◆8番(海野誓生) 〔登壇〕おはようございます。 それでは、
議会運営委員会委員長報告を行います。 本日招集されました令和2年第6回
日向市議会定例会の会期及び
議事日程について、去る11月20日、
議会運営委員会を開催しましたので、委員会における審査の経過及び結果について報告します。 本定例会に提案されます議案は、条例7件、
事件決議6件、
補正予算6件の計19件です。 以上の議案について
関係部長等から概要の説明を受け、審査しました結果、会期を本日11月27日から12月18日までの22日間とし、
議事日程については、お手元に配付しております案のとおり決定しました。 それでは、
議事日程の内容について、その概要を報告いたします。 まず、
一般質問ですが、12月7日から10日までの4日間を予定しています。質問順位は、先例によりまして、本日の会議終了後、抽せんで決定することになります。 なお、
一般質問通告書の
提出期限は、日程案にも記載しておりますとおり、11月30日の午前10時となっておりますので、
議会事務局へ提出をお願いいたします。 次に、各議案の審議要領について報告します。 議案第101号から第119号の各議案については、12月11日の本会議において質疑の後、それぞれ所管の
常任委員会に付託の予定となっております。 なお、
議案質疑通告書の
提出期限は、12月8日の午後3時となっておりますので、
議会事務局へ提出願います。 次に、意見書、請願書等の
提出期限についてであります。 日程案にも記載していますとおり、
提出期限は12月8日の午後5時となっておりますので、
議会事務局へ提出をお願いいたします。 次に、各議案及び請願等の
委員会審査は、12月14日から16日までの3日間を予定しております。 次に、
追加議案についてであります。
人事院勧告に関する
追加議案を本日提出したい旨、申出があっております。 以上、本定例会の会期及び
議事日程について、その概要を報告しましたが、よろしく御審議のほどお願いをいたします。〔降壇〕
○議長(
黒木高広) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
黒木高広) 質疑を終わります。 お諮りします。 この定例会の会期は、本日11月27日から12月18日までの22日間とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、会期は22日間と決定しました。
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△日程第2
市長提出議案第101号~第119号審議(上程、
提案理由説明)
○議長(
黒木高広) 次に、日程第2、
市長提出議案第101号から第119号までの19件を一括して議題とします。 市長に
提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(十屋幸平) 〔登壇〕おはようございます。 第6回
日向市議会定例会の開催に当たりまして、議案の説明に入ります前に、4点ほど御報告を申し上げます。 まず、
総合体育館整備についてであります。 このことにつきましては、昨年度、
整備コンセプト等を定めた基本構想を策定し、令和7年度の供用開始を目指す
スケジュールとしていたところであります。 しかしながら、今年度予定しております基本構想に対する市民の皆様の御意見をお伺いするアンケートが実施できていない状況や、(仮称)
東郷診療所の整備を優先することなどを総合的に判断いたしまして、
整備スケジュールを1年延期し、令和8年度の供用開始を目指してまいります。市といたしましては、
総合体育館建設整備に向けて、今後とも情報発信に努めるとともに、市民の皆さんへの丁寧な説明と対話を行いながら事業を進めてまいります。 次に、
消防署東郷分遣所への
救急車両配備についてであります。 このことにつきましては、東郷地域の
医療提供体制を構築する上で、
救急搬送体制の充実を図ることが必要不可欠であると認識をしており、必要な人員の配置や車両等の整備を行い、できる限り早期の運用開始を目指したいと考えておりまして、今定例会において関係議案を上程することとしております。 次に、日向市
プレミアム付商品券「コロナに負けるな!
元気クーポン」第2弾についてであります。 今回の第2弾の販売につきましては、
往復はがきで購入希望の申込みを行っていただき、1万1,684世帯から応募があり、抽せんにより1万世帯に対し、昨日から順次
購入引換はがきの発送を行っているところであります。当選された世帯の皆様には、本日から12月18日まで、まちの駅とみたか物産館及び東郷町商工会において1世帯につき商品券4冊まで販売を行うこととしております。 また、期日までに購入がなかった分につきましては、抽せんに漏れた方の中から再度抽せんを行い、通知をさせていただくことにしております。 本事業によりまして、コロナ禍で落ち込んだ
市内地域経済の消費需要を喚起し、引き続き経済の下支えを行ってまいりたいと考えております。 最後に、11月8日に開催しました日向市地震・
津波対策訓練についてであります。 今回は、
新型コロナウイルス感染防止のため、規模を縮小し、情報の伝達と収集、対策本部の運営を重点的に行いました。内容としましては、
南海トラフ地震が発生したことを想定し、
職員安否確認訓練、消防団によるツイッターを活用した
情報伝達訓練、市議会の皆様にも御視察いただいた準
天頂衛星システムを使った
Q-ANPI運用訓練などを実施したところであります。
災害対策本部の運営訓練では、消防団及び
消防団バイク隊からの
ツイート情報や避難場所からの
Q-ANPI情報などを収集、分析し、刻一刻と変化する状況を判断して対応を協議いたしました。 また、同時に市内5区の
自主防災会にも
津波避難訓練に御協力をいただき、
訓練参加者は合計で約500人でありました。 今後は、訓練での成果や課題を検証するとともに、大規模災害に備えて初動対応を重視し、関係機関と連携しながら、災害に強い
まちづくりに引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 以上、報告を終わりまして、引き続き、各議案の
提案理由につきまして、その概要を説明申し上げます。 今定例会におきまして審議をお願いいたします議案は、条例7件、
事件決議6件、令和2年度
補正予算6件の合計19件であります。 初めに、条例について説明いたします。 まず、議案第101号日向市
行政不服審査法施行条例につきましては、令和3年4月1日から、事業の効率化と相互連携を目的に、
行政不服審査法第81条第1項の規定に基づく機関である
行政不服審査会について本市及び東臼杵郡2町2村において、
地方自治法第252条の7第1項の規定に基づき
共同設置とする予定であることから、これまでの日向市
行政不服審査法施行条例の全部を改正するものであります。 次に、議案第102号日向市
職員定数条例の一部を改正する条例につきましては、消防職員の
平準化採用や今後予定しております
消防署東郷分遣所への救急車両の配備に伴い、消防機関の職員の増加が見込まれることから、所要の整備を行うものであります。 次に、議案第103号日向市
