岡谷市議会 > 2021-11-22 >
11月30日-01号

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  1. 岡谷市議会 2021-11-22
    11月30日-01号


    取得元: 岡谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-17
    令和 3年 12月 定例会(第5回)岡谷市告示第130号 令和3年第5回岡谷市議会定例会を次のとおり招集する。  令和3年11月22日                             岡谷市長  今井竜五 1 日時  令和3年11月30日 午前9時30分 2 場所  岡谷市役所議場          ◯応招・不応招議員応招議員(18名)    1番  小松 壮議員      2番  田村みどり議員    3番  浜 幸平議員      4番  吉田 浩議員    5番  中島秀明議員      6番  今井康善議員    7番  今井義信議員      8番  中島保明議員    9番  早出すみ子議員    10番  今井秀実議員   11番  武井友則議員     12番  渡辺太郎議員   13番  早出一真議員     14番  藤森博文議員   15番  笠原征三郎議員    16番  大塚秀樹議員   17番  山崎 仁議員     18番  遠藤真弓議員応招議員(なし)          令和3年第5回岡谷市議会定例会会議録議事日程(第1号)                 令和3年11月30日(火)午前9時30分開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 市長挨拶 日程第4 報告第24号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度岡谷一般会計補正予算(第15号)) 日程第5 報告第25号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度岡谷一般会計補正予算(第16号)) 日程第6 議案第75号 岡谷手数料条例の一部を改正する条例 日程第7 議案第76号 岡谷国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第8 議案第77号 財産の処分について 日程第9 議案第78号 令和3年度岡谷一般会計補正予算(第17号) 日程第10 議案第79号 令和3年度岡谷病院事業会計補正予算(第3号) 日程第11 請願第3号 75歳以上高齢者医療費窓口負担現状維持を求める請願---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(18名)     1番  小松 壮議員     2番  田村みどり議員     3番  浜 幸平議員     4番  吉田 浩議員     5番  中島秀明議員     6番  今井康善議員     7番  今井義信議員     8番  中島保明議員     9番  早出すみ子議員   10番  今井秀実議員    11番  武井友則議員    12番  渡辺太郎議員    13番  早出一真議員    14番  藤森博文議員    15番  笠原征三郎議員   16番  大塚秀樹議員    17番  山崎 仁議員    18番  遠藤真弓議員欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長       今井竜五君     副市長      小口道生君 教育長      岩本博行君     企画政策部長   酒井吉之君 総務部長     藤澤 正君     市民環境部長   百瀬邦彦君 健康福祉部長   帯川豊博君     産業振興部長   藤岡明彦君 産業振興部技監  中島洋一君     建設水道部長   小口浩史君 教育部長     白上 淳君     病院事業管理者  天野直二君 事務部長     城田 守君     会計管理者    小口典久君 選挙管理委員会監査委員事務局長   企画課長     木下 稔君          武居浩史君 秘書広報課長   宮澤俊一君     総務課長     小松秀尊君 財政課長     岡本典幸---------------------------------------事務局職員出席者 局長       中村良則      次長       宮澤 輝 統括主幹庶務主幹事務取扱      議事主幹     金子 郷          三村田 卓 △開会 午前9時30分 △開会の宣告 ○議長(小松壮議員) おはようございます。 これより令和3年第5回岡谷市議会定例会を開会いたします。--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(小松壮議員) 直ちに本日の会議を開きます。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(小松壮議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において、8番 中島保明議員、14番 藤森博文議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(小松壮議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から12月13日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は、本日から12月13日までの14日間と決定いたしました。