伊那市議会 > 2021-02-26 >
02月26日-01号

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  1. 伊那市議会 2021-02-26
    02月26日-01号


    取得元: 伊那市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-08
    令和 3年  3月 定例会               令和3年3月            伊那市議会定例会会議録               (5-1)1.開会 令和3年2月26日(金曜日)午前9時30分---------------------------------------2.出席議員の氏名(21名)          1番     池上直彦          2番     小林眞由美          3番     田畑正敏          4番     馬場 毅          5番     原 一馬          6番     松澤 嘉          7番     三澤俊明          8番     宮原英幸          9番     白鳥敏明         10番     二瓶裕史         11番     野口輝雄         12番     唐澤千明         13番     唐澤 稔         14番     宮島良夫         15番     飯島 進         16番     飯島光豊         17番     黒河内 浩         18番     柴 満喜夫         19番     前田久子         20番     柳川広美         21番     飯島尚幸---------------------------------------  欠席議員の氏名                 なし---------------------------------------3.説明のため出席した者の職氏名       市長          白鳥 孝       副市長         林 俊宏       教育長         笠原千俊       総務部長        城取 誠       企画部長        飯島 智       文化スポーツ部長    宮下宗親       市民生活部長      伊藤博徳       保健福祉部長      松澤浩一       農林部長        富山裕一       農林部参事       寺田周平       商工観光部長      竹村和弘       建設部長        伊藤 徹       建設部参事       佐野 勇       水道部長        守屋敏彦       教育次長        馬場文教       会計管理者       城倉三喜生       高遠町総合支所長    山崎大行       長谷総合支所長     有賀賢治       総務部参事       山口俊樹---------------------------------------4.職務のため出席した事務局職員       事務局長        春日 武       次長          伊藤美千代       議事調査係長      橋爪茂登       主査          宮島真美       主査          下島一志---------------------------------------5.議事日程   日程第1 会議録署名議員の指名   日程第2 会期の決定   日程第3 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて   日程第4 議案第2号 請負契約の変更について   日程第5 議案第3号 辺地に係る総合整備計画の変更について   日程第6 議案第4号 財産(土地)の処分について        議案第5号 請負契約の変更について   日程第7 議案第6号 伊那市記号式投票に関する条例を廃止する条例        議案第7号 伊那市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例        議案第8号 伊那市組織条例の一部を改正する条例   日程第8 議案第9号 伊那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例        議案第10号 伊那市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例        議案第11号 伊那市介護予防施設条例の一部を改正する条例        議案第12号 伊那市通所支援施設条例の一部を改正する条例        議案第13号 伊那市国民健康保険条例の一部を改正する条例        議案第14号 伊那市介護保険条例の一部を改正する条例   日程第9 議案第15号 伊那市キャンプ場条例の一部を改正する条例   日程第10 議案第16号 伊那市営住宅条例の一部を改正する条例   日程第11 議案第17号 伊那市農業集落排水施設の設置等に関する条例及び伊那市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例   日程第12 議案第18号 人権擁護委員候補者の推薦について   日程第13 議案第19号 財産(建物)の譲与について   日程第14 議案第20号 令和2年度伊那市一般会計第12回補正予算について         議案第21号 令和2年度伊那市国民健康保険特別会計第2回補正予算について         議案第22号 令和2年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第2回補正予算について         議案第23号 令和2年度伊那市後期高齢者医療特別会計第1回補正予算について         議案第24号 令和2年度伊那市介護保険特別会計第3回補正予算について         議案第25号 令和2年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第4回補正予算について         議案第26号 令和2年度伊那市水道事業会計第1回補正予算について         議案第27号 令和2年度伊那市下水道事業会計第2回補正予算について         議案第28号 令和2年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算について   日程第15 議案第29号 令和3年度伊那市一般会計予算について         議案第30号 令和3年度伊那市国民健康保険特別会計予算について         議案第31号 令和3年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計予算について         議案第32号 令和3年度伊那市後期高齢者医療特別会計予算について         議案第33号 令和3年度伊那市介護保険特別会計予算について         議案第34号 令和3年度伊那市営駐車場事業特別会計予算について         議案第35号 令和3年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計予算について         議案第36号 令和3年度伊那市水道事業会計予算について         議案第37号 令和3年度伊那市下水道事業会計予算について         議案第38号 令和3年度伊那市自動車運送事業会計予算について   日程第16 請願・陳情について △開会 午前9時30分 ○議長(飯島進君) おはようございます。ただいまから令和3年3月伊那市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お配りしてあります議事日程表によって議事を進めてまいります。---------------------------------------会議録署名議員の指名について --------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は10番、二瓶裕史議員、11番、野口輝雄議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定について --------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から3月19日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 御異議なしと認めます。よって、会期は22日間と決定いたしました。 ここで市長から御挨拶をお願いいたします。 白鳥市長。     (市長 白鳥 孝君登壇) ◎市長(白鳥孝君) 令和3年3月伊那市議会定例会の開催をお願いいたしましたところ、議員各位におかれましては御出席を賜りまして、誠にありがとうございました。 立春を過ぎて厳しい寒さと暖かな陽気を繰り返し、季節は三寒四温の言葉のとおり、少しずつ春が近づいていると感じているところでございます。 定例会開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 今月10日、新型コロナウイルスの影響を受けている市内の飲食店街を議長、副議長をはじめ関係の皆様とともに視察をさせていただきました。客足が戻らず、コロナ禍で苦しむ飲食店関係の皆様から現状をお聞きし、予想以上の厳しさを目の当たりにしました。引き続いて支援に取り組んでまいりますとともに、市民の皆様、議員各位におかれましては市内の飲食店のにぎわいを取り戻すために、御支援御協力を賜りたいと存じます。 さて、長野県は今月16日に年末年始を機に県内で急拡大した新型コロナウイルス感染症の第3波は収束しつつあるとして、県独自の感染警戒レベルを全県で1に引下げました。また17日には日本国内での医療従事者へのワクチンの先行接種が始まるなど、少しずつ新型コロナウイルスの収束に向けて進み出していると感じているところであります。しかしながらワクチン接種がコロナ収束の切り札として期待が集まる一方で、いまだワクチンの安定的な供給が見通せないなど、一般市民の皆様のワクチン接種が本格化するまでには、解決しなければならない話題も残されているのが実情であります。 伊那市が実施をいたしますワクチン接種でございますが、現在4月以降開始予定の65歳以上高齢者への優先接種から、市民の皆様の接種体制を確保するために、鋭意準備を行っているところでございます。ワクチン接種は伊那市医師会の先生方の御協力をいただき、医療機関での個別接種と伊那市の施設等での集団接種を予定をしており、集団接種会場はロジテックアリーナ、市民体育館を予定をしております。日頃、ロジテックアリーナを御利用いただいております各種スポーツ団体の皆様、市民の皆様には当分の間御迷惑をおかけいたしますが、御理解と御協力を賜るようお願いを申し上げます。 市民の皆様の円滑なワクチン接種の実施に向け、万全の体制を整えてまいりますので、多くの市民の皆様が接種に御協力いただきますようお願いを申し上げます。 ワクチン接種が広く行われ、感染が収束して日常生活に戻るまでには年単位の時間がかかるとの報道もございますが、地域経済の持ち直しには一刻の猶予も許されません。市民の皆様、また議員各位におかれましては、引き続いて基本的な感染防止対策を徹底し、地域経済活動の一刻も早い平常化に向けて御協力をお願いを申し上げます。 さて、最近の全国の経済状況、情勢でございますが、財務省が発表した全国財務局管内経済情勢報告によりますと、令和3年1月における地域経済に対する全局総括判断は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況にある中、一部に弱さが見られるものの持ち直しつつあるとなっており、長野財務事務所管内の判断の要点の中では、「雇用情勢は下げ止まりの兆しが見られるものの弱い動きとなっている。一方で個人消費は一部に弱さが見られるものの、生活活動は緩やかに持ち直しつつある。」としております。また、ハローワーク伊那の令和2年12月の業務月報によりますと、管内の12月の有効求人倍率は前年から0.08ポイント増加をして1.04倍となり、今年度最低の0.7倍であった7月、8月と比較すると、雇用情勢は回復傾向にあると言えます。ただし「下げ止まり」や「持ち直しつつある」という言葉は使われてはおりますが、昨年秋から続く新型コロナウイルス感染症第3波、これはサービス業を中心に今も地域経済に深刻な悪影響を与えており、ワクチン接種の効果が明確に表れるまではとても安心できる状態ではありません。加えて、アフターコロナ期を迎えるであろう世界経済は、アメリカと中国の覇権争いの激化によって、製造業にも大きな影響があると見られ、今後の景気動向につきましては極めて慎重に注視していく必要があるものと考えております。 それでは、令和3年度の市政運営の取組について、御説明を申し上げます。 初めに、伊那市の財政状況について申し上げます。市政運営の屋台骨ともいうべき財政の健全化について、市町村の財政状況を端的に表すものとされる実質公債費比率は、合併初年の平成18年度には20.8%であったものが、令和元年度は8.6%となり、大きく改善をしております。また将来負担比率も数値の算出を始めた平成19年度には197.3でありましたが、令和元年度においても平成28年度以降、数値なし、マイナスということで維持をしております。 また、市債残高につきましては、一般会計では平成18年度末で396億円であったものを87億円縮減し令和元年度末で309億円とし、同様に水道事業会計では102億円であったものを47億円縮減をして55億円に、さらに下水道事業会計では388億円を72億円縮減し316億円とすることができました。ただし、今後はコロナ禍での影響で伊那市の一般財源であります市税の減少が見込まれます。また市町村合併による普通交付税の優遇措置が令和2年度をもって終了をし、合併特例事業債の発行も令和3年度末には借入可能額の99%に達する見込みでございます。さらに、高度成長期あるいはバブル経済期に整備をした公共施設が今後一斉に更新の時期を迎えるために、施設の統廃合、長寿命化などにも大きな財源が今後必要となります。 このような厳しい状況の中で、まずコロナ対策をしっかりと行った上で、伊那市にとって必要な事業を遅滞なく実施をしていく必要があります。そのためにも引き続いて一層の行財政改革、事務事業の見直しなどに選択と集中をもって取り組んでいかなければなりません。第2次伊那市総合計画基本構想の将来像に掲げた「未来を織りなす 創造と循環のまち 伊那市」の実現に向けて、「INA Valley」の中核都市として、地域をリードし暮らしやすく平和で希望に満ちた伊那市となるよう、今後さらにこれらの取組を継続、発展させていく所存でございます。 それでは令和3年度の予算編成について御説明を申し上げます。令和3年度当初予算における主な取組事項は、まず何といっても新型コロナウイルス対策でございます。コロナワクチンの集団接種は、コールセンターも設置をして全庁を挙げて実施をしてまいります。また、コロナ禍の中で浮き彫りとなった生活困窮者への支援や、地域経済の回復にも継続して対応してまいります。 コロナ対策以外の事業につきましては、限られた財源を最大限に生かすよう、選択と集中による予算編成に努めました。まず、ドローン物流システムを用いた支え合い買物サービス、AI自動配車によるぐるっとタクシー、医師の乗らない移動診療車モバイルクリニック事業など、新産業技術を活用した事業にはSDGs、持続可能な開発目標における持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のために、引き続いて積極的に取り組んでまいります。 また新たに乳児用おむつ用品の購入を援助するなど、子育て支援の充実を図るほか、軽度中等度難聴者に向けた補聴器購入補助も始めてまいります。困窮世帯向けの保存食や保存食セット購入、またひきこもりの状態にある方や不登校児童生徒を支援するための人的配置など、社会的弱者と言われる皆様にも行政の手が届くよう努めるほか、人口増、低炭素社会の実現、50年の森林ビジョンの推進、地域文化の保護保全など、これまで重点的に取り組んできた事業もさらに充実をさせてまいります。 またリニア中央新幹線開業や三遠南信自動車道開通などによる広域的な展開を見据え、国道153号伊那バイパス、伊駒アルプスロードなど社会基盤整備への取組も計画的に進めてまいります。 次に、令和3年度の予算規模について申し上げます。 令和3年度の予算規模は、一般会計で367億6,700万円でございます。前年度当初の予算と比較すると21億2,900万円、6.1%の増加であります。これはコロナ対策の予算約6億円が新たに加わった上、好調なふるさと納税、ふるさと寄附金を見越して関係経費を約17億円増額したこと、そのほか新山保育園、若宮市営住宅、西春近公民館の建て替えなどのハード事業も予定をされていることなどが主な要因で、当初予算の規模としましては市町村合併後過去最大となっております。なおこの一般会計に特別会計、企業会計を合わせた全ての会計では602億8,160万円となり、前年度比較で24億6,310万円、4.3%の増となっております。 次に、一般会計の歳入について主なものを申し上げます。 まず市税は対前年度比較で約7億6,500万円、8.8%の減少となりました。コロナ禍の影響を受けて、個人、法人の市民税の減少が見込まれるとともに、国のコロナ対策により固定資産税の軽減が予定をされております。また、地方交付税は合併による優遇措置が終了するほか、国の地方財政計画によって臨時財政対策債への計上換えを考慮し、約1億3,800万円の減少を見込んでおります。一方で、国庫支出金は令和2年度の福祉まちづくりセンター、環状南線整備等に関わる交付税が事業終了により減少をいたしますが、コロナワクチン接種に対する負担金、補助金が増加することから、引き続き約2億4,600万円の増、寄附金はふるさと寄附金の増を見込んで約11億7,700万円の増加、繰入金もふるさと寄附金の増加に伴う諸経費分の増によって基金繰入金など約8億7,000万円の増加を見込んでおります。また市債は実施する事業区分によって種類ごとの増減はあるものの、先ほど触れました臨時財政対策債の増額分、約6億8,700万円であり、これがほぼ全体の増額分に相当をしております。 以上で令和3年度の歳入を総括いたしますと、全体では21億円余の増加となっておりますが、そのほとんどが国庫支出金、寄附金、繰入金といった特定財源の増に関わるもので、一般財源ベースでは市税、地方交付税の減少を臨時財政対策債の増加が相殺し、ほぼ例年並みの一般財源が確保できているところでございます。 次に、一般会計の歳出におきまして、特徴的な内容について申し上げたいと存じます。 まず、新型コロナ対策予算であります。コロナワクチンの集団接種をロジテックアリーナを主会場に実施をいたします。また、令和2年度に実施をした生活困窮者への食糧支援、住居確保支援、福祉事業所、医療関係の継続支援、児童福祉施設で使用する感染症対策備品の購入などを継続して実施をするほか、事業者への家賃補助や中小企業融資預託金の増額、キャッシュレス決済機購入補助など総額約6億円のコロナ対策予算を計上いたしました。 次に、コロナ対策を除く特徴的な事業についてでございますが、「日本一子育てのしやすいまち」を目指す子育て支援では、伊那市独自の保育料、副食費軽減の継続また新たに乳児用おむつ用品の購入を援助する事業を開始をするほか、新山保育園の建設、私立幼稚園が実施をする施設改築工事への補助などを行います。 次に、学校教育関係では、不登校児童生徒の訪問支援を行う教育支援コーディネーターの配置、子供と親の相談員の増員、児童一人一人の習熟度によってAI、人工知能が最適な問題を出題するAIドリルの導入のほか、小中学校の非構造部材耐震化やトイレの改修なども実施をいたします。 次に、市民の健康をサポートする事業といたしまして、軽度中等度難聴者補聴器購入補助制度を新設するほか、モバイルクリニック事業、妊婦、中学3年生のインフルエンザ予防接種の補助、不妊治療費助成などを実施をいたします。また、国民健康保険税の抑制のため国保基金の積立ても行ってまいります。 続いて産業の活性化分野におきましては、ゆうあいマーケットの事業及びぐるっとタクシー事業のエリア拡大、AIチャットボットの構築など地方創生アルカディア事業の実施のほか、令和3年5月には伊那市の新産業技術を体験できる全国的なイベント新産業フェスの開催も予定をしております。 次に、低炭素社会の実現に向けた施策では、公共施設の木質化、ペレットストーブペレットボイラー、太陽光発電設備の設置、照明のLED化のほか地域材の利用促進のためのペレットストーブペレットボイラーの購入補助や大麦ストローの製品化などに取り組んでまいります。 