○議長(飯嶌楯雄君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第81条の規定により、議長において、20番、
諏訪光昭議員、21番、
小日向忠議員を指名いたします。
△日程第2 会期の決定
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 本6月定例会の
会期等議会運営につきましては、去る5月30日
議会運営委員会を開催し、ご審議願っておりますので、
議会運営委員長に報告を求めることといたします。
議会運営委員長。 〔
議会運営委員長(中谷祐一君)登壇〕
◆
議会運営委員長(中谷祐一君) おはようございます。去る5月30日、
議会運営委員会を開催し、本6月定例会の
会期日程等につきまして審議をいたしておりますので、審議の概要についてご報告をいたします。 本定例会の会期は、本日6月6日から6月22日を最終日とする17日間であります。 本定例会に付議されております案件は、報告案件9件、事件案件2件、条例案件3件、予算案件3件の計17件であります。
議会運営委員会では、これを了承しております。 次に、市政に対する一般質問は6月14日、15日の2日間、通告の締め切りは6月7日午後5時といたします。 また、6月9日、本会議終了後に
全員協議会を予定しております。 以上でございます。よろしくご賛同のほどをお願いいたします。
○議長(飯嶌楯雄君) ただ今の
議会運営委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ご質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本定例会の
会期等議会運営につきましては、
議会運営委員長報告どおり、本日6月6日から22日までの17日間とし、議会運営につきましても、
議会運営委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日6月6日から22日までの17日間と決定いたしました。
△日程第3
市長あいさつ
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第3
市長あいさつを受けることといたします。市長。 〔市長(腰原愛正君)登壇〕
◎市長(腰原愛正君) おはようございます。本日ここに、平成17年6月定例市議会が開会されるにあたりまして、一言ごあいさつを申しあげます。 我が国の経済は、内閣府の発表いたしました5月の
月例経済報告によりますと、「景気は、一部に弱い動きが続くものの、個人消費に持ち直しの動きが見られることや、企業収益が改善され、設備投資が増加していることなどから、緩やかに回復している。」としており、先行きにつきましては、「企業部門の好調さが持続しており、世界経済の着実な回復に伴って、景気回復は底堅く推移すると見込まれておりますが、
情報化関連分野で見られる在庫調整の動きや原油価格の動向等には、引き続き留意する必要がある。」としております。政府は、「
経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」の早期具体化により、構造改革の取り組みを加速・拡大する一方、日本銀行と一体となりまして、
重点強化期間におけるデフレからの脱却を確実なものといたすため、政策努力をさらに強化する方針も示しております。 本定例会におきましては、来年1月の3市村合併に向けた諸準備の中で必要となります
電算システム統合等の経費、中心市街地の大規模火災からの教訓によりまして、夜間の消火活動に必要なヘッドライトなど消防団の配備品の購入、老朽化いたしております議場及び
全員協議会室の
放送録音設備更新など、一般会計で2億482万円余の補正予算をご提案申しあげますとともに、16年度一般会計及び
特別会計補正予算の専決処分の報告をさせていただきます。 次に、主な事業の進捗状況並びに今後の執行方針について申しあげます。
総務文教関係のうち、
市町村合併につきましては、全国の都道府県、市町村の状況は、4月1日を境に、大きくさま変わりいたしております。本来、
合併特例法の期限とされておりました、本年3月31日と、法律延長後の初日となりました4月1日にかけまして、全国25都道府県の237市町村が合併し、一挙に61の市と町が誕生いたしました。これによりまして、4月1日現在、全国の市町村の数は739市、1,317町、339村の合計2,395市町村となりました。 また、特例法の申請期限でありました3月31日までに都道府県に合併の申請を終えた市町村を含めますと、
合併特例法の延長期限であります来年3月末までには、全国の市町村の数は、1,822となる見込みでございます。つい2年前まで3,200を超える市町村があったことを考えれば、この2年間で全国の自治体間での合併協議が進み、3分の2以下に集約されるということでございます。 特徴的な例を申しあげますと、お隣の富山県では構成団体は15市町村と、全国最小となりまして、石川、福井、鳥取、香川、大分の各県におきましても、市町村は20以下に集約をされます。また、最も減少率が高い広島県におきましては、ほぼ全県域で合併協議が行われ、86ありました市町村が23の市・町として再編され、新たなスタートを切ることになりました。総務省におきましては、このように20足らずの市町村に集約されます県と、合併協議が低調な長野県や山形県など、都道府県によりましては市町村の数が著しく違ってくることから、今後も合併新法により積極的に合併を勧めることといたしておりますが、
市町村合併は、これまでの国の「主導と財政支援」を離れ、今後は、
都道府県知事の「
合併推進構想と勧告」へとシフトしていくこととなります。 当市におきましても、合併が推進の段階から、いよいよ準備の段階に入ったことを踏まえまして、4月から「
市町村合併推進室」を「合併準備室」といたしまして、住民の皆様へ
サービス内容の細部にわたる調整、条例の整備などに取り組んでおります。さらに、
農業委員会や
教育委員会、
選挙管理委員会、
連合自治会、体育協会など、
行政委員会をはじめ、さまざまな団体におきましても、ご協議をいただき新市の発足に向けたすり合わせが進んでおりますことは、まことに心強い限りでございます。 合併予定日であります、来年1月1日まで、いよいよ7カ月を切ってまいりましたので、合併に関連する予算を補正計上いたしております。
消防室関係につきましては、今年に入りまして市内の
火災発生状況は、6件と昨年同期と比較いたしますと3件の減少となっておりますが、死者数につきましては残念なことではありますが、既に5名の方の尊い命が失われている状況でございます。全国的に住宅火災によります死者数は、近年増加傾向で推移し、特に65歳以上の高齢者が約6割を占めている状況から、昨年6月に消防法の一部が改正されまして、一般の住宅にも
住宅火災報知器の設置が義務付けられ、この法改正を受け
北アルプス広域連合火災予防条例の改正がされました。今後は、広く市民の皆様に対しまして、広報等への掲載や、さらには
自主防災会等を通じ周知を図っていくとともに、
建築士会等を通じ、住宅の設計・建築業に携わる皆様や、
住宅用防災機器を取り扱う電気店等に対しましても周知を積極的に進めてまいりたいと考えております。 また、5月28日に千曲市の
千曲川左岸河川敷におきまして、県内では10年ぶりとなる大規模な水防演習である「千曲川・
犀川連合水防演習」が行われました。近年、大規模な水害が発生していることを踏まえ、水防機関の士気の高揚と水防技術の向上、水防体制の強化を図り、地域に水防の重要性の認識を高めることを目的に、国・県、
関係市町村等の協力により開催されたもので、当市からも消防団員約40名が参加し、「木流し工」の演習を行いました。消防団におきましては、消火、災害出動はもとより、総合訓練や
消防ポンプ操法訓練の実施、
防火パトロール等にご尽力いただいており、日頃の活動に対し改めて感謝を申しあげる次第でございます。 本年度は、災害に強い安全なまちづくりに向け、広域消防、
市消防団合同によります現場確認や
水利部署等図上訓練を行うとともに、
自主防災会と協力した
総合実践訓練も計画いたしておりますので、市民の皆様の積極的なご参加とご協力をお願い申しあげる次第でございます。
学校教育課関係につきましては、次代を担う子供たちの健やかな成長を願い、日常生活の中で家庭、学校、地域が共通して取り組む実践事項をまとめた「大町市共育プラン」を定め、推進していくことにいたしました。項目としましては、「あたたかいことば」「いっしょに食事」など五つの活動目標を掲げ、頭文字を組み合わせた「あいうえおお
まちさくらプラン」の愛称で、市民の皆様と協働して実践していただくように提唱してまいります。 また、児童生徒の登下校時などの安全を確保していくために、学校やPTA、
地区子ども会育成協議会の皆様が中心となりまして、各地区の自治会や防犯協会、
交通安全協会など関係団体にもご理解をいただき、各小学校区を単位といたしました「子どもの安全を守る
地域連絡会」を設立いたし、
安全パトロールの実施など「地域の子どもを地域で見守る」運動の推進をお願いしてまいりたいと考えております。 第一
中学校全面改築事業につきましては、普通教室棟、管理・
特別教室棟並びに体育館棟の各建設工事は
計画どおり進捗をしております。また、
給食棟建設工事につきましても、今月の中旬に入札を行いまして、請負業者を決定できるように準備を進めているところでございます。 生涯
学習課関係につきましては、本年度で第4回を数えます「
北アルプス雪形まつり」が、この5月に開催をされ、
雪形ウォッチングをはじめ、雪形にまつわる詩を広く県内小学校より募集をいたし、入賞作品の発表等を行い盛会のうちに終了をいたしました。 このほか、八坂村・美麻村との
合併交流事業でございますが、市民登山や球技大会、合唱団や文化祭などへの参加を呼びかけるなど、体育活動や
公民館活動等を通して住民同士の交流を一層深めてまいりたいと考えております。 文化財関係では、昨年10月の台風23号により、土砂崩れで被害に遭いました仁科神明宮の国宝本殿等の復旧工事につきましては、本年3月中旬に着工以来、順調に作業が進められておりまして、この6月末には完了の予定となりました。また、土砂崩れが発生しました、裏山社叢の復旧につきましては、県におきまして保安林の
復旧治山事業とし、実施いたすこととなりまして、準備を進めているところでございます。今後も、県と連絡をとりながら対応をしてまいりたいと考えております。 山岳博物館では、昨年6月以降、
山岳博物館開設以来、当初から長年取り組んでまいりましたライチョウの保護事業につきまして、専門の先生方を依頼して、これまで4回の
検討委員会を開催し総括を行ってまいりました。5月25日には、今後、市といたしまして取り組むべき事業のあり方につきまして、ご提言をいただいたところでございます。特に、全国で唯一取り組んでまいりました低地飼育につきましては、人工ふ化や
基礎的データの集積に成果を上げながらも、長期的展望のもとに病理・生理に関することなど解明すべき課題が多いことも指摘をされております。市といたしましては、これらの提言を受けまして、各
関係機関等との協議を行いまして、今後の取り組むべき方向につきまして慎重に進めてまいりたいと考えております。 次に、
社会厚生関係のうち
保健福祉課関係につきましては、昨年8月に着手いたしました大町市
コミュニティセンターでございますが、おかげさまをもちまして、6月1日に無事オープンすることができました。愛称につきましても、市民の皆様から、さまざまな愛称を、多数応募いただきまして、
市健康づくり推進・
母子保健連絡協議会で厳正な審査をしていただき「上原の湯」と決定いたしたところでございます。なお、5月27日から3日間一般開放を開催いたしましたが、1,600人余の皆様がご来場されました。今後、旧市民浴場にも増して、市民をはじめ多くの皆様から、愛され、親しまれる「上原の湯」となりますように努力をしてまいる所存でございます。 また、
総合福祉センター内に計画をしてまいりました高齢者の
筋力トレーニング事業につきましては、いよいよ5台の
筋力トレーニング機器を導入いたしまして、3階の浴場手前のスペースを活用して、本日から事業を開始することとなりました。介護が必要になる前に介護予防に取り組むことで、市民の皆様が従来以上に元気で、張りのある生活を送ることができるよう、また、要支援、要介護の方々にとりましても、状態が改善できるものと期待をしているところでございます。
障害者関係につきましては、いよいよ「
障害者自立支援法案」が今臨時国会に上程され、成立する見込みとなってまいりました。この
自立支援法にも対応できますように、新たに知的障害者の
デイサービス事業を実施するために、
総合福祉センターの一部を改修し、事業を立ち上げる準備を進めてまいります。事業は、
障害者支援費制度を適用することから、身体障害者の
デイサービス事業と同様に、
社会福祉協議会が実施することで準備を進めておりまして、この
デイサービス事業に関係する予算につきまして補正計上をいたしております。
子育て支援課関係でございますが、事業の推進にあたりまして、全庁的な取り組みができるよう、4月に民生部の
組織機構改革をいたしたところでございます。次世代を担う大切な子供たちが健やかに育つことを願い、
市町村合併を見据えて、八坂村・美麻村とともに
次世代育成支援対策行動計画を策定いたしましたので、地域全体で子供たちの成長と子育てを支援する社会の構築を目指してまいりたいと考えております。 また、子供たちに関する痛ましい事件が、ほぼ連日のように報じられておりますが、当市におきましては決してこのような悲しい事件、事故が起きないように、改めて関係機関が連携を図り十分な対策を講じる必要があると痛感しているところでございます。 なお、保育園の安全対策につきましては、事故防止、災害への対応、安全な給食の提供、
不審者対策等につきましては、関係機関との情報交換や研修会の実施により取り組んでおりますが、さらに園児の安全を確保するため、関係する予算につきまして補正計上をいたしております。
生活環境課関係のうち、
