伊那市議会 > 2023-08-25 >
08月25日-01号

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  1. 伊那市議会 2023-08-25
    08月25日-01号


    取得元: 伊那市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-17
    令和 5年  9月 定例会              令和5年9月            伊那市議会定例会会議録               (5-1)1.開会 令和5年8月25日(金曜日)午前9時30分---------------------------------------2.出席議員の氏名(21名)          1番     池上 謙          2番     伊藤のり子          3番     唐木 拓          4番     小池 隆          5番     篠塚みどり          6番     高橋 姿          7番     高橋明星          8番     三石佳代          9番     湯澤 武         10番     吉田浩之         11番     小林眞由美         12番     田畑正敏         13番     原 一馬         14番     三澤俊明         15番     宮原英幸         16番     白鳥敏明         17番     二瓶裕史         18番     野口輝雄         19番     唐澤千明         20番     飯島光豊         21番     柳川広美---------------------------------------  欠席議員の氏名                 なし---------------------------------------3.説明のため出席した者の職氏名       市長          白鳥 孝       副市長         伊藤 徹       教育長         笠原千俊       代表監査委員      北原藤重       総務部長        伊藤博徳       企画部長        飯島 智       文化スポーツ部長    宮原貴敏       市民生活部長      城倉 良       保健福祉部長      村松義隆       農林部長        柴 公人       農林部参事       松本直也       商工観光部長      重盛 巧       建設部長        橋爪 豊       建設部参事       鷲見祐人       水道部長        伊藤一真       教育次長        三澤 豊       会計管理者       河上千鶴子       高遠町総合支所長    福澤 清       長谷総合支所長     有賀賢治       危機管理監       埋橋 進---------------------------------------4.職務のため出席した事務局職員       事務局長        久保田 玲       次長          井口大輔       庶務係長        竹中恵子       主査          守屋奈央       主査          下島一志---------------------------------------5.議事日程   日程第1 会議録署名議員の指名   日程第2 会期の決定   日程第3 議案第1号 市道路線の認定について        議案第2号 市道路線の廃止について   日程第4 議案第3号 伊那市林業振興施設条例の一部を改正する条例   日程第5 議案第4号 人権擁護委員候補者の推薦について   日程第6 議案第5号 令和4年度伊那市一般会計歳入歳出決算認定について        議案第6号 令和4年度伊那市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議案第7号 令和4年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計歳入歳出決算認定について        議案第8号 令和4年度伊那市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について        議案第9号 令和4年度伊那市介護保険特別会計歳入歳出決算認定ついて        議案第10号 令和4年度伊那市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について        議案第11号 令和4年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計歳入歳出決算認定について        議案第12号 令和4年度伊那市藤沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について        議案第13号 令和4年度伊那市北原財産区特別会計歳入歳出決算認定について        議案第14号 令和4年度伊那市長藤財産区特別会計歳入歳出決算認定について        議案第15号 令和4年度伊那市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について        議案第16号 令和4年度伊那市下水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について        議案第17号 令和4年度伊那市自動車運送事業会計決算認定について   日程第7 議案第18号 令和5年度伊那市一般会計第5回補正予算について        議案第19号 令和5年度伊那市国民健康保険特別会計第1回補正予算について        議案第20号 令和5年度伊那市介護保険特別会計第1回補正予算について        議案第21号 令和5年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第3回補正予算について        議案第22号 令和5年度伊那市北原財産区特別会計第1回補正予算について   日程第8 請願・陳情について--------------------------------------- △開会 午前9時30分 ○議長(白鳥敏明君) おはようございます。朝夕はだいぶ涼しくなりましたが、新聞報道によりますと、9月前半までは、まだまだ暑い日が続くということが予測されております。体調管理には十分注意したいものです。 ただいまから令和5年9月伊那市議会定例会を開会します。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お配りしてあります議事日程表によって議事を進めてまいります。---------------------------------------会議録署名議員指名 --------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は10番、吉田浩之議員、11番、小林眞由美議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 --------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りします。今定例会の会期は、本日から9月15日までの22日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 御異議なしと認めます。よって、会期は22日間と決定しました。 ここで市長から御挨拶をお願いいたします。 白鳥市長。     (市長 白鳥 孝君登壇) ◎市長(白鳥孝君) 令和5年9月市議会定例会の開会にあたり、一言御挨拶を申し上げます。 お盆を過ぎましても、厳しい残暑が続いているところでございますが、暦の上では、二十四節気の一つ「処暑」を迎え、暑さもようやく峠を越す頃となってまいりました。朝夕は幾分、過ごしやすくなってきた気がいたします。 今年のお盆は、新型コロナ感染症が5類へ移行後、初めて迎えたものとなり、ふるさとで過ごす人の帰省ラッシュの話題が、久しぶりに聞かれ、全国各地で、賑わいが戻ってきているところでございます。 伊那市におきましてもお盆期間中、各種の行事を開催いたしました。 8月12日には、伸和コントロールズ株式会社様のご縁により、多くの著作やテレビ出演などで知られている歴史学者の磯田道史氏を講師にお招きし、「古文書活用の未来」について講演をいただきました。募集開始早々に定員に達する大盛況で、講演では高遠に関する古文書を解説いただくなど、興味が高まる内容でした。これを契機に、今後、古文書の活用がさらに進むことを、期待しているところでございます。 8月14日、15日には、約460人が出席して、旧伊那市地域におきまして二十歳のつどいが行われ、伊那市が取り組んでいる、50年の森林ビジョンや、伊那から減らそうCO2などの先進的な取組を紹介し、夢のある伊那市創造に向け、伊那地域、INA Valleyを共に創っていただきたい、とビデオメッセージにより私の方から語りかけました。これからも、多くの若者が、ふるさとに夢が持てるまちづくりに向けて、取り組んでいく所存でございます。 次に、8月17日には、駒ヶ根市北の原と伊那市青島を結ぶ、国道153号伊駒アルプスロード中心杭打ち式が開催されました。これを契機として、渋滞緩和やアクセス向上が進み、観光振興に資する伊駒アルプスロード事業が大きく前進し、リニア中央新幹線開業と、三遠南信自動車道開通に併せ、早期全線開通に向けて、より一層事業が進むことを期待しているところでございます。 また、近年の異常気象により、各地で人命を脅かす災害が多く発生しております。今後も、異常気象による災害が、いつ発生するかわからない状況にありますので、様々な機会を通じて防災意識の高揚を図るとともに、市民の皆様におかれましては、お住まいの地域の危険箇所や浸水被害の想定、避難場所への経路や非常持ち出し品の確認など、日頃から災害に備えた対応をお願いするところであります。 9月3日には地域の災害対応力の向上を目的として、東春近地区を主会場に伊那市総合防災訓練を計画しております。多くの皆様に御参加を頂きたいと考えております。 次に物価高騰対策については、これまでも、エネルギー・食料品の高騰の影響を受けた市民や事業者への支援に迅速に対応してまいりましたが、今定例会においても、市民生活や産業を支えるために必要な対策を機敏に対応するため、新型コロナウイルス感染症及び物価高騰対策としての取組第38弾をはじめとする一般会計の補正予算と、そのほか特別会計の補正予算をお願いしております。 