△日程第13 議案第29号
岡谷都市計画水辺体育地区建築条例
△日程第14 議案第30号 岡谷市
水道事業給水条例の一部を改正する条例
△日程第15 議案第31号
諏訪広域行政組合規約の一部変更について
△日程第16 議案第32号
諏訪広域行政組合の共同処理する事務の変更に伴う財産処分について
△日程第17 議案第33号 平成11年度
市営土地改良事業に要する経費について
△日程第18 議案第34号 平成11年度岡谷市
一般会計予算
△日程第19 議案第35号 平成11年度岡谷市
国民健康保険事業特別会計予算
△日程第20 議案第36号 平成11年度岡谷市
地域開発事業特別会計予算
△日程第21 議案第37号 平成11年度岡谷市
公団分収造林事業特別会計予算
△日程第22 議案第38号 平成11年度岡谷市
交通災害共済事業特別会計予算
△日程第23 議案第39号 平成11年度岡谷市
霊園事業特別会計予算
△日程第24 議案第40号 平成11年度岡谷市
下水道事業特別会計予算
△日程第25 議案第41号 平成11年度岡谷市
老人保健事業特別会計予算
△日程第26 議案第42号 平成11年度岡谷市
温泉事業特別会計予算
△日程第27 議案第43号 平成11年度岡谷市
訪問看護事業特別会計予算
△日程第28 議案第44号 平成11年度岡谷市
駐車場事業特別会計予算
△日程第29 議案第45号 平成11年度岡谷市湊財産区
一般会計予算
△日程第30 議案第46号 平成11年度岡谷市
市立岡谷病院事業会計予算
△日程第31 議案第47号 平成11年度岡谷市
健康保険岡谷塩嶺病院事業会計予算
△日程第32 議案第48号 平成11年度岡谷市
水道事業会計予算
○議長(原宏議員) 日程第1 議案第17号から日程第32 議案第48号までの平成11年度関係議案32議案を一括議題といたします。 この議案はそれぞれの担当委員会に審査付託になっておりますので、各委員長の報告を求めます。 まず、
総務委員会担当議案について、一括報告を願います。 総務委員長。 〔総務委員長
堀内一光議員 登壇〕
◆総務委員長(
堀内一光議員) 25番 堀内一光です。
総務委員会に付託されました議案について、去る3月10日、11日の2日間にわたり委員会を開催し、それぞれ慎重に審査を行いましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。 議案第17号 岡谷市
部課設置条例等の一部を改正する条例については、審査に当たって、社会委員会からの意向を踏まえて審査いたしました。委員の中より、今回の条例改正には消防事務の広域化による改正が含まれており、この広域化は広域連合さらには合併の方向へ進むおそれがあるので、この改正には反対するとの意見がありました。審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第19号 岡谷市
情報公開条例について。 この条例は、国の法律に準拠して作成されたものであり、基本的には公文書の公開について規定したものであるが、第36条には「実施機関の保有する情報が適時に、かつ適切な方法で市民に明らかにされるよう、実施機関の保有する情報の提供に関する施策の充実に努めるものとする」と規定し、公文書以外のものも、大きくとらえて情報の提供に関する施策については、将来に向けて充実に努めていく考えであるとのことでありました。 また、付託前質疑のあったコピーの実費負担については、県や他市の状況を参考として、現在、庁内においても1枚30円をいただいているところから、同額に決めたものである。近隣市町村の状況などを見ながら、今後検討を深める中で見直しをしていく考えを持っているとのことでありました。 以上、2点が付託前の質疑でありましたが、そのほか、知る権利については、法令的な用語として、まだ成熟したものとなっていないので、国の考え方に合わせて条文化しなかったものであり、知る権利を否定するものではないとのことでありました。 第38条の出資法人の情報公開については、出資法人は実施機関に含まれていないので、その法人の判断で公開していくものであるが、市がこの条例の趣旨に沿って、法人にも公開について協力が得られるよう努力していくと努力目標を決めたものであるとのことでありました。 委員より、この条例はさまざまな問題を持つ条例であり、さらに時間をかけて審査をする必要があるとの意見がありましたが、以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第20号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例について、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第22号
岡谷市民総合体育館条例の一部を改正する条例について。 今回の条例改正は、社会体育の振興、1人1スポーツの普及等を目指している市民体育館の新築等に伴うものであり、多くの市民が利用しやすいよう、なるべく低料金で抑えたいとの考え方で、料金を算定したとのことでありました。また、午後の時間の使用区分については、使用の実情に合わせて、昼休みの1時間を料金設定から除外するなどの配慮をしてあるとのことでありました。 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたので、よろしくお願いします。 議案第23号 岡谷市
やまびこ国際スケートセンター条例の一部を改正する条例、議案第24号 岡谷市育英基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例、議案第31号
諏訪広域行政組合規約の一部変更について及び議案第32号
諏訪広域行政組合の共同処理する事務の変更に伴う財産処分について、以上4議案については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第34号 平成11年度岡谷市
一般会計予算について。 平成11年度岡谷市
一般会計予算中、
総務委員会に付託されました部分について、審査の主な点を御報告申し上げます。 歳出について。
総務委員会関係の職員は 203人であり、消防職員の広域消防への派遣、学校職員の嘱託化等により、前年比60人の減であるとのことでありました。 第2款1項3目文書費。
ファイリングシステムについて、本年度は出先機関のシステムの構築を行い、指導や研修を行うための委託料及び関係備品の購入費を計上したとのことでありました。なお、情報公開のためのコーナーは庁舎1階の広報広聴窓口に隣接して設置する予定であるとのことでありました。 第2款1項7目企画費。付託前質疑のありました
国土利用計画岡谷市計画の見直しについては、市計画が市町村の定める基本構想の内容に則したものでなければならないというところから、今回、策定された第3次総合計画の内容に沿って見直しを行うものであり、内容的には人口6万人への設定変更などに伴うもの等が主なものであります。土地利用に関する専門的な部分については業者委託をしていきたいとのことでありました。 第2款1項8目
まちづくり情報費。
世界マリンバフェスティバルへの補助金 1,000万円については、この事業によって岡谷市から芸術としての音楽を世界に発信することができること、またコンクールを通じて、世界各国や国内から集まる審査員、参加者との交流、岡谷太鼓との
ジョイントコンサート、コンクールの一般公開などを通じて、この事業への市民参加ができること等から、音楽活動の振興と岡谷市のまちづくりに資する事業として、この事業に対して補助を行うものであるとのことでありました。 第2款1項9目文化会館費。カノラ少年少女合唱団の海外演奏については、合唱団が結成されて8年を迎え、結成時、最年少の団員が高校を卒業するというような時期になっており、以前より姉妹都市マウント・プレザント市からの誘いもあったところから、今回、団活動の集大成として海外公演を行うものであります。48人が参加して、5月に同市での演奏会を開催し、また学校訪問を通じて、演奏と交流を行うものであります。それらの事業に対して1人10万円、48人分の補助金を計上したものであるとのことでありました。なお、カノラホールの自主事業の内容については、資料№1、平成11年度カノラホール自主事業計画を参照してください。 第2款1項10目童画館費。童画館の運営については、前年度5万人を予定した入場者が、本年度は実績見込みにより2万人を計上したため、 2,040万円の使用料収入の減となったことであります。入場者見込みが予想を下回ったことについては、集客への取り組み方が十分でなかった点があり、今後はイルフの名前を外に知らせていくための積極施策が必要であると考えているとのことでありました。そのため、本年度もさまざまな企画展や特別展を計画的に実施することによって、市民の来館者の増を図り、さらに広域的な集客を図っていきたいとのことでありました。また、この一環として、本年度から日本童画大賞を設け、プロの童画家を目指す人の登竜門とすることで、全国に童画のすばらしさを知らせ、またイルフ童画館に関する情報を発信していきたいとのことでありました。資料№2、平成11年度日本童画美術館管理委託料明細を参照してください。 第2款1項12目財産管理費。複合施設建設基金の積立目標額及び建設予定年次については、現在、庁内プロジェクトチームによって内容を詰めているが、たたき台となる建設事業のめどが出された時点で、財政状況を検討する中で、基金の目標額や建設年次が決定されるだろうと考えているとのことでありました。プロジェクトチームも3年目となるので、基本的なものはできるだけ早目に出していきたいと考えているが、地域福祉のあり方の検討、建設場所等の問題もあり、なおまだ多くの問題が残っているとのことでありました。委員の中より、生涯学習館と総合福祉センターの構想から起算すると、既に10年が経過している。市民要望の強いこの事業を早期に実現するよう努力されたいとの要望がありました。基金については、資料№3、基金調書(補正第12号現在)を参照してください。 第9款1項1目常備消防費。本年度から消防本部が広域消防へ移行することにより、従来の常備消防に関する経費のうち、消防署にかかわる経費については、
諏訪広域行政組合へ署費負担金として支出されるものであるが、その全額が岡谷市消防署に配当され、同署において予算執行されるものであるとのことでありました。本年度の署費負担金の内容については、新規採用職員の初任科教育等の人材養成のほか、消防職員のための環境整備として、仮眠室へ2段ベッドを導入するなどの経費を計上したとのことでありました。 第10款2項1目学校管理費。付託前質疑のあった学校の児童図書費については、小学校が1人当たり 963円、中学校が 1,358円であり、図書費はこれで十分ではないが、今後、さらに充実に努めていきたいとのことでありました。 神明小学校の改築工事については、前年度に耐震診断を実施した結果、震度5ぐらいの地震には耐えられる基礎であるとの結果が出たので、骨組みを残して、大規模改修に踏み切ったとのことでありました。また、低学年棟の改修は、屋根、天井、床、壁、窓、照明器具、給排水設備等の大規模改修を行うほか、便所の改修も行うものであるが、給食室は衛生面の改善を初め、作業環境整備のため、調理器具の移設、壁、天井、照明器具等の改修を行うものであり、前年度に実施した岡谷小学校や湊小学校の給食室の改修と同程度の改修を考えているとのことでありました。 読書指導員の主な業務については、図書の受け入れ、館内の整備、蔵書の点検、読み聞かせ、読書の相談、あるいは学校図書館の情報化の地域指定に伴う図書目録のデータ化、またこれらの補助、この辺を主にお願いしていきたいと考えているとのことでありました。また、調べ学習において学級担任の補助等もお願いしていきたいとのことでありました。人選については、今のところ司書、教職員の経験者、読書指導のベテラン等の中から適任者を公募により採用していきたいとのことでありました。 第10款3項1目学校管理費。中学校の心の教室相談員は、前年度では補正予算によって対応したが、本年度は年間を通じて各学校に配置し、子供の悩み相談、地域と学校の連携支援、学校の教育活動の支援等を行うが、スクールカウンセラーについては、事務局費に1名が予算計上されており、全小中学校を対象にして、子供たちへのカウンセリングや教職員、保護者へも指導助言を行うことのできる専門的な知識経験を有する臨床心理士を配置するとのことでありました。 第10款4項2目公民館費。委員から、公民館利用者にはお年寄りが多く、3階まで上りおりするのに大変な場合があるので、現時点での改修を考えているか、また、公民館活動は一層盛んになっているが、支館も含めて改修、新築等の計画はないかとの質問が出されましたのに対して、岡谷市の生涯学習館のあり方について、十分な要望も勘案する中で、福祉とあわせて岡谷市独自の複合館づくりをしていきたいと考えている。公民館は毎日大勢の市民が利用している施設であるが、現時点ではエレベーターを設置することは考えていないとのことでありました。 第10款4項6目図書館費。付託前質疑のあった図書館ネットワークシステムについて、賃借料の中のソフトウエアにかかわる部分は平成10年度で終了し、また平成11年度ではソフト、ハードがすべて終了するので、平成12年度からは維持管理費として一定の経費がかかるだけであるとのことでありました。また、図書館のネットワークシステムについては、単に図書の貸し借りをするためのシステムではなく、高度な広域住民サービスと図書館の業務を効率的に行うことを目的にしており、地域住民にとっても、図書館側にとっても大きなメリットがあるシステムであるとのことでありました。 第11款1項1目元金。公債費の元金償還については、前年度に比べて約1億 8,000万円が増加しているが、増の主な理由は、平成7年度に借り入れした中央町開発関連の道路関係、ロマネット、学校整備の起債の元金償還が本年度から始まるためであるとのことでありました。本年度の起債は、借入額も償還額も 156ページの地方債の調書にあるとおり、それぞれ約15億円くらいとなり、今後の実施計画等の計画の中では現在の起債残高がピークではないかと考えているとのことでありました。 歳入について。 市税は、積み上げの結果、平成10年度最終見込みに比し、 3.3%、2 億 6,850万円減の77億 8,000万円を計画額としているが、当初予算額は留保財源2億円を除く75億 8,000万円の計上となり、前年度当初予算計上額に対する比較では 0.5%、 4,000万円の減となっております。 個人市民税については、景気の停滞、先行きの不透明感が強まる中にあって、給与、事業所得の伸びが小さく、加えて恒久的減税が実施されるという中で、平成10年度最終見込み額に対して 7.9%減の計画をし、そのうち1億円を留保し、当初計上したものであります。 法人市民税については、やはり長期にわたる景気低迷の中、全体として業績が減少している企業が多く、本年度は、主力である製造業のうち、精密機械器具等の減収が懸念されるほか、法人基本税率の引き下げによる減少があるところから、平成10年度の最終見込み額に対して14.3%減の計画をしたとのことでありました。 固定資産税では、土地については引き続き負担調整措置がとられるため増となる分があり、また家屋については新・増築家屋による増等を勘案する中で、平成10年度最終見込み額に対して 1.8%増を計画し、そのうち1億円を留保し、当初計上したとのことでありました。 そのほか、各税目については、実績等を勘案して計上したとのことでありました。 第8款1項1目地方特例交付金。この地方特例交付金は、本年度、恒久的減税が行われることへの対応として創設されたものであり、岡谷市の減税分4億 8,500万円は、この地方特例交付金と住民税等減税補てん債及び市たばこ税への国からの税源移譲分によって補てんされるものであるとのことでありました。 第9款1項1目地方交付税。地方交付税については、実際の算定をしてみないとわからないという部分が大きい中で、前年度実績見込み及び地方財政計画等を勘案して、前年度比12.4%増を計画し、そのうち4億円を留保し、当初計上したとのことでありました。 第12款4項7目教育使用料。スケート場使用料について、昨年度より 204万円の減になっているが、これはオリンピックが終了して、エムウエーブがシーズンを通して開放できることになったため、各種の大会がエムウエーブで行われるようになり、減となったとのことであります。この利用者減の対策について、本年度はスポーツタウン事業などによってスケート事業の振興に努め、また諸行事を計画する中で、市民や近隣の人たちにも積極的にスケート場を使っていただくための努力をしてまいりたいとのことでありました。 予算書、第1条第1表歳入歳出予算中、第2条第2表債務負担行為中、第3条第3表地方債中の担当部分、第4条、第5条については、別段異議がありませんでした。 以上の
一般会計予算に対しての意見を申し上げます。 厳しい財政状況ではあるが、第3次総合計画を具体化するために、予算編成の大要の中で示された6つの方針を基本として、積極的な予算編成を進め、特に神明小学校校舎改修事業や学校図書館活性化事業、カウンセリング体制の整備等は、積極的な対応が伺える予算である。また、体育館の使用料についても、できるだけ使いやすい料金設定の配慮がされているという点など、本予算を評価するものである。今後は、さらに市民が一番何を望んでいるかについて、一層の検討をお願いしたい。また、予算の執行に当たり、実施できるものはできるだけ早く実施するようにお願いして賛成をするとの意見がありました。 一方、本年度の予算は、スクールカウンセラー等教育関係予算については評価するが、アイスアリーナ建物等購入費の1億円、やまびこスケートの森への貸付金などの予算が含まれているのに加えて、複合館の将来的見通しがなかったという点、また
