伊那市議会 > 2016-09-05 >
09月05日-01号

  • "予防接種法施行令"(/)
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  1. 伊那市議会 2016-09-05
    09月05日-01号


    取得元: 伊那市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-08
    平成28年  9月 定例会              平成28年9月            伊那市議会定例会会議録               (5-1)1.開会  平成28年9月5日(月曜日)午前9時30分---------------------------------------2.出席議員の氏名(21名)          1番       白鳥敏明          2番       野口輝雄          3番       丸山敞一郎          4番       八木択真          5番       唐澤千明          6番       唐澤 稔          7番       橋爪重利          8番       宮島良夫          9番       竹中則子         10番       中山彰博         11番       平岩國幸         12番       飯島 進         13番       若林敏明         14番       飯島光豊         15番       黒河内 浩         16番       柴 満喜夫         17番       前澤啓子         18番       前田久子         19番       柳川広美         20番       飯島尚幸         21番       伊藤泰雄---------------------------------------  欠席議員の氏名                   なし---------------------------------------3.説明のため出席した者の職氏名       市長          白鳥 孝       副市長         林 俊宏       教育長         北原秀樹       教育委員長       松田泰俊       代表監査委員      登内正史       総務部長        原 武志       市民生活部長      伊藤博徳       保健福祉部長      城取 誠       農林部長        富山裕一       農林部参事       川中正光       商工観光部長      田中 章       建設部長        山崎大行       建設部参事       堀 豊裕       水道部長        廣瀬宗保       教育次長        大住光宏       会計管理者       三井栄二       高遠町総合支所長    小松由和       長谷総合支所長     田中博文       総務部参事       伊藤明生---------------------------------------4.職務のため出席した事務局職員       事務局長        井上 学       次長          久保田 玲       庶務係長        松澤美保       主査          大木島和道       主査          久保田政志---------------------------------------5.議事日程   日程第1 会議録署名議員の指名について   日程第2 会期の決定について   日程第3 議案第1号 上伊那広域連合の処理する事務及び上伊那広域連合規約の変更について   日程第4 議案第2号 伊那市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例        議案第3号 伊那市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例   日程第5 議案第4号 伊那市公民館条例等の一部を改正する条例   日程第6 議案第5号 平成27年度伊那市一般会計歳入歳出決算認定について        議案第6号 平成27年度伊那市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議案第7号 平成27年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計歳入歳出決算認定について        議案第8号 平成27年度伊那市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について        議案第9号 平成27年度伊那市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について        議案第10号 平成27年度伊那市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について        議案第11号 平成27年度伊那市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議案第12号 平成27年度伊那市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について        議案第13号 平成27年度伊那市下水道事業会計資本剰余金の処分及び資本金の額の減少並びに決算認定について        議案第14号 平成27年度伊那市自動車運送事業会計決算認定について   日程第7 議案第15号 平成28年度伊那市一般会計第2回補正予算について        議案第16号 平成28年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第1回補正予算について        議案第17号 平成28年度伊那市介護保険特別会計第1回補正予算について        議案第18号 平成28年度伊那市営駐車場事業特別会計第1回補正予算について   日程第8 請願・陳情について--------------------------------------- △開会 午前9時30分 ○議長(黒河内浩君) おはようございます。昨日の防災訓練ですが、大変暑い中ですが御苦労さまでした。全国的に地震あるいは台風等の災害等が発生してますので、我々もしっかりとそのあたり防止対策を考え、議会として災害時にどう動くのかをしっかり取りまとめて、混乱のないようにしっかり取りまとめていきたいと思ってますので、よろしくお願いいたします。 それでは、開会に先立ちまして、7月14日に長野県市議会議長会から伊藤泰雄議員が前市議会議長として、柴満喜夫議員が前伊那市議会副議長として、それぞれ表彰状をいただいてまいりましたので、ここで伝達したいと思います。 伊藤泰雄議員柴満喜夫議員、演壇の前までお進みください。 それでは、最初に伊藤泰雄議員からであります。 表彰状、伊藤泰雄様、あなたは伊那市議会議長として市政の振興と発展に尽力され、その功績はまことに顕著であります。よって第156回定期総会に当たり、本会表彰規定により表彰します。平成28年7月14日、長野県市議会議長会会長犬飼信雄代読。 おめでとうございます。     (拍手) ○議長(黒河内浩君) 続いて、柴満喜夫議員の表彰です。 表彰状、柴満喜夫さま、あなたは伊那市議会副議長として市政の振興と発展に尽力され、その功績はまことに顕著であります。よって第156回定期総会に当たり、本会表彰規定により表彰します。平成28年7月14日、長野県市議会議長会会長犬飼信雄代読。 おめでとうございます。     (拍手) ○議長(黒河内浩君) それではここで、今表彰を受けられましたそれぞれの議員から、演壇にて御挨拶をいただきたいと思います。順次お名前をお呼びいたしますので、演壇にてお願いいたします。 まず最初に伊藤泰雄議員、お願いします。     (21番 伊藤泰雄君登壇) ◆21番(伊藤泰雄君) このたびはありがたい表彰状をいただきまして、まことにありがとうございました。これもひとえに同僚議員の皆様方、また市長を初め理事者職員の皆様方の御理解と御協力のたまものでございます。私はこの貴重な経験を生かしまして、これからの議員活動において、微力ではありますが伊那市の発展のためにこれからも全力で取り組んでいく覚悟でございますので、これからも変わらぬ皆様方のお力添えと御協力をお願いいたしまして、御礼の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。     (拍手) ○議長(黒河内浩君) 続きまして柴満喜夫議員、お願いいたします。 ◆16番(柴満喜夫君) おはようございます。 このたびは、図らずも長野県市議会議長会から賞をいただきました。これもひとえに議員の皆様方の大勢の皆さんのお力と、また理事者の皆様方、また職員の皆様方の御指導、御教授のたまものと、このように感謝をしております。本当にありがとうございました。これからも変わらぬ御指導、御鞭撻をいただくことをお願いを申し上げまして、簡単ではございますけれど、御礼の御挨拶に変えさせていただきます。大変ありがとうございました。     (拍手) ○議長(黒河内浩君) ただいまから、平成28年9月伊那市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お配りしてあります議事日程表によって議事を進めてまいります。---------------------------------------会議録署名議員の指名について --------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、8番、宮島良夫議員、9番、竹中則子議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定について --------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から9月27日までの23日間といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 御異議なしと認めます。よって、会期は23日間と決定いたしました。 次に会期中の日程でございますが、お手元にお配りしてあります日程表によって進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 御異議なしと認めます。よって、日程表のとおり進めてまいります。 ここで市長から御挨拶をお願いいたします。 白鳥市長。     (市長 白鳥 孝君登壇) ◎市長(白鳥孝君) 平成28年9月市議会定例会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 今年は連日暑い日が続いた夏でありましたが、暦の上では白露を迎え、朝夕はようやく秋の訪れを感じる季節となってまいりました。間もなく黄金色に色づいた稲穂の刈り取りが始まり、実りの秋を迎えようとしております。 先月末に相次いで来襲した台風は、関東、東北、北海道を直撃し、各地で河川の氾濫等による浸水被害、交通機関への影響や農作物に被害をもたらしました。伊那市でも収穫期を迎えたリンゴなど、農作物への影響を心配したところでありましたが、幸い被害の報告はございませんでした。 昨日は、伊那市総合防災訓練を手良地区において実施をいたしました。手良小学校の児童、また隣接する手良保育園の園児も参加をし、子供から高齢者まで幅広い年代層の皆様に実践的な体験をしていただきました。これから本格的な台風シーズンを迎えますので、防災対策、減災対策に万全を期してまいりたいと考えております。 さて、ことしの伊那まつりでありますが、合併10周年記念として8月6日、7日に盛大に開催されました。天候にも恵まれ、市民踊りは104の連、6,600人の市民の皆様が参加をし、また2日目の「遊ingビレッジ」も大変なにぎわいの中で、4,500発余りの花火を打ち上げることができました。警備また交通安全など、関係機関の御協力、御支援をいただき、また、市民みずからつくる伊那まつりとして、多くの市民の皆様に準備から片づけまで参画をしていただきました。関係する皆様に改めて心から感謝を申し上げます。 