岡谷市議会 > 2023-02-17 >
02月24日-01号

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  1. 岡谷市議会 2023-02-17
    02月24日-01号


    取得元: 岡谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-17
    令和 5年  3月 定例会(第1回)岡谷市告示第3号 令和5年第1回岡谷市議会定例会を次のとおり招集する。  令和5年2月17日                             岡谷市長  今井竜五 1 日時  令和5年2月24日 午前9時30分 2 場所  岡谷市役所議場          ◯応招・不応招議員応招議員(18名)    1番  小松 壮議員      2番  田村みどり議員    3番  浜 幸平議員      4番  吉田 浩議員    5番  中島秀明議員      6番  今井康善議員    7番  今井義信議員      8番  中島保明議員    9番  早出すみ子議員    10番  今井秀実議員   11番  武井友則議員     12番  渡辺太郎議員   13番  早出一真議員     14番  藤森博文議員   15番  笠原征三郎議員    16番  大塚秀樹議員   17番  山崎 仁議員     18番  遠藤真弓議員不応招議員(なし)          令和5年第1回岡谷市議会定例会会議録議事日程(第1号)                  令和5年2月24日(金)午前9時30分開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 市長挨拶 日程第4 報告第1号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定について) 日程第5 報告第2号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第13号)) 日程第6 報告第3号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定について) 日程第7 報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第14号)) 日程第8 議案第1号 岡谷市固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第9 議案第2号 岡谷市教育委員会委員の選任について 日程第10 議案第3号 岡谷市湊財産区管理委員の選任について 日程第11 議案第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 日程第12 議案第5号 岡谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第13 議案第6号 岡谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第14 議案第7号 岡谷市営住宅条例の一部を改正する条例 日程第15 議案第8号 市道路線の廃止について 日程第16 議案第9号 市道路線の変更について 日程第17 議案第10号 市道路線の認定について 日程第18 議案第11号 令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第15号) 日程第19 議案第12号 令和4年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第20 議案第13号 令和4年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第21 議案第14号 令和4年度岡谷市病院事業会計補正予算(第5号) 日程第22 議案第15号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例 日程第23 議案第16号 岡谷市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第24 議案第17号 岡谷市子ども・子育て支援審議会条例の一部を改正する条例 日程第25 議案第18号 岡谷市福祉タクシー運行利用条例の一部を改正する条例 日程第26 議案第19号 岡谷市国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第27 議案第20号 岡谷市空き家等の適正管理に関する条例の一部を改正する条例 日程第28 議案第21号 岡谷市都市公園条例の一部を改正する条例 日程第29 議案第22号 岡谷市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例 日程第30 議案第23号 岡谷市都市公園の指定管理者の指定の変更について 日程第31 議案第24号 令和5年度岡谷市一般会計予算 日程第32 議案第25号 令和5年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算 日程第33 議案第26号 令和5年度岡谷市地域開発事業特別会計予算 日程第34 議案第27号 令和5年度岡谷市分収造林事業特別会計予算 日程第35 議案第28号 令和5年度岡谷市霊園事業特別会計予算 日程第36 議案第29号 令和5年度岡谷市温泉事業特別会計予算 日程第37 議案第30号 令和5年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第38 議案第31号 令和5年度岡谷市湊財産区一般会計予算 日程第39 議案第32号 令和5年度岡谷市水道事業会計予算 日程第40 議案第33号 令和5年度岡谷市下水道事業会計予算 日程第41 議案第34号 令和5年度岡谷市病院事業会計予算---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(17名)     1番  小松 壮議員     2番  田村みどり議員     3番  浜 幸平議員     4番  吉田 浩議員     5番  中島秀明議員     6番  今井康善議員     7番  今井義信議員     8番  中島保明議員     9番  早出すみ子議員   11番  武井友則議員    12番  渡辺太郎議員    13番  早出一真議員    14番  藤森博文議員    15番  笠原征三郎議員    16番  大塚秀樹議員    17番  山崎 仁議員    18番  遠藤真弓議員欠席議員(1名)    10番  今井秀実議員---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長       今井竜五君     副市長      小口道生君 教育長      岩本博行君     企画政策部長   酒井吉之君 総務部長     藤澤 正君     市民環境部長   百瀬邦彦君 健康福祉部長   帯川豊博君     産業振興部長   木下 稔君 産業振興部技監  中島洋一君     建設水道部長   小口浩史君 教育部長     白上 淳君     教育担当参事   両角秀孝君 病院事業管理者  天野直二君     事務部長     城田 守君 会計管理者    小口典久君     選挙管理委員会監査委員事務局長                             矢崎義人君 企画課長     仲田健二君     秘書広報課長   宮澤俊一君 総務課長     小松秀尊君     財政課長     岡本典幸君---------------------------------------事務局職員出席者 局長       中村良則      次長       宮澤 輝 統括主幹兼庶務主幹事務取扱      議事主幹     金子 郷          三村田 卓 △開会 午前9時30分 △開会の宣告 ○議長(小松壮議員) おはようございます。 これより令和5年第1回岡谷市議会定例会を開会いたします。--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(小松壮議員) 直ちに本日の会議を開きます。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(小松壮議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において、3番 浜 幸平議員、15番 笠原征三郎議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(小松壮議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から3月20日までの25日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は、本日から3月20日までの25日間と決定いたしました。--------------------------------------- △市長挨拶 ○議長(小松壮議員) 日程第3 市長より御挨拶をお願いいたします。 今井市長。     〔市長 今井竜五君 登壇〕 ◎市長(今井竜五君) おはようございます。 令和5年第1回岡谷市議会定例会の開会に当たりまして挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、御多用のところ御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。 早いもので、今年も2月下旬を迎え、令和4年度も残り1か月余りとなり、各種事業のまとめの時期となっております。今年度に展開してまいりました施策、事業などを総括し、その成果や効果を評価し、検証しながら、4月から始まる新年度にしっかり備えてまいりたいと考えております。 政府は、新型コロナウイルス感染症について、本年5月8日から、季節性インフルエンザなどと同等となる感染症法上の5類感染症に位置づけることといたしました。これに伴い、現在講じている医療費の自己負担分に対する交付支援については、急激な負担増が生じないよう期限を区切って一定の交付支援を継続することとし、3月上旬を目途に具体的な方針を示すとしております。 また、ワクチン接種については、必要な接種については引き続き自己負担なく受けられる方針とするとともに、マスクの着用の考え方、イベントの開催制限なども変更することが示されております。 5月8日以降は、これまでの国の基本的対処方針業種別ガイドラインなどが廃止されますが、状況に応じ市として必要な対策を実施しながら、ウィズコロナポストコロナの時代に的確に対応してまいりたいと考えております。 2月8日には、テクノプラザおかや「ものづくりフェア2023」を、市内外の企業・団体の皆様の御支援、御協力の下、3年ぶりに開催することができました。今回は、テクノプラザおかやを中心に複数の施設を会場とし、まち全体でものづくりを楽しんでいただけるプログラムを目指し、内容の充実を図りました。 当日は、同時開催のイベントも含め大勢の親子に来場いただき、子供たちが目を輝かせて様々なものづくりに夢中になって取り組む姿を見ることができました。 今後も、ものづくりフェアを充実、発展させるとともに、フェアに参加した岡谷市の未来を担う子供たちの中から、多くの皆さんが岡谷のものづくりに携わってくれることを願っております。 2月22日には、カノラホールにおいて市政懇談会を開催いたしました。3年ぶりにカノラホールという大きな会場で開催できました今回の懇談会は、多くの市民の皆様に参加をいただき、私から新年度予算の考え方や施策内容などを説明させていただきました。 今定例会に市側から提出申し上げます案件は、令和4年度議案といたしまして、報告案件4件、人事案件4件、条例議案3件、単行議案3件、補正予算4件の計18件、令和5年度議案といたしまして、条例議案8件、単行議案1件、予算議案11件の計20件、合わせて38件であります。 令和5年度予算につきましては、第5次岡谷市総合計画前期基本計画によるまちづくりの最終年として、未来を見据えた躍動の年と位置づけ編成作業を行ってまいりましたが、予算編成の方針及び対応につきましては、改めて所信の一端を述べさせていただきます。 議員各位には、それぞれの議案につきましてよろしく御審議の上、御議決等賜りますようお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。--------------------------------------- △報告第1号の上程、説明、質疑 ○議長(小松壮議員) 日程第4 報告第1号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定について)説明を求めます。 小口建設水道部長。     〔建設水道部長 小口浩史君 登壇〕 ◎建設水道部長(小口浩史君) おはようございます。 報告第1号 専決処分の報告について、専決第16号 和解及び損害賠償の額の決定について御説明申し上げます。 この内容は、市道上に発生していた穴により走行中の自動車に損害を与えたことによります和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項及び市長専決処分指定事項第1項の規定により、令和4年12月16日に専決処分を行ったものであります。 それでは、和解の内容を御覧ください。 事故の概要でありますが、令和4年11月3日午前11時35分頃、相手方が所有する自動車の購入予定者の運転する当該自動車が、市道12号線(小井川東町線)を国道20号方面に向かって走行中、市道上に発生していた穴により車体左前輪に損傷を与えたものであります。 この事故につきましては、相手方と示談交渉を行い、損害額19万7,260円のうち、道路管理者としての市の過失割合を60%、相手方の過失割合を40%と認定しまして、過失割合に基づく損害賠償金として市が相手方に11万8,356円を支払うことで、令和4年12月16日に示談が成立したものであります。 なお、事故箇所につきましては、再発防止のため必要な補修等を行っております。また、今後につきましても、道路・水路等の安全管理には一層意を配してまいります。 以上で報告第1号の説明を終わりますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) 報告第1号についてはこれをもって終結いたします。--------------------------------------- △報告第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
