串間市議会 2003-12-15
平成15年第6回定例会(第6号12月15日)
)
7.議案第 88号 平成15年度串間市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
8.議案第 89号 平成15年度串間市
漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号
)
9.議案第 90号 平成15年度串間市
介護保険特別会計(事業勘定)補正予算(第
4号)
10.議案第 91号 平成15年度串間市
市木診療所特別会計補正予算(第2号)
11.議案第 92号 串間市
職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例
12.議案第 93号 串間市
勤労青少年ホームの設置及び管理等に関する条例の一部を
改正する条例
13.議案第 94号 公の施設に関する条例の一部を改正する条例
14.議案第 95号 串間市大束ふれあいセンター条例
15.議案第 96号 串間市
土地改良資料館条例
16.議案第 97号 串間市
公共下水道条例
17.議案第 98号 和解及び損害賠償の額の決定について
18.議案第 99号
公平委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについて
19.議案第100号
公平委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについて
20.議案第101号
公平委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについて
21.陳情第 6号 年金改悪反対、大増税の中止を求める陳情書
22.陳情第 7号 立宇津西谷地区生活路の整備についての陳情書
23.陳情第 8号 安心できる年金制度の確立を求める陳情書
24.陳情第 9号 市道古川谷ノ
口線道路整備事業の促進について
25.陳情第 10号 市道の整備促進についての陳情書
26.陳情第 11号 河川の浚渫整備についての陳情書
27.陳情第 12号
簡易水道事業の整備についての陳情書
〇出席議員(20名)
1番 上 村 久 三 君 2番 中 村 利 春 君
3番 山 口 直 嗣 君 5番 英 聡 子 君
6番 門 田 国 光 君 7番 岩 下 幸 良 君
8番 渡 辺 郁 郎 君 9番 右 松 重 博 君
10番 津 曲 保 夫 君 11番 内 田 浩 幹 君
12番 竹 下 主 之 君 13番 坂 口 正二郎 君
14番 田 上 俊 光 君 15番 木 代 幸 一 君
16番 福 添 忠 義 君 17番 田 中 勝 君
18番 児 玉 征 威 君 19番 黒 水 憲一郎 君
20番 末 海 重 俊 君 22番 森 光 昭 君
〇欠席議員(1名)
21番 武 田 政 英 君
〇説明のため出席した者の職氏名
市 長 鈴 木 重 格 君 助 役 佐 野 芳 弘 君
教 育 長 五 島 千穂子 君 収 入 役 酒 井 親 則 君
監査委員 高 山 暉 男 君 病 院 長 黒 木 和 男 君
消 防 長 古 瀬 健 君 企画課長 今 村 勝 哉 君
総合調整室長 岡 田 弘 一 君 総務課長 武 田 憲 昭 君
財政課長 深 江 耕 次 君 契約課長 黒 木 親 雄 君
税務課長 森 茂 徳 君 市民生活課長 立 本 伊佐男 君
健康管理課長 山 下 泰 文 君 農林水産課長 永 友 安 行 君
農地整備課長 久保野 俊 郎 君 商工観光課長 山 口 孝 博 君
土木課長 小 笠 峰 夫 君 都市計画課長 深 江 健 輔 君
福祉事務所長 山 口 文 男 君 水道課長 本 田 嗣 夫 君
学校教育課長 田 中 卓 良 君
監査委員事務局長 山 田 隆 夫 君
農業委員会事務局長 中 島 益 男 君
〇
議会事務局職員出席者
局長 渕 敏 郎 君 次長兼議事係長 前 田 宜 良 君
調査係長 水 頭 俊 彦 君 書記 川 野 寿 春 君
(午前10時 0分開議)
○議長(森 光昭君) これより本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員は20名であります。
本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第6号によって進めることにいたします。
直ちに日程に入ります。
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◎日程第1 市政総体に対する一般質問
○議長(森 光昭君) 日程第1、12日に引き続き一般質問を行います。
それでは、12番竹下主之議員の発言を許します。
○12番(竹下主之君) (登壇)おはようございます。一般質問もきょうで5日目になったんですが、これは初めてだと思います。そして、土日が入ったために、7日目になってしまいましたが、まだ残っていたのかという感じもあるかもしれませんが、きょうから始まったというような新鮮な気持ちで質問をしていきたいと思います。その間にイラク問題は日々大きく状況が変化して、昨日はフセイン拘束というニュースまでなりました。
私は、9月議会で三位一体改革やイラクへの自衛隊派遣、MD計画問題などについて質問させていただきましたが、特に自衛隊の派遣には不安が大きいことも訴えてきました。その後、わずか3カ月の間に状況は大きく変化し、1人でも犠牲者が出れば政権が吹っ飛ぶとまで言われる中、2人の大使館員が犠牲になるという最悪の事態が起こりました。しかも、その1人は身近な都城出身でもあり、事態は痛切です。本読会も開会初日に弔意を表明しましたが、改めて心よりお悔やみ申し上げたいと思います。
その中で、自衛隊の派遣問題では、連日大きな論議がなされていることが報道されていますが、そして、イラクへの自衛隊の派遣が、くしくも12月9日に決められました。58年前の12月8日、1日前です。太平洋戦争が始められた日です。こんな偶然には何か大きな意図が隠されているのではないか、そしてそれは日本の歴史の大きなターニングポイントになるのではないかということも考えます。小泉首相は、今回の派遣問題についてコメントしましたが、いみじくも
憲法前文を例に引きました。「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う」という部分だけを取り上げました。これは、日本国憲法の前文のその一部をまとめたものですが、この文言自体は大変すばらしいものです。しかし、その読まれなかった前文の部分があります。この憲法が目指す、今このときに本当に生かさなければならない崇高な理想の部分はそこにもあります。それは、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」となっています。「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。日本国民は恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。我らは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」というものです。この部分は、読まれなかったのです。この部分こそが大事だと思います。
きのうの朝日新聞の川柳に、こんなのがありました。「官邸にある憲法は落丁本」というものですが、一部抜け落ちた憲法が官邸にあっていいはずはないと思います。この小泉首相の前文の取り上げ方への批判が、先日宮日と朝日の社説で取り上げられました。私の理解や判断も間違いではなかったと意を強くしました。そして、ここに出席されている課長さんたちを初め、職員の方々は公務員であり、憲法遵守の義務があり、全員が採用と同時に、この前文を持つ憲法を守ることを宣誓されたはずです。私も教員に採用されたときに、宣誓をしたことは今も忘れていません。憲法遵守の最高責任者である小泉首相は、この日本国憲法の目指す最も崇高な部分を飛ばして、勝手な精神論を示すという許されない失敗をしてしまいましたが、このような首相の声明文を発想した官僚の質と責任もまた重大だと思います。今回の派遣が決まる以前の新聞に、若い女性の投書がありました。婚約者から、「イラクに派遣されれば死ぬかもしれないので別れてほしいと言われ、どうしようもない悲しさでいっぱいです」というものがありました。もう一つは、「恋人が派遣されることになれば不安が大きい。派遣はやめてほしい」というものでした。せんだっての新聞にも、リボンをつけて抗議をしようとか、一人で署名運動を始めたとか、そういう切なる願いもあちこちで取り組まれているようです。もう一つは高齢者で、「孫が派遣されるかもしれない。さきの戦争のことはもう忘れられたのでしょうか。大きな不安が広がります」という切実な投書でした。
つい先日、私と話し合った現職の自衛官の方は、「息子が派遣されそうだが、行くなと言った」と言われました。24万人の自衛隊員と100万人の家族の不安が大きくなっているという報道もあります。今回の派遣には、航空・海上自衛隊はもとより、最も危険と言われている陸上自衛隊では、第二師団旭川の隊員が派遣される予定になっているようですが、ここには県内や串間市の身近な出身者もいるのではないかと不安が広がります。元防衛庁局長だった新潟県加茂市長の小池清彦さんは、「憲法問題も関連する中で、自衛隊に犠牲者が出れば、隊員が募集難になり、徴兵制に行き着くおそれがあると思われる」と述べられています。私には多くの教え子や子供3家族があり、5人の孫もいます。徴兵制になれば、これからは男も女も同じ立場に立たされることになり、大変不安です。この判断は、防衛研究所長や教育訓練局長までされた専門家の発言であり、しっかり受けとめなければならないと思っています。
一方、国内では、大変な財政危機が叫ばれている中、
イラク復興支援という名目でのアメリカへの支援に50億ドル、なぜかドルで表示されます。円では4,500億円です。この枠は、串間市の一般会計40年分にも匹敵するほどの額ではないかと思います。数千円、数万円の補助金の削減まで論議しながら、財政再建に取り組んでいる多くの人たちから見て、本当に理解が得られるのでしょうか。このような状況にある今、私は戦争を体験した最後の世代でもあり、自分の立場や生き方を鮮明にしておかなければならないと思っていますが、同世代の一人として、市長の率直な見解と思いをぜひお聞かせいただきたいと思います。
行政改革について質問させていただきます。
行政改革は、合併問題などとともに大きく関連する問題でありますが、串間市が今後自立の方向を目指すことになれば、なお一層重要な意味を持つことになります。これまでにも多くの質問や討論がありましたが、新串間市
行政改革大綱改訂版による平成16年から18年度に向けての実施計画、60項目の中から、幾つかの項目についてお聞きしたいと思います。この実施計画の項目を見ていくと、これまでにも取り組まれてきた内容、新しい方向を目指すもの、そして、今回新しく設定された項目など、多種多様な内容が示されています。その中の項目に従ってお聞きします。
まず、地方分権への対応という大項目の中で、組織機構の見直しという項目があり、大課制への移行、出先機関の続廃合など6項目があり、
男女共同参画社会へ向けて、男女比率の対等化への改善、委員会の公募制などが挙げられています。このことについては、私も何回か一般質問で取り上げさせていただきましたが、その内容についてわかりやすくお聞かせいただきたいと思います。
2番目に、人材育成の推進について。
事業事務の効率的運営の確立、全職員の執務能力の向上などが上げられています。この項目についても、一般質問でお聞きした経緯があります。現在のような大きな行政改革が叫ばれる中では、それを支える職員の主体的な判断能力や企画力が重視されなければならないと思っています。規定の研修計画もある程度は設定されているようですが、もっと新鮮で積極的な対応と、時としては自主的な研修に対してのサポート体制も配慮すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
次に、効率的・効果的な行政という項目の中では、
行政評価委員会と
行政評価システムの導入が計画されていますが、その重点的な内容や進め方については、どのように理解すればいいのか、御説明いただきたいと思います。
続いて、
自治公民館長制の施行で、行政区の見直し、少子・高齢化、保育所や学校の再編課題などへのかかわりもあり、行政区の競合化が計画されているようです。新しくスタートした
自治公民館制度は、地方分権を支える地域づくりの基幹組織として重要なことだと受けとめています。既成概念にとらわれない新しい視点での発想も大事です。この制度をより育成していくという積極的な対応も進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
次に、補助金の整理・合理化の中で、零細補助金は廃止という項目があります。これまでにも定率削減によるやりやすい形でカットが進められてきていますが、中にはわずかな補助金でも行政の支えがあるという意識を持つことにより、目標達成にしっかり取り組んでいる団体もあると思われます。補助団体については、一律にカットするものではないという答弁もありましたが、その評価や選別をしっかりされて、自主的な取り組みについては、積極的に育てるという方向も大事だと考えていますが、どうでしょうか。と同時に、示されている
納税組合補助金・報償金の振りかえ分の廃止については、市民からの意見や要望もあった項目であり、それにこたえる対応と納税者への十分な説明が必要だと思いますが、どう進められるのでしょうか。
次に、定員管理と給与の適正化について提起されています。このことについては、今全国各地の自治体で多様な論議が進められていて、今後も重要な問題になっていくと思われます。この項目については、制度改革により直接影響を受ける職員で組織する職員組合との十分な論議がなされることは大前提だと思います。労使双方が本音で話し合いを進め、納得のいく接点が求められなければならないと思います。そうでなくても、先日総務課長の発言にもありましたが、80万円減ったと、減額という例もありますが、今、職員給与の削減、退職金の減額、年金問題の不透明さなど、生涯の生活設計はもとより、職員の職務意欲につながる面も大きいという認識も大事にされなければならないと思いますが、どうでしょうか。
もう一つは、情報公開と市民への情報提供が挙げられています。その中に個人情報の保護と行動計画等の共有化とあります。情報という言葉が出ると、すぐホームページとかインターネットによる情報提供が語られるきらいがありますが、少なくとも今の段階では、串間市においては、まだまだそれは十分に機能しているとは言えないと思っております。職員の皆さんが直接市民と接する中での共同化、共有化というような形の地道な取り組みと対応が大切ではないかと思いますが、その進め方についてはどのようにお考えでしょうか。
以上、行政改革の各項目について、これまでの質問の中でもさまざまな論議が深められてきました。そして、どの項目もこれからそれぞれ検討が加えられ、なお、数値化されることで政策として実を結ぶことになるのだと思います。そして、全体的な構想についての職員の共通理解やその展望などについて、市民の皆さんにもよく理解できるような配慮が大切だと思いますが、どう進められるのでしょうか。
市町村合併問題について質問を予定していましたが、時間的なこともあるようですので省かせていただきます。
次に、議会ごとに質問を繰り返している本城熊峰の
産業廃棄物処分場の問題についてお聞きしますが、先ほど同僚議員からも質問があり、一定の答弁がありました。なお、確認をしておきたいと思います。今後の状況については、しっかり見定めていただきたいということと、市長が、以前、地元の方が落札されたのでよかったと思ってるということでしたので、その点であればお聞かせいただきたいと思います。
次は教育問題です。教育問題については、学校教育、生涯教育とも多様な問題が提起されていて、その対応についてもいろいろな論議がなされていると思います。9月議会でも制度改革による学校現場の戸惑いや、教師の多忙化現象についてもお聞きしました。生涯学習の分野でも、
自治公民館制度の導入や学社融合など、全国各地でさまざまな取り組みが進められ、これまでになく大きな変化の時代を迎えての対応について苦慮されている部分も多いだろうと思います。そこで、今教育委員会ではそのような制度改革や変化を踏まえ、来年度どのような施策を重点項目として検討されているのでしょうか。ハード面、ソフト面いろいろあると思いますが、御説明をいただきたいと思います。
以上で壇上からの質問を終わらせていただきます。(降壇)
○市長(鈴木重格君) (登壇)12番議員にお答えしてまいります。
まず、イラク問題です。今問題となっております自衛隊派遣問題、これは人道的な、面を含めた
イラク復興支援を目的としていることは言われるとおりであります。しかしながら、イラクの状況は、今駐留しております外国軍隊、特にアメリカとかイギリス軍に対するイラク国民の信頼は、かなり低いというふうに言われております。したがって、かなり複雑な状況ではないかとも感じているところであります。昨日、フセイン元大統領拘束をされたニュースが世界じゅうをかけめぐったわけでありますが、私は、イラクの復興と安定、そして暴力の終わり、そしてあの30数年に及ぶ抑圧政治の終わり、拷問の終わりという印象を強くしたわけであります。しかしながら、私は、12番御指摘のように、安定しているというサマワ区といえども、いつどこでテロ攻撃が起こるかわからない状況にあるわけでありまして、自衛隊派遣の判断は極めて厳しい、苦しい判断が今後も求められるであろう、このように思っております。一方では、国際社会での日本の立場、役割を明確にする必要もあるという面もあろうかと思いますが、本当に苦しい局面だろうと思っております。
なおまた、平和憲法についての12番議員の真摯な論というものを御披瀝をいただきました。私は感を同じくしているところであります。私は今、この問題をどう受けとめているかとこのように問われているわけでありますが、極めて大変複雑な思いでございます。今後、政府の犠牲者の出ないような形での、また国民の声を的確にとらえた判断というものを期待しているところであります。
最後に私は、政府は、自衛隊は、結集戦略を私は持つべきというふうに言いたいわけであります。
次に、行政改革の展望についてであります。この行政改革問題、まず、組織機構の見直しでありますが、これまで議会の中でるる答弁させてもらいましたが、大課制・大係り制の方向で進めているところでありますけれども、現在、来年度に向けてさらなる見直しを行うことで種々検討しているところでございます。その趣旨、目的についても、これまで答弁してまいりましたが、現在の組織機構については、過度の細分化、それによる情報の共有化が希薄でありまして、非効率的で、そして非能率的であると思っております。さらには人事の弾力性の欠如、ひいては組織の活性化が停滞していると強く感じているところであります。また、このような組織では、串間市の自主独立の、また自主独立を目指す意味からも、いろいろ懸念するものがございます。今後も組織の再編、見直しに鋭意取り組んでまいりたいと思っております。
次に、各種審議会の見直しでありますけれども、私は、就任以来、男女共同参画を施策の目玉として取り組んできております。女性登用も着々と進めてまいりました。また、同一人物が幾つもの委員を兼ねるのではなくて、広く市民に機会を与える方向で見直しをしているところであります。今後も、引き続きそのような方向で取り組んでまいりたいと思っておるところであります。
次に、出先機関等についても触れておきたいと思っているのですが、相対的に今の出先機関等のあり方について、今の時代が要請する、あるいは市民ニーズに合致しているかどうか、検討する必要があると思っております。そして、その中で、幾つかの点で見直す必要があると、このようにも思っているところであります。現在、行政改革の中で見直しを行っている部分もありますけれども、今後、串間市が自主独立していく中で、そのあり方等を、
行財政対策協議会の広く市民の声を聞いて、個々の機関、施設、それぞれについて検討してまいりたいと思っております。
次に、人材育成でありますけれども、「組織は人なり」と申します。大課・大係制を目指すのであれば、それを取り仕切る、また切り盛りできる人材の育成は急務であります。当然のことながら、限られた職員数で行政運営を行うことになるために、全体的な底上げもまた急務でございます。職員の意欲の喚起、元気の出る組織づくり、そのための研修、そして、そのための一定の予算化も必要になってくるだろう、このように思っておるところであります。御指摘の研修の還元システムの1件も含めたもろもろの条件整備を行いつつ、人材育成に努めてまいりたいと思っております。
次に、定員管理と給与の適正化でありますけれども、今後、串間にとって極めて大きな課題の1つであります。今まで相当数の職員の削減を図ってまいりましたが、その上、これからも向こう5年間で十数名の削減を余儀なくされております。第二次財政健全化計画にも盛り込んだところでありますが、同時に給与の適正化も、これまた今後の課題であります。過去5年間連続して職員給与の引き下げがなされました。これ以上の適正化を図るということは、頭の痛い問題であります。不本意でありますけれども、今後、慎重に対処してまいりたいと思っております。
また、お尋ねの職員組合との協力関係でありますが、私も指摘のとおりだと思っております。今回の人事院勧告に基づく給与改定の交渉の際にも、私もみずから出席をさせていただいて、直接組合執行部の皆さんと実勢に話し合いができました。私の考えも含めて相互理解ができたと思っております。また、総務、財政、企画、総合調整室合同で職員組合と話し合いを持ちまして、職員の労働条件を初め、組織機構、財政問題、意識改革等々を含め、今後の串間市のあり方について本質論議も行ったところであります。こうしたことは、今後も定期的に協議していくことになっているところであります。まさに労使協調して串間市の自立独立した新生串間市づくりを目指してまいりたいと思っております。
次に、情報公開と情報提供でありますけれども、私も竹下議員御指摘のとおりであると思っております。私は、新串間市創造計画の中で「行政情報を積極的に公開をし、市民との対話と連携を基本とした市民参加型の市政を構築をしてまいります」とうたっております。そこで、結論から申し上げますと、特に情報提供については、最終的には
自治公民館制度の定着とともに、その真の共有化が可能になってくると思っておるところであります。つまり、自治の意識が定着する中で、行政情報は水が砂にしみ込んでいくようにすんなりと受け入れられて、共有化が図られ、そして、そのことがさまざまな形での市民参加、協働化を喚起していくと、このように思っているところであります。したがいまして、当面は情報公開制度、市報、インターネット等による公開と提供に努めてまいりますが、その一方で
自治公民館制度が定着する施策というものを積極的に推進しながら、真に情報提供が市民全般に行き渡るような、また行き渡るように努めてまいりたいと思っております。
次に、
自治公民館制度の展望についてでありますけれども、平成15年度から施行いたしておりますこの
自治公民館制度、それぞれの地域で特色を生かした活動・研修を実施していただいているところであります。地域が一つになった取り組みといたしましては、市木柱松、リンリン本城コスモス街道、都井のあじさいロード、大平地区のふるさと林道植栽等、幅広く地域で活動していただいておるところであります。
また、お尋ねの行政区の見直しについてでございますが、自治公民館活動を進めるためには、統計的に100戸、100戸の戸数が意見の集約や事業実施等に一番適していると、このように言われておるところでございます。それぞれ各地区で先進市視察研修等も実施されておりまして、今後協議がなされていくものと、このように考えているところでございます。
次に、産廃問題です。私は落札された方は市内の方であることから、許可権のある宮崎県が、指導もしやすくなり、監視も行き届くと思っております。また、担当課長も落札された、これは裁判所での競売で落札された方と県庁などで会っておるようでありまして、市民が安心できる施設をつくらなければならない、このように伝えておるようであります。このことからいたしましても、期待にこたえて立派な施設にするのではと期待をしておりますし、地区の方々も安心されると、このように思っておるところであります。
あと、担当課長に答弁いたさせます。(降壇)
○教育長(五島千穗子君) (登壇)お答えいたします。
来年度の主な教育施策についてでございますが、心身ともに調和のとれた児童生徒の育成のために、教育用コンピューターの整備、総合的な学習事業の推進、標準学力検査の実施、読書活動や勤労、ボランティア活動の推進、いじめ、不登校や非行問題に対する児童生徒指導の充実等に努めてまいりたいと考えております。また、教育研究所員の委嘱、学力向上研究発表大会や同和研究研修会の実施、各種講演会等による教職員の資質向上、また、学校事務の効率化のために共同実施組織の充実等に努めてまいりたいと思います。生涯学習面では、自治公民館の研修と地域に密着した活動の展開を図るべく指導者育成、文化面では、文化団体の育成に努めてまいります。スポーツ面では、県民体育大会が県南ブロックとなりまして、総合開会式、バレーボール、ボーリング、ソフトボール、陸上大会の会場となります。指導者育成を図りながら、種目連盟と連携しながら取り組んでいきたいと考えております。
以上でございます。(降壇)
○財政課長(深江耕次君) お答えいたします。