上伊那地域の雇用情勢につきましては、7月の月間有効求人倍率が1.38倍で、前年同月を0.21ポイント上回り、また、前月から0.12ポイント上昇するなど、堅調に推移をしているものの、県内の経済動向については回復に向けた動きに弱さが見られるとされており、個人消費や住宅投資など、前年水準を下回っている状況であります。地方経済の景況感は依然として低迷をしているというふうに見ております。 国の平成28年度第二次補正予算につきましては、未来への投資を実現する経済対策として、「一億総活躍社会」の実現の加速、また、21世紀型インフラ整備など、さまざまな経済対策が盛り込まれております。今後も、国や県の施策に注視をしながら、市政運営に有利な財源を積極的に活用してまいりたいと考えております。 さて、今議会におきましては、平成27年度の決算の認定をお願いするわけでありますが、市の財政状況につきましては、財政健全化プログラムの取り組みにより、着実に改善をしております。 地方公共団体の主な財政指標のうち、実質公債費比率につきましては、指標の算定を始めた平成18年度との比較で、9.7ポイント改善をし11.1%。また、将来負担比率は平成19年度との比較で、167.6ポイント改善をして29.7%となり、その他の指標においても大きな改善が図られました。伊那市は新ごみ中間処理施設の建設や、幹線道路網整備など大きな事業を控える中で、財政の健全化は最も重要な課題でありますので、引き続いて取り組みを推進してまいりたいと考えております。 ここで、6月定例会以降の主な事業の状況につきまして御報告申し上げます。 総務部関係では、新産業技術の推進に関して経済産業省の地方版IoT推進ラボの第一弾選定のうち、全国の29地域の中に伊那市が選定をされました。今後、5月に設置をしました伊那市産業技術推進協議会における協議等を通じまして、スマート農業やドローンの活用、ICT教育分野を中心に全国モデルとなるプロジェクトを創出してまいりたいと考えております。 市民生活部関係でありますが、4月から始めました高齢者運転免許証自主返納者への助成事業でございますが、公共交通機関の割引制度と相まって、8月末現在で47名の申請がありました。また、交通事故の発生件数は75件と、昨年同期より33件減少するとともに、死亡事故ゼロとなり、各地域における交通安全啓発活動の成果があらわれたものと大変ありがたく思っております。 保健福祉部関係では、高齢者介護予防拠点施設の整備でありますが、8月31日に富県の桜井地域支え合いセンターが完成をし、また9月16日には長谷の市野瀬地域支え合いセンターが市内50カ所目の施設として竣工いたします。高齢者の健康づくりや介護予防の拠点として、多くの方々に利用していただくことを期待するものでございます。 農林部関係では、今回で3回目となります新宿高野本店での伊那産ブルーベリーを中心とした「伊那市フェア」が開催をされました。ことしは、信州大学が開発をしました夏秋イチゴ「恋姫」を使ったパフェ等も加わりまして、好評を博しました。7月14日には、JA上伊那組合長、新宿区長とともにトップセールスを行ってまいりました。今後も、さまざまな機会を通して、伊那産農産物の販売促進に努めてまいります。 林務関係におきましては、「伊那市50年の森林ビジョン」の具体的取り組みについて検討するため、第1回の推進委員会を開催いたしました。木材利用や森林整備の促進、林業や木材産業の振興を図ることを打ち出してまいりたいと考えております。 商工観光部でありますが、本年より8月11日が国民の祝日「山の日」になり、長野県を中心にイベントが繰り広げられております。伊那市においても山の日関連イベントとして、11のイベントを随時開催をしております。伊那市では、単に山への誘客を図るだけではなく、登山者カードの提出による安全登山、ストックキャップの装着による登山道の保護、動植物をとらない、登山道を外れないことによる動植物の保護、ごみの持ち帰り、携帯トイレによる山岳環境の保全を強くPRしておりまして、ジオパーク・エコパークの趣旨に乗っ取り、山岳地域の保全保護と利用のバランスをとりながら、山岳観光を進めてまいります。リニューアルした塩見小屋の宿泊数は、8月末現在で1,630人、平成25年の実績よりも179人増ということであります。非常に好調に推移しておりますので、他の山小屋でもこの好調さを進めておりまして、全体では昨年より237名多い7,858人となっております。 また、7月16日から8月16日まで、JR木曽福島駅から仙流荘までパノラマライナーを試行運行いたしました。予想を上回る191名の方々に利用をしていただきました。結果を分析した上で、来年度の本格運行も検討してまいりたいと考えております。 また、8月1日には西駒山荘の石室が国の登録有形文化財として登録をされました。建設当時の姿のまま西駒登山の安全の拠点として関係者の協力によって守られてきた石室が、後世に幅広く継承されることを期待いたします。 建設部関係であります。8月25日に中央自動車道では、県内初となります小黒川スマートインターチェンジの起工式を国会議員、国土交通省ほか関係者出席のもとでとり行いました。来年、平成29年9月の完成を予定をしております。災害時の円滑な物資の輸送や、伊那インターチェンジ周辺の渋滞緩和、産業・観光の振興、リニア中央新幹線長野県駅とのアクセス向上につながり、地域がさらに発展するものと確信をしております。 その他、伊那市の国道、県道及び河川関係の同盟会の総会がそれぞれ開催され、事業の整備促進に向け総会での決議や要望活動等を実施してまいりました。引き続き国道153号伊那バイパス伊駒アルプスロード、環状北線、小黒川スマートインターチェンジ、環状南線など主要幹線道路の整備を進め、道路ネットワーク構築に取り組んでまいりたいと考えております。 水道部関係では、水道事業では下島配水池の耐震化工事、水源対策として高遠町猪鹿、長谷地区の市野瀬浄水場及び柏木浄水場等の施設改修に着手をいたしました。下水道事業では、伊那、美篶、竜東北部の管渠整備を進めております。 水道事業、下水道事業ともに事業の見直しや、経費の節減などにより、経営の健全化を図っておりますが、将来にわたって持続可能な事業運営を実現する必要があります。運営の基盤となる料金の見直しにつきまして、上下水道運営審議会に諮問を行いました。今後、答申を受け、料金改定をしてまいりたいと考えております。 続いて教育関係でありますが、学校教育関係では8月9日、第6回中学生サミットが開催され、この議場を会場にして中学生議会を行いました。「10年後、自分たちが暮らしたいと思えるような町にするために」をテーマに、中山間地域の活性化や、公共交通の充実、若者のまちづくりへの参画などすばらしい提案をいただきました。生徒たちは大変よく勉強しておりまして、頼もしく思ったところであります。 生涯学習関係では、8月14日と15日に旧伊那市地域の成人式を8会場で開催をし、640人の新成人の門出を祝いました。また、昨日は第4回千両千両井月さんまつりが行われ、勘太郎や山頭火と井月との共通点を探るシンポジウムや、第25回目となります井月俳句大会など、多くの参加者のもと盛大に開催されました。 スポーツ振興関係では、第37回北信越国民体育大会ソフトボール競技が、北信越各県から多くの選手、役員の皆様をお迎えして盛大に開催されました。 また、第3回伊那市クロスカントリー大会、第6回伊那市トリムマラソン大会をますみヶ丘平地林のクロスカントリーコースで、県内外からエントリーをいただきました。盛大に開催できたわけであります。 ことしの夏はリオデジャネイロオリンピックが開催され、日本人選手の活躍に大いに盛り上がったわけでありますが、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた準備も動き始めております。8月30日には、東ティモールのアレイショ特命全権大使が、合宿候補地の調査のために、伊那市内のスポーツ施設を視察されました。 以上、6月定例会以降の主な出来事を御報告させていただきました。 本定例会に提出いたします議案は、規約案件が1件、条例案件が3件、決算案件が10件、予算案件が4件の合計18件でございます。詳細につきましては、担当部長から御説明申し上げますので、よろしく御審議をいただき御議決賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。--------------------------------------- △議案第1号 上伊那広域連合の処理する事務及び上伊那広域連合規約の変更について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) それでは続きまして日程第3、議案第1号「上伊那広域連合の処理する事務及び上伊那広域連合規約の変更について」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 原総務部長。     (総務部長 原 武志君登壇) ◎総務部長(原武志君) それでは、議案書の1ページをお開きいただきたいと思います。 議案第1号、上伊那広域連合の処理する事務及び上伊那広域連合規約の変更につきまして御説明をいたします。 最初に提案の理由でありますが、1ページの下段に記載してございますように、鳩吹クリーンセンターの業務をクリーンセンター八乙女への統合、また伊北環境行政組合などの解散などのごみ処理の広域化を進める中で、上伊那広域連合の処理する事務の内容など、上伊那広域連合規約を改正するため地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 今回の改正につきましては、9月議会におきまして上伊那8市町村一斉に議会議決を求める予定でございますので、よろしくお願いいたします。 なお、おめくりをいただきました2ページに、規約の一部を変更する規約につきまして、別紙として記載してございますが、変更の内容につきましては別冊の議案関係資料で御説明させていただきます。関係資料の1ページをお開きいただきたいと思います。 議案関係資料1ページは、上伊那広域連合規約の新旧対照表となります。 第4条は広域連合の処理する事務を、また第5条は広域計画の項目につきまして、それぞれ定めたものでございますが、ごみ処理の広域化に伴いまして、いずれもごみ処理施設の次に「最終処分場」を加えるものでございます。 次に、附則でございますが、ごみ処理の広域化に伴います経過措置といたしまして、第8項におきまして、解散予定の伊北環境行政組合の事務及び財産の継承について、次の第9項では、同組合の決算にかかる審査と議会認定につきまして、それぞれ規定をするものでございます。 またその下の別表第17条関係でありますが、経費の負担割合に関する規定でございます。おめくりをいただきまして、2ページの旧の規定におきまして、先ほどと同様に「最終処分場」を加えるものでございます。 その下の備考の4の規定につきましては、利用割の算定基礎としまして、今回最終処分場が加わることによりまして、新たに不燃ごみ、粗大ごみ、資源ごみ、が対象となるわけでございますが、このうちの資源ごみにつきましては、各市町村におきまして政策的に回収の推進、誘導を行っていることに鑑みまして、算定基礎から除外することとするものであります。 お手数ですが、議案書の2ページにお戻りをいただきたいと思います。 2ページ、一番下の附則でございますが、この規約は、今回の議決を経て行います県知事の許可の日から施行することとなりますが、第4条、第5条、別表の改正規定につきましては、ごみ処理の広域化の実施時期に合わせまして平成29年4月1日施行とするものでございます。 以上、よろしく御審議をいただきますよう、お願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございませんか。     (「なし」と言う者あり)
    ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第1号は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第2号 伊那市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例 △議案第3号 伊那市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第4、議案第2号「伊那市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例」、議案第3号「伊那市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 城取保健福祉部長。     (保健福祉部長 城取 誠君登壇) ◎保健福祉部長(城取誠君) それでは、議案書の3ページをお願いいたします。 議案第2号「伊那市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例について」御説明をいたします。 初めに提案理由でございますが、下段に記載のとおり児童扶養手当法施行令の一部を改正する政令が施行されたことに伴い、所要の改正をお願いするものであります。 児童扶養手当は、ひとり親家庭に対して支給される制度でありまして、このほど第2子以降の加算額増額のため、関係法令の改正が行われたところでございますが、伊那市福祉医療費給付金条例におきましては、医療費給付の要件を児童扶養手当と同様としているため、改正が必要となったものでございます。 改正内容について御説明を申し上げますので、議案関係資料の3ページをお願いいたします。 伊那市福祉医療費給付金条例の新旧対照表でございます。給付金の支給対象者の除外について規定をいたします条例第3条第2項第5号及び第6号中、引用しております「令第2条の4第5項」を「第8項」といたしまして、同条第7号ではこれに加えまして「令第2条の4第4項」を「第7項」とするものであります。いずれも条文の内容自体に変更はございません。 恐れ入りますが、議案書の3ページにお戻りください。 附則でありますが、この条例は交付の日から施行するものとしてございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、伊藤市民生活部長。     (市民生活部長 伊藤博徳君登壇) ◎市民生活部長(伊藤博徳君) それでは、伊那市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたしますので、議案書の4ページをお願いいたします。 伊那市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例でございます。 最初に提案理由を御説明いたしますので、おめくりをいただきまして7ページの下段をごらんください。 提案理由でございますが、本条例は八丁銀座公衆便所及び鳩吹クリーンセンターを廃止することに伴う所要の改正と、上伊那広域連合によるごみ処理費用の有料制度見直し結果を受け、伊那市が定める一般廃棄物処理手数料に係る規定等の改正を行うため、お願いをするもので、手数料につきましては上伊那広域連合の構成市町村において同様の改正を行うものでございます。 改正の内容につきましては、新旧対照表で御説明いたしますので、お手数ですが議案関係資料の4ページをお願いいたします。 議案関係資料の(1)は、伊那市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の新旧対照表(第1条関係)であります。目次はごらんをいただき、次の施設の設置を定める第4条の第1項は、上伊那地域において不燃ごみ、粗大ごみの処理を、箕輪町八乙女のクリーンセンター八乙女に一本化することに伴いまして、受け入れを終了する鳩吹クリーンセンターについて、平成29年4月1日付で廃止をするもので、第2項は、地元組合の同意を得て解体を予定しております八丁銀座公衆便所を、本年10月1日付で廃止をするものであります。 なお、鳩吹クリーンセンターは公の施設としての条例廃止後、当面受け入れた廃棄物の処理を引き続き行う予定でございます。 次の第16条及び第25条は、字句、文言の整理でございますので、おめくりをいただきまして第27条は、ごく少量の産業廃棄物の処理手数料に関する規定でありますが、鳩吹クリーンセンターの廃止に伴い削除をするもので、次の第28条、第29条は条の繰り上げでございます。 次に、別表第1をごらんください。 別表第1は、一般廃棄物処理手数料を定めたもので、旧条例の1、可燃ごみ及び不燃ごみの表、またおめくりいただきまして6ページの2、粗大ごみの表について、鳩吹クリーンセンターの廃止に伴いみずから搬入する場合がなくなることから、区分の欄を削除し二つの表をまとめた上で、5ページの改正後の表にございますように、一般家庭の粗大ごみに対し、市の窓口で販売をします粗大ごみ処理券による手数料について、上伊那広域連合の料金の見直しに合わせ、大きさ及び料金の改正を行うものであります。 なお、第1条の施行期日については、先ほども触れましたが、八丁銀座公衆便所の廃止が平成28年、本年10月1日、そのほかは平成29年4月1日の施行となるものでございます。 次に、7ページをお願いいたします。 7ページは議案関係資料の(2)第2条関係でございます。第2条は、施行期日が平成29年10月1日となることから、先ほどの第1条とは分けてお願いをするものでございます。 別表第1は、先ほどの第1条で改正をした一般廃棄物処理手数料について、一般家庭の可燃ごみ及び不燃ごみにおいて、上段は指定ごみ袋の証紙代金を、中段、下段は年間使用基準数量を超えた場合などに購入いたします第2段階チケット代金に証紙代金を合わせた手数料を規定するものでございます。 改正前では対象、袋の大きさにかかわらず同一の手数料としていたものを、燃やせるごみでは、新たに中袋を追加し、燃やせるごみ指定ごみ袋の大、中、小、それに合わせて燃やせないごみ指定ごみ袋に区分をした上で、対象大きさによりそれぞれ処理手数料を定めたものでございます。 一番下、事業活動の手数料では、同様に燃やせるごみ指定ごみ袋の大、中、小について、処理手数料を定めてございます。 お手数ですが、議案書の6ページにお戻りください。 附則でございます。附則の1は、先ほど説明いたしました施行期日をそれぞれ定めたものでございます。 次の2からおめくりをいただきまして3及び4は、切りかえ後、従来の指定ごみ袋を当面の間使用することができるようにするため、不足する手数料を証紙シールの貼りつけで対応するなどの経過措置でございまして、5はごみ袋の切りかえに際しまして、新しい指定ごみ袋について条例施行前から販売ができるようにするため、準備行為を定めたものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りお認めいただきますようにお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。 御質疑ございませんか。 16番、柴満喜夫議員。 ◆16番(柴満喜夫君) 八丁銀座の公衆便所の中止の件ですけれど、これ八丁銀座に住んでいる人たちの意見等があったら、教えていただきたいと思います。 ○議長(黒河内浩君) 伊藤市民生活部長。 ◎市民生活部長(伊藤博徳君) 八丁銀座のトイレにつきましては、八丁銀座にございます八丁銀座組合の組合長さん及び地権者の方等とお話を行う中で、そういった中で店内にトイレのないお店の経営者等の方も含めまして準備をしてもらうということで、お話をしてまいりました。そういった中で御理解をいただきまして、山寺の区長さん、次期区長さん等にもお話をする中で御理解をいただき、廃止という方向が決まったものでございます。 ○議長(黒河内浩君) 柴満喜夫議員。 ◆16番(柴満喜夫君) それで、今後八丁銀座については下水道の設置の予定はありますかどうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(黒河内浩君) 伊藤市民生活部長。 ◎市民生活部長(伊藤博徳君) 今回の公衆便所の解体につきましては、下水道の整備に合わせて解体を行うということで、秋以降そこの辺を進めていくという状況でございます。 ○議長(黒河内浩君) ほかにございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第2号、議案第3号の2案は社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第4号 伊那市公民館条例等の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第5、議案第4号「伊那市公民館条例等の一部を改正する条例」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 大住教育次長。     (教育次長 大住光宏君登壇) ◎教育次長(大住光宏君) 議案書の8ページをお願いいたします。 議案第4号「伊那市公民館条例等の一部を改正する条例について」御説明いたします。 おめくりいただきまして、9ページをごらんいただきたいと思います。 下段に提案理由がございますが、手良公民館及び手良支所の移転に伴い位置及び公民館施設使用料の規定等の改正を行うため提案するものでございます。 改正内容について御説明いたしますので、別冊関係資料の9ページをお願いいたします。 伊那市公民館条例新旧対照表であります。 別表第1、第2条関係につきましては、手良公民館の位置を「伊那市手良野口260番地1」から「手良沢岡862番地1」へ変更するもので、別表第3、第11条関係、1施設使用料(4)手良公民館ですが、現在市内公民館の施設使用料につきましては、統一的に施設の規模によりまして基準を定めておりますが、新たな手良公民館の講堂及び研修室等につきましても、部屋の規模により使用料を定めるもので、料金設定の部屋については、旧公民館6室から新公民館は7室にふえます。 おめくりいただき、10ページは伊那市役所支所設置条例新旧対照表であります。 第3条、出張所の名称、位置及び所管区域の中で、位置を手良公民館同様、「伊那市手良野口260番地1」から「手良沢岡862番地1」へ変更。 おめくりいただきまして、11ページは伊那市地域自治区条例新旧対照表で、第3条事務所の第2項事務所の位置を、手良公民館及び手良支所同様に変更するものでございます。 恐れ入りますが、議案書の9ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例は平成28年12月19日から施行するというものでございます。 以上、よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第4号は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第5号 平成27年度伊那市一般会計歳入歳出決算認定について △議案第6号 平成27年度伊那市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について △議案第7号 平成27年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計歳入歳出決算認定について △議案第8号 平成27年度伊那市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について △議案第9号 平成27年度伊那市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について △議案第10号 平成27年度伊那市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について △議案第11号 平成27年度伊那市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について △議案第12号 平成27年度伊那市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について △議案第13号 平成27年度伊那市下水道事業会計資本剰余金の処分及び資本金の額の減少並びに決算認定について △議案第14号 平成27年度伊那市自動車運送事業会計決算認定について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第6、議案第5号「平成27年度伊那市一般会計歳入歳出決算認定について」から、議案第14号「平成27年度伊那市自動車運送事業会計決算認定について」までの10案を一括議題といたします。 本案につきましては、理事者から先に決算の説明を求め、そのあと監査委員会から決算審査の結果報告を求めることにしたいと思います。 最初に、三井会計管理者。     (会計管理者 三井栄二君登壇) ◎会計管理者(三井栄二君) それでは議案第5号から第14号までの10議案につきまして、お手元の一般会計特別会計の決算報告書及び歳入歳出決算書、並びに企業会計の決算書、この3冊の資料で説明をさせていただきます。 これらの決算につきましては、地方自治法第233条第3項の規定により、また企業会計につきましては、地方公営企業法第30条第4項の規定によりまして、いずれも監査委員の審査を経て、その意見書をつけて本議会に提出をいたすものでございます。 