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12月16日-04号

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  1. 長野市議会 2019-12-16
    12月16日-04号


    取得元: 長野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    令和 1年 12月 定例会令和元年12月16日(月曜日) 出席議員(39名)   第1番   小林史子議員   第2番   小泉一真議員   第3番   倉野立人議員   第4番   堀内伸悟議員   第5番   西脇かおる議員   第6番   箱山正一議員   第7番   グレート無茶議員   第8番   加藤英夫議員   第9番   青木敏明議員  第10番   桜井 篤議員  第11番   和田一成議員  第12番   黒沢清一議員  第13番   滝沢真一議員  第14番   竹内 茂議員  第15番   東方みゆき議員  第16番   鎌倉希旭議員  第17番   鈴木洋一議員  第18番   勝山秀夫議員  第19番   松井英雄議員  第20番   金沢敦志議員  第21番   手塚秀樹議員  第22番   北澤哲也議員  第23番   市川和彦議員  第24番   若林 祥議員  第25番   松田光平議員  第26番   野々村博美議員  第27番   阿部孝二議員  第28番   佐藤久美子議員  第29番   松木茂盛議員  第30番   塩入 学議員  第31番   布目裕喜雄議員  第32番   小林秀子議員  第33番   近藤満里議員  第34番   西沢利一議員  第35番   小泉栄正議員  第36番   宮崎治夫議員  第37番   寺沢さゆり議員  第38番   小林義直議員  第39番   三井経光議員 欠席議員(なし) 説明のため会議に出席した理事者  市長         加藤久雄  副市長        樋口 博  教育長        近藤 守  上下水道事業管理者  高見澤裕史  監査委員       鈴木栄一  総務部長       倉石義人  企画政策部長     酒井 崇  財政部長       清水啓太  地域・市民生活部長  増田武美  保健福祉部長     樋口圭一  こども未来部長    北原千恵子  環境部長       宮尾正彦  商工観光部長     高橋 要  文化スポーツ振興部長 倉島 明  農林部長       倉島康嘉  建設部長       小林正明  都市整備部長     羽片光成  会計局長       伊熊勝彦  保健所長       小林良清  危機管理防災監    鎌田富夫  上下水道局長     西澤雅樹  消防局長       島田 斉  教育次長       竹内裕治  教育次長       永井克昌 職務のため会議に出席した議会事務局職員  事務局長       柄澤顕司  総務議事調査課長   湯本智晴  総務議事調査課長補佐 小林弘和  総務議事調査課長補佐 中村元昭  総務議事調査課長補佐 石坂陽子  係長         村山哲也  係長         内山健二  係長         竹 直樹  主事         馬場悠生子  係長         徳武慎治  係長         小宮山 潤  主査         笹原健史  主事         菅野航平  係長         坂口夏江議事日程 1 委員長報告 1 委員長報告に対する質疑、討論、採決議事日程追加 1 議会第22号上程(決算特別委員会閉会中継続調査申出について) 1 議案第171号及び議案第172号一括上程理事者説明、質疑 1 委員会付託 1 委員長報告 1 委員長報告に対する質疑、討論、採決 1 議案第173号から議案第178号までそれぞれ上程、理事者説明、質疑(委員会付託省略)、討論、採決 1 議会第23号上程(議会活性化検討委員会2019の設置について)   午前10時02分 開議 ○議長(小泉栄正) おはようございます。 ただ今のところ、出席議員は39名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 初めに、議案第133号から議案第170号まで、継続審査中の認定第2号及び請願第16号、以上40件、一括議題といたします。 各委員会の審査が終了しておりますので、これより委員会の審査の経過並びに結果について、各委員長から報告を求めます。 初めに、総務委員会委員長手塚秀樹議員     (総務委員会委員長 手塚秀樹議員 登壇) ◆総務委員会委員長手塚秀樹議員) 21番、手塚秀樹でございます。 私から、本市議会定例会におきまして、総務委員会に付託されました議案の審査の結果につきまして御報告申し上げます。 総務委員会に付託されました3件の議案につきましては、全て原案を可決すべきものと決定した次第であります。 次に、委員会において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について申し上げます。 初めに、この度の台風第19号災害の発災から現在までの課題を検証し、今回の経験をいかした上で、次にいつ起こるかわからない災害に備える必要があることから、総務部及び消防局の所管事項について7点申し上げます。 1点目は情報の伝達についてであります。 降雨の際には屋外スピーカーからの防災無線情報が聞き取りにくくなる事象に対しては、防災無線デジタル化工事によって性能が上がり、音の届く範囲が広がることとなります。加えて、放送した情報と同じ内容が確認できるスマートフォン用無料アプリを準備しているとの説明がありましたが、スマートフォンを持っていない方もいることから、避難情報等が確実に市民に伝わる他の方策も合わせて検討するよう要望いたしました。 2点目は避難所開設と誘導についてであります。 今回は、避難が必要なエリアが広範囲であったため、職員2、3人で対応していたこれまでの避難所開設の方法では、大勢の避難者が集中した際に対応しきれずに、避難所周辺に混雑の発生がみられたため、開設に対応する職員の人数の見直しや避難者の中から協力者を募って一時的な避難所運営の担い手になっていただくなど、運用を再検討するよう要望いたしました。 また、水害の際には浸水が想定される指定避難所もあるため、災害の種類に応じて避難所が変わることなど、市民が適切に避難できる啓発について検討するよう要望いたしました。 3点目は、2点目の解決にもつながる実効性の高い防災訓練についてであります。 今回は被災地が広範囲で、日頃地域の自主防災組織で行っている防災訓練の想定を超える甚大なものでした。市では3年に一度、大規模な総合防災訓練を実施しているとのことですが、市民の防災意識が高まっている今を好機ととらえ、被災体験や避難所運営体験を、実際の避難所となる施設において、大規模で実効性の高い防災訓練の計画について検討するよう要望いたしました。 4点目は避難所となる学校体育館の付設トイレについてであります。 今回の災害では被災者が避難所で生活する期間が長期間になり、学校の協力で校舎内のトイレが使用できるようになったり、仮設トイレを設置したりするなど、被災者のために可能な限りの対応をしていただきました。今回は避難所にならなかった学校体育館のトイレの一部では、建具が老朽化したものや和式便器しかない施設が見受けられるため、老朽施設の更新や便器の洋式化など、教育委員会と協議して改善を順次進めるよう要望いたしました。 5点目は防災倉庫の備蓄物品の点検についてであります。 市では備蓄資器材の配置、保存期間の長い備蓄食料の購入を計画的に実施し、在庫管理を行っていましたが、今回の発災時では備蓄物品の活用ができなかった事例があったため、在庫管理や点検を定期的に実施するよう要望いたしました。 6点目は災害対応に従事する市職員の体制についてであります。 大勢の人手が必要な災害廃棄物に関する業務に対して、非常勤職員も含めた全職員を対象に、週休日に従事できる者を募ったとの説明がありました。市役所が一丸となって対応する姿勢は大いに評価いたしますが、他市では行政改革で人員を削減し、平常時には支障がない体制であっても、24時間で対応に当たる災害時において、職員に過度な負担が掛かる事例の報道がありました。人件費削減だけに着目することなく、災害時であっても体制を維持できる、バランスの取れた人員の確保について要望いたしました。 7点目は救助用備品の充実についてであります。 現在、消防局では5艇のボートを市内4か所の消防署に配備しておりましたが、今回の救助では、近隣の消防本部からの応援も含めて21艇のボートで浸水地域の救助活動を行ったとのことです。現在の配備数では不足していると考えられることから、河川に近い分署に配備でき、多くの隊員の訓練にも活用できるよう備品の充実について要望いたしました。 次に、企画政策部及び財政部の所管事項について申し上げます。 新設された復興局についてであります。 市では12月1日に、災害対策本部に加えて災害復興本部を設置し、一日も早い復旧・復興を進めるための専任組織として企画政策部内に復興局が設置されました。被災された方々は代々受け継ぎ、住み慣れた場所であるため、故郷に自宅を再建し、コミュニティの再生に向かっていきます。皆さんの安全、安心な暮らしを実現させるためには、災害前の元どおりの状態に復旧させるだけではなく、防災力を向上し、以前の賑わいを取り戻した状態に復興させなければいけないため、市を挙げた復興計画策定に取り組むとともに、国、県の動向を注視し、財政支援も働き掛けながら、計画を実行していくよう大いに期待するものであります。 