    ○議長(小松壮議員) 日程第5 報告第2号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第13号))を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 藤澤総務部長。     〔総務部長 藤澤 正君 登壇〕 ◎総務部長(藤澤正君) おはようございます。 報告第2号 専決処分の承認を求めることについて、専決第1号 令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第13号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、市道等の除雪、融雪などの経費を追加したもので、地方自治法第179条第1項の規定により、令和5年1月25日付で専決処分を行ったものであります。 初めに、8ページをお開きください。 3歳出から御説明申し上げます。 8款土木費2項2目道路維持費10節需用費及び12節委託料の合わせて2,500万円は、1月23日から25日にかけての大寒波への対応として、連日、凍結防止剤の散布を実施したことなどにより不足が見込まれる市道等の除雪、融雪などの経費をそれぞれ追加したものであります。 以上で歳出を終わりまして、6ページへお戻りください。 2歳入について申し上げます。 20款繰越金1項1目繰越金2,500万円は、財源を繰越金といたしたものであります。 以上で歳入を終わりまして、2ページへお戻りください。 第1表歳入歳出予算補正、1歳入及び次のページの2歳出は、それぞれ所定の書式によって調製してあります。 1ページへお戻りください。 令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第13号)第1条で歳入歳出それぞれ2,500万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ220億2,560万3,000円といたしたものであります。 以上で報告第2号の説明を終わりますが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) お諮りいたします。ただいま説明のありました報告第2号については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより報告第2号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は報告のとおり承認することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は報告のとおり承認されました。--------------------------------------- △報告第3号の上程、説明、質疑 ○議長(小松壮議員) 日程第6 報告第3号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額の決定について)説明を求めます。 小口建設水道部長。     〔建設水道部長 小口浩史君 登壇〕 ◎建設水道部長(小口浩史君) 報告第3号 専決処分の報告について、専決第2号 和解及び損害賠償の額の決定について御説明申し上げます。 この内容は、市道上に発生していた穴により走行中の自動車に損害を与えたことによります和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項及び市長専決処分指定事項第1項の規定により、令和5年2月9日に専決処分を行ったものであります。 それでは、和解の内容を御覧ください。 事故の概要でありますが、令和4年12月12日午後5時30分頃、相手方が運転する自動車が市道14号線(横道線)から市道岡谷490号線の交差点に進入したところ、市道上に発生していた穴により、車体前方左側バンパーに損傷を与えたものであります。 この事故につきましては、相手方と示談交渉を行い、損害額13万2,000円のうち、道路管理者としての市の過失割合を50%、相手方の過失割合を50%と認定しまして、過失割合に基づく損害賠償金として市が相手方に6万6,000円を支払うことで、令和5年2月9日に示談が成立したものであります。 なお、事故箇所につきましては、再発防止のため必要な補修等を行っております。また、今後につきましても、道路・水路等の安全管理には一層意を配してまいります。 以上で報告第3号の説明を終わりますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) 報告第3号についてはこれをもって終結いたします。--------------------------------------- △報告第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小松壮議員) 日程第7 報告第4号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第14号))を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 藤澤総務部長。     〔総務部長 藤澤 正君 登壇〕 ◎総務部長(藤澤正君) 報告第4号 専決処分の承認を求めることについて、専決第3号 令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第14号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、市道等の除雪、融雪などの経費を追加したもので、地方自治法第179条第1項の規定によりまして、令和5年2月10日付で専決処分を行ったものであります。 初めに、8ページをお開きください。 3歳出から御説明申し上げます。 8款土木費2項1目道路橋梁総務費3節職員手当等50万円は、大雪への対応に必要な職員手当等を追加したものであります。 2目道路維持費12節委託料2,490万円は、2月10日の大雪への対応として除雪路線の一斉除雪を実施したほか、積雪による倒木の処理が必要となったことなどにより、不足が見込まれる市道等の除雪、融雪などに必要な委託料を追加したものであります。 なお、10ページに給与費明細書がありますが、これは、所定の書式に従いましてお示ししたものでありますので御覧いただきたいと思います。 以上で歳出は終わりまして、6ページへお戻りください。 2歳入について申し上げます。 20款繰越金1項1目繰越金2,540万円は、財源を繰越金といたしたものであります。 以上で歳入は終わりまして、2ページへお戻りください。 第1表歳入歳出予算補正、1歳入及び次のページの2歳出は、それぞれ所定の書式によって調製してあります。 1ページへお戻りください。 令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第14号)第1条で歳出歳入それぞれ2,540万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ220億5,100万3,000円といたしたものであります。 以上で報告第4号の説明を終わりますが、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) お諮りいたします。ただいま説明のありました報告第4号については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑に入ります。 質疑はありませんか。 中島保明議員。 ◆8番(中島保明議員) 中島保明です。 9ページの説明欄、除雪等委託料追加分、それから草刈等委託料追加分とありまして、参考に、この2つの委託料、除雪等委託料草刈等委託料の最初の当初予算といいますか、この前の段階でどのぐらい見込んでおられたか参考にお聞きしたいと思います。 ○議長(小松壮議員) 小口建設水道部長。 ◎建設水道部長(小口浩史君) 今回、委託料の追加分として2,490万円を専決処分させていただきました。 中身につきましては、除雪等の委託料追加分の2,140万円につきましては、除雪業務、あと市内4か所の雪捨場の業務、それと排雪業務を追加させていただきました。 これらにつきましては、約700万円ほどの当初予算に対しまして、先ほどの報告第2号のほうで補正として新たに約1,000万円ほど追加させていただきまして、なおかつ今回2,140万円の追加をさせていただきました。 あと、草刈等の業務委託料、これは倒木があったために350万円をお願いしたものでございますけれども、この部分につきましては当初予算には計上してございません。 ○議長(小松壮議員) そのほか質疑はありませんか。 笠原征三郎議員。 ◆15番(笠原征三郎議員) 同じく9ページでお聞きしますが、今回久しぶりの大雪だったわけなんですが、次の日、私は朝早く用がありましてかなり早く車で通ったんですが、非常にきれいに除雪されていた。お聞きしましたら、2回ほど除雪を、全市的にやられたということで、これは非常に私は感謝しているところであります。 そこで、前もお聞きしたことはあると思うんですが、岡谷市の場合、何cmほど雪が降った場合、除雪出動ということになるかちょっとお聞きいたします。 ○議長(小松壮議員) 小口建設水道部長。 ◎建設水道部長(小口浩史君) 除雪等の作業基準につきましては除雪マニュアルに定めてございます。除雪につきましては、積雪量が15cmを超えると予想される場合に実施するということで規定しております。また、排雪につきましては、積雪量が30cmを超えると予想される場合に実施する、そういうマニュアルでございます。 そういう数字を参考にしながら、現状を見ながら対応させていただいているところでございます。 ○議長(小松壮議員) 笠原征三郎議員。 ◆15番(笠原征三郎議員) 15cmということですが、現状を見ながら対応ということなんですが、近隣市町村では同じくらいの15cmというような基準かどうか、ちょっと教えていただければと思います。 ○議長(小松壮議員) 小口建設水道部長。 ◎建設水道部長(小口浩史君) 他市のマニュアルが手元にないものですからはっきりしたことは申し上げられませんけれども、ほかの対応を見ていますと同じような基準でやっているかと思っています。 ○議長(小松壮議員) 笠原征三郎議員。 ◆15番(笠原征三郎議員) いきなり聞いてすみませんでしたが、諏訪市とか下諏訪町、地熱があるというようなこともあるかもしれませんが、非常に岡谷へ来ると雪が多いというようなことを何回か言われております。今回のように二度除雪していただいたということで、道路、車の通りなど非常に助かったわけなんですが、15cmというとかなりの深さになると思います。天気予報というんですか、降雪の予報とかそういうことも加味しながら、ぜひ15cmを超えるというようなときには、もう10cmとかそういうようなときにかいてもらって、また今回のように二度除雪していただければ非常に助かると思いますので、その点よろしくお願いいたします。 ○議長(小松壮議員) そのほかに質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより報告第4号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は報告のとおり承認することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は報告のとおり承認されました。 この際、暫時休憩いたします。 次の議案第1号から議案第4号までの人事案件について全員協議会を開催いたしますので、直ちに全員協議会室へ御参集願います。 △休憩 午前9時53分 △再開 午前10時15分 ○議長(小松壮議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第1号の上程、説明、採決 ○議長(小松壮議員) 日程第8 議案第1号 岡谷市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題としたします。 提出者の説明を求めます。 今井市長。     〔市長 今井竜五君 登壇〕 ◎市長(今井竜五君) 議案第1号 岡谷市固定資産評価審査委員会委員の選任について御提案申し上げます。 岡谷市固定資産評価審査委員会委員、向山 宏氏は3月9日をもって任期が満了となりますが、再任いたしたく、御同意賜りますようお願い申し上げるものでございます。 向山氏の略歴はお手元に差し上げてございますので説明は省略をさせていただきますが、向山氏は、常に公正な立場で固定資産の評価等に関する納税者の不服を審査決定できる方であると同時に人望も厚く、選任するに適任であると存じ御提案いたすものでございます。 御同意賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(小松壮議員) お諮りいたします。本案はこれに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第1号は同意されました。--------------------------------------- △議案第2号の上程、説明、採決 ○議長(小松壮議員) 日程第9 議案第2号 岡谷市教育委員会委員の選任についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 今井市長。     〔市長 今井竜五君 登壇〕 ◎市長(今井竜五君) 議案第2号 岡谷市教育委員会委員の選任について御提案申し上げます。 岡谷市教育委員会委員、太田博久氏は2月28日をもって任期が満了となりますが、再任いたしたく、また、草間吉幸氏は3月9日をもって任期が満了となることから、新たに林 慎太郎氏を選任いたしたく、議会の御同意をいただきたくお願いいたすものであります。 両氏の略歴はお手元に差し上げてございますので説明は省略させていただきますが、両氏ともに人格高潔であり、教育行政に深い理解と識見を有し、委員として選任するに適任であると存じ御提案を申し上げるものでございます。 御同意を賜りますようよろしくお願いをいたします。 ○議長(小松壮議員) お諮りいたします。本案はこれに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第2号は同意されました。 暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時18分 △再開 午前10時19分 ○議長(小松壮議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第3号の上程、説明、採決 ○議長(小松壮議員) 日程第10 議案第3号 岡谷市湊財産区管理委員の選任についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 今井市長。     〔市長 今井竜五君 登壇〕 ◎市長(今井竜五君) 議案第3号 岡谷市湊財産区管理委員の選任について御提案申し上げます。 岡谷市湊財産区管理委員7人は3月22日をもって任期が満了となりますが、7人のうち、花岡克行氏、保木啓志氏、小坂英文氏、小口朝弘氏、山岡正幸氏、浜 秀春氏の6人の方々は再任いたしたく、また新たに坂田健行氏を選任いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 略歴はお手元に差し上げてございますので説明は省略させていただきますが、いずれも花岡、小坂両地区から推薦された方々であり、選任するに適任であると存じ御提案申し上げるものでございます。 御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) お諮りいたします。本案はこれに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第3号は同意されました。--------------------------------------- △議案第4号の上程、説明、採決 ○議長(小松壮議員) 日程第11 議案第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 今井市長。     〔市長 今井竜五君 登壇〕 ◎市長(今井竜五君) 議案第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて御提案申し上げます。 人権擁護委員の林 幸夫氏は、令和5年6月30日をもって任期が満了となります。また、杉村千加子氏は、令和5年6月30日をもって辞任したい旨の届出がされ、法務大臣より認められる見込みであります。 後任の委員につきましては、新たに小林照宏氏、梅垣つね氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を聞いて法務大臣に対し候補者を推薦いたすものであります。 両氏の略歴はお手元に差し上げてございますので説明は省略させていただきますが、豊富な識見と円満なお人柄は人権問題の相談相手として適任であると存じ、推薦の御提案を申し上げるものでございます。 御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) お諮りいたします。本案はこれに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第4号は同意されました。--------------------------------------- △議案第5号及び議案第6号の一括上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(小松壮議員) 日程第12 議案第5号 岡谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例及び日程第13 議案第6号 岡谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の2件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 帯川健康福祉部長。     〔健康福祉部長 帯川豊博君 登壇〕 ◎健康福祉部長(帯川豊博君) それでは、議案第5号及び議案第6号を一括して御説明申し上げます。 初めに、議案第5号 岡谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、民法等の一部を改正する法律及び児童福祉施設の設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の公布、施行に伴い、改正いたしたいものであります。 改正の概要について御説明いたします。 