廃棄物処理関係につきましては、ごみの減量化やリサイクルの推進など、廃棄物の適正な処理のために昨年度から段階的に見直しを行っているところでございます。 本年4月から実施した指定ごみ袋の有料化に際しましては、各
自治会役員の皆様にお願いいたしまして、広報のチラシなど細かくPRを実施してまいりました。そのため心配されておりました混乱もなく、スムーズに移行することができました。また、今まで焼却しておりましたごみのうち「その
他紙製容器包装類」を資源物として、新たに増やしたところでございますが、順調に分別がされており、4月の
収集可燃ごみにおきましては、昨年の同時期に比べ約120トン、率にして24%減となってきております。 市民の皆様には、ごみの減量化やリサイクルなど廃棄物処理の状況をご理解されご協力いただけたものと、深く感謝いたしております。今後も適正な処理のために、廃棄物行政の推進に努めてまいる所存でございます。 市が誘致いたしました企業の臭気問題につきましては、
地元自治会からの陳情や議会におけます論議を踏まえて、会社側に対し問題となります対策の検討をお願いしてきたところでございます。既設の蒸気殺菌釜のダクトの脱臭装置に加えまして、放冷室のダクトにも消臭剤噴霧方式によります脱臭装置を取り付けることになりまして、5月9日から11日までの3日間に工事が施工されました。今回の工事によりまして、特ににおいがきついとの苦情が寄せられておりました午後の時間帯につきまして、改善が図れるものと期待しております。今後、市といたしましても臭気測定を行い、検証をしてまいりたいと考えております。 次に、産業建設関係のうち水道課関係につきましては、議会の皆様のご理解とご協力によりまして、平二ッ屋地籍に築造しておりました新第3配水池の工事が無事完了し、5月30日に竣工式を実施したところであります。山崎地籍にあります旧第3配水池は、老朽化が著しく、容量も160立方メートルと小規模な施設でありましたが、災害に強い耐震構造で、容量1,400立方メートル、12時間の貯留能力を有する、この新第3配水池の完成によりまして、市民生活に欠かすことのできない水道水を、さらに安全に、また安定的に供給することが可能となりました。 農林水産課関係につきましては、当市の農業の中心となります稲作につきまして、本年度の米の生産目標は、約9,352トン、この目標数量とは別枠で、加工用米は約355トンが作付け希望の状況となっております。 一方で、本年3月、政府は、食料・農業・農村をめぐる諸般の情勢の変化などを踏まえ、平成12年3月に策定いたしました「食料・農業・農村基本計画」を見直し、今後、取り組むべき重点課題や施策を明らかにいたしました。その中で、農業経営体の大幅な統合と農地の大規模な集積の方向を打ち出しておりますが、兼業農家を中心とした当市の農業の現況からは、直ちに具体化するには課題も多いことから、2年目に入っております「地域水田農業ビジョン」を中心にして地域の実情にあわせ、農業者や関係団体とも協議を深めながら、ビジョンの実施状況を点検しつつ、具体的な取り組みを着実に進めてまいる考えでおります。 対応に苦慮しております猿害対策といたしまして、本年、新たに計画いたしましたモンキードッグ事業は、5月中旬に長野県警察犬訓練所に飼い犬3匹を入所させ、訓練を開始いたしました。約3カ月間の訓練を行いまして、早ければ8月中旬頃から追い払いに従事させて効果を見極めてまいる予定でございます。 耕地・林務関係につきましては、昨年10月下旬に大きな被害を被った台風23号関係の災害復旧事業のうち、繰り越ししております農地・農業施設関係の国庫補助対象事業は、4月中にほぼ完了し、今年の耕作に間に合わせることができました。今後は、残る林道施設関係の事業につきまして、上半期内の完成を図ってまいります。また、5月25日には、整備されました小熊山市有林内の越荒沢堰周辺におきまして、県及び大北森林組合などとの共催により、大北地区の植樹祭が盛大に開催されました。「緑の少年団」を初めとして、約600名の森林、林業に携わる皆様が一堂に会しまして、植樹作業を行い、森林が果たしている役割を再認識するとともに林業に対する理解を深めていただきました。 水利対策関係につきましては、昨年11月に国土交通省に申請いたしました「大町新堰」の水利権更新が、3月14日付けで、申請どおりの内容で10カ年を期間として許可をされました。今後もより一層円滑な水利運営に努めてまいる所存でございます。 建設課関係につきましては、昨年度からの繰越事業であります台風23号災害の復旧工事9カ所につきまして、早期竣工を目指し、精力的に工事の進捗を図っている状況でございます。また、農繁期や観光シーズンをできるだけ避けて、通行どめによります市民生活への影響に最大限の配慮をしながら、早期の発注に努めております。 道路改良事業では、市道「大町山博線」は、年内の完成を予定いたしております。このほか、今年度から着手します市道「東山観光線」、市道「借馬6号線」などの改良工事につきましても、計画的な実施に努めてまいります。 都市計画関係につきましては、市街地中央通り火災の復旧に関しまして、3月に庁内にプロジェクトチームを発足させ、被害者の皆様と個別に面談を行うとともに、復旧に向けた相談会を開催してまいりました。市の基本的な復興支援の考え方といたしましては、災害者の皆様の意向を最大限に尊重しながら、可能なご支援につきましては、できる限り具体化する方針で取り組んでおります。現在のところ、被災者の皆様の意向や方針が明確になっていない面もございますので、引き続き、相談会等を開催しながら、精力的に取り組んでまいりたいと考えております。また、中央通りの火災に関連いたしまして、歩行者の安全を確保するため、歩道に面した被災地の一部を埋土するための関係する予算と、合併に関連いたしまして、新市の都市計画全図を作成するための予算につきまして補正計上をいたしております。 国営公園関係につきましては、堀金・穂高地区は、昨年7月の第1期開園以来、PRに努めた結果、4月29日現在で入園者数が20万人を超え、大型連休中も約4万5,000人の入園者がございました。当大町・松川地区につきましては、16年度末には公園内の案内や情報、周辺の観光案内などに関する情報を提供するインフォメーション棟などが完成しました。本年度は、残る用地の買収を進める一方で、電気・通信設備施設等を設置し、引き続きセンターゾーンの整備を進める予定とのことでございます。また、公園へのアクセス道路であります、県道「あづみの公園大町線」は、国道147号から西側約240メートルの未整備区間につきまして、本年5月から整備に着手し、秋頃には完成の予定でございます。一日も早い開園が待ち望まれておりますので、利用者の皆様の期待にお応えできる充実した施設となりますよう、引き続き国土交通省をはじめ、県、
関係機関等に一層の整備促進を働きかけてまいります。 商工労政課関係につきましては、日銀松本支店では、県内景気は回復の基調を維持しつつも、IT関連製品の調整の動きを受けて、停滞感が伺えるとしています。有効求人倍率は、全国の0.94倍に対し県内は1.04倍と堅調に推移しております。大北地域につきましては、公共事業の減少から、地域の基幹産業の一つであります建設業が、引き続き厳しい状況にございます。また、製造業も、昨年の秋からデジタル家電製品の生産が下降ぎみとなり、先の見えにくい状況が続いております。大町職業安定所管内の有効求人倍率につきましては、4月が0.68倍で昨年同期に比べますと0.14倍の増加となっております。 こうした中で、市内におきましては、現在、3社が新たな設備投資と増改築を進めております。近く、それぞれ操業予定と聞いておりますが、雇用や税収の増加などに期待をいたしております。また、東洋紡跡地につきましても、現在、さまざまな方面から精力的に誘致に向けた取り組みを進めております。 観光課関係につきましては、立山黒部アルペンルートが4月10日に開通いたしまして、当市の春の観光がスタートいたし、観光事業者などに対しましても、事前情報の提供をはじめ、マスメディアでの早期開通のPRなど積極的な誘客活動を展開してまいりました。5月末の入り込み状況は、20万6,366人、対前年比99.6%となっておりますが、今後も引き続き宣伝活動に努めるとともに、トレッキングや自転車競技大会などのイベントを開催しながら、当市の観光資源の再発見を図り、多くの皆様が訪れていただける魅力ある観光地づくりに努めてまいります。 特に、今年度、新たに誘致いたしました自転車競技大会につきましては、9月上旬に国内最高レベルの実業団全国大会が、青木・中綱地区を中心に開催されます。当市の知名度アップと選手、観客の来訪などによりまして、地域経済への波及効果と一層のPR効果に期待をいたしているところでありまして、関係する負担金を補正計上いたしております。この大会の成功に向け、精力的に準備に取り組んでまいりますので、議会をはじめ市民の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。 以上、主要な事業の進捗状況と今後の執行方針につきまして申しあげましたが、本年度計画いたしました、それぞれの事業が予定どおり執行できますよう、全力を挙げて取り組んでまいりますので、今後とも市政運営に対しまして、一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげます。 本定例会にご提案申しあげます案件は、報告案件9件、事件案件2件、条例案件3件、予算案件3件の合計17件でございます。それぞれの議案につきましては、上程の際、担当部長から説明いたさせますので、よろしくご審議をお願い申しあげます。
△日程第4 議案の上程、説明、質疑、
委員会付託又は討論、採決
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第4 議案の上程、説明、質疑、
委員会付託又は討論、採決を行います。 報告第2号を議題として説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(前田敏博君)登壇〕
◎総務部長(前田敏博君) ただ今議題となりました専第2号 大町市税条例の一部を改正する条例につきましては、地方税法の一部を改正する法律が平成17年3月25日に公布されましたので、これを受けまして地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただいてもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 今回の改正は、現下の経済財政状況等を踏まえ、持続的な経済社会の活性化を実現するためのあるべき税制の構築に向けた措置として、個人所得課税の定率減税の縮減、非課税範囲の見直し等、所定の措置を講ずるため改正が行われたものであります。 この改正の専決処分につきましては、3月定例会の
全員協議会で概要をご説明申しあげてございますが、主な内容につきましてご説明申しあげますので、お配りをいたしました報告第2号説明資料、新旧対照表をご覧いただきたいと思います。 資料の左側が改正の内容で、右側は現行条例となっております。なお、アンダーラインの部分が今回の改正箇所でございます。 まず、説明資料1ページの第24条第1項第2号は、個人住民税の非課税の範囲の中で、年齢65歳以上で前年の所得金額が125万円以下の者に係る個人住民税の非課税措置が廃止されることによる改正でございます。 1ページから2ページの第36条の2は、退職した者の個人住民税の特別徴収に係る給与支払い報告書の提出についての規定がされたことに伴う、項ずれによるものであります。 2ページから3ページの第63条の3は、区分所有に係る家屋の敷地の用に供されている土地に対して課税する固定資産税について、被災により住宅用地として使用できなくなった場合の措置として、避難の指示が翌年度以降にも及んだ場合については、避難指示解除後、3年間適用することになったことに伴う改正でございます。 3ページから4ページの第74条の2は、被災住宅用地等に対する固定資産税の課税標準の特例措置についての規定でありますが、第63条の3と同様に、避難指示解除後、3年間は被災住宅用地として申し出し、当該土地を住宅用地として使用することができないと市町村長が認めたときは、住宅用地の特例を適用することになったことによる改正でございます。 次に、附則についてご説明申しあげます。第8条第1項は、肉用牛の売却による事業所得の課税の特例の適用期限を延長する規定の改正であります。 4ページから5ページの第10条の3は、阪神淡路大震災についての特例措置が震災発生から10年を経過し、期限を迎えたことで措置期限の延長が行われたことに伴う改正であります。 第15条は、特別土地保有税の非課税規定等の見直しに伴う改正であります。 5ページから6ページの第15条の2は、特別土地保有税の課税の特例の見直しに伴う改正であります。 第16条の4は、土地の譲渡等に係る事業所得等の課税の特例についての規定がされたことに伴う改正であります。 7ページの第19条は、公開株式に係る譲渡所得の特例廃止に伴うもの、及び第19条の2に特定管理株式が価値を失った場合の株式等に係る譲渡所得の課税の特例が規定されたことによる改正であります。 8ページから9ページの第19条の2は、特定口座で管理されていた株式について、発行会社の決算終了等により、無価値化損失が生じた場合には、株式等の譲渡損失とみなして株式等に係る譲渡所得等の課税の特例を適用することができることとなったことに伴う改正であります。 9ページから10ページの第19条の3から第19条の5までの改正は、特定管理株式が価値を失った場合の株式等に係る譲渡所得の課税の特例が規定されたことに伴う規定の整備によるものであります。 10ページから11ページの第19条の6は、特定中小会社が発行した株式に係る譲渡所得等の課税の特例、いわゆるエンジェル税制の適用期限が平成19年3月31日まで2年間延長されたことによる改正のほか、地方税法の改正に伴う規定の整備によるものでございます。 なお、お手数ですが、議案書の3ページの方をご覧いただきたいと存じます。議案書3ページの下段に記載の附則の第1条は、施行期日についての規定であります。この条例は、平成17年4月1日から施行するものでございますが、第24条第1項第2号並びに36条の2第1項及び第3項の改正規定、附則第19条の改正規定、附則第19条の次に1条を加える改正規定、附則第19条の2から附則第19条の5までの改正規定、附則第19条6の改正規定並びに議案書3ページから5ページに記載の附則第2条第2項から第9項までの規定は、平成18年1月1日からの施行となります。 以下、附則第2条は個人の市民税、附則第3条は固定資産税に関する経過措置でございます。 以上、ご説明申しあげましたが、よろしくご承認賜りますようお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本件についてご質疑はありませんか。八木聡議員。
