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平成24年 9月定例会(第 7号 9月24日) 閉会

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  1. えびの市議会 2012-09-24
    平成24年 9月定例会(第 7号 9月24日) 閉会


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    平成24年 9月定例会(第 7号 9月24日) 閉会                        平成二十四年九月二十四日 午前十時開議 第  一 議案第五十四号〜議案第七十二号      認定第  一号〜認定第  六号      陳情第 十五号 第  二 議案第七十三号 定住自立圏形成協定の締結について 第  三 議案第七十四号 えびの市特別職の職員で常勤のものの給与の特例に関する条              例等の一部改正について 第  四 議員提出意見書案第  一号 不活化ポリオワクチン導入に伴う費用の助成を                    求める意見書(案) 第  五 議員派遣について           本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件    一 議案第五十四号〜議案第七十二号      認定第  一号〜認定第  六号      陳情第 十五号    二 議案第七十三号 定住自立圏形成協定の締結について    三 議案第七十四号 えびの市特別職の職員で常勤のものの給与の特例に関する条
                 例等の一部改正について    四 議員提出意見書案第  一号 不活化ポリオワクチン導入に伴う費用の助成を                    求める意見書(案)    五 議員派遣について 出 席 議 員(十五名)     一番   蔵 園 晴 美  君     一〇番   井川原 志庫男  君     二番   松 窪 ミツエ  君     一一番   溝 辺 一 男  君     三番   北 園 一 正  君     一二番   高牟禮 宏 邦  君     四番   上 原 康 雄  君     一三番   宮 崎 和 宏  君     五番   池 田 孝 一  君     一四番   外 園 三千男  君     六番   竹 中 雪 宏  君     一五番   栗 下 政 雄  君     七番   本 石 長 永  君     八番   西 原 義 文  君     九番   西 原 政 文  君 欠 席 議 員(なし) 議会事務局職員出席者   事務局長    杉 元 真 一 君    議事運営係   木 下 哲 美 君   議事運営係長  下牟田 一 仁 君   議事運営係   瀬戸崎 章史子 君 地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者   市長      村 岡 隆 明 君    健康保険課長  木 村 政 一 君   副市長     酒 匂 重 久 君    長寿介護課   平 野 浩 二 君   教育長     萩 原 和 範 君    観光商工課長  坂 本 謙太郎 君   総務課長    野 間 教 昭 君    税務課長    竹 下 京 一 君   企画課長    馬 越 脇 浩 君    水道課長    園 田   毅 君   財政課長    原 田 和 紀 君    市民課長    柳 田 昭 雄 君   財産管理課長  下 原 龍 一 君    病院事務長   松 永 康 二 君   建設課長    森     賢 君    会計管理者   上加世田 章人 君   畜産農林課長  吉 留 伸 也 君   学校教育課長  坂 本 健一郎 君   市民協働課長  上加世田たず子 君                     開議 午前 十時  〇分 ○議長(蔵園晴美君)  おはようございます。  ただいまの出席議員は、全員であります。よって、直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、自席に配付いたしております議事日程第七号によって進めます。  これより本日の日程に入ります。  日程第一、議案第五十四号宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更についてから、議案第七十二号平成二十四年度えびの市一般会計予算の補正(第五号)についてまで、認定第一号平成二十三年度えびの市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認定第六号平成二十三年度えびの市病院事業会計決算の認定についてまで、陳情第十五号えびの市大字前田字楢木三十八の二番地の土地に関する陳情書、以上、一括議題といたします。  この際、各常任委員長の報告を求めます。  まず、総務教育常任委員長の報告を求めます。北園一正総務教育常任委員長。 ○総務教育常任委員長(北園一正君)  おはようございます。  今期定例会において総務教育常任委員会に付託されました議案等について、その審議内容と審議結果を報告いたします。  本委員会に付託されました案件は、議案第六十二号災害対策基本法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について、議案第六十三号えびの市水防協議会条例の一部改正について、議案第六十四号平成二十四年度えびの市一般会計予算の補正(第四号)についての付託分、議案第六十九号平成二十四年度えびの市水道事業会計予算の補正(第一号)について、議案第七十号平成二十四年度えびの市病院事業会計予算の補正(第一号)について、議案第七十一号平成二十三年度えびの市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、認定第一号平成二十三年度えびの市一般会計歳入歳出決算の認定についての付託分、認定第六号平成二十三年度えびの市病院事業会計決算の認定について、以上、議案六件、認定二件であります。  では、議案第六十二号から報告いたします。  議案第六十二号災害対策基本法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について。  本議案は、災害対策基本法の一部を改正する法律が平成二十四年六月二十七日に公布されたことに伴い、えびの市防災会議条例及びえびの市災害対策本部条例の一部を改正するもので、特段報告する説明、質疑等はありません。  議案第六十三号えびの市水防協議会条例の一部改正について。  本議案は、津波防災地域づくりに関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が平成二十三年十二月十四日に公布されたことに伴い、えびの市水防協議会条例の一部を改正するもので、特段報告する説明、質疑はございません。  議案第六十四号えびの市一般会計予算の補正(第四号)についての付託分。  総務課分。  