今回の改正は、民法の改正により、親権者に必要な範囲で認められていた子への懲戒権の規定が削除されたほか、家庭的保育事業所等の設備などに係る国の基準において、児童の安全のための安全計画の策定が新たに義務づけられたこと、事業者の車両運行に係る安全確認や見落とし防止ブザーの取付けが義務化されたこと、社会福祉施設が併設された家庭的保育事業所等の設備、人員についての運用の見直しや、感染症などの蔓延防止のための研修などの実施が努力義務化されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明いたします。 第7条は、保育所等の連携について規定したもので、家庭的保育事業者等の定義の適用について新たに追加する第8条の3第2項も対象とするため、所要の改正を行うものであります。 第8条の次に新たな2条を追加する規定でありますが、新たに追加する第8条の2は、安全計画の策定等について規定したもので、設備の点検や事業所外での活動などの安全に関する事項について安全計画を策定し、必要な措置を講ずる旨、規定するものであります。 新たに追加する第8条の3は、自動車を運行する場合の所在の確認について規定したもので、自動車運行時における利用乳幼児の所在の確認や、見落とし防止ブザーの取付けを義務化する旨を規定するものであります。 第11条は、他の社会福祉施設等を併せて設置するときの設備及び職員の基準について規定したもので、社会福祉サービスを必要とする児童等の社会参加への支援が進むよう、家庭的保育事業所等に併設された社会福祉施設について、保育に支障が出ない範囲で設備、人員についても共用できるよう所要の改正を行うものであります。 第14条は、懲戒に係る権限の乱用禁止について規定したもので、民法の改正により、親権者に必要な範囲で認められていた子への懲戒権の規定が削除されたことを踏まえて、懲戒権の行使を前提とした措置について規定された本条を削除するものであります。 第15条は、衛生管理等について規定したもので、感染症及び食中毒の予防及び蔓延防止のための研修、訓練について実施に努める旨を規定するものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項は、この条例の施行期日を原則令和5年4月1日からとし、第14条の改正規定は公布の日からとするものであります。 附則第2項は、第8条の3第2項の規定について、実施が困難な事情がある場合は、令和6年3月31日までの間、ブザー等の設置に代わる措置を講じればブザー等を備えないことができる旨、経過措置を設けたものであります。 議案第5号につきましては以上でございます。 続きまして、議案第6号 岡谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律及び民法等の一部を改正する法律の公布、施行等に伴い、改正いたしたいものであります。 改正の概要について御説明いたします。 今回の改正は、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法令の整備に関する法律の公布、施行等に伴い本条例の引用法令が改正されたほか、民法の改正により、親権者に必要な範囲で認められていた子への懲戒権の規定が削除されたことなどに伴い、所要の改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明いたします。 本則中第19条を改める改正は、第4条、第6条、第7条、第8条、第13条、第20条、第36条、第37条、第38条、第52条、第53条等、本則の規定中において引用している子ども・子育て支援法第19条の改正により項ずれが生じたため、所要の改正をまとめて行うものであります。 第2条は、用語の定義について規定したもので、引用している子ども・子育て支援法の項ずれに伴い、用語の整理を行うものであります。 第4条、第6条及び第8条の改正は、先ほどと同様に、引用している子ども・子育て支援法第19条の改正により項ずれが生じたため、所要の改正を行うものであります。 第15条は、特定教育・保育取扱方針について規定したもので、引用している学校教育法第25条の改正により項ずれが生じたため、所要の改正をするものであります。 第26条は、懲戒に係る権限の乱用禁止について規定したもので、民法の改正により、親権者に必要な範囲で認められていた子への懲戒権の規定が削除されたことを踏まえて、懲戒権の行使を前提とした措置について規定された本条を削除するものであります。 第36条、第37条、第52条及び第53条の改正は、先ほどと同様に、引用している子ども・子育て支援法第19条の改正により項ずれが生じたため、所要の改正を行うものであります。 次に、附則でありますが、この条例の施行期日を原則令和5年4月1日からとし、第2条及び第26条の改正規定は公布の日からとするものであります。 以上で議案第5号及び議案第6号の説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 まず、議案第5号について質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第6号について質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第5号及び議案第6号は社会委員会に付託をいたします。--------------------------------------- △議案第7号~議案第10号の一括上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(小松壮議員) 日程第14 議案第7号 岡谷市営住宅条例の一部を改正する条例、日程第15 議案第8号 市道路線の廃止について、日程第16 議案第9号 市道路線の変更について及び日程第17 議案第10号 市道路線の認定についての4件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 小口建設水道部長。     〔建設水道部長 小口浩史君 登壇〕 ◎建設水道部長(小口浩史君) 議案第7号から議案第10号までを一括して御説明申し上げます。 最初に、議案第7号 岡谷市営住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、入居の手続における保証人を不要とするため改正いたしたいものであります。 初めに、改正の概要について御説明いたします。 今回の改正は、市営住宅への入居に当たっては、やむを得ない特別な事情があると認めた者以外、2人以上の保証人を求めておりますが、長野県では、住宅に困窮する低所得者への住宅の提供という公営住宅の目的を踏まえ、入居しやすい環境を整えるため、県営住宅への入居の手続において保証人を不要とする条例改正を行ったところであります。 このため、市営住宅における保証人の取扱いについて、県営住宅と歩調を合わせ、保証人を確保できないため市営住宅に入居できないといった事態が生じることがないよう、保証人を不要とする改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明いたします。 第9条は、入居の手続について規定したもので、保証人を不要とするため、保証人に関わる規定を削除するものであります。 次に、附則でありますが、この条例の施行期日を公布の日からとするものであります。 議案第7号につきましては以上であります。 続きまして、議案第8号 市道路線の廃止について、議案第9号 市道路線の変更について及び議案第10号 市道路線の認定について御説明申し上げます。 今回、廃止、変更、認定をお願いします市道路線につきましては、廃止1路線、変更4路線、認定1路線で、いずれも(仮称)諏訪湖スマートインターチェンジの整備に伴い新設される県道諏訪辰野線築造に伴うものであります。 お手元の議案第8号、議案第9号、議案第10号資料の全体図及び詳細図の1から3を併せて御覧ください。 初めに、議案第8号 市道路線の廃止について御説明申し上げます。 資料の詳細図1を御覧ください。 廃止します市道湊92号線は、市道106号線(西街道線)を起点とする袋地状の道路で、延長が約41m、平均的な幅員が約2mの路線でありますが、当該市道の周辺一帯の土地を長野県が道路管理の用途等に活用する予定のため、廃止するものであります。 続きまして、議案第9号 市道路線の変更について御説明申し上げます。 資料の詳細図2を御覧ください。 初めに、市道湊94号線は、市道106号線(西街道線)を起点とし、市道湊100号線へ通ずる路線でありますが、新設県道の築造に伴い市道が付け替わることから起点及び終点を変更するものであります。変更後の市道湊94号線は、延長が約394m、平均的な幅員は約4mの路線となります。 市道湊101号線は、市道106号線(西街道線)を起点とし、市道湊100号線へ通ずる路線でありますが、新設県道の築造に伴い市道が付け替わることから終点を変更するものになります。変更後の市道湊101号線は、延長が約125m、平均的な幅員は約2.8mの路線となります。 資料の詳細図3を御覧ください。 市道湊115号線は、市道湊113号線を起点とし、諏訪市境へ通ずる路線でありますが、新設県道の築造に伴い、起点を県道へ接続する道路へ変更するものであります。変更後の市道湊115号線は、延長が約287m、平均的な幅員は約2.5mの路線となります。 次に、市道湊116号線は、市道湊115号線を起点とし、諏訪市道へ通ずる路線でありますが、新設県道及び市道湊134号線の築造に伴い、起点、終点をそれぞれ変更するものであります。変更後の市道湊116号線は、延長が約109m、平均的な幅員は約2mの路線となります。 続きまして、議案第10号 市道路線の認定について御説明申し上げます。 資料の詳細図1を御覧ください。 市道湊136号線でありますが、新設県道の築造に伴い、歩行機能を確保する道路として市道を認定するものであります。 市道湊118号線を起点とし、市道106号線(西街道線)へ通ずる路線であり、延長が約144m、平均的な幅員は約2mの路線であります。 以上、御説明いたしました6路線、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定に基づき議会の議決をお願いするものであります。 以上で議案第7号から議案第10号までの説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 まず、議案第7号について質疑はありませんか。 大塚秀樹議員。 ◆16番(大塚秀樹議員) 保証人が要らなくなるということで、その場合に、もし家賃などがたまった場合はどういう手続をして、どういう取り方をするのか、そこをちょっとお聞きしたい。 ○議長(小松壮議員) 小口建設水道部長。 ◎建設水道部長(小口浩史君) 現在、保証人の方に対しましては、入居者の債務を弁済してもらうという形で連帯保証人になっていただいております。その場合、滞納が多額になった場合などは保証人に連絡を行うケースもありまして、直近では、5年間で5件ほど保証人の方に弁済いただいたようなケースがございます。 今回、この保証人を廃止することによってこのようないわゆる弁済の取扱いはできないことになりますけれども、いずれにしても滞納が長期間にわたることのないように、生活状況に応じた納付相談や分納誓約など、管理をお願いしています長野県住宅供給公社とともに適正な徴収事務に取り組んで対応してまいりたいと考えております。 ○議長(小松壮議員) 大塚秀樹議員。 ◆16番(大塚秀樹議員) 今ので大体分かりましたけれども、生活苦だとどうしたって払えない場合が来てたまってくることが多いと思うんですけれども、それを無理やり取り立てるという方法もいかがなものかと思いますけれども、そこのところはどういうふうに考えているかお聞きします。 ○議長(小松壮議員) 小口建設水道部長。 ◎建設水道部長(小口浩史君) 現在につきましても、入居者の生活状況に応じまして、納付相談、また分納の誓約などきめ細やかな対応を行っております。これまでも保証人の方に弁済いただいたケースもあるというお話をしましたけれども、このケース、いずれも御両親が保証人になっていたケースでございまして、第三者の方の保証人の方に連絡するというケースは、過去にはほとんどないと思います。 そんな形で、今回、一切この保証人は廃止になりますので、いずれにしても、今度からは入居者の生活状況に応じてしっかりお話合いをしながら対応していくと、そのような形になろうかと思います。 ○議長(小松壮議員) 大塚秀樹議員。 ◆16番(大塚秀樹議員) ありがとうございました。 ○議長(小松壮議員) そのほかに質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第8号について質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第9号について質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第10号について質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第7号から議案第10号は産業建設委員会に付託をいたします。--------------------------------------- △議案第11号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(小松壮議員) 日程第18 議案第11号 令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第15号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 藤澤総務部長。     〔総務部長 藤澤 正君 登壇〕 ◎総務部長(藤澤正君) 議案第11号 令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第15号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、指定寄附金及び財産収入に係る積立金、急傾斜地崩壊防止事業地元負担金、学校給食食材費高騰臨時対策事業を追加するとともに、職員の退職に関わる負担金、生活保護費等国庫負担金返還金、子育て世帯生活支援特別給付金国庫補助金返還金、岡谷健康福祉施設運営支援事業、出産・子育て応援給付金事業、東体育館屋内消火栓設備改修工事を計上するほか、国の補正予算により国庫補助金等が採択されたことから、令和5年度に予定していた7事業の前倒しに必要な経費を計上するものに加え、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の財源更正を行うもので、総額3億6,599万2,000円を追加いたすものであります。 このほか、年度内に完了する見込みがない事業及び令和5年度予定を前倒しして実施する事業などにつきまして、越明許費を設定いたすものであります。 初めに、16ページをお開きください。 3歳出から御説明申し上げます。 2款総務費1項1目一般管理費は、退職予定者への退職手当の財源について、一般財源を他会計負担金に振り替えるため、財源内訳欄に記載の金額につきまして財源更正をいたすものであります。 11目財産管理費24節積立金4,600万3,000円は、指定寄附金として育英基金へ3件の3万円、財政調整基金へ3件の15万円、社会教育施設整備基金へ1件の10万円、社会福祉施設整備基金へ2件の5万円、工業技術振興基金へ2件の6万円、ふるさとまちづくり基金へ1,179件の3,299万1,000円、地域福祉基金へ1件の1万円、病院施設整備基金へ2件の53万円、旧岡谷市役所庁舎保全基金へ88件の346万7,000円、財産売払収入の積立てとして教員住宅整備基金へ861万5,000円を積み立てるものであります。 各基金の補正後の年度末残高の見込額を申し上げます。 育英基金、約4億6,960万円、財政調整基金約19億2,740万円、社会教育施設整備基金約740万円、社会福祉施設整備基金、約2億3,130万円、工業技術振興基金約7,090万円、ふるさとまちづくり基金約12億5,720万円、地域福祉基金約300万円、教員住宅整備基金約2,030万円、病院施設整備基金約1億4,550万円、旧岡谷市役所庁舎保全基金約8,390万円となるものであります。 18目諸費22節償還金利子及び割引料3,198万4,000円は、生活保護費等国庫負担金及び子育て世帯生活支援特別給付金国庫補助金について、令和3年度交付額の精算に伴い必要な返還金を計上いたすものであります。 おめくりいただきまして、18ページを御覧ください。 3款民生費1項1目社会福祉総務費18節負担金補助及び交付金2,000万円は、岡谷健康福祉施設ロマネットに対し、感染症による入館者の減少や物価高騰など、特殊事情に対する支援に必要な負担金を計上いたすものであります。 おめくりいただきまして、20ページを御覧ください。 