補助金等の整理化、合理化に伴います零細補助金の取り組みについてでございますけれども、御指摘のように、今までにおきましても、そのような取り組みを行ってきたところでございます。つまり、補助団体の活動内容の状況、それから経費負担の状況、決算の状況等々を調査をし、補助効果等を全般的に再検討を加えまして取り組みを行うものでございます。したがいまして、今後におきましても、その手法といたしましては、市単独補助金を事業ごとに一律カットするものではなくて、形式的な方法ではなくて、一般財源を基準にいたしまして、補助目的、効果等々を全面的に再検討しながら、各課等における全体の90%の範囲内で柔軟な対応をしてまいりたいと思っております。
○総合調整室長(岡田弘一君) お答えいたします。
行政評価システム導入の重点内容や進め方についてのお尋ねでございます。御承知のとおり、本市
行政評価システムの導入につきましては、昨年度より事務事業評価について導入をいたしまして現在に至っております。試行期間も含めますと、3回評価を実施してきているところでございます。今年度事務事業の評価シートについて一部変更し,内容整備を図ったものでございます。各種事業に対する各課における自己評価を行い、次年度への計画や予算編成に反映させるために行うものでありまして、その評価の根幹には、職員一人一人が、それぞれの事業が真に市民に必要な事業であるのか、改善する点はないのかといった視点に立ち、常に問題意識を持つことが定着をしていく要因でございます。今後の進むべき方向としましては、総合調整室内部で事業の精査を行っておりますが、さらなる公平性を期するため、庁内におきます各部門からの職員によります評価委員会を設置し、事業の総合的・客観的評価を行いながら、このシステムの確立を図ってまいりたい考えでございます。
以上です。
○税務課長(森 茂徳君)
納税組合補助金、報償金の口座振替分の廃止についての対応についてお答えいたします。
納税組合の講座振替で納付していただいた分に対する報償金並びに補助金につきましては、串間市納税貯蓄組合補助金交付要綱の中で、報償金については、平成14年度より段階的に減額し、平成17年度より廃止することとし、補助金については平成14年度より廃止してきているところであります。この口座振替分に係る報償金並びに補助金の交付廃止につきましては、この説明につきましては、国保税担当課と合同で平成13年度並びに平成14年度に納税組合長会議を支所単位で開催し、その趣旨を説明したところでございます。
以上です。
○12番(竹下主之君) 最初のイラク問題についての答弁をいただきましたが、来年度の税源移譲があれだけ騒がれていましたが、4,200億余り、ということは、私が先ほど言いました支援よりも少ないというので、日本国じゅうが大騒ぎをしている。非常に複雑な思いです。すると、今回はさまざまな反対運動が起こっているのですが、これまで労働組合とか、そういう団体の取り組みが多かったけれども、今回はべ平連と一緒なんでしょうか、個人の参加が非常に多い。しかも、有識者の参加が非常に多いということが特徴だというふうに報道されています。
それともう一つは、一昨日から報道が始められましたが、劣化ウラン弾のことが話題になっています。これは恐らく自衛隊では十分説明をされてなかったと思うのです。そういうふうに報道されましたが、アメリカの兵隊は、放射能の防護服を着て対応したという写真も見たことがあります。これは大変な問題で、何千億年消滅するまではかかるという放射能です。しかも、この劣化ウラン弾は、日本の原子力発電所で使われた残渣が今イギリスのBNLFという再処理工場で再処理をされています。その分はぴしゃっと日本の分は日本の分に分けて兵器に使われることがないようにという強い要望が出されていたんですが、どうも日本の分も混ぜ合わさって劣化ウラン弾に使われている可能性があるということもあります。そして、何より特に陸上自衛隊の方たちが、若い人たちが、まだ子供が欲しいという人たちが、大変な影響を受けるのではないかということを考えると、これは非常に痛切な問題です。皆さんも昨日からの子供たちの大変な被爆の状況を見られたと思いますが、遠いことではなくて、それが日本の国内で起こる可能性がないわけではないということになってしまいました。今後やはり私たちはこういうことにもしっかり注目をしていかなければいけないというふうに思います。
先ほど市長が、元気の出る組織づくりにはちゃんと対応したいというふうにおっしゃいましたが、これこそ政策判断というか、現場の方たちがしっかり各地のそれぞれの自治的な取り組みについて目をしっかり見開いて対応していただきたいなというふうに思います。
補助金の削減については、90%以内でということでいろいろ精査されているようですので、今後もしっかりやっていただきたいと思います。先ほども壇上からも申し上げましたが、やはり補助金をもらってるんだ、しっかりやろうと、市民のために有意義なことに取り組もうという人たちはいっぱいいるわけです。形式的な部分といったら語弊があるかもしれませんが、どうしてもなかなか聞けないという補助金もあるようですが、その辺はやはり市民の理解を得るためには、思い切ってちゃんと情報も提供しながら進めていただきたいなというふうに思います。
教育長の答弁の中で、ちょっと私が聞き漏らしたんですが、共同実施組織、事務的な面でとおっしゃいましたかね。ちょっとその点をもう一回説明していただきたいと思います。
○教育長(五島千穗子君) お答えいたします。
平成13年度から都井・本城・市木地区で学校事務の共同実施を行っております。小中学校の連携、それから教職員の負担軽減、授業等の充実等のために、共同で事務を実施しているところでございます。本年度から福島地区がそれに加わって、串間市で2地区今実施しているところでございます。
○12番(竹下主之君) 以前から進められていることですよね。ただ、子供たちとの関係で1週間に2日か3日しかいない、また、小学校に行く、中学校に行く、ほかの学校に行く、事務職の先生たちも大変なんです。小さい学校だから事務が少ないかというとそうではないと思うのですね。より多いところもあるはずです。そういう点、制度的な面もあって非常に難しい面はあると思いますが、学力向上と言われますが、そういう身近な取り組みもやっぱり大事にしてほしいなと、なかなか今の時代でそういう要求をすることは難しいと思いますけれども、配慮の余地はあるんではないかと思います。福島地区で始まることになれば、恐らく保護者の方々から説明、要求がたくさん出てくるんじゃないかということも予想されます。そういうこともちゃんと受けとめてほしいというふうに思います。
それでは次に移ります。児童生徒の安全対策について質問が出ました。あちこちでいろんな事件が頻発をしています。どこも例外ではないし、本当になぜこんなことが起こるんだろうというふうな事件が起こります。そして、すぐ学校や教育委員会の責任が問われる状態になっています。そのようないろんな問題については、地域間でもいろんな対応の違いがあると思うのですが、串間はこういう地域ですが、なかなか対応も大変だと思います。しかし、何らかの状況に合わせた対応が大事なわけですから、これから今もどういう対応をされているのか、重点的な面だけでも結構ですが、教えていただきたいと思います。
○教育長(五島千穗子君) お答えいたします。
教育委員会としての取り組みでございますが、定期的な学校訪問、生徒指導に関する学校訪問、あと校長会、教頭会等におきまして、児童生徒、保護者等への指導及びその適切な対応をお願いしております。また、串間警察署、南那珂教育事務所等の関係機関との連携、情報交換等を密に行って、その予防防止等をお願いしているところでございます。
以上でございます。
○12番(竹下主之君) さまざまな対応があるんですが、私はこの前、有明小にちょっと呼ばれて行きましたが、4年生でしたが、その予防のためにといいますか、警笛を肩からぶら下げていました。それなりの対応があちこちでなされていますが、難しいことですが、子供たちにとっては大変なことだし、体育の時間とかいろんなときに不便ではないかなということも考えましたが、難しい問題でありますが、やはり思い切った発想の転換も必要ではないかなというふうに思います。どうしても笛が一つあればいいかというとそうでもないし、じゃなければいいかというとそうでもないしということになりますが、せめて学校の中では何とかならないんだろうかと、これは現場の先生たちのいろんな対応もあると思いますが、また今後の問題にしていただきたいと思います。
次に、先ほども触れましたが、学校現場の多忙化ということが言われています。いろんな改革の中で、埼玉県の志木市がさまざまな教育特区としての提案をしていますし、全国では41の特区がいろいろ制度の中で進められるということになっているようですが、今学校の先生たちは完全週休2日制になった関係もあり、幾らか教育課程は削減はされたんですが、しかし対応が大変だと言われています。先ほども触れましたが、いろんな犯罪に対処する問題、生徒指導の問題、それから新しい制度の総合学習などの制度も入ってくると、なお大変、新しいことにすぐ完全に対応しなければならない、そういうことはなかなか難しいと思うのですが、非常に大変です。現実的な問題としては、昨年、一昨年でしたか、少人数教育、少人数学級が始まってティーム・ティーチングが始まりましたが、以前も言いましたように、人数をふやさないままのティーム・ティーチングというのはあちこちで摩擦を起こしているようです。負担がふえています。このような現場の状況に対して、教育を教育をと言われるのであれば、やはり何らかの積極的な対応が必要だと思いますが、どうお考えでしょうか、お聞かせください。
○教育長(五島千穗子君) お答えいたします。
学校現場の多忙化についてでございますが、今学校では学校指導だけではなくて、授業に集中できない子、学力が定着しない子、健康に配慮を必要とする子等々、また教職員、保護者との人間関係でストレスを抱えたりしている職員はたくさんいると聞いております。また、まじめな教師ほど悩み、そして自分を追い詰めるという傾向があるのではないかというふうに考えております。精神的、時間的なゆとりはもちろんですが、冗談を言い合いながら愚痴をこぼし、そして弱音が吐けるような明るい職場、豊かな人間関係づくりに努めることが極めて重要なことであると思っております。今後とも学校がそういう明るい組織体として活動できるように、機能できるように、校長会、教頭会、教務主任会等にさらにお願いしてまいりたい、そのように考えております。
以上でございます。
○12番(竹下主之君) 教育長も現場におられたので、よく理解されているようですが、愚痴が言えるということは非常に大事なことだと思います。これは学校に限らないと思います。愚痴が言えるということは、お互いが切磋琢磨しながら、お互いが助け合いながらということだと思います。今、特に学校の中では、職員室にだれもいないということが非常に多いと言われています。これは先ほど言いましたティーム・ティーチングやらで1つの教室に2人行けば、当然職員室にいる人間は少なくなるわけですが、それほど大変だということと、まじめな人ほどと言われましたが、職員室がもっと本当にほっとした場になる、そしてお互い意見の交換もあるということで救われる面もたくさんあると思います。県によってはカウンセリングシステムが非常にしっかりして対応されているというところもあるようです。これからは生徒のために先生がより心豊かにならなければいけないのではないかと思います。今おっしゃったようなことで、十分学校現場への対応もしっかりしていただければいいなと思います。中には、この前お会いしましたら、多忙化ということの中で、10月は特に研究公開などがたくさんあります。こういってはなんですが、市内やら管内であると、義理で出かけていきます。だれかが出ます。割り当てではないにしても、校長先生が「どうですか」と言われると、「はい」と言って出かけます。ある先生がこの前、私は10月は授業が60%しか消化できなかったと、出張が多すぎるという話をされました。これは一回調査でもされて、現状をつかまれた方がいいんじゃないかと。研究発表などというのは、なかなか今までの形式もあって、すぐにはやめられないわけですが、1日減ったわけですから、なかなか取り組みも大変だと思います。しかし、対応も大事だと思いますので、今後考えていただきたいなというふうに思います。
次に、学校における省エネということで提供してますが、特に節電について、1つの小さな提案ですけれども、してみたいと思いますが、これは私たち文教厚生委員会で視察に行ったときに聞いた例ですが、各学校で節電をして、そしてその分が幾らになるかわかりませんが、後でまた学校での電力使用料がどれぐらいかというのがお聞きできればなおいいと思いますが、その分を還元するという方法はどうだろうかということです。私も学校にいる時分気づいていましたが、学校はほかのところに比べて非常に明るいです。しかし、昼でもつけっぱなしにするところもあります。その他いろいろあると思いますが、節電をするということは、子供たちがエネルギー問題に対して関心を持つということにもなると思います。学習の機会にもなるわけですが、ぜひ工夫していただけないでしょうかということですが、先々日でしたか、宮崎市はエアコンの補助がなくなったので扇風機にしようという委員会の方針が出されていたようですが、宮崎よりも串間はもっと暑いのです。夏休み前の2週間ぐらいでもいいから、扇風機が1つあると気分的にも違うかなと、常々思っていました。短い期間でそんなに電力は使わないと思いますが、幾らかでもその余剰といいますか、節減ができるのであれば、そういうことも可能にならないかなというふうに思っていますが、いかがでしょうか。
○学校教育課長(田中卓良君) 学校での省エネにつきましては、年度当初、予算説明会等で、あるいは校長会、事務部会等を通じて効率的な執行についてお願いをしておるところです。先ほどおっしゃいました、節減等に伴って、予算の効率化に伴って節約といいますか、予算執行の余った分等につきましては、他の予算に早目に繰り替えをいたしまして、より効率的な予算執行をしているところでございます。
○12番(竹下主之君) 他に振り向けるとおっしゃいましたが、もちろん学校内でしょうね。そういうふうに理解します。あるおじいさんでしたが、聞いていたら、うちの孫は福島高校に行かないと言うのですよと言われました。この中の議員の方も聞いていらっしゃる方があったんですが、なぜですかと聞いたら、福島高校にはエアコンがなくて、ほかのところに行ったら非常に設備がよかったと、だから、というような話もありました。あっちもこっちもなかなか厳しい時代でありますが、そういうこともあるということもお聞きしましたので、お伝えしておきます。
次に、伝統芸能の継承と学社融合ということでお聞きしたいと思いますが、もちろんこれは
自治公民館制度とも絡めて考えたいと思いますが、実は本城中学校の文化祭で、棒踊り、本城地区の地の棒踊りというのが復活して披露されました。地区の経験者の方々が、市役所の職員も入っていらっしゃいましたが、指導しながら、そして一緒に踊って、非常になごやかなといいますか、いいことだなというふうに思いました。そのときに、剣道着みたいな衣装が要るわけですが、それを自治公民館長さんやらPTAの方たちがお茶を売って、630個と言われましたか、売って資金稼ぎをされました。非常に自主的なささやかな取り組みではありますが、そういう積極的な対応といいますか、市に何かないかというふうなことではなくて、相談されたのかもしれませんが、そういうことでその棒踊りが復活しました。このような地区が文化を受け継ぐということはすばらしいことですが、自治活動として非常に評価できる点だと思います。先ほど、市長も取り組みについては、そういうときには大事にしたいといふうなことだったようですので、今後はそういう面については、しっかり確認をしながら、点検をしながら進めていただきたいなというふうに思います。
「心のノート」についての質問です。このことについては、以前制度化が始まったときにお聞きしました。そのときには実施状況をお聞きしました。ところが、今非常にあちこちで論議が起こっています。実はこれは「週刊金曜日」という本ですが、串間市で5冊売れているそうです。今日本で一番硬派な週刊誌だというふうに受けとめていますが、その中でこの「心のノート」の監修者である河合隼雄さん、心理学者、文化庁長官ですかね、が対談をされていますが、その中で、各学校に1,200万部配られました。後でお答えいただきたいと思いますが、道徳教育には教科書はないと思っていますが、その点をお聞きして、そのかわりと言ってはなんですが、強制されてるんですかという質問に対して、「違います。使っていない学校もたくさんありますよ。皆さん誤解しているのですが、これで教育をしなさいとか、副読本であるとか文部科学省は言ってないと思います。いろいろ論争が起きるということは大歓迎です。みんなで考えて、その結果、そんな内容だったらやめようという声が大きくなればやめたっていいわけです」という声です。一方では、初等中等教育長やらは、「通達ですか、連絡ですか。全国に使いなさい。調査をします」というふうなことも行われているようです。これはあちこちでその対応がまちまちでもありますし、論争も起こっています。インターネットで調べると、数え切れないぐらい出てきました。PTAで使っているとか、そういうとこもあるのですが、強制ではないということを一応確認を願いたいと思うのですが、いかがですか。
○教育長(五島千穗子君) お答えいたします。
まず、道徳の教科書の件でございますが、道徳教育というのは、豊かな人間性をはぐくむ心の教育であり、全教育課程で行われております。しかし、かなめとなるのが道徳の時間でございます。各教科では教科書が用いられておりますが、道徳は特別活動、総合的な学習等と同じように教科ではありませんので、教科書は使用されておりません。それから、「心のノート」についてでございますが、このノートは、道徳の時間だけで使うというのではなくて、いつでも、どこでも、何度でも使えるようなノートとして配慮されております。そして、このノートは、一人一人が違う、個性的なノートになるように使われるようになっております。学校の児童生徒と道徳の時間に使用したり、家庭との連携に使用したり、その使い方はいろいろあろうかと思っておりますが、ここで一つ配慮すべきことは、子供たちが一人一人が違うノートといたしますので、心の言葉も書き込みます。その場合、この「心のノート」を他の児童に見せないような配慮とか、それから、ノートに何でも本音が書けるようなそういう雰囲気をつくるとか、子供同士がいかに本音で話し合えるかとか、そういう明るい学校・学級経営、それが前提になってくると思っております。
以上でございます。
○12番(竹下主之君) 文部省からというとなかなか物が言いにくいと思うのですが、今、個性的とおっしゃいましたが、だからこそ一律に使ってはいけないという論理が僕は正当だと思います。一人一人が違うからこそ、心の問題であるからこそ一律ではいけない。先ほど教育長が言われたような形であれば、やはり人に見せない。だけど、教師が見てる例もありますね。中学生の意見の中では、書きたくないというのもインターネットの検索の中では出てきました。難しい問題ではありますが、本当に自分を見詰めるということであれば日記で間に合うはずです。日記は人に見せることを前提に書いてませんよね。私はそういうふうに思いますが、まあ強制ではないということを現場の先生方も知ってもらいたいなというふうに思います。今後またいろいろ論議も出てくるんではないかというふうに思っています。
それでは、行政のいろんな問題に移らせていただきます。
自治公民館制度の問題について、先ほど行政改革の中でもお聞きしましたが、地域独自の取り組み、さっきもありましたが、そういうものに対して、新しい財政措置での対応はできないかという提起ですが、補助金カットをしているからなかなか難しい、しかし、元気の出る形には進めなければならないということだというふうに先ほども御答弁がありました。そこで、先日私は市町村合併問題に対する自治労本部の講演会、シンポジウムに行ってきましたが、その中で県北のある町長さんが、自主独立を決めている、そして、地域推進づくり協議会みたいなものをつくっていて、300万円の予算をつくって、そして自由に使ってもらっている。やらないところには何もない。やるところにはじゃんじゃん支援をするというふうな取り組みをしていると。みずからの地域はみずからで、自分たちでというのが今大事だと思います。特に自治公民館の発足というのは、そのことを目標にしているはずですし、今、自立存続という選択をしたからには、そういう小さなところの意識の喚起と、そして積極的な取り組み、お互いの相互理解が大事だと思います。そういうことで、このような取り組みに対しては、思い切ってそんなに大変な額ではなくてもいいと思います。今、むつかの里のことを盛んに言われますが、幾つか分けてあるようなものをまとめて使いやすく、いつかは地域のちょっとした農道なんかが壊れたときには、原材料だけもらって自分たちでするというふうな取り組みも紹介されていましたが、そういうことがやりやすくなるような支援はできないものだろうかというふうに思いますがいかがでしょうか。
○市長(鈴木重格君) 自治公民館に関してですが、地域の自由裁量予算だと思っているのでありますが、議員も御案内のとおり、いろんな地域が市内にはございます。公民館等も4つの行政区で持っておる、こういうところも実はございます。今後、私は研修等を通じまして、いろんな地域の課題があるわけでありますから、検討をされるだろうと思っておりますし、結論から申し上げますと、私、そういった体制が整えば、私は検討に値すると思っております。体制が整えば今後考えていきたい、このように思っております。
○12番(竹下主之君) 職員研修と意欲の喚起ということですが、先ほど同じように触れましたが、小さいことですが、先ほども市長から職員が本当に意識改革をすることも大事だというふうにお答えもあったと思いますが、いろんなチームの中で小さな提案に気づく、提案をするというふうなことを進めていただくことがやっぱりいいのではないかなというふうに思います。これはいろいろされていると思いますが、そのことについて何らかの補充といいますか、やられているということがあると思いますので、これはしっかりしていただきたいということで確認だけさせていただきたいと思います。
消費者相談の問題についてお聞きしますが、今大変な不況な時代の中で、先般も出ましたが、おれおれ詐欺が3件で280万でしたか、ということで、県内では160とかいう話もお聞きしました。私の身近でもいろんなことが起こっていますが、訪問販売のトラブル、それから、サラ金による破産、これはなかなか難しいのですが、今特別調停というのがあって、積極的に対応している方は非常に助かったと。涙を流されたという話も聞いております。これは制度が拡充されたからだと思います。こういういろんな被害について、今県の消費生活センターが電話で相談をすると丁寧に答えてくれます。ただ、身近なところでそれに知らない人もいると思いますが、市民の相談窓口としてどのような対応がされているのかというふうなこと、間違って物を購入したというときにクーリングオフ制度もまた拡充されたようです。そういうこともありますので、その相談窓口、電話などでの対応はどうでしょうかということをお聞きしたいと思います。
○市民生活課長(立本伊佐男君) お答えいたします。
行政の窓口対応につきましては、相談者が来所された場合は、相談者の支援状態を考慮いたしまして、市民相談室での対応をいたしております。また、電話相談の場合には、直接相談者宅を訪問して対応する場合もございます。そうして、消費者相談の対応につきましては、例えば申し上げましたように、市民相談室で話を聞きまして、相談内容に応じたアドバイスとか、クーリングオフ等の指導を行っております。そしてまた、窓口での私どもでの判断が難しい場合には、相談者の目の前で県消費生活センター等へ電話をかけまして、本人から直接相談をしていただいております。そこで納得していただいたところで、今後どういうような、買い物する場合には、家族に相談するなどして十分考えて考慮するようにという指導を行っております。そしてまた、相談の内容によりましては、悪徳商法等認められる場合ですが、これにつきましては、市報とか防犯協会でのホットニュース等により、市民の皆様へ啓発活動を実施しているということでございます。
以上でございます。
○12番(竹下主之君) 特に高齢者が多いわけですから、いろんな場面においての情報提供が大事だと思います。今後しっかり取り組んでいただきたいと思います。
次に、病院職員の勤務の状況についてお聞きしたいと思います。病院については、新しい病院建設問題もあっていろんな問題が提起されています。職員の努力で改善の方向が見えるという答弁もありました。いろんな見方があると思いますが、自信を持ってそう言えるように取り組まれていることは非常にいいことだと思います。ただ、そこで働く職員の方々の労働環境、特に特別な夜間勤務とか超勤など、そういう勤務対応もありますので、そこで働く人たちの労働条件の整備充実は大前提だと思うのですが、臨時職員の問題についても、この前ありました。なかなか見つからないという答弁もありましたが、私、看護師さんたちとの交流会に参加しましたが、そこでもいろんな悩みが出されました。いろんな難しい面もあるにしても、人間が働いていると、人だということを、これは当然のことですが、再確認もしていただきながら、先般は電子カルテへの移行の問題も出ました。きのう朝日新聞に特集が出ましたが、なかなか難しいというか大変なことのようでもありますが、また非常にいい方向でもあるように思います。現在の職員の年休とか病休とか超勤とか、課の問題もあると思うのですが、概況でいいですから教えていただきたいと思います。
○市立病院事務長(川崎善昭君) お答えいたします。
