△議案第20号 伊那市一般職の職員の給与に関する条例及び伊那市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例
△議案第21号 伊那市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する
条例---------------------------------------
○議長(
白鳥敏明君) 続きまして日程第3、議案第3号「伊那市
税条例等の一部を改正する条例」、議案第20号「伊那市一般職の職員の給与に関する条例及び伊那市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例」及び議案第21号「伊那市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例」の3案を
一括議題とします。 本案に関し委員長の報告を求めます。
総務文教委員長、
田畑正敏議員。 (12番
田畑正敏君登壇)
◆12番(
田畑正敏君)
総務文教委員会は、12月12日午前9時30分から、第1
委員会室において、議員全員、副議長、副市長、教育長及び
関係職員の出席の下に、当委員会に付託された案件につきまして審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 議案第3号「伊那市
税条例等の一部を改正する条例」を審査しました。
慎重審査の結果、議案第3号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に議案第20号「伊那市一般職の職員の給与に関する条例及び伊那市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第21号「伊那市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例」の2案を一括審査しました。
慎重審査の結果、議案第20号、議案第21号の2案は
全会一致、原案のとおり決しました。
○議長(
白鳥敏明君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
白鳥敏明君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
白鳥敏明君) 以上をもって討論を終結します。 これより議案第3号、議案第20号及び議案第21号の3案を一括採決します。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 はい、
起立全員であります。 (
起立全員)
○議長(
白鳥敏明君)
起立全員であります。 よって議案第3号、議案第20号及び議案第21号の3案は、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第4号 伊那市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例
△議案第19号 訴えの提起について
△議案第22号 伊那市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例---------------------------------------
○議長(
白鳥敏明君) 日程第4、議案第4号「伊那市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第19号「訴えの提起について」及び議案第22号「伊那市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例」の3案を
一括議題とします。 本案に関し委員長の報告を求めます。
社会委員長、
二瓶裕史議員。 (17番
二瓶裕史君登壇)
◆17番(
二瓶裕史君)
社会委員会は、12月11日午前9時30分から、第1
委員会室において
委員全員、議長、副議長、副市長及び
関係職員の出席の下に、当委員会に付託された案件につきまして審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 議案第4号「伊那市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例」を審査しました。
慎重審査の結果、議案第4号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に議案第19号「訴えの提起について」を審査しました。 審査の中で出された主な質疑は、「
生活保護受給者は収入申告をする義務があるが、現在収入申告をしていない者は、この者だけか。訴訟費用がどのくらいかかるのか、支払能力、
回収見込みはあるのか。」との質問に対し、「収入申告のない者は数名あり、申告を指導している。訴訟費用については、現段階で把握できていない。支払いできるかどうかは、
就労状況等で判断し、回収を見込んで提訴する。」旨の答弁がありました。 「不正受給があった場合に警察に相談し事件とする自治体もあるが、伊那市としてはあくまで支給するべきではなかった金額を戻してもらう訴訟という認識か。 詐欺として訴えを起こすものではないのか。」との質問に対し、「
