウクライナ情勢等による不透明感が見られ、原材料価格の上昇や
金融資本市場の変動、供給面での制約等による下振れリスクに十分注意する必要があるとした上で、政府は、コロナ克服新時代開拓のための経済対策を具体化する令和3年度補正予算及び4年度予算を迅速かつ適切に執行するとしております。さらに、
ウクライナ情勢などに伴う原油価格や物価の高騰等による国民生活や経済活動への影響に、緊急かつ機動的に対応し、コロナ禍からの回復を確かなものにするため、先月26日に取りまとめた「コロナ禍における原油価格・
物価高騰等総合緊急対策」を速やかに実施に移すとしており、こうした国の動きに即し、市におきましても的確に対応してまいりたいと考えております。 次に、本年度の主な事業の進捗状況及び主要な施策につきまして、第5次総合計画に定めた5つのまちづくりのテーマに沿って、順次御説明申し上げます。 1番目のテーマは、「ふるさとに誇りを持つひとを育むまち」であります。
市内小中学校では、先月6日、
新型コロナウイルスの感染対策を講じて入学式を行い、緊張した面持ちの初々しい1年生を迎え新学期が始まりました。特に来年度新たなスタートを迎える第一中学校、
仁科台中学校では、これまで築いてきた一中、仁中の伝統と校風の下、自らの夢と希望を胸に力強く歩もうとする姿が垣間見られました。 学校では、児童・生徒の新型コロナの感染確認が続いており、安心・安全な学校生活が送れますよう、基本的な感染対策や健康観察を徹底し、学級において複数の陽性が確認された場合には、国が示しております衛生管理の指針に即して学級閉鎖や学年閉鎖を行うとともに、消毒作業を実施し、感染の拡大防止に努めております。 今後も国の指針などを踏まえ感染対策を徹底するとともに、学校行事や部活動につきましても、
感染警戒レベルに応じて慎重に対応してまいります。 学校の再編につきましては、現在、来年度開校する大町中学校の校章の選定や校歌の制作をはじめ、制服や通学方法等の検討を進めております。 また、施設整備では、新中学校として使用する現
仁科台中学校の大規模改修について、来月下旬の
工事契約締結に向け準備を進めており、来年1月末の完成を目途に
特別支援学級や特別教室の改修のほか、洋式トイレの新設工事などを実施してまいります。なお、工事に伴う給食の休止や騒音等による学習環境への影響を最小限に抑えるため、給食室の増設工事は夏休み期間を利用し、集中的に施工することといたします。 八坂地区における小中一貫校につきましては、本年1月に校名募集を行い、市内外から50件の提案をいただき、その後、準備委員会及び教育委員会での検討を経て、先月25日開催の
総合教育会議において「
八坂小中学校」を校名とすることを確認いたしました。 また、来年度の新たな中学校開校に向け、様々な調整を担当するため、本年度新たに教育参事を配置し体制を強化するとともに、再編の進捗状況につきましては、引き続き周知・広報を図るなど、丁寧な情報提供に努めてまいります。 立川市、大町市の中学生による
姉妹都市中学生サミットにつきましては、
新型コロナ感染症の影響により、昨年、一昨年はオンラインで実施しておりましたが、本年度は7月16・17日の2日間、当市の生徒が立川市を訪問して実施することとしております。双方の中学生が集い、直接交流することにより、親睦や相互理解が深まり、両市の一層の親善が図られますことを期待するところであります。 生涯学習の推進につきましては、本年3月に策定しました第5次生涯
学習推進プランに基づき、放課後の子どもの
居場所づくりへの支援や、年間を通じた人権の集いの開催など、地域で育む学びの推進に努めてまいります。 また、様々な市民の学びや活動の発表の場を充実するため、ギャラリーいーずらと
文化会館ホールを市民の皆様に積極的に活用いただくため、恒例の市民文化祭をはじめ、うたう
プロジェクトや市民芸術祭、MUSIC SUMMERなど、多彩な市民参加と交流のプログラムを実施いたします。 さらに、市民の学びが持続可能な地域づくりにつながることを踏まえ、SDGsの視点を取り入れ、みずのわ
プロジェクトと連動した自然、文化、風土などについて、学びの機会を積極的に創出いたします。
市立大町山岳博物館では、
山岳文化都市としての情報発信や学習活動の充実、促進を図るための取組を進めており、企画展として、先月23日から7月18日まで「大きな水がめとしての北アルプス、そして水のまち大町」を開催しております。この企画展は、SDGs、持続可能な開発の考え方に沿って構成するとともに、自然科学と人文科学の両面から、水にまつわる民話など人と水の関わりの歴史をひもとき、さらに、みずのわ
プロジェクトの取組を紹介しております。 また、企画展に合わせ、
ミュージアムガイドやさんぱくゼミナール、民話を語る会など、多彩な催しを計画しており、今後も分かりやすく親しみやすい博物館を目指し、力を尽くしてまいります。
信濃大町アーティスト・イン・
レジデンス事業につきましては、新型コロナの影響や
北アルプス国際芸術祭の開催時期の変更に伴い、過去2年間、滞在政策や
市民交流事業を見送ることとなりましたが、本年度は
アーティストの公募を行い、8月から10月にかけて作品制作をはじめ、ワークショップや成果発表会の開催など、市民との交流機会の創出につながる事業の展開に、
市内芸術文化団体と連携して取り組んでまいります。 また、県の
アーティスト・イン・
レジデンス事業ナガノ・オーガニック・エアー(NAGANO ORGANIC AIR)による、
アーティスト1名を受け入れることとしており、市の
公募アーティストとの緊密な連携により、相互に相乗効果を生む効果的な展開が図られますよう進めてまいります。 スポーツの振興につきましては、体を動かす遊びにより運動感覚を養う運動あそび教室の開催をはじめ、世代に応じて身近にスポーツに親しむことができる様々な教室やイベントを開催し、市民の健康増進に努めてまいります。 また、例年開催しております
市民スポーツ祭につきましては、今月5日、約180人の参加により開催したゴルフ大会を皮切りに、来月19日からは、ソフトボール、バレーボール、サッカーなど、夏の競技16種目により盛大に開催いたします。 参加される市民の皆様の体力向上が図られるとともに、スポーツを愛する仲間同士がチームを超えて親睦を深め、笑顔と元気あふれる大会となりますよう期待いたします。 2番目のテーマは、「活力あふれる産業と地域の魅力を活かしたにぎわいのあるまち」であります。
常盤西山地区に誘致し、昨年5月より操業を開始しております
サントリー天然水北アルプス信濃の森工場は、お客様を迎える
レセプション棟や芝生の広場、カフェなどの施設整備が完了し、今月11日に竣工式が執り行われ、14日にはグランドオープンしました。
サントリー天然水の工場立地を契機として、観光をはじめ農林業や教育など、様々な分野でサントリーとの協働の取組が始まっております。この信濃の森工場は、単に
天然水ブランドの飲料水生産にとどまらず、森の恵み、水の豊かさを体感する
自然体験型施設として整備され、地域を訪れる多くのお客様や市民との交流拠点としても期待されております。 また、地域資源など、地域の魅力を生かしたにぎわいのあるまちづくりにつきましては、近年、若い世代の皆さんが新たな事業を起こす起業、創業の取組が目立っております。創業の分野も、大町の良質の水や空き店舗、古民家を活用したカフェや飲食店、登山情報の発信拠点やゲストハウスのほか、家具の製作、IT技術による
デザイン制作や自然環境を生かした農業や農家民泊など、多岐にわたっております。また、これまでにもパン工房や洋菓子店、
個人ワイナリーや
地ビール工房、陶芸窯など、多分野の業種が起業され、こうした新たな動きは、市街地をはじめ地域の活力再生に結びついており、市でも、引き続き
創業支援協議会の起業支援をはじめ、
空き店舗補助、起業者補助など、様々な助成制度を通じて支援に努めてまいります。 地域の労働・雇用環境につきましては、
ハローワーク大町が発表した大北管内の3月の
有効求人倍率は1.25倍で、前月から0.04ポイント増加し、9か月連続して1倍を上回る状況が続いております。また、10人以上の人員整理はなく、事業主都合による離職は8人となっており、厳しい経営状況が続く中、事業所においては国の雇用調整助成金や市の制度融資資金等を活用し、従業員の雇用維持に努めていただいております。 なお、雇用調整助成金につきましては、1月に県全域に
まん延防止等重点措置が適用されることとなり、助成率を最大10分の10に引き上げる特例が、来月末まで適用されております。 今後、地域の雇用情勢につきましては、感染状況による雇用への影響を注視するとともに、経済対策連絡会議を通じて、密接に情報の共有を図ってまいります。 第3弾の地域商品券事業「がんばろう!大町応援券2021」につきましては、最終的な換金率は99.7%、金額にして2億2,900万円余となり、年末年始を含む市内における消費の喚起と、地域経済の下支えにつながったものと考えております。 また、経済対策、事業者支援につきましては、感染症第6波の急拡大により影響を受けている事業者への支援として、県の交付金を活用して実施しております「
新型コロナウイルス感染症第6波対応事業者支援金」は、今月20日現在、申請件数128件に対し、支給件数は118件、支給金額は1,680万円となっております。 なお、売上げの減少率が30%以上、50%未満の事業者への支援として、2月末まで申請を受け付けておりました「
新型コロナウイルス感染症対応中小企業者等特別応援金」につきましては、64件の申請に対し993万円余を支給いたしました。 このほか、県の「信州の安心なお店」の認証登録店の感染対策経費を助成する「
新型コロナウイルス感染症対策店舗等支援金」では、現在85件の申請を受け、658万円を支給しております。「信州の安心なお店」への登録店舗数も、現在172店と順調に広がっており、今後も市内における感染防止対策を推進し、市民の皆様に安心して店舗を利用していただくための環境整備に、引き続き支援してまいります。 また、市の制度融資資金のうち、
新型コロナウイルス感染症対策特別資金につきましては、引き続き、資金繰りを必要とする事業者の資金需要に対応するため、申込期限を本年度末まで延長することとしております。 今後も、国・県による経済対策の動向を注視するとともに、感染症の状況と原油をはじめとする物価高騰による市内経済や雇用への影響に即応して、スピード感を持ち、弾力的に支援策を検討し実施してまいります。 農産物等の輸出につきましては、新型コロナの影響により開店の時期を調整しておりました香港における「大町市の水で大町市の米を炊いたおにぎりを提供する専門店」について、現地の規制緩和に伴い、本年度、早い時期に開店できる見込みとなりました。北アルプス山麓の豊かな自然環境で育まれた米と水のPRを通じて、日本酒、農産物等の販路拡大やブランド化を図るとともに、観光誘客とも連携し、香港における情報発信の拠点として当市の広報、宣伝に努めてまいります。 また、米価につきましては、国が示す主食用米の需要が毎年約10万トン減少していることに加え、新型コロナの感染拡大に伴う外食産業の需要減により、減少幅が一層拡大しております。水稲の生産が農業生産の約7割を占める当市におきましては、価格の下落と減産による農業への影響は大変厳しく、これまでも力を入れてまいりました稲作農家のセーフティーネットであります収入保険などへの加入促進に加え、新たな支援策として、保険に係る市の負担金を増額することとし、所要の経費を補正予算に計上し、積極的に支援することといたします。 観光につきましては、新型コロナの感染がいまだ終息の兆しが見えず、依然として厳しい状況を受け、市では、第5弾「信濃おおまち宿泊キャンペーン」事業に要する経費の補正予算を先月1日付で専決処分し、県の「信州割スペシャル」に合わせ、11日から実施しております。対象地域や割引条件等は県に準じておりますが、割引適用期間は市独自に7月4日までとし、観光誘客や市内宿泊施設への利用促進に力を尽くしております。 また、今年も4月15日に全線開通しました立山黒部アルペンルートの入込み状況は、今月10日現在、累計で7万3,698人となり、昨年同期に比べ大きく増加しており、徐々に回復基調にあるものの、平年と比較して、なお落ち込んでおります。そのため、本年度は、来年が黒部ダム完成60周年に当たることを踏まえ、このプレ事業としてwebを活用したキャンペーンによる割引切符の販売や、第2弾となりますスイーツ
