諏訪市議会 > 2016-09-16 >
平成28年第 3回定例会−09月16日-05号

ツイート シェア
  1. 諏訪市議会 2016-09-16
    平成28年第 3回定例会−09月16日-05号


    取得元: 諏訪市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-28
    平成28年第 3回定例会−09月16日-05号平成28年第 3回定例会            平成28年第3回定例会会議録(第5号)          平成28年9月16日(金)午前10時30分開議 〇議事日程  同意第 2号 教育長の任命について  同意第 3号 教育委員会委員の任命について  同意第 4号 教育委員会委員の任命について  同意第 5号 監査委員の選任について  諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて  諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて  議案第52号 諏訪市手数料徴収条例の一部改正について                                  社会文教委員長報告  議案第53号 諏訪市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について                                  社会文教委員長報告  議案第54号 諏訪市清掃センター条例の全部改正について                                  社会文教委員長報告  議案第57号 市道路線の廃止について
     議案第58号 市道路線の認定について                                  総務産業委員長報告  議案第59号 工事請負契約をするについて                                  総務産業委員長報告  議案第60号 平成28年度諏訪市一般会計補正予算(第2号)                                   各常任委員長報告  議案第55号 平成27年度諏訪市水道温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について  議案第56号 平成27年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について  認定第 1号 平成27年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定について  認定第 2号 平成27年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 3号 平成27年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 4号 平成27年度諏訪市奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 5号 平成27年度諏訪市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 6号 平成27年度諏訪市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 7号 平成27年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について                                決算審査特別委員長報告 〇請願・陳情  陳情第26号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書                                  社会文教委員長報告  議員議案第 6号 意見書の提出について(国に対する私立高校への公費助成に関する意見書)  議員議案第 7号 意見書の提出について(長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書)  委員会特定事件継続調査の件       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                  本日の会議に付した事件  日程第 1 同意第 2号 教育長の任命について        同意第 3号 教育委員会委員の任命について        同意第 4号 教育委員会委員の任命について        同意第 5号 監査委員の選任について        諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて        諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて        以上6件一括議題        市長提案説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決  日程第 2 議案第52号 諏訪市手数料徴収条例の一部改正について議題        社会文教委員長報告、質疑、討論、採決  日程第 3 議案第53号 諏訪市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について議題        社会文教委員長報告、質疑、討論、採決  日程第 4 議案第54号 諏訪市清掃センター条例の全部改正について議題        社会文教委員長報告、質疑、討論、採決  日程第 5 議案第57号 市道路線の廃止について        議案第58号 市道路線の認定について        以上2件一括議題        総務産業委員長報告一括質疑一括討論一括採決  日程第 6 議案第59号 工事請負契約をするについて議題        総務産業委員長報告、質疑、討論、採決  日程第 7 議案第60号 平成28年度諏訪市一般会計補正予算(第2号)議題        各常任委員長報告、質疑、討論、採決  日程第 8 議案第55号 平成27年度諏訪市水道温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について        議案第56号 平成27年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について        認定第 1号 平成27年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定について        認定第 2号 平成27年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        認定第 3号 平成27年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計歳入歳出決算認定について        認定第 4号 平成27年度諏訪市奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について        認定第 5号 平成27年度諏訪市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について        認定第 6号 平成27年度諏訪市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について        認定第 7号 平成27年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について        以上9件一括議題        決算審査特別委員長報告一括質疑        議案第55号及び議案第56号の2件一括討論一括採決        認定第1号討論、採決        認定第2号討論、採決        認定第3号から認定第7号まで5件一括討論一括採決  日程第 9 陳情第26号 私立高校への公費助成をお願いする陳情書議題        社会文教委員長報告、質疑、討論、採決  日程第10 議員議案第6号 意見書の提出について(国に対する私立高校への公費助成に関する意見書)(井上登議員外6名)        議員議案第7号 意見書の提出について(長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書井上登議員外6名)        以上2件一括提案説明一括質疑委員会付託省略一括討論一括採決  日程第11 委員会特定事件継続調査の件                  閉         会       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜出席議員(15名)      議 席                 議 席       1番   井 上   登        2番   近 藤 一 美       3番   増 澤 義 治        4番   牛 山 智 明       5番   宮 下 和 昭        6番   吉 澤 美樹郎       7番   小 松 孝一郎        8番   金 子 喜 彦       9番   伊 藤 浩 平       10番   森 山 博 美      11番   廻 本 多都子       12番   山 田 一 治      13番   小 林 佐 敏       14番   水 野 政 利      15番   奥 野   清 〇欠席議員(なし)       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇説明のため出席した者の職氏名     市長      金 子 ゆかり     副市長     平 林 隆 夫    教育長     小 島 雅 則     総務部長    関     基    企画部長    河 西 秀 樹     市民部長    伊 藤 幸 彦    健康福祉部長  土 田 雅 春     経済部長    飯 塚 隆 志    建設部長    小 松 弘 明     水道局長    宮 下   隆    教育次長    亀 割   均     会計管理者   木 島 清 彦    総務課長    金 原 英 一     企画政策課長  前 田 孝 之    財政課長    花 岡 光 昭     地域戦略男女共同参画課長                                茅 野 徳 雄    行政委員会事務局長           消防庶務課長  仲 井 宏 人            小 泉 一 男    諏訪市監査委員 金 子 勝 弘       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇職務のため出席した事務局職員職氏名    局長      松 崎   寛