市立病院の職員の年休、さらに時間外等の問題についての御質問であります。現在、市立病院といたしましては、12番議員御指摘のとおり、信頼ある病院づくりに職員一丸となって取り組みをいたしております。看護職におきましては、特に2.5対1の看護基準に基づいての勤務体制での取り組みをいたしておりますし、そういう面では、特に看護職におきましては、年休あるいは生休含めて平均いたしますと、12日ぐらい、生理休か年休ではですね。一応そういう形での取得状況があります。また、時間外手当につきましては、そういう病院の特性、特に呼び出しがあったり、ということもありますし、2次以降でのそういう救急車の搬入というのもありますので、そういう面については時間外を支給するという形での取り組みをいたしておりますし、これにつきましては、4月の段階で組合とも協議しながら、そういう取り組みをしていくということでの話し合いも進めてきております。いずれにいたしましても、市立病院といたしましては、市民の生命と健康を守るという使命もありますし、そういう関係の中で、特に病院職みずからがやっぱり元気で働ける職場環境をつくっていかないかんというふうに思っておりますので、そういう形の中で職員一緒になって考えながら、そういう条件整備にもまた取り組んでいく必要があるんじゃないかと思っておりますので、今後努力をしていきたいと思います。
○12番(竹下主之君) 制度的なものもありますが、2.5対1というようなことで改善された面もあるのだと思いますが、今後、やはり働きやすい職場を目指していただきたいと思います。
続いて、少し視点が違いますが、いこいの里にメダカ湯がありますが、小さな提案ですけれども、メダカの水路をつくってはどうだろうかという提案が市民の方からありました。実情については担当の方にもお話をしてありますが、メダカはそんなにいないんですかねという方もいらっしゃいますが、県のレッドデータブックにも載っておりますし、環境庁が指定したことで大きく注目されるようになったというふうにあります。本城では個人でやっていらっしゃる方がいらっしゃるんですが、ふ化させて、今、春日というところの小さな池に水路をつくって1万匹ぐらい放流されています。これはふ化したのを育てるのはなかなか大変だということらしいのですが、そういう中で、リフレ館の玄関前に溝が、水路がありますが、水をちょっとつくるだけで溝もあるしと、特別しなくてもいいんではないかということですが、こういう提案がありましたが、いかがでしょうか。
○農林水産課長(永友安行君) お答えをいたします。
串間温泉いこいの里につきましては、御存じのように、農村資源活用農業構造改善事業という事業を活用して整備をしたものでございます。御指摘のように、それぞれ浴場にメダカ浴、ホタル浴という愛称で、地域に賦存をするというようなことで完成のときに命名をし、多くの方に利用いただいているものでございます。また、館内におきましても、メダカ等の展示がありまして、非常に子供たちがそれらを興味深そうに見ている場面を多々見受けることがございまして、非常に喜ばれているということがございます。ただ、水路の関係を、少しメダカの専用水路みたいな御質問であったかと思いますが、補助事業等々もございますので、それぞれ県の方とも協議をし、また会社の方とも協議をしてみたいと思います。
○12番(竹下主之君) 御検討いただくということですので、大変うれしく思います。
本城ゴルフ場についてお聞きしますが、先ほど雇用問題について質問がありました。これはいろんな意味で期待をされているということだと思います。そこで、来年の4月に完成するのではないかということになっているようですが、聞きますとまだ日にちまでは確定はしていないということでしたが、完成のイベントといいますか、そこで積極的に取り組むことも大事ではないかというふうに思います。日本で最後に取り組まれるゴルフ場だというような状況もありますので、いい企画になるといいなと思いますが、どのような状況でしょうか。
○商工観光課長(山口孝博君) お答えいたします。
本城ゴルフ場の完成イベントでございますが、御案内のとおり、現時点におきましては、ゴルフ場の管理運営体制がまだ正式に決まっておりません。したがって、完成のイベントにつきまして、お答えできる段階ではございませんけれども、企業内部におきましては、その開業に向けての準備室の設置の動きも現在あるようでございます。したがいまして、今後もこういった準備室等も設置されますと、今後そういったイベント、完成に向けてのイベント等々についての打ち合わせもできるのじゃないかというふうに考えております。今後、そういった準備室等もできましたら、企業とも十分連絡をとり合いながら、オープニングイベントや利用促進についての取り組み、そういったものも協議してまいりたいというふうに思っております。以上です。
○12番(竹下主之君) 最後に、もう一回定員管理の部分でお聞きしたことにつながるのですが、職員組合とは十分対応していってるということでしたが、先日隣保館の問題が質問に出ましたが、保護者に対してどう説明されたのか、説明されるのかということでしたが、それももちろんですが、職場の職員の方たちにはどの程度まで事前の説明がなされているのか。そして、当然労働条件の変更があるわけですから、組合との交渉は大前提だと思います。協調してやっていくというからには、やはりそういう条件が変更される場合には十分な話し合いが大事だと思います。そこで、組合との対応、職員についての説明会など、どういう状況かということをお聞きしたいと思います。先ほど市長からも答弁がありましたが、隣保館は歴史的な意義を持っていると。日本で最初の保育施設だということがありましたが、これは漁民の方々の非常に強い連帯感の結果生まれたものだと思います。実は、日南の大堂津にはそういう趣旨で日本で初めての公益質屋があったという歴史もあります。漁民の方々はそれぞれ助け合いながらいろいろ生きてこられたということのあかしでもあると思います。隣保館のところには記念碑がありますよね。読ませてもらいました。何とかその意義を本当に大事に引き継いでほしいなと、それは場所が変わるにしても、いろんな形で大事にしてほしいなという思いもあります。まず、組合との交渉といいますか、折衝についてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○総務課長(武田憲昭君) まず、職員についての説明についてお答えいたします。
今日までそれぞれ保母部会、今は保育士部会ですね。その方々すべて集まっていただいて、2回ほど、一昨年、それから今年ですかね。ちょっと期日を忘れましたけど、それぞれ財政、総務、福祉、合同で保育士部会、皆さん方とこの隣保館に限らず公立保育所とその法人、と申しますのは、この行財政改革についての今後の公立保育所のあり方というものを話をしております。それぞれ意見も出ております。そして、組合との交渉ですけれども、るるそれぞれ交渉の中でも入ってきているわけですけれども、具体的に話したのがこの前の、先ほど市長も答弁しましたけど、4課長との合同の中でもそういう行財政改革の中で話をしております。そして、現場の職員、隣保館保育所の職員ということですけど、これについては私の方では正式に話してないんですけど、福祉の所長の方から話されているかどうかはちょっとわかりませんが、私の方からはそういう現場の職員については、隣保館保育所の職員については話をしておりません。
○12番(竹下主之君) 積極的に対応していただくことを約束していただいたというふうに思います。いろいろ質問してまいりましたが、終わりたいと思いますが、こういう非常に大きな分かれ目といいますか、自立存続を決めた大事なときです。議会だけでなくて、できるだけ多くの市民の方々と職員はもとより、みんなが意見交換をしながら、新しい方向を推進していくといいますか、取り組んでいくということが大事だと思います。ぜひそういう方向で取り組んでいただきたいと思います。
以上で質問を終わります。
○議長(森 光昭君) 次に、20番末海重俊議員の発言を許します。
○20番(末海重俊君) (登壇)私が最後になりましたが、質問をさせていただきます。私は、毎回言っておりますが、私の質問の方法も前段の趣旨、意義はなるべく外し、項目で質問し、執行者も前段答弁は必要なく、簡明に答弁していただきたい。
それでは質問に入ります。
まず、市長の政治姿勢について。
全国であらゆる地域で特区の設定が決められているが、この時区認定と市の対応は。
それから、できるときに、できるところで、できることから取り組まれているボランティア活動について、各課の現在の取り組みと今後の活動方針は。
市長が答弁し、考えを出していた後継者及び花嫁対策は。
ふるさと林道と言われている越ケ谷より南郷町潟上までの新規事業計画は。
財政についてでございますが、毎回議論されております。国県より交付金・補助金の減額の見通しについて再度お聞きしておきます。
予算執行と決算について。私が申し上げるまでもなく、執行権者は予算提出と議決後の予算執行権がある。その予算執行について、議決のように執行したかを調査審議をするのが決算委員会と思う。しかし、決算委員会での審議は、11項目の審議対象とすることになっているけれども、やはり予算決算の数字だけの審議が主になっている現状では、また執行から提出してある「主要施策の成果に関する報告書」が提出されているが、この中身は何々を施行した、何々を行った、何々を図った、と書いてある。これは、私は報告方式だと思う。これを予算執行の結果、決算については、効果を出していただく評価方式に変える考えはないものか伺いたい。さきの同僚議員の質問に、答弁では評価方式を行っていると答弁されたが、決算委員会での説明とは全く違う答弁であるが、では各課がどのような評価をし、それをなぜ決算委員会で説明しなかったのか、答えていただきたい。
建議書の取り組みについて。前議会で質問いたしましたが、何ら協議検討もしていない答弁となっているが、その後3カ月もたっているので、この5項目の取り組みについて具体的に答えていただきたい。
合併について。今議会4日間合併議論されたが、議会特別委員会が急遽2市2町合併せず、自主独立と唐突に報告、それを市長は重く受けとめて、串間市自主独立で合併しないと市長は決断されたが、私は歴史は繰り返すとつくづく思う。50年前、この市町村合併の決め方、それに市木村の市に対応する合併の決め方は、全く同じ方法で決められた。市長は、市民はどこへ行ったのでしょうか。また市長は、合併賛成の声は市民から何も聞こえてないと言っているが、本当に聞こえないのでしょうか。区長会、地区座談会の声はどこに行った。それに目にも見えないでしょうか。それは市民のアンケート調査結果、合併賛成が回答率48.5%でも、17.5%と合併賛成が一番多いではないか。また、毎日2万3,000人市民生活の向上、予算執行している。市の職員も183名中賛成者64人と一番多いではないか。これも目には見えないのでしょうか。私は、合併特例法、串間市の過疎現状、猫の目農政と言われる農村の現状、企業がないので若者の流出、高齢化、後継者現象で集落の崩壊など、考えをまとめた結果、私としては2市2町合併を賛成するものであります。しかし、最初に申し上げましたように、50年前の二の舞を踏まないためにも、市民、執行者、議会と全市民で決めるべきだと思うが、市長の所見を伺っておきます。
教育行政について。
教育長は、就任した時点と現在は、何が取り組みに変わったか。
それと、教育長は、学力向上について、学力低下であったから学力向上のため指定校を決めて学力向上したと答弁があったが、これは事実か。また、どの学校がどの程度学力低下であったのか、数字で示していただきたい。
それから、現在国が決めていく特区認定とは。それに市の対応。各地で教育委員会廃止論や改革論議がなされているが、市の教育委員会協議対応は。
食農教育と実績は。
環境教育は。校花栽培は。
市木小、中、築島分校、保育所のPTAが出している趣意書についてどう見ているのか。
廃校活用は。
成人式についての意義と成人式時間が10時より10時20分までとなっているが、なぜ20分なのか。市木神社の由来歴史調査はできないものか、答えていただきたい。
土木行政について。
まず、国道、県道について。毎回ですので項目を聞く。国道448号線市木地区、藤地区の災害復旧計画。石波地区−名谷間の災害復旧計画。本城中心改良は。県道市木・串間線改良工事入札のおくれはどうなっているのか。市木・南郷線改良は。市木川河川改良事業と市木川、岩折神社前石波川右岸堤防かさ上げ計画は。
それから予算の少ない制度ばかりお聞きします。国道448号災害迂回路路線対策。磯平林道及び市道改良は。海北1号線。林防工事、排水路工事は。舳地区道路改良計画。県南病院前の交通安全と道路改良計画はどうなっておるのか。
企業誘致について。ゴルフ場建設管理運営体制がおくれているとの答弁がなされたが、理由は。今後の見通しは。九電工陸上部女子選手を誘致できたが、宿泊日の調整がうまくいっていなかったと議論されたが、改善計画は。沖電気の選手の対応はどうであったのか。
近畿串間会に多く出席していたが、市長、意見交換の効果は、意義は。
風力発電所の収支、今後の運転計画を示していただきたい。
農政について項目でお聞きします。農業特区認定とは。本年度の生産調整実施と来年度目標と実施計画は。偽装米が串間市内でも販売されたようであるが、対策対応は。農業委員会、農業改良普及所、センター運営費のうち、国が支給している交付金減額の見通しは。いきいき大会、南郷町ハートフルセンターで開催されたが、そのとき放映された農薬使用のビデオについてどう思われたのか。
畜産環境整備事業についての実施状況と見通しについて。市長は、今後の串間の農政についていろいろ答弁されてきているが、その取り組みとなる生の声を聞く農業推進懇話会(仮称)を立ち上げる構想があったが、非常におくれている。単なる話であったのか、夢であったのか、お聞かせ願いたいと思います。
米政策改革大綱の位置づけとして、水田農業ビジョン策定が急務となっているが、全国的にこの作業がおくれているようであるが、市の取り組み実態をお聞きします。
市立病院について。今日の報道を見聞きしますときに、病院の事故は大小の病院を問わず、大小の事故が起きている現状である。その中で、市立病院で平成14年2月14日、点滴間違いで死亡事故が起きており、そのときの看護師2人の判決処分があったと聞いていますが、その経過と内容、また当時の医師、関係者の責任はどうされたのか。しかし、その事故後も医療ミスはあったやに聞くが、なかったのか。それに事故防止対策は医師と看護師連携はどうなっているのか。看護師教育はどうされているのか。ナースステーション室の整理整頓はどうされているのか。待ち時間対応は、薬剤支払い時間まで解消の対策はないのか。新病院完成後の診療体制はどう計画していくのか。新病院建設起工式と市の対応について、起工式は受注業者がされたが発注者の市の対応はどうされたのか。私は、出席しましたが、全く理解しない。あれだけ難しかった地権者の理解、同意と協力者、それと、理解協力に努力した農業委員の招待者が一人もない起工式であったが、納得いく答弁をしていただきたい。
環境整備について。
各地で公害苦情が増加している地域もあると聞くが、市の実態は。本城地区産廃についていろいろ聞かれたが、私は、施設改善計画と実施は、今までのごみの撤去なのか、現地で処理するのか、それとも再開した後に実施計画をつくるのか、するのか、お聞きしておきます。
水俣市の20品目選別とボランティア活動はどのようになっているのか。今世間ではあらゆる環境施設を迷惑施設というふうに申しておりますが、この迷惑施設という認識の解消と、施設の学習の場の利活用は。
環境施設の委託運営について。
昨年までは職員の待遇改善と運営について議論してきましたが、改善はどうなっているのですか。
委託契約については、業者選定委員会で決めると答弁あったが、また議論の中では、新規参入の件が主に議論を聞いていたが、では現在契約者を不適格者にすることを何か決めてあるのか、お聞きしておきます。
市木海浜対策について、3月に私は計画し、現地で地元関係者、県土木、南部森林所、市関係者5課と協議した結論で決めた、今できること、中長期でできること、色分けした結果でお聞きしたい。
石波港土砂撤去、港までの入り口までの舗装ができる件、港の北堤防のかさ上げ計画は。砂浜の移動をどう分析しているのか。その移動により、海ガメ産卵実績はどうなっておるのか。市木川河口の位置づけはどうされるのですか。今までの調査結果をどうまとめたのか、答弁していただきたい。
以上で壇上の質問を終わります。(降壇)
○市長(鈴木重格君) (登壇)20番議員にお答えをいたします。
花嫁対策であります。また、結婚支援対策でもあるわけでありますが、私は、これまで議会でもいろんな議員さんから、都度御質問をいただいているところでありまして、串間市の将来を担う若者、また後継者について、心配をしているところでございます。私は、さきの議会でも答弁をしたのでありますが、それぞれの事情や個人の生き方、考え方はあろうかと思っておりますが、確かに一昔前と違いまして、時代の流れとともに、結の場も含めまして、出会いの場が少なくなってきている、このことは私も実感をいたしております。そう考えますときに、今出会いの場、縁結びの場の提供も必要になってくると思っております。そこで、来年は、市制施行50周年の節目という機会でもございます。これからの串間市を支えていく若者、リードしていく若者を育てるための出会いの場、これは緑のものでありますから、縁結びの場、今もありますけれども、市制施行50周年を記念事業としてスタートさせてみたいなと考えております。この出会いの場、縁結びの場の提供というものは、本市の諸産業後継者育成につながるものと思っておりますから、今後経済団体の皆様方もお話をしながら、お互いのその取り組みを進めてまいりたい、このように考えております。
合併問題でありますが、このことについてはずっと答弁をし続けてきました。市町村の根幹に係る重要な問題、重大な問題でありますから、去る10月7日に実施をしました区長会、自治公民館長会での説明を初め、市内6地区、7会場での地区説明会を行いまして、それらの説明会を経まして、市町村合併に関するアンケート調査を実施をしたところであります。私は、その調査結果や住民説明会での市民の皆さん方の声、さらには各種団体のリーダーの皆さん方の声、また、接してきました市民の多くの皆さんの声等々とともに、行政改革、市町村合併調査時別委員会の中間報告を真摯に受けとめ、熟慮に熟慮を重ね、総合的に判断して、自立の道を決断したところであります。これからは新生串間市の創造に向けて、大変厳しいいばらの道を歩むことになりますが、議員各位の絶大なる御支援と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。また、市民の皆さん方には、この串間市がまた将来にわたって自立していくための施策というものを、また行財政改革等のさまざまな取り組みに対しまして、温かい御理解と御支援を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。
あと、担当がお答えします。(降壇)
○市立病院長(黒木和男君) 末海議員におかれましては、平成14年2月に当病院への入院の経験を踏まえての御指摘・御質問であり、厳粛に受けとめ、改善に努力してまいります。
それでは、順次お答えしていきます。
平成14年2月14日に発生しました点滴取り違え事故に伴い、先日、医療に従事しておりました看護師たちに対しまして、検察庁は不起訴処分を決定したと報道されましたが、この点滴取り違え事故につきましては、市民の皆様に大変御迷惑をおかけしましたことに対し、深くおわび申し上げます。この事故が個人の死亡と直接因関係がなかったとしても、遺族の皆様に大変御迷惑をおかけいたしましたことに対しましても、深くおわびを申し上げます。今後、このような医療事故が発生しないよう、職員が一丸となって危機意識を持ち、充実するよう努めてまいります。
その後の医療事故につきましては、透析室におきまして、血液透析中の回路外れ事故が平成15年1月に発生しました。それと外来診療室においてのストレッチャーからの転落事故が10月31日に発生しておりますが、この場合は、ちょっと看護師あたり、スタッフが目を離しましたすきに、患者さんが救急室から落ちたというようなことですが、患者さん及び御家族の皆様に深くおわびを申し上げてきたところであります。医療事故防止対策といたしましては、信頼、愛される病院づくりを目指し、医師、看護部門を初め、検査放射線科など、関係職員で構成するリスクマネジメント部会を設置し、毎月1回勤務中に「ひやり・はっと」を全部報告し、具体的に検討を行い、事故防止への取り組みをいたしております。
医師と看護師の連携に関してですが、毎週医師と外来、病棟看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士などで、患者さんについてのカンファランス、これは協議ですけれども、を行い、一人一人の患者さんに対してチーム医療に取り組んでおります。各医師との緊急な連絡が必要となった場合、院内ピッチ、PHSを携帯させていつでも連絡をとれる体制としております。
看護師の教育についてのお尋ねもありましたが、専門知識、技術面につきましては、病院内での勉強会、病院外での研修会などに積極的に参加して、知識や技術の向上を図っております。接遇面では、外部からの講師を招きまして、研修会を本年度は第1回、2回、3回と段階的に計画しながら実施しております。これは同じ内容を2日間に分けて全員が受けるような体制をとっております。
新病院の診療体制につきましては、内科、外科、整形外科、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科、小児科,泌尿器科、産婦人科、麻酔科、放射線科、リハビリテーション科を設置し、中核病院として市民に十分な医療サービスができるよう、接遇研修の実施などを含め、体制づくりに努めてまいります。
あとは事務長が答弁いたします。
○助役(佐野芳弘君) お答えします。
去る11月28日、議員の皆様を初め、関係各位の御協力によりまして、安全祈願祭を迎えることができましたことを心から感謝申し上げております。
建設用地につきましては、特に各地権者の皆様、農業委員会会長さんを初め、関係する農業委員の方々の御協力・御配慮によりまして確保することができましたことを、改めて心から御礼申し上げたいと存じます。このたびの安全祈願祭に際しましては、議員御指摘の点につきまして、事前の協議不足、配慮不足から御心配・御迷惑をおかけいたしましたことを深くおわび申し上げます。竣工時にはこういったことのないよう、関係者の皆様には、ともにお祝いしていただけるようお願いしていきたいと存じます。
以上です。
○議長(森 光昭君) しばらく休憩いたします。
(午前11時52分休憩)
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(午前11時54分開議)
○議長(森 光昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。市立病院事務長。
○市立病院事務長(川崎善昭君) お答えいたします。
まず、ナースステーション内の整理整頓についての御質問であります。このことにつきましては、非常に処置室等が狭いということの中で、いろいろ模様がえを行いながらその改善を図ってきておるところであります。そういう形の中で処置室を広げるというような作業をしながら、作業スペースを広くし、確認作業も十分できるような整理整頓に現在努めているところでございます。
次に、患者さんの待合時間対策ということでございます。現在、予約診療の実施、さらに、特に薬の待ち時間が長かったということもありまして、15年の4月から薬の院外処方の導入をいたしまして改善に努めてきております。特に17年度から新病院がオープンするわけですけれども、患者さんの受け付けにおいての初診の患者と再来患者さんとの分離受け付け、これを導入しながら、あわせて総合案内係の配置ということで、特に高齢者の中で、初診にしても非常に戸惑いをされるという状況等もありますので、そういう面では利用者の立場に立った医療サービスを提供していくということでの改善に努めていきたいというふうに思っておるところであります。
以上です。
○議長(森 光昭君) 昼食のため、しばらく休憩いたします。
(午前11時55分休憩)
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(午後 1時 0分開議)
○議長(森 光昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。末海議員。
○20番(末海重俊君) 議長、私の質問を聞いておったのかな。総務課長もだ。打ち合わせのときには私が答えますと言ったですね。医師関係者の責任、全くだめだ、答弁がない。
