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11月30日-01号

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  1. 長野市議会 2016-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 長野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    平成28年 12月 定例会平成28年11月30日(水曜日) 出席議員(37名)   第1番   近藤満里君   第2番   小林秀子君   第3番   田中清隆君   第4番   松井英雄君   第5番   勝山秀夫君   第6番   西村裕子君   第7番   小泉一真君   第8番   つげ圭二君   第9番   手塚秀樹君  第10番   北澤哲也君  第11番   山本晴信君  第12番   佐藤久美子君  第13番   黒沢清一君  第14番   滝沢真一君  第15番   生出 光君  第17番   望月義寿君  第18番   鈴木洋一君  第19番   市川和彦君  第20番   竹内重也君  第21番   若林 祥君  第22番   西沢利一君  第23番   小泉栄正君  第24番   宮崎治夫君  第25番   寺沢さゆり君  第26番   野々村博美君  第28番   阿部孝二君  第29番   松木茂盛君  第30番   塩入 学君  第31番   倉野立人君  第32番   池田 清君  第33番   野本 靖君  第34番   中野清史君  第35番   小林治晴君  第36番   高野正晴君  第37番   小林義直君  第38番   岡田荘史君  第39番   三井経光君 欠席議員(2名)  第16番   布目裕喜雄君  第27番   小林義和君 説明のため会議に出席した理事者  市長         加藤久雄君  副市長        黒田和彦君  副市長        樋口 博君  教育長        近藤 守君  上下水道事業管理者  高見澤裕史君  監査委員       鈴木栄一君  総務部長       小川一彦君  企画政策部長     増田武美君  財政部長       平野智也君  市民生活部長     竹内好春君  保健福祉部長     田中幸廣君  こども未来部長    上杉和也君  環境部長       井上隆文君  商工観光部長     久保田高文君  文化スポーツ振興部長 倉石義人君  農林部長       西島 勉君  建設部長       上平敏久君  都市整備部長     轟 邦明君  駅周辺整備局長    島田純一君  会計局長       小林利之君  保健所長       小林文宗君  危機管理防災監    西澤清己君  上下水道局長     戸谷富雄君  消防局長       瀧澤親男君  教育次長       松本孝生君  教育次長       熊谷久仁彦君 職務のため会議に出席した議会事務局職員  事務局長       松本至朗君  事務局次長総務議事調査課長             横地克己君  総務議事調査課長補佐 久保田浩樹君  総務議事調査課長補佐 北島克彦君  総務議事調査課長補佐 竹内 徹君  係長         中條 努君  主査         松井知也君  主査         五明順也君  主査         中澤達彦君  係長         矢野正徳君  主査         笹原健史君  主査         唐澤卓也君  主査         宮坂真也君議事日程 1 会期の決定 1 会議録署名議員の指名 1 諸般の報告 1 議案第132号から議案第177号まで一括上程、理事者説明 1 報告第55号から報告第63号まで理事者報告   午前10時 開会 ○議長(小林義直君) おはようございます。 ただ今のところ、出席議員数は37名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより平成28年12月長野市議会定例会を開会いたします。   午前10時01分 開議 ○議長(小林義直君) 本日の会議を開きます。 本日の欠席通告議員は、16番布目裕喜雄議員、27番小林義和議員の2名であります。 初めに、会期の決定を議題といたします。 本定例会の会期につきましては、議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日から12月16日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林義直君) 異議なしと認めます。 よって、会期は17日間と決定いたしました。 なお、会期中の会議予定については、お手元に配布の日程により行いたいと思いますので、御了承をお願いいたします。 