岡谷市議会 > 2015-02-17 >
02月17日-02号

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  1. 岡谷市議会 2015-02-17
    02月17日-02号


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    平成27年  3月 定例会(第2回)          平成27年第2回岡谷市議会定例会会議録議事日程(第2号)                            平成27年2月17日(火)午前9時30分開議 日程第1 議案第10号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例 日程第2 議案第11号 岡谷市防災会議条例の一部を改正する条例 日程第3 議案第12号 岡谷市就学指導相談委員会条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第13号 岡谷市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例 日程第5 議案第14号 岡谷市行政手続条例の一部を改正する条例 日程第6 議案第15号 岡谷市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例 日程第7 議案第16号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例 日程第8 議案第17号 岡谷市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例 日程第9 議案第18号 岡谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例及び岡谷市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 日程第10 議案第19号 諏訪広域連合規約の一部変更について 日程第11 議案第20号 平成27年度岡谷市一般会計予算 日程第12 議案第21号 平成27年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算 日程第13 議案第22号 平成27年度岡谷市地域開発事業特別会計予算 日程第14 議案第23号 平成27年度岡谷市分収造林事業特別会計予算 日程第15 議案第24号 平成27年度岡谷市霊園事業特別会計予算 日程第16 議案第25号 平成27年度岡谷市温泉事業特別会計予算 日程第17 議案第26号 平成27年度岡谷市訪問看護事業特別会計予算 日程第18 議案第27号 平成27年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第19 議案第28号 平成27年度岡谷市湊財産区一般会計予算 日程第20 議案第29号 平成27年度岡谷市水道事業会計予算 日程第21 議案第30号 平成27年度岡谷市下水道事業会計予算 日程第22 議案第31号 平成27年度岡谷市病院事業会計予算---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(18名)     1番  今井康喜議員     2番  武井富美男議員     3番  鮎澤美知議員     4番  武井茂夫議員     5番  小松 壮議員     6番  武居光宏議員     7番  浜 幸平議員     8番  竹村安弘議員     9番  今井秀実議員    10番  共田武史議員    11番  山之内 寛議員   12番  齋藤美恵子議員    13番  八木敏郎議員    14番  清水將弘議員    15番  三沢一友議員    16番  久保田高正議員    17番  田中 肇議員    18番  渡辺太郎議員欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長       今井竜五君     副市長      中田富雄君 副市長      宮澤 昇君     教育長      岩本博行君 企画政策部長   小口明則君     総務部長     小口道生君 消防担当参事   佐久 卓君     市民環境部長   笠原和彦君 健康福祉部長   宮澤 順君     経済部長     赤沼喜市君 建設水道部長   河西 稔君     会計管理者    杉本研一君 教育部長     吉澤洋人君     教育担当参事   橋爪哲也君 病院事業管理者  平山二郎君     事務部長     岩垂俊男君 選挙管理委員会 兼監査委員    浜 活秀君     総務課長     藤澤 正君 事務局長 企画課長     山岸 徹君     秘書室長     中村良則君 財政課長     酒井吉之君---------------------------------------事務局職員出席者 局長       原 孝好      次長       武井千尋 庶務主幹     小口明彦      議事主幹     今井啓智 △開議 午前9時30分 △開議の宣告 ○議長(今井康喜議員) おはようございます。 これより、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議案第10号~議案第31号の一括上程、説明 ○議長(今井康喜議員) 日程第1 議案第10号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例から日程第22 議案第31号 平成27年度岡谷市病院事業会計予算までの22議案を一括議題といたします。 順次説明を求めます。 まず、議案第10号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例及び議案第11号 岡谷市防災会議条例の一部を改正する条例の2件について説明を求めます。 総務部長。     〔総務部長 小口道生君 登壇〕 ◎総務部長小口道生君) おはようございます。 それでは、議案第10号と議案第11号を一括して御説明申し上げます。 最初に、議案第10号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の公布、施行に伴い、関係する条例を改正いたしたいものであります。 改正の概要でありますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律により、教育委員会制度の見直しが行われ、教育長がこれまでの一般職から常勤の特別職とされたこと及び教育長と教育委員長が教育長に一本化されたことに伴い、この条例の第1条から第9条において、主に条例の題名などの改正について関係する9つの条例を一括して改正するものであります。 それでは、条例改正の内容について御説明申し上げます。 第1条は、岡谷市特別職報酬等審議会条例の一部改正であります。 この条例の第2条は特別職報酬審議会の審議の対象について規定しておりますが、教育長が一般職から特別職に移行されたことに伴い、審議の対象に教育長を加えるものであります。 第2条は、岡谷市職員定数条例の一部改正であります。 この条例の第1条は一般職の職員の定義について規定しておりますが、教育長が一般職から特別職に移行されたことに伴い、用語の削除をするものであります。 第3条は、岡谷市職員の職務に専念する義務の特例に関する条例の一部改正であります。 この条例の第1条は、この条例の対象となるものの根拠について規定しておりますが、この特例の対象者に教育長を加える必要があるため、根拠法令の追加及び用語の整理など所要の改正を行うものであります。 第4条は、岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部改正であります。 改正の内容でありますが、この条例は一般職の職員である教育長を特別職の職員である市長及び副市長とともに特別職の職員等として規定をしておりますが、教育長が特別職に移行されることに伴い、職員等を職員として規定をし直す必要があるため、条例の題名を岡谷市特別職の職員の給与に関する条例に改めるとともに、第1条及び第3条について用語の整備等を行うほか、教育長と教育委員長が一本化されたことに伴い、別表第2から教育委員長に係る規定を削除するものであります。 第5条は、岡谷市職員の旅費等に関する条例の一部改正であります。 改正の内容は、第4条の改正と同様でありますが、職員等を職員に改正する必要から条文中に引用しております条例の題名を改正し、岡谷市特別職の職員の給与に関する条例とするものであります。 第6条は、岡谷市特別職の職員等の退職手当に関する条例の一部改正であります。 改正の内容でありますが、これも先ほどの理由によりまして職員等を職員とする必要から、この条例の題名を岡谷市特別職の職員の退職手当に関する条例に改めるとともに、第1条、第2条、第4条及び第5条についても同様な改正を行い、用語の整備を行うものであります。 第7条は、岡谷市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正であります。 改正の内容は、これも先ほどと同様の理由によりまして、条文中に引用する条例の題名を改正し、岡谷市特別職の職員の給与に関する条例とするものであります。 第8条は、岡谷市病院事業管理者の給与に関する条例の一部改正であります。 改正の内容は、これも先ほどと同様に条文中に引用しております条例の題名を改正し、岡谷市特別職の職員の給与に関する条例と、岡谷市特別職の職員の退職手当に関する条例とするものであります。 第9条は、岡谷市湊財産区管理会条例の一部改正であります。 改正の内容は、これも先ほどと同様に条文中に引用しております条例の題名を改正し、岡谷市特別職の職員の給与に関する条例とするものであります。 次に、附則でありますが、附則第1項はこの条例の施行期日を平成27年4月1日からとし、附則第2項から附則第10項までは、この条例の施行の際、現に在職する教育長については、教育委員会の委員としての任期中に限り、なおその従前の例により在職するものとし、この任期中においてはこの条例による改正後の各条例の規定は適用せず、この条例による改正前の各条例の規定は、なおその効力を有することとする経過措置を規定するものであります。 以上で議案第10号の説明を終わります。 続きまして、議案第11号 岡谷市防災会議条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、岡谷市防災会議の委員を追加するため改正いたしたいものであります。 改正の概要でありますが、従来この防災会議の委員に市の消防職員を委員として任命しておりましたが、平成27年度から諏訪広域消防が一元化されることに伴い、新たに諏訪広域連合消防長を委員として委嘱したいため改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明いたします。 第3条は、組織について規定したもので、防災会議の委員に諏訪広域連合消防長を加えるため所要の改正を行うものであります。 次に、附則でありますが、この条例の施行期日を平成27年4月1日からとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしくご審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第12号 岡谷市就学指導相談委員会条例の一部を改正する条例及び議案第13号 岡谷市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例の2件について説明を求めます。 教育部長。     〔教育部長 吉澤洋人君 登壇〕 ◎教育部長吉澤洋人君) おはようございます。 それでは、議案第12号と議案第13号を一括して御説明申し上げます。 最初に、議案第12号 岡谷市就学指導相談委員会条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、障がいがあること等により特別な支援を必要とする児童生徒等に対し、就学支援の拡充を図るため改正いたしたいものであります。 改正の概要でありますが、岡谷市就学指導相談委員会は障がいがあること等により特別な支援を必要とする子供について、特別支援学校特別支援学級など、ふさわしい就学先を判断するため、教育委員会からの諮問を受けて調査、審議を行ってまいりました。 このたび、委員会の改称や機能の拡充を図ることが適当であるとの国からの通知を受け、さまざまな状況を踏まえて総合的な観点から就学先や支援の内容を判断すること。また、就学前の早い時期から就学後まで、期間を広く捉えた支援が求められていることなどを踏まえ、委員会の名称、任務に係る事項及び委員について所要の改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明いたします。 条例の題名でありますが、就学及び教育支援を目的とした委員会であることを明確にするため、岡谷市就学指導相談委員会条例から岡谷市就学支援委員会条例に改めるものであります。 第1条は、設置について規定したもので、障がいがあること等により特別な支援を必要とする幼児、児童及び生徒の就学及び教育支援に関し、専門的かつ総合的な観点を踏まえた判断と早期からの一貫した支援を行うことを目的として、岡谷市就学支援委員会を設置するものであります。 第2条は、任務について規定したもので、第1条に規定する設置の趣旨を踏まえ、この委員会の任務を就学及び教育支援を中心とした規定に改めるものであります。 第3条は、組織について規定したもので、委員の資格要件について、より幅広い意見を取り入れていくため所要の改正を行うものであります。 次に、附則でありますが、第1項はこの条例の施行期日を平成27年4月1日からとし、第2項は所要の経過措置を規定するものであります。