最初に一般会計特別会計の決算報告書、こちらは縦書きの資料になりますけれど、縦長の資料になります。決算報告書の2ページと3ページをお願いをいたします。 決算報告書の2ページ、3ページは、会計別の決算額の総括表になります。平成27年度は、ごらんのように一般会計のほか、特別会計が国保から簡水までの6会計、後ほど別冊で御説明をします企業会計が、水道、下水道、自動車の3会計、合わせて10会計により予算を執行してまいりました。いずれの会計も黒字または歳入歳出過不足なしという決算となってございます。 それでは、最初に議案第5号「平成27年度伊那市一般会計歳入歳出決算認定について」御説明をいたしますので、今お手元に御用意いただいております決算報告書の5ページをお願いをいたします。 決算の結果、歳入のうち前年度に比べまして増加をしました主な費目は、地方消費税交付金、国県からの支出金、繰入金、市債などでございます。決算年度におきまして最も特徴的といたしますのは、ふるさと納税によります寄附金の増額でございます。寄附金の総額は前年度に比べまして、25億6,713万5,729円ふえまして、総額26億1,965万5,033円、実に前年度の50倍近い収入となりました。その一方で、前年度に比べまして減少いたしましたのは、地方交付税分担金及び負担金、財産収入などとなってございます。これらの結果、歳入の総額は前年度に比べまして41億4,268万8,763円、12.5%増の合計では371億7,747万7,243円となりました。 6ページをお願いをいたします。 6ページから歳出の概要を御説明をいたします。中ほどになりますが、議会費といたしましては、一般的な経費のほか、市民に開かれた議会運営を推進するために、議会だよりを発行したほか、議会改革の一環といたしまして「市民と議会との意見交換会」を開催し、これを反映した政策提言をいただいております。 次の総務費のうち一般管理といたしましては、職員人件費のほか職員の資質向上のための研修の実施、また国・県及び他市町村への派遣研修などを行っております。防災対策では、地域防災計画の改定、各地域の防災組織の育成などを行いました。企画関係といたしましては、先ほども触れましたふるさと納税の推進が特筆されるほか、リニアバレー構想の策定、地域公共交通の利用促進などに取り組みました。 地域振興策といたしましては、地方創生総合戦略を策定したほか、次の7ページにお進みいただきまして、箕輪町、南箕輪村と伊那市との3市町村で定住自立権にかかわります協定を締結をいたしました。 また戸籍、住基、統計関係では、マイナンバー制度の導入に伴う機器等の整備、また5年に1度の国勢調査、選挙制度の改正に伴う出前講座などを実施をしております。 次の民生費のうち社会福祉関係では、生活困窮者、障がい者等の自立を支援する事業を行い、高齢者福祉といたしましては地域密着型特別養護老人ホームや、介護予防施設の整備、また在宅高齢者に支援事業などを行いました。 子育て支援といたしましては、多子世帯の保育料の軽減、出産祝い金の対象拡大、また伊那緑ヶ丘幼稚園の建設に対する補助、伊那北保育園及び東春近保育園の建設事業等を実施いたしました。 衛生費のうち保健衛生関係では、予防接種、検診など健康づくりにかかわる事業を実施をいたしました。 8ページに進みまして、清掃関係では上伊那広域連合が進めてございます新ごみ中間処理施設につきまして、地元との協定を締結し、この協定に基づく運営協議会が発足するなど、計画に沿って事業が進んでおります。 労働費では、公共職業安定所また商工会議所などと連携をいたしまして、雇用の拡大に取り組みました。 農林水産業費のうち農業関係では、コメの生産調整、また新規就農者や担い手への支援、土地改良事業などを行い、みはらしファームでは交流促進施設を建設いたしました。 林業関係といたしましては、将来の伊那市の森林のあり方を定める「伊那市50年の森林ビジョン」を策定いたしました。 9ページにかけまして、商工費になりますけれど、商工費のうち商工振興ではプレミアム商品券の発売、中心市街地の活性化対策などを行いました。産業立地関係といたしましては、年度内に3社に用地の提供をいたしました。観光振興では、戦略的な観光事業を推進するとともに、施設関連では塩見小屋の建てかえなど施設整備を進めました。 土木費のうち土木管理では、道路地図のデジタル化や国土調査事業を進め、道路整備では市道路線の改良工事や道路防災工事などを実施をいたしましたほか、橋梁長寿命化計画に基づきまして二条橋等の修繕工事を行いました。また、小黒川パーキングへのスマートインターチェンジの設置に向けました用地買収、さらには環状南線整備の詳細設計等を行ってございます。都市計画では、良好な景観形成に向けた取り組みを進めたほか、県が実施をいたします街路事業等の経費の負担をしてございます。 下水道事業、住宅関係はごらんをいただきまして、次の10ページ、消防費のうち常備消防費は上伊那広域消防の運営経費、また非常備消防費は伊那市消防団の運営経費、資機材、単車両の管理、その他の経費であります。 教育費のうち学校教育関係では、小中学校の運営と教育環境の整備に努め、給食関係では伊那小学校給食室、西箕輪共同調理場の改築などを行ってございます。 生涯学習関係では、各種の文化芸術イベントを開催をしたほか、伊那公民館と手良公民館の改築事業を進めました。スポーツ振興といたしましては、春の高校伊那駅伝など各種の大会を開催し、スポーツ振興を図りました。 次の災害復旧費では、公共土木施設の市単の災害復旧事業を行っております。 公債費といたしましては、通常の償還を行ったほか、土地開発公社の解散に伴い、市に移管をされた土地のうち大萱産業適地1区画が売却できましたので、これに相当する三セク債およそ1億5,180万円を繰り上げ償還をいたしております。 また予備費からは、急を要する経費といたしまして、ふるさと納税の返戻品にかかわる報償費、温泉施設の管理にかかわる委託料、小学校及び学校給食施設にかかわります工事請負費、公共土木施設災害復旧費等に合わせて1,156万1,243円を充当をいたしております。 次の12ページからは資料になりますが、12ページには款別の決算額比較表、飛びまして18ページからは市税の決算調書、20ページには性質別の経費分析表を、21ページには地方債の状況、23ページからは債務負担行為の状況、25ページには一時借入金の運用状況、さらに26ページには平成28年5月31日現在の手持ちの基金の一覧表を載せてございます。 また、27ページには各種の財政指標、28ページからは未収金の解消の実績、飛びまして32ページには食糧費の決算状況、33ページからは土地開発公社の解散に伴い市に移管されました土地と三セク債の状況をそれぞれ記載をしてございますので、御確認をいただければと思います。 なお、先ほど公債費のところで申し上げました大萱産業適地の売却につきましては、33ページの表の中ほどに売却をいたしました土地の面積、金額を記載してございますので、御参考にごらんください。 また、35ページ以降は、それぞれ各事業ごとの主な実績と決算について記してございますので、改めて御確認をいただければと思います。 大変お手数ではありますけれど、別冊の一般会計特別会計歳入歳出決算書をお願いします。横向きの冊子になります。大変厚い資料のほうになります。 こちら、決算書の9ページをお願いをいたします。 歳入歳出決算書の9ページ。9ページの一番下の行になりますが、一般会計の歳入合計は371億7,747万7,243円、12ページへ飛びまして歳出の合計は360億4,904万6,219円、差引残高は11億2,843万1,024円、これが平成28年度に繰り越されます。 13ページ以降の資料はごらんをいただきまして、ページが一気に飛びますけれども、お手元の決算書の277ページをお願いします。 決算書の277ページになります。 こちらは一般会計の実質収支に関する調書になります。277ページであります。歳入総額から歳出総額を差し引きました額は、先ほど報告をいたしました繰越額、11億2,843万1,000円になりますが、これから平成28年度に繰り越しをいたします継続費と繰越明許費の財源のうち一般財源とさらには平成27年度中に既に収入になっている特定財源の合計、1億2,842万6,000円でありますが、これを差し引きました10億5,000円、これが平成27年度の実質収支額ということになります。 以上が一般会計の決算となります。 引き続き、特別会計の決算について御説明をいたしますので、先ほどの決算報告書に戻っていただきまして、169ページをお願いをいたします。決算報告書の169ページであります。 議案第6号「平成27年度伊那市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明いたします。 169ページごらんいただきまして、国民健康保険の加入状況でありますが、平成28年3月末現在で9,828世帯、1万6,420人でございます。前年度末に比べまして、世帯数では239世帯減り、被保険者の数では552人減少をしてございます。国民健康保険税は、調定額で16億6,784万5,954円、前年度に対しまして7.8%ふえておりますが、これは保険税の税率の引き上げによるものであります。また、他会計からの繰入金は、合わせて5億84万6,369円、このうち6,523万9,361円は基準外、いわゆる赤字補填として一般会計から繰り入れをしてございます。6,500万円余を赤字分として一般会計から繰り入れております。保険事業といたしましては、特定健診の積極的な推進、また人間ドックへの補助、各種の健康教室の開催など被保険者の健康増進に努めまして、保険給付費といたしましては45億6,271万6,638円、前年度に比べまして1.6%減少してございます。これは非保険者が数が減ったことも理由としてございますが、インフルエンザの罹患者が少なかったことが原因かと分析をされております。 決算の結果、収入済額、支出済額のいずれも76億3,863万3,989円、対前年比で11.7%の増となりました。これは制度改正によりまして、共同事業の拠出金が前年度に比べまして9億2,700万円余の増となる約15億9,392万円となりましたので、制度改正により予算規模全体が拡大をしたというふうに御理解をいただければと思います。 続いて、186ページをお願いをいたします。 議案第7号「平成27年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明いたします。186ページをお願いをいたします。市内4カ所の直営診療所は、地域に根差した医療機関として、またきめが細かくすみやかな医療の提供に努めました。本年度の受診者は延べ1万4,469人で、前年度に比べまして1,171人、7.5%減少いたしました。診療収入も9.8%減っております。他の会計からの繰入金は、合わせて1億498万1,097円、このうち3,531万8,097円はいわゆる赤字補填分として一般会計から繰り入れをしてございます。 決算の結果、収入済額、支出済額とともに2億3,062万1,481円となってございます。 続いて、192ページをお願いをいたします。 議案第8号「平成27年度伊那市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明をいたします。 192ページをお願いをいたします。決算の概要でございますが、伊那市におきます後期高齢者医療制度の対象者、平成28年3月末現在で1万1,126人、市民全体に占めます割合は16.1%となりまして、前年度に比べて微増という結果であります。医療費等の支払いは、これは長野県の後期高齢者医療広域連合が行ってございます。伊那市分の医療給付費は年間で81億7,416万9,813円、葬祭費の支給が3,190万円という結果になってございます。決算の結果、収入済額は7億7,562万7,984円、支出済額は7億6,623万4,494円となりまして、差引をいたしました939万3,490円は平成28年度への繰り越しとなります。 195ページをお願いをいたします。 議案第9号「平成27年度伊那市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明をいたします。 195ページをお願いをいたします。平成27年度は第6期の介護保険事業計画の初年度となります。この計画に基づき事業を実施をいたしました。65歳以上の第1号被保険者は、28年3月末現在で2万444人、前年度末に比べ340人ふえてございます。また、介護認定者は要支援の方から要介護5まで3,180人が認定を受けてございます。保険給付費といたしましては、54億3,565万8,095円で前年度に比べ8,902万7,565円、1.7%の増となっています。