       次長      河 西   章    庶務係長議事係長            柿 崎   茂    主査      武 居 靖 彦       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                              平成28年9月16日(金)                第3回諏訪市議会定例会                  会  議  録 (5−5)                                開議 午前10時30分                                閉会 午後 0時15分                                 (傍聴者  4名)            開       議   午前10時30分           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  これより本日の会議を開きます。  日程に入るに先立ち報告をいたします。ただいままでの出席議員数は15名であります。日程はお手元に配付いたしました。           ───────────────────── △日程第 1      同意第 2号 教育長の任命について      同意第 3号 教育委員会委員の任命について      同意第 4号 教育委員会委員の任命について      同意第 5号 監査委員の選任について      諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて      諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについて ○宮下和昭 議長  これより同意第2号教育長の任命についてより、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについてまで6件を一括議題といたします。市長より提出議案の説明を求めます。市長 ◎金子ゆかり 市長  それでは、本日追加提案いたしました議案について御説明を申し上げます。いずれの案件も本議会の冒頭であらかじめお願いをしておきました同意案件4件と諮問案件2件であります。  初めに、同意第2号は教育長の任命についてであります。現在、教育長であります小島雅則氏の教育委員会委員としての任期が10月12日をもって満了となります。教育長につきましては、昨年4月1日に施行されました地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律において、教育行政の責任の明確化を図るために、教育委員長教育長を一本化した新たな責任者を置くこととなり、新たな責任者となる新教育長は、市長が議会の同意を得て直接任命することとなりました。そこで、小島氏は現在教育長として責任を全うされており、人格高潔で高い識見を有し、適任であると考えますので、引き続き教育長として任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。  続いて、同意第3号及び第4号は教育委員会委員の任命についてであります。  現在、教育委員会委員であります高橋正司氏と古屋了氏が10月12日をもって任期満了となります。お二人のうち古屋氏につきましては引き続き委員に任命いたしたく、また高橋氏からは一身上の都合により退任したい旨の申し出がありましたので、後任について慎重に検討してまいりました結果、新たに中洲4847番地3の岩波健一氏を任命したいと存じます。  両氏とも人格高潔で高い識見を有し、適任であると考えますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。  次に、同意第5号は監査委員の選任についてであります。  現在、監査委員であります金子勝弘氏から一身上の都合により退任したい旨の申し出がありました。後任について慎重に検討してまいりました結果、新たに湖南5959番地の中澤芳雄氏を選任したいと存じます。  中澤氏は長年、税理士として財務管理及び事業の経営管理につきまして専門の知識と経験を有し適任者と考えますので、地方自治法の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。  続きまして諮問第1号及び第2号は、いずれも人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについてであります。  現在、人権擁護委員であります田村方子氏及び飯田利夫氏が、本年12月31日をもって任期満了となります。お二人のうち飯田氏につきましては、引き続き委員として選任いたしたく、また田村氏からは一身上の都合により退任したい旨の申し出がありましたので、後任につきまして慎重に検討してまいりました結果、新たに上諏訪9025番地の宮坂則子氏を推薦したいと存じます。  両氏とも人格、識見にすぐれ、人権の擁護に深い理解があり、適任と考えますので、人権擁護委員法の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。  以上で追加議案の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○宮下和昭 議長  以上をもって議案説明を終結いたします。  これより同意第2号教育長の任命についての質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第2号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、同意第2号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより同意第2号を採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。  次に、同意第3号教育委員会委員の任命についての質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第3号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、同意第3号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより同意第3号を採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。  次に、同意第4号教育委員会委員の任命についての質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第4号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、同意第4号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより同意第4号を採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。  次に、同意第5号監査委員の選任についての質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第5号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、同意第5号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより同意第5号を採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。  諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについての質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、諮問第1号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより諮問第1号を採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。  諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めるについての質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第2号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、諮問第2号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより諮問第2号を採決いたします。本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり同意されました。           ───────────────────── △日程第 2      議案第52号 諏訪市手数料徴収条例の一部改正について ○宮下和昭 議長  議案第52号諏訪手数料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長増澤義治 社会文教委員長  議案審査の報告に先立ち、社会文教常任委員会は、今定例会で当委員会に付託された議案を審査するに当たり、9月13日に、全委員出席のもと、関係部長、次長、課長、係長の出席を求め、慎重に審査を行ったことをまずもって報告いたします。  それでは、議案第52号諏訪手数料徴収条例の一部改正についてを報告いたします。  県内の市町村は11市町村コンビニ交付を行っており、8市町村が減額をしています。