第38弾の取組として、燃油高騰の折、冬を迎える低所得の高齢者や、相次ぐ食料品の値上げなどが続く中、子育て世帯への支援のほか、昨年度に引き続き、高校進学に不安を抱える、ひとり親家庭の中学3年生への支援を提案しております。 また、電気料金や燃料、飼料高騰の影響を受けている施設園芸農家、畜産農家、福祉事業所、児童福祉施設運送事業者中小企業者等に向けて幅広い支援を考えております。 関係する補正予算につきまして、この後、提案をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。 また、監査委員に審査いただきました、13会計の令和4年度決算認定をお願いしております。一般会計では、全ての福祉に漏れがない対応や、地域経済の活性化、物価高騰対策などを進めながらも、財政健全化プログラム等の取組により、市の財政状況は健全な状態を維持することができました。 具体的には、地方公共団体の主な財政健全化判断比率のうち、実質公債費比率は、令和3年度決算と比較して0.1%良化した「6.8%」に、また、将来負担比率は、前年度同様の「数値なし」を維持しております。 この健全な状態を維持するために、歳出抑制を図り、市債においては「返すより多く借りない」ことを遵守したほか、地方創生推進交付金などの有利な補助金の活用や、ふるさと納税の積極的なPRなどにより、着実な基金の積増しを実施しているところでございます。 また、平成17年度末の決算で16億8,000万円でありました伊那市全体の未収金は、令和4年度を第5次徴収対策プログラムの最終年として取り組んだ結果、1億3,293万円まで縮減し、平成17年度末と比較すると、15億4,700万円の大幅な縮減となっております。 今後も、令和5年度から取り組んでおります第6次徴収対策プログラムによりまして、公平な負担と安定した財源確保のため、未収金解消に努めてまいりたいと存じます。 最後に、新型コロナワクチンの接種について、これまでも医療機関をはじめとして、多くの皆様の御協力をいただく中で実施してきております。本年、5月からの「春開始接種」につきましては、高齢者、重症化リスクの高い方、医療従事者や高齢者施設等の従事者の方を対象範囲として行ってきており、来月9月下旬からは、接種可能なすべての方を対象に「秋開始接種」を予定しています。 報道発表を御覧になり、御承知のことと存じますが、5類に移行した5月8日時点では、県全体で、定点医療機関あたりの届出数が3.65人であったの対し、8月23日発表では、19.67人へ増加しており、5.4倍となっている状況です。引き続き、国の動向に注視し、市民の皆様が安心して、円滑にワクチン接種ができますよう、取り組んでまいります。 本定例会に提出いたします議案は、一般案件2件、条例案件1件、人事案件1件、決算案件13件、予算案件5件の合計22件でございます。詳細につきましては、担当部長からご説明申し上げますので、よろしく御審議いただき、御議決賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。--------------------------------------- △議案第1号 市道路線の認定について △議案第2号 市道路線の廃止について--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 続きまして日程第3、議案第1号「市道路線の認定について」及び議案第2号「市道路線の廃止について」の2議案を一括議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 橋爪建設部長。     (建設部長 橋爪 豊君登壇) ◎建設部長(橋爪豊君) 議案書の3ページをお願いいたします。 議案第1号「市道路線の認定について」を御説明いたします。 御提案いたします議案は、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 認定をお願いいたします路線は、路線番号Iの2537、路線名日影28号線でございます。提案理由でございますが、この路線は、宅地造成により整備された道路であり、市民の日常生活に特に重要でありますので、市道に認定するため、提案するものでございます。 位置及び詳細につきまして、議案関係資料で御説明いたしますので、お手数ですが、別冊 議案関係資料の3ページをお願いいたします。日影28号線の位置図でございます。本路線は、市道境青島2号線に接続します幅員6メートルの路線で、起点、日影768番2先から終点、日影768番5先までの路線延長46.5メートルの区間につきまして、認定をお願いするものでございます。 議案書にお戻りください。議案書4ページをお願いいたします。 議案第2号「市道路線の廃止について」を御説明いたします。 御提案いたします議案は、道路法第10条第3項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 廃止をお願いいたします路線は、路線番号Iの7370、路線名大萱団地6号線でございます。 提案理由でございますが、この路線は、市営住宅大萱団地の整備に伴い、路線を整理するため、提案するものでございます。 位置及び詳細につきまして、議案関係資料で御説明いたしますので、関係資料の4ページをお願いいたします。 大萱団地6号線の位置図でございます。本路線は、市道大萱中央線市道大萱団地3号線を結ぶ路線で、起点、西箕輪7200番34先から終点、西箕輪7200番34先までの延長90.1メートルの全線につきまして、廃止をお願いするものでございます。 議案第1号及び議案第2号までの説明は以上でございます。 よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第1号及び議案第2号の2案は経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第3号 伊那市林業振興施設条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 続きまして日程第4、議案第3号「伊那市林業振興施設条例の一部を改正する条例」を議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 柴農林部長。     (農林部長 柴 公人君登壇) ◎農林部長(柴公人君) 議案書の5ページをお願いいたします。 議案第3号「伊那市林業振興施設条例の一部を改正する条例」について、御説明いたします。 6ページ下段、提案理由を御覧いただき、長谷山村広場施設を廃止するため、提案するものでありますが、この施設は令和5年度、非持山区に木造平屋建ての管理棟、休憩施設2棟、バーベキューハウス2棟を建設し、福寿草の郷いこいの広場として、昨年度まで非持山区に指定管理をしていただいてきましたが、近年はほとんど利用者がなく、老朽化が進んでいることから、今後、普通財産として有効活用を検討する考えでございます。 改正内容につきまして御説明いたしますので、別冊の議案関係資料の5ページをお願いします。新旧対照表でございますが、第2条の名称及び位置で、長谷山村広場施設を削除します。林業振興施設として残る協業活動拠点施設は、南アルプスむら長谷のメルシー、観光案内所であります。第11条、第12条は協業活動拠点施設の使用料、還付についての規定ですが、指定管理を行っているため、これを削除し、新条例の第11条、第12条の利用料金に規定します。条ずれを訂正し、第15条から17条までは、指定管理によらず、市が直接管理する場合を規定するものでございます。別表は、長谷山村広場施設について削除いたします。 議案書の6ページにお戻りいただき、中段の附則で、この条例は公布の日から施行したいものでございます。説明は、以上でございます。 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。御質疑ございませんか。     (「なし」という者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第3号は、経済建設委員会に付託いたします。---------------------------------------
    △議案第4号 人権擁護委員候補者の推薦について--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 続きまして日程第5、議案第4号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題とします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤総務部長。     (総務部長 伊藤博徳君登壇) ◎総務部長(伊藤博徳君) 議案書の7ページをお願いいたします。議案第4号「人権擁護委員候補者の推薦について」を御説明申し上げます。 人権擁護委員は、法務大臣から委嘱される委員でございまして、現在、伊那地域から8名、高遠町地域から1名、長谷地域から1名の10名が委嘱されております。このうち下段の提案理由にございますように、現委員の2名が、令和5年12月31日をもって任期満了となることに伴い、人権擁護委員候補者として2名を推薦したいので、議会の意見を求めるものでございます。 候補者は記書きにございます2名で、任期は3年でございます。 1人目は、丸山勝治さんで、生年月日は、昭和31年3月5日で、満67歳、住所は、伊那市西春近6935番地4、新任でございます。 2人目は、西村貢一さんで生年月日は、昭和31年11月6日で、満66歳、住所は、伊那市長谷中尾947番地、新任でございます。 なお、8ページ以降に候補者の略歴をまとめてございますので、後ほど、御確認ください。 説明は以上でございますが、お二人とも、人格に優れ、幅広い識見をお持ちで、広く社会の実情に通じておられます。 また、地区の区長会長からも御推薦をいただいておりまして、委員として適任でございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第4号は総務文教委員会に付託します。