それで院長にお尋ねします。院長、私は、壇上からお話がありましたように、ちょうど14年の2月の7日市立病院に入院したんです。私は体が弱い方です。政治家が体が弱いというのは、これは命取りになりますけれども、私は弱いんです。だから、県病院やら大学病院、私立、そういう病院には再三診療を受けたり入院したりしているのです。なぜ入院したかというと、非常に腹が痛くて、牟礼院長が検査してやるということで、2日検査したんです。それでもどうしてもわからんということで、体力的に耐え切れんということで入院しなさい、入院して、そうしたところが、血糖が高いのじゃないかということで、7日に血糖値が253ありました。空腹のとき。だから、大変上がっているということで、2月の9日に昼食後検査したら455あった。で、これはいけないということで、点滴をするということになりましたが、その血糖値の検査が、自分でナースステーションに行かないかん。一緒に12名されるものですから、あそこ大混乱なんです。自分でせないかん。それで、私がナースステーションの部屋の中で自分で探して、もうこんなことはいかんよと。そのときにも点滴の注射ですね、点滴液なんかもビニールに入ったやつが全く散乱している状態です。で、私の方としては、いやあ、これはいかんよ、看護婦さん、あんたたちは自分方の炊事場はこんな状態かなと。患者が探す、看護婦が探す、こういう状態だと、あなたたちは大事故が起こりますよと言ったんです、私は。起こる、これは考えられんがな、あんたたちはと。私は県病院も入院した。ここはどしたこつかな。そうしたら、看護婦さんの態度、「私に言わんで婦長さんに言ってください」と。「病棟長さんに言ってください」と、そういう横着な態度。そして、私の血糖値の問題で私に夜8時から点滴をしました。ところが、先生考えてみなさい。455あったものが、私の点滴、どういう間違いかしらんけど、12時半に60以下に下がった。もうろうの状態なんです。私は死ぬると思った。自分でもうこれはいかんと。それでベルを押して、大騒動になりました。そしたら、今度は逆にそれを抜いて、今度はブドウ糖ですか、上げる方法をやったんですね。だから、これはいかん。自分が体験させられた。そして、そのようなナースステーションの状態ですから、これは婦長さん、看護婦さん、これは重大な事故が起こる、あなたたちは起こる、私が言ったんです。そうしたら、もうそんな看護婦さんたちの態度、おれに言うな、先生に言え、婦長さんに言え、こういう態度ですね。で、私はそれで2月の9日の日にもう自分の意識もないほど低下した。で、また明くる日同じ点滴をするんです。またですよ。そうして私は拒否したんです。そうしたら、女の先生、怒るも怒らんか、その理由も説明なしに、物すごい勢いで。で、私はそういうことを考えると、これは、先生たちが何ぼ言っても、医師と看護婦、医師と看護婦と患者、この連携が全くとれていないということを感じた。で、事故は14日の死亡事故が起こりました。そして報道されるのが15日。大混乱になりました。入院先から下を見たらマスコミ車がいっぱい。部屋もこれはマスコミと警察でいっぱい。患者は大混乱。この対応もえらいことでした。院長先生の牟礼先生が、夜の11時ごろ、みんなが終わって11時ごろ私の部屋に来られた。何回も来られました。そうして、どういう対策をとったらいいのかいなと。もう院長が参る、院長が。それはどういうことかというと、警察の事情聴取、マスコミ対策、診察もしなければならない。病院の事故調査もせなならん。それで改善計画もつくらないかん。それで、今度は病院の先生方、院長が参ってしまった。そういう状態だったのですね。だから、私は、病院のこの小さなミスがあったということですが、やはり防止策、それから看護師と医者との問題、これは私たちが診察を受ける場合に、看護師は患者に毎時間接しておるわけですね。それを言わないんですね。私、あれを見てると、私がそういう死ぬる、気がもうろうとしてしまった、それも言わないんです。だから、また明けの日同じことをする。だから、連携が私はとれていないんじゃないかと。そういうふうに思っておりますが、いかがでしょうか。
それから、先生どうでしょうか。今古い病院ですけれども、私たちも特別委員会ではございませんけれども、例えば国保審議会とかあらゆるところに視察に行きます。病院建設のため視察に行きました。そのときに、各病院はいろいろと院長先生や医師、そのスタッフで相部屋を考えておられるですね。例えば花壇をつくるとか、それから病院内に写真を飾るとか、そういう画を飾るとか、そういうような一つでも患者さんの心をいやすというんですかね、そういうようなことをしておりますが、先生、どうでしょうか。
それから、看護師の教育ですが、これはやっぱり今の中では県病院は違います。私は話し合いに行ったことがありますが、県病院は日南、宮崎、延岡ありますから、看護師さんの異動が定期的に研修のためにできる。市立病院は一つしかないからできない。だから、私は今の状態では最低だと思うのです。私も患者として行くんですから、見比べますから、だからこれ派遣ですね。どこか研修にやるとか、そういうことができないものか。
それから、もう一つは先生、私この前宮崎の県病院に行きました。県立病院に行ったんですね。この対応、さっき言いました、事務長が患者の受け付けやら薬剤までの時間の解消を言いましたが。私はあそこに行ったときに、あ、これはいいなと。あの受付にその病棟とかその責任者、婦長さんですか、この一番医療のわかる人、これがぽっと対応してくれるのですね。そうして、申込書も何もみんなこっちが話をすると書いてくれるのですね。お年寄りはよう書きませんよ、あれ。書いてくれる。そうして、治療に行くところの割り振りをぴしゃっとしてくれるんですね。これはいい。これは私はぜひ市立病院に導入したらどうかなというふうに思うのですが、先生、その点はいかがなものですか。
それから、もう一つ、やはり人間は言うことも大事ですけど、経験も大事だと思いますが、先生は入院されたことがあるものかどうか伺っておきます。
○市立病院長(黒木和男君) お答えします。
私、入院の経験があるかということですが、それが市立病院に関してということでしたらございません。この十数年間、私入院したのは19歳のころですから、30年以上前に虫垂炎で入院したことはありますが、それ以降入院したことはありません。ただ、入院している患者さんの立場に立って対応に当たっているというか、そういったつもりでおりますし、今後ともそのようにしていきたいと思いますし、実際私は毎日7時半には出ておりまして、毎日病棟の回診ということを、これは欠かさずこの十数年来やっておりますし、こちらの病院に来ましても、これは土日を除いて毎日やっておりますので、患者さんから毎日どういったことを言ってるかと言われたら、これは朝の一番患者さんの方から待っておっていろんなことを情報を得るということは非常に大事なことだということですので、それで私は試行しております。
それから次、続きまして、院長として新しい考えはないかという御質問ですけれども、高齢化の進行に伴って、地域医療の連携の充実が必要であると思っております。患者さんの退院後のフォローも含めて、訪問診察、訪問看護も取り入れる必要があると思っております。また、人間ドックとか検診部門などにも力を入れようと思っております。現在のところ、残念ながら一泊ドックというのはできておりませんが、新病院になりましたら、やろうと思っております。
次に、議員さんからの提言のありました患者さんや御家族の皆さんの絵画などの趣味の展示会なども、新しい病院ではエントランスホールあるいはホスピタルモールというのがあるんですけれども、そのあたりの場所を利用して計画しておりますし、また、病院祭なども計画して、ふれあいの場づくりに努力してまいりたいと思っております。
続きまして、看護師と医師との話し合いが行われているかどうかというようなことですけれども、先ほどもお答えしましたが、さらに緊密な連携がとれるよう努力してまいろうと思っております。
それから、看護師の他病院での研修をとのことですが、それは非常にいい考えだと思っておりますので、他の病院のよい点を取り入れるべきで必要なことと思っております。また、現在の病院の悪い点を見詰め直す機会にもなると思っております。つい最近ですが、先週ですか、リスクマネジメントの研修会に病棟の婦長が1週間ほど行ってまいりましたので、そのあたりの全国的な研修会ということにも積極的に参加はしていただいております。
それから、議員さんの御質問にありました総合案内をどうするかということで、それは病院として検討しておりまして、近いうちに実際にやろうと思っておりますが、総師長などを受付の窓口に置いて、それで病院案内などをしていただこうと思っております。
以上です。
○20番(末海重俊君) 先生にもう一点だけお尋ねします。
事故防止策ですが、私は、ちょうどそのときに、さっき言いましたように、牟礼院長先生やら看護婦さんたち、婦長さんもですけれども、いろいろと話しました。内部で何ぼ検討してもいけませんよと。私はやはり全く何も知らない素人でもいいんじゃないですか、外部から、医療はわかりませんよ、医療は。ただ、例えばナースステーションの問題、私が注意して死亡事故が起こって1週間は大丈夫でした。またおんなし太郎です。だから、そういう決められたことを、まあ言えばお医者さん、それから看護婦さんが、患者に対する態度はどうかとか、そういう決められたことを守っておるか守っていないかという外部からも抜き打ち的というんですか、そういうような決められたことを監査する体制はどうですか。内部だけで、私農業委員会の会長をしておりますが、農林水産課とも協議しますけれども、間違っていることはしないという、間違っておることは出さないという、それを間違うちょるがねと言うのは外部なんです。間違うちょる。議会も出されれば間違うちょるがねと言うから、ああ、まこっちゃなというようなことですね。だから、こういう生命にかかる問題ですから、私のような素人が言うのも失礼ですけれども、そういう間違うちょるがね、守ったごつせんがねという、いわば外部からの、そういう目を光らせるというような考えはないものか伺っておきます。
○市立病院長(黒木和男君) お答えします。
ただいまの御質問は、第三者による業務点検体制などの考えがありますかというようなことだと思いますが、病院内の接遇及び整理整頓などの点検をする上で、マンネリ化の防止にもなると思いますので、ぜひ検討していきたいと思います。
○教育長(五島千穗子君) (登壇)お答えいたします。
建議書についてでございますが、南那珂地区の農政等に関する建議書の中で、地産地消の推進と食農教育の積極的な推進についての御意見につきましては、学校給食での地産地消の取り組みとしての農産物等の利用促進並びに総合的な学習の時間等を活用した食の役割や大切さ、また食と農のかかわりや大切さを考える児童生徒の育成に、関係機関と連携を図りながら、今後とも推進してまいりたいと考えております。
次に、教育長に就任して何が変わったかということでございますが、1年2カ月経過いたしました。私自身で何が変わったか、ちょっと自分では見えない部分もございますが、教育委員会は学校教育、生涯教育、広い分野を抱えております。一人一人が大切な役割を持っております。この職員一人一人が自分の役割が十分に果たせるように、明るい職場づくり、そして一人一人が力が発揮できる職場づくり、そういう職場になればいいがなというふうに考えて取り組んでいるつもりでございます。あと、私は現場から即教育委員会に入らせていただきました。現場と教育委員会と両方見てまいりました。この両方のパイプ役になることができたらいいなというふうに考えているところでございます。そして、広く意見を聞くために、現在行っています「教育長と語る会」というのは引き続きやっていきたいと、そのように考えております。
次に、学力向上についてでございますが、平成7年度、当時の南那珂教育事務所長から、県立高校の入学試験において、県の中央部との成績が差があるということをお聞きいたしました。そして、そのことに対しまして大変大きなショックを受けまして、学力向上への取り組みの必要性を考え、取り組んでいった経緯があるとお聞きいたしております。
次に、教育改革特区のことでございますが、教育分野におきましては、宮城県豊里町の小中一貫教育特区、東京都千代田区のキャリア教育推進特区等が認定されているとお聞きしております。
次に、教育委員会廃止についてでございますが、埼玉県で教育改革特区として教育委員会の廃止を求める動きをしているようでございます。教育改革という大きな流れの中、志木市のこうした先導的な取り組みは、教育委員会制度の理念にかかわるものでありますので、今後ともその動向を注目して見守りたいと思っております。
次に、食農教育についてでございますが、農業体験、職場体験学習等を通して、子供たちは新たな発見と感動を味わうとともに、物をつくることの喜び、そして根気強さの必要性、思いやりの心を感じ取ったり、学び方やものの考え方を身につけつつあるようでございます。
次に、環境教育でございますが、市内の学校では、環境教育の重要性を十分認識し、地域のよさに気づかせたり、通学路の清掃活動、クリーン作戦、PTA奉仕作業、地域の特産品の栽培、割りばしを収穫して紙と交換するなどリサイクル活動などを行っているようでございます。
学校の花、校花についてでございますが、校花としては制定されてはいないと考えておりますが、その学校の特性、地域の特性によりまして、学校では四季折々の花を児童生徒とともに栽培していると思っております。
次に、趣意書についてでございますが、この趣意書は、市木小学校、築島分校、市木中学校、市木保育所の秋季合同運動会の開催に伴います参加案内と支援の依頼について、各PTA会長等名で市木地区民に配布されたようでございます。それぞれの学校に対し、PTやAや地域の方々から物心両面の御支援をいただいているところでございます。
市木神社の由来についてでございますが、市木神社の祭祀にまつわる2説ございます。陽成天皇第一皇女説と元明天皇の孫とする説がございますが、これらの説は神話・伝説の域を出るものではなく、歴史学において取り扱える事項ではないものと考えております。串間市史におきましては、各説を尊重する意味で併記しておりますが、文献等において証明できない事項につきましての断定はできないものと考えます。御理解をいただきたいと思います。(降壇)
○企画課長(今村勝哉君) お答えいたします。
まず、構造改革特別区域法、すなわち構造改革特区についてでございますが、この構造改革特区は、自治体が国に公共事業や補助事業等で何かをしてほしいという姿勢から、規制をしないでほしいという立場の転換からスタートしたものであります。すなわち、特定地域に限り規制を緩和、また解除し、経済の活性化策を促すものでありまして、本年4月よりこれまで3回にわたり特区の認定が行われたところであります。その特区件数も258件に及んでおりまして、内容はおおむね10の分野に分けられるところであります。この分野の中で、本市で取り組めるものはないのかということでございますが、まず生活サービス分野が一つ考えられるところであります。これは公共サービスへの民間参入でありまして、例えば公共施設の民間委託、また公共交通機関輸送にかわるボランティア輸送等でございます。しかしながら、これらのサービスにつきましては、今後本市で進めようとしているもの、また将来にはそのような流れになってくるものでありますから、特区認定の必要はなかろうかと考えております。そして、もう一つ考えられますのは、農業分野、教育分野、医療分野でございます。これらの分野への企業法人参入、すなわち株式会社の参入がございます。しかしながら、このことにつきましては、営利面の追求、また地域の産業育成、地域医療の基幹施設、地域の教育文化等の面から種々御意見があるというふうにお聞きしております。本市におきましては、この特区につきまして具体的な取り組みはしていないところでございますが、今後行政各分野において調査検討してまいりたいと存じます。御理解いただきたいと思います。
次に、風力発電施設についてでありますが、現状につきましては、平成12年度からの実証運転では、これまで議会での御提言・御指摘のように、システム設計及びそのキャッシュフローで示された成果が得られていないというのが現実でございます。このような状況から、今後の管理運営についてでありますが、風力発電施設は、極めて専門性の高い特殊施設でありますので、現状ではこれまでどおり施設の保守点検業務及び修繕については、工事施工者の石川島播磨重工業に依頼せざるを得ないと考えております。ただし、地元の業者等の活用については、今後、その研修をお願いするなど、地元で対応できる部分、また職員で対応できる部分については、それぞれ職員、地元業者で対応してまいりたいと考えております。
次に、収支についてでありますが、売電収入と管理費を単純に比較して申し上げますと、平成12年度から14年度までの3カ年の平均で申し上げますと、売電収入が平均で約388万円、管理費が270万円となっておりまして、収支はプラス118万円となっております。過去、3年間におきましては、これといった故障もなかったため、そのようなプラスの118万円となっておりますが、仮にこの額を超える修繕料が出ていれば、マイナスの収支となったところであります。しかし、施設が古くなれば、機器の消耗や故障を伴い、更新、修繕が出てくるものと考えております。また、来年度からは独自の運営となりますが、でき得る限り経費節減を図り、円滑な運営ができるよう努力してまいりたいと存じます。
以上です。
○総務課長(武田憲昭君) お答えいたします。
答弁のタイミングをちょっと失したようでございますけど、いわゆる点滴取り違え事故についての関係者の責任でございますが、御承知のように、宮崎地検が看護師2名について業務上過失致死容疑で書類送検をされておったわけでございます。その結果を待って処分をすると、いわゆる地方公務員法上の処分、いわゆる行政処分が残っておったわけでございます。しかしながら、先ほどから説明がありますように、平成15年11月5日に不起訴処分ということになりまして、その結果を受けまして、現在責任を問う行政処分の事務手続を行っているところであります。
次に、ボランティアについてですが、職員については、現在さまざまなボランティア、例えば区長文書等の配布あるいは海浜等の清掃等について、今一生懸命やっているわけでございます。特に三大イベントの導入を機にして、職員のボランティア意識というものが急激に高まってきているところであります。そういうところで御指摘というよりも御示唆いただいた点について、それぞれ市民のボランティアの意識といいましょうか、そういう一つの高まりによって、非常に活動される市民の皆さんがふえてきております。したがいまして、先般、関係各課で協議をいたしまして、その市民の皆さん方と市民運動的な盛り上げとして、そのボランティアに取り組んでいこうということで協議をいたしまして、そういう取り組みをしていくと。その際、職員全体の取り組みとして行うと、そして、なおかつ職員みずからがやっぱり参加すると同時に、いわゆる先導的、リーダー的な役割をしていく。そしてまた、市民との協力体制はもちろんしていくということで確認をしたところであります。その伝達方法について、市民の参加要請でございますけど、区長文書あるいは広報くしま、串間市のホームページ、新聞等々を活用するということで確認をしたところであります。
それから、予算執行と決算についての、いわゆる主要施策の成果に関する報告についてでございますが、この報告書の書き方、内容等についての御指摘であったかと思います。多分に御指摘のように、結果報告方式ということであったかと思います。そこで今、本市におきましても、平成14年度から効率的で効果的な優先度の高い事業を選択しようとして事業評価システムを本格導入いたしました。そのこともございまして、今後御指摘があったように報告書、いわゆる主要施策の報告書につきましては、結果方式から評価方式に変えようということで、今協議を進めております。今後調査研究し、市民に対する説明責任を果たせるように努力をしてまいりたいと思います。
以上でございます。
○財政課長(深江耕次君) お答えいたします。
地方交付税補助金の見通しについてでございますが、まず、地方交付税の見通しにつきましては、平成16年度の国の概算要求におきまして、地方交付税は11年連続マイナスとなっております。したがいまして、本市におきましても、減額になるということで予測をいたしておるところでございます。また、国庫補助負担金につきましては、経済財政運営方針と構造改革に関する基本方針2003を踏まえまして、平成18年度までにおおむね4兆円をめどに廃止、縮減等の改革が行われようとしております。平成16年におきましては、地方への補助金を1兆円削減し、三位一体改革の柱でございます地方への税源移譲につきましては、来年度たばこ税を約4,200円程度移譲するという方針でございます。現時点におきましては、具体的に示されておりませんので、その影響については、算定できないところでございますが、今後、国の地方財政計画が示された段階で明らかになるものと思っております。
農業改良普及センター交付金等の削減の内容についてでございますが、このことにつきましては、国の財政運営方針であります基本方針2003の国庫補助負担金等整理合理化方針に基づく重点項目改革の行程の中で、農業委員会等共同普及事業補助金の削減等を行うようでございます。その農業委員会につきましては、必置基準面積を大幅に引き上げ、選挙委員の法定下限定数を引き下げるということで、組織のスリム化、効率化を進めまして、これに沿った交付金の縮減を行うこととされているようでございます。また、共同農業改良普及事業の普及センターにつきましては、必置規制を廃止するとともに、普及手当支給の上限規定を廃止し、普及事業の重点化、効率化、普及職員の資質の向上等によりまして、組織のスリム化を進め、これに沿った交付金の縮減を行うこととされているようでございます。
訂正方お願いしたいと思います。先ほど答弁の中で、移譲財源でございますたばこ税につきまして4,200円と御答弁申し上げましたけれども、4,200億円に訂正方お願いいたします。
○総合調整室長(岡田弘一君) お答えいたします。
いこいの里のリフレ館の宿泊改善計画についての御質問でございます。長期合宿等の宿泊の場合に、今後も休館日を挟んでの宿泊となることが予想されるところでございます。今後の対応策としまして、職員のローテーション変更、周辺施設の利活用などにより、休館日でも宿泊できるような体制づくりをしていきたいとの報告を受けているところでございます。
次に、沖電気スポーツチームにつきましては、8月14日の電話予約で、11月19日の休館日を挟んで約2週間ほどの長期合宿予約がございまして、休館日が入浴、食事等の用意ができないことから、休館日以降の宿泊予約をいただいたとのことでございます。
次に、市木海浜対策についてお答えをいたします。5課会議におきまして、調査結果のまとめをいたしまして、関係機関への要望取り組みについてでございます。平成15年3月4日、市5課、各関係機関、地元関係者、末海議員御出席の中で、現地での検討会が行われまして、国、県の考え方、地元の要望、議員からの提言等を踏まえまして、その後5課会議を開催いたしております。まとめました項目について申し上げますと、海浜の状況を写真等で定期的に把握していくこと、幸島前広場から漁港への舗装については、潮害防備保安林等の境界測量を森林管理所へお願いしていき、舗装工事等につきましては、県土木事務所にお願いする。石波漁港内の浚渫工事を早急に計画していただくこと、恒久的な対策といたしましては、舳側に設置してあります突堤のかさ上げ工事を要望していく、浜砂減少対策としましては、サンドバイパス法等の養浜対策をお願いしていくことをまとめたところでございます。
お尋ねの短期的な取り組み課題としましては、当時、石波漁港内が砂の堆積で非常に船の安全等も心配されますことから、県土木事務所の方に早期浚渫をお願いをいたしているところです。その結果につきましては、5月の連休の大潮のときに、浚渫が完了いたしております。さらに、幸島前入り口から漁港までの道路舗装につきましては、森林管理所において、境界測量後は終了いたしまして、県土木事務所との現地立会調査を10月3日終了いたしまして、県土木事務所において、12月上旬に工事が発注をされております。工事の施工につきましては、本日、南部森林管理所現場立ち会いのもとに掘削工事がされると伺っております。
中長期的な課題としましては、舳側に設置されています突堤のかさ上げ工事等がございます。これにつきまして、県土木事務所にお願いをしてまいってきておりますが、土木事務所におきましては、予算要求を今後されていくというふうに伺っております。それから、浜の移動の分析についてのお尋ねでございましたが、県におきまして、分析は現在できてないようでございます。引き続き年間を通しました浜砂の終始を見守りながら検討してまいるというふうにお伺いをいたしているところでございます。
以上申し上げました項目以外の御質問につきましては、担当所管で御答弁がございます。以上です。
○農林水産課長(永友安行君) お答えいたします。
まず、ボランティア活用による御質問でございました。農林水産課所管では磯平の林道の開設記念、それから第二高畑山の森林整備に伴います記念植樹を実施いたしておりますが、その後の管理につきましては、磯平林道につきましては、林道沿線の草刈り時に、また第二高畑山の管理につきましては、保育事業として毎年1回実施をいたしているのが実情であります。御指摘のボランティアの活用ということでの御質問でございました。地形の周題等いろいろとございますが、今後とも検討してまいりたいというふうに考えているところであります。
次に、ふるさと林道構想についての御質問でございました。それぞれ越ケ谷・秋山線の開設ということでの構想ということでありますが、隣接いたします南郷町との調整関係ということもございます。したがって、県営事業でということで振興局の方にはお願いをお話を申し上げましたが、現在、ふるさと林道緊急整備事業につきましては、19年度までの期間で現在第三期を実施をしているということでございまして、新規事業の採択は非常に厳しい状況にあるというふうに伺っているものでございます。
次に、建議書の取り組みについてでございました。
まず、有害鳥獣対策でございますが、中でも野猿対策が非常に難しく大きな問題でもございます。その対策に非常に苦慮いたしておるのも事実でございます。それぞれ他市町村の取り組み等も研究をしながら取り組みをしていきたいというふうに思います。
次に、地産地消の問題につきましては、教育長の方からも御答弁ございましたが、昨年度から県の新農業振興推進事業を活用いたしまして、それぞれ串間で生産されます食用カンショ、ピーマン、ゴボウ、大根、ポンカンの5品目について学校給食へ提供し、理解をいただいているところであります。本年度も引き続き実施をいたしておりますが、本年度はキュウリ、ミニトマトの2品目を追加をしたところでございます。