顧問弁護士と相談する中で、返還を求める訴えに至った。」旨の答弁がありました。 これに対し、「返還を求める場合でも、一括ではなく本人に無理のない形で返還を求めていく訴えという認識でよいか。」との質問に対し、「
顧問弁護士と相談する中で、これまでと担当との話合いに応じてこなかったということで提訴するものであります。一括になるか分割になるかは、今後の提訴の中での判断になる。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第19号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に議案第22号「伊那市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例」を審査しました。
慎重審査の結果、議案第22号は
全会一致、原案のとおり決しました。
○議長(
白鳥敏明君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
白鳥敏明君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
白鳥敏明君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより議案第4号、議案第19号及び議案第22号の3案を一括採決いたします。 本案は各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
白鳥敏明君)
起立全員であります。 よって議案第4号、議案第19号及び議案第22号の3案は、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第11号 公の施設の
指定管理者の指定について
---------------------------------------
○議長(
白鳥敏明君) 日程第5、議案第11号「公の施設の
指定管理者の指定について」を議題とします。 本案に関し各委員長の報告を求めます。
総務文教委員長、
田畑正敏議員。 (12番
田畑正敏君登壇)
◆12番(
田畑正敏君) 議案第11号「公の施設の
指定管理者の指定について」のうち、3、運動場を審査しました。
慎重審査の結果、議案第11号のうち、
総務文教委員会付託分は
全会一致原案のとおり決しました。
○議長(
白鳥敏明君) 続きまして
社会委員長、
二瓶裕史議員。 (17番
二瓶裕史君登壇)
◆17番(
二瓶裕史君) 議案第11号「公の施設の
指定管理者の指定について」のうち、4、
介護予防施設を審査しました。
慎重審査の結果、議案第11号のうち、
社会委員会付託分は
全会一致原案のとおり決しました。
○議長(
白鳥敏明君) 続きまして
経済建設委員長、
宮原英幸議員。 (15番
宮原英幸君登壇)
◆15番(
宮原英幸君) 議案第11号「公の施設の
指定管理者の指定について」のうち、1、みはらしファーム、2、その他の住宅を審査しました。
慎重審査の結果、議案第11号のうち、
経済建設委員会付託分は
全会一致、原案のとおり決しました。
○議長(
白鳥敏明君) ただいまの各
委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
白鳥敏明君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
白鳥敏明君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより議案第11号を採決いたします。 本案は各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
白鳥敏明君)
起立全員であります。 よって議案第11号は、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第12号 令和5年度伊那市
一般会計第7回
補正予算について
△議案第13号 令和5年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計第1回
補正予算について
△議案第14号 令和5年度
伊那市営駐車場事業特別会計第1回
補正予算について
△議案第15号 令和5年度伊那市
公有財産管理活用事業特別会計第5回
補正予算について
△議案第16号 令和5年度伊那市長藤財産区
特別会計第1回
補正予算について
△議案第17号 令和5年度伊那市
水道事業会計第2回
補正予算について
△議案第18号 令和5年度伊那市
自動車運送事業会計第2回
補正予算について
△議案第23号 令和5年度伊那市
一般会計第8回
補正予算について
---------------------------------------
○議長(
白鳥敏明君) 日程第6、議案第12号「令和5年度伊那市
一般会計第7回
補正予算について」から、議案第18号「令和5年度伊那市
自動車運送事業会計第2回