4款衛生費1項2目予防費は、高齢者インフルエンザ予防接種事業の財源について、一般財源を新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に振り替えるため、財源内訳欄に記載の金額について財源更正をいたすものであります。 3目母子保健費1節報酬から18節負担金補助及び交付金までの合わせて907万9,000円は、妊娠から出産・子育て期までの一貫した伴走型相談支援の充実を図るとともに経済的負担を軽減するため、出産・子育て応援給付金の支給に必要な経費をそれぞれ計上いたすものであります。 おめくりいただきまして、22ページを御覧ください。 3項1目病院会計支出金18節負担金補助及び交付金814万3,000円は、病院事業会計に対する退職手当負担金を計上いたすものであります。 おめくりいただきまして、24ページを御覧ください。 6款農林水産業費1項3目農業振興費18節負担金補助及び交付金147万円は、令和5年度に予定していた鳥獣被害防止総合対策事業について、国の補正予算により鳥獣被害防止総合対策交付金に採択されたことから、必要な交付金を追加いたすものであります。 おめくりいただきまして、26ページを御覧ください。 7款商工費1項2目商工業振興費は、新技術・新製品等ものづくりチャレンジ企業応援事業の財源について、一般財源を臨時交付金に振り替えるため、財源内訳欄に記載の金額について財源更正をいたすものであります。 おめくりいただきまして、28ページを御覧ください。 8款土木費1項1目土木総務費18節負担金補助及び交付金250万円は、県が施行している急傾斜地対策事業において、県の事業費が追加となったことに伴い必要な地元負担金を追加いたすものであります。 おめくりいただきまして、30ページを御覧ください。 2項2目道路維持費12節委託料及び14節工事請負費の5,500万円は、令和5年度に予定していた道水路維持補修事業について、国の補正予算により社会資本整備総合交付金に採択されたことから、必要な経費をそれぞれ追加いたすものであります。 おめくりいただきまして、32ページを御覧ください。 4項1目都市計画総務費14節工事請負費6,540万円は、令和5年度に予定していたスマートインターチェンジ整備事業及び諏訪湖周サイクリングロード整備事業について、国の補正予算により社会資本整備総合交付金に採択されたことから、必要な工事請負費を追加いたすものであります。 4目公園費14節工事請負費3,600万円は、令和5年度に予定していた岡谷湖畔公園ジョギングロード整備事業について、国の補正予算により社会資本整備総合交付金に採択されたことから、必要な工事請負費を追加いたすものであります。 おめくりいただきまして、34ページを御覧ください。 10款教育費2項1目小学校費の学校管理費11節役務費から18節負担金補助及び交付金までの合わせて5,446万1,000円は、学校給食における食材価格が高騰していることから保護者の負担を軽減し、質と量を確保した給食を子供たちへ安定的に提供するために必要な負担金を計上するほか、令和5年度に予定していた岡谷田中小学校バリアフリー化事業について、国の補正予算により学校施設環境改善交付金に採択されたことから、必要な経費をそれぞれ計上いたすものであります。 また、スクールサポートスタッフ配置事業の財源について、一般財源を臨時交付金に振り替えるため財源更正をいたすものであります。 おめくりいただきまして、36ページを御覧ください。 3項1目中学校費の学校管理費14節工事請負費及び18節負担金補助及び交付金の合わせて2,675万2,000円は、小学校費と同様に、保護者負担の軽減と安定的な学校給食の提供に必要な負担金を追加するほか、令和5年度に予定していた岡谷北部中学校トイレ洋式化改修工事について、国の補正予算により学校施設環境改善交付金に採択されたことから、必要な工事請負費を計上いたすものであります。 また、小学校費と同様に、スクールサポートスタッフ配置事業の財源について財源更正をいたすものであります。 おめくりいただきまして、38ページを御覧ください。 5項2目スポーツ施設費14節工事請負費920万円は、市民水泳プール大規模改修工事において、消火栓ポンプ更新の配管調査を行った結果、東体育館に接続されている配管に不具合があるため、屋内消火栓設備の改修に必要な工事請負費を計上いたすものであります。 なお、40ページに給与費明細書がありますが、これは、所定の書式に従いましてお示ししたものでありますので御覧をいただきたいと思います。 以上で歳出は終わりまして、8ページへお戻りください。 2歳入について申し上げます。 15款国庫支出金2項1目総務費国庫補助金1節総務費国庫補助金3,791万2,000円は、感染症への対応として実施する事業に対します国からの交付金であります。 3目衛生費国庫補助金4節出産・子育て応援事業費国庫補助金605万円は、出産・子育て応援給付金事業に対します国からの交付金であります。 5目土木費国庫補助金1節道路橋梁費国庫補助金2,592万円は、道水路維持補修事業に対します国からの交付金であります。 2節都市計画費国庫補助金3,476万5,000円は、スマートインターチェンジ整備事業及び諏訪湖周サイクリングロード整備事業に対します国からの交付金であります。 3節公園事業費国庫補助金1,650万円は、岡谷湖畔公園ジョギングロード整備事業に対します国からの交付金であります。 6目教育費国庫補助金8節公立学校施設整備費国庫補助金2,103万1,000円は、岡谷田中小学校バリアフリー化事業及び岡谷北部中学校トイレ洋式化改修工事に対します国からの交付金であります。 16款県支出金2項3目衛生費県補助金2節出産・子育て応援事業費県補助金151万4,000円は、出産・子育て応援給付金事業に対します県からの交付金であります。 4目農林水産業費県補助金2節農業振興費県補助金146万5,000円は、鳥獣被害軽減対策事業に対します県からの交付金であります。 17款財産収入2項1目不動産売払収入1節土地建物売払収入861万5,000円は、川岸・能登舟南教員住宅敷地の売却収入であります。 18款寄附金1項1目総務費寄附金1節指定寄附金3,738万8,000円は、9ページから13ページの説明欄に記載の方々から御寄附をいただいたものであります。 12ページを御覧ください。 19款繰入金1項1目水道会計繰入金から3目病院会計繰入金までの合わせて3,714万5,000円は、いずれも退職手当の会計間負担金として各企業会計から収入になる繰入金であります。 20款繰越金1項1目繰越金861万3,000円の減額は、財源を繰越金で調整いたすものであります。 おめくりいただきまして、14ページを御覧ください。 22款市債1項4目土木債1節急傾斜地整備事業債250万円は、県の急傾斜地崩壊対策事業地元負担金に対します市債を追加いたすものであります。 2節道路整備事業債5,650万円は、道水路維持補修事業、スマートインターチェンジ整備事業及び諏訪湖周サイクリングロード整備事業に対します市債を追加するものであります。 5節公園整備事業債1,950万円は、岡谷湖畔公園ジョギングロード整備事業に対します市債を追加するものであります。 6目教育債1節スポーツ施設整備事業債920万円は、東体育館屋内消火栓設備改修工事に対します市債を追加するものであります。 3節学校整備事業債5,860万円は、岡谷田中小学校バリアフリー化事業及び岡谷北部中学校トイレ洋式化改修工事に対します市債を計上するものであります。 なお、41ページに地方債に関する調書がありますが、これは、所定の書式に従いましてお示ししたものでありますので御覧をいただきたいと思います。 以上で歳入を終わりまして、2ページへお戻りください。 第1表歳入歳出予算補正、1歳入及び次のページ、2歳出は、それぞれ所定の書式によって調製してあります。 おめくりいただきまして、4ページを御覧ください。 第2表繰越明許費の補正であります。 2款総務費1項総務管理費の岡谷駅前公共用地権利取得事業は、区分所有権の取得業務を進めておりますが、年度内に移転が完了しない権利者がいることから、金額欄に記載しております額の繰越明許費を追加いたすものであります。 1つ飛びまして、7款商工費1項商工費の製造業エネルギーコスト削減支援事業補助金は、県の中小企業エネルギーコスト削減助成金が事業延長されるなど、対象企業が取り組む事業終了が遅れ、年度内の完了が困難であることから繰越明許費を追加いたすものであります。 次の8款土木費2項道路橋梁費の道水路維持補修事業のうち、当初予算計上分につきましては、工事箇所沿線にある企業への大型車両進入方法の調整に不測の日数を要し、年度内の竣工が困難であることから、今回の補正分も含め繰越明許費を追加いたすものであります。 次の3項河川費の河川災害防止対策工事は、資材の搬入等に使用する工事用道路の確保に不測の日数を要し、年度内の竣工が困難であることから、繰越明許費を追加いたすものであります。 このほかの事業は、先ほど事項別明細書で御説明申し上げました事業でありまして、国の補正予算を活用し、令和5年度に予定していた予定を前倒しで実施する事業などにつきまして繰越明許費を追加及び変更いたすものであります。 5ページを御覧ください。 第3表地方債補正は、先ほど事項別明細書で御説明申し上げました市債を追加及び変更いたすものであり、所定の書式によってお示ししたものであります。 1ページへお戻りください。 令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第15号)第1条で歳出歳入それぞれ3億6,599万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ224億1,699万5,000円といたすものであります。 以下につきましては説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 渡辺太郎議員。 ◆12番(渡辺太郎議員) 12番 渡辺太郎です。 20ページ、21ページの3目母子保健費の出産・子育て応援給付金事業費についてお伺いします。 国の事業を受けて岡谷市でも実施する事業でありますけれども、予算内容の中身についてと、改めて事業全体について御説明いただければと思います。 ○議長(小松壮議員) 帯川健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(帯川豊博君) この事業につきましては、地域とのつながりが希薄化する中で、孤独とか不安を抱く妊婦さんですとか子育ての家庭も少なくない状況でございますので、そういった部分に対しまして、妊娠期から出産・子育てまで一貫した、身近で相談に応じて様々なニーズに即した必要な支援につなぐ伴走型支援の充実を図るということが一つ、もう一つは、それに併せまして、経済的な支援を一体的に実施するという内容となっております。 この事業は、具体的には、妊娠届出時の面談に応じましてアンケート等を実施する中で出産・子育ての見通しを立てるという部分と、2つ目には、妊娠から8か月頃をめどに、保健師が妊婦さんに電話で相談に応じて8か月のアンケートを実施するという内容が、3つ目は産後ですね、出産後約2か月をめどに今、赤ちゃん訪問などを実施しておりますけれども、この時点でアンケート等を実施する中で、産後のメンタルヘルス等のチェックを行って必要なサービスにつないだり、子育てサークルですとか保育園の入園の手続を紹介するというような、こんなような伴走型の支援は3つになります。 それからあわせて、経済的な支援につきましては、妊娠届出時に5万円の出産給付金で、あと、生まれて出産届を出されたときに子育て給付金5万円、合わせて10万円を支給するという、こんな内容でございます。 ○議長(小松壮議員) 渡辺太郎議員。 ◆12番(渡辺太郎議員) 詳しく御説明いただいてありがとうございます。 経済的支援については現金ということでよろしいんでしょうか、確認したいと思います。 それと、伴走型相談支援の充実を図るということで様々御説明いただきました。それで、昨年12月議会では、相談体制の整備も必要になり、市としてどのような方法で事業を実施していくのか他市町村の動向などを踏まえ検討するとしておりましたけれども、他市町村の動向で参考になるような事例はあったのでしょうか。市としてどのような検討をされたのかお伺いしたいと思います。 ○議長(小松壮議員) 帯川健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(帯川豊博君) 他市町村の状況も、現在、同じような形で相談体制を構築していくような形で今つくっておりますので、国の示されたアンケートとかを中心に同様の相談体制を構築していくというふうに聞いております。 給付につきましては現金を想定しております。国のほうでは、ギフトという形でクーポンを想定しているんですけれども、早期に実施するために岡谷市では現金での支給をしていくと。現金の支給は、他市町村も同様の形でスタートしていくような想定となっております。 ○議長(小松壮議員) 渡辺太郎議員。 ◆12番(渡辺太郎議員) 分かりました。 相談体制の充実については、この予算書には会計年度任用職員の内容が出ておりますが、人の体制についてお伺いしたいのと、その体制で十分なのかどうかという点と、それと相談支援の中身について、相談内容に応じて、様々なニーズに応じて必要な支援につなぐというのが伴走型相談支援でございますが、支援には様々なメニューがあると思うんですけれども、支援内容の整備とか充実については何か検討はされたんでしょうか。 ○議長(小松壮議員) 帯川健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(帯川豊博君) まず、人の体制でございますけれども、一応、会計年度任用職員を1名増員して、当然、保健師等専門的な相談ができる職員を想定して体制を強化して整えてまいります。さらに正規の現在いる職員も加わる中で、充実した体制を整えてまいりたいというふうに考えております。 それから、相談支援の内容ですけれども、やはり様々な状況に応じて既存の支援につなげていくアウトリーチ的な支援が必要だというように考えておりますので、そのような相談を聞く中で既存の支援につなげてそれぞれの抱えている課題を解決できるような形、既存の産後ケアとか相談体制につなげて相談の充実を図っていきたいというふうに考えております。 ○議長(小松壮議員) そのほかに質疑はございませんか。     〔発言する者なし〕
    ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第11号は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託をいたします。--------------------------------------- △議案第12号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(小松壮議員) 日程第19 議案第12号 令和4年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 百瀬市民環境部長。     〔市民環境部長 百瀬邦彦君 登壇〕 ◎市民環境部長(百瀬邦彦君) 議案第12号 令和4年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、令和3年度に概算で交付された保険給付費等交付金の精算による返還金及び一般保険税還付金の追加を行うもので、総額2,918万2,000円を追加いたすものであります。 初めに、8ページをお開きください。 3歳出から御説明申し上げます。 5款諸支出金1項1目一般保険税還付金22節償還金利子及び割引料150万円は、過年度分の国民健康保険税還付金額の増に伴い、一般保険税還付金に不足が生じる見込みであることから追加いたすものであります。 また、1項3目一般償還金22節償還金利子及び割引料2,767万9,000円及び4目退職者償還金22節償還金利子及び割引料3,000円は、概算で交付された令和3年度の保険給付費等交付金が精算により超過交付となったため、超過交付分の返還金を追加いたすものであります。 以上で歳出を終わりまして、6ページへお戻りください。 2歳入について申し上げます。 6款諸収入2項5目雑入2節雑入2,603万2,000円は、令和3年度に概算で交付された保険給付費等交付金の精算に対応する長野県国民健康保険団体連合会からの返納金であります。 8款繰越金1項1目繰越金1節繰越金315万円は、財源を繰越金で調整いたすものであります。 それでは、2ページへお戻りください。 第1表歳入歳出予算補正、1歳入及び次のページの2歳出は、それぞれ所定の書式によってお示ししてあります。 1ページへお戻りください。 令和4年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)第1条で歳出歳入それぞれ2,918万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ45億3,508万2,000円といたすものであります。 