◎市長(今井竜五君) 議案第79号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて御提案を申し上げるものであります。 委員の栗栖榮文氏は平成20年3月31日をもって任期が満了となりますので、
人権擁護委員法第6条第3項の規定によって、市議会の意見を聞いて候補者を推薦いたすものであります。栗栖榮文氏については再任をお願いするもので、略歴はお手元に資料として差し上げてございますので、説明は省略させていただきますが、豊富な識見と円満なお人柄で市民の人望も厚く、
人権擁護委員として最適任であると考え、再任の推薦の御提案を申し上げるものであります。 御同意賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
杉村修一議員) お諮りいたします。本案はこれに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
杉村修一議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第79号は同意されました。
---------------------------------------
△議案第80号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
杉村修一議員) 日程第5 議案第80号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 市長。 〔市長 今井竜五君 登壇〕
◎市長(今井竜五君) 議案第80号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 裏面の改正理由にありますように、市長、副市長、教育長の
給料月額を減額いたすものであります。今回の改正は、市の財政運営が大変厳しく、基金に頼らざるを得ない状況にあり、今後もこの状況が続くことから、
行財政改革プランの前倒し等により、市民の皆さんへの御負担もお願いしていかなければならない状況を考慮し、実施いたすため改正いたすものであります。 それでは、条文について御説明させていただきます。 附則第19項は、市長等の給料を減額する率及び期間を規定したものであります。市長は100分の10、副市長は100分の7、教育長は100分の3を、平成20年1月1日から市長の任期であります平成23年9月28日までの間減額することを規定したものであります。 附則第20項は、この減額は
給料月額を減額するものであり、本条例第11条第2項に規定する期末手当及び特別職の退職手当については、減額前の
給料月額を算定基礎とする旨を規定したものであります。 次に、改正条例の附則でございますが、この条例の施行を平成20年1月1日からといたすものであります。 以上で説明を終わらせていただきますが、よろしく御審議の上御議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
杉村修一議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。
武井富美男議員。
◆2番(
武井富美男議員) 2番
武井富美男でございます。 市長さんは、公約でもって
産業振興担当の副市長さんのことも言われておりますけれども、もし選任された場合はこの条例を当てはめていかれるのかどうか、その点をお聞きします。
○議長(
杉村修一議員) 市長。
◎市長(今井竜五君) 今、
武井議員さんからの御質問ですけれども、今それをどういう形にするか、いろいろと検討している最中なものですから、現段階でちょっと御答弁する状態にないものですから、御了解をお願いしたいと思います。
○議長(
杉村修一議員)
武井富美男議員。
◆2番(
武井富美男議員) 今、検討をしていくというお話でございますけれども、仮にこの産業振興の担当の副市長さんは、非常に大きな責任と成果を求められる職でございまして、そのような中でもってこれがどうなるかわからないという話でございますけれども、
任期つき職員とかならば別でございますけれども、ちょっと言葉は悪いですけれども、ちょっと値切ったような額でもって選任されますと、いろいろと支障が出るかと思いますけれども、その点をどのようにお考えか、ちょっとお聞きしたいと思ったんですけれども。
○議長(
杉村修一議員) 市長。
◎市長(今井竜五君)
武井議員さん御指摘のとおり、責任というものは確かに重くなってくると思いますけれども、先ほど申し上げましたように今はまだいろいろと検討しているところなものですから、御理解いただきたいと思います。
○議長(
杉村修一議員)
武井富美男議員。
◆2番(
武井富美男議員) わかりました。どうもありがとうございました。
○議長(
杉村修一議員) ほかに。
笠原征三郎議員。
◆18番(
笠原征三郎議員) 18番 笠原です。 今までの
林新一郎市長もこういうことで、任期の後の方というんですか減額になっていたわけなんですが、新市長になって改めてまたこういう格好になってきているわけなんですが、新市長においてはどういうことでこういう減額にしようとしたのか、お聞かせ願いたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) 市長。
◎市長(今井竜五君) やはり前市長さんと私におきましても、今、市の取り巻く
財政状況に変化がない、同じような状況に厳しい状況にある、そういうことでやはり今回も私の方もこういう決定をさせていただいたということでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
杉村修一議員)
笠原征三郎議員。
◆18番(
笠原征三郎議員) 18番 笠原です。 財政的な厳しい折というようなことだと思うんですが、それでは市長100分の10、副市長100分の7、教育長100分の3ということなんですが、1カ月の減額でも構いませんし、年間これがどのくらいの額になるかということをお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) 市長。
◎市長(今井竜五君) 年間で申し上げますと、年間で3人で193万5,000円になります。よろしくお願いいたします。
○議長(
杉村修一議員)
笠原征三郎議員。
◆18番(
笠原征三郎議員) 笠原です。 最初にお聞きしたとき、財政的な厳しいという面で減額ということなんですが、今お聞きしますと年間200万円弱ということなんですね。ですから財政的な面から見れば、言葉は悪いかもしれませんが、そんなに財政面で貢献するというような額ではないと思うんです。私はその財政的な面というより、今、大企業とかそういうところは空前の利益を上げているわけなんですが、一般の市民はそういう実感がわいていない、特に給料で生活している方にとってみれば、逆に年間所得というものはどちらかというと平らか下がっていると。そういうことを思って減額というようなことに、私は言ってもらいたかったんです。財政が厳しいのでここで減額というより、ほかの市民の今の収入状況と合わせてということなんですが、その点、市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) 市長。
◎市長(今井竜五君) 先ほど冒頭申し上げましたような、まず大きな理由ということでございます。今、
笠原議員さんが御指摘のようなこともあるかと思います。とりあえず市政ということでございますものですから、市の
財政状況ということを考えまして、御理解いただきたいと思います。お願いいたします。
○議長(
杉村修一議員) ほかに。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
杉村修一議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第80号は、