全国の状況は、差を設けている自治体では窓口よりも100円以上安くしている自治体が半数となっております。こうした状況等を踏まえ、証明書手数料について、コンビニ交付を窓口より100円安くするものであります。  質疑では、手数料を安くする目的はの問いに対し、利便性の向上と個人番号カード交付率の向上との答弁。個人番号カードの目標が6,000枚だとすると影響額はどのぐらいかの問いに対し、今年度は15万円くらいの収入減との答弁。窓口交付に対し不公平ではないかとの問いに対し、多くの市民にカードを持ってもらうことが将来の利便性につながるとの答弁。機器の設置についてはリースも考え庁舎内に設置する考えはないのかの問いに対し、検討していきたいとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会全会一致で可決いたしました。 ○宮下和昭 議長  社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第52号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 3      議案第53号 諏訪市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について ○宮下和昭 議長  次に、議案第53号諏訪廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてを議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長増澤義治 社会文教委員長  それでは、議案第53号諏訪廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてを報告いたします。  諏訪湖周クリーンセンターの12月1日の本稼働に伴い、諏訪市清掃センターの構成施設ごみ焼却施設が11月30日に閉鎖されることから、ごみ焼却施設への一般廃棄物の直接搬入及び手数料等の規定を改定するものであります。  まず、一般廃棄物のうち事業系一般廃棄物を古紙細断設備へ搬入する場合の手数料の規定を残し、ほかの規定を削除。諏訪市清掃センターに直接搬入する場合の規定を削除。市が処理する産業廃棄物にかかわる規定も削除。施行日は施設が稼働する平成28年12月1日としています。  また、事業系一般廃棄物処理手数料として、古紙細断設備に搬入する廃棄物は10キログラム50円の手数料を徴収することなどは記載をしてあります。  質疑では、古紙細断施設はどこにあるものなのかの問いに対し、林金属工業との答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会全会一致で可決をいたしました。 ○宮下和昭 議長  社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第53号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 4      議案第54号 諏訪市清掃センター条例の全部改正について ○宮下和昭 議長  次に、議案第54号諏訪清掃センター条例の全部改正についてを議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長増澤義治 社会文教委員長  それでは、議案第54号諏訪清掃センター条例の全部改正についてを報告いたします。  諏訪湖周クリーンセンター稼働により、諏訪市清掃センターを構成する施設であるごみ焼却施設を閉鎖することに伴い、継続する構成施設である剪定木等リサイクル施設にかかわる条例の全部を改正するものであります。  まず、条例の名称を諏訪市剪定木等リサイクル施設条例に改正する。施設の設置、名称及び位置、事業、搬入資格者、搬入の制限、処理手数料についてを定め、施行日は平成28年12月1日であります。  質疑では、第5条に市外で発生した剪定木等は市長の権限で搬入を拒否することができるとありますが、市内だけで受け入れる能力はないのかの問いに対し、処理能力は1日5トンであり、現在は1日1.5トン程度なので能力はあるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会全会一致で可決いたしました。 ○宮下和昭 議長  社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第54号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 5      議案第57号 市道路線の廃止について      議案第58号 市道路線の認定について ○宮下和昭 議長  次に、議案第57号市道路線の廃止について及び議案第58号市道路線の認定についてを一括議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案審査の報告に先立ち、総務産業常任委員会は、今定例会で当委員会に付託された議案を審査するに当たり、9月13日、全委員出席のもと、関係部長、課長、室長、係長、担当職員の出席を求め、慎重に審査を行ったことをまずもって報告します。  それでは、議案第57号市道路線の廃止について、議案第58号市道路線の認定について一括報告いたします。  これは1級河川新川の改良工事に伴い、市道62202号線ほか8路線を廃止し、工事後の道路4路線及び湯の脇地区の新設道路が新たに認定されるものであります。  なお、全委員で現地確認を行ったことを重ねて報告いたします。  質疑、討論はなく、採決の結果、当委員会全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  議案第57号及び第58号について一括して討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第57号及び第58号を一括して採決いたします。両案に対する委員長の報告は可決であります。両案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、両案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 6      議案第59号 工事請負契約をするについて ○宮下和昭 議長  次に、議案第59号工事請負契約をするについてを議題といたします。総務産業委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案第59号工事請負契約をするについて報告いたします。  これは、平成28年度諏訪市防災行政無線デジタル化整備工事の請負契約について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決が求められるものです。  今回の工事については、8月18日に一般競争入札が行われ、6億9,354万3,600円でNEC・丸登電業特定建設工事共同企業体が落札し、8月24日に仮契約がなされております。  質疑・答弁では、参加申請の段階で1共同企業体が不認定になっている理由はとの質疑に対し、代表会社以外の会社が構成要件として広域案件の格付を満たしていないので不認定となったとの答弁がありました。  また、入札参加申請者の中で1共同企業体が辞退されている理由はとの質疑に対し、辞退理由は、今回の機器仕様に対し工期内での対応不可能と判断したためとなっているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会全会一致可決であります。
    宮下和昭 議長  総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第59号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 7      議案第60号 平成28年度諏訪市一般会計補正予算(第2号) ○宮下和昭 議長  次に、議案第60号平成28年度諏訪市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。各常任委員長の報告を求めます。総務産業委員長 ◎伊藤浩平 総務産業委員長  議案第60号平成28年度諏訪市一般会計補正予算(第2号)について報告いたします。  今回の補正額は2億4,369万円で、累計額は210億9,127万6,000円となります。特定財源は4,977万4,000円、また一般財源必要額の1億9,391万6,000円は地方特定交付金、地方交付税、財政調整基金繰入金、繰越金及び臨時財政対策債をもって措置されております。  それでは、当委員会に付託された部分について報告いたします。  総務費は、情報セキュリティ強化対策に要する経費、ふれあい高島を解体する際に必要となる図面作成にかかわる委託料、固定資産台帳整備業務委託料、平成27年度実質収支額が確定したことに伴う財政調整基金への積立金、環境基金からの繰入金による庁舎照明機器LED化工事費、バス路線廃止に伴う有賀峠デマンド交通に要する経費など総額1億7,028万9,000円が計上されております。  商工費では、国の地方創生推進交付金を活用したSUWAプレミアム販路創生事業費924万6,000円が計上されております。  土木費では、橋梁長寿命化事業にかかわる国の交付金が減額となったことに伴う委託料の減額及び衣ヶ崎橋にかかわる追加工事費等5,200万円が計上されております。  予算の第2条は、地方債の補正であります。  それでは、委員会の中で出ました主な質疑・答弁について報告いたします。  情報セキュリティ強化対策事業委託料においては、県の作業と今回5市町村及び広域連合の作業の関係はとの質疑に対し、国からの要請は三つあり、住民記録・税等の関係はインターネットと完全に分離すること、職員が使用するシンクライアントをインターネットから分割すること、インターネットの出口は県が構築、一本化し、そこへ各市町村が専用回線でつなぐサーバーを構築することの三つである。今回の補正では、そのサーバーを共同で構築するものであるとの答弁がありました。  また、5市町村の負担割合の根拠はとの質疑に対し、総務省は今回のセキュリティ強化は職員関係のものだけ対策を要請している。しかし、諏訪市は学校関係の校務関係も同じシステムを使っており、今回のセキュリティ対策構築に入れるよう他市町村へ依頼をした。基本的に広域連合は均等割2割、人口割8割の負担割合であるが、人口割を今回は端末台数割として計算した。