---------------------------------------市長挨拶 ○議長(小松壮議員) 日程第3 市長より御挨拶をお願いいたします。 今井市長。     〔市長 今井竜五君 登壇〕 ◎市長(今井竜五君) おはようございます。 令和3年第5回岡谷市議会定例会の開会に当たりまして一言挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、御多用のところ御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。 早いもので、今年もあと1か月となりました。 新型コロナウイルス感染症新規陽性者は、9月以降、全国的に減少が続き、徐々ではありますが、イベントなどの開催もできるようになってまいりました。しかし、ここに来て新たに出現した変異株オミクロン株に対し世界各国警戒感が高まっており、その今後の状況を注意してまいりたいと思っております。 さて、11月3日から7日までの間、今年、建築から100年を迎えました旧山一林組製糸場、旧山一林組製紙事務所におきまして、岡谷絹工房アトリエOPEN DAY」を開催しました。手織りのシルク製品展示販売のほか、建物が語る製糸の歴史パネル展を同時開催し、製糸全盛時代の写真と現在の風景を比較しながら建物見学を楽しんでいただきました。また、シルクストール機織り体験では、予定した人数より多くの応募があり、機織り機を増やして受入れを行うなど、大変好評でありました。 11月6日には、市役所イベント広場において岡谷収穫祭を開催し、11月13日には、蚕糸博物館マルベリー広場において、本年最後となるオープンエアマーケットを開催いたしました。両日とも天候に恵まれ、シルクスイートなどをはじめとする秋野菜や季節の果物、姉妹都市、東伊豆町の海産物などを販売いたしました。多くの皆様に御来場いただき、感謝を申し上げます。 気温が下がり、空気が乾燥するこれからの冬の季節は、ウイルスが空中に浮遊しやすくなると言われております。今年は、新型コロナウイルス季節性インフルエンザ同時流行も心配をされております。今後実施をしてまいります新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種など、引き続き感染防止対策に努めるとともに、並行して社会経済活動の両立に向けた対策を進め、市民の皆様の命と健康、そして、生活を守るため全力を傾注してまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましては、御理解、御協力をいただきますようお願い申し上げます。 8月の大雨による災害の発生を受け、当時の危機管理体制住民避難体制などを検証するとともに、新たな避難基準などを再検討し、災害に強い安全・安心な町の実現を再び目指すため、避難情報発令等に係る検証アドバイザー会議をはじめ、岡谷防災会議岡谷自主防災組織連絡協議会を開催いたしました。検証アドバイザーには、長野地方気象台をはじめ、砂防や地質、防災に関する学識経験者、県の防災・減災に携わる担当者の計8名の方に委嘱をして、今月2回、会議を行っております。 会議では、それぞれのアドバイザーの専門的な視点から、気象状況や防災・減災に関する貴重な御意見をいただいているところでございます。その中で、避難基準などの再検討につきましては時間をかける必要があるとの意見もありましたので、市といたしましては、年内を目途としていたまとめについては、年度内を目安とし、総合的に検討を行い、市民の皆様の安全・安心の確保に向け新たな避難基準などを決定し、周知してまいりたいと考えております。 今定例会に市側から提出申し上げます案件は、報告案件2件、条例議案2件、単行議案1件、補正予算2件の計7件であります。よろしく御審議の上、御議決等賜りますようお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。 よろしくお願い申し上げます。--------------------------------------- △報告第24号及び報告第25号の一括上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小松壮議員) 日程第4 報告第24号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度岡谷一般会計補正予算(第15号))及び日程第5 報告第25号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度岡谷一般会計補正予算(第16号))の2件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 藤澤総務部長。     〔総務部長 藤澤 正君 登壇〕 ◎総務部長藤澤正君) おはようございます。 報告第24号及び報告第25号を一括して御説明申し上げます。 最初に、報告第24号 専決処分の承認を求めることについて、専決第21号 令和3年度岡谷一般会計補正予算(第15号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、3回目の接種に係る新型コロナウイルスワクチン接種事業及び令和3年8月大雨災害の対応として公共土木施設災害復旧事業を追加したとともに、令和3年度一般会計補正予算(第11号)の公共土木施設災害復旧事業財源更正を行ったもので、地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年11月1日付で専決処分を行ったものであります。 