平成30年 6月 定例会 平成30年
大町市議会6月
定例会会議録(第4号) 平成30年6月13日(
水)--------------------------------------- 平成30年
大町市議会6月定例会 議事日程(第4号) 平成30年6月13日 午前10時 開議日程第1
常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決 議案第55号
北アルプス広域連合規約の変更について 議案第56号 市道路線の認定について 議案第57号 大町市過疎地域における
固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する
条例制定について 議案第58号 大町市消防
団条例の一部を改正する
条例制定について
総務産業委員会委員長 降旗達也 議案第59号 大町市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する
条例制定について 議案第60号 大町市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する
条例制定について 議案第61号
市立大町総合病院医師修学資金貸与条例の一部を改正する
条例制定について
社会文教委員会委員長 太田昭司 議案第62号 平成30年度大町市
一般会計補正予算(第2号)
総務産業委員会委員長 降旗達也 社会文教委員会委員長 太田昭司日程第2 閉会中の継続審査及び調査申出--------------------------------------- 本
会議出席者名簿◯出席議員(16名) 1番 堀 堅一君 2番
降旗達也君 3番 佐藤浩樹君 4番 栗林 学君 5番 大和幸久君 6番 神社正幸君 7番
太田昭司君 8番 岡 秀子君 9番
勝野富男君 10番 高橋 正君 11番 松島吉子君 12番 平林英市君 13番 二條孝夫君 14番 小林治男君 15番 大厩富義君 16番 中牧盛登君
◯欠席議員(なし)◯説明のために出席した者 市長 牛越 徹君 副市長 吉澤義雄君 教育長 荒井今朝一君
総務部参事 和田泰典君
総務部長 市河千春君
産業観光部長 竹村静哉君 民生部長福祉事務所長 塚田 茂君
建設水道部長 川上 武君
産業観光部参事 小林敏文君 教育次長 竹内紀雄君
会計管理者 西澤美千夫君
病院事務長 勝野健一君
◯事務局職員出席者 事務局長 勝野礼二君
事務局次長 久保田 肇君 書記 窪田幸弘君--------------------------------------- 本日の会議に付した事件 議事日程(第4号)記載のとおり---------------------------------------
△開議 午前10時00分
○議長(
勝野富男君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開会いたします。 本日の
出席議員数は16名全員であります。よって定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 理事者、部長等の欠席、遅参等については、
総務部長の報告を求めます。
総務部長。
◎
総務部長(市河千春君) 報告いたします。市長、副市長、教育長及び所定の部長は出席をしております。 以上でございます。
△日程第1
常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決
○議長(
勝野富男君) 日程第1
常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決を行います。 議案第55号、議案第56号、議案第57号及び議案第58号について、
総務産業委員長の報告を求めます。
総務産業委員長。 〔
総務産業委員長(
降旗達也君)登壇〕
◆
総務産業委員長(
降旗達也君) それでは、当委員会に付託されました議案につきまして順次御報告をいたします。 議案第55号
北アルプス広域連合規約の変更について、議案第56号 市道路線の認定について及び議案第57号 大町市過疎地域における
固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する
条例制定についての3議案は、
慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第58号 大町市消防
団条例の一部を改正する
条例制定についての審査では、定年制の撤廃により高齢の人も参画できることになるが、実際の消防活動においては、若い世代の団員と比較をして、行動量などに格差が生じることが想定される。現場での安全性の確保など課題はないかとの質疑があり、行政側から、条例が施行された場合には、
公務災害等の補償があることから消防団員として位置づけるとともに、内規を設け、50歳以上または
幹部経験者を対象として、希望により
機能別団員として活動することになる。
機能別団員は
消防団経験者であることから、訓練礼式は免除し、後進の指導に当たる。さらには、火災や災害発生時の初期対応に従事いただくこととしたい。体力に自信のない人であっても、後進の指導には十分活躍いただけるものと考えている。また、火災現場では
ポンプ機械操作などに当たることにより、現場での初期対応には十分機能を果たすものと考えているとの答弁がありました。 以上、主な質疑について御報告いたしましたが、
慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
勝野富男君)
総務産業委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。
総務産業委員長に対して御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 議案第58号については討論の通告がありますので、発言を許すことといたします。
栗林学議員。 〔4番(栗林 学君)登壇〕
◆4番(栗林学君) 議案第58号 大町市消防
団条例の一部を改正する
条例制定について、