補正予算について」まで、及び議案第23号「令和5年度伊那市
一般会計第8回
補正予算について」の8案を
一括議題とします。 本案に関し各
委員長報告を求めます。
総務文教委員長、
田畑正敏議員。 (12番
田畑正敏君登壇)
◆12番(
田畑正敏君) 議案第12号「令和5年度伊那市
一般会計第7回
補正予算について」のうち、歳出、2款総務費(1項9目
交通安全対策費を除く)、10款教育費、12款公債費、歳入、関係歳入、
関係繰越明許費、
関係債務負担行為を審査しました。 審査の中で出された主な質疑は、「
学校等感染症対策事業の
工事請負費と
備品購入費はどのような内容か。また、全小中学校が対象か。」との質問に対し、「
備品購入費は
空気清浄機、サーキュレーター、CO2モニター、
工事請負費は、網戸の設置を予定している。対象は全小中学校である。」旨の答弁がありました。 「美術館の
補正予算について、
池上秀畝関連事業の内容は。」との質問に対し、「
池上秀畝生誕150周年の記念事業として、池上秀畝を紹介するパンフレットと、特別展の来館者に配布する
池上秀畝カードの制作を行う。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第12号のうち、
総務文教委員会付託分は
全会一致原案とおり決しました。
○議長(
白鳥敏明君) 続きまして
社会委員長、
二瓶裕史議員。 (17番
二瓶裕史君登壇)
◆17番(
二瓶裕史君) 議案第12号「令和5年度伊那市
一般会計第7回
補正予算について」のうち、歳出2款総務費のうち、1項9目
交通安全対策費、3款民生費、4款衛生費、歳入、関係歳入を審査しました。
慎重審査の結果、議案第12号のうち
社会委員会付託分は
全会一致原案のとおり決しました。 次に議案第13号「令和5年度伊那市
国民健康保険直営診療所特別会計第1回
補正予算について」を審査しました。 審査の中で出された主な質疑は、「医薬材料費の増額要求はコロナ関連のものか。」との質問に対し、「新型コロナの経口治療薬の購入である。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第13号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に議案第23号「令和5年度伊那市
一般会計第8回
補正予算について」を審査しました。 審査の中で出された主な質疑は、「健康被害を受けた方の状況はいかがか。」との質問に対し、「国が認定しており、個人に関わる内容でもあり、詳細はお答えできない。3人は通院治療中、1人は治癒、1人はお亡くなりになっている。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第23号は
全会一致原案のとおり決しました。
○議長(
白鳥敏明君) 続きまして
経済建設委員長、
宮原英幸議員。 (15番
宮原英幸君登壇)
◆15番(
宮原英幸君) 議案第12号「令和5年度伊那市
一般会計第7回
補正予算について」のうち、歳出5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、11款災害復旧費、歳入、関係歳入、
関係繰越明許費、
関係債務負担行為、関係地方債を審査しました。 審査の中で出された主な質疑は、「農作物等災害緊急対策事業補助金は、どのような条件で対象となるのか。」との質問に対し、「県の農産物等災害緊急対策事業の要件で、今回は当該年度の県農業所得推定額の0.5%を超える災害に該当したため、補助対象となった。」旨の答弁がありました。 「来年のさくら祭りでは、市役所からのシャトルバスは運行するのか。」との質問に対し、「予定していない。」旨の答弁がありました。「市役所からのシャトルバス運行を検討してもらいたい。」との要望がありました。 「伊那北駅周辺整備基本構想策定業務委託の概要は。」との質問に対し、「市が整備を予定する伊那北駅及びその周辺についての整備基本構想を策定し、令和6年度中の完了を予定している。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第12号のうち、
経済建設委員会付託分は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に、議案第14号「令和5年度
伊那市営駐車場事業特別会計第1回
補正予算について」を審査しました。
慎重審査の結果、議案第14号は、
全会一致、原案のとおり決しました。 次に、議案第15号「令和5年度伊那市
公有財産管理活用事業特別会計第5回
補正予算について」を審査しました。
慎重審査の結果、議案第15号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に、議案第16号「令和5年度伊那市長藤財産区
特別会計第1回
補正予算について」を審査しました。
慎重審査の結果、議案第16号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に、議案第17号「令和5年度伊那市
水道事業会計第2回