◆8番(八木聡君) 第24条の年齢65歳以上の市民税の非課税が、控除がなくなったというところで、大町市内でどのぐらいの人が対象になっているのかと、そして税収の面でどのぐらいの差が出てくるのかということをご説明ください。
○議長(飯嶌楯雄君)
税務担当係長。
◎
税務担当係長(戸谷靖君) それではご質問についてお答え申しあげます。 平成16年度の税制改正によりまして、年金課税等の見直しが行われております。その結果、公的年金等の控除の縮小、それから老年者控除も廃止されております。さらに平成17年度の税制改正におきましては、定率減税の縮減も行われております。さらに所得税の関係では、公的年金に係る源泉徴収の方法というものも改正されておりまして、今回条例改正をいたしました65歳以上の老年者に対する非課税措置の廃止についても、18年度分からの段階的な縮減廃止となっておりまして、一概にその影響額と言いましても、ただ今申しあげましたようなさまざまな制度改正が係わっておるため、正確な影響額というものを算出できる状況にはありません。 しかしながら、国の方で出されておりますモデルケース、65歳以上の者に適用されていた非課税限度額が廃止された場合、夫婦世帯のみの場合では、年金収入額が225万円を超えるものが、新たに所得割を課税されることになります。 影響額で申しあげますと、夫婦世帯では4,000円から2万5,600円程度の税負担の増、それから独身世帯では4,000円から4万1,700円程度の税負担増になるものと試算をしております。 それから、先ほど申しあげました定率減税の縮減による影響額は4,700万円ほどの税収増になるものと見込んでおります。 以上です。 対象人数につきましては、現在のところ影響が出る人数というものは、ちょっと把握している状況にはないということでお願いいたします。
○議長(飯嶌楯雄君) 質疑ございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、質疑は終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、報告第2号は報告どおり承認されました。 報告第3号を議題として説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(前田敏博君)登壇〕
◎総務部長(前田敏博君) ただ今議題となりました専第3号 大町市
都市計画税条例の一部を改正する条例について、ご説明申しあげます。 この条例改正は、市条例の一部を改正する条例と同様に、地方税法の一部を改正する法律が平成17年3月25日に公布されましたので、これを受けまして、地方自治法の規定により専決処分をさせていただいてもので、同法第3条の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 改正内容につきましては、報告第3号説明資料、新旧対照表をご覧いただきたいと思います。 まず、第2条は独立行政法人日本電力研究開発機構の設立に伴う特例規定の統合等、地方税法第349条の3の課税標準の特例の見直しに伴う所要の改正であります。 附則第5項は、地方税法第349条の3の課税標準の特例見直しに伴う項ずれであります。 附則第11項は、PFI事業用資産に係る課税標準の特例措置の創設と、地方税法附則第15条の改正に伴う改正であります。 議案書の附則第1項は施行期日についてでありますが、この条例は平成17年4月1日から施行するものであります。 以下、第2項及び第3項は経過措置であります。 なお、今回の条例改正においては、大町市への影響はないものでございます。 以上、ご説明申しあげましたが、ご承認賜りますようお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本件についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ご質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、報告第3号は報告どおり承認されました。 では、ここで質疑の途中でありますが、11時5分まで休憩といたします。
△休憩 午前10時49分 -----------
△再開 午前11時05分
○議長(飯嶌楯雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 報告第4号を議題として説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(前田敏博君)登壇〕
◎総務部長(前田敏博君) ただ今議題となりました専第4号 平成16年度大町市
一般会計補正予算(第14号)につきましては、地方自治法第179条第1項に基づき、3月31日付で専決処分を行ったもので、同条第3項に基づき承認をお願いするものでございます。 お手元に資料をお配りしてございますので、あわせてご覧をいただきたいと存じます。 今回の専決処分は、それぞれの事業の確定及び交付金、補助金等の確定による計数整理が主な内容でございます。 まず、1ページの第1条におきましては、歳入歳出それぞれ5,837万4,000円を減額し、総額145億6,017万6,000円とするものでございます。 第2項につきましては、2ページから7ページに款項別予算補正を記載しておりますが、説明は省略させていただきます。 次に、第2条地方債補正でございますが、8ページをご覧ください。8ページの下から4行目の街路整備事業は、県が行っております曽山観音橋線街路事業の負担金が、起債対象事業として新たに採択されたことにより計上をいたしました。 次に、下から3行目にございます第一中学校整備事業では、柔剣道場の建設事業費が起債対象事業として新たに採択されたことにより増額をしております。 残りの事業につきましては、各事業費が確定したことによりまして、限度額を変更しております。 詳細につきましては、お手元に資料をお配りしてございますので、ご覧をいただきたいと存じます。 次に、12ページをご覧ください。歳入からご説明させていただきます。主要な部分について説明いたしますが、市税を除く譲与税、交付金、国・県支出金等は年度末近くに額が確定されるため、確定後の補正が3月定例会の補正に間に合わないものが多く、最終専決となりますことをご理解いただきたいと存じます。 まず、12ページの款1市税につきましては、滞納繰越分の収入額の確定と、現年課税分の最終的な調定がまとまりましたことから、これに徴収税率等を乗じた額と予算計上額との差額を計上したものでございます。 項1目1個人市民税583万9,000円の減は、個人所得が見込みを下回ったことなどによるものでございます。 項1目2法人市民税1,046万8,000円の増額は、申告法人の収益が好転し、見込みを上回ったことなどによるものでございます。 13ページをご覧ください。項2目1固定資産税1,395万1,000円の減額は、当初見込みに比較して、徴収率の低下などにより減額となったものでございます。 14ページをご覧ください。項4目1市たばこ税602万9,000円の増は、一昨年実施されましたたばこの値上げや、禁煙などによる消費本数の減少が、見込みより少なかったことによるものでございます。 15ページをご覧ください。項6目1入湯税475万円の減額は、宿泊入湯客の減少によるものでございます。 16ページをご覧ください。款2項2目1自動車重量譲与税は1,938万9,000円の増でございますが、算出の基礎となります自動車重量税及び道路延長等の数値が確定したことによるものでございます。 18ページをご覧ください。款6項1目1地方消費税交付金6,348万円の増額は、交付金が予算を上回って確定したことによるものでございます。 19ページをご覧ください。款10項1目1地方交付税8,306万5,000円の増は、普通交付税、特別交付税ともに予算を上回って交付金額が確定したことによるものでございます。 次に、23ページをご覧ください。款13項2目2衛生手数料685万3,000円の増は、次の24ページになりますが、本年4月から実施されましたごみ処理の有料化に伴いまして、3月中に販売されました収入証紙代金などによるごみ焼却手数料の増が主なものでございます。 款14項1目1民生費国庫負担金702万2,000円の減は、節1身体障害者福祉費負担金から、26ページの節5生活保護費負担金まで、対象人員や施設措置費などの事業費の確定によるものでございます。 28ページをご覧ください。項2目5教育費国庫補助金2,964万8,000円の増は、第一中学校建設事業に対する補助単価のかさ上げなどによるものでございます。 31ページをご覧ください。款15項2目2民生費県補助金829万2,000円の減は、節2老人福祉費補助金、節3児童福祉費補助金、次の32ページになりますが、節4福祉医療費補助金などが、金額の確定より減額となったことによるものでございます。 34ページをご覧ください。目7土木費県補助金304万円の減は、建築物の耐震診断等の申し込み件数が見込みより少なかったため、303万9,000円を減額したことなどによるものでございます。 目8災害復旧事業県補助金212万円の増は、災害復旧事業に対する補助率のかさ上げによるものでございます。 36ページをご覧ください。款16項2目1不動産売払収入145万7,000円の増は、県道改良事業に伴う市有地の売却によるものでございます。 37ページをご覧ください。款18項1目2基金繰入金では、節1財政調整基金からの繰り入れを2億900万円、全額繰り入れ戻ししております。また、節2以降は各基金を充当した事業の事業費の確定による繰り入れ戻しでございます。 39ページをご覧ください。款20項4目1民生費受託事業収入225万7,000円の増は、社会就労センターにおける工賃収入の確定によるものでございます。 42ページをご覧ください。款21市債でございますが、先ほど地方債補正で説明を申しあげましたので、ここでの説明は省略させていただきます。 次に、歳出についてご説明いたします。48ページをご覧ください。48ページ、款2項1目9財産管理費では、節25財政調整基金に2億2,200万円余を積み立ていたしました。この結果、平成16年度末における財政調整基金残高は20億8,071万円余となっております。 次に、51ページをご覧ください。目18情報化推進費352万3,000円の増は、広域ハウジング事業の運営費負担金の増によるものでございます。 56ページをご覧ください。款3項1目1社会福祉総務費842万7,000円の減額は、養護老人ホーム「鹿島荘」の運営負担金が減額となったことなどによるものでございます。 57ページをご覧ください。目2身体障害者福祉費907万1,000円の減は、更正医療給付費等の確定により減額したことが主なものでございます。 59ページをご覧ください。目3知的障害者福祉費525万7,000円の減は、施設訓練等の支援費などの確定により減額したことなどによるものでございます。 62ページをご覧ください。目10福祉医療給付費1,303万8,000円の増は、節20扶助費で、福祉医療費特別給付金の確定により753万3,000円を減額したこと、また節28繰出金で、老人保健医療特別会計において国庫支出金の一部が17年度での精算となることなどから、歳入の不足が生じたため、同会計への繰出金を2,089万8,000円増額したことなどによるものでございます。 次に、68ページをご覧ください。68ページの款4項1目1保健総務費1,251万4,000円の減額は、節28で病院事業に係る地方交付税の額の確定などにより、病院事業会計への繰出金を583万9,000円減額したこと、国民健康保険事業においても交付金の額の確定などにより、繰出金が357万8,000円減額となったことなどによるものでございます。 71ページをご覧ください。項2目2環境プラント費では、節13委託料が粗大ごみの処理委託料などの減により764万2,000円減額となっております。 次の72ページをご覧ください。節23償還金利子及び割引料870万7,000円の増は、ごみの計量誤りによる焼却手数料還付金を計上したことによるものでございます。 次に、81ページをご覧ください。款7項1目1商業振興費857万7,000円の減額は、節19で市制度資金融資申し込みが91件、県制度資金保証料補給金の申し込みが98件で確定したことにより、市制度資金保証料補給金を377万8,000円、県分を122万5,000円それぞれ減額したこと。また、市制度資金融資緊急措置利子補助金の対象が357件で確定したことにより、371万円を減額したことなどによるものでございます。 次に、84ページをご覧ください。款8項2目1道路橋梁総務費890万1,000円の減は、国・県道改良事業における地元負担金の減額などによるものでございます。 85ページになりますが、目3道路新設改良費1,370万8,000円の減は、常光寺山の寺線ほかの工事請負費などを減額したことなどによるものでございます。 86ページをご覧ください。目6雪害対策費241万6,000円の増は、除雪委託料が確定したことが主なものでございます。なお、平成16年度の除雪委託料の総額は1億3,370万6,000円となります。 88ページをご覧ください。項4目4公共下水道費では、公共下水道特別会計で松川浄水苑管理委託料などが減額になったことなどにより、繰出金を5,019万7,000円減額するものでございます。 目6国営公園建設対策費770万1,000円の減は、県道あづみの公園大町線事業における地元負担金の減額などによるものでございます。 91ページをご覧ください。項6目2住宅建設費1,330万4,000円の減は、大原団地第5工区の建設にあたり、工事請負費の入札差金が生じたことなどによるものでございます。 96ページをご覧ください。款10項3目1学校管理費1,061万5,000円の減額は、節11で光熱水費などの需用費が減額となったことが主なものでございます。 少し飛びますが、109ページをご覧ください。款12公債費でございますが、項1目2利子の減は、資金計画を行うための一時借入金の利子が予定より少額だったことなどにより、100万1,000円を減額いたしております。 110ページ以降は、給与費明細書でございます。 以上、主な部分を説明申しあげました。よろしくご審議の上、ご承認くださいますようお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本件についてご質疑はございませんか。最初に歳入についてです。八木聡議員。