火災予防条例の一部を改正する条例につきましては、
対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに
対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の改正に伴い、
急速充電設備の設置の届出等について規定されたことから、所要の整備を行うものであります。 次に、議案第104号日向市
分担金等の
督促手数料及び
延滞金徴収条例等の一部を改正する条例につきましては、
租税特別措置法及び地方税法の改正に伴い、用語の修正等が必要になったことから、所要の整備を行うものであります。 次に、議案第105号日向市
印鑑登録証明条例の一部を改正する条例につきましては、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う総務省の
印鑑登録証明事務処理要領の一部改正により、必要な要件を満たした成年被後見人について、印鑑登録ができるようになったことから、所要の整備を行うものであります。 次に、議案第106号日向市
新型コロナウイルス感染症緊急対策貸付利子補給基金条例につきましては、当該貸付けに係る
利子補給補助金の財源として基金を造成するに当たり、
地方自治法第241条第1項の規定により、本条例を制定するものであります。 次に、議案第107
号日向市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、
東日本大震災復興特別区域法の改正に伴い、
一般市営住宅の入居者の資格条件から同法に規定する被災者等が削除されたことから、所要の整備を行うものであります。 次に、
事件決議について説明をいたします。 まず、議案第108号日向・東臼杵郡
行政不服審査会の
共同設置についてにつきましては、
地方自治法第252条の7第1項の規定に基づき、本市及び東臼杵郡2町2村において、
行政不服審査会を
共同設置することについて、同条第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第109号から議案第113号日向市公の施設の
指定管理者の指定についてであります。
指定管理者制度を導入している公の施設のうち、日向市
男女共同参画社会づくり推進ルームなどの9施設が、指定期間の満了を迎えることから、次期の
指定管理者を指定することについて、
地方自治法等の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 指定の期間は、日向市
細島地区コミュニティセンター1件が令和3年4月1日から令和4年3月31日までの1年間、ほかの4件は令和8年3月31日までの5年間としております。 また、
美々津地区にある4施設につきましては、施設間の連携を深めるとともに、地区の活性化を図るため、一括して
指定管理者を指定するものであります。 次に、
予算関連につきまして説明いたします。 議案第114号令和2年度日向市
一般会計補正予算(第10号)から議案第119号令和2年度日向市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)までの
補正予算6件につきまして、一括して御説明をいたします。 補正額は、
一般会計が6,876万7,000円の増額、
特別会計が1億3,719万5,000円の増額となっております。 今回の補正の主な内容を申し上げますと、
一般会計につきましては、
日向サンパーク施設内に
子どもたちの遊び場や市民の憩いの場を創出するための
大型遊具等の整備や、各事業の
実績見込み等に伴う事業費の調整を中心に補正計上するものであります。 次に、
公営住宅事業特別会計につきましては、台風10号により被災した市営住宅の修繕等に要する経費を計上しております。 次に、
国民健康保険事業特別会計及び
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)並びに
後期高齢者医療事業特別会計につきましては、
制度改正等に係る
システム改修や
事業実績見込みに伴う給付費の組替えに加え、
過年度実績に基づく
国庫支出金等の返還金を計上するものであります。 最後に、
日向入郷地域介護認定審査事業特別会計につきましては、令和2年度が最終年度となる
介護認定支援システムについて、令和3年度以降の
契約手続等に必要な準備行為として、
債務負担行為を設定するものであります。 以上、その概要を説明申し上げましたが、
担当部長に補足をさせますので、よろしく御審議いただきますようお願いを申し上げます。〔降壇〕
○議長(
黒木高広) 次に、
担当部長の補足説明を求めます。 まず、
総合政策部長。
◎
総合政策部長(
塩月勝比呂) それでは、市長が提案いたしました条例7件、
事件決議6件、
補正予算6件につきまして、部局ごとに補足説明をさせていただきます。 説明に入ります前に、確認事項を申し上げます。 まず、
予算関連の説明につきましては、
議案名等が各部局で重複いたしますので、表現を統一させていただきます。 議案第114号令和2年度日向市
一般会計補正予算(第10号)につきましては、12
月補正予算という表現で説明いたします。 また、
予算関連につきましては、
予算説明資料に基づき、
随時ページ数をお示ししながら説明してまいります。 その他の条例、
事件決議等の説明に当たりましては、適宜、説明資料及びページ数をお示ししながら説明してまいります。 なお、説明は主なもののみとさせていただきますので、後日、
関連資料等を御参照いただきますようお願いいたします。 それでは、
総合政策部所管の案件について説明いたします。 議案第109号日向市公の施設の
指定管理者の指定についてであります。 議案書19ページを御覧ください。 日向市
男女共同参画社会づくり推進ルーム、日向市
市民活動支援センターの各施設につきまして、
指定管理期間が満了となりますことから、議案参考2ページの
指定管理者候補者一覧のとおり、日向市
男女共同参画社会づくり推進ルーム協議会を指定するものであります。 指定期間は、令和3年4月1日から5年間です。
○議長(
黒木高広) 次に、
総務部長。
◎
総務部長(田中藤男) 次に、
総務部所管の案件について説明いたします。 まず、議案書1ページから2ページを御覧ください。 議案第101号日向市
行政不服審査法施行条例についてであります。 本条例は、
行政不服審査法第81条第1項に規定する
地方公共団体に置かれる機関の
共同設置に際し、現行条例の全部を改正するものであります。 改正後の条例におきましては、第4条で、
行政不服審査法第28条第4項に定める手数料の額を定めるものであります。 次に、第5条におきましては、第4条で定める手数料について、減免規定を定めるものであります。 次に、第7条については、
行政不服審査法第78条第1項に定める書面等の交付に係る手数料について、第4条、第5条の規定を準用することについて定めるものであります。 また、現行条例で規定している
行政不服審査会の組織、委員の服務、会議の開催要件等につきましては、
共同設置に際し新たに規定する日向・東臼杵郡
行政不服審査会の