補正予算について」を審査しました。 審査の中で出された主な質疑は、「機器の故障は落雷によるとのことだが、今後の対策はどのようなものか。」との質問に対し、「従前と同じく、避雷器の設置で対応する。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第17号は
全会一致、原案のとおり決しました。 次に、議案第18号「令和5年度伊那市
自動車運送事業会計第2回
補正予算について」を審査しました。 審査の中で出された主な質疑は、「今回購入する中型バスが分杭峠行きのバスになるのか。」との質問に対し、「道が狭く、一般車両の通行が多いので、既存のマイクロバスを使う。」旨の答弁がありました。 採決の結果、議案第18号は
全会一致、原案のとおり決しました。
○議長(
白鳥敏明君) ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
白鳥敏明君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
白鳥敏明君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより議案第12号から議案第18号まで、及び議案第23号の8案を一括採決いたします。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
白鳥敏明君)
起立全員であります。 よって議案第12号から議案第18号まで、及び議案第23号の8案は、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△請願・陳情について
---------------------------------------
○議長(
白鳥敏明君) 日程第7、請願陳情についてを議題とします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
社会委員長、
二瓶裕史議員。 (17番
二瓶裕史君登壇)
◆17番(
二瓶裕史君)
社会委員会に付託された請願陳情について、審査の結果を報告いたします。 請願陳情番号212-1、国に対し、健康保険証廃止の中止を求める意見書の提出を求める陳情(陳情)を審査しました。 審査の中で出された主な意見は、「令和5年9月議会において不採択とした請願陳情番号29-2と同じ内容であるため、不採択とすべき。」との意見がありました。 採決の結果、
全会一致で不採択と決しました。
○議長(
白鳥敏明君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
白鳥敏明君) 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございませんか。 21番、柳川議員。
◆21番(柳川広美君) 21番、柳川広美です。 この請願・陳情は、現行の保険証を残してほしいという内容であり、マイナンバーカードの廃止という請願・陳情ではありません。健康保険証存続の署名ですが、11月16日、全国で29万2,495筆が国会議員に手渡されております。 全国保険医団体連合会の構成団体は、開会の挨拶の中で保団連の会長が、医療ビッグデータの利用によって安上がりな医療体制を作り出し、軍事費を捻出するためだと強調しています。10月末時点で21都道府県90市区町村で、保険証の存続を求める国への意見書が採択されております。また最近の政府の発表では、マイナンバーの総点検が11月末までに完了したということですが、その中でマイナンバーの紐付けの誤りが、健康保険証で8,544件、障害者手帳等で13自治体3,067件、公金受取口座で1,167件など、本当に間違った紐づけがされていたという実態が明らかになっております。 公金受取口座の誤登録に関しては、政府の個人情報保護委員会がデジタル庁に対し、マイナンバー法と個人情報保護法に基づく行政指導が行われているところであります。上伊那でも健康保険証、マイナ保険証も使われておりますが、例えばある病院では、平均で1日1名程度と。何百人も外来に来るというふうにありますけれどもそういった実態であり、政府はマイナ保険証のメリットとして自分の医療情報を過去に遡って見られるというふうに説明していますが、実際に見られるのはレセプト情報だけであり、検査結果の数値は分かりません。また、処方された医薬品名や用法、用量が見られるのは、過去3年分だけであり、紙のお薬手帳の方がずっと便利だという状態であります。 全国的な世論調査でも、延期・撤回を求める声が7割を超えております。2024年来年10月の保険証廃止によって、医療機関の窓口では混乱が生じることは明らかであります。 現在、保険証を渡せば1秒で手続きは終わりますが、マイナ保険証は1人で40秒ぐらいかかるとされておりますので、混雑する病院では大行列が受付でできるという状況になると思います。以上の点から採択すべきと思います。
○議長(
白鳥敏明君) はい、ほかに御意見ございませんか。 6番、高橋姿議員。