総務委員会関係の歳入の中で 1,200万円を超える消費税が入っている等の点から、本予算には反対するとの意見がありました。 以上、審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第45号 平成11年度岡谷市湊財産区
一般会計予算については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(原宏議員) 次に、社会委員会担当議案について、一括報告を願います。 社会委員長。 〔社会委員長
田中親雄議員 登壇〕
◆社会委員長(
田中親雄議員) 21番 田中親雄でございます。 社会委員会に付託されました議案について、去る3月10日、11日の2日間にわたり委員会を開催し、それぞれ慎重に審査を行いましたので、その経過並びに結果について報告いたします。 議案第18号 岡谷市
在宅介護支援センター運営協議会条例、議案第21号 岡谷市病院事業の設置等に関する条例及び
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例、議案第25号 岡谷市
福祉事務所設置条例の一部を改正する条例、以上3議案については、審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第26号 岡谷市
在宅介護支援センター条例について、審査の主な点を御報告いたします。 今回の在宅介護支援センターについては、介護保険制度にも対応できる在宅介護支援の総合相談窓口として設置するものであり、市内に単独型の在宅介護支援センターはないが、将来設置する必要が生じた場合、基幹的在宅介護支援センターがないと単独型の設置ができないため、将来を見通す中でそうしたものに対応できるよう設置するものであるとのことでありました。審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第34号 平成11年度岡谷市
一般会計予算中、社会委員会に付託された部分について、審査の主な点を御報告いたします。 歳出について。 介護保険制度の対応について、平成12年4月からの保険給付開始に先立ち、平成11年6月には事業者の指定、10月には要介護認定が始まることになるため、民生費、衛生費で相当額の予算を計上しているとのことでありました。この制度の円滑な導入に向けて介護保険室を設置、介護保険担当と給付管理担当の2担当に職員14名を高齢者福祉課と兼務で配置し、組織体制の確立を行い、準備に万全を期するとともに、介護支援専門員等の人材の育成、在宅複合型施設「ウェルハートおかや」のオープン、また岡谷病院に在宅介護支援センター、療養型病床群を開設するなど、介護サービス機関の整備を積極的に推進していくとのことでありました。また、本年度は介護保険事業計画の策定、老人保健福祉計画の見直しの年でもあるので、これらにも対応していくとのことでありました。 第2款1項12目財産管理費25節積立金中、生涯学習館・総合福祉センター複合施設建設基金積立金について、委員から、複合館をどう位置づけしていくかいろいろ検討されて、よりよいものをつくりたいということは理解できるが、高齢化が進んでいる時代の流れの中で、慎重な中にも敏速に対応されたいとの要望がありました。 第2款1項15目公害調査費、環境基本計画等策定委託料について。平成10年度からの継続事業であり、本年度は報告書の作成、計画案のまとめ等を行うとのことでありました。環境基本計画の素案がまとまった段階で、広報や説明会等、多様な方法を使い、市民の声の反映に努めたいと考えており、環境審議会へは6月末ころを目途に諮問していきたいとのことでありました。 第2款1項21目災害対策費、看板等作成委託料について。災害発生時に住民の混乱を防ぐため、地域別の避難場所を事前に周知しておくための表示板を作成設置するとのことでありました。防災用備品については5カ年計画により備蓄を行っていくが、本年度は機材関係の備品とパック入り毛布、ブルーシート等の消耗品を購入する予定であるとのことでありました。 第2款3項1目戸籍住民基本台帳費、戸籍電算化業務委託料について。戸籍事務の電算化は平成13年度の稼働を予定しているが、本年度は戸籍情報システムに戸籍データを入力するためのマイクロフィルム撮影を委託するとのことでありました。 3款1項1目社会福祉総務費、福祉タクシー委託料について。本年1月から利用券の改善を行っており、今後については、福祉タクシー制度は守ってほしいとの意見を踏まえ、さらに改善を加えていきたいとのことでありました。 地域福祉社会推進事業負担金については、社会福祉協議会と連携をとりながら、ボランティアセンター機能を拡充し、地域住民とのネットワークを構築しながら、だれもが進んで参加できるような住民参加型の地域福祉サービス体制を推進する事業であり、介護保険制度を補完できるような地域福祉社会を構築していきたいとのことでありました。 岡谷市社会福祉協議会補助金について、地域福祉を推進する立場では、行政と社会福祉協議会は車の両輪の関係にあるが、ホームヘルプサービス事業については、介護保険制度のもとでは社協も介護報酬という枠の中で一事業者として運営していかなければならない状況になるとのことでありました。 3款1項2目心身障害者福祉費について。本年度、新たに特殊寝台車利用の補助制度を導入するとのことでありました。また、例年行っている事業を継続し、各種大会への補助金や後援会への手話通訳者、筆記要約者の派遣等も行っていくとのことでありました。ノーマライゼーションについては、福祉担当者だけではなく、全庁的に常に念頭に置いて取り組んでいくとのことでありました。 3款1項3目高齢者福祉費、デイサービスセンター整備事業費について。この整備事業は、岡谷市老人保健福祉計画に基づき、在宅福祉の総合的な拠点として、デイサービスセンター、ショートステイ、在宅介護支援センター、ヘルパーステーション等の在宅複合型施設として実施するもので、介護保険にも対応できる施設であり、介護保険制度になると、介護報酬で運営することから、民間活力導入により、より効果的な財政運営を推進するため、市の直営でなく、社会福祉法人有倫会に運営委託していくものであるとのことでありました。総事業費は借入金、利息等も含め7億 5,416万 6,000円であるとのことでありました。委員から、新規の施設であり、また住民要望の高いものであるので、デイサービスセンターが当初の運営委託から、制度の切りかえで平成12年度から介護報酬で運営することになるため、十分な対応をされたいとの要望がありました。 寝たきり老人等家庭介護者慰労金について。平成10年度の支給実績は寝たきりが 242名、痴呆が44名、計286 名であり、支給額は 2,524万円であるとのことでありました。 老人保健福祉計画作成事業委託料について。介護保険事業計画にあわせて平成11年度に見直しをするものであり、福祉の問題、保健の問題等を見直し、新たな目標を策定していくものであるとのことでありました。 3款1項10目在宅介護支援センター費について。岡谷市在宅介護支援センターを岡谷病院に設置するに当たり、看護婦宿舎の改修費と管理運営費を計上したとのことでありました。 4款1項1目保健衛生総務費、諏訪赤十字病院支援事業補助金について。諏訪赤十字病院は、赤十字の名のもとに医療事業を初め、血液事業、災害救助活動などを行っており、これらの特殊性があり、諏訪広域圏ただ一つの災害拠点病院であること、また県内でも日赤病院が新築・増改築をした際には、周辺市町村で支援しており、諏訪広域圏でも各市町村とも支援するなどの理由から支援するものであるとのことでありました。 全体の資金計画は 201億 6,000万円で、このうち国・県補助金が20億 100万円であり、諏訪市が44億 1,700万円、茅野市が2億円、下諏訪町が 7,000万円、富士見町と原村が合わせて 4,000万円を支出するとのことでありました。なお、岡谷病院に対する支援とは性格も異なるものであり、切り離して検討してきているとのことでありました。 精神障害者社会復帰訓練事業補助金については、県の補助金交付要綱の正式名称であり、歳入、歳出とも同じ名称で使っているもので、下諏訪町からの負担金も同様の名称であり、県への補助申請の際には予算書の写しを提出するため、県の補助要綱と同じ名称を使ってきたとのことでありました。 岡谷つばさ共同作業所については、県の障害者等共同作業訓練事業の適用を受けており、歳入は、県の補助事業名を使っているが、歳出は、民間の岡谷つばさ共同作業所と市が設置して運営を委託している福祉作業所があるため、明確になるように施設名を使用して区分していくとのことでありました。 4款2項2目塵芥処理費、運転管理業務委託料について。清掃工場の焼却処理体制は現在2班体制で行っているが、遅番について委託するものであり、運転管理専門業者にマニュアルにより委託していくとのことでありました。また、委託業務については、全庁的に今後も広い範囲で行われていくと考えているが、委託する場合のマニュアル等を検討課題としていきたいとのことでありました。委員から、委託については効率性を上げるためには行っていかなければならないが、行政がきちんと押さえるべきところは正規職員が対応しないといけない。何をチェックし、何を管理監督するかということを委託業務にあわせてマニュアル化されたいとの要望がありました。 ダイオキシン類削減対策事業費については、今の清掃プラントの処理能力を把握し、プラントの能力に合ったダイオキシン削減対策を検討し、設計等の費用算定を行い、国庫補助申請を行っていくとのことでありました。 4款3項1目病院会計支出金、市立岡谷病院事業会計負担金について。療養型病床群の転換に伴う負担金を計上したとのことでありました。 歳入について。 11款2項1目民生費負担金、5節保育所費負担金について。保育料は国の基準の1年おくれを採用しており、本年度は10階層から7階層に区分の変更がされているが、母子世帯等への軽減措置や固定資産税による階層認定基準の廃止など、低所得者層への配慮がされているとのことでありました。委員から、子育て支援として、保育料の面でも国の基準の一年おくれを行わず、据え置きにしてもよいのではないかとの意見がありました。また、低所得者層で値上げ幅の大きい階層では、保育料を納められない世帯がふえてくる心配があるので、軽減措置等十分な対応をされたいとの要望がありました。 第12款1項2目民生使用料2節保育所使用料について。長時間保育児童使用料は、人件費相当額を基準に算定しており、利用時間はそれぞれ違っているので、その時間に応じた使用料をいただくことを原則としているとのことでありました。委員から、少子社会であるので、利用者の生活状況を見ながら、子育て支援を手厚くしていってほしいとの要望がありました。 第1条第1表歳入歳出予算中、第2条第2表債務負担行為中及び第3条第3表地方債中、担当部分については、特段異議がありませんでした。 委員からの意見として、県下一の福祉都市を目指すと市長が言われて市政を担当し、4年になろうとしているが、介護慰労金については、制度の変わり目の中で新たな増はないという点、保育料も毎年値上げが行われ、少子化のための子育て支援になる予算とは思えない点、障害者福祉については、つばさ共同作業所、ひだまりの家等の補助金について、独自の上乗せ、増額も見られない点は非常に残念であり、以上の点を指摘して、本予算に反対するとの意見がありました。 一方、市民生活の安心・安全・安定のために施策を具現化しており、環境に関する総合的な推進、ガラス瓶の分別回収の実施、防災体制の強化等について施策が具体化しているので、ぜひ工夫をした取り組みをお願いする。また、介護保険制度の実施を目前に控えて、体制整備が急務であり、熱心な取り組みがされているが、特に在宅複合型施設に民間活力の導入ということで、この意義や役割を果たせるよう行政の支援をお願いする。あわせて福祉が互助の精神の上に立ち、市民の参加を得て、地域福祉を進めていくことが大きな課題であり、全庁挙げて取り組まれたい。さらに、それぞれの担当部署における事業推進に当たっては、市民の視点を基本にして計画遂行、事業遂行に当たっていただきたいということを要望し、賛成するとの意見がありました。 以上、社会委員会に審査付託されました部分については、審査の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第35号 平成11年度岡谷市
国民健康保険事業特別会計予算について、審査の主な点を御報告いたします。 本年度は予算規模32億 6,600万円で、対前年比 6.5%の増になっており、保険給付費は22億 2,631万 2,000円で、対前年比 7.2%のアップを見込んでいるとのことでありました。 保健事業については 3,593万 9,000円、対前年比18.9%のアップと積極的な取り組みをしており、特に健康指導事業については 1,721万 5,000円を計上し、総合健康指導事業としてコンピュータの健康診査等を実施するとのことでありました。 平成10年度の決算見込みについては、平成9年度末基金の保有高は約4億 7,000万円であり、繰越金が2億6,700 万円ほどあったが、9月までの上半期の診療分で医療費が 7.7%の増、冬場へ来てインフルエンザの流行などがあり、今後の国保税の収入確保、国の調整交付金が未確定であるため、見通しすることは極めて難しいが、単年度収支では相当の赤字が出る見込みであり、前年度からの繰越金がどのくらい残るかというような状況であるとのことでありました。 基金については、国・県等の指導において、保険給付費の3カ月分くらいは必要だとしており、県下17市の平成9年度末における基金の平均保有額は4億 3,800万円であり、この額に比較しても多い額ではないと考えているとのことでありました。 国保税については、平成12年度から始まる介護保険において、国保医療費で支払いをしている部分で、介護保険へ回るものが出てくるが、その動向もどのようになるのか見きわめができない状況にあるので、今後の情勢を見ながら検討していく必要があるとのことでありました。 委員から意見として、国保は構成そのものが高齢者、低所得者の加入割合が多い中で成り立っており、医療費負担も大きいため、安心して医者にかかることができない。また、国保税についても、基金を有しているので、それを大胆に入れて引き下げてほしいと言ってきたが、その要望が入れられない段階で、本年度も同じような形で予算編成がされているので、反対するとの意見がありました。 一方、地方分権が進み、地方独自でできる施策もかなりあるので、本当に困っている人たちに温かい手を差し伸べられるような施策を国保税の面からも配慮されることを要望し、賛成するとの意見がありました。 審査の結果、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第38号 平成11年度岡谷市
交通災害共済事業特別会計予算について、審査の主な点を御報告いたします。 共済の加入率は年々低下の傾向にあり、あらゆる機会をとらえて加入率向上に努めており、見舞金の給付内容もこれから検討していくとのことでありました。また、本年度は、20人以下の会社約 1,000社に加入促進通知を出したり、説明に行きたいと考えており、さらにアンケートも行い、意見をいただく中で検討し、今後の対応をしていきたいとのことでありました。委員から、加入率の低下は時代の流れであり、この制度を時代にマッチした形で見直しをする時期に来ている。ぜひ見直しをして、今のニーズに合ったような制度にされたいとの要望がありました。審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第39号 平成11年度岡谷市
霊園事業特別会計予算、議案第41号 平成11年度岡谷市
老人保健事業特別会計予算、議案第43号 平成11年度岡谷市
訪問看護事業特別会計予算、以上3議案については、審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第46号 平成11年度岡谷市