--------------------------------------- △議案第5号 令和4年度伊那市一般会計歳入歳出決算認定について △議案第6号 令和4年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について △議案第7号 令和4年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計歳入歳出決算認定について △議案第8号 令和4年度伊那市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について △議案第9号 令和4年度伊那市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について △議案第10号 令和4年度伊那市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について △議案第11号 令和4年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計歳入歳出決算認定について △議案第12号 令和4年度伊那市藤沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について △議案第13号 令和4年度伊那市北原財産区特別会計歳入歳出決算認定について △議案第14号 令和4年度伊那市長藤財産区特別会計歳入歳出決算認定について △議案第15号 令和4年度伊那市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について △議案第16号 令和4年度伊那市下水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について △議案第17号 令和4年度伊那市自動車運送事業会計決算認定について--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 続きまして日程第6、議案第5号「令和4年度伊那市一般会計歳入歳出決算認定について」から、議案第17号「令和4年度伊那市自動車運送事業会計決算認定について」までの13案を一括議題とします。 本件につきましては、理事者から先に決算の説明を求め、その後、監査委員から決算審査の結果報告を求めることにしたいと思います。 それでは河上会計管理者。     (会計管理者 河上 千鶴子君 登壇) ◎会計管理者(河上千鶴子君) 議案第5号から議案第17号までの13議案につきまして、御説明いたします。 これらの決算は、地方自治法第233条第3項の規定により、また、企業会計につきましては、地方公営企業法第30条第4項の規定により、いずれも監査委員の審査を経まして、その意見書を付けて議会の認定をお願いするものでございます。 決算報告書、決算書にて御説明いたします。 最初にクリーム色の令和4年度決算報告書一般会計特別会計の7ページを御覧ください。 1、決算の概要についてでございますが、令和4年度は一般会計の他、9つの特別会計により予算を執行し、一般会計では黒字となり、特別会計では、6会計で黒字、3会計で歳入歳出過不足なしの決算でございます。 おめくりいただき8ページ、9ページは会計別決算額総括表でございます。後ほど御覧ください。 それでは、議案第5号「令和4年度伊那市一般会計歳入歳出決算認定について」を御説明いたしますので、13ページをお願いいたします。 決算の概要でございます。令和4年度は、新型コロナウイルス感染症に対する様々な対策を講じるとともに、コロナ禍において、より顕在化した生活困窮世帯への支援、悪化した地域経済の回復に向けた事業、原油価格の高騰、ウクライナ情勢等の影響を受けた物価の高騰支援事業にも取り組みました。 市税は回復傾向にありますが、地方創生推進交付金など有利な財源を活用し、コロナ禍にあっても必要な事業を確実に推進しながら、あわせて歳入の確保と歳出の削減により将来にわたり持続可能な財政運営が行えるよう財政健全化に努めました。 以下このページの要約でございますが、歳入増の主なものは、個人市民税の増収や固定資産税及び都市計画税の軽減終了等により3億1,324万円の増、農業振興や土地改良事業補助金等県支出金が2億8,981万円の増、ふるさと納税など寄附金が1億910万円の増のほか財政調整基金の繰入金や繰越金が増加の主なものとなっています。 一方、減少した主なものでは、臨時財政対策債や合併特例事業債等、市債が16億427万円の減、臨時特別給付金や社会資本整備総合交付金等国庫支出金が13億4,590万円の減、プレミアム商品券の売払収入等において諸収入が3億3,712万円の減のほか地方特例交付金が1億6,771万円、地方交付税が1億5,249万円の減となっています。 これまで、財政健全化に大きく貢献してきた未収金解消対策では、第5次徴収対策プログラムに取り組み、令和4年度決算では未収金額は1億3,293万円、未納者数は1,421人まで縮減することができました。 歳出では、物価高騰支援事業も含め新型コロナ等対策事業について、適時補正予算を編成しながら実施しました。 款ごとに事業概要を御報告させていただきますので、おめくりいただき、14ページからお願いいたします。 14ページは議会費、総務費でございます。議会費では、市民と議会との意見交換会等を精力的に実施するとともに、ICTの活用によりペーパーレス化や感染対策に配慮しました。 総務費のうち、防災対策では伊那市地域防災コーディネーター養成講座、防災おでかけ講座を開催したほか、山岳気象測器の設置及び伊那市防災気象情報の更新等を行いました。 広報関係では、市報の発行や広報番組の放送等のほかメディアを活用したシティプロモーションの推進により首都圏に向けて伊那市の魅力を発信しました。 また、長谷情報関連施設CNH舎の改修工事を実施しました。 庁舎管理では、長谷総合支所の旧庁舎解体工事や、高遠町総合支所の旧庁舎解体設計業務等を実施、本庁舎では、電話交換機PBX更新と照明のLED化に取り組みました。 友好都市交流では、東京都三宅村との友好50周年記念事業を開催したほか、新宿区立の小中学校児童生徒への給食食材やアルストロメリアの提供を行いました。 企画関係では、第2次伊那市総合計画の進行管理及び実施計画の策定、また、後期基本計画の策定に向け市民アンケート調査を行いました。 新産業技術推進については、15ページをお願いします。ドローン活用によるゆうあいマーケットでは提供エリアを拡大、モバイルクリニックでは高度医療検査機器を導入し、妊産婦検診を新たに開始しました。モバイル市役所の事業化とモバイル公民館の構築、VTOLによる物資輸送プラットフォーム実現に向け山岳輸送ルートの構築等に取り組みました。 交通対策ではぐるっとタクシーの運行最適化に向けた調査・分析等と、市街地デジタルタクシーの実証運行を行いました。 人口増推進では第2期地方創生総合戦略の進行管理と評価検証を行ったほか、移住定住の促進に向け、空き家バンク、対面とオンラインを組み合わせた移住相談やセミナー、体験ツアー等の開催に取り組みました。 下段の民生費のうち、新型コロナ等対策事業では、生活困窮世帯等への支援として、市民税非課税世帯等へのプレミアム商品券の配布、生活困窮者への食料等無償配布を実施したほか、国の非課税世帯等臨時特別給付金、電気・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金等の交付に対応しました。 社会福祉関係では国県と連携した障害者や生活困窮者の支援のほか、おめくりいただき16ページをお願いします。社会福祉協議会との業務連携を強化するとともに、ヤングケアラーの支援にも取り組みました。 高齢者福祉関係では、高齢者福祉施設の管理運営、高齢者いきいき健康券の交付や、敬老会事業への助成を行いました。 子育て支援関係では、子どもの貧困対策を総合的に推し進める伊那市子どもの未来応援事業を実施して、子ども食堂など子どもの居場所づくりを展開しました。また、国の低所得子育て世帯への給付金、市独自の全ての子どもに対する物価高騰対策給付金の支給を行いました。 保育園の運営では、引き続き保育料と副食費について、市独自の利用者負担額軽減を実施するとともに、新たに使用済み紙おむつ回収を行いました。 施設関連では、保育園ICT化ネットワーク構築業務、手良保育園大規模修繕工事を実施したほか、私立幼稚園改築工事、認定こども園移転改修工事への補助等を行いました。 衛生費のうち保健衛生関係では、新型コロナ等対策事業として、ワクチン接種の推進、新生児を対象とした応援給付金の支給、抗原検査キットの無料配布などを行いました。このほか、新たに出産・子育て応援給付金の支給、子宮頸がんHPVワクチン救済措置を実施しました。 地球温暖化対策では、環境省の地域脱炭素移行・再エネ推進交付金を活用し、屋根乗せ太陽光発電設備や薪ストーブ等の設置補助を行うとともに、一般家庭照明LED化を支援しました。 労働費では、若者の地元就職の促進を図るため、奨学金の返還支援や上伊那広域連合等と連携した地元企業の情報発信を行いました。 農林水産業費のうち、新型コロナ等対策事業は、17ページをお願いします。次期作農業支援、燃料高騰対応施設園芸農家支援、原油等高騰対策補助、飼料高騰緊急支援、伊那産飼料用米購入支援等に取り組みました。 農業振興関係では、スマート農業機械導入事業補助金、産地生産基盤パワーアップ事業補助による支援のほか、半農テレワーカーの創造推進事業を進め、担い手の確保に取り組みました。 農地関係では、農地集積や遊休荒廃農地の解消を進めたほか、水路などの基盤整備を実施し、農業公園管理ではみはらしファームのトマトの木ボイラー等更新工事を行いました。 林業関係では、森林(もり)の里親制度による森林整備などを行うとともに、人材育成に特化した「InaValley Forest College」の開催や、産学官連携拠点施設inadani seesの建設を通じて伊那市50年の森林ビジョンの推進を図りました。 商工費のうち商工振興関係では、新型コロナ等対策事業として、総額約18億700万円の第4弾プレミアム商品券事業による地域経済の回復に取り組んだほか家賃補助や第6波対応中小事業者応援金、電気料金高騰対応中小事業者応援金など、さまざまな事業者支援を行ないました。 産業立地関係では、産業用地に係るインフラ整備や誘致活動を行い、2社へ用地を提供するともに、産業用地を取得し操業した企業への補助などを行いました。観光関係は、おめくりいただき、18ページをお願いします。新型コロナの影響により、伊那まつり、城下まつり、ふるさと祭りは中止となりましたが、代替開催された「みなまつり」の開催を支援するとともに、高遠城址公園さくら祭りや長衛祭は開催することができました。 施設関連では、山岳観光拠点の一つとして馬の背ヒュッテを取得し、改修工事を行いました。また、高遠しんわの丘ローズガーデンへの乗用カート整備、鹿嶺高原テラス設置など環境整備や施設改修工事等を実施しました。 土木費のうち土木管理関係では、道路照明のLED化に取り組むとともに、引き続き国土調査事業を実施しました。 道路整備関係では、渡場車屋線や中央高嶺線、溝口戸台線など特定路線の改良工事のほか、各種道路整備や通学路緊急対策事業、橋梁長寿命化計画に基づく平澤橋ほかの補修、古川などの河川改修工事等を行いました。また、国の直轄権限代行により進んでいる伊駒アルプスロードの接続道路に関する調査を実施しました。 