プロジェクトなどのイベントを実施し、誘客に努めてまいります。 さらに、扇沢駅周辺等の混雑解消に向けまして、ICT(情報通信技術)を活用した「黒部ダム観光混雑分散化事業」が、国の「デジタル田園都市国家構想推進交付金」の採択を受け、本年度は扇沢駅駐車場へセンサーカメラを設置し、観光客や登山客の車両情報を把握して分析を進めることとし、所要の経費を補正予算に計上いたしました。この事業を通じて、2次交通体系の充実や混雑情報の発信態勢の整備に努め、来訪時間帯の分散を図ることといたします。 地域資源を活用した着地型観光の推進につきましては、先月27日、大町市SDGs学習旅行誘致協議会を設立し、当市への学習旅行誘致を目的とする新たな取組がスタートいたしました。協議会では、学校の新学習指導要領の改訂に伴う探求学習の推進に即応し、コロナ禍における旅行の目的や行き先の見直しに対応するとともに、市の強みであります、水とSDGsを結び付けた新たな学習旅行商品を造成し、関係機関、団体等が一体となって積極的な誘致策を展開してまいります。 また、アフターコロナを見据えた新たなプロモーションとしましては、水や食のほか、SDGsに対応した観光素材を充実させるため、市観光協会のホームページ「信濃大町なび」を再構築し、情報提供機能の強化を図るための経費を補正予算に計上いたしました。 周遊バスぐるりん号につきましては、南コースの運行台数を2台に増便し、7月16日から10月10日までの土・日曜日、祝日に運行するほか、
サントリー天然水北アルプス信濃の森工場をコースに加え、市内での滞在時間の延伸につなげてまいります。 移住・定住の促進につきましては、移住者数は取組を始めた平成24年度からほぼ一貫して増加傾向にあり、昨年度では51世帯92人となり、相談件数も307件と、問合せも増加し、コロナ禍の中、都市からの地方回帰の大きな流れに手応えを感じております。こうした動きを背景として、昨年度末に議会をはじめ、定住促進協働会議や市民の皆様から多くの御意見をいただき、本年度から5か年を計画期間とする「大町市第3期定住促進ビジョン」を策定いたしました。 初年度となります本年度は、マイホーム取得助成において、居住誘導区域での住宅の新築、購入への助成額を加算するほか、結婚を希望する皆さんの婚活支援として、定住促進協働会議による結婚相談所「大町市ハピネスサポートセンター」を新設し、インターネットを介した出会いの機会を提供するなど、新たな移住定住対策に積極的に取り組んでまいります。 今後も一層、市民の皆様との連携・協働により促進を図るとともに、地域の特性を生かした移住定住促進策を拡充し、「誰もが住みたくなる、住み続けたくなる、さらには住んでよかったと思えるまち」の実現に向けて取組を強化し、地域の活力向上につなげてまいります。 3番目のテーマは、「誰もが健康で安心して暮らせるまち」であります。 市立大町総合病院におきましては、昨年11月に着任された産婦人科の高山先生や助産師、関係者の御尽力により、先月から1年5か月ぶりに分娩の取り扱いを再開しました。 市内のみならず、広く大北圏域の妊婦さんにとりまして、身近な地域の中で子どもを安心して産み育てられる環境を確保することは、地方自治体としての責務であり、地域に密着した大町病院での分娩再開は、安心して暮らせるまちの実現に大きく寄与するものと考えております。市としましては、大町病院とともに、安心して分娩ができる環境整備に継続して取り組んでまいります。 医師確保につきましては、先月から新たに内科医2名、専攻医2名、研修医1名の計5名の医師が着任し、総勢26名でスタートすることができ、さらに来月と10月には医師が1名ずつ着任することが予定されております。 また、診療環境の整備として、これまで内科とのみ標榜しておりました診療科目を、市民の皆様に分かりやすい「呼吸器・アレルギー内科」、「循環器内科」、「消化器内科」など9つの診療科名に改めたほか、各診療科待合室の椅子を全て抗菌加工のものに更新するとともに、受付カウンターを分かりやすい表示に変更いたしました。 受診された方々からは、病院の雰囲気が明るくなったと好評をいただいており、今後も地域の皆様が安心して受診できる診療環境の整備に努めてまいります。 令和3年度を最終年度とする市立大町総合病院経営健全化計画につきましては、職員が一丸となり抜本的な経営改善に取り組んだ結果、2年度末で資金不足を解消いたしました。また、コロナ禍の影響による受診控えも緩和し、昨年度の医業収益は、3億4,000万円余の収益増となり、併せて経費の削減など、病院を挙げた経営改善の取組の結果、純損益につきましても約4億円の利益が見込める状況となり、一時借入金を全て返済することができました。 大町病院は、今後も引き続き地域に密着した病院として、また、地域包括ケアシステムを担う地域医療の中核として、健全経営の維持、向上に努めてまいります。 4番目のテーマは、「豊かな自然を守り快適に生活できるまち」であります。 地域高規格道路松本糸魚川連絡道路につきましては、さきの市議会3月
定例会全員協議会において、ルートを絞り込む際の評価項目の設定や評価の視点などとともに、道路整備後の景観イメージについて県より説明いただいたところであります。その後、3月下旬には、市域全体を対象とする説明会を開催し、先月からは各地域との一層密接なコミュニケーションを図るため、複数の自治会単位での説明会を、これまでに5回、15自治会を対象に開催し、意見をお聞きしてまいりました。 市としましても、最適なルートの選定に向け、第5次総合計画に掲げる市の将来像と、産業・経済をはじめ、医療・福祉、防災やまちづくりの観点等を踏まえ、これらに関連する施策との連携を一層強化するため、庁内関係部局の課長で構成する検討会において調整を進めております。さらに、全職員を対象とした研修会を開催するとともに、引き続き、県と市民の橋渡し役として、市民の不安解消や地域の合意形成に向けた対話の場を設け、道路計画についてきめ細かな情報発信に力を尽くしてまいります。 ごみ処理広域化につきましては、北アルプス広域連合におきまして、白馬山麓清掃センターの解体撤去工事が終了し、来月から跡地に白馬リサイクルプラザの建設に着手できる見込みとなり、引き続き、年度内の竣工に向け事業を進めてまいります。 また、令和9年度以降の最終処分場につきましては、これまで3市村による検討や、現在最終処分場を受け入れていただいております地元自治会との協議を進めてまいりました。これまでの取組の経過などにつきましては、本
定例会全員協議会において御説明申し上げることといたします。 常盤泉地区における臭気対策につきましては、これまで、事業者から燃焼方式による脱臭設備と、併せて汚泥の乾燥施設を導入する計画案が示されておりましたが、この産業廃棄物の処理施設導入には、数年の期間を要しますことから、それまでの間の対策についても検討を進めているとの報告があり、市としましても、事業者には早急に臭気対策の方向性を固め、実効性の高い対策を実施するよう、県とも連携を図り、助言、指導に努めてまいります。 ニホンライチョウの飼育・研究につきましては、現在、山岳博物館において、雄4羽、雌5羽の合計9羽を飼育するとともに、ニホンライチョウの近縁主スバールバルライチョウを雄1羽、雌1羽飼育しております。 本年度につきましても、環境省、日本動物園水族館協会のライチョウ保護増殖事業と連携し、ニホンライチョウ、スバールバルライチョウの生息域外における個体群の維持を図るとともに、飼育繁殖技術の向上に取り組んでまいります。 5番目のテーマは「市民の参画と協働でつくるまち」であります。 市民の参画と協働によるまちづくりにつきましては、市民の自主的なまちづくり活動を支援する「ひとが輝くまちづくり事業」の助成団体を選定する公開審査会を、先月16日に文化会館において開催いたしました。 市民の代表9人の審査員による厳正な審査の結果、地域の課題や市民の要望に沿った公益的な取組の「ひろげようまちづくり活動」に7団体、961万円、また、市が提案するテーマや課題に沿った活動の「地域創生活動」に1団体、31万円余の助成が決定されました。 このほか、身近な地域の課題やまちづくりに取り組む「はじめようまちづくり活動」や、補助金活用後3年間以上の活動実績がある「活動継続支援事業」のほか、花づくりを通じた地域のコミュニティづくりと環境美化の取組「花づくり活動事業」など、合わせて24団体に対し、252万円余の助成を決定いたしました。 一昨年以来、コロナ禍の厳しい環境の下にはありますが、本年度も地域の元気再生やにぎわいの創出に向けて、若い世代を中心に構成する団体や子育て関連の活動など、地域の魅力を高めるための新たな取組について申請いただきました。今後も、地域活動や市民活動に制約が予想される中、感染防止対策の徹底を図り、市民の皆様自らの主体的な協働のまちづくりに対し、一層積極的な支援に努めてまいります。 以上、第5次総合計画に定めました各施策の進捗状況と、今後の執行方針について御説明申し上げました。年度中盤に向け、本年度計画しましたそれぞれの事業が円滑に推進できますよう、引き続き全力で取り組んでまいりますので、議員各位をはじめ、市民の皆様の一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 本定例会に御提案申し上げます案件は、報告案件11件、条例案件3件、予算案件1件の合計15件でございます。それぞれの議案につきましては、上程の際、説明いたしますので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。ありがとうございました。
○議長(二條孝夫君) 会議の途中ですが、ここで11時ちょうどまで休憩といたします。
△休憩 午前10時43分
△再開 午前11時00分
○議長(二條孝夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
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△日程第5 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決
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○議長(二條孝夫君) 日程第5 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決を行います。 報告第4号を議題として、説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました専第5号 大町市税条例等の一部を改正する条例につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 今回の条例改正は、地方税法の一部を改正する法律が本年3月31日に交付されたことに伴い、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、同日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 令和4年度の地方税制改正では、土地に関わる固定資産税等の負担調整の見直し、住宅ローン控除の見直し等の措置が行われ、これらの改正に伴い市税条例の改正を行ったものであります。 改正の内容について御説明いたしますので、報告第4号説明資料新旧対照表1ページを御覧ください。 改正条例第1条に関しましては、第18条の4納税証明書の交付手数料の規定で、地方税法第382条の4の規定により、証明書に住所に代わるものとして施行規則で定める事項を記載したものを交付しなければならないこととする法律改正に伴う改正であります。 第33条第4項及び6項の改正につきましては、総合課税または分離課税を確定申告書の記載によってのみ適用する改正であります。 3ページをお願いします。 第34条の6、オは経過措置の終了に伴う改正で、4ページになりますが、第34条の8、第1項、2項の改正は、総合課税または分離課税がある場合の特別徴収税額の税額控除を確定申告書の記載によって行う改正であります。 5ページの第36条の2、第1項の改正は、公的年金等の受給者の住民税申告義務に関わる規定の整備で、6ページの第36条の3の2は、給与所得者の扶養親族申告書について記載事項に退職手当等に関わる所得を有する一定の配偶者の氏名を追加するものであります。 7ページの第36条の3の3、第1項は、公的年金受給者の扶養親族申告書について、一定の配偶者及び16歳超の扶養親族を有する者について、提出義務を義務化し、記載事項に配偶者の氏名を追加するものであります。 9ページの第53条の7は、様式の追加で、第73条の2、第1項及び第73条の3は、固定資産税課税台帳に住所に代わるものとして施行規則で定める事項を記載したものを閲覧に供しなければならないとすることとする改正であります。 10ページの附則、第7条の3の2は、住宅借入金等特別税額控除の延長見直しに伴う改正で、11ページの附則第10条の2、第3項から第17項までは項ずれの整備で、第18項は貯留機能保全区域の指定を受けた土地に関わる課税標準の特例措置の割合を定める規定であります。 12ページの第10条の3、第7項及び第9項は、省エネ改修工事を行った住宅に関わる特例の拡充に伴う改正で、14ページの第12条は、令和4年度に限り、商業地等に関わる課税標準額の上昇幅を2.5%とする改正であります。 14ページの附則第16条の3、第2項は、申告分離課税を所得税の適用がある場合に限り適用するもので、16ページの附則第19条の9、第4項は、申告方式の選択に関わる規定の整備を行うものであります。 17ページの附則第19条の10、第4項及び第6項は、申告方式の選択に関わる規定の整備を行うもので、18ページからは住宅借入金等特別控除の延長見直しに伴う規定の整備であります。 第2条による改正につきましては、20ページをお願いします。 令和3年3月31日条例第7号のうち、第1条の第36条の3の3については、扶養親族申告書の改正に伴う規定の整備を行うもので、第2条第4項は、規定の整備を行うものであります。 議案書に戻りまして、4ページの改正附則を御覧ください。 附則の第1条は、施行期日の規定で、次の各号以外の部分は令和4年4月1日から施行するものです。 同条第1号に関わる部分は、令和5年1月1日、第2号に関わる部分は令和6年1月1日、第3号に関わる部分は民法等の一部を改正する法律、附則第1項第2号に掲げる規定の施行の日が執行日とするものであります。 第2条は、納税証明書に関する経過措置、第3条は市民税に関する経過措置、第4条は固定資産税に関する経過措置の規定であります。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本件について、御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第4号は報告どおり承認されました。 次に、報告第5号を議題として説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました専第6号 大町市