◆6番(高橋姿君) 6番、高橋姿です。私は不採択すべきという立場で討論したいと思います。 まず、今日12月15日に今までマイナンバーカードは暗証番号が必要でしたが、顔認証のみでできるような受付が始まったという報道がされました。 伊那市も準じてこれから顔認証のみで受付できる、マイナンバーの暗証番号を忘れてしまっても、顔認証で登録できるというような形になりますので、かなり利便性はそれで高くなるかと思います。 また紙の保険証の廃止後、マイナ保険証を持たない人向けに有効期限が最長5年の資格確認書を発行する方針というのも、これも以前の情報と重複になりますが、示されているかと思います。 また誤った紐付けの確率ですが、先ほど柳川議員から件数示されましたが、パーセンテージでいくと0.01%程度と非常に低い確率での誤った紐づけであるため、伊那市に関してはほぼないのかなと思っています。 また、政府は2024年、規模の小さい病院や診療所でも使いやすい簡易版電子カルテのシステム開発を始めています。マイナ保険証が使えない小規模な医療機関でも保険診療を受けられるように、利用者に対して資格情報のお知らせも出す予定だということを聞いています。 マイナンバーカードかなりの巨額な経費が今までかかっています。それを一刻でも早く実用化、市長が先日視察に行ったフィンランドなどはもうかなり前から電子カルテ等の実用化されています。日本はデジタル化が大変遅れていると思います。諸外国でも日本もそうですが、人口減少がままならない中、デジタル化によってその辺の医療的な経費を圧縮していくのはこれから必要なことだと思います。もちろん誤った紐づけだとか、先日も情報漏洩、中国人によるマイナンバーカードの偽造等のニュースが12月4日ぐらいのニュースであったかと思いますが、不法在留の外国人の方ほぼほぼ全て外国人の方そういうことはないと信じていますが、中には不法在留の方も相当数、今回のニュースでは1万枚ぐらいの不法のカードの発行を請け負っていたというニュースがありました。そういった不法在留の海外の方たちも防ぐ意味で、マイナンバーカードも有効に働く部分もあるかと聞いています。 様々な課題を解決するための施策の一つだと考えていますので、今回の陳情、私は不採択の立場で考えたいと思います。 以上です。
○議長(
白鳥敏明君) 他にございませんか。 20番、飯島議員。
◆20番(飯島光豊君) 20番、飯島でございます。 私は請願・陳情番号212-1、国に対し、健康保険証廃止の中止を求める意見書の提出を求める陳情(陳情)について、採択をすべきという立場で討論をいたします。 先ほども議論になりましたが、マイナンバーカードあるいはマイナンバー保険証をなくせと言っているわけではなくて、今の健康保険証を廃止しないでほしいと。そこのところをかなり拡大解釈されているんだと思いますが、保険証が今、伊那市でも保健福祉部から出ているわけですが、その保険証を残すことに何の問題もないわけであります。 もともとマイナンバーカードというものにつきましては、任意であるということで強制すべきものではないということであります。ただ保険証を廃止してしまいますと、それによっていろんな問題が出てくることがあります。高齢者や障害者などの社会的弱者が、マイナンバーカードの手続や取得、管理ができなくて、健康保険証を持てない人を制度的に作り出しかねない重大な問題があるんだということであります。 この市役所としても窓口として、多大な事務作業や混乱がこれから生まれてくるだろうというふうに指摘されています。議員各位ににおかれましては、インターネット等でそれぞれ御確認されているかと思いますが、私もそういう立場でお話をさせていただきますけれども、まず紐づけの誤りについて先に述べますが、これについては、マイナンバーカードに一本化するという政府の方針に基づいて行われてきたものが、公的情報で1万5,907件が誤って紐付けされていたということがこのたび明らかになりました。そのうち健康保険証については8,695件の誤りがありました。これは全体の半分以上が保険証の誤りでした。 さらにその他のものとしましても、障害者手帳の紐付けの誤りが5,645件、あるいは公金受取口座の誤りが1,186件、このように国民生活の広い分野で混乱を招いているものでございます。 もともとマイナンバーカードというのは、今回全体ではこれからも含めて氏名などが一致しないというケースが139万件に上っているということになっているわけでございまして、別人の紐を付けがされたのが450件ということで、本当にそういう意味では大変混乱が生じているわけであります。 こういう問題につきましては、皆さんもお取りになっている新聞かと思いますが、信濃毎日新聞さんでは12月8日に、1面トップでマイナ保険証今のままではということで、駒ヶ根の歯科医院の負担が増えたと、相次ぐトラブルが滞る業務になっているということで、駒ヶ根市のT歯科医院の院長さんのお言葉がありました。 ここでは本当にカードリーダーがきちっと読みとれずに怒って患者さんが帰ってしまったという事例を挙げ、さらに言葉として、政府は来年秋のゴールありきではなくて一度立ち止まって考えてほしいと。本当に今の健康保険証を廃止しないといけないのでしょうかと、こういうことが一面で大きく書かれています。 