地域支援事業といたしましては、認定審査の中で自立と判定された方を含む全ての高齢者を対象に、これからも元気で介護が必要にならないように、また支援や介護が今必要な方でも、これまで以上に重くならないように予防を中心にさまざまなサービスを提供いたしました。これらの事業費は1億5,505万3,056円で、前年度に比べ447万6,325円、3%の増となっております。 また、介護保険収入の総額は12億1,483万9円でございまして、前年度に比べまして1億920万787円、9.9%の増となってございます。 決算の結果、収入済額は58億4,140万373円、支出済額は58億3,172万6,777円、差し引きの967万3,596円は平成28年度への繰り越しとなります。 続いて、210ページをお願いをいたします。 議案第10号「平成27年度伊那市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明いたします。 210ページをお願いをいたします。決算の概要でございますけれども、この会計につきましては、市街地へ乗り入れをされる自家用車等の利便を図るとともに、合わせて市街地の活性化に資するために市内7カ所に駐車場を設置してございますけれども、こちらの運営の会計になります。いずれも指定管理者に管理を委託をしてございます。駐車場の利用台数は、年間65万3,405台、前年度に比べて6,254台増加をいたしました。また、指定管理者の収入となります利用料金、いわゆる駐車料ですけれども、こちらは230万ほどふえまして、年間4,652万8,700円となってございます。 歳入につきましては、前年度からの繰越金244万8,270円と指定管理者からの納付金2,000万円の計2,240万8,270円、歳出の主なものは再開発ビルの共益費、また伊那市駅前駐車場の自動発券機精算機の改修工事、一般会計への繰り出しなどでございまして、一般会計への繰り出しは当初予算では301万円を予定をしておりましたけれど、決算の結果、615万9,000円を一般会計に繰り出すことができました。差し引きの194万3,900円は、平成28年度への繰り越しとなります。 続いて、213ページをお願いします。 議案第11号「平成27年度伊那市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」を御説明をいたします。 報告は213ページからでございますが、最初に214ページをごらんをいただきたいと思います。 214ページの表、ごらんいただきますように、市内には14カ所の簡易水道がございます。給水件数は前年度に比べ21件減り1,904件、給水人口も71人減り3,937人となりました。前の213ページに戻っていただきまして、年度内に実施をいたしました建設改良事業といたしましては、安全な水道水を安定してかつ効率的に供給するために、送水管の布設替え工事、また濁度計の設置工事などを行ってございます。 決算の結果、収入済額、支出済額ともに2億2,586万897円となりました。なお、収入には一般会計からの繰入金が9,155万5,547円、さらには市債が5,910万円含まれてございます。事業に伴う収入であります使用料手数料は、年間7,505万5,152円で、収入全体の33.2%にとどまっております。引き続き効率的な業務体制の構築と経費の節減に努めてまいります。 続きましてお手数ですが、また先ほどの別冊歳入歳出決算書、厚い冊子のほうをお願いをいたします。歳入歳出決算書の401ページをお願いをいたします。 決算書の401ページは、財産に関する調書になります。こちらの調書では、公有財産、重要物品、債券及び基金について、それぞれ決算年度中の増減と年度末、この年度末と申し上げますのは、平成28年3月31日現在の残高について記載をいたしております。 まず公有財産のうち、土地の増減で主なものは436ページをごらんください。436ページ、普通財産のうち大萱の里用地、取得面積が5,549.8平方メートル、またその少し下になりますけれど、436ページの中ほどですが、大萱産業適地の売却による土地の減少が1万1,767.48平方メートル、このあたりが公有財産のうち土地の大きな増減になります。このうち大萱の里の用地の取得につきましては、平成7年の3月に上伊那福祉協会が取得をした土地につきまして、当時の覚書に基づいて、今般、登記の名義を伊那市としたものでございます。したがいまして、公有財産購入費を支出しての新たな財産の取得ではございません。 また、少しページ飛びますが、440ページをお願いします。 440ページにその他雑種地といたしまして1万3,154.34平米の土地の減少が載ってございます。大変大きな面積の減少が載ってございます。これ、440ページにつきましては、国土調査の実施に伴いまして一般の公有財産から道路用地、道路用地につきましてはこの公有財産としての調書の中に出てまいりませんけれど、道路用地に変更された土地、あるいは財産台帳の精査の結果、他の種目と重複をしていたものを調整したもの等々の合算でありますので、1件で1万3,000ということではございませんので、そのようにごらんをいただきたいと思います。 したがいまして、先ほどの大萱の里の用地の取得、それからこの雑種地の減につきましては、いずれも議会の議決に付すべき財産の取得、または処分には当たりませんので、そのように御理解をいただければと思います。 443ページをお願いをいたします。用益物権といたしましては、年度中に取得をいたしました羽広温泉の温泉権、毎分50リットルを記載をしてございます。これによりまして、この羽広温泉の源泉につきまして、長野県が許可を出しております1分間に150リットルという湯量の全てを伊那市が取得をしたことになりました。 最終447ページをお願いをいたします。 基金の一覧表を記載をしてございます。先ほども申し上げましたが、この表は28年3月31日現在の金額であります。財産としての基金には、出納整理期間という概念がございませんので、3月31日で打ち切りになります。先ほど、決算報告書の26ページで、ごらんをいただきました基金の一覧表というのは、一般会計特別会計等の出納整理期間中の増減を加味をした5月31日現在の基金の金額になっておりますので、締め切りをしたタイミングが違うということで、二つの表が出てまいっておりますので、御理解をいただきたいと思います。 続きまして、公営企業の決算の概要について御説明をいたしますので、もう1冊別の資料がございます。伊那市公営企業決算書、こちらお手元にお願いいたします。 伊那市企業会計決算書です、失礼しました。伊那市企業会計決算書をお願いをいたします。 議案第12号「平成27年度伊那市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について」を御説明をいたします。 企業会計決算書の16ページをお願いをいたします。 平成27年度伊那市水道事業の報告書となってございます。前年度の平成26年度には、地方公営企業の会計基準の見直しがございまして、特別損失を計上いたしましたので、26年度決算は大きな赤字となってございましたけれども、27年度、本年度は支払利息あるいは資産減耗費の縮減などによりまして、再び黒字決算となってございます。 21ページの表をごらんください。 事業の概要を表にまとめてございます。③の給水人口は、前年度に比べまして206人減少をいたしましたが、④の給水件数は142件ふえております。 表の中ほど、⑫年間給水量、有収水量でありますけれど、7万1,831立方メートル、約1.1%減少をしてございます。 4ページ、5ページにお戻りをいただければと思います。 4ページ、5ページの表は、収益的収入及び支出についての結果になります。まず、収入の決算額でありますけれども、16億8,878万1,996円で前年度に比べまして2,353万2,637円、1.4%の減となっております。また支出の決算額は、15億8,123万6,252円、前年度に比べまして1億1,265万9,062円、6.7%の減となってございます。 次の6ページ、7ページは、資本的収入及び支出の表になります。収入の決算額は3億8,150万1,375円で、前年度に比べ2,512万4,668円、7.1%の増となってございます。支出の決算額は、8億1,578万4,591円、前年度に比べまして1億3,799万5,954円、14.5%の減となってございます。主な支出といたしましては、下水道や道路改良工事に伴う老朽管の更新、また上水道基本計画に基づきます第7次整備事業による工事費などが主な支出となってございます。 続いて、8ページの損益計算書をごらんをいただければと思います。 こちらの表は、消費税抜きの金額で記載をしてございます。下から4行目、当年度純利益は、9,762万2,922円、2行下にございますその他未処分利益剰余金変動額を加えまして、当年度末の未処分利益剰余金は、1億4,571万7,072円となりました。 10ページ、11ページをお願いをいたします。 ただいま申し上げました剰余金の取り扱いについては、先ほど御説明いたしました決算とともに議会の議決をお願いするものであります。 10ページの下段の表をごらんください。未処分利益剰余金1億4,571万7,072円のうち、本議会の議決をいただきました上で資本金に組み入れる金額が4,809万4,150円、条例の規定によりまして減債積立金に充てます金額が、9,762万2,922円となりまして、この結果、先ほど申しました当年度末の未処分利益剰余金は、残高なしという格好になってまいります。 12ページからの貸借対照表は、ごらんをいただければと思います。 続きまして、議案第13号の「平成27年度伊那市下水道事業会計資本剰余金の処分及び資本金の額の減少並びに決算認定について」を御説明いたします。 64ページをお願いいたします。 64ページになります。平成27年度につきましては、水洗化戸数の増加により下水道使用料が増収となってございます。そのほか、経費の節減も相まって、合併翌年に地方公営企業法をこの下水道事業に適用して以来、二度目の黒字決算となっております。累積赤字が大変ございますけれども、この累積赤字をおよそ8,630万円ほど減らすことができました。後ほど損益計算書で御説明をさせていただきます。 最初に、70ページの表をお願いをいたします。 下水道事業の概要を表にまとめてみました。70ページの表の、⑥水洗化戸数でありますけれど、前年度に比べまして782戸、増加をいたしました。これによりまして、⑤の水洗化人口は、5万3,085人となりまして、処理区域内の人口に対する水洗化率、⑦ですけれども、水洗化率は86.8%、前年度に比べまして1.7ポイント向上いたしました。ただ依然として、県下19市の平均を下回っておりますので、引き続き水洗化の促進に努めてまいります。 続きまして、52ページ、53ページにお戻りをいただきたいと思います。 52ページ、53ページになります。下水道事業の決算報告書のうち、収益的収入及び支出の表になります。収入の決算額は31億172万3,940円で、前年度に比べまして3,281万2,959円、1.1%の増となっております。支出の決算額は30億1,231万7,588円、前年度に比べまして7,617万8,825円、2.5%の減となっております。 次の54、55ページをお願いをいたします。 資本的収入及び支出になります。収入の決算額は、20億6,505万7,480円で前年度に比べまして2億3,004万6,453円、12.5%の増となりました。また支出の決算額は31億1,018万円4,166円、前年度に比べまして2億732万3,803円、7.1%の増となってございます。このうち主な支出といたしましては、特環美篶処理区の末広、中県、上原、また竜東北部処理区の福島地区等の整備のほか、伊那浄水管理センターの長寿命化計画に基づく施設の工事などを行っております。 56ページの損益計算書をお願いをいたします。 こちらも消費税抜きの金額になってございます。下から4行目、当年度純利益は8,631万9,639円となり、前年度繰越欠損金これがいわゆる累積赤字になりますけれども、これを控除いたしますと13億9,509万1,500円が当年度の未処理欠損金ということになります。 58、59ページをお願いいたします。 この未処理欠損金の取り扱いにつきましては、決算認定とともに本議会の議決をお願いをするものであります。 58ページの下段の表をごらんください。 当年度の未処理欠損金、先ほど申し上げました13億9,509万1,500円に本議会の議決をいただいた上で、資本剰余金から土地の所管がえに伴う処分として1,571万7,830円を当て、さらに一般会計から出資をされております繰入資本金1億円をそのまま欠損補填に回すことで繰越欠損金、累積赤字を12億7,937万3,670円に圧縮をしたいという提案でございます。 