都市計画税条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 今回の条例改正は、地方税法の一部を改正する法律が本年3月31日に交付されたことに伴い、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、同日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 改正の内容について御説明いたしますので、報告第5号説明資料、新旧対照表を御覧ください。 1ページの附則第2項から第5項は、法律改正に合わせて引用項を整備するもので、2ページの第6項は、貯留機能保全区域の指定を受けた土地に関わる課税標準の特例措置の割合を定める規定で、第8項は令和4年度に限り商業地等に関わる課税標準額の上昇幅を2.5%とする改正であります。 3ページの第10項から4ページの第16項までは、条例の項ずれの整備で、第17項は法附則第15条第44項の新設及び同条における項ずれ等に伴う改正であります。 議案書2ページの改正附則を御覧ください。 附則の第1項は、施行期日を令和4年4月1日から施行するもので、第2項は経過措置に関する規定であります。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本件について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第5号は報告どおり承認されました。 次に、報告第6号を議題として、説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(曽根原耕平君)登壇〕
◎民生部長(曽根原耕平君) ただいま議題となりました専第7号 大町市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、地方税法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 お手元に配付の説明資料、新旧対照表を併せて御覧ください。 今回の改正は、地方税法施行令の改正により、国保税の賦課限度額が引き上げられたことに伴う改正で、第2条の基礎課税額を63万円から65万円に、後期高齢者支援金等課税額を19万円から20万円にそれぞれ引き上げるものでございます。 第23条は、第2条の改正に伴い必要となる軽減後の課税額について改正を行うものでございます。 附則といたしまして、条例の施行日を令和4年4月1日としております。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本件について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第6号は報告どおり承認されました。 次に、報告第7号を議題として説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました専第8号 令和3年度大町市
一般会計補正予算(第15号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、本年3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 今回の専決処分は、歳入では市税や地方交付税、国県支出金の確定、歳出では令和3年度事業費の確定による計数整理が主な内容であります。 1ページを御覧ください。 第1条は、歳入歳出それぞれ1億8,059万2,000円を減額し、総額を186億4,766万6,000円とするものであります。 第2条及び第3条につきまして御説明いたしますので、6ページを御覧ください。 第2表繰越明許費補正の庁舎トイレ手洗い自動水洗化事業につきましては、自動水洗の物品等の調達に不測の日数を要し、事業の年度内完了が困難になったこと、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金につきましては、申請の受付期間を本年9月末までとしておりますこと、第6波対応事業者支援金につきましては、支援金の受付期間を7月末までとしておりますことから、翌年度へ繰越しを行うものであります。 第3表地方債補正は、臨時財政対策債や美麻定住促進住宅建設事業などの事業費の確定に伴い、限度額を補正するものであります。 歳入について御説明いたしますので、12ページを御覧ください。 第1款市税につきましては、全体で1,879万6,000円の増で、法人市民税において企業の業績回復が見られてきていることが主な要因であります。 ページ下段の款2地方譲与税から14ページ下段の款10地方特例交付金までは、交付額の確定によるものであります。 14ページ最下段を御覧ください。 款11項1目1地方交付税7億8,538万2,000円の増は、普通交付税及び特別交付税の確定によるもので、国税収入の補正に伴う地方交付税の増額や雪害対策などの特殊財政事情が考慮されたものであります。 ページが飛びます。20ページ下段を御覧ください。 款15国庫支出金は、各事業費の確定により2億1,860万2,000円の減で、主なものは22ページ上段になりますが、項1目3民生費国庫負担金、節3生活保護費負担金4,503万9,000円の減、目4衛生費国庫負担金、節2保健衛生費負担金5,825万6,000円の減、項2目4衛生費国庫補助金、節2保健衛生費補助金5,503万1,000円の減によるものであります。 26ページを御覧ください。 款16県支出金5,488万2,000円の減は、項1目2総務費県負担金、節1芸術文化振興負担金1,000万円の減と、ページが飛びますが32ページになります。 項2目6農林水産費県補助金、節16多面的機能支払事業補助金1,015万円の減が主なものであります。 37ページをお願いします。 款19項1目2基金繰入金6億221万6,000円の減は、財政調整基金からの取崩しを5億7,000万円減額するほか、事業費の確定により特定目的基金の取崩し額を減額するものであります。今回の補正により、財政調整基金の令和3年度末残高は17億4,702万7,000円となります。 42ページを御覧ください。 款22市債につきましては、先ほど第2表地方債補正で御説明申し上げましたとおり、事業費の確定により全体で1億6,286万8,000円の減であります。 次に、歳出のうち主なものについて御説明申し上げます。 款2総務費9,238万5,000円の増のうち、主なものは、46ページの目5財産管理費の基金管理費1億5,000万円の増で、退職手当等基金に5,000万円を、北アルプス山麓仁科の里整備基金に1億円を積み立てるものであります。 54ページを御覧ください。 款3民生費1億9,176万2,000円の減のうち、主なものは項1目2障害者福祉費における障害者自立支援給付事業1,100万円の減、62ページの項2目1児童福祉総務費における子育て世帯への臨時特別給付金事業2,383万6,000円の減、66ページの項3目1生活保護費における生活保護扶助費において高額な手術や治療が少なかったことによる医療扶助費の減少などから6,400万円の減額であります。 66ページをお願いします。 款4衛生費9,606万4,000円の減のうち、主なものは68ページ上段の項1目2予防費における
新型コロナウイルスワクチン接種事業3,040万円の減、72ページの項2目3し尿処理費が2,153万6,000円の減などによるものであります。 74ページを御覧ください。 款6農林水産事業費5,226万1,000円の減は、項1目3農業振興費の各事業における補助金の確定によるものであります。 78ページをお願いします。 款7商工費1,984万6,000円の減は、
新型コロナウイルス対策として行いました大町応援券事業の委託料をはじめ、事業費の確定による減が主なものであります。 80ページをお願いします。 款8土木費1億5,118万1,000円の増は、項2目4雪害対策費における除排雪業務委託料の増額が主なものであります。 86ページをお願いします。 款10教育費4,546万5,000円の減額のうち、主なものは90ページの項5目1体育振興費におけるJFAこころの
プロジェクト夢の教室業務委託料の減、92ページの項5目3学校給食費のおいしい給食費につきまして、コロナに起因する臨時休校に伴う賄材料費や炊飯加工業務委託料754万7,000円の減であります。 以上、主要な部分について御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本件について御質疑はありませんか。大厩富義議員。
◆15番(大厩富義君) 歳入のほうで27ページになりますか、県の負担金でありますけれども、芸術祭の関係で当初予算1,000万円だったのがゼロになった理由を説明お願いします。
○議長(二條孝夫君)
まちづくり交流課長。
◎
まちづくり交流課長(坂井征洋君) こちらの関係につきましては、当初は一旦市のほうに入って、実行委員会のほうに市のほうから支出していくということだったのですが、直接実行委員会のほうに入金がされるということで、歳入歳出ともに1,000万円の減額となっているものです。 以上です。
○議長(二條孝夫君) 大厩富義議員。
◆15番(大厩富義君) 当初予算は2月10日に提出され議決されていますけれども、1億9,420万1,000円、負担金は1億2,550万円、そのうちに県の負担金1,000万円が、これだけがゼロになっているわけです。県知事も名誉実行委員長に就任ということで関わっているわけなんですが、どうしてゼロになったか、ちょっと今の説明では分からないですよ。
○議長(二條孝夫君) 総務部参事。
◎総務部参事(田中久登君) お答えいたします。 当初予算の段階では、県からの負担金、県で1,000万円負担金をいただく予定でしたが、一旦市の一般会計に入れて、それを芸術祭の一般会計の歳出として実行委員会への負担金としてその財源に充てる予定としておりました。精算の段階になりまして、県のほうから連絡がありまして、県としては大町市へ1,000万円の負担をするのではなくて、あくまでも芸術祭の構成団体として負担をしたいので、芸術祭の実行委員会へ直接支払いたいというお話がございました。 したがいまして、この1,000万円につきましては、芸術祭の実行委員会の収入とし、その分、当初予定しておりました一般会計の歳入予算は1,000万円減をし、その分、歳出予算として見込んでおりました実行委員会への負担金1億2,500万円のうち1,000万円を減額しているという内容でございます。 繰り返しになりますが、県としては、構成団体の1団体として実行委員会へ直接負担したいという申出があったという内容であります。 以上です。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。ほかに。降旗達也議員。