次に、農林業分野におきましてはスマート農業機械等導入補助金農産物加工施設改修・機械整備補助金の新設、みはらしファーム・とれたて市場の改修、長野県による東春近東原地区経営体育成基盤整備事業に関わる委託料の支出、森林環境譲与税を活用する森林づくりのほか、西箕輪大萱団地跡に整備を予定をしております産学官連携拠点施設の基本設計、実施設計などを行ってまいります。 次に、商工観光分野におきましては旧JA上伊那高遠支所を買い受け、城下町観光拠点施設として整備をするための実施設計を行うほか、高遠城址公園の安全対策、仙丈小屋のテラスの整備、横山最終処分場跡地へのバイクパーク整備を実施をいたします。また商工業や中小企業を支援する各種補助金の交付、産業用地の造成工事やインフラ整備なども実施をしてまいります。 次に、歴史や文化、体育の分野におきましては春の高校伊那駅伝、男子45回、女子38回や、西春近公民館の建て替え、陸上競技場の公認更新改修のほか東京オリンピックパラリンピック関連事業、市内6小学校などでクラッシックコンサートを開催するアウトリーチ事業、伊澤修二記念音楽祭及び関連事業の中学生のアンサンブル事業などを実施をし、また市誌編さん事業についても引き続いて実施をしてまいります。 次に、移住・定住など地域振興の分野におきましては、メディアを活用したシティプロモーション、テレワーク推進や住まいの立地誘導、地方と首都圏を結ぶプラットフォーム構築による人づくり、ワーキングホリデーによる関係人口の創出のほか新宿区、三宅村、会津若松市など国内友好都市との交流などを実施をしてまいります。 次に、安全・安心なまちづくりの分野におきましては、送電線、道路等のライフラインの保全のための支障木伐採、住宅耐震改修などへの補助、高遠町地区の防災ラジオ接続助成、上水道事業におけるクリプト対策などを行います。 また社会資本整備では、道路改良工事や道路災害の予防、交通安全施設の設置、橋梁の点検・修繕を行うほか、若宮市営住宅の整備、西春近沢渡地区における伊那西高校への下水道管渠整備、長谷総合支所の建て替えに向けた実施設計、通り町1丁目地区での予定されております市街地再開発事業への補助などを行います。 以上、令和3年度の予算及び特徴的な事業につきまして御説明を申し上げました。コロナ禍の中、誰も経験したことのない令和3年度が始まります。誰一人取り残さないSDGsにもうたわれておりますそうした理念の実現を目指して、予算計上をした事業を着実に実施をしてまいりますので、どうか議員各位の皆様におかれましては、引き続き御協力をいただきますようにお願いを申し上げます。 本定例会に提出いたします議案は、報告案件1件、一般案件5件、条例案件12件、人事案件1件、補正予算案件9件、令和3年度当初予算案件10件の合計38件でございます。 詳細につきましては担当部長から御説明申し上げますので、よろしく御審議の上御議決賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。 ○議長(飯島進君) 次に、教育長から教育方針について御挨拶をお願いいたします。 笠原教育長。 ◎教育長(笠原千俊君) 令和3年3月伊那市議会定例会の開会に当たり、令和3年度の伊那市教育委員会の事業について、願いや思いも含め述べさせていただきます。議員、市民の皆様の御理解と御支援をお願いいたします。 ちょうど1年前、この場に立たせていただきました。そこで新型コロナウイルス感染症の影響が出てきていたことから、例えば4月にある修学旅行の実施について、様々な情報を踏まえ冷静に判断してまいりたい、そのように述べました。また昨秋、市内の児童がPCR検査に陽性を示した際には、保護者、地域また市民の皆様は、私どもが提供する情報の受け止めも含め、大変落ち着いて冷静に温かく対応してくださいました。そこには、児童生徒を大事に考える、学校を支援し期待を寄せる地域の思いを感じました。 この間、多くの議員から教育委員会の取組について、市民の皆様の教育に寄せる思い、願いが表れた質問を多くいただきました。新型コロナウイルス感染症の拡大防止に関わっては、教員、保護者、児童が共に取り組んできた日常的な手洗いやマスクの着用などがきちんと身についていた、そのことこそが感染の拡大を防いだ一番の取組であった、そのように考える旨を申し上げました。この丁寧な日常的な取組は、私たちの取組を考える際の一つのキーワードになっています。 伊那市の教育理念は「はじめに子どもありき」です。学びが子供に発し、子供に還る、学ぼうとしている市民の願いに立ち市民に実る、そうした営みとなるよう努めてまいります。その過程、ここが日常的な取組となりますが、伊那市の教育資源、例えば自然、歴史、文化そして伊那に暮らし続けている方々の豊かな教育力が生き、児童生徒が地域への理解と愛情を育んでいけるようにします。具体的には「暮らしのなかの食」やキャリア教育の取組が挙げられます。そこでは、そうした取組がさらに日常的な取組へと質が高まるようにしてまいります。 本年度そして来年度、新しい学習指導要領が小学校、中学校の順に完全実施されます。そこに向け、市が取り組んできた電子黒板などのICT機器の普通教室、特別支援学級への配置、本年度の大きな取組であったGIGAスクール構想への対応も通信環境の整備を含め計画どおり進めることができました。一方、そうしたICT環境が子供たちの学びに生きるためには、教員の指導力が高まることが欠かせません。教員の研修意欲のさらなる高まりを促し、児童生徒の学びの充実と学力の向上、定着につながるようにしてまいりたいと考えています。また児童生徒の体力や運動能力については、本年度新たに校長会に体力・運動能力向上検討委員会を設けました。そこでの検討を基に児童生徒の運動能力の向上や身体活動をする機会を、日常生活の中に位置づける取組をスタートしてまいります。その際には、伊那市総合型地域スポーツクラブの皆さんなどとの連携を大事に取組を進めてまいります。 また、本年度より運用に入った伊那市立中学校部活動運営方針では、文科系の部活動についても週2日の休養日を設けるなどの基準を設けています。関係する方々とともに、なおスチューデントファーストの部活動を作る取組を進めてまいります。併せて教員の働き方に関わり、教員が公務に当たる負担を軽くするための方策の検討等についても、引き続き進めてまいります。 次に学校教育に関わり令和3年度の重点の一つについて述べます。配慮を要する児童生徒の支援、特に不登校傾向がある児童生徒の支援についてです。そのために新たにスタッフを置き、学校と中間教室、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとの連携を深め、一人一人の児童生徒の実情に即した支援に努めるとともに、ICT等を活用した学力保障のための取組も進めます。 小中学校の校舎、施設、設備等に関わっては、給食施設の改築、体育館の非構造部材の耐震化工事や屋根・トイレの改修、学校敷地内の樹木の整備等を長期的な見通しに立って進め、教育環境の改善を進めます。 続けて生涯学習に関わって述べます。生涯学習については本年度、市民の皆様のお声を踏まえ、「歴史と文化を未来へつなぎ誰もが心を豊かに育んでいくこと」を旨とした第2次伊那市生涯学習基本構想を策定しました。そこでは公民館、図書館、文化施設の運営、学童クラブからまほら伊那市民大学、さらには文化財に関わる今後10年間の方針をまとめています。今後、この構想に沿い事業を進めてまいります。ここでは新年度の事業に関わって、2点述べます。 まず、西春近公民館の改築についてです。現在、新しい公民館の設計ができたところであり、令和3年度中の竣工に向け計画を進めています。今後、地域の自治協議会や、JA上伊那などとともに検討してきた内容をもとに、地域の皆さんの願いに応える公民館の開館を目指し、取組を進めてまいります。 2点目に、伊那市誌の編さんについてです。1月末の第1回市誌編さん委員会において編さんのための組織が固まりました。旧美篶子育て支援センターを整備した市誌編さん室を拠点に編さん事務を推進してまいります。 以上、生涯学習について述べました。 従前より述べてきたことでございますが、伊那市では様々な課題がある中、多くの予算を学校教育、生涯学習に充ててくださっています。そのことに応えることも考え、一昨年4月、私たちは運営方針の中に伊那市の充実した施策が、一人に確かに届くよう努めることを据えました。この一人に確かに届くことについては、新型コロナウイルス感染症が与えた経済・社会面での厳しい影響を思うとき、とりわけ市内の児童や生徒の一人一人にきめ細かく、また温かく支援の目が届いていくために、改めて私どもの胸の内に置きたいと考えています。そして、この一人に確かに届くをさらに具現していくためには、冒頭で述べました丁寧な日常的な取組、言い換えれば学校の日々の授業や公民館での講座等の取組を大事に教育委員会の諸事業を推進してまいります。議会の皆様の教育委員会の取組への御理解、御支援に感謝するとともに、令和3年度の伊那市教育委員会の施策について皆様の御理解、御指示をいただきますようお願いし、所信とさせていただきます。ありがとうございました。--------------------------------------- △議案第1号 専決処分の承認を求めることについて--------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第3、議案第1号「専決処分の承認を求めることについて」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 城取総務部長。     (総務部長 城取 誠君登壇) ◎総務部長(城取誠君) それでは、議案書の4ページをお願いいたします。 議案第1号専決処分の承認を求めることにつきまして御説明をいたします。 この議案は地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、これを御報告し御承認をお願いするものでございます。 おめくりをいただき、5ページをお願いいたします。 5ページは専決処分書でございます。令和2年度伊那市一般会計第11回補正予算を専決第1号としまして、令和3年2月3日付で専決処分をしたものでございます。 専決処分の理由でございますが、新型コロナウイルスワクチン接種事業において国による補助金、負担金の概要が明らかになるとともに、その実施のために早急に予算化を行う必要があったためでございます。 補正予算の内容につきまして御説明をいたします。別冊の令和2年度伊那市補正予算書2月専決補正と書かれました補正予算書の、5ページをお願いいたします。 補正予算書5ページでございます。今回の補正は令和2年度第11回補正予算でございまして、コロナ対策予算の第10弾に当たるものでございます。 第1条は歳入歳出それぞれ4,100万円を追加し、補正後の予算の総額を歳入歳出それぞれ488億4,860万円としたものでございます。補正後の予算規模は前年度同期と比較して37.0%の増でございます。 第2条繰越明許費の補正、第3条債務負担行為の補正は、別表で御説明をいたいますので、おめくりをいただき8ページまでお願いいたします。 8ページは、第2表繰越明許費補正の追加でございます。補正内容は今回、歳出予算補正を行います新型コロナウイルスワクチン接種事業費のうち、年度内に完了しないと考えられます事業費を、来年度に繰り越すものでございます。 続く9ページ、第3表は債務負担行為補正の追加でございます。こちらも新型コロナウイルスワクチン接種の事業費のうち、支払いは令和3年度になりますが、事業実施のために今年度のうちに契約を結ぶ必要がある業務等につきまして、債務負担行為をお願いするものでございます。 歳出予算の補正内容について御説明をいたします。恐れ入りますが、18ページをお願いいたします。 18ページ歳出の補正でございますが、今回の補正予算はワクチン接種について市民の皆様からの問合せに対応するコールセンター、またワクチン接種会場の設置運営、医療従事者へのワクチン接種に係るものでございます。 4款衛生費、1項1目保健衛生総務費の右ページ、新型コロナウイルス感染症対策保健衛生を御覧をいただきたいと思います。報酬、旅費はコールセンターに配置する保健師または看護師、1名1か月分の人件費等、またその下はワクチン接種に必要な需用費や役務費、委託料はコールセンター運営の外部委託や医療従事者へのワクチン接種等に関わります委託料で、その他、使用料及び賃借料以下は、事務備品等のリース料や購入に係る費用でございます。 以上が歳出でございます。 歳入について御説明いたしますので、お手数ですが16ページにお戻りをいただきたいと思います。 16ページ、歳入でございますが、今回の事業の財源は全額国庫支出金を充ててまいります。16款国庫支出金の右ページ、新型コロナウイルスワクチン接種事業費国庫負担金は、医療従事者に対するワクチン接種費用に充当するもので、その下のワクチン接種体制確保事業補助金は、それ以外の事業に充当するものであります。 以上が歳入でございます。 20ページ以降に給与費明細書をおつけしてございますので、後ほど御覧をいただきたいと思います。 以上、令和2年度伊那市一般会計第11回補正予算の専決処分について御説明をいたしました。よろしく御審議をいただき、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) ただいま議題となっております議案第1号は会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第1号は委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ありませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって、討論を終結いたします。 これより議案第1号を採決いたします。 本案は、原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(飯島進君) 起立全員であります。 よって、議案第1号は、原案のとおり承認されました。--------------------------------------- △議案第2号 請負契約の変更について---------------------------------------
    ○議長(飯島進君) 日程第4、議案第2号「請負契約の変更について」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 佐野建設部参事。     (建設部参事 佐野勇君登壇) ◎建設部参事(佐野勇君) それでは、議案書の6ページをお願いいたします。 議案第2号「請負契約の変更について」御説明をいたします。 初めに提案理由ですが、令和2年5月29日付で契約を締結し、令和2年12月18日付で変更しました令和元年度環状南線道路整備工事(小黒西2工区)請負契約について、工事内容の一部変更に伴い、伊那市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、請負契約の変更するため、議会の議決をお願いするものでございます。 記書きでございます。契約金額変更前6億9,097万6,000円、変更後6億9,969万9,000円でございます。 工事の変更内容につきまして御説明いたしますので、議案関係資料の3ページを御覧ください。 工事名は令和元年度環状南線道路整備工事(小黒西2工区)、工種につきましては土木一式工事でございます。変更前の契約金額、先ほど申し上げたとおり、6億9,097万6,000円、変更後の契約金額6億9,969万9,000円でございまして、変更金額は872万3,000円でございます。各金額の消費税は御覧のとおりでございます。 契約の相手方等変更はございません。変更工事概要でございますが、一つ目でございます。施工延長の変更に伴う構造物、舗装工の増工によるもの。二つ目が土砂仮置場の整地工の増工による変更でございます。 工事期間、主な財源につきましては、前回と変更ございません。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) ただいま議題となっております議案第2号は会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第2号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ありませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって、討論を終結いたします。 これより議案第2号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(飯島進君) 起立全員であります。 よって議案第2号は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第3号 辺地に係る総合整備計画の変更について--------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第5、議案第3号「辺地に係る総合整備計画の変更について」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 飯島企画部長。     (企画部長 飯島 智君登壇) ◎企画部長(飯島智君) それでは、議案書の7ページをお願いいたします。 議案第3号辺地に係る総合整備計画の変更につきまして御説明を申し上げます。 同ページ下段の提案理由にございますとおり、本議案は上新山地区における辺地に係る総合整備計画を変更するため、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項の規定により、議会の議決を求めるため提案するものであります。 計画の変更内容等を御説明いたしますので、お手数ですが議案関係資料の4ページをお願いいたします。 総合整備計画(上新山辺地)新旧対照表でございます。 初めに当該辺地の人口でありますが、今回の変更に合わせまして当初計画で設定をいたしました基準日との対比日となります令和2年3月31日現在の住民基本台帳の人口に改めるものでございます。 次に、2の公共的施設の整備を必要とする事情でございますが、当初計画における新山保育園建設事業の中で整備をいたします給食調理場につきまして、より効率的に運用を図るため、新山小学校の給食調理も併せて一体的に行うこととし、それに要する事業費の増加及び給食を共同給食調理場から新山小学校へ運ぶ際に使用をいたします給食配送車両の整備を追加するものでございます。 また、現在地区の集落センターにて放課後児童クラブ事業を実施しておりますが、当該施設は学校から場所が離れていることや、土砂災害危険区域内に所在するなどの理由から、共同給食調理場整備後の新山小学校給食施設跡地に新山小学童クラブを新設し、放課後児童クラブ事業に加え、新たに放課後子ども教室事業の実施を図るものでございます。 おめくりをいただき、3の公共的施設の整備計画でございますが、今回の変更に合わせ元号の表記を令和に改めるとともに、先ほど来御説明を申し上げてまいりました個々の事業の新設及び変更に対応する事業費、及び財源内訳等につきまして一覧表に記載してございます。 新山保育園建設事業につきましては、事業費の増額及び県補助金等の特定財源による予算の組み替え、また新山給食配送車両整備事業及び新山小学童クラブ整備事業は新規追加により御覧の事業費等を計上するものでございます。 なお変更後の総合整備計画書を議案書の8ページから9ページにお示しをしてございますので、追って御確認をいただければと存じます。また、当該計画案につきましては、あらかじめ県との事前協議を行う中で、異論がない旨の回答を得ておりますので、申し添えさせていただきます。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(飯島進君) これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第3号は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第4号 財産(土地)の処分について △議案第5号 請負契約の変更について--------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第6、議案第4号「財産(土地)の処分について」、議案第5号「請負契約の変更について」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 竹村商工観光部長。     (商工観光部長 竹村和弘君登壇) ◎商工観光部長(竹村和弘君) それでは、議案書の10ページをお願いをいたします。 議案第4号「財産(土地)の処分について」を御説明申し上げます。 最初に提案の理由でございますが、伊那市が所有しております六道原工業団地の産業用地の1区画が、このほど売却の見込みとなりました。