平成19年 3月 定例会 平成19年 大町市議会3月定例会会議録(第6号) 平成19年3月19日(
月)--------------------------------------- 平成19年大町市議会3月定例会 議事日程(第6号) 平成19年3月19日 午前10時 開議日程第1 日程の追加について日程第2 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決 議案第56号 大町市病院事業に管理者を置かない特例に関する条例制定について日程第3
常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決 議案第2号 長野県
市町村自治振興組合規約の変更について 議案第4号
北アルプス広域連合規約の変更について 議案第5号
北アルプス広域連合ふるさと市町村圏基金に属する財産の一部処分について 議案第6号 小字の区域の廃止について 議案第14号 大町市副市長の定数を定める条例制定について 議案第15号 大町市特別職の職員等の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について 議案第16号 大町市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第17号 大町市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第18号 大町市附属機関に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第22号 重要文化財旧
中村家住宅管理条例の一部を改正する条例制定について
総務文教委員会委員長 浅見昌敏 議案第3号
長野県民交通災害共済組合規約の変更について 議案第8号 大町市
コミュニティセンターの指定管理者の指定について 議案第20号 大町市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について 議案第21号 大町市手数料条例の一部を改正する条例制定について 議案第23号 大町市
総合福祉センター設置及び管理に関する条例制定について 議案第24号 大町市
地域包括支援センター等設置条例等の一部を改正する条例制定について 議案第25号 大町市デイサービスセンターこすもす設置条例を廃止する条例制定について 議案第30号 大町市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第31号 大町市病院事業管理者の給与に関する条例制定について 議案第32号 大町市
病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例制定について 議案第33号
市立大町総合病院使用料手数料条例の一部を改正する条例制定について 議案第34号
市立大町総合病院看護師等養成奨学金貸与条例の一部を改正する条例制定について 議案第35号 大町市指定訪問看護事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第56号 大町市病院事業に管理者を置かない特例に関する条例制定について
社会厚生委員会委員長 竹村武人 議案第7号 市道路線の廃止及び認定について 議案第9号 大町市
八坂ふるさと体験館の指定管理者の指定について 議案第10号 大町市八坂農産物加工所の指定管理者の指定について 議案第11号 大町市麻の館の指定管理者の指定について 議案第12号 大町市
温泉療養施設木喰荘の指定管理者の指定について 議案第13号 大町市美麻農産物加工所の指定管理者の指定について 議案第19号 大町市特別会計条例の一部を改正する条例制定について 議案第26号 大町市
新規就農者技術習得管理施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第27号 大町市公共物管理条例の一部を改正する条例制定について 議案第28号 大町市
農業集落排水施設条例の一部を改正する条例制定について 議案第29号 大町市公共下水道条例の一部を改正する条例制定について
産業建設委員会委員長 大厩富義 議案第36号 平成18年度大町市一般会計補正予算(第8号)
総務文教委員会委員長 浅見昌敏
社会厚生委員会委員長 竹村武人
産業建設委員会委員長 大厩富義 議案第37号 平成18年度大町市
地域包括支援事業特別会計補正予算(第3号) 議案第38号 平成18年度大町市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 議案第43号 平成18年度大町市
病院事業会計補正予算(第1号)
社会厚生委員会委員長 竹村武人 議案第39号 平成18年度大町市
公共下水道特別会計補正予算(第3号) 議案第40号 平成18年度大町市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 議案第41号 平成18年度大町市
水道事業会計補正予算(第3号) 議案第42号 平成18年度大町市
温泉引湯事業会計補正予算(第2号)
産業建設委員会委員長 大厩富義 議案第44号 平成19年度大町市一般会計予算
総務文教委員会委員長 浅見昌敏
社会厚生委員会委員長 竹村武人
産業建設委員会委員長 大厩富義 議案第50号 平成19年度大町市
住宅新築資金等貸付特別会計予算 総務文教委員会委員長 浅見昌敏 議案第45号 平成19年度大町市
地域包括支援事業特別会計予算 議案第46号 平成19年度大町市
国民健康保険特別会計予算 議案第47号 平成19年度大町市
老人保健医療特別会計予算 議案第54号 平成19年度大町市
病院事業会計予算 議案第55号 平成19年度大町市
指定訪問看護事業会計予算 社会厚生委員会委員長 竹村武人 議案第48号 平成19年度大町市
公共下水道特別会計予算 議案第49号 平成19年度大町市
農業集落排水事業特別会計予算 議案第51号 平成19年度大町市
公営簡易水道事業特別会計予算 議案第52号 平成19年度大町市
水道事業会計予算 議案第53号 平成19年度大町市
温泉引湯事業会計予算 産業建設委員会委員長 大厩富義日程第4
常任委員会委員長請願・陳情審査報告、質疑、討論、採決 陳情第2号・陳情第7号・陳情第8号・陳情第10号・陳情第12号・陳情第13号 陳情第15号・陳情第25号・(平成18年)陳情第24号
総務文教委員会委員長 浅見昌敏 陳情第3号・陳情第9号・陳情第10号・陳情第11号・陳情第13号・陳情第20号 陳情第24号
社会厚生委員会委員長 竹村武人 陳情第1号・陳情第2号・陳情第4号・陳情第5号・陳情第6号・陳情第7号 陳情第8号・陳情第9号・陳情第10号・陳情第11号・陳情第13号・陳情第14号 陳情第15号・陳情第16号・陳情第17号・陳情第18号・陳情第19号・陳情第20号 陳情第21号・陳情第22号・陳情第23号・陳情第24号・陳情第25号
産業建設委員会委員長 大厩富義日程第5 閉会中の継続審査及び調査申出日程第6 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決 議事第1号
大町市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について 議事第2号 障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書 議事第3号 山小屋における軽油引取税の免税を求める意見書 議事第4号 「
品目横断的経営安定対策」と米価下落対策にかかわる意見書日程第7
特別委員会委員長報告 大町市議会高速交通網対策特別委員会報告について
特別委員会委員長 小日向 忠
大町市議会国営公園建設促進等特別委員会報告について
特別委員会委員長 藤巻佳人
大町市議会環境対策特別委員会報告について
特別委員会委員長 荒澤
靖--------------------------------------- 本
会議出席者名簿◯出席議員(23名) 1番 勝野 明君 2番 北沢伊さ男君 3番 小林治男君 4番 飯嶌楯雄君 5番 岡 秀子君 6番 遠藤徹雄君 7番 大厩富義君 8番 八木 聡君 9番 松島吉子君 10番 太田欽三君 11番 竹村武人君 12番 荒澤 靖君 13番 中谷祐一君 14番 藤巻佳人君 15番 川上守孝君 16番 浅見昌敏君 17番 高橋 正君 18番 中牧盛登君 19番 大和幸久君 20番 丸山美栄子君 22番 小日向 忠君 23番 牛越和夫君 24番 齊藤達男君◯欠席議員(なし)◯説明のために出席した者 市長 牛越 徹君 助役 相澤文人君 収入役 前田敏博君 教育長 丸山一由君 監査委員 宮崎東明君 総務部長 矢口一平君 民生部長 荒井今朝一君 産業建設部長 清水岩根君 福祉事務所長 水道部長 北沢孝一君 八坂支所長 宇田義一君 教育次長 美麻支所長 鷲澤孝友君 遠藤博仁君 体育課長 病院事務長 丸山隆士君 庶務課長 傘木 覚君 企画課長 吉澤義雄君 税務課長 五十川 眞君 財政課長 消防防災課長 矢口正雄君 市民課長 山下鈴代君 生活環境課長 西沢正敏君 保健福祉課長 吉沢岩雄君 農林水産課長 子育て支援課長 小日向とみ子君 水利対策室長 伊藤悦男君 農委事務局長 商工労政課長 降籏和幸君 建設課長 西沢義文君 観光課長 都市計画・国営 水道課長 平林秀敏君 中村今朝男君 公園対策課長 公営簡易水道課長 八坂支所総務課長 下水道課長 降幡 司君 北沢徳重君 八坂支所民生課長 美麻支所総務課長
八坂支所産業建設課長 橋井弘治君 佐藤修一君 美麻支所民生課長
美麻支所産業建設課長 小林敏文君 学校教育課長 宮田孝一君 生涯学習課長 八坂教育課長 西田 均君 会計課長 飯沢壮一君 美麻教育課長 選管書記長 酒井富雄君 病院庶務課長 牛越 寛君 病院医事課長 大日方宗仁君
◯事務局職員出席者 事務局長 内山 博君 庶務議事係長 傘木徳実君 書記 田中秀樹君 書記 大日方寿二君 書記 渡邉哲也君--------------------------------------- 本日の会議に付した事件 議事日程(第6号)記載のとおり---------------------------------------
△開会 午前10時00分
○議長(飯嶌楯雄君) おはようございます。ただいまから3月定例会の本日の会議を開きます。 本日の出席議員数は23名であります。よって定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 理事者、部課長等の欠席、遅参等については総務部長の報告を求めます。総務部長。
◎総務部長(矢口一平君) 報告いたします。市長をはじめ、理事者、教育長、監査委員、所定の部課長は全員出席しております。以上でございます。
△日程第1 日程の追加について
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第1 日程の追加についてを議題といたします。市長より追加議案が提出されております。この取り扱いについては、議会運営委員会を開催しご審議をいただいておりますので、議会運営委員長の報告を求めることといたします。議会運営委員長。 〔議会運営委員長(中谷祐一君)登壇〕
◆議会運営委員長(中谷祐一君) おはようございます。去る3月14日、議会運営委員会を開催し、本3月定例会における追加議案の取り扱いについて審議をいたしましたので、その結果についてご報告をいたします。 追加議案は、議案第56号 大町市病院事業に管理者を置かない特例に関する条例制定についてであります。議会運営委員会では、これを日程に追加し議案とすることで了承しております。 以上でありますが、よろしくご賛同をお願い申し上げます。
○議長(飯嶌楯雄君) ただいまの議会運営委員長の報告に対し、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議ありませんのでお諮りいたします。議案第56号について、議会運営委員長の報告のとおり日程に追加することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって議案第56号を
議会運営委員長報告のとおり日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
△日程第2 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第2 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決を行います。 議案第56号 大町市病院事業に管理者を置かない特例に関する条例制定についてを議題として、提案理由の説明を求めます。病院事務長。 〔病院事務長(丸山隆士君)登壇〕
◎病院事務長(丸山隆士君) 議案第56号 大町市病院事業に管理者を置かない特例に関する条例の制定につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。 大町病院は、今年4月から地方公営企業法の全部適用の道を選択し、今議会に関連する条例などを上程し、審議をいただいておるところでございます。全部適用の推進役となる事業管理者の選任につきましては、諸般の事情により4月1日からの選任は断念せざるを得なくなりました。このため管理者を置かない特例に関する条例を制定する必要が生じましたので、ご審議をお願いするものでございます。 この条例は地方公営企業法第7条但し書き及び
地方公営企業法施行令第8条の2の規定に基づき、事業管理者が選任できるまで当分の間、管理者を置かないことを定めるものでございます。 附則では、この条例は平成19年4月1日から施行し、管理者を任命した日をもって効力を失うとしています。地方公営企業法の定めでは、事業管理者を置かない場合、管理者の権限とされている事項は市長が行うことになります。 以上で説明を終わりますが、よろしくご審議のほどをお願いいたします。
○議長(飯嶌楯雄君) 本案について質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第56号は、社会厚生委員会に付託いたします。 ここで
社会厚生委員会審議のため、暫時休憩といたします。
△休憩 午前10時04分
△再開 午前11時05分
○議長(飯嶌楯雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
△日程第3
常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第3
常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決を行います。 議案第2号、議案第4号から議案第6号、議案第14号から議案第18号、及び議案第22号について、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。 〔総務文教委員長(浅見昌敏君)登壇〕
◆総務文教委員長(浅見昌敏君) 当委員会に付託されました議案につきまして、順次報告いたします。 議案第2号 長野県
市町村自治振興組合規約の変更については、地方自治法の一部改正に伴う条文中の字句の改正が主な内容であります。 議案第4号
北アルプス広域連合規約の変更については、市町村単独での取り組みが難しい事業の追加、広域的なごみ処理の推進に関する事務の市町村ごとの負担割合の変更と、条文中の用語の整理であり、行政側からは、広域で行う
焼却施設建設事業に対する負担割合について説明を受けました。 議案第5号
北アルプス広域連合ふるさと市町村圏基金に属する財産の一部処分については、基金の一部を処分するため議会の議決を求めるもので、基金のすべてを取り崩してもよのかという質疑に対し、行政側からは、広域連合の予算状況により市町村の負担軽減のため基金の一部を充当するもので、全額を取り崩すことは好ましくないとの答弁がありました。 慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 議案第6号 小字の区域の廃止については、国土調査の実施の際に廃止できなかった小字の区域を廃止するもので、議案第14号 大町市副市長の定数を定める条例制定について、議案第15号 大町市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、地方自治法の一部改正の施行に合わせ、副市長の定数を定め、助役の名称を副市長に定める内容であり、慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 議案第16号 大町市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定については、国家公務員法及び人事院規則の一部改正に伴い、休息時間を廃止し60分の休憩時間を設けることにより、勤務時間を午前8時30分から午後5時30分とする改正及び早出、遅出勤務の特例を改める内容であります。 慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 議案第17号 大町市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、管理職手当の条文の見直しと扶養手当の格差是正の改正であり、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 議案第18号 大町市附属機関に関する条例の一部を改正する条例制定については、笑顔と元気あふれるまちづくり事業の廃止と、きらり輝く協働のまちづくり事業の創設のため、附属機関の名称を改正する内容であります。笑顔と元気あふれるまちづくり事業の変更については、市民団体の活動が始まったところであり、助成の内容が大きく変わることが心配されるとの質疑があり、行政側からは、3年間の助成で独立して運営していくことが基本とされており、助成の内容、審査等はきらり輝く協働のまちづくり事業も同じ内容で取り組み、期間を経過した団体等は県の補助事業に変更していただくなどの対応をお願いしている。さらには新たに伝統文化に対する助成が対象となるとの答弁がありました。また副市長への名称変更及び
病院事務管理職設置に伴い、所掌事務の内容を改めるものであります。 慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 議案第22号 重要文化財旧
中村家住宅管理条例の一部を改正する条例制定については、休館日の規定を月、火に改め、字句の訂正をする内容であり、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 総務文教委員長の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。 まず議案第2号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第4号について質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第5号について質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第6号についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第14号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第15号についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第16号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第17号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第18号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第22号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。八木聡議員。何号でしょう。
◆8番(八木聡君) 4号に反対です。
○議長(飯嶌楯雄君) 4号の反対ですね、はい。 〔8番(八木聡君)登壇〕
◆8番(八木聡君) 私は議案第4号、
北アルプス広域連合規約の変更について、継続審査を求め、可決に反対の立場から討論します。