◆4番(降旗達也君) 今の芸術祭の部分に関連するかと思いますけれども、23ページの部分、国庫補助金の部分で、文化芸術振興補助金という部分が500万円計上された分がゼロになっているというところがございます。先ほど大厩議員おっしゃったような、結局入る予定だったものが入らないと、ちょっとこの内容についてなぜ入らないのか、芸術祭やっているのになぜ補助がもらえないのか、そういった点、ちょっと教えていただければと思います。
○議長(二條孝夫君)
まちづくり交流課長。
◎
まちづくり交流課長(坂井征洋君) ただいまの質問にお答えいたします。 こちらの文化芸術振興費につきましては、9番にあります文化資源活用推進事業補助金3,200万円ということで、こちらのメニューが振り替わったものによるものです。 以上です。
○議長(二條孝夫君) 降旗達也議員。
◆4番(降旗達也君) 今の御説明だと、メニューが芸術祭のメニューと違ったからという意味合いなのか、50ページの部分の、恐らくこの歳出の部分の文化振興費の国庫補助金の部分の文化芸術振興補助金マイナス500万円という部分と対峙してくると思うんですけれども、そもそもメニューにないようなものを芸術祭のほうに上げて、補助金くださいという手を挙げていたのか、国の方針が途中で変わってきたのか、ちょっとその辺が分からないんですけれども。
○議長(二條孝夫君) 総務部参事。
◎総務部参事(田中久登君) お答えいたします。 当初予算の段階では、御案内のように芸術文化の補助金の500万円、それからその下の地方創生の交付金等を活用して実行委員会の負担金の財源とする予定でありました。この段階で、今、課長より説明しました文化資源活用の補助金3,000万円の補正をしておりますが、当初予算の段階ではその補助メニューそのものはあったんですが、採択されるかどうかが分からないという状況でした。したがいまして、当初予算の段階では充当できるであろう財源を充当する形で予算を編成させていただいたということで、年度の中途でこのオリンピック・パラリンピックを契機とした日本博という芸術文化の関係の事業があるんですが、その事業の採択になりそうだということで、そちらの財源を優先的に充当することとしたという内容であります。 以上です。
○議長(二條孝夫君) ほかに質疑はありませんか。平林英市議委員。
◆10番(平林英市君) 説明資料の中の報告7号の説明資料で、繰越明許費の2番目の総務費、住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金、これが12月から始まって、今年の9月まで延びているということですけれども、これ、受ける方が今どのぐらい、何パーセントになっているのか、それを教えてください。
○議長(二條孝夫君) 福祉課長。
◎福祉課長(鳥羽章人君) 御質問にお答えいたします。 今現在3年度で申請をしていただいた方なんですが、2,598名が給付の対象者ということで給付をされたという状況でございます。ちょっとパーセントについては今出してはいないのですが、当初に対して現在それだけの支出があったということでお願いをしたいと思います。残りの予算の残の部分について繰り越したということで御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 平林英市議員。
◆10番(平林英市君) パーセントで出さなければ分からないじゃないですか。どのくらいの人が給付していて、それで9月までやるということをちゃんとつかめないじゃないですか。それと、告知はどんな告知をしているんですか。ちゃんと連絡を取っているんですか。その辺をお聞きします。
○議長(二條孝夫君) 福祉課長。
◎福祉課長(鳥羽章人君) 御質問にお答えいたします。 この住民税非課税世帯に対して確認書を送付した件数が2,781件ございます。その中で先ほど言いました2,598が支給済みということで、これ割り返しということになりますが、ちょっと今計算していないもので申し訳ございません。 それから、周知でございますが、これは広報の中で周知をさせていただいております。それから、住民税の非課税世帯については、対象者に通知をお送りさせていただきまして、確認書を提出していただいて、確認書が提出がある方に支給をしているという状況でございます。
○議長(二條孝夫君) 平林英市議員。
◆10番(平林英市君) 給付金ですよね。ですから、これは当然皆さん受けると思うんです。それが受けないでいるという事情というのがいろいろあると思うんだけれども、そういう事情も考慮して、ちゃんと受けてくださいよという通知をするべきだと思うんですが、どうでしょう。
○議長(二條孝夫君) 福祉課長。
◎福祉課長(鳥羽章人君) 御質問にお答えいたします。 それぞれ対象者には通知をお送りさせていただいております。これで令和4年度、また新たに生活困窮者、非課税世帯の方に、対象になるということで新たな制度が始まります。その中で、3年度申請をしていただいていない方についても周知をしていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。 それから、先ほどの給付の率でございますが、9割ぐらい既に給付をしているということで御理解をいただきたいと思います。
○議長(二條孝夫君) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第7号は報告どおり承認されました。 次に、報告第8号を議題として説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(曽根原耕平君)登壇〕
◎民生部長(曽根原耕平君) ただいま議題となりました専第9号 令和3年度大町市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 今回の専決処分は、事業勘定の歳入では、国民健康保険税及び県支出金、他会計繰入金、基金繰入金の減額が主な内容で、歳出では保険給付費及び保険事業費の減額、直営診療施設勘定繰出金、高額療養費貸付金の減額及び総務費等の支出見込額による計数整理が主な内容でございます。 また、八坂診療所及び美麻診療所直診勘定では、両診療所における診療収入見込み及び医薬材料費等の確定による計数整理が主な内容でございます。 第1条、予算の総額は、事業勘定が歳入歳出それぞれ1億2,489万6,000円を減額し、総額を29億2,698万9,000円に、八坂診療所直診勘定は、歳入歳出それぞれ626万5,000円を減額し、総額を6,181万7,000円に、美麻診療所直診勘定は歳入歳出それぞれ433万7,000円を減額し、総額を3,877万6,000円とするものでございます。 第2項の第1表
歳入歳出予算補正は2ページから5ページに、
歳入歳出予算事項別明細書の総括は6ページから9ページに記載してございますが、説明は省略させていただきます。 10ページを御覧ください。 事業勘定の歳入、款1国民健康保険税1,772万4,000円の減は、項1目1一般被保険者国民健康保険税の減が主なものでございます。 12ページの款4項1県補助金9,609万2,000円の減は、目1保険給付費等交付金の確定による減が主なものでございます。 款6項1目1一般会計繰入金890万3,000円の減は、事務費繰入金及び出産育児一時金等繰入金の確定による減が主なものでございます。 次に歳出になりますが、14ページの款8項3目1貸付金元利収入597万円の減は、高額療養費貸付金の利用者減に伴うもので、歳出におきましても貸付金を減額しております。 18ページの款2保険給付費8,942万9,000円の減は、療養給付費等の確定によるものでございます。 24ページを御覧ください。 款9諸支出金1,376万4,000円の減は、26ページの項2目1直営診療施設勘定繰出金の減、項3目1高額療養費貸付金の利用者の減及び予備費の減によるものでございます。 34ページを御覧ください。 八坂診療所直診勘定の歳入、款1診療収入708万円の減は、項1目3後期高齢者診療収入の減が主なものでございます。 延べ患者数は2,771人で、前年度比77人の増となっております。 36ページの款3繰入金の増は、項1目1一般会計繰入金の増が主なものでございます。 38ページの八坂診療所直診勘定の歳出の減は、いずれも事業費精査によるものでございます。 次に、46ページを御覧ください。 美麻診療所直診勘定の歳入、款1診療収入303万1,000円の増は、項1目4その他の診療報酬収入の増が主なものでございます。 延べ患者数は1,913人で、前年度比105人の増となっております。 48ページの款3繰入金の減は、項1目1一般会計繰入金の減が主なものでございます。 50ページの美麻診療所直診勘定の歳出の減は、いずれも事業費精査によるものでございます。 以上御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本件について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第8号は報告どおり承認されました。 次に、報告第9号を議題として、説明を求めます。民生部長 〔民生部長(曽根原耕平君)登壇〕
◎民生部長(曽根原耕平君) ただいま議題となりました専第10号 令和3年度大町市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 今回の専決処分は、保険料収入額の確定など計数整理が主な内容でございます。 第1条予算の総額でございますが、歳入歳出それぞれ799万3,000円を減額し、総額を3億9,485万6,000円とするものでございます。 第2項の第1表
歳入歳出予算補正は2ページから3ページに、
歳入歳出予算事項別明細書の総括は4ページから7ページに記載してございますが、説明は省略させていただきます。 8ページを御覧ください。 歳入の款1後期高齢者医療保険料の減額は、目1特別徴収保険料の減が主なものでございます。 10ページを御覧ください。 歳出の款2項1目1後期高齢者医療広域連合納付金757万8,000円の減は、保険料徴収分の減額などによるものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本件について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、報告第9号は報告どおり承認されました。 日程第5の途中ですが、ここで昼食のため午後1時ちょうどまで休憩といたします。
△休憩 午前11時42分
△再開 午後1時00分
○議長(二條孝夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 報告第10号を議題として、説明を求めます。
建設水道部長。 〔
建設水道部長(古平隆一君)登壇〕
◎
建設水道部長(古平隆一君) ただいま議題となりました専第11号 令和3年度大町市
公営簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和4年3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、議会の御承認を求めるものでございます。 今回の専決処分は、事業費の確定に伴う年度末の計数整理が主な内容でございます。 1ページを御覧ください。 第1条、
歳入歳出予算の補正ですが、歳入歳出それぞれ300万円減額し、総額をそれぞれ2億2,370万1,000円とするものでございます。 第2項第1表
歳入歳出予算補正につきましては、2ページから3ページに記載してございますが、説明は省略とさせていただきます。 第2条、繰越明許費につきましては、4ページ、第2表繰越明許費に記載してございますが、款2項1建設改良費、水道施設整備事業のうち配水管布設替工事につきまして、道路管理者との調整に相当の日数を要しましたため、翌年度に繰り越して使用できる経費として、工事請負費1,412万4,000円を計上するものでございます。 第3条、地方債の補正につきましては、下段、第3表地方債補正のとおり、事業費の確定に伴い、限度額を20万円減額し4,150万円と定めるものでございます。 続きまして、歳入歳出につきまして御説明いたします。 10ページを御覧ください。 まず、歳入の主なものは、款1項1目1の使用料で、水道使用量収入の見込額により110万7,000円を減額、款3項1目1繰入金は、事業の確定に伴い一般会計からの繰入金を169万円減額、款6項1目1簡易水道債は、先ほど御説明申し上げました第2表地方債補正と同様の内容でございます。 続きまして、12ページを御覧ください。 歳出ですが、款4項1目1予備費300万円の減額は、歳入歳出の収支調整によるものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本件について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆12番(大和幸久君) 第2表の繰越明許費で、施設整備事業の繰越明許について、道路整備管理者との協議に相当の日数を要したという説明がありましたけれども、なぜこういう結果になったのか、何が問題であったのか、改めて説明ください。