総務委員会に付託いたします。
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△議案第81号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
杉村修一議員) 日程第6 議案第81号 岡谷市
育英基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者の説明を求めます。
教育部長。 〔
教育部長 小林利男君 登壇〕
◎
教育部長(
小林利男君) 議案第81号 岡谷市
育英基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 改正理由は、裏面にありますとおり
学校教育法等の一部を改正する法律の公布施行に伴い、改正いたすものであります。 それでは、改正内容について御説明させていただきます。 第5条第1項は、貸し付けの対象及び要件について規定しており、条文中に
学校教育法第82条の2を引用しておりますが、
学校教育法等の一部を改正する法律により、第82条の2が第124条に改められたことに伴いまして、条文中に条ずれが生じたため改正を行うものであります。 附則につきましては、この条例の施行の日を規定したものでありますが、
学校教育法等の一部を改正する法律の施行期日が、公布の日から起算して6カ月を超えない範囲で政令で定める日からという施行になっておりますので、同法律の施行の日からとしたものでございます。 以上で説明を終わらせていただきますが、よろしく御審議の上御議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
杉村修一議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
杉村修一議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第81号は、
総務委員会に付託いたします。
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△議案第82号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
杉村修一議員) 日程第7 議案第82号 岡谷市
福祉作業所条例を廃止する条例を議題といたします。 提出者の説明を求めます。
福祉環境部長。 〔
福祉環境部長 中嶋政春君 登壇〕
◎
福祉環境部長(
中嶋政春君) 議案第82号 岡谷市
福祉作業所条例を廃止する条例について御説明申し上げます。 理由につきましては、裏面に記載のとおり岡谷市
福祉作業所を廃止することに伴い、公の施設の設置を定めてあります条例を廃止するものでございます。この条例の施行期日は、附則にありますように平成20年4月1日であります。 廃止の経過でございますが、岡谷市
福祉作業所は平成16年12月に現在地に新築後、岡谷市手をつなぐ親の会が
指定管理者として運営してまいりましたが、平成18年4月
障害者自立支援法の施行に伴い、法に基づく事業に移行するための準備をしてきたところであります。
障害者自立支援法による
指定障害福祉サービス事業者として県指定を受けますと、国・県・市の給付費による運営となり財源確保ができることから、
障害者福祉サービスの充実につながるため、岡谷市手をつなぐ親の会といたしましても、
指定障害福祉サービス事業者の指定の申請が行える
NPO法人岡谷市手をつなぐ育成会として、この9月に法人登記が完了したものであります。この廃止条例の議決、公布後、法人による県への申請により、
指定障害福祉サービス事業者として指定を受けた後、岡谷市手をつなぐ育成会との土地建物の
使用貸付契約を締結し、平成20年4月から
障害福祉サービス事業を開始する予定であります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上御議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
杉村修一議員) これより質疑にはいります。 質疑はありませんか。
今井秀実議員。
◆12番(
今井秀実議員) 12番
今井秀実です。
全員協議会などで一定の説明は受けておりますが、完全に
福祉作業所を廃止していくということですので、確認も含めて数点お伺いしたいと思います。 1つは、手をつなぐ育成会が4月から
自立支援法に基づく事業所となると。さらにその育成会の方で建物の増築をして事業を広げるということですが、その事業の拡大によって、障害者にとってどんな点が充実してくるのか。充実した施設としてスタートしていけるその内容についてお伺いしたいと思います。 それから、
自立支援法の事業所というふうになると、
自立支援法の制定によって利用者には1割の負担が必要となるということで、その負担額が実際の作業工賃として障害者が受け取る額を上回るような例が出てきているということをお聞きしますが、今後ここが手をつなぐ育成会の事業とはなりますが、障害者の実態がどうなるか教えていただきたいと思います。 それとの関連で、行政からこの4月以降完全に手を離れて、
民間事業者が障害者の
福祉事業をやっていくというふうになりますが、しかし、行政は
障害者福祉にしっかり責任を持っていくということのはずですが、今後、障害者の
生活実態の把握なども含めてどんな対応を予定しているかについてお伺いしたいと思います。
○議長(
杉村修一議員)
福祉環境部長。
◎
福祉環境部長(
中嶋政春君) 最初に、障害者にとって今より充実した施設になるかという御質問でございますが、生活介護のための
デイ・ルームを増築し、今までは受け入れのできなかった重度の障害者の方々の日中活動の場としての利用が可能となってまいります。また、障害者の適正に合わせた小規模の事業所を設ける
サテライト型の
事業展開も可能となってまいりますので、今までよりは
サービスの拡大にもつながるし、また充実が図られるものというふうに考えております。 それから、工賃の関係がございましたが、この岡谷市手をつなぐ育成会が4月から
指定障害福祉サービス事業者として運営する予定の、
就労継続支援B型での工賃の見込みでございますけれども、現在
福祉作業所で行っている作業内容につきましては、
空き缶つぶし、それから部品の組み立て・選別、それから木工製品の加工、園芸等を継続する予定でいるわけでありますが、現在の収入状況から見てみますと、1人1カ月当たりでございますが、平均で約5,000円を見込んでいるようでございます。 また、この1割負担についてでございますけれども、月額の
負担上限額の軽減対象になる場合でありますが、この場合では、1カ月の負担の
上限額市町村民税の
非課税世帯の方では3,750円、それから
市長村民税課税世帯で所得割16万円未満の方では9,300円ということになっております。また、この負担軽減の対象にならない方については、通所の日数にもよりますけれども、おおむね1カ月で約1万円が見込まれているところでございます。 それから、障害者の
生活実態の把握の関係でございますけれども、
障害者自立支援法の
福祉サービスを利用する場合には、障害者の心身の状況また社会活動や介護者、居住等の状況、また
サービスの利用の意向、訓練等に関する状況等を把握した上で、
サービスの支給決定を行うことになっておりますので、現在も
社会福祉課の職員がそれぞれの対象者のところへ実態調査を行っておりますので、そういった部分では問題はないのではないかというふうに考えております。また、今後も施設での行事の参加の際、あるいは訪問等の機会を活用いたしまして、障害者の個別のそういった相談、支援に努めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(