当該用地は、伊那市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得また処分に関する条例第3条に規定いたします予定価格2,000万円以上かつ5,000平方メートル以上の不動産に該当をいたしますので、その処分につきまして議会の議決をお願いをするものであります。 記書きにございますように、土地の地番は、伊那市野底8375番3です。地目は雑種地で、地積は5,730.11平方メートル、売却価格は7,105万3,364円であります。 売却先は岐阜県加茂郡川辺町比久見445番6に本社を置く、株式会社テクノプレニードヒダで、代表取締役は肥田彰吾氏でございます。 売却用地の位置でありますが、関係資料の6ページをお願いをいたします。 六道原工業団地産業用地位置図でございますが、美すずスポーツ公園運動場の北側に位置するB区画になります。 株式会社テクノプレニードヒダは、自動車を中心とする工業用ゴム製品及びゴム添加剤「プレニード」を製造・販売する企業でございます。主力製品の「プレニード」は柔軟性、発泡性、耐久性を高める薬剤とゴムを均一に混ぜ合わすことができる重要な添加剤でございまして、このたび増産体制を整えるとともに、安定した供給責任を果たすためのリスク分散として、当区画を購入いただけることになりました。 令和5年12月に工場を建設され、翌年1月から操業を計画されており、新規雇用は約10名を予定をされております。 以上、議案第4号について御説明をいたしました。 続きまして、議案書の11ページをお願いをいたします。 議案第5号「請負契約の変更について」を御説明申し上げます。 最初に提案の理由でございますが、令和2年3月16日付で締結をいたしました伊那インター工業団地第2期拡張事業B区画整備工事の請負契約につきまして、工事内容に一部変更が生じ、これに伴い契約金額等を変更するため、提案をさせていただくものでございます。 本請負契約は伊那市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条に規定をいたします予定価格1億5,000万円以上の工事に該当いたしますので、その契約の変更につきまして議会の議決をお願いをするものでございます。 変更内容の詳細につきまして御説明を申し上げますので、お手数でございますが議案関係資料の7ページをお願いをいたします。 工事名は伊那インター工業団地第2期拡張事業B工区整備工事で、米玉堂食品株式会社伊那工場南側の用地整備になります。 変更金額は変更前契約金額1億9,781万3,000円に対し、5,792万6,000円の減額を行い、変更後の契約金額を1億3,988万7,000円とするものであります。 変更工事概要につきましては、当該工区において国土交通省の災害関連工事発生土を受け入れたことに伴い、当初設計にございました切り盛りに関する土工が不要となったことによる造成工事の減でございます。これに伴う工事期間は、令和2年3月16日から令和3年3月22日までとするものでございます。 議案第5号の説明は以上であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第4号、議案第5号の2案は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第6号 伊那市記号式投票に関する条例を廃止する条例 △議案第7号 伊那市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例 △議案第8号 伊那市組織条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第7、議案第6号「伊那市記号式投票に関する条例を廃止する条例」から議案第8号「伊那市組織条例の一部を改正する条例」までの3案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 城取総務部長。     (総務部長 城取 誠君登壇) ◎総務部長(城取誠君) それでは、恐れ入りますが議案書の12ページをお願いいたします。 議案第6号「伊那市記号式投票に関する条例を廃止する条例」について御説明をいたします。 提案理由でございますが、下段にございますとおり伊那市長選挙及び伊那市長選挙と同時に行われる伊那市議会議員補欠選挙における記号式投票を廃止をし、自書式投票に統一するためお願いするものでございます。 記号式投票でございますが、候補者名があらかじめ印刷された投票用紙に丸印のスタンプを押して投票するものでございまして、自書式に比べて他字記載が困難であるため、疑問票や無効票が減ることが期待でき、その結果として開票事務に係る時間や費用も抑えられる等の理由により導入をされたものでございます。 しかし、この記号式は期日前投票及び不在者投票では採用されていないため、期日前投票が増加の傾向にあり、また記号式・自書式が混在をしている現状においては、必ずしも事務の効率化に寄与していないものでございます。 また、記号式、自書式二種類の投票用紙を印刷する必要があること、及び記号式スタンプを別途購入しなければならないという点については、デメリットにもなっていることから、記号式投票を廃止することをお願いするものでございます。 なお附則でございますが、この条例は公布の日から施行することとしたものでございます。 説明は以上でございます。 続きまして、13ページをお願いいたします。 13ページ、議案第7号「伊那市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例」について御説明をいたします。 提案理由でございますが、下段にございますとおり国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律及び公職選挙法の一部を改正する法律が令和元年に施行されたことに伴いまして、所要の改正を行うためお願いするものでございます。 具体的な改正点ですが、今回の公職選挙法の改正によりまして国政選挙等における選挙公報の掲載文が電磁的記録、いわゆる電子データでも提出が可能となったことに合わせまして、本市における市議会議員及び市長選挙の選挙公報掲載文につきましても、同様に電子データでの提出を可能とするよう改めるものでございます。 内容について御説明をいたします。議案関係資料の8ページをお願いいたします。 関係資料8ページは、伊那市選挙公報の発行に関する条例の新旧対照表でございます。第2条は選挙公報の発行について定めるもので、条文中選挙公報の掲載内容に関わる例示部分をより明確にするため、「写真」の字句を挿入をさせていただくもので、これまでの取扱いと変更はございません。 また次に第3条は、掲載文の申請等を定めるものでありますが、旧の規定にあります「1通」の字句を削除をいたしまして、電磁的記録による提出に対応させるとともに、前条同様「写真」の字句を加えるものでございます。 続く第4条は、選挙公報の発行手続を定めるもので、同条第2項中に同じく「写真」の字句を加えるものでございます。 お手数ですが、議案書の13ページにお戻りをいただきたいと思います。 議案書13ページは附則でございますが、この条例は公布の日から施行し、同日以降その期日を告示される選挙から適用するとしたものでございます。 説明は以上でございます。 引き続き、議案書の14ページをお願いいたします。 14ページ、議案第8号「伊那市組織条例の一部を改正する条例」について御説明をいたします。 提案理由でございますが、下段にございますとおり令和3年4月1日付の組織機構の改編に伴い所要の改正を行うため、お願いするものでございます。 改正内容につきまして御説明を申し上げます。議案関係資料の9ページをお願いいたします。 関係資料9ページは、伊那市組織条例の新旧対照表でございます。 第2条は各部に係る事務分掌を定めるものでございますが、旧の企画部の項、第1号から「並びに人権及び男女共同参画」の文言を削り、新の文化スポーツ部の項に、新たに第2号として「人権及び男女共同参画に関すること。」を加え、以降の項を繰り下げるものでございます。 お手数ですが、議案書の14ページにお戻りをいただきたいと思います。 附則でございますが、この条例は令和3年4月1日から施行するというものでございます。 議案第6号から第8号まで御説明をさせていただきました。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) これより質疑に入ります。御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第6号から議案第8号までの3案は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第9号 伊那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 △議案第10号 伊那市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 △議案第11号 伊那市介護予防施設条例の一部を改正する条例 △議案第12号 伊那市通所支援施設条例の一部を改正する条例 △議案第13号 伊那市国民健康保険条例の一部を改正する条例 △議案第14号 伊那市介護保険条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第8、議案第9号「伊那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」から、議案第14号「伊那市介護保険条例の一部を改正する条例」までの6案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 松澤保健福祉部長。     (保健福祉部長 松澤浩一君登壇) ◎保健福祉部長(松澤浩一君) 議案書の15ページをお願いします。 議案第9号「伊那市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明いたします。 初めに提案理由でございますが、おめくりいただきまして16ページ下段に記載してございますとおり、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令の施行に伴い、所要の改正を行うため提案するものでございます。 改正内容につきまして御説明いたしますので、議案関係資料の10ページをお願いします。 条例の新旧対照表でございます。 第42条は、特定教育・保育施設等との連携に関する規定でございますが、同条第1項第3号では、特定地域型保育の提供の終了に際しては、引き続き連携施設において子供を受け入れて、教育・保育を提供することとされています。これに対し、現行の第42条第4項では、連携施設の確保が著しく困難であると認めるときには、第1項第3号の規定を適用しないこととすることができるとしておりますが、改正後の第4項は、次のいずれかに該当するときは第1項第3号の規定を適応しないこととすることができるとし、第4項第1号として、市長が保育園等の利用について調整を行うに当たり、特定地域型保育の提供を受けていた子供を優先的に取り扱う措置や、特定地域型保育の提供の終了に際して引き続き必要な教育・保育が提供されるよう、「必要な措置を講じているとき」という規定を新たに加え、現行の第4項の規定内容を第4項第2号とするものでございます。 その下の第5項は、改正前の第4項を改正後は第4項第2号としたことに伴う表記の変更でございます。 恐れ入りますが、議案書の15ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。 議案第9号の説明は以上でございます。 続きまして、議案書の17ページをお願いします。 議案第10号「伊那市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明いたします。 初めに提案理由でございますが、おめくりいただきまして18ページ下段に記載してございますとおり、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、所要の改正を行うため提案するものでございます。 改正内容につきまして御説明申し上げますので、議案関係資料の11ページをお願いします。 条例の新旧対照表でございます。第7条は保育園等との連携に関する規定でございますが、同条第1項第3号では、家庭的保育事業者等の保育の提供の終了に際して、引き続き連携施設において利用乳幼児を受け入れて教育・保育を提供することとされています。これに対し現行の第7条第4項では、連携施設の確保が著しく困難であると認めるときは、第1項第3号の規定を適用しないこととすることができるとしておりますが、改正後の第4項は、次のいずれかに該当するときは第1項第3号の規定を適用しないことができるとし、第4項第1号として、市長が保育園等の利用について調整を行うに当たり、家庭的保育事業者等による保育の提供を受けていた乳幼児を優先的に取り扱う措置や、家庭的保育事業者等による保育の提供終了に際して、引き続き必要な教育・保育が提供されるよう必要な措置を講じているときという規定を新たに加え、現行の第4項の規定内容を第4項第2号とするものでございます。 第5号は、改正前の第4項を、改正後は第4項第2号にしたことに伴う表記の変更でございます。 その下の第38条は、法律の名称と項の訂正のほか、母子家庭等の乳幼児の保護者の疾病、疲労その他身体上、精神上もしくは環境上の理由により、家庭において乳幼児を養育することが困難な場合への対応等を、居宅訪問型保育事業者の提供する保育に加えるものでございます。 恐れ入りますが、議案書の17ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。 議案第10号の説明は以上でございます。 続きまして、議案書の19ページをお願いします。 議案第11号「伊那市介護予防施設条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明いたします。 初めに提案理由でございますが、下段に記載してございますとおり、渡場いきいき交流施設を渡場区へ譲与するため提案をするものでございます。 改正内容につきまして御説明いたしますので、議案関係資料の12ページをお願いします。 条例の新旧対照表でございます。 第2条は介護予防施設の名称及び位置の表でございますが、表から渡場いきいき交流施設の名称とその位置を削除をするものでございます。国の補助金を活用し、市内54か所に整備しましたいきいき交流施設等の介護予防施設につきましては、供用開始から10年が経過したのち、地元へ譲与していく計画でございますが、渡場いきいき交流施設は平成22年度に建設しました最初の施設でございまして、10年経過により施設を認可地縁団体渡場区に譲与するため、条例から削除するものでございます。 なお、この施設の譲与につきましては、後ほど議案第19号において議会の議決をお願いするものでございますので、よろしくお願いいたします。 恐れ入りますが、議案書の19ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。 議案第11号の説明は以上でございます。 続きまして、議案書の20ページをお願いします。 議案第12号「伊那市通所支援施設条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明いたします。 初めに提案理由でございますが、おめくりいただきまして21ページ下段に記載してございますとおり、小鳩園を児童発達支援センターにすることに伴い、所要の改正を行うため提案するものでございます。 児童発達支援センターは通所事業としての発達の遅れや障害のある子供の生活習慣指導や集団生活適応訓練等に加え、地域支援事業として発達障害のある子供やその家族への相談や保育所等の訪問支援を行うものになります。 改正内容につきまして御説明いたしますので、議案関係資料の13ページをお願いします。 条例の新旧対照表でございます。 初めに条例名の変更でございますが、小鳩園を児童発達支援センターにすることに伴い、「伊那市通所支援施設条例」を「伊那市児童発達支援センター条例」に改めるものでございます。 第1条は事業の種別を通所支援施設から児童発達支援センターに改めるもの。第2条は施設の名称を「小鳩園」から「児童発達支援センター小鳩園」に改めるものでございます。 第3条は業務に関する規定でございますが、旧の第2項の放課後等デイサービスに関する業務を市内の民間事業所の増加に伴い廃止することとし、新の第2項として、新たに保育所等訪問支援に関する業務を追加し、指導専門員による支援の拡充を図るもの、及び引用する児童福祉法の項の訂正でございます。 第4条から14ページにかけての第6条までは、第1条の改正に伴い施設の表記を改めるものでございます。 恐れ入りますが、議案書の20ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。 議案第12号の説明は以上でございます。 続きまして、議案書の22ページをお願いします。 議案第13号「伊那市国民健康保険条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明いたします。 初めに提案理由でございますが、下段に記載してございますとおり、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うため、提案するものでございます。 改正内容につきまして御説明いたしますので、議案関係資料の15ページをお願いします。 条例の新旧対照表でございます。 附則の第5項でございますが、これまで新型コロナウイルス感染症は、新型インフルエンザ等対策特別措置法附則第1条の2により規定されておりましたが、このたびの法改正により、附則から削除され、新型インフルエンザ等感染症に位置づけられました。これに伴い、新型コロナウイルス感染症の定義につきまして、附則第5項の記載を改めるものでございます。 恐れ入りますが、議案書の22ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。 議案第13号の説明は以上でございます。 続きまして、議案書の23ページをお願いします。 議案第14号「伊那市介護保険条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明いたします。 初めに提案理由でございますが、下段に記載してございますとおり、令和3年度から令和5年度までの第8期介護保険事業計画に基づき、介護保険の保険料率にかかる期間を改定するため、提案をするものでございます。 改正内容につきまして御説明いたしますので、議案関係資料の16ページをお願いします。 条例の新旧対照表でございます。 第9条は、介護保険料の保険料率に係る規定でございますが、第1項から第8項までの規定中、平成30年度から令和2年度までとなっている期間につきまして、いずれも令和3年度から令和5年度までに改めるものでございます。 なお介護保険料につきましては、平成30年度から令和2年度までの第7期の金額と同額に据え置くものでございます。 恐れ入りますが、議案書の23ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。議案第9号から第14号までの説明は以上でございます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(飯島進君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第9号から議案第14号までの6案は、社会委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。 再開は11時といたします。 △休憩 午前10時45分 △再開 午前10時59分 ○議長(飯島進君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第15号 伊那市キャンプ場条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第9、議案第15号「伊那市キャンプ場条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 富山農林部長。     (農林部長 富山裕一君登壇) ◎農林部長(富山裕一君) 議案書の24ページをお願いいたします。議案第15号「伊那市キャンプ場条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明申し上げます。 お手数ですがおめくりいただきまして26ページ下段、提案理由でございますが、キャンプ場の利用料金等を改定するため、提案するものでございます。 改定内容につきまして御説明申し上げますので、議案関係資料の17ページをお願いいたします。 別表(1)小黒川渓谷キャンプ場利用料金でございますが、キャビンの宿泊使用、オートキャンプサイトの宿泊使用、テントサイトの宿泊使用及び日帰り使用またペットサイトの宿泊使用のそれぞれ利用料金の上限を改定させていただくものであります。 