◆8番(八木聡君) 39ページの一番上の、社会就労センターの工賃収入が増えているんですけれども、歳出のところでも工賃が増えているんですけれども、この両方から考えると、その景気がよくなっているというふうに理解していいのか、その製造業は最近いいというふうな話は聞いていますけれども、経営的にはどのようになっているのかということ、どのように推移しているかということをご説明ください。
○議長(飯嶌楯雄君)
保健福祉課長。
◎
保健福祉課長(吉沢岩雄君) それでは歳出のところもご指摘ありましたように、増額がされているわけですけれども、就労センターにつきましては、弱電関係等も含めまして、かなりの業者から受注をさせていただいております。2月、3月になりまして、見込みに比べましてやはり一部の企業が、公共で受注量が非常に増えたというようなことで、歳入歳出ともに増額をさせていただいております。 全ての業種ではございません、本当に一部の業種に限った部分でございますけれども、大変にありがたい状況かというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(飯嶌楯雄君) ほかにございますか。大和幸久議員。
◆19番(大和幸久君) 18ページ、19ページの関係ですけれども、18ページで地方消費税交付金、予算とのずれで6,348万、それから19ページのところで地方交付税、これが見込みよりも8,300万ほどのずれがあると、こういう説明でありましたけれども、この辺のずれの金額ですね、見込みとの額、私の感度から見れば結構大きい金額のずれであって、こういうものは最初の予算のときに、もう少し盛り込めないものなのか、盛り込めてもいいんじゃないかというふうに思うわけですが、その辺この辺のずれについて担当者の方はどういうふうに見ているのか、ちょっと説明をお願いしたいと思います。
○議長(飯嶌楯雄君) 財政課長。
◎財政課長(吉沢義雄君) ただ今ご指摘をいただきました地方消費税交付金、それから地方交付税の関係でございますが、当然予算編成の段階では、その年の収入について精査をしながら見込んでいくわけですが、特に地方交付税等につきましては、国の三位一体の改革等の動きの中で、なかなか正確な数値が読めないということがございます。 また、普通交付税の関係につきましては、特に特別交付税につきましては、特に災害関係等特別な事情によって交付がされてくるというような状況もありまして、なかなか予算編成の時期ではそこまで把握ができないという状況にございます。 また、地方消費税交付金につきましては、地方消費税収入額の2分の1が市町村に交付されてくるわけですが、この交付基準につきましても2分の1が人口、他の2分の1を従業者数で案分しての交付というようなことになっておりまして、まずその地方消費税の収入額全体が読めないという中で、なおかつ交付基準となっております人口ですとか従業者数といったような数値も変動してくるという中で、なかなか正確な数値が読めないという状況でございます。 特に、地方消費税の関係、個人消費の伸び等とも関連をしてくるということで、予算編成の時期では景気が低迷をしているという中で、厳しい状況が続くということで想定をしたわけですが、最近景気の上向きということで、企業の景気が上向き、それに引っ張られての個人消費もだんだん伸びてきているというような状況の中で、こういったことになったということでございます。 予算編成につきましては、引き続き正確な情報収集をしながら、なるべくこういった差異の出ないように編成をしていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(飯嶌楯雄君) ほかにございますか。中谷祐一議員。
◆12番(中谷祐一君) 15ページの収入の方の市税の入湯税でございますが、いっとき7,500万ほどあったものが、それが年々落ちまして、今年はとうとう5,000万を切っているというような状況だと思います。 昨年はいろいろ災害があったんですけれども、税収に絡んで入湯税を上げるような、17年度に対して何か考えがあれば、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○議長(飯嶌楯雄君) 総務部長。
◎総務部長(前田敏博君) 入湯税の動向につきましては、今ご指摘がありましたように、日帰り客は横ばい、もしくは増加傾向にございますけれども、宿泊客が年々減少しているというのが現状であります。税務の担当といたしましては、大町市の基幹の税でもありますので、何とかこれ増えていただきたいと願っているわけですけれども、現状は全国的にも、やはり海外へシフトしているといったようなこと等から、入湯税が減少している傾向にあるようでございます。 今後さらに観光行政を推進する中で、PR等に努めていかなければならないものと考えております。
○議長(飯嶌楯雄君) はい、大厩富義議員。
◆7番(大厩富義君) 32ページですが、地域子育て支援センター事業補助金、予算の3分の1くらいになっちゃっているんですが、この差をちょっと説明していただきたいと思います。以上です。
○議長(飯嶌楯雄君)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(山下鈴代君) お願いいたします。現在保育園では、地域子育てセンター事業を、もみのき保育園とどんぐり保育園で実施しております。大規模加算と小規模加算がございまして、その職員の人数によって決められておりまして、今回もみのき保育園、どんぐり保育園では、両園とも小規模の実施をいたしました。2園実施しておりますけれども、補助の対象となるのは1園ということで金額が減っておりますが、よろしくお願いいたします。
○議長(飯嶌楯雄君) ほかにございますか。大和議員。
◆19番(大和幸久君) 34ページの土木費の県の補助金です。節2で住宅耐震整備推進事業補助金があります。予算よりもかなり少ない額で確定しておりますが、この実態、利用率とか、この辺が具体的にはどんなふうになっているのか。それから新年度に向けてはどんな検討がなされているのか、説明をお願いしたいと思います。
○議長(飯嶌楯雄君) 国営課長。
◎都市計画・国営
公園対策課長(平林秀敏君) 耐震診断でございますけれども、昨年度予算的には300件の簡易診断、また精密診断を10件、改修を10件予定しておりましたけれども、実際に来た件数につきましては、簡易診断が100件、精密診断が11件、改修がゼロということでございます。昨年度中越地震等がありまして、大分増えると予想したんですけれど、市民的なものかどうか知りませんけれども、なかなか増えなかったということで、現実には役所の職員に協力を願って、ようやく100件にしたというのが実情でございます。 その反省の中で、本年度につきましては、3月から各自治会を回りまして、耐震診断をお願いしているところでございます。現在のところ、平成17年度につきましては、簡易診断が235件、精密診断が21件の申し出があるということで、改修につきましても、今、考慮中というのが1件ぐらいあるということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(飯嶌楯雄君) 大和幸久議員。
◆19番(大和幸久君) いわゆるこの申し込み者自身の自己負担というようなものが、大きなかせになる可能性があると思うんですが、その辺は実際やってみて、どんな声が寄せられているのか聞かせていただきたい。
○議長(飯嶌楯雄君) 都市計画課長。
◎都市計画・国営
公園対策課長(平林秀敏君) 簡易診断と精密診断につきましては、全部こちらの負担ということでございまして、あと改修につきましてでございますが、60万円限度としまして補助をしているということでございます。2分の1補助でございますので、120万円以上の工事をしていただいた方には、60万円を限度に補助をしていくという内容でございますけれども、なかなかやってみると、120万円では上がらないというのが現状じゃないかということでございます。 また、改修の工法につきましてもいろいろございますので、大分安くできる工法もあるということでございますので、またそういう方には説明会の席で、もしどうしてもやりたいというなら、工法等につきまして、建築士なり私どもの方へ相談に来ていただきたいというようなお話しをして、なるべく改修事業を進めていきたいというふうに考えております。
○議長(飯嶌楯雄君) ほかにございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ないようでございますので、次に歳出についてご質問はございませんか。八木聡議員。
◆8番(八木聡君) 51ページをお願いします。51ページの目19の総合情報センター運営管理費の節12ですけれども、この手数料が安くなった主な原因を教えてください。 その下の目22の市民バスの運行委託料の減った理由ですね、280万6,000円の減った理由です。 3点目で、56ページをお願いします。節13の委託料、
総合福祉センターの管理業務委託料、これが減った主な理由ですね。まず3点お願いします。
○議長(飯嶌楯雄君)
保健福祉課長。
◎
保健福祉課長(吉沢岩雄君) それでは、私からは56ページの社会福祉総務費の中の
総合福祉センターの管理業務の減額について申しあげます。
総合福祉センターの主な減額の理由につきましては、入浴料が増収となったために、委託料が減額になったというものでございます。 以上です。
○議長(飯嶌楯雄君) 企画課長。
◎企画課長(降旗和幸君) 私からは、目19総合情報センター運営管理費の12役務費、手数料の減でございますけれども、本件につきましては、観音橋の光ケーブルの移設が、県事業の繰り越しにより平成17年度となったために減をするものでございます。
○議長(飯嶌楯雄君) 市民課長。
◎市民課長(酒井富雄君) 私の方からは、市民バスの運行事業の委託料の減について説明をさせていただきます。これにつきましては、当初見込みました運行収入に比しまして、実績が上回ったという結果によるものでございます。なお、運行の委託にあたりましては、各コースの運行に係る経費を受託事業者より見積もっていただきまして、それから運行収入を差し引いた金額を委託金額としてございます。年度末におきまして、年間の総運行収入を確認をした上で、今回減額をさせていただくものでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(飯嶌楯雄君) 八木聡議員。
◆8番(八木聡君) 今の質問の中の、総合情報センターのこの手数料のちょっと意味がわからなかったので、もう少し説明してください、この手数料って一体何なのかということで、もう少し説明をお願いします。 次の質問に行きます。72ページお願いします。一番上のごみ焼却手数料返還金なんですけれども、これを返還する法的根拠と時効の期間、そして手数料について、どのような方針でいくのかということで、確認のためにお願いします。2点お願いします。
○議長(飯嶌楯雄君) 企画課長。
◎企画課長(降旗和幸君) この手数料は、観音橋の架け替えに伴いまして、今の旧の観音橋に光ケーブルが架設してございまして、それを移設をしなきゃいけないということで、手数料で組んでございました。これが県の事業が繰り越しになりまして、平成17年度ということになりましたので、16年度の予算は減にしたということでございます。
○議長(飯嶌楯雄君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(降幡司君) 環境プラントの焼却手数料の還付の件でございますけれども、これは法律に基づいた不当利得の、民法上のところから来ております。時効につきましては、民法に規定する10年ということで対応させていただいております。 以上です。
○議長(飯嶌楯雄君) 八木聡議員。
◆8番(八木聡君) 今のごみの返還ですけれども、何ですか、返還するに伴って利子の部分ですね、利子についてのご説明も次いでにお願いいたします。 それと85ページ、目3の道路新設改良費の節13委託料で、測量代が安くなっておりますけれども、最近、測量代が落札率が非常に、落札率というか予定価格よりも大分下がっているという話を聞いたんですけれども、ここ最近どのぐらいの落札率になっているのかというのと、それがなぜ起きているのかというのと、どのように担当課は認識しているのかということですね、それについてお聞きします。
○議長(飯嶌楯雄君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(降幡司君) 還付に係る加算金の関係でございますけれども、事業者の方との話し合いの中で、法定利息に係る部分につきましては、双方の話し合いの中で対応させていただいたという内容でございます。
○議長(飯嶌楯雄君) 財政課長。