杉村修一議員)
今井秀実議員。
◆12番(
今井秀実議員) 12番 今井です。 一定の答弁で理解できた部分もありますが、最初の施設の充実の関係では
デイ・ルームを建設してやっていく関係で、重度の方の受け入れも可能になるということで了解できましたが、もう
一つサテライト型の
事業展開も可能ということですが、具体的には、要はあの
福祉作業所以外の場所に何か別の小さな施設を設けて、そこで何かをやっていくということだろうと思います。具体的に考えておられることがあれば、その辺のことも教えていただければと思います。 それから、
自立支援法の1割負担というのは非常に障害者に重いということで全国でも問題になり、その改善を求める声が障害者だけでなく幅広い方々から上がっているところで、我々もその改善を強く求めているところですが、今お聞きすれば、工賃が5,000円に対して減免の措置があるような場合であっても、例えば9,300円というような額になれば、もう障害者が一生懸命働いて月5,000円もらったのに対して、9,300円あるいは1万円を払うということは完全に持ち出しになって、非常に障害者にとってはきつい実態になっていくかなというふうに思いますが、確認のために、これは市が委託方式でやっていっても
民間事業者に完全に移行しても、ここの部分はやはり変わってこないということだろうと思いますが、ちょっと確認のためにその点を教えていただきたいと思います。 それから、今後障害者の
生活実態などについては、1人ひとりについて担当課できめ細やかに見ていっていただけるということですが、もう一つは、
事業所そのものが運営がうまくいっていかないと、障害者にとって
サービスが低下していくということも考えられるので、事業者との連絡の体制などについてはどんな予定かということについてもお伺いしたいと思います。
○議長(
杉村修一議員)
福祉環境部長。
◎
福祉環境部長(
中嶋政春君) 最初にいただきました
サテライト型の具体的な内容でございますけれども、議員さんおっしゃるように、あの場所以外でする予定でありますけれども、今予定をしているのはあの近くにあります農地と建物をお借りして、そこで農業生産の実習を行っていきたいというような意向をお伺いしております。 それから、2つ目にいただきました市で委託した場合、あるいは民間でも変わらないかということでありますけれども、これは変わらないという御理解をいただければと思っております。 それから、事業所との連携でありますけれども、現在も手をつなぐ親の会とも定期的に事務担当者レベルで意見交換、打ち合わせをやっておりますので、引き続きそういった連絡等は密にしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(
杉村修一議員)
今井秀実議員。
◆12番(
今井秀実議員) おおむね今後の様子については理解できました。ただ、障害者自身の工賃と自己負担とのギャップというかは、非常に深刻な問題だと思いますので、1人ひとりの実態調査、それから事業所との連絡調整というあたりについては、今後どうなっていくかということについて委員会の中でも議論を深めていただければというふうに思います。ありがとうございました。
○議長(
杉村修一議員) ほかに質疑はありませんか。 三沢一友議員。
◆17番(三沢一友議員) 17番 三沢です。 2点ばかりお聞きしておきたいと思いますが、まず1点目は今、
今井秀実議員の方からもちょっと言われましたけれども、重度の人たちの
デイ・ルームを作るというようなことで、これは県の補助を受けてということですけれども、その完成時期はいつごろになるのか。そして、あわせて規模、どのぐらいの面積というものなのか。 2点目として、
福祉作業所を廃止して増築する建物については、貸付契約に基づいてNPO法人の手をつなぐ育成会の所有となるということはわかりましたけれども、今後は現在の建物を含めて大規模改修する必要があり得るかと思います。そういう場合、経費、いわゆる工事費の負担はどうなるのか。この2点についてお聞きしたいと思います。
○議長(
杉村修一議員)
福祉環境部長。
◎
福祉環境部長(
中嶋政春君)
デイ・ルームの完成の時期がいつごろかという御質問ですが、これは県の補助申請の受け付けの日程にもよってきますけれども、平成20年度早々に受け付けが始まれば、平成20年12月には完成できるものと考えております。また、規模につきましては現在検討しておりますので、また方針が出たところで御報告を申し上げたいというふうに考えております。 それから、大規模修繕の負担の関係でございますが、現在市が所有している建物と、今後増築される建物とでは異なってまいりますが、増築する建物とそれから小破修理については、手をつなぐ育成会の方の負担でお願いしたいというふうに今考えております。また、大規模の修繕につきましては、使用貸借の契約までに負担割合、限度額等協議をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
杉村修一議員) 三沢一友議員。
◆17番(三沢一友議員) 17番 三沢です。 1番目の
デイ・ルームの完成時期は、平成20年12月というような予定だそうですけれども、ということは来年の12月ということですけれども、規模、これに対していわゆる面積、どのぐらいのものというのはまだ検討中だというようなあやふや感があるわけですけれども、おおよそのことでもいいですけど、わかる範囲で教えていただきたいというのが1点と、あと大規模改修・繕があった場合の、小規模の場合は手をつなぐ育成会の方の負担ということなんですけれども、ちょっと私が心配するのは大規模改修がされ、市の所有であるものまで手をつけて壊した場合の負担と、あと、これはずっと貸付契約というようなことでやっていくと思うんですけれども、そういう場合に条件とか契約というのは再度そこでまた結び直すというか、そういうような格好をあえてとっていくのかどうなのか、その点をお願いいたします。
○議長(
杉村修一議員)
福祉環境部長。
◎
福祉環境部長(
中嶋政春君) 最初に大規模の関係からお答え申し上げますけれども、これは使用貸借の契約までにということで、そういった部分についてもその中で協議はしていきたいというふうに考えております。 それから、先ほどの規模の関係でありますが、市で計画していた内容については議会でも御報告させていただいておりますが、一応66㎡くらいということで市で計画した規模がありますので、この辺の面積になるのではないかなというふうに考えております。
○議長(
杉村修一議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
杉村修一議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第82号は、社会委員会に付託いたします。
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△議案第83号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
杉村修一議員) 日程第8 議案第83号 岡谷市
農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 経済部長。 〔経済部長 小泉光世君 登壇〕
◎経済部長(小泉光世君) 議案第83号 岡谷市
農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 改正の理由は裏面に記載してあるとおりでございますが、
農業委員会等に関する法律第7条及び
農業委員会等に関する法律施行令第2条の2の規定に基づく選挙による委員の定数を削減するため、改正したいものであります。 現在、岡谷市
