小諸市議会 2021-03-23
03月23日-05号
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第32号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 続いて、議案第32号 小諸市
高齢者福祉センター条例を議題とし、委員長の報告を願います。 市民福祉委員長。 〔市民福祉委員長
小林一彦議員 登壇〕
◆市民福祉委員長(
小林一彦議員) 議案第32号 小諸市
高齢者福祉センター条例について、審査の経過並びに結果をご報告いたします。 委員より、移転後の高齢者福祉センターの浴室利用料について、1日につき200円と決めた根拠は何かとの質疑があり、小諸市で定める公共施設の使用料設定基準に基づき、光熱水費、人件費などの経費の50%を負担していただくのが適当であると判断して計算した。また、高齢者約400人を対象にアンケートを実施した結果、有料の回答をした高齢者のうち200円以上の利用料が適当であるとの回答が半数を占めたため、理解を得られると判断し決定したとの答弁がありました。 また、委員より、入浴室を利用する方とその他の利用者が出入りする中で、利用料の支払いに混乱が生じないよう対策は考えているかとの質疑があり、エレベーターから出て高齢者福祉センターの入り口から右側が浴室になる。入口から見て正面にロビーがあり、ロビーから浴室に向かう位置に券売機を設け、事務員を配置することで混乱せず利用料の支払いができると考えるとの答弁がありました。 本委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上です。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第33号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 続いて、議案第33号 小諸市
介護保険条例の一部を改正する条例を議題とし、委員長の報告を願います。 市民福祉委員長。 〔市民福祉委員長
小林一彦議員 登壇〕
◆市民福祉委員長(
小林一彦議員) 議案第33号 小諸市
介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、審査の経過並びに結果をご報告いたします。 委員より、条例改正後は市町村特別給付が設けられるが、対象のサービスはおむつ券の支給のみか。また、市で負担する金額は幾らかとの質疑があり、小諸市では、対象となるサービスはおむつ券の支給のみである。市の単独分として令和3年度は600万円の予算を見込んでいるとの答弁がありました。 本委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第37号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 続いて、議案第37号 小諸市新
ごみ焼却施設建設及び運営事業の
運営業務委託契約の変更契約の締結についてを議題とし、委員長の報告を願います。 市民福祉委員長。 〔市民福祉委員長
小林一彦議員 登壇〕
◆市民福祉委員長(
小林一彦議員) 議案第37号 小諸市新
ごみ焼却施設建設及び運営事業の
運営業務委託契約の変更契約の締結について、審査の経過並びに結果をご報告いたします。 委員より、ごみ焼却量を増やすために人件費が増加となり、変更の契約をするとのことだが、今後、努力によりごみが減った場合、減額の契約をするのか。減額の契約をした場合は、新たに雇用した委託先の労働者への補償はどうするのかとの質疑があり、今後、人口が減っていく中で、ごみの増加は考えにくいため、今後は5年を目途に契約内容の見直しを行う予定でいる。人員についても、処理量の推移を見ながら適正な配置を行い、無理が生じないよう委託先に依頼していくとの答弁がありました。 本委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第43号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 続いて、議案第43号 小諸市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例を議題とし、委員長の報告を願います。 市民福祉委員長。 〔市民福祉委員長
小林一彦議員 登壇〕
◆市民福祉委員長(
小林一彦議員) 議案第43号 小諸市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例につきまして、審査の経過並びに結果をご報告いたします。 委員より、条例の改正を受けて該当事業所は今後どのような変更等の手続をするのかとの質疑があり、今年度中に指定されている事業所に対して周知する予定だが、現在、提出書類の様式や添付する資料などが国から示されていない。各事業所には、基準が改正されるということは周知してある。今後、国から具体例が示されてから、さらに周知をしていきたいとの答弁がありました。 本委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上です。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第35号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 次に、産業建設委員会関係の審査報告に入ります。 初めに、議案第35号 小諸市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題とし、委員長の報告を願います。 産業建設委員長。 〔産業建設委員長