次に、会議録署名議員の指名を行います。 7番小泉一真議員、8番つげ圭二議員の両名を指名いたします。 この際、諸般の報告をいたします。 初めに、監査委員から平成28年8月分、9月分及び10月分の一般会計特別会計公営企業会計例月現金出納検査の結果について、議長の手元に報告がまいっておりますので、御報告いたします。 次に、平成28年9月20日、小林義直から公共施設在り方調査研究特別委員会委員の辞任願が、野本靖議員から総合計画等調査研究特別委員会委員の辞任願が提出され、同日、委員会条例第14条の規定により、議長において許可いたしましたので、御報告申し上げます。 次に、人事の紹介を申し上げます。 過般選任されました小島固定資産評価審査委員会委員を御紹介申し上げます。 御挨拶をお願いいたします。 ◎固定資産評価審査委員会委員小島竹一君) 去る9月25日付けをもちまして、長野市固定資産評価審査委員会委員に選任されました小島竹一でございます。 どうかよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小林義直君) 以上で諸般の報告を終わります。 続いて、議事に入ります。 議案第132号から議案第177号まで、以上46件、一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 加藤市長     (市長 加藤久雄君 登壇) ◎市長(加藤久雄君) おはようございます。 平成28年12月市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様には御出席いただき誠にありがとうございます。 提出いたしました議案を初め、市の重要案件の審議につきまして、よろしくお願い申し上げます。 さて、私が市長に就任して3年が経過し、4年間という任期も残すところ11か月余りとなりました。 この3年間、市長の仕事を思い切ってやらせていただきましたが、あと1年も課題解決に向け、私のこれまでのすべての経験を生かし、右肩下がりの時代の中で、よりスピード感を持つとともに、攻めの姿勢で、力を込めてやってまいりたいと考えております。 次に、財政運営について申し上げます。 我が国においては、急速な少子高齢化を背景とする社会保障関係経費の増加などにより、財政収支が大幅に悪化している中、平成29年度における地方財政についても、引き続き厳しいと言わざるを得ない状況にあります。 本市における平成29年度の財政状況につきましては、歳入では、基幹収入である市税の増収に期待することが難しく、地方交付税においても、合併算定替えに係る特例措置部分が更に縮減していくこととなります。 一方、歳出では、少子高齢社会の進展に伴う社会保障関係経費や、公共施設等の老朽化等による維持管理経費などの経常的経費が増加し、また、市債残高の増加に伴い、公債費の増加が見込まれるなど、財政の硬直化が進んでいく傾向にあります。 これらの状況を踏まえ、平成29年度予算編成では、前例踏襲型予算から脱却し、スクラップ・アンド・ビルドの徹底や、事業の時限化、いわゆるサンセット化を進めてまいります。 新規・拡大事業につきましては、十分に精査の上、その目的、効果等を明確にし、既存事業についても、事業効果の検証を踏まえつつ、必要性、緊急性の高いものに厳選し、メリハリのある予算としてまいります。 平成29年度は、第五次長野市総合計画のスタートの年となることから、現在策定中であります前期基本計画において、分野横断的に取り組む計画推進重点テーマである、暮らし続けられる環境づくりに向けた魅力ある地域づくり交流人口の増加に向けたにぎわいあるまちづくり、そして、定住人口の増加に向けた活力あるまちづくりにも重点的に財源を配分してまいります。 また、人口減少少子高齢化により、生産年齢人口が減少し、経済活力の低下が懸念されることから、女性や高齢者が働きやすく、活躍できるような方策を予算編成の中で考えてまいりたいと思っております。 今後も、国の地方財政対策の動向を見極めながら、適時適切に対応し、市民満足度の高い新年度予算の編成に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、本年度の主な施策・事業の動向について、順次申し上げてまいります。 まず、来年度からの10年間を計画期間とする第五次長野市総合計画についてであります。 11月25日に開催された総合計画審議会において答申に向けた案が承認されました。計画策定作業は大詰めを迎えており、12月5日から31日までの間、パブリックコメントを実施し、市民意見を伺うこととしております。 また、多くの市民意見を頂くため、初めての試みといたしまして、12月10日に、ながの未来カフェを開催いたします。これは、オールながので本市の未来を創造すべく、計画策定を担っていただいてきた審議会委員の皆様と市民の皆様とが、飲み物を片手に気軽に語り合い、そこで出た意見などをパブリックコメントに寄せていただくものであります。 