また、第3項はこの条例における委員会の名称変更に伴い、岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正することについて規定をするものであります。 以上で議案第12号の説明を終わります。 続きまして、議案第13号 岡谷市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、岡谷市青少年問題協議会の組織の見直しを図るため改正いたしたいものであります。 改正の概要でありますが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律におきまして、地方青少年問題協議会法の一部改正が行われ、地方青少年問題協議会の組織について会長及び委員の資格要件に係る規定が削除され自治体の裁量によるところとされました。この改正を踏まえ、岡谷市青少年問題協議会について協議会を組織する委員の定数、資格要件、任期、会長及び副会長の選出方法等を見直すため、所要の改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明いたします。 第3条は、組織について規定したもので、委員の定数を45人から35人に改めるとともに、委員の資格要件について法律による義務づけの廃止に伴い、所要の改正を行うものであります。 第4条は、任務について規定したもので、委員の任期を1年から2年に改めるものであります。 第5条は、会長及び副会長について規定したもので、法律による義務づけの廃止に伴い、会長及び副会長は委員が互選することとするものであります。 次に、附則でありますが、この条例の施行期日を次の委員の選任の日からとするものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第14号 岡谷市行政手続条例の一部を改正する条例から議案第16号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例までの3件について説明を求めます。 総務部長。     〔総務部長 小口道生君 登壇〕 ◎総務部長小口道生君) それでは、議案第14号から議案第16号までを一括して御説明申し上げます。 最初に、議案第14号 岡谷市行政手続条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、行政手続法の一部を改正する法律の公布、施行に伴い改正いたしたいものであります。 改正の概要でありますが、行政手続法の一部改正により、事業者などが法律に規定された要件に該当しない行政指導を受けたと思う場合に、当該行政指導の中止等を求める申し出及び国民が法令違反の事実を発見した場合に、それを是正するための処分等の実施を求める申し出が制度化されたことに伴い、市の機関が行う行政指導条例規則が根拠となる処分について法律に準じて条例を改正するものであります。 それでは、条例の改正内容について御説明いたします。 目次は処分等の求めに係る規定を追加するため所要の改正を行うものであります。 第2条は、定義について規定をしているもので、法律の改正に伴い引用条項の追加など用語の整備等を行うものであります。 第3条は、適用除外について規定したもので、条例に第4章の2を追加することに伴い、所要の改正を行うものであります。 第33条は、行政指導の方式について規定したもので、第2項として、行政指導に携わる者は、行政指導をする際に市の機関が許認可等をする権限または許認可等に基づく処分をする権限を行使することができる旨を示す義務についての規定を追加するものであります。 第34条の2は、行政指導を受けた者が、当該行政指導が法律または条例に規定する要件に適合しないと思うときは、当該行政指導をした市の機関に対して、行政指導の中止その他必要な措置をとるよう求めることができることを規定するものであります。 第34条の3は、誰でも法令に違反している事実を発見した場合において、その是正のためにされるべき処分または行政指導がされていないと思うときは、処分または行政指導をする権限を有する市の機関に対して、処分または行政指導をすることを求めることができることなどを規定するものであります。 次に、附則でありますが、この条例の施行期日を平成27年4月1日からとするものであります。 以上で議案第14号の説明を終わります。 続きまして、議案第15号 岡谷市基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、基金の処分方法を見直すため改正いたしたいものであります。 改正の概要でございますが、本条例に規定する岡谷市消防施設整備基金について、基金の処分目的でございます岡谷市消防庁舎の建設が平成26年10月に完了したことから、処分方法を見直すため所要の改正を行うものであります。 それでは、条例の改正内容について御説明いたします。 別表第2は、基金の処分に係る事項について規定しておりますが、岡谷市消防施設整備基金処分規定から消防庁舎の建設に係る事項を削除するものであります。 次に、附則でありますが、この条例の施行期日を平成27年4月1日からとするものであります。 以上で議案第15号の説明を終わります。 続きまして、議案第16号 岡谷市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、農業の構造改革を推進するための農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する等の法律、建築基準法の一部を改正する法律及び住宅の品質確保の促進等に関する法律施行規則の一部を改正する省令の公布、施行に伴い、手数料の改定等をするため改正いたしたいものであります。 最初に、改正の概要などについて御説明申し上げます。 今回の改正は3点ございます。 1点目として、農業の構造改革を推進するための農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する等の法律において、農地法の一部改正が行われ、農地台帳の整備が法定化されたことに伴い、農地台帳の閲覧及び写しの交付に対し新たに手数料を徴収するものであります。 2点目として、建築基準法の一部改正に伴い、建築確認申請に係る事務に係る手数料等を改正するものであります。 3点目は、住宅の品質確保の促進等に関する法律施行規則の一部改正に伴い、長期優良住宅認定申請に関する手数料等を改正するものであります。 それでは、条例の改正内容について御説明いたします。 第2条は、手数料の種類及び金額を規定したもので、農地台帳の閲覧及び写しの交付に係る手数料の規定等を加え、1回または1件を300円とするものであります。 第6条は、手数料を徴収しない場合を規定したもので、第2条に農地台帳の閲覧等に係る手数料の規定を加えたことにより、条ずれが生じたことから条文を整備するものであります。 別表第3は、建築基準法に関する事務に係る手数料を規定したもので、建築確認申請に係る構造計算適合判定業務建築主事等の審査から独立し、建築確認申請と同時に建築主事等に提出する方法から、建築確認申請とは別に建築主が直接第三者機関等に申請する方法に改められたため、表中の構造計算適合判定に係る手数料の規定を削除するものであります。 また、既存建築物を敷地外に移転する場合の審査手数料について、新築扱いとして手数料を徴収する方法から、建築指導主事等が認定した場合は移転扱いとする方法に改められたため、この表に移転に関する認定に係る手数料の規定を追加するものであります。 別表第4は、長期優良住宅認定申請に係る手数料を規定したもので、長期優良住宅建築等計画の認定の審査に関し、国土交通大臣の登録を受けた第三者機関当該住宅の性能を評価した性能評価書を添付して審査を受けた場合における審査区分が追加されたため、当該審査に係る手数料の規定を追加するものであります。 最後に、附則でありますが、第1項はこの条例の施行期日を平成27年4月1日からとし、別表第3の改正規定については平成27年6月1日からとするものであります。第2項は手数料に関する経過措置を規定したものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第17号 岡谷市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について説明を求めます。 消防担当参事。     〔消防担当参事 佐久 卓君 登壇〕 ◎消防担当参事(佐久卓君) おはようございます。 議案第17号 岡谷市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正の理由につきましては、裏面にありますように、消防団員の確保を図るため改正いたしたいものでございます。 改正の概要でありますが、岡谷市消防団はこの条例の規定により市内に居住する者を消防団員任用条件の一つとしてまいりましたが、全国的な消防団員の減少に対する国からの指導及び昼夜を問わず災害対応が可能な消防団員をバランスよく確保するため、任用条件に市内に勤務する者を加えるものでございます。 それでは、改正の内容について御説明いたします。 第3条は、任用について規定したもので、消防団員任用資格について、市内居住の者に加え市外在住の者で岡谷市内に勤務する者を新たに加えるため所要の改正を行うものであります。 第5条は、分限について規定したもので、第3条の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、附則でありますが、この条例の施行期日を平成27年4月1日からとするものであります。 以上で説明は終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第18号 岡谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例及び岡谷市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について説明を求めます。 事務部長。     〔事務部長 岩垂俊男君 登壇〕 ◎事務部長岩垂俊男君) おはようございます。 議案第18号 岡谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例及び岡谷市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正理由につきましては、裏面にありますとおり、利益の処分方法等を定めるため改正いたしたいものであります。 改正の概要でありますが、岡谷市水道事業及び下水道事業並びに岡谷市病院事業が決算時に行う利益の積み立てやその取り崩し、また資本剰余金の取り崩しなどにつきましては、地方公営企業法第32条により条例あるいは議会の議決が要件とされる中、これまでは未処分利益剰余金の処分についての議案を上程させていただき、各会計の判断に基づく処分内容について御議決をいただいてまいりました。今後は、その処分等に係る企業会計間の、また年度間の取り扱いの差をなくすとともに事務処理の効率化を図るため、岡谷市公営企業の共通ルールをそれぞれの設置条例を改正し、定めるものであります。 それでは、改正の内容について御説明申し上げます。 改正条例の第1条は、岡谷市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正であります。改正は、新たに利益の処分、資本剰余金の積み立て及び欠損の処理の3条を加えるものであります。 新たに加える第4条は、利益の処分方法を規定するもので、減債積立金ほか特定の目的を持った積立金に積み立てること。これら積立金を目的外使用する場合については、議会の議決が必要なことなどを規定するものであります。 第5条は、資本剰余金の積み立てについて規定するものであります。 第6条は、欠損の処理について規定するもので、利益積立金を欠損の補填に充て、なお残額がある場合、議会の議決をもって資本剰余金を欠損の補填に使用できる旨を規定するものであります。 次に、改正条例の第2条は、岡谷市病院事業の設置等に関する条例の一部改正でありますが、内容につきましては第1条の改正と同様に3条を加えるものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成27年4月1日とするものであります。 説明は以上でありますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第19号 諏訪広域連合規約の一部変更について説明を求めます。 企画政策部長。     〔企画政策部長 小口明則君 登壇〕 ◎企画政策部長(小口明則君) おはようございます。 議案第19号 諏訪広域連合規約の一部変更について説明申し上げます。 変更の理由につきましては、裏面にありますとおり、諏訪広域連合の処理する事務への消防団等に係る事務の追加及び地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の公布、施行に伴い、規約の変更をいたしたいものであります。 変更の概要でありますが、平成27年4月1日からの諏訪広域消防一元化に伴い、広域連合の処理する事務に消防団等に係る事務を追加するとともに、消防に関する事務に係る経費の負担割合を変更するものであります。 また、介護保険法等に基づく事務について、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の公布、施行に伴い、低所得者への介護保険料軽減の仕組みが導入されたことから、保険料軽減関係経費に関する経費の負担割合について新たに規定するとともに、保険給付費関係経費の負担割合を変更するものであります。 それでは、変更の内容について御説明いたします。 第4条は、広域連合の処理する事務について規定したもので、消防団等に係る事務を加えるため所要の改正を行うものであります。 第5条は、広域計画の項目について規定したもので、第4条と同様に消防団等に係る事務を加えるため所要の改正を行うものであります。 