○議長(二條孝夫君)
上下水道課長。
◎
上下水道課長(松宗市雄君) お答えいたします。 繰越明許費につきましては、具体的に、八坂の国道19号野平地籍の埋設する場所でございます。道路管理者であります国土交通省長野工事事務所との調整の結果、近年、災害等でも発達しているんですが、陥没ですとか、それから土砂の崩落、そういった観点もありまして、具体的には埋設する位置の協議に相当時間を要したというのが理由でございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。ほかにありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第10号は報告どおり承認されました。 次に、報告第11号を議題として、説明を求めます。
建設水道部長。 〔
建設水道部長(古平隆一君)登壇〕
◎
建設水道部長(古平隆一君) ただいま議題となりました専第12号 令和3年度大町市
水道事業会計補正予算(第4号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、令和4年3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、議会の御承認を求めるものでございます。 今回の専決処分は、事業費の確定に伴う国庫補助金の補正でございます。 1ページを御覧ください。 第2条、資本的収入の補正につきましては、第1款第6項国庫補助金を2万5,000円増額し、合計を2,173万4,000円といたします。 2ページを御覧ください。 補正の内容につきまして、実施計画第4号にて御説明申し上げます。 資本的収入の款1項6目1国庫補助金2万5,000円の増は、機械電気計装設備における浄水装置の設置事業費の確定に伴い、国庫補助金を増額するものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本件について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第11号は報告どおり承認されました。 次に、報告第12号を議題として、説明を求めます。病院事務長。 〔病院事務長(川上晴夫君)登壇〕
◎病院事務長(川上晴夫君) ただいま議題となりました専第13号 令和3年度大町市
病院事業会計補正予算(第5号)につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により、3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 今回の専決処分は、収益及び費用等の額の確定に伴う年度末の計数整理が主なものでございます。 第3条、収益的収入及び支出の補正では、収入で、第1款病院事業収益を1億4,387万5,000円増額し、合計を52億3,499万9,000円といたします。 支出では、第1款病院事業費用を1,773万5,000円減額し、合計を48億2,349万6,000円といたします。 第4条、資本的収入及び支出の補正では、収入で、第1款資本的収入を800万円増額し、合計を5億5,841万6,000円といたします。 支出では、第1款資本的支出を607万円減額し、合計を6億9,483万円といたします。 この結果、収入額が支出額に対して不足する額1億3,641万4,000円につきましては、当年度分損益勘定留保資金などで補填するものでございます。 2ページの第5条、企業債の補正につきましては、次の3ページの第1表を御覧ください。 事業費の確定に伴い、企業債の限度額の合計を200万円減額し、6,020万円とするものでございます。 4ページを御覧ください。 主な補正内容につきまして、実施計画で御説明いたします。 収益的収入では、患者数の増などにより、入院収益は9,264万9,000円増額し、外来収益につきましても2,599万6,000円増額するものでございます。 項2目4国県補助金では、
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金外各種国県補助事業の精算などに伴い、2,603万9,000円を減額するもので、目7その他医業外収益1,615万3,000円の増額は、医師修学資金返還利息の増などによるものでございます。 5ページを御覧ください。 収益的支出の款1項1目3経費698万6,000円の減は、光熱水費や医師看護師紹介手数料等の減額によるものでございます。 目6研究研修費1,074万9,000円の減は、新型コロナの影響により学会等への参加や講演会などが実施できなかったことによる減額でございます。 資本的収入の款1項1目1企業債200万円の減は、先ほど御説明いたしました第1表企業債補正と同様の内容でございます。 項7目1寄付金1,000万円の増は、1件の寄付によるものでございます。 6ページを御覧ください。 資本的支出の款1項3目1長期貸付金530万円の減は、医師研究資金の未執行などによる減額でございます。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本件について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆12番(大和幸久君) 4ページの医業収益ですが、入院、外来とも収益増になっています。患者数の増加ということで、入院収益では1,380人増ですか、外来については4,784人の増という全協の資料には載っておりますが、これ主には、この要因というのは、コロナ関連で増えているのか、そのほかの要因で増えているのか、その内容について説明ください。 それから、国県補助金の2,600万円余の減額ですけれども、この補助金が減少している要因は何なのか、併せて説明をいただきたいと思います。
○議長(二條孝夫君)
病院総務課長。
◎
病院総務課長(北澤好泰君) ただいまの御質問につきまして、順次御説明申し上げます。 まず、入院収益の増につきましては、やはり今までコロナ禍の中、入院の部分、外来もそうなんですけれども、受診控えみたいなものがあったんですが、徐々に戻ってきているものではないかというふうには考えております。 あと外来収益につきましては、発熱外来等も行っておりますので、そういった部分での患者の増というふうに考えているところでございます。 また、次に、国県補助金の減の部分でございますけれども、こちらにつきましては、主なものは、専用病床の受入体制整備事業、いわゆる空床確保の補助金なんですけれども、こちら1月から3月分につきまして、本来ですと令和3年度の補助金として病院に入る予定だったんですけれども、厚労省のほうから、この部分は令和4年度の事業とするということで連絡があったものですから、今回、この減額の補正を上げさせていただいたものでございます。 以上です。
○議長(二條孝夫君) 大和幸久議員。
◆12番(大和幸久君) 入院患者の数が増えているのは、徐々に戻ってきているというような説明でした。そうしますと、本来であれば、まだ戻りの数は足りていないと、本来の通常の入院患者数には達していないと、こういう見方をしているのかどうか、改めて説明ください。
○議長(二條孝夫君)
病院総務課長。
◎
病院総務課長(北澤好泰君) ただいまの御質問にお答えいたします。 確かに令和3年度、入院、外来とも、入院では1,300人、外来では4,700人ほど増えてきてはおりますが、令和元年度の入院患者数と比較いたしますと、まだまだそこまでは達してきておりませんので、これからしっかりそういった患者のほう、受入れを増やしていくような形を、努力を続けていきたいというふうに考えているところでございます。 以上です。
○議長(二條孝夫君) ほかにありますか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第12号は、報告どおり承認されました。 次に、報告第13号を議題として、説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました専第21号 令和4年度大町市
一般会計補正予算(第1号)につきましては、
新型コロナウイルス感染症による生活困窮者やコロナ対策を実施する店舗に対する支援、滞在型観光推進事業等を早期に着手するため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、4月1日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 1ページを御覧ください。 第1条、予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ7,274万2,000円を追加し、総額を173億9,274万2,000円とするものであります。 8ページを御覧ください。 歳入について御説明いたします。 款15項2国庫負担金6,063万円の増は、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている滞在型観光を推進するための事業費や感染対策を講じる店舗等への支援、生活困窮者への自立支援等に要する経費を、国が負担するものであります。 款16項2県補助金211万2,000円の増は、保育対策総合支援事業補助金であります。 款19項1目2基金繰入金1,000万円の増は、今回の補正財源として財政調整基金から繰入れを行うものであります。 次に、10ページを御覧ください。 歳出について御説明いたします。 款3項2目3保育所費422万5,000円の増は、保育所管理運営事業で、医療的ケア児に対して看護師を派遣する事業であります。 款3項3目1生活保護費438万円の増は、
新型コロナウイルス感染症に関わる生活困窮者に対する支援金であります。 款7項1商工費6,200万円の増は、目1商業振興費、
新型コロナウイルス感染症の対策を講じた店舗に対する支援金1,200万円と、目3観光振興費、滞在型観光推進事業費で、市プロモーション委員会への負担金5,000万円であります。 以上、御説明申し上げましたが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本件について御質疑はありませんか。降旗達也議員。
◆4番(降旗達也君) 11ページ、滞在型観光推進事業の部分のプロモーション委員会の負担金5,000万円と。これ非常に大きな金額で、ちょっと驚いている部分あるんですけれども、ちょっとこの内容について、少し御説明をいただきたいと思います。
○議長(二條孝夫君) 観光課長。
◎観光課長(志賀一夫君) お答えいたします。 滞在型観光推進事業のうち、市プロモーション委員会負担金の内容について御説明申し上げます。 今回の負担金の内容につきましては、第5弾となります宿泊キャンペーン、こちらの実施に伴う負担金でございます。この負担金につきましては、県が実施します信州割スペシャル、こちらが4月11日からスタートするということで、それに合わせ、市のほうも上乗せで実施をするものでございます。これにより低迷が続く宿泊施設の支援、それから県内で予定されております御開帳や諏訪の御柱祭、これに合わせて当市への誘客を図っていく、そういう目的で実施をするものでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 降旗達也議員。
◆4番(降旗達也君) はい、分かりました。宿泊キャンペーンに充てるお金だということだと思います。 宿泊キャンペーンの部分少し見ますと、4,000円の補助が1万800名で、2,000円の補助が2,900名というようなことだと思います。4,000円の補助で4,320万円、2,000円の補助で580万円ということになって、トータルで4,900万円というような計算になるかと思いますけれども、残りの100万円の部分は、これは事務経費というような形でよろしいのか、ちょっとお伺いします。
○議長(二條孝夫君) 観光課長。
◎観光課長(志賀一夫君) 御質問のとおり、残りの100万円につきましては事務経費でございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 降旗達也議員。
◆4番(降旗達也君) すみません。その100万円の事務経費は、事務的な処理はプロモーション委員会で行われるというようなことでよろしいか、ちょっと確認だけお願いします。
○議長(二條孝夫君) 観光課長。
◎観光課長(志賀一夫君) お答えいたします。 事務処理につきましては、観光協会が行うもので、すみません、失礼いたしました、プロモーション委員会が実施をするものでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 他に質疑はありませんか。平林英市議員。