以下につきましては説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第12号は社会委員会に付託をいたします。--------------------------------------- △議案第13号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(小松壮議員) 日程第20 議案第13号 令和4年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 小口建設水道部長。     〔建設水道部長 小口浩史君 登壇〕 ◎建設水道部長(小口浩史君) 議案第13号 令和4年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、現在進めております下水道総合地震対策事業及び下水道ストックマネジメント事業において、国の第2次補正予算に伴う国庫補助金の追加交付が内示されたことにより、令和5年度に実施予定であります公共下水道建設に関わる耐震化工事等を前倒しして実施するための経費を追加するほか、企業債及び補助金の追加をいたすものであります。 初めに、予算書の2ページを御覧ください。 補正予算実施計画の資本的収入及び支出であります。 最初に、下段の資本的支出から御説明申し上げます。 第1款資本的支出1項1目公共下水道建設費の補正額2億4,000万円は、国庫補助改良事業として下水道総合地震対策事業及び下水道ストックマネジメント事業に係るマンホールトイレの整備、管渠の調査や耐震化工事、マンホール鉄蓋との交換等に必要な経費を追加いたすものであります。 次に、上段の資本的収入でありますが、第1款資本的収入1項1目企業債の補正額1億800万円は、下水道総合地震対策事業及び下水道ストックマネジメント事業の経費の追加に伴い、企業債を追加いたすものであります。 2項1目国庫補助金の補正額1億2,000万円は、同様に両事業に関わる国庫補助金を追加いたすものであります。 それでは、1ページへお戻りください。 第2条は、ただいま説明いたしました内容を款項の単位でまとめたものであり、また、同条の前段は資本的収支不足額の補填等について改めるものであります。 次に、第3条の企業債の補正でありますが、公共下水道事業に関わる企業債の限度額について、2,270万円に1億800万円を追加し、1億3,070万円に改めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第13号は産業建設委員会に付託をいたします。--------------------------------------- △議案第14号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(小松壮議員) 日程第21 議案第14号 令和4年度岡谷市病院事業会計補正予算(第5号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 城田事務部長。     〔事務部長 城田 守君 登壇〕 ◎事務部長(城田守君) 議案第14号 令和4年度岡谷市病院事業会計補正予算(第5号)について御説明いたします。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症患者の受入れ病床確保に伴う病床確保料及び個人からの寄附金を追加するものであります。 それでは、2ページを御覧ください。 補正予算実施計画のうち、収益的収入及び支出の収入について御説明いたします。 第1款病院事業収益2項7目新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金は、重点医療機関として確保した専用病床の令和4年7月から9月の確保料など、1億735万2,000円を追加いたすものであります。 4項2目その他特別利益は、個人からの寄附金250万円を追加いたすものであります。 それでは、1ページにお戻りください。 令和4年度岡谷市病院事業会計補正予算(第5号)第2条は、先ほど補正予算実施計画で御説明いたしました収益的収入及び支出の内容を款項の単位でそれぞれまとめたものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第14号は社会委員会に付託をいたします。 ただいま付託となりました各議案の委員会審査を願うため、この際、暫時休憩をいたします。 △休憩 午前11時18分 △再開 午後3時40分 ○議長(小松壮議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第5号及び議案第6号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小松壮議員) 日程第12 議案第5号 岡谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例及び日程第13 議案第6号 岡谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を再度一括議題といたします。 本案は社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 社会委員長。     〔社会委員長 吉田 浩議員 登壇〕 ◆社会委員長(吉田浩議員) 4番 吉田 浩です。 社会委員会に審査付託されました議案第5号 岡谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例及び議案第6号 岡谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきまして、審査の主な点及び審査の結果を一括して御報告いたします。 まず、議案第5号 岡谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、委員より条例改正による影響について質疑があり、市内では、事業所内保育事業として、きらり岡谷市民病院園が対象施設となる。児童の安全確保については従来より対応しているが、国より示された形で改めて安全計画を策定していくことになる。また、現在、児童の送迎に係る車両運行はないが、安全確認や見落とし防止ブザーの取付けが義務化されるとのことでありました。 次に、議案第6号 岡谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、委員より改正の内容について質疑があり、親権者に認められていた子供に対する懲戒権の規程が民法の改正により削除されたとのことでありました。また、保育士の労働環境が厳しいため虐待が起こり得るのではないかとの質疑があり、園長会等を通じて注意喚起を行うとともに、今後も子供の異変等を見逃さないよう保護者と連携し情報を共有していくとのことでありました。 以上、審査の結果、議案第5号及び議案第6号について原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(小松壮議員) ただいまの委員長報告に対し、まず、議案第5号 岡谷市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてこれより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第5号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号 岡谷市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてこれより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第6号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第7号~議案第10号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小松壮議員) 日程第14 議案第7号 岡谷市営住宅条例の一部を改正する条例から日程第17 議案第10号 市道路線の認定についてまでの4件を再度一括議題といたします。 この4件は産業建設委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 産業建設委員長。     〔産業建設委員長 中島秀明議員 登壇〕 ◆産業建設委員長(中島秀明議員) 5番 中島秀明です。 産業建設委員会に審査付託されました議案第7号から議案第10号までの4件について、審査の主な点及び審査の結果を御報告いたします。 まず、議案第7号 岡谷市営住宅条例の一部を改正する条例について、委員より市営住宅への入居を希望される学生の取扱いについて質疑があり、学生の入居については諏訪東京理科大学の学生を対象とし、目的外使用により入居を認めているが、目的外使用では保証人を要していないとのことでありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第8号 市道路線の廃止について及び議案第9号 市道路線の変更について並びに議案第10号 市道路線の認定については、現地視察も行う中で、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(小松壮議員) ただいまの委員長報告に対し、まず、議案第7号 岡谷市営住宅条例の一部を改正する条例についてこれより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第7号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小松壮議員) 次に、議案第8号 市道路線の廃止についてこれより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第8号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号 市道路線の変更についてこれより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第9号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号 市道路線の認定についてこれより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第10号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第11号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小松壮議員) 日程第18 議案第11号 令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第15号)を再度議題といたします。 本案は、総務、社会、産業建設の各委員会に審査付託となっておりますので、各委員長の報告を求めます。 総務、社会、産業建設の順でお願いをいたします。 まず、総務委員長。     〔総務委員長 田村みどり議員 登壇〕 ◆総務委員長(田村みどり議員) 2番 田村みどりです。 議案第11号 令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第15号)中、総務委員会に審査付託された部分につきまして、審査の主な点及び審査の結果を御報告いたします。 3歳出10款教育費2項1目学校管理費について、委員より、給食費の値上げについての考え方や今後の見込み、期間などについて質疑があり、あくまでも臨時的な対応、支援であるが、今後も物価等の状況を見ながら対応してまいりたい。また、期間については、今回の補正では3学期分の給食提供に関わる46日分になる。1月臨時会の補正を含めると、1食当たり20円の公費負担となるとのことでありました。委員より、状況を見て判断しなければいけないが、しっかりと検討していただいて、極力、保護者の負担が増えないようにしてほしいとの意見がありました。 また、委員より、エレベーターの設置場所などについて質疑があり、岡谷田中小学校北教室棟に隣接する現在の職員駐車場に鉄骨3階建てのエレベーター棟を増設するとのことでありました。 さらに、委員より、今後の小中学校におけるエレベーター設置について質疑があり、多額の経費が伴うこともあり、大規模改修に併せてエレベーター設置の可否について検討していくとのことでありました。 次に、同じく3項中学校費1目学校管理費について、委員より、岡谷北部中学校のトイレ洋式化改修工事に関連して、洋式化の割合や個数、ほかの中学校の状況等について質疑があり、北部中学校トイレの洋式化率は現在33.9%であるが、今回の改修により82.8%になる。和式に比べて洋式トイレは設置スペースが広くなるため、トイレの数は59あったものが58に減ってしまうが、生徒数の減少などもあり使用に当たっては支障がないと考えている。また、災害時など、トイレの利用方法においては様々な対応等が出てくる可能性があるため、若干和式トイレも残している。なお、ほかの中学校の洋式化の状況は、今年度、改修工事を実施した南部中学校は約80%、東部中学校と西部中学校についてもおおむね80%の洋式化率を目途に、今後、追って計画していくとのことでありました。 次に、同じく5項2目スポーツ施設費について、委員より具体的な内容について質疑があり、市民水泳プールの大規模改修工事において消火栓ポンプの更新のための配管調査を行った結果、東体育館に接続されている配管に不具合が発覚したため実施するもので、東体育館1階5か所の屋内消火栓への配管工事に必要な経費であるとのことでありました。 次に、17款財産収入2項1目不動産売払収入について、委員より売却の時期など具体的な内容について質疑があり、教員住宅跡地の売却収入であり、場所は、県道下諏訪辰野線沿いの川岸医院付近の土地で、面積は約357㎡である。県道拡幅事業に伴い、33㎡は長野県へ、残りの320㎡ほどについては地権者への代替地として売却したものである。いずれも、契約については令和4年12月中になされているとのことでありました。 以上、審査の結果、議案第11号中、総務委員会に審査付託された部分につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(小松壮議員) 次に、社会委員長。     〔社会委員長 吉田 浩議員 登壇〕 ◆社会委員長(吉田浩議員) 4番 吉田 浩です。 議案第11号 令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第15号)中、社会委員会に審査付託された部分につきまして、審査の主な点及び審査の結果を御報告いたします。 3歳出、3款民生費1項1目社会福祉総務費について、委員より、健康福祉施設運営支援事業負担金2,000万円の積算根拠についての質疑があり、令和4年12月定例会で光熱水費の補正を行ったが、依然値上げが止まらず、光熱水費で778万円、衛生管理に要する経費で62万円、新型コロナウイルス感染症の影響による入館者数の減少に伴う支援として1,160万円であり、こうした支援により最終的に収支均衡を図っていきたいとのことでありました。 また、利用料の値上げについての質疑があり、検討したが、物価高騰などもあり利用料金は据置きとしたとのことでありました。 4款衛生費1項3目母子保健費について、委員より、給付対象人数及び不安を抱えている母親に対する相談支援について質疑があり、遡及支給者を全体で272人と見込み、そのうち年度内支給を約3割の80人と見込んでいる。また、不安を抱えている母親に対し、定期的な面談に加え妊娠8か月期に全員の面談を実施し、より丁寧な対応を行っていくとのことでありました。 以上、審査の結果、議案第11号中、社会委員会に審査付託された部分につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(小松壮議員) 次に、産業建設委員長。     〔産業建設委員長 中島秀明議員 登壇〕 ◆産業建設委員長(中島秀明議員) 5番 中島秀明です。 議案第11号 令和4年度岡谷市一般会計補正予算(第15号)中、産業建設委員会に審査付託された部分につきまして、審査の主な点及び審査の結果を御報告いたします。 3歳出、8款土木費1項1目土木総務費について、委員より、岡谷小学校跡地の県工事の進捗状況について質疑があり、令和5年度末の完成を目指し工事発注も完了しており、順調に進捗しているとのことでありました。 また、委員より水路等についての質疑があり、長野県の工事の中で丁寧な対応をいただいており、市への直接的な問合せはないとのことでありました。 