◎財政課長(吉沢義雄君) ただ今の測量の関係の落札率の関係、契約担当ということで、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。特に測量関係の業務につきましては、入札をした結果、落札率がほかの工事等に比べて低いということでございます。一概にどのぐらいとは言えませんが、中には落札率が30%というような業務も出ているという状況です。 その理由というのは、私どもの考えでは、業務の内容から見て、その金額のほとんどが人件費というようなことになっているということの中から、それぞれの企業の対応の中で、そういった金額で実際の業務ができるというところがあるということではないかというふうに理解をしております。 以上です。
○議長(飯嶌楯雄君) 大和幸久議員。
◆19番(大和幸久君) 51ページ、目の21で上原温泉供給事業費で減額が載っております。この関連で、5月下旬からオープンして、当初1,600人ほどの利用率というような市長報告もありましたけれども、スタートして利用者からの声はどんな声が寄せられているんでしょうか、担当者の方でどの程度掌握をしているのか、主なところを報告いただきたいと思います。
○議長(飯嶌楯雄君)
保健福祉課長。
◎
保健福祉課長(吉沢岩雄君) それでは、
コミュニティセンターについてのご質問でございます。実は、先週1日から正式にオープンしたばかりでございます。利用者の声といたしましては、本当に新装になってよかったという多くの声がございます。しかしながら、もうちょっと広くとっていただいた方がよかったじゃないか、浴槽が今までとほとんど変わりないというようなご意見もいただいてはおります。こんな状況でございます。 以上です。
○議長(飯嶌楯雄君) 大和幸久議員。
◆19番(大和幸久君) 当初、大勢が一気に入ったというようなことで、いろいろそういう予測できない。
○議長(飯嶌楯雄君) ちょっとすみませんけれど、これは16年度の補正でございますので、すみませんが。
◆19番(大和幸久君) 関連ですので、そういうこともあったと思いますけれども、やはり集約して、問題があるところはまた補正で改善していくというような姿勢は必要だと思いますけれども、その辺の基本的な考え方だけ述べていただきたい。
○議長(飯嶌楯雄君)
保健福祉課長。
◎
保健福祉課長(吉沢岩雄君) 特に5月の一般開放した時点では、本当に芋を洗うような状態で、狭すぎるというご意見も確かにいただきました。しかしながら、6月1日以降、平常、前々年あるいは前年の4月、5月と損分ないような入場の皆さんを数えております。そんな状況ですので、一月、二月の間でどうこうということはないかと思います。むしろ1年ほどじっくり様子を見ていただいて、市民の皆さんにも十分使っていただいて、そういった中で必要があるものについては、当然のことながら処理をしていかなきゃいけない、こんなふうに思っているところでございます。 以上です。
○議長(飯嶌楯雄君) では、お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって質疑は終結いたしました。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、報告第4号は報告どおり承認されました。 報告第5号を議題として説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(矢口一平君)登壇〕
◎民生部長(矢口一平君) ただ今議題となりました専第5号 平成16年度大町市
在宅介護支援センター事業特別会計補正予算(第4号)について、ご説明申しあげます。 今回の補正は、歳入では居宅サービス計画費収入が見込みを下回ったこと、及び事務事業費の確定による計数整理が主な内容であります。 第1条予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ30万3,000円を減額し、総額を6,765万3,000円とするものであります。 2ページの第1表の説明は省略させていただきます。 3ページは歳入歳出予算事項別明細書の総括表であります。 4ページをご覧ください。歳入ですが、款1項1基幹在介センターサービス収入では、目1介護給付費収入など見込みを下回ったことにより、23万4,000円の減額、項2大町在介センターサービス収入でも、同様に2万8,000円の減額となりました。 5ページになりますが、款3項1目1在宅介護センター補助金9万4,000円の減額は、地域型在宅介護支援センターである大町在宅介護支援センターの実態把握加算額が、見込みを下回った補助金交付によるものであります。 款4項1目1繰入金5万3,000円の増額は、サービス収入等歳入の減による一般会計からの繰入金の増であります。 次に歳出ですが、6ページをご覧ください。款1項1目1基幹在宅介護支援センター費29万7,000円の減額は、節3職員手当等19万7,000円の減、節19負担金補助及び交付金10万円の減であります。 8ページ以降には給与費明細書を掲載してございますので、後ほどご覧いただきたいと思います。 以上、ご説明申しあげましたが、ご承認賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本件についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、報告第5号は報告どおり承認されました。 報告第6号を議題とし説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(矢口一平君)登壇〕
◎民生部長(矢口一平君) ただ今議題となりました専第6号 平成16年度大町市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、ご説明申しあげます。 今回の補正は、歳入では国民健康保険税収入の増と、財政調整交付金及び療養給付費交付金が見込額を上回って交付されたこと、歳出では医療費の確定に伴う増減及び事務事業費の確定による計数整理が主な内容であります。 第1条予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ6,847万1,000円を増額し、総額を23億4,984万9,000円とするものであります。 2ページから4ページの第1表の説明は省略させていただきます。 5ページから6ページは、歳入歳出予算事項別明細書の総括表であります。 7ページをご覧ください。歳入ですが、款1項1目1一般被保険者国民健康保険税752万円の減額は、課税所得額の減によるものであります。 目2退職被保険者等国民健康保険税1,482万8,000円の増額は、退職被保険者の増によるものであります。退職被保険者の適用に係る取り扱いについて、法の一部改正がありまして、退職被保険者の届け入れが省略され、職権で適用することができるようになったことによるものであります。 8ページになりますが、国民健康保険税の収入総額は7億9,730万5,000円となりました。 9ページをご覧ください。款3項1目1療養給付費等負担金293万5,000円の増額は、療養給付費負担金が増となったことによるものであります。 項2目1財政調整交付金3,001万3,000円の増額は、財政調整交付金のうち、普通調整交付金及び介護分調整交付金が増になったことによるものであります。 款4項1目1療養給付費交付金4,147万8,000円の増額は、退職被保険者等の療養給付費と、高額療養費の大幅増による退職被保険者等療養給付費交付金の増によるものであります。 10ページをご覧ください。款5項1目1共同事業交付金119万4,000円の増額は、高額療養費の増による高額医療費共同事業交付金の増であります。 款7項1目1一般会計繰入金は、一般会計からの繰り入れを339万5,000円減額するものであります。 項2目1基金繰入金1,200万円の減額は、年度当初見込んだ財政調整基金繰入金を全額戻すもので、この結果、基金残高は約1億7,961万7,000円となりました。 次に歳出ですが、14ページをご覧ください。款2項1目1一般被保険者療養給付費1,007万8,000円の減額は、一般被保険者の療養給付費の減によるものであります。 15ページをご覧ください。目2退職被保険者等療養給付費1,466万円の増額は、退職被保険者の増により療養給付費が増えたことによるもので、16ページになりますが、療養諸費の総額は13億1,802万2,000円となりました。 項2高額療養諸費は合計で239万3,000円の減額、総額では1億5,056万4,000円となりました。 17ページをご覧ください。項4目1出産育児一時金90万円の減額は、金額確定による減であります。 19ページをご覧ください。款6項1目1保健衛生費228万1,000円の減額の主なものは、節13委託料180万5,000円の減であります。 21ページをご覧ください。款9項3目2出産費資金貸付金240万円の減額は、金額確定による減であります。 款10予備費は7,694万8,000円の増額で、総額1億2,239万2,000円は17年度に繰り越すこととなります。 22ページには給与費明細書を掲載してございますので、後ほどご覧いただきたいと思います。 以上、ご説明申しあげましたが、ご承認賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本件についてご質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆19番(大和幸久君) 7ページ、目1の一般被保険者国民健康保険税、この節1で医療給付分の職権での適用ができるようになったという説明がありましたけれども、この対象者はどのくらいの人数に上って、額としては幾らくらいが対象になったのか、内容を説明いただきたいと思います。
○議長(飯嶌楯雄君) 市民課長。
◎市民課長(酒井富雄君) お答えをいたします。職権での適用という部分につきましては、先ほど部長提案の中でご説明を申しあげましたが、退職被保険者等に係る適用の部分でございます。そういうことでご理解を賜りたいと思います。これにつきましては、人数につきましては、公簿で確認できる部分という部分で、180名ほどが公簿で確認できるということで、一般被保険者から退職被保険者に振り替えるという作業をしてございます。 金額部分についてなんですが、そこら辺の部分で、どのくらいの保険料が増加になったかという部分については、手元に資料を用意をしてございませんので、後刻報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(飯嶌楯雄君) お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、質疑は終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、報告第6号は報告どおり承認されました。 報告第7号を議題とし説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(矢口一平君)登壇〕
◎民生部長(矢口一平君) ただ今議題となりました専第7号 平成16年度大町市
老人保健医療特別会計補正予算(第3号)について、ご説明申しあげます。 今回の補正は、歳入では医療費交付金及び国庫負担金が見込みを下回ったこと、歳出では医療費の確定に伴う減額及び事務事業費の確定による計数整理が主な内容であります。 第1条予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ3,050万6,000円を減額し、総額を30億5,285万8,000円とするものであります。 2ページから3ページの第1表の説明は省略させていただきます。 4ページは歳入歳出予算事項別明細書の総括表であります。 5ページをご覧ください。歳入ですが、款1項1目1医療費交付金2,259万円の減額は、社会保険診療報酬支払基金の交付決定により交付額が減になったもので、次年度において精算されます。 款2項1目1医療費負担金2,786万円の減額は、同じく国の交付決定により交付額が減額になったもので、次年度において精算をされます。 6ページをご覧ください。款4項1目1一般会計繰入金2,089万8,000円の増額は、支払基金交付金及び国庫支出金の不足分を一般会計から繰り入れ、次年度において精算するものであります。 次に歳出ですが、7ページをご覧ください。款2項1目1医療給付費2,897万3,000円の減額は、節19負担金補助及び交付金の負担金の減によるものであります。 8ページになりますが、医療諸費の総額は30億580万2,000円となりました。 以上、ご説明申しあげましたが、ご承認賜りますよう、よろしくお願いを申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本件についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ご質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、報告第7号は報告どおり承認されました。 報告第8号を議題とし、直ちに説明を求めます。水道部長。 〔水道部長(相沢文人君)登壇〕
◎水道部長(相沢文人君) ただ今議題となりました専第8号 平成16年度大町市