次に、環境に優しい農業の推進ということでございます。本市におきましては、早くから減農薬、減化学肥料栽培が取り入れられておりまして、今日では堆肥を活用した栽培ともなっております。今後とも関係機関・団体とも協力し推進をしてまいりたいと思います。
次に、認定農業者に対する支援についてでございます。農業金融において優遇措置がございますし、今後の補助事業等も認定農業者への誘導が行われると伺っております。また、新たな米政策につきましても、認定農家を中心とした事業の組み立てがございますので、引き続き支援に努めてまいりたいと思います。
次に、遊休農地の解消と有効利用についてであります。その対策には補助事業などの活用が考えられるところでありますが、農業委員会を初め、各機関の指導をいただきながらJA、農業者等との意見を拝聴しながら、連携して取り決めをしてまいりたいと思います。
次に、農政についてであります。
まず、農業特区についてでございます。平成14年に制定をされました構造改革特別区域法の中で、農林関係ということでございますが、1つ目に、農業生産法人以外の法人に係る農地の特例、それから2番目に、特定農地貸付法及び市民農園整備促進法の特例、それから3つ目に学校施設の整備に係る保安林の解除に伴う森林の残地及び造成要件の緩和、4つ目に保安林の解除に係る用地事情要件の緩和などが申請できる事項のようでございます。
次に、水田農業ビジョン作成についてでございます。平成22年度までに農業構造の展望と米づくりの本来あるべき姿の実現を目指し、平成20年度までに農業者、農業団体が主役となるシステムを構築するため、水田農業ビジョンを策定するものでありますが、それぞれ作成に当たりまして具体的に示された部分も多々ある中でございます。現在、関係機関と素案作成に向け協議中でございますので、御理解いただきたいと思います。
また、本年度の実施と来年度の調整ということでございました。これまでの減反方式から需要予測の分析、検討を行い、地域ごとに見合った生産数量の配分が行われるものであります。先日、国より県に対しまして10万トンで8,990トンが配分をされました。その後、県において実績見合いの配分が検討され、本日、その配分方針や生産数量の公表が行われる会議がきょう1時半から実施をされているところであります。それらを見ながら進めてまいりたいと思います。
次に、偽装米の対応についてでございます。この問題につきましては、平成13年度、九州農政局宮崎農政事務所において県内の米を検査をされ、昨年9月、鹿児島県の米卸業者が逮捕されましたが、その後の対応につきましては、定期的に検査が行われていると伺っておりますので、その後の不正表示はないというふうに理解をいたしております。
次に、南那珂地域農産漁村いきいき女性大会におけるビデオについての御質問でございました。その内容でございますが、ポストハーベスト農薬汚染Uということで約30分間放映をされたものであります。これは、外国における農産物が輸入される際の農薬使用の問題が放映されたものでありますが、これは実行委員会において輸入農産物の農薬汚染の実態を学び、安全安心な国内農業生産を再認識してほしいという思いで実行委員の方から提案があり、それを放映されたというふうに伺っているものであります。
次に、畜産環境整備についてであります。畜産農家469戸のうち92戸が整備対象でございまして、平成15年度までに68戸が整備をいたしております。24戸の整備につきましては、平成16年度中に計画をいたすものでございます。
次に、仮称でありますが、農政懇話会につきましては、早急に実施をすべき準備をいいたしておるところでありますが、いまだ開催をすることができません。大変申しわけなく思うわけでありますけれども、早期の開催に向け、ただいま取り組んでいるところでございます。
以上でございます。
○商工観光課長(山口孝博君) お答えいたします。
ゴルフ場の経営管理体制のおくれの理由と今後の見通しの御質問でございます。御案内のとおり、当初計画では今年秋ごろには経営体制が決定するものと言われておりましたが、昨今のゴルフ場の経営につきましては、大変厳しい環境にございます。その厳しい経営環境に対しまして、会社側といたしましては、今後の経営戦略も含めて内部的に十分議論がなされた結果だというふうに考えております。
今後の見通しでございますが、近々4月の開業に向けた準備室の設置の動きもあるというふうにお聞きしております。これと同時に、経営管理体制の問題も正式に決定されるのではないかというふうに考えております。
それから、近畿串間会の公開についての御質問であったかと思います。御案内のとおり、近畿串間会につきましては、私ども、この件に関しましては、過去連続して6回近畿串間市会に出席をさせていただいております。その観点から答弁をさせていただきたいと思います。失礼しました。
○土木課長(小笠峰夫君) お答えいたします。
国道448号石波地区の災害復旧につきましては、さきの議会で答弁いたしましたが、地滑りによる路面返上により、工法の再検討が行われ、本年7月に工事が発注されており、本年度じゅうに完成する計画であると伺っております。藤地区につきましては、災害査定を本年11月6日に受け、現在、補助金交付申請を行っておられる状況であります。16年2月には発注の計画であると伺っております。大納−石波間の災害状況につきましては、路側が約20メーター間において決壊をしており、信号機による片側通行となっているところであります。現在、復旧工法等につきまして検討されておられる状況と伺っております。
次に、本城地区の国道448号の道路改良計画につきましては、本城小学校下より下平交差点を含む約400メーターの区間を県単独事業で現地測量、詳細測量を終え、現在警察と交差点協議をされており、今後国土交通省補助の特定交通安全対策事業の採択に向けて努力をされているようであります。市といたしましても、早期事業実施に向けて強く要望してまいりたいと思います。
次に、市木川河川改修に伴う古都橋についてでありますが、現在、橋台部分の用地交渉中であり、契約が整い次第、工事の発注を行う計画と伺っているところであります。
次に、市木川右岸八ケ谷地区のかさ上げ計画はないのかとのお尋ねでありますが、市木川河川改修計画では、計画流量から考えると、計算上余裕があるということから、かさ上げ計画はないと伺っております。
次に、市木・南郷線につきましては、現在のところ改良計画はないようであります。したがいまして、通行の安全上から年次的に局部改良、すなわちカーブ切り取り改修が行われてきたところであります。本年度施工箇所につきましては、既に発注されており、現在工事中であるようです。今後の計画につきましては、交通量等の様子を見て検討していきたいと伺っております。
次に、市木・串間線についてでありますが、現在、保安林解除の手続中で、関係機関との調整に不測の日数を要しておられるということですが、山ノ神工区間の河川付け替え工事を含む約300メータを平成16年2月中には発注される計画と伺っております。
次に、海北線離合箇所の進捗状況についてのお尋ねでありますが、現在測量設計及び用地調査等も完了し、用地買収の準備をしている状況であります。
次に、舳線の道路改良についてでありますが、御承知のとおり、この路線は幅員狭小で、諸車の通行に支障を来している状況であります。今後地元との合意形成に向けて取り組んでまいりたいと思います。
次に、市道泉町・牟田ケ迫線の県南病院前の歩道設置についてのお尋ねでありますが、当時、地権者の合意が得られず、歩道設置ができなかった経緯もございます。しかしながら、議員御指摘のとおり、病院関係者の通行も多いことから、今後の課題として取り組んでまいりたいと思います。
○生涯学習課長(和田幸満君) お答えいたします。
廃校の利活用についてお尋ねでございますが、種々議論しているところでございますけれども、現在その活用策を見出していないところでございます。
バードウオッチング、ウォークラリー、歩こう会、サイクリング、写真コンテスト、絵画教室など、年間を通して単発の講座は開催できないものか、議論をしているところでございます。
次に、成人式についてお尋ねでございますが、本市の成人式は串間市……失礼しました。
次に、市木海浜についてウミガメの実績についてお尋ねでございますが、平成15年度36頭が上陸をしているところでございます。
以上でございます。
○市民生活課長(立本伊佐男君) お答えいたします。
産業廃棄物処理施設の譲り受けの許可を受けての改善計画書の提出となりますが、その中に安定5品目以外の廃棄物を選別撤去が必須でありまして、どういう方法で撤去するのかは県当局は現在検討中ということでございます。
次に、市民生活課で受け付けました苦情につきましては、大きなものが不法投棄でございますが、14年度が67件、15年度は現在のところ39件というふうになっております。
それから、水俣市の分別収集につきましては、リサイクル推進委員という管理責任者的なボランティアを活用して約300カ所の資源ごみステーションで20品目をコンテナの中に入れての分別収集ということを伺っております。
次に、じんかい処理場及びエコクリーンセンターにつきましては、環境学習に非常に有効な施設というふうに位置づけておりまして、小学校の4年生の社会科の授業で毎年見学があります。そして、中学校では、総合学習の一環としてグループで職場経験を実施されております。さらには区長会、高齢者クラブ、ロータリークラブなどの各分野からの施設見学もあるところでございます。
次に、現在の施設の受託者の従業員に対する待遇改善の内容につきましては、賞与支給日を夏は6月30日まで、冬は12月20日までと確定したこと、そして、研修及び講習受講の場合に手当支給、それから就労規則等をいつでも見られるような体制にしたことなどでございます。
次に、現受託者の運転業務につきましては、何ら支障もなく、安心安全な操業の実績があるというふうに思っております。
以上でございます。
○市長(鈴木重格君) 近畿串間会についてのお尋ねがありますが、担当課長に答弁を
いたさせるわけでありますが、改めて答弁を命じます。
○教育長(五島千穗子君) お答えいたします。
成人式についてでございますが、本市の成人式は、串間市在住者並びに出身者を対象に、成人の日の前日の日曜日に挙行しているところでございます。以前の式典では、成人者の一人一人の名前を読み上げたり、来賓の祝辞などをお願いした経緯もございましたが、5〜6年前より式典自体の内容を厳選し、時間は短くとも厳粛な式になるよう心がけているところでございます。また、中学校卒業時の先生との出会いなども計画いたしております。
以上でございます。
○20番(末海重俊君) 答弁漏れはないでしょうかいうどこじゃないが、打ち合わせのときに項目が言ってあるのに、なぜ答えないの。だれがそんなことを聞いた。教育長。意義やら意味はどうした。それはまあいいけど、1番から質問いたします。
市長、私が一番先に申し上げておきます。
私が議員になったときの先輩の市長が教えてくれました。私は5人の市長につかえた。言わんつもりだったけど。総務課長は、検討します、勉強します、前向きに検討します、それを今度は検討し直すと言ってた。する必要はない、する必要はない、法律に書いてある。そのとおり、できるわけない、即答する。だから検討します、前向きに勉強します。それでいいんです。書いてあるんです。それを議員は結果を引き出すためにはテクニックを使えと、そう歴代の市長は私に教えた。それの一番うまいのが鈴木重格、来秀哉、これが一番うまいわいと教えてくれた。それはどういうことかと、まず、一番先に市長を腹かかせることだ。市長を腹かかせることだ。そうすれば、市長がなんじゃという態度でやるから、というふうに先輩の市長が私に教えてくれた。市長、何であなたは腹かくか。あなたもやっておったじゃないか。私はあなたを師として仰いだんだ。そんな態度がありますか。私は、あなたを先生だと思った。私はあなたよりも年上だけど、あなたが議員歴は私よりもずっと先輩だ。あなたがここからの態度はどういう態度だったか。そんなばかな話があるか。私はあなたを先生だ、あなたに見習う。西北も教えてくれたんだ。ああいうテクニックを使いなさいよ。だから、きょうもみんなに言った。市長が腹かくか、おれが腹かくか、私も年がいったままにこんなばかなことを言うつもりはないよ。議員はみんな一緒じゃないですか。それをあんな課長に答弁しなさい、私は、あなたの意見を聞きたいというのです。私をそういうような、同じ机を並べた仲じゃなかったですか。あなたの態度や、あなたの発言や、あなたの行動は、私一人しか知ってないじゃないですか。改めてください。
総務課長、この評価方式、今度はあなたが答える。さっきは室長が答えたんですよ。そうであれば、私が聞いたように、なぜ決算委員会のときに産建委員会の課長は全部庁内協議に持って帰りますと言った。おかしいですよ、あなたたちは。これはマスコミから報道されておりますように、県は12日に政策評価システムを公表した。では、14年度から取り組んでおったのであれば、なぜそれを出してなかったんでしょうかね。
財政課長、あなたは予算配分にめりはりをする。評価方式持ってきてありますか。答えていただきたい。
それから、この予算配分について、財政課のいろいろな話の中で、農業委員会の予算の問題が発言されたやに聞いておりますが、では、この独立行政のシステム、その中で、さっき言われた補助金の削減の問題、これは交付税でしょうか、直接税でしょうか、教えていただきたい。
それから、建議書の問題ですけれども、これはしてないんですね。これはしてないでしょう。遊休農地解消対策について、農委やらJAと協議しますのなんの、そんなうそばっかり言うといかん。してないよ。
猿害対策、これも県の実態調査はどうなってますか。したんですか。報告はなぜしないんですか。何もしてなければ何もしてない。前年度並なら前年度並、言ってください。
合併の問題、市長、質問に答えてください。あなたは、29年の合併の当時を先輩からいろいろ聞いておると。なぜ聞いておれば、なぜあの二の舞をされるんですかと言うんです、私は。あの当時は、住民には説明はなくて、私は当時の川北地域の青年行動隊隊長でした。生き証人は私が一人です。生き証人は私一人です。そのときの全体のまとめ役の隊長は、農林水産課長の永友課長のお父さんでした。それで、私が議員になる前から30年間、1月1日の10時30分に先輩である仁田正雄氏のうちに30年間行きました。その仁田正雄、私はおじきと言っておりましたが、小さいときに、飯をちょっちょっと食べさせてもらった経緯がありますから、おじきと言ってた。その仁田正雄氏が、「重俊、串間市もいよいよ人口の問題やらこういう大変な時代に入った。日本の国も、国が銭がない、県が銭がない、市が銭がないという時代に入った。過疎は進む。人間なおらんごつなった。だから、いよいよ合併の話が出るだろう。そのときには、おれは村長としてああいうことをした、村長として。議会が先。特別委員会が先。そうして議会の議決は13対3じゃった。大混乱になった。大混乱。あんなことは今ないでしょうけれども。私たちは学校を襲った。校長が土下座ついて泣いた。だけど、私たちは半狂乱になった。先生たちの頭の毛を引っ張り小突き回す。そして生徒を引き連れ戻る。議事堂は襲った。役場の職員は逃げる。県庁の知事室は知事はおらない。逃げる。県庁を襲った。そんなことは今あるものじゃない。だけど、この仁田正雄氏がいわく、これを決めるときには串間市がなくなるか、市木村がなくなるかだから、これは市長やら議員じゃ絶対決めるなよ。事がどうであろうとも、市民、議会、執行者、この三者で決めよ。一生言われるわい」と言われた。あなたが29年のことを聞いておればなぜ議会の声を聞いてあなたは決断されたんですか。
それから、もう一つは、この特別委員会の中間報告を重く受けとめて決めたと発言されましたが、そのどの部分、自主独立の部分だけをあなたは見えたんでしょうか。一番大事なことが書いてある。これを主にするなら、市長、聞いておりますか。この文章を主にするならば、第一番目の項目にこう書いてある。市町村合併は、住民の暮らしにかかわる重大な問題である。したがって、住民自身が決める問題であるとこう書いてある。特別委員会の報告書ですよ、これは。どこにやった。あなたがこれを尊重するならば、この表現はどこにやった。特別委員会の皆さんの議員はここで好き勝手なことを言うが。
それから、最後にこう書いてある。第5に、昭和大合併後における地域の諸問題にかかわる今日の行政対応の不審を踏まえ、住民の理解と合意が求められます。以上のことから、今回議論になっている関係市町との合併が、串間市に暮らす人々の豊かな未来像を示すことができないと判断し、串間市単独による存続の道を、住民、行政、議会が一体となって切り開くこと、この住民はどこにやった。住民は。行政と議会が一体となってと、それは市長が言われている。この文章を尊重されるのだったらどこにやった。どこにやられましたか。そうして、議会も議会だ。降ってわいたような話。11月の25日は、もう12月の議会の日程も審議案も全部決まっておる。それを突如として12月の1日に協議される。情報は入る。私も根回しがありました。おかしいんじゃないの、それは。決まったことは何でしないの。議運が開かれました。私は、何で、それは急施事件ではないじゃないか。串間市の存続に係る問題だ。この議事日程表から削除したじゃないか、その朝。皆さん方の意見。そして全協、皆さん、市長が提案された問題は全部解決して、全体協議が開かれた。私は、おかしいんじゃないかと。この調査報告というものは、今までの原発でも何でもしたが、やはり賛成、反対、メリット、デメリットの問題を調査する必要がある。それに住民の意見聴取もしてないじゃないか。説明責任をどうされますか。皆、議員の皆さん方は大多数の人たちも私の意見に賛同しました。ところが、特別委員長いわく、「あれは議長が出せ出せ言うから出すとよ」と。議長もまた「出すだけやがね。だが参考にするもんか。中間報告じゃがね、出させてくれ、出させてくれ」、たったそれだけのこつ。それを議員の皆さん方はないよ、この席じゃ。市民に説明責任がある、へみたいなこつ、私に言わせれば。そうであれば、やはり住民やら、それから合併してよかったこと、悪かったこと、悪いことばかり書いてある、これは。そうして、やっぱり原発のごつ市民の意見をどれだけ聞いたか、その報告書の中身を見てみなさい。3回出してますよ。結論が出してありますか。そして、中間報告は、この特別委員会をつくるときには、議員は何といったか、要らんといった、特別委員会は要らん、いや私は要る、俺が1人がんばった。そのかわり今までの特別委員会というのは、何したもわからんか反対するわけです。だから、年度末3月に中間報告を一遍一偏出そうやと。それが何で串間市がなくなるかなくならんかいうやつを、12月に降ってわいたごつ出す。議会のルールもなっちょらん。市長、私はそういう考え。何もそれを合併するなとか、合併せよとか、私は賛成だけど、私は決めるべきじゃない、悔いのない50年前の二度と同じことをしないということから、市民総参加、これは書いてあるわけだから。書いてあるよ、これは。その気持ちをひとつ教えていただきたい。
○市長(鈴木重格君) まあ議会内部のことは議会でやってください。私も議会に何十年とおりましたが、こういうぐあいに、議会内権威のないというような印象を与えるような議会に私は住んだことがないし、ひとつしっかりしてほしいと思っております。しっかりやってください。こんな世界にいたことがない。私はそういう感を深くしておりまして、この特別委員会の設置の意義というもの、それは何だったのかということをもう一度振り返って、やはりみんなで選んだ委員会でありますから、選ばれた人たちでありましょうから、そういう人たちがいろいろ調査研究するわけで、それをやっぱり、そこに意見を求めたり調査の結果をいろいろとしんしゃくしたり、こうしていかなきゃいかんと思います。それを最初から否定してかかる、そういった私は世界に住んだことがありませんから、答えようがない。
それから、市木の合併の件については、私も先輩から聞いております。特に武内正利さんが当時の市木村役場の総務課長であり、そして助役兼務みたいな立場におられて、大変苦慮された話をこの先輩からもよく聞いておりますし、生き証人だと私は思ってますし、大変尊敬もいたしておりますし、今でも私は支持をしている一人でございます。
ところで、私は今までずっと答弁をしてきましたように、特に黒水議員に答弁してまいりましたが、いろんなことを総合的に判断をして決断をしたということであります。決断の方法はいろいろあります。20番は賛成という決断をしました。賛成の決断をするのであれば、賛成の説明責任をしっかりやってください。どういう理由で、そして数字的に合併した方がこのように市民の幸せが待っているんだ、数字的にこうだ、こういう説明責任をしっかりと果たしてほしい。でなければ、ただ言うだけに終わってしまう、これではいかがかなと、このように私は思っています。その合併の理由、そういったものをしっかりとここで表明してほしい、このように私はまず申し上げておきたいと思っております。
以上であります。
○教育長(五島千穗子君) 答弁漏れがございました。成人式の意義についてでございますが、本市の成人式は、串間市在住者並びに出身者を対象に成人の日の前日の日曜日に挙行しているところでございますが、意義につきましては、国民の祝日に関する法律にもありますように、大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を市民全員で祝い励ますものであると考えております。
以上でございます。
○総務課長(武田憲昭君) 主要施策の成果に関する報告書の件でございますけど、この件に関しましては、先ほど御答弁申し上げましたように、平成14年度本格導入ということで、本来ならば今回の決算審査、いわゆる14年度の決算について報告書の方に、結果報告方式から評価方式に切りかえようということで、内部的にも検討をしておったわけでございますけど、14年度初年度ということで、そういう面でまだ十分な報告というものができないということで、15年度の決算書の中の附属書類として報告書の中にそういう御指摘のありました結果方式から成果あるいは評価方式に切りかえるということで検討したところでございます。以上です。
○財政課長(深江耕次君) お答えいたします。農業委員会に対する補助金につきまして、直接税か交付税かということでございましたが、農業委員会に対する補助金につきましては、農林水産省が所管します国庫補助金ということで認識をいたしております。
以上でございます。
○農林水産課長(永友安行君) お答えいたします。
猿害対策についての調査の結果はということでございました。私どもも本年の12月には調査結果がまとまるというふうに県の方からお聞きをしておったわけでありますけれども、今になりましたら3月にまとめるというようなこと等でお聞きをいたしているところであります。
また、遊休農地解消の協議はしたのかというようなこと等もございました。それぞれ建議書の5項目、非常に農政にとりましては動きのあるものでございまして、なかなかその重きが目に見えないということで、非常に末海議員歯がゆい思いをされているというふうに思っておりますが、遊休農地対策等々につきましては、経営改善計画認定農業者になろうとする人が作成をされます経営改善計画書、この中には、規模拡大の中には農業委員さんのあっせんを受けて規模拡大を図るのだというようなこと等もございます。まして、特に農地の関係でありますから、農業委員会の御指導をいただきながら進めていきたいと思います。また、前年度並みかということでございましたが、それぞれの分野について一生懸命取り組みをいたしておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○20番(末海重俊君) 市長、あなた、誤解するといかんですね。なぜ答えないの。
私は、あなたが、合併私が賛成だから数字を言いなさい、だから、ひったまがったことせんめやと。賛成、反対でもいいと。しかし、行政はどうなる。合併したらどうなる。合併せんかったらどうなる。そういうものを特別委員会、議会が全部で検討して、そうして結論を出そうやと。でないと、市民に説明責任ができんがなと。私に数字と。数字はそちらでしょうが。何で私が執行権があるか。それを私は言ったんです。何も市長が悪い。そうじゃない。結論を出すのはそういう、それを出す、それをつくってもらって、それから検討して、そうして結論を出そうや。私は議会でする、全協でもする、いや、そげなことは後でいいがね、そげなことは後でいい。出せばいいちゃがね、言えばいいちゃがね、報告出させてくれ、そんなことだから私は言う。おれに数字を出せ、おれをそこに座らせてくださいよ。その私が、課長に命令して出させる。かわってくださいよ、それなら。おれが市長ならそんなことは言わん。おれは執行権がないから。そんなことよりも、私をそういう主義で議会でも言った。それを聞いてくれんで、議長がうんにゃ、ただ最終報告があっちゃから、それを出せばいっちゃがね、読ませればいっちゃがね、特別委員長もそうじゃ。だから、何で説明責任でせんかったか、それなら。市長、これに書いてあるがな。これを私は尋ねたとよ。住民自身が決める問題でありますというこれ、これをどう考えておられるのか。私が何で数字を言わならんと。それと最後でおかしい。住民、行政、議会が一体となってと、こう言う。住民というのはなしてないとかなということです。それだけ聞いたんですよ。答えてください。