初めに、10ページをお開きください。 3歳出から御説明申し上げます。 4款衛生費1項2目予防費3節職員手当等から13節使用料及び賃借料までの合わせて5,866万7,000円は、新型コロナウイルスワクチン接種について3回目の追加接種に必要な経費をそれぞれ追加したものであります。 おめくりいただきまして、12ページを御覧ください。 13款災害復旧費2項1目道路橋梁災害復旧費10節需用費及び14節工事請負費の合わせて1億4,620万円は、被災した道路橋梁災害復旧に必要な経費をそれぞれ追加したものであります。 2目河川災害復旧費10節需用費及び14節工事請負費の合わせて1億1,160万円は、被災した河川災害復旧に必要な経費をそれぞれ追加したものであります。 3目公園施設災害復旧費10節需用費及び14節工事請負費の合わせて3,010万円は、被災した公園施設災害復旧に必要な経費をそれぞれ追加したものであります。 なお、14ページ給与費明細書がありますが、これは所定の書式に従いましてお示ししたものでありますので、御覧いただきたいと思います。 以上で歳出を終わりまして、8ページへお戻りください。 2歳入について申し上げます。 15款国庫支出金1項2目衛生費国庫負担金2節新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金1,417万2,000円は、ワクチン接種業務に対します国からの負担金であります。 4目災害復旧費国庫負担金1節公共土木施設災害復旧費国庫負担金5,980万円は、公共土木施設災害復旧事業に対します国からの負担金であります。 2項3目衛生費国庫補助金4節新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金4,449万5,000円は、ワクチン接種体制整備に対します国からの補助金であります。 19款繰入金2項1目財政調整基金繰入金1億5,000万円の減額は、災害復旧事業財源更正に伴い減額したものであります。 20款繰越金1項1目繰越金2,490万円の減額は、財源を繰越金で調整したものであります。 22款市債1項10目災害復旧債1節公共土木施設災害復旧事業債4億300万円は、公共土木施設災害復旧事業に対します市債を計上したものであります。 15ページ地方債に関する調書がありますが、これは所定の書式に従いましてお示ししたものでありますので、御覧いただきたいと思います。 以上で歳入を終わりまして、2ページへお戻りください。 第1表歳入歳出予算補正、1歳入及び次のページの2歳出は、それぞれ所定の書式によって調製してあります。 おめくりいただきまして、5ページを御覧ください。 第2表地方債補正は、先ほど事項別明細書で御説明申し上げました市債を追加したものであり、所定の書式によってお示ししたものであります。 1ページへお戻りください。 令和3年度岡谷一般会計補正予算(第15号)第1条で歳入歳出それぞれ3億4,656万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ212億8,337万8,000円といたしたものであります。 以下につきましては説明を省略させていただきます。 以上で報告第24号の説明を終わります。 続きまして、報告第25号 専決処分の承認を求めることについて、専決第22号 令和3年度岡谷一般会計補正予算(第16号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、令和3年8月大雨災害の対応として農地の災害復旧事業を追加したとともに、令和3年度一般会計補正予算(第11号及び第14号)の農地災害復旧事業財源更正を行ったもので、地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年11月15日付で専決処分を行ったものであります。 初めに、10ページをお開きください。 3歳出から御説明申し上げます。 13款災害復旧費1項1目農地災害復旧費10節需用費及び14節工事請負費の合わせて4,200万円は、被災した農地災害復旧に必要な経費をそれぞれ追加したものであります。 以上で歳出を終わりまして、8ページへお戻りください。 2歳入について申し上げます。 15款国庫支出金2項8目災害復旧費国庫補助金1節農林水産業施設災害復旧費国庫補助金2,900万円は、農地の災害復旧事業に対します国からの補助金であります。 19款繰入金2項1目財政調整基金繰入金1,000万円の減額は、災害復旧事業財源更正に伴い減額したものであります。 20款繰越金1項1目繰越金220万円の減額は、財源を繰越金で調整したものであります。 22款市債1項10目災害復旧債2節農林水産業施設災害復旧事業債2,520万円は、農地の災害復旧事業に対します市債を計上したものであります。 12ページ地方債に関する調書がありますが、これは所定の書式に従いましてお示ししたものでありますので、御覧いただきたいと思います。 以上で歳入を終わりまして、2ページへお戻りください。 第1表歳入歳出予算補正、1歳入及び次のページの2歳出は、それぞれ所定の書式によって調製してあります。 おめくりいただきまして、5ページを御覧ください。 第2表地方債補正は、先ほど事項別明細書で御説明申し上げました市債を追加したものであり、所定の書式によってお示ししたものであります。 1ページへお戻りください。 令和3年度岡谷一般会計補正予算(第16号)第1条で歳入歳出それぞれ4,200万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ213億2,537万8,000円といたしたものであります。 以下につきましては説明を省略させていただきます。 以上で報告第24号及び報告第25号の説明を終わりますが、それぞれ御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) お諮りいたします。ただいま説明がありました報告案件2件については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑に入ります。 まず、報告第24号について質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕
    ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより報告第24号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は報告のとおり承認することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、報告第24号は報告のとおり承認されました。 次に、報告第25号について質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって討論を終結いたします。 これより報告第25号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は報告のとおり承認することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(小松壮議員) 御異議なしと認めます。 よって、報告第25号は報告のとおり承認されました。--------------------------------------- △議案第75号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(小松壮議員) 日程第6 議案第75号 岡谷手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 小口建設水道部長。     〔建設水道部長 小口浩史君 登壇〕 ◎建設水道部長小口浩史君) おはようございます。 議案第75号 岡谷手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、住宅の質の向上及び円滑な取引環境の整備のための長期優良住宅の普及の促進に関する法律等の一部を改正する法律等の公布、施行に伴い改正いたしたいものであります。 初めに、改正の概要について御説明申し上げます。 長期優良住宅認定制度は、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅を認定するもので、認定を受けた住宅は、税の特例や住宅ローン金利引下げなどの優遇措置が受けられるものであります。 この長期優良住宅普及促進と住宅の円滑な取引環境の整備を図るため、長期優良住宅の普及の促進に関する法律等が改正され、共同住宅における認定対象の拡大、認定手続合理化などの改正がされたため、所要の改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明いたします。 別表第4は、長期優良住宅認定申請に関わる手数料を規定したもので、住宅の新築か増改築かの区分、戸建てか共同住宅かの区分などにより手数料を定めておりますが、認定審査合理化等を図るため、長期優良住宅住宅性能評価基準確認を併せて実施することが可能となったこと、また、共同住宅について、区分所有者から管理組合管理者等が一括して認定を受ける方法に変更となったこと等により、表中の区分について所要の改正を行うものであります。 また、手数料の額について、従来から長野県手数料徴収条例に規定する手数料の額に準じ、この条例においてその額を定めておりますが、長野県においてこれらの手数料の額について改定されることとなったため、これに準じて改正いたすものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項は、この条例の施行期日を令和4年2月20日からとするものであります。附則第2項は、手数料に関わる経過措置について規定いたしたものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第75号は産業建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第76号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(小松壮議員) 日程第7 議案第76号 岡谷国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 百瀬市民環境部長。     〔市民環境部長 百瀬邦彦君 登壇〕 ◎市民環境部長百瀬邦彦君) おはようございます。 議案第76号 岡谷国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますとおり、健康保険法施行令等の一部を改正する政令の公布、施行に伴い改正をいたしたいものであります。 改正の概要でございますが、出産育児一時金の支給額の引上げに対応するため、所要の改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明申し上げます。 