◆10番(平林英市君) 中小企業支援事業、感染症対策店舗支援金ですね、これ大分やってきているんだけれども、具体的にはどういうところへ使われるのか、伺いたいと思います。 それから、今の降旗議員のほうの質問ありました滞在型のプロモーション、宿泊キャンペーンだということですが、第5弾だということです。これ一般会計からも出ているはずなんですけれども、これだけの金額を予算化しているのに、専決でやるという、その根拠は何なんでしょうか。
○議長(二條孝夫君) 商工労政課長。
◎商工労政課長(栗林幸夫君) 御質問にお答えいたします。 感染症対策の関係で、どういったことに使われるかということでございますけれども、支援金の内容としましては、それぞれ店舗のほうで行っていただきます比較的安価なアクリルパネル、あるいはマスク、消毒液等のいわゆる消耗品的なものの購入、これに対する助成。それから、新しく換気扇を設置するですとか、網戸の設置、それから、比較的高額になります空気清浄機ですとかエアコンの設置、そういった換気対策等に関わる経費について助成しているものでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(駒澤晃君) 私からは市プロモーション委員会の負担、いわゆる宿泊キャンペーンの専決した理由でございます。 実は、この第5弾のキャンペーンを決めたのも、県が4月1日に県民割スペシャルを決定したと。で、4月11日から、もうスタートをするという状況の中で、今までの宿泊キャンペーンもそうなんですが、県民割と併用させてやったほうが誘客力が高いというようなことから、今回、4月1日に県が決めたという時点で、早々に我々としても、同じく4月11日から大町の宿泊割も決めさせていただくと。なお、やはり4月15日から立山黒部アルペンルートの開通もありますので、すみません、議会に諮る時間的な余裕がなかったというようなことで、専決をさせていただいたというところでございます。 以上であります。
○議長(二條孝夫君) 平林英市議員。
◆10番(平林英市君) 前段の課長の答えた問題ですけれども、これは今言った空気清浄機、エアコン、これあのいわゆるそういう要望があって予算づけしたんですか。もう大分やってきていると思うんですよ。アクリル板とかそういうマスクとか、もちろん手洗いの消毒器等。そういうのがあると思うんですけれども、そういう形で出てきているんですか。 それともう一つは、今、部長が答えた第5弾ということでやっているんですよね。それで、やっぱりどんな効果があったかというのが検証されていないでしょう。そういう中で、議論もせずに専決していくというのはおかしいと思うんですけれども、それに対してどうですか。
○議長(二條孝夫君) 商工労政課長。
◎商工労政課長(栗林幸夫君) 御質問にお答えいたします。 この支援制度につきましては、県の推奨しております「信州の安心なお店」、こちらの推進をするということで、市内において登録をした店舗に対して支援金を支給しているものでございますけれども、感染症対策を行う上で、やはり特に高額となりますエアコンですとか空気清浄機、そういったものの要望が高かったということで選定をしているものでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(駒澤晃君) お答えいたします。 宿泊キャンペーンの検証ということでありますけれども、我々も一つずつ第1弾、第2弾というふうな形でやらせていただいた中で、必ずその事業者の皆さんのお声を聞かせていただきながら、形を変えながら、今まで継続をしてきているということであります。 今回も第4弾が、実は3月の頭まで期間があったわけですが、その後やはり宿泊者の、事業者の皆さんと、大町温泉郷観光協会の会員の皆さんとも懇談会も含めて意見聴取をしながら進めてきたところなんですが、たまたま県が4月1日、本来だったらGoToキャンペーンがどうも始まりそうだという情報もあったんですけれども、それもできなくて、逆に全国ではブロック割というような形のスタートになったというようなことで、それに合わせて、市も、実施日も含めて検討したという経過であります。 以上であります。
○議長(二條孝夫君) 平林英市議員。
◆10番(平林英市君) やっぱりこういうようなこと、先ほども言いましたけれども、ちゃんと議会で審議すると、いい悪いは別として、それが筋だと、民主主義だと思うんですよ。ですから、期間がなかったなんていうのは言い訳にしかすぎないというふうに思うんですが、いかがでしょう。
○議長(二條孝夫君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(駒澤晃君) お答えいたします。 先ほどから何度も御説明させていただいたんですが、県が4月1日にようやくこの要項が出てきているというようなことで、なおかつその4月11日、いわゆる11日後にはもうスタートさせるというようなそういう形であったので、すみませんが、議会を開くいとまがなく、予算化をさせていただいたということで御理解いただきたいと思います。 以上であります。
○議長(二條孝夫君) 他に質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆12番(大和幸久君) 入りの部分なんですが、
新型コロナウイルス対応と、地方創生臨時交付金、コロナウイルス対応という補助金の名前がついていますが、今の観光振興等を見れば、これは純然たる経済対策になっていると思います。そういう意味では、補助金の名前にこだわらず経済対策にも使えると。この間、観光事業なんか相当何回も支援対策を行っているんですが、例えば農業とかそういった部門って全くないんですよね、この間。そういったバランス的な問題とか、今回のコロナで、苦境なのは、農業もかなり苦境になっています。そういった対応というのは、県、国というのは全くないのか。これいわゆる国のほうは自由裁量で、どんなものにも使えるという内容になっているのか、その点どんな基本的考え方をしているのか、説明いただきたいと思います。
○議長(二條孝夫君)
企画財政課長。
◎
企画財政課長(三原信治君) ただいまの御質問にお答えいたします。 国から交付されております
新型コロナウイルス感染症対策への臨時交付金の活用でございますけれども、
新型コロナウイルス感染症の、大町市では克服戦略のプランを立てながら、その中で大きな柱として、市民の生活を守るという大きな柱と、もう一つは、地域の活力を再生するという大きな柱の中で、現在、この交付金をうまく活用させていただいているところでございます。 その中で、観光等、やはり大町市の産業の中で必要な部分での事業者支援等を行ってきておりますし、また農業等々につきましても、各要望等お受けしながら、そういうものは活用可能でございますので、さらに今後またこの再生プランの見直しも進めていくこととしておりますので、その中で、今後の地域経済の再生という部分に軸足を置きつつも、いろんな事業者への支援も活用していきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(駒澤晃君) 私からは、その農業に対する支援の話でございます。 実は、ここに来て米価が下がっているということは、確かにある程度コロナの関係もあるんじゃないかと。これは米価が下がっているのは、実はそもそも人口減少に始まって、なおかつ、いわゆるコロナによって外食産業が疲弊してきたというようなことで消費量が減っているというようなことと、それに加えて、米価がそういうことで下がっているというようなことで、今回も、実はまた補正でも計上させていただいておりますけれども。それ前に、やはり一番コロナで影響を受けているいわゆる事業者さん、それは宿泊、飲食、観光産業等中心に、今までそれ相応の金額で対応してきたということであります。 もう一つは、そうはいっても、当初の頃は、私どもも、農業法人の皆さんには協力金なり支援金をお出ししながら手当てはさせてきていただいているつもりであります。今後、そういう米価の下落の状況だとかそういうことを考えますと、市としても何らかの対策は考えなくてはならないということで、今回の補正の予算に組み込ませていただいたということであります。 以上であります。
○議長(二條孝夫君) 大和幸久議員。
◆12番(大和幸久君) 観光産業の資源を支えるというのは、農業の景観維持というのは非常に大事でして、今、大規模法人等だけではなくて、いわゆる家族経営の事業体というのも支援していかないと、景観とか農村の原風景は守れないというのはもう自明の
論理でありまして。現況の中では、観光産業と同様に、農業というのは本当に厳しい状況になっているというふうに、多くの人が見ていると思います。そういう点では、声を聞きながらと言いますが、具体的にどんな調査をした上で対策を練っていこうとしているのか、そういった点について、基本的な視点だけ説明いただきたい。
○議長(二條孝夫君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(駒澤晃君) お答えいたします。 確かに議員言われるとおりに、基本的には個人経営というか家族経営の方が8割ぐらい。いわゆるあと2割は大規模経営者というような、いわゆる戸数から言えばそういう形になるかと思います。しかし、集積率を見ると、約7割が担い手の皆さんにお願いしているというような現状であります。やはりその農業の実態を見る限り、担い手の皆さんとの懇談会というようなことで、担い手農家の会だとか、農協だとか、そういう皆さんとの当然話の中で、いろんな意見を聞かせていただきたいというように思っています。 以上であります。
○議長(二條孝夫君) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。平林英市議員。
◆10番(平林英市君) 不承認ですので、採決をお願いします。
○議長(二條孝夫君) ただいま異議ありの発言がありました。ここで異議がありましたので、採決をいたしたいと思います。 お諮りいたします。本件について報告どおり承認することに御賛成の方の挙手を求めます。 〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって、本件については報告どおり承認されました。 次に、報告第14号を議題として、説明を求めます。選挙管理委員会書記長。 〔選挙管理委員会書記長(飯島秀美君)登壇〕
◎選挙管理委員会書記長(飯島秀美君) ただいま議題となりました専第22号 大町市の議会の議員及び長の選挙における
選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、公職選挙法施行令等が本年4月6日に公布、施行されたことに伴い、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、同日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 今回の改正は、最近の物価変動に鑑み、
選挙運動用自動車等の選挙公営に要する経費の見直しのため、関係する3つの条例を改正するものでございます。 改正内容について御説明いたしますので、報告第14号説明資料の新旧対照表を御覧ください。 第1条関係につきましては、
選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の改正で、第4条第2号においては、一般運送契約以外の契約についての限度額を定めており、2ページのアにおいて、
選挙運動用自動車の借入れ日額を「1万5,800円」から「1万6,100円」に、イにおいて、