以上で報告を終わります。 ○議長(小泉栄正) 以上をもちまして、総務委員会委員長の報告を終わります。 続いて、福祉環境委員会委員長北澤哲也議員     (福祉環境委員会委員長 北澤哲也議員 登壇) ◆福祉環境委員会委員長北澤哲也議員) 22番、北澤哲也でございます。 私から、本市議会定例会におきまして、福祉環境委員会に付託されました議案並びに請願の審査の結果につきまして御報告申し上げます。 福祉環境委員会に付託されました13件の議案につきましては、全て原案を可決すべきものと決定した次第であります。 次に、委員会において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について申し上げます。 初めに、議案第165号長野市箱清水児童センターほか11施設の指定管理者の指定について申し上げます。 本件指定管理者の指定については、公募により候補団体を選定したものの、継続雇用による職員の確保が見込めないことから、4月からの安定的な事業運営のため、改めて非公募による候補団体の選定を行ったとの報告がありました。 児童館、児童センターは、放課後子ども総合プラン事業を実施する重要な施設であることから、事業者の選定に当たっては、関係者と情報を共有しながら、事前に職員への丁寧な説明や地域との連携を確保するなど、今後、同様の事案が生じることのないように、十分な検証を行うよう要望いたしました。 次に、こども未来部の所管事項について申し上げます。 放課後子ども総合プラン施設の希望利用時間などについては、昨年度実施した第二期子ども・子育て支援事業計画策定に係るニーズ調査結果も参考に、小学校区ごとに保護者のニーズが適切に反映されるよう要望いたしました。 次に、環境部の所管事項について申し上げます。 災害時における、し尿収集体制の確保についてであります。 下水道の普及に伴い、し尿収集量し尿収集事業者数が減少傾向にあります。そのような状況において、洪水・地震等の緊急事態に備えるには、バキュームカーの必要数を精査し、その確保をどのようにするかなど、し尿収集体制について検証する必要があります。 ついては、今回の災害を契機に、し尿収集事業者組合とも協議し、行政の支援の在り方も含め、災害時における、し尿収集体制の確保について研究するよう要望いたしました。 最後に、請願の審査について申し上げます。 請願第16号ケアプラン有料化などの介護保険制度見直しの中止を求める意見書についての請願について申し上げます。 本請願の審査に当たっては、参考人の出席を求め、趣旨等の説明及び質疑を行いました。 まず、採択すべきものとして、ケアプラン介護サービス利用に必須であり、サービス利用に当たっての入り口となるものである。ケアプラン作成費が有料となると、利用を控える人がでてくるのではないか。その結果、家族での介護負担が増え、介護離職者の増加につながるおそれがある。新聞報道では、国はケアプラン有料化を見送る方向で調整しているようであるが、いずれは利用者負担を増やす方向で検討していくと思われるので、現段階で国に意見書を提出することに意義があるとの意見が出されました。 一方、不採択とすべきものとして、今回の改正では、ケアプラン有料化を見送る方向で調整する他、要介護1・2の人への生活援助サービス市区町村事業に移行する改革についても見送る方向で調整するなど、国も国民の意見を聴きながら検討を進めている状況にあることから、本請願については不採択とするのが相当である。請願者の思いは共有するものであるが、少子高齢化社会の中、介護保険制度を維持していくためには、介護費の増大を抑えるなどの見直しが必要となってくる。請願書にあるような、サービスの抑制や負担増につながる制度の見直しをいっさい認めない、という意見を受入れるのは難しいとの意見が出されました。 以上の論議を踏まえ、採決を行った結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(小泉栄正) 以上をもちまして、福祉環境委員会委員長の報告を終わります。 続いて、経済文教委員会委員長松井英雄議員     (経済文教委員会委員長 松井英雄議員 登壇) ◆経済文教委員会委員長松井英雄議員) 19番、松井英雄でございます。 私から、本市議会定例会におきまして、経済文教委員会に付託されました議案の審査の結果につきまして御報告申し上げます。 経済文教委員会に付託されました16件の議案につきましては、全て原案を可決すべきものと決定した次第であります。 初めに、議案第139号長野市国民宿舎松代荘の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の審査について申し上げます。 本議案の審査に当たりましては、委員から修正案が提出されたため、原案は理事者に、修正案は提出者に、それぞれ説明を求めました。 原案の主な改正点は、松代荘のリニューアルにより施設の機能を拡充することに併せ、松代荘の宿泊料及び日帰り入湯料を見直すものであります。 一方、修正案は、日帰り入浴の利用は長野市民の利用割合が高く、市民の憩いの場として低廉なサービスを提供することが求められることから、日帰り入湯料の金額を現行の1回510円に据え置くものであります。 説明の後、一括して質疑・討論を行いました。修正案に賛成するものとして、国民宿舎という公共性の観点からも、日帰り入湯料を据え置きとすべきとの意見が、修正案に反対するものとして、民間施設を含めた近隣類似施設の入浴料金を踏まえ、民業を圧迫しないよう考慮すべきとの意見が出されました。 以上の論議を踏まえ、まず、修正案について採決を行い、賛成少数で否決されました。次に原案について採決を行い、賛成多数で可決し、本議案については原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議案第146号松代藩文化施設条例の一部を改正する条例の審査について申し上げます。 本議案の審査に当たりましては、委員から修正案が提出されたため、原案は理事者に、修正案は提出者に、それぞれ説明を求めました。 原案の主な改正点は、文武学校のリニューアルに併せ、松代藩文化施設に係る利用者負担額の適正化を図るため、施設の入場料及び使用料を見直すものであります。 一方、修正案は、入場料を見直すことを否定するものではないが、原案は入場料等を2倍に引き上げるものであり利用者の負担が大きいことから、入場料等の改定額を2倍から1.5倍に見直した上で、3年後に料金改定を検討する旨を加えるよう修正するものであります。 説明の後、一括して質疑・討論を行いました。修正案に賛成するものとして、リニューアルに伴う料金の見直しであっても、2倍の引上げは上げ幅が大きすぎるとの意見が、修正案に反対するものとして、小・中学校については土曜日は無料で利用でき、また、市民への緩和措置として割引クーポン等の配布も検討されており、市民の負担が大幅に増すものではないとの意見が出されました。 以上の論議を踏まえ、まず、修正案について採決を行い、賛成少数で否決されました。次に原案について採決を行い、賛成多数で可決し、本議案については原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 また、10年以上入場料等の見直しを行わず料金を据え置いてきたことに対しましては、今後は施設の利用状況等を踏まえ、3年ごとに入場料等の見直しを検討するよう要望いたしました。 次に、委員会において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について申し上げます。 初めに、文化スポーツ振興部の所管事項について申し上げます。 指定管理者が管理する施設に係る指定管理基本協定書についてであります。 今回の台風第19号災害では、北部スポーツレクリエーションパークなど指定管理者が管理する施設が指定避難所として開設されました。現在の基本協定書では、災害時には施設を臨時休館し、地域住民の避難所として使用できる旨の記載はあるものの、詳細な事項については記載されておらず、個々に協議していくとのことであります。 ついては、指定管理者と災害時における施設利用に係る協定書を締結している他市の事例もあることから、災害発生時における必要事項を明記した協定書等について検討し、災害時においても指定管理者と連携が図れるよう要望いたしました。 次に、農林部・農業委員会の所管事項について申し上げます。 強い農業・担い手づくり総合支援交付金被災農業者支援型)についてであります。 本事業は、台風第19号災害により被災された農業者の営農継続のため、農産物の生産・加工に必要な施設や機械の再建・再取得、修繕及び施設の撤去に必要な経費について支援を行うものであります。本事業の補助要件のうち、対象となる下限事業費が1施設当たり税込10万円以上とされておりました。 被災された農業者の営農再開を更に幅広く支援するため、下限事業費に係る要件の撤廃を検討することを要望し、また、当該要件を撤廃する場合には、早急に農業者に周知を行うことについても併せて要望いたしました。 最後に、教育委員会の所管事項について申し上げます。 台風第19号災害により被災した地域の社会教育活動についてであります。 社会教育を通して、被災した地域においてコミュニティの輪を広げることは大切であることから、地域における社会教育活動を支援し、社会教育活動の拠点となる場についても十分配慮するよう要望いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(小泉栄正) 以上をもちまして、経済文教委員会委員長の報告を終わります。 