別表第2は、経費の支弁の方法を規定したもので、介護保険法及び介護保険法施行法の規定に基づく事務について、保険給付費関係経費の負担割合を変更すること及び保険料軽減関係経費とその負担割合について新たに規定するものであります。また、同表中の消防に関する事務については、広域消防一元化に伴い経費の負担割合等を変更するものであります。 次に、附則でありますが、第1項はこの規約の施行期日を平成27年4月1日からとし、第2項及び第3項は所要の経過措置を規定するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、平成27年度各会計予算について、順次説明を求めます。 まず、議案第20号 平成27年度岡谷市一般会計予算について説明を求めます。 総務部長。     〔総務部長 小口道生君 登壇〕 ◎総務部長小口道生君) 議案第20号 平成27年度岡谷市一般会計予算について御説明申し上げます。 平成27年度予算は、国のこれまでの施策効果や引き続き最優先課題と位置づけられている経済対策などにより、一定の景気回復を見込んでいるものの、地方では少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少などにより市税収入の大幅な増が見込めない一方で、ふえ続ける社会保障関係経費や老朽化が進みつつある公共施設への対応なども考慮しなければならない難しい状況のもと編成を行いました。 このような厳しい財政状況にあっても、これまで実施してまいりました重要施策の成果を踏まえ、事業の選択と集中をより一層進めながら、創意と工夫により市民に身近で実効性のある事業を計上することができたものと考えております。 説明につきましては、11ページの事項別明細書から説明してまいりますので、よろしくお願いいたします。 11ページをお願いいたします。 1総括につきまして御説明いたします。 一般会計予算総額は209億300万円で、前年度比4億4,900万円の減であります。 歳入の主なものについて申し上げます。 1款市税は69億800万円の計上で、前年度比6,200万円の減であります。 2款地方譲与税から9款地方特例交付金までは、平成26年度決算見込み及び国の地方財政計画等を勘案して計上しております。 10款地方交付税は、平成26年度の決算見込みなどをもとに地方財政計画等を勘案し、40億6,700万円の計上で、前年度比3,100万円の増であります。なお、平成27年度の地方財政対策では、財源不足額を引き続き臨時財政対策債の発行で補うこととされております。 14款国庫支出金は19億2,311万1,000円の計上で、前年度比1億8,374万円の増であります。増の主な理由は、道路橋梁費国庫補助金、学校施設整備費国庫補助金の増などであります。 15款県支出金は9億516万7,000円の計上で、前年度比5,928万6,000円の増であります。増の主な理由は、国民健康保険事業、後期高齢者医療事業に係る保険基盤安定等県負担金や学童クラブ整備事業費に対します児童健全育成事業費県補助金の増などであります。 18款繰入金は4億1,480円の計上で、前年度比2億930万円の増であります。このうち基金からの繰入金は将来に向けた財政運営や基金残高等を考慮し、予算編成方針において予定していた病院建設基金を除き、不足が見込まれる財源の一部として2億円の繰り入れを見込んだところでありますが、厳しい財政状況の中、歳入予算が想定を下回る見込みとなったほか、安全・安心の確保に向け必要な施策、事業の推進や多様化する市民サービスに的確に対応するための経費を計上したことなどにより、予算編成方針を8,430万円上回る2億8,430万円の繰り入れとしております。 繰入金につきましては、これまで新消防庁舎に対する消防施設整備基金や新美術考古館、新蚕糸博物館に対する社会教育施設整備基金などから施設整備に合わせて行ってきており、さらに、平成27年度においても病院建設基金から1億2,500万円の繰り入れを予定しております。これらは特定目的基金として多くの方々から御寄附をいただく中で積み立てを行い、施設整備に合わせて寄附者の御意向に沿った取り崩しと財源としての繰り入れを実施した結果と考えております。今後は基金に頼らない財政運営を目指しまして、歳入の確保と、より一層の歳出削減に取り組むこととし、財政状況などを考慮しながら、さらに基金への積み立てが行えるような財政運営を図ってまいりたいと考えております。 21款市債は18億5,460万円の計上で、前年度比9億4,490万円の減であります。道路整備事業債や学校整備事業債などを計上しておりますが、平成26年度において9億130万円の市債の借りかえを実施したことから減となるものであります。 12ページをお願いいたします。 次に、歳出の主なものを款別に申し上げます。 2款総務費は19億4,781万5,000円の計上で、前年度比2億5,421万5,000円の減であります。組織改正に伴いブランド推進室に係る事業費を総務費から商工費へ移管したことが減の主な理由であります。 3款民生費は63億3,643万4,000円の計上で、前年度比8,178万8,000円の減であります。減の主な理由は、臨時福祉給付金、子育て世帯臨時特例給付金の減などによるものであります。 4款衛生費は20億515万3,000円の計上で、前年度比1億5,413万5,000円の増であります。増の主な理由は、病院事業会計負担金の増などによるものであります。 7款商工費は28億3,400万4,000円の計上で、前年度比1億993万2,000円の増であります。中小企業金融対策事業費が減となったものの、ブランド推進費の移管などによりまして増となっております。 8款土木費は16億7,477万9,000円の計上で、前年度比1億7,408万4,000円の増であります。増の主な理由は、道水路等新設改良事業費、道水路維持補修事業費の増などであります。 9款消防費は5億6,589万6,000円の計上で、前年度比5億2,239万7,000円の減であります。減の主な理由は、新消防庁舎建設事業費の減によるものであります。 10款教育費は23億599万円の計上で、前年度比8億1,805万1,000円の増であります。増の主な理由は、小学校整備事業費、中学校整備事業費、学童クラブ施設整備事業費の増などであります。 11款公債費は26億7,345万6,000円の計上で、前年度比8億9,686万2,000円の減であります。減の主な理由は、借換債、元金償還金の減であります。 以上が歳出の主な予算計上額であります。 それでは、予算の概要につきまして、それぞれの款のところで御説明をしてまいります。 最初に、歳出から主な点を御説明申し上げます。 56ページをお開きください。 3歳出。 第1款議会費であります。 1項1目議会費は2億1,070万4,000円の計上であります。議員共済負担金の増などに伴う増となっております。 第2款総務費であります。 1項1目一般管理費は9億7,627万9,000円の計上であります。管理関係職員の人件費及び一般管理関係経費のほか、おめくりいただき59ページにはコミュニティ事業、シルキーチャンネル事業に係る経費などを計上しております。 60ページをお願いいたします。 6目企画費は5,648万6,000円の計上であります。企画事務費へ駅前地区調査検討事業に係る委託料及びふるさと寄附金の寄附促進に要する経費を計上したほか、おめくりいただきまして63ページの国際化対策事業費には、マウント・プレザント市姉妹都市提携50周年記念事業に係る委託料などを計上しております。 62ページをごらんください。 7目情報推進費は1億9,184万8,000円の計上であります。社会保障・税番号マイナンバー制度の開始に伴い、必要となる住民基本台帳システムなどの改修経費などを計上しております。 64ページをお願いいたします。 9目財産管理費は6,069万9,000円の計上であります。財産管理費には旧庁舎施設管理事業といたしまして外壁等の改修工事費のほか、建物の適正な維持管理を行うための経費を計上しております。 2枚おめくりいただきまして、68ページをお願いいたします。 廃止目でありますブランド推進費、文化会館費、童画館費、博物館費は組織改正に伴い商工費へ移管しております。 70ページをお願いいたします。 3項1目戸籍住民基本台帳費は1億1,886万1,000円の計上であります。社会保障・税番号マイナンバー制度の開始に伴う地方公共団体情報システム機構への個人番号カード事務交付金のほか、個人番号カードの交付に必要な経費などを計上しております。 72ページをお願いいたします。 4項3目県議会議員選挙費、4目市議会議員選挙費、5目市長選挙費は平成27年度に予定されておりますそれぞれの選挙執行に係る経費を計上しております。 74ページをお願いいたします。 5項2目基幹統計費は2,357万1,000円の計上であります。平成27年度は5年に1回の国勢調査が実施される年であり、必要な経費などを計上しております。 76ページをお願いいたします。 第3款民生費であります。 1項1目社会福祉総務費は5億6,430万1,000円の計上であります。福祉関係職員の人件費のほか地域福祉の向上に係る全般的な経費を計上し、おめくりいただきまして79ページには、国民健康保険事業特別会計繰出金を計上しております。 78ページをごらんください。 2目障害者福祉費は6億5,061万円の計上であります。障害者総合支援法に基づく自立支援給付費に係る経費のほか、地域生活支援事業の障害者理解啓発のための事業として、障害者優先調達推進法と関連した心のバリアフリー推進事業に要する経費などを計上しております。 3目高齢者福祉費、8億7,520万9,000円の計上であります。在宅福祉及び施設福祉サービスなどに係る経費のほか、おめくりいただきまして81ページには、後期高齢者医療保険事業費といたしまして広域連合への負担金や特別会計への繰出金など6億9,857万2,000円を計上しております。 80ページをごらんください。 4目介護保険費は6億3,772万5,000円の計上であります。諏訪広域連合への保険給付費関係負担金といたしまして5億3,925万5,000円を計上しております。 5目地域支援事業費は1億6,824万4,000円の計上であります。介護保険制度改革に伴う地域包括ケアシステムの構築に要する経費のほか、介護保険法に基づく介護予防、介護支援に要する経費を計上しております。 82ページをお願いいたします。 7目福祉医療費は3億7,397万6,000円の計上であります。乳幼児等医療費におきましては、引き続き中学3年生までの医療費の無料化を実施してまいります。 84ページをお願いいたします。 9目臨時福祉給付費は7,440万円の計上であります。消費税率の改定に伴う低所得者等への負担軽減策として、平成26年度に引き続き実施いたします臨時福祉給付金並びに事務費を計上しております。 2項1目児童福祉総務費は1億878万6,000円の計上であります。地域における子ども・子育て支援を推進するため、平成27年度を初年度とする第3次岡谷市児童育成計画や子ども・子育て支援新制度について理解を深めるおかや子ども・子育てフォーラムの開催経費、また、子育て支援館「こどものくに」の運営経費などを計上し、子供たちがたくましく健やかに育つよう各種施策を展開してまいります。 86ページをお願いいたします。 3目保育所費は11億7,558万3,000円の計上であります。保育園の管理運営経費のほか、新規事業といたしまして保育園児みずからが食材の調理を行う、やってみようキッズエプロン隊事業に要する経費などを計上しております。 5目障害児福祉費は3,412万1,000円の計上であります。児童発達支援センター等整備事業補助金といたしまして、社会福祉法人この街福祉会が諏訪市内に整備する児童発達支援センターこの街きっず学園の建設費に対する補助金などを計上しております。 88ページをお願いいたします。 6目子育て世帯臨時特例給付費は2,820万円の計上であります。消費税率の改定に伴う子育て世帯への負担軽減策として、平成26年度に引き続き実施いたします子育て世帯臨時特例給付金並びに事務費等を計上しております。 90ページをお願いいたします。 第4款衛生費であります。 1項1目保健衛生総務費は1億9,570万1,000円の計上であります。保健衛生関係職員の人件費のほか、保健衛生全般に係る経費を計上しておりますが、岡谷市看護専門学校で学ぶ学生の負担軽減を図る看護師修学支援貸付金などを計上しております。 3目母子保健費は5,928万4,000円の計上であります。不妊・不育治療補助金、未熟児の養育医療費のほか、新規事業といたしまして、いきいきママ応援講座の開催に必要な経費を計上するなど、母子の健康増進のための健康指導に係る経費などを計上しております。 92ページをお願いいたします。 6目環境保全費は967万円の計上であります。第3次岡谷市環境基本計画に基づく地球温暖化防止に向けた取り組みとして、太陽熱、地中熱を利用した設備に対して助成を行う再生可能エネルギー等活用補助金を計上するなど、環境保全、環境対策に要する経費を計上しております。 94ページをお願いいたします。 7目看護専門学校費は6,892万円の計上であります。4月から2回生を迎えることから、病院事業の移転後に実施いたします施設改修に要する経費を計上するほか、学校運営に必要な経費を計上しております。 2項1目清掃総務費は3億2,353万6,000円の計上であります。廃棄物対策関係職員の人件費のほか、ごみ減量啓発全般に係る経費などを計上しております。また、湖周地区ごみ処理施設整備事業負担金といたしまして2億5,279万7,000円を計上しております。 96ページをお願いいたします。 3項1目病院会計支出金は8億8,250万円の計上で、前年度比1億7,150万円の増であります。通常のルール分のほか、岡谷塩嶺病院の一部施設の解体費用として3,000万円、病院建設基金からの繰入金として1億2,500万円を合わせて計上しております。 第5款労働費であります。 98ページをお願いいたします。 2目雇用促進対策費は480万円の計上であります。若者未来の就職応援事業として実施いたします地元高校生の諏訪圏工業メッセの見学や中学生を対象としたキャリア教育支援に係る経費、インターンシップ促進補助金などを計上しております。 