都市計画関係では、通り町一丁目地区優良建築物等整備事業に補助を行いました。 下水道事業では、繰出基準に基づく下水道事業会計への補助金の他、安定経営のため4億円の出資を行いました。 住宅関係では、若宮団地建て替えに伴う事業として既存住宅のリフォーム、老朽化した公営住宅団地の除却とともに、若者・子育て向け住宅建設工事に着手しました。 消防費では、耐震性防火貯水槽建設、消防団車庫建て替えなどを行ったほか、消防団車両・小型ポンプの更新などを行いました。 教育費のうち学校教育関係では、長期休業における中学生の自習室の実施、食農体験型の中間教室「伊宝館」の新規開設などに取り組むとともに、引き続き、小規模特認校教育コーディネーターの配置や暮らしのなかの食の実践に取り組みました。 19ページをお願いします。中学生キャリアフェスは、3年ぶりに対面方式で開催しました。 施設関係では、新山小、高遠北小、長谷小学校にペレットストーブを設置したほか、新山小学校給食調理場解体工事などを行いました。 社会教育関係では、感染防止対策を取りながら、二十歳のつどいや文化イベントなどを開催したほか、文化団体の活動支援を行いました。スポーツ関係でも春の高校伊那駅伝や市民体育祭等を感染防止対策を講じながら、開催することができました。 また、旧伊那中央清掃センター跡地及び美原公園土地利用基本構想策定業務に着手しました。 教育関連の新型コロナ等対策事業では、児童自立支援団体への支援、学校等における感染症対策等支援、学校給食食材費補助、生活困窮世帯等の児童生徒への食料品等の支援を行いました。 災害復旧費では、令和3年度の豪雨により被災した農地、農業用施設、林道、市道の復旧工事等を行ないました。 公債費では、定期償還の他、1億9,456万円の繰上償還を行い、地方債残高の縮減に努めました。 決算の結果、収入済額は、前年度比5.4%減の420億6,542万1,844円、支出済額は前年度比6.0%減の405億7,465万2,296円となり、歳入歳出差引は、前年度比15.2%増の14億9,076万9,548円となりました。 なお、国の補正に伴う関連事業等を次年度に繰り越し、実質収支額は、前年度比5.3%増の9億7,373万1,548円となりました。 おめくりいただき、20ページから25ページまでは款別の決算額比較表でございます、後ほど御覧をいただきたいと思います。26、27ページまでお進みください。市税の決算調書でございます。27ページ右下の収納率は99.20%で、対前年比で0.28%向上しております。 おめくりいただき、28ページは性質別経費分析表でございます。後ほど御覧いただきたいと思います。 次の29ページに、地方債の状況を掲載いたしました。年度内の借入れは約19億5,807万円、償還額は元利合わせて約37億692万円でございまして、年度末の未償還残高は約286億3,785万円でございます。おめくりいただき30ページは、地方債の目的別の現在高でございます。御確認をお願いいたします。 31ページからは、債務負担行為の状況、2枚おめくりいただき34ページは、一時借入金の運用状況でございます。令和4年度は、金融機関からの借入れはなく、②は各会計における基金からの繰替え運用の利息でございます。 35ページは、基金の状況でございます。基金の合計額は、令和4年度末現在、約250億1,470万円でございます。 おめくりいただき36ページは、ふるさと応援基金の活用状況でございます。後ほど御覧いただきたいと思います。 37ページは、財政指標でございます。上から2番目の経常収支比率は、88.4%で3.8%上昇、下から2番目、実質公債費比率は、0.1%改善し6.8%、将来負担比率は、昨年に引き続き数値なしでございます。 おめくりいただき38ページからは、未収金の解消実績、おめくりいただき40ページには、食糧費の決算状況、41ページは、土地開発公社解散に伴い市に移管された土地の状況、おめくりいただき42ページは、地方消費税交付金の使途状況です。それぞれ、御覧いただきますようお願いいたします。 43ページから45ページは、新型コロナウイルス感染症対策の実績をまとめてございます。後ほど御覧ください。 46ページ以降は、各款ごとの主要な施策でございます、後ほど御確認をお願いいたします。以上、一般会計決算につきまして御説明いたしました。 引き続き、特別会計につきまして御説明いたします。お手数ですが、183ページまでお進みください。 議案第6号「令和4年度伊那市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明いたします。 決算の概要でございますが、加入状況は令和5年3月末現在、8,369世帯、12,522人で、前年度に比べ世帯数では294世帯、被保険者数では706人の減となりました。 保険給付費は43億8,053万5,079円で前年度に比べ1.0%の減となり、国民健康保険税の調定額は、現年度分、滞納繰越分を合わせて13億3,844万2,468円で前年比5.5%の減となりました。 収納における収入未済額は、前年度比で872万円余り減少しております。 徴収対策は御覧をいただき、保健事業では、特定健診、保健指導の実施及び人間ドック補助など、被保険者の健康増進に努めました。 決算の結果、収入済額64億4,397万7,055円、支出済額63億9,525万2,454円、差引残額4,872万4,601円を次年度へ繰り越しました。 収入済額のうち、一般会計から法定分として4億6,699万6,977円、法定外分として9,000万円を繰り入れました。 おめくりいただき、184ページは被保険者数などの前年対比、国保税の状況等です。185ページから196ページは主な施策を掲載しております。後ほど御確認をお願いいたします。お手数ですが、197ページまでお進みください。 議案第7号「令和4年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明いたします。 決算の概要でございますが、地域に根ざした医療機関として、きめ細かく、速やかな医療の提供に努めました。本年度の受診者数は延べ7,604人で、前年度比で260人、3.5%の増加となりました。また、診療収入は、7,713万2,016円で、前年度比893万円余り、13.1%の増となりました。決算の結果、収入済額1億6,456万8,999円、支出済額1億6,444万7,999円、差引残額12万1,000円は施設整備費の繰越財源でございます。一般会計からルール分として1,879万6,000円、赤字補填分として3,452万9,579円、合計5,332万5,579円を繰り入れました。 おめくりいただき198ページから201ページは主な施策でございます。後ほど御覧ください。202ページまでお進みください。 地方債の状況でございます。御覧のように、年度末現在高は2,003万3,332円でございます。203ページをお願いいたします。 議案第8号「令和4年度伊那市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明いたします。 決算の概要でございますが、令和5年3月末現在の対象者は1万2,107人、市民全体に占める割合は18.4%で、前年度比0.6%の増となりました。医療給付費は86億3,973万205円、葬祭費の支給額は3,825万円でした。 決算の結果、収入済額は9億4,661万1,216円、支出済額は9億3,540万8,581円で、差引残額1,120万2,635円を、次年度へ繰り越しました。 このページ、中ほどからは保険料の状況、おめくりいただき、204ページから205ページは主な施策でございます。後ほど御覧ください。 おめくりいただき、206ページをお願いいたします。 議案第9号「令和4年度伊那市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明いたします。 決算の概要でございますが、令和4年度は第8期介護保険事業計画に基づき、施設整備や介護保険給付等を実施いたしました。 65歳以上の第1号被保険者数は、令和5年3月末現在2万1,086人、前年度比50人の減となりました。介護認定者数は3,521人で、前年度比27人の減、第1号被保険者の認定割合は、前年度比ほぼ横ばいの16.70%でした。 保険給付費は、64億257万8,000円で、前年度比で2.12%、1億3,282万6,551円の増となりました。 地域支援事業では、地域包括ケアシステムの構築や介護予防事業などを実施しました。 決算の結果、収入済額は69億8,027万3,079円、支出済額は68億4,420万2,407円となり、差引残額1億3,607万672円を、次年度へ繰り越しました。 右側、207ページは介護認定者数と保険料の状況、おめくりいただき208ページから222ページは主な施策でございます。後ほど御覧ください。 223ページまでお進みください。 議案第10号「令和4年度伊那市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明いたします。 決算の概要でございますが、市街地への乗り入れの利便性と活性化を推進するため、市営駐車場を指定管理により運営いたしました。利用台数は51万5,974台、利用料金は3,212万6,550円で、前年度に比べ利用台数は3万9,091台、8.2%の増、料金収入は551万4,500円、20.7%の増となりました。 しかし、令和元年度との比較では、利用台数、利用料金ともに大きく下回っており、引き続き新型コロナ感染拡大による影響が大きい状況です。 歳入については、指定管理者の収入となる駐車場利用料金が大きく減少した状況が続いているため、指定管理納付金を800万円に減額し、一般会計から219万3,171円を繰り入れました。 歳出については、自動精算機のインボイス対応改修工事を行いましたが、その他、予定していた機器改修工事を次年度以降に先送りし、必要最低限の支出にとどめました。 決算の結果、収入済額、支出済額ともに1,019万3,171円となりました。 おめくりいただき、224ページは利用状況、225ページは主な施策でございます。後ほど御覧ください。 おめくりいただき、226ページをお願いします。 議案第11号「令和4年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計歳入歳出決算認定について」をご説明いたします。公有財産管理活用事業は、伊那市が保有している公有地の造成や売却、新たな公有地の取得など、公有地の管理活用を図りました。新たな用地取得及び売却実績は御覧をいただき、事業費の財源は土地取得基金で、新たな土地取得の際には取り崩して繰入れを、用地の売却代金及び基金利子は積立てを行いました。 決算の結果、収入額・支出額ともに6億3,155万6,980円となりました。また、伊那インター工業団地及び大萱産業適地並びに東原工業団地の整備事業費4億2,932万円を次年度へ繰り越しました。 