農業委員会の委員は選挙による委員13人のほかに、市長選任による委員としまして農業協同組合推薦委員1人、議会が推薦した学識経験者3人を加えまして、総数17人であります。この選挙による委員の定数につきましては、平成11年に改正されて現在に至っておりますが、この間、当市の農家農地面積の減少、農地法等に基づく法定業務の取り扱い件数の減少等により、委員会活動にも変化が生じてきております。このような状況の中で、
農業委員会の中に定数検討委員会が設けられまして、約2年間にわたって検討したところ、構成委員定数をあと3人減員することが適当であるとの結論に至り、市でも配慮願いたい旨の意見書の提出があったものであります。これによって諸情勢を考慮しまして、構成委員定数を13人から10人に改めたいとするものであります。なお、岡谷市
農業委員会の委員の任期は平成20年7月をもって満了となりまして、一般選挙が予定されているところであります。 また、附則につきましては公布の日から施行し、施行後初めて告知される一般選挙から適用してまいりたいとするものでございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上御議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
杉村修一議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。
今井秀実議員。
◆12番(
今井秀実議員) 12番
今井秀実です。 定数を減らしていく理由については今おおよそ了解できましたが、近隣の市町村の状況がどうなっているかという部分について、ちょっと教えていただければと思います。
○議長(
杉村修一議員) 経済部長。
◎経済部長(小泉光世君) 近隣の市町村の状況でございますけれども、諏訪市と茅野市と原村さんにつきましては、現在のところ動きがないということでありまして、富士見町さんの方では、19年度から構成委員の定数を2人減にしているという状況でございます。
○議長(
杉村修一議員)
今井秀実議員。
◆12番(
今井秀実議員) 状況はわかりましたが、ほかが減らしていなくて岡谷市が減らすというのは、やはり農業者が減り農地が減りで
農業委員会の業務が減ってくると、やはりそういう理解ということになりますでしょうか。
○議長(
杉村修一議員) 経済部長。
◎経済部長(小泉光世君) 先ほども御説明したとおり、農家人口とか農地面積また法定業務の件数ですね、そういうものが80%から70%近く、平成10年と17年と比べてそういうふうに減少しているということでありまして、そういうふうなことを勘案する中で決定をしたということでございますので、よろしくお願いします。
○議長(
杉村修一議員) ほかに質疑はありませんか。
笠原征三郎議員。
◆18番(
笠原征三郎議員) 18番 笠原です。
農業委員会の中へ部会というんですか、それを設けて検討してきたということなんですが、その経過とかどんな重立った意見、考えがあったかお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) 経済部長。
◎経済部長(小泉光世君) 平成17年9月27日に第1回の検討委員会を始めまして、主な内容としましては、農業委員の業務の概要とか関係法令を再確認しまして、業務、定数の方向性について各委員の御意見をお伺いしたというようなことでございます。そういう中で構成委員さんを13から10にする、また選任委員さんにつきましても減員していくというようなことで、方向性を出していったということでございます。理由としましては、先ほどのとおり農家とか農地面積の減少、また
農業委員会の法定業務の減少等そういうふうな理由から、委員会の方でも減員にすることがよろしいのではないかという、その結論に達したということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
杉村修一議員)
笠原征三郎議員。
◆18番(
笠原征三郎議員) 18番 笠原です。 この定数を減らすということに対して、慎重にというような意見はありませんでしたか。
○議長(
杉村修一議員) 経済部長。
◎経済部長(小泉光世君) 一応、社会情勢の中、また議員さんの定数減等あったというようなこともありまして、そういう中で農業委員の業務がどうなのかということで、その実態等も考える中で大概の方につきましては、そういう方向でやっていったらどうかというようなことでございましたので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
杉村修一議員)
笠原征三郎議員。
◆18番(
笠原征三郎議員) もう一回確認させていただきますが、全会一致で
農業委員会としては定数を減らしていくということで、そのように理解してよろしいですか。
○議長(
杉村修一議員) 経済部長。
◎経済部長(小泉光世君) 最終的にはそういうことでなったということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
杉村修一議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第83号は、経済建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△議案第84号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
杉村修一議員) 日程第9 議案第84号 財産の無償貸付についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 総務部長。 〔総務部長 中田富雄君 登壇〕
◎総務部長(中田富雄君) 議案第84号 財産の無償貸付について御説明申し上げます。 この議案につきましては、引き続きアイスアリーナの建物等市有財産を株式会社やまびこスケートの森に無償で貸し付けを行うため、地方自治法第237条第2項の規定により議会の御議決をいただきたいものでございます。 アイスアリーナ建物等の無償貸し付けにつきましては、建物等使用貸借契約に基づき、2年間の貸付期間が平成19年12月31日で期限切れとなりますが、会社より11月6日付で再契約を求める要望が提出され、経営が好転するまで引き続き無償使用をお願いしたいとのことであります。会社の経営状況につきましては、提出されました営業報告書をその都度議会に報告をさせていただいておりますが、合宿等の利用促進やトレーニング部門の積極的な営業展開を図っているほか、販売費や管理経費の削減にも会社一丸となって取り組んできております。平成19年度の収支見通しでは経常収支の黒字計上を見込んでおり、経営努力があらわれてくるものと期待をしております。会社の作成しました中期収支計画をもとに、今後も経営状況の推移を見守ってまいりますが、計画どおりに推移いたしましても、昨年度の豪雨災害等の影響による繰越損失を解消するのには数年を要し、当面は無償貸し付けもやむを得ないと判断し、ここに使用貸借契約をお願いするものであります。 契約内容につきましては現在の契約内容と同様で、貸付期間は議案にありますとおり平成20年1月1日から平成21年12月31日までの2年間といたしたいものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上御議決賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
杉村修一議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。
笠原征三郎議員。
◆18番(
笠原征三郎議員) 18番 笠原です。 今、総務部長さんの方から、繰越損失を解消するまで数年、その間にわたっては無償貸し付けというような方向で話があったわけなんですが、今まで無償貸し付けしてきて、もしそれが無償ではなくて有償で市へ収入になったすればどのくらいか。前の