田中寿光議員 登壇〕
◆産業建設委員長(
田中寿光議員) 本定例会におきまして、産業建設委員会に付託されました議案の審査の経過と結果をご報告いたします。 本委員会は、3月12日に委員会を開催し、説明員の出席を求め、関係書類に基づき付託された議案の審査を行いました。 報告の中では、委員から出された質疑・意見と所管課の答弁内容につきまして、その主なものを申し上げます。 議案第35号 小諸市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、審査の経過並びに結果をご報告いたします。 委員より、改正後の菱野簡易水道の数値は、改正前に比べ給水人口は減少しているが、1日最大給水量は増加している。その根拠はとの質疑があり、給水人口は、小諸市まち・ひと・しごと創生総合戦略による将来人口の予測を参考に給水人口を算出した結果である。1日最大給水量については、1日平均給水量を負荷率で除して得た数値であり、現状にあった数値と確認して今回提案したものであるとの答弁がありました。 本委員会は、審査の結果、原案のとおり可決するべきものと決しました。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第38号~議案第45号の
委員長報告、採決
○議長(
清水喜久男議員) 次に、予算決算委員会関係の審査報告に入ります。 初めに、議案第38号 令和2年度小諸市
一般会計補正予算(第14号)から議案第45号 令和2年度小諸市
一般会計補正予算(第15号)までの令和2年度補正予算6議案を一括を議題とし、委員長の報告を願います。 予算決算委員長。 〔予算決算委員長
神津眞美子議員 登壇〕
◆予算決算委員長(
神津眞美子議員) 本定例会におきまして、予算決算委員会に付託されました議案の審査の経過並びに結果をご報告いたします。 当委員会は、3月4日に委員会を開催し、付託された案件につきまして、より詳細な審査を行うため、総務文教、市民福祉、産業建設の3分科会へそれぞれの所管事項について審査を付託いたしました。 3分科会は、3月5日から12日までの6日間にそれぞれ会議を開催し、所管事項の審査を行いました。その後、17日に委員会を開催し、各分科会長から分科会審査の内容について報告を受け、分科会長報告並びに分科会委員外委員から通告のあった質疑を行った後、各議案に対する討論、採決の順に審査を行いました。 また、本日追加提案のあった2議案については、先ほど委員会を開催し、説明員の出席を求め、関係書類に基づき付託された議案の審査を行いました。 報告の中では、委員から出された質疑、意見、討論について、その主なものを申し上げます。 議案第38号 令和2年度小諸市
一般会計補正予算(第14号)について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第39号 令和2年度小諸市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第40号 令和2年度小諸市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第41号 令和2年度古牧財産区
特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第42号 令和2年度小諸市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)について審査の内容をご報告いたします。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、本日追加提案された議案第45号 令和2年度小諸市
一般会計補正予算(第15号)について審査の内容をご報告いたします。 学校教育課の審査では、委員より、
学校教育活動継続支援事業の具体的な内容は何か。また、各学校への配分はどうかとの質疑があり、
新型コロナウイルス感染症対策の消毒液、非接触型の体温計、サーキュレーター等の保健衛生用品の購入と昨年実施できなかった教員の資質向上のための研修費に充てる交付金である。規模に応じて各校80万円から160万円の交付額となるとの答弁がありました。 審査の結果、議案第45号については、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
清水喜久男議員) お諮りいたします。 本6議案に対する委員長の報告は、全て原案可決であります。本6議案は、
委員長報告のとおり決することにのご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本6議案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第4号~議案第20号の
委員長報告、採決
○議長(
清水喜久男議員) 次に、議案第4号 令和3年度小諸市
一般会計予算から議案第20号 令和3年度小諸市
農業集落排水事業会計予算までの令和3年度当初予算17議案を一括議題とし、委員長の報告を願います。 予算決算委員長。 〔予算決算委員長
神津眞美子議員 登壇〕
◆予算決算委員長(