続いて、建設企業委員会委員長市川和彦議員     (建設企業委員会委員長 市川和彦議員 登壇) ◆建設企業委員会委員長市川和彦議員) 23番、市川和彦でございます。 私から、本市議会定例会におきまして、建設企業委員会に付託されました議案の審査の結果につきまして御報告申し上げます。 建設企業委員会に付託されました10件の議案につきましては、全て原案を可決すべきものと決定した次第であります。 次に、委員会において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について申し上げます。 初めに、議案第161号工事請負契約の締結について(国補城山公園噴水広場整備工事)であります。 城山公園は、県立信濃美術館の建替えに併せ、令和3年春の完成を目指し、一体的な再整備が進められております。今回工事が予定されている噴水広場は同公園のシンボルでもあり、魅力的な広場に整備されることが期待されます。 城山公園は善光寺や小学校に隣接し、観光客や子供などの往来が多い場所でもあることから、周辺利用者の動線については、今後も十分に検討し、安全の確保に努めるよう要望しました。 次に、都市整備部の所管事項について申し上げます。 長沼地区の赤沼公園の今後の復旧についてであります。 同公園は災害廃棄物の仮置き場となり、大勢のボランティアの皆様、自衛隊や関係機関が連携し長沼地区外へ廃棄物を搬出する、オペレーションONE NAGANOの取組が実施され、今回の災害連携の象徴的な場所でもありました。 いずれ災害廃棄物は全て撤去され、本来の目的である地域の公園として復旧するとのことです。 公園復旧にあたっては、危険物等も含め廃棄物の完全な除去に留意し、利用者が安心して快適に利用できる状況に戻すよう要望しました。 次に、建設部の所管事項について2点申し上げます。 1点目は、今回の台風第19号災害による被災者の住まいについてであります。 建設型応急住宅の建設は、迅速な対応により、11月末に市内4か所115戸が竣工し、12月9日現在で62戸が入居されております。同住宅は、県産材の活用、ペアガラスや厚めの断熱材の使用など、国の基準以上に配慮された仕様であります。 一方で、急な建設工事であったため、使い勝手が悪い箇所がある、という入居者の声も聞かれます。 仮設住宅は短期間の使用ではありますが、少しでも快適に暮らせるよう、入居者からの住まいの相談には丁寧な対応をするよう要望しました。 2点目は、千曲川流域の今後の治水対策であります。 今回の千曲川流域の大規模災害を受け、国や県、流域41市町村などによる緊急治水対策プロジェクトの検討が始まりました。 異常気象が続く中、決壊などが二度と起きないよう、まずは、河床掘削や河川敷内の樹木の伐採などの対策を早急に行う必要があります。さらに、流域全体の治水事業の抜本的な見直しについても、更なる検討を進めるとともに、国に対して、流域の市町村と共同で働き掛けるよう要望しました。 また、緊急治水対策プロジェクトを今後、関係者で検討する中、地域のレクリエーションの場と、災害時の復旧活動の拠点機能を兼ね備えた防災施設の設置についても検討するよう要望しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(小泉栄正) 以上をもちまして、建設企業委員会委員長の報告を終わります。 続いて、決算特別委員会委員長市川和彦議員     (決算特別委員会委員長 市川和彦議員 登壇) ◆決算特別委員会委員長市川和彦議員) 23番、市川和彦でございます。 私から、去る10月市議会臨時会におきまして、本委員会に付託され、継続審査となっておりました、認定第2号平成30年度長野市一般会計、各特別会計決算の認定についての審査の結果につきまして、御報告申し上げます。 審査の結果につきましては、お手元に配布されております決算特別委員会決定報告書のとおり、継続審査とすべきものと決定した次第であります。 以上で報告を終わります。 ○議長(小泉栄正) 以上をもちまして、決算特別委員会委員長の報告を終わります。 ただ今行いました各委員長報告に対する質疑、討論がありましたら、至急文書により御提出願います。 議事整理のため、午後3時まで休憩いたします。   午前10時29分 休憩   午後3時 再開 ○議長(小泉栄正) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただ今から、各委員長報告に対する質疑、討論、採決を行います。 初めに、総務委員会所管の議案第160号工事請負契約の締結について、議案第166号工事請負契約の締結について、以上2件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、委員長報告のとおり決しました。 次に、福祉環境委員会所管の議案第133号令和元年度長野市国民健康保険特別会計補正予算、議案第135号長野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例、議案第137号長野市介護保険条例の一部を改正する条例、議案第144号長野市興行場法施行条例の一部を改正する条例、議案第148号長野市地域活動支援センターてづくなの指定管理者の指定について、議案第149号長野市古牧児童センターほか7施設の指定管理者の指定について、議案第150号長野市昭和児童センターほか15施設の指定管理者の指定について、議案第165号長野市箱清水児童センターほか11施設の指定管理者の指定について、議案第170号交通事故に関する和解について、以上9件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、委員長報告のとおり決しました。 次に、同じく福祉環境委員会所管の議案第136号長野市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例、以上1件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。 よって、委員長報告のとおり決しました。 次に、同じく福祉環境委員会所管の議案第138号長野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例、以上1件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。 よって、委員長報告のとおり決しました。 次に、同じく福祉環境委員会所管の請願第16号ケアプラン有料化などの介護保険制度見直しの中止を求める意見書についての請願、以上1件、質疑の通告がありませんので、討論に入ります。 討論の通告がありますので、これより討論を行います。 委員長報告に反対、3番倉野立人議員     (3番 倉野立人議員 登壇) ◆3番(倉野立人議員) 3番、倉野立人であります。 福祉環境委員会の請願第16号ケアプラン有料化などの介護保険制度見直しの中止を求める意見書についての請願を不採択とした委員長報告に反対し、税金の適切な支弁、更に介護保険制度を維持するための予防の観点から討論を行います。 この請願の内容は、現在、政府内で検討されているケアプラン有料化や要介護1、2の生活援助サービスを市町村が実施する総合事業に移行させるなどの利用者に更なる負担を求めるような措置を行わないことを求めるものであります。 私は、ここのところの政治の流れの中で、あえて介護などの社会福祉に新たな負担を求める考え方は、国の財政支出の目的から逸脱をしているのではないかと、強く思うところであります。 消費税が10パーセントに引き上げられました。そして、その大義名分として財務省は、少子高齢化が急速に進み、社会保障費は増え続け、税金や借金に頼る部分も増えています。安定的な財源を確保し、社会保障制度を次世代に引き継ぎ、全世代型に転換する必要があります。こうした背景の中、消費税率を10パーセントに引き上げますが、その引上げ分は全ての世代を対象とする社会保障のために使われます、と説明していることは記憶に新しいところであります。 私は、その社会保障のための財源確保の観点で、今回の消費税率引上げをやむを得ない措置と理解しておりました。社会的な行財政が硬直化の一途をたどる中、将来世代にツケを回さないよう努めていくことは、今を生きる私たちの世代の責務と申せます。 一方で、高齢化に伴い、介護保険料などの社会保障費は増加傾向が続いており、どこかで、誰かが、その社会責任を担っていかなければなりません。その負担こそが消費税の引上げ分であったはずであります。 にもかかわらず、10月に税率を引き上げ、その舌の根も乾かぬうちに、税率引上げ分が補ってくれるはずの社会保障費の負担を国民に強いることは政策矛盾の最たるものであり、この言行不一致の政策は、誰も納得するものではないと思います。 更に言えば、今回、政府、恐らくこれ財務省筋が目を付けたケアプランについては、各家庭の介護活動におけるこれ以上、症状を進ませないための指標であり、家族が重大な要介護に陥らないための予防措置であることを忘れてはならないと思います。 私も過去にけい椎損傷で左上下肢が不全となった父親を介護した経験があります。発症当初は、介護の仕方も分からず右往左往したものですが、やがて足を運んでくれたケアマネジャーさんに適切なケアプランを立ててもらい、その後は家族で目標を持って介護に臨むことができたのでありました。 ケアプランは、家族が介護を必要となったときのいわば道しるべであり、そのケアプランこそが家族が重度の要介護状態へといたずらに進行しないように方向を示してくれる一筋の明かりであります。 