平成23年 12月 定例会(第4回)議事日程 第 1 諸般の報告 第 2 議案第141号 第 3 議案第121号 第 4 議案第122号から第124号 第 5 議案第125号 第 6 議案第126号から第130号 第 7 議案第131号から第135号 第 8 議案第136号 第 9 議案第137号から第140号 第10 議案第142号及び第143号 第11 議案第144号 第12 請願第9号及び第10号 第13 閉会中の継続審査(請願第11号) 本日の会議に付した事件 日程第1から第13まで 出席議員(30名) 1番 土 屋 亮 君 2番 土 屋 孝 雄 君 3番 土 屋 勝 浩 君 4番 池 田 総 一 郎 君 5番 古 市 順 子 君 6番 半 田 大 介 君 7番 小 坂 井 二 郎 君 8番 安 藤 友 博 君 9番 松 山 賢 太 郎 君 10番 佐 藤 公 至 君 11番 小 林 三 喜 雄 君 12番 井 沢 信 章 君 13番 佐 藤 清 正 君 14番 小 林 隆 利 君 15番 渡 辺 正 博 君 16番 久 保 田 由 夫 君 17番 池 上 喜 美 子 君 18番 三 井 和 哉 君 19番 西 沢 逸 郎 君 20番 尾 島 勝 君 21番 下 村 栄 君 22番 児 玉 将 男 君 24番 土 屋 陽 一 君 25番 内 堀 勝 年 君 26番 清 水 俊 治 君 27番 南 波 清 吾 君 28番 金 井 忠 一 君 29番 滝 沢 清 茂 君 30番 堀 善 三 郎 君 31番 深 井 武 文 君 欠席議員(1名) 23番 足 立 誠 君 説明のため出席した者 市 長 母 袋 創 一 君 副 市 長 石 黒 豊 君
政策企画局長 宮 川 直 君
上田地域自治 セ ン ター長 市 民 参加・ 岡 田 洋 一 君
協働推進参事 総 務 部 長 山 本 謙 二 君
行政管理課長 小 山 晃 君 秘 書 課 長 神 代 芳 樹 君 財 政 部 長 井 上 晴 樹 君 財 政 課 長 小 林 一 彦 君
市民生活部長 鈴 木 栄 次 君
健康福祉部長 武 井 繁 樹 君
福祉事務所長 こ ど も未来 関 和 幸 君 部 長
商工観光部長 金 子 義 幸 君 農 林 部 長 峰 村 万 寿 夫 君
都市建設部長 清 水 治 彦 君 消 防 部 長 荻 原 敬 一 君
丸子地域自治 関 義 継 君 セ ン ター長
真田地域自治 笠 原 茂 正 君 セ ン ター長
武石地域自治 伊 藤 定 衛 君 セ ン ター長 会 計 管理者 田 口 悦 子 君
上下水道局長 大 沢 和 正 君 教 育 長 小 山 壽 一 君 教 育 次 長 小 市 邦 夫 君
事務局職員出席者 事 務 局 長 片 山 久 男 君 事 務 局次長 鳴 沢 宏 紀 君
議会担当係長 清 住 拓 生 君 主 査 三 井 憲 君 主 任 久 保 田 進 吾 君 午後 1時30分 開議
○議長(南波清吾君) これより本日の会議を開きます。 ◇
△日程第1 諸般の報告
○議長(南波清吾君) 日程第1、諸般の報告を行います。 委員会における陳情審査結果について、お手元に一覧表を配付してありますので、ご了承願います。 次に、監査委員から
例月出納検査結果の報告がありました。お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。 ◇
△日程第2 議案第141号
○議長(南波清吾君) 次に、日程第2、議案第141号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とし、提案理由の説明を求めます。石黒副市長。 〔副市長 石黒 豊君登壇〕
◎副市長(石黒豊君) 追加議案集の1ページお願いいたします。議案第141号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてご説明申し上げます。
人権擁護委員法第3条の規定により
人権擁護委員として委嘱されております小山由紀子氏は平成24年3月31日をもって任期が満了となります。同じく委員として委嘱されております清水英美氏は、残念ながら本年11月4日にお亡くなりになられました。清水さんに対しまして、この場をおかりしまして謹んでご冥福をお祈りいたします。 つきましては、後任として藤澤弘氏と金井律子氏の両名を新たに
人権擁護委員として法務大臣に推薦したく、同法第6条第3項の規定により、市議会のご意見をお願いしたいというものであります。 どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(南波清吾君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) お諮りします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより採決します。本案は適任と決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案は適任と決しました。 ◇
△日程第3 議案第121号
○議長(南波清吾君) 次に、日程第3、議案第121号を議題とし、
総務文教委員長の報告を求めます。
小林隆利総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕
◎
総務文教委員長(小林隆利君)
総務文教委員会は、去る12月9日に開催し、付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 議案第121号、上田市の市花の制定について申し上げます。 本案については、新生上田市5周年という節目に当たり、合併協定書において新市において制定することとしていた市の花、市花の制定について、新市の一体感をより確かなものとするシンボルして、「さくら」を市の花として制定するものであるとまず説明がありました。 次に、制定に当たっては、上田市は
上田城跡公園が県内でも屈指の桜の名所として定着しており、市内各地域においても桜の名所が多数あること、桜が市民の身近にあって最も愛されている花であり、市民を対象とした2回の調査でもいずれも桜が第1位を占めたこと、また新市の市章が桜の花をモチーフに制定されていること等から、桜を市花の候補として選定し、表記については、やわらかさ、親しみやすさを持たせるために平仮名表記としたいとの説明を受けました。 質疑において、他自治体において桜のように同じものが市の花、市の木になっている場合があるのか。 これに対し、県内19市の例では、千曲市が花をあんず、節分草の2つとし、木をあんずとしているが、市花、市木にそれぞれ同じものを1つずつ定めている形は県内他市にはない。 次に、市の木などについては今後どう考えているのか。 これに対し、市の木、市木については、市民の意見が多様であることから今回は見送り、引き続き検討を進めたい。時期については、10周年、15周年といった節目の年がふさわしいと考えている等々の質疑応答があり、本案については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより採決します。本案を委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。 ◇