歳入の主なもの、予算書一十九ページ、説明資料では五ページでございます。款、諸収入、項、雑入、目、雑入、節、総務費雑入、金額四百二十万円は、人事交流により本市から派遣した交流職員に係る給料の負担金でございます。職員は、商工観光労働部企画立地推進局企業立地課に配属されております。  歳出の主なものは、予算書二十一ページ、説明資料六ページでございます。款、総務費、項、総務管理費、目、一般管理費、節、負担金、補助及び交付金、金額六百七万三千円は、人事交流により県から派遣された交流職員に係る給料の負担金であります。市民協働課に配属されております。  その他特段する質疑はございませんでした。  財政課。  平成二十四年度えびの市一般会計予算の補正(第四号)の総括説明がございました。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出二億四千五百九十三万六千円を追加し、歳入歳出予算の総計額を歳入歳出それぞれ一百一十一億四千五百三万七千円とするとの説明でございました。  歳入の主な補正、予算書ページ一十七ページ、説明資料四ページ、款、繰入金、項、基金繰入金、目、財政調整基金繰入金、節、財政調整基金繰入金、入、金額減額の九千四十六万三千円は、今回補正の差額を繰り戻すものとの説明。基金残高は、三十一億一千四百九十六万円になるとの説明でございました。  予算書一十七ページ、説明資料四ページ、款、繰入金、項、基金繰入金、目、公共施設等整備基金繰入金、節、公共施設等整備基金繰入金、金額減額の二千六百九十万円は、事業費の確定による財源の増減によるもの。基金残高は、一十四億二千七百一十三万五千円との説明でございました。  予算書一十七ページ、説明資料四ページ、款、繰越金、項、繰越金、目、繰越金、節、繰越金、金額三億一千四百九十九万円は、平成二十三年度決算に係る剰余金を繰り入れるものとの説明でございました。  予算書一十九ページ、説明資料五ページ、款、市債、項、市債については、各事業の決定による変更でございます。なお、無線放送施設整備事業の負担金、市負担金二分の一は、特別交付税措置の対象になるとの説明でございました。市債総額は、八億一千八百六十二万二千円になるとの説明でございます。  予算書二十五ページ、説明資料七ページ、款、総務費、項、総務管理費、目、財政調整基金費、節、積立金、金額一十一億五千八百万円は、平成二十三年度決算に係る剰余金の一部を積み立てるものとの説明でございます。その他、特段報告する質疑等はございませんでした。  財産管理課分です。  予算書二十三ページ、説明資料六ページ、款、総務費、項、総務管理費、目、財産管理費、節、委託料三十九万一千円のうち、ロゴステッカー委託料は、公用車七十一台に市名、市章、標語、標語は南九州の交流拠点都市を表示するものとの説明でございました。特段報告する質疑はございません。  市民協働課分。  歳出の主なもの、予算書二十一ページ、説明資料六ページ、款、総務費、項、総務管理費、目、一般管理費、節、報償費、金額一十二万四千円は、自治組織加入促進を図るための加入促進検討会議の区長六名、不動産業者一名、アパート管理者一名など、計一十四名三回分の民間委員の出会報償金であるとの説明でございます。  質疑は、自治組織加入促進検討会議で協議されたものは、市内全ての自治組織の共通認識として共有する方向に進めるべきではないかとの質疑がございました。  説明として、本市は、合併以来行政事務連絡制度が主体となっていての自治組織の運営が行われているのが大多数である。今後高齢化社会に向けて自治組織のあり方を十分とらえて実施していくとの説明でございます。  企画課。  歳出の主なもの、予算書二十五ページ、説明資料七ページ、款、総務費、項、総務管理費、目、基地対策費、節、委託料、金額七万六千円は、防衛補助事業で整備した各施設一十六カ所に防衛補助事業で設置した各施設の表示板設置委託料であるとの説明でございました。  予算書二十五ページ、説明資料七ページ、款、総務費、項、総務管理費、目、諸費、節、負担金、補助及び交付金の肥薩線を未来へつなぐ協議会負担金金額四十万五千円は、肥薩線を世界遺産登録推進調査事業委託金で、今回の調査は、前段としての国の有形登録文化財登録へ向けての調査事業費負担金であるとの説明でございます。  質疑として、一、基地対策費表示板設置委託料七万六千円について、防衛事業として他の補助事業との整合性、防衛事業のみ過去の事業にさかのぼって設置するのは疑問があるとの質疑がございました。  説明として、表示する施設については、今後十分精査して、予算の範囲内で設置するとの説明でございます。  税務課。  税務課分の今回の補正は、賦課徴収業務を推進するための予算の追加補正、減額補正になるもので、特段報告する説明、質疑等はございません。  議会事務局。  予算書二十一ページ、説明資料六ページ、款、議会費、項、議会費、目、議会費、節、需用費四万五千円、工事請負費三万円、備品購入費二十万一千円は、議会定例会インターネット中継に要する経費で、本年十二月定例会でテスト運用、来年三月定例会から実施する予定であるとの説明でございます。特段報告する質疑等はございません。  社会教育課。  予算書一十一ページ、説明資料一ページ、款、国庫支出金費、項、国庫補助金、目、教育費国庫補助金、節、社会教育費国庫補助金、金額一百九万一千円については、島内地下式横穴墓出土品重要文化財指定記念行事実施に伴う国庫補助金であるとの説明、記念行事の内容を求める質疑に対して、記念シンポジウムと企画展を開催したとの説明でございます。なお、企画展には、延べ二千四百名の来場があったとの説明でございます。  学校給食センター。  予算書五十七ページ、説明資料一十七ページ、款、教育費、項、保健体育費、目、学校給食センター建設事業費、節、委託料、金額減額二千九百九十五万四千円については、学校給食センター建設計画の基本設計、実施設計業務委託料を減額するもので、当初文部科学省の補助事業と計画していたが、防衛省の補助事業としての検討を進めるため、当初計画の予算を減額するものとの説明でございました。  質疑として一、文部科学省の補助事業から防衛省の補助事業に変更したいとのことであるが、防衛省の補助事業として確定しているのかとの質疑でございます。  説明として、確定したものではない。防衛省での補助事業は補助率が高いので、採択に向けて取り組むとの説明でございます。  質疑の二、学校給食と他の目的の給食との共同施設では、学校給食法との関連で課題があると思うが、整理されているかとの質疑に対して、説明、県と協議を行い確認するとの説明でございます。  学校教育課。  予算書五十五ページ、説明資料一十七ページ、款、教育費、項、中学校費、目、学校管理費、節、報酬費、金額七十五万一千円については、要介助生徒の転入に伴い、配置する介助嘱託職員報酬不足を補正するものとの説明でございます。  また、質疑に対して、今回は、生徒と介助嘱託員の一対一の介助を要する経費で、市単独予算であるとの説明でございます。特段報告する質疑はございませんでした。  続きまして、議案第六十九号平成二十四年度えびの市水道事業会計の補正(第一号)について、水道事業会計(第一号)の補正の収益的収入及び収益的支出については、人事異動に伴う経費の増減が主なもので特段報告する説明、質疑はございません。  