次に(2)千代田湖キャンプ場利用料金でございますが、テントサイトの宿泊及び日帰り使用の単位を1サイトに改め、それぞれ利用料金の上限を定めるものであります。また、これまで無料としてきました湖畔沿いのフリーサイトを、新たに追加し、宿泊及び日帰り使用それぞれ一人当たりの利用料金の上限を定めるもの、併せて団体に限ることを条件とした貸切り使用を新たに追加し、同様に利用料金の上限を定めるものであります。 おめくりをいただきまして、(3)鹿嶺高原キャンプ場利用料金でございますが、これまでテントサイトとして区分していたものを改め、施設の実態に合わせフリーサイトに改めるもので、一人当たりの利用料金の上限に変更はございません。 備考でございますが、備考2の時間を延長して使用する場合の規定では、1時間につき加算する料金の改定及び追加をお願いし、備考5のトップシーズン等における割増料金の規定では、各キャンプ場の特徴に応じた時期設定とするため、指定管理者が定めて市長が承認した日に改めるものであります。 また備考6では、新宿区の夏期施設利用の規定を営利営業の目的で貸切り利用した場合の利用料金の規定に改めるものであります。 議案書の25ページにお戻りいただきまして、下段の附則でございますが、この条例は令和3年4月1日から施行するものでございます。また経過措置として、施行日以前の使用に係るものについては、従前の例によるとするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) これより質疑に入ります。御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第15号は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第16号 伊那市営住宅条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第10、議案第16号「伊那市営住宅条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤建設部長。     (建設部長 伊藤 徹君登壇) ◎建設部長(伊藤徹君) 議案書の27ページをお願いいたします。 議案第16号「伊那市営住宅条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明いたします。 本議案の提案理由でございますが、28ページをお願いいたします。 下段にございますとおり、公営住宅以外のその他住宅の家賃の特例期間を延長するとともに、老朽化した住宅の一部を廃止するため提案するものであります。 改正内容について議案関係資料で御説明いたしますので、議案関係資料の19ページをお願いいたします。 市営住宅条例新旧対照表でございます。 附則でございますが、その他の住宅の家賃の特例で、中学生以下の子供のいる世帯への家賃軽減について、期限が本年3月までとなっておりますものを、3年間延長し令和6年3月までとするものでございます。 その下、別表第1、公営住宅一覧表にあります大萱団地のうち、昭和39年度建設の「28戸」を「20戸」に、昭和40年度建設の「8戸」を削除、昭和41年度建設の「16戸」を「8戸」に、次の若宮団地のうち昭和44年度建設の「36戸」を「32戸」に、昭和53年度建設の「6戸」を「4戸」にするよう改正するものであります。廃止の戸数は大萱団地が24戸、若宮団地が6戸となります。 議案書にお戻りいただきまして、27ページをお願いいたします。 附則の施行日でありますが、公布の日から施行するというものであります。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) これより質疑に入ります。御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第16号は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第17号 伊那市農業集落排水施設の設置等に関する条例及び伊那市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第11、議案第17号「伊那市農業集落排水施設の設置等に関する条例及び伊那市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 守屋水道部長。     (水道部長 守屋敏彦君登壇) ◎水道部長(守屋敏彦君) 議案書の29ページをお願いいたします。 議案第17号「伊那市農業集落排水施設の設置等に関する条例及び伊那市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」について、御説明いたします。 初めに提案理由でございますが、おめくりいただき30ページをお願いいたします。 下段にありますように、西春近小出南部地区の農業集落排水施設を伊那特定環境保全公共下水道事業に統合等をするため、提案するものでございます。 それでは改正内容につきまして御説明いたしますので、お手数ですが議案関係資料の21ページをお願いいたします。 21ページは、伊那市農業集落排水施設の設置等に関する条例の新旧対照表ですが、9表中第3条及び別表第2の伊那市西春近小出南部地区農業集落排水施設ほかを削除するものでございます。 次に、議案関係資料22ページをお願いいたします。 伊那市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の新旧対照表ですが、第2条第4項の数値を統合等による計画見直しに伴い、下線の部分をそれぞれ変更するものでございます。 お手数ですが、議案書の30ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例の施行日を令和3年4月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) これより質疑に入ります。御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第17号は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第18号 人権擁護委員候補者の推薦について--------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第12、議案第18条「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 城取総務部長。     (総務部長 城取 誠君登壇) ◎総務部長(城取誠君) 議案書の31ページをお願いいたします。 議案第18号「人権擁護委員候補者の推薦について」を御説明を申し上げます。 人権擁護委員は法務大臣から委嘱をされる委員でございまして、伊那市からは10名の委員が委嘱をされております。 内訳は伊那地域から8名、高遠町地域から1名、長谷地域から1名でございます。 このうち下段の提案理由にございますように、平澤光子委員、本郷要委員、井上康良委員が、本年6月30日をもって任期満了となりますので、記書きにございます3名を人権擁護委員候補者として推薦いたしたいので、人権擁護委員法の定めるところによりまして、議会の意見を求めるものでございます。 なお、委員の任期は3年でございます。 初めに、荒木貴子さんですが、生年月日は昭和36年5月29日で満59歳。住所は伊那市西町4909番地、新任でございます。 次に、本郷要さんでございますが、生年月日は昭和28年10月14日で満67歳、住所は伊那市手良野口268番地、再任、2期目でございます。 次に、酒井謙一さんでございますが、生年月日は昭和34年7月19日で満61歳、住所は伊那市東春近2321番地、新任でございます。 おめくりをいただきまして、32ページをお願いいたします。 荒木貴子さんの略歴でございますが、生年月日、本籍、住所御覧いただきまして、荒木さんは跡見学園女子大学英文科を卒業され昭和59年4月から同年12月まで株式会社タカキュー、昭和61年9月から昭和63年10月まで、社団法人才能教育研究会に勤務をされました。 公職歴でございますが、平成21年4月から平成22年3月まで、伊那市立伊那小学校PTAの副会長、また現在は西町区春日町第二総代をお務めになっておられます。 33ページをお願いいたします。 本郷要さんの略歴でございますが、生年月日、本籍、住所は御覧をいただき、本郷さんは中央大学文学部を卒業され、昭和53年4月から58年8月まで伊那農業協同組合、また昭和58年10月から平成3年11月まで、ユニバーサルソフトウェア株式会社、平成4年1月から平成5年8月まで、株式会社スワデータシステムにお勤めになられ、平成5年9月からはプライムソフトを経営されておられます。 公職歴でございますが、平成30年7月から人権擁護委員を務められ、現在1期目、また現在、手良野口区副区長をお務めになっておられます。 34ページをお願いいたします。 酒井謙一さんの略歴でございます。同じく生年月日、本籍、住所は御覧をいただき、酒井さんは東京電機大学理工学部を卒業され、昭和57年4月から山ノ内町立山ノ内中学校教諭を初めとして、平成13年3月まで長野県内の中学校教諭、また平成13年4月から同年9月まで、長野県総合教育センター生徒指導専門教員をお勤めになられました。その後、辰野町立辰野中学校教諭を経て、平成23年4月から平成25年3月までは須坂市立相森中学校教頭、平成25年4月から平成28年3月まで伊那市立春富中学校教頭、平成28年4月から令和2年3月まで、伊那市立長谷小学校校長をお勤めになられ、令和2年4月からは伊那市教育委員会生涯学習課社会教育指導員を勤めておられます。 以上、3名の皆様は人格に優れ幅広い識見をお持ちで、広く社会の実情に通じておられます。また地区の区長会長からも御推薦をいただいておりまして、委員として適任者でございますので、御同意のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) これより質疑に入ります。御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第18号は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第19号 財産(建物)の譲与について--------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第13、議案第19号「財産(建物)の譲与について」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 松澤保健福祉部長。     (保健福祉部長 松澤浩一君登壇) ◎保健福祉部長(松澤浩一君) 議案書の35ページをお願いします。 議案第19号財産(建物)の譲与につきまして御説明いたします。 初めに提案理由でございますが、下段に記載してございますとおり、渡場いきいき交流施設を渡場区へ譲与するため提案するものでございまして、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 議案第11号でも御説明させていただきましたが、この施設は国の補助金を活用し整備しました最初のいきいき交流施設でございまして、10年経過により地元に譲与するものでございます。 記書きでございますが、譲与する建物は伊那市東春近1276番地2渡場いきいき交流施設で、木造平家建て209.92平方メートル、その他附帯する備品等でございます。 譲与する相手方は渡場区で、現在の区長は下平義秀様でございます。渡場区につきましては、設置以来この施設の指定管理者となっている地元自治会でございまして、認可地縁団体となっております。 譲与する日は、令和3年4月1日でございます。 お手数ですが、議案関係資料の24ページをお願いします。 施設の位置図でございますので、御確認いただきたいと思います。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(飯島進君) これより質疑に入ります。御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第19号は、社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第20号 令和2年度伊那市一般会計第12回補正予算について △議案第21号 令和2年度伊那市国民健康保険特別会計第2回補正予算について △議案第22号 令和2年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第2回補正予算について △議案第23号 令和2年度伊那市後期高齢者医療特別会計第1回補正予算について △議案第24号 令和2年度伊那市介護保険特別会計第3回補正予算について △議案第25号 令和2年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第4回補正予算について △議案第26号 令和2年度伊那市水道事業会計第1回補正予算について △議案第27号 令和2年度伊那市下水道事業会計第2回補正予算について △議案第28号 令和2年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算について--------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第14、議案第20号「令和2年度伊那市一般会計第12回補正予算について」から、議案第28号「令和2年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算について」までの9案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 城取総務部長。     (総務部長 城取 誠君登壇) ◎総務部長(城取誠君) それでは、令和2年度伊那市補正予算書3月補正と書かれました補正予算書5ページをお願いいたします。 令和2年度伊那市一般会計第12回補正でございます。第1条で歳入歳出それぞれ6億8,380万円を減額をし、予算の総額を481億6,480万円とさせていただくものでございます。 今回の補正の主な内容は、退職者の増や職員配置、及び人数の増減等に伴う人件費の補正、年度末を控えて事業費を決算に近づけるための補正、各種基金への利子の積立てなどに加えまして、令和2年度の国の補正予算第3号による事業費の前倒し計上などでございます。 なお、今回の補正後の予算規模は、前年同期と比較をいたしまして、34.9%の増でございます。 次に第2条、継続費の補正、3条、繰越明許費の補正、4条、債務負担行為の補正、5条、地方債の補正につきましては、それぞれ別表で御説明を申し上げます。3枚おめくりをいただきまして、10ページをお願いいたします。 10ページ、第2表継続費補正は変更でございまして、8款土木費の若宮団地A棟建設事業において事業費の執行見込みにより、令和2年度及び令和3年度の年割額をそれぞれ補正するものでございます。 11ページ、第3表繰越明許費補正は事業の進捗状況により事業費を翌年度に繰り越すもの、及び先般の国の補正予算第3号の対象になった事業につきまして、実施期間を確保するため事業費を翌年度に繰り越すもの等がございますが、特徴的なもののみ御説明をいたします。1の追加のうち6款の農林水産業費の畜産振興は、畜産クラスター事業について、また7款商工費の商工施設管理は、国の補正予算の対象になりました仕事と子育ての両立支援拠点施設整備事業につきまして、また10款教育費の新型コロナウイルス感染症対策教育は、市立図書館の改修事業及び学校保健特別対策事業について、またおめくりをいただきまして12ページ2行目、給食施設整備こちらも国の補正予算の対象になった西春近南小給食施設改築事業につきまして、それぞれ事業費を翌年度に繰り越すものでございます。その下、2の変更は既にお認めをいただいている繰越明許費につきまして、それぞれ減額または増額して変更をお願いするものでございます。 13ページ、第4表債務負担行為補正は、既にお認めをいただいております中小企業特別経営安定化資金融資利子補給金について、貸付け期間の延長により債務負担行為の期間を延長するものでございます。 おめくりをいただきまして14ページ、第5表地方債補正は、事業費の確定により地方債の限度額を減額をしているものが主になりますけれども、公共事業等債また学校教育施設等整備事業債、一般補助施設整備等事業債は国の補正予算第3号の対象になった事業があったことから、増額をしているものでございます。 次に、予算の内容について御説明をさせていただきます。本3月補正予算は、人件費の補正、工事請負費などの事業費や関係団体への負担金等の確定による増減、またそれに伴う国県補助金や地方債等の財源の組替えなどのほか、今年度の国の補正予算第3号を活用した事業の前倒し予算も計上をしてございます。これらの前倒し予算の中には、国からの補助金等内示時期の関係がございまして、3月補正予算と令和3年度の当初予算の両方に計上をしているものがございます。これら重複した予算につきましては、最終的に一方の予算から落としていくことになるわけでありますが、ちょうど昨年度も同様のことがございまして、今回学校改修関連事業におきまして幾つかの事業費を減額をさせていただいてございます。 いずれにいたしましても、今回補正項目多くございますので、特徴的なもののみ説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、38ページまでお願いいたします。 予算書38ページ以降、歳出でございますが、このページ1款議会費は御覧をいただきたいと思います。1枚おめくりをいただきまして40ページ、2款総務費、1項1目一般管理費のうち右ページの総務一般事務、報酬等人件費の補正は、職員配置及び人数の増減等、決算に近づけるための補正でありますが、このうち3節職員手当等の中には、職員の退職手当分約6,570万円の増が含まれております。 また、このページ一番下の事業、職員退職手当積立金のうち職員退職手当基金利子積立金は、職員退職手当基金に1年間の利子を積み立てるもので、このページ以降、このように基金に対する利子の積立金が何か所か出てまいります。 説明は省略をさせていただきますが、今回の3月補正予算におきまして、一般会計に属する基金の合計で約3,099万円の利子を積み立てるものでございます。 2枚おめくりをいただきまして、44ページをお願いいたします。 6目企画費の3事業目、新産業技術推進のうち積立金は、来年度5月に実施を予定しております新産業フェスの財源とするべく、今年度中に収入をいたします企業版ふるさと寄附金を、一部ふるさと応援基金からの繰入金と合わせて、まちひとしごと創生基金に積み立てるものでございます。 おめくりをいただき、46ページ、上から2事業目の人口増推進のうち工事請負費は、地方創生推進交付金を充てて本年度予定をしておりましたグローアップハウスモデル住宅建築工事につきまして、事業の見直しを行うため減額をするものでございます。 2枚おめくりをいただきまして50ページ、一つ目の公共施設等管理基金、また二つ目の新型コロナウイルス対策応援基金には、利子の積立てのほか、今回の補正予算による剰余財源と今後の活用見込みを勘案し、それぞれの基金に積立てを行ってございます。なお、新型コロナウイルス対策応援基金積立金のうち、4,000万円には来年度以降のコロナ対策資金の利子補給金に充当するため、国のコロナ対策臨時交付金を充当してございます。 またこのページ一番下、戸籍住民基本台帳事務のうちおめくりをいただいて53ページにございますが、負担金の広域電算業務につきましては、予定していたシステム導入改修費用等の確定により、減額をするものでございます。 このほか、総務費について55ページまで続いておりますが、人件費の補正、事業費の確定による補正が主なものでございますので、御覧をいただければと思います。 2枚おめくりをいただきまして、56ページまでお進みをいただきたいと思います。 56ページからは、3款民生費でございます。民生費も人件費の補正、事業費の決算見込みによる扶助費や補助金等の補正、また国庫負担金等の精算に伴う国への返還金などを計上してございます。 特徴的な事業といたしましては、右側の57ページ一番下、新型コロナウイルス感染症対策社会福祉は、おめくりをいただきまして次の58、59ページまで続いておりますが、今年度5月補正予算に計上をいたしました市民一人当たり10万円を給付する特別定額給付金事業の精算に係るもの、また59ページの2事業目、福祉まちづくりセンターについては、今年度末に竣工予定の福祉まちづくりセンターに係る建設事業費確定に伴う減額でございます。なお、この事業には左側ページの財源欄に長野県市町村振興協会の交付金が計上をされてございます。