全員協議会では、今後2年間くらいのが1,600何がしというようなことを聞いたんですが、それを入れて合計どのくらいになるかということをお聞きしたいと思いますし、繰越損失を黒に持っていくには、見込みどのくらいの年数が必要かということについてもお聞きしたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) 総務部長。
◎総務部長(中田富雄君) アイスアリーナを有償で賃貸をしていたとすると、今の財産の貸付規定の中で計算をいたしますと、1年で1,760万円くらいということでありますので、2年間ということになればその倍というような数字になるかというふうに思います。 それから、今後の見通しという部分でのお話でありますけれども、中期収支計画、前回11月24日に
全員協議会の方で説明をさせていただきましたが、会社から提出されているこの中期収支計画では、平成19年度以降も黒字が続いていくということを前提とする計画になっておるわけですが、22年度にはこの繰越損失が解消されてくるというような計画になっているというふうに考えております。
○議長(
杉村修一議員)
笠原征三郎議員。
◆18番(
笠原征三郎議員) 18番 笠原です。 今、部長さんから2年間では1,760万円の倍というようなことで、計算しますと約3,500万円ほどになるわけなんですが、今までですと、単純にこの1,760万円を数年ということになりますと億を超える、それももう、これですとどのくらいになるですか、相当の額になってくるわけなんですね。それで、会社自体としては繰越損失を解消するまでというようなことなんですが、この形態は第3セクターということですので、いろいろなところの出資しているわけなんですね。その一つとして岡谷市が出資してアイスアリーナのこの建物を持っているということなんですが、私は第3セクターというような性質からして、岡谷市だけこの今までの何億円というような使用料を入ってこないのを、市だけで負担するのではなくてほかの出資しゃ、しゃというのは会社の社とかあるいは人物の者と、どちらでも構わないんですが、そういうところへ出資額に応じて負担をしてもらうというようなお考えはないでしょうか。
○議長(
杉村修一議員) 総務部長。
◎総務部長(中田富雄君) 確かに通算をいたしますとかなり大きなお金が、本来ならば有償とするならば市へ入ってくるというような状況で、その分を市が面倒を見るという言い方が合っているかどうかあれですけれども、いずれにしても市としても設置者、設立をしたという部分でのそういった部分として、この地域の伝統的なスケート文化というのを守っていくというような、大きな命題の中でやっているスケート振興というような部分を何とか継続していくというための事業として、アイスアリーナを第3セクターとして継続して経営をしていただいているというような立場の中で、財産については市が引き取るようなことをした中で、今後についての経営を何とか立て直してよりよい方向に持っていき、そして本当に有償化というような部分につなげていけるような状況まで、ぜひ行ってほしいというような気持ちはあるわけでありますけれども、これを株主さん皆さんに御負担をいただくというようなことにつきましては、やはり多少無理があるのかなというような部分を感じておるところであります。
○議長(
杉村修一議員)
笠原征三郎議員。
◆18番(
笠原征三郎議員) 18番 笠原です。 法的にとかあるいはそういう面で出資しているところへ求めるということが、それはできないよということだったら、またそれもそうかなと思うわけなんですが、そうでなければ、例えばこのアイスアリーナを岡谷市で買い取る場合でも、ほかの出資者はどうするだというような話にもなって、岡谷市がひとりそういう負担をしてきたわけなんですね、買い取ると。そういう税金を使って負担してきたところが、なおまだそういう入るべきお金がもらえないということになれば、私はよく市側が言う負担の公平性というようなことも含めて、これはやはりそれ相分の負担をしてもらうのも必要ではないかと思われますので、ぜひもし法律的なことがどうのこうのというんだったらあれかもしれませんが、そこらのところは委員会でぜひ詰めていただいて、今さっきも、市長と合わせても200万円いかないようなのを下げていかなければいけない状態だったら、何億円というようなものが、それ全部が入ってくるではなくても、それ以上のものをやはりきちんと入れてもらってやっていくのが、私は筋ではないかと思いますので、ぜひ委員会の方で深めていただきたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) ほかに質疑は。 三沢一友議員。
◆17番(三沢一友議員) 17番 三沢です。
笠原議員と一部関連するところがありますけれども、やはり黒字になるまでというようなずっと内容の中で、無償貸し付けというのをやってきたわけなんですけれども、どうも先ほどから聞いていると土砂災害の影響であと数年は続くだとか、平成22年度には繰越損失が解消できそうだとかというようなことで、これはここ2年間で約3,520万円というこのお金なんですけれども、こういうところへ無償でやっておいて、ほかの細かな福祉タクシーだとか、そのほかもろもろの学童クラブとか諏訪湖ハイツの入浴料だとか、そういうものを故意に削っているというような、何かこうちぐはぐな扱いが大いに見えるわけです。 そういうことで、先ほど市長、副市長、教育長の減額とも関連するわけですけれども、そういうところも削らなければいけないというような市の状況の中で、やはり、また今後もとりあえず2年ということだと思いますけれども、どうも部長の答弁を聞いていると、どうもこれは長いぞというような感じを大いにするわけです。やはりはたから見ると、あれだけの施設を無償で貸し付けているということを見ると、本当に驚くのはもう当たり前のことだと思うんだけれども、本当にこれ、もう1回部長にちょっとお聞きしたいんだけれども、第3セクター、先ほど
笠原議員も言いましたけれども、そういう問題の取り組み、何も市だけの犠牲になるというのではなくて、もっと他の株主に出していただくと。そういうような指導なりそういうことができないものかということと、最初に言いましたけれども、これは2年ぐらいではとてもじゃないけれども、まだまだ長引きそうだなということで、こういう面で責任を持てるかどうなのかというのをお聞きしたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) 総務部長。
◎総務部長(中田富雄君) 期間が長引きそうだというような話をいただきましたが、市の立場からすると、この無償貸し付けということが続いていくということを良としているものではないということで、1年でも早く安定的な黒字というような部分が確保できて、そして有償化、これは先ほども金額1,700万円というようなお話をしましたけれども、その額に至らなくても少しでもとにかく入れていただけるような、そういった状況をできるだけ早くつくっていただきたいという思いでいるものであります。 そして、何よりもとにかく会社経営という中で経営改善という中で、とにかく支払いをしていただけるような会社の体質というような部分に、ぜひしていってほしいと。これがまず第一義的に行っていく内容ではないかというふうに思っております。
○議長(
杉村修一議員) 三沢一友議員。
◆17番(三沢一友議員) 17番 三沢です。 何も私、長引けばいいというあれではなくて、どうも部長の答弁を聞いていると長引きそうだなというようなことで、1日も早く改善してもらいたいわけです。とにかく、いわゆるこのやまびこスケートの森の一企業でやっているということで、もっと本当、今、岡谷市内を見ても自営業者の皆さん、本当にわずかなお金のことで窮々としているというのが実情なんです。生活している一般市民の皆さんも本当にガソリンだ、灯油だといろいろ上がる中で、年を越せるかどうかという窮々としている中で本当に、悪い言い方をすれば、懲りずに相変わらず無償貸し付けを続けていくという、こういうような気持ちというのは、どうしても私は理解できないです。あわせて特に委員会の中で十分検討していただきたいと思います。 以上です。