本格的な人口減少局面を迎える中、今後の本市の進むべき道しるべとなるよう、より多くの市民の皆様と議会の御意見、御提案を伺い、計画を策定してまいります。 続きまして、人口減少の克服による長野市創生を目指して取り組む3つの柱について申し上げてまいります。 初めに、1つ目の柱である移住・交流の促進のうち、まず、移住・定住の促進について申し上げます。 本市に移住して起業される50歳未満の方を対象に、起業に係る初期投資費用の一部を補助する長野市移住者起業支援金制度を10月3日から開始いたしました。 本制度運用に当たっては、新たな地域活力の創出に寄与することを目的としたアドバイスパートナー協定を本市と締結している金融機関の協力も得ながら、住みたくなるまちに向け、引き続き取り組んでまいります。 長野地域へのUJIターン就職促進事業につきましては、今後は大学1・2年生を対象にしたワークショップ、3月には平成30年春卒業見込みの大学3年生を対象とした合同説明会をいずれも東京圏で実施する予定であります。 11月には東京浜松町で、新卒、既卒も含め、転職・移住希望者向けUJIターン合同面接会を実施いたしました。 今後も東京圏在住の学生などを対象に、長野地域の企業を知っていただく機会を提供し、長野地域への就職につなげてまいります。 次に、人と文化の交流について申し上げます。 NHK大河ドラマ真田丸の放送に合わせ、真田家ゆかりの地、松代において1月17日から開催していた、体感、戦国の絆、信州松代真田大博覧会2016が12月12日に閉幕いたします。 文化施設を活用した茶会や弓道などの体験プログラムまち歩きガイドツアーなど、地元の皆様の積極的な御協力により順調に運営ができましたことに、心から感謝申し上げます。 来年は、信州デスティネーションキャンペーンが実施されます。真田丸効果を一過性のものにしないよう、更なる誘客に取り組んでまいります。 第72回国民体育大会冬季大会ながの銀嶺国体スケート競技会の開催が間近に迫ってまいりました。 1月27日からの本番に向け、競技団体を初めとする関係団体との連携を密にしながら準備を進めているところであります。また、大会開催の周知のための広報活動につきましても、カウントダウンボード、横断幕などの設置を行ってまいりました。 会場に多くの観客の皆様が訪れ、大きな盛り上がりを見せる大会となるよう、今後も様々な媒体を利用し積極的に大会のPRを図るなどして、大会の成功につなげてまいります。 2020年東京オリンピックの事前合宿につきましては、各国に資料を送付するなどの誘致活動を進めているところでありますが、フランス水泳連盟から、来年1月にアクアウイングでジュニアチームの合宿をしたいとの申入れがありました。 今後の関係発展に向け、合宿の受入れを支援するとともに、期間中の市内の子どもたちとの交流についても計画してまいります。 いよいよスキーシーズンが始まります。戸隠スキー場は12月17日、飯綱高原スキー場は23日にオープンの予定であります。 昨シーズンは記録的な雪不足で大変厳しいシーズンとなりましたが、今シーズンは是非とも雪に恵まれて、両スキー場が多くのスキーヤーでにぎわうことを期待しております。 9月から始まりました長野市中条アーティスト・イン・レジデンス--芸術家滞在事業が11月で終了いたしました。海外から若手2名の芸術家に中条地区で約2か月間滞在していただき、創作活動に取り組んでいただきました。 地元の皆様にも大変歓迎していただき、小・中学生との交流、中条音楽堂での親子ワークショップ、芸術館での展示会、最後に中条むしくらまつりへの参加を通し、皆様と交流を深めていただきました。 今後も、芸術への関心を高め、地区に刺激と活気がもたらされるとともに、地域の魅力が国内外に発信されるよう取組を進めてまいります。 続きまして、2つ目の柱であります少子・健康長寿対策の推進について申し上げます。 まず、出産・子育て支援についてであります。 県道長野豊野線道路改良工事に伴う皐月保育園の移転につきましては、昭和の森公園に隣接する国立病院機構東長野病院から病院の敷地を皐月保育園の建設用地として提供したいとの申入れがあったことから、皐月保育園の保護者や地域住民の皆様を初めとする関係の皆様の御理解を得た上で、現在、園舎のレイアウトなどの具体的な設計作業に着手しております。 新たな園は、市内の公立保育園では初めてとなる幼保連携型認定こども園として開設し、信州型自然保育地域子育て支援センターの設置を初めとする各種の子育て支援事業にも積極的に取り組んでいくこととしております。 今後は、平成30年4月の開園に向け、新園の土台となる教育・保育方針や指導計画づくりを進めるなど、事業の着実な実施に努めてまいります。 結婚支援事業についてでありますが、魅力アップセミナーは、全10回のうち5回が終了し、各回ともほぼ定員に達する参加状況となっております。 また、夢先案内人制度につきましては、今年度第1回目の登録研修会を開催し、現在、367名の方に御登録いただいております。 