60ページからの貸借対照表はごらんをいただければと思います。 続いて、134ページをお願いいたします。 議案第14号「平成27年度伊那市自動車運送事業会計決算認定について」を御説明いたします。 134ページになります。 伊那市自動車運送事業の報告書が、134ページであります。平成27年度につきましては、4月25日から11月15日までの205日間、バス10両を使いまして、道路運送法に基づく一般乗り合い旅客自動車運送事業、いわゆる路線バスの運行をいたしました。 136ページを、お願いいたします。 年度内の事業の概要を表にまとめてございます。先ほど申し上げましたように、運行日数は205日でありますけれど、9月に台風18号の影響で1.5日の運休をいたしましたので、実際の営業日数は203.5日ということになります。輸送人員は前年度より2,869人ふえ5万3,757人に、取り扱いました手荷物は2,956件ふえ4万7,203件となりました。輸送距離は延べで9万2,097キロメートルに及びましたが、期間を通じて事故はございませんでした。期間内で最高の入り混みを記録いたしましたのは、9月の5連休、シルバーウィークでございまして、この9月20日の日曜日には、1日だけで1,534人のお客様に御乗車をいただきました。シルバーウィークの5日間だけで5,655人、全体の1割を超える売り上げを上げております。 以下、事業の内容はごらんをいただきまして、122ページ、123ページをお願いをいたします。 122、123ページ、こちらは収益的収入及び支出の表になります。営業収入といたしましては、こちらの表を仮受消費税を含めた金額でありますけれども、6,779万4,914円であります。税抜きの実質の運賃収入は、ページが飛んで申しわけありません138ページに記載をいたしましたが、税抜きの運賃収入は6,277万1,950円であります。 123ページの表に戻りまして、支出の決算額は5,111万4,032円、主な支出はバス事業の営業経費でございまして、運転手の賃金また車両の維持管理費、一般管理費等でございます。 次の124、125ページは、資本的収入及び支出の表でございます。支出の表をごらんいただきまして、建設改良費の中に1,219万572円の支出がございますが、これは事業用のマイクロバス1台、それから乗務のたびに運転手の点呼に使用いたしますアルコール検知器1台、それぞれ更新をいたしましたので、そちらの費用となってございます。 126ページの損益計算書をごらんください。 126ページ、下から4行目、当年度の純利益は1,802万6,024円、1,800万円余の黒字が出たということでございます。これに前年度からの繰越利益剰余金を加えました当年度の未処分利益剰余金は、5,034万7,446円となりました。 130ページをお願いします。 ただいま申し上げました未処分利益剰余金のうち当年度分、ことし黒字となった金額につきましては、条例に基づきまして利益積立金及び建設改良積立金に積み立てをさせていただきたいと思います。したがいまして、差し引きの繰越利益剰余金は前年度と同額の3,232万1,422円となります。 131ページ以降の貸借対照表は、また後ほどごらんをいただければと思います。 以上、議案第5号から14号まで、各会計の決算の概要について御説明を申し上げました。御審議の上、議決及び認定くださいますようお願いをいたします。 以上であります。 ○議長(黒河内浩君) 暫時休憩いたします。再開は11時10分といたします。 △休憩 午前10時52分 △再開 午前11時07分 ○議長(黒河内浩君) それでは、休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 監査委員から決算審査の結果報告を求めます。 登内代表監査委員。     (代表監査委員 登内正史君登壇) ◎代表監査委員(登内正史君) それでは、地方自治法及び公営企業法等の規定により、伊那市長から審査に付されました平成27年度伊那市一般会計、特別会計、公営企業会計の各決算、並びに健全化判断比率等につきまして審査を実施いたしましたので、御報告申し上げます。 お手元の審査意見書に沿いまして、概要について申し上げますので、お願いをいたします。 意見書の3ページをお開きください。 3ページは、平成27年度伊那市一般会計、特別会計、決算審査意見書でございます。 第1、審査の対象、第3、審査の手続につきましては、記載のとおりでございますのでごらんをいただきたいと思います。 第4、審査の結果をごらんください。審査をいたしました平成27年度の伊那市一般会計及び特別会計にかかる決算書等の各計数につきましては、関係諸帳簿、証書類との照合の結果、誤りは認められず、また予算の執行状況はおおむね適正に執行されておりました。 次の4ページをお願いいたします。 4ページからは、決算の総括として記載してございます。詳細につきましては、後ほどごらんいただきたいと思います。 次の7ページをお願いいたしたいと思います。 右側、7ページ下段にございます5の決算審査意見について申し上げます。 初めに(1)収入確保及び未収金解消についてですが、平成27年度末決算で、約16億8,000万円ありました市全体の未収金は27年度で約5億3,000万円まで減少いたしました。この金額は、平成27年度目標額を達成しており、全職員の努力の結果があらわれたものと考えます。今後も徴収管理を確実に実行することで、収入の確保に努めていただきたいと思います。 次に9ページをお願いいたします。 右側9ページ中ほどでございますが、オのふるさと納税制度による寄附金が15億8,000万円余となり大幅な増加となりました。多くの寄附件数を多額の寄附金を取り扱うため、事務手続等に遺漏のないよう、今後ともより適正な処理に努めてください。 次の(2)予算編成及び執行についてですが、予算編成及び予算管理等については、おおむね適正に行われたものと認められましたが、一部に多額の不用額や予算不足による予算補正を行った例が見受けられましたので、適正な予算編成と厳格な予算管理に努めるよう望むものでございます。 また、イの食糧費につきましては、食糧費執行基準により適切に執行されていると認められました。執行基準の趣旨を踏まえ、引き続き必要最小限の執行に努めていただきたいと思います。 10ページをお願いいたします。 10ページ中ほど、4の総括的意見でございます。 熊本地震や東日本大地震の災害復興などにより、資材単価や人件費の上昇が市財政にも影響を及ぼしてきています。平成27年度の実質公債費比率、将来負担比率など財政指標は前年度比で大きく改善されておりますが、市債残高等を見ますと、財政状況は依然として厳しい状況が続いていると認識する必要があると考えます。 今後も多くの大事業が控えており、引き続き財政健全化プログラムに基づく収入の確保と経費の削減を進め、適格な行財政運営に努められるよう要望いたします。 以上、総括的な審査意見について申し上げました。 次に、会計ごとの決算について報告申し上げますので、11ページをお開きください。 11ページは、一般会計の決算の概要でございます。 平成27年度一般会計の決算額は5行目あたりでございますが、歳入総額371億7,748万円、歳出総額360億4,905万円、翌年度に繰り越すべき財源を除いた実質収支額は、10億円となっております。 12ページをお願いします。 12ページには、歳入の状況を記載してございますが、次の13ページの表とグラフをごらんください。 款別の構成比の表でございます。 12款地方交付税が、28.3%、1款市税が23.5%、23款市債が10.1%などの順となっております。27年度はふるさと納税による寄附が多く、19款寄附金の構成比が7%となっております。 14ページをお願いいたします。 財源別の収入状況ですが、次の15ページの表とグラフのとおり、平成27年度の自主財源比率は42.7%、依存財源比率は57.3%で、前年と比較して自主財源が増加をしております。 次の16ページをお願いいたします。 16ページには款別の収入未済額及び不納欠損状況、また次の17ページ以降には、款別歳入決算の概要をそれぞれ記載してございますので、後ほどお目通しをいただきたいと思います。 次に歳出について御説明申し上げますので、大きく飛びますが28ページをお開きください。 28ページは歳出の状況を記載してございますが、次の29ページの表とグラフをごらんください。 款別の構成比の表でございます。 3款民生費が22.8%、2款総務費が22.5%、4款衛生費が13.2%などの順となっております。 次の30ページをお願いいたします。 30ページ、31ページ、性質別の歳出状況については、ごらんをいただきたいと思います。 次の32ページをお願いいたします。 32ページ以降には、款別の歳出の概要をそれぞれ記載してございますので、これも後ほどお目通しをいただきたいと思います。 40ページをお願いします。 40ページは特別会計6事業の決算の概要でございます。表の一番右の欄、差し引き残額にございますように、6会計全て黒字もしくは歳入歳出過不足なしでございました。 次に41ページをお願いいたします。 41ページは、国民健康保険特別会計でございます。歳入歳出の状況ですが、歳入歳出過不足なしとなっております。なお、一般会計から約6,500万円を基準外分として繰り入れをしております。下の業務の概況でございますが、国民健康保険加入世帯数、被保険者数とも減少傾向となっております。 また、次の42ページ下段の国保税収入状況表のとおり、国民健康保険税の収入未済額は、前年度に比べて減少したものの依然として2億2,000万円余の未収金がございます。公平性の観点から今後も厳正を期し、未収金解消に一層努められるよう要望いたします。 43ページをお願いいたします。 43ページは歳出決算の状況、次の44ページは歳入の年度別推移ですので、ここはごらんをいただきたいと思います。 次に、45ページをお願いいたします。 国民健康保険直営診療所特別会計でございます。業務の概況では、延べ受診者数は1万4,469人と前年度に比べて1,171人の減少となり、減少傾向が続いております。歳入歳出の状況と46ページの年度別の歳入の推移につきましては、ごらんをいただきたいと思います。 47ページをお願いします。 後期高齢者医療特別会計でございます。業務の概況では、後期高齢者医療制度対象者は平成28年3月末現在、1万1,126人で市民全体の16.1%を占めております。歳入歳出の状況は、次の48ページと、次の49ページに記載のとおりでございますので、ごらんをいただきたいと思います。 右側50ページですが、介護保険特別会計でございます。業務の概況の表にございますように、平成28年3月末現在で第1号被保険者は2万444人、介護認定者は3,180人と増加をしております。 次の51ページをお願いいたします。 51ページ、52ページには歳入歳出の状況を記載しておりますので、こちらもお目通しをいただきたいと思います。 53ページをお願いいたします。 53ページは市営駐車場事業特別会計でございます。右の54ページ下段の年度別の推移の表、グラフのとおり駐車場の利用台数が前年度比増加をしております。 55ページをお願いいたします。 55ページからは簡易水道事業特別会計でございます。今後とも課題となっている有収率の向上を図るなど、経営の効率化と経費節減に努めるようお願いいたします。 以上、特別会計の決算に係る審査につきまして申し上げました。 58ページをお開きください。 58ページは、財産に関する調書、基金の運用状況について記載してございますので、これにつきましては御確認をいただきたいと思います。 次に、61ページをお願いいたします。 平成27年度伊那市公営企業会計決算審査意見書でございます。 第1、審査の対象から、第3、審査の手続につきましては、記載のとおりでございますので、ごらんをいただきたいと思います。 第4、審査の結果でございますが、各会計とも決算報告書等は関係法令に準拠して作成され、各事業の経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認められました。 それでは、各会計について報告させていただきますので、62ページをお願いいたします。 62ページ、63ページは水道事業会計でございます。事業の概況、予算の執行状況につきましてはごらんをいただきたいと思います。 64ページをお願いいたします。 64ページ、表の下の3、経営成績でございますが、当年度純利益は9,762万円で黒字決算となりました。次の65ページにかけて収益費用の状況を記載してございますので、これもごらんいただきたいと思います。 