広域ごみ焼却施設建設について、地元の強い反対があったことが新聞報道で大きく取り上げられました。一番の地元である飯森地区の説明会は非公開としたため、傍聴を断られましたが、続く3月13日名鉄、14日みそら野地区の地元説明会を傍聴しました。説明会の雰囲気はとても厳しく、不満や怒り、疑問や反対の声が相次ぎました。立場を考えてみれば地元住民が怒るのももっともで、白馬が好きで第2、第3の人生を白馬を選んだ住民にとっても何の前ぶれもなく、ある日突然近くにごみ焼却場建設を知ったのですから、青天のへきれき、怒り心頭とはこのことだと思います。感情的で聞くにたえない意見もありましたが、策定における手法、人的健康被害、動植物被害、活断層・洪水の懸念、景観破壊への懸念など説得力のある意見もありました。 用地選定委員会に住民や専門家が入らず、職員のみで構成され、候補地を1カ所に絞るまで審議過程を非公開で行ってきたことは、行政不信を高めるには十分な条件がそろっています。なぜ白馬村民の2倍にも当たる大町市民のごみを白馬に持ち込むのかとの異議の声が幾つも上がりました。広域連合長が大町市長であることから、力関係で建設予定地を白馬に押しつけたとの誤解があるからなのでしょう。広域連合長である牛越市長、副連合長である白馬村村長と住民との意見のやりとりの中で、飯森はあくまで候補地であり、決定ではない、住民合意がとれるまでは用地交渉や環境アセスメントに入るなど計画の一切を前に進めないとの約束が何度も確認されました。 傍聴を通じた私の感想は、行政への不信感がピークの今、今後の進展は非常に困難で、環境アセスメントに入ることは容易ではないと思います。環境アセスメントをごり押しすれば行政訴訟に発展することは容易に想像できます。仮に執行をとめるために行政訴訟が起これば、簡単に2~3年は時間がかかります。そこで本議案の議決の日が来ました。私が懸念するのは条例改正や予算づけが住民合意がとれるまで計画を前に進めないとの約束をしておきながら、裏で計画を進めていると住民感情をさらに刺激し、態度を硬化させないかということです。議員である私は予算づけと執行は違うとの行政の理論を理解しているわけではありますが、これが白馬の地元住民に理解してもらえるのか疑問があります。裏ではやっぱり計画を進めているのではないか、行政はやはり信用できない、一切の妥協はしないとの反対派に決意させることになれば、とても高くつきます。行政側の苦悩、社の環境プラントの事情を理解するところであることから、大町市議会の判断で見える形で計画を一旦ストップさせることも大切な判断だと考えました。これは計画を遅らせることを意味しているのではなく、議会の判断で住民の立場に立ち、ごり押ししないことを形で示し、安心感を相手に与えることで、より交渉が早く進展する可能性が高まります。地元説明会を傍聴している限り、簡単に地元合意がとれると思えず、今回のタイミングで条例改正、予算づけしてもどうせ執行するには時間がかかります。今までの策定プロセスに対する行政不信に加え、さらに住民感情を刺激することは先を見据えると得策だと思いません。行政の理論は理解するところですが、感情は理屈ではないので、もう少し地元との交渉の進展を見守り、方向性が見えてきてから定例議会、あるいは臨時議会で条例改正、予算づけをしたほうがいいと考えます。 本条例改正案は、障害者自立支援法との絡みもあり、ごみ関係と分けて提案してほしかったところです。なおごみ関係以外の部分を抜き出して再提案していただければ、それに反対するものではありません。 以上のことから、本議案を継続審議にすべきとのことから、可決に反対の討論を終えます。ご賛同をよろしくお願いします。
○議長(飯嶌楯雄君) では、ここで議案第4号に対しまして賛成の討論はございませんか。藤巻佳人議員。 〔14番(藤巻佳人君)登壇〕
◆14番(藤巻佳人君) 私は議案第4号
北アルプス広域連合規約の変更について賛成の立場から討論をいたします。 本議案の主要論点は、広域的なごみ処理の推進に要する経費について、どのように広域連合の規約の中に規定するかという問題であります。ご承知のとおりごみ処理施設の広域化計画については、長年にわたる推進協議会の協議を経て、平成17年3月にごみ処理推進広域化基本計画が策定をされ、大町市と白馬村、小谷村の3市村間で、当時は1市5村でございましたが、この間でごみ処理を共同で行う方針が確認されておりました。その後、平成17年には本市から両村に対して広域化の推進を要請し、18年の3月定例会で議会としても具体化に向けた推進の方向性について了承をした経過がございます。行政側では、こうした背景に立って、具体的方法等については推進協議会で検討を進める一方で、用地については別に用地選定委員会を設け、協議を重ねてきたところであります。その結果、昨年8月には焼却施設の建設等に要する経費の負担割合について、3市村間で協定を締結する段階に至ったこと、また去る2月23日には、候補地として白馬村飯森地区が選定をされたこと等の報告や説明を受けてまいりました。特に本議会案の焼却施設に関する3市村間の建設費及び運転維持管理費等の負担割合については、昨年の8月の3市村間の協定に基づくもので、今後の耐用年数の違いから、当市が5年間分の建設費等を2村よりも多く負担するということも含め、議会としても議論をいたしてきました。白馬村、小谷村の建設費等の5年分を当市が負担をすることに疑義を生じてきましたが、負担しても広域化による単独で建設するよりも、運転コストや運転費用などを含めても経費の削減が図られるとの説明を行政側からも受けており、今回のこのごみ施設を一本化するということによって経費が安く済むということは当然と考えられます。また広域化を図りつつ、ごみの減量化やリサイクル化、分別に取り組むとする方針は基本的に現在の社会情勢や国の方針にも適応しておると思います。 また収集運搬費用につきましても、公平性の確保を念頭に置きつつ、3市村のほぼ中心である飯森地区に候補地を絞ったことは、経費の軽減化や白馬、小谷両村は直接ごみを持ち込む割合が極めて高いということも考慮した結果と考えられ、今までの説明の中では中間施設をできるだけつくらない、こういう方針に基づいたものと考えられます。当市にとっては従前よりも運搬費用が増加することを考慮してもなお広域化したほうが有利であるとの結論となるものであります。現在、白馬村村内では、住民の皆さんに向けた説明会を開催をし、処理施設建設に対する理解を得るべくご尽力されていることを聞き及んでおります。この上は3市村によるこれまでの検討経過を最大限に尊重し、審議に基づいて3市村の行政、議会が一致して広域化を推進し、1日も早い施設の建設が円滑に実現できるように取り組んでいくことが急務との観点から、私は原案に賛成するものであります。どうか原案に賛同されますようお願いを申し上げて、賛成討論といたしたいと思います。
○議長(飯嶌楯雄君) 他に討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 他の議案に対しても討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 では、これより討論なしと認めまして、これから逐次採決を行います。はじめに議案第2号を総務文教委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第2号 長野県
市町村自治振興組合規約の変更については、総務文教委員長報告どおり可決されました。 議案第4号を総務文教委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔多数挙手〕 挙手多数でございます。よって議案第4号
北アルプス広域連合規約の変更については、総務文教委員長報告どおり可決されました。 議案第5号を総務文教委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって議案第5号
北アルプス広域連合ふるさと市町村圏基金に属する財産の一部処分については、総務文教委員長報告どおり可決されました。 議案第6号を総務文教委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第6号 小字の区域の廃止については、総務文教委員長報告どおり可決されました。 議案第14号を総務文教委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって議案第14号 大町市副市長の定数を定める条例制定については、総務文教委員長報告どおり可決されました。 議案第15号を総務文教委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第15号 大町市特別職の職員等の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定については、総務文教委員長報告どおり可決されました。 議案第16号を総務文教委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって議案第16号 大町市職員の勤務時間及び休暇等に対する条例の一部を改正する条例制定については、総務文教委員長報告どおり可決されました。 議案第17号を総務文教委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第17号 大町市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、総務文教委員長報告どおり可決されました。 議案第18号を総務文教委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第18号 大町市附属機関に関する条例の一部を改正する条例制定については、総務文教委員長報告どおり可決されました。 議案第22号を総務文教委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第22号 重要文化財旧
中村家住宅管理条例の一部を改正する条例制定については、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に議案第3号、議案第8号、議案第20号、議案第21号、議案第23号から議案第25号、議案第30号から議案第35号及び議案第56号について、社会厚生委員長の報告を求めます。社会厚生委員長。 〔社会厚生委員長(竹村武人君)登壇〕
◆社会厚生委員長(竹村武人君) 当委員会に付託されました議案について報告いたします。 議案第3号
長野県民交通災害共済組合規約の変更については、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第8号 大町市
コミュニティセンターの指定管理者の指定についての審査では、委員から、
コミュニティセンターにおいては赤字補てんをしないとのことだが、今後他の施設を指定管理者に移行する際に指定管理料などに一定の基準を設けたほうがよいと思うが、どのように考えているかとの質疑があり、行政側からは、
コミュニティセンターの場合、支出が収入を大きく上回っており、指定管理料が必要と想定している。ほかの指定管理については条件、設置等の内容に違いがあるため一律に基準を設けるのは困難であると考えているとの答弁がありました。 委員から、単年度協定にする理由は何かとの質疑があり、行政側からは、協定は3年としているが、費用に関する部分については単年度協定としている。複数年契約の場合は債務負担行為が必要になることや、社会情勢等による経費の変動に対応が困難なためであるとの答弁がありました。 委員から、
コミュニティセンターに設置されている自動販売機は現在、契約により福祉団体の収入源となっているようだが、指定管理後はどのようになるのかとの質疑があり、行政側からは、
コミュニティセンターオープン当初は福祉団体からの要望もあり、以前からの経過を踏まえ許可した。今回は指定管理者への収入面等も勘案し、施設全体を総括的に管理させる必要があると判断したため、福祉団体と協議の結果、撤去となったとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第20号 大町市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についての審査では委員から、特に八坂地区住民の負担額が大幅に上がることになるが、住民への周知はどのように行うのかとの質疑があり、行政側からは、2月に八坂及び美麻地区の地域づくり委員会に対し説明を行った。議決後は広報等を通じて周知を図るとともに、八坂地区及び美麻地区には賦課通知と合わせて詳しい説明資料を同封したいと考えている。また各地区のケーブルテレビ等も利用し、啓発の機会を設けていきたいと考えているとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第21号 大町市手数料条例の一部を改正する条例制定については、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第23号 大町市
総合福祉センター設置及び管理に関する条例制定についての審査では、委員から、デイサービスセンターこすもすの設置及び事業主体が社会福祉協議会になると、指定管理者制度の意味合いとかけ離れてしまうと感じるが、整合性はどのように図るのかとの質疑があり、行政側からは、総合福祉センターは複合施設となっており、施設の管理は指定管理を継続させる必要がある。ただし障害者自立支援法の施行により、事業については社会福祉協議会が実施主体かつ運営主体となったため、センター全体が指定管理しながらも、その一部で社会福祉協議会としての自主事業を行っていくものと理解している。今後指定管理者として位置づけることが適当かどうか、全国的な状況や法との整合性を図りながら検討していきたいと考えているとの答弁がありました。 委員から、この改正により利用者への周知はどのように行うのか。また職員の意識改革についてどのように考えているのかとの質疑があり、行政側からは、この改正によって利用形態の変更はないが、今後改正内容について周知を図っていきたい。また職員の意識改革については、収益性を重視しながら、市民のサービス向上に努めるよう引き続き社会福祉協議会に対し指導していきたいとの答弁がありました。 以上、審査概要を申し上げましたが、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第24号 大町市
地域包括支援センター等設置条例等の一部を改正する条例制定について、及び議案第25号 大町市デイサービスセンターこすもす設置条例を廃止する条例制定については、当委員会では慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第30号 大町市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についての審査では、委員から、仮に事業管理者が決まらなかった場合、この条例の取り扱いはどのようになるのかとの質疑があり、病院側からは、今回の条例改正は地方公営企業法の全部適用を行うための改正であり、事業管理者が決まらなくても条例自体に変更の必要はない。仮に事業管理者が決まらなかったときには置かない旨の条例を追加する必要があるとの答弁がありました。 委員からは、事業管理者の担当事務は事業管理者を置かない場合、だれが担当するのかとの質疑があり、病院側からは、担当は市長になるとの答弁がありました。 委員から、全部適用をすることによるメリット、デメリットは何かとの質疑があり、病院側からは、事業管理者にかなりの権限がゆだねられることから、医療情勢の変化に伴う対応や物品購入及び契約等事務処理の迅速化が図られることや、これまでの人事異動にとらわれることなく、専任職員を置くことができるため、職員の専門性を高めることができること等がメリットと考えられる。反してそのための職員増が想定されるが、大きなデメリットではないと考えているとの答弁がありました。 委員から、今回事業管理者が決まらず、その後決まった場合、事業管理者の選任に議会の同意は必要としないが、関連する条例改正において議会に諮ることになるのかとの質疑があり、病院側からは、条例の作成方法によって異なる。仮に事業管理者が決定した時点で、効力を失う条例であれば議会に諮られることはないとの答弁がありました。 委員から、全部適用によって職員の給与はどうなるのかとの質疑があり、病院側からは、今回の全部適用においては給与に変更はない。しかし全部適用をすれば給与を病院独自で定めることが可能となる。給与については慎重な対応が必要となるため、組合との関係や労働協約を作成し、今後対応していきたいとの答弁がありました。 委員からは、全部適用による医師確保についての見解はとの質疑があり、病院側からは、事業管理者が決まれば経歴等を勘案し、処遇について柔軟な対応がとれるため、従来より円滑に行えるのではないかと考えているとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第31号 大町市病院事業管理者の給与に関する条例制定についての審査では、委員から、事業管理者の給与が75万円以内とあるが、ほかの病院と比較してどの程度なのかとの質疑があり、病院側からは、調査した病院の平均は78万円となるが、病院により差がある。県内では昨年全部適用した市立岡谷病院が70万円となっているとの答弁がありました。委員から給与を75万円以内とすることで事業管理者との交渉に支障が出るのではないかとの質疑があり、病院側からは、地方公営企業法により費用額は条例で定めなければならない。額については職責をかんがみて助役及び収入役相当とした。病院経営の職責の重さは感じているが、ある程度の歯止めは必要と考えているとの答弁がありました。関連して委員から、事業管理者に対して給与のほかに成功報酬を出すことはできないのかとの質疑があり、病院側からは、全国的に見ると成功報酬を出している病院もあるようなので、今後調査研究をしていきたいとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第32号 大町市
病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例制定について、議案第33号
市立大町総合病院使用料手数料条例の一部を改正する条例制定について、議案第34号
市立大町総合病院看護師等養成奨学金貸与条例の一部を改正する条例制定について、及び議案第35号 大町市指定訪問看護事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定については、地方公営企業法の全部適用に伴い病院職員の給与条例を新たに設置したことや、条例中の設置者の部分を事業管理者に改正する点が主なものであり、当委員会では慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第56号 大町市病院事業に管理者を置かない特例に関する条例制定についての審査では、委員から、今後の事業管理者の見通しはとの質疑があり、病院側からは、今回は断念せざるを得ない状況になったが、今後市長、信州大学の病院長及び関係者と協議して、できるだけ早い時期に選任したいと考えているとの答弁がありました。 委員から、事業管理者が決まらなくても全部適用は行えるのかとの質疑があり、病院側からは、全部適用の施行に関しては、今回上程された議案が可決されれば全部適用になる。事業管理者を置かなくても地方公営企業法の趣旨にのっとって運営していくことになるとの答弁がありました。また委員から、今後事業管理者の選定については、必ずしも医師ばかりでなく広い視野を持って人選していただきたいとの意見がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 社会厚生委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。はじめに議案第3号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第8号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第20号について質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第21号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第23号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第24号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第25号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第30号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第31号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第32号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第33号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第34号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第35号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 では議案第56号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。松島吉子議員。何号でしょうか。
◆9番(松島吉子君) 議案20号に対して反対討論をします。
○議長(飯嶌楯雄君) 20号の反対ですね。はい、どうぞ。 〔9番(松島吉子君)登壇〕
◆9番(松島吉子君) 議案20号に対する反対討論をいたします。 国民健康保険は、以前は農業や自営業者中心の保険でしたが、次第に失業者、不安定雇用の労働者、無職の人など、低所得者中心の保険に変わってきています。そんな中で国は市町村の国保に対する国庫の負担率を削減し、高すぎる国保税をつくっています。その結果、全国的にも保険料が払えず国保証が取り上げられ、医療費を全額負担する資格証明書を発行された人が受診できずに死に至る事件が続発しております。大町市では資格証明書は11世帯、短期保険証を交付されている世帯は220世帯に上っています。今回の条例改正は合併に伴い国保税率を統一するものですが、小さな自治体が大きな自治体と合併することによる行政サービスの低下につながるものです。当初は5年以内に統一することになっていましたが、その後の国保の審議会の協議の結果、来年度の統一となりました。結果として八坂地区、美麻地区は大幅な値上げとなります。例えば所得階級が300万以下の世帯は、年額4万5,000円の値上げとなります。その上、この間の税制改正に連動してさらに負担増となります。国保については短い間に高いほうに引き上げ、水道料は15年かけて大町市の低い水道料に合わせていくという不公平なものです。基金の取り崩しや一般財源の繰り入れをして、大町市全体の国保税を引き上げることを提案して、私の反対討論といたします。