今年度新たに取り組んでおります若者のライフデザイン形成支援事業につきましては、9月から、9名の大学生等によるワークショップを開始し、働きながら子育てをされている方へのインタビューや乳幼児とのふれあい交流などを行ってまいりました。今後は、ワークショップで学んだことなどを、学生が主体となって冊子にまとめていく予定としております。 今後も、結婚を希望する若者に対し、より効果的な支援となるよう、積極的に推進してまいります。 次に、健康長寿社会の実現についてであります。 市民の更なる健康寿命の延伸を目指す第三次長野市健康増進計画・食育推進計画について、審議会での審議を経て素案がまとまり、12月16日までパブリックコメントを実施しております。 市民の皆様からは、計画素案に対し、既に御意見等を頂戴しており、健康づくりや食育に強い関心をお寄せいただいているものと認識しております。 お寄せいただいた御意見等を適切に反映した後、来年2月には、長野市健康増進・食育推進審議会から答申を頂き、計画案の決定をしてまいります。 次に、3つ目の柱であります魅力ある地域づくりについて申し上げます。 初めに、農林業の振興についてであります。 (仮称)長野市農業振興計画につきましては、昨年6月以降、産業振興審議会農業振興専門分科会において審議を継続しておりますが、10月25日に長野市農業振興アクションプランとして、中間答申を頂きました。 今後、12月にパブリックコメントを実施いたします。より多くの市民の皆様に、農業に関心を持ってもらい、積極的に意見を頂き、実効性のある計画にしてまいりたいと考えております。 農業被害対策として、捕獲した野生獣をジビエ肉として処理加工する施設の建設及びジビエ肉地域活性化資源として有効に活用するための施策を盛り込んだ長野市ジビエ振興計画を策定いたしました。 現在、この計画に沿って、ジビエ肉処理加工施設建設候補地につきまして、各住民自治協議会に提案をお願いしているところであります。 また、事業の推進に当たりましては、有害鳥獣対策協議会や猟友会の皆様にしっかり説明し連携を図るとともに、今後、市内及び首都圏等の販路確保に取り組んでまいります。 次に、地域活力の向上について申し上げます。 地域資源の掘り起こしや地域課題解決を目的に配置した地域きらめき隊について、主な活動を申し上げます。篠ノ井地区におきましては、11月20日に、ながのご縁を長谷寺でご縁をと銘打って婚活イベントを開催し、縁づくりの場を提供しております。また、三輪地区では、美和神社のお祭りにみこしの担ぎ手として、長野県短期大学の女子学生13名にお手伝いいただき、地域と学生との交流を図ることができました。 地区が元気にならないと、市全体が元気になりませんので、引き続き、各地区において、地域おこし活動に積極的に取り組んでまいります。 地区ごとの課題に地域住民と協働してその解決に取り組む地域発きらめき事業は、地域きらめき隊との活動とは異なることから、混同しないよう、より分かりやすくするために一支所一モデル事業に名称を改めることといたしました。 主な活動といたしましては、松代地区では杏スイーツによる地域活性化事業として、地域の名産品化を目指し、菓子製造事業者による杏スイーツの試作販売を始めております。七二会地区では、これまでの間伐作業で切り出した木材の販売に加え、10月から間伐材を薪にして販売を始めており、また、川中島地区では、市民菜園を核とした新たなコミュニティづくり事業を進めるため、必要となる法人格を取得し、NPO法人夢テラス川中島として、新たにスタートしました。 この他、若穂、浅川、長沼、芋井の各地区で、事業の実施主体となる実行委員会等の設立を行うなど、他の地区におきましても着実に事業を進めており、これらの活動が活発化することにより地域の活性化が図られることを期待しております。 地域おこし協力隊につきましては、現在23名の隊員が中山間地域の11地区において地域資源の活用や地域課題の解決といった地域おこし活動に取り組んでおり、来年1月からは若穂保科地区において2名の隊員を採用し、ジビエ振興農林業支援に取り組んでいただく予定であります。 なお、平成26年度に採用した隊員10名につきましては、まもなく任期が終了することから、起業支援補助や中山間地域空き家改修等補助などの活用や、相談体制の充実も図り、地域の皆様の協力も得る中で、任期終了後の定住支援に取り組んでまいります。 次に、安心して暮らせる地域づくりについてであります。 10月26日から、新たな高機能消防指令情報システムでの運用を開始し、また、年々増加する救急需要へ迅速的確に対応するため、11月1日から篠ノ井消防署塩崎分署へ高規格救急車を配置し、救急業務を開始いたしました。 これらの整備により、今後も、より一層市民の方々の安全・安心の負託に応えてまいります。 次に、防災対策の推進について申し上げます。 大規模地震災害を想定し、発生後の職員の初動体制や、各部局の連絡体制の再確認を行うため、11月1日には、全職員を対象として、本年度2回目の職員非常招集訓練を、より実態に即した内容で実施いたしました。 