○市長(鈴木重格君) 先ほども言ったように、議会の内部のことは議会でやってくださいよ。けりをつけなさい。再度言っておきますが、議会できちんとしなさい。議会内部のことをここで私に言ったって、それは特別委員長の発言を、議長の発言をする場はどこにあるんですか、あったんでしょう。私は、どうもこの議会内部のことを私に愚痴を言ってみたって、…………………………………………………………………まるで何かどうも私には理解ができんのですが、まあところで、20番は政治家だというふうに先ほど言いましたが、やはり政治家であれば、政治家と言われますから、政治家であれば、やはり決断をせないかん。あなたは賛成という決断をした。今ごろになってという私は気がします。政治家であれば早くにみんなが表明するわけだから、早く表明をして、きょうになって突然として、唐突な感じを私は持っておりまして、今まで何だったのかというふうに私は思っております。そういう姿勢を改めないかんと私は思っております。多分賛成というふうに結論づけるには独自の調査があったろうと私は思うから、そのことをひとつ堂々と述べてもらうといいなと。そういうふうに聞いてない。
それと、私が言いたいのは、どこを相手にあなたは合併賛成なんですか。私は、あなたが言うとき黙って聞いているんですよ。私が言うときには黙って聞きなさい。……………………………それで、合併相手をきちんとして、相手がどうなのかということまで調査をして、そしてひとつ物を言ってほしい。それでないと説得力がないし、きちんと説得力のある具体的なことをお示しをいただきたいと思っております。
以上です。
○議長(森 光昭君) しばらく休憩をいたします。
(午後 2時28分休憩)
───────────
(午後 3時 2分開議)
○議長(森 光昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。20番末海重俊議員。
○20番(末海重俊君) 市長、申し上げておきますが、あなたは私に対して失礼だ。私は申し上げたい。それは、末海議員は賛成なら、メリットデメリットの数字を言えと言う。私は市長ではございません。それで、市長はメリットデメリットじゃない。自主独立について60項目は3月までに出す。自分は出さずにおって、おれには出せと。これは失礼千万な話。そして、私が聞いておることにはあなたは答えない。この重く受けとめた報告書、住民自身が決める問題である。答えがない。それから、住民、行政、議会が一体となって最良の選択を考えます、これも答えがない。なくてもいいです。私は、主義主張ははっきりと言っておきます。合併は賛成であるけれども、決めることは住民、執行者、議会がみんなで決めることを主義主張として唱えておきます。
教育行政についてお尋ねします。
教育長、あなたの答弁は立派です。現場におられた方で本当です。教育改革やらその廃止論、その協議はされていないのですか。私が調べた結果では、市民参加の審議会方式、企画能力ある教育委員会方式、名誉職化した教育委員会の見直し、校長先生上がりやら悪いとは言いませんよ。悪いとは言いませんが、外部から入れるということはできないものか。そういう問題が議論されております。してないんですね。
それから、食農教育、話ばっかり。行政と農業委員会とか農林水産課とか協議はしてない。学校だけでしたんですか。
それから、食農教育では命のとうとさをもうほかの学校では肌で学ぶ。例えば、教育現場で鶏を飼って自分で育てて自分で殺して食べる。生きるという力はどんなものであるという実践をさせる。されてますか。
学力向上。これなんか差がある。教育長、歴代の教育長は言ったことないですよ。じゃ、どこがあるんですか。点数制をどうされていますか。私は、学力向上というものは、一定のレベルだけれども、それを引き上げる。ほかの学校と一緒にして、そして学力向上、みんなのレベルを一緒にしようじゃないかというのが私は学力向上だと思う。では、私たちは論議してきました、学力向上の低下学校があれば、福島の高校に入れんじゃないか、大学も入れんじゃないか。いや、そんな学校はありませんと言ってきた、今までの教育長は。あなたは、低下がある。学力低下がある。どこがどうあるんですか。答えていただきたい。
それから、趣意書の問題ですが、私は悪いとは言いません。何も悪いとは言わない。それはPTAの努力、学校の生徒の部活動で一生懸命する、そのためにしやる。では、教育長、生徒の多いところはいいですよ。生徒の少ないところ、これはもう大変なことですよ。
それから、もう一つは、教育長、あなたは立派な教育方針、それはそのとりです。では、今まで議会で論議してきたこと、その教育方針に沿ってやられる。ところが後ろを振り向いた。後ろを振り向いた。生徒がいない。市木の学校ではたった2人しかおらん。あなたの方針、あなたの取り組み、非常にいいんですよ。ふっと振り向いたら生徒がいない。だから、あらゆる制度を使って学校の生徒をふやす方法をとったらと。何もしてない。言うばかり。何もしてないですよ。
それから、学校の続廃合、これを言う。私は、統廃合した方がいいよ、せないかんよと私は言ってきた。それをしないのは教育委員会、ない。父兄の了承が得られぬから、地域の了承が得られぬから、私が学校はある一定の規模がないと、スポーツ、スポーツは見るものであってするものじゃないと。たった2人で野球でも何でできますか。できないでしょう。だから、私は、統廃合は賛成論者でしたけれども、教育委員会が地域住民の理解ができない、そんなことばっかり言う。それらの考えはどうですか。
それから、成人式、これはそんなこと私は……。教育長、何で20分間なのか。1つも工夫をされないんですか。たった20分間、やはり、例えば成人者と郷土を視察するとか、意見交換の場を持つとか、そうして、せっかくあれだけの式典をするわけですから、そうして意見交換会などして、そして時間をとって有意義な成人式にするという工夫はないものかどうか、ひとつ。
それから、市木神社の歴史的なことですが、史談誌でどっちが本当かうんとか言いよりましたが、これ、私、実際市木神社の由来のある一番近くに、佐藤さんという人、あそこの方が亡くなられて、昔からの文書を見させてもらいました。私はわかりません。歴史的な文書だそうです。今まで絶対見たことがなかった。それを初めて見せてもらいました。私は、あんな難しい字はわかりませんから、そういうものを調べるということはいかがなものでしょうか。調査協力していただいてそして残す、記録を残すということはどうでしょうか。
近畿串間会、これは腹かいたので言いようがございますが。
それから、市木、これ1つだけ、近畿串間会で非常に言われたことがある。県人会の皆さん方が段取りして、串間会の皆さん方も段取りして、都井岬の観光に4月の17日だったと思いますが、100名から130名ぐらい連れていきたいと。その場合、舳、夫婦掃海岸、あそこの景色が石渡を見た景色が最高だ。だから、この448、これは絶対にとめんごつしてくださいと。もう連れてこんよと。だから、日南海岸があって、市木の海岸を見る。あれが行ってください、串間に行ってくださいという場合に、一番の目玉だというお話がありましたが、土木課長、448の災害道路、県の方に強く申し入れをしておいてください。
それから、1点だけですが、土木課長、この市木・南郷線、これ防衛庁の民生安定事業、市長も言いましたが、これを私が議長のときに防衛庁に陳情し、これは3者で、自衛隊と県土木と私の方で、私の方が行きましたが、そのときに、あそこの高畑基地、米軍基地でしたが、そのときの条件、あれを持っていきましょう、あれを認めるという条件、それが道路改良だけだったと、市木は。本城は官舎ですね。だから、それが防衛庁、福岡の防衛施設庁、これが非常に重きを持って、その年から本城地区に2,000万の調査調整費をつけてくれたんですね。だから、本城は先ほど話がありましたように、小幡から始まりますが、この市木も条件が入っている。そのおかげで市木の峠ができたわけですから、これは書いてあるんです。だから、県の方に、その交渉をしていただきたいと思います。
それから、農業政策ですが、1点だけ、課長、あなただめだ。取り組んでないじゃないか。水田農業ビジョン作成、県市町村農業委員会などの意見を聞く、地域農民提案に見向く、JAが中核となる策定をする、これつくり方の要領、1から10まで、何もしてないじゃないか。何もしちょらんがな。そうして、まさか既存の振興計画の数字の差しかえと言ったと、小手先の対応では肝心の地域農業の活路はないと、こういう指摘をされてるよ。あなた、答えないがね。
市木の海浜、これは私は申し上げたいのは、世の中が変わったらこう変わるんです。教育長、幸島の猿の遊歩道、できますか。できるんですか。議事録見てください。港、大納はどうされたんですか。今になったらえらいこと言うもんだなと。議事録を見たことがありますか。答えてください。
○教育長(五島千穗子君) お答えいたします。
順不同になるかと思いますが、まず、統廃合についてでございますが、統廃合につきましては、学校の規模適正化、通学区域の弾力化、それぞれ答申をいただいております。この学校経営の合理化を図るなどの見地から統廃合が行われるものと認識いたしております。
次に、趣意書についてでございますが、小規模校なり学校経営は、地域の方々と一緒にやっていただいているところがたくさんございます。その学校なりの特色を生かしながら、学校経営は行われているものだと考えております。
次に、成人式でございますが、成人式は、先ほど成人式の意義を申し上げました。以前の式典、みずから生き抜こうとする青年を市民全員で祝い励ますものが成人式でございますが、以前の式典では、一人一人の名前を読み上げたり、来賓の祝辞をいただいたりしていたこともございました。しかし、最近は式典自体の内容を厳選しまして、時間は短くても、厳粛な式になるように、そして、中学校の先生方をお招きしたりして、本当に思い出の深い成人としての第一歩を踏み出せるような、そういう式にしたいというふうに考えております。
食農教育でございます。私たちは、すべてのものから命をいただいて生かされております。人もその自然の中の一人だと思っております。作物を育て、慈しみ、そしてその中から育った作物、丈夫なものもあると思います。よくできなかった作物もあると思います。その命をいただきながら私たちは生活している。そういう私たち周りのものの、生きているものの命をいただいている、そしてとうといものである、それも食農教育だというふうに考えております。
次に、市木神社の由来についてでございますが、議員が古文書を見せてごらんになったということでございますので、調査は現在しておりませんが、調査はしてみたいと考えております。
次に、学力向上についてでございますが、先ほどお答えいたしましたが、平成7年度、繰り返しになりますが、当時の事務所長から、県の中央部に比べて高校入試の成績に差があったとお聞きいたしました。この串間の子供たちの幸せのために、広い意味での学力向上ということに取り組まなくてはいけないのではないかという危機感を持って学力向上に取り組んでまいりました。その成果が今出てきていると私は考えております。
次に、幸島の遊歩道についてでございますが、勉強していきたいと考えております。
以上でございます。
申しわけございません。教育委員会の廃止論については、教育委員会としてはまだ協議していないところでございます。
○農林水産課長(永友安行君) 水田農業ビジョンを何もしてないという御質問でございました。いろいろ取り組みをする場合に、今回は特に水田農業につきましては、大幅な今までの面積配分から生産量配分という形の中でありますし、地域づくりの産地交付金の問題、それから作物の問題等々もございます。ただ、先日来御答弁申し上げておりますように、いろんな方針が示されていない中にありまして、それぞれ事前準備等は鋭意努力をいたしておるわけであります。先ほどもお答え申し上げましたが、本日、その方針、数量等の配分が県の方から行われているということでございまして、これらを踏まえて早急に取り組みをいたしております。おくれているということは重々承知をいたしております。
○土木課長(小笠峰夫君) お答えいたします。
議員御指摘のとおり、448号線の海岸線は、災害に弱い路線であります。また、市木・南郷線につきましても、今後とも県当局へ強く要望してまいりたいと思います。
○20番(末海重俊君) 時間がないようでございますが、教育長、だれが書いてくれるのかしれませんが、私の質問に答えてください。私は、その趣意書は何も学校に、学校運営は金出しますか、私たちが、PTAやら。活動を尋ねたがな。
それから、教育委員会の生徒には教育長は10分間読書をさせると。これは教育委員会の委員の皆さんはどうでしょう。先生はどうでしょうか。生徒ばっかり、それはあるんですか。私は、職員もないと思うよ、みんな。私が見ておりますと。視察でも研修でも、それから陳情でも行きますが、25年間私は行ってるよ。職員は一人も読む人はおらんよ。一人もいない。あなたはされていると思うが、それはどうですか。
それから、市木の石波区、これはまた元の太郎ですよ。言葉は悪いけど。埋まってますよ。県は金がないという話。私と話し合いをしました。だから、この対策を中期、長期、今のやるやつ、もう時代が変わった。港をつくれつくれ言う。あれは前はつくるなつくるなだった。よう言えたもんだと思うよ。なぜか猿の自然を壊すからつくるなと。陳情書も来ておるはずだ。ようあんなことを平気で答弁するなと思うよ。そこを精査して答弁してください。
それから、幸島の遊歩道の問題、これもどれだけ反対を食うた問題か。私なんか自然保護団体が詰めかけて、どれだけやられた問題か。港も一緒。時代が変わったなあと思うよ。それから市長は、理解してくださいよと言われますけれども、今度の議会では初めて聞く言葉が、初めて契約書が、私たちは初めて聞く問題が非常に多うございます。開かれた市政でございますから、市長の取り組みは感謝しますが、ひとつあんまり議会ではお互いが、私も悪うございました、立腹したことは。だけれども、今後は議論の場でございますから、議論の場として参加させていただきますことをお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
○教育長(五島千穗子君) お答えいたします。
朝の10分間読書についてでございますが、学校によりましては、担任も一緒に教室で10分間静かに本を読む。そして、読んだ本については、感想文等を書かない。とにかく静かに読んでいく。それを実施いたしております。学校によりましては、職員がつかないこともございますが、ほとんどの小学校は担任がついてると思っております。学校の職員におきましては、私が在職中は職員室で読んでおりましたが、全体的な実態は把握いたしておりません。
それから、趣意書でございますが、趣意書はPTA会長名等で出されたと思っております。見せていただきました。PTA会長名等で出されておりました。自主活動であったというふうに理解いたしております。
以上でございます。
○農林水産課長(永友安行君) お答えいたします。
市木漁港の問題につきましては、今後とも県の方へ要望いたしてまいりたいと思います。
○議長(森 光昭君) 以上で一般質問は全部終了いたしました。
一般質問を終結いたします。
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◎日程第2 議案82号 平成15年度串間市
一般会計補正予算(第5号)から議案第1
01
号公平委員会委員の選任につき議会の同意を求めることに
ついて
○議長(森 光昭君) 日程第2、議案第82号から議案第101号までの議案20件を一括して議題といたします。
これより本20件に対する質疑に入ります。
それでは、16番福添忠義議員の発言を許します。
○16番(福添忠義君) 一般質問でも大分理解はできたわけですけれども、より理解を深めるために教えていただきます。
まず、一般会計の歳入のところでありますけれども、予算は当然総計主義でありますから、出入りが同額であることは理解できます。そのために地方交付税で調整をしておるわけでありますけれども、地方交付税は、普通交付税は確定をしただろうと思います。財源対策債も多分私は確定をしておるというふうに思うわけであります。それで、まだ確定してないのは、特交、特別交付税だというふうに思っておりますが、昨年は7%ぐらいマイナスになるのを努力をして何ぼかでも引きとめたと。それで8億3,000万程度確保しておるわけでありますが、ことしは大体どの程度予想をされておるのか。昨年と同等、約8億円ぐらい同等にいけば、地方交付税、それから財源対策債も含めると54〜55億という確保ができて予算は減らんわけでありますけれども、どの程度予想をされておるのか。それから、今のところは、7〜8億留保財源が確保されているというふうに思っておるわけですが、今後予想される支出の総額は大体どの程度、これは予算が年間で組んでありますから、新たなもので支出、新たなものはどの程度あるのか。今回議会の中で退職者が一般会計の中でも大分あると言われておるけれども、定年退職の場合は当初から予算措置がしてあると思うけれども、希望退職の場合は予算措置がしてないわけです。この退職の考え方として、退職者が少し多い面については、退職積立金を取り崩してあてるというふうに今後支出の財源を考えておられるのか。留保財源で処理して退職積立金は後々に確保しておくというふうに考えておられるのか。そうすると、来年の繰越財源が非常に多くなって、来年の予算組みは楽だねというふうに予想するんですが、そうなることを希望するわけですけれども、そこをまず教えてください。
それから、諸収入の中に、商工貸付金の元利収入2,400万円、地方総合整備資金の貸付金の償還金ということでありますが、多分これはエヌ・アイ・ケイ、10年前ある程度貸しておりますけれども、このエヌ・アイ・ケイの資金だというふうに思うわけですが、残額がまだあるのか。あの当時2億円ぐらい貸したと思うのですけど、残額があるのか。しかし、あれは串間市がつくった企業団地だったのですが、つくったが最後あそこは土地の貸し付けじゃなくて売却と。それも割引で売りつけておるわけですけれども、もう操業をしてないんですね。日南の方に操業はシフトしたと。シフトしておるということですけれども、今自動車産業は非常に好況で空前の売り上げと利益を上げているにもかかわらず操業してないということは、今後操業のめどはないのか。あれば、ちょうど入り口でとまっているわけですけれども、あそこは6ヘクタールぐらい工業団地があると思うが、今現在、どの程度あそこは売却されて操業されているのか。あとどのぐらいあるのか。今後のそういうめどといいますか、そういうものがなかなか厳しいということはわかりますが、そういうのはどうなっているのか。それをまずお聞きしたいと思います。
それから、例の壽屋の土地の問題ですけれども、いろいろ利用については理解をしたところであります。しかし、大きな財産を買うわけでありますから、できるだけ理解が深まって、市民から聞かれたときには、的確に答えて理解をして有効利用と。こういう形になるのが一番いいわけですから、そのためにも少しお尋ねをいたします。
いろいろないきさつが5年前からあったことはよくわかります。そのことは私も言いません。その後、特に壽屋、今の家屋が建っている跡地は、将来の都市計画の中の区画整理事業に入れて、減歩率が非常に多いと、あそこあたりは都市計画区域内だから非常に理解ができないと、それから増進率も悪いわけだから、その分について市有地を提供していくと、こういう考え方で買ったんだと、こういう形であることはよく理解をできるわけですが、そうするならば、この買うた土地は、増進率が上がる、減歩率を少なくするということならば、公有地はその区域内の道路敷地とか公園敷地とかいうような公共部門に変わるといいますか、シフトされるというふうに理解をしていいのか。それは主にですね。それがまず1つ。
それから、あそこは行政財産という形で都市計画がつくるわけでありますが、建物が建っております。私は普通、土地を買って建物が建っている場合は、建物をひっくやかして、どっちみち20年先はひっくやらすわけですから、ひっくやかして更地でするのが一番いいわけであります。建物があればこそ、後の管理や何やあったりするわけですけれども、特にしかし、建物込みで引き受けるとこういうことでありますから、話を聞いておるとですね。なら、どういう形、私は少なくとも3,000万円ぐらいの撤去費用が要るだろうと。これはだれが見てもそう見ておると思いますが、それだけの5〜6年たったとき、7〜8年たったときはひっくやかすことということですから、特にまた建っておるところが住宅密集地、都市計画区域内とこういうことですから、非常にいろいろな法律の網が私はかぶっておるだろうと思います。建物として存続するためには。で、公有財産という形で無償で提供を受けたということは寄附採納を受けるということですから、それは行政財産として財産台帳に私は登録されるだろうと思います。登録されなければまたいけません。された場合には、これは当然話の中では道の駅、これははっきりはしないけど、考え方で道の駅とかフリーマーケット、それから青空市場、そういうふうに利用されていくということで、私は何人かの人に聞いたら、それはいいことだと、それが欲しかったという人もおります、はっきり言ってですね。そういう人もたくさんおりますからいいんですけれども、しかし、公有財産に変わっていくなら、保守管理をせな私はいかんと思うのですよ。そしてまた、公有財産ならば、わっとが使えよと。後はおっだ知らんどというわけにはいかんわけですね、はっきり言うならばですね。今回の議会の中でも、損害賠償の議案が出ておりますけれども、市役所に投票に来たと。穴がほげてひっくり返ったから、市が補償せよという議案が上がっているわけですから、そのぐらい公有地というならば管理をしていかないけませんから、この建物についての網、いわば耐震装置とか、そういう場合になったときに、今後は管理をしていかないかんと思うが、電気料も要ったりなんたりするが、そういう管理料を大体どの程度、そういうために使用するためには、シャッターをつめておったらおかしいわけですからね。シャッターをつめてそのままおくというのは、私はひっくやかすべきなんですよ。シャツターをつめずに、あれを残された期間でも利用していくというならば、私はやっぱりそういうことは当然せないかんわけですから、そのことをしてどうなるのか。
それから、無償で提供したというけれども、これはしかしさっきから言う財産台帳に無償ですという載せ方はいかんわけですから。ひっくやし賃が3,000万要るわけですから、ひっくやかすのに3,000万程度、まあ2,500万という人もいる。それ以上のものでないと、寄附採納受けてひっくやかし賃が2,500万要るならば、それ以上の値打ちがないと寄附採納という財産台帳に載らんわけです、はっきり言うとですね。だから、評価はそれ以上なけりゃいかんわけです。それは、私の感覚では8,000万ぐらいの資産評価があると。多分、税務課あたりでもそのぐらいの課税標準額になっているだろうと私は思うのですよ。私の想像ですよ。だから、私は、大変そういう形では価値はそういう価値で多分評価されると。都市計画がどの程度あの建物を評価したのか。これがまず何番目か。
それから、私は1つだけ気になるのあるんですよ。それは、建物が建っているところは多分私も調査をしたら、あそこはこれは市長も聞いていると思うけど8筆あるのですよ。字毘沙門、8筆、あの建物が建っているところがですよ。そのうちの2筆は、境がまだ決まってないわけです。だから、面積が出てないわけです、はっきり言って。その境と隣接しているのにもめてる、今も壽屋ともめていると思うけれども、いろいろこの議会でも議論が出ていると、対等の持ち主だと私は理解している。そこはぴしゃっとしてあるのか。そこら辺がどうなっているのか。そこ辺をまたもめごと引き受けてきてから、後でやるといかんが、ここは8筆のうち2筆は測量がしてないから、先がわからん。そこらあたりはぴしゃっとなっているのか。そこあたりをひとつお聞きいたします。
○財政課長(深江耕次君) お答えいたします。
普通交付税の交付決定額、さらには予算措置額留保財源についてのお尋ねでございます。普通交付税の交付決定額につきましては、平成15年度は41億8,013万4,000円となっております。現在、予算措置額が40億830万5,000円となっておりますので、今後の残りといたしましては、1億7,182万9,000円となっております。
それから、次に特別交付税の見込みについてでございますが、現在、予算措置額といたしましては5億円でございます。見込み額といたしましては、地方財政計画におきましては、7.5%の減となっておりますけれども、市町村合併、さらには災害等々の特殊事情を総合的に判断いたしますと、見込みといたしましては、6億7,000万を見込んでいるところでございます。したがいまして、今後の見込みといたしましては、1億7,000万程度を見込んでいるところでございます。
それから、今後の予想される財政事情につきましては、勧奨退職手当、さらには病院の事務職員の一部退職手当見合いの負担金とあわせまして、2億6,800万円を見込んでいるところでございます。さらには後年度の財政負担を解消するために、退職手当基金約1億円、それから地方財政に基づきます前年度繰越金の2分の1乗を積み立てる返済基金積立金、これを5,400万、合計で約4億2,200万を予定しているところでございます。さらには、財政事情によりましては、土地開発基金への繰戻金約7,800万円を予定しているところでございます。それから、臨時財政対策債の見込みでございますが、現在、予算といたしましては、5億5,000万円となっております。現時点におきます臨時財政対策債の可能額といたしましては、5億6,000万円でございますけれども、今年度の人事院勧告によります給与費の減額によりまして、約6,000万程度が減額されるだろうという見込みを立てているところでございます。
それから、次に、地方交付税、臨時財政対策債を含む全体の見込みでございますが、これらの見込みを合計いたしますと、地方交付税、臨時財政対策債の合計で53億5,000万円となりまして、前年度と比較いたしますと、約2億3,000万円の減になるという見込みを立てているところでございます。