選挙運動用自動車の燃料代の日額を「7,560円」から「7,700円」に増額するものでございます。 4ページを御覧ください。 第2条関係につきましては、選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の改正で、第4条において、ポスター1枚当たりの印刷単価を「525円6銭」から「541円31銭」に増額するものでございます。 6ページを御覧ください。 第3条関係につきましては、選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の改正で、第4条において、選挙運動用ビラ1枚当たりの印刷単価「7円51銭」を「7円73銭」に増額するものでございます。 議案書に戻りまして、1ページの改正附則を御覧ください。 附則第1項では、施行期日を公布の日からとし、第2項の適用につきましては、条例の施行日以後にその期日を告示される選挙からとし、本年6月に執行が予定されます大町市長選挙における各種手続から対象となるものでございます。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本件について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第14号は報告どおり承認されました。 次に、議案第28号 大町市一般職の職員の給与に関する条例及び大町市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第28号 大町市一般職の職員の給与に関する条例及び大町市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 今回の改正は、人事院勧告に伴う条例改正であります。人事院は、昨年8月に、一般職の公務員の期末手当の支給月数を0.15か月分、再任用職員については0.1か月分引き下げるよう勧告を行い、それに伴い本年4月に国の給与法が改正されたことから、勧告に準じた改定を行うものであります。 なお、国の給与法では、引下げ勧告のあった令和3年度分の期末手当の支給額についても、令和4年4月期から同額を調整することとしており、市においても同様の改正を行うこととしております。 改正の内容について御説明いたしますので、議案第28号説明資料、新旧対照表1ページを御覧ください。 第1条による改正は、大町市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正で、第25条第1項及び第2項で期末手当の額を規定しておりますが、第1項の一般職の職員については、期末手当の月数を0.075か月引き下げ、第2項の再任用職員については0.05か月分引き下げる改正であります。期末手当は年に2回支給があるため、一般職の職員は年0.15か月分、再任用職員は年0.1か月分の引下げとなります。 2ページを御覧ください。 第2条による改正は、大町市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正で、一般職の職員の給与に関する条例の改正に合わせ、附則第2項で引用している割合を改正するものであります。 なお、
会計年度任用職員につきましては、経過措置により、実際の期末手当の支給月額に影響はありません。 議案書の改正附則を御覧ください。 附則第1項では、施行期日を公布の日からとし、第2項においては、令和4年6月に支給する期末手当に関する特例措置として、令和3年12月期の引下げ分の期末手当の額を、令和4年6月期の期末手当から調整することを規定しております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第28号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第29号 大町市特別職の職員の給与に関する条例及び
大町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第29号 大町市特別職の職員の給与に関する条例及び
大町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 今回の改正は、先ほどの議案第28号と同様に、昨年8月の人事院勧告に基づき、常勤の特別職及び議会の議員の期末手当について改定するものであります。 改正の内容について御説明いたしますので、お手元の議案第29号説明資料、新旧対照表1ページを御覧ください。 第1条による改正は、大町市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正で、第3条第3項の期末手当の額について、期末手当の月数を0.05か月分引き下げる改正であります。期末手当は年に2回支給がありますので、年間で0.1か月分の引下げとなります。 2ページを御覧ください。 第2条による改正は、
大町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正で、第4条第1項で期末手当の額を規定しておりますが、月数を6月期、12月期それぞれ0.05か月分引き下げる改正となっております。 議案書の改正附則を御覧ください。 附則第1項において、施行日を公布の日からとし、第2項において、令和4年6月に支給する期末手当に関する特例措置として、令和3年12月期の引下げ分の期末手当の額を、本年6月期の期末手当から調整することを規定しております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第29号は、総務産業委員会に付託をいたします。 ここで総務産業委員会を開催するため、暫時休憩といたします。
△休憩 午後1時43分
△再開 午後2時40分
○議長(二條孝夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程第6
常任委員会委員長報告、質疑、討論、採決
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○議長(二條孝夫君) 日程第6
常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決を行います。 議案第28号及び議案第29号について、総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長。 〔総務産業委員長(傳刀 健君)登壇〕
◆総務産業委員長(傳刀健君) 当委員会に付託されました議案第28号 大町市一般職の職員の給与に関する条例及び大町市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第29号 大町市特別職の職員の給与に関する条例及び
大町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についての2議案は、慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(二條孝夫君) 総務産業委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 総務産業委員長の報告に対し御質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。 〔発言する者なし〕 討論なしと認めます。 これより順次採決を行います。 最初に、議案第28号 大町市一般職の職員の給与に関する条例及び大町市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、総務産業委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第28号は原案どおり可決されました。 次に、議案第29号 大町市特別職の職員の給与に関する条例及び
大町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、総務産業委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって、議案第29号は原案どおり可決されました。
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△日程第7 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決
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○議長(二條孝夫君) 日程第7 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決を行います。 議案第30号 大町市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第30号 大町市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 今回の改正は、押印手続の見直しに伴い条例改正をするものであります。 改正の内容について御説明いたしますので、議案第30号説明資料、新旧対照表1ページを御覧ください。 第4条第4項において、審査申出書の提出における署名押印手続を省略するため削除し、第5項及び第6項をそれぞれ繰り上げるものであります。 2ページを御覧ください。 第8条第5項も同様に、口述書の提出を求める際における署名押印手続を省略するための改正であります。 第7条第3項、第8条第8項、第9条第2項及び第10条第2項は、いずれも委員会が作成する調書について、「署名押印」を「署名又は名記押印(同日、記名押印の訂正あり)」に改めるものであります。 附則において、施行日を公布の日からとしております。 以上、御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。 本案について御質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆12番(大和幸久君) 担当委員会ですけれども、ちょっと確認しておきたいので質問します。 第10条等で、「署名押印」を「署名又は記名押印」に内容を変更していますが、この変更した理由について説明ください。 それから、今、総務部長説明では、記名押印のところを名記押印と言ったように聞こえたんですが、読み間違いであれば訂正いただきたいと思います。
○議長(二條孝夫君) 総務部長。
◎総務部長(和田泰典君) お答えします。 先ほど私の上程のときに、記名押印のところを名記押印と述べてしまいましたので、訂正をお願いしたいと思います。 それで、「署名押印」のところを「署名又は記名押印」に改めるという部分のところにつきましては、通常であれば押印の廃止ということなので、印を略するという形で全て記名という形になるんですが、法的に押印が必要な書類も存在するという部分のところで、「署名又は記名押印」ということで、残すという改正であります。 以上です。
○議長(二條孝夫君) 担当委員会ですので、担当委員会のときにお願いをしたいと思います。 その他質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第30号は、総務産業委員会に付託をいたします。 次に、議案第31号 令和4年度大町市
一般会計補正予算(第2号)を議題とし、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(和田泰典君)登壇〕
◎総務部長(和田泰典君) ただいま議題となりました議案第31号 令和4年度大町市
一般会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 1ページを御覧ください。 第1条、予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ2,269万4,000円を追加し(同日、減額しの訂正あり)、総額を173億7,004万8,000円とするものであります。 8ページを御覧ください。 歳入について御説明いたします。 款15項2国庫負担金3,675万3,000円の増は、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金と、デジタル田園都市国家構想推進交付金であります。 款16項2県補助金9,979万1,000円の減は、産地パワーアップ事業を令和3年度事業で実施したことによるものであります。 款19項1目2基金繰入金3,184万4,000円の増は、今回の補正財源として財政調整基金から繰入れを行うものであります。 次に、10ページを御覧ください。 歳出について御説明いたします。 款2項1目8市民参加協働推進費850万円の増は、自治総合センターコミュニティ助成金等の確定による白塩町ほか3団体への助成金であります。 款3項2目3保育所費841万5,000円の増は、保育園の給食調理業務委託料であります。 款6項1目3農業振興費9,833万円の減は、産地パワーアップ事業を令和3年度事業で実施したことによるものであります。 款7項1目2工業振興費2,229万9,000円の増は、工場等誘致振興条例による助成金であります。 12ページになりますが、款7項1目3観光振興費3,730万9,000円の増は、黒部ダム観光混雑分散化事業等が主な内容であります。 先ほど補正予算かがみの部分で、「2,269万4,000円を追加し」と申し上げましたが、減額であります。訂正をお願いいたします。 以上、説明申し上げましたが、御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(二條孝夫君) 本案について御質疑はありませんか。大厩富義議員。