諏訪市は教員用等の300台ほどが他市町村よりプラスになってしまうとの答弁がありました。  固定資産台帳整備業務委託料においては、今回のシステムは財政だけでなく、ほかの部署でも共通で利用できる体制になるのかとの質疑に対し、今回は新地方公会計制度に対応するようつくっていくものである。GISと連携するよう最終的には持っていきたいし、そのように整備しているとの答弁がありました。  有賀峠デマンド交通委託料においては、利用者数の想定はとの質疑に対し、デマンドなので予約があって運行する。セダン型のタクシーを利用し、予約が多ければワゴンタイプを使用する。利用想定人数は不明だが、二、三人くらいではないかとの答弁がありました。  上野から覗石へ行く道が路線対象になっていないがとの質疑に対し、その道は冬季運行困難であり、地元区と協議し、年間通れるルートを選定した。また、要望により集落まで入るルートも設定した。今回は実証実験として申請をしている。1年間様子を見る中で決めていきたいとの答弁がありました。  SUWAプレミアム販路創生事業費においては、友好都市の台東区などとの連携についての考えはとの質疑に対し、昨年も台東区のイベントでSUWAプレミアムの商品を販売した。職人のまちでもあり、関心のある方がおり、注目され販売につながった。今後、戦略を練りながら連携していきたいとの答弁がありました。  最後に、橋梁長寿命化事業においては、国の補助金が減額されたという通知はいつごろわかるのかとの質疑に対し、通常、国からの内示は4月に入ってからが一般的だが、予算成立時期にも左右される。ことしは大型補正がある中、その中に橋梁関係も入っているのではとの期待もあったが、入っていなかったため、年度内に早く開通するために補正をお願いするものであるとの答弁がありました。  地下埋設物移転補償金の内容はとの質疑に対し、ジョギングロードの橋の上に設置してある水道、温泉、ガス等の仮設撤去費用であるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会全会一致可決であります。 ○宮下和昭 議長  社会文教委員長増澤義治 社会文教委員長  それでは、議案第60号平成28年度諏訪市一般会計補正予算(第2号)についての社会文教委員会にかかわる部分を報告いたします。  総務費では、個人番号カードの普及促進を図るための臨時職員雇用費用110万5,000円。  衛生費では、すわっこランド浴室の経年劣化による危険箇所の修繕費として340万円。諏訪湖周クリーンセンター整備工事におけるインフレスライド条項適用に伴う工事費の増額分を構成市町村で負担するため、建設費負担金として220万5,000円の補正。  教育費では、諏訪市立小中学校再編基本構想検討委員会の委員謝礼として23万3,000円。教職員住宅を公売するために、更地にするための解体費用251万1,000円。9月末に上野・後山線バス路線が廃止されるため、遠距離生徒通学のためのタクシー借り上げ料として57万5,000円。博物館所蔵の刀剣資料を修復するための資料修復・整理委託料として10万円。小和田地区田宿分館のバリアフリー工事に対し13万1,000円を補助するものであります。  質疑では、すわっこランドのメンテナンス休業は全て間に合うのかの問いに対し、5日間あり、事前に準備を進めるので間に合うとの答弁。諏訪湖周クリーンセンターの整備工事におけるインフレスライド条項は残工事が2カ月以上ある工事だが、既に稼働しているが基準日はいつからの問いに対し、稼働はしているが、全体の工事の竣工は11月いっぱいである。湖周行政事務組合では7月にこの件を審議しているとの答弁がありました。  諏訪市立小中学校再編基本構想検討委員会の回数と間隔はの問いに対し、おおむね5回、1カ月ないし2カ月の間隔で開催をしたいとの答弁。  職員住宅は解体してないといけないのか、買い手と十分話をしているのかとの問いに対し、更地にしてくれるのなら購入するとの話、十分確認をしているとの答弁がありました。  分館のバリアフリーはどのぐらい進んでいるかの問いに対し、毎年あるわけではないが、ここ5年間に5件ほどあるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、当委員会全会一致で可決いたしました。 ○宮下和昭 議長  両常任委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第60号を採決いたします。本案に対する両常任委員長の報告は可決であります。本案は両常任委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第 8      議案第55号 平成27年度諏訪市水道温泉事業会計利益の処分及び決算の認定につ いて      議案第56号 平成27年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について      認定第 1号 平成27年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定について      認定第 2号 平成27年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について     認定第 3号 平成27年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計歳入歳出決算認定について      認定第 4号 平成27年度諏訪市奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について      認定第 5号 平成27年度諏訪市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について      認定第 6号 平成27年度諏訪市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について      認定第 7号 平成27年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について ○宮下和昭 議長  次に、議案第55号平成27年度諏訪市水道温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について及び議案第56号平成27年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、並びに認定第1号平成27年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定についてより認定第7号平成27年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてまで、9件を一括議題といたします。決算審査特別委員長の報告を求めます。決算審査特別委員長 ◎牛山智明 決算審査特別委員長  それでは報告させていただきます。本定例会において当委員会に付託されました認定第1号平成27年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第7号平成27年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてまでの認定案件7件及び議案第55号平成27年度諏訪市水道温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について並びに議案第56号平成27年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての議案2件について審査の結果を報告いたします。  最初に、当委員会は会期中の9月8日、9日、12日の3日間にわたり、全委員出席のもと、平林副市長、木島会計管理者及び各部課長、局長、次長、室長、係長の出席を求め、平成27年度決算書、成果説明書、不用額説明書などにより全部局の説明を受け、慎重に審査をしたことを申し上げます。  それでは、委員総括意見陳述の概要について報告いたします。  総体の意見として、限られた予算の中で、しっかりと事業が行われていることが確認できた。一般会計決算のうち不納欠損額57.7%の減少、収入未済額9.6%の減少、予算に対する歳出決算額の執行率は93.1%、また実質公債費比率は前年に比べ1.2%減少、基金などのやりくりを行い銀行などの一時借り入れなどなかったことを評価したい。多岐にわたる事業が着実に執行されていることが確認でき、決算についても適正に処理されている。  事業概要の説明がことしから成果説明書部局説明ページの冒頭に掲載されたことにより、取り組み内容がより理解できるようになった。  予算計上の仕方が前年度主義のため、利用動機の変化に対応できていない。また、事業内容によっては、市民に十分理解されていないのではないかという意見もありました。  人口減少、激動する時代の流れに対して、見直しが必要な事業などスピード感を持った検討、対応をしてほしい。また、国の施策や動きを明確に捉え各省庁と連絡をとり、諏訪市発展のため努力してほしいという意見がありました。  部局間の連携について。空き家に関するさまざまな問題解決に向けてGISシステムは空き家等実態調査だけでなく、耕作放棄地の管理、道路管理、固定資産管理など統合し、多目的利用も可能とすることにより、保守メンテナンス費約2億円が大幅に削減できる。それには庁内情報の共有を構築した部局間の連携を望む声がありました。  また、伊東市との姉妹都市提携50周年記念事業など、市民団体交流促進事業や商店街環境共同施設整備補助金の申請が少なく成果が上がらないのは、部局間の情報が共有化されていないことが要因で、もっと連携を密にしてほしいという意見もありました。  生活困窮者自立支援事業について。平成27年度から開始され、当初担当3名で行われていたが、困り事が多岐にわたり対応し切れていない。困窮している市民が多いため、人員の確保や解決スキルの向上が十分でなかった。スピーディーな対応を求める意見がありました。  税の滞納の整理について。徴収率は年々向上している。平成27年度の不納欠損額は過去15年間で一番少なくなっている。徴収率の向上の理由として早目に対応し滞納の整理に当たっているとのことだが、十分な納税相談がされていない。場合によっては、換価の猶予が行われているか疑問であるという意見もありました。  情報セキュリティシステムについて。