△日程第4 議案第122号~第124号
○議長(南波清吾君) 次に、日程第4、議案第122号から第124号まで3件一括議題とし、まず議案第122号及び第123号につき
厚生委員長の報告を求めます。
池上厚生委員長。 〔
厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕
◎
厚生委員長(池上喜美子君) 厚生委員会は、去る12月12日に開催し、付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第122号、上田市
産院料金条例等中一部改正について申し上げます。 本案については、平成24年4月1日に開院する
上田市立産婦人科病院において、地域の中で必要とされる分娩数を担い、安全、安心な医療提供を継続的に行うため、適正な医療収益を確保し、経営の安定化や経営体力の充実と施設、医療設備及び
医療スタッフの充実などのサービスの向上を図るため、分娩料等の料金を改定するとともに、弁済される見込みがなく、かつ消滅時効が完成した料金等については、債権放棄をすることができるよう条例中所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、料金改定を行うことにより通常の分娩退院時における平均的な支払額は幾らになるのか。 これに対し、昨年度から今年度において通常の入院期間を産院で過ごした420人に対する平均請求額は40万6,000円であり、料金改定後においては、個室を使用せずに診療時間内に生まれた場合の請求額は45万6,000円となる見込みである。なお、分娩退院時の請求額は、分娩料が半分、それ以外の入院基本料、検査及び処置等にかかわる部分が半分という構成となっている。 次に、債権放棄の対象となる人は何人いるのか。 これに対し、産院における未収者42人のうち21人が居所不明等の理由により3年の時効が経過している。なお、内科・
小児科初期救急センター及び武石診療所には対象者はいない等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第123号、上田市
子育て支援施設条例中一部改正について申し上げます。 本案については、
子育て支援施設のゆりかごを来年度開設の
上田市立産婦人科病院に併設し、移転開設するに当たり、移転後のよりよい適切な運営を図るため、利用者の範囲や使用料について条例中所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、ゆりかごの利用状況の推移はどうか。 これに対し、利用実績は、平成20年度は11人で延べ68日、21年度は21人で延べ186日、22年度は12件で延べ122日となっている。なお、ほとんどの方が核家族であり、退院後において家庭での支援が受けられない方が利用している。 次に、食事の使用料について、市長が別に定める実費相当額としているが、どのくらいの料金となるのか。 これに対し、現在の食事使用料は食事療養費の点数額程度の630円である。
上田市立産婦人科病院においても同額程度で食事を提供する予定であることから、現在の食事使用料とほぼ同額で予定し、今後調整していく等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 次に、議案第124号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
小林隆利総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕
◎
総務文教委員長(小林隆利君) 議案第124号、上田市
コミュニティ施設条例中一部改正について申し上げます。 本案については、
コミュニティ施設のうち自治会の集会施設としての利用が主となる施設について、施設の利用状況に配慮しながら地元自治会へ譲渡を進めている中で、丸子地域における
コミュニティセンター榎実の家に関しては下
和子自治会並びに関係する自治会と協議をした結果、下和子自治会から集会施設として譲渡を引き受けることの同意が得られたため、地元自治会へ譲渡することとし、これに伴う所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、このほかの施設については今後どう取り扱いをされていくのか。 これに対し、丸子地域にはこのほかに4施設があるが、現在それぞれについて事情を見ながら地元自治会と協議をしているところである等の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより議案第122号から第124号まで一括して採決します。本案3件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案3件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第5 議案第125号
○議長(南波清吾君) 次に、日程第5、議案第125号を議題とし、まず
総務文教委員長の報告を求めます。
小林隆利総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕
◎
総務文教委員長(小林隆利君) 議案第125号、平成23年度上田市
一般会計補正予算第3号中
総務文教委員会担当分について申し上げます。 まず、総務部ほか関係の質疑において、
長野県議会議員一般選挙の関係で投票率はどうだったのか。 これに対し、平成23年4月10日に行われた
長野県議会議員選挙では、上田市の投票率は55.21%で、前回平成19年の選挙の投票率47.32%に比べて約8ポイントほど投票率がアップしている。 次に、財政部関係の質疑において、市債の合併特例債の発行期限の延長に関して国の動向はどうか。 これに対し、
東日本大震災による被害を受けた合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律案は現段階ではまだ衆議院を通過していない状況であるが、上田市にとっても期限延長によって合併特例債の計画的な活用に寄与することになるため、早期の成立を期待している。 次に、政策企画局ほか関係の質疑において、交流・