こちらは宝くじの収益金に係る交付金を新たに財源化するもので、今回の3月補正予算では複数の事業におきまして、合計約1,790万円を充当をしてございます。 次に、一事業おきまして高齢者福祉施設整備は、今年度予算化していた補助金のうち看護小規模多機能型居宅介護の1施設を除きまして、応募事業者がなかったことから減額をするものでございます。 2枚おめくりをいただきまして、62ページをお願いいたします。 62ページ、5目高齢者福祉費のうち介護保険の繰出金は決算に近づけるための増額で、金額が多額になっておりますが約1.4%の増額でございます。 その下、老人保護措置の扶助費は約15%の減額でございます。決算に近づけるためのものでございます。 おめくりをいただき64ページ、2項2目児童措置費のうち2事業目、児童手当の扶助費につきましては、約1.2%の減額をさせていただいております。 おめくりをいただいた66ページ、5目保育園費の一つ目、私立保育園・幼稚園は、園児数の増減や国の公定価格の改正等に伴う増減で、こちらは当初予算比約7.7%の減額でございます。 1事業おいて、このページ一番下の保育園運営は主に人件費補正によるもの、当初予算比約6.1%の減額でございます。 おめくりをいただきまして68ページ下段、3項2目扶助費の生活保護も決算に近づけるための減額でございまして、当初予算比7.5%の減額でございます。 おめくりをいただき、70ページをお願いします。 70ページからは4款衛生費でございます。このページは御覧をいただきまして、72ページ1項6目病院費の右ページ一番下、中央行政組合負担金は中央病院の運営に関する負担金の増でございます。地域救急医療の確保に係る費用の地方交付税措置分が増額になったこと等に伴う負担金の増でございます。 おめくりをいただき74ページ、9目国民健康保険費の国保会計繰出金の増は、主に保険基盤安定繰入金に係る繰出金の増。2事業下の後期高齢者医療保険の負担金は、後期高齢者医療広域連合に対する負担金の減額などでございます。 おめくりをいただき77ページ、2項1目清掃総務費の清掃総務の負担金は、主に上伊那広域連合のごみ処理、伊那中央行政組合のし尿処理に対する負担金の決算見込みに基づく減額。下段の最終処分場は、横山最終処分場跡地に仮称横山バイクパークを整備する計画の中で、令和2年度は管理棟の改修を行う予定でおりましたが、財源の辺地対策事業債が全国的な調整の中で予定した金額まで配分をされなかったため、事業費を今年度予算から減額をするものでございます。 おめくりをいただき78ページ、こちらは5款労働費ですが、御覧をいただきまして、おめくりをいただいた80ページまでお願いいたします。 80ページからは、6款農林水産業費でございます。一番下、1項2目農業総務費の右ページ、農業総務は主に人件費の補正によるもの。 おめくりをいただき82ページの中段、3目農業振興費の農業環境整備のうちマイナス表記のあるものについては、国のトンネル補助として予算計上いたしましたが、事業が採択にならなかったために減額をするもの。また、今年度の国の補正予算第3号を活用する担い手確保・経営強化支援交付金事業を新たに計上するものでございます。 おめくりをいただきまして85ページ、一番上の中山間地域活性化の交付金は、事業費決定に伴う減額で、当初予算費約14.6%の減でございます。 3枚おめくりいただき、90ページまでお願いいたします。 90ページからは7款商工費でございます。1項1目商工総務費の右ページ、上から2事業目、新型コロナウイルス感染症対策商工ですが、今年度実施をいたしましたプレミアム商品券事業の第1弾、第2弾及び5月補正予算で計上した休業等に協力をいただいた施設に対して、県から20万円、市から10万円を支援した事業、さらには7月補正予算で計上をいたしました持続化給付金対象外の中小企業者に対する支援などの精算に係るものでございます。このうち、中小企業者に対する支援につきましては、予算計上額2億2,950万円のうち、今回2億800万円を減額することとなりました。なお、過日お認めをいただきました1月補正予算では、この施策を活用しやすい制度に改めまして、1億2,000万円の支援を別途予算化をさせていただいたものでございます。 その下の2目商工業振興費の中小企業融資対策につきましては、今年度の5月と6月追加補正予算で、市の制度資金借入れ増加を見込んで信用保証料を増額をさせていただきましたが、県の制度資金の利用が活発となったため、決算を見込んで減額をさせていただくものでございます。 一番下、商工施設管理はおめくりをいただきました93ページにございますが、今年度の国の補正予算第3号を活用する新規事業で、旧富県南部保育園の建物を改修し、民間会社のコールセンターなどを誘致をするというものでございます。同施設にはキッズルームも併設をいたしまして、仕事と子育ての両立を支援する拠点施設としてまいる予定でございます。 その下、産業立地の工事請負費は伊那インター工業団地内のインフラ整備について国土交通省が実施することになったため、当該予算を減額をするもの。 またこのページ一番下の3目観光費の観光施設管理は、おめくりをいただきまして95ページ、市の観光施設の指定管理者である伊那市観光株式会社がコロナ禍により厳しい経営状況となっているため、施設維持管理費を支援するものでございます。 その下、観光PRは伊那市観光協会に対する負担金を協会の決算見込みに応じまして減額をするもの。さらにその下、観光イベントは新型コロナ感染症の影響で実施を見送りました各お祭り等に係る費用を減額するものでございます。 2枚おめくりをいただき、98ページをお願いいたします。 98ページからは8款土木費でございますが、こちらは御覧をいただきまして、おめくりいただき100ページ、2段目2項3目道路新設改良費の右ページ、特定路線の工事請負費につきましては、今年度の国の補正予算第3号を活用する前倒し事業で、具体的には市道東部線の改良工事に係るものでございます。 以下、このページ一番下、舗装改良(既存道路)の、おめくりをいただいた103ページ、一番上の工事請負費についてはナイスロードの舗装修繕工事、その下、道路防災は中尾下線の落石防止工事、さらにその下、伊駒アルプスロード推進は仮称下牧伊駒線の測量調査委託、1枚おめくりをいただきまして105ページ、中ほどの5目公園費都市施設の工事請負費は、鳩吹公園遊具、伊那公園フェンスの改修工事に係るもので、いずれも先ほどの特定道路、特定路線と同様に国の補正予算を活用いたします前倒し事業となっております。 おめくりをいただきまして、107ページをお願いいたします。 107ページ2段目の5項2目住宅建設費の公営住宅建設の工事請負費は、先ほど継続費補正でも説明をいたしましたが、若宮市営住宅A棟の建設におきまして、令和2年度、令和3年度の事業量を調整するものでございます。 2枚おめくりをいただき、110ページをお願いいたします。 110ページは9款消防費でございます。1項1目常備消防費の右ページ、常備消防は、上伊那広域消防組合に対する負担金の減額で、同組合の決算見込みに基づくものでございます。 後は御覧をいただきまして、おめくりをいただき112ページからは、10款教育費でございます。 1項2目事務局費の右ページを御覧いただきまして、上から三つ目であります新型コロナウイルス感染症対策教育の主な補正内容は、国の補正予算第3号を活用いたしまして、学校で使用をいたしますコロナ対策の消耗品、備品を購入するもの。また、6月追加補正で予算化をいたしました国からの小中学校再開支援交付金につきましては、決算を見込んで減額をさせていただくものでございます。 おめくりをいただき114ページ、2項3目学校建設費の右ページ、小学校耐震整備ですが、国の補正予算第3号を活用いたしまして、伊那東小、東春近小の非構造部材の耐震化を前倒しして実施するもの、その下、小学校下水道関連整備は長谷小のトイレ改修事業費について、令和元年度3月補正予算と重複をしていたため、削減をするもの。またこのページ一番下、小学校改修については、手良小、西春近南小、高遠北小で予定をしておりました太陽光発電設備等の設置事業につきまして、財源に見込んでおりました一般財団法人環境イノベーション情報機構の補助金を獲得できなかったことから、事業実施を見送るものでございます。 おめくりをいただき117ページ、こちらは一番下、3項3目学校建設費の中学校耐震整備ですが、長谷小トイレ改修と同様に令和元年度予算と重複して計上しておりました高遠中、長谷中体育館の非構造部材の耐震工事を減額をさせていただくものでございます。 おめくりをいただきまして119ページ、中学校下水道関連整備は元年度予算と重複をしておりました長谷中トイレの改修工事分を減額をし、併せて国の補正予算第3号を受けます春富中トイレ改修工事分を増額をさせていただくものでございます。 恐れ入ります5枚おめくりをいただきまして、129ページまでお願いしたいと思います。 129ページ一番上、7項2目体育施設費の体育施設整備は陸上競技場公認更新工事につきまして、財源に見込んでおりましたスポーツ振興くじ助成金が獲得できなかったことから、事業実施を見送るものでございます。 1事業おきまして、3目学校給食費の給食施設整備でございます。こちらは元年度予算と重複しておりました東春近小、富県小分を減額をさせていただき、併せて国の補正予算第3号を受けます西春近南小分について、増額をさせていただくものでございます。 おめくりをいただき、130ページをお願いいたします。 130ページは11款災害復旧費でございますが、2段目の2項1目公共土木施設災害復旧費の右ページ、現年土木施設災害復旧は長谷地区の市道黒河内線における災害復旧費でございます。県との調整によりまして、令和2年度事業から令和3年度事業に年度を変更することになったため、こちらでは事業費を減額するものでございます。 おめくりをいただき132ページ、12款公債費、1項2目利子、右ページ長期債利子ですが、決算に近づけるために減額を行うものでございます。 以上が、歳出でございます。 歳入について御説明をいたします。24ページまでお戻りをいただきたいと思います。 24ページ以降、歳入でございますが、歳入につきましても収入額の確定によるもの、また決算に近づけるためのものでございますので、主な項目のみ申し上げます。 24ページの1款市税でございますが、決算を見込んで市税を減額するものですが、中でも10項入湯税につきましては、当初予算額4,300万円のところ、2,300万円減額をさせていただくもので、コロナ禍の影響が最も表れたところかと存じます。 また次に、2款地方譲与税からおめくりをいただいた26ページ、12款地方交付税までは、国県から交付される交付金等でございますが、国県の示します決算見込みに従いまして増額、減額をそれぞれ行うものでございます。中でも7款地方消費税交付金は大きな減額を見込んでいるところでございます。 14款分担金及び負担金のうち右ページの三つ目、社会福祉施設整備事業負担金は、福祉まちづくりセンター建設の事業費確定に伴う伊那市社会福祉協議会からの負担金の減額でございます。 16款国庫支出金から31ページまで続きます県支出金につきましては、補助金の対象事業費の増減に伴う増減でございます。 主なものを申し上げますが、国庫支出金の右側、上から二つ目、保育所運営費負担金私立の減額は、歳出でも申し上げました国の公定価格の改正等に伴う私立保育園・幼稚園への委託料負担金の減に伴うものであります。こちらは県支出金も減額をされてございます。 2行飛びまして、生活保護費等負担金は生活保護費等の減額に伴う減額。さらに1行飛びまして現年災害復旧事業負担金は、歳出でも申し上げました市道黒河内線の災害復旧費の計上年度変更に伴う減額でございます。 おめくりをいただきまして28ページ、一番上、2項2目総務費国庫補助金の右ページ、1節新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、主に令和3年度以降に支出を予定しております市の制度資金借入れに対する利子補給金相当額分の新型コロナウイルス対策応援基金への積立金に充てるものでございます。 今回の3月補正におきましては、歳出でコロナ対策予算を減額をしている場合には、コロナ対応臨時交付金を減額するほか、これまで臨時交付金を充当していなかった事業につきましては、改めて交付金を充当するというような措置もしてございます。 3目民生費国庫補助金の右側、10節の特別定額給付金関連の二つは、市民に10万円を給付をいたしました特別定額給付金事業の精算に係るものでございます。 7目商工費国庫補助金の右側、3節のうち地方創生交付金関連の二つは、旧富県南部保育園へのコールセンター設置に係る補助金の増額、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、プレミアム商品券及び持続化給付金対象外の中小企業者に対する支援に係る事業費確定に伴う交付金の減額でございます。 8目土木費国庫補助金の右ページのうち社会資本整備総合交付金は、国の補正予算第3号に係る交付金の増額と、公営住宅建設事業費の減額に伴う交付金の減額でございます。 10目教育費国庫補助金の右ページ、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は5月補正予算で計上いたいました小中学校の臨時休業に伴い、小中学生一人当たり1万円を給付した事業等に、改めて臨時交付金を充てる。このほか、歳出予算で御説明した財源の増減によるものでございます。 17款県支出金は、1項4目衛生費県負担金の1節のうち保険基盤安定負担金国保分については、国保会計繰出金に充当する県負担金の増額でございます。 おめくりをいただき30ページ、2項3目民生費県補助金2節のうち、上から二つ目、地域医療介護総合確保基金事業交付金の減額は、歳出の高齢者福祉施設整備事業で申し上げた応募事業者の減に伴う減額でございます。 6目農林水産業費県補助金のうち5節4行目の経営体育成支援事業補助金は、国の補正予算第3号に係る補助金の増、またその下、7節2行目の産地パワーアップ事業費補助金は、歳出で申し上げました事業費の確定に伴う補助金額の減。また7目商工費県補助金のうち、1節地域支えあいプラスワン消費促進事業補助金は、プレミアム商品券事業に充当する県の補助金を計上するものでございます。 このページ一番下、18款財産収入についてはおめくりをいただいて32ページ、1項2目利子及び配当金については、右ページのとおり基金に積み立てる利子でございます。 2項不動産売払収入は、廃止道水路敷の売払い収入。19款寄附金は、右ページを御覧いただきまして、まず総務費寄附金はサン工業様、西町ゴルフクラブ様等から頂きました寄附金で、一旦財政調整基金に積み立ててまいります。企業版ふるさと寄附金でございますが、来年度開催予定の新産業フェスのために頂いたふるさと寄附金で、まち・ひと・しごと創生基金に積み立てるものでございます。 福祉事業寄附金は千葉県在住の中嶋達朗様から頂きました寄附金でございます。福祉基金に積立てさせていただきます。 林業振興寄附金は、長野県企業局様また三峰川電力株式会社様からの寄附金でございます。寄附額が確定によりまして、予算額を補正をし50年の森林事業に積み立てるものでございます。 またさくら基金の寄附金でございますが、神奈川県在住の濱田眞由美様から頂きました寄附金で、さくら基金に積み立ててまいります。長谷地域振興基金は、三峰川の砂利採取に係る寄附金の増額で、長谷地域振興基金に積み立てるものでございます。 次の20款繰入金のうち1項8目公有財産管理活用事業特別会計繰入金は、これまで住宅用地を売却した場合には、同特別会計に属する土地取得基金に売却金額を積み立ててまいりましたが、今回その累計積立額を一般会計に繰り入れるものでございます。今後住宅用地を売却した場合には、一般会計の収入とし、土地取得基金につきましては産業用地の購入、造成、維持管理、売却に関わります金額のみとしてまいります。 その下の2項6目福祉基金繰入金は、福祉まちづくりセンター事業の確定に伴う減額。 以下、基金繰入金については34ページ、35ページまで続いておりますが、今年度の決算を見込む中で、各基金を財源とする事業の決算見込みにより繰入金を減額させているものでございます。 おめくりをいただきまして34ページ、22款諸収入、5項1目雑入でございます。このうち3節の1行目、民生関係雑入福祉でございますが、旧水神保育園取壊しに関わります長野県からの補償金でございます。 7節の1行目、融資信用保証料返還金は、市制度資金融資の減額に伴いまして一旦支出した融資信用保証料が返還をされたもの。またその下のプレミアム商品券売払収入は、プレミアム商品券事業の精算に伴う減額でございます。 10節の4行目、スポーツ振興くじ助成金は陸上競技場公認更新の財源に見込んでいた助成金の減額、その下、二酸化炭素排出抑制対策事業費補助金は小学校の太陽光発電設備ほか設置事業の財源に見込んでいた補助金の減額でございます。 23款市債は、先ほど地方債補正で説明した内容でございます。 134ページ以降には給与費明細書をおつけしてございますので、後ほど御覧をいただきたいと思います。 一般会計の補正予算の説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) 続きまして、松澤保健福祉部長。     (保健福祉部長 松澤浩一君登壇) ◎保健福祉部長(松澤浩一君) 補正予算書の141ページを、お願いします。 議案第21号令和2年度伊那市国民健康保険特別会計第2回補正予算につきまして御説明いたします。 第1条は歳入歳出それぞれ6,066万円を減額し、総額を63億6,074万9,000円とさせていただくものでございます。 今回の補正は、主に決算に近づけるためのものでございまして、補正後の予算規模は前年同期比で4.0%の減となります。 算出予算の内容につきまして、歳出から御説明いたしますので、152ページをお願いします。 1款1項1目一般管理費は、職員人件費や広域連合負担金の確定に伴う補正。 おめくりいただきまして、154ページの2款1項1目一般被保険者療養給付費から、一番下の3項2目の出産育児一時金まで、いずれも実績に基づく減額でございます。 2枚おめくりいただきまして、158ページの7款1項1目国民健康保険基金積立金は、決算見込みに基づき基金を積み増すため増額するものでございます。 おめくりいただきまして160ページの9款1項6目保険給付費等交付金償還金は、前年度の交付金の精算に伴う返還金。下段の3項1目直営診療施設勘定繰出金は、特別調整交付金の確定に伴う繰出金の増額でございます。 歳出は以上でございます。 次に、歳入につきまして御説明いたしますので、お手数ですが150ページにお戻りください。 7款県支出金は保険給付費の減額見込みに伴う交付金の減額、11款繰入金は、それぞれルール分の繰入金につきまして、決算見込みに基づき増額または減額補正をお願いするもの。13款諸収入は、前年度審査支払手数料及び保険給付費等交付金の精算に伴う返還金の増額でございます。 議案第21号の説明は、以上でございます。 続きまして、169ページをお願いします。 議案第22号令和2年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第2回補正予算につきまして御説明いたします。 第1条は歳入歳出それぞれ652万円を減額し、総額を1億7,315万円とさせていただくものでございます。 今回の補正は主に決算に近づけるための補正でございまして、補正後の予算規模は前年同期比で20.4%の減となります。 第2条は地方債の補正でございますが、2枚おめくりいただきまして、172ページをお願いします。 第2表地方債補正でございますが、過疎対策事業につきまして診療所の医療機器更新費用等の決算見込みに基づき減額するものでございます。 補正予算の内容につきまして歳出から御説明いたしますので、182ページをお願いします。 1款1項1目一般管理費は、人件費の確定による減額。2目基金積立金は診療所整備等基金の本年度利子分を積み立てるものでございます。 おめくりいただきまして、184ページの3款1項1目施設整備費は、工事費等の決算見込みに基づく減額でございます。 おめくりただきまして186ページ、7款1項1目鍼灸管理費は、人件費の確定による減額でございます。 歳出は以上でございます。 次に、歳入につきまして御説明いたしますので、お手数ですが178ページにお戻りください。 1款診療収入、2款使用料及び手数料は、いずれも実績見込みに基づく減額。 3款繰入金は、決算見込みに基づく一般会計及び国保特別会計からの繰入金の増額。 4款諸収入、5款市債は、いずれも実績に基づく減額でございます。 一番下から180ページにかけての6款サービス収入は、居宅療養管理指導費等の決算見込みに基づく減額、10款財産収入は基金の利子分の増額、11款県支出金は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策経費の実績に基づく緊急包括支援事業補助金の増額、12款国庫支出金は発熱外来診療体制確保支援補助金の増額でございます。 議案第22号の説明は、以上でございます。 続きまして、195ページをお願いいたします。 議案第23号令和2年度伊那市後期高齢者医療特別会計第1回補正予算につきまして御説明をいたします。 