○議長(飯嶌楯雄君) 20号に対して賛成の討論はございますか。中谷祐一議員。 〔13番(中谷祐一君)登壇〕
◆13番(中谷祐一君) 私からは議案第20号 大町市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、委員長報告に賛成の立場から討論をいたします。 今回の国保税の改正は、市町村合併による激変緩和のための特例措置であり、不均一課税を大町市全体として税率を統一していくことを目的とした税制改正であります。税率統合の方針については合併前に3市村合同の国保運営協議会での協議を経て、合併協議会で承認を受けたものであり、また税率については諮問機関である国保運営協議会の答申を受けたものでもあります。また改正の中身では、低所得者に対する軽減措置がこれまでの6割、4割から、7割、5割に拡大され、さらに2割軽減が新たに導入されたものであり、行政が示した所帯ごとの影響額の資料を見ても、比較的所得が低い被保険者の皆さんについては、現状よりも税額が引き下がったとなっております。 こうしたことから、今回の国保税率改正は保険という仕組みにおいては、同じ給付を受けるのであれば同じ負担をするというのが大原則であります。この点からも合併3年後というこの時期に、税率を統合するということは妥当であると思う次第であります。ただし今回の改正では、所得や地域ごとに影響額が異なるものの、保険料負担が増える保険者の方がいることも事実であり、こうした皆さんに対しては十分かつ丁重な説明をして、理解を求めていくことに行政が最大限の努力をしていただくと前提とした上での賛成であるということを申し添えまして、賛成の討論とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(飯嶌楯雄君) 他に討論はありませんか。松島吉子議員。
◆9番(松島吉子君) すみません、先ほどの反対討論の最後の部分、「引き下げる」と言うところを「引き上げる」と言ってしまいましたので、訂正させてください。
○議長(飯嶌楯雄君) はい、わかりました。訂正いたします。他に討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 では、他の議案について討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 では、討論は終了いたしました。 これより逐次採決を行います。はじめに議案第3号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第3号
長野県民交通災害共済組合規約の変更については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 議案第8号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第8号 大町市
コミュニティセンターの指定管理者の指定については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 議案第20号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって議案第20号 大町市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 議案第21号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第21号 大町市手数料条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 議案第23号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって議案第23号 大町市
総合福祉センター設置及び管理に関する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 議案第24号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第24号 大町市
地域包括支援センター等設置条例等の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 議案第25号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって議案第25号 大町市
コミュニティセンターこすもす設置条例を廃止する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 議案第30号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第30号 大町市病院事業設置等に関する条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 議案第31号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって議案第31号 大町市病院事業管理者の給与に関する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 議案第32号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって議案第32号 大町市
病院事業企業職員の給与の種類及び基準に関する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 議案第33号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第33号
市立大町総合病院使用料手数料条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 議案第34号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第34号
市立大町総合病院看護師等養成奨学金貸与条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 議案第35号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第35号 大町市指定訪問看護事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 議案第56号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって議案第56号 大町市病院事業管理者を置かない特例に関する条例制定については、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 ここで昼食のために午後1時まで休憩といたします。
△休憩 午前11時56分
△再開 午後1時00分
○議長(飯嶌楯雄君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 日程第3の審議を継続いたします。 議案第7号、議案第9号から議案第13号、議案第19号、議案第26号から議案第29号について、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。 〔産業建設委員長(大厩富義君)登壇〕
◆産業建設委員長(大厩富義君) 当委員会に付託を受けました議案について、審査の概要及び結果を逐次ご報告いたします。 はじめに議案第7号 市道路線の廃止及び認定については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第9号 大町市
八坂ふるさと体験館の指定管理者の指定についての審査では、委員から、施設の利用度はどうなっているのかとの質疑があり、行政側からは、平成17年度の実績で入場者はそば処で1,277人、そば打ちとおやきづくりの体験者が366人、陶芸教室などの体験コーナー利用者が163人となっているとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第10号 大町市八坂農産物加工所の指定管理者の指定について、及び議案第11号 大町市麻の館の指定管理者の指定については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第12号 大町市
温泉療養施設木喰荘の指定管理者の指定についての審査では委員から、施設の譲渡を予定しているため、指定管理期間を1年としているが、譲渡に当たり何か問題点はあるのかとの質疑があり、行政側からは、譲渡を予定している相手方とはおおむね合意ができており、現在は源泉権利者と調整中であり、1年以内には調整できる見込みであるとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第13号 大町市美麻農産物加工所の指定管理者の指定について、及び議案第19号 大町市特別会計条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第26号 大町市
新規就農者技術習得管理施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についての審査では委員から、該当する建物の耐用年数が来たときには、どのような処分方法を考えているのかとの質疑があり、行政側からは、平成12年度建築の建物で、耐用年数が20年のため、まだ先の話になるが、耐用年数が過ぎた場合については、地域振興住宅としての管理等も考えられるので、その時点において判断をしていきたいとの答弁がありました。 以上、出されました質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第27号 大町市公共物管理条例の一部を改正する条例制定についての審査では委員から、青島公園直売施設の使用について、今後他の公園についても直売施設をつくりたいという要望があった場合、今回のケースにより前例をつくってしまうことになるのではとの質疑があり、行政側からは、青島公園直売施設は環境プラントが青島に建設された際に地元との話し合いにより整備された施設であり、他の公園で直売施設を設けることは考えていない。基本的に都市公園、あるいはその他の公園の中で一般の人が公園を独占的に利用して何らかのものを販売することは、都市公園条例によりできないとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第28号 大町市
農業集落排水施設条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第29号 大町市公共下水道条例の一部を改正する条例制定についての審査では委員から、使用水量20立方メートルを標準的な家庭としているが、家族構成を何名と設定しているのかとの質疑があり、行政側からは、市の人口を世帯数で割れば約2.7人となるので、平均して3人程度と見ているとの答弁がありました。また委員から、超過水量を8階層と分けているが、それぞれの階層での改定率は何%かとの質疑があり、行政側からは、超過水量10立方メートルまでは6.5%、20立方メートルまでが6.1%、40立方メートルまでが5.7%、90立方メートルまでが5.3%、290立方メートルまでが4.8%、490立方メートルまでが4.6%となっているとの答弁がありました。 また委員から、標準的な家庭の使用料である20立方メートル前後から使用料が多くなるに従って改定率が下がっている。現在の経済情勢の中では、一般家庭についてはなるべく改定率を抑え、大口の企業を高めにしたほうが経済状況に合っていると思うが、市の考え方はどうかとの質疑があり、行政側からは、料金の設定については大町市に限らず多くの自治体で一番利用する50立方メートル以下を比較的安く設定している。過去2回行った料金改定でも、使用水量が多い階層ほど高い料金設定をしており、料金収入の内訳でも使用水量が高い階層にウエートがかかっている状況となっているので、今回の改定では一律に引き上げを行った。前回の改定では7.3%の改定率であったが、今回は経済情勢を考慮し5.1%の改定率であるとの答弁がありました。 また委員から、前回の改定では使用料の少ない階層に配慮をした改定率の設定であったが、今回は逆に使用料が多くなるほど低い改定率で前回の配慮を取り消す形となっているのではとの質疑があり、行政側からは、今回は基本料金100円と、各層一律10円の引き上げをしたが、これは一番平等に負担をしていただける設定だと考えている。料金区分収入額で一般世帯である30立方メートルまでの使用数量の78%の利用者に対し、収入の占める割合は27%という状況であり、1立方メートル当たりの使用料に1.5倍の差があり、使用料が多くなるほど負担いただいている状況にあり、大口単価が小口の単価より極端に大きくならないように今回は一律10円の引き上げとしたとの答弁がありました。 また委員から、料金改定について今後についてはどのような考えでいるのかとの質疑があり、行政側からは、料金改定については下水道審議会の審議の中でも基本的に3年に一度の改定が望ましいとされており、当初の段階からもおおむね3年に一度の料金改定を行ってきた。平成22年度で管渠の整備が終わることを踏まえ、将来的な計画を立てた中で3年に一度の改定を実施すると20年後には一般会計からの繰り出しがなくなる計画となっているとの答弁がありました。 また委員から、今回の改定以降、最終までに3年ごとに6回の改定を予定しているが、料金は最終的には何%の引き上げとなるのかとの質疑があり、行政側からは、下水道料金の設定は中長期計画を立てシミュレーションするが、実質的には3年間隔のスパンを切り、経営判断を行うのが基本である。また処理場についても人口が減少しているので、全体計画の中で見直し等も考えているとの答弁がありました。 また委員から、下水道の接続率がなかなか伸びていない。接続率を上げれば効率よく運営できると思うが、接続率を上げるためにしていることは何かとの質疑があり、行政側からは、下水道工事が始まる際の事前説明会等で下水道の大切さや接続のお願いをしている。補助の関係では一部供用開始となった区域で浄化槽等を使用している方には、下水道への切りかえ補助として10万円の補助金を出しており、当初の予定より増えている。また下水道へつなぐ場合には改修工事も必要となるため、融資のあっせんや利子の一部を補助しているとの答弁がありました。 また委員から、下水道へ接続するためには家の改修が必要となり多額の費用がかかる。そのことが接続率が伸びない一番の問題と考えるが、改修に対する補助金を増額しても接続率が上がれば全体の収益は伸びるので、改修工事にかかわる補助金の増額を検討してほしいとの意見が出されました。 以上、出されました主な質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 産業建設委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。 議案第7号についてご質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がございませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第9号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第10号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第11号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第12号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第13号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第19号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第26号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第27号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第28号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第29号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより逐次採決を行います。はじめに議案第7号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって議案第7号 市道路線の廃止及び認定については、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第9号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第9号 大町市
八坂ふるさと体験館の指定管理者の指定については、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第10号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第10号 大町市八坂農産物加工所の指定管理者の指定については、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第11号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第11号 大町市麻の館の指定管理者の指定については、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第12号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第12号 大町市
温泉療養施設木喰荘の指定管理者の指定については、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第13号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第13号 大町市美麻農産物加工所の指定管理者の指定については、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第19号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第19号 大町市特別会計条例の一部を改正する条例制定については、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第26号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第26号 大町市
新規就農者技術習得管理施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定ついては、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第27号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第27号 大町市公共物管理条例の一部を改正する条例制定については、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第28号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって議案第28号 大町市
農業集落排水施設条例の一部を改正する条例制定については、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第29号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって議案第29号 大町市公共下水道条例の一部を改正する条例制定については、産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に議案第36号 平成18年度大町市一般会計補正予算(第8号)について、各常任委員長の報告を求めます。はじめに総務文教委員長。 〔総務文教委員長(浅見昌敏君)登壇〕
◆総務文教委員長(浅見昌敏君) 議案第36号 平成18年度大町市一般会計補正予算(第8号)のうち、当委員会に付託されました部分について報告いたします。 まず歳入では、委員から特別交付税の見込みはどのくらいになるのかとの質疑が出され、行政側からは、災害等特別な事情がないのでおおむね当初予算ベースの6億円程度であるとの説明がされました。 支出について、財政課所管事項では、業者管理委託が減額になる理由は何かとの質疑に、行政側からは、業務ごとに複数の契約をしており、入札差金等が減額になると回答がありました。 八坂支所所管のケーブルテレビ運営事業については、12月から臨時職員により取材、放送を行っているが、今までの音による放送にかわり、文字放送などの映像を伴う情報伝達を行うことにより、多くの視聴者から好評であるとの声を聞いていると説明がありました。 美麻支所所管事項では、