公共下水道特別会計補正予算(第4号)について、説明を申しあげます。 今回の補正は、事務事業の確定に伴う年度末の計数整理が主な内容でございます。 第1条予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ4,304万3,000円を減額し、総額を24億8,306万8,000円と定めるものであります。 2ページの第1表は、款項の区分における補正前後の歳入歳出予算額であり、3ページは歳入歳出予算事項別明細書の総括表であります。 4ページをご覧ください。歳入ですが、款1項1目1下水道負担金は、収納実績に基づき92万3,000円を増額いたしました。 目2工事負担金は、下水道工事箇所に同時に埋設した水道管の土工事分を水道会計から繰り入れるもので、工事費の確定に伴い93万4,000円を減額いたしました。 5ページの款2項1目1下水道使用料は、収納実績に基づき731万7,000円を増額いたしました。主なものは節1下水道使用料が567万5,000円、節2常盤下水道使用料が142万3,000円でございます。 6ページをご覧ください。款3項1目1下水道費国庫補助金は、節1公共下水道費補助金で、事業費の確定に伴い33万円を減額、節2では常盤下水道費補助金ですが、事業費の確定により33万円を増額いたしております。 7ページの款4項1目1繰入金は、歳入増712万4,000円と、歳出減4,304万3,000円による歳入超過分5,016万7,000円について、一般会計からの繰り入れを減額するものでございます。 款6項1目1雑入は、県道の改良工事などに伴う公共ます移転費、移転補償収入でありますが、事業の確定に伴い47万3,000円を減額いたしております。 次に、9ページをお開きください。歳出ですが、款1項1目1一般管理費414万5,000円の減の主なものは、節12役務費で使用料徴収手数料149万9,000円の減及び節19負担金補助及び交付金のうち浄化槽接続補助金200万円の減であります。 目2施設管理費は1,404万5,000円の減で、主なものは節11需用費のうち消耗品費で、処理場の薬剤など166万7,000円の減、修繕料で263万3,000円の減、節13委託料は松川浄水苑管理委託料など876万1,000円の減でございます。 10ページをお開きください。項2目1の公共下水道費は1,144万9,000円を減額しております。主なものは節15工事請負費で、管渠工事費の減による421万3,000円の減、節19負担金補助及び交付金のうち、水道管機能補償負担金で178万3,000円の減、また節22補償補填及び賠償金は、水道管移転補償料409万7,000円の減額でございます。 目2常盤下水道費は1,308万2,000円の減額で、主なものは11ページの節15工事請負費で、管渠工事費554万1,000円の減、節19負担金補助及び交付金では、水道管機能補償負担金80万5,000円の減、さらに節22補償補填及び賠償金で、水道管移転補償料592万9,000円の減でございます。 款2項1公債費の目1元金は、財源内訳の変更でございます。 12ページをお開きください。目2利子12万2,000円の減は、一時借入金利子の減ほかでございます。 13ページ以降には、給与費明細書を記載いたしておりますので、後ほどご覧いただきたいと存じます。 以上、説明を申しあげましたが、ご承認賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本件についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、報告第8号は報告どおり承認されました。 報告第9号を議題として説明を求めます。水道部長。 〔水道部長(相沢文人君)登壇〕
◎水道部長(相沢文人君) ただ今議題となりました専第9号 平成16年度大町市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について説明を申しあげます。 今回の補正は、事務事業の確定に伴う年度末の計数整理が主な内容でございます。 第1条予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ272万8,000円を減額し、総額を6,000万円と定めるものでございます。 2ページの第1表は、款項の区分における補正前後の歳入歳出予算額であり、3ページは歳入歳出予算事項別明細書の総括表でございます。 4ページをお開きください。歳入ですが、款2項1目1農業集落排水事業使用料は、収納実績に基づき18万4,000円を減額いたしております。 款3項1目1繰入金は、歳入18万4,000円の減から、歳出272万8,000円の減を差し引いた歳入超過分254万4,000円について、一般会計からの繰り入れを減額するものでございます。 5ページをご覧ください。歳出では、款1項1目1一般管理費を1万円減額、目2施設管理費は271万8,000円を減額いたしております。 節11需用費の204万7,000円の減は、修繕料176万7,000円の減などであり、節12役務費では処理場の汚泥処理手数料など67万1,000円の減でございます。 以上、説明を申しあげましたが、ご承認賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本件についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、報告第9号は報告どおり承認されました。 報告第10号を議題とし説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(前田敏博君)登壇〕
◎総務部長(前田敏博君) ただ今議題となりました専第10号 平成16年度大町市
住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第2号)について、ご説明申しあげます。 今回の補正は、諸収入の確定等計数整理が主な内容となっております。 1ページの第1条でございますが、歳入歳出の予算に59万3,000円追加し、総額を644万2,000円とするものでございます。 5ページをご覧ください。まず歳入についてご説明申しあげます。款2項1目1繰入金111万9,000円の減は、諸収入等の増により、一般会計からの繰入金を減額するものでございます。 6ページをご覧ください。款4項2目1貸付金元利収入につきましては、一括繰上償還等に伴い収入額が増加したもので、節1現年度分が118万8,000円の増、節2滞納繰越分が50万5,000円の増となっております。 款5項1目1住宅新築資金等県補助金につきましては、取り扱い事務費補助金として2万1,000円の補助の決定がされましたことから、新たに計上いたしました。 次に、7ページをご覧ください。歳出でございますが、款1項1目1一般管理費につきましては、経費の節減を図り、全体で1万2,000円の減額をいたしております。 款2公債費、項1目1元金60万1,000円の増、及び目2利子5,000円の増につきましては、貸付金元利収入の増加に伴い、住宅新築資金等貸付事業債1件分の繰上償還を行うものでございます。 8ページの款3予備費は、支出がないため減額するものでございます。 以上、ご説明申しあげましたが、よろしくご承認賜りますよう、お願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本件についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、報告第10号は報告どおり承認されました。 ここで昼食のため、午後1時10分まで休憩といたします。
△休憩 午後0時08分 -----------
△再開 午後1時10分
○議長(飯嶌楯雄君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ここで、先ほどの大和幸久議員に対する答弁が保留になっていた事項について、答弁の申し出がありますので、これを認めることといたします。市民課長。
◎市民課長(酒井富雄君) 先ほどの専決処分の報告の中で、専第6号 平成16年度大町市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の中で、大和議員からいただきました質問に対しまして、お答えを留保させていただいた事項についてお答えをさせていただきます。 従前、退職被保険者の適用にあたりましては、届け出により取り扱っておったところでございますが、届け出に係る事項が公簿で確認できる場合には、この届け出を省略させることができるということで、一般被保険者から退職被保険者への振り替え等の手続をさせていただいてございます。 これに係ります平成16年度の一般被保険者の国保税額への影響額がどのぐらいであるかということでご質問をいただいてございますが、被保険者数の増加につきましては、平成16年の4月と平成17年の4月の退職被保険者数の比較をいたしますと、総数で250名ほどの増加がございます。このうち、届け出を省略して退職被保険者に振り替えました部分が、先ほどご説明を申しあげました180人ほどになります。 この部分に係ります税額がどういうことになるかということで、ご質問をいただいておるわけでございますが、国民健康保険税に関しましては、世帯を対象にした課税となっておりまして、一般被保険者と退職被保険者の混合世帯等もあることから、ここの部分だけの税額を積算をしておる資料がございませんので、まことに申しわけございませんがお答えができません。よろしくお願いをいたしたいと思います。 いずれにいたしましても、1,482万8,000円の退職被保険者に係る国保税が増額になるわけでございますが、これは先ほど申しあげました被保険者数の増加によるものということでご理解を賜りたいと思います。 以上でございます。
○議長(飯嶌楯雄君) 大和幸久議員、よろしいでしょうか。 それでは、日程第4の議事を進めさせていただきます。 議案第43号 長野県
市町村自治振興組合を組織する市町村数の増減についてを議題とし、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(前田敏博君)登壇〕
◎総務部長(前田敏博君) ただ今議題となりました議案第43号 長野県
市町村自治振興組合を組織する市町村数の増減について、提案理由のご説明を申しあげます。 長野県
市町村自治振興組合は、県内の全市町村の加入により、長野県自治会館と市町村行政情報センターを設置し、管理運営を行う組合組織でございます。 このたび、平成17年3月20日付で南佐久郡佐久穂町が新設で発足するとともに、4月1日付で松本市、塩尻市が編入合併を行い、佐久市、中野市が新設合併により新たに発足いたしました。 この
市町村合併に伴い、市町村の合併の特例に関する法律第9条の3第1項及び地方自治法第286条第1項の規定により、佐久市、南佐久郡臼田町、同郡佐久町、同郡八千穂村、北佐久郡浅科村、同郡望月町、中野市、下水内郡豊田村、木曽郡楢川村、東筑摩郡四賀村、南安曇郡安曇村、同郡奈川村及び同郡梓川村が本組合を脱退し、新設合併の新しい佐久市、中野市及び南佐久郡佐久穂町が本組合に加入することについて、構成市町村に協議がありましたので、議会の議決を求めるものでございます。 今回の合併により、組合を組織する市町村数は112市町村から102市町村に減少することになります。 以上、ご説明申しあげましたが、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本案についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただ今議題となっております議案第43号は、総務文教委員会に付託いたします。 議案第44号 大町市
環境プラントバグフィルターろ布損傷に関する和解についてを議題とし、提案理由の説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(矢口一平君)登壇〕
◎民生部長(矢口一平君) ただ今議題となりました議案第44号 大町市
環境プラントバグフィルターろ布損傷に関する和解について、提案理由のご説明を申しあげます。 平成16年9月9日に発生した、大町市
環境プラントバグフィルターろ布損傷に関し、民法第695条の規定に基づき和解することについて、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決を求めるものであります。 本件につきましては、故障発生以降株式会社荏原製作所と荏原エンジニアリングサービス株式会社と交渉をしてまいりましたところ、このたび誠意ある回答をいただきました。 平成16年度環境プラント保守点検業務は、荏原エンジニアリングサービス株式会社長野営業所が受託しており、スクレーパーコンベヤーの点検業務に不備があったため、ろ布損傷が発生し、市に損害を与えたとして、488万1,450円を補償するという内容であります。 この補償額の内訳は、ろ布損傷の改修に伴う復旧費用454万1,250円、スクレーパーコンベヤー点検費用3万4,650円、バグフィルター点検費用30万5,550円であります。 なお、改修に伴う復旧費用454万1,250円の算出根拠でありますが、既存設備のろ布の耐用年数は4年でありました。ところが、耐用年数を1年残した昨年故障が発生し、改修工事を1年前倒しで施行しなければならなくなったことによる改修費用1,816万5,000円の4分の1相当額であります。 ただし、1,816万5,000円は荏原製作所の製品を使用した場合の復旧費用算出額でありまして、今回の改修にあたりましては、ジャパンゴアテックス株式会社の製品を使用したので、実際の工事費用は1,995万円でありました。 市としては妥当な補償額と判断し、和解を成立させたいと考えております。また、環境プラントの設備等については大分老朽化が進んできておりますので、今後より一層維持管理に注意を払い、安全にご利用いただける施設であるように努めてまいります。 以上、ご説明申しあげましたが、ご審議の上、ご可決賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本案についてご質疑はありませんか。大和幸久議員。
◆19番(大和幸久君) この事故の際に、契約書等を見させていただいたわけですが、一般的な契約書が交わされたということで、過日そういう点についても指摘はされておったんですが、今回この和解について、今後について、こういった契約書を再検討して、内容も検討して結び直すというようなことは、そういう作業はやられているんでしょうか。ありましたら教えてください。
○議長(飯嶌楯雄君) 生環課長。
◎