これについて、本当にマイナンバーカードにつきましては、特にこれからの混乱が予測されるという点をいくつか述べたいと思うんですが、マイナンバーカードにつきましては、経済ジャーナリストの荻原博子さんも言っているんですけれども、マイナ保険証というのは5年経ったら、自ら市役所の窓口に行って更新の手続きをしなければならないと。そのときに、暗証番号が6から16桁の署名用電子証明書と同じく、4桁の利用者証明電子証明書、さらに4桁の住民基本台帳のパスワードが必要になってまいります。 マイナンバーカードの署名電子証明書の6から16桁の暗証番号は5回、利用者用電子証明書の4桁の暗証番号が3回、住民基本台帳用の4桁の暗証番号が3回これを間違えますと、ロックがかかってしまってすぐに使えなくなってしまうんですよね。これをまた解除するのに大変な時間がかかります。 さらにこの問題について言えば、市役所窓口の担当の皆さんがこれから御苦労されることなんですが、マイナンバーカードっていうのは5年の更新が必要だということは先ほど述べたとおりでありますけれども、このマイナンバーカード、2022年から2023年までそれぞれこの大きな急激な山があるんですよね。マイナンバーカードにポイントをつけて締め切ったりしていましたので、一気にそこに来ると。つまりそれが更新の日時になります。 今までは普通の保険証だと市役所のほうで先に準備しておいて郵送でさっと届けば、何の混乱もないわけですけれども、こういうふうに今度市役所の窓口まで来なければならないということになりますと、市役所の前でこれまでも窓口で数時間も待ったよというような人もいましたけれども、これから5年後にそういうことがまた再び起きてくると。5年後に更新に窓口に来たけれども暗証番号忘れちゃったとか、覚えていたとしても何時間も待たされるとか、そういうことで、もういいやっていうふうになってしまって健康保険証はもう更新しないというふうになっちゃうと一気に無保険になってしまうんですね。つまり、国民皆保険制度が、こうやって崩れていってしまうということであります。 それで保険証には必ず保険料っていうのがかかってまいります。保険証を普段から使わないからそれはもう申請しないよというような形で、保険料を支払いに行かなくなってしまう面も出てまいります。若い皆さんは元気ですから意外とそういうケースが多いと思いますし、また高齢者の方でも、実際にそういうところに5年後に行かなくてはと来てもいけないとか、認知症になっちゃうとか一人暮らしだとか、施設に入っているとかいろいろな問題があって、非常に窓口で申請をせずに、そのことで結果的に無保険の人が増えていくということが出てまいります。 先ほど高橋姿議員さんから障害者の話がありました。障害者の皆さんも、これに対して非常に危惧を持ってやめてほしいということを言っています。具体的に却下されたという事例としては、顔写真の背後に車椅子のヘッドレストが写っていたことで、申請を却下されちゃったとか、全盲で病気のために黒目がない人でも黒目が写ってないので撮り直しをされたとか、あるいは自分の意思とは無関係に体が動いてしまうような不随意運動によって撮る時に顔写真でエラーになってしまうケースがあるようであります。こういう問題も、我々はあることを十分確認しながら、なおそれでもマイナ保険証を使いたいという人は使ったらいいと思うんです。 今、全国的に使っているのはマイナンバーカードを持っている人でもたった4.5%の方だけです。本当に僅かな人たちしか使っていない。こういうような背景には、マイナ保険証に対する信頼が非常に危ういものがあるんだというふうに思うわけであります。したがって、そういうことをきちっと我々は感知して、そして国に対して物を言うということが大事だと思います。 本当に県内でも28自治体36%の市町村がこの保険証を残してほしいという請願を、可決しているんです。伊那市においてそういうことができないというのはね、非常に私は残念かなというふうに思っております。これからの混乱も考えながら、ぜひとも慎重にお考えいただきたいということをお願いして、私の討論とさせていただきます。
○議長(
白鳥敏明君) 他に御意見ございませんか。 5番、
篠塚みどり議員。
◆5番(
篠塚みどり君) 5番、
篠塚みどりです。 これからの高齢化社会に向けて、医療を使う方は本当に増えていくと思います。利用者の急増が見込まれて、必要となる就業者数も大幅に増加するものと思っております。担い手不足の観点からも、デジタル化とデータ化活用や担い手負担の軽減は重要な課題であると思います。 また、外国人が不正に作成をしてしまうということもあり、それを防ぐため、また政府は有効期限を最長5年の資格確認書を発行すると言っており、先ほど姿議員も言いましたけれども、顔認証がマイナンバーカードも導入するということを言われておりました。 平均寿命が年々伸びる中で、個人が望むライフスタイルを継続させるためには、診断、診療に加えて、疾病の予防が最重要になってくると思っております。個人が自身の健康、医療に関する情報を簡易に記録・管理して、自身の健康管理や診断、治療に関わる医療機関に必要に応じて共有できるよう、自動車免許証も顔認証がついておりまして、そして本人証明ができるわけであります。 皆さんが安心して自動車免許も持っていると思いますけれども、この5年間の更新もあり、そしてこれからの高齢化を迎えるにあたって、やはりマイナンバーカードは大切になってくると思いますので、私は不採択にしたいと思います。