第6款農林水産業費であります。 100ページをお願いいたします。 1項3目農業振興費は2,546万5,000円の計上であります。農業振興全般に要する経費を計上しておりますが、野生鳥獣総合対策事業委託料及び有害鳥獣駆除委託料を林業振興費から農業振興費に移管し、鳥獣被害対策に係る予算を一元化するとともに、県補助を受ける中で事業費を増額し、深刻化する有害鳥獣による食害等の軽減対策を一層強化してまいります。 4目農地費は2,368万4,000円の計上であります。老朽化の進んだため池の改修や廃止に向けた検討を進めるため池事業計画の策定に係る委託料などを計上しております。 102ページをお願いいたします。 2項2目林業振興費は4,655万8,000円の計上であります。林業振興事業費には年次計画により実施しております林道高尾山線整備事業に係る経費などを計上しております。 第7款商工費であります。 商工費においては、組織改正により経済部が産業振興部となり、ブランド推進室が新たに加わることで岡谷ブランドを産業振興施策に生かしながら、さらに発展、定着させるとともに、産業観光を初めとした商工業、観光を含めた多角的な事業展開を推進することといたしました。また、これまでの産業振興施策により蓄積をしてまいりましたノウハウを生かしながら、引き続き既存企業に対する支援と新規受注開拓、創業支援などを充実させ、たくましい産業の創造に向けた各種事業を展開してまいります。 1項2目商工業振興費は2億8,010万円の計上であります。商業振興事業費では、シルキーバス、スワンバスの運行に要する経費及び商業等振興補助金などを計上しております。 工業振興事業費では105ページにかけまして、工業活性化計画における将来工業都市像であります次世代を創造するものづくりのまちの実現に向け、新技術・新製品等ものづくりチャレンジ企業応援事業、展示会出展事業などの各種施策事業を展開し、市内企業の活性化と経営の安定化を支援してまいります。 産業振興対策事業費では、新規事業といたしまして創業のまち岡谷実現事業に係る創業者促進事業補助金を計上し、既存の創業者総合支援事業補助金と合わせ岡谷市における新規創業と経営基盤の確立を支援し、地域経済の活性化と雇用の拡大を図ってまいります。 106ページをお願いいたします。 4目中小企業金融費は16億9,533万4,000円の計上であります。各種制度資金の効果的な活用を促進させるため振興資金のうち設備資金の借入上限額を増加させるとともに、貸付金利の引き下げを行うほか、小規模企業資金、小口零細企業保証資金の利子補給を継続することにより、金融面から市内企業を支援してまいります。 7目観光費は3,196万円の計上であります。平成28年度に開催されます御柱祭に向け、諏訪観光連盟が主体となって実施する誘客、宣伝事業に対します負担金などを計上し、7年に一度の天下の大祭御柱祭を広く全国に発信してまいります。 8目商業観光施設費は2億6,259万3,000円の計上であります。中央町駐車場、イルフプラザ、駅前再開発ビルララオカヤなど、商業観光施設の管理運営に要する経費を、おめくりいただきまして109ページまで計上しております。 108ページをごらんください。 9目ブランド推進費から、おめくりいただきまして110ページの12目博物館費までは、組織改正に伴いブランド推進室に係る事業について総務費から商工費へ移管したものでございます。 再度108ページへお戻りください。 10目文化会館費は2億99万1,000円の計上であります。岡谷市文化会館カノラホールの指定管理委託料などでありますが、年次計画で実施しております大規模改修事業として大ホールの音響設備改修工事を計上したほか、自主事業補助金では第8回緑と湖のまち音楽祭事業に要する補助金などを計上しております。 110ページをお願いいたします。 12目博物館費は6,696万円の計上であります。岡谷蚕糸博物館シルクファクトおかやの管理運営費が主なものでありますが、開館1周年を記念した蚕糸博物館企画展等開催事業として、女優であり服飾評論家である市田ひろみさんが所蔵する民族衣装を展示いたします「市田ひろみ世界の旅展」の開催経費のほか、2つの企画展に係る経費を計上し、動態展示と静態展示を組み合わせた本市でしか体験、体感することのできない展示を行う中で、新たな岡谷ブランドを発信してまいります。 第8款土木費であります。 112ページをお願いいたします。 2項2目道路維持費は1億9,565万円の計上であります。年次計画により実施しております32号線(湖岸通り線)の維持補修事業のほか、11号線(今井通り線)維持補修事業、岡谷738号線整備事業などの経費を計上し、道路の適正な維持管理と計画的な修繕に取り組んでまいります。 114ページをお願いいたします。 3目道路新設改良費は3億7,571万3,000円の計上であります。地域間道路整備事業や長地286号線出早公園口整備事業などについて、国の補助金を初めとした特定財源を有効活用して整備を進めるほか、ゾーン30整備事業、通学路交通安全対策事業など、生活道路における地域住民の安全な通行を確保するため必要な経費などを計上し、道路の新設、拡幅、舗装の修繕等により安全で快適な道路環境の整備に努めてまいります。 4目橋梁維持費は2,727万2,000円の計上であります。橋梁長寿命化計画に基づく岡谷駅歩道橋維持補修工事のほか、道路法の改正に基づく橋梁点検等の委託料を計上しております。 4項1目都市計画総務費は1億3,338万5,000円の計上であります。県が実施しております県道下諏訪辰野線、岡谷川岸線、県道岡谷下諏訪線、田中線の拡幅整備工事に対する地元負担金などを計上しております。 116ページをお願いいたします。 3目下水道費は5億2,105万円の計上であります。下水道事業会計に対します負担金、補助金でありますが、交付税算入分のほか、下水道総合地震対策事業、下水道雨水渠整備事業に対します負担金といたしまして305万円を計上しております。 118ページをお願いいたします。 5項1目住宅管理費は8,521万1,000円の計上であります。市営住宅ストック総合活用計画及び長寿命化計画の見直しに係る委託料のほか、市営住宅の管理代行委託料などを計上しております。 120ページをお願いいたします。 2目建築指導費は2,717万3,000円の計上であります。住宅防災減災事業として実施しております耐震改修に係る補助金の限度額を引き上げるほか、住宅リフォーム助成事業については空き家のリフォームに対する助成を新たに追加し、引き続き助成を実施してまいります。 第9款消防費であります。 1項1目常備消防費は4億8,135万8,000円の計上であります。新消防庁舎建設事業が完了したことなどにより予算は大幅な減となっておりますが、4月からの諏訪広域消防一元化に伴う広域消防への負担金を計上しております。 2目非常備消防費は8,354万8,000円の計上であります。消防団員処遇改善事業として見直しを行った消防団員の出動手当のほか、消防団員へ新たに貸与する活動服の整備に必要な経費などを計上しております。 122ページをお願いいたします。 第10款教育費であります。 1項2目事務局費は2億8,249万9,000円の計上であります。おめくりいただきまして125ページの教育施策費には子ども総合相談センターに係る経費のほか、特別支援教育推進事業に要する経費などを計上し、関係機関との連携を一層強化しながら支援体制の充実を図ってまいります。 124ページをごらんください。 2項1目小学校費の学校管理費は6億8,133万7,000円の計上であります。小学校の管理運営経費のほか、おめくりいただきまして127ページの小学校整備事業費には、岡谷小学校の統合先となります田中小学校、神明小学校の施設整備及び体育館の非構造部材の耐震改修に必要な経費などを計上しております。 126ページをごらんください。 3項1目中学校費の学校管理費は6億2,303万7,000円の計上であります。中学校の管理運営経費のほか、おめくりいただきまして129ページの学校整備事業費には、岡谷西部中学校管理教室棟の耐震改築工事及び小学校費と同様に体育館の非構造部材の耐震改修に要する経費などを計上しております。 128ページをごらんください。 4項2目放課後子ども健全育成費は1億5,880万6,000円の計上であります。放課後子どもの居場所づくり事業及び学童クラブ管理運営経費のほか、学童クラブの対象児童を小学校6年生まで拡大することに伴い、学童クラブ施設整備費といたしまして田中小学校及び小井川小学校の施設整備に要する経費などを計上しております。 130ページをごらんください。 4目美術考古館費は3,192万円の計上であります。美術考古館の管理運営経費のほか、開館2周年記念事業として実施いたします美術考古館地域プログラム開催事業に要する経費などを計上しております。 132ページをごらんください。 6目図書館費は6,744万5,000円の計上であります。図書館施設改修工事といたしまして暖房設備等の改修に要する経費などを計上しております。 2枚おめくりいただきまして、136ページをお願いいたします。 3目スポーツ振興費は1,590万7,000円の計上であります。初年度を迎え岡谷市スポーツ推進計画に基づき地域スポーツ活性化事業や、かがやけ おかやキッズ 体力アッププログラム事業に係る経費などを計上しております。 第11款公債費であります。 1項1目元金は23億7,548万2,000円の計上であります。前年度比8億6,919万円の大きな減となっておりますが、平成26年度において9億130万円の市債の借りかえを実施したことに伴い減となるものであります。 138ページをお願いいたします。 第12款予備費は5,000万円の計上で、前年度と同額であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 ○議長(今井康喜議員) 説明の途中でありますが、この際、暫時休憩いたします。
    △休憩 午前10時43分 △再開 午前10時55分 ○議長(今井康喜議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 引き続き説明を求めます。 総務部長。     〔総務部長 小口道生君 登壇〕 ◎総務部長小口道生君) 続きまして、歳入について御説明をいたします。 14ページをお願いいたします。 2歳入。 第1款市税は総額69億800万円の計上で、前年度比6,200万円の減であります。明細につきましてはお配りしてございます平成27年度予算附属資料の13ページ、市税収入見込額比較表をごらんいただきたいと思います。 平成27年度の収入見込額計①の上から3行目、69億3,800万円が市税収入の見込額であります。これは平成26年度最終見込の収入見込額④の上から3行目の額69億8,410万円に対し、4,610万円の減となるものであります。平成27年度の収入見込額のうち追加財源留保額の欄3,000万円を留保し、当初予算額として②の額69億800万円を計上しております。 それでは、事項別明細書の14ページへお戻りいただき、税目ごとに主なものを申し上げます。 1項1目個人市民税は26億3,060万円の計上で、前年度比7,390万円の増であります。1節現年課税分は26億3,500万円の収入を見込み、このうち3,000万円を留保し、当初予算額として26億500万円を計上しております。 個人市民税は納税義務者数の減などの要因もございますが、国による施策の効果などから個人所得の増を見込む中で、現年課税分は平成26年度収入見込みに対し3.1%の増収を見込んでおります。 2目法人市民税は7億1,120万円の計上で、前年度比590万円の増であります。1節現年課税分は7億900万円を計上しております。こちらも国による施策効果などから景気は一定の回復基調に向かうものと見込んだ中で、本市の基幹産業である製造業において総体的に受注が増加傾向にあると判断しておりますが、税制改正による税率の引き下げの影響などを考慮した結果、現年課税分は平成26年度収入見込みに対し1.3%の増収を見込んでおります。 2項1目固定資産税は26億9,470万円の計上で、前年度比1億2,130万円の減であります。現年課税分は家屋の新築による若干の増が見込まれるものの、土地においては依然として地価下落が続いているほか、平成27年度においては3年に一度の評価替えがあり、大幅な減が見込まれることから、平成26年度収入見込みに対し3.7%の減収を見込んでおります。 16ページをお願いいたします。 2款地方譲与税から、おめくりいただきまして18ページの9款地方特例交付金までの部分につきましては、国の地方財政計画及び実績等を勘案し計上しておりますが、6款地方消費税交付金につきましては、昨年4月の消費税率の改定を踏まえ、平成26年度の収入見込みと地方財政計画を勘案し、前年度比3億2,000万円増の9億7,000万円を計上しております。 第10款地方交付税は40億6,700万円の計上で、前年度比3,100万円の増であります。普通交付税、特別交付税を合わせて40億8,700万円の収入を見込み、このうち2,000万円を追加補正財源として留保し、40億6,700万円を当初予算として計上しております。平成26年度の決算見込みのほか、増減となる特殊要因や地方財政計画などを勘案して計上しております。 20ページをお願いいたします。 第12款分担金及び負担金であります。 1項2目民生費負担金は3億4,103万6,000円の計上であります。子ども・子育て支援新制度の施行に伴う保育料の見直しを行い保護者負担の軽減を図ったことから、4節保育所費負担金は1,201万4,000円減の3億89万4,000円の計上としております。 22ページをお願いいたします。 第13款使用料及び手数料であります。 1項1目総務使用料は1,306万2,000円の計上であります。文化会館、童画館及び博物館に係る使用料を商工使用料へ移管したため減となっております。 2目民生使用料1節保育所使用料は長時間保育使用料の見直しに伴い、595万6,000円減の913万1,000円の計上としております。 