そして、その適切なケアプランに基づく取組は、すなわち家族の要介護状態による高額な介護保険料の支弁を抑制する効果としても期待がされます。 その指標ともなるケアプランを有料化することは、それを必要とする家族が適切なケアプランづくりを行うこともちゅうちょする要因になるおそれがあり、そのことはすなわち介護度が進み、家族だけではどうすることもできなくなってから相談に訪れる、いわば手遅れ状態の温床にもなりかねないと強く懸念するところであります。 要介護1、2の生活援助サービスの市町村への押し付けもしかりであります。介護度が低いうちに丁寧な指導を行うことは、介護度が進み、高度医療に頼ることを水際で防ぐことにつながることから、介護度が浅いうちにしっかりと守ることこそが国の責務であり、これを放棄することは、健康長寿を目指す国の動向に逆行していると言わざるを得ません。 つまり、財務省筋の狙いであるケアプラン有料化による財源確保策は、逆に要介護者増加による財政出動の温床となるもので、財務官僚は自分で自分の首を絞めていると言わざるを得ません。 委員長報告の中で、本採決を不採択とすべき理由の中に、介護保険制度を維持していくためには介護費の増大を抑えるなどの見直しが必要、とありますが、であるとすれば、なおのことケアプランの有料化は避けるべきであります。繰り返せば、ケアプラン作成時の適切な行政支援こそが家族が重度な要介護状態に陥るのを防ぐこと、すなわち介護保険制度を維持するための重要な手だてなのであります。 さて、折しも、長野市の新年度当初予算のテーマの筆頭は、YOBOU予算として掲げられています。これは将来に向け、あらかじめ備え、対策を図ることを力強く宣言しているものであり、これは正に介護におけるケアプラン作成の支援や要介護1、2レベルの方々への適切な支援、これが正に予防につながることに共通していると考えるものであります。 そんな中、私たち市民、国民、そのような切実な思いの一方で、国における公金の使い方には疑問を呈さざるを得ないのは残念に他なりません。 消費税率を上げ、その一方で多くの介護家庭に負担を強いる矛盾だらけの施策を打とうと画策する者が、一方で公金を使って桜の時期に社会的功労者の名目で多くの有権者を呼んで遊山に興ずるかの行為は、国民不信の最たるもの、そんなところに税金をつぎ込んで、その一方で税率値上げ直後に社会保障負担を強いるということは、これは税金の使い方が違うのではないかと言いたくなるのは、私だけではないと思います。 また、側聞すれば、政府はこのケアプランの有料化を当面見送る方向とのことですが、今後、ほとぼりが冷めた頃に改めて有料化を打ち出すことも予想されることから、そんな動きを予防するためにも、この請願は意味があると考えます。それら様々な背景を持って、この請願は採択すべきものと考えております。 長野市議会の福祉環境委員会の採決結果は、残念ながら不採択というものでありますが、YOBOU予算を共に進めようと意を同じくした議員諸氏におかれては、高齢化社会を迎え、消費税10パーセントという、国民全てが社会保障費を負担する中、ケアプランと要介護1、2の方々の生活援助サービスは、国費で堅持すべきとの賢明な判断を下されることをお願い申し上げて、私の討論とさせていただきます。 ○議長(小泉栄正) 次に、同じく委員長報告に反対、14番竹内茂議員     (14番 竹内 茂議員 登壇) ◆14番(竹内茂議員) 14番、日本共産党長野市会議員団、竹内茂です。 ケアプラン有料化などの介護保険制度見直しの中止を求める意見書についての請願を不採択とした委員長報告に反対の立場から討論を行います。 請願は、長野地区社会保障推進協議会会長、菅田敏夫氏から提出され、意見陳述人として事務局次長の藤本ようこ氏から請願趣旨説明と資料の配布がありました。 本請願は、1、ケアプランの有料化、要介護1、2の生活援助の削減など、サービスの抑制や負担増につながる制度の見直しを一切行わないこと。2、介護保険財政に対する国の負担割合を大幅に引き上げること。そのための財源を国の責任で確保すること、の2点を国宛てに意見書を提出することを求めるものであります。 介護が必要な状況になったとき、まず、相談に乗っていただくのがケアマネジャーです。生活上の困り事や今後、どんなふうに生活したいのかの要望を利用者から聴き、デイサービスやホームヘルパーなど、介護保険サービスをどう利用するか、どれほどの利用量が必要かも相談してケアプランを作成していただきます。 これは介護保険を利用する際の入り口です。このケアプランの作成を有料化したら、低所得者は入り口で介護保険制度から締め出されてしまいます。 みんなが保険料を払って、誰もが介護保険を使っていいはずなのに、ケアプランの作成が有料化されれば、払えない人は相談にも乗っていただけなくなります。これは絶対に避けるべきであります。介護保険制度の根幹に関わる問題です。 要介護1、2の生活援助の削減など、サービスの抑制や負担増の見直しも問題です。政府・厚生労働省は、要介護1、2のホームヘルパーが家事支援する生活援助を保険給付から外して、市町村による総合事業に移すなどが検討されています。 総合事業は、専門性を持たない職員体制でもやれる仕組みですから、初期の認知症の人に適切な対応ができるかなどが心配されています。 福祉環境委員会の審議では、請願者の気持ちは理解できるのだが、国も国民の意見を聴いて見送ろうとしているし、必要はない、との意見が出されましたが、いずれ近い将来、このようなことが考えられることから、今こそ国に意見書を上げることが大切と考えます。 介護保険制度を維持していくためには、介護費の増大を抑えるなどの見直しが必要になってくる。サービスの抑制や負担増につながる制度の見直しは一切認められませんという意見を受け入れるのは難しい、との意見も出されました。 しかし、介護保険制度がスタートして20年になろうとしていますが、この間に介護保険料は値上げが繰り返され、2倍であります。その一方、利用料も引き上げられ、既に保険あって介護なしと言われる状態で、これ以上のサービスの抑制や負担増につながる制度の見直しは、認めるべきではないと考えます。 以上、不採択とした委員長報告に反対し、請願者の願いや意図を酌み取って、意見書を提出していただくよう、議員各位の御賛同をお願いし、討論といたします。
    ○議長(小泉栄正) 以上で討論を終結いたします。 採決に入ります。 採決を行います。 委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。 よって、委員長報告のとおり決しました。 次に、経済文教委員会所管の議案第145号長野市立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案第147号芋井飯綱辺地総合整備計画を定めることについて、議案第151号長野市戸隠そば博物館ほか1施設の指定管理者の指定について、議案第152号長野市大岡交流施設大岡温泉の指定管理者の指定について、議案第153号長野市大岡アルプス展望公園施設の指定管理者の指定について、議案第154号長野市信州新町地場産業振興市場の指定管理者の指定について、議案第155号長野市松代文化ホールの指定管理者の指定について、議案第156号長野市立川中島町公民館ほか3施設の指定管理者の指定について、議案第157号長野市立安茂里公民館の指定管理者の指定について、議案第167号工事請負契約の締結について、議案第168号工事請負契約の締結について、議案第169号工事請負契約の締結について、以上12件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、委員長報告のとおり決しました。 次に、同じく経済文教委員会所管の議案第139号長野市国民宿舎松代荘の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、以上1件、質疑の通告がありませんので、討論に入ります。 討論の通告がありますので、これより討論を行います。 委員長報告に反対、16番鎌倉希旭議員     (16番 鎌倉希旭議員 登壇) ◆16番(鎌倉希旭議員) 16番、改革ながの市民ネット、鎌倉希旭です。 議案第139号長野市国民宿舎松代荘の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決すべきものと決した委員長報告に反対の立場で討論をさせていただきます。 原案は、浴室やレストランの改修、アクティブシニア層をターゲットにした特別室、ツインルーム等を新設する今回のリニューアルに合わせ、宿泊料や日帰り入湯料の見直しを行う内容でございます。 値上げに対する理由として、改修による質の高いサービスを提供するために行うからとしています。 しかし、そもそも質の高いサービスは、もともと保養宿泊施設として備わっていてしかるべきもので、これを利用料に付加することの正当化の理由にはならないと考えます。 地元要望としても、料金の値上げよりもサービスの質を高めることが求められているとのことですが、これも利用料の値上げにより、質が上げられるということの因果関係は、直ちに認められないと考えます。 リニューアルは歓迎します。ですが、質の高いサービスとは何たるかをここで考える必要があります。すばらしい設備と食事、おもてなしの姿勢、全てをもってサービスと言えるのであり、新しいきれいな施設整備は、運営者が収支見込みの利益を上げる中で、その利益の中から経営判断で行うところであり、利用者に料金負担を求める性質のものではないと考えます。