コミュニティセンター建設事業が繰越明許費の対応となり、完成時期に関する質疑が出されました。行政側から、12月をめどに建物を完成し、備品搬入等を行い、来年2月には竣工としたいとの答弁があり、委員から、冬期間になるのでできるだけ早く完成してほしいと要望が出されました。 庶務課所管事項では、委員から退職手当の財源に関する質疑が出され、行政側からは、退職手当基金の積み立てを約3億円残して対応しているとの答弁がありました。 消防防災課所管事項では、消防団員に貸与、支給するはっぴ、長靴に関する質疑があり、予算の範囲内での対応をしているとの説明がありました。 教育委員会所管事項では、奨学金事業についての質疑があり、行政側からは、大学生月額3万円、高校生月額1万5,000円、4名に対して貸し付けを行っているとの答弁でありました。 また給食費の納付状況等について質疑が出され、学校、PTAなど苦労はしているが、何とか納めていただいているとの答弁があり、払えるのに払わない人のないように協力して取り組んでいると説明を受けました。 このほかライチョウ会議に関する質疑があり、ライチョウ会議への負担金は会議録印刷等、全国大会の経費へ充当されるもので、19年度の全国大会は8月中旬に当市において開催される予定であることが説明されました。 以上、審査の主な内容についてご報告いたしましたが、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 次に社会厚生委員長。 〔社会厚生委員長(竹村武人君)登壇〕
◆社会厚生委員長(竹村武人君) 議案第36号 平成18年度大町市一般会計補正予算(第8号)のうち、当委員会に付託されました部分について報告いたします。 保健福祉課所管事項の審査では、委員から総合福祉センター管理事業について、利用者収入増による指定管理料の減とあるが、どの施設の利用者が増えたのかとの質疑があり、行政側からは、特に公衆浴場の利用が伸びたことによるものであるとの答弁がありました。関連して委員から、公衆浴場の利用者が増えた理由は
コミュニティセンターの利用料金が高くなったことで、利用者が移ったと想定されるが、どのように考えているのかとの質疑があり、行政側からは、公衆浴場開設以来、毎年利用は増えているが、
コミュニティセンター開設以降に大幅な利用増はない。ただし
コミュニティセンター建設中、総合福祉センター内の公衆浴場に切りかえた方もいるのではないかと考えているとの答弁がありました。 委員から、身体障害者福祉サービス事業の扶助費が大幅減となった理由は何かとの質疑があり、行政側からは、施設の入所に伴う支援費の減が主なものであり、更正施設の利用減及び障害者自立支援法の施行に伴い、月額計算から日割計算になったことによるものであるとの答弁がありました。 委員から、結核予防費が減となった理由は何かとの質疑があり、行政側からは、法の改正に伴い対象者が65歳以上となったことによるものであるとの答弁がありました。 主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 次に産業建設委員長。 〔産業建設委員長(大厩富義君)登壇〕
◆産業建設委員長(大厩富義君) 議案第36号 平成18年度大町市一般会計補正予算(第8号)のうち、当委員会に付託を受けました部分につきまして、審査の概要及び結果についてご報告いたします。 建設課関係では委員から、災害復旧に関し明許繰越をしたが、工事はいつ終了するのかとの質疑があり、行政側からは、5月30日をめどに進めている。事業費が大きな工事でもあるので、できるだけ早期の完了を目指し、10月30日を目標にすべて終わらせたいと考えているとの答弁がありました。 農林水産課関係で、委員から園芸振興事業について、そば栽培作業受託推進助成事業補助金が減額となった理由は何かとの質疑があり、行政側からは、今年度実施した受託作業の実績により補助対象面積が90ヘクタールと確定したことに伴う減額であるとの答弁がありました。 八坂支所産業建設課関係では、委員から八坂観光施設維持費の中で今年度に計画をしていた鷹狩山展望台にあるトイレの修繕を19年度に変更した理由は何かとの質疑があり、行政側からは、鷹狩山にあるトイレの修繕については当初今あるトイレを水洗化をするために必要最小限の改修を計画していたが、鷹狩山山頂は多くの観光客が訪れること、また市民団体の皆様が周辺整備に力を入れていることから、グレードアップを考え新年度で行うこととしたとの答弁がありました。 美麻支所産業建課関係では委員から、美麻観光施設管理費の中で美麻商工会から購入する備品の主なものは何かとの質疑があり、行政側からは、金額の高いものとして食器洗浄機、レジスター、冷凍冷蔵庫であるとの答弁がありました。また委員から、購入する備品の金額をどのように算出するのかとの質疑があり、行政側からは、取得時期や取得価格から帳簿価格を算出している。償却済み備品については、5%の残存率で考えているとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。 これより質疑を行います。 まず総務文教委員長に対してご質問はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に社会厚生委員長に対しご質問はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に産業建設委員長に対してご質問はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質問がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。議案第36号を各常任委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第36号 平成18年度大町市一般会計補正予算(第8号)は、各常任委員長報告どおり可決されました。 次に議案第37号、議案第38号、議案第43号について、社会厚生委員長の報告を求めます。社会厚生委員長。 〔社会厚生委員長(竹村武人君)登壇〕
◆社会厚生委員長(竹村武人君) 当委員会に付託されました議案について報告いたします。 最初に議案第37号 平成18年度大町市
地域包括支援事業特別会計補正予算(第3号)、及び議案第38号 平成18年度大町市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、当委員会で慎重審査の結果、いずれも全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第43号 平成18年度大町市
病院事業会計補正予算(第1号)についての審査では委員から、薬品費が減っているが、選定方法はどのように行っているのかとの質疑があり、病院側からは、院内に薬事審議会を設置し、薬品の新規導入等についてさまざまな角度から検証した上で採用しているとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 社会厚生委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。議案第37号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第38号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第43号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより逐次採決を行います。 議案第37号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第37号 平成18年度大町市
地域包括支援事業特別会計補正予算(第3号)は、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に議案第38号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第38号 平成18年度大町市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に議案第43号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第43号 平成18年度大町市
病院事業会計補正予算(第1号)は、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に議案第39号から議案第42号について、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。 〔産業建設委員長(大厩富義君)登壇〕
◆産業建設委員長(大厩富義君) 当委員会に付託を受けました議案について、審査の概要及び結果を逐次ご報告いたします。 はじめに議案第39号 平成18年度大町市
公共下水道特別会計補正予算(第3号)の審査では委員から、松川浄水苑建設工事が翌年度へ繰り越しとなった理由は何かとの質疑があり、行政側からは、建設途中でかなりの地下水が出てきたことにより、地下水を処理するための工事が必要となり、建設工事が3カ月ほど先送りされたとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第40号 平成18年度大町市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第41号 平成18年度大町市
水道事業会計補正予算(第3号)の審査では委員から、建設改良費の工事請負費の減額が大きいが、単独事業を先送りした理由は何かとの質疑があり、行政側からは、当初予算で想定をしていなかった水道原水の供給事業にかかわる施設整備がかなりの事業量となったこと、また簡易水道事業と兼務となっている職員が3名おり、当初見積もっていた事業量より事業が多く、事故等も発生し、緊急出動があったということで、事業が進まなかった時期があった。設計、管理監督する職員が限られた人数の中で事業を行っているため、水道独自で行っている単独事業を一部次年度へ先送りしたとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第42号 平成18年度大町市
温泉引湯事業会計補正予算(第2号)については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 産業建設委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。 議案第39号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第40号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第41号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第42号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより逐次採決を行います。はじめに議案第39号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第39号 平成18年度大町市
公共下水道特別会計補正予算(第3号)は、産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に議案第40号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第40号 平成18年度大町市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第41号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第41号 平成18年度大町市
水道事業会計補正予算(第3号)は、産業建設委員長報告どおり可決されました。 次に議案第42号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議案第42号 平成18年度大町市
温泉引湯事業会計補正予算(第2号)は、産業建設委員長報告どおり可決されました。 続いて議案第44号 平成19年度大町市一般会計予算について、各常任委員長の報告を求めます。 はじめに総務文教委員長。 〔総務文教委員長(浅見昌敏君)登壇〕
◆総務文教委員長(浅見昌敏君) 議案第44号 平成19年度大町市一般会計のうち、当委員会に付託されました部分について報告いたします。 平成19年度大町市一般会計予算でございます。歳入のうち、国税である所得税から地方税である住民税への税源移譲に関する説明がされ、委員から、低所得者層が負担増になるのではないかとの質疑が出されました。行政側からは、税源の付け替えによる負担増はないものと考えられるが、定率減税が廃止されることによる税負担は増加するとの説明でありました。また交付税の算定では、合併前の3市村の予算ベースの算定と新市予算ベースの算定では、どのくらいの差があるのかとの質疑があり、旧3市村ベースでは49億円余、新市ベースでは45億円余で、その差は約4億円との説明を受けました。 歳出では委員から、人事管理関係で職員採用試験委託の内訳、大町病院での職員健康診断等について質疑が出され、採用試験については応募者を約100名と見込み、専門業者に問題の提供、採点、集計結果等を委託し,適性試験も実施したいとの答弁がありました。大町病院での職員健康診断については、現状の病院体制の中では職員健康診断に対応できないので、外部の専門業者に委託しているとの説明がありましたが、地域の基幹病院として対応できる体制づくりを協議していただきたいとの要望が出されたところであります。 企画課所管事項では、電算処理委託について医療制度の改正に伴うシステム更新について質疑があり、行政側からは、個人データの移動を伴うシステムの構築が必要な業務であるので、現在契約している業者との随意契約による方法が有利となるとの説明がありました。また他市町村の契約状況についても、1社独占にならないか、他社で行った場合はどのくらいの費用がかかるのかといった質疑が出され、行政側からは、イニシャルコスト、ランニングコスト等を他社と比較して行っているが、行政として統一したデータ管理を行うことが必要であり、経費面でも有利となるとの答弁がありました。 消防防災課所管事項では、消防団員の確保、消火栓に関する負担金について質疑が出され、行政側から、消防団員確保については消防団だけではなく、行政も協力して企業訪問を行うなどしている。消火栓新設改良工事負担金、維持管理負担金は水道事業会計へ支払うもので、維持管理費用として1基当たり4,366円で977基分を計上したものと答弁がありました。またデジタル同報系防災行政無線の八坂地区への対応についての質疑は、平成20年度での整備を計画しているとの回答でありました。 教育委員会所管事項では、委員から、八坂、美麻地区のスクールバス委託について質疑があり、行政側から、八坂地区については1運行で小学校、中学校が同時乗車となり、美麻地区では小学校1台、中学校1台の時間差運行になるとの説明がありました。またコンピュータリースに関する質疑では、学校ごとに集まって導入機種、ソフトなどの検討を行い、使用を決定しているという答弁でありました。委員から、総合計画にも記載されている協働の視点から、公民館活動が重要になると思われるがどうかとの質疑に対し、行政側から、具体的対応はこれからになるが、各公民館で行う事業に反映していきたいと答弁がありました。 このほか運動公園の借地に関して、無償譲渡ではなく買い取りも検討したらどうかという質疑に、原野としての価値で計算した場合でも、現時点では借地としているほうが市の負担が少なくて済むことが予想され、今後も引き続き買い取り、賃借の両面から県と交渉していきたいとの答弁でありました。 学校給食に関する質疑では、地元食材を取り入れ地産地消を図り、食育に活かしていきたいとの説明がありました。 第一中学校改築の検証を仁科台中学校の改築に活かすべきとの観点から、検証の進捗状況と今後の進め方について説明を受けました。概要は、第一中学校建設検討委員会、教職員会等で反省点を検討し、教育委員会内部でも課長を中心とした検討を行ってきた。今後基本構想段階、設計段階、施工段階のそれぞれの分野での検証を行う中で、教育委員、事務局といった内部組織だけでなく、第一中学校建設推進委員会や仁科台中学校建設検討委員会など、外部の人たちに検証結果を諮るなどの取り組みをしてまとめていきたいという内容でありました。 慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 次に社会厚生委員長。 〔社会厚生委員長(竹村武人君)登壇〕
◆社会厚生委員長(竹村武人君) 議案第44号 平成19年度大町市一般会計予算のうち、当委員会に付託されました部分について報告いたします。 最初に保健福祉課所管事項の審査では、委員から、就労継続支援給付金について授産施設と共同作業所の内訳はどのようになっているのかとの質疑があり、行政側からは、この給付金の対象となる施設は総合福祉センター内の3施設と、社会就労センター及びNPOの経営する1施設である。内訳は総合福祉センター内の3施設で760万円、社会就労センターは695万円、NPO法人の経営する施設は1,714万8,000円となるとの答弁がありました。関連して委員から、就労継続支援給付金について、障害者自立支援法の施行により自己負担となる1割分を市が負担しているが、今後の見通しはとの質疑があり、行政側からは、国は障害者自立支援法の見直しを平成21年度に行う予定であり、それまでの3年間は市で負担していく予定であるとの答弁がありました。 委員から、安曇総合病院精神病棟改築工事借入金に対する償還補助金の経過と現状について質疑があり、行政側からは、大北地域で精神科のある病院は安曇総合病院のみである。広域連合と協議し平成15年度から当時の近隣10市町村が支出している。平成19年度の補助金の総額は1億4,615万円であり、大町市負担分は旧八坂村、美麻村分も含めて4,265万円であり、この補助金は平成19年度をもって終了することになっているとの答弁がありました。 委員から、北アルプス広域シルバー人材センターの補助金の詳細について質疑があり、行政側からは、国庫補助額はシルバー人材センターの稼動日数や登録人数等で基準が定められており、国庫補助額と同額を市町村補助金として支払っているとの答弁がありました。 委員から、生活保護の件数は他市町村と比較してどうかとの質疑があり、行政側からは、全国的には全体の約1%、県では約0.35%となっている。大町市は0.41から0.45%で、県内では下位から3位程度であるとの答弁がありました。 次に子育て支援課所管事項の審査では、委員から、保育所施設整備事業における修繕費の詳細はとの質疑があり、行政側からは、あすなろ保育園及びかえで保育園の屋根修繕工事が主なものであるとの答弁がありました。 委員から、はなのき保育園の改築工事について、当初説明された予算から増額となっている理由は何かとの質疑があり、行政側からは、鉄骨造りであることから内装に木造を使用し明るくぬくもりのある施設にするために仕様変更をした。また当初計上していなかった備品購入費分が上乗せとなっているとの答弁がありました。 委員から、保育所と私立幼稚園との関係について、どのように考えているのかとの質疑があり、行政側からは、近年少子化傾向にあるが、保育所への低年齢時の入所希望が増えてきている。しかし今後の運営方法も含めて保育所のあり方について検討する必要があるので、平成19年度に検討委員会の予算を計上し検討していきたいと考えているとの答弁がありました。関連して委員から、あり方検討委員会について予算を見る限り年4回開催するとのことだが、いつから開催するのか。また民営化や指定管理など、今後の運営方法について4回の委員会で結論を出すのかとの質疑があり、行政側からは、私立幼稚園との関係や保育所の施設整備、認定子ども園等、さまざまな課題について広く意見を求め、方向性を出していきたいと考えている。また提供する情報の整理を行い、6月から7月ごろには委員会を開催したいと考えている。委員の任期は2年を想定しているが、要項が整備されていないため、いつ結論を出すかについては現段階では未定であるとの答弁がありました。 次に市民課所管事項の審査では、委員から、市民バス懇話会の進捗状況はどのようになっているのかとの質疑があり、行政側からは、懇話会は今まで3回開催し、概要説明、経過報告及び平成19年度における市民バスの運行方法、市営バス八坂美麻線の運行の見直し等について協議を行ってきた。その中で大幅な見直しを行うことも検討したが、道路運送法の改正により見直しをする場合、改正法との整合性が図れなくなり、19年度についてはやむを得ず18年度と同等の運行形態とした。また法改正により地域公共交通会議の設置が義務づけられたため、協議内容が重複することから、地域公共交通会議に再編し、引き続き協議していただきたいと考えているとの答弁がありました。 次に生活環境課事項の審査では、委員から、学校生ごみ堆肥化事業について、平成21年度から本格稼動するとあるが、どのような内容かとの質疑があり、行政側からは、合併前から八坂小・中学校については生ごみ処理機を導入している。平成19年度は残る7校のうち2校の生ごみを八坂堆肥センターへ搬入し、堆肥化するもので、平成21年度までには全校を対象に本格稼動していきたいと考えているとの答弁がありました。 委員から、広域のごみ焼却施設の運搬にかかわる経費の説明において、広域連合が作成した資料で示された運搬経費と、委員会の説明とでは大きな差がある。用地の選定に当たっては広域連合が作成した資料を参考にしたと思われるが、運搬経費に差があった理由は何かとの質疑があり、行政側からは、委員会で説明した経費は現在行っている市の収集運搬体制に基づいた試算であり、より正確な積算である。広域連合の試算した経費では、3市村の収集体制及び委託方法等を考慮していなかったため、高めに設定されている。ただし候補地区間の相対比較のための資料であり、用地選定においてはこの内容でも有効であると考えているとの答弁がありました。 次に八坂支所民生課所管事項の審査では、委員から、敬老会事業補助金について内容の見直しを検討すべきと思うが、どう考えるかとの質疑があり、行政側からは、敬老会は各地区において実行委員会を組織し、事業を実施している。地区ごとに実施する内容が異なっているが、地域の実情も勘案していきたいと考えているとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 次に産業建設委員長。 〔産業建設委員長(大厩富義君)登壇〕