第6条第1項は、出産育児一時金の支給額を規定したもので、健康保険法施行令で定める出産育児一時金の支給額につきましては、社会保障審議会医療保険部会において、少子化対策としての重要性に鑑み、支給総額は42万円を維持することとされています。出産育児一時金は、産科医療補償制度の掛金を含んで支給されておりますが、当該制度の掛金が令和4年1月1日より「1万6,000円」から「1万2,000円」に引き下げられることから、支給総額の42万円を維持するため、現行の「40万4,000円」を「40万8,000円」に引き上げるものであります。 次に、附則でありますが、第1項は、施行期日を規定したもので、令和4年1月1日からとするものであります。附則第2項は、改正に伴う所要の経過措置を規定したものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第76号は社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第77号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(小松壮議員) 日程第8 議案第77号 財産の処分についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 藤澤総務部長。     〔総務部長 藤澤 正君 登壇〕 ◎総務部長藤澤正君) 議案第77号 財産の処分について御説明申し上げます。 今回処分いたしたい財産は、本市が内山地区に有している旧岡谷塩嶺病院敷地の6,162.75㎡であり、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第77号資料として位置図を配付してありますので、併せて御覧ください。 岡谷字内山の旧塩嶺病院敷地につきましては、塩嶺病院機能停止後、社会福祉法人平成会に敷地の一部を売却しており、現在は、同法人が運営する介護老人福祉施設松風の施設が整備されております。今回の処分予定地は松風の隣接地であり、予定地の一部については、既に松風の施設用地として貸付けを行っている経過もあり、同法人から当該用地の取得の申出がありました。同法人が取得することにより、周辺の福祉施設との連携や福祉サービスの自立が図られ、公益性の高い活用が見込まれることから、随意契約により同法人に売却するものであります。 売却に向けて、本年10月26日に見積書を徴取し、長野県塩尻市宗賀1298番地92の社会福祉法人平成会を相手方として、11月12日に土地売買仮契約を締結しております。 それでは、処分の内容について申し上げます。 土地の所在は岡谷字内山4769番555号で、筆数は1筆であります。地目は宅地であります。面積は6,162.75㎡であります。処分予定価格は5,071万円であります。契約の相手方は、長野県塩尻市宗賀1298番地92の社会福祉法人平成会理事長、小松 弘氏であります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 早出すみ子議員。 ◆9番(早出すみ子議員) 9番 早出すみ子です。 この土地の活用方法というんですか、施設が周りに広がっていて、また、平成会がずっとやられていると思うんですけれども、活用方法が分かれば教えてください。 ○議長(小松壮議員) 藤澤総務部長。 ◎総務部長藤澤正君) この今後の活用状況につきましては、現在のところ、松風にお聞きするところでございますけれども、具体的な構想がないということでございますが、有効な活用方法の処分などを広く検討したいとお聞きしているところでございます。 ○議長(小松壮議員) 早出すみ子議員。 ◆9番(早出すみ子議員) ほかの土地といいますか、その辺もこういうふうに売却の方向をお持ちでしょうか。 ○議長(小松壮議員) 酒井企画政策部長。 ◎企画政策部長酒井吉之君) 現時点では、旧岡谷塩嶺病院敷地の、建物を取り壊して更地になっている部分の売却という方針予定はございません。 ○議長(小松壮議員) 早出すみ子議員、よろしいですね。 ◆9番(早出すみ子議員) はい。 ○議長(小松壮議員) ありがとうございます。 そのほかに質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第77号は総務委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第78号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(小松壮議員) 日程第9 議案第78号 令和3年度岡谷一般会計補正予算(第17号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 藤澤総務部長。     〔総務部長 藤澤 正君 登壇〕 ◎総務部長藤澤正君) 議案第78号 令和3年度岡谷一般会計補正予算(第17号)について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、人事異動及び育児休業等に伴う人件費の減額、指定寄附金積立金、都市計画街路事業等負担金を追加するとともに、新型コロナウイルス感染症への対応として民間一般乗合バス運行費等補助金を計上するほか、災害復旧事業指定寄附金及び企業版ふるさと納税に伴う財源更正を行うもので、総額2,657万9,000円を減額いたすものであります。 このほか、スマートインターチェンジ整備事業、諏訪湖周サイクリングロード整備工事、岡谷湖畔公園ジョギングロード整備工事について、年度内に完了する見込みがないことから繰越明許費を設定いたすものであります。 初めに、12ページをお開きください。 