市立岡谷病院事業会計予算について、審査の主な点を御報告いたします。 病院を取り巻く医療環境は大変厳しいものがあり、収入の基礎となる診療収入は、国の定める診療報酬基準により厳しく抑制されているが、人件費及び物件費などは毎年高騰して、病院経営を圧迫している状況であるとのことでありました。このような中で平成10年度において民間コンサルタントによる経営診断を受け、平成11年度の予算編成に当たっては、経営診断を通じて指摘された内容について予算に反映するとともに、現在の病院が置かれている状況を勘案し、平成12年4月から施行される介護保険法への対応を加味する中で、実行可能な収支均衡予算の編成を行ったものであるとのことでありました。また、今後とも市民病院として、患者サービスを第一に考えての病院経営を目指して、職員一丸となって努力していくとのことでありました。 患者数については、入院患者は前年同様の1日平均 250人で、年間延べ9万 1,500人を見込み、外来患者は前年比20人増の1日平均 790人で、年間延べ21万 4,090人を見込んでいるとのことでありました。入院患者は前年同数であり、日数が1日増により、年間延べ患者は 250人の増であり、外来患者は昨年12月の実績が1日平均 795人であり、平成11年度は諏訪日赤の新築オープンによる減と神経内科の増等を含めて検討し 790人を見込んだとのことでありました。 平成10年度に実施した経営診断を通じ、本年度予算に反映した点については、患者数及び収益の確保では、入院は患者1日平均 250人、診療単価は2万 7,000円で、前年比 300円増で設定したが、これについては経営努力をしていく。また、外来は1日当たり 790人、診療単価は 7,750円で、前年比 500円の減であるが、見直しを行って実効予算で設定したとのことでありました。 療養型病床群の病棟整備では、病床利用率アップ、将来の人件費削減、平成12年度からの介護保険をにらむ中で、一般会計の負担により、南2病棟を転換整備していくとのことでありました。 各種指導料、管理料の適正確保では、指導料、管理料の適正な確保に努め、診療単価アップにつなげていきたいとのことでありました。 院外処方せん発行による薬価差対策では、昨年11月から院外処方せんの発行を開始したが、平成11年秋ごろまでに発行率を30%に上げていきたいが、予算の中では薬の購入については平均15%減で計上しているとのことでありました。 北病棟談話室の改修では、患者サービスの向上を図るために談話室を改修し、喫煙室と禁煙室の分離を図っていくとのことでありました。 電算システム更新や医療機器充実による医療水準向上では、医事の電算システムの更新とMRIの機能整備による処理件数の大幅増、画像の鮮明度アップを図っていくとのことでありました。 経営診断については、本年度も引き続き委託し、追跡調査等を実施するなど、改善計画が実行できるような体制を取っていくとのことでありました。 療養型病床群について。主として長期にわたって療養を必要とする患者を収容するものであり、一般病棟のうち慢性期疾患の患者が長期にわたり入院療養できる病院の病床ということで、県の許可をとっていくものであるとのことでありました。平成12年度からは介護保険が適用されるが、療養型病床群が介護保険適用ということになると、制度的には介護保険適用の療養型と従来どおりの医療保険適用の療養型の2つに分かれてくる。岡谷病院として、療養型病床群をどうするかについてはまだ確定していないが、市で整備費を負担していることからしても、介護保険適用を考えているとのことでありました。療養型病床群を導入した場合における収支については、介護報酬がまだ決まっていないので、試算は難しいが、現行の療養型の制度で試算すると48床のうち90%患者が入れば採算がとれるのではないかと考えているが、実際に患者が入らないと、診療の内容がわからないため、現段階での収支についての試算は難しいとのことでありました。 医療スタッフの充実について。医師については、整形外科医を本年1月に1名補充しており、内科の医師も本年常勤が1名の増となり、精神科の医師についても確保に努めていくとのことでありました。看護婦については、現在は看護学生が2学年在学しているので、その間はよいと考えており、その後については募集要項を作成し、各方面へ働きかけを行い、確保に努めていくとのことでありました。 委員からの意見として、国の医療費抑制で大変厳しい環境の中で、民間コンサルタントの経営診断を受け、経営改善に向けて努力されているが、専門家のチェックや指摘の中身も考慮に入れながら、市民にとってどうかを十分研究して進められたい。また、医師を初めスタッフの納得や合意も考慮に入れていかなければ、市民サービスに影響してくるので、今後、経営も好転し、サービスも低下しないような努力をされることを要望し、賛成するとの意見がありました。また、大変苦しい経営状況の中、関係者の経営改善や新しい事業を入れるという積極的な努力も見られるので、今後に期待し、賛成するとの意見がありました。 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第47号 平成11年度岡谷市
健康保険岡谷塩嶺病院事業会計予算について、審査の主な点を御報告します。 近年の医療状況については、診療報酬制度、薬価基準制度、医療提供体制の改定等、非常に複雑になってきており、その中で経営面に関してもかなり厳しいものが出ているが、良質の医療を提供すべく、職員一丸となって頑張っているとのことでありました。 患者数については、入院患者は1日平均 168人で、年間延べ6万 1,488人、外来患者は1日平均 300人で、年間延べ8万 1,300人といずれも前年同数を見込んでいるが、大変厳しい情勢の中で患者確保については、良質な医療、インフォームドコンセント等を中心として、医師、看護・技術・事務職が一体となって努力していくとのことでありました。 施設・医療機器の整備については、本年度、2000年対応を含めた医療電算システムの更新と一般の医療機器を合わせて1億円を予定しているとのことでありました。また、国費での整備については、国の健康保険事業が赤字であり、ここ数年、施設建築関係の予算は全国的にも全くなかったが、平成10年度ではA棟の改修工事に 4,000万円余、胃及び気管支ファイバースコープ3台で 700万円余いただき、本年度についても引き続き施設整備、医療機器関係の経費を要求していきたいとのことでありました。 看護婦の確保については、この2年間はよいが、3年目以降は募集していかなければならないので、本年度に看護学校へ進む学生を対象に奨学金を貸与するなど、引き続き看護婦確保に努力していくとのことでありました。 岡谷病院の経営診断については、自分たちのこととしてとらえ、院内会議等を通じて検討し、見直すべき点は見直していきたいとのことでありました。 委員からの意見として、医療環境が大変厳しい中で、さまざまな面で努力され、体制整備をされている点については感謝を申し上げる。しかし、国費により経費負担が軽減されている部分もあり、厳しさは岡谷病院と同様である。岡谷病院がいろいろな施策を講じてやっているので、それらを参考にして、なお一層の努力をお願いし、賛成するとの意見がありました。 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(原宏議員) 暫時休憩いたします。 午前10時35分 休憩
-------------------- 午前10時46分 再開
○議長(原宏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 経済建設委員会担当議案について、一括報告を願います。 経済建設委員長。 〔経済建設委員長 林 稔議員 登壇〕
◆経済建設委員長(林稔議員) 26番 林 稔です。 経済建設委員会に付託された議案について、去る3月10日、11日の2日間にわたり委員会を開催し、それぞれ慎重に審査を行いましたので、その経過並びに結果について御報告いたします。 議案第27号 岡谷市
勤労青少年ホーム条例及び岡谷市
勤労会館条例の一部を改正する条例、議案第28号 岡谷市
農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例、以上2議案については、審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第29号
岡谷都市計画水辺体育地区建築条例。 地区内の地権者の中に早期に移転を望んでいる人がいる。岡谷湖畔公園の事業化前に先行取得する考えはないか。また、新体育館ができ、駐車場が不足すると思われるし、体育地区にふさわしい整備をすべきと思うが、審査されたいとの付託がありました。 当局からは、地権者等には岡谷湖畔公園の計画決定をした際、事業化のときにはお願いする旨了解をとっている。他の事業においても、先行して取得することはしていないので、ここも先行取得する考えは今のところはない。また、体育施設を特化しようとする地区であるが、岡谷湖畔公園事業でやるのか、教育委員会の計画で整備していくのか、調整が必要であり、今後のことになるとの答弁がありました。 委員から、具体的計画を早期に立て、地権者等の意向に添えるような対応をお願いするとの要望もありました。 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第30号 岡谷市
水道事業給水条例の一部を改正する条例。 今回の料金改定は平均9.80%のアップで、基本料金、水量料金の比率を前回と同様4対6とし、改定期間は平成14年3月までの3カ年とするものであり、現行料金のままでいけば、収益的収支で2億 7,090万 5,000円の赤字となるため、この収益的収支予算の不足分を値上げしたいものであるとのことでありました。 本会議で、小口利用者の料金が抑えられないか審査されたいとの付託がありました。当局から、メーター口径13㎜の利用者が93.4%を占めており、基本料金はここのところである程度見てもらわなくてはならず、また日本水道協会の答申に経営安定のため基本料金と水量料金の比率は5対5が望ましいとされる中、岡谷市は4対6とするなど配慮しているとの答弁がありました。 建設改良事業のうち、長地配水池移転工事については、国道20号バイパス予定地に当たるため、移転させるものであるが、現配水池の上方の宅地化が進み、現在ポンプアップしている状況であり、また他の配水池からの給水ができないことから、自然流下できるように山側に移設し、規模も貯水量 800立方メートルにしていきたいとのことでありしまた。既設は 365立方メートルであります。 次に、意見について報告いたします。下諏訪ダム取水を踏まえ、管網整備検討費用として 900万円が計上されており、この計画には反対の立場であること。また、3年前、料金値上げを見送った点は評価するが、今回9.8 %の値上げであり、不況下に市民に与える影響が大きいことから賛成できないとの意見がありました。 一方、この間、水源改良、水質汚染対策を積極的にしてきており、今回の値上げはやむを得ないものと考える。一層経常経費の削減に努め、また産業振興に資するための対策をお願いし、賛成するとの意見がありました。 審査の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第33号 平成11年度
市営土地改良事業に要する経費について、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第34号 平成11年度岡谷市
一般会計予算中、経済建設委員会に付託された部分について、審査の主な点を御報告申し上げます。 歳出。 第4款4項1目水道用水供給事業費。平成11年度のダム事業の総額は1億 8,000万円で、その主なものは、ダム用地取得費で1億円、つけかえ道路補償費で 3,600万円、遺跡の調査費で 3,690万円であるとのことでありました。 第5款1項1目労政費。平成11年4月から介護休業が事業主に義務づけられることに伴い、岡谷市勤労者生活資金融資制度に介護休業者に対する生活資金融資を新設するため、労働金庫預託金を 500万円増額計上したとのことでありました。内容は、限度額を 100万円とし、償還は休業終了後5年間で行い、利子は現在、労金と調整中であるが、1 %にしたいとのことであります。また、一般生活資金、教育資金の利子もそれぞれ 0.1%引き下げるよう調整しているとのことでありました。 第6款1項3目農業振興費。地域農業活性化事業として、引き続き樋沢農業活性化事業、駒沢地区の農村高齢者活動促進等のための事業補助金を計上したほか、平成11年度新規に農協が行う農業用廃プラスチックの集団回収事業に対し、事業費の3分の1を補助してまいりたいとのことでありました。 第6款2項2目林業振興費。里山活性化対策事業については、平成11年度、市単事業として引き続き横川区民、上の原小の児童を対象に里山に親しむ事業展開を図ってまいりたいとのことでありました。 第7款1項2目商業振興費。商業振興について。岡谷市商業振興ビジョン推進のため、販売促進活動事業として 600万円の増額計上をしたほか、新規に各商業会の街路灯電気料の助成を行い、販売促進活動を支援してまいりたいとのことでありました。 工業振興について。まず、受注対策としては、広域営業開拓のためのツールとして、企業紹介CD-ROMの内容を一新させ、市内企業や商工会議所と協力し 3,000部を作成し、新規成長産業分野からの受注拡大を目指したいとのことでありました。 (仮称)産業活性化センターについて。中小企業経営技術相談所の機能を中心に、技能、技術者育成の場を含め、工業振興に必要な活動を行い、21世紀にふさわしい企業体質への転換等市内工業の活性化を図るための拠点としたい考えであり、工業会や商工会議所と連携して、施設の立地、施設概要、運営内容等の調査検討を深めるため、調査費を計上したとのことでありました。 創業者支援事業について。創業者の営業開拓を支援するため、新規に創業10年未満の中小企業者が官公庁や公的機関の主催する展示会へ出展する際の経費助成として、補助率2分の1、限度額1社30万円、3社分を計上したとのことでありました。 国際規格登録支援について。国際規格ISO9000シリーズ、14000シリーズ取得は、国内競争力、海外取引の円滑化に役立つとともに、資格取得への取り組み自体が経営体質の強化等につながることから、企業の関心が高く、平成10年度当初予算の倍額 600万円を計上したとのことでありました。委員会では、不況下においては受注開拓が一番の関心事である。市の一層の積極的対応を要望しました。 第7款1項3目中小企業経営技術相談所費。平成10年度中小企業事業団の委託事業として採択されたコーディネート活動支援事業を引き続き行うが、特にインターネット受発注実証実験事業については、新規に25社を加え50社により行いたいとのことであり、また市内企業の情報化対応の支援を積極的に進めるため、高度情報化アドバイザーの委嘱をしていきたいとのことでありました。 第7款1項4目中小企業金融費。資金融資総枠では2億円増額となるが、実績、要望等勘案して、経営安定資金を倍額の5億円にし対応していきたいとのことでありました。また、利子補給についても、関連倒産防止資金は、貸し付けの日から2年まで 1.5%であったものを、貸し付けの日から1年まで2%、1年を超え2年まで 1.5%に変更し、また商業近代化資金についても、貸し付けの日から2年まで2%、2年を超え10年まで1%であったものを、2年まで2%、2年を超えて5年まで 1.5%、5年を超え10年まで1%に変更し、利子補給の充実を図ったとのことでありました。 経済建設委員長報告資料№1、平成10年度岡谷市制度資金融資あっ旋目標額を参照していただきたいと思います。 関連して、平成10年度の融資あっせん状況等の報告がありました。市の制度資金は3月1日現在で 196件、11億 8,855万円、県の制度資金は 171件、17億 8,695万円であり、政府が債務保証する中小企業信用保険法第2条3項6号による融資の認定件数は 541件、 113億 2,870万円であるとのことでありました。 第7款1項6目蚕糸業対策費。新規に、シルク産業の振興を図るため、岡谷絹ブランド推進事業の予算を785 万 2,000円計上したが、これは国の養蚕ブランド産地活性化対策事業の採択を受け、上伊那農協等と連携して、県内産の繭を使い、岡谷市が絹のオリジナルブランド製品の開発等を行う事業で、岡谷市、商工会議所、蚕糸・昆虫農業技術研究所、県情報技術研究所、シルク岡谷ふるさと産業研究会等による岡谷絹ブランド推進協議会を設立させ、これに補助していくものであります。具体的には、シルク岡谷ふるさと産業研究会にブランド化製品開発事業を委託するほか、販路開拓、販売促進活動、機織機等条件整備を行い、事業の総額では 1,254万 1,000円になるとのことでありました。 第8款1項2目路線管理費。4月1日から供用される駅前自転車駐車場の管理を振興公社に委託するため1,374 万 9,000円を計上したとのことでありました。 第8款2項2目道路維持費。冬期道路管理については平成10年度見直しを行い、除雪62路線、約50㎞、融雪44路線、約37.9㎞に拡大し、平成11年度はこの見直しによる予算を計上したとのことでありました。 第8款2項3目道路新設改良費。道路整備5カ年計画は、地域の活性化のための道づくり、安全でよりよい生活環境の確保、国道20号バイパスに関連した道づくりを3本の柱として進めていく考えで、初年度に当たる平成11年度は、地域の活性化の道づくりとして、地区道路の新設、拡幅を17カ所。安全でよりよい生活環境の確保として、側溝の整備55カ所、側溝の有蓋化4カ所、舗装の改良23カ所、その他6カ所の88カ所。国道20号バイパスに関連した道づくり5カ所の整備を行うとのことでありました。これにより、対前年比78%の予算増になります。東町線暫定整備は1億 8,150万円の予算で、平成11年度は用地買収と5件の補償を予定し、平成13年度の供用開始を目標としているとのことでありました。 第8款4項1目都市計画総務費。都市計画マスタープランについては、11月末を目途に都市計画審議会に諮問し、答申後、ダイジェスト版を作成し、各戸配付したいとのことであります。 県事業の都市計画街路については、平成11年度、田中線は、事業費 6,000万円で、市負担金 600万円。岡谷茅野線は、事業費1億 5,000万円で、市負担金 1,500万円。岡谷川岸線は、事業費2億円で、市負担金 2,000万円。