地震災害は、ある程度の予測ができる土砂災害とは異なり、突然襲ってくるものでありますので、このような訓練を繰り返すことが非常に重要であります。 今、本市で、震度7クラスの地震が起きると、約2,000人が亡くなり、その原因は、9割以上が建物倒壊による圧死と想定されております。 私は、各地区で行っております、活き生きみんなでトークで、自分や家族を守るためには、自宅の耐震化や家具の転倒防止など、どのような備えをしておけばよいか、防災について、もう一度考えていただきたいと、市民の皆さんにお話をして、防災意識の啓発に努めております。 地域、関係機関と行政が一体になり、たとえ被災しても尊い人命が失われることがない、災害に伴う地域での死者ゼロを目指し、防災体制を確立してまいりたいと考えております。 次に、特色ある教育の推進についてであります。 第二次教育振興基本計画につきましては、市長が定める教育に関する大綱とするため、総合教育会議においても協議してまいりましたが、この度、計画策定委員会から中間答申があったことを受け、パブリックコメントを実施いたします。 市民の皆様の御意見を頂き、より良い教育施策が実行できるよう方針を定めてまいります。 市立長野中学校入学志願受付を11月8日から10日まで行った結果、207名の志願者がありました。今後、12月3日に適性検査・面接を実施、12月12日に第一期生となる合格者の発表をいたします。 今後も来年4月の開校に向け、準備を進めてまいります。 次に、その他の施策について申し上げてまいります。 信州大学との共同により実施しております耕作放棄地等における資源作物ソルガム活用調査につきましては、七二会地区において地元の皆様の御協力をいただきながら試験栽培を実施しており、10月14日には、ソルガムの収穫に合わせてソルガムび栽培講習会を開催し、ソムガム栽培の普及拡大を図っております。 また、実の商品化に向けた取組といたしましては、12月8日に第2回のソルガムび健康食品コンペティションの開催を予定しており、ソルガムの知名度を上げ、生産者、加工者、販売者が一体となって食品としての活用を一層進めてまいります。 権堂地区の再生につきましては、権堂地区再生計画評価・検討部会での御検討に反映いただくため、10月からまちづくり市民ワークショップ市民アンケートを実施しております。 ワークショップには、子育て世代権堂地区を担う若手、Ⅰターンされた方など、様々な立場の方々に御参加いただいており、部会と並行して、具体的な事業や仕組みづくりについて、御検討いただくこととしております。 建設中の(仮称)第四学校給食センターにつきましては、来年1月末のしゅん工を予定し、平成29年4月からの供用開始に向けた準備を進めております。 また、食物アレルギーへの対応といたしまして、(仮称)第四学校給食センターと第二学校給食センター専用調理室を設け、両施設管内において平成29年度からアレルギー対応食の提供を開始できるよう、保護者、学校への説明会を開催するなどの準備を進めているところであります。 残る第一学校給食センターについても、現在、全面改築に向けた設計等の業者選定を進めており、市内全域でのアレルギー対応食の提供実施に向け、取り組んでまいります。 戸隠伝統的建造物群保存地区に関する取組についてでありますが、10月21日に開催された国の文化審議会文化財分科会において、戸隠伝統的建造物群保存地区を国の重要伝統的建造物群保存地区に選定するよう、文部科学大臣宛てに答申が出されました。 この結果、国の官報告示を経て、本市初となる重要伝統的建造物群保存地区が誕生する予定です。 戸隠の歴史的町並みが全国的にも価値が高いと認められたわけであり、これを契機として、地域の皆様との協働の下、更なる魅力あるまちづくりを進めてまいります。 水道事業につきましては、本年度は水道料金の見直しの年に当たることから、人口減少や老朽管の解消など、将来を見据えた適正な水道料金について、上下水道事業経営審議会において、御審議いただいているところであります。 審議会からの答申は、来年1月を予定しておりますが、審議会での議論の経過など、市議会を初め市民の皆様へお伝えしながら見直しを進めてまいります。 以上、主な施策・事業の動向について申し上げました。 さて、南長野運動公園総合球技場の愛称が長野Uスタジアムと決まりました。 球技場を上から見た時に、英語のUの字に見えることなどから付けられた愛称で、イメージし易く、覚え易い、良い愛称であると思います。 この愛称により、市民の皆様が一層愛着の持てる施設になるとともに、このスタジアムをホームグラウンドとするAC長野パルセイロ及びパルセイロレディースが、来年こそ優勝することを期待しております。 本定例会に提出いたしました案件は、平成28年度長野市一般会計補正予算など議案46件、報告9件であります。 詳細につきましては、副市長から説明申し上げますので、十分な御審議をいただき、御決定を賜りますようお願い申し上げます。 