第1条は歳入歳出それぞれ537万円を追加し、総額を9億3,157万円とさせていただくものでございます。 今回の補正は、主に決算に近づけるための補正でございまして、補正後の予算規模は前年同期比で1.3%の増となります。 補正予算の内容につきまして歳出から御説明いたしますので、206ページをお願いします。 1款1項1目一般管理費は、職員人件費及び広域連合負担金の確定に伴う減額、おめくりいただきまして208ページの2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料等につきまして広域連合へ納付するため、実績に基づく増額補正でございます。 歳出は以上でございます。 次に歳入につきまして御説明いたしますので、お手数ですが204ページにお戻りください。 4款繰入金は、決算見込みに基づく一般会計からの事務費繰入金の減額と、保険基盤安定繰入金の増額。5款繰越金は、令和元年度からの繰越金でございます。 議案第23号の説明は以上でございます。 続きまして、217ページをお願いします。 議案第24号令和2年度伊那市介護保険特別会計第3回補正予算につきまして御説明いたします。 第1条は歳入歳出それぞれ1億7,735万円を追加し、総額を68億3,163万1,000円とさせていただくものでございます。 今回の補正は、主に決算に近づけるためのものでございまして、補正後の予算規模は前年同期比で1.6%の増となります。 補正予算の内容につきまして歳出から御説明いたしますので、230ページをお願いします。 1款1項1目一般管理費から3項2目の認定調査等費までは、職員人件費及び広域連合負担金等の確定に伴う補正でございます。 おめくりいただきまして232ページの2款1項1目居宅介護サービス等給付費から、2枚おめくりいただきまして236ページの5項1目高額医療合算介護サービス等費までは、それぞれのサービスの給付実績等の見込みに基づく補正でございます。 おめくりいただきまして238ページの4款1項1目介護予防生活支援サービス事業費及び2目介護予防ケアマネジメント事業費は、給付実績等の見込みに基づく減額、下段の2項1目一般介護予防事業費、おめくりいただきまして240ページの3項1目包括的支援事業費は、人件費等の決算見込みによる減額。 下段から242ページにかけましての、3項2目任意事業は、各事業の決算見込みに基づく減額でございます。 おめくりいただきまして244ページ、5款1項1目介護予防支援事業費は、人件費及び委託料の決算見込みに基づく減額。 おめくりいただきまして246ページ、6款1項1目介護給付費準備基金積立金は、保険給付費の増額補正に伴う基金積立金の減額と、本年度分利子の積立てに伴う補正でございます。 おめくりただきまして248ページの8款1項1目第1号被保険者保険料還付金は、過年度分の保険料の還付金の増額。2目償還金は、地域支援事業の前年度事業費の確定に伴う交付金の返還金の補正でございます。 歳出は以上でございます。 次に歳入につきまして御説明いたしますので、お手数ですが226ページにお戻りください。 4款国庫支出金から6款県支出金まで、保険給付費等の実績見込みに伴う補正。 7款財産収入は、基金の利子分の増額。 一番下からおめくりいただきまして、228ページにかけましての10款繰入金は、保険給付費等の実績見込みに伴う一般会計繰入金の補正。 12款諸収入は、第三者納付金等の決算見込みに基づく補正でございます。 議案第21号から24号までの説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願いいたします。 ○議長(飯島進君) 続きまして、竹村商工観光部長。     (商工観光部長 竹村和弘君登壇) ◎商工観光部長(竹村和弘君) 補正予算書の257ページをお願いをいたします。 議案第25号「令和2年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第4回補正予算について」御説明を申し上げます。 第1条は歳入歳出それぞれ4億2,231万8,000円の追加をお願いをいたしまして、総額を12億7,239万8,000円とさせていただくものでございます。 次に、第2条は繰越明許費の補正でございますが、別表で御説明申し上げますので260ページをお願いをいたします。 260ページは、第2表繰越明許費補正の変更でございます。これはこれまでお認めいただいております伊那インター工業団地造成事業に係る繰越明許費に加えて、小黒原産業適地整備事業において国土交通省からの災害復旧関連工事発生土の搬入に時間を要する見込みとなったため、事業費を来年度に繰り越す必要が生じたことから計上をするものでございます。 それでは、歳出予算の補正内容について御説明をいたしますので、恐れ入りますが268ページまで、お願いをいたします。 268ページは歳出であります。 1款1項1目公有財産管理活用費の右ページを御覧をいただき、公有財産管理活用事業、25節積立金のうち土地取得基金積立金は、今年度売却した公有地3か所の売却額を、また土地取得基金利子積立金は土地取得基金の1年間の利子を、それぞれ土地取得基金に積み立てるものであります。 27節繰出金は、一般会計でも御説明を申し上げましたが、この会計が設置された平成29年度から今年度までの間、土地取得基金に積み立ててきた住宅用地の売却金額を今回一括して一般会計に繰り出すものです。なお、今回の積立繰り出しにより土地取得基金の令和2年度末基金残高は、6億300万円余を見込んでおります。 次に歳入について御説明を申し上げますので、お手数でありますが266ページまでお戻りください。 266ページは歳入であります。1款1項2目利子及び配当金は、土地取得基金の利子を、2項1目不動産売払収入は公有地3か所の売払い収入。2款1項1目基金繰入金は、先ほど歳出で御説明をいたしました一般会計繰り出し金に充てる土地取得基金からの繰入金でございます。 以上、公有財産管理活用事業特別会計第4回補正予算について御説明を申し上げました。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) 続きまして、守屋水道部長。     (水道部長 守屋敏彦君登壇) ◎水道部長(守屋敏彦君) 補正予算書の273ページをお願いします。 議案第26号「令和2年度伊那市水道事業会計第1回補正予算について」御説明いたします。 今回の補正は決算に近づけるために、収入では給水収益、他会計補助金、企業債及び負担金などを、支出では人件費全般、減価償却費、道路改良関連の総排水設備工事費などの補正をお願いするものです。 第1条、第2条は御覧いただき、第3条は収益的収入及び支出で、収入は1款水道事業収益を24万4,000円減額し、総額を16億6,965万6,000円に、2款簡易水道事業収益は51万9,000円増額し、総額を1億7,941万9,000円とするものです。 次に支出は、1款水道事業費用を3,631万9,000円減額し、総額を15億268万1,000円に、2款簡易水道事業費用は717万7,000円減額し、総額を1億8,342万3,000円とするものです。 第4条は資本的収入及び支出で、おめくりいただき収入は、1款資本的収入を5,799万7,000円減額し、総額を2億8,510万3,000円とするものです。 次に支出は、1款資本的支出を7,252万7,000円減額し、総額を7億9,477万3,000円に、2款簡易水道事業資本的支出は22万2,000円増額し、総額を1億3,832万2,000円とするものです。 第5条から第7条及び275ページからの附属資料については御覧ください。 続きまして、議案第27号について御説明いたしますので、299ページをお願いします。 議案第27号「令和2年度伊那市下水道事業会計第2回補正予算について」御説明いたします。 今回の補正は国の3号補正及び決算に近づけるために、収入では国庫補助金、他会計補助金、企業債を、支出では人件費全般、下水道施設耐水化計画策定業務委託料、企業債利息、消費税、公共処理場施設改築更新工事委託料などの補正をお願いするものです。 第2条は収益的収入及び支出で、収入を633万4,000円増額し、総額を29億8,533万4,000円とし、支出を1,327万3,000円増額し、総額を27億9,117万3,000円とするものです。 第3条は資本的収入及び支出で、収入を7,000万円増額し、総額を25億1,560万円とし、支出を5,350万4,000円増額し、総額を34億8,457万6,000円とするものです。 おめくりをいただき、第4条から第7条及び、301ページからの附属資料については御覧ください。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) 続きまして、有賀長谷総合支所長。     (長谷総合支所長 有賀賢治君登壇) ◎長谷総合支所長(有賀賢治君) それでは、補正予算書の325ページを、お願いいたします。 議案第28号令和2年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算につきまして御説明申し上げます。 令和2年度の南アルプス林道バスは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、全面運休という措置をとりましたが、今回の補正は事業費の確定見込みなどから決算に近づけるためお願いするものでございます。 第2条でございますが、業務の予定量では当初予算にて予定しておりました業務の予定量につきまして、全面運休ということになりましたので、年間走行距離をゼロ、旅客運送数をゼロとするものであります。 第3条、収益的収入及び支出では、収入につきましては全面運休に伴い営業収益6,504万円の減額、支出ではバス運行に関わる費用につきまして、2,838万円を減額するものでございます。 第4条では、職員給与費の流用制限額を改めるものです。 それでは、補正の詳細について御説明いたしますので、2枚おめくりいただきまして328ページをお願いいたします。 最初に、収益的収入及び支出でございますが、1款1項の営業収益は、収益6,536万円を減額し、1款2項の営業外収益は、消費税及び地方消費税の還付を予定するため、32万円増額するものでございます。 おめくりいただき、330ページをお願いいたします。 支出でございますけれども、1款1項1目運転費につきましては給与改定、人件費の確定等による増減と、運休によるバス運転手の報酬及び燃料費等の減額となります。 2目の車両修繕費は、運休によるタイヤ及び外注修繕費の減額、8目の一般管理費は運休により委託料等の減額となります。 2項の営業外費用、消費税及び地方消費税は営業収益の減少に伴い消費税が還付となる見込みであることから減額するものでございます。 おめくりをいただきまして332ページをお願いいたします。 現金の流れをお示しします予定キャッシュフロー計算書でございますが、林道バスを全面運休としたことから、当年度純損失が3,351万9,000円となります。これによりまして、資金期首残高2億2,470万4,000円から2,991万円の減少となり、資金期末残高につきましては、1億9,479万7,000円となります。 333ページ以降は、給与費明細書と予定貸借対照表となりますので、御覧いただきたいと思います。 以上が、令和2年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算の内容でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願いいたします。 ○議長(飯島進君) これより質疑に入ります。御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第20号から議案第28号までの9案は、付託表のとおり所管の各委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。 再開は13時30分といたします。 △休憩 午後0時8分 △再開 午後1時29分 ○議長(飯島進君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第29号 令和3年度伊那市一般会計予算について △議案第30号 令和3年度伊那市国民健康保険特別会計予算について △議案第31号 令和3年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計予算について △議案第32号 令和3年度伊那市後期高齢者医療特別会計予算について △議案第33号 令和2年度伊那市介護保険特別会計予算について △議案第34号 令和3年度伊那市営駐車場事業特別会計予算について △議案第35号 令和3年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計予算について △議案第36号 令和3年度伊那市水道事業会計予算について △議案第37号 令和3年度伊那市下水道事業会計予算について △議案第38号 令和3年度伊那市自動車運送事業会計予算について--------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第15、議案第29号「令和3年度伊那市一般会計予算について」から議案第38号「令和3年度伊那市自動車運送事業会計予算について」までの10案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 城取総務部長。     (総務部長 城取 誠君登壇) ◎総務部長(城取誠君) それでは、令和3年度伊那市予算書一般会計と書かれました予算書3ページをお願いをしたいと思います。 議案第29号「令和3年度伊那市一般会計予算について」御説明をさせていただきます。 第1条は歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ367億6,700万円と定めるものでございます。 予算規模は前年度当初予算と比較をいたしまして6.1%、21億2,900万円の増でございます。令和3年度は新型コロナウイルス感染症対策予算を、約6億円計上すること、またふるさと寄附金が好調であることから、ふるさと応援基金の積立金や返礼品などの関連経費を約17億円増額をしたこと。そのほか、新山保育園、若宮市営住宅、西春近公民館といった大きな普通建設事業を実施することなどから予算規模が膨らんでおりまして、市町村合併以降最も金額が大きな当初予算となってございます。 次に、第2条債務負担行為、第3条地方債でございますが、これにつきましては後ほど御説明を申し上げます。 第4条は一時借入金で、借入れの最高額を40億円とするもの、第5条は歳出予算の流用の例外として、給料、職員手当及び共済費については同一款内での各項の間の流用を行うことができる旨を定めるものでございます。 それでは債務負担行為及び地方債について御説明をいたしますので、8ページをお願いいたします。 8ページは第2表債務負担行為補正で、4月選挙の準備のように支出が翌年度でも当該年度中に契約を結ぶ必要がある委託料や、支出が複数年度にわたる補給金や補助金等につきまして、債務負担行為をお願いするものでございます。現時点で金額が確定をしていない場合には、限度額欄は要綱または規則に定める額としてございます。 続く9ページは、第3表地方債でございまして、主なものを申し上げますと、最初の合併特例事業は西春近公民館建て替え事業のほか陸上競技場改修工事などに対するもの、また次の過疎対策事業は市道林道整備や土地改良事業などのハード事業のほか、医師確保対策としての国保直診会計繰出金などソフト事業に対するもの。辺地対策事業及び施設整備事業は新山保育園建設事業などに対するもの、最後の臨時財政対策は、地方交付税における国税等の収入不足に対する財源振り替え分でございます。 なお地方債は、令和3年度において総額39億6,200万円を発行する見込みとしております。 続いて歳入から御説明をいたします。20、21ページをお願いいたします。 21ページからは歳入でございますが、一般財源を中心に御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず1款市税、1項市民税はコロナ禍の影響を受けまして、個人市民税、法人市民税共に減少を見込みまして12.6%の減でございます。2項固定資産税につきましては国のコロナウイルス感染症対策として、中小事業者等の軽減が見込まれることから6.4%の減、その他、都市計画税が9.1%の減、入湯税が53.5%の減など、市税全体では約7億6,500万円、8.8%という大きな減少となっているものでございます。 次に、このページ一番下の2款地方譲与税は御覧をいただきまして、おめくりをいただき22ページ、3款以降は各種交付金が続いてまいりますが、コロナ禍の中にありましても株価が好調に推移していることを反映いたしまして、5款の株式等譲渡所得割交付金は80%の増、そのほか6款法人事業税交付金や7款地方消費税交付金も前年度と比較をして大きな増額となってございます。 おめくりをいただきまして、24ページ。 24ページ、11款地方特例交付金のうち2項新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金は、先ほど御説明をいたしました固定資産税の軽減による市税収入の減額を国が補填するものでございます。 その下、12款地方交付税は、合併特例による優遇措置がなくなることと、臨時財政対策債との関係から約1億3,800万円の減少を見込んでいるものでございます。 このページの14款以降は、主に特定の事業に係る財源となる歳入でございますので御覧をいただきまして、お手数ですが42ページまでお願いいたします。 42ページの19款寄附金の1項2目総務費寄附金は、ふるさと寄附金とミドリナ寄附金合わせまして18億円を見込んだものでございます。これは令和2年度当初予算と比較をいたしまして、11億7,500万円の増額でございます。 その下の20款繰入金のうち、2項1目財政調整基金繰入金は、国民健康保険税の抑制のため、国保会計に対する繰り出し金に充てるものでございます。 14目ふるさと応援基金繰入金は、ふるさと応援基金をふるさと納税に要する関連経費や今年度の各種事業に充当するために繰り入れるもの。また、16目公共施設等管理基金繰入金は、旧伊那中央清掃センターを解体する上伊那広域連合への負担金等に充てるもの。 また17目職員退職手当基金繰入金は、伊那中央行政組合に対する負担金のうち職員の退職手当に相当する部分を繰り入れるものでございます。 また、18目まちづくり基金繰入金ですが、下水道使用料抑制のため下水道事業会計に対する出資金に充ててございます。 おめくりをいただきまして、44ページをお願いいたします。 44ページの26目まち・ひと・しごと創生基金繰入金は、令和3年5月開催予定の新産業フェスの開催費用に充てるもの。 27目新型コロナウイルス対策応援基金繰入金は、市の制度資金を借り入れた事業者に対する利子補給金に充てるものでございます。 次の21款繰越金は、前年度当初予算と同額の5億5,000万円を見込んだものでございます。その下、22款諸収入のうち3項1目貸付金元利収入の右ページの5節中小企業融資預託金回収金は、コロナ対策として融資預託金を令和2年度より2億円増額をいたしまして、7億円とするものでございます。 ページ一番下、5項雑入は、前年度と比較して約2億3,000万円減少しておりますが、これは令和2年度当初予算で公共施設に太陽光発電設備ほかを設置する事業の財源として、国の受託団体の補助金を計上しておりましたが、令和3年度にはこれがなくなったことが主な理由でございます。 雑入につきましては、2枚おめくりをいただいた48ページまで続いておりますけれども、それぞれ御覧をいただきたいと思います。 この48ページから51ページにかけまして、23款市債ございますけれども、先ほど9ページの第3表で説明させていただいたとおりでございます。 歳入については以上でございます。 続きまして歳出でありますけれども、3年度予算に計上いたしました主な事業、項目につきまして別冊の資料で御説明をさせていただきたいと思います。お手数でございますけれども、令和3年度の主要事業の概要を御準備をいただきたいと思います。 令和3年度主要事業の概要でありますが、表紙をおめくりをいただいた目次をまず御覧をいただきたいと思いますが、下の囲みに記載をしてございますけれども、新規事業には星印、充実事業には二重丸をつけてございます。以下、この新規、充実事業を中心に主な事業を御説明をいたします。 それでは、5ページの1款議会費からお願いをしたいと思います。 5ページ、議会運営の(3)でございます。三宅村との友好盟約50周年を記念をいたしまして交流事業を行うために、所要の予算を計上したものでございます。これは令和2年度に計画をしておりましたが、コロナ禍により延期をされているものでございます。 おめくりをいただき、6ページからは2款総務費でございます。6ページ、7ページは御覧をいただきまして、おめくりをいただいた8ページお願いします。 