4,022万円の利益を上げる見通しであるとのこと、利用料を上げなくても可能であるはずです。 また、委員会内の答弁で、露天風呂の新設は、入浴施設の高付加価値化である、と説明されました。昨今の温泉施設では、浴槽自体多様な温泉施設を備え、更には岩盤浴やサウナなどを備えるなどいろいろなサービスを提供し、かつ利用料も少し割高にしているところもあります。 それを今回は手狭であった露天風呂を新設することで改善したというところで、料金を上げるほどの高付加価値化と言えるほどのリニューアルではないと考えます。 提案を行い、否決されました修正案の提案説明においても、利用料を据え置くことの根拠として、国民の健全なレクリエーションと健康の増進を図り、国民の誰もが低廉で、しかも快適に利用できることを目的とする国民宿舎の役割に照らし、利用料金の見直し、引上げには抑制的であるべき、と述べさせていただきました。 時代の変遷とともに求めるものの価値判断にも変化はあると理解しています。ですが、日帰り入浴の利用者の多くは長野市民です。国民宿舎の存在する役割にもう一度立ち返り、市民誰もの憩いの場として、質の高いサービスを低廉に利用できる本来的な役割を大切に施設運営を行うべきです。 また、隣接する利用者の多い松代老人憩の家は、松代荘のリニューアルで代替施設として利用していただく目的で廃止されるわけで、同施設利用者にとって、同じく低廉で気軽に利用できるよう配慮するべきであると考えます。 日帰り入浴はコアなファンも多く、末永く通っていただけることができるように、そして、まだ松代荘の施設利用がない方にも、安くていい温泉があると、松代温泉の泉質も含め広く知ってもらい通ってもらうことで、回転率の向上を図り収益を上げること。これが一番、国民宿舎の施設の性質にもかなうのではないかと思います。 以上の理由により、私は現行の日帰り入湯料については据え置くことを改めて求め、反対討論とさせていただきます。 ○議長(小泉栄正) 以上で討論を終結いたします。 採決に入ります。 採決を行います。 委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。 よって、委員長報告のとおり決しました。 次に、同じく経済文教委員会所管の議案第146号松代藩文化施設条例の一部を改正する条例、以上1件、質疑の通告がありませんので、討論に入ります。 討論の通告がありますので、これより討論を行います。 委員長報告に反対、31番布目裕喜雄議員     (31番 布目裕喜雄議員 登壇) ◆31番(布目裕喜雄議員) 31番、改革ながの市民ネットの布目裕喜雄です。 議案第146号松代藩文化施設条例の一部を改正する条例を原案どおり可決すべきものとした経済文教委員会委員長報告に反対の立場で討論いたします。 議案第146号は、旧松代藩文武学校のリニューアルに伴い、松代藩文化施設の有料施設について入場料を何と倍額にする条例改定案です。 改革ながの市民ネットが提出をしました修正案は、各施設の個人一般及び団体一般の入場料について、真田宝物館、真田邸、文武学校、旧横田家住宅の入場料は現行料金の1.5倍とし、象山記念館の入場料は改定案の比率に応じ減額し、それぞれ3年後に改めて検討するよう修正するものです。 なお、個人及び団体のうち、小・中学生料金、これについては低廉化を図る改定がされており、原案どおりといたしました。 この修正により、例えば真田宝物館は、原案600円に対して450円に、文武学校や真田邸は400円を300円に減額修正するものになります。また、新たに設ける共通券の区分及び入場料については、原案の新しい入場料の割引率を勘案しつつ、修正する内容としたものです。 松代藩文化施設の入場料は、10年以上にわたり据え置かれてきた経過にありますが、行政サービスの利用者の負担に関する基準、これが全ていいとは思っていませんけれども、この利用者負担基準に基づく3年ごとの利用料金の見直しはどのように検討されてきたのか定かではありません。したがって、行政としての説明責任は十分に果たされていないと考えます。 施設の老朽化が進み、十分な補修・改修ができず、料金引上げは説得力がないとの判断があったものと推察されるところではありますが、行政の不作為として責任が問われるべき問題ではないでしょうか。 施設のリニューアルに伴う料金改定を一概に否定するものではありませんが、一挙に2倍となる引上げは尋常ではありません。また、利用者負担基準に照らしても整合性がないものと言わなければなりません。 歴史的に極めて有意義な文化財の保存・活用を通して誘客につなげ、魅力度アップを図る主目的に逆行するものと言えるのではないでしょうか。 長野市教育委員会側は、当該の施設は観光施設の側面を持ち、他市町村とも競合することから、類似施設の料金を踏まえて改定するもの、と説明をしてきておりますが、競合するのであればなおさらのこと、旧松代藩の文化施設の料金、これは他に比べても安いことを、いわば売りにして誘客を図り、市内外の訪問者と共に文化財への誇りを育むことの方がメリットが大きいと考えます。単純なコスト論を越えて、文化財の意義、観光資源として活用をしっかり考えるべきだと思います。 委員会での討論では、小・中学生については土曜日は無料で利用でき、また、市民への緩和措置として割引クーポン等の配布も検討されており、市民の負担が大幅に増すものではないとする修正案に対する反対意見が出されました。 小・中学生の入場料は現行に比較しても低く抑えられていることから、修正案では原案どおりとしております。また、割引クーポン券の配布等は、いかなる料金水準であっても、利用増を図る観点から必要な手だてであることから、修正案に対する明確な反対論拠とはなっていないと言わなければなりません。 市民の負担が大幅に増すものではないとする意見、これについては、各個別施設の入場料が2倍になることを許容する反対論拠とは言い難いのではないでしょうか。 例えば、これが1,000円の入場料が一挙に2,000円に引き上げられる、こうした類の料金改定案であれば、もっと違った対応になったのかもしれません。飽くまでも臆測です。 一挙に2倍とする利用料金設定の発想そのものを問題視して、修正案を提出させていただきました。 原案修正の意図は、激変緩和の対応を図り、重要な観光資源でもある文化財の意義を広げ、有効活用を図るため、利用者増を目指す取組を求めるものに他なりません。 以上のことから、松代藩文化施設の入場料を一挙に2倍とする原案に反対をし、1.5倍の引上げにとどめる激変緩和措置をとり、更なる利用者増を図るべきと強く申し上げ、委員長報告に対する反対討論といたします。 是非、議員の皆さんの再考を強く呼び掛けさせていただいて討論を終わります。 ○議長(小泉栄正) 以上で討論を終結いたします。 採決に入ります。 採決を行います。 委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。 よって、委員長報告のとおり決しました。 次に、建設企業委員会所管の議案第134号長野市手数料条例の一部を改正する条例、議案第140号長野市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例、議案第141号長野市道路の構造の技術的基準に関する条例の一部を改正する条例、議案第142号長野市準用河川条例の一部を改正する条例、議案第143号長野市都市公園条例の一部を改正する条例、議案第159号市道路線の認定、変更及び廃止について、議案第161号工事請負契約の締結について、議案第162号訴訟上の和解応諾について、議案第163号施設設置許可等請求調停事件に関する和解について、以上9件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、委員長報告のとおり決しました。 次に、決算特別委員会所管の継続審査中の認定第2号平成30年度長野市一般会計、各特別会計決算の認定について、以上1件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、委員長報告のとおり決しました。 次に、各常任委員会所管の議案第158号長野市立吉田公民館ほか1施設の指定管理者の指定について、以上1件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 各委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、各委員長報告のとおり決しました。 次に、同じく各常任委員会所管の議案第164号令和元年度長野市一般会計補正予算、以上1件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 各委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 賛成多数と認めます。 よって、各委員長報告のとおり決しました。 次に、議会第22号決算特別委員会閉会中継続調査申出についてお諮りいたします。本件については、この際、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 異議なしと認めます。 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。 議会第22号決算特別委員会閉会中継続調査申出についてを議題といたします。 会議規則第111条の規定により、お手元に文書をもって配布のとおり、決算特別委員会委員長から閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。