共同設置に関する規約に定めることとしております。 なお、施行日は、令和3年4月1日としております。 次に、議案書3ページ及び議案参考1ページを御覧ください。 議案第102号日向市
職員定数条例の一部を改正する条例についてであります。 本条例は、関係法令の改正に伴う引用条項の修正及び消防機関の職員定数の変更について、所要の改正を行うものであります。 まず、第1条の改正でありますが、農業委員会等に関する法律の改正に伴い、引用条項の改正を行うものであります。 次に、第2条第1項第3号についてでありますが、消防学校における初任教育を修了していない者が消防職員として採用された場合、半年間、消防学校における教育訓練を受ける必要があることから、本市では従来より消防組織の安定運営のために、退職者の数を前もって採用する
平準化採用を行っているところであります。 今後、消防職員の退職者が多数見込まれる年度があり、その
平準化採用に伴う一時的な増加や、東郷分遣所への救急車両の配備に伴い、職員数の増加が見込まれますことから、消防機関の職員定数を改正するものであります。 なお、施行日は、令和3年4月1日としております。 次に、議案書16ページから18ページを御覧ください。 議案第108号日向・東臼杵郡
行政不服審査会の
共同設置についてであります。 本議案は、
行政不服審査法第81条第1項に規定する
地方公共団体に置かれる機関を、
地方自治法第252条の7第1項の規定により、日向市、門川町、諸塚村、椎葉村、美郷町で
共同設置することについて、同条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 なお、
共同設置日は、令和3年4月1日としております。 次に、12
月補正予算についてであります。 予算書の6ページ、第4表を御覧ください。 地方債の補正につきましては、駅周辺
土地区画整理事業の事業費組替えに伴う限度額の補正を行うものであります。 最後に、
債務負担行為についてであります。
予算説明資料21ページ右上を御覧ください。 日向市マイクロバス運行業務につきましては、現在、2年間の長期継続契約を締結しており、本年度が最終年度となっているところであり、次年度以降の契約手続に必要な準備を行うため、
債務負担行為の設定を行うものであります。
○議長(
黒木高広) 次に、
市民環境部長。
◎
市民環境部長(
甲斐伸次郎) 次に、市民環境部所管の案件について説明いたします。 まず、議案書9ページから12ページを御覧ください。 議案第104号日向市
分担金等の
督促手数料及び
延滞金徴収条例等の一部を改正する条例についてであります。 本条例は、
租税特別措置法及び地方税法の改正に伴い、改正が必要な3本の条例について、整理条例として1本にまとめたものとなっております。 まず、第1条、日向市
分担金等の
督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例についてであります。 延滞金についての規定であります附則第8項の特例基準割合につきまして、延滞金特例基準割合と名称を変更し、その計算の前提となる割合を
租税特別措置法に規定のある平均貸付割合とするものであります。 また、延滞金の額の計算において、延滞金の割合が0%となることがないよう、年0.1%未満の割合であるときは、年0.1%の割合とする規定を新たに定めるものであります。 次に、第2条、日向市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 本条例につきましても、延滞金についての規定である附則第2条第1項に規定する特例基準割合につきまして、第1条と同様の改正を行うものであります。 また、第2項は還付加算金についての規定となっており、この項につきましても、特例基準割合を還付加算金特例基準割合と変更するものであります。 また、還付加算金の額の計算におきましても、還付加算金の割合が0%となることがないよう、年0.1%未満の割合であるときは、年0.1%の割合とする規定を新たに定めるものであります。 次に、第3条日向市介護保険条例の一部を改正する条例であります。 本条例につきましても、延滞金についての規定である附則第7条の特例基準割合につきまして、第1条と同様の改正を行うものであります。 なお、施行日は、令和3年1月1日としております。 次に、議案書13ページを御覧ください。 議案第105号日向市
印鑑登録証明条例の一部を改正する条例についてであります。 第2条の改正につきましては、令和元年11月19日付の総務省からの通知により、成年被後見人は、法定代理人が同行しており、かつ当該成年被後見人本人による申請があるときは、当該成年被後見人は意思能力を有するものとして、印鑑の登録の申請を受け付けることができることになりましたので、このことに伴う規定の整備を行うものであります。 第18条の規定につきましては、印鑑登録に関する手続について、本条例において手続体系を定めておりますので、日向市行政手続条例に定める手続の適用除外とする旨、規定するものであります。 施行日は、第2条の改正規定については令和3年1月1日から、第18条の規定については公布の日から施行することとしております。 次に、12
月補正予算についてであります。
予算説明資料1ページ右を御覧ください。 国民年金事務費につきましては、令和2年度税制改正における寡婦控除等の改正に対応するため、年金生活者支援給付金の判定所得の計算に必要な
システム改修に要する費用を計上し、併せて歳入の補正を行うものであります。 次に、23ページ左を御覧ください。 議案第116号令和2年度日向市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。 マイナンバーカードが国民健康保険被保険者証として利用可能となる令和3年3月に向けて、保険証一斉更新時に、同カードの取得促進を図る目的でチラシ等を同封したために生じた文書発送作業に係る費用及び国が国民健康保険中央会と開発し、市町村に導入を求めている市町村事務処理標準システムに係る導入費用を計上し、併せて歳入の補正を行うものであります。 最後に、24ページを御覧ください。 議案第119号令和2年度日向市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成30年度税制改正における個人所得課税の見直しが令和3年1月1日から施行されることに伴い、後期高齢者医療制度に係る
システム改修が必要になるため、その費用を計上し、併せて歳入の補正を行うものであります。
○議長(
黒木高広) 次に、
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(柏田武浩) 次に、健康福祉部所管の案件について説明いたします。 まず、議案書20ページを御覧ください。 議案第110号日向市公の施設の
指定管理者の指定についてであります。 日向市
障害者センターにつきましては、指定期間が満了になりますことから、議案参考2ページの
指定管理者候補者一覧のとおり、特定非営利活動法人日向市
障害者団体連絡協議会を指定するものであります。 指定期間は、令和3年4月1日から5年間であります。 次に、12