情報の一元化及び情報システムセキュリティ対策の抜本的強化を図り、費用に見合う市民サービスを望む意見もありました。  循環バス運行事業について。運行の効果として市民満足度は低い。デマンドタクシーの運用が行われようとしているが、検討会メンバーに利用者の声を生かしてほしい。また、乗車責任を課す協力を求める声がありました。  土木費について。都市計画道路を基幹として見直し計画、推進計画を明確にしてきちんと進めてほしい。河川改修、橋梁保全等も国・県と連携して積極的に進める必要がある。  その他の意見として、小学校を初め庁舎、公園、文化センター等トイレの改修を評価する意見がありました。小学校の要保護2名、準要保護298名が援助を受けているが、今後家庭間格差が大きくなり、援助費が増額することを心配する意見もありました。  高齢化が進み社会福祉、高齢者福祉に対する費用が増してくる。高齢者や子供を含めた全ての人が安心して暮らせるよう、きめ細やかな事業を進めてほしい。事業周知については市報だけでなく、別の方法も望む声もありました。  インフラ整備における原材料支給等による市民との協働事業は、歳出抑制効果とともに後に維持管理へ関心を向ける効果がある。自分たちが整備したところは大切に使用する、状態がひどくなる前に補修ができるなどメリットが生まれる。こうした地域への関心、愛着を高める市民参加による事業の拡充を望む意見がありました。  不用額について。不用額が多額であるという意見が多く聞かれました。また、特に福祉サービスでの不用額は、なるべく少なくするべきであるという意見もありました。  特別会計について。霧ヶ峰リフト事業は、暖冬で年間収入738万円と少なく、市からの繰り入れとなった。この5年間で平均3,300万円が市から繰り入れとなっている。このような状況を長期的に見ると、霧ヶ峰の活用方法について専門家を招いて地域、行政、観光業者、利用者を巻き込んで根本的に議論する時期に来ているのではないかという意見もありました。  最後に討論と採決の結果について報告いたします。  認定第1号平成27年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定については、討論があり、反対討論として、市民にとってこれが本当に利益のあるサービスになるのか、マイナンバー導入に基づく予算、決算の部分に非常に懸念を持つ。介護保険の事業の中で保険料を徴収してさまざまな事業をやっているが、ニーズと事業との乖離があって、埋めるべく努力をしてもらいたい。高齢者の足の問題でかりんちゃんバス、タクシーの拡充が必要である。不景気の中で制度改革等やっているが、中小企業の方々、商売をやっている方々への支援をしてほしい。以上のことから不認定との討論がありました。  これに対して、賛成討論として、限られた予算の中でしっかりとした事業がされてきたことが確認できた。市民要望に対応し、しっかり行政で努力され、さらによい方向に進むことを期待する。以上のことから認定としたいとの討論がありました。  採決の結果、認定11名、不認定2名で、当委員会としては認定と決定しました。  次に、認定第2号平成27年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についても討論があり、反対討論として、国民健康保険の保険税の収納率93%、他の市民税、固定資産税に比べると収納率が低い。それだけ大変な税金で、普通に生活して毎月の支払いの中で重く、一旦途絶えると次からは払えない大変な状況になる。国保というのは社会保障の基本であり、支え合うものである。以上のことから不認定とする討論がありました。  これに対して、賛成討論として、新薬が認定されて突発的に医療費が上がっている。国保世帯数、被保険者数が減少し、国保税収入が厳しい状況の中で未収額が減少し収納率が向上していることは職員の努力を感じる。また特定健診受診率アップ、健康促進、医療費抑制とタイアップされている。今後より一層取り組んでほしい。以上のことから認定したいとの討論がありました。  採決の結果、認定11名、不認定2名で、当委員会では認定と決定しました。  認定第3号平成27年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計歳入歳出決算認定についてから認定第7号平成27年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてまでの5件については、全会一致で認定と決定しました。  議案第55号平成27年度諏訪市水道温泉事業会計利益の処分及び決算の認定についてと議案第56号平成27年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、全会一致で可決及び認定と決定しました。  以上、当委員会に付託された認定第1号から認定第7号まで及び議案第55号並びに議案第56号については、全て認定または可決及び認定と決定したことを申し述べ、当委員会の報告といたします。 ○宮下和昭 議長  決算審査特別委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第55号平成27年度諏訪市水道温泉事業会計利益の処分及び決算の認定について及び議案第56号平成27年度諏訪市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての2件について一括して討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議案第55号及び議案第56号を一括して採決いたします。両案に対する委員長の報告は可決及び認定であります。ただいま議題となっております議案第55号及び議案第56号は、決算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、議案第55号及び議案第56号の2件は、決算審査特別委員長の報告のとおり可決及び認定されました。           ──────────────────────
    宮下和昭 議長  これより認定第1号平成27年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定についての討論に入ります。討論はありませんか。              〔「議長11番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  廻本多都子議員 ◆11番(廻本多都子議員) 認定第1号平成27年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定についての委員長報告に反対の立場の討論をいたします。  予算228億7,900万円、決算収入では223億3,900万円の収入、支出は212億9,200万円。残が7億8,000万円、この中の半分は次年度に繰り越すということが繰り返し行われているわけです。計算上では次年度では1億5,000万円の赤字という意見書にも書かれておりましたが、残の2分の1を毎年翌年に繰り越す。この間ずっとされてきていて、3億5,000万円の繰り越しで始まり、決算では3億1,700万をまた繰り越しされていく。実際は7億8,000万円の残が生じたということでございます。  予算の執行率は収入では97.9%、執行率では出は93.1%、徹底した税収の強化対策の結果でしょうか。実際の事業内容で見てみますと健康診断、これは諏訪市は受診率ずっと県内トップで今回もそれを維持しています。しかしながら、後期高齢者の肺炎球菌ワクチン等の予防接種の不用額もかなりの額が出されています。こういった事業の市民への周知の工夫が本当になされたのか。接種率アップの努力を今後もされたいと思います。  昨年の委員長報告でもありましたが、マイナンバー制度の導入、これは本当に市民のためのものでしょうか。コンビニでの各種証明書の交付、写真を無料にする、そういったことで付加価値をかけて個人カードの普及、こういったことを進めていく方針という中での予算執行でありました。このことについて、個人の情報が多く入っているカード、これは紛失、流出、なりすまし、こういった危険性も高まってまいります。犯罪の危険性も高まってまいります。そのセキュリティーにも莫大なお金が必要となります。こういったデメリットも踏まえて、なお本当に市民にメリットがある、利便性があるとは思えません。そのシステムにも保全、セキュリティーなどのお金が必要となってきます。  次に市の制度資金の利用、今年度から時間延長と期間延長等々制度の見直し、改善も見られました。しかし、昨年度の決算では利用されなかった制度もかなりあります。景気の回復もほど遠く、倒産、事業を閉鎖、こういったことはまだまだ諏訪市内でも続いております。さらなる見直しで中小企業への応援、そして支援の改善、こういったことを求めます。  さて高齢者の買い物、そしてまた通院等の交通、足の問題でございます。かりんちゃんバスの路線の変更、これに伴い利用減、市民からの苦情、こういったことも耳にしました。高齢者タクシーも年齢の引き下げ、こういった中で利用されているものの、若い人との同居、非課税世帯、そういった制限がまだあります。買い物、通院、知人に会いに行く、こういったことも含め福祉タクシーの導入、ずっとこの間言ってまいりました。かりんちゃん子バスへの変換、こういったものも含め市民の足の確保、こういったことにさらなる努力をお願いしたいと思います。  財政健全化による指標では、借金を減らしてお金をためていく、こういったことの構図が見えてきますが、景気が回復し雇用も安定していけば税収も伸び、その分、市民への行政サービスが増していきます。社会保障への予算も市独自の施策ができると考えます。今後、そのための予算づくりへの努力を期待しますが、今回の決算ではそういった中での事業の問題点を指摘し、以上、一般会計決算に対する反対討論といたします。               〔「議長9番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。伊藤浩平議員 ◆9番(伊藤浩平議員) 認定第1号平成27年度諏訪市一般会計歳入歳出決算認定について、委員長報告に賛成の立場で討論いたします。  平成27年度は金子新市長が誕生し、輝く諏訪の実現に向けてスタートした年でありました。新市長誕生と同時に取り組んだ総合戦略作成、職員各位におかれましては慌ただしい年ではなかったかと推察いたします。  