8ページの防災対策(6)でございます。令和3年の6月27日、高遠町地区を主会場に伊那市総合防災訓練を実施するものでございます。 それから9ページ、広報のうち3の(1)、(2)でございます。地方創生推進交付金を財源にシティプロモーションを推進するものでございます。 おめくりをいただいた10ページ、中段の庁舎管理のうち(4)ですが、長谷総合支所庁舎建て替えに向けまして実施設計等を行うものでございます。 11ページの一番上、友好都市交流国内ですが、三宅村、会津若松市との友好都市周年記念事業実施のほか新宿区とのオリンピック・パラリンピック交流事業等を行うものでございます。 その下、企画は(1)のイにございますとおり、次期過疎計画の策定を行いまして、その下ふるさと納税では18億円のふるさと寄附金を見込んで関連経費を計上したものでございます。 ページ一番下、新産業技術推進のうち(2)は、5月伊那市におきまして新産業フェスを開催するもの。(3)は定住自立圏事業としてドローンを活用したゆうあいマーケット事業を、エリアを拡大して実施をするもの。 おめくりをいただき12ページ。 (5)は同じく定住自立圏事業として、モバイルクリニック事業を実施するものであります。このページ、4事業目の交通対策では、(1)のアにありますとおり、令和3年度中にぐるっとタクシーを市内全域で運行するというもの。 また13ページ2事業目の人口増推進のうち(3)のイですが、都市部の住民を対象にしたワーキングホリデイを実施するもの。同じくウは、地域おこし協力隊を配置するものであります。地域おこし協力隊の配置につきましては、この事業以降、何か所が出てまいりますが、令和3年度では新たに7名の協力隊を配置する予定としております。 次に、(7)は長谷地区中尾で計画をされております民間企業による空き家再生事業に対して補助を行うものでございます。 3枚おめくりいただき、18ページまでお願いいたします。 18、19ページには選挙に係る予算を計上をしてございます。 19ページにございますように、令和3年度は参議院議員補欠選挙それから衆議院議員選挙が予定をされておりまして、令和4年度に予定をされております市長選挙、市議会議員選挙のための経費も計上をいたしました。 おめくりをいただき、20ページは各種統計に係る予算をそれぞれ計上をしてございます。令和3年度は5年に一度の経済センサス等が予定をされているものでございます。 21ページからは、3款民生費でございます。上から三つ目、社会福祉協議会の運営補助では新規事業としてコロナ禍に伴う生活困窮者の増加に対応するため、社会福祉協議会が運営をいたしますフードドライブ事業に対して、人件費分を補助するものがございます。 おめくりをいただき22ページ、3事業目、新型コロナウイルス感染症対策社会福祉ですが、生活困窮者への食糧支援と福祉事業所のサービス継続・再開に対する補助を行うものでございます。 また23ページ、福祉まちづくりセンターでは令和2年度の新しい福祉まちづくりセンター建設に続いて、古い福祉まちづくりセンターの解体等のための予算を計上をいたしました。 おめくりをいただき24ページ、24ページは御覧をいただきまして、25ページ一番下ですが、障害福祉事業(市)の(6)ですが、新規事業といたしまして軽度中等度の難聴者に対して補聴器購入補助費の一部を補助するものが載せてございます。 おめくりをいただきまして26ページ、3事業目の介護保険(6)ですが、介護サービス事業者向けに非常災害対策計画等の策定につきまして、講習会を実施をするというものでございます。 27ページ在宅高齢者日常生活支援の(3)は、高齢者いきいき健康券につきまして一部用途を拡大をしてまいるもの。またおめくりをいただき28ページについては、御覧をいただきまして、29ページ、二重丸がついてございます重度心身障害者医療給付(県)でございますが、県の補助対象範囲が拡大されるものでありまして、かわりましてその下の市単独事業の対象範囲については縮小をしてまいります。 おめくりをいただきまして30ページ、一番下の新型コロナウイルス感染症対策の児童福祉でございます。保育園等の児童福祉施設でコロナ対策として消耗品、備品等を購入するものでございます。 おめくりをいただき32ページ。32ページの3事業目、児童発達支援センターですが、令和2年度までは小鳩園という事業名でございましたが、児童発達支援センターとしての施設整備が終了したため、事業名を改め併せて人員配置の整備等を行うものでございます。 33ページ、一番上の児童福祉施設管理ですが、公立保育園の設備を改修するほか、緑ヶ丘敬愛幼稚園の改築工事に対して補助するものでございます。 2番目の新山保育園建設は、新山保育園の建て替えを行うもの。また一番下の保育園運営では私立も同様でありますが、公立保育園における市独自の保育料、副食費の軽減を継続をしてまいります。 おめくりをいただきまして34ページ、生活保護総務の2でありますけれども、自立相談支援事業や一時生活支援事業を伊那市社会福祉協議会に委託するほか、(6)ではコロナ対策として住宅を失った方々等に住居費を扶助するものでございます。 民生費の説明は以上とさせていただきまして、おめくりをいただき36ページからは4款衛生費でございます。 36ページ、2事業目、新型コロナウイルス感染症対策の保健衛生は、新型コロナウイルスワクチン接種事業のほか、医療機関の診療継続再開に対する支援等を計上するもの。 また37ページ健康診査の(14)のアですが、妊婦を対象にした歯科検診を実施するというものでございます。 おめくりをいただきまして38ページ、母子保健であります。(6)ですが、産後ケア事業の各種支援におきまして、利用可能期間の延長等を行うものでございます。また(11)は不妊治療助成金の年齢による助成回数制限を撤廃をさせていただくもの、また(15)は子育て支援対策事業として、満1歳に属する日までの乳児を対象に、おむつ用品を支給するもの。及び出産祝い品にこもり唄が収録されたCDを加えていくものでございます。 おめくりをいただきまして、40ページをお願いいたします。 40ページ一番下の地球温暖化対策は、地球温暖化対策再生エネルギー普及のための諸施策を行うものでございます。 またおめくりをいただきまして42ページ。42ページから43ページにかけましては、伊那中央行政組合への病院事業に対する負担金、水道事業会計への補助金、国保会計、国保直診会計、後期高齢者医療会計への繰り出し金等を記載をさせていただいております。特に43ページの国保会計繰出金のうち(6)から(8)につきましては基金への積立てに向け、法廷外繰出金として9,000万円を計上をしたものでございます。 おめくりをいただきまして44ページ、清掃総務では(1)で、クリーンセンター八乙女改良工事等に対する上伊那広域連合の負担金、(2)で伊那中央衛生センター改築等に対する伊那中央行政組合負担金などを計上しております。 45ページ、鳩吹クリーンセンターでは仮称横山バイクパークの整備のための予算を計上をいたしました。 おめくりをいただき46ページ、お願いいたします。 46ページ、5款労働費、雇用対策の(2)であります。令和元年度に新設をいたしました奨学金返還支援事業について計上をしたものでありますが、令和2年度で原資となります奨学金返還資金基金の積立ては終了をいたしまして、今後は奨学金返還額の一部助成が本格化をしてまいります。 47ページからは、6款農林水産業費でございます。 おめくりをいただきまして48ページ、農業総務の(3)ですが、ICT技術とドローンを活用して転作確認を省力化する取組、また(5)、(6)の星印は農業用施設の整備やスマート農業に用いる機械等の導入について新たな補助制度を設けるもの。その下の新型コロナウイルス感染症対策農林は、令和2年度に引き続きまして農業収入保険に対する加入を支援するもの。 49ページ、3事業目の特産振興の(6)は、大麦ストローの適合品種事業検討などを行うものでございます。 おめくりをいただきまして50ページは御覧をいただきまして、51ページの2段目、耕地総務(3)であります。このページの一番下、県営事業負担金(4)に記載のあります東春近東原地区における経営体育成基盤整備事業に関わる事務費を補助していくというものでございます。 おめくりをいただきまして52ページ、5事業目、団体営土地改良の(2)でございますが、高遠町山室地区において農地耕作条件改善事業を実施するものでございます。 53ページの農業公園管理運営の(5)、(6)はみはらしファーム及び南アルプスむらの整備を行うもので、特にみはらしファームのとれたて市場において、レイアウトを変更するなど改修工事を予定しているものでございます。 おめくりをいただき、54ページについては御覧をいただきまして、55ページの一番上であります森林環境整備の(1)でありますが、わなセンサーの活用方法を考えるアイデアソンを開催するというものであります。 一つ飛びまして、50年の森林の(3)でありますが、大萱市営住宅跡地に建設を予定をしております産学官連携拠点施設の基本設計、実施設計を行うものでございます。 おめくりをいただきまして、56ページは御覧をいただきたいと思います。 57ページ、1事業目の林道事業では、(3)の林道権現山線の新規開設のほか、御覧の林道を整備するものでございます。一番下の南アルプス林道維持管理では、(4)の藪沢橋梁補修設計や(5)の鹿の沢仮設歩道設置工事などを行ってまいります。 おめくりをいただき58ページ、ここからは7款商工費でございます。2事業目の新型コロナウイルス感染症対策商工では、中小企業者のコロナ禍に負けない新しい取組に対して、家賃支援給付金など御覧の支援を行ってまいります。 59ページ、2事業目の中小企業融資対策ですが、コロナ禍に苦しむ中小企業者の資金調達のため、金融機関に対する市からの預託金を令和2年度よりも2億円増額し7億円とするとともに、特別経営安定化資金の利子補給を行うものでございます。 その下の工業振興の(3)は、企業によるAI、IoT等の導入に対して支援を行うもの。 おめくりをいただき60ページ、産業立地のうち(6)は鳥居沢工業団地、六道原工業団地のインフラ整備を行うものであります。 61ページ一番下、観光施設管理の(2)でありますが、(3)にございますように旧JA高遠支所の土地建物を購入をいたしまして、城下町観光案内拠点を整備するため、施設の実施設計を行うほか、鹿嶺高原にテラスを設置するための実施設計等も行ってまいります。 おめくりをいただき62ページ、こちらは一番下、温泉施設管理の(2)でありますが、伊那市観光株式会社に対する温泉施設の指定管理料を、算定方式を変更いたしまして計上をするものでございます。 63ページ、高遠城址公園管理には(2)の公園内の安全対策に係る工事のほか、(4)の五郎山山頂から景観確保のための除伐、枝おろしにかかる経費も計上したものでございます。 その下、山荘管理には仙丈小屋のテラス設置、また次のローズガーデン管理にはしんわの丘ローズガーデンの木柵修繕工事を計上をしてございます。 おめくりをいただき64ページ、こちらからは8款土木費でございます。 2事業目、道路河川管理の(7)ですが、これまで一定数ずつ更新をしてまいりました幹線道路照明のLED化でございますが、今後LED化を予定した照明の全てについて、一括してリース方式でLED化をしていくというものであります。LED化による電気料の削減により、これまでの方法より費用的にも少額になるものでございます。 65ページ上段の道路橋りょう総務から、おめくりをいただき67ページまでは、市内の道路や橋梁の維持補修、改良工事に必要な経費を計上したものでございます。それぞれ路線名等を御覧をいただければと思います。 おめくりをいただきまして68ページ、こちら下段2事業目の都市計画調査の(3)であります。通り町1丁目地区で予定をされております優良建築物等整備事業に対する補助でございます。 69ページ2段目の下水道事業の(2)でありますが、下水道使用料の値上げ抑制等のため、引き続き一般会計から下水道事業会計へ出資金を計上するものでございます。 おめくりをいただきまして70ページ、こちら一番上の市営住宅施設維持の(2)であります。高尾町団地、大萱団地等において道路工事、除却工事等を行うものでございます。 3事業目の住宅政策の(2)は、特定空き家の指定も視野に入れまして、空家等詳細調査を行うものでございます。 下段の公営住宅建設、若宮団地において、A棟建設工事、既存住宅リフォーム工事等を行うもので、このうちA棟は令和3年度の完成を見込んでございます。 またその下、住宅耐震化促進の(3)には、災害危険住宅の移転補助を計上をしてございます。 71ページからは9款消防費でございます。中段の消防団運営の(4)は、消防団員の被服と装備を年次計画により充実をするものでございます。 おめくりをいただき72ページ、2事業目、消防施設整備は消防団の車庫の改修のほか消防団車両等を購入するもの。またその下の防災施設管理の(4)は、高遠町地区における防災ラジオの接続費等を一部負担するものでございます。 73ページからは10款教育費でございます。このページは御覧をいただいて、おめくりをいただき74ページ、上から2事業目、小学校施設の(2)は小学校学校林の危険木処理等を行うものであります。 その下、小学校運営の(5)は小規模特認校教育コーディネーターを1名増員して配置するもの。 また75ページ、下から2事業目、小学校情報教育推進(4)ですが、AIが児童の学習の習熟度によって最適な問題を出題するというAIドリルを導入するものであります。 おめくりをいただきまして76ページ。76ページ2段目は、小学校における耐震改修、トイレ改修、屋根、LED照明の改修工事などでございますが、このうち耐震改修の2校につきましては、令和2年度の国の補正予算第3号の対象となる可能性があったために、令和2年度の3月補正予算でも計上をお願いしてございます。二重計上となっているわけでありますが、つい先日、正式に国の補正の内示が出ましたので、この予算についてはいずれ令和3年度中の補正予算で減額をさせていただくことになるかと思います。そのほか、このページは改修等実施校を御覧をいただければと思います。 77ページからは中学校費で、下から2番目、中学校運営の(7)ですが、子どもと親の相談員を増員をするというものでございます。その下、中学校中間教室では不登校児童生徒の訪問支援を行うため、新たに教育支援コーディネーターを1名配置するもの。 おめくりをいただきまして78ページは御覧をいただいて、79ページ1事業目、中学校学力向上対策(3)ですが、中学生に長期休業中における学習の場を提供する中学生の自習室事業を回数を増やして実施するものでございます。 中断の中学校下水道関連整備におきます春富中学校のトイレ改修については、先ほどの小学校耐震改修と同様に、令和2年度3月補正予算との重複事業となってございます。 おめくりをいただきまして80ページ、こちらの2事業目、文化振興でありますが、(1)のアウトリーチ事業は市内6小学校を巡回するクラシックミニコンサートや、一般向けのクラシックコンサートを開催するものでございます。(2)のイ、中学生アンサンブル事業は伊澤修二記念音楽祭の関連事業として、市内中学生によるアンサンブルを結成するものでございます。 81ページ、一番下の公民館建設は、西春近公民館の建て替えに係る経費を計上するもの。 おめくりをいただき82ページ、2事業目、図書館の(2)は上伊那広域図書館のシステムサーバー等の更新を行うものであります。 その下、高遠図書館の(3)は2年に一度の古文書館の燻蒸を行うものでございます。 83ページ、4事業目の学童クラブ(2)のアには、新山小学童クラブの設計を委託するものが載せてございます。 おめくりをいただきまして84ページ、一番上の市史編さんですが、市誌編さんのための資料収集、編さん作業を行うほか、県歴史館所蔵の絵図等の資料のデジタル化を行ってまいります。 その下、文化財施設管理運営の(4)は、伊澤修二生家、御殿場遺跡の施設改修を行うもの。 このページ一番下の歴史博物館(4)は山車を収納しております倉庫の屋根の修繕を行うものでございます。なおこの歴史博物館から85ページ、美術館、創造館には、それぞれ予定されております企画展等を記載してございますので、御覧をいただきたいと思います。 85ページ、一番下の高遠町総合福祉センターの(2)には、やますその駐車場用地の購入と整備に係る費用を計上をしてございます。 おめくりをいただきまして、86ページ。86ページの生涯学習センターの(4)ですが、コロナ対策としてトイレの手洗い器を自動水栓化するもの。また87ページの一番上、保健体育総務の(2)は、東ティモール民主共和国の東京オリンピック・パラリンピック事前合宿を応援するものでございます。また3事業目、大会費には春の高校伊那駅伝ほか開催を予定しておりますスポーツ大会等を記載をしてございます。 おめくりをいただき88ページ。3事業目の体育施設整備には、(1)としてスポーツ振興くじ助成金を活用した陸上競技場の第2種公認更新改修工事を計上しておりますが、これは令和2年度事業として計上していたものと同じ事業でございまして、令和2年度は助成金が採択ならなかったことから、3年度に改めて申請を実施を目指していくというものでございます。 このページ一番下の給食施設整備の(1)は、西春近南小学校の給食施設改築工事に係るものですが、これも小学校耐震、中学校トイレ改修と同様、令和2年度3月補正予算との重複予算でございまして、3年度事業分の予算はしかるべき時期の補正予算で減額をさせていただく予定でございます。 おめくりをいただきまして、90ページをお願いします。 90ページの11款災害復旧費は、災害の復旧に対応する事業費でありますが、中段の過年度林道災害復旧及び下段の過年度土木施設災害復旧は、令和元年度から令和2年度に発生した災害の復旧事業費を計上をしたものでございます。 91ページの12款公債費は、長期債の償還元金及び利子、一時借入金利子を計上をしてございます。 おめくりをいただき92ページ、14款予備費は予算外の急な支出等に対応するために、例年と同額の予備費を計上するものでございます。 なお、予算書のほうの342ページ以降に給与費明細書また継続費債務負担行為地方債に関する調書等をおつけしてございますので、後ほど御覧をいただきたいと思います。 以上、令和3年度伊那市一般会計予算について御説明を申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) 続きまして、松澤保健福祉部長。     (保健福祉部長 松澤浩一君登壇)