ありがとうございました。 ○議長(小林義直君) 黒田副市長     (副市長 黒田和彦君 登壇) ◎副市長(黒田和彦君) 本市議会定例会に提出いたしました議案第132号から議案第177号までの補正予算、条例の改正及び廃止並びにその他の議案のうち、私からは補正予算について御説明申し上げます。 初めに、議案第132号平成28年度長野市一般会計補正予算について申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ30億8,568万3,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ1,589億75万7,000円とするものでございます。 以下、その内容について、歳出から御説明申し上げます。 まず、人件費関係では、人事異動等に伴う年間所要額の調整による職員人件費2億5,705万9,000円を減額するものでございます。 総務関係では、国の平成28年度補正予算(第2号)による経済対策活用事業として(仮称)篠ノ井総合市民センター建設に要する経費1億5,204万6,000円を計上した他、(仮称)後町ホール建設に要する経費2億410万円を追加するものでございます。 民生関係では、経済対策活用事業として、低所得者を対象とした臨時福祉給付金の給付に要する経費11億2,921万円を計上した他、保険給付費の増に伴う国民健康保険特別会計(事業勘定)への繰出金2,510万2,000円、医療費の増に伴う障害者自立支援医療費2,852万7,000円、及び後期高齢者医療広域連合への負担金7,809万1,000円を追加するものでございます。 また、保育所及び施設型給付を受ける幼稚園・認定こども園における基本単価等の上昇に伴う私立保育所委託費8,914万4,000円、公設民営保育所運営費2,220万9,000円、及び幼稚園・認定こども園施設型給付金2,124万2,000円を追加した他、私立保育所等におけるICT化の推進及び保育士加配に伴う私立保育所補助金2,245万7,000円、ひとり親世帯及び多子世帯等の補助の充実に伴う幼稚園就園奨励費補助金2,874万円、入所児童数や保育時間の増などに伴う公立保育所運営費9,286万3,000円、障害児サービスの利用者の増に伴う障害児介護給付費・訓練等給付費1億1,531万5,000円を追加するものでございます。 衛生環境関係では、特定不妊治療費の助成拡大に伴う経費667万5,000円、医療機関等での出産後の保健指導を受ける産後ケア事業の利用者の増に伴う経費243万3,000円の他、北信保健衛生施設組合斎場の解体に要する負担金108万9,000円を追加するものでございます。 農林業関係では、県が経済対策活用事業として施工する土地改良事業の増に伴う負担金5,680万円を追加した他、地域の営農戦略に基づいて高収益化を図る農業者への補助金2,866万3,000円を追加するものでございます。 土木関係では、経済対策活用事業として、市道若槻474号線道路改良に要する経費2,830万円、街路北部幹線改良に要する経費2億1,200万円、県が施工する街路整備の増に伴う負担金2,000万円、長野駅周辺第二土地区画整理事業に要する経費2億5,510万円、障害者向け市営住宅の居住環境の改善に要する経費1,080万円の他、空家等対策計画の策定に向けた調査及び分析に要する経費156万円を追加するものでございます。 教育関係では、経済対策活用事業として、小学校の改修及び非構造部材の耐震化に要する経費3億9,406万8,000円、中学校の改修及び非構造部材の耐震化に要する経費1億6,208万2,000円、(仮称)芹田総合市民センター建設に要する経費4,034万3,000円の他、広域避難所となる長野運動公園総合体育館の整備に要する経費780万円を追加するものでございます。 災害復旧関係では、8月から9月にかけて発生した豪雨により被災した農地、水路、道路等の復旧に要する経費1億598万3,000円を追加するものでございます。 これらの歳出に要する財源といたしましては、分担金及び負担金486万円、国庫支出金17億2,302万円、県支出金1億1,616万2,000円、繰越金2億6,644万1,000円の他、市債9億7,520万円をもって充当するものでございます。 第2表繰越明許費につきましては、(仮称)篠ノ井総合市民センター建設事業外12事業につきまして、年度内の事業完了が見込めないことから、予算額を翌年度に繰り越すこととするものでございます。 第3表債務負担行為補正につきましては、市制120周年記念式典に係る平成29年度の事業費490万1,000円[訂正済]、防災情報システムの改修に係る平成29年度の事業費5,946万7,000円、庁舎周辺整備に伴う国道19号歩道の改修などに係る平成29年度の事業費9,000万円、ふるさと応援寄附の申込受付等の業務委託に係る平成29年度から平成30年度までの事業費9,648万8,000円、(仮称)後町ホール建設に係る平成29年度の事業費1億4,500万円、街角に芸術と音楽があるまちづくり事業の一環として、ゴールデンウィーク期間中にながの獅子舞フェスティバルの開催に係る平成29年度の事業費340万円を追加して設定するものでございます。 