○議長(
杉村修一議員) ほかに。 横内 正議員。
◆7番(横内正議員) 7番 横内 正です。 私、この問題、
全員協議会のときにも要望しておきましたんですが、スケート文化を継承したり、あるいは小中学生の利用等も含めてということで、これをやはり市として存続させていくということを第一義に考えるならば、会社経営ももちろん営業努力が必要なんでしょうけれども、スケート競技という全体の流れの中で営業努力にも限界があろうかと思われますので、私の言いたいのは、マイクロバスの運行業務等、あるいはたしか
指定管理者のときにやまびこスケートの森で、ロマネットも経営に手を挙げた経過があろうかと思います。そういったものも含めて、このやまびこスケートの森がどういうふうに黒字経営をこれから展開していって、市にいわゆる家賃を払えるようになっていくのかというところは、やはり営業をうまく黒字に持っていける部分も含めて、やはり仕組みを検討していかないとなかなか難しい問題だと思われますので、質問ではないですが、委員会の方でそこら辺も含めてよく論議をしていただきたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) ほかに。
武居光宏議員。
◆16番(
武居光宏議員) 16番 武居光宏です。 いつまでという話をお聞きしますと、この付記があるここに、なお建物の付属設備及び固定機器を含むものとするという、この建物だけでなくてやはりアイスアリーナのあの、つまり冷やして常に冷凍設備なりそういうものの機械の維持というものも含まれるという意味だと思うんですけれども。これの耐用年数というものをお聞きしたいんですが、あの建物自身の耐用年数、それから固定機器という今のような冷凍機ですか、そういうものの耐用年数というのは、普通管理上はどのくらいになるわけでしょうか。それで、前も質問をしたことがあると思うんですが、アンモニアですかフロンでしょうか、ガスが抜けたときの負担は、家主が負担しないととても負担できるような団体でないような気もしますが、そこら辺の考えはどうなんでしょうか。お聞きしたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) 総務部長。
◎総務部長(中田富雄君) 建物は、私どもの計算上では50年という形でとらえております。それから、設備の中で貸借物件の中には冷凍機は入っておりません。というのは、冷凍機は会社の持ち物でございますので、そんなことで御理解をいただきたいと思いますが、冷凍機の耐用年数というのは実質のところちょっとはっきりわからないというのが実態でありまして、既にもう20年とかという年数使っているのもありますし、ただ、当然のことながらメンテナンスという部分では、相当お金はかかってくるというふうに考えております。 それから、最後のフロンガスの問題については、ちょっと今、私どものところでお答えを持ち合わせておりませんので、よろしくお願いいたします。
○議長(
杉村修一議員)
武居光宏議員。
◆16番(
武居光宏議員) 50年の建物というのは、これはそれなりきのペンキを塗ったり、幾らか傾いだらつっかえ棒をするとか、そういうことをしてもたせるということだと思うんですが、その50年の間にこの会社はどうなっているのか、ぜひ岡谷市の繁栄とともにこの会社も新しいものを建てかえるぐらいの勢いになってもらいたいと思うわけですけれども。これを委員会でいろいろ言えといってもどうしようもないものですから、ぜひ会社が早く立ち直って、家賃を見合うだけ納めていただいて、岡谷市の経済効果が発揮できるような、本当にこのアピールできるものになってもらいたいということを希望します。一応我々の心構えとしては、今お聞きした内容をお聞きしておきます。どうもありがとうございました。
○議長(
杉村修一議員) ほかに質疑はありませんか。
武井富美男議員。
◆2番(
武井富美男議員) 2番
武井富美男でございます。 スケート場の経営につきましては、全国的にも非常に大変だと思っています。よくスケートの森はやっていると思っていますけれども、会社の経営努力も大変大切でございますけれども、岡谷市が伝統的なスケート文化を守っていくためには、市としてもできるだけの支援は必要だと思っています。そうしないと、恐らくスケート場というものはなくなっていってしまうものと私は思っています。現在のこの無償貸し付けの内容を見ますと、契約期間が2年間になっておりますけれども、私はこれ、ちょっと短いと思っていますけれども、3年とか5年間についてはどんなようなお考えがあるのか、お聞きしたいと思っています。
○議長(
杉村修一議員) 総務部長。
◎総務部長(中田富雄君) 御承知のとおり、当初は5年という契約期間でお願いをしていたんですが、前回の2年前のときから2年ということで、今回も2年ということにさせていただきました。これは、先ほどから経営状況等のお話がございます。あるいは有償化という部分があるものですから、当然会社に一定の経営努力というようなことをお願いする中で、市としてもその間にきめ細かな経営状況の把握、そういった部分にタッチはしていく必要があるだろうという中で、2年というような期限を定めさせていただいたものでございますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(
杉村修一議員)
武井富美男議員。
◆2番(
武井富美男議員) 2番 武井でございます。 わかりました。どうもありがとうございました。
○議長(
杉村修一議員) ほかに質疑は。
齋藤美恵子議員。
◆11番(
齋藤美恵子議員) 11番 齋藤美恵子です。 財産の無償貸し付けということで、ちょっと前に戻ってしまうんですけれども、作業福祉所も無償貸し付けという形になるんですけれども、ちょっとお伺いしたいことなんですけれども、ここは株式会社やまびこスケートの森という株式会社に貸与する貸借内容と、NPO法人に貸し付ける貸借規定というのか、どういう言葉かわからないんですけれども、それは違ったものを用いているんでしょうか。
○議長(
杉村修一議員) 総務部長。
◎総務部長(中田富雄君) 私どものこの議案は、議案書に書いてありますとおり地方自治法の237条第2項の規定によってお願いをしているというものでありまして、この規定の中で適正な対価なくしてという部分なんですけれども、この部分の貸し付けというような部分は、条例で定めるかあるいは議会の議決によるかというような条文になっております。その議会の議決による場合という部分を適用させていただいて、今回の私どものものはなっております。 福祉の部分については、私が全部把握しているわけではありませんけれども、条例による部分だと。条例で定めてある部分で適用をしていくものだというふうに理解をしております。
○議長(
杉村修一議員)
齋藤美恵子議員。
◆11番(
齋藤美恵子議員) 11番 齋藤美恵子です。 前の議案をちょっと持ち出してしまったものですから、申しわけないんですけれども、もしここでNPOがここのところであれば違うのかという質問をしたんですけれども、株式会社とNPO法人が貸与する場合は、使用貸借の規定は変わってくるのかどうかという質問です。
○議長(
杉村修一議員) 総務部長。
◎総務部長(中田富雄君) 福祉の方の、前に
全員協議会のときにもちょっとお話をさせていただいてあるというふうに思いますけれども、先ほど申し上げましたように、自治法の中で2つのものがあると。私どもは自治法の議決というような部分を適用させていただいていると。もう一つは条例によるという部分がありまして、この条例の中には、公共的団体に公用もしくは公共用または公益事業の用に供するときということで、無償貸し付けができるものを条例としてうたっておりますので、こちらのものを適用するのが福祉の方の関係だというふうに思っております。