土地利活用誘導事業は、一般会計から繰入れを行い、宅地整備に向けて不動産鑑定評価を行いました。決算の結果、収入済額、支出済額ともに32万4,770円となりました。なお、4,482万5,000円を次年度へ繰り越しました。 227ページから228ページは、主な施策でございます。後ほど御覧ください。 229ページをお願いします。 議案第12号「令和4年度伊那市藤沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明いたします。決算の概要でございますが、高遠町藤沢及び芝平にある藤沢財産区区有林の管理及び造林事業等を行いました。 決算の結果、歳入総額は791万3,327円、歳出総額は566万3,052円となり、差引残額225万275円を、次年度へ繰り越しました。おめくりいただき230ページは、主な施策でございます。後ほど御覧ください。 231ページをお願いします。 議案第13号「令和4年度伊那市北原財産区特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明いたします。決算の概要でございますが、高遠町藤沢にある北原財産区区有林の管理等を行いました。決算の結果、歳入総額は849万2,284円、歳出総額は14万7,470円となり、差引残額834万4,814円を、次年度へ繰り越しました。 おめくりいただき、232ページは主な施策でございます。後ほど御覧ください。 233ページをお願いします。 議案第14号「令和4年度伊那市長藤財産区特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明いたします。 決算の概要でございますが、高遠町長藤及び芝平にある長藤財産区区有林の管理等を行いました。決算の結果、歳入総額は369万9,274円、歳出総額は18万4,762円となり、差引残額351万4,512円を、次年度へ繰り越しました。 おめくりいただき、234ページは主な施策でございます。後ほど御覧ください。 続きまして、公有財産の御報告でございますが、白い冊子の歳入歳出決算書の461ページ以降に掲載しております。後ほど御確認をお願いいたします。 続きまして、公営企業会計の決算につきまして御説明いたしますので、薄紫色の冊子、令和4年度伊那市企業会計決算書・附属書類を御覧ください。 議案第15号「令和4年度伊那市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について」を御説明いたします。 6ページ、7ページをお願いいたします。決算報告書の(1)収益的収入及び支出について御説明いたします。収入の決算額は、第1款、水道事業収益は、16億7,634万3,661円、第2款、簡易水道事業収益は、1億7,000万1,355円、支出の決算額は、右側7ページへの掲載で、第1款、水道事業費用は、14億973万4,258円、第2款、簡易水道事業費用は、1億6,823万9,332円で、不用額はそれぞれ御覧のとおりとなりました。 おめくりいただき、8ページ、9ページの(2)資本的収入及び支出は、それぞれ御確認ください。 おめくりいただき10ページ、損益計算書をお願いいたします。下から4行目、当年度純利益は2億3,419万230円、前年度繰越利益剰余金はなし、その他未処分利益剰余金変動額は7,310万7,650円、当年度未処分利益剰余金は3億729万7,880円でございます。 12ページ、13ページをお願いします。剰余金の取扱いにつきまして、地方公営企業法第32条第2項により、議会の議決をお願いするものです。 12ページ下段の表を御覧ください。当年度未処分利益剰余金3億729万7,880円のうち、7,310万7,650円を資本金へ組み入れ、2億3,419万230円を減債積立金へ積立てたい、というものでございます。 おめくりいただき14ページからの貸借対照表は、後ほど御確認ください。 18ページまでお進みください。事業報告書でございます。(1)の総括事項でございますが、本年度も、水道事業経営健全化計画の進行管理を通じて、持続可能な事業経営の実現に注力するとともに、最も重要なライフラインとして安定的な供給に努めました。給水量は、家庭向けが2年連続で減少する一方、事業所向けは増加したものの、全体の給水量、給水収益は3年ぶりに減少に転じました。年間を通じて経営の効率化に努めた結果、収支では8年連続で黒字を確保することができました。 以下、事業収益、事業費用、財務状況、業務状況、右側19ページでは建設改良、未収金削減までは御覧をいただき、中ほどの経営見通しでございますが、今後も、給水人口の減少などから給水収益も緩やかな減少が見込まれ、一方で、施設等が一斉に更新時期を迎える令和12年度以降、更新投資額は年平均で1.5億円程度の増加が見込まれます。このように今後も厳しい経営環境が予想される中、経営目標である「安全、安心、快適で災害に強い伊那の水道」を実現すべく、創意・工夫により事業を継続してまいります。 おめくりいただき20ページから59ページは事業実績や関係資料でございます。後ほど御覧をいただきたいと思います。 お手数ですが、64ページまでお進みください。 議案第16号「令和4年度伊那市下水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について」を御説明いたします。64ページ、65ページをお願いします。 決算報告書の(1)収益的収入及び支出について御説明いたします。収入の決算額は、第1款下水道事業収益28億3,434万7,391円で、支出の決算額は、右側65ページへの掲載で、第1款下水道事業費用26億2,576万8,169円でございます。 おめくりいただき66、67ページの(2)資本的収入及び支出は、後ほど御覧ください。 おめくりいただき68ページ、損益計算書をお願いします。下から4行目、当年度純利益は2億1,218万6,425円で、最下段の当年度未処分利益剰余金も同額の2億1,218万6,425円となりました。 おめくりいただき、70、71ページをお願いします。剰余金の取扱いにつきまして、地方公営企業法第32条第2項により、議会の議決をお願いするものです。 70ページ下段の表を御覧ください。当年度の未処分利益剰余金は2億1,218万6,425円で、全額を減債積立金へ積立てをしたい、というものでございます。 おめくりいただき72ページからの貸借対照表は、後ほど御覧いただきたいと思います。おめくりいただき、76ページをお願いします。 事業報告書、(1)の総括事項でございますが、本年度も、下水道事業経営健全化計画を進行管理し、持続的な事業経営の実現に注力するとともに、最も重要なライフラインとして安定的な汚水の排除に努めました。その結果、使用料収入は前年度比で減少しましたが、8年連続で黒字決算となりました。 一方で、企業債償還額は 前年度比で約2,800万円増加して、30億3,500万円余りとなり、償還のピークに達しました。資本的収支の補てん財源残高は約1億円減少して、17億2,000万円余りとなりました。事業の安定的な継続のため、今後も引き続き一定水準の純利益を確保し、補てん財源を増加させていく必要があります。 以下、事業収益、事業費用、財務状況、業務状況、右側77ページの建設改良、未収金削減は御覧をいただきまして、中ほどの経営見通しをお願いいたします。整備区域内の下水道整備が終了する中で、人口減少などにより、使用料の増加を見込むことは困難です。一方で、企業債の償還は令和4年度をピークに年30億円程度が必要となり、その後も大きくは減少しないため、経営状況の一段の悪化が懸念されるところです。このように将来的に厳しい経営環境が予想される中で、経営目標である「時代の変化に対応できる持続可能な事業経営」を実現すべく、将来を見据えた事業経営を実践してまいります。 おめくりいただき、78ページから125ページは事業実績並びに関係資料でございます。後ほど御覧をいただきたいと思います。 お手数ですが、130ページまでお進みください。 続いて、議案第17号「令和4年度伊那市自動車運送事業会計決算認定について」を御説明いたします。130、131ページをお願いします。 決算報告書の(1)収益的収入及び支出について御説明いたします。収入の決算額は第1款自動車運送事業収益7,991万2,172円で、支出の決算額は、右側131ページへの掲載で、第1款自動車運送事業費用6,285万2,992円でございます。おめくりいただき、132、133ページの(2)資本的収入及び支出は、後ほど御覧ください。 おめくりいただき134ページ、損益計算書をお願いいたします。下から4行目、当年度純利益は1,679万220円で、最下段の当年度未処分利益剰余金も同額の1,679万220円となりました。おめくりいただき136、137ページをお願いします。 下段の剰余金処分計算書(案)を御覧ください。未処分利益剰余金1,679万220円を、伊那市自動車運送事業の設置等に関する条例第4条の2により、その全額を繰越利益剰余金としたいというものでございます。 おめくりいただき138ページからの貸借対照表は、後ほど御覧いただきたいと思います。142ページまでお進みください。 事業報告書でございます。2段落目から御覧いただき、近年は新型コロナの感染拡大に伴う全面運休や災害復旧工事のため全線運行の期間が短期間となるなど、利用者数が大きく落ち込む状況が続きました。令和4年度は、4月の大雨によるのり面崩落の復旧作業のため運休となったほかは、大きく自然災害に影響を受けることなく、4月25日から11月15日まで運行をすることができました。運行日数は203.25日、運休日数は1.75日、利用者数は50,735人となりました。主な出来事として、7月15日から林道バス利用者駐車場の使用料の徴収を開始しました。 令和4年度の収支状況は、営業収益は約1,494万円、当年度純利益は約1,679万1,000円となりました。右側、143ページから161ページは事業実績並びに関係資料でございます。後ほど御覧いただきますようお願いします。 以上、議案第5号から議案第17号まで、各会計の決算概要を御説明申し上げました。よろしく御審議の上、認定、御議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして、監査委員から決算審査の結果報告を求めます。 北原代表監査委員。     (代表監査委員 北原藤重君登壇) ◎代表監査委員(北原藤重君) それでは、地方自治法および公営企業法等の規定により、伊那市長から審査に付されました、令和4年度伊那市一般会計、特別会計、公営企業会計の各決算並びに健全化判断比率及び公営企業資金不足比率につきまして、池上忍監査委員、吉田浩之監査委員との3名で審査を実施いたしましたので御報告申し上げます。 詳細につきましては後ほどの意見書を御覧いただきたいと思います。 