資本的支出、歳出、款、資本的支出、項、建設改良費、目、固定資産増設費、節、水源二号井掘さく工事費、金額一千五百四十一万九千円は、水源開発に伴う経費であるとの説明で、特段報告する質疑はございませんでした。  議案第七十一号平成二十三年度えびの市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、審議内容及び審議結果を報告いたします。  平成二十三年度決算に係る水道事業の状況は、業務の状況、給水戸数八千五百五十六戸、給水人口一万九千三百一十九人、計画人口に対する普及率七七・三%、年間総配水量二百二十九万九百五十二立米、有収水量二百万五千九百五十九立米、有収率八七・六%。建設工事の改良、建設工事の状況でございます。主な事業は尾八重野地区簡易水道統廃合整備事業、第二水源築造事業老朽化施設整備事業が実施されています。  以下、決算の状況については、決算書六ページ、水道事業損益計算書により平成二十三年度決算状況を報告いたします。  営業収益三億八百一十六万三千八百三十一円、営業費用二億五千八百八十九万七千一百六円、営業利益四千九百二十六万六千七百二十五円、営業外収益九十八万二千四百六十七円、これについては、他会計からの補助金等でございます。  営業外費用二千二百三十九万四千二百一十一円、特別利益九千五百二十円、特別損失四十八万六百九十一円、当年度純利益二千七百三十八万三千八百一十円、前年度繰越利益剰余金〇、当年度未処分利益剰余金二千七百三十八万三千八百一十円、以上が平成二十三年度水道事業の決算状況であります。  これが議決事項でございますが、平成二十三年度えびの市水道事業剰余金の処分について、この件については、地方公営企業法の改正により、条例または議会の議決によるものとされています。
     よって、決算書九ページ、平成二十三年度えびの市水道事業剰余金計算書(案)により説明がございました。  内訳は、一、当年度未処分利益剰余金二千七百三十八万三千八百一十円を剰余金処分として一、減債積立金二千四百六十四万五千八百一十円、二、一般会計等納付金二百七十三万八千円でございます。翌年度繰越剰余金は〇円としたいとの説明でございました。  主な質疑として、決算書六ページ、過年度損益修正損の不納欠損額四十四万三百九十円の内訳はとの質疑がございました。  説明として、所在不明二十二件、三十八万二千五百一十一円、費用倒れ二件、二万一千七百八十四円、死亡五件、三万六千九十六円となっているとの説明でございました。  質疑の二、決算説明資料一十一ページ、未収金調書の平成二十三年度分が七百七十万九千五百五十六円と多額であるとのことでございましたが、説明として三月決算の数値である六期分の未収が多かったが、平成二十四年九月十日現在三百三十九万一千五百九十六円となっているとの説明でございます。したがって未収額合計は九百九十五万三千二百三十一円であるとの説明でございました。  質疑の二、簿外資産としての管理があるが、制度上はどのようなものかということでございました。説明として不納欠損処分した水道料金は、債権放棄はしていないので、簿外簿資産として管理しているとの説明でございます。  水道課分の報告は以上でございます。  続きまして、議案第七十号平成二十四年度えびの市立病院事業会計予算の補正(第一号)について。  病院事業会計(第一号)補正の収益的収入及び収益的支出については、人事異動に伴う経費の増減が主なもので特段報告する説明、質疑はございません。  認定第六号平成二十三年度えびの市病院事業会計決算の認定について、審議内容及び結果を報告します。  平成二十三年度病院事業は、当初予算から赤字予算を計上して運営されてきました。医師不足による診療体制の変更を余儀なくされ、入院患者、外来患者ともに減少、及び職員の勧奨退職と普通退職があったことなどにより、医業収益が減少し、赤字決算となっています。  以下、決算の状況について、決算書六ページ、病院事業損益計算書により平成二十三年度決算状況を報告いたします。  一、医業収益八億一千七十九万六千二百八十四円、医業費用九億二千九百八十二万七百五十六円、医業損失一億一千九百二万四千四百七十二円となっています。なお医療費用には、(四)の減価償却費三千二百九十万二百二十五円、(五)の資産減耗費一百四十六万九千四百八十九円が計上されてあります。  三、医業外収益は八千四百二十七万一千二百四十五円となっております。医業外収益の主なものは、繰入金基準による他会計補助金四千二十四万一千円、他会計負担金四千一百万円が主なものです。  四、医業外費用は二千三百七万一千二百四十三円、消費税の精算によるものとの説明でございます。よって計上損失は五千七百八十二万四千四百七十円となっています。  特別利益は〇円、特別損失については、(二)過年度損益修正損一十一万九千四百二十円、医療費未収金等でございます。  以上により、当年度純損失五千七百九十四万三千八百九十円、前年度繰越欠損金一億三千三百四十四万九千三百七円、当年度未処理欠損金一億九千一百三十九万三千一百九十七円、なお、当年度純損失の実質損失は流動資産の現金貯金より整理されております。  以上が平成二十三年度病院事業決算であります。  主な質疑として、質疑の一、決算書一十五ページ収益費用明細書、医業収益として医療相談収益受託検査施設利用収益があるが、内容はどのようなものかとの質疑がございました。  説明として、医療相談収益は、退院後の食事指導、受託検査施設利用でCT検査等が主なものであるとの説明でございました。  質疑の二、医業収益を図るため、検診事業を取り組めないかとの質疑でございます。  説明として、検診事業は、現在簡易人間ドック、一日当たり二名程度ということでございます。市職員の検診を行っているとのことで、他の検診についても検討したいとの説明でございました。  そのほかの質疑の総括として、病院経営の医師確保についての質疑がございました。  事務長の説明では、宮崎県医師確保対策協議会との協議、また市単独によって対策をとっているが成果が出ていないとの説明でございました。  以上が病院事業の報告でございます。  討論、採決の結果です。  以上、議案六件、認定一件、審査結果報告であります。  議案第六十二号、議案第六十三号、議案第六十四号付託分、議案第六十九号、議案第七十号、認定第六号、以上議案五件、認定一件は、いずれも討論もなく、原案のとおり、議案五件は可決すべきもの、認定一件は認定すべきものと決しました。  議案第七十一号については、討論もなく、原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。  なお、認定第一号平成二十三年度えびの市一般会計歳入歳出決算の認定について付託分は、休会中の継続審査と決しています。  以上で総務教育常任委員会の審査結果報告を終わります。 ○議長(蔵園晴美君)  次に、産業厚生常任委員長の報告を求めます。竹中雪宏産業厚生常任委員長。 ○産業厚生常任委員長(竹中雪宏君)  続きまして、産業厚生常任委員会の報告を申し上げます。  