委員長報告に反対の立場から討論します。 条例の50歳未満の削除をすることに対して反対いたします。理由として、今以上に退団しづらい状況をつくってしまうということです。団員年齢の上限は、合併当時に美麻や八坂に合わせる形で引き上げられ、50歳未満と定められました。退団は地域により事情は違いますが、大抵は部長や幹部まで経験した後に退団するケースが多く見られます。しかし、近年、私の所属する分団では、部長就任を終えた後も分団に残ったり、事情により部長に就任せず団員として活躍されている方もおり、定年まで活動を続けようと頑張っています。しかし、その定年制がなくなれば、分団の中での目標を見失う一方で活動のモチベーションも下がり、結果、退団のタイミングも逃してしまうものです。 団員には、初めからなりたくてなった人ばかりではありません。中には勧誘を断れなくて入団した人もいます。また、責任感の強い人は、かわりの団員を確保しても育成や指導に当たるなど、やめるにやめられず定年制によって救われることもあるのです。そもそもどこの消防団でも、団員同士はもちろん、地域との結びつきが非常に強いことも退団に二の足を踏む原因の一つであり、在籍が長いほど同調圧力のすさまじさは内情を知る人にしかわからないでしょう。また、操法などの訓練は早朝行われるので、仕事をしながらでは負担も大きいため、新入団員を勧誘するにも躊躇してしまうのが現状です。 現行の条例では、本市に定住する年齢18歳以上50歳未満の者であること、ただし特に必要のある場合はこの限りではないとあり、50歳以上の入団者や残留者も認めています。各地域により問題はさまざまかと思いますが、消防団員の定年制は残したまま
機能別団員として希望者を募るやり方でしばらく見守ることがよいと考えます。全部の地域が当てはまるというものではありませんが、定年を一つの目標として頑張ってきた方のためにも定年制は残すべきで、世の中では定年制の廃止を進める動きもありますが、むしろ定年制で入団躊躇の理由を緩和する役割も果たしていることも考えられます。定年制の廃止については早急に条例を変える必要はないと考え、議案に反対いたします。 以上で反対討論を終わります。
○議長(
勝野富男君) 以上で通告による討論は終わりました。 議案第58号について他に討論はありますか。
小林治男議員、賛成ですか。
◆14番(小林治男君) 賛成です。 〔14番(小林治男君)登壇〕
◆14番(小林治男君) 私は、議案第58号 大町市消防
団条例の一部を改正する
条例制定について、賛成の立場から討論をいたします。 今回の改正は、全国的に消防団員が減少傾向にある中、
消防団活動の拡充に向け、
総務省消防庁からの指導のもと、全国的な取り組みの一環であると認識し、理解しているところであります。 消防団は火災のみならず、近ごろの自然環境の変化等、地震や風水害等の自然災害が発生した際には被災者の救出や住民の避難支援に当たるなど、市民が安心・安全に暮らせるように、多くの局面において地域の防災体制の中核として日夜活躍をいただいているところであります。今後、当市におきましても、糸魚川・
静岡構造線断層や
南海トラフなど大規模な地震災害の発生が懸念されており、消防団を中核とした
地域防災力の充実強化の必要性を、今さら言うまでもありませんが、今回の改正は団員数の確保、維持と消防団の活動強化につながることは明白であり、当市の
地域防災力の向上に大いに資するものであります。 以上をもちまして、私の賛成の討論といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
勝野富男君) 議案第58号について、他に討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 他の議案に対して討論はございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 議案第55号
北アルプス広域連合規約の変更については、
総務産業委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。 〔
全員挙手〕
挙手全員であります。よって、議案第55号は
総務産業委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第56号 市道路線の認定については、
総務産業委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。 〔
全員挙手〕
挙手全員であります。よって、議案第56号は
総務産業委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第57号 大町市過疎地域における
固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する
条例制定については、
総務産業委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。 〔
全員挙手〕
挙手全員であります。よって、議案第57号は
総務産業委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第58号 大町市消防
団条例の一部を改正する
条例制定については、
総務産業委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。 〔多数挙手〕 挙手多数。よって、議案第58号は
総務産業委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第59号、議案第60号及び議案第61号について、
社会文教委員長の報告を求めます。
社会文教委員長。 〔
社会文教委員長(
太田昭司君)登壇〕
◆
社会文教委員長(
太田昭司君) 当委員会に付託されました議案について順次報告いたします。 初めに、議案第59号 大町市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する
条例制定についての審査では、委員から、市の
指定ごみ袋がいつまで使えるかを条例に記載しないのかとの質疑があり、行政側から、広域連合の条例により、2年間を猶予期間として平成32年7月31日まで使用することができる内容で規定しているとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、
慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第60号 大町市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する
条例制定についての審査では、委員から、今後は
在宅療養支援病院を目指すということかとの質疑があり、行政側から、
在宅療養支援病院への移行に関しては、診療報酬の加算により収益は向上すると分析をしているが、患者負担に影響があることから、地域住民の皆様にも周知していく必要があり、さらに検討し調整を図っていきたいとの答弁がありました。 また、委員から、199床の内訳について質疑があり、行政側から、急性期の一般病床を100床程度とし、
地域包括ケア病床は現状と同じ48床、療養病床は50床程度としていくよう調整している。稼働している病床数は現在も200床程度であるため、
許可病床数を199床に減らしても現状の入院体制と大きく変わらないとの答弁がありました。 また、委員から、病床数削減により診療報酬や病院経営にどのようなメリットがあるのかとの質疑があり、行政側から、200床未満にすることにより、
地域包括ケア病棟が診療報酬上で有利な届け出が可能となること、また、4月の
診療報酬改定により入院における評価係数が上がっていることもあり、昨年と同じ患者数で推計すると、5,000万円から6,000万円程度の収益増が見込まれると分析しているとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、
慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第61号
市立大町総合病院医師修学資金貸与条例の一部を改正する
条例制定についての審査では、委員から、
返還猶予期間を1年間延長しなければならない理由は何かとの質疑があり、行政側から、
後期研修医の
専門医取得に係る研修期間が3年間から4年間になったためであるとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、
慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
勝野富男君)
社会文教委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。
社会文教委員長に対して御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 議案第59号から議案第61号について、討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。 議案第59号 大町市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する
条例制定については、
社会文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。 〔
全員挙手〕
挙手全員であります。よって、議案第59号は
社会文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第60号 大町市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する
条例制定については、
社会文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。 〔
全員挙手〕
挙手全員であります。よって、議案第60号は
社会文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第61号
市立大町総合病院医師修学資金貸与条例の一部を改正する
条例制定については、
社会文教委員長報告どおり原案を可決することに御賛成の方の挙手を求めます。 〔
全員挙手〕
挙手全員であります。よって、議案第61号は
社会文教委員長報告どおり可決されました。 次に、議案第62号について、各
常任委員長の報告を求めます。初めに、
総務産業委員長。 〔
総務産業委員長(
降旗達也君)登壇〕
◆
総務産業委員長(
降旗達也君) それでは、議案第62号 平成30年度大町市
一般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会に付託されました部分につきまして御報告をいたします。
情報交通課所管事項の審査では、委員から、市民バスふれあい号の
バス停標識の更新について、239カ所全てのバス停に路線図を設置するとのことであるが、高齢者にもわかりやすい表示となるのかとの質疑があり、行政側から、
バス利用者から聞き取りを行い、現在各戸に配布している時刻表に掲載されている路線図が見やすいとの意見をいただいた。基本的にはその図を拡大し、掲示することを予定しているが、町なかで複数の路線が乗り入れている箇所については、この路線図ではわかりにくいため、高齢者でも見やすい工夫をしたいとの答弁がありました。
まちづくり交流課所管事項の審査では、委員から、
コミュニティ助成事業の活用事例と市民への制度の周知及び活用について質疑があり、行政側から、
伝統文化継承事業として、今回対象となる高根町自治会のように、祭典用具などの購入に活用できる
一般コミュニティ助成事業、消防団の装備品などの整備に活用できる
地域防災組織育成助成事業などさまざまな区分がある。実施要綱は、例年8月下旬に県を通じて通知されるが、申請書の提出期限が10月初旬であることから、広報おおまちで周知することは時間的に難しい。
整備済み団体からの情報提供による申請が多いとの答弁がありました。 これについて、委員から、詳細な要綱は示されないとしても、有利な助成制度であることから、ほかの方法で制度概要を市民に周知することはできるのではないかとの質疑があり、行政側から、
一般財団法人自治総合センターが宝くじの収益金を原資として助成するものであり、要綱については、情勢により見直しが行われる場合がある。助成制度の概要については
ホームページ等に掲載し、募集が開始された時点で更新するなど周知方法を検討したいとの答弁がありました。
美麻支所所管事項の審査では、委員から、
過疎地域起業支援補助金については、条例で3年以上継続することが条件とされており、