○議長(
白鳥敏明君) 他にございませんか。 以上をもちまして、討論を終結します。 これより請願・陳情を採決します。 請願・陳情番号212-1、国に対し、健康保険証廃止の中止を求める意見書の提出を求める陳情を採決します。 本件に対する
委員長報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
白鳥敏明君) 起立多数であります。 よって、請願陳情番号212-1は、
委員長報告のとおり決定しました。
---------------------------------------
△
議員提出議案第4号 日本政府がイスラエルの地上侵攻と空爆の即時停止、ハマスによる人質の解放のために全力を尽くすことを求める意見書の提出について
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○議長(
白鳥敏明君) 日程第8、
議員提出議案第4号「日本政府がイスラエルの地上侵攻と空爆の即時停止、ハマスによる人質の解放のために全力を尽くすことを求める意見書の提出について」を議題とします。 事務局をして件名のみ朗読させます。 久保田事務局長。
◎事務局長(久保田玲君)
議員提出議案第4号、日本政府がイスラエルの地上侵攻と空爆の即時停止、ハマスによる人質の解放のために全力を尽くすことを求める意見書の提出について。 令和5年12月15日提出、伊那市議会議員、
田畑正敏、同じく
伊藤のり子、同じく三澤俊明、同じく飯島光豊、同じく湯澤武、同じく唐澤千明、同じく三石佳代。 以上であります。
○議長(
白鳥敏明君) 提案者から提案理由の説明を求めます。 12番、
田畑正敏議員。
◆12番(
田畑正敏君) 日本政府がイスラエルの地上侵攻と空爆の即時停止、ハマスによる人質の解放のために全力を尽くすことを求める意見書の提案理由の理由の説明につきましては、意見書の朗読によってかえさせていただきます。 イスラエルの完全封鎖の下で、パレスチナ人が住むガザ地区に対して、連日の空爆と地上侵攻が行われ、多数のパレスチナ人が殺され負傷しています。既に1万8,000人もの市民が命を失い、その約半数近くが、子供だと報道されています。毎日の報道に誰もが心を痛め、一日も早い戦闘の中止や停戦、人質の解放を願っています。 いかなる理由があっても、ハマスによる無差別攻撃と民間人の連行は決して許されません。しかし、イスラエルが報復として行っているガザへの総攻撃は、子供たちを含む多数のパレスチナ人に死をも強要する残虐な行為です。病院などを攻撃することは国連憲章に違反します。 こうした中、10月27日の国連緊急特別総会で121か国の賛成で、交戦当事者に対し、直ちに継続的な即時かつ持続的な人道的休戦を求める決議案が採択されました。さらに11月15日の国連安全保障理事会で、ガザ地区の子供の人道状況を改善するために、戦闘の休止を求める決議が、賛成多数で採決されました。 その後、11月24日から戦闘休止となりましたが、12月1日から再び戦闘が始まり、さらに多くの死者がガザ地区南部でも出ています。当該地域の平和の構築のために、日本政府を含む世界各国が積極的な支援を行うことが望まれます。 とりわけ、平和憲法を持ち、中東諸国と友好関係を築いてきた日本政府は、国際人道法のいかなる場合においても、生命と尊厳を守るべきとの理念を尊重し、この戦闘により一般市民が直面している危機的な人道状況を改善し、事態の早期沈静化を図ることが求められています。 以上のことから、下記事項が実現されますよう強く要請いたします。 記1、イスラエルの地上侵攻と空爆の即時停止、ハマスによる人質解放のために日本政府が外交努力を一層強めること。 2、国連決議を尊重し、人道的かつ平和的な支援に最善の努力を払うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 令和5年12月15日、伊那市議会。以上、意見書を提出させていただきました。 皆様の御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(
白鳥敏明君) お諮りします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第4号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
白鳥敏明君) 御異議なしと認めます。 よって、
議員提出議案第4号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
白鳥敏明君) 以上をもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。御意見ございませんか。 15番、
宮原英幸議員。
◆15番(