3歳出から御説明申し上げます。 1款議会費1項1目議会費から60ページの10款教育費4項6目図書館費までの人件費の補正は、人事異動や育児休業の取得等に伴う人件費の減額を行うものであり、費目ごとに増減はありますが、内容につきましては説明を省略させていただきます。 なお、62ページ以降に給与費明細書がありますが、これは所定の書式に従いましてお示ししたものでありますので、御覧いただきたいと思います。 14ページへお戻りください。 2款総務費1項10目財産管理費24節積立金1,093万4,000円は、指定寄附金として、ふるさとまちづくり基金へ195件の954万4,000円、病院施設整備基金へ1件の1万5,000円、旧岡谷市役所庁舎保全基金へ22件の137万5,000円を積み立てるものであります。 各基金の補正後の年度末残高の見込額を申し上げます。ふるさとまちづくり基金約11億1,150万円、病院施設整備基金約9,310万円、旧岡谷市役所庁舎保全基金約1,270万円となるものであります。 少し飛びまして、32ページを御覧ください。 3款民生費4項1目災害救助費は、災害復旧事業指定寄附金があったことから、財源内訳欄に記載の金額について財源更正をいたすものであります。 少し飛びまして、44ページを御覧ください。 7款商工費1項2目商工業振興費18節負担金補助及び交付金120万1,000円は、新型コロナウイルス感染症対策として、民間事業者が運行する岡谷茅野線について、令和2年度決算の経常損失に対する支援に必要な補助金を計上いたすものであります。また、モノづくり集積地SUWAのヒトづくりプロジェクトに対し、企業版ふるさと納税としての寄附があったことから、財源内訳欄に記載の金額について財源更正をいたすものであります。 少し飛びまして、50ページを御覧ください。 8款土木費4項1目都市計画総務費18節負担金補助及び交付金232万円は、県が進めている岡谷川岸線についてさらなる事業進捗を図るため、県の事業費が増額となったことに伴い、地元負担金を追加いたすものであります。 以上で歳出を終わりまして、8ページへお戻りください。 2歳入について申し上げます。 18款寄附金1項1目総務費寄附金1節指定寄附金1,093万4,000円は、9ページの説明欄に記載の方々から御寄附を頂いたものであります。 2目商工費寄附金1節指定寄附金100万円は、9ページの説明欄に記載の方から御寄附を頂いたものであります。 3目災害復旧費寄附金1節指定寄附金263万6,000円は、9ページ及び11ページの説明欄に記載の方々から御寄附を頂いたものであります。 20款繰越金1項1目繰越金4,314万9,000円の減額は、財源を繰越金で調整いたすものであります。 22款市債1項5目土木債200万円は、都市計画街路事業等負担金に対します市債を追加するものであります。 64ページ地方債に関する調書がありますが、これは所定の書式に従いましてお示ししたものでありますので、御覧をいただきたいと思います。 以上で歳入を終わりまして、2ページへお戻りください。 第1表歳入歳出予算補正、1歳入及び次のページの2歳出は、それぞれ所定の書式によって調製してあります。 おめくりいただきまして、5ページを御覧ください。 第2表繰越明許費補正でありますが、8款土木費4項都市計画費のスマートインターチェンジ整備工事は、県施工部分の工事発注の遅れなどに伴い盛土に必要な土が調達できず、年度内に完了することが困難であるため、金額欄に記載しております額の繰越明許費を追加いたすものであります。 次の諏訪湖周サイクリングロード整備工事は、河川法等の許可に時間を要し工事の発注が遅れ、年度内に完了することが困難であるため、金額欄に記載しております額の繰越明許費を追加いたすものであります。 次の岡谷湖畔公園ジョギングロード整備工事は、諏訪湖周サイクリングロード整備事業が関係機関との協議に時間を要し、ジョギングロードの法線が決まらず、年度内に完了することが困難であるため、金額欄に記載しております額の繰越明許費を追加いたすものであります。 第3表地方債補正は、先ほど事項別明細書で御説明申し上げました市債を変更いたすものであり、所定の書式によってお示ししたものであります。 1ページへお戻りください。 令和3年度岡谷一般会計補正予算(第17号)第1条で歳入歳出それぞれ2,657万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ212億9,879万9,000円といたすものであります。 以下につきましては説明を省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第78号は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託をいたします。--------------------------------------- △議案第79号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(小松壮議員) 日程第10 議案第79号 令和3年度岡谷病院事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 城田事務部長。     〔事務部長 城田 守君 登壇〕 ◎事務部長(城田守君) おはようございます。 議案第79号 令和3年度岡谷病院事業会計補正予算(第3号)について御説明いたします。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症患者の受入れ病床確保に伴う病床確保料のほか、特殊勤務手当及び簡易診察室の設置に対する補助金新型コロナウイルスワクチン接種の体制整備に対する補助金などを計上するとともに、巡回検診で使用している検診車を購入するため、債務負担行為を設定いたすものであります。 