今期定例会において、当常任委員会に付託されました議案一十四件、認定五件、陳情一件につきまして、去る十八日及び十九日の二日間で審査を行いましたので、その経過と結果について議案ごとに御報告申し上げます。  まず、議案第五十四号宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更についてでございます。  この案件は、外国人登録法が平成二十四年七月九日をもって廃止されたことに伴い、宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の中に、外国人登録原票の記載表示が必要なくなったため、同規約を一部変更するものであります。  本議案に対する質疑につきましては、特段報告するものはありませんでした。  採決の結果につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第五十五号県営経営体育成基盤強化事業中央耕地地区)による字界変更について及び議案第五十六号県営経営体育成基盤強化事業北岡松地区)による字界変更についてであります。  これらの案件については、中央耕地地区及び北岡松地区において、土地改良事業を施行したことに伴い、従来の字界が原形をとどめなくなったために、新字界を定める必要が出てきたものであります。  審査においては、今回の変更で地番がどのぐらい減ったのかといった質疑が出され、これについて、担当課からは従来は一反歩区画であったものが今回三反歩区画となっているので、当初の約三分の一になっているとの答弁がありました。  採決の結果につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第五十七号えびの市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定についてであります。  この案件につきましては、美化センター生活環境影響調査を実施した場合、廃棄物の処理及び清掃に関する法律でその調査結果を条例に定めることにより公衆の縦覧に供しなければならないと規定されているため、本条例を制定するとのことであります。  生活環境影響調査につきましては、美化センターの処理能力等の変更を行う際には、県に変更届けをすることになっており、その変更届けの添付資料として、生活環境影響調査の結果が必要とのことであります。  本会議の質疑でもありましたとおり、美化センターでは、過去に稼働時間を変更した経緯があり、その変更については、県へ変更届けをしなければならなかったということが昨年度実施した精密機能調査や県との協議において判明したとのことであります。  本議案に対する質疑につきましては、特段報告するものはありませんでした。  採決の結果につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第五十八号えびの市交流物産館の設置及び管理に関する条例の制定についてであります。  本条例案につきましては、これまでも議会ではたびたび議論されてきており、物産館運営を考える上で、最も重要視していたものであります。本会議の質疑でも議論されておりましたが、委員会の審査においては、条例に定めている使用者と使用料との関係及び運営協議会について、特に質疑が集中しましたのでその二点にかかわる質疑について、御報告いたします。  まず、条例上の使用者と使用料の関係について、第八条の物産館を使用しようとする者とは誰を指すのか。指定管理者も農産物等直売施設や地域食材提供施設の使用料を支払うことになるのかとの質疑がありました。  これについて、市は指定管理者をお願いするので条例上での使用者と指定管理者が同一になってくる。当然、指定管理者が直売施設やレストランの使用料を市に対して払わなければならないという義務づけが発生するとの答弁でありました。  また、物産館全体は、指定管理者が使用するが、生産者が直売施設に出品する場合、生産者は指定管理者に対して使用料を支払うのかとの質疑もありました。  このことについては、指定管理者は生産者が出品する際は、利用料的なものを取ることになるだろうが、公の施設としての使用料は指定管理者が市に対してまとめて支払うことになるとの答弁でありました。  次に、運営協議会について、条例上の運営協議会は、指定管理者とどのようなかかわりを持つのかとの質疑が出されました。  これに対し、現在の運営協議会と今後条例により設置される運営協議会は、若干ニュアンスが違ってくる。条例上の運営協議会では、この物産館の目的を達成するために指定管理者でできる部分や市や各団体がしなければならないこと等を提案したり要望したりする場になると考えるとの答弁でありました。  質疑後の討論では、本議案に対して計画が進行している今日においても、市民の中には根強く反対する声も聞く。全国を見ても黒字の物産館は少なく、閉鎖するところも続出している中で、今後物産館が市の負担になることが予想されるといった趣旨の反対討論があり、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第五十九号えびの市障害者施策推進協議会条例の一部改正についてであります。  この案件は障害者基本法第三十四条第四項において、障害者施策推進協議会の組織及び運営について、必要な事項が定められておりますが、この条例が法改正に伴い、第三十六条第四項に改まったため、条例で引用している同法の条項について改正するものであります。  本議案に対する質疑につきましては、特段報告するものはありませんでした。  採決の結果につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第六十号えびの市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてであります。  この案件は、美化センター等に設置する技術管理者の資格を条例で規定するために一部改正するものであります。これまで廃棄物処理施設に設置する技術管理者は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第二十一条第一項の規定により、同法施行規則第一十七条各号のいずれかに該当する資格を有する者とされておりましたが、第二次一括法により技術管理者の資格は条例で規定することになったとのことであります。  本議案に対する質疑につきましては、特段報告するものはございませんでした。  採決の結果につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第六十一号えびの市道路占用料条例の一部改正についてであります。  この案件は、都市再生特別措置法の改正に伴う道路法施行令の改正により条例で引用している同法施行令の条項に移動があったため改正するものであります。  本議案に対する質疑につきましては、特段報告するものはありませんでした。  採決の結果につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第六十四号平成二十四年度えびの市一般会計予算の補正(第四号)についての付託分であります。  本案件につきましては、当委員会で所管する課のうち、環境業務課を除く八課の審査を行いました。  