以上でございます。
○都市計画課長(深江健輔君) お答えいたします。
順不同になりますが、お答えしてまいりたいと思います。
建物の評価につきましては、個人情報であるため、評価額についてはお示しすることができないものでありますが、しかし、この建物は無償譲渡でありますが、使用可能な施設として今後市民の意見等も聞きながら利活用を図ってまいりたいと考えております。残存価格については算出いたしていないところであります。
それから、取り壊しを除いての購入かということですが、利活用を前提にしており、取り壊し費用は計算していないところであります。
建物・土地と一括取得し無償譲渡とするものであります。財産台帳には土地購入契約と同時にしたいと考えております。
次に、境界等がはっきりしているのかということでありました。これにつきましては、株式会社カリーノは、この物権売り渡し前において所有権以外の権利があるときはこれを消滅させ、なおこの権利の設定登記あるときは、これを抹消するものとすることとして、その解決後やっていきたいと、このように考えております。
次に、耐震装置等管理料はどのぐらいかかるのかというお尋ねであります。今後、指導については、多面的に検討してまいりたい、このように考えております。
以上でございます。
○商工観光課長(山口孝博君) お答えいたします。
上ノ城工業団地の利用状況でございますが、これにつきましては、総面積が6万9,997平米でございまして、その中には道路、それから公園等々がございまして、準工場用地は4万6,042平米でございます。その中で、現在利用されている面積は、御指摘のエヌ・アイ・サイも含めますと、2万7,046平米でございます。その利用割合でございますが、58.7%ということでございます。
以上でございます。
○16番(福添忠義君) 最初、私がお断りしたのですから、もう少し丁寧に教えてもらうといいと思うのですね。財政は非常に丁寧に教えてもらったのですけれども、それなら、ことしは市債を10億円発行するという形で今のところ予算が上がっているわけですが、この中で臨時財政対策債が5億5,000万程度入ってると。5億入ってても実際に串間の後年度に100%交付税抱えて戻ってくるわけですから、借金じゃあるけれども、借金対普通は区別していいと思うのですが、そうすると、串間市は平成15年度に串間の事業確保のために発行した市債というのは5億だと。こういうふうに理解していいのかというのがまず1つ。
それから、特交をおとどしは8億7,000万、去年は努力をされていろいろ人脈を使って8億3,600万ぐらいに下がるのを食いとめた。ことしは1億6,000万、1億3,000万が6億台という形が今あったんですが、それは入ってくることを過大に見積もるとぼくしますから、少なく見てれば無難のところですから、多く見てれば多くいっていいわけですけれども、それで少なく見積もって2億円、去年よりか少ないとこう言われると、私もそうかなとこう言わざるを得ないのですが、ひとついろいろ努力をしていただいて、きばられるだろうと思いますけれども、せめて8億台にはぜひ乗せていただきたい。これは努力をして、努力をしてと、国が決めることだから、国も全額になってるわけじゃないから、つかみでやるということはできんとですけど、まあ人脈を使えば端数、端数といっても国はン千万台ですから、端数でもですね。これは積み上げることはできるというふうに私は聞いておるわけですけれども、ひとつ努力をして、本当の議案質疑になりませんが、お願いです。
それから、土地ですけれども、都市計画課長は木で鼻をくくったような答弁をされるけど、もう少しこれだけ議論になったんだから、もう少しきれいに説明して、公有財産取得というのは、地方財政法で書いてありますからね。財産は、正確にして管理運営は適正を欠かないかんと、そういう形になっているけれども、今後使い道を決め、そして管理費用がどしこかかるかは今からまた検討するという話ですよね。そして、債務負担行為やら2カ年で契約するけれども、まだ隣の境もりっぱん、今から壽屋がするごつなってると、それができてから契約すると、それもそうでしょう。しかし、二の轍は踏まんようにという注意を私はしただけですから、あなたも苦労されてるですがね。だれくじょっというのが、一番わかるですがね。だからがっつりそれは来るぞと。私は予約するからあえて言うが、要らぬことだと言われればそれまでのことかもしらんけど、そういうことやら、やっぱり私はあれだけの太さですから、2,300平米にぎりぎりいっぱいぐらい建てて、2階建てですから、床面積4,000平米だと思うのですよ。だから、使い道によっては非常に有効利用もできます。しかし、図体が太いと今度は管理する銭もまた太いわけですから、その管理する費用は、私は年間それはそこあたりの2、3百万では絶対だめだと思いますよ。ウン千万要ると思いますよ、1年間のあれを有効活用していくためには。そのくらいまたせな、安心して市民には貸せんですよ、はっきり言うならば。それはあと何かと言われれば何かせないかんし、管理するならぴしゃっとやっぱりせな、晩にあそこが街の中ですから、ブーブーブーいわせた自動車が一気に行ったりなんたりすれば、それはまた大ごつになるわけですから、すどこになったらいかんわけですから、そこあたりの管理は明確に私はせないかんと思うのですよ。だから、できたら中心部ですからシャッターをあけて有効利用ができればねと、こうもつくづく思うわけです。活性化のためにもですね。ぜひ私はそうしていただきたいと思うわけですから、どうかそこあたりをなぜ鑑定を、串間は私は一般質問に出たように、今町事件、それから火葬場の土地の取得、いろいろ土地の取得の串間はふて目におうちょっとですよ。ふて目おうちょって、もう買うときは鑑定をして、第三者から見てもらって、非の打ちどころがないという形で取るぞと。二度とばかなことはせんぞという形で来たっちゃけど、何で今度また鑑定をせんかったか。そして、評価もしてない。建物は評価もせん。そんた個人の秘密じゃがと。それは税務的にはそうでしょう。しかし、都市計画は建物、寄附採納を受けるときはやっぱり財産台帳を、どうするかというと財産台帳に載せる。土地を一括譲渡という形で載せる。財産台帳はそんなものじゃない。土地が何ぼ、建物が何ぼ、そしてその評価は何ぼと、これをしてからこそ財産台帳に載るんですよ。そんなどんぶり茶わんに入れて、一括どんぶり茶わんは一杯が何ぼという財産台帳があるはすがないですよ。市長は、就任早々私の質問に対して、将来はやっぱり管理するバランスシートまでをしていくんだとこう言う。なんのことない、こういうことをするために明確に一つ一つぴしっと財産台帳でそういう評価がされていかなですよ、バランスシートができるはずがないとですよ。だから、やっぱり評価あたりはぴちっと寄附採納を受けたけれども、2,000万なら2,000万、価値を認めて、8,000万ぐらいの課税標準額にたぶんなったと私は思うのですよ。だから、私は少なくとも形があるものについては価値があるわけですから、寄附採納を受ける場合はやっぱり正当な評価をすべきですよ。それを2,000万なら2,000万評価が出れば、それを無償で提供を受けたと、こうならないかんわけですよ。と、市民も納得するとですよ。もう説明が5年、7年先はもううっくやかすとじゃかい、先々いろいろあっとよなと、これだけではなかなか説明ができんですよ、そこだけ私は明確にすべきだと思う。もう一偏そのあたりをどげな前段で、庁内で議会があるときに9,000万でもめちょった、これはあっとやから、もう少し庁内でそういうものはこうして、そして、もっと我々も市民に向かって、福添、市は9,000万円で、話を聞けば1億9,000万円と課長はいった。1億9,000万で買うたげながと。それはどういうこつかねと言われれば、建物はどんげすっとかな、こう言われれば説明せないかんわけですがね。そのぐらいの説明材料は私たちにも提供してください。私は、買うとが悪いとは言わんとじゃから。そのことをもう一偏説明してください。
○都市計画課長(深江健輔君) 御答弁いたします。
なぜ鑑定評価をせずに購入したかということにつきましては、土地を購入する場合、土地が比較的小さいとか特別な場合を除き、鑑定評価ごとに買収するのが原則であると考えております。しかしながら、今回買収する壽屋店舗敷地につきましては、3軒隣に地価公示の基準地があり、この基準地により買収金額の算定ができるものと判定いたしました。それと、この地価公示価格が5万1,000円であるのに対して、今回の買収価格は平米当たり2万6,760円であり、明らかに公示価格を大きく下回っておると、こういう観点から鑑定評価をとる必要はなかったと。仮に鑑定評価をとった場合に、明らかに鑑定評価より安く買えたというのでありますが、鑑定評価だった場合には100万ぐらいの鑑定料が必要になってくると、そういうむだな投資をすべきではないと考え、鑑定評価を取らずに今回実施したところでございます。
建物の評価につきましては、先ほども答弁いたしましたが、個人情報であり、これは評価額というのは提出できないところであります。しかしながら、今後の使い道といたしまして、市長も御答弁しましたように、青空市、道の駅、また坂口議員もいろいろ御示唆いただきました。いろんな使い道があるかと思います。今後、そういう使い道に向けて市民の意見を聞きながら検討してまいりたいと、このように考えております。
○16番(福添忠義君) 私も、これは委員会で十分審議していただけばいいわけですけれども、どうも腑に落ちんのは、公示価格が5万1,000円だと。あそこの第一生命のとこでしょう、多分、公示価格はですね。しかし、現実の取引、あそこの取引価格というものを知ってますか、あなたは。あれが非常に売れやすい物件ならば早く売れてるですよ。売れんというのは、それはもう土地の評価となれば、奥地軽減率という言葉があるんですよ。あれだけの2,300平米ある中に、それは道路脇は高いでしょう。あんたが言うように5万1,000の評価で。それ奥の方は100メーターから奥の方があるわけですから、奥の方はだんだん2,300万まとめて買うのはおらんわけです。区切って奥の方は安いですからね。だから、それはいっぺからげち一番入り口の高いところの奥の方を同じ包含した物の言い方をすればそんげなるわけですよ。だから、もう少し親切に説明してくれという、何か構えて、わいには何も聞かせんどというような調子でやるから、非常に私は不親切だというのはそこですよ。だから、これは後の人も言やるでしょうから、委員会もあることだし、どうかひとつ委員長には十分委員会で審議をしてもらって、委員長質問が出らんようにひとつよろしくお願いします。以上です。
○議長(森 光昭君) 次に、18番児玉征威議員の発言を許します。
○18番(児玉征威君) それでは、私もあれはいいですから、私も今の壽屋跡地について、ちょっと。今の説明を聞いて私も理解できないのですけど、建物は無償で受け入れるということで、この予算が出されているわけですね。だから、当然この土地もですが、この建物はただというのは、ちょっとまゆつばものでというのが一般社会では常識的に言われているわけですよね。「ただより高いものはない」ということわざもあるわけですよ。だから、これは当然税務課などが固定資産税やらとっていると思うのですよ。だから、鑑定とかいろいろありますが、どれだけのものかということは、当然私は答えるべきだと。そういう資料をちゃんと持ったものを出さないと、私は審議できないと思うのですよ。だから、その点はどうなのか、鑑定料が要るからとか言うけど、そんな理屈は通らんでしょう。市民に対してちゃんとした説明の責任があるわけですから。だから、市が取得しない財産ならいいですよ。個人のプライバシーとか何か言われても。市が取得するという財産の、これは税務課のそういうことも含めて一切プライバシーだからということで出せん。で、それの予算は認めてくれと。審議できないじゃないですか。
それと、これは西部の区画整理のそういう先行投資というような説明がされてきたんですね。それで、東部は減歩率23%ですね。寺里は23%だったと。東部をやるときに、もろもろの経済情勢を考えて、東部のときの23%はちょっと高いなじゃいかと。こういう議論を私もしたと思うのです。だから、西部と隣接して、さっき私は12〜13%ぐらいの減歩率とか言われてますが、私はこの区画整理をやってきて、こういう経済事情ですから、今土地は下がっているわけです、どんどんどんどん。だから、今区画整理をやって何もうまみがないという状況だと思うのですよ。だから、市長も就任当初は、この区画整理については、これはもう串間の財政状況からいったら、これはとてもじゃないが手がつけられん状況だと、こう言われてきた。で、突然今度この壽屋跡地をですよ。私はだから二重の苦しみが入り込むんじゃないかなというふうに思うのですけど、実際だから西部の漠然とまだ事業計画を細かくはしてないでしょうけど、これが参加することによって、その東部と比べて、これは当然説明してもらわないかんのですよ。東部はこの前も問題を出しましたが、つけ保留地の問題やらで物すごく住民に不満があるわけですね。こういう経済状況ですから。だから、これをどうかということですね。
それと、ずっと財政の自立計画ということが言われて、我々、こういう資料ももらったのですが、この中に公共事業とかなんかについても、投資事業の抑制ということやら、補助金の削減とか、いろいろ痛みという形でその計画はもらってるわけですが、これは15年度4,500万、債務負担、16年度でさらに4,500万、これは当然一般財源だと思うのですが、金がないないと言っておって、これはどこから持ってくる予定か。この点ちょっと今までの計画にないわけですから、教えていただきたいと思います。
それから、公共下水道についてですが、条例ですね、これはこの条例が制定されて4月、3月ですか、供用開始をするに伴って条例制定されたわけですが、関係地域の加入見込み、年次別に収入というのをどういうふうにこれは条例を出されていますが、この条例で制定するに当たっていろいろあったと思うのですが、この条例の利用権設定した場合、これは本城の場合もずっと苦労されてきたわけですけど、この状況と計画というのは整合するのかどうか、その点ちょっと教えていただきたい。
それから、23条で使用料の減免をうたっています。規則で定めるというふうになっていますが、この減免の規則というのはこれは当然できてると思うのですが、この中身をちょっと教えていただきたいと思います。
それから、92号の退職手当支給条例が出ていますが、ちょっとわかりにくいので、私にわかるような形で説明していただきたいと思うのですけど、これが改正されて16年2月1日から施行というふうに附則でなっているんですが、それにはいろいろ5項目あります。それで、説明では今年度21名か2名、退職されるというふうにそういう予定だというふうに聞いているのですが、この人たちにこれは当然適用になる人がおるんじゃないかと思うのですね。なるんじゃないかと思うのですが、それで、個人個人はこれはプライバシーがありますから、その中で、最低最高、どの程度の影響額というのがこれによって影響するのか。また全体としてこれが成立した場合に、どの程度総体として15年度退職者の中では影響額、トータルとして出るのか。この点ひとつ教えていただきたい。
○総務課長(武田憲昭君) お答えします。
議案第92号の御質疑であります。
まず、第1点でございますけれども、退職手当条例の附則の第5項に、いわゆる追加加算分といたしまして、計算に基づいて100分の110、いわゆる10%割り増しがされるという条項がございます。それを100分の4に引き下げるということで、それが段階的にまず初年度に第2カ年で経過措置として段階的に落とすということでありまして、まず最初に100分の107、したがって3ポイント、3%落ちる。そして、最終的に100分の104に持っていくということでありまして、わかりやすく言いますと、今退職手当については、25年以上について、いわゆる5条適用ですが、最大62.7月ですが、これが59.28に最終的になるということであります。
それから、全体の今回、今御質疑がありましたように、平成16年の3月31日、いわゆる定年とか勧奨については31日でございますので、それについては適用になるということであります。したがって、総体の影響額は1,443万5,131円でございます。それから、最高と最低でありますが、その影響額でございますが、最高の人については、職員については、84万3,766円の減額、最低の職員で63万4,307円の減額であります。以上です。
○都市計画課長(深江健輔君) お答えいたします。順不同になりますが、まず減歩率であります。東部は23%であったが、西部は12〜13%ではないかということでありますが、東部と西部、すぐ隣接しながら、JRを挟みながらでありますが、非常に条件が違うと。一方は家の建てぐあいがまばらであると。しかしながら、西部におきましては、家が密集しておるということでありますので、増進率が非常に低いということでございます。今回の土地につきましては、公共用地に充てるものでありますが、公共用地、まだ試算の段階ではっきりしたことは申し上げられませんが、2,000平米ぐらいの公共用地に充てる土地が必要であると、そういう関連からこの壽屋の土地を充てるわけでございます。
それと、一般質問でも質問がありましたが、まずもう一回買収するに至った経緯をちょっと若干述べさせてもらいたいと思います。平成11年3月でした。覚書を締結しております。その覚書につきましては、期限を切っていついつまで買収するというようなことが入っており、これは法的に有効であると。しかしながら、そのときの買収単価が5万5,000円であったということで、壽屋側と、景気的に非常に土地も下落し、安くなってきておる関係上、壽屋といろいろ再三にわたり交渉してきました。その中で、壽屋店舗と一括して買収していくということで、壽屋側としても土地をいろいろ売り急ぎといいますか、そういう関係で、まとめて買った関係でかえって安く買えたと、そういうことであります。それで、建物については、鑑定料は取って無償提供ということで鑑定料は取ってないと。鑑定はしてないということであります。
それと、下水道でありますが、公共下水道の受益者負担金についてのお尋ねです。早期供用開始区域112ヘクタールで負担金が8,000万円を予定しております。その中で3月、一部供用開始予定区域70ヘクタール内で申しますと、今後、受益者の確定のための申告作業を始めますので、正確なものでありませんが、現在集計中で申しますと、受益者は110名ですが、この中には夫婦、親子関係を含んでおり、賦課額は約5,200万円で、5年間で徴収することになります。この中には、減免する公共用地、公衆用道路の徴収猶予対象となる農地等が含まれておりますので、減額となります。
次に、下水道使用料についてのお尋ねですが、来年の3月供用開始区域70ヘクタールでの使用料は、加入率25%をシミュレーションして、約800万円予定しております。今後5年間の使用料の見込みについてですが、環境整備を平成16年度を約13へクタール、平成17年度約14ヘクタール、平成18年度10ヘクタール、19年度5ヘクタール整備してまいる予定であります。全体112ヘクタールになったときの使用料は、約4,000万円になる予定であります。加入促進に努めてまいりたいと、このように考えております。
次に、下水道条例23条の、市長は特別な事情があると認めたとき、ということにつきまして、施行規則16条に規定しております。読んでみます。「条例第23号の規定による使用料及び占用料の減免は、使用者及び占用者が下記に掲げる場合行うことができる」ということで、「災害等により納入の資力を失ったとき」、このようになっております。以上でございます。
答弁漏れがありました。ことし4,500万、来年4,500万ですが、これはどこから持ってきたのかということでありますが、一般財源であります。
○財政課長(深江耕次君) お答えいたします。
財源の確保策についてでございますが、確かに御指摘のように、非常に厳しい中で9,000万円というのが出てまいりまして、15年度1年で9,000万確保することは非常に厳しいという状況の中で、2年の分割払いをお願いしたところでございます。したがいまして、本年度分の4,500万につきましては、既存事業の執行残、さらには繰越金等の留保財源を活用したところでございます。
以上でございます。
○18番(児玉征威君) できるとじゃがな。金は何ぼでも出てくるっちゃがな。
ちょっと私は、財産は寄附を受けるわけですわね。だから、その財産の価値が平成11年の覚書というのを言われましたが、この覚書も同僚議員がいろいろ問題にしたようないわく問題のある覚書だったと思うのですね。そういうことは当時一切我々には明らかにされてないんですよね。今出せばこの覚書があって、ということを大体水戸のあれじゃないですが、それは通常そういうものとして権威を持たせているから聞くわけであって、だから、その固定資産税なども出せないわけですか、評価してなければ。評価する考えはないんですか、そういうことを議会として一定の。どれだけの財産が、建物の価値があるという点はですよ。いや、後のこれは使うということをもう既に言われているわけですね。普通財産として。購入してこれは行政財産になるんですか。普通財産のまま使うということですか。その点はどうですか。
それから、私が言うのは、東部と西部が一定の違いがあることも認めますけど、それを言えば、当時も問題になったのですね。第1区画と今の東部とでは、第1区画のときにはあそこはほとんど湿田だったのですね、言えば。塩田の跡地というような状況で、それは条件が、その当時の最高と最低の減歩率を見ていただけば、あの一体がどれだけ差があったかという点で、東部の場合は、それはほとんどが田んぼ、畑という形では、まあこの周辺の点から見たときには、ただそれとこの中心市街地等に一定の開きがあるということはあったわけですけど、23%はちょっと減歩率が高すぎると、第1から比べて、こういう議論があったわけです。現に進めて、バブルが崩壊して、非常に東部の区画整理というのは、まだ完了を最終的にはしていませんが、つけ保留地とかいうような形で今苦労されているわけですね。だから、こういう状況から見て西部に手をつけるというのは、これは大変な点が要る。だから、私はそう言われるわけですが、この土地を買うのは西部の区画整理だと言われるわけですから、22年からでると。と、先ほど言う財政健全化で自立するという点で、そういうことでは西部はちょっと手がつけられないと。だから、もちろんあそこの変則交差点の改修については、これは何とかいろいろ知恵を出してやらないかんという論議で私は来たと思うのですよ。と、市長はもうそれしかないと言い切ったわけですから、言い切ったなら、やっぱりそれを納得できる、これこそ私は合併の将来の財政シミュレーションというよりも、これは串間市が判断したわけですから。だから、区画整理をやったときの総事業費がどの程度で、減歩がどうなって、そしていくのかというとこら辺の大体のこれは、あれを全体として示してもらわないと、その点はどうですか。財政課長は、私はびっくりするのですが、4,500をいろいろしていけば2年間で9,000万、いろいろ言うときは金がない金がない、金がないからということでどれだけ言われましたか。どこから、あちこちつまみ食いしたら4,500万、2年間で9,000万集まったということのようですが、じゃ、どこどこを主に削って4,500万、今年度、15年度の予算の中からこれが生み出たのか、一般財源が。これをちょっと教えてください。
○財政課長(深江耕次君) お答えいたします。
4,500万円の財源の確保策でございますが、これにつきましては、先ほども言いましたように、非常に厳しい状況の中で確保に向けて努力したところでございますけれども、まず既存事業の執行残におきましては、東部の区画整理事業、これが600万円の減がございました。これを活用するとともに、先ほど言いましたように繰越金、余剰財源でございますけれども、繰越金でございますが、繰越金等の留保財源等を工面しながら財源の確保をしたところでございます。
以上でございます。
○都市計画課長(深江健輔君) お答えいたします。
一般質問でも御答弁いたしましたが、まず県道、国道448、これの変則交差点の改良をやって、西部地区の区画整理をやっていくということであります。これにつきましては、市長も御答弁いたしましたが、市の中心部の活性化を図っていくということで、やっていきたいということであります。
それから、総事業費でありますが、まだこれは詳細な設計をやっておらず、はっきりしたことは申し上げることはできませんが、約30億ぐらいかかると、総事業費30億、このように試算をいたしております。
それから、東部におきましては、保留地を設けておりましたが、西部につきましては、保留地を設けない、このように考えております。
○18番(児玉征威君) 財政課長、これは独自の財政シミュレーションで15年度、これもらいましたが、僕はこの前もらったばかりですからね。4,500万はどこを削って出たと。この資料から言えば。
それと、じゃ、減歩はあるわけでしょう。減歩はあるわけですよね。保留地部分の5%分は見ないということは、その分を市が見るということですがね。5%。それで、私が言ってるのは、それは答えがないです。東部は23%減歩しましたね。保留地処分の5%、それで、ここは今、保留地の処分をやってますね。ここは平米当たり幾らですか。場所によって違うでしょうから、一番安い保留地の平米当たりの単価と、高いそれをちょっと教えてください。
○財政課長(深江耕次君) お答えいたします。
財政の確保策でございますけれども、先ほど言いましたように、繰越金を充当しておりますけれども、繰越につきましては、16年度の財源として確保財源として確保する予定でございましたけれども、今回、用地の購入に伴いまして、覚書等がございまして、どうしてもそれを公示しなければならないということで、その財源確保を先ほど言いましたような形の中で図ったところでございます。工面したところでございます。