文化施設建設に当たり今回3億円の基金を積み立てているが、現時点でどの程度まで基金を積み立てていくと考えているか。また、基金の当初の建設資金と後年度の負担軽減に回す割合はどのように考えているのか。 これに対し、この基金は平成21年度に設置をし、当初は10億円を目標に積み立ててきたが、平成22年度末で14億1,000万円余の積み立てとなった。今後は20億円を目標にさらなる基金造成を行っていきたいと考えている。基金については平成24年、25年の建設工事に充てていきたいが、その後の運営管理に充てていくことも考えており、その割合は今後の財政計画などを含めて慎重に検討していきたい。 次に、
教育委員会関係の質疑において、教育費の
特別支援教育就学奨励費の増額があるが、就学者数の推移はどうか。 これに対し、平成21年度では小学校で122人、中学校で50人だったが、平成22年度では小学校で140人、中学校で60人となり、今年度10月1日現在では小学校142人、中学校70人となっている。 次に、丸子図書館の整備に関して、来年6月1日の開館に向けて準備のための閉館期間がかなり長いが、その間の代替措置はどうするのか。 これに対し、今回図書館から図書館への移動ということでやむを得ずこのような期間を設けた。休館期間中、移動図書館については従来どおり継続するが、
丸子図書館本館で所蔵している蔵書については予約できないため、
図書館ネットワークエコールを利用し他の図書館から取り寄せる形で本を借りていただくように考えている等々の質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 次に、
産業水道委員長の報告を求めます。
西沢産業水道委員長。 〔
産業水道委員長 西沢 逸郎君登壇〕
◎
産業水道委員長(西沢逸郎君)
産業水道委員会は、去る12月12日に開催し、付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 議案第125号中
産業水道委員会担当分について申し上げます。 まず、
商工観光部関係の質疑において、新しい公共の場づくりのための
モデル事業補助金について、長野県による補助事業とのことだが、上田市として具体的にはどのようにこの事業にかかわっているのか。 これに対し、
事業実施団体に対して、長野県への申請に当たっての書類の作成や事業の内容等についての相談に応じること等でかかわってきた。今後についても職員がかかわることで
事業実施団体と連携し事業に取り組んでいきたい。 次に、この補助金はNPO等の活動を運営、財政面で支えるとのことだが、長野県が既に行っている
地域発元気づくり支援金と同じような性格のものか。また、当事業について、上田市としても積極的に広報等でのPRやフォローをしていくべきだと思うが、どのように考えているか。 これに対し、当事業は単独のNPOだけでは補助対象にはならず、NPOと行政、企業、民間団体等多様な担い手が一緒になって取り組むことが前提となっている。したがって、
地域発元気づくり支援金のように単独の団体へ補助するものとは性格が異なるものである。また、若者の就労が非常に厳しい状況にある中、上田市としても若者同士のこうした取り組みに積極的にかかわっていきたいと考えている。 次に、農林部関係の質疑において、
県営地域ため池総合整備事業の進捗状況はどうか。 これに対し、今年度は沢山池の堤体等の機能診断、さらにそれに付随して下流の16カ所のため池の機能診断を行っている。来年度はこの結果をまとめ、平成25年度以降の実施に向け事業計画を立てていく予定である。今年度沢山池の堤体調査を検討する中で
ボーリング調査が必要となり、来年度予定を前倒しして行いたいというものである。 次に、
農作物等災害経営支援利子補給事業補助金について、どのような内容か。 これに対し、平成22年度に発生した果樹を中心とした農業災害について、その再生産に必要な経費に対しJAが資金融資を行った。その利率1.5%について、JAと上田市で半分の0.75%ずつを負担することとし、利子補給を行うものである。 次に、
林道維持補修事業の
道路補修工事費について、
グレーチング盗難に伴う補正とのことだが、具体的な状況はどうか。 これに対し、林道で5路線、17カ所において横断のために使われている
グレーチングが部分的に盗難に遭っているという状況である。警察の話によると、
グレーチングの盗難は全国的に見られており、発見されたとしてもどこで盗まれたものかを特定することが非常に難しいとのことである。今後は
グレーチングを連結したり、他での盗用防止のため設置場所がある程度特定できるようなペイントを施したりすることで盗難防止のための対策をとっていきたいと考えている等々の質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 次に、
厚生委員長の報告を求めます。
池上厚生委員長。 〔
厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕
◎
厚生委員長(池上喜美子君) 議案第125号中
厚生委員会担当分について申し上げます。 まず、
健康福祉部関係の質疑において、
福祉医療費給付事業費で行っている
高齢者医療費給付金とはどういった内容の給付金なのか。 これに対し、
福祉医療制度は、70歳未満の高齢者、障害者、母子家庭、父子家庭、児童の方を対象として、医療費等の自己負担を軽減する目的で長野県内において共通して実施しているものである。この中で
高齢者医療費給付金は、年齢が67歳以上70歳未満の
市民税非課税世帯の方の中で、他の
福祉医療制度に該当しない場合に給付しているものである。このことにより、通常3割負担のところが2割は自己負担、1割は福祉医療費で給付となる。 次に、
総合保健センター管理運営事業費において、光熱水費を増額補正しているが、理由は何か。 これに対し、当初予算を編成した平成22年11月の段階では、まだひとまちげんき・
健康プラザうえだは開設後1年を経ていなかったことから冬期間の暖房費を推測で計上したが、親子ひろばの床暖房が予想以上にかさんだため、今回増額補正をお願いするものである。なお、本年度当初予算額と今回の補正額を合わせた650万円ほどがひとまちげんき・
健康プラザうえだの通年の光熱水費になっていくものと考えている。 次に、
こども未来部関係の質疑において、
民間保育所運営事業費における
保育所運営費負担金の増額補正は、途中入所児童の増加に伴う不足分の計上とのことだが、公立保育所から民間保育所に転園したことによるものなのか、それとも新規の入所児童が増加したことによるものなのか。 これに対し、新規の入所児童が増加傾向にあり、とりわけ3歳未満児の途中入所が多い状況である。その状況としては、今年度11月末までに民間保育所に途中入所した児童は163人であり、そのうち123人は3歳未満児となっており、昨年度は3歳未満児が111人途中入所であったため、3歳以上児よりも多く入所していることになる。公立保育所と民間保育所における保育料自体は基本的に所得に応じていることから変わりはなく、また基本的な