○議長(
杉村修一議員)
齋藤美恵子議員。
◆11番(
齋藤美恵子議員) 少し私の質問とかみ合わない部分というのは、福祉の方を出してしまったものですからあれなんですけれども、ここのところにもしNPOだったらという話でお伺いしたんですけれども、いいです、ここの部分はちょっと、わかりました、また部長さんのところへ行ってお聞きしますので結構です。
○議長(
杉村修一議員) ほかに質疑はありませんか。 浜
幸平議員。
◆4番(浜
幸平議員) 4番 浜 幸平でございます。 大変これは大きな問題だと思いますし、時間をかけたい案件だと思いますが、どうも2年2年で先送りをして延ばしているというふうに受け取られるふしもあるかと思います。付帯条件をつけて、いついつからはもう有料になるんだという、有料としても金額で、そこで多い少ないは協議できるわけでございまして、その辺については今度の新市長の英断でするおつもりがあるのかどうなのかを、この場でお聞きしたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) 市長。
◎市長(今井竜五君) 今、この議案を私たちが提出しているわけですから、そういうことで御理解をいただきたいと思います。もちろん無償をよしとはしません。経営努力を本当に求め、その中でまた改善をお願いしていくわけでございますけれども、とりあえず今この議案をお願いしているということを、意を酌んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
杉村修一議員) 浜
幸平議員。
◆4番(浜
幸平議員) 今までもそういうふうな経緯で更新がなされて、5年更新が2年の更新になったということできているわけでして、いつの時点かで無償はできないというような考え方になっていただく、それを示していただくというお考えはあるんでしょうか。
○議長(
杉村修一議員) 総務部長。
◎総務部長(中田富雄君) 契約書の中に、経営状態が好転したときは直ちにこのものを解約して、そして有償の賃貸借契約というようなことに切りかえるというような条文はうたってございますので、そんなことで御理解をいただきたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) 浜
幸平議員。
◆4番(浜
幸平議員) わかりました。一定の考え方が理解できましたので、ありがとうございました。
○議長(
杉村修一議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
杉村修一議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第84号は、
総務委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△議案第85号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
杉村修一議員) 日程第10 議案第85号 市道路線の認定についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。
建設水道部長。 〔
建設水道部長 百瀬文夫君 登壇〕
◎
建設水道部長(百瀬文夫君) 議案第85号 市道路線の認定につきまして御説明を申し上げます。 お手元の議案第85号資料をごらんをいただきたいと思います。今回、市道路線の認定をお願いいたしますものは市道湊130号線でありますが、地域開発事業特別会計による湊三丁目宅地造成事業により新設される県道岡谷茅野線を基点とし、市道湊123号線を終点とする延長100.8mの路線につきまして、道路法第8条第2項の規定に基づき、議会の議決をお願いいたすものであります。よろしく御審議の上御議決賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
杉村修一議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
杉村修一議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第85号は、経済建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△議案第86号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
杉村修一議員) 日程第11 議案第86号 平成19年度岡谷市
一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 総務部長。 〔総務部長 中田富雄君 登壇〕
◎総務部長(中田富雄君) 議案第86号 平成19年度岡谷市
一般会計補正予算(第7号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、特別職給料等の減額、指定寄附金の積み立て、
福祉作業所の施設整備中止に伴う工事費等の減額、商工業振興補助金の追加、緊急輸送路沿道建築物調査に要する経費の補正を行うもので、総額6,951万8,000円を追加いたすものであります。 初めに、10ページをお開きいただきたいと思います。 3歳出から御説明申し上げます。 第2款総務費1項1目一般管理費2節給料42万6,000円及び4節共済費1万6,000円の減額は、先ほどの議案第80号で説明いたしました岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部改正に伴いまして、市長、副市長の給料等の減額をいたすものでございます。 9目財産管理費25節積立金300万円は、指定寄附金として社会福祉施設整備基金へ1件の50万円、工業技術振興基金へ1件の50万円、ふるさとまちづくり基金へ6件の200万円を積み立てるものであります。各基金の今年度末残高の見込み額を申し上げます。社会福祉施設整備基金約9,070万円、工業技術振興基金約1億6,050万円、ふるさとまちづくり基金約14億820万円となるものでございます。 第3款民生費1項2目
障害者福祉費15節工事請負費1,420万円及び18節備品購入費30万円の減額は、先ほど議案第82号で説明いたしましたとおり、手をつなぐ育成会がNPO法人として認証されたことに伴い、
福祉作業所の施設整備について、平成20年度に県補助金を得て同法人が行う見込みとなったことから、今年度市で予定していた整備を中止するため減額をいたすものであります。 第7款商工費1項2目商工業振興費19節負担金補助及び交付金8,000万円は、商工業振興条例による工場等新設事業の補助申請増加に伴い、不足分を追加いたすものであります。 次に、第8款土木費5項2目建築指導費13節委託料152万円は、平成19年1月に県が策定した長野県耐震促進計画において、国道20号線、県道下諏訪辰野線及び県道岡谷茅野線の3路線が緊急輸送路に指定されたことから、県からの要望を受け緊急輸送路沿道の倒壊等により道路を閉塞させるおそれのある住宅、建築物の調査に要する経費を計上いたすものであります。 次に、10款教育費1項2目事務局費2節給料5万8,000円及び4節共済費2,000円の減額は、岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部改正に伴いまして、教育長の給料等の減額をいたすものでございます。 以上で歳出を終わりまして、8ページへお戻りいただきたいと思います。 2歳入について申し上げます。 第14款国庫支出金2項1目土木費国庫補助金76万円は、緊急輸送路沿道建築物調査に対します国庫補助金を計上いたすものであります。 第15款県支出金2項4目土木費県補助金38万円は、ただいまの国庫支出金と同様、緊急輸送路沿道建築物調査に対します県補助金を計上いたすものであります。 第17款寄附金1項1目総務費寄附金300万円は、説明欄記載の方々から御寄附をいただいたものであります。 第19款繰越金1項1目繰越金7,637万8,000円は、財源を繰越金といたすものであります。 第21款市債1項2目民生債1,100万円の減額は、歳出で説明いたしましたとおり