◆産業建設委員長(大厩富義君) 議案第44号 平成19年度大町市一般会計予算のうち、当委員会に付託を受けました部分につきまして、審査の概要及び結果についてご報告いたします。 建設課関係では、委員から、市には設計、監督を行う職員がおり、自分たちで事業ができる体制をとっているが、北アルプス広域連合へ設計、監督業務を発注する必要があるのかとの質疑があり、行政側からは、従来市からの発注は少なかったが、近年災害等の発生が多いため利用している。基本的には職員で行うが、北アルプス広域連合は県との調整がとれているなど、民間と比べて有利な面も多いため、国の補助対象事業などについては今後も発注をしていきたいと考えているとの答弁がありました。 また委員から、臨時地方道整備事業ついて、工事を行う路線の選定基準は何かとの質疑があり、行政側からは、臨時地方道整備事業については幹線道路を基本に考えている。今回工事を行う路線は1日の通行量が多く、大型車の混入率が高いため非常に舗装の傷みが激しく苦情が寄せられている路線であるとの答弁がありました。 都市計画課関係では、委員から、
住宅耐震化推進事業について実績が少ないと聞いているが、今年度の実績と実績を上げる方法の検討をしているのかとの質疑があり、行政側からは、18年度の実績で簡易診断は149件、精密診断は33件、耐震改修が4件となっており、耐震診断、耐震改修の実績は上がっていない。住宅の耐震化については主要な施策と考えており、今年も2月から3月にかけて希望する自治会への説明会を開催し、既に15カ所以上で予定をしている。今後も各自治会で説明を行うことにより実績を上げていきたいと考えているとの答弁がありました。 また委員から、耐震改修にかかわる補助金が少ないのではとの質疑があり、行政側からは、住宅の大きさや耐震性の向上具合により工事費は変わってくるが、一般的な住宅で耐震改修を行う場合120万円くらいの工事費がかかるという資料がある。また県の事業で補助額が決まっていることもあり、当面は補助対象額を120万円とし、その2分の1の60万円が上限という枠の中での推進を考えているとの答弁がありました。 観光課関係では、委員から、観光誘客宣伝費について舞台曳揃え補助金の支出先と目的は何かとの質疑があり、行政側からは、舞台曳揃えは王子神社例大祭の宵祭りとして地域文化を伝承する会により平成14年から実施されているが、関係者から補助金等による安定的な運営支援の要望が出されたことから、舞台曳揃えを観光資源の1つととらえ、市内外へアピールして滞在型観光へつなげていく考えである。また補助金の支出先は舞台曳揃え実行委員会であるとの答弁がありました。 また委員から、七倉山荘前公衆トイレはいつごろ完成する予定かとの質疑があり、行政側からは、電源立地地域対策交付金事業を活用し建設する予定で、4月に補助金の申請を行い、6月末に工事着手し、完成は11月ごろを考えているとの答弁がありました。 商工労政課関係では、委員から、中小企業振興審議会委員報酬について、審議会の内容は何かとの質疑があり、行政側からは、来年度制度資金における責任共有制度の改定が予定されていること、また最近の金利上昇に伴い制度資金の利率について検討していく必要があるため審議会を開催し、委員の意見を聞く考えであるとの答弁がありました。 また委員から、工業振興費について企業意向調査委託料の内容は何かとの質疑があり、行政側からは、第三者機関に委託し関東から北陸方面の約2,500社を対象にアンケート調査を実施し、企業誘致活動の資料づくりを行う考えであるとの答弁がありました。 農林水産課関係では、委員から、農業委員会費の花嫁花婿銀行専門相談員について、平成18年度の実績と他の団体でも同様の相談を行っているが、他の団体と連絡調整を行っているのかとの質疑があり、行政側からは、本年度の相談件数は13件で、残念ながら成立はなかった。他の団体との連絡調整は以前に行ったことはあったが、現在は実施していない。現状としてなかなか成果が上がらないことを考慮し関係団体と連絡をとり、新たな展開等を考えていきたいとの答弁がありました。 また委員から、今年から新たな米政策が始まり、農協で大北地域はアスパラとリンドウを振興することになった。特産振興事業の補助金を見ても2品目が出ていないが、農協単独で行う事業で市は対応しないのかとの質疑があり、行政側からは、国の施策である
品目横断的経営安定対策の中で米のかわりに選ぶ特定園芸作物として、地域でアスパラとリンドウ等を選定した。これは水田協議会の中で議決され、交付金として水田協議会へ直接交付するため、市では予算計上をしていないとの答弁がありました。 また委員から、有害鳥獣対策事業についてモンキードッグ4匹分の予算計上がされているが、モンキードッグの効果はあるのかとの質疑があり、行政側からは、サルによる市全体の被害は依然として増えている。しかしモンキードッグ導入地域では、電波発信機による追跡調査でサルが迂回している状況が確認されている。現地の農家からはサルの姿が見えなくなった、被害は激減しているとの効果が報告されており、モンキードッグ事業の効果はあると考えている。しかし現在市内では7匹導入されているが、モンキードッグの行動範囲は限られるため、カバーできる範囲は限定される。この事業効果をさらに高めるために適正な間隔でモンキードッグの配置が必要と考えている。今後頭数を増やし対応していきたいが、犬の飼い主の協力がなければ進まない。またモンキードッグによる農作物の踏み荒らしについては、今後事業を展開していく上で対応が必要となることから、モンキードッグの活動範囲を中心とする周辺地域の聞き取り調査を行った。留守で行けなかった家もあるが、話を伺えた12戸の皆さんは被害を受けていないし、近所で踏み荒らされたとの話は聞いていないとのことで、事実の確認はできなかった。また猿害対策については電気柵やネットによる防護、モンキードッグによる追い払い、猟友会による捕獲など、複合的な対策が必要と考えている。県下の猿害対策の状況として追い払い員の導入と発信機を使い対応しているのは大町市と軽井沢町であるが、軽井沢町は行政だけではなくNPO法人と住民、猟友会が一体となって行っている。このような状況から見ても他市に比べ先進的に取り組んでいるとの答弁がありました。 また委員から、もしもモンキードッグにより踏み荒らされたとしても、サルの被害に比べ軽微であり、モンキードッグは効果があると思うので続けてほしいとの意見が出されました。 また委員から、猟友会との関係についてはどうかとの質疑があり、行政側からは、本年度より委託契約を出動時間割から捕獲頭数割に変更したことによる戸惑いがある。方法については今後調整が必要と考える。また助成については猟友会での調整になるとの答弁がありました。 八坂支所産業建設課関係では、委員から、八坂農業振興助成費について有機農産物開発研究助成の内容は何かとの質疑があり、行政側からは、三原地区にある有機農業研究会に対する助成であり、同研究会は有機栽培の研究や有機農作物の販路拡大等の活動を行っているとの答弁がありました。 また委員から、林道振興費について松食い虫の発生状況はどうなっているのかとの質疑があり、行政側からは、松食い虫の状況について被害区域が広がらないよう空中散布等防除対策をしているが、被害区域は大町方面へ向かって進行してきている。現在は相川トンネルの下付近まで迫ってきており、大町地区へ進入しないよう重点的に防除対策を行っているとの答弁がありました。また委員から、松食い虫の防除対策について昨年度までは監視員が見回りを行っていた。今年度からは見回りをやめ緊急通報システムに切りかえたが大丈夫なのかとの質疑があり、行政側からは、県の補助金を活用し防除対策事業を行っているが、現実問題として手がつかない地区も出てきている。このような状況の中で住民の方の通報により対応せざるを得ないと考えているとの答弁がありました。 また委員から、県に4カ所しかない自然環境保全地域である唐花見湿原の遊歩道の修繕について、全体の修繕が完了するのにどのくらいかかるのかとの質疑があり、行政側からは、唐花見湿原の遊歩道延長は867メートルであり、現在の予算のペースでいくと20年近くかかる状況のため、対応について今後検討していきたいとの答弁がありました。 美麻支所産業建設課関係では、委員から、市民農園の位置づけは何かとの質疑があり、行政側からは、市民農園の本来の目的は都市住民が自然や土と触れ合い、農業への理解を深めてもらうとともに、農地の有効利用と農村地域の活性化のために設置されたものであるとの答弁がありました。 また委員から、市民農園の運営と歳入状況はどうなっているのかとの質疑があり、行政側からは、運営に関しては単年度契約で入居者を選定しており、5年の範囲内で再度利用ができる形をとっている。歳入については二重の市民農園が約2,300万円、大塩の市民農園が約1,480万円で、両園とも歳出に対し歳入が上回っている状況であるとの答弁がありました。 また委員から、道路維持管理事業の修繕費について、本庁の建設課にも同様の予算があるが、違いは何かとの質疑があり、行政側からは、支所の修繕費は金額が少ない軽微な修繕で、直ちに対応できるよう本庁の予算と区分しているとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上、報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第3の審議の途中でございますが、ここで2時25分まで休憩といたします。
△休憩 午後2時09分
△再開 午後2時25分
○議長(飯嶌楯雄君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 日程第3の審議を継続いたします。 これより議案第44号について質疑を行います。まず総務文教委員長に対して質問はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に社会厚生委員長に対して質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に産業建設委員長に対し質問はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。太田欽三議員。
◆10番(太田欽三君) 反対の立場から。
○議長(飯嶌楯雄君) 何号でしょうか。
◆10番(太田欽三君) 44号。
○議長(飯嶌楯雄君) すみません、反対ですか。
◆10番(太田欽三君) 反対です。
○議長(飯嶌楯雄君) 反対ね、はい。 〔10番(太田欽三君)登壇〕
◆10番(太田欽三君) 私は議案第44号に反対の立場から討論をいたします。 牛越市政がスタートして初めての通年予算であります。生ごみの堆肥化についての生ごみ資源化推進事業や、きらり輝く協働のまちづくり事業、共同作業所への補助金が始まることなどは一定の評価をいたします。しかしながら共産党大町市委員会が昨年実施したアンケート調査で、市民の暮らしは70%の方が悪くなったと答え、牛越市政がスタートし最も関心のあること、期待することの問いには、高齢者対策が一番多く、続いて介護保険が高い、商店街の活性化、雇用対策が挙げられております。国の税制改正に連動してこれまで受けてきた福祉サービスが切り捨てられ、雪だるま方式に負担増の状況が生まれております。そのため市民生活全体の暮らしがますます悪くなっていることがうかがえられます。地方自治の本旨は福祉の充実であります。新年度予算は実質5.3%増となっておりますが、民生費ははなのき保育園の建設費を除くと約1億円減となっています。税改正をはじめ介護保険料の改正など、市民は相次ぐ負担増で苦しめられています。また子育てしやすいまちにするためにも子供の医療費を小学校卒業まで無料にすべきですし、高齢者も国の制度改悪で負担が増え、国民年金受給者や低所得者はまともな医療が受けられない状況が生まれています。 こういうときこそ市独自の新たな軽減措置を充実させるべきなのに、市民の負担を軽くするための新たな予算が計上されておりません。農業においても4ヘクタール以下の農家は切り捨てで、農家の苦悩と不安は広がるばかりです。家族農業を守り、農業を続けたい、やりたいと考えている方を応援し、学校給食にはもっと地元食材を多く取り入れ、加工食品開発や荒廃農地の活用者への支援など、農業振興のための予算が少ないと思います。 また部落解放同盟長野県連合会大町市補助金88万8,000円の予算が計上されておりますが、県でも廃止しているので廃止すべきです。ふれあいバスの美麻コースは境の宮発新行経由大町行きの早朝バス1本しかありません。あとは高い路線バスを利用するしかないので、不公平が生じておりますが、この対策がとられていません。 以上、幾つか申し上げ、私の反対討論といたします。
○議長(飯嶌楯雄君) 賛成の討論はありませんか。小日向忠議員。 〔22番(小日向忠君)登壇〕
◆22番(小日向忠君) 私は議案第44号 平成19年度大町市一般会計予算に賛成の立場から討論をいたします。 政府は去る1月25日、平成19年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度を閣議決定しております。これによりますと我が国の経済は、18年度の国内総生産の実質成長率1.9%程度になると見込んでおり、19年度においても世界経済の着実な回復が続く中で、国内の企業、家計部門ともに改善が続き、政府、日本銀行の一体となった取り組み等により物価の安定のもとでの自立的、持続的な経済成長が実現するとの見解を示しております。しかし当地域ではまだまだ回復が見られず、一刻も早く市民の皆さんが肌で感じられるような景気の回復を期待しておるところでございます。 さて、新年度は牛越市政が誕生して初の通年予算を編成され、あわせて第4次総合計画がスタートとなる極めて大事な年度でもあるわけですが、国の三位一体改革による国庫補助負担金の大幅な減少と当地域において依然として確実な景気回復が実感されない中、大変厳しい状況下での予算編成であったと推察をしておるところでございます。 私は予算審議の判断として、刻々と変化し続ける社会環境や情勢の変化、さらに多様化する市民要望に対して限られた予算の中でいかに効率的で、また的確に予算づけがされているかをしっかり見極めることが肝要であると考えております。新年度予算は先ほど私が申し上げているとおり、当市を取り巻く厳しい財政事情を考慮された上で、平成19年度を財政健全化元年として位置づけられ、徹底した歳出削減に取り組まれるとともに、第4次総合計画の基本構想の中で定められた目指すまちのテーマ、6つの施策の大綱に沿った予算編成をされております。テーマごとにその内容に目を向けてみますと、1つ目の市民による身近な市政のまちでは、熱意ある市民が自ら取り組む活動を支援するために、きらり輝く協働のまちづくり事業補助金の創設や、市民が市政に参画するための環境整備の一環として、市のホームページの改修事業に取り組まれ、市民がより身近に市政を感じるものと評価をいたします。 2つ目の活力あふれる豊かなまちでは、産業の振興は地域経済を支え、地域の活性化を図り、まちづくりに必要な活力を生み出すために大変重要であると認識しております。企業意向調査の実施に端を発し、企業誘致が実を結び、雇用の場や税収の確保がなされるよう大いに期待しております。 3つ目の安心・安全なまちでは、新年度ではなのき保育園の移転改築が予定されており、安心して子供を産み育てられる環境づくりに積極的に取り組まれております。また防災面では、デジタル同報系防災行政無線の整備も予定されております。有事の際の情報伝達の手段が確保されるとともに、危機管理体制の強化が図られるものと期待をしております。 4つ目の快適な生活基盤のあるまちでは、引き続き市民生活に密着した上下水道整備の推進をはじめ都市機能充実のための街路整備の予算計上があります。また市民から要望の強い生活関連道路、水路の整備や維持費用として3億円余が見込まれており、市民要望にこたえていただいております。 5つ目の潤いのあるまちでは、四季に富んだ豊かな大自然を次世代に継承するとともに、自然環境と人間の共生を実現すべく、広域連合が事業主体となるごみ焼却施設建設負担金が予算化されており、できるだけ早期の完成を望んでおります。また資源、ごみのリサイクル推進やごみ堆肥化事業など、環境に優しい循環型社会の形成に対する取り組みも理解をいたします。 6つ目の人を育むまちでは、かねてからの懸案でありました仁科台中学校の全面改築事業がいよいよ具体化されてきております。さらに東小学校体育館の耐震補強大規模改築事業などの学校教育環境整備や、運動公園の電気設備改修などの体育施設整備が予定され、心豊かな人間性の形成とスポーツを通じ生き生きとしたまちづくりを目指す熱意が感じられます。 以上、第4次総合計画の基本構想の中で定められました目指すまちのテーマ、6つの施策の大綱に沿った予算に対します率直な感想を述べさせていただきました。今後、市が進むべき方向をじっくりと見極め、市民参加と協働によるまちづくりを推進する中で、最小の経費で最大の効果を得るため数々の事業に取り組まれることに対し、私は理解と協力を惜しまないものであります。 国の三位一体改革による地方負担の増加や、少子高齢化対策など、さまざまな課題を抱え新年度は地方公共団体にとりまして非常に厳しい年でありますので、市長を先頭に職員が一丸となり、市民とともに大町市の前進と施策の推進に、自信と誇りを持って取り組まれることを期待し、私からの新年度の予算に対する賛成討論といたします。よろしくご賛同賜りますようお願いをいたします。
○議長(飯嶌楯雄君) 他の討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で討論は終了いたしました。 これより採決を行います。議案第44号を各常任委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔多数起立〕 起立多数であります。よって議案第44号 平成19年度大町市一般会計予算は、各常任委員長報告どおり可決されました。 続いて議案第50号について、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。 〔総務文教委員長(浅見昌敏君)登壇〕
◆総務文教委員長(浅見昌敏君) 議案第50号 平成19年度大町市
住宅新築資金等貸付特別会計予算は、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 総務文教委員長の報告は終わりました。 これより質疑を行います。本案についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。議案第50号を総務文教委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって議案第50号 平成19年度大町市
住宅新築資金等貸付特別会計予算は、総務文教委員長報告どおり可決されました。 次に議案第45号から議案第47号、議案第54号、議案第55号について、社会厚生委員長の報告を求めます。社会厚生委員長。 〔社会厚生委員長(竹村武人君)登壇〕
◆社会厚生委員長(竹村武人君) 当委員会に付託されました議案について報告いたします。 最初に議案第45号 平成19年度大町市
地域包括支援事業特別会計予算の審査では、委員から、配食サービスの利用はどの程度見込んでいるのかとの質疑があり、行政側からは、現在100名程度の利用者があり、年間1万1,000食を見込んでいるとの答弁がありました。委員から、高齢者実態把握調査委託及び特定高齢者実態委託料について、現在の契約先と内容は何かとの質疑があり、行政側からは、高齢者実態把握調査については、民生委員が行う高齢者の調査を台帳化し、管理をするもので、契約先は北部及び南部の在宅介護支援センターである。特定高齢者実態委託については、市が行う基本検診の中から特定高齢者につながる部分を抽出する業務であり、契約先は保健センターの基本検診業務の委託先と同様であるとの答弁がありました。 委員から、成年後見申立費用扶助の内容について質疑があり、行政側からは、認知症等で財産を守ることができなくなった方が、後見人を立てる場合の費用であり、本人の精神鑑定等の診断費用や手続きを進める上での行政書士に対する費用が主なものであるとの答弁がありました。 委員から、筋力向上トレーニング事業の年間利用者数の見込みは。また現在までのトレーニング機器の稼動率はどのようになっているかとの質疑があり、行政側からは、1回につき300円の実費を徴収しているため、延べ4,000人を見込んでいる。稼動率は筋力向上トレーニング以外にもデイサービス等で利用しているため、開設日当たりの稼動率は100%であるとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第46号 平成19年度大町市
国民健康保険特別会計予算の審査では、委員から、人間ドックの助成について若年層の利用は当初予算で見込んだ計画と比較してどうだったのか。また平成19年度については何らかの改善策を検討したのかとの質疑があり、行政側からは、若年層の利用は看護師による訪問健康指導等により啓発に努めている。2月現在で若年層の利用件数は87件で、当初見込んだ件数には到達していないが、前年実績は上回る見込みである。また制度の検討については、平成20年度以降特定健診が義務づけとなるため、その中でさまざまな検診と人間ドックのメニューを有効に組み合わせ、本人が受診したい検診を選べるよう検討していきたいと考えているとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第47号 平成19年度大町市
老人保健医療特別会計予算については、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第54号 平成19年度大町市