保育サービスについても同様であることから、公立保育所から民間保育所に転園するという事例はそれほどないと解釈している。 次に、
安心こども基金事業の
子育て支援者の
移行啓発事業で子育てサポーター用のエプロンを購入するとのことだが、購入理由と購入枚数はどうか。 これに対し、現在子育て支援センターの広場等において子育てサポーターの皆さんに活動していただいているが、子育て中の保護者に対して一目で子育てサポーターの存在や活動内容を知っていただくために統一したエプロンを着る必要があることから購入するものである。また、200枚購入して子育てサポーターに貸与していきたい等々の質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 次に、環境建設委員長の報告を求めます。深井環境建設委員長。 〔環境建設委員長 深井 武文君登壇〕
◎環境建設委員長(深井武文君) 環境建設委員会は、去る12月9日に開催し、付託された案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次報告を申し上げます。 議案第125号中環境建設委員会担当分について申し上げます。 まず、都市建設部関係の質疑において、市道新設改良事業費の川辺町国分線と神畑原峠線の事業費の組み替えは金額が1億円と大きいが、どのような理由か。 これに対し、川辺町国分線と神畑原峠線は両線とも市の千曲川左岸側の道路渋滞解消を図るために建設を進めている道路である。交通渋滞解消という観点から見た場合、川辺町国分線よりも神畑原峠線を早期に供用開始するほうが渋滞解消を図れると判断したことから、両線の進捗状況を勘案した上で、川辺町国分線から神畑原峠線へ事業費の組み替えを行うものである。 次に、道路除雪委託について、道路の除雪に係る出動基準はあるのか。また、地域ごとに異なるのか。 これに対し、上田市では毎年度除雪計画を策定し、除雪の出動基準や除雪路線を規定しており、降雪がおおむね10センチメートルを超えた場合出動することを定めている。また、基準は地域別ではなく、市内共通のものである。 次に、消防部関係の質疑において、団員等公務災害補償等共済基金負担金について、
東日本大震災により多数の消防団員が亡くなり、公務災害補償のための掛金が2万2,800円引き上げられたことに伴う増額補正とのことだが、共済基金の給付内容に変更はあるのか。 これに対し、給付内容は、遺族補償年金、遺族補償一時金など、従前と同様の給付内容で、変更点はない。遺族補償金等を支払うための基金が不足したための掛金の増額である。 次に、傍陽分団詰所の実施設計委託について、現在女性消防団員が増加している状況があるが、女性団員の利用を想定した設計を考えているか。 これに対し、女性団員が増加している状況を踏まえて、現在建設中の詰所についてはトイレを別にするなど女性に配慮した施設建設をしてきており、傍陽分団詰所も女性団員に対応した施設となるよう考えている等々の質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより採決します。本案を委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(南波清吾君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第6 議案第126号~第130号
○議長(南波清吾君) 次に、日程第6、議案第126号から第130号まで5件一括議題とし、まず議案第126号から第128号及び第130号につき
厚生委員長の報告を求めます。
池上厚生委員長。 〔
厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕
◎
厚生委員長(池上喜美子君) まず、議案第126号、平成23年度上田市国民健康保険事業特別会計補正予算第2号について申し上げます。 質疑において、保険給付費の葬祭費を増額補正しているが、申請件数はどうか。また、滞納がある人にも葬祭費を支給しているのか。 これに対し、申請件数は平成21年度が235件、22年度は206件であり、本年度は240件を超える申請があると見込んでいる。また、現在滞納がある人には原則として葬祭費は給付していない。 次に、特定健康診査等事業費で人間ドック等受診補助金を増額補正しているが、多くの方が人間ドックを受診することにより国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療保険の負担が減少すると思われることから、補助額を引き上げる考えはないか。 これに対し、人間ドックは被保険者の健康維持に寄与していることから、現在市では受診者に対して1泊2日の場合は2万5,000円、半日の場合は1万3,000円の補助を行っている。しかし、国民健康保険加入者の人間ドック受診に対しては国の補助が直接ないことや、保険者に義務づけられている特定健診は国、県の補助対象になること等の理由により、特定健診の受診を推進していきたいと考えている等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第127号、平成23年度上田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 質疑において、歳入において後期高齢者医療保険料を約3,600万円減額補正しているが、理由は何か。 これに対し、平成23年度の当初予算に当たっては、後期高齢者医療広域連合の被保険者数及び保険料の収入見込み推計値をもとに計上するため、当市の実態とは合っていない。このため、本年度においては被保険者数が当初の見込みより1%減少したことや特別徴収の対象者も死亡等の理由により減少したこと等から減額補正をするものである等の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第128号、平成23年度上田市介護保険事業特別会計補正予算第2号について申し上げます。 質疑において、保険給付費の介護サービス等諸費において、地域密着型介護サービス給付費と居宅介護サービス給付費について多額の補正をしているが、理由は何か。 これに対し、当初予算で地域密着型介護サービス給付費について、6種類、13カ所の施設整備を本年度中に実施することを見込み計上したが、現時点において施設整備が終了していないことから5億3,000万円余りを減額し、これに伴い居宅介護サービス給付費を6億5,000万円余り増額するものである。 次に、居宅介護サービス計画はどのような過程でつくっているのか。 これに対し、本計画を作成する一番の目的は介護を受けている方が自立することであるため、本人の意向をまずケアマネジャーが聞いた上で、家族や支援をしている方を含めて計画書を作成している。その後本人が承諾して提出することによりサービスを受けられることとなる等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第130号、平成23年度上田市武石診療所事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 質疑において、基金繰入金を増額補正しているが、診療所基金は幾らあるのか。 これに対し、診療所基金は2億4,000万円ほどである等の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 次に、議案第129号につき環境建設委員長の報告を求めます。深井環境建設委員長。 〔環境建設委員長 深井 武文君登壇〕