それでは、3ページを御覧ください。 補正予算実施計画のうち、収益的収入及び支出の支出から御説明いたします。 第1款病院事業費用4項2目その他特別損失は、新型コロナウイルス感染症の院内感染の防止を図るため、時間外出入口南側の簡易診察室及び検体採取室などの設置費及び賃借料のほか、感染症病床に隣接する倉庫を看護師の待機場所とするため必要な施設改修を行うもので、1,031万7,000円を計上いたすものであります。 次に、収入について御説明いたします。 第1款病院事業収益2項7目新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金は、重点医療機関として確保した専用病床の本年4月から9月の確保料のほか、感染症患者の診察、検査、治療及び看護などに従事した職員に支給した本年4月から9月までの特殊勤務手当の一部について、当該補助金の交付決定を受けたことから、2億9,074万2,000円を計上いたすものであります。 2項8目新型コロナウイルスワクチン接種促進事業補助金は、5月から7月末までの平日及び土日に特別な体制を整備し、一定期間まとまった規模の接種を行った医療機関に対し協力金が支給されることから、2,305万円を計上いたすものでございます。 4項2目その他特別利益は、個人の方からの寄附金3万円のほか、支出で申し上げました新型コロナウイルス感染症対策費の財源として、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金449万8,000円を計上いたすとともに、新型コロナウイルス感染症から回復した方で引き続き入院管理が必要な場合に、受け入れた医療機関に対し協力金が支給されることから、20万円を計上いたすものであります。 次に、4ページを御覧ください。 資本的収入及び支出の支出から御説明いたします。 第1款資本的支出1項1目器械備品費は、加温加湿器搭載型フロージェネレーターの購入費として163万9,000円を追加いたすものであります。 次に、収入について御説明いたします。 第1款資本的収入5項1目新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業補助金は、支出で申し上げました器械備品購入費の財源として163万9,000円を計上いたすものであります。 それでは、1ページにお戻りください。 令和3年度岡谷病院事業会計補正予算(第3号)第2条は、業務の予定量を記載したもので、(4)主要な建設改良事業の医療機械器具整備事業を1億8,132万7,000円に改めるものであります。 第3条は、先ほど補正予算実施計画で御説明いたしました収益的収入及び支出の内容を、第4条は、資本的収入及び支出の内容を款項の単位でそれぞれまとめたものであります。 第5条では、予算第5条から第10条までを1条ずつ繰り下げるとともに、現在2台体制で実施しております巡回検診について、平成14年度に取得した1台の検診車を更新するため、第5条として債務負担行為の限度額等を設定いたすものであります。 最後に、5ページを御覧ください。 債務負担行為に関する調書は、所定の書式により調製したもので、限度額7,700万円の財源を企業債といたすものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 中島秀明議員。 ◆5番(中島秀明議員) 5番 中島秀明です。 検診車購入事業について3点ほどお聞きしたいと思います。 1点目は、検診車をここで購入をするということで切り替えるということなんですが、切り替えるに当たっての判断基準というか、その切り替えるということに対する基準というのは何かあるんでしょうか。1点目です。 それから、2点目が、前の検診車からの仕様とか機能で何か大きく変わっているようなところはあるんでしょうか。 それから、3点目ですけれども、そういうことは別にして、この新しい検診車の特徴的な機能というのは何かあるんでしょうか。 以上3点、お願いしたいと思います。 ○議長(小松壮議員) 城田事務部長。 ◎事務部長(城田守君) 検診車の関係で3点質問をいただきました。 1点目の判断基準というところでございますけれども、今回の検診車でありますけれども、今2台運行しているということでございます。そのうちの、2号車と3号車というような呼び方をしていますけれども、2号車につきまして更新してまいりたいということでございます。今の検診の2号車につきましては、平成14年度の取得から18年が経過して走行距離も30万キロを超えていると、近年、突発的な修繕も増えているという状況でございます。そんな中で、車種が古いということで修繕備品の調達も難しいような状況もございますし、また、突発的な故障とか修繕のために、その後の巡回検診の日程の調整にも苦慮しているというような背景がございます。 そんなようなことを踏まえるとともに、また、検診車の購入に関しては、いざ発注すると、やっぱり機械の調整とかありますし車の手配もありまして、期間が通常ですと8か月程度かかるとお聞きしておりますけれども、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、半導体等の調達、部品ですね、それがストップしているということで、まだもう少し、それ以上かかるという見込みもあるものですから、今回、補正予算のほうをお願いしたということでございます。 