病院事業会計予算の審査では、委員から、医師の確保について来年度においても眼科、耳鼻咽喉科、脳神経外科に常勤医師がいない予算編成となっているが、今後の見通しはとの質疑があり、病院側からは、さまざまな機会を通じて募集をかけたり、直接依頼を行ったりしているが解決までに至っていない。全国的に医師は不足しており、小規模病院においては存続さえ危ぶまれており、深刻な状況にあるとの答弁がありました。 委員から、年間の患者数について、外来数と比較して入院数を多く見込んでいるが、理由は何かとの質疑があり、病院側からは、今年度から開設した療養病床の患者数が伸びているためであるとの答弁がありました。 委員から、療養病床について今後の方針はとの質疑があり、病院側からは、国では介護型を廃止し医療型を10万床に再編する計画であるが、一律に削減するのではなく地域の実情に合わせて再編していくことになる。現在の状況では、この地域において病床数が減ることはないと考えているが、今後地域の医療の需要や病院の収入面等を勘案し、慎重に検討していきたいとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第55号 平成19年度大町市
指定訪問看護事業会計予算の審査では、委員から、今後の訪問看護事業の見通しはとの質疑があり、病院側からは、在宅介護はヘルパー事業や訪問事業が充実してきているが、老老介護や介護できる家族がいないこと、また介護する家族の負担などの問題から、介護度が高くなるほど施設への入所の指向が高くなり、訪問看護事業は伸びてこないのが現状であるとの答弁がありました。 以上、主な審査概要を申し上げましたが、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 社会厚生委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。議案第45号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第46号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第47号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第54号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第55号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。松島吉子議員、何号議案でしょうか。
◆9番(松島吉子君) 54号です。
○議長(飯嶌楯雄君) 反対ですか。
◆9番(松島吉子君) 反対討論です、お願いします。 〔9番(松島吉子君)登壇〕 第54号に対して、反対討論をいたします。 日ごろ患者さんへの医療サービス、病院の業務に日夜従事されている皆さんのご苦労に対しては、心から感謝を申し上げます。私たちの行ったアンケート、市政懇談会、市民との対話の中でも、大町病院に対する厳しい指摘や要望が寄せられています。高齢者が多く交通の便の悪い大北地域の基幹病院の救急指定病院として安心してかかることができ、信頼できる病院にするための予算になっていません。特に脳外科の医師の常勤化、脳ドックの再開、リハビリテーションの充実です。自治体病院を取り巻く情勢は政府の医療費抑制政策のもとで、経営赤字や医師、看護師不足など深刻な課題に直面しています。自治体病院が経営困難な背景には、患者負担増による受診抑制や診療報酬の引き下げなどの医療制度の改定による影響のほかに、不採算医療を担っていることに対する国の財産措置が削減されてきていること、普通交付税措置も以前に比べ大きく減少していることにあります。地方公営企業法の全部適用が可決されましたが、患者へのサービスの向上を図り、職員の労働条件の低下にならないよう十分配慮を求めます。 医師不足が深刻で、経営も厳しい状況に追い込まれていた信濃町の信越病院は、当局と市民が力を合わせ地域医療を守ろうと全国に発信し、医師を探した結果、4月から新たに4人の医師が赴任することになったという教訓があります。大町病院を充実、発展させるためにも行政、市民、力を合わせて地域医療を守ることを提案いたしまして、私の反対討論といたします。
○議長(飯嶌楯雄君) 賛成の討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 他の議案について討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論は終了いたしました。 これより採決を行います。議案第45号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔多数起立〕 起立多数であります。よって議案第45号 平成19年度大町市
地域包括支援事業特別会計予算は、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に議案第46号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔多数起立〕 起立多数であります。よって議案第46号 平成19年度大町市
国民健康保険特別会計予算は、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に議案第47号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって議案第47号 平成19年度大町市
老人保健医療特別会計予算は、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に議案第54号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔多数起立〕 起立多数であります。よって議案第54号 平成19年度大町市
病院事業会計予算は、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に議案第55号を社会厚生委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって議案第55号 平成19年度大町市
指定訪問看護事業会計予算は、社会厚生委員長報告どおり可決されました。 次に議案第48号、議案第49号、議案第51号から議案第53号について、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。 〔産業建設委員長(大厩富義君)登壇〕
◆産業建設委員長(大厩富義君) 当委員会に付託を受けました議案について、審査の概要及び結果を逐次ご報告いたします。 はじめに議案第48号 平成19年度大町市
公共下水道特別会計予算の審査では、委員から、公共事業評価監視委員報酬について、委員会の内容は何かとの質疑があり、行政側からは、公共事業採択後5年経過した事業や、事業に大きな変更をした場合など、再評価を行うこととされており、その中で公共事業評価監視委員会の意見を求めることとなっているとの答弁がありました。また委員から、浄水センター流量調整槽実施設計について、流量調整槽を設計する必要性をどのように考えているのかとの質疑があり、行政側からは、現在の処理場への流入量は時間的な偏りがあるために、流量調整槽を設置し、水質の確保を図る考えであるとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第49号 平成19年度大町市
農業集落排水事業特別会計予算の審査では、委員から、農業集落排水事業使用料徴収手数料は何に対する手数料なのかとの質疑があり、行政側からは、下水道料金の徴収は水道課に委託して行っており、徴収に対する手数料として支払っているものであるとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第51号 平成19年度大町市
公営簡易水道事業特別会計予算の審査では、委員から、美麻簡易水道集中監視装置の方針について、設置から何年経過したのかとの質疑があり、行政側からは、集中監視装置は数台あり古いものは昭和63年に設置されており、新しいものは平成8年の設置であるとの答弁がありました。また委員から、すべての監視装置を一括して更新するのかとの質疑があり、行政側からは、機械の整合性から一式での更新を考えているとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第52号 平成19年度大町市
水道事業会計予算の審査では、委員から、給水収益について年間有収水量を18年度決算見込みによる補正後の水量より5万立方メートル増やしている根拠は何かとの質疑があり、行政側からは、16年度から17年度には若干有収水量は増加しており、18年度についても大口の需要者が井戸に切りかえたという特別な要因による減少以外は下げどまりが続いていると考えている。5万立方メートルの増については、稲尾簡易水道の統合による給水量の増と、下水道の接続増などによる下げどまりからの上昇を期待したものとの答弁がありました。 また委員から、原水供給収益について、最大1,500万円という見込みであったが、新年度予算で378万円となっている理由は何かとの質疑があり、行政側からは、原水供給については昨年12月11日より供給を始めたが、今現在試験的稼動ということで、わずかな供給しか行っていない。4月からは本格的な稼動を行う予定と聞いている。1,500万円という数字については、1日400立方メートルという契約上の最大限の供給を行った場合で、この量になるのは5年くらい先になるという話を会社から聞いている。また現在は新しいユーザーを探す営業活動をしており、1日100立方メートル使っていきたいという話の中で今回の予算を計上したとの答弁がありました。 また委員から、原水供給について供給先の工場は井戸水を使用しているということはないのかとの質疑があり、行政側からは、実際に工場へ行き井戸水からの供給管が切断されており、栓がされていることを確認しているとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 次に議案第53号 平成19年度大町市
温泉引湯事業会計予算の審査では、委員から、建設改良費について流量計と水位計の設置は更新なのかとの質疑があり、行政側からは、流量計は中継ポンプ場の更新となり、水位計は源泉へ新設する考えであるとの答弁がありました。 以上、出されました主な質疑についてご報告いたしましたが、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 産業建設委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。議案第48号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第49号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第51号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第52号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議案第53号についてご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。太田欽三議員。何号議案。
◆10番(太田欽三君) 51号について。
○議長(飯嶌楯雄君) 51号ね、反対ですか。
◆10番(太田欽三君) 反対です。
○議長(飯嶌楯雄君) はい。 〔10番(太田欽三君)登壇〕
◆10番(太田欽三君) 私は議案第51号 平成19年度大町市
公営簡易水道事業特別会計予算に反対の立場から討論します。 八坂、美麻の水道料金については、合併協議会で決まったからと言われておりますが、八坂、美麻の住民にとっては高くなる保険料は早く統一し、安くなる水道料金は15年もかけて統一するというのは矛盾をしております。地域の歴史的流れはありますが、八坂、美麻両地域の世帯数は合わせて1,040戸ですから、一般財源から全体で約770万円を繰り入れをすれば、料金の統一ができます。安曇野市は5年以内に水道料金の統一を図ることになっているそうです。大町市も早く統一すべきです。 以上の点を指摘し、私の反対討論といたします。
○議長(飯嶌楯雄君) 議案第51号について賛成の討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 他の議案について討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論は終了いたしました。 これより逐次採決を行います。議案第48号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔多数起立〕 起立多数であります。よって議案第48号 平成19年度大町市
公共下水道特別会計予算は、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第49号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔多数起立〕 起立多数であります。よって議案第49号 平成19年度大町市
農業集落排水事業特別会計予算は、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第51号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔多数起立〕 起立多数であります。よって議案第51号 平成19年度大町市
公営簡易水道事業特別会計予算は、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第52号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって議案第52号 平成19年度大町市
水道事業会計予算は、産業建設委員長報告どおり可決されました。 議案第53号を産業建設委員長報告どおり原案を可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって議案第53号 平成19年度大町市
温泉引湯事業会計予算は、産業建設委員長報告どおり可決されました。
△日程第4
常任委員会委員長請願・陳情審査報告、質疑、討論、採決
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第4
常任委員会委員長請願・陳情審査報告、質疑、討論、採決を行います。 はじめに総務文教委員会付託の陳情第2号、陳情第7号、陳情第8号、陳情第10号、陳情第12号、陳情第13号、陳情第15号、陳情第25号及び継続審査中の平成18年陳情第24号について、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。 〔総務文教委員長(浅見昌敏君)登壇〕
◆総務文教委員長(浅見昌敏君) 当委員会に付託されました請願・陳情につきまして、順次報告いたします。 陳情第2号は、不二塚町自治会長から提出された、防火用水の確保に関する陳情であります。行政側からは、水利だけでなく河川、側溝の整備を伴うもので、直ちに対応できない旨の説明がありました。 慎重審査の結果、賛成少数により不採択とすることに決定いたしました。 陳情第7号は、曽根原自治会長から提出された消火栓の設置とマレットゴルフ場の改修等に対する補助の創設に関する陳情であります。行政側からは、消火栓については設置計画により対応している。マレットゴルフ場の改修時の補助の創設については、助成対象が数多くなるので、慎重に取り扱うべきとの説明を受けましたが、賛成多数により採択とすることに決定いたしました。 陳情第8号は、閏田自治会長から提出された旧社支所跡地の排水工事を求める陳情であります。 行政側からは、使用許可の中で管理は地元自治会が行うこととなっており、現在ゲートボール場として使用している状況から、地元自治会と協議していきたいとの説明がありました。全会一致で不採択とすることに決定いたしました。 陳情第10号は、野口第一自治会長から提出された防犯灯の設置に関する陳情であります。 行政側からは、各自治会での計画に基づく防犯灯設置に対する補助を行っているので、行政での設置は難しい旨の説明があり、全会一致で不採択とすることに決定いたしました。 陳情第12号は、長野県国家公務員労働組合共闘会議議長から提出された、公共サービスの安易な民間開放に反対し、国民生活の安心・安全の確立を求める意見書の提出に関する陳情ですが、民間委託できる事業について国の指針が示され、市場化テストを行い、状況がよければ法案化していくという内容のもので、行政改革にとって必要なものであり、慎重審査の結果、賛成少数により不採択することに決定いたしました。 陳情第13号は、大新田町自治会長から提出された、防災無線の改善に関する陳情で、行政側からは、多くの地区への設置を行っている状況であり、音量調整などにより調整したいとの説明を受け、全会一致で採択することに決定いたしました。 陳情第15号は、源汲自治会長から提出された防災行政無線の新設に関する陳情であります。委員から、防災行政無線については地域情報化とあわせ全市的に検討しているところであり、前回と状況は変わっていないとの意見が出され、慎重審査の結果、全会一致で継続審査とすることに決定いたしました。 陳情第25号は、北原町自治会長から提出された、防犯灯の設置に関する陳情ですが、設置に対する補助を行っているので、それにより対応していただきたいということで、全会一致で不採択にすることと決定いたしました。 また平成18年6月定例会から継続審査中の陳情第24号は、源汲自治会から提出されました防災行政無線の新設に関する陳情であります。陳情第15号と同じ内容でありますので、慎重審査の結果、全会一致で継続審査とすることに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 次に社会厚生委員会付託の陳情第3号、陳情第9号、陳情第10号、陳情第11号、陳情第13号、陳情第20号及び陳情第24号について、社会厚生委員長の報告を求めます。社会厚生委員長。 〔社会厚生委員長(竹村武人君)登壇〕
◆社会厚生委員長(竹村武人君) 当委員会に付託されました陳情の審査概要と結果について報告いたします。 最初に大北視聴覚障害者協会会長ほか1名より提出されました陳情第3号は、障害者自立支援法の抜本的な改正を求めるよう関係行政庁へ意見書の提出を要望するものであります。 当委員会では、慎重審査の結果、全会一致で採択することに決定いたしました。後ほど本陳情にかかわる意見書案を上程いたしますので、ご賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 次に南原町自治会長より提出された陳情第9号のうち、当委員会に付託された事項は、交通安全対策における横断歩道の設置及び市民バスの停留所設置を求めるものであります。 審査において行政側からは、市街地に計画的でない市民バスの停留所を増やすことは停車場所の確保の問題及び時刻表に基づいた正確な運行等に支障を来すおそれがあり、困難であるとの説明がありました。当委員会では慎重審査の結果、横断歩道の設置については採択、市民バスの停留所設置については不採択、全会一致で一部不採択として、採択分について市長に送付することに決定いたしました。 次に野口第一自治会長より提出された陳情第10号、借馬自治会長より提出された陳情第11号、大新田町自治会長より提出された陳情第13号、東若宮町自治会長より提出された陳情第20号及び大原町自治会長より提出された陳情第24号のうち、当委員会に付託された事項は、交通安全対策における速度規制や信号機等の設置及び公害対策における行政指導の継続等を求めるものであります。 当委員会では慎重審査の結果、願意は妥当であると認め、いずれも全会一致で採択し、市長に送付することに決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 続いて産業建設委員会付託の陳情第1号、陳情第2号、陳情第5号から陳情第11号、陳情第13号から陳情第25号について、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。 〔産業建設委員長(大厩富義君)登壇〕
◆産業建設委員長(大厩富義君) 当委員会に付託されました請願・陳情につきまして、審査の概要及び結果を逐次ご報告いたします。 はじめに陳情第1号 北アルプス山小屋友好会長ほか1名から提出された、山小屋における軽油引取税の免税を求める意見書の送付に関する陳情は、慎重審査の結果、全会一致で採択することに決定いたしました。後ほど本陳情にかかわる意見書案を上程いたしますので、ご賛同をいただきますようよろしくお願いいたします。 次に陳情第2号、陳情第4号から陳情第11号、陳情第13号から陳情第15号及び陳情第17号から陳情第25号については、道路、水路の整備等に関する各自治会長等から提出された陳情であります。当委員会では慎重審査の結果、願意は妥当と認め、いずれも全会一致採択、市長へ送付することに決定いたしました。 次に陳情第16号、農民運動長野県連合会中信農民センター組合長から提出された、
品目横断的経営安定対策と米価下落対策にかかわる陳情は、慎重審査の結果、全会一致で採択、一部を市長へ送付することに決定いたしました。後ほど本陳情にかかわる意見書案を上程いたしますので、ご賛同をいただきますようお願いいたします。 以上、報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 以上で各常任委員長の報告が終わりました。 これより質疑を行います。最初に総務文教委員長に対しご質問ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に社会厚生委員長に対しご質問ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に産業建設委員長に対しご質問ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質問がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 討論はありませんか。八木聡議員。