◆15番(大厩富義君) 歳出のほうですが、11ページ、保育園給食調理業務委託料というのは、今まで保育園の給食業務を委託という言葉を初めて聞くものですから、どこの園なのかということと……、取りあえずそこをお願いしたいと思います。
○議長(二條孝夫君)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(渡辺卓也君) 御質問にお答え申し上げます。 現在、お一人で調理を行っておりまして、その職員の休暇の対応につきましては、全ての業務ができる方を代替として配置する必要があります。ただ、今年度、欠員も生じておりますことから、現在、一人職場になっておりまして、その代替職員の配置が厳しくなっております、みあさ保育園、たけのこ保育園の2園を想定しているところでございます。
○議長(二條孝夫君) 大厩富義議員。
◆15番(大厩富義君) いわゆる人が足りなくなるということで、代替ということなんですが、その休む方は、ある期間で、また戻ってくるということなんですか。
○議長(二條孝夫君)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(渡辺卓也君) お答え申し上げます。 現在、保育園には19名の職員が勤務しております。その休暇といたしましては、年次有給休暇とか夏季休暇等、その職員が必要に応じてお休みをするといった場合に、その代わりとして、その職場に入って、代わりに調理の業務を行っていただくということでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 大厩富義議員。
◆15番(大厩富義君) 今までのところ19名という説明なんですけれども、今までも休暇を取ったり、いろいろ中で多分回していたと思うんですけれども、ここへ来て委託というのはどんな理由なんですか。
○議長(二條孝夫君)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(渡辺卓也君) お答え申し上げます。 昨年度は、雇用している職員の中で、フリーの給食調理員という方を2名配置しておりました。この方たちは、どこの保育園に行っても、最初から最後までの業務をお勤めできる方ということで配置をしまして、通常のほかの方が休んだときに、保育園を変えながら、その方の休んだところを穴埋めしているといった状況がございました。その方の人数、昨年度から申し上げますと、2名の欠員が本年度生じているという中で、委託をしながら、調理員の数を削りながら、ほかの方のお休みが取れるようにというふうに進めてきたところでございます。今、調整をしております。 ただ、5月に入りまして、4時間勤務ではございますが、お一人の調理員さんが雇用できたこと。また、代替の登録、人数の多いところへ行ってお手伝いをいただける方、2名の方の増員ということも、5月に入ってからできるようになってまいりましたので、現状の体制でいけるか、またどうかということも、保育園の状況を見ながら、並行してこちらの委託ということも検討してまいりたいというものでございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 他に質疑はありませんか。平林英市議員。
◆10番(平林英市君) 12、13と両方にわたるんですけれども、そのデジタル田園都市国家構想推進交付金、これで扇沢周辺の混雑解消に向けてやるということですけれども、これはこの混雑解消するために、関西電力から要望があって、こういう交付金を受けたということですか。
○議長(二條孝夫君) 観光課長。
◎観光課長(志賀一夫君) お答えいたします。 今回の扇沢駐車場の混雑分散化事業につきましては、関西電力をはじめ、大町市と、あと交通事業者等で構成いたしますアルペン連絡協議会、こういったところで、これまで協議する中で、どうしても扇沢の駅、混雑するということで、要望といいますか、話合いの中で決めております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 平林英市議員。
◆10番(平林英市君) 分かりました。よく事業の内容が、本当に実効性のあるものなのかというのがちょっと分からないんですよ。これ見ると、一般会計からも1,600万円くらい出るんですよね。それで本当に効果があるのかなというのが、どういうところに効果が出てくるのかなと思うんです。
市長あいさつの中で、訪問時間帯の分散を図ることと言っていますよね。これはお客さんの時間帯を分散するということだと私は取っているんですけれども、そんなことが現実に、お客さんの時間を調整することなんてできるんですか。それがちょっと分からないんですよ。
○議長(二條孝夫君) 観光課長。
◎観光課長(志賀一夫君) 御質問に順次お答えいたします。 まず、実際の分散化が図れるかという部分でございますけれども、今回想定しておりますのは、センサーカメラを3台設置いたしまして、駐車場に出入りする車両の属性、そういった部分を取得する、それをまた分析するという内容でございますが、ただいま御質問にありました、実際に分散化につながるかという部分につきましては、その取得した情報を、システムといいますか、スマホのアプリ等で閲覧できるようなシステムを構築いたしまして、実際にその来訪される皆さんへ混雑情報をお知らせすると、そういうシステムを構築する部分まで含めた内容でございます。 なお、実際、こちらの分散化事業につきましては、先進地の事例等を参考にして事業のほうを組み立てております。そういった実績等も加味しながら検討した内容でございます。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 平林英市議員。
◆10番(平林英市君) 混雑状態を見て、それで分析していくということは分かるんですけれども、来るお客さんを、今混雑していますから時間帯ちょっとずらしてください、こんなことができるのかなというのが、素朴な疑問なんですよ。どうしてもこの効果というのが、新聞も何回も出ていましたけれど、よく分からないです。部長、答えてください。
○議長(二條孝夫君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(駒澤晃君) お答えいたします。 今回この事業の一番の以前からの課題としては、実はあそこは、扇沢の駅というのは、登山客も非常に多いところで、要は、朝方早くから駐車をする方がいる。特に路駐をする方もあったりして、非常に交通の便に支障があるというようなことと、やはり繁忙期になると、駐車場がいっぱいで、今は実は臨時バスを日向山からやってくれているんですが、そういうことを考えると、これからいわゆる駐車場対策、根本的にどうしたらいいかというようなことを含めて、その混雑解消というようなことを3年間かけて実証実験をしていきたいという事業であります。 先ほど言われたように、今、課長のほうで説明あったとおりに、いわゆる属性、どこから来たかとか、どの時間帯にどういうふうなものが今あるのかというのを早くデータ化をして、そのデータを基に、例えば、今スマホでいって、今この駐車場はいっぱいだよとか、そういうことをちゃんと知らせてあげるということで分散をするという、そういう事業を計画をしていきたいということです。 以上であります。
○議長(二條孝夫君) 他に質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆12番(大和幸久君) 戻りますけれども、11ページの保育園給食の業務委託ですが、これ委託先はどのような業者を想定しているのか。 それから、今、欠員人員については補充もできつつあるというような説明がありましたけれども、補充ができた場合には、欠員の補充を優先して継続するのか、委託を年間雇用で契約をしていくのか、どのような考えなのか説明ください。
○議長(二條孝夫君)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(渡辺卓也君) 順次御質問にお答えしたいと存じます。 まず、その事業者の選定につきましては、まだ契約行為もしていない状況ですので、個々の名称につきましては、今お答えすることはできませんが、可能性として人の配置ができるということを確認をしている事業者でございます。 2つ目の御質問でございます。 今、人員配置がこれでできればという御質問ですが、基本的には、私どもも地域の皆さんに地域の保育園に勤めていただきたいという気持ちもございます。ですので、これから現場の状況等も確認をしながら、できる限り委託ありきではなくて、そういった形で、地元の皆さんにもお勤めをいただきたいということで、人員確保に努めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(二條孝夫君) 大和幸久議員。
◆12番(大和幸久君) 人員確保がなかなか続かない理由というのは、やっぱり待遇面の低さ、こういったものが影響している可能性があると思うんですけれども、そういった点では抜本的に見直しをすると。これから地域要件等を充実させるという点からは、そういった見直しというのは非常に経済波及効果も高いわけですから、そういった視点で、市長は、そういった方向性をぜひ積極的に検討して、今までの待遇の低い点を、ぜひ抜本的に改善してほしいと思うんですが、その点、基本的に考えはどうでしょうか。
○議長(二條孝夫君) 市長。
◎市長(牛越徹君) これまでも市が
会計年度任用職員、あるいはもっとフレキシブルに勤務していただくような、そうした場合には、年度当初に、予算で単価設定をしなければいけない、待遇をしっかり、毎年毎年それを見直しながら適切な水準を設定しているところではございます。もちろんこれは時給関係にも影響ありますので、そういった点も含めながら、適切な水準を設定するよう、毎年毎年吟味を加えてまいります。 以上です。
○議長(二條孝夫君) 他に質疑はありませんか。 〔発言する者なし〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第31号は、各
常任委員会に付託をいたします。
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△日程第8 請願・陳情文書
報告---------------------------------------
○議長(二條孝夫君) 日程第8 請願・
陳情文書報告を議題といたします。 請願・陳情は配付の文書表のとおりであります。 お手元に配付の文書表のとおり、所管の
常任委員会に付託することといたします。
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△日程第9
土地開発公社経営状況報告、
例月出納検査報告(1月、2月、3月)
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○議長(二條孝夫君) 日程第9
土地開発公社経営状況報告及び
例月出納検査報告を取り扱います。
土地開発公社経営状況報告につきましては、お手元に配付されている資料のとおりであります。 また、
例月出納検査報告が監査委員から提出されております。これらについて何か御発言はありませんか。 〔発言する者なし〕 御発言がありませんので、この件は以上で終了といたします。
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△日程第10
特別委員会の設置について
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○議長(二條孝夫君) 日程第10
特別委員会の設置についてを議題といたします。 令和3年度決算審査並びに事務事業についての調査及び評価のため、先例に倣い、
特別委員会を設置したいと考え、さきの
議会運営委員会で承認をいただいているところであります。 ここでお諮りします。
特別委員会の名称、付議事件、委員定数をお手元に配付の文書表のとおりとし、
特別委員会を議会内に設置することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、
特別委員会の設置については、以上のとおりと決定をいたしました。 続いてお諮りいたします。決算審査
特別委員会は、その目的が達成されるまで閉会中の継続審査を認めることにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、決算審査
特別委員会の閉会中の継続審査を認めることに決定をいたしました。 なお、本日の本会議終了後、
大町市議会委員会条例第6条の規定により正副委員長の互選を行うため、決算審査
特別委員会を開催をいたします。 以上で、本日の日程は全て終了をいたしました。 本日はこれをもって散会といたします。御苦労さまでした。
△散会 午後2時45分...