財政支援団体等監査の対象となっている。返還制度の適用を受けることのないよう、行政側でも支援や指導を実施いただきたいとの質疑があり、行政側から、過去に
計画どおりに進捗していないとの監査委員から指摘を受けた例もあることから、必要に応じて指導助言していくとの答弁がありました。 また、委員から、
過疎地域起業支援補助金に関連し、
過疎地域指定を受けている八坂、美麻地区に限定した制度ではなく、市内経済の再生に向け、市内全域にわたる
起業支援制度を早急に創設すべきであるとの意見があり、行政側から、現在庁内での議論が始まっている。平成31年度当初予算に向けて全庁的に検討するとの答弁がありました。
観光課所管事項の審査では、委員から、
宣伝誘客イベント事業について、予算計上に当たり、それぞれの団体での意思決定、必要性や見直しなど明らかにした上で取り組むべきとの意見があり、行政側から、各団体の会議において、協議経過や結果など書面で残すよう改善の取り組みを実施しているとの答弁がありました。 また、
JR信濃大町駅内のWⅰ-Fⅰ環境整備に関連して、現在4カ所に整備されている公共Wⅰ-Fⅰスポットの利用状況について質疑があり、行政側から、平成26年度整備以降、昨年度末までに約14万6,000件のアクセスがあり、29年度については
北アルプス国際芸術祭の影響もあり、年間約6万5,000件であった。特に例年7月から9月までの利用が多いとの答弁がありました。
消防防災課所管事項の審査では、委員から、
小型動力ポンプ付積載車の購入について、
運転免許制度の改正により、現行の普通免許でも運転可能な3.5トン未満の
軽量化車両を購入するため、補正増額し、総額約1,300万円をかけて整備するとのことであるが、今後もそのような方針で更新する計画であるのか。また、既存車両についても、免許制度の改正により若年層の団員がふえれば、現行の普通免許で運転できない車両が出てくることになるが、その対策について質疑があり、行政側から、新免許制度の施行に伴い、各市町村においても対応に苦慮をしている。当市における車両更新については、年次更新により約20年周期で実施をしている。現団員については、旧免許制度の適用となるため運転は可能であり、今後軽量車両への更新が進めば対応できることとなる。このほか準
中型免許取得を推進する2つの方法があるとの答弁がありました。 以上、主な質疑について御報告いたしましたが、
慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
勝野富男君) 次に、
社会文教委員長。 〔
社会文教委員長(
太田昭司君)登壇〕
◆
社会文教委員長(
太田昭司君) 議案第62号 平成30年度大町市
一般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会に付託されました部分について報告いたします。
学校教育課所管事項の審査では、日本語が話せない外国籍の児童・生徒の就学に伴う
通訳支援員の配置に関して、委員から、
通訳支援員の人数と配置する学校の内訳について質疑があり、行政側から、
通訳支援員は4名に依頼する。中国語が2名で東小学校1名と
美麻小中学校1名、
ポルトガル語が1名で南小学校、
ベトナム語が1名で南小学校に配置するとの答弁がありました。 また、他の委員から、県教委が今年度から西小学校に設置した
日本語教室に関して、今後大町市に住み続けていくのであれば、西小学校の
日本語教室に集めて、日本語の基礎から学習したほうが外国籍の子どものためになると考える。保護者が送迎できないから通えないのではなく、通えるようにもう一歩踏み込んで対策を講じていただきたいとの意見がありました。 生涯
学習課所管事項の審査では、
流鏑馬行事補助金について、委員から、
補助金交付の基準に関して質疑があり、行政側から、大町市
文化財保護事業補助金交付要綱に基づき、本年度は
仁科神明宮本殿や大黒町舞台の保存修理への補助金を予算に計上している。今まで国・県指定の文化財は、国・県の補助が決定したものに限り市でも補助をするという内容であったが、ことしこの要綱を改正し、市の独自の判断により補助ができる内容とし、国・県・市の
指定文化財であることを補助要件とする内容に整備したとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では
慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
勝野富男君) 以上で各
常任委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 まず、
総務産業委員長に対して御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、
社会文教委員長に対して御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 議案第62号について討論の通告がありますので、発言を許すことといたします。
堀堅一議員。 〔1番(堀 堅一君)登壇〕
◆1番(堀堅一君) 平成30年度大町市
一般会計補正予算に賛成の立場から討論を申し上げます。
社会文教委員会において、
民生部所管の
生活保護費の改正のための
システム改修業務委託料として、162万円の補正予算が委員全員の賛成をもって認められたところであります。 なお、この
システム改修は、10月より国の
生活保護費支給見直しに係るものでございました。この
生活保護費の
支給見直しについては、同委員会の委員でもある共産党、
平林英市議員、虹と緑の会、
栗林学議員が長らく反対をされてきたわけですが、今回の
生活保護費支給見直しのための
コンピューターシステムの改修に賛成をいただけたことは、
生活保護費の一部引き下げ、あるいは増額についてお認めをいただけたものと理解をしているところでございます。 今回、両議員に賛成いただけたことは前代未聞であり、画期的であります。遅滞なく新しい制度のもとで支給が始められることに、両議員には改めて大きく感謝するものでございます。御礼の意味を込めまして賛成討論といたします。そうは言っても私の認識は違うということであれば、しかるべく反対討論をされることをお願いをしておきます。 以上をもって賛成討論といたします。議員各位の御賛同をいただけますようにお願いを申し上げます。