66ページをお願いいたします。 (4)施設の利用状況、4、財政状態を記載してございますが、財政状態の(1)資産のウ、未収金のうち水道料金の未収金につきましては窓口業務等委託事業者と連携して滞納整理が行われ、前年度比24%の減少となっております。 次に69ページをお願いいたします。 右側69ページ、5の総括的意見でございます。前年の平成26年度は地方公営企業会計基準の見直しの影響により赤字決算でございましたが、平成27年度では純利益で9,762万円余を計上し、その経営努力を評価するものです。水道事業は人口減少、節水意識の高まりなど厳しい経営環境にございますが、市民生活の基盤として今後も安定的な水道水の供給のために、老朽施設の更新や耐震化を計画的に行う必要があります。伊那市水道事業経営健全化計画に基づき、効率的な事業執行と業務体制の合理化等により、さらなる経営の健全化に努めていただきたいと思います。 なお、70ページ以降には比較損益計算書並びに比較貸借対照表を記載してございますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。 74ページをお願いいたします。 74ページからは下水道事業会計でございます。1の事業の概況でございますが、下水道への早期接続に向け接続サポート補助金のほか、接続指導、融資あっせん制度等を合わせた推進化促進施策が推進されました。 次の75ページ、2の予算の執行状況については記載のとおりでございますので、ごらんをいただきたいと思います。 76ページをお願いいたします。 76ページ、表の下ですが3の経営成績でございますが、平成27年度は当年度純利益が8,631万円余の黒字決算でございました。 次の77ページには、収益費用の状況を記載してございますので、ごらんをいただきたいと思います。 次の78ページをお願いいたします。 78ページからは、(4)施設の利用状況、4、財政状態を記載してございます。 右の79ページのウ、未収金のうち下水道使用料未収金及び受益者負担金未収金につきましては、滞納整理の取り組みにより前年比で減少をしております。 以下、ごらんをいただきまして、82ページをお願いいたしたいと思います。 82ページ、5の総括的意見でございます。下水道事業も前年度の平成26年度は、地方公営企業会計制度の見直しの影響により赤字決算でございましたが、平成27年度では8,631万円余の純利益を計上しており、経営努力を評価するものです。今後も施設の更新や、維持管理費等、建設改良事業に多額の費用が見込まれておりますので、さらなる経営の健全化に努めるよう要望いたします。 なお、84ページ以降には、比較損益計算書並びに比較貸借対照表を記載してございますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。 次に、88ページをお願いいたします。 88ページからは、自動車運送事業会計でございます。1、事業の概況にもございますように、平成27年度の輸送人員は平成18年度以降において最多人数を記録いたしました。これは全般的に天候に恵まれたこと、また近年の高齢者層や女性の登山者の増加等が集客につながった要因と考えれます。 次の89ページ、2の予算の執行状況についてはごらんをいただきたいと思います。 90ページをお願いいたします。 3の経営成績でございますが、当年度純利益は1,802万円余で、前年度と比較して35%の増となっております。右の91ページ、4の財政状態はごらんいただきまして、下の5、総括的意見でございますが、平成27年度も無事故で運行されたことは職員の努力の結果であり、高く評価を申し上げます。今後も健康管理等、安全運転を大事に開業以来の無事故が継続され、利用者の利便と経営の効率化に努められるようお願いいたします。 なお、92ページ以降には、比較損益計算書並びに比較貸借対照表を記載してございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 97ページをお願いいたします。 平成27年度伊那市健全化判断比率及び公営企業資金不足比率審査意見でございます。 第1、審査の対象から、第3、審査の手続につきましては、記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。 第4、審査の結果につきまして健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎書類は適正に作成されているものと認められました。うち健全化判断比率ですが、実質赤字比率は連結実質赤字額が生じていないため算定されませんでした。また、実質公債費比率は11.1%、将来負担比率は29.7%でした。前年度に比べそれぞれ改善しておりますが、引き続き財政の健全化に努めていただきたいと思います。 右の98ページ、下段の2の資金不足比率につきましては、いずれの会計におきましても資金不足は生じておりませんので算定されませんでした。 以上、平成27年度の決算審査の御報告とさせていただきます。お願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。 御質疑ございますか。 14番、飯島光豊議員。 ◆14番(飯島光豊君) 14番、飯島ですが、決算審査意見の7ページのところから10ページまでの間で、収入確保及び未収金解消についての(1)のところで、一番最後の段にですね、オのふるさと納税制度による寄附金25億円余の収入があったことについての決算意見の中に、最後の段に「ふるさと納税制度の趣旨等を踏まえた対応をされたい」というふうに記載されておりますけども、具体的にはこの趣旨等を踏まえた対応というのは、決算意見としてはどのようなことを申し上げているのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(黒河内浩君) 登内代表監査委員。 ◎代表監査委員(登内正史君) これ報道等でいろいろな内容が報道されています。返戻品の関係とかいろいろ出ておりますが、いずれにしろ伊那市としては地元の産業育成、そういったものによる返戻品等を扱っております。そういった趣旨をそのまま適用、踏まえていただき、納税制度の趣旨を踏まえながら逸脱しないように事業のほう努めていただきたいということで、前もってお願いを申し上げた内容でございます。特に問題があったということではございません。 ○議長(黒河内浩君) もう一人、4番、八木択真議員。 ◆4番(八木択真君) 10ページ、予算執行の契約事務補助金交付事務についてというとこですけども、一部に軽微な改善を要する事項が認められたということですが、これはどういうことでしょうか。 ○議長(黒河内浩君) 登内代表監査委員。 ◎代表監査委員(登内正史君) これは多数の契約事務等がございます。その中で、様式を旧のものを様式を使っている。あるいは契約の内容で必要のないところは削除しなければなりませんが、その削除について何文字削除、あるいは加入そういった表記が落ちていたものといったような、事務的な何といいますか、ミスといいますかがありましたので、それについてお願いしたものであります。 ○議長(黒河内浩君) ほかに。 4番、八木択真議員。 ◆4番(八木択真君) 契約内容が動くようなそういうミスではなかったということでよろしいでしょうか。 ○議長(黒河内浩君) 登内代表監査委員。 ◎代表監査委員(登内正史君) 契約内容そのものについての誤差、あるいは間違い等はございませんでした。 ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題になっております議案第5号から議案第14号までの10案は、付託表のとおり所管の各委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第15号 平成28年度伊那市一般会計第2回補正予算について △議案第16号 平成28年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第1回補正予算について △議案第17号 平成28年度伊那市介護保険特別会計第1回補正予算について △議案第18号 平成28年度伊那市営駐車場事業特別会計第1回補正予算について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第7、議案第15号「平成28年度伊那市一般会計第2回補正予算について」から、議案第18号「平成28年度伊那市営駐車場事業特別会計第1回補正予算について」までの4案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 原総務部長。     (総務部長 原 武志君登壇) ◎総務部長(原武志君) それでは、9月補正予算書の3ページをお開きいただきたいと思います。 議案第15号「平成28年度伊那市一般会計第2回補正予算について」御説明いたします。 第1条で歳入歳出それぞれ13億3,510万円の追加をお願いいたしまして、総額を340億3,560万円とさせていただくものでございます。今回の補正の主な内容でございますが、ふるさと寄附金の増額とそれに伴います特典関連経費、またふるさと応援基金積立金の増額、予防接種や交通安全施設整備などの充実、給食配送車の購入などをお願いするものでございます。 補正後の予算規模は、前年度同期と比較しまして0.1%の増となります。第2条の繰越明許費、第3条の債務負担行為の補正、第4条の地方債の補正につきましては、それぞれ別表で御説明いたします。 恐れ入りますが、6ページをめくっていただきたいと思います。 6ページ、第2表は繰越明許費でございます。給食施設整備事業のうち平成29年度に予定しておりました学校給食配送車の購入につきまして、納車までに一定の期間を要する現状にかんがみまして、事業を確実に実施するため、今回の補正予算に前倒しをして計上をするとともに、全額を来年度の繰り越しでお願いするものでございます。 右のページ、7ページでありますが、第3表、債務負担行為補正で追加となります。6月補正予算でお認めをいただきましたIoT新産業技術推進ビジョン策定業務につきまして、7月に経済産業省から地方版のIoT推進ラボ推進の御墨つきをいただいたところでございますが、推進事業の策定が来年度までの2カ年にわたりますことから、事業終了までの契約を確実に進めるため、債務負担行為の補正をお願いするものでございます。 めくっていただきまして、8ページお願いいたします。 8ページは、第4表の地方債補正の変更となります。最初に合併特例事業債ですが、交通安全施設事業におきまして、事業費の増額に対応するため、限度額を610万円増額するもの。その下の過疎対策事業債は、高齢者福祉に関する事業や、道路防災事業の財源としまして、1,420万円を増額するものでございます。 続いて歳出予算につきまして御説明いたします。 恐れ入りますが、18ページまで飛んでいただきたいと思います。 18ページから歳出でございます。 最初に2款総務費、1項6目企画費でございますが、右のページをごらんいただきたいと思います。企画事業におきまして、12億5,120万円の追加をお願いするもので、本年度の当初予算で6億円を予定しておりましたふるさと寄附金でございますが、現在までの実績と今後を予測する中で、新たに8億円の基金積立を予定するとともに、特典やサイト使用料などの諸経費につきまして、費用の増額を計上いたしました。なお、今回のふるさと納税にかかります経費の財源としましては、今まで積み立ててまいりましたふるさと応援基金を4億円充てることとしておりますので、よろしくお願いいたします。 その下の交通対策でありますが、定住自立圏共生ビジョンの策定によりまして、来年度の運行を予定しております箕輪町、南箕輪村、伊那市を縦断する路線バスの時刻表の作成経費などを両町村の負担金を得ながら計上するものでございます。 その下の人口増推進では、同じく定住自立圏共生ビジョンによりまして、3市町村が共同で運営をいたします空き家バンクホームページの開設委託料を追加するほか、プロモーション動画の放映委託料や、本年12月に東京のお台場で開催される予定でありますB1グランプリの出店経費をお願いするものでございます。 おめくりをいただきたいと思います。20ページ、3項1目戸籍住民基本台帳費の戸籍住民基本台帳事務でありますが、個人番号カードの交付に関する国庫補助の範囲拡大を受けまして、個人番号カード交付に関する非常勤職員賃金や、地方公共団体情報システム機構に対する個人番号関連事務委任負担金などを増額するものでございます。 おめくりをいただきまして、22ページお願いいたします。 