以上、審査の結果、議案第11号中、産業建設委員会に審査付託された部分につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(小松壮議員) ただいまの各委員長報告に対しこれより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第11号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第12号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小松壮議員) 日程第19 議案第12号 令和4年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を再度議題といたします。 本案は社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 社会委員長。     〔社会委員長 吉田 浩議員 登壇〕 ◆社会委員長(吉田浩議員) 4番 吉田 浩です。 社会委員会に審査付託されました議案第12号につきまして審査の結果を御報告いたします。 議案第12号 令和4年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(小松壮議員) ただいまの委員長報告に対しこれより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第12号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第13号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小松壮議員) 日程第20 議案第13号 令和4年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第1号)を再度議題といたします。 本案は産業建設委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 産業建設委員長。     〔産業建設委員長 中島秀明議員 登壇〕 ◆産業建設委員長(中島秀明議員) 5番 中島秀明です。 産業建設委員会に審査付託されました議案第13号 令和4年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第1号)については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(小松壮議員) ただいまの委員長報告に対しこれより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第13号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第14号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(小松壮議員) 日程第21 議案第14号 令和4年度岡谷市病院事業会計補正予算(第5号)を再度議題といたします。 本案は社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 社会委員長。     〔社会委員長 吉田 浩議員 登壇〕 ◆社会委員長(吉田浩議員) 4番 吉田 浩です。 社会委員会に審査付託されました議案第14号について審査の主な点及び審査の結果を御報告いたします。 議案第14号 令和4年度岡谷市病院事業会計補正予算(第5号)について、委員より寄附金についての質疑があり、今回の寄附金は入院された方の御親族と匿名の方の2件であり、謝意を伝えるとともに礼状を送付させていただいた。寄附者の御厚意に応えられるよう大切に使わせていただくとのことでありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。 ○議長(小松壮議員) ただいまの委員長報告に対しこれより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第14号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 この際、暫時休憩いたします。 △休憩 午後4時06分 △再開 午後4時15分 ○議長(小松壮議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第15号~議案第34号の一括上程、説明 ○議長(小松壮議員) 日程第22 議案第15号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例から日程第41 議案第34号 令和5年度岡谷市病院事業会計予算までの令和5年度関係議案を一括議題といたします。 市長から令和5年度の予算編成の対応について説明を求めます。 今井市長。     〔市長 今井竜五君 登壇〕 ◎市長(今井竜五君) 令和5年度の岡谷市当初予算案及び関連議案を議会に提出し御審議をいただくに当たり、予算編成の方針及び対応を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願いするものであります。 令和5年度は、第5次岡谷市総合計画前期基本計画の最終年度となることから、前期5年間の総仕上げとして、基本目標の達成に向けた取り組みを着実に進めるとともに、後期基本計画の5年間を見据えた効果的な取り組みに積極的に投資をすることで、将来都市像であります「人結び 夢と希望を紡ぐ たくましいまち岡谷」の実現に向けて、加速度を上げて前進していかなくてはなりません。 新型コロナウイルス感染症に対しては、ワクチン接種の促進や徹底した感染防止対策を講じているものの、先行きが不透明な状況が続いていることに加え、ウクライナ情勢の長期化等に伴う原油価格・物価高騰や不安定な為替状況が続く中、引き続き、市民の日常生活を守るとともに、企業活動を支える取り組みを切れ目なく講じていかなくてはなりません。 また、感染症の影響が長期化する中で、地方移住に対する関心の高まりや新たな人の流れなど、人々の意識・行動に大きな変化が生じていることから、本市の特徴・個性を最大限に生かしながら、仕事があって、暮らしやすく、生活に彩りと潤い、そして楽しみがあふれるまちをつくり上げることで、多くの人を引きつけ、呼び込んでいく必要があります。 本市の人口動態では、令和4年は52年ぶりに転入超過となったものの人口減少が続く状況にある中、特に20代及び30代の女性の転出超過が顕著であることから、女性活躍の推進のほか、出会いの場の創出、結婚・妊娠・出産・子育て・教育までの切れ目ない包括的な支援の充実に加え、男女が共に子育てと仕事を両立することができる地域づくりや、魅力的な教育環境づくりに積極的に取り組み、多くの女性や若者に選ばれるまちづくりを展開してまいります。 さらに、行政分野におきましても大きな変革が生じております。行政の果たすべき仕事、役割が増大する中、人でなければできない業務に必要な人材を配置できるよう、これまでの業務内容や実施方法を一から検証し、最新のITツールを活用したDXの推進など、時代の変化に的確かつスピード感を持って対応していかなくてはなりません。 このほか、近年、異常気象を起因とした自然災害が全国各所で頻発しており、地球温暖化による気候危機が安全で安心な生活を脅かしていることから、自然災害への備えを強化することを併せ、二酸化炭素排出量の削減など地球温暖化対策に官民一体となって取り組む必要があります。 こうしたことを踏まえ、令和5年度は「未来を見据えた躍動の年」と位置づけ、ウィズコロナポストコロナの時代に的確に対応しながら、誰もが安心し夢と希望を持って暮らすことができるまち、いつまでも住み続けたい、住んでみたいと思える魅力あるまちづくりを推進してまいります。 そして、岡谷に住み、働き、学び、訪れる全ての人々、また、これから生まれてくる子供たちが豊かさと幸せを感じられる満足度の高い岡谷市をつくり上げるため、各種の施策・事業に全力を傾注して取り組んでまいります。 令和5年度の我が国の経済情勢は、内閣府が公表した「令和5年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」によりますと、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進みつつある中、緩やかな持ち直しが続いている一方、我が国経済を取り巻く環境には厳しさが増しているとしております。 政府は、今後の経済財政運営に当たって、景気の下振れリスクに先手を打ち、我が国経済を民需主導の持続的な成長経路に乗せていくため、「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」を迅速かつ着実に実行し、万全の経済財政運営を行うとしております。 また、今後とも大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略を一体的に進める経済財政運営の枠組みを堅持し、民需主導の自律的な成長とデフレからの脱却に向け、経済状況等を注視しちゅうちょなく機動的な財政運営を行っていくとしております。 このほか、「経済財政運営と改革の基本方針2022」に基づき、危機に対する必要な財政支出はちゅうちょなく行い万全を期すとともに、経済あっての財政の考え方の下、経済をしっかり立て直し、財政健全化に向けて取り組むとしております。 このような見通しに基づく令和5年度予算編成の基本方針では、足元の物価高を克服しつつ、経済再生の実現に向け、人への投資、科学技術・イノベーション、スタートアップ、GX、DXといった成長分野への大胆な投資、少子化対策・子供政策の充実等を含む包摂社会の実現等による新しい資本主義の加速や、外交・安全保障環境の変化への対応、防災・減災、国土強靭化等の国民の安全・安心の確保をはじめとした重要な政策課題について必要な予算措置を講じるなど、めり張りの利いた予算編成を行い、その政策効果を国民や地方の隅々まで速やかに届け、我が国経済を持続可能で一段高い成長経路に乗せていくことを目指すとしております。 こうした方針に基づく国の令和5年度当初予算案は、一般会計の歳出総額を114兆3,812億円としており、過去最大の予算規模となっております。 また、総務省が公表した令和5年度地方財政対策によりますと、地方団体が行政サービスを安定的に提供しつつ、地域のデジタル化、脱炭素化の取組等の推進、自治体の施設の光熱費高騰への対応などの重要課題に取り組むことができるよう、地方交付税については前年度を3,073億円上回る18兆3,611億円を確保するほか、地方の一般財源総額については、前年度を1,500億円上回る62兆1,635億円を確保することとしております。 こうした考え方に基づく地方財政計画の規模は、前年度比1.6%増の92兆400億円程度、公債費などを除く地方一般歳出につきましては、前年度比0.8%増の76兆4,800億円程度が見込まれているところであります。 岡谷市におきましては、地域経済の緩やかな回復傾向が見られることから、給与所得の増などにより、個人市民税、法人市民税などをはじめ市税全体の増収を見込んでおります。しかしながら、令和5年度以降の一般会計の財政推計では、歳入全般で減が見込まれ、歳出においては、扶助費や公共施設等の維持管理経費の増のほか、公債費、定年退職年齢の引上げに伴う人件費の増などを見込んでおります。 このようなことから、引き続き、産業振興や子育て支援、市民の安全・安心を確保するための施策と、健全財政の堅持に向けた取り組みとの調和を図りながら、後年度の財政需要に配慮した安定的な行財政運営に努めなければなりません。 こうしたことから、岡谷市行財政改革プログラムに基づき、公共施設等の計画的な修繕や長寿命化、類似施設の統合などによる最適化に向けた取り組みのほか、歳入確保と歳出削減、人材育成と意識改革など、たゆまぬ行財政改革に取り組み、人口規模や財政規模に見合った、時代にふさわしいまちづくりを進めてまいります。 このたび提出いたします令和5年度当初予算案は、第5次岡谷市総合計画に掲げる将来都市像「人結び 夢と希望を紡ぐ たくましいまち岡谷」の実現に向け、「ともに支えあい、健やかに暮らせるまち」、「未来の担い手を育み、生涯を通じて学ぶまち」、「人が集い、にぎわいと活力あふれるまち」、「安全・安心で、自然環境と共生するまち」、「快適な生活を支え、住み続けたいまち」、「みんなでつくる、確かな未来を拓くまち」の6つのまちづくりの基本目標を基調とする中で、限られた財源を喫緊の政策課題に重点配分し、より効果的な施策展開を図るため、「活力と彩りの創造」、「未来に輝くひとづくり」、「穏やかで美しい日常の実現」の3つを重点施策に掲げ、必要な施策・事業に財源を集中した「未来へ躍動 賑わい創出予算」として編成しております。 あわせて、国が策定しました「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」を踏まえ、市としては、より効果的な事業展開を図るため、昨年度に引き続き、令和4年度補正予算と令和5年度当初予算を一体とした14か月予算として編成をしております。 次に、予算編成の重点施策の考え方について説明申し上げます。 初めに、「活力と彩りの創造」につきましては、令和2年2月以降、感染症の拡大によって厳しい影響を受けた市民生活の下支え、市内事業者の事業継続と雇用維持に対する支援など、これまで各種の対策を講ずることで感染症の影響を最小限に食い止め、市民生活や地域経済を守ってまいりました。 感染症につきましては、政府から5類感染症とする方針が示されておりますが、今後の動向はいまだ不透明な状況が続いていることから、引き続き、企業活動の継続、消費需要の喚起などにより地域経済の回復を確かなものにするとともに、市内事業者の持続的な成長を支援してまいります。 また、地方移住に対する関心の高まりや人の流れの変化などに対応するため、本市の特徴・個性を最大限に生かしながら多くの人に選ばれるまちづくりを推進いたします。 次に、「未来に輝くひとづくり」につきましては、出生数が年々減少する中、安心して子供を産み育てられる環境を整えるなど、子育て支援施策の充実を図ってまいります。 また、幼保小中の連携強化や小中一貫教育の推進など、子供たちの豊かな学びの推進に取り組むとともに、変化の激しい社会環境の中で、子供たちの未来を生き抜く力を醸成するなど、岡谷市の将来を担う人づくりに取り組むことといたします。 次に、「穏やかで美しい日常の実現」につきましては、感染症やウクライナ情勢等に起因する原油価格・物価高騰、不安定な為替状況の影響を受ける市民生活の下支えのための各種支援策を展開してまいります。 また、激甚化・頻発化する自然災害に対する防災・減災への備えを強化し、安全・安心で強靭な地域づくりに取り組むとともに、二酸化炭素排出量の削減など地球温暖化対策を官民一体となって進め、ゼロカーボンシティ宣言市として2050年二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことといたします。 このほか、福祉、健康づくり分野など、住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。 さらに、重点施策の中でも特に注力して取り組まなければならない喫緊の政策課題であります移住・定住の促進及びゼロカーボンの推進につきましては、財源を重点的に配分するとともに、全庁一丸となって着実に推進をしてまいります。 これら重点施策に基づく令和5年度の一般会計当初予算額は、総額218億円、前年度比では16億1,000万円、8.0%の増となっております。また、一般会計、特別会計の合計では、総額275億6,080万円、前年度比では15億6,890万円、6.0%の増としております。 一般会計歳入の主な事項でありますが、市税につきましては、令和4年度決算見込額を基に66億9,000万円、前年度比では1億7,200万円、2.6%の増を見込んでおります。地方交付税につきましては、令和4年度決算見込額や地方財政計画などを基に48億7,400万円、前年度比では3億3,200万円、7.3%の増を見込んでおります。 また、一般会計歳出のうち事業費の増減が大きいものといたしましては、総務費では、市役所庁舎の照明設備及び自動火災報知設備の更新事業費の皆増などにより、前年度比1億7,080万4,000円、8.6%増の21億2,172万8,000円、民生費では、児童手当などが減となる一方、障がい者自立支援給付費、地域医療介護総合確保基金事業補助金の増などにより、前年度比1億6,953万7,000円、2.4%増の73億3,433万5,000円、土木費では、諏訪湖周サイクリングロード整備事業費及び(仮称)諏訪湖スマートインターチェンジ整備事業費が前倒し実施に伴い減となった一方、道水路維持補修事業費、道水路等新設改良事業費、橋梁維持補修事業費の増などにより、前年度比5,869万2,000円、3.0%増の20億1,786万4,000円、公債費では、借換債元金償還金の増により、前年度比13億7,728万9,000円、61.4%増の36億1,969万4,000円としております。 