下辰線、中村でありますが、事業費 1,800万円で、市負担金 270万円であるとのことでありました。 市の施設建築物監理についての考え方が示されました。従来は、各担当課において監理してきましたが、建設部都市計画課に施設監理の部署が設けられたことから、今後はここで一元的監理を行っていくことになり、施設建築物の良好な設計監理を図っていくことにするものであるとのことであります。 第8款4項2目街路事業費。東中央通り線については、引き続き用地買収、移転補償、調査委託を行うとのことでありました。今井線については4億 6,869万円の計上であり、国道20号バイパスの工事用道路として使用することになるため、国道事務所との協議では、平成11年度末までに支障家屋の除去と道型をつくっていくことになっており、この予算で用地買収及び移転補償を完了し、一部道路築造を行うことになるとのことでありました。 第8款4項3目区画整理事業費。駅南土地区画整理事業は、平成11年度予算で進捗率は事業費ベースで約70%に、長地山の手土地区画整理事業は約80%になるとのことでありました。湖畔若宮土地区画整理事業は、換地設計の業務委託料等を計上したが、現状を打開するため地元から出されている要望について、国・県とも協議し、誠意を持って地権者等関係者との話し合いをしてまいりたいとのことでありました。 第8款4項5目公園費。岡谷湖畔公園では高水敷東側の地盤改良と水路改修を、出早公園では休憩施設、園内灯整備を行っていくとのことでありました。 第8款4項7目バイパス関連事業費。国道 142号バイパストンネル掘削工事の土砂流出事故による完成時期等についての質疑がありました。県道路公社からは、引き続き原因の究明を行うが、早ければ今月中にトンネル内の土砂の取り除きに入りたい、先端掘削工事の見通しや完成時期に影響があるかどうかについては不明であるとの連絡を受けているとの答弁がありました。 第8款4項8目緑化推進費。緑化に関するマスタープランとして、新規に緑の基本計画を策定することになるが、平成11年度では主に現況調査を行っていきたいとのことでありました。 第8款5項1目住宅管理費。この目の審査の際に平成11年度から平成15年度における市営住宅管理計画が示されましたので、その主な点について先に報告しておきます。 まず、平成15年度までの新たな市営住宅の需給予測としては、最低居住水準規模の借家が自分で確保できないものに対する供給として 262世帯、中堅勤労者向けの供給において不足する分の供給として 150世帯、高齢者等の居住の安定を図るための供給として 117世帯、計 529世帯を公的住宅の援助世帯と予測しているとのことであります。 次に、現入居世帯を対象とした必要戸数について見ると、所得分位で下位の1、2階層の世帯が公営住宅の対象者とされるが、現在の入居世帯の実態ではこの層の占める割合が60%となっており、県営住宅 556世帯の60%、 334世帯、市営住宅 580世帯の60%、 348世帯、計 682世帯が必要戸数となります。 このことから、平成15年度までの市営住宅の必要数は、中堅勤労者対象分の 150戸を除き、既存入居者必要分 682戸、最低居住水準未満の借家を確保できない分の供給 262戸、高齢者等対策分 117戸、計約 1,100戸が必要となります。 この 1,100戸を現在の県営住宅、市営住宅の戸数割合で配分すると、県住が 500戸、市住が 600戸となるので、市営住宅としては 600戸を上限としていきたいとされています。ちなみに現在の市住の戸数は 743戸であります。 このことにより、供給方針としては、小規模並びに入居希望者が極めて少ない団地は廃止する。耐用年限を経過した団地は統廃合や建てかえ計画を明確にしていく。 600戸を上限として住宅団地ごとの管理計画と土地利用計画を勘案して整備していくこととされています。 なお、各団地別の管理計画については、経済建設委員長報告資料№2、第4次市営住宅管理計画、団地別管理計画を参照していただきたいと思います。 平成11年度予算では、老朽化が激しい中村Bの5戸、出の洞の11戸、高尾の5戸、計25戸の取り壊しを予定しているとのことでありました。なお、この管理計画では、建てかえの計画はないが、既に建てかえが承認されている中村C-3団地の18戸については、できるだけ早期に建築していきたい考えであるとのことでありました。 歳入及び第2表債務負担行為、第3表地方債については、特段異議ありませんでした。 次に、意見を報告いたします。 市民要望の多かった道路整備について、5カ年計画を策定し対応することになったこと等、一定の評価はするが、湖畔若宮土地区画整理事業は住民の反対が根強いことから白紙に戻し検討すべきであり、岡谷湖畔公園は全体計画では63億円の事業で、バブル期の計画を踏襲しており、見直しが必要であること、下諏訪ダムからの取水では、浄水場を含め約57億円の事業であり、その必要があるのか疑問、また、第4次住宅管理計画では、市営住宅 143戸を減らすことになり、人口増対策、低所得者の住宅確保という点で問題も多く、賛成できないとの意見がありました。 一方、厳しい財政事情を考えれば、積極的な予算と言え、基本構想に基づいた予算計上もされているなど評価する。特に住民要望の高かった道路整備について、5カ年計画を策定し対応することは高く評価する。不況下における経済対策として、より有効な対策を期待し、賛成するとの意見がありました。 審査の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第36号 平成11年度岡谷市
地域開発事業特別会計予算、議案第37号 平成11年度岡谷市
公団分収造林事業特別会計予算、議案第40号 平成11年度岡谷市
下水道事業特別会計予算、議案第42号 平成11年度岡谷市
温泉事業特別会計予算、以上4議案については、審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第44号 平成11年度岡谷市
駐車場事業特別会計予算。平成10年度の収支で約 3,000万円の黒字の見通しであり、累積では約 4,500万円の繰越金が見込める。平成13年から元利償還が始まるが、現状が維持できれば、当初の収支計画どおりいけるのではないかとの見通しが示されました。審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第48号 平成11年度岡谷市
水道事業会計予算。3年間値上げしなかったことに対し評価するが、今回9.8 %の値上げとなり、市民に対する心理的影響も大きいことから賛成できないとの意見がありました。審査の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上であります。
○議長(原宏議員) 平成11年度関係議案の各委員長報告に対し、これより1件ずつ審議、採決を行います。 まず、議案第17号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。
毛利栄子議員。
◆19番(
毛利栄子議員) 19番 毛利栄子です。 議案第17号に反対する立場から、日本共産党岡谷市議団を代表して意見を述べます。 消防の広域化に伴う変更で、住民サービスの充実、また今後の方向性という点から問題点も多いので、反対いたします。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第17号を採決いたします。 本案は反対意見がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第17号に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起 立 多 数〕
○議長(原宏議員) 起立多数であります。 よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第18号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。
毛利栄子議員。
◆19番(
毛利栄子議員) 19番 毛利栄子です。 日本共産党岡谷市議団を代表しまして、議案第19号に関して意見を述べます。 市民要望が強かった
情報公開条例がここで制定されることは歓迎しますが、幾つかの点で不十分さがあります。1つとして、知る権利が明示されていない点。2つとして、公開できるものを公文書としていますが、結論としてまとめられたものだけでなく、経過などの情報について開示されない点。3つとして、市が出資している法人の情報公開を努力目標とした点。4つとして、公文書の写しの費用が割高になっている点。これらを今後の実施の中で改善されることを要望し、賛成といたします。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。
野溝道子議員。
◆8番(
野溝道子議員) 8番 野溝道子です。 市民クラブを代表して、議案第19号について意見を述べさせていただきます。 国の出方を待ってという姿勢が今まで多かったのですが、国会審議の今、条例制定がなされ、大きな前進と受けとめます。第12条の開示拒否の乱用がないよう、非公開とする公文書は極力少なくして、行政と市民が情報の共有により、参加と協力の市政の実現に寄与できるよう期待して、賛成いたします。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第19号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第20号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第21号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第22号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第23号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第24号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第25号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第26号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第27号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第28号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第29号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。
笠原征三郎議員。
◆20番(
笠原征三郎議員) 20番 笠原征三郎です。 日本共産党岡谷市議団を代表いたしまして、議案第30号 岡谷市
水道事業給水条例の一部を改正する条例に対し、反対の立場から意見を述べます。 私たち議員団としましては、3年前に料金値上げを見送ったことについては評価をしてきたところでございます。しかし、昨年の下水道料金の16.5%という大幅な値上げに引き続き、今回の水道料金 9.8%もの値上げは、深刻な不況下において、市民生活に及ぼす影響は非常に大きいものがあります。また、岡谷市の水道料金体系は、小口利用者の料金が県下各市に比べ割高になっている点、それに下諏訪ダムからの取水を踏まえ、全市的な配水管の整備が検討されております。 以上のような点から、議案第30号には反対をいたします。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第30号を採決いたします。 本案は反対意見がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第30号に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起 立 多 数〕
○議長(原宏議員) 起立多数であります。 よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第31号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第32号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第33号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号 平成11年度岡谷市
一般会計予算の審議に入ります。 まず、62ページ、歳出から、4款ずつに分けて質疑を行います。 それでは、第1款議会費から第4款衛生費までについて質疑を行います。 何か御発言はありませんか。--進行いたします。 次に、第5款労働費から第8款土木費までについて質疑を行います。 何か御発言はありませんか。--進行いたします。 次に、第9款消防費から第13款予備費までについて質疑を行います。 何か御発言はありませんか。
野溝道子議員。
◆8番(
野溝道子議員) 8番 野溝道子です。 学校図書館活性化事業の非常に前進ということで喜んだわけですけれども、付託前に1人当たりの図書費について質問させていただいて、委員長報告がありました。その図書費について話し合った中で、近隣市の比較などを話し合われておられたら、お伺いしたいと思います。
○議長(原宏議員) 総務委員長。
◆総務委員長(
堀内一光議員) 25番 堀内一光です。 委員長報告の中では市の1人当たりを申し上げましたが、他市では、諏訪市がダントツ高くて小学校が1人当たり 1,427円、中学校が 3,813円、県の平均が平成8年度で小学校で 1,750円、中学校で 1,880円でありまして、本の増冊等も含めて検討して要望をお願いしたところであります。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。--進行いたします。 次に、歳入全般と予算書3ページから10ページまでについて質疑を行います。 何か御発言はありませんか。--これにて質疑を終結いたします。 引き続き討論に入ります。 何か御発言はありませんか。
横内敏子議員。
◆17番(
横内敏子議員) 17番 横内敏子でございます。 議案第34号 平成11年度岡谷市一般会計について、市民クラブを代表して、賛成の立場から意見を申し上げたいと思います。 第3次岡谷市総合計画で描いた将来都市像、人と自然が共生する健康文化産業都市具現化に向けての初年度の予算編成に当たっては、長引く景気低迷により、極めて厳しい状況の社会情勢の中、限られた財源の効率的配分に御努力された理事者を初め職員の皆様に敬意を表するものであります。 予算配分の内容について感じたことを2~3申し上げます。 まず、第一に、市民からの要望が多かった生活道路の改修の問題について、平成11年度をスタートの年とする道路整備5カ年計画を作成し、実施していくとのこと。また、環境問題に関しては、ごみ減量リサイクル推進事業として、ガラス瓶の分別回収、さらに清掃工場のダイオキシン類削減対策事業のスタート、地域防災体制の充実強化など、安心して暮らせるまちづくりの施策として歓迎するものであります。福祉施策につきましては、在宅福祉の充実強化、また介護保険導入に向けて介護保険室を設け、平成12年度実施に向けての体制整備は期待できるものであります。教育関係につきましては、次代を担う子供たちが心身ともに健全に育ってほしいと願う立場から、心の教育に関する施策を多く取り入れていただいたこと、また神明小学校の大規模改修事業に着手することに対し感謝するものであります。活力ある産業都市岡谷を目指して、商工業の活性化の多くの施策に予算づけされていることにも一定の評価をするものであります。 なお、要望事項として、介護保険制度導入に当たっては、福祉の後退にならないよう多くの市民の声を聞く中で進めていってもらいたい。少子化に対する子育て支援策については、子育てしやすい環境づくりに力を入れてほしい。障害者福祉計画が策定されて2年目になるが、全庁的に関連分野で計画推進に向けて取り組むとしているのに、生涯学習や芸術、文化、スポーツの振興に関する予算がはっきりしておらず、計画倒れになりかねない。ノーマライゼーションの上から、健常者と同じ計画、予算化をされることを望む。総合福祉センター、生涯学習館については、地域分散型を考慮に入れて検討を進められたい。大学誘致については、市の大きな財政負担を伴うことから、また少子社会で経営見通しが厳しいものがあることから、慎重に検討されたい。 以上の要望を申し添えて、本予算に賛成いたします。
○議長(原宏議員)
八幡益晴議員。
◆16番(
八幡益晴議員) 16番 八幡益晴です。 議案第34号 平成11年度岡谷市
一般会計予算について、賛成の立場で意見を申し上げます。 岡谷市を取り巻く社会経済状況は、長引く景気低迷のため、極めて厳しい状況にあります。平成11年度予算は、平成10年度予算に比べて 0.8%減となりましたが、総額 215億 3,400万円は、第3次総合計画の将来都市像を目指し、実現に向けての積極的な大型予算と評価いたします。新たに道路整備5カ年計画、第4次市営住宅管理計画、地域福祉体制の整備、神明小学校の大規模改修事業、産業活性化への整備、岡谷市環境基本計画、防災体制の強化等、市民本位の市政推進に財源を配分した予算であります。 しかし、一方では、市長の政治的重点施策であります大学誘致、複合館の建設、人口6万人への人口増対策は、いまだ中身が明らかにされておりません。介護保険制度への不安解消、岡谷病院の経営改善等財政支援、また行政改革と健全財政への取り組みについては、特に市長におかれましては、政治力を十分発揮され、職員の先頭に立って職務を全うし、真剣に取り組まれることを強く要望し、この平成11年度予算が21世紀へのまちづくりと市民の福祉向上になるものと期待し、賛成いたします。