決算特別委員会委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査をすることに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 異議なしと認めます。 よって、決算特別委員会委員長の申出のとおり決しました。 次に、議員各位にお諮りをいたします。本日、市長から提出されました議案第171号及び議案第172号、以上2件の取扱いについては、議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 異議なしと認めます。 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。 議案第171号及び議案第172号、以上2件、一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 樋口副市長     (副市長 樋口 博 登壇) ◎副市長(樋口博) 本日、追加提案いたしました議案第171号及び議案第172号につきまして、御説明申し上げます。 議案第171号長野市執行機関の附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例は、災害復興計画に関する事項について調査及び審議する附属機関を設置することに伴い、改正するものでございます。 議案第172号長野市立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、長野県学校職員の給与が改定されること等について、長野市立学校職員についても同様に措置することに伴い、改正するものでございます。 以上、2件の議案につきまして、御説明申し上げました。 よろしく御審議の上、御決定くださいますよう、お願い申し上げます。 ○議長(小泉栄正) 以上で説明を終わります。 これより議案の質疑に入ります。 議案の質疑は、各議案ごとに一括してお願いをいたします。 議案第171号長野市執行機関の附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例     (「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 進行いたします。 議案第172号長野市立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例     (「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 進行いたします。 以上で議案の質疑を終結いたします。 議案第171号及び議案第172号、以上2件、お手元に配布いたしました委員会付託表のとおりそれぞれの関係の常任委員会に付託いたします。 議員各位にお諮りいたします。本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長したいと思いますが、これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 異議なしと認めます。 よって、本日の会議時間は延長することに決しました。 委員会審査のため、暫時休憩いたします。   午後3時41分 休憩   午後5時 再開 ○議長(小泉栄正) 休憩前に引き続き会議を開きます。 各委員会の審査が終了しておりますので、これより委員会審査の経過並びに結果について、各委員長から報告を求めます。 初めに、総務委員会委員長手塚秀樹議員     (総務委員会委員長 手塚秀樹議員 登壇) ◆総務委員会委員長手塚秀樹議員) 21番、手塚秀樹でございます。 私から、本市議会定例会におきまして、総務委員会に付託されました議案の審査の結果につきまして御報告申し上げます。 総務委員会に付託されました議案につきましては、原案を可決すべきものと決定した次第であります。 次に、議案第171号長野市執行機関の附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の審査において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について申し上げます。 新設される長野市災害復興計画検討委員会について説明がありました。 この度の台風第19号災害の復興計画を策定するために設置し、防災・減災、農業、産業、福祉など各分野の専門家を初め、被災された6地区の代表者、NPOの方など20人以内での委員委嘱を予定しているとのことです。 計画策定の過程において、議会への報告のみではなく、第五次長野市総合計画策定の際に行われた全員協議会の実績もあることから、議会が積極的に関わり、意見を反映できる機会を検討するよう要望いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(小泉栄正) 以上をもちまして、総務委員会委員長の報告を終わります。 続いて、経済文教委員会委員長松井英雄議員     (経済文教委員会委員長 松井英雄議員 登壇) ◆経済文教委員会委員長松井英雄議員) 19番、松井英雄でございます。 私から、本市議会定例会におきまして、経済文教委員会に付託されました議案の審査の結果につきまして御報告申し上げます。 経済文教委員会に付託されました議案につきましては、原案を可決すべきものと決定した次第であります。 以上で報告を終わります。 ○議長(小泉栄正) 以上をもちまして、経済文教委員会委員長の報告を終わります。 ただ今行いました各委員長報告に対する質疑、討論がありましたら、至急文書により御提出を願います。 議事整理のため、暫時休憩といたします。   午後5時03分 休憩   午後5時12分 再開 ○議長(小泉栄正) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただ今から、各委員長報告に対する質疑、討論、採決を行います。 初めに、総務委員会所管の議案第171号長野市執行機関の附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例、以上1件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、委員長報告のとおり決しました。 次に、経済文教委員会所管の議案第172号長野市立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、以上1件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、委員長報告のとおり決しました。 次に、議員各位にお諮りいたします。本日、市長から提出されました議案第173号から議案第178号まで、以上6件の取扱いについては、議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 異議なしと認めます。 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。 初めに、議案第173号教育委員会委員の任命について、本件を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 加藤市長     (市長 加藤久雄 登壇) ◎市長(加藤久雄) 議案第173号教育委員会委員の任命につきまして御説明申し上げます。 これは、来る12月22日をもちまして任期満了となります現委員の長野市大字南長野南県町639番地、塚田まゆり氏を再度任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によりまして提出した次第であります。 何とぞ御同意をお願い申し上げます。 ○議長(小泉栄正) 以上で説明を終わります。 本件に関して質疑を行います。     (「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 異議なしと認めます。 よって、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 本件を原案のとおり任命について同意することに賛成の議員は賛成のボタンを押し、起立願います。反対の議員は、反対のボタンを押してください。     (賛成者起立) ○議長(小泉栄正) 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、原案のとおり任命について同意することに決しました。 次に、議案第174号監査委員の選任について、本件を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 加藤市長     (市長 加藤久雄 登壇) ◎市長(加藤久雄) 議案第174号監査委員の選任につきまして御説明申し上げます。 これは、来る12月21日をもちまして任期満了となります小澤輝彦委員の後任といたしまして、長野市大字西長野381番地、榊原剛氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定によりまして提出した次第であります。 何とぞ御同意をお願いいたします。 ○議長(小泉栄正) 以上で説明を終わります。 本件に関して質疑を行います。     (「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 異議なしと認めます。 