月補正予算についてであります。
予算説明資料2ページの重度心身障害児者医療費助成事業から3ページの
障害者地域生活支援事業までの各事業、及び5ページの訓練等給付事業から6ページ障害児通所支援事業までの各事業につきましては、
事業実績見込みに伴い、増額補正を行うものであります。 次に、4ページ左、障がい福祉一般事務費、6ページ右、子育て支援一般事務費、9ページ右、いきいき健康課一般事務費の国庫補助・県補助金返還金につきましては、昨年度の実績に基づき、超過交付分の返還を行うものであります。 次に、4ページ右を御覧ください。 介護給付事業についてであります。 令和3年度からの制度改正に伴いまして、報酬等の改定が行われますことから、システムの改修を行うものであります。 次に、7ページ左を御覧ください。 未熟児養育医療給付事業につきましては、
事業実績見込みに伴い、増額補正を行うものであります。 次に、8ページ右を御覧ください。 高齢者福祉一般事務費につきましては、平成29年度地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金事業を活用して、消火設備(スプリンクラー)を整備した高齢者施設について、施設の転用が判明したため、国から受けた交付金を返還するものであります。併せて、県補助金について、昨年度の実績に基づき、超過交付分の返還を行うものであります。 次に、9ページ左を御覧ください。 初期救急診療所事業につきましては、令和3年3月からマイナンバーカードを健康保険証として利用することができるようになりますことから、資格認証のオンライン化に対応するため、医療事務システムの改修を行うものであります。 次に、予算書15ページを御覧ください。 議案第117号令和2年度日向市
介護保険事業特別会計(
保険事業勘定)
補正予算(第3号)についてであります。
予算説明資料は、23ページ右となります。 介護報酬改定に係る
システム改修及び本年度実績見込みに伴う給付費の組替えを行うものであります。併せて、昨年度の介護給付費の実績に基づき、国庫負担金・県費負担金の超過交付分の返還を行うものであります。 最後に、議案第118号令和2年度
日向入郷地域介護認定審査事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。 予算書19ページを御覧ください。
債務負担行為の設定についてであります。 本年度末が最終年度となる
介護認定支援システムの賃貸借契約について、令和3年度以降の
契約手続等に必要な準備行為として設定するものであります。
○議長(
黒木高広) 次に、
商工観光部長。
◎
商工観光部長(黒木升男) 次に、商工観光部所管の案件について説明いたします。 まず、議案書14ページを御覧ください。 議案第106号日向市
新型コロナウイルス感染症緊急対策貸付利子補給基金条例についてであります。 本市では、
新型コロナウイルス感染症により影響を受けた中小企業が、宮崎県の
新型コロナウイルス感染症緊急対策貸付関連に該当する融資を受けた場合、利子の全額を3年間補給する事業を実施しております。 本条例は、今後の利子補給の実施に伴い、多額の経費が必要になりますことから、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源として、日向市
新型コロナウイルス感染症緊急対策貸付利子補給基金を設置することに関し、必要事項を定めるものであります。 まず、第1条でありますが、根拠法令及び設置目的、管理並びに処分について規定するものであります。 次に、第2条については積立額の範囲を、第3条については基金に属する現金の管理方法を、第4条については基金運用から生じる収益金の処理方法を、第5条については基金の処分における制限を規定しております。 なお、施行日は、公布の日としております。 また、令和7年3月31日に効力を失うこととしております。 次に、12
月補正予算についてであります。
予算説明資料10ページ左を御覧ください。 中小企業等応援給付金給付事業につきましては、コロナ禍により売上げが急減した市内中小企業者等に対し給付金を交付する事業でありますが、支出見込額が当初算定よりも減少したため、減額するものであります。 次に、10ページ右を御覧ください。 中小企業特別融資事業につきましては、県の
新型コロナウイルス感染症緊急対策貸付に伴う
利子補給補助金について、当初見込額よりも需要額が増加したため、増額するものであります。併せて、来年度以降の需要額に対応するため、議案第106号で提案しております基金への積立てを行うものであります。 次に、11ページ左を御覧ください。 休業等要請協力金等交付事業につきましては、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、宮崎県が行った休業要請等に応じた事業者に対し支給する協力金等について需要額が確定したことから、不用額を減額するものであります。 次に、11ページ右を御覧ください。 魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業につきましては、観光庁が公募した誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業におきまして、本市の提案が採択されたことから、日向岬やみなとオアシスほそしま一帯で、新しい生活様式に対応したイベントを開催するとともに、ウィズコロナ、アフターコロナ期における観光イベントや観光資源をより安全で集客力の高いものへと磨き上げるための方向性の調査、検証を行うものであります。 次に、12ページ左を御覧ください。 日向サンパーク整備事業につきましては、日向サンパーク内に大型遊具及びドッグランの整備を行うものであります。 大型遊具につきましては、設置場所を含めた遊具構成についてプロポーザルによる選定を予定しており、大型遊具の設置場所が決定した後に、ドッグランの配置の検討及び整備を行うこととしております。 なお、両施設ともに来年度の完成を予定しております。 最後に、
債務負担行為についてであります。 21ページ右下を御覧ください。
新型コロナウイルス感染症緊急対策貸付
利子補給補助金につきましては、同補助金が今後3年間の利子補給補助を予定していることから、これらの資金需要見込額について、
債務負担行為を設定するものであります。
○議長(
黒木高広)
農林水産部長。
◎
農林水産部長(児玉貴) 次に、農林水産部所管の案件について説明いたします。 12
月補正予算についてであります。
予算説明資料12ページ右の農業振興事業を御覧ください。 農業用ハウス強靱化緊急対策事業補助金につきましては、台風等による農業用ハウスの倒壊や損傷を防止するために、防風ネットなどの設置を支援するものでありますが、交付対象者数及び事業費の増加に伴い、増額補正を行うものであります。
○議長(
黒木高広) 建設部長。
◎建設部長(古谷政幸) 次に、建設部所管の案件について説明いたします。 まず、議案書15ページを御覧ください。 議案第107
号日向市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 本条例は、