◎環境建設委員長(深井武文君) 議案第129号、平成23年度上田市駐車場事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 本案については、上田駅お城口自動車駐車場ほか合計5つの市営駐車場施設の管理運営事業について、現在の指定管理者による指定管理期間が平成23年度で満了となることから、新たに平成24年度から平成26年度までの3カ年について指定管理者による指定管理を行うため、指定管理者制度による管理運営に係る限度額を毎年の年度協定において定める額の総額とする債務負担行為を設定するものであるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
○議長(南波清吾君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより議案第126号から第130号まで一括して採決します。本案5件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案5件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第7 議案第131号~第135号
○議長(南波清吾君) 次に、日程第7、議案第131号から第135号まで5件一括議題とし、まず議案第131号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
小林隆利総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕
◎
総務文教委員長(小林隆利君) 議案第131号、平成23年度上田市真田有線放送電話事業会計補正予算第1号について申し上げます。 本案については、収益的支出において、電話事業費用においては営業費用で減額、職員給与費について扶養者の変更による扶養手当の減額及び法定福利費の共済費の負担率改正に伴う増額が主なものであるとの説明を受け、審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 次に、議案第132号につき
厚生委員長の報告を求めます。
池上厚生委員長。 〔
厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕
◎
厚生委員長(池上喜美子君) 議案第132号、平成23年度上田市産院事業会計補正予算第3号について申し上げます。 質疑において、非常勤医師を招聘したとのことだが、どのような経緯で招聘できたのか。 これに対し、田中産院名誉院長等からご紹介いただき招聘することができたものである。 次に、収益的支出の経費において、竣工式式典費用が計上されているが、産院建築工事の進捗状況はどうか。また、竣工式はいつか。 これに対し、本体建築工事の進捗率は80%であり、本体工事とあわせて今後は電気機器等の取りつけ工事が主になっていく。現時点において本体工事は順調に進んでいる。また、竣工式は4月1日の開設を考えていることから、おおむねその1週間程度前には竣工式ができるよう進めていく予定である等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 次に、議案第133号、第134号及び第135号につき
産業水道委員長の報告を求めます。
西沢産業水道委員長。 〔
産業水道委員長 西沢 逸郎君登壇〕
◎
産業水道委員長(西沢逸郎君) まず、議案第133号、平成23年度上田市水道事業会計補正予算第2号について申し上げます。 なお、審査に入る前に当たって、補正予算書中給与明細書内の数字の記載誤りについて訂正の申し出と陳謝があり、委員会としてこれを了承したことを申し上げておきます。 質疑において、給与明細書における特別職とはだれのことを指しているのか。 これに対し、上下水道審議会の審議委員20名いるうちの上水道分の人数10名のことである。 次に、職員が1名減員となったことによる補正とのことだが、減員となった職員の職種は何か。また、減員となった理由は何か。 これに対し、減員となったのは丸子上下水道課業務係の事務職員である。理由については、さまざまな業務の見直しを行ったことにより人員削減したものである等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第134号、平成23年度上田市公共下水道事業会計補正予算第1号について申し上げます。 質疑において、職員数が減った理由は何か。 これに対し、1名が中途での退職、2名が業務の見直しによる下水道課職員の減員である等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第135号、平成23年度上田市農業集落排水事業会計補正予算第1号について申し上げます。 本案については、職員の異動等に係る給料等の所要の補正であるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより議案第131号から第135号まで一括して採決します。本案5件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案5件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第8 議案第136号
○議長(南波清吾君) 次に、日程第8、議案第136号を議題とし、まず本案議案書表中、番号1、上田市コミュニティセンター西内から番号41、上田市丸子農産物直売加工施設(愛称「あさつゆ」)までの41施設、及び番号43、上田駅お城口自動車駐車場から番号47、上田駅温泉口自転車等駐車場までの5施設、合計46施設につきそれぞれ担当委員長からの報告を求めます。 まず、
総務文教委員長の報告を求めます。
小林隆利総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕
◎