3目衛生使用料1節看護専門学校使用料は看護専門学校の2回生の入学に伴い、844万8,000円増の2,296万8,000円を計上しております。 24ページをお願いいたします。 6目商工使用料は文化会館、童画館、博物館に係る使用料を総務費から移管したため、5,387万円増の1億938万円の計上としております。 26ページをお願いいたします。 9目教育使用料6節学童クラブ使用料は、学童クラブの対象児童の小学校6年生までの拡大と開設時間の延長に合わせ、使用料の引き上げを行ったことから、630万円増の1,900万円の計上としております。 そのほか、おめくりいただきまして、30ページまでにございます使用料及び手数料につきましては、実績等を勘案し計上をしております。 30ページをごらんください。 第14款国庫支出金であります。 1項1目民生費国庫負担金は14億7,463万9,000円の計上で、前年度比8,702万5,000円の減であります。12節臨時福祉給付金国庫負担金及び13節子育て世帯臨時特例給付金国庫負担金が1億円を超える減となったことなどによるものでございます。 32ページをお願いいたします。 2項1目総務費国庫補助金は4,581万2,000円の計上で、前年度比3,321万2,000円の増であります。1節総務費国庫補助金に社会保障・税番号マイナンバー制度の開始に伴う補助金などを計上しております。 2目民生費国庫補助金は4,773万5,000円の計上で、前年度比1,802万7,000円の増であります。7節子ども・子育て支援事業費国庫補助金には子ども・子育て支援新制度の施行に伴い、新たに創設された子ども・子育て支援交付金を計上しております。 4目農林水産業費国庫補助金は1,250万円の計上であります。林道高尾山線整備事業に係る道整備交付金及びため池事業計画策定に係る農村地域防災減災事業費国庫補助金などを新たに計上しております。 34ページをお願いいたします。 5目土木費国庫補助金は2億507万円の計上であります。前年度比9,822万4,000円の増であります。1節道路橋梁費国庫補助金における道水路等新設改良費及び道水路維持補修費などに対します道整備交付金、社会資本整備総合交付金の増などによるものであります。 6目教育費国庫補助金は1億1,843万3,000円の計上で、前年度比1億803万3,000円の増であります。小中学校非構造部材耐震化事業及び学校統合施設整備事業に対します5節公立学校施設整備費国庫補助金並びに学童クラブの運営に対します6節子ども・子育て支援事業費国庫補助金の増などによるものであります。 36ページをお願いいたします。 第15款県支出金であります。 1項1目民生費県負担金は5億987万1,000円の計上で、前年度比3,343万1,000円の増であります。国民健康保険の保険基盤安定分において保険者支援制度が拡充となることなどから、7節保険基盤安定等県負担金は2,487万6,000円増の1億9,406万5,000円を計上しております。 38ページをお願いいたします。 2項3目衛生費県補助金は3,997万9,000円の計上で、前年度比933万5,000円の増であります。2節地域医療再生事業費県補助金において、看護専門学校整備事業に対します補助金が増となったことによるものであります。 40ページをお願いいたします。 6目教育費県補助金は4,977万6,000円の計上で、前年度比2,517万円の増であります。田中小学校の学童クラブ室整備などに対します2節社会教育費県補助金の増によるものであります。 3項1目総務費委託金は1億1,376万1,000円の計上で、前年度比985万2,000円の増であります。5年に1回の国勢調査に伴う4節統計調査費県委託金の増などによるものであります。 42ページをお願いいたします。 第16款財産収入であります。 2項1目不動産売払収入は1億3,200万円の計上であります。廃道水路敷地などの不要財産の処分や、教員住宅敷地の売却を予定しております。 44ページをお願いいたします。 第18款繰入金であります。 2項1目工業技術振興基金繰入金は2,000万円の計上で、工業振興事業費へ充当いたします。 2目ふるさとまちづくり基金繰入金は2億3,000万円の計上で、湖周地区ごみ処理施設費、岡谷市商工業振興補助金、小学校整備事業費に充当いたします。 3目文化会館事業基金繰入金は2,180万円の計上で、自主事業補助金、文化会館整備事業費に充当いたします。 4目みどりを愛する基金繰入金は500万円の計上で、緑化推進事業費に充当いたします。 46ページをお願いいたします。 5目病院建設基金繰入金は1億2,500万円の計上で、病院事業会計負担金に充当いたします。 6目リサイクル基金繰入金は750万円の計上で、清掃総務費及び塵芥処理費に充当いたします。 第19款繰越金は3億円の計上で、前年度と同額であります。 第20款諸収入であります。 3項1目貸付金元利収入は16億4,844万6,000円の計上で、前年度比2億6,363万3,000円の減であります。1節市制度資金等預託金元利収入が減となることなどによるものであります。 少し飛びまして52ページをお願いいたします。 第21款市債であります。 1目総務債1,300万円は庁舎電気設備省エネ対策工事として実施いたします庁舎整備事業などに充当いたします。 3目農林債1,510万円は林道高尾山線整備事業などに充当いたします。 4目商工債2,620万円は文化会館整備事業に充当いたします。 5目土木債3億4,090万円は道水路等新設改良事業、都市計画街路事業等負担金などに充当いたします。 6目教育債6億3,640万円は小中学校整備事業、学童クラブ整備事業などに充当いたします。 7目臨時財政対策債8億1,700万円は地方交付税の代替分として地方財政計画等を勘案して計上しております。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 それでは、140ページをお願いいたします。 140ページ以下に給与費明細書、145ページに債務負担行為に関する調書、146ページに地方債に関する調書がございますが、それぞれ所定の書式によりお示ししてございますので、ごらんいただき、説明は省略させていただきます。 それでは、3ページへお戻りください。 平成27年度岡谷市一般会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を歳入歳出それぞれ209億300万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は4ページから8ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、債務負担行為に係る規定であります。内容は9ページの第2表に記載してございますので、9ページをお願いいたします。 最初の商工業振興条例助成金は、助成率の規定により平成28年度から平成29年度に分けて交付する助成金について、平成28年度以降の助成金1,843万円の債務負担行為を設定いたすものであります。 次に、岡谷市土地開発公社借入金に対する債務保証については、前年度と同額の10億円を設定いたすものであります。 それでは、再び3ページへお戻りください。 第3条は、地方債の規定であります。内容は10ページの第3表に所定の書式によりお示ししてございますので、説明は省略させていただきます。 第4条は、一時借入金の規定で、最高限度額を前年度と同額の50億円と定めるものであります。 第5条は、歳出予算の同一款内で流用できる経費について定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第21号 平成27年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算について説明を求めます。 市民環境部長。     〔市民環境部長 笠原和彦君 登壇〕 ◎市民環境部長(笠原和彦君) 議案第21号 平成27年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。 まず初めに、平成26年度の国民健康保険事業につきましては、平成24年度から平成26年度までの3年間の計画の中で、平成24年度に税率等の改定を実施いたすとともに、平成24年、平成25年、両年度2年間に限定して一般会計から5,000万円ずつ、総額1億円の基準外の繰り入れを行ってきたことなどによりまして、本予算編成時点で黒字の決算が見込める状況となりました。 平成27年度の予算につきましては、こうした平成26年度の決算見込みや社会保障制度改革等に基づいて実施される国保制度の安定化に向けた諸施策などを踏まえて総合的に判断し、税率等の改定は実施しないこととして編成をしております。 予算書は147ページからですが、151ページの事項別明細書から説明してまいりますので、151ページ、1総括をごらんください。 予算額は58億9,420万円で、前年度比8億2,760万円の増であります。被保険者数につきましては1万2,169人、加入世帯7,490世帯を見込んでおります。 それでは、予算計上の概要につきまして、それぞれの款のところで説明をしてまいります。 初めに、歳出から主な点を御説明いたします。 162ページをお開きください。 3歳出。 第1款総務費であります。 1項1目一般管理費は5,089万8,000円の計上で、保険給付等の事務に要する経費であります。 2項1目賦課徴収費は1,910万3,000円の計上で、国保税の賦課徴収等の事務に要する経費であります。 164ページをお開きください。 第2款保険給付費であります。療養給付費等について、平成26年度の決算見込みに対して1.2%の増などを見込む中で計上いたしております。 1項1目一般療養給付費は28億8,548万2,000円の計上であります。 2目退職者療養給付費は2億2,509万4,000円の計上であります。 168ページをお開きください。 第3款後期高齢者支援金等1項1目後期高齢者支援金は6億5,684万5,000円の計上で、社会保険診療報酬支払基金の示す算出基準に基づいて計上したものであります。 170ページをお開きください。 第6款介護納付金は2億5,484万8,000円の計上であります。 第7款共同事業拠出金1項1目高額医療費拠出金は1億757万1,000円の計上であります。 同じく2目保険財政共同安定化事業拠出金は10億7,150万3,000円で、前年度比で6億5,283万円の増であります。増の主な理由は、平成26年度までは1件30万円を超える医療費を対象としていましたが、平成27年度からは全ての医療費を対象として共同事業が行われることによるものであります。いずれも県内市町村を対象として行われる共同事業で、実施主体である長野県国民健康保険団体連合会から示された算出基準等に基づいて計上したものであります。 172ページをお開きください。 第8款保健事業費1項1目保健事業費は7,116万6,000円の計上で、特定健診、特定保健指導等に要する経費と人間ドックの助成経費など保健事業に要する経費であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 154ページにお戻りください。 2歳入。 第1款国民健康保険税1項1目一般国民健康保険税は10億431万4,000円の計上であります。 同じく2目退職者国民健康保険税は9,125万1,000円の計上であります。 第3款国庫支出金から、おめくりをいただきまして第4款県支出金及び第5款療養給付費等交付金につきましては、それぞれ国・県及び社会保険診療報酬支払基金の示す算出基準に基づいて計上したものであります。 158ページをお開きください。 第6款前期高齢者交付金は、前期高齢者の加入割合により各保険者間の調整が行われ交付されるものであります。1項1目前期高齢者交付金は14億5,528万5,000円の計上であります。 第7款共同事業交付金は、県内市町村を対象に行われている共同事業により交付されるものであります。1項1目共同事業交付金は9,070万5,000円の計上であります。 同じく2目保険財政共同安定化事業交付金は10億5,886万7,000円で、前年度比で6億4,591万8,000円の増であります。主な理由としましては、歳出でも御説明しましたとおり、平成27年度から全ての医療費を対象とした共同事業に拡充されることによるものでございます。 第8款繰入金1項1目一般会計繰入金は3億2,242万4,000円で、前年度比で5,681万2,000円の増であります。増の主な理由としましては、保険基盤安定制度の保険者支援分が拡充されることなどによる増であります。ほかは従来からのルール分の繰り入れを計上いたしております。 160ページをお開きください。 第10款繰越金は7,000万円の計上であります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 176ページ以下に給与費明細書がございますが、それぞれ所定の書式によりお示ししてございますので、ごらんをいただき、説明は省略させていただきます。 それでは、147ページへお戻りください。 平成27年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を58億9,420万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は148ページから150ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略をさせていただきます。 第2条は、一時借入金の規定で、最高限度額を前年度と同額の5億円と定めるものであります。 第3条は、歳出予算の同一款内で流用できる経費について定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第22号 平成27年度岡谷市地域開発事業特別会計予算について説明を求めます。 建設水道部長。     〔建設水道部長 河西 稔君 登壇〕 ◎建設水道部長(河西稔君) それでは、議案第22号 平成27年度岡谷市地域開発事業特別会計予算について御説明申し上げます。 