○都市計画課長(深江健輔君) お答えいたします。
まず、先ほどの事業費の30億というのを訂正させてもらいたいと思います。といいますのが、30億につきましては、県道を入れての30億ということで御理解をいただきたいと、このように考えております。
東部の平米当たりの高いところと安いところという御質問でございます。高いところが5万5,000円、安いところが3万円、これは今ちょっとここに書類を持ってきておりませんので多少違うかもしれませんが、約5万5,000円、3万円というふうに御理解をいただきたいと思います。
それと西部につきまして12〜13%の減歩率ということで、一般質問で答弁したかと思います。これにつきましては、西部は増進率が低いと、非常に低いということで、12〜13%の減歩を見ておりますが、それに到達しないから、それを緩和するために今回一部工業用地にも投資しますが、そっちの方向に投資するということであります。
○議長(森 光昭君) 次に、19番黒水憲一郎議員の発言を許します。
○19番(黒水憲一郎君) それでは私も質疑に参加したいと思います。
82号、一般会計ですけれども、これの雑入で損害賠償金というのが12万5,000上がっておりますけれども、これは98号との関連かと思いますけれども、保険かなんか適用されておったのだなというふうに推理をするのですけれども、これは本庁舎内でのこういう事故といいますか、そういう場合ですけれども、選挙時ということで投票所は市内各地に散らばっているわけですけれども、そういったものの保険というようなことはあるのかどうか。大体選挙のための保険というのがあるというふうに理解するわけですけれども、そうじゃないのかどうか教えていただきたいと思います。
それから、歳出ですけれども、じんかい処理費が光熱水費で388万、医薬材料費で50万と出ておりますけれども、し尿処理費で減額の部分があるわけですね。これは振りかえではないと思いますけれども、片一方はふえて片一方は減額ということになっておりますけれども、これの理由は何なのか。それから、運営費補助金の中の言語情緒教室親の会の活動費ですけれども、これ減額になっておりますけれども、予算化されておったものが減額になったと。なぜ今の処理なのか。いつ必要なくなったのかどうか、その辺ちょっと教えてください。それから、共同調理費の修繕料80万、これは何か。それから、公民館費が施設備品として240万の減額になっておりますけれども、この理由、それから、体育施設費の中の清掃警備で133万1,000円の減額、この理由。それから、謝礼で27万減額になっておりますけれども、この理由。
83号ですけれども、老人保健特別会計、これ仮払いの払い戻し未申請者があるわけですけれども、112名ということですけれども、この原因は何なのか。どういう理由なのか。
それから91号、市木診療所ですけれども、30万の医薬材料費が出ておりますけれども、何なのか。
84号、国民健康保険病院ですけれども、債務負担行為が起こされておりますけれども、その中で特に給食業務委託料の積算基礎といいますか、それとここ数年の傾向、どういうふうな数値を示しているのか、教えていただきたいと思います。
それから、93号から96号ですけれども、これは一部条例改正、それと条例の設置になっておりますけれども、それぞれ削除されておりますけれども、これが聞き取りの中で、法改正によるものということですけれども、指定管理者を置く場合は、この改正だけでいいのかどうか、またつけ加える条例等がどういうものがあるのか。大束ふれあいセンターと土地改良資料館については、附則の中で準備行為というのが入っておりますけれども、それはこの2つについては、条例の施行前に準備行為ができるということですけれども、それは捨てるのかどうか、教えてください。
○企画課長(今村勝哉君) お答えいたします。
議案第82号、第7日企画費、第8節報償費27万円の減額についてでございますが、これは男女共同参画を推進する中で、本年度に市民の代表で構成する男女共同参画推進市民懇話会を設置することで、委員謝金を予定しておりましたが、まず、市民の考えを最初に集約して、市民懇話会に審議をお願いした方がよいということになりまして、懇話会設置を16年度に変更し、今年度に市民意識調査を実施するための通信運搬費に予算の組み替えをお願いするものでございます。以上です。
○総務課長(武田憲昭君) お答えします。
議案第93号についての御質疑であります。これにつきましては、今御指摘がありましたように、地方自治法の改正によりまして、現在条例の中身が旧地方自治法244条の2第3項の規定のままでありますので、これをまず条項として整合性がとれませんので、条文の整理を行います。また、指定管理者を指定する場合については、また新たに条例改正をお願いいたしまして、その中で指定管理者の指定の手続あるいは管理基準等々を盛り込んだ形で提案をさせていただきたい。
それから、議案第94号でございますけど、まず市立揚原保育所の用途廃止に伴いまして、新たに串間市大束ふれあいセンターとして利活用していくということになりましたので、それによりまして、新たに条例を提案します。なお、指定管理者制度の導入によって管理をしていくということでの改正理由にもなっております。
また、串間市土地改良資料館につきましても、現行で他の公の施設と同様に統一条例の中に規定されておりますことから、新たな条例を制定して、なおかつ指定管理者の指定手続等を明文化していきたい、そういうことの提案でございます。
以上でございます。
○財政課長(深江耕次君) お答えいたします。
議案82号関係で雑入12万5,000についてでございますが、これは本市が加入いたしております全国市長会の市民総合賠償補償保険からの損失補償金でございます。全国市長会市民総合賠償保険につきましては、賠償責任保険と補償保険に分かれておりまして、賠償責任保険につきましては、市が所有いたします、所有さらには市の管理する施設におきまして、業務上の事故が発生した場合の補償がございます。さらには、市が主催する補償保険といたしましては、市が主催する行事等に対しまして事故があった場合に、適用されるということでございます。
以上でございます。
○学校教育課長(田中卓良君) 議案第82号
一般会計補正予算についての件です。第9款教育費、第1目教育総務費、第2目事務局費の中の19節、負担金補助及び交付金の中で、12万2,000円の減額をお願いしております。この言語情緒教室親の会活動費の補助金の減額につきましては、言葉を育てる親の会が本年6月末をもって解散したことによる減額補正でございます。解散の主な理由といたしましては、行事のマンネリ化でございます。設立当初は言語情緒教育について幼児・児童生徒のための研修会等を積極的に開催していましたが、近年夏のキャンプあるいは冬のクリスマス等の実施が主な活動となり、会員の中から、市の補助金を辞退し、ボランティア団体で再編成したらとの意見が出て、解散となったようでございます。今後は、ボランティア団体として賛同される方を募り、再編組織し、活動されるとお聞きいたしております。
続きまして、同じく第1項教育総務費の中の第4目、共同調理場費の中で第11節、需用費で110万円の増額補正をお願いしております。その中で修繕料80万についてのお尋ねでございました。この80万円の増額につきましては、調理器具でありますグランドケトル釜の修繕をお願いするものでございます。
以上でございます。
○生涯学習課長(和田幸満君) お答えいたします。
議案82号公民館の施設備品240万の減額でございますが、これは自治総合センターの補助事業の助成を予定をしておりましたが、事業の不採択となり、減額補正を行うものでございます。
次に、同じく82号、体育施設設備費の133万1,000円の減額補正でございますが、これは入札残による減額補正をお願いするものでございます。
以上でございます。
○福祉事務所長(山口文男君) お答えいたします。
議案第95号串間市大束ふれあいセンター条例の条項中、指定管理者の指定に関し,必要な準備行為についてのお尋ねでございましたが、地方自治法の一部改正に伴い、公の施設の管理運営について、従来の管理委託制度にかわって指定管理制度が導入されたところでございます。準備行為につきましては、指定管理者の指定をしようとするとき、あらかじめ地方公共団体の議会の議決が必要なことから、指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲、事業計画等、内容審査から承認に至るまでを準備行為としているものでございます。したがいまして、条文の塵備を行ったものでございます。
以上です。
○
健康管理課長(山下泰文君) お答えをいたします。
議案第83号に係ります老人医療高額医療費償還払いの未申請者についてでございますが、昨年10月の制度スタート以来、毎月130名前後の新規対象者が発生しております中で、償還額が2円とか5円の方もいらっしゃいますし、時効期限が2年ということもございます。したがいまして、これらの要因が重なりまして、未償還分の方がいらっしゃるということを理解をいたしておるところでございます。
それから、議案91号の歳出第2款、第2目の医療用消耗品消耗器材費において、30万円の追加補正をお願いいたしておりますが、これは注射器、点滴セット、X線フイルム等において不足が生ずる見込みとなりましたので、今回、追加補正をお願いしているものでございます。
以上でございます。
○市民生活課長(立本伊佐男君) お答えいたします。
じんかい処理費の光熱費388万円の増額につきましては、平成13年度から14年度にじんかい処理場のダイオキシン類対策によります改良工事と灰固形化設備、誘引送風機、集じん設備等を増設いたしまして、電気料はこれまでの実績と施工メーカーの見込み額を参考にして予算を計上しておりましたが、改良後の初年度ということで、当初の見込み額に不足額が生じましたので、今回電気料の408万円の増額をお願いするものでございます。そして、水道料につきましては、節水等によりまして、20万円の減額を見込んでおりまして、合計388万円の増額をお願いするものでございます。
次に、じんかい処理費、医薬材料費の50万の増額につきましては、現在6種類の医薬品を使用しておりますが、改良後の初年度ということで、消石灰が約50トン、キレート剤約810キロの130万7,000円が不足を生じ、活性炭、塩化水素、吸着液などの約4,500キログラムの80万7,000円の減額が予想されますことから、合計50万何の増額をお願いするものでございます。
次に、し尿処理費の光熱費380万の減額につきましては、エコクリーンセンター電気料を平成14年12月から日曜、祭日及び深夜料金を活用した電気供給方式の適用を受けたことによりまして、374万6,000円の減額を見込んでおります。また、水道料は節水等により5万4,000用の減額を見込んでおりまして、合計の380万円の減額をお願いするものでございます。
以上でございます。
○市立病院事務長(川崎善昭君) 議案第84号関係の中での債務負担行為、特に給食業務の積算根拠についてということであります。給食業務の積算根拠につきましては、医療点数の入院食事料を参考にしながら、1日当たりの単価で契約をすることにいたしております。平成16年度におきましては、5,160万を限度額としておりますが、1日当たりの入院患者の食事提供数を83食を基本として積算をいたしておるところであります。
次に、これまでの、ここ3カ年程度の実績ということでありますが、平成12年度が総額で5,268万5,264円です。平成13年度が5,018万4,278円、14年度が4,094万8,941円ということで、特に14年度から透析関係がその対象外になったということで、その部分が減っていることもありまして、14年度はそれとあわせて入院者数が若干減っているということもありまして、こういう数字になっております。
以上です。
○農地整備課長(久保野俊郎君) 議案第96号の串間市土地改良資料館の準備行為についての規定でありますが、串間市土地改良資料館に関する条例の施行期日を、平成16年4月1日と定めておりますので、この施行期日前に指定管理者の指定等の法手続を行っていかなければなりません。それを先行させるための準備行為等を定めたものでございます。
以上でございます。
○議長(森 光昭君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。黒水憲一郎議員。
○19番(黒水憲一郎君) 大束ふれあいセンターは、これもう予算が債務負担で起こされていますよね。ただ、管理者についてはどのようになるのか。3月議会で出されるのかどうか。それと、民間活力といいますか、官から民へという流れの中で、工房とかをとられるということですけれども、どういう形になるのか。どういう形で管理者というのが決まっていくのか。その点の流れについて教えていただきたいと思います。
それと、行革に伴うケースも出てくると思いますけれども、新年度までにどの程度まで移す方針なのか、教えていただきたいと思います。
それから、債務負担のことに関してなんですけれども、債務負担の積算基礎の中には、病院だけじゃないんですけれども、これは全般的な問題なんですけれども、少なくとも社会保険、それから介護保険とかいろいろあります。賞与についても。しかし、それがやはり実施されていないという現状も全部ではありませんけれども、あるわけですね。そういうものに対するチェックといいますか、これは以前もそういう議論があらたわけですけれども、体制としてどのように具現化されたのか、教えていただけませんか。
それと、人件費は業務によっていろいろ差があるみたいです。積算にですね。これは何かそういう算定の基準というか、そういうものがあるのかどうか。あればどういう形で違うのかどうか、それを示していただきたいと思います。
○福祉事務所長(山口文男君) お答えいたします。
大束ふれあいセンターの指定管理についてどうなるのかというお尋ねでございました。先ほど御答弁いたしましたように、公募により3月議会においてお願いすることになると思いますが、社会福祉施設等につきましては、社会福祉法人の方にお願いをするような趣旨の考えでおるところでございます。
以上です。
○財政課長(深江耕次君) お答えいたします。
債務負担行為の積算についてのお尋ねでございますが、まず、警備清掃業務につきましては、昨年同様、県の最低賃金を基礎にいたしまして、基準賃金を設定をし、社会保険料等の基準改定に伴います減、これを見込み、債務負担行為を設定したところでございます。
それから、葬斎場、さらにはじんかい処理場、エコクリーンセンター等の運転業務につきましては、人勧等によります基本給の減、さらには期末勤勉手当のカット、住居手当の減、さらには社会保険料等の基準改定に伴う減を見込んだところでございます。基準はあるのかということでございますが、葬斎場、じんかい処理場、エコクリーンセンターにつきましては、現在まで取り組まれております人件費の状況を勘案しながら取り組みを行ったところであります。
以上でございます。
○契約課長(黒木親雄君) お答えします。
委託業務先の行政指導、管理監督等につきましては、関係主管課を指導してまいりまして、統一した指導体制を図ってまいります。
以上でございます。
○19番(黒水憲一郎君) 厚生年金を国民年金にかえるという現状があるんですね。だから、本当にちゃんとその辺まで見ていかないと、やっぱり市に対する、行政に対する批判となりますので、よろしくお願いしたいと思います。
それと、大束ふれあいセンターということでの名称ですけど、条例を見てみますと、串間市に永住、居住する者というような項目も明確にうたっている施設もあるわけですけれども、これはやっぱり管理者が権限を持つような形になっていきますから、大束という名称がありますので、そこの地域住民しか使用できないというような間違った理解もあるんじゃないかというふうに思いますけれども、その点についてはいかがですか。
○福祉事務所長(山口文男君) お答えいたします。
この大束ふれあいセンターにつきましては、現在、本城のふれあいセンター同様、利用者につきましては限定をいたしておりませんが、利用者は大束地区の住民がほとんどだと考えられております。しかし、ほかの類似施設やほかの地区との交流事業等が考えられますので、あえて利用者の限定を明記していないところでございます。
以上でございます。
○議長(森 光昭君) 次に、17番田中勝議員の発言を許します。
○17番(田中 勝君) 私も議案質疑に参加したいと思います。
議案第2号
一般会計補正予算中、第5款の農林水産業費の活動火山周辺地域防災営農対策事業2,445万6,000円ですかね、減額されておりますが、この内容を教えていただきたいと思います。
そして、先ほどからずっと出ておりますが、第7款、壽屋ですが、利用目的は大体理解ができたわけでありますが、今の現在建っておる建物なんですけれども、築何年たっておるのか、また、旧建築基準法の中で建築されたものか、でないと耐震等々で公共施設として活用できないんじゃないかなという心配をする一人ですから、教えていただきたいと思います。
それと、議案第83号であります。第2款、高額医療費の3,731万4,000円、これの算定は対象者でされたのか、別に算定基礎があるのか、教えていただきたいと思います。
次に、議案第97号串間市
公共下水道条例です。これは第14条ですね、処理区域内の使用者は、し尿を公共下水道に排除するときは、水洗便器によってこれをしなければならないとなっています。そして、罰則のところに、この14条に違反した場合には罰金だと、5万円以下の罰金というふうにうたってあるんですが、土地、公共下水道のいわゆる70ヘクタールですか、その中で水洗でない世帯というのはどれぐらいあるものか。また、これは農集あるいは漁集と違って、上位法でいつまでと年度が定められてあるんじゃないかと思うのですが、その辺をお聞きしたいと思います。
それから、先ほど壽屋のことなんですが、これで「公有地の拡大の推進に関する法律」というのがありますが、これに関連する内容を教えていただきたいと思います。
○農林水産課長(永友安行君) お答えいたします。
活動火山周辺地域防災営農対策事業におきまして2,445万6,000円の減額をお願いしているわけでありますが、これにつきましては、それぞれ野菜、果樹、4つの任意組合の事業計画という形の中で、総事業費1億2,015万8,000円、これ事務費を含むのでありますけれども、これで計画をいたしておりましたが、そのうちの1生産組合、ここにつきまして、補助の申請まで至らなかったという経緯がございまして、1生産組合を除きます部分で事業費ベースで9,091万7,000円と、それから補助金ベースで当初9,268万3,000円を計画いたしておりましたけれども、6,829万3,000円という形で、その差の2,445万6,000円を減額をするものでございます。
○都市計画課長(深江健輔君) お答えいたします。
壽屋店舗につきまして、築何年かということでございますが、謄本を見てみますと、昭和50年2月新築というふうになっております。したがいまして、28年ぐらいですか、たっております。耐震構造というのは、たしか昭和56年だったと思います。それ以前でありますので、その基準にはのっとってないと、このように思っております。
それと、70ヘクタールの水洗でない世帯ということでありますが、これについてはちょっと把握いたしておりません。
それと、下水道条例第14条のし尿の排除の制限についてのお尋ねですが、公共下水道にし尿を排除するときには、水洗化していただくことをお願いするわけですが、くみ取り式のトイレの場合、トイレの改造費が必要になります。しかも、受益者負担金や年内工事費等お金がかかることを多くお願いすることになりますので、まず宅内の台所、ふろ場や洗面所、洗濯場などから出る雑排水、いわゆる河川を汚濁するそういった雑排水を接続していただき、後にトイレの水洗化接続をお願いしていきたいと、このようにまず加入していただきたいと考えております。このことにつきましては、地区説明会でも宅内工事の中で説明をいたしております。
それと、下水道法第11条の3に、水洗便所への改造義務等により13年以内に便所を水洗便所にしなければならない規定があります。しかし、接続はあくまでも市民に納得してもらい、接続していくということで考えております。説明会においてもそのように説明をいたしておるところでございます。
それから、「公有地拡大推進法に関する法律」についてということでありますが、今回はそれを利用した買収は考えていないと、そのように考えております。
以上です。
○
健康管理課長(山下泰文君) お答えをいたします。
議案第83号の医療諸費3,731万4,000円の追加補正をお願いいたしておりますが、15年10月、診療部までの実績から申し上げますと、支給対象件数で4,089件の金額にして6,046万5,000円となっておりますが、今回の補正は、本年3月から7月までの支給実績に基づき、追加補正をお願いしているものでございます。
以上でございます。
○17番(田中 勝君) 82号の中で1つ尋ねるのを忘れたのですが、公園費ですね、ソフトボール、これは備品購入の28万4,000円とありますけれども、これは先般、一般質問の中で出た中京大女子ソフトボール部の関係なんでしょうかね。確認をしたいと思います。
それと、今この97号公共下水道なんですが、一番私も心配しておるのは、3年というのが上位法にあるんですよね。さっき言われた、課長が答弁されましたように、3年以内に水洗化しなければならないというふうになっていますから、特にこれは設置者の方が工事費といいますか、負担すればいいけど、これは使用者が当然水洗化のを出すわけですよね。だからよっぽど、3年というのはちょっと期間的に短いのではないかなと思いますが、特例措置として、このことを出された条例に私はうたうべきじゃないかなと思うのですよ。3月1日からこれを施行されるわけでしょう、この条例は。そうすると、公布はこの議決があって市長に送付して、20日以内ですかね、そこから公布、2月の末まで、3月1日からこの条例が生きてくるじゃないですか。来年の3月1日からですよ。そうすると、これは条例ですから改正もできるわけですから、ここをもう少し中身を検討していただいて、3年以内がなければ私は何も心配しないんですよ。上位法律の。ですから、やっぱりそこ辺をもう少し慎重に検討していただきたいと思います。
それと、
公共下水道条例です。附則の第2項です。これ、ちょっと何回も読むんですけど、わかりにくいものですから、わかりやすいよう、に説明していただくとありがたいと思います。
○都市計画課長(深江健輔君) お答えいたします。
先ほどの答弁したことについて、若干ちょっと訂正をお願いしたいと思います。56年と言いましたが、56年以前の建物は、耐震調査を受けなければならないということであります。
それから、第7款土木費、第5項都市計画費の備品購入費につきましては、ソフトボール用外野フェンスを購入する予定であります。
それから、附則の説明でありますが、附則第2項、これにつきましては、平成16年3月1日から供用開始になっていくということでありますが、それ以前に工事は着手できますよと、宅内工事、大まかに言えばそういう意味でございます。
以上でございます。
○19番(田中 勝君) 1つだけお伺いしたいと思います。
先ほど56年に建築基準法が改正されたと、56年以前の建物は耐震調査といいますか、要するに市長も課長も答弁されたのですが、いわゆる市民に提供する施設ということであれば、そこまでして、先ほど16番も言われましたけれども、危険な建物にならないように、すぐ私はするべきだと思いますが、その辺の考えをお聞きしたいと思います。
○都市計画課長(深江健輔君) この件につきましては、安全面を十分考慮しながら調査してまいりたいとこのように考えております。
○議長(森 光昭君) 以上で通告による質疑は全部終了いたしました。
質疑を終結いたします。
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◎委員会付託
○議長(森 光昭君) ただいま議題となっております議案第82号から議案第98号までの、議案17件については、お手元に配付しております議案付託表のとおり,それぞれの所管の常任委員会へ付託いたします。
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◎委員会付託省略
○議長(森 光昭君) お諮りいたします。
議案第99号から議案第101号までの、以上3件については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(森 光昭君) 御異議なしと認めます。
よって本3件については、委員会の付託を省略することに決しました。
なお、本3件に対する討論、採決は19日に行うことにいたします。
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◎日程第3 陳情
○議長(森 光昭君) 日程第3、陳情を議題といたします。
今期受理陳情第6号から陳情第12号までの、以上陳情7件については、お手元に配付しております請願陳情文書表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたします。
○議長(森 光昭君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
各常任委員会は、12月19日の正午までに審査を終了願います。
次の本会議は、19日午後1時に開きます。
本日はこれにて散会いたします。
(午後 5時 5分散会)...