生活環境課長(降幡司君) 維持管理の関係と、それから保守点検業務と、二通り契約をしてございます。この前の全協の折にも、そういうお話しがございましたので、そういうことを含めて検討してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(飯嶌楯雄君) お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、質疑は終結いたします。 ただ今議題となっております議案第44号は、社会厚生委員会に付託いたします。 議案第45号 大町市一般職の職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(前田敏博君)登壇〕
◎総務部長(前田敏博君) ただ今議題となりました議案第45号 大町市一般職の職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定について、提案理由のご説明を申しあげます。 今回の改正は、民生部の組織機構の改正により、子育て支援課が新設され、児童福祉法と母子及び寡婦福祉法に関する事務を扱うことになったことを受けて改正を行うものでございます。 条例に定めます
特殊勤務手当のうち福祉現業手当は、福祉事務所において生活保護法など福祉六法に関する援護、育成又は更生の措置に関する事務を行う職員に対して支給する手当てでございます。 現在、保健福祉課福祉係と高齢者係に勤務する職員を対象としているものに、子育て支援課、子育て支援係に勤務する職員を加えるものでございます。 まず第1条において、4月の組織改正を受けて福祉事務所福祉課を保健福祉課に改めるとともに、現行条例において条文と別表での不整合があるため改めております。 また第2条において、支給対象に子育て支援係を追加するものでございます。 附則の施行期日につきましては、公布の日から施行し、第1条は平成17年4月1日から適用、第2条の子育て支援係の追加は7月1日から施行するものでございます。 以上、ご説明申しあげましたが、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本案についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただ今議題となっております議案第45号は、総務文教委員会に付託いたします。 議案第46号 大町市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(前田敏博君)登壇〕
◎総務部長(前田敏博君) ただ今議題となりました議案第46号 大町市非常勤
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について、提案理由のご説明を申しあげます。 今回の改正は、非常勤消防団に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が、平成17年3月18日に公布されたことに伴いまして、条例の別表を改正するものでございます。 お手元に議案説明資料として、新旧対照表をお配りいたしてありますので、ご覧いただきたいと思います。 今回の改正の要旨は、近年の医学技術の進展等を背景に、
非常勤消防団員等の障害補償等に係る障害の等級について、地方公務員災害補償法の規定に準じて所要の規定を整備するものでございます。 改正の主な内容について申しあげます。まず趣旨、軽微の障害の等級の改正では、一手の示指を失った者に係る障害の等級を10級から1級引き下げて11級とし、一手の小指を失った者に係る障害の等級を13級から1級引き上げて12級とし、これらの改正に伴い、複数の手指を失った者に係る障害の等級を改正するとともに、手指の用を廃した者等にかかる障害の等級を手指を失った者の例に準じて改正しております。 また目の障害の等級の改正では、福祉に係る障害について、これまで別表第3に定める各等級の障害に相当する、いわゆる準用等級とされておりましたが、その障害の等級は正面視で複視を生ずる者については第12級、左右上下視で複視を生じる者については14級とされていましたが、正面視で複視を残す者及び正面視以外で複視を残す者として、それぞれ10級及び13級に改正しております。 また、所要の用語の整理が行われ、眼瞼をまぶたに、腕関節を手関節に、奇形を変形に、仮関節を偽関節に、薬指を環指に改正する内容であります。 附則につきましては、第1条は施行期日の定めで、公布の日から施行し、平成16年7月1日から適用するものでございます。 第2条及び第3条は、この条例の施行に関し、必要な経過措置であります。 以上、ご説明申しあげましたが、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本案についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただ今議題となっております議案第46号は、総務文教委員会に付託いたします。 議案第47号 大町市
非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(前田敏博君)登壇〕
◎総務部長(前田敏博君) ただ今議題となりました議案第47号 大町市
非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について、提案理由のご説明を申しあげます。 今回の改正は、非常勤消防団の処遇改善を図るため、消防団等公務災害補償等共済基金施行令の一部を改正する政令が、平成17年3月18日に公布されたことに伴いまして、条例の別表を改正するものでございます。 お手元に議案説明資料として、新旧対照表をお配りしてございますので、ご覧いただきたいと存じます。 改正の内容は、別表の消防団員退職報償金支給額表のうち、分団長、副分団長及び部長、班長の勤続年数10年、11年、12年、13年、14年、15年以上20年未満及び20年以上25年未満について、それぞれ一律2,000円引き上げる内容であります。 附則につきましては、第1項は施行期日の定めであり、第2項は適用に関する経過措置で、平成17年4月1日以降に退職した団員に適用するものでございます。 第3項は新条例の適用を受ける団員の内払い規定であります。 以上、ご説明申しあげましたが、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本案についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただ今議題となっております議案第47号は、総務文教委員会に付託いたします。 議案第48号 平成17年度大町市
一般会計補正予算(第2号)を議題とし、提案理由の説明を求めます。総務部長。 〔総務部長(前田敏博君)登壇〕
◎総務部長(前田敏博君) ただ今議題となりました議案第48号 平成17年度大町市
一般会計補正予算(第2号)について、提案理由のご説明を申しあげます。 1ページの第1条におきまして、歳入歳出それぞれ2億482万1,000円を追加し、総額を134億9,134万7,000円とするものでございます。 第1条第2項の第1表歳入歳出予算補正は2ページから3ページに、また4ページから7ページに事項別明細書の記載がございますが、説明は省略させていただきます。 8ページをご覧ください。歳入について説明いたします。款12項2目3総務費負担金1,303万9,000円の増額は、今回の補正予算で歳出計上しております合併準備経費のうち、2村に対しまして人口割により負担をお願いするものでございます。 款14項2目1民生費国庫補助金250万1,000円の増額は、知的障害者への
デイサービス事業の実施をすることによるものでございます。 款15項2目2民生費県補助金140万円の増額は、障害者余暇活動を支援するための補助金15万円と、知的障害者への
デイサービス事業に対する補助金125万円でございます。 款17項1目2消防費寄附金100万円の増額は、消防団装備充実のための寄附によるものでございます。 目3教育費寄附金100万円の増額は、宝酒造株式会社からライチョウ保護事業に対しまして寄附されるものでございます。 款18項1目2基金繰入金は、財政調整基金から1億7,900万円を繰り入れるもので、この結果、財政調整基金の残高は13億2,171万円余となります。 款20項5目5雑入688万1,000円の増額は、
連合自治会活動に対する補助が宝くじ一般コミュニティ助成に採択されたことによる200万円と、昨年9月に発生いたしました環境プラントのろ布損傷に関する補償金488万1,000円を計上したものでございます。 次に、歳出についてご説明いたします。10ページをご覧ください。款1項1目1議会費1,700万円の増額は、老朽化しております議場及び
全員協議会室の放送録音設備を更新するものでございます。 款2項1目1一般管理費627万1,000円の増額は、庁内電話交換機更新によるリース料167万1,000円と、簡易裁判所案内板設置工事費250万円、
連合自治会のプロジェクター購入補助金210万円でございます。 目2人事管理費25万円の増額は、合併後に市職員となります2村職員のき章購入費でございます。 目3文書費47万4,000円の増額は、合併により作成が必要となります公印の購入費でございます。 目5防災費14万円の増額は、合併後市に引き継がれます2村の防災行政無線継承申請手数料でございます。 目10庁舎管理費51万円の増額は、2村村役場に対する支所の看板作成手数料でございます。 目18情報化推進費1億4,390万9,000円の増額は、合併により必要となります電算システムとデータの統合に関する委託料1億3,000万円、関連する機器のリース料1,360万9,000円などでございます。 項3目1戸籍住民基本台帳費55万2,000円の増額は、合併により必要となります印鑑登録カードの購入費でございます。 款3項1目1社会福祉総務費757万円の減額は、知的障害者
デイサービス事業の開始に伴い、共同作業所管理運営委託料を減額するものでございます。 目2身体障害者福祉費30万円の増額は、障害者余暇活動支援事業への申請がなされたことによるものでございます。 12ページをご覧ください。目3知的障害者福祉費724万7,000円の増額は、知的障害者
デイサービス事業の開始に伴い、節19に運営補助金といたしまして224万5,000円、節20に国の基準による支援費500万2,000円を計上したことによります。 目5老人福祉費29万5,000円の増額は、筋力向上トレーニング指導員確保のため、節8報償費を86万円減額し、勤務時間などを見直しいたしまして、節7賃金に115万5,000円を計上したことによるものでございます。 目10福祉医療給付費27万3,000円の増額は、老人保健医療の制度改正によりまして、医療費通知を送付するための特別会計繰出金増によるものでございます。 項2目1児童福祉総務費12万8,000円の増額は、合併により2村にも配布が必要となります次世代支援行動計画ダイジェスト版の印刷製本費でございます。 目4保育所費200万円の増額は、しらかば保育園の危険防止フェンス設置工事費でございます。 款4項1目1保健総務費993万7,000円の増額は、合併により統合が必要となります国民健康保険システムの改修委託料などの特別会計繰出金増によるものでございます。 款6項1目3農業振興費28万4,000円の増額は、県が実施いたしました埋設農薬処理事業に対する負担金でございます。 款7項1目3観光総務費100万円の増額は、ゆ~ぷる木崎湖等の施設修繕料でございます。 目4観光誘客宣伝費500万円の増額は、新市で必要となります観光パンフレット作成のための観光協会事業負担金400万円と、9月3日から4日にかけて行われます全日本自転車競技選手権実行委員会負担金100万円でございます。 14ページをご覧ください。款8項4目1都市計画総務費130万円の増額は、合併により作成が必要となります新市全図の印刷代でございます。 目7市街地整備費50万円の増額は、中心市街地の大規模火災現場と歩道との段差解消を図り、歩行者の安全を確保するための工事費でございます。 款9項1目2非常備消防費1,209万1,000円の増額は、合併後に市消防団員となります2村消防団員の貸与被服、及び新設されます二つの分団の分団旗の購入、大規模火災の教訓から夜間の消火活動に必要なヘッドライト及びカラーホース等の購入費でございます。 款10項1目2事務局費50万円の増額は、合併後市の施設となります2村小中学校の看板作成手数料などでございます。 項4目1社会教育総務費40万円の増額は、合併後市の施設となります2村公民館の看板作成手数料でございます。 目11文化財保護費100万円の増額は、市指定文化財に指定されております仏崎観音寺絵馬の収蔵庫改修に伴う補助金でございます。 項6目3ライチョウ等山岳動物保護管理費109万7,000円の増額は、ライチョウ飼育統括報告書作成のための編集謝礼と印刷製本費を計上したこと、節19にライチョウ会議の負担金60万円を計上したことによるものでございます。 以上、ご説明申しあげましたが、よろしくご審議をいただき、ご可決賜りますようお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本案についてご質疑はありませんか。歳入歳出一括してお受けします。八木聡議員。
◆8番(八木聡君) 11ページお願いします。款2項1目1一般管理費の中の節15の工事請負費のこの看板設置ですけれど、もう少し詳しく内容を説明ください。 その下の節19の
連合自治会への補助金なんですけれども、これ当初予算に載せなくて、この補正を上げる理由ですね、何か特別な理由があれば、このとき上げた理由を教えてください。 そして、節18情報化推進費の中の電算システム統合委託料ですけれども、これ具体的に主だったものでいいんですけれども、美麻、八坂、大町と合わせて、どのようなものに関する統合を図っていくのかということです。 まずそれをお願いします。
○議長(飯嶌楯雄君) 庶務課長。