事項別明細書から説明してまいりますので、予算書の183ページをお開きください。 1総括について御説明いたします。 地域開発事業特別会計予算総額は4億8,080万円で、前年度比1億4,610万円の減となっております。 最初に、歳出の主なものについて御説明申し上げますので、188ページをお開きください。 3歳出。 第1款地域開発事業費であります。 1項2目土地取得及び造成費は1億268万9,000円の計上で、前年度比1億6,242万1,000円の減となっております。この予算科目は地域開発事業の事業用地、公共代替地等の取得及び造成等の実施に要する経費であります。減の主な理由は、前年度は新東堀保育園用地の取得があったものであります。 第2款公債費であります。 1項1目元金は1,517万円の計上であります。新東堀保育園用地の取得に伴います公共用地先行取得等事業債の償還金であります。 2目利子は252万1,000円の計上で、前年度比120万1,000円の増となっております。公共用地先行取得等事業債の利子、地域開発事業の一時借入金の利子であります。 190ページ、第4款繰上充用金であります。 1項1目繰上充用金は3億6,000万円の計上で、前年度と同額でございます。この予算科目は、平成26年度の収入不足を補填するものであります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 予算書の186ページにお戻りいただきたいと思います。 2歳入。 第1款土地処分収入であります。 1項1目土地処分収入は4億7,978万7,000円の計上で、前年度比919万円の増となっております。事業用地、公共事業代替地など保有地の処分に伴う収入であります。 第2款財産収入であります。 1項1目財産貸付収入は101万2,000円の計上で、前年度比29万円の減であります。保有地を一時的に貸し付けることに伴う土地の賃貸料収入であります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 192ページをごらんください。 地方債に関する調書でありますが、所定の書式によりお示ししてございますので、ごらんいただき、説明は省略させていただきます。 予算書179ページへお戻りをいただきたいと思います。 平成27年度岡谷市地域開発事業特別会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を4億8,080万円と定めるものであります。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は180ページから181ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、一時借入金の規定であります。最高限度額を前年度比1億4,610万円減の4億8,080万円と定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) この際、暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時33分 △再開 午後1時10分 ○議長(今井康喜議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第23号 平成27年度岡谷市分収造林事業特別会計予算について説明を求めます。 経済部長。     〔経済部長 赤沼喜市君 登壇〕 ◎経済部長(赤沼喜市君) 議案第23号 平成27年度岡谷市分収造林事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算の説明につきましては197ページの事項別明細書から説明してまいりますので、197ページをごらんください。 1総括について御説明いたします。 予算額は2,530万円で、前年度比190万円の増であります。 それでは、予算計上の概要につきまして、それぞれの款のところで説明をしてまいります。 最初に、支出から主な点を御説明申し上げます。 202ページをお開きください。 3歳出。 第1款分収造林事業費1項1目造林事業費は2,527万2,000円の計上で、前年度比190万円の増であります。分収造林契約地の間伐や除伐、作業道開設などに伴い増となっております。 第2款公債費1項1目利子は1万8,000円の計上で、前年度と同額であります。 第3款予備費1項1目予備費は1万円の計上で、前年度と同額であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 200ページをごらんください。 2歳入。 第1款森林総合研究所支出金1項1目分収造林事業費負担金は2,385万9,000円の計上で、前年度比179万2,000円の増であります。 第2款寄附金1項1目分収造林事業費寄附金は95万4,000円の計上で、前年度比7万2,000円の増であります。これは地元からのもので、森林総合研究所支出金の4%分となっております。 第3款繰入金1項1目一般会計繰入金は48万7,000円の計上で、前年度比3万6,000円の増であります。これは、森林総合研究所支出金の2%分となっております。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 それでは、193ページをごらんください。 平成27年度岡谷市分収造林事業特別会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を2,530万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は194ページから195ページの第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、一時借入金の規定で、最高限度額を前年度と同額の200万円と定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第24号 平成27年度岡谷市霊園事業特別会計予算について説明を求めます。 市民環境部長。     〔市民環境部長 笠原和彦君 登壇〕 ◎市民環境部長(笠原和彦君) 議案第24号 平成27年度岡谷市霊園事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書は205ページからですが、209ページの事項別明細書から説明してまいりますので、209ページ、1総括をごらんください。 予算総額は1,390万円で、前年度比80万円の減であります。 それでは、予算計上の概要につきまして、それぞれの款のところで説明をしてまいります。 最初に、歳出から主な点を御説明いたします。 214ページをお開きください。 3歳出。 第1款霊園事業費は霊園の管理運営等に要する経費を計上しております。 1項1目管理費は1,330万円の計上で、前年度比80万円の減であります。平成26年度に実施した霊園使用者へのアンケート調査に係る郵送料、また、聖地返還に伴う使用料の返還金を減としたものであります。 第2款予備費は前年度と同額の60万円の計上であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 212ページにお戻りください。 2歳入。 第1款事業収入は1,341万2,000円の計上で、前年度比68万3,000円の減であります。実績等勘案する中で新規募集の聖地区画数を見直し、聖地使用料を減としたものであります。 第2款繰越金は45万2,000円の計上であります。 第3款諸収入1項1目雑入は3万6,000円の計上であります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 それでは、205ページへお戻りください。 平成27年度岡谷市霊園事業特別会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を1,390万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は206ページから207ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略をさせていただきます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第25号 平成27年度岡谷市温泉事業特別会計予算について説明を求めます。 建設水道部長。     〔建設水道部長 河西 稔君 登壇〕 ◎建設水道部長(河西稔君) 議案第25号 平成27年度岡谷市温泉事業特別会計予算について御説明申し上げます。 平成27年度予算につきましては、岡谷市唯一の温泉を市民の皆様に御利用いただくために、温泉の安定供給と施設の維持管理に重点を置いた予算を編成したところであります。 それでは、予算の説明につきましては事項別明細書から説明してまいりますので、よろしくお願いいたします。 予算書の221ページをお開きいただきたいと思います。 1総括につきまして御説明いたします。 予算規模は1,880万円で、前年度比90万円、4.6%の減となっており、減の主な要因は修繕費の減によるものであります。 それでは、最初に歳出の主な点を御説明申し上げます。 226ページをお開きいただきたいと思います。 3歳出。 第1款温泉費1項1目温泉管理費は1,570万3,000円の計上で、前年度比90万円の減となっております。この予算科目は温泉事業の管理経費を計上したもので、内容の主な点を御説明申し上げます。 11節需用費1,417万1,000円の主なものは、源泉ポンプや温泉スタンドの光熱水費470万円、源泉ポンプの取りかえや施設の修繕料940万円であります。 次に、第2款公債費1項1目元金は200万9,000円、また2項1目利子は8万8,000円の計上で、前年度比で元金は1万8,000円の増、利子は1万8,000円の減となっております。 以上で歳出を終わりにしまして、224ページへお戻りいただきたいと思います。 歳入の主な点を御説明申し上げます。 第1款使用料及び手数料1項1目温泉使用料は、4カ所の温泉施設からの給湯使用料と、温泉スタンドのメタル販売収入で1,695万4,000円の計上で、前年度比102万1,000円の増であります。増の主な要因は、平成26年度はロマネットにおいて工事に伴う休館期間が2カ月あり、予算も減となっていたためでございます。 第2款1項1目繰越金及び第3款1項1目雑入は記載のとおりであります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 228ページに地方債に関する調書がございますが、所定の書式によりお示ししてございますので、ごらんをいただき、説明は省略させていただきます。 それでは、217ページにお戻りいただきたいと思います。 平成27年度岡谷市温泉事業特別会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を1,880万円と定めたものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は218ページ、219ページの第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 以上で説明を終わらせていただきますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第26号 平成27年度岡谷市訪問看護事業特別会計予算について説明を求めます。 事務部長。     〔事務部長 岩垂俊男君 登壇〕 ◎事務部長岩垂俊男君) 議案第26号 平成27年度岡谷市訪問看護事業特別会計予算について御説明申し上げます。 岡谷市訪問看護事業は、岡谷市訪問看護ステーションを設置しまして、在宅療養に係る患者の病状観察を初め、管理、指導、相談業務などについて、高齢者の医療の確保に関する法律や健康保険法及び介護保険法に基づく指定を受けて実施をしております。 予算の説明につきましては、事項別明細書から説明をしてまいりますので、233ページをお開きください。 1総括について御説明いたします。 予算額は4,810万円で、前年度比750万円の増となっております。 それでは、最初に歳出の主な点を御説明申し上げます。 238ページをお開きください。 3歳出。 第1款訪問看護事業費1項1目訪問看護事業費は4,798万5,000円の計上で、常勤職員5名、非常勤職員2名の人件費及び事務費でありますが、前年度に比較しますと750万円の増となっております。利用者が増加傾向にあること及び地域包括ケアシステムの構築による在宅医療の推進等を考慮し、常勤看護師1名の増員を図っております。 以上で歳出を終わりにさせていただき、歳入の主な点を御説明申し上げます。 236ページにお戻りください。 2歳入。 第1款療養費収入1項1目療養費収入は4,245万円で、前年度に比べ396万円の増であります。前年度の利用者の増加傾向と今後の在宅医療への流れを踏まえ、利用者の増を見込んでおります。 第2款繰越金1項1目繰越金は564万円の計上であります。 240ページ以降の給与費明細書は所定の書式により調製してありますので、説明を省略させていただきます。 それでは、229ページにお戻りください。 平成27年度岡谷市訪問看護事業特別会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を4,810万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は230ページ、231ページの第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 第2条は、一時借入金の最高限度額を1,000万円と定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第27号 平成27年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算について説明を求めます。 