神津眞美子議員) 議案第4号 令和3年度小諸市
一般会計予算について、審査の内容をご報告いたします。 施設管理室の審査では、委員より、第2、第3駐車場の具体的な管理はどのように行うのか。使用範囲等の周知や使用範囲にそぐわない利用者への対応については、どのように考えているかとの質疑があり、第2、第3駐車場は、駐車場出入り口にチェーンを設置し、市民交流センター職員により8時30分に開錠し、21時30分に施錠することとしている。周知は、広報等により行う予定である。使用範囲にそぐわない利用者への対応については、職員等でパトロールし、注意喚起のチラシ配布や直接注意を呼びかける等の対応をしていく予定であるとの答弁がありました。 学校教育課の審査では、委員より、国ではGIGAスクール構想の趣旨を踏まえ、1人1台の端末の学校から自宅への持ち帰りを推進しているが、小諸市は端末を持ち帰らないとしているのはなぜかとの質疑があり、端末の整備と学校内におけるネットワークの整備は完了している。まずは教員への研修等を行い、授業で教師、児童が情報端末を活用して徐々に慣れていき、家庭学習で情報端末を活用できるようになることが必要。また、端末を利用する際のルールづくりやネット環境が無い家庭への対応など、家庭で端末を安全・安心に使える環境づくりも必要となる。自宅への持ち帰りができるようになるのは、新年度初めは難しいため、夏休み前を予定しているとの答弁がありました。 この答弁について、委員より、
新型コロナウイルス感染症の第1波、第2波の教訓を踏まえて、今後、第4波への備えとして、端末を自宅へ持ち帰ることができる環境が重要だと思う。できるだけ早く環境を整えていただきたいとの意見。 また、別の委員より、
新型コロナウイルス感染症の第4波に備えて、パソコンを持ち帰れる環境を早く整えるという意味は分かるが、先生方もこれから研修を始める段階であり、子どもたちが使えるようになるには相当な準備期間が必要と考えるので、教育委員会が今考えている方向で進めてもらえばよいとの2つの意見がありました。 子ども育成課の審査では、委員より、病児・病後児保育施設の委託料の積算根拠は何かとの質疑があり、病児・病後児保育こもろスマイル園は、こもろ医療センターへ委託し、1日の定員が6名となり、基準により保育士2名と看護師1名を配置する経費が主なものである。8月の開設から8カ月分の委託料を計上するものであるとの答弁がありました。 人権同和教育課の審査では、委員より、実施計画書に解放子ども会に関する一定程度の記述があるものの、毎年同じ内容であり、分かりやすく踏み込んだ具体的な記載が無いため、評価がしづらい。解放子ども会へ委託している事業の成果をどう評価するのかとの質疑があり、解放子ども会の生徒が地区外の生徒と一緒に学習する姿があったり、学校生活においても学習に意欲的に取り組む様子があるとの報告があり、友人との関係づくりができていることは事業の成果があったと捉えている。人権に関する評価に限らないが、数値での評価は難しいが、1年間解放子ども会を計画どおり運営することができたため、開催回数で評価することとした。今後は、分かりやすい評価となるものがあるか検討したいとの答弁がありました。 高齢福祉課の審査では、委員より、生きがい対策支援事業について減額の理由は何か。また、高齢者の生きがいづくりのために具体的にはどのようなサービスを行っているかとの質疑があり、減額については、高齢者タクシー利用助成事業の廃止分と高齢者福祉センター委託料についてで、現在は水道光熱費を含めた委託料となっているが、新しい施設では市の負担となるため、その分が減額となっており、新しい施設の備品購入費の増額分とを合算した額である。生きがいづくりの具体的なサービスとしては、高齢者福祉センターの運営、高齢者クラブ、シルバー人材センターへの補助などで、高齢者が元気でいることが生きがいに通じることから、1つとして、現在糠塚園では様々な運動教室を行っており、新しい施設では、運動教室をさらに充実させていきたいと考えているとの答弁がありました。 厚生課の審査では、委員より、障がい者が自分が持つ能力を十分発揮し、生き生き生活できるような支援が予算化されているか。また、障がい者スポーツに関する事業について、スポーツ課や当事者である障がい者との連携はどのように行っているかとの質疑があり、令和3年度予算では、日々の生きがいとしての創作活動や居場所を提供する事業や障がい児・障がい者が将来に目的を持った生活ができるよう、介護や援護、訓練等、障がい者の自立を支援する事業を予算化している。障がい者スポーツについて、体育協会で障がい者のスポーツ大会を開催している。ほかの機関等が実施する事業についても積極的に参加を推進していきたいとの答弁がありました。 都市計画課の審査では、委員より、実施計画書に中心拠点形成促進事業の目標として、官民連携による拠点形成を促進するため、「プラットホームの形成と将来像の策定」とあるが、具体的にどのような拠点を構築するのか。また、官民連携について、郊外とまち中をつなぐ多極ネットワーク型としてこもろ愛のり君があるが、このほかに民間事業者との方策があるかとの質疑があり、施策5-1に位置付けているが、小諸駅・市庁舎周辺地域が多極ネットワーク型コンパクトシティの拠点として、利便性が高い、居心地のよい開かれた場所となることが重要であると考える。具体的には、一度の外出で様々な用事を済ますことができる場、また、歩いたり、学んだり、遊んだり、ゆっくりと過ごす居心地のよい場であること、そして、市民や事業者の皆さんが公園など公的空間を利用して日常的なイベントや活動、事業など多様なサービスを提供したくなる開かれた場となることを目指している。