災害復旧費につきましては、令和3年8月の大雨災害に伴う林道施設災害復旧事業の進捗により、皆減としております。 次に、企業会計につきましては、水道事業、下水道事業、病院事業の3つの企業会計の収益的支出及び資本的支出の合計は134億55万円で、前年度比4億1,922万円、3.2%の増としております。 それでは、基調に沿って令和5年度当初予算案の大要を順次説明してまいります。 初めに、基本目標「ともに支えあい、健やかに暮らせるまち」について説明申し上げます。 まず、結婚に対する支援といたしましては、新たな男女の出会いの場を創出するため、「恋つむぐ岡谷 出合いの場創出事業」として、感染対策を徹底した上で、対面式によるブラッシュアップセミナー及び婚活イベントを開催してまいります。 また、結婚に対する経済的な不安を解消するため、結婚に伴う住居費及び引っ越し費用を支援する「おかやでスタート!」結婚新生活支援事業につきましては、対象となる所得要件を世帯所得400万円未満から500万円未満に拡大するとともに、夫婦ともに29歳以下の世帯に対しては補助限度額を60万円に拡大して実施してまいります。 なお、この2事業につきましては、令和5年度から地域創生推進課が所管することとし、結婚のきっかけとなる男女の出会いの場の創出から、結婚・定住までトータル的にサポートをしてまいります。 母子保健の充実といたしましては、新たに不妊及び不育症治療費等助成事業として、タイミング療法、人工授精、体外受精など、医療保険の適用・適用外を問わず幅広い支援を行うことで不妊治療等の際の経済的負担の軽減を図ってまいります。 また、新たに新生児聴覚検査費助成事業として、おおむね生後3日以内に実施する新生児聴覚検査に要する費用を助成し、保護者の経済的負担の軽減と併せて、聴覚障害の早期発見・早期療育につなげてまいります。 さらに、出産・子育て応援給付金事業では、妊娠から子育て期までの伴走型相談支援に加え、経済的負担を軽減するための出産・子育て応援給付金を支給するなど、引き続き、妊娠から出産、乳幼児期までの切れ目ない包括的な支援を実施してまいります。 子供の育成支援といたしましては、令和4年度中に策定いたします岡谷市保育園整備計画中期計画に基づき、西部地区の整備を進めることとし、従来の保育機能を大切に受け継ぐ公立の幼保連携型認定こども園の設置に向けて事業を推進してまいります。 また、保育環境改善等事業としまして、保育園などにおける感染防止を徹底するため、手指消毒用アルコール、子供用マスクなど必要な資材、備品の整備を継続してまいります。 子育て世帯への経済的支援では、幼児教育・保育の無償化に伴う副食費の減免、小中学校における就学援助費などを継続実施するほか、子ども医療費給付事業につきましては、入院・外来ともに対象年齢を18歳まで拡大してまいります。 さらに、学校給食におきましては、物価高騰への対応として、学校給食の値上げ相当分を、令和5年度は全額公費で負担してまいります。このことによりまして、学校給食の質と量を維持し子供たちの健全な成長を支援するとともに、子育て世帯のさらなる経済的負担の軽減を図ってまいります。 このほか、安心して子供を育てられる安定した住まいの提供を図るため、子育て世帯等を対象に市営住宅への優先入居を行うとともに、令和5年度は新たに、小萩K市営団地の2戸にユニットバス、網戸を設置し、経済的負担の軽減と若年層の移住・定住を促進してまいります。 地域福祉の推進では、重層的支援体制整備移行準備事業として、複合化・複雑化する支援ニーズを対応する、断らない包括的な支援体制を整備するため、連携支援コーディネーターを中心としてアウトリーチ支援に取り組むとともに、関係機関との連携体制を構築してまいります。 このほか、岡谷市社会福祉協議会との連携により実施しております成年後見支援センター事業では、市と成年後見支援センターが協働して中核機関としての役割を果たし、成年後見制度の利用促進を図るとともに、超高齢化や身寄りのない方が増えていく時代を見据えて権利擁護事業を進めてまいります。 高齢者福祉の推進といたしましては、高齢者の心身の多様な課題に対しきめ細かな支援を実施するため、高齢者の保健事業と介護予防等の一体的事業として、個々の健康状態に応じた運動習慣や食習慣などの個別指導を行う「シニア運動療法教室」を開催するほか、高齢者のフレイル予防を図るため、地域の通いの場において医療専門職による講座の実施や健康相談などに取り組んでまいります。 また、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、地域医療介護総合確保基金を活用し、民間事業者が行う小規模多機能型居宅介護施設の整備を支援してまいります。 このほか、一般介護予防事業として、介護予防普及啓発、地域におけるリハビリテーション活動の支援など各種の取り組みを通じ、高齢者が持てる能力を発揮しながら住み慣れた地域で安心して生活することができるまちづくりを進めてまいります。 障害者(児)福祉の推進といたしましては、第5次岡谷市障がい者福祉計画に基づき、地域生活支援の充実、自立支援と社会参加の促進、暮らしやすい環境の整備など障害者施策の一層の推進を図り、障害の有無にかかわらず住み慣れた地域で安心して暮らせる地域社会の形成を目指してまいります。 また、人工呼吸器や経管栄養などの医療的ケアを日常的に必要とする医療的ケア児の支援体制を強化するため、諏訪圏6市町村協働によりコーディネーターを配置し、関係機関との連携強化、必要な支援と地域資源とのマッチング等に取り組んでまいります。 社会保障の円滑な運営としましては、国民健康保険事業については、財政運営の責任主体であります長野県とともに国保の運営を担い、安定的な財政運営に努めてまいります。 生活保護に至る前の段階での自立支援の強化を図る生活困窮者自立支援事業では、自立相談支援を核に、就労支援、住居確保支援、家計改善支援などそれぞれの状況に応じたきめ細やかな相談、対応を行い、生活困窮者の自立に向けて幅広く支援してまいります。 このほか、心配ごと相談、消費生活相談、女性のための相談、ひとり親家庭相談など、生活に関する多様な相談窓口を一元化した福祉総合相談事業を継続し、それぞれの事情に応じて専門の相談員が丁寧な対応を行ってまいります。 保健・医療の推進では、健康づくりの推進といたしまして、外出控えによる体力の低下や生活習慣病の重症化など市民の健康状態の悪化が懸念されることから、「健康増進計画 健活プロジェクト」として、各種健康講座の開催やシルキーチャンネルを活用した啓発活動のほか、特定健診後の保健指導に注力し市民の健康の保持と増進を図ってまいります。 また、新たに、がん治療アピアランスケアサポート事業として、がん治療による外見の変容を補完する補正具等の購入費用を助成することでがん患者の心身の負担軽減を図り、社会参加の促進と自分らしく生きることのできる環境を整えてまいります。 地域医療体制の推進といたしまして、岡谷市病院事業では、天野病院事業管理者、内山病院長の下、安定的な経営基盤の維持を第一とし、人材育成、質の高い医療サービスの提供に向けた積極的な病院運営を進め、市民の生命と健康を守る市民病院として、また諏訪圏域唯一の第2種感染症指定医療機関として、感染症対応を含む地域医療の拠点的な役割を果たしつつ質の高い医療サービスを継続的に提供し、市民の信頼や期待に応えることができる病院づくりを推進をしてまいります。 また、市内医療体制の充実に不可欠な医師の確保につきましては、病院事業管理者とともに引き続き信州大学医学部等への訪問を重ね、岡谷市民病院の診療体制の充実に努めるほか、医師養成課程向けの育英資金奨学金の効果的な活用を進めてまいります。 続きまして、基本目標「未来の担い手を育み、生涯を通じて学ぶまち」について説明申し上げます。 岡谷市教育大綱に教育理念として掲げます「自立し、共生し、創造性溢れる『岡谷のひと』づくり」の実現に向けて、子供たちの確かな学びと成長の支えを実現し、豊かな感性と人間性を育みながら、家庭・学校・地域・行政の協働により「岡谷のひとづくり」を推進してまいります。 また、生涯を通じて学び続け、スポーツに親しむ環境づくりに取り組んでまいります。 学校教育の推進では、川岸小学校と岡谷西部中学校において切れ目のない一貫した教育を提供する施設一体型義務教育学校の設立を目指すとともに、岡谷市保育園整備計画中期計画に基づく公立の幼保連携型認定こども園を併設する川岸学園構想の推進により、異年齢の子供たちをつなぐ新たな学び舎の創出を図ってまいります。 なお、川岸学園構想の事業推進体制につきましては、教育委員会に川岸学園設立準備室を設置し、基本計画等の策定や整備に向けた準備を進めてまいります。 また、チーム岡谷による学びの創生・連携推進事業につきましては、新たに校長級の主幹指導主事を配置し、小中学校における学びの改革を通じて子供たちの学力向上を図るとともに、「おかや絹結プログラム」の実践などにより幼保小中の連携強化を図ってまいります。 さらに、外国語授業支援強化事業として、現在、小中学校に配置しております外国語指導助手(ALT)を2名増員し7名体制とすることで授業支援を強化し、グローバル化が進む国際社会に対応した英語教育の充実を図り、児童生徒のさらなる英語力向上を目指してまいります。 このほか、学校内における感染症対策に係る業務や教員の補助的業務を行うスクール・サポート・スタッフにつきましては、県費職員と合わせ市内全校に配置することとし、教員の負担軽減を図るとともに、教員が子供たちと向き合い指導に専念することができる環境を整えることで、より質の高い授業の実現と学力向上に努めてまいります。 部活動地域移行推進事業では、国の方針に基づき、休日の部活動の運営を学校から地域のスポーツクラブや団体等へ移行していくため、検討組織を設置して研究・検討を進めるほか、休日の部活動を担う指導員を増員配置することで、望ましい部活動の環境整備と教員の働き方改革を進めてまいります。 施設整備では、学校施設バリアフリー化事業として、岡谷田中小学校へエレベーター及び身障者対応の多目的トイレを整備することで、障害の有無にかかわらず誰もが安心して学べる環境を整えてまいります。 また、小井川小学校の昇降口屋根等の防水工事を行うほか、計画的に進めております学校トイレの洋式化につきましては、岡谷北部中学校のトイレを整備することとし、安全・安心で快適な学習環境の整備を進めてまいります。 子ども総合相談センターでは、長期欠席傾向にある児童生徒の自立に向けた努力を支援するフレンドリー教室、中間教室を引き続き設置するほか、専任の相談員、専門カウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどにより、保育園、学校、専門機関などと連携しながら、子供たち1人1人に寄り添ったきめ細やかな支援を行ってまいります。 通学路安全対策事業では、第4次通学路交通安全プログラムに基づき、カラー舗装や区画線、ガードポスト等の設置など通学路14か所の安全対策工事を実施をし、子供たちの安全を確保してまいります。 生涯学習の推進では、人生100年時代を豊かなものにするため、学びを活かす岡谷学「コレカラ岡谷」事業として、地域の歴史や文化を学ぶ機会を提供するとともに、その学びを地域に還元し、後世に伝承することができる人づくりに取り組んでまいります。 市立岡谷図書館では、市民がより自由に図書館サービスを受けることができるよう、市町村と県との共同による電子図書館の整備を引き続き進めるほか、子供の自主的な読書活動を推進するため、次期の岡谷市子ども読書活動推進計画を策定してまいります。 スポーツ・文化の振興では、スポーツの振興といたしまして、市民がスポーツを「する」、「みる」、「ささえる」ことで多様な形でスポーツに関わり、スポーツを通して心と体を養い、はつらつとした暮らしを送ることができるよう、スポーツ機会の充実とライフスタイルに応じたスポーツ活動を推進してまいります。 令和10年に長野県で開催されます第82回国民スポーツ大会及び第27回全国障害者スポーツ大会につきましては、卓球競技が岡谷市で開催されることが内定しております。また、トライアスロン競技については諏訪湖周の2市1町での共同開催となります。今後、準備委員会、実行委員会組織の立ち上げに向けて、関係機関との調整を図りながら事業を推進してまいります。 このほか、スポーツ環境の整備・充実として、市民1人1人が安全で快適なスポーツ活動を行うことができる環境を整えるため、引き続き市民水泳プールの大規模改修工事を進め、本年5月のリニューアルオープンを目指してまいります。 文化・芸術の振興として、岡谷蚕糸博物館シルクファクトおかやでは、「紫根・茜の世界」と題し、着物ジャーナリストのプロデュースによる染めと織りにスポットを当てた企画展の開催、また、東京農工大学科学博物館との連携により、官営2番目の製糸工場であった勧工寮葵町製糸場での当時の繰糸風景をVRにより復元し資料とともに展示するなど、市民のみならず、より多くの皆様にシルクのよさとまちの魅力を伝え、シルク文化、シルク産業のさらなる発展へつなげてまいります。 岡谷美術考古館では、美術考古館開館10周年記念事業として、明治40年に天王垣外遺跡から出土し、現在は東京国立博物館に収蔵されている勾玉などの考古資料を初めて市内で展示・公開するほか、質の高い芸術・文化に触れる機会を創出するとともに、来館者の増によるまちなかのにぎわい創出につなげてまいります。 また、県宝にも指定されている岡谷市の貴重な文化財の一つであります旧渡辺家住宅につきましては、経年による痛みが見られることから、かやぶき屋根のふき替え工事、中門の補修工事などを行い、適正な保全に努めてまいります。 このほか、市史編さん準備事業として、上・中・下巻の発刊後、約40年が経過している中、新たな市史を編さんするため、教育委員会に岡谷市史編さん準備室を設置し、編さんの方法、基本方針の作成など、岡谷市の歴史を後世に引き継いでいくための準備を進めてまいります。 ○議長(小松壮議員) 説明の途中でありますが、この際、暫時休憩いたします。 △休憩 午後4時55分 △再開 午後5時05分 ○議長(小松壮議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 説明の続きを求めます。 今井市長。     〔市長 今井竜五君 登壇〕 ◎市長(今井竜五君) 続きまして、基本目標「人が集い、にぎわいと活力あふれるまち」について御説明申し上げます。 産業の振興では、工業の振興といたしまして、最終年を迎えます岡谷市工業活性化計画に掲げる将来工業都市像「次世代を切り拓く、高い技術のものづくりのまち」の実現を目指して各種施策を展開するとともに、計画期間中の取り組みの効果を検証し次期計画を策定してまいります。 企業立地の推進では、工場の新設・移転時に土地の取得額などを助成する商工業振興条例補助金のほか、工場等の家賃を助成する企業立地支援補助金などにより、市外企業の誘致をはじめ市内企業の事業拡大と流出防止、空き工場の活用促進に取り組み、本市の強みであります産業集積の維持・拡大に努めてまいります。 また、新規創業者支援といたしまして、創業支援事業計画に基づく起業、技術相談、販路開拓の支援や、創業のまち岡谷実現事業による資金面での支援のほか、諏訪圏工業メッセの出展ブースを確保するなど、創業間もない中小企業者の経営基盤の確立や受注開拓を支援し、地域経済の活性化と雇用拡大を図ってまいります。 なお、令和5年度の諏訪圏工業メッセは岡谷市での開催となります。諏訪地域のものづくり産業の活性化のため、実り多きメッセとなるよう開催市として努めてまいります。 このほか、地域経済牽引事業につきましては、現行の基本計画期間を延長し引き続き成長分野への参入や設備投資、販路開拓など一体的な支援を行い、地域経済全体の発展につなげてまいります。 工業活性化対策の推進では、市内企業の新技術・新製品等の開発を支援する新技術・新製品等ものづくりチャレンジ企業応援事業について、グリーン成長事業枠として国のグリーン成長戦略における14の重点分野に取り組む企業に対し補助限度額を引き上げ、GXへの新たな挑戦を後押ししてまいります。 また、新たにカーボンマネジメント支援事業補助金として、市内企業が自社から排出する温室効果ガスの量を把握するとともにその削減のための取組を支援することで、温室効果ガスの排出抑制とエネルギーコストの削減の両立による経営基盤強化を図ってまいります。 このほか、展示会共同出店事業として、現在、半導体メーカーが数多く進出し注目が集まっている九州で行われる大規模工業展示会へ初めて共同出店するなど、市内企業のPRと併せ新たな販路開拓と受注確保に努めてまいります。 経営環境の充実では、DX推進デジタル化ツール導入等支援補助金として、市内製造業のデジタル技術を活用した新たな取り組みを支援するほか、さらにデジタル人材の育成・確保に要する経費を支援することで、市内企業の生産性向上、企業競争力の強化などにつなげてまいります。 