総務文教委員長(小林隆利君) 議案第136号、上田市公の施設の指定管理者の指定中
総務文教委員会担当分について申し上げます。 本案については、平成24年3月31日をもって指定期間が終了する政策企画局及び教育委員会所管の39施設について、平成24年4月1日からの指定管理者を指定するものであるとまず説明がありました。 次に、内容としては、番号1、上田市コミュニティセンター西内から番号39、上田市室内プール(愛称「アクアプラザ上田」)までについて、各施設とも議案書に記載されているとおり指定管理者となる団体と指定期間で指定したいものであるとそれぞれ説明を受けました。 質疑において、コミュニティセンター西内の指定期間は3年だが、収益を目的とする施設の位置づけになっているためか。 これに対し、コミュニティセンター西内は指定管理者を公募により募集することで競争原理を働かせ、有効的な管理運営を行っていく施設として位置づけられているため3年としている。 次に、番号18から番号38までの21カ所の指定について、21カ所を一括して公募する目的は何か。また、競争原理を働かせ公募を行っているのか。 これに対し、児童クラブについては、目的が一緒であること、管理運営上の細かい事務において効率化を図ること、忙しい時期に同じ法人内で職員を回すことができるということもあり、一括して指定した。また、非公募ではなく、公募で広く募集をかけている点で競争原理が働いていると考えている。 次に、今回指定管理を受ける非営利活動法人ワーカーズコープについて、労務管理に問題があるという話を聞くがどうか。 これに対し、他県において一部そういうことがあったと聞くが、上田市のワーカーズコープについては雇用確認書を作成し、労働契約を結んでいることを確認した上で指定している等々の質疑応答があり、本案中
総務文教委員会担当分である番号1から番号39については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 次に、
産業水道委員長の報告を求めます。
西沢産業水道委員長。 〔
産業水道委員長 西沢 逸郎君登壇〕
◎
産業水道委員長(西沢逸郎君) 議案第136号中
産業水道委員会担当分について申し上げます。 本案については、当委員会担当分の2施設について、指定管理者の指定の議決を求めるものであり、塩田の里交流館(愛称「とっこ館」)は、指定管理者として塩田の里交流館運営委員会を指定し、指定期間は平成24年4月1日から平成29年3月31日までの5年間とし、丸子農産物直売加工施設(愛称「あさつゆ」)は、指定管理者として上田市丸子農産物直売加工センター運営組合を指定し、指定期間を平成24年4月1日から平成27年3月31日までの3年間とするものであるとの説明を受けました。 質疑において、あさつゆについて、公募、非公募についての考えはどうか。また、指定期間が3年となっているが、この根拠は何か。 これに対し、原則的には公募ということだが、当施設は上田市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例における選定の特例として、公募が適さない場合に該当する。具体的には、特定団体が管理運営することで施設の設置目的が効果的に達成できる施設及び設置段階から特定の団体が関与することで設置に至った施設に該当するものである。また、3年という指定期間については、施設の性格により分類される定められた基準による期間である。 次に、同じくあさつゆについて、加工施設の拡大や大型バスの駐車場の整備等が今後売り上げを伸ばすためには必要だと思われるが、指定管理者から設備投資に関して相談はあるのか。また、上田市としての考えはどうか。 これに対し、指定管理者から施設整備の要望については既に受けている。今後具体的な検討に入っていくため、上田市とJAそれぞれとの協議の場を設けてきており、今年度についても1回実施したところである。今後も同様の機会を設け、将来的な計画を立てていくこととなっている等々の質疑応答があり、本案中
産業水道委員会担当分である2施設については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 次に、環境建設委員長の報告を求めます。深井環境建設委員長。 〔環境建設委員長 深井 武文君登壇〕
◎環境建設委員長(深井武文君) 議案第136号中環境建設委員会担当分について申し上げます。 本案については、上田駅お城口自動車駐車場、上田駅お城口第二自動車駐車場、上田駅温泉口自動車駐車場、上田駅お城口自転車等駐車場及び上田駅温泉口自転車等駐車場の5施設の指定管理期間が平成24年3月31日で終了することから、新たに平成24年4月1日からの指定管理者の指定の議決を求めるものである。ことし8月から9月に指定管理者の公募を行った結果、3団体から応募があり、提出された事業計画書等について、経費縮減や安定した施設管理が行えるか、緊急時に迅速な対応ができるかなどについての観点から、上田市公の施設指定管理者候補者選定委員会で審査、検討を行い、5施設について株式会社日本ビルシステムズを候補者として選定をした。指定管理の期間は、平成24年4月1日から平成27年3月31日までの3年間とするものであるとの説明を受けました。 質疑において、指定管理者から提出のあった収支報告書については、どのようなチェックを行っているのか。 これに対し、駐車場の指定管理は今年度で3年目となるが、過去2年間の実績に基づいて一定程度の事業費を指定管理料の目安として算定し、収支報告書をチェックしている。また、毎年度事業報告書の提出を受けるとともに、モニタリング評価を実施している等の質疑応答があり、本案中担当分については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより採決します。先ほど申し上げた対象46施設につき委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、番号1から41までの41施設及び番号43から47までの5施設、合計46施設の指定については可決されました。 続きまして、本案議案書表中、番号42、上田市真田独居高齢者用集合住宅につき、地方自治法第117条の規定により除斥に該当しますので、土屋陽一議員及び清水議員の退席を求めます。 〔24番 土屋 陽一君、26番 清水 俊治君退場〕
○議長(南波清吾君) ここで、
厚生委員長の報告を求めます。
池上厚生委員長。 〔
厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕
◎
厚生委員長(池上喜美子君) 議案第136号中