○議長(原宏議員) 降籏 清議員。
◆10番(降籏清議員) 10番 降籏 清です。 議案第34号 平成11年度岡谷市
一般会計予算について、意見を申し上げます。 平成11年度一般会計の予算額は 215億 3,400万円で、昨年に比べてみますと1億 7,800万円で 0.8%の減となっておりますが、この主な減の内容につきましては、自転車駐車場整備事業及び中央通り1・2丁目プロムナード事業の完成並びに市民総合体育館の整備事業の事業費の減等が主な理由とされております。 歳入につきましては、主な一般財源である市税は、恒久減税、法人減税など、昨年に比べて 0.5%減の75億8,000 万円とされております。そういった中、平成11年度の計画では、都市基盤の整備については、岡谷駅南土地区画整理事業、湖畔公園整備事業などの推進。都市拠点基盤の整備として、4年制大学の誘致、宅地造成、工業用地の整備、複合館の建設。また、道路新設改良事業として、新たに道路整備5カ年計画。都市計画街路事業として、今井線整備、東中央通り、下諏訪辰野線、田中線、岡谷茅野線の事業の推進。また、防災体制の事業化として、防災資器材備蓄推進。また、在宅福祉の充実として、ウェルハートおかやの5月のオープン。小中学校の設備については、2カ年事業として、神明小学校の大規模改修事業など、第3次岡谷市総合計画をもとに、長期的ビジョンの中で編成されたようでございます。 昨今の厳しい見通しの中で、市民生活に直結した福祉、教育、環境の充実など、市長に対する市民要望は複雑多岐にわたっており、本予算を見るとき、必ずしも十分とは言えない面もありますが、限られた予算の中でそのすべてをかなえることは無理であることはもちろん理解するところであります。これらの事業の確実な実現に向けて、意欲的な取り組みが期待されるところであり、今後注目していきたいと思います。 昨今の不況の長期化による厳しい経済環境にもかかわらず、市政向上のため、予算編成に御尽力された理事者を初め職員の皆さんの御努力に対して、深く敬意と感謝をあらわすものであります。特に効率的執行に御努力されることを切に願いながら、公明党市議団は本予算に賛成いたします。 以上です。
○議長(原宏議員)
横内東洋雄議員。
◆1番(
横内東洋雄議員) 1番 横内東洋雄でございます。 議案第34号 平成11年度岡谷市
一般会計予算案に対し、新風会を代表し、賛成の立場で意見を述べます。 長引く景気低迷を受け、国も地方も税収入等が伸び悩む中、厳しい財政状況となり、とりわけ市町村など地方自治体は財政不足に頭を痛めつつも、住民要望は多岐にわたり、ふえ続け、まさにその両者のはざまに立っての苦しい台所、やりくりといったところが近年の実際かと思われます。そのために徹底した歳出の見直しを行い、限られた財源の重点的配分と行政改革の推進等による効果的な財政運営を図っているとのことであります。 さて、我が岡谷市政の予算内容についてでありますが、まず市長の新年度予算編成の対応で目につくことは、1つとして、21世紀を目前にして、大きな転換の時期を迎えており、いかに新しい変化の風をしっかりとらえ、進むべき方向を見きわめていくかがこれからの行政に必要であるとの考え。2つ目として、中核的機能を担う拠点都市を目指すなど、6つの柱を基調とし、第3次総合計画で描いた将来都市像、人と自然が共生する健康文化産業都市をいかに具現化していけるかを考慮し、積極的な予算編成を進めたという、この2つの文言に新しい早春の息吹のような新鮮さを感じ、新たな希望がわいてくるような印象を受けるのであります。 まず、都市基盤整備としましては、駅南土地区画整理事業や湖畔公園整備事業、さらには4年制大学の誘致に向けた諸条件整備、国道20号バイパス並びに国道 142号バイパスの整備促進など、また市民生活の安全確保から、防災体制の強化とともに広域消防への移行、さらには公共下水道の積極的推進。福祉関係においては、地域福祉社会推進事業や介護保険制度へ向けた積極的な対応。また、市民の健康については、「自分の健康は自分で守る」を基本に事業を進めるとともに、岡谷病院などの医療体制の整備を図ること。また、教育関係においては、教育相談カウンセリング体制の充実や学校図書館活性化、さらには神明小学校の大規模改修など、はたまた商工業関係においても、産業活性化拠点施設の整備、検討など、積極的な振興や活性化に向けた事業の予算化等々、厳しい財政状況の中にあっても、より高い市民福祉と積極的なまちづくりを目指す力強い意欲がにじみ出る予算であると評価します。改めて予算編成に当たられた職員の皆さんの御努力に敬意を表するものであります。 なお、近年の社会情勢からして、市民の行政に対する関心には相当シビアなものがあるかと思われます。したがって、予算の執行に当たっては努めて慎重に、また創意工夫に努め、最小の経費で最大の効果、目的が達せられるような配慮をしていただくことを要望し、本平成11年度
一般会計予算案に賛成いたします。 以上です。
○議長(原宏議員) 林 稔議員。
◆26番(林稔議員) 26番 林 稔です。 日本共産党岡谷市議団を代表して、反対の立場から討論を行いたいと思います。 最初に、深刻な不況のもとで厳しい財政事情の中、予算編成に取り組まれた関係者の皆さんには、その御努力をねぎらいたいと思います。 一定の評価すべき点としては、神明小学校を初めとして、小中学校の整備など、教育に関する充実を配慮した点には敬意を表したいと思います。今後、どのような財政事情があろうとも、教育については最優先の課題の一つとして、絶対に予算を削らないという立場を貫いてもらうように強く要望しておきたいと思います。 市民の要望の強い身近な道水路などの整備を中心とする道路整備5カ年計画をスタートさせたということについても評価したいと思います。この点で要望したい点は、設計監理等の職員の皆さんに負担が大きくかかるのではないかと心配されます。ぜひ職員体制の充実強化も図っていただくようにお願いしておきたいと思います。 市内巡回バスへの取り組みの問題でありますが、この点についても調査を始めるということから、交通弱者への大きな朗報であるというふうに考えます。ただ、今後、どのような巡回バスにするのか、ルートの問題や停車場の問題や料金の問題を含めて、市民の期待に十分こたえるような充実した巡回バスにしていただきたいということを要望しておきたいと思います。 不況対策でも一定の前進が見られる点を評価したいと思います。しかし、深刻な不況の現状から見ますと、制度資金の問題、仕事のあっせん、あるいは技術経営指導など、さらなる充実をお願いしていきたいと思いますし、それらを進める上でどうしても職員の配置の増員を強く要望しておきたいというふうに思います。 市長は、4年前に前市政を箱物行政というふうに批判して、長野県一の福祉、あるいは複合館の建設、教育の充実、商工業対策、開かれた市政等を公約して、4年目を迎えております。多くの市民は、先の見えない長期不況の中で、それまでの大型開発優先の市政から、暮らしや産業、福祉の充実、こうした市民を支援するような市政の転換を期待したわけであります。ところが、本年度を初年度とする第3次岡谷市総合計画では、第2次総合計画を積極的に評価し、発展継承するとしており、市政の大きな転換を図り得ない根本的な欠陥を持っていると言わざるを得ません。 その第1の具体的なあらわれは、湖畔若宮土地区画整理事業の押しつけという点であります。この事業は、計画の段階、スタートから、関係地区住民に対する市の一方的な押しつけと言わざるを得ない内容であり、当初から関係権利者の中に根強い反対や不安が多くあったわけであります。その後、強引な都市計画決定は、一層住民の間に混乱と市政不信を招いていると言えると思います。今に至っては、計画を白紙に戻して、改めて関係住民の皆さんとともにまちづくりについて十分論議し、検討すべきときが来ていることを提言しておきたいと思います。 第2は、下諏訪ダム建設への出資という問題であります。この下諏訪ダムの 240億円の建設費を含め、大仏ダムや浅川ダムなど、現在計画されているだけでも県内 1,000億円のダムが計画され、それぞれ住民監査請求や裁判などが起こされている現状を考えたときに、このダムがいかにむだであり、自然破壊をし、目的が明らかでないかということは明らかになっていると思います。ぜひこの下諏訪ダムは計画を中止すべきだというふうに思います。 第3に湖畔開発の問題については、バブル時代に計画した総額63億円という計画をひた走るものとなっている点を指摘せざるを得ません。この計画については、ぜひ大幅に予算の予定の変更を含め、減額するよう求めて、自然を生かした湖畔開発、本当に諏訪湖の浄化と関連するような湖畔開発を求めていきたいというふうに思います。 市営住宅管理計画で 143戸も減らすという計画も大きな問題と指摘せざるを得ません。アイスアリーナは現在、住民訴訟が進行しております。やまびこスケートの森に対する支援も住民の大きな批判の的となっています。 このような幾つかの問題点を指摘し、それではこうした点をきっちりと正していかないことによって、市長が公約した福祉や教育の充実などが非常に不十分なままに終わっているということを言わざるを得ません。福祉充実という面では、それぞれ指摘もありましたが、複合館、あるいは地域福祉のあり方等についての具体的な施策、あるいは進め方についても、まだ見えておりません。最大の公約に掲げた介護者慰労金は、他市町村と大きくおくれをとっている状況であります。介護保険がいよいよ来年4月1日にスタートする段階でも、市民の皆さんの中から「現在の福祉水準を下げないように」ということに対する具体策も見えておりません。障害者福祉のおくれも指摘しなければなりません。さらに、保育料の値上げは、低所得者層への大幅な引き上げという形で市民を苦しめる結果となっております。 こうした中で、市債の残高が来年度末では 236億円余を数える状況であり、これが市政運営にとって非常に大きな負担とならざるを得ないわけであります。その上に大学誘致に数十億円の市民の税金を投入するという計画を進めようとしています。岡谷病院が今、市民の皆さんの健康、命を守って、長い歴史を続けてきて、地域医療に大きな役割を果たしている中で、医療環境の厳しい中で経営に苦しんでいる岡谷病院の改築も求められている中で、それらをさておいて大学誘致のために数十億円使っていいのかどうか。こういう点も市民の皆さんの大きな疑問となっています。 政治姿勢の問題について、2点だけ指摘しておきたいと思います。国などが非常に悪政を押しつけてきている。これは詳しくは申し上げません。この悪政の押しつけに対して認識を持っていない。いわば言いなりであるという点を指摘せざるを得ません。市長のそうした点について、私どもは大変大きな不満を持つものであります。また、新体育館建設をめぐる市民の行政に対する不信は、いまだに払拭されておりません。開かれた市政を標榜する市長であったならば、この問題についての反省の問題、市民に対する対応も大きな過ちがあったと指摘しておきたいと思います。 以上のような点を指摘しつつ、それぞれ努力は努力として評価しつつ、反対いたします。 以上です。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。--これをもって討論を終結いたします。 これより議案第34号を採決いたします。 本案は賛否両論がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第34号に対する各委員長の報告は可決であります。本案は各委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起 立 多 数〕
○議長(原宏議員) 起立多数であります。 よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第35号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。
笠原征三郎議員。
◆20番(
笠原征三郎議員) 20番 笠原征三郎です。 日本共産党岡谷市議団を代表いたしまして、議案第35号 平成11年度岡谷市
国民健康保険事業特別会計予算に対し、意見を述べます。 岡谷市においては、県下の中で1人当たりの医療費も高くなっていることはありますが、国保税も高いということではトップクラスのところに位置しております。このような高い国保税をぜひ下げてほしい、これが多くの加入者の声であります。この加入者の多くが低所得者及び高齢者という構成にもなっているところに、引き下げを求める声が大きくなっている原因もあります。現在4億 7,000万円を超える基金があり、今回の予算にも2億 6,000万円の基金からの繰り入れがありますが、ここ数年にわたり、基金の取り崩しはしなくても、よい状況が続いております。戦後最悪と言われる深刻な不況の中、また来年4月からスタートする介護保険の新たな保険料の負担を考えるときに、5億円近い基金を取り崩しても、国保税を下げるべき。このことを強く求め、この議案第35号には反対いたします。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第35号を採決いたします。 本案は反対意見がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第35号に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起 立 多 数〕
○議長(原宏議員) 起立多数であります。 よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第36号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第37号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第37号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第38号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第39号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第40号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第40号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第41号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第41号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第42号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第42号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第43号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第43号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第44号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第45号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第45号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 この際、暫時休憩いたします。 午前11時57分 休憩
-------------------- 午後 1時10分 再開
○議長(原宏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第46号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。
河口今朝美議員。
◆3番(