    ◎保健福祉部長(松澤浩一君) 青色の表紙の令和3年度特別会計企業会計予算書の7ページをお願いします。 議案第30号令和3年度伊那市国民健康保険特別会計予算につきまして御説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額を、それぞれ64億1,130万円と定めるもので、予算規模は前年度比で0.9%、5,650万円の増となります。 第2条は、一時借入金の最高額を9億円と定めるものでございます。被保険者の加入見込みは、一般被保険者は1万3,755人で、当初予算比で前年度より163人、1.2%の増、退職被保険者は平成26年度の制度終了から5年以上経過し、経過措置の対象者はございません。 予算の内容につきまして歳入から御説明いたしますので、16ページをお願いします。 1款国民健康保険税は、前年度予算比で7.2%の減を見込みました。4款使用料及び手数料は国保税の督促手数料、5款国庫支出金は災害臨時特例補助金、7款県支出金は保険給付費等交付金で、1節は医療費の100%が交付される普通交付金でございます。 おめくりいただきまして19ページの2節は、保険者努力支援分などの特別交付金でございます。11款1項1目一般会計繰入金は、1節から5節までがルール分の繰入金、6節その他一般会計繰入金は国民健康保険の基金への積立て分とルール分以外の繰入金でございます。2項1目国民健康保険基金繰入金は、歳入不足を補うため基金の取崩しを行うものでございます。 13款諸収入は、延滞金や第三者納付金等が主なものです。 歳入は以上でございます。 続きまして歳出につきまして御説明いたしますので、別冊の主要事業の概要の93ページをお願いします。 93ページから次のページの2段目、趣旨普及費までの総務費は、職員人件費や国保連合会への負担金、賦課徴収費が主なものでございます。 94ページの3段目の一般被保険者療養給付費は前年度比2.1%の減、その下の退職被保険者等療養給付費は97.5%の減を見込んでおります。 以降、おめくりいただきまして96ページ下段の退職被保険者等高額介護合算療養費までは、いずれも県からの交付金を受けて支払う保険給付金になります。 97ページの出産育児一時金、葬祭費、結核給付費につきましては、従来どおりの市の任意給付でございます。一番下の傷病手当金は、新型コロナウイルスへ感染したことにより、労務に服することができない給与所得者を対象として、傷病手当金を支給するものでございます。 おめくりいただきまして98ページの、一般被保険者医療給付費分から99ページ上段の介護納付金分までは、県へ納める国民健康保険事業費納付金でございます。 99ページ2段目の保健衛生普及費から、100ページ上段の特定健康診査等事業までは、市が実施する保健予防事業になります。 100ページ2段目の国民健康保険積立金は、将来に向けての備えとしての基金への積立てになります。 議案第30号の説明は以上でございます。 続きまして予算書にお戻りいただきまして、57ページをお願いします。 議案第31号令和3年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計予算につきまして御説明いたします。 第1条は歳入歳出予算の総額を、それぞれ1億8,440万円と定めるもので、予算規模は前年度比で2.8%、510万円の増となります。 第2条は一時借入金の最高額を、5,000万円と定めるものでございます。 予算の内容につきまして歳入から御説明いたしますので、66ページをお願いします。 1款診療収入は国保や社保等の診療報酬などの収入、2款使用料及び手数料は診断書等の文書料、鍼灸治療所使用料。3款繰入金は、一般会計や国保特別会計などからの基準に基づく繰入金。4款諸収入は、学校医等の報酬などでございます。6款サービス収入は、居宅療養管理指導費等の収入を見込んだものでございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出につきまして御説明いたしますので、別冊の主要事業の概要の102ページをお願いします。 一般管理は職員人件費と診療所を運営するための管理費等。医業費は、医薬材料費や医療機器の修繕費用でございまして、一番下の施設整備では、電子カルテの更新を予定しております。 おめくりいただきまして103ページ、3段目の鍼灸治療所は、予防医療の向上と住民の健康増進につなげるための鍼灸治療所運営に係る費用になります。 議案第31号の説明は以上でございます。 続きまして、予算書にお戻りいただきまして、91ページをお願いします。 議案第32号令和3年度伊那市後期高齢者医療特別会計予算につきまして御説明いたします。 第1条は歳入歳出予算の総額を、それぞれ9億3,540万円と定めるもので、予算規模は前年度比で1.0%、920万円の増となります。被保険者数は、前年度比319人増の1万1,863人を見込んでおります。 予算の内容につきまして、歳入から御説明いたしますので、100ページをお願いします。 1款後期高齢者医療保険料は、1,071万6,000円の増を見込んでおります。 2款使用料及び手数料は、督促手数料に係るもの、4款繰入金は一般会計からの繰入れで、事務費及び低所得者の保険料減額分に対する保険基盤安定繰入金を見込むものでございます。6款諸収入は、延滞金及び過年度分の保険料還付金を見込むものでございます。 歳入は以上でございます。 続きまして歳出につきまして御説明いたしますので、別冊の主要事業の概要の104ページをお願いします。 1段目、2段目は総務費で、職員の人件費や保険料の徴収等に関する費用。3段目の後期高齢者医療広域連合納付金は、徴収した保険料と保険基盤安定負担金を広域連合へ納付するもの。保険料還付は、過年度分に係る保険料還付金でございます。 議案第32号の説明は、以上でございます。 続きまして、予算書にお戻りいただきまして、115ページをお願いします。 議案第33号令和3年度伊那市介護保険特別会計予算につきまして御説明をいたします。 第1条は歳入歳出予算の総額を、それぞれ66億3,610万円と定めるもので、予算規模は前年度比で0.8%、5,710万円の増となります。 第2条は、一時借入金の最高額を1億円と定めるもの。 第3条は、歳出予算の流用について定めるものでございます。なお、65歳以上の被保険者は前年度比1.2%増の2万1,105人を見込んでおります。 予算の内容につきまして、歳入から御説明いたしますので、124ページをお願いします。 1款保険料は、65歳以上の第1号被保険者に納めていただく介護保険料でございますが、前年度予算比2.1%の増を見込んでおります。 4款国庫支出金は、保険給付費等に対するルール分の負担金など、5款支払基金交付金は、第2号被保険者の保険料につきまして診療報酬支払基金からルールに基づいて交付されるもの。6款県支出金は、給付費等に対するルール分の負担金などでございます。 おめくりいただきまして、126ページをお願いします。 8款サービス収入は、介護予防サービス計画作成に伴う介護報酬。 10款繰入金は、一般会計からのルール分の繰入金。12款諸収入は、配食事業や介護予防事業等の利用に伴う個人負担金等でございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出につきまして御説明いたしますので、別冊主要事業の概要の105ページをお願いします。 105ページの一般管理から106ページの趣旨普及までの総務費は、職員人件費や賦課徴収費、認定調査等に係る事務費になります。 106ページ2段目の居宅介護サービス給付から地域密着型介護サービス給付までは、要介護認定者に対する居宅介護サービス等給付費で、前年度比1.2%の増を見込んでおります。 107ページの施設介護サービス給付は、施設入所に係る給付費で、前年度比1.9%の増を見込んでおります。 その下の介護予防サービス給付から地域密着型介護予防サービス給付までは、要支援認定者に対する介護予防サービス等給付費で、前年度比11.3%の減を見込んでおります。 おめくりいただきまして、109ページをお願いします。 訪問型サービス及び通所型サービスは、要支援認定者等に対する総合事業のサービスでございますが、地域住民等が主体となり提供するサービスB等につきましては、対象を要介護認定者まで拡大し充実を図るものでございます。 おめくりいただきまして110ページ下段の一般介護予防事業は、介護予防事業に係る経費でございますが、高齢者の保健事業と介護予防を一体的な実施につきまして、保健師等の医療専門職による住民主体の通いの場への積極的関与により、フレイル予防推進の充実を図るものでございます。 111ページの包括的支援では、令和3年5月に福祉相談課が新しい福祉まちづくりセンターへ移転するのに伴い、専門職を窓口へ配置するなどにより、関係部署との連携強化や相談支援体制の充実を図るものでございます。 おめくりいただきまして112ページ下段の家族介護支援では、新たに認知症高齢者の事故による個人賠償責任を補償する保険の加入費用を助成することにより、認知症見守りネットワーク事業の充実を図ります。 おめくりいただきまして、114ページをお願いします。 高齢者自立生活支援の認知症サポーター等養成事業につきましては、サポーターが活躍できる場としてのチームオレンジの立ち上げ支援を実施し、充実を図るものでございます。 議案第30号から33号までの説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願いいたします。 ○議長(飯島進君) 続きまして、伊藤建設部長。     (建設部長 伊藤 徹君登壇) ◎建設部長(伊藤徹君) それでは、青色の特別会計企業会計予算書の169ページをお願いいたします。 議案第34号「令和3年度伊那市営駐車場事業特別会計予算について」御説明いたします。 この会計は、伊那市駅前ほか6駐車場の管理・運営を行うための会計で、第1条は歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ2,200万円と定めるものでございます。予算規模は、前年当初予算と同額であります。 令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、利用料金収入が大幅に減少したことから、12月補正で歳入の組替えや歳出の減額をした経過がございますが、令和3年度については利用料金収入の見込みが立てるのが大変困難なことから、例年と同様の予算といたしました。収入の状況を見ながら歳出予算の執行をしていく予定としておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 まず、歳入について御説明いたしますので、178ページをお願いいたします。 歳入ですが、5款諸収入、1項1目雑入は指定管理者からの納付金でございます。 次に歳出について御説明いたしますので、180ページをお願いいたします。 1款経営管理費、1項1目一般管理費は駐車場の維持管理に要する経費で、指定管理者の負担に属さない費用を計上するものでございます。 181ページ、経営管理の14節工事請負費は駐車場機器の更新工事、18節負担金は再開発ビル駐車場の共益費など、27節繰出金は歳入との差額を一般会計へ繰り出すものでございます。 182ページをお願いいたします。 2款予備費につきましては、40万円をお願いするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) 続きまして、竹村商工観光部長。     (商工観光部長 竹村和弘君登壇) ◎商工観光部長(竹村和弘君) それでは同じ予算書の187ページをお願いをいたします。 議案第35号「令和3年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計予算について」御説明を申し上げます。 第1条は、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ2億520万円と定めるものであります。 まず、歳入について御説明をいたしますので、196ページをお願いをいたします。 御覧をいただきますとおり歳入は、2款1項1目基金繰入金でございます。この会計における歳出の財源は、全てこの土地取得基金繰入金でございます。 続きまして歳出は、別冊の令和3年度主要事業の概要で御説明を申し上げますので、117ページを御覧をいただきたいと思います。 上段の1款1項1目公有財産管理活用事業には、伊那インター工業団地C区画の造成、鳥居沢工業団地D-2の2区画の造成に係る諸経費を計上をしております。 下段の2款1項1目は予備費で、予算外の急な支出等に対応するために計上するものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) 続きまして、守屋水道部長。     (水道部長 守屋敏彦君登壇) ◎水道部長(守屋敏彦君) 特別会計企業会計予算書の205ページをお願いします。 議案第36号「令和3年度伊那市水道事業会計予算について」御説明いたします。 第2条は御覧いただき、第3条は収益的収入及び支出ですが、収入は1款水道事業収益を16億4,890万円とし、2款簡易水道事業収益は1億7,790万円とするものです。 支出は、1款水道事業費用を15億130万円とし、2款簡易水道事業費用は1億8,340万円とするものです。 おめくりいただき、第4条は資本的収入及び支出で、収入は水道事業の1款資本的収入を3億1,330万円とし、2款簡易水道事業資本的収入は7,070万円とするものです。 支出は水道事業の1款資本的支出を8億3,800万円とし、2款簡易水道事業資本的支出は、1億2,700万円とするものです。 次ページの第5条は債務負担行為に関する事項、第6条は企業債の限度額等、第7条は一時借入金の限度額、第8条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費、第9条は他会計からの補助金、第10条は棚卸資産の購入限度額を定めるものです。 それでは収入から御説明いたしますので、210ページをお願いします。 予算実施計画の収益的収入ですが、1款水道事業収益の1項1目給水収益は水道料金収入で、前年度比で約1,740万円の減を見込みました。 2項4目他会計補助金の一般会計補助金は、国の繰入基準、及び市の独自基準により繰り入れるものです。 2款簡易水道事業収益の1項1目給水収益は、前年度比で約490万円の減を見込みました。 230ページまでお進みください。 こちらは資本的収入ですが、1款資本的収入の1項1目企業債は、平成27年度から借り入れております資本費平準化債3,000万円を含みます。 2款簡易水道事業資本的収入の1項1目企業債は、建設改良費等の減少により前年度比で減額となっております。 次に支出について御説明いたしますので、別冊主要事業の概要の118ページをお願いします。 118ページは、収益的支出のうち1款1項1目原水及び浄水費は、上伊那広域水道用水企業団からの受水費及び高遠長谷地区水道施設管理業務委託等、2目排水及び給水費は総排水施設の維持管理に関わるもの。 次ページの4目業務費は、水道料金等の収納に関わる経費、一番下の6目減価償却費は、固定資産の減価償却費を費用化するものであります。 125ページまでお進みください。 125ページからは資本的支出で、1項3目構築物では道路・下水道など各種事業に合わせ排水管の布設及び老朽管の更新を行います。 またその下の4目機械及び装置では、ポンプ設備、流量計の更新を行います。 おめくりいただき、126ページをお願いします。 126ページの2段目、2項第8次整備事業の3目構築物では、国庫補助により横山水源、押出水源のクリプト対策事業を実施します。 127ページは簡易水道事業の資本的支出で、1項3目構築物では、老朽化した管路の更新、その下の4目機械及び装置では、柏木浄水場の濁度計設置工事等を行います。 予算書にお戻りいただき、236ページをお願いします。 236ページは令和3年度の予定キャッシュフロー計算書ですが、2行目の当年度純利益は1億3,983万2,000円を見込み、下から3行目、資金増減額は1億、失礼しました1,724万3,000円の増加を見込んでおります。 244ページまでお進みください。 244ページは、令和2年度の予定損益計算書で、下から4行目、当年度純利益は1億7,971万8,000円の黒字を見込んでおります。 次ページからは、令和2年度及び令和3年度の予定貸借対照表ですので、御確認ください。 続きまして、議案第37号について御説明いたしますので、259ページをお願いいたします。 議案第37号「令和3年度伊那市下水道事業会計予算について」御説明します。 第2条は御覧いただき、第3条は収益的収入及び支出ですが、収入は1款下水道事業収益を29億3,620万円とし、支出は1款下水道事業費用を26億9,460万円とするものです。 第4条は資本的収入及び支出で、おめくりいただき収入は、1款資本的収入を26億610万円とし、支出は1款資本的支出を37億180万円とするものです。 第5条は債務負担行為に関する事項、第6条は企業債の限度額等、第7条は一時借入金の限度額、第8条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費、第9条は他会計からの補助金を定めるものです。 収入から御説明いたしますので、264ページをお願いします。 予算実施計画の収益的収入ですが、1款1項1目下水道使用料は本年度の決算見込みから算定し、予算額は前年度比で417万円の減を見込みました。 2項4目他会計補助金の一般会計補助金は、前年度比で2,020万円減少しますが、ほとんどが国の繰入基準に基づくもので、交付税が財源となっています。 274ページまで、お進みください。 こちらは資本的収入ですが、1款1項1目企業債は下水道事業債と資本費平準化債で、前年度比560万円の減であります。 2項1目他会計出資金は一般会計からの基準外繰入れで、使用料の据置きに伴う補填財源不足解消対策として4億円を繰り入れるもの、5項2目他会計補助金は一般会計補助金で、沢渡地区特環下水道整備工事の実施に対する補助金の受入れにより増となっております。 次に支出について御説明いたしますので、別冊主要事業の概要の129ページをお願いします。 収益的支出のうち1款1項1目の管渠費は、ポンプや管渠施設等の維持管理に係る費用で、その下からおめくりいただき次のページにわたります2目処理場費は、処理場の維持管理に係る費用になります。 131ページ上段の4目業務費は、下水道使用料の収納に係る費用等になります。 134ページをお願いします。 134ページからは資本的支出で、1項1目管渠施設整備費の2段目、公共では下水道管渠整備工事を行うとともに、下水道工事に関わる材料支給制度を新たに導入します。また、特環では沢渡地区において管渠整備工事を実施します。 135ページ目の2目処理場施設整備費の農集では、長寿命化のための上山田浄化センターの調査詳細設計業務委託及び農集美篶東部処理区の公共下水道への統合等検討業務を行います。 またその下の公共では、令和2年度からの債務負担工事として伊那浄水管理センターの改築更新工事を引き続き実施します。 予算書にお戻りいただき、280ページをお願いします。 280ページは、令和3年度の予定キャッシュフロー計算書ですが、2行目の当年度純利益は2億2,255万7,000円を見込み、下から3行目、資金増減額は2億4,099万5,000円の増加を見込んでおります。 288ページまでお進みください。 288ページは、令和2年度の予定損益計算書で、下から4行目当年度純利益は2億2,976万6,000円の黒字を見込んでおります。 次ページからは令和2年度、令和3年度の予定貸借対照表ですので御確認ください。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) 続きまして、有賀長谷総合支所長。     (長谷総合支所長 有賀賢治君登壇) ◎長谷総合支所長(有賀賢治君) それでは、企業会計の予算書303ページをお願いいたします。 議案第38号令和3年度伊那市自動車運送事業会計予算につきまして御説明いたします。 この予算は、南アルプス林道バス事業に関する収支について定めるものでございます。第2条では、業務の予定量を定めまして車両は10両、年間走行距離は9万キロ、旅客運送数は5万7,000人を見込みます。 第3条の収益的収入及び支出につきましては、収入では前年度当初予算比700万円増の7,400万円の営業収益等を見込み、支出では前年度当初予算費650万円増の7,340万円とした予算編成としております。 第4条は資本的収入及び支出で、第5条では、職員給与費と交際費の流用の制限について定めるものでございます。 予算の内容について御説明いたしますので、306ページをお願いいたします。 収益的収入の収入関係でございますが、1款1項1目運送収益は、旅客運賃と手荷物料金につきまして見込むものでございます。2項1目預金利息、7目は運送営業外の雑収益を見込むものでございます。 おめくりをいただきまして、308ページをお願いいたします。 以降は支出関係ということになりますが、1款1項1目運転費は、常勤運転手2名分と会計年度任用職員の運転手の人件費を、2目車両修繕費は、バス10台の車検代等修繕費、3目その他修繕費は建物及び工具器具等の修繕費、4目固定資産減価償却費は、事業用バス等の減価償却を計上するものでございます。 310ページをお願いいたします。 5目施設損害保険料は車両及び建物の損害保険料、6目は施設使用料は借地料及び諸施設の使用料、8目一般管理費は自動車運送事業全般に関わる経常的経費となっております。 9目資産減耗費は固定資産の除去費を費用化するものでございます。 2項2目消費税及び地方消費税は、収入支出予算に基づき予算計上するものでございます。 恐れ入ります、312ページをお願いいたします。 1款資本的支出、1項建設改良費、6目工具・器具及び備品について、看板等の購入や新型コロナ対策といたしまして、非接触型検温器の購入を予定し計上するものでございます。 おめくりをいただきまして、314ページをお願いいたします。 こちらは予定キャッシュフロー計画書でございます。前ページまでの予算編成によりまして、令和3年度の純利益を154万円と見込むものでございます。 315ページ以降は、給与費明細書、予定貸借対照表等でございますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上、令和3年度伊那市自動車運送事業会計予算について御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(飯島進君) これより質疑に入ります。御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(飯島進君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第29号から議案第38号までの10案は、付託表のとおり所管の各委員会に付託いたします。--------------------------------------- △請願・陳情について --------------------------------------- ○議長(飯島進君) 日程第16、請願・陳情が文書表のとおり提出されております。 本件は文書表のとおり、所管の各委員会に付託いたします。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 △散会 午後2時36分 地方自治法第123条第2項の規定により署名をする。       伊那市議会議長       伊那市議会議員       伊那市議会議員...