◎庶務課長(傘木覚君) それでは工事請負費の関係でございます。これにつきましては、大町簡易裁判所でございまして、全国438カ所ございます。そのような中で、大北管内の取り扱い件数が平成16年は1,069件となっております。そのような中で、簡易裁判所につきましては、全国におきましては、幹線道路とかいろいろ見やすいところにあるようでございますけれども、大町市に置いている簡易裁判所は、ちょっと奥へ入っていて非常に見づらいということで、市民とかの要望がございまして、そのようなわけで設置するように決めたわけでございます。 そしてこの設置する場所でございますけれども、九日町にあります県道大町扇沢線のルート沿いに簡易裁判所の入り口がございますけれども、県の道路用地の路肩を、一応県から占用許可をいただきまして、そこでその場所に設置する予定でございます。 設置につきましては、県道の路肩ということでございまして、国土交通省の統一基準に基づいた看板となっておりまして、逆L字型標識でございます。それで鉄柱を一応基本としまして、高さが6メートル10で、看板の大きさが幅2メートル20というようなことになっておりまして、よく国道とか県道に道路標識がございますけれども、案内看板とか、そのようなものにちょっと類似しているということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 それから
連合自治会の関係でございます。これにつきましては、
連合自治会の中におきましては、今まで明るく住みよいまちづくりのために、さまざまな事業や活動を続けて行ったところでございますけれども、この地域住民が取り組んでいる事業の中で、活動の中で、ビデオ等による映像が欲しいということの中で、記録を残したいというような要望もございました。そのような中におきまして、
連合自治会大町、平、常盤、社と各4地区に液晶プロジェクターを一応設置するということでございまして、この中におきまして、地域住民が自主的に行うコミュニティ活動の促進を図りながら、地域の連帯感をつくる自治意識の向上を図っていきたいというようなことで、今回補正としたわけでございます。 以上でございます。
○議長(飯嶌楯雄君) 企画課長。
◎企画課長(降旗和幸君) 私からは、電算システムの統合委託料の件についてお答えをいたします。電算システムにつきましては、大町、美麻、八坂とも株式会社電算に委託をしているわけでございます。基盤となるシステムの上で個別のプログラム、例えば固定資産税ですとか、住民基本台帳等のシステムが稼働し、連携を図っているため、それぞれの業務プログラムごとにシステムの統合とか、データの統合が必要となってまいります。 また、市独自に独自の仕様もその上に付加しているため、そのプログラムごとに、独自仕様についても調整とか統合プログラムを作成する必要がございます。 主なもので申しますと、全体で26の業務がございまして、税務課関連では固定資産税ですとか住民税、法人税等九つのシステムがございまして、トータルで4,806万5,000円余、それから市民課関係では印鑑登録ですとか住民基本台帳、国民年金、福祉医療等七つの業務がございまして、3,972万6,000円余、
保健福祉課関係では健康管理ですとか在宅介護支援等三つのシステムがございまして、1,894万6,000円余、庶務課では選挙、給与計算等で871万9,000円余、その他児童手当ですとか、農業水田台帳ですとか、財務会計、それから会計処理等のそれぞれのシステムの統合費用の積み重ねが1億3,000万になっておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○議長(飯嶌楯雄君) 庶務課長。
◎庶務課長(傘木覚君) すみません、もう一つ、補足でございますけれども、先ほどの
連合自治会の関係でございますけれども、宝くじ中で一般コミュニティ助成事業ということで、
連合自治会の申請をしておりましたところ、このたび内示がございまして、それで補正したということでございます。よろしくお願いします。
○議長(飯嶌楯雄君) 八木聡議員。
◆8番(八木聡君) 続いて13ページをお願いします。13ページの一番下のロードレースに関する負担金の100万円ですけれども、これについてお聞きしたいんですけれど、これ大町の方では、どこの団体なりが主だってこれを受け入れるなり、調整をとっていくのかということです。 それで二つ目に、道路使用なんかも新しくとるのは、非常に警察が最近厳しいみたいなこと、そういう話を聞くんですけれども、道路使用に関しては、もう既に問題がないのかどうかということ。 三つ目にですけれど、この負担金の100万円というのは、それはどういう意味合いなのかということで、これ以上、その先に大町市が負担するようなことがあれば、あらかじめどのような内容で、幾らぐらい負担するのかというのを、あわせてご説明ください。
○議長(飯嶌楯雄君) 観光課長。
◎観光課長(
松本邦一君) 9月3日、4日に開催されますロードレースの関係でございますけれども、この実行委員会の構成団体ということでございますが、まだ予定というところで、まだ立ち上がっておりません。大町市、それから大町市観光協会、大町市体育協会、それから地元の自治会を予定しております。 それから警察の関係でございますけれども、既に現場調査をしておりまして、危険箇所等々については十分注意してくれと、こういう内容につきましてご指導いただいております。 それから100万円の内容でございますけれども、この実行委員会につきましては、予算まだ本予算にはなっておりませんけれど、約200万円を予定しております。大町市で100万円、それから観光協会で20万円、全日本実業団自転車競技連盟の方から協力金として60万円、それから広告収入を20万円ほど見ております。 この使い道でございますけれども、備品等の借り入れ、それからいろんな看板等、それから横断幕、花火、消耗品というもの、それから大会の関係の広告がございます。それから建設の方からお話しございましたですけれども、私どもも安全確保のために、それぞれ職員を配置するわけですが、専門の警備会社の方へもお願いをする必要ありというご指示をいただいておりますので、そういった委託関係。それからコース、それからゴールの関係の部分の整備の委託といったところで、一応200万円を見積もっております。 以上でございます。
○議長(飯嶌楯雄君) 八木聡議員。
◆8番(八木聡君) 全国大会ということで、これが行われることは大変いいことだと思うんですけれども、これはもしうまくいけば、毎年やるような可能性があるのか、それとも今年1年限りの話なのか、どういうふうな話になっているのかというのを。 それともう1点、15ページになりますけれども、市街地整備費ですけれども、工事請負費の50万円ですけれども、先ほどの説明はちょっとよくわからなかったんですけれども、どこに関してその整備をしていくのかということを、もう少し詳しくお願いします。
○議長(飯嶌楯雄君) 観光課長。
◎観光課長(
松本邦一君) このロードレースにつきまして、毎年実施するのかどうかというお話しでございますけれども、現段階では、まだ来年引き続いてやるかどうかということは、全く白紙の状態ということでございます。
○議長(飯嶌楯雄君) 都市計画課長。
◎都市計画・国営
公園対策課長(平林秀敏君) 市街地整備の工事請負費でございますけれど、ここにつきましては、火事になった場所、大体75メーターくらいあるわけですけれど、そこへ歩道が今ちょっと垂直に落ちちゃって、非常に歩行者が危険だということでございまして、地権者の皆さんから2メーターくらいお借りして、そこへ埋土をして、見たところもよく安全にしていきたいということでございまして、あそこも歩道が、現在バリケード等で狭くなっておりますので、広く使っていきたいということですので、よろしくお願いします。
○議長(飯嶌楯雄君) お諮りいたします。この辺で質疑を打ち切ることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただ今議題となっております議案第48号は、各
常任委員会に付託いたします。 議案第49号 平成17年度大町市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、提案理由の説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(矢口一平君)登壇〕
◎民生部長(矢口一平君) ただ今議題となりました議案第49号 平成17年度大町市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、提案理由のご説明を申しあげます。 今回の補正は、合併に伴う国民健康保険の電算システム関連の補正が主な内容であります。 第1条予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ993万7,000円を追加し、総額をそれぞれ23億7,794万1,000円とするものであります。 2ページの第1表の説明は省略させていただきます。 4ページから7ページは歳入歳出予算事項別明細書の総括表であります。 8ページをご覧ください。歳入ですが、款8項1目1一般会計繰入金993万7,000円の増額は、合併に伴う事務費繰入金の増であります。 次に歳出ですが、10ページをご覧ください。款1項1目1一般管理費100万8,000円の増額は、節13委託料で国民健康保険事業実績報告書作成のための合併対応システム委託料の増であります。 項2目1賦課徴収費862万4,000円の増額は、節13委託料で電算合併対応システム委託料の増であります。 項3目1運営協議会費30万5,000円の増額は、節1報酬で国保運営協議会委員報酬19万4,000円、節12役務費で筆耕翻訳料11万1,000円の増であります。これは現在3市村の国保税率に差がありまして、合併後3年を目途に統一したいとの調整がされておりますので、合併までに3市村合同の国保運営協議会を開催し、ご審議していただくための費用であります。 12ページには給与費明細書を掲載してございますので、後ほどご覧いただきたいと思います。 以上、ご説明申しあげましたが、ご審議の上、ご可決賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本案についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ご質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただ今議題となっております議案第49号は、社会厚生委員会に付託いたします。 議案第50号 平成17年度大町市
老人保健医療特別会計補正予算(第1号)を議題とし、提案理由の説明を求めます。民生部長。 〔民生部長(矢口一平君)登壇〕
◎民生部長(矢口一平君) ただ今議題となりました議案第50号 平成17年度大町市
老人保健医療特別会計補正予算(第1号)について、提案理由のご説明を申しあげます。 今回の補正は、国の老人医療費適正化推進費補助金交付要綱の一部改正により、17年度の交付要件に、医療費通知を年度中に1回以上実施することが義務付けられたことによるものであります。 第1条予算の総額ですが、歳入歳出それぞれ27万3,000円を追加し、総額をそれぞれ30億1,327万3,000円とするものであります。 2ページの第1表の説明は省略させていただきます。 4ページから7ページは歳入歳出予算事項別明細書の総括表であります。 8ページをご覧ください。歳入ですが、款4項1目1一般会計繰入金27万3,000円の増額は、医療費通知実施に伴う事務費の増による繰入金の増であります。 次に歳出でありますが、10ページをご覧ください。款1項1目1一般管理費27万3,000円の増額は、節12役務費で通信運搬費19万5,000円、節13委託料で医療費通知作成委託料7万8,000円の増であります。 以上、ご説明申しあげましたが、ご審議の上、ご可決賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
○議長(飯嶌楯雄君) 本案についてご質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ご質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。 ただ今議題となっております議案第50号は、社会厚生委員会に付託いたします。
△日程第5 請願・陳情
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第5 請願・陳情を議題といたします。請願・陳情は配付の文書表のとおりであります。朗読、説明を省略して、一括処理したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、そのように取り扱います。 お諮りいたします。ただ今提案いたしました請願・陳情につきましては、お手元に配付の付託表のとおり、各
常任委員会にそれぞれ付託することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。よって、請願・陳情は以上のとおり決定いたします。
△日程第6
定期監査報告及び
例月出納検査報告(1月、2月)
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第6
例月出納検査報告を取り扱います。
例月出納検査報告が監査委員から提出されておりますが、これについてご発言はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 なければ、以上でこの件は終了いたします。
△日程第7
財政事情公表、
土地開発公社の経営状況、公営企業業務報告
○議長(飯嶌楯雄君) 日程第7
財政事情公表、
土地開発公社の経営状況、公営企業業務報告を取り扱います。
財政事情公表等、これらの3件がそれぞれお手元に配付されておりますが、これについてご発言がありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 なければ、この件については、これにて終了いたします。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会といたします。ご苦労さまでございました。
△散会 午後1時59分...