そんな中、諏訪市会計全体では財源不足を生じることなく、基金の取り崩しをせずに必要な財源を確保でき、さまざまな施策において限られた予算の中でしっかり執行できたことを確認できました。実質公債費比率も前年に比べ1.2ポイント減、基金のやりくりにより銀行からの一時借り入れを行わないなど、職員の方々の努力が認められました。  反対討論では、個々の施策について不十分なので反対というお話でございますけれども、個々の施策においては実効性のあったもの、不十分であったもの等ございますが、不十分であったものでも職員みずから考え、それぞれの施策をしっかり検証し改善していく姿勢、市民とともによりよい市政になるよう取り組んでいく姿勢が大切ではないかと思います。個々の施策が不十分だからといって、一般会計歳入歳出決算が総体的に不認定となる理由にはならないと考えます。  また、健全財政に向けて努力されていることは認められました。委員長報告にもありましたが、不用額の中身の検証、前年度からの同じ予算立てではなく、せっかく市民益となる予算ですので、有効に執行されるような予算となるように改善はしっかりとお願いしたいと思います。また、さまざまな業務、ソフト、ハードにおいて部局間の連携、職員間の連携をさらに充実させて業務の効率化、無駄を省き、さらなる輝く諏訪の実現に向けて邁進されること。  そして最後に、過去からの延長線上ではなく、未来を見据えたまちづくりを期待し委員長報告に賛成の討論といたします。 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより認定第1号を起立により採決いたします。認定第1号に対する委員長の報告は認定であります。認定第1号は決算審査特別委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛 成 者 起 立〕 ○宮下和昭 議長  起立多数であります。よって、認定第1号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  これより認定第2号平成27年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての討論に入ります。討論はありませんか。               〔「議長1番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  井上登議員 ◆1番(井上登議員) 認定第2号平成27年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、委員長報告に反対の立場から討論をいたします。  医療費が増大をし資金が底をつき国保財政が厳しい中、平成27年度決算は赤字になるかのような情報が伝えられていましたが、結果的には収支は黒字になりました。決算確定するまでは最後まで予測が難しいということを改めて認識いたしました。歳入は昨年度比11.7%増で、歳出は15.7%の増となっていますが、差し引きは491万3,945円でした。  多くの市町村が国保税の高騰を抑え、自治体独自の減免などを行うため、一般会計から国保会計に国の基準以上の公費を繰り入れていますが、諏訪市ではかたくなに行われていません。国民健康保険法の第1条は社会保障及び国民保健の向上を目的とし、第5条では市町村は区域内に住所を有する者は国民健康保険の被保険者としています。例外として健康保険法や地方公務員等共済組合法などが記されています。  収納率向上のかけ声のもと、現年度分の収納率は93%、対調定収入率81.9%です。生活や営業が厳しくなり、国保税を滞納せざるを得なくなった人に救済の手を差し伸べるどころか、なけなしの預貯金を差し押さえるなど過酷な取り立てが行われています。国保の財政悪化と国保税高騰を招いている元凶は国の予算削減です。1984年、医療費の45%とされていた国保への税率国庫負担を38.5%に引き下げ、その後も国保の事務費や国保税軽減措置などへの国庫負担を縮小、廃止してきました。  こうした国庫負担の削減が国保世帯の貧困化と一体に進んだことが事態を一層深刻にしています。自営業者や農家の経営難とともに低賃金の非正規労働者や失業者、年金生活者などの無職者が国保加入者の多数を占めるなど、加入者の低所得化が進みました。低所得者が多く加入し、保険税に事業主負担もない国保は適切な公費負担なしに成り立ちません。国に対し改善を求めるとともに、所得に応じた保険税に改めることで滞納もなくし、持続可能な国保財政への道が開かれると思います。社会保障、住民福祉として国保制度を再建するのか、それとも負担増と徴収強化の路線を継続、拡大するのか大きな分岐点であります。市民の暮らしと健康を守る立場で反対討論といたします。               〔「議長6番」の発言あり〕 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。吉澤美樹郎議員 ◆6番(吉澤美樹郎議員) 認定第2号平成27年度諏訪市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、委員長報告に賛成の立場で討論いたします。  平成27年度国民健康保険特別会計は、歳入決算額が前年度と比較し約6億4,477万円、11.7%の増、歳出決算額は約8億3,365万円、15.7%の増でありました。歳入歳出の差引額は約491万円で、翌年度に繰り越され黒字決算となっております。  ただ、近年と比較し昨年度は特に高額な新薬による調剤薬価の影響や保険給付費の増等の要因により、歳出の増加が顕著でありました。財源不足のため基金を取り崩し、繰り入れも行われております。  また、年間平均加入世帯数は139世帯の減、被保険者数は397人の減であり、保険税収入も約4,107万円、3.6%の減となり厳しい状況とはなりました。しかし、一方で不納欠損額は前年度と比較し約1,308万円、36.9%の減、収入未済額は約921万円、4%の減で、収納率は年々上がっております。健全運営に向けしっかり取り組んでおられる姿勢を感じました。  さらに保健事業では、特定健診受診率は県下19市中トップクラスを維持しており、被保険者の健康維持と健康への意識づけに大いに貢献しているものと理解できます。将来の医療費抑制も大いに期待され、今後もさらなる受診率向上に尽力をいただきたいと思うところでございます。  医療費の状況予測は非常に困難であり、今後においても増加が見込まれる中で大変厳しい運営状況は変わらないとは思いますが、歳入面では国保税のさらなる収入率の向上と交付金の確保に努めていただき、歳出に関しては内容を精査し、被保険者の負担増とならぬよう適正な国保運営に努めていただきたいと思います。  以上、大変御苦労をいただきました平成27年度諏訪市国民健康保険特別会計の決算及び事業の内容を評価いたしまして、健全、適正に会計運営していると判断し、委員長報告に対し賛成の討論といたします。 ○宮下和昭 議長  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより認定第2号を起立により採決いたします。認定第2号に対する委員長の報告は認定であります。認定第2号は決算審査特別委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛 成 者 起 立〕 ○宮下和昭 議長  起立多数であります。よって、認定第2号は決算審査特別委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  次に、認定第3号平成27年度諏訪市霧ヶ峰リフト事業特別会計歳入歳出決算認定についてより認定第7号平成27年度諏訪市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてまで、5件について一括して討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより認定第3号より認定第7号までの5件を一括採決いたします。認定5件に対する決算審査特別委員長の報告はいずれも認定であります。ただいま議題となっております認定5件は、決算審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、認定第3号より認定第7号までの5件は、決算審査特別委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。           ────────────────────── △日程第 9      陳情第26号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書宮下和昭 議長  次に、陳情第26号私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書を議題といたします。社会文教委員長の報告を求めます。社会文教委員長増澤義治 社会文教委員長  それでは、陳情第26号私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書について報告いたします。  この陳情書は、毎年同一趣旨で陳情されているもので、陳情者は中信地区私学助成推進協議会会長細田明宏氏であります。  陳状の内容は、私立高校に通う生徒の保護者負担を軽減するため、保護者への直接補助を、また国、県の関係者に対して私学助成の大幅増額のための意見書提出を行ってくださいというものであります。  当委員会は、9月13日に全員が出席し、陳情者からの事情聴取、関係部局の意見を聞き、慎重に審査いたしました。  質疑では、南信地区、他地区では同等の陳情をしているかの問いに対し、中信地区のみでほかは私立高校が少なく行われていないとの答弁。長野県全ての私学で行うように進めているかの問いに対し、進めていないの答弁。個性豊かで魅力ありというが、具体的にはの問いに対し、アルファアカデミア、環境福祉科、マンガ・アニメ学科などがある。各校特色ある活動や学科を創設したり、スポーツなどが盛んであるとの答弁がありました。  討論はありませんでしたが、陳情の中の国・県の関係者に対して,就学支援金制度の拡充並びに私学助成の増額のための意見書を上げることに対しては採択をしてもいいが、私立高校に通う生徒の保護者負担を軽減するため、保護者への直接補助を行うことに関しては全員が不採択であるということでありました。  採決の結果、当委員会全会一致一部採択で可決いたしました。 ○宮下和昭 議長  社会文教委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより陳情第26号を採決いたします。