いずれにいたしましても、購入から20年近く、その辺がどうしても目安になってきますし、現状を踏まえると更新しなければならない時期に来ているということで、ここで判断をいたしまして購入してまいりたいということでございます。 それから、大きく変わった機能という部分でございます。検診車も、当時買ったときに比べましてどうしても費用的に本体車種も高くなっております。中に搭載する放射線、X線の関係の機能ですとか、あと検査機能等もございます。そんな中で、それにつきましては基本的には新しいもの、バージョンアップしたものを搭載していくということで考えているところでございます。細かい部分につきましては、また業者が決まったところでその辺も調整してレイアウトということでございます。 大きな機能の変更というか、その辺も検討しました。いろいろな部分、新しいものも検討しましたけれども、やっぱり費用的な部分、いろいろな部分も考慮する中では、基本的には、今もう1台、3号車がありますけれども、その3号車の機能のもの、バージョンアップしたような形で対応してまいりたい、そのように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(小松壮議員) 中島秀明議員。 ◆5番(中島秀明議員) 1つ目の質問で確認なんですけれども、そうしますと、あくまでもこれは実用上、変える時期であってということで、特に何か明確な判断基準があって更新する、そういうような判断ではないということでよろしいんでしょうか。 ○議長(小松壮議員) 城田事務部長。 ◎事務部長(城田守君) いろいろな医療器械にしろ、いろいろな備品にしろ、おおよその更新の目安というのは当然あるかと思いますけれども、その中でもやはりなるべく長く使えればということで判断しております。ですので、今回につきましては、明確な判断基準というか、おおよその目安の更新の時期に来ている、18年から20年というような目安の部分と実際の運用の不都合というか、そういうものを併せる形での部分、またいろいろな部分で、ここに向けて安定的な検診体制を整えるにはどうしてもここのタイミングで更新しなければならないという、いろいろなところを総合的に判断する中でここで更新してまいりたいと考えております。 ○議長(小松壮議員) そのほかに質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第79号は社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △請願第3号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(小松壮議員) 日程第11 請願第3号 75歳以上高齢者医療費窓口負担現状維持を求める請願を議題といたします。 紹介議員の説明を求めます。 笠原征三郎議員。     〔15番 笠原征三郎議員 登壇〕 ◆15番(笠原征三郎議員) 15番 笠原征三郎です。 請願第3号 75歳以上高齢者医療費窓口負担現状維持を求める請願について、紹介議員を代表いたしまして提案説明をいたします。 この請願は、令和3年11月22日に、諏訪郡下諏訪町矢木町214、諏訪地方社会保障推進協議会の事務局長、備前光正氏より提出されたものであります。 それでは、請願趣旨の朗読をもちまして説明に代えさせていただきます。 75歳以上高齢者医療費窓口負担現状維持を求める請願。 請願趣旨。 本年6月4日参議院本会議で、75歳以上高齢者医療費窓口負担2割化法が可決されました。この法律が実施されると2022年後半から年収200万円以上の人370万人(長野県では約7万人)の医療費窓口負担が2倍となります。(3年間の配慮措置があってもいずれは2割) 国会審議の中で、①2割負担導入による現役世代の負担軽減効果はわずか月額30円弱であること、②コロナ禍の今、精神的にも経済的にも疲弊している中での高齢者への負担増は、これまでの受診控えをさらに助長させることが各種調査でも判明しているにも関わらず、政府は「健康悪化に結びつかない」としていること、③国会審議を経ずに2割負担増の対象者を政令によって広げることができること等数多くの問題点が明らかになりました。 新型コロナウイルス感染拡大のもとで、高齢者の受診控え、介護サービスの利用控えが起きています。その結果、重症化・重度化に陥っている事例もみられており、こうした中、医療費の窓口負担の引き上げが行われれば、医療受診抑制がいっそう強まり高齢者の命をも脅かすものになりかねません。 貴議会として、高齢者の暮らしと健康、命を守るために、国に対し75歳以上高齢者医療費窓口負担について現状を維持するよう意見書を提出していただきたく以下請願いたします。 請願事項。 国に対し、「75歳以上高齢者医療費窓口負担については現状維持に努めること」との意見書を提出すること。 以上、地方自治法第124条の規定により、請願書を提出します。 なお、意見書(案)については省略をさせていただきます。 以上でありますが、よろしく御審議の上、全会一致をもちまして御議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小松壮議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(小松壮議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております請願第3号は社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(小松壮議員) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 △散会 午前10時25分...