審査の中での質疑等について、特に三点を御報告いたします。  一点目として、予算説明資料一十一ページ、款、衛生費、項、保健衛生費、目、予防費における不活化ポリオワクチンについてであります。不活化ポリオワクチンが今月から導入されることを受け、春に生ワクチンを接種された方やこれから接種される方の取り扱いについて質疑がありました。  このことについて担当課からは、不活化ポリオワクチンの接種回数は、計四回としており、春に一回生ワクチンを接種している場合は、残り三回接種することになるとの答弁がありました。また、二回目以降の接種については、例えば三回目の接種を受けようとするときは、二回目から二十日以上空けなければならないというように、接種回数に応じて期間が設けられていることの説明もありました。  続きまして、二点目として、予算説明資料一十四ページ、款、商工費、項、商工費、目、商工振興費、節、負担金、補助及び交付金の京町温泉まちなか商業再生支援事業補助金についてであります。  この予算は、三月定例会の審査において、京町温泉の活性化について担当課と議論する中で、空き家を活用した取り組みの説明を受けておりました。今回それが早速予算化された中で、事業の具体的な内容について質疑がありました。  担当課からは、今回チャレンジショップとしては、三カ所を予定しており、二カ所は地産地消のレストランと加工品等の販売を行い、一カ所については、EM研究会の方々がEM菌を利用した商品の販売、作品の展示等を行うとの答弁がありました。  最後に、予算説明資料一十七ページ、款、災害復旧費、項、公共土木施設災害復旧費、目、公共土木施設災害復旧費、節、工事請負費についてであります。  このことにつきましては、今回七千九百万円の増額補正が組まれておりますが、この補正額には市道大河平上村線の災害復旧工事の経費も含まれており、この工事が年度内の完了が見込めないことから予算説明資料一十八ページにあるように一億三千五百万円の繰越明許費が出されております。  上大河平上村線の復旧工事について、工期が九カ月という説明を受け、委員から工事の発注から完了までに要する期間の確認がありました。  担当課からは、十月くらいには発注し、工期を確保したいが、六月十五日から十月十五日までは出水期で原則河川工事はやらないことになっているのでその期間は休止せざるを得ない可能性があるとの答弁でありました。  質疑後、本議案に対しては、議案第五十八号えびの市交流物産館の設置及び管理に関する条例の制定についての反対討論と同様の趣旨での討論があり、挙手による採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第六十五号平成二十四年度えびの市国民健康保険特別会計予算の補正(第二号)について、議案第六十六号平成二十四年度えびの市後期高齢者医療特別会計予算の補正(第一号)について、議案第六十七号平成二十四年度えびの市介護保険特別会計予算の補正(第二号)について、議案第六十八号平成二十四年度えびの市観光特別会計予算の補正(第二号)についてであります。  これらの特別会計補正予算の案件につきましては、主に人事異動による予算の組みかえや平成二十三年度の精算に伴う補正が主なものでありました。この四議案につきましては、特段報告する質疑はありませんでした。  採決の結果は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第七十二号平成二十四年度えびの市一般会計予算の補正(第五号)についてであります。  本案件につきましては、十月に行われる全国和牛能力共進会において、本市の出品者に対する支援等に係る経費を計上されたものであります。  本議案に対する質疑につきましては、特段報告するものはありませんでした。  採決の結果としては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、認定第一号平成二十三年度えびの市一般会計歳入歳出決算の認定についての付託分、認定第二号平成二十三年度えびの市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第三号平成二十三年度えびの市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第四号平成二十三年度えびの市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第五号平成二十三年度えびの市観光特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。  これら五件の認定につきましては、閉会中の継続審査とすることに決しました。  最後に、陳情第十五号えびの市大字前田字楢木三十八の二番地の土地に関する陳情書であります。  本陳情は、過去に実施された小岡丸地区ほ場整備事業に関して提出されたものであります。  審査においては、本陳情が提出されるに至った経緯は、委員も概要的に把握しているものの、陳情者や担当課の双方から十分な聞き取りを行い、慎重に審査すべきとの意見が大半を占め、本陳情につきましては、閉会中の継続審査とすることに決しました。  以上で当委員会に付託されました議案一十四件、認定五件、陳情一件の審査につきましての報告を終わります。  大変失礼いたしました。三点ほど報告の訂正をさせていただきたいと思います。  議案第五十五号の中で「県営経営体育成基盤強化」と申し上げたそうでございますが、「経営基盤整備事業」に訂正をお願いいたします。  それから、議案第五十九号の報告の中で「この条項は」というのが正解でありますが、「この条項」を「条例」と申し上げたそうでございますので「条項」に訂正をお願いいたします。  議案第六十四号の中で「市道大河平カミムラ線」と申し上げたようでございますが、「カミムラセン」を「ウエムラセン」に変更をお願いいたします。  以上、三点をよろしくお願いいたします。
    ○議長(蔵園晴美君)  以上で各常任委員長の報告は終わりました。  各常任委員長の報告に対する質疑通告のためしばらく休憩いたします。                     休憩 午前 十時五十四分                     開議 午前十一時  五分 ○議長(蔵園晴美君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑の通告はありません。以上で質疑を終結いたします。  これより、討論に入ります。討論はありませんか。  討論通告のため、そのまま休憩いたします。                     休憩 午前十一時  五分                     開議 午前十一時  六分 ○議長(蔵園晴美君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  討論の通告がありますので、発言を許します。  議案第五十八号及び議案第六十四号に対して反対、九番西原政文議員の発言を許します。西原政文議員。 ○九番(西原政文君)  それでは、二〇一二年九月議会に提案されました議案の中で、同意できない、賛同できない議案が二議案ありますので、反対の理由を述べて討論いたします。  