初めに意見書の4ページを御覧ください。 令和4年度伊那市一般会計、特別会計、決算審査意見でございます。 第1、準拠する基準は、審査実施の根拠が伊那市監査基準に準拠している旨、記載してございます。第2、監査等の種類は、審査が決算審査であることを記載してございます。第3、審査の対象は、御覧の各会計決算でございます。第4、審査の着眼点及び主な実施内容、第5、審査の実施場所及び日程につきましては、記載のとおりですが御覧いただきまして、5ページをお願いいたします。 第6、審査の結果ですが、審査いたしました令和4年度の伊那市一般会計及び特別会計に係る決算書等の各係数につきましては、関係諸帳簿、証書類等の照合の結果、誤りが認められず、予算の執行状況はおおむね適正に執行されておりました。 続いて第7、審査の意見では、一般会計、特別会計を合わせた決算の規模、収支の状況等を記載してございます。こちらにつきましては、先ほど会計管理者からの説明がございましたので、ここでは説明を略させていただきますので、後ほどお目通しをいただきたいと思います。 2枚おめくりをいただきまして、8ページを御覧ください。 8ページ、(3)財政状況の表ですが、各指標はいずれも前年度と同程度であり、健全な状態であります。 9ページ、(4)市債現在高、令和4年度の現在高は、特別会計である国民健康保険、直営診療所会計はやや増加いたしましたが、一般会計、企業会計ともに前年度より減少しております。 おめくりをいただきまして、10ページを御覧ください。 (5)市税等収納状況ですが、表の一番下の合計欄左から4欄目の収入済額は、前年度比2.3%の増加。次の不納欠損額は34.0%減少し、未収金額は13.4%減少しております。 11ページ中ほどの2、総括的意見でございますが、(1)財政状況については、令和4年度は財政健全化プログラムの着実な実施に努め、実質公債費比率、将来負担比率など、各財政指標は改善してきております。長引く新型コロナ感染症の影響で悪化した経済も有利な財源の確保により、生活困窮者への支援や、悪化した地域経済の回復に向けた事業や規制緩和などにより、市民税をはじめ、徐々に回復の兆しが見えるものの、今後の財源の確保についての見通しは不透明であります。そのため、真に必要な事業の見極めを行い、先を見据えた見直しを推進されるようお願いいたします。 市債残高は前年度と比較して削減できましたが、公営企業分も含めて、601億円余りと多額であります。今後も福祉、農林業、新産業技術の活用、教育、国道153号伊那バイパスや、伊駒アルプスロードの整備など、多くの事業が控えております。更なる財政健全化を進め、市民の理解と協力を得る中で、最少の経費で最大に効果を発揮する中でも、脱炭素化、豊かさ、暮らしやすさなど、この伊那市が全国の自治体のモデルとなるような、「日本を支える地方都市、伊那市」の実現に努めていただきたいと思います。 (2)収入確保及び未収金解消ですが、令和4年度市全体の未収金は目標額を達成し、未収金額も減少しました。これは未収金解消に対する全職員の努力の結果と考えます。しかしながら一般税や国民健康保険税における未収金は多くあり、不納欠損処分をしていることから、今後も公平性確保の観点から、不納欠損には厳正を期すとともに、引き続き未収金の解消に努めていただきたいと思います。 (3)予算編成及び執行について。 ア、予算編成及び予算管理について、予算管理はおおむね適正に行われたものと認められました。 イ、食糧費の執行については、令和4年11月に現状に合わせた基準の改定を行っています。懇談会の必要性を厳格に検討し、必要最小限の執行となるよう、より一層の周知を図るとともに、引き続き適切な執行に努められるようお願いいたします。 ウ、契約事務、予算執行事務及び補助金交付事務については、おおむね適正に行われておりました。今後一層、地方自治法等の関係法規に基づいて合理的で的確な事務処理に努めていただきたいと思います。 エ、ふるさと寄附金等については、企業版の寄附もあり、前年度と比較して増加となりました。多くの寄附件数と多額の寄附額を取り扱うため、事務手続き等に遺漏のない適正な処理に努めていただきたいと思います。また、ふるさと納税を含め、寄附金はあくまで一時的な収入ですので、寄附者の意思を尊重しながら、適正で、慎重な財政運営を実施していただきたいと思います。 (4)特別会計について。 ア、国民健康保険特別会計についてですが、これまでに大幅な未収金回収が図られましたが、依然として多額の未収金があります。さらに解消に努めていただきたいと思います。 イ、国民健康保険直営診療所特別会計についてですが、美和診療所は昨年に続き、ワクチン感染症対策のため受診人数を制限したことにより減少したものの、長藤診療所では、需要の多い整形外科の認知度が上がったことにより、受診者数が増加し、直営診療所全体では増加しております。美和診療所は、平成22年度以降、受診者数が減少してきております。今後の人口減少や高齢化に伴う地域社会の変化を踏まえた地域の医療体制のあり方について引き続き検討していただきたいと思います。 ウ、介護保険特別会計についてですが、未収金額が863万円あり、昨年と比べて増加しているため、課全体での滞納者に対する積極的な取組と、新たな未収金発生防止にさらに努めていただきたいと思います。 エ、公有財産管理活用事業特別会計についてですが、令和4年度産業用地2か所の売却を行い、新たに3か所の工業団地用地を取得しました。今後も未活用の公有地の売却を進め、必要に応じ、新たな公有地の取得など、公有地の管理活用を図っていただきたいと思います。 藤沢財産区特別会計、北原財産区特別会計、長藤財産区特別会計についてですが、令和3年度末をもって、各財産区議会が廃止され、令和4年4月1日より財産区管理会へ移行しました。今後も適正な運営により、森林の保全・育成に努められるようお願いいたします。 続きまして、15ページを御覧ください。15ページから43ページまでは、一般会計の決算状況について、それぞれ歳入と歳出を主に対前年比較や経年比較などの分析をしてございます。事業の実施状況によって、歳入歳出とも、増減がございますが、こちらは後ほど御覧いただきたいと思います。 恐れ入ります、44ページを御覧ください。44ページから62ページまでは、特別会計の決算について、会計ごとにもまとめてございます。こちらにつきましても後ほど御覧いただきたいと思います。 63ページを御覧ください。63ページの第8、財産に関する調書につきましては、記載のとおりでございます。後ほど御覧いただきたいと思います。 おめくりをいただきまして64ページ、基金の運用状況でございます。基金の運用状況につきましては、適正に管理されているものと認められました。 1ページおめくりいただきまして、65ページをお願いいたします。令和4年度、伊那市公営企業会計の決算審査意見でございます。おめくりをいただき67ページの第6、審査の結果及び意見でございますが、審査に付された各会計決算報告書等は関係法令に準拠して作成され、各事業の経営成績及び財政状態は適正に表示しているものと認められました。 それでは、各会計について報告させていただきますので、おめくりいただき、68ページをお願いいたします。 ここからは水道事業会計でございます。 1、事業の概況では、令和4年度は、伊那市水道事業経営健全化計画に基づき、有収率向上対策に加え、経営の効率化に努めた結果、8年連続の黒字決算となっております。 次の69ページ、予算の執行状況は御覧いただきまして、2枚おめくりいただき、73ページをお願いいたします。 73ページ中段の4、財政状態の下段、ウ、未収金は窓口業務等委託事業者と協力して、滞納整理を実施しております。2枚おめくりいただきまして、76ページをお願いいたします。 76ページ、5、総括的意見でございます。令和4年度は伊那市水道事業経営健全化計画の着実な進行管理により8年連続で黒字を確保しており、その経営努力を評価するものであります。ただし、人口の減少、節水意識の高まり等により排水量が減少し、施設利用率は全国平均を下回り、また有収率も前年度を上回ったものの、県内19市の平均に比べても低い水準にあり、今後も施設利用率および有収率の向上を図るため、効果的な漏水調査や施設の統廃合等に努めていただきたいと思います。 人口の減少や節水意識の高まり等により、給水収益の穏やかな減少が見込まれる中、経営環境は厳しさを増しておりますが、水道事業経営健全化計画に基づき、経営の効率化を進めるとともに、安全安心で災害に強い水道事業の継続に努めていただきたいと思います。 おめくりをいただきまして、78ページからは、比較損益計算書、比較貸借対照表を掲載してございますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 2枚おめくりをいただきまして、82ページをお願いいたします。 ここからは下水道事業会計でございます。 令和4年度も下水道事業経営健全化計画に基づき、持続的な事業経営の実現に努め、8年連続で黒字決算となりました。 83ページ、2、予算の執行状況からは御覧をいただきまして、2枚おめくりいただきまして、87ページを御覧ください。 87ページ4、財政状態について。ウ、下水道使用料未収金は窓口業務委託事業者との協力により、下水道使用料の未収金解消対策を実施し、また受益者負担金の未収金は、年間を通じて滞納整理を実施するとともに、水道部全職員による年4回の強化月間の取組により、現年分の抑制を図りました。2枚おめくりいただき、91ページを御覧ください。 91ページ、5、総括的意見でございます。 令和4年度も伊那市下水道事業経営健全化計画等の着実な進行管理により、2億1,219万円の純利益を確保しており、経営努力を評価するものであります。 水洗化人口、水洗化戸数ともに減少しましたが、下水道への接続指導など水洗化促進施策により、水洗化率は県内19市平均を上回りました。 しかし、企業債の償還は令和4年度をピークに年30億円程度が必要となるため、経営健全化計画に定めた、事業費の圧縮、水洗化率の向上や処理場の統廃合の他、施設長寿命化による維持管理費の削減など、経営基盤の強化に努め、創意工夫により持続可能な下水道事業に努めていただききたいと思います。 2枚おめくりいただき、94ページここからは比較損益計算書、比較貸借対照表を掲載してございますので、後ほど御覧いただきたいと思います。2枚おめくりをいただきまして、98ページを御覧ください。 ここからは自動車運送事業でございます。 1、事業の概況ですが、令和4年度は一部のり面の崩落により運休した日もありましたが、大きな災害もなく、おおむね予定通りの運行となりました。 99ページ、2、予算執行状況につきましては、御覧いただきまして、2枚をおめくりいただき、102ページをお願いいたします。 5、総括的意見でございます。近年、自然災害や新型コロナ感染症による影響で利用者が大きく落ち込む状態が続いておりましたが、4月の運行開始後に発生したのり面崩落による運休を除き、安定した運行が図られました。