市民環境部長。     〔市民環境部長 笠原和彦君 登壇〕 ◎市民環境部長(笠原和彦君) 議案第27号 平成27年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書は243ページからですが、247ページの事項別明細書から説明してまいりますので、247ページ、1総括をごらんください。 予算総額は7億270万円で、前年度比930万円の減であります。被保険者につきましては8,474人を見込んでおります。 それでは、予算計上の概要につきまして、それぞれの款のところで説明をしてまいります。 最初に、歳出から主な点を御説明いたします。 254ページをお開きください。 3歳出。 第1款総務費1項1目一般管理費は1,260万5,000円の計上で、被保険者の資格管理等の事務に要する経費であります。 2項1目徴収費は201万9,000円の計上で、被保険者の保険料徴収の事務に要する経費であります。 第2款後期高齢者医療広域連合納付金は6億8,693万6,000円の計上で、前年度比992万円の減であります。 以上で歳出を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明いたします。 250ページにお戻りください。 2歳入。 第1款後期高齢者医療保険料は5億3,997万1,000円の計上で、前年度比2,502万円の減であります。 第3款繰入金1項1目一般会計繰入金は1億4,561万3,000円の計上で、前年度比1,340万7,000円の増であります。後期高齢者医療事業の事務費等に係る経費分と保険基盤安定分を一般会計から繰り入れるものであります。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 それでは、243ページへお戻りください。 平成27年度岡谷市後期高齢者医療事業特別会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を7億270万円と定めるものであります。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は244ページから245ページにわたる第1表に記載してございます。先ほど申し上げました事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略をさせていただきます。 第2条は、一時借入金の規定で、最高限度額を前年度と同額の1,000万円と定めるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第28号 平成27年度岡谷市湊財産区一般会計予算について説明を求めます。 総務部長。     〔総務部長 小口道生君 登壇〕 ◎総務部長小口道生君) 議案第28号 平成27年度岡谷市湊財産区一般会計予算について御説明申し上げます。 予算書は259ページからであります。 事項別明細書から御説明してまいりますので、263ページをお開きください。 1総括について御説明いたします。 予算総額は440万円で、前年度比250万円の減であります。減の主な理由は、平成26年度に行いました林業再生総合対策事業に伴う作業道整備事業の減などであります。 それでは、予算の概要につきまして、歳出の主な点から御説明申し上げます。 268ページをお願いいたします。 3歳出。 第1款総務費であります。 1項1目一般管理費は47万1,000円の計上で、前年度比23万6,000円の減であります。財産区の管理運営に関する経費などを計上しております。減の主な理由は、平成26年度に計上いたしました財産区管理委員の視察研修旅費などの関係経費の減によるものであります。 第2款造林事業費であります。 1項1目造林事業費は387万9,000円の計上で、前年度比226万4,000円の減であります。山林整備に要する経費といたしまして7haの搬出間伐事業委託料などを計上いたしました。減の主な理由は、冒頭にも御説明いたしました作業道の整備事業の減などによるものであります。 それでは、266ページへお戻りいただき、歳入について御説明をいたします。 2歳入。 第1款県支出金であります。 1項1目県補助金は234万8,000円の計上であります。造林事業に対する補助金で補助対象事業の減に伴い、前年度比232万9,000円の減となっております。 第2款繰越金は14万7,000円の計上で、前年度からの繰越金であります。 第3款諸収入1項1目雑入は190万5,000円の計上であります。財産区事業に対する市補助金や造林事業による木材の売払い収入等で、前年度比93万6,000円の増であります。前年度に比べ伐採予定量の増加を見込んだため増としております。 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。 259ページへお戻りください。 平成27年度岡谷市湊財産区一般会計予算。 第1条第1項は、予算の総額を歳入歳出それぞれ440万円と定めるものでございます。 第2項は、予算の款項の区分及び金額でありますが、内容は260ページから261ページの第1表に記載してございます。先ほど申し上げましたが事項別明細書の金額を総括したものでありますので、説明は省略させていただきます。 以上で説明を終わらせていただきますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第29号 平成27年度岡谷市水道事業会計予算及び議案第30号 平成27年度岡谷市下水道事業会計予算の2件について説明を求めます。 建設水道部長。     〔建設水道部長 河西 稔君 登壇〕 ◎建設水道部長(河西稔君) それでは、最初に、議案第29号 平成27年度岡谷市水道事業会計予算について御説明申し上げます。 平成27年度予算につきましては、給水収益の増が見込めない厳しい経営状況ではありますが、市民生活になくてはならない安全でおいしい水を安定して供給するために、耐震化も含めた管網整備及び水源整備の建設改良事業を初め、水質管理や施設の維持管理に重点を置いた予算を編成したところであります。 それでは、企業会計予算書の3ページをごらんいただきたいと思います。 初めに、第2条の業務の予定量でございますが、第1号給水戸数は前年度と同じ2万1,000戸を予定しております。 第2号年間総給水量につきましては、前年度比30万立方メートル減の522万立方メートルを見込んでおります。 第3号一日平均給水量は1万4,262立方メートルになります。 第4号主要な建設改良事業につきましては、管網整備及び水源整備を予定しております。 次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、収入は8億7,981万8,000円、支出は7億9,826万3,000円の計上であります。 また、第4条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、収入は1億4,701万円、4ページに移りまして、支出は4億4,254万1,000円の計上で、収支不足額2億9,553万1,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,396万8,000円と、過年度分損益勘定留保資金2億7,156万3,000円をもって補填するものでございます。 次に、第5条は、企業債の内容を定めるものでございます。 次に、第6条及び第7条は、所定の内容を整理し記載してございますので、説明は省略させていただきます。 それでは、第3条及び第4条の内容につきまして予算実施計画をもとに御説明いたしますので、5ページをごらんいただきたいと思います。 まず、収益的収入及び支出のうち収入でございますが、第1款水道事業収益は8億7,981万8,000円の計上で、前年度比3,307万4,000円の減であります。減の主な理由としましては、給水収益の減によるものであります。 1項1目給水収益は7億8,970万7,000円の計上で、前年度比3,285万7,000円の減であります。 次に、2項3目長期前受金戻入は8,106万6,000円の計上でありますけれども、これは会計制度の見直しにより平成26年度予算から計上となっているものであります。 次に、6ページの支出について御説明いたします。 第1款水道事業費用は7億9,826万3,000円の計上で、前年度比3,631万4,000円の減であります。減の主な理由といたしましては、会計制度の見直しによる昨年度のみ発生した退職給付等の引当金の特別損失への計上がなくなったことによるものであります。 1項1目原水及び配水費は2億7,569万6,000円の計上で、9名分の人件費と原水、浄水、配水にかかわる設備の維持管理等に要する経費であります。主なものとしては、水源の動力費や水質検査等の委託料、施設や配水管などの修繕の経費であります。 次に、2目総係費は7,987万8,000円の計上で、5名分の人件費と水道事業全般の運営等に要する経費であります。 次に、7ページの2項1目支払利息及び企業債取扱諸費は4,609万円の計上で、内容は企業債利息であります。 次に、8ページをごらんいただきたいと思います。 資本的収入及び支出について御説明いたします。 第1款資本的収入は1億4,701万円の計上で、前年度比3,240万円の増であります。 1項1目企業債は1億4,500万円の計上で、前年度比4,700万円の増でございます。管網整備に対する企業債であります。 次に、支出について御説明いたします。 第1款資本的支出は4億4,254万1,000円の計上で、前年度比2,424万1,000円の減であります。 1項建設改良費は3億3,921万4,000円の計上で、前年度比2,985万2,000円の減であります。また、配水施設費にかかわる工事の予定箇所につきましては、議案第29号資料の図面を御参照いただきたいと思います。 次に、2項1目企業債償還金は1億332万7,000円の計上で、前年度比561万1,000円の増となっております。 9ページ以降の財務諸表及び給与費明細書等につきましては、所定の書式で調製してございますので、説明は省略させていただきます。 なお、21ページ、22ページの注記につきましては、会計制度の見直しによる引当金の考え方などについて記載してございます。 水道事業会計予算についての説明は以上でございます。 続きまして、議案第30号 平成27年度岡谷市下水道事業会計予算について御説明申し上げます。 平成27年度予算につきましては、ここ数年下水道使用料収入が減少を続け、厳しい経営状況ではありますが、市民生活に欠くことのできない下水道施設を大切に維持していくため、公共下水道及び流域下水道の建設改良事業を初め、国の支援制度を活用して総合地震対策事業、長寿命化事業を推進し、また浸水被害の対策として雨水渠の整備事業に取り組むこととし、予算を編成したところでございます。 それでは、企業会計予算書の27ページをごらんいただきたいと思います。 初めに、第2条の業務の予定量でございますが、第1号接続戸数は、前年度と同じ2万1,000戸を予定しております。 第2号年間総排水量につきましては、前年度比19万8,000立方メートル減の552万2,000立方メートルを見込んでおります。 第3号一日平均排水量は、1万5,087立方メートルになります。 第4号主要な建設改良事業は、公共下水道管渠建設工事と流域下水道建設費負担金を予定しております。 次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、収入は17億8,124万3,000円、支出は16億2,046万7,000円の計上であります。 また、第4条の資本的収入及び支出の予定額でございますが、収入は7億7,001万円、28ページに移りまして、支出は12億8,389万3,000円の計上で、収支不足額5億1,388万3,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額848万8,000円と、過年度分損益勘定留保資金5億539万5,000円をもって補填するものでございます。 次に、第5条は債務負担行為の内容を、第6条は企業債の内容を定めるものでございます。 次に、第7条から第9条までは、所定の内容を整理し記載してございますので、説明は省略させていただきます。 それでは、第3条及び第4条の内容につきまして予算実施計画をもとに御説明いたしますので、30ページをごらんいただきたいと思います。 まず、収益的収入及び支出のうち収入でございますが、第1款下水道事業収益は17億8,124万3,000円の計上で、前年度比8,028万9,000円の減であります。減の主な理由といたしましては、下水道使用料の減及び長期前受金戻入の減によるものであります。 次に、1項1目下水道使用料は10億1,714万5,000円の計上で、前年度比2,965万2,000円の減であります。 2目他会計負担金は2億6,100万円の計上であります。このうち2億6,000万円と2項2目他会計補助金8,600万円は、3条予算にかかわる一般会計からの繰入金であります。 次に、2項4目長期前受金戻入は4億1,562万3,000円の計上であります。これは会計制度の見直しにより平成26年度予算から計上となっているものであります。 次に、31ページの支出について御説明いたします。 第1款下水道事業費用は16億2,046万7,000円の計上で、前年度比1億110万7,000円の減であります。減の主な理由といたしましては、汚水量の減少による流域下水道維持管理負担金の減、支払利息の減のほか、会計制度の見直しによる昨年度のみ発生した退職給付等の引当金の特別損失への計上がなくなったことによるものであります。 1項1目管渠費は1億797万2,000円の計上で、内容は3名分の人件費と下水道管の維持管理に要する経費であります。 次に、2目流域下水道維持管理負担金は3億2,154万4,000円の計上で、長野県が管理する諏訪市豊田のクリーンレイク諏訪や流域下水道幹線の維持管理費の岡谷市負担分であります。