連携の強化では、小型ロケットをキーとした信州大学との連携強化事業として、これまで8年間継続してまいりましたSUWA小型ロケットプロジェクトの取り組みを継承し、引き続き信州大学との連携により、技術相談やリカレント教育のほか、ロケットワークショップなどを通じ、若年層のものづくり意識の醸成及び人材の呼び込みに取り組んでまいります。 商業・サービス業の振興といたしましては、岡谷市商業活性化計画に商業の将来像として掲げる「人が集い、くらしに彩りと潤いがあふれ、楽しいがあるまち」の実現を目指して諸施策を積極的に展開するとともに、商業者及び消費者の意識、動向を的確に把握しながら次期計画を策定してまいります。 商業環境の立地競争力の強化を図るため、商業等振興補助金により、新規出店の際の改修や既存店舗の改修に要する経費などを助成することにより、まちなかのにぎわいの創出を図り、回遊性のある商業地の形成を目指してまいります。 また、岡谷TMOとの連携を深める中で、商業会等が行う販売促進活動を積極的に支援するほか、商業会等の連携による取り組みを促進することで中心市街地のにぎわいをつくり出し、消費需要の喚起に努めてまいります。 このほか、岡谷版電子マネー「オカヤペイ」につきましては、岡谷商工会議所との連携を深めながら、行政ポイントの付与などにより利用拡大を支援してまいります。 農業の振興といたしましては、新たに省エネ農業推進事業補助金として省エネ対策資材等の購入に要する経費を助成するほか、プラスチックごみの排出抑制に貢献することができる生分解性マルチの購入費に対し助成することで、環境負荷への軽減と併せて農業経営の安定化を図ってまいります。 また、今年度、大変好評でありました岡谷・シルクスイートオーナー事業を継続実施することとし、栽培、収穫体験などの生産過程を通じて、関係人口の創出、拡大を図るとともに、シルクスイートのブランド化を目指してまいります。 森林の整備といたしましては、森林経営管理事業として、地域林政アドバイザーを中心に森林所有者の動向把握に努めるとともに、森林経営計画の策定を進め森林の適切な管理につなげてまいります。また、農林業の基盤整備として、林道常現寺線の舗装工事のほか、横川本汐支流水路の拡張工事、八倉沢の農業用ポンプの更新事業を進めてまいります。 ブランドの振興といたしましては、製糸業で世界に名をはせ、日本の近代化を支えた「シルク岡谷」、「糸都岡谷」の歴史と文化を継承するとともに、岡谷ブランドの核となるシルクを生かしたまちのにぎわいを創出するため、岡谷シルク推進事業として各種の取り組みを展開いたします。 また、ブランド発信事業として、岡谷シルクブランド認証製品・サービスの開発を促進するため、新製品等の開発費の一部を助成することで認証製品の拡大とブランド力のさらなる向上を図り、さらには、首都圏等で開催される展示会において広くPRを行い、岡谷シルクブランドの定着を図ってまいります。 次に、養蚕振興事業として、養蚕体験を通じて養蚕業への理解と関心を深めるとともに、岡谷シルクの原料となる岡谷産繭の品質向上、安定供給に向け、市内製糸業者が岡谷産繭を購入する際、繭の買取り価格に上乗せを行う補助事業を実施してまいります。 次に、岡谷シルク体験事業では、アーティスト・イン・レジデンスとして学生等が行うシルク作品の制作活動に対する支援、著名アーティストによるワークショップなどを実施するほか、製糸業の歴史を今に伝える市内の製糸関連資産等を巡るまち歩き事業など、岡谷でしか体験することができないプログラムを提供することで市外から多くの人を呼び込み、交流人口、関係人口の創出・拡大を図ってまいります。 観光の振興では、本市を代表する市民祭岡谷太鼓まつりについては、感染症の影響により3年続けて中止となりましたが、今年こそは開催するという思いを持ちつつ、鳴り響く勇壮な太鼓の音の中で祭りの熱気と楽しみを多くの方と共有することができるよう準備を進めてまいります。 働く環境の充実では、新たに就業体験チャレンジ・インターンシップ強化事業として、インターンシップを積極的に受け入れ有効な採用活動につなげるため、受入れ可能企業と大学とのマッチングのほか、コンサルタントによる個別相談を行うことにより、インターンシップの受入れ態勢と採用力の強化を図ってまいります。 また、採用における企業のブランディング強化に向けた個別の相談の実施や、採用活動のオンライン化への取り組みに要する経費を助成するUIJターンおかや総合サポート事業につきまして、新たに求人用ホームページの新設、改修に要する経費等を補助対象に加え、市内企業の採用力のさらなる強化と併せてUIJターン就職・を促進をしてまいります。 このほか、働きやすい職場づくり応援事業では、手すりやスロープの設置、トイレ・更衣室の整備など働きやすい職場環境の整備に取り組む市内中小企業を支援するほか、新たに、女性活躍や子育て支援、仕事と家庭の両立等に関する国・県の認証取得に要する経費の一部を助成してまいります。 さらに、重量物を持つことが困難な女性や高齢者等がその力を存分に発揮しながら職場で活躍することができるよう、事業者のパワーアシストスーツ導入に要する経費を補助対象に加え支援を強化することで、多様な人材の雇用促進と定着化を図ってまいります。 移住・定住の促進では、若者移住者住まいの支援事業として、新たに、市内へ転入し、かつ住宅を取得した方に対し最大100万円を補助するほか、大学等へ通う学生並びに29歳以下の勤労者に対する民間賃貸住宅の家賃補助を引き続き実施することで、移住、定住をさらに促進してまいります。 また、新たに移住・定住の促進を担う地域おこし協力隊を採用し、シティプロモーションを強化することで岡谷市の知名度向上を図ってまいります。さらに、国・県と連携して取り組んでおります就業・創業移住支援事業につきましては、18歳未満世帯員の帯同加算をこれまでの1人当たり30万円から100万円に大幅に拡大し、若者の移住・定住の促進と併せて人手不足の解消を図ってまいります。 続きまして、基本目標「安全・安心で、自然環境と共生するまち」について説明申し上げます。 安全対策の推進では、危機・防災・減災対策の推進と消防力の強化といたしまして、河川氾濫や浸水被害を未然に防ぐため、市が管理する普通河川の河床整備や護岸改修などを行うほか、土砂や樹木によって流れが阻害されている河川のしゅんせつを計画的に実施する河川緊急浚渫推進事業に引き続き財源を重点配分して取り組んでまいります。 また、計画的に進めておりますため池整備事業では、長野県により「防災重点農業用ため池」に指定されている市内7か所のため池のうち、川岸三沢にあります蟹沢下ため池、明王ため池、西除ケ入ため池の廃止工事等を進めることで地域住民の安全・安心を確保してまいります。 さらに、地域の防災力・減災力強化事業として、令和4年3月に見直しを行った避難情報の発令判断基準及び避難行動等の周知徹底に努めるほか、防災訓練や地区防災マップの作成支援など、各種の取り組みを通じて、各区自主防災組織を中心とした住民及び地域の防災力・減災力の強化を図ってまいります。 このほか、緊急時の情報発信機能を強化するとともに、住民への情報伝達をより確実なものにするため、防災行政無線のデジタル化及び防災気象情報システムの更新に着手してまいります。 消防団員の処遇改善につきましては、国が示します非常勤消防団員の報酬等の基準に基づき、部長以下の年額報酬を引き上げることとし、引き続き消防団員の負担軽減、安全確保と併せ、消防団への加入促進に努めてまいります。 環境保全の推進では、第4次岡谷市環境基本計画に掲げる望ましい環境像「あふれる緑と清らかな水につつまれたまち」の実現を目指すとともに、ゼロカーボンシティ宣言都市として2050年二酸化炭素排出量実質ゼロに向けた各種の施策を展開してまいります。 自然環境の保全といたしましては、まず公共施設等における取り組みとしまして、市役所庁舎及びテクノプラザおかや大研修室の照明LED化に着手するとともに、公用車両としてEV車両を2台導入するほかEV車両用充電施設を市役所敷地内に整備し、温室効果ガスの排出抑制と省エネによるコスト削減に努めてまいります。 また、民間が行う取り組みへの支援として、各区が行う防犯灯のLED化及び公会所等の照明設備のLED化に対し支援するほか、住宅用再エネ設備等導入促進事業として、蓄電システム導入補助金に加え、新たに個人住宅に設置する電気自動車充放電設備の導入経費の一部を助成することで、再生可能エネルギーの利用促進と二酸化炭素排出量の削減を図ってまいります。 居住環境の充実では、空き家対策事業として、空き家の除却費用に対する補助の上限額を引き上げるとともに、新たに家財等の処分に要する経費に対して助成することで増加している空き家の適正管理、利活用を促進してまいります。 また、空き家バンク移住・田舎ぐらし応援事業として、空き家を購入し市外から転入した場合に、空き家の改修費に対する助成と併せて移住交付金を交付することで新しい人の流れを呼び込み、移住・定住につなげるとともに住環境の向上による安全・安心の確保と景観の保全を図ってまいります。 このほか、市営住宅においては、老朽団地住替事業として、廃止の方針としている老朽化が著しい市営団地からの住み替えを促進し、入居者の安全確保と住環境の向上を図るほか、中村C2市営団地の外壁等防水改修を行い、市営住宅の維持保全と長寿命化を図ってまいります。 続きまして、基本目標「快適な生活を支え、住み続けたいまち」について説明申し上げます。 計画的土地利用の推進では、都市公園施設長寿命化推進事業として、岡谷湖畔公園のジョギングロードの整備及びバスケットボールコートの設置、蚕糸公園の整備完了に併せたイルミネーションの設置、鳥居平やまびこ公園のサマーボブスレーの修繕など、誰もが楽しく快適に安全で安心して利用できる公園整備を推進してまいります。 また、長野県及び諏訪湖周3市町の連携による諏訪湖周サイクリングロード整備事業として、岡谷市管理区間のうち塚間川から釜口水門までの整備工事等を実施をし、令和5年度中の事業完成を目指して事業を推進してまいります。 都市基盤の整備では、幹線道路と交通網の整備といたしまして、県事業であります地域幹線道路整備事業により、主要地方道下諏訪辰野線の川岸小学校前から観蛍橋までの間の整備工事に向けた用地買収、物件調査等を進めるとともに、主要地方道岡谷茅野線の無電柱化事業に着手をしてまいります。 また、諏訪湖サービスエリアへの(仮称)諏訪湖スマートインターチェンジ整備事業として、地域産業の発展、市民生活の利便性の向上や、地域のさらなる活性化等を図るため、地元対策委員会並びに国、長野県、諏訪市、NEXCO中日本と連携を図りながら引き続き事業を推進することとし、令和5年度についてはアプローチ道路の築造工事を進めてまいります。 このほか、川岸駅開業100周年に伴いJR東日本が行います駅舎の建て替えに併せ、川岸駅周辺環境整備事業として駅前広場の舗装整備、駅前公衆トイレの改修などを行い、川岸駅利用者のほか地域住民に親しまれ愛される環境を整えてまいります。 生活道路の整備としましては、交通量の多い主要幹線道路や身近な生活道路を中心に、計20路線、総延長約4.7kmに及ぶ舗装の維持補修及び劣化が軽微な段階で修繕を講ずる予防保全型の維持補修に努めてまいります。 また、生活道路安全対策事業としてゾーン30の指定をしております西堀区内の103号線(西堀通り線)において実施した整備工事などの効果検証、解析の結果を踏まえ、より効果的な安全対策を講じ、交通事故の発生抑制と地域の安全確保につなげてまいります。 橋梁維持補修事業では、これまで実施してまいりました道路法に基づく定期点検の結果を踏まえ、JR中央本線に架かります三沢跨線橋の改修工事及び中央町一丁目、二丁目歩道橋の補修設計を実施するほか、41か所の橋梁点検を実施することで安全性の確保と将来的な維持管理コストの削減を図ってまいります。 上下水道の維持・整備としまして、水道事業では、岡谷市水道事業経営戦略及び岡谷市水道事業基本計画に基づき、将来を見据えた経営基盤の強化を図りつつ、老朽化が進む水道施設の再構築事業として片間町ポンプ場の築造工事及び小東橋への水管橋設置工事を進めるほか、水道施設の更新・耐震化を計画的に進め、安全で安心なおいしい水を将来にわたって安定的に供給してまいります。 水道料金につきましては、給水量の減少による減収が見込まれる状況ではありますが、岡谷市水道事業経営戦略等に基づき慎重に検証を行った結果、また、現在の原油価格・物価高騰が市民生活や企業活動に与える影響を配慮する必要があることから、令和5年度から7年度までの3年間は、突発的な事象等が発生しない限り現行料金を据え置くことといたします。 下水道事業では、岡谷市下水道事業経営戦略をはじめとする各種計画を基本として、予防的修繕を行う下水道ストックマネジメント事業のほか、下水道総合地震対策事業により災害に強い施設整備を推進してまいります。 また、下水道雨水渠整備事業として実施しております諏訪信用金庫本店から県道楢川岡谷線までの間の山下幹線における雨水渠整備につきましては、令和5年度の事業完了を目指してまいります。 続きまして、基本目標「みんなでつくる、確かな未来を拓くまち」について説明申し上げます。 地域コミュニティの振興では、男女共同参画の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、令和7年度を初年度とする「男女共同参画おかやプランⅦ」の策定に着手することとし、令和5年度は市民の意識調査を行い、令和6年度の計画策定につなげてまいります。 また、国の登録有形文化財であり、岡谷市並びに市民の貴重な財産であります旧岡谷市役所庁舎を適正に保全し後世に着実に継承するため、旧岡谷市役所庁舎保全事業として、令和6年度に予定している耐震補強工事の実施設計業務を行ってまいります。 市政運営の推進では、本市のまちづくりの指針を明らかにし、計画的な行政運営を推進するため、第5次岡谷市総合計画の基本構想の見直し及び令和6年度を初年度とする後期基本計画を策定してまいります。 また、公有財産の適量・適正化といたしまして、公共施設等総合管理計画推進事業として、岡谷市公共施設個別施設計画に基づき計画的な維持管理、修繕、更新等を進め、少子高齢化、人口減少時代に見合った公共施設の最適化と長寿命化を推進してまいります。 ICT利活用の推進といたしましては、自治体DX推進事業として、マイナンバーカードを利用した行政手続のオンライン化、自治体情報システムの標準化・共通化を進め、業務の改善、効率化を図るとともに、行政サービスに係る市民の利便性のさらなる向上につなげてまいります。 また、市議会オンライン会議等環境整備事業として、全員協議会室のインターネット環境を整備し、有事の際のオンライン委員会等の開催に備えてまいります。 以上、令和5年度予算編成の大要を説明申し上げました。 感染症の拡大に伴う行動制限やマスクの着用など、感染拡大前の日常が一変してから3年が経過をいたしました。 これまでの間、市といたしましては、岡谷市医師会と岡谷市民病院との連携によるワクチン接種や感染症医療の提供を進めたほか、全庁一丸となって各種の感染防止策、社会経済活動を維持するための支援策などを講ずるとともに、市民、事業者の皆様の御理解と御協力、医療従事者などのエッセンシャルワーカーの皆様の懸命な御努力の下、感染症の影響を最小限に抑制してまいりました。 そして、国では、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけをこの春より、2類相当から季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行する方針を決定いたしました。 ウィズコロナ、アフターコロナの時代にあって令和5年度に目指すべきことは、感染拡大以前に戻すことではなく、時代の変化や現状と向き合い、将来を見据えた取り組みを力強く進めることであると考えております。 引き続き、市民の皆様の声に真摯に耳を傾け、心に寄り添い、共に協力しながら、後期基本計画の計画期間であります次の5年間に向けた助走を加速し、躍動してまいります。 岡谷市のさらなる発展と市民福祉の向上に向けてより一層努力を積み重ね、岡谷に住み、働き、学び、訪れる全ての人々に活躍の場と生きがいがあり、生活に彩りと潤い、そして楽しみがあって、幸せが実感でき、このまちに住み続けたい、住んでみたいと思える満足度の高い岡谷市を市民の皆様とともにつくり上げるとともに、第5次岡谷市総合計画に掲げる将来都市像「人結び 夢と希望を紡ぐ たくましいまち岡谷」の実現に向け、申し上げてまいりました施策・事業に全力を傾注して取り組んでまいりたいと決意しております。 議員各位、市民の皆様の御理解と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げまして、私の所信の一端とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(小松壮議員) 本日はこれまでとし、散会いたします。 △散会 午後5時33分...