◆8番(八木聡君) 陳情第12号の不採択に反対です。
○議長(飯嶌楯雄君) はい。 〔8番(八木聡君)登壇〕
◆8番(八木聡君) 陳情第12号 公共サービスの安易な民間開放に反対し、国民の生活の安心・安全の確立を求める意見書提出に関する陳情について、委員会審査の不採択の結論に反対し、採択すべしとの立場から討論をします。 公共には公共の役割があり、何でも市場原理を導入すれば問題が解決と考えるのは幻想にすぎません。民間開放を安易に行わないことを求める本陳情の願意は妥当だと考えます。市場原理とはどのようなものなのか、昨年木崎夏期大学に来られた東京大学経済学部神野直彦の著書「痛みだけの改革、幸せになる改革」から引用しますと、構造改革ではなぜ競争状態をつくり出す市場原理を社会に導入することがことさら強調されるのでしょうか。多くの国民はこのことを当然のように受けとめているようですが、この主張は国民の生活を豊かにするというような社会的要因があって登場してきたものではありません。もちろん社会発展の必然的な流れの先にあるものでもないと思います。政治的に強引につくり出されようとしているにすぎないものです。なぜ市場原理が注目されるかといいますと、短期的には有効に機能するように見えるからなのです。本来は社会全体を改革しなければならないのですが、当面の問題を解決するように思えるのです。これは原因不明の病気で高熱を出している患者にとりあえず解熱剤を投与するようなものです。確かに熱は一時的に下がるかもしれませんが、病気の真の原因を究明し、それに対する治療を考えない限り、熱は再び上昇してくることになります。 市場原理もこの解熱剤みたいなもので、一時的に効くかもしれませんが、根本問題は何も解決できないのです。市場原理は危機に陥っているにもかかわらず、それを突破するのが苦しいものだから、とりあえず今のまま旧構造の論理を強引に純化していこうということで導入されようとしているものです。これまでの構造は何も変わらないだけでなく、市場原理という理論だけが横行するのですから、これは間違いなく社会の統合を崩壊します。 以上のことから民間開放は慎重に慎重を期して進めるべきであり、また労働者の生活を守ることは大切なことであり、安易な開放には反対する本陳情の内容は妥当なことであるから、本陳情の採択を求め、討論を終えます。
○議長(飯嶌楯雄君) 陳情第12号に対して賛成の討論ございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 他に討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 以上で討論は終了いたしました。 これより請願・陳情の採決を行います。採決に先立ち、採決の方法についてお諮りいたします。総務文教委員会付託の陳情第12号については、個別に採決、そしてその他の請願・陳情については一括処理したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よってそのように取り扱います。 では、これより採決を行います。総務文教委員会付託の陳情第12号を委員長報告どおり不採択とすることにご賛成の方の挙手を求めます。 〔多数挙手〕 挙手多数であります。よって陳情第12号は、委員長報告どおり不採択とすることに決定しました。 続きまして総務文教委員会付託の継続審査中の平成18年陳情第24号は継続審査、社会厚生委員会付託の陳情第3号については採択、産業建設委員会付託の陳情第1号は採択、陳情第16号は採択し一部市長に送付、陳情第4号、陳情第5号、陳情第6号、陳情第14号、陳情第17号、陳情第18号、陳情第19号、陳情第21号、陳情第22号、陳情第23号は採択し市長に送付、総務文教委員会並びに産業建設委員会付託の陳情第2号、陳情第8号並びに陳情第25号は一部不採択、採択部分は市長に送付、陳情第7号は採択し市長に送付、陳情第15号は一部継続審査、採択部分は市長に送付、社会厚生委員会並びに産業建設委員会付託の陳情第9号は一部不採択、採択部分は市長に送付、陳情第11号、陳情第20号及び陳情第24号は採択し市長に送付、各常任委委員会付託の陳情第10号は一部不採択、採択部分は市長に送付、陳情第13号は採択し市長に送付、以上のとおりそれぞれ決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって請願・陳情を以上のとおりと決しました。 以上で請願・陳情の処理は終わりました。
△日程第5 閉会中の継続審査及び調査申出
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第5 閉会中の継続審査及び調査の申し出についてを議題といたします。 議会運営委員長並びに各常任委員長から、目下委員会において審査及び調査中の事件について会議規則第104条の規定により、お手元に配付の申出書のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査を認めることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査を認めることに決しました。
△日程第6 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第6 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決を行います。 議事第1号から議事第4号までを議題といたします。この議事は、いずれも議員提出の議案であります。議事第1号は
大町市議会委員会条例の一部を改正する条例制定の案件ですので、これを個別に、議事第2号から議事第4号までは意見書案件ですので、これを一括して処理したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よってそのように取り扱います。 議事第1号について、提案者を代表して中谷祐一議員に提案理由の説明を求めます。中谷祐一議員。 〔13番(中谷祐一君)登壇〕
◆13番(中谷祐一君) それでは議事第1号についてご説明をさせていただきます。お手元に資料が配付してありますので、あわせてご覧ください。 それでは
大町市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、提案者を代表して説明をさせていただきます。今回の一部改正につきましては、次の大町市議会議員一般選挙から議員定数が18名となり、市町村の合併の特例等に関する法律第8条第2項及び第5項の規定による2名を加えた20名が議員数となるため、常任委員会の委員定数を改正することが主な内容であります。 改正の内容は条例第2条において、各常任委員会の所管事項を定め、その所管により議案、請願等の審査を行っているところですが、おおむね部、課、行政委員会を単位の所管とされております。今回の産業建設委員会所管事項のうち、第6号美麻支所ぽかぽかランドの所管に関する事項を削り、常任委員会の定数を総務文教委員会6人、社会厚生委員会6人、産業建設委員会6人とするものであります。常任委員会の定数について各委員会とも6人としておりますが、市町村の合併の特例に関する法律第8条第2号及び第5項の規定に基づき、議員の定数を平成23年の一般選挙まで2人増員としたための特例措置があるため、附則第4項において定数を総務文教委員会7人、社会厚生委員会7人、産業建設委員会6人としておりますのでご了承願います。 なお施行期日は新しい議員任期の始まる日の平成19年4月30日からとしております。 以上、提案説明をさせていただきましたので、よろしくご賛同いただきますようお願いいたします。
○議長(飯嶌楯雄君) 以上で説明が終わりました。提案者に対してご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議事第1号は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 討論なしと認めます。 これより採決を行います。議事第1号を原案どおり可決することにご賛成の方の起立を求めます。 〔全員起立〕 起立全員であります。よって議事第1号は原案どおり可決されました。 次に議員提出の意見書であります。議事第2号について、提出者を代表して八木聡議員に提案理由の説明を求めます。八木聡議員。 〔8番(八木聡君)登壇〕
◆8番(八木聡君) 議事第2号 障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書(案)につきまして、案文を朗読し、提案理由の説明にかえさせていただきます。この議案を地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により提出します。 障害者自立支援法の抜本的な改正を求める意見書(案)。平成19年3月19日提出。 平成18年4月から障害者自立支援法が施行され、障害者の施設や居宅支援の利用に応益(定率)負担制度が導入されました。このことにより作業所への通所やホームヘルプサービス利用を控えるなど、障害者の生活に影響を及ぼしています。また障害者施設でも報酬単価の引き下げや日払い化で運営の継続に苦慮するなど、障害者自立支援法は障害者、家庭、事業所、自治体のそれぞれに経済的負担や利用可能サービスの制限など、その格差を広げている現状があります。障害者の安心、自由、自立の基本的人権の確保と社会参加を支援するため下記事項を検討し、抜本的な改正を求めます。 記 1 障害者自立支援法施行による影響調査を早急に実施し、検証を行うこと。 2 応益(定率)負担制度を見直すこと。特に授産所など就労支援施設にかかわる利用料負担については、応益負担の抜本的な見直しを行うこと。 3 障害者自立支援法では、公費負担を受けられる対象が制限されるとともに、患者と家族の経済的負担が大幅に増加している。障害者・児が安心して医療を受けられるよう、従来の精神通院医療、育成医療、更正医療の制度に戻すことを含め検討すること。 4 障害者程度区分の認定は、知的障害者や精神障害者の判定が現在の判定基準では実際の障害程度より軽めとなる事例が多い。個々の生活実態や生活ニーズを加味した障害程度区分の認定や基準や支給決定仕組みに変更すること。 5 地域生活支援事業(相談支援・移動支援・コミュニケーション支援)は、国の裁量的経費であるが、自治体の積極的な取り組みが可能となるよう地域生活支援事業の予算を大幅に増額すること。移動支援は国の義務的経費とし、障害者の社会参加を保証すること。 6 障害者の地域生活を充実するために、地域圏域での基盤整備を行い、自治体間の格差を是正すること。 7 障害の特性や状態により障害者手帳に更新制度を設けること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 なお提出者は表記のとおり、提出先は次のページに記載のとおりです。よろしくご賛同いただきますようお願いします。
○議長(飯嶌楯雄君) 続いて議事第3号について、小林治男議員に提案理由の説明を求めます。小林治男議員。 〔3番(小林治男君)登壇〕
◆3番(小林治男君) 議事第3号 山小屋における軽油引取税の免税を求める意見書(案)につきまして、案文を朗読し、提案理由の説明にかえさせていただきます。 この議案を地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により提出します。 山小屋における軽油引取税の免税を求める意見書(案)。平成19年3月19日提出。 山小屋でのエネルギーは、環境保全型トイレを含め、そのほとんどが電力によって賄われております。高所における発電はディーゼル発電機を主に使用しており、大量の軽油が必要となります。軽油に課税されている軽油引取税については、道路整備関係の目的税となっており、索道事業で使用される圧雪車、ゴルフ場業で使用される芝刈機等は免税の対象となっております。 しかし山小屋におけるディーゼル発電機に使用される軽油については免税の対象となっておらず、使用実態等から同様の取り扱いが求められています。 よって国においては、このような実態を踏まえ、現在の課税免除用途との均衡を考慮し、下記の事項を要望いたします。 記 1 山小屋におけるディーゼル発電用の軽油の軽油引取税について、索道事業・ゴルフ場業と同様に免税措置を実施すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 なお提出者は表記のとおり、提出先は裏面に記載のとおりです。よろしくご賛同のほどをいただきますようお願いをいたします。
○議長(飯嶌楯雄君) 続いて議事第4号について、大和幸久議員に提案理由の説明を求めます。大和幸久議員。 〔19番(大和幸久君)登壇〕
◆19番(大和幸久君) 議事第4号 「
品目横断的経営安定対策」と米貨下落対策にかかわる意見書(案)につきまして、案文を朗読し、提案理由の説明にかえさせていただきます。この議案を地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により提出いたします。 「品目横断的安定対策」と米価下落対策にかかわる意見書(案)。平成19年3月19日提出。 9月から加入受付がスタートした
品目横断的経営安定対策のもとで、受け皿となる認定農業者と集落営農づくりが関係者の努力で進められています。しかし地域の実情を無視した加入要件があるため、圧倒的多数の農家が経営安定対策から外されることが明らかとなり、関係者の中で不安と混乱が生じております。 特に小麦経営安定対策や大豆交付金が廃止される中で、経営安定対策から外されれば、小麦、大豆の価格は60キログラム2,000から3,000円程度となり、これまで苦労して定着させてきた転作機能が破壊されます。2006年産米価が低下基調にあるもとで、生産調整機能の破壊はさらに米価下落に拍車をかける要因になるという不安が広がっております。 米価下落はすべての農家の経営に打撃を与えますが、中でも認定農家や集落営農組織への打撃ははかり知れません。 よって、国においては下記事項を実現するよう要請します。 記 1 「
品目横断的経営安定対策」の要件を抜本的に見直し、意欲あるすべての農家を対象に価格保障を基本にした経営安定対策を実現すること。また品目横断対策の支援品目に、そばなど「地域の特産品」を加えること。 2 規模の大小等を基準にするのではなく、地域の実情を踏まえた多様な担い手を確保するための施策を強めること。 3 米貨下落対策を講じること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。なお提出者は表記のとおり、提出先は次のページに記載のとおりですので、よろしくご賛同いただきますようお願いいたします。
○議長(飯嶌楯雄君) 以上で説明が終わりました。 提案者に対してご質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 議事第2号から議事第4号について、委員会付託並びに討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 これより採決を行います。議事第2号を原案どおり可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議事第2号は原案どおり可決されました。 続いて議事第3号を原案どおり可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議事第3号は原案どおり可決されました。 続いて議事第4号を原案どおり可決することにご賛成の方の挙手を求めます。 〔全員挙手〕 挙手全員であります。よって議事第4号は原案どおり可決されました。ただいま可決されました意見書は、議長において整理の上、それぞれの関係行政庁へ提出いたします。
△日程第7
特別委員会委員長報告
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第7
特別委員会委員長報告を議題といたします。最初に大町市議会高速交通網対策
特別委員会委員長の報告を求めます。高速交通網対策特別委員長。 〔高速交通網対策特別委員長(小日向忠君)登壇〕
◆高速交通網対策特別委員長(小日向忠君) それでは大町市議会会議規則第103条の規定により提出いたしました大町市高速交通網対策特別委員会の報告書について、お手元に配付の報告書によりご報告いたします。 2ページをご覧ください。ご用意できていますでしょうか。当委員会は平成15年6月25日の大町市議会6月定例会において設置がされました。付議案件は地域高規格道路の整備促進について、大糸線輸送力増強についての2点であります。本特別委員会では、この目的達成に向け、調査研究を重ねてまいりました。 3ページには、委員会の開催状況等を記載しておりますので、ご覧ください。 5ページからは、過去の概要等について記載してございます。松本糸魚川連絡道路の関係では、平成6年に起点を波田町、終点を糸魚川市として地域高規格道路の候補路線として建設省から指定がされ、平成10年6月には計画路線に格上げされました。平成11年には調査区間に堀金村から大町市までの15キロメートルと、糸魚川市の根知から平岩までの8キロメートルが指定を受けました。 そのような中、平成12年10月の県知事選挙で田中康夫氏が当選をし、一部住民の反対があった堀金大町間の早期着工が困難となりました。 平成15年5月には、地域高規格道路構造要件が見直され、サービス速度である80キロメートルについては60キロメートル以上の速度が確保できれば2車線でも可能となり、場合によっては平面交差も可能になりました。 以降本委員会設置後の関係ですが、平成15年7月の県議会一般質問で田中知事は、大町以南は高瀬川右岸道路などの既存道路の改良で対応するため、起点は豊科インターチェンジ付近となると答弁し、起点の変更を国と協議していく考えを示しました。 平成17年3月、大町以北の小谷村雨中地区4キロメートルと、糸魚川市根知から糸魚川インターチェンジ間の9キロメートルは調査区間の追加指定を受けました。 平成18年12月8日、地方の道路整備が都市部に比べて立ち遅れている中で、国において道路特定財源を一般財源化すべく道路特定財源の見直しに関する具体策が閣議決定されたところであります。この件について、当市議会では平成18年12月5日、道路特定財源の堅持等に関する意見書を議決し、関係省庁に対し道路特定財源は道路整備に充て、一般財源化など他に転用しないこと、地域の視点に立って道路整備を推進することなどを強く要望しております。 以上の経過を申し上げましたが、松本糸魚川連絡道路の今後につきましては、調査区間の追加指定を受けている小谷村雨中地区が早期に整備区間となり、大町市以北の計画路線が調査路線に指定され、国の直轄代行による事業化が私たちの望む本道路の姿に近づく道ではないかと考えております。 また建設促進については、地域高規格道路松本糸魚川連絡道路建設促進期成同盟会が中心となって進められておりますが、何より地元の熱意と協力体制が重要であることから、地域を挙げての粘り強い事業推進の取り組みが必要となります。 次に大糸線輸送力増強についての関係ですが、平成7年大水害発生や景気の低迷による観光客の減少など、大糸線の年間利用者は年々減少し、経営的にも大変厳しい状況にあります。大糸線利用促進輸送力強化期成同盟会では、JRに対し各種要望等を実施してきました。特に北陸新幹線開通後は、北陸本線の経営がJRから分離されるため、JR西日本による南小谷駅糸魚川駅間の経営継続が危惧される状況にあります。同盟会では要望活動を毎年実施し、平成17年2月、18年3月には同同盟会副会長である当市議会議長も活動に同行をいたしました。 大糸線は、首都圏、中京、関西及び北陸経済圏を結ぶ交通の要であり、沿線には全国有数の観光地が多く点在し、地域の経済活動と住民の通勤・通学等生活に密着した沿線住民にとって欠かすことのできない極めて重要な路線であることから、今後もJRとの連携を強化し、利便性の向上、輸送力強化を図る必要があります。 以上、道路、鉄道など当地域を取り巻く交通網整備は、市民要望の強い課題であり、地域発展のため欠くことのできない要素であります。市民の皆さんと協働を進める中で、今後も引き続き取り組んでいく必要があると考えます。 最後に8ページ、おわりにを朗読し、報告させていただきます。 長引く不況により国は借金体質に陥り、公共事業の見直しなどが重要な課題となっております。また、道路特定財源の見直しなど、地域高規格道路の早期事業化への道筋は大変厳しいものがあると考えざるを得ません。 平成14年10月9日の田中知事による事業中止ともとれる旨の発言や起点問題など、先行きが不透明な状況でありましたが、平成18年8月の県知事選挙で村井知事が誕生したことにより、建設促進に向け明るい兆しも見えるようになりました。将来を見渡したとき、国土の均衡ある発展と活力ある地域づくりのためにも、規格の高い幹線道路の整備はやはり必要であります。また、大型車の交通量が増え、身近な道路が圧迫されている地域にとっては、事業の停滞は生活の危機に直結することとなります。当委員会として、地域高規格道路松本糸魚川連絡道路建設促進期成同盟会、長野県側ルート協議会とともに今後も粘り強く国、県に働きかけ、地域住民の熱意を伝えていかなければならないとの結論に至りました。 また、大糸線は、通勤・通学等、生活に密着した路線であるばかりでなく、観光交通路線として大きな役割を担っています。大糸線の利便性を向上させることは沿線住民及び関係者の切なる願いであるため、今後も引き続き大糸線利用促進輸送強化期成同盟会とともに、JRに対し要望活動を実施し、利便性を高めることにより輸送力を強化していかなければならないとの結論に至っております。 社会情勢は急激な変革を遂げておりますが、その情勢に流され地域の将来に禍根を残してはなりません。市民世論をさらに高め、官民一体となり協力して引き続き努力することが必要と考えます。 以上、報告を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第7のそれぞれの特別委員会の委員長の報告を求めておるところでございますが、ここでお諮りいたします。本日の議事日程が全部終了するまで、定刻にかかわらず会議時間を延長したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって本日の議事日程が終了するまで本日の会議を延長しますので、よろしくお願いいたします。決定をいたします。 では、続きまして大町市議会国営公園建設促進等