前年度比で約2,200万円減となっております。 次に、3目普及指導費は1,276万円の計上で、1名分の人件費と水洗化の普及促進等に要する経費であります。 次に、4目業務費は3,186万8,000円の計上で、1名分の人件費と下水道使用料の調定業務等に要する経費であります。 次に、5目総係費は6,100万6,000円の計上で、5名分の人件費と下水道事業全般に要する経費であります。 32ページをごらんいただきたいと思います。 2項1目支払利息及び企業債取扱諸費は2億1,570万5,000円の計上で、前年度比1,768万5,000円の減であります。内容は企業債利息であります。 次に、3項特別損失は470万円の計上で、前年度比で約3,500万円の減となっておりますが、これは会計制度の見直しによる昨年のみ発生した退職給付等の引当金の特別損失への計上がなくなったことによるものでございます。 次に、33ページの資本的収入及び支出について御説明いたします。 第1款資本的収入は7億7,001万円の計上で、前年度比8,667万3,000円の減であります。 1項1目企業債は4億8,720万円の計上で、前年度比5,280万円の減であります。 次に、2項1目国庫補助金は9,825万円の計上で、前年度比2,175万円の減であります。内容は長寿命化事業、総合地震対策事業及び雨水渠整備事業に対するものであります。 次に、2項2目他会計補助金は1億7,200万円の計上で、一般会計からの繰入金であります。 次に、3項3目一般会計負担金は総合地震対策事業及び雨水渠整備事業に対する一般会計からの繰入金であります。 次に、支出について御説明いたします。 第1款資本的支出は12億8,389万3,000円の計上で、前年度比5,736万3,000円の減であります。 1項建設改良費は3億3,427万2,000円の計上で、前年度比5,997万2,000円の減であります。公共下水道の建設、流域下水道の建設負担金等にかかわる経費でございます。 また、公共下水道建設費にかかわる工事の予定箇所につきましては、議案第30号資料の図面を御参照いただきたいと思います。 次に、2項1目企業債償還金は9億4,962万1,000円の計上で、前年度比260万9,000円の増であります。 34ページ以降の財務諸表及び給与費明細書等につきましては、所定の書式で調製してございますので、説明は省略させていただきます。 なお、47ページ、48ページの注記につきましては、会計制度の見直しによる引当金の考え方等について記載してございます。 以上で説明を終わらせていただきますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 次に、議案第31号 平成27年度岡谷市病院事業会計予算について説明を求めます。 事務部長。     〔事務部長 岩垂俊男君 登壇〕 ◎事務部長岩垂俊男君) 議案第31号 平成27年度岡谷市病院事業会計予算について御説明申し上げます。 企業会計予算書の53ページをお開きください。 平成27年度岡谷市病院事業会計予算。 第2条業務の予定量の第1号病床数でありますが、平成27年度は10月に新病院が開院する予定であります。開院までの期間は、現病院の一般病床270床、療養病床43床、感染症病床4床で計317床、また、新病院におきましては、一般病床266床、療養病床25床、感染症病床4床で計295床となります。 第2号年間延患者数は、入院患者9万3,190人、外来患者16万1,485人とし、第3号の一日平均患者数は、入院が255人で前年度比2人の減、外来は603人で前年度比10人の増であります。 平成26年度の実績をもとに、現病院と新病院での診療体制等に応じた患者数を見込んだもので、診療体制が充実してきた外科の増及び新病院においては歯科口腔外科の新設による増等を見込み計上したものであります。 第4号は主要な建設改良事業でありますが、病院施設整備事業といたしまして新病院建設本体工事、敷地整備工事、工事監理に係る費用及び人件費等を合わせました35億6,482万4,000円を予定しているほか、医療機械器具整備事業としまして医療機械器具の更新費用3億円を予定しております。 第3条は収益的収入及び支出の予定額を定めたものであります。収入につきましては74億8,078万8,000円、支出につきましては90億4,906万3,000円で、収支差し引きは15億6,827万5,000円の赤字予算となります。これは後ほど説明いたしますが、新病院への移行に伴う現施設にかかわる固定資産除却費等を特別損失に計上したことによるものであります。 54ページをごらんください。 第4条は資本的収入及び支出の予定額を定めたものであります。収入につきましては40億7,382万3,000円、支出につきましては43億696万2,000円とし、収支不足額2億3,313万9,000円を当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,497万9,000円と、過年度分損益勘定留保資金2億1,816万円により補填をするものであります。 第5条は債務負担行為について定めたものであります。 新病院建設事業におきましては、現施設の解体、駐車場整備等を行う敷地整備を平成27年度から平成28年度の2カ年にわたり実施をしてまいりますが、このうち平成28年度に実施する事業費の限度額を5億4,817万円と定めるものであります。 第6条は企業債について定めるものであります。 次に、第7条一時借入金から第10条重要な資産の取得までは、所定の内容を整理し記載をしておりますので、説明は省略させていただきます。 それでは、第3条及び第4条の内容につきまして、56ページからの予算実施計画により御説明申し上げます。 なお、前年度当初予算額との比較増減につきましては、74ページ以降にあります予算実施計画一覧表に記載をしてございますので、あわせてごらんをいただければと思います。 56ページ、収益的収入及び支出の収入でありますが、第1款病院事業収益は74億8,078万8,000円の計上で、前年度比7億5,868万1,000円の増となっております。内訳は、医業収益で2億6,034万1,000円の増、医業外収益で1,307万7,000円の減、特別利益で5億1,141万7,000円の増であります。 1項1目入院収益は38億1,226万4,000円の計上で、前年度比1億7,575万9,000円の増であります。増の主な理由は、先ほど業務の予定量で御説明申し上げましたが、現病院と新病院における診療体制、病床機能等を考慮し、体制が強化されてきた外科及びリハビリテーション体制の充実による増収等を見込んだほか、新病院ではこれらに加え歯科口腔外科の新設、新たに取得できる施設基準等を考慮し、診療単価の増による収益増を見込んだものであります。 2目外来収益は17億9,519万円の計上で、前年度比5,224万8,000円の増であります。増の主な理由は、入院収益と同様、診療体制の充実等を勘案し収益増を見込んだものであります。 3目その他医業収益は4億6,151万3,000円の計上で、前年度比3,233万4,000円の増となっております。増の主な理由は、室料差額収益、巡回健診、人間ドックの収益増を見込んだものであります。 2項医業外収益は9億38万4,000円の計上で、前年度比1,307万7,000円の減となっております。県からの補助金及び一般会計からの負担金、長期前受金戻入等でありますが、減の主な理由は、一般会計からの負担金及び長期前受金戻入の減によるものであります。 3項特別収益は5億1,143万7,000円の計上で、前年度比5億1,141万7,000円と大幅な増となっております。この要因はその他特別利益の計上によるものであり、内容は塩嶺病院の解体にかかわる一般会計負担金及び現施設や医療機器等の除却に伴う長期前受金戻入であります。長期前受金戻入は固定資産取得のための財源となった補助金、負担金などを固定資産の償却に応じて順次収益化していくものでありますが、本年度は現施設等にかかわる補助金等を現施設の除却に対応して一括して収益化するものであります。 次に、57ページの収益的支出について御説明申し上げます。 第1款病院事業費用は90億4,906万3,000円の計上で、前年度比4億630万6,000円の減となっております。内訳は、医業費用で2億3,600万6,000円の増、医業外費用で1,312万2,000円の減、特別損失で6億2,919万円の減であります。 1項1目給与費は40億3,649万1,000円の計上で、事業管理者を初め常勤職員407人分の給料等を計上したものであり、前年度比1億7,780万7,000円の増となっております。増の主な理由は、報酬、手当等及び退職給付費の増によるものであります。 2目材料費は12億2,825万円の計上で、診療に伴う薬品、診療材料、給食材料の購入費用等を計上したものであり、前年度比7,478万円の増となっております。増の主な理由は、手術件数の増加傾向に伴い、診療材料費の増等を見込んだものであります。 3目経費は8億6,115万2,000円の計上で、前年度比3,726万5,000円の増となっております。光熱水費、委託料及び賃借料のほか、施設の管理等に要する費用を計上しておりますが、増の主な理由は、新病院への移行による施設管理費や電気料の増などによるものであります。 58ページ、4目減価償却費は4億803万3,000円の計上で、前年度比3,781万2,000円の減となっております。 5目資産減耗費は180万円の計上で、前年度比1,610万円の減となっております。減の理由は、現施設の解体等に伴い固定資産除却費を特別損失へ計上したことによるものであります。 6目研究研修費は1,559万8,000円の計上で、職員のスキルアップを図るべく必要な費用を計上しております。 2項医業外費用は1億1,640万9,000円の計上で、前年度比1,312万2,000円の減となっております。企業債利息のほか、平成25年度以前に繰り延べた退職給与金及び建設改良費にかかわる長期前払消費税ほか看護師養成貸付金にかかわる償却費用等を計上いたしました。 3項3目その他特別損失は23億6,731万円の計上で、新病院の移転費用や初度調弁費にかかわる新病院開院準備費、竣工式典、市民見学会等にかかわる新病院竣工関連費、現施設及び不要になる医療機器等の除却費を計上した固定資産除却費並びに塩嶺病院の一部について解体を行う解体工事費を計上したものであります。 次に、59ページの資本的収入及び支出につきまして、収入から御説明申し上げます。 第1款資本的収入は40億7,382万3,000円の計上で、前年度比32億2,135万8,000円の減となっております。 1項1目再生可能エネルギー熱導入促進事業補助金は1億3,240万円の計上で、地中熱を利用した空調システムに対する補助金であります。 2項1目企業債は36億740万円の計上で、前年度比22億2,920万円の減であります。新病院建設本体工事、敷地整備工事、工事監理業務、事務費のほか、医療機械器具の更新に充当するものであります。 3項1目一般会計負担金は3億3,400万円の計上で、前年度比1億4,700万円の増となっております。企業債の元金償還等に対する負担金及び新病院建設事業に充当する病院建設基金分を計上したものであります。 次に、資本的支出について御説明申し上げます。 第1款資本的支出は43億696万2,000円の計上で、前年度比32億9,218万1,000円の減となっております。本年度は、新病院建物本体工事の内外装等の仕上げ工事、電気配線工事、設備配管工事、機器等の設置工事を行うほか、敷地整備として現施設の解体工事などを実施する予定であります。 1項1目建物費は35億6,482万4,000円の計上で、前年度比23億5,699万5,000円の減となっております。新病院建設本体工事、敷地整備工事、工事監理費及び人件費等を計上いたしました。 2目器械備品費は3億925万9,000円の計上で、前年度比8億9,770万1,000円の減となっております。 2項1目企業債償還金は4億507万9,000円の計上で、前年度比3,718万5,000円の減となっております。企業債の元金償還に要する費用等を計上いたしました。 3項1目看護師養成貸付金及び負担金は2,280万円の計上で、前年度比30万円の減となっております。看護師養成奨学金38人分を計上いたしました。 実施計画についての説明は以上であります。 60ページ以降のキャッシュ・フロー計算書、給与費明細書及び債務負担行為に関する調書等につきましては、所定の書式で調製してございますので、説明は省略させていただきます。 66ページの平成27年度予定貸借対照表について御説明申し上げます。 貸借対照表につきましては、前年度の会計制度の見直しに伴い、資本が大きく減少し、負債が大きく増加したことから、負債が資産を上回る、いわゆる債務超過という形に見えております。しかしながら、73ページの注記の予定貸借対照表関連の1企業債の償還に係る他会計の負担にありますように、一般会計から繰出金のルールにより、企業債の一定割合を一般会計が負担することとなっているため、債務超過という状況ではないと判断されるものであります。 平成27年度は、8月の建物完成と10月の新病院の開院、また、開院後の病院運営を軌道に乗せなければならない大変重要な年であります。岡谷市病院事業といたしましては、平山病院事業管理者と4月に就任をいたします天野病院長を先頭に、さらなる診療体制の充実と強化による良質な医療の提供に努めるとともに、経営基盤の強化を図り、地域の皆さんに信頼され親しまれる病院づくりに職員一丸となって取り組んでまいる所存でございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井康喜議員) 以上で平成27年度関係議案についての説明を終了いたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(今井康喜議員) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 △散会 午後2時14分...