河口今朝美議員) 3番 河口今朝美でございます。 本議案に賛成の立場で意見を申し上げます。 公立病院は御存じのとおりに大変な時期にありまして、当病院もなかなか経営には大変だと思っております。平成10年度でございましたけれども、当初予算から既に赤字計上というような予算編成されたということで、私も大変心配しておりましたし、また働く人々からも意見が出まして、最初から赤字というようなことでは、我々も働く意欲を失ってしまう。そんなことで心配しましまたが、今回の場合には、やはり中途で民間のコンサルを入れて改善に取り組んだというような経過から、実際には今回はバランスのとれた予算計上であったと一安心したわけでございますけれども、これにつきましても、やはり経営は恐らく難しいというような状況でございますけれども、しかしコンサルの助言等によりまして、年度途中からでも、それを受け入れて、経営に反映したということは非常に結構なことだったということで敬意を表するわけでございます。しかしながら病院経営の根幹を成すものはやはり入院患者の増ということでございますけれども、今回の予算では、やはり経営診断の結果だと思いますけれども、プラス・マイナス・ゼロということで組んでございますし、また内容的には、一日も早く治って出ることは結構ですけれども、やはり病院経営という面からいきますと、何といいましてもプラマイゼロということでなくして、長くいさせろという意味ではございませんけれども、そんな中でもやはり退院される方は結構ですけれども、そんな中では今後の方針としては、やはり高度な診療は重要だと思いますし、そんな中で医療スタッフの充実であるとか、あるいは医療器具の整備、サービスの向上というようなことによりまして、新たな入院患者の獲得も必要ではないかと思っております。そんなこともお願いしながら、院長先生以下、全員で経営改善に取り組まれるということに対しましては、その努力に対しては敬意を表するところでございますけれども、そんな中でぜひとも御努力をお願いしたいということをつけ加えまして、本議案に対しては賛成といたします。 以上です。
○議長(原宏議員)
上野安規光議員。
◆2番(
上野安規光議員) 2番 上野安規光です。 議案第46号 平成11年度岡谷市
市立岡谷病院事業会計予算に新風会を代表いたしまして賛成意見を述べたいと思います。 たび重なる医療報酬改定、また薬価基準等の見直しによりしまて、現在の医療環境、とりわけても自治体病院を取り巻く環境というものは非常に厳しいわけでございます。平成11年度予算におきましては、収支均衡予算が組めたということでございまして、昨年度の赤字を予想した中での予算計上からは進展したなという部分で一安心しているところでございます。平成10年度、民間コンサルタントを入れて、経営診断を行ったわけでございますが、ぜひその経営診断をもとにして、ダイナミックに病院経営というものが向上していただければありがたいなと思います。 予算の中では、とりわけて一般会計の負担によります療養型病床群の新設があるわけでございますが、これは介護保険導入に先立ちまして、社会的入院等、非常に積極的な動きであるというふうに評価するものであります。市民の皆さんも大いに期待をしているのではないかなということを思いつつ、ぜひ経営の上でもこのことがプラスになっていっていただければありがたいなということを思う次第でございます。 さて、時を同じくしまして、横浜、東京等の医療機関による医療ミスというものが報道等によって明らかにされたわけでございますけれども、そのことが非常に昨今の住民の皆さんの医療に対する、ある意味では信頼に対する警鐘といいますか、不安が募っているわけでございます。決してこのことを他山の石とするのではなく、また岡谷病院においても、このようなことが絶対ないように御配慮していただいていると思いますけれども、さらに十分な対策等を考えていただく中で、より一層市民の皆様にとって信頼される、そして安心できる総合医療機関としての岡谷病院になっていただきたいなということを思う次第でございます。 病院長先生を初めとします医療スタッフの皆さん、また事務長さんを初めとします事務職員の皆様、ぜひそんな部分での御努力をいただきまして、平成11年度、岡谷病院がさらに発展されることを希望いたしまして、賛成意見とさせていただきます。
○議長(原宏議員)
横内敏子議員。
◆17番(
横内敏子議員) 17番 横内敏子でございます。 議案第46号 平成11年度岡谷市
市立岡谷病院事業会計予算について、市民クラブを代表して、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。 自治体病院を取り巻く医療環境は相変わらず厳しいものがあり、その中にあって、市民の命と健康を守る大切な使命を果たしていただいている関係者の皆様の御努力に心から敬意を表します。引き続きの厳しい予算編成ではありますが、療養型病床群の新設、在宅ケアセンターの設置など、地域における中核病院としての機能を高める努力が伺えます。今後はコンサルタントによる経営診断を踏まえ、改善に向け、開設者も含め、職員の十分な連携と御努力をお願いして、本予算に賛成いたします。
○議長(原宏議員)
渡辺太郎議員。
◆9番(
渡辺太郎議員) 9番 渡辺太郎です。 議案第46号 平成11年度岡谷市
市立岡谷病院事業会計予算について意見を申し上げます。 これからの高齢社会を考えたときに、市民の生命や健康を守る岡谷病院の果たす役割に対して、市民の期待はますます大きくなってきております。また、第3次総合計画で定めた将来都市像の人と自然が共生する健康文化産業都市を実現するためにも、岡谷病院の経営改善は、市にとっては緊急の最重要課題の一つであろうと思います。平成11年度におきましては、昨年6月から実施されました民間コンサルタントによる経営診断結果を十分に踏まえて、さらには実際に病院を利用されている市民の声をよく聞いていただいて、市民に信頼される病院、市民に親しまれる病院として、なお一層のきめ細かな御努力を強く要望しまして、本予算に賛成いたします。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第46号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第47号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第48号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。
笠原征三郎議員。
◆20番(
笠原征三郎議員) 20番 笠原征三郎です。 議案第48号 平成11年度岡谷市
水道事業会計予算について、議案第30号でも述べましたが、昨年の下水道料金の16.5%という大幅な値上げに引き続き、今回の水道料金 9.8%の値上げは、長引く深刻な不況下において、市民生活に及ぼす影響は非常に大きいものがあります。よって、議案第48号についても、日本共産党岡谷市会議員団は反対いたします。
○議長(原宏議員)
野溝道子議員。
◆8番(
野溝道子議員) 8番 野溝道子です。 議案第48号 平成11年度岡谷市
水道事業会計予算について、意見を述べさせていただきます。 平成11年度は料金改定があり、公共料金の値上げは市民に大きな影響を与えます。今回の値上げは、前回改定を見送った経過もあり、やむを得ないものと判断しますが、値上げを見送ったその心こそ大切にしてほしいと思います。環境と福祉を重視される21世紀に、水循環を回復し、雨水利用や節水の必要を普及し、農業用水を飲用水に見直すなどの動きがあります。水道料金に大幅にはね返るダム利水は最善の選択とは思えません。安価な水の供給に一層努められることを要望し、賛成といたします。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第48号を採決いたします。 本案は賛否両論がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第48号に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起 立 多 数〕
○議長(原宏議員) 起立多数であります。 よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。 この際、暫時休憩いたします。 午後 1時22分 休憩
-------------------- (議会運営委員会・全員協議会)
-------------------- 午後 4時40分 再開
○議長(原宏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
--------------------
△日程第33 議案第49号 岡谷市助役の選任について
○議長(原宏議員) 日程第33 議案第49号 岡谷市助役の選任についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 市長。 〔市長 林 新一郎君 登壇〕
◎市長(林新一郎君) 議案第49号 岡谷市助役の選任について提案申し上げます。 岡谷市助役、林 正茂氏は平成11年3月31日をもって退職するので、新たに横内啓吉氏を選任いたしたく、提案申し上げるものでございます。横内啓吉氏の略歴はお手元に差し上げてございますので、説明は省略させていただきますが、市政に精通し、人格、識見ともにすぐれ、地方自治法第 167条に示されておりますとおり、市長の補佐役として、その補助機関たる職員の担任する事務を監督し、職務を遂行するに最も適任であると考え、提案いたすものでございます。御同意を賜りますようよろしくお願いいたします。 なお、この機会をおかりいたしまして、岡谷市収入役及び助役として11年の長きにわたり、市政進展のために誠心誠意御尽力いただきました林助役さんに対しまして、深甚なる感謝の意を表し、心から厚く御礼申し上げるものであります。本当に御苦労さまでございました。ありがとうございました。 以上でございますが、御同意を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
○議長(原宏議員) お諮りいたします。本案は、これに同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第49号は同意されました。 この際、岡谷市助役の選任について同意されました横内啓吉君から収入役退任を兼ねてのごあいさつをお願いいたします。 〔収入役 横内啓吉君 登壇〕
◎収入役(横内啓吉君) 一言ごあいさつを申し上げます。 私は、平成8年4月に林市長さんから収入役の任命をいただき、任期は1年余を残すわけでございますが、これまでの間、市長さん、助役さん、また職員の皆様方に大変身に余る御支援と御協力をいただきまして、今日まで務めてまいることができました。また、これまでの間、議員の皆様方には大変温かい御指導と御鞭撻を賜り、非力な私でございましたけれども、何とか職務を続けることができまして、大変ありがたく心から感謝とお礼を申し上げるものでございます。 また、ただいまは助役選任に当たりまして御同意を賜り、その職責の重大さを痛感し、身の引き締まる思いでいっぱいでございます。もとより浅学非才の私にとりましては、望外なことでございまして、幾多の思いと不安が交錯しております。21世紀を目前に控え、景気の低迷が長期にわたりまして、経済環境が大変厳しい中、国と地方の役割や税源の配分など、地方財政運営をめぐります課題は多く、また当市にとりましても、新たに第3次総合計画をスタートさせ、数多くの問題が提示されまして、大変重要な時期を迎えております。このような中で林市長さんの意を対し、岡谷市のため、岡谷市民の皆様のため、微力ではございますが、精いっぱい精進をしてまいる覚悟でございます。 引き続き議員の皆様方には御指導、御鞭撻を賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(原宏議員) 3月末日をもって退任されます林助役からごあいさつをお願いいたします。 〔助役 林 正茂君 登壇〕
◎助役(林正茂君) 本日、ここに退任のごあいさつの機会を与えていただきまして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。 顧みますと、ここに御出席の議員の皆様方に御同意を賜りまして就任させていただいたわけでございますが、図らずも同じ議員さんに退任のごあいさつをさせていただく。私にとりましては大変ありがたいことだというように思っているわけでございます。議員さんと私とは、議決機関、執行機関と立場は異なっているわけでございますが、同じ岡谷市民の幸せ、あるいはまた岡谷市の限りない発展を共通の目的としていることについては同様でございますので、私は皆さんと同志として、ごじっこんのおつき合いをさせていただいたいというように思っているわけでございます。本当にお礼を申し上げる次第でございます。在任期間中につきましては3年が若干欠けるというようなことでございまして、学校でいうなら中途退学でございまして、今、ここのところで胸を張ってごあいさつもできないわけでございますが、自分自身に恥じない言動でありたいと願いつつ、務めさせていただきました。また、行政課題につきましては真正面から取り組みをすべく、心がけてまいったつもりでございます。 この間、市長さんや職員の皆さんはもちろんでございますけれども、原議長さん、小松副議長さんを初め、26人の全議員の皆さんに身に余る御支援、御指導をいただく中で、市長の意を体しまして、力いっぱい取り組みをいたしてまいりましたけれども、未熟であり、力不足であり、反省することのみが今、脳裏に残っております。新体育館の建設に当たりましては、十分なる職責の遂行ができ得ず、市民の皆さんに行政に対する不信を招きましたことに、市民の皆様方、議員の皆さん、それから市長さんを初め関係の職員の皆さんに改めておわびを申し上げたい、そんな気持ちでございます。 ただいまは計画性と実行力のある最適任者の横内助役さんの御就任の御同意があり、また収入役さんにつきましてもすばらしい方が選任されると思っておりますので、岡谷市政は磐石の体制がここで約束されたというように思っているわけでございまして、前途洋々、躍進することを確信いたしております。心より御期待を申し上げる次第でございます。 議員各位におかれましては、今期限りで後身に道を譲られる方、あるいはまた県議、市議に挑戦される方等々、道は異なるわけでございますけれども、期する目的に向かいまして、御活躍と御健勝を心から御祈念申し上げる次第でございます。 最後に、在任中の御厚情に再度心よりお礼を申し上げまして、退任のごあいさつにさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
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△日程第34 議案第50号 岡谷市収入役の選任について
○議長(原宏議員) 日程第34 議案第50号 岡谷市収入役の選任についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 市長。 〔市長 林 新一郎君 登壇〕
◎市長(林新一郎君) 議案第50号 岡谷市収入役の選任について提案申し上げます。 岡谷市収入役、横内啓吉氏は平成11年3月31日をもって退職するので、新たに倉坪宏夫氏を選任いたしたく、提案申し上げるものであります。倉坪宏夫氏の略歴はお手元に差し上げてございますので、説明は省略させていただきますが、市政に精通し、人格、識見ともにすぐれ、地方自治法第 170条に示されております収入役の職務を遂行するに最も適任であると考え、提案いたすものでございます。御同意を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(原宏議員) お諮りいたします。本案は、これに同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第50号は同意されました。 この際、岡谷市収入役の選任について同意されました倉坪宏夫君のごあいさつをお願いいたします。 〔総務部長 倉坪宏夫君 登壇〕
◎総務部長(倉坪宏夫君) 一言ごあいさつさせていただきます。 ただいまは収入役の選任について御同意をいただきました。その職務の重大さを痛感し、身の引き締まる思いでいっぱいであります。地方分権、行政改革、また新たな問題として介護保険の問題等、市の行政を取り巻く環境は大変厳しいものがございます。こうしたときに非力な私には望外のことでありまして、幾多の思いがございますが、法に定められた職責を全うするとともに、市民福祉の向上のために微力ではありますが、力の限り尽くす覚悟でございます。議員の皆様方には引き続き御指導と御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
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△日程第35 議案第51号 岡谷市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例
△日程第36 議案第52号 財産の取得について
○議長(原宏議員) 日程第35 議案第51号 岡谷市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例及び日程第36 議案第52号 財産の取得についての2件を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 総務部長。 〔総務部長 倉坪宏夫君 登壇〕