福祉作業所の施設整備の中止に伴いまして、借り入れを予定していた
障害者福祉施設整備事業債の全額を減額いたすものであります。 それでは、2ページへお戻りをいただきたいと思います。 第1表歳入歳出予算補正、1歳入及び次のページの2歳出は、それぞれ所定の書式によってお示ししてあります。 おめくりをいただきまして、4ページの第2表債務負担行為補正でありますが、商工業振興条例による助成金につきまして、同条例施行規則第10条の表中の4特定地域への工場等新設事業に定められております助成率の規定により、平成19年度から平成21年度の3カ年に分割して交付する助成金に対し、平成20年度から平成21年度までの交付分8,389万円の債務負担行為を設定するものであり、一定の書式によって記載したものであります。 次の、第3表地方債補正でありますが、先ほど事項別明細書で説明申し上げました地方債の変更をいたすもので、一定の書式によって記載したものであります。 それでは、1ページへお戻りをいただきたいと思います。 平成19年度岡谷市
一般会計補正予算(第7号)。第1条で、歳入歳出それぞれ6,951万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ187億1,623万3,000円といたすものであります。以下につきましては省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、御議決賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
杉村修一議員) これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。
笠原征三郎議員。
◆18番(
笠原征三郎議員) 18番 笠原です。 2点ほどお聞きしたいと思います。 1点は、商工費の工業振興事業費8,000万円ということなんですが、これは何件ばかりでどこへの補助かということをお聞きしたいと思います。 次に、土木費の緊急輸送路の調査委託ということなんですが、調査してその道路沿いに倒壊のおそれのあるようなものがある場合、どう取り扱っていくのかということをお聞きしたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) 経済部長。
◎経済部長(小泉光世君) 件数につきましては今回2件ということでございまして、どこへという部分でございますけれども、有限会社ヘルツというところと、株式会社東洋技研さんでございます。
○議長(
杉村修一議員)
建設水道部長。
◎
建設水道部長(百瀬文夫君) 調査の結果の活用でありますけれども、地震災害時における緊急輸送路の確保のために調査をした結果、該当になる建物の所有者に対しまして、耐震診断を行うようお願いをしてまいるということでありますので、よろしくお願いします。
○議長(
杉村修一議員)
笠原征三郎議員。
◆18番(
笠原征三郎議員) 18番 笠原です。 最初に、工業振興事業費の8,000万円についてもう一回お聞きしますが、有限会社ヘルツあるいは株式会社東洋技研へということなんですが、ちょっと額も含めて2回目の答弁をお願いしたいわけなんですが、条例に基づく施行規則ということに基づいてこれが出されているんだと思うんですが、その有限会社ヘルツ、株式会社東洋技研へ、これから今言ったように額をお聞かせ願いたいというわけなんですが、その額になる元の、例えば面積とか購入価格とかそういう面まで含めてお聞かせ願えればと思います。 次に、倒壊のおそれのあるものというようなことで、耐震検査を受けていただくというようなことなんですが、公共施設も含めて民間も当然あると思うんですが、そういうものの補償というんですか、そういうものについてはどういうような取り扱いになっているかお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) 経済部長。
◎経済部長(小泉光世君) 金額でございますけれども、有限会社ヘルツさんの方には3,094万円、東洋技研さんの方は総額が1億3,389万円なんですけれども、5,000万円を超える部分につきましては単年度5,000万円ずつ払っていくということになっておりますので、今回につきましては5,000万円をお支払いするということでございます。 あと、詳細についての計算明細につきましては、ヘルツさんの方が、土地の方が3,208.50㎡ということであります。金額が1億5,472万5,000円、それに対しての土地の金額の20%ということになります。東洋技研さんの方につきましては土地が8,282.40㎡で、金額が4億4,630万4,000円ということでありまして、これの30%ということになりますので、よろしくお願いします。
○議長(
杉村修一議員)
建設水道部長。
◎
建設水道部長(百瀬文夫君) 耐震改修をお願いして進めていくためには、国だとか県の補助金が当然必要になってくると思いますので、今後その補助等に関しまして県の方へ要望していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
○議長(
杉村修一議員)
笠原征三郎議員。
◆18番(
笠原征三郎議員) 18番 笠原です。 今、2社の細かい内訳もお聞きしたわけなんですが、特に東洋技研さんの方に至っては30%の補助というようなことで、額も1億3,000万円というような大きい額になってくるわけなんですが、私はこれは工業振興の面から別に反対するわけでもなくて、大いに進めていかなければという思いはしているわけなんですが、しかし土地を買って広げて、例えば岡谷市の労働者人口というものですか、そういうものへどう寄与していくかということも含めて、そういうお話や何かあるわけかどうか。ただ条例だけですと、それに伴う規則だけですと、別にそういうものは加味していないわけなんですが、やはりこれだけの多額の補助をしていくとなれば、今の御時世ですので雇用対策というんですか、雇用の面でもやはり私はあるべきではないかと思いますが、その辺についてお聞きしたいと思います。
○議長(
杉村修一議員) 経済部長。
◎経済部長(小泉光世君) まちづくりという部分では工業振興をしていかなくてはならない、それは雇用、そういう部分が多くなって定着するというか、勤労者が岡谷市に定着していくというようなことが大事になってくるということでございますので、そういう部分につきましては、企業さんの方には助成金を出すときにお願いをしているところでございますので、よろしくお願いします。
○議長(
杉村修一議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
杉村修一議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第86号は、お手元に配付してあります議案付託表のとおりそれぞれ所管の委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△散会の宣告
○議長(
杉村修一議員) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 明日8日から11日までは休会とし、12日は午前9時30分から会議を開きます。 御苦労さまでございました。
△散会 午前11時11分...