議案第五十八号物産館の設置及び管理に関する条例の制定について、議案第六十四号えびの市一般会計予算の補正について、反対。  議案第五十八号は、物産館の設置及び管理を制定する議案であり、また議案第六十四号は、これらの予算化が含まれておりますので、あわせて反対の討論を行います。  もう既に計画は進行し、工事の発注も行われました。起工式も終了し、来年の春には完成する計画です。当然完成をすれば順調に経営を安定させなければならず、総力を挙げて成功させなければならないのは言うまでもありません。  しかし、計画段階から市民の中には、今さら物産館ではない、永山の土地は別の利用法もあるのではないかとか、また確かに農産物は豊富だが、それに耐え得る品質のよいものを毎日毎日準備できるか、生産農家の人たちの話を聞いていて心配だ、価格競争が起きなければいいが、それと市外の人たちがそんなにインターチェンジから降りてはくれないと思う、後退的意見だが、今までの小さい物産販売店のお客さんを見ていてそう思うなど、多くの反対意見があります。  その上、南九州コカ・コーラボトリング株式会社の来客を見込んでいるのも事実と思います。これも連日のことではないと考えます。  起工式が済み、工事が進み始めた今日になっても、市民の皆さんの中には根強い反対する声を聞きます。予算も国からの助成があるとは言うものの、この事業はやめるべきでした。市の資料を見ますと、もう既に平成二十一年度から二十三年度にかけ、補助金一千一百九万円、建設事業費として五億七千九百五十七万円、ソフト事業に二千九百七十一万円など、あわせて九月時点でも五億円を超える予算が使われ、進められています。今後も市の財政負担による支出も予想されます。  全国の物産館を見ても経営が安定し、黒字経営の物産館は多くないと聞きます。今日各地の物産館の閉鎖も続いています。調べてみますと、二〇一一年三月には、伊予の国物産館、また東野の物産館、また九月になり道の駅佐賀関物産館などであります。土地の購入から新規に構造物をつくるような事業は、思いだけが先行して、今後市の負担となることが予想されます。  以上の理由でこの二つの議案に対し、反対の意見を表明し、討論を終わります。 ○議長(蔵園晴美君)  ほかに討論の通告はありません。  これにて討論を終結いたします。  これより、採決に入ります。  議案第五十四号 宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について  議案第五十五号 県営経営体育成基盤整備事業(中央耕地地区)による字界変更につい          て  議案第五十六号 県営経営体育成基盤整備事業(北岡松地区)による字界変更について  議案第五十七号 えびの市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果          の縦覧等の手続に関する条例の制定について  議案第五十九号 えびの市障害者施策推進協議会条例の一部改正について  議案第 六十号 えびの市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について  議案第六十一号 えびの市道路占用料条例の一部改正について  議案第六十二号 災害対策基本法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に          ついて  議案第六十三号 えびの市水防協議会条例の一部改正について  議案第六十五号 平成二十四年度えびの市国民健康保険特別会計予算の補正(第二号)          について  議案第六十六号 平成二十四年度えびの市後期高齢者医療特別会計予算の補正(第一号)          について  議案第六十七号 平成二十四年度えびの市介護保険特別会計予算の補正(第二号)につ          いて  議案第六十八号 平成二十四年度えびの市観光特別会計予算の補正(第二号)について  議案第六十九号 平成二十四年度えびの市水道事業会計予算の補正(第一号)について  議案第 七十号 平成二十四年度えびの市病院事業会計予算の補正(第一号)について  議案第七十二号 平成二十四年度えびの市一般会計予算の補正(第五号)について  以上、一括採決いたします。  本案に対する各常任委員長の報告はいずれも可決であります。本案は、委員長の報告とおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  御異議なしと認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第五十八号えびの市交流物産館の設置及び管理に関する条例の制定については、起立により採決いたします。  本案に対する産業厚生常任委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(蔵園晴美君)  起立多数であります。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第六十四号平成二十四年度えびの市一般会計予算の補正(第四号)については、起立により採決いたします。  本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案は、各常任委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(蔵園晴美君)  起立多数であります。よって、本案は、各常任委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第七十一号平成二十三年度えびの市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について。  本案に対する総務教育常任委員長の報告は可決及び認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  御異議なしと認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決及び認定することに決しました。  次に、認定第六号平成二十三年度えびの市病院事業会計決算の認定について。  本案に対する総務教育常任委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  御異議なしと認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり認定することに決しました。  次に、認定第一号平成二十三年度えびの一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第五号平成二十三年度えびの市観光特別会計歳入歳出決算の認定についてまで、及び陳情第十五号については、各常任委員長から会議規則第一百一条の規定により、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。本案は、各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  御異議なしと認めます。