また、利用者駐車場を設置し、駐車場使用料の徴収でキャッシュレス決済の券売機を導入するなど、利用者の利便性向上を図りました。今後も安全運行のため道路パトロールを実施し、運行開始以来誇ってきたバス運行の無事故記録も更新するとともに、車両の点検、運行前のアルコール検知、職員の健康管理や安全教育、指導も徹底され、一層の安全運行に心がけ、経営の効率化と利用者の満足度向上にも努めていただきたいと思います。 おめくりをいただきまして、104ページからは比較損益計算書、比較貸借対照表を掲載してございますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 4枚おめくりいただき、109ページを御覧ください。 令和4年度伊那市健全化判断比率及び公営企業資金不足比率審査意見でございます。 第6、審査の結果及び意見ですが、健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎書類は適正に作成されていると認められました。 110ページの1、健全化判断比率について、財政の健全化を表す実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、実質赤字額が生じておりません。また、実質公債費比率は6.8%、将来負担比率は数値なしでした。いずれも国の早期健全化基準を下回っていますが、実質公債費比率においては、県内19市の平均に比べると高い水準にありますので、引き続き財政の健全化に努めていただきたいと思います。 おめくりをいただきまして、2、資金不足比率につきましては、いずれの会計も資金不足は生じておりません。 以上、令和4年度の決算審査の御報告とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第5号から議案第17号までの13案は議長を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託する上、審査することにしたいと思います。 これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第5号から議案第17号までの13案は、議長を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決しました。 ○議長(白鳥敏明君) 暫時休憩といたします。 再開は11時10分といたします。 △休憩 午前10時58分 △再開 午前11時09分--------------------------------------- △議案第18号 令和5年度伊那市一般会計第5回補正予算について △議案第19号 令和5年度伊那市国民健康保険特別会計第1回補正予算について △議案第20号 令和5年度伊那市介護保険特別会計第1回補正予算について △議案第21号 令和5年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第3回補正予算について △議案第22号 令和5年度伊那市北原財産区特別会計第1回補正予算について--------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) それでは休憩前に引き続き会議を再開します。 日程第7、議案第18号「令和5年度伊那市一般会計第5回補正予算について」から議案第22号「令和5年度伊那市北原財産区特別会計第1回補正予算について」までの5案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤総務部長。     (総務部長 伊藤博徳君登壇) ◎総務部長(伊藤博徳君) それでは、補正予算書の5ページをお願いいたします。 議案第18号、「令和5年度伊那市一般会計第5回補正予算について」御説明いたします。第1条は、歳入歳出それぞれ9億4,150万円の追加をお願いし、総額を390億2,710万円とさせていただくものでございます。 今回計上する主な事業は、電気料金や物価高騰の影響を受けている低所得の高齢者や子育て世帯の生活を、冬場に向けて支援するとともに、農家をはじめとする事業者への幅広い支援を予算計上したほか、ひとり親家庭の中学校3年生への高校進学に向けた支援、新型コロナウイルスワクチンの秋開始の接種、6月大雨災害の復旧事業のうち、主に国庫補助を受ける事業、生活保護費の増額を予算計上したほか、高遠第2・第3保育園の建て替えに向けた実施設計委託などでございます。 今回の補正後の予算規模は、前年度同期と比較しまして、1.5%の減でございます。第2条は繰越明許費の補正、第3条は債務負担行為の補正、第4条は地方債の補正でございますが、別表にて御説明申し上げますので、2枚おめくりいただき、8ページをお願いいたします。 8ページ、第2表繰越明許費補正は追加で、7款商工費は当初予算に計上した東原工業団地区画内道路等の整備事業で、11款災害復旧費は、農地・農業用施設の災害復旧事業について、それぞれ適正な工期を確保する必要があるため、繰越しをお願いするものでございます。 次に9ページ、第3表債務負担行為補正は追加で、現在、資料収集、調査等を実施し鋭意取り組んでおります伊那市誌の編さん業務において、令和7年度末の初回発刊分の原稿編集、校正、印刷製本等について、本年度から令和7年度までの業務委託として取り組めるよう、債務負担行為の設定をお願いするものでございます。おめくりいただき、10ページをお願いいたします。 第4表地方債補正の1は追加で、脱炭素化推進事業は今年度創設された地方債で、当初予算では別の地方債を財源としていた中学校体育館の照明をLED化する事業の財源を組み替えるもので、施設整備事業は高遠第2・第3保育園の建て替えに向けた設計業務の財源とするもので、残りの財源は過疎対策事業としております。 次の2は変更で、合併特例事業は長谷総合支所建設の財源組替えによる増、過疎対策事業の増は高遠第2・第3保育園の設計業務の財源とするもの、災害復旧事業は、主に6月に発生した大雨災害により被害を受けた農地・農業用施設・林道・市道等の復旧事業の財源として増額するもの、緊急防災・減災事業は長谷総合支所建設の財源組替えによる減で、公共施設等適正管理推進事業は先ほどの中学校体育館の照明LED化の財源を組み替えるための減で、緊急自然災害防止対策事業は道路防災事業に充てるものでございます。最後は普通交付税の交付不足を補う臨時財政対策債について、国の決定に基づき増額するもので、地方債全体では1億9,523万円の増額をお願いするものでございます。 続いて、歳出予算の主な補正内容について御説明いたしますので、恐れ入りますが、22ページまでお進みください。 22ページ以降は、歳出でございます。2款総務費、1項5目財産管理費の右ページ庁舎管理は、左ページにありますように、建設が進む新しい長谷総合支所の財源の一部を、県の補助金から国の補助金に変更することに伴い、併せて地方債の組替えも行うものでございます。おめくりいただきまして、24ページをお願いいたします。 3款民生費、1項1目社会福祉総務費の右側、新型コロナウイルス感染症対策(社会福祉)の18節補助金は、電気料金等の高騰により光熱費の負担が大きくなっている市内の介護及び障害者サービス事業所や、燃料費高騰の影響を受ける訪問系福祉サービス事業所に対して支援するものでございます。 また、19節扶助費は、冬場に向けまして、電気料金や燃油価格高騰の影響を受ける低所得の75歳以上の在宅高齢者ひとり当たり1万円の暖房費を支援するもので、今年度は電気料金の支払いにも活用いただけるよう、現金での支給としております。 次の5目高齢者福祉費の右側介護保険は、配食サービスの利用増などに伴う介護保険特別会計への一般会計からの繰出金の増で、その下老人保護措置は上伊那福祉協会が運営する養護老人ホーム2施設の令和4年度決算の赤字について、伊那市の負担分を計上するもので、その下、2項1目児童福祉総務費の右側、新型コロナウイルス感染症対策(児童福祉)は、おめくりいただき、27ページの上段、18節補助金は、物価高騰等の影響を受ける私立保育園や認定子ども園などの児童福祉施設を支援するもので、19節扶助費のうちひとり親家庭高校進学等準備支援は、昨年度に続き、ひとり親家庭の子どもの高校進学準備を支援するもの、その下は物価高騰の影響で負担が増している子育て世帯を支援するため、18歳までの児童1人当たり1万円を給付する事業でございます。 ひとつ飛んで、5目保育園費の右ページ、保育園建設は、高遠第2・第3保育園の建て替えに向けた設計費用でございます。 次の3項2目扶助費の右ページ、生活保護は、受給者の増加、及び医療費扶助の伸びにより増額をお願いするものでございます。 おめくりいただき、28ページの4款衛生費、1項1目保健衛生総務費の右ページ新型コロナウイルス感染症対策(保健衛生)は、新型コロナウイルスワクチンの秋開始接種の経費を計上したもので、一番下の補助金の2つ目は、県の支援対象から外れたあん摩等施術所を支援するものでございます。 おめくりいただきまして、30ページをお願いいたします。6款農林水産業費、1項2目農業総務費の右側、新型コロナウイルス感染症対策(農林)は、燃料高騰の影響を受ける施設園芸農家、飼料高騰の影響を受ける畜産農家、電気料金高騰の影響を受ける土地改良区等に対し、それぞれ支援を行うもので、その下、2項2目林業振興費の右側、森林整備地域活動支援は国・県の交付金を活用して森林経営計画の作成や境界の明確化に取り組む林業事業体を支援するものでございます。 おめくりいただき、32ページの7款商工費、1項1目商工総務費の右側、新型コロナウイルス感染症対策(商工)は、中小企業者が借り入れた制度資金の利子支払額の一部を補助する事業、燃料高騰の影響を受ける貨物運送事業者への支援を実施するほか、商工団体等が行う商店街への誘客を促進するイベントの開催を支援する補助金を増額するものでございます。 おめくりいただきまして、34ページをお願いいたします。8款土木費、1項1目土木総務費の右側、道路河川管理は、県の10分の9の補助を受けて実施する市道沿いの支障木等の除去事業で、県の補助金の増額に併せて予算を増額するもの、その下、2項3目道路新設改良費の道路防災は市道2路線の防災工事で、2つ前の道路橋りょう総務に、設計・施工監理を行う上伊那広域連合への負担金を計上してございます。次の道路維持は各地区からの要望によりまして除雪機整備補助の予算額を増額するものでございます。一番下の、4項1目都市計画総務費の右側、まちづくり推進は新たな事業で、おめくりいただき37ページにかけて、都市整備課に新設された、まちづくり推進係が進める新たなまちづくり事業に必要な地域おこし協力隊や事務的経費を計上したものです。おめくりいただき、38ページをお願いいたします。 