22ページは、3款民生費の関係となります。1項2目社会福祉施設費の高齢者福祉施設整備でありますが、国の地域介護福祉空間整備等交付金を受けまして、市内の介護保険施設事業所に対しまして、介護ロボットなどの導入経費を補助するものでございます。 その下の5目高齢者福祉費の中の高齢者介護医療以下6つの事業につきましては、過疎対策事業債を充当する財源の組みかえをお願いするものでございます。 さらにその下の2項5目保育園費のうち私立保育園、幼稚園につきましては、駒ケ根市と箕輪町にございます施設に、伊那市民の病児保育を委託するための費用、その下の保育園運営は国の補助金を得まして、子供子育て支援システムの改修負担金をそれぞれ計上するものでございます。 24ページ、お願いいたします。 24ページは4款衛生費の関係となります。1項2目予防費の一般予防におきまして、予防接種法施行令の改正に伴いまして、B型肝炎が1歳までの定期予防接種に追加されましたことから、予防接種委託料を増額するものであります。 26ページ、お願いいたします。 26ページ、6款農林水産業費の1項3目農業振興費の農業環境整備でありますが、平成26年2月の大雪により被災しました農業施設の再建・撤去にかかります補助金につきまして、一部返還金が生じましたので計上するものでございます。 28ページ、おめくりをいただきたいと思います。 28ページ、7款商工費、1項3目観光費の観光施設管理でありますが、西箕輪羽広の仲仙寺に市が設置しております公衆トイレにつきまして、老朽化により解体するための工事費用を計上してまいります。 30ページ、お願いいたします。 30、31ページは8款土木費の関係となります。2項2目道路維持費の道路維持事業につきましては、除雪機械の整備要望が当初の予定を上回ることから追加をお願いするもの、これまでの助成状況や地域のバランスを見る中で、効果的な助成を行う予定でございます。 3目の道路新設改良費のうちの道路防災でありますが、早期の対応が必要な事業箇所ができたことから、事業費と財源をそれぞれ組み替えるもの、その下の交通安全施設は、社会資本整備総合交付金や事業規模の確定に伴いまして、事業費の見直しなどを行うものです。 さらにその下の5項2目住宅建設費の住宅耐震化促進でありますが、土砂災害特別警戒区域に住みます市民が移転する際に、それまで居住していた住宅を除却するための費用に対して補助を行うもので、国・県の補助金を財源として計上するものであります。 32ページ、お願いいたします。 32、33ページでありますが、消防費の関係であります。1項2目非常備消防費の消防団運営事業につきまして、消防団の退職者が当初の見込みよりも増加したことから、消防団員等公務災害補償等共済基金からの報償金を受けまして、退職報償費を増額するものでございます。 おめくりいただいて、34ページお願いいたします。 34ページ以降は、10款の教育費の関係となります。2項1目学校管理費のうち小学校管理は、学校教育に対する寄附金を財源に図書室の書架を更新するもの、その下の小学校運営の学校司書賃金と、その下の2目教育振興費の小学校教育振興におけます非常勤職員賃金、さらにその下の3項1目学校管理費の中学校運営の学校司書賃金につきましては、いずれも学校図書館図書のシステム登録、データベース化に対応するため、司書等の賃金を増額するものでございます。 その下の2目教育振興費の中学校情報教育推進については、学校ネットワークを市のネットワークから独立させるため、セキュリティ対策に必要な機器の借り上げ料を追加するものであります。さらにその下、6項5目文化財保護費の文化財保護につきましてはおめくりいただきまして、37ページの上段になりますが、市の指定文化財であります長谷杉島の宇津木薬師堂の屋根の塗装に対する補助金を計上するものであります。 その下、6目社会教育施設費の文化センター事業につきましては、高遠町の文化センターの暖房器具更新のためペレットストーブをリースにより整備するものであります。 次の7項1目保健体育総務費のうち大会費でありますが、来年3月の春の高校伊那駅伝をBSで全国放送することに伴います負担金の追加、その下の体育施設設置補助につきましては、地元区などが設置する体育施設2カ所の整備に対する補助金を計上するもの。さらにその下、3目学校給食費の給食施設整備は、繰越明許費の説明でも申し上げましたけれど、伊那中学校と伊那西小学校間で運用します学校給食配送車につきまして、初期の配送車の購入事務を進めることにより配送者の確実な配備を図りますため、今回の補正予算で計上をお願いするものでございます。 以上が歳出でございます。 続いて歳入につきまして御説明いたします。14ページにお戻りをいただきたいと思います。 14ページ、歳入でございます。12款地方交付税は、今回の9月補正予算にかかります一般財源に充当するものであります。16款国庫支出金、2項国庫補助金のうち2目総務費国庫補助金は、個人番号カード交付に関する補助金、3目の民生費国庫補助金のうち子供のための教育保育事業費補助金は、子供子育て支援システムの改修に関する補助金でございます。さらにその下、地域介護福祉空間整備等交付金は、介護ロボット等の導入支援事業に関する補助金、交付金でございます。 次の8目土木費国庫補助金のうちがけ地近接等危険住宅移転事業補助金は、危険、災害危険住宅移転事業に関する補助金。その下の社会資本整備総合交付金は、交通安全施設事業に関する交付金です。次の17款県支出金、2項8目土木費県補助金は、災害危険住宅移転事業に関する県の補助金であります。19款寄附金、1項2目総務費寄附金のうちふるさと寄附金は、8億円を追加するもの。その下、10目教育費寄附金は、小学校の備品購入に充てさせていただきます寄附金であります。 20款繰入金、1項2目市営駐車場事業特別会計繰入金は、平成27年度決算によります繰越金を一般会計に繰り入れるもの。その下、2項5目過疎地域振興基金繰入金は、当初予定しておりました道路防災事業が国で施工することになりましたので、予定した基金繰入金を減額するもの。その下、14目ふるさと応援基金繰入金は、ふるさと納税の特典経費などにつきまして4億円を繰り入れるほか、プロモーション動画の放映委託料、春の高校伊那駅のテレビ放映に関する負担金に充当するものであります。 一番下の22款諸収入につきましてはおめくりをいただきまして、16ページの5項1目雑入におけます総務、農林、消防費のそれぞれの雑入で、定住自立圏共生ビジョン事業にかかわります他町村からの負担金、それから農家からの返還金、消防団員等公務災害等共済基金からの消防団員退職報償金となります。 次の23款市債の合併特例事業債でありますが、地方債補正で説明させていただきましたとおり、交通安全施設事業に関する合併特例事業債を増額、高齢者福祉の各種事業と道路防災事業におけます過疎対策事業債の増額となります。 補正内容につきましては、以上でございます。よろしく御審議をいただきまして、お認めいただきますようお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、城取保健福祉部長。     (保健福祉部長 城取 誠君登壇) ◎保健福祉部長(城取誠君) 引き続きまして、補正予算書の41ページをお願いいたします。 議案第16号「平成28年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第1回補正予算」でございます。 第1条で歳入歳出それぞれ19万円を追加し、総額を2億1,829万円とさせていただくものであります。今回の補正の主な内容は、医療事務非常勤職員の退職に伴うものでありまして、補正後の予算規模は前年同期比で13.2%の減であります。 補正予算の内容について歳出から御説明をいたしますので、52ページをお願いいたします。 52ページ、歳出の1款1項1目一般管理費の7節賃金につきましては、美和診療所の医療事務非常勤職員の退職に伴い1名分を減額するもので、13節委託料は、医療事務1名分について市の直接雇用ではなく外部委託することに伴う増額でございます。 以上が歳出でございます。歳入につきまして御説明いたしますので、50ページにお戻りをいただきたいと思います。 1款1項4目その他の診療報酬収入でございますが、歳出予算の補正に伴いまして増額をお願いするものであります。 説明は以上でございます。続きまして、57ページをお願いいたします。 57ページ、議案第17号「平成28年度伊那市介護保険特別会計第1回補正予算について」でございます。 第1条で歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,211万円を追加し、総額を62億7,501万円とするものでございます。今回の補正は前年度の決算に基づきまして、国庫負担金の返還等を行うものでございまして、補正後の予算規模は前年同期比で2.3%の増となります。 次に、歳出予算の補正から説明いたしますので、68ページをお願いいたします。 68ページ、6款1項1目の介護給付費準備基金積立金は、前年度繰越金等を基金に積み立てるものでございます。 おめくりをいただきまして、70ページをお願いいたします。 70ページ、8款1項2目の償還金でございますが、平成27年度の介護給付費等の確定に伴う介護給付費国庫負担金、社会保険診療報酬支払基金交付金の返還金でございます。 歳出は以上でございます。 歳入について御説明をいたしますので、お手数ですが66ページにお戻りをいただきたいと思います。 66ページ5款1項1目は、平成27年度の介護給付費等の確定に伴う社会保険診療報酬支払基金交付金の精算交付金、6款1項1目は同じく県の精算交付金、11款1項1目の繰越金は、前年度からの繰越金でございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、山崎建設部長。     (建設部長 山崎大行君登壇) ◎建設部長(山崎大行君) 議案第18号につきまして御説明申し上げますので、補正予算書75ページをお願いします。 「平成28年度伊那市営駐車場事業特別会計第1回補正予算について」でございます。 第1条で歳入歳出それぞれ194万4,000円の追加をお願いしまして、総額を2,194万4,000円とさせていただくものでございます。 詳細につきまして御説明いたしますので、84ページをお願いいたします。 84ページ、歳入でございます。2款1項1目繰越金は、平成27年度の決算額が確定したことにより、新たに計上するものでございます。 次に歳出を御説明いたしますので、86ページお願いいたします。 歳出1款1項1目一般管理費は、87ページ経営管理で一般会計への繰り出しを行うものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。 2番、野口輝雄議員。 ◆2番(野口輝雄君) お願いします。一般会計の教育費の支出のところなんですけれど、35ページです。 先ほどの説明で7項のところの賃金のところの学校司書賃金というところ、中学校、小学校それぞれあってデータベースにかかわるという説明があったのですが、もうちょっと詳しく説明いただきたいと思います。 ○議長(黒河内浩君) 大住教育次長。 ◎教育次長(大住光宏君) 学校図書館のシステムのデータベース化につきましては、前回の野口議員さんの一般質問等でも御指摘ございました。そちらの関係におきまして、再度このシステム化に向けまして今後のスケジュール等を勘案する中で、こちらの非常勤職員の賃金を増額いたしまして、雇用また現在の図書館司書の超勤分等を増額させていただいたものでございます。 ○議長(黒河内浩君) ほかにございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第15号から議案第18号までの4案は、付託表のとおり所管の各委員会に付託いたします。--------------------------------------- △請願・陳情について --------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第8、請願・陳情が文書表のとおり提出されております。 本件は文書表のとおり所管の各委員会に付託いたします。 ここで、市長から平成27年度決算健全化判断比率等を説明する書類が提出されておりますので、お手元に配布しておきました。本会議終了後の研修会にて説明をいたします。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会といたします。 △散会 午前11時54分 地方自治法第123条第2項の規定により署名をする。       伊那市議会議長       伊那市議会議員       伊那市議会議員...