よって、各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。  日程第二、議案第七十三号定住自立圏形成協定の締結について、日程第三、議案第七十四号えびの市特別職の職員で常勤のものの給与の特例に関する条例等の一部改正について、以上、一括議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。村岡隆明市長。 ○市長(村岡隆明君)  それでは、今期九月定例会に追加で提案いたします議案についてその提案理由を御説明いたします。  議案第七十三号定住自立圏形成協定の締結について御説明申し上げます。  定住自立圏構想につきましては、国が定める定住自立圏構想推進要綱に基づき、中心市宣言を行った小林市と生活の結びつきが強い周辺市町とが定住自立圏を形成し、当該圏域の中で相互に役割を分担し、連携を図りながら当該圏域に必要な生活機能を確保し、魅力ある住みよい地域づくりを進めるもので、このたび西諸管内全市町において、これらの取り組みについて協議が整ったことから、定住自立圏形成協定の締結について、えびの市議会基本条例第一十二条第一項第四号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  議案第七十四号えびの市特別職の職員で常勤のものの給与の特例に関する条例等の一部改正についてご説明申し上げます。  今回、平成二十三年度決算における主要な施策の成果に関する説明書に多くの錯誤があったため、大幅な訂正を要することとなり、このことにより、議会の議事進行に支障を来たし、議員の皆様に多大な御迷惑をおかけしました。また、市民の皆様に対しましても市政への不信感を抱かせる事態となったことにつきまして、改めておわび申し上げます。  職員を指揮監督する立場にある市長及び副市長としての責任を重く受けとめており、二度とこのようなことが起こらないよう全職員に対し、意識改革を促しますとともに、徹底した再発防止を講じるなど取り組んでまいります。  また、議会報告会の日に自身の後援会行事が開催されたことについても配慮がいたらず、重ねておわび申し上げます。  今回、ここに、市長及び副市長としての責任を明らかにするため、市長については、平成二十四年十月一日から二カ月間、給料月額の十分の一を、副市長については、平成二十四年十月一日から一カ月間、給料月額の二十分の一を減額いたしたく、えびの市特別職の職員で常勤のものの給与の特例に関する条例及びえびの市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正をご提案するものです。  以上ご提案申し上げましたが、何とぞ御賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(蔵園晴美君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  質疑通告のためそのまま休憩いたします。                     休憩 午前十一時二十一分                     開議 午前十一時二十三分 ○議長(蔵園晴美君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。三番北園一正議員の発言を許します。北園一正議員。 ○三番(北園一正君)  議案第七十四号について一点ほど質疑をさせていただきます。  市長の給与等については、特別職等の報酬審議会で決定されているものでございますが、まず流れについて確認をしておきたいと思います。  報酬等審議会で決定された市長の給与は幾らか、そして現在の給与は幾らか、そして十分の一カットした場合の給与は幾らになるか説明してください。 ○議長(蔵園晴美君)  そのまま休憩いたします。                     休憩 午前十一時二十五分                     開議 午前十一時二十七分 ○議長(蔵園晴美君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○総務課長(野間教昭君)  大変失礼しました。  えびの市特別職の職員で常勤のものの給与の特例に関する条例でございますが、給料につきましては、市長の給料月額は、五十七万五百円でございます。  それと今回十分の一になりますと、五十七万五百円の十分の一の五万七千五十円、十月分につきましては、五十七万五百円から五万七千五十円を差し引きますと、五十一万三千四百五十円、これが二カ月でございます。(発言する者あり)  八十一万五千円でございます。 ○三番(北園一正君)  今説明がございましたが、非常に市長の給与は報酬審議会等で三〇%減額、そしてまた今回の給与改正で一時的ではございますけれども、十分の一の減給ということで五十一万三千四百五十円という給与になるというようなことでございますが、やはり市長は市長の責任、勤務の度合いということで、いろいろ報酬等審議会等で決定されたものでございまして、私はこの報酬等審議会をマニフェストの中で三〇%減額をすることはいかがなものかと考えておりましたけれども、現在こういったような給与になっていること。そして市長のマニフェストの影響で副市長、そして教育長の給与も影響がきておると。それぞれ一〇%程度減額をされて、実態として教育長の給与は、現場の校長先生方と比べますと、下回る実態もあるというようなことで、やはりこの給与等については、やはり慎重に決定すべきものと考えておりますが、ちょっと横にそれましたけれども、市長はさきの市長マニフェスト、選挙のマニフェストの中で三〇%減額ということで選挙戦を戦われました。
     そしてそのマニフェストには、勤務評価を給与に反映するということでございまして、さきの私の一般質問の議会で勤務評価は退職金に反映させるという答弁をされております。  したがいまして、今回のこの条例は、市長のマニフェスト、市長答弁にどのように関連してきますか、お伺いをしたいと思います。 ○市長(村岡隆明君)  この期間の十分の一の減額二カ月ということが最終的な退職金には影響しないというふうに思っておりますので、前の一般質問で答弁したように、マニフェストの進捗状況はそこに反映していきたいというふうには考えております。 ○三番(北園一正君)  それではちょっと整理しますけれども、今回のこの減額条例については、勤務評価にはある程度影響するという解釈でよろしいんですか。 ○市長(村岡隆明君)  勤務評価といいますか、マニフェストの進捗状況をその退職金のほうで、そういった進捗度合いによって、退職金に影響を出していきたいということで、勤務評価というよりもマニフェストの進捗状況ということを評価していきたいというふうには考えております。 ○三番(北園一正君)  それでは確認でございます。最後でございますが、マニフェストの勤務評価というものについては、マニフェストの進捗状況をどう評価するかということであって、今回の減給の条例については、勤務評価の対象にならないという解釈でよろしいですか。 ○市長(村岡隆明君)  当初自分が判断していた部分は、そういった全体のマニフェストの進捗状況を反映していきたいということで、今回のこういった減額がその退職金には影響しないというふうに考えております。 ○議長(蔵園晴美君)  ほかに質疑の通告はありません。  以上で質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第七十三号及び議案第七十四号につきましては、会議規則第三十六条第三項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  御異議なしと認めます。よって、本案は、委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  討論なしと認めます。  以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第七十三号定住自立圏形成協定の締結について、議案第七十四号えびの市特別職の職員で常勤のものの給与の特例に関する条例等の一部改正について、以上、一括採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決することに決しました。  日程第四、議員提出意見書(案)第一号不活化ポリオワクチン導入に伴う費用の助成を求める意見書案を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。池田孝一議員。 ○五番(池田孝一君)  議員提出意見書(案)第一号不活化ポリオワクチン導入に伴う費用の助成を求める意見書案について、意見書案の朗読をもって提案にかえさせていただきます。  不活化ポリオワクチン導入に伴う費用の助成を求める意見書(案)  厚生労働省は平成二十四年九月一日よりポリオワクチン定期予防接種について、これまでの生ワクチンから不活化ポリオワクチンへの一斉切りかえを実施した。  接種方法は、全国のほとんどの自治体では、これまでの生ワクチンを口から接種する集団接種から、皮下注射による個別接種に切りかわり、乳幼児の接種費用の徴収を行っていないため、不活化ポリオワクチンを無料で接種できるようになる。  乳幼児の保護者にとっては、副反応の心配のない不活化ポリオワクチンを無料で接種できることは喜ばしいことである。しかし一方で、その費用は全額自治体が負担することになる。  不活化ポリオワクチンの問診料などを含めた四回分の接種費用は、これまでのポリオワクチン接種費用の数十倍近くになると見られ、定期の一類疾病の接種で、対象者から実費徴収を求めていない市町村にとって大きな財政負担を生じることになる。  平成二十四年度分については、現状では補正予算で対応せざるを得ないが、このまま国からの助成がなければ、自治体財政を圧迫することは必至であり、今後財政難の自治体が財源を負担するのは困難である。  よって、国においては、予防接種の定期化を実施する場合、地方自治体と十分な協議を行い、自治体の財政負担が生じないよう、国の責任で必要な財政を確保・負担するよう求める。  以上、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出する。  平成二十四年九月二十四日。  宮崎県えびの市議会。  議員の皆さんの賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(蔵園晴美君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  質疑なしと認めます。以上で質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出意見書(案)第一号は、会議規則第三十六条第三項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  御異議なしと認めます。よって、本案は、委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  討論なしと認めます。  以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  日程第五、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。えびの市議会会議規則第一百五十五条の規定により、平成二十四年十月九日から十一日にかけて松山市で開催される第七回全国市議会議長会研究フォーラムに松窪ミツエ議員を、平成二十四年十一月十九日えびの市で開催される西諸県市郡議長会議員研修に全議員を、それぞれ派遣することを決定することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  御異議なしと認めます。よって、ただいまお諮りのとおり、議員派遣することに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま議決された議員派遣について、やむを得ず変更が生じる場合には、議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  御異議なしと認めます。やむを得ず、変更が生じる場合は、議長に委任することに決定いたしました。  次に、各委員会の継続審査及び所管事務調査の申し出についてお諮りいたします。  各委員会の委員長から、それぞれ自席に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の日程を許可していただきたい旨の申し出があります。  各委員長から申し出のとおり許可することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  御異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、許可することに決定いたしました。  ただいま議決されました各委員長から申し出の日程に基づく委員派遣の承認については、議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  御異議なしと認めます。よって、お諮りのとおり、決定いたしました。  お諮りいたします。今期定例会において議決されました議決案件等の字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第四十一条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。  これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(蔵園晴美君)  御異議なしと認めます。よって、議決案件等の字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。  これで、本日の日程は全部終了いたしました。  以上で、今期定例会に付議された案件の審議は、全て議了いたしました。  これをもって、平成二十四年九月議会えびの市議会定例会を閉会いたします。                     閉会 午前十一時四十一分...