東日本大震災復興特別区域法の改正により、同法第19条第1項第2号に定義づけられていた被災者等の文言が削除されたことから、条例第6条第1項の
一般市営住宅の入居者の資格条件である被災者等の当該部分を削除するものであります。 なお、施行日は、令和3年4月1日としております。 次に、12
月補正予算についてであります。 予算書32、33ページを御覧ください。 歳入の諸収入につきましては、市道南日向・日の平線道路改良工事の訴訟判決の確定に伴う損害賠償金収入であります。 次に、
予算説明資料13ページ左を御覧ください。 臨時地方道整備事業につきましては、国道10号交差点における安全性の向上を図るため、交差点改良に必要となる用地等の調査を行うものであります。 次に、13ページ右の幡浦地区住環境整備事業につきましては、本年度の補償金等の事業費確定見込みに伴い、事業の進捗を図るため、建設工事費へ組替えを行うものであります。 次に、14ページ左の道路橋梁総務費につきましては、宮崎県が実施します砂防事業において、施設の維持管理を目的に整備される道路につきまして、市の公衆用道路として管理を行うことから、用地を取得するものであります。 次に、15ページ左から16ページ左を御覧ください。
土地区画整理事業費の財光寺南
土地区画整理事業、駅周辺
土地区画整理事業につきましては、事業進捗に伴う事業費の組替えであり、委託費、建設工事費を減額し、補償費の増額補正を行うものであります。 次に、議案第115号令和2年度日向市
公営住宅事業特別会計補正予算についてであります。
予算説明資料22ページ右を御覧ください。 市営住宅管理運営費につきましては、台風10号で被災した施設の修繕に係る施設維持管理委託料及び維持補修工事費の増額であります。 また、所得税法改正に伴う公営住宅法施行令の改正が予定されており、家賃の計算方法が変更となることから、市営住宅管理システムの改修費用を計上しております。 これに伴う
一般会計からの繰出金を
予算説明資料14ページ右にて計上しているところであります。
○議長(
黒木高広) 教育部長。
◎教育部長(小林英明) 次に、教育委員会所管の案件について説明いたします。 まず、議案第111号日向市公の施設の
指定管理者の指定についてであります。 議案書21ページを御覧ください。 日向市
細島地区コミュニティセンターにつきまして、
指定管理期間が満了になりますことから、議案参考2ページの
指定管理者候補者一覧のとおり指定するものであります。 指定期間は、令和4年4月1日から
細島地区コミュニティセンター機能を備えた施設を、現在建設中の細島小学校内に設置することから、令和3年4月1日から令和4年3月31日までの1年間としております。 次に、議案第112号日向市公の施設の
指定管理者の指定についてであります。 議案書22ページを御覧ください。 日向市美々津軒、日向市美々津まちなみセンター、日向市美々津まちなみ防災センター、日向市歴史民俗資料館の各施設につきまして、
指定管理期間が満了になりますことから、議案参考2ページの
指定管理者候補者一覧表のとおり指定するものであります。 これらの4つの施設につきましては、現在、異なる3団体の
指定管理者が管理しておりますが、それぞれの施設の特色を生かしながら連携して一体的に
まちづくりに取り組むことができるよう、今回から施設を一括して
指定管理者候補者の選定を行ったところであります。 指定期間は、令和3年4月1日から5年間であります。 次に、議案第113号日向市公の施設の
指定管理者の指定についてであります。 議案書23ページを御覧ください。 日向市細島みなと資料館につきまして、
指定管理期間が満了になりますことから、議案参考2ページの
指定管理者候補者一覧表のとおり指定するものであります。 指定期間は、令和3年4月1日から5年間であります。 次に、12
月補正予算についてであります。 予算書32ページ、33ページを御覧ください。 財産収入のうち、不動産売払収入についてであります。 市道高砂通線工事に伴い、市が買収しました宮崎県日向総合庁舎駐車場用地の代替地として、日向市文化交流センター駐車場用地の一部を県に売却するものであります。 次に、
予算説明資料17ページ右、18ページ左、19ページのGIGAスクール構想環境整備事業及び学校ICT環境整備事業についてであります。 ICT支援員に係る委託料につきましては、第5回
日向市議会定例会において
補正予算の議決をいただき、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、事業を推進することにしていたところであります。 今回、国の補助事業である令和2年度公立学校情報機器整備費補助金(GIGAスクールサポーター配置支援事業)の内示に伴い、学校ICT環境整備事業からGIGAスクール構想環境整備事業への事業費組替えを行い、財源の有効活用を図ることとしております。 最後に、
債務負担行為についてであります。
予算説明資料22ページ左上を御覧ください。 日向市スクールバス運行業務委託につきましては、東郷学園の児童・生徒の通学のために運行しておりますスクールバスについて、次年度以降の契約事務に必要な準備を行うため、
債務負担行為を設定するものであります。
○議長(
黒木高広) 消防長。
◎消防長(松木嚴生) 次に、消防本部所管の案件について説明いたします。 まず、議案書5ページから8ページを御覧ください。 議案第103号日向市
火災予防条例の一部を改正する条例についてであります。 本条例は、
対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに
対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の改正に伴い、電気自動車のバッテリーに充電する
急速充電設備の設置の届出等が規定されたことから、所要の改正を行うものであります。 まず、第11条の2につきましては、
対象火気設備等のうち、
急速充電設備の全出力の上限が、現行の50キロワットから200キロワットに拡大されたこと、及び全出力の拡大に伴う
急速充電設備の位置、構造及び管理に関し、新たな項目を規定するものであります。 また、第44条につきましては、新たに全出力50キロワット以下のものを除く
急速充電設備について、消防長への届出を要することを定めるものであります。 なお、施行日は、令和3年4月1日としております。 最後に、12
月補正予算についてであります。
予算説明資料16ページ右を御覧ください。 常備消防一般事務費についてであります。 消防本部で使用しております無線機を継続的に運用するためには、5年ごとに再免許申請が必要であります。 現在の免許の有効期間は令和3年5月31日となっておりますが、九州総合通信局への申請期限が令和3年2月28日となっていますことから、再免許申請書類に必要な経費を計上するものであります。
○議長(
黒木高広) 以上で、
提案理由の説明を終わります。 ここで、換気のためしばらく休憩します。
△休憩 午前10時58分
---------------------------------------