官民連携の方策については、公園づくりに関与したいという事業者や多様な公共交通を社会実験的に実施してみたいという事業者など、希望する皆様が集まり、連携し、実際に展開できる場を形成していきたいとの答弁がありました。 農林課の審査では、委員より、森林(もり)の里親事業で、里親企業との信頼関係の強化を図るとあるが、活動状況はどうか。また、今後の取組についてはどのように考えているかとの質疑があり、現在、市が里親協定を締結しているのは、沖電気工業とルイヴィトンから継承されたモア・トゥリーズの2件となる。この中でも沖電気工業においては、平成17年の協定締結以降、市有林での下草刈り等のボランティア活動を実施し、農林課でも沖電気工業のイベント等に参加しており、こういった交流を深めることで信頼関係の強化を図っている。今後は、県の事業である森林(もり)の里親促進事業などを活用し、森林整備活動に興味を持っている企業と連携した活動ができるよう取り組んでいきたいとの答弁がありました。 委員より、農産物のブランド化は、「観光地域づくり」におけるブランド化と連携できないかとの質疑があり、観光客等の来訪者や農産物の消費者にとって、観光資源、農産物・農業といったものは、同じ小諸の魅力であると認識しており、これまでもニーズの高い「ワイン」「そば振興」等を優良コンテンツとして連携や協働により取り組んでいる。小諸のPRとして連携することが非常に重要であるので、今後も取組を強化していきたいとの答弁がありました。 商工観光課の審査では、委員より、こもろ観光局への自立促進委託料など、財源である地方創生推進交付金が令和4年度からなくなるが、市として支援する計画はあるかとの質疑があり、推進交付金終了に伴い、市からの委託料は観光事業委託料のみとなるが、持続的な経営となるよう、現在、コンサルによる組織運営体制の構築や公益的事業、収益的事業の整理、行政と観光局の役割分担を明確にする作業が進んでいる。財政支援等については、必要性も含め、それ以降の経営状況を見極めながら検討するものであると考えているとの答弁がありました。 委員より、オール小諸での観光地域づくりは進んでいるかとの質疑があり、「観光」を基軸に観光関連事業者はもとより、農業、工業、飲食業、小売業など多様な事業者が参画するものとなってきており、オール小諸で進めてきていると考えるとの答弁がありました。 委員より、ブランド発信強化事務委託料4,650万円は、「農産物ブランド化事業」とのコラボで、費用対効果を考えたものにならないかとの質疑があり、ブランド発信強化の中では、食文化の活用として農産物を取り入れたツアー、体験を発信している。また、この予算の中では、ワイン振興、桃の農業ブランド価値向上に直接予算を配分し連携しているとの答弁がありました。 本案に対し、掛川委員外1名から修正案の提出があり、
提案理由の説明を求めました。 掛川委員からは、同和団体等関連予算について、差別の解消は部落差別に限らず全ての差別を解消する中で実現するものであり、同和問題を特別扱いすることなく人権問題として幅広く捉え、差別解消に努めていくことが真に求められており、部落解放同盟、全日本同和会、解放子ども会に関わる補助金等はなくし、削減した予算は福祉や教育への財源に振り分け、公平感のあるところに使うべきであるとの修正案の説明がありました。 これに対し、土屋委員から、修正案に反対する立場からの討論があり、小諸市における人権政策、人権教育の中心である同和問題に関しては、当事者の主体的な活動が不可欠であり、その活動を支援する活動団体への補助金なども適切であると理解している。また、部落差別が依然として残る社会であることから、差別を受けても負けない、差別撤廃に向けて力強く生きるための素地づくりとして、解放子ども会への支出も適切であると理解している。これらを踏まえ、令和3年度予算は、人権等を尊重した予算内容であることから、修正案には反対であるとの討論がありました。 また、早川委員からは、修正案に賛成の立場から討論があり、日本共産党議員団は、同和差別はあらゆる人権差別の中のあくまでも一つの事象として捉え、特別扱いすることなく差別解消の方策を講じるべきで、同和団体へ多額の補助金等の削減を毎年提案してきている。このことは、小諸市の人権政策及び人権教育が同和問題に特化されることにより、逆差別を生み、真の同和差別解消につながらないと考えるからである。行政の施策は、全ての市民に公平に運用するのが原則であり、特別扱いはかえって差別の温床になることから、修正案に賛成であるとの討論がありました。 掛川委員外1名提案の修正案について採決を行った結果、賛成少数により、修正案は否決されました。 最後に、原案について採決を行った結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 ちょっと失礼してよろしいですか、議長。
○議長(
清水喜久男議員) どうぞ。
◆予算決算委員長(
神津眞美子議員) すみません。 続けたいと思います。お願いします。 次に、議案第5号 令和3年度小諸市
等公平委員会特別会計予算について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号 令和3年度小諸市
国民健康保険事業特別会計予算について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第7号 令和3年度小諸市