よって、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 本件を原案どおり選任について同意することに賛成の議員は賛成のボタンを押し、起立願います。反対の議員は、反対のボタンを押してください。     (賛成者起立) ○議長(小泉栄正) 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、原案のとおり選任について同意することに決しました。 次に、議案第175号農業委員会委員の任命について、本件を議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、鈴木洋一議員、松田光平議員の退席を求めます。     (17番 鈴木洋一議員、25番 松田光平議員 退席) ○議長(小泉栄正) 理事者から提案理由の説明を求めます。 加藤市長     (市長 加藤久雄 登壇) ◎市長(加藤久雄) 議案第175号農業委員会委員の任命につきまして御説明申し上げます。 これは、来る平成2年3月1日をもちまして任期満了となります第17期農業委員会委員の後任といたしまして、次の25名の方々を第18期農業委員会委員として任命いたそうとするものであります。 長野市大字吉1348番地、関正和氏、長野市大字下駒沢700番地、中澤澄夫氏、長野市大字風間600番地1号、田中章一氏、長野市豊野町豊野1926番地、善財良治氏、長野安茂里小市三丁目8番2号、岡村豊氏、長野市大字塩生乙1190番地、酒井昌之氏、長野市七二会己1996番地、青木明夫氏、長野市戸隠豊岡6696番地イ、塚田厚氏、長野市鬼無里2040番地、和田修氏、長野市川中島町御厨1817番地、北原幸平氏、長野市真島町川合24番地、北村守氏、長野市篠ノ井布施五明2087番地のイ、小林清男氏、長野市篠ノ井二ツ柳1612番地、羽田悟氏、長野市篠ノ井岡田1896番地、林部安壽氏、長野市大岡甲7872番地1、曽根信一氏、長野市信更町涌池3589番地、村田千代春氏、長野市信州新町新町1345番地1、吉原俊夫氏、長野市松代町西寺尾1017番地、北村正彰氏、長野市松代町西条2870番地、佐藤太吉氏、長野市若穂綿内3890番地、青木保氏、長野市若穂川田1834番地の1、中島清氏、長野市若穂綿内655番地、池田昌子氏、長野市大字赤沼1599番地、小滝愛子氏、長野市丹波島二丁目22番地17、鈴木洋一氏、長野市篠ノ井御幣川1222番地2パナハイツイリヤマ、松田光平氏、以上の方々を任命いたしたく、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定によりまして提出する次第であります。 何とぞ御同意をお願い申し上げます。 ○議長(小泉栄正) 以上で説明を終わります。 本件に関して質疑を行います。     (「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 異議なしと認めます。 よって、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 本件を原案のとおり任命について同意することに賛成の議員は賛成のボタンを押し、起立願います。反対の議員は、反対のボタンを押してください。     (賛成者起立) ○議長(小泉栄正) 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、原案のとおり任命について同意することに決しました。 除斥議員の入場を許可いたします。     (17番 鈴木洋一議員、25番 松田光平議員 復席) ○議長(小泉栄正) 次に、議案第176号固定資産評価審査委員会委員の選任について、本件を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 加藤市長     (市長 加藤久雄 登壇) ◎市長(加藤久雄) 議案第176号固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして御説明申し上げます。 これは、来る12月26日をもちまして任期満了となります現委員の長野市大字南長野北石堂町1204番地8、高橋聖明氏を再度選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定によりまして提出した次第であります。 高橋氏は、平成28年12月から3年間、本市固定資産評価審査委員会委員を務められ、その人格と行政に対する識見は固定資産評価審査委員会委員として誠に適任であります。 何とぞ御同意をお願い申し上げます。 ○議長(小泉栄正) 以上で説明を終わります。 本件に関して質疑を行います。     (「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 異議なしと認めます。 よって、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 本件を原案のとおり選任について同意することに賛成の議員は賛成のボタンを押し、起立願います。反対の議員は、反対のボタンを押してください。     (賛成者起立) ○議長(小泉栄正) 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、原案のとおり選任について同意することに決しました。 次に、議案第177号長野市松代財産区管理委員の選任について、本件を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 加藤市長     (市長 加藤久雄 登壇) ◎市長(加藤久雄) 議案第177号長野市松代財産区管理委員の選任につきまして御説明申し上げます。 これは、松代財産区管理委員の五明哲夫氏が本年11月30日をもちまして、一身上の都合により辞任されましたので、その後任といたしまして、長野市松代町豊栄5211番地1、竹内弘隆氏を選任するものであります。 竹内氏は、地域において御尽力されておられ、住民の信望も厚く、長野市松代財産区管理委員として誠に適任と存じますので、長野市松代財産区管理会条例第4条第1項の規定によりまして提出した次第であります。 何とぞ御同意をお願い申し上げます。 ○議長(小泉栄正) 以上で説明を終わります。 本件に関して質疑を行います。     (「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 異議なしと認めます。 よって、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 本件を原案のとおり選任について同意することに賛成の議員は賛成のボタンを押し、起立願います。反対の議員は、反対のボタンを押してください。     (賛成者起立) ○議長(小泉栄正) 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、原案のとおり選任について同意することに決しました。 議案第178号長野市今井財産区管理委員の選任について、本件を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 加藤市長     (市長 加藤久雄 登壇) ◎市長(加藤久雄) 議案第178号長野市今井財産区管理委員の選任につきまして御説明申し上げます。 これは、今井財産区管理委員の細井一億氏が本年11月30日をもって、一身上の都合により辞任されましたので、その後任といたしまして、長野市川中島町今井1847番地の6、久保裕一氏を選任するものであります。 久保氏は、地域において御尽力されておられ、住民の信望も厚く、長野市今井財産区管理委員として誠に適任と存じますので、長野市今井財産区管理会条例第4条第1項の規定によりまして提出した次第であります。 何とぞ御同意をお願いいたします。 ○議長(小泉栄正) 以上で説明を終わります。 本件に関して質疑を行います。     (「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 異議なしと認めます。 よって、直ちに採決に入ります。 採決を行います。 本件を原案のとおり選任について同意することに賛成の議員は賛成のボタンを押し、起立願います。反対の議員は、反対のボタンを押してください。     (賛成者起立) ○議長(小泉栄正) 押し忘れはありませんか。     (発言する者なし) ○議長(小泉栄正) なしと認め、確定いたします。 全員賛成と認めます。 よって、原案のとおり選任について同意することに決しました。 次に、議会第23号議会活性化検討委員会2019の設置についてをお諮りいたします。本件の取扱いについては、議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 異議なしと認めます。 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。 本件に関しましては、会議規則第166条第2項の規定により、長野市議会の活性化等に関する事項について調査及び審議する議会活性化検討委員会2019を設置したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小泉栄正) 異議なしと認めます。 よって、議会活性化検討委員会2019を設置することに決しました。 以上をもちまして、本定例会に提案されました案件の審議は全部終了いたしました。 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様には、去る11月28日から本日まで、上程案件の審議に御精励を賜り、ここに滞りなく議事が終了いたしましたことは、誠に、御同慶にたえません。 