△開議 午前11時15分
○議長(
黒木高広) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りします。 ただいま市長から議案第120号から第126号までの7件の議案が提出されました。 この際、これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
黒木高広) 御異議なしと認めます。 よって、
市長提出議案第120号から第126号までの7件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 この後の日程は、お手元に配付しております
議事日程により進めることとします。
---------------------------------------
△
追加日程第3
市長提出議案第120号~第126号審議(上程、
提案理由説明、質疑、議案第120
号等審査特別委員会設置・付託)
○議長(
黒木高広)
追加日程第3、
市長提出議案第120号から第126号までの7件を議題とします。 市長に
提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(十屋幸平) 〔登壇〕本会期中に御審議をいただきたい案件がありますので、追加提案をさせていただきます。 追加提案します議案は、条例5件、
補正予算2件の計7件であります。 今回の提案は、
人事院勧告に基づく給与の改定等に伴うものでありまして、国家公務員の給与改定法案が成立したことを受けて、本市の関連する条例等を追加提案するものであります。 まず、議案第120号日向市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 本条例は、令和2年10月7日の
人事院勧告を受けて、本市一般職の職員の期末手当の支給月数について、年間0.05月分の引下げを行うものであります。併せて、行政職給料表について、適正化を図るため所要の改定を行うものであります。 次に、議案第121号日向市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、同様に本市特定
任期付職員の期末手当支給月数について、年間0.05月分の引下げを行うものであります。 次に、議案第122号日向市常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案第123号
日向市議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、議案第124号日向市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の3件につきましては、
人事院勧告の趣旨を踏まえた国家公務員の特別職の給与改定に準じて、市長、副市長、
市議会議員及び教育長に支給する期末手当支給月数について、年間0.05月分の引下げを行うものであります。 次に、
予算関連につきまして説明いたします。 議案第125号令和2年度日向市
一般会計補正予算(第11号)及び議案第126号令和2年度日向市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)の
補正予算2件につきまして、一括して御説明いたします。 本補正につきましては、
人事院勧告に伴う給与等の改定及び決算見込みによる人件費等の増減によるものでありまして、補正額は、
一般会計が7,679万3,000円の減額、
後期高齢者医療事業特別会計が170万8,000円の増額となっております。 以上、その概要を説明申し上げましたが、
総務部長に補足をさせますので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。〔降壇〕
○議長(
黒木高広) 次に、
担当部長の補足説明を求めます。
総務部長。
◎
総務部長(田中藤男) それでは、市長が提案いたしました条例5件、
補正予算2件につきまして、補足説明をさせていただきます。 まず、議案書1ページをお開きください。 議案第120号日向市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 本条例は、施行日の関係から、まず、第1条の改正をし、次に、第2条で第1条の改正を行うというように、2条建てによる改正方式を取っております。 まず、第1条による改正について説明いたします。 第21条(期末手当)の改正であります。 今回の
人事院勧告における期末・勤勉手当につきましては、支給割合を0.05月分引き下げ、年間合計で4.45月とされております。この0.05月分の引下げ分を、令和2年12月期の期末手当に配分し、支給割合を100分の130から100分の125に改正するものであります。 なお、再任用職員の支給割合に改正はありませんが、一般職職員の支給割合を読み替える規定となっていることから、所要の改正を行うものであります。 次に、第2条による改正について説明いたします。 まず、第21条(期末手当)の改正であります。 期末手当につきましては、先ほど申し上げました第1条による改正において、令和2年12月期支給分に係る改正を行っておりますが、第2条では、令和3年度以降の期末手当について、年間での平準化を図ることを目的に、期末手当を6月期及び12月期ともに100分の127.5と改正するものであります。 なお、第1条での改正内容と同様に、再任用職員の支給割合に改正はありませんが、一般職職員の支給割合を読み替える規定となっていることから、所要の改正を行うものであります。 次に、3ページから6ページにかけての、別表第1の給料表の改正であります。 別表第1は、一般職の給料表(行政職給料表)でありまして、市独自で国の俸給表(行政職俸給表(一))に継ぎ足していた部分について適正化を図るため、5級114号給から121号給までと6級86号給から101号給までを削除するものであります。 施行日は公布の日からとしておりますが、国と同様に、第2条での改正内容は令和3年4月1日から施行することとしております。 次に、8ページから9ページを御覧ください。 議案第121号日向市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 こちらも2条建ての改正となっております。 まず、第1条による改正は、本年12月期の期末手当の支給割合について、現行の100分の170を100分の165に引き下げるものであります。 次に、第2条による改正は、令和3年度以降において、年間での平準化を図ることを目的に、6月期及び12月期の期末手当の支給割合を100分の167.5と改正を行うものであります。 改正規定の施行日は、先ほどの議案第120号と同様の取扱いとなっております。 次に、10ページから12ページになりますが、議案第122号日向市常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案第123号