また、経年劣化した南長野運動公園テニスコートの人工芝張替に係る平成29年度の事業費3,590万円、新年度早期に河川敷運動場等の利用を可能にする体育施設オープン前整備に係る平成29年度の事業費3,370万円、工事発注時期の平準化を図るための道路新設改良、河川水路改修及び道路舗装整備に係る平成29年度の事業費1億円、都市計画道路駅南幹線のJR線との立体交差区間の整備に係る平成29年度から平成30年度までの事業費4億3,000万円、経年劣化した小・中学校のプール施設の改修に係る平成29年度の事業費7,762万6,000円を追加して設定するものでございます。 危険空家等対策事業実態調査委託事業費につきましては、国の経済対策活用事業により、本年度に事業を前倒し実施するため、平成29年度の限度額を944万円に変更して設定するものでございます。 第4表地方債補正につきましては、公共土木施設災害復旧事業費を追加するとともに、総務管理施設整備事業費外8事業費につきまして、借入限度額を変更するものです。 次に、議案第133号平成28年度長野市国民健康保険特別会計補正予算につきましては、事業勘定におきまして、医療費の増加に伴う退職被保険者等療養給付費1億321万円、一般被保険者高額療養費1億8,168万7,000円、退職被保険者等高額療養費3,848万3,000円、納入額が確定したことに伴う前期高齢者負担調整額81万円の他、国庫支出金額の確定に伴う超過交付金の返還金2,918万9,000円を追加するとともに、その財源として国庫支出金、県支出金、療養給付費等交付金、前期高齢者交付金、他会計繰入金の他、繰越金を充当するものでございます。 次に、議案第134号平成28年度長野市水道事業会計補正予算につきましては、国の平成28年度補正予算(第2号)による経済対策活用事業として、資本的収入及び支出におきまして、信州新町穂刈浄水場の浄水機能の強化を図るため、厚生労働省のクリプトスポリジウム等(耐塩素性病原生物)対策指針に適合した紫外線処理設備の整備に要する経費1億7,910万円を追加し、その財源として、企業債1億4,910万円及び国庫補助金3,000万円を充当するとともに、起債の限度額を変更するものでございます。 以上、補正予算について御説明申し上げました。 よろしく御審議の上、御決定くださいますよう、お願い申し上げます。 ○議長(小林義直君) 樋口副市長     (副市長 樋口 博君 登壇) ◎副市長(樋口博君) 続きまして、私から条例の改正及び廃止並びにその他の議案につきまして、御説明申し上げます。 議案第135号長野市個人情報保護条例の一部を改正する条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正により、地方公共団体が独自に個人番号を利用する社会保障等に関する事務について情報提供ネットワークシステムを利用した情報連携ができることとされたことに伴い、改正するものであります。 議案第136号長野市一般職の職員の退職手当に関する条例及び企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例は、雇用保険法の一部改正により65歳以上の雇用保険の被保険者に対する失業等給付が見直されたため、失業者の退職手当について所要の規定の整備を行うことに伴い、改正するものです。 議案第137号長野市市税条例の一部を改正する条例は、地域再生法に基づく地方活力向上地域特定業務施設整備計画の認定を受けた事業者が新設等した家屋等に係る固定資産税の税率を軽減すること及び外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の一部改正により利子所得等に係る個人市民税の特例を定めることに伴い、改正するものです。 議案第138号長野市老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、戸隠地区の保健福祉施設を再編すること及び長野市吉田老人福祉センターに指定管理者制度を導入することに伴い、改正するものです。 議案第139号長野市老人憩の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、公の施設の利用者負担額の適正化を図るため、長野市老人憩の家の利用料金を見直すことに伴い、改正するものです。 議案第140号長野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例は、し尿処理手数料及び生活雑排水処理手数料の適正化を図るため、当該手数料の額を見直すこと等に伴い、改正するものです。 