陳情第26号に対する社会文教委員長の報告は一部採択であります。陳情第26号は社会文教委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、陳情第26号は社会文教委員長の報告のとおり決定されました。           ────────────────────── △日程第10  議員議案第 6号 意見書の提出について(国に対する私立高校への公費助成に関する意見書)      議員議案第 7号 意見書の提出について(長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書) ○宮下和昭 議長  次に、議員議案第6号国に対する私立高校への公費助成に関する意見書の提出について及び議員議案第7号長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書の提出についてを一括議題といたします。提出者より提出議案の説明を求めます。井上登議員 ◎1番(井上登議員) 議員議案第6号国に対する私立高校への公費助成に関する意見書及び議員議案第7号長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書について提案説明をいたします。これは陳情第26号を受けて一部採択された部分についての意見書であります。  私学は独自の建学の精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことによって、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げております。しかしながら、私学助成の主体をなす国からの補助金は一定の前進は見られるものの、生徒減少期の現在、私立高校の経営は極めて厳しいものとなっております。2010年度より「高等学校就学支援金」政策が実施され、私学に通う生徒にも「就学支援金」が支給されました。しかし、昨今の低迷する厳しい経済状況の中で、保護者の方々の学費負担は深刻な状況がいまだ続いております。  公教育の一翼を担う私学振興のために、さらに一層の御理解御支援を賜りたく、下記について実現されるよう要望するものであります。                      記 1.私立高校への就学支援金制度の拡充並びに経常費補助の増額を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により、国及び県に対しそれぞれ同様の意見書を提出するものであります。全議員の賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○宮下和昭 議長  議員議案第6号及び第7号を一括して提出者に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております。議員議案第6号及び第7号については、諏訪市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、議員議案第6号及び第7号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。  議員議案第6号及び第7号を一括して討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  これをもって討論を終結いたします。  これより議員議案第6号及び第7号を一括して採決いたします。両案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認めます。よって、両案は原案のとおり可決されました。           ────────────────────── △日程第11
     委員会特定事件継続調査の件 ○宮下和昭 議長  これより委員会特定事件継続調査の件を議題といたします。  お手元に配付されております件名表のとおり、特定事件について両常任委員会より継続調査の要求がありました。  本件については、要求のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮下和昭 議長  御異議ないものと認め、委員会特定事件継続調査について、件名表のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  以上をもって、本定例会の日程は全て終了いたしました。           ──────────────────────            閉       議   午前11時54分 ○宮下和昭 議長  市長から挨拶があります。市長 ◎金子ゆかり 市長  9月定例会の閉会に当たり、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  本定例会は、8月29日に招集し、本日まで19日間、連日慎重に御審議を賜り、平成27年度の各会計決算認定を初めとして、提出した議案につきましてはいずれも原案のとおり認定または可決等御決定をいただき、厚く御礼を申し上げます。  平成27年度決算審査特別委員会の審議の中では、庁内部局を横断した連携の必要性や不用額に対する考察等の多くの御指摘をいただきました。議員各位から頂戴いたしました御意見、御指摘につきましては、今後の事業執行と来年度予算の編成に際し尊重してまいりたいと存じます。  今定例会初日には、金子代表監査委員より平成27年度の各会計決算等の審査結果について御報告をいただきました。金子委員は御事情により今月末をもって退任されますが、専門的な知見と鋭い洞察力を持って市の行財政運営について監査していただき、さまざまな角度から御助言をいただきました。3期9年にわたり御尽力賜りましたことに心より厚く御礼を申し上げます。  また、本日は新教育委員会制度により教育委員長教育長を一本化した新教育長並びに教育委員の任命案件について御同意をいただきました。昨年4月に施行された新たな教育委員会制度のもとで既に総合教育会議を3回開催し、いじめ問題や市立小中学校の再編等について懇談を行ってまいりましたが、小島教育長には教育委員会の代表者として重要課題を抱える諏訪市の教育行政のかじ取りを引き続きお願いしたいと存じます。  さて、国においては財務省が先月末に平成29年度一般会計予算の概算要求をまとめたところ、高齢化の進展で膨らむ社会保障費の大半を所管する厚生労働省の要求額は31兆円を超え、総額では3年連続で100兆円を突破しました。国は来年4月に予定していた消費税10%への増税を2年半延期することで、さらに厳しい財政運営を迫られる状況ですが、自治体といたしましても国保会計が逼迫し速やかな対応が求められるなどに加えて、地方創生の推進や防災・減災事業などのきめ細やかな行政サービスを継続して住民に提供できるように地方の安定的な財政運営に必要な財源を確保していかなければなりません。今後、国の予算折衝と税制改正の議論の動向等に注目しつつ、金子市政にとって3年目となる市の実施計画や新年度予算編成に向けた作業を進めてまいります。  ことしの夏は台風の発生時期が遅く、7月下旬になってから相次いで発生した台風は、例年と異なる位置にあった高気圧の影響を受けて東北や北海道に上陸するという過去にないコースを通過し、岩手県と北海道では多くの被害が発生しました。この場をお借りして被災された皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、被災地の早期の復旧を願ってやみません。  今回の災害では、自治体が出す避難情報を住民が正確に理解できなかったため避難がおくれたという問題が指摘されています。市内の小学校では防災に特化した体験型の夏祭りを開催したり、学校の体育館に宿泊して避難所生活体験をするなど、地域の方々と一緒に防災、減災のための体験学習を行っているところがあります。このような場で親子がさまざまな体験を通して防災意識を高めて、実際に災害が起きたときに自分で判断や行動ができるように学ぶ取り組みは自分たちだけではなく、地域の防災力を高めることにもつながります。  市としては昨年度整備いたしました防災気象システムを活用して正確な観測データを提供するとともに、万が一災害が発生した際には適切に判断して避難情報を発信できるよう防災行政無線の整備等を進めてまいります。地域や家庭においても、まずは自分の身は自分で守る意識を持つことが大切であり、こうした例を参考に官民協力の取り組みを進めてまいりたいと思っております。  今月に入り市中にはさまざまな飾りつけがされ、毎週末には市内の各所で小宮の御柱祭が開催されています。子供からお年寄りが一緒になって綱を引き、地域の祭りの伝統が若い世代に受け継がれると同時に、人と人とのつながりが築かれていくさまにお祭りの価値を感じ、大いに盛り上がってまいりますことを期待しております。  厳しく長く続いた残暑でしたが、朝晩は涼しくなり秋の気配が深まってまいりました。議員各位には健康に留意され、市政発展のためにさらなる御理解、御協力を重ねてお願い申し上げ、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。           ────────────────────── ○宮下和昭 議長  これをもって、平成28年第3回諏訪市議会定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。           ──────────────────────            閉       会   午後 0時01分   以上会議のてん末を録し相違なきを認め、ここに署名する。       議  長     宮  下  和  昭       副 議 長     奥  野     清       議  員     金  子  喜  彦       議  員     奥  野     清              議案並びに請願・陳情の審議結果   市長提出 ┌─────────┬────┬─────────┬────┬──────────┐ │ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│  審 議 結 果  │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │報告第 2号   │28. 8.29│なし       │28. 