日向市議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第124号日向市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 こちらもそれぞれ2条建ての改正となっております。 まず、第1条による改正は、本年12月期の期末手当に係る改正でありまして、市長、副市長、
市議会議員及び教育長の12月期の期末手当の支給割合について、現行の100分の170を100分の165に引き下げるものであります。 次に、第2条による改正は、令和3年度以降において、年間での平準化を図ることを目的に、6月期及び12月期の期末手当の支給割合を100分の167.5と改正を行うものであります。 改正規定の施行日は、先ほどの議案第120号と同様の取扱いとなっております。 なお、今回の
人事院勧告に伴う改正の影響としましては、全体で年間約1,140万円の減額となる見込みであります。 次に、
予算関連についてであります。 まず、議案第125号令和2年度日向市
一般会計補正予算(第11号)についてであります。 今回補正を行っている人件費につきましては、当初予算作成時点で配置している人員を基に予算編成しているため、今回の
人事院勧告に伴う給与改定等によるもののほか、会計年度任用職員を含む人事異動、退職、採用などの変更を盛り込んだ決算見込みにより補正しております。 詳細につきましては、予算書の中で事業ごとに記載しております。 また、予算書51ページ以降の給与費明細書に、当初予算との比較として、給料、職員手当等、共済費の総括などを記載しておりますので、参照いただきますようお願いいたします。 なお、本補正の財源につきましては、退職者の増加に伴う退職手当基金からの繰入れ及び財政調整基金による調整を行っております。 最後に、議案第126号令和2年度日向市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。 こちらも
一般会計と同様に、今回補正を行っている人件費につきましては、当初予算作成時点で配置している人員を基に予算編成しているため、今回の
人事院勧告に伴う給与改定等によるもののほか、人事異動、退職、採用などの変更を盛り込んだ決算見込みにより補正しております。 詳細につきましては、
補正予算書の中に記載しております。 また、予算書58ページ以降の給与費明細書に、当初予算との比較として、給料、職員手当等、共済費の総括などを記載しておりますので、参照いただきますようお願いいたします。
○議長(
黒木高広) 以上で、
提案理由の説明を終わります。 ここで、議案熟読のためしばらく休憩します。
△休憩 午前11時27分
---------------------------------------
△開議 午前11時40分
○議長(
黒木高広) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまから質疑に入りますが、ただいま議題となっております案件につきましては、この後、議長を除く全員で構成する議案第120号等審査特別委員会を設置して審査する予定でありますので、お含みの上、質疑をお願いいたします。 質疑に当たっては、会議規則第55条に規定するとおり、簡潔に、議題の範囲を超えることなく、また自己の意見を述べることのないように行ってください。 それでは、
市長提出議案第120号から第126号までの7件について質疑を許します。 質疑はありませんか。 2番
黒木万治議員。
◆2番(黒木万治) 条例の中身についてはよく分かりました。 しかし、一番の大本である人事院がどういう判断の下にこれを勧告したのか、そこの中身のところを、一番大本のところを聞かせていただきたいと思います。
○議長(
黒木高広) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。答弁者は挙手をお願いします。
◎
総務部長(田中藤男) 公務員の給与の決定ということで、地方公務員法に基づくものと考えておりまして、情勢適応の原則及び職務給の原則、均衡の原則という原則がございますが、それと、人事院において大規模な調査をかけて、それらの均衡の原則等に基づいて決められた給与ということで、それを遵守して今回の提案とさせていただいているところであります。
◆2番(黒木万治)
総務部長が、いろいろ三つ並べられましたけれども、もう少しかみ砕いて、どういう内容、その民間とのいろいろ比較もあろうと思うんですけれども、どういう内容の下に判断されたとか。だから、条例の中身はよく分かるんですけれども。ですから、元の人事院がどういう形でこの数字を出したのか、民間とかいろいろ、さっき三つの原則を言われましたけれども、そこのところもう少し聞かせてください。
○議長(
黒木高広) 答弁者は挙手お願いします。
◎
総務部長(田中藤男) 今回につきましては、ボーナス等の改定ということになりますけれども、民間事業者1万2,000の民間事業者を対象に調査を行っているという状況でございます。そちらの調査等を基に、人事院のほうで公務員との比較をしまして、その上での改定の勧告というふうに承知しているところであります。
○議長(
黒木高広) 次に、12番西村豪武議員。
◆12番(西村豪武) 万治議員のほうからも出ましたが、
人事院勧告に基づくということは理解はします。まして今、
総務部長のほうから地方公務員法の第24条の第2項、あるいはまた、給与勧告の基本的な考え方という資料も頂いて、十分分かるんですけれども、その第24条の第2項の中に、その他の事情を考慮してというくだりがあるわけです。御承知のように、コロナ禍の中で、大変、ちまた、特に日向市として日向市内の経済状況、こういうものを考えると、先ほど申し上げましたその他の事情を考慮してという配慮があっていいんではないかと、市長、どのようにそこのところを考えられて、右へ倣えという処置については、市民感情からしますと、この時期、んーという部分があるものですから、あえて市長にお尋ねをしておきたいと思います。
○議長(
黒木高広) ただいまの質問に対して答弁を求めます。答弁者は挙手をお願いします。
◎市長(十屋幸平)
人事院勧告につきましては、先ほども
総務部長が答弁しましたように、民間企業との比較ということで、民間企業も、給与も含め、それから期末手当、ボーナスも含め、厳しい状況ということにつきましては、私どもも認識をいたしております。 そういう中にありまして、今回の
人事院勧告並びに私どもも、それから議員の皆さんもそうですけれども、0.05月分を減額させていただくということ。そして、一般的には私どもも含めて全て今回に至るまでに、これまでもコロナ禍の中にあって、管理職等の一部の職員の夏期の期末手当について減額させていただいたということ等もございまして、今回は
人事院勧告に基づいて全職員に対してこの適用をさせていただくと。市民の皆様も大変コロナ感染拡大の防止に御努力をいただいておりますし、また、市の職員も一般事務も含めて、普通の通常の事務も含めて、また、コロナ対策等も、それに向けて市民サービスが低下しないようにしっかりと職務を遂行しておりますので、
人事院勧告を尊重させていただいて、0.05月分を減額させていただくということを判断したところでございます。