◎総務部長(倉坪宏夫君) 議案第51号 岡谷市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 裏面の改正理由にありますように、労働基準法の一部を改正する法律(平成10年法律第 112号)及び雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等のための労働省関係法律の整備に関する法律(平成9年法律第92号)が公布されたこと並びに人事院規則10-11(育児又は介護を行う職員の深夜勤務の制限)の一部を改正する人事院規則(平成11年人事院規則10-11-1)が制定されたことに伴い、これに準じて改正いたしたいものであります。 改正の内容につきましては、第3条第2項では、労働基準法において、一斉付与の特例として、休憩時間を一斉に付与しなくてもよいことが認められる条件が、現行の行政官庁の許可を受けた場合から、条例に特別の定めがある場合に改正されたことに伴い、新たに規定するものであります。 第5条第1項では、労働基準法において、この法律の適用事業範囲が規定されていた第8条を削除し、この適用事業範囲を別表第1に規定し直したことから、条文中の第8条を別表第1に改めるものであります。 第5条の2では、雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等のための労働省関係法律の整備に関する法律の一部改正に伴いまして、育児または家族介護を行う職員が深夜勤務の制限を請求した場合、公務の正常な運営を妨げる場合を除き、深夜勤務を命じてはならないことを新たに規定するものであります。 第5条の3では、人事院規則10-11の一部が改正されたこと等に伴い、育児または家族介護を行う職員が時間外勤務の制限を請求した場合、措置を講じることが著しく困難である場合を除き、市長が規則で定める日から起算して1年を経過する日までの間において、 360時間を超えて超過勤務を命じてはならないことを新たに規定するものであります。 附則につきましては、平成11年4月1日から施行するものであります。 次に、議案第52号 財産の取得について御説明申し上げます。 今回取得いたしたい財産は消防団の消防ポンプ自動車3台でございます。現在、消防団に配備いたしてございます消防ポンプ自動車は11台ございまして、経過年数、老朽度により、計画的に更新を図っているところでございますが、既に18年から20年という歳月が経まして、耐用の限界に来ていることから、ここで3台合わせて更新を図るものでございます。消防ポンプ自動車の艤装メーカーにつきましては、操作性にすぐれ、国内製造及び販売実績から信頼性の高い国内大手の艤装業者2社による指名競争入札により購入をいたしたものでございます。この財産の取得のため、去る3月15日、ただいま申し上げました2社により入札を行った結果、株式会社モリタ名古屋支店が 4,646万 2,500円で落札し、仮契約をしてございますが、物品購入契約を締結するため、議会の議決をいただきたいものでございます。 以上、2議案の説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原宏議員) これより質疑に入ります。 まず、議案第51号について、質疑はありませんか。
三井正二議員。
◆18番(
三井正二議員) 18番 三井正二です。 1点だけちょっとお聞かせをいただきたいと思いますけれども、5条の2項の中でいわゆる公務の正常な運営を妨げる場合を除きということがあるわけですが、これはかなり解釈が幅広いような感じがするんです。公務の正常な運営を妨げるというのは一体どういうことを皆さん方は今、考えておられるのか。この点について1点最初にお聞かせいただきたいと思います。
○議長(原宏議員) 総務部長。
◎総務部長(倉坪宏夫君) 具体的には規則の関係になるわけですが、大きくは災害であるとか、そうした公にして、大勢の出動が要るとか、あるいはそのときにそうした状態でないと対応が難しい、こんな形のものでございまして、特殊な場合に限られるわけでございます。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 次に、議案第52号について、質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第51号及び議案第52号の2件は
総務委員会に付託いたします。
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△日程第37 議案第53号 平成10年度岡谷市
一般会計補正予算(第13号)
○議長(原宏議員) 日程第37 議案第53号 平成10年度岡谷市
一般会計補正予算(第13号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 総務部長。 〔総務部長 倉坪宏夫君 登壇〕
◎総務部長(倉坪宏夫君) 議案第53号 平成10年度岡谷市
一般会計補正予算(第13号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、職員の退職手当の追加分及び地域振興券交付事業の追加分でありまして、総額 8,831万5,000 円を追加いたすものであります。 初めに10ページをお開きいただきたいと思います。 3歳出から御説明申し上げます。 第2款総務費1項1目一般管理費3節職員手当等 8,131万 5,000円は、特別職の退職1名及び普通退職2名の退職手当を追加いたすものであります。 22目地域振興費19節負担金補助及び交付金 700万円は、地域振興券の交付対象者の増に伴い交付金を追加いたすものであります。 以上で歳出を終わりまして、8ページへお戻りいただきたいと思います。 2歳入について御説明申し上げます。 第8款地方交付税1項1目地方交付税 7,454万 8,000円は、財源を地方交付税といたしたものであります。 第12款国庫支出金2項6目地域振興券交付事業費国庫補助金1節地域振興券交付事業費国庫補助金 700万円は、地域振興券交付の事業費補助金の追加分であります。 第16款繰入金2項1目病院会計繰入金1節岡谷病院事業会計繰入金70万 3,000円及び2節塩嶺病院事業会計繰入金 606万 4,000円は、ともに職員退職手当の会計間負担分として繰入金追加分であります。 以上で歳入の説明を終わります。 2ページへお戻りいただきたいと思います。 第1表歳入歳出予算補正、1歳入及び3ページの2歳出は、それぞれ所定の様式によって調整してございます。 次の4ページの第2表繰越明許費補正は、地域振興券交付事業の追加に伴い、繰越金を3億 554万 4,000円に変更いたすものであります。 1ページへお戻りいただきたいと思います。 平成10年度岡谷市
一般会計補正予算(第13号)、第1条で歳入歳出それぞれ 8,831万 5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ 253億 8,072万 3,000円といたすものであります。 以下につきましては省略させていただきます。 以上で説明を終わりますが、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原宏議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。
三井正二議員。
◆18番(
三井正二議員) 18番 三井正二です。 10ページの地域振興券のいわゆる追加分ですけれども、内容的にちょっと説明がないので、どういうことでこういうふうになったのか、ちょっとお聞かせください。
○議長(原宏議員) 企画部長。
◎企画部長(小口晴敬君) 今回お願いします地域振興券の予算につきましては、対象人員が当初1万 4,000人ということで予算をお願いしたわけですが、実際交付数ということで、現在交付事務を進めておりますけれども、予算をお願いした時点よりは 350人ふえるという見込みになりましたので、補正をお願いしておきたいということでよろしくお願いしたいと思います。 理由は、補正をしたときは1月の当初でしたので、1月1日現在ということになりますので、その間の出生あるいは転入、それからあと65歳以上については、当時は 100%把握ができませんので、その後、課税状況だとか、あるいは扶養状況等の調査をした結果、増になったというふうに御理解をいただきたいと思います。 以上です。
○議長(原宏議員)
三井正二議員。
◆18番(
三井正二議員) 今、説明大体わかりましたけれども、ただ議会の中でも少し質問があったりしたんですけれども、漏れのないようにということである程度進められてきたんですが、今、話を聞いていると 350人が実際的に漏れていた、そうではないのか。もう一度ちょっと説明してください。
○議長(原宏議員) 企画部長。
◎企画部長(小口晴敬君) 漏れているというお話ではございませんので、予算をお願いしたときはたしか1月7日の議会でお願いしたわけですけれども、その把握する時点が1月1日より以前に把握をした部分と、それから65歳以上については申請でお願いすると。それについては、例えば税務調査だとか、年金の調査だとか、いろいろありますので、当然ある一定の部分は把握をしておりましたけれども、漏れていたのではなくて、それが多くなったというふうに御理解をいただきたいと思います。 以上です。
○議長(原宏議員)
三井正二議員。
◆18番(
三井正二議員) 一つは、やはり調査するときにどういうような調査をされて予算化されたのかわからないんだけれども、ただ問題は今、聞いていると、もう少しやはり私は調査する段階できちんとできるのではないかという感じするんです。この点について、今、細かいことはお聞きしませんけれども、委員会の中で少し議論していただいて、お願いいたしたいと思います。 以上です。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第53号は
総務委員会に付託いたします。
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△日程第38 議案第54号 平成10年度岡谷市
市立岡谷病院事業会計補正予算(第3号)
○議長(原宏議員) 日程第38 議案第54号 平成10年度岡谷市
市立岡谷病院事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。
岡谷病院事務長。 〔
岡谷病院事務長 小松敬明君 登壇〕
◎
岡谷病院事務長(小松敬明君) 議案第54号 平成10年度岡谷市
市立岡谷病院事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、職員の退職に伴います退職手当負担金の追加をお願いするものでございます。 2ページをお開きいただきたいと思います。 補正予算実施計画の支出について申し上げます。 第1款1項2目材料費70万 3,000円は、薬品費の減額でございます。 2項5目他会計負担金70万 3,000円は、一般会計へ退職手当負担金1人分を岡谷病院在職期間に応じて負担するものでございます。 1ページの本文へお戻りいただきたいと思います。 補正予算第2条、3条は、ただいま申し上げました内容を整理いたしまして記載したものでございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(原宏議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第54号は社会委員会に付託いたします。
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△日程第39 議案第55号 平成10年度岡谷市
健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)
○議長(原宏議員) 日程第39 議案第55号 平成10年度岡谷市
健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。
塩嶺病院事務長。 〔
塩嶺病院事務長 中山数雄君 登壇〕
◎
塩嶺病院事務長(中山数雄君) 議案第55号 平成10年度岡谷市
健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、平成10年度に退職する職員について、他会計へ退職手当負担金を支出する補正でございます。 最初に2ページをごらんいただきたいと思います。 収益的収入及び支出について申し上げます。 第1款1項2目材料費を 606万 4,000円減額し、14億 2,663万 3,000円とし、2項6目他会計負担金に一般会計退職手当負担金 606万 4,000円を加え、 3,499万 8,000円とするものであります。 1ページにお戻りいただきたいと思います。 第1条から3条まで、一定の書式により調整したものでございます。 以上で説明を終わりますが、御審議の上、御議決賜りますようお願いいたします。
○議長(原宏議員) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第55号は社会委員会に付託いたします。 ただいま付託となりました各議案の委員会審査を願うため、この際、暫時休憩いたします。 午後 5時12分 休憩
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総務委員会・社会委員会)
-------------------- 午後 5時55分 再開
○議長(原宏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程第35 議案第51号 岡谷市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例
△日程第36 議案第52号 財産の取得について
○議長(原宏議員) 日程第35 議案第51号及び日程第36 議案第52号の2件を再度一括議題といたします。 この2件は
総務委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 総務委員長。 〔総務委員長
堀内一光議員 登壇〕
◆総務委員長(
堀内一光議員) 25番 堀内一光です。
総務委員会に審査付託されました議案第51号 岡谷市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第52号 財産の取得について、この2議案について審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。
○議長(原宏議員) ただいまの委員長報告に対し、まず議案第51号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第51号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第52号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第52号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
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△日程第37 議案第53号 平成10年度岡谷市
一般会計補正予算(第13号)
○議長(原宏議員) 日程第37 議案第53号を再度議題といたします。 本案は
総務委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 総務委員長。 〔総務委員長
堀内一光議員 登壇〕
◆総務委員長(
堀内一光議員) 25番 堀内一光です。 議案第53号 平成10年度岡谷市
一般会計補正予算(第13号)について、審査の主な点について申し上げます。 今回の増となった内容について、15歳以下の児童の属する世帯については、11月末日の時点の調査であり、1カ月のずれがあること、また調査時点以降に転入があったこと等により70人の増加となったものであります。また、市民税非課税者である65歳以上の者については、臨時福祉特例交付金の支給者を基礎にして計上したが、実際の申請に基づき、課税調査、扶養状況の調査等を実施した結果、予算計上より 280人増加し、今回、補正予算を計上したものは合計で 350人分であるとのことでありました。 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。
○議長(原宏議員) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。
三井正二議員。
◆18番(
三井正二議員) 18番 三井正二です。 補正で 350人がプラスされたわけですけれども、これで以後は、正式な調査だと思いますけれども、変動がないのかどうかというようなことは委員会の中で議論されたのか、審議されたのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(原宏議員) 総務委員長。
◆総務委員長(
堀内一光議員) そこまで審査に及んでおりません。
○議長(原宏議員) これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第53号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
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△日程第38 議案第54号 平成10年度岡谷市
市立岡谷病院事業会計補正予算(第3号)
△日程第39 議案第55号 平成10年度岡谷市
健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)