また、議会運営に当たりましても、格別の御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、10月11日から12日に襲来した台風第19号は、本市のみならず、各地に深い爪痕を残しました。 掛け替えのない市民の生命と財産が奪われ、大変痛ましく、そして大きな被害を受けました。改めまして、お亡くなりになられた皆様の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。 発災直後から、国、県、中核市、県内市などの全国の自治体、企業や各種団体、そしてボランティアの方々に様々な御支援をいただいております。また、義援金や寄付金などにより、本市に心を寄せていただいた多くの皆様にも、改めて心から感謝申し上げる次第であります。 9月に執行された市議会議員選挙後、初の定例会でありました今定例会は、この災害からの復旧・復興への取組を確認する議会となりました。 被災者の生活の再建、農業や商工業等生業の再建、この災害を経験したからこそ考えるべき治水事業などのまちづくりなど、様々な議論により、復旧・復興への歩みが進められていることを感じております。 市理事者におかれましては、今回の災害への対応、被害等についても、十分な検証を行い、今後に生かしていただきたいと思います。 また、令和2年度の予算編成作業が進められておりますが、大変厳しい状況とのことであります。災害からの復旧・復興を優先しつつも、このときだからこそ、予算からも元気になれることを期待しております。 定例会初日の11月28日には、災害に迅速に対応し、復旧の道筋をつけるための補正予算を全員賛成で議決するとともに、市議会として復興への決意を示す決議をいたしました。市民の皆様と手を携え、明日に向かって確実に、かつ力強く進み、全ての市民の皆様に笑顔とまちに活気が戻る日まで、全力を傾注してまいる所存であります。 私ども議会では、更なる議会の活性化を検討する議会活性化検討委員会を立ち上げました。 これまでの成果として、市民と議会の意見交換会の開催、委員会のインターネット中継の実施、決算審査の在り方の検証など、実施してまいりました。 この流れを途絶えさせることなく、変わりゆく時代に対応するため、私ども議会は、今後も議会活性化の取組を進めてまいります。 さて、災害に係る議題が多い今議会でありましたが、本市の大きな魅力の一つでもあるウインターシーズンを迎えております。まだまだ十分な積雪ではありませんが、スキー場関係者やシーズンを待ちわびるスキーヤー、スノーボーダーには待望の季節です。 是非とも正確な情報を発信し、大勢の皆様にお越しいただき、長野の元気の回復につながることを大いに期待しております。 最後になりましたが、本年も残り僅かとなりました。 議員並びに理事者の皆様には、くれぐれも御自愛され、健やかに新年を迎えられますことをお祈り申し上げ、閉会の挨拶といたします。 次に、市長から発言を求められておりますので、許可いたします。 加藤市長     (市長 加藤久雄 登壇) ◎市長(加藤久雄) 令和元年12月市議会定例会の全日程を終了するに当たりまして、議員の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 議員の皆様には、去る11月28日に開会して以来、本日まで19日間にわたりまして、令和元年度長野市一般会計補正予算を初め、提出いたしました議案について、熱心に御審議をいただき、それぞれ御決定賜りましたことに、厚く御礼申し上げます。 本会議や委員会を通じて、議員の皆様から寄せられました貴重な御意見や御提案につきましては、十分に尊重、検討し、今後の市政運営に反映してまいりたいと考えております。 さて、平成から令和へと新たな時代を迎えた令和元年も、あと半月ほどとなりました。 今年1年を振り返れば、全国各地において今年も多くの自然災害が発生し、本市においても10月の台風第19号による未曽有の大災害により、多くの皆様が困難に立ち向かわなければならない年となってしまいました。 発災から2か月を過ぎまして、国や県をはじめ、全国の自治体、関係機関や団体、企業、さらに5万人を超えるボランティアの方々など、多くの皆様の献身的な御協力と御支援、そして何よりも被災されました皆様の御努力によりまして、復旧が進んでおります。 12月1日からは、建設型応急仮設住宅への入居が始まり、現在、67戸の入居が決定いたしました。 また、みなし仮設住宅や公営住宅への入居も進み、全ての避難者が次のお住まいへ移られることが決まったことから、12月20日をもって、長野運動公園総合体育館において運営しておりました統合避難所を閉じさせていただく予定であります。 避難された皆様が年末年始を新たなお住まいで安心して過ごせるよう、今後もしっかりと支援してまいります。 救命・救助、避難者対応、緊急の応急復旧等については、概ねの見通しがついてきたことから、本格的な災害復旧・復興へと歩みを進め、被災者の方々の生活再建、インフラの復旧・復興、経済活動などを日常に取り戻す取組を加速させていくため、12月1日には長野市復興本部を立ち上げ、その事務局を担う復興局を企画政策部内に設置いたしました。 同じく環境部生活環境課内に専任組織として設置した公費解体対策室においては、今週18日から公費により被災家屋の解体・撤去を行う公費解体に関する地区説明会を実施し、その後速やかに申請の受付を開始するよう準備を進めてまいります。 11月22日から市指定の災害廃棄物仮置場として管理を行っていた赤沼公園につきましては、12月15日で搬入を取りやめ、今月末までには園内の災害廃棄物全てを撤去いたします。 また、仮置場からの搬出につきましては、富山県や三重県の民間事業者による広域処理に加え、12月9日からは北信保健衛生施設組合の東山クリーンセンターへの可燃系災害廃棄物の搬出を開始いたしました。 一刻も早い生活圏からの災害廃棄物の撤去を進めてまいります。 12月15日には、住民交流の拠点と行政情報の発信を目的とした長沼地域交流ハウスを設置いたしました。 また、今週19日には、長野市社会福祉協議会内に長野市生活支援・地域ささえあいセンターを設置し、被災された皆様に対する孤立防止等のための見守りや相談の受付などに取り組んでまいります。 これらの対策などを含め、引き続き、寄せられた多くの善意と知恵を結集して支援に取り組み、被災者の皆様が一日も早く穏やかな生活を取り戻していただけるよう、全力を尽くしてまいります。 しかしながら、いまだに御自宅の2階等での生活を余儀なくされている方もおられます。また、従前のコミュニティが分散されている状況が続き、新しい環境に移られた方はもちろんのこと、在宅生活を送られている方も、様々なストレスを抱えておられます。 商工業や農業、観光業などの多くの地域産業も大きな打撃を受け、風評などによる間接的な被害も相まって、地域経済の低下も懸念されております。 市民生活、産業活動、インフラなど広範囲に及ぶ被害と多岐にわたる影響から、本格的な復旧・復興に向けては、多くの時間と費用が必要となることが見込まれますが、着実に、かつスピード感を持って取り組んでまいります。 また、このようなときこそ、皆が前を向き、元気を出していくことが必要であります。 徐々に復興の兆しが見えてきている今、復興に当たっては、災い転じて福となすという気概を持ち、明るい話題を発信し、これまで以上に活力を取り戻してまいりたいと考えております。 来年に目を向けますと、現在開催中の善光寺表参道イルミネーションにおいて、開催を中止した12月の善光寺でのイルミネーションを2月22日から3月1日の期間で実施いたします。 また、4月2日には東京2020オリンピックの聖火リレーが市内を走り、当日の締めくくりとして市役所西側の桜スクエアにおいて、聖火をランタンに格納するセレブレーションが行われます。 このような取組を通じ、復旧・復興に向けて歩みを進めている長野市の姿を発信してまいりたいと考えております。 市政運営の最重要課題である人口減少対策のほか、公共施設マネジメント、健康寿命の延伸、年齢・性別に関係なく全ての人が活躍できる社会の実現、子育て・教育環境の整備などの重要かつ困難な諸課題に対して今まで積み重ねてきた施策につきましても、引き続き、スピード感を持って取り組むとともに、復興を支える経済活動の活性化、活力とにぎわいを取り戻してまいります。 そして、将来の世代にわたり安心して暮らせる長野市とするため、来年を復興元年と位置づけ、ONE NAGANO-ワンナガノを合言葉に、関係する皆様と心を一つにして、復興に取り組んでまいります。 議員各位、並びに市民の皆様の御協力をお願い申し上げます。 結びに、議員の皆様には、この一年、市政発展のため、市民福祉の向上のため、絶大なる御尽力を賜り、深く感謝を申し上げます。 寒さも厳しくなります折、議員の皆様には、くれぐれも御自愛の上、新たな年をお迎えくださいますよう、心からお祈り申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(小泉栄正) これをもちまして、令和元年12月長野市議会定例会を閉会いたします。   午後5時44分 閉会地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和2年2月17日      議長           小泉栄正      副議長          宮崎治夫      署名議員         倉野立人      署名議員         堀内伸悟...