後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第8号 令和3年度小諸市
介護保険事業特別会計予算について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第9号 令和3年度小諸市
奨学資金特別会計予算について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号 令和3年度小諸市
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第11号 令和3年度
小諸公園事業特別会計予算について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号 令和3年度小諸市
野生鳥獣商品化施設運営事業特別会計予算について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第13号 令和3年度高峰財産区
特別会計予算、議案第14号 令和3年度
御牧ヶ原財産区
特別会計予算、議案第15号 令和3年度古牧財産区
特別会計予算、議案第16号 令和3年度小諸市滋野財産区
特別会計予算、議案第17号 令和3年度
乗瀬地区市有地管理事業特別会計予算について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第18号 令和3年度小諸市
水道事業会計予算について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第19号 令和3年度小諸市
公共下水道事業会計予算について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第20号 令和3年度小諸市
農業集落排水事業会計予算について申し上げます。 分科会長の報告及び報告に対する質疑、議案に対する意見を求め、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上です。
○議長(
清水喜久男議員) お諮りいたします。 本17議案に対する委員長の報告は全て原案可決であります。本17議案は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」「4号に反対」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議ありませんか。もう一度確認します。 〔「異議なし」「4号は反対です」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) 賛否両論がございますので、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
清水喜久男議員) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第46号の
委員長報告、採決
○議長(
清水喜久男議員) 続いて、議案第46号 令和3年度小諸市
一般会計補正予算(第1号)を議題とし、委員長の報告を願います。 予算決算委員長。 〔予算決算委員長
神津眞美子議員 登壇〕
◆予算決算委員長(
神津眞美子議員) 議案第46号 令和3年度小諸市
一般会計補正予算(第1号)について、審査の内容をご報告いたします。 本案については、報告すべき質疑意見等はなく、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上です。
○議長(
清水喜久男議員) お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 以上で予算決算委員長の報告を終わり、付託案件の審査報告を終結といたします。
---------------------------------------
△閉会中の各
常任委員会並びに
議会運営委員会等の継続審査及び調査について
○議長(
清水喜久男議員) 次に、日程第6、閉会中の各
常任委員会並びに
議会運営委員会等の継続審査及び調査についてを議題といたします。 各
常任委員長及び議会運営委員長並びに会議規則第166条別表に定める各委員長より、お手元に配付いたしました申請書のとおり、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申出がありました。 各委員長からの申出のとおり、令和4年3月31日までの閉会中の継続審査及び調査について実施することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、申出のとおり、令和4年3月31日までの閉会中の継続審査及び調査については、実施することに決しました。
---------------------------------------
△閉会の宣告
○議長(
清水喜久男議員) 以上で、本日の日程及び今定例会に付議されました議案の審議は全て終了いたしました。 これにて令和3年3月
小諸市議会定例会を閉会といたします。 皆様のご協力、大変ありがとうございました。
△閉会 午後2時16分地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和3年3月23日 小諸市議会議長 清水喜久男 署名議員 9番 山浦利夫 署名議員 10番 早川 聖...