宮原英幸君) 私はこの意見書に反対の立場で討論をいたします。当該地域の戦闘の歴史は、また宗教対立による歴史は極めて深く解決困難なものと承知をしております。当該地域での特定の国の戦闘の適否は簡単に答えを出せるものではありません。 したがって、この文面について、表面的なある意味でバイアスのかかった形での文面には賛成をしかねるものであります。ましてや地方自治体の意見書として、戦闘停止と人質解放といった人道的な立場からの意見書提出をすべきと考え、拙速を避け、詳細な検討をする時間的余裕を持った上で再度検討をしていくべきだというふうに考えます。 そんな意味でこの文面での意見書には反対をいたします。
○議長(
白鳥敏明君) 他にございませんか。 20番、飯島議員。
◆20番(飯島光豊君) 私はこの意見書に採択するべきだという立場であります。 内容についての問題よりも、今の御意見はそれぞれの国の名前を挙げたことがどうのこうのという話がありました。しかし、これまで伊那市議会におきましては、ロシアによるウクライナの侵略に断固抗議する決議やら、ミャンマーにおける軍事クーデターを非難し民主的な政治体制の早期回復を求める意見書をもう既に出しております。 したがって、これらの問題については伊那市議会としても、きちんとした態度を示すということが大事であり、同時に長野県議会におきましても、この種の意見書が既に出ております。したがってこれらの問題について、本当に私達ができる最大限のこと、あるいは日本政府に要請するということが我々議会に課された責務だというふうに強く思っておりますので、採択をするべきだと思っております。 お願いいたします。
○議長(
白鳥敏明君) 他にございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
白鳥敏明君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより
議員提出議案第4号を採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
白鳥敏明君) 起立多数であります。 よって、
議員提出議案第4号は、原案のとおり可決されました。 ここで市長から、令和4年度決算、伊那市の財務書類及び令和5年度教育委員会の事務の管理及び執行状況の点検及び評価報告書が提出されております。 タブレット端末の本日の会議資料に掲載してありますので、それぞれ御確認をいただきたいと思います。 ここで市長から御挨拶をお願いします。 白鳥市長。 (市長 白鳥 孝君登壇)
◎市長(白鳥孝君) 12月定例会の閉会にあたりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様におかれましては、11月24日から本日まで、本会議、各委員会の審議を通じまして、慎重な御審議をいただき、本議会に御提案申し上げました全議案につきまして、御議決を賜り、誠にありがとうございました。 本年も残すところ2週間余りとなりました。日に日に寒さも増し、降雪や凍結なども心配されますが、年末年始が穏やかな天候で、市民生活に影響が出ないことを願うところであります。 さて、令和4年11月から若者世代の移住定住促進を目的として建設を進めてまいりました、若者・
子育て向け住宅がこのたび完成の運びとなり、12月19日に竣工式を予定しております。 この住宅は、伊那市で初めて若者や子育て世代を対象にした市営住宅で、対面式のキッチンや交流スペースを設けるなど、子育て世代に配慮した住宅となっております。今後、若者世代から高齢者世代までが共に暮らし、交流が深まっていく団地になるよう期待するところであります。 今年は新型コロナウイルスの感染症の位置づけが5類に移行となり、日常生活は通常に戻ってまいりましたが、物価上昇、燃油高騰が地域経済や市民生活に大きな影響を与えた一年でありました。 そうした中、伊那市では子育て世帯、生活困窮者への支援や、農家や中小企業者への支援など、スピード感を持ちながら、適時適切に最大限の対応を図ってまいりました。 今回追加で補正をお願いいたしました、低所得者世帯への7万円の追加支援につきましては、今後給付に向けた準備を鋭意進めてまいります。また、国の臨時交付金の活用につきましても、早期に活用内容を報告できるよう対応を進めてまいります。 これからも国や県の動向を注視しながら、議会に相談する中で、市民生活や地域経済を守る施策を展開し、市民の皆様が幸せに暮らせるため、全ての福祉に漏れのない取組に向けて邁進してまいります。 一方で、一次産業を中心に据え、幹線道路網の整備をはじめとする社会資本整備、移住・定住対策、教育・子育て環境の整備、脱炭素社会構築の取組に向け諸施策を積極的に推進し、持続可能な日本を支える夢のある地方都市への歩みを着実に進む進めることができた一年でありました。 結びに議員の皆様をはじめ、市民の皆様におかれましては、今年一年、伊那市政に御理解御協力を賜りましたことに、心から感謝を申し上げます。 新年が災害のない、より良き年となりますようお祈り申し上げ、閉会にあたりましての挨拶といたします。
○議長(
白鳥敏明君) 以上をもって本日の日程は全部終了しました。 これをもって、令和5年12月伊那市議会定例会を閉会します。
△閉会 午前10時34分 地方自治法第123条第2項の規定により署名をする。 伊那市議会議長 伊那市議会議員 伊那市議会議員...