◆12番(西村豪武) 市長、私たちも含めてですが、特別職を含めて、0.05月ということで提案がなされているのは分かります。ただ、何遍も言いますが、ちまた、自殺者も県内も増えております。そういう特殊な事情からしますと、以前から一生懸命職員さんも頑張っておられるのは分かります。ちまたでは、公務員と議員はいいねという声をいつも耳にして、この時期、ボーナスの時期は特にお小言を頂戴する場面が多々あるわけであります。 そういうことから、もう少し、市長、あなたの部分だけでも、私はもう少しというふうな考えがなかったのかということですね。私個人は議員として、ほか同僚おりますけれども、それぞれの考えがありますが、そういうところで、市長あるいは教育長あるいは副市長等、もうちょっと考えを率先垂範でやっていただければ市民も納得いくんではないかというふうに思うものですから、再度お尋ねしておきます。
◎市長(十屋幸平) 私を含め、管理職、教育長を含めて、議員の皆さんもそうですけれども、6月には市民の皆様に寄り添うということで御判断いただいて御協力いただきました。そういうところも含めて、今回のことにつきましては
人事院勧告を適用させていただきたいと、そのように考えております。
○議長(
黒木高広) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
黒木高広) 質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっております案件につきましては、議長を除く全員で構成する議案第120号等審査特別委員会を設置してこれに付託したいと思います。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
黒木高広) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 なお本特別委員会は申合せにより、副議長を委員長に、総務政策常任委員長を副委員長とします。 ここで、
委員会審査のためしばらく休憩します。
△休憩 午前11時48分
---------------------------------------
△開議 午前11時51分
○議長(
黒木高広) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△
追加日程第4
市長提出議案第120号~第126号審議(
特別委員長報告、質疑、討論、採決)
○議長(
黒木高広)
追加日程第4、
市長提出議案第120号から126号までの7件を議題とします。 お諮りします。 議案第120号等審査特別委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により省略したいと思います。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
黒木高広) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 討論に入ります。 ただいま議題となっております
市長提出議案第120号から第126号までの7件について討論を許します。 ただいまの案件について、特別委員会の決定は、いずれも
原案可決であります。討論交互の原則によって、まず、特別委員会の決定に反対する討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
黒木高広) 次に、賛成討論はありませんか。 8番
海野誓生議員。
◆8番(海野誓生) 本来ですと、反対ということに考えていたんですが、本俸に手がつけられずに期末勤勉手当の引下げということで、組合のほうも了承したということでございますので、私としてもそういう形で進めていただきたいというふうに思います。 ただ、今年は、例年ですと8月ぐらいに
人事院勧告が出されて、そして今年は10月ということで、この先どうなるんだろうかなというふうに思います。確かに、コロナ禍における経済状況あるいは失業とかいろいろあるわけなんですが、やっぱり地方公務員としては労働基準の制約の中では、
人事院勧告に準拠していかざるを得ないというふうに思います。そういう意味では、職員もやっぱり生活の糧になっているわけですから、今後とも
人事院勧告だけはやっぱり遵守していくようなそういう体制で、態度でいっていただきたいというふうに思います。 残念ですけれども、こういう情勢の下ですので、やむなしということで賛成ということでございます。
○議長(
黒木高広) 次に、反対討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
黒木高広) 次に、賛成討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
黒木高広) 討論を終わります。 採決します。 まず、条例について採決します。 議案第120号から第124号までの条例5件について、一括して採決します。 ただいまの案件について、特別委員会の決定はいずれも
原案可決であります。特別委員会の決定のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件はいずれも原案のとおり可決しました。 次に、
補正予算について採決します。 議案第125号及び第126号の
補正予算2件を一括して採決します。 ただいまの案件について、特別委員会の決定はいずれも
原案可決であります。特別委員会の決定のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
黒木高広) 御異議なしと認めます。 したがって、ただいまの案件はいずれも原案のとおり可決しました。 ここで、議案の修正について申し上げます。 議案第125号令和2年度日向市
一般会計補正予算(第11号)と議案第126号令和2年度日向市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)が可決されたことに伴い、本日の日程第2で提案がありました議案第114号令和2年度日向市
一般会計補正予算(第10号)と議案第119号令和2年度日向市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)の補正前の額と補正後の額が変わりました。このため、議長の議事整理権に基づき、所要の補正を行います。後ほど議案第114号と第119号については、修正後の予算書を配付します。 お諮りします。 明日11月28日から12月6日までの9日間は、議案熟読のため休会としたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
黒木高広) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 次の本会議は、12月7日午前9時30分に開き、
一般質問を行います。
一般質問の順番は、本日の会議終了後、抽せんで決定します。
一般質問発言通告書は、11月30日月曜日の午前10時までに
議会事務局に提出をお願いいたします。 これで本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。お疲れさまでした。
△散会 午前11時57分...