○議長(原宏議員) 日程第38 議案第54号及び日程第39 議案第55号の2件を再度一括議題といたします。 この2件は社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 社会委員長。 〔社会委員長
田中親雄議員 登壇〕
◆社会委員長(
田中親雄議員) 21番 田中親雄です。 社会委員会に審査付託されました議案第54号 平成10年度岡谷市
市立岡谷病院事業会計補正予算(第3号)及び議案第55号 平成10年度岡谷市
健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)の2議案について、審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。
○議長(原宏議員) ただいまの委員長報告に対し、まず議案第54号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第54号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第55号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第55号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
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△日程第40 議案第56号
岡谷市議会委員会条例の一部を改正する条例
○議長(原宏議員) 日程第40 議案第56号
岡谷市議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者の説明を求めます。
河口今朝美議員。 〔3番
河口今朝美議員 登壇〕
◆3番(
河口今朝美議員) 3番 河口今朝美でございます。 議案第56号
岡谷市議会委員会条例の一部を改正する条例について、提出議員を代表して御提案申し上げます。 平成10年第4回定例会において、議員定数が26名から24名に減員されました。これに伴いまして、常任委員会の構成について議会運営委員会で検討してきたところでございますが、平成11年2月9日の議会運営委員会において、社会委員会、経済建設委員会の定数をそれぞれ8人にすることとしました。ここに提案するものであります。また、先ほど可決しました岡谷市
部課設置条例等の一部を改正する条例において、消防部が設置されましたので、
総務委員会の所管の中で消防に関する事項を消防部に関する事項といたしたものでございます。 附則は、施行日の規定でありますが、所管については平成11年4月1日から、定数の規定については、次の常任委員の選任の日から施行したいものであります。 説明は以上でございますが、御議決賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(原宏議員) お諮りいたします。本案については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、ただちに質疑、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第56号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
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△日程第41 議案第57号 地方債における政府資金等の繰上償還等に関する意見書
○議長(原宏議員) 日程第41 議案第57号 地方債における政府資金等の繰上償還等に関する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 林 稔議員。 〔26番 林 稔議員 登壇〕
◆26番(林稔議員) 議案第57号 地方債における政府資金等の繰上償還等に関する意見書について、提出者を代表して、朗読をもって提案にかえさせていただきます。 地方債における政府資金等の繰上償還等に関する意見書。 今、地方公共団体は本格的な高齢社会を迎え、また国際化、情報化の進展による社会経済情勢の著しい変化の中で、住民福祉の充実、生活環境の整備、都市機能の活性化など地方分権の要請と相まって、行政需要が増大し、住民の地方公共団体に対する期待はますます大きくなっております。 しかしながら、地方財政を見ますと膨大な地方債残高を抱え、その償還が大きな負担となっています。地方財政健全化のために、従来にも増して行財政の効率的運用に格段の努力を払わなくてはならないことは言うまでもありませんが、高金利時代に借りた地方債を繰上償還または借り換えができるようになれば地方財政の健全化とともに、より多くの住民要望の実現にも資することとなります。 政府は、公債費の負担が著しく高い団体に対し、平成11年度の臨時特例措置として、政府資金及び公営企業金融公庫に係る地方債について繰上償還、借り換えを認めることとされました。 この措置に対しては一定の評価をいたしますが、各地方公共団体においては、現在の金利から見て超高金利といえる地方債が残されており、財政の硬直化をもたらしています。 よって、政府におかれましては、このような地方財政状況を御賢察され、地方公共団体に残された超高金利の地方債に対し、繰上償還、借り換えができる制度の改善を強く要望します。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。 平成11年3月19日。 全会一致の御賛同をお願いいたします。
○議長(原宏議員) お諮りいたします。本案については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、ただちに質疑、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第57号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
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△日程第42 議案第58号 社会に危険を及ぼすテロ的集団の取り締まりに関する意見書
○議長(原宏議員) 日程第42 議案第58号 社会に危険を及ぼすテロ的集団の取り締まりに関する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。
三井正二議員。 〔18番
三井正二議員 登壇〕
◆18番(
三井正二議員) 18番 三井正二です。 議案第58号 社会に危険を及ぼすテロ的集団の取り締まりに関する意見書について、提出者を代表して、案文を読んで、提案申し上げます。 社会に危険を及ぼすテロ的集団の取り締まりに関する意見書。 オウム真理教団による松本サリン事件、地下鉄サリン事件は、犯罪史上類を見ない非人道的な犯行で、法治国家にあるまじき行為であり、全国民を震撼させました。また、同教団による坂本弁護士一家拉致・殺人事件、仮谷さん監禁致死事件等残虐極まりない数々の事件はまだ記憶に新しいところです。 平成10年12月には山梨県にあった最大の拠点は撤去されましたが、その後も任意団体として活動しており、しかも事件に対する反省もなく、教義の変更も公にされたと聞いておりません。 新聞報道等によれば、現在全国各地で33カ所ともいわれる施設を確保するなど、着々と活動を続けています。長野県下でも最近幾つかの市町村においてこのような問題が発生しており、住民は不安を募らせ、地方自治体とともに厳重な警戒体制をとっておりますが、余りにも大きな困難と負担を伴い、住民の日常生活に多大な支障が出ています。 よって、政府におかれましては、これらの状況を勘案いただき、国民が安心して生活できるため、社会に危険を及ぼすテロ的集団の取り締まりに関する国の組織的強化及び法的措置を講じるよう強く要望します。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出いたします。 全会一致で御議決いただくようお願いいたします。
○議長(原宏議員) お諮りいたします。本案については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、ただちに質疑、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第58号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。
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△日程第43 議案第59号 「
周辺事態措置法案」制定に反対する意見書
○議長(原宏議員) 日程第43 議案第59号 「
周辺事態措置法案」制定に反対する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 林 稔議員。 〔26番 林 稔議員 登壇〕
◆26番(林稔議員) 議案第59号 「
周辺事態措置法案」制定に反対する意見書を、提出者を代表して朗読して提案にかえさせていただきます。 「
周辺事態措置法案」制定に反対する意見書。 政府は、昨年アメリカと合意した「新ガイドライン」を実行すべく「周辺事態措置法」など3法案を国会に提出し、現在審議が行われています。国会審議を通じてこの法案は、憲法の平和的・民主的原則である恒久平和、主権在民、基本的人権、議会制民主主義、地方自治のすべてに反するものであることが明らかになっています。 とりわけ、政府の「対応措置」として、「地方公共団体の長に対し、その有する権限の行使について必要な協力を求めることができる」とし、各自治体が管理している空港・港湾施設の利用、病院等の公共建物・公営バス・救急車等の使用、水の供給、汚水の処理、さらに医師や看護婦をはじめ労務の提供など、米軍の「後方支援」を義務付けられていることは、地方自治体にとって非常に重大な問題であります。 また、アメリカの軍事行動に地方自治体の施設等が使用される条項が法律化されることは戦後初めてのことであります。 よって、政府におかれましては、憲法の原則と地方自治の本旨から、日本の平和と安全、国民の基本的人権、民主主義、地方自治などを守る上からも「周辺事態措置法」などの3法案の立法化を行わないよう強く要請します。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。 平成11年3月19日。 平和を願う市民の気持ちをぜひお酌み取りいただき、満場一致で御議決をお願いいたします。
○議長(原宏議員) お諮りいたします。本案については、委員会付託を処理し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。 よって、ただちに質疑、討論に入ります。 何か御発言はありませんか。
八幡益晴議員。
◆16番(
八幡益晴議員) 16番 八幡益晴です。 議案第59号 「
周辺事態措置法案」制定に反対する意見書について、意見を申し上げます。 まず、私は戦争は絶対反対であります。新ガイドライン法案は、日米
安保体制を強化し、我が日本国の平和と安全を確保するために、昨日から国会の衆議院ガイドライン特別委員会で総括質疑を行い、審議中であります。よって、日本国の国防に関する重要な法案であり、岡谷市議会で安易に判断できる問題ではありませんので、意見書提出には反対いたします。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。
上野安規光議員。
◆2番(
上野安規光議員) 2番 上野安規光でございます。 議案第59号 「
周辺事態措置法案」制定に反対する意見書に反対の立場から意見を述べたいと思います。 昨年の北朝鮮ミサイル発射疑惑等、この東アジアを取り巻く情勢も非常に危険を伴っているわけでございます。日本をめぐる周辺の状態は大変そのように危険をはらんでいるわけでありまして、現在の日本の平和と安全を確保するためには、安全保障条約に沿った日米ガイドラインの制定、また実施等が重要だというふうに思います。よって、私はこの意見書提出には反対するものでございます。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。
笠原征三郎議員。
◆20番(
笠原征三郎議員) 20番 笠原征三郎です。 議案第59号について、若干意見を述べたいと思います。 今、この議案に対して反対する立場から若干意見が述べられましたが、要約しますと、これは日米
安保体制を強化、また日本の平和と安全を守るもの、このような意見であったと思いますが、私はこの日米
安保体制を変質させ、しかもこの枠を出ているものであると断定していいと思いますし、この日本を守るため、日本の平和と安全のためには必要というような意見がありましたが、まさにこのガイドライン関係法案は、一番問題になっている点がそこだと思います。どこかよその国から日本が侵略されたときに、それに反撃するというようなものではなく、日本は侵略されていないのに、アメリカの武力行為に自動的に組み込まれていく。だからこそ、私たちは反対しているわけであります。今、国会で本格的にこれから審議に入っていきますが、今言ったようなこの法案についての問題点が幾つも浮き彫りにされてきています。 まず、一番の問題点は、このガイドライン法案は戦争法案そのものであるということであります。今言いましたとおり、アメリカが引き起こす戦争武力行為に日本が自動的に組み込まれていく、このことが決められているわけであります。ですから、まさに日本が戦争に加わっていく、こういう法案であります。政府は盛んに後方支援だから、戦争行為ではないと言いますが、国際法に照らしてみれば、後方、前方というような区別はなく、後方支援などと言っても、戦争行為と認められております。ですから、日本がこれに加わっていけば、相手国から攻撃されてもやむを得ない、こう国際法では決められております。ですから、先ほどこの意見書に反対する意見の中にありました日本の安全、平和を守っていくためには、このガイドライン関連法案が必要と言っておりますが、全くその逆で、このような法案こそ、日本の安全、平和を脅かすものであります。戦争を放棄した憲法を持っている日本が対外的な武力の行為に加わっていく。ここにこそガイドライン関連法案の本質があると思います。しかも、重大なことは、この意見書の提案にも今、述べてありますが、地方自治体に協力を求めている。ですから、私たち議員にとっては見過ごすことができない面を持っております。周辺事態法案の第9条として「米軍への軍事支援のため、地方公共団体の長に対し、その有する権限の行使について、必要な協力を求めることができる」、このように記されております。このように自治体もなし崩しに巻き込まれていく戦争協力法案を廃案にしていく。このことこそ、岡谷市議会の意思としていく必要があるのではないかと私は思います。よって、この意見書には、私は賛成するものであります。
○議長(原宏議員) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第59号を採決いたします。 本案は賛否両論がありますので、起立によって採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(原宏議員) 起立少数であります。 よって、議案第59号は否決されました。 なお、意見書の提出先は議長に御一任願います。
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△市長あいさつ
○議長(原宏議員) 以上で今定例会の議事の全部を議了いたしました。 閉会前に市長のごあいさつをお願いいたします。 〔市長 林 新一郎君 登壇〕
◎市長(林新一郎君) 平成11年第2回岡谷市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今定例会に御提案申し上げました平成10年度関係議案並びに平成11年度予算、条例議案及び人事案件等、多くの重要案件につきまして慎重な御審議をいただき、いずれも原案どおり御議決を賜りまして、心から厚く御礼を申し上げます。 議案審議並びに一般質問を通じまして、議員各位からいただきましたそれぞれの御意見につきましては、今後、慎重に検討を深め、市政の運営に当たってまいりたいと考えております。市政を取り巻く社会経済環境は依然として厳しい状況にあり、行財政運営にも容易ならざるものがございますが、財源確保に十分配意し、市民福祉の向上のため、努力を傾注いたしてまいる所存でありますので、今後とも一層の御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。 また、議員各位におかれましては、今期最後の定例会となりましたが、市民の代表者として4年間にわたり御協力を賜りまことにありがとうございました。4月に執行されます市議会議員選挙に出馬される議員さん方には、健康に御留意されまして、御当選を期すべく、御検討をお祈り申し上げますとともに、御退任されます議員の皆様方には、一層の御自愛の上、市民としていよいよ御活躍いただきますよう心からお祈り申し上げまして、お礼のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。
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