特別委員会委員長の報告を求めます。国営公園建設促進等特別委員長。 〔国営公園建設促進等特別委員長(藤巻佳人君)登壇〕
◆国営公園建設促進等特別委員長(藤巻佳人君) それでは大町市議会会議規則第103条の規定により提出いたしました大町市国営公園建設促進等特別委員会の報告書について、お手元に配付の報告書によりご報告いたします。 2ページをご覧ください。当委員会は、平成15年6月25日の大町市議会6月定例会において設置がされました。付議案件は国営アルプスあづみの公園の建設促進及び関連する事項の調査と対策であります。本特別委員会では、この目的達成に向け、調査研究を重ねてまいりました。 3ページ、4ページには、特別委員会の開催状況を記載しておりますのでご覧ください。 5ページから15ページまでは、国営公園事業等の経緯になりますが、全体の流れを把握するための資料であり、ここでは省略させていただきます。 次に17ページから19ページまでは、事業の概要等について記載をしております。(1)では、公園用地の収用については、平成17年度末現在の用地買収率で公園内全体が97%、大町・松川区域では99%となっております。公園エリア内の用地等は、問題の介在も見られることから、国土交通省、長野県、大町市が協議し調整を図っているところであります。 次に(2)公園整備計画については、平成6年5月の第1期整備実施基本計画をもとに進められており、大町・松川地区の進捗状況は、インフォメーション棟、レストハウス棟が完成をし、平成18年度においてはアルプス大草原の継続整備をはじめ、休息施設「サテライトハウス」、教育施設「森の体験舎」を中心に整備を行っているところであります。今後も第1期整備実施基本計画に基づく整備が①から⑦の各ゾーンで進められていくことになっております。 続いて18ページの周辺整備事業ですが、(1)のアクセス道路については、平成9年10月に全線長野県施行による事業実施が決定をし、平成17年10月までに国道147号線から国営公園までの約2キロメートルが暫定2車線でほぼ完成をいたしております。 次に(2)市道大崎西原線については、北側アクセス道路が平成5年度からふるさと農道緊急整備事業で進められ、延長約2キロメートルが林道大洞線との接点の改良を除いて、ほぼ完成し、また南側の国営公園外周部分は、建設省が工事実施主体となって平成10年9月までに延長約2キロメートルが終了しています。 次に(3)の市道神明原閏田線については、国営公園内道路として用地、施行とも国土交通省が行っております。公園外周道路とふるさと農道の接続部分から西へ延長約1キロメートルの整備が進められ、歩道部分を除いてほぼ完了しています。 次に(4)林道常盤線付替については、国土交通省が用地買収、施行を実施しています。平成14年度に着工し、林道親沢線から国営公園境界に南に沿った延長約700メートルの林道の新設、白沢橋の設置など、ほぼ完成しています。 次に(5)林道大洞線付替、(6)林道乳川線付替は、公園エリアにかかる部分の付け替え事業で、用地買収、施行を国土交通省が実施しております。(5)林道大洞線付替は、東西延長約900メートルが既に完成しており、付け替え後は市道大崎西原線に接続することになっております。また(6)林道乳川線付替については、アクセス道路、外周道路との接続部分から、国営公園境界に沿って西側に延長約1,700メートルを新設するもので、道路築造等はその大部分が完了しています。 このように市道、林道の整備は、ほぼ完成しており、早期供用開始に向け、国、県、関係機関と引き続いた協議が実施されているところであります。 次に19ページの(7)上水道の関係では、上水は公園エリア内で新たな水源を確保することになり、国土交通省によって園内の上水道施設は地下水源を利用した専用水道形態による整備を進め、平成16年12月に給水施設の設置が完了いたしました。 次に(8)下水道関係では、当初見込みから公園開園の予定時期が遅れることを受け、国土交通省と当市下水道課が協議の結果、平成13年度において第1期整備区域を下水道事業認可区域に変更認可し、第2期整備計画区域とともに、大町・松川特定環境保全公共下水道計画で対応することといたしました。これより国営公園までの下水道管渠整備事業は、平成16年3月に完了しています。 次に3の安曇野ナショナルリゾートエリア整備計画(1)常盤西山山麓総合開発事業については、開発者によって計画規模の縮小、猛禽類生息状況調査等が行われ、県に環境影響評価準備書が提出されました。当該準備書に対する県からの意見書には、各種追加調査の実施が指示されましたが、開発者の現地事務所が閉鎖され、事業を再開する場合は再度の大規模な各種調査等が必要なことや、現在、開発者と連絡がとれない状況などから、現実的には事業計画再開は難しいと判断をしております。問題解決に当たっては、今後の推移を見ながら地元と調整が必要と考えております。 4の今後の課題についてであります。1つとして、公園施設及び関連施設等の予算確保に向けての要望活動、2つ目には、公園施設計画時における要望、3つ目として、公園周辺及び公園建設における対応、4つ目として、早期開園に向けた取り組みであります。 最後に20ページ、おわりにを朗読し、報告を終了させていただきます。 昭和56年の後半ころから、市民の間に国営公園誘致の期待が高まっていたが、当時の建設省は昭和57年度から長野県下において大規模公園の適地調査に着手した。この間、県内市町村はさまざまな誘致運動を精力的に展開していきましたが、昭和61年、大町・松川地区と堀金・穂高地区の2地区が国営公園適地として選定され、昭和62年に国は国営公園の調査費を計上し、ここに国営公園建設が現実のものとなった。 地権者の皆さんのご理解とご協力により、用地買収の進捗も確保され、平成10年10月に第1期整備計画区域の見直し(約100ヘクタール)案が示される中、起工式が挙行された。 国営アルプスあづみの公園は、全国で14番目、関東甲信越地方では4番目の国営公園として前述の基本理念に基づき、ゆとりある余暇生活を通じて豊かな生き方を求めるすべての人々に、一人ひとりのドラマを演ずる舞台を提供する場としての整備が進められている。南北2カ所に分かれた形態での整備となっているが、いずれも安曇野の自然をだれもが身近に体験できる環境づくりを目指して、平成16年7月に堀金・穂高地区の一部を開園し、年間25万人余りの来園者を迎えている。 北・南の地区それぞれの相乗効果を生むためにも、一日も早い大町・松川地区の開園に向けて公園が所在する地元として一層の取り組みを行っていかなければならない。 国営アルプスあづみの公園は、自然に親しむ人々の憩いの場として、市民と来訪者とを結ぶ交流の場として、さらには地域活性化のための新たな資源として多くの可能性を秘めている。地域が公園を育て、公園が地域を育てるという観点に立ち、公園地元地域のみならず、市全体で新しい可能性を引き出すために行動していくことが必要不可欠であると考える。 以上で報告を終わります。
○議長(飯嶌楯雄君) 次に大町市議会環境対策
特別委員会委員長の報告を求めます。環境対策特別委員長。 〔環境対策特別委員長(荒澤靖君)登壇〕
◆環境対策特別委員長(荒澤靖君) 大町市議会会議規則第103条の規定により、議長に提出いたしました環境対策特別委員会報告について、その内容を説明いたします。お手元に配付してございます環境対策特別委員会報告書をご覧いただきたいと思います。 1ページ目は報告書のかがみであり、2ページ目には特別委員会の設置について、設置年月日、名称、付議事件、委員構成を記載してあります。 3ページから4ページまでは委員会の会議経過についてであります。本特別委員会では、設置されてから4年間に10回の委員会と1回の行政視察を行ってまいりました。 5ページ以降は、委員会の経過概要ですが、その内容について主なところをご説明いたします。5ページをご覧ください。当委員会は、広範にわたる環境問題の中から、当市で抱えている問題についてテーマを独自に設定し、調査研究を取り組んでまいりました。まず市の環境問題の現状を把握するために市内各地を視察し、数ある課題の中で特別委員会として何に取り組むべきか調査した結果、上半期では「仁科三湖の水質浄化」について、下半期については「河川ごみと不法投棄」について、それぞれ調査研究することにいたしました。 次に6ページから7ページをご覧ください。調査内容についてご説明いたします。上半期では、最初に県が策定している第2期仁科三湖水質保全計画について、県から担当係長を講師として招き、仁科三湖水質保全計画に対する理解を深めました。その中では仁科三湖の水質保全は自然のメカニズムを用いた浄化対策が重要であるとの話を伺い、研修会後に鹿島川源流の取水口や青木湖発電所、農具川への放流口など、水の流れを現地で確認し、また木崎湖で行っている水生植物の再生事業についても視察を行いました。委員会として、水質浄化については仁科三湖の整備状況を見ながら注視していくこととしました。 下半期では、市内の河川ごみや不法投棄の現状視察を行い、問題点や対策などについて協議いたしました。また先進地視察として静岡県三島市のグラウンドワークの取り組みや山梨県都留市の家中川小水力市民発電所を行政視察いたしました。 静岡県三島市は、地下水のくみ上げによる湧水の減少、市民意識の低下による家庭雑排水の垂れ流し、不法投棄の増加などによって河川環境が悪化しました。これに伴い三島市の市民団体は、水辺自然環境の再生と復活を目指し、1992年9月にグラウンドワーク三島実行委員会を発足させ、現在までに着実な効果を上げています。実行委員会の課題としては、行政主導型の運営から企業、行政を巻き込んだ市民中心の活動へ展開していくこととのことでした。 山梨県都留市の家中川小水力市民発電所は、都留市が身近で利用可能な小水力発電の普及、啓発を目指し、同市役所の敷地内に直径6メートルの木製下掛け水車を設置をし発電しています。発電した電気は市役所の電力として用い、余分な電力は売電し、庁舎使用の電気料と二酸化炭素排出量の削減を目指しています。今後はさらに研究を重ね、2号機以降の作製を検討しており、また観光分野だけではなく、農業分野への展開ができないか検討しているとのことでありました。 委員会では、これらの事例を参考とし、引き続き調査研究を進めてきました。 最後に7ページをご覧ください。おわりにでございますが、朗読をもって最終報告としたいと思います。 環境問題は、大町市のみならず全国至るところで抱えている共通の課題となっています。本特別委員会でも上半期は「仁科三湖の水質浄化」について、下半期については「河川ごみ及び不法投棄」をそれぞれテーマに掲げ、さまざまな角度から議論を行ってまいりましたが、十分議論が尽くせなかった問題が多々あります。特に不法投棄や河川の汚染、悪臭問題等については、根本的な解決策を導き出していくことは極めて困難であることや、合併により市域が拡大したことに伴う不法投棄の監視体制や環境の保全についても今後の課題といえます。 そうした中、県は平成19年度から第4次長野県水環境保全総合計画において、仁科三湖の水質保全について引き続き進めていくこととし、市においても仁科三湖整備計画において周辺整備がなされていくことになっています。また不法投棄関係については、平成16年より連合自治会において、年2回河川等へのごみの不法投棄防止月間として、回収活動や啓発事業を展開したことや、平成18年6月から全国ごみ不法投棄監視ウイークに合わせ、市においても不法投棄監視ウイークとして取り組みを始めたことは、環境問題を改善していくための大きな前進であったと思います。 今後ますます深刻化することが予想されるさまざまな環境問題に対し、迅速な解決策と対応が今まで以上に求められてくるのではないかと考えます。 最後に特別委員会の開催及び調査研究に当たり、関係いただきました行政側の担当課の皆様に感謝を申し上げ、報告とさせていただきます。
○議長(飯嶌楯雄君) 以上で報告が終わりました。 質疑をお受けしたいと思います。はじめに高速交通網対策特別委員長に対して、ご発言はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 では、続きまして国営公園建設促進等特別委員長に対して、ご発言はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 引き続き環境対策特別委員長に対して、ご発言ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 お諮りいたします。各特別委員長報告のとおり、これを承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって各特別委員会の報告は委員長報告どおり承認されました。 以上で本3月定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。 ここで市長よりあいさつを受けることといたします。市長。 〔市長(牛越徹君)登壇〕
◎市長(牛越徹君) 3月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会には、これからの市政執行の基本となります新年度予算をはじめ、条例改正案など多くの案件をご提案申し上げましたが、いずれも慎重かつご熱心なご審議をいただき、すべて原案どおりご承認をいただきました。ここに改めて厚く御礼を申し上げます。 本会議並びに常任委員会におきますご審議の過程でいただきましたご意見やご提言につきましては、今後の市政運営の中に十分活かしてまいる所存でございます。 さて、政府におきましては、財政が悪化した自治体に適用される新たな再建法、地方公共団体財政健全化法案を今月9日に閣議決定いたしました。この法案では、自治体の財政状況をさまざまな角度からチェックし、早期是正を図るため現行の実質赤字比率に加え、新たに3つの指標を導入するとともに、自治体の財政指標の好評を義務づけることとしております。新たに加えられました指標は、1つ目に標準的収入に対する借金返済額の割合を示す実質公債費比率、2つ目に水道や病院など公営企業を含む全会計の連結実質赤字比率、3つ目に標準的な財政規模に対する将来負担を示す将来負担比率であります。政府では、今国会での成立を目指し、平成20年度から段階的に試行し、21年度からは全面的に施行することとしております。こうした動きを見据え、引き続き長期的な見地に立った市の行財政運営に配慮してまいりたいと考えております。 次に北アルプス広域連合で計画的に進めております大町市、白馬村、小谷村共同によるごみ処理施設建設につきましては、3市村の助役、担当部課長からなりますごみ処理施設用地選定委員会におきまして、用地選定を進めた結果、2月20日に建設候補地といたしまして白馬村飯森地区という報告を得ました。それを受け、直ちに広域正副連合長会議を開催しまして、飯森地区を候補地として決定し、広域連合議会にもごみ処理特別委員会並びに全員協議会に報告し、了承いただいたところでございます。現在、地元白馬地域の早期の合意形成に向け、飯森地区をはじめ周辺地区の皆様に共同処理をするごみ処理施設の基本的な考え方と、現在までの経過を含めご説明申し上げているところであります。今後は白馬村のその他の地区の皆様への説明会を開催するとともに、圏域住民への周知を図り、ご理解とご協力をいただくことができますよう努力してまいる所存でございます。 さて、議員各位におかれましては、今定例会をもちまして間もなく現在の任期の終了を迎えることとなります。この4年間、市政の運営に終始変わらぬお力添えをいただきましたことに対し、心から厚く御礼を申し上げます。任期満了とともにご勇退されます議員の皆様方には、当市の歩みとともにご活躍いただき、ご尽力してこられました月日を思い起こし、感慨無量のことと拝察いたします。長期にわたりまして市政の発展と市民福祉の向上に、さらには地方自治の発展に多大なるご貢献をいただきましたことに対しまして、衷心から敬意と感謝の意を表する次第でございます。どうかご健康には十分ご留意され、今後とも市政発展のためご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 また予定されております市議会議員選挙に臨まれる議員の皆様には、心からのご健闘をお祈り申し上げますとともに、再びこの議場におきましてお会いできますことを心からご祈念申し上げます。 全国的な暖冬の影響により、例年にない早い春の訪れ感じさせる今日このごろ、この仁科の里大町市も日差しの明るさも確かなものとなり、いよいよ緑豊かな季節に向けた新たな胎動が始まっております。市におきましても新年度を初年度といたします大町市第4次総合計画がスタートする記念すべき年であり、私をはじめ職員一丸となり、市の将来像であります「美しく豊かな自然 文化の風薫る きらり輝くおおまち」を目指し、全力を傾注し邁進してまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 結びに当たり、議員各位におかれましてはくれぐれもご健康にご留意され、地域の発展と市民福祉の向上のため、ますますご活躍いただきますことをご祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。本当にありがとうございました。
○議長(飯嶌楯雄君) 私からも一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会は去る2月27日開会以来、本日までの21日間にわたりまして、公平委員会委員の選任、平成18年度の補正予算、新年度予算案件等、重要案件を精力的に、かつ慎重に審議いただきました。特に今定例会は北アルプス広域連合関係、市施設の指定管理者の指定ほか、事件案件、条例案件、数多くの案件を審議いただきました。また本会議は一般質問におきましては、多くの議員から広範な分野で真摯な論議を展開いたされました。その成果を踏まえまして、ここに閉会できますことに対し、議員各位に深く感謝を申し上げます。 新年度予算におきましても、引き続き国庫補助、負担金の減少等による厳しい市財政運営を余儀なくされた予算編成となっております。しかし一方で平成19年度は牛越市長による初めての通年予算編成がなされ、同時に第4次総合計画がスタートし、その事業への具体化がなされる年であります。仁科台中学校の建て替え、はなのき保育園の移築、また街路若宮駅前線の拡幅工事といった大規模事業も始まります。「美しく豊かな自然 文化の風薫る きらり輝くおおまち」という本市の将来像実現に向け、力強く邁進されますことを願っております。あわせまして市政発展のため、なお一層議員各位のご理解とご支援をお願い申し上げる次第であります。 本定例会は、私どもの任期の最後の議会となりました。この4年間振り返ってみますとさまざまな事業に取り組んでまいったところでございます。住民要望の高かったさまざまな施設整備、しらかば保育園や
コミュニティセンター上原の湯、あるいは新児童センター、また第一中学校等々は、必要不可欠の拠点施設として全面改築、竣工に至ったところでございます。また平成の大合併が全国で進められる中で、当市においても紆余屈折ありましたが、1市2村の枠組みで合併に至りました。これを節目として市行政と住民の皆さんと市議会との理解と協力により誕生しました新大町市が、大北地域の中核都市として今後の躍進を誓い、また目指していくところであります。 市民の負託を受けられた議員各位は、それぞれできる限りの市民要望や課題解決に向けて取り組んでまいった4年間であったと思われます。そして私ども正副議長は、微力ではありましたが、その職務に最善の努力を尽くしてまいりましたところでございます。この間、円滑な議会運営がなされましたことに対しまして、議員各位に衷心より感謝を申し上げる次第でございます。ありがとうございました。あわせまして腰原前市長、また牛越市長、理事者、部課長をはじめ行政側の皆さんには、市民福祉の向上のため、昼夜を問わず全力を傾注していただきました。このことにも感謝を申し上げる次第であります。 さて、私たちは4月29日をもって任期満了となります。これをもちまして勇退されます議員各位は、住民のため、大町市政発展のため、長きにわたりご活躍いただきました。私からもご慰労を申し上げたいと存じます。どうか退任されましても、大町市の住民、まちづくりのために大所高所からのご指導、ご鞭撻を賜りたくお願い申し上げます。 また再出馬を目指す議員の皆さんには、議員定数削減という中で厳しい洗礼を受けることになりますが、全員が当選の栄誉を勝ち取られますようご祈念申し上げます。 結びに理事者、部課長の皆さんは、牛越市長を中心にきらり輝くまちづくりのため、なお一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げるとともに、市民の皆さん、議員、理事者、部課長と各位のご健勝と大町市のさらなるご発展をご祈念申し上げまして、私からのあいさつといたします。 以上で平成19年3月定例会を閉会といたします。大変ご苦労さまでございました。
△閉会 午後4時24分以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 平成19年3月19日 大町市議会議長 飯嶌楯雄 署名議員2番 北沢伊さ男 署名議員3番 小林治男...