8.29│報告のみ      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │報告第 3号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │報告第 4号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │同意第 2号   │28. 9.16│〃        │28. 9.16│原案同意      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │同意第 3号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │同意第 4号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │同意第 5号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │諮問第 1号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │諮問第 2号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第52号   │28. 8.29│社会文教委員会  │〃   │原案可決      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第53号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第54号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第55号   │〃   │決算審査特別委員会│〃   │原案可決及び認定  │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第56号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第57号   │〃   │総務産業委員会  │〃   │原案可決      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第58号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第59号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議案第60号   │〃   │各常任委員会   │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │認定第 1号   │〃   │決算審査特別委員会│〃   │原案認定      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │認定第 2号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │認定第 3号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │認定第 4号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │認定第 5号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │認定第 6号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤
    │認定第 7号   │〃   │〃        │〃   │〃         │ └─────────┴────┴─────────┴────┴──────────┘   議員提出 ┌─────────┬────┬─────────┬────┬──────────┐ │ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│  審 議 結 果  │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議員議案第 6号 │28. 9.16│省略       │28. 9.16│原案可決      │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │議員議案第 7号 │〃   │〃        │〃   │〃         │ └─────────┴────┴─────────┴────┴──────────┘   請願・陳情 ┌─────────┬────┬─────────┬────┬──────────┐ │ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│  審 議 結 果  │ ├─────────┼────┼─────────┼────┼──────────┤ │陳情第26号   │28. 8.29│社会文教委員会  │28. 9.16│一部採択      │ └─────────┴────┴─────────┴────┴──────────┘ 議員議案第6号                 意見書の提出について  国に対する私立高校への公費助成に関する意見書を関係行政庁に提出したい。 平成28年9月16日 提出                       提出者 諏訪市議会議員 井 上   登                       賛成者    〃    増 澤 義 治                        〃     〃    吉 澤 美樹郎                        〃     〃    金 子 喜 彦                        〃     〃    森 山 博 美                        〃     〃    山 田 一 治                        〃     〃    水 野 政 利           国に対する私立高校への公費助成に関する意見書  私学は独自の建学の精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことによって、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げております。しかしながら、私学助成の主体をなす国からの補助金は一定の前進はみられるものの、生徒減少期の現在、私立高校の経営は極めて厳しいものとなっております。2010年度より「高等学校就学支援金」政策が実施され、私学に通う生徒にも「就学支援金」が支給されました。しかし、昨今の低迷する厳しい経済状況の中で、保護者の方々の学費負担は深刻な状況が未だ続いております。多くの保護者・生徒が公立高校との学費格差をなくしてほしいと願っています。多様なカリキュラムを持つ私学は、子どもたちに大きな夢と可能性を与えてくれています。その夢を経済的理由で諦めさせることは、保護者の立場からしますと断腸の思いであります。  公教育の一翼を担う私学振興のために、さらに一層のご理解ご支援を賜りたく、下記事項について実現されるよう要望するものであります。                      記 1.私立高校への就学支援金制度の拡充並びに経常費補助の増額を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。                                長 野 県 諏 訪 市 議 会 内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様 総務大臣   高 市 早 苗 様 財務大臣   麻 生 太 郎 様 文部科学大臣 松 野 博 一 様 議員議案第7号                 意見書の提出について  長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書を関係行政庁に提出したい。 平成28年9月16日 提出                       提出者 諏訪市議会議員 井 上   登                       賛成者    〃    増 澤 義 治                        〃     〃    吉 澤 美樹郎                        〃     〃    金 子 喜 彦                        〃     〃    森 山 博 美                        〃     〃    山 田 一 治                        〃     〃    水 野 政 利          長野県に対する私立高校への公費助成に関する意見書  長野県の私立高校は、独自の建学の精神に基づき、個々の生徒の個性を育むことによって、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げております。しかしながら、私学助成の主体をなす県からの補助金は一定の前進はみられるものの、生徒減少期の現在、私立高校の経営は極めて厳しいものとなっております。2010年度より「高等学校就学支援金」政策が実施され、私学に通う生徒にも「就学支援金」が支給されました。しかし、昨今の低迷する厳しい経済状況の中で、保護者の方々の学費負担は深刻な状況が未だ続いております。多くの保護者・生徒が公立高校との学費格差をなくしてほしいと願っています。多様なカリキュラムを持つ私学は、子どもたちに大きな夢と可能性を与えてくれています。その夢を経済的理由で諦めさせることは、保護者の立場からしますと断腸の思いであります。  公教育の一翼を担う私学振興のために、さらに一層のご理解ご支援を賜りたく、下記事項について実現されるよう要望するものであります。                      記 1.私立高校への就学支援金制度の拡充並びに経常費補助の増額を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
                                   長 野 県 諏 訪 市 議 会 長野県知事   阿 部 守 一 様 長野県総務部長 小 林   透 様...