10款教育費、1項2目事務局費の右側、子育て教育支援相談は、国10分の10の補助を受け、NPO法人等が運営する子どもの居場所への交通手段の確保とオンラインでの交流によるネットワーク構築等を委託する事業で、その下、3項2目教育振興費の右側、中学校備品整備は、寄附を受け高遠中学校に電子ピアノを購入するもの、その下、中学校改修は、38ページの財源内訳にございますように、春富中学校第1体育館の照明LED化において、今年度新たに設けられた脱炭素化推進事業債に財源を組み替えるもの、その下、6項5目文化財保護費の右側、市誌編さんは、債務負担行為でも触れたとおり、令和7年度末の初回発刊に向け、今年度分の委託料を計上してございます。 おめくりいただきまして、40ページをお願いいたします。11款災害復旧費、1項1目農地農業施設災害復旧費の右側、市単耕地災害復旧は6月の大雨による被害のうち、前回補正後の予算対応となった災害箇所の復旧事業を計上したもの、次の現年耕地災害復旧は国の補助対象となる災害復旧事業の工事請負費等を計上したもので、続く2目、林道施設災害復旧費の右側、市単林道災害復旧は補助対象外となる林道の災害復旧費で、その下現年林道災害復旧は、補助対象となる林道災害の復旧に向けた測量設計や工事の費用を計上したもの、その下の2項1目公共土木施設災害復旧費の右側、現年土木施設災害復旧は市道大境小松線ほか、国補助を受けて復旧する市道等の工事請負費、施工管理費負担金を計上したものです。 以上が歳出でございます。 続いて、歳入について御説明いたしますので、お手数ですが、お戻りいただき16ページをお願いいたします。16ページからは、歳入であります。 14款2項11目災害復旧費負担金は、被災した農業用施設・農地の復旧事業の地元負担金で、16款国庫支出金のうち、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は物価高騰対策の財源となるもので、そのほかの国庫支出金及び17款県負担金は、それぞれ歳出で御説明いたしました事業に充てるものでございます。おめくりいただき、19ページの19款寄附金の1項2目、総務費寄附金は岩澤建設株式会社伊那支店様からいただいた御寄附で、ご指定いただきました子育て支援に関する事業に有効に活用させていただきます。 次の、20款繰入金は、市誌編さん事業と物価高騰対策の財源として活用するもので、続く、21款繰越金は、今回の補正予算にかかる、一般財源に充当するもの、その下、23款市債は、地方債補正でご説明いたしましたとおりでございます。 なお、42ページ以降に、給与費明細書をお付けしてございますので、後ほど御確認ください。 以上、一般会計第5回補正予算について、御説明いたしました。 よろしく御審議を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして村松保健福祉部長。     (保健福祉部長 村松義隆君登壇) ◎保健福祉部長(村松義隆君) 補正予算書の49ページをお願いします。 議案第19号「令和5年度伊那市国民健康保険特別会計第1回補正予算について」御説明いたします。 第1条は、歳入歳出それぞれ31万円の追加をお願いしまして、総額を63億9,341万円とさせていただくものでございます。今回の補正は、前年度繰越金の繰入れ、一般管理事務費の委託料と、一般被保険者高額介護合算療養費の実績に伴う増額補正をお願いするものでございまして、補正後の予算規模は、前年度同期比で約2.5%の減となります。 補正の内容につきまして歳出から御説明いたしますので、60、61ページをお願いします。 1款1項1目一般管理費12節委託料は、海外療養費不正請求対策事業を長野県国保連合会へ委託するため、委託料の増額をお願いするものでございます。 続きまして、62、63ページ、2款2項3目一般被保険者高額介護合算療養費18節負担金は、今年度の給付実績見込増に伴い、補正をお願いするものでございます。 次に、歳入につきまして御説明いたしますので、お手数ですが、58、59ページにお戻りください。 7款1項1目保険給付費等交付金、普通交付金、特別交付金は、歳出予算の補正に伴いまして増額をお願いするものです。次に一番下、12款1項2目その他繰越金の増額は、前年度からの繰越金を繰り入れるものであり、その上、11款2項1目国民健康保険基金繰入金は、基金からの繰入額を同額、減額補正するものでございます。議案第19号の説明は以上でございます。続きまして、補正予算書の67ページをお願いします。 議案第20号「令和5年度伊那市介護保険特別会計第1回補正予算」について、御説明いたします。第1条は、歳入歳出予算の総額に、それぞれ1億3,851万円の追加をお願いしまして、総額を71億4,801万円とさせていただくものでございます。 今回の補正は、前年度の決算に基づき、交付金の返還等を行うもののほか、実績に応じた事業費の増額で、補正後の予算規模は、前年同期比で2.2%の増でございます。補正予算の内容について、歳出からご説明いたしますので、78ページをお願いいたします。 2款5項1目高額医療合算介護サービス等費の右ページ、18節負担金は、高額医療合算介護(介護予防)サービス費の、給付実績増に伴い、増額をお願いするもの、おめくりいただきまして80ページの、4款3項2目任意事業の右ページ、地域自立生活支援12節委託料は、配食サービスの利用実績に伴う「食」の自立支援事業委託料の増額をお願いするものです。 おめくりいただきまして82ページをお願いいたします。 6款1項1目介護給付費準備基金積立金の24節積立金は、前年度繰越金の一部を基金に積み立てるものでございます。 おめくりいただきまして84ページをお願いいたします。 8款1項2目償還金の22節償還金は、令和4年度事業の確定による精算に伴う地域支援事業交付金の返還金でございます。 次に、歳入につきまして御説明いたしますので、お手数ですが72ページにお戻りください。4款国庫支出金から10款繰入金までは、歳出の増額補正に伴い、ルールに基づく負担割合に応じて、それぞれ増額補正を行うものです。 11款1項1目の繰越金は、前年度からの繰越金でございます。12款諸収入につきましては、利用者負担分を増額補正するものでございます。 説明は、以上でございます。 よろしく御審査賜りますよう、お願いいたします。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして重盛商工観光部長。     (商工観光部長 重盛巧君登壇) ◎商工観光部長(重盛巧君) 補正予算書の89ページをお願いいたします。 議案第21号「令和5年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第3回補正予算について」御説明いたします。 第1条は、歳入歳出それぞれ1億円の追加をお願いしまして、総額を17億6,246万7,000円とさせていただくものでございます。第2条は繰越明許費で、別表にて御説明いたしますので、92ページをお願いいたします。 92ページ、第2表繰越明許費は、東原工業団地B・D区画整備工事において適正な工期を確保するため、今回の補正予算を含め、繰越しをお願いするものでございます。補正内容について御説明いたしますので、100ページをお願いいたします。 100ページは、歳出でございます。1款1項1目公有財産管理活用費の右ページ、公有財産管理活用は、東原工業団地のB・D区画整備工事における雨水浸透施設の増設工事費でございます。東原工業団地拡張工事に伴う雨水処理対策として、東原キッツグラウンド内に、伊那市がインフラとして終末雨水浸透施設を整備しますが、その整備費及び維持管理費を最小限に抑えるため、企業に販売する区画内に、土地代金の範囲内で最大限の雨水浸透施設を整備するものでございます。 次に、歳入について御説明いたしますので、98ページにお戻りください。 98ページは、歳入でございます。2款1項1目基金繰入金は、歳出と同額を土地取得基金から繰り入れるものでございます。 以上、伊那市公有財産管理活用事業特別会計第3回補正予算について御説明いたしました。 よろしく御審議を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) 続きまして、福澤高遠町総合支所長。     (高遠町総合支所長 福澤 清君登壇) ◎高遠町総合支所長(福澤清君) 補正予算書の105ページをお願いいたします。 議案第22号「令和5年度伊那市北原財産区特別会計第1回補正予算について」御説明申し上げます。 第1条は、歳入歳出それぞれ109万円の追加をお願いしまして、総額を、436万円とさせていただくものでございます。補正内容について御説明いたしますので116ページまでお進みください。 116ページは歳出でございます。 2款1項1目の一般管理費は、山林の整備作業等の回数増に伴う、報償費の増額分と、管理する道等の整備作業に必要となる備品の購入(除雪機2台)に充てるものでございます。 次に、歳入について御説明いたしますので、お手数ですが114ページにお戻りください。1款1項1目の繰越金は、今回補正の財源に充当するものでございます。 以上、令和5年度伊那市北原財産区特別会計第1回補正予算について、御説明をいたしました。 なお、この補正予算につきましては、北原財産区管理会の同意をいただいてございます。説明は以上でございます。 よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(白鳥敏明君) これより質疑に入ります。御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) 以上をもって質疑を終結します。ただいま議題となっております議案第18号から議案第22号までの5案は付託表のとおり所管の各委員会に付託いたします。--------------------------------------- △請願・陳情について --------------------------------------- ○議長(白鳥敏明君) 日程第8、請願・陳情が文書表のとおり提出されております。紹介議員になっている方もありますので、補足説明のある方の発言を許可します。 なお、補足説明は簡潔にお願いいたします。 よろしいですか。     (「はい」と言う者あり) ○議長(白鳥敏明君) それでは本件は、文書表のとおり所管の各委員会に付託いたします。 ここで市長から、令和4年度決算健全化判断比率等を説明する書類が提出されております。タブレット端末の本日の会議資料に掲載してありますので、それぞれ御確認ください。 なお決算の関係につきましては、本会議終了後の研修会にて説明いたします。 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 △散会 午前11時37分 地方自治法第123条第2項の規定により署名をする。       伊那市議会議長       伊那市議会議員       伊那市議会議員...