厚生委員会担当分の1施設について申し上げます。 審査に当たり、上田市議会委員会条例第18条の規定により除斥に該当するため、土屋陽一委員退席の後、審査を行いました。 本案中担当分については、上田市真田独居高齢者用集合住宅について、新たに指定管理者制度を導入するに当たり公募を行った結果、社会福祉法人恵仁会の1者から申請があり、提案された事業計画書等について、関係職員による1次、2次評価をもとに上田市公の施設指定管理者候補者選定委員会で審査、検討を行い、候補者として選定したものである。また、指定管理の期間は、平成24年4月1日から平成27年3月31日までの3年間としたいというものであるとの説明を受けました。 質疑において、現在の集合住宅の状況はどうか。 これに対し、本集合住宅は介護度を進行させないという趣旨で平成12年に設置した施設である。現在要介護認定を受けている方が4人、要支援の方が1人、要支援を受けていない方が1人の計6人の独居高齢者が暮らしており、満室の状況である。また、社会福祉法人恵仁会に委託をして毎日巡回等を行うとともに、市の看護師が週に1回訪問して健康管理を行っている。 次に、指定管理者となる団体は10年以上にわたり委託による管理を行ってきたとのことから、指定管理者でやるメリットが感じられないが、どう考えているのか。 これに対し、今年度の委託経費と市直営部分の経費を合わせると約242万8,000円であるが、指定管理者となる団体からの提案では212万円であることから、経費面において約30万円の節減が期待できる等のメリットがある等々の質疑応答があり、本案中担当分、議案書表中、番号42、上田市真田独居高齢者用集合住宅については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより採決します。先ほど申し上げた対象1施設につき委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、番号42の施設の指定については可決されました。 ここで、15分間休憩いたします。 午後 2時29分 休憩 ◇ 午後 2時45分 再開
○議長(南波清吾君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△日程第9 議案第137号~第140号
○議長(南波清吾君) 次に、日程第9、議案第137号から第140号まで4件一括議題とし、まず議案第137号、第138号及び第139号につき環境建設委員長の報告を求めます。深井環境建設委員長。 〔環境建設委員長 深井 武文君登壇〕
◎環境建設委員長(深井武文君) それでは、議案第137号、市道路線の認定についてから順次申し上げます。 本案については、泉平10号線ほか合計3路線、総延長667.9メートルを認定するものであるとの説明を受けました。 質疑において、泉平坂下線と泉平1号線を接続する泉平10号線の認定はどのような経緯か。地元は承知しているのか。 これに対し、堤防道路である上田橋中島線が改良事業により拡幅されるため、これまで上田橋中島線とつながっていた泉平坂下線が直接堤防道路へ乗り入れできない状況となった。泉平坂下線を堤防道路へ接続させるため、泉平1号線への迂回路として泉平10号線を新設し、市道認定するもので、地元の了解を得て実施した事業である等の質疑応答があり、本案は可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第138号、市道路線の廃止について申し上げます。 本案については、鷹匠町横町線ほか合計3路線、総延長216.9メートルを廃止するものであるとの説明を受け、審査の結果、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第139号、市道路線の変更について申し上げます。 本案については、上常田中常田線ほか合計4路線、総延長2,920.3メートルを3,175.9メートルに変更するものであるとの説明を受け、審査の結果、可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 次に、議案第140号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
小林隆利総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕
◎
総務文教委員長(小林隆利君) 議案第140号、公有財産の無償譲渡について申し上げます。 本案については、
コミュニティセンター榎実の家について、地元自治会への無償譲渡の協議が調ったことから、上田市
コミュニティ施設条例から削除するとともに、本議案で自治会に無償譲渡するものであり、譲渡の相手方は下和子自治会長であるとの説明を受け、審査の結果、可決すべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより議案第137号から第140号まで一括して採決します。本案4件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件可決されました。 ◇
△日程第10 議案第142号及び第143号
○議長(南波清吾君) 次に、日程第10、議案第142号、視覚障害者に対応した地上デジタルテレビ放送等を求める意見書及び議案第143号、国民生活の安心と向上を図る各種基金事業の継続を求める意見書について2件一括議題とし、
厚生委員長に提案理由の説明を求めます。
池上厚生委員長。 〔
厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕
◎
厚生委員長(池上喜美子君) まず、議案第142号、視覚障害者に対応した地上デジタルテレビ放送等を求める意見書について趣旨弁明を行います。 この意見書は、厚生委員会の審査において、請願第9号、視覚障がい者からテレビを遠ざけない地上デジタルテレビ放送を求める請願を採択し、委員全員の賛同を得て提案するものであります。 内容としましては、視覚障害者が安心して暮らし、社会参加を行う上において情報の入手は必要不可欠ですが、我が国における情報入手方法の多くはテレビや新聞等からの視覚情報であるため、視覚障害者への配慮が欠けている状況であります。 厚生労働省が平成20年3月24日に発表した平成18年身体障害児・者実態調査結果によると、視覚障害者の66%はテレビ音声から情報を入手していることが示されているにもかかわらず、本年7月にはアナログテレビ放送が地上デジタルテレビ放送へと完全移行したことに伴い、従来ラジオで聞くことができたテレビ放送が受信できなくなり、視覚障害者からテレビ音声による情報を遠ざけてしまう結果となっております。 よって、視覚障害者が地上デジタルテレビ放送から容易に情報を入手できる環境を整備するよう国に要望するものであります。 案文はお手元に配付のとおりです。 次に、議案第143号、国民生活の安心と向上を図る各種基金事業の継続を求める意見書について趣旨弁明を行います。 