議案第141号長野市フルネットセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例は、地域情報化の拠点としての施設の役割を終えたため、長野市フルネットセンターを廃止することに伴い、廃止するものです。 議案第142号長野市温湯温泉利用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、公の施設の利用者負担額の適正化を図るため、長野市温湯温泉利用施設の使用料を見直すことに伴い、改正するものです。 議案第143号長野市学校給食センター等設置条例の一部を改正する条例は、長野市第四学校給食センターを設置すること及び長野市豊野学校給食センターを廃止することに伴い、改正するものです。 議案第144号長野市立公民館条例の一部を改正する条例は、長野市立吉田公民館、長野市立安茂里公民館並びに長野市立川中島町公民館及びその分館に指定管理者制度を導入すること並びに長野市立豊野公民館運営審議会及び長野市立信州新町公民館運営審議会の委員の定数を見直すことに伴い、改正するものです。 議案第145号水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例は、長野市簡易水道事業を長野市水道事業に統合することに伴い、改正するものです。 議案第146号長野市火災予防条例の一部を改正する条例は、防火対象物の利用者等の防火安全に対する認識を高め、火災による被害の軽減を図るとともに、防火対象物の関係者による防火安全体制の確立を促進するため、消防法令等に係る重大な違反のある防火対象物に関する公表制度を創設することに伴い、改正するものです。 次に、その他の議案につきまして、御説明申し上げます。 議案第147号は、高額所得者として認定されている市営住宅入居者のうち、再三の退去勧告にも応じず、長期にわたり市営住宅を不法占拠している者に対し、住宅の明渡しについて、訴訟を提起するものです。 議案第148号から第176号までの29件は、それぞれの施設について、平成29年4月1日からの指定管理者を指定するもので、今回の対象は、29グループ93施設です。 議案第177号市道路線の認定及び廃止につきましては、新たに11路線を認定し、2路線を廃止するものです。 以上、条例の改正及び廃止並びにその他議案について御説明申し上げました。 よろしく御審議の上、御決定くださいますよう、お願い申し上げます。 ○議長(小林義直君) 以上で説明を終わります。 次に、報告第55号から報告第63号まで、以上9件、一括理事者から報告を求めます。 樋口副市長     (副市長 樋口 博君 登壇) ◎副市長(樋口博君) 報告案件につきまして、御説明申し上げます。 報告第55号及び第56号は、いずれも工事変更請負契約の締結に係るもので、報告第55号は、七二会中学校屋内運動場改築建築主体工事について、湧水による土砂崩落や、地下水起因の土砂吸出しにより擁壁裏面等に空洞が生じたため、既存擁壁等の改修により契約額を増額することに伴い、相手方と変更請負契約を締結することにつきまして、報告第56号は、(仮称)長野市第四学校給食センター建設電気設備工事に係るもので、消防設備及び動力盤制御回路等の仕様変更により契約金額を増額することに伴い、相手方と変更請負契約を締結することにつきまして、市長専決処分指定の件第5の規定により、それぞれ専決処分をさせていただいたものであります。 報告第57号から報告第63号までの7件は、いずれも事故に係る損害賠償で、報告第57号につきましては、本年8月、市内川中島で発生した交通事故に係る損害賠償額について、報告第58号につきましては、本年9月、市内若穂で発生した道路管理上の事故に係る損害賠償額について、報告第59号につきましては、本年8月、市内信州新町で発生した道路管理上の事故に係る損害賠償額について、報告第60号につきましては、本年9月、市内大岡で発生した道路管理上の事故に係る損害賠償額について、報告第61号につきましては、本年9月、市内古里で発生した交通事故に係る損害賠償額について、報告第62号につきましては、本年3月、市内戸隠で発生した交通事故に係る損害賠償額について、報告第63号につきましては、本年8月、信州新町市民プールで発生した施設管理上の人身事故に係る損害賠償額について、市長専決処分指定の件第4の規定により、それぞれ専決処分をさせていただいたものです。 以上、9件につきまして、御説明申し上げました。 ○議長(小林義直君) 以上、報告のとおりであります。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 明12月1日から12月5日までの5日間は、議案調査のため休会とし、次の本会議は12月6日午前10時から開き、市行政事務一般に関する質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。   午前10時47分 散会...