この意見書は、厚生委員会の審査において、請願第10号、国民生活の安心と向上を図る各種基金事業の継続を求める請願を採択し、委員全員の賛同を得て提案するものであります。 内容としましては、国は安心社会を構築するため、医療や介護の充実、子育て支援の強化などに対する交付金を創設し、都道府県における各種基金の造成とその基金を通じて市町村が実施する事業の推進に対して支援を行っております。 しかし、基金事業の終了期日が迫っている子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例基金等は、関係法律の改正及び代替制度等が整備されていないのにもかかわらず、基金事業が終了することとなります。 よって、リーマンショック以降の厳しい経済状況下に置かれている我が国において、代替制度等を整備するまでの間においては基金事業を継続するよう国に要望するものであります。 案文はお手元に配付のとおりです。 以上2件一括趣旨弁明を行いました。全員の皆様のご賛同をいただき、それぞれご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(南波清吾君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) 本案2件については、委員会提出議案のため、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略します。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより採決します。本案2件原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第11 議案第144号
○議長(南波清吾君) 次に、日程第11、議案第144号、拡大生産者責任(EPR)とデポジット制度の法制化を求める意見書について議題とし、環境建設委員長に提案理由の説明を求めます。深井環境建設委員長。 〔環境建設委員長 深井 武文君登壇〕
◎環境建設委員長(深井武文君) 議案第144号、拡大生産者責任(EPR)とデポジット制度の法制化を求める意見書について趣旨弁明を行います。 この意見書は、拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書の採択について、議長の要請を受け、環境建設委員会で協議し、委員全員の賛同を得て提案するものです。 いわゆる容器包装リサイクル法が平成9年に制定されました。その後平成20年には見直しがなされたものの、ごみのポイ捨ては依然おさまらず、我が国のごみ問題はますます深刻化しています。 持続可能な循環型社会というものを築くためには、改めて大量生産、大量消費、大量廃棄、大量リサイクル型の経済社会を見直し、廃棄物の発生を抑え、リサイクルを優先する社会を築いていかなければなりません。そして、そのためには生産者が生産過程でごみとなりにくい製品をつくり、その使用済み製品の回収から資源化まで責任を持たなければなりません。このことは、すなわち処理、リサイクル費用のすべてを製品価格に含めた拡大生産者責任(EPR)の導入が必要であるということです。 また、価格にリサイクルにかかる費用の一部をあらかじめ上乗せして販売する使い捨て容器へのデポジット制度の導入は、資源再利用の促進や廃棄物の発生抑制、あるいはポイ捨て、不法投棄防止に対し極めて有効な手段となります。 したがいまして、繰り返しになりますが、容器包装廃棄物の発生抑制と再利用、再資源化を促進し、循環型社会の実現を図るための拡大生産者責任及びデポジット制度の導入について、国は積極的に検討し、早期に制度化するよう要望するものです。 案文はお手元に配付のとおりです。全員の皆様のご賛同をいただき、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(南波清吾君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) 本案については、委員会提出議案のため、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略します。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) これより採決します。本案を原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第12 請願第9号及び第10号
○議長(南波清吾君) 次に、日程第12、請願第9号、視覚障がい者からテレビを遠ざけない地上デジタルテレビ放送を求める請願及び請願第10号、国民生活の安心と向上を図る各種基金事業の継続を求める請願について2件一括議題とします。 お諮りします。先ほどそれぞれの請願について同一趣旨の議案第142号、視覚障害者に対応した地上デジタルテレビ放送等を求める意見書及び議案第143号、国民生活の安心と向上を図る各種基金事業の継続を求める意見書が可決されましたので、本請願2件については採択されたものとみなしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本請願2件については採択されたものとみなすことに決しました。 ◇
△日程第13 閉会中の継続審査(請願第11号)
○議長(南波清吾君) 次に、日程第13、閉会中の継続審査を議題とします。
総務文教委員長から審査中の請願第11号、上田市の博物館に自然科学系の学芸員を配置するための請願について、会議規則第104条の規定により閉会中の継続審査の申し出があります。 この際、会議規則第45条第1項の規定により、審査経過の中間報告を求めます。
小林隆利総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕
◎
総務文教委員長(小林隆利君) 請願第11号、上田市の博物館に自然科学系の学芸員を配置するための請願について、審査経過について申し上げます。 本請願については、これまで自然科学系の学芸員の配置状況について、いまだ調査研究が十分でなく、今後県や上田市周辺の自治体の自然関係の学芸員の状況などについてさらなる調査研究の必要があるとのことから閉会中の継続審査が妥当であるとの動議があり、挙手採決の結果、全員の賛成により本請願については閉会中の継続審査とすべきものと決定いたしました。
○議長(南波清吾君) お諮りします。本請願については、委員長から申し出があったとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(南波清吾君) 起立全員であります。よって、